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研究期間:2026年 に発表された研究一覧:166件
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発表日:2026年6月9日 この記事は2026年6月23日号以降に掲載されます。
1
アセチレンから300度での低温グラフェン形成を実現
~未利用・余剰炭化水素ガスの高機能カーボン材料化に期待~
この記事は2026年6月23日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年6月8日 この記事は2026年6月22日号以降に掲載されます。
2
血清アミロイドAを分解へ導く血液中のゴミ掃除輸送体を発見
~難病AAアミロイドーシスなどの新しい治療の土台~
この記事は2026年6月22日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年6月8日 この記事は2026年6月22日号以降に掲載されます。
3
第51回井上春成(いのうえはるしげ)賞受賞者決定について
この記事は2026年6月22日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年6月8日 この記事は2026年6月22日号以降に掲載されます。
4
炭素中心金(I)イオンクラスターの不斉合金化法の開発に成功
~赤色から近赤外領域の光を発するキラル合金クラスター:光機能材料への応用に期待~
この記事は2026年6月22日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年6月5日 この記事は2026年6月19日号以降に掲載されます。
5
直径1ナノメートルの半導体ナノチューブを合成
~原子レベルで制御された次世代トランジスタのチャネル材料~
この記事は2026年6月19日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年6月5日 この記事は2026年6月19日号以降に掲載されます。
6
第5回羽ばたく女性研究者賞(マリア・スクウォドフスカ=キュリー賞)受賞者の決定について
~国際的に活躍が期待される若手女性研究者を表彰~
この記事は2026年6月19日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年6月4日 この記事は2026年6月18日号以降に掲載されます。
7
π共役分子を正方形に組み上げる新手法を開発
~酸で原料に戻せる分子設計を実現~
この記事は2026年6月18日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年6月4日 この記事は2026年6月18日号以降に掲載されます。
8
花粉はなぜ速やかに活動を再開できるのか
~“待機”状態にある細胞核の特徴とその再始動の仕組みを解明~
この記事は2026年6月18日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年6月3日 この記事は2026年6月17日号以降に掲載されます。
9
テラヘルツ波で物質の「ねじれ」を“地図”のように可視化
~次世代材料や次世代通信の開発を支える新分光イメージング技術を確立~
この記事は2026年6月17日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年6月3日 この記事は2026年6月17日号以降に掲載されます。
10
テラヘルツバイオフォトニクスが拓く次世代バイオ計測
~テラヘルツ技術の医療・生命科学応用に向けた課題と技術ロードマップを提示~
この記事は2026年6月17日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年6月2日 この記事は2026年6月16日号以降に掲載されます。
11
出資型新事業創出支援プログラム(SUCCESS)におけるCrestecBio株式会社への出資実行について
この記事は2026年6月16日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年6月2日 この記事は2026年6月16日号以降に掲載されます。
12
ビニルポリマーの立体構造を制御する新戦略
~弱い相互作用で側鎖の方向を思い通りに~
この記事は2026年6月16日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年6月2日 この記事は2026年6月16日号以降に掲載されます。
13
磁石の中の熱ゆらぎを“しぼる”ことに成功 マグノンの熱スクイージングを単一モード・二モードで初めて実証
~量子センシングや次世代熱機関への応用に期待~
この記事は2026年6月16日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年6月2日 この記事は2026年6月16日号以降に掲載されます。
14
「次世代科学技術チャレンジプログラム(STELLAプログラム)」2026年度採択機関の決定について
この記事は2026年6月16日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年6月2日 この記事は2026年6月16日号以降に掲載されます。
15
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)実装支援(返済型)株式会社Gaianixxへの開発支援の決定について
この記事は2026年6月16日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年6月1日 この記事は2026年6月15日号以降に掲載されます。
16
単分子の厚みしかない超極薄ポリマー膜形成反応の開発
~電極・分子間の強い相互作用による自己停止型重合反応~
この記事は2026年6月15日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月29日 この記事は2026年6月12日号以降に掲載されます。
17
細胞内熱移動の新原理「非拡散的熱散逸」を発見
~生命を支える高いエネルギー効率の根本原理に迫る~
この記事は2026年6月12日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月28日 この記事は2026年6月11日号以降に掲載されます。
18
先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)日本-オランダ共同公募「革新的な情報処理技術のための日蘭共同研究」2025年度新規課題の決定について
この記事は2026年6月11日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月28日 この記事は2026年6月11日号以降に掲載されます。
19
光電極における結晶面選択的な反応メカニズムを解明
~合理的な光電極設計指針の確立に期待~
この記事は2026年6月11日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月28日 この記事は2026年6月11日号以降に掲載されます。
20
反強磁性体における巨大な磁気光学効果の実証に成功
~非自明なスピン配列による新機構、磁気情報の読み出し方法として期待~
この記事は2026年6月11日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月28日 この記事は2026年6月11日号以降に掲載されます。
21
自然免疫の炎症シグナルの終息を制御する新たな脂質–たんぱく質相互作用を発見
~STINGシグナルに着目した治療戦略に道~
この記事は2026年6月11日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月27日
22
金属二次電池の超高効率化を実現する新しい電解液設計指針
~イオン特性の組み合わせによる副反応の抑制~
電池電解液中に存在するイオンの「硬さ・柔らかさ」が、電池反応の起こりやすさを大きく変化させることを発見。この原理を利用することで、電池の副反応を大幅に抑える新しい電解液設計指針を確立。水系亜鉛二次電池を用いた実証実験において99.9パーセントを超える世界最高水準の効率を達成。東京大学 大学院工学系研究科の山田 淳夫 教授、ZHANG Qiu(ジャン・シュウ) 東京大学 特別研究員(研究当時)、KO Seongjae(コ・ソンジェ) 講師、坂田 大成 大学院生(研究当時)、西村 真一 特任研究員、竹中 規雄 特任講師、北田 敦 准教授、米メリーランド大...
キーワード:電解液/電池/金属イオン/高効率化/実証実験/二次電池/機能材料/技術革新
他の関係分野:工学農学
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発表日:2026年5月27日
23
光を自在に操るハイブリッドナノシートを開発
~光の吸収・反射・発光の統合とフォトニック構造の3次元可視化に成功~
信州大学 学術研究院 繊維学系の佐野 航季 准教授、信州大学 総合理工学研究科 繊維学専攻の油井 聖也 大学院生らによる共同研究グループは、光を自在に操るハイブリッドナノシートを合成するための普遍的なモジュール型戦略を確立し、ナノシートの自己組織化によって光の吸収・反射・発光という3つの発色原理を統合した多機能フォトニック結晶を実現しました。さらに、フォトニック構造の3次元可視化とフォトニック結晶の光学機能の動的制御にも成功しました。ナノユニットが数百ナノメートル程度の間隔で周期的に配列したフォトニック結晶は光の反射に由来する構造色を示し、魅力的な光学プラットフォームとして多様な分野...
キーワード:自己組織/2次元物質/光機能/ナノシート/コロイド/ナノメートル/ナノ粒子/機能性/組織化/ラット/刺激応答性
他の関係分野:化学総合理工工学農学
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発表日:2026年5月27日
24
特別な装置は不要細胞入り均一カプセルを短時間に数十万個規模で作製
~新薬開発や再生医療研究のハードルを大きく下げる新手法~
マイクロ流体デバイスを使わずに、細胞を内包した均一サイズのハイドロゲル微小カプセルを作製する手法を開発した。一般的な実験設備のみで、数十万個規模の細胞入りカプセルを、マイクロ流体デバイスを使うよりもはるかに短時間に作製できることを示した。創薬スクリーニングや3次元培養に必要な細胞カプセル化の導入障壁を大幅に下げる汎用(はんよう)的な基盤技術となると期待される。東京大学 先端科学技術研究センターの太田 禎生 教授、千葉大学 大学院医学研究院の大瀧 夏子 特任助教、合田 有希 特任研究員らの研究グループは、マイクロ流体デバイスを使わずに、細胞を内包した均...
キーワード:ハイドロゲル/テンプレート/マイクロ/マイクロ流体/温度制御/発酵/3次元培養/スクリーニング/マイクロ流体デバイス/再生医療/創薬
他の関係分野:工学農学
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発表日:2026年5月26日
25
DNA
-ペプチド複合型ナノポアの創出と一分子センシングの実証に成功
東京農工大学 大学院工学研究院 生命工学部門の川野 竜司 教授、同 大学院GIR研究院のPENG ZUGUI(ホウ ソキ) 特任助教(現 東京科学大学 工学院機械系 助教)、北海道大学 遺伝子病制御研究所の能代 大輔 助教、京都大学 大学院薬学研究科の二木 史朗 特任教授らからなる研究グループは、DNAとペプチドを原材料とした新たなナノポアの作製に成功し、このナノポアを用いて分子を1つずつ検出することに成功しました。本成果は、DNAやたんぱく質を高精度に解析するバイオセンサーや次世代医療診断ツールへの応用に加え、人工細胞やナノスケールで精密に制御された運動を実現する分子機械技術の基盤...
キーワード:センサー/センシング/ナノスケール/バイオセンサー/たんぱく/人工細胞/分子機械/遺伝子
他の関係分野:工学総合生物農学
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発表日:2026年5月26日
26
摩擦を使った機能性界面の形成
~炭素系非晶質材料によく滑る表面ができるメカニズムの一端を解明~
量子化学/分子動力学シミュレーションを活用したハイスループット計算により、アモルファスカーボン(a-C)の超潤滑が、せん断下でグラフェン様界面の形成により発現することを解明した。これまで考慮されていなかった不純物を起点として芳香環が生成され、せん断によるグラフェン様界面の核形成・成長が進むことで、摩擦係数が急激に低下することを見いだした。不純物元素を系統的に調べることにより、グラフェン様界面の形成を抑制する元素と促進する元素が存在することを明らかにした。アモルファスカーボンは、低摩擦・低摩耗を示す優れた材料として実用化が進められています。大阪公立大学...
キーワード:スループット/分子動力学シミュレーション/量子化/核形成/芳香環/量子化学/非晶質/せん断/アモルファス/カーボン/グラフェン/シミュレーション/動力学/分子動力学/摩擦係数/ハイスループット/機能性
他の関係分野:情報学数物系科学化学工学総合生物農学
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発表日:2026年5月26日
27
「国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)」2026年度募集「A・B・Cコース(第1回)およびDコース」の交流計画の採択について
JST(理事長 橋本 和仁)は、長期的視点に立って世界の優秀な若者を日本に短期招へいし、日本の最先端の科学技術や文化に触れる機会を提供するとともに、我が国の青少年との交流を促進するための「国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)」を推進しています。この度、2026年度 A・B・Cコース(第1回)およびDコースの募集により採択する交流計画を決定しました。A・B・Cコースには、2026年2月16日(月)から4月2日(木)までの募集期間に合計191件の申請がありました。また、2024年度より開始したDコースには、同じ募集期間に合計19件の申請がありました。これら...
キーワード:気候変動/感染症
他の関係分野:数物系科学
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発表日:2026年5月25日
28
室温で「スピン量子凝縮」を実現
~先端光技術と新材料の融合で新しい光量子デバイスの道を拓く~
室温でスピン自由度を持つポラリトン凝縮を実証結晶の光学異方性と強い粒子間相互作用により円偏光状態が自発的に発現凝縮は「二段階しきい値」という特徴的なダイナミクスを示す超高速光スイッチをはじめとする光量子デバイスの実現による将来の光量子コンピューティングやスピントロニクスへの応用に期待京都工芸繊維大学 電気電子工学系の山下 兼一 教授、髙橋 駿 准教授、岡田 大地 助教らは、鉛ハライドペロブスカイト微小共振器において、室温でスピン自由度を持つポラリトン凝縮(スピノール凝縮)を実証しました。これまで低温でしか観測されていなかったこの量子現象を室...
キーワード:コンピューティング/コヒーレント/異方性/円偏光/ペロブスカイト/共振器/光スイッチ/微小共振器/量子デバイス/量子コンピューティング/スピン/スピントロニクス/ダイナミクス/論理回路
他の関係分野:情報学数物系科学総合理工工学
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発表日:2026年5月25日
29
水蒸気を利用した結合交換性架橋樹脂の物性改質
~高効率修復材料開発への新コンセプト~
結合交換性架橋樹脂のサスティナブル機能(リサイクルや修復性)をより効果的に発揮させるための新規指針を提案親水性の高い結合交換ユニットを導入した分子設計に基づき、湿度(水蒸気)をトリガーとして結合交換速度が向上する新しい材料設計コンセプトを提示熱×湿度(水蒸気)により、修復効率が大きく向上する次世代修復性材料への応用に期待結合交換性架橋樹脂(ビトリマーと総称)は、熱硬化性樹脂(熱を加えると固くなる樹脂)・熱可塑(かそ)性樹脂(熱を加えると柔らかくなる樹脂)の両長所を有する第三の樹脂として世界規模で注目を集めている新素材です。結合交換とは、樹脂を構成する...
キーワード:水蒸気/中性子/分子運動/高分子/樹脂/材料強度/持続可能/材料設計/熱硬化性樹脂/コーティング/リサイクル/構造設計/親水性/緩和時間/日常生活/分子設計
他の関係分野:数物系科学化学工学総合生物農学
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発表日:2026年5月22日
30
キラルでない結晶が“光の回転”を生む新原理を発見
~従来の定説を覆す新しいラマン光学活性の起源を解明~
フェロアキシャル秩序に起因するラマン光学活性の発現機構を世界で初めて解明フェロアキシャル秩序によって光とフォノンの新しい相互作用が生じることを解明キラリティーの概念を拡張することで、新しい物性探索・光計測手法への応用に期待東京科学大学(Science Tokyo) 理学院 物理学系の佐藤 琢哉 教授、楠野 楽到 大学院生、東京大学 大学院工学系研究科の木村 剛 教授、北海道大学 大学院工学研究院の渡邉 光 准教授らの研究グループは、中心対称性を持ち非磁性な結晶であるNiTiO3(チタン酸ニッケル)において、ラマン光学活性(Raman Optical ...
キーワード:ラマン散乱/対称性/キラリティー/キラル/光学活性/ラマン/円偏光/磁性体/フォノン/双極子/チタン/光計測/第一原理/第一原理計算
他の関係分野:数物系科学化学総合理工工学
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発表日:2026年5月20日
31
水は撥水面上をすべらないことを実証
~流体の「すべり」現象を正確に捉える新規計測法~
水は撥水(はっすい)面上をすべると考えられていたが、これまでの実験結果は大きくばらついており、シミュレーション結果とも一致しなかった。周波数変調型原子間力顕微鏡(FM-AFM)を基にして、水のすべりやすさを表す「すべり長さ」と表面構造を同時にマッピングできる新規手法を開発した。これによって、すべり長さを信頼性の高い物性値として取り扱えるようになった。水は撥水面上をすべらないというシミュレーションと良好に一致する結果が得られた。海水淡水化膜、冷却デバイス、環境発電装置などの表面設計への応用が期待できる。近年のナノテクノロジーの発展に伴い、固体...
キーワード:グラファイト/水溶液/環境発電/ナノバブル/AFM/シミュレーション/ナノメートル/原子間力顕微鏡/周波数/電解質/電解質水溶液/濡れ性/微細構造/マッピング/表面構造/ナノテクノロジー
他の関係分野:数物系科学工学農学
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発表日:2026年5月20日
32
相分離を介した転写因子ハブ形成を制御する「分子スイッチ」の機構を解明
~構造揺らぎが転写因子の分子集合を制御する~
細胞がストレスを受けたときに働くたんぱく質である熱ショック転写因子1(Hsf1)が、DNAと結合することで生物学的相分離という反応を介して集合し、活性化する仕組みを明らかにしました。Hsf1は、普段は自分自身との相互作用によって働きが抑えられていますが、DNAが結合すると原子レベルの揺らぎが変化し、この抑制が解除されることで活性化状態へと切り替わります。従来の戦略では創薬が困難とされてきた転写因子に対し、相分離の引き金となるたんぱく質揺らぎの制御を対象とする新しい創薬戦略につながる可能性があります。細胞がストレスを受けると、熱ショック転写因子1(Hs...
キーワード:DNA結合/磁気共鳴/揺らぎ/相分離/熱力学/たんぱく/生物物理学/ショック/生物物理/核磁気共鳴/創薬/転写因子/分子集合/ストレス/遺伝子/小児/難病
他の関係分野:複合領域数物系科学工学総合生物
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発表日:2026年5月20日
33
結晶の中に潜む「隠れた分子」を発見
~放射光が解き明かす非磁性絶縁体の謎~
放射光X線回折と逆モンテカルロシミュレーションにより、ニオブ酸化物結晶の中に従来の方法では見えない「隠れた分子」を発見しました。発見した分子は、この物質の磁性と伝導性を支配している可能性があります。結晶に潜む短距離相関を可視化する新たな解析手法の有効性を実証しました。本手法は、物質中に潜む新たな物理現象の発見につながることが期待されます。東京大学 大学院新領域創成科学研究科の鬼頭 俊介 助教、西田 祥太 大学院生(研究当時)、徳永 祐介 准教授、有馬 孝尚 教授(兼:理化学研究所 創発物性科学研究センター センター長)、理化学研究所 創発物性科学研究...
キーワード:精密測定/SPring-8/X線回折/放射光/放射光X線/データ解析/モンテカルロシミュレーション/結晶構造解析/絶縁体/ニオブ/シミュレーション/酸化物/結晶構造
他の関係分野:数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年5月20日
34
葛の花のテクトリゲニン生合成を解明
~希少な植物原材料を用いず有用成分の大量生産が可能に~
理化学研究所(理研) 環境資源科学研究センター 代謝システム研究チームの内田 開 研究員、平井 優美 チームディレクターの研究チームは、葛(クズ)の花に含まれるイソフラボンの一種、テクトリゲニンの生合成に関与する酵素遺伝子を明らかにし、出芽酵母でテクトリゲニンを大量生産できることを実証しました。本研究成果は、希少な植物原材料を用いずに有用成分テクトリゲニンの生産が可能になることから、今後バイオテクノロジーを用いた有用物質の生産向上に貢献すると期待されます。葛の花は古来、中国では漢方として用いられており、現在においては日本でもサプリメントなどとして広く利用されています。葛の花...
キーワード:イソフラボン/出芽酵母/候補遺伝子/biosynthesis/生合成経路/生合成/トランスクリプトーム/バイオテクノロジー/抗酸化/遺伝子
他の関係分野:複合領域生物学総合生物農学
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発表日:2026年5月20日
35
化石燃料ゼロへのエネルギーシステム転換
~脱炭素化と脱化石燃料化の違いを定量評価~
国際情勢の緊張感の高まりなどを背景に、気候変動対策に加えエネルギー安全保障の観点からも化石燃料依存の見直しが重要な課題となっています。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の最新報告書では、二酸化炭素除去(CDR)を前提に一定の化石燃料利用を継続する将来像が描かれており、その完全廃止に向けた経路は、まったく検討されていませんでした。そこで、京都大学 大学院工学研究科 森 翔太郎 助教、藤森 真一郎 教授、北海道大学 大学院地球環境科学研究院 大城 賢 准教授、国際応用システム分析研究所(オーストリア)からなる研究グループは、複数のシミュレーションモデルを用いて、化石燃料完全廃止に向けたエネル...
キーワード:オーストリア/気候変動/エネルギーシステム/定量評価/社会貢献/技術評価/地球環境/シナリオ/シミュレーション/シミュレーションモデル/二酸化炭素
他の関係分野:環境学数物系科学総合理工工学
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発表日:2026年5月19日
36
植物の生命活動を支える起動装置を発見
~細胞膜プロトンポンプを直接活性化する基本メカニズムを解明、気孔が開く仕組みも明らかに~
植物は、毎朝“スイッチが入る”ことで活発な生命活動を開始します。本研究は、そのスイッチの正体を分子レベルで初めて突き止めました。本研究は、東京農工大学 大学院農学研究院 生物システム科学部門の梅澤 泰史 教授および同大学 大学院生物システム応用科学府の高瀬 緋奈乃 氏(博士課程2年)を中心に、名古屋大学、山口大学、東京理科大学、宇都宮大学との共同研究として行われました。本研究では、植物の生命活動を駆動するエンジンである細胞膜プロトンポンプを直接活性化する“起動装置”が、C5およびC7グループに属するRaf型キナーゼの複合体であることを明らかにしました。さらに、この仕組みが光と二酸化炭...
