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研究分野別サイレントキーワード
「色覚」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】人間情報学:色覚を含む研究件
❏AIの導入による総合的錯視研究の新展開(21H04426)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2026-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 深層学習 / 色覚 / 運動知覚 / 動物実験 (他9件)
【概要】
❏質感的画像特徴と色認知-光沢色と照明色の関係に着目して-(15K00372)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永井 岳大 山形大学, 大学院理工学研究科, 准教授 (40549036)
【キーワード】色覚 / 質感 / 心理物理学 / 色 / 質感認知 (他6件)
【概要】光沢ハイライトは照明色そのものを反映する場合が多く、色恒常性の手がかりの候補の一つである。そこで本研究では、その光沢ハイライトと色知覚の関連性を明らかにすることを目的とした。はじめに、物体上の光沢ハイライトの色変化は、必ずしも照明色変化だと認知されないことを明らかにした。一方,光沢物体が多く含むシーンでは,マット物体のみを含むシーンよりも色恒常性が強く,さらにその光沢物体の優位性は,低次画像特徴が...
❏新しい錯視群の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析の手法を用いて―(22243044)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 文学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 運動視 / 色 / 静止画が動いて見える錯視 / fMRI (他20件)
【概要】錯視を総合的に研究した。脳機能画像法研究においては、fMRI順応法を用いて「蛇の回転」錯視の神経基盤を検討した。その結果、これまではMT野のみであった錯視運動への応答を、V1野においても明らかにした。数理解析研究においては、歪同心円錯視を単純かざぐるまフレームレットを用いて解析し、その錯視の構造を明らかにした。実験心理学的研究としては、新しい錯視を数多く報告した。中でも、色に依存した静止画が動いて...
【情報学】人間情報学:色彩色覚を含む研究件
❏錯視の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析・生物学の手法を用いて―(15H01984)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 色覚・色彩 / 運動視 / fMRI / 動物実験 (他19件)
【概要】本研究においては、心理学の初心に立ち返り、視覚そのものを知るツールとしての錯視の地位を確立するため、いろいろなアプローチで総合的に研究することを目的とした。実験心理学的研究によって、新しい錯視がいくつか発見あるいは同定された。今回の研究において特筆されることは、色の錯視の研究が革新的に進歩したことである。並置混色には2種類あることの発見、それに伴う「白と黒の錯視」(同じ色の縞模様が白に見えたり黒に...
❏マルチウェーブレット・フレームとその調和解析への応用(16340035)
【研究テーマ】基礎解析学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】新井 仁之 東京大学, 大学院数理科学研究科, 教授 (10175953)
【キーワード】ウェーブレット / ウェーブレットフレーム / 調和解析 / 錯視 / 視覚皮質 (他21件)
【概要】本研究プロジェクトの主たるテーマは(マルチ)ウェーブレットフレームと調和解析である.代表者の新井はウェーブレットフレームならびにその視覚科学への応用について研究を行った.特に新井は視覚科学の研究に適した新しいウェーブレットフレームを構成した(S.Araiと共同).このウェーブレットフレームは人間の視覚系の計算論的なモデルの構成の基礎となりうるものである.これに加えて新井は画像処理への実用的応用の研...
【情報学】人間情報学:色彩工学色覚を含む研究件
❏実物体外観の統合質感の定量化と光学特徴量に基づく質感生起モデルの構築(17H01809)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】内川 惠二 神奈川工科大学, 公私立大学の部局等, 客員教授 (00158776)
【キーワード】質感知覚 / 色覚 / 色彩工学 / 視覚心理物理学 / 統合質感生起モデル (他6件)
【概要】実物体の外観は、色、光沢、テクスチャなど様々な質感要素が統合されて全体として一つの質感(統合質感)を形成している。しかし、この統合質感は実物体の外観を決める重要な要因である。本研究では、色と光沢が異なる2個の実物体の画像を併置呈示し、統合質感の差の評価実験を行い、画像統計量による評価値の予測式を構築した。さらに、色だけおよび光沢だけによって判断する見えの差を調べる評価実験を独立に実施し、それらの見...
❏Classification Image法に基づく脳内色表現の数理モデル構築(24700206)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】永井 岳大 山形大学, 理工学研究科, 准教授 (40549036)
【キーワード】色覚 / 逆相関法 / 心理物理学 / 色彩科学 / 色覚情報処理 (他6件)
【概要】本研究は、心理物理実験と逆相関法を組み合わせたClassification Image法を用いて脳内における色情報表現の数理モデルを構築することを目的とした。得られた成果は以下の通りである。1. ランダム色ノイズ刺激に対する多数の被験者応答を脳内色表現モデルで解析することにより、心理課題に関わる脳内色表現の特性を抽出する方法を確立した。2. 上記方法より、低次な反対色表現が色コントラスト知覚に関わ...
【情報学】人間情報学:視覚心理物理学色覚を含む研究件
❏実物体外観の統合質感の定量化と光学特徴量に基づく質感生起モデルの構築(17H01809)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】内川 惠二 神奈川工科大学, 公私立大学の部局等, 客員教授 (00158776)
【キーワード】質感知覚 / 色覚 / 色彩工学 / 視覚心理物理学 / 統合質感生起モデル (他6件)
【概要】実物体の外観は、色、光沢、テクスチャなど様々な質感要素が統合されて全体として一つの質感(統合質感)を形成している。しかし、この統合質感は実物体の外観を決める重要な要因である。本研究では、色と光沢が異なる2個の実物体の画像を併置呈示し、統合質感の差の評価実験を行い、画像統計量による評価値の予測式を構築した。さらに、色だけおよび光沢だけによって判断する見えの差を調べる評価実験を独立に実施し、それらの見...
❏形態視と運動視の課題を用いた心理物理実験による知覚的大色差の定量化(21860044)
【研究テーマ】応用光学・量子光工学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】永井 岳大 豊橋技術科学大学, 工学部, 助教 (40549036)
【キーワード】色覚 / テクスチャ分離 / 視覚心理物理学
【概要】本研究では、これまで主に色の見えという視点からのみ調べられてきた知覚的な「色差」、特に量的判断が難しい大色差の視覚系内表現を解明するため、心理物理学的手法を用い、色の見え以外の課題により知覚的色差特性を定量化することを目的とした。今年度は、色の近い視覚要素はまとまって知覚されるという視覚特性を活用し、色差を測定するための実験課題として、多色テクスチャ刺激におけるグルーピング課題を採用した。はじめに...
【情報学】人間情報学:心理物理学色覚を含む研究件
❏色覚異常における未知の色差知覚特性に立脚した色変換技術の開発(19H04197)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】永井 岳大 東京工業大学, 工学院, 准教授 (40549036)
【キーワード】色覚異常 / 色知覚 / 心理物理学 / 色覚
【概要】本研究の目的の一つは、1型/2型色覚における、大きなS色差(S錐体の応答により作り出される色差。およそ黄-紫方向)に対する色差知覚特性を明らかにすることである。そこで、R2年度は、なるべく多くの研究協力者の色差知覚特性を測定する計画であった。しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大のため、特に学外の実験協力者について心理物理実験の実施が困難となってしまった。そこで、今後の心理物理実験の準備を万全に...
❏質感的画像特徴と色認知-光沢色と照明色の関係に着目して-(15K00372)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永井 岳大 山形大学, 大学院理工学研究科, 准教授 (40549036)
【キーワード】色覚 / 質感 / 心理物理学 / 色 / 質感認知 (他6件)
【概要】光沢ハイライトは照明色そのものを反映する場合が多く、色恒常性の手がかりの候補の一つである。そこで本研究では、その光沢ハイライトと色知覚の関連性を明らかにすることを目的とした。はじめに、物体上の光沢ハイライトの色変化は、必ずしも照明色変化だと認知されないことを明らかにした。一方,光沢物体が多く含むシーンでは,マット物体のみを含むシーンよりも色恒常性が強く,さらにその光沢物体の優位性は,低次画像特徴が...
❏Classification Image法に基づく脳内色表現の数理モデル構築(24700206)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】永井 岳大 山形大学, 理工学研究科, 准教授 (40549036)
【キーワード】色覚 / 逆相関法 / 心理物理学 / 色彩科学 / 色覚情報処理 (他6件)
【概要】本研究は、心理物理実験と逆相関法を組み合わせたClassification Image法を用いて脳内における色情報表現の数理モデルを構築することを目的とした。得られた成果は以下の通りである。1. ランダム色ノイズ刺激に対する多数の被験者応答を脳内色表現モデルで解析することにより、心理課題に関わる脳内色表現の特性を抽出する方法を確立した。2. 上記方法より、低次な反対色表現が色コントラスト知覚に関わ...
【情報学】情報学フロンティア:画像処理色覚を含む研究件
❏視覚障害者支援のためのコンピュータビジョン(21500164)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】金子 透 静岡大学, 工学部, 教授 (50293600)
【キーワード】ウェアラブルビジョン / タッチパネル操作 / 文字認識 / 書籍音読 / 画像処理 (他9件)
【概要】本研究では、視覚障害者が豊かな社会生活を営むための視覚機能補助システムをコンピュータビジョン技術を用いて実現することを目的に研究を行った。具体的な支援例として、ATMのタッチパネル操作を誘導するウェアラブルビジョンシステム、書籍の文章を音声に変換する書籍音読システム、色覚障害者に色情報を伝える色情報提示システムを取り上げ、これらシステムを実現するための手法の提案および実験によるその有効性の確認を行...
