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研究分野:農学 に関係する研究一覧:10件
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発表日:2025年12月16日
1
細胞1つ1つの個性が手にとるようにわかる新技術の開発に成功
―疾患メカニズム解明から胚発生研究まで多様な応用に期待―
三重大学生物資源学研究科の竹林慎一郎教授、プーンパーム・ラウィン助教(理化学研究所客員研究員)、大学院生(研究当時)の米田泰城さん、大学院生の今田泰斗さん、理化学研究所の平谷伊智朗チームディレクター、二階堂愛チームディレクター(東京科学大学総合研究院難治疾患研究所教授)らの共同研究グループは、scRepli-RamDA-seq(scRR-seq)と呼ばれる新しい1細胞解析技術を開発しました。この手法により、1つの細胞の中でゲノムDNAとRNAの両方を高解像度で同時に解析することが可能となりました。DNAの変化と遺伝子発現の変化を直接的に結び付けること...
キーワード:ゲノムDNA/胚発生/構造制御/染色体構造/一細胞/分子細胞生物学/生物資源/染色体/不均一性/RNA/エネルギー代謝/一細胞解析/細胞周期/細胞生物学/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現/網羅的解析/老化
他の関係分野:化学生物学工学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年11月11日
2
乾燥の季節に負けない肌へ、スイカの力
〜皮膚のバリア機能を助け、乾燥対策に新たな可能性を示す研究成果〜
三重大学大学院生物資源学研究科 伊藤智広 准教授、近畿大学(農学部 福田隆志 教授)、株式会社萩原農場(奈良県磯城郡田原本町 代表取締役社長 萩原斗志弘)の研究グループは、種子用スイカ(Citrullus mucosospermus (Fursa))から単離したコニフェリルアルコールが、ヒト皮脂腺細胞株SZ95細胞における皮脂合成促進効果を示すことを発見しました。種子用スイカは、白い果肉色、甘くない果肉、乾燥耐性を有する、株式会社萩原農場が独自に育成した品種です。これらの研究成果から、種子用スイカを利用した化粧品原料の開発を進めたいと考えています。...
キーワード:海洋/食品機能/乾燥耐性/生物資源/細胞外小胞/細胞株/アルコール/骨代謝
他の関係分野:環境学医歯薬学
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発表日:2025年11月5日
3
黒毛和牛の肥育を支える新技術
-科学×AIで糞から消化効率を予測-
三重大学大学院生物資源学研究科の股村真也さん(博士課程)と近藤誠准教授の研究グループは、黒毛和牛の糞を用いた新たな技術で、牛がどれだけ効率よくエサを消化しているかを予測する新しい方法を開発しました。霜降り肉として評価が高い黒毛和牛は全国各地で育てられている一方、生産現場では飼料コストの上昇が重要な課題となっています。和牛は肥育に必要なエネルギーの多くをデンプンから得ているため、その消化効率を高く保つことが効率的な和牛生産に必要です。しかし、これまでは農家の牛を対象に消化効率を調べる手段がありませんでした。研究グループは、複数の研究牧場にて5年間かけて116頭もの黒毛和...
キーワード:機械学習/深層学習/人工知能(AI)/分光学/近赤外/近赤外線/赤外線/赤外分光/赤外分光法/化学分析/資源循環/デンプン/トウモロコシ/生物資源/近赤外分光法/スマートフォン
他の関係分野:情報学数物系科学化学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年8月7日
4
大学×農業大学校×企業が連携
~カステラの切れ端で乳牛飼料の可能性を検証~
近年、食用米の価格が高騰し、その影響で飼料用米の生産が大幅に減少すると予想される中、酪農における飼料の安定確保が一層重要となっています。三重大学大学院生物資源学研究科の近藤誠准教授のグループは、愛知県立農業大学校、(有)環境テクシスと連携し、乳牛の飼料として使われている外国産のトウモロコシの一部を、カステラの副産物で置き換えることによる牛乳生産への影響を検証しました。カステラの副産物は、製造過程で生じる切れ端などで、生産量の約1割発生しています。製造副産物でありながらも糖分やデンプンが豊富なため、有効な利用が期待されます。本研究で...
キーワード:廃棄物/デンプン/トウモロコシ/生物資源
他の関係分野:工学
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発表日:2025年8月2日
5
少量の尿から肉牛の栄養ロスを調べる方法を開発
~たんぱく質の利用性を"省力的・正確"に測る~
三重大学大学院生物資源学研究科の股村真也さん(博士後期課程)と近藤誠准教授の研究グループは,肉牛が1日に排泄する尿の量や窒素成分の排泄量を,少量の尿から推定する方法を開発しました。近年,家畜に与えるえさの価格は高騰しており,国産牛肉の安定供給のためにも,えさの利用効率を高めることが重要となっています。えさの栄養バランスが肉牛に合っていない場合,せっかく牛に与えたたんぱく質が身にならず,アンモニアなどの窒素成分として尿に排泄され,無駄になってしまいます。そのため,尿への窒素成分の排泄を減らすことが必要ですが,肉牛を対象に1日に排泄される尿を全て集めて調...
