研究Discovery Saga

【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...

【複合領域】地理学：地形／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...

【複合領域】地理学：地形分類図／堆積物を含む研究件

【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)

【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...

【複合領域】地理学：地理学／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...

【複合領域】地理学：インドシナ半島／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はカンボジアとその周辺のプレアンコール期(5～9世紀頃)の都城域を対象とし、自然科学・地形学分野から王都の立地条件を明らかにすることを目的としてすすめた。対象地域の空中写真やリモートセンシングデータを利用しつつ、フィールドワークによる地表調査と土地利用調査、堆積物のサンプリングと分析・年代測定、トレンチ調査などの考古学的手法による調査をおこなった。その結果、カンボジア中部のサンボープレイク...

【複合領域】地理学：プレアンコール／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はカンボジアとその周辺のプレアンコール期(5～9世紀頃)の都城域を対象とし、自然科学・地形学分野から王都の立地条件を明らかにすることを目的としてすすめた。対象地域の空中写真やリモートセンシングデータを利用しつつ、フィールドワークによる地表調査と土地利用調査、堆積物のサンプリングと分析・年代測定、トレンチ調査などの考古学的手法による調査をおこなった。その結果、カンボジア中部のサンボープレイク...

【複合領域】地理学：プレアンコール期／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はカンボジアとその周辺のプレアンコール期(5～9世紀頃)の都城域を対象とし、自然科学・地形学分野から王都の立地条件を明らかにすることを目的としてすすめた。対象地域の空中写真やリモートセンシングデータを利用しつつ、フィールドワークによる地表調査と土地利用調査、堆積物のサンプリングと分析・年代測定、トレンチ調査などの考古学的手法による調査をおこなった。その結果、カンボジア中部のサンボープレイク...

【複合領域】地理学：タイ南部／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は沖積低地における地形環境の変化と微地形形成との関係を明らかにすることを目的とし,対象地域の微地形・堆積物の特性について詳細な検討を行った.また,低地の微地形と自然災害との関係をより具体的に解明するため,2004年12月26日に発生した津波災害との関係についても検討した. 海津は,濃尾平野や矢作川沖積低地においてボーリング調査を実施し,完新世後期における土砂堆積域の変遷について低地の地形・地...

【複合領域】地理学：オールコアボーリング／堆積物を含む研究件

【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)

【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...

【複合領域】地理学：ボーリング／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はカンボジアとその周辺のプレアンコール期(5～9世紀頃)の都城域を対象とし、自然科学・地形学分野から王都の立地条件を明らかにすることを目的としてすすめた。対象地域の空中写真やリモートセンシングデータを利用しつつ、フィールドワークによる地表調査と土地利用調査、堆積物のサンプリングと分析・年代測定、トレンチ調査などの考古学的手法による調査をおこなった。その結果、カンボジア中部のサンボープレイク...

【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)

【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...

【複合領域】地理学：崩壊／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【複合領域】地理学：カンボジア平原／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は沖積低地における地形環境の変化と微地形形成との関係を明らかにすることを目的とし,対象地域の微地形・堆積物の特性について詳細な検討を行った.また,低地の微地形と自然災害との関係をより具体的に解明するため,2004年12月26日に発生した津波災害との関係についても検討した. 海津は,濃尾平野や矢作川沖積低地においてボーリング調査を実施し,完新世後期における土砂堆積域の変遷について低地の地形・地...

【複合領域】地理学：デルタ／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...

【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)

【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...

【複合領域】地理学：デルタ形成／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...

【複合領域】地理学：トレンサップ湖／堆積物を含む研究件

【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)

【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...

【複合領域】地理学：トレンチ／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はカンボジアとその周辺のプレアンコール期(5～9世紀頃)の都城域を対象とし、自然科学・地形学分野から王都の立地条件を明らかにすることを目的としてすすめた。対象地域の空中写真やリモートセンシングデータを利用しつつ、フィールドワークによる地表調査と土地利用調査、堆積物のサンプリングと分析・年代測定、トレンチ調査などの考古学的手法による調査をおこなった。その結果、カンボジア中部のサンボープレイク...

【複合領域】地理学：クリシュナ・ゴダバリデルタ／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...

【複合領域】地理学：クリシュナデルタ／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...

【複合領域】地理学：トンレッサプ／堆積物を含む研究件

【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)

【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...

【複合領域】地理学：太田川／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...

