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研究分野別サイレントキーワード
「磁気共鳴機能画像法(fMRI)」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】計算基盤:周辺視磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏中心視と周辺視の見えの質的差異に関する脳内情報処理機構の検討(19830080)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】葭田 貴子 東京大学, 大学院・工学系研究科, 特任研究員 (80454148)
【キーワード】眼球運動 / 探索行動 / 中心視 / 周辺視 / 高速カテゴリ化 (他14件)
【概要】我々が日常知覚している視界は, その隅々まで高い空間解像度を保っている上, 色はその最周辺部まではっきりと感じられる. ところが, 一般に初等向けの視覚情報処理の教科書には, 人間の網膜は中心と周辺で異なる構造をしており, 詳細な形態の認識や色に基づく判断は網膜中心窩から周辺に向かい急激に低下すると記載されている. 実際は我々の視野はそのようには知覚されない. この謎を解くための実験に必要な高額な...
❏静止画が動いて見える錯視群のメカニズムの研究(18203036)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 文学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 運動視 / 脳機能計測 / fMRI / 眼球運動 (他15件)
【概要】静止画が動いて見える錯視に関与している脳領域を調べた。「蛇の回転」錯視図を刺激として機能的MRIを用いてヒトの脳機能計測を行なったところ、ヒトMT+に有意な活動の上昇が見られた。これは、静止画が動いて見える錯視に関与する主要な脳領域は、視覚性運動処理の中枢の一つと考えられているヒトMT+であることを示唆する。また、「蛇の回転」錯視の生起には眼球運動が関係しているという考え方を支持する結果が得られた...
【情報学】計算基盤:感覚・知覚磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏運動視に関する大脳視覚野の構造と機能の研究(20330149)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】蘆田 宏 (盧田 宏) 京都大学, 文学研究科, 准教授 (20293847)
【キーワード】感覚・知覚 / 視覚 / fMRI / 脳機能画像 / 運動視 (他9件)
【概要】機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて、運動視に関連する大脳領野について調べた。まず、静止画が動いて見える錯視図形に対する運動関連応答測定により、運動視に関わる処理経路の関与が明らかになった。次に、マルチボクセル解析を用いて運動視関連領野を再定義する試みを行い、最終結果には至らないものの手法の将来性の評価など一定の成果を得た。また、高次運動視領野と自己運動感について今後の指針となる結果を得た。...
❏顔の感情表現認識に於ける脳機能の男女差(19830079)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】東 玲奈 早稲田大学, 国際教養学術院, 講師 (90434349)
【キーワード】実験心理学 / 神経科学 / 脳・神経 / fMRI / 認知神経科学 (他7件)
【概要】8歳から40歳の健常者を対象に、顔の感情認識プロセスに於ける脳機能の男女差、及びにその発達過程に伴う変化について観察・調査した。分析の結果、課題の妥当性が確認された上で、脳活動に男女差が見られた。しかし、男女両グループの年齢の分布にバラつきがあることが指摘されたため、一部のデータを取り換え、再分析を実施中である。 ...
【情報学】人間情報学:マルチリンガル磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏言語の基本演算の本質に関する理論的・実験的研究(17H02347)
【研究テーマ】英語学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】福井 直樹 上智大学, 言語科学研究科, 教授 (60208931)
【キーワード】併合 / 入れ子依存 / 交差依存 / fMRI / 言語野 (他16件)
【概要】人間の言語能力が作り出す言語表現は、単に終端要素が右から左に線状に並んでいるだけでなく、不可視の抽象的階層構造と内在的に結びついている。この抽象的構造の特性を正確に理解しないかぎり、人間の言語能力の本質を把握することはできない。この認識は、理論言語学においては確立した定説になっているが、言語学外の分野、特に言語の脳科学や自然言語処理においてはほとんど定着していない。本研究は、斬新な理論的仮説および...
❏脳fMRI研究・機械学習・複雑ネットワークを融合した計算神経グラフ言語学の試み(23500171)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】赤間 啓之 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (60242301)
【キーワード】脳科学 / fMRI / 機械学習 / 複雑ネットワーク / 自然言語処理 (他11件)
【概要】本研究ではfMRI実験を行い、言語の連想タスクを行っている脳画像データを統計解析し、特に機械学習の方法(MVPA)を用いて、実験参加者の各時点での思考を分類し、予測するモデルを立てた。特に実験参加者間での予測モデルの精度劣化という問題を解決するため、データの時空間双方に亘る事後分析を行い、意味認知をめぐって、独自の素性選択法を提唱することにより、集団レベルでのMVPAの精度を向上させた。そのほか、...
【情報学】人間情報学:描画磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏描画能力の生物学的基盤:ヒト・チンパンジー・ゴリラ・サル・トリの比較研究(21K18138)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】幕内 充 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 脳機能系障害研究部, 研究室長 (70334232)
【キーワード】描画 / 霊長類 / ヒト / チンパンジー / サル (他10件)
【概要】ヒトを対象とした描画課題中の眼球運動計測実験の予備実験およびデータ解析を行った。 日本語成人話者、およびタイ語話者の子供と成人を対象に描画の階層を評価するための書き順・描画におけるクラスタ分析をすすめ、中間報告としての学会・論文発表を行った。脳損傷患者の描画における階層構造を探索するため、神経心理学検査のRey-Osterrieth複雑図形など描画課題を脳腫瘍患者に実施し、描画の特徴と認知機能の関...
❏ヒト・チンパンジー・サルの描画における階層構造構築(19K21824)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】幕内 充 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 脳機能系障害研究部, 研究室長 (70334232)
【キーワード】描画 / 模写 / なぞり描き / 幼児 / 脳損傷 (他12件)
【概要】成人で模写における描き順や筆画の時間情報を分析するためのデータ整形プロシージャを構築し、データをクラスター分析した。殆どの絵においてパーツごとに描いていく階層性が認められた。タイ語話者成人の描画データについても調べ、描き順・階層構造がほぼ同じことがわかった。脳損傷患者ではReyの複雑図形のどの部分から描き始めたのかで特徴を分類し、タイプ分類を提案した。チンパンジーを対象として、デジタルペンと専用紙...
【情報学】人間情報学:観察学習磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏教育脳の脳神経学的・行動遺伝学的研究(17K18669)
【研究テーマ】教育学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2021-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】教育学習 / 個体学習 / 観察学習 / 脳神経活動 / fMRI (他13件)
【概要】本研究は教育学を生物学に位置づけ、「進化教育学」という新たな分野を開拓することを目指し、「教育学習」というヒトに顕著な学習様式が、ヒト以外の動物も行なう「個体学習」や「観察学習」とは異なる独特な脳活動によることを、fMRIによる実験課題によって示すことを目的とし、指運動学習を自分のペースで行う「個体学習」、見本を観察して行う「観察学習」、教師が指導する「教育学習」の三学習条件で実施し、脳活動の差異...
❏教育脳を探る―「教育による学習」をつかさどる脳神経基盤に関する研究(26590150)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】教育 / 進化 / fMRI / 個体学習 / 観察学習 (他16件)
【概要】教育学習は個体学習、観察学習とは異なる進化的に獲得されたヒトに顕著な学習様式と考えられ、それに対応する特殊な脳活動があることが予想される。本研究では、指運動の系列の記憶と再生を、個体・観察・教育の3学習条件で実行している際の脳活動をfMRIによって把握することを目的とした。 予備実験の段階として、課題の検討と開発を経て、個体と観察学習の脳活動の指運動データを収集した。その結果、個体学習では視覚野、...
【情報学】人間情報学:色彩磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏錯視の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析・生物学の手法を用いて―(15H01984)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 色覚・色彩 / 運動視 / fMRI / 動物実験 (他19件)
【概要】本研究においては、心理学の初心に立ち返り、視覚そのものを知るツールとしての錯視の地位を確立するため、いろいろなアプローチで総合的に研究することを目的とした。実験心理学的研究によって、新しい錯視がいくつか発見あるいは同定された。今回の研究において特筆されることは、色の錯視の研究が革新的に進歩したことである。並置混色には2種類あることの発見、それに伴う「白と黒の錯視」(同じ色の縞模様が白に見えたり黒に...
❏学習意欲に及ぼす香りと色の効果に関する脳科学的検討(22650043)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】斎藤 美穂 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (90288043)
【キーワード】感性脳科学 / 色彩 / 香り / 学習意欲 / 脳機能測定 (他12件)
【概要】本研究では個人が好きな香りに着目し、実験参加者が120の香りから1つ選択した好きな香りがある状態および、その香りと調和する色がある状態でN-back課題を行い、その際の脳活動を1.5TのfMRIにより撮像するとともに学習意欲との関係を検討した。その結果、色と香りが調和している状態に着目した脳活動では、報酬系に関連した部位(眼窩前頭野)の賦活が、香りの効果に着目した脳活動ではモチベーションに関与する...
【情報学】人間情報学:皮膚温度磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏湿度の感性、生理への影響の探索(19H01128)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】濡れ感 / 湿度 / 温熱的快不快感 / 自律性体温調節 / 皮膚交感神経活動 (他24件)
【概要】1.総括 今年度は新型コロナ感染症の伝搬のため多くの制限が生じた。特に、移動制限のため実験計画に変更の必要性が生じた。当初の計画を一部変更して以下の実験を遂行した。 2-1.蒸れ感覚にかかわる吸気湿度の関与の探索 人は環境の湿度上昇を察知し、蒸れていると表現する。しかし、この機序は明確ではない。吸気湿度および温度をコントロールした大気を吸入し、上気道内の温度と温湿度感覚の変化を測定した。蒸れ感と吸...
❏温熱的快適性の形成メカニズムの解析と衣服内環境評価への応用(25280101)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】脳機能画像 / 浸透圧 / 温度感覚 / 脱水 / 皮膚温度 (他33件)
【概要】①温熱的快不快感を実験的に再現する方法開発、②①を脳機能画像装置内で再現する方法開発と脳機能画像採取。温度分別感覚と温熱的快不快感は別の脳領域で処理されるという仮説検証。③運動や脱水時に見られる温熱不快感の変容のメカニズムを深部体温、皮膚温度の変化から解明することを目指した。①については体表の部分的な温度差を、水循環スーツ着用による体表皮膚温の上昇と下降と局所皮膚温刺激と例刺激の組み合わせによって...
【情報学】人間情報学:温熱的快適感磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏湿度の感性、生理への影響の探索(19H01128)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】濡れ感 / 湿度 / 温熱的快不快感 / 自律性体温調節 / 皮膚交感神経活動 (他24件)
【概要】1.総括 今年度は新型コロナ感染症の伝搬のため多くの制限が生じた。特に、移動制限のため実験計画に変更の必要性が生じた。当初の計画を一部変更して以下の実験を遂行した。 2-1.蒸れ感覚にかかわる吸気湿度の関与の探索 人は環境の湿度上昇を察知し、蒸れていると表現する。しかし、この機序は明確ではない。吸気湿度および温度をコントロールした大気を吸入し、上気道内の温度と温湿度感覚の変化を測定した。蒸れ感と吸...
❏温熱的快適性の形成メカニズムの解析と衣服内環境評価への応用(25280101)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】脳機能画像 / 浸透圧 / 温度感覚 / 脱水 / 皮膚温度 (他33件)
【概要】①温熱的快不快感を実験的に再現する方法開発、②①を脳機能画像装置内で再現する方法開発と脳機能画像採取。温度分別感覚と温熱的快不快感は別の脳領域で処理されるという仮説検証。③運動や脱水時に見られる温熱不快感の変容のメカニズムを深部体温、皮膚温度の変化から解明することを目指した。①については体表の部分的な温度差を、水循環スーツ着用による体表皮膚温の上昇と下降と局所皮膚温刺激と例刺激の組み合わせによって...
【情報学】人間情報学:温熱的快不快感磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏湿度の感性、生理への影響の探索(19H01128)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】濡れ感 / 湿度 / 温熱的快不快感 / 自律性体温調節 / 皮膚交感神経活動 (他24件)
【概要】1.総括 今年度は新型コロナ感染症の伝搬のため多くの制限が生じた。特に、移動制限のため実験計画に変更の必要性が生じた。当初の計画を一部変更して以下の実験を遂行した。 2-1.蒸れ感覚にかかわる吸気湿度の関与の探索 人は環境の湿度上昇を察知し、蒸れていると表現する。しかし、この機序は明確ではない。吸気湿度および温度をコントロールした大気を吸入し、上気道内の温度と温湿度感覚の変化を測定した。蒸れ感と吸...
❏温熱的快適性の形成メカニズムの解析と衣服内環境評価への応用(25280101)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】脳機能画像 / 浸透圧 / 温度感覚 / 脱水 / 皮膚温度 (他33件)
【概要】①温熱的快不快感を実験的に再現する方法開発、②①を脳機能画像装置内で再現する方法開発と脳機能画像採取。温度分別感覚と温熱的快不快感は別の脳領域で処理されるという仮説検証。③運動や脱水時に見られる温熱不快感の変容のメカニズムを深部体温、皮膚温度の変化から解明することを目指した。①については体表の部分的な温度差を、水循環スーツ着用による体表皮膚温の上昇と下降と局所皮膚温刺激と例刺激の組み合わせによって...
【情報学】人間情報学:むれ感磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏湿度の感性、生理への影響の探索(19H01128)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】濡れ感 / 湿度 / 温熱的快不快感 / 自律性体温調節 / 皮膚交感神経活動 (他24件)
【概要】1.総括 今年度は新型コロナ感染症の伝搬のため多くの制限が生じた。特に、移動制限のため実験計画に変更の必要性が生じた。当初の計画を一部変更して以下の実験を遂行した。 2-1.蒸れ感覚にかかわる吸気湿度の関与の探索 人は環境の湿度上昇を察知し、蒸れていると表現する。しかし、この機序は明確ではない。吸気湿度および温度をコントロールした大気を吸入し、上気道内の温度と温湿度感覚の変化を測定した。蒸れ感と吸...
❏温熱的快適性の形成メカニズムの解析と衣服内環境評価への応用(25280101)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】脳機能画像 / 浸透圧 / 温度感覚 / 脱水 / 皮膚温度 (他33件)
【概要】①温熱的快不快感を実験的に再現する方法開発、②①を脳機能画像装置内で再現する方法開発と脳機能画像採取。温度分別感覚と温熱的快不快感は別の脳領域で処理されるという仮説検証。③運動や脱水時に見られる温熱不快感の変容のメカニズムを深部体温、皮膚温度の変化から解明することを目指した。①については体表の部分的な温度差を、水循環スーツ着用による体表皮膚温の上昇と下降と局所皮膚温刺激と例刺激の組み合わせによって...
【情報学】人間情報学:ぬれ感磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏湿度の感性、生理への影響の探索(19H01128)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】濡れ感 / 湿度 / 温熱的快不快感 / 自律性体温調節 / 皮膚交感神経活動 (他24件)
【概要】1.総括 今年度は新型コロナ感染症の伝搬のため多くの制限が生じた。特に、移動制限のため実験計画に変更の必要性が生じた。当初の計画を一部変更して以下の実験を遂行した。 2-1.蒸れ感覚にかかわる吸気湿度の関与の探索 人は環境の湿度上昇を察知し、蒸れていると表現する。しかし、この機序は明確ではない。吸気湿度および温度をコントロールした大気を吸入し、上気道内の温度と温湿度感覚の変化を測定した。蒸れ感と吸...
❏温熱的快適性の形成メカニズムの解析と衣服内環境評価への応用(25280101)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】脳機能画像 / 浸透圧 / 温度感覚 / 脱水 / 皮膚温度 (他33件)
【概要】①温熱的快不快感を実験的に再現する方法開発、②①を脳機能画像装置内で再現する方法開発と脳機能画像採取。温度分別感覚と温熱的快不快感は別の脳領域で処理されるという仮説検証。③運動や脱水時に見られる温熱不快感の変容のメカニズムを深部体温、皮膚温度の変化から解明することを目指した。①については体表の部分的な温度差を、水循環スーツ着用による体表皮膚温の上昇と下降と局所皮膚温刺激と例刺激の組み合わせによって...
【情報学】人間情報学:知覚磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏知覚は伝染するのか?:心理物理と脳情報デコーディングによる検証(17K18692)
【研究テーマ】心理学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 真介 東北大学, 学際科学フロンティア研究所, 助教 (90525578)
【キーワード】他者視点取得 / 心理物理 / 視覚心理 / 視覚 / fMRI (他8件)
【概要】本研究では「ヒトが他者の視知覚を推測する際には、自分自身の(脳内)初期視覚システムを使う」という仮説を心理物理実験により検証した。なお、検証には運動残効と呼ばれる現象を利用した。心理物理実験では、まず、「自分自身が運動刺激を見た後には、自分の見た運動刺激に応じて運動残効が起こる」ことを確認した。次に、「他者が見ている運動刺激を推測する課題において、他者の見た運動刺激に応じて運動残効が起こる」ことを...
❏局所的な圧迫が低強度な運動中の中枢神経活動に与える影響:機能的MRIによる研究(16500425)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】宝田 雄大 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 助教授 (70367093)
【キーワード】fMRI / 力の知覚 / 一次運動野 / 神経活動の相関現象 / 虚血 (他11件)
【概要】局所的な血流制限下で筋運動をおこなうと、その運動強度が筋力の向上や筋肥大を期待できないほどの低強度であっても、顕著な筋力と筋断面積の増加が引き起こされる。この大きな効果の要因には、局所的な圧迫に伴う筋内環境の悪化(代謝産物の蓄積や低酸素化)が引き起こす、(1)運動中の筋の活動レベルや運動後の(2)成長ホルモン及び(3)ノルアドレナリンの血中濃度の顕著な増加が挙げられる。これらの効果の要因には、内分...
【情報学】人間情報学:空間視磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏視覚情報へのマグニチュード理論の検証(20H01783)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】久方 瑠美 東京工業大学, 工学院, 助教 (30588950)
【キーワード】視覚 / 量推定 / 空間視 / 密度順応 / fMRI (他6件)
【概要】本年度は研究1「テクスチャ刺激への順応から引き起こされる知覚サイズ圧縮およびテクスチャ知覚に反応する脳部位の特定」のため、fMRI計測のパラメータを決定する予備実験を行った。用いられた順応刺激は、白と黒で定義される100個/9個のドットで構成されるテクスチャ刺激で、順応刺激提示時間は1秒とした。テスト刺激として、黒いエッジのみのサークル刺激と、49個のテクスチャ刺激を順応刺激が提示された視野に続け...
❏視覚系の空間推定処理に関する神経基盤(18K18341)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】久方 瑠美 東京工業大学, 工学院, 助教 (30588950)
【キーワード】空間知覚 / 密度順応 / 視覚情報処理 / 実験心理学 / 空間視 (他7件)
【概要】われわれの視覚系の主な目的は「何が」「どこに」あるかを視覚情報から認識することである。申請者は最近、高密度のテクスチャに順応するとその後に呈示される物体間の距離や刺激のサイズの見えが縮小することを発見した。本研究では、この現象について、磁気共鳴機能画像法および行動実験を用いて密度-距離順応に関与する脳部位を特定・検討することを目的とした。研究1のfMRI計測実験ではRapid event-rela...
【情報学】人間情報学:空間知覚磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏視覚情報へのマグニチュード理論の検証(20H01783)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】久方 瑠美 東京工業大学, 工学院, 助教 (30588950)
【キーワード】視覚 / 量推定 / 空間視 / 密度順応 / fMRI (他6件)
【概要】本年度は研究1「テクスチャ刺激への順応から引き起こされる知覚サイズ圧縮およびテクスチャ知覚に反応する脳部位の特定」のため、fMRI計測のパラメータを決定する予備実験を行った。用いられた順応刺激は、白と黒で定義される100個/9個のドットで構成されるテクスチャ刺激で、順応刺激提示時間は1秒とした。テスト刺激として、黒いエッジのみのサークル刺激と、49個のテクスチャ刺激を順応刺激が提示された視野に続け...
❏視覚系の空間推定処理に関する神経基盤(18K18341)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】久方 瑠美 東京工業大学, 工学院, 助教 (30588950)
【キーワード】空間知覚 / 密度順応 / 視覚情報処理 / 実験心理学 / 空間視 (他7件)
【概要】われわれの視覚系の主な目的は「何が」「どこに」あるかを視覚情報から認識することである。申請者は最近、高密度のテクスチャに順応するとその後に呈示される物体間の距離や刺激のサイズの見えが縮小することを発見した。本研究では、この現象について、磁気共鳴機能画像法および行動実験を用いて密度-距離順応に関与する脳部位を特定・検討することを目的とした。研究1のfMRI計測実験ではRapid event-rela...
【情報学】人間情報学:認知脳科学磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏外国語運用能力の熟達化に伴う言語情報処理の自動化プロセスの解明(21242013)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】横川 博一 神戸大学, 国際コミュニケーションセンター, 教授 (50340427)
【キーワード】自動化 / 文理解 / 文産出 / 統語処理 / fMRI (他21件)
【概要】本研究は,外国語学習者の外国語運用能力が熟達化するにつれて,言語情報処理プロセスがどう変容するのかについて,心理言語学的行動実験,脳神経科学実験の結果に基づき,明らかにしたものである。 主な知見は,以下の通りである。(1)日本人英語学習者は、統語処理が自動化しておらず、その処理に限りあるワーキングメモリ容量の大半を消費してしまうため、保持機能に容量を回せないこと、英語習熟度は統語処理の自動性の度合...
❏動詞の項構造、統語構造と基本語順の関する認知脳科学的研究(16520226)
【研究テーマ】言語学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】小泉 政利 東北大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (10275597)
【キーワード】三項動詞 / 項構造 / 統語構造 / 語順 / fMRI (他9件)
【概要】本研究の目的は、日本語の三項動詞文を、理論言語学、文解析、脳機能イメージング、および言語獲得の4つの観点から多角的かつ総合的に研究することによって、三項動詞文の基本語順と統語構造を解明することであった。 多くの言語で三項動詞文の2つの目的語の統語構造上の位置関係がハッキリせず、項構造と統語構造との対応関係の研究にとって大きな障害となっている。述語の項が文の中で統語構造上どのような位置に実現するかは...
【情報学】人間情報学:感情磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏精神性立毛反応の生起に関わる神経基盤の解明(21K12101)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】片平 建史 早稲田大学, 文学学術院, 准教授 (40642129)
【キーワード】立毛 / 鳥肌 / 随意的立毛 / 脳機能計測 / 自律神経系 (他8件)
【概要】2021年度は、当初計画における【研究項目①:VGP能力保持者の選定】を実施するとともに、【研究項目②:VGPの脳機能計測による精神性立毛の神経基盤の解明】を実施するための予備的な検討と環境構築を行った。 【研究項目①:VGP能力保持者の選定】については、随意的に立毛を生起できる能力(Voluntary generated piloerection: VGP)を有した個人を特定するためのweb調査...
❏信念の形成における内受容感覚の役割(23700318)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011
【研究代表者】寺澤 悠理 慶應義塾大学, 文学部, 講師 (30585790)
【キーワード】内受容感覚 / 感情 / 不安 / アレキシサイミア / fMRI
【概要】身体内部状態の受容によって生じる感覚は内受容感覚(interoception)と呼ばれている。近年、その処理過程と神経基盤を明らかにすることによって、心と脳・身体はどのように認知活動を支えているのかを解明しようとする試みが行われている。本研究では、このような背景に基づき、認知機能の中でも重要な「信念の形成」に内受容感覚が及ぼす影響を検討し、その役割を理解することを目的とした。 本年度は第一に、個人...
❏神経科学を考慮した仮想市場法の理論構築と調査手法の改善(21330052)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】肥田野 登 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (90111658)
【キーワード】環境経済学 / CVM / warm glow / superiority illusion / nuroscience (他14件)
【概要】本研究は仮想市場法(CVM)の問題点を克服する理論の構築と改善を目的に、特に神経科学の知見を考慮した分析を行った。これまでのCVMなどの表明選好法の主要な問題点は仮想性の存在とincentive compatibility(誘因両立性)の困難性にあった。仮想性は表明選好法に特有な問題で、これを減らす方法として、調査結果が少なくとも現実社会に影響を与えるようにする、あるいは表明時点になるべく現実の意...
【情報学】人間情報学:文理解磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏文理解の脳fMRI反応を予測する統合神経意味計算モデルの構築(19K12727)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】赤間 啓之 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (60242301)
【キーワード】文理解 / 脳科学 / fMRI / 計算神経言語学 / 機能的連結性 (他7件)
【概要】本研究のテーマである、機能的連結性データの機械学習・深層学習に関しては、多くの数の論文が完成、出版された。このうちIF付き国際学術論文(査読付き)に絞ると、以下のようになる。Naoki Okamoto, Hiroyuki Akama, 2021. doi:https://doi.org/10.3389/fninf.2021.709179 本研究では、深層ニューラルネットワークの一種であるInvar...