❏マルチウェーブレット・フレームとその調和解析への応用(16340035)
【研究テーマ】基礎解析学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】新井 仁之 東京大学, 大学院数理科学研究科, 教授 (10175953)
【キーワード】ウェーブレット / ウェーブレットフレーム / 調和解析 / 錯視 / 視覚皮質 (他21件)
【概要】本研究プロジェクトの主たるテーマは(マルチ)ウェーブレットフレームと調和解析である.代表者の新井はウェーブレットフレームならびにその視覚科学への応用について研究を行った.特に新井は視覚科学の研究に適した新しいウェーブレットフレームを構成した(S.Araiと共同).このウェーブレットフレームは人間の視覚系の計算論的なモデルの構成の基礎となりうるものである.これに加えて新井は画像処理への実用的応用の研...
【数物系科学】数学:フレームレット色覚を含む研究件
❏新しい錯視群の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析の手法を用いて―(22243044)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 文学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 運動視 / 色 / 静止画が動いて見える錯視 / fMRI (他20件)
【概要】錯視を総合的に研究した。脳機能画像法研究においては、fMRI順応法を用いて「蛇の回転」錯視の神経基盤を検討した。その結果、これまではMT野のみであった錯視運動への応答を、V1野においても明らかにした。数理解析研究においては、歪同心円錯視を単純かざぐるまフレームレットを用いて解析し、その錯視の構造を明らかにした。実験心理学的研究としては、新しい錯視を数多く報告した。中でも、色に依存した静止画が動いて...
❏マルチウェーブレット・フレームとその調和解析への応用(16340035)
【研究テーマ】基礎解析学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】新井 仁之 東京大学, 大学院数理科学研究科, 教授 (10175953)
【キーワード】ウェーブレット / ウェーブレットフレーム / 調和解析 / 錯視 / 視覚皮質 (他21件)
【概要】本研究プロジェクトの主たるテーマは(マルチ)ウェーブレットフレームと調和解析である.代表者の新井はウェーブレットフレームならびにその視覚科学への応用について研究を行った.特に新井は視覚科学の研究に適した新しいウェーブレットフレームを構成した(S.Araiと共同).このウェーブレットフレームは人間の視覚系の計算論的なモデルの構成の基礎となりうるものである.これに加えて新井は画像処理への実用的応用の研...
【数物系科学】数学:錯視色覚を含む研究件
❏AIの導入による総合的錯視研究の新展開(21H04426)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2026-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 深層学習 / 色覚 / 運動知覚 / 動物実験 (他9件)
【概要】
❏錯視の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析・生物学の手法を用いて―(15H01984)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 色覚・色彩 / 運動視 / fMRI / 動物実験 (他19件)
【概要】本研究においては、心理学の初心に立ち返り、視覚そのものを知るツールとしての錯視の地位を確立するため、いろいろなアプローチで総合的に研究することを目的とした。実験心理学的研究によって、新しい錯視がいくつか発見あるいは同定された。今回の研究において特筆されることは、色の錯視の研究が革新的に進歩したことである。並置混色には2種類あることの発見、それに伴う「白と黒の錯視」(同じ色の縞模様が白に見えたり黒に...
❏新しい錯視群の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析の手法を用いて―(22243044)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 文学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 運動視 / 色 / 静止画が動いて見える錯視 / fMRI (他20件)
【概要】錯視を総合的に研究した。脳機能画像法研究においては、fMRI順応法を用いて「蛇の回転」錯視の神経基盤を検討した。その結果、これまではMT野のみであった錯視運動への応答を、V1野においても明らかにした。数理解析研究においては、歪同心円錯視を単純かざぐるまフレームレットを用いて解析し、その錯視の構造を明らかにした。実験心理学的研究としては、新しい錯視を数多く報告した。中でも、色に依存した静止画が動いて...
【数物系科学】天文学:国際情報交換色覚を含む研究件
❏霊長類感覚多重遺伝子族の大規模集団解析による嗅覚・味覚・色覚の総体的進化像の解明(15H02421)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】霊長類 / 感覚受容遺伝子 / 野生集団 / 遺伝的多型 / 適応進化 (他10件)
【概要】霊長類は色覚の動物と言われてきたが、近年嗅覚と味覚に大きな種間及び種内多様性が見出され、総体としての感覚進化を理解する必要に迫られていた。新世界ザル野生群とヒトを含む豊富な集団試料を用いて、色覚オプシン、嗅覚受容体、味覚受容体に対するtarget captureと次世代シーケンシングによる大規模配列決定を行った。総嗅覚受容体遺伝子数や偽遺伝子割合に種間で顕著な違いが見られない一方で、機能遺伝子と偽...
❏霊長類の自然集団に注目した感覚関連遺伝子の多様性の探索と適応進化の検証(22247036)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】霊長類 / 感覚受容遺伝子 / 野生集団 / 遺伝的多型 / 適応進化 (他8件)
【概要】霊長類の色覚と味覚の進化に関して次の成果を得た。クモザル亜科はL/Mオプシンアレルの変異により採食果実検出能を独自に向上させた。均質な3色型色覚とされるホエザル属は実は色覚多型を獲得していた。野生オマキザルをモデルとして遠距離採食果実検出における3色型色覚の有利性を示した。一方野生オマキザル集団26年間の観察記録と照合して3色型色覚と2色型色覚の適応度に差がないことを示した。メガネザルL/Mオプシ...
❏野生新世界ザル集団に対する糞DNAを用いた色覚型判定と色覚変異関連行動の解析(16405015)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40282727)
【キーワード】色覚 / 視物質 / オプシン / 新世界ザル / 進化 (他11件)
【概要】1.飼育オマキザルを用いてその赤-緑オプシン遺伝子型を調べ、それらに対する色覚刺激弁別実験を行い、遺伝子型と表現型が一致することをヒト以外の霊長類ではじめて示した 2.2色型色覚は色カモフラージュを見破る能力に優れており、それにより自然界で色覚型によりニッチの棲み分けが可能であるという仮説があった。しかしヒト以外の霊長類で2色型色覚の色カモフラージュを見破る視覚能力を検証した研究はなかった。そこで...
【生物学】基礎生物学:錐体色覚を含む研究件
❏動物の環境応答行動を制御する光センシング機構とその個体成長での転換(19K06758)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小島 大輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (60376530)
【キーワード】光受容 / ゼブラフィッシュ / 体色変化 / 網膜 / オプシン (他12件)
【概要】動物の環境応答行動の光制御メカニズムと、その個体成長過程における転換様式を明らかにするため、真骨魚類ゼブラフィッシュを動物モデルとして次のように研究を進めた。 ◎動物の光環境応答の一つ「背地適応」の光制御には、少なくとも2種類の光受容分子が関与し、その一部は視細胞以外の網膜ニューロンに存在する。これらの光受容細胞の特異的な破壊実験により背地適応制御の神経回路を調べるため、前年度に引き続いてGAL4...
❏新しい錯視群の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析の手法を用いて―(22243044)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 文学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 運動視 / 色 / 静止画が動いて見える錯視 / fMRI (他20件)
【概要】錯視を総合的に研究した。脳機能画像法研究においては、fMRI順応法を用いて「蛇の回転」錯視の神経基盤を検討した。その結果、これまではMT野のみであった錯視運動への応答を、V1野においても明らかにした。数理解析研究においては、歪同心円錯視を単純かざぐるまフレームレットを用いて解析し、その錯視の構造を明らかにした。実験心理学的研究としては、新しい錯視を数多く報告した。中でも、色に依存した静止画が動いて...
【生物学】人類学:霊長類色覚を含む研究件
❏新世界と旧世界の対比による霊長類感覚生態ゲノム学の確立(18H04005)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】感覚進化 / 霊長類 / 色覚 / 嗅覚 / 味覚
【概要】コスタリカでシロガオオマキザル野生群を調査し、早い者勝ちとなる小さく開花期の短い樹木では3色型色覚個体の先着頻度が2色型個体より有意に高いこと、熟すると匂い物質の総量が増加する果実ほど匂い嗅ぎ頻度が高いこと、2色型は3色型より高頻度に匂い嗅ぎを行うことを示した。熱帯雨林と乾燥林とでシロガオオマキザルの全ゲノム配列決定を行い、腎機能、長寿命、脳発生等に関わる遺伝子への自然選択を検出した。旨味受容体T...
❏新世界ザル採食果実の匂い物質から模索する霊長類の感覚生態(16K14818)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】感覚進化 / 霊長類 / 果実採食 / 色覚 / 嗅覚 (他11件)
【概要】果実は熟するにつれ色や匂いを変化させ動物を惹きつける。果実選択における色の効果は多く研究されてきたが、果実の匂い、動物の嗅覚、視覚の相互関係については知見が乏しかった。本課題は野生のシロガオオマキザル(Cebus imitator)の行動観察と採食果実の色度及び匂い物質の測定の統合を試みた。その結果、匂い嗅ぎ行動の頻度と果実の成熟に伴う匂い総量の増加に正の相関があることを明らかにした。また、「赤緑...
