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「脳波」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】人間情報学:メディアアート脳波を含む研究件
❏同期する脳を用いた協働場の評価と創成 双方向脳神経科学の開拓研究(19K21947)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】三木 則尚 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (70383982)
【キーワード】双方向神経科学 / 情報工学 / 神経科学 / メディアアート / マイクロ・ナノ工学 (他14件)
【概要】本研究の最終目的は、人と人との協働において生起される同期脳活動の、機序解明から協働場設計・評価への応用までを網羅する双方向脳神経科学という新奇学術分野の開拓である。そのため、脳活動計測を支援するICT専門家と、認知神経科学、心理学、メディアアートの専門家からなるユニークな研究グループを構成した。本研究期間においては、被験者に極めて低負荷に迅速に取り付け、かつ長時間計測可能なシステム、協調作業中にお...
❏芸術表現に適した脳波計と脳波分析方法の開発(17K02347)
【研究テーマ】芸術一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】寺澤 洋子 筑波大学, 図書館情報メディア系, 准教授 (70579094)
【キーワード】メディアアート / 脳波 / 音楽 / 脳波によるメディアアート / パフォーマンス (他11件)
【概要】脳波によるメディアアートは魅力的な存在であるが,入手可能な医療用脳波計の殆どは芸術表現に向けた使用を前提としておらず,また,安価なBMI用脳波計はごく一部の脳波の解析手法しかサポートしていないため,実施可能なパフォーマンスやインスタレーションの形が限定されてしまう問題がある。そこで本研究では,装着が容易な脳波計の開発を行った。また,この脳波計を用いて,メディアアートにERP (事象関連電位)を取り...
【情報学】人間情報学:ブレイン・コンピュータ・インターフェース脳波を含む研究件
❏生理学的特徴を抽出する深層学習モデルの構築と脳波による意思抽出への応用(21K21313)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2021-08-30 - 2023-03-31
【研究代表者】丸山 裕恒 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 特任助教 (50913258)
【キーワード】脳波 / ブレイン・コンピュータ・インタフェース / ALS / 深層学習
【概要】脳活動のみからコンピュータや外部装置の制御を行うブレイン・コンピュータ・インタフェース (BCI) は、運動機能が低下する筋萎縮性側索硬化症 (ALS) などの患者にとって、非常に重要なコミュニケーション手段である。本研究は、脳波から細分化された脳領域別に分離した信号(信号源電流)を推定し、それらの中から意思に関する情報として生理学的に妥当な信号を深層学習により抽出する手法の確立により、脳波から意...
❏感覚連想を用いたブレイン・コンピュータ・インタフェース(20H04219)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】吉村 奈津江 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (00581315)
【キーワード】脳波 / ブレイン・コンピュータ・インタフェース / ALS / ブレインマシンインタフェース
【概要】本研究では、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の進行により眼球運動を含む自発的運動機能を失った患者のための意思伝達システムの構築を目指している。本研究で提案した手法の実現可能性をALS患者の協力の元で検証する計画であるため、新型コロナの感染リスクを鑑み、当該年度は患者との実験は差し控え延期することとなった。 その間、過去に取得したデータを用いたアルゴリズム検討と、ALS患者を対象とした研究を行うための特...
❏想起した文字(母音・子音)の脳波による判別法の発展と確立(15K01849)
【研究テーマ】脳計測科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】吉村 奈津江 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (00581315)
【キーワード】脳波 / デコーディング / 機械学習 / 逆問題 / ブレイン・コンピュータ・インタフェース (他6件)
【概要】脳波は頭皮に貼付した電極から記録するために詳細な脳活動の違いは判別困難であり、想起した文字の判別は困難であると考えられている。この問題に対して、本研究では脳波の皮質信号源を計算的に推定することで解決することを試みている。 本研究期間において、推定した信号源を使うことで脳波を使う場合よりも母音判別率が大幅に向上することを示し、国際学術論文にて発表した(Yoshimura et al., Fronti...
【情報学】人間情報学:大脳半球偏側性脳波を含む研究件
❏優れたクローズドスキルパフォーマンスをもたらす脳活動の同定(22K11507)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】正木 宏明 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80277798)
【キーワード】クローズドスキル / 大脳半球偏側性 / 前帯状回 / 脳波 / fMRI
【概要】
❏スポーツの同調動作におけるミラーニューロンシステムの機能的意義(17K20017)
【研究テーマ】人間情報学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2022-03-31
【研究代表者】正木 宏明 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80277798)
【キーワード】ミラーニューロン / 同調動作 / 脳波 / φ帯域 / μ帯域 (他13件)
【概要】本研究では、対面状態で手首の同調動作を行った際に観察される脳波φ2 帯域(12-13 Hz)の増強とφ1帯域(10-12 Hz)の減衰に着目し、精確な同調動作の神経機序を解明することを目的とした。ボート・ダブルスカルとチアリーディングで実験を行った結果、高い同調を実現するうえで、リーダーは相手の動作から影響を受けないようミラーニューロンシステムを抑制させ、フォロワーは相手に同調するためにシステムを...
【情報学】人間情報学:知覚脳波を含む研究件
❏スマート端末を用いた脳状態計測技術の開発とビッグデータ解析(21H04909)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2025-03-31
【研究代表者】天野 薫 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (70509976)
【キーワード】アルファ波 / 脳波 / 知覚 / 錯視 / ウェアラブルデバイス (他8件)
【概要】
❏情報処理過程のモデル化に基づく調性知覚の神経基盤の解明(18K18139)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】森本 智志 慶應義塾大学, 先導研究センター(日吉), 特任助教 (90794230)
【キーワード】音楽知覚 / 音楽的期待 / 和音 / 計算モデル / 脳波 (他11件)
【概要】本研究は、音楽刺激聴取時に調性知覚を生じる現象の神経基盤を計算論的な立場から明らかにし、その情報処理が音楽刺激以外の時系列刺激に対する知覚においても共通して用いられているという仮説の検証を目的としている。 前年度に引き続き脳活動計測の実施を模索したが、状況が厳しく断念した。しかし複数の他研究者から共同研究の打診があり、実験データを提供いただいて分析するという形で間接的に当初の目標であった脳活動の検...
【情報学】人間情報学:運動主体感脳波を含む研究件
❏運動主体感に対するメタ認知及びその神経基盤(19K20642)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】温 文 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (50646601)
【キーワード】運動主体感 / 運動制御 / メタ認知 / 認知神経科学 / 意識 (他8件)
【概要】本研究は運動主体感に対するメタ認知、すなわち、「自分が制御している」という主観的な感覚に対してどのぐらい確信を持つのかという認識を研究テーマとし、運動主体感のメタ認知の行動レベルの特徴を解明し、さらにその神経基盤を解明することを目的とした。本研究は行動実験及び認知神経科学の手法を用いた。実験参加者が画面上の物体を制御する際に、制御した物体を検出する際の自信と問うことによって、正しい判断に対して高い...
❏注意が連続操作における運動主体感に与える影響の解明(15K16007)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】温 文 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 客員研究員 (50646601)
【キーワード】運動主体感 / 注意 / 脳波 / 処理資源 / 覚醒度 (他8件)
【概要】本研究では注意が運動主体感の生起に与える影響について,行動レベルおよび神経基盤レベルでの検討を行った.平成27年度では,注意の処理資源,覚醒度,および処理レベルが運動主体感に与える影響を調べた.その結果,注意の処理資源の減少または覚醒度の低下が運動主体感の生起を妨害し,さらに,注意の処理レベルが運動主体感の生起の下位プロセスの優位性に大きく影響することが分かった.平成28年度では,注意が運動主体感...
【情報学】情報学フロンティア:時系列解析脳波を含む研究件
❏独立成分解析による脳死判定のための脳波信号処理(12559012)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】堀 玄 理化学研究所, 脳信号処理研究チーム, 研究員 (60322658)
【キーワード】脳死判定 / 独立成分解析 / 脳波 / 信号処理 / カオス (他6件)
【概要】脳波による脳死判定では脳波が平坦になっていることを確認しなければならないが、平坦脳波の判定のために脳波計の感度を上げると、脳波に心電図その他のノイズが混入し平坦であることの確認が難しくなる。本研究では独立成分解析による信号分離の手法を使って、平坦脳波に混入した心電図等のノイズが効果的に除去できることを示した。特に、心電図が混入した脳波データの統計的な性質を利用して、脳波からの心電図の除去を効果的に...
❏意識現象の時刻測定と脳-意識相互作用の時系列解析(10480052)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】石黒 真木夫 統計数理研究所, 予測制御研究系, 教授 (10000217)
【キーワード】ガンマ帯域オシレーション / 異種感覚統合 / てんかん脳波 / 弱電気魚の脳 / じゃんけん行動 (他21件)
【概要】この研究は,データにもとづく脳研究の議論に資するための基礎資料を整えることを目指して,まず,意識と脳の関係を時系列データとしてとらえ,それを解析し理解するための統計科学的手法の開発を目的として出発した.主た成果は: 脳波データに関して:てんかん外科の対象患者の脳波について、覚醒時にベ-タ1帯域(10-20Hz)が存在することを発見した。さらには、ガンマ、ベータの変動についても調べ,ガンマ帯域につい...
【情報学】情報学フロンティア:感性情報脳波を含む研究件
❏脳波からの個性に関わる感性情報抽出(22300076)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中内 茂樹 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00252320)
【キーワード】感性認知科学 / 脳波 / 事象関連電位 / 顔色情報処理 / 不自然さ (他11件)
【概要】本研究はこれまで申請者らが進めてきた自然さ・現実感という感性情報に関わる脳活動状態推定に関する研究を発展させ、個性に関連した感性情報を脳波から抽出する手法を確立することを目的とした。研究期間において、主に脳波を用いて、顔色情報、感情誤帰属現象、単純接触効果などの感性情報に関して研究を行い、ERP成分やガンマ帯周波数成分などから、これらの情報を抽出可能であることを示した。このように、計測が比較的容易...
❏情報技術利用学習における情動変化評価法の開発と学習効果に関する基礎的研究(13680228)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】中山 実 東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (40221460)
【キーワード】瞳孔 / 視点移動 / 瞬目 / 課題解決 / 眼球情報 (他14件)
【概要】本研究では、生体情報を計測し、学習での情動的要因によるさまざまな活動を評価する方法を検討した。これらの指標を基に学習活動を検討し、情報技術を用いた効果的な学習方法を検討するための基礎資料とした。以下に、本研究で得られた成果をまとめる。 (1)瞳孔面積変化に関する検討 課題解決によって瞳孔面積の大きさは変化することが知られている.本稿では,課題解決として暗算課題を与えた時の,瞳孔面積変化の周波数パワ...
【情報学】情報学フロンティア:視線脳波を含む研究件
❏初期語彙発達の個人差を生み出す神経基盤の解明:意味記憶形成過程からの検討(22K00560)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】秦 政寛 慶應義塾大学, グローバルリサーチインスティテュート(三田), 特任助教 (50706439)
【キーワード】言語発達 / 語彙 / 意味 / 脳波 / 視線
【概要】
❏道徳発達の文化差と親子間の転移:認知神経科学的アプローチによる検討(21H00939)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】清水 由紀 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (30377006)
【キーワード】道徳性 / 文化差 / 日米比較 / 脳波 / 視線 (他9件)
【概要】
❏統合失調症の顔認知障害に関連したγ帯域活動の検討(21890058)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2009
【研究代表者】切原 賢治 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80553700)
【キーワード】統合失調症 / 顔 / 視線 / 脳波 / γ帯域
【概要】1目的 統合失調症ではγ帯域活動の異常があることが報告されている。これまでの研究では知覚や注意に関連したγ帯域活動について調べられてきたが、患者の日常生活により関連した社会的認知についても検討が必要である。視線は他者との交流に重要な役割を果たし、統合失調症では視線認知に異常があることが報告されているが、その神経生理学的異常についてはまだ明らかにされていない。そこで本研究では統合失調症の視線認知にお...
【情報学】情報学フロンティア:認知科学脳波を含む研究件
❏遷延性意識障害患者への看護介入効果の客観的・定量的評価指標の開発(16K12216)
【研究テーマ】高齢看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】佐藤 光栄 東都医療大学, ヒューマンケア学部, 教授 (70461837)
【キーワード】遷延性意識障害 / 看護 / 評価指標 / 唾液検査 / 脳波 (他25件)
【概要】遷延性意識障がい者の看護を行っても反応がなく、家族も看護者も困っている状況にあり、看護の評価が困難であった。そこで、一般市民の高齢者10人、老人保健施設入居者11人、遷延性意識障がい者11人に対して、座位による足浴の前中後の脳波、唾液IgA測定、顔写真による表情の変化を測定し、それらを比較することで、意識障害者でも同様の反応が得られれば、発声はなくても感じていることは「快」なのか「不快」の判断がで...
❏マルチモーダル測定から見たコミュニケーションが動機づけに与える影響(20530659)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大上 淑美 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教 (30456264)
【キーワード】動機づけ / 実験系心理学 / 認知科学 / 脳・神経 / 生理心 (他8件)
【概要】予測の脳活動を反映している脳波、SPNを指標とし、マルチモーダルな生理指標測定を行い、動機づけとコミュニケーションの関係と脳活動を解明することが目的である。データ分析の結果、条件間の違いは前頭部と後頭部に現れていた。表情、言語、記号条件で、その情報処理がそれぞれ異なっていることが示された。行動指標では、記号条件での動機づけ度合いが低かった。これらの結果から、動機づけの程度は与えられる情報の意味がは...
【情報学】情報学フロンティア:生体情報脳波を含む研究件
❏スマート端末を用いた脳状態計測技術の開発とビッグデータ解析(21H04909)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2025-03-31
【研究代表者】天野 薫 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (70509976)
【キーワード】アルファ波 / 脳波 / 知覚 / 錯視 / ウェアラブルデバイス (他8件)
【概要】
❏言語学習を対象とした時空を越えて相手を感じられる自学自習システムの開発(19H01721)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】梅澤 克之 湘南工科大学, 工学部, 教授 (20780282)
【キーワード】eラーニング / 学習分析 / 言語学習 / 生体情報 / 脳波 (他8件)
【概要】本研究の目的は,言語学習を統一的な枠組みで捉え,相手(学習者)を感じて助言を行う人工教師を搭載した自学自習システムを開発し,その評価を行うことである.「相手を感じる」とは,学習者の学習状況をシステム側が把握することを指す.本研究では,自学自習システムの開発に必要な学習者のつまずきを検出するための方法や学習状態を推定する方法とシステムの開発を行った.またそれらを用いて英語およびプログラミング言語の学...
❏簡易脳波計測器による欲求の抽出および官能評価(21700235)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】満倉 靖恵 東京農工大学, 大学院・工学研究院, 准教授 (60314845)
【キーワード】感性認識学 / 生体情報 / パターン認識 / 脳波 / センシング (他6件)
【概要】本研究では,簡易脳波計測器を製作し,人間の生理的欲求・習慣的欲求および官能評価の研究を行うために,21年度は脳波計測装置の確立を行なった.研究を遂行するにあたって,21年度はFP1箇所のみを測定するセンサを用いて生体情報をAD変換ボードから取り込み,バンドパスフィルタによって医学的に有意な周波数を取得する簡易脳波計測器を製作した.簡易脳波計測器は,多くの電極をもつ従来の脳波計測器を用いた際と同等の...
【情報学】情報学フロンティア:信号処理脳波を含む研究件
❏皮質-視床フィードバック係数の脳波による推定(15K01499)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山口 郁博 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 特任助教 (30735163)
【キーワード】皮質-視床 / 脳波 / 睡眠 / 生体信号解析 / 神経場理論 (他13件)
【概要】本研究では脳波を用いて皮質-視床フィードバック係数と遅延時間を推定する方法を開発することを目的とした。低周波領域で成り立つ近似を施すことにより、皮質-視床フィードバック係数と遅延時間を頑強にかつ高時間分解能で推定することを可能にした。この方法を睡眠脳波解析に用いたところ、覚醒から睡眠への遷移をフィードバック係数がほとんどゼロへと減少していく過程として理解することが可能になった。また遅延時間について...
❏独立成分解析による脳死判定のための脳波信号処理(12559012)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】堀 玄 理化学研究所, 脳信号処理研究チーム, 研究員 (60322658)
【キーワード】脳死判定 / 独立成分解析 / 脳波 / 信号処理 / カオス (他6件)
【概要】脳波による脳死判定では脳波が平坦になっていることを確認しなければならないが、平坦脳波の判定のために脳波計の感度を上げると、脳波に心電図その他のノイズが混入し平坦であることの確認が難しくなる。本研究では独立成分解析による信号分離の手法を使って、平坦脳波に混入した心電図等のノイズが効果的に除去できることを示した。特に、心電図が混入した脳波データの統計的な性質を利用して、脳波からの心電図の除去を効果的に...
【情報学】情報学フロンティア:機械学習脳波を含む研究件
❏深層学習による脳情報デコーディングに基づく風の心地よさ感定量化への挑戦(22K18842)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2022-06-30 - 2024-03-31
【研究代表者】大風 翼 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40709739)
【キーワード】風環境 / 心地よさ感 / 脳波 / 脳情報デコーディング / 機械学習
【概要】
❏情報処理過程のモデル化に基づく調性知覚の神経基盤の解明(18K18139)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】森本 智志 慶應義塾大学, 先導研究センター(日吉), 特任助教 (90794230)
【キーワード】音楽知覚 / 音楽的期待 / 和音 / 計算モデル / 脳波 (他11件)
【概要】本研究は、音楽刺激聴取時に調性知覚を生じる現象の神経基盤を計算論的な立場から明らかにし、その情報処理が音楽刺激以外の時系列刺激に対する知覚においても共通して用いられているという仮説の検証を目的としている。 前年度に引き続き脳活動計測の実施を模索したが、状況が厳しく断念した。しかし複数の他研究者から共同研究の打診があり、実験データを提供いただいて分析するという形で間接的に当初の目標であった脳活動の検...
❏想起した文字(母音・子音)の脳波による判別法の発展と確立(15K01849)
【研究テーマ】脳計測科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】吉村 奈津江 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (00581315)
【キーワード】脳波 / デコーディング / 機械学習 / 逆問題 / ブレイン・コンピュータ・インタフェース (他6件)
【概要】脳波は頭皮に貼付した電極から記録するために詳細な脳活動の違いは判別困難であり、想起した文字の判別は困難であると考えられている。この問題に対して、本研究では脳波の皮質信号源を計算的に推定することで解決することを試みている。 本研究期間において、推定した信号源を使うことで脳波を使う場合よりも母音判別率が大幅に向上することを示し、国際学術論文にて発表した(Yoshimura et al., Fronti...