❏運動領域の活性化に着目した英語語彙習得促進の手法開発と評価(26370635)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】鈴木 明夫 東洋大学, 経営学部, 准教授 (00406373)
【キーワード】外国語理解 / 言語の身体性 / fMRI / 授業実験 / 行動実験 (他11件)
【概要】研究の目的は、行為経験と運動領域の脳活性化に焦点を当てた英語教授法の開発アプローチを検証することと、英語教授法を開発することであった。刺激文調査、2つの行動実験、fMRI実験、およびクラス実験について報告した。 授業実験では、行動経験が英語前置詞の理解を促進するか検証したが、仮説は支持されなかった。 行動実験では、英文を理解することが知覚運動シミュレーションを引き出すこと、およびそのシミュレーショ...
❏外国語運用能力の熟達化に伴う言語情報処理の自動化プロセスの解明(21242013)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】横川 博一 神戸大学, 国際コミュニケーションセンター, 教授 (50340427)
【キーワード】自動化 / 文理解 / 文産出 / 統語処理 / fMRI (他21件)
【概要】本研究は,外国語学習者の外国語運用能力が熟達化するにつれて,言語情報処理プロセスがどう変容するのかについて,心理言語学的行動実験,脳神経科学実験の結果に基づき,明らかにしたものである。 主な知見は,以下の通りである。(1)日本人英語学習者は、統語処理が自動化しておらず、その処理に限りあるワーキングメモリ容量の大半を消費してしまうため、保持機能に容量を回せないこと、英語習熟度は統語処理の自動性の度合...
【情報学】人間情報学:心の理論磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏教育脳の脳神経学的・行動遺伝学的研究(17K18669)
【研究テーマ】教育学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2021-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】教育学習 / 個体学習 / 観察学習 / 脳神経活動 / fMRI (他13件)
【概要】本研究は教育学を生物学に位置づけ、「進化教育学」という新たな分野を開拓することを目指し、「教育学習」というヒトに顕著な学習様式が、ヒト以外の動物も行なう「個体学習」や「観察学習」とは異なる独特な脳活動によることを、fMRIによる実験課題によって示すことを目的とし、指運動学習を自分のペースで行う「個体学習」、見本を観察して行う「観察学習」、教師が指導する「教育学習」の三学習条件で実施し、脳活動の差異...
❏社会的コンテクストの中での協調及び利他的行動の認知神経基盤(15K12987)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】加藤 淳子 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 教授 (00251314)
【キーワード】福祉国家 / 平等 / fMRI / 心の理論 / 報酬系 (他14件)
【概要】再分配における平等の問題は、福祉国家研究のみならず、哲学や思想などでも重要課題である一方で、その背後にある動機付けや心理過程については、直接のデータをもって分析されることはなかった。本研究は、福祉国家の所得階層構造(高中低所得層)を踏まえ実際の再分配の問題を考えるため、仮想社会における再分配ルール決定の際の参加者の脳の活動をfMRIで計測することで、平等をめぐる心理過程の解明した論文を自然科学英文...
❏教育脳を探る―「教育による学習」をつかさどる脳神経基盤に関する研究(26590150)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】教育 / 進化 / fMRI / 個体学習 / 観察学習 (他16件)
【概要】教育学習は個体学習、観察学習とは異なる進化的に獲得されたヒトに顕著な学習様式と考えられ、それに対応する特殊な脳活動があることが予想される。本研究では、指運動の系列の記憶と再生を、個体・観察・教育の3学習条件で実行している際の脳活動をfMRIによって把握することを目的とした。 予備実験の段階として、課題の検討と開発を経て、個体と観察学習の脳活動の指運動データを収集した。その結果、個体学習では視覚野、...
【情報学】人間情報学:心理物理学磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏知覚は伝染するのか?:心理物理と脳情報デコーディングによる検証(17K18692)
【研究テーマ】心理学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 真介 東北大学, 学際科学フロンティア研究所, 助教 (90525578)
【キーワード】他者視点取得 / 心理物理 / 視覚心理 / 視覚 / fMRI (他8件)
【概要】本研究では「ヒトが他者の視知覚を推測する際には、自分自身の(脳内)初期視覚システムを使う」という仮説を心理物理実験により検証した。なお、検証には運動残効と呼ばれる現象を利用した。心理物理実験では、まず、「自分自身が運動刺激を見た後には、自分の見た運動刺激に応じて運動残効が起こる」ことを確認した。次に、「他者が見ている運動刺激を推測する課題において、他者の見た運動刺激に応じて運動残効が起こる」ことを...
❏運動視に関する大脳視覚野の構造と機能の研究(20330149)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】蘆田 宏 (盧田 宏) 京都大学, 文学研究科, 准教授 (20293847)
【キーワード】感覚・知覚 / 視覚 / fMRI / 脳機能画像 / 運動視 (他9件)
【概要】機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて、運動視に関連する大脳領野について調べた。まず、静止画が動いて見える錯視図形に対する運動関連応答測定により、運動視に関わる処理経路の関与が明らかになった。次に、マルチボクセル解析を用いて運動視関連領野を再定義する試みを行い、最終結果には至らないものの手法の将来性の評価など一定の成果を得た。また、高次運動視領野と自己運動感について今後の指針となる結果を得た。...
【情報学】人間情報学:運動主体感磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏主体感の探索と利用:その行動メカニズム、神経基盤、および数理モデル(21H03780)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】温 文 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (50646601)
【キーワード】運動主体感 / 探索 / 利用 / fMRI / 統合失調症
【概要】
❏運動主体感に対するメタ認知及びその神経基盤(19K20642)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】温 文 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (50646601)
【キーワード】運動主体感 / 運動制御 / メタ認知 / 認知神経科学 / 意識 (他8件)
【概要】本研究は運動主体感に対するメタ認知、すなわち、「自分が制御している」という主観的な感覚に対してどのぐらい確信を持つのかという認識を研究テーマとし、運動主体感のメタ認知の行動レベルの特徴を解明し、さらにその神経基盤を解明することを目的とした。本研究は行動実験及び認知神経科学の手法を用いた。実験参加者が画面上の物体を制御する際に、制御した物体を検出する際の自信と問うことによって、正しい判断に対して高い...
【情報学】人間情報学:視線計測磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏認知神経科学に基づく聴覚障害者の社会的コミュニケーション能力育成プログラムの開発(24300279)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】生田目 美紀 筑波技術大学, 産業技術学部, 教授 (20320624)
【キーワード】聴覚障害者 / 認知神経科学 / fMRI / 社会的コミュニケーション / 補助教材 (他9件)
【概要】聴覚障害者は,会話の内容だけでなく声のニュアンスや集団が発する雰囲気的な環境音等々の入手が困難なため,社会的認知活動にズレが生じてしまう場合がある。そのズレを機能的磁気共鳴映像法(fMRI)と眼球運動測定法等を用いた科学的アプローチによって解明した。聴覚障害者は視覚機能優位に処理していると言われていたが,音韻化を使い処理しているという結果を受け,社会的コミュニケーションスキルを向上させる音韻化教育...
❏認知科学的アプローチによる聴覚障害者教育プログラムの開発と効果測定の基盤研究(21300301)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】生田目 美紀 筑波技術大学, 産業技術学部, 教授 (20320624)
【キーワード】聴覚障害者 / 教材開発 / 視線計測 / 脳機能計測(fMRI) / 知覚メカニズム (他15件)
【概要】聴覚障害者にとって効果的な教育プログラムを開発するために,聴覚障害者の認知活動について科学的に解明した。具体的な研究方法として,言語処理メカニズムを解明するためのfMRI実験,聴覚障害者の視覚的注意を解明するための行動実験,聴覚障害者の顔認知ストラテジーを知るための心理物理実験,他者の認知プロセスにおける影響の有無に関する行動実験を行い,認知科学的に結果を分析した。聴覚障害者の認知特性をふまえたe...
【情報学】人間情報学:密度順応磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏視覚情報へのマグニチュード理論の検証(20H01783)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】久方 瑠美 東京工業大学, 工学院, 助教 (30588950)
【キーワード】視覚 / 量推定 / 空間視 / 密度順応 / fMRI (他6件)
【概要】本年度は研究1「テクスチャ刺激への順応から引き起こされる知覚サイズ圧縮およびテクスチャ知覚に反応する脳部位の特定」のため、fMRI計測のパラメータを決定する予備実験を行った。用いられた順応刺激は、白と黒で定義される100個/9個のドットで構成されるテクスチャ刺激で、順応刺激提示時間は1秒とした。テスト刺激として、黒いエッジのみのサークル刺激と、49個のテクスチャ刺激を順応刺激が提示された視野に続け...
❏視覚系の空間推定処理に関する神経基盤(18K18341)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】久方 瑠美 東京工業大学, 工学院, 助教 (30588950)
【キーワード】空間知覚 / 密度順応 / 視覚情報処理 / 実験心理学 / 空間視 (他7件)
【概要】われわれの視覚系の主な目的は「何が」「どこに」あるかを視覚情報から認識することである。申請者は最近、高密度のテクスチャに順応するとその後に呈示される物体間の距離や刺激のサイズの見えが縮小することを発見した。本研究では、この現象について、磁気共鳴機能画像法および行動実験を用いて密度-距離順応に関与する脳部位を特定・検討することを目的とした。研究1のfMRI計測実験ではRapid event-rela...
【情報学】人間情報学:統語処理磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏外国語運用能力の熟達化に伴う言語情報処理の自動化プロセスの解明(21242013)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】横川 博一 神戸大学, 国際コミュニケーションセンター, 教授 (50340427)
【キーワード】自動化 / 文理解 / 文産出 / 統語処理 / fMRI (他21件)
【概要】本研究は,外国語学習者の外国語運用能力が熟達化するにつれて,言語情報処理プロセスがどう変容するのかについて,心理言語学的行動実験,脳神経科学実験の結果に基づき,明らかにしたものである。 主な知見は,以下の通りである。(1)日本人英語学習者は、統語処理が自動化しておらず、その処理に限りあるワーキングメモリ容量の大半を消費してしまうため、保持機能に容量を回せないこと、英語習熟度は統語処理の自動性の度合...
❏統語処理と音韻処理を統合する発話生成文法の研究(14510610)
【研究テーマ】言語学・音声学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】吉本 啓 東北大学, 高等教育開発推進センター, 教授 (50282017)
【キーワード】文解析 / パーザ / HPSG / Dynamic Syntax / 神経言語学 (他14件)
【概要】コンピュータ言語学および形式文法の立場から、文の意味から音声発話にいたるまでの意味論、統語論、形態論、音韻論の各部門の相互関係を明確にモデル化することを目的として、主としてそれが逐次的な文処理とどのように関係するかという問題を取り上げて考察した。研究を進めるにつれ、脳波計測(事象関連電位)および機能的磁気イメージング法(fMRI)を用いた、いわゆる非侵襲的手段による文処理時の脳活動の観測およびその...
【情報学】情報学フロンティア:探索磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏主体感の探索と利用:その行動メカニズム、神経基盤、および数理モデル(21H03780)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】温 文 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (50646601)
【キーワード】運動主体感 / 探索 / 利用 / fMRI / 統合失調症
【概要】
❏大規模生体データを用いたAIによる個人・集団レベルの創造性に関する実証研究(19H00597)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】原田 勉 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (20294192)
【キーワード】創造性 / 洞察問題解決 / 計算論的アプローチ / fMRI / イノベーション (他17件)
【概要】2021年度は、主に2つの実験を実施した。第一に、神戸大学の学部学生を対象とした大規模実験を実施した。具体的には、2020年度と同様、Psytoolkitでプログラムした心理実験(2腕バンディット)を、個人、ダイアド(2名のグループ)、トライアド(3名のグループ)に対して実施した。それに加え、今年度はAUT(alternative use test)テストを実施した。これは拡散思考、創造性を測定す...
❏生成生物言語学に基づくヒトの言語能力の設計・発達・進化の統合的研究(23242025)
【研究テーマ】英語学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】藤田 耕司 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (00173427)
【キーワード】併合 / 回帰性 / 構造依存性 / ブローカ野 / 内心性 (他24件)
【概要】本研究は、生成文法の最新の展開を理論的基盤とした人間言語の生物言語学的研究を推進し、言語の設計・発達・進化についての新たな知見を提供した。 設計に関しては、基本統語演算操作MergeとSearchの形式的特性およびその神経基盤を明らかにした。発達に関しては、第一・第二言語獲得におけるパラメータ設定と脳機能の関係を発見した。またブローカ野内BA44とBA45のMergeに関する選択的機能を明らかにし...
【情報学】情報学フロンティア:複雑ネットワーク磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏fMRI・機械学習・形態測定学を融合した言語学習脳の構造的・機能的変化予測モデル(26330246)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】赤間 啓之 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (60242301)
【キーワード】脳 / 言語 / fMRI / 機械学習 / 複雑ネットワーク (他10件)
【概要】本研究では、心や脳が概念をどう処理するかを解明するニューロイメージングにおいて、神経的・認知的状態判別のための機械学習法(MVPA)を意味処理、言語切替に適用した研究を行った。特に、fMRI実験にあたり、各個人が持つそれぞれが個性的で特異な意味空間のモデリングを行う総合的なアプローチが重要であると言う観点から、レビュー論文をBehaviormetrika誌に発表した。またPLoS ONE論文では、...
❏脳fMRI研究・機械学習・複雑ネットワークを融合した計算神経グラフ言語学の試み(23500171)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】赤間 啓之 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (60242301)
【キーワード】脳科学 / fMRI / 機械学習 / 複雑ネットワーク / 自然言語処理 (他11件)
【概要】本研究ではfMRI実験を行い、言語の連想タスクを行っている脳画像データを統計解析し、特に機械学習の方法(MVPA)を用いて、実験参加者の各時点での思考を分類し、予測するモデルを立てた。特に実験参加者間での予測モデルの精度劣化という問題を解決するため、データの時空間双方に亘る事後分析を行い、意味認知をめぐって、独自の素性選択法を提唱することにより、集団レベルでのMVPAの精度を向上させた。そのほか、...
【情報学】情報学フロンティア:機械学習磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏文理解の脳fMRI反応を予測する統合神経意味計算モデルの構築(19K12727)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】赤間 啓之 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (60242301)
【キーワード】文理解 / 脳科学 / fMRI / 計算神経言語学 / 機能的連結性 (他7件)
【概要】本研究のテーマである、機能的連結性データの機械学習・深層学習に関しては、多くの数の論文が完成、出版された。このうちIF付き国際学術論文(査読付き)に絞ると、以下のようになる。Naoki Okamoto, Hiroyuki Akama, 2021. doi:https://doi.org/10.3389/fninf.2021.709179 本研究では、深層ニューラルネットワークの一種であるInvar...
❏fMRI・機械学習・形態測定学を融合した言語学習脳の構造的・機能的変化予測モデル(26330246)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】赤間 啓之 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (60242301)
【キーワード】脳 / 言語 / fMRI / 機械学習 / 複雑ネットワーク (他10件)
【概要】本研究では、心や脳が概念をどう処理するかを解明するニューロイメージングにおいて、神経的・認知的状態判別のための機械学習法(MVPA)を意味処理、言語切替に適用した研究を行った。特に、fMRI実験にあたり、各個人が持つそれぞれが個性的で特異な意味空間のモデリングを行う総合的なアプローチが重要であると言う観点から、レビュー論文をBehaviormetrika誌に発表した。またPLoS ONE論文では、...
❏脳fMRI研究・機械学習・複雑ネットワークを融合した計算神経グラフ言語学の試み(23500171)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】赤間 啓之 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (60242301)
【キーワード】脳科学 / fMRI / 機械学習 / 複雑ネットワーク / 自然言語処理 (他11件)
【概要】本研究ではfMRI実験を行い、言語の連想タスクを行っている脳画像データを統計解析し、特に機械学習の方法(MVPA)を用いて、実験参加者の各時点での思考を分類し、予測するモデルを立てた。特に実験参加者間での予測モデルの精度劣化という問題を解決するため、データの時空間双方に亘る事後分析を行い、意味認知をめぐって、独自の素性選択法を提唱することにより、集団レベルでのMVPAの精度を向上させた。そのほか、...
【情報学】情報学フロンティア:深層学習磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏文理解の脳fMRI反応を予測する統合神経意味計算モデルの構築(19K12727)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】赤間 啓之 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (60242301)
【キーワード】文理解 / 脳科学 / fMRI / 計算神経言語学 / 機能的連結性 (他7件)
【概要】本研究のテーマである、機能的連結性データの機械学習・深層学習に関しては、多くの数の論文が完成、出版された。このうちIF付き国際学術論文(査読付き)に絞ると、以下のようになる。Naoki Okamoto, Hiroyuki Akama, 2021. doi:https://doi.org/10.3389/fninf.2021.709179 本研究では、深層ニューラルネットワークの一種であるInvar...
❏深層学習を応用した全脳を対象とする神経活動伝播経路の解明(15KT0111)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-07-10 - 2018-03-31
【研究代表者】高田 則雄 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (50415212)
【キーワード】深層学習 / マウス / fMRI / 光遺伝学 / 経路推定 (他9件)
【概要】脳の活動伝搬経路を、全脳の神経活動から推測し、伝播経路に規則や特徴が存在するか解明することを本研究では試みた。具体的には脳活動の開始部位と終着部位とが明確な場合に、その間の脳回路を神経活動が並列にあるいは直列に伝播するのかといった伝搬経路の性質を明らかにすることを目指した。このためにfMRI計測データ(麻酔下マウスの海馬を光遺伝学的に刺激した時の応答を計測したデータ;Takata et al. 2...
【情報学】情報学フロンティア:自然言語処理磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏理論・モデル・実験を統合した言語の神経基盤の解明(19H01256)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】太田 真理 九州大学, 人文科学研究院, 講師 (20750045)
【キーワード】言語 / 言語脳科学 / 理論言語学 / 自然言語処理 / 形態統語論 (他8件)
【概要】2020年度は以下の研究を実施した。① 語に対する脳波実験:日本語話者40名に対して、複数の形態素を含む語の処理を行う際の脳波を計測する実験を行った。言語処理で観察される事象関連電位N400の振幅が、形態素の情報へのアクセスや形態素の意味を統合する処理を反映して変化することを明らかにした。② 文に対する脳波実験:日本語話者各20名に対して、日本語の文を視覚提示と聴覚提示した場合の脳波を計測・比較す...
❏脳fMRI研究・機械学習・複雑ネットワークを融合した計算神経グラフ言語学の試み(23500171)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】赤間 啓之 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (60242301)
【キーワード】脳科学 / fMRI / 機械学習 / 複雑ネットワーク / 自然言語処理 (他11件)
【概要】本研究ではfMRI実験を行い、言語の連想タスクを行っている脳画像データを統計解析し、特に機械学習の方法(MVPA)を用いて、実験参加者の各時点での思考を分類し、予測するモデルを立てた。特に実験参加者間での予測モデルの精度劣化という問題を解決するため、データの時空間双方に亘る事後分析を行い、意味認知をめぐって、独自の素性選択法を提唱することにより、集団レベルでのMVPAの精度を向上させた。そのほか、...
【情報学】情報学フロンティア:ネットワーク磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏ダイナミクスを考慮するfMRIネットワーク解析開発と臨床応用(18K07707)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】雨宮 史織 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90631135)
【キーワード】fMRI / perfusion / neurovascular coupling / 灌流画像法 / 自発性神経活動 (他8件)
【概要】巨視的神経回路の情報動態解析および異常の定量から新規バイオマーカーを得ること、又、その連携・相互作用を司る機構を明らかにすることを目指し、引き続き安静時fMRI解析法の開発を進めた。これまでの研究に引き続き、安静時fMRIの全脳性信号および局在性信号の動態解析を行った。具体的には、ヒト安静時fMRIにおける全脳広汎性の信号とresting state networksと呼ばれる大域的ネットワークの...
❏MRI神経ネットワーク解析のてんかん診断への応用(15K19773)
【研究テーマ】放射線科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】雨宮 史織 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90631135)
【キーワード】fMRI / network / ネットワーク / てんかん
【概要】疾患特異的な異常神経活動同定のためのfMRI解析法開発を目指した。まずBOLD信号および血行動態の時空間分布の比較より自発的神経活動にはいわゆるresting-state network(RSN)と呼ばれる局所同期性活動に加え、全脳性活動が複数存在する事を示した(Amemiya et al. Neuroimage 2016)。さらにネットワーク間相互作用の基盤を理解するため、両成分を離・同定する解...
【複合領域】科学教育・教育工学:授業実験磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏fMRIと認知実験によるアクティブラーニングの客観的な教育効果比較とモデル化(15K12425)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】粟津 俊二 実践女子大学, 人間社会学部, 教授 (00342684)
【キーワード】アクティブラーニング / 効果測定 / fMRI / 振り返り / 能動的学修 (他13件)
【概要】本研究は、ALの効果測定方法の開発および教育効果の発現に至る因果関係をモデル化することが目的であった。しかし、ALという教育方法の特性上、学習者が経験する事柄は、たとえ同一教材、同一授業であっても同じではなく、学修者によって異なる。どのような授業や活動をするかだけでなく、その中で学修者が真に主体的な活動をしているかどうかや、その活動をどのように解釈し、学んだかが重要であることを示唆している。そこで...
❏運動領域の活性化に着目した英語語彙習得促進の手法開発と評価(26370635)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】鈴木 明夫 東洋大学, 経営学部, 准教授 (00406373)
【キーワード】外国語理解 / 言語の身体性 / fMRI / 授業実験 / 行動実験 (他11件)
【概要】研究の目的は、行為経験と運動領域の脳活性化に焦点を当てた英語教授法の開発アプローチを検証することと、英語教授法を開発することであった。刺激文調査、2つの行動実験、fMRI実験、およびクラス実験について報告した。 授業実験では、行動経験が英語前置詞の理解を促進するか検証したが、仮説は支持されなかった。 行動実験では、英文を理解することが知覚運動シミュレーションを引き出すこと、およびそのシミュレーショ...
【複合領域】科学教育・教育工学:学習効果磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏fMRIと認知実験によるアクティブラーニングの客観的な教育効果比較とモデル化(15K12425)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】粟津 俊二 実践女子大学, 人間社会学部, 教授 (00342684)
【キーワード】アクティブラーニング / 効果測定 / fMRI / 振り返り / 能動的学修 (他13件)
【概要】本研究は、ALの効果測定方法の開発および教育効果の発現に至る因果関係をモデル化することが目的であった。しかし、ALという教育方法の特性上、学習者が経験する事柄は、たとえ同一教材、同一授業であっても同じではなく、学修者によって異なる。どのような授業や活動をするかだけでなく、その中で学修者が真に主体的な活動をしているかどうかや、その活動をどのように解釈し、学んだかが重要であることを示唆している。そこで...
❏日本人英語学習者の脳内メカニズムに関する理論的・実証的研究-敏感期以降の言語計算システムの解明-(17520274)
【研究テーマ】言語学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】遊佐 典昭 宮城学院女子大学, 学芸学部, 教授 (40182670)
【キーワード】敏感期 / 生成文法 / fMRI / 学習効果 / 第二言語獲得の論理的問題 (他11件)
【概要】本研究は、敏感期以降に英語を習得した日本人英語学習の、文生成と文処理の脳内メカニズムを、生成文法理論と脳機能イメージング研究が連携しながら、解明することを目的とした。 H17度は、「第二言語獲得における論理的問題(logical problem of second language acquisition)」を、日本人英語学習者を被験者として実験を行った。一ヶ月間の教授(トレーニング)を受けた大人...
【複合領域】科学教育・教育工学:聴覚障害者磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏認知神経科学に基づく聴覚障害者の社会的コミュニケーション能力育成プログラムの開発(24300279)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】生田目 美紀 筑波技術大学, 産業技術学部, 教授 (20320624)
【キーワード】聴覚障害者 / 認知神経科学 / fMRI / 社会的コミュニケーション / 補助教材 (他9件)
【概要】聴覚障害者は,会話の内容だけでなく声のニュアンスや集団が発する雰囲気的な環境音等々の入手が困難なため,社会的認知活動にズレが生じてしまう場合がある。そのズレを機能的磁気共鳴映像法(fMRI)と眼球運動測定法等を用いた科学的アプローチによって解明した。聴覚障害者は視覚機能優位に処理していると言われていたが,音韻化を使い処理しているという結果を受け,社会的コミュニケーションスキルを向上させる音韻化教育...
