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九州大学 研究シーズDiscovery Saga
研究分野:情報学 に関係する研究一覧:85
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発表日:2026年7月23日 この記事は2026年8月6日号以降に掲載されます。
1
AI×量子化学で色純度の高い青色発光材料を発見
設計から素子作製・評価まで一気通貫、材料開発を劇的に加速 高等研究院 安田琢麿 教授
この記事は2026年8月6日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年7月16日 この記事は2026年7月30日号以降に掲載されます。
2
分子ドリフトを観察し星誕生に迫る
前恒星コアにある2分子の速度差を初めて観察し、 磁場とガスの分離による初期星形成の過程を解明 高等研究院 アルズマニアン ドリス准教授
この記事は2026年7月30日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年7月1日
3
農産廃棄物から高機能食品包装を開発
カボチャ皮を活用し、鮮度保持と食品ロス削減に貢献 農学研究院 田中史彦教授/田中良奈准教授
 収穫後の青果物は、流通・保存過程で約40〜50%が失われるとされており、食品ロスの増大が課題となっています。また、従来のプラスチック包装は環境負荷が高く、持続可能な代替材料の開発が求められています。 九州大学大学院農学研究院の田中史彦教授、田中良奈准教授らの研究グループは、廃棄されているカボチャ皮を原料としてナノ材料「カーボンクオンタムドット(CQDs)」を合成し、高機能な食品包装材料の開発に成功しました。本研究では、カボチャ皮を水熱処理することで、数ナノメートルサイズのCQDsを作製しました。これらの粒子は紫外線を吸収し、抗酸化作用を示す特徴を有しています。また、CQDsをカルボ...
キーワード:最適化/水蒸気/フィルム/生分解/ポリエチレン/持続可能/紫外線/持続可能な開発/水分移動/環境負荷低減/カーボン/光学特性/ナノメートル/ナノ材料/ナノ粒子/プラスチック/安全性評価/引張強度/環境負荷/熱処理/廃棄物/機能材料/生分解性/エチレン/トマト/セルロース/微生物/抗酸化/抗酸化作用/酸化反応
他の関係分野:数物系科学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年7月1日
4
自然由来色素を用いた自己修復型スマート鮮度センサー材料を開発
食品の鮮度を色で可視化、IoT対応包装として食品ロス削減に期待 農学研究院 田中史彦教授/田中良奈准教授
 従来、食品の鮮度を簡単に判断する方法は限られており、品質低下の把握が難しいことが課題となっていました。特に、色の変化を利用したセンサー材料は有望である一方で、天然色素は光や温度に弱く、長期間安定して使用することが困難でした。 九州大学大学院農学研究院の田中史彦教授、田中良奈准教授らの研究グループは、食品の鮮度をリアルタイムに可視化できる新しいスマート材料の開発に成功しました。本研究では、植物に含まれる天然色素「アントシアニン」を、多孔質材料である金属有機構造体(MOF)に固定化することで、従来課題であった色素の不安定性を大幅に改善しました。これにより、光や温度の影響を受けにくい安定...
キーワード:モノのインターネット(IoT)/品質管理/アンモニア/ハイドロゲル/金属有機構造体/スマート材料/持続可能/持続可能な開発/センサー/センシング/ナノ材料/自己修復/多孔質/多孔質材料/耐久性/機能性/アントシアニン/セルロース
他の関係分野:複合領域化学工学農学
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発表日:2026年6月15日
5
ペプチド配列を決定する新規ペプチドミクス技術を確立
見逃されてきた短いペプチドを正確に読み解く新技術、食品・生命科学研究への応用に期待 農学研究院 田中充 准教授
 近年、ゲノミクス、プロテオミクス、メタボロミクスなどのオミクス(※4)技術の発展により、生命現象を分子レベルで理解する研究が進んでいます。なかでも、食品や生体試料に含まれる短いペプチドは、生命現象や食品機能、生体応答を反映する重要な分子であると考えられています。 しかし、従来のペプチドミクス解析では、質量分析(MS)において得られた情報を既知のタンパク質配列データベースと照合してペプチドを同定する方法が主流でした。そのため、データベースに登録されていないペプチドや、7残基以下の短く情報量の少ないペプチドを正確に解析することは困難でした。 今回、九州大学五感応用デバイス研究開...
キーワード:情報量/ワークフロー/質量分析法/ゲノミクス/質量分析/持続可能/持続可能な開発/生体内/機能性/食品機能/アミノ酸配列/SPECT/オミクス/アミノ酸/プロテオミクス/生理活性/代謝物/誘導体/メタボロミクス/遺伝子
他の関係分野:数物系科学生物学総合理工工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年6月10日
6
温度センサアレイを高速・低消費電力で読み出す新技術を開発
生物を参考にしたノイズに強い新規デジタル方式 システム情報科学研究院 矢嶋赳彬 准教授
 ロボットハンドや大電力を扱う機器では、大量の温度センサを2次元上に並べて温度分布の情報を取得することが求められます。しかし、多数のセンサを並べたセンサアレイでは配線が長くなるため、配線ノイズや寄生容量(※1)の影響により信号が劣化しやすく、大規模化が難しいという課題がありました。そのため、大量のセンサから効率的に情報を読み取る電子回路技術の確立が望まれていました。 本研究では、ノイズの影響を受けにくく、大規模化に適した新しい温度センサ読み出し方式を開発しました。九州大学大学院システム情報科学研究院の矢嶋赳彬准教授、大学院システム情報科学府修士課程の萱野幸佑氏(研究当時。現キオクシア...
キーワード:ウェアラブル/ノイズ/温度分布/電子回路/持続可能/省エネ/持続可能な開発/電気抵抗/VLSI/ロボット/ロボットハンド/低消費電力/半導体
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2026年6月10日
7
平面シートが「変身」して曲面に
生物の「かたちづくり」をモノづくりに 医学研究院 松田佳祐 助教
 京都大学大学院工学研究科 井上康博 教授、森川健太郎 同 助教、中村拓未 同 修士課程学生(研究当時)、松本嘉彦 同 博士後期課程学生、九州大学大学院医学研究院 松田佳祐 助教、富山大学学術研究部理学系 秋山正和 准教授、早稲田大学大学院情報生産システム研究科 山﨑慎太郎 教授、国立遺伝学研究所 近藤滋 所長らの研究グループは、植物や動物が用いる「偏差成長」の仕組みを、熱収縮フィルムと3Dプリンタで人工的に再現することに成功しました。 偏差成長は、組織の場所ごとに成長の速さを変えることで、平らな組織が立体に立ち上がる、生物の形態形成の根幹原理です。生物が「どこでどれだけ成長するのか...
キーワード:人工知能(AI)/フィルム/樹脂/持続可能/紫外線/持続可能な開発/コーティング/生産システム/節足動物/キチン/形態形成/遺伝学
他の関係分野:化学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年6月8日
8
少ないモータで多数の関節を巧みに操る「移動関節式ヘビ型ロボット」を開発
ロボティクスに関するトップ国際論文誌でBest Paper Awardを受賞 工学研究院 山本元司 教授/中島康貴 准教授
少ないモータ数で多数の関節を巧みに操る、移動関節機構を備えたヘビ型ロボットを開発従来のヘビ型ロボットよりもはるかに少ない電力・モータ数で、狭い空間を長時間かつ自在に移動できる自律的なヘビ型ロボットへの期待ロボット工学分野の著名な国際学術誌IEEE RA-Lにおいて、Best Paper Award(約1700件中5件)を受賞背景 ヘビは、狭い隙間や複雑な障害物の間を、滑らかに体をくねらせながら自在に移動できます。こうした能力をロボットで実現できれば、災害現場での人命救助や、老朽化した配管内部の点検など、人が入り込めず瓦礫に溢れた場所で活躍で...
キーワード:強化学習/人工知能(AI)/ロボット/ロボット工学/ロボティクス/非接触/関節
他の関係分野:工学医歯薬学
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発表日:2026年6月8日
9
全国8地域の大規模認知症コホート研究により、APOEε4遺伝子型と修正可能な危険因子が認知症リスクに及ぼす相互的な関連を報告
 近年、認知症予防を進めるうえで、生活習慣病などの修正可能な危険因子の管理が重要視されています。しかし、認知症に強く関連するAPOE ε4遺伝子型(※1)と修正可能な危険因子が認知症リスクに及ぼす相互的な関係については、十分に明らかにされていませんでした。 九州大学大学院医学研究院 衛生・公衆衛生学分野の二宮利治教授、熊本将也学術研究員(理化学研究所生命医科学研究センター基盤技術開発研究チーム客員研究員兼務)ら、理化学研究所生命医科学研究センターの桃沢幸秀副センター長、および弘前⼤学、岩⼿医科⼤学、⾦沢⼤学、慶應義塾⼤学、松江医療センター、愛媛⼤学、熊本⼤学、東北⼤...
キーワード:画像データ/身体活動/因果関係/dad/持続可能/持続可能な開発/脳画像/追跡調査/MRI/コホート/リスク因子/遺伝子/加齢/海馬/危険因子/血圧/健康長寿/公衆衛生/高血圧/脂質/脂質代謝/生活習慣病/糖尿病/認知機能/認知症/脳卒中/標準化/有病率
他の関係分野:複合領域数物系科学生物学工学医歯薬学
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発表日:2026年6月2日
10
ミトコンドリア機能障害によるオリゴデンドロサイトの脆弱性を発見
老化性神経変性疾患の病態把握への期待 医学研究院 内海健 教授
 ミトコンドリアはエネルギー産生を担う細胞小器官であり、老化によりその機能が低下することで神経変性疾患の発症に関与します。本研究では最新のプロテオミクス解析手法であるiMPAQT2を用いて、神経を構成するニューロン、オリゴデンドロサイトおよびアストロサイトにおける代謝特性の違い、そしてミトコンドリア機能障害におけるこれらの細胞の代謝リプログラミングの違いについて解析しました。 九州大学大学院医学系学府保健学専攻の谷晃人大学院生、大学院医学研究院保健学部門の八木美佳子助教、内海健教授らの研究チームは、代謝酵素の発現量を比較することによりニューロンとオリゴデンドロサイトは主にエネルギー産...
キーワード:プログラミング/脆弱性/グルコース/神経系/質量分析/持続可能/持続可能な開発/リン酸/代謝リプログラミング/オミクス/オミクス解析/グリア細胞/ニューロン/中枢神経/解糖系/神経伝達物質/中枢神経系/in vitro/アストロサイト/グリア/タンパク質発現/プロテオミクス/ポルフィリン/ミトコンドリア/リプログラミング/活性酸素/脂肪酸/神経細胞/神経変性/神経変性疾患/代謝酵素/コレステロール/老化
他の関係分野:環境学生物学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2026年5月27日
11
プログラミングにおける不安定なテストがプロジェクトの枠を超えて広がっていることを確認
OpenStack エコシステムの約 55% に波及し、1,156 日分の時間ロスが発生 システム情報科学研究院 亀井靖高 教授
 ソフトウェアは、クラウド、金融、通信、行政サービスなど、私たちの生活や産業を支える重要な基盤です。こうした開発では、プログラムを変更するたびに、自動テスト(※3)で不具合の有無を確認します。しかし実際には、同じプログラムでも成功したり失敗したりする不安定なテストがあり、開発の遅れや計算資源の無駄を招いています。これまで、この問題は主に1つのプロジェクトの中で調べられてきましたが、多くのプロジェクトがコードやテスト環境を共有する現在、その影響がどこまで広がるかは十分に明らかになっていませんでした。 本研究では、不安定なテストが1つのプロジェクトにとどまらず、複数のプロジェクトに広がる...
キーワード:クラウド/ソフトウェア開発環境/プログラミング/ソフトウェア開発/開発環境/持続可能/持続可能な開発
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2026年5月26日
12
環境変動を生き抜くために種子が獲得した環境記憶を明らかに!!
“種子の記憶”を利用した、地球環境変動下における新しい食料生産技術の構築へ 農学研究院 石橋勇志 教授
 近年、地球温暖化により登熟期の高温が頻発し、イネの収量・品質低下が課題となっており、これは「令和の米騒動」の要因の一つとされています。一方で、登熟期の環境が、次世代植物の発育や農業形質にまで影響するのか、また影響する場合その分子メカニズムは十分にわかっていませんでした。とくに、環境情報が次世代に伝わる実態を圃場レベルの形質まで結びつけた議論は、食料生産現場において重要課題となっていました。 本研究は、イネの登熟期の高温が、種子にDNAメチル化※2を介した“エピジェネティク※3記憶”を形成し、その記憶が後代の遺伝子発現と農業形質(収量を含む)を変えるという新たな仕組みを解明しました。...