【複合領域】健康・スポーツ科学:イメージ脳波を含む研究件
❏メンタルトレーニグは脳の「どこ」に「どのように」利くのか(14701017)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】小谷 泰則 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助手 (40240759)
【キーワード】メンタルトレーニング / 脳波 / fMRI / 事象関連電位 / イメージ (他8件)
【概要】本研究では、メンタルトレーニングによって脳のどこがどのように活動していくか空間分解能に優れたfMRIと時間分解能に優れた事象関連電位(ERP)と呼ばれる脳波を用いて調べることを目的としている。平成14年度までは、メンタルトレーニングの要素であるサイキアップトレーニングのメカニズムを明らかにするために、「動機づけ」について実験を行った。平成15年度は、横断的実験を行い、スポーツ経験者群と非スポーツ経...
❏脳波を使ってイメージされた運動をコンピュータ上に再現する(14658009)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】小谷 泰則 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助手 (40240759)
【キーワード】Brain Computer Interface / 脳波 / イメージ / 予告反応課題 / 独立成分分析
【概要】本研究の目的は、「ブレイン・コンピュータ・インターフェース(BCI)」という概念に基づいて、脳波の中に含まれる運動関連電位を抽出し、コンピュータ画面上にシミュレートしたロボットにイメージした運動を再現させ、スポーツ選手のためのイメージトレーニングの評価に用いることを目的としている。 平成14年度は、数値計算ソフトMATLABを利用してコンピュータの画面上に右腕部分をシミュレートし、おもに仮想空間内...
【複合領域】健康・スポーツ科学:感覚運動統合脳波を含む研究件
❏多様な文脈に応じた身体運動の適応過程を皮質-筋コヒーレンスから解明する(20H04091)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】牛山 潤一 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 教授 (60407137)
【キーワード】脳波 / 筋電図 / コヒーレンス / 感覚運動統合 / 皮質ー筋コヒーレンス
【概要】本研究の目的は,脳-身体システムが運動を構成する多様なパラメーターの兼ね合い(=運動の『文脈』)に身体運動を適応させているのか,その情報処理過程の生理学的機序を,脳波と筋電図の相関を評価する「皮質-筋コヒーレンス(CMC)」と呼ばれる生理学的指標を駆使してあきらかにすることである.2021年度は・依然として続くコロナ禍においても,研究室の利用ルールを徹底しながら,安全かつ着実に実験・解析を進めてき...
❏運動誤差の修正に関わる感覚運動統合の機序を脳波筋電図コヒーレンスから解明する(16K12971)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】牛山 潤一 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (60407137)
【キーワード】運動皮質 / 骨格筋 / 同期性 / 運動誤差 / 脳波 (他11件)
【概要】本研究では,運動指令の不正確性や身体システムの冗長性に起因する運動誤差の修正に関わる神経機序を、運動皮質と骨格筋の同期性の指標である「脳波筋電図コヒーレンス(CMC)」から検討した.研究1では,急峻な力発揮と保持を断続的に繰り返す課題を行った結果,運動初期の力の超過が大きいほど,CMCが有意に高まった.研究2では,断続的課題中に,突然自身の力が高すぎる/低すぎるように見せかける実験環境をつくった結...
【複合領域】健康・スポーツ科学:脳活動脳波を含む研究件
❏脳波による指運動情報の予測 -脳波バーチャルキーボードに向けて-(26560303)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】南部 功夫 長岡技術科学大学, 工学研究科, 助教 (40553235)
【キーワード】脳活動 / EEG / fNIRS / BCI / 運動 (他10件)
【概要】本研究では、直感的で操作が容易な脳情報バーチャルキーボード構築に向けた基礎検討を行った。最初に、脳波(EEG)を用いて、運動実行時および想起時の個々の指運動(想起)を予測できる可能性を明らかにした。次に、機能的核磁気共鳴画像法(fMRI)により、運動準備時には対側の運動前野や補足運動野に高精度な指運動情報(系列)が含まれることがわかった。最後に、機能的近赤外分光計測(fNIRS)を用いた運動情報の...
❏慢性ストレス症候群のメンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発(14208005)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 学長 (00162644)
【キーワード】運動処方 / ストレス / メンタルヘルス / 自律神経機能 / PET (他28件)
【概要】本研究では、運動が慢性ストレス症候群の生理機能に及ぼす影響を自律神経機能、呼吸循環系、脳機能の応答を指標として検討し、メンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発を行うための基礎的資料を得ることを目的とした。呼吸循環系の研究では、中高齢者に対するコンバインドトレーニングすなわち有酸素性及び無酸素性トレーニングの実施がメンタルストレス、体力、頸動脈循環、生活習慣病の危険因子に及ぼす影響を明らか...
【複合領域】健康・スポーツ科学:心拍数脳波を含む研究件
❏心血管系反応と中枢神経系反応から見たヒトの精神的ストレス適応能(20370097)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】岩永 光一 国立大学法人千葉大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70160124)
【キーワード】テクノアダプタビリティー / 全身的協関 / 心血管系反応 / 中枢神経系反応 / 生理人類学 (他15件)
【概要】精神的ストレスに対する人間の適応能を明らかにするために、精神作業を実施する時の心血管系と中枢神経系(脳)の反応の特長について検討した。知的な情報処理を伴う精神作業によって血圧上昇などの心血管系の反応が見られるが、これは、情報処理を行うための脳への血液の供給に関連していることを示した。このような全身的な血液循環の関係性(全身的協関)がヒトの脳や知的活動の進化に貢献したという仮説をたて、考察を行った。...
❏慢性ストレス症候群のメンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発(14208005)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 学長 (00162644)
【キーワード】運動処方 / ストレス / メンタルヘルス / 自律神経機能 / PET (他28件)
【概要】本研究では、運動が慢性ストレス症候群の生理機能に及ぼす影響を自律神経機能、呼吸循環系、脳機能の応答を指標として検討し、メンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発を行うための基礎的資料を得ることを目的とした。呼吸循環系の研究では、中高齢者に対するコンバインドトレーニングすなわち有酸素性及び無酸素性トレーニングの実施がメンタルストレス、体力、頸動脈循環、生活習慣病の危険因子に及ぼす影響を明らか...
【複合領域】健康・スポーツ科学:運動単位脳波を含む研究件
❏脊髄運動神経の機能的成熟が新生児運動発達に与える影響(15K16417)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特別研究員 (60744993)
【キーワード】運動発達 / 新生児 / 乳児 / 自発運動 / 筋電図 (他9件)
【概要】ヒトの運動発達の背景にある神経学的メカニズムは未だ明確にされていない。本研究は、新生児期から乳児期にみられる著しい運動発達を神経生理学的観点から解明する目的で、(1)新生児および乳児の柔らかい皮膚にも使用可能な多チャンネル表面筋電電極の開発、(2)全身モーションキャプチャと乳児筋骨格モデルを併用した運動時の固有感覚入力の計測を行った結果、新生児から乳児期の自発運動時の筋間相互相関は発達に伴い変化し...
❏脳波-筋電図コヒーレンスの運動調節における意義(20500464)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】木村 彰男 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (70118941)
【キーワード】脳波 / 筋電図 / コヒーレンス / 運動単位 / 発射 (他11件)
【概要】コヒーレンスは、運動単位の発射に対し大きく影響し、それらの発射は脳波の20Hz帯に反応して、弱収縮では、2対1に反応し発射していた。しかしながらその収縮の程度が強くなると、徐々に2 対1から1対1に対応し、発射していた。これらより、コヒーレンスは運動野から脊髄への運動司令の強さの一面を示していると考えられ、これらの解析は運動調節におけるコヒーレンスの解析意義を示すものと考えられた。 ...
【複合領域】健康・スポーツ科学:SPN脳波を含む研究件
❏4つの脳波を用いたbio-feedbackメンタルトレーニング装置の開発(13558004)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】小谷 泰則 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助手 (40240759)
【キーワード】メンタルトレーニング / 脳波 / バイオフィードバック / α波 / SPN (他8件)
【概要】本研究では、リラックスの指標としてα波を、集中力の指標としてFmθ波を、また、イメージの指標としてCNVを用い、さらにやる気の指標としてSPNを利用したバイオフィードバックシステムを構築することを目的とした。そのため、具体的目標としては、(1)「4つの脳波の測定および解析プログラム」の制作、(2)測定・分析プログラム配布用のサーバーの構築、(3)本システムを用いたメンタルトレーニング効果の検証の3...
❏脳波(Fmθ波)バイオフィードバックによる集中力トレーニング法の開発(09780049)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】小谷 泰則 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助手 (40240759)
【キーワード】Fmθ波 / SPN / 集中力 / 脳波 / バイオフィードバック
【概要】本研究は、Fmθ波を利用してバイオフィードバックトレーニングを行い、集中力向上のためのトレーニングの開発が可能であるかどうかを検討することを目的とした。また、Fmθ波の他に、SPN(stimulus-preceding negativity)と呼ばれる緩電位成分も同時に測定し、緩電位成分と集中力との関係も合わせて検討した。 用いた課題は時間評価課題であり、被験者の前1.5mに置かれたLED指定され...
【複合領域】健康・スポーツ科学:皮質-視床系脳波を含む研究件
❏皮質-視床モデルに基づく脳波解析法の臨床展開(18K17887)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】山口 郁博 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 特任助教 (30735163)
【キーワード】モデルベース型 / データ駆動型 / 皮質 / 視床 / 相転移 (他21件)
【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...
❏皮質-視床フィードバック係数の脳波による推定(15K01499)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山口 郁博 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 特任助教 (30735163)
【キーワード】皮質-視床 / 脳波 / 睡眠 / 生体信号解析 / 神経場理論 (他13件)
【概要】本研究では脳波を用いて皮質-視床フィードバック係数と遅延時間を推定する方法を開発することを目的とした。低周波領域で成り立つ近似を施すことにより、皮質-視床フィードバック係数と遅延時間を頑強にかつ高時間分解能で推定することを可能にした。この方法を睡眠脳波解析に用いたところ、覚醒から睡眠への遷移をフィードバック係数がほとんどゼロへと減少していく過程として理解することが可能になった。また遅延時間について...
【複合領域】健康・スポーツ科学:メンタルトレーニング脳波を含む研究件
❏メンタルトレーニグは脳の「どこ」に「どのように」利くのか(14701017)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】小谷 泰則 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助手 (40240759)
【キーワード】メンタルトレーニング / 脳波 / fMRI / 事象関連電位 / イメージ (他8件)
【概要】本研究では、メンタルトレーニングによって脳のどこがどのように活動していくか空間分解能に優れたfMRIと時間分解能に優れた事象関連電位(ERP)と呼ばれる脳波を用いて調べることを目的としている。平成14年度までは、メンタルトレーニングの要素であるサイキアップトレーニングのメカニズムを明らかにするために、「動機づけ」について実験を行った。平成15年度は、横断的実験を行い、スポーツ経験者群と非スポーツ経...
❏4つの脳波を用いたbio-feedbackメンタルトレーニング装置の開発(13558004)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】小谷 泰則 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助手 (40240759)
【キーワード】メンタルトレーニング / 脳波 / バイオフィードバック / α波 / SPN (他8件)
【概要】本研究では、リラックスの指標としてα波を、集中力の指標としてFmθ波を、また、イメージの指標としてCNVを用い、さらにやる気の指標としてSPNを利用したバイオフィードバックシステムを構築することを目的とした。そのため、具体的目標としては、(1)「4つの脳波の測定および解析プログラム」の制作、(2)測定・分析プログラム配布用のサーバーの構築、(3)本システムを用いたメンタルトレーニング効果の検証の3...
【複合領域】子ども学:運動脳波を含む研究件
❏睡眠時間が身体運動に与える影響についての精神生理学的研究(18K10834)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】西多 昌規 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授 (10424029)
【キーワード】睡眠 / スポーツ / 運動 / 学習 / 身体運動 (他10件)
【概要】本研究は、慢性的な睡眠不足(睡眠負債)と身体運動との関連に着目し、睡眠時間の延長によって運動機能が向上する機序の解明を目指すものである。睡眠延長手段として日中の仮眠を3日間連続してとった群を睡眠延長群とし、通常の睡眠習慣を取った群を比較対照群として、スポーツ関連の高次運動機能を評価した。運動学習の指標としてRotation adaptation task(RAT)を課題として採用し、連日の仮眠によ...
❏脳波による指運動情報の予測 -脳波バーチャルキーボードに向けて-(26560303)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】南部 功夫 長岡技術科学大学, 工学研究科, 助教 (40553235)
【キーワード】脳活動 / EEG / fNIRS / BCI / 運動 (他10件)
【概要】本研究では、直感的で操作が容易な脳情報バーチャルキーボード構築に向けた基礎検討を行った。最初に、脳波(EEG)を用いて、運動実行時および想起時の個々の指運動(想起)を予測できる可能性を明らかにした。次に、機能的核磁気共鳴画像法(fMRI)により、運動準備時には対側の運動前野や補足運動野に高精度な指運動情報(系列)が含まれることがわかった。最後に、機能的近赤外分光計測(fNIRS)を用いた運動情報の...
❏生体の温度感受性と体温調節反応の発現機構に関する統合的研究(59440026)
【研究テーマ】環境生理学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1984 - 1986
【研究代表者】中山 昭雄 阪大, 医学部, 教授 (80022763)
【キーワード】体温調節 / 視床下部 / 温度感受性ニューロン / 褐色脂肪組織 / 呼吸ガス (他14件)
【概要】1.視床下部ニューロンに関する実験 (1)視索上核,室傍核の神経分泌ニューロン活動は視床下部加温刺激により増加、冷却により減少する。生体における前向き制御と考えられる。(2)ラット陰嚢加温刺激は視床下部温度感受性ニューロンのみならず、視床ニューロン活動も促進させる非特異的な効果があり、皮質脳波を脱同期させるなど、侵害刺激と同様の反応をおこす。(3)ラット後視床下部には閾値の高いon-off的な反応...
【複合領域】一般理論:官能評価脳波を含む研究件
❏「おいしさ」のマルチモーダルな評価系の確立とそれに基づく嚥下調整食の開発(18H00961)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】朝倉 富子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任教授 (20259013)
【キーワード】嚥下調整食 / 表面筋電位 / 味覚 / 官能評価 / PLS回帰分析 (他11件)
【概要】食品を口腔内に入れた時、舌で感じた味(快・不快)の感覚が飲み込み易さにどのように影響を与えるか、その際、嚥下筋であるオトガイ舌骨筋の応答はどのように変化するかを解析した。味の種類によりその応答に違いが有るか否かを解析した。5基本味の溶液に対する嗜好性、飲み込み易さを官能評価により評価した。次にそれらの溶液を嚥下する際のオトガイ舌骨筋の表面筋電位を測定した。時間因子、量的因子、周波数因子の合計14の...
❏簡易脳波計測器による欲求の抽出および官能評価(21700235)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】満倉 靖恵 東京農工大学, 大学院・工学研究院, 准教授 (60314845)
【キーワード】感性認識学 / 生体情報 / パターン認識 / 脳波 / センシング (他6件)
【概要】本研究では,簡易脳波計測器を製作し,人間の生理的欲求・習慣的欲求および官能評価の研究を行うために,21年度は脳波計測装置の確立を行なった.研究を遂行するにあたって,21年度はFP1箇所のみを測定するセンサを用いて生体情報をAD変換ボードから取り込み,バンドパスフィルタによって医学的に有意な周波数を取得する簡易脳波計測器を製作した.簡易脳波計測器は,多くの電極をもつ従来の脳波計測器を用いた際と同等の...
【複合領域】一般理論:事象関連電位脳波を含む研究件
❏危険回避能力の深部脳機能ネットワーク仮説の提案と検証(19K04921)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】片桐 祥雅 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 上席研究員 (60462876)
【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)
【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...
❏肩関節ブレイン・マシン・インターフェースを駆動する脳活動の大脳半球優位性について(18K10686)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】赤星 和人 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (20212409)
【キーワード】ブレイン・マシーン・インターフェース / 脳卒中 / 片麻痺 / 損傷脳 / 肩関節 (他9件)
【概要】慢性期脳卒中患者に対し、肩関節BMI訓練を、肩関節挙上の運動企図時の、①同側(非損傷)半球ERD、②対側(損傷)半球ERD、に基づいて1回ずつ実施し、BMI訓練における、両側運動野のERDの大きさや変化、および成功率を比較検討した。脳卒中患者において、どちらの半球のERDをフィードバックに用いても、脳活動をトレーニングした方向へ誘導できることが明らかになった。これは、これまでは障害側半球の興奮性を...
❏「コグニティブライフシステム」の創出を目指して(16H03250)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】野田 隆政 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 病院, 医長 (50446572)
【キーワード】衝動性 / 衝動制御 / 脳波 / 事象関連電位 / ニューロフィードバック (他7件)
【概要】衝動性の神経基盤に関する検討を行い、事象関連電位において課題提示から300ms以降に生じる脳活動(P300)が衝動性のコントロールに関連している可能性を確認した。安静時の脳活動を利用していた従来のニューロフィードバック(Neurofeedback: NF)手法を改良し、課題中にフィードバックするタスク型NFを開発した。効果検証試験においてもタスク型NFは脳活動の良好な変化を認めた。また、タスク型N...
【数物系科学】物理学:コヒーレンス脳波を含む研究件
❏多様な文脈に応じた身体運動の適応過程を皮質-筋コヒーレンスから解明する(20H04091)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】牛山 潤一 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 教授 (60407137)
【キーワード】脳波 / 筋電図 / コヒーレンス / 感覚運動統合 / 皮質ー筋コヒーレンス
【概要】本研究の目的は,脳-身体システムが運動を構成する多様なパラメーターの兼ね合い(=運動の『文脈』)に身体運動を適応させているのか,その情報処理過程の生理学的機序を,脳波と筋電図の相関を評価する「皮質-筋コヒーレンス(CMC)」と呼ばれる生理学的指標を駆使してあきらかにすることである.2021年度は・依然として続くコロナ禍においても,研究室の利用ルールを徹底しながら,安全かつ着実に実験・解析を進めてき...