❏霊長類感覚多重遺伝子族の大規模集団解析による嗅覚・味覚・色覚の総体的進化像の解明(15H02421)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】霊長類 / 感覚受容遺伝子 / 野生集団 / 遺伝的多型 / 適応進化 (他10件)
【概要】霊長類は色覚の動物と言われてきたが、近年嗅覚と味覚に大きな種間及び種内多様性が見出され、総体としての感覚進化を理解する必要に迫られていた。新世界ザル野生群とヒトを含む豊富な集団試料を用いて、色覚オプシン、嗅覚受容体、味覚受容体に対するtarget captureと次世代シーケンシングによる大規模配列決定を行った。総嗅覚受容体遺伝子数や偽遺伝子割合に種間で顕著な違いが見られない一方で、機能遺伝子と偽...
【生物学】人類学:嗅覚色覚を含む研究件
❏新世界と旧世界の対比による霊長類感覚生態ゲノム学の確立(18H04005)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】感覚進化 / 霊長類 / 色覚 / 嗅覚 / 味覚
【概要】コスタリカでシロガオオマキザル野生群を調査し、早い者勝ちとなる小さく開花期の短い樹木では3色型色覚個体の先着頻度が2色型個体より有意に高いこと、熟すると匂い物質の総量が増加する果実ほど匂い嗅ぎ頻度が高いこと、2色型は3色型より高頻度に匂い嗅ぎを行うことを示した。熱帯雨林と乾燥林とでシロガオオマキザルの全ゲノム配列決定を行い、腎機能、長寿命、脳発生等に関わる遺伝子への自然選択を検出した。旨味受容体T...
❏新世界ザル採食果実の匂い物質から模索する霊長類の感覚生態(16K14818)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】感覚進化 / 霊長類 / 果実採食 / 色覚 / 嗅覚 (他11件)
【概要】果実は熟するにつれ色や匂いを変化させ動物を惹きつける。果実選択における色の効果は多く研究されてきたが、果実の匂い、動物の嗅覚、視覚の相互関係については知見が乏しかった。本課題は野生のシロガオオマキザル(Cebus imitator)の行動観察と採食果実の色度及び匂い物質の測定の統合を試みた。その結果、匂い嗅ぎ行動の頻度と果実の成熟に伴う匂い総量の増加に正の相関があることを明らかにした。また、「赤緑...
【生物学】人類学:感覚受容遺伝子色覚を含む研究件
❏霊長類感覚多重遺伝子族の大規模集団解析による嗅覚・味覚・色覚の総体的進化像の解明(15H02421)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】霊長類 / 感覚受容遺伝子 / 野生集団 / 遺伝的多型 / 適応進化 (他10件)
【概要】霊長類は色覚の動物と言われてきたが、近年嗅覚と味覚に大きな種間及び種内多様性が見出され、総体としての感覚進化を理解する必要に迫られていた。新世界ザル野生群とヒトを含む豊富な集団試料を用いて、色覚オプシン、嗅覚受容体、味覚受容体に対するtarget captureと次世代シーケンシングによる大規模配列決定を行った。総嗅覚受容体遺伝子数や偽遺伝子割合に種間で顕著な違いが見られない一方で、機能遺伝子と偽...
❏霊長類の自然集団に注目した感覚関連遺伝子の多様性の探索と適応進化の検証(22247036)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】霊長類 / 感覚受容遺伝子 / 野生集団 / 遺伝的多型 / 適応進化 (他8件)
【概要】霊長類の色覚と味覚の進化に関して次の成果を得た。クモザル亜科はL/Mオプシンアレルの変異により採食果実検出能を独自に向上させた。均質な3色型色覚とされるホエザル属は実は色覚多型を獲得していた。野生オマキザルをモデルとして遠距離採食果実検出における3色型色覚の有利性を示した。一方野生オマキザル集団26年間の観察記録と照合して3色型色覚と2色型色覚の適応度に差がないことを示した。メガネザルL/Mオプシ...
【生物学】人類学:感覚進化色覚を含む研究件
❏新世界と旧世界の対比による霊長類感覚生態ゲノム学の確立(18H04005)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】感覚進化 / 霊長類 / 色覚 / 嗅覚 / 味覚
【概要】コスタリカでシロガオオマキザル野生群を調査し、早い者勝ちとなる小さく開花期の短い樹木では3色型色覚個体の先着頻度が2色型個体より有意に高いこと、熟すると匂い物質の総量が増加する果実ほど匂い嗅ぎ頻度が高いこと、2色型は3色型より高頻度に匂い嗅ぎを行うことを示した。熱帯雨林と乾燥林とでシロガオオマキザルの全ゲノム配列決定を行い、腎機能、長寿命、脳発生等に関わる遺伝子への自然選択を検出した。旨味受容体T...
❏新世界ザル採食果実の匂い物質から模索する霊長類の感覚生態(16K14818)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】感覚進化 / 霊長類 / 果実採食 / 色覚 / 嗅覚 (他11件)
【概要】果実は熟するにつれ色や匂いを変化させ動物を惹きつける。果実選択における色の効果は多く研究されてきたが、果実の匂い、動物の嗅覚、視覚の相互関係については知見が乏しかった。本課題は野生のシロガオオマキザル(Cebus imitator)の行動観察と採食果実の色度及び匂い物質の測定の統合を試みた。その結果、匂い嗅ぎ行動の頻度と果実の成熟に伴う匂い総量の増加に正の相関があることを明らかにした。また、「赤緑...
❏霊長類感覚多重遺伝子族の大規模集団解析による嗅覚・味覚・色覚の総体的進化像の解明(15H02421)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】霊長類 / 感覚受容遺伝子 / 野生集団 / 遺伝的多型 / 適応進化 (他10件)
【概要】霊長類は色覚の動物と言われてきたが、近年嗅覚と味覚に大きな種間及び種内多様性が見出され、総体としての感覚進化を理解する必要に迫られていた。新世界ザル野生群とヒトを含む豊富な集団試料を用いて、色覚オプシン、嗅覚受容体、味覚受容体に対するtarget captureと次世代シーケンシングによる大規模配列決定を行った。総嗅覚受容体遺伝子数や偽遺伝子割合に種間で顕著な違いが見られない一方で、機能遺伝子と偽...
【生物学】人類学:原猿色覚を含む研究件
❏メガネザルとゼブラフィッシュ:視物質遺伝子を通して見たヒト3色型色覚の起源(12440243)
【研究テーマ】人類学(含生理人類学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40282727)
【キーワード】視物質 / オプシン / ゼブラフィッシュ / 霊長類 / 原猿類 (他15件)
【概要】ゼブラフィッシュに関して:ゼブラフィッシュの赤型視物質遺伝子と緑型視物質遺伝子がそれぞれ2種類(LWS-1,LWS-2)及び4種類(RH2-1,RH2-2,RH2-3,RH2-4)ずつ存在し、青型(SWS2)、紫外線型(SWS1)、桿体型(RH1)は1種類のみであることを明らかにした。また、これらのうちLWS-2,RG2-2,RH2-3は新規遺伝子であることを示した。また、視物質再構成実験と吸収光...
❏霊長類オプシン遺伝子の機能解析による人類色覚の起源と進化の研究(09740647)
【研究テーマ】人類学(含生理人類学)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (40282727)
【キーワード】霊長類 / 新世界ザル / オプシン / 視物質 / 色覚 (他8件)
【概要】新世界ザルであるコモンマーモセットとヨザルは従来の仮説と異なり複数の赤緑視物質遺伝子をもつことが前年度に示唆された。そこでこのことを検証するために各々のオス個体よりゲノムライブラリーを作成し赤緑視物質遺伝子の単離を試みた。そしてこれら2種において実際に複数の異なる赤緑視物質遺伝子の単離に成功した。コモンマーモセット赤緑視物質遺伝子にはp561、p556、p543の3表現型が知られているが、単離され...
【生物学】人類学:遺伝的多型色覚を含む研究件
❏霊長類感覚多重遺伝子族の大規模集団解析による嗅覚・味覚・色覚の総体的進化像の解明(15H02421)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】霊長類 / 感覚受容遺伝子 / 野生集団 / 遺伝的多型 / 適応進化 (他10件)
【概要】霊長類は色覚の動物と言われてきたが、近年嗅覚と味覚に大きな種間及び種内多様性が見出され、総体としての感覚進化を理解する必要に迫られていた。新世界ザル野生群とヒトを含む豊富な集団試料を用いて、色覚オプシン、嗅覚受容体、味覚受容体に対するtarget captureと次世代シーケンシングによる大規模配列決定を行った。総嗅覚受容体遺伝子数や偽遺伝子割合に種間で顕著な違いが見られない一方で、機能遺伝子と偽...
