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「インド」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】情報学フロンティア:比較文学インドを含む研究件
❏十八世紀英国における文化多元主義思想の発展とその衰退に関する研究(17720047)
【研究テーマ】ヨーロッパ語系文学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】佐藤 光 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (80296011)
【キーワード】英文学 / 思想史 / 文化多元主義 / ウィリアム・ブレイク / 比較文学 (他9件)
【概要】本研究の目的は、18世紀後半のロンドンにおける文化多元主義思想の勃興とその衰退の過程を、同じ時期に生じていたキリスト教の相対化の動きと関連づけて解明することにあり、本年度は最終年度に当たる。本年はWilliam Blakeが1800年以降に製作した作品群に、なぜ、異教的な要素が頻出するのか、を考察した。 18世紀英国において、キリスト教中心主義の立場をとり、異教をキリスト教の堕落した形態とみなし、...
❏近代東アジアにおける異文化要素の異化と同化(15202007)
【研究テーマ】各国文学・文学論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】杉田 英明 (2005) 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90179143)
【キーワード】東アジア / 異文化 / 異化 / 同化 / 日台 (他17件)
【概要】本研究課題は、当初大澤吉博教授(東京大学大学院総合文化研究科)を研究代表者として、着手された'が、平成17年3月末、大澤教授が急逝したため、17年度に急遼研究代表者を杉田英明に変更し研究プロジェクトの維持と継続を図った。研究計画の一時的な停滞は免れえなかったものの、最終年度に至って、おおむね良好な研究成果が得られたのは、ひとえに研究分担者の協力によるものである。 本研究課題にもとついて開催...
【情報学】情報学フロンティア:写本インドを含む研究件
❏南インド現存二学派の収集諸写本に基づくヴェーダ新資料の校訂と研究(20320010)
【研究テーマ】印度哲学・仏教学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】藤井 正人 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (50183926)
【キーワード】ジャイミニーヤ派 / サーマヴェーダ / ヴァードゥーラ派 / ヤジュルヴェーダ / ケーララ州 (他10件)
【概要】研究代表者、アスコ・パルポラ、井狩彌介が南インドに現存するヴェーダ二学派(サーマヴェーダ・ジャイミニーヤ派、ヤジュルヴェーダ・ヴァードゥーラ派)の現地調査によって収集した多数の写本を中心資料にして、三人を含む国内外の専門研究者が分担・協力して、未知ないし未研究のテキストを校訂し研究した。 ...
❏ヴェーダ文献伝承の研究-サンスクリット文献学と南アジア地域研究の複合研究-(17320015)
【研究テーマ】印度哲学・仏教学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】藤井 正人 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (50183926)
【キーワード】ヴェーダ / サンスクリット / インド / 写本 / ジャイミニーヤ派 (他10件)
【概要】本研究は、サンスクリット文献学と南アジア地域研究という二つの研究方法を複合させることによって、南アジアの基層文化の一つであるヴェーダの各地域における伝承の内容と実態を調査するとともに、各地域におけるヴェーダ伝承の展開と変容、および当該地域の社会・文化・宗教等との関係について研究することを目的としている。その目的のために、ケーララ州、タミルナードゥ州、カルナータカ州のおもにジャイミニーヤ派サーマ・ヴ...
【情報学】情報学フロンティア:サンスクリットインドを含む研究件
❏南インド希少ヴェーダ学派の文献集成と翻訳研究(25284011)
【研究テーマ】中国哲学・印度哲学・仏教学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤井 正人 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (50183926)
【キーワード】ヴェーダ / ジャイミニーヤ派 / サーマ・ヴェーダ / ヴァードゥーラ派 / ヤジュル・ヴェーダ (他10件)
【概要】南インドのケーララ州中部に近接して存続する希少ヴェーダ学派のジャイミニーヤ派(サーマ・ヴェーダ所属)とヴァードゥーラ派(ヤジュル・ヴェーダ所属)が伝承する写本とその他の伝承資料(祭式・歌詠に関するものを含む)を編集・集成して総合的な学派文献コレクションを作成するとともに、両学派の主要文献の校訂と翻訳研究を行った。 ...
❏南インド現存二学派の収集諸写本に基づくヴェーダ新資料の校訂と研究(20320010)
【研究テーマ】印度哲学・仏教学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】藤井 正人 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (50183926)
【キーワード】ジャイミニーヤ派 / サーマヴェーダ / ヴァードゥーラ派 / ヤジュルヴェーダ / ケーララ州 (他10件)
【概要】研究代表者、アスコ・パルポラ、井狩彌介が南インドに現存するヴェーダ二学派(サーマヴェーダ・ジャイミニーヤ派、ヤジュルヴェーダ・ヴァードゥーラ派)の現地調査によって収集した多数の写本を中心資料にして、三人を含む国内外の専門研究者が分担・協力して、未知ないし未研究のテキストを校訂し研究した。 ...
❏ヴェーダ文献伝承の研究-サンスクリット文献学と南アジア地域研究の複合研究-(17320015)
【研究テーマ】印度哲学・仏教学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】藤井 正人 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (50183926)
【キーワード】ヴェーダ / サンスクリット / インド / 写本 / ジャイミニーヤ派 (他10件)
【概要】本研究は、サンスクリット文献学と南アジア地域研究という二つの研究方法を複合させることによって、南アジアの基層文化の一つであるヴェーダの各地域における伝承の内容と実態を調査するとともに、各地域におけるヴェーダ伝承の展開と変容、および当該地域の社会・文化・宗教等との関係について研究することを目的としている。その目的のために、ケーララ州、タミルナードゥ州、カルナータカ州のおもにジャイミニーヤ派サーマ・ヴ...
【複合領域】社会・安全システム科学:企業戦略インドを含む研究件
❏トランスナショナル化による競争優位構築:新興国のオートバイ産業と日本企業(25780263)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / トランスナショナル化 / イノベーション / 競争優位の源泉 / オートバイ産業 (他16件)
【概要】本研究は日本企業の国際的な競争優位の源泉としてトランスナショナル化(本社と海外拠点が相互依存の関係であり共同で優位性を構築し共有するようになること)に着目し、既存研究では不十分であった(1)新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現、(2)そのグローバルな組織における共有経路・形態、(3)それらが組織全体の競争優位へ及ぼす影響の3つを明らかにすることを目的とした。 目的(1)は企業や販売現場の実態...
❏新興国のモ-タリゼーションと価格競争:日本企業のグローバル戦略からの国際比較研究(22730326)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】三嶋 恒平 熊本学園大学, 商学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】国際経営 / 新興国 / モータリゼーション / 企業戦略 / イノベーション (他13件)
【概要】本研究は、新興国市場でのモータリゼーションと価格競争の実態解明を進め、さらにそこにかかわる企業のグローバル戦略に関するインプリケーションを提示しようとするものである。本研究は、ミャンマー、アフリカといった地域の実態解明を進め先行研究の不備を補うことに成功した。現在、実態を踏まえて企業のグローバル戦略のインプリケーションを示すべく論文を執筆中である。 ...
【複合領域】社会・安全システム科学:パキスタンインドを含む研究件
❏貧困の都市化と農村化-インド経済を手がかりに(20530254)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大門 毅 早稲田大学, 国際教養学術院, 教授 (80329333)
【キーワード】貧困 / インド / 空間経済学 / 都市化 / 農村化 (他10件)
【概要】本研究は高い経済成長率を維持する開発途上国、特にインドの事例に焦点を当てつつ、比較の対象として中国も取り上げながら、経済成長の一方で、深刻化しつつある「都市部の貧困」に焦点をあて、その発生原因、特徴(特に農村貧困との相違)、動学的側面(時系列的推移)、地域格差、政策的対応、その成果・インパクトについて、定性的・定量的に分析した。結果、貧困の「都市化」が深刻な社会問題として表面化していることが判明し...
❏インドにおける人口と開発-総合的・歴史的アプローチ(13303006)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】斎藤 修 一橋大学, 経済研究所, 教授 (40051867)
【キーワード】インド / 経済開発 / 人口動態 / 人口政策 / 人口推計 (他19件)
【概要】本研究の研究課題別に記せば、以下の通りである。 (1)現代の人口動態・人口政策の分野では、嵯峨座が家族計画と高齢化の問題を絡めた調査をインドの学者と協力して行った。この成果は草稿が出来上がり、近々英文で発表される。また西川は、戦後インドにおける最大の人口問題である出生力転換を研究対象とし、州別の出生力の動向を精査した。 (2)過去の人口動態復元推計と、その疾病史的側面の解明にかんしては、斎藤が合計...
❏南アジアにおける国民統合と政治・経済システムの形成(08041005)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】中里 成章 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (30114581)
【キーワード】南アジア / インド / 国民統合 / 計画経済 / 分離独立 (他22件)
【概要】本研究プロジェクトは、南アジア諸国が現在大転換期にあり、国民国家形成期に創り出された制度や価値観が厳しく問い直されている現状を踏まえて、南アジアの政治・経済システムの形成過程を再検討することを目的として、1997年から3年間、現地調査(インド、パキスタン、スリランカ、英国、シンガポール)、国内研究会、国際ワークショップ、国外からの研究者の招聘等の多彩なかたちを通じて、共同研究を続けた。経済関係では...
【複合領域】社会・安全システム科学:社会運動インドを含む研究件
❏ポスト紛争期における社会の再編ー南アジアの事例から(15H02599)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤倉 達郎 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (80419449)
【キーワード】紛争 / 暴力 / 移行期の正義 / 弔い / ネパール (他15件)
【概要】研究代表者・分担者のみならず、ネパール、スリランカ、インド、バングラデシュ、パキスタンを始めとするさまざまな国の研究者や人権活動家、ジャーナリストなども参加し、議論を重ね、発展させてきた。2015年にネパールで発生した大規模な地震の後は、ポスト災害期に顕在化する社会的紛争の様相も視野に入れ、ポスト災害/紛争期の社会の再編というより拡大した枠組みでの議論を行ってきた。この研究の成果として多くの論文が...
❏ガーンディーにおける生命・生存・スワラージー非暴力思想の世界史的水脈(21320114)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】長崎 暢子 龍谷大学, 人間・科学・宗教総合研究センター, 研究フェロー (70012979)
【キーワード】非暴力 / 社会運動 / 独立 / ガーンディー / 暴力 (他16件)
【概要】本研究は、近年再評価されつつあるガーンディーに関する文献購読、史資料調査、および現地調査(インドのアフメダーバード、ワルダー、イギリスの大英博物館、南アフリカのダーバンなど)を行い、ガーンディーの歴史的役割の重要な一端(非暴力的な紛争解決)の詳細とその影響を明らかにすることが出来た。具体的には、彼は、当時の南アフリカに存在した紛争(人種差別)を非暴力的に解決する「方法としての非暴力」をこの時代に編...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:植民地インドを含む研究件
❏19世紀前半期インド域内市場の変容と植民地化―東部インド塩市場を中心に―(19730238)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】神田 さやこ 慶應義塾大学, 経済学部, 准教授 (00296732)
【キーワード】インド / イギリス東インド会社 / アジア経済史 / 嗜好 / 製塩業 (他12件)
【概要】19世紀半ばの東部インド塩市場では、在来のベンガル塩がチェシア塩にとってかわられるという大きな変容が生じた。本研究では、東部インド塩市場の変容が、イギリス東インド会社統治(塩独占制度)およびイギリス製塩業・海運利害の強力な圧力によってのみ引き起されたのではなく、現地の文化、生態環境、経済といった複合的要因(とくに嗜好、燃料市場、商家経営)が塩種間の競争と淘汰をもたらした結果生じたことを明らかにした...
❏インド・ビルマにおける農村諸工業の発展:1920〜50年代の数量分析を中心に(14330021)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】高橋 昭雄 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (90282706)
【キーワード】東南アジア / インド / ビルマ / 農村工業 / 植民地経済 (他9件)
【概要】本研究の課題は、1930年代の世界不況の中でインドとビルマの農産物輸出は激減したが、国内を市場とする小規模農村工業は逆に発展したのではないかという仮説を実証することであった。 柳澤は、まず精米所、繰棉工場、落花生工場を取り上げ、これらの輸出指向型産業は1920年代からの不況期に輸出が減少し衰退したという議論に対し、インド国内の需要に対応してその生産はむしろ拡大したことを実証した。 清川は、第1次大...
❏インドにおける人口と開発-総合的・歴史的アプローチ(13303006)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】斎藤 修 一橋大学, 経済研究所, 教授 (40051867)
【キーワード】インド / 経済開発 / 人口動態 / 人口政策 / 人口推計 (他19件)
【概要】本研究の研究課題別に記せば、以下の通りである。 (1)現代の人口動態・人口政策の分野では、嵯峨座が家族計画と高齢化の問題を絡めた調査をインドの学者と協力して行った。この成果は草稿が出来上がり、近々英文で発表される。また西川は、戦後インドにおける最大の人口問題である出生力転換を研究対象とし、州別の出生力の動向を精査した。 (2)過去の人口動態復元推計と、その疾病史的側面の解明にかんしては、斎藤が合計...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:思想史インドを含む研究件
❏文明移動としての「仏教」からみた東アジアの差異と共生の研究(23242036)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】新川 登亀男 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (50094066)
【キーワード】「仏教」文明 / 世間(世俗)秩序 / 造形 / 文字言語 / 複合宗教 (他32件)
【概要】インド亜大陸発祥の「仏教」がアジア世界に広く流伝したことと、そのアジア世界で多様な国家や社会や文化が形成されていくこととが、どのような関係にあったのかを調査研究した。とくに、国家の構築と社会の秩序化、造形表現や文字言語表現の展開、諸宗教や儀礼・習俗との複合、という三つの観点からアプローチした。そして、これらの観点が文明としての「仏教」の三要件に合致するものと考えた。同時に、このような「仏教」文明の...
❏十八世紀英国における文化多元主義思想の発展とその衰退に関する研究(17720047)
【研究テーマ】ヨーロッパ語系文学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】佐藤 光 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (80296011)
【キーワード】英文学 / 思想史 / 文化多元主義 / ウィリアム・ブレイク / 比較文学 (他9件)
【概要】本研究の目的は、18世紀後半のロンドンにおける文化多元主義思想の勃興とその衰退の過程を、同じ時期に生じていたキリスト教の相対化の動きと関連づけて解明することにあり、本年度は最終年度に当たる。本年はWilliam Blakeが1800年以降に製作した作品群に、なぜ、異教的な要素が頻出するのか、を考察した。 18世紀英国において、キリスト教中心主義の立場をとり、異教をキリスト教の堕落した形態とみなし、...