❏認知科学的アプローチによる聴覚障害者教育プログラムの開発と効果測定の基盤研究(21300301)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】生田目 美紀 筑波技術大学, 産業技術学部, 教授 (20320624)
【キーワード】聴覚障害者 / 教材開発 / 視線計測 / 脳機能計測(fMRI) / 知覚メカニズム (他15件)
【概要】聴覚障害者にとって効果的な教育プログラムを開発するために,聴覚障害者の認知活動について科学的に解明した。具体的な研究方法として,言語処理メカニズムを解明するためのfMRI実験,聴覚障害者の視覚的注意を解明するための行動実験,聴覚障害者の顔認知ストラテジーを知るための心理物理実験,他者の認知プロセスにおける影響の有無に関する行動実験を行い,認知科学的に結果を分析した。聴覚障害者の認知特性をふまえたe...
【複合領域】科学教育・教育工学:顔認知磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏新しい錯視群の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析の手法を用いて―(22243044)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 文学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 運動視 / 色 / 静止画が動いて見える錯視 / fMRI (他20件)
【概要】錯視を総合的に研究した。脳機能画像法研究においては、fMRI順応法を用いて「蛇の回転」錯視の神経基盤を検討した。その結果、これまではMT野のみであった錯視運動への応答を、V1野においても明らかにした。数理解析研究においては、歪同心円錯視を単純かざぐるまフレームレットを用いて解析し、その錯視の構造を明らかにした。実験心理学的研究としては、新しい錯視を数多く報告した。中でも、色に依存した静止画が動いて...
❏認知科学的アプローチによる聴覚障害者教育プログラムの開発と効果測定の基盤研究(21300301)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】生田目 美紀 筑波技術大学, 産業技術学部, 教授 (20320624)
【キーワード】聴覚障害者 / 教材開発 / 視線計測 / 脳機能計測(fMRI) / 知覚メカニズム (他15件)
【概要】聴覚障害者にとって効果的な教育プログラムを開発するために,聴覚障害者の認知活動について科学的に解明した。具体的な研究方法として,言語処理メカニズムを解明するためのfMRI実験,聴覚障害者の視覚的注意を解明するための行動実験,聴覚障害者の顔認知ストラテジーを知るための心理物理実験,他者の認知プロセスにおける影響の有無に関する行動実験を行い,認知科学的に結果を分析した。聴覚障害者の認知特性をふまえたe...
【複合領域】健康・スポーツ科学:帯状回磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏運動処方への初期応答による高齢者の分類法の確立(15H03104)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中井 敏晴 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 神経情報画像開発研究室, 室長 (30344170)
【キーワード】加齢 / 運動処方 / 脳機能計測 / fMRI / 帯状回 (他8件)
【概要】fMRIを用いて高齢者に対する介入開始4週間後に運動処方の効果予測を行ない、運動処方の長期的効果を反映する脳活動指標を探索した。何れも前部帯状回の安静時脳活動が有力な指標候補と考えられた。認知負荷への応答特性を高精度で抽出するためのNeurofeedback fMRIを開発し年齢群間比較を行なったところ、若年者では後部帯状回と視覚野群の活動が脱賦活化されるが高齢者ではこの傾向は見られず、認知処理の...
❏神経障害性疼痛に関連する情動異常の脳内発現機序と疼痛増悪機序の解明(21390434)
【研究テーマ】麻酔・蘇生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】真下 節 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (10110785)
【キーワード】神経障害性疼痛 / 情動異常 / α2Aアドレノ受容体 / モルヒネ耐性 / セロトニン2C受容体 (他21件)
【概要】神経障害性疼痛モデルマウスでは疼痛出現後しばらくしてうつなどの情動異常が発症するが、うつ行動の発現にはα2Aアドレノ受容体が深く関与していることを明らかにした。さらに、モルヒネ耐性マウスではデクスメデトミジンの鎮痛効果が増強し、後根神経節のα2A、α2Cアドレノ受容体mRNAの発現増加がみられた。また、神経障害性疼痛モデルラットでは、セロトニン2C受容体のRNA編集が起こり、受容体作動薬の疼痛軽減...
【複合領域】健康・スポーツ科学:頭頂葉磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏狂犬病ウイルスを用いた網膜神経節細胞と大脳視覚領域との多シナプス性構造基盤の解明(国際共同研究強化)(15KK0333)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2018
【研究代表者】澤村 裕正 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (70444081)
【キーワード】磁気共鳴機能画像法 / fMRI / 頭頂葉 / 視覚認知 / 神経科学
【概要】本研究では高次視覚情報処理機構の機能的・解剖学的構造基盤の一端を明らかにすることを目標として、動画で構成された視覚刺激を提示した際の脳活動をヒト機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて測定し、頭頂葉を中心としたニューロンネットワークの研究を行った。視覚刺激に含まれる要素のうち、対象物を動かす動作を観察した際には頭頂葉のphAIPと呼ばれる領域が、動作回数に注目した場合には隣接するNPC3と呼ばれる...
❏運動試技の観察・予測時における大脳‐小脳機能連関と言葉によるコーチングの神経基盤(22650140)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (90252725)
【キーワード】小脳 / 運動スキル / 予測 / コーチング / 走り高跳び (他11件)
【概要】身体運動の表象には大脳皮質頭頂連合野、運動前野、さらに小脳皮質などが関与していると考えられているが、この表象に関わる神経基盤は自己および他者の動作の予測においても重要な役割を果たしていると推測されている。本研究においては、走り高跳び競技に着目し、あらかじめ撮影した自分や他人の試技を見た際の脳活動に関して機能的核磁気共鳴画像法を用いて解析した結果、小脳皮質に脳血流量の顕著な増加が観察され、また、指導...
【複合領域】健康・スポーツ科学:イメージ磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏メンタルトレーニグは脳の「どこ」に「どのように」利くのか(14701017)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】小谷 泰則 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助手 (40240759)
【キーワード】メンタルトレーニング / 脳波 / fMRI / 事象関連電位 / イメージ (他8件)
【概要】本研究では、メンタルトレーニングによって脳のどこがどのように活動していくか空間分解能に優れたfMRIと時間分解能に優れた事象関連電位(ERP)と呼ばれる脳波を用いて調べることを目的としている。平成14年度までは、メンタルトレーニングの要素であるサイキアップトレーニングのメカニズムを明らかにするために、「動機づけ」について実験を行った。平成15年度は、横断的実験を行い、スポーツ経験者群と非スポーツ経...
❏視覚性図形学習による霊長類下部側頭葉での機能コラムの形成:光計測法による研究(13780628)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】大木 研一 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (50332622)
【キーワード】記憶 / 現実監視 / 情報源記憶 / エビソード記憶 / 想起 (他14件)
【概要】我々は、知覚した外界の事象のみならず、我々自身が考えた事象も記憶することができる。知覚された外界の事象も、我々自身が考えた事象も、両者とも脳内に記憶を生成すると考えられるが、我々は後になって、それが実際に起こった外界の事象であったのか、単に我々が考えた事象であったのかを区別することができる。この能力は現実監視(reality monitoring)と呼ばれている。この区別にはどのような手がかりが使...
【複合領域】健康・スポーツ科学:運動処方磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏ニューロフィードバック制御型の神経結合動態計測による認知過誤リスク推定の研究(19H04025)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中井 敏晴 大阪大学, 歯学研究科, 招へい教授 (30344170)
【キーワード】ニューロフィードバック / fMRI / BMI / 運動処方 / 加齢 (他12件)
【概要】本研究ではNF-fMRIに小型ヒューマノイドを用いたBMIを開発し、加齢による認知機能予備能力の変化や其の頑強性を推定する指標を開発した。NF-fMRIの動態解析により加齢による脳活動領域拡大は課題遂行内容に基づく脳活動パタンの判別に有効な情報量を増やす効果が認められ高齢者でもNF訓練が有効であること、判別結果をより安定化させる事等が判明した。活動領域の拡大には再現性が認められ、学習内容に依存する...
❏運動処方への初期応答による高齢者の分類法の確立(15H03104)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中井 敏晴 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 神経情報画像開発研究室, 室長 (30344170)
【キーワード】加齢 / 運動処方 / 脳機能計測 / fMRI / 帯状回 (他8件)
【概要】fMRIを用いて高齢者に対する介入開始4週間後に運動処方の効果予測を行ない、運動処方の長期的効果を反映する脳活動指標を探索した。何れも前部帯状回の安静時脳活動が有力な指標候補と考えられた。認知負荷への応答特性を高精度で抽出するためのNeurofeedback fMRIを開発し年齢群間比較を行なったところ、若年者では後部帯状回と視覚野群の活動が脱賦活化されるが高齢者ではこの傾向は見られず、認知処理の...
【複合領域】健康・スポーツ科学:メンタルトレーニング磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏脳マルチモダリティ測定を用いてアスリートのための感情コントロール法を開発する(20500536)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】小谷 泰則 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教 (40240759)
【キーワード】スポーツ心理学 / イメージトレーニング / メンタルトレーニング / fMRI
【概要】本研究では、脳マルチモダリティ測定法を用いて、アスリートの感情コントロール法を開発することを目的とした。実験では、被験者の情動を操作するような実験課題を行い、その時の脳活動を測定した。さらに、脳波のバイオフィードバックを利用した感情コントロール方法を開発しその効果を検証したところ、脳波によるバイオフィードバック・トレーニングシステムの有効性が示唆された。 ...
❏脳活動モデルに基づいた新しいメンタルトレーニング・プログラムを作る(17500419)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】小谷 泰則 東京工業大学, 大学院・ 社会理工学研究科, 教授 (40240759)
【キーワード】イメージトレーニング / メンタルトレーニング / fMRI
【概要】本研究ではfMRIと脳波を用いて、メンタルトレーニングの効果を評価し、脳活動モデルをもとにした新たなメンタルトレーニング・プログラムを開発することを目的とした。 本研究では、まずこれまでの日本において行われたメンタル・トレーニング研究に関して歴史的な経緯を含め、文献レビューを行った。さらに、近年の脳科学研究における内容を参考に「メンタル・トレーニングの生理心理学的メカニズムについて文献研究を通して...
❏メンタルトレーニグは脳の「どこ」に「どのように」利くのか(14701017)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】小谷 泰則 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助手 (40240759)
【キーワード】メンタルトレーニング / 脳波 / fMRI / 事象関連電位 / イメージ (他8件)
【概要】本研究では、メンタルトレーニングによって脳のどこがどのように活動していくか空間分解能に優れたfMRIと時間分解能に優れた事象関連電位(ERP)と呼ばれる脳波を用いて調べることを目的としている。平成14年度までは、メンタルトレーニングの要素であるサイキアップトレーニングのメカニズムを明らかにするために、「動機づけ」について実験を行った。平成15年度は、横断的実験を行い、スポーツ経験者群と非スポーツ経...
【複合領域】子ども学:運動磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏アスリートの運動時における脳内神経基盤ネットワークの解明(18K17883)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】赤澤 暢彦 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ研究部, 契約研究員 (30713250)
【キーワード】fMRI / 認知機能 / 疲労 / コンディション / 運動 (他8件)
【概要】アスリートが競技パフォーマンスを発揮するためには、運動中の認知機能も重要になると考えられている。本研究では、機能的磁気共鳴装置(fMRI)を用いた脳機能イメージング手法による脳活動動態に着目し、疲労困憊運動が認知機能および脳活動動態に及ぼす影響を検討した。疲労困憊運動の前後において、認知機能が向上した群では脳活動動態の変化は認められなかったが、認知機能が低下した群では中前頭回における脳活動賦活の増...
❏温熱的快適性の形成メカニズムの解析と衣服内環境評価への応用(25280101)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】脳機能画像 / 浸透圧 / 温度感覚 / 脱水 / 皮膚温度 (他33件)
【概要】①温熱的快不快感を実験的に再現する方法開発、②①を脳機能画像装置内で再現する方法開発と脳機能画像採取。温度分別感覚と温熱的快不快感は別の脳領域で処理されるという仮説検証。③運動や脱水時に見られる温熱不快感の変容のメカニズムを深部体温、皮膚温度の変化から解明することを目指した。①については体表の部分的な温度差を、水循環スーツ着用による体表皮膚温の上昇と下降と局所皮膚温刺激と例刺激の組み合わせによって...
【複合領域】子ども学:教育系心理学磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏教育脳を探る―「教育による学習」をつかさどる脳神経基盤に関する研究(26590150)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】教育 / 進化 / fMRI / 個体学習 / 観察学習 (他16件)
【概要】教育学習は個体学習、観察学習とは異なる進化的に獲得されたヒトに顕著な学習様式と考えられ、それに対応する特殊な脳活動があることが予想される。本研究では、指運動の系列の記憶と再生を、個体・観察・教育の3学習条件で実行している際の脳活動をfMRIによって把握することを目的とした。 予備実験の段階として、課題の検討と開発を経て、個体と観察学習の脳活動の指運動データを収集した。その結果、個体学習では視覚野、...
❏教育過程の総合的行動遺伝学研究(26245066)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】双生児法 / 遺伝と環境 / 行動遺伝学 / 脳神経科学 / 分子遺伝学 (他23件)
【概要】児童期と成人期の2コホートによる双生児縦断研究を実施した。児童期は小学5年生(11歳児)約200組に対する質問紙と120組への個別発達調査を行った。読み能力や実行機能の発達的変化に及ぼす遺伝と環境の変化と安定性、リズム行動に及ぼす遺伝と環境の交互作用、きょうだい関係の特殊性などが明らかになった。 成人期では社会的達成・心身の健康度などの質問紙調査を実施し約200組から回答を得た。また認知能力の不一...
【複合領域】一般理論:双生児法磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏教育脳の脳神経学的・行動遺伝学的研究(17K18669)
【研究テーマ】教育学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2021-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】教育学習 / 個体学習 / 観察学習 / 脳神経活動 / fMRI (他13件)
【概要】本研究は教育学を生物学に位置づけ、「進化教育学」という新たな分野を開拓することを目指し、「教育学習」というヒトに顕著な学習様式が、ヒト以外の動物も行なう「個体学習」や「観察学習」とは異なる独特な脳活動によることを、fMRIによる実験課題によって示すことを目的とし、指運動学習を自分のペースで行う「個体学習」、見本を観察して行う「観察学習」、教師が指導する「教育学習」の三学習条件で実施し、脳活動の差異...
❏教育過程の総合的行動遺伝学研究(26245066)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】双生児法 / 遺伝と環境 / 行動遺伝学 / 脳神経科学 / 分子遺伝学 (他23件)
【概要】児童期と成人期の2コホートによる双生児縦断研究を実施した。児童期は小学5年生(11歳児)約200組に対する質問紙と120組への個別発達調査を行った。読み能力や実行機能の発達的変化に及ぼす遺伝と環境の変化と安定性、リズム行動に及ぼす遺伝と環境の交互作用、きょうだい関係の特殊性などが明らかになった。 成人期では社会的達成・心身の健康度などの質問紙調査を実施し約200組から回答を得た。また認知能力の不一...
❏統合失調症・気分障害における「寛解」と「回復」の脳機能基盤に関する縦断的研究(26860914)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30420243)
【キーワード】統合失調症 / 気分障害 / 寛解 / 回復 / 脳機能 (他12件)
【概要】精神症状のみの軽減を目指した「寛解」だけでなく、社会的機能や幸福感の改善も含めた「回復」の脳機能基盤の背景を明らかにすることを目的とした。うつ状態の診断の補助に資する指標として、NIRSによる脳機能計測法が2013年に保険適応となったが、いまだ状態把握や予後予測に資する客観的・生物学的な指標は確立されていないため、縦断的研究により個人内の継時的変動を明らかにすることを目指した。 脳部位によって、特...
【複合領域】一般理論:事象関連電位磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏外国語運用能力の熟達化に伴う言語情報処理の自動化プロセスの解明(21242013)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】横川 博一 神戸大学, 国際コミュニケーションセンター, 教授 (50340427)
【キーワード】自動化 / 文理解 / 文産出 / 統語処理 / fMRI (他21件)
【概要】本研究は,外国語学習者の外国語運用能力が熟達化するにつれて,言語情報処理プロセスがどう変容するのかについて,心理言語学的行動実験,脳神経科学実験の結果に基づき,明らかにしたものである。 主な知見は,以下の通りである。(1)日本人英語学習者は、統語処理が自動化しておらず、その処理に限りあるワーキングメモリ容量の大半を消費してしまうため、保持機能に容量を回せないこと、英語習熟度は統語処理の自動性の度合...
❏メンタルトレーニグは脳の「どこ」に「どのように」利くのか(14701017)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】小谷 泰則 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助手 (40240759)
【キーワード】メンタルトレーニング / 脳波 / fMRI / 事象関連電位 / イメージ (他8件)
【概要】本研究では、メンタルトレーニングによって脳のどこがどのように活動していくか空間分解能に優れたfMRIと時間分解能に優れた事象関連電位(ERP)と呼ばれる脳波を用いて調べることを目的としている。平成14年度までは、メンタルトレーニングの要素であるサイキアップトレーニングのメカニズムを明らかにするために、「動機づけ」について実験を行った。平成15年度は、横断的実験を行い、スポーツ経験者群と非スポーツ経...
❏統語処理と音韻処理を統合する発話生成文法の研究(14510610)
【研究テーマ】言語学・音声学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】吉本 啓 東北大学, 高等教育開発推進センター, 教授 (50282017)
【キーワード】文解析 / パーザ / HPSG / Dynamic Syntax / 神経言語学 (他14件)
【概要】コンピュータ言語学および形式文法の立場から、文の意味から音声発話にいたるまでの意味論、統語論、形態論、音韻論の各部門の相互関係を明確にモデル化することを目的として、主としてそれが逐次的な文処理とどのように関係するかという問題を取り上げて考察した。研究を進めるにつれ、脳波計測(事象関連電位)および機能的磁気イメージング法(fMRI)を用いた、いわゆる非侵襲的手段による文処理時の脳活動の観測およびその...
【環境学】環境解析学:選好磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏数学・運動の好き・嫌いの脳基盤の探索(19K21809)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2023-03-31
【研究代表者】森田 賢治 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (60446531)
【キーワード】負荷 / 価値学習 / 認知的負荷 / 身体的負荷 / 好き嫌い (他8件)
【概要】昨年度に引き続き、強化学習理論の枠組みを用いた、負荷のかかる行動を取る意思決定に関する理論的検討を進めた。次元削減されたsuccessor representationという状態表現が用いられた場合に、価値の不正確な近似によって、負荷のかかる行動を取る選択肢よりも、それを回避する選択肢の方が価値が高く見積もられ、それゆえ負荷の回避すなわち先延ばしが生じうる可能性について、負荷(コスト)の大きさ、学...
❏脳機能デコーディングを用いた好ましさの客観的評価システムの開発(18K11499)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】緒方 洋輔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 特任助教 (60641355)
【キーワード】脳機能デコーディング / fMRI / 選好 / 感性的評価 / EEG (他6件)
【概要】本研究の目的は、脳機能計測を通じて選好・嗜好に関する脳活動情報を読み取るためのバイオマーカの探索を行い、それを利用した簡易的に選好・嗜好を計測する手法を確立することを目的とした。 本年度は、新たに実験参加者9名に対して選好度評価課題・選好二肢選択課題の2種類の実験を行った。まず、2種類の課題中の脳活動データを用いて脳活動増加部位の推定を行った。結果、嗜好度評価課題では左右の紡錘状回及び左右の前部帯...
【数物系科学】数学:錯視磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏錯視の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析・生物学の手法を用いて―(15H01984)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 色覚・色彩 / 運動視 / fMRI / 動物実験 (他19件)
【概要】本研究においては、心理学の初心に立ち返り、視覚そのものを知るツールとしての錯視の地位を確立するため、いろいろなアプローチで総合的に研究することを目的とした。実験心理学的研究によって、新しい錯視がいくつか発見あるいは同定された。今回の研究において特筆されることは、色の錯視の研究が革新的に進歩したことである。並置混色には2種類あることの発見、それに伴う「白と黒の錯視」(同じ色の縞模様が白に見えたり黒に...
❏新しい錯視群の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析の手法を用いて―(22243044)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 文学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 運動視 / 色 / 静止画が動いて見える錯視 / fMRI (他20件)
【概要】錯視を総合的に研究した。脳機能画像法研究においては、fMRI順応法を用いて「蛇の回転」錯視の神経基盤を検討した。その結果、これまではMT野のみであった錯視運動への応答を、V1野においても明らかにした。数理解析研究においては、歪同心円錯視を単純かざぐるまフレームレットを用いて解析し、その錯視の構造を明らかにした。実験心理学的研究としては、新しい錯視を数多く報告した。中でも、色に依存した静止画が動いて...
❏神経障害性疼痛に関連する情動異常の脳内発現機序と疼痛増悪機序の解明(21390434)
【研究テーマ】麻酔・蘇生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】真下 節 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (10110785)
【キーワード】神経障害性疼痛 / 情動異常 / α2Aアドレノ受容体 / モルヒネ耐性 / セロトニン2C受容体 (他21件)
【概要】神経障害性疼痛モデルマウスでは疼痛出現後しばらくしてうつなどの情動異常が発症するが、うつ行動の発現にはα2Aアドレノ受容体が深く関与していることを明らかにした。さらに、モルヒネ耐性マウスではデクスメデトミジンの鎮痛効果が増強し、後根神経節のα2A、α2Cアドレノ受容体mRNAの発現増加がみられた。また、神経障害性疼痛モデルラットでは、セロトニン2C受容体のRNA編集が起こり、受容体作動薬の疼痛軽減...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏人間行動と経済動学(22330062)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】大垣 昌夫 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (90566879)
【キーワード】行動経済学 / 利他主義 / 文化 / 世界観 / マクロ経済学 (他13件)
【概要】文化と世界観の異世代間利他主義への影響の研究では、親の時間割引率の子に対する利他的な態度への影響に関するデータ分析と、親の世界観の子に対する利他的態度への影響に関するデータ分析、実証分析と整合的な理論モデルの開発を行った。バブルの研究ではバブル期の諸現象を説明するためには、標準的なモデルで仮定されている消費行動とは異なる行動を導入することが有用であることを明らかにした。 ...
❏動詞の項構造、統語構造と基本語順の関する認知脳科学的研究(16520226)
【研究テーマ】言語学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】小泉 政利 東北大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (10275597)
【キーワード】三項動詞 / 項構造 / 統語構造 / 語順 / fMRI (他9件)
【概要】本研究の目的は、日本語の三項動詞文を、理論言語学、文解析、脳機能イメージング、および言語獲得の4つの観点から多角的かつ総合的に研究することによって、三項動詞文の基本語順と統語構造を解明することであった。 多くの言語で三項動詞文の2つの目的語の統語構造上の位置関係がハッキリせず、項構造と統語構造との対応関係の研究にとって大きな障害となっている。述語の項が文の中で統語構造上どのような位置に実現するかは...
【生物学】人類学:霊長類磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏描画能力の生物学的基盤:ヒト・チンパンジー・ゴリラ・サル・トリの比較研究(21K18138)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】幕内 充 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 脳機能系障害研究部, 研究室長 (70334232)
【キーワード】描画 / 霊長類 / ヒト / チンパンジー / サル (他10件)
【概要】ヒトを対象とした描画課題中の眼球運動計測実験の予備実験およびデータ解析を行った。 日本語成人話者、およびタイ語話者の子供と成人を対象に描画の階層を評価するための書き順・描画におけるクラスタ分析をすすめ、中間報告としての学会・論文発表を行った。脳損傷患者の描画における階層構造を探索するため、神経心理学検査のRey-Osterrieth複雑図形など描画課題を脳腫瘍患者に実施し、描画の特徴と認知機能の関...
❏ヒト・チンパンジー・サルの描画における階層構造構築(19K21824)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】幕内 充 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 脳機能系障害研究部, 研究室長 (70334232)
【キーワード】描画 / 模写 / なぞり描き / 幼児 / 脳損傷 (他12件)
【概要】成人で模写における描き順や筆画の時間情報を分析するためのデータ整形プロシージャを構築し、データをクラスター分析した。殆どの絵においてパーツごとに描いていく階層性が認められた。タイ語話者成人の描画データについても調べ、描き順・階層構造がほぼ同じことがわかった。脳損傷患者ではReyの複雑図形のどの部分から描き始めたのかで特徴を分類し、タイプ分類を提案した。チンパンジーを対象として、デジタルペンと専用紙...
