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研究分野別サイレントキーワード
「クラスター」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】情報学フロンティア:産業集積クラスターを含む研究件
❏工業生産の再検討-伝統的産業クラスターから最先端への架橋-(15H01963)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】日置 弘一郎 就実大学, 経営学部, 教授 (70114022)
【キーワード】クラスター / リスク分担 / プロデューサー / 産業集積 / ものづくりの高度化 (他16件)
【概要】産業集積におけるものづくりの高度化は、複数の主体の相互作用の中で役割分化がなされることが示された。分業がなされる場合にはリスクを負担する主体とリスクを回避する主体に分かれ、それぞれが協調することでより質の高い製品がもたらされる。これまで経営学で自明とされてきた単独主体の最適化ではなく、相互最適化が問題となる。この状況がクラスター内で起きている情児湯を明らかにした。特にリスクをとって製品企画を行うプ...
❏グローバルな集合知形成のマネジメント-日本企業の国際成長戦略に関する研究-(26245048)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】洞口 治夫 法政大学, 経営学部, 教授 (20209258)
【キーワード】集合知 / ナレッジ・マネジメント / 知識移転 / テキスト・マイニング / エージェント・ベースド・シミュレーション (他26件)
【概要】国際インターンシップの実験的観察と就職動向、オーラル・ヒストリーのテキスト・マイニング分析、片利共生理論による日本の産学官連携分析、エージェント・ベースド・シミュレーションによる企業間の競争行動分析、ロジスティック・クラスターの国際比較、戦間期婦人雑誌普及プロセス等の研究成果を得た。定量的な成果としては、研究を開始した2014年度は1件(うち英語での報告1件)の学会報告にすぎなかったが、2015年...
❏産業集積地域におけるクラスター発展の可能性に関する地域比較・国際比較研究(15330053)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】植田 浩史 大阪市立大学, 大学院創造都市研究科, 助教授 (10213357)
【キーワード】クラスター / 産業集積 / 中小企業 / 公設試験研究機関 / 地方自治体 (他11件)
【概要】平成17年度は、おもに三つの課題に取り組んだ。第1は、今回の研究課題の具体的な成果の取りまとめに向けた準備であり、第2は、課題の国際比較研究のための海外調査の実施、第3に、製造業実態調査の再集計(岸和田市)である。 第1の課題については、クラスターにとって重要な意味を持つと考えられる公設試験研究機関を対象に研究成果を取りまとめることを課題として、これまでの研究機関で行なわれてきた調査結果の取りまと...
【複合領域】デザイン学:ビジネスモデルクラスターを含む研究件
❏工業生産の再検討-伝統的産業クラスターから最先端への架橋-(15H01963)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】日置 弘一郎 就実大学, 経営学部, 教授 (70114022)
【キーワード】クラスター / リスク分担 / プロデューサー / 産業集積 / ものづくりの高度化 (他16件)
【概要】産業集積におけるものづくりの高度化は、複数の主体の相互作用の中で役割分化がなされることが示された。分業がなされる場合にはリスクを負担する主体とリスクを回避する主体に分かれ、それぞれが協調することでより質の高い製品がもたらされる。これまで経営学で自明とされてきた単独主体の最適化ではなく、相互最適化が問題となる。この状況がクラスター内で起きている情児湯を明らかにした。特にリスクをとって製品企画を行うプ...
❏手作り型産業クラスターの遷移位相(22330115)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】日置 弘一郎 京都大学, 経営学研究科, 教授 (70114022)
【キーワード】産業クラスター / プロデューサー / O.E.M. / フォロワー / クラスター (他12件)
【概要】景徳鎮の現況は活性化しているものの、クラスターとしての機能は低いことが確認された。現在の活況は文革期に多くの磁器製品が壊され、それを再度求めることによって引き起こされたもので、製品としては古典的な作品の写しが大半である。 つまり、クラスター内で製品を作る技能や起業への志向は強いものの、どのような製品を作るべきかを指示するプロデューサーが不在である。現在の状態で需要が飽和すると、作るべき製品について...
【複合領域】デザイン学:ものつくりクラスターを含む研究件
❏手作り型産業クラスターの遷移位相(22330115)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】日置 弘一郎 京都大学, 経営学研究科, 教授 (70114022)
【キーワード】産業クラスター / プロデューサー / O.E.M. / フォロワー / クラスター (他12件)
【概要】景徳鎮の現況は活性化しているものの、クラスターとしての機能は低いことが確認された。現在の活況は文革期に多くの磁器製品が壊され、それを再度求めることによって引き起こされたもので、製品としては古典的な作品の写しが大半である。 つまり、クラスター内で製品を作る技能や起業への志向は強いものの、どのような製品を作るべきかを指示するプロデューサーが不在である。現在の状態で需要が飽和すると、作るべき製品について...
❏産業集積地域におけるクラスター発展の可能性に関する地域比較・国際比較研究(15330053)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】植田 浩史 大阪市立大学, 大学院創造都市研究科, 助教授 (10213357)
【キーワード】クラスター / 産業集積 / 中小企業 / 公設試験研究機関 / 地方自治体 (他11件)
【概要】平成17年度は、おもに三つの課題に取り組んだ。第1は、今回の研究課題の具体的な成果の取りまとめに向けた準備であり、第2は、課題の国際比較研究のための海外調査の実施、第3に、製造業実態調査の再集計(岸和田市)である。 第1の課題については、クラスターにとって重要な意味を持つと考えられる公設試験研究機関を対象に研究成果を取りまとめることを課題として、これまでの研究機関で行なわれてきた調査結果の取りまと...
【複合領域】生活科学:知識創造クラスターを含む研究件
❏クラスター創生メカニズムの解明と実践方法論の提案(16330070)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】吉田 武稔 北陸先端科学技術大学院大学, 知識科学研究科, 教授 (80293398)
【キーワード】システム方法論 / 知的クラスター / 産業クラスター / ナレッジ・マネジメント / クラスター (他8件)
【概要】産業クラスターや知的クラスター創生のメカニズムの解明について、イノベーションの観点から研究を実施した。研究の進展に伴い、クラスター創生活動の鍵となるのはイノベーションを取り巻く参加者のダイナミックな関係性を活性化するような組織または個人の存在であることに着目した。そしてそのような組織または個人の活動を一種の状況改革活動とみなし、英国のP. Checklandらにより提唱されているソフトシステム方法...
❏企業統治制度の進化と取引費用推定に関する日中比較研究(14330036)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】植竹 晃久 慶應義塾大学, 商学部, 教授 (80051556)
【キーワード】取引費用経済学 / 比較制度分析 / 比較コーポレート・ガバナンス / 制度の補完性 / ケイパビリティ (他26件)
【概要】「企業統治制度の進化と取引費用推定に関する日中比較研究」という課題を掲げて,コース的な取引費用経済学や比較制度分析の研究成果を基礎とした理論構築,ならびに日中企業の実証的研究をつうじた比較情報と歴史情報の収集を試みてきた。研究成果を要約すると,(1)現代の組織変化のロジックを理解するには,制度や企業家精神などのいった概念をベースにした比較コーポレート・ガバナンス論が必要であること,(2)ゲーム理論...
【複合領域】一般理論:イノベーションクラスターを含む研究件
❏グローバルな集合知形成のマネジメント-日本企業の国際成長戦略に関する研究-(26245048)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】洞口 治夫 法政大学, 経営学部, 教授 (20209258)
【キーワード】集合知 / ナレッジ・マネジメント / 知識移転 / テキスト・マイニング / エージェント・ベースド・シミュレーション (他26件)
【概要】国際インターンシップの実験的観察と就職動向、オーラル・ヒストリーのテキスト・マイニング分析、片利共生理論による日本の産学官連携分析、エージェント・ベースド・シミュレーションによる企業間の競争行動分析、ロジスティック・クラスターの国際比較、戦間期婦人雑誌普及プロセス等の研究成果を得た。定量的な成果としては、研究を開始した2014年度は1件(うち英語での報告1件)の学会報告にすぎなかったが、2015年...
❏研究開発型企業のライフサイクルとイノベーションに関する定量的・定性的研究(20243018)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】岡室 博之 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (40251730)
【キーワード】研究開発 / イノベーション / 新規開業企業 / ライフサイクル / 産業クラスター (他13件)
【概要】2007年1月以降の新設法人企業に対して、2008年11月以来4回の継続アンケート調査を実施し、特に研究開発型の新規開業企業の創業者の属性や資金調達・雇用、研究開発への取り組みと技術成果・経営成果等について独自のデータセットを構築した。それに基づいて、新規開業企業の研究開発に対する創業者の人的資本の効果(資金調達、技術連携、イノベーション成果)を計量的に分析した。さらに、政府統計の匿名個票データを...
【複合領域】一般理論:産学官連携クラスターを含む研究件
❏グローバルな集合知形成のマネジメント-日本企業の国際成長戦略に関する研究-(26245048)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】洞口 治夫 法政大学, 経営学部, 教授 (20209258)
【キーワード】集合知 / ナレッジ・マネジメント / 知識移転 / テキスト・マイニング / エージェント・ベースド・シミュレーション (他26件)
【概要】国際インターンシップの実験的観察と就職動向、オーラル・ヒストリーのテキスト・マイニング分析、片利共生理論による日本の産学官連携分析、エージェント・ベースド・シミュレーションによる企業間の競争行動分析、ロジスティック・クラスターの国際比較、戦間期婦人雑誌普及プロセス等の研究成果を得た。定量的な成果としては、研究を開始した2014年度は1件(うち英語での報告1件)の学会報告にすぎなかったが、2015年...
❏研究開発型企業のライフサイクルとイノベーションに関する定量的・定性的研究(20243018)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】岡室 博之 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (40251730)
【キーワード】研究開発 / イノベーション / 新規開業企業 / ライフサイクル / 産業クラスター (他13件)
【概要】2007年1月以降の新設法人企業に対して、2008年11月以来4回の継続アンケート調査を実施し、特に研究開発型の新規開業企業の創業者の属性や資金調達・雇用、研究開発への取り組みと技術成果・経営成果等について独自のデータセットを構築した。それに基づいて、新規開業企業の研究開発に対する創業者の人的資本の効果(資金調達、技術連携、イノベーション成果)を計量的に分析した。さらに、政府統計の匿名個票データを...
【環境学】環境創成学:産業クラスタークラスターを含む研究件
❏工業生産の再検討-伝統的産業クラスターから最先端への架橋-(15H01963)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】日置 弘一郎 就実大学, 経営学部, 教授 (70114022)
【キーワード】クラスター / リスク分担 / プロデューサー / 産業集積 / ものづくりの高度化 (他16件)
【概要】産業集積におけるものづくりの高度化は、複数の主体の相互作用の中で役割分化がなされることが示された。分業がなされる場合にはリスクを負担する主体とリスクを回避する主体に分かれ、それぞれが協調することでより質の高い製品がもたらされる。これまで経営学で自明とされてきた単独主体の最適化ではなく、相互最適化が問題となる。この状況がクラスター内で起きている情児湯を明らかにした。特にリスクをとって製品企画を行うプ...
❏手作り型産業クラスターの遷移位相(22330115)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】日置 弘一郎 京都大学, 経営学研究科, 教授 (70114022)
【キーワード】産業クラスター / プロデューサー / O.E.M. / フォロワー / クラスター (他12件)
【概要】景徳鎮の現況は活性化しているものの、クラスターとしての機能は低いことが確認された。現在の活況は文革期に多くの磁器製品が壊され、それを再度求めることによって引き起こされたもので、製品としては古典的な作品の写しが大半である。 つまり、クラスター内で製品を作る技能や起業への志向は強いものの、どのような製品を作るべきかを指示するプロデューサーが不在である。現在の状態で需要が飽和すると、作るべき製品について...
❏研究開発型企業のライフサイクルとイノベーションに関する定量的・定性的研究(20243018)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】岡室 博之 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (40251730)
【キーワード】研究開発 / イノベーション / 新規開業企業 / ライフサイクル / 産業クラスター (他13件)
【概要】2007年1月以降の新設法人企業に対して、2008年11月以来4回の継続アンケート調査を実施し、特に研究開発型の新規開業企業の創業者の属性や資金調達・雇用、研究開発への取り組みと技術成果・経営成果等について独自のデータセットを構築した。それに基づいて、新規開業企業の研究開発に対する創業者の人的資本の効果(資金調達、技術連携、イノベーション成果)を計量的に分析した。さらに、政府統計の匿名個票データを...
【数物系科学】物理学:国際情報交換(米国、ドイツ)クラスターを含む研究件
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
【数物系科学】物理学:非線形力学クラスターを含む研究件
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
❏階層性をもつ複雑分子システムの集団運動の機構解明(21840051)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 講師 (40444450)
【キーワード】非線形力学 / 幾何学 / クラスター / DNA / 集団運動 (他18件)
【概要】本研究プロジェクトでは、高度な秩序構造を有する複雑分子システムの集団運動と機能発現の仕組みを、非線形力学と幾何学の観点から解き明かす研究を推進した。特に、原子・分子のクラスター(集合体)の構造変化の機構と速度過程を、分子内モード結合とエネルギー移動の観点から明らかにした。さらに、生物のDNAがもつユニークな弾性特性と、DNAの高次構造形成における右・左(キラリティ)の自発的選択のメカニズムの一端を...
【数物系科学】物理学:多体問題クラスターを含む研究件
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
【数物系科学】物理学:集団運動クラスターを含む研究件
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
❏階層性をもつ複雑分子システムの集団運動の機構解明(21840051)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 講師 (40444450)
【キーワード】非線形力学 / 幾何学 / クラスター / DNA / 集団運動 (他18件)
【概要】本研究プロジェクトでは、高度な秩序構造を有する複雑分子システムの集団運動と機能発現の仕組みを、非線形力学と幾何学の観点から解き明かす研究を推進した。特に、原子・分子のクラスター(集合体)の構造変化の機構と速度過程を、分子内モード結合とエネルギー移動の観点から明らかにした。さらに、生物のDNAがもつユニークな弾性特性と、DNAの高次構造形成における右・左(キラリティ)の自発的選択のメカニズムの一端を...
【数物系科学】物理学:幾何異性体クラスターを含む研究件
❏気相多元系合金クラスターの基板担持による触媒機能と電子物性の研究(13640582)
【研究テーマ】機能・物性・材料
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】中嶋 敦 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30217715)
【キーワード】合金クラスター / 触媒機能 / 電子物性 / 金属内包かご構造 / 複合作用 (他13件)
【概要】本研究では、金属触媒に対する物理化学的な知見と反応触媒の設計指針を得るために,触媒の機能性に関する研究を,複合金属クラスターを微視的モデルとして研究を進めた。有限個の原子・分子が集合したクラスターの中でも,特に触媒としての視点を重視した元素の多元系として、(a)合金系(ニオブ-アルミニウム、金-パラジウム、金-亜鉛)と(b)半導体系(希土類金属、遷移金属-シリコン)、および(c)酸化物系(バナジウ...
❏化合物半導体マイクロクラスターの電子物性と光物性(09740443)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】中嶋 敦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (30217715)
【キーワード】クラスター / 酸化ゲルマニウム / HOMO-LUMOギャップ / 光電子分光 / ハロゲンドープ法 (他11件)
【概要】本研究では、前年度に引き続いて光イオン化法や光電子分光法を用いて化合物半導体クラスターの電子物性を明らかにするとともに、新たに発光スペクトルを測定して、電子物性と光物性とを結び付けて考察した。本年度は前年度のゲルマニウムクラスターの成果を踏まえて、化合物半導体の1つとして、酸化ゲルマニウムとシアン化鋼を重点的に取り上げた。測定では、酸化ゲルマニウムクラスターを気相中で負イオン化することにより、その...
【数物系科学】物理学:幾何構造クラスターを含む研究件
❏気相多元素クラスターの熱的条件下における反応性評価と反応機構の解明(17K14433)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 利明 東北大学, 理学研究科, JSPS特別研究員(PD) (80783373)
【キーワード】気相クラスター / 気相反応 / 反応機構 / 幾何構造 / 質量分析 (他14件)
【概要】金属や金属酸化物の気相クラスターを研究対象とし、熱的条件下における気体分子との反応について実験及び理論計算により研究した。真空装置内でレーザー蒸発法によりクラスターを生成し、反応セル内で気体分子と反応させた後、気相昇温脱離法やイオン移動度質量分析法を用いた測定を行った。これにより、特にクラスター上に付加した気体分子について、結合の強さ(エネルギー)や付加形態(幾何構造)についての情報が得られる。実...
❏気相多元系合金クラスターの基板担持による触媒機能と電子物性の研究(13640582)
【研究テーマ】機能・物性・材料
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】中嶋 敦 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30217715)
【キーワード】合金クラスター / 触媒機能 / 電子物性 / 金属内包かご構造 / 複合作用 (他13件)
【概要】本研究では、金属触媒に対する物理化学的な知見と反応触媒の設計指針を得るために,触媒の機能性に関する研究を,複合金属クラスターを微視的モデルとして研究を進めた。有限個の原子・分子が集合したクラスターの中でも,特に触媒としての視点を重視した元素の多元系として、(a)合金系(ニオブ-アルミニウム、金-パラジウム、金-亜鉛)と(b)半導体系(希土類金属、遷移金属-シリコン)、および(c)酸化物系(バナジウ...
【数物系科学】物理学:光電子分光クラスターを含む研究件
❏気相多元系合金クラスターの基板担持による触媒機能と電子物性の研究(13640582)
【研究テーマ】機能・物性・材料
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】中嶋 敦 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30217715)
【キーワード】合金クラスター / 触媒機能 / 電子物性 / 金属内包かご構造 / 複合作用 (他13件)
【概要】本研究では、金属触媒に対する物理化学的な知見と反応触媒の設計指針を得るために,触媒の機能性に関する研究を,複合金属クラスターを微視的モデルとして研究を進めた。有限個の原子・分子が集合したクラスターの中でも,特に触媒としての視点を重視した元素の多元系として、(a)合金系(ニオブ-アルミニウム、金-パラジウム、金-亜鉛)と(b)半導体系(希土類金属、遷移金属-シリコン)、および(c)酸化物系(バナジウ...