キーワード:最適化/環境変動/地球温暖化/気候変動/塩基配列/転写後制御/環境適応/生産技術/ヒストン/持続可能/持続可能な開発/地球環境/モーター/モデリング/環境情報/候補遺伝子/組み換え/転写開始点/RNAポリメラーゼ/地球環境変動/環境ストレス/水稲/イネ/ストレス耐性/高温ストレス/温暖化/クロマチンリモデリング/プロモーター/クロマチン/小分子RNA/リモデリング/DNAメチル化/RNA/RNAポリメラーゼⅡ/siRNA/ヒストン修飾/メチル化/遺伝子発現制御/細胞・組織/転写因子/発現制御/ゲノム/ストレス/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:環境学数物系科学生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年5月20日
13
任意個数の四面体に対してカライドサイクルの存在を数学的に証明
楕円テータ関数による明示公式の構成で50年来の謎に決着 マス・フォア・インダストリ研究所 重富尚太 助教
 カライドサイクルとは、6個以上の合同な四面体を蝶番でつなぎ環状に連ねたリンク機構(※3)で、イルカが吹くバブルリングのようにくるくると回転させることができます。折り紙として作ることのできるリンク機構の代表例として50年以上前から知られていますが、自明な場合を除き、カライドサイクルの存在の厳密な証明や明示的な公式の構成は、リンク機構の設計・解析の難しさから、その長い歴史にも関わらずこれまで存在しませんでした。 九州大学マス・フォア・インダストリ研究所の重富尚太助教・梶原健司所長、および京都大学理学研究科の鍛冶静雄教授からなる研究グループは、楕円テータ関数という特殊な数学的道具を用いて...
キーワード:3Dモデル/アンテナ/グラフィックス/分子ロボット/テータ関数/暗号理論/差分方程式/特殊関数/微分幾何/微分幾何学/微分方程式/ガウス曲率/トポロジー/可積分系/幾何学/戸田格子/代数学/数値計算/サスペンション/エネルギー効率/持続可能/持続可能な開発/プラスチック/ロボット/ロボットアーム/可積分/機構学/数値解析/関節
他の関係分野:数物系科学工学医歯薬学
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発表日:2026年5月19日
14
ナトリウムMRIを用いた非侵襲的脳腫瘍評価
星細胞腫(IDH変異型)を検出する新たな方法を世界で初めて開発 医学研究院 山下孝二 准教授
 現在、脳腫瘍の治療方針を決定するためには、手術や生検で組織を採取する必要があることが多く、患者さんの身体的負担が課題となっています。ナトリウムMRIは、体の中に含まれるナトリウムの分布を画像として捉える検査法で、腫瘍の細胞の状態や働きを反映すると考えられています。 九州大学大学院医学研究院臨床放射線科学分野の石神康生教授、分子イメージング・診断学講座の山下孝二准教授、脳神経外科学分野の吉本幸司教授、および株式会社フィリップス・ジャパン プレシジョンダイアグノシス事業部の小原真シニアMRクリニカルサイエンティストらの研究グループは、ナトリウムMRIを用いた解析を行い、IDH変異という...
キーワード:AI/持続可能/持続可能な開発/水素原子/診断法/ナトリウム/悪性度/遺伝子異常/関節/血管障害/脳神経外科/臨床応用/脳血管障害/関節軟骨/軟骨/MRI/分子イメージング/遺伝子/手術/早期発見/脳腫瘍/非侵襲/放射線
他の関係分野:工学総合生物医歯薬学
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発表日:2026年5月15日
15
農業由来の窒素負荷の時空間変動要因を解明
熊本地域を対象とした60年間のデータ解析による持続可能な農業管理への提言 経済学研究院 藤井秀道 教授
 農業活動に由来する硝酸性窒素による地下水汚染は、飲料水の安全性や生態系に深刻な影響を与える世界的課題です。従来の研究では、国・県スケールの集計分析が中心であり、流域内の行政区画レベルでの詳細な変動要因の解析や地域間格差の定量評価は十分に行われてきませんでした。こうした一律の政策アプローチでは、地域ごとの課題が見えにくく、効果的な対策が遅れるリスクがあります。 長崎大学大学院総合生産科学研究科博士後期課程の李卓霖氏、長崎大学総合生産科学域(環境科学系)の中川啓教授、九州大学大学院経済学研究院の藤井秀道教授、熊本大学大学院先端科学研究部の細野高啓教授、スウェーデン・ルンド大学のRonn...
キーワード:フレームワーク/自然災害/地域特性/データ解析/定量評価/持続可能/生産性/農業構造/農業政策/生態系/TEMPO/構造変化
他の関係分野:環境学数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年5月15日
16
植物のRNA編集酵素の「はたらく姿」を初めてとらえた
PPR-DYWタンパク質の結晶構造解析から、精密なC→U RNA編集の仕組みを解明 農学研究院 寺本 岳大 助教/角田 佳充 教授
 生物は、設計図であるDNAと、その情報を写し取ったRNAを使って生命活動を営んでいます。どちらもA・C・G・U(T)という4種類の塩基の並び順が遺伝情報を担っており、この情報に従ってタンパク質が作られます。ところが生物においては、DNAをRNAに写し取った後に設計図の情報を書き換える「RNA編集」を行う場合があります。植物の葉緑体やミトコンドリアでは特に精密な編集が行われており、RNA上の数万にのぼるC塩基の中から、狙ったC塩基だけを正確にU塩基へと書き換えます。この植物に特有のRNA編集の仕組みは、光合成や呼吸に必要なタンパク質の合成に不可欠であり、これを担う酵素が「PPR-DYWタンパ...
キーワード:情報学/物質科学/SPring-8/放射光/物理化学/遺伝性疾患/X線結晶構造解析/遺伝情報/結晶構造解析/光合成/葉緑体/持続可能/持続可能な開発/結晶化/統計解析/X線結晶構造/ポストゲノム/結晶構造/構造機能解析/シロイヌナズナ/センサス/生物資源/アミノ酸配列/RNA編集/機能解析/生物物理/分子機構/ゲノム編集/RNA/アミノ酸/ミトコンドリア/立体構造/ゲノム
他の関係分野:数物系科学化学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年5月11日
17
ブラックボックスなAIを"説明可能"に:アニオン交換膜の分子設計指針を抽出
 水素社会の実現に向けて、燃料電池や水電解装置の中核部材であるアニオン交換膜(AEM)材料の開発が急がれています。近年、人工知能(AI)を活用した材料設計が注目されていますが、高精度な予測を可能にする人工ニューラルネットワーク(ANN)はその判断根拠が分かりにくい「ブラックボックス」であるため、実験研究者が予測結果を理解し、分子設計に活用することは容易ではありませんでした。さらに、AIの判断根拠を可視化する説明可能AI(XAI)手法も、高次元の分子記述子を扱うANNモデルでは計算コストが大きく、実用的な適用が難しいという課題がありました。 九州大学大学院工学研究院の加藤幸一郎教授、藤...
キーワード:AI/ニューラルネットワーク/フレームワーク/機械学習/人工知能(AI)/再生可能エネルギー/アニオン/機能性高分子/高分子/イオン交換膜/持続可能/持続可能な開発/材料設計/電池/燃料電池/イオン交換/ニューラルネット/ポリマー/高分子材料/機能性/神経回路/分子設計
他の関係分野:環境学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2026年5月8日
18
\「細かく追うほど誤検出が増える」を解決/多数決で誤検出を抑える細粒度バグ混入コミット特定技術
−AI時代の学習データ整備に貢献− システム情報科学研究院 近藤 将成 助教 / 亀井 靖高 教授
図1:新技術「MV-SZZ」の概要大阪大学大学院情報科学研究科の近藤偉成さん(博士前期課程)、肥後芳樹教授(コンピュータサイエンス専攻ソフトウェア工学講座)、九州大学大学院システム情報科学研究院の近藤将成助教、亀井靖高教授(情報理工...
キーワード:ソフトウェア工学/プログラミング/プログラミング言語/人工知能(AI)/ソフトウェア開発/持続可能/持続可能な開発
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2026年5月3日
19
高効率かつ高耐久で円偏光を示す新規発光ラジカルを開発
3Dディスプレイ、バイオイメージング、レーザー応用に期待 先導物質化学研究所 アルブレヒト 建 准教授
 赤色から近赤外領域で円偏光発光(CPL)を示すキラル*5な有機小分子(SOMs)は、3Dディスプレイやバイオイメージングなどへの応用が期待され注目されています。しかし、これまでに報告されているCPL材料の発光は青~緑色に集中しており、赤~近赤外領域のCPL材料は多くありません。その主な要因として、広いπ共役系を有するキラル分子の合成が困難であることや、一般には赤~近赤外の発光では理論的に発光が起こりにくく発光効率(PLQY)が低いことが挙げられます。九州大学 先導物質化学研究所のアルブレヒト建准教授、大学院総合理工学府博士課程2年の中村和宏、東京都立大学 石割文崇准教...
キーワード:3Dディスプレイ/対称性/非対称性/閉じ込め/量子情報/スペクトル/近赤外/分子構造/π共役系/円偏光発光/キラリティー/キラル/スチレン/ディスプレイ/ポリスチレン/円偏光/発光材料/持続可能/持続可能な開発/レーザー/耐久性/微粒子/バイオイメージング/ラジカル
他の関係分野:数物系科学化学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2026年4月15日
20
巨視的な鏡の量子的重ね合わせを作る新手法を提案
~重力の量子性の検証実験の新しい戦略に~ 理学研究院 山本 一博 教授
量子力学では、物理量が同時に異なる状態をとる「量子的重ね合わせ」という性質が成り立ちます。この基本的性質がどこまで成り立つのかは現代物理学の重要な研究課題です。特に重力にも量子的重ね合わせが成立するのかという「重力の量子性」が大きな関心を集めています。二つの物体が重力のみを介して量子もつれを作る「重力誘起エンタングルメント」が観測されれば、重力がこの量子的性質を持つことを示す重要な証拠となります。巨視的な鏡とレーザー光が結合するオプトメカ系は、この問題を実験的に検証する有力な手法として注目されています。九州大学大学院理学府の福澄諒太郎さん、畠山広聖さん、同大学院理学研究院の山本一博...
キーワード:フィルタリング/最適化/信号処理/エンタングルメント/精密測定/不確定性原理/揺らぎ/量子もつれ/量子ゆらぎ/量子情報/量子制御/量子通信/重力波/振動子/量子センシング/超高真空/共振器/持続可能/持続可能な開発/センサー/センシング/レーザー/光共振器/制御理論/不確定性/量子力学/ゆらぎ
他の関係分野:数物系科学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2026年4月7日
21
ルールに基づく国際秩序の終焉とAI軍事ロボットガバナンスの未来
~自律型致死兵器システムにおけるAI倫理の社会技術標準の提案へ~ 高等研究院 翁 岳暄 准教授
図 IEEE 7000シリーズのAI倫理の社会技術標準を慣習国際人道法として活用することを提案ロボット化は、主要国における現代の軍事革命の重要な任務とみなされています。これまで、軍事用ロボットは、空中の無人ドローン、地上の偵察ロボ...
キーワード:プロトコル/人工知能(AI)/governance/学際研究/持続可能/持続可能な開発/透明性/フィードバック/ロボット/ロボティクス/ドローン/標準化
他の関係分野:環境学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年4月3日
22
赤ちゃん星が磁力線を吐き出す「くしゃみ」で新発見
アルマ望遠鏡で暖かいリング状ガス雲を初観測! 理学研究院 町田 正博 教授
香川大学教育学部の徳田一起講師、九州大学大学院理学研究院の町田正博教授らの研究グループは、地球から最も近い(約450光年先)星の誕生現場で、おうし座方向にある分子雲コア※3MC27をアルマ望遠鏡の高周波受信機(Band 9)で観測を行いました。その結果、原始星およびその円盤のすぐそばに約1,000 天文単位の直径をもつリング状ガス雲が存在することを初めて明らかにしました。このリングはその形が非常に特徴的というだけでなく、温度が周囲に比べて10 K(ケルビン)以上高く、ほんのりと暖かいことも判明しました。星の赤ちゃんが磁力線の束(=磁束)を吐き出す「くしゃみ」をすることが...
キーワード:アンテナ/ミリ波/高周波/サブミリ波/原始星/衝撃波/電波望遠鏡/分子雲/望遠鏡/水素分子/持続可能/持続可能な開発/周波数/水素原子
他の関係分野:数物系科学総合理工工学
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発表日:2026年3月17日
23
エキゾチックな対称性を持つ理論の存在を示唆する解析的・数値的証拠を発見
高等研究院 カイディ ジャスティン 准教授
「対称性」は理論物理学において中心的な役割を果たしており、物理系を特徴づける強力な道具です。特に、2次元共形場理論では豊富な種類の対称性が実現されており、それらは融合圏という数学的枠組みで記述されます。しかし、Haagerup融合圏で記述される対称性を実現する2次元共形場理論は未だ知られておらず、その実現は長年の未解決課題です。九州大学高等研究院のKaidi Justin准教授、大学院理学府の本田大和博士課程大学院生、プリンストン大学のJan Albert 研究員、中国科学院大学カブリ理論科学研究所のYunqin Zheng助教からなる共同研究グループは、数学者によってその存在を予...