❏霊長類の自然集団に注目した感覚関連遺伝子の多様性の探索と適応進化の検証(22247036)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】霊長類 / 感覚受容遺伝子 / 野生集団 / 遺伝的多型 / 適応進化 (他8件)
【概要】霊長類の色覚と味覚の進化に関して次の成果を得た。クモザル亜科はL/Mオプシンアレルの変異により採食果実検出能を独自に向上させた。均質な3色型色覚とされるホエザル属は実は色覚多型を獲得していた。野生オマキザルをモデルとして遠距離採食果実検出における3色型色覚の有利性を示した。一方野生オマキザル集団26年間の観察記録と照合して3色型色覚と2色型色覚の適応度に差がないことを示した。メガネザルL/Mオプシ...
【生物学】人類学:オプシン色覚を含む研究件
❏動物の環境応答行動を制御する光センシング機構とその個体成長での転換(19K06758)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小島 大輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (60376530)
【キーワード】光受容 / ゼブラフィッシュ / 体色変化 / 網膜 / オプシン (他12件)
【概要】動物の環境応答行動の光制御メカニズムと、その個体成長過程における転換様式を明らかにするため、真骨魚類ゼブラフィッシュを動物モデルとして次のように研究を進めた。 ◎動物の光環境応答の一つ「背地適応」の光制御には、少なくとも2種類の光受容分子が関与し、その一部は視細胞以外の網膜ニューロンに存在する。これらの光受容細胞の特異的な破壊実験により背地適応制御の神経回路を調べるため、前年度に引き続いてGAL4...
❏グッピーにおける雌配偶者選好性の個体間変異と可塑性の進化機構の解明(15H04419)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】河田 雅圭 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (90204734)
【キーワード】性選択 / 可塑性 / DNAメチル化 / オプシン / グッピー (他9件)
【概要】グッピーを用いて、成育時の光環境とカロテノイドの影響に焦点を当て、遺伝子型の変異とDNAメチル化によるエピジェネティックな変異が雄の体色に対する雌の配偶者選好性の個体間変異に与える影響を調べた。オプシン遺伝子の発現量は、光感受性と雄体色に対する雌の選好性に影響し、その発現量は、成育時の光環境とオプシン遺伝子LWS-1の遺伝子型との交互作用によって影響されることがわかった。またオプシン遺伝子の発現量...
❏野生新世界ザル集団に対する糞DNAを用いた色覚型判定と色覚変異関連行動の解析(16405015)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40282727)
【キーワード】色覚 / 視物質 / オプシン / 新世界ザル / 進化 (他11件)
【概要】1.飼育オマキザルを用いてその赤-緑オプシン遺伝子型を調べ、それらに対する色覚刺激弁別実験を行い、遺伝子型と表現型が一致することをヒト以外の霊長類ではじめて示した 2.2色型色覚は色カモフラージュを見破る能力に優れており、それにより自然界で色覚型によりニッチの棲み分けが可能であるという仮説があった。しかしヒト以外の霊長類で2色型色覚の色カモフラージュを見破る視覚能力を検証した研究はなかった。そこで...
【生物学】人類学:オマキザル色覚を含む研究件
❏新世界ザル採食果実の匂い物質から模索する霊長類の感覚生態(16K14818)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】感覚進化 / 霊長類 / 果実採食 / 色覚 / 嗅覚 (他11件)
【概要】果実は熟するにつれ色や匂いを変化させ動物を惹きつける。果実選択における色の効果は多く研究されてきたが、果実の匂い、動物の嗅覚、視覚の相互関係については知見が乏しかった。本課題は野生のシロガオオマキザル(Cebus imitator)の行動観察と採食果実の色度及び匂い物質の測定の統合を試みた。その結果、匂い嗅ぎ行動の頻度と果実の成熟に伴う匂い総量の増加に正の相関があることを明らかにした。また、「赤緑...
❏野生新世界ザル集団に対する糞DNAを用いた色覚型判定と色覚変異関連行動の解析(16405015)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40282727)
【キーワード】色覚 / 視物質 / オプシン / 新世界ザル / 進化 (他11件)
【概要】1.飼育オマキザルを用いてその赤-緑オプシン遺伝子型を調べ、それらに対する色覚刺激弁別実験を行い、遺伝子型と表現型が一致することをヒト以外の霊長類ではじめて示した 2.2色型色覚は色カモフラージュを見破る能力に優れており、それにより自然界で色覚型によりニッチの棲み分けが可能であるという仮説があった。しかしヒト以外の霊長類で2色型色覚の色カモフラージュを見破る視覚能力を検証した研究はなかった。そこで...
【生物学】人類学:視物質色覚を含む研究件
❏野生新世界ザル集団に対する糞DNAを用いた色覚型判定と色覚変異関連行動の解析(16405015)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40282727)
【キーワード】色覚 / 視物質 / オプシン / 新世界ザル / 進化 (他11件)
【概要】1.飼育オマキザルを用いてその赤-緑オプシン遺伝子型を調べ、それらに対する色覚刺激弁別実験を行い、遺伝子型と表現型が一致することをヒト以外の霊長類ではじめて示した 2.2色型色覚は色カモフラージュを見破る能力に優れており、それにより自然界で色覚型によりニッチの棲み分けが可能であるという仮説があった。しかしヒト以外の霊長類で2色型色覚の色カモフラージュを見破る視覚能力を検証した研究はなかった。そこで...
❏色覚種内変異と性選択の関連究明へ向けたグッピー視物質遺伝子ゲノム構成の解明(15657005)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40282727)
【キーワード】色覚 / 視物質 / オプシン / 魚類 / 進化 (他9件)
【概要】視物質にサブタイプをもつことは魚類に特徴的であり多様な水中光環境への適応進化と考えられるがサブタイプのレパートリーが完全に解明されている魚種はゼブラフィッシュをはじめわずかである。ゼブラフィッシュは緑型視物質に4種類ものサブタイプをもちそれらの吸収波長は10〜20nm間隔で分化しているだけでなく網膜中の発現領域/時期も分化している。本研究で私はそれらの祖先視物質を再構成して吸収波長分化の過程を明ら...
❏色覚視物質遺伝子と動物行動の関連性の解明に向けた萌芽的研究(13874105)
【研究テーマ】生態
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40282727)
【キーワード】視物質 / オプシン / 霊長類 / 新世界ザル / ゼブラフィッシュ (他7件)
【概要】霊長類に関して:フサオマキザル13頭リスザル7頭ケナガクモザル1頭の糞DNAにおいて赤緑視物質遺伝子の第3及び第5エクソンをPCR法で増幅することができた。その際、糞DNAは糞塊サンプルより糞表面を綿棒でなぞって採取したサンプルの方が、PCR増幅されやすい傾向があることがわかった。また、塩基配列はPCR増幅DNA断片から直接決定することができた。遺伝子型は視物質タンパク質の180番目、277番目、...
【生物学】人類学:新世界ザル色覚を含む研究件
❏新世界ザル採食果実の匂い物質から模索する霊長類の感覚生態(16K14818)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】感覚進化 / 霊長類 / 果実採食 / 色覚 / 嗅覚 (他11件)
【概要】果実は熟するにつれ色や匂いを変化させ動物を惹きつける。果実選択における色の効果は多く研究されてきたが、果実の匂い、動物の嗅覚、視覚の相互関係については知見が乏しかった。本課題は野生のシロガオオマキザル(Cebus imitator)の行動観察と採食果実の色度及び匂い物質の測定の統合を試みた。その結果、匂い嗅ぎ行動の頻度と果実の成熟に伴う匂い総量の増加に正の相関があることを明らかにした。また、「赤緑...
❏野生新世界ザル集団に対する糞DNAを用いた色覚型判定と色覚変異関連行動の解析(16405015)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40282727)
【キーワード】色覚 / 視物質 / オプシン / 新世界ザル / 進化 (他11件)
【概要】1.飼育オマキザルを用いてその赤-緑オプシン遺伝子型を調べ、それらに対する色覚刺激弁別実験を行い、遺伝子型と表現型が一致することをヒト以外の霊長類ではじめて示した 2.2色型色覚は色カモフラージュを見破る能力に優れており、それにより自然界で色覚型によりニッチの棲み分けが可能であるという仮説があった。しかしヒト以外の霊長類で2色型色覚の色カモフラージュを見破る視覚能力を検証した研究はなかった。そこで...
❏色覚視物質遺伝子と動物行動の関連性の解明に向けた萌芽的研究(13874105)
【研究テーマ】生態
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40282727)
【キーワード】視物質 / オプシン / 霊長類 / 新世界ザル / ゼブラフィッシュ (他7件)
【概要】霊長類に関して:フサオマキザル13頭リスザル7頭ケナガクモザル1頭の糞DNAにおいて赤緑視物質遺伝子の第3及び第5エクソンをPCR法で増幅することができた。その際、糞DNAは糞塊サンプルより糞表面を綿棒でなぞって採取したサンプルの方が、PCR増幅されやすい傾向があることがわかった。また、塩基配列はPCR増幅DNA断片から直接決定することができた。遺伝子型は視物質タンパク質の180番目、277番目、...