【複合領域】地理学:デルタインドを含む研究件
❏インド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタの形成と人類の活動に関する地形学的研究(16K01225)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】久保 純子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (90275967)
【キーワード】モンスーンアジア / デルタ / 地形 / 人間活動 / 人新世 (他22件)
【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。 その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...
❏インド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタにおける遺跡分布と地形(24401005)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】久保 純子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (90275967)
【キーワード】デルタ / 平野地形 / 遺跡分布 / ボーリング / 完新世 (他12件)
【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタの完新世(過去1万年)における形成過程の解明を目的として、インドのアンドラ大学の研究者の協力を得ながら、1)アンドラ大学で保管しているボーリングコア(試料)の分析、2)対象地域における平野地形の分布、3)対象地域に分布する遺跡と地形の関係、について調査をすすめた。 その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタについて初めて詳細な形成過程を示すことができ、また平...
【複合領域】地理学:微地形インドを含む研究件
❏インド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタの形成と人類の活動に関する地形学的研究(16K01225)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】久保 純子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (90275967)
【キーワード】モンスーンアジア / デルタ / 地形 / 人間活動 / 人新世 (他22件)
【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。 その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...
❏インド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタにおける遺跡分布と地形(24401005)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】久保 純子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (90275967)
【キーワード】デルタ / 平野地形 / 遺跡分布 / ボーリング / 完新世 (他12件)
【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタの完新世(過去1万年)における形成過程の解明を目的として、インドのアンドラ大学の研究者の協力を得ながら、1)アンドラ大学で保管しているボーリングコア(試料)の分析、2)対象地域における平野地形の分布、3)対象地域に分布する遺跡と地形の関係、について調査をすすめた。 その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタについて初めて詳細な形成過程を示すことができ、また平...
【複合領域】一般理論:イノベーションインドを含む研究件
❏戦略形成プロセスからみる新興国のイノベーション:日本企業の創発的グローバル戦略(16K03884)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / イノベーション / オートバイ産業 / 国際経営 / 戦略形成プロセス (他19件)
【概要】本研究成果は第1に、新興国におけるイノベーションを戦略形成プロセスから解明しようとしたことだ。第2に、日本企業のグローバル創発戦略から、戦略形成プロセスの内実としての経営資源の配分を解明し、内部組織のありようを示そうとしたことだ。第3に、二輪車産業を事例としながら日本企業の能力構築と新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現について明らかにしようとしたことだ。 これら成果を踏まえ、学会等で報告を1...
❏中国とインドの社会経済的重層性と技術・技能の高度化:後発超大国のイノベーション(25285086)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】大原 盛樹 龍谷大学, 経済学部, 准教授 (50401443)
【キーワード】中国 / インド / イノベーション / 国内市場 / 地場企業 (他13件)
【概要】中国とインドの社会経済的な特色が地場企業のイノベーションのあり方にどのような影響を与えるのかを総合的に考察した。様々な論考がなされたが、主な研究は、(1)政府の技術促進制度がイノベーションに与える影響と、(2)需要の質がイノベーションに与える影響について考察するものであった。参加者がそれぞれの論考を単独の論文として公表した他、研究会全体としては、中国社会科学院、インド経営大学院バンガロール校等の専...
❏トランスナショナル化による競争優位構築:新興国のオートバイ産業と日本企業(25780263)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / トランスナショナル化 / イノベーション / 競争優位の源泉 / オートバイ産業 (他16件)
【概要】本研究は日本企業の国際的な競争優位の源泉としてトランスナショナル化(本社と海外拠点が相互依存の関係であり共同で優位性を構築し共有するようになること)に着目し、既存研究では不十分であった(1)新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現、(2)そのグローバルな組織における共有経路・形態、(3)それらが組織全体の競争優位へ及ぼす影響の3つを明らかにすることを目的とした。 目的(1)は企業や販売現場の実態...
【複合領域】一般理論:労働の質インドを含む研究件
❏インドにおける労働集約型経済発展と労働・生活の質に関する研究(18330074)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】杉原 薫 京都大学, 東南アジア研究所, 教授 (60117950)
【キーワード】インド / 労働集約型経済発展 / 労働の質 / 生活水準 / 中小工業
【概要】インドにおける労働集約型経済発展の特質を比較史的に考察し、土地が不足していない状況で膨大な人口増加を経験した16- 19世紀の発展径路が、土地以外の環境要因(降雨量と降雨パターン、生態系の変化、疫病の広域化など)への対応から説明できる部分が大きいこと、19世紀末以降の径路も、それに土地の不足と国際経済要因への対応が加わって形成されたとする仮説を得た.個別産業、エネルギー利用、労働観の研究においても...
❏南アジア近代における「民主主義と開発」の歴史的研究-東アジア・モデルとの比較-(14209016)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】長崎 暢子 龍谷大学, 国際文化学部, 教授 (70012979)
【キーワード】民主主義 / 開発 / 東アジア / 南アジア近代 / インド (他17件)
【概要】本研究の課題は、(1)「第二次大戦後の南西アジア、特にインドでは、政治的には民主主義的発展が見られる一方で、貧困層が長期間累積したままなのは何故か、という問いを設定し、目覚ましい経済発展を遂げつつも民主化は未だ不十分と考えられる東アジアと比較しながら、解を求めようとしたものである。(2)方法上においても、英米インド等のIndia Office(British Library), LSE, SOAS...
【複合領域】一般理論:消費インドを含む研究件
❏中国とインドの社会経済的重層性と技術・技能の高度化:後発超大国のイノベーション(25285086)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】大原 盛樹 龍谷大学, 経済学部, 准教授 (50401443)
【キーワード】中国 / インド / イノベーション / 国内市場 / 地場企業 (他13件)
【概要】中国とインドの社会経済的な特色が地場企業のイノベーションのあり方にどのような影響を与えるのかを総合的に考察した。様々な論考がなされたが、主な研究は、(1)政府の技術促進制度がイノベーションに与える影響と、(2)需要の質がイノベーションに与える影響について考察するものであった。参加者がそれぞれの論考を単独の論文として公表した他、研究会全体としては、中国社会科学院、インド経営大学院バンガロール校等の専...
❏インドにおける消費パターンの変化と中小・在来産業の展開:1860-1950年(16330063)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】柳澤 悠 千葉大学, 大学院人文社会科学研究科, 教授 (20046121)
【キーワード】インド / 経済史 / 社会史 / 消費 / 社会変動 (他12件)
【概要】1.本研究は、2005年12月にインド・プネー市で国際ワークショップ"Toward a History of Consumption in South Asia:1850-1950"を組織し、5力国からの16名が報告を行った。これらの報告は、インドの代表的な学術出版社から刊行される予定である。 2.本研究を通じて、独立以前の時期のインドの消費パターンの変化に関して、次のような知見を...
【複合領域】一般理論:健康インドを含む研究件
❏発展途上国のクリーン燃料普及による室内空気汚染改善の可能性:ミクロ計量分析(16K13364)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】有村 俊秀 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (70327865)
【キーワード】室内空気汚染 / 発展途上国 / 薪炭材 / クリーンエネルギー / 健康被害 (他25件)
【概要】室内空気汚染問題について、ブータン及びインドのデータの農村部のデータを用いて分析をした。ブータンについては、テレビ所有がクリーンエネルギー普及に与える影響を分析した。テレビの所有の内生性をとらえるため操作変数を用いた推定を行った。分析の結果、テレビ所有がクリーンエネルギー選択に正の影響をもたらすことを示した。 インドの農村部についても実証分析を行った。ここでは、調理を行う人の持つ、薪炭材等の固形燃...
❏微量元素からとらえる環境利用と文化的適応の地理学的研究(22251002)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】野中 健一 立教大学, 文学部, 教授 (20241284)
【キーワード】微量元素 / 環境適応 / 生業 / 食事 / 食生活 (他16件)
【概要】本研究は、野生食物資源の多様な利用の意味を、それに依存する人びとが健康的な生活を営んでいることに着目し、微量元素摂取からとらえ、環境への文化的適応を明らかにすることを目的とした。野生食物利用と自然への適応の高い狩猟・採集・農耕に従事する集団を対象とし、ラオス北部、パプアニューギニアを主な調査地として、比較研究として南部アフリカを事例とした。 ...
❏インドにおける参加型森林管理の効果:貧困削減と森林の多面的機能の観点から(17510033)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】櫻井 武司 農林水産省農林水産政策研究所, 国際領域, 主任研究官 (40343769)
【キーワード】インド / 森林管理 / 貧困削減 / 多面的機能 / 住民参加 (他8件)
【概要】本研究の課題は,1997/98年にインド内陸の貧困州マディア・プラデシュ州の農村で実施した60か村360世帯の家計調査の対象となった同じ世帯を再調査し,10年間にわたるインドの経済発展が貧困地帯の農村に及ぼした影響を明らかにすることである。とりわけ,10年前に推進されていた住民参加型の森林管理制度(Joint Forest Management, JFM)の実施状況,森林資源や農家の経済厚生へのイ...
【複合領域】一般理論:暴力インドを含む研究件
❏ポスト紛争期における社会の再編ー南アジアの事例から(15H02599)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤倉 達郎 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (80419449)
【キーワード】紛争 / 暴力 / 移行期の正義 / 弔い / ネパール (他15件)
【概要】研究代表者・分担者のみならず、ネパール、スリランカ、インド、バングラデシュ、パキスタンを始めとするさまざまな国の研究者や人権活動家、ジャーナリストなども参加し、議論を重ね、発展させてきた。2015年にネパールで発生した大規模な地震の後は、ポスト災害期に顕在化する社会的紛争の様相も視野に入れ、ポスト災害/紛争期の社会の再編というより拡大した枠組みでの議論を行ってきた。この研究の成果として多くの論文が...
❏暴力・詐取・競争と経済発展:政治経済学的理論分析とインドにおける実証研究(15K03452)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】加藤 篤史 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (00286923)
【キーワード】経済発展 / 経済インセンティブ / インド / 暴力 / 詐取 (他12件)
【概要】経済的行為を選択する現実の状況においては、経済主体は経済的価値を暴力や詐取によって他者に奪われる脅威に直面している。本研究では、そのような脅威が経済主体の価値創造的な経済的行為の選択と努力を歪め、経済発展を停滞させるメカニズムの分析を行い、インドのデータを用いて実証研究を行った。研究者の既存研究と合わせて、暴力や詐取の脅威がインド州レベルの製造業の一人当たり付加価値や投資の水準に負の効果をもたらす...
❏ガーンディーにおける生命・生存・スワラージー非暴力思想の世界史的水脈(21320114)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】長崎 暢子 龍谷大学, 人間・科学・宗教総合研究センター, 研究フェロー (70012979)
【キーワード】非暴力 / 社会運動 / 独立 / ガーンディー / 暴力 (他16件)
【概要】本研究は、近年再評価されつつあるガーンディーに関する文献購読、史資料調査、および現地調査(インドのアフメダーバード、ワルダー、イギリスの大英博物館、南アフリカのダーバンなど)を行い、ガーンディーの歴史的役割の重要な一端(非暴力的な紛争解決)の詳細とその影響を明らかにすることが出来た。具体的には、彼は、当時の南アフリカに存在した紛争(人種差別)を非暴力的に解決する「方法としての非暴力」をこの時代に編...
【複合領域】一般理論:ガンディーインドを含む研究件
❏南アジア近代における「民主主義と開発」の歴史的研究-東アジア・モデルとの比較-(14209016)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】長崎 暢子 龍谷大学, 国際文化学部, 教授 (70012979)
【キーワード】民主主義 / 開発 / 東アジア / 南アジア近代 / インド (他17件)
【概要】本研究の課題は、(1)「第二次大戦後の南西アジア、特にインドでは、政治的には民主主義的発展が見られる一方で、貧困層が長期間累積したままなのは何故か、という問いを設定し、目覚ましい経済発展を遂げつつも民主化は未だ不十分と考えられる東アジアと比較しながら、解を求めようとしたものである。(2)方法上においても、英米インド等のIndia Office(British Library), LSE, SOAS...
❏20世紀前半のインドにおける地域アイデンティティとナショナリズム(12710189)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】井坂 理穂 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 講師 (70272490)
【キーワード】インド / グジァラート / グジャラーティー / ジエンダー / ナショナリズム (他9件)
【概要】今年度は、20世紀前半のインドにおける地域アイデンティティやナショナリズムを考察する上で、新たに二つの側面に注目した。 その一つは、南アジア研究で近年活発なジェンダー研究の観点を取り入れながら、インド人エリート層が地域アイデンティティやナショナリズムを強調する中で、この動きとの関連から「男性性」「女性性」をどのような形で構築しようとしたのかをさぐるものである。その際には、エリート層内部でのジェンダ...
❏南アジアにおける国民統合と政治・経済システムの形成(08041005)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】中里 成章 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (30114581)
【キーワード】南アジア / インド / 国民統合 / 計画経済 / 分離独立 (他22件)
【概要】本研究プロジェクトは、南アジア諸国が現在大転換期にあり、国民国家形成期に創り出された制度や価値観が厳しく問い直されている現状を踏まえて、南アジアの政治・経済システムの形成過程を再検討することを目的として、1997年から3年間、現地調査(インド、パキスタン、スリランカ、英国、シンガポール)、国内研究会、国際ワークショップ、国外からの研究者の招聘等の多彩なかたちを通じて、共同研究を続けた。経済関係では...
【複合領域】一般理論:民主化インドを含む研究件
❏ポスト紛争期における社会の再編ー南アジアの事例から(15H02599)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤倉 達郎 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (80419449)
【キーワード】紛争 / 暴力 / 移行期の正義 / 弔い / ネパール (他15件)
【概要】研究代表者・分担者のみならず、ネパール、スリランカ、インド、バングラデシュ、パキスタンを始めとするさまざまな国の研究者や人権活動家、ジャーナリストなども参加し、議論を重ね、発展させてきた。2015年にネパールで発生した大規模な地震の後は、ポスト災害期に顕在化する社会的紛争の様相も視野に入れ、ポスト災害/紛争期の社会の再編というより拡大した枠組みでの議論を行ってきた。この研究の成果として多くの論文が...