❏光遺伝学と磁気共鳴機能画像法の融合による大脳記憶機構の解明(24220008)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】宮下 保司 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 名誉教授 (40114673)
【キーワード】認知神経科学 / 磁気共鳴機能画像法(fMRI) / 霊長類 / 大脳 / 光遺伝学 (他10件)
【概要】認知記憶について、1)サル大脳の大域的情報処理機構を単一細胞活動レベルにまで遡って明らかにした。特に、領野間伝達により記憶信号を形成する過程が、従来の考えとは異なり、「前駆コード生成→増殖」により実現することを示し、新しい概念を創出した。2)こうして同定された神経回路の動作が行動に与えるインパクトを、当該領域の神経活動に対する侵襲的介入によって立証した。特に、メタ記憶に関してその大脳中枢が背外側前...
【生物学】人類学:色覚磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏錯視の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析・生物学の手法を用いて―(15H01984)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 色覚・色彩 / 運動視 / fMRI / 動物実験 (他19件)
【概要】本研究においては、心理学の初心に立ち返り、視覚そのものを知るツールとしての錯視の地位を確立するため、いろいろなアプローチで総合的に研究することを目的とした。実験心理学的研究によって、新しい錯視がいくつか発見あるいは同定された。今回の研究において特筆されることは、色の錯視の研究が革新的に進歩したことである。並置混色には2種類あることの発見、それに伴う「白と黒の錯視」(同じ色の縞模様が白に見えたり黒に...
❏新しい錯視群の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析の手法を用いて―(22243044)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 文学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 運動視 / 色 / 静止画が動いて見える錯視 / fMRI (他20件)
【概要】錯視を総合的に研究した。脳機能画像法研究においては、fMRI順応法を用いて「蛇の回転」錯視の神経基盤を検討した。その結果、これまではMT野のみであった錯視運動への応答を、V1野においても明らかにした。数理解析研究においては、歪同心円錯視を単純かざぐるまフレームレットを用いて解析し、その錯視の構造を明らかにした。実験心理学的研究としては、新しい錯視を数多く報告した。中でも、色に依存した静止画が動いて...
❏静止画が動いて見える錯視群のメカニズムの研究(18203036)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 文学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 運動視 / 脳機能計測 / fMRI / 眼球運動 (他15件)
【概要】静止画が動いて見える錯視に関与している脳領域を調べた。「蛇の回転」錯視図を刺激として機能的MRIを用いてヒトの脳機能計測を行なったところ、ヒトMT+に有意な活動の上昇が見られた。これは、静止画が動いて見える錯視に関与する主要な脳領域は、視覚性運動処理の中枢の一つと考えられているヒトMT+であることを示唆する。また、「蛇の回転」錯視の生起には眼球運動が関係しているという考え方を支持する結果が得られた...
【生物学】人類学:チンバンジー磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏描画能力の生物学的基盤:ヒト・チンパンジー・ゴリラ・サル・トリの比較研究(21K18138)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】幕内 充 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 脳機能系障害研究部, 研究室長 (70334232)
【キーワード】描画 / 霊長類 / ヒト / チンパンジー / サル (他10件)
【概要】ヒトを対象とした描画課題中の眼球運動計測実験の予備実験およびデータ解析を行った。 日本語成人話者、およびタイ語話者の子供と成人を対象に描画の階層を評価するための書き順・描画におけるクラスタ分析をすすめ、中間報告としての学会・論文発表を行った。脳損傷患者の描画における階層構造を探索するため、神経心理学検査のRey-Osterrieth複雑図形など描画課題を脳腫瘍患者に実施し、描画の特徴と認知機能の関...
❏ヒト・チンパンジー・サルの描画における階層構造構築(19K21824)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】幕内 充 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 脳機能系障害研究部, 研究室長 (70334232)
【キーワード】描画 / 模写 / なぞり描き / 幼児 / 脳損傷 (他12件)
【概要】成人で模写における描き順や筆画の時間情報を分析するためのデータ整形プロシージャを構築し、データをクラスター分析した。殆どの絵においてパーツごとに描いていく階層性が認められた。タイ語話者成人の描画データについても調べ、描き順・階層構造がほぼ同じことがわかった。脳損傷患者ではReyの複雑図形のどの部分から描き始めたのかで特徴を分類し、タイプ分類を提案した。チンパンジーを対象として、デジタルペンと専用紙...
【工学】総合工学:湿度磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏湿度の感性、生理への影響の探索(19H01128)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】濡れ感 / 湿度 / 温熱的快不快感 / 自律性体温調節 / 皮膚交感神経活動 (他24件)
【概要】1.総括 今年度は新型コロナ感染症の伝搬のため多くの制限が生じた。特に、移動制限のため実験計画に変更の必要性が生じた。当初の計画を一部変更して以下の実験を遂行した。 2-1.蒸れ感覚にかかわる吸気湿度の関与の探索 人は環境の湿度上昇を察知し、蒸れていると表現する。しかし、この機序は明確ではない。吸気湿度および温度をコントロールした大気を吸入し、上気道内の温度と温湿度感覚の変化を測定した。蒸れ感と吸...
❏温熱的快適性の形成メカニズムの解析と衣服内環境評価への応用(25280101)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】脳機能画像 / 浸透圧 / 温度感覚 / 脱水 / 皮膚温度 (他33件)
【概要】①温熱的快不快感を実験的に再現する方法開発、②①を脳機能画像装置内で再現する方法開発と脳機能画像採取。温度分別感覚と温熱的快不快感は別の脳領域で処理されるという仮説検証。③運動や脱水時に見られる温熱不快感の変容のメカニズムを深部体温、皮膚温度の変化から解明することを目指した。①については体表の部分的な温度差を、水循環スーツ着用による体表皮膚温の上昇と下降と局所皮膚温刺激と例刺激の組み合わせによって...
【工学】総合工学:階層構造磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏ヒト・チンパンジー・サルの描画における階層構造構築(19K21824)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】幕内 充 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 脳機能系障害研究部, 研究室長 (70334232)
【キーワード】描画 / 模写 / なぞり描き / 幼児 / 脳損傷 (他12件)
【概要】成人で模写における描き順や筆画の時間情報を分析するためのデータ整形プロシージャを構築し、データをクラスター分析した。殆どの絵においてパーツごとに描いていく階層性が認められた。タイ語話者成人の描画データについても調べ、描き順・階層構造がほぼ同じことがわかった。脳損傷患者ではReyの複雑図形のどの部分から描き始めたのかで特徴を分類し、タイプ分類を提案した。チンパンジーを対象として、デジタルペンと専用紙...
❏生成生物言語学に基づくヒトの言語能力の設計・発達・進化の統合的研究(23242025)
【研究テーマ】英語学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】藤田 耕司 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (00173427)
【キーワード】併合 / 回帰性 / 構造依存性 / ブローカ野 / 内心性 (他24件)
【概要】本研究は、生成文法の最新の展開を理論的基盤とした人間言語の生物言語学的研究を推進し、言語の設計・発達・進化についての新たな知見を提供した。 設計に関しては、基本統語演算操作MergeとSearchの形式的特性およびその神経基盤を明らかにした。発達に関しては、第一・第二言語獲得におけるパラメータ設定と脳機能の関係を発見した。またブローカ野内BA44とBA45のMergeに関する選択的機能を明らかにし...
【総合生物】ゲノム科学:脆弱x症候群磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏内在性遺伝子発現制御に関わるRNAi関連分子の機能解析(16207011)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】塩見 美喜子 徳島大学, ゲノム機能研究センター, 助教授 (20322745)
【キーワード】RNAi / Argonaute / small RNA / RNA silencing / rasiRNA (他20件)
【概要】申請者は、精神遅滞を最も高頻度に伴う遺伝性ヒト疾患である脆弱X症候群原因遺伝子FMR1の機能解析を続けてきた。その過程において、FMR1遺伝子が翻訳調節に関与するRNA結合蛋白質をコードすること、さらには、ショウジョウバエFMR1相同蛋白質がRNAi活性中心であるRISC複合体の構成因子Argonauteと結合する事を明らかにした。FMR1遺伝子の機能を探索する上で、RNAi経路に関する新知見を得...
❏遺伝性精神遅滞症遺伝子FMR1の解析を通して知る脳内行動発現ネットワーク機構(15207002)
【研究テーマ】遺伝・ゲノム動態
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】塩見 春彦 徳島大学, ゲノム機能研究センター, 教授 (60202107)
【キーワード】脆弱X症候群 / FMR1 / RNAi / 記憶障害 / 概日リズム (他11件)
【概要】トリプレットリピート病の代表例である脆弱X症候群患者では脳の高次機能(特に可塑性)に直接関わることが確実視されている樹状突起上スパインの形態異常が見られる。これはFMR1遺伝子の機能喪失によると考えられているが、その分子機構は不明である。ショウジョウバエをモデル動物として用い、FMR1が位置する遺伝学的分子経路を明らかにするため、FMR1機能の変化が、どのように細胞形態レベルでの変化、そして個体の...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:運動視磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏錯視の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析・生物学の手法を用いて―(15H01984)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 色覚・色彩 / 運動視 / fMRI / 動物実験 (他19件)
【概要】本研究においては、心理学の初心に立ち返り、視覚そのものを知るツールとしての錯視の地位を確立するため、いろいろなアプローチで総合的に研究することを目的とした。実験心理学的研究によって、新しい錯視がいくつか発見あるいは同定された。今回の研究において特筆されることは、色の錯視の研究が革新的に進歩したことである。並置混色には2種類あることの発見、それに伴う「白と黒の錯視」(同じ色の縞模様が白に見えたり黒に...
❏新しい錯視群の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析の手法を用いて―(22243044)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 文学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 運動視 / 色 / 静止画が動いて見える錯視 / fMRI (他20件)
【概要】錯視を総合的に研究した。脳機能画像法研究においては、fMRI順応法を用いて「蛇の回転」錯視の神経基盤を検討した。その結果、これまではMT野のみであった錯視運動への応答を、V1野においても明らかにした。数理解析研究においては、歪同心円錯視を単純かざぐるまフレームレットを用いて解析し、その錯視の構造を明らかにした。実験心理学的研究としては、新しい錯視を数多く報告した。中でも、色に依存した静止画が動いて...
❏運動視に関する大脳視覚野の構造と機能の研究(20330149)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】蘆田 宏 (盧田 宏) 京都大学, 文学研究科, 准教授 (20293847)
【キーワード】感覚・知覚 / 視覚 / fMRI / 脳機能画像 / 運動視 (他9件)
【概要】機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて、運動視に関連する大脳領野について調べた。まず、静止画が動いて見える錯視図形に対する運動関連応答測定により、運動視に関わる処理経路の関与が明らかになった。次に、マルチボクセル解析を用いて運動視関連領野を再定義する試みを行い、最終結果には至らないものの手法の将来性の評価など一定の成果を得た。また、高次運動視領野と自己運動感について今後の指針となる結果を得た。...
【総合生物】神経科学:オプトジェネティクス磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏深層学習を応用した全脳を対象とする神経活動伝播経路の解明(15KT0111)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-07-10 - 2018-03-31
【研究代表者】高田 則雄 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (50415212)
【キーワード】深層学習 / マウス / fMRI / 光遺伝学 / 経路推定 (他9件)
【概要】脳の活動伝搬経路を、全脳の神経活動から推測し、伝播経路に規則や特徴が存在するか解明することを本研究では試みた。具体的には脳活動の開始部位と終着部位とが明確な場合に、その間の脳回路を神経活動が並列にあるいは直列に伝播するのかといった伝搬経路の性質を明らかにすることを目指した。このためにfMRI計測データ(麻酔下マウスの海馬を光遺伝学的に刺激した時の応答を計測したデータ;Takata et al. 2...
❏背側海馬と腹側海馬の活性化に応答する脳領域の特定とその活動解析(25430011)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】高田 則雄 慶應義塾大学, 医学部, 特任講師 (50415212)
【キーワード】光遺伝学 / fMRI / ChR2 / 遺伝子改変マウス / マウス (他9件)
【概要】本研究課題では、背側海馬と腹側海馬の機能の違いが、海馬から他の脳領域への活動伝播の違いに反映されているか検証した。海馬CA1錘体神経細胞に光感受性陽イオンチャネル(ChR2)が発現している遺伝子改変マウスを用いて、全脳活動を機能的MRI(fMRI)装置で計測している最中に、海馬の背側あるいは腹側へ光照射することで海馬神経細胞を活性化し、これに応答する脳領域を特定した。この結果、海馬の背側と腹側とを...
【総合生物】神経科学:言語磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏理論・モデル・実験を統合した言語の神経基盤の解明(19H01256)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】太田 真理 九州大学, 人文科学研究院, 講師 (20750045)
【キーワード】言語 / 言語脳科学 / 理論言語学 / 自然言語処理 / 形態統語論 (他8件)
【概要】2020年度は以下の研究を実施した。① 語に対する脳波実験:日本語話者40名に対して、複数の形態素を含む語の処理を行う際の脳波を計測する実験を行った。言語処理で観察される事象関連電位N400の振幅が、形態素の情報へのアクセスや形態素の意味を統合する処理を反映して変化することを明らかにした。② 文に対する脳波実験:日本語話者各20名に対して、日本語の文を視覚提示と聴覚提示した場合の脳波を計測・比較す...
❏fMRI・機械学習・形態測定学を融合した言語学習脳の構造的・機能的変化予測モデル(26330246)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】赤間 啓之 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (60242301)
【キーワード】脳 / 言語 / fMRI / 機械学習 / 複雑ネットワーク (他10件)
【概要】本研究では、心や脳が概念をどう処理するかを解明するニューロイメージングにおいて、神経的・認知的状態判別のための機械学習法(MVPA)を意味処理、言語切替に適用した研究を行った。特に、fMRI実験にあたり、各個人が持つそれぞれが個性的で特異な意味空間のモデリングを行う総合的なアプローチが重要であると言う観点から、レビュー論文をBehaviormetrika誌に発表した。またPLoS ONE論文では、...
【総合生物】神経科学:磁気共鳴機能画像法磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏狂犬病ウイルスを用いた網膜神経節細胞と大脳視覚領域との多シナプス性構造基盤の解明(国際共同研究強化)(15KK0333)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2018
【研究代表者】澤村 裕正 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (70444081)
【キーワード】磁気共鳴機能画像法 / fMRI / 頭頂葉 / 視覚認知 / 神経科学
【概要】本研究では高次視覚情報処理機構の機能的・解剖学的構造基盤の一端を明らかにすることを目標として、動画で構成された視覚刺激を提示した際の脳活動をヒト機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて測定し、頭頂葉を中心としたニューロンネットワークの研究を行った。視覚刺激に含まれる要素のうち、対象物を動かす動作を観察した際には頭頂葉のphAIPと呼ばれる領域が、動作回数に注目した場合には隣接するNPC3と呼ばれる...
❏光遺伝学と磁気共鳴機能画像法の融合による大脳記憶機構の解明(24220008)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】宮下 保司 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 名誉教授 (40114673)
【キーワード】認知神経科学 / 磁気共鳴機能画像法(fMRI) / 霊長類 / 大脳 / 光遺伝学 (他10件)
【概要】認知記憶について、1)サル大脳の大域的情報処理機構を単一細胞活動レベルにまで遡って明らかにした。特に、領野間伝達により記憶信号を形成する過程が、従来の考えとは異なり、「前駆コード生成→増殖」により実現することを示し、新しい概念を創出した。2)こうして同定された神経回路の動作が行動に与えるインパクトを、当該領域の神経活動に対する侵襲的介入によって立証した。特に、メタ記憶に関してその大脳中枢が背外側前...
【医歯薬学】基礎医学:脳機能計測磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏精神性立毛反応の生起に関わる神経基盤の解明(21K12101)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】片平 建史 早稲田大学, 文学学術院, 准教授 (40642129)
【キーワード】立毛 / 鳥肌 / 随意的立毛 / 脳機能計測 / 自律神経系 (他8件)
【概要】2021年度は、当初計画における【研究項目①:VGP能力保持者の選定】を実施するとともに、【研究項目②:VGPの脳機能計測による精神性立毛の神経基盤の解明】を実施するための予備的な検討と環境構築を行った。 【研究項目①:VGP能力保持者の選定】については、随意的に立毛を生起できる能力(Voluntary generated piloerection: VGP)を有した個人を特定するためのweb調査...
❏ニューロフィードバック制御型の神経結合動態計測による認知過誤リスク推定の研究(19H04025)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中井 敏晴 大阪大学, 歯学研究科, 招へい教授 (30344170)
【キーワード】ニューロフィードバック / fMRI / BMI / 運動処方 / 加齢 (他12件)
【概要】本研究ではNF-fMRIに小型ヒューマノイドを用いたBMIを開発し、加齢による認知機能予備能力の変化や其の頑強性を推定する指標を開発した。NF-fMRIの動態解析により加齢による脳活動領域拡大は課題遂行内容に基づく脳活動パタンの判別に有効な情報量を増やす効果が認められ高齢者でもNF訓練が有効であること、判別結果をより安定化させる事等が判明した。活動領域の拡大には再現性が認められ、学習内容に依存する...
❏運動処方への初期応答による高齢者の分類法の確立(15H03104)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中井 敏晴 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 神経情報画像開発研究室, 室長 (30344170)
【キーワード】加齢 / 運動処方 / 脳機能計測 / fMRI / 帯状回 (他8件)
【概要】fMRIを用いて高齢者に対する介入開始4週間後に運動処方の効果予測を行ない、運動処方の長期的効果を反映する脳活動指標を探索した。何れも前部帯状回の安静時脳活動が有力な指標候補と考えられた。認知負荷への応答特性を高精度で抽出するためのNeurofeedback fMRIを開発し年齢群間比較を行なったところ、若年者では後部帯状回と視覚野群の活動が脱賦活化されるが高齢者ではこの傾向は見られず、認知処理の...
【医歯薬学】内科系臨床医学:脳損傷磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏描画能力の生物学的基盤:ヒト・チンパンジー・ゴリラ・サル・トリの比較研究(21K18138)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】幕内 充 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 脳機能系障害研究部, 研究室長 (70334232)
【キーワード】描画 / 霊長類 / ヒト / チンパンジー / サル (他10件)
【概要】ヒトを対象とした描画課題中の眼球運動計測実験の予備実験およびデータ解析を行った。 日本語成人話者、およびタイ語話者の子供と成人を対象に描画の階層を評価するための書き順・描画におけるクラスタ分析をすすめ、中間報告としての学会・論文発表を行った。脳損傷患者の描画における階層構造を探索するため、神経心理学検査のRey-Osterrieth複雑図形など描画課題を脳腫瘍患者に実施し、描画の特徴と認知機能の関...
❏ヒト・チンパンジー・サルの描画における階層構造構築(19K21824)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】幕内 充 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 脳機能系障害研究部, 研究室長 (70334232)
【キーワード】描画 / 模写 / なぞり描き / 幼児 / 脳損傷 (他12件)
【概要】成人で模写における描き順や筆画の時間情報を分析するためのデータ整形プロシージャを構築し、データをクラスター分析した。殆どの絵においてパーツごとに描いていく階層性が認められた。タイ語話者成人の描画データについても調べ、描き順・階層構造がほぼ同じことがわかった。脳損傷患者ではReyの複雑図形のどの部分から描き始めたのかで特徴を分類し、タイプ分類を提案した。チンパンジーを対象として、デジタルペンと専用紙...
【医歯薬学】内科系臨床医学:エビソード記憶磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏トップダウン処理の感情生成とその制御に関する神経生理学的検討-基礎から応用へ―(20K14251)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小澤 幸世 東京大学, 教養学部, 講師 (90767716)
【キーワード】トップダウン処理の感情 / 自伝的想起 / エピソード記憶 / 感情誘導 / 生理変化 (他13件)
【概要】初年度はトップダウン処理の感情誘導(日常生活における対人関係ストレスの想起による感情誘導)に関する生理的変化(瞳孔径と体表温度)と主観的感情変化に関して中心に研究し、トップダウン処理の感情を誘導した際の瞳孔径変化と心理的変化についてまとめた論文がJournal of Psychophysiology とFrontier in Psychologyにそれぞれ受理された。2年目に当たる去年度は、感情誘...
❏視覚性図形学習による霊長類下部側頭葉での機能コラムの形成:光計測法による研究(13780628)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】大木 研一 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (50332622)
【キーワード】記憶 / 現実監視 / 情報源記憶 / エビソード記憶 / 想起 (他14件)
【概要】我々は、知覚した外界の事象のみならず、我々自身が考えた事象も記憶することができる。知覚された外界の事象も、我々自身が考えた事象も、両者とも脳内に記憶を生成すると考えられるが、我々は後になって、それが実際に起こった外界の事象であったのか、単に我々が考えた事象であったのかを区別することができる。この能力は現実監視(reality monitoring)と呼ばれている。この区別にはどのような手がかりが使...
【医歯薬学】内科系臨床医学:脳神経科学磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏脳神経科学に基づく政治的意思決定に関する実験研究(21K01330)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】谷口 尚子 慶應義塾大学, システムデザイン・マネジメント研究科(日吉), 教授 (50307203)
【キーワード】脳神経科学 / 脳神経政治学 / fMRI / 脳波計 / 高レベル放射性廃棄物最終処分場問題 (他11件)
【概要】有権者の政治的意思決定に関する研究は、大規模世論調査・データ解析・行動実験等を通じて多様な要素間の構造を解明してきたが、政治的意思決定のミクロなメカニズムやプロセスに接近することが難しかった。2000年代以降、脳神経科学アプローチ、即ちfMRIや脳波計による脳活動の計測を通じて、認知・感情的判断が分析されるようになった。本研究は、現在の日本社会における対立的争点の1つである原子力発電問題を題材とし...
❏教育過程の総合的行動遺伝学研究(26245066)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】双生児法 / 遺伝と環境 / 行動遺伝学 / 脳神経科学 / 分子遺伝学 (他23件)
【概要】児童期と成人期の2コホートによる双生児縦断研究を実施した。児童期は小学5年生(11歳児)約200組に対する質問紙と120組への個別発達調査を行った。読み能力や実行機能の発達的変化に及ぼす遺伝と環境の変化と安定性、リズム行動に及ぼす遺伝と環境の交互作用、きょうだい関係の特殊性などが明らかになった。 成人期では社会的達成・心身の健康度などの質問紙調査を実施し約200組から回答を得た。また認知能力の不一...
【医歯薬学】内科系臨床医学:灌流磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏神経血管連関を考慮するfMRIネットワーク動態解析法開発と臨床応用(21K07720)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】雨宮 史織 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90631135)
【キーワード】fMRI / perfusion / 神経血管連関 / 脳血流 / 灌流画像法
【概要】巨視的神経回路の情報動態解析および異常の定量から新規バイオマーカーを得ること、又、その連携・相互作用を司る機構を明らかにすることを目指し、引き続き安静時fMRI解析法の開発を進めた。血行動態とBOLD信号の関連をより詳細を検討するため、arterial spin labeling法(ASL)を用いた血流、血行動態計測との比較を試みている。予備実験にて123I-IMP single-photon e...
❏ダイナミクスを考慮するfMRIネットワーク解析開発と臨床応用(18K07707)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】雨宮 史織 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90631135)
【キーワード】fMRI / perfusion / neurovascular coupling / 灌流画像法 / 自発性神経活動 (他8件)
【概要】巨視的神経回路の情報動態解析および異常の定量から新規バイオマーカーを得ること、又、その連携・相互作用を司る機構を明らかにすることを目指し、引き続き安静時fMRI解析法の開発を進めた。これまでの研究に引き続き、安静時fMRIの全脳性信号および局在性信号の動態解析を行った。具体的には、ヒト安静時fMRIにおける全脳広汎性の信号とresting state networksと呼ばれる大域的ネットワークの...
❏fMRIを用いた脳循環動態異常疾患評価(25861074)
【研究テーマ】放射線科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】雨宮 史織 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90631135)
【キーワード】fMRI / 脳機能画像 / neuroimaging / perfusion / 灌流画像 (他9件)
【概要】虚血下における安静時fMRI信号の相対的時間差を算出することにより、全脳灌流時間の計測が出来ることを示した。また信号遅延が急性期梗塞域に見られることから、計測対象が非神経活動由来である事を確認し、虚血患者にて神経障害の有無に関わらず、同法にて灌流時間マッピングが可能であることを示した。 平行して脳脊髄液減少症患者における、自発的神経活動および認知機能異常の変化を髄液漏出の治療前後にて縦断的に評価し...
【医歯薬学】内科系臨床医学:灌流画像法磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏神経血管連関を考慮するfMRIネットワーク動態解析法開発と臨床応用(21K07720)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】雨宮 史織 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90631135)
【キーワード】fMRI / perfusion / 神経血管連関 / 脳血流 / 灌流画像法
【概要】巨視的神経回路の情報動態解析および異常の定量から新規バイオマーカーを得ること、又、その連携・相互作用を司る機構を明らかにすることを目指し、引き続き安静時fMRI解析法の開発を進めた。血行動態とBOLD信号の関連をより詳細を検討するため、arterial spin labeling法(ASL)を用いた血流、血行動態計測との比較を試みている。予備実験にて123I-IMP single-photon e...