❏化合物半導体マイクロクラスターの電子物性と光物性(09740443)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】中嶋 敦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (30217715)
【キーワード】クラスター / 酸化ゲルマニウム / HOMO-LUMOギャップ / 光電子分光 / ハロゲンドープ法 (他11件)
【概要】本研究では、前年度に引き続いて光イオン化法や光電子分光法を用いて化合物半導体クラスターの電子物性を明らかにするとともに、新たに発光スペクトルを測定して、電子物性と光物性とを結び付けて考察した。本年度は前年度のゲルマニウムクラスターの成果を踏まえて、化合物半導体の1つとして、酸化ゲルマニウムとシアン化鋼を重点的に取り上げた。測定では、酸化ゲルマニウムクラスターを気相中で負イオン化することにより、その...
❏気相および液体表面におけるクラスター内化学反応-反応の状態選択的解析(06453016)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】近藤 保 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (10011610)
【キーワード】アクリロニトリル クラスター / 重合反応 / 表面衝突 / くさび効果 / 金属クラスター (他22件)
【概要】本研究は、クラスターあるいはそのイオンが関与する反応過程の特徴を解明し、クラスター特有の反応を開発することを主な目的として行なわれた。まず、気相中に孤立したクラスター内における反応の特徴と、クラスターを構成する原子・分子の数(クラスターサイズ)によるその変化についての研究を行なった。アクリロニトリルクラスターの負イオン重合がその例である。また、クラスターの反応選択性がクラスターの全体振動励起によっ...
【数物系科学】物理学:統計力学クラスターを含む研究件
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
【数物系科学】物理学:幾何学クラスターを含む研究件
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
❏階層性をもつ複雑分子システムの集団運動の機構解明(21840051)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 講師 (40444450)
【キーワード】非線形力学 / 幾何学 / クラスター / DNA / 集団運動 (他18件)
【概要】本研究プロジェクトでは、高度な秩序構造を有する複雑分子システムの集団運動と機能発現の仕組みを、非線形力学と幾何学の観点から解き明かす研究を推進した。特に、原子・分子のクラスター(集合体)の構造変化の機構と速度過程を、分子内モード結合とエネルギー移動の観点から明らかにした。さらに、生物のDNAがもつユニークな弾性特性と、DNAの高次構造形成における右・左(キラリティ)の自発的選択のメカニズムの一端を...
【数物系科学】物理学:非平衡統計力学クラスターを含む研究件
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
【数物系科学】地球惑星科学:質量分析法クラスターを含む研究件
❏金属クラスター表面に吸着した分子の解離吸着への活性化エネルギーの実測(19K05183)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】工藤 聡 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (00334475)
【キーワード】金属クラスター / 活性化エネルギー / 解離反応 / 赤外解離分光法 / 気相昇温脱離法 (他13件)
【概要】本研究では、気相分散した金属クラスター上での分子(一酸化窒素など)の解離反応の活性化エネルギーを測定するための装置の開発をおこなった。活性化エネルギーを求めるためには金属クラスターを加熱する必要がある。また、分子が解離したかを調べるためには、加熱したクラスターを冷却してプローブとなるアルゴン原子を付加する必要がある。これを実現するための装置を設計して既存の装置に組み込んだ。この装置を用いて金属クラ...
❏遷移金属複合クラスターの異性体分離法による新奇安定ユニットの探索(22750005)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】小安 喜一郎 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教 (20508593)
【キーワード】クラスター / 遷移金属酸化物 / 質量分析法 / イオン移動度分析法 / アニール (他11件)
【概要】本研究では,イオン移動度分析法によって遷移金属複合クラスター(特にZnOやCoO)の構造異性体を分離・帰属し,サイズ変化に伴う構造変化とアニーリングの効果について検討した。そして,金属酸化物クラスター以外にも,炭素・ケイ素クラスターに対して各異性体の解離反応・イオン分子反応を適用することによって分離された異性体ごとの解離反応の違いを見出し,酸化・重水素化反応速度定数を決定することができた。 ...
【数物系科学】天文学:三体問題クラスターを含む研究件
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
❏ハミルトン系におけるエルゴード特性の微細構造(09640472)
【研究テーマ】物性一般(含基礎論)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 2000
【研究代表者】相澤 洋二 早稲田大学, 理工学部, 教授 (70088855)
【キーワード】ハミルトン力学系 / カオス / KAM / 不変トーラス / クラスター化 (他17件)
【概要】本研究では、ハミルトン力学系の相空間に潜む未知の精密微細構造の発見に取り組み、軌道のエルゴード論的・運動論的複雑さのもつ普遍的法則の解明を目標とした。研究対象は、古典系から量子系まで、また少数自由度系から多自由度系にまで及んだ。運動論的法則の探求においては、多粒子系のクラスター化、緩和現象及び異常拡散現象などの理解の基礎となる力学的描像を理論化することに挑戦した。さらにハミルトン系研究の理論的手法...
【数物系科学】天文学:天体力学クラスターを含む研究件
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
【数物系科学】天文学:磁場クラスターを含む研究件
❏非定常磁場下における磁気機能性流体中の磁性体クラスターに起因する流動特性の検討(15K05806)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-10-21 - 2018-03-31
【研究代表者】澤田 達男 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (00162545)
【キーワード】磁性流体 / MR流体 / 超音波 / 磁場 / クラスター (他8件)
【概要】磁性流体やMR流体といった磁気機能性流体を取り巻く環境を動的に変化させ,磁気機能性流体の動的諸特性を明らかにすることを目的として,超音波伝播特性に関する実験,新しい衝撃緩衝器として,テーパー付きピストンを有する構造を提案し,その内部流れの解析および実験を,遂行した。その結果,非定常磁場下での様々な現象をある程度明らかにすることができた。 ...
❏機能性流体の内部構造および流動状態把握への超音波応用に関する研究(17560159)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】澤田 達男 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00162545)
【キーワード】磁性流体 / MR流体 / 音速 / 磁場 / 異方性 (他9件)
【概要】本年度は,昨年度までの成果を踏まえ,印加磁場下における磁性流体とMR流体中の超音波伝播速度変化,磁性流体中の減衰率変化を精密に測定した。 磁性流体とMR流体中の伝播速度は,磁場印加によって増加した。また,磁場の増減によるヒステリシスも存在した。この伝播速度変化は,流体中に形成されるクラスターが密接に関係していると考えられる。MR流体では,内部粒子が大きく,磁場印加で半固体になるため,磁性流体よりも...
❏機能性流体中の超音波伝播特性と鎖状クラスター構造との関係(14550158)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】澤田 達男 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00162545)
【キーワード】磁性流体 / MR流体 / 機能性流体 / クラスター / 超音波 (他7件)
【概要】磁性流体の内部には磁性体微粒子が分散しており,磁場を印加することにより磁場印加方向に鎖状クラスターが形成される。この鎖状クラスターは,磁性体微粒子が凝集した1次クラスターの集合体から形成されている。このような複雑な内部構造のため,磁性流体中の超音波伝播特性は,印加磁場によって大きな影響を受けるものと考えられる。そこで,本研究では,このような鎖状クラスター構造と超音波伝播特性の関係を明らかにする事を...
【数物系科学】天文学:化学物理クラスターを含む研究件
❏制御における動的な溶媒効果の理論的解明(16KT0050)
【研究テーマ】遷移状態制御
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2023-03-31
【研究代表者】河合 信之輔 静岡大学, 理学部, 准教授 (90624065)
【キーワード】反応動力学 / 化学物理 / 溶媒効果 / エネルギー移動 / クラスター (他10件)
【概要】本研究では,遷移状態の知見に基づいて化学反応を制御することを目的とし,特に反応分子に対する周辺の分子(「溶媒」など)の影響に注目して理論的研究を遂行している。対象として,HCN→CNHの異性化反応をとりあげ,周囲にAr原子を1個置いた系を考察している。前年度までの解析では,Ar+HCN系のシミュレーションを行うための電子状態計算とポテンシャルエネルギー面の作成とそれを用いた反応ダイナミクスの解析を...
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
【化学】基礎化学:リュードベリ状態クラスターを含む研究件
❏質量選別共鳴レーザー分光法によるイオンクラスターの振動ダイナミクス(05453016)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】山内 薫 東京大学, 教養学部, 助教授 (40182597)
【キーワード】ファンデルワールスクラスター / クラスター / リュードベリ状態 / 光光二重共鳴分光 / 光-光二重共鳴法 (他6件)
【概要】平成5年度〜平成6年度の研究において以下の成果を得た。 (1)Hg希ガス系ファンデルワールスクラスター、HgNeについて、光光二重共鳴レーザー分光によってそのリュードベリ状態への遷移の励起スペクトルを観測した。とくに、分解能の高い測定を行うと、中間状態の同位体分裂を利用することができ、おもにHgの同位体のうち^<202>Hg、^<200>Hgを分離して観測できることを示した...
❏共鳴分光法による原子クラスタ-のリドベルグ状態の解明(03640424)
【研究テーマ】構造化学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1991
【研究代表者】山内 薫 東京大学, 教養学部, 助教授 (40182597)
【キーワード】クラスタ- / 光光二重共鳴 / リュ-ドベリ状態 / 大振幅振動
【概要】研究実施計画にしたがって、共鳴分光法による原子クラスタ-のリュ-ドベリ状態の研究を以下の様に行なった。 【1】実験装置の製作とその基本的性質の調査:クラスタ-を発生し、検出するための真空チェンバ-(中央理研製)を設置した。6インチおよび4インチ油拡散ポンプを取り付け、真空度5×10^<-7>Torr以下を達成した。クラスタ-生成に用いるノズルを設置し、クラスタ-生成の条件の下で、主チェ...
【化学】基礎化学:レーザー蒸発クラスターを含む研究件
❏保護剤を用いずに1 nm以下の金属ナノ粒子を物理的に合成する新規方法の開発(26620002)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / ナノ粒子 / レーザー蒸発 / 熱脱離分析 / シャドウグラフ (他12件)
【概要】ナノメートルおよびサブナノメートルサイズのナノ粒子・クラスターは、バルクの物質にはない、新しい物理的・化学的性質を示す。本研究では、まず気相クラスターの手法を用いて、どのような金属・金属酸化物およびそれらの複合系ナノ粒子・クラスターがどのような反応性を示すのかを系統的に調べた。また、液相中にナノ粒子・クラスターを生成する汎用かつ物理的な手法である液相レーザー蒸発法をより精密化すると同時に、シャドウ...
❏金属・酸化物複合クラスターの気相生成および小分子との反応の組成依存性(24550010)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮島 謙 東京大学, 総合文化研究科, 助教 (20365456)
【キーワード】クラスター / 昇温脱離 / 反応 / 脱離 / 質量分析 (他20件)
【概要】排ガス後処理触媒として有望な元素の組み合わせおよび組成を、気相の多元素クラスターの反応性を網羅的に調べることにより迅速に探索できるようにすることを目指した。銅およびセリウム酸化物クラスターの加熱による酸素脱離および一酸化窒素など小分子との反応について調べたところ、クラスターの酸素原子数の化学量論比からの変位が、加熱による酸素脱離の温度域および活性化エネルギー、そして小分子との反応性の有無と関連して...
❏気相多元系合金クラスターの基板担持による触媒機能と電子物性の研究(13640582)
【研究テーマ】機能・物性・材料
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】中嶋 敦 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30217715)
【キーワード】合金クラスター / 触媒機能 / 電子物性 / 金属内包かご構造 / 複合作用 (他13件)
【概要】本研究では、金属触媒に対する物理化学的な知見と反応触媒の設計指針を得るために,触媒の機能性に関する研究を,複合金属クラスターを微視的モデルとして研究を進めた。有限個の原子・分子が集合したクラスターの中でも,特に触媒としての視点を重視した元素の多元系として、(a)合金系(ニオブ-アルミニウム、金-パラジウム、金-亜鉛)と(b)半導体系(希土類金属、遷移金属-シリコン)、および(c)酸化物系(バナジウ...
【化学】基礎化学:異性体クラスターを含む研究件
❏温度を規定した気相クラスターイオン単一異性体の化学反応の解明(23655003)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】美齊津 文典 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (20219611)
【キーワード】クラスター / イオン移動度 / 異性体 / 質量分析 / 飛行時間型質量分析計 (他8件)
【概要】本研究では、イオン移動度分析法において温度が規定可能であるという利点を利用して、炭素・ケイ素クラスターに対して各異性体の解離反応やイオン分子反応の反応速度論的な議論を確立することに成功した。その結果、分離された異性体ごとの解離反応の違いを見出し、酸化・重水素化反応速度定数を決定することができた。また、遷移金属酸化物クラスターの構造異性体を分離し、サイズ変化に伴う構造変化について検討した。 ...
❏遷移金属複合クラスターの異性体分離法による新奇安定ユニットの探索(22750005)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】小安 喜一郎 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教 (20508593)
【キーワード】クラスター / 遷移金属酸化物 / 質量分析法 / イオン移動度分析法 / アニール (他11件)
【概要】本研究では,イオン移動度分析法によって遷移金属複合クラスター(特にZnOやCoO)の構造異性体を分離・帰属し,サイズ変化に伴う構造変化とアニーリングの効果について検討した。そして,金属酸化物クラスター以外にも,炭素・ケイ素クラスターに対して各異性体の解離反応・イオン分子反応を適用することによって分離された異性体ごとの解離反応の違いを見出し,酸化・重水素化反応速度定数を決定することができた。 ...
【化学】基礎化学:衝突誘起解離クラスターを含む研究件
❏気相多元素クラスターの熱的条件下における反応性評価と反応機構の解明(17K14433)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 利明 東北大学, 理学研究科, JSPS特別研究員(PD) (80783373)
【キーワード】気相クラスター / 気相反応 / 反応機構 / 幾何構造 / 質量分析 (他14件)
【概要】金属や金属酸化物の気相クラスターを研究対象とし、熱的条件下における気体分子との反応について実験及び理論計算により研究した。真空装置内でレーザー蒸発法によりクラスターを生成し、反応セル内で気体分子と反応させた後、気相昇温脱離法やイオン移動度質量分析法を用いた測定を行った。これにより、特にクラスター上に付加した気体分子について、結合の強さ(エネルギー)や付加形態(幾何構造)についての情報が得られる。実...
❏気相および液体表面におけるクラスター内化学反応-反応の状態選択的解析(06453016)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】近藤 保 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (10011610)
【キーワード】アクリロニトリル クラスター / 重合反応 / 表面衝突 / くさび効果 / 金属クラスター (他22件)
【概要】本研究は、クラスターあるいはそのイオンが関与する反応過程の特徴を解明し、クラスター特有の反応を開発することを主な目的として行なわれた。まず、気相中に孤立したクラスター内における反応の特徴と、クラスターを構成する原子・分子の数(クラスターサイズ)によるその変化についての研究を行なった。アクリロニトリルクラスターの負イオン重合がその例である。また、クラスターの反応選択性がクラスターの全体振動励起によっ...
【化学】基礎化学:ソフトランディングクラスターを含む研究件
❏気相多元系合金クラスターの基板担持による触媒機能と電子物性の研究(13640582)
【研究テーマ】機能・物性・材料
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】中嶋 敦 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30217715)
【キーワード】合金クラスター / 触媒機能 / 電子物性 / 金属内包かご構造 / 複合作用 (他13件)
【概要】本研究では、金属触媒に対する物理化学的な知見と反応触媒の設計指針を得るために,触媒の機能性に関する研究を,複合金属クラスターを微視的モデルとして研究を進めた。有限個の原子・分子が集合したクラスターの中でも,特に触媒としての視点を重視した元素の多元系として、(a)合金系(ニオブ-アルミニウム、金-パラジウム、金-亜鉛)と(b)半導体系(希土類金属、遷移金属-シリコン)、および(c)酸化物系(バナジウ...
❏金属酸化物および硫化物の気相クラスター担持による触媒活性メカニズムの研究(11640512)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】中嶋 敦 (中嶋 淳) 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30217715)
【キーワード】クラスター / 金属酸化物 / 金属硫化物 / ソフトランディング / 昇温脱離分光 (他14件)
【概要】気相中で原子が数個から数千個程度凝集してできたクラスターは、光応答や磁性といった機能の最小単位であると考えられ、新規な触媒や機能材料として期待できる。とりわけ、金属酸化物は、触媒あるいは担体として触媒化学の中で幅広く実用化されてきている。このような視点に基づき、下記の3つの成果を得た。 (1)金属原子を有機分子配位子で孤立化させるとともに保護をして、金属原子の機能を最大限に活用することを目指して、...
【化学】基礎化学:プロトン移動反応クラスターを含む研究件
❏2波長レーザー振動分光法と量子化学計算による反応活性クラスターの研究(11304043)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】藤井 正明 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (60181319)
【キーワード】クラスター / 赤外スペクトル / 溶媒和 / 多光子イオン化 / Dip分光法 (他9件)
【概要】反応活性な多量体クラスターを分光可能な偉内部温度で生成できるリフレクトロン飛行時間型質量分析器付き分子線分光用真空槽を設計製作した。生成した反応活性なクラスターの基底状態および励起状態/反応生成物の振動スペクトルを新規開発した種々の赤外-紫外多重共鳴分光法により測定し、量子化学計算との比較より構造決定して、サイズ依存性等について論じた。最も顕著な例は、新規開発した紫外-赤外-紫外3重共鳴法によりフ...
❏気相および液体表面におけるクラスター内化学反応-反応の状態選択的解析(06453016)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】近藤 保 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (10011610)
【キーワード】アクリロニトリル クラスター / 重合反応 / 表面衝突 / くさび効果 / 金属クラスター (他22件)
【概要】本研究は、クラスターあるいはそのイオンが関与する反応過程の特徴を解明し、クラスター特有の反応を開発することを主な目的として行なわれた。まず、気相中に孤立したクラスター内における反応の特徴と、クラスターを構成する原子・分子の数(クラスターサイズ)によるその変化についての研究を行なった。アクリロニトリルクラスターの負イオン重合がその例である。また、クラスターの反応選択性がクラスターの全体振動励起によっ...