❏直接的参与観察と統計的手法によるソーシャルネットワークサイトの政治的影響分析(24653033)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木村 幹 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (50253290)
【キーワード】ソーシャルメディア / インド / 中国 / 韓国 / 中東 (他16件)
【概要】本研究課題は、日本、韓国、中国、マレーシア、タイ、インド、中東諸国、さらにはアフリカ諸国を対象として、SNSの普及がどのような政治的影響を与えたかを分析した。研究においては、各研究者が実際にSNSに参加し、情報収集及び情報発信を行うという、参与観察の手法を用いた。 結果、SNSの普及が政治に大きな影響を与えるには、従前の情報ネットワークにおいて歪みが存在する事が必要である事が明らかになった。 ...
【複合領域】一般理論:ナショナリズムインドを含む研究件
❏ガーンディーにおける生命・生存・スワラージー非暴力思想の世界史的水脈(21320114)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】長崎 暢子 龍谷大学, 人間・科学・宗教総合研究センター, 研究フェロー (70012979)
【キーワード】非暴力 / 社会運動 / 独立 / ガーンディー / 暴力 (他16件)
【概要】本研究は、近年再評価されつつあるガーンディーに関する文献購読、史資料調査、および現地調査(インドのアフメダーバード、ワルダー、イギリスの大英博物館、南アフリカのダーバンなど)を行い、ガーンディーの歴史的役割の重要な一端(非暴力的な紛争解決)の詳細とその影響を明らかにすることが出来た。具体的には、彼は、当時の南アフリカに存在した紛争(人種差別)を非暴力的に解決する「方法としての非暴力」をこの時代に編...
❏近現代インドにおける歴史記述の変遷(19720182)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】井坂 理穂 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (70272490)
【キーワード】南アジア史 / インド / グジャラート / 近現代 / 歴史認識 (他10件)
【概要】本研究では、近現代インドにおいて歴史記述のあり方がいかに変遷したのかを、インド西部グジャラート地方の知識人層に焦点をあてて検討した。その結果、この地方において、独立前後の政治過程を背景に、インドの統一性を強調する歴史記述が台頭したことや、その一方で特定のコミュニティの立場から、コミュニティごとの差異を強調しつつ「インド」との関係を模索する多様な歴史像が表されたことが明らかになった。さらに本研究は、...
❏アジア主義とインド--来日インド人とアジア主義者の思想連鎖・ネットワーク(19730100)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】中島 岳志 北海道大学, 大学院公共政策学連携研究部, 准教授 (40447040)
【キーワード】アジア主義 / インド / パール判決書 / タゴール / ナショナリズム (他11件)
【概要】近代日本のアジア主義とインドの関係を、戦前・戦後に来日したインド人思想家・法律家の思想と行動を中心に論じた。特に、ラーダービノード・パールとラビンドラナード・タゴールについて論じ、近代日本のアジア主義者たちが、彼らとの間でどのような思想的連関および衝突を引き起こしたかについて明示した。そして、この具体的事例を元に、日本のアジア主義の特質について議論を展開した。 ...
【環境学】環境解析学:ブータンインドを含む研究件
❏発展途上国のクリーン燃料普及による室内空気汚染改善の可能性:ミクロ計量分析(16K13364)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】有村 俊秀 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (70327865)
【キーワード】室内空気汚染 / 発展途上国 / 薪炭材 / クリーンエネルギー / 健康被害 (他25件)
【概要】室内空気汚染問題について、ブータン及びインドのデータの農村部のデータを用いて分析をした。ブータンについては、テレビ所有がクリーンエネルギー普及に与える影響を分析した。テレビの所有の内生性をとらえるため操作変数を用いた推定を行った。分析の結果、テレビ所有がクリーンエネルギー選択に正の影響をもたらすことを示した。 インドの農村部についても実証分析を行った。ここでは、調理を行う人の持つ、薪炭材等の固形燃...
❏グローバリーゼーションに対する閉鎖系の教育様式「実験国家」ブータンの場合(09041016)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】辻本 雅史 京都大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (70221413)
【キーワード】ブータン / ネパール / ヒマラヤ / チベット仏教 / 伝統文化の創造 (他20件)
【概要】平成9〜11年度の各年度、メンバーとテーマに関係する研究者を招き、研究会を開き、調査報告・情報交換および現地調査の打ち合わせを行った。9年度のブータン第1次調査では以下の諸調査を行い全体概要を掌握につとめた。(1)ブータン文部省等多数の政府の教育関係担当者、JICA関係者、国連開発計画(UNDP)代表者等と面会し、必要な資料類の収集と国内の学校(幼稚園から大学まで)のすべての教科書232冊を購入。...
【環境学】環境創成学:貧困削減インドを含む研究件
❏雇用を通じた貧困削減研究(18530215)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】大門 毅 早稲田大学, 国際教養学術院, 准教授 (80329333)
【キーワード】貧困削減 / ニカラグア / インド / ソーシャル・ファンド / 経済成長 (他9件)
【概要】本研究は開発途上国の雇用と貧困削減に関する内外の最新の研究成果を整理し、貧困層の雇用創出を通じた貧困削減を実施している途上国の事例研究及び現地調査を行うことにより、貧困削減に資する雇用創出プログラムが、実際のどの程度貧困削減に寄与しているのかを検証することを目的としている。平成18年度にはニカラグアを現地訪問した。19年度はニカラグアとの比較対象のため、インドを現地調査した。当初はインドネシアを計...
❏中国・インドの企業競争力に関する国際比較分析(18402025)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】絵所 秀紀 法政大学, 経済学部, 教授 (10061243)
【キーワード】企業競争力 / 国際比較 / 中国 / インド / BRICs (他16件)
【概要】絵所は独立後インドの経済開発の軌跡を描き出し、経済自由化政策以降の経済パフォーマンスの特質を描き出し、中国との比較を試みた。胃・田村は、比較優位などの貿易理論に基づいて分析を試み、中国は韓国に次ぎ、ドイツと匹敵するほどに国際競争力を伸ばしたが、他方インドは国際競争力を伸ばしたものの、現段階ではかなり下位であることを明らかにした。馬場は重要なサポーティング産業であること金型産業について、中国・インド...
❏インドにおける参加型森林管理の効果:貧困削減と森林の多面的機能の観点から(17510033)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】櫻井 武司 農林水産省農林水産政策研究所, 国際領域, 主任研究官 (40343769)
【キーワード】インド / 森林管理 / 貧困削減 / 多面的機能 / 住民参加 (他8件)
【概要】本研究の課題は,1997/98年にインド内陸の貧困州マディア・プラデシュ州の農村で実施した60か村360世帯の家計調査の対象となった同じ世帯を再調査し,10年間にわたるインドの経済発展が貧困地帯の農村に及ぼした影響を明らかにすることである。とりわけ,10年前に推進されていた住民参加型の森林管理制度(Joint Forest Management, JFM)の実施状況,森林資源や農家の経済厚生へのイ...
【環境学】環境保全学:国民国家インドを含む研究件
❏近現代インドのユダヤ教徒のライフ・ヒストリーと「国民国家」(18K00988)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】井坂 理穂 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (70272490)
【キーワード】インド / ユダヤ / 近現代 / 国民国家 / 移動 (他11件)
【概要】2021年度も国内外においてコロナ感染状況が収束しなかったことから、当初予定していた海外調査は見送ることとなった。研究代表者・研究協力者間での打ち合わせはオンラインで行い、それぞれがこれまでに収集した先行研究や史資料を整理・分析し、その成果を論文としてまとめる作業を進めた。研究代表者は、本研究プロジェクトで焦点を当てているベネ・イスラエルの間でのシオニズムに対する認識に焦点を当て、1910年代から...
❏近世・近代ペルシア語文化圏における言語・民族・国家形成(18401021)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】近藤 信彰 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 准教授 (90274993)
【キーワード】ペルシア語文化圏 / 国際研究者交流 / イラン:インド:トルコ / 国民国家 / 民族形成 (他16件)
【概要】研究計画に従ってペルシア語関連史料、および現地の歴史叙述に関する資料の収集、および現地歴史研究者との交流を行った。代表の近藤信彰は、8月にタジキスタン、2月にイランインドへ出張し、ペルシア語文化関連資料を収集するとともに、現地の研究者との交流に努めた。 タジキスタンでは、17世紀末の詩人伝Muzakkir al-Ashabなど現地発行の図書を入手した。同じペルシア語をいえがら、イランと異なった文字...
❏南アジアにおける国民統合と政治・経済システムの形成(08041005)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】中里 成章 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (30114581)
【キーワード】南アジア / インド / 国民統合 / 計画経済 / 分離独立 (他22件)
【概要】本研究プロジェクトは、南アジア諸国が現在大転換期にあり、国民国家形成期に創り出された制度や価値観が厳しく問い直されている現状を踏まえて、南アジアの政治・経済システムの形成過程を再検討することを目的として、1997年から3年間、現地調査(インド、パキスタン、スリランカ、英国、シンガポール)、国内研究会、国際ワークショップ、国外からの研究者の招聘等の多彩なかたちを通じて、共同研究を続けた。経済関係では...
【環境学】環境保全学:アジアインドを含む研究件
❏アジアにおける食糧安全保障とSDGs:課題と政府のチャレンジ(17F17778)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2017-10-13 - 2020-03-31
【研究代表者】蟹江 憲史 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 教授 (90326463)
【キーワード】Asia / India / Climate Smart / Agriculture / Technology (他14件)
【概要】During her last fiscal year of her fellowship, the fellow conducted a field visit to collect qualitative and quantitative data about adoption of climate smart agricultural (CSA) practices in subsisten...
❏近代東アジアにおける異文化要素の異化と同化(15202007)
【研究テーマ】各国文学・文学論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】杉田 英明 (2005) 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90179143)
【キーワード】東アジア / 異文化 / 異化 / 同化 / 日台 (他17件)
【概要】本研究課題は、当初大澤吉博教授(東京大学大学院総合文化研究科)を研究代表者として、着手された'が、平成17年3月末、大澤教授が急逝したため、17年度に急遼研究代表者を杉田英明に変更し研究プロジェクトの維持と継続を図った。研究計画の一時的な停滞は免れえなかったものの、最終年度に至って、おおむね良好な研究成果が得られたのは、ひとえに研究分担者の協力によるものである。 本研究課題にもとついて開催...
【数物系科学】地球惑星科学:バングラディシュインドを含む研究件
❏戦略形成プロセスからみる新興国のイノベーション:日本企業の創発的グローバル戦略(16K03884)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / イノベーション / オートバイ産業 / 国際経営 / 戦略形成プロセス (他19件)
【概要】本研究成果は第1に、新興国におけるイノベーションを戦略形成プロセスから解明しようとしたことだ。第2に、日本企業のグローバル創発戦略から、戦略形成プロセスの内実としての経営資源の配分を解明し、内部組織のありようを示そうとしたことだ。第3に、二輪車産業を事例としながら日本企業の能力構築と新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現について明らかにしようとしたことだ。 これら成果を踏まえ、学会等で報告を1...
❏トランスナショナル化による競争優位構築:新興国のオートバイ産業と日本企業(25780263)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / トランスナショナル化 / イノベーション / 競争優位の源泉 / オートバイ産業 (他16件)
【概要】本研究は日本企業の国際的な競争優位の源泉としてトランスナショナル化(本社と海外拠点が相互依存の関係であり共同で優位性を構築し共有するようになること)に着目し、既存研究では不十分であった(1)新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現、(2)そのグローバルな組織における共有経路・形態、(3)それらが組織全体の競争優位へ及ぼす影響の3つを明らかにすることを目的とした。 目的(1)は企業や販売現場の実態...
❏風土と物産から見た環ベンガル湾世界の社会経済史的研究(09430013)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 2000
【研究代表者】高橋 昭雄 (1999-2000) 東京大学, 東洋文化研究所, 助教授 (90282706)
【キーワード】ベンガル湾 / 南アジア / 東南アジア / 貿易 / 物産交流 (他15件)
【概要】平成13年度は、平成9〜12年度の研究期間の成果のとりまとめる作業にあてられた。昨年度までの研究実績報告書に記載したように、すでにいくつもの研究発表が平成12年度までにメンバーたちによって行われているが、今年度は、作業未了であった旧オランダ領東インド(現インドネシア)と旧イギリス領インドの貿易統計の整理作業とそのとりまとめ、およびミャンマー(ビルマ)の砂糖産業についての分析結果のまとめに重点を置い...
【数物系科学】地球惑星科学:アメリカインドを含む研究件
❏生命主義と普遍宗教性による多元主義の展開――国際データによる理論と実証の接合(25244002)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2018-03-31
【研究代表者】星川 啓慈 大正大学, 文学部, 教授 (10173585)
【キーワード】国際比較調査 / 多元主義 / 生命主義 / スピリチュアリティ / 普遍宗教性 (他21件)
【概要】多神教国(日本、タイ、台湾、インド)及び啓典宗教国(トルコ、イタリア、ロシア、アメリカ)からなる8か国4千人以上を対象にした社会調査の分析結果を確率モデルに基づいて統計学的に分析し、諸国民の信念や態度の構造を実証的に分析した。その結果、宗教的信念は国による質的な差はなく量的な違いのみがあるような共通の1次元の構造となり、各国共通指標である「宗教度」が得られた。宗教度は、神秘体験を主として個人的な特...
❏文明移動としての「仏教」からみた東アジアの差異と共生の研究(23242036)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】新川 登亀男 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (50094066)
【キーワード】「仏教」文明 / 世間(世俗)秩序 / 造形 / 文字言語 / 複合宗教 (他32件)
【概要】インド亜大陸発祥の「仏教」がアジア世界に広く流伝したことと、そのアジア世界で多様な国家や社会や文化が形成されていくこととが、どのような関係にあったのかを調査研究した。とくに、国家の構築と社会の秩序化、造形表現や文字言語表現の展開、諸宗教や儀礼・習俗との複合、という三つの観点からアプローチした。そして、これらの観点が文明としての「仏教」の三要件に合致するものと考えた。同時に、このような「仏教」文明の...