❏ダイナミクスを考慮するfMRIネットワーク解析開発と臨床応用(18K07707)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】雨宮 史織 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90631135)
【キーワード】fMRI / perfusion / neurovascular coupling / 灌流画像法 / 自発性神経活動 (他8件)
【概要】巨視的神経回路の情報動態解析および異常の定量から新規バイオマーカーを得ること、又、その連携・相互作用を司る機構を明らかにすることを目指し、引き続き安静時fMRI解析法の開発を進めた。これまでの研究に引き続き、安静時fMRIの全脳性信号および局在性信号の動態解析を行った。具体的には、ヒト安静時fMRIにおける全脳広汎性の信号とresting state networksと呼ばれる大域的ネットワークの...
【医歯薬学】内科系臨床医学:脳画像磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏教育脳を探る―「教育による学習」をつかさどる脳神経基盤に関する研究(26590150)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】教育 / 進化 / fMRI / 個体学習 / 観察学習 (他16件)
【概要】教育学習は個体学習、観察学習とは異なる進化的に獲得されたヒトに顕著な学習様式と考えられ、それに対応する特殊な脳活動があることが予想される。本研究では、指運動の系列の記憶と再生を、個体・観察・教育の3学習条件で実行している際の脳活動をfMRIによって把握することを目的とした。 予備実験の段階として、課題の検討と開発を経て、個体と観察学習の脳活動の指運動データを収集した。その結果、個体学習では視覚野、...
❏教育過程の総合的行動遺伝学研究(26245066)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】双生児法 / 遺伝と環境 / 行動遺伝学 / 脳神経科学 / 分子遺伝学 (他23件)
【概要】児童期と成人期の2コホートによる双生児縦断研究を実施した。児童期は小学5年生(11歳児)約200組に対する質問紙と120組への個別発達調査を行った。読み能力や実行機能の発達的変化に及ぼす遺伝と環境の変化と安定性、リズム行動に及ぼす遺伝と環境の交互作用、きょうだい関係の特殊性などが明らかになった。 成人期では社会的達成・心身の健康度などの質問紙調査を実施し約200組から回答を得た。また認知能力の不一...
【医歯薬学】内科系臨床医学:自発性神経活動磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏ダイナミクスを考慮するfMRIネットワーク解析開発と臨床応用(18K07707)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】雨宮 史織 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90631135)
【キーワード】fMRI / perfusion / neurovascular coupling / 灌流画像法 / 自発性神経活動 (他8件)
【概要】巨視的神経回路の情報動態解析および異常の定量から新規バイオマーカーを得ること、又、その連携・相互作用を司る機構を明らかにすることを目指し、引き続き安静時fMRI解析法の開発を進めた。これまでの研究に引き続き、安静時fMRIの全脳性信号および局在性信号の動態解析を行った。具体的には、ヒト安静時fMRIにおける全脳広汎性の信号とresting state networksと呼ばれる大域的ネットワークの...
❏fMRIを用いた脳循環動態異常疾患評価(25861074)
【研究テーマ】放射線科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】雨宮 史織 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90631135)
【キーワード】fMRI / 脳機能画像 / neuroimaging / perfusion / 灌流画像 (他9件)
【概要】虚血下における安静時fMRI信号の相対的時間差を算出することにより、全脳灌流時間の計測が出来ることを示した。また信号遅延が急性期梗塞域に見られることから、計測対象が非神経活動由来である事を確認し、虚血患者にて神経障害の有無に関わらず、同法にて灌流時間マッピングが可能であることを示した。 平行して脳脊髄液減少症患者における、自発的神経活動および認知機能異常の変化を髄液漏出の治療前後にて縦断的に評価し...
【医歯薬学】外科系臨床医学:階層性磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏ヒト・チンパンジー・サルの描画における階層構造構築(19K21824)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】幕内 充 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 脳機能系障害研究部, 研究室長 (70334232)
【キーワード】描画 / 模写 / なぞり描き / 幼児 / 脳損傷 (他12件)
【概要】成人で模写における描き順や筆画の時間情報を分析するためのデータ整形プロシージャを構築し、データをクラスター分析した。殆どの絵においてパーツごとに描いていく階層性が認められた。タイ語話者成人の描画データについても調べ、描き順・階層構造がほぼ同じことがわかった。脳損傷患者ではReyの複雑図形のどの部分から描き始めたのかで特徴を分類し、タイプ分類を提案した。チンパンジーを対象として、デジタルペンと専用紙...
❏日本人英語学習者の脳内メカニズムに関する理論的・実証的研究-敏感期以降の言語計算システムの解明-(17520274)
【研究テーマ】言語学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】遊佐 典昭 宮城学院女子大学, 学芸学部, 教授 (40182670)
【キーワード】敏感期 / 生成文法 / fMRI / 学習効果 / 第二言語獲得の論理的問題 (他11件)
【概要】本研究は、敏感期以降に英語を習得した日本人英語学習の、文生成と文処理の脳内メカニズムを、生成文法理論と脳機能イメージング研究が連携しながら、解明することを目的とした。 H17度は、「第二言語獲得における論理的問題(logical problem of second language acquisition)」を、日本人英語学習者を被験者として実験を行った。一ヶ月間の教授(トレーニング)を受けた大人...
【医歯薬学】外科系臨床医学:サル磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏描画能力の生物学的基盤:ヒト・チンパンジー・ゴリラ・サル・トリの比較研究(21K18138)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】幕内 充 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 脳機能系障害研究部, 研究室長 (70334232)
【キーワード】描画 / 霊長類 / ヒト / チンパンジー / サル (他10件)
【概要】ヒトを対象とした描画課題中の眼球運動計測実験の予備実験およびデータ解析を行った。 日本語成人話者、およびタイ語話者の子供と成人を対象に描画の階層を評価するための書き順・描画におけるクラスタ分析をすすめ、中間報告としての学会・論文発表を行った。脳損傷患者の描画における階層構造を探索するため、神経心理学検査のRey-Osterrieth複雑図形など描画課題を脳腫瘍患者に実施し、描画の特徴と認知機能の関...
❏ヒト・チンパンジー・サルの描画における階層構造構築(19K21824)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】幕内 充 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 脳機能系障害研究部, 研究室長 (70334232)
【キーワード】描画 / 模写 / なぞり描き / 幼児 / 脳損傷 (他12件)
【概要】成人で模写における描き順や筆画の時間情報を分析するためのデータ整形プロシージャを構築し、データをクラスター分析した。殆どの絵においてパーツごとに描いていく階層性が認められた。タイ語話者成人の描画データについても調べ、描き順・階層構造がほぼ同じことがわかった。脳損傷患者ではReyの複雑図形のどの部分から描き始めたのかで特徴を分類し、タイプ分類を提案した。チンパンジーを対象として、デジタルペンと専用紙...
【医歯薬学】外科系臨床医学:MEG磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏東洋的代替医療における抑うつ低減・予防効果の検証(21530744)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】石井 康智 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (60103602)
【キーワード】心理的介入 / 抑うつ予防 / マインドフルネス瞑想 / 認知行動療法 / 操体法 (他17件)
【概要】予防的観点から東洋的アプローチの有用性に着目した。 8週間のプログラムが行われた。マインドフルネス瞑想では、受容と抑うつに有意な負相関、脱中心化と抑うつに有意傾向の正相関が認められた。さらに抑うつ低減効果、気づき、受容、脱中心化が見られ、脱中心化では群と時期に有意な交互作用から本プログラムによる脱中心化の有効性が示唆された。操体法群は、抑うつ状態(CES-D得点)とQOL得点に有意な逆相関が認めら...
❏高次脳機能測定のための新しいシステムの開発-fMRIとMEGの統合測定システム-(15591549)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】大平 貴之 慶應義塾大学, 医学部, 助教授 (40146618)
【キーワード】正中神経電気刺激 / 機能的MRI / じゃんけん / 脳磁図 / 近赤外線トポグラフィー (他12件)
【概要】本研究の目的は、MEG、fMRI、NIRSらを組み合わせ、統合的に高次脳機能評価を行いうるシステムの実用化である。実用可能なタスクとして、以下の3つを行った。 1)正中神経電気刺激 まず、fMRIにて、母指が動き出す手前と動いている時とで比較したところ、一次感覚野において後者は前者よりも前内方に移動する傾向があったが、有意差はなかった。続いて、両側正中神経電気刺激を行い、i)同時、ii)100ms...
【医歯薬学】外科系臨床医学:脳機能画像磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏錯視の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析・生物学の手法を用いて―(15H01984)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 色覚・色彩 / 運動視 / fMRI / 動物実験 (他19件)
【概要】本研究においては、心理学の初心に立ち返り、視覚そのものを知るツールとしての錯視の地位を確立するため、いろいろなアプローチで総合的に研究することを目的とした。実験心理学的研究によって、新しい錯視がいくつか発見あるいは同定された。今回の研究において特筆されることは、色の錯視の研究が革新的に進歩したことである。並置混色には2種類あることの発見、それに伴う「白と黒の錯視」(同じ色の縞模様が白に見えたり黒に...
❏温熱的快適性の形成メカニズムの解析と衣服内環境評価への応用(25280101)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】脳機能画像 / 浸透圧 / 温度感覚 / 脱水 / 皮膚温度 (他33件)
【概要】①温熱的快不快感を実験的に再現する方法開発、②①を脳機能画像装置内で再現する方法開発と脳機能画像採取。温度分別感覚と温熱的快不快感は別の脳領域で処理されるという仮説検証。③運動や脱水時に見られる温熱不快感の変容のメカニズムを深部体温、皮膚温度の変化から解明することを目指した。①については体表の部分的な温度差を、水循環スーツ着用による体表皮膚温の上昇と下降と局所皮膚温刺激と例刺激の組み合わせによって...
❏fMRIを用いた脳循環動態異常疾患評価(25861074)
【研究テーマ】放射線科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】雨宮 史織 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90631135)
【キーワード】fMRI / 脳機能画像 / neuroimaging / perfusion / 灌流画像 (他9件)
【概要】虚血下における安静時fMRI信号の相対的時間差を算出することにより、全脳灌流時間の計測が出来ることを示した。また信号遅延が急性期梗塞域に見られることから、計測対象が非神経活動由来である事を確認し、虚血患者にて神経障害の有無に関わらず、同法にて灌流時間マッピングが可能であることを示した。 平行して脳脊髄液減少症患者における、自発的神経活動および認知機能異常の変化を髄液漏出の治療前後にて縦断的に評価し...
【医歯薬学】外科系臨床医学:デコーディング磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏社会的な情報が知覚判断に及ぼす効果の検討(18F18008)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2018-04-25 - 2020-03-31
【研究代表者】四本 裕子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (80580927)
【キーワード】social influence / conformity / perception / social information / fMRI (他6件)
【概要】The main goal of the present study was to answer this question. In the present study, we collected fMRI data while participants were performing a modified random dot motion task. The experimental sett...
❏「美しさ」の価値表象の発現に関与する報酬系メカニズムの機能的役割(21700291)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】川畑 秀明 慶應義塾大学, 文学部, 准教授 (70347079)
【キーワード】神経美学 / 脳認知科学 / 美 / 眼窩前頭皮質 / fMRI (他11件)
【概要】本研究は,機能的磁気共鳴画像(fMRI)を用いて,「美しさ」の価値表象の発現に関与する脳の働きについて,特に眼窩前頭皮質や側座核といった報酬系メカニズムとの関わりで検討した。絵画画像や顔画像,商品画像などの様々な視覚刺激をMRI内にいる実験参加者に提示し,それらに対する美しさの度合いの評定や,対提示される2つの画像のうちどちらがより美しいかを問う判断をしている時の脳の活動から,報酬系メカニズムの部...
【医歯薬学】外科系臨床医学:記憶磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏視覚性図形学習による霊長類下部側頭葉での機能コラムの形成:光計測法による研究(13780628)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】大木 研一 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (50332622)
【キーワード】記憶 / 現実監視 / 情報源記憶 / エビソード記憶 / 想起 (他14件)
【概要】我々は、知覚した外界の事象のみならず、我々自身が考えた事象も記憶することができる。知覚された外界の事象も、我々自身が考えた事象も、両者とも脳内に記憶を生成すると考えられるが、我々は後になって、それが実際に起こった外界の事象であったのか、単に我々が考えた事象であったのかを区別することができる。この能力は現実監視(reality monitoring)と呼ばれている。この区別にはどのような手がかりが使...
❏認知神経心理学的アプローチによる記憶メカニズムの研究(12710043)
【研究テーマ】実験系心理学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】梅田 聡 慶應義塾大学, 文学部, 助手 (90317272)
【キーワード】記憶 / 脳機能画像 / fMRI / 前頭葉 / 虚再認 (他7件)
【概要】平成13年度は,12年度の損傷患者を対象とした神経心理学的アプローチによる研究に引き続き,脳機能画像を用いた虚再認(false recognition)のメカニズムに関する研究を行った.虚再認とは,実際には経験していない事象に対して,誤って「経験した」と判断してしまう現象を意味する.前年度の研究から,虚再認は前頭葉の担う認知機能と深く関連していることが示された.そこで,本年度はfMRIを用いた脳機...
【医歯薬学】外科系臨床医学:島皮質磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏情動刺激で惹起される脳活動の測定に基づく慢性腰痛患者の評価の試み(19K09550)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】谷島 伸二 鳥取大学, 医学部, 講師 (20747068)
【キーワード】慢性腰痛 / fMRI / 扁桃体 / 前頭葉 / 島皮質 (他9件)
【概要】腰痛症例 20例(腰痛群:男性10例、女性10例:平均55.2歳)を対象とし腰痛のない20例を対照群(男性10例、女性10例:平均54.5歳)との比較検討をした。 f MRIでは腰痛に関する質問(Pain Condition)、腰痛に関連しない質問(Neutral Condition)を聞かせ、脳活動を測定した。脳活動の大きさはβ値を算出し、region of interest (ROI)解析を行...
❏温熱的快適性の形成メカニズムの解析と衣服内環境評価への応用(25280101)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】脳機能画像 / 浸透圧 / 温度感覚 / 脱水 / 皮膚温度 (他33件)
【概要】①温熱的快不快感を実験的に再現する方法開発、②①を脳機能画像装置内で再現する方法開発と脳機能画像採取。温度分別感覚と温熱的快不快感は別の脳領域で処理されるという仮説検証。③運動や脱水時に見られる温熱不快感の変容のメカニズムを深部体温、皮膚温度の変化から解明することを目指した。①については体表の部分的な温度差を、水循環スーツ着用による体表皮膚温の上昇と下降と局所皮膚温刺激と例刺激の組み合わせによって...
【医歯薬学】外科系臨床医学:脳科学磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏文理解の脳fMRI反応を予測する統合神経意味計算モデルの構築(19K12727)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】赤間 啓之 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (60242301)
【キーワード】文理解 / 脳科学 / fMRI / 計算神経言語学 / 機能的連結性 (他7件)
【概要】本研究のテーマである、機能的連結性データの機械学習・深層学習に関しては、多くの数の論文が完成、出版された。このうちIF付き国際学術論文(査読付き)に絞ると、以下のようになる。Naoki Okamoto, Hiroyuki Akama, 2021. doi:https://doi.org/10.3389/fninf.2021.709179 本研究では、深層ニューラルネットワークの一種であるInvar...
❏脳fMRI研究・機械学習・複雑ネットワークを融合した計算神経グラフ言語学の試み(23500171)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】赤間 啓之 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (60242301)
【キーワード】脳科学 / fMRI / 機械学習 / 複雑ネットワーク / 自然言語処理 (他11件)
【概要】本研究ではfMRI実験を行い、言語の連想タスクを行っている脳画像データを統計解析し、特に機械学習の方法(MVPA)を用いて、実験参加者の各時点での思考を分類し、予測するモデルを立てた。特に実験参加者間での予測モデルの精度劣化という問題を解決するため、データの時空間双方に亘る事後分析を行い、意味認知をめぐって、独自の素性選択法を提唱することにより、集団レベルでのMVPAの精度を向上させた。そのほか、...
【医歯薬学】社会医学:イメージトレーニング磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏脳マルチモダリティ測定を用いてアスリートのための感情コントロール法を開発する(20500536)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】小谷 泰則 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教 (40240759)
【キーワード】スポーツ心理学 / イメージトレーニング / メンタルトレーニング / fMRI
【概要】本研究では、脳マルチモダリティ測定法を用いて、アスリートの感情コントロール法を開発することを目的とした。実験では、被験者の情動を操作するような実験課題を行い、その時の脳活動を測定した。さらに、脳波のバイオフィードバックを利用した感情コントロール方法を開発しその効果を検証したところ、脳波によるバイオフィードバック・トレーニングシステムの有効性が示唆された。 ...
❏脳活動モデルに基づいた新しいメンタルトレーニング・プログラムを作る(17500419)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】小谷 泰則 東京工業大学, 大学院・ 社会理工学研究科, 教授 (40240759)
【キーワード】イメージトレーニング / メンタルトレーニング / fMRI
【概要】本研究ではfMRIと脳波を用いて、メンタルトレーニングの効果を評価し、脳活動モデルをもとにした新たなメンタルトレーニング・プログラムを開発することを目的とした。 本研究では、まずこれまでの日本において行われたメンタル・トレーニング研究に関して歴史的な経緯を含め、文献レビューを行った。さらに、近年の脳科学研究における内容を参考に「メンタル・トレーニングの生理心理学的メカニズムについて文献研究を通して...
【医歯薬学】社会医学:認知神経科学磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏トップダウン処理の感情生成とその制御に関する神経生理学的検討-基礎から応用へ―(20K14251)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小澤 幸世 東京大学, 教養学部, 講師 (90767716)
【キーワード】トップダウン処理の感情 / 自伝的想起 / エピソード記憶 / 感情誘導 / 生理変化 (他13件)
【概要】初年度はトップダウン処理の感情誘導(日常生活における対人関係ストレスの想起による感情誘導)に関する生理的変化(瞳孔径と体表温度)と主観的感情変化に関して中心に研究し、トップダウン処理の感情を誘導した際の瞳孔径変化と心理的変化についてまとめた論文がJournal of Psychophysiology とFrontier in Psychologyにそれぞれ受理された。2年目に当たる去年度は、感情誘...
❏運動主体感に対するメタ認知及びその神経基盤(19K20642)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】温 文 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (50646601)
【キーワード】運動主体感 / 運動制御 / メタ認知 / 認知神経科学 / 意識 (他8件)
【概要】本研究は運動主体感に対するメタ認知、すなわち、「自分が制御している」という主観的な感覚に対してどのぐらい確信を持つのかという認識を研究テーマとし、運動主体感のメタ認知の行動レベルの特徴を解明し、さらにその神経基盤を解明することを目的とした。本研究は行動実験及び認知神経科学の手法を用いた。実験参加者が画面上の物体を制御する際に、制御した物体を検出する際の自信と問うことによって、正しい判断に対して高い...
❏認知神経科学に基づく聴覚障害者の社会的コミュニケーション能力育成プログラムの開発(24300279)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】生田目 美紀 筑波技術大学, 産業技術学部, 教授 (20320624)
【キーワード】聴覚障害者 / 認知神経科学 / fMRI / 社会的コミュニケーション / 補助教材 (他9件)
【概要】聴覚障害者は,会話の内容だけでなく声のニュアンスや集団が発する雰囲気的な環境音等々の入手が困難なため,社会的認知活動にズレが生じてしまう場合がある。そのズレを機能的磁気共鳴映像法(fMRI)と眼球運動測定法等を用いた科学的アプローチによって解明した。聴覚障害者は視覚機能優位に処理していると言われていたが,音韻化を使い処理しているという結果を受け,社会的コミュニケーションスキルを向上させる音韻化教育...
【医歯薬学】社会医学:注意磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏神経障害性疼痛に関連する情動異常の脳内発現機序と疼痛増悪機序の解明(21390434)
【研究テーマ】麻酔・蘇生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】真下 節 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (10110785)
【キーワード】神経障害性疼痛 / 情動異常 / α2Aアドレノ受容体 / モルヒネ耐性 / セロトニン2C受容体 (他21件)
【概要】神経障害性疼痛モデルマウスでは疼痛出現後しばらくしてうつなどの情動異常が発症するが、うつ行動の発現にはα2Aアドレノ受容体が深く関与していることを明らかにした。さらに、モルヒネ耐性マウスではデクスメデトミジンの鎮痛効果が増強し、後根神経節のα2A、α2Cアドレノ受容体mRNAの発現増加がみられた。また、神経障害性疼痛モデルラットでは、セロトニン2C受容体のRNA編集が起こり、受容体作動薬の疼痛軽減...
❏静止画が動いて見える錯視群のメカニズムの研究(18203036)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 文学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 運動視 / 脳機能計測 / fMRI / 眼球運動 (他15件)
【概要】静止画が動いて見える錯視に関与している脳領域を調べた。「蛇の回転」錯視図を刺激として機能的MRIを用いてヒトの脳機能計測を行なったところ、ヒトMT+に有意な活動の上昇が見られた。これは、静止画が動いて見える錯視に関与する主要な脳領域は、視覚性運動処理の中枢の一つと考えられているヒトMT+であることを示唆する。また、「蛇の回転」錯視の生起には眼球運動が関係しているという考え方を支持する結果が得られた...
【医歯薬学】社会医学:扁桃体磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏情動刺激で惹起される脳活動の測定に基づく慢性腰痛患者の評価の試み(19K09550)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】谷島 伸二 鳥取大学, 医学部, 講師 (20747068)
【キーワード】慢性腰痛 / fMRI / 扁桃体 / 前頭葉 / 島皮質 (他9件)
【概要】腰痛症例 20例(腰痛群:男性10例、女性10例:平均55.2歳)を対象とし腰痛のない20例を対照群(男性10例、女性10例:平均54.5歳)との比較検討をした。 f MRIでは腰痛に関する質問(Pain Condition)、腰痛に関連しない質問(Neutral Condition)を聞かせ、脳活動を測定した。脳活動の大きさはβ値を算出し、region of interest (ROI)解析を行...
❏心理的変動が運動スキルに及ぼす影響に関す脳神経科学的研究(16300206)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】大築 立志 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30093553)
【キーワード】心理的プレッシャー / 課題達成要求 / 心理的変動 / 不安 / fMRI (他21件)
【概要】本研究は、あがりや心理的重圧(プレッシャー)、失敗の不安、筋運動感覚の変容などの心理的変動が、スポーツ等の運動スキルに及ぼす影響を解明することを目的として行なわれた。 研究1では、基準負荷でのポインティング動作の直前に異なる負荷の動作を行わせ、動作感覚や実際の筋活動や動作の変化を検討した結果、事前に高(低)負荷での動作を行った場合、被験者は負荷が軽く(重く)なった、動作が速く(遅く)なったと感じ、...
【医歯薬学】社会医学:前帯状回(ACC)磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏優れたクローズドスキルパフォーマンスをもたらす脳活動の同定(22K11507)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】正木 宏明 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80277798)
【キーワード】クローズドスキル / 大脳半球偏側性 / 前帯状回 / 脳波 / fMRI
【概要】
❏経頭蓋交流電気刺激による前帯状回の選択的修飾と行動変容(18K03176)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】小野田 慶一 追手門学院大学, 心理学部, 教授 (60432712)
【キーワード】経頭蓋交流電気刺激 / 前帯状回 / 経頭蓋交流電流刺激 / 前帯状皮質 / tACS (他12件)
【概要】認知制御には、背側前帯状皮質(dACC)が重要な役割を果たしていると考えられている。経頭蓋交流電流刺激(tACS)は非侵襲的な脳刺激法の一つである。特定の周波数のtACSがdACCの活動に影響を与えることで,認知機能を調整できる可能性がある。本研究では,θ帯域のtACSの行動および神経活動への影響を調べた。偽刺激と比較して,θ-tACSにより応答時間の向上と主観的動機づけの維持が認められた。dAC...
❏心理的変動が運動スキルに及ぼす影響に関す脳神経科学的研究(16300206)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】大築 立志 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30093553)
【キーワード】心理的プレッシャー / 課題達成要求 / 心理的変動 / 不安 / fMRI (他21件)
【概要】本研究は、あがりや心理的重圧(プレッシャー)、失敗の不安、筋運動感覚の変容などの心理的変動が、スポーツ等の運動スキルに及ぼす影響を解明することを目的として行なわれた。 研究1では、基準負荷でのポインティング動作の直前に異なる負荷の動作を行わせ、動作感覚や実際の筋活動や動作の変化を検討した結果、事前に高(低)負荷での動作を行った場合、被験者は負荷が軽く(重く)なった、動作が速く(遅く)なったと感じ、...