キーワード:プロトンポンプ/環境適応/エンジン/二酸化炭素/二酸化炭素/リン酸/プロトン/細胞膜/キナーゼ
他の関係分野:生物学工学農学
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発表日:2026年5月19日
37
データから疾患進行の個人差を読み解く
~進行の「速さ」と「進み方」の違いを捉える新手法を開発~
疾患進行の個人差を、「どのように進むか」という進行経路と、「どのくらいの速さで進むか」という進行速度に分けて捉える新しい機械学習手法DiSPAHを開発四肢発症型ALS患者の縦断データを解析した結果、進行経路が異なる複数のサブグループが存在し、さらに各サブグループの中でも進行速度にばらつきがあることを発見進行速度に関連する遺伝的特徴や疾患の背景にある分子レベルの仕組みの一端を解明DiSPAHから得られる情報はALS関連機能低下リスクの評価に役立ち、初期の臨床情報や遺伝情報から将来の進行を見通す手がかりとなる可能性を示唆名古屋大学 大学院医学系...
キーワード:データ駆動/機械学習/幾何解析/遺伝情報/脳神経科学/筋萎縮/予後予測/神経科学/神経変性/神経変性疾患/臨床試験/筋萎縮性側索硬化症 /個別化医療/慢性疾患
他の関係分野:情報学数物系科学生物学
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発表日:2026年5月19日
38
妊娠成立の鍵を握る子宮内環境形成の新機構を解明
~TAZが細胞外マトリックスと血管形成を制御し、正常な胚発育を支える~
着床に伴う子宮内膜の脱落膜化において、コラーゲンを中心とした細胞外マトリックス(ECM)の再構築が重要であることを、ヒトおよびマウスのシングルセル解析により解明HippoシグナルのエフェクターであるTAZ(WWTR1)が、ECM関連遺伝子群を制御し、脱落膜形成を誘導する中核因子であることを発見子宮特異的TAZ欠損マウスでは、脱落膜化不全、血管形成障害、栄養膜細胞の侵入不全が生じ、胚(はい)の早期消失と不妊を引き起こすことを実証本成果が、不妊症や胎盤形成異常、胎児発育不全などの妊娠合併症に対する新たな診断・治療法の開発につながることを期待東京...
キーワード:AI/生殖/胚発生/生殖補助医療/ダイナミクス/抵抗性/新規治療法/differentiation/合併症/子宮/子宮内膜/浸潤/脱落膜/着床/着床障害/不妊症/胎児/分子機構/血管形成/RNA/コラーゲン/トランスクリプトーム/マウス/栄養膜細胞/間質細胞/血管新生/血小板/細胞外マトリックス/胎盤/慢性炎症/遺伝子/医療の質/血圧/高血圧/細菌/細菌叢/新生児/妊娠/妊娠高血圧症候群
他の関係分野:情報学生物学総合理工工学農学
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発表日:2026年5月19日
39
光合成のCO2固定酵素群は異なる強さで制御されていた
~光合成を操る多種のたんぱく質スイッチを一斉解析~
細胞から取り出したたんぱく質の混合物を使って、分子スイッチの「酸化・還元のされやすさ」を大規模に測る新しい方法を開発しました。モデルシアノバクテリアで368カ所のスイッチの切り替わりやすさの値を決定し、光合成を動かす主要たんぱく質の間に、それぞれ制御の順序と強さがあることを示しました。今回の成果は、光合成の仕組みの理解を深めるだけでなく、将来の二酸化炭素利用や光合成を使った物質生産を考えるうえでの基盤データになります。神戸大学 先端バイオ工学研究センターの田中 謙也 准教授、蓮沼 誠久 教授らの研究グループは、光合成を行うシアノバクテリアの細胞抽出液...
キーワード:バクテリア/スルフィド/シアノバクテリア/ジスルフィド結合/光合成/ACT/二酸化炭素固定/二酸化炭素/二酸化炭素/CO2固定/たんぱく/物質生産/微生物
他の関係分野:数物系科学化学生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年5月19日
40
細胞の直接変換過程をシミュレーションで再現AIで細胞変換を誘導可能な低分子化合物を予測
~iPS細胞を介さない新たな再生医療の開拓へ~
体細胞を別の種類の細胞へと直接変換するダイレクトリプログラミングを誘導する低分子化合物を予測するAI技術を開発した。細胞の変換過程をシミュレーションで再現して初期、中期、後期の複数段階に分類し、それぞれの段階に適した低分子化合物の組み合わせを予測することに成功した。提案手法は、再生医療分野をはじめとする細胞治療のための細胞作製の効率化や安全性向上につながることが期待される。九州工業大学 大学院情報工学研究院の濱野 桃子 准教授らの研究グループは、名古屋大学 大学院情報学研究科の山西 芳裕 教授との共同研究により、iPS細胞を介さずに、細胞を別の種類の...
キーワード:最適化アルゴリズム/データ駆動/アルゴリズム/プログラミング/最適化/情報学/人工知能(AI)/情報通信/化学物質/ACT/シミュレーション/一細胞/TEMPO/iPS細胞/ダイレクトリプログラミング/リプログラミング/再生医療/細胞治療/低分子化合物/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:情報学複合領域環境学工学総合生物農学
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発表日:2026年5月19日
41
原子レベルに薄い磁性体で磁気状態を反映した光電流を観測
~反強磁性体における符号反転する新しい光電流を発見~
原子レベルに薄い磁性体に光を当てると、磁気状態によって逆向きの電流が流れることを発見しました。光電流は各層それぞれに局所的に流れていて、デバイス構造を工夫することで層ごとに取り出せることを見いだしました。原子層磁性体を用いた新しい光・スピンデバイスや次世代エレクトロニクスへの応用が期待されます。東京大学 物性研究所のYu Dong 学振特別研究員(研究当時、現:理化学研究所 創発物性科学研究センター 特別研究員)と井手上 敏也 准教授、理化学研究所 創発物性科学研究センターの岩佐 義宏 グループディレクターらの研究グループは、東京大学 大学院工学系研...
キーワード:幾何学/反強磁性/反強磁性体/物質科学/波動関数/原子層/原子層物質/光電流/磁性体/スピンデバイス/強磁性/量子エレクトロニクス/強磁性体/局所構造/スピン/低消費電力
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発表日:2026年5月19日
42
植物が過酸化水素シグナルを感知する仕組みを解明
~銅イオンに依存した新たな酸化還元状態の感知機構~
植物における過酸化水素シグナルの感知に必須な細胞膜受容体CARD1の細胞外領域の立体構造を、クライオ電子顕微鏡を用いて決定した。CARD1は、ロイシンリッチリピートドメイン上の高度に保存された3つのヒスチジン残基を利用して銅イオンを保持していた。CARD1が保持する銅イオンが、過酸化水素の感知に必須であることを明らかにした。名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)のAnuphon Laohavisit(ラオハビシット アヌポン) 特任准教授、藤本 和宏 准教授、柳井 毅 教授、東海国立大学機構 イノベーションコアファシリテ...
キーワード:酸化還元状態/ロイシン/銅イオン/酸化還元/電子顕微鏡/クライオ電子顕微鏡/ロイシンリッチリピート/細胞膜/ROS/キナーゼ/シグナル分子/ラット/活性酸素/活性酸素種/構造生物学/受容体/立体構造/遺伝学/遺伝子
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発表日:2026年5月18日
43
高効率CO2電解プロセス設計の新指針
~圧力で生成物を制御する新原理を解明~
高圧条件でCO2を電気分解すると、CO2が高密度に電極表面を覆うことで電子状態が変化し、反応経路そのものを変化させられることが分かりました。CO2を再資源化して燃料や化学品を製造するプロセスを圧力によって制御する新しい指針を明らかにしました。高圧電解を利用した高効率カーボンリサイクル技術の開発や、再生可能エネルギーを利用した化学品製造プロセスの実用化への貢献が期待されます。二酸化炭素(CO...
キーワード:再資源化/再生可能エネルギー/物質科学/電子移動/電気分解/プロセス設計/選択性/還元反応/反応速度/電子状態/溶解度/カーボン/CO2還元/リサイクル/第一原理/第一原理計算/電気化学/動特性/二酸化炭素/二酸化炭素
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発表日:2026年5月18日
44
木材由来のナノ繊維からプラスチック様材料の形成に成功
熱可塑(かそ)性を持たない、木材由来のナノ繊維であるセルロースナノファイバー(CNF)から、新奇なプラスチック様材料の形成に成功CNFはその優れた特性にもかかわらず、プラスチックや金属では可能な「加熱による成形」ができず、加工の可能性を狭めることが課題となっているCNF表面を負電荷に改質し、イオン液体の正電荷イオンとペアを形成させることで、ナノ粒子同士の界面を選択的に熱可塑化する手法を開発本成果により、CNFの集合体から、強度や熱寸法安定性に優れた部材をより高い自由で成形可能になり、将来的には車のフレームや建材といった構造用途や放熱用途への展開が期待される...
キーワード:アスペクト/海洋/イオン液体/ファイバー/成形加工/融点/ナノファイバー/ナノ材料/ナノ粒子/プラスチック/熱伝導/熱膨張/セルロース/セルロースナノファイバー/細胞壁/植物細胞壁/可塑性/カチオン
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発表日:2026年5月18日
45
超高速・超低省電力で動作する不揮発量子スイッチング素子
~40ピコ秒動作、次世代コンピューター・データセンター省エネへ~
コンピューターや電子回路で情報の切り替えに使われるスイッチング素子は、高速化すると消費エネルギーが増えるため、ナノ秒より速く動作させることは困難とされてきた。この常識を覆し、本研究では反強磁性体を用いて、電源を切っても状態を保持する不揮発性スイッチングを、最短40ピコ秒で、かつ超低省電力で実証した。電子が持つ回転の性質(スピン)の動きを直接利用した量子力学的な仕組みによって、1011回以上繰り返し使える高い耐久性と、非常に低い消費電力を同時に実現した。通信波長帯レーザーと超高速光電変換器で生成した光電流パルスによるスイッチングも実証した。超低省電力性を持つ本光電融合技術...
キーワード:インターフェース/GPU/学際研究/パルス/反強磁性/反強磁性体/トポロジカル/トポロジカル物質/光電流/磁性体/スピン軌道トルク/メモリ/強磁性/電子回路/不揮発メモリ/量子エレクトロニクス/省エネ/強磁性体/光電変換/スピン/スピントロニクス/トルク/ピコ秒/レーザー/耐久性/量子力学
他の関係分野:情報学環境学数物系科学総合理工工学
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発表日:2026年5月15日
46
ムーンショット型研究開発事業(ムーンショット目標3)におけるプロジェクトマネージャーの決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、ムーンショット型研究開発事業(ムーンショット目標3)のプロジェクトマネージャー(PM)募集における採択者を決定しました。ムーンショット型研究開発事業は、超高齢化社会や地球温暖化問題などの重要な社会課題に対し、人々を魅了する野心的な目標(ムーンショット目標)を国が設定し、挑戦的研究開発を推進すべき分野・領域などとして文部科学省により定められた研究開発構想に基づき、研究開発を推進するものです。ムーンショット目標に関する研究開発全体の責任者であるプログラムディレクター(PD)の下、PMは、ムーンショット目標の達成および研究開発構想実現に至るシナリオの策定、研...
キーワード:高齢化社会/電子メール/地球温暖化/気候変動/シナリオ/地球温暖化問題/温暖化/感染症/高齢化
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学
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発表日:2026年5月13日
47
閃光で一瞬 スピンデバイスを作る
~ミリ秒光パルス照射で、磁気メモリー・センサーの熱処理を約1.7秒で完了~
ミリ秒スケールの光パルスの繰り返し照射により、磁気メモリーや磁気センサーに用いられる磁気トンネル接合(MTJ)を、約1.7秒で実用的な性能に到達させる超高速熱処理技術を実証従来の熱処理では、MTJの結晶化と元素拡散を適切に制御し、実用的な性能を得るために熱処理炉による数十分〜数時間の過熱が必要だったスピントロニクスデバイスの製造プロセスの高速化・低消費エネルギー化につながり、次世代メモリーや高感度磁気センサー、さらにはフレキシブル基材上のスピン力学センサーの量産技術への展開に期待大阪大学 産業科学研究所の今井 亜希子 助教、千葉 大地 教授(兼 東北...
キーワード:最適化/パルス/非平衡/超高圧/放射光/アニール/スピンデバイス/フレキシブル/メモリ/スピン/スピントロニクス/センサー/トンネル/結晶化/電子顕微鏡/熱処理/半導体/ナノテクノロジー/ラット
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発表日:2026年5月13日
48
1.0%の微細粗さで空気抵抗43.6%低減を世界で初実証
~流体工学80年の常識を覆す発見、航空機などの省エネに期待~
壁面境界層厚さのわずか1.0パーセントという微細かつ不規則な表面粗さDMRを流線型模型の表面に施工し、遷移域の変化により最大43.6パーセントの空力抵抗低減を世界で初めて実証しました。「前縁部表面が滑らかなほど空気抵抗は減る」という80年来の流体工学の常識を覆す発見です。東北大学流体科学研究所が保有する世界最大級の1メートル磁力支持天秤(てんびん)装置による支持干渉を完全に排除した精密測定や、高精度シミュレーション、オイルフロー可視化により、本効果は剥離抑制ではなく壁面摩擦抵抗そのものの抑制によるものであることを証明しました。1940年代以来、輸送機...
キーワード:偶然性/数理科学/精密測定/非線形/省エネ/シミュレーション/境界層/航空機/動力学/表面粗さ/流体工学/流体力/流体力学/ICT
他の関係分野:複合領域数物系科学工学
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発表日:2026年5月12日
49
研究倫理教育映像教材「倫理の空白Ⅴ 責任ある研究活動」のオンライン公開について
JST(理事長 橋本 和仁)は、研究倫理教育映像教材「倫理の空白Ⅴ 責任ある研究活動」データ管理編、共同研究編を制作し、JSTのウェブサイトに公開しました。JSTは、研究資金の配分機関として、公正な研究活動の推進に向け、研究倫理教育の実施支援をしています。その一環で、国内の研究倫理教育で広く活用されているeラーニングやテキストの知識習得型教材と相互に補完できる教材として、ドラマ形式の映像により、具体的な場面を想定して議論をしながら主体的に学習できる教材「倫理の空白」シリーズを制作しています。1作目は「理工学研究室編」(ねつ造・改ざん関連)、2作目は「盗用編」、そして3・4作...
キーワード:データ管理/ソーシャルネットワークサービス(SNS)/ワークショップ/eラーニング/映像教材/気候変動/キャリア/マネジメント/コンプライアンス/感染症/研究倫理
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学工学
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発表日:2026年5月12日
50
AI for Science革新的研究推進事業(ARiSE)の事業統括・推進統括の決定および研究開発提案の募集について
JST(理事長 橋本 和仁)は、AI for Science革新的研究推進事業(ARiSE:AI toRedesignScientificExploration)の事業統括および推進統括を決定し、本事業への研究開発提案募集を2026年5月12日(火)から開始しました。本事業は、文部科学省が定めた「AI for Scienceの推進に向けた基本的な戦略方針」(2026年3月31日文部科学省決定、以下「戦略方針」という。)に定められた具体的アクションを先導するフラグシップ事業として、研究活動におけるAI利活用(AI for Science)において、日本の強みを最大限に活かせる戦略ターゲ...
キーワード:エージェント/人工知能(AI)/気候変動/ツール開発/感染症
他の関係分野:情報学数物系科学
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発表日:2026年5月11日
51
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)実装支援(返済型)
株式会社FLOSFIAへの開発支援の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)実装支援(返済型)の2025年度募集において、株式会社FLOSFIA(本社:京都府京都市、代表取締役社長:四戸 孝)に対する開発支援を決定しました。本事業は、大学等の研究成果(技術シーズ)の社会実装を目指すスタートアップ等を対象に、革新的な製品・サービス創出に向けた実用化開発を開発費の貸し付け(無利子)により支援するものです。株式会社FLOSFIAは、京都大学で開発された低コストの結晶製造法である「ミストCVD」を改良した独自の「ミストドライ®法」を用いた、α型酸化ガリウム(α-Ga₂O₃)パワー...
キーワード:気候変動/MOSFET/電力変換/技術移転/材料特性/CVD/高効率化/半導体/感染症
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2026年5月7日
52
動く分子の群れが生み出す力の計測に成功
~アクティブマター機能設計への基盤を構築~
京都大学 大学院理学研究科のモサンマツ・ラシヅ・ルバヤ 博士研究員(研究当時、現:テキサス・サザン大学 博士研究員)、川又 生吹 准教授、谷 茉莉 准教授、角五 彰 教授らは、自己駆動する分子サイズのアクティブマター素子の群れが生み出す力の測定に世界に先駆けて成功しました。生物の中には、鳥や魚の群れ、アリの集団のように、群れを形成することで、単体では実現できない性質や機能、力を生み出すものがいます。これらは近年、アクティブマター物理学の観点からも注目されています。これまでに、アクティブマター素子による群れは実現されていましたが、協働的に生み出される力の大きさは分かっていませんでした。...
キーワード:アクティブマター/新エネルギー
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2026年5月3日
53
希少糖D-アルロースが少ないインスリン分泌量で高血糖を改善するメカニズムを解明
~腸と膵臓のホルモンが連携し、迷走感覚神経を介してインスリン抵抗性を改善~
甘くてカロリーゼロの希少糖D-アルロースが腸ホルモン グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)の分泌を促進し、全身のインスリン感受性を高めることで、少ないインスリンでも効率よく高血糖を改善できることを明らかにしました。この作用には、腸と脳をつなぐ迷走感覚神経(内臓感覚神経の一種)の活性化が必須であり、腸ホルモンGLP-1と膵(すい)ホルモンであるインスリンが、血中で同時に高まることが重要でした。これはまさに食後の状態であり、食後高血糖を抑える生理的な仕組みの一端を示す成果です。本研究で明らかになった「腸−神経−代謝」連関は、インスリン抵抗性の改善を介した2型糖尿病の新たな...
キーワード:神経系/抵抗性/感覚神経/インスリン分泌/膵臓/インスリン感受性/ホルモン/インスリン/マウス/受容体/2型糖尿病/インスリン抵抗性/生理学/糖代謝/糖尿病
他の関係分野:生物学農学
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発表日:2026年4月30日
54
マウス脳を広域カバーするフィルム型神経デバイスを開発
~大脳皮質頭頂部から側頭深部まで光刺激と神経記録を同時に実現~
コプレーナ電極構造の窒化ガリウム(GaN)系マイクロLED薄膜を160度の低温インジウム接合によりパリレンC基板上に転写する技術を開発し、厚さ約25マイクロメートルのフレキシブルシートに16個のマイクロLEDと32チャンネルの皮質脳波(ECoG)電極を一体化した。シート型デバイスを頭蓋(ずがい)骨と脳表面の間の硬膜外腔に滑り込ませ、頭頂部から側頭深部まで皮質の広域をカバーする双方向神経インターフェースを実現した。光刺激と電位記録を兼ね備えたフィルム型デバイスによる、マウス背側皮質を超えた広域皮質アクセスは世界初である。マウス脳において4つの感覚野(視覚・聴覚・体性感覚・...