【複合領域】地理学：沖積低地／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は沖積低地における地形環境の変化と微地形形成との関係を明らかにすることを目的とし,対象地域の微地形・堆積物の特性について詳細な検討を行った.また,低地の微地形と自然災害との関係をより具体的に解明するため,2004年12月26日に発生した津波災害との関係についても検討した. 海津は,濃尾平野や矢作川沖積低地においてボーリング調査を実施し,完新世後期における土砂堆積域の変遷について低地の地形・地...

【複合領域】地理学：堆積／堆積物を含む研究件

【概要】大規模火砕流の挙動を表現するための二次元数値モデルの改良を行った。流走過程におけるマニング型摩擦則と減速・停止過程におけるクーロン型摩擦則の役割および導入の効果について明らかにした。火砕流堆積物の温度、層厚、ガス量等の条件に依存した、堆積物の冷却・溶結モデルを改良し、火砕流の溶結構造の形成過程と、噴火推移の時間スケール推定に応用した。代表的な大規模火砕流および中小規模火砕流について、観察記録や堆積...

【複合領域】地理学：人新世／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...

【複合領域】地理学：メコン河／堆積物を含む研究件

【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)

【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...

【複合領域】地理学：水害／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は沖積低地における地形環境の変化と微地形形成との関係を明らかにすることを目的とし,対象地域の微地形・堆積物の特性について詳細な検討を行った.また,低地の微地形と自然災害との関係をより具体的に解明するため,2004年12月26日に発生した津波災害との関係についても検討した. 海津は,濃尾平野や矢作川沖積低地においてボーリング調査を実施し,完新世後期における土砂堆積域の変遷について低地の地形・地...

【複合領域】地理学：ゴダバリデルタ／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...

【複合領域】地理学：水文地理情報システム(GIS) ／堆積物を含む研究件

【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)

【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...

【複合領域】地理学：コレル湖／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...

【複合領域】地理学：微地形／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...

【概要】本研究はカンボジアとその周辺のプレアンコール期(5～9世紀頃)の都城域を対象とし、自然科学・地形学分野から王都の立地条件を明らかにすることを目的としてすすめた。対象地域の空中写真やリモートセンシングデータを利用しつつ、フィールドワークによる地表調査と土地利用調査、堆積物のサンプリングと分析・年代測定、トレンチ調査などの考古学的手法による調査をおこなった。その結果、カンボジア中部のサンボープレイク...

【概要】本研究は沖積低地における地形環境の変化と微地形形成との関係を明らかにすることを目的とし,対象地域の微地形・堆積物の特性について詳細な検討を行った.また,低地の微地形と自然災害との関係をより具体的に解明するため,2004年12月26日に発生した津波災害との関係についても検討した. 海津は,濃尾平野や矢作川沖積低地においてボーリング調査を実施し,完新世後期における土砂堆積域の変遷について低地の地形・地...

【複合領域】地理学：河床堆積物／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【複合領域】健康・スポーツ科学：自然環境／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はカンボジアとその周辺のプレアンコール期(5～9世紀頃)の都城域を対象とし、自然科学・地形学分野から王都の立地条件を明らかにすることを目的としてすすめた。対象地域の空中写真やリモートセンシングデータを利用しつつ、フィールドワークによる地表調査と土地利用調査、堆積物のサンプリングと分析・年代測定、トレンチ調査などの考古学的手法による調査をおこなった。その結果、カンボジア中部のサンボープレイク...

【複合領域】文化財科学・博物館学：炭素14年代／堆積物を含む研究件

【研究代表者】原田尚美独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究センター, サブリーダー (70344281)

【キーワード】古海洋環境復元 / 海底堆積物 / バイオマーカー / 南北両半球 / 国際研究者交流 (他17件)

【概要】・初年度は、既に採取された堆積物を用いて、北半球高緯度域のおおまかな解析として北西部北太平洋亜寒帯域の過去40万年分の浮遊性有孔虫殻中の酸素同位体比、水温指標性化合物のアルケノンの分析結果を得た。・H15年度は、観測中心の活動を行った。海洋研究船「みらい」BEAGLE2003航海に参加し、10月にチリ沖およびマゼラン海峡にて計4点、H16年2月に南東インド洋海嶺、ケルゲレン海台にてそれぞれ1点ず...

【複合領域】文化財科学・博物館学：カンボジア／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はカンボジアとその周辺のプレアンコール期(5～9世紀頃)の都城域を対象とし、自然科学・地形学分野から王都の立地条件を明らかにすることを目的としてすすめた。対象地域の空中写真やリモートセンシングデータを利用しつつ、フィールドワークによる地表調査と土地利用調査、堆積物のサンプリングと分析・年代測定、トレンチ調査などの考古学的手法による調査をおこなった。その結果、カンボジア中部のサンボープレイク...

