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研究分野:環境学 に関係する研究一覧:105件
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発表日:2026年7月22日 この記事は2026年8月5日号以降に掲載されます。
1
森の根の動きを改良AIモデルで見える化
~ヒノキ林で夏に多い落ち根と秋の根成長を解明~
この記事は2026年8月5日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年7月22日
2
気体に反応して色と光がスイッチする相分離材料を開発
~液体がしみ出す相分離を分子レベルの相互作用で制御~
・分子レベルの相互作用を利用して、固体から液体がしみ出す「固-液相分離注1)」を制御することに成功。・特定のガスに応答して固-液相分離を起こし、色と室温りん光注2)のスイッチを実現。・分子液体注3)の包接注4)に基づく、新しい刺激応答材料注5の設計指針として期待。 名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所の谷 洋介 特任准教授らの研究グループ(研究開始当時:大阪大学大学院理学研究科)は、京都大学大学院工学研究科の和田 圭介 博...
キーワード:ウェアラブル/ウェアラブルデバイス/化学物質/高エネルギー/弱い相互作用/相分離/りん光/ディスプレイ/超分子化学/包接錯体/有機分子/光機能/フレキシブル/有機EL/酸素センサー/スピン/センサー/極低温/導電性/超分子
他の関係分野:情報学数物系科学化学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2026年7月10日
3
プラスチック製ボトルキャップに乗ったゴカイ達の航海記録
~付着生物相・同位体分析・海流モデルから海洋ごみ生態系の漂流の道のりを推定~
・海洋ごみとして浮いていたプラスチック製ボトルキャップ内に小さな海洋生態系が作られていることを発見。・キャップ内部では大型のゴカイが城のような三次元構造を形成。この構造が多様な生物のすみかとなっていたと考えられる。・解析の結果、キャップがフィリピン周辺で捨てられ、少なくとも約70日漂流し、日本の海域にたどり着いた可能性を示した。・漂流の履歴をさまざまな手法を組み合わせて推定することで、海洋ごみ由来の外来種侵入の経路推定や防除につながる。 名古屋大学大学院理学研究科附属臨海実験所の自見 直人 講師、産業技術総合研究所、国立科学博物...
キーワード:海洋汚染/海洋/外来種/生物多様性保全/酸素同位体/酸素同位体比/同位体/同位体比/生物群集/シミュレーション/プラスチック/環境情報/同位体分析/海洋生物/生態系/サンゴ礁/海洋生態/海洋生態系/生物多様性
他の関係分野:数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年7月10日
4
二次元半導体の直接成長ウェハ上でのトランジスタ基本動作を初実証
――転写プロセスに頼らない集積回路用プラットフォームへ道――
・次世代の超省電力半導体として期待される二次元物質(MoS2)を、これまで必要だった別の基板へ貼り替える「転写工程」無く、成長させたサファイア基板上で直接トランジスタ動作させることに成功。・本来のトランジスタのオン・オフ動作を示さなかった最大の原因は、基板界面に残存した硫酸基や水分子による“隠れた電子ドーピング”であることを解明。微細加工後にガス熱処理を行う独自の「完全ドライ界面制御」によりこのボトルネックを根本から解消。・高品質なサファイア基板上単結晶MoS2を「ウェハ」としてそのまま直接利用する道を...
キーワード:人工知能(AI)/金属元素/水分子/低次元/二次元物質/パターン形成/アニール/モリブデン/有機金属化学/原子層/有機金属/前駆体/トランジスタ/パワーデバイス/二硫化モリブデン/半導体デバイス/ボトルネック/発光ダイオード(LED)/半導体産業/ドーピング/単結晶/界面制御/レーザー/酸化物/集積回路/低消費電力/熱処理/半導体/微細加工/ラット
他の関係分野:情報学数物系科学化学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2026年7月7日
5
細胞内の"油"が分子の並び方を制御する新原理を発見
~脂肪滴が関与する疾患の理解と治療に向けて~
・中性脂質「トリオレイン」中で、発光性π共役分子注1)が繊維状の超分子ポリマー注2)を形成し、その構造を蛍光イメージングにより可視化した。・トリオレイン(TO)が、従来の低極性有機溶媒とは異なり、分子の自発的な核形成や繊維同士の凝集を抑制し、超分子重合の精密制御に有用であることを見出した。・この性質を利用し、異なる発光色の超分子ポリマーを段階的に伸長させることで、マルチブロックナノ構造の構築に成功した。 名古屋大学大学院理学研究科・学際統合物質科学研究機構(IRCCS※...
キーワード:持続可能社会/物質科学/核形成/共役分子/芳香環/アミド/エステル/自己集合/分子集合体/単分子膜/持続可能/ナノ構造/ポリマー/環境問題/生体内/機能性/光イメージング/超分子/アミノ酸/リン脂質/蛍光イメージング/分子集合/コレステロール/脂質
他の関係分野:数物系科学化学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年7月6日
6
患者に寄り添う看護を支える「良心的立ち止まり」
~日本の看護実践から生まれた新たな看護倫理の視点を世界へ~
・世界初、日本人看護師の「良心的立ち止まり注1)」を概念化 :多忙なケアの現場で、あえて一瞬判断を遅らせる「立ち止まり」が、言葉にならない患者の尊厳や脆さ(脆弱性)を察知するための、極めて重要な倫理的実践であることをナラティヴ研究から明らかにした。・看護倫理のパラダイムシフト:「正しい判断」から「日々の応答」へ :倫理を単なる「白黒つける意思決定」としてではなく、患者や家族の揺れ動く痛切さに日々寄り添い、応答し続ける「生きたプロセス」として捉え直した。・「和(Harmony)注2)」の再定義:固定観念か...
キーワード:人工知能(AI)/脆弱性/看護/看護師/看護倫理/標準化
他の関係分野:情報学医歯薬学
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発表日:2026年6月29日
7
巨大磁気嵐発達のカギは圧倒的な割合の地球起源重イオン
~あらせ衛星が磁場変動の主役を直接観測~
・連続した大型太陽フレア注1)によって20年ぶりに引き起こされた2024年5月の巨大磁気嵐注2)の磁場変動を担うリングカレント注3)のイオンの直接観測にジオスペース探査衛星「あらせ」注4)が成功。・主要なイオンの供給源である太陽風注5)の密度が高かったにも関わらず、巨大磁気嵐の磁場変動を引き起こすリングカレントのイオンは地球起源イオン、特に重イオンが圧倒的割合(およそ85%)。・巨大磁気嵐のエネルギー源は太陽風であるが、その磁場変動は加速された地球起源イオンが大...