キーワード:ブートストラップ/共形場理論/場の量子論/対称性/量子論/臨界現象/持続可能/持続可能な開発/トラップ
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2026年3月17日
24
多発性硬化症の診断精度を向上させる新たなMRI画像指標
ー組み合わせや若年層対象でさらに診断精度が向上、早期診断に期待ー 九州大学病院 篠田 紘司 助教
多発性硬化症(※1)は若年成人で発症しやすく、身体障害や脳機能障害を引き起こす可能性のある自己免疫疾患ですが、似た症状を示す疾患は多く、しばしば診断が難しいことが問題となります。近年、MRI技術の発達により、「中心静脈サイン(※2)」、「パラマグネティックリム病変(※3)」という新たなMRI画像指標が多発性硬化症の診断に有用であることが米国や欧州より報告され、2024年に改訂された多発性硬化症の国際診断基準にも組み込まれました。しかし、これらの画像指標が日本人を含むアジア人でどの程度有用であるかは十分に検証されていませんでした。九州大学病院脳神経内科の篠田紘司助教、九州大学大学院医...
キーワード:最適化/持続可能/持続可能な開発/免疫系/神経内科学/早期診断/多発性硬化症/MRI/自己免疫/自己免疫疾患/脳機能/難病/放射線
他の関係分野:工学医歯薬学
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発表日:2026年3月12日
25
うねる高分子鎖を初めて可視化~高分子セグメントの熱揺らぎを捉えた!
モビリティ組立技術を刷新する新規接着技術への応用に期待! 工学研究院 田中 敬二 主幹教授
世界のエネルギー消費の約3割はモビリティ輸送に起因します。モビリティの低燃費化に向けた構造部材の軽量化はSDGs実現に向けた重要な課題であり、軽量化には異種材料を適材適所での組み合わせを可能にする高性能な接着技術が求められます。九州大学大学院工学研究院応用化学部門/次世代接着技術研究センターの田中敬二 主幹教授/センター長、東京科学大学物質理工学院応用化学系の佐藤浩太郎 教授らは、科学技術振興機構(JST)未来社会創造事業 大規模プロジェクト型「界面マルチスケール4次元解析による革新的接着技術の構築」を遂行しています。接着技術の革新には、接着界面の現象を分子レベルで明らかにし、精密に制御・最...
キーワード:最適化/運動単位/熱揺らぎ/非平衡/非平衡系/揺らぎ/分子運動/高分子/プローブ顕微鏡/固体表面/エネルギー消費/持続可能/持続可能な開発/局所構造/AFM/マルチスケール/モビリティ/軽量化/原子間力顕微鏡/プローブ/分子設計
他の関係分野:複合領域数物系科学化学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2026年3月6日
26
充電いらずで職場の行動を記録する名札を開発
~室内の光と動きで発電、充電の手間を減らし、長期の行動記録を可能に~ システム情報科学研究院 荒川 豊 教授
ウェアラブル端末は健康管理や行動分析に広く活用されていますが、その多くは毎日の充電が必要であり、長期間の連続利用が難しいという課題がありました。特に屋内環境では発電量が限られるため、電池に頼らず持続的に動作する技術の実現が求められていました。このたび本研究グループは、室内の光と人の動きのみで発電し、電池にほとんど依存せず動作する名札型ウェアラブル端末の開発に成功しました。九州大学大学院システム情報科学研究院の荒川豊教授らの研究グループは、特性の異なる2種類の太陽電池と、動きを電気に変える素子を組み合わせた装置を設計・開発しました。さらに、電力が不足した場合に自動的に省電力...
キーワード:ウェアラブル/行動分析/太陽/持続可能/持続可能な開発/太陽電池/電池/軽量化/健康管理/スマートフォン
他の関係分野:数物系科学工学医歯薬学
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発表日:2026年3月3日
27
心臓の拍動を生み出す回路の設計図を解明
~体の左右を決める情報が、心臓の中で背腹方向の位置情報に読み替えられることを発見~ 医学研究院 目野 主税 教授
心臓の拍動は、房室結節 (※2)、房室束 (※3) などからなる刺激伝導系によって制御されています。房室結節や房室束は、発生の途中で心臓の「房室管(※4)」や「心室間リング (※5)」と呼ばれる領域から形成されることが知られていましたが、なぜ心臓の特定の位置に正確に配置されるのかは長年不明でした。九州大学病院 心臓外科の城尾邦彦助教、同大学院医学研究院 発生再生医学分野の松岡良平助教、京都府立医科大学大学院医学研究科 生体機能形態科学の八代健太教授、九州大学大学院医学研究院 発生再生医学分野の目野主税教授らの研究グループは、体の左右を決める「左右軸」が、心臓形成の過程で局所的に「背...
キーワード:位置情報/対称性/非対称性/機能形態/持続可能/持続可能な開発/先天性心疾患/心臓/再生医学/発生学/マウス/形態形成/再生医療/転写因子/不整脈
他の関係分野:数物系科学生物学工学医歯薬学
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発表日:2026年2月21日
28
RNA転写の終わりとがん細胞の増殖の密な関係
~転写と複製の衝突を誘導するがん治療戦略への発展に期待~ 生体防御医学研究所 野島 孝之 准教授
ゲノムには生物の設計図となる遺伝情報が含まれています。ヒトゲノムは一細胞あたり約30億塩基対と膨大で、その中におよそ2万個の遺伝子がコードされています。しかし、1つの細胞が特定の性質や機能を保つために主に使う遺伝子はその一部(数千〜多くても1万程度)で、RNAポリメラーゼII (Pol II)はその細胞に必要な遺伝子をDNA上で読み取り、RNAとして写し取り(転写)ます。1つの遺伝子として転写される範囲は多くが数万塩基対程度で、「読み始め(開始)」と「読み終わり(終結)」が決まっています。Pol IIが異常な位置で転写の開始や終結を起こさないよう、複数の因子によって精密に制御されています。し...
キーワード:プロファイル/がん研究/遺伝情報/持続可能/持続可能な開発/ダイナミクス/一細胞/RNAポリメラーゼ/転写抑制/プロセシング/ヒトゲノム/治療標的/生体防御/大腸/分子機構/DNA複製/RNA/がん細胞/がん治療/トランスクリプトーム/細胞核/細胞増殖/創薬/大腸がん/転写因子/転写制御/培養細胞/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現/分子生物学
他の関係分野:複合領域生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年2月21日
29
AIが「理想の主翼」を自律設計、計算コスト1/10で大型旅客機主翼の最適形状を導出
―水素・アンモニア燃料機など脱炭素機の開発加速に期待― 工学研究院 下山 幸治 教授
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を用いた次世代航空機の設計において、燃費向上のための「翼の細長化(高アスペクト比化)」と「軽量化」の両立は最大の課題です。東北大学流体科学研究所の Liu Yajun 特任研究員、阿部圭晃准教授、および九州大学大学院工学研究院の下山幸治教授らの研究チームは、強力なAI手法である「多目的ベイズ最適化」を導入し、膨大な計算(数千回)が必要な設計解析を従来の10分の1まで短縮することに成功しました。本研究の最大の特徴は、空気力による翼のたわみを計算しながら、材料が壊れないギリギリの厚みを自動調整する手法を開発した点です。AIが「強度が足...
キーワード:アスペクト/最適化/人工知能(AI)/アンモニア/トレードオフ/樹脂/ファイバー/持続可能/炭素繊維/材料特性/持続可能な開発/カーボン/CFRP/プラスチック/軽量化/航空機/繊維強化プラスチック/炭素繊維強化プラスチック/複合材/複合材料
他の関係分野:化学生物学工学
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発表日:2026年2月18日
30
北米自由貿易により有害化学物質汚染が国境を越えて移転
― 米国からカナダ・メキシコへの排出集中を実証 ― 経済学研究院 加河 茂美 主幹教授
九州大学大学院経済学研究院の加河茂美主幹教授、山形大学人文社会科学部の時任翔平准教授、九州大学大学院経済学研究院の藤井秀道教授、尾道市立大学経済情報学部の岡本隼輔准教授、近畿大学経済学部の永島史弥准教授から成る研究グループは、北米自由貿易協定(NAFTA、現:米国・メキシコ・カナダ協定)により形成された国際サプライチェーンの変化が、有害化学物質による環境汚染の地域分布にどのような影響を及ぼしてきたのかを実証的に明らかにしました。本研究では、米国、カナダ、メキシコの3か国を対象に、2006年から2014年に排出された598種類の有害化学物質を分析し、自由貿易の進展が汚染をどの国に集中...
キーワード:情報学/サプライチェーン/環境汚染/環境経済/産業連関表/化学物質/環境政策/有害化学物質/生産技術/持続可能/持続可能な開発/環境負荷/自由貿易協定/経済分析
他の関係分野:複合領域環境学工学農学
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発表日:2026年2月10日
31
廃棄物から資源へ:CO₂とプラスチックを太陽光で同時に有用化学品に変換する単一触媒を開発
カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 Edalati Kaveh 准教授
九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(WPI-I2CNER)のNguyen Thanh Tam学術研究員、中村潤児特任教授、Edalati Kaveh准教授らの研究チームは、CO₂排出とプラスチック廃棄物という二つの深刻な環境問題に、単一のプロセスで同時に対処する画期的な光触媒システムを開発しました。独自に設計した「ハイエントロピー酸化物」触媒を用いて、CO₂とPETプラスチックを、光エネルギーだけで有用な化学製品に同時変換することに世界で初めて成功しました。従来のCO₂変換やプラスチックリサイクルのアプローチは、通常、一度に一つの汚染物質のみを処理し、エネルギー集約...
キーワード:オープンアクセス/環境汚染/光エネルギー/マイクロプラスチック/環境汚染物質/エントロピー/気候変動/放射光/放射光X線/X線分光/太陽/ポリエチレンテレフタレート/光反応/太陽光/電荷分離/固溶体/キャリア/ポリエチレン/可視光/光吸収/水分解/選択性/カーボンニュートラル/持続可能/光照射/持続可能な開発/原子構造/光触媒/カーボン/CO2還元/プラスチック/マイクロ/メタン/リサイクル/環境負荷/環境問題/酸化還元/酸化物/耐久性/二酸化炭素/二酸化炭素/廃棄物/エチレン/機能性/カップリング/カチオン/ラジカル/ラット
他の関係分野:環境学数物系科学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2026年1月29日
32
鳴き声の順序に応じた行動変化:昆虫で初実証
ツクツクボウシの「オーシンツクツク」と「ツクリヨーシ」の発音順序に対するオスの応答変化 理学研究院 立田 晴記 教授
動物の中には複数の音声パターンを組み合わせた複雑な鳴き声を発するものがおり、哺乳類や鳥類などではよく研究されていました。一方でカエルや昆虫など、オスのみが鳴く動物での研究例は少なく、特に昆虫では鳴き声を構成する異なる領域(パート)の演奏順序の違いが聞き手の応答に影響する例は知られていませんでした。九州大学大学院システム生命科学府 博士学生の児玉建さん(研究当時の所属)、および九州大学大学院理学研究院生物科学部門の立田晴記教授らの研究グループは、ツクツクボウシのオスが発する鳴き声のうち、「オーシンツクツク」と聞こえるパートと「ツクリヨーシ」と聞こえるパートの再生順序を入れ替えた音声を...
キーワード:音声コミュニケーション/持続可能/持続可能な開発/哺乳類/カエル/ウシ/昆虫類/イミン/コミュニケーション
他の関係分野:工学農学医歯薬学
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発表日:2026年1月23日
33
高校生はコロナ禍で抑うつになりにくくなっていた?
~心の変化を“地形図”で可視化、集団傾向を数理的に解析~ マス・フォア・インダストリ研究所 岩見 真吾 客員教授
名古屋大学大学院理学研究科の岩見 真吾 教授(兼 九州大学マス・フォア・インダストリ研究所 客員教授)・立松 大機 日本学術振興会特別研究員DC1(受入機関:名古屋大学)の研究グループは、東京大学大学院医学系研究科の小池 進介 教授(兼:東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構(WPI-IRCN)連携研究者)らとの共同研究により、東京ティーンコホート注5)の参加者84人の高校生を対象に毎月行われた抑うつに関するWEBアンケートのうち、コロナ禍前およびコロナ禍中のデータを、エネルギー地形解析を用いて解析しました。その結果、先行研究注6)と同様、本コホートの高校生集団全体として...