【複合領域】一般理論：リグニン・フェノール／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は、有機炭素/全窒素比(C/N比)、不飽和長鎖アルケノン、炭素・窒素安定同位体組成、リグニンフェノールなどの化学成分をプロキシ(Proxy、代替指標)として、中国北西部砂漠域の塩湖堆積物を対象とし、完新世中期以降の年代を中心として、古気候変動の復元を目的とした。このため中国西部砂漠域新疆ウィーグル自治区ウルムチ市南方のボステン湖(41°56.176'N,86°48.055'E...

【複合領域】一般理論：炭素・窒素安定同位体組成／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は、有機炭素/全窒素比(C/N比)、不飽和長鎖アルケノン、炭素・窒素安定同位体組成、リグニンフェノールなどの化学成分をプロキシ(Proxy、代替指標)として、中国北西部砂漠域の塩湖堆積物を対象とし、完新世中期以降の年代を中心として、古気候変動の復元を目的とした。このため中国西部砂漠域新疆ウィーグル自治区ウルムチ市南方のボステン湖(41°56.176'N,86°48.055'E...

【複合領域】一般理論：炭素・窒素安定同位体比／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は、有機炭素/全窒素比(C/N比)、不飽和長鎖アルケノン、炭素・窒素安定同位体組成、リグニンフェノールなどの化学成分をプロキシ(Proxy、代替指標)として、中国北西部砂漠域の塩湖堆積物を対象とし、完新世中期以降の年代を中心として、古気候変動の復元を目的とした。このため中国西部砂漠域新疆ウィーグル自治区ウルムチ市南方のボステン湖(41°56.176'N,86°48.055'E...

【複合領域】一般理論：炭素14年齢／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は、有機炭素/全窒素比(C/N比)、不飽和長鎖アルケノン、炭素・窒素安定同位体組成、リグニンフェノールなどの化学成分をプロキシ(Proxy、代替指標)として、中国北西部砂漠域の塩湖堆積物を対象とし、完新世中期以降の年代を中心として、古気候変動の復元を目的とした。このため中国西部砂漠域新疆ウィーグル自治区ウルムチ市南方のボステン湖(41°56.176'N,86°48.055'E...

【複合領域】一般理論：リスク／堆積物を含む研究件

【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)

【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...

【複合領域】一般理論：アルケノン水温／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は、有機炭素/全窒素比(C/N比)、不飽和長鎖アルケノン、炭素・窒素安定同位体組成、リグニンフェノールなどの化学成分をプロキシ(Proxy、代替指標)として、中国北西部砂漠域の塩湖堆積物を対象とし、完新世中期以降の年代を中心として、古気候変動の復元を目的とした。このため中国西部砂漠域新疆ウィーグル自治区ウルムチ市南方のボステン湖(41°56.176'N,86°48.055'E...

【複合領域】一般理論：アルケノン水温計／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は、有機炭素/全窒素比(C/N比)、不飽和長鎖アルケノン、炭素・窒素安定同位体組成、リグニンフェノールなどの化学成分をプロキシ(Proxy、代替指標)として、中国北西部砂漠域の塩湖堆積物を対象とし、完新世中期以降の年代を中心として、古気候変動の復元を目的とした。このため中国西部砂漠域新疆ウィーグル自治区ウルムチ市南方のボステン湖(41°56.176'N,86°48.055'E...

【複合領域】一般理論：活断層／堆積物を含む研究件

【概要】深海底におけるガンマ線計測は,潜水艇を用いてこれまでに多数のデータが得られており,地質学的背景との関係が議論されている.しかし,船体に搭載された機器による計測のため,比較的短時間の測定に限られ,また潜水艇自体による海底の擾乱作用の影響も考慮しなくてはならない.本研究で作製したGRAMSはバッテリー稼働する自己記録式のガンマ線計測装置で,相模湾における作動試験の後,東海沖から熊野沖の活断層周辺におけ...

【複合領域】一般理論：完新世／堆積物を含む研究件

❏淡水湖年縞堆積物を用いた完新世の気候変動と陸域環境応答の高分解能解析(22H00560)

【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31

【研究代表者】勝田長貴岐阜大学, 教育学部, 准教授 (70377985)

【キーワード】モンスーン / 堆積物 / 完新世

【概要】

【概要】完新世の地球環境変動に伴って生物源砕屑粒子から構成されるサンゴ礁堆積物の生産量が変化した可能性を探るために，久米島ハテノハマ周辺海域を例に地形学・堆積学・生態学・生理学の研究成果を融合させたサンゴ礁堆積物生産量変動モデルを確立することを目的とした。研究成果を統合すると，現在の州島堆積物の主要構成粒子である有孔虫砂（星砂）は約1500～2000年前に北側の離水サンゴ礁で形成され，潮流や波浪により徐々...