❏時空間脳内ネットワーク構造に基づく革新的歩行介入法の開発(19K22804)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】野嶌 一平 信州大学, 医学部, 准教授(特定雇用) (20646286)
【キーワード】脳筋ネットワーク / リハビリテーション / 歩行 / 立位動作 / コヒーレンス (他11件)
【概要】動作中の脳・筋活動におけるネットワーク情報をリアルタイムに解析・提示する方法を使って神経の活動を自ら調整することで、歩行機能の改善を図る新しいリハビリテーション方法の開発を目的に実験を行った。本研究における解析プログラムでは、歩行動作中の筋活動制御における時間的変化を捉えるための新しい手法を開発し、脳筋間のネットワークの安定した抽出を可能にした。フィードバックシステムを使った介入試験では、脳筋コヒ...
❏運動誤差の修正に関わる感覚運動統合の機序を脳波筋電図コヒーレンスから解明する(16K12971)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】牛山 潤一 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (60407137)
【キーワード】運動皮質 / 骨格筋 / 同期性 / 運動誤差 / 脳波 (他11件)
【概要】本研究では,運動指令の不正確性や身体システムの冗長性に起因する運動誤差の修正に関わる神経機序を、運動皮質と骨格筋の同期性の指標である「脳波筋電図コヒーレンス(CMC)」から検討した.研究1では,急峻な力発揮と保持を断続的に繰り返す課題を行った結果,運動初期の力の超過が大きいほど,CMCが有意に高まった.研究2では,断続的課題中に,突然自身の力が高すぎる/低すぎるように見せかける実験環境をつくった結...
【数物系科学】地球惑星科学:逆問題脳波を含む研究件
❏想起した文字(母音・子音)の脳波による判別法の発展と確立(15K01849)
【研究テーマ】脳計測科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】吉村 奈津江 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (00581315)
【キーワード】脳波 / デコーディング / 機械学習 / 逆問題 / ブレイン・コンピュータ・インタフェース (他6件)
【概要】脳波は頭皮に貼付した電極から記録するために詳細な脳活動の違いは判別困難であり、想起した文字の判別は困難であると考えられている。この問題に対して、本研究では脳波の皮質信号源を計算的に推定することで解決することを試みている。 本研究期間において、推定した信号源を使うことで脳波を使う場合よりも母音判別率が大幅に向上することを示し、国際学術論文にて発表した(Yoshimura et al., Fronti...
❏念じた文字を出力できるブレイン・コンピュータ・インタフェースの開発(24500163)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】吉村 奈津江 東京工業大学, 精密工学研究所, 准教授 (00581315)
【キーワード】脳活動信号計測 / デコーディング / ブレイン・コンピュータ・インタフェース / 機能的MRI / 脳波 (他7件)
【概要】非侵襲の脳活動計測法(脳波および機能的核磁気共鳴画像法(fMRI))を用いて、ヒトが任意の文字を思い浮かべるだけで文字の画面入力や音声出力ができるようにするための基礎研究を実施した。ヒトが日本語の母音をイメージした際の脳波およびfMRIデータを取得し、得られた信号から脳波の皮質信号源信号を推定することで、脳波そのものを用いるよりも高い精度で何の文字をイメージしたかを判別できる可能性を示した。 ...
【工学】機械工学:脳波音楽脳波を含む研究件
❏同期する脳を用いた協働場の評価と創成 双方向脳神経科学の開拓研究(19K21947)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】三木 則尚 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (70383982)
【キーワード】双方向神経科学 / 情報工学 / 神経科学 / メディアアート / マイクロ・ナノ工学 (他14件)
【概要】本研究の最終目的は、人と人との協働において生起される同期脳活動の、機序解明から協働場設計・評価への応用までを網羅する双方向脳神経科学という新奇学術分野の開拓である。そのため、脳活動計測を支援するICT専門家と、認知神経科学、心理学、メディアアートの専門家からなるユニークな研究グループを構成した。本研究期間においては、被験者に極めて低負荷に迅速に取り付け、かつ長時間計測可能なシステム、協調作業中にお...
❏芸術表現に適した脳波計と脳波分析方法の開発(17K02347)
【研究テーマ】芸術一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】寺澤 洋子 筑波大学, 図書館情報メディア系, 准教授 (70579094)
【キーワード】メディアアート / 脳波 / 音楽 / 脳波によるメディアアート / パフォーマンス (他11件)
【概要】脳波によるメディアアートは魅力的な存在であるが,入手可能な医療用脳波計の殆どは芸術表現に向けた使用を前提としておらず,また,安価なBMI用脳波計はごく一部の脳波の解析手法しかサポートしていないため,実施可能なパフォーマンスやインスタレーションの形が限定されてしまう問題がある。そこで本研究では,装着が容易な脳波計の開発を行った。また,この脳波計を用いて,メディアアートにERP (事象関連電位)を取り...
【工学】土木工学:加速度センサー脳波を含む研究件
❏睡眠状態のセンシングによる家畜状態評価手法の開発(26450396)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】矢用 健一 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 畜産研究部門畜産環境研究領域, ユニット長 (40343967)
【キーワード】睡眠状態 / 脳波 / 眼瞼 / ひずみセンサ / レム睡眠 (他8件)
【概要】小型の眼瞼(まぶた)動作センサを用いたウシの睡眠状態のセンシング技術を確立し、状態評価手法としての妥当性を検証することを目的とした。小型のひずみセンサを眼瞼に貼り付けることで、レム睡眠特有の眼瞼のけいれん様動作を鋭敏に捉えることができた。一方、極初期の炎症を再現した極低用量エンドトキシン(LPS)投与によって、ノンレム睡眠様休息行動の総持続時間が増加した。1回あたりの行動持続時間ではなく、生起回数...
❏ウエアラブルメディアによる長期間体験映像記録と自動的な要約の生成(13875071)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】相澤 清晴 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (20192453)
【キーワード】ウエアラブルコンピューティング / 映像検索 / マルチメディア / 脳波 / 映像構造化 (他8件)
【概要】「極めて長期間の個人体験映像をそのまま記録したい」というのが本研究の動機である。カメラやコンピュータの小型化が進み、ウエアラブルコンピュータといった究極の個人情報処理環境も出現している。また、記録装置の高密度化、小型化もすすみ、大量の情報を蓄積できるようになってきている。いずれは小型カメラをつけ、見たままの映像をその人の視点から記録し長期間に渡って記録し続けることのできる環境が整うことであろう。映...
【工学】総合工学:フィードバック脳波を含む研究件
❏時空間脳内ネットワーク構造に基づく革新的歩行介入法の開発(19K22804)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】野嶌 一平 信州大学, 医学部, 准教授(特定雇用) (20646286)
【キーワード】脳筋ネットワーク / リハビリテーション / 歩行 / 立位動作 / コヒーレンス (他11件)
【概要】動作中の脳・筋活動におけるネットワーク情報をリアルタイムに解析・提示する方法を使って神経の活動を自ら調整することで、歩行機能の改善を図る新しいリハビリテーション方法の開発を目的に実験を行った。本研究における解析プログラムでは、歩行動作中の筋活動制御における時間的変化を捉えるための新しい手法を開発し、脳筋間のネットワークの安定した抽出を可能にした。フィードバックシステムを使った介入試験では、脳筋コヒ...
❏デジタル映像と脳波(SPN)を用いた「やる気」測定システムの開発(12780013)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】小谷 泰則 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助手 (40240759)
【キーワード】脳波 / やる気 / フィードバック
【概要】本研究は、脳波(SPN)で「やる気」を測るシステムを構築することが、研究の目的である。昨年度は、SPNが「やる気」の指標として用いるかできるか、基礎的な実験を行った。本年度の目的は、「やる気」の程度と脳波(SPN)の振幅がどのような関係にあるかを調べるために、質問紙で得られた「やる気得点」とSPNの振幅に関係があるかどうかを調べた。 被験者は、14名の運動部経験者とした。実験条件は、報酬のもらえる...
【総合生物】神経科学:大脳辺縁系脳波を含む研究件
❏慢性ストレス症候群のメンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発(14208005)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 学長 (00162644)
【キーワード】運動処方 / ストレス / メンタルヘルス / 自律神経機能 / PET (他28件)
【概要】本研究では、運動が慢性ストレス症候群の生理機能に及ぼす影響を自律神経機能、呼吸循環系、脳機能の応答を指標として検討し、メンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発を行うための基礎的資料を得ることを目的とした。呼吸循環系の研究では、中高齢者に対するコンバインドトレーニングすなわち有酸素性及び無酸素性トレーニングの実施がメンタルストレス、体力、頸動脈循環、生活習慣病の危険因子に及ぼす影響を明らか...
❏意識現象の時刻測定と脳-意識相互作用の時系列解析(10480052)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】石黒 真木夫 統計数理研究所, 予測制御研究系, 教授 (10000217)
【キーワード】ガンマ帯域オシレーション / 異種感覚統合 / てんかん脳波 / 弱電気魚の脳 / じゃんけん行動 (他21件)
【概要】この研究は,データにもとづく脳研究の議論に資するための基礎資料を整えることを目指して,まず,意識と脳の関係を時系列データとしてとらえ,それを解析し理解するための統計科学的手法の開発を目的として出発した.主た成果は: 脳波データに関して:てんかん外科の対象患者の脳波について、覚醒時にベ-タ1帯域(10-20Hz)が存在することを発見した。さらには、ガンマ、ベータの変動についても調べ,ガンマ帯域につい...
【医歯薬学】基礎医学:視床脳波を含む研究件
❏皮質-視床モデルに基づく脳波解析法の臨床展開(18K17887)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】山口 郁博 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 特任助教 (30735163)
【キーワード】モデルベース型 / データ駆動型 / 皮質 / 視床 / 相転移 (他21件)
【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...
❏慢性ストレス症候群のメンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発(14208005)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 学長 (00162644)
【キーワード】運動処方 / ストレス / メンタルヘルス / 自律神経機能 / PET (他28件)
【概要】本研究では、運動が慢性ストレス症候群の生理機能に及ぼす影響を自律神経機能、呼吸循環系、脳機能の応答を指標として検討し、メンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発を行うための基礎的資料を得ることを目的とした。呼吸循環系の研究では、中高齢者に対するコンバインドトレーニングすなわち有酸素性及び無酸素性トレーニングの実施がメンタルストレス、体力、頸動脈循環、生活習慣病の危険因子に及ぼす影響を明らか...
❏生体の温度感受性と体温調節反応の発現機構に関する統合的研究(59440026)
【研究テーマ】環境生理学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1984 - 1986
【研究代表者】中山 昭雄 阪大, 医学部, 教授 (80022763)
【キーワード】体温調節 / 視床下部 / 温度感受性ニューロン / 褐色脂肪組織 / 呼吸ガス (他14件)
【概要】1.視床下部ニューロンに関する実験 (1)視索上核,室傍核の神経分泌ニューロン活動は視床下部加温刺激により増加、冷却により減少する。生体における前向き制御と考えられる。(2)ラット陰嚢加温刺激は視床下部温度感受性ニューロンのみならず、視床ニューロン活動も促進させる非特異的な効果があり、皮質脳波を脱同期させるなど、侵害刺激と同様の反応をおこす。(3)ラット後視床下部には閾値の高いon-off的な反応...
【医歯薬学】境界医学:磁気刺激脳波を含む研究件
❏自閉症の認知硬直性を惹起する神経遷移ダイナミクスの同定と動的脳刺激法による介入(19H03535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】渡部 喬光 東京大学, ニューロインテリジェンス国際研究機構, 准教授 (10710767)
【キーワード】自閉スペクトラム症 / 神経ダイナミクス / TMS / 磁気刺激 / 脳波 (他18件)
【概要】本研究の目的は、常に変化するダイナミックな脳活動状態をほぼリアルタイムに同定し、それに基づいた非侵襲的脳刺激をすることでヒトの認知的柔軟性に関わる因果論的神経基盤を同定することである。さらにはその手法を高機能自閉スペクトラム症当事者に適用することを目指す。これらによって、彼らの認知的硬直性を生み出している神経動態を明らかにし、そこに非侵襲的に介入する手法の基盤を開発することも目的としている。 この...
❏磁気的手法によるバイオイメージングと脳機能ダイナミックスの研究(17100006)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】上野 照剛 九州大学, 大学院・工学研究院, 特任教授 (00037988)
【キーワード】生体磁気 / 電流分布MRI / 経頭蓋磁気刺激 / 誘導電流シミュレーション / フェリチン (他19件)
【概要】神経電磁気現象に関する脳機能情報を解析して,脳機能の動的機構の解明に迫るため,MRIによる神経電気活動の電流分布イメージングや細胞膜の水透過率を解析する手法を提案した.また,経頭蓋磁気刺激と脳波の同時計測により高時間分解能,高空間分解能を有する新しい脳機能ダイナミックスイメージング法を開発した.さらに,アミロイド沈着をMRIで観測するため,鉄の貯蔵蛋白質であるフェリチンに着目し,これに交流磁場を印...
【医歯薬学】内科系臨床医学:精神分裂病(統合失調症)脳波を含む研究件
❏脳波ガンマ(40Hz)活動を指標した精神分裂病の情報処理異常に関する研究(08671120)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】内田 直 (財)東京都精神医学総合研究所, 精神生理研究部門, 主任研究員 (00261181)
【キーワード】ガンマ活動 / 皮質脳波 / 脳波 / 精神分裂病 / 情報処理 (他9件)
【概要】脳波ガンマ(40Hz)活動は大脳皮質の情報処理の統合に関連した活動として神経科学者の注目を集めている。しかしながら先行研究は主に動物を用いておりヒトで大脳皮質の情報統合については明らかになっていない。本研究では、まずてんかん手術の適応決定のために皮質を電極を装着された患者を対象として、皮質脳波の測定を行い皮質の電位計測によって脳の各部位でどのような波が出ているのかを明らかにした。その結果、ヒトの海...
❏脳波ガンマ(40Hz)活動を指標とした精神分裂症の情報処理過程に関する研究(07807093)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】内田 直 (財)東京都精神医学総合研究所, 精神生理部門, 研究員 (00261181)
【キーワード】精神生理学 / 精神分裂症 / 脳波 / 大脳皮質情報処理 / ガンマ活動 (他6件)
【概要】今年度は、分裂病者の頭皮上脳波記録において、ガンマ活動の共振現象を記録するための準備段階として、記録法、解析法についての多くの成果が上がった。記録法としては、実験中でリアルタイムで最高4,000Hzのサンプリング周波数でADコンバータから直接ハードディスクに記録するための記録用ソフトウェアが開発され、実験により得られた生体信号をノイズのない条件で記録保存することが可能となった。また、波形を解析する...
【医歯薬学】内科系臨床医学:レム睡眠脳波を含む研究件
❏睡眠状態のセンシングによる家畜状態評価手法の開発(26450396)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】矢用 健一 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 畜産研究部門畜産環境研究領域, ユニット長 (40343967)
【キーワード】睡眠状態 / 脳波 / 眼瞼 / ひずみセンサ / レム睡眠 (他8件)
【概要】小型の眼瞼(まぶた)動作センサを用いたウシの睡眠状態のセンシング技術を確立し、状態評価手法としての妥当性を検証することを目的とした。小型のひずみセンサを眼瞼に貼り付けることで、レム睡眠特有の眼瞼のけいれん様動作を鋭敏に捉えることができた。一方、極初期の炎症を再現した極低用量エンドトキシン(LPS)投与によって、ノンレム睡眠様休息行動の総持続時間が増加した。1回あたりの行動持続時間ではなく、生起回数...
❏脳波ガンマ(40Hz)活動を指標とした精神分裂症の情報処理過程に関する研究(07807093)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】内田 直 (財)東京都精神医学総合研究所, 精神生理部門, 研究員 (00261181)
【キーワード】精神生理学 / 精神分裂症 / 脳波 / 大脳皮質情報処理 / ガンマ活動 (他6件)
【概要】今年度は、分裂病者の頭皮上脳波記録において、ガンマ活動の共振現象を記録するための準備段階として、記録法、解析法についての多くの成果が上がった。記録法としては、実験中でリアルタイムで最高4,000Hzのサンプリング周波数でADコンバータから直接ハードディスクに記録するための記録用ソフトウェアが開発され、実験により得られた生体信号をノイズのない条件で記録保存することが可能となった。また、波形を解析する...
【医歯薬学】内科系臨床医学:聴性定常反応脳波を含む研究件
❏思春期における精神疾患のリスク形成過程の解明:脳波を用いた縦断研究(22K07573)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】切原 賢治 東京大学, バリアフリー支援室, 准教授 (80553700)
【キーワード】思春期 / 統合失調症 / 脳波 / ミスマッチ陰性電位 / 聴性定常反応
【概要】
❏神経オシレーションの発達に着目した統合失調症の早期支援のための指標の開発(18K07588)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】切原 賢治 東京大学, バリアフリー支援室, 准教授 (80553700)
【キーワード】統合失調症 / 精神病 / 脳波 / 聴性定常反応 / 神経オシレーション (他11件)
【概要】本研究では、統合失調症の早期段階における神経オシレーションの変化を調べるとともに、思春期における神経オシレーションの発達過程を調べる。両者を対比することで、統合失調症の予防や早期支援に有用な指標を見出すことを目的とする。 統合失調症の早期段階を対象に聴性定常反応(Auditory Steady-State Response: ASSR)を調べる研究では、以下の結果を得た。統合失調症患者では発症後早...
【医歯薬学】内科系臨床医学:神経オシレーション脳波を含む研究件
❏神経オシレーションの発達に着目した統合失調症の早期支援のための指標の開発(18K07588)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】切原 賢治 東京大学, バリアフリー支援室, 准教授 (80553700)
【キーワード】統合失調症 / 精神病 / 脳波 / 聴性定常反応 / 神経オシレーション (他11件)
【概要】本研究では、統合失調症の早期段階における神経オシレーションの変化を調べるとともに、思春期における神経オシレーションの発達過程を調べる。両者を対比することで、統合失調症の予防や早期支援に有用な指標を見出すことを目的とする。 統合失調症の早期段階を対象に聴性定常反応(Auditory Steady-State Response: ASSR)を調べる研究では、以下の結果を得た。統合失調症患者では発症後早...