キーワード:環境変動/高エネルギー/磁気嵐/太陽フレア/放射線帯/ヘリウム/磁気圏/磁場変動/地磁気/宇宙科学/衛星/磁場/太陽/太陽風/可視光/空間構造/紫外線/地球環境/人工衛星/放射線
他の関係分野:数物系科学工学医歯薬学
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発表日:2026年6月26日
8
"島流し"にあったノコギリクワガタは、なぜ巨大な武器を手放したのか
~ゲノム解析で解き明かす、遺伝子の流動とオスの大アゴ進化の関係~
・ノコギリクワガタ類は、伊豆諸島において、本土から遠い島ほどオスの“武器”である大アゴ(おおあご)が小型化し、最南端の八丈島の集団で最も顕著に縮小していた。・ノコギリクワガタの全ゲノム配列を解読し、本土と伊豆諸島の集団間で比較した。・ハチジョウノコギリでは、成長因子であるインスリンの受容体遺伝子(InR2注1))が大アゴサイズ縮小をもたらした遺伝子の一つであることを示した。・本土集団から伊豆諸島中間集団へは遺伝子流動注2)が生じていたが、八丈島の集団は14.9万年前からこれ...
キーワード:海洋/性選択/ゲノム配列/遺伝子流動/遺伝的変異/インスリンシグナル/インスリン受容体/機能解析/遺伝子機能解析/ゲノム解析/成長因子/インスリン/受容体/ゲノム/遺伝子/全ゲノム解析
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発表日:2026年6月24日
9
イノシシの先祖はブタだった?下顎骨の出土遺跡から解明
現代日本の野生イノシシは、弥生時代のブタの遺伝子を受け継いだ
・島根県松江市の西川津(にしかわつ)遺跡出土の資料から、弥生時代のイノシシ類に家畜ブタが含まれていることを確認した。・下顎骨の形態や年齢構成の分析により、当遺跡ではブタ飼育と野生イノシシ狩猟が併存していたことが明らかになった。・さらにブタの形態を持つ資料に飼育個体と野生個体の混在が確認され、飼育ブタの再野生化と在来イノシシとの交雑を経て、現代の野生イノシシにその遺伝的影響が残ったと考えられる。 名古屋大学博物館ならびに大学院情報学研究科の新美 倫子 准教授は、元島根県埋蔵文化財調査センターの内田 律雄 氏との共同研究で、島根県松江市の西川津...
キーワード:情報学/イノシシ/家畜化/安定同位体比/安定同位体/同位体/日本列島/同位体比/個体群/弥生時代/頭蓋骨/コラーゲン/遺伝子
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学生物学医歯薬学
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発表日:2026年6月23日
10
沖縄・粟国島で巨大な環状ペプチド「テルクファゾリンA」を発見
-化学的手法とゲノム情報を組み合わせて、難解な天然物の構造を解明-
・沖縄県粟国島に生息する海洋シアノバクテリアから巨大な環状ペプチドを発見・従来法では解析が困難な巨大環状ペプチドに対し、化学的手法とゲノム情報を統合的に活用する戦略により難解な構造決定に成功・巨大環状ペプチドの収束的な化学合成に成功し、構造決定の正しさを実証 名古屋大学大学院生命農学研究科博士課程3年の田口黎武(前所属:慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程2年)、中央大学理工学術院の岩崎有紘准教授(前所属:慶應義塾大学理工学部専任講師)、慶應義塾大学理工学部の末永聖武教授らの研究チームは、沖縄県粟国島で採集した海洋シアノバクテリア...
キーワード:海洋/南西諸島/バクテリア/シアノバクテリア/光合成/質量分析/シミュレーション/分光分析/海洋シアノバクテリア/海洋天然物/構造決定/海洋生物/アミノ酸配列/ゲノム情報/アミノ酸/環状ペプチド/ゲノム
他の関係分野:数物系科学生物学総合理工工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年6月23日
11
海底深部の岩石に"微小な割れ"の証拠を発見
~結晶内の弱面が流体の侵入経路となる可能性を示唆~
・海洋下部地殻を構成するハンレイ岩中の斜長石(しゃちょうせき)から、応力腐食割れ注1)の証拠を新たに発見した。・結晶学的に弱い面が、流体の侵入経路となっていた可能性を示した。・海洋下部地殻の力学的挙動や流体の通りやすさの変化を理解する手掛かりとなる。 国立極地研究所の二村 康平 特任研究員(研究当時:名古屋大学大学院環境学研究科)、大阪公立大学大学院理学研究科の奥平 敬元 教授および名古屋大学大学院環境学研究科の道林 克禎 教授らの共同研究グループは、海洋下部地殻の斜長石に応力腐食割れの証拠を新たに発見しました。...
キーワード:極地/海洋/マントル/下部地殻/海洋地殻/上部マントル/化学組成/電子線/走査型電子顕微鏡/地球環境/応力腐食割れ/金属材料/結晶方位/電子顕微鏡/SEM/透水性
他の関係分野:数物系科学総合理工工学農学
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発表日:2026年6月18日
12
巨大磁気嵐が地球大気由来の酸素イオンを宇宙へ大量輸送
地球近傍でO+が90%以上を占める極端状態と新たな供給メカニズムを発見
・地球超高層大気では、高度200~300km付近で太陽極端紫外線によって酸素原子が電離し、酸素イオン(O+)(※1)が生成される。このO+は、磁気嵐(※2)に伴う超高層大気の加熱によって、一部が宇宙空間へ輸送され、宇宙空間にO+の増加をもたらす。・2024年5月10–11日に発生した巨大磁気嵐(Mother’s Day Storm)時に、地球近傍宇宙空間でO+が異常増加していたことを発見。・地上磁力計ネットワークとジオスペース探査衛星「あらせ」(※3)の観測を...
キーワード:環境変動/高エネルギー/高エネルギー粒子/磁気嵐/オーロラ/磁気圏/内部磁気圏/衛星/太陽/太陽風/惑星/電子温度/紫外線/地球環境/人工衛星
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2026年6月17日
13
宇宙空間のプラズマ波動の源を可視化する「リング状に拡大する脈動オーロラ」を世界で初めて発見
・わずか数秒の間に、全方位へ急速に拡大してリング状の構造を形成する特異なオーロラを北欧に設置された高速カメラと、宇宙空間を飛翔する探査衛星「あらせ」(ERG)によって世界で初めて観測・地上から観測されたオーロラの拡大と、衛星が捉えたプラズマ波動(コーラス波)の検出タイミングが一致したことから、コーラス波の波源が拡大していることを発見・地上で観測されるオーロラの形状変化が、宇宙空間のプラズマ波動発生源の時空間変化をスクリーンのように映し出していることを示唆 名古屋大学宇宙地球環境研究所の三好 由純教授と大山 伸一郎講師、電気通信大学大学院情報...
キーワード:電気通信/極域/極地/サブストーム/高エネルギー/時間分解/地球磁気圏/放射線帯/オーロラ/プラズマ波動/磁気圏/衛星/時間分解能/地球環境/分解能/アレン/イミン/放射線
他の関係分野:情報学数物系科学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2026年6月17日
14
海鳥は「将来の繁殖」のために「今の繁殖」をあきらめるのか?繁殖・生存・渡りの間でエネルギーを柔軟に配分する仕組みを実証
・世界でも数少ない大規模野外操作実験により、生活史戦略の因果関係を検証。・251羽の野生海鳥を対象に、繁殖期の操作から、渡り行動・翌年の繁殖成功・生存率まで追跡。・高いエネルギー負荷を受けた個体は、その年の繁殖成功を犠牲にする一方、渡りの飛行距離を伸ばし、翌年の繁殖成功を高めた。・しかし生存率は低下しており、「将来の繁殖」と「生存」のトレードオフを実験的に実証。・動物が繁殖・生存・渡りの間でエネルギーを柔軟に再配分する「エネルギー柔軟性」という新しい概念を提唱。 名古屋大学大学院環境学研究科の中嶋 千夏 博士後期課程...
