発展途上国のクリーン燃料普及による室内空気汚染改善の可能性:ミクロ計量分析
【研究分野】経済政策
【研究キーワード】
室内空気汚染 / 発展途上国 / 薪炭材 / クリーンエネルギー / 健康被害 / ミクロ計量分析 / ブータン / インド / 調理 / 農村 / ミクロデータ / 主観確率 / 情報 / 家計のエネルギー選択 / 操作変数 / 主観的確率 / 健康 / 室内大気汚染 / クリーン・エネルギー / 構造推定 / ピア効果 / 情報提供 / 経済政策 / 環境経済学 / 環境と開発
【研究成果の概要】
室内空気汚染問題について、ブータン及びインドのデータの農村部のデータを用いて分析をした。ブータンについては、テレビ所有がクリーンエネルギー普及に与える影響を分析した。テレビの所有の内生性をとらえるため操作変数を用いた推定を行った。分析の結果、テレビ所有がクリーンエネルギー選択に正の影響をもたらすことを示した。
インドの農村部についても実証分析を行った。ここでは、調理を行う人の持つ、薪炭材等の固形燃料の使用がもたらす健康被害に対する主観的確率(Subjective Probability)に注目し、実証研究を行った。その結果、主観的確率が燃料選択に一定の影響を及ぼすことが示された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
片山 東 | 早稲田大学 | 商学学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
作道 真理 | 一般財団法人日本経済研究所 | 調査局 | 研究員(移行) | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
Ngawang Dendup | |
Mriduchhanda Chattopadhyay | |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【配分額】3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)