❏神経オシレーション間相互作用の統合失調症研究への応用(15K19713)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】切原 賢治 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80553700)
【キーワード】統合失調症 / 脳波 / ミスマッチ陰性電位 / 神経オシレーション / グルタミン酸
【概要】本研究では統合失調症の早期段階におけるミスマッチ陰性電位と神経オシレーションについて調べた。本研究により、統合失調症の早期段階においてミスマッチ陰性電位は進行性に減衰しないこと、社会的機能や認知機能と関連すること、グルタミン酸血中濃度と関連すること、神経オシレーション間相互作用に違いを認めることが明らかになった。本研究の結果は、ミスマッチ陰性電位および神経オシレーション間相互作用が統合失調症の早期...
❏神経オシレーションを用いた統合失調症の情報処理メカニズムの解析(25860990)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】切原 賢治 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80553700)
【キーワード】神経オシレーション / ミスマッチ陰性電位 / 脳波 / 統合失調症 / 臨床病期
【概要】本研究では統合失調症の早期段階における脳活動の変化を明らかにすることを目的とした。初回エピソード統合失調症患者、精神病ハイリスクにある者、健常対照被験者で脳波を測定した。脳波を解析した結果、統合失調症の早期段階でミスマッチ陰性電位の振幅が低下していること、および神経オシレーションが変化していることを見出した。本研究の結果は、ミスマッチ陰性電位および神経オシレーションが統合失調症の早期段階における有...
【医歯薬学】内科系臨床医学:電気けいれん療法脳波を含む研究件
❏電気けいれん療法の治療効果発現におけるγ帯域神経活動が与える影響の解明(21K07551)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】平野 仁一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 専任講師 (60574910)
【キーワード】脳波 / 電気けいれん療法 / γ帯域神経活動 / うつ病 / ガンマ律動
【概要】本年度慶應義塾大学医学部倫理委員会に倫理申請を行い、研究が承認された。倫理申請と並行して、脳波データの質担保のため、試験的に脳波計測を行なった。その際に、慶應義塾大学病院脳波室直下に3テスラのMRIが存在したため、高密度脳波計Geodesic EEG System400で取得した脳波データにおいて従来の皿電極脳波計では明らかでなかった電磁波による周期的ノイズが混入した。この電磁波による周期的ノイズ...
❏電気けいれん療法の急性期作用期機序解明に関するマルチモーダルでの縦断的観察研(17K10315)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】平野 仁一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (60574910)
【キーワード】うつ病 / 電気けいれん療法 / 磁気共鳴画像 / 脳波 / 気分障害 (他11件)
【概要】2022年3月31日時点で、25症例が登録さた。研究遂行にあたって有意な有害事象は認められなかった。MRIの構造画像解析では従来研究と同様に電気けいれん療法施行前後で海馬を中心として灰白質の容積増大が確認された。他の気分障害に対する治療法と比較して、治療前後での海馬体積増大がECTにおいて特異的であり、これが治療抵抗性うつ病におけるECTの抗うつ効果に関連している可能性が示唆された。また、先行研究...
【医歯薬学】内科系臨床医学:ミスマッチ陰性電位脳波を含む研究件
❏思春期における精神疾患のリスク形成過程の解明:脳波を用いた縦断研究(22K07573)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】切原 賢治 東京大学, バリアフリー支援室, 准教授 (80553700)
【キーワード】思春期 / 統合失調症 / 脳波 / ミスマッチ陰性電位 / 聴性定常反応
【概要】
❏神経オシレーション間相互作用の統合失調症研究への応用(15K19713)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】切原 賢治 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80553700)
【キーワード】統合失調症 / 脳波 / ミスマッチ陰性電位 / 神経オシレーション / グルタミン酸
【概要】本研究では統合失調症の早期段階におけるミスマッチ陰性電位と神経オシレーションについて調べた。本研究により、統合失調症の早期段階においてミスマッチ陰性電位は進行性に減衰しないこと、社会的機能や認知機能と関連すること、グルタミン酸血中濃度と関連すること、神経オシレーション間相互作用に違いを認めることが明らかになった。本研究の結果は、ミスマッチ陰性電位および神経オシレーション間相互作用が統合失調症の早期...
❏神経オシレーションを用いた統合失調症の情報処理メカニズムの解析(25860990)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】切原 賢治 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80553700)
【キーワード】神経オシレーション / ミスマッチ陰性電位 / 脳波 / 統合失調症 / 臨床病期
【概要】本研究では統合失調症の早期段階における脳活動の変化を明らかにすることを目的とした。初回エピソード統合失調症患者、精神病ハイリスクにある者、健常対照被験者で脳波を測定した。脳波を解析した結果、統合失調症の早期段階でミスマッチ陰性電位の振幅が低下していること、および神経オシレーションが変化していることを見出した。本研究の結果は、ミスマッチ陰性電位および神経オシレーションが統合失調症の早期段階における有...
【医歯薬学】内科系臨床医学:γ活動脳波を含む研究件
❏脳波ガンマ(40Hz)活動を指標した精神分裂病の情報処理異常に関する研究(08671120)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】内田 直 (財)東京都精神医学総合研究所, 精神生理研究部門, 主任研究員 (00261181)
【キーワード】ガンマ活動 / 皮質脳波 / 脳波 / 精神分裂病 / 情報処理 (他9件)
【概要】脳波ガンマ(40Hz)活動は大脳皮質の情報処理の統合に関連した活動として神経科学者の注目を集めている。しかしながら先行研究は主に動物を用いておりヒトで大脳皮質の情報統合については明らかになっていない。本研究では、まずてんかん手術の適応決定のために皮質を電極を装着された患者を対象として、皮質脳波の測定を行い皮質の電位計測によって脳の各部位でどのような波が出ているのかを明らかにした。その結果、ヒトの海...
❏脳波ガンマ(40Hz)活動を指標とした精神分裂症の情報処理過程に関する研究(07807093)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】内田 直 (財)東京都精神医学総合研究所, 精神生理部門, 研究員 (00261181)
【キーワード】精神生理学 / 精神分裂症 / 脳波 / 大脳皮質情報処理 / ガンマ活動 (他6件)
【概要】今年度は、分裂病者の頭皮上脳波記録において、ガンマ活動の共振現象を記録するための準備段階として、記録法、解析法についての多くの成果が上がった。記録法としては、実験中でリアルタイムで最高4,000Hzのサンプリング周波数でADコンバータから直接ハードディスクに記録するための記録用ソフトウェアが開発され、実験により得られた生体信号をノイズのない条件で記録保存することが可能となった。また、波形を解析する...
【医歯薬学】内科系臨床医学:脳画像脳波を含む研究件
❏自閉症の認知硬直性を惹起する神経遷移ダイナミクスの同定と動的脳刺激法による介入(19H03535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】渡部 喬光 東京大学, ニューロインテリジェンス国際研究機構, 准教授 (10710767)
【キーワード】自閉スペクトラム症 / 神経ダイナミクス / TMS / 磁気刺激 / 脳波 (他18件)
【概要】本研究の目的は、常に変化するダイナミックな脳活動状態をほぼリアルタイムに同定し、それに基づいた非侵襲的脳刺激をすることでヒトの認知的柔軟性に関わる因果論的神経基盤を同定することである。さらにはその手法を高機能自閉スペクトラム症当事者に適用することを目指す。これらによって、彼らの認知的硬直性を生み出している神経動態を明らかにし、そこに非侵襲的に介入する手法の基盤を開発することも目的としている。 この...
❏電気けいれん療法の急性期作用期機序解明に関するマルチモーダルでの縦断的観察研(17K10315)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】平野 仁一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (60574910)
【キーワード】うつ病 / 電気けいれん療法 / 磁気共鳴画像 / 脳波 / 気分障害 (他11件)
【概要】2022年3月31日時点で、25症例が登録さた。研究遂行にあたって有意な有害事象は認められなかった。MRIの構造画像解析では従来研究と同様に電気けいれん療法施行前後で海馬を中心として灰白質の容積増大が確認された。他の気分障害に対する治療法と比較して、治療前後での海馬体積増大がECTにおいて特異的であり、これが治療抵抗性うつ病におけるECTの抗うつ効果に関連している可能性が示唆された。また、先行研究...
【医歯薬学】外科系臨床医学:デコーディング脳波を含む研究件
❏脳波からの高品質な画像・音声復元技術の開発(22K19807)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2022-06-30 - 2024-03-31
【研究代表者】本吉 勇 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60447034)
【キーワード】脳 / BMI / デコーディング / 視覚 / 脳波
【概要】
❏想起した文字(母音・子音)の脳波による判別法の発展と確立(15K01849)
【研究テーマ】脳計測科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】吉村 奈津江 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (00581315)
【キーワード】脳波 / デコーディング / 機械学習 / 逆問題 / ブレイン・コンピュータ・インタフェース (他6件)
【概要】脳波は頭皮に貼付した電極から記録するために詳細な脳活動の違いは判別困難であり、想起した文字の判別は困難であると考えられている。この問題に対して、本研究では脳波の皮質信号源を計算的に推定することで解決することを試みている。 本研究期間において、推定した信号源を使うことで脳波を使う場合よりも母音判別率が大幅に向上することを示し、国際学術論文にて発表した(Yoshimura et al., Fronti...
❏念じた文字を出力できるブレイン・コンピュータ・インタフェースの開発(24500163)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】吉村 奈津江 東京工業大学, 精密工学研究所, 准教授 (00581315)
【キーワード】脳活動信号計測 / デコーディング / ブレイン・コンピュータ・インタフェース / 機能的MRI / 脳波 (他7件)
【概要】非侵襲の脳活動計測法(脳波および機能的核磁気共鳴画像法(fMRI))を用いて、ヒトが任意の文字を思い浮かべるだけで文字の画面入力や音声出力ができるようにするための基礎研究を実施した。ヒトが日本語の母音をイメージした際の脳波およびfMRIデータを取得し、得られた信号から脳波の皮質信号源信号を推定することで、脳波そのものを用いるよりも高い精度で何の文字をイメージしたかを判別できる可能性を示した。 ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:大脳基底核脳波を含む研究件
❏慢性ストレス症候群のメンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発(14208005)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 学長 (00162644)
【キーワード】運動処方 / ストレス / メンタルヘルス / 自律神経機能 / PET (他28件)
【概要】本研究では、運動が慢性ストレス症候群の生理機能に及ぼす影響を自律神経機能、呼吸循環系、脳機能の応答を指標として検討し、メンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発を行うための基礎的資料を得ることを目的とした。呼吸循環系の研究では、中高齢者に対するコンバインドトレーニングすなわち有酸素性及び無酸素性トレーニングの実施がメンタルストレス、体力、頸動脈循環、生活習慣病の危険因子に及ぼす影響を明らか...
❏意識現象の時刻測定と脳-意識相互作用の時系列解析(10480052)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】石黒 真木夫 統計数理研究所, 予測制御研究系, 教授 (10000217)
【キーワード】ガンマ帯域オシレーション / 異種感覚統合 / てんかん脳波 / 弱電気魚の脳 / じゃんけん行動 (他21件)
【概要】この研究は,データにもとづく脳研究の議論に資するための基礎資料を整えることを目指して,まず,意識と脳の関係を時系列データとしてとらえ,それを解析し理解するための統計科学的手法の開発を目的として出発した.主た成果は: 脳波データに関して:てんかん外科の対象患者の脳波について、覚醒時にベ-タ1帯域(10-20Hz)が存在することを発見した。さらには、ガンマ、ベータの変動についても調べ,ガンマ帯域につい...
【医歯薬学】社会医学:精神生理学脳波を含む研究件
❏睡眠時間が身体運動に与える影響についての精神生理学的研究(18K10834)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】西多 昌規 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授 (10424029)
【キーワード】睡眠 / スポーツ / 運動 / 学習 / 身体運動 (他10件)
【概要】本研究は、慢性的な睡眠不足(睡眠負債)と身体運動との関連に着目し、睡眠時間の延長によって運動機能が向上する機序の解明を目指すものである。睡眠延長手段として日中の仮眠を3日間連続してとった群を睡眠延長群とし、通常の睡眠習慣を取った群を比較対照群として、スポーツ関連の高次運動機能を評価した。運動学習の指標としてRotation adaptation task(RAT)を課題として採用し、連日の仮眠によ...
❏脳波ガンマ(40Hz)活動を指標とした精神分裂症の情報処理過程に関する研究(07807093)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】内田 直 (財)東京都精神医学総合研究所, 精神生理部門, 研究員 (00261181)
【キーワード】精神生理学 / 精神分裂症 / 脳波 / 大脳皮質情報処理 / ガンマ活動 (他6件)
【概要】今年度は、分裂病者の頭皮上脳波記録において、ガンマ活動の共振現象を記録するための準備段階として、記録法、解析法についての多くの成果が上がった。記録法としては、実験中でリアルタイムで最高4,000Hzのサンプリング周波数でADコンバータから直接ハードディスクに記録するための記録用ソフトウェアが開発され、実験により得られた生体信号をノイズのない条件で記録保存することが可能となった。また、波形を解析する...
【医歯薬学】社会医学:注意脳波を含む研究件
❏睡眠時間が身体運動に与える影響についての精神生理学的研究(18K10834)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】西多 昌規 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授 (10424029)
【キーワード】睡眠 / スポーツ / 運動 / 学習 / 身体運動 (他10件)
【概要】本研究は、慢性的な睡眠不足(睡眠負債)と身体運動との関連に着目し、睡眠時間の延長によって運動機能が向上する機序の解明を目指すものである。睡眠延長手段として日中の仮眠を3日間連続してとった群を睡眠延長群とし、通常の睡眠習慣を取った群を比較対照群として、スポーツ関連の高次運動機能を評価した。運動学習の指標としてRotation adaptation task(RAT)を課題として採用し、連日の仮眠によ...
❏注意が連続操作における運動主体感に与える影響の解明(15K16007)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】温 文 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 客員研究員 (50646601)
【キーワード】運動主体感 / 注意 / 脳波 / 処理資源 / 覚醒度 (他8件)
【概要】本研究では注意が運動主体感の生起に与える影響について,行動レベルおよび神経基盤レベルでの検討を行った.平成27年度では,注意の処理資源,覚醒度,および処理レベルが運動主体感に与える影響を調べた.その結果,注意の処理資源の減少または覚醒度の低下が運動主体感の生起を妨害し,さらに,注意の処理レベルが運動主体感の生起の下位プロセスの優位性に大きく影響することが分かった.平成28年度では,注意が運動主体感...
【医歯薬学】社会医学:音楽脳波を含む研究件
❏芸術表現に適した脳波計と脳波分析方法の開発(17K02347)
【研究テーマ】芸術一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】寺澤 洋子 筑波大学, 図書館情報メディア系, 准教授 (70579094)
【キーワード】メディアアート / 脳波 / 音楽 / 脳波によるメディアアート / パフォーマンス (他11件)
【概要】脳波によるメディアアートは魅力的な存在であるが,入手可能な医療用脳波計の殆どは芸術表現に向けた使用を前提としておらず,また,安価なBMI用脳波計はごく一部の脳波の解析手法しかサポートしていないため,実施可能なパフォーマンスやインスタレーションの形が限定されてしまう問題がある。そこで本研究では,装着が容易な脳波計の開発を行った。また,この脳波計を用いて,メディアアートにERP (事象関連電位)を取り...
❏共感計算機構の構築(23300059)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】沼尾 正行 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (30198551)
【キーワード】脳-計算機海面 / 脳波 / 生体信号 / 感性と感情 / センサーネットワーク (他16件)
【概要】脳波計用に感性解析アルゴリズムを開発し、実験を行った。脳波計以外に、各種生理センサを併用して、比較することで精度の向上を図った。心拍はホラーゲームにおける感情の測定に有用であった。意味差分法のための6つの形容詞対をセンサによる計測の観点から再検討し、感情価(valence)と覚醒度(arousal)の2軸による評価を導入した。 作曲は遺伝的アルゴリズムを用いて行なった。遺伝的アルゴリズムは、染色体...
【医歯薬学】社会医学:骨格筋脳波を含む研究件
❏運動誤差の修正に関わる感覚運動統合の機序を脳波筋電図コヒーレンスから解明する(16K12971)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】牛山 潤一 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (60407137)
【キーワード】運動皮質 / 骨格筋 / 同期性 / 運動誤差 / 脳波 (他11件)
【概要】本研究では,運動指令の不正確性や身体システムの冗長性に起因する運動誤差の修正に関わる神経機序を、運動皮質と骨格筋の同期性の指標である「脳波筋電図コヒーレンス(CMC)」から検討した.研究1では,急峻な力発揮と保持を断続的に繰り返す課題を行った結果,運動初期の力の超過が大きいほど,CMCが有意に高まった.研究2では,断続的課題中に,突然自身の力が高すぎる/低すぎるように見せかける実験環境をつくった結...
❏慢性ストレス症候群のメンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発(14208005)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 学長 (00162644)
【キーワード】運動処方 / ストレス / メンタルヘルス / 自律神経機能 / PET (他28件)
【概要】本研究では、運動が慢性ストレス症候群の生理機能に及ぼす影響を自律神経機能、呼吸循環系、脳機能の応答を指標として検討し、メンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発を行うための基礎的資料を得ることを目的とした。呼吸循環系の研究では、中高齢者に対するコンバインドトレーニングすなわち有酸素性及び無酸素性トレーニングの実施がメンタルストレス、体力、頸動脈循環、生活習慣病の危険因子に及ぼす影響を明らか...
【医歯薬学】社会医学:BCI脳波を含む研究件
❏脳波を用いたエラー行動事前予知手法の開発(16H06789)
【研究テーマ】脳計測科学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】大良 宏樹 東京工業大学, 情報理工学院, 助教 (80612069)
【キーワード】遂行エラー / 脳波 / 遂行機能 / BCI / エラー行動 (他7件)
【概要】エラー行動を予知することができれば、ヒューマンエラーに起因する様々な事故を防ぐことができる。しかしこれまでのエラー行動検出手法は事後的なものにとどまっていた。そこで本研究では、申請者が発見したエラー行動に関与する脳活動を検出する手法を活用することによって、エラー行動を事前に予知する手法を研究開発した。結果、単一試行の脳波信号でエラー行動を予知することができることを示唆した。さらに当初予期していなか...
❏脳波による指運動情報の予測 -脳波バーチャルキーボードに向けて-(26560303)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】南部 功夫 長岡技術科学大学, 工学研究科, 助教 (40553235)
【キーワード】脳活動 / EEG / fNIRS / BCI / 運動 (他10件)
【概要】本研究では、直感的で操作が容易な脳情報バーチャルキーボード構築に向けた基礎検討を行った。最初に、脳波(EEG)を用いて、運動実行時および想起時の個々の指運動(想起)を予測できる可能性を明らかにした。次に、機能的核磁気共鳴画像法(fMRI)により、運動準備時には対側の運動前野や補足運動野に高精度な指運動情報(系列)が含まれることがわかった。最後に、機能的近赤外分光計測(fNIRS)を用いた運動情報の...