キーワード:無作為抽出/インテリジェンス/内部構造/行動特性/コロナ禍/持続可能/持続可能な開発/アンケート調査/シミュレーション/動特性/脳発達/生態学/精神医学/パンデミック/感染症対策/眼球運動/思春期/MRI/神経科学/うつ/うつ病/コホート/感染症/新型コロナウイルス感染症/精神疾患/放射線/抑うつ
他の関係分野:数物系科学生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年1月21日
34
EarthCARE衛星で雲内部の鉛直運動を検証する時代を拓く
―衛星観測データと高解像度全球雲解像モデルの相補的活用が示す展望― 応用力学研究所 岡本 創 主幹教授
図1:EarthCARE(a)および NICAM(b)による中緯度低気圧に伴う寒冷前線ケースにおけるドップラー速度。ドップラー速度の単位は m s⁻¹ である。東京大学大気海洋研究所、宇宙航空研究開発機構、九州大学応用力学研究所の合...
キーワード:スーパーコンピュータ/情報通信/不確実性/海洋/水蒸気/地球観測/衛星/衛星観測/持続可能/持続可能な開発/シミュレーション/マイクロ/マイクロ波/航空機/周波数/大気現象/比較研究/衛星データ/プロファイリング
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年1月16日
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大規模多施設データ解析から見えた日本における炎症性腸疾患患者の腸管外悪性腫瘍のリスク
~白血病・胆道がんのリスクが上昇する一方、免疫抑制療法によるリスク上昇は確認されず~ 九州大学病院 梅野 淳嗣 講師
*国立がん研究センター提供の年齢階級別罹患数(2014年)を元に算出炎症性腸疾患(IBD)は若年から発症し、生涯にわたる治療を要する慢性疾患で、腸管の炎症のみならず長期的な健康リスクが問題となっています。これまで、IBD患者におけ...
キーワード:最適化/がん研究/がん検診/データ解析/クローン/持続可能/健康リスク/持続可能な開発/消化管/大腸炎/IBD/クローン病/TNFα/炎症性腸疾患/合併症/胆管/胆管がん/胆道がん/免疫抑制/ゲノム解析/大腸/悪性腫瘍/TNF/サーベイランス/ステロイド/血液/小腸/腸炎/白血病/ゲノム/胃がん/抗体/潰瘍性大腸炎/慢性疾患
他の関係分野:複合領域数物系科学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年1月9日
36
ESGの取り組みが企業の内在価値と市場効率性を向上させる効果を明らかに
~世界31ヵ国2,636社上場企業の国際比較研究~ 経済学研究院 藤井 秀道 教授
2006年に国連支援の下で責任投資原則(PRI)が創設されて以降、投資家や資産運用者は企業のESGを投資判断に取り入れてきました。さらに、金融リスクの顕在化、COVID-19の世界的流行、気候変動などを契機に、社会的サステナビリティへの関心が高まり、ESG情報の透明性と比較可能性が強く求められています。一方、ESGと財務パフォーマンスの関係を扱う研究は多いものの、ESGが株式市場の価格形成の効率性に与える影響や、国際的な制度環境の違いを踏まえた検証は限定的です。九州大学大学院経済学研究院の藤井秀道教授、大学院経済学府の王心雨氏、沈思語氏、九州大学都市研究センターのJun Xie助教...
キーワード:フレームワーク/金融リスク/経済理論/governance/環境経済/気候変動/持続可能/持続可能な開発/透明性/ESG/比較研究/価格形成/パフォーマンス/新型コロナウイルス感染症
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年1月8日
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“パブロフの犬”の新たな脳内機構の解明
~条件づけ学習における記憶痕跡細胞の役割~ 理学研究院 松尾 直毅 教授
パブロフの犬で有名な条件づけは、餌などの「無条件刺激」と、ベルの音のような「条件刺激」が結びつけられることにより生じる連合学習です。この学習が成立して記憶が形成されるためには、条件刺激が無条件刺激よりも少しだけ先行したタイミングで起きる必要があることが、100年以上も前から行動学的に知られています。しかし実際の脳内で、条件刺激を伝える具体的な神経細胞やその活動の様子は不明でした。このたび、九州大学大学院理学研究院の松尾直毅教授、小林曉吾助教、曾我部蓮(システム生命科学府大学院生)および共同研究者の寺前順之介准教授(京都大学大学院情報学研究科)らの研究グループは、海馬内で文脈情報を表...
キーワード:情報学/持続可能/光照射/持続可能な開発/センサー/分解能/カルシウムイオン/行動選択/神経活動/連合学習/チャネルロドプシン/細胞内カルシウムイオン/蛍光タンパク質/カルシウムイメージング/光遺伝学/イオンチャネル/イミン/カルシウム/マウス/ロドプシン/蛍光顕微鏡/細胞内カルシウム/神経細胞/PTSD/遺伝学/海馬/精神疾患
他の関係分野:工学総合生物医歯薬学
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発表日:2026年1月8日
38
コピーできない量子情報を“暗号化して複製”:量子技術の根本的制約を矛盾なく乗り越える新手法
~量子複製禁止定理と矛盾しない“暗号化クローン”生成プロトコルの開発に成功~ システム情報科学研究院 山口 幸司 特任助教
量子情報は、古典情報とは異なり完全には複製できないという「量子複製禁止定理(※1)」に従います。この制約のため、量子データを安全にバックアップしたり、多重に保存して耐故障性を確保したりすることが困難であり、量子通信・量子計算・量子クラウド技術の発展における大きな障壁の一つとなっていました。その一方で、この制約と矛盾せずに量子情報を複数の複製として冗長化する方法はこれまで知られておらず、その解明が強く求められていました。本研究では、量子複製禁止定理と整合したまま量子情報の“暗号化クローン”を複数生成し、これらのクローンのうちの任意に選んだ一つから元の情報を復元できる新しいプロトコルを...
キーワード:耐故障性/クラウド/プロトコル/量子計算/量子暗号/量子情報/量子通信/ノイズ/クローン/量子ビット/持続可能/持続可能な開発/量子力学/ゆらぎ
他の関係分野:数物系科学生物学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2026年1月5日
39
高次元データから細胞運命の“かたち”を取り出す
~生命システムの成り立ちと破綻の予測や制御の道を拓く数理解析手法を開発~ 医学研究院 / 生体防御医学研究所 前原 一満 准教授 / 大川 恭行 教授
生命科学研究では、単一細胞(シングルセル)解析と呼ばれる、多数の細胞を網羅的に測定する技術が急速に普及しています。一方で、シングルセル解析は侵襲的であり、一度限りの“静止画”の寄せ集めであるため、これから分化・老化・がん化する細胞がどのような運命をたどるかという、細胞状態のダイナミクス(細胞運命)を直接捉えることは困難でした。とくに、各データは異なる細胞由来の計測値であること、そして細胞状態を指定するパラメータの数が数万〜数十万と非常に多く、高次元データ特有の複雑さを持つことが動的解析を阻む大きな障壁となっていました。今回、九州大学大学院医学研究院の前原一満准教授と生体防御医学研究...
キーワード:高次元データ/アナロジー/データ駆動/幾何学/データ解析/マウス胚/材料科学/理論解析/持続可能/持続可能な開発/ダイナミクス/動的解析/一細胞/細胞運命/生体防御/がん化/マウス/遺伝子/遺伝子発現/老化
他の関係分野:数物系科学生物学工学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年12月23日
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二重の円偏光発光を示すキラルホウ素分子を開発
~環境応答性発光に基づく先端光技術の創出に期待~ 先導物質化学研究所 友岡 克彦 教授
名古屋大学学際統合物質科学研究機構(IRCCS※)の森 達哉 特任助教、同大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM※)の山口 茂弘 教授、同大学工学研究科の井改 知幸 教授、九州大学先導物質化学研究所の友岡 克彦 教授らの研究グループは、可逆的に解離する分子内配位結合を有するキラルホウ素π共役分子を開発し、高い量子収率と長波長領域発光を兼ね備えた二重の円偏光発光(CPL)注7)の実現に成功しました。CPLは、電場と磁場がらせんを描くように伝搬する光であり、3Dディスプレイや暗号通信などの先端技術において注目が高まっていま...
キーワード:3Dディスプレイ/先端技術/多環芳香族炭化水素/物質科学/近赤外/磁場/π電子/共役分子/芳香族/励起状態/円偏光発光/キラル/ディスプレイ/ホスフィン/芳香族炭化水素/円偏光/配位結合/有機分子/光励起/持続可能/持続可能な開発/電子状態/センシング/水素原子/環境応答性/ホウ素/環境応答/炭化水素/分子設計
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学総合理工工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年12月17日
41
リビングラボを用いて思考実験と経験的洞察の統合で新学際研究領域「責任あるロボティクス」へ
~高次哲学的考察とHRI実証研究を統合した革新的なAI倫理影響評価方法論の提案~ 高等研究院 翁 岳暄 准教授
ロボットが日常生活に統合されると、人間との相互作用に起因する複雑な倫理的、法的、社会的課題(ELSI)が生じます。ソーシャルロボットは、文化的規範、感情、社会的手がかりが豊富な環境で動作するため、プライバシー、信頼、安全性に関する重要な問題を提起します。本研究では、九州大学高等研究院の翁岳暄准教授(東北大学学際科学フロンティア研究所(クロスアポイントメント))、同大学大学院法学府のDavid Torabi(デイビッド トラビ)院生、オスロ大学大学院情報科学研究科のJim Torresen(ジム トレセン)教授、東北大学大学院工学研究科の董宗昊特任助教、東北大学大学院工学研究科の平田泰久教授ら...
キーワード:インタラクション/プライバシー/プライバシー保護/人工知能(AI)/影響評価/学際研究/ヒューマン・ロボット・インタラクション/持続可能/持続可能な開発/フィードバック/ロボット/ロボティクス/ELSI/日常生活/標準化
他の関係分野:環境学工学医歯薬学
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発表日:2025年12月11日
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食事のつかえ、検査で異常なし→食道拡張障害かもしれません!
~“拡張障害”による食道運動障害という疾患概念の確立~ 医学研究院 伊原 栄吉 准教授
食べたものが胸につかえる(つかえ症状)・飲み込みにくい(嚥下困難)といった症状は、生活の質を著しく低下させるだけでなく、つかえた食事が咽頭内に逆流することで致死的な合併症である誤嚥性肺炎のリスクになります。近年、内視鏡検査や食道運動を可視化する高解像度食道内圧検査の登場により、食道運動障害の診療は大きく進歩しました。しかし、多くの患者は、これらの検査を行なっても原因を特定できず、機能性嚥下障害(Functional dysphagia; FD)と診断されます。FDの有病率は世界人口の約3%に及びますが、これまで明確な診断法や治療法は存在しませんでした。食道は、食べ物を受け入れる「拡...
キーワード:視覚化/評価基準/持続可能/持続可能な開発/インピーダンス/センサー/診断法/機能性/合併症/中枢神経/内視鏡/解剖学/凝集体/生活の質/有病率/嚥下障害
他の関係分野:複合領域工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年12月8日
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先天性読み書き障害を脳の機能と構造から分類・再現する新手法を提案
〜発達性ディスレクシアへの個別最適化した教育支援・治療の実現に期待〜 人文科学研究院 太田 真理 准教授
発達性ディスレクシアは、一般的な知的能力に問題がないにも関わらず文字の読み書きに重篤な困難をきたす先天性の障害です。世界人口の5〜10%程度が該当するため、原因の解明と支援は長年の重要な社会課題でした。また、発達性ディスレクシアは異なる障害を示すいくつかのサブタイプがあることが知られており、近年では、音韻の認識や瞬時命名速度の低下など複数の要因が絡む「多因子モデル」が注目され、多様な脳内メカニズムの関与が示唆されています。しかし従来の研究では、サブタイプの分類と脳の異常を直接結びつけられておらず、発達性ディスレクシアが脳のどのような異常が原因で起こるのかは未解明でした。さらに、文字や言語の処...
キーワード:データ駆動/認知特性/最適化/学習支援/言語処理/脳活動/高周波/持続可能/持続可能な開発/シミュレーション/周波数/脳機能計測/脳画像/動物モデル/非侵襲的脳刺激法/MRI/神経細胞/脳機能/生活の質/早期発見/非侵襲
他の関係分野:複合領域数物系科学工学医歯薬学
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発表日:2025年12月3日
44
BlueMemeと九州大学、量子AIを活用した先進的ゲノム解析技術の研究成果が国際学術誌に掲載
創薬・医療研究の新たな可能性を切り拓く量子機械学習モデル「QTFPred」を発表 生体防御医学研究所 長﨑 正朗 教授
1. 少量データでも高精度に予測できる新しいAIモデルを開発量子計算の仕組みを搭載した独自のAIモデル「QTFPred」を開発(図参照)。実験データが限られるような転写因子でも結合パターンを高い精度で予測できるように設計。2. 従来のAIを上回る精度を実証ヒト細胞の公開データを用いた検証において、ほぼすべてのタスクでQTFPredは既存のAIモデルよりも高い予測精度を実現。訓練データが少量の条件でも安定した予測性能が可能となり、研究現場での活用に十分耐えうる性能を示した。3. 転写因子の協調的結合のパターンを発見解析の結果、複数の転写因子が協調して...