キーワード:海洋/因果関係/気候変動/北太平洋/トレードオフ/野外実験/海洋環境/バイオロギング/子育て
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発表日:2026年6月8日
15
セメント系材料へのCO₂固定量を「炭素同位体比」で正確に判定
――大気の影響を排除し化石燃料由来CO₂の固定量を定量化する新手法を開発――
・正確な評価指標の開発:セメント系材料が吸収したCO2のうち、工場排ガス等の特定の供給源(化石燃料)由来のCO2を、炭素同位体比(13C/12Cおよび14C/12C)を用いて識別・定量化することに成功しました。・測定の『ものさし』を最適化:従来の標準的な計算手法では誤差が生じやすかった混合ガス環境に対して、同位体分別の影響を適切に補正する新たな計算モデルを導入し、解析結果の正確さを飛躍的に向上させました。・脱炭素の見える化に貢献:本手法によ...
キーワード:フレームワーク/計算モデル/最適化/安定同位体比/安定同位体/炭素同位体/炭素同位体比/同位体/同位体分別/同位体比/放射性炭素/コンクリート/セメント系材料/炭酸化/地球環境/評価手法/カーボン/セメント/資源循環/二酸化炭素/CO2固定/放射性同位体/CO2濃度/酸化反応
他の関係分野:情報学数物系科学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年6月4日
16
細胞1つの元素量を測る新手法、軟X線で実現
――海洋植物プランクトンに含まれる酸素量をピコグラムの精度で計測――
◆海洋植物プランクトン細胞1つに含まれる元素量を定量する計測手法を新開発の軟X線分光顕微鏡を用いて開発しました。◆これまで測定が難しかった軽元素である酸素について、単一細胞レベルでの絶対質量測定をピコ(1兆分の1)グラムの精度で実現しました。◆本手法は炭素や窒素など他の元素にも適用可能であり、細胞内元素分布や化学状態を可視化する新たな分析基盤として、生命科学を含む様々な物性研究への貢献が期待されます。 東京大学物性研究所のJordan Tyler O’Neal特任研究員(研究当時)と木村隆志准教授、竹尾陽子助教、同大学大学院農学...
キーワード:分析技術/海洋/陽子/軽元素/軟X線/放射光/X線分光/光合成/軟X線分光/有機デバイス/海洋循環/地球環境/マイクロ/分解能/一細胞/一細胞/海洋微生物/環境応答/プランクトン/植物プランクトン/微生物/SPECT/高分解能
他の関係分野:数物系科学生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年6月2日
17
南極の融け水が氷河を加速させることを初めて確認
~氷床融解の仕組み解明と海面上昇予測に新たな知見~
・南極ラングホブデ氷河で熱水掘削を行い、氷河の底面を直接観測。・融け水が底面に流れ込んで水圧が上昇し、氷河が加速する現象を南極で初めて確認。・氷河底の極限環境に、イソギンチャクや海綿動物が繁殖する生態系を発見。 北海道大学低温科学研究所・北極域研究センターの杉山 慎教授、低温科学研究所の箕輪昌紘助教、名古屋大学大学院環境学研究科の近藤 研助教らの研究グループは、第63次日本南極地域観測隊に参加して南極ラングホブデ氷河で熱水掘削*1を実施し、氷河底面の環境を直接調べました。山岳地域やグリーンランドでは、表面で生じた融け水...
キーワード:海面上昇/極域/極地/気候変動/極限環境/生態系
他の関係分野:複合領域数物系科学総合生物農学
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発表日:2026年6月1日
18
コンピュータでナノの凹凸を自在に操るディスプレイ
微小物体を動かすナノマシンで医療・ものづくりへの応用に期待
・ナノの表面凹凸形状をコンピュータ制御で動的に書き換えることができる世界初のディスプレイを開発した。・コンピュータから制御した電場で、ナノ薄膜を隆起させ自在に表面凹凸をつくることができる。・動く凹凸で微小物体を動かすことに成功し、形状や力の書き換えができるナノマシンへつながる可能性がある。 名古屋大学大学院工学研究科の佐々木 建 博士後期課程学生・日本学術振興会特別研究員DC1 (研究当時)と星野 隆行 教授らの研究グループは、酸化グラフェン注1)とピレン注2)から構成されるナノ薄膜の凹凸形状をコ...
キーワード:ゲーム/多環芳香族炭化水素/分子構造/芳香族/ピレン/ディスプレイ/芳香族炭化水素/二次元材料/電子線/ナノ構造体/高電圧/ベンゼン/光学特性/グラフェン/ナノスケール/ナノ構造/ナノ材料/ナノ粒子/マイクロ/ロボティクス/高効率化/静電気力/炭素材料/導電性/熱伝導/微細構造/エネルギー変換/炭化水素/ナノマシン/官能基
他の関係分野:情報学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2026年5月28日
19
光電極における結晶面選択的な反応メカニズムを解明
― 合理的な光電極設計指針の確立に期待 ―
・サブマイクロスケールで局所的な電気化学計測が可能な走査型電気化学セル顕微鏡(SECCM)(*1)により、BiVO4マイクロ粒子内の結晶面選択的な光酸化反応活性の可視化に成功・光電極系において光酸化反応が{010}面(*2)で優先的に進行することを解明・光電極における結晶面選択的な反応がキャリア移動度(*3)に支配される可能性を示し、光電極の合理的な設計に向けた新たな指針を提示 名古屋工業大学物理工学類の平田海斗助教、名古屋大学大学院工学研究科の本田航大博士後期課程学生、同大学院工学研究科(兼 未来社会創造機構 量子化...
キーワード:光エネルギー/ビスマス/ファセット/量子化/輸送特性/太陽/量子化学/酸化還元反応/太陽光/光電気化学/電荷分離/電気化学反応/キャリア/キャリア輸送/可視光/光励起/水分解/電解液/半導体材料/微細化/還元反応/都市環境/光触媒/マイクロ/移動度/酸化還元/電気化学/半導体/エネルギー変換/マッピング/プローブ/酸化反応
他の関係分野:数物系科学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2026年5月20日
20
室温で波長1.55~3μmまで見える赤外光センサーを開発
家庭・医療・環境・食品産業など生活に近い場面への展開に期待
・近〜中波赤外域で高い透過性と導電性を両立する電極と、赤外線を効率よく吸収する半導体材料を組み合わせることで、これまで室温では困難だった3μm(マイクロメートル)帯までの赤外光を検出可能な小型センサーを試作した。・Ge(ゲルマニウム)基板上に、Sn固溶限界を超える13.6%のSnを含有した高品質p型GeSn層の結晶成長に成功し、波長3μm帯の感度を実現した。・本小型センサー(フォトダイオード)は、一つの素子で通信波長(1.55μm付近)から3μm付近までの赤外光を検出でき、ガス検知だけでなく、環境モニタリング、ヘルスケア(呼気分析)、食品・医薬品...