キーワード:インターフェース/フィルム/GaN/フレキシブル/窒化ガリウム/発光ダイオード(LED)/マイクロ/神経インターフェース/光刺激/神経活動/大脳/聴覚/皮質脳波/インジウム/体性感覚/光遺伝学/マウス/神経科学/大脳皮質/遺伝学/脳波
他の関係分野:情報学化学工学総合生物
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発表日:2026年4月30日
55
「分子」そのものを生体ナノ量子センサーに
~化学合成により性能のばらつきを抑え、生細胞内の微細な温度分布を可視化~
従来のダイヤモンド系ナノ量子センサーは感度が高い一方でセンサー間の性能のばらつきが生じやすいため、温度の「相対値」しか捉えられないという弱点があった。本研究では、均一性の高い分子性材料のナノ量子センサーを新たに開発し、細胞内のその場所が「何度か(絶対値)」を正確に測ることに成功した。今後、細胞内部の局所的な温度などの変化を直接分析することが可能になり、生命現象や疾患のメカニズムを物理化学的なプロセスとして定量的に理解する道が開かれる。量子科学技術研究開発機構(「QST」) 量子生命科学研究所の石綿 整 チームリーダー(兼:千葉大学 量子生命構造創薬セ...
キーワード:化学物質/量子計測/磁場/生細胞/物理化学/NVセンター/量子センシング/温度計測/温度分布/スピン/センサー/センシング/ナノサイズ/ナノメートル/マイクロ/格子欠陥/生体内/エネルギー代謝/ラジカル/活性酸素/高次構造/創薬/脂質
他の関係分野:環境学数物系科学化学総合理工工学総合生物
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発表日:2026年4月30日
56
命の始まりは父母ゲノムの「別居」から
~父母ゲノム間の競合が受精卵の発生を助ける~
理化学研究所(理研) 生命機能科学研究センター 染色体分配研究チームの京極 博久 客員研究員(神戸大学 大学院農学研究科 准教授)、北島 智也 チームディレクター、フィジカルバイオロジー研究チームの柴田 達夫 チームディレクター、無細胞タンパク質合成研究チームの清水 義宏 チームディレクター、生命医科学研究センター 疾患エピゲノム遺伝研究チームの井上 梓 チームディレクター、九州大学 大学院医学研究院の原田 哲仁 教授らの共同研究グループは、受精卵において母と父のゲノムが2つの前核に分かれて「別居」することが、その後の正常な胚発生に重要であることを発見しました。本研究成果は、生命の最...
キーワード:プログラミング/アクティブマター/集団運動/タンパク質合成/初期胚/生殖/紡錘体/卵母細胞/胚発生/ヒストン/マネジメント/リスクマネジメント/ダイナミクス/顕微操作/染色体分配/哺乳類/ゲノム構造/クロマチン構造/細胞運命/生殖細胞/オミクス/クロマチン/マルチオミクス/遺伝子制御/細胞間相互作用/細胞競合/受精/受精卵/染色体/卵子/骨格筋/ヒストン修飾/マウス/細胞核/細胞分裂/ゲノム/遺伝子/分子生物学
他の関係分野:情報学数物系科学生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年4月30日
57
フラットバンドが生む世界最大の横磁気熱電伝導率
~磁気秩序下での遍歴フラットバンドを初めて実証~
フェリ磁性体GdCo5において、室温で過去最大の横磁気熱電伝導率を観測した。巨大な磁気熱電効果(異常ネルンスト効果)の起源は、波動関数の干渉効果により生じた遍歴フラットバンドであることを、実験と理論の両面から実証した。磁気秩序が生じている物質で遍歴フラットバンドが観測されたのは世界で初めての事例である。磁気熱電効果を用いた横型熱電変換は薄膜形状のデバイスに適している。本成果で見いだされた巨大な磁気熱電効果を利用することで、熱電デバイスやスピントロニクスデバイスへの応用が期待される。東京大学 大学院理...
キーワード:インターフェース/カゴメ格子/ネルンスト効果/角度分解光電子分光/光電子分光/磁気秩序/熱電効果/波動関数/トポロジカル/トポロジカル物質/磁性体/材料科学/電子分光/フェリ磁性体/メモリ/量子エレクトロニクス/熱電変換/スピン/スピントロニクス/新エネルギー/第一原理/第一原理計算/干渉効果/結晶構造/ラット
他の関係分野:情報学数物系科学化学総合理工工学農学
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発表日:2026年4月28日
58
「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」2026年度採択機関の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」における2026年度採択機関を決定しました。第7期科学技術・イノベーション基本計画では、ジェンダード・イノベーションの推進や、発明や発見を志向するような科学技術人材の裾野の拡大に向け、理数系教育の充実、女子中高生などの理系進路選択支援の推進を図ることとしています。また、第6次男女共同参画基本計画は、児童・生徒、保護者、教員等における科学技術系の進路への興味・関心や理解を全国的に向上させ、無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)を払拭(ふっしょく)するための理工系分野への興味を深める機会の提供や、情報提供等を...
キーワード:気候変動/情報提供/進路選択/男女共同参画/感染症
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2026年4月28日
59
説明可能AIのアプローチでフェルミ面の異常検知に成功
~ホイスラー合金のスピン偏極とノーダルラインを自動検出~
説明可能AIのアプローチでホイスラー合金のフェルミ面の解析手法を開発。主成分分析における「ジャンプ」に着目し、これがスピン偏極率の極値と変曲点に対応することを明らかにしました。外れ値のデータを再構成し、ノーダルラインの発現位置を自動検出することに成功しました。低品質データに対して堅牢性があり、実験的なフェルミ面トポロジーの解析手法として、多様な物質系への展開が期待されます。東京理科大学 先進工学部 マテリアル創成工学科の石川 大地 氏(修士課程 2年)、福 健太郎 博士研究員(当時)、小嗣 真人 教授、京都工芸繊維大学の三浦 良雄 教授、筑...
キーワード:外れ値/機械学習/主成分分析/人工知能(AI)/スピン偏極/トポロジー/フェルミ面/ノイズ/トポロジカル/マンガン/ゲルマニウム/ホイスラー合金/磁気特性/コバルト/スピン/異常検知/機能性材料/二酸化炭素/機能性
他の関係分野:情報学数物系科学総合理工工学農学
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発表日:2026年4月28日
60
傷害が誘導する植物再生の仕組み
~熱ストレス応答因子HSFA1が細胞リプログラミングを制御~
理化学研究所(理研) 環境資源科学研究センター 細胞機能研究チームのダンカン・コールマン 特別研究員(研究当時、現 客員研究員)、杉本 慶子 チームディレクターらの国際共同研究グループは、傷害が植物の再生を誘導する新たな仕組みを発見しました。本研究成果は、植物の再生の理解を深めるとともに、穀物や野菜、果樹などにおける再生・育種技術の高度化に貢献すると期待されます。植物は動物の体と同じように、さまざまな役割を持った細胞が集まってできています。こうした植物では、気候条件や害虫による被害を受けて傷つくと、その周辺の細胞が担っていた役割(分化状態)を変える「細胞リプログラミング」によって、葉...
キーワード:プログラミング/レジリエンス/環境変動/高温環境/カルス/プラスチド/環境応答/器官再生/機能解析/分子機構/ストレス応答/リプログラミング/幹細胞/細胞増殖/低分子化合物/転写因子/ストレス
他の関係分野:情報学複合領域環境学工学農学
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発表日:2026年4月28日
61
冷たく暗い琵琶湖の深層に、有機分子と微生物の緊密なネットワークを発見
~時系列観測により生態系機能の基盤となる関係を解明~
湖の深層において、有機物と微生物の関係を高解像度で解析した初めての研究である。深層では有機物と微生物の関係が表層より強く、安定した構造を形成することを発見した。炭素循環に加え、生物の成長に欠かせない栄養塩の再生やエネルギーの流れなど、生態系機能の理解を前進させる成果であり、気候変動に伴う水環境の変化がこれらの機能に与える影響の予測にも貢献すると期待される。神戸大学 大学院農学研究科の木田 森丸 助教(当時)らと、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 総合解析部門の山口 保彦 主任研究員ら、京都大学 化学研究所の岡嵜 友輔 助教、京都大学 生存圏研究所の西...
キーワード:炭素循環/気候変動/光環境/有機分子/水環境/栄養塩/有機物/生態系/生態系機能/微生物/物質循環/細菌
他の関係分野:環境学数物系科学生物学総合理工工学農学
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発表日:2026年4月24日
62
創発的研究支援事業における2025年度新規研究課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、創発的研究支援事業の2025年度研究提案募集における新規研究課題を決定しました。本事業は、特定の課題や短期目標を設定せず、多様性と融合によって破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す「創発的研究」を推進するため、既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・融合的な多様な研究を、研究者が研究に専念できる環境を確保しつつ長期的に支援します。また、創発を促進するため、支援期間中は異分野を含む多様な研究者同士が相互に触発し、切磋琢磨(せっさたくま)する「創発の場」を設けることで、破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指します。2025年...
キーワード:電子メール/気候変動/感染症
他の関係分野:複合領域数物系科学
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発表日:2026年4月24日
63
水完全分解光触媒における初めてのオールインワン助触媒を実現
~サステイナブルな水素社会の実現に向けて~
脱炭素社会の実現を目指し、クリーン水素製造の有望な方法として、光触媒による水完全分解(OWS)が注目されています。2次元金属有機構造体(2D-MOF)が光触媒のオールインワン助触媒として機能することを初めて見いだしました。ワンステップ自己組織化法により簡便に光触媒を2D-MOFで修飾でき、高効率の水完全分解を達成しました。光触媒による水完全分解(OWS)は、持続可能な水素生産に大きな可能性を秘めています。OWSでは、光触媒表面での水素発生反応(HER)と酸素発生反応(OER)の双方の促進が極めて重要であり、おのおのの反応に、個別に高い活性を示すHER...
キーワード:先端技術/自己組織/金属有機構造体/酸素発生反応/持続可能/光触媒/水素発生/ナノメートル/水素製造/耐久性/導電性/経営戦略/組織化/ラット/創薬
他の関係分野:複合領域化学工学農学
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発表日:2026年4月24日
64
ドーパミン不足がアルツハイマー病の記憶障害を引き起こすことを発見
~ドーパミンを用いた新たな治療法の開発を目指す~
アルツハイマー病マウスにおいて、記憶をつくりだす脳領域「嗅内皮質」におけるドーパミンの不足が、記憶障害を引き起こしていることを発見しました。既存のドーパミン治療薬「レボドパ」などを用いることで、アルツハイマー病マウスの嗅内皮質ドーパミン量を増加させる治療実験を行うと、マウスの記憶が改善することを見いだしました。本研究成果は、ドーパミンを用いたアルツハイマー病の新たな治療戦略につながることが期待されます。高齢化が進む日本においてアルツハイマー病罹患(りかん)者の増加は大きな社会問題であり、治療法の開発が急務ですが、確実な治療法はまだ見つかっていません。...
キーワード:ドーパミン/アルツハイマー病/マウス/神経細胞/加齢/高齢化/生理学
他の関係分野:
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発表日:2026年4月23日
65
発光可能な有機太陽電池の開発に成功
~発電するディスプレイや高効率有機太陽電池の実現に期待~
良好な発電性能と高輝度な赤色の発光機能を同一素子内で実現有機EL分野で利用される発光分子を組み合わせ、理想的なエネルギー構造を解明発電可能なディスプレイの実現や有機太陽電池の効率向上に貢献東京科学大学(Science Tokyo) 総合研究院 フロンティア材料研究所の伊澤 誠一郎 准教授、北海道大学 総合イノベーション創発機構 化学反応創成研究拠点(WPI-ICReDD)の相澤 直矢 准教授らの研究チームは、発光機能と発電機能を併せ持つ有機太陽電池の開発に成功しました。光発電素子である太陽電池と、発光素子であるLEDや有機ELは、ともにダイ...
キーワード:太陽/ディスプレイ/有機太陽電池/太陽光/光機能/発光素子/有機EL/発光ダイオード(LED)/太陽電池/電池/スマートフォン
他の関係分野:数物系科学化学総合理工工学
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発表日:2026年4月23日
66
70年間測定できなかった磁石の「反転試行時間」を初めて決定
~次世代磁気デバイス設計に新指針~
約70年にわたり仮定されてきた磁石の「反転試行時間」を、初めて実験的に決定しました。長年1ナノ秒程度の定数と仮定されてきた反転試行時間が、ナノ磁石の形状や材料に依存して変化する設計可能なパラメーターであることを示しました。本成果は、ハードディスクや磁気メモリー、確率計算素子などの設計を高精度化し、次世代磁気デバイス開発の基盤となります。磁石のN極/S極の向きは、エネルギーの「丘」を越えることで切り替わります。この現象はアレニウス則で記述され、ハードディスクや磁気メモリーの設計に用いられています。しかしアレニウス則に含まれる「どれくらいの頻度で丘を越え...
キーワード:電気通信/材料科学/メモリ/スピン/半導体/ゆらぎ
他の関係分野:情報学工学
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発表日:2026年4月22日
67
環境が“恋の合図”を変える
~分裂酵母で見えたフェロモン進化の新しい仕組み~
環境によって“恋の合図”の効き方が変わることを発見分裂酵母の性フェロモンは、配列だけでなく、周囲の環境条件によってもその働きが変化することを明らかにしました。失われたように見える機能が、別の変異によって補われることを解明一部の変異は単独では機能を弱めますが、別の変異が加わることでその影響が緩和される「進化的バッファリング」の仕組みを示しました。シグナル分子の進化に新たな見方を提示環境条件と変異の組み合わせによって、機能を保ちながら多様化する進化経路が存在しうることを明らかにしました。九州工業大学 大学院情報工学研究院の清...
キーワード:フェロモン/性フェロモン/変異体/細胞間コミュニケーション/分裂酵母/シグナル分子/コミュニケーション
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発表日:2026年4月21日
68
光で操る「マイクロドローン」でナノ空間の微小な力を全方位計測
~6自由度制御により、光の「ねじれ」が生む未知のトルクを初観測~
光で操る“マイクロドローン”でナノ空間の力を3D計測—6自由度の全方位センシング技術を確立。光の“ねじれ(キラリティー)”が物体を横向きに回す力を世界初観測。生体分子から量子力学的な力まで“見えなかった力”を測る全く新しい計測プラットフォームを確立。北海道大学 電子科学研究所の田中 嘉人 教授らの研究グループは、光で自在に操る「マイクロドローン」を用いて、これまで光の回折限界という制約のために測定が困難だった、ナノ空間で働く微小な力とトルク(回転させる力)を3次元的に計測する全く新しい手法を開発しました。光がナノ粒子に及ぼす力は、ナノ粒子操...
キーワード:異方性/キラリティー/ナノ物質/回折限界/金属ナノ粒子/センサー/センシング/トルク/ナノ空間/ナノ粒子/マイクロ/レーザー/量子力学/ドローン/ナノマシン/ラット/生体分子
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発表日:2026年4月21日
69
光でたんぱく質の「凝縮」と「溶解」を自在に操る新技術を開発
~ALSやアルツハイマー病などの治療法開発を加速する技術基盤~
光を照射するだけで、細胞内外におけるたんぱく質の凝縮体(液滴)の形成と解消を、繰り返し切り替えられるツール「OptoChaperone(オプトシャペロン)」を開発しました。従来、一度形成された「液滴の解消」は困難でしたが、分子シャペロンと呼ばれる生体分子の機能と光技術を融合させることで、液滴状態の可逆的切り替えを実現しました。疾患関連たんぱく質の凝縮状態制御に成功したことで、凝縮状態の解消不全が引き起こす筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの発症メカニズムについて理解が進み、治療法開発につながることが期待されます。細胞内では、たんぱく質が液滴状に凝縮する...
キーワード:因果関係/相分離/光照射/たんぱく/シャペロン/筋萎縮/in vitro/アルツハイマー病/神経変性/神経変性疾患/生体分子/分子シャペロン/筋萎縮性側索硬化症 /難病
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発表日:2026年4月20日
70
研究成果展開事業 大学発新産業創出プログラム
大学・エコシステム推進型 第2期スタートアップ・エコシステム形成支援新規採択プラットフォームの決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、大学発新産業創出プログラム 大学・エコシステム推進型 第2期スタートアップ・エコシステム形成支援の2025年度募集における採択プラットフォームを決定しました。本プログラムは、大学から生まれる優れた技術シーズの実用化を目指すアントレプレナーシップを持つ人材の育成を強力に支援し、社会変革や社会課題解決につながる社会的インパクトの大きいスタートアップが持続的に創出される体制を構築することを目的とします。本年度の募集は2026年1月8日(木)から2月9日(月)まで行い、3件の応募がありました。外部専門家で構成された委員会による審査を実施し、3件の採択...
キーワード:アントレプレナーシップ/電子メール/気候変動/技術移転/ラット/感染症
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発表日:2026年4月18日
71
経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における新規採択課題の決定について(2025年度第2回募集 次世代蓄電池)
JST(理事長 橋本 和仁)は、内閣府および文部科学省が定めた研究開発構想を受け、経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における新規採択研究開発課題を決定しました。K Programでは、中長期的に日本が国際社会において確固たる地位を確保し続ける上で不可欠な要素となる先端的な重要技術を育成するため、国が定めた研究開発ビジョンや研究開発構想に基づき、研究開発を実施します。JSTでは研究開発構想(個別研究型)に関してはプログラム・オフィサー(PO)が、研究開発ビジョンの達成と研究開発構想の実現に向けて、研究開発課題の実施を指揮・監督します。実施に当たっては、研究開発課題...
キーワード:電子メール/気候変動/蓄電池/マネジメント/電池/極限環境/感染症
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発表日:2026年4月18日
72
反強磁性体を用いたトンネル磁気抵抗効果の理論予測
~次世代高密度・超高速磁気メモリーの開発に貢献~
ノンコリニア反強磁性体を用いた磁気トンネル接合を理論的に設計し、大きなトンネル磁気抵抗効果が現れることを計算により予測しました。応用上有望なノンコリニア反強磁性材料と、代表的な絶縁材料を用いた、反強磁性トンネル接合の実用化につながる理論予測です。本研究の成果は、高密度・超高速・低消費電力で動作する磁気メモリーの開発の設計指針となることが期待されます。東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻の田中 克大 特任助教(研究当時)、見波 将 特任助教(研究当時)、中辻 知 教授、有田 亮太郎 教授(兼:理化学研究所 創発物性科学研究センター チームディレクタ...
キーワード:インターフェース/磁気抵抗/反強磁性/反強磁性体/酸化マグネシウム/トポロジカル/トポロジカル物質/磁気抵抗効果/磁性体/物質設計/トンネル磁気抵抗効果/メモリ/強磁性/強磁性トンネル接合/絶縁材料/量子エレクトロニクス/強磁性体/磁性材料/スピン/スピントロニクス/トンネル/マグネシウム/第一原理/第一原理計算/低消費電力/ラット
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発表日:2026年4月16日
73
地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)における令和8年度新規採択研究課題の決定
~「科学技術外交」の強化に向けた政府開発援助(ODA)との連携による国際共同研究~
JST(理事長 橋本 和仁)は、国際科学技術共同研究推進事業 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS:Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development、サトレップス)における令和8年度新規採択研究課題を条件付きにて決定しました。SATREPSは、科学技術と外交を連携し、相互に発展させる「科学技術外交」の強化の一環として、文部科学省、外務省の支援の下、JST、日本医療研究開発機構(AMED)および国際協力機構(JICA)が連携して実施するプログラムです。開発途上国のニーズを...
キーワード:電子メール/気候変動/カーボンニュートラル/持続可能/カーボン/開発途上国/防災・減災/生物資源/感染症
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発表日:2026年4月16日
74
熱電デバイスを自在に設計するAI「TEGNet」を開発
~性能予測を従来比約1万分の1の時間に短縮、開発プロセスを革新~
NIMSは、人工知能(AI)を活用した熱電発電デバイス設計用ニューラルネットワーク「TEGNet」(ThermoelectricGenerator NeuralNetwork)を開発しました。従来のシミュレーション手法では膨大な計算時間を要していた発電デバイス性能の予測を、99パーセント以上の高精度を保ったまま従来比約1万分の1の時間で実行できます。本技術により、材料開発からデバイス設計までの最適化が大幅に加速し、廃熱回収やIoTセンサー用独立電源などへの応用が期待されます。持続可能な社会の実現に向け、温度差がある場所に設置するだけで半永久的に発電できる熱電発電技術が注...