キーワード:タスク/機械学習/人工知能(AI)/量子計算/ゲノミクス/生命情報/持続可能/持続可能な開発/インフォマティクス/オミクス/ゲノム解析/生体防御/システム生物学/トランスクリプトミクス/プロテオミクス/構造生物学/創薬/転写因子/ゲノム/遺伝子
他の関係分野:生物学工学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年12月2日
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術前の歩行速度が人工股関節手術後の成績のカギ
〜1.0m/秒以上で良好な回復 手術時期やリハビリの新しい目安に〜 九州大学病院 中尾 侑貴 医員 / 濵井 敏 准教授
人工股関節置換術(THA)は変形性股関節症による痛みを取り除き、歩行能力を改善する有効な治療法で、良好な長期成績が報告されています。しかし、術後の回復の度合いや機能改善には個人差があり、さらにより良い結果を得るための工夫が求められています。主に痛みの程度やレントゲン画像の重症度などから手術の適応が判断されますが、「いつ手術を受けるのが最も良いのか」を示す明確な基準はありませんでした。九州大学病院整形外科の中尾 侑貴医員(医学系学府博士課程3年)、濵井 敏准教授、中島 康晴教授らの股関節バイオメカニクス研究グループは、2012年から2018年にかけて当院で人工股関節手術を受けた274...
キーワード:クラスタリング/機械学習/持続可能/持続可能な開発/関節/身体機能/日常生活/バイオメカニクス/リハビリ/アウトカム/リハビリテーション/手術/生活の質
他の関係分野:工学医歯薬学
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発表日:2025年11月30日
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スマホゲームの遊びすぎ防止効果を8万人で検証
~数秒の待ち時間と視覚刺激の低減が、ゲーム依存対策に有効である可能性が示唆~ システム情報科学研究院 中村 優吾 助教
近年、スマートフォンゲームは世界中で楽しまれる一方、長時間プレイによる健康への影響や、特に若年層におけるゲーム依存が大きな社会問題となっています。しかし、ユーザーが自然に遊びすぎを抑えられる仕組みについては、これまで明確な手法が確立されていませんでした。こうした課題に対し、九州大学の研究グループは「ゲームに数秒の待ち時間(ロード遅延)※1を挿入する」「画面をグレースケール化※2する」といったシンプルなデザイン変更が、ユーザーの遊びすぎを抑える効果を持つことを明らかにしました。特に両者を組み合わせた場合、1日の平均プレイ時間が最大30.8%...
キーワード:インタラクション/ゲーム/持続可能/持続可能な開発/自律性/スマートフォン
他の関係分野:工学医歯薬学
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発表日:2025年11月23日
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1原子レベルの薄膜で磁気準粒子の磁化ねじれを制御
~大容量・高速・低電力な新規情報端末の幕開け~ システム情報科学研究院 湯浅 裕美 教授
人工知能をはじめとして私達は情報社会の恩恵を受けていますが、情報量が爆発的に増え、処理に必要な電力が全地球上の発電量に迫っています。これを解決するには、これまでにないレベルで消費電力を抑え込む技術が必要でした。候補の一つに磁気スキルミオンの活用があります。磁気スキルミオンは磁性体中のスピンが捻じれた準粒子の構造で、トポロジカル的に安定なだけでなく、ナノスケールという微小サイズ、GHzという高速駆動、さらに低い電流で転送可能という、情報端末に求められる3大要素を持つとして、期待されています。ところが、これら3つの特長を同時に実現する事が難しく、トリレンマである事が課題でした。これに対...
キーワード:情報量/AI/重金属/準粒子/電流駆動/ガドリニウム/磁場/スキルミオン/トポロジカル/磁性体/スピン軌道トルク/スピン流/磁性薄膜/持続可能/持続可能な開発/希土類/スピン/トルク/ナノスケール/ナノメートル/電子顕微鏡/スキル
他の関係分野:環境学数物系科学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年11月12日
48
酸素が拓く固体電解質の設計原理
-複雑なマルチアニオンガラスにおけるイオン輸送の仕組みを解明- 工学研究院 大野 真之 客員准教授 / 林 克郎 教授
安全で高性能な次世代蓄電技術として注目されている全固体電池の開発には、固体でありながら液体のようにイオンが動き回る固体電解質が不可欠です。東北大学 多元物質科学研究所の大野真之准教授、米国レンセラー工科大学(Rensselaer Polytechnic Institute)のPrashun Gorai助教授らの国際共同研究チームは、酸素を介したガラス構造の制御が固体電解質の性能を決定する鍵であることを突き止めました。本研究チームは、ナトリウム酸化物と五塩化タンタル(xNa2O-TaCl5)を用いたガラス状固体電解質を合成し、酸素の導入が構造とナトリウムイオン輸送に与える影...
キーワード:最適化/物質科学/ハロゲン/タンタル/アニオン/全固体電池/持続可能/持続可能な開発/イオン伝導/イオン輸送/局所構造/固体電解質/材料設計/電気抵抗/電池/酸化物/電解質/ナトリウム/構造変化
他の関係分野:数物系科学化学工学医歯薬学
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発表日:2025年11月11日
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不全のタイプごとに異なる遺伝的仕組みを解明
―ゲノム解析で予後予測に道― 医学研究院 二宮 利治 教授
千葉大学大学院医学研究院 伊藤薫教授(理化学研究所生命医科学研究センター チームディレクター)、理化学研究所生命医科学研究センター 円山信之リサーチアソシエイト(研究当時)、九州大学大学院医学研究院 二宮利治教授、東京大学大学院医学系研究科 小室一成特任教授(国際医療福祉大学大学院教授)、東京大学医科学研究所附属ヒトゲノム解析センターシークエンス技術開発分野の松田浩一特任教授(同大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻クリニカルシークエンス分野教授)らの研究グループは、日本人と欧州人の患者を対象に、心不全のタイプ別に異なる遺伝的な特徴を解明し、心不全が起こるメカニズムに集団ごとの違...
キーワード:最適化/筋細胞/持続可能/遺伝子マーカー/持続可能な開発/たんぱく/生体内/ミオシン/遺伝的多様性/シークエンス/心不全 Heart Failure/バイオバンク/ヒトゲノム/心筋/心筋細胞/心筋症/新規遺伝子/染色体/ゲノム解析/筋収縮/死亡率/心臓/内臓脂肪/予後予測/アクチン/虚血/細胞周期/GWAS/ゲノム/バイオマーカー/遺伝子/遺伝子変異/個別化医療/早期発見/老化
他の関係分野:生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年10月29日
50
細胞接着面で互いの収縮力を感知し力学的情報を伝達する仕組みの解明
神経管閉鎖障害など上皮細胞シートの収縮異常による病態の理解に繋がる知見 医学研究院 池ノ内 順一 教授 / 松沢 健司 講師
私たちのからだを構成するさまざまな臓器は、上皮細胞シートが湾曲することで管状や袋状の構造を形成します。このような上皮細胞シートの変形は、細胞接着構造を裏打ちするアクトミオシン線維の収縮によって起こります。しかし、このアクトミオシン線維の収縮をどのように制御しているのかについては、不明な点が多く残されていました。九州大学大学院医学研究院生化学分野の松沢健司講師、池ノ内順一教授と、広島大学両生類研究センターの鈴木誠准教授らによる共同研究グループは、上皮細胞の接着装置において、細胞間の機械的張力を細胞内カルシウムシグナルに変換する仕組みを解明しました。細胞内カルシウム濃度を低下させると、...
キーワード:ゲーム/初期胚/両生類/持続可能/持続可能な開発/センシング/接合部/シナプス/アクトミオシン/ミオシン/カルシウムシグナル/発生生物学/分子機構/細胞シート/アクチン/カルシウム/メカノセンシング/形態形成/再生医療/細胞極性/細胞骨格/細胞接着/細胞内カルシウム/上皮細胞/神経細胞/遺伝子
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発表日:2025年10月28日
51
ストレスで高血圧関連の副腎異常細胞ができる仕組みを解明
最先端の空間解析技術により形成過程を可視化、二次性高血圧の病態理解に貢献 医学研究院 小川 佳宏 主幹教授
原発性アルドステロン症(※1)は、副腎からアルドステロンというホルモンが過剰に分泌されて高血圧を引き起こす疾患で、二次性高血圧(※2)の主要な原因です。この病気の主な原因の一つは、アルドステロン産生腺腫(APA)という腫瘍ですが、近年、腫瘍とは異なるアルドステロン産生細胞クラスター(APCC)(※3)と呼ばれる小さな異常細胞集団が、原発性アルドステロン症の副腎で観察されるほか、加齢に伴って増加することが報告されています。APCCはAPAと同じ遺伝子変異を持つ場合もあり、腫瘍の前段階病変である可能性が指摘されていますが、APCCがどのように形成されるのか、そのメカニズムは解明されていませんでし...
キーワード:位置情報/先端技術/空間解析/生細胞/塩基配列/副腎皮質/持続可能/持続可能な開発/視床/アルドステロン/下垂体/原発性アルドステロン症/視床下部/腎臓病/副腎/炎症反応/ACTH/ホルモン/次世代シーケンサー/RNA/ストレス応答/トランスクリプトミクス/活性酸素/血液/腎臓/転写因子/免疫応答/サイトカイン/ストレス/遺伝子/遺伝子発現/遺伝子変異/加齢/血圧/高血圧/酸化ストレス/脳卒中/慢性腎臓病
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発表日:2025年10月26日
52
幅広い化学反応に対応するAIフレームワーク「CatDRX」
-高性能触媒設計を加速し、持続可能な化学・製薬産業に貢献- 薬学研究院 丹羽 節 教授
東京科学大学(Science Tokyo)情報理工学院 情報工学系の大上雅史准教授、Kengkanna Apakorn(ケンカーンナー・アーパーコーン)大学院生、菊池雄太特任助教と、九州大学 大学院薬学研究院の丹羽節教授は、効率的に触媒設計を可能にする新たな生成AI手法を開発しました(図1)。高性能な触媒(用語1)の設計は、化学反応に必要な時間やエネルギーといったコストを削減できる他、反応過程で生じる廃棄物も抑制できるため、あらゆる化学産業において達成すべき目標となっています。しかし、従来の触媒開発には数年を要することが多く、近年では開発初期段階における触媒候補の選定を効率化するた...
キーワード:生成モデル/タスク/フレームワーク/機械学習/人工知能(AI)/触媒反応/触媒設計/選択性/持続可能/持続可能な開発/活性化エネルギー/廃棄物/反応時間
他の関係分野:化学工学医歯薬学
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発表日:2025年10月13日
53
スパッタリングにより成膜された磁性絶縁体の電流誘起磁化反転に成功
~情報機器を大幅に省エネルギー化する技術開発を加速~ システム情報科学研究院 山下 尚人 准教授
情報社会の発展に伴い、電子機器の消費電力削減は喫緊の課題です。電源を切っても情報が消えない磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)は、その切り札として期待されていますが、情報書き込み時のエネルギー効率の向上が求められていました。新しい磁性絶縁体であるツリウム鉄ガーネット(TmIG)は低消費電力かつ高速制御可能なため世界中で研究が進められている注目材料ですが、従来の作製法は量産に不向きな特殊な手法に限られていました。九州大学大学院システム情報科学研究院の山下尚人准教授、チャルマース工科大学のロゼル・ンガロイ氏(博士課程学生)、サロジ P. ダッシュ教授、大邱慶北科学技術院(DGIST)...
キーワード:モノのインターネット(IoT)/人工知能(AI)/産学連携/パルス/情報機器/MRAM/ガーネット/メモリ/磁化反転/絶縁体/エネルギー効率/持続可能/省エネ/持続可能な開発/単結晶/スパッタリング/スピン/スピントロニクス/省エネルギー/生産性/低消費電力
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発表日:2025年10月9日
54
女王を中心とした真社会性哺乳類ハダカデバネズミ社会の全貌
――全個体自動追跡システムによる大規模社会行動解析―― 医学研究院 三浦 恭子 教授
図1:真社会性哺乳類であるハダカデバネズミの社会構造熊本大学大学院生命科学研究部の山川真徳文部科研研究員、東京大学定量生命科学研究所の奥山輝大教授、九州大学大学院医学研究院の三浦恭子教授(兼:熊本大学大学院生命科学研究部 客員教授)...