【生物学】人類学:適応進化色覚を含む研究件
❏霊長類感覚多重遺伝子族の大規模集団解析による嗅覚・味覚・色覚の総体的進化像の解明(15H02421)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】霊長類 / 感覚受容遺伝子 / 野生集団 / 遺伝的多型 / 適応進化 (他10件)
【概要】霊長類は色覚の動物と言われてきたが、近年嗅覚と味覚に大きな種間及び種内多様性が見出され、総体としての感覚進化を理解する必要に迫られていた。新世界ザル野生群とヒトを含む豊富な集団試料を用いて、色覚オプシン、嗅覚受容体、味覚受容体に対するtarget captureと次世代シーケンシングによる大規模配列決定を行った。総嗅覚受容体遺伝子数や偽遺伝子割合に種間で顕著な違いが見られない一方で、機能遺伝子と偽...
❏霊長類の自然集団に注目した感覚関連遺伝子の多様性の探索と適応進化の検証(22247036)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】霊長類 / 感覚受容遺伝子 / 野生集団 / 遺伝的多型 / 適応進化 (他8件)
【概要】霊長類の色覚と味覚の進化に関して次の成果を得た。クモザル亜科はL/Mオプシンアレルの変異により採食果実検出能を独自に向上させた。均質な3色型色覚とされるホエザル属は実は色覚多型を獲得していた。野生オマキザルをモデルとして遠距離採食果実検出における3色型色覚の有利性を示した。一方野生オマキザル集団26年間の観察記録と照合して3色型色覚と2色型色覚の適応度に差がないことを示した。メガネザルL/Mオプシ...
【生物学】人類学:グッピー色覚を含む研究件
❏グッピーにおける雌配偶者選好性の個体間変異と可塑性の進化機構の解明(15H04419)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】河田 雅圭 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (90204734)
【キーワード】性選択 / 可塑性 / DNAメチル化 / オプシン / グッピー (他9件)
【概要】グッピーを用いて、成育時の光環境とカロテノイドの影響に焦点を当て、遺伝子型の変異とDNAメチル化によるエピジェネティックな変異が雄の体色に対する雌の配偶者選好性の個体間変異に与える影響を調べた。オプシン遺伝子の発現量は、光感受性と雄体色に対する雌の選好性に影響し、その発現量は、成育時の光環境とオプシン遺伝子LWS-1の遺伝子型との交互作用によって影響されることがわかった。またオプシン遺伝子の発現量...
❏色覚種内変異と性選択の関連究明へ向けたグッピー視物質遺伝子ゲノム構成の解明(15657005)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40282727)
【キーワード】色覚 / 視物質 / オプシン / 魚類 / 進化 (他9件)
【概要】視物質にサブタイプをもつことは魚類に特徴的であり多様な水中光環境への適応進化と考えられるがサブタイプのレパートリーが完全に解明されている魚種はゼブラフィッシュをはじめわずかである。ゼブラフィッシュは緑型視物質に4種類ものサブタイプをもちそれらの吸収波長は10〜20nm間隔で分化しているだけでなく網膜中の発現領域/時期も分化している。本研究で私はそれらの祖先視物質を再構成して吸収波長分化の過程を明ら...
【生物学】人類学:進化色覚を含む研究件
❏グッピーにおける雌配偶者選好性の個体間変異と可塑性の進化機構の解明(15H04419)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】河田 雅圭 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (90204734)
【キーワード】性選択 / 可塑性 / DNAメチル化 / オプシン / グッピー (他9件)
【概要】グッピーを用いて、成育時の光環境とカロテノイドの影響に焦点を当て、遺伝子型の変異とDNAメチル化によるエピジェネティックな変異が雄の体色に対する雌の配偶者選好性の個体間変異に与える影響を調べた。オプシン遺伝子の発現量は、光感受性と雄体色に対する雌の選好性に影響し、その発現量は、成育時の光環境とオプシン遺伝子LWS-1の遺伝子型との交互作用によって影響されることがわかった。またオプシン遺伝子の発現量...
❏野生新世界ザル集団に対する糞DNAを用いた色覚型判定と色覚変異関連行動の解析(16405015)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40282727)
【キーワード】色覚 / 視物質 / オプシン / 新世界ザル / 進化 (他11件)
【概要】1.飼育オマキザルを用いてその赤-緑オプシン遺伝子型を調べ、それらに対する色覚刺激弁別実験を行い、遺伝子型と表現型が一致することをヒト以外の霊長類ではじめて示した 2.2色型色覚は色カモフラージュを見破る能力に優れており、それにより自然界で色覚型によりニッチの棲み分けが可能であるという仮説があった。しかしヒト以外の霊長類で2色型色覚の色カモフラージュを見破る視覚能力を検証した研究はなかった。そこで...
❏色覚種内変異と性選択の関連究明へ向けたグッピー視物質遺伝子ゲノム構成の解明(15657005)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40282727)
【キーワード】色覚 / 視物質 / オプシン / 魚類 / 進化 (他9件)
【概要】視物質にサブタイプをもつことは魚類に特徴的であり多様な水中光環境への適応進化と考えられるがサブタイプのレパートリーが完全に解明されている魚種はゼブラフィッシュをはじめわずかである。ゼブラフィッシュは緑型視物質に4種類ものサブタイプをもちそれらの吸収波長は10〜20nm間隔で分化しているだけでなく網膜中の発現領域/時期も分化している。本研究で私はそれらの祖先視物質を再構成して吸収波長分化の過程を明ら...
【生物学】人類学:野生集団色覚を含む研究件
❏霊長類感覚多重遺伝子族の大規模集団解析による嗅覚・味覚・色覚の総体的進化像の解明(15H02421)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】霊長類 / 感覚受容遺伝子 / 野生集団 / 遺伝的多型 / 適応進化 (他10件)
【概要】霊長類は色覚の動物と言われてきたが、近年嗅覚と味覚に大きな種間及び種内多様性が見出され、総体としての感覚進化を理解する必要に迫られていた。新世界ザル野生群とヒトを含む豊富な集団試料を用いて、色覚オプシン、嗅覚受容体、味覚受容体に対するtarget captureと次世代シーケンシングによる大規模配列決定を行った。総嗅覚受容体遺伝子数や偽遺伝子割合に種間で顕著な違いが見られない一方で、機能遺伝子と偽...
❏霊長類の自然集団に注目した感覚関連遺伝子の多様性の探索と適応進化の検証(22247036)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】霊長類 / 感覚受容遺伝子 / 野生集団 / 遺伝的多型 / 適応進化 (他8件)
【概要】霊長類の色覚と味覚の進化に関して次の成果を得た。クモザル亜科はL/Mオプシンアレルの変異により採食果実検出能を独自に向上させた。均質な3色型色覚とされるホエザル属は実は色覚多型を獲得していた。野生オマキザルをモデルとして遠距離採食果実検出における3色型色覚の有利性を示した。一方野生オマキザル集団26年間の観察記録と照合して3色型色覚と2色型色覚の適応度に差がないことを示した。メガネザルL/Mオプシ...
【生物学】人類学:ケミカルセンス色覚を含む研究件
❏新世界ザル採食果実の匂い物質から模索する霊長類の感覚生態(16K14818)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】感覚進化 / 霊長類 / 果実採食 / 色覚 / 嗅覚 (他11件)
【概要】果実は熟するにつれ色や匂いを変化させ動物を惹きつける。果実選択における色の効果は多く研究されてきたが、果実の匂い、動物の嗅覚、視覚の相互関係については知見が乏しかった。本課題は野生のシロガオオマキザル(Cebus imitator)の行動観察と採食果実の色度及び匂い物質の測定の統合を試みた。その結果、匂い嗅ぎ行動の頻度と果実の成熟に伴う匂い総量の増加に正の相関があることを明らかにした。また、「赤緑...
❏霊長類感覚多重遺伝子族の大規模集団解析による嗅覚・味覚・色覚の総体的進化像の解明(15H02421)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】霊長類 / 感覚受容遺伝子 / 野生集団 / 遺伝的多型 / 適応進化 (他10件)
【概要】霊長類は色覚の動物と言われてきたが、近年嗅覚と味覚に大きな種間及び種内多様性が見出され、総体としての感覚進化を理解する必要に迫られていた。新世界ザル野生群とヒトを含む豊富な集団試料を用いて、色覚オプシン、嗅覚受容体、味覚受容体に対するtarget captureと次世代シーケンシングによる大規模配列決定を行った。総嗅覚受容体遺伝子数や偽遺伝子割合に種間で顕著な違いが見られない一方で、機能遺伝子と偽...
【生物学】人類学:コスタリカ色覚を含む研究件
❏ゲノムと微量成分に注目した霊長類採食活動の再考(24405018)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】今井 啓雄 京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (60314176)
【キーワード】味覚 / 視覚 / 採食 / 国際研究者交流 / インドネシア (他10件)
【概要】アジアにおけるカニクイザルその他のマカク類とジャワルトンその他のコロブス類、アフリカにおけるチンパンジー亜種、南米におけるクモザル、ホエザル、オマキザル、マーモセット等の新世界ザル等、各地の霊長類の生態調査と採食品目の採集、遺伝子分析を実施した。味覚受容体や色覚受容体の機能を中心に検討した結果、種ごとに遺伝子型や機能が異なることを見いだした。一部の種には受容体遺伝子の種内変異も存在することが確認さ...