【医歯薬学】社会医学:認知脳波を含む研究件
❏従業員の就業認知能力に及ぼす潜在的睡眠不足の影響(22K01666)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】枝川 義邦 早稲田大学, 理工学術院, 教授(任期付) (50303607)
【キーワード】睡眠 / 認知 / プレゼンティーイズム / 脳波
【概要】
❏製品に対する期待,魅力評価,記憶に関わる認知神経メカニズムの解明(15K00374)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】上田 一貴 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (10403594)
【キーワード】感性 / 製品 / 認知 / 脳機能計測 / 認知神経メカニズム (他15件)
【概要】ユーザの製品に対する一連の認知情報処理過程を主観,生理指標により認知神経科学的観点から精査した.製品に関わるユーザの期待とその後の感情反応を説明する新たな認知モデルに基づき,期待の形成,美的感性評価に関わる実験的検証を行った.行動実験および脳波計測実験により,期待の生成・維持,美的感性に関する情報処理過程の要因分析を行い,製品に対するユーザの評価構造を明らかにした.また,製品評価に関わる認知情報処...
❏意識現象の時刻測定と脳-意識相互作用の時系列解析(10480052)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】石黒 真木夫 統計数理研究所, 予測制御研究系, 教授 (10000217)
【キーワード】ガンマ帯域オシレーション / 異種感覚統合 / てんかん脳波 / 弱電気魚の脳 / じゃんけん行動 (他21件)
【概要】この研究は,データにもとづく脳研究の議論に資するための基礎資料を整えることを目指して,まず,意識と脳の関係を時系列データとしてとらえ,それを解析し理解するための統計科学的手法の開発を目的として出発した.主た成果は: 脳波データに関して:てんかん外科の対象患者の脳波について、覚醒時にベ-タ1帯域(10-20Hz)が存在することを発見した。さらには、ガンマ、ベータの変動についても調べ,ガンマ帯域につい...
【医歯薬学】社会医学:ブレイン・マシン・インターフェース脳波を含む研究件
❏感覚連想を用いたブレイン・コンピュータ・インタフェース(20H04219)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】吉村 奈津江 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (00581315)
【キーワード】脳波 / ブレイン・コンピュータ・インタフェース / ALS / ブレインマシンインタフェース
【概要】本研究では、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の進行により眼球運動を含む自発的運動機能を失った患者のための意思伝達システムの構築を目指している。本研究で提案した手法の実現可能性をALS患者の協力の元で検証する計画であるため、新型コロナの感染リスクを鑑み、当該年度は患者との実験は差し控え延期することとなった。 その間、過去に取得したデータを用いたアルゴリズム検討と、ALS患者を対象とした研究を行うための特...
❏肩関節ブレイン・マシン・インターフェースを駆動する脳活動の大脳半球優位性について(18K10686)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】赤星 和人 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (20212409)
【キーワード】ブレイン・マシーン・インターフェース / 脳卒中 / 片麻痺 / 損傷脳 / 肩関節 (他9件)
【概要】慢性期脳卒中患者に対し、肩関節BMI訓練を、肩関節挙上の運動企図時の、①同側(非損傷)半球ERD、②対側(損傷)半球ERD、に基づいて1回ずつ実施し、BMI訓練における、両側運動野のERDの大きさや変化、および成功率を比較検討した。脳卒中患者において、どちらの半球のERDをフィードバックに用いても、脳活動をトレーニングした方向へ誘導できることが明らかになった。これは、これまでは障害側半球の興奮性を...
❏深層学習による脳―機械インタフェースの深化 環境情報と利用者意図の双方向最適認識(17K19998)
【研究テーマ】人間情報学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】小谷 潔 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (00372409)
【キーワード】Brain-Machine interface / P300 / Brain-Computer interface / ブレイン・マシンインタフェース / 運動想起 (他7件)
【概要】環境情報と親和性の高いBrain-Computer Interfaceを構築するため,光学シースルー方式のMixed Realityについて,環境情報を考慮した選択肢の提示と実際の車いす駆動システムの開発を行った. 光学シースルー方式における基礎的な検討を行った後に,刺激提示手法,脳波解析手法,脳波識別手法を1つのシステムに組み込み,さらにリアルタイムで稼働させることで,実際に利用者意図に基づいて...
【医歯薬学】社会医学:脳磁図脳波を含む研究件
❏理論・モデル・実験を統合した言語の神経基盤の解明(19H01256)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】太田 真理 九州大学, 人文科学研究院, 講師 (20750045)
【キーワード】言語 / 言語脳科学 / 理論言語学 / 自然言語処理 / 形態統語論 (他8件)
【概要】2020年度は以下の研究を実施した。① 語に対する脳波実験:日本語話者40名に対して、複数の形態素を含む語の処理を行う際の脳波を計測する実験を行った。言語処理で観察される事象関連電位N400の振幅が、形態素の情報へのアクセスや形態素の意味を統合する処理を反映して変化することを明らかにした。② 文に対する脳波実験:日本語話者各20名に対して、日本語の文を視覚提示と聴覚提示した場合の脳波を計測・比較す...
❏(和文)統合失調症の幻聴及び聴覚情報処理機構障害の解明に関する研究(22791129)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】平野 羊嗣 九州大学, 医学研究院, 学術研究員 (90567497)
【キーワード】統合失調症 / 幻聴 / Auditory information processing / Audio-Visual integration / 脳磁図 (他11件)
【概要】統合失調症の幻聴の神経基盤を解明するために、幻聴や聴覚-視覚情報の統合に関連した神経活動を、神経生理学的手法を用いて多角的に検討した。その結果、幻聴の神経基盤に、聴覚、視覚、および聴覚-視覚統合時のγ帯域の神経同期活動の異常が関与していることを明らかにした。この結果は、今後の統合失調症の診断、治療ならびに病態解明に寄与するものと考えられる。 ...
❏磁気的手法によるバイオイメージングと脳機能ダイナミックスの研究(17100006)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】上野 照剛 九州大学, 大学院・工学研究院, 特任教授 (00037988)
【キーワード】生体磁気 / 電流分布MRI / 経頭蓋磁気刺激 / 誘導電流シミュレーション / フェリチン (他19件)
【概要】神経電磁気現象に関する脳機能情報を解析して,脳機能の動的機構の解明に迫るため,MRIによる神経電気活動の電流分布イメージングや細胞膜の水透過率を解析する手法を提案した.また,経頭蓋磁気刺激と脳波の同時計測により高時間分解能,高空間分解能を有する新しい脳機能ダイナミックスイメージング法を開発した.さらに,アミロイド沈着をMRIで観測するため,鉄の貯蔵蛋白質であるフェリチンに着目し,これに交流磁場を印...
【医歯薬学】社会医学:脳腸相関脳波を含む研究件
❏ニューラルフィードバックによる脳腸相関異常を制御する装置開発とその練習効果の検証(22K11340)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】小川 豊太 (濱口豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / 脳腸相関 / 脳波 / リハビリテーション / ニューロフィードバック
【概要】
❏消化管知覚過敏を軽減させるニューラルフィードバック練習装置の開発(19K11368)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小川 豊太 (濱口豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / バイオフィードバック / 脳波 / 脳腸相関 / リハビリテーション (他8件)
【概要】本研究は、過敏性腸症候群(IBS)に見られる脳腸相関の異常に着目し、安静時脳波を指標として脳波フィードバック練習装置を開発することを目的としている。成人のIBSには、腹痛に関連した脳活動パターンなど、特定の腹部症状が脳波上に示されることがある。デコードされたニューロフィードバック(DecNef)は、症状のある人が症状のない人と比較して脳の活動パターンを自己制御できるようにするバイオフィードバック練...
【医歯薬学】社会医学:歩行脳波を含む研究件
❏ヒト二足歩行制御における脳深部の役割解明―革新的脳波技術で脳深部活動を捉える―(21H03340)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】横山 光 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30896832)
【キーワード】歩行 / 脳波 / 筋電図 / MRI / 脳深部 (他6件)
【概要】本研究の目的はヒト二足立位歩行の制御における中脳・視床などの脳深部領域の役割を最新の脳波計測・解析技術を組み合わせ解明することである。 近年 、高密度脳波測定とMRI(Magnetic Resonance Imaging)画像に基づく被験者ごとの詳細な脳モデルを組み合わせた手法により、脳深部電気活動を非侵襲的に測ることが可能と証明された。さらに、不可能と考えられていた歩行時の脳波測定も革新的手法に...
❏時空間脳内ネットワーク構造に基づく革新的歩行介入法の開発(19K22804)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】野嶌 一平 信州大学, 医学部, 准教授(特定雇用) (20646286)
【キーワード】脳筋ネットワーク / リハビリテーション / 歩行 / 立位動作 / コヒーレンス (他11件)
【概要】動作中の脳・筋活動におけるネットワーク情報をリアルタイムに解析・提示する方法を使って神経の活動を自ら調整することで、歩行機能の改善を図る新しいリハビリテーション方法の開発を目的に実験を行った。本研究における解析プログラムでは、歩行動作中の筋活動制御における時間的変化を捉えるための新しい手法を開発し、脳筋間のネットワークの安定した抽出を可能にした。フィードバックシステムを使った介入試験では、脳筋コヒ...
【医歯薬学】社会医学:運動学習脳波を含む研究件
❏身体状態に基づいて練習量を調整する運動学習支援システムの確立(22K17756)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2022-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】武見 充晃 慶應義塾大学, 理工学研究科(矢上), 特任講師 (90828302)
【キーワード】運動学習 / 疲労 / 脳波 / 生体計測
【概要】
❏睡眠時間が身体運動に与える影響についての精神生理学的研究(18K10834)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】西多 昌規 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授 (10424029)
【キーワード】睡眠 / スポーツ / 運動 / 学習 / 身体運動 (他10件)
【概要】本研究は、慢性的な睡眠不足(睡眠負債)と身体運動との関連に着目し、睡眠時間の延長によって運動機能が向上する機序の解明を目指すものである。睡眠延長手段として日中の仮眠を3日間連続してとった群を睡眠延長群とし、通常の睡眠習慣を取った群を比較対照群として、スポーツ関連の高次運動機能を評価した。運動学習の指標としてRotation adaptation task(RAT)を課題として採用し、連日の仮眠によ...
❏運動学習中のパフォーマンスモニタリングに関する研究(24530925)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】正木 宏明 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80277798)
【キーワード】運動学習 / パフォーマンスモニタリング / 事象関連電位 / 脳波 / MRI (他10件)
【概要】パフォーマンスモニタリングは,エラー反応をした際にそれを修正し再発を防止する補償機能として概念化されてきた。本研究では従来の知見を概観し,運動学習におけるパフォーマンスモニタリングの重要性を示したうえで,その見地を事象関連電位によって検証した。運動学習現象の文脈干渉効果,フィードバック頻度の効果,潜在的学習,運動プログラミング,タイミング機能に関わる処理過程が事象関連電位を変化させることを示した。...
【医歯薬学】社会医学:EEG脳波を含む研究件
❏脳の発達と腸内細菌(19H01086)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (00272477)
【キーワード】脳 / 腸内細菌 / 発達 / リズム / 脳波 (他11件)
【概要】発達期の脳を対象とし、機能的近赤外分光法(fNIRS)及び脳波計測を行い、生後3ヶ月児に生じる静睡眠中の紡錘波が、近傍の脳領域で脳血流の減少を引き起こすことを明らかにした。モデル研究により、脳の自発活動、脳血流、酸素代謝のリズムが、自発的に統合される機構を示した。16SrRNAメタゲノム解析による腸内細菌叢の分析と脳機能計測と分析を同時に行い、それらの間のあり得る関連性を実証するための基盤となるデ...
❏芸術表現に適した脳波計と脳波分析方法の開発(17K02347)
【研究テーマ】芸術一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】寺澤 洋子 筑波大学, 図書館情報メディア系, 准教授 (70579094)
【キーワード】メディアアート / 脳波 / 音楽 / 脳波によるメディアアート / パフォーマンス (他11件)
【概要】脳波によるメディアアートは魅力的な存在であるが,入手可能な医療用脳波計の殆どは芸術表現に向けた使用を前提としておらず,また,安価なBMI用脳波計はごく一部の脳波の解析手法しかサポートしていないため,実施可能なパフォーマンスやインスタレーションの形が限定されてしまう問題がある。そこで本研究では,装着が容易な脳波計の開発を行った。また,この脳波計を用いて,メディアアートにERP (事象関連電位)を取り...
❏脳波による指運動情報の予測 -脳波バーチャルキーボードに向けて-(26560303)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】南部 功夫 長岡技術科学大学, 工学研究科, 助教 (40553235)
【キーワード】脳活動 / EEG / fNIRS / BCI / 運動 (他10件)
【概要】本研究では、直感的で操作が容易な脳情報バーチャルキーボード構築に向けた基礎検討を行った。最初に、脳波(EEG)を用いて、運動実行時および想起時の個々の指運動(想起)を予測できる可能性を明らかにした。次に、機能的核磁気共鳴画像法(fMRI)により、運動準備時には対側の運動前野や補足運動野に高精度な指運動情報(系列)が含まれることがわかった。最後に、機能的近赤外分光計測(fNIRS)を用いた運動情報の...
【医歯薬学】社会医学:ニューロフィードバック脳波を含む研究件
❏ニューラルフィードバックによる脳腸相関異常を制御する装置開発とその練習効果の検証(22K11340)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】小川 豊太 (濱口豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / 脳腸相関 / 脳波 / リハビリテーション / ニューロフィードバック
【概要】
❏メンタルプラクティスにおける練習量と時間間隔の相互作用(21K11301)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】梅野 和也 常葉大学, 健康科学部, 講師 (30783526)
【キーワード】メンタルプラクティス / 運動イメージ / 脳波 / ERD / ニューロフィードバック (他8件)
【概要】本研究の目的は, メンタルプラクティスの運動学習効果と練習量・時間間隔との関係を検討し, 練習方法を確立することである.目的達成に当たり, 2021年度は「メンタルプラクティスと練習量・時間間隔との関係」を検討することを目標とし, 【研究項目1】を実施した. 【研究項目1】本研究では, 脳卒中患者のリハビリテーションに効果的であると報告されている両手動作に着目した. 具体的には, 両手動作を用いた...
❏「コグニティブライフシステム」の創出を目指して(16H03250)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】野田 隆政 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 病院, 医長 (50446572)
【キーワード】衝動性 / 衝動制御 / 脳波 / 事象関連電位 / ニューロフィードバック (他7件)
【概要】衝動性の神経基盤に関する検討を行い、事象関連電位において課題提示から300ms以降に生じる脳活動(P300)が衝動性のコントロールに関連している可能性を確認した。安静時の脳活動を利用していた従来のニューロフィードバック(Neurofeedback: NF)手法を改良し、課題中にフィードバックするタスク型NFを開発した。効果検証試験においてもタスク型NFは脳活動の良好な変化を認めた。また、タスク型N...
【医歯薬学】社会医学:やる気脳波を含む研究件
❏メンタルトレーニグは脳の「どこ」に「どのように」利くのか(14701017)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】小谷 泰則 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助手 (40240759)
【キーワード】メンタルトレーニング / 脳波 / fMRI / 事象関連電位 / イメージ (他8件)
【概要】本研究では、メンタルトレーニングによって脳のどこがどのように活動していくか空間分解能に優れたfMRIと時間分解能に優れた事象関連電位(ERP)と呼ばれる脳波を用いて調べることを目的としている。平成14年度までは、メンタルトレーニングの要素であるサイキアップトレーニングのメカニズムを明らかにするために、「動機づけ」について実験を行った。平成15年度は、横断的実験を行い、スポーツ経験者群と非スポーツ経...
❏デジタル映像と脳波(SPN)を用いた「やる気」測定システムの開発(12780013)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】小谷 泰則 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助手 (40240759)
【キーワード】脳波 / やる気 / フィードバック
【概要】本研究は、脳波(SPN)で「やる気」を測るシステムを構築することが、研究の目的である。昨年度は、SPNが「やる気」の指標として用いるかできるか、基礎的な実験を行った。本年度の目的は、「やる気」の程度と脳波(SPN)の振幅がどのような関係にあるかを調べるために、質問紙で得られた「やる気得点」とSPNの振幅に関係があるかどうかを調べた。 被験者は、14名の運動部経験者とした。実験条件は、報酬のもらえる...
【医歯薬学】社会医学:過敏性腸症候群脳波を含む研究件
❏ニューラルフィードバックによる脳腸相関異常を制御する装置開発とその練習効果の検証(22K11340)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】小川 豊太 (濱口豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / 脳腸相関 / 脳波 / リハビリテーション / ニューロフィードバック
【概要】
❏消化管知覚過敏を軽減させるニューラルフィードバック練習装置の開発(19K11368)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小川 豊太 (濱口豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / バイオフィードバック / 脳波 / 脳腸相関 / リハビリテーション (他8件)
【概要】本研究は、過敏性腸症候群(IBS)に見られる脳腸相関の異常に着目し、安静時脳波を指標として脳波フィードバック練習装置を開発することを目的としている。成人のIBSには、腹痛に関連した脳活動パターンなど、特定の腹部症状が脳波上に示されることがある。デコードされたニューロフィードバック(DecNef)は、症状のある人が症状のない人と比較して脳の活動パターンを自己制御できるようにするバイオフィードバック練...
【医歯薬学】社会医学:近赤外線スペクトロスコピー(NIRS)脳波を含む研究件
❏脳の発達と腸内細菌(19H01086)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (00272477)
【キーワード】脳 / 腸内細菌 / 発達 / リズム / 脳波 (他11件)
【概要】発達期の脳を対象とし、機能的近赤外分光法(fNIRS)及び脳波計測を行い、生後3ヶ月児に生じる静睡眠中の紡錘波が、近傍の脳領域で脳血流の減少を引き起こすことを明らかにした。モデル研究により、脳の自発活動、脳血流、酸素代謝のリズムが、自発的に統合される機構を示した。16SrRNAメタゲノム解析による腸内細菌叢の分析と脳機能計測と分析を同時に行い、それらの間のあり得る関連性を実証するための基盤となるデ...