キーワード:RFID/無線通信/持続可能/持続可能な開発/行動解析/哺乳類/社会構造
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発表日:2025年10月5日
55
小笠原諸島から新たに4新種を含む小蛾類を発見
―海洋島における腐食性蛾類の多様性と列島間の遺伝的分化を明らかに― 生物資源環境科学府博士課程2年 / 農学研究院 朴 鎮亨 / 屋宜 禎央 助教・広渡 俊哉 学術特任教員
世界遺産である小笠原諸島は、本州から約1,000km離れた海洋島で、聟島列島、父島列島、母島列島、火山列島などの島々からなり、それぞれで多くの固有種が生息しています。また、種分化の途中過程を良好に保存しているため「進化の実験場」とも呼ばれます。腐食性蛾類として知られるヒロズコガ科は、枯死木や菌類、さらには鳥の巣といった様々な環境に生息することが知られており、小笠原諸島という隔絶された独特な環境へも適応できると考えられますが、その多様性は解明されていませんでした。九州大学大学院農学研究院の広渡俊哉名誉教授(学術特任教員)、屋宜禎央助教および生物資源環境科学府博士課程2年の朴鎮亨らの研...
キーワード:標本調査/海洋/種分化/ミトコンドリアDNA/持続可能/世界遺産/持続可能な開発/生物資源/ミトコンドリア/遺伝子
他の関係分野:環境学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年9月27日
56
がん治療装置の普及を促進する『量子メス』に必要なイオン数の達成に見通し
~レーザー光で加速したイオン速度を整えて個数を10倍増やす! 産業応用にも期待~ 総合理工学研究院 榊 泰直 客員教授
位相回転空胴によるイオン速度制御の装置概要図量子科学技術研究開発機構(理事長 小安重夫、以下「QST2)」)関西光量子科学研究所(以下「関西研」)量子応用光学研究部、QST革新プロジェクト・量子メスプロジェクト...
キーワード:最適化/産学官連携/高エネルギー/超伝導体/イオン源/加速器/高周波/中性子/超伝導/粒子加速/材料科学/応用光学/持続可能/持続可能な開発/メタン/レーザー/原子力/耐久性/量子ビーム/アイソトープ/重粒子線/放射線治療/がん細胞/がん治療/健康長寿/生活の質/放射線
他の関係分野:複合領域数物系科学工学医歯薬学
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発表日:2025年9月18日
57
新型コロナワクチンの継続的な接種を優先すべきは誰か?
~抗体応答不良の集団特定で接種戦略を最適化、感染拡大・重症化抑制へ~ マス・フォア・インダストリ研究所 岩見 真吾 客員教授
名古屋大学大学院理学研究科の岩見 真吾 教授(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所 客員教授)の研究グループは、福島県立医科大学の坪倉 正治 教授らとの共同研究により、COVID-19 mRNAワクチンの初回2回接種から1回目の追加接種後における血中IgG(S)抗体価の変動を解析し、「耐久型」「脆弱型」「急速低下型」という三つの特徴的な抗体応答パターンが存在することを明らかにしました。さらに、脆弱型と急速低下型の人では、他の型に比べて早期にブレイクスルー感染を経験していることも判明しました。また、ブレイクスルー感染を経験した人では、追加接種後100日以内における血中IgA(S)抗体価が、...
キーワード:インテリジェンス/最適化/情報学/危機管理/ポストコロナ/持続可能/持続可能な開発/シミュレーション/政策研究/IgA抗体/微生物学/変異株/微生物/病原体/SARS-CoV-2/アイソトープ/ウイルス学/病理/mRNA/パンデミック/健康管理/新型コロナウイルス/イミン/血液/免疫学/ウイルス/コホート/バイオマーカー/ワクチン/疫学/感染症/抗体/新型コロナウイルス感染症/放射線
他の関係分野:複合領域工学農学医歯薬学
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発表日:2025年9月4日
58
高効率な室温りん光を示す分子液体を開発
―高速りん光が拓く、レアメタルフリーな柔らか発光材料― 理学研究院 宮田 潔志 准教授
図1 開発した分子液体の分子構造と、室内光および紫外光を当てた時の写真。大阪大学大学院理学研究科の大島祐也さん(研究当時:大学院生)、岡田りかさん(研究当時:大学院生)、谷洋介助教(研究当時)(現:名古屋大学トランスフォーマティブ生...
キーワード:ウェアラブル/ウェアラブルデバイス/高エネルギー/りん光/分子構造/ディスプレイ/有機分子/イリジウム/フレキシブル/発光材料/発光素子/有機EL/持続可能/持続可能な開発/酸素センサー/スピン/センサー/リサイクル/レアメタル/有機物/バイオイメージング
他の関係分野:数物系科学化学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年9月3日
59
英文読解中の単語処理に影響を与える要因を処理の段階別に解明
言語文化研究院 内田 諭 准教授
文章を読んでいると、ある単語で読みが止まったり、後から読み戻ったりすることがあります。読解中の眼球運動を記録する視線計測を用いた研究では、単語の「長さ」「頻度」「文脈からの予測しやすさ」が英文読解中の単語処理に影響を与える三大要因であるとされてきました。これらの要因は英語を母語としない読み手にも影響を与えることが知られていますが、そのうちどれが最も重要なのかについては明らかにされていませんでした。本研究では、日本語を母語とする大学生・大学院生の英文読解中の視線計測データベースを用い、読解中の単語処理における、単語の長さ、頻度、予測しやすさの重要度を機械学習によって検討しました。これ...
キーワード:視線計測/機械学習/計算モデル/予測可能性/持続可能/持続可能な開発/眼球運動
他の関係分野:数物系科学工学医歯薬学
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発表日:2025年8月28日
60
水を吸って酸素がスイスイ動く?
-次世代燃料電池を支える新しいセラミックスの秘密を解明- カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 松本 広重 教授
東京科学大学 理学院 化学系の八島正知教授、作田祐一特任助教(現・熊本大学産業ナノマテリアル研究所助教)、巾崎潤子研究員らの研究グループは、九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所の松本広重教授ら、および英国インペリアル・カレッジ・ロンドン 材料学科のスキナー・スティーブン(SKINNER Stephen)教授らとの国際共同研究により、水蒸気を取り込むことで、内部の酸化物イオン(O2–)が動き易くなる―そんな新しい機能を持つセラミック材料のしくみを明らかにしました。すなわち、水蒸気と反応(=水和)することで酸化物イオンが移動し易くなる現象を発見し(図1)、そのメカニズムを原子レベ...
キーワード:人工知能(AI)/水蒸気/ナノマテリアル/イオン伝導体/クリーンエネルギー/カーボンニュートラル/持続可能/持続可能な開発/イオン伝導/電池/燃料電池/カーボン/高効率化/酸化物
他の関係分野:数物系科学化学工学
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発表日:2025年8月21日
61
RNA修飾代謝による生体防御機構を解明
-有害な修飾ヌクレオシドから体を守る仕組み- 生体防御医学研究所・農学研究院 渡部 聡 准教授 / 稲葉 謙次 教授・有澤 美枝子 教授
RNAはさまざまな化学修飾を受け、現在までに約150種類以上が同定されています。これまで、細胞内におけるRNA修飾の役割については研究が進んでいましたが、RNA修飾が代謝された後に生じる修飾ヌクレオシドの機能や意義については十分に解明されていませんでした。東北大学 加齢医学研究所の小川 亜希子助教(当時、現所属は薬学研究科准教授)、魏 范研教授、生命科学研究科の田口 友彦教授、医学系研究科の中澤 徹教授らは、九州大学 生体防御医学研究所の渡部 聡准教授、稲葉 謙次教授、農学研究院の有澤 美枝子教授、熊本大学 生命資源研究・支援センターの荒木 喜美教授、生物環境農学国際研究センターの...
キーワード:画像情報/人工知能(AI)/社会システム/解析学/RNA修飾/イノシン/持続可能/持続可能な開発/インフォマティクス/リン酸/哺乳動物/アデノシン/眼科学/感覚器/生体防御/代謝産物/病態解明/RNA/アセチル化/アレン/エネルギー代謝/ヌクレオシド/メチル化/リソソーム/代謝物/網膜/加齢/健康長寿/脂質/脂質代謝/糖代謝
他の関係分野:複合領域数物系科学生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年8月20日
62
マルチモーダル解析で酸素発生反応(OER)の鍵を握る“活性点”を特定:酸化イリジウム触媒の構造が高性能の秘密を握る
〜 水電解によるグリーン水素社会実現へ新たな一歩 〜 総合理工学研究院 辻 雄太 准教授
京都大学大学院人間・環境学研究科Neha Thakur博士研究員、内本喜晴 同教授らの研究グループは、田中貴金属工業株式会社、技術研究組合FC-Cubic、横浜国立大学、九州大学、奈良女子大学、島根大学、立命館大学と共同で、水を電気分解して水素を製造する水電解#1の鍵となる酸素発生反応(OER)において、酸化イリジウム触媒の高い活性の起源を解明しました。再生可能エネルギー由来の電力を利用した水電解によるグリーン水素の製造は、カーボンニュートラルへ向けたエネルギーシステムの中で重要な役割を果たします。固体高分子水電解は高効率で高純度な水素製造法であり、酸素発生反...
キーワード:マルチモーダル/モジュール化/再生可能エネルギー/関数解析/X線吸収分光/光電子分光/相関関数/X線回折/軟X線/データ解析/化学組成/磁場/赤外分光/アニオン/高分子/触媒反応/反応機構/エネルギーシステム/電気分解/活性サイト/電子分光/イリジウム/貴金属/固体酸/酸素発生反応/プラズモン/金属微粒子/カーボンニュートラル/持続可能/分光測定/持続可能な開発/局所構造/単結晶/カーボン/ナノ構造/ナノ材料/フーリエ変換/階層構造/酸化物/水素製造/電子顕微鏡/透過電子顕微鏡/微粒子/分解能/結晶構造/層構造/高分解能/水素ガス/構造変化
他の関係分野:環境学数物系科学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年8月9日
63
300℃で世界最高のプロトン伝導率を有する安定酸化物を開発
~大型トラックなど固体酸化物形燃料電池の多用途化を推進~ エネルギー研究教育機構 山崎 仁丈 教授
SOFCは、高効率かつ高耐久な燃料電池の1つです。水素を燃料とし、発電時に二酸化炭素を排出しない発電デバイスであり、水素エネルギー社会実現に向けた中核技術として注目されています。しかし、発電の動作温度は700~800℃と高く、高価な耐熱材料の使用による材料コストが課題となっています。もし300℃程度の中温度域で発電できれば、より安価な耐熱材料の使用によるコスト削減が期待されますが、この温度域で十分な性能を持つ電解質材料はこれまで見つかっていませんでした。九州大学エネルギー研究教育機構・工学府材料工学専攻の山崎仁丈教授の研究グループは、スズ酸バリウム(BaSnO3)とチタン酸バリウム...
キーワード:機械学習/分子動力学シミュレーション/計算機シミュレーション/内部構造/プロトン伝導/水素エネルギー/固体酸/持続可能/温度依存性/持続可能な開発/SOFC/チタン/チタン酸バリウム/原子配列/固体酸化物形燃料電池/耐熱材料/電池/燃料電池/シミュレーション/トラップ/ナノスケール/酸化物/第一原理/第一原理計算/電解質/電子ビーム/電子顕微鏡/動力学/二酸化炭素/分子動力学/量子力学/エネルギー変換/プロトン
他の関係分野:数物系科学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年8月7日
64
ウイルスは細胞同士の「会話」を乗っ取り感染を広げる
~インフルエンザの新たな感染メカニズムを発見、治療薬開発に期待~
最初に感染した細胞を起点に周囲の細胞にメッセージ(ADP)が送られ、細胞内カルシウムイオン(Ca2+)濃度が上昇する。それに伴い、周囲の細胞で感染が活発に起こる。北海道大学大学院医学研究院の藤岡容一朗准教授、小澤史弥氏、大場雄介教授...
キーワード:ゲーム/学際研究/持続可能/持続可能な開発/病原微生物/カルシウムイオン/微生物学/リン酸/微生物/Ca2+/細胞内カルシウムイオン/ウイルス学/細胞膜/アデノシン/ATP/インフルエンザ/インフルエンザウイルス/カルシウム/細胞生物学/細胞内カルシウム/受容体/創薬/ウイルス/ワクチン/生理学
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発表日:2025年8月6日
65
BlueMemeと共同研究を進める九州大学研究グループ、複雑ネットワークを“グループ”から読み解く新技術を開発
国際学術誌に掲載、SNSや医療・化学分野での応用に期待 生体防御医学研究所 藤田 アンドレ 教授
株式会社BlueMeme(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮脇 訓晴、以下 BlueMeme)は、ソフトウェア開発のさらなる効率化と高度化を目指し、2023年より九州大学との産学連携を通じて、ネットワーク構造の解析に関する共同研究を推進してまいりました。この取り組みの中で、BlueMemeと共同研究を行う九州大学 生体防御医学研究所の藤田アンドレ教授の研究グループが、複雑ネットワークの構造を分析する新たな手法を開発しました。この研究成果は、複雑なシステムの構造を「グループ同士の関係性」から読み解くという独自のアプローチにより、SNSや感染症拡大モデル、化学反応ネットワークなどへ...