【医歯薬学】社会医学:前頭葉磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏情動刺激で惹起される脳活動の測定に基づく慢性腰痛患者の評価の試み(19K09550)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】谷島 伸二 鳥取大学, 医学部, 講師 (20747068)
【キーワード】慢性腰痛 / fMRI / 扁桃体 / 前頭葉 / 島皮質 (他9件)
【概要】腰痛症例 20例(腰痛群:男性10例、女性10例:平均55.2歳)を対象とし腰痛のない20例を対照群(男性10例、女性10例:平均54.5歳)との比較検討をした。 f MRIでは腰痛に関する質問(Pain Condition)、腰痛に関連しない質問(Neutral Condition)を聞かせ、脳活動を測定した。脳活動の大きさはβ値を算出し、region of interest (ROI)解析を行...
❏言語の基本演算の本質に関する理論的・実験的研究(17H02347)
【研究テーマ】英語学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】福井 直樹 上智大学, 言語科学研究科, 教授 (60208931)
【キーワード】併合 / 入れ子依存 / 交差依存 / fMRI / 言語野 (他16件)
【概要】人間の言語能力が作り出す言語表現は、単に終端要素が右から左に線状に並んでいるだけでなく、不可視の抽象的階層構造と内在的に結びついている。この抽象的構造の特性を正確に理解しないかぎり、人間の言語能力の本質を把握することはできない。この認識は、理論言語学においては確立した定説になっているが、言語学外の分野、特に言語の脳科学や自然言語処理においてはほとんど定着していない。本研究は、斬新な理論的仮説および...
❏制度の維持と変化を司る心理的基盤とその進化的・文化的要因(18530482)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】渡部 幹 早稲田大学, 高等研究所, 准教授 (40241286)
【キーワード】制度 / 協力 / 信頼 / 公正 / 実験 (他16件)
【概要】制度の維持と変容を司る心理変数について、それらがどのような役割を果たしているか、そしてそれが制度とどのように関係しているかについて、3つの実験シリーズを行った。それぞれ、公共財における懲罰行動の分類とその行動に対する評価、他者の信頼性を判断する際の脳の賦活動、公正分配の規定要因、についての研究を行った。その結果、交換ネットワークの流動性や懲罰についての共有理解がそれらに影響を及ぼし、制度の生成基盤...
【医歯薬学】社会医学:補足運動野磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏心理的変動が運動スキルに及ぼす影響に関す脳神経科学的研究(16300206)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】大築 立志 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30093553)
【キーワード】心理的プレッシャー / 課題達成要求 / 心理的変動 / 不安 / fMRI (他21件)
【概要】本研究は、あがりや心理的重圧(プレッシャー)、失敗の不安、筋運動感覚の変容などの心理的変動が、スポーツ等の運動スキルに及ぼす影響を解明することを目的として行なわれた。 研究1では、基準負荷でのポインティング動作の直前に異なる負荷の動作を行わせ、動作感覚や実際の筋活動や動作の変化を検討した結果、事前に高(低)負荷での動作を行った場合、被験者は負荷が軽く(重く)なった、動作が速く(遅く)なったと感じ、...
❏高次脳機能測定のための新しいシステムの開発-fMRIとMEGの統合測定システム-(15591549)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】大平 貴之 慶應義塾大学, 医学部, 助教授 (40146618)
【キーワード】正中神経電気刺激 / 機能的MRI / じゃんけん / 脳磁図 / 近赤外線トポグラフィー (他12件)
【概要】本研究の目的は、MEG、fMRI、NIRSらを組み合わせ、統合的に高次脳機能評価を行いうるシステムの実用化である。実用可能なタスクとして、以下の3つを行った。 1)正中神経電気刺激 まず、fMRIにて、母指が動き出す手前と動いている時とで比較したところ、一次感覚野において後者は前者よりも前内方に移動する傾向があったが、有意差はなかった。続いて、両側正中神経電気刺激を行い、i)同時、ii)100ms...
【医歯薬学】社会医学:眼球運動磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏外国語運用能力の熟達化に伴う言語情報処理の自動化プロセスの解明(21242013)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】横川 博一 神戸大学, 国際コミュニケーションセンター, 教授 (50340427)
【キーワード】自動化 / 文理解 / 文産出 / 統語処理 / fMRI (他21件)
【概要】本研究は,外国語学習者の外国語運用能力が熟達化するにつれて,言語情報処理プロセスがどう変容するのかについて,心理言語学的行動実験,脳神経科学実験の結果に基づき,明らかにしたものである。 主な知見は,以下の通りである。(1)日本人英語学習者は、統語処理が自動化しておらず、その処理に限りあるワーキングメモリ容量の大半を消費してしまうため、保持機能に容量を回せないこと、英語習熟度は統語処理の自動性の度合...
❏中心視と周辺視の見えの質的差異に関する脳内情報処理機構の検討(19830080)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】葭田 貴子 東京大学, 大学院・工学系研究科, 特任研究員 (80454148)
【キーワード】眼球運動 / 探索行動 / 中心視 / 周辺視 / 高速カテゴリ化 (他14件)
【概要】我々が日常知覚している視界は, その隅々まで高い空間解像度を保っている上, 色はその最周辺部まではっきりと感じられる. ところが, 一般に初等向けの視覚情報処理の教科書には, 人間の網膜は中心と周辺で異なる構造をしており, 詳細な形態の認識や色に基づく判断は網膜中心窩から周辺に向かい急激に低下すると記載されている. 実際は我々の視野はそのようには知覚されない. この謎を解くための実験に必要な高額な...
❏静止画が動いて見える錯視群のメカニズムの研究(18203036)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 文学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 運動視 / 脳機能計測 / fMRI / 眼球運動 (他15件)
【概要】静止画が動いて見える錯視に関与している脳領域を調べた。「蛇の回転」錯視図を刺激として機能的MRIを用いてヒトの脳機能計測を行なったところ、ヒトMT+に有意な活動の上昇が見られた。これは、静止画が動いて見える錯視に関与する主要な脳領域は、視覚性運動処理の中枢の一つと考えられているヒトMT+であることを示唆する。また、「蛇の回転」錯視の生起には眼球運動が関係しているという考え方を支持する結果が得られた...
【医歯薬学】社会医学:報酬系磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏新しいfMRI課題を用いた思春期の児童における非生理的摂食の神経・心理学的研究(17K13931)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中村 優子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任助教 (00610023)
【キーワード】摂食制御 / 生理学 / 心理学 / 認知心理学 / fMRI (他11件)
【概要】生理的な必要がないにもかかわらず、外的刺激によって誘発される摂食を非生理的摂食といい、肥満の大きな原因である。非生理的摂食は、高い食物刺激応答と低い抑制制御機能によっておこる。しかし、これらどちらも大きく改変される思春期において、非生理的摂食と報酬系・抑制系発達との因果関係については分かっていない。本研究では、思春期コホートデータと機能的MRI (fMRI) 実験により、思春期における非生理的摂食...
❏社会的コンテクストの中での協調及び利他的行動の認知神経基盤(15K12987)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】加藤 淳子 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 教授 (00251314)
【キーワード】福祉国家 / 平等 / fMRI / 心の理論 / 報酬系 (他14件)
【概要】再分配における平等の問題は、福祉国家研究のみならず、哲学や思想などでも重要課題である一方で、その背後にある動機付けや心理過程については、直接のデータをもって分析されることはなかった。本研究は、福祉国家の所得階層構造(高中低所得層)を踏まえ実際の再分配の問題を考えるため、仮想社会における再分配ルール決定の際の参加者の脳の活動をfMRIで計測することで、平等をめぐる心理過程の解明した論文を自然科学英文...
【医歯薬学】社会医学:運動スキル磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏自閉症における運動学習の障害と軽運動による相乗的改善効果に関わる神経機構の解明(22K19704)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2022-06-30 - 2024-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90252725)
【キーワード】自閉症スペクトラム障害 / 運動スキル / 歩行適応制御 / mTOR / FMR1
【概要】
❏スポーツスキル学習における運動イメージの役割と脳機構の解析(26242065)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】彼末 一之 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (50127213)
【キーワード】運動イメージ / 運動学習 / 協調運動 / 初心者 / 運動スキル (他13件)
【概要】新しい運動の習得はその能力に個人差が大きい。その原因の一つは運動の習得には動作そのものばかりでなく、その動作の運動イメージを正しく持つことができるようになる必要があるが、それが難しいことが挙げられる。本研究の目的は「運動学習とは、客観的な三人称運動イメージを主観的な一人称運動イメージに翻訳するプロセスを含む」という仮説の下に運動学習過程における脳の活動を解析して、運動学習と運動イメージの関連を検討...
❏運動試技の観察・予測時における大脳‐小脳機能連関と言葉によるコーチングの神経基盤(22650140)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (90252725)
【キーワード】小脳 / 運動スキル / 予測 / コーチング / 走り高跳び (他11件)
【概要】身体運動の表象には大脳皮質頭頂連合野、運動前野、さらに小脳皮質などが関与していると考えられているが、この表象に関わる神経基盤は自己および他者の動作の予測においても重要な役割を果たしていると推測されている。本研究においては、走り高跳び競技に着目し、あらかじめ撮影した自分や他人の試技を見た際の脳活動に関して機能的核磁気共鳴画像法を用いて解析した結果、小脳皮質に脳血流量の顕著な増加が観察され、また、指導...
【医歯薬学】社会医学:コンティジョン磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏コンディションが力調節能力に及ぼす影響の脳科学的メカニズムの解明(21K11411)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】赤澤 暢彦 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ研究部, 契約研究員 (30713250)
【キーワード】Steadiness / fMRI / コンディション / 力調節安定性 / 脳機能イメージング
【概要】身体各部における運動の巧みな調節は、末梢性の骨格筋機能よりも中枢性の神経系に反映されている。機能的核磁気共鳴装置(functional magnetic resonance imaging: fMRI)による脳機能イメージングを用いた研究では、力調節安定性は運動に関わる運動野、大脳基底核、小脳だけでなく前頭前野、島、下葉などの神経活動賦活も関連することが報告されている。一方で、疲労を惹起するような...
❏アスリートの運動時における脳内神経基盤ネットワークの解明(18K17883)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】赤澤 暢彦 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ研究部, 契約研究員 (30713250)
【キーワード】fMRI / 認知機能 / 疲労 / コンディション / 運動 (他8件)
【概要】アスリートが競技パフォーマンスを発揮するためには、運動中の認知機能も重要になると考えられている。本研究では、機能的磁気共鳴装置(fMRI)を用いた脳機能イメージング手法による脳活動動態に着目し、疲労困憊運動が認知機能および脳活動動態に及ぼす影響を検討した。疲労困憊運動の前後において、認知機能が向上した群では脳活動動態の変化は認められなかったが、認知機能が低下した群では中前頭回における脳活動賦活の増...
【医歯薬学】社会医学:ひと磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏描画能力の生物学的基盤:ヒト・チンパンジー・ゴリラ・サル・トリの比較研究(21K18138)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】幕内 充 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 脳機能系障害研究部, 研究室長 (70334232)
【キーワード】描画 / 霊長類 / ヒト / チンパンジー / サル (他10件)
【概要】ヒトを対象とした描画課題中の眼球運動計測実験の予備実験およびデータ解析を行った。 日本語成人話者、およびタイ語話者の子供と成人を対象に描画の階層を評価するための書き順・描画におけるクラスタ分析をすすめ、中間報告としての学会・論文発表を行った。脳損傷患者の描画における階層構造を探索するため、神経心理学検査のRey-Osterrieth複雑図形など描画課題を脳腫瘍患者に実施し、描画の特徴と認知機能の関...
❏社会的コンテクストの中での協調及び利他的行動の認知神経基盤(15K12987)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】加藤 淳子 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 教授 (00251314)
【キーワード】福祉国家 / 平等 / fMRI / 心の理論 / 報酬系 (他14件)
【概要】再分配における平等の問題は、福祉国家研究のみならず、哲学や思想などでも重要課題である一方で、その背後にある動機付けや心理過程については、直接のデータをもって分析されることはなかった。本研究は、福祉国家の所得階層構造(高中低所得層)を踏まえ実際の再分配の問題を考えるため、仮想社会における再分配ルール決定の際の参加者の脳の活動をfMRIで計測することで、平等をめぐる心理過程の解明した論文を自然科学英文...
❏温熱的情動感覚(行動性体温調節)解析系の開発(11557003)
【研究テーマ】環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】彼末 一之 大阪大学, 医学部, 教授 (50127213)
【キーワード】情動 / 温度 / 行動性体温調節 / fMRI / ヒト (他10件)
【概要】温室効果ガスによる地球温暖化が人類の大きな問題となっている.またヒートアイランド現象による都市の高温化も毎年のように取り上げられる.都市部においてはクーラーの廃熱でますます気温が上昇しさらにクーラーの利用が増すという悪循環が生ずる.ところで、クーラーをつけるのは「暑い」からである.同様に暖房を入れるのは「寒い」からである.「暑い・寒い」という温熱的情動感覚は行動性体温調節の動因となる.行動性調節は...
【医歯薬学】社会医学:内受容感覚磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏運動機能回復に関わるエラーモニタリングの神経機序解明(17H02139)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】正木 宏明 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80277798)
【キーワード】リハビリテーション科学 / パフォーマンスモニタリング / エラー関連陰性電位 / 正反応関連陰性電位 / 運動学習 (他13件)
【概要】運動学習であるリハビリにパフォーマンスモニタリング(PM)という視座を導入することを目的とした。運動学習を支える脳のエラー検出能力を、脳波の事象関連電位(エラー関連陰性電位:ERNと正反応関連陰性電位:CRN)で評価した結果、運動学習の速度はERNとCRNの振幅値から予測できることを明らかにした。ACL受傷者と受傷未経験者との比較では、前者でERN振幅が小さく、PMの低さが示唆された。fMRIと脳...
❏信念の形成における内受容感覚の役割(23700318)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011
【研究代表者】寺澤 悠理 慶應義塾大学, 文学部, 講師 (30585790)
【キーワード】内受容感覚 / 感情 / 不安 / アレキシサイミア / fMRI
【概要】身体内部状態の受容によって生じる感覚は内受容感覚(interoception)と呼ばれている。近年、その処理過程と神経基盤を明らかにすることによって、心と脳・身体はどのように認知活動を支えているのかを解明しようとする試みが行われている。本研究では、このような背景に基づき、認知機能の中でも重要な「信念の形成」に内受容感覚が及ぼす影響を検討し、その役割を理解することを目的とした。 本年度は第一に、個人...
【医歯薬学】社会医学:経頭蓋磁気刺激磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏運動学習速度を規定する脳解剖学的・神経生理学的要因(15H03074)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】関口 浩文 上武大学, ビジネス情報学部, 教授 (20392201)
【キーワード】運動学習速度 / 片手運動 / 両手協調運動 / 皮質脊髄路入出力特性 / 脳解剖学的要因 (他9件)
【概要】初めての運動でもすぐできるようになるヒトとそうでないヒトがいることは経験的に明らかである。しかしながら,実際,両者にどのような違いがあるのかはわかっていない。したがって,新奇な運動学習に関して早く上手くなるヒトとそうでないヒトで,脳の解剖学的,神経生理学的特徴に違いが無いかを検討した。 その結果,早く上手くなるヒトは脳の運動関連領野において興奮性が高いこと,更に両手協調運動の場合には両手の皮質脊髄...
❏スポーツスキル学習における運動イメージの役割と脳機構の解析(26242065)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】彼末 一之 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (50127213)
【キーワード】運動イメージ / 運動学習 / 協調運動 / 初心者 / 運動スキル (他13件)
【概要】新しい運動の習得はその能力に個人差が大きい。その原因の一つは運動の習得には動作そのものばかりでなく、その動作の運動イメージを正しく持つことができるようになる必要があるが、それが難しいことが挙げられる。本研究の目的は「運動学習とは、客観的な三人称運動イメージを主観的な一人称運動イメージに翻訳するプロセスを含む」という仮説の下に運動学習過程における脳の活動を解析して、運動学習と運動イメージの関連を検討...
【医歯薬学】社会医学:脳機能イメージング磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏コンディションが力調節能力に及ぼす影響の脳科学的メカニズムの解明(21K11411)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】赤澤 暢彦 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ研究部, 契約研究員 (30713250)
【キーワード】Steadiness / fMRI / コンディション / 力調節安定性 / 脳機能イメージング
【概要】身体各部における運動の巧みな調節は、末梢性の骨格筋機能よりも中枢性の神経系に反映されている。機能的核磁気共鳴装置(functional magnetic resonance imaging: fMRI)による脳機能イメージングを用いた研究では、力調節安定性は運動に関わる運動野、大脳基底核、小脳だけでなく前頭前野、島、下葉などの神経活動賦活も関連することが報告されている。一方で、疲労を惹起するような...
❏進化計算による特徴的脳機能部位と代謝物質の特定(16K00312)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】廣安 知之 同志社大学, 生命医科学部, 教授 (20298144)
【キーワード】脳機能イメージング / fMRI / fNIRS / ヒトの状態推定 / 進化計算 (他13件)
【概要】本研究のゴールは、fMRIやfNIRSといった非侵襲な脳機能イメージング装置から得られる脳機能データから、被験者の特性のクラスタを決定する要因となる脳機能部位を特定すること、および、唾液のメタボローム解析による代謝変動を測定し、クラスタの識別と関連の高い代謝物質を特定することである。脳機能データから、動的ネットワーク解析を行いヒトの状態推定をする方法、多目的遺伝的アルゴリズムを活用した進化的手法に...
【医歯薬学】社会医学:脳磁図磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏理論・モデル・実験を統合した言語の神経基盤の解明(19H01256)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】太田 真理 九州大学, 人文科学研究院, 講師 (20750045)
【キーワード】言語 / 言語脳科学 / 理論言語学 / 自然言語処理 / 形態統語論 (他8件)
【概要】2020年度は以下の研究を実施した。① 語に対する脳波実験:日本語話者40名に対して、複数の形態素を含む語の処理を行う際の脳波を計測する実験を行った。言語処理で観察される事象関連電位N400の振幅が、形態素の情報へのアクセスや形態素の意味を統合する処理を反映して変化することを明らかにした。② 文に対する脳波実験:日本語話者各20名に対して、日本語の文を視覚提示と聴覚提示した場合の脳波を計測・比較す...
❏高次脳機能測定のための新しいシステムの開発-fMRIとMEGの統合測定システム-(15591549)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】大平 貴之 慶應義塾大学, 医学部, 助教授 (40146618)
【キーワード】正中神経電気刺激 / 機能的MRI / じゃんけん / 脳磁図 / 近赤外線トポグラフィー (他12件)
【概要】本研究の目的は、MEG、fMRI、NIRSらを組み合わせ、統合的に高次脳機能評価を行いうるシステムの実用化である。実用可能なタスクとして、以下の3つを行った。 1)正中神経電気刺激 まず、fMRIにて、母指が動き出す手前と動いている時とで比較したところ、一次感覚野において後者は前者よりも前内方に移動する傾向があったが、有意差はなかった。続いて、両側正中神経電気刺激を行い、i)同時、ii)100ms...
【医歯薬学】社会医学:運動学習磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏教育脳の脳神経学的・行動遺伝学的研究(17K18669)
【研究テーマ】教育学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2021-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】教育学習 / 個体学習 / 観察学習 / 脳神経活動 / fMRI (他13件)
【概要】本研究は教育学を生物学に位置づけ、「進化教育学」という新たな分野を開拓することを目指し、「教育学習」というヒトに顕著な学習様式が、ヒト以外の動物も行なう「個体学習」や「観察学習」とは異なる独特な脳活動によることを、fMRIによる実験課題によって示すことを目的とし、指運動学習を自分のペースで行う「個体学習」、見本を観察して行う「観察学習」、教師が指導する「教育学習」の三学習条件で実施し、脳活動の差異...
❏運動機能回復に関わるエラーモニタリングの神経機序解明(17H02139)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】正木 宏明 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80277798)
【キーワード】リハビリテーション科学 / パフォーマンスモニタリング / エラー関連陰性電位 / 正反応関連陰性電位 / 運動学習 (他13件)
【概要】運動学習であるリハビリにパフォーマンスモニタリング(PM)という視座を導入することを目的とした。運動学習を支える脳のエラー検出能力を、脳波の事象関連電位(エラー関連陰性電位:ERNと正反応関連陰性電位:CRN)で評価した結果、運動学習の速度はERNとCRNの振幅値から予測できることを明らかにした。ACL受傷者と受傷未経験者との比較では、前者でERN振幅が小さく、PMの低さが示唆された。fMRIと脳...
❏スポーツスキル学習における運動イメージの役割と脳機構の解析(26242065)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】彼末 一之 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (50127213)
【キーワード】運動イメージ / 運動学習 / 協調運動 / 初心者 / 運動スキル (他13件)
【概要】新しい運動の習得はその能力に個人差が大きい。その原因の一つは運動の習得には動作そのものばかりでなく、その動作の運動イメージを正しく持つことができるようになる必要があるが、それが難しいことが挙げられる。本研究の目的は「運動学習とは、客観的な三人称運動イメージを主観的な一人称運動イメージに翻訳するプロセスを含む」という仮説の下に運動学習過程における脳の活動を解析して、運動学習と運動イメージの関連を検討...
【医歯薬学】社会医学:EEG磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏脳機能デコーディングを用いた好ましさの客観的評価システムの開発(18K11499)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】緒方 洋輔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 特任助教 (60641355)
【キーワード】脳機能デコーディング / fMRI / 選好 / 感性的評価 / EEG (他6件)
【概要】本研究の目的は、脳機能計測を通じて選好・嗜好に関する脳活動情報を読み取るためのバイオマーカの探索を行い、それを利用した簡易的に選好・嗜好を計測する手法を確立することを目的とした。 本年度は、新たに実験参加者9名に対して選好度評価課題・選好二肢選択課題の2種類の実験を行った。まず、2種類の課題中の脳活動データを用いて脳活動増加部位の推定を行った。結果、嗜好度評価課題では左右の紡錘状回及び左右の前部帯...
❏経頭蓋交流電気刺激による前帯状回の選択的修飾と行動変容(18K03176)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】小野田 慶一 追手門学院大学, 心理学部, 教授 (60432712)
【キーワード】経頭蓋交流電気刺激 / 前帯状回 / 経頭蓋交流電流刺激 / 前帯状皮質 / tACS (他12件)
【概要】認知制御には、背側前帯状皮質(dACC)が重要な役割を果たしていると考えられている。経頭蓋交流電流刺激(tACS)は非侵襲的な脳刺激法の一つである。特定の周波数のtACSがdACCの活動に影響を与えることで,認知機能を調整できる可能性がある。本研究では,θ帯域のtACSの行動および神経活動への影響を調べた。偽刺激と比較して,θ-tACSにより応答時間の向上と主観的動機づけの維持が認められた。dAC...
【医歯薬学】社会医学:体性感覚磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏スポーツスキル学習における運動イメージの役割と脳機構の解析(26242065)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】彼末 一之 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (50127213)
【キーワード】運動イメージ / 運動学習 / 協調運動 / 初心者 / 運動スキル (他13件)
【概要】新しい運動の習得はその能力に個人差が大きい。その原因の一つは運動の習得には動作そのものばかりでなく、その動作の運動イメージを正しく持つことができるようになる必要があるが、それが難しいことが挙げられる。本研究の目的は「運動学習とは、客観的な三人称運動イメージを主観的な一人称運動イメージに翻訳するプロセスを含む」という仮説の下に運動学習過程における脳の活動を解析して、運動学習と運動イメージの関連を検討...
❏温熱的快適性の形成メカニズムの解析と衣服内環境評価への応用(25280101)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】脳機能画像 / 浸透圧 / 温度感覚 / 脱水 / 皮膚温度 (他33件)
【概要】①温熱的快不快感を実験的に再現する方法開発、②①を脳機能画像装置内で再現する方法開発と脳機能画像採取。温度分別感覚と温熱的快不快感は別の脳領域で処理されるという仮説検証。③運動や脱水時に見られる温熱不快感の変容のメカニズムを深部体温、皮膚温度の変化から解明することを目指した。①については体表の部分的な温度差を、水循環スーツ着用による体表皮膚温の上昇と下降と局所皮膚温刺激と例刺激の組み合わせによって...