❏南アジアにおける国民統合と政治・経済システムの形成(08041005)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】中里 成章 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (30114581)
【キーワード】南アジア / インド / 国民統合 / 計画経済 / 分離独立 (他22件)
【概要】本研究プロジェクトは、南アジア諸国が現在大転換期にあり、国民国家形成期に創り出された制度や価値観が厳しく問い直されている現状を踏まえて、南アジアの政治・経済システムの形成過程を再検討することを目的として、1997年から3年間、現地調査(インド、パキスタン、スリランカ、英国、シンガポール)、国内研究会、国際ワークショップ、国外からの研究者の招聘等の多彩なかたちを通じて、共同研究を続けた。経済関係では...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流インドを含む研究件
❏近世後期日本における身分制度と農本主義バイアス(26870138)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】戸石 七生 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 講師 (20622765)
【キーワード】百姓 / 身分制度 / 穀物生産 / 農本主義 / 日印比較 (他24件)
【概要】この研究は、関東を中心的なフィールドとし、農本主義的身分制度が日本の農村社会をいかに規定したかを解明することを目的とする。収集した資料を分析した結果、関東農村では関西と異なり、多くの場合職人は「みなし穀物生産者」である百姓身分のまま非農業部門に従事したことが判明した。ただし、穢れに携わる僧・非人等は制度上明示的に百姓から区別された。農村住民と農業従事者を制度上分離しない近世の経験は、近代以降の農協...
❏地方政治の中・露・印比較─社会政策,地方自治,政党政治(25300009)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】田原 史起 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (20308563)
【キーワード】地方政治 / 比較 / 社会政策 / 地方自治 / 政党政治 (他9件)
【概要】本課題の成果は大きく、以下の三点にまとめられる。第一に、本課題は合計9回のフィールド・ワークにより中国、ロシア、インド三国の地方政治を理解するための一次データを蓄積した。第二に,フィールド・ワークによる基礎データの蓄積の上に立ち、三国比較研究の視点から,いくつかの概念化を試みた。この概念化作業により、従来の一国主義的な地方政治研究が無意識のうちに見逃してきた各地域の政治的特質に新たに光を当て、汲み...
❏中国とインドの社会経済的重層性と技術・技能の高度化:後発超大国のイノベーション(25285086)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】大原 盛樹 龍谷大学, 経済学部, 准教授 (50401443)
【キーワード】中国 / インド / イノベーション / 国内市場 / 地場企業 (他13件)
【概要】中国とインドの社会経済的な特色が地場企業のイノベーションのあり方にどのような影響を与えるのかを総合的に考察した。様々な論考がなされたが、主な研究は、(1)政府の技術促進制度がイノベーションに与える影響と、(2)需要の質がイノベーションに与える影響について考察するものであった。参加者がそれぞれの論考を単独の論文として公表した他、研究会全体としては、中国社会科学院、インド経営大学院バンガロール校等の専...
【数物系科学】天文学:国際情報交換インドを含む研究件
❏近世後期日本における身分制度と農本主義バイアス(26870138)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】戸石 七生 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 講師 (20622765)
【キーワード】百姓 / 身分制度 / 穀物生産 / 農本主義 / 日印比較 (他24件)
【概要】この研究は、関東を中心的なフィールドとし、農本主義的身分制度が日本の農村社会をいかに規定したかを解明することを目的とする。収集した資料を分析した結果、関東農村では関西と異なり、多くの場合職人は「みなし穀物生産者」である百姓身分のまま非農業部門に従事したことが判明した。ただし、穢れに携わる僧・非人等は制度上明示的に百姓から区別された。農村住民と農業従事者を制度上分離しない近世の経験は、近代以降の農協...
❏インド農村の農業生産向上と児童労働撲滅にむけて:政策介入実験と行動経済学的分析(24380126)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】不破 信彦 早稲田大学, アジア太平洋研究科, 教授 (90302538)
【キーワード】農業生産性 / 児童労働 / 教育 / 農村貧困 / インド (他7件)
【概要】本研究は、インドの農村貧困解決の鍵となる二つの政策課題(農業生産性向上、教育水準向上)に対する基礎研究と位置づけられる。「農業生産性向上」課題に関しては、西ベンガル州において「SRI(System of Rice Intensification)」稲作の実験的導人を行った結果、同農法による増収効果が確認されたものの、同農法の普及はあまり進まず、今後その原因を更に探る必要性がある。アンドラ・プラデシ...
❏『集神州三宝感通録』巻中の美術史料論的研究(24520118)
【研究テーマ】美学・美術史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】肥田 路美 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (00318718)
【キーワード】東洋美術史 / 仏教史 / 仏教図像学 / 霊験説話 / 瑞像 (他20件)
【概要】『集神州三宝感通録』は、中国初唐時代の道宣(596~667)が仏法僧三宝の上に現れた霊験譚を集成したものである。本研究では、歴代各地で特に篤い信仰を得た仏像(瑞像)に関する巻中について、初めての全文の現代語訳をおこなうとともに美術史の観点に立った詳細な注解を加えた。三年間の研究期間に、中国への仏教初伝を語る第一縁(東漢洛陽画釈迦像縁)から梁武帝造立の二仏像に関する第三十縁(梁高祖等身金銀像縁)まで...
【生物学】基礎生物学:スリランカインドを含む研究件
❏ポスト紛争期における社会の再編ー南アジアの事例から(15H02599)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤倉 達郎 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (80419449)
【キーワード】紛争 / 暴力 / 移行期の正義 / 弔い / ネパール (他15件)
【概要】研究代表者・分担者のみならず、ネパール、スリランカ、インド、バングラデシュ、パキスタンを始めとするさまざまな国の研究者や人権活動家、ジャーナリストなども参加し、議論を重ね、発展させてきた。2015年にネパールで発生した大規模な地震の後は、ポスト災害期に顕在化する社会的紛争の様相も視野に入れ、ポスト災害/紛争期の社会の再編というより拡大した枠組みでの議論を行ってきた。この研究の成果として多くの論文が...
❏文明移動としての「仏教」からみた東アジアの差異と共生の研究(23242036)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】新川 登亀男 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (50094066)
【キーワード】「仏教」文明 / 世間(世俗)秩序 / 造形 / 文字言語 / 複合宗教 (他32件)
【概要】インド亜大陸発祥の「仏教」がアジア世界に広く流伝したことと、そのアジア世界で多様な国家や社会や文化が形成されていくこととが、どのような関係にあったのかを調査研究した。とくに、国家の構築と社会の秩序化、造形表現や文字言語表現の展開、諸宗教や儀礼・習俗との複合、という三つの観点からアプローチした。そして、これらの観点が文明としての「仏教」の三要件に合致するものと考えた。同時に、このような「仏教」文明の...
❏脳死・臓器移植に関する比較宗教学的研究(14310014)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】町田 宗鳳 東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 教授 (10334450)
【キーワード】脳死 / 臓器移植 / クローン技術 / ヒト胚性幹細胞 / エンハンスメント (他28件)
【概要】平成14年度〜平成17年度に科学研究費補助金基盤研究B(1)の助成を受けて実施した「脳死・臓器移植に関する比較宗教学的研究」の成果について報告する。本研究に関わった研究者チームの通称である「<いのち>の研究会」では、当初、脳死・臓器移植に焦点を当てて研究を推進し、香港、シンガポール、フィリピン、インド、スリランカ、アメリカなどにおいて、積極的なフィールドワークを展開した。それら異なった...
【工学】建築学:美術史インドを含む研究件
❏『集神州三宝感通録』巻中の美術史料論的研究(24520118)
【研究テーマ】美学・美術史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】肥田 路美 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (00318718)
【キーワード】東洋美術史 / 仏教史 / 仏教図像学 / 霊験説話 / 瑞像 (他20件)
【概要】『集神州三宝感通録』は、中国初唐時代の道宣(596~667)が仏法僧三宝の上に現れた霊験譚を集成したものである。本研究では、歴代各地で特に篤い信仰を得た仏像(瑞像)に関する巻中について、初めての全文の現代語訳をおこなうとともに美術史の観点に立った詳細な注解を加えた。三年間の研究期間に、中国への仏教初伝を語る第一縁(東漢洛陽画釈迦像縁)から梁武帝造立の二仏像に関する第三十縁(梁高祖等身金銀像縁)まで...
❏貿易品としての近世インド絨毯の生産と国際流通に関する実証的研究(23820053)
【研究テーマ】美学・美術史
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】鎌田 由美子 早稲田大学, 高等研究所, 助教 (70609768)
【キーワード】イスラーム美術 / インド美術 / 染織研究 / 絨毯 / 交易 (他15件)
【概要】本研究では、17-18世紀にインド北部と南部で織られた絨毯には、どのような特徴があるのか、貿易品としてどのように国際流通し、各地で受容されたのかを、国内外での調査をもとに考察した。その結果、従来「ラホール絨毯」という名称で分類され、ムガル朝のもと、北インドで生産されてきたと考えられてきたインド絨毯のなかには、インド南部の絨毯生産地で、輸出先の好みと需要を反映して貿易用に織られたものが少なからず存在...
❏文明移動としての「仏教」からみた東アジアの差異と共生の研究(23242036)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】新川 登亀男 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (50094066)
【キーワード】「仏教」文明 / 世間(世俗)秩序 / 造形 / 文字言語 / 複合宗教 (他32件)
【概要】インド亜大陸発祥の「仏教」がアジア世界に広く流伝したことと、そのアジア世界で多様な国家や社会や文化が形成されていくこととが、どのような関係にあったのかを調査研究した。とくに、国家の構築と社会の秩序化、造形表現や文字言語表現の展開、諸宗教や儀礼・習俗との複合、という三つの観点からアプローチした。そして、これらの観点が文明としての「仏教」の三要件に合致するものと考えた。同時に、このような「仏教」文明の...
【工学】建築学:近現代インドを含む研究件
❏近現代インドのユダヤ教徒のライフ・ヒストリーと「国民国家」(18K00988)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】井坂 理穂 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (70272490)
【キーワード】インド / ユダヤ / 近現代 / 国民国家 / 移動 (他11件)
【概要】2021年度も国内外においてコロナ感染状況が収束しなかったことから、当初予定していた海外調査は見送ることとなった。研究代表者・研究協力者間での打ち合わせはオンラインで行い、それぞれがこれまでに収集した先行研究や史資料を整理・分析し、その成果を論文としてまとめる作業を進めた。研究代表者は、本研究プロジェクトで焦点を当てているベネ・イスラエルの間でのシオニズムに対する認識に焦点を当て、1910年代から...
❏近現代インドにおける食文化とアイデンティティに関する複合的研究(23310174)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】井坂 理穂 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (70272490)
【キーワード】インド / 食文化 / アイデンティティ / 近現代 / ネーション (他7件)
【概要】本研究は、近現代インドにおける食文化をめぐる諸変化が、地域、宗教、カースト、ジェンダー、階級などにもとづくアイデンティティや、インドというネーション概念の構築・再構築過程とどのように関わりあっているのかを、文献資料や現地調査をもとに、具体的な事例に焦点を当てながら明らかにした。本研究の成果は国内外の学会で報告され、これらを契機として、日本・インド両国の研究者により、南アジアにおける食と身体をめぐる...
❏近現代インドにおける歴史記述の変遷(19720182)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】井坂 理穂 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (70272490)
【キーワード】南アジア史 / インド / グジャラート / 近現代 / 歴史認識 (他10件)
【概要】本研究では、近現代インドにおいて歴史記述のあり方がいかに変遷したのかを、インド西部グジャラート地方の知識人層に焦点をあてて検討した。その結果、この地方において、独立前後の政治過程を背景に、インドの統一性を強調する歴史記述が台頭したことや、その一方で特定のコミュニティの立場から、コミュニティごとの差異を強調しつつ「インド」との関係を模索する多様な歴史像が表されたことが明らかになった。さらに本研究は、...
【工学】建築学:遺跡インドを含む研究件
❏インド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタの形成と人類の活動に関する地形学的研究(16K01225)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】久保 純子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (90275967)
【キーワード】モンスーンアジア / デルタ / 地形 / 人間活動 / 人新世 (他22件)
【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。 その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...
❏インド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタにおける遺跡分布と地形(24401005)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】久保 純子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (90275967)
【キーワード】デルタ / 平野地形 / 遺跡分布 / ボーリング / 完新世 (他12件)
【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタの完新世(過去1万年)における形成過程の解明を目的として、インドのアンドラ大学の研究者の協力を得ながら、1)アンドラ大学で保管しているボーリングコア(試料)の分析、2)対象地域における平野地形の分布、3)対象地域に分布する遺跡と地形の関係、について調査をすすめた。 その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタについて初めて詳細な形成過程を示すことができ、また平...
【工学】建築学:技術インドを含む研究件
❏アジアにおける食糧安全保障とSDGs:課題と政府のチャレンジ(17F17778)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2017-10-13 - 2020-03-31
【研究代表者】蟹江 憲史 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 教授 (90326463)
【キーワード】Asia / India / Climate Smart / Agriculture / Technology (他14件)
【概要】During her last fiscal year of her fellowship, the fellow conducted a field visit to collect qualitative and quantitative data about adoption of climate smart agricultural (CSA) practices in subsisten...
❏中国とインドの社会経済的重層性と技術・技能の高度化:後発超大国のイノベーション(25285086)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】大原 盛樹 龍谷大学, 経済学部, 准教授 (50401443)
【キーワード】中国 / インド / イノベーション / 国内市場 / 地場企業 (他13件)
【概要】中国とインドの社会経済的な特色が地場企業のイノベーションのあり方にどのような影響を与えるのかを総合的に考察した。様々な論考がなされたが、主な研究は、(1)政府の技術促進制度がイノベーションに与える影響と、(2)需要の質がイノベーションに与える影響について考察するものであった。参加者がそれぞれの論考を単独の論文として公表した他、研究会全体としては、中国社会科学院、インド経営大学院バンガロール校等の専...