キーワード:品質管理/環境モニタリング/フォトダイオード/赤外線/超高真空/Ge(ゲルマニウム)/SiGe/エピタキシャル成長/バンドギャップ/狭ギャップ半導体/光センシング/光デバイス/赤外光/電子デバイス/半導体材料/エピタキシー/エピタキシャル/ゲルマニウム/センサー/センシング/マイクロ/モニタリング/結晶成長/光センサー/集積回路/導電性/半導体/結晶構造/食品産業/ヘルスケア
他の関係分野:複合領域数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年5月19日
21
細胞の直接変換過程をシミュレーションで再現 AIで細胞変換を誘導可能な低分子化合物を予測
〜iPS細胞を介さない新たな再生医療の開拓へ〜
・体細胞を別の種類の細胞へと直接変換するダイレクトリプログラミングを誘導する低分子化合物を予測するAI技術を開発した。・細胞の変換過程をシミュレーションで再現して初期、中期、後期の複数段階に分類し、それぞれの段階に適した低分子化合物の組み合わせを予測することに成功した。・提案手法は、再生医療分野をはじめとする細胞治療のための細胞作製の効率化や安全性向上につながることが期待される。 国立大学法人九州工業大学 大学院情報工学研究院の濱野桃子准教授らの研究グループは、国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院情報学研究科の山西芳裕教授との共同...
キーワード:プログラミング/情報学/人工知能(AI)/化学物質/シミュレーション/生物活性/TEMPO/iPS細胞/心筋/筋肉/分子標的/ダイレクトリプログラミング/リプログラミング/幹細胞/肝細胞/血液/再生医療/細胞治療/生体分子/多能性幹細胞/低分子化合物/転写因子/分子標的薬
他の関係分野:情報学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年5月11日
22
酸素極小層から深海まで続くマンガン酸化の実態を解明
――セリウム同位体が明らかにする海洋中の新しい物質循環モデル――
・海水およびマンガンクラスト中のセリウム(Ce)安定同位体比の鉛直分布を初めて明らかにした。・酸素極小層(OMZ)内部を含め、深海に至るまで連続的にマンガン酸化物が形成されることを実証した。・海洋中のマンガン循環と希土類元素の挙動を統合的に理解する新しいモデルを提案した。 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻のLi Wenshuai博士研究員(研究当時、現中国地質大学(武漢)教授)、高橋嘉夫教授(兼:同大学アイソトープ総合センター センター長)、海洋研究開発機構の中田亮一主任研究員、柏原輝彦主任研究員、高知大学海洋コア国際研究所の臼井...
キーワード:酸素濃度/安定同位体比/海洋/高エネルギー/SPring-8/XAFS/マンガン酸化物/安定同位体/加速器/希土類元素/地球化学/同位体/同位体分別/放射光/北西太平洋/スペクトル/同位体比/惑星/惑星科学/吸収スペクトル/西太平洋/X線吸収微細構造/マンガン/希土類/局所構造/レアアース/海底鉱物資源/海洋環境/酸化物/微細構造/トレーサ/物質循環/アイソトープ/ナノテクノロジー/バイオテクノロジー/ランタノイド
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発表日:2026年5月3日
23
廃PETからMOFを直接合成する新技術を開発
高収率81.7%を達成、CO2吸着の産業応用へ大きく前進
・廃PET(ポリエチレンテレフタレート)注1)ボトルを分解・精製せずに直接「有機金属構造体(MOF)」注2)へ変換する手法を開発。・短時間で最大81.7%の高収率合成を達成。・アミン修飾注3)によりCO2吸着注4)性能を向上。 名古屋大学大学院環境学研究科のKayee Chan(カイー チャン)博士(現:香港理工大学)、ジンチェンコ アナトーリ准教授、名古屋大学大学院工学研究科の川尻 喜章 教授、Frantisek Miksik(フランティシェク ミクシ...
キーワード:温室効果ガス/温室効果/ポリエチレンテレフタレート/有機金属/クロム/アミン/金属有機構造体/ポリエチレン/細孔構造/プラスチック/金属イオン/二酸化炭素/二酸化炭素/比表面積/エチレン/配位子
他の関係分野:数物系科学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2026年4月22日
24
北極の温暖化を加速する「水蒸気の連鎖」を発見
―ユーラシア大陸からの水蒸気が海氷の減少を促す可能性―
北極の温暖化の一因と考えられている水蒸気量の増加について、その起源を解析した結果、夏はユーラシア大陸からの、秋は北極海からの水蒸気が長期的に増えていることが分かりました。このうち、特に夏は、陸域から北極へ運ばれる水蒸気が持つ温室効果によって海氷が溶けやすくなった結果、水蒸気の流れがさらに強まるという連鎖的な仕組みを見出しました。北極の温暖化は偏西風の流れを変え、日本の気候にも影響すると考えられています。本研究は、夏の豪雨、冬の寒波などの異常気象を理解するための手がかりになります。 北極域*1は地球全体の平均よりも速いペ...
キーワード:海氷/気候変化/極域/北極海/異常気象/温室効果/気候変動/水蒸気/蒸発散/地球環境/フィードバック/数値モデル/ユーラシア/水循環/温暖化
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発表日:2026年4月20日
25
【北極域研究】長期データが解き明かす北極圏の環境変化 永久凍土融解により河川水の風化由来イオン濃度が上昇
名古屋大学宇宙地球環境研究所の檜山 哲哉 教授、秋田県立大学 生物資源科学部 生物環境科学科の田代 悠人 助教[専門:生物地球化学](自然生態管理学研究室)らの共同研究チームは、地球温暖化による永久凍土融解によって、北東シベリアのコリマ川におけるCa2+、Mg2+、SO42-濃度が長期的上昇傾向にあることを解明し、その成果が国際学術誌「Global Biogeochemical Cycles」に掲載されました。 ・北極圏は世界で最も温暖化が著しい地域です。温暖化に伴う永久凍土の...
キーワード:環境変化/極域/生物地球化学/北極海/化学物質/地球温暖化/異常気象/地球化学/地球環境/モニタリング/シベリア/土壌/温暖化/生物資源/物質循環/Ca2+
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発表日:2026年4月18日
26
海洋が大気中のCO₂を吸収・固定する能力を解明
~深海へ沈む「マリンスノー」の特性と季節変動がカギ~
・沈降粒子注1) (マリンスノー)の窒素同位体比注2)を用いて、海洋の基礎生産力注3)の季節変動を高い時間分解能で復元した。・深さ500mでの炭素隔離効率注4)は、亜寒帯域ではほぼ一定である一方、亜熱帯域では季節によって大きく変動することが明らかになった。・鉱物成分注5)が粒子の沈降速度や壊れにくさを左右し、粒子凝集体の破砕を通じて炭素フラックスの鉛直減衰注6)を制御する新たな仕組みを提案した。 名古屋大学宇宙...