❏電気けいれん療法の急性期作用期機序解明に関するマルチモーダルでの縦断的観察研(17K10315)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】平野 仁一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (60574910)
【キーワード】うつ病 / 電気けいれん療法 / 磁気共鳴画像 / 脳波 / 気分障害 (他11件)
【概要】2022年3月31日時点で、25症例が登録さた。研究遂行にあたって有意な有害事象は認められなかった。MRIの構造画像解析では従来研究と同様に電気けいれん療法施行前後で海馬を中心として灰白質の容積増大が確認された。他の気分障害に対する治療法と比較して、治療前後での海馬体積増大がECTにおいて特異的であり、これが治療抵抗性うつ病におけるECTの抗うつ効果に関連している可能性が示唆された。また、先行研究...
❏乳児の睡眠と学習における脳の機能的ネットワークの発達(26242086)
【研究テーマ】基盤・社会脳科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (00272477)
【キーワード】発達 / 脳 / 睡眠 / 乳児 / 脳波 (他7件)
【概要】睡眠時の乳児における脳の機能的ネットワークの発達を調べる研究を行った。生後2ヶ月および3ヶ月児を対象とし、睡眠中の脳活動の計測を行った。昼間に研究室に来訪した乳児が自然に入眠した状態で、脳の広い領域をカバーする94チャンネルNIRSを装着した。また、睡眠状態(sleep state)を計測するために、脳波および眼電計測用の電極を装着した。睡眠中の体動等の行動をビデオで観察しながら、約 20分程度の...
【医歯薬学】社会医学:情動脳波を含む研究件
❏製品に対する期待,魅力評価,記憶に関わる認知神経メカニズムの解明(15K00374)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】上田 一貴 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (10403594)
【キーワード】感性 / 製品 / 認知 / 脳機能計測 / 認知神経メカニズム (他15件)
【概要】ユーザの製品に対する一連の認知情報処理過程を主観,生理指標により認知神経科学的観点から精査した.製品に関わるユーザの期待とその後の感情反応を説明する新たな認知モデルに基づき,期待の形成,美的感性評価に関わる実験的検証を行った.行動実験および脳波計測実験により,期待の生成・維持,美的感性に関する情報処理過程の要因分析を行い,製品に対するユーザの評価構造を明らかにした.また,製品評価に関わる認知情報処...
❏慢性ストレス症候群のメンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発(14208005)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 学長 (00162644)
【キーワード】運動処方 / ストレス / メンタルヘルス / 自律神経機能 / PET (他28件)
【概要】本研究では、運動が慢性ストレス症候群の生理機能に及ぼす影響を自律神経機能、呼吸循環系、脳機能の応答を指標として検討し、メンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発を行うための基礎的資料を得ることを目的とした。呼吸循環系の研究では、中高齢者に対するコンバインドトレーニングすなわち有酸素性及び無酸素性トレーニングの実施がメンタルストレス、体力、頸動脈循環、生活習慣病の危険因子に及ぼす影響を明らか...
❏情報技術利用学習における情動変化評価法の開発と学習効果に関する基礎的研究(13680228)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】中山 実 東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (40221460)
【キーワード】瞳孔 / 視点移動 / 瞬目 / 課題解決 / 眼球情報 (他14件)
【概要】本研究では、生体情報を計測し、学習での情動的要因によるさまざまな活動を評価する方法を検討した。これらの指標を基に学習活動を検討し、情報技術を用いた効果的な学習方法を検討するための基礎資料とした。以下に、本研究で得られた成果をまとめる。 (1)瞳孔面積変化に関する検討 課題解決によって瞳孔面積の大きさは変化することが知られている.本稿では,課題解決として暗算課題を与えた時の,瞳孔面積変化の周波数パワ...
【医歯薬学】社会医学:思春期脳波を含む研究件
❏小区分52030:精神神経科学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】思春期
【研究期間】脳波
【研究代表者】聴覚関連電位
【キーワード】脳神経疾患
【概要】
❏思春期における精神疾患のリスク形成過程の解明:脳波を用いた縦断研究(22K07573)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】切原 賢治 東京大学, バリアフリー支援室, 准教授 (80553700)
【キーワード】思春期 / 統合失調症 / 脳波 / ミスマッチ陰性電位 / 聴性定常反応
【概要】
❏脳波を指標とした思春期精神疾患患者の予後予測研究(19K17105)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】多田 真理子 東京大学, 相談支援研究開発センター, 講師 (70758193)
【キーワード】思春期 / 脳波 / 聴覚関連電位 / 脳神経疾患
【概要】昨年度に引き続き、令和2年度は、思春期(12歳から24歳)の患者のうち主治医からICD-10でF2(精神病性障害)、F3(気分障害)、F4(神経症性障害)の診断を受けた研究参加者と年齢、性別をそろえた健常対象者に対し、聴覚関連電位脳波の計測と臨床症状、認知機能(BACS-J)、社会機能の評価を行った。脳波計測は、先行研究で確立した課題によりMMNとASSRを取得し、解析した。 また、思春期の精神疾...
【医歯薬学】社会医学:磁気共鳴機能画像法(fMRI)脳波を含む研究件
❏小区分90030:認知科学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】運動主体感
【研究期間】運動制御
【研究代表者】メタ認知
【キーワード】認知神経科学
【概要】
❏理論・モデル・実験を統合した言語の神経基盤の解明(19H01256)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】太田 真理 九州大学, 人文科学研究院, 講師 (20750045)
【キーワード】言語 / 言語脳科学 / 理論言語学 / 自然言語処理 / 形態統語論 (他8件)
【概要】2020年度は以下の研究を実施した。① 語に対する脳波実験:日本語話者40名に対して、複数の形態素を含む語の処理を行う際の脳波を計測する実験を行った。言語処理で観察される事象関連電位N400の振幅が、形態素の情報へのアクセスや形態素の意味を統合する処理を反映して変化することを明らかにした。② 文に対する脳波実験:日本語話者各20名に対して、日本語の文を視覚提示と聴覚提示した場合の脳波を計測・比較す...
❏運動主体感に対するメタ認知及びその神経基盤(19K20642)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】温 文 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (50646601)
【キーワード】運動主体感 / 運動制御 / メタ認知 / 認知神経科学 / 意識 (他8件)
【概要】本研究は運動主体感に対するメタ認知、すなわち、「自分が制御している」という主観的な感覚に対してどのぐらい確信を持つのかという認識を研究テーマとし、運動主体感のメタ認知の行動レベルの特徴を解明し、さらにその神経基盤を解明することを目的とした。本研究は行動実験及び認知神経科学の手法を用いた。実験参加者が画面上の物体を制御する際に、制御した物体を検出する際の自信と問うことによって、正しい判断に対して高い...
【医歯薬学】社会医学:実験心理学脳波を含む研究件
❏スポーツの同調動作におけるミラーニューロンシステムの機能的意義(17K20017)
【研究テーマ】人間情報学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2022-03-31
【研究代表者】正木 宏明 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80277798)
【キーワード】ミラーニューロン / 同調動作 / 脳波 / φ帯域 / μ帯域 (他13件)
【概要】本研究では、対面状態で手首の同調動作を行った際に観察される脳波φ2 帯域(12-13 Hz)の増強とφ1帯域(10-12 Hz)の減衰に着目し、精確な同調動作の神経機序を解明することを目的とした。ボート・ダブルスカルとチアリーディングで実験を行った結果、高い同調を実現するうえで、リーダーは相手の動作から影響を受けないようミラーニューロンシステムを抑制させ、フォロワーは相手に同調するためにシステムを...
❏マルチモーダル測定から見たコミュニケーションが動機づけに与える影響(20530659)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大上 淑美 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教 (30456264)
【キーワード】動機づけ / 実験系心理学 / 認知科学 / 脳・神経 / 生理心 (他8件)
【概要】予測の脳活動を反映している脳波、SPNを指標とし、マルチモーダルな生理指標測定を行い、動機づけとコミュニケーションの関係と脳活動を解明することが目的である。データ分析の結果、条件間の違いは前頭部と後頭部に現れていた。表情、言語、記号条件で、その情報処理がそれぞれ異なっていることが示された。行動指標では、記号条件での動機づけ度合いが低かった。これらの結果から、動機づけの程度は与えられる情報の意味がは...
【医歯薬学】歯学:機能的MRI脳波を含む研究件
❏想起した文字(母音・子音)の脳波による判別法の発展と確立(15K01849)
【研究テーマ】脳計測科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】吉村 奈津江 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (00581315)
【キーワード】脳波 / デコーディング / 機械学習 / 逆問題 / ブレイン・コンピュータ・インタフェース (他6件)
【概要】脳波は頭皮に貼付した電極から記録するために詳細な脳活動の違いは判別困難であり、想起した文字の判別は困難であると考えられている。この問題に対して、本研究では脳波の皮質信号源を計算的に推定することで解決することを試みている。 本研究期間において、推定した信号源を使うことで脳波を使う場合よりも母音判別率が大幅に向上することを示し、国際学術論文にて発表した(Yoshimura et al., Fronti...
❏念じた文字を出力できるブレイン・コンピュータ・インタフェースの開発(24500163)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】吉村 奈津江 東京工業大学, 精密工学研究所, 准教授 (00581315)
【キーワード】脳活動信号計測 / デコーディング / ブレイン・コンピュータ・インタフェース / 機能的MRI / 脳波 (他7件)
【概要】非侵襲の脳活動計測法(脳波および機能的核磁気共鳴画像法(fMRI))を用いて、ヒトが任意の文字を思い浮かべるだけで文字の画面入力や音声出力ができるようにするための基礎研究を実施した。ヒトが日本語の母音をイメージした際の脳波およびfMRIデータを取得し、得られた信号から脳波の皮質信号源信号を推定することで、脳波そのものを用いるよりも高い精度で何の文字をイメージしたかを判別できる可能性を示した。 ...
【医歯薬学】歯学:筋電図脳波を含む研究件
❏ヒト二足歩行制御における脳深部の役割解明―革新的脳波技術で脳深部活動を捉える―(21H03340)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】横山 光 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30896832)
【キーワード】歩行 / 脳波 / 筋電図 / MRI / 脳深部 (他6件)
【概要】本研究の目的はヒト二足立位歩行の制御における中脳・視床などの脳深部領域の役割を最新の脳波計測・解析技術を組み合わせ解明することである。 近年 、高密度脳波測定とMRI(Magnetic Resonance Imaging)画像に基づく被験者ごとの詳細な脳モデルを組み合わせた手法により、脳深部電気活動を非侵襲的に測ることが可能と証明された。さらに、不可能と考えられていた歩行時の脳波測定も革新的手法に...
❏多様な文脈に応じた身体運動の適応過程を皮質-筋コヒーレンスから解明する(20H04091)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】牛山 潤一 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 教授 (60407137)
【キーワード】脳波 / 筋電図 / コヒーレンス / 感覚運動統合 / 皮質ー筋コヒーレンス
【概要】本研究の目的は,脳-身体システムが運動を構成する多様なパラメーターの兼ね合い(=運動の『文脈』)に身体運動を適応させているのか,その情報処理過程の生理学的機序を,脳波と筋電図の相関を評価する「皮質-筋コヒーレンス(CMC)」と呼ばれる生理学的指標を駆使してあきらかにすることである.2021年度は・依然として続くコロナ禍においても,研究室の利用ルールを徹底しながら,安全かつ着実に実験・解析を進めてき...
❏運動誤差の修正に関わる感覚運動統合の機序を脳波筋電図コヒーレンスから解明する(16K12971)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】牛山 潤一 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (60407137)
【キーワード】運動皮質 / 骨格筋 / 同期性 / 運動誤差 / 脳波 (他11件)
【概要】本研究では,運動指令の不正確性や身体システムの冗長性に起因する運動誤差の修正に関わる神経機序を、運動皮質と骨格筋の同期性の指標である「脳波筋電図コヒーレンス(CMC)」から検討した.研究1では,急峻な力発揮と保持を断続的に繰り返す課題を行った結果,運動初期の力の超過が大きいほど,CMCが有意に高まった.研究2では,断続的課題中に,突然自身の力が高すぎる/低すぎるように見せかける実験環境をつくった結...
【医歯薬学】薬学:MRI脳波を含む研究件
❏ヒト二足歩行制御における脳深部の役割解明―革新的脳波技術で脳深部活動を捉える―(21H03340)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】横山 光 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30896832)
【キーワード】歩行 / 脳波 / 筋電図 / MRI / 脳深部 (他6件)
【概要】本研究の目的はヒト二足立位歩行の制御における中脳・視床などの脳深部領域の役割を最新の脳波計測・解析技術を組み合わせ解明することである。 近年 、高密度脳波測定とMRI(Magnetic Resonance Imaging)画像に基づく被験者ごとの詳細な脳モデルを組み合わせた手法により、脳深部電気活動を非侵襲的に測ることが可能と証明された。さらに、不可能と考えられていた歩行時の脳波測定も革新的手法に...
❏中高年のこころの習慣と脳のコホート研究-精神的健康の予測と改善を目指して(20H01775)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】熊野 宏昭 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (90280875)
【キーワード】コホート / うつ / Well-being / マインドフルネス / 生活習慣 (他10件)
【概要】本研究課題は、中高年の精神的健康に関わる指標や、脳の機能構造を縦断的に追跡調査することで、将来の健康を予測する指標や、幸福に寄与する心身の習慣を見出すことを目的としている。2020年度に追跡調査の開始を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大のために中止を余儀なくされ、2020年度は心身の健康に関わる指標の開発に努めた。本研究課題は、現在に体験にありのままに気づいている状態であるマインドフルネ...
❏小動物臨床におけるてんかん外科の導入(17H01507)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】長谷川 大輔 日本獣医生命科学大学, 獣医学部, 教授 (20366793)
【キーワード】てんかん外科 / 難治性てんかん / 犬 / 猫 / てんかん原性領域 (他16件)
【概要】本研究は、これまで救済の手立てがなかった犬猫の難治性てんかん(DRE)に対する新たな治療法として、人医で適用される「てんかん外科」を獣医療へ導入することを目的とし、複数の実験的基礎研究と実際のDRE犬猫患者を対象としたてんかん外科の臨床試験を行った。基礎研究からは犬猫で利用可能な手術手技を確立し、また将来必要とされる新たな研究課題を見出した。臨床試験では、12例のDRE犬猫患者に対し、個々の症例に...
【医歯薬学】薬学:脳波を含む研究件
❏脳波からの高品質な画像・音声復元技術の開発(22K19807)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2022-06-30 - 2024-03-31
【研究代表者】本吉 勇 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60447034)
【キーワード】脳 / BMI / デコーディング / 視覚 / 脳波
【概要】
❏脳の発達と腸内細菌(19H01086)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (00272477)
【キーワード】脳 / 腸内細菌 / 発達 / リズム / 脳波 (他11件)
【概要】発達期の脳を対象とし、機能的近赤外分光法(fNIRS)及び脳波計測を行い、生後3ヶ月児に生じる静睡眠中の紡錘波が、近傍の脳領域で脳血流の減少を引き起こすことを明らかにした。モデル研究により、脳の自発活動、脳血流、酸素代謝のリズムが、自発的に統合される機構を示した。16SrRNAメタゲノム解析による腸内細菌叢の分析と脳機能計測と分析を同時に行い、それらの間のあり得る関連性を実証するための基盤となるデ...
❏乳児の睡眠と学習における脳の機能的ネットワークの発達(26242086)
【研究テーマ】基盤・社会脳科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (00272477)
【キーワード】発達 / 脳 / 睡眠 / 乳児 / 脳波 (他7件)
【概要】睡眠時の乳児における脳の機能的ネットワークの発達を調べる研究を行った。生後2ヶ月および3ヶ月児を対象とし、睡眠中の脳活動の計測を行った。昼間に研究室に来訪した乳児が自然に入眠した状態で、脳の広い領域をカバーする94チャンネルNIRSを装着した。また、睡眠状態(sleep state)を計測するために、脳波および眼電計測用の電極を装着した。睡眠中の体動等の行動をビデオで観察しながら、約 20分程度の...
【医歯薬学】薬学:神経科学脳波を含む研究件
❏運動主体感に対するメタ認知及びその神経基盤(19K20642)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】温 文 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (50646601)
【キーワード】運動主体感 / 運動制御 / メタ認知 / 認知神経科学 / 意識 (他8件)
【概要】本研究は運動主体感に対するメタ認知、すなわち、「自分が制御している」という主観的な感覚に対してどのぐらい確信を持つのかという認識を研究テーマとし、運動主体感のメタ認知の行動レベルの特徴を解明し、さらにその神経基盤を解明することを目的とした。本研究は行動実験及び認知神経科学の手法を用いた。実験参加者が画面上の物体を制御する際に、制御した物体を検出する際の自信と問うことによって、正しい判断に対して高い...
❏同期する脳を用いた協働場の評価と創成 双方向脳神経科学の開拓研究(19K21947)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】三木 則尚 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (70383982)
【キーワード】双方向神経科学 / 情報工学 / 神経科学 / メディアアート / マイクロ・ナノ工学 (他14件)
【概要】本研究の最終目的は、人と人との協働において生起される同期脳活動の、機序解明から協働場設計・評価への応用までを網羅する双方向脳神経科学という新奇学術分野の開拓である。そのため、脳活動計測を支援するICT専門家と、認知神経科学、心理学、メディアアートの専門家からなるユニークな研究グループを構成した。本研究期間においては、被験者に極めて低負荷に迅速に取り付け、かつ長時間計測可能なシステム、協調作業中にお...
【医歯薬学】薬学:てんかん脳波を含む研究件
❏皮質-視床モデルに基づく脳波解析法の臨床展開(18K17887)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】山口 郁博 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 特任助教 (30735163)
【キーワード】モデルベース型 / データ駆動型 / 皮質 / 視床 / 相転移 (他21件)
【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...
❏小動物臨床におけるてんかん外科の導入(17H01507)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】長谷川 大輔 日本獣医生命科学大学, 獣医学部, 教授 (20366793)
【キーワード】てんかん外科 / 難治性てんかん / 犬 / 猫 / てんかん原性領域 (他16件)
【概要】本研究は、これまで救済の手立てがなかった犬猫の難治性てんかん(DRE)に対する新たな治療法として、人医で適用される「てんかん外科」を獣医療へ導入することを目的とし、複数の実験的基礎研究と実際のDRE犬猫患者を対象としたてんかん外科の臨床試験を行った。基礎研究からは犬猫で利用可能な手術手技を確立し、また将来必要とされる新たな研究課題を見出した。臨床試験では、12例のDRE犬猫患者に対し、個々の症例に...