【工学】土木工学:モーターリゼーションインドを含む研究件
❏トランスナショナル化による競争優位構築:新興国のオートバイ産業と日本企業(25780263)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / トランスナショナル化 / イノベーション / 競争優位の源泉 / オートバイ産業 (他16件)
【概要】本研究は日本企業の国際的な競争優位の源泉としてトランスナショナル化(本社と海外拠点が相互依存の関係であり共同で優位性を構築し共有するようになること)に着目し、既存研究では不十分であった(1)新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現、(2)そのグローバルな組織における共有経路・形態、(3)それらが組織全体の競争優位へ及ぼす影響の3つを明らかにすることを目的とした。 目的(1)は企業や販売現場の実態...
❏新興国のモ-タリゼーションと価格競争:日本企業のグローバル戦略からの国際比較研究(22730326)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】三嶋 恒平 熊本学園大学, 商学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】国際経営 / 新興国 / モータリゼーション / 企業戦略 / イノベーション (他13件)
【概要】本研究は、新興国市場でのモータリゼーションと価格競争の実態解明を進め、さらにそこにかかわる企業のグローバル戦略に関するインプリケーションを提示しようとするものである。本研究は、ミャンマー、アフリカといった地域の実態解明を進め先行研究の不備を補うことに成功した。現在、実態を踏まえて企業のグローバル戦略のインプリケーションを示すべく論文を執筆中である。 ...
【工学】総合工学:ロシアインドを含む研究件
❏ユーラシア地域大国(ロシア,中国,インド)の発展モデルの比較(15H01849)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】田畑 伸一郎 北海道大学, スラブ・ユーラシア研究センター, 教授 (10183071)
【キーワード】比較経済体制 / ロシア / 中国 / インド / 国際経済 (他9件)
【概要】本研究では,ユーラシアの大国であるロシア,中国,インドの経済の比較を行った。特に,中央・地方財政関係,マクロ経済,個別産業(鉄鋼産業など)などの比較を行い,3国の違いや共通性を生じさせている要因を明らかにした。違いを生み出す要因としては,ロシアは資源の豊富さ,中国は民営企業や地方政府の活力,インドは民主的選挙が大きな意味を持つことを示した。また,これら3国の国際経済・金融における位置付けや,中国の...
❏地方政治の中・露・印比較─社会政策,地方自治,政党政治(25300009)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】田原 史起 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (20308563)
【キーワード】地方政治 / 比較 / 社会政策 / 地方自治 / 政党政治 (他9件)
【概要】本課題の成果は大きく、以下の三点にまとめられる。第一に、本課題は合計9回のフィールド・ワークにより中国、ロシア、インド三国の地方政治を理解するための一次データを蓄積した。第二に,フィールド・ワークによる基礎データの蓄積の上に立ち、三国比較研究の視点から,いくつかの概念化を試みた。この概念化作業により、従来の一国主義的な地方政治研究が無意識のうちに見逃してきた各地域の政治的特質に新たに光を当て、汲み...
❏生命主義と普遍宗教性による多元主義の展開――国際データによる理論と実証の接合(25244002)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2018-03-31
【研究代表者】星川 啓慈 大正大学, 文学部, 教授 (10173585)
【キーワード】国際比較調査 / 多元主義 / 生命主義 / スピリチュアリティ / 普遍宗教性 (他21件)
【概要】多神教国(日本、タイ、台湾、インド)及び啓典宗教国(トルコ、イタリア、ロシア、アメリカ)からなる8か国4千人以上を対象にした社会調査の分析結果を確率モデルに基づいて統計学的に分析し、諸国民の信念や態度の構造を実証的に分析した。その結果、宗教的信念は国による質的な差はなく量的な違いのみがあるような共通の1次元の構造となり、各国共通指標である「宗教度」が得られた。宗教度は、神秘体験を主として個人的な特...
【工学】総合工学:経済開発インドを含む研究件
❏新興アジア諸国のBPO産業の成長とジェンダー インド・フィリピン・中国の国際比較(17H02247)
【研究テーマ】ジェンダー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】堀 芳枝 獨協大学, 外国語学部, 教授 (30386792)
【キーワード】BPO / 新興アジア / ジェンダー / フィリピン / インド (他13件)
【概要】2008年のグローバル金融危機以後、世界市場はアジアの新興国が活況の様相を見せている。その要因として、IT技術と現地の安い労働力を利用したコールセンターやデータ入力からIT開発まで、IT-BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)と呼ばれる企業向けのサービス産業の業務委託が行われているからである。そこで、本研究はインド、中国、フィリピンを中心にその実態を女性の雇用と労働の観点から考察する。 ...
❏インドにおける人口と開発-総合的・歴史的アプローチ(13303006)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】斎藤 修 一橋大学, 経済研究所, 教授 (40051867)
【キーワード】インド / 経済開発 / 人口動態 / 人口政策 / 人口推計 (他19件)
【概要】本研究の研究課題別に記せば、以下の通りである。 (1)現代の人口動態・人口政策の分野では、嵯峨座が家族計画と高齢化の問題を絡めた調査をインドの学者と協力して行った。この成果は草稿が出来上がり、近々英文で発表される。また西川は、戦後インドにおける最大の人口問題である出生力転換を研究対象とし、州別の出生力の動向を精査した。 (2)過去の人口動態復元推計と、その疾病史的側面の解明にかんしては、斎藤が合計...
【工学】総合工学:ベトナムインドを含む研究件
❏戦略形成プロセスからみる新興国のイノベーション:日本企業の創発的グローバル戦略(16K03884)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / イノベーション / オートバイ産業 / 国際経営 / 戦略形成プロセス (他19件)
【概要】本研究成果は第1に、新興国におけるイノベーションを戦略形成プロセスから解明しようとしたことだ。第2に、日本企業のグローバル創発戦略から、戦略形成プロセスの内実としての経営資源の配分を解明し、内部組織のありようを示そうとしたことだ。第3に、二輪車産業を事例としながら日本企業の能力構築と新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現について明らかにしようとしたことだ。 これら成果を踏まえ、学会等で報告を1...
❏アジア諸国における経済改革政策のオーナーシップと援助の効果:4カ国の比較研究(20530233)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】和田 義郎 政策研究大学院大学, 客員教授 (80456342)
【キーワード】経済改革 / 開発援助 / 経済成長 / インド / ベトナム (他7件)
【概要】インド、フィリピン(当初中国を予定していたが日本の援助が停止されたため変更)を訪問、また、ベトナム、インドネシアについては他の機会を捉えて訪問し、これらのアジア諸国において、国のマクロレベル、州など地方政府レベル、ミクロレベルでの経済改革政策がどのように行われたか、オーナーシップがどのような役割を果たしたか、そして援助がその改革政策にどのような影響を与えたか、についてのヒアリング・議論を行った。こ...
【工学】総合工学:経営学インドを含む研究件
❏戦略形成プロセスからみる新興国のイノベーション:日本企業の創発的グローバル戦略(16K03884)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / イノベーション / オートバイ産業 / 国際経営 / 戦略形成プロセス (他19件)
【概要】本研究成果は第1に、新興国におけるイノベーションを戦略形成プロセスから解明しようとしたことだ。第2に、日本企業のグローバル創発戦略から、戦略形成プロセスの内実としての経営資源の配分を解明し、内部組織のありようを示そうとしたことだ。第3に、二輪車産業を事例としながら日本企業の能力構築と新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現について明らかにしようとしたことだ。 これら成果を踏まえ、学会等で報告を1...
❏トランスナショナル化による競争優位構築:新興国のオートバイ産業と日本企業(25780263)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / トランスナショナル化 / イノベーション / 競争優位の源泉 / オートバイ産業 (他16件)
【概要】本研究は日本企業の国際的な競争優位の源泉としてトランスナショナル化(本社と海外拠点が相互依存の関係であり共同で優位性を構築し共有するようになること)に着目し、既存研究では不十分であった(1)新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現、(2)そのグローバルな組織における共有経路・形態、(3)それらが組織全体の競争優位へ及ぼす影響の3つを明らかにすることを目的とした。 目的(1)は企業や販売現場の実態...
❏開発途上国におけるBOP企業活動と社会開発の実証的研究(23530513)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】大門 毅 早稲田大学, 国際教養学術院, 教授 (80329333)
【キーワード】経営学 / 開発経済学 / インド / BOPビジネス / 企業の社会的責任 (他15件)
【概要】主としてインドの南部3 州(AP、タミルナドゥ、カルナタカ州)を中心に、インドの 「水ビジネス」に焦点を当てた実証研究を行い、それぞれの州から2 村を選んでパイロット調査を実施し、「水ビジネスの事業性と社会開発(雇用、所得、衛生面等)」について現地NGO・社会企業(ソーシャル・ビジネス)と協力して400 世帯をランダムに抽出した家計調査を実施した。「BOP 水ビジネスがインド農村における飲料水確保...
【工学】総合工学:エネルギーインドを含む研究件
❏南アジアのコネクティビティとインド-越境インフラを巡る政治と経済(18H03448)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】福味 敦 兵庫県立大学, 政策科学研究所, 教授 (20379465)
【キーワード】南アジア / インド / エネルギー / 電力 / ガス (他9件)
【概要】本プロジェクトの目的は、インドの経済発展の鍵を握るエネルギー分野に焦点をあてながら、同分野におけるコネクティビティの強化が、インドと周辺国の経済や社会、エネルギー安全保障、外交関係に及ぼす影響を明らかにすることにある。プロジェクト二年目にあたる2019年度は、引き続きエネルギーをテーマに共同現地調査を実施、一次資料の収集に努めた。具体的には、①8月:インド・ウッタルプラデーシュ州、デリー、パンジャ...
❏低炭素・コベネフィットアプローチによるデリーの都市計画戦略の開発(11F01804)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】蟹江 憲史 東京工業大学, 大学院社会理工学研究科, 准教授 (90326463)
【キーワード】様式選択 / 都市形態 / 密集地帯 / 多変量解析 / エネルギー消費 (他12件)
【概要】本研究の目的はインド都市部のエネルギー消費動向を分析し、エネルギー消費を減らすための提言を行うことである。多変量解析を用い、98に渡るインドの都市で代表的世帯調査を行うことにより、都市形態が交通量や様式選択にいかに影響を与えるかを分析してきたこれまでの研究成果に対し、本年度はワークショップや国際会議等でのアウトプットと学者間のネットワーク構築、フィードバック入手により、更に研究精度を高めることに注...
【農学】社会経済農学:貧困インドを含む研究件
❏開発途上国におけるBOP企業活動と社会開発の実証的研究(23530513)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】大門 毅 早稲田大学, 国際教養学術院, 教授 (80329333)
【キーワード】経営学 / 開発経済学 / インド / BOPビジネス / 企業の社会的責任 (他15件)
【概要】主としてインドの南部3 州(AP、タミルナドゥ、カルナタカ州)を中心に、インドの 「水ビジネス」に焦点を当てた実証研究を行い、それぞれの州から2 村を選んでパイロット調査を実施し、「水ビジネスの事業性と社会開発(雇用、所得、衛生面等)」について現地NGO・社会企業(ソーシャル・ビジネス)と協力して400 世帯をランダムに抽出した家計調査を実施した。「BOP 水ビジネスがインド農村における飲料水確保...
❏貧困の都市化と農村化-インド経済を手がかりに(20530254)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大門 毅 早稲田大学, 国際教養学術院, 教授 (80329333)
【キーワード】貧困 / インド / 空間経済学 / 都市化 / 農村化 (他10件)
【概要】本研究は高い経済成長率を維持する開発途上国、特にインドの事例に焦点を当てつつ、比較の対象として中国も取り上げながら、経済成長の一方で、深刻化しつつある「都市部の貧困」に焦点をあて、その発生原因、特徴(特に農村貧困との相違)、動学的側面(時系列的推移)、地域格差、政策的対応、その成果・インパクトについて、定性的・定量的に分析した。結果、貧困の「都市化」が深刻な社会問題として表面化していることが判明し...
❏雇用を通じた貧困削減研究(18530215)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】大門 毅 早稲田大学, 国際教養学術院, 准教授 (80329333)
【キーワード】貧困削減 / ニカラグア / インド / ソーシャル・ファンド / 経済成長 (他9件)
【概要】本研究は開発途上国の雇用と貧困削減に関する内外の最新の研究成果を整理し、貧困層の雇用創出を通じた貧困削減を実施している途上国の事例研究及び現地調査を行うことにより、貧困削減に資する雇用創出プログラムが、実際のどの程度貧困削減に寄与しているのかを検証することを目的としている。平成18年度にはニカラグアを現地訪問した。19年度はニカラグアとの比較対象のため、インドを現地調査した。当初はインドネシアを計...
【農学】社会経済農学:貿易インドを含む研究件
❏萌芽期熱帯産品輸出経済の研究:18世紀の南・東南アジアとオランダ東インド会社(24730301)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】島田 竜登 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (80435106)
【キーワード】東南アジア / 南アジア / オランダ東インド会社 / 国際分業 / アジア域内貿易 (他19件)
【概要】本研究は、18世紀における南アジアならびに東南アジアでの熱帯産品輸出経済の萌芽・形成を分析するものである。具体的には、ジャワ、ベンガル、コロマンデル、グジャラートにおける砂糖、綿織物などの生産、集荷や輸出といった実態を,オランダ東インド会社文書を利用することで考察した。以上の研究により、東アジアとは異なった発展経路をもつ南・東南アジア経済を歴史的に解明し、もって、近代アジア・世界経済における国際分...
❏風土と物産から見た環ベンガル湾世界の社会経済史的研究(09430013)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 2000
【研究代表者】高橋 昭雄 (1999-2000) 東京大学, 東洋文化研究所, 助教授 (90282706)
【キーワード】ベンガル湾 / 南アジア / 東南アジア / 貿易 / 物産交流 (他15件)
【概要】平成13年度は、平成9〜12年度の研究期間の成果のとりまとめる作業にあてられた。昨年度までの研究実績報告書に記載したように、すでにいくつもの研究発表が平成12年度までにメンバーたちによって行われているが、今年度は、作業未了であった旧オランダ領東インド(現インドネシア)と旧イギリス領インドの貿易統計の整理作業とそのとりまとめ、およびミャンマー(ビルマ)の砂糖産業についての分析結果のまとめに重点を置い...