キーワード:性能予測/AI/ニューラルネットワーク/モノのインターネット(IoT)/最適化/人工知能(AI)/テクトニクス/数値シミュレーション/アンチモン/持続可能/材料設計/熱電変換/シミュレーション/センサー/ニューラルネット/マグネシウム/最適設計/数値解析/有限要素法/エネルギー変換
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発表日:2026年4月15日
75
医薬品分子の窒素遠隔位をピンポイントで編集する新技術
~ラジカル移動を鍵とした第3級アミンの遠隔C–H官能基化~
第3級アルキルアミンのγ位に存在するC–H結合のみを選択的に変換することに成功しました。α-アンモニオラジカルという化学種が分子内1,5-水素原子移動を引き起こすことを実証しました。複雑な構造を持つ医薬品分子の後期段階修飾を達成しました。関西学院大学 理学部の村上 慧 教授、榊原 陽太 助教、木之下 拓海 さん(理工学研究科 博士課程後期課程)、平手 和希 さん(理工学研究科 博士課程後期課程)、濱脇 康佑 氏(研究当時:理工学研究科 博士課程前期課程)、千葉 将真 氏(研究当時:理工学研究科 博士課程前期課程)、寺田 昂祐 氏(研究当時:理工学研究...
キーワード:アミン/活性種/水素原子/ラジカル/官能基/創薬/誘導体
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発表日:2026年4月15日
76
極細ワイヤーを「あやとり」のように配置するだけで高密度3次元マイクロ流路構造の作製に成功
~生物医学研究への応用と低コストによるデバイス作製に期待~
香川大学の寺尾 京平 教授と高橋 昂生 さん(研究当時:工学研究科 博士前期課程2年)は、細い金属ワイヤー(ピアノ線)を空間に張り巡らせるシンプルな方法により、微小な流路構造を持つ新しいマイクロ流体デバイスを作製する技術を開発しました。本研究では、細いワイヤーの束を「あやとり」のようにねじって配置することで、ワイヤーが途中の断面で自然に密集する幾何学的な原理を利用し、微小ノズルが高密度に集積した3次元マイクロ流路構造の作製に成功しました。マイクロ流体デバイスは、細胞や組織を扱う生命科学研究、医療診断、創薬などの分野で重要な技術です。特に、微小なノズルから液体を吸引・吐出して試料の一部...
キーワード:幾何学/樹脂/マイクロ/マイクロ流体/マイクロ流路/光造形/半導体/微細加工/マイクロデバイス/プローブ/マイクロ流体デバイス/創薬/生体材料
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発表日:2026年4月14日
77
国際的で大規模な第一原理計算・熱伝導データベースを構築
~高精度データとAIを活用した熱機能材料探索に期待~
国際的な研究チームによって、第一原理計算を自動化するソフトウェア「auto-kappa」を開発し、6,800種類以上の無機結晶材料の熱伝導率やフォノン物性の大規模データベース「Phonix」を構築しました。構築したデータベースを用いてグラフニューラルネットワークによる機械学習モデルを開発し、学習させるデータ量の増加に伴って予測精度が指数関数的に向上する「スケーリング則」が成り立つことを見いだしました。このデータベースとAIモデルにより、極めて高い、あるいは極めて低い熱伝導率を持つ新規材料候補を効率的に探索できることを実証しました。このようなAI for Scienceを...
キーワード:グラフニューラルネットワーク/ニューラルネットワーク/機械学習/情報基盤/人工知能(AI)/スケーリング則/スケーリング/フォノン/電子デバイス/無機材料/熱電材料/ニューラルネット/自動化/第一原理/第一原理計算/熱伝導/熱伝導率/機能材料
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発表日:2026年4月13日
78
ブレイン・コンピューター・インターフェースを活用してイメトレ中の脳状態を可視化することで運動能力を向上
~健常者のパフォーマンス向上やスポーツ、人間拡張分野への応用に道~
イメトレ中の脳内状態を、AIを使って可視化して訓練・これまでは本人もトレーナーも、実際の脳状態を知ることができませんでしたが、ブレイン・コンピューター・インターフェース(Brain–Computer Interface;BCI)を利用することでリアルタイムに可視化できました。・脳内に電極を埋め込むことなく、ウェアラブルセンサー(脳波計)とAIだけで実現できた点が画期的です。実際に運動せず、イメトレだけで運動能力が向上・これまでは、ジムや競技場、楽器やキーボードなど、実際にトレーニングするための「場所」や「道具」が必要で、訓練環境を整備...
キーワード:インターフェース/ウェアラブル/ウェアラブルセンサー/人間拡張/情報学/人工知能(AI)/医療機器/脳活動/持続性/ブレイン/生命情報/センサー/フィードバック/臨界期/スポーツ/トレーニング/パフォーマンス/運動イメージ/運動能力/筋肉/筋電図/心電図/神経回路/ICT/ヘルスケア/脳卒中/脳波/非侵襲
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学生物学工学総合生物
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発表日:2026年4月13日
79
致死性脳炎を引き起こすボルナ病ウイルス1型の基本構造を解明
~核たんぱく質とRNAの立体構造を初めて可視化~
ボルナ病ウイルス1型(BoDV-1)は、ヒトや動物の命に関わる重い脳炎を引き起こすことがあるウイルスです。このウイルスは、エボラウイルスや麻疹ウイルス、狂犬病ウイルスなど、世界的に重要な感染症を引き起こすウイルスと同じ「モノネガウイルス目」と呼ばれるグループに属しています。こうしたウイルスでは、遺伝情報であるRNAと、それを包む核たんぱく質が結合した複合体が、ウイルスが増殖するための鍵となっています。しかし、ボルナウイルス科では、この複合体がどのような形をしているのか、長年にわたって解明されていませんでした。今回、クライオ電子顕微鏡法を用いた構造解析により、BoDV-1の核たんぱく質...
キーワード:遺伝情報/電子顕微鏡/電子顕微鏡法/たんぱく/獣医学/クライオ電子顕微鏡/麻疹ウイルス/ウイルス感染症/歯学/RNA/立体構造/ウイルス/感染症
他の関係分野:生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年4月8日
80
ガラスにならない酸化アルミニウムを透明な非晶質の塊に
~5配位ピラミッドと6配位八面体から成る超高密度構造と結晶を超える誘電率を高圧力で実現~
酸化アルミニウム(アルミナ)を、室温・超高圧でミリメートル級の高密度なガラス状材料として形成硬さ・熱特性・電気特性を併せ持つ新非晶質材料として、電子・機械分野での材料選択肢拡大に期待高圧による緻密化を通じて性質を調整できる可能性を示し、構造制御による材料設計指針を提案工学院大学と物質・材料研究機構(以下「NIMS」)を中心とする研究チームは、京都大学、名古屋大学、日本電子株式会社、東北大学、島根大学、岡本硝子株式会社をはじめ、国内複数機関との共同研究により、従来「ガラスにならない」と考えられてきた単一成分酸化物である酸化アルミニウム(Al2O3、アル...
キーワード:高エネルギー/磁気共鳴/物質科学/J-PARC/SPring-8/X線回折/テクトニクス/加速器/高圧力/中性子/中性子回折/超高圧/放射光/放射光X線/非晶質/誘電率/秩序構造/誘電特性/アモルファス/アルミナ/局所構造/材料設計/アルミニウム/コーティング/モデリング/構造制御/酸化物/多孔質/電気化学/熱伝導/熱伝導率/ガラス状態/核磁気共鳴
他の関係分野:数物系科学工学総合生物
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発表日:2026年4月7日
81
戦略的創造研究推進事業における2026年度新規研究領域と研究総括の決定および研究提案の募集について
JST(理事長 橋本 和仁)は、文部科学省が設定した2026年度戦略目標を受け、戦略的創造研究推進事業「CREST」「さきがけ」および「ACT-X」において、新たに研究領域を設定し、その研究総括を決定しました。これらの研究領域を対象として、2026年度の研究提案募集を2026年4月7日(火)から開始します。本事業は、社会・経済の変革をもたらす科学技術・イノベーションに大きく寄与する、新たな科学知識に基づく革新的技術のシーズを創出することを目的とした基礎研究を推進します。国(文部科学省)が定めた戦略目標に推進すべき研究領域とその責任者である研究総括(プログラムオフィサー)をJSTが定め...
キーワード:データ駆動/データ駆動科学/インタラクション/価値共創/電子メール/気候変動/ACT/生体システム/技術革新/寿命/感染症
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学工学農学
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発表日:2026年4月6日
82
構造色ナノ粒子インクのインクジェット印刷に成功
~色素を用いない新しいカラー印刷技術~
高い光安定性、耐熱性、化学安定性を有するシリコンを用いた構造色ナノ粒子インクを開発。インクジェット印刷により多彩なカラー画像の形成に成功。ナノ粒子の散乱・吸収特性により反射と透過で異なる色を示す印刷フィルムを実現。神戸大学 大学院工学研究科の山名 裕斗 大学院生、杉本 泰 准教授、藤井 稔 教授らの研究グループは、色素や顔料を一切用いずに発色する「構造色ナノ粒子インク」を開発し、インクジェット印刷によって多彩なカラー画像を形成することに成功しました。従来の印刷では、色素や顔料が特定の波長の光を吸収することで色を表現していますが、これらの材料は紫外線や...
キーワード:対称性/非対称性/フィルム/耐熱性/樹脂/技術移転/紫外線/シリコン/ナノ粒子/新エネルギー/インクジェット印刷
他の関係分野:数物系科学化学工学総合生物
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発表日:2026年4月6日
83
エンベロープウイルス粒子を検出するサンドイッチELISAを実現
~脂質膜結合性リガンドの利用により「たんぱく質」検出を「ウイルス粒子」検出に変換~
生化学において標的の検出や定量に広く用いられているサンドイッチELISAに適用可能な脂質膜結合性検出リガンドを開発し、A型インフルエンザウイルス(IAV)粒子の検出を実現しました。通常の抗体型検出リガンドとは異なり、遊離たんぱく質には一切応答せず、IAV粒子を特異的に検出するため、ウイルス粒子の機能(感染力)評価が可能です。併用する抗体やDNAアプタマーを変更することでさまざまなウイルス粒子計測にも有用です。A型インフルエンザなど、ここ10年ほどの間に世界的に大流行したウイルス感染症のほとんどは、脂質膜を持つウイルス(エンベロープウイルス)によるもの...
キーワード:分析技術/両親媒性/PCR法/ELISA法/粒子計測/たんぱく/脂質膜/ELISA/機能解析/ウイルス感染症/PCR/インフルエンザ/インフルエンザウイルス/リガンド/ウイルス/ゲノム/感染症/抗体/脂質
他の関係分野:環境学化学生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年4月6日
84
極性金属に潜む構造ゆらぎの謎を解明
~伝導電子が生み出す浅いポテンシャルと新しいダイナミクス~
「金属」と「極性(電気的な偏り)」は、物理学において長らく相いれない性質と考えられてきました。金属中を自由に動き回る伝導電子が、物質内部の電気的な偏りを打ち消してしまう(遮蔽(しゃへい)効果)ためです。この常識は近年の「極性金属」の発見によって覆されました。しかし、伝導電子が極性構造の安定性や相転移のダイナミクスにどのような影響を及ぼしているのか、その本質的なメカニズムは未解明のままでした。京都大学 大学院工学研究科の村山 寛太郎 博士課程学生、高津 浩 准教授、陰山 洋 教授、東京大学 大学院理学系研究科の有田 亮太郎 教授らを中心とする国際共同研究グループは、金属的な電気伝導性を...
キーワード:ノイズ/相転移/アニオン/レニウム/複合アニオン/環境発電/省エネ/材料設計/電気伝導/ヒステリシス/電気伝導性/ダイナミクス/リチウム/構造制御/省エネルギー/超音波/エネルギー変換/ゆらぎ
他の関係分野:数物系科学化学工学農学
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発表日:2026年4月6日
85
電圧駆動による安定な磁気情報書き込みの新技術を開発
~超低消費電力な不揮発性メモリーMRAMの実現へ~
非磁性体薄膜を2層の強磁性体薄膜で挟んだ構造(人工反強磁性体)の制御された界面に対して電圧をかけることで、広いパルス幅領域で磁気情報を安定に書き込むことに成功電圧駆動型MRAM(不揮発性磁気メモリー)の大容量化に道筋記憶保持および書き込み動作ともに超低消費電力化でき、情報機器の省エネルギー化に貢献産業技術総合研究所(以下「産総研」) ハイブリッド機能集積研究部門 中山 裕康 主任研究員、野﨑 隆行 研究グループ付、山路 俊樹 主任研究員、野崎 友大 研究グループ長、今村 裕志 研究グループ付、エレクトロニクス・製造領域 湯浅 新治 上級首席研究員は、...
キーワード:低消費電力化/コンピューティング/人工知能(AI)/パルス/ブレイン/反強磁性/反強磁性体/超薄膜/ナノマテリアル/磁性体/情報機器/MRAM/メモリ/強磁性/磁化反転/省エネ/強磁性体/不揮発性メモリ/サンドイッチ構造/スピン/省エネルギー/新エネルギー/低消費電力/放射線
他の関係分野:情報学数物系科学化学総合理工工学
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発表日:2026年4月3日
86
共生することが温暖化への耐性を高める
~海洋プランクトンの光共生の新たな役割~
海洋プランクトンの浮遊性有孔虫が、現在進行中の地球温暖化に対してどう応答するかを実験的に調べ、高い温暖化耐性を示すことを明らかにしました。共生藻について、共生状態と自由生活状態を比較すると、共生状態のほうがより高温まで耐えられることが明らかになり、宿主細胞内が、共生藻にとって避難所のような役割を果たす可能性を示しました。海洋の低次生態系を支えるプランクトンの温度耐性を理解することは、さらなる温暖化地球における海洋生態系の姿を予測することに貢献すると期待されます。東京大学 大気海洋研究所の高木 悠花 准教授と、千葉大学 大学院融合理工学府 地球環境科学...
キーワード:海洋/地球温暖化/地球環境/生態系/環境応答/プランクトン/渦鞭毛藻/温暖化/海洋生態/海洋生態系/動物プランクトン
他の関係分野:環境学工学農学
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発表日:2026年4月3日
87
次世代創薬技術「標的たんぱく質分解」を加速
~DCAFたんぱく質群の相互作用ネットワークを解明~
たんぱく質分解創薬の鍵となるDCAFファミリーの網羅的機能解析を実施独自開発した近接たんぱく質標識技術AirIDを用いた大規模プロテオミクス解析約60種類存在すると考えられるDCAFのたんぱく質相互作用ネットワークを体系的に整理たんぱく質分解活性の高いDCAF群を抽出する解析フレームワークを構築次世代創薬技術「標的たんぱく質分解(TPD)」の研究開発を加速する基盤研究このたび、愛媛大学 先端研究院 プロテオサイエンスセンターの山中 聡士 特定助教らの研究グループは、細胞内のたんぱく質分解機構に関わるDCAF(DDB1-and CU...
キーワード:フレームワーク/たんぱく/インタラクトーム/キチン/機能解析/オミクス/オミクス解析/プロテオミクス/ユビキチン/細胞生物学/創薬
他の関係分野:情報学総合生物農学
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発表日:2026年4月1日
88
ライフサイエンスデータベース統合推進事業(統合化推進プログラム)における2026年度新規研究開発課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、ライフサイエンスデータベース統合推進事業(統合化推進プログラム)において、3件の新規研究開発課題を決定しました。本プログラムは、ライフサイエンスに関わる国内外のデータを統合的に扱うためのデータベース開発を支援します。研究開発を通じて公共データ利活用のための情報環境整備を行うとともに、利用者の知識発見や課題解決への寄与および国際的なオープンサイエンスへの貢献を目指しています。今回の募集では、昨年度に引き続き、将来性を重視した独自性の高い構想を持つ統合データベースの発掘・育成を目的として、試行的開発を含む萌芽(ほうが)的なデータベースの研究開発提...
キーワード:知識発見/オープンサイエンス/気候変動/感染症
他の関係分野:情報学数物系科学
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発表日:2026年4月1日
89
蛍石型強誘電体の分極反転における原子の動きをリアルタイムに直接観察
~次世代強誘電体デバイスに向けた材料開発の新たな設計指針~
近年の高度情報化社会では、情報を保存するメモリーデバイスの低消費電力化や高速化・小型化が大きな課題となっています。こうした課題を解決する次世代メモリーの1つとして、物質内部の電気の偏り(分極)を利用する強誘電体メモリーの開発が進められています。中でも、従来材料と比べて飛躍的に薄い膜厚でも分極を安定して保持できる蛍石型強誘電体が注目されています。しかし、この蛍石型強誘電体では、情報の保存や読み書きの根幹を担う分極反転(スイッチング)がどのような過程を経て進行しているのか、また構成する元素によってどのように分極の振る舞いをコントロールできるのかという点について未解明の点が数多くありました...
キーワード:低消費電力化/スーパーコンピュータ/軽元素/メモリ/分極反転/誘電体/STEM/強誘電体/原子構造/ダイナミクス/第一原理/第一原理計算/低消費電力/電子顕微鏡/電子顕微鏡法/透過電子顕微鏡/ジルコニウム
他の関係分野:情報学数物系科学工学
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発表日:2026年3月31日
90
ジー・サーチとJST、AI時代の研究開発を加速する「科学技術文献情報提供事業」に係る契約を締結
~高品質・高信頼データとAIの融合により、日本のイノベーション・エコシステムを最大化~
富士通グループの株式会社ジー・サーチ(本社:神奈川県川崎市幸区、代表取締役社長:植木 誠二郎、以下、ジー・サーチ)は、科学技術振興機構(本部:埼玉県川口市、理事長:橋本 和仁、以下、JST)が長きにわたり実施してきた科学技術文献情報提供事業に係るコンテンツ提供サービス事業について、2027年4月1日からジー・サーチが継続して実施する新たな契約を締結しました。本契約は、生成AIの台頭により情報の真偽や権利関係の透明性が問われる現代において、両者が培ってきた「高品質・高信頼な構造化データ」の価値を再定義し、人工知能(AI)時代の新たな研究スタイルに対応した革新的なプラットフォームを提供す...
キーワード:AI/コンテンツ/人工知能(AI)/情報提供/透明性/水田/ラット
他の関係分野:情報学工学農学
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発表日:2026年3月28日
91
なぜ三脚型分子は固体表面上できれいに並ぶのか
~トリプチセン有機薄膜の自己組織化メカニズムを分子動力学で解明~
プロペラ状骨格を持つ三脚型トリプチセン誘導体の自己組織化薄膜について、全原子分子動力学(MD)シミュレーションにより、表面上での分子配向と秩序化の「動的プロセス」を分子レベルで初めて可視化・解明分子が厚く積み重なったバルク相では分子の向きが互い違いに配向する「反平行配向」が安定であるのに対し、超薄膜相では固体表面の影響で分子の向きがそろう「平行配向」へと優先的に切り替わるメカニズムを発見熱アニーリングによる「段差状構造から平坦(へいたん)な膜への自己修復」および高秩序化の過程を再現し、そのメカニズムを定量的に実証置換基パターンが膜の安定性を左右することを突き止...
キーワード:自律システム/超薄膜/高分子膜/自己組織/高分子/分子配向/有機エレクトロニクス/有機半導体/二分子膜/有機分子/固体表面/トランジスタ/単分子膜/有機トランジスタ/有機薄膜/熱力学/単結晶/シミュレーション/スピン/ダイナミクス/自己修復/真空蒸着/動力学/半導体/分子動力学/物質循環/MDシミュレーション/組織化/分子機構/分子設計/誘導体
他の関係分野:情報学数物系科学化学総合理工工学農学
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発表日:2026年3月28日
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脂質を包括的に可視化する新たな空間解析手法の開発
~多層的な質量分析イメージングで脂質の空間制御の解明に貢献~
理化学研究所(理研) 生命医科学研究センター メタボローム研究チームの内野 春希 特別研究員、津川 裕司 客員研究員、有田 誠 チームディレクター(慶應義塾大学 薬学部・薬学研究科 教授)の研究チームは、生体組織内の脂質分子を包括的かつ詳細に可視化する質量分析イメージング(MSI)の新手法「SMASH imaging(Serial MAldi-msStrategy forHigh-resolution imaging)」を開発しました。本研究成果は、脂質イメージングの網羅性と構造解析の正確性を向上させ、脂質分布の空間地図(リピドームアトラス)の構築を通じて、脂質が関与する加齢・発生・...