❏野生新世界ザル集団に対する糞DNAを用いた色覚型判定と色覚変異関連行動の解析(16405015)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40282727)
【キーワード】色覚 / 視物質 / オプシン / 新世界ザル / 進化 (他11件)
【概要】1.飼育オマキザルを用いてその赤-緑オプシン遺伝子型を調べ、それらに対する色覚刺激弁別実験を行い、遺伝子型と表現型が一致することをヒト以外の霊長類ではじめて示した 2.2色型色覚は色カモフラージュを見破る能力に優れており、それにより自然界で色覚型によりニッチの棲み分けが可能であるという仮説があった。しかしヒト以外の霊長類で2色型色覚の色カモフラージュを見破る視覚能力を検証した研究はなかった。そこで...
【工学】機械工学:セブラフィッシュ色覚を含む研究件
❏動物の環境応答行動を制御する光センシング機構とその個体成長での転換(19K06758)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小島 大輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (60376530)
【キーワード】光受容 / ゼブラフィッシュ / 体色変化 / 網膜 / オプシン (他12件)
【概要】動物の環境応答行動の光制御メカニズムと、その個体成長過程における転換様式を明らかにするため、真骨魚類ゼブラフィッシュを動物モデルとして次のように研究を進めた。 ◎動物の光環境応答の一つ「背地適応」の光制御には、少なくとも2種類の光受容分子が関与し、その一部は視細胞以外の網膜ニューロンに存在する。これらの光受容細胞の特異的な破壊実験により背地適応制御の神経回路を調べるため、前年度に引き続いてGAL4...
❏色覚種内変異と性選択の関連究明へ向けたグッピー視物質遺伝子ゲノム構成の解明(15657005)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40282727)
【キーワード】色覚 / 視物質 / オプシン / 魚類 / 進化 (他9件)
【概要】視物質にサブタイプをもつことは魚類に特徴的であり多様な水中光環境への適応進化と考えられるがサブタイプのレパートリーが完全に解明されている魚種はゼブラフィッシュをはじめわずかである。ゼブラフィッシュは緑型視物質に4種類ものサブタイプをもちそれらの吸収波長は10〜20nm間隔で分化しているだけでなく網膜中の発現領域/時期も分化している。本研究で私はそれらの祖先視物質を再構成して吸収波長分化の過程を明ら...
❏色覚視物質遺伝子と動物行動の関連性の解明に向けた萌芽的研究(13874105)
【研究テーマ】生態
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40282727)
【キーワード】視物質 / オプシン / 霊長類 / 新世界ザル / ゼブラフィッシュ (他7件)
【概要】霊長類に関して:フサオマキザル13頭リスザル7頭ケナガクモザル1頭の糞DNAにおいて赤緑視物質遺伝子の第3及び第5エクソンをPCR法で増幅することができた。その際、糞DNAは糞塊サンプルより糞表面を綿棒でなぞって採取したサンプルの方が、PCR増幅されやすい傾向があることがわかった。また、塩基配列はPCR増幅DNA断片から直接決定することができた。遺伝子型は視物質タンパク質の180番目、277番目、...
【総合生物】ゲノム科学:分子遺伝色覚を含む研究件
❏新世界ザル採食果実の匂い物質から模索する霊長類の感覚生態(16K14818)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】感覚進化 / 霊長類 / 果実採食 / 色覚 / 嗅覚 (他11件)
【概要】果実は熟するにつれ色や匂いを変化させ動物を惹きつける。果実選択における色の効果は多く研究されてきたが、果実の匂い、動物の嗅覚、視覚の相互関係については知見が乏しかった。本課題は野生のシロガオオマキザル(Cebus imitator)の行動観察と採食果実の色度及び匂い物質の測定の統合を試みた。その結果、匂い嗅ぎ行動の頻度と果実の成熟に伴う匂い総量の増加に正の相関があることを明らかにした。また、「赤緑...
❏霊長類感覚多重遺伝子族の大規模集団解析による嗅覚・味覚・色覚の総体的進化像の解明(15H02421)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】霊長類 / 感覚受容遺伝子 / 野生集団 / 遺伝的多型 / 適応進化 (他10件)
【概要】霊長類は色覚の動物と言われてきたが、近年嗅覚と味覚に大きな種間及び種内多様性が見出され、総体としての感覚進化を理解する必要に迫られていた。新世界ザル野生群とヒトを含む豊富な集団試料を用いて、色覚オプシン、嗅覚受容体、味覚受容体に対するtarget captureと次世代シーケンシングによる大規模配列決定を行った。総嗅覚受容体遺伝子数や偽遺伝子割合に種間で顕著な違いが見られない一方で、機能遺伝子と偽...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:運動視色覚を含む研究件
❏AIの導入による総合的錯視研究の新展開(21H04426)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2026-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 深層学習 / 色覚 / 運動知覚 / 動物実験 (他9件)
【概要】
❏錯視の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析・生物学の手法を用いて―(15H01984)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 色覚・色彩 / 運動視 / fMRI / 動物実験 (他19件)
【概要】本研究においては、心理学の初心に立ち返り、視覚そのものを知るツールとしての錯視の地位を確立するため、いろいろなアプローチで総合的に研究することを目的とした。実験心理学的研究によって、新しい錯視がいくつか発見あるいは同定された。今回の研究において特筆されることは、色の錯視の研究が革新的に進歩したことである。並置混色には2種類あることの発見、それに伴う「白と黒の錯視」(同じ色の縞模様が白に見えたり黒に...
❏新しい錯視群の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析の手法を用いて―(22243044)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 文学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 運動視 / 色 / 静止画が動いて見える錯視 / fMRI (他20件)
【概要】錯視を総合的に研究した。脳機能画像法研究においては、fMRI順応法を用いて「蛇の回転」錯視の神経基盤を検討した。その結果、これまではMT野のみであった錯視運動への応答を、V1野においても明らかにした。数理解析研究においては、歪同心円錯視を単純かざぐるまフレームレットを用いて解析し、その錯視の構造を明らかにした。実験心理学的研究としては、新しい錯視を数多く報告した。中でも、色に依存した静止画が動いて...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:視覚誘発電位色覚を含む研究件
❏複数の色刺激の同時提示によるVEPを用いた簡易色覚特性計測法の開発(10780543)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】百瀬 桂子 神奈川工科大学, 工学部, 助手 (60247210)
【キーワード】非線形システム解析 / 視覚誘発電位 / 色覚特性 / 短時間計測 / バイナリ汎関数級数展開 (他8件)
【概要】本研究では、短時間で安定した色覚応答を得ることのできる実用的な色応答検出法の提案とその妥当性の検証を目的として、視覚誘発電位(Visually Evoked Potential:以下VEP)の非線形解析手法による色応答抽出法の実用化を検討した。本年度は、LED刺激装置を用いて健常者を対象とした基礎実験を行い、本手法の妥当性と問題点を明らかにし、CRTを用いた簡易色覚計測装置を構築した。 疑似ランダ...
❏視覚誘発電位を用いた色覚応答検出法の開発(07780790)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】百瀬 桂子 神奈川工科大学, 工学部, 助手 (60247210)
【キーワード】非線形システム解析 / 視覚誘発電位 / 色覚 / 反対色応答 / バイナリ汎関数級数展開
【概要】本研究では、生体の客観的応答である視覚誘発電位(VEP)を用いた色覚応答検出法の確立とその方法の妥当性の検証を目的として、非線形システム解析法によるVEPの解析と、導出される非線形パラメータと色との関係を考察した。 色刺激を入力、VEPを出力とみなす非線形システムを仮定し、バイナリ汎関数級数展開法を適用して解析をおこなった。5名の被験者を対象として、8色の有彩色に対するVEPを実測した。2価疑似ラ...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:反対色応答色覚を含む研究件
❏複数の色刺激の同時提示によるVEPを用いた簡易色覚特性計測法の開発(10780543)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】百瀬 桂子 神奈川工科大学, 工学部, 助手 (60247210)
【キーワード】非線形システム解析 / 視覚誘発電位 / 色覚特性 / 短時間計測 / バイナリ汎関数級数展開 (他8件)
【概要】本研究では、短時間で安定した色覚応答を得ることのできる実用的な色応答検出法の提案とその妥当性の検証を目的として、視覚誘発電位(Visually Evoked Potential:以下VEP)の非線形解析手法による色応答抽出法の実用化を検討した。本年度は、LED刺激装置を用いて健常者を対象とした基礎実験を行い、本手法の妥当性と問題点を明らかにし、CRTを用いた簡易色覚計測装置を構築した。 疑似ランダ...