キーワード:モデル選択/ソーシャルネットワークサービス(SNS)/ネットワーク解析/複雑ネットワーク/ソフトウェア開発/不確実性/産学連携/固有値/パラメータ推定/スペクトル/比較分析/ネットワーク構造/生体防御/感染症
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発表日:2025年8月6日
66
次元を超えて共通する量子もつれの法則の発見
~熱的有効理論を用いた新しい量子情報へのアプローチ~ 高等研究院 楠亀 裕哉 准教授
「量子もつれ」の構造の解明は、理論物理と量子情報の双方にとって中心的課題ですが、これまでの研究の多くは1+1次元に限定されています。量子もつれ構造の解析は1+1次元を超えると急激に難しくなり、高次元の量子もつれ構造に対する新しい解析手法が望まれていました。九州大学高等研究院の楠亀裕哉准教授(理化学研究所数理創造研究センター客員研究員を兼務)、カリフォルニア工科大学の大栗博司教授(東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構教授を兼務)およびSridip Pal研究員からなる共同研究グループは、近年素粒子論において高次元理論の解析を大きく前進させた「熱的有効理論」と呼ばれる手法に...
キーワード:情報理論/重力理論/素粒子論/量子もつれ/量子重力/量子重力理論/量子情報/量子多体系/エントロピー/素粒子/一般相対性理論/数値シミュレーション/シミュレーション/量子力学
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2025年7月30日
67
老化した細胞が鉄で死なない仕組みを解明
〜リソソームの酸性度が細胞死の鍵を握る〜 工学研究院 佐久間 臣耶 准教授 / 山西 陽子 教授
図. 老化細胞のリソソームを酸性化させることでフェロトーシス感受性が高くなるがん研究会がん研究所細胞老化研究部の羅智文(ろーつーうぇん)特任研究員、周翔宇(しゅうしょうう)博士研究員、高橋暁子(たかはしあきこ)部長を中心とするグルー...
キーワード:人工知能(AI)/がん研究/陽子/タンパク質複合体/加水分解/水分解/輸送体/加水分解酵素/抵抗性/プロトン/細胞内分解/細胞膜/がん免疫/細胞老化/治療抵抗性/治療標的/免疫制御/老化細胞/膵臓/モデルマウス/ATP/DNA損傷/がん細胞/がん治療/マウス/ラジカル/リソソーム/活性酸素/細胞死/細胞内輸送/細胞分裂/酸化反応/脂肪酸/神経変性/神経変性疾患/不飽和脂肪酸/膵臓がん/ストレス/加齢/脂質/糖尿病/動脈硬化/老化
他の関係分野:複合領域数物系科学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月28日
68
C型肝炎ウイルスの排除が腸内環境の劇的な回復をもたらす
— ブラウティア菌の増加が肝機能回復のカギに — 農学研究院 中山 二郎 教授
名古屋市立大学大学院医学研究科の井上貴子准教授、熊本大学大学院生命科学研究部の田中靖人教授、九州大学大学院農学研究院の中山二郎教授らの研究チームは、C型肝炎患者さんにおいてウイルスの排除治療後に腸内環境と肝臓の状態がどのように変化するかを、腸内フローラ、便中胆汁酸プロファイル、肝臓での遺伝子発現という多角的な視点から解析しました。その結果、HCV感染中には、腸内フローラにおけるoral Streptococci(口腔レンサ球菌[注7])の増加や胆汁酸代謝の乱れ、肝臓での酵素遺伝子の発現異常が確認されましたが、ウイルス排除後にはそれらの回復が見られました。特に、有用菌であるBlaut...
キーワード:プロファイル/アンモニア/種多様性/加水分解/水分解/持続可能/持続可能な開発/二酸化炭素/腸内フローラ/生態系/微生物/C型肝炎ウイルス/HCV/肝線維化/dysbiosis/肝炎/C型肝炎/肝硬変/腸内環境/代謝物/胆汁酸/2型糖尿病/ウイルス/コレステロール/遺伝学/遺伝子/遺伝子発現/細菌/線維化/腸内細菌/糖尿病
他の関係分野:化学生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年7月20日
69
世界初、窒素原子の自由な付け替えが可能に!
~より安全・シンプルに。創薬や機能性材料開発に貢献~ 高等研究院 矢崎 亮 准教授
アミンは、医薬品や天然物などの生物活性分子に広く含まれる基本構造であり、分子設計や創薬研究において重要な役割を担ってきました。中でも脂肪族アミンは、長年にわたり有機合成における出発物質として活用されてきましたが、アミノ基(–NH₂)を他の官能基へと置き換える「脱アミノ化反応」の開発は依然として困難であり、特にα位にかさ高い置換基を有するα–三級アミンに対する直接的な変換法は確立されていませんでした。本研究では、こうした課題を克服するため、かさ高いα–三級アミンから化学的にユニークな中間体である「ジアゼン」(N=N結合を有する化合物)を、直接かつ触媒的に1段階で合成する新手法の開発に...
キーワード:最適化/ハロゲン/触媒反応/反応機構/有機合成化学/アミン/金属触媒/持続可能/光照射/持続可能な開発/ポリマー/機能性材料/構造最適化/構造変換/生物活性/機能性/ラジカル/ラジカル反応/官能基/合成化学/創薬/分子設計/分子変換/有機合成
他の関係分野:数物系科学化学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年7月17日
70
日本の都道府県単位における医療機器の運用効率性の良し悪しを測る
〜CT・MRIの非効率運用がもたらす経済・環境影響〜 経済学研究院 加河 茂美 主幹教授
日本では、高齢化に伴う医療需要の増加を背景に、高額かつ高エネルギー消費型の画像診断機器であるCT(Computed Tomography)やMRI(Magnetic Resonance Imaging)の設置台数が急増しており、人口あたりの保有台数は世界的にも突出しています。しかし、これらの機器は国際的な水準と比較して運用効率が低く、過剰な設備投資や非効率的な運用が医療機関の経営に負担を与えるとともに、環境面でも多大な影響を及ぼしている可能性があります。九州大学大学院経済学府の牛島大悟大学院生(K2-SPRING・2025年度生)、経済学研究院の加河茂美主幹教授、中石知晃講師、広島...
キーワード:最適化/医療機器/社会保障/ツーリズム/環境影響/高エネルギー/エネルギー消費/持続可能/CO2排出量/持続可能な開発/環境負荷低減/環境負荷/二酸化炭素/少子高齢化/computed tomography/医療費/画像診断/MRI/高齢化
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月11日
71
触媒ナノ粒子の電荷のゆらぎを捉える
~その場観察が切り拓くナノ材料・デバイス研究の新次元~ 工学研究院 麻生 亮太郎 准教授 / 村上 恭和 教授
金属ナノ粒子触媒は、持続可能なエネルギー変換技術や脱炭素社会の実現に貢献する重要な材料です。これらの触媒における反応活性は、その表面構造や帯電状態に大きく依存することが知られていましたが、実際の反応環境下におけるナノスケールでの挙動についての理解は依然として不十分でした。九州大学大学院工学研究院の麻生亮太郎准教授、村上恭和教授、佐野弘貴氏(博士前期課程)、九州大学超顕微解析研究センターの玉岡武泰助教(現:株式会社東レリサーチセンター)、大阪大学産業科学研究所の吉田秀人准教授、九州大学大学院総合理工学研究院の永長久寛教授、北條元准教授、大阪大学大学院情報科学研究科の御堂義博特任准教授...
キーワード:画像データ/隠れマルコフモデル/最適化/ホログラフィー/確率論/ウェーブレット/ノイズ/磁場/電子線/触媒設計/ホログラム/持続可能/ウェーブレット変換/持続可能な開発/動的挙動/金属ナノ粒子/電池/その場観察/ナノスケール/ナノ材料/ナノ粒子/結晶方位/相変化/電子顕微鏡/電子顕微鏡法/透過電子顕微鏡/エネルギー変換/表面構造/環境制御/ゆらぎ/構造変化
他の関係分野:数物系科学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月10日
72
金ナノ粒子によるCO酸化反応に新機構を発見
~“混成電位駆動型触媒反応”が低温での高活性の鍵に~ カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 中村 潤児 特任教授
九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(WPI-I²CNER)の中村潤児特任教授、Mo Yan学術研究員、北海道大学触媒科学研究所の武安光太郎准教授、筑波大学国際マテリアルズイノベーション学位プログラム(博士後期課程)のMuhammad Asif氏およびRavi Singh氏らの研究グループは、金ナノ粒子による常温一酸化炭素(CO)酸化反応が、熱的な触媒作用だけではなく、新たに提唱した“混成電位駆動型触媒反応”という電気化学的メカニズムで進行することを世界で初めて実証しました。これまで、COの酸化反応は温和な条件下でも進行することが知られていましたが、その根本的な駆動原...
キーワード:フレームワーク/環境技術/均一系触媒/金ナノ粒子/酸化還元反応/触媒反応/固体触媒/固体表面/触媒化学/触媒作用/触媒設計/不均一系触媒/電解液/カーボンニュートラル/持続可能/還元反応/持続可能な開発/電池/燃料電池/カーボン/グラフェン/ナノ粒子/酸化還元/酸化物/電気化学/二酸化炭素/二酸化炭素/エネルギー変換/酸化反応
他の関係分野:環境学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月8日
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BlueMemeと共同研究を進める九州大学研究グループ、ネットワーク構造の”見えない違い”を可視化する新技術を開発
国際学術誌 Journal of Complex Networks に採択、 製薬分野やセキュリティ分野への応用が期待 生体防御医学研究所 藤田 アンドレ 教授
図 巨大ネットワークの“見えない違い”を明らかにする新しい手法の提案現代の情報システムや社会構造は、複雑かつ巨大なネットワーク(グラフ)として捉えられます。しかし従来の解析手法では、見た目が似通ったネットワーク間の微細な構造差を...
キーワード:サイバーセキュリティ/アルゴリズム/ネットワーク解析/最適化/情報システム/人工知能(AI)/並列処理/ソフトウェア開発/産学連携/スペクトル解析/金融取引/計算量/固有値/情報構造/量子コンピュータ/スペクトル/システム設計/ネットワーク構造/異常検知/交通流/SPECT/社会構造/生体防御/スクリーニング/遺伝子ネットワーク/構造変化/遺伝子/早期発見
他の関係分野:複合領域数物系科学工学医歯薬学
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発表日:2025年7月3日
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エムポックス感染の拡大防止へ新たな指標
血中ウイルス量で皮膚病変を予測、治療戦略に貢献 マス・フォア・インダストリ研究所 岩見 真吾 客員教授
名古屋大学大学院理学研究科の岩見 真吾 教授の研究グループは、オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)/愛媛大学の三浦 郁修 博士および米国陸軍感染症研究所(USAMRIID)のPhillip R. Pittman 博士らとの国際共同研究により、エムポックス(クレードIa注3) )感染者における皮膚病変の症状進行に顕著な個人差があることを明らかにしました。また、発症時の血中ウイルス量がこれらの症状進行を予測する指標として有用である可能性を示しました。この成果により、感染初期段階で皮膚病変の今後の進行度を予測することが可能となり、現在流行中のエムポックスに対する治療戦略...
キーワード:インテリジェンス/危機管理/予測可能性/霊長類/沿岸環境/死亡率/血液/ウイルス/バイオマーカー/ワクチン/医師/感染症/公衆衛生
他の関係分野:複合領域数物系科学生物学工学医歯薬学
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発表日:2025年6月4日
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脳の幹細胞の老化メカニズム解明に成功 機能低下に関わる遺伝子を可逆的に制御する因子を特定
~細胞若返り誘導法の開発に期待~ 医学研究院 中島 欽一 教授
奈良先端科学技術大学院大学(学長:塩﨑一裕)先端科学技術研究科 バイオサイエンス領域の松田泰斗准教授(元 九州大学大学院医学研究院 講師)、松田花菜江特任研究員、九州大学大学院医学系学府の博士後期課程学生(当時)松原周蔵氏、同大学院医学研究院の中島欽一教授らは、ヒトを含む哺乳類の脳内の海馬という記憶などを司る部位の神経幹細胞が加齢に伴い機能低下する現象は、遺伝子の働きを可逆的に調整するエピジェネティック修飾を制御する酵素「Setd8」の働きの低下によって引き起こされることを明らかにしました。本研究では、まず、神経幹細胞の機能に関わる遺伝子DNAの発現と、その制御機構をマウスの実験で...