【化学】基礎化学:多元素クラスターを含む研究件
❏複数の元素からなる多元素クラスターの反応性および構成原理の解明と実用触媒への展開(25248004)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / 触媒 / 酸化還元反応 / 昇温脱離法 / 質量分析 (他13件)
【概要】本研究は、COやNOなどの小分子の酸化還元反応の触媒となる、多元素クラスターを設計することを目的とした。そのために、気相クラスター昇温脱離法を新たに開発した。クラスターを徐々に加熱することで、高温での酸化還元反応を調べた。またクラスターからの分子脱離温度を測定することで反応の活性化エネルギーを求めた。遷移金属酸化物クラスターについて、酸素分子脱離の活性化エネルギーを求め、量子化学計算の結果と比較し...
❏ナノ物質設計を目指した振動分光による分子活性化多元素クラスターの探索(22350004)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / 化学反応 / 触媒 / 酸化物 / 質量分析 (他17件)
【概要】金属クラスター、金属酸化物クラスターおよびそれらの複合体とN2O,COなどの小分子との反応性を、実験・理論の両面から明らかにした。中性のロジウムクラスターは、N2Oから酸素原子を受け取る酸素移行反応を示す。この反応は繰り返し進行し、その結果として複数の酸素原子が付加したロジウム酸化物クラスターが生成する。一方COがごく微量に存在する条件では、COがロジウム酸化物から酸素を奪う反応が進行するが、この...
【化学】基礎化学:多光子イオン化クラスターを含む研究件
❏配向した分子クラスターの時間分解二次元イメージング分光(13740250)
【研究テーマ】物理学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】峰本 紳一郎 (峯本 紳一郎) 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (90323493)
【キーワード】クラスター / 二次元イオンイメージング / 飛行時間型イオン分析器 / 配向・配列制御 / 高強度レーザー物理 (他11件)
【概要】前年度に開発したクラスター源を用い、本年度は、高強度レーザー電場による配向制御のクラスターへの適用可能性を調べた。特に、希ガス原子で構成されるvan der Waals二量体Rg_2について配向の度合を系統的に調べ、同じピーク強度のレーザー光を用いた場合、Ar_2、Kr_2、Xe_2の順に配向の度合が大きくなることを見出した。観測された配向度の大きさは、分極率の異方性Δαの大きさを反映している。ま...
❏2波長レーザー振動分光法と量子化学計算による反応活性クラスターの研究(11304043)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】藤井 正明 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (60181319)
【キーワード】クラスター / 赤外スペクトル / 溶媒和 / 多光子イオン化 / Dip分光法 (他9件)
【概要】反応活性な多量体クラスターを分光可能な偉内部温度で生成できるリフレクトロン飛行時間型質量分析器付き分子線分光用真空槽を設計製作した。生成した反応活性なクラスターの基底状態および励起状態/反応生成物の振動スペクトルを新規開発した種々の赤外-紫外多重共鳴分光法により測定し、量子化学計算との比較より構造決定して、サイズ依存性等について論じた。最も顕著な例は、新規開発した紫外-赤外-紫外3重共鳴法によりフ...
【化学】基礎化学:光電子スペクトルクラスターを含む研究件
❏立方体型構造の金属クラスターに基づいたクラスター触媒の合成と反応探索(20K05244)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小安 喜一郎 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (20508593)
【キーワード】遷移金属 / イリジウム / インジウム / 磁気ボトル型光電子分光法 / レーザー蒸発法 (他13件)
【概要】気相実験において,バルク状態とは異なる立方体型構造をとることが予測されたイリジウムクラスターの反応性を検討するに当たって,令和3年度は理論計算を用いてCO2の吸着による活性化の可能性を調べた。例えば,イリジウム8量体クラスター負イオンにおいては,立方体型異性体へのCO2の解離吸着(Ir8O(CO)-)と分子吸着(Ir8(CO2)-)の状態を比較すると,前者の方が安定であり,結合エネルギーは1.25...
❏気相および液体表面におけるクラスター内化学反応-反応の状態選択的解析(06453016)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】近藤 保 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (10011610)
【キーワード】アクリロニトリル クラスター / 重合反応 / 表面衝突 / くさび効果 / 金属クラスター (他22件)
【概要】本研究は、クラスターあるいはそのイオンが関与する反応過程の特徴を解明し、クラスター特有の反応を開発することを主な目的として行なわれた。まず、気相中に孤立したクラスター内における反応の特徴と、クラスターを構成する原子・分子の数(クラスターサイズ)によるその変化についての研究を行なった。アクリロニトリルクラスターの負イオン重合がその例である。また、クラスターの反応選択性がクラスターの全体振動励起によっ...
【化学】基礎化学:典型金属クラスターを含む研究件
❏鋳型デンドリマーを用いた典型金属クラスターの精密合成と超原子機能の開拓(17K05804)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】神戸 徹也 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 助教 (00733495)
【キーワード】クラスター / 典型元素 / デンドリマー / 超原子 / 典型金属 (他6件)
【概要】本研究では超原子の液相合成を初めて実証した。この研究では、樹状高分子であるデンドリマーを鋳型とする手法を用いた。これはデンドリマーへの段階的な錯形成を利用したものであり、これにより金属の数および異種金属の配合比を制御できる手法である。 この手法により、まず典型金属種の精密集積を達成した。これは、ホウ素、アルミニウム、ガリウムの13族元素および14族のスズ、15族のビスマスの化学種など様々な金属集積...
❏精密鋳型高分子を用いた典型金属サブナノクラスターの合成と超原子特性の開拓(15K17829)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】神戸 徹也 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 助教 (00733495)
【キーワード】多核金属錯体 / デンドリマー / ナノ構造体 / クラスター / 典型金属 (他6件)
【概要】典型金属種であるGaCl3,SnCl2,BH3,BiCl3 のデンドリマーへの精密集積を達成し,クラスターの鋳型構築が可能となる金属種を、これまでの遷移金属種から典型金属種へと拡張した.この典型金属の集積を利用し,サイズ制御されたビスマスクラスター(Bi12, Bi13, Bi28)の構築にも成功した. また、デンドリマーに集積したBiCl3の発光特性を発見し,可逆性を活かした発光スイッチに成功し...
【化学】基礎化学:典型元素クラスターを含む研究件
❏14族および15族典型元素を利用した機能超原子クラスターの開拓(20K05538)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】神戸 徹也 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 助教 (00733495)
【キーワード】超原子 / 典型金属元素 / デンドリマー / クラスター / 典型元素
【概要】申請者はこれまで非対称型の第4世代フェニルアゾメチンデンドリマー(pyDPAG4)を用いることでAl13およびGa13超原子の液相での合成と超原子としての特性解明を報告している(Nature Commun. 2017, Adv. Mater. 2020,他)。本研究ではこれを発展させるため・全比率領域を可能にする元素配合法 および・一原子置換集積法 を開発した。 全比率での元素配合は超原子として報...
❏鋳型デンドリマーを用いた典型金属クラスターの精密合成と超原子機能の開拓(17K05804)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】神戸 徹也 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 助教 (00733495)
【キーワード】クラスター / 典型元素 / デンドリマー / 超原子 / 典型金属 (他6件)
【概要】本研究では超原子の液相合成を初めて実証した。この研究では、樹状高分子であるデンドリマーを鋳型とする手法を用いた。これはデンドリマーへの段階的な錯形成を利用したものであり、これにより金属の数および異種金属の配合比を制御できる手法である。 この手法により、まず典型金属種の精密集積を達成した。これは、ホウ素、アルミニウム、ガリウムの13族元素および14族のスズ、15族のビスマスの化学種など様々な金属集積...
【化学】材料化学:赤外分光クラスターを含む研究件
❏金属クラスター表面に吸着した分子の解離吸着への活性化エネルギーの実測(19K05183)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】工藤 聡 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (00334475)
【キーワード】金属クラスター / 活性化エネルギー / 解離反応 / 赤外解離分光法 / 気相昇温脱離法 (他13件)
【概要】本研究では、気相分散した金属クラスター上での分子(一酸化窒素など)の解離反応の活性化エネルギーを測定するための装置の開発をおこなった。活性化エネルギーを求めるためには金属クラスターを加熱する必要がある。また、分子が解離したかを調べるためには、加熱したクラスターを冷却してプローブとなるアルゴン原子を付加する必要がある。これを実現するための装置を設計して既存の装置に組み込んだ。この装置を用いて金属クラ...
❏気相多元素クラスターの熱的条件下における反応性評価と反応機構の解明(17K14433)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 利明 東北大学, 理学研究科, JSPS特別研究員(PD) (80783373)
【キーワード】気相クラスター / 気相反応 / 反応機構 / 幾何構造 / 質量分析 (他14件)
【概要】金属や金属酸化物の気相クラスターを研究対象とし、熱的条件下における気体分子との反応について実験及び理論計算により研究した。真空装置内でレーザー蒸発法によりクラスターを生成し、反応セル内で気体分子と反応させた後、気相昇温脱離法やイオン移動度質量分析法を用いた測定を行った。これにより、特にクラスター上に付加した気体分子について、結合の強さ(エネルギー)や付加形態(幾何構造)についての情報が得られる。実...
【化学】材料化学:量子化学計算クラスターを含む研究件
❏立方体型構造の金属クラスターに基づいたクラスター触媒の合成と反応探索(20K05244)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小安 喜一郎 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (20508593)
【キーワード】遷移金属 / イリジウム / インジウム / 磁気ボトル型光電子分光法 / レーザー蒸発法 (他13件)
【概要】気相実験において,バルク状態とは異なる立方体型構造をとることが予測されたイリジウムクラスターの反応性を検討するに当たって,令和3年度は理論計算を用いてCO2の吸着による活性化の可能性を調べた。例えば,イリジウム8量体クラスター負イオンにおいては,立方体型異性体へのCO2の解離吸着(Ir8O(CO)-)と分子吸着(Ir8(CO2)-)の状態を比較すると,前者の方が安定であり,結合エネルギーは1.25...
❏金属クラスター表面に吸着した分子の解離吸着への活性化エネルギーの実測(19K05183)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】工藤 聡 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (00334475)
【キーワード】金属クラスター / 活性化エネルギー / 解離反応 / 赤外解離分光法 / 気相昇温脱離法 (他13件)
【概要】本研究では、気相分散した金属クラスター上での分子(一酸化窒素など)の解離反応の活性化エネルギーを測定するための装置の開発をおこなった。活性化エネルギーを求めるためには金属クラスターを加熱する必要がある。また、分子が解離したかを調べるためには、加熱したクラスターを冷却してプローブとなるアルゴン原子を付加する必要がある。これを実現するための装置を設計して既存の装置に組み込んだ。この装置を用いて金属クラ...
【化学】材料化学:超原子クラスターを含む研究件
❏14族および15族典型元素を利用した機能超原子クラスターの開拓(20K05538)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】神戸 徹也 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 助教 (00733495)
【キーワード】超原子 / 典型金属元素 / デンドリマー / クラスター / 典型元素
【概要】申請者はこれまで非対称型の第4世代フェニルアゾメチンデンドリマー(pyDPAG4)を用いることでAl13およびGa13超原子の液相での合成と超原子としての特性解明を報告している(Nature Commun. 2017, Adv. Mater. 2020,他)。本研究ではこれを発展させるため・全比率領域を可能にする元素配合法 および・一原子置換集積法 を開発した。 全比率での元素配合は超原子として報...
❏鋳型デンドリマーを用いた典型金属クラスターの精密合成と超原子機能の開拓(17K05804)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】神戸 徹也 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 助教 (00733495)
【キーワード】クラスター / 典型元素 / デンドリマー / 超原子 / 典型金属 (他6件)
【概要】本研究では超原子の液相合成を初めて実証した。この研究では、樹状高分子であるデンドリマーを鋳型とする手法を用いた。これはデンドリマーへの段階的な錯形成を利用したものであり、これにより金属の数および異種金属の配合比を制御できる手法である。 この手法により、まず典型金属種の精密集積を達成した。これは、ホウ素、アルミニウム、ガリウムの13族元素および14族のスズ、15族のビスマスの化学種など様々な金属集積...
❏精密無機合成を基盤とする超原子の創成と機能解明(15H05757)
【研究テーマ】有機・ハイブリッド材料
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】山元 公寿 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (80220458)
【キーワード】デンドリマー / クラスター / 超原子 / サブナノ粒子 / 金属集積
【概要】本研究では多くの金属、及び金属間化合物を対象として、デンドリマーリアクター法を開発し、多彩な元素種への拡張を目指し、実在する76の安定元素のうち67種類のデンドリマーへの集積を達成した。これを駆使して35種類の金属サブナノ粒子の合成を達成し、3種類の異種金属からなるハイブリッドサブナノ粒子の合成にも世界で初めて成功した。またハロゲン超原子である(Al13, Ga13)のほかに、新たに異種金属配合超...
【化学】材料化学:サブナノ粒子クラスターを含む研究件
❏動的金属ナノ粒子の機構解明(19H02535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】電子顕微鏡 / クラスター / ナノ粒子 / サブナノ粒子 / 原子動態 (他8件)
【概要】金属ナノ粒子やクラスターの触媒活性を決定する本質的要因はなにか?この問いは構成原子数により大きく異なるクラスター触媒の活性が見出されてから長らく疑問とされてきたものであり、特に構造的要因は特に未解明な部分が多く、クラウターの特性を考えるうえで理解を深める必要があった。そこで研究代表者らは原子分解能電子顕微鏡を用いてクラスターの原子動態をリアルタイムで観測し、原子配列構造のダイナミクスについて重要な...
❏金属クラスターのバイオケミカルコーディング(19K22198)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】ペプチド / 白金錯体 / クラスター / サブナノ粒子 / 金属クラスター (他8件)
【概要】サブナノメートルスケールの金属や合金クラスターは卓越した触媒活性を示すなど、ポストナノテク材料として注目を集めている。本研究では白金錯体を側鎖に持つメタロペプチドから、原子レベルで精密な白金サブナノ粒子の合成に成功した。ペプチドの前駆体は、MerrifieldのSPPS(Solid Phase Peptide Synthesis)法を用いて自動的に合成され、炭素に担持された後、水素雰囲気下で加熱す...
❏精密無機合成を基盤とする超原子の創成と機能解明(15H05757)
【研究テーマ】有機・ハイブリッド材料
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】山元 公寿 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (80220458)
【キーワード】デンドリマー / クラスター / 超原子 / サブナノ粒子 / 金属集積
【概要】本研究では多くの金属、及び金属間化合物を対象として、デンドリマーリアクター法を開発し、多彩な元素種への拡張を目指し、実在する76の安定元素のうち67種類のデンドリマーへの集積を達成した。これを駆使して35種類の金属サブナノ粒子の合成を達成し、3種類の異種金属からなるハイブリッドサブナノ粒子の合成にも世界で初めて成功した。またハロゲン超原子である(Al13, Ga13)のほかに、新たに異種金属配合超...
【化学】複合化学:金属クラスタークラスターを含む研究件
❏中区分34:無機・錯体化学、分析化学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】ペプチド
【研究期間】白金錯体
【研究代表者】クラスター
【キーワード】サブナノ粒子
【概要】本研究では、気相分散した金属クラスター上での分子(一酸化窒素など)の解離反応の活性化エネルギーを測定するための装置の開発をおこなった。活性化エネルギーを求めるためには金属クラスターを加熱する必要がある。また、分子が解離したかを調べるためには、加熱したクラスターを冷却してプローブとなるアルゴン原子を付加する必要がある。これを実現するための装置を設計して既存の装置に組み込んだ。この装置を用いて金属クラ...
❏動的金属ナノ粒子の機構解明(19H02535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】電子顕微鏡 / クラスター / ナノ粒子 / サブナノ粒子 / 原子動態 (他8件)
【概要】金属ナノ粒子やクラスターの触媒活性を決定する本質的要因はなにか?この問いは構成原子数により大きく異なるクラスター触媒の活性が見出されてから長らく疑問とされてきたものであり、特に構造的要因は特に未解明な部分が多く、クラウターの特性を考えるうえで理解を深める必要があった。そこで研究代表者らは原子分解能電子顕微鏡を用いてクラスターの原子動態をリアルタイムで観測し、原子配列構造のダイナミクスについて重要な...
❏金属クラスターのバイオケミカルコーディング(19K22198)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】ペプチド / 白金錯体 / クラスター / サブナノ粒子 / 金属クラスター (他8件)
【概要】サブナノメートルスケールの金属や合金クラスターは卓越した触媒活性を示すなど、ポストナノテク材料として注目を集めている。本研究では白金錯体を側鎖に持つメタロペプチドから、原子レベルで精密な白金サブナノ粒子の合成に成功した。ペプチドの前駆体は、MerrifieldのSPPS(Solid Phase Peptide Synthesis)法を用いて自動的に合成され、炭素に担持された後、水素雰囲気下で加熱す...
【化学】複合化学:配位不飽和クラスターを含む研究件
❏立方体型構造の金属クラスターに基づいたクラスター触媒の合成と反応探索(20K05244)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小安 喜一郎 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (20508593)
【キーワード】遷移金属 / イリジウム / インジウム / 磁気ボトル型光電子分光法 / レーザー蒸発法 (他13件)
【概要】気相実験において,バルク状態とは異なる立方体型構造をとることが予測されたイリジウムクラスターの反応性を検討するに当たって,令和3年度は理論計算を用いてCO2の吸着による活性化の可能性を調べた。例えば,イリジウム8量体クラスター負イオンにおいては,立方体型異性体へのCO2の解離吸着(Ir8O(CO)-)と分子吸着(Ir8(CO2)-)の状態を比較すると,前者の方が安定であり,結合エネルギーは1.25...
❏金属錯体反応場(07305039)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】鈴木 寛治 東京工業大学, 工学部, 教授 (30106629)
【キーワード】錯体反応場 / ポリヒドリド錯体 / 二核錯体 / 三核錯体 / クラスター (他11件)
【概要】各研究グループとも当初の計画に沿って研究を進め、以下の成果を挙げた。 第1研究グループでは「高度に機能化された単核錯体活性種の創製」に関して研究を進め、Moのポリヒドリド錯体に対する光照射によって高活性な配位不飽和種を発生させアミドのNH結合を切断することに成功した。また、鉄の窒素錯体から発生させた配位不飽和な活性種により、CO_2を捕捉し、活性化することに成功した。 第2研究グループでは「立体的...