キーワード:プロファイル/空間解析/分析技術/スペクトル/質量分析/レーザー照射/モビリティ/レーザー/生体組織/SPECT/MSI/マウス/質量分析イメージング/ICT/メタボローム/加齢/脂質/神経疾患
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学総合理工工学
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発表日:2026年3月28日
93
トポロジカルデータ解析で柔軟な細胞セグメンテーションを実現
トポロジカルデータ解析に基づく細胞膜画像のセグメンテーションツール「PomSeg」を開発数理構造と生物学的な対応を明らかにすることで、細胞サイズや重なり具合など、明確な意味を持つパラメーターで細胞のセグメンテーションを実現発生学をはじめ、細胞膜画像を扱う多様な生命科学分野の研究を推進東京大学 大学院医学系研究科の織田 遥向 氏と、京都大学 高等研究院 ヒト生物学高等研究拠点の井元 佑介 特定准教授による研究グループは、トポロジカルデータ解析技術であるパーシステントホモロジーを用いた細胞膜画像のセグメンテーションツール「PomSeg」を開発しました。機...
キーワード:セグメンテーション/機械学習/ホモロジー/データ解析/トポロジカル/一細胞/細胞膜/ステント/発生学/ICT
他の関係分野:情報学数物系科学総合理工総合生物
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発表日:2026年3月26日
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付加重合でポリアミドを作る
~多段階ラジカル異性化による新たな高分子合成~
京都大学 大学院工学研究科 高分子化学専攻の黒田 啓太 博士後期課程学生、大内 誠 教授のグループは、ラジカル重合中に複数の異性化反応を連続的に起こす「カスケード型ラジカル異性化重合」により、主鎖にアミド結合を周期的に含む新たな高分子を合成することに成功しました。付加重合によって得られる高分子は通常は炭素–炭素結合のみからなる主鎖構造を有しますが、今回見いだした重合はアミド結合[–CONH–]やエーテル結合[R–O–R’]を主鎖に導入できる新しい高分子合成反応であり、分子設計を工夫することで分解性の付与も可能です。本異性化重合で得られる高分子は従来の重合では得られなかった主鎖構造を有しており、...
キーワード:SO2/二酸化硫黄/ガラス転移/環境調和/アミド/ヘテロ原子/ポリアミド/ラジカル重合/高分子/高分子化学/高分子合成/ガラス転移温度/活性種/持続可能/ポリマー/機能性材料/高分子材料/機能材料/機能性/アミド結合/ラジカル/分子設計
他の関係分野:環境学数物系科学化学工学農学
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発表日:2026年3月26日
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光で「分解」を自在にオンオフできる賢いプラスチックを開発
~丈夫さと分解性の両立を分子レベルで解明し、光によるQRコード描画にも成功~
光を当てると分解し、別の光を当てると分解が止まる“賢い素材”を開発。材料を「丈夫で長く使える」ようにすると分解しにくくなり、「分解しやすく」すると耐久性が落ちるという根本的な課題があったが、丈夫さと分解性を両立する仕組みを分子レベルで解明。材料内部に“動く分子の輪”のような構造(可動性架橋)を導入することで、光による制御で、酵素分解の進行を可逆的に切り替えることに成功。この技術は、環境に配慮した次世代材料の開発につながるだけでなく、医療材料や情報記録材料など、さまざまな分野への応用に期待。大阪大学 大学院理学研究科の大学院生 Zhou Xi...
キーワード:酵素分解/高分子/材料科学/有機材料/材料設計/プラスチック/高分子材料/耐久性
他の関係分野:化学工学
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発表日:2026年3月26日
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一重項分裂(SF)により増幅した励起子の効率的な捕集に成功
~量子収率130パーセントを達成する鍵分子を発見、太陽電池の限界突破に道~
1つの光子から2つの励起子を生み出す「シングレットフィッション(SF、一重項分裂)」は、従来型の太陽電池の理論限界を突破し、有機発光ダイオード(OLED)の効率を向上する夢の光変換技術として期待されています。本研究では、そのSFによって増幅した励起子を光エネルギーとして抽出するためにスピンフリップ発光体と呼ばれる「d電子系金属錯体」を活用する新しい手法を開発し、従来系の理論限界(100パーセント)を大きく超える約130パーセントの量子収率を達成しました。分子設計の自由度の高い錯体を用いた本技術により、今後太陽電池の効率向上が期待されます。太陽光エネル...
キーワード:光エネルギー/フリップ/量子もつれ/近赤外/太陽/モリブデン/金属錯体/太陽光/ACT/定量評価/エネルギー移動/光吸収/LED/太陽光発電/光電変換/太陽電池/電池/スピン/励起子/分子設計
他の関係分野:環境学数物系科学化学総合理工工学
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発表日:2026年3月24日
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JST社会技術研究開発センター センター長に日比谷潤子氏
JST(理事長 橋本 和仁)は、このたび、2026年4月1日付で、社会技術研究開発センター(RISTEX)の新センター長として日比谷 潤子 氏(現 RISTEX 社会技術研究開発主監)の就任を決定しました。日比谷 氏は、上智大学 大学院外国語学研究科 言語学専攻 博士前期課程修了後、ペンシルベニア大学 大学院アーツ・サイエンス研究科 言語学博士を取得しました。その後、慶應義塾大学 助教授、国際基督教大学 教授、学長を経て、現在は日本学術会議 副会長(国際活動担当)や日本ユネスコ国内委員会 会長を務めるとともに、JSTにおいてもRISTEXの社会技術研究開発主監や、「羽ばたく女性研究者...
キーワード:気候変動/法制度/ELSI/感染症
他の関係分野:数物系科学
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発表日:2026年3月23日
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量子のもつれを“螺旋(らせん)”で読む
~個別制御に頼らない量子状態解析法を開発~
量子ビットを一つずつ操作しない、新しい量子状態解析法を開発少ない測定から全体の量子状態を推定する効率的手法を実証大規模量子システムで量子のもつれを評価する新しい道を提示日本大学 文理学部 物理学科の山本 大輔 准教授、同 自然科学研究所のGiacomo Marmorini(ジャコモ・マルモリーニ)研究員、および早稲田大学 理工学術院の福原 武 教授(理化学研究所 量子コンピュータ研究センター チームディレクター)からなる研究グループは、多数の量子ビットからなる量子多体系の状態を、個々の量子ビットを一つ一つ制御することなく解析できる新しい量子状態トモグ...
キーワード:圧縮センシング/コヒーレンス/光格子/三角格子/磁気光学/電気磁気効果/反強磁性/量子コンピュータ/量子シミュレーション/量子もつれ/量子情報/量子情報処理/量子多体系/冷却原子/冷却原子系/トモグラフィー/異方性/ブラックホール/量子ビット/トポロジカル/磁性体/強磁性/シミュレーション/シミュレータ/スピン/センシング/エネルギー変換
他の関係分野:情報学数物系科学総合理工工学農学
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発表日:2026年3月23日
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「第15回科学の甲子園全国大会」岡山県代表 岡山県立岡山朝日高等学校が優勝
JST(理事長 橋本 和仁)が2026年3月20日(金・祝)から3月23日(月)までの日程で開催している「第15回科学の甲子園全国大会」(開催場所:つくば国際会議場、つくばカピオ)において、岡山県代表 岡山県立岡山朝日高等学校が優勝しました。「科学の甲子園全国大会」は、科学好きの裾野を広げるとともに、次世代の科学技術・イノベーションの創出を担う優れた人材の育成を目的として創設され、全国の高校生が学校対抗で科学の力を競います。本大会の各都道府県における代表選考には、697校から7,892人のエントリーがありました。選抜された47の代表校は、1、2年生が6~8人でチームを組み、科学に関す...
キーワード:電子メール/気候変動/感染症
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発表日:2026年3月23日
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「超酸」の中で発光し続ける色素の開発に成功
~酸による分解という最大の弱点を克服、極限環境でのイメージング応用に光明~
濃硫酸をはるかに超える「超酸」中でも明るく蛍光発光し続けるBODIPY色素を開発。50年以上利用されてきた蛍光色素BODIPYの最大の弱点であった、酸による分解を克服。既存BODIPYの酸耐久性の限界を突破し、極限酸性環境でのセンサー・イメージング応用へ。北海道大学 総合イノベーション創発機構 化学反応創成研究拠点(WPI-ICReDD)・同大学 大学院工学研究院の猪熊 泰英 教授らの研究グループは、濃硫酸をはるかに超える酸性度を持つ「超酸」の中でも分解せず発光し続ける蛍光色素「超酸耐性BODIPY」の開発に成功しました。BODIPY(ボロ...
キーワード:シナジー/分子構造/機能性分子/樹脂/イオン交換/センサー/センシング/フッ素/耐久性/極限環境/ホウ素/機能性/光イメージング/官能基/蛍光イメージング/蛍光色素/中分子
他の関係分野:複合領域化学工学総合生物農学
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発表日:2026年3月23日
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遺伝子変異に合わせたRNA標的創薬へ
~RNA構造と低分子化合物の相互作用を大規模に検出する新技術「BIVID-MaP」を開発~
RNA-低分子化合物相互作用の検出手法「BIVID-MaP」を開発しました1塩基変異がRNA構造と結合能を変化させることを大規模に解明しました個々の変異に最適化したRNA標的創薬と精密医療の実現への貢献が期待できます宮下 映見 大学院生(京都大学 iPS細胞研究所(CiRA) 未来生命科学開拓部門・株式会社xFOREST Therapeutics)、小松 リチャード 馨 最高技術責任者(株式会社xFOREST Therapeutics)、齊藤 博英 教授(CiRA 未来生命科学開拓部門・東京大学 定量生命科学研究所)、および鬼塚 和光 准教授(東北大...
キーワード:最適化/物質科学/結合状態/たんぱく/iPS細胞/RNA/ラット/高次構造/創薬/低分子化合物/立体構造/遺伝子/遺伝子発現/遺伝子変異/個別化医療
他の関係分野:情報学数物系科学工学総合生物
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発表日:2026年3月19日
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「大学発ベンチャー表彰2026」応募受付開始について
JST(理事長 橋本 和仁)とNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構 理事長 斎藤 保)は、大学等における研究開発成果を用いた起業および起業後の挑戦的な取り組みや、さらには企業からベンチャーへの支援および協力をより一層促進することを目的とする「大学発ベンチャー表彰2026」の応募受付を開始しました。「大学発ベンチャー表彰2026」では、大学等の成果を活用して起業した大学発ベンチャーのうち、今後の活躍が期待される優れた大学発ベンチャーを表彰するとともに、特にその成長に寄与した大学や企業などに文部科学大臣賞、経済産業大臣賞などを授与します。また、経営者が40歳未満かつ設立...
キーワード:気候変動/技術移転/新エネルギー/感染症
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2026年3月17日
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日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS)
日本-タイ国際共同研究「バイオテクノロジー」における新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS)日本-タイ国際共同研究「バイオテクノロジー」において、新規課題の採択を決定しました。NEXUSでは、これまでの日ASEANの長きにわたる国際共同研究や研究人材交流の取り組みを基盤とし、双方の強みを生かした柔軟で重層的な科学技術協力を推進しています。その取り組みの1つである「国際共同研究」では、日本とASEAN諸国との共通重点分野における国際共同研究の提案を募集し、採択された国際共同研究課題に対して研究費を支援します。今回、その一環として、タイ人材・制度開発・研究・イノベー...
キーワード:気候変動/バイオテクノロジー/感染症
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発表日:2026年3月17日
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半導体基板上で非鉛圧電体の性能向上を実証
~汎用成膜法で多数の条件を同時に評価し実現~
電子デバイス製造で広く用いられるスパッタ法を活用し、半導体基板(シリコンウエハー)上に非鉛圧電単結晶薄膜を作製。多数の成膜条件を1枚の基板上で同時に評価できる手法により、材料特性の最適化を効率的に実施。最適化した材料を用いて超小型振動発電デバイスを試作し、5倍の性能向上を実証。圧電材料は力を加えると電気が生じ、電気を加えると形が変わる性質を持つ材料で、圧力センサーやイヤホンなどに広く用いられています。鉛を使用しない圧電材料として注目されるビスマス鉄酸化物(BiFeO3、BFO)は、圧縮の力により圧電性能が向上することが報告されていましたが、この効果は...
キーワード:最適化/ビスマス/相転移/圧電性/シリコンウエハ/スパッタ法/圧力センサー/電子デバイス/材料特性/圧電材料/圧電体/構造相転移/単結晶/MEMS/シリコン/センサー/ひずみ/酸化物/半導体/力センサー
他の関係分野:情報学数物系科学化学工学
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発表日:2026年3月13日
105
先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)招へい型(インド)およびインド若手科学頭脳循環プログラム(LOTUS Programme)における2026年度提案募集の開始について
JST(理事長 橋本 和仁)は、インドを対象とした先端国際共同研究推進事業(以下、ASPIREという。)招へい型およびインド若手科学頭脳循環プログラム(以下、LOTUS Programmeという。)における提案募集を2026年3月13日(金)から開始しました。ASPIREは、国際的な研究コミュニティーにおける日本の存在感が低下している状況を打破し、科学技術力の維持・向上を図るため、政策上重要な科学技術分野での国際共同研究を通じて、日本と欧米など科学技術先進国・地域のトップ研究者同士を結び付け、研究コミュニティーにおいて国際頭脳循環を加速させることを目指すものです。今般、この...
キーワード:知能ロボティクス/人工知能(AI)/電子メール/気候変動/ロボティクス/半導体/コミュニティ/感染症
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学工学
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発表日:2026年3月13日
106
2次元材料である六方晶窒化ホウ素(hBN)の生体量子センサー化に成功
~欠陥導入と構造制御で細胞計測を実現~
六方晶窒化ホウ素(hBN)ナノ粒子に「ホウ素空孔中心」と呼ばれる欠陥を多数導入し、光で微小環境の情報を読み取れる新しい量子センサーを開発しました。2次元材料の脆(もろ)い性質をシリカ被覆で克服し、さらに親水性高分子で表面修飾する手法を用いて、細胞内環境で機能する量子センサー化に世界で初めて成功しました。これまでナノダイヤモンドに限られていた細胞量子センシングに新たな選択肢をもたらす成果であり、細胞内微小環境の可視化を通じて生命現象の解明に寄与するとともに、がんや神経疾患の病態解明や創薬研究への応用が期待されます。京都工芸繊維大学の下村 鈴音 博士前期...
キーワード:六方晶窒化ホウ素/ケイ素/高分子/量子センシング/温度分布/2次元材料/バイオセンシング/表面修飾/シリカ/センサー/センシング/ナノ粒子/構造制御/たんぱく/親水性/生体内/ホウ素/微小環境/ナノテクノロジー/病態解明/Hela細胞/創薬/培養細胞/異分野融合/神経疾患/非侵襲
他の関係分野:数物系科学化学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2026年3月13日
107
生きたまま組織を透明化できる試薬の開発
~正常機能を保持したまま透明化して神経細胞の活動を蛍光観察することに成功~
血液中に多く含まれるたんぱく質、アルブミンを用いることで、哺乳類の生きた組織の透明化を実現しました。細胞外液のイオン組成をほとんど変えることなく、神経細胞の正常な機能を維持したまま、脳組織を透明化することができました。生きた動物の脳組織において、従来よりも深部まで蛍光顕微鏡観察が可能になりました。哺乳類の生体組織の多くは不透明であり、光を使って組織の深部を観察することは困難です。死後にホルマリンなどで固定した組織標本については、近年、透明化試薬を使って透明化し、深部まで観察することが容易になりました。しかし、従来の透明化試薬は毒性や浸透圧が高く、細胞...
キーワード:浸透圧/蛍光観察/微細構造/たんぱく/神経活動/哺乳類/コネクトミクス/生体組織/発生生物学/細胞毒性/アルブミン/マウス/蛍光顕微鏡/血液/神経科学/神経細胞/脳機能/非侵襲
他の関係分野:生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年3月12日
108
受容体の活性化サイクルの網羅的可視化
~時間分解構造解析により明らかになったGPCRのGたんぱく質選択性と2つのGたんぱく質活性化経路~
クライオ電子顕微鏡(cryo-EM)を用いた単粒子構造解析によりNTSR1が多様なGたんぱく質を識別し、活性化するメカニズムを解明GDP/GTPを添加したサンプルによる時間分解cryo-EM手法を用いて、20を超える構造を決定しNTSR1によるGiたんぱく質活性化サイクルの全貌を可視化NTSR1はGi/oたんぱく質と従来知られていた複合体状態(C状態)とは異なる状態(NC状態)を取り、NC状態からのGたんぱく質の解離はC状態からの解離と全く異なる速度や反応経路で進行することを解明東京大学 先端科学技術研究センターの加藤 英明 教授と、京都大学 大学院...
キーワード:時間分解/分子動力学シミュレーション/神経ペプチド/選択性/シミュレーション/センシング/原子間力顕微鏡/電子顕微鏡/動力学/分子動力学/たんぱく/クライオ電子顕微鏡/高速原子間力顕微鏡/ホルモン/神経伝達物質/生理機能/GPCR/受容体/創薬/血圧/睡眠
他の関係分野:数物系科学生物学工学総合生物
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発表日:2026年3月12日
109
うねる高分子鎖を初めて可視化~高分子セグメントの熱揺らぎを捉えた
~モビリティー組立技術を刷新する新規接着技術への応用に期待~
接着剤の性能を左右する界面高分子鎖の運動は、これまで平均像でしか議論できなかった。高分子1本の中の分子運動を直接観察し、吸着・脱離を伴う非平衡挙動を発見した。界面の高分子鎖を非平衡系として捉える新しい視点が、接着剤の分子設計を加速する。世界のエネルギー消費の約3割はモビリティー輸送に起因します。モビリティーの低燃費化に向けた構造部材の軽量化はSDGs実現に向けた重要な課題であり、軽量化には異種材料を適材適所での組み合わせを可能にする高性能な接着技術が求められます。九州大学 大学院工学研究院 応用化学部門/次世代接着技術研究センターの田中 敬二 主幹教...
キーワード:最適化/熱揺らぎ/非平衡/非平衡系/揺らぎ/分子運動/高分子/固体表面/エネルギー消費/AFM/マルチスケール/モビリティ/軽量化/原子間力顕微鏡/複合材/分子設計
他の関係分野:情報学数物系科学化学工学
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発表日:2026年3月11日
110
tRNAの「脱硫型修飾」がたんぱく質合成を左右する
~ヒト細胞で見つかった新しい翻訳制御~
ヒト細胞およびマウス組織のtRNAにおいて、脱硫型修飾(xm5h2U)が内在的に生成されていることを初めて実証しました。脱硫型修飾は特定のtRNAのアミノアシル化効率とコドン解読能を低下させ、たんぱく質合成効率を制御することを明らかにしました。クライオ電子顕微鏡を用いた構造解析により、脱硫型修飾を有するtRNAがリボソーム上で対応するコドンを認識しにくくなることを明らかにしました。東京大学 大学院工学系研究科の莫 喩楓(Yufeng Mo) 大学院生と鈴木 勉 教授の研究グループは、脱硫(元素記号がSである、硫黄を含む分子が離脱する反応)したtRNA...