【農学】社会経済農学:経済成長インドを含む研究件
❏新興アジア諸国のBPO産業の成長とジェンダー インド・フィリピン・中国の国際比較(17H02247)
【研究テーマ】ジェンダー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】堀 芳枝 獨協大学, 外国語学部, 教授 (30386792)
【キーワード】BPO / 新興アジア / ジェンダー / フィリピン / インド (他13件)
【概要】2008年のグローバル金融危機以後、世界市場はアジアの新興国が活況の様相を見せている。その要因として、IT技術と現地の安い労働力を利用したコールセンターやデータ入力からIT開発まで、IT-BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)と呼ばれる企業向けのサービス産業の業務委託が行われているからである。そこで、本研究はインド、中国、フィリピンを中心にその実態を女性の雇用と労働の観点から考察する。 ...
❏アジア諸国における経済改革政策のオーナーシップと援助の効果:4カ国の比較研究(20530233)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】和田 義郎 政策研究大学院大学, 客員教授 (80456342)
【キーワード】経済改革 / 開発援助 / 経済成長 / インド / ベトナム (他7件)
【概要】インド、フィリピン(当初中国を予定していたが日本の援助が停止されたため変更)を訪問、また、ベトナム、インドネシアについては他の機会を捉えて訪問し、これらのアジア諸国において、国のマクロレベル、州など地方政府レベル、ミクロレベルでの経済改革政策がどのように行われたか、オーナーシップがどのような役割を果たしたか、そして援助がその改革政策にどのような影響を与えたか、についてのヒアリング・議論を行った。こ...
❏雇用を通じた貧困削減研究(18530215)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】大門 毅 早稲田大学, 国際教養学術院, 准教授 (80329333)
【キーワード】貧困削減 / ニカラグア / インド / ソーシャル・ファンド / 経済成長 (他9件)
【概要】本研究は開発途上国の雇用と貧困削減に関する内外の最新の研究成果を整理し、貧困層の雇用創出を通じた貧困削減を実施している途上国の事例研究及び現地調査を行うことにより、貧困削減に資する雇用創出プログラムが、実際のどの程度貧困削減に寄与しているのかを検証することを目的としている。平成18年度にはニカラグアを現地訪問した。19年度はニカラグアとの比較対象のため、インドを現地調査した。当初はインドネシアを計...
【農学】社会経済農学:経済発展インドを含む研究件
❏暴力・詐取・競争と経済発展:政治経済学的理論分析とインドにおける実証研究(15K03452)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】加藤 篤史 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (00286923)
【キーワード】経済発展 / 経済インセンティブ / インド / 暴力 / 詐取 (他12件)
【概要】経済的行為を選択する現実の状況においては、経済主体は経済的価値を暴力や詐取によって他者に奪われる脅威に直面している。本研究では、そのような脅威が経済主体の価値創造的な経済的行為の選択と努力を歪め、経済発展を停滞させるメカニズムの分析を行い、インドのデータを用いて実証研究を行った。研究者の既存研究と合わせて、暴力や詐取の脅威がインド州レベルの製造業の一人当たり付加価値や投資の水準に負の効果をもたらす...
❏政治的競争が政策選択に与える効果:理論的分析とインドにおける実証研究(24530313)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】加藤 篤史 青山学院大学, 経営学部, 教授 (00286923)
【キーワード】産業化政策 / 政治的競争 / 政策選択 / 政治的サバイバル / 経済発展 (他6件)
【概要】経済発展にとって望ましい政策が政府によって選択されるかどうかは、政策決定に影響を与える諸集団の競争的な働きかけによって影響を受ける。本研究では、特に経済発展を牽引する産業部門の発展に望ましい諸政策が選択される条件の分析を行い、インドの各州政府の政策の選択を決定する要因を実証的に検証した。その結果、農業部門など他部門の政治的圧力に対して、産業部門が政治的交渉力を持つことができる場合に、産業部門にとっ...
【農学】社会経済農学:グローバル化インドを含む研究件
❏トランスナショナル化による競争優位構築:新興国のオートバイ産業と日本企業(25780263)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / トランスナショナル化 / イノベーション / 競争優位の源泉 / オートバイ産業 (他16件)
【概要】本研究は日本企業の国際的な競争優位の源泉としてトランスナショナル化(本社と海外拠点が相互依存の関係であり共同で優位性を構築し共有するようになること)に着目し、既存研究では不十分であった(1)新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現、(2)そのグローバルな組織における共有経路・形態、(3)それらが組織全体の競争優位へ及ぼす影響の3つを明らかにすることを目的とした。 目的(1)は企業や販売現場の実態...
❏萌芽期熱帯産品輸出経済の研究:18世紀の南・東南アジアとオランダ東インド会社(24730301)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】島田 竜登 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (80435106)
【キーワード】東南アジア / 南アジア / オランダ東インド会社 / 国際分業 / アジア域内貿易 (他19件)
【概要】本研究は、18世紀における南アジアならびに東南アジアでの熱帯産品輸出経済の萌芽・形成を分析するものである。具体的には、ジャワ、ベンガル、コロマンデル、グジャラートにおける砂糖、綿織物などの生産、集荷や輸出といった実態を,オランダ東インド会社文書を利用することで考察した。以上の研究により、東アジアとは異なった発展経路をもつ南・東南アジア経済を歴史的に解明し、もって、近代アジア・世界経済における国際分...
❏文明移動としての「仏教」からみた東アジアの差異と共生の研究(23242036)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】新川 登亀男 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (50094066)
【キーワード】「仏教」文明 / 世間(世俗)秩序 / 造形 / 文字言語 / 複合宗教 (他32件)
【概要】インド亜大陸発祥の「仏教」がアジア世界に広く流伝したことと、そのアジア世界で多様な国家や社会や文化が形成されていくこととが、どのような関係にあったのかを調査研究した。とくに、国家の構築と社会の秩序化、造形表現や文字言語表現の展開、諸宗教や儀礼・習俗との複合、という三つの観点からアプローチした。そして、これらの観点が文明としての「仏教」の三要件に合致するものと考えた。同時に、このような「仏教」文明の...
【農学】社会経済農学:制度設計インドを含む研究件
❏応用制度設計・実験経済学・社会哲学を融合した持続的発展のための新しい会計(18H00914)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】鈴木 智英 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (50813648)
【キーワード】成熟経済社会 / 新しい資本主義 / 付加価値分配計算書 / DS経営 / 実験経済・会計 (他30件)
【概要】社会構築主義会計や制度設計経済学は、望ましく新たな経済現象・制度を創造する条件や過程の解明に努める。例えば2013年にインドで法制化された One Additional Line (OAL) は損益計算書にCSR費用を追加的に1行表示させるだけで、経営者、投資家、メディアのインセンティブを自律的に統制し、市場原理としてよりサステナブルな経済発展が達成される可能性を示した。これはメカニズムデザインと...
❏低炭素・コベネフィットアプローチによるデリーの都市計画戦略の開発(11F01804)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】蟹江 憲史 東京工業大学, 大学院社会理工学研究科, 准教授 (90326463)
【キーワード】様式選択 / 都市形態 / 密集地帯 / 多変量解析 / エネルギー消費 (他12件)
【概要】本研究の目的はインド都市部のエネルギー消費動向を分析し、エネルギー消費を減らすための提言を行うことである。多変量解析を用い、98に渡るインドの都市で代表的世帯調査を行うことにより、都市形態が交通量や様式選択にいかに影響を与えるかを分析してきたこれまでの研究成果に対し、本年度はワークショップや国際会議等でのアウトプットと学者間のネットワーク構築、フィードバック入手により、更に研究精度を高めることに注...
【農学】社会経済農学:農業インドを含む研究件
❏アジアにおける食糧安全保障とSDGs:課題と政府のチャレンジ(17F17778)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2017-10-13 - 2020-03-31
【研究代表者】蟹江 憲史 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 教授 (90326463)
【キーワード】Asia / India / Climate Smart / Agriculture / Technology (他14件)
【概要】During her last fiscal year of her fellowship, the fellow conducted a field visit to collect qualitative and quantitative data about adoption of climate smart agricultural (CSA) practices in subsisten...
❏インドにおける人口と開発-総合的・歴史的アプローチ(13303006)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】斎藤 修 一橋大学, 経済研究所, 教授 (40051867)
【キーワード】インド / 経済開発 / 人口動態 / 人口政策 / 人口推計 (他19件)
【概要】本研究の研究課題別に記せば、以下の通りである。 (1)現代の人口動態・人口政策の分野では、嵯峨座が家族計画と高齢化の問題を絡めた調査をインドの学者と協力して行った。この成果は草稿が出来上がり、近々英文で発表される。また西川は、戦後インドにおける最大の人口問題である出生力転換を研究対象とし、州別の出生力の動向を精査した。 (2)過去の人口動態復元推計と、その疾病史的側面の解明にかんしては、斎藤が合計...
【農学】社会経済農学:比較史インドを含む研究件
❏近世後期日本における身分制度と農本主義バイアス(26870138)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】戸石 七生 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 講師 (20622765)
【キーワード】百姓 / 身分制度 / 穀物生産 / 農本主義 / 日印比較 (他24件)
【概要】この研究は、関東を中心的なフィールドとし、農本主義的身分制度が日本の農村社会をいかに規定したかを解明することを目的とする。収集した資料を分析した結果、関東農村では関西と異なり、多くの場合職人は「みなし穀物生産者」である百姓身分のまま非農業部門に従事したことが判明した。ただし、穢れに携わる僧・非人等は制度上明示的に百姓から区別された。農村住民と農業従事者を制度上分離しない近世の経験は、近代以降の農協...
❏南アジア近代における「民主主義と開発」の歴史的研究-東アジア・モデルとの比較-(14209016)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】長崎 暢子 龍谷大学, 国際文化学部, 教授 (70012979)
【キーワード】民主主義 / 開発 / 東アジア / 南アジア近代 / インド (他17件)
【概要】本研究の課題は、(1)「第二次大戦後の南西アジア、特にインドでは、政治的には民主主義的発展が見られる一方で、貧困層が長期間累積したままなのは何故か、という問いを設定し、目覚ましい経済発展を遂げつつも民主化は未だ不十分と考えられる東アジアと比較しながら、解を求めようとしたものである。(2)方法上においても、英米インド等のIndia Office(British Library), LSE, SOAS...
【農学】森林圏科学:森林管理インドを含む研究件
❏インドにおける参加型森林管理の効果:貧困削減と森林の多面的機能の観点から(17510033)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】櫻井 武司 農林水産省農林水産政策研究所, 国際領域, 主任研究官 (40343769)
【キーワード】インド / 森林管理 / 貧困削減 / 多面的機能 / 住民参加 (他8件)
【概要】本研究の課題は,1997/98年にインド内陸の貧困州マディア・プラデシュ州の農村で実施した60か村360世帯の家計調査の対象となった同じ世帯を再調査し,10年間にわたるインドの経済発展が貧困地帯の農村に及ぼした影響を明らかにすることである。とりわけ,10年前に推進されていた住民参加型の森林管理制度(Joint Forest Management, JFM)の実施状況,森林資源や農家の経済厚生へのイ...
❏発展途上国における林野管理の分権化・民営化をめぐる国際比較研究(13372005)
【研究テーマ】林学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】増田 美砂 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 助教授 (70192747)
【キーワード】森林管理 / 分権化 / 参加 / 中国 / インド (他17件)
【概要】本研究は,近年発展途上国において推進されている林野管理の分権化に関して,制度と実態の相互作用が森林資源に対しどのような影響を及ぼしているのかを明らかにしようと試みたものである。事例として,(1)中央集権体制により天然林の保護と植林を推進している中国,(2)中央政府と地方政府の連携のもと,林野管理における住民参加を展開しているインド,および(3)分権化の過渡期にあるインドネシアとガーナを選んだ。最終...
【農学】森林圏科学:衛星画像インドを含む研究件
❏インド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタの形成と人類の活動に関する地形学的研究(16K01225)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】久保 純子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (90275967)
【キーワード】モンスーンアジア / デルタ / 地形 / 人間活動 / 人新世 (他22件)
【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。 その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...
❏インド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタにおける遺跡分布と地形(24401005)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】久保 純子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (90275967)
【キーワード】デルタ / 平野地形 / 遺跡分布 / ボーリング / 完新世 (他12件)
【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタの完新世(過去1万年)における形成過程の解明を目的として、インドのアンドラ大学の研究者の協力を得ながら、1)アンドラ大学で保管しているボーリングコア(試料)の分析、2)対象地域における平野地形の分布、3)対象地域に分布する遺跡と地形の関係、について調査をすすめた。 その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタについて初めて詳細な形成過程を示すことができ、また平...
【農学】水圏応用科学:インドネシアインドを含む研究件
❏萌芽期熱帯産品輸出経済の研究:18世紀の南・東南アジアとオランダ東インド会社(24730301)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】島田 竜登 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (80435106)
【キーワード】東南アジア / 南アジア / オランダ東インド会社 / 国際分業 / アジア域内貿易 (他19件)
【概要】本研究は、18世紀における南アジアならびに東南アジアでの熱帯産品輸出経済の萌芽・形成を分析するものである。具体的には、ジャワ、ベンガル、コロマンデル、グジャラートにおける砂糖、綿織物などの生産、集荷や輸出といった実態を,オランダ東インド会社文書を利用することで考察した。以上の研究により、東アジアとは異なった発展経路をもつ南・東南アジア経済を歴史的に解明し、もって、近代アジア・世界経済における国際分...
❏開発途上国におけるBOP企業活動と社会開発の実証的研究(23530513)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】大門 毅 早稲田大学, 国際教養学術院, 教授 (80329333)
【キーワード】経営学 / 開発経済学 / インド / BOPビジネス / 企業の社会的責任 (他15件)
【概要】主としてインドの南部3 州(AP、タミルナドゥ、カルナタカ州)を中心に、インドの 「水ビジネス」に焦点を当てた実証研究を行い、それぞれの州から2 村を選んでパイロット調査を実施し、「水ビジネスの事業性と社会開発(雇用、所得、衛生面等)」について現地NGO・社会企業(ソーシャル・ビジネス)と協力して400 世帯をランダムに抽出した家計調査を実施した。「BOP 水ビジネスがインド農村における飲料水確保...