【概要】TEX86の分析により，南大洋ウィルクスランド沖では水温は12,000年前から3000年前にかけて低下し，その後，上昇したことが示された．他方，北極チュクチ海では水温は9000年前以降，上昇した．両地域とも顕著な1000年スケール水温変動を示した．チュクチ海コアのクローライト／イライト比から，ベーリング海峡通過流が1000年スケール変動を示し，中期完新世で強かったことが示された．また，石英／長石比...

【複合領域】一般理論：長鎖アルケノン／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は、有機炭素/全窒素比(C/N比)、不飽和長鎖アルケノン、炭素・窒素安定同位体組成、リグニンフェノールなどの化学成分をプロキシ(Proxy、代替指標)として、中国北西部砂漠域の塩湖堆積物を対象とし、完新世中期以降の年代を中心として、古気候変動の復元を目的とした。このため中国西部砂漠域新疆ウィーグル自治区ウルムチ市南方のボステン湖(41°56.176'N,86°48.055'E...

【複合領域】一般理論：ボステン湖／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は、有機炭素/全窒素比(C/N比)、不飽和長鎖アルケノン、炭素・窒素安定同位体組成、リグニンフェノールなどの化学成分をプロキシ(Proxy、代替指標)として、中国北西部砂漠域の塩湖堆積物を対象とし、完新世中期以降の年代を中心として、古気候変動の復元を目的とした。このため中国西部砂漠域新疆ウィーグル自治区ウルムチ市南方のボステン湖(41°56.176'N,86°48.055'E...

【複合領域】一般理論：ドブス湖／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は、有機炭素/全窒素比(C/N比)、不飽和長鎖アルケノン、炭素・窒素安定同位体組成、リグニンフェノールなどの化学成分をプロキシ(Proxy、代替指標)として、中国北西部砂漠域の塩湖堆積物を対象とし、完新世中期以降の年代を中心として、古気候変動の復元を目的とした。このため中国西部砂漠域新疆ウィーグル自治区ウルムチ市南方のボステン湖(41°56.176'N,86°48.055'E...

【複合領域】一般理論：塩湖／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は、有機炭素/全窒素比(C/N比)、不飽和長鎖アルケノン、炭素・窒素安定同位体組成、リグニンフェノールなどの化学成分をプロキシ(Proxy、代替指標)として、中国北西部砂漠域の塩湖堆積物を対象とし、完新世中期以降の年代を中心として、古気候変動の復元を目的とした。このため中国西部砂漠域新疆ウィーグル自治区ウルムチ市南方のボステン湖(41°56.176'N,86°48.055'E...

【複合領域】一般理論：第四紀／堆積物を含む研究件

【概要】ガンマ線照射によって生成する信号には、熱的に不安定な成分が含まれる可能性があり、これを除去して安定な成分のみを用いて総被曝線量を求め、年代測定を行うことが適切である。日本のテフラ２試料とブリスベン川河川堆積物の石英について、観測されるＡｌ中心、Ｔｉ－Ｌｉ中心の熱安定性を、naturalと照射した試料について比較し、年代測定プロトコルの開発のための基礎実験を行った。加熱実験の結果と別の手法で推定され...

【複合領域】一般理論：アイビー湖／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は、有機炭素/全窒素比(C/N比)、不飽和長鎖アルケノン、炭素・窒素安定同位体組成、リグニンフェノールなどの化学成分をプロキシ(Proxy、代替指標)として、中国北西部砂漠域の塩湖堆積物を対象とし、完新世中期以降の年代を中心として、古気候変動の復元を目的とした。このため中国西部砂漠域新疆ウィーグル自治区ウルムチ市南方のボステン湖(41°56.176'N,86°48.055'E...

【環境学】環境解析学：ソナーシステム／堆積物を含む研究件

【概要】本研究の目的は、先行研究で開発を進めてきた堆積層内精密探査用ソーナーシステムを実海域に展開し、得られるデータを社会において利活用するための課題を洗い出し、またそれら課題を解決するためにシステムを高度化・最適化することである。特に、微小な対象物や観測環境に合わせた音波の送信方式、ソーナーシステムを搭載するプラットフォームの選定、運用方法、データ解析手法については知見が乏しく、実際の観測現場に合わせた...