キーワード:プログラミング/塩基配列/ヒストン/持続可能/持続可能な開発/哺乳類/酵素活性/記憶・学習/エピゲノム変化/グリア細胞/ニューロン/若返り/DNAメチル化/アストロサイト/グリア/ヒストン修飾/マウス/メチル化/リプログラミング/幹細胞/構造変化/神経幹細胞/神経細胞/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現/加齢/海馬/老化
他の関係分野:生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年5月26日
76
有機分子の励起状態構造を解明する新手法を開発
~高機能発光材料の物性予測の高精度化に道~ 工学研究院 安達 千波矢 教授
有機分子の励起状態のエネルギー構造は、これまで様々な仮定の上で実験データの解析が行われ、励起状態のエネルギー構造が議論されてきました。しかしながら、励起状態のエネルギー構造を正確に理解することは非常に困難であり、特に最低一重項(S1)と最低三重項(T1)のエネルギーがゼロに近いような励起状態に関する実験データの解析はしばしば矛盾を生じることがあり、研究者を悩ませてきました。今回、九州大学最先端有機光エレクトロニクス研究センター(OPERA)・安達千波矢教授と土`屋陽一特任准教授(当時)ら、および九州大学大学院理学研究院・恩田健教授と宮田潔志准教授らの研究グループは、発光の過渡減衰(...
キーワード:人工知能(AI)/励起状態/光化学/物理化学/有機分子/触媒機能/光エレクトロニクス/発光材料/有機材料/量子デバイス/持続可能/バイオセンシング/持続可能な開発/センシング/時間依存性/寿命
他の関係分野:化学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年5月21日
77
「美味しさ」が脳を覚醒させる!
~食後の作業効率向上と脳活動の関係を脳波で解明~ 基幹教育院 岡本 剛 准教授
九州大学大学院システム生命科学府の李虹佳大学院生、基幹教育院および同学府の岡本剛准教授、株式会社ニチレイフーズらの研究グループは、「美味しい食事」が食後の認知処理や動機づけ、作業効率に与える影響を、脳波および前頭部の脳波バランスを用いて明らかにしました。本研究は、3種の冷凍炒飯を用いた比較実験を行いました。喫食後に、脳の混乱を引き起こすテスト(ストループ課題)を行っている際の脳波を測定・解析すると、美味しい炒飯を食べた被験者では、前頭部のα波が全体的に低下(高覚醒)し、左前頭部の活性化(接近動機づけ)が顕著に現れることが確認されました。さらに、美味しさの主観評価と脳波との相関も観察...
キーワード:主観評価/最適化/動機づけ/脳活動/持続可能/持続可能な開発/脳科学/スポーツ/パフォーマンス/認知機能/認知症/脳波
他の関係分野:複合領域工学医歯薬学
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発表日:2025年5月16日
78
三毛猫の毛色を決める遺伝子をついに発見
〜60年間の謎だった三毛猫の毛色の仕組みを解明〜 高等研究院 佐々⽊ 裕之 特別主幹教授
三毛猫やサビ猫はメスばかりであること、オレンジ/黒の毛色を決める「オレンジ遺伝子」がX染色体上にあることは120年以上前から知られていました。1961年、メスの細胞では一対のX染色体の片方がランダムに選ばれて不活性化される(※1)という仮説が提唱され、三毛猫やサビ猫の模様はこの仮説と合致する例として広く受け入れられてきました。しかし、それから60年以上経った今日まで、オレンジ遺伝子の正体やその働きについては明らかになっていませんでした。九州大学生体防御医学研究所(研究当時)の佐々木裕之特別主幹教授(現:高等研究院)、同大学大学院歯学研究院の松田美穂准教授、国立遺伝学研究所の藤英博特...
キーワード:クラウド/初期胚/持続可能/持続可能な開発/染色体/生体防御/歯学/DNAメチル化/メチル化/遺伝学/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:生物学工学医歯薬学
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発表日:2025年5月15日
79
シングルセル質量分析イメージングでがん細胞中の脂質の分布を可視化することに成功
生体防御医学研究所 和泉 自泰 准教授
大阪大学大学院理学研究科物理学専攻 大塚洋一准教授、豊田岐聡教授、大阪大学放射線科学基盤機構 樺...
キーワード:多変量解析/視覚化/プロファイル/品質管理/分析技術/イオン化/質量分析装置/分子構造/質量分析/持続可能/持続可能な開発/計測システム/一細胞/生体組織/SPECT/MSI/生体防御/Hela細胞/がん細胞/蛍光顕微鏡/質量分析イメージング/バイオマーカー/遺伝子/脂質/放射線
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学総合理工工学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年4月10日
80
家畜の繁殖効率に影響する腸内細菌叢を予測する
~繁殖成績に負の影響を与える因果構造の計算科学的検証~ 農学研究院 髙橋 秀之 准教授
九州大学大学院農学研究院の田口佑充大学院生(研究当時)、山野晴樹大学院生(共同筆頭著者)、髙橋秀之准教授らは、理化学研究所生命医科学研究センターの宮本浩邦客員主管研究員、大野博司チームディレクター、理化学研究所環境資源科学研究センターの菊地淳チームディレクター、黒谷篤之研究員(研究当時)(現・農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)農業情報研究センター)、理化学研究所光量子工学研究センター光量子制御技術開発研究チームの守屋繁春専任研究員、和田智之チームディレクターとの産学共同研究(みらいグローバルファーム(株)、伊藤ハム(株)、日本農産工業(株)、日環科学(株)、千葉大発ベンチャー(株)サ...
キーワード:因果推論/アルゴリズム/因果効果/機械学習/情報学/産学連携/量子制御/生殖/持続可能/持続可能な開発/実験・観察/好熱菌/食品産業/プロバイオティクス/獣医学/免疫系/RNA/マウス/細菌/細菌叢/腸内細菌/腸内細菌叢/妊娠
他の関係分野:複合領域数物系科学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年4月9日
81
人工進化が生んだ超高親和性RNA–タンパク質ペアの構造基盤解明
〜RNPツール開発への応用が期待〜
CS1−LS4およびCS2−LS12は PD-SELEX法を使った実験室での共進化実験により同定された超高親和性・直交性のRNA−タンパク質(RBP)ペアです。CS1−LS4、およびCS2−LS12複合体のX線結晶構造解析を行ったところ、これらRNA−RBPペアはユニークな分子認識機構を獲得していたことが明らかとなりました。また、CS1-LS4およびCS2-LS12を分子パーツとして利用し、無細胞タンパク質合成系において翻訳制御が可能なセルフリーリボスイッチを2種類開発しました。このリボスイッチはLS4/LS12が結合することにより翻訳がONになる仕組みで、従来のセルフリーリ...
キーワード:オープンアクセス/情報学/産学連携/ディスプレイ/核酸化学/タンパク質合成/X線結晶構造解析/タンパク質複合体/共進化/結晶構造解析/共結晶/選択性/持続可能/持続可能な開発/論理回路/タンパク質合成系/無細胞タンパク質合成系/進化実験/リボソーム/X線結晶構造/RNAポリメラーゼ/結晶構造/進化分子工学/翻訳制御/mRNA/in vitro/RNA/ファージ/リガンド/遺伝子発現制御/合成生物学/発現制御/分子認識/膜タンパク質/ツール開発/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:複合領域化学生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年3月14日
82
AIを活用し化学反応の理解を自動化する仕組みを開発
―深層学習による反応機構の解明をより容易に―
化学反応の反応物と生成物を隔てる遷移状態は、反応の成否を決める重要な状態です。遷移状態の予測は反応制御に向けて重要ですが、多数の原子・多くの構造の候補から遷移状態を正確に予測することは難しいとされてきました。近年、AIを活用した遷移状態予測が盛んになっており、中でも深層学習は画像認識をはじめ多くの成功を収めている強力な手法であるものの、深層学習モデルの形(ノード数などのアーキテクチャ)を決めるのが煩雑であり、化学反応への適用の大きな障害となっています。今回、九州大学、大阪大学および分子科学研究所の共同研究グループは、深層学習モデルを自動的に決定し、化学反応の遷移状態の予測を実現する...
キーワード:アーキテクチャ/学習過程/AI/ディープラーニング/ニューラルネットワーク/画像認識/機械学習/最適化/情報学/深層学習/人工知能(AI)/産学連携/反応機構/反応制御/遷移状態/持続可能/持続可能な開発/ニューラルネット/化学工学/自動化/シナプス/神経回路網/酵素反応/神経回路/分子設計
他の関係分野:複合領域化学工学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年3月11日
83
CAR-T細胞療法の神経毒性を予測する新規バイオマーカーを発見!
~九州大学病院の質量分析プラットフォームによる革新的解析~
 CAR-T細胞療法は、遺伝子改変されたT細胞を用いてがん細胞を攻撃する革新的な免疫療法であり、特にB細胞性非ホジキンリンパ腫などの悪性腫瘍に対して高い治療効果を示します。しかし、副作用としてサイトカイン放出症候群(CRS,※3)やICANSが発生することが知られており、特にICANSはCAR-T細胞療法を使用した患者の約64%に見られ、生命を脅かす重大なリスクとなっています。そのため、ICANSの早期予測と対策が急務とされていますが、信頼性の高いバイオマーカーの確立や発症メカニズムの解明は十分に進んでいません。本研究では、九州大学病院検査部が保有す...
キーワード:最適化/情報学/産学連携/神経系/質量分析/持続可能/持続可能な開発/リスク評価/遺伝子改変/キメラ/リンパ腫/抗原受容体/CAR-T細胞療法/炎症反応/早期診断/免疫抑制/筋肉/臨床検査/悪性腫瘍/免疫療法/B細胞/T細胞/がん細胞/ステロイド/ラット/リウマチ/血液/抗原/細胞療法/自己免疫/自己免疫疾患/受容体/副作用/免疫細胞/コホート/サイトカイン/バイオマーカー/遺伝子/血圧/個別化医療/非侵襲
他の関係分野:複合領域生物学総合理工工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年3月4日
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メモリとプロセッサを分離した新たな量子コンピュータのアーキテクチャを提案
――移植性の優れた高メモリ効率な設計で実用的な量子計算への道を切り拓く――
東京大学大学院理学系研究科の小堀拓生大学院生(当時日本電信電話インターン生)と藤堂眞治教授、日本電信電話株式会社の鈴木泰成研究員と徳永裕己研究員、理化学研究所量子コンピュータ研究センターの上野洋典基礎科学特別研究員、そして九州大学大学院システム情報科学研究院の谷本輝夫准教授らによる研究グループは、従来の計算機の基本設計であるロードストア型計算機の考え方を量子計算機に適用した、新たな誤り耐性量子計算のアーキテクチャを提案しました。本技術は、プログラムの高い移植性(他の環境への移行のしやすさ)と高効率な量子ハードウェアの活用を可能とするものであり、有用な量子計算の早期実現を加速す...
キーワード:アーキテクチャ/ハードウェア/プロセッサ/計算機アーキテクチャ/情報学/量子計算/産学連携/計算量/量子コンピュータ/ノイズ/量子ビット/メモリ/量子力学
他の関係分野:複合領域数物系科学総合理工工学
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発表日:2025年2月22日
85
神経脊髄炎スペクトラム障害に関わる遺伝子変異を発見
-生殖細胞系列変異と体細胞変異の双方が発症に関与-
大阪大学大学院医学系研究科の矢田知大さん (研究当時:遺伝統計学/神経内科学 博士課程、現:神経内科学 招へい教員)、佐藤豪さん(遺伝統計学/消化器外科学 博士課程)、小河浩太郎 助教、奥野龍禎 准教授、望月秀樹 教授(神経内科学)、岡田随象 教授(遺伝統計学/東京大学大学院医学系研究科 遺伝情報学 教授/理化学研究所生命医科学研究センター システム遺伝学チーム チームリーダー)、九州大学大学院医学研究院の磯部紀子 教授(神経内科学)らのグループは、日本人集団のNMOSD発症に関連する生殖細胞系列変異と体細胞変異、及びこれらの変異が遺伝子発現量に変化を及ぼす細胞種を、GWASメタ解析...
キーワード:情報学/産学連携/クローン/遺伝情報/神経系/生殖/持続可能/持続可能な開発/統計解析/生物活性/生体内/遺伝統計学/生殖細胞/増殖抑制/免疫系/21番染色体/SPECT/ゲノムワイド/ゲノム情報/抗原提示/神経内科学/インターフェロン/バイオバンク/血清/細胞増殖抑制/治療標的/受精/染色体/体細胞変異/中枢神経/ゲノムワイド関連解析/リンパ球/中枢神経系/ヘルパーT細胞/自己抗体/多発性硬化症/病態解明/RNA/T細胞/アクアポリン/アストロサイト/ケモカイン/リガンド/血液/抗原/抗原提示細胞/細胞増殖/自己免疫/自己免疫疾患/受容体/神経細胞/創薬/免疫応答/免疫細胞/GWAS/ウイルス/ゲノム/サイトカイン/ワクチン/遺伝学/遺伝子/遺伝子発現/遺伝子変異/加齢/個別化医療/抗体/新型コロナウイルス感染症/染色体異常
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