❏難治性てんかん治療を目的とした頭蓋内植え込み型大脳冷却装置の開発(15591527)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】藤井 正美 山口大学, 医学部附属病院, 助教授 (90181320)
【キーワード】てんかん放電 / てんかん手術 / ペルチエ素子 / 大脳局所冷却 / 脳波 (他10件)
【概要】はじめに:難治性てんかんに対し外科治療が行われているが、手術により神経脱落症状の出現が予想される場合、手術が困難なことも少なくない。そこで近年切除手術以外の治療法が模索されている。そのひとつとして、2001年Yangらが、熱電素子を用いた大脳冷却法によるてんかん放電の抑制効果を報告して以来、脳冷却法が治療法として注目を集めている。そこで我々も熱電素子を用いた局所大脳冷却装置を作成し、実用化に向けて...
【医歯薬学】看護学:血圧脳波を含む研究件
❏心血管系反応と中枢神経系反応から見たヒトの精神的ストレス適応能(20370097)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】岩永 光一 国立大学法人千葉大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70160124)
【キーワード】テクノアダプタビリティー / 全身的協関 / 心血管系反応 / 中枢神経系反応 / 生理人類学 (他15件)
【概要】精神的ストレスに対する人間の適応能を明らかにするために、精神作業を実施する時の心血管系と中枢神経系(脳)の反応の特長について検討した。知的な情報処理を伴う精神作業によって血圧上昇などの心血管系の反応が見られるが、これは、情報処理を行うための脳への血液の供給に関連していることを示した。このような全身的な血液循環の関係性(全身的協関)がヒトの脳や知的活動の進化に貢献したという仮説をたて、考察を行った。...
❏慢性ストレス症候群のメンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発(14208005)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 学長 (00162644)
【キーワード】運動処方 / ストレス / メンタルヘルス / 自律神経機能 / PET (他28件)
【概要】本研究では、運動が慢性ストレス症候群の生理機能に及ぼす影響を自律神経機能、呼吸循環系、脳機能の応答を指標として検討し、メンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発を行うための基礎的資料を得ることを目的とした。呼吸循環系の研究では、中高齢者に対するコンバインドトレーニングすなわち有酸素性及び無酸素性トレーニングの実施がメンタルストレス、体力、頸動脈循環、生活習慣病の危険因子に及ぼす影響を明らか...
【医歯薬学】看護学:脳神経疾患脳波を含む研究件
❏脳波を指標とした思春期精神疾患患者の予後予測研究(19K17105)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】多田 真理子 東京大学, 相談支援研究開発センター, 講師 (70758193)
【キーワード】思春期 / 脳波 / 聴覚関連電位 / 脳神経疾患
【概要】昨年度に引き続き、令和2年度は、思春期(12歳から24歳)の患者のうち主治医からICD-10でF2(精神病性障害)、F3(気分障害)、F4(神経症性障害)の診断を受けた研究参加者と年齢、性別をそろえた健常対象者に対し、聴覚関連電位脳波の計測と臨床症状、認知機能(BACS-J)、社会機能の評価を行った。脳波計測は、先行研究で確立した課題によりMMNとASSRを取得し、解析した。 また、思春期の精神疾...
❏小動物臨床におけるてんかん外科の導入(17H01507)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】長谷川 大輔 日本獣医生命科学大学, 獣医学部, 教授 (20366793)
【キーワード】てんかん外科 / 難治性てんかん / 犬 / 猫 / てんかん原性領域 (他16件)
【概要】本研究は、これまで救済の手立てがなかった犬猫の難治性てんかん(DRE)に対する新たな治療法として、人医で適用される「てんかん外科」を獣医療へ導入することを目的とし、複数の実験的基礎研究と実際のDRE犬猫患者を対象としたてんかん外科の臨床試験を行った。基礎研究からは犬猫で利用可能な手術手技を確立し、また将来必要とされる新たな研究課題を見出した。臨床試験では、12例のDRE犬猫患者に対し、個々の症例に...
❏遷延性意識障害患者への看護介入効果の客観的・定量的評価指標の開発(16K12216)
【研究テーマ】高齢看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】佐藤 光栄 東都医療大学, ヒューマンケア学部, 教授 (70461837)
【キーワード】遷延性意識障害 / 看護 / 評価指標 / 唾液検査 / 脳波 (他25件)
【概要】遷延性意識障がい者の看護を行っても反応がなく、家族も看護者も困っている状況にあり、看護の評価が困難であった。そこで、一般市民の高齢者10人、老人保健施設入居者11人、遷延性意識障がい者11人に対して、座位による足浴の前中後の脳波、唾液IgA測定、顔写真による表情の変化を測定し、それらを比較することで、意識障害者でも同様の反応が得られれば、発声はなくても感じていることは「快」なのか「不快」の判断がで...
【医歯薬学】看護学:意識障害脳波を含む研究件
❏遷延性意識障害患者への看護介入内容と効果の測定から客観的・定量的評価指標の確立(19K11202)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐藤 光栄 東都大学, ヒューマンケア学部, 教授 (70461837)
【キーワード】高齢者 / 軽度認知症 / 音楽療法 / sIgA / 脳活性化 (他15件)
【概要】本研究の進捗状況としては、コロナ禍により対象者の確保に苦慮し、かなり遅れていたが、音楽療法にに関しては、リモートにて実施するようになったことが研究協力者の情報にて判明し、リモート実施での方法に変更し(倫理委員会の追加承認を得た)、対象施設への説明を行ったが、研究者が施設に入ることはできないとのことにて、施設職員に検体採取方法をレクチャーし採取することで承認を得ることができた。 月に1回実施されてお...
❏遷延性意識障害患者への看護介入効果の客観的・定量的評価指標の開発(16K12216)
【研究テーマ】高齢看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】佐藤 光栄 東都医療大学, ヒューマンケア学部, 教授 (70461837)
【キーワード】遷延性意識障害 / 看護 / 評価指標 / 唾液検査 / 脳波 (他25件)
【概要】遷延性意識障がい者の看護を行っても反応がなく、家族も看護者も困っている状況にあり、看護の評価が困難であった。そこで、一般市民の高齢者10人、老人保健施設入居者11人、遷延性意識障がい者11人に対して、座位による足浴の前中後の脳波、唾液IgA測定、顔写真による表情の変化を測定し、それらを比較することで、意識障害者でも同様の反応が得られれば、発声はなくても感じていることは「快」なのか「不快」の判断がで...
【医歯薬学】看護学:唾液IgA脳波を含む研究件
❏遷延性意識障害患者への看護介入内容と効果の測定から客観的・定量的評価指標の確立(19K11202)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐藤 光栄 東都大学, ヒューマンケア学部, 教授 (70461837)
【キーワード】高齢者 / 軽度認知症 / 音楽療法 / sIgA / 脳活性化 (他15件)
【概要】本研究の進捗状況としては、コロナ禍により対象者の確保に苦慮し、かなり遅れていたが、音楽療法にに関しては、リモートにて実施するようになったことが研究協力者の情報にて判明し、リモート実施での方法に変更し(倫理委員会の追加承認を得た)、対象施設への説明を行ったが、研究者が施設に入ることはできないとのことにて、施設職員に検体採取方法をレクチャーし採取することで承認を得ることができた。 月に1回実施されてお...
❏遷延性意識障害患者への看護介入効果の客観的・定量的評価指標の開発(16K12216)
【研究テーマ】高齢看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】佐藤 光栄 東都医療大学, ヒューマンケア学部, 教授 (70461837)
【キーワード】遷延性意識障害 / 看護 / 評価指標 / 唾液検査 / 脳波 (他25件)
【概要】遷延性意識障がい者の看護を行っても反応がなく、家族も看護者も困っている状況にあり、看護の評価が困難であった。そこで、一般市民の高齢者10人、老人保健施設入居者11人、遷延性意識障がい者11人に対して、座位による足浴の前中後の脳波、唾液IgA測定、顔写真による表情の変化を測定し、それらを比較することで、意識障害者でも同様の反応が得られれば、発声はなくても感じていることは「快」なのか「不快」の判断がで...
【医歯薬学】看護学:生体反応脳波を含む研究件
❏遷延性意識障害患者への看護介入内容と効果の測定から客観的・定量的評価指標の確立(19K11202)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐藤 光栄 東都大学, ヒューマンケア学部, 教授 (70461837)
【キーワード】高齢者 / 軽度認知症 / 音楽療法 / sIgA / 脳活性化 (他15件)
【概要】本研究の進捗状況としては、コロナ禍により対象者の確保に苦慮し、かなり遅れていたが、音楽療法にに関しては、リモートにて実施するようになったことが研究協力者の情報にて判明し、リモート実施での方法に変更し(倫理委員会の追加承認を得た)、対象施設への説明を行ったが、研究者が施設に入ることはできないとのことにて、施設職員に検体採取方法をレクチャーし採取することで承認を得ることができた。 月に1回実施されてお...
❏遷延性意識障害患者への看護介入効果の客観的・定量的評価指標の開発(16K12216)
【研究テーマ】高齢看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】佐藤 光栄 東都医療大学, ヒューマンケア学部, 教授 (70461837)
【キーワード】遷延性意識障害 / 看護 / 評価指標 / 唾液検査 / 脳波 (他25件)
【概要】遷延性意識障がい者の看護を行っても反応がなく、家族も看護者も困っている状況にあり、看護の評価が困難であった。そこで、一般市民の高齢者10人、老人保健施設入居者11人、遷延性意識障がい者11人に対して、座位による足浴の前中後の脳波、唾液IgA測定、顔写真による表情の変化を測定し、それらを比較することで、意識障害者でも同様の反応が得られれば、発声はなくても感じていることは「快」なのか「不快」の判断がで...
【医歯薬学】看護学:脳・神経脳波を含む研究件
❏電気けいれん療法の急性期作用期機序解明に関するマルチモーダルでの縦断的観察研(17K10315)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】平野 仁一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (60574910)
【キーワード】うつ病 / 電気けいれん療法 / 磁気共鳴画像 / 脳波 / 気分障害 (他11件)
【概要】2022年3月31日時点で、25症例が登録さた。研究遂行にあたって有意な有害事象は認められなかった。MRIの構造画像解析では従来研究と同様に電気けいれん療法施行前後で海馬を中心として灰白質の容積増大が確認された。他の気分障害に対する治療法と比較して、治療前後での海馬体積増大がECTにおいて特異的であり、これが治療抵抗性うつ病におけるECTの抗うつ効果に関連している可能性が示唆された。また、先行研究...
❏マルチモーダル測定から見たコミュニケーションが動機づけに与える影響(20530659)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大上 淑美 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教 (30456264)
【キーワード】動機づけ / 実験系心理学 / 認知科学 / 脳・神経 / 生理心 (他8件)
【概要】予測の脳活動を反映している脳波、SPNを指標とし、マルチモーダルな生理指標測定を行い、動機づけとコミュニケーションの関係と脳活動を解明することが目的である。データ分析の結果、条件間の違いは前頭部と後頭部に現れていた。表情、言語、記号条件で、その情報処理がそれぞれ異なっていることが示された。行動指標では、記号条件での動機づけ度合いが低かった。これらの結果から、動機づけの程度は与えられる情報の意味がは...
【医歯薬学】看護学:乳幼児脳波を含む研究件
❏道徳発達の文化差と親子間の転移:認知神経科学的アプローチによる検討(21H00939)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】清水 由紀 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (30377006)
【キーワード】道徳性 / 文化差 / 日米比較 / 脳波 / 視線 (他9件)
【概要】
❏脳の発達と腸内細菌(19H01086)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (00272477)
【キーワード】脳 / 腸内細菌 / 発達 / リズム / 脳波 (他11件)
【概要】発達期の脳を対象とし、機能的近赤外分光法(fNIRS)及び脳波計測を行い、生後3ヶ月児に生じる静睡眠中の紡錘波が、近傍の脳領域で脳血流の減少を引き起こすことを明らかにした。モデル研究により、脳の自発活動、脳血流、酸素代謝のリズムが、自発的に統合される機構を示した。16SrRNAメタゲノム解析による腸内細菌叢の分析と脳機能計測と分析を同時に行い、それらの間のあり得る関連性を実証するための基盤となるデ...
❏脊髄運動神経の機能的成熟が新生児運動発達に与える影響(15K16417)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特別研究員 (60744993)
【キーワード】運動発達 / 新生児 / 乳児 / 自発運動 / 筋電図 (他9件)
【概要】ヒトの運動発達の背景にある神経学的メカニズムは未だ明確にされていない。本研究は、新生児期から乳児期にみられる著しい運動発達を神経生理学的観点から解明する目的で、(1)新生児および乳児の柔らかい皮膚にも使用可能な多チャンネル表面筋電電極の開発、(2)全身モーションキャプチャと乳児筋骨格モデルを併用した運動時の固有感覚入力の計測を行った結果、新生児から乳児期の自発運動時の筋間相互相関は発達に伴い変化し...
【医歯薬学】看護学:発達脳波を含む研究件
❏脳の発達と腸内細菌(19H01086)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (00272477)
【キーワード】脳 / 腸内細菌 / 発達 / リズム / 脳波 (他11件)
【概要】発達期の脳を対象とし、機能的近赤外分光法(fNIRS)及び脳波計測を行い、生後3ヶ月児に生じる静睡眠中の紡錘波が、近傍の脳領域で脳血流の減少を引き起こすことを明らかにした。モデル研究により、脳の自発活動、脳血流、酸素代謝のリズムが、自発的に統合される機構を示した。16SrRNAメタゲノム解析による腸内細菌叢の分析と脳機能計測と分析を同時に行い、それらの間のあり得る関連性を実証するための基盤となるデ...
❏神経オシレーションの発達に着目した統合失調症の早期支援のための指標の開発(18K07588)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】切原 賢治 東京大学, バリアフリー支援室, 准教授 (80553700)
【キーワード】統合失調症 / 精神病 / 脳波 / 聴性定常反応 / 神経オシレーション (他11件)
【概要】本研究では、統合失調症の早期段階における神経オシレーションの変化を調べるとともに、思春期における神経オシレーションの発達過程を調べる。両者を対比することで、統合失調症の予防や早期支援に有用な指標を見出すことを目的とする。 統合失調症の早期段階を対象に聴性定常反応(Auditory Steady-State Response: ASSR)を調べる研究では、以下の結果を得た。統合失調症患者では発症後早...
❏乳児の睡眠と学習における脳の機能的ネットワークの発達(26242086)
【研究テーマ】基盤・社会脳科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (00272477)
【キーワード】発達 / 脳 / 睡眠 / 乳児 / 脳波 (他7件)
【概要】睡眠時の乳児における脳の機能的ネットワークの発達を調べる研究を行った。生後2ヶ月および3ヶ月児を対象とし、睡眠中の脳活動の計測を行った。昼間に研究室に来訪した乳児が自然に入眠した状態で、脳の広い領域をカバーする94チャンネルNIRSを装着した。また、睡眠状態(sleep state)を計測するために、脳波および眼電計測用の電極を装着した。睡眠中の体動等の行動をビデオで観察しながら、約 20分程度の...
【医歯薬学】看護学:バイオフィードバック脳波を含む研究件
❏消化管知覚過敏を軽減させるニューラルフィードバック練習装置の開発(19K11368)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小川 豊太 (濱口豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / バイオフィードバック / 脳波 / 脳腸相関 / リハビリテーション (他8件)
【概要】本研究は、過敏性腸症候群(IBS)に見られる脳腸相関の異常に着目し、安静時脳波を指標として脳波フィードバック練習装置を開発することを目的としている。成人のIBSには、腹痛に関連した脳活動パターンなど、特定の腹部症状が脳波上に示されることがある。デコードされたニューロフィードバック(DecNef)は、症状のある人が症状のない人と比較して脳の活動パターンを自己制御できるようにするバイオフィードバック練...
❏4つの脳波を用いたbio-feedbackメンタルトレーニング装置の開発(13558004)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】小谷 泰則 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助手 (40240759)
【キーワード】メンタルトレーニング / 脳波 / バイオフィードバック / α波 / SPN (他8件)
【概要】本研究では、リラックスの指標としてα波を、集中力の指標としてFmθ波を、また、イメージの指標としてCNVを用い、さらにやる気の指標としてSPNを利用したバイオフィードバックシステムを構築することを目的とした。そのため、具体的目標としては、(1)「4つの脳波の測定および解析プログラム」の制作、(2)測定・分析プログラム配布用のサーバーの構築、(3)本システムを用いたメンタルトレーニング効果の検証の3...
❏脳波(Fmθ波)バイオフィードバックによる集中力トレーニング法の開発(09780049)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】小谷 泰則 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助手 (40240759)
【キーワード】Fmθ波 / SPN / 集中力 / 脳波 / バイオフィードバック
【概要】本研究は、Fmθ波を利用してバイオフィードバックトレーニングを行い、集中力向上のためのトレーニングの開発が可能であるかどうかを検討することを目的とした。また、Fmθ波の他に、SPN(stimulus-preceding negativity)と呼ばれる緩電位成分も同時に測定し、緩電位成分と集中力との関係も合わせて検討した。 用いた課題は時間評価課題であり、被験者の前1.5mに置かれたLED指定され...
【医歯薬学】看護学:筋萎縮性側索硬化症 (ALS)脳波を含む研究件
❏生理学的特徴を抽出する深層学習モデルの構築と脳波による意思抽出への応用(21K21313)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2021-08-30 - 2023-03-31
【研究代表者】丸山 裕恒 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 特任助教 (50913258)
【キーワード】脳波 / ブレイン・コンピュータ・インタフェース / ALS / 深層学習
【概要】脳活動のみからコンピュータや外部装置の制御を行うブレイン・コンピュータ・インタフェース (BCI) は、運動機能が低下する筋萎縮性側索硬化症 (ALS) などの患者にとって、非常に重要なコミュニケーション手段である。本研究は、脳波から細分化された脳領域別に分離した信号(信号源電流)を推定し、それらの中から意思に関する情報として生理学的に妥当な信号を深層学習により抽出する手法の確立により、脳波から意...