【医歯薬学】社会医学:近赤外線スペクトロスコピー(NIRS)磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏トップダウン処理の感情生成とその制御に関する神経生理学的検討-基礎から応用へ―(20K14251)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小澤 幸世 東京大学, 教養学部, 講師 (90767716)
【キーワード】トップダウン処理の感情 / 自伝的想起 / エピソード記憶 / 感情誘導 / 生理変化 (他13件)
【概要】初年度はトップダウン処理の感情誘導(日常生活における対人関係ストレスの想起による感情誘導)に関する生理的変化(瞳孔径と体表温度)と主観的感情変化に関して中心に研究し、トップダウン処理の感情を誘導した際の瞳孔径変化と心理的変化についてまとめた論文がJournal of Psychophysiology とFrontier in Psychologyにそれぞれ受理された。2年目に当たる去年度は、感情誘...
❏統合失調症・気分障害における「寛解」と「回復」の脳機能基盤に関する縦断的研究(26860914)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30420243)
【キーワード】統合失調症 / 気分障害 / 寛解 / 回復 / 脳機能 (他12件)
【概要】精神症状のみの軽減を目指した「寛解」だけでなく、社会的機能や幸福感の改善も含めた「回復」の脳機能基盤の背景を明らかにすることを目的とした。うつ状態の診断の補助に資する指標として、NIRSによる脳機能計測法が2013年に保険適応となったが、いまだ状態把握や予後予測に資する客観的・生物学的な指標は確立されていないため、縦断的研究により個人内の継時的変動を明らかにすることを目指した。 脳部位によって、特...
❏温熱的快適性の形成メカニズムの解析と衣服内環境評価への応用(25280101)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】脳機能画像 / 浸透圧 / 温度感覚 / 脱水 / 皮膚温度 (他33件)
【概要】①温熱的快不快感を実験的に再現する方法開発、②①を脳機能画像装置内で再現する方法開発と脳機能画像採取。温度分別感覚と温熱的快不快感は別の脳領域で処理されるという仮説検証。③運動や脱水時に見られる温熱不快感の変容のメカニズムを深部体温、皮膚温度の変化から解明することを目指した。①については体表の部分的な温度差を、水循環スーツ着用による体表皮膚温の上昇と下降と局所皮膚温刺激と例刺激の組み合わせによって...
【医歯薬学】社会医学:情動磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏温熱的快適性の形成メカニズムの解析と衣服内環境評価への応用(25280101)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】脳機能画像 / 浸透圧 / 温度感覚 / 脱水 / 皮膚温度 (他33件)
【概要】①温熱的快不快感を実験的に再現する方法開発、②①を脳機能画像装置内で再現する方法開発と脳機能画像採取。温度分別感覚と温熱的快不快感は別の脳領域で処理されるという仮説検証。③運動や脱水時に見られる温熱不快感の変容のメカニズムを深部体温、皮膚温度の変化から解明することを目指した。①については体表の部分的な温度差を、水循環スーツ着用による体表皮膚温の上昇と下降と局所皮膚温刺激と例刺激の組み合わせによって...
❏温熱的情動感覚(行動性体温調節)解析系の開発(11557003)
【研究テーマ】環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】彼末 一之 大阪大学, 医学部, 教授 (50127213)
【キーワード】情動 / 温度 / 行動性体温調節 / fMRI / ヒト (他10件)
【概要】温室効果ガスによる地球温暖化が人類の大きな問題となっている.またヒートアイランド現象による都市の高温化も毎年のように取り上げられる.都市部においてはクーラーの廃熱でますます気温が上昇しさらにクーラーの利用が増すという悪循環が生ずる.ところで、クーラーをつけるのは「暑い」からである.同様に暖房を入れるのは「寒い」からである.「暑い・寒い」という温熱的情動感覚は行動性体温調節の動因となる.行動性調節は...
【医歯薬学】社会医学:前頭前野磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏うつ病患者のストレス事象に対する脳内認知情報処理メカニズム(18830043)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】上田 一貴 広島大, 教育学研究科, 助手 (10403594)
【キーワード】うつ病 / ストレス / 前頭前野 / fMRI
【概要】本研究は,うつ病患者におけるストレス脆弱性に関する脳内認知情報処理メカニズムを,実験心理学的手法と神経生理学に基づいた脳機能解析を用いて実証的に解明することを目的とした.うつ病患者では,将来に対する悲観的な認知が特徴的にみられることに着目し,うつ病患者および年齢,性別をマッチングさせた健常対照者を対象として,将来の報酬予測に基づく意思決定課題を遂行中の脳活動を機能的磁気共鳴画像法(function...
❏ニューロイメージングによる職業性ストレス理論モデルの脳内機序の解明(17659176)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】川上 憲人 東京大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90177650)
【キーワード】ストレス / ニューロイメージング / fMRI / コントロール可能性 / 実験心理学 (他7件)
【概要】平成18年度は、PETを使用した実験的研究によるコントロール可能性の記憶部位の探索と、光トポグラフィー(NIRS)を使用した確率学習課題によるコントロール可能性可能性の操作に対する脳機能の解明を行った。 1. PETを使用した確率学習課題による実験により、コントロール可能性の責任部位を同定し、これらの部位と生理的ストレス反応指標との間の相関を確認した。内側前頭前野(BA32)他の部位が、コントロー...
❏心理的変動が運動スキルに及ぼす影響に関す脳神経科学的研究(16300206)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】大築 立志 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30093553)
【キーワード】心理的プレッシャー / 課題達成要求 / 心理的変動 / 不安 / fMRI (他21件)
【概要】本研究は、あがりや心理的重圧(プレッシャー)、失敗の不安、筋運動感覚の変容などの心理的変動が、スポーツ等の運動スキルに及ぼす影響を解明することを目的として行なわれた。 研究1では、基準負荷でのポインティング動作の直前に異なる負荷の動作を行わせ、動作感覚や実際の筋活動や動作の変化を検討した結果、事前に高(低)負荷での動作を行った場合、被験者は負荷が軽く(重く)なった、動作が速く(遅く)なったと感じ、...
【医歯薬学】社会医学:心理学磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏トップダウン処理の感情生成とその制御に関する神経生理学的検討-基礎から応用へ―(20K14251)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小澤 幸世 東京大学, 教養学部, 講師 (90767716)
【キーワード】トップダウン処理の感情 / 自伝的想起 / エピソード記憶 / 感情誘導 / 生理変化 (他13件)
【概要】初年度はトップダウン処理の感情誘導(日常生活における対人関係ストレスの想起による感情誘導)に関する生理的変化(瞳孔径と体表温度)と主観的感情変化に関して中心に研究し、トップダウン処理の感情を誘導した際の瞳孔径変化と心理的変化についてまとめた論文がJournal of Psychophysiology とFrontier in Psychologyにそれぞれ受理された。2年目に当たる去年度は、感情誘...
❏新しいfMRI課題を用いた思春期の児童における非生理的摂食の神経・心理学的研究(17K13931)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中村 優子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任助教 (00610023)
【キーワード】摂食制御 / 生理学 / 心理学 / 認知心理学 / fMRI (他11件)
【概要】生理的な必要がないにもかかわらず、外的刺激によって誘発される摂食を非生理的摂食といい、肥満の大きな原因である。非生理的摂食は、高い食物刺激応答と低い抑制制御機能によっておこる。しかし、これらどちらも大きく改変される思春期において、非生理的摂食と報酬系・抑制系発達との因果関係については分かっていない。本研究では、思春期コホートデータと機能的MRI (fMRI) 実験により、思春期における非生理的摂食...
【医歯薬学】社会医学:ニューロイメージング磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏fMRIを用いた脳循環動態異常疾患評価(25861074)
【研究テーマ】放射線科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】雨宮 史織 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90631135)
【キーワード】fMRI / 脳機能画像 / neuroimaging / perfusion / 灌流画像 (他9件)
【概要】虚血下における安静時fMRI信号の相対的時間差を算出することにより、全脳灌流時間の計測が出来ることを示した。また信号遅延が急性期梗塞域に見られることから、計測対象が非神経活動由来である事を確認し、虚血患者にて神経障害の有無に関わらず、同法にて灌流時間マッピングが可能であることを示した。 平行して脳脊髄液減少症患者における、自発的神経活動および認知機能異常の変化を髄液漏出の治療前後にて縦断的に評価し...
❏ニューロイメージングによる職業性ストレス理論モデルの脳内機序の解明(17659176)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】川上 憲人 東京大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90177650)
【キーワード】ストレス / ニューロイメージング / fMRI / コントロール可能性 / 実験心理学 (他7件)
【概要】平成18年度は、PETを使用した実験的研究によるコントロール可能性の記憶部位の探索と、光トポグラフィー(NIRS)を使用した確率学習課題によるコントロール可能性可能性の操作に対する脳機能の解明を行った。 1. PETを使用した確率学習課題による実験により、コントロール可能性の責任部位を同定し、これらの部位と生理的ストレス反応指標との間の相関を確認した。内側前頭前野(BA32)他の部位が、コントロー...
【医歯薬学】社会医学:実験心理学磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏視覚系の空間推定処理に関する神経基盤(18K18341)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】久方 瑠美 東京工業大学, 工学院, 助教 (30588950)
【キーワード】空間知覚 / 密度順応 / 視覚情報処理 / 実験心理学 / 空間視 (他7件)
【概要】われわれの視覚系の主な目的は「何が」「どこに」あるかを視覚情報から認識することである。申請者は最近、高密度のテクスチャに順応するとその後に呈示される物体間の距離や刺激のサイズの見えが縮小することを発見した。本研究では、この現象について、磁気共鳴機能画像法および行動実験を用いて密度-距離順応に関与する脳部位を特定・検討することを目的とした。研究1のfMRI計測実験ではRapid event-rela...
❏顔の感情表現認識に於ける脳機能の男女差(19830079)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】東 玲奈 早稲田大学, 国際教養学術院, 講師 (90434349)
【キーワード】実験心理学 / 神経科学 / 脳・神経 / fMRI / 認知神経科学 (他7件)
【概要】8歳から40歳の健常者を対象に、顔の感情認識プロセスに於ける脳機能の男女差、及びにその発達過程に伴う変化について観察・調査した。分析の結果、課題の妥当性が確認された上で、脳活動に男女差が見られた。しかし、男女両グループの年齢の分布にバラつきがあることが指摘されたため、一部のデータを取り換え、再分析を実施中である。 ...
❏ニューロイメージングによる職業性ストレス理論モデルの脳内機序の解明(17659176)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】川上 憲人 東京大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90177650)
【キーワード】ストレス / ニューロイメージング / fMRI / コントロール可能性 / 実験心理学 (他7件)
【概要】平成18年度は、PETを使用した実験的研究によるコントロール可能性の記憶部位の探索と、光トポグラフィー(NIRS)を使用した確率学習課題によるコントロール可能性可能性の操作に対する脳機能の解明を行った。 1. PETを使用した確率学習課題による実験により、コントロール可能性の責任部位を同定し、これらの部位と生理的ストレス反応指標との間の相関を確認した。内側前頭前野(BA32)他の部位が、コントロー...
【医歯薬学】歯学:機能的MRI磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏fMRIによる医師の主観的判断の探索~プレコックス感の脳活動~(18K15525)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】菊地 俊暁 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (20365373)
【キーワード】プレコックス感 / fMRI / 統合失調症 / 機能的MRI / プレコックス (他7件)
【概要】プレコックス課題の作成において、入院ならびに外来通院している統合失調症患者、および患者と年齢層ならびに性別をマッチングさせ、精神疾患の既往がない健常者からの動画データを収集した。統合失調症5名、健常者10名から動画を収集したが、医師による統合失調症患者と健常者の判別がほぼ100%可能となった。動画から静止画に切り替えること、反転などの画像を挿入すること、背景の処理を行うことなど、いくつかを検討した...
❏背側海馬と腹側海馬の活性化に応答する脳領域の特定とその活動解析(25430011)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】高田 則雄 慶應義塾大学, 医学部, 特任講師 (50415212)
【キーワード】光遺伝学 / fMRI / ChR2 / 遺伝子改変マウス / マウス (他9件)
【概要】本研究課題では、背側海馬と腹側海馬の機能の違いが、海馬から他の脳領域への活動伝播の違いに反映されているか検証した。海馬CA1錘体神経細胞に光感受性陽イオンチャネル(ChR2)が発現している遺伝子改変マウスを用いて、全脳活動を機能的MRI(fMRI)装置で計測している最中に、海馬の背側あるいは腹側へ光照射することで海馬神経細胞を活性化し、これに応答する脳領域を特定した。この結果、海馬の背側と腹側とを...
❏高次脳機能測定のための新しいシステムの開発-fMRIとMEGの統合測定システム-(15591549)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】大平 貴之 慶應義塾大学, 医学部, 助教授 (40146618)
【キーワード】正中神経電気刺激 / 機能的MRI / じゃんけん / 脳磁図 / 近赤外線トポグラフィー (他12件)
【概要】本研究の目的は、MEG、fMRI、NIRSらを組み合わせ、統合的に高次脳機能評価を行いうるシステムの実用化である。実用可能なタスクとして、以下の3つを行った。 1)正中神経電気刺激 まず、fMRIにて、母指が動き出す手前と動いている時とで比較したところ、一次感覚野において後者は前者よりも前内方に移動する傾向があったが、有意差はなかった。続いて、両側正中神経電気刺激を行い、i)同時、ii)100ms...
【医歯薬学】歯学:光遺伝学磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏深層学習を応用した全脳を対象とする神経活動伝播経路の解明(15KT0111)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-07-10 - 2018-03-31
【研究代表者】高田 則雄 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (50415212)
【キーワード】深層学習 / マウス / fMRI / 光遺伝学 / 経路推定 (他9件)
【概要】脳の活動伝搬経路を、全脳の神経活動から推測し、伝播経路に規則や特徴が存在するか解明することを本研究では試みた。具体的には脳活動の開始部位と終着部位とが明確な場合に、その間の脳回路を神経活動が並列にあるいは直列に伝播するのかといった伝搬経路の性質を明らかにすることを目指した。このためにfMRI計測データ(麻酔下マウスの海馬を光遺伝学的に刺激した時の応答を計測したデータ;Takata et al. 2...
❏背側海馬と腹側海馬の活性化に応答する脳領域の特定とその活動解析(25430011)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】高田 則雄 慶應義塾大学, 医学部, 特任講師 (50415212)
【キーワード】光遺伝学 / fMRI / ChR2 / 遺伝子改変マウス / マウス (他9件)
【概要】本研究課題では、背側海馬と腹側海馬の機能の違いが、海馬から他の脳領域への活動伝播の違いに反映されているか検証した。海馬CA1錘体神経細胞に光感受性陽イオンチャネル(ChR2)が発現している遺伝子改変マウスを用いて、全脳活動を機能的MRI(fMRI)装置で計測している最中に、海馬の背側あるいは腹側へ光照射することで海馬神経細胞を活性化し、これに応答する脳領域を特定した。この結果、海馬の背側と腹側とを...
❏光遺伝学と磁気共鳴機能画像法の融合による大脳記憶機構の解明(24220008)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】宮下 保司 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 名誉教授 (40114673)
【キーワード】認知神経科学 / 磁気共鳴機能画像法(fMRI) / 霊長類 / 大脳 / 光遺伝学 (他10件)
【概要】認知記憶について、1)サル大脳の大域的情報処理機構を単一細胞活動レベルにまで遡って明らかにした。特に、領野間伝達により記憶信号を形成する過程が、従来の考えとは異なり、「前駆コード生成→増殖」により実現することを示し、新しい概念を創出した。2)こうして同定された神経回路の動作が行動に与えるインパクトを、当該領域の神経活動に対する侵襲的介入によって立証した。特に、メタ記憶に関してその大脳中枢が背外側前...
【医歯薬学】薬学:脳機能磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏教育脳の脳神経学的・行動遺伝学的研究(17K18669)
【研究テーマ】教育学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2021-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】教育学習 / 個体学習 / 観察学習 / 脳神経活動 / fMRI (他13件)
【概要】本研究は教育学を生物学に位置づけ、「進化教育学」という新たな分野を開拓することを目指し、「教育学習」というヒトに顕著な学習様式が、ヒト以外の動物も行なう「個体学習」や「観察学習」とは異なる独特な脳活動によることを、fMRIによる実験課題によって示すことを目的とし、指運動学習を自分のペースで行う「個体学習」、見本を観察して行う「観察学習」、教師が指導する「教育学習」の三学習条件で実施し、脳活動の差異...
❏進化計算による特徴的脳機能部位と代謝物質の特定(16K00312)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】廣安 知之 同志社大学, 生命医科学部, 教授 (20298144)
【キーワード】脳機能イメージング / fMRI / fNIRS / ヒトの状態推定 / 進化計算 (他13件)
【概要】本研究のゴールは、fMRIやfNIRSといった非侵襲な脳機能イメージング装置から得られる脳機能データから、被験者の特性のクラスタを決定する要因となる脳機能部位を特定すること、および、唾液のメタボローム解析による代謝変動を測定し、クラスタの識別と関連の高い代謝物質を特定することである。脳機能データから、動的ネットワーク解析を行いヒトの状態推定をする方法、多目的遺伝的アルゴリズムを活用した進化的手法に...
❏教育脳を探る―「教育による学習」をつかさどる脳神経基盤に関する研究(26590150)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】教育 / 進化 / fMRI / 個体学習 / 観察学習 (他16件)
【概要】教育学習は個体学習、観察学習とは異なる進化的に獲得されたヒトに顕著な学習様式と考えられ、それに対応する特殊な脳活動があることが予想される。本研究では、指運動の系列の記憶と再生を、個体・観察・教育の3学習条件で実行している際の脳活動をfMRIによって把握することを目的とした。 予備実験の段階として、課題の検討と開発を経て、個体と観察学習の脳活動の指運動データを収集した。その結果、個体学習では視覚野、...
【医歯薬学】薬学:マウス磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏脳領域間の機能的結合性を視床網様核が制御する機構の解明(19KK0387)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
【研究期間】2022 - 2024
【研究代表者】高田 則雄 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (50415212)
【キーワード】fMRI / シミュレーション / 動的機能的結合 / 視床網様核 / マウス
【概要】
❏マウス全脳に対応する脳領域名の総数を1から860まで可変な標準脳の構築(16K07032)
【研究テーマ】神経解剖学・神経病理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高田 則雄 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (50415212)
【キーワード】標準脳 / テンプレート / Allen / brain / 関心領域 (他14件)
【概要】ヒト脳の磁気共鳴画像法(MRI)では脳座標へ脳領域名が対応した標準脳が存在する。しかしマウス脳には実用的なものが存在しない。関心領域(ROI)の設定が恣意的で、他の研究者のROIを再現できない。Allen研究所がマウス脳の3次元再構成データを2015年に公開した。本研究はこれをMRI解析で利用可能とすることを目的とした。その結果、柔軟なマウス標準脳を構築できた。研究目的に応じて脳領域総数を変更でき...
❏深層学習を応用した全脳を対象とする神経活動伝播経路の解明(15KT0111)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-07-10 - 2018-03-31
【研究代表者】高田 則雄 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (50415212)
【キーワード】深層学習 / マウス / fMRI / 光遺伝学 / 経路推定 (他9件)
【概要】脳の活動伝搬経路を、全脳の神経活動から推測し、伝播経路に規則や特徴が存在するか解明することを本研究では試みた。具体的には脳活動の開始部位と終着部位とが明確な場合に、その間の脳回路を神経活動が並列にあるいは直列に伝播するのかといった伝搬経路の性質を明らかにすることを目指した。このためにfMRI計測データ(麻酔下マウスの海馬を光遺伝学的に刺激した時の応答を計測したデータ;Takata et al. 2...
【医歯薬学】薬学:MRI磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏小区分59020:スポーツ科学関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】fMRI
【研究期間】認知機能
【研究代表者】疲労
【キーワード】コンディション
【概要】
❏fMRIによる医師の主観的判断の探索~プレコックス感の脳活動~(18K15525)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】菊地 俊暁 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (20365373)
【キーワード】プレコックス感 / fMRI / 統合失調症 / 機能的MRI / プレコックス (他7件)
【概要】プレコックス課題の作成において、入院ならびに外来通院している統合失調症患者、および患者と年齢層ならびに性別をマッチングさせ、精神疾患の既往がない健常者からの動画データを収集した。統合失調症5名、健常者10名から動画を収集したが、医師による統合失調症患者と健常者の判別がほぼ100%可能となった。動画から静止画に切り替えること、反転などの画像を挿入すること、背景の処理を行うことなど、いくつかを検討した...
❏アスリートの運動時における脳内神経基盤ネットワークの解明(18K17883)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】赤澤 暢彦 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ研究部, 契約研究員 (30713250)
【キーワード】fMRI / 認知機能 / 疲労 / コンディション / 運動 (他8件)
【概要】アスリートが競技パフォーマンスを発揮するためには、運動中の認知機能も重要になると考えられている。本研究では、機能的磁気共鳴装置(fMRI)を用いた脳機能イメージング手法による脳活動動態に着目し、疲労困憊運動が認知機能および脳活動動態に及ぼす影響を検討した。疲労困憊運動の前後において、認知機能が向上した群では脳活動動態の変化は認められなかったが、認知機能が低下した群では中前頭回における脳活動賦活の増...
【医歯薬学】薬学:磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏ダイナミクスを考慮するfMRIネットワーク解析開発と臨床応用(18K07707)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】雨宮 史織 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90631135)
【キーワード】fMRI / perfusion / neurovascular coupling / 灌流画像法 / 自発性神経活動 (他8件)
【概要】巨視的神経回路の情報動態解析および異常の定量から新規バイオマーカーを得ること、又、その連携・相互作用を司る機構を明らかにすることを目指し、引き続き安静時fMRI解析法の開発を進めた。これまでの研究に引き続き、安静時fMRIの全脳性信号および局在性信号の動態解析を行った。具体的には、ヒト安静時fMRIにおける全脳広汎性の信号とresting state networksと呼ばれる大域的ネットワークの...
❏マウス全脳に対応する脳領域名の総数を1から860まで可変な標準脳の構築(16K07032)
【研究テーマ】神経解剖学・神経病理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高田 則雄 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (50415212)
【キーワード】標準脳 / テンプレート / Allen / brain / 関心領域 (他14件)
【概要】ヒト脳の磁気共鳴画像法(MRI)では脳座標へ脳領域名が対応した標準脳が存在する。しかしマウス脳には実用的なものが存在しない。関心領域(ROI)の設定が恣意的で、他の研究者のROIを再現できない。Allen研究所がマウス脳の3次元再構成データを2015年に公開した。本研究はこれをMRI解析で利用可能とすることを目的とした。その結果、柔軟なマウス標準脳を構築できた。研究目的に応じて脳領域総数を変更でき...
❏社会的コンテクストの中での協調及び利他的行動の認知神経基盤(15K12987)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】加藤 淳子 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 教授 (00251314)
【キーワード】福祉国家 / 平等 / fMRI / 心の理論 / 報酬系 (他14件)
【概要】再分配における平等の問題は、福祉国家研究のみならず、哲学や思想などでも重要課題である一方で、その背後にある動機付けや心理過程については、直接のデータをもって分析されることはなかった。本研究は、福祉国家の所得階層構造(高中低所得層)を踏まえ実際の再分配の問題を考えるため、仮想社会における再分配ルール決定の際の参加者の脳の活動をfMRIで計測することで、平等をめぐる心理過程の解明した論文を自然科学英文...
【医歯薬学】薬学:神経科学磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏運動主体感に対するメタ認知及びその神経基盤(19K20642)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】温 文 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (50646601)
【キーワード】運動主体感 / 運動制御 / メタ認知 / 認知神経科学 / 意識 (他8件)
【概要】本研究は運動主体感に対するメタ認知、すなわち、「自分が制御している」という主観的な感覚に対してどのぐらい確信を持つのかという認識を研究テーマとし、運動主体感のメタ認知の行動レベルの特徴を解明し、さらにその神経基盤を解明することを目的とした。本研究は行動実験及び認知神経科学の手法を用いた。実験参加者が画面上の物体を制御する際に、制御した物体を検出する際の自信と問うことによって、正しい判断に対して高い...
❏狂犬病ウイルスを用いた網膜神経節細胞と大脳視覚領域との多シナプス性構造基盤の解明(国際共同研究強化)(15KK0333)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2018
【研究代表者】澤村 裕正 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (70444081)
【キーワード】磁気共鳴機能画像法 / fMRI / 頭頂葉 / 視覚認知 / 神経科学
【概要】本研究では高次視覚情報処理機構の機能的・解剖学的構造基盤の一端を明らかにすることを目標として、動画で構成された視覚刺激を提示した際の脳活動をヒト機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて測定し、頭頂葉を中心としたニューロンネットワークの研究を行った。視覚刺激に含まれる要素のうち、対象物を動かす動作を観察した際には頭頂葉のphAIPと呼ばれる領域が、動作回数に注目した場合には隣接するNPC3と呼ばれる...