キーワード:機械学習/深層学習/分光学/近赤外/赤外分光/アンモニア/赤外分光法/環境負荷低減/環境負荷/資源循環/たんぱく/デンプン/畜産学/生物資源/近赤外分光法/筋肉
他の関係分野:情報学数物系科学化学総合理工工学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年7月14日
6
サブ・サハラアフリカのコメ生産技術を改善!! 「肥料×灌漑=増収」の常識を覆す新たな発見
アフリカでは、コメが穀物消費量の約30%を占め、トウモロコシに次ぐ主要な穀物です。コメの消費量はアフリカ全体で増加傾向にあり、飢餓を減らすためにもコメの増産は非常に重要です。サブ・サハラアフリカは半乾燥地帯が多く、日本のように水を張った水田ではなく、畑で稲を育てる(陸稲)が大きな栽培面積をしています。コメ増産のためには、陸稲の肥料・水資源の適切な管理が求められています。そこで研究グループは、半乾燥ケニアにおいて2年間にわたって陸稲栽培試験を実施し、10aあたり窒素肥料7.5㎏で最高収量となる一方で、15㎏まで窒素肥料を増加させると、収量が低下する事...
キーワード:生産技術/トウモロコシ/水稲/水田/畜産学/水資源/生物資源/灌漑
他の関係分野:工学
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発表日:2025年5月15日
7
『ドクターフィッシュ』のゲノムを世界初解読!
~新たな疾患モデル生物として期待~
三重大学大学院医学系研究科の島田康人講師らの国際共同研究チーム(日本・インドネシア・オーストリア)は、通称ドクターフィッシュとして知られる淡水魚『ガラルファ(Garra rufa)』のゲノムを世界で初めて染色体レベルで解読しました。ガラルファは37℃以上の高温環境で生存可能な特性を持ち、高温環境下でのヒト疾患研究(ヒト由来癌細胞移植や感染症など)のモデル生物として注目されています。本研究により、ゲノムサイズは約1.38ギガベース(Gb)で25本の染色体構造を持つことを明らかにしました。さらに、高温耐性に重要な熱ショックタンパク質(HSP)や熱ショック因子(HS...
キーワード:オーストリア/高温環境/染色体構造/モデル生物/ゲノム編集技術/ゲノム情報/機能解析/遺伝子機能解析/染色体/熱ショックタンパク質/ショック/ゲノム編集/細胞移植/創薬/天然化合物/薬理学/ゲノム/遺伝子/感染症/疾患モデル
他の関係分野:環境学工学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年4月3日
8
天然海域におけるアサリの食性を解明
―珪藻特異的DNAメタバーコーディングに基づくアサリの食性解析―
三重大学生物資源学研究科の伯耆匠二助教と同研究科博士前期課程修了生の尾崎真奈(現・姫路市立水族館)らは、珪藻類の葉緑体DNAを網羅的に分析する手法(珪藻特異的DNAメタバーコーディング)をアサリの食性解析に応用し、本種が天然海域で何をどのように食べているのか、本種の成長に伴って食性がどのように変化するのかを初めて明らかにしました。また、天然海域の環境水や海底上に生息する多種多様な珪藻の中には、アサリの餌にならないものがあることも明らかにしました。研究で得られたこれらの知見は、日本におけるアサリ資源の減少要因の究明、本種の資源回復に向けた方策の立案、ならびにその...
キーワード:産学連携/珪藻/海洋/ベントス/葉緑体/脊椎動物/水環境/プラスチック/無脊椎動物/葉緑体DNA/アサリ/海洋生態/海洋生態学/生態学/生物資源/二枚貝/脊椎
他の関係分野:複合領域環境学生物学工学医歯薬学
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発表日:2025年3月26日
9
イルカの糞,垢,母乳の炭素・窒素安定同位体比から食性推定が可能に
~イルカに低ストレスな食性推定を目指して~
三重大学大学院生物資源学研究科博士前期課程2年の塚田秋葉さん(筆頭著者)は、同研究科の指導教員である船坂徳子准教授、淀太我准教授、吉岡基教授(現・三重大学理事)、太地町立くじらの博物館の平松春香氏および稲森大樹氏とともに、鯨類の食性解析手法として一般的な炭素・窒素安定同位体比分析において,ハンドウイルカを対象に研究を行い、糞、垢、母乳から食性を調べることが可能であることを明らかにし、またどのような生物をどれくらい食べているかを推定するために必要な値である濃縮係数を算出することに成功しました。生物の摂餌生態の解明に欠かせない安定同位体比分析ですが、海で生活している野生のイ...
キーワード:産学連携/安定同位体比/安定同位体/同位体/同位体比/哺乳動物/安定同位体比分析/食物網/水産学/生態学/生物資源/ストレス/生理学/母乳
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学医歯薬学
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発表日:2025年2月27日
10
ダウン症候群の人の細胞から過剰な21番染色体を除去
ゲノム編集技術CRISPR-Cas9を用いた革新的な手法の開発
医学系研究科の橋詰令太郎講師(戦略的リサーチコア、ゲノム操作・解析技術開発ユニット)らの研究グループは、ダウン症候群の人の細胞から過剰な21番染色体を除去する画期的な手法を開発しました。ダウン症は、21番染色体が通常2本のところ、1本過剰で計3本となっているトリソミーが原因で、知的発達障害などを合併し、約700出生に1人が本症を発症します。本症の原因である過剰な染色体そのものを、細胞から有効に消去する技術は現在までありませんでした。研究グループは、ゲノム編集技術CRISPR-Cas9を用いて、3本ある21番染色体のうち特定の1本を狙い撃ちし、最大37.5%の頻度で過剰な...
キーワード:産学連携/CRISPR-Cas/ゲノム編集技術/21番染色体/CRISPR/iPS細胞/合併症/染色体/病理/病理学/ゲノム編集/再生医学/線維芽細胞/CRISPR-Cas9/遺伝子発現制御/抗酸化/細胞増殖/発現制御/ゲノム/ダウン症候群/遺伝学/遺伝子/遺伝子発現/発達障害
他の関係分野:複合領域総合生物医歯薬学
三重大学 研究シーズ