キーワード:RNA修飾/tRNA/コドン/電子顕微鏡/たんぱく/リボソーム/アダプター/クライオ電子顕微鏡/翻訳制御/mRNA/分子機構/アシル化/ストレス応答/マウス/誘導体/ICT/ストレス/酸化ストレス
他の関係分野:生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年3月9日
111
「着床」に関わる重要な新たな仕組みを解明
~低酸素シグナルHif2α-Lox経路が子宮内マトリックスを再構築し、胚の浸潤と胎盤形成を促進~
着床期の子宮内膜は低酸素状態になり、その状態が胚の着床に重要な役割を果たすことを解明低酸素応答因子 Hif2α(Hypoxia-Inducible Factor 2 alpha)が、酵素 Lox(Lysyl Oxidase)を誘導し、子宮内のコラーゲン構造を再編成することを発見Loxが欠損すると、胚の侵入不全・胎盤形成異常が起こり、流産や胎児発育不全につながることをマウスで実証不妊症や妊娠合併症(妊娠高血圧症候群など)の新たな診断・治療標的となる可能性東京大学医学部附属病院の藍川 志津 特任研究員、東京大学 大学院医学系研究科の廣田 泰 教...
キーワード:AI/生殖/生殖補助医療/たんぱく/抵抗性/新規治療法/マウスモデル/合併症/子宮/子宮内膜/治療標的/受精/浸潤/体外受精/着床/着床障害/低酸素応答/低酸素応答因子/不妊症/胎児/分子機構/HIF/コラーゲン/マウス/血小板/胎盤/低酸素/慢性炎症/医療の質/血圧/高血圧/細菌/細菌叢/新生児/妊娠/妊娠高血圧症候群
他の関係分野:情報学生物学総合理工総合生物農学
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発表日:2026年3月9日
112
原子の振動を使った高効率なテラヘルツ光検出に成功
~フォノンによる巨大な光起電力効果の観測、高効率デバイス開発に道~
強誘電体SbSIにおけるフォノン(格子振動)を用いたテラヘルツ領域の巨大な光起電力効果の実証に成功しました。フォノン励起による光起電力効果の周波数応答や応答係数を初めて定量的に評価し、性能指数が既報の物質の中でも最大級であることを発見しました。テラヘルツ・赤外領域における革新的な光検出デバイス開発の進展が期待できます。東京大学 大学院工学系研究科の岡村 嘉大 助教(研究当時)、高橋 陽太郎 准教授と、理化学研究所 創発物性科学研究センターの十倉 好紀 グループディレクターらによる研究グループは、強誘電体SbSI(ヨウ化硫化アンチモン)において、フォノ...
キーワード:テラヘルツ光/トポロジー/マグノン/テラヘルツ/近赤外/アンチモン/トポロジカル/光起電力/光機能/フォノン/可視光/誘電体/強誘電体/単結晶/スピン/スピントロニクス/センシング/周波数/電磁誘導
他の関係分野:数物系科学総合理工工学
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発表日:2026年3月6日
113
量子フィードバック制御のトポロジカルな分類に成功
~擾乱から保護された量子制御の設計に向けて~
量子系に対して測定とフィードバックを繰り返し行う量子フィードバック制御について、対称性に基づくトポロジカルな分類に成功した。広いクラスの量子フィードバック制御の対称性が10種類に限定されることを証明し、どのような場合にその制約を外せるかも明らかにした。本成果は、トポロジカルに保護された量子制御を設計する指針を与え、擾乱(じょうらん)やノイズに対して頑健な量子技術の開拓につながることが期待される。東京大学 大学院工学系研究科 物理工学専攻の聞 駿軒 大学院生、ゴン・ゾンピン 准教授、沙川 貴大 教授らによる研究グループは、広いクラスの量子フィードバック...
キーワード:プロトコル/トポロジー/対称性/量子制御/ノイズ/トポロジカル/フィードバック/フィードバック制御
他の関係分野:情報学数物系科学総合理工工学
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発表日:2026年3月4日
114
DNA言語に対する生成AI基盤モデルを開発オーソログ進化パターンに基づく遺伝子配列再設計で異種生物での高発現を可能に
~バクテリアのプラスチック分解能力を最大約10倍向上~
オーソログ(Ortholog)情報を学習する生成AI「OrthologTransformer」により、同義置換だけでなく非同義変異や挿入・欠失も自然な範囲で取り入れた遺伝子配列の再設計が可能。45種の細菌・450通りの種間変換で、宿主(ターゲット種)の天然オーソログに近い配列を生成し、従来のコドン最適化や既存手法を一貫して上回る性能を確認。PETase遺伝子を枯草菌で発現させる実験で、コドン最適化と比べて反応生成物量が最大約10倍に向上。ゲノム全体をデザインできるプラットフォームの構築に向けた生成AI基盤モデルを確立。北里大学 未来工学部 ...
キーワード:ベンチマーク/最適化/深層学習/人工知能(AI)/バクテリア/コドン/系統進化/プラスチック/分解能/枯草菌/ラット/ゲノム/遺伝子/細菌
他の関係分野:情報学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年3月4日
115
“カゴ型構造”の新試薬で分子の空間配置を制御することに成功
~カルボニル付加の未踏課題を突破し、医薬品などの新たな合成戦略への活用に期待~
カゴ型構造の分子を新しい試薬として用い、化学結合の「空間配置」を制御する新技術を開発これまで少量しか得られなかった分子を、主生成物として選択的に合成することに成功医薬品や生理活性物質の合成において、分子構造の作り分けを可能にする基盤技術として期待大阪大学 大学院工学研究科 博士後期課程の筒井 裕哉 さん(研究当時)、工学部 応用自然科学科 4年生の志賀 心 さん、同研究科の小西 彬仁 助教、安田 誠 教授らの研究グループは、14族元素を中心に持つ特殊なカゴ構造のアリル化試薬(アリルアトラン)を新たに開発・合成し、従来とは異なる経路での反応制御が可能で...
キーワード:π電子/分子構造/ルイス酸/反応制御/ベンゼン/電子状態/ケトン/生理活性/生理活性物質/有機合成/立体構造
他の関係分野:化学工学
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発表日:2026年3月3日
116
マイクロペプチドがタイマーとして細胞の運命を導く
~複雑な器官形成を支える細胞分化の制御切り替え~
理化学研究所(理研) 生命機能科学研究センター 発生ゲノムシステム研究チームの近藤 武史 チームディレクター、水野 苑子 リサーチアソシエイトらの共同研究チームは、動物の発生過程において、細胞が発現するマイクロペプチドがタイマーのように機能し、特定のタイプへの細胞運命の誘導が可能な“限られた時間”を規定することを発見しました。本研究成果は、精巧な機能と形を持ち合わせる動物の器官が、発生という時間の流れの中で、段階的に仕組みを切り替えながらどのように形作られていくのかという理解を深めるとともに、医学や生物工学など幅広い科学分野で、生命現象の時間軸に関する知見を必要とする研究開発へ貢献す...
キーワード:クロストーク/器官形成/生物工学/フィードバック/マイクロ/細胞運命/アミノ酸/ショウジョウバエ/形態形成/細胞分化/ゲノム/遺伝子
他の関係分野:生物学工学
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発表日:2026年3月2日
117
白金ナノ粒子の3次元原子構造解析に成功
~不均一触媒における発現機構の理解と新たな設計指針の構築~
新規開発した3次元電子顕微鏡法により、酸化物基板に担持された白金ナノ触媒の3次元構造の再構成に成功した。統計的解析手法および理論計算との融合により、ナノ粒子表面の動的な原子サイトに生じた負電荷の偏りが触媒活性に大きく寄与していることを初めて明らかにした。3次元電子顕微鏡法と理論計算を融合することにより、触媒活性サイトが明らかになり、高性能な触媒開発を大きく加速することが期待される。東京大学 大学院工学系研究科 附属総合研究機構の石川 亮 特任准教授、窪田 陸人 大学院生(研究当時)、川原 一晃 助教(研究当時、現:東北大学 金属材料研究所 准教授)、...
キーワード:産学連携/ストロンチウム/金ナノ粒子/触媒反応/材料科学/チタン酸ストロンチウム/活性サイト/原子分解能/原子分解能電子顕微鏡/触媒設計/不均一触媒/水分解/STEM/チタン/原子構造/電子状態/3次元構造/ナノ粒子/金属材料/酸化物/電子顕微鏡/電子顕微鏡法/分解能/動的構造
他の関係分野:複合領域数物系科学化学工学
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発表日:2026年3月2日
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共生進化の鍵となる細菌遺伝子を同定
~トリプトファン分解酵素が壊れると大腸菌はカメムシ共生細菌になる~
トリプトファン分解酵素の機能喪失で大腸菌および近縁の細菌がカメムシ共生細菌になることを実証自然界のカメムシ共生細菌で当該酵素遺伝子が失われていることを発見、共生進化への関与を示唆研究室における進化実験と野外生物集団の調査を統合し、共生進化に重要な分子基盤の一端を解明産業技術総合研究所(以下「産総研」という) モレキュラーバイオシステム研究部門 バイオシステム多様性研究グループの汪 亜運 産総研特別研究員、森山 実 主任研究員、古賀 隆一 上級主任研究員、深津 武馬 首席研究員は、独自に開発したチャバネアオカメムシ-大腸菌実験共生進化系を駆使して、単一...
キーワード:突然変異/進化実験/共生細菌/昆虫類/代謝産物/大腸/分子機構/アミノ酸/インドール/トリプトファン/大腸菌/ICT/ゲノム/遺伝子/細菌/腸内細菌
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発表日:2026年2月27日
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日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS)
日本-フィリピン国際共同研究「スマート農業」における新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS)日本-フィリピン国際共同研究「スマート農業」において、新規課題の採択を決定しました。NEXUSでは、これまでの日ASEANの長きにわたる国際共同研究や研究人材交流の取り組みを基盤とし、双方の強みを生かした柔軟で重層的な科学技術協力を推進しています。その取り組みの1つである「国際共同研究」では、日本とASEAN諸国との共通重点分野における国際共同研究の提案を募集し、採択された国際共同研究課題に対して研究費を支援します。今回、その一環として、フィリピン科学技術省(DOST)と...
キーワード:気候変動/フィリピン/感染症
他の関係分野:数物系科学
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発表日:2026年2月27日
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光量子コンピューターの誤り耐性を理論的に証明
~一般的な環境ノイズを踏まえた新たな開発指針を提案~
理化学研究所(理研) 量子コンピュータ研究センター 量子計算理論研究チームの松浦 孝弥 特別研究員(科学技術振興機構(JST) さきがけ研究者)、東京大学 大学院情報理工学系研究科 コンピュータ科学専攻の山崎 隼汰 准教授(JST さきがけ研究者)らの国際共同研究グループは、光を用いた量子コンピューターで「誤りに強い計算」が可能であることを理論的に示しました。本研究成果は、大規模な量子コンピューターや量子ネットワークの実現に向けた光量子技術の今後の開発指針に対する貢献が期待されます。今回、国際共同研究グループは、光の振幅に量子的なビットを保持する光連続量方式の量子計算に着目...
キーワード:計算理論/機械学習/量子計算/システム構築/超低温/量子コンピュータ/量子計測/ノイズ
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学
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発表日:2026年2月26日
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新たな視点:加齢に伴う血液の変化「クローン性造血」が大動脈瘤を悪化させる仕組みを解明
~免疫細胞に着目した治療戦略の可能性~
加齢に伴って生じるクローン性造血が、大動脈瘤(りゅう)の拡大を促進することを明らかにした。大動脈瘤悪化の機序として、クローン性造血の原因遺伝子の一つであるTet2に変異を有するマクロファージが破骨細胞様細胞へと分化し、血管壁の弾力を保つエラスチンを分解することで大動脈瘤を増悪させることを見いだした。この過程に関与するRANK-RANKLシグナルを、遺伝学的手法または阻害剤により抑制することで、動物モデルにおける動脈瘤進行が抑制され、大動脈瘤に対する内科的治療戦略の可能性が示された。名古屋大学 大学院医学系研究科 循環器内科学の米川 淳 大学院生(筆頭...
キーワード:クローン/突然死/differentiation/ステント/ステントグラフト/大動脈瘤/動物モデル/動脈瘤/大動脈/骨細胞/病態解明/RANKL/エラスチン/ファージ/マクロファージ/血液/阻害剤/破骨細胞/免疫細胞/薬理学/遺伝学/遺伝子/遺伝子変異/加齢/危険因子/手術/造血/動物実験
他の関係分野:生物学
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発表日:2026年2月26日
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全臓器・全身の全細胞を網羅する3次元アトラスを構築
~次世代の病理診断や創薬研究への展開に期待~
従来、全臓器や全身レベルで細胞の分布を網羅的に把握することは困難だった。本研究では、マウスの全臓器および全身を対象に、全ての細胞を3次元かつ1細胞解像度で記録した3次元全細胞アトラスを構築した。構築した3次元アトラスは、発達学・生理学・病理学を全身スケールで定量的に解析するための基盤となり、将来的には次世代の3次元病理診断や創薬研究への展開が期待される。JST 戦略的創造研究推進事業 ERATOにおいて、東京大学 大学院医学系研究科 機能生物学専攻 システムズ薬理学分野の上田 泰己 教授(久留米大学 特別招聘教授 兼任)、吉田 将太 客員研究員、松本...
キーワード:位置情報/最適化/がん研究/一細胞/病理/病理学/がん化/システム生物学/マウス/創薬/薬理学/ICT/化学療法/睡眠/生理学
他の関係分野:情報学複合領域総合生物
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発表日:2026年2月26日
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戦略的創造研究推進事業 ALCA-Nextにおける2026年度新規研究開発課題の決定について(「未来本格型」領域)
JST(理事長 橋本 和仁)は、戦略的創造研究推進事業 ALCA-Next「未来本格型」領域における2026年度の新規研究開発課題および研究開発代表者を決定しました。本プログラムは、カーボンニュートラルへの貢献という出口を明確に見据え、幅広い領域からチャレンジングな提案を募り、科学技術パラダイムを大きく転換するゲームチェンジングテクノロジーの創出を目指すものです。「未来本格型」領域では、未来社会創造事業「地球規模課題である低炭素社会の実現」領域(以下、「低炭素社会」領域)で推進され、ステージゲート評価を通過した研究開発課題について、POC(概念実証:実用化が可能かどうか見極められる段...
キーワード:ゲーム/低炭素社会/気候変動/カーボンニュートラル/低炭素/カーボン/金属材料/バイオマス/感染症
他の関係分野:情報学環境学数物系科学工学農学
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発表日:2026年2月25日
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スキルミオンがつくり出すリアクタンス
~創発電場による輸送応答の解明で回路素子微細化新原理構築へ~
理化学研究所(理研) 創発物性科学研究センター 創発量子スピントロニクス研究ユニットのマシュー・リトルハレス 研修生(研究当時)、横内 智行 ユニットリーダー、強相関物性研究グループのマックス・バーチ 研究員、十倉 好紀 グループディレクター、強相関理論研究グループの永長 直人 グループディレクターらの国際共同研究グループは、電流で駆動されたスキルミオンの変形がつくり出す創発電場がリアクタンスとして現れることを発見しました。本研究成果は、創発電場が発生する機構のさらなる理解や、回路素子の微細化に向けた新原理の構築につながると期待されます。今回、国際共同研究グループは、マイク...
キーワード:スピンホール効果/準粒子/非線形/非線形応答/量子スピン/ホール効果/超伝導/理論的研究/量子ビット/スキルミオン/トポロジカル/強相関/微細化/スピン/スピントロニクス/マイクロ/電磁誘導/カルス/キメラ/スキル
他の関係分野:数物系科学生物学総合理工工学農学
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発表日:2026年2月25日
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大学発新産業創出基金事業 ディープテック・スタートアップ国際展開プログラム(D-Global)第4回公募 新規採択課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、大学発新産業創出基金事業 ディープテック・スタートアップ国際展開プログラム(D-Global)における第4回公募の新規採択課題8件を決定しました。本プログラムは、大学等発の技術シーズを核にして、社会・経済に大きなインパクトを生み、国際展開を含め大きく事業成長するポテンシャルのあるディープテック・スタートアップの創出を目的とします。この目的を達成するため、技術シーズの事業開発に責任を有する事業化推進機関および研究開発に責任を有する研究代表者が共同代表者となり、事業化推進機関のプロジェクトマネジメントのもとに事業化マイルストンおよび研究開発マイルストンを設...
キーワード:電子メール/気候変動/技術移転/マネジメント/プロジェクトマネジメント/感染症
他の関係分野:複合領域数物系科学工学
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発表日:2026年2月24日
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ナノアンテナによる円偏光制御と計測手法の開発
~シリコンナノ粒子近傍の円偏光特性を解明~
シリコンのナノ粒子からなる光アンテナにより、局所的な円偏光のヘリシティを制御できることを示した。光アンテナ近傍の円偏光特性について、二次元材料の円偏光選択ラマン信号を活用したナノスケール計測法を開発した。本技術は、創薬において重要なエナンチオマーの識別や、円偏光により選択的に誘起される新しい化学反応への応用が期待される。神戸大学 大学院工学研究科のモジタバ・カリミ・ハビル 研究員、杉本 泰准 教授、藤井 稔 教授らの研究グループは、ナノサイズのシリコンからなる光アンテナ近傍に形成される光の円偏光特性を制御するとともに、その円偏光特性を実験的に計測する...
キーワード:アンテナ/空間分布/エナンチオマー/キラル/光反応/反応場/二次元材料/ラマン/円偏光/誘電体/シリコン/ナノサイズ/ナノスケール/ナノ構造/ナノ粒子/近接場/光制御/創薬
他の関係分野:情報学環境学化学総合理工工学農学
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発表日:2026年2月24日
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フリーNH部位を有するキラルナノグラフェンの合成とスピン輸送特性
ナノグラフェンとは、炭素と水素から構成されるナノメートルサイズのπ共役系分子を指します。その電子状態はグラフェンに類似したものにとどまらず、ナノグラフェン特有の構造的性質を反映した興味深い性質が多数報告されています。ナノグラフェンの多様性をさらに拡張する戦略として、i)ヘテロ元素の導入、ii)曲面構造の誘起、が重要な分子設計指針として挙げられ、それぞれヘテロナノグラフェン、非平面ナノグラフェンとして分類されています。特に、ねじれた曲面構造を形成することでキラリティが生じ、円二色性(CD)や円偏光発光(CPL)といったキラル光学特性が発現します。近年では、キラリティ誘起スピン選択性(CISS)と...
キーワード:スピン偏極/パルス/陽電子/輸送特性/テラヘルツ/円二色性/π共役系/円偏光発光/キラル/光学材料/ナノグラフェン/円偏光/フォノン/選択性/電子状態/光学特性/グラフェン/スピン/ナノメートル/ヘテロ元素/分子設計
他の関係分野:数物系科学化学総合理工工学
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発表日:2026年2月21日
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日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS)
日本-シンガポール国際共同研究「量子」における新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS)日本-シンガポール国際共同研究「量子」において、新規課題の採択を決定しました。NEXUSでは、これまでの日ASEANの長きにわたる国際共同研究や研究人材交流の取り組みを基盤とし、双方の強みを生かした柔軟で重層的な科学技術協力を推進しています。その取り組みの1つである「国際共同研究」では、日本とASEAN諸国との共通重点分野における国際共同研究の提案を募集し、採択された国際共同研究課題に対して研究費を支援します。今回、その一環として、シンガポール科学技術研究庁(A*STAR...
キーワード:気候変動/感染症
他の関係分野:数物系科学
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発表日:2026年2月21日
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光が生み出す流れで生体試料を高速濃縮する
金属ナノ薄膜光ファイバー型3次元捕捉技術を開発
光ファイバー型光濃縮モジュールで3次元的に任意の位置にバブルと数ミリメートル/秒もの高速な対流を発生させ、細菌やナノ・マイクロ蛍光ポリスチレン粒子を高効率に集積できることを実証。同じプラットフォームでナノサイズからマイクロサイズまでさまざまなサイズの生体分子の濃縮が可能。光ファイバー型光濃縮モジュールを基板上に配置すると基板と水平な方向に対流が発生し、光ファイバー周囲への粒子の集積や、熱源から遠ざかる方向への粒子の運動などの新現象も発見。大阪公立大学 LAC-SYS研究所 林 康太 特任助教、同 大学院理学研究科/LAC-SYS研究所 飯田 琢也 教...