【化学】複合化学:多核錯体クラスターを含む研究件
❏π共役巨大クラスターの機能と界面アーキテクチャーの創製(25288031)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】阿部 正明 兵庫県立大学, 物質理学研究科, 教授 (90260033)
【キーワード】金属錯体 / ルテニウム / 多核錯体 / 超分子 / 大環状クラスター (他17件)
【概要】オキソ架橋ルテニウム三核クラスターを用い、新規な大環状クラスターを合成し、構造決定することに成功した。ピラジン(pz)架橋クラスターでは、ユニットの1電子還元に帰属される過程が多段階波として観測され、分子内相互作用を示すことが分かった。この分子内相互作用の程度は大環状クラスターの核数と架橋配位子内のπ共役鎖の有無や長さに大きく依存した。メソ位に四つのは配位性官能基を有するポルフィリンを四座配位子に...
❏金属錯体反応場(07305039)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】鈴木 寛治 東京工業大学, 工学部, 教授 (30106629)
【キーワード】錯体反応場 / ポリヒドリド錯体 / 二核錯体 / 三核錯体 / クラスター (他11件)
【概要】各研究グループとも当初の計画に沿って研究を進め、以下の成果を挙げた。 第1研究グループでは「高度に機能化された単核錯体活性種の創製」に関して研究を進め、Moのポリヒドリド錯体に対する光照射によって高活性な配位不飽和種を発生させアミドのNH結合を切断することに成功した。また、鉄の窒素錯体から発生させた配位不飽和な活性種により、CO_2を捕捉し、活性化することに成功した。 第2研究グループでは「立体的...
【化学】複合化学:反応クラスターを含む研究件
❏複数の元素からなる多元素クラスターの反応性および構成原理の解明と実用触媒への展開(25248004)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / 触媒 / 酸化還元反応 / 昇温脱離法 / 質量分析 (他13件)
【概要】本研究は、COやNOなどの小分子の酸化還元反応の触媒となる、多元素クラスターを設計することを目的とした。そのために、気相クラスター昇温脱離法を新たに開発した。クラスターを徐々に加熱することで、高温での酸化還元反応を調べた。またクラスターからの分子脱離温度を測定することで反応の活性化エネルギーを求めた。遷移金属酸化物クラスターについて、酸素分子脱離の活性化エネルギーを求め、量子化学計算の結果と比較し...
❏金属・酸化物複合クラスターの気相生成および小分子との反応の組成依存性(24550010)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮島 謙 東京大学, 総合文化研究科, 助教 (20365456)
【キーワード】クラスター / 昇温脱離 / 反応 / 脱離 / 質量分析 (他20件)
【概要】排ガス後処理触媒として有望な元素の組み合わせおよび組成を、気相の多元素クラスターの反応性を網羅的に調べることにより迅速に探索できるようにすることを目指した。銅およびセリウム酸化物クラスターの加熱による酸素脱離および一酸化窒素など小分子との反応について調べたところ、クラスターの酸素原子数の化学量論比からの変位が、加熱による酸素脱離の温度域および活性化エネルギー、そして小分子との反応性の有無と関連して...
【化学】複合化学:キラリティークラスターを含む研究件
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
❏階層性をもつ複雑分子システムの集団運動の機構解明(21840051)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 講師 (40444450)
【キーワード】非線形力学 / 幾何学 / クラスター / DNA / 集団運動 (他18件)
【概要】本研究プロジェクトでは、高度な秩序構造を有する複雑分子システムの集団運動と機能発現の仕組みを、非線形力学と幾何学の観点から解き明かす研究を推進した。特に、原子・分子のクラスター(集合体)の構造変化の機構と速度過程を、分子内モード結合とエネルギー移動の観点から明らかにした。さらに、生物のDNAがもつユニークな弾性特性と、DNAの高次構造形成における右・左(キラリティ)の自発的選択のメカニズムの一端を...
【化学】複合化学:反応性クラスターを含む研究件
❏気相多元素クラスターの熱的条件下における反応性評価と反応機構の解明(17K14433)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 利明 東北大学, 理学研究科, JSPS特別研究員(PD) (80783373)
【キーワード】気相クラスター / 気相反応 / 反応機構 / 幾何構造 / 質量分析 (他14件)
【概要】金属や金属酸化物の気相クラスターを研究対象とし、熱的条件下における気体分子との反応について実験及び理論計算により研究した。真空装置内でレーザー蒸発法によりクラスターを生成し、反応セル内で気体分子と反応させた後、気相昇温脱離法やイオン移動度質量分析法を用いた測定を行った。これにより、特にクラスター上に付加した気体分子について、結合の強さ(エネルギー)や付加形態(幾何構造)についての情報が得られる。実...
❏金属・酸化物複合クラスターの気相生成および小分子との反応の組成依存性(24550010)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮島 謙 東京大学, 総合文化研究科, 助教 (20365456)
【キーワード】クラスター / 昇温脱離 / 反応 / 脱離 / 質量分析 (他20件)
【概要】排ガス後処理触媒として有望な元素の組み合わせおよび組成を、気相の多元素クラスターの反応性を網羅的に調べることにより迅速に探索できるようにすることを目指した。銅およびセリウム酸化物クラスターの加熱による酸素脱離および一酸化窒素など小分子との反応について調べたところ、クラスターの酸素原子数の化学量論比からの変位が、加熱による酸素脱離の温度域および活性化エネルギー、そして小分子との反応性の有無と関連して...
❏後周期遷移金属を用いたメタロセノイドクラスターの創製と反応解明(24685016)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】村橋 哲郎 東京工業大学, 大学院理工学研究科, 教授 (40314380)
【キーワード】金属クラスター / 有機金属錯体 / サンドイッチ化合物 / クラスター / 触媒 (他8件)
【概要】後周期遷移金属の優れた触媒機能を引き出すためには、触媒構造の分子設計が重要である。本研究では、「メタロセン型構造」を後周期遷移金属触媒に適用するための新たな分子構造原理の確立と基礎化学の発展を目指して研究をおこなった。その結果、ベンゼン、シクロオクタテトラエン、ナフタレンなどを用いて3核または4核メタロセノイドクラスターを合成できることを明らかにした。また、サンドイッチ型メタロセノイドクラスターか...
【化学】複合化学:ナノクラスタークラスターを含む研究件
❏配列したナノ空間における電子相関と物性制御(13304027)
【研究テーマ】固体物性Ⅱ(磁性・金属・低温)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】野末 泰夫 大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60125630)
【キーワード】クラスター / ゼオライト / 強磁性 / μSR / 電子スピン共鳴 (他10件)
【概要】内径11Åの細孔が単純立方構造で配列したアルミノケイ酸塩ゼオライトのLTAにカリウム金属を吸蔵させた系では,クラスター当たりのs電子数が2個を越えると強磁性が突然現れる.本研究によって,強磁性が現れるs電子数においてのみ,電子スピン共鳴のg値が低下することが明らかになった.これは,Kクラスターの1p軌道にs電子分布すると,軌道縮退によってスピン軌道相互作用が劇的に増大することを示している.そこで,...
❏金属酸化物および硫化物の気相クラスター担持による触媒活性メカニズムの研究(11640512)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】中嶋 敦 (中嶋 淳) 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30217715)
【キーワード】クラスター / 金属酸化物 / 金属硫化物 / ソフトランディング / 昇温脱離分光 (他14件)
【概要】気相中で原子が数個から数千個程度凝集してできたクラスターは、光応答や磁性といった機能の最小単位であると考えられ、新規な触媒や機能材料として期待できる。とりわけ、金属酸化物は、触媒あるいは担体として触媒化学の中で幅広く実用化されてきている。このような視点に基づき、下記の3つの成果を得た。 (1)金属原子を有機分子配位子で孤立化させるとともに保護をして、金属原子の機能を最大限に活用することを目指して、...
【化学】複合化学:有機金属錯体クラスターを含む研究件
❏後周期遷移金属を用いたメタロセノイドクラスターの創製と反応解明(24685016)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】村橋 哲郎 東京工業大学, 大学院理工学研究科, 教授 (40314380)
【キーワード】金属クラスター / 有機金属錯体 / サンドイッチ化合物 / クラスター / 触媒 (他8件)
【概要】後周期遷移金属の優れた触媒機能を引き出すためには、触媒構造の分子設計が重要である。本研究では、「メタロセン型構造」を後周期遷移金属触媒に適用するための新たな分子構造原理の確立と基礎化学の発展を目指して研究をおこなった。その結果、ベンゼン、シクロオクタテトラエン、ナフタレンなどを用いて3核または4核メタロセノイドクラスターを合成できることを明らかにした。また、サンドイッチ型メタロセノイドクラスターか...
❏金属酸化物および硫化物の気相クラスター担持による触媒活性メカニズムの研究(11640512)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】中嶋 敦 (中嶋 淳) 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30217715)
【キーワード】クラスター / 金属酸化物 / 金属硫化物 / ソフトランディング / 昇温脱離分光 (他14件)
【概要】気相中で原子が数個から数千個程度凝集してできたクラスターは、光応答や磁性といった機能の最小単位であると考えられ、新規な触媒や機能材料として期待できる。とりわけ、金属酸化物は、触媒あるいは担体として触媒化学の中で幅広く実用化されてきている。このような視点に基づき、下記の3つの成果を得た。 (1)金属原子を有機分子配位子で孤立化させるとともに保護をして、金属原子の機能を最大限に活用することを目指して、...
【化学】複合化学:サンドイッチ化合物クラスターを含む研究件
❏後周期遷移金属を用いたメタロセノイドクラスターの創製と反応解明(24685016)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】村橋 哲郎 東京工業大学, 大学院理工学研究科, 教授 (40314380)
【キーワード】金属クラスター / 有機金属錯体 / サンドイッチ化合物 / クラスター / 触媒 (他8件)
【概要】後周期遷移金属の優れた触媒機能を引き出すためには、触媒構造の分子設計が重要である。本研究では、「メタロセン型構造」を後周期遷移金属触媒に適用するための新たな分子構造原理の確立と基礎化学の発展を目指して研究をおこなった。その結果、ベンゼン、シクロオクタテトラエン、ナフタレンなどを用いて3核または4核メタロセノイドクラスターを合成できることを明らかにした。また、サンドイッチ型メタロセノイドクラスターか...
❏メタロセン型異種混合金属クラスターの創製(23655051)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】村橋 哲郎 分子科学研究所, 生命・錯体分子科学研究領域, 教授 (40314380)
【キーワード】金属錯体 / クラスター / 金属クラスター / サンドイッチ化合物 / パラジウム (他6件)
【概要】本研究では、異種混合金属クラスターに対する新しい分子設計指針と して「異種混合金属メタロセン型クラスター錯体」を新しく創出し、均一系異種金属クラスタ ーの化学の発展に貢献することを目指して研究を遂行した。その結果、白金もしくはパラジウムを用いて単核中間体を発生させ、ここに別の金属を添加して混合金属Pd_2Pt およびPdPt_2 サン ドイッチ錯体を合成することに成功した。混合金属サンドイッチ錯体...
【化学】複合化学:物理化学クラスターを含む研究件
❏熱的条件下での気相クラスター反応の時間制御による速度論的・熱力学的研究(21K14583)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】永田 利明 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (80783373)
【キーワード】物理化学 / クラスター / 気相反応 / 質量分析
【概要】気相クラスターを加熱した際の熱反応について、クラスターと周囲の分子の衝突頻度が十分高い熱的条件を保ちながら反応時間を制御する手法を開発することで、これまでより詳しく熱力学・速度論解析を行うことを目指して研究を進めている。時間制御を行うことで期待されることの1つとして、反応の過程を詳しく追跡できるようになると思われることから、そのような研究の対象となる反応系の候補として、多段階に及ぶ熱反応を想定し、...
❏気相多元素クラスターの熱的条件下における反応性評価と反応機構の解明(17K14433)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 利明 東北大学, 理学研究科, JSPS特別研究員(PD) (80783373)
【キーワード】気相クラスター / 気相反応 / 反応機構 / 幾何構造 / 質量分析 (他14件)
【概要】金属や金属酸化物の気相クラスターを研究対象とし、熱的条件下における気体分子との反応について実験及び理論計算により研究した。真空装置内でレーザー蒸発法によりクラスターを生成し、反応セル内で気体分子と反応させた後、気相昇温脱離法やイオン移動度質量分析法を用いた測定を行った。これにより、特にクラスター上に付加した気体分子について、結合の強さ(エネルギー)や付加形態(幾何構造)についての情報が得られる。実...
【化学】複合化学:金属錯体クラスターを含む研究件
❏π共役巨大クラスターの機能と界面アーキテクチャーの創製(25288031)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】阿部 正明 兵庫県立大学, 物質理学研究科, 教授 (90260033)
【キーワード】金属錯体 / ルテニウム / 多核錯体 / 超分子 / 大環状クラスター (他17件)
【概要】オキソ架橋ルテニウム三核クラスターを用い、新規な大環状クラスターを合成し、構造決定することに成功した。ピラジン(pz)架橋クラスターでは、ユニットの1電子還元に帰属される過程が多段階波として観測され、分子内相互作用を示すことが分かった。この分子内相互作用の程度は大環状クラスターの核数と架橋配位子内のπ共役鎖の有無や長さに大きく依存した。メソ位に四つのは配位性官能基を有するポルフィリンを四座配位子に...
❏後周期遷移金属を用いたメタロセノイドクラスターの創製と反応解明(24685016)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】村橋 哲郎 東京工業大学, 大学院理工学研究科, 教授 (40314380)
【キーワード】金属クラスター / 有機金属錯体 / サンドイッチ化合物 / クラスター / 触媒 (他8件)
【概要】後周期遷移金属の優れた触媒機能を引き出すためには、触媒構造の分子設計が重要である。本研究では、「メタロセン型構造」を後周期遷移金属触媒に適用するための新たな分子構造原理の確立と基礎化学の発展を目指して研究をおこなった。その結果、ベンゼン、シクロオクタテトラエン、ナフタレンなどを用いて3核または4核メタロセノイドクラスターを合成できることを明らかにした。また、サンドイッチ型メタロセノイドクラスターか...
❏メタロセン型異種混合金属クラスターの創製(23655051)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】村橋 哲郎 分子科学研究所, 生命・錯体分子科学研究領域, 教授 (40314380)
【キーワード】金属錯体 / クラスター / 金属クラスター / サンドイッチ化合物 / パラジウム (他6件)
【概要】本研究では、異種混合金属クラスターに対する新しい分子設計指針と して「異種混合金属メタロセン型クラスター錯体」を新しく創出し、均一系異種金属クラスタ ーの化学の発展に貢献することを目指して研究を遂行した。その結果、白金もしくはパラジウムを用いて単核中間体を発生させ、ここに別の金属を添加して混合金属Pd_2Pt およびPdPt_2 サン ドイッチ錯体を合成することに成功した。混合金属サンドイッチ錯体...
【化学】複合化学:デンドリマークラスターを含む研究件
❏14族および15族典型元素を利用した機能超原子クラスターの開拓(20K05538)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】神戸 徹也 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 助教 (00733495)
【キーワード】超原子 / 典型金属元素 / デンドリマー / クラスター / 典型元素
【概要】申請者はこれまで非対称型の第4世代フェニルアゾメチンデンドリマー(pyDPAG4)を用いることでAl13およびGa13超原子の液相での合成と超原子としての特性解明を報告している(Nature Commun. 2017, Adv. Mater. 2020,他)。本研究ではこれを発展させるため・全比率領域を可能にする元素配合法 および・一原子置換集積法 を開発した。 全比率での元素配合は超原子として報...
❏鋳型デンドリマーを用いた典型金属クラスターの精密合成と超原子機能の開拓(17K05804)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】神戸 徹也 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 助教 (00733495)
【キーワード】クラスター / 典型元素 / デンドリマー / 超原子 / 典型金属 (他6件)
【概要】本研究では超原子の液相合成を初めて実証した。この研究では、樹状高分子であるデンドリマーを鋳型とする手法を用いた。これはデンドリマーへの段階的な錯形成を利用したものであり、これにより金属の数および異種金属の配合比を制御できる手法である。 この手法により、まず典型金属種の精密集積を達成した。これは、ホウ素、アルミニウム、ガリウムの13族元素および14族のスズ、15族のビスマスの化学種など様々な金属集積...
❏デンドリマーリアクターを利用したサブナノ新金属粒子の創製と機能開発(15H02171)
【研究テーマ】機能物性化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】山元 公寿 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (80220458)
【キーワード】デンドリマー / 金属集積 / クラスター / フェニルアゾメチン
【概要】本研究は、我々が独自に開発した無機金属元素を原子単位で自在に操る精密金属集積合成法を基盤として、未踏の領域であるサブナノサイズ新しい物質の創製・配列制御から機能性の実証までを目指すものである。さらにデバイスへ拡張するため、サブナノ粒子の基盤上への配線を目指し、デンドリマーをテンプレートとして利用した新しいナノ粒子ファブリケーションの開発を目的とした。 今年度は(1)精密金属集積合成法の確立(1....
【化学】複合化学:反応機構クラスターを含む研究件
❏気相多元素クラスターの熱的条件下における反応性評価と反応機構の解明(17K14433)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 利明 東北大学, 理学研究科, JSPS特別研究員(PD) (80783373)
【キーワード】気相クラスター / 気相反応 / 反応機構 / 幾何構造 / 質量分析 (他14件)
【概要】金属や金属酸化物の気相クラスターを研究対象とし、熱的条件下における気体分子との反応について実験及び理論計算により研究した。真空装置内でレーザー蒸発法によりクラスターを生成し、反応セル内で気体分子と反応させた後、気相昇温脱離法やイオン移動度質量分析法を用いた測定を行った。これにより、特にクラスター上に付加した気体分子について、結合の強さ(エネルギー)や付加形態(幾何構造)についての情報が得られる。実...