❏貧困の都市化と農村化-インド経済を手がかりに(20530254)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大門 毅 早稲田大学, 国際教養学術院, 教授 (80329333)
【キーワード】貧困 / インド / 空間経済学 / 都市化 / 農村化 (他10件)
【概要】本研究は高い経済成長率を維持する開発途上国、特にインドの事例に焦点を当てつつ、比較の対象として中国も取り上げながら、経済成長の一方で、深刻化しつつある「都市部の貧困」に焦点をあて、その発生原因、特徴(特に農村貧困との相違)、動学的側面(時系列的推移)、地域格差、政策的対応、その成果・インパクトについて、定性的・定量的に分析した。結果、貧困の「都市化」が深刻な社会問題として表面化していることが判明し...
【医歯薬学】内科系臨床医学:フィリピンインドを含む研究件
❏新興アジア諸国のBPO産業の成長とジェンダー インド・フィリピン・中国の国際比較(17H02247)
【研究テーマ】ジェンダー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】堀 芳枝 獨協大学, 外国語学部, 教授 (30386792)
【キーワード】BPO / 新興アジア / ジェンダー / フィリピン / インド (他13件)
【概要】2008年のグローバル金融危機以後、世界市場はアジアの新興国が活況の様相を見せている。その要因として、IT技術と現地の安い労働力を利用したコールセンターやデータ入力からIT開発まで、IT-BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)と呼ばれる企業向けのサービス産業の業務委託が行われているからである。そこで、本研究はインド、中国、フィリピンを中心にその実態を女性の雇用と労働の観点から考察する。 ...
❏アジア諸国における経済改革政策のオーナーシップと援助の効果:4カ国の比較研究(20530233)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】和田 義郎 政策研究大学院大学, 客員教授 (80456342)
【キーワード】経済改革 / 開発援助 / 経済成長 / インド / ベトナム (他7件)
【概要】インド、フィリピン(当初中国を予定していたが日本の援助が停止されたため変更)を訪問、また、ベトナム、インドネシアについては他の機会を捉えて訪問し、これらのアジア諸国において、国のマクロレベル、州など地方政府レベル、ミクロレベルでの経済改革政策がどのように行われたか、オーナーシップがどのような役割を果たしたか、そして援助がその改革政策にどのような影響を与えたか、についてのヒアリング・議論を行った。こ...
【医歯薬学】社会医学:ジエンダーインドを含む研究件
❏新興アジア諸国のBPO産業の成長とジェンダー インド・フィリピン・中国の国際比較(17H02247)
【研究テーマ】ジェンダー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】堀 芳枝 獨協大学, 外国語学部, 教授 (30386792)
【キーワード】BPO / 新興アジア / ジェンダー / フィリピン / インド (他13件)
【概要】2008年のグローバル金融危機以後、世界市場はアジアの新興国が活況の様相を見せている。その要因として、IT技術と現地の安い労働力を利用したコールセンターやデータ入力からIT開発まで、IT-BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)と呼ばれる企業向けのサービス産業の業務委託が行われているからである。そこで、本研究はインド、中国、フィリピンを中心にその実態を女性の雇用と労働の観点から考察する。 ...
❏現代インドの贈与と異人歓待に関する人類学的調査研究:受容と排除の分水嶺からの考察(24520916)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】國弘 暁子 群馬県立女子大学, 文学部, 准教授 (20434392)
【キーワード】贈与 / 歓待 / 宗教 / ジェンダー / 異人歓待 (他11件)
【概要】本研究は、贈与を通じて異人を歓待する習俗に見られる他者の受容と他者の排除の分水嶺を明らかにする人類学的フィールド調査を実施すると同時に、西洋出身の研究者が主導となり議論が重ねられてきた贈与論とホスピタリティ(歓待)に関する研究の系譜を批判的に検討することを目的とする。具体的には、西洋思想における贈与の観念を踏まえながら、現代のインド社会において異人として在り続ける現世放棄者ヒジュラへのダーナ(贈与...
【医歯薬学】社会医学:アフリカインドを含む研究件
❏戦略形成プロセスからみる新興国のイノベーション:日本企業の創発的グローバル戦略(16K03884)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / イノベーション / オートバイ産業 / 国際経営 / 戦略形成プロセス (他19件)
【概要】本研究成果は第1に、新興国におけるイノベーションを戦略形成プロセスから解明しようとしたことだ。第2に、日本企業のグローバル創発戦略から、戦略形成プロセスの内実としての経営資源の配分を解明し、内部組織のありようを示そうとしたことだ。第3に、二輪車産業を事例としながら日本企業の能力構築と新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現について明らかにしようとしたことだ。 これら成果を踏まえ、学会等で報告を1...
❏直接的参与観察と統計的手法によるソーシャルネットワークサイトの政治的影響分析(24653033)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木村 幹 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (50253290)
【キーワード】ソーシャルメディア / インド / 中国 / 韓国 / 中東 (他16件)
【概要】本研究課題は、日本、韓国、中国、マレーシア、タイ、インド、中東諸国、さらにはアフリカ諸国を対象として、SNSの普及がどのような政治的影響を与えたかを分析した。研究においては、各研究者が実際にSNSに参加し、情報収集及び情報発信を行うという、参与観察の手法を用いた。 結果、SNSの普及が政治に大きな影響を与えるには、従前の情報ネットワークにおいて歪みが存在する事が必要である事が明らかになった。 ...
❏新興国のモ-タリゼーションと価格競争:日本企業のグローバル戦略からの国際比較研究(22730326)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】三嶋 恒平 熊本学園大学, 商学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】国際経営 / 新興国 / モータリゼーション / 企業戦略 / イノベーション (他13件)
【概要】本研究は、新興国市場でのモータリゼーションと価格競争の実態解明を進め、さらにそこにかかわる企業のグローバル戦略に関するインプリケーションを提示しようとするものである。本研究は、ミャンマー、アフリカといった地域の実態解明を進め先行研究の不備を補うことに成功した。現在、実態を踏まえて企業のグローバル戦略のインプリケーションを示すべく論文を執筆中である。 ...
【医歯薬学】社会医学:民主主義インドを含む研究件
❏直接的参与観察と統計的手法によるソーシャルネットワークサイトの政治的影響分析(24653033)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木村 幹 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (50253290)
【キーワード】ソーシャルメディア / インド / 中国 / 韓国 / 中東 (他16件)
【概要】本研究課題は、日本、韓国、中国、マレーシア、タイ、インド、中東諸国、さらにはアフリカ諸国を対象として、SNSの普及がどのような政治的影響を与えたかを分析した。研究においては、各研究者が実際にSNSに参加し、情報収集及び情報発信を行うという、参与観察の手法を用いた。 結果、SNSの普及が政治に大きな影響を与えるには、従前の情報ネットワークにおいて歪みが存在する事が必要である事が明らかになった。 ...
❏南アジア近代における「民主主義と開発」の歴史的研究-東アジア・モデルとの比較-(14209016)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】長崎 暢子 龍谷大学, 国際文化学部, 教授 (70012979)
【キーワード】民主主義 / 開発 / 東アジア / 南アジア近代 / インド (他17件)
【概要】本研究の課題は、(1)「第二次大戦後の南西アジア、特にインドでは、政治的には民主主義的発展が見られる一方で、貧困層が長期間累積したままなのは何故か、という問いを設定し、目覚ましい経済発展を遂げつつも民主化は未だ不十分と考えられる東アジアと比較しながら、解を求めようとしたものである。(2)方法上においても、英米インド等のIndia Office(British Library), LSE, SOAS...
【医歯薬学】社会医学:南アジアインドを含む研究件
❏南アジアのコネクティビティとインド-越境インフラを巡る政治と経済(18H03448)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】福味 敦 兵庫県立大学, 政策科学研究所, 教授 (20379465)
【キーワード】南アジア / インド / エネルギー / 電力 / ガス (他9件)
【概要】本プロジェクトの目的は、インドの経済発展の鍵を握るエネルギー分野に焦点をあてながら、同分野におけるコネクティビティの強化が、インドと周辺国の経済や社会、エネルギー安全保障、外交関係に及ぼす影響を明らかにすることにある。プロジェクト二年目にあたる2019年度は、引き続きエネルギーをテーマに共同現地調査を実施、一次資料の収集に努めた。具体的には、①8月:インド・ウッタルプラデーシュ州、デリー、パンジャ...
❏近現代インドのユダヤ教徒のライフ・ヒストリーと「国民国家」(18K00988)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】井坂 理穂 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (70272490)
【キーワード】インド / ユダヤ / 近現代 / 国民国家 / 移動 (他11件)
【概要】2021年度も国内外においてコロナ感染状況が収束しなかったことから、当初予定していた海外調査は見送ることとなった。研究代表者・研究協力者間での打ち合わせはオンラインで行い、それぞれがこれまでに収集した先行研究や史資料を整理・分析し、その成果を論文としてまとめる作業を進めた。研究代表者は、本研究プロジェクトで焦点を当てているベネ・イスラエルの間でのシオニズムに対する認識に焦点を当て、1910年代から...
❏ヴェーダからポスト・ヴェーダの宗教・文化の共通基盤と重層性の研究(17H02268)
【研究テーマ】中国哲学・印度哲学・仏教学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】梶原 三恵子 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (00456774)
【キーワード】ヴェーダ / ブラフマニズム / ヒンドゥイズム / インド / 南アジア
【概要】本研究課題では、梶原三恵子(研究代表者)、藤井正人(研究分担者)、手嶋英貴(研究分担者)が研究を分担し、研究協力者たちの協力も得ながら、ヴェーダ期とポスト・ヴェーダ期の宗教・文化の共通性と非共通性をさまざまな角度から分析・検討し、古代から古典期のインド文化の重層的構造を解明することを目的としている。第3年度である2019年度の研究実績の概容は以下のとおりである。 梶原は、ヴェーダ聖典(シュルティ)...
【医歯薬学】社会医学:トルコインドを含む研究件
❏生命主義と普遍宗教性による多元主義の展開――国際データによる理論と実証の接合(25244002)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2018-03-31
【研究代表者】星川 啓慈 大正大学, 文学部, 教授 (10173585)
【キーワード】国際比較調査 / 多元主義 / 生命主義 / スピリチュアリティ / 普遍宗教性 (他21件)
【概要】多神教国(日本、タイ、台湾、インド)及び啓典宗教国(トルコ、イタリア、ロシア、アメリカ)からなる8か国4千人以上を対象にした社会調査の分析結果を確率モデルに基づいて統計学的に分析し、諸国民の信念や態度の構造を実証的に分析した。その結果、宗教的信念は国による質的な差はなく量的な違いのみがあるような共通の1次元の構造となり、各国共通指標である「宗教度」が得られた。宗教度は、神秘体験を主として個人的な特...
❏近世・近代ペルシア語文化圏における言語・民族・国家形成(18401021)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】近藤 信彰 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 准教授 (90274993)
【キーワード】ペルシア語文化圏 / 国際研究者交流 / イラン:インド:トルコ / 国民国家 / 民族形成 (他16件)
【概要】研究計画に従ってペルシア語関連史料、および現地の歴史叙述に関する資料の収集、および現地歴史研究者との交流を行った。代表の近藤信彰は、8月にタジキスタン、2月にイランインドへ出張し、ペルシア語文化関連資料を収集するとともに、現地の研究者との交流に努めた。 タジキスタンでは、17世紀末の詩人伝Muzakkir al-Ashabなど現地発行の図書を入手した。同じペルシア語をいえがら、イランと異なった文字...
【医歯薬学】社会医学:東南アジアインドを含む研究件
❏戦略形成プロセスからみる新興国のイノベーション:日本企業の創発的グローバル戦略(16K03884)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / イノベーション / オートバイ産業 / 国際経営 / 戦略形成プロセス (他19件)
【概要】本研究成果は第1に、新興国におけるイノベーションを戦略形成プロセスから解明しようとしたことだ。第2に、日本企業のグローバル創発戦略から、戦略形成プロセスの内実としての経営資源の配分を解明し、内部組織のありようを示そうとしたことだ。第3に、二輪車産業を事例としながら日本企業の能力構築と新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現について明らかにしようとしたことだ。 これら成果を踏まえ、学会等で報告を1...
❏直接的参与観察と統計的手法によるソーシャルネットワークサイトの政治的影響分析(24653033)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木村 幹 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (50253290)
【キーワード】ソーシャルメディア / インド / 中国 / 韓国 / 中東 (他16件)
【概要】本研究課題は、日本、韓国、中国、マレーシア、タイ、インド、中東諸国、さらにはアフリカ諸国を対象として、SNSの普及がどのような政治的影響を与えたかを分析した。研究においては、各研究者が実際にSNSに参加し、情報収集及び情報発信を行うという、参与観察の手法を用いた。 結果、SNSの普及が政治に大きな影響を与えるには、従前の情報ネットワークにおいて歪みが存在する事が必要である事が明らかになった。 ...
❏萌芽期熱帯産品輸出経済の研究:18世紀の南・東南アジアとオランダ東インド会社(24730301)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】島田 竜登 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (80435106)
【キーワード】東南アジア / 南アジア / オランダ東インド会社 / 国際分業 / アジア域内貿易 (他19件)
【概要】本研究は、18世紀における南アジアならびに東南アジアでの熱帯産品輸出経済の萌芽・形成を分析するものである。具体的には、ジャワ、ベンガル、コロマンデル、グジャラートにおける砂糖、綿織物などの生産、集荷や輸出といった実態を,オランダ東インド会社文書を利用することで考察した。以上の研究により、東アジアとは異なった発展経路をもつ南・東南アジア経済を歴史的に解明し、もって、近代アジア・世界経済における国際分...
【医歯薬学】看護学:スピリチュアリティインドを含む研究件
❏生命主義と普遍宗教性による多元主義の展開――国際データによる理論と実証の接合(25244002)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2018-03-31
【研究代表者】星川 啓慈 大正大学, 文学部, 教授 (10173585)
【キーワード】国際比較調査 / 多元主義 / 生命主義 / スピリチュアリティ / 普遍宗教性 (他21件)
【概要】多神教国(日本、タイ、台湾、インド)及び啓典宗教国(トルコ、イタリア、ロシア、アメリカ)からなる8か国4千人以上を対象にした社会調査の分析結果を確率モデルに基づいて統計学的に分析し、諸国民の信念や態度の構造を実証的に分析した。その結果、宗教的信念は国による質的な差はなく量的な違いのみがあるような共通の1次元の構造となり、各国共通指標である「宗教度」が得られた。宗教度は、神秘体験を主として個人的な特...