❏社会的コンテクストの中での協調及び利他的行動の認知神経基盤(15K12987)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】加藤 淳子 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 教授 (00251314)
【キーワード】福祉国家 / 平等 / fMRI / 心の理論 / 報酬系 (他14件)
【概要】再分配における平等の問題は、福祉国家研究のみならず、哲学や思想などでも重要課題である一方で、その背後にある動機付けや心理過程については、直接のデータをもって分析されることはなかった。本研究は、福祉国家の所得階層構造(高中低所得層)を踏まえ実際の再分配の問題を考えるため、仮想社会における再分配ルール決定の際の参加者の脳の活動をfMRIで計測することで、平等をめぐる心理過程の解明した論文を自然科学英文...
【医歯薬学】薬学:ショウジョウバエ磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏内在性遺伝子発現制御に関わるRNAi関連分子の機能解析(16207011)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】塩見 美喜子 徳島大学, ゲノム機能研究センター, 助教授 (20322745)
【キーワード】RNAi / Argonaute / small RNA / RNA silencing / rasiRNA (他20件)
【概要】申請者は、精神遅滞を最も高頻度に伴う遺伝性ヒト疾患である脆弱X症候群原因遺伝子FMR1の機能解析を続けてきた。その過程において、FMR1遺伝子が翻訳調節に関与するRNA結合蛋白質をコードすること、さらには、ショウジョウバエFMR1相同蛋白質がRNAi活性中心であるRISC複合体の構成因子Argonauteと結合する事を明らかにした。FMR1遺伝子の機能を探索する上で、RNAi経路に関する新知見を得...
❏遺伝性精神遅滞症遺伝子FMR1の解析を通して知る脳内行動発現ネットワーク機構(15207002)
【研究テーマ】遺伝・ゲノム動態
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】塩見 春彦 徳島大学, ゲノム機能研究センター, 教授 (60202107)
【キーワード】脆弱X症候群 / FMR1 / RNAi / 記憶障害 / 概日リズム (他11件)
【概要】トリプレットリピート病の代表例である脆弱X症候群患者では脳の高次機能(特に可塑性)に直接関わることが確実視されている樹状突起上スパインの形態異常が見られる。これはFMR1遺伝子の機能喪失によると考えられているが、その分子機構は不明である。ショウジョウバエをモデル動物として用い、FMR1が位置する遺伝学的分子経路を明らかにするため、FMR1機能の変化が、どのように細胞形態レベルでの変化、そして個体の...
【医歯薬学】薬学:RNAi磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏内在性遺伝子発現制御に関わるRNAi関連分子の機能解析(16207011)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】塩見 美喜子 徳島大学, ゲノム機能研究センター, 助教授 (20322745)
【キーワード】RNAi / Argonaute / small RNA / RNA silencing / rasiRNA (他20件)
【概要】申請者は、精神遅滞を最も高頻度に伴う遺伝性ヒト疾患である脆弱X症候群原因遺伝子FMR1の機能解析を続けてきた。その過程において、FMR1遺伝子が翻訳調節に関与するRNA結合蛋白質をコードすること、さらには、ショウジョウバエFMR1相同蛋白質がRNAi活性中心であるRISC複合体の構成因子Argonauteと結合する事を明らかにした。FMR1遺伝子の機能を探索する上で、RNAi経路に関する新知見を得...
❏遺伝性精神遅滞症遺伝子FMR1の解析を通して知る脳内行動発現ネットワーク機構(15207002)
【研究テーマ】遺伝・ゲノム動態
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】塩見 春彦 徳島大学, ゲノム機能研究センター, 教授 (60202107)
【キーワード】脆弱X症候群 / FMR1 / RNAi / 記憶障害 / 概日リズム (他11件)
【概要】トリプレットリピート病の代表例である脆弱X症候群患者では脳の高次機能(特に可塑性)に直接関わることが確実視されている樹状突起上スパインの形態異常が見られる。これはFMR1遺伝子の機能喪失によると考えられているが、その分子機構は不明である。ショウジョウバエをモデル動物として用い、FMR1が位置する遺伝学的分子経路を明らかにするため、FMR1機能の変化が、どのように細胞形態レベルでの変化、そして個体の...
【医歯薬学】薬学:大脳皮質磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏樹状突起スパインの形成・安定性を担う新たなアクチン骨格制御機構の解明(19K06931)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】榊原 伸一 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (70337369)
【キーワード】ニューロン / inka2 / Pak4 / アクチンフィラメント / 樹状突起スパイン (他13件)
【概要】inka2は哺乳類胎生期神経系において延髄や脊髄の腹側部脳室周囲のオリゴデンドロサイト前駆細胞や成体の大脳皮質や海馬などの前脳領域のニューロンに強く発現する。培養細胞にinka2を強制発現させると、アクチン線維の細胞内配置の異常が起こり、細胞形態が球状に変化し細胞接着の阻害や過剰な数のフィロポディアが形成される。我々はこれまでにNIH3T3のスクラッチアッセイによりinka2が接着斑(focal ...
❏運動視に関する大脳視覚野の構造と機能の研究(20330149)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】蘆田 宏 (盧田 宏) 京都大学, 文学研究科, 准教授 (20293847)
【キーワード】感覚・知覚 / 視覚 / fMRI / 脳機能画像 / 運動視 (他9件)
【概要】機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて、運動視に関連する大脳領野について調べた。まず、静止画が動いて見える錯視図形に対する運動関連応答測定により、運動視に関わる処理経路の関与が明らかになった。次に、マルチボクセル解析を用いて運動視関連領野を再定義する試みを行い、最終結果には至らないものの手法の将来性の評価など一定の成果を得た。また、高次運動視領野と自己運動感について今後の指針となる結果を得た。...
【医歯薬学】看護学:加齢磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏ニューロフィードバック制御型の神経結合動態計測による認知過誤リスク推定の研究(19H04025)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中井 敏晴 大阪大学, 歯学研究科, 招へい教授 (30344170)
【キーワード】ニューロフィードバック / fMRI / BMI / 運動処方 / 加齢 (他12件)
【概要】本研究ではNF-fMRIに小型ヒューマノイドを用いたBMIを開発し、加齢による認知機能予備能力の変化や其の頑強性を推定する指標を開発した。NF-fMRIの動態解析により加齢による脳活動領域拡大は課題遂行内容に基づく脳活動パタンの判別に有効な情報量を増やす効果が認められ高齢者でもNF訓練が有効であること、判別結果をより安定化させる事等が判明した。活動領域の拡大には再現性が認められ、学習内容に依存する...
❏運動処方への初期応答による高齢者の分類法の確立(15H03104)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中井 敏晴 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 神経情報画像開発研究室, 室長 (30344170)
【キーワード】加齢 / 運動処方 / 脳機能計測 / fMRI / 帯状回 (他8件)
【概要】fMRIを用いて高齢者に対する介入開始4週間後に運動処方の効果予測を行ない、運動処方の長期的効果を反映する脳活動指標を探索した。何れも前部帯状回の安静時脳活動が有力な指標候補と考えられた。認知負荷への応答特性を高精度で抽出するためのNeurofeedback fMRIを開発し年齢群間比較を行なったところ、若年者では後部帯状回と視覚野群の活動が脱賦活化されるが高齢者ではこの傾向は見られず、認知処理の...
【医歯薬学】看護学:脳波磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏小区分90030:認知科学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】運動主体感
【研究期間】運動制御
【研究代表者】メタ認知
【キーワード】認知神経科学
【概要】
❏理論・モデル・実験を統合した言語の神経基盤の解明(19H01256)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】太田 真理 九州大学, 人文科学研究院, 講師 (20750045)
【キーワード】言語 / 言語脳科学 / 理論言語学 / 自然言語処理 / 形態統語論 (他8件)
【概要】2020年度は以下の研究を実施した。① 語に対する脳波実験:日本語話者40名に対して、複数の形態素を含む語の処理を行う際の脳波を計測する実験を行った。言語処理で観察される事象関連電位N400の振幅が、形態素の情報へのアクセスや形態素の意味を統合する処理を反映して変化することを明らかにした。② 文に対する脳波実験:日本語話者各20名に対して、日本語の文を視覚提示と聴覚提示した場合の脳波を計測・比較す...
❏運動主体感に対するメタ認知及びその神経基盤(19K20642)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】温 文 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (50646601)
【キーワード】運動主体感 / 運動制御 / メタ認知 / 認知神経科学 / 意識 (他8件)
【概要】本研究は運動主体感に対するメタ認知、すなわち、「自分が制御している」という主観的な感覚に対してどのぐらい確信を持つのかという認識を研究テーマとし、運動主体感のメタ認知の行動レベルの特徴を解明し、さらにその神経基盤を解明することを目的とした。本研究は行動実験及び認知神経科学の手法を用いた。実験参加者が画面上の物体を制御する際に、制御した物体を検出する際の自信と問うことによって、正しい判断に対して高い...
【医歯薬学】看護学:脳・神経磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏教育過程の総合的行動遺伝学研究(26245066)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】双生児法 / 遺伝と環境 / 行動遺伝学 / 脳神経科学 / 分子遺伝学 (他23件)
【概要】児童期と成人期の2コホートによる双生児縦断研究を実施した。児童期は小学5年生(11歳児)約200組に対する質問紙と120組への個別発達調査を行った。読み能力や実行機能の発達的変化に及ぼす遺伝と環境の変化と安定性、リズム行動に及ぼす遺伝と環境の交互作用、きょうだい関係の特殊性などが明らかになった。 成人期では社会的達成・心身の健康度などの質問紙調査を実施し約200組から回答を得た。また認知能力の不一...
❏顔の感情表現認識に於ける脳機能の男女差(19830079)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】東 玲奈 早稲田大学, 国際教養学術院, 講師 (90434349)
【キーワード】実験心理学 / 神経科学 / 脳・神経 / fMRI / 認知神経科学 (他7件)
【概要】8歳から40歳の健常者を対象に、顔の感情認識プロセスに於ける脳機能の男女差、及びにその発達過程に伴う変化について観察・調査した。分析の結果、課題の妥当性が確認された上で、脳活動に男女差が見られた。しかし、男女両グループの年齢の分布にバラつきがあることが指摘されたため、一部のデータを取り換え、再分析を実施中である。 ...
【医歯薬学】看護学:不安磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏信念の形成における内受容感覚の役割(23700318)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011
【研究代表者】寺澤 悠理 慶應義塾大学, 文学部, 講師 (30585790)
【キーワード】内受容感覚 / 感情 / 不安 / アレキシサイミア / fMRI
【概要】身体内部状態の受容によって生じる感覚は内受容感覚(interoception)と呼ばれている。近年、その処理過程と神経基盤を明らかにすることによって、心と脳・身体はどのように認知活動を支えているのかを解明しようとする試みが行われている。本研究では、このような背景に基づき、認知機能の中でも重要な「信念の形成」に内受容感覚が及ぼす影響を検討し、その役割を理解することを目的とした。 本年度は第一に、個人...
❏心理的変動が運動スキルに及ぼす影響に関す脳神経科学的研究(16300206)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】大築 立志 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30093553)
【キーワード】心理的プレッシャー / 課題達成要求 / 心理的変動 / 不安 / fMRI (他21件)
【概要】本研究は、あがりや心理的重圧(プレッシャー)、失敗の不安、筋運動感覚の変容などの心理的変動が、スポーツ等の運動スキルに及ぼす影響を解明することを目的として行なわれた。 研究1では、基準負荷でのポインティング動作の直前に異なる負荷の動作を行わせ、動作感覚や実際の筋活動や動作の変化を検討した結果、事前に高(低)負荷での動作を行った場合、被験者は負荷が軽く(重く)なった、動作が速く(遅く)なったと感じ、...
【医歯薬学】看護学:ストレス磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏統合失調症・気分障害における「寛解」と「回復」の脳機能基盤に関する縦断的研究(26860914)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30420243)
【キーワード】統合失調症 / 気分障害 / 寛解 / 回復 / 脳機能 (他12件)
【概要】精神症状のみの軽減を目指した「寛解」だけでなく、社会的機能や幸福感の改善も含めた「回復」の脳機能基盤の背景を明らかにすることを目的とした。うつ状態の診断の補助に資する指標として、NIRSによる脳機能計測法が2013年に保険適応となったが、いまだ状態把握や予後予測に資する客観的・生物学的な指標は確立されていないため、縦断的研究により個人内の継時的変動を明らかにすることを目指した。 脳部位によって、特...
❏うつ病患者のストレス事象に対する脳内認知情報処理メカニズム(18830043)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】上田 一貴 広島大, 教育学研究科, 助手 (10403594)
【キーワード】うつ病 / ストレス / 前頭前野 / fMRI
【概要】本研究は,うつ病患者におけるストレス脆弱性に関する脳内認知情報処理メカニズムを,実験心理学的手法と神経生理学に基づいた脳機能解析を用いて実証的に解明することを目的とした.うつ病患者では,将来に対する悲観的な認知が特徴的にみられることに着目し,うつ病患者および年齢,性別をマッチングさせた健常対照者を対象として,将来の報酬予測に基づく意思決定課題を遂行中の脳活動を機能的磁気共鳴画像法(function...
❏ニューロイメージングによる職業性ストレス理論モデルの脳内機序の解明(17659176)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】川上 憲人 東京大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90177650)
【キーワード】ストレス / ニューロイメージング / fMRI / コントロール可能性 / 実験心理学 (他7件)
【概要】平成18年度は、PETを使用した実験的研究によるコントロール可能性の記憶部位の探索と、光トポグラフィー(NIRS)を使用した確率学習課題によるコントロール可能性可能性の操作に対する脳機能の解明を行った。 1. PETを使用した確率学習課題による実験により、コントロール可能性の責任部位を同定し、これらの部位と生理的ストレス反応指標との間の相関を確認した。内側前頭前野(BA32)他の部位が、コントロー...
【医歯薬学】看護学:うつ病磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏fMRIを用いたうつ病患者における認知行動療法の反応予測因子の探索(26860944)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菊地 俊暁 杏林大学, 医学部, 講師 (20365373)
【キーワード】うつ病 / 認知行動療法 / MRI / デフォルトモードネットワーク / 自己参照 (他8件)
【概要】DSM-IVにおける大うつ病性障害を満たし、抗うつ薬の投与がない、もしくは8週間以上投薬が固定されている患者を対象として、安静時ならびに課題時のMRIの撮像を行った。その後、厚生労働省のマニュアルに基づいた認知行動療法を、訓練を受けた医師もしくは臨床心理士が個人セッションとして、1回40-50分、計16回施行した。 計20名がエントリーされ、2名が脱落し、撮像が安定して得られた16名を対象として解...
❏うつ病における認知行動療法の効果に関する脳機能画像研究(19730431)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】上田 一貴 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任助教 (10403594)
【キーワード】うつ病 / 認知障害 / 認知行動療法 / 脳機能 / fMRI (他7件)
【概要】うつ病において抑うつ気分の生起要因の1つと考えられる将来に対するネガティブな認知に関して,前頭前野や線条体の機能低下などの脳機能メカニズムを明らかにした.また,認知行動療法前後のうつ病患者の抑うつ症状と脳活動との関連性を調べ,前頭前野や線条体の活動性により治療反応性の予測や治療効果の評価ができる可能性を示した.本研究課題で行った脳機能画像研究により,うつ病の病態理解が進み,治療・診断技術への応用可...
❏うつ病患者のストレス事象に対する脳内認知情報処理メカニズム(18830043)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】上田 一貴 広島大, 教育学研究科, 助手 (10403594)
【キーワード】うつ病 / ストレス / 前頭前野 / fMRI
【概要】本研究は,うつ病患者におけるストレス脆弱性に関する脳内認知情報処理メカニズムを,実験心理学的手法と神経生理学に基づいた脳機能解析を用いて実証的に解明することを目的とした.うつ病患者では,将来に対する悲観的な認知が特徴的にみられることに着目し,うつ病患者および年齢,性別をマッチングさせた健常対照者を対象として,将来の報酬予測に基づく意思決定課題を遂行中の脳活動を機能的磁気共鳴画像法(function...
【医歯薬学】看護学:視覚磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏視覚情報へのマグニチュード理論の検証(20H01783)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】久方 瑠美 東京工業大学, 工学院, 助教 (30588950)
【キーワード】視覚 / 量推定 / 空間視 / 密度順応 / fMRI (他6件)
【概要】本年度は研究1「テクスチャ刺激への順応から引き起こされる知覚サイズ圧縮およびテクスチャ知覚に反応する脳部位の特定」のため、fMRI計測のパラメータを決定する予備実験を行った。用いられた順応刺激は、白と黒で定義される100個/9個のドットで構成されるテクスチャ刺激で、順応刺激提示時間は1秒とした。テスト刺激として、黒いエッジのみのサークル刺激と、49個のテクスチャ刺激を順応刺激が提示された視野に続け...
❏知覚は伝染するのか?:心理物理と脳情報デコーディングによる検証(17K18692)
【研究テーマ】心理学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 真介 東北大学, 学際科学フロンティア研究所, 助教 (90525578)
【キーワード】他者視点取得 / 心理物理 / 視覚心理 / 視覚 / fMRI (他8件)
【概要】本研究では「ヒトが他者の視知覚を推測する際には、自分自身の(脳内)初期視覚システムを使う」という仮説を心理物理実験により検証した。なお、検証には運動残効と呼ばれる現象を利用した。心理物理実験では、まず、「自分自身が運動刺激を見た後には、自分の見た運動刺激に応じて運動残効が起こる」ことを確認した。次に、「他者が見ている運動刺激を推測する課題において、他者の見た運動刺激に応じて運動残効が起こる」ことを...
❏スポーツスキル学習における運動イメージの役割と脳機構の解析(26242065)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】彼末 一之 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (50127213)
【キーワード】運動イメージ / 運動学習 / 協調運動 / 初心者 / 運動スキル (他13件)
【概要】新しい運動の習得はその能力に個人差が大きい。その原因の一つは運動の習得には動作そのものばかりでなく、その動作の運動イメージを正しく持つことができるようになる必要があるが、それが難しいことが挙げられる。本研究の目的は「運動学習とは、客観的な三人称運動イメージを主観的な一人称運動イメージに翻訳するプロセスを含む」という仮説の下に運動学習過程における脳の活動を解析して、運動学習と運動イメージの関連を検討...
【医歯薬学】看護学:統合失調症磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏主体感の探索と利用:その行動メカニズム、神経基盤、および数理モデル(21H03780)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】温 文 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (50646601)
【キーワード】運動主体感 / 探索 / 利用 / fMRI / 統合失調症
【概要】
❏fMRIによる医師の主観的判断の探索~プレコックス感の脳活動~(18K15525)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】菊地 俊暁 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (20365373)
【キーワード】プレコックス感 / fMRI / 統合失調症 / 機能的MRI / プレコックス (他7件)
【概要】プレコックス課題の作成において、入院ならびに外来通院している統合失調症患者、および患者と年齢層ならびに性別をマッチングさせ、精神疾患の既往がない健常者からの動画データを収集した。統合失調症5名、健常者10名から動画を収集したが、医師による統合失調症患者と健常者の判別がほぼ100%可能となった。動画から静止画に切り替えること、反転などの画像を挿入すること、背景の処理を行うことなど、いくつかを検討した...
❏統合失調症・気分障害における「寛解」と「回復」の脳機能基盤に関する縦断的研究(26860914)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】滝沢 龍 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30420243)
【キーワード】統合失調症 / 気分障害 / 寛解 / 回復 / 脳機能 (他12件)
【概要】精神症状のみの軽減を目指した「寛解」だけでなく、社会的機能や幸福感の改善も含めた「回復」の脳機能基盤の背景を明らかにすることを目的とした。うつ状態の診断の補助に資する指標として、NIRSによる脳機能計測法が2013年に保険適応となったが、いまだ状態把握や予後予測に資する客観的・生物学的な指標は確立されていないため、縦断的研究により個人内の継時的変動を明らかにすることを目指した。 脳部位によって、特...
【医歯薬学】看護学:認知行動療法磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏fMRIを用いたうつ病患者における認知行動療法の反応予測因子の探索(26860944)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】菊地 俊暁 杏林大学, 医学部, 講師 (20365373)
【キーワード】うつ病 / 認知行動療法 / MRI / デフォルトモードネットワーク / 自己参照 (他8件)
【概要】DSM-IVにおける大うつ病性障害を満たし、抗うつ薬の投与がない、もしくは8週間以上投薬が固定されている患者を対象として、安静時ならびに課題時のMRIの撮像を行った。その後、厚生労働省のマニュアルに基づいた認知行動療法を、訓練を受けた医師もしくは臨床心理士が個人セッションとして、1回40-50分、計16回施行した。 計20名がエントリーされ、2名が脱落し、撮像が安定して得られた16名を対象として解...
❏東洋的代替医療における抑うつ低減・予防効果の検証(21530744)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】石井 康智 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (60103602)
【キーワード】心理的介入 / 抑うつ予防 / マインドフルネス瞑想 / 認知行動療法 / 操体法 (他17件)
【概要】予防的観点から東洋的アプローチの有用性に着目した。 8週間のプログラムが行われた。マインドフルネス瞑想では、受容と抑うつに有意な負相関、脱中心化と抑うつに有意傾向の正相関が認められた。さらに抑うつ低減効果、気づき、受容、脱中心化が見られ、脱中心化では群と時期に有意な交互作用から本プログラムによる脱中心化の有効性が示唆された。操体法群は、抑うつ状態(CES-D得点)とQOL得点に有意な逆相関が認めら...
❏うつ病における認知行動療法の効果に関する脳機能画像研究(19730431)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】上田 一貴 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任助教 (10403594)
【キーワード】うつ病 / 認知障害 / 認知行動療法 / 脳機能 / fMRI (他7件)
【概要】うつ病において抑うつ気分の生起要因の1つと考えられる将来に対するネガティブな認知に関して,前頭前野や線条体の機能低下などの脳機能メカニズムを明らかにした.また,認知行動療法前後のうつ病患者の抑うつ症状と脳活動との関連性を調べ,前頭前野や線条体の活動性により治療反応性の予測や治療効果の評価ができる可能性を示した.本研究課題で行った脳機能画像研究により,うつ病の病態理解が進み,治療・診断技術への応用可...
【医歯薬学】看護学:教育磁気共鳴機能画像法(fMRI)を含む研究件
❏教育脳の脳神経学的・行動遺伝学的研究(17K18669)
【研究テーマ】教育学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2021-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】教育学習 / 個体学習 / 観察学習 / 脳神経活動 / fMRI (他13件)
【概要】本研究は教育学を生物学に位置づけ、「進化教育学」という新たな分野を開拓することを目指し、「教育学習」というヒトに顕著な学習様式が、ヒト以外の動物も行なう「個体学習」や「観察学習」とは異なる独特な脳活動によることを、fMRIによる実験課題によって示すことを目的とし、指運動学習を自分のペースで行う「個体学習」、見本を観察して行う「観察学習」、教師が指導する「教育学習」の三学習条件で実施し、脳活動の差異...
❏教育脳を探る―「教育による学習」をつかさどる脳神経基盤に関する研究(26590150)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】教育 / 進化 / fMRI / 個体学習 / 観察学習 (他16件)
【概要】教育学習は個体学習、観察学習とは異なる進化的に獲得されたヒトに顕著な学習様式と考えられ、それに対応する特殊な脳活動があることが予想される。本研究では、指運動の系列の記憶と再生を、個体・観察・教育の3学習条件で実行している際の脳活動をfMRIによって把握することを目的とした。 予備実験の段階として、課題の検討と開発を経て、個体と観察学習の脳活動の指運動データを収集した。その結果、個体学習では視覚野、...
❏教育過程の総合的行動遺伝学研究(26245066)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】双生児法 / 遺伝と環境 / 行動遺伝学 / 脳神経科学 / 分子遺伝学 (他23件)
【概要】児童期と成人期の2コホートによる双生児縦断研究を実施した。児童期は小学5年生(11歳児)約200組に対する質問紙と120組への個別発達調査を行った。読み能力や実行機能の発達的変化に及ぼす遺伝と環境の変化と安定性、リズム行動に及ぼす遺伝と環境の交互作用、きょうだい関係の特殊性などが明らかになった。 成人期では社会的達成・心身の健康度などの質問紙調査を実施し約200組から回答を得た。また認知能力の不一...