❏温度を規定した気相クラスターイオン単一異性体の化学反応の解明(23655003)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】美齊津 文典 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (20219611)
【キーワード】クラスター / イオン移動度 / 異性体 / 質量分析 / 飛行時間型質量分析計 (他8件)
【概要】本研究では、イオン移動度分析法において温度が規定可能であるという利点を利用して、炭素・ケイ素クラスターに対して各異性体の解離反応やイオン分子反応の反応速度論的な議論を確立することに成功した。その結果、分離された異性体ごとの解離反応の違いを見出し、酸化・重水素化反応速度定数を決定することができた。また、遷移金属酸化物クラスターの構造異性体を分離し、サイズ変化に伴う構造変化について検討した。 ...
❏高効率選択酸化及び燃料電池酸化触媒の開発とリアルタイム構造情報に関する研究(18106013)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2011
【研究代表者】岩澤 康裕 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (40018015)
【キーワード】燃料電池触媒 / 選択酸化反応 / ベンゼン酸化 / PROX反応 / 触媒設計 (他25件)
【概要】時間分解X線吸収微細構造(XAFS)法を用いて、触媒反応中の活性構造自身の構造速度論/ダイナミクス論の新たな研究分野を開拓し、環境・エネルギー及びグリーンケミストリーに関連した選択触媒反応の動的解析を行った。その結果、ベンゼンからの直接フェノール合成触媒を発見及び燃料電池用PROX新規触媒を開発し、それらの活性構造を提案した。また、燃料電池カソード白金系触媒の構造・電子状態のヒステリシス挙動や新た...
【総合理工】応用物理学:質量分析クラスターを含む研究件
❏熱的条件下での気相クラスター反応の時間制御による速度論的・熱力学的研究(21K14583)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】永田 利明 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (80783373)
【キーワード】物理化学 / クラスター / 気相反応 / 質量分析
【概要】気相クラスターを加熱した際の熱反応について、クラスターと周囲の分子の衝突頻度が十分高い熱的条件を保ちながら反応時間を制御する手法を開発することで、これまでより詳しく熱力学・速度論解析を行うことを目指して研究を進めている。時間制御を行うことで期待されることの1つとして、反応の過程を詳しく追跡できるようになると思われることから、そのような研究の対象となる反応系の候補として、多段階に及ぶ熱反応を想定し、...
❏金属クラスター表面に吸着した分子の解離吸着への活性化エネルギーの実測(19K05183)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】工藤 聡 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (00334475)
【キーワード】金属クラスター / 活性化エネルギー / 解離反応 / 赤外解離分光法 / 気相昇温脱離法 (他13件)
【概要】本研究では、気相分散した金属クラスター上での分子(一酸化窒素など)の解離反応の活性化エネルギーを測定するための装置の開発をおこなった。活性化エネルギーを求めるためには金属クラスターを加熱する必要がある。また、分子が解離したかを調べるためには、加熱したクラスターを冷却してプローブとなるアルゴン原子を付加する必要がある。これを実現するための装置を設計して既存の装置に組み込んだ。この装置を用いて金属クラ...
❏気相多元素クラスターの熱的条件下における反応性評価と反応機構の解明(17K14433)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 利明 東北大学, 理学研究科, JSPS特別研究員(PD) (80783373)
【キーワード】気相クラスター / 気相反応 / 反応機構 / 幾何構造 / 質量分析 (他14件)
【概要】金属や金属酸化物の気相クラスターを研究対象とし、熱的条件下における気体分子との反応について実験及び理論計算により研究した。真空装置内でレーザー蒸発法によりクラスターを生成し、反応セル内で気体分子と反応させた後、気相昇温脱離法やイオン移動度質量分析法を用いた測定を行った。これにより、特にクラスター上に付加した気体分子について、結合の強さ(エネルギー)や付加形態(幾何構造)についての情報が得られる。実...
【総合理工】応用物理学:金属集積クラスターを含む研究件
❏デンドリマーリアクターを利用したサブナノ新金属粒子の創製と機能開発(15H02171)
【研究テーマ】機能物性化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】山元 公寿 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (80220458)
【キーワード】デンドリマー / 金属集積 / クラスター / フェニルアゾメチン
【概要】本研究は、我々が独自に開発した無機金属元素を原子単位で自在に操る精密金属集積合成法を基盤として、未踏の領域であるサブナノサイズ新しい物質の創製・配列制御から機能性の実証までを目指すものである。さらにデバイスへ拡張するため、サブナノ粒子の基盤上への配線を目指し、デンドリマーをテンプレートとして利用した新しいナノ粒子ファブリケーションの開発を目的とした。 今年度は(1)精密金属集積合成法の確立(1....
❏精密無機合成を基盤とする超原子の創成と機能解明(15H05757)
【研究テーマ】有機・ハイブリッド材料
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】山元 公寿 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (80220458)
【キーワード】デンドリマー / クラスター / 超原子 / サブナノ粒子 / 金属集積
【概要】本研究では多くの金属、及び金属間化合物を対象として、デンドリマーリアクター法を開発し、多彩な元素種への拡張を目指し、実在する76の安定元素のうち67種類のデンドリマーへの集積を達成した。これを駆使して35種類の金属サブナノ粒子の合成を達成し、3種類の異種金属からなるハイブリッドサブナノ粒子の合成にも世界で初めて成功した。またハロゲン超原子である(Al13, Ga13)のほかに、新たに異種金属配合超...
❏多金属協奏機能を目指した精密ヘテロ金属集積ナノ材料の創製(19205020)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】山元 公寿 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (80220458)
【キーワード】デンドリマー / ナノ材料 / 分子認識 / 有機-金属ハイブリッド / 量子サイズ効果 (他12件)
【概要】本研究では、他の追随を許していないこの代表者独自の精密金属集積法を追求し、ナノ空間に精密に配置された多金属協奏機能を持つナノ材料を創製した。 特筆すべき成果としては以下である。塩化白金はイミン結合と1:1で定量的に錯形成する。フェニルアゾメチンデンドリマーを鋳型として、金属塩として塩化白金を用い金属集積を実施した。段階的放射状錯形成を利用して、白金原子の原子数を制御できた。この金属錯体をヒドロボレ...
【総合理工】物質変換:赤外分光法クラスターを含む研究件
❏金属クラスター表面に吸着した分子の解離吸着への活性化エネルギーの実測(19K05183)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】工藤 聡 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (00334475)
【キーワード】金属クラスター / 活性化エネルギー / 解離反応 / 赤外解離分光法 / 気相昇温脱離法 (他13件)
【概要】本研究では、気相分散した金属クラスター上での分子(一酸化窒素など)の解離反応の活性化エネルギーを測定するための装置の開発をおこなった。活性化エネルギーを求めるためには金属クラスターを加熱する必要がある。また、分子が解離したかを調べるためには、加熱したクラスターを冷却してプローブとなるアルゴン原子を付加する必要がある。これを実現するための装置を設計して既存の装置に組み込んだ。この装置を用いて金属クラ...
❏金属酸化物および硫化物の気相クラスター担持による触媒活性メカニズムの研究(11640512)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】中嶋 敦 (中嶋 淳) 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30217715)
【キーワード】クラスター / 金属酸化物 / 金属硫化物 / ソフトランディング / 昇温脱離分光 (他14件)
【概要】気相中で原子が数個から数千個程度凝集してできたクラスターは、光応答や磁性といった機能の最小単位であると考えられ、新規な触媒や機能材料として期待できる。とりわけ、金属酸化物は、触媒あるいは担体として触媒化学の中で幅広く実用化されてきている。このような視点に基づき、下記の3つの成果を得た。 (1)金属原子を有機分子配位子で孤立化させるとともに保護をして、金属原子の機能を最大限に活用することを目指して、...
【工学】機械工学:分子クラスタークラスターを含む研究件
❏配向した分子クラスターの時間分解二次元イメージング分光(13740250)
【研究テーマ】物理学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】峰本 紳一郎 (峯本 紳一郎) 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (90323493)
【キーワード】クラスター / 二次元イオンイメージング / 飛行時間型イオン分析器 / 配向・配列制御 / 高強度レーザー物理 (他11件)
【概要】前年度に開発したクラスター源を用い、本年度は、高強度レーザー電場による配向制御のクラスターへの適用可能性を調べた。特に、希ガス原子で構成されるvan der Waals二量体Rg_2について配向の度合を系統的に調べ、同じピーク強度のレーザー光を用いた場合、Ar_2、Kr_2、Xe_2の順に配向の度合が大きくなることを見出した。観測された配向度の大きさは、分極率の異方性Δαの大きさを反映している。ま...
❏水素結合クラスターの電子構造(04453017)
【研究テーマ】構造化学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1992 - 1993
【研究代表者】茅 幸二 慶応義塾大学, 理工学部, 教授 (10004425)
【キーワード】分子クラスター / 水素結合クラスター / 液体ビーム / 負イオンクラスター / 光電子分光 (他12件)
【概要】本研究では、比較的大きなサイズの分子クラスター、特に水素結合クラスターを生成させ、その構造変化と電子状態について研究する事を目的としている。金属クラスターなどでは、電子状態がクラスターサイズに敏感である事から、大きなクラスターの研究がなされているが、分子クラスターでは異性体によって電子スペクトルが複雑化するため、大きなクラスターの研究は例が少ない。分子クラスターでも、サイズの大きな極限では規則性の...
【工学】機械工学:分子線クラスターを含む研究件
❏水素結合クラスターの電子構造(04453017)
【研究テーマ】構造化学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1992 - 1993
【研究代表者】茅 幸二 慶応義塾大学, 理工学部, 教授 (10004425)
【キーワード】分子クラスター / 水素結合クラスター / 液体ビーム / 負イオンクラスター / 光電子分光 (他12件)
【概要】本研究では、比較的大きなサイズの分子クラスター、特に水素結合クラスターを生成させ、その構造変化と電子状態について研究する事を目的としている。金属クラスターなどでは、電子状態がクラスターサイズに敏感である事から、大きなクラスターの研究がなされているが、分子クラスターでは異性体によって電子スペクトルが複雑化するため、大きなクラスターの研究は例が少ない。分子クラスターでも、サイズの大きな極限では規則性の...
❏回転温度制御による水の凝縮機構の研究(01550185)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1989 - 1990
【研究代表者】井上 剛良 九州大学, 機能物質科学研究所, 助教授 (20193592)
【キーワード】水 / クラスタ- / 凝縮 / 回転エネルギ- / 回転温度 (他7件)
【概要】水分子にマイクロ波(周波数22.235GHz)を照射することにより水分子の回転エネルギ-を励起した凝縮実験を行った。実験装置としては現有の超音速分子線装置を用い、水および水+アルゴン、水+窒素混合蒸気を先細ノズルから真空中に噴出させ、この自由噴流中で形成される水分子クラスタ-の生成量を四重極質量分析計で測定した。(1)ノズルから噴出した自由噴流中の水分子のみにマイクロ波照射、(2)自由噴流中および...
【工学】材料工学:クラスタクラスターを含む研究件
❏非定常磁場下における磁気機能性流体中の磁性体クラスターに起因する流動特性の検討(15K05806)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-10-21 - 2018-03-31
【研究代表者】澤田 達男 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (00162545)
【キーワード】磁性流体 / MR流体 / 超音波 / 磁場 / クラスター (他8件)
【概要】磁性流体やMR流体といった磁気機能性流体を取り巻く環境を動的に変化させ,磁気機能性流体の動的諸特性を明らかにすることを目的として,超音波伝播特性に関する実験,新しい衝撃緩衝器として,テーパー付きピストンを有する構造を提案し,その内部流れの解析および実験を,遂行した。その結果,非定常磁場下での様々な現象をある程度明らかにすることができた。 ...
❏超音波を用いた磁気機能性流体の磁気応答特性に関する研究(21560186)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】澤田 達男 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00162545)
【キーワード】磁性流体 / MR流体 / 超音波 / クラスター / 音速 (他7件)
【概要】内部に強磁性体微粒子を含んだ懸濁液は,磁性流体や磁気粘性流体(MR流体)と呼ばれている.これらの流体に磁場を印加すると,内部の微粒子が集まって磁力線の方向に微粒子の凝集構造が(クラスター)が形成される.磁性流体やMR流体は黒色不透明であるので,クラスターを通常の方法では調べる事は難しい.そこで,本研究はでは流体中の超音波伝播特性が磁場によってどのように変化するかを調べ,磁場とクラスターの関係を検討...
【工学】プロセス・化学工学:レーザー蒸発法クラスターを含む研究件
❏立方体型構造の金属クラスターに基づいたクラスター触媒の合成と反応探索(20K05244)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小安 喜一郎 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (20508593)
【キーワード】遷移金属 / イリジウム / インジウム / 磁気ボトル型光電子分光法 / レーザー蒸発法 (他13件)
【概要】気相実験において,バルク状態とは異なる立方体型構造をとることが予測されたイリジウムクラスターの反応性を検討するに当たって,令和3年度は理論計算を用いてCO2の吸着による活性化の可能性を調べた。例えば,イリジウム8量体クラスター負イオンにおいては,立方体型異性体へのCO2の解離吸着(Ir8O(CO)-)と分子吸着(Ir8(CO2)-)の状態を比較すると,前者の方が安定であり,結合エネルギーは1.25...
❏クラスター・超微粒子の偏向型粒子質量分析装置の開発(07555233)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】定方 正毅 東京大学, 工学系研究科, 教授 (30011175)
【キーワード】偏向型質量分析装置 / レーザーアブレーション / ナノパーティクル / クラスター / 電界偏向 (他12件)
【概要】クラスターや超微粒子は、工業的材料として広く利用されており、用途の拡大が予測される。しかし、nmオーダーの粒子を測定する方法が確立していないため、超微粒子製造に際して重要となる生成機構については不明な点が多い。本研究では、nmオーダーの微粒子をin situに測定を目的とし、電界偏向型粒子質量分析装置の開発を行った。また、nmオーダーの微粒子生成法についても検討を行ない以下のような知見を得ることが...
❏質量選別共鳴レーザー分光法によるイオンクラスターの振動ダイナミクス(05453016)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】山内 薫 東京大学, 教養学部, 助教授 (40182597)
【キーワード】ファンデルワールスクラスター / クラスター / リュードベリ状態 / 光光二重共鳴分光 / 光-光二重共鳴法 (他6件)
【概要】平成5年度〜平成6年度の研究において以下の成果を得た。 (1)Hg希ガス系ファンデルワールスクラスター、HgNeについて、光光二重共鳴レーザー分光によってそのリュードベリ状態への遷移の励起スペクトルを観測した。とくに、分解能の高い測定を行うと、中間状態の同位体分裂を利用することができ、おもにHgの同位体のうち^<202>Hg、^<200>Hgを分離して観測できることを示した...
【工学】プロセス・化学工学:昇温脱離クラスターを含む研究件
❏気相多元素クラスターの熱的条件下における反応性評価と反応機構の解明(17K14433)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 利明 東北大学, 理学研究科, JSPS特別研究員(PD) (80783373)
【キーワード】気相クラスター / 気相反応 / 反応機構 / 幾何構造 / 質量分析 (他14件)
【概要】金属や金属酸化物の気相クラスターを研究対象とし、熱的条件下における気体分子との反応について実験及び理論計算により研究した。真空装置内でレーザー蒸発法によりクラスターを生成し、反応セル内で気体分子と反応させた後、気相昇温脱離法やイオン移動度質量分析法を用いた測定を行った。これにより、特にクラスター上に付加した気体分子について、結合の強さ(エネルギー)や付加形態(幾何構造)についての情報が得られる。実...
❏金属・酸化物複合クラスターの気相生成および小分子との反応の組成依存性(24550010)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮島 謙 東京大学, 総合文化研究科, 助教 (20365456)
【キーワード】クラスター / 昇温脱離 / 反応 / 脱離 / 質量分析 (他20件)
【概要】排ガス後処理触媒として有望な元素の組み合わせおよび組成を、気相の多元素クラスターの反応性を網羅的に調べることにより迅速に探索できるようにすることを目指した。銅およびセリウム酸化物クラスターの加熱による酸素脱離および一酸化窒素など小分子との反応について調べたところ、クラスターの酸素原子数の化学量論比からの変位が、加熱による酸素脱離の温度域および活性化エネルギー、そして小分子との反応性の有無と関連して...
【工学】プロセス・化学工学:触媒機能クラスターを含む研究件
❏多金属協奏機能を目指した精密ヘテロ金属集積ナノ材料の創製(19205020)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】山元 公寿 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (80220458)
【キーワード】デンドリマー / ナノ材料 / 分子認識 / 有機-金属ハイブリッド / 量子サイズ効果 (他12件)
【概要】本研究では、他の追随を許していないこの代表者独自の精密金属集積法を追求し、ナノ空間に精密に配置された多金属協奏機能を持つナノ材料を創製した。 特筆すべき成果としては以下である。塩化白金はイミン結合と1:1で定量的に錯形成する。フェニルアゾメチンデンドリマーを鋳型として、金属塩として塩化白金を用い金属集積を実施した。段階的放射状錯形成を利用して、白金原子の原子数を制御できた。この金属錯体をヒドロボレ...
❏気相多元系合金クラスターの基板担持による触媒機能と電子物性の研究(13640582)
【研究テーマ】機能・物性・材料
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】中嶋 敦 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30217715)
【キーワード】合金クラスター / 触媒機能 / 電子物性 / 金属内包かご構造 / 複合作用 (他13件)
【概要】本研究では、金属触媒に対する物理化学的な知見と反応触媒の設計指針を得るために,触媒の機能性に関する研究を,複合金属クラスターを微視的モデルとして研究を進めた。有限個の原子・分子が集合したクラスターの中でも,特に触媒としての視点を重視した元素の多元系として、(a)合金系(ニオブ-アルミニウム、金-パラジウム、金-亜鉛)と(b)半導体系(希土類金属、遷移金属-シリコン)、および(c)酸化物系(バナジウ...