❏視覚誘発電位を用いた色覚応答検出法の開発(07780790)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】百瀬 桂子 神奈川工科大学, 工学部, 助手 (60247210)
【キーワード】非線形システム解析 / 視覚誘発電位 / 色覚 / 反対色応答 / バイナリ汎関数級数展開
【概要】本研究では、生体の客観的応答である視覚誘発電位(VEP)を用いた色覚応答検出法の確立とその方法の妥当性の検証を目的として、非線形システム解析法によるVEPの解析と、導出される非線形パラメータと色との関係を考察した。 色刺激を入力、VEPを出力とみなす非線形システムを仮定し、バイナリ汎関数級数展開法を適用して解析をおこなった。5名の被験者を対象として、8色の有彩色に対するVEPを実測した。2価疑似ラ...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:非線形システム解析色覚を含む研究件
❏複数の色刺激の同時提示によるVEPを用いた簡易色覚特性計測法の開発(10780543)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】百瀬 桂子 神奈川工科大学, 工学部, 助手 (60247210)
【キーワード】非線形システム解析 / 視覚誘発電位 / 色覚特性 / 短時間計測 / バイナリ汎関数級数展開 (他8件)
【概要】本研究では、短時間で安定した色覚応答を得ることのできる実用的な色応答検出法の提案とその妥当性の検証を目的として、視覚誘発電位(Visually Evoked Potential:以下VEP)の非線形解析手法による色応答抽出法の実用化を検討した。本年度は、LED刺激装置を用いて健常者を対象とした基礎実験を行い、本手法の妥当性と問題点を明らかにし、CRTを用いた簡易色覚計測装置を構築した。 疑似ランダ...
❏視覚誘発電位を用いた色覚応答検出法の開発(07780790)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】百瀬 桂子 神奈川工科大学, 工学部, 助手 (60247210)
【キーワード】非線形システム解析 / 視覚誘発電位 / 色覚 / 反対色応答 / バイナリ汎関数級数展開
【概要】本研究では、生体の客観的応答である視覚誘発電位(VEP)を用いた色覚応答検出法の確立とその方法の妥当性の検証を目的として、非線形システム解析法によるVEPの解析と、導出される非線形パラメータと色との関係を考察した。 色刺激を入力、VEPを出力とみなす非線形システムを仮定し、バイナリ汎関数級数展開法を適用して解析をおこなった。5名の被験者を対象として、8色の有彩色に対するVEPを実測した。2価疑似ラ...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:バイナリ汎関数級数展開色覚を含む研究件
❏複数の色刺激の同時提示によるVEPを用いた簡易色覚特性計測法の開発(10780543)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】百瀬 桂子 神奈川工科大学, 工学部, 助手 (60247210)
【キーワード】非線形システム解析 / 視覚誘発電位 / 色覚特性 / 短時間計測 / バイナリ汎関数級数展開 (他8件)
【概要】本研究では、短時間で安定した色覚応答を得ることのできる実用的な色応答検出法の提案とその妥当性の検証を目的として、視覚誘発電位(Visually Evoked Potential:以下VEP)の非線形解析手法による色応答抽出法の実用化を検討した。本年度は、LED刺激装置を用いて健常者を対象とした基礎実験を行い、本手法の妥当性と問題点を明らかにし、CRTを用いた簡易色覚計測装置を構築した。 疑似ランダ...
❏視覚誘発電位を用いた色覚応答検出法の開発(07780790)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】百瀬 桂子 神奈川工科大学, 工学部, 助手 (60247210)
【キーワード】非線形システム解析 / 視覚誘発電位 / 色覚 / 反対色応答 / バイナリ汎関数級数展開
【概要】本研究では、生体の客観的応答である視覚誘発電位(VEP)を用いた色覚応答検出法の確立とその方法の妥当性の検証を目的として、非線形システム解析法によるVEPの解析と、導出される非線形パラメータと色との関係を考察した。 色刺激を入力、VEPを出力とみなす非線形システムを仮定し、バイナリ汎関数級数展開法を適用して解析をおこなった。5名の被験者を対象として、8色の有彩色に対するVEPを実測した。2価疑似ラ...
【農学】境界農学:味覚色覚を含む研究件
❏新世界と旧世界の対比による霊長類感覚生態ゲノム学の確立(18H04005)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40282727)
【キーワード】感覚進化 / 霊長類 / 色覚 / 嗅覚 / 味覚
【概要】コスタリカでシロガオオマキザル野生群を調査し、早い者勝ちとなる小さく開花期の短い樹木では3色型色覚個体の先着頻度が2色型個体より有意に高いこと、熟すると匂い物質の総量が増加する果実ほど匂い嗅ぎ頻度が高いこと、2色型は3色型より高頻度に匂い嗅ぎを行うことを示した。熱帯雨林と乾燥林とでシロガオオマキザルの全ゲノム配列決定を行い、腎機能、長寿命、脳発生等に関わる遺伝子への自然選択を検出した。旨味受容体T...
❏ゲノムと微量成分に注目した霊長類採食活動の再考(24405018)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】今井 啓雄 京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (60314176)
【キーワード】味覚 / 視覚 / 採食 / 国際研究者交流 / インドネシア (他10件)
【概要】アジアにおけるカニクイザルその他のマカク類とジャワルトンその他のコロブス類、アフリカにおけるチンパンジー亜種、南米におけるクモザル、ホエザル、オマキザル、マーモセット等の新世界ザル等、各地の霊長類の生態調査と採食品目の採集、遺伝子分析を実施した。味覚受容体や色覚受容体の機能を中心に検討した結果、種ごとに遺伝子型や機能が異なることを見いだした。一部の種には受容体遺伝子の種内変異も存在することが確認さ...
【医歯薬学】基礎医学:脳機能計測色覚を含む研究件
❏錯視の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析・生物学の手法を用いて―(15H01984)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 色覚・色彩 / 運動視 / fMRI / 動物実験 (他19件)
【概要】本研究においては、心理学の初心に立ち返り、視覚そのものを知るツールとしての錯視の地位を確立するため、いろいろなアプローチで総合的に研究することを目的とした。実験心理学的研究によって、新しい錯視がいくつか発見あるいは同定された。今回の研究において特筆されることは、色の錯視の研究が革新的に進歩したことである。並置混色には2種類あることの発見、それに伴う「白と黒の錯視」(同じ色の縞模様が白に見えたり黒に...
❏誘導色残像現象の総合的な検討 ―残像に皮質は関与するかー(24330208)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐藤 隆夫 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (60272449)
【キーワード】視覚 / 色覚 / 視知覚 / 色残効 / 残像 (他7件)
【概要】本研究は,輪郭による強調,反対眼効果,残像選択,写真色残効という4つの現象から色残効の分析を行い,色残効の生起に皮質が関与することを明らかにした.色残効は,順応後のテスト段階で,順応部位に枠を提示すると強調される.また,その枠を,反対眼に提示すると,短時間の陽性残効が生じる.この反対眼効果は,両眼情報の統合によって生じるものであり,皮質の関与が必要である.本研究では,この二つの現象が2次輪郭でも生...
❏静止画が動いて見える錯視群のメカニズムの研究(18203036)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 文学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 運動視 / 脳機能計測 / fMRI / 眼球運動 (他15件)
【概要】静止画が動いて見える錯視に関与している脳領域を調べた。「蛇の回転」錯視図を刺激として機能的MRIを用いてヒトの脳機能計測を行なったところ、ヒトMT+に有意な活動の上昇が見られた。これは、静止画が動いて見える錯視に関与する主要な脳領域は、視覚性運動処理の中枢の一つと考えられているヒトMT+であることを示唆する。また、「蛇の回転」錯視の生起には眼球運動が関係しているという考え方を支持する結果が得られた...
【医歯薬学】内科系臨床医学:プロモーター色覚を含む研究件
❏メガネザルとゼブラフィッシュ:視物質遺伝子を通して見たヒト3色型色覚の起源(12440243)
【研究テーマ】人類学(含生理人類学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40282727)
【キーワード】視物質 / オプシン / ゼブラフィッシュ / 霊長類 / 原猿類 (他15件)
【概要】ゼブラフィッシュに関して:ゼブラフィッシュの赤型視物質遺伝子と緑型視物質遺伝子がそれぞれ2種類(LWS-1,LWS-2)及び4種類(RH2-1,RH2-2,RH2-3,RH2-4)ずつ存在し、青型(SWS2)、紫外線型(SWS1)、桿体型(RH1)は1種類のみであることを明らかにした。また、これらのうちLWS-2,RG2-2,RH2-3は新規遺伝子であることを示した。また、視物質再構成実験と吸収光...
❏マウスを用いた新規視物質遺伝子の導入による色覚高次化機構の解明(11878160)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40282727)
【キーワード】ゼブラフィッシュ / 視物質 / オプシン / 色覚 / GFP (他8件)
【概要】マウスは2種類の錐体視物質を同一の錐体細胞で発現していることが明らかとなり、新規視物質遺伝子の導入による色覚高次化機構の解明には適さないことが明らかになった。そこで対象をゼブラフィッシュのみに絞ることとした。ゼブラフィッシュの桿体視物質遺伝子についてgreen fluorescent protein(GFP)レポーター遺伝子を用いてプロモーター解析をおこなった。桿体視物質遺伝子については隣接上流D...