キーワード:フラックス/海洋/食物連鎖/時間分解/季節変動/同位体/北太平洋/太陽/同位体比/光合成/太陽光/時間分解能/地球環境/シリカ/トラップ/栄養塩/炭酸カルシウム/二酸化炭素/二酸化炭素/分解能/有機物/生態系/プランクトン/植物プランクトン/カルシウム/凝集体
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発表日:2026年4月18日
27
34億年前の海洋に生物的硫黄代謝の痕跡
――太古の浅瀬は生命にとっての"硫黄のオアシス"だった?――
・約34億年前の岩石の中に発見した直径0.01mmほどの珍しい多層構造の黄鉄鉱から地球史初期の生命活動の痕跡を見出しました。・当時の浅瀬ではこれまで考えられていた以上に硫酸の多い環境が局所的にあり、そこでは硫酸を利用する生態系がすでに成立していたことが分かりました。・地球史初期の生命がどのような環境でエネルギーを獲得し生きていたのかを理解する手掛かりとなるだけでなく、その方法論は「地球外生命探査」への応用も期待されます。 東京大学大気海洋研究所の笹木晃平特任研究員および高畑直人助教、千葉大学大学院理学研究院の石田章純准教授、東北大学大学院理...
キーワード:海洋/古環境/古環境復元/質量分析装置/太古代/同位体/硫黄同位体/同位体比/惑星/惑星科学/質量分析/地球環境/ナノスケール/ナノメートル/質量分析計/分解能/有機物/生態系/生態学/微生物/層構造/空間分解能
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発表日:2026年4月10日
28
世界初、トリチウムのレーザー分析技術を開発
~迅速・高精度に定量評価、原子力施設等における応用に期待~
・トリチウム水(HTO)の赤外吸収を高感度観測:トリチウム水(HTO)の非常に強い吸収波長帯(4.3μm帯)を標的とした、光共振器強化型吸収分光(CRDS)注1)装置を開発した。従来の光学的手法と比較して、大幅な性能向上を実現し、世界最高のトリチウム分光感度を達成した。・光学的手法による定量的な直線性と再現性の証明: 試料中のトリチウム放射能濃度と得られた信号の間に、高い線形性があることを実験により世界で初めて明らかにした。また、同一条件での繰り返し測定により、本手法の高い再現性を確認した。・微量液体サンプルの測定:微量の液体試料(数 &mi...
キーワード:原子力発電所/分析技術/核融合/核融合炉/水分子/分光学/放射線計測/中赤外/定量評価/反射率/共振器/光吸収/トリチウム/リチウム/レーザー/レーザー分光/原子力/原子力発電/光共振器/放射能/SPECT/創薬/放射線
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発表日:2026年4月10日
29
沈み込み帯誕生時の地殻形成プロセスを示す岩石・地球物理学的証拠を発見
―海底下の「2つの地殻」を可視化―
・伊豆・小笠原海溝で掘削された岩石の物理特性を調べた結果、沈み込み帯誕生直後の海底拡大によってできた岩石と、拡大終結後の火山活動でできた岩石とでは、割れ目の多さと地震波速度※1が大きく異なることを突き止めた。・岩石の物理特性をもとに海底下の地震波速度構造※2を読み解くことで、地殻の中に「初期にできた地殻」と「後からできた地殻」が重なって分布していることを初めて示した。・岩石試料の物理特性と地震波速度構造を結びつける新しい手法により、海底の広域的な内部構造を推定できるようになったことは、過去の掘削コア試料や観測データから沈み込み...
キーワード:先端技術/極地/海洋/海洋科学/環境変動/地下構造/数理科学/物質科学/IODP/テクトニクス/プレートテクトニクス/マグマ/火山活動/火山岩/地球深部/地球内部/地球内部構造/地震波/地震波速度/地震波速度構造/沈み込み/沈み込み帯/内部構造/日本列島/深海底/地球環境/地球環境変動
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発表日:2026年4月9日
30
国際宇宙探査機群を用いて太陽放射線が太陽系を伝播する過程を解明
ー宇宙天気予測の高度化へ前進ー
・複数の宇宙探査機による観測と数値シミュレーションのデータ同化※1を実施して、太陽で発生した放射線が太陽系を伝播する過程を明らかにしました。・太陽放射線の伝播は、太陽風※2の磁場擾乱の影響を受けて、時間とともに変化していることを示しました。・本研究は、太陽からの放射線が「いつ・どこに・どの程度」到達するかを理解し予測するための新たな物理基盤を提供し、将来の月や火星を含んだ宇宙天気※3予測に貢献するものです。 名古屋大学宇宙地球環境研究所の三好由純教授、岩井一正教授、国立研究開...
キーワード:先端技術/オーストリア/海洋/高エネルギー/高エネルギー粒子/数理科学/地球磁気圏/パラメータ推定/磁気圏/地球磁場/宇宙科学/衛星/磁場/質量放出/数値シミュレーション/太陽/太陽活動/太陽系/太陽風/地球環境/シミュレーション/データ同化/航空機/人工衛星/放射線
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発表日:2026年4月8日
31
エンベロープウイルス粒子を検出するサンドイッチELISAを実現
―脂質膜結合性リガンドの利用により「タンパク質」検出を「ウイルス粒子」検出に変換―
・生化学において標的の検出や定量に広く用いられているサンドイッチELISAに適用可能な脂質膜結合性検出リガンドを開発し、A型インフルエンザウイルス(IAV)粒子の検出を実現しました。・通常の抗体型検出リガンドとは異なり、遊離タンパク質には一切応答せず、IAV粒子を特異的に検出するため、ウイルス粒子の機能(感染力)評価が可能です。・併用する抗体やDNAアプタマー(注4)を変更することで様々なウイルス粒子計測にも有用です。 A型インフ...
キーワード:分析技術/両親媒性/PCR法/ELISA法/粒子計測/機能性/脂質膜/ELISA/ウイルス学/機能解析/脂質二重膜/ウイルス感染症/酵素反応/PCR/インフルエンザ/インフルエンザウイルス/プローブ/リガンド/ウイルス/ゲノム/感染症/抗体/脂質
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発表日:2026年4月7日
32
阿寒カルデラ地下に大規模マグマだまりの可能性
~将来の火山活動の予測・評価に重要な手がかり~
・北海道阿寒カルデラで電磁探査を行い、深さ約30 kmまでの3次元構造を解明。・雌阿寒岳と雄阿寒岳の地下に階層的なマグマだまりと供給経路を示唆する構造を発見。・火山活動の評価や噴火の予測に将来つながる重要な基礎情報を提示。 北海道大学大学院理学院博士後期課程の井上智裕氏(研究当時)、同大学大学院理学研究院附属地震火山研究観測センターの橋本武志教授、田中 良助教、九州大学大学院理学研究院附属地震火山観測研究センターの相澤広記准教授、名古屋大学大学院環境学研究科附属地震火山研究センターの市原 寛講師、産業技術総合研究所再生可能エネルギ―研究セン...