【工学】プロセス・化学工学:遷移金属クラスターを含む研究件
❏立方体型構造の金属クラスターに基づいたクラスター触媒の合成と反応探索(20K05244)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小安 喜一郎 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (20508593)
【キーワード】遷移金属 / イリジウム / インジウム / 磁気ボトル型光電子分光法 / レーザー蒸発法 (他13件)
【概要】気相実験において,バルク状態とは異なる立方体型構造をとることが予測されたイリジウムクラスターの反応性を検討するに当たって,令和3年度は理論計算を用いてCO2の吸着による活性化の可能性を調べた。例えば,イリジウム8量体クラスター負イオンにおいては,立方体型異性体へのCO2の解離吸着(Ir8O(CO)-)と分子吸着(Ir8(CO2)-)の状態を比較すると,前者の方が安定であり,結合エネルギーは1.25...
❏アンモニア液層輸送法による遷移金属過酸化物・超酸化物薄膜の合成と機能開拓(22656143)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010-04-01 - 2013-03-31
【研究代表者】中村 吉伸 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30198254)
【キーワード】遷移金属 / 過酸化物 / 表面状態 / 光励起 / 揮発性有機物 (他25件)
【概要】自然界には存在しえない分子様結晶である遷移金属過酸化物/超酸化物を溶媒和電子による強還元法あるいは酸素プラズマとの反応にて合成することを目指し、その合成法の確立から薄膜合成プロセスにまでを目指した。スピン軌道相互作用による特異な物性が期待される4d、5d遷移金属イオンとの組み合わせにより過酸化物合成を試み試みたが、バルクの過酸化物は生成せず特徴的な物性も観測されなかった。しかしながら紫外光誘起によ...
❏遷移金属複合クラスターの異性体分離法による新奇安定ユニットの探索(22750005)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】小安 喜一郎 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教 (20508593)
【キーワード】クラスター / 遷移金属酸化物 / 質量分析法 / イオン移動度分析法 / アニール (他11件)
【概要】本研究では,イオン移動度分析法によって遷移金属複合クラスター(特にZnOやCoO)の構造異性体を分離・帰属し,サイズ変化に伴う構造変化とアニーリングの効果について検討した。そして,金属酸化物クラスター以外にも,炭素・ケイ素クラスターに対して各異性体の解離反応・イオン分子反応を適用することによって分離された異性体ごとの解離反応の違いを見出し,酸化・重水素化反応速度定数を決定することができた。 ...
【工学】プロセス・化学工学:白金クラスターを含む研究件
❏動的金属ナノ粒子の機構解明(19H02535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】電子顕微鏡 / クラスター / ナノ粒子 / サブナノ粒子 / 原子動態 (他8件)
【概要】金属ナノ粒子やクラスターの触媒活性を決定する本質的要因はなにか?この問いは構成原子数により大きく異なるクラスター触媒の活性が見出されてから長らく疑問とされてきたものであり、特に構造的要因は特に未解明な部分が多く、クラウターの特性を考えるうえで理解を深める必要があった。そこで研究代表者らは原子分解能電子顕微鏡を用いてクラスターの原子動態をリアルタイムで観測し、原子配列構造のダイナミクスについて重要な...
❏機能性メタロマクロサイクルクラスターの創製(16H04115)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】白金 / クラスター / 触媒 / 金属クラスター / 銀 (他12件)
【概要】[PtL2]5から[PtL2]12までの多核錯体がすべて生成し、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)にて単離可能であることを見出した。これら構成原子数の明確な白金チオラート[PtL2]xを原料として、Pt-S結合の解離によるチオール脱保護を行うことによって構成原子数が明確な超微小白金クラスター(Pt5-Pt12)を合成した。 ...
❏メタロセン型異種混合金属クラスターの創製(23655051)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】村橋 哲郎 分子科学研究所, 生命・錯体分子科学研究領域, 教授 (40314380)
【キーワード】金属錯体 / クラスター / 金属クラスター / サンドイッチ化合物 / パラジウム (他6件)
【概要】本研究では、異種混合金属クラスターに対する新しい分子設計指針と して「異種混合金属メタロセン型クラスター錯体」を新しく創出し、均一系異種金属クラスタ ーの化学の発展に貢献することを目指して研究を遂行した。その結果、白金もしくはパラジウムを用いて単核中間体を発生させ、ここに別の金属を添加して混合金属Pd_2Pt およびPdPt_2 サン ドイッチ錯体を合成することに成功した。混合金属サンドイッチ錯体...
【工学】プロセス・化学工学:気相反応クラスターを含む研究件
❏熱的条件下での気相クラスター反応の時間制御による速度論的・熱力学的研究(21K14583)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】永田 利明 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (80783373)
【キーワード】物理化学 / クラスター / 気相反応 / 質量分析
【概要】気相クラスターを加熱した際の熱反応について、クラスターと周囲の分子の衝突頻度が十分高い熱的条件を保ちながら反応時間を制御する手法を開発することで、これまでより詳しく熱力学・速度論解析を行うことを目指して研究を進めている。時間制御を行うことで期待されることの1つとして、反応の過程を詳しく追跡できるようになると思われることから、そのような研究の対象となる反応系の候補として、多段階に及ぶ熱反応を想定し、...
❏気相多元素クラスターの熱的条件下における反応性評価と反応機構の解明(17K14433)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 利明 東北大学, 理学研究科, JSPS特別研究員(PD) (80783373)
【キーワード】気相クラスター / 気相反応 / 反応機構 / 幾何構造 / 質量分析 (他14件)
【概要】金属や金属酸化物の気相クラスターを研究対象とし、熱的条件下における気体分子との反応について実験及び理論計算により研究した。真空装置内でレーザー蒸発法によりクラスターを生成し、反応セル内で気体分子と反応させた後、気相昇温脱離法やイオン移動度質量分析法を用いた測定を行った。これにより、特にクラスター上に付加した気体分子について、結合の強さ(エネルギー)や付加形態(幾何構造)についての情報が得られる。実...
【工学】電気電子工学:音速クラスターを含む研究件
❏超音波を用いた磁気機能性流体の磁気応答特性に関する研究(21560186)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】澤田 達男 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00162545)
【キーワード】磁性流体 / MR流体 / 超音波 / クラスター / 音速 (他7件)
【概要】内部に強磁性体微粒子を含んだ懸濁液は,磁性流体や磁気粘性流体(MR流体)と呼ばれている.これらの流体に磁場を印加すると,内部の微粒子が集まって磁力線の方向に微粒子の凝集構造が(クラスター)が形成される.磁性流体やMR流体は黒色不透明であるので,クラスターを通常の方法では調べる事は難しい.そこで,本研究はでは流体中の超音波伝播特性が磁場によってどのように変化するかを調べ,磁場とクラスターの関係を検討...
❏機能性流体の内部構造および流動状態把握への超音波応用に関する研究(17560159)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】澤田 達男 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00162545)
【キーワード】磁性流体 / MR流体 / 音速 / 磁場 / 異方性 (他9件)
【概要】本年度は,昨年度までの成果を踏まえ,印加磁場下における磁性流体とMR流体中の超音波伝播速度変化,磁性流体中の減衰率変化を精密に測定した。 磁性流体とMR流体中の伝播速度は,磁場印加によって増加した。また,磁場の増減によるヒステリシスも存在した。この伝播速度変化は,流体中に形成されるクラスターが密接に関係していると考えられる。MR流体では,内部粒子が大きく,磁場印加で半固体になるため,磁性流体よりも...
❏機能性流体中の超音波伝播特性と鎖状クラスター構造との関係(14550158)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】澤田 達男 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00162545)
【キーワード】磁性流体 / MR流体 / 機能性流体 / クラスター / 超音波 (他7件)
【概要】磁性流体の内部には磁性体微粒子が分散しており,磁場を印加することにより磁場印加方向に鎖状クラスターが形成される。この鎖状クラスターは,磁性体微粒子が凝集した1次クラスターの集合体から形成されている。このような複雑な内部構造のため,磁性流体中の超音波伝播特性は,印加磁場によって大きな影響を受けるものと考えられる。そこで,本研究では,このような鎖状クラスター構造と超音波伝播特性の関係を明らかにする事を...
【工学】土木工学:化学反応クラスターを含む研究件
❏気相多元素クラスターの熱的条件下における反応性評価と反応機構の解明(17K14433)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 利明 東北大学, 理学研究科, JSPS特別研究員(PD) (80783373)
【キーワード】気相クラスター / 気相反応 / 反応機構 / 幾何構造 / 質量分析 (他14件)
【概要】金属や金属酸化物の気相クラスターを研究対象とし、熱的条件下における気体分子との反応について実験及び理論計算により研究した。真空装置内でレーザー蒸発法によりクラスターを生成し、反応セル内で気体分子と反応させた後、気相昇温脱離法やイオン移動度質量分析法を用いた測定を行った。これにより、特にクラスター上に付加した気体分子について、結合の強さ(エネルギー)や付加形態(幾何構造)についての情報が得られる。実...
❏温度を規定した気相クラスターイオン単一異性体の化学反応の解明(23655003)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】美齊津 文典 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (20219611)
【キーワード】クラスター / イオン移動度 / 異性体 / 質量分析 / 飛行時間型質量分析計 (他8件)
【概要】本研究では、イオン移動度分析法において温度が規定可能であるという利点を利用して、炭素・ケイ素クラスターに対して各異性体の解離反応やイオン分子反応の反応速度論的な議論を確立することに成功した。その結果、分離された異性体ごとの解離反応の違いを見出し、酸化・重水素化反応速度定数を決定することができた。また、遷移金属酸化物クラスターの構造異性体を分離し、サイズ変化に伴う構造変化について検討した。 ...
❏ナノ物質設計を目指した振動分光による分子活性化多元素クラスターの探索(22350004)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / 化学反応 / 触媒 / 酸化物 / 質量分析 (他17件)
【概要】金属クラスター、金属酸化物クラスターおよびそれらの複合体とN2O,COなどの小分子との反応性を、実験・理論の両面から明らかにした。中性のロジウムクラスターは、N2Oから酸素原子を受け取る酸素移行反応を示す。この反応は繰り返し進行し、その結果として複数の酸素原子が付加したロジウム酸化物クラスターが生成する。一方COがごく微量に存在する条件では、COがロジウム酸化物から酸素を奪う反応が進行するが、この...
【工学】土木工学:還元クラスターを含む研究件
❏複数の元素からなる多元素クラスターの反応性および構成原理の解明と実用触媒への展開(25248004)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / 触媒 / 酸化還元反応 / 昇温脱離法 / 質量分析 (他13件)
【概要】本研究は、COやNOなどの小分子の酸化還元反応の触媒となる、多元素クラスターを設計することを目的とした。そのために、気相クラスター昇温脱離法を新たに開発した。クラスターを徐々に加熱することで、高温での酸化還元反応を調べた。またクラスターからの分子脱離温度を測定することで反応の活性化エネルギーを求めた。遷移金属酸化物クラスターについて、酸素分子脱離の活性化エネルギーを求め、量子化学計算の結果と比較し...
❏ナノ物質設計を目指した振動分光による分子活性化多元素クラスターの探索(22350004)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / 化学反応 / 触媒 / 酸化物 / 質量分析 (他17件)
【概要】金属クラスター、金属酸化物クラスターおよびそれらの複合体とN2O,COなどの小分子との反応性を、実験・理論の両面から明らかにした。中性のロジウムクラスターは、N2Oから酸素原子を受け取る酸素移行反応を示す。この反応は繰り返し進行し、その結果として複数の酸素原子が付加したロジウム酸化物クラスターが生成する。一方COがごく微量に存在する条件では、COがロジウム酸化物から酸素を奪う反応が進行するが、この...
【工学】構造・機能材料:合金クラスターを含む研究件
❏機能性メタロマクロサイクルクラスターの創製(16H04115)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】白金 / クラスター / 触媒 / 金属クラスター / 銀 (他12件)
【概要】[PtL2]5から[PtL2]12までの多核錯体がすべて生成し、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)にて単離可能であることを見出した。これら構成原子数の明確な白金チオラート[PtL2]xを原料として、Pt-S結合の解離によるチオール脱保護を行うことによって構成原子数が明確な超微小白金クラスター(Pt5-Pt12)を合成した。 ...
❏気相多元系合金クラスターの基板担持による触媒機能と電子物性の研究(13640582)
【研究テーマ】機能・物性・材料
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】中嶋 敦 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30217715)
【キーワード】合金クラスター / 触媒機能 / 電子物性 / 金属内包かご構造 / 複合作用 (他13件)
【概要】本研究では、金属触媒に対する物理化学的な知見と反応触媒の設計指針を得るために,触媒の機能性に関する研究を,複合金属クラスターを微視的モデルとして研究を進めた。有限個の原子・分子が集合したクラスターの中でも,特に触媒としての視点を重視した元素の多元系として、(a)合金系(ニオブ-アルミニウム、金-パラジウム、金-亜鉛)と(b)半導体系(希土類金属、遷移金属-シリコン)、および(c)酸化物系(バナジウ...
【工学】構造・機能材料:活性化エネルギークラスターを含む研究件
❏金属クラスター表面に吸着した分子の解離吸着への活性化エネルギーの実測(19K05183)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】工藤 聡 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (00334475)
【キーワード】金属クラスター / 活性化エネルギー / 解離反応 / 赤外解離分光法 / 気相昇温脱離法 (他13件)
【概要】本研究では、気相分散した金属クラスター上での分子(一酸化窒素など)の解離反応の活性化エネルギーを測定するための装置の開発をおこなった。活性化エネルギーを求めるためには金属クラスターを加熱する必要がある。また、分子が解離したかを調べるためには、加熱したクラスターを冷却してプローブとなるアルゴン原子を付加する必要がある。これを実現するための装置を設計して既存の装置に組み込んだ。この装置を用いて金属クラ...
❏金属・酸化物複合クラスターの気相生成および小分子との反応の組成依存性(24550010)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮島 謙 東京大学, 総合文化研究科, 助教 (20365456)
【キーワード】クラスター / 昇温脱離 / 反応 / 脱離 / 質量分析 (他20件)
【概要】排ガス後処理触媒として有望な元素の組み合わせおよび組成を、気相の多元素クラスターの反応性を網羅的に調べることにより迅速に探索できるようにすることを目指した。銅およびセリウム酸化物クラスターの加熱による酸素脱離および一酸化窒素など小分子との反応について調べたところ、クラスターの酸素原子数の化学量論比からの変位が、加熱による酸素脱離の温度域および活性化エネルギー、そして小分子との反応性の有無と関連して...
【工学】構造・機能材料:燃料電池クラスターを含む研究件
❏機能性メタロマクロサイクルクラスターの創製(16H04115)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】白金 / クラスター / 触媒 / 金属クラスター / 銀 (他12件)
【概要】[PtL2]5から[PtL2]12までの多核錯体がすべて生成し、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)にて単離可能であることを見出した。これら構成原子数の明確な白金チオラート[PtL2]xを原料として、Pt-S結合の解離によるチオール脱保護を行うことによって構成原子数が明確な超微小白金クラスター(Pt5-Pt12)を合成した。 ...
❏高効率選択酸化及び燃料電池酸化触媒の開発とリアルタイム構造情報に関する研究(18106013)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2011
【研究代表者】岩澤 康裕 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (40018015)
【キーワード】燃料電池触媒 / 選択酸化反応 / ベンゼン酸化 / PROX反応 / 触媒設計 (他25件)
【概要】時間分解X線吸収微細構造(XAFS)法を用いて、触媒反応中の活性構造自身の構造速度論/ダイナミクス論の新たな研究分野を開拓し、環境・エネルギー及びグリーンケミストリーに関連した選択触媒反応の動的解析を行った。その結果、ベンゼンからの直接フェノール合成触媒を発見及び燃料電池用PROX新規触媒を開発し、それらの活性構造を提案した。また、燃料電池カソード白金系触媒の構造・電子状態のヒステリシス挙動や新た...
【工学】構造・機能材料:酸化チタンクラスターを含む研究件
❏界面の光励起プロセスを利用した環境浄化型可視光光触媒の開発(26410234)
【研究テーマ】無機工業材料
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】宮内 雅浩 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (60443230)
【キーワード】光触媒 / 環境浄化 / 酸化チタン / 界面電荷移動 / 可視光 (他9件)
【概要】酸化チタンをベースに極めて単純なプロセスでクラスター状のCuOxならびにTi(IV)の酸化物助触媒を共担持することで、高度な可視光型光触媒を開発することに成功した。こうした光触媒を模した薄膜モデルを構築し、分光学的手法、プローブ顕微鏡等によって酸化チタンと各種クラスターの電子構造を明らかにした。適切な仕事関数をもつ酸化物助触媒の選択、ならびに、大きさが数nmのクラスター構造であることが重要であるこ...
❏多金属協奏機能を目指した精密ヘテロ金属集積ナノ材料の創製(19205020)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】山元 公寿 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (80220458)
【キーワード】デンドリマー / ナノ材料 / 分子認識 / 有機-金属ハイブリッド / 量子サイズ効果 (他12件)
【概要】本研究では、他の追随を許していないこの代表者独自の精密金属集積法を追求し、ナノ空間に精密に配置された多金属協奏機能を持つナノ材料を創製した。 特筆すべき成果としては以下である。塩化白金はイミン結合と1:1で定量的に錯形成する。フェニルアゾメチンデンドリマーを鋳型として、金属塩として塩化白金を用い金属集積を実施した。段階的放射状錯形成を利用して、白金原子の原子数を制御できた。この金属錯体をヒドロボレ...
【工学】構造・機能材料:電子状態クラスターを含む研究件
❏気相有機金属ナノクラスターの固定基板作製法と評価法の開発(17750017)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】宮島 謙 慶應大, 理工学部, 研究員 (20365456)
【キーワード】クラスター / ナノ材料 / 電子状態
【概要】平成17年度は、(1)クラスター蒸着基板表面の評価法の確立に向けた超高真空装置の構築、(2)有機金属クラスター源の改良、および(3)有機金属多層サンドイッチクラスターの磁気モーメントの研究を行った。(1)表面分析用超高真空ミューメタルチャンバーシステムの構築および10^<-10>torr台の真空度達成、電子エネルギーアナライザーと自作サンプルホルダーの動作確認、清浄Cu(111)表面の...