キーワード:スループット/スチレン/ポリスチレン/ファイバー/レーザー照射/計測技術/ナノサイズ/マイクロ/レーザー/光ファイバー/たんぱく/ハイスループット/微生物/ラット/生体分子/細菌
他の関係分野:情報学化学工学総合生物農学
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発表日:2026年2月21日
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貴金属触媒を用いないで低温アンモニア分解を実現
~BaSi2担体の採用で反応の壁を突破~
非貴金属触媒にBaSi2担体を用いることで、低温でのアンモニア分解活性を大幅に向上させることに成功。アンモニア分解反応の律速段階である、窒素原子が再結合する過程の活性化エネルギーを大幅に低下。従来の貴金属触媒に代わる、安価で資源制約のない非貴金属触媒の高性能化および水素利用技術の進展に貢献すると期待。東京科学大学(Science Tokyo) 総合研究院 元素戦略MDX研究センターのGuo Qing(グオ・チン) 博士研究員、Wang Shiyao(ワン・シーヤオ) 博士研究員、北野 政明 教授、細...
キーワード:アンモニア/ルテニウム触媒/電子移動/貴金属/元素戦略/遷移金属/キャリア/金属触媒/低炭素/活性化エネルギー/コバルト/カップリング/ルテニウム
他の関係分野:化学工学
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発表日:2026年2月18日
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熱電性能を単一試料で直接評価
~常識を覆す新測定パラダイム~
革新的な熱電材料を創出するためには、材料合成だけでなく、性能を迅速かつ信頼性高く評価できる手法の確立が不可欠です。本研究では、材料開発のスピードを制限してきた測定法のボトルネックを解消する、新たな評価手法を確立しました。熱を電気に変える熱電変換材料の性能は、無次元性能指数zTと呼ばれる指標で評価されます。これまでは、この値を求めるために、材料の電気伝導性と熱伝導率を別々の測定で調べ、あとから組み合わせる必要がありました。本研究で確立した手法では、1つの試料を1つの測定系で調べることで、材料の熱電応答を一貫して評価できます。埼玉大学 大学院理工学研究科 佐藤 仁...
キーワード:熱電変換材料/カーボンニュートラル/低炭素/ボトルネック/評価手法/電気伝導/熱電材料/熱電変換/カーボン/電気伝導性/熱伝導/熱伝導率/SPECT
他の関係分野:工学
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発表日:2026年2月18日
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四半世紀の観測でわかった冷たい北の海の変化
~カムチャツカ半島沖の海の酸性化や生物生産の推移~
人間活動によって排出された二酸化炭素(CO2)は、陸上の温暖化だけでなく、海の温暖化・酸性化など、海洋環境に対してもさまざまな変化を引き起こしている。本研究では、水産資源が豊富なカムチャツカ半島沖の定点K2(北緯47度、東経160度)に焦点をあて、25年(1999〜2023年)に及ぶ海洋観測データから、北太平洋西部亜寒帯域の実態を明らかにした。北太平洋西部亜寒帯域の定点K2において、海洋地球研究船「みらい」などを用いて取得したデータの解析から、海洋表層で地球温暖化に伴う「温暖化」「低塩化」が確認され、そのうち温暖化は日本近海より...
キーワード:環境変化/技術戦略/海洋酸性化/極域/生物地球化学/人間活動/海洋/海洋科学/環境変動/地球温暖化/カルサイト/ブルーム/海面水温/海洋観測/気候変動/季節変動/地球化学/北太平洋/衛星/太陽/ケイ素/光合成/光環境/太陽光/沿岸環境/地球環境/栄養塩/海洋環境/数値モデル/炭酸カルシウム/二酸化炭素/二酸化炭素/有機物/リン酸/アラゴナイト/プランクトン/温暖化/植物プランクトン/生物生産/カルシウム
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学生物学総合理工工学農学
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発表日:2026年2月17日
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実用化の壁を超えるスピン力学センサーの誕生
~高感度・高耐久を両立する新しいフィルム型ひずみゲージ~
従来のフィルム型ひずみゲージの感度を圧倒的に凌駕(りょうが)する「スピン力学センサー」が、10万回を超える引っ張り試験後も特性劣化を示さず、実使用環境を想定した耐久性を世界で初めて実証繰り返し大きく変形するフレキシブル基材上での長期安定動作は未検証であったが、高感度と高耐久性の両立を証明高感度・低消費電力・低電圧駆動に加え、実用化の障壁となっていた高耐久性を兼ね備えた新センサーの登場により、フィジカルとサイバー空間をつなぐインターフェースの高度化への貢献に期待大阪大学 産業科学研究所の千葉 大地 教授(兼 東北大学 国際放射光イノベーション・スマート...
キーワード:インターフェース/放射光/フィルム/磁性体/フレキシブル/メモリ/技術移転/サイバー空間/スピン/スピントロニクス/センサー/センシング/トンネル/ひずみ/耐久性/低消費電力/半導体
他の関係分野:情報学数物系科学化学総合理工工学
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発表日:2026年2月17日
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インスリン抵抗性はがんのリスク因子である
~インスリン抵抗性を予測する機械学習モデルの開発と応用~
9つの臨床パラメーターからインスリン抵抗性を予測する機械学習モデル「AI-IR」を開発インスリン抵抗性ががんの発症のリスク因子であることを数十万人規模の大規模集団で解明健康診断データから糖尿病や心血管病、がんなどの発症リスクの予測が可能東京大学 大学院医学系研究科の平池 勇雄 特任講師と台中退役軍人総合病院(台湾)のChia-Lin Lee(チャーリン・リー) 准教授らの国際共同研究グループは、9つの簡便な臨床パラメーターからインスリン抵抗性を予測する機械学習モデルであるAI-IR(artificial intelligence–derived in...
キーワード:AI/機械学習/人工知能(AI)/統計解析/褐色脂肪細胞/抵抗性/バイオバンク/臨床応用/健康診断/脂肪細胞/追跡調査/インスリン/スクリーニング/褐色脂肪/抗炎症/抗炎症作用/転写制御/インスリン抵抗性/リスク因子/環境因子/循環器疾患/生活習慣病/糖尿病/標準化
他の関係分野:情報学工学総合生物農学
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発表日:2026年2月16日
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加速力1000倍のレーザー航跡場加速で自由電子レーザー発振に成功
~高エネルギー加速器の卓上化に向けたマイルストーン~
レーザー航跡場加速で生成した電子ビームを用いて、極端紫外線領域での自由電子レーザーの発振(光の強度増幅)に成功し、超小型の高エネルギー電子ビーム加速器の実用化に向けて前進。レーザー航跡場加速は、従来の加速器に比べて1000倍以上の加速力を生み出すことで、電子の加速距離を、数十~数百メートルから数センチ~数ミリへと短縮、小型化できる可能性を持つ。大型施設に限られていた先端研究が、卓上サイズの小型装置で実現する道を開く成果であり、材料科学、半導体開発、生命科学、量子科学など幅広い分野での新たな研究展開が期待される。大阪大学 産業科学研究所の細貝 知直 教...
キーワード:X線自由電子レーザー/高エネルギー/自由電子レーザー/加速器/放射光/材料科学/紫外線/ナノメートル/レーザー/電子ビーム/半導体/量子ビーム
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2026年2月16日
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次世代通信に向けた位相同期回路の新方式を開発
~補正不要で低ジッタと低スプリアスを同時に実現~
カスケード型アーキテクチャーで安定した雑音低減を達成する新方式を開発。従来技術では必須の補正を必要とせずに、低ジッタ・低スプリアスを同時に達成。高速無線通信に必要不可欠な低雑音の周波数シンセサイザー技術として、次世代無線通信規格への応用が期待される。東京大学 大学院工学系研究科の飯塚 哲也 教授と、張 浩明 大学院生らによる研究グループは、低ジッタと低スプリアスを同時に実現する位相同期回路(PLL:Phase-Locked Loop)の新方式を開発しました。無線通信機などで広く用いられる分数分周PLLでは、回路構成上生じる量子化雑音による雑...
キーワード:アーキテクチャ/無線通信/情報通信/相補性/量子化/CMOS/酸化膜/エネルギー効率/ナノメートル/フェムト秒/周波数/集積回路/半導体
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学工学
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発表日:2026年2月14日
137
カビが植物の硬い壁を突き破る力の正体を解明
~糸状菌の新規ポリマーが生物界屈指の膨圧を制御~
理化学研究所(理研) 環境資源科学研究センター 植物免疫研究グループの熊倉 直祐 上級研究員、白須 賢 グループディレクター、金沢大学 理工研究域フロンティア工学系/ナノ生命科学研究所(WPI-NanoLSI)の宮澤 佳甫 助教らの国際共同研究グループは、植物病原菌(糸状菌)における膨圧発生に必要な新規遺伝子ペアを発見し、これが新規ポリマーの生合成を通じて感染に必要な膨圧を制御することを明らかにしました。本研究成果は、細胞における膨圧発生メカニズムの理解を深めるとともに、病原性のみを抑制する低環境負荷型農薬の開発に貢献することが期待されます。今回、国際共同研究グループは、植...
キーワード:分子構造/植物病原菌/質量分析/ACT/空気圧/力制御/AFM/ポリマー/環境負荷/超解像/リボソーム/アポプラスト/ペプチド合成/biosynthesis/植物免疫/病原菌/糸状菌/ゲノム編集技術/細胞壁/生物間相互作用/土壌/二次代謝/病原性/生合成/生合成酵素/二次代謝産物/微生物/病原体/新規遺伝子/代謝産物/ゲノム編集/ケミカルバイオロジー/スクリーニング/バイオイメージング/ラット/細胞死/代謝物/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:化学生物学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2026年2月12日
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日米豪印4カ国国際共同研究(AI-ENGAGE)における新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、ムーンショット型研究開発事業 日米豪印4カ国国際共同研究(AI-ENGAGE:Advancing Innovations for Empowering NextGen AGriculturE)において、新規課題の採択を決定しました。本公募は、2023年5月20日(土)開催の日米豪印(Quad)の4カ国首脳会合の共同声明において支持が表明された、新興技術により農業のイノベーションを推進するための4カ国共同研究支援の枠組みの中で実施するものです。今回の募集では2024年9月20日(金)から2025年1月23日(木)にかけ、JSTと米国国立科学財団...
キーワード:人工知能(AI)/電子メール/気候変動/感染症
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学
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発表日:2026年2月12日
139
発熱時の暑熱欲求行動の神経メカニズムを解明
~情動回路を介する「悪寒」の仕組み~
感染症によって起こる発熱時に見られる「暖かさを求める行動(暑熱欲求行動)」が、脳内の特定の神経回路によって引き起こされることを、ラットを用いた実験で明らかにしました。発熱物質であるプロスタグランジンE2(PGE2)が、脳の外側腕傍核(がいそくわんぼうかく)のEP3受容体を発現する神経細胞に作用すると、暑熱欲求行動が惹起(じゃっき)され、体温の上昇を促進することを発見しました。この作用は、褐色脂肪組織の熱産生などの自律神経性の発熱反応を起こさず、「行動」に特化した体温調...
キーワード:中心核/ストレス反応/反応制御/熱産生/脂肪組織/中枢神経/褐色脂肪組織/生体防御/体温調節/プロスタグランジン/プロスタグランジンE2/ラット/褐色脂肪/受容体/神経回路/神経細胞/ストレス/感染症/自律神経/循環器疾患/生理学/動物実験
他の関係分野:数物系科学生物学工学
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発表日:2026年2月9日
140
卵巣がんの急速な腹膜播種形成のメカニズムを発見
~がん細胞は腹腔内環境を巧みに制御して播種を形成する~
卵巣がんは早期発見が極めて難しく、ほとんどの患者が腹膜播種(はしゅ)という腹腔内に転移を伴う進行期で診断される予後不良ながんである。腫瘍発生部位である卵管・卵巣から遊離したがん細胞が、腹水を介して腹膜へと到達することで腹膜播種を生じると考えられているが、その過程に関しては不明な点が多い。腹膜内は他の組織とは異なる細胞で構成されているが、腹膜中皮細胞が腹水中にも存在することをsingle-cell RNA sequencing解析を用いて明らかにした。腹水中に遊離した卵巣がん細胞は、中皮細胞と複合体スフェロイドを形成していることを最新の顕微鏡技術およびマウスモデルを用いて明らかにし...
キーワード:構造形成/たんぱく/抵抗性/マウスモデル/浸潤/病理/病理学/腹膜播種/卵管/卵巣/卵巣がん/TGF-β/TGF-β1/RNA/がん細胞/スフェロイド/マウス/遺伝学/抗がん剤/早期発見
他の関係分野:化学総合生物農学
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発表日:2026年2月5日
141
腸内の“かき混ぜ”(ぜん動)が栄養吸収を左右
~炎症性腸疾患などにおける吸収低下の理解に道筋~
腸内のかき混ぜは、ぜん動によって腸内に流れ(輸送)を生み出し、栄養を腸壁の近くまで運んでいることを示しました。ゼブラフィッシュ幼生を用いて、腸の動き・腸内の流れ・栄養吸収を直接可視化し、吸収量が腸内の流れの強さで定量的に説明できることを明らかにしました。炎症時にはかき混ぜが弱まり腸内の流れが停滞し、栄養が届きにくくなり吸収が低下すること、健康な状態と炎症状態のデータが同じ関係で整理できることを示しました。栄養が腸から吸収されるためには、栄養分子が腸壁の近くまで運ばれ、そこで取り込まれる必要があります。腸は自ら動くぜん動によって内容物を混ぜたり流したり...
キーワード:炎症性腸疾患
他の関係分野:
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発表日:2026年2月4日
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「第15回科学の甲子園全国大会」出場校が決定
~全国47都道府県の代表校の高校生が集い、科学の力を競う 21の企業・団体が次世代の科学技術系人材育成を支援~
JST(理事長 橋本 和仁)は、科学好きの裾野を広げるとともに、次世代の科学技術・イノベーションの創出を担う優れた人材の育成を目的として、全国の高校生が学校対抗で科学の力を競う「第15回科学の甲子園全国大会」を、2026年3月20日(金・祝)から3月23日(月)までつくば国際会議場およびつくばカピオで開催します。このたび、出場する全都道府県の代表校が決定しました。各都道府県における代表選考には、697校から7,892人のエントリーがありました。選抜された47の代表校は、1、2年生の6~8人から成るチームで科学に関する知識とその活用能力を駆使し、さまざまな課題に挑戦して総合点を競い、栄...
キーワード:電子メール/気候変動/感染症
他の関係分野:複合領域数物系科学
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発表日:2026年2月4日
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科学論文の図表を読み解き、有効に利活用するAIワークフローDIVEを開発
~水素貯蔵材料等の研究を加速~
水素貯蔵材料の研究論文にある図表から実験データを読み取り、構造化するマルチエージェントAIワークフローDIVE(Descriptive Interpretation of Visual Expression)を開発しました。4,000報超の文献から30,000件超のデータを抽出、整備し、AIエージェント基盤DigHyd(Digital Hydrogen Platform)として構築、公開しました(www.dighyd.org)。整備したデータを活用して、短時間で水...
キーワード:データ駆動/AI/エージェント/マルチエージェント/ワークフロー/人工知能(AI)/閉じ込め/材料科学/金属材料
他の関係分野:情報学数物系科学工学
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発表日:2026年2月3日
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AIで「刻々と変化する風」を低コストで正確に予測
~航空機や風車の設計を革新する、低コストかつ高精度な流体解析技術~
航空機の振動や風力発電の騒音など、非定常現象が引き起こす課題の解決において重要となる時間変化する空気の流れを、AI(人工知能)を用いて、直接数値計算の約0.55パーセント(およそ180分の1以下)という極めて低い計算コストで、高精度に予測する技術を実証しました。従来のAI流体シミュレーションの多くは「定常(平均的)」な流れを対象としていましたが、「渦の放出周波数」などを直接学習させました。本技術により、航空機や風力発電機の開発速度が飛躍的に向上し、安全で高効率な次世代製品の早期実用化への貢献が期待されます。航空機や自動車、風力発電機などの開発現場では...
キーワード:AI/機械学習/人工知能(AI)/数値計算/流体シミュレーション/直接数値計算/シミュレーション/航空機/自動車/周波数/風力発電/流体解析/流体力/流体力学/ICT
他の関係分野:情報学数物系科学工学
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発表日:2026年2月2日
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植物と窒素固定細菌の根粒共生を制御するマスター因子の分子進化を解明
植物と細菌の根粒共生を制御するたんぱく質(マスター制御因子)における分子進化の仕組みを解明しました。根粒共生が始まる前に進化の過程で出現していたアミノ酸配列を利用し、この因子のDNA結合が安定化され、根粒形成、細菌感染、窒素固定に関わる多くの遺伝子を制御可能になっていました。マメ科など一部の植物は、根に根粒と呼ばれる器官を形成して微生物(窒素固定細菌)を感染させ、共生関係を築いています。この「根粒共生」により、植物は細菌から窒素栄養を受け取る一方、細菌には光合成産物をエネルギー源として提供しています。この仕組みの分子基盤の解明は、基礎生物学と農業への応用の両面から極めて...
キーワード:DNA結合/二量体/アンモニア/窒素固定/光合成/分子進化/ACT/カーボンニュートラル/持続可能/低炭素/カーボン/たんぱく/変異体/微生物/アミノ酸配列/アミノ酸/構造変化/細菌感染/転写因子/遺伝子/細菌
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発表日:2026年2月2日
146
双対性が解き明かす「非可逆対称性に守られたトポロジカル相」
~新たな量子相の分類と構成法~
複雑な数学的構造を持つため理解が困難だった「非可逆対称性に守られたトポロジカル相(SPT相)」の一種が、物理学でよく知られた「自発的対称性の破れ(SSB)」と等価であることを、「双対性」を用いて解明しました。任意の次元において、これまで未解決だった物理的・数学的に重要な「Rep(D8)型」と呼ばれるクラスの非可逆対称性を持つSPT相の分類に成功し、具体的な模型も構成しました。これにより、新たな量子相の存在が予言されました。本成果は、新たな量子物質の設計や、量子計算のリソースとしての応用など、量子技術の発展に向けた理論的な礎となることが期待されます。南...
キーワード:量子計算/トポロジカル相/自発的対称性の破れ/対称性/量子コンピュータ/トポロジカル/対称性の破れ
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発表日:2026年1月30日
147
大規模データ解析で「非天然反応」を担う酵素を発見
~データベース探索が切り拓く次世代バイオ触媒~
主成分分析を基盤とする大規模データ解析手法により、データベース上に存在するたんぱく質の配列情報を体系的に解析することで、生物が本来行わない「非天然反応」を高立体選択的に触媒できる新規酵素を発見しました。これまで自然機能予測に用いられてきたデータ解析手法を、「非天然反応」という新しい枠組みへと展開することで、従来のたんぱく質工学とは異なるアプローチによるバイオ触媒開発の新たな方向性を示しました。本研究により、同一の化学反応に対して異なる立体構造の生成物を選択的に作り分ける酵素群を同定でき、今後の持続可能な化学合成や創薬、機能性材料の開発への応用が期待されます。...
キーワード:主成分分析/データ解析/立体選択的/ACT/持続可能/機能性材料/たんぱく/機能予測/分子システム/機能性/生合成/創薬/立体構造
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発表日:2026年1月29日
148
早発型妊娠高血圧腎症の新たな病態メカニズムを解明
~胎盤由来細胞外小胞による血管透過性亢進~
血清中細胞外小胞(EV)のプロテオミクス解析と胎盤組織トランスクリプトーム解析を統合し、早発型妊娠高血圧腎症(Eo-PE)病態関連EVたんぱく質としてLIMCH1を同定LIMCH1搭載EVが血管内皮の透過性を亢進(こうしん)させることを明らかにし、Eo-PEにおける血管内皮障害の新たな病態メカニズムを解明Eo-PE重症化予測のバイオマーカー開発や、新規治療戦略創出につながる可能性を示唆名古屋大学医学部附属病院 産科婦人科の松尾 聖子 病院助教、横井 暁 講師(同大学 高等研究院兼務)、梶山 広明 教授、小谷 友美 病院教授(研究当時、現 浜松医科大学...