キーワード:地下構造/磁気嵐/MT法/マグマ/マグマ供給系/火山活動/火山観測/磁場変動/水蒸気/水蒸気噴火/地磁気/比抵抗/比抵抗構造/磁場/惑星/惑星科学/地盤変動/3次元構造/結晶化
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発表日:2026年4月1日
33
細胞を使うことなく受容体膜タンパク質の人工進化に成功
-阻害剤感受性を10倍向上させたGタンパク質共役型受容体 「アデノシン2A受容体」の新規変異体を同定し、細胞種特異的なシグナル制御を実現-
・従来は困難だったヒト由来Gタンパク質共役型受容体(GPCR)の実験室内人工進化を無細胞タンパク質合成系とナノディスク技術の組み合わせで実現・新規「アデノシンA2A受容体(A2AR)」変異体を同定。哺乳動物細胞内で内因性リガンドであるアデノシンへの応答性を保持しながら、阻害剤感受性を10倍以上に向上・新規変異体を用いることで、A2ARシグナルを細胞種選択的に制御できることを実証・細胞を用いることなく、GPCR変異体ライブラリーサイズを約1兆(10¹²)規模に拡大可能に...
キーワード:最適化/化学物質/タンパク質合成/塩基配列/シミュレーション/タンパク質合成系/無細胞タンパク質合成系/リボソーム/RNAポリメラーゼ/変異体/進化分子工学/哺乳動物/遺伝子工学/細胞膜/アデノシン/シグナル伝達系/細胞内シグナル/mRNA/ホルモン/神経伝達物質/分子機構/次世代シーケンサー/GPCR/Gタンパク質/Gタンパク質共役型受容体/in vitro/RNA/ケミカルバイオロジー/スクリーニング/リガンド/受容体/阻害剤/創薬/創薬化学/膜タンパク質/遺伝学/遺伝子
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発表日:2026年3月25日
34
乾燥しても生き延びて触媒機能を保つ細菌を発見
~工業排ガスを有用物質に変える頑健なガスバイオプロセス開発へ貢献~
・バイオものづくりへの応用が期待されるアシネトバクター属細菌が乾燥ストレスに対して顕著に高い耐性を示すことを発見。・乾燥ストレスに対抗するために応答する多様な遺伝子を明らかにした。・ガスバイオプロセス注1)によるバイオ物質変換を加速し、カーボンニュートラル・サーキュラーエコノミーの実現に貢献することが期待される。 名古屋大学大学院工学研究科の堀 克敏 教授、吉本 将悟 助教らの研究グループは、アシネトバクター属細菌 Tol 5注2) が低湿度環境でも高い生存性と細胞内エネルギーを2週間以上維持し、...
キーワード:揮発性有機化合物/芳香族/芳香族化合物/微小液滴/生産技術/触媒機能/カーボンニュートラル/トルエン/カーボン/環境負荷/資源循環/廃棄物/物質生産/乾燥耐性/乾燥ストレス/微生物/ストレス/遺伝子/細菌
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発表日:2026年3月25日
35
世界初、ナノグラフェン合成の「最後の空白地帯」を攻略
〜多環芳香族炭化水素のL領域選択的縮環π拡張反応〜
・ナノグラフェンの次世代合成法「縮環π拡張(APEX)反応」の最新版反応。・原料は官能基化されていない多環芳香族炭化水素注1)。・これまで不可能だったL領域でのπ拡張反応。 名古屋大学大学院理学研究科の中田 奏未 氏(研究当時:博士前期課程学生)、伊藤 英人 准教授、理化学研究所の伊丹 健一郎 主任研究員(名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM※)主任研究員 兼任)らは、多環芳香族炭化水素(PAH)の「L領域」と呼ばれる部位で選択的にベンゼン環注2)...
キーワード:多環芳香族炭化水素/分子構造/芳香環/芳香族/アントラセン/ピレン/ナフタレン/脱芳香族化/芳香族炭化水素/芳香族分子/ナノグラフェン/ベンゼン/グラフェン/環境問題/水素原子/炭化水素/パラジウム/パラジウム触媒/官能基
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発表日:2026年3月24日
36
捕食性原生生物が土壌微生物群集を制御する普遍的な仕組みを初めて実証
― 原生生物の「捕食」を活かした環境調和型・次世代農業へ ―
・捕食性原生生物(捕食者)が、土壌微生物群集の組成を左右する普遍的な要因であることを世界で初めて実証。・捕食者は優占細菌を選択的に捕食し、多様な細菌が共存しやすい群集を形成。さらに、種ごとに異なる方向へ群集を誘導することを解明。・この仕組みを活用することで、施肥・農薬を抑えつつ、養分循環の効率化や病原菌の抑制などを実現する新たな土壌管理技術が期待される。 国際農研、新潟大学、名古屋大学大学院生命農学研究科の村瀬 潤 教授ら共同研究グループは、微生物を食べるアメーバなどの単細胞生物(捕食性原生生物、以下「捕食者」)による捕食が、土壌中の微生物...
キーワード:オープンアクセス/環境リスク/炭素循環/微生物群集/環境調和/生物群集/ボトムアップ/地球環境/マイクロ/環境負荷/生産性/病原菌/原生生物/生態系/生物間相互作用/土壌/土壌微生物/微生物/ウイルス/マイクロバイオーム/環境因子/細菌
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発表日:2026年3月19日
37
海の天然物が抗がん剤効果を最大7倍に高める機構を発見
効果を高めながら副作用を抑える、新しい治療戦略開発へ期待
・海洋天然物ミカロライドCが、細胞分裂に重要な役割を果たすタンパク質のβ-チューブリンに結合するという、新たな機能を発見した。・ミカロライドCおよびマクロラクトン類縁体注1) が、抗がん剤パクリタキセル注2) による働きを強力に促進・安定化する相乗効果を示すことを発見した。・マクロラクトン類縁体は単独では細胞毒性が低い一方、パクリタキセルの抗腫瘍活性を4~7倍程度増強することを発見した。・副作用を低減した新しい微小管注3)阻害薬の開発が期待される成果である。...
キーワード:海洋/量子化/量子化学/二量体/エステル/ケミカルプローブ/選択性/海洋天然物/増殖抑制/細胞毒性/染色体/卵巣/大腸/微小管/卵巣がん/アクチン/がん細胞/がん治療/ケミカルバイオロジー/チューブリン/プローブ/細胞骨格/細胞分裂/創薬/大腸がん/副作用/抗がん剤/生理学/乳がん
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発表日:2026年3月18日
38
ノロウイルス攻略の新戦略:"多点攻撃"で100倍の結合力
-IgM抗体の高い親和性を定量化、次世代ワクチン設計に新指針-
・ノロウイルス主要流行株GII.4と新興株GII.17に対するモノクローナル抗体を作製・IgM抗体は10本のFabを活用し、抗原密度が高いウイルス粒子表面で最大100倍の結合強化を示すことを定量化・多価性による「アビディティ効果」を定量的に解明し、次世代ワクチン・抗体医薬の設計に新たな戦略を提供 東京科学大学(ScienceTokyo) 物質理工学院 材料系の田川純平大学院生(博士後期課程)と総合研究院 フロンティア材料研究所の谷中冴子准教授、名古屋大学大学院理学研究科/自然科学研究機構 生命創成探究センター 内橋貴之教授ら研究チームは、世...