❏化合物半導体マイクロクラスターの電子物性と光物性(09740443)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】中嶋 敦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (30217715)
【キーワード】クラスター / 酸化ゲルマニウム / HOMO-LUMOギャップ / 光電子分光 / ハロゲンドープ法 (他11件)
【概要】本研究では、前年度に引き続いて光イオン化法や光電子分光法を用いて化合物半導体クラスターの電子物性を明らかにするとともに、新たに発光スペクトルを測定して、電子物性と光物性とを結び付けて考察した。本年度は前年度のゲルマニウムクラスターの成果を踏まえて、化合物半導体の1つとして、酸化ゲルマニウムとシアン化鋼を重点的に取り上げた。測定では、酸化ゲルマニウムクラスターを気相中で負イオン化することにより、その...
【工学】総合工学:レーザーアブレーションクラスターを含む研究件
❏立方体型構造の金属クラスターに基づいたクラスター触媒の合成と反応探索(20K05244)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小安 喜一郎 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (20508593)
【キーワード】遷移金属 / イリジウム / インジウム / 磁気ボトル型光電子分光法 / レーザー蒸発法 (他13件)
【概要】気相実験において,バルク状態とは異なる立方体型構造をとることが予測されたイリジウムクラスターの反応性を検討するに当たって,令和3年度は理論計算を用いてCO2の吸着による活性化の可能性を調べた。例えば,イリジウム8量体クラスター負イオンにおいては,立方体型異性体へのCO2の解離吸着(Ir8O(CO)-)と分子吸着(Ir8(CO2)-)の状態を比較すると,前者の方が安定であり,結合エネルギーは1.25...
❏圧力波フォーカシングを利用した高純度シリコンクラスタービーム生成技術の高度化(16H03904)
【研究テーマ】量子ビーム科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】長谷川 純 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (90302984)
【キーワード】クラスタービーム / レーザーアブレーション / 飛行時間質量分析 / 金属クラスター / 共有結合クラスター (他11件)
【概要】高エネルギー加速器の候補クラスターイオン源の一つとしてレーザーアブレーションクラスター源を開発し、生成クラスターのサイズ分布とフラックス波形がクラスター形成条件にどのように依存するかを詳細に調べた。 レーザアブレーションによってシリコンまたはアルミニウムの蒸気を発生させ、高圧ヘリウムガスで急冷することによって、蒸気中の原子数に対して約0.1%の効率で約100個の構成原子を有するクラスターをレーザー...
❏クラスター・超微粒子の偏向型粒子質量分析装置の開発(07555233)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】定方 正毅 東京大学, 工学系研究科, 教授 (30011175)
【キーワード】偏向型質量分析装置 / レーザーアブレーション / ナノパーティクル / クラスター / 電界偏向 (他12件)
【概要】クラスターや超微粒子は、工業的材料として広く利用されており、用途の拡大が予測される。しかし、nmオーダーの粒子を測定する方法が確立していないため、超微粒子製造に際して重要となる生成機構については不明な点が多い。本研究では、nmオーダーの微粒子をin situに測定を目的とし、電界偏向型粒子質量分析装置の開発を行った。また、nmオーダーの微粒子生成法についても検討を行ない以下のような知見を得ることが...
【工学】総合工学:酸化物クラスターを含む研究件
❏複数の元素からなる多元素クラスターの反応性および構成原理の解明と実用触媒への展開(25248004)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / 触媒 / 酸化還元反応 / 昇温脱離法 / 質量分析 (他13件)
【概要】本研究は、COやNOなどの小分子の酸化還元反応の触媒となる、多元素クラスターを設計することを目的とした。そのために、気相クラスター昇温脱離法を新たに開発した。クラスターを徐々に加熱することで、高温での酸化還元反応を調べた。またクラスターからの分子脱離温度を測定することで反応の活性化エネルギーを求めた。遷移金属酸化物クラスターについて、酸素分子脱離の活性化エネルギーを求め、量子化学計算の結果と比較し...
❏金属・酸化物複合クラスターの気相生成および小分子との反応の組成依存性(24550010)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮島 謙 東京大学, 総合文化研究科, 助教 (20365456)
【キーワード】クラスター / 昇温脱離 / 反応 / 脱離 / 質量分析 (他20件)
【概要】排ガス後処理触媒として有望な元素の組み合わせおよび組成を、気相の多元素クラスターの反応性を網羅的に調べることにより迅速に探索できるようにすることを目指した。銅およびセリウム酸化物クラスターの加熱による酸素脱離および一酸化窒素など小分子との反応について調べたところ、クラスターの酸素原子数の化学量論比からの変位が、加熱による酸素脱離の温度域および活性化エネルギー、そして小分子との反応性の有無と関連して...
❏アンモニア液層輸送法による遷移金属過酸化物・超酸化物薄膜の合成と機能開拓(22656143)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010-04-01 - 2013-03-31
【研究代表者】中村 吉伸 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30198254)
【キーワード】遷移金属 / 過酸化物 / 表面状態 / 光励起 / 揮発性有機物 (他25件)
【概要】自然界には存在しえない分子様結晶である遷移金属過酸化物/超酸化物を溶媒和電子による強還元法あるいは酸素プラズマとの反応にて合成することを目指し、その合成法の確立から薄膜合成プロセスにまでを目指した。スピン軌道相互作用による特異な物性が期待される4d、5d遷移金属イオンとの組み合わせにより過酸化物合成を試み試みたが、バルクの過酸化物は生成せず特徴的な物性も観測されなかった。しかしながら紫外光誘起によ...
【工学】総合工学:電子顕微鏡クラスターを含む研究件
❏動的金属ナノ粒子の機構解明(19H02535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】電子顕微鏡 / クラスター / ナノ粒子 / サブナノ粒子 / 原子動態 (他8件)
【概要】金属ナノ粒子やクラスターの触媒活性を決定する本質的要因はなにか?この問いは構成原子数により大きく異なるクラスター触媒の活性が見出されてから長らく疑問とされてきたものであり、特に構造的要因は特に未解明な部分が多く、クラウターの特性を考えるうえで理解を深める必要があった。そこで研究代表者らは原子分解能電子顕微鏡を用いてクラスターの原子動態をリアルタイムで観測し、原子配列構造のダイナミクスについて重要な...
❏金属クラスターのバイオケミカルコーディング(19K22198)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】ペプチド / 白金錯体 / クラスター / サブナノ粒子 / 金属クラスター (他8件)
【概要】サブナノメートルスケールの金属や合金クラスターは卓越した触媒活性を示すなど、ポストナノテク材料として注目を集めている。本研究では白金錯体を側鎖に持つメタロペプチドから、原子レベルで精密な白金サブナノ粒子の合成に成功した。ペプチドの前駆体は、MerrifieldのSPPS(Solid Phase Peptide Synthesis)法を用いて自動的に合成され、炭素に担持された後、水素雰囲気下で加熱す...
【工学】総合工学:機能性流体クラスターを含む研究件
❏機能性流体の内部構造および流動状態把握への超音波応用に関する研究(17560159)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】澤田 達男 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00162545)
【キーワード】磁性流体 / MR流体 / 音速 / 磁場 / 異方性 (他9件)
【概要】本年度は,昨年度までの成果を踏まえ,印加磁場下における磁性流体とMR流体中の超音波伝播速度変化,磁性流体中の減衰率変化を精密に測定した。 磁性流体とMR流体中の伝播速度は,磁場印加によって増加した。また,磁場の増減によるヒステリシスも存在した。この伝播速度変化は,流体中に形成されるクラスターが密接に関係していると考えられる。MR流体では,内部粒子が大きく,磁場印加で半固体になるため,磁性流体よりも...
❏機能性流体中の超音波伝播特性と鎖状クラスター構造との関係(14550158)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】澤田 達男 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00162545)
【キーワード】磁性流体 / MR流体 / 機能性流体 / クラスター / 超音波 (他7件)
【概要】磁性流体の内部には磁性体微粒子が分散しており,磁場を印加することにより磁場印加方向に鎖状クラスターが形成される。この鎖状クラスターは,磁性体微粒子が凝集した1次クラスターの集合体から形成されている。このような複雑な内部構造のため,磁性流体中の超音波伝播特性は,印加磁場によって大きな影響を受けるものと考えられる。そこで,本研究では,このような鎖状クラスター構造と超音波伝播特性の関係を明らかにする事を...
【工学】総合工学:超音波クラスターを含む研究件
❏非定常磁場下における磁気機能性流体中の磁性体クラスターに起因する流動特性の検討(15K05806)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-10-21 - 2018-03-31
【研究代表者】澤田 達男 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (00162545)
【キーワード】磁性流体 / MR流体 / 超音波 / 磁場 / クラスター (他8件)
【概要】磁性流体やMR流体といった磁気機能性流体を取り巻く環境を動的に変化させ,磁気機能性流体の動的諸特性を明らかにすることを目的として,超音波伝播特性に関する実験,新しい衝撃緩衝器として,テーパー付きピストンを有する構造を提案し,その内部流れの解析および実験を,遂行した。その結果,非定常磁場下での様々な現象をある程度明らかにすることができた。 ...
❏超音波を用いた磁気機能性流体の磁気応答特性に関する研究(21560186)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】澤田 達男 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00162545)
【キーワード】磁性流体 / MR流体 / 超音波 / クラスター / 音速 (他7件)
【概要】内部に強磁性体微粒子を含んだ懸濁液は,磁性流体や磁気粘性流体(MR流体)と呼ばれている.これらの流体に磁場を印加すると,内部の微粒子が集まって磁力線の方向に微粒子の凝集構造が(クラスター)が形成される.磁性流体やMR流体は黒色不透明であるので,クラスターを通常の方法では調べる事は難しい.そこで,本研究はでは流体中の超音波伝播特性が磁場によってどのように変化するかを調べ,磁場とクラスターの関係を検討...
❏機能性流体の内部構造および流動状態把握への超音波応用に関する研究(17560159)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】澤田 達男 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00162545)
【キーワード】磁性流体 / MR流体 / 音速 / 磁場 / 異方性 (他9件)
【概要】本年度は,昨年度までの成果を踏まえ,印加磁場下における磁性流体とMR流体中の超音波伝播速度変化,磁性流体中の減衰率変化を精密に測定した。 磁性流体とMR流体中の伝播速度は,磁場印加によって増加した。また,磁場の増減によるヒステリシスも存在した。この伝播速度変化は,流体中に形成されるクラスターが密接に関係していると考えられる。MR流体では,内部粒子が大きく,磁場印加で半固体になるため,磁性流体よりも...
【工学】総合工学:酸化還元クラスターを含む研究件
❏π共役巨大クラスターの機能と界面アーキテクチャーの創製(25288031)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】阿部 正明 兵庫県立大学, 物質理学研究科, 教授 (90260033)
【キーワード】金属錯体 / ルテニウム / 多核錯体 / 超分子 / 大環状クラスター (他17件)
【概要】オキソ架橋ルテニウム三核クラスターを用い、新規な大環状クラスターを合成し、構造決定することに成功した。ピラジン(pz)架橋クラスターでは、ユニットの1電子還元に帰属される過程が多段階波として観測され、分子内相互作用を示すことが分かった。この分子内相互作用の程度は大環状クラスターの核数と架橋配位子内のπ共役鎖の有無や長さに大きく依存した。メソ位に四つのは配位性官能基を有するポルフィリンを四座配位子に...
❏斬新な特定位置占拠型配位子の設計と高配位典型元素化合物の創製(15105001)
【研究テーマ】有機化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2003 - 2007
【研究代表者】川島 隆幸 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (80011766)
【キーワード】4配位1,2-ヨードキセタン / 酸化剤 / 4座配位子 / カルバホスファトラン / カルバシラトラン (他35件)
【概要】本研究は、斬新な特定位置占拠型配位子の設計と、それらを活用した高配位典型元素化合物の創製を目的に行われた。まず、電子・立体効果の両面で安定化能力にすぐれた三座配位子の実現を目指し、三方両錐構造の二つのアピカル位と一つのエクアトリアル位を占拠するように独自に設計・開発した、新規な平面型三座配位子の応用を検討した。次に、配位座の完全固定化による高配位状態の安定化を指向し、全てのエクアトリアル位と一つの...
【工学】総合工学:金属酸化物クラスターを含む研究件
❏保護剤を用いずに1 nm以下の金属ナノ粒子を物理的に合成する新規方法の開発(26620002)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / ナノ粒子 / レーザー蒸発 / 熱脱離分析 / シャドウグラフ (他12件)
【概要】ナノメートルおよびサブナノメートルサイズのナノ粒子・クラスターは、バルクの物質にはない、新しい物理的・化学的性質を示す。本研究では、まず気相クラスターの手法を用いて、どのような金属・金属酸化物およびそれらの複合系ナノ粒子・クラスターがどのような反応性を示すのかを系統的に調べた。また、液相中にナノ粒子・クラスターを生成する汎用かつ物理的な手法である液相レーザー蒸発法をより精密化すると同時に、シャドウ...
❏サイズ・形状・粒子間距離を制御した磁気ナノ結晶多粒子系の機能特性(21241023)
【研究テーマ】ナノ構造科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】名嘉 節 独立行政法人物質・材料研究機構, 先端材料プロセスユニット, 主席研究員 (30344089)
【キーワード】クラスター / 微粒子 / ナノ結晶 / 金属酸化物 / 超臨界水 (他14件)
【概要】ナノ粒子あるいはクラスターと呼ばれる大きさが十万分の1ミリメートルの微結晶を合成する独自の技術を用い、サイズ、形状、表面等を制御した無機ナノ結晶・クラスターとそれを埋め込んだ構造体が示す特異な性質を調べた。表面に脂肪酸などが結合した場合や、磁気ナノ結晶(クラスター)が埋め込まれた構造体の場合には、構造や磁気、光学的な性質が大きく変調されることを見出し、その発現機構を明らかにした。 ...
❏金属酸化物および硫化物の気相クラスター担持による触媒活性メカニズムの研究(11640512)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】中嶋 敦 (中嶋 淳) 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30217715)
【キーワード】クラスター / 金属酸化物 / 金属硫化物 / ソフトランディング / 昇温脱離分光 (他14件)
【概要】気相中で原子が数個から数千個程度凝集してできたクラスターは、光応答や磁性といった機能の最小単位であると考えられ、新規な触媒や機能材料として期待できる。とりわけ、金属酸化物は、触媒あるいは担体として触媒化学の中で幅広く実用化されてきている。このような視点に基づき、下記の3つの成果を得た。 (1)金属原子を有機分子配位子で孤立化させるとともに保護をして、金属原子の機能を最大限に活用することを目指して、...
【工学】総合工学:MR流体クラスターを含む研究件
❏非定常磁場下における磁気機能性流体中の磁性体クラスターに起因する流動特性の検討(15K05806)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-10-21 - 2018-03-31
【研究代表者】澤田 達男 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (00162545)
【キーワード】磁性流体 / MR流体 / 超音波 / 磁場 / クラスター (他8件)
【概要】磁性流体やMR流体といった磁気機能性流体を取り巻く環境を動的に変化させ,磁気機能性流体の動的諸特性を明らかにすることを目的として,超音波伝播特性に関する実験,新しい衝撃緩衝器として,テーパー付きピストンを有する構造を提案し,その内部流れの解析および実験を,遂行した。その結果,非定常磁場下での様々な現象をある程度明らかにすることができた。 ...
❏超音波を用いた磁気機能性流体の磁気応答特性に関する研究(21560186)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】澤田 達男 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00162545)
【キーワード】磁性流体 / MR流体 / 超音波 / クラスター / 音速 (他7件)
【概要】内部に強磁性体微粒子を含んだ懸濁液は,磁性流体や磁気粘性流体(MR流体)と呼ばれている.これらの流体に磁場を印加すると,内部の微粒子が集まって磁力線の方向に微粒子の凝集構造が(クラスター)が形成される.磁性流体やMR流体は黒色不透明であるので,クラスターを通常の方法では調べる事は難しい.そこで,本研究はでは流体中の超音波伝播特性が磁場によってどのように変化するかを調べ,磁場とクラスターの関係を検討...
❏機能性流体の内部構造および流動状態把握への超音波応用に関する研究(17560159)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】澤田 達男 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00162545)
【キーワード】磁性流体 / MR流体 / 音速 / 磁場 / 異方性 (他9件)
【概要】本年度は,昨年度までの成果を踏まえ,印加磁場下における磁性流体とMR流体中の超音波伝播速度変化,磁性流体中の減衰率変化を精密に測定した。 磁性流体とMR流体中の伝播速度は,磁場印加によって増加した。また,磁場の増減によるヒステリシスも存在した。この伝播速度変化は,流体中に形成されるクラスターが密接に関係していると考えられる。MR流体では,内部粒子が大きく,磁場印加で半固体になるため,磁性流体よりも...
【工学】総合工学:ナノサイズクラスターを含む研究件
❏金属ナノシート分子の精密自在合成(26620047)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】砂田 祐輔 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (70403988)
【キーワード】金属ナノシート / 鋳型分子 / ケイ素配位子 / 遷移金属錯体 / 酸化的付加 (他13件)
【概要】2次元構造を持つ金属集積体は特異な機能を示すため、それらの合成と機能材料としての応用が世界的に活発に研究されている。近年、金属カルコゲニドに代表される無機ナノシートの開発と応用研究が活発に行われているが、これらはサイズ分布を持つ混合物として取り扱われ、精密に構造・金属配列が制御された金属ナノシート分子の合成法は未開拓であった。申請者はそれらの合成を可能にする独自の手法として、環状有機ケイ素化合物を...
❏天然鉱物と基質とする高機能性ストラティファィド素材の開拓(10895028)
【研究テーマ】資源開発工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998
【研究代表者】田路 和幸 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (10175474)
【キーワード】ストラティファィド / クラスター / 天然物質 / ナノサイズ / 新機能性 (他7件)
【概要】天然鉱物微粒子表面に、原子レベルで制御した機能性に富むストラテイファイド(成層)組織を形成し、量子電磁気効果、光制御機能、バイオセンシテイビティ、吸着、触媒機能等を発現する新しい産業基盤となり得る素材の創成するための特定領域研究への申請を目指している。 本企画調査では、産・官・学からの独創的な発想と技術水準の高い研究者に参加を要請し、次世代が望む素材の特性や機能についての調査および天然鉱物を利用し...