キーワード:たんぱく/細胞間コミュニケーション/オミクス/オミクス解析/血管内皮/血清/合併症/細胞外小胞/妊娠高血圧腎症/臨床応用/in vitro/RNA/がん細胞/トランスクリプトーム/プロテオミクス/栄養膜細胞/血管内皮細胞/胎盤/内皮細胞/コミュニケーション/タイトジャンクション/バイオマーカー/ヘルスケア/血圧/高血圧/周産期/妊娠/妊婦/分娩
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発表日:2026年1月29日
149
液滴が物体へ及ぼす「衝突力」の正体を解明柔らかい材料上で“液滴”が“固体球”のように振る舞う転移を初実証
~次世代3Dバイオプリンティングや塗布・洗浄の高度設計に新指針~
東京農工大学 大学院工学研究院 先端機械システム部門の田川 義之 教授らの研究チームは、柔らかい基板に当たる液滴の最大衝突力が、「低粘度・高速で現れる慣性支配則」から、固体球の衝突で知られるHertz(ヘルツ)則へと連続的に移行(クロスオーバー)することを世界で初めて実証しました。独自開発の高速光弾性トモグラフィーで基板内部の応力分布と衝突力を直接計測し、液滴の粘性・慣性と基板の弾性をまとめる統一指標Zを初めて導入しました。結果、多様な条件のデータが1本のマスターカーブに重なることを示し、衝突力を事前に数式で見積もる設計地図を提示しました。これにより、インクジェット・電子材料塗布・化...
キーワード:クロスオーバー/トモグラフィー/コーティング
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2026年1月28日
150
戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)EIG CONCERT-Japan「海洋:気候変動緩和策と適応策」における新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)で実施するEIG CONCERT-Japanにおいて、日本および欧州12カ国の計13カ国13研究助成機関と共同で、新規課題の採択を決定しました。EIG CONCERT-Japanは、欧州各国と日本が連携して共同研究を推進する多国間共同プログラムです。今回の公募は12回目にあたり、2025年4月28日(月)から7月22日(火)にかけて、日本と欧州の計13カ国13研究助成機関の協力により、公募トピック「海洋:気候変動緩和策と適応策」において共同研究課題を募集しました。その結果、ブルーカーボン技術、海洋生...
キーワード:海洋/生態系保全/適応策/気候変動/カーボン/生態系/海洋生態/海洋生態系/感染症
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発表日:2026年1月27日
151
国家戦略分野の若手研究者及び博士後期課程学生の育成事業(BOOST)次世代AI人材育成プログラム(若手研究者支援)における2025年度新規研究課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、国家戦略分野の若手研究者及び博士後期課程学生の育成事業(BOOST)次世代AI人材育成プログラム(若手研究者支援)の2025年度研究提案募集における新規採択研究課題を決定しました。本プログラムでは、国家戦略上、重要で緊急性の高い分野として設定した次世代AI分野(AI分野およびAI分野における新興・融合領域)を担う優秀な若手研究者の研究課題を募集により選定し、その研究活動を支援することを通じて、日本の国際競争力の抜本的強化を図ることとしています。国家戦略分野である次世代AI分野への挑戦を志す若手研究者が、所属機関にかかわらず、最適な場所を求めて自由に独...
キーワード:人工知能(AI)/電子メール/気候変動/異分野融合/感染症
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学
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発表日:2026年1月23日
152
高校生はコロナ禍で抑うつになりにくくなっていた?
~心の変化を“地形図”で可視化、集団傾向を数理的に解析~
東京在住の高校生から取得した抑うつに関するアンケートに対して、エネルギー地形解析を適用して「抑うつのエネルギー地形図」として解析した結果、先行研究と同様に集団全体の傾向としてコロナ禍で抑うつになりにくくなっていたことを示した。層別化解析により、抑うつスコアが低く安定なグループと高く不安定なグループを特定し、両グループでコロナ禍による抑うつへの影響が異なることを示した。脳発達データ(経時的な頭部MRI検査)の比較から、脳構造の成長過程が抑うつの感受性に影響を及ぼしている可能性が示唆された。名古屋大学 大学院理学研究科の岩見 真吾 教授、立松 大機 日本...
キーワード:インテリジェンス/産学連携/数理科学/コロナ禍/アンケート調査/シミュレーション/脳発達/生態学/精神医学/脳神経科学/パンデミック/感染症対策/MRI/神経科学/うつ/コホート/感染症/新型コロナウイルス感染症/精神疾患/抑うつ
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発表日:2026年1月22日
153
次世代半導体MoS2の革新的ウエハースケール成膜技術を開発
~結晶成長の自己整合および自己停止メカニズムにより高移動度を達成~
MOCVD法を用いて、サファイア基板上のMoS2結晶粒が自己整合して単結晶化する革新的な成長メカニズムを発見。独自のプリカーサ選択により、成膜反応が単層厚さで自動停止する新たな現象を見いだし、2インチサイズのウエハー全体にわたって均一で再現性の高い単層MoS2膜を実現。2つの成膜メカニズムの相乗効果により高い電子移動度を達成。量産化を見据えたウエハースケールで高品質な単層MoS2単結晶膜の形成という産業界からの要請に応えるとともに、次世代サブ1 ナノメートルノード論理トランジスタ実現に向けた重要な一歩。物質・材料研究機構(NIMS)の佐久間 芳樹 N...
キーワード:情報通信/高移動度/モリブデン/電子移動/有機金属化学/有機金属/エピタキシャル成長/トランジスタ/大規模集積回路/電子デバイス/二硫化モリブデン/温度依存性/エピタキシャル/単結晶/ナノメートル/移動度/結晶化/結晶成長/集積回路/低消費電力/半導体/コミュニケーション
他の関係分野:複合領域化学総合理工工学
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発表日:2026年1月19日
154
スーパーコンピューター「富岳」で台風の発達期を初めて100メートル刻みで再現
日本のフラッグシップスーパーコンピューター「富岳」を用い、台風が「生まれる前の弱い渦」から「スーパー台風」になる約4日間を、水平100メートル刻みの超高解像度計算で初めて再現しました。一般的な解像度の計算と比べ、最大強度(台風の中心部分の最低気圧が約920ヘクトパスカル)はほぼ同じですが、超高解像度計算では長く居座るメソ渦や、1キロメートル未満の細かな渦が多数現れ、これらが台風中心付近の空気の流れを乱して急発達の始まりを約1日遅らせることが分かりました。台風が「いつ急に強くなるか」というタイミングを左右する条件が、今回見つかった小さな渦の集まりである可能性を示しました。...
キーワード:スーパーコンピュータ/情報学/海洋/Large eddy simulation/シミュレーション/環境情報/防災・減災/イミン
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発表日:2026年1月16日
155
海洋マイクロプラスチック問題の解決に貢献
~天然由来の光反応性分子で環境にやさしいカプセルを合成~
天然物由来の桂皮酸やグリセリンなどから誘導した光反応性モノマーに対して光照射することで、水溶媒において開始剤や触媒を一切使用せずに、分解性高分子カプセルが合成できる重合技術を開発。色素や香料を安定して内包できる分解性高分子カプセルが簡便に作製でき、光分解または加水分解によりモノマーや自然界に存在する物質への分解が可能。合成プロセスの安全性を維持しつつ、合成規模を従来の100倍に拡大することで、大規模合成への可能性を示した。高分子カプセルは薬剤や香料などの機能性物質を封入できるため、機能性化粧品や日用品など幅広く利用されています。しかし、従来のカプセル...
キーワード:マイクロプラスチック/海洋/分子カプセル/光反応/高分子/加水分解/水分解/光照射/プラスチック/マイクロ/環境問題/光分解/機能性/生態系/蛍光色素
他の関係分野:環境学化学工学総合生物農学
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発表日:2026年1月16日
156
散逸的な磁壁運動による創発電場の発生
~磁壁の電流駆動における「摩擦」が生む巨大応答~
理化学研究所(理研) 創発物性科学研究センター トポロジカル量子物質研究ユニットの山田 林介 客員研究員(東京大学 大学院工学系研究科 物理工学専攻 助教)、マックス・ヒルシュベルガー ユニットリーダー(東京大学 大学院工学系研究科 物理工学専攻 准教授)、創発機能設計研究ユニットの奥村 駿 ユニットリーダー(東京大学 大学院工学系研究科附属量子相エレクトロニクス研究センター 特任准教授)、強相関量子構造研究グループの中島 多朗 客員研究員(東京大学 物性研究所附属中性子科学研究施設 准教授)、強相関量子伝導研究チームの十倉 好紀 チームディレクター(東京大学 卓越教授/東京大学 国際高等研究...
キーワード:空間分布/環境技術/ワイル半金属/強相関電子/強相関電子系/電荷秩序/電流駆動/非線形/非平衡/輸送現象/揺らぎ/量子伝導/量子輸送/量子輸送現象/ホール効果/中性子/超高圧/磁場/スキルミオン/トポロジカル/トポロジカル物質/強相関/磁性体/材料科学/半金属/量子構造/インピーダンス/スピン/スピントロニクス/マイクロ/電磁誘導/量子力学/スキル
他の関係分野:環境学数物系科学総合理工工学
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発表日:2026年1月15日
157
先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)日本-英国共同研究「量子分野」2025年度新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、先端国際共同研究推進事業(ASPIRE) 日本-英国共同研究「量子分野」において、新規課題の採択を決定しました。ASPIREは、日本の科学技術力の維持・向上を図るため、政策上重要な科学技術分野において、国際共同研究を通じて日本と欧米など科学技術先進国・地域のトップ研究者同士を結び付け、日本の研究コミュニティーにおいて国際頭脳循環を加速することを目指すものです。日本-英国共同研究「量子分野」では、英国研究・イノベーション機構(UKRI)傘下の工学・物理科学研究評議会(EPSRC)との合意に基づき、国際競争力のある日英共同研究課題を対象に、国際的な研究者ネ...
キーワード:気候変動/コミュニティ/感染症
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発表日:2026年1月15日
158
先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)日本-英国共同研究「AI・情報分野」2025年度新規課題の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、先端国際共同研究推進事業(ASPIRE) 日本-英国共同研究「AI・情報分野」において、新規課題の採択を決定しました。ASPIREは、日本の科学技術力の維持・向上を図るため、政策上重要な科学技術分野において、国際共同研究を通じて日本と欧米など科学技術先進国・地域のトップ研究者同士を結び付け、日本の研究コミュニティーにおいて国際頭脳循環を加速することを目指すものです。日本-英国共同研究「AI・情報分野」では、英国研究・イノベーション機構(UKRI)傘下の工学・物理科学研究評議会(EPSRC)との合意に基づき、人工知能(AI)とデータサイエンスの発展に焦点...
キーワード:AI/人工知能(AI)/気候変動/コミュニティ/感染症
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発表日:2026年1月13日
159
圧力が生殖寿命の延長に必要?
~卵子形成機構の解明、生殖補助医療の応用へ期待~
山梨大学 大学院総合研究部 生命環境学域の永松 剛 教授(生殖細胞発生研究室)らの研究グループは、生命の永続性を担う卵母細胞の制御機構としての圧縮圧力の作用メカニズムを明らかにしました。哺乳類の卵母細胞は胎児期に減数分裂へと移行するため出生後は増えることがありません。限られた数の卵母細胞を原始卵胞という状態で保持しながら、一部を活性化することで卵子形成を維持しています。原始卵胞の静止期と活性化の制御機構は生殖寿命に直結する重要な問題でありますが、いまだ不明の点も多く残されています。これまでに研究グループは、この原始卵胞の静止期維持に圧縮圧力が作用することを世界に先駆けて報告していまし...
キーワード:減数分裂/生殖/卵母細胞/生殖補助医療/哺乳類/生殖細胞/c-Kit/卵子/寿命/胎児/ライブイメージング/凝集体/受容体
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発表日:2026年1月8日
160
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)実装支援(返済型)株式会社シスコムへの開発支援の決定について
JST(理事長 橋本 和仁)は、研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)実装支援(返済型)の2025年度募集において、株式会社シスコム(本社:福岡県北九州市、代表取締役:岩永 満宏)に対する開発支援を決定しました。本事業は、大学等の研究成果(技術シーズ)の社会実装を目指すスタートアップ等を対象に、革新的な製品・サービス創出に向けた実用化開発を開発費の貸し付け(無利子)により支援するものです。株式会社シスコムは、九州工業大学で開発された「コンテナ自動蔵置技術」を用いて、港湾のコンテナターミナルでのコンテナ積み卸しを効率的に行うシステムの提供を行っています。本事...
キーワード:最適化/気候変動/技術移転/感染症
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発表日:2026年1月7日
161
強誘電トンネル接合メモリーのTER比は微細化により向上
~次世代不揮発メモリーの高性能化に貢献~
25ナノメートルスケールのナノクロスバー型強誘電トンネル接合(FTJ)不揮発性メモリーを開発トンネル電気抵抗効果(TER)比は面積の低減に伴い向上次世代の不揮発性メモリーの性能向上に期待東京科学大学(Science Tokyo) 総合研究院 フロンティア材料研究所の真島 豊 教授の研究グループは、物質理工学院 材料系 舟窪 浩 教授、フロンティア材料研究所の伊澤 誠一郎 准教授らと共に、次世代の不揮発性メモリーとして期待される強誘電トンネル接合(FTJ)のトンネル電気抵抗効果(TER)比の面積依存性に注目し、最小で1辺25ナノメートルのナノクロスバー...
キーワード:モノのインターネット(IoT)/人工知能(AI)/トンネル電流/電子線/トランジスタ/メモリ/共鳴トンネル/微細化/不揮発メモリ/分極反転/誘電体/温度依存性/チタン/強誘電体/酸化チタン/電気抵抗/不揮発性メモリ/シリコン/トンネル/ナノメートル/酸化物/低消費電力/ナノテクノロジー
他の関係分野:情報学総合理工工学
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発表日:2026年1月6日
162
小胞体による細胞外基質のナノ加工作用を発見
~分子フィルターなど生物模倣技術の開発に貢献へ~
理化学研究所(理研) 生命機能科学研究センター 形態形成シグナル研究チーム(研究当時)の稲垣 幸 テクニカルスタッフⅠ(研究当時)、林 茂生 チームリーダー(研究当時、現 発生ゲノムシステム研究チーム 客員主管研究員)、細胞場構造研究チーム(研究当時)の岩根 敦子 チームリーダー(研究当時)、自然科学研究機構 生命創成探究センター(ExCELLS)の村田 和義 特任教授らの共同研究グループは、細胞外基質の1つ、昆虫の体表面を覆うクチクラのナノメートル(nm、1nmは10億分の1メートル)サイズの微細構造が、細胞内の小胞体と細胞膜の相互作用によって生み出されることを発見しました。生物の...
キーワード:パターン形成/ナノ結晶/生物模倣/ナノメートル/ナノ加工/ナノ構造/バイオミメティクス/電子顕微鏡/電子顕微鏡観察/微細構造/たんぱく/生体内/カルス/結晶構造/機能解析/細胞膜/細胞外基質/ショウジョウバエ/バイオイメージング/ラット/形態形成/小胞体/創薬/ゲノム/遺伝子
他の関係分野:数物系科学工学総合生物農学
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発表日:2026年1月6日
163
「光る精子」をもつ精子形成可視化マウスの開発に成功
~革新的な生殖毒性スクリーニング技術・イノベーションの創出に期待~
雄の生殖機能を「生体内でリアルタイム可視化」できる世界初のノックインマウスを開発。薬剤・環境化学物質・放射線による精子形成障害・回復過程を、同一個体で経時的・定量的に追跡可能。従来の交配試験・解剖に依存しない生殖毒性評価の実現と使用動物数の削減(3Rs促進)に期待。北海道大学 大学院保健科学研究院の福永 久典 准教授(環境健康科学研究教育センター 副センター長)、同大学 大学院医学研究院の白土 博樹 教授、大阪大学 微生物病研究所の宮田 治彦 准教授、英国 クイーンズ大学ベルファストのケヴィン・プライズ 教授らの国際共同研究グループは、雄マウスの精子...
キーワード:毒性評価/化学物質/環境リスク/生殖/リスク評価/遺伝子改変/生体内/微生物/生殖細胞/ノックイン/ノックインマウス/精子形成/遺伝子改変動物/精巣/男性不妊/動物モデル/がん治療/スクリーニング/マウス/精子/創薬/遺伝子/動物実験/非侵襲/放射線
他の関係分野:複合領域環境学生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年1月6日
164
圧縮的な細胞環境をつくる細胞外基質の新機能
~ZPDタンパク質の「雲」によるナノ加工~
理化学研究所(理研) 生命機能科学研究センター 形態形成シグナル研究チーム(研究当時)の板倉 由季 研究員(研究当時)、林 茂生 チームリーダー(研究当時、現 発生ゲノムシステム研究チーム 客員主管研究員)らの研究チームは、細胞外基質が細胞に対して圧縮力を及ぼすような環境(圧縮的な環境)をつくり出し、その結果として、昆虫の表皮を覆うクチクラに微細構造が構築されることを発見しました。本研究成果は、細胞外基質の力学的な作用が細胞外でのナノスケール構造の加工に働くことを示し、生体材料を生物学的に加工して機能的な素材を生物につくらせる技術の基盤として役立つものと期待されます。昆虫の...
キーワード:クラウド/自己組織/ナノ結晶/ナノスケール/ナノメートル/ナノ加工/ナノ構造/微細構造/生体内/結晶構造/組織化/感覚器/細胞外基質/ショウジョウバエ/形態形成/神経細胞/ゲノム/遺伝子/生体材料
他の関係分野:情報学化学工学総合生物農学
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発表日:2026年1月5日
165
不足した小腸機能を「ミニ臓器」で補う新たな再生医療コンセプトを実証
~脂質吸収の鍵「胆汁酸吸収機能」を付与し、短腸症候群モデルの生存率が改善~
慶應義塾大学 医学部 医化学教室の遠藤 龍眞 研究員(東北大学 大学院医学系研究科 外科病態学講座 小児外科学分野 大学院生)、同 内科学教室(消化器)の杉本 真也 助教、同 医化学教室の佐藤 俊朗 教授らの研究チームは、上皮を支持する土台である間質を損傷せずに小腸の上皮だけを剥がしてオルガノイドを移植することで、特定の吸収機能を付与した小腸を高い効率で作製する技術を開発しました。さらに、この技術が短腸症候群モデル動物に対して治療効果を持つことを示しました。本成果は、難治性腸疾患に対する細胞移植による再生医療の実現に向けて、大きな前進となることが期待されます。短腸症候群をはじめとする...
キーワード:臨床応用/小児外科/オルガノイド/細胞移植/モデル動物/ラット/遺伝子治療/拒絶反応/再生医療/小腸/小腸移植/胆汁酸/遺伝子/脂質/小児
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発表日:2026年1月5日
166
高次元データから細胞運命の“かたち”を取り出す
~生命システムの成り立ちと破綻の予測や制御の道を拓く数理解析手法を開発~
単一細胞(シングルセル)解析は時系列(動き)の情報が欠落しているため、分化や発生の過程で細胞の状態が“どのように推移するか”という動的な情報は得られなかった。単一細胞データに含まれる微分情報をもとに、今回開発した数理解析技術ddHodge(ディーディーホッジ)を用いることで、細胞運命を支配する“場と法則”(地形と力学)を復元することに成功した。未知の複雑システムを大規模データから読み解く“データ駆動的理論解析”の新しい道を開拓した。生命科学に限らず、高次元ビッグデータを扱う多分野への応用基盤として期待される。生命科学研究では、単一細胞(シングルセル)...
キーワード:高次元データ/データ駆動/マルチモーダル/情報基盤/幾何学/データ解析/マウス胚/材料科学/理論解析/ダイナミクス/動的解析/一細胞/一細胞/統合オミクス/哺乳類/細胞運命/オミクス/オミクス解析/クロマチン/生体防御/がん化/マウス/ICT/遺伝子/遺伝子発現/老化
他の関係分野:情報学数物系科学生物学工学総合生物農学
科学技術振興機構 研究