❏脳死・臓器移植に関する比較宗教学的研究(14310014)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】町田 宗鳳 東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 教授 (10334450)
【キーワード】脳死 / 臓器移植 / クローン技術 / ヒト胚性幹細胞 / エンハンスメント (他28件)
【概要】平成14年度〜平成17年度に科学研究費補助金基盤研究B(1)の助成を受けて実施した「脳死・臓器移植に関する比較宗教学的研究」の成果について報告する。本研究に関わった研究者チームの通称である「<いのち>の研究会」では、当初、脳死・臓器移植に焦点を当てて研究を推進し、香港、シンガポール、フィリピン、インド、スリランカ、アメリカなどにおいて、積極的なフィールドワークを展開した。それら異なった...
【医歯薬学】看護学:台湾インドを含む研究件
❏生命主義と普遍宗教性による多元主義の展開――国際データによる理論と実証の接合(25244002)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2018-03-31
【研究代表者】星川 啓慈 大正大学, 文学部, 教授 (10173585)
【キーワード】国際比較調査 / 多元主義 / 生命主義 / スピリチュアリティ / 普遍宗教性 (他21件)
【概要】多神教国(日本、タイ、台湾、インド)及び啓典宗教国(トルコ、イタリア、ロシア、アメリカ)からなる8か国4千人以上を対象にした社会調査の分析結果を確率モデルに基づいて統計学的に分析し、諸国民の信念や態度の構造を実証的に分析した。その結果、宗教的信念は国による質的な差はなく量的な違いのみがあるような共通の1次元の構造となり、各国共通指標である「宗教度」が得られた。宗教度は、神秘体験を主として個人的な特...
❏中国と周辺の多国間戦略-新たな均衡の形成-(19330036)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】三船 恵美 駒澤大学, 法学部, 教授 (40312110)
【キーワード】中国 / 周辺 / 台頭 / 多国間 / 均衡 (他19件)
【概要】中国と、東南アジアから南アジア・中央アジア・西アジアにかけての中国の周辺地域との関係構造と戦略に関する体系的な分析を行い、3年間の研究成果として、全メンバーの執筆による、天児慧・三船恵美編著『膨張する中国の対外関係-パクス・シニカと周辺国』頸草書房、2010年、を出版する。また、国際シンポジウムの成果として、Srikanth Kondapalli and Emi Mifune (eds.), Ch...
【医歯薬学】看護学:開発インドを含む研究件
❏萌芽期熱帯産品輸出経済の研究:18世紀の南・東南アジアとオランダ東インド会社(24730301)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】島田 竜登 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (80435106)
【キーワード】東南アジア / 南アジア / オランダ東インド会社 / 国際分業 / アジア域内貿易 (他19件)
【概要】本研究は、18世紀における南アジアならびに東南アジアでの熱帯産品輸出経済の萌芽・形成を分析するものである。具体的には、ジャワ、ベンガル、コロマンデル、グジャラートにおける砂糖、綿織物などの生産、集荷や輸出といった実態を,オランダ東インド会社文書を利用することで考察した。以上の研究により、東アジアとは異なった発展経路をもつ南・東南アジア経済を歴史的に解明し、もって、近代アジア・世界経済における国際分...
❏開発途上国におけるBOP企業活動と社会開発の実証的研究(23530513)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】大門 毅 早稲田大学, 国際教養学術院, 教授 (80329333)
【キーワード】経営学 / 開発経済学 / インド / BOPビジネス / 企業の社会的責任 (他15件)
【概要】主としてインドの南部3 州(AP、タミルナドゥ、カルナタカ州)を中心に、インドの 「水ビジネス」に焦点を当てた実証研究を行い、それぞれの州から2 村を選んでパイロット調査を実施し、「水ビジネスの事業性と社会開発(雇用、所得、衛生面等)」について現地NGO・社会企業(ソーシャル・ビジネス)と協力して400 世帯をランダムに抽出した家計調査を実施した。「BOP 水ビジネスがインド農村における飲料水確保...
❏南アジア近代における「民主主義と開発」の歴史的研究-東アジア・モデルとの比較-(14209016)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】長崎 暢子 龍谷大学, 国際文化学部, 教授 (70012979)
【キーワード】民主主義 / 開発 / 東アジア / 南アジア近代 / インド (他17件)
【概要】本研究の課題は、(1)「第二次大戦後の南西アジア、特にインドでは、政治的には民主主義的発展が見られる一方で、貧困層が長期間累積したままなのは何故か、という問いを設定し、目覚ましい経済発展を遂げつつも民主化は未だ不十分と考えられる東アジアと比較しながら、解を求めようとしたものである。(2)方法上においても、英米インド等のIndia Office(British Library), LSE, SOAS...
【医歯薬学】看護学:タイインドを含む研究件
❏知的財産制度と技術的キャッチアップ:中国、インド、タイの比較研究(19KK0035)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】元橋 一之 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (30345441)
【キーワード】技術キャッチアップ / 中国 / インド / タイ / 特許データ
【概要】中国、インド、タイ3か国の特許データ、企業データ等のデータベースの整備が終わり、それぞれの国における研究テーマに取り組んだ。具体的には、中国におけるIETF(Internet Engineering Taskforce Group)における技術標準とICT産業におけるイノベーションの研究、インドにおける医薬品、ソフトウェア分野における知財制度の改革とイノベーションへの影響に関する分析、タイにおける...
❏戦略形成プロセスからみる新興国のイノベーション:日本企業の創発的グローバル戦略(16K03884)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / イノベーション / オートバイ産業 / 国際経営 / 戦略形成プロセス (他19件)
【概要】本研究成果は第1に、新興国におけるイノベーションを戦略形成プロセスから解明しようとしたことだ。第2に、日本企業のグローバル創発戦略から、戦略形成プロセスの内実としての経営資源の配分を解明し、内部組織のありようを示そうとしたことだ。第3に、二輪車産業を事例としながら日本企業の能力構築と新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現について明らかにしようとしたことだ。 これら成果を踏まえ、学会等で報告を1...
❏生命主義と普遍宗教性による多元主義の展開――国際データによる理論と実証の接合(25244002)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2018-03-31
【研究代表者】星川 啓慈 大正大学, 文学部, 教授 (10173585)
【キーワード】国際比較調査 / 多元主義 / 生命主義 / スピリチュアリティ / 普遍宗教性 (他21件)
【概要】多神教国(日本、タイ、台湾、インド)及び啓典宗教国(トルコ、イタリア、ロシア、アメリカ)からなる8か国4千人以上を対象にした社会調査の分析結果を確率モデルに基づいて統計学的に分析し、諸国民の信念や態度の構造を実証的に分析した。その結果、宗教的信念は国による質的な差はなく量的な違いのみがあるような共通の1次元の構造となり、各国共通指標である「宗教度」が得られた。宗教度は、神秘体験を主として個人的な特...
【医歯薬学】看護学:ネパールインドを含む研究件
❏ポスト紛争期における社会の再編ー南アジアの事例から(15H02599)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤倉 達郎 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (80419449)
【キーワード】紛争 / 暴力 / 移行期の正義 / 弔い / ネパール (他15件)
【概要】研究代表者・分担者のみならず、ネパール、スリランカ、インド、バングラデシュ、パキスタンを始めとするさまざまな国の研究者や人権活動家、ジャーナリストなども参加し、議論を重ね、発展させてきた。2015年にネパールで発生した大規模な地震の後は、ポスト災害期に顕在化する社会的紛争の様相も視野に入れ、ポスト災害/紛争期の社会の再編というより拡大した枠組みでの議論を行ってきた。この研究の成果として多くの論文が...
❏近代東アジアにおける異文化要素の異化と同化(15202007)
【研究テーマ】各国文学・文学論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】杉田 英明 (2005) 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90179143)
【キーワード】東アジア / 異文化 / 異化 / 同化 / 日台 (他17件)
【概要】本研究課題は、当初大澤吉博教授(東京大学大学院総合文化研究科)を研究代表者として、着手された'が、平成17年3月末、大澤教授が急逝したため、17年度に急遼研究代表者を杉田英明に変更し研究プロジェクトの維持と継続を図った。研究計画の一時的な停滞は免れえなかったものの、最終年度に至って、おおむね良好な研究成果が得られたのは、ひとえに研究分担者の協力によるものである。 本研究課題にもとついて開催...
❏グローバリーゼーションに対する閉鎖系の教育様式「実験国家」ブータンの場合(09041016)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】辻本 雅史 京都大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (70221413)
【キーワード】ブータン / ネパール / ヒマラヤ / チベット仏教 / 伝統文化の創造 (他20件)
【概要】平成9〜11年度の各年度、メンバーとテーマに関係する研究者を招き、研究会を開き、調査報告・情報交換および現地調査の打ち合わせを行った。9年度のブータン第1次調査では以下の諸調査を行い全体概要を掌握につとめた。(1)ブータン文部省等多数の政府の教育関係担当者、JICA関係者、国連開発計画(UNDP)代表者等と面会し、必要な資料類の収集と国内の学校(幼稚園から大学まで)のすべての教科書232冊を購入。...
【医歯薬学】看護学:国際比較インドを含む研究件
❏生命主義と普遍宗教性による多元主義の展開――国際データによる理論と実証の接合(25244002)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2018-03-31
【研究代表者】星川 啓慈 大正大学, 文学部, 教授 (10173585)
【キーワード】国際比較調査 / 多元主義 / 生命主義 / スピリチュアリティ / 普遍宗教性 (他21件)
【概要】多神教国(日本、タイ、台湾、インド)及び啓典宗教国(トルコ、イタリア、ロシア、アメリカ)からなる8か国4千人以上を対象にした社会調査の分析結果を確率モデルに基づいて統計学的に分析し、諸国民の信念や態度の構造を実証的に分析した。その結果、宗教的信念は国による質的な差はなく量的な違いのみがあるような共通の1次元の構造となり、各国共通指標である「宗教度」が得られた。宗教度は、神秘体験を主として個人的な特...
❏中国・インドの企業競争力に関する国際比較分析(18402025)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】絵所 秀紀 法政大学, 経済学部, 教授 (10061243)
【キーワード】企業競争力 / 国際比較 / 中国 / インド / BRICs (他16件)
【概要】絵所は独立後インドの経済開発の軌跡を描き出し、経済自由化政策以降の経済パフォーマンスの特質を描き出し、中国との比較を試みた。胃・田村は、比較優位などの貿易理論に基づいて分析を試み、中国は韓国に次ぎ、ドイツと匹敵するほどに国際競争力を伸ばしたが、他方インドは国際競争力を伸ばしたものの、現段階ではかなり下位であることを明らかにした。馬場は重要なサポーティング産業であること金型産業について、中国・インド...
【医歯薬学】看護学:異文化インドを含む研究件
❏十八世紀英国における文化多元主義思想の発展とその衰退に関する研究(17720047)
【研究テーマ】ヨーロッパ語系文学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】佐藤 光 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (80296011)
【キーワード】英文学 / 思想史 / 文化多元主義 / ウィリアム・ブレイク / 比較文学 (他9件)
【概要】本研究の目的は、18世紀後半のロンドンにおける文化多元主義思想の勃興とその衰退の過程を、同じ時期に生じていたキリスト教の相対化の動きと関連づけて解明することにあり、本年度は最終年度に当たる。本年はWilliam Blakeが1800年以降に製作した作品群に、なぜ、異教的な要素が頻出するのか、を考察した。 18世紀英国において、キリスト教中心主義の立場をとり、異教をキリスト教の堕落した形態とみなし、...
❏近代東アジアにおける異文化要素の異化と同化(15202007)
【研究テーマ】各国文学・文学論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】杉田 英明 (2005) 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90179143)
【キーワード】東アジア / 異文化 / 異化 / 同化 / 日台 (他17件)
【概要】本研究課題は、当初大澤吉博教授(東京大学大学院総合文化研究科)を研究代表者として、着手された'が、平成17年3月末、大澤教授が急逝したため、17年度に急遼研究代表者を杉田英明に変更し研究プロジェクトの維持と継続を図った。研究計画の一時的な停滞は免れえなかったものの、最終年度に至って、おおむね良好な研究成果が得られたのは、ひとえに研究分担者の協力によるものである。 本研究課題にもとついて開催...
【医歯薬学】看護学:環境インドを含む研究件
❏穀物の旱魃応答指数の生理・遺伝・生態学的解明(23380011)
【研究テーマ】作物生産科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鴨下 顕彦 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 准教授 (10323487)
【キーワード】ストレス / 生態学 / 遺伝学 / 植物 / 環境 (他12件)
【概要】イネの多様な品種群、遺伝集団、準同質遺伝子系統を用いて、旱魃応答指数(DRI)を定量し、その生態生理・遺伝学的機構を解明した。品種試験では、DRIは旱魃下の収穫指数、稔実性や乾物生産と正の相関が強く、不稔穂の割合、出穂遅延、草丈減少と負の相関が強かった。遺伝集団試験では、第2染色体のRM6911-RM6379の領域、第4染色体RM5953近傍、第8染色体に2か所、DRIの量的遺伝子座が推定されたが...
❏ガーンディーにおける生命・生存・スワラージー非暴力思想の世界史的水脈(21320114)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】長崎 暢子 龍谷大学, 人間・科学・宗教総合研究センター, 研究フェロー (70012979)
【キーワード】非暴力 / 社会運動 / 独立 / ガーンディー / 暴力 (他16件)
【概要】本研究は、近年再評価されつつあるガーンディーに関する文献購読、史資料調査、および現地調査(インドのアフメダーバード、ワルダー、イギリスの大英博物館、南アフリカのダーバンなど)を行い、ガーンディーの歴史的役割の重要な一端(非暴力的な紛争解決)の詳細とその影響を明らかにすることが出来た。具体的には、彼は、当時の南アフリカに存在した紛争(人種差別)を非暴力的に解決する「方法としての非暴力」をこの時代に編...