【工学】総合工学:磁性流体クラスターを含む研究件
❏非定常磁場下における磁気機能性流体中の磁性体クラスターに起因する流動特性の検討(15K05806)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-10-21 - 2018-03-31
【研究代表者】澤田 達男 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (00162545)
【キーワード】磁性流体 / MR流体 / 超音波 / 磁場 / クラスター (他8件)
【概要】磁性流体やMR流体といった磁気機能性流体を取り巻く環境を動的に変化させ,磁気機能性流体の動的諸特性を明らかにすることを目的として,超音波伝播特性に関する実験,新しい衝撃緩衝器として,テーパー付きピストンを有する構造を提案し,その内部流れの解析および実験を,遂行した。その結果,非定常磁場下での様々な現象をある程度明らかにすることができた。 ...
❏超音波を用いた磁気機能性流体の磁気応答特性に関する研究(21560186)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】澤田 達男 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00162545)
【キーワード】磁性流体 / MR流体 / 超音波 / クラスター / 音速 (他7件)
【概要】内部に強磁性体微粒子を含んだ懸濁液は,磁性流体や磁気粘性流体(MR流体)と呼ばれている.これらの流体に磁場を印加すると,内部の微粒子が集まって磁力線の方向に微粒子の凝集構造が(クラスター)が形成される.磁性流体やMR流体は黒色不透明であるので,クラスターを通常の方法では調べる事は難しい.そこで,本研究はでは流体中の超音波伝播特性が磁場によってどのように変化するかを調べ,磁場とクラスターの関係を検討...
❏機能性流体の内部構造および流動状態把握への超音波応用に関する研究(17560159)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】澤田 達男 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00162545)
【キーワード】磁性流体 / MR流体 / 音速 / 磁場 / 異方性 (他9件)
【概要】本年度は,昨年度までの成果を踏まえ,印加磁場下における磁性流体とMR流体中の超音波伝播速度変化,磁性流体中の減衰率変化を精密に測定した。 磁性流体とMR流体中の伝播速度は,磁場印加によって増加した。また,磁場の増減によるヒステリシスも存在した。この伝播速度変化は,流体中に形成されるクラスターが密接に関係していると考えられる。MR流体では,内部粒子が大きく,磁場印加で半固体になるため,磁性流体よりも...
【工学】総合工学:ナノ粒子クラスターを含む研究件
❏動的金属ナノ粒子の機構解明(19H02535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】電子顕微鏡 / クラスター / ナノ粒子 / サブナノ粒子 / 原子動態 (他8件)
【概要】金属ナノ粒子やクラスターの触媒活性を決定する本質的要因はなにか?この問いは構成原子数により大きく異なるクラスター触媒の活性が見出されてから長らく疑問とされてきたものであり、特に構造的要因は特に未解明な部分が多く、クラウターの特性を考えるうえで理解を深める必要があった。そこで研究代表者らは原子分解能電子顕微鏡を用いてクラスターの原子動態をリアルタイムで観測し、原子配列構造のダイナミクスについて重要な...
❏金属クラスターのバイオケミカルコーディング(19K22198)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】ペプチド / 白金錯体 / クラスター / サブナノ粒子 / 金属クラスター (他8件)
【概要】サブナノメートルスケールの金属や合金クラスターは卓越した触媒活性を示すなど、ポストナノテク材料として注目を集めている。本研究では白金錯体を側鎖に持つメタロペプチドから、原子レベルで精密な白金サブナノ粒子の合成に成功した。ペプチドの前駆体は、MerrifieldのSPPS(Solid Phase Peptide Synthesis)法を用いて自動的に合成され、炭素に担持された後、水素雰囲気下で加熱す...
❏機能性メタロマクロサイクルクラスターの創製(16H04115)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】白金 / クラスター / 触媒 / 金属クラスター / 銀 (他12件)
【概要】[PtL2]5から[PtL2]12までの多核錯体がすべて生成し、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)にて単離可能であることを見出した。これら構成原子数の明確な白金チオラート[PtL2]xを原料として、Pt-S結合の解離によるチオール脱保護を行うことによって構成原子数が明確な超微小白金クラスター(Pt5-Pt12)を合成した。 ...
【工学】総合工学:アルミニウムクラスターを含む研究件
❏ABF-STEM直接観察による6000系Al合金におけるナノクラスター構造解析(20K15015)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】江草 大佑 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (80815944)
【キーワード】アルミニウム / 6000系合金 / 時効析出 / クラスター / STEM
【概要】自動車材等への適用が近年拡大している6000系アルミニウム(Al)合金は、Alに微量のMgおよびSiを添加した合金であり、低温・短時間の塗装焼付処理による時効硬化挙動の制御が重要である。特にMg/Si元素の短距離秩序(溶質SRO)としてあらわされるナノクラスターは時効挙動に強く影響すると考えられているが、その詳細は明らかとなっていない。本研究では、6000系Al合金で形成される多様な時効析出物の構...
❏鋳型デンドリマーを用いた典型金属クラスターの精密合成と超原子機能の開拓(17K05804)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】神戸 徹也 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 助教 (00733495)
【キーワード】クラスター / 典型元素 / デンドリマー / 超原子 / 典型金属 (他6件)
【概要】本研究では超原子の液相合成を初めて実証した。この研究では、樹状高分子であるデンドリマーを鋳型とする手法を用いた。これはデンドリマーへの段階的な錯形成を利用したものであり、これにより金属の数および異種金属の配合比を制御できる手法である。 この手法により、まず典型金属種の精密集積を達成した。これは、ホウ素、アルミニウム、ガリウムの13族元素および14族のスズ、15族のビスマスの化学種など様々な金属集積...
【工学】総合工学:レーザークラスターを含む研究件
❏イオンサイクロトロン共鳴質量分析装置の開発(07555068)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】丸山 茂夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (90209700)
【キーワード】質量分析 / イオンサイクロトロン共鳴 / クラスター / レーザー / 超伝導磁石
【概要】相変化を伴う伝熱現象や薄膜生成過程のミクロな理解に欠かせない原子・分子クラスターの基本的性質について調べるため,フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴(FT-ICR)質量分析装置を試作した.この装置の評価を兼ねて,アーク放電法で生成したフラーレンの質量分析を行った.具体的には,ICRセルの近傍においたフラーレン混合物の試料にNd : YAGレーザー(2倍波)を集光して,蒸発とイオン化とを行って,IC...
❏クラスター・超微粒子の偏向型粒子質量分析装置の開発(07555233)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】定方 正毅 東京大学, 工学系研究科, 教授 (30011175)
【キーワード】偏向型質量分析装置 / レーザーアブレーション / ナノパーティクル / クラスター / 電界偏向 (他12件)
【概要】クラスターや超微粒子は、工業的材料として広く利用されており、用途の拡大が予測される。しかし、nmオーダーの粒子を測定する方法が確立していないため、超微粒子製造に際して重要となる生成機構については不明な点が多い。本研究では、nmオーダーの微粒子をin situに測定を目的とし、電界偏向型粒子質量分析装置の開発を行った。また、nmオーダーの微粒子生成法についても検討を行ない以下のような知見を得ることが...
【工学】総合工学:ナノ材料クラスターを含む研究件
❏機能性メタロマクロサイクルクラスターの創製(16H04115)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】白金 / クラスター / 触媒 / 金属クラスター / 銀 (他12件)
【概要】[PtL2]5から[PtL2]12までの多核錯体がすべて生成し、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)にて単離可能であることを見出した。これら構成原子数の明確な白金チオラート[PtL2]xを原料として、Pt-S結合の解離によるチオール脱保護を行うことによって構成原子数が明確な超微小白金クラスター(Pt5-Pt12)を合成した。 ...
❏多金属協奏機能を目指した精密ヘテロ金属集積ナノ材料の創製(19205020)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】山元 公寿 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (80220458)
【キーワード】デンドリマー / ナノ材料 / 分子認識 / 有機-金属ハイブリッド / 量子サイズ効果 (他12件)
【概要】本研究では、他の追随を許していないこの代表者独自の精密金属集積法を追求し、ナノ空間に精密に配置された多金属協奏機能を持つナノ材料を創製した。 特筆すべき成果としては以下である。塩化白金はイミン結合と1:1で定量的に錯形成する。フェニルアゾメチンデンドリマーを鋳型として、金属塩として塩化白金を用い金属集積を実施した。段階的放射状錯形成を利用して、白金原子の原子数を制御できた。この金属錯体をヒドロボレ...
❏気相有機金属ナノクラスターの固定基板作製法と評価法の開発(17750017)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】宮島 謙 慶應大, 理工学部, 研究員 (20365456)
【キーワード】クラスター / ナノ材料 / 電子状態
【概要】平成17年度は、(1)クラスター蒸着基板表面の評価法の確立に向けた超高真空装置の構築、(2)有機金属クラスター源の改良、および(3)有機金属多層サンドイッチクラスターの磁気モーメントの研究を行った。(1)表面分析用超高真空ミューメタルチャンバーシステムの構築および10^<-10>torr台の真空度達成、電子エネルギーアナライザーと自作サンプルホルダーの動作確認、清浄Cu(111)表面の...
【工学】総合工学:構造解析クラスターを含む研究件
❏π共役巨大クラスターの機能と界面アーキテクチャーの創製(25288031)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】阿部 正明 兵庫県立大学, 物質理学研究科, 教授 (90260033)
【キーワード】金属錯体 / ルテニウム / 多核錯体 / 超分子 / 大環状クラスター (他17件)
【概要】オキソ架橋ルテニウム三核クラスターを用い、新規な大環状クラスターを合成し、構造決定することに成功した。ピラジン(pz)架橋クラスターでは、ユニットの1電子還元に帰属される過程が多段階波として観測され、分子内相互作用を示すことが分かった。この分子内相互作用の程度は大環状クラスターの核数と架橋配位子内のπ共役鎖の有無や長さに大きく依存した。メソ位に四つのは配位性官能基を有するポルフィリンを四座配位子に...
❏高効率選択酸化及び燃料電池酸化触媒の開発とリアルタイム構造情報に関する研究(18106013)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2011
【研究代表者】岩澤 康裕 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (40018015)
【キーワード】燃料電池触媒 / 選択酸化反応 / ベンゼン酸化 / PROX反応 / 触媒設計 (他25件)
【概要】時間分解X線吸収微細構造(XAFS)法を用いて、触媒反応中の活性構造自身の構造速度論/ダイナミクス論の新たな研究分野を開拓し、環境・エネルギー及びグリーンケミストリーに関連した選択触媒反応の動的解析を行った。その結果、ベンゼンからの直接フェノール合成触媒を発見及び燃料電池用PROX新規触媒を開発し、それらの活性構造を提案した。また、燃料電池カソード白金系触媒の構造・電子状態のヒステリシス挙動や新た...
【医歯薬学】基礎医学:分子モータークラスターを含む研究件
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
【医歯薬学】薬学:ルテニウムクラスターを含む研究件
❏π共役巨大クラスターの機能と界面アーキテクチャーの創製(25288031)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】阿部 正明 兵庫県立大学, 物質理学研究科, 教授 (90260033)
【キーワード】金属錯体 / ルテニウム / 多核錯体 / 超分子 / 大環状クラスター (他17件)
【概要】オキソ架橋ルテニウム三核クラスターを用い、新規な大環状クラスターを合成し、構造決定することに成功した。ピラジン(pz)架橋クラスターでは、ユニットの1電子還元に帰属される過程が多段階波として観測され、分子内相互作用を示すことが分かった。この分子内相互作用の程度は大環状クラスターの核数と架橋配位子内のπ共役鎖の有無や長さに大きく依存した。メソ位に四つのは配位性官能基を有するポルフィリンを四座配位子に...
❏金属ポリヒドリドクラスターによる窒素の還元および有機基質への取り込み(15205009)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】鈴木 寛治 東京工業大学, 大学院理工学研究科, 教授 (30106629)
【キーワード】窒素同定 / クラスター / ルテニウム / 窒素の還元 / アンモニア (他25件)
【概要】自然界では金属酵素(ニトロゲナーゼ)の精妙な働きによって、極めて穏やかな条件下での空中窒素の固定が実現されている。これに対して、穏和な条件下での窒素分子の人工的な水素化は未だに解決されていない難問である。我々はニトロゲナーゼによる窒素の還元が、連続的なプロトン化と電子移動によって達成されることに注目し、ポリヒドリドクラスターを用いる全く新たな反応システムの構築を提案した。平成15〜17年度の間に進...
【医歯薬学】薬学:触媒クラスターを含む研究件
❏動的金属ナノ粒子の機構解明(19H02535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】電子顕微鏡 / クラスター / ナノ粒子 / サブナノ粒子 / 原子動態 (他8件)
【概要】金属ナノ粒子やクラスターの触媒活性を決定する本質的要因はなにか?この問いは構成原子数により大きく異なるクラスター触媒の活性が見出されてから長らく疑問とされてきたものであり、特に構造的要因は特に未解明な部分が多く、クラウターの特性を考えるうえで理解を深める必要があった。そこで研究代表者らは原子分解能電子顕微鏡を用いてクラスターの原子動態をリアルタイムで観測し、原子配列構造のダイナミクスについて重要な...
❏機能性メタロマクロサイクルクラスターの創製(16H04115)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】白金 / クラスター / 触媒 / 金属クラスター / 銀 (他12件)
【概要】[PtL2]5から[PtL2]12までの多核錯体がすべて生成し、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)にて単離可能であることを見出した。これら構成原子数の明確な白金チオラート[PtL2]xを原料として、Pt-S結合の解離によるチオール脱保護を行うことによって構成原子数が明確な超微小白金クラスター(Pt5-Pt12)を合成した。 ...
❏金属ナノシート分子の精密自在合成(26620047)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】砂田 祐輔 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (70403988)
【キーワード】金属ナノシート / 鋳型分子 / ケイ素配位子 / 遷移金属錯体 / 酸化的付加 (他13件)
【概要】2次元構造を持つ金属集積体は特異な機能を示すため、それらの合成と機能材料としての応用が世界的に活発に研究されている。近年、金属カルコゲニドに代表される無機ナノシートの開発と応用研究が活発に行われているが、これらはサイズ分布を持つ混合物として取り扱われ、精密に構造・金属配列が制御された金属ナノシート分子の合成法は未開拓であった。申請者はそれらの合成を可能にする独自の手法として、環状有機ケイ素化合物を...
【医歯薬学】薬学:分子認識クラスターを含む研究件
❏π共役巨大クラスターの機能と界面アーキテクチャーの創製(25288031)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】阿部 正明 兵庫県立大学, 物質理学研究科, 教授 (90260033)
【キーワード】金属錯体 / ルテニウム / 多核錯体 / 超分子 / 大環状クラスター (他17件)
【概要】オキソ架橋ルテニウム三核クラスターを用い、新規な大環状クラスターを合成し、構造決定することに成功した。ピラジン(pz)架橋クラスターでは、ユニットの1電子還元に帰属される過程が多段階波として観測され、分子内相互作用を示すことが分かった。この分子内相互作用の程度は大環状クラスターの核数と架橋配位子内のπ共役鎖の有無や長さに大きく依存した。メソ位に四つのは配位性官能基を有するポルフィリンを四座配位子に...
❏多金属協奏機能を目指した精密ヘテロ金属集積ナノ材料の創製(19205020)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】山元 公寿 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (80220458)
【キーワード】デンドリマー / ナノ材料 / 分子認識 / 有機-金属ハイブリッド / 量子サイズ効果 (他12件)
【概要】本研究では、他の追随を許していないこの代表者独自の精密金属集積法を追求し、ナノ空間に精密に配置された多金属協奏機能を持つナノ材料を創製した。 特筆すべき成果としては以下である。塩化白金はイミン結合と1:1で定量的に錯形成する。フェニルアゾメチンデンドリマーを鋳型として、金属塩として塩化白金を用い金属集積を実施した。段階的放射状錯形成を利用して、白金原子の原子数を制御できた。この金属錯体をヒドロボレ...
【医歯薬学】薬学:DNAクラスターを含む研究件
❏多体問題の動力学に基づく分子系および天体系の集団運動の統合的解明(26800207)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】多体問題 / 集団運動 / 分子モーター / DNA / クラスター (他19件)
【概要】ミクロな分子運動からマクロな天体運動まで、自然の各階層における多体系の集団運動を統一的に理解することは、現代科学の重要な課題である。本研究では、非線形力学、統計力学、微分幾何学の手法を駆使してこの課題に取り組んだ。その結果、ミクロな分子運動の階層においては、回転型分子モーターの運動機構やDNAの高次らせん形成に関する新たな幾何学的モデルを提案することができた。また、原子集合体の解離運動を駆動する集...
❏変形と回転の幾何学に基づく複雑分子システムの集団運動と機能の解明(23740300)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (40444450)
【キーワード】統計力学 / 非線形力学 / 幾何学 / DNA / クラスター (他22件)
【概要】本研究課題では、原子分子集合体や生体高分子などの高度な秩序構造と機能を有する階層的分子システムの集団運動のメカニズムを、統計力学、非線形力学、幾何学の手法に基づき明らかにする研究を進めた。特に、オブレート-プロレート遷移や解離反応など、質量分布を大きく変える原子分子集合体の集団運動の駆動機構や、DNAを始めとする生体高分子の非対称な弾性特性と高次構造の形成機構の一端を明らかにした。さらに、分子系と...
❏階層性をもつ複雑分子システムの集団運動の機構解明(21840051)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】柳尾 朋洋 早稲田大学, 理工学術院, 講師 (40444450)
【キーワード】非線形力学 / 幾何学 / クラスター / DNA / 集団運動 (他18件)
【概要】本研究プロジェクトでは、高度な秩序構造を有する複雑分子システムの集団運動と機能発現の仕組みを、非線形力学と幾何学の観点から解き明かす研究を推進した。特に、原子・分子のクラスター(集合体)の構造変化の機構と速度過程を、分子内モード結合とエネルギー移動の観点から明らかにした。さらに、生物のDNAがもつユニークな弾性特性と、DNAの高次構造形成における右・左(キラリティ)の自発的選択のメカニズムの一端を...