キーワード:産学連携/分析技術/表面プラズモン共鳴/プラズモン/表面プラズモン/ノロウイルス/AFM/ナノスケール/原子間力顕微鏡/高速原子間力顕微鏡/エピトープ/モノクローナル抗体/抗原/抗体医薬/相互作用解析/腸炎/免疫応答/ウイルス/ワクチン/公衆衛生/抗体/細菌
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発表日:2026年3月17日
39
イネの成長ホルモンを"貯める"しくみを発見
~代謝調整経路を究明、環境変動に強い作物の品種開発に寄与~
・イネにおいて、植物ホルモン「オーキシン注1)」の新しい代謝分岐経路を発見。・配糖体酵素「IAAspGT注2)」への自然変異がイネの成長やバイオマス配分に影響する。・作物の環境応答性や生産性改良への応用が期待される。 名古屋大学大学院生命農学研究科の榊原 均 教授、同大学生物機能開発利用研究センターの芦苅 基行 教授、永井 啓祐 准教授、保浦 徳昇 特任准教授(研究当時)、同大学農学国際教育研究センターの犬飼 義明 教授らの研究グループは、理化学研究所 環境資源科学研究センター(CSRS)の小嶋 ...
キーワード:環境変動/グルコース/器官形成/生産性/環境応答性/オーキシン/植物ホルモン/食品産業/イネ/バイオマス/環境応答/生合成/成長ホルモン/ホルモン/アミノ酸/インドール/グルタミン酸/酸化反応/遺伝学
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発表日:2026年3月17日
40
酸素存在下でも生育する光合成細菌の高効率エネルギー変換機構を解明
多くの光合成細菌にとって酸素は有害ですが、海洋性紅色非硫黄細菌は酸素存在下でも生育できます。この細菌において光合成を担うタンパク質複合体の構造をクライオ電子顕微鏡で観察したところ、新たな膜タンパク質を発見し、酸素存在下でも効率よくエネルギー変換できる仕組みの一端を解明しました。光合成細菌は光合成の際に酸素を発生しませんが、太陽光エネルギーを高効率で化学エネルギーへ変換する能力を持ちます。また、植物が利用しない近赤外光を利用でき、淡水や海水、温泉など多様な環境に適応しています。中でも海洋性紅色非硫黄細菌Rhodovulum sulfidophilum は、酸素存在下で...
キーワード:光エネルギー/海洋/近赤外/太陽/タンパク質複合体/光合成/光合成細菌/電子伝達/太陽光/赤外光/水処理/電子顕微鏡/排水処理/分解能/モデル生物/遺伝子改変/エネルギー変換/クライオ電子顕微鏡/バイオテクノロジー/近赤外光/膜タンパク質/硫化水素/遺伝子/細菌
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発表日:2026年3月11日
41
天然の細菌を"だまして"ダイオキシンなど汚染物質を分解
遺伝子操作なしで豊富な微生物を活用する環境浄化の新戦略
・天然の土壌細菌を“そのままの姿”で用い、細菌がもつ酸化酵素の働きを外部から与える分子(デコイ分子)で制御することで、芳香族汚染物質の分解を実現。・脂肪酸に似せたデコイ分子により、酸化酵素シトクロムP450は汚染物質を“基質として認識するよう誘導され”、水酸化反応を実行。・遺伝子操作を伴わないため、遺伝子組み換え生物に適用される厳しい法規制を受けることなく運用でき、既存の豊富な微生物資源をそのまま活用できる可能性を秘めた新たなバイオレメディエーション注 1)戦略。 名古屋...
キーワード:環境汚染/ダイオキシン/環境汚染物質/環境浄化/芳香族/芳香族化合物/シトクロム/クロム/ベンゼン/メディエーション/バイオレメディエーション/分解能/組み換え/生体内/酸化酵素/P450/枯草菌/遺伝子組み換え/土壌/生物資源/生物多様性/微生物/遺伝子操作/シトクロムP450/酸化反応/脂肪酸/遺伝子/細菌
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発表日:2026年3月5日
42
機能性有機化合物を迅速合成する手法を確立 メカノケミカル法を用いた前例のないアルキン二量化反応
・キラルラダーπ骨格をもつジヒドロジナフトペンタレンの合成に成功。・空気下、室温で、迅速に反応させる「メカノケミカル反応」注1)により、溶液中反応では達成できなかったアルキン注2)の二量化反応を実現。・ジヒドロジナフトペンタレンのキラル光学特性などを解明。 名古屋大学大学院理学研究科の伊藤 英人 准教授、堀 航也 博士前期課程学生、遠山 祥史 博士後期課程学生らは、メカノケミカル法による新しいアルキン注2)の二量化反応を開発し、新奇キラルラダーπ骨格をもつジヒド...
キーワード:多環芳香族炭化水素/光物性/分子構造/芳香族/キラル/ジエン/ナフタレン/電子移動/芳香族化合物/芳香族炭化水素/固体反応/アセチレン/メカノケミカル/ベンゼン/光学特性/リチウム/水素原子/機能性/炭化水素/アルキン/有機合成
他の関係分野:数物系科学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年2月25日
43
海から川へ― ゴカイの"滝登り"
〜河川淡水域に進出した新種 「カワスナゴカイ」 を発見〜
・佐渡島(新潟県佐渡市)の河川淡水域に生息する新種のゴカイを発見した。・ゴカイの仲間は一般的に海に生息するため、淡水域から見つかるのは非常に珍しい。・本種は海洋生物がどのように淡水環境へと進出するのかを解明するための重要な手がかりとなる。 名古屋大学大学院理学研究科附属臨海実験所の下岡 敏士 博士前期課程学生と自見 直人 講師は、長野大学、龍谷大学、新潟大学、海洋研究開発機構(JAMSTEC)との共同研究で新種のゴカイを佐渡島の河川淡水域で発見し、「カワスナゴカイ」と命名しました。ゴカイの仲間においては淡水に進出したグループは...
キーワード:海洋/浸透圧/系統樹/水環境/海洋生物
他の関係分野:生物学工学農学
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発表日:2026年2月14日
44
ネットゼロ排出目標は途上国にどれほどの経済的影響を与えるのか?
-- 京都大学などの研究チームが国際的な負担分担のあり方を定量的に分析--
パリ協定では、世界の平均気温上昇を産業革命以前と比べて 2℃を十分に下回り、1.5℃に抑える努力を追求するという長期目標が掲げられています。これを受け、先進国のみならず、途上国を含めた多くの国が今世紀半ばまでに 「ネットゼロ排出(カーボンニュートラル)」を達成する目標を表明しています。しかし、こうしたネットゼロ排出目標が途上国にもたらす経済的影響、またその負担の軽減策はこれまで十分に明らかにされていませんでした。この度、京都大学大学院工学研究科の藤森真一郎教授が率いる京都大学、立命館大学、国立環境研究所、名古屋大学の研究チームは、世界各国のネットゼロ排出目標を対象に分析を行い、ネットゼロ排出...
