統合失調症早期段階におけるγオシレーション減弱のメカニズムの解明
【研究分野】精神神経科学
【研究キーワード】
統合失調症 / 脳波 / ガンマオシレーション / 脳神経疾患
【研究成果の概要】
健常者、統合失調症の早期段階が疑われるリスク期患者、初回エピソード統合失調症の患者で聴性定常反応(ASSR)課題中の脳波を計測した。
40Hz-ASSRは、リスク期の患者と統合失調症患者で低下を認めた。一方、ガンマ帯域の自発活動は、統合失調症患者で上昇を認めた。さらに、ASSRと自発ガンマ活動は互いに関連した。患者の臨床症状(陽性症状)とガンマオシレーションの関連も明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2015-08-28 - 2018-03-31
【配分額】2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)