【医歯薬学】外科系臨床医学:緑色蛍光タンパク質(GFP)色覚を含む研究件
❏メガネザルとゼブラフィッシュ:視物質遺伝子を通して見たヒト3色型色覚の起源(12440243)
【研究テーマ】人類学(含生理人類学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40282727)
【キーワード】視物質 / オプシン / ゼブラフィッシュ / 霊長類 / 原猿類 (他15件)
【概要】ゼブラフィッシュに関して:ゼブラフィッシュの赤型視物質遺伝子と緑型視物質遺伝子がそれぞれ2種類(LWS-1,LWS-2)及び4種類(RH2-1,RH2-2,RH2-3,RH2-4)ずつ存在し、青型(SWS2)、紫外線型(SWS1)、桿体型(RH1)は1種類のみであることを明らかにした。また、これらのうちLWS-2,RG2-2,RH2-3は新規遺伝子であることを示した。また、視物質再構成実験と吸収光...
❏マウスを用いた新規視物質遺伝子の導入による色覚高次化機構の解明(11878160)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40282727)
【キーワード】ゼブラフィッシュ / 視物質 / オプシン / 色覚 / GFP (他8件)
【概要】マウスは2種類の錐体視物質を同一の錐体細胞で発現していることが明らかとなり、新規視物質遺伝子の導入による色覚高次化機構の解明には適さないことが明らかになった。そこで対象をゼブラフィッシュのみに絞ることとした。ゼブラフィッシュの桿体視物質遺伝子についてgreen fluorescent protein(GFP)レポーター遺伝子を用いてプロモーター解析をおこなった。桿体視物質遺伝子については隣接上流D...
【医歯薬学】社会医学:磁気共鳴機能画像法(fMRI)色覚を含む研究件
❏錯視の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析・生物学の手法を用いて―(15H01984)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 色覚・色彩 / 運動視 / fMRI / 動物実験 (他19件)
【概要】本研究においては、心理学の初心に立ち返り、視覚そのものを知るツールとしての錯視の地位を確立するため、いろいろなアプローチで総合的に研究することを目的とした。実験心理学的研究によって、新しい錯視がいくつか発見あるいは同定された。今回の研究において特筆されることは、色の錯視の研究が革新的に進歩したことである。並置混色には2種類あることの発見、それに伴う「白と黒の錯視」(同じ色の縞模様が白に見えたり黒に...
❏新しい錯視群の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析の手法を用いて―(22243044)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 文学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 運動視 / 色 / 静止画が動いて見える錯視 / fMRI (他20件)
【概要】錯視を総合的に研究した。脳機能画像法研究においては、fMRI順応法を用いて「蛇の回転」錯視の神経基盤を検討した。その結果、これまではMT野のみであった錯視運動への応答を、V1野においても明らかにした。数理解析研究においては、歪同心円錯視を単純かざぐるまフレームレットを用いて解析し、その錯視の構造を明らかにした。実験心理学的研究としては、新しい錯視を数多く報告した。中でも、色に依存した静止画が動いて...
❏静止画が動いて見える錯視群のメカニズムの研究(18203036)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 文学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 運動視 / 脳機能計測 / fMRI / 眼球運動 (他15件)
【概要】静止画が動いて見える錯視に関与している脳領域を調べた。「蛇の回転」錯視図を刺激として機能的MRIを用いてヒトの脳機能計測を行なったところ、ヒトMT+に有意な活動の上昇が見られた。これは、静止画が動いて見える錯視に関与する主要な脳領域は、視覚性運動処理の中枢の一つと考えられているヒトMT+であることを示唆する。また、「蛇の回転」錯視の生起には眼球運動が関係しているという考え方を支持する結果が得られた...
【医歯薬学】薬学:発現制御色覚を含む研究件
❏メガネザルとゼブラフィッシュ:視物質遺伝子を通して見たヒト3色型色覚の起源(12440243)
【研究テーマ】人類学(含生理人類学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40282727)
【キーワード】視物質 / オプシン / ゼブラフィッシュ / 霊長類 / 原猿類 (他15件)
【概要】ゼブラフィッシュに関して:ゼブラフィッシュの赤型視物質遺伝子と緑型視物質遺伝子がそれぞれ2種類(LWS-1,LWS-2)及び4種類(RH2-1,RH2-2,RH2-3,RH2-4)ずつ存在し、青型(SWS2)、紫外線型(SWS1)、桿体型(RH1)は1種類のみであることを明らかにした。また、これらのうちLWS-2,RG2-2,RH2-3は新規遺伝子であることを示した。また、視物質再構成実験と吸収光...
❏マウスを用いた新規視物質遺伝子の導入による色覚高次化機構の解明(11878160)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】河村 正二 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40282727)
【キーワード】ゼブラフィッシュ / 視物質 / オプシン / 色覚 / GFP (他8件)
【概要】マウスは2種類の錐体視物質を同一の錐体細胞で発現していることが明らかとなり、新規視物質遺伝子の導入による色覚高次化機構の解明には適さないことが明らかになった。そこで対象をゼブラフィッシュのみに絞ることとした。ゼブラフィッシュの桿体視物質遺伝子についてgreen fluorescent protein(GFP)レポーター遺伝子を用いてプロモーター解析をおこなった。桿体視物質遺伝子については隣接上流D...
【医歯薬学】薬学:網膜色覚を含む研究件
❏動物の環境応答行動を制御する光センシング機構とその個体成長での転換(19K06758)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小島 大輔 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (60376530)
【キーワード】光受容 / ゼブラフィッシュ / 体色変化 / 網膜 / オプシン (他12件)
【概要】動物の環境応答行動の光制御メカニズムと、その個体成長過程における転換様式を明らかにするため、真骨魚類ゼブラフィッシュを動物モデルとして次のように研究を進めた。 ◎動物の光環境応答の一つ「背地適応」の光制御には、少なくとも2種類の光受容分子が関与し、その一部は視細胞以外の網膜ニューロンに存在する。これらの光受容細胞の特異的な破壊実験により背地適応制御の神経回路を調べるため、前年度に引き続いてGAL4...
❏錯視の多面的研究 ―実験心理学・脳機能画像・数理解析・生物学の手法を用いて―(15H01984)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】北岡 明佳 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (70234234)
【キーワード】錯視 / 色覚・色彩 / 運動視 / fMRI / 動物実験 (他19件)
【概要】本研究においては、心理学の初心に立ち返り、視覚そのものを知るツールとしての錯視の地位を確立するため、いろいろなアプローチで総合的に研究することを目的とした。実験心理学的研究によって、新しい錯視がいくつか発見あるいは同定された。今回の研究において特筆されることは、色の錯視の研究が革新的に進歩したことである。並置混色には2種類あることの発見、それに伴う「白と黒の錯視」(同じ色の縞模様が白に見えたり黒に...
【医歯薬学】看護学:視覚色覚を含む研究件
❏ゲノムと微量成分に注目した霊長類採食活動の再考(24405018)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】今井 啓雄 京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (60314176)
【キーワード】味覚 / 視覚 / 採食 / 国際研究者交流 / インドネシア (他10件)
【概要】アジアにおけるカニクイザルその他のマカク類とジャワルトンその他のコロブス類、アフリカにおけるチンパンジー亜種、南米におけるクモザル、ホエザル、オマキザル、マーモセット等の新世界ザル等、各地の霊長類の生態調査と採食品目の採集、遺伝子分析を実施した。味覚受容体や色覚受容体の機能を中心に検討した結果、種ごとに遺伝子型や機能が異なることを見いだした。一部の種には受容体遺伝子の種内変異も存在することが確認さ...
❏誘導色残像現象の総合的な検討 ―残像に皮質は関与するかー(24330208)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐藤 隆夫 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (60272449)
【キーワード】視覚 / 色覚 / 視知覚 / 色残効 / 残像 (他7件)
【概要】本研究は,輪郭による強調,反対眼効果,残像選択,写真色残効という4つの現象から色残効の分析を行い,色残効の生起に皮質が関与することを明らかにした.色残効は,順応後のテスト段階で,順応部位に枠を提示すると強調される.また,その枠を,反対眼に提示すると,短時間の陽性残効が生じる.この反対眼効果は,両眼情報の統合によって生じるものであり,皮質の関与が必要である.本研究では,この二つの現象が2次輪郭でも生...
❏マルチウェーブレット・フレームとその調和解析への応用(16340035)
【研究テーマ】基礎解析学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】新井 仁之 東京大学, 大学院数理科学研究科, 教授 (10175953)
【キーワード】ウェーブレット / ウェーブレットフレーム / 調和解析 / 錯視 / 視覚皮質 (他21件)
【概要】本研究プロジェクトの主たるテーマは(マルチ)ウェーブレットフレームと調和解析である.代表者の新井はウェーブレットフレームならびにその視覚科学への応用について研究を行った.特に新井は視覚科学の研究に適した新しいウェーブレットフレームを構成した(S.Araiと共同).このウェーブレットフレームは人間の視覚系の計算論的なモデルの構成の基礎となりうるものである.これに加えて新井は画像処理への実用的応用の研...