❏感覚連想を用いたブレイン・コンピュータ・インタフェース(20H04219)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】吉村 奈津江 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (00581315)
【キーワード】脳波 / ブレイン・コンピュータ・インタフェース / ALS / ブレインマシンインタフェース
【概要】本研究では、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の進行により眼球運動を含む自発的運動機能を失った患者のための意思伝達システムの構築を目指している。本研究で提案した手法の実現可能性をALS患者の協力の元で検証する計画であるため、新型コロナの感染リスクを鑑み、当該年度は患者との実験は差し控え延期することとなった。 その間、過去に取得したデータを用いたアルゴリズム検討と、ALS患者を対象とした研究を行うための特...
【医歯薬学】看護学:ストレス脳波を含む研究件
❏消化管知覚過敏を軽減させるニューラルフィードバック練習装置の開発(19K11368)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小川 豊太 (濱口豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / バイオフィードバック / 脳波 / 脳腸相関 / リハビリテーション (他8件)
【概要】本研究は、過敏性腸症候群(IBS)に見られる脳腸相関の異常に着目し、安静時脳波を指標として脳波フィードバック練習装置を開発することを目的としている。成人のIBSには、腹痛に関連した脳活動パターンなど、特定の腹部症状が脳波上に示されることがある。デコードされたニューロフィードバック(DecNef)は、症状のある人が症状のない人と比較して脳の活動パターンを自己制御できるようにするバイオフィードバック練...
❏慢性ストレス症候群のメンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発(14208005)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 学長 (00162644)
【キーワード】運動処方 / ストレス / メンタルヘルス / 自律神経機能 / PET (他28件)
【概要】本研究では、運動が慢性ストレス症候群の生理機能に及ぼす影響を自律神経機能、呼吸循環系、脳機能の応答を指標として検討し、メンタルヘルス改善のための運動処方プログラムの開発を行うための基礎的資料を得ることを目的とした。呼吸循環系の研究では、中高齢者に対するコンバインドトレーニングすなわち有酸素性及び無酸素性トレーニングの実施がメンタルストレス、体力、頸動脈循環、生活習慣病の危険因子に及ぼす影響を明らか...
【医歯薬学】看護学:認知機能脳波を含む研究件
❏危険回避能力の深部脳機能ネットワーク仮説の提案と検証(19K04921)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】片桐 祥雅 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 上席研究員 (60462876)
【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)
【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...
❏遷延性意識障害患者への看護介入内容と効果の測定から客観的・定量的評価指標の確立(19K11202)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐藤 光栄 東都大学, ヒューマンケア学部, 教授 (70461837)
【キーワード】高齢者 / 軽度認知症 / 音楽療法 / sIgA / 脳活性化 (他15件)
【概要】本研究の進捗状況としては、コロナ禍により対象者の確保に苦慮し、かなり遅れていたが、音楽療法にに関しては、リモートにて実施するようになったことが研究協力者の情報にて判明し、リモート実施での方法に変更し(倫理委員会の追加承認を得た)、対象施設への説明を行ったが、研究者が施設に入ることはできないとのことにて、施設職員に検体採取方法をレクチャーし採取することで承認を得ることができた。 月に1回実施されてお...
❏遷延性意識障害患者への看護介入効果の客観的・定量的評価指標の開発(16K12216)
【研究テーマ】高齢看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】佐藤 光栄 東都医療大学, ヒューマンケア学部, 教授 (70461837)
【キーワード】遷延性意識障害 / 看護 / 評価指標 / 唾液検査 / 脳波 (他25件)
【概要】遷延性意識障がい者の看護を行っても反応がなく、家族も看護者も困っている状況にあり、看護の評価が困難であった。そこで、一般市民の高齢者10人、老人保健施設入居者11人、遷延性意識障がい者11人に対して、座位による足浴の前中後の脳波、唾液IgA測定、顔写真による表情の変化を測定し、それらを比較することで、意識障害者でも同様の反応が得られれば、発声はなくても感じていることは「快」なのか「不快」の判断がで...
【医歯薬学】看護学:うつ病脳波を含む研究件
❏電気けいれん療法の治療効果発現におけるγ帯域神経活動が与える影響の解明(21K07551)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】平野 仁一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 専任講師 (60574910)
【キーワード】脳波 / 電気けいれん療法 / γ帯域神経活動 / うつ病 / ガンマ律動
【概要】本年度慶應義塾大学医学部倫理委員会に倫理申請を行い、研究が承認された。倫理申請と並行して、脳波データの質担保のため、試験的に脳波計測を行なった。その際に、慶應義塾大学病院脳波室直下に3テスラのMRIが存在したため、高密度脳波計Geodesic EEG System400で取得した脳波データにおいて従来の皿電極脳波計では明らかでなかった電磁波による周期的ノイズが混入した。この電磁波による周期的ノイズ...
❏電気けいれん療法の急性期作用期機序解明に関するマルチモーダルでの縦断的観察研(17K10315)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】平野 仁一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (60574910)
【キーワード】うつ病 / 電気けいれん療法 / 磁気共鳴画像 / 脳波 / 気分障害 (他11件)
【概要】2022年3月31日時点で、25症例が登録さた。研究遂行にあたって有意な有害事象は認められなかった。MRIの構造画像解析では従来研究と同様に電気けいれん療法施行前後で海馬を中心として灰白質の容積増大が確認された。他の気分障害に対する治療法と比較して、治療前後での海馬体積増大がECTにおいて特異的であり、これが治療抵抗性うつ病におけるECTの抗うつ効果に関連している可能性が示唆された。また、先行研究...
【医歯薬学】看護学:認知症脳波を含む研究件
❏危険回避能力の深部脳機能ネットワーク仮説の提案と検証(19K04921)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】片桐 祥雅 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 上席研究員 (60462876)
【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)
【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...
❏皮質-視床モデルに基づく脳波解析法の臨床展開(18K17887)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】山口 郁博 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 特任助教 (30735163)
【キーワード】モデルベース型 / データ駆動型 / 皮質 / 視床 / 相転移 (他21件)
【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...
【医歯薬学】看護学:統合失調症脳波を含む研究件
❏思春期における精神疾患のリスク形成過程の解明:脳波を用いた縦断研究(22K07573)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】切原 賢治 東京大学, バリアフリー支援室, 准教授 (80553700)
【キーワード】思春期 / 統合失調症 / 脳波 / ミスマッチ陰性電位 / 聴性定常反応
【概要】
❏神経オシレーションの発達に着目した統合失調症の早期支援のための指標の開発(18K07588)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】切原 賢治 東京大学, バリアフリー支援室, 准教授 (80553700)
【キーワード】統合失調症 / 精神病 / 脳波 / 聴性定常反応 / 神経オシレーション (他11件)
【概要】本研究では、統合失調症の早期段階における神経オシレーションの変化を調べるとともに、思春期における神経オシレーションの発達過程を調べる。両者を対比することで、統合失調症の予防や早期支援に有用な指標を見出すことを目的とする。 統合失調症の早期段階を対象に聴性定常反応(Auditory Steady-State Response: ASSR)を調べる研究では、以下の結果を得た。統合失調症患者では発症後早...
❏神経オシレーション間相互作用の統合失調症研究への応用(15K19713)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】切原 賢治 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80553700)
【キーワード】統合失調症 / 脳波 / ミスマッチ陰性電位 / 神経オシレーション / グルタミン酸
【概要】本研究では統合失調症の早期段階におけるミスマッチ陰性電位と神経オシレーションについて調べた。本研究により、統合失調症の早期段階においてミスマッチ陰性電位は進行性に減衰しないこと、社会的機能や認知機能と関連すること、グルタミン酸血中濃度と関連すること、神経オシレーション間相互作用に違いを認めることが明らかになった。本研究の結果は、ミスマッチ陰性電位および神経オシレーション間相互作用が統合失調症の早期...
【医歯薬学】看護学:リハビリテーション脳波を含む研究件
❏中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】脳筋ネットワーク
【研究期間】リハビリテーション
【研究代表者】歩行
【キーワード】立位動作
【概要】
❏消化管知覚過敏を軽減させるニューラルフィードバック練習装置の開発(19K11368)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小川 豊太 (濱口豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
【キーワード】過敏性腸症候群 / バイオフィードバック / 脳波 / 脳腸相関 / リハビリテーション (他8件)
【概要】本研究は、過敏性腸症候群(IBS)に見られる脳腸相関の異常に着目し、安静時脳波を指標として脳波フィードバック練習装置を開発することを目的としている。成人のIBSには、腹痛に関連した脳活動パターンなど、特定の腹部症状が脳波上に示されることがある。デコードされたニューロフィードバック(DecNef)は、症状のある人が症状のない人と比較して脳の活動パターンを自己制御できるようにするバイオフィードバック練...
❏時空間脳内ネットワーク構造に基づく革新的歩行介入法の開発(19K22804)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】野嶌 一平 信州大学, 医学部, 准教授(特定雇用) (20646286)
【キーワード】脳筋ネットワーク / リハビリテーション / 歩行 / 立位動作 / コヒーレンス (他11件)
【概要】動作中の脳・筋活動におけるネットワーク情報をリアルタイムに解析・提示する方法を使って神経の活動を自ら調整することで、歩行機能の改善を図る新しいリハビリテーション方法の開発を目的に実験を行った。本研究における解析プログラムでは、歩行動作中の筋活動制御における時間的変化を捉えるための新しい手法を開発し、脳筋間のネットワークの安定した抽出を可能にした。フィードバックシステムを使った介入試験では、脳筋コヒ...
【医歯薬学】看護学:高齢者脳波を含む研究件
❏危険回避能力の深部脳機能ネットワーク仮説の提案と検証(19K04921)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】片桐 祥雅 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 上席研究員 (60462876)
【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)
【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...
❏遷延性意識障害患者への看護介入内容と効果の測定から客観的・定量的評価指標の確立(19K11202)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐藤 光栄 東都大学, ヒューマンケア学部, 教授 (70461837)
【キーワード】高齢者 / 軽度認知症 / 音楽療法 / sIgA / 脳活性化 (他15件)
【概要】本研究の進捗状況としては、コロナ禍により対象者の確保に苦慮し、かなり遅れていたが、音楽療法にに関しては、リモートにて実施するようになったことが研究協力者の情報にて判明し、リモート実施での方法に変更し(倫理委員会の追加承認を得た)、対象施設への説明を行ったが、研究者が施設に入ることはできないとのことにて、施設職員に検体採取方法をレクチャーし採取することで承認を得ることができた。 月に1回実施されてお...
❏遷延性意識障害患者への看護介入効果の客観的・定量的評価指標の開発(16K12216)
【研究テーマ】高齢看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】佐藤 光栄 東都医療大学, ヒューマンケア学部, 教授 (70461837)
【キーワード】遷延性意識障害 / 看護 / 評価指標 / 唾液検査 / 脳波 (他25件)
【概要】遷延性意識障がい者の看護を行っても反応がなく、家族も看護者も困っている状況にあり、看護の評価が困難であった。そこで、一般市民の高齢者10人、老人保健施設入居者11人、遷延性意識障がい者11人に対して、座位による足浴の前中後の脳波、唾液IgA測定、顔写真による表情の変化を測定し、それらを比較することで、意識障害者でも同様の反応が得られれば、発声はなくても感じていることは「快」なのか「不快」の判断がで...
【医歯薬学】看護学:精神疾患脳波を含む研究件
❏自閉症の認知硬直性を惹起する神経遷移ダイナミクスの同定と動的脳刺激法による介入(19H03535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】渡部 喬光 東京大学, ニューロインテリジェンス国際研究機構, 准教授 (10710767)
【キーワード】自閉スペクトラム症 / 神経ダイナミクス / TMS / 磁気刺激 / 脳波 (他18件)
【概要】本研究の目的は、常に変化するダイナミックな脳活動状態をほぼリアルタイムに同定し、それに基づいた非侵襲的脳刺激をすることでヒトの認知的柔軟性に関わる因果論的神経基盤を同定することである。さらにはその手法を高機能自閉スペクトラム症当事者に適用することを目指す。これらによって、彼らの認知的硬直性を生み出している神経動態を明らかにし、そこに非侵襲的に介入する手法の基盤を開発することも目的としている。 この...
❏機械学習を用いた脳波の解析によるバイオマーカーの開発(17K16365)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】徳田 慶太 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (50762176)
【キーワード】脳波 / バイオマーカー / 精神疾患 / 非線形時系列解析 / 精神病理学
【概要】本研究では、精神疾患患者の脳波を解析することにより、病態を適切に特徴付けることのできるバイオマーカーを開発することを目的とした。そのために、深層学習や非線形時系列解析の手法を組み合わせ、脳波を解析する新規の手法の開発を行い、さらにこれを用いてデータ解析を行った。その結果、医師の診断結果が紐付いた患者および健常者の脳波を教師学習データとして解析し、その違いを弁別するシステムを構築することができた。開...
【医歯薬学】看護学:学習脳波を含む研究件
❏危険回避能力の深部脳機能ネットワーク仮説の提案と検証(19K04921)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】片桐 祥雅 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 上席研究員 (60462876)
【キーワード】認知制御 / 刺激反応適合性 / 身体性認知 / 背側前部帯状回 / 危険回避 (他20件)
【概要】本研究は、自動車運転における危機回避能力の神経基盤を明らかにし、高齢者の安全運転に資する技術を創製することを目的とした。本年度は、左または右の文字が刻印された刺激に対して文字の指示に従った足でステップを行うサイモン課題遂行中の脳活動の詳細を検討した結果、抹消の運動器の活動が中枢の認知制御の基盤となり得ることを明らかにした。この結果は、認知機能低下が中枢のみならず抹消の運動器・感覚器の衰弱にも起因し...
❏睡眠時間が身体運動に与える影響についての精神生理学的研究(18K10834)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】西多 昌規 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授 (10424029)
【キーワード】睡眠 / スポーツ / 運動 / 学習 / 身体運動 (他10件)
【概要】本研究は、慢性的な睡眠不足(睡眠負債)と身体運動との関連に着目し、睡眠時間の延長によって運動機能が向上する機序の解明を目指すものである。睡眠延長手段として日中の仮眠を3日間連続してとった群を睡眠延長群とし、通常の睡眠習慣を取った群を比較対照群として、スポーツ関連の高次運動機能を評価した。運動学習の指標としてRotation adaptation task(RAT)を課題として採用し、連日の仮眠によ...
【医歯薬学】看護学:看護介入脳波を含む研究件
❏遷延性意識障害患者への看護介入内容と効果の測定から客観的・定量的評価指標の確立(19K11202)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐藤 光栄 東都大学, ヒューマンケア学部, 教授 (70461837)
【キーワード】高齢者 / 軽度認知症 / 音楽療法 / sIgA / 脳活性化 (他15件)
【概要】本研究の進捗状況としては、コロナ禍により対象者の確保に苦慮し、かなり遅れていたが、音楽療法にに関しては、リモートにて実施するようになったことが研究協力者の情報にて判明し、リモート実施での方法に変更し(倫理委員会の追加承認を得た)、対象施設への説明を行ったが、研究者が施設に入ることはできないとのことにて、施設職員に検体採取方法をレクチャーし採取することで承認を得ることができた。 月に1回実施されてお...
❏遷延性意識障害患者への看護介入効果の客観的・定量的評価指標の開発(16K12216)
【研究テーマ】高齢看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】佐藤 光栄 東都医療大学, ヒューマンケア学部, 教授 (70461837)
【キーワード】遷延性意識障害 / 看護 / 評価指標 / 唾液検査 / 脳波 (他25件)
【概要】遷延性意識障がい者の看護を行っても反応がなく、家族も看護者も困っている状況にあり、看護の評価が困難であった。そこで、一般市民の高齢者10人、老人保健施設入居者11人、遷延性意識障がい者11人に対して、座位による足浴の前中後の脳波、唾液IgA測定、顔写真による表情の変化を測定し、それらを比較することで、意識障害者でも同様の反応が得られれば、発声はなくても感じていることは「快」なのか「不快」の判断がで...
【医歯薬学】看護学:新生児脳波を含む研究件
❏脊髄運動神経の機能的成熟が新生児運動発達に与える影響(15K16417)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特別研究員 (60744993)
【キーワード】運動発達 / 新生児 / 乳児 / 自発運動 / 筋電図 (他9件)
【概要】ヒトの運動発達の背景にある神経学的メカニズムは未だ明確にされていない。本研究は、新生児期から乳児期にみられる著しい運動発達を神経生理学的観点から解明する目的で、(1)新生児および乳児の柔らかい皮膚にも使用可能な多チャンネル表面筋電電極の開発、(2)全身モーションキャプチャと乳児筋骨格モデルを併用した運動時の固有感覚入力の計測を行った結果、新生児から乳児期の自発運動時の筋間相互相関は発達に伴い変化し...
❏音声知覚の発達と大脳半球の機能側性化(21682002)
【研究テーマ】言語学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】皆川 泰代 慶應義塾大学, 社会学研究科, 准教授 (90521732)
【キーワード】音声獲得 / 左右機能差 / 機能側性化 / NIRS / 音韻 (他19件)
【概要】ヒト成人の大脳左半球に局在する言語機能が生後どのように発達するのかという知見は、言語の進化という観点からも意義深いにも係わらず、ほとんど明らかにされていない。本研究は多チャンネル近赤外分光法(NIRS)を用いて、各種音韻や音声言語の獲得に伴う大脳側頭部の左右半球機能差の発達的変化を明らかにし、モデル化することを目的としている。母語、非母語音声に対する脳活動や行動反応を0-1歳の乳児(日本人、フラン...
【医歯薬学】看護学:睡眠脳波を含む研究件
❏小区分59030:体育および身体教育学関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】モデルベース型
【研究期間】データ駆動型
【研究代表者】皮質
【キーワード】視床
【概要】
❏非侵襲的脳刺激法を用いた睡眠動態制御手法の開発(18K17891)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】岸 哲史 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 助教 (70748946)
【キーワード】睡眠 / 非侵襲的脳刺激 / 非侵襲的脳刺激法 / 脳波
【概要】本研究では、非侵襲的脳刺激法による睡眠動態制御手法を開発することを目的とした。データ分析の結果、睡眠中に特定の周波数の非侵襲的脳刺激を行うことにより、主観的および客観的睡眠の質が向上する可能性があることが示唆された。付随して、睡眠段階遷移の動的モデルの構築(Kishi et al., 2018)と。睡眠時ブラキシズム患者の睡眠動態異常の検討(Kishi et al., 2020)を行った。 ...
❏皮質-視床モデルに基づく脳波解析法の臨床展開(18K17887)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】山口 郁博 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 特任助教 (30735163)
【キーワード】モデルベース型 / データ駆動型 / 皮質 / 視床 / 相転移 (他21件)
【概要】(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うこと...