キーワード:家計消費/カーボンニュートラル/カーボン/シナリオ/二酸化炭素/二酸化炭素
他の関係分野:工学
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発表日:2026年2月2日
45
PM2.5に含まれる"スズ"がスギ花粉症を悪化させる可能性
― 環境汚染とアレルギーの新たな関係 ―
・スギ花粉症患者では、健常者に比べてPM2.5に含まれるスズ(Sn)が鼻腔内に蓄積しやすい可能性が示されました。・スギ花粉症患者の鼻腔内スズ濃度は、非スギ花粉症患者と比べて約3-4倍高く、鼻炎症状の強さと有意な相関を示しました。・アレルギー性鼻炎モデルマウスでは、非アレルギーマウスに比べ、PM2.5に含まれるスズが鼻腔内に2-3倍多く捕捉されました。その結果、肺に到達するスズ量は30-40%低減しました。・アレルギー性鼻炎モデルマウスの鼻粘膜ではムチンが過剰に産生されており、このムチン増加が鼻腔内でのスズ蓄積に関与している可能性が示されました。...
キーワード:PM2.5/環境汚染/環境政策/健康リスク/リスク評価/花粉/スギ/動物モデル/大気汚染/モデルマウス/マウス/アレルギー/疫学/疫学調査
他の関係分野:工学農学医歯薬学
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発表日:2026年1月26日
46
海鳥が教えてくれる全海洋の水銀汚染の実態~世界規模のモニタリング解析から水銀空間分布を推定~
・海鳥の血液中水銀濃度を用いて、世界規模の海洋水銀分布推定手法を新たに構築した。・4カ国12機関による国際共同研究により、海鳥108種・11,000個体以上の成鳥データを統合解析し、世界で初めて生物由来の実測データを用いて全海洋における水銀の空間分布を推定した。・種ごとの食性や生息域の違いが血中水銀濃度のばらつきに与える影響を定量化し、種間差を考慮した「海鳥ベースモデル」を構築した。・沿岸から外洋、熱帯から極地まで広く分布する海鳥を用いることで、地球規模の海洋水銀汚染を網羅的に評価できることを示した。・本手法は、水俣条約など国際的な水銀排出規制...
キーワード:極地/空間分布/海洋/モニタリング/海洋環境/血液
他の関係分野:工学医歯薬学
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発表日:2026年1月22日
47
次世代半導体MoS2の革新的ウエハースケール成膜技術を開発
――結晶成長の自己整合および自己停止メカニズムにより高移動度を達成――
・MOCVD法を用いて、サファイア基板上のMoS2結晶粒が自己整合して単結晶化する革新的な成長メカニズムを発見。・独自のプリカーサ選択により、成膜反応が単層厚さで自動停止する新たな現象を見いだし、2インチサイズのウエハー全体にわたって均一で再現性の高い単層MoS2膜を実現。・2つの成膜メカニズムの相乗効果により高い電子移動度を達成。量産化を見据えたウエハースケールで高品質な単層MoS2単結晶膜の形成という産業界からの要請に応えるとともに、次世代サブ1 nmノード論理トランジスタ実現に向けた重要な一歩。...
キーワード:金属元素/高移動度/モリブデン/電子移動/有機金属化学/有機金属/前駆体/エピタキシャル成長/トランジスタ/パワーデバイス/ファンデルワールス力/大規模集積回路/電子デバイス/二硫化モリブデン/半導体デバイス/温度依存性/発光ダイオード(LED)/半導体産業/エピタキシャル/単結晶/レーザー/移動度/結晶化/結晶成長/酸化物/集積回路/低消費電力/半導体/結晶構造
他の関係分野:化学総合理工工学農学
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発表日:2026年1月19日
48
「鉄×光」で高価な光学活性物質を1/3に抑える新触媒を開発 レアメタル使わず有用天然物の合成に成功
医薬品開発をもっとエコに
・豊富な資源である鉄とクリーンなエネルギーである光を掛け合わせた合成法を開発。・高価なキラル注1)配位子注2)の使用量を1/3に削減することに成功。・生物活性天然物Heitziamide Aの世界初の不斉全合成注1)を達成。・理想的な触媒デザインの実現により、環境・コスト面に配慮した医薬品開発の推進が期待される。 名古屋大学大学院工学研究科の石原 一彰 教授、大村 修平 助教、赤尾 颯斗 博士後期課程学生らの研究グループは、高価なキラル配位子X*の使用量を最小限...
キーワード:光エネルギー/再生可能エネルギー/太陽/アミド/キラル/光学活性/立体選択的/太陽光/持続可能/持続可能な発展/光触媒/レアメタル/生物活性/医薬品開発/生物活性天然物/阻害剤/配位子/不斉全合成
他の関係分野:数物系科学化学総合理工工学総合生物医歯薬学
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発表日:2026年1月9日
49
ウェハを冷却+フッ化水素プラズマでエッチング速度5倍向上 環境負荷低減プロセスも実現、次世代半導体技術の進歩に貢献
・名古屋大学と東京エレクトロン宮城株式会社による共同研究で、革新的プロセス開発を推進。・冷却した SiO₂表面でフッ化水素と反応生成物のH₂Oが共吸着することで、エッチングの活性化エネルギー閾値をほぼゼロにできる可能性を発見。・反応生成物H₂Oが冷却したSiO₂膜の表面に自己触媒反応(autocatalytic reaction)注1)により再吸着することで、エッチング反応を飛躍的に加速できる。・エッチングガスに、従来の地球温暖化係数(GWP)が高いフルオロカーボン系ガスを使用せず、フッ化水素(HF)を用いることで環境負荷が低いプロセ...
キーワード:スループット/アスペクト/産学連携/地球温暖化/ケイ素/触媒反応/エッチング/プラズマエッチング/前駆体/半導体デバイス/エネルギー効率/持続可能/持続可能な開発/反応速度/活性化エネルギー/環境負荷低減/カーボン/イオン照射/環境負荷/半導体/微細加工/微細構造/温暖化
他の関係分野:情報学複合領域化学総合理工工学農学
・最大12年間分の地域高齢者のデータを活用した研究であり、健康関連quality of life(QOL)注1)の変化パターンを同定した世界初の試み。・一部の健康関連QOLは一様に低下するのではなく、“低下群”と“維持群”に分かれることを発見。・QOL低下には、睡眠の質、足の筋力や体の安定性、抑うつ傾向などの予測因子が関連。・就寝時刻・起床時刻といった睡眠スケジュールの問題ではなく、睡眠の“質”自体が決定的に重要であることを発見。・ある時点のQOL得点...
キーワード:社会モデル/健康増進/地域経済/データ解析/寿命/身体機能/日常生活/血液/うつ/メンタルヘルス/加齢/健康寿命/高齢者/睡眠/生活の質/地域在住高齢者/非侵襲/抑うつ
他の関係分野:複合領域数物系科学医歯薬学
名古屋大学 研究シーズ