【環境学】環境解析学：堆積物音響／堆積物を含む研究件

【概要】本研究では海底下空間を極めて高い分解能で可視化し、堆積層内の微小な埋没物を確実に検出し、その位置情報や分布、状態を計測するための新しいソーナーシステムを開発した。本ソーナーシステムを用いることにより、これまでは把握が困難であった海底下に内在する底生生物（二枚貝など）の調査や障害物検知、埋設ケーブルの保守点検などを効率的に実施できるようになる。将来的には、海底下の水産資源のデータベース化や海底下の障...

【環境学】環境解析学：10年規模気候変動／堆積物を含む研究件

❏湖年縞堆積物および雪氷コアを用いたアジアダスト輸送の季節性と沈積フラックスの解明(26281019)

【研究代表者】長島佳菜国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究開発センター, 技術研究員 (90426289)

【キーワード】ダスト / 10年規模気候変動 / 高時間解像度 / 湖年縞堆積物 / 雪氷コア (他8件)

【概要】水月湖の年縞堆積物とカナダで採取された雪氷コアを用いて、アジアダストの沈積量を過去100年間にわたって復元した。更に、全球エアロゾル気候モデルSPRINTERSを用いた数値実験結果との比較を行った。その結果（1）水月湖におけるダスト沈積フラックスは過去100年の間に徐々に減少する傾向を示す、（2）アリューシャン低気圧が弱く偏西風が高緯度側で強くなる1950年代～1970年代半ばにかけて、水月湖への...

【環境学】環境解析学：同位体トレーサー／堆積物を含む研究件

【概要】海洋沿岸堆積物における微生物学的窒素循環過程を定量的に解析するための同位体トレーサー実験技術の考案・改良・検討を行なった。本研究期間中には珊瑚礁礁池の炭酸塩堆積物中の微生物群集をモデルとして、特に窒素循環における有機化/無機化のプロセスの特定と定量化のための実験技術の検討を進めた。 1.珊瑚礁堆積物は底生微細珪藻類と従属栄養性細菌の活性が共存し、ともに窒素有機化過程に深く関与しているため、細菌類に...

【環境学】環境解析学：陸水学／堆積物を含む研究件

【研究代表者】井内美郎早稲田大学, 人間科学学術院人間科学部・人間環境科学科, 教授 (00294786)

【概要】琵琶湖で採取された高島沖ボーリングコア試料の分析結果を用いて過去40万年間の気候変動を定量的に議論するために、琵琶湖内の4カ所において表層部の柱状試料を採取し、各種分析結果と気象観測データとの相関を検討した。各試料について、鉛-210の深度毎の濃度分布を測定し堆積速度を求め、彦根測候所の各種気象データと深度軸を年代に変換させた各種分析値との相関を求めた。また、4地点の総計結果を同一時間軸に直した...

【環境学】環境解析学：海水の滞留時間／堆積物を含む研究件

【概要】誘導結合プラズマ質量分析法を用いた海水中の微量パラジウムの分析法の開発を行った。陰イオン交換樹脂カラム濃縮法について、操作ブランク値を低下させ、回収率を向上させることに成功した。沿岸海水に適用できるパラジウムの分析法をほぼ確立することができた。一方、様々な沿岸域において海水中の白金濃度を測定した。東北沿岸域や有明海などでは、底層水中に高濃度の白金が存在することが明らかとなった。これらの白金は沿岸堆...

【環境学】環境解析学：アミノ酸光学異性体／堆積物を含む研究件

【概要】海洋沿岸堆積物における微生物学的窒素循環過程を定量的に解析するための同位体トレーサー実験技術の考案・改良・検討を行なった。本研究期間中には珊瑚礁礁池の炭酸塩堆積物中の微生物群集をモデルとして、特に窒素循環における有機化/無機化のプロセスの特定と定量化のための実験技術の検討を進めた。 1.珊瑚礁堆積物は底生微細珪藻類と従属栄養性細菌の活性が共存し、ともに窒素有機化過程に深く関与しているため、細菌類に...

【環境学】環境解析学：アルケノン／堆積物を含む研究件

【研究代表者】原田尚美独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究センター, サブリーダー (70344281)

【キーワード】古海洋環境復元 / 海底堆積物 / バイオマーカー / 南北両半球 / 国際研究者交流 (他17件)

【概要】・初年度は、既に採取された堆積物を用いて、北半球高緯度域のおおまかな解析として北西部北太平洋亜寒帯域の過去40万年分の浮遊性有孔虫殻中の酸素同位体比、水温指標性化合物のアルケノンの分析結果を得た。・H15年度は、観測中心の活動を行った。海洋研究船「みらい」BEAGLE2003航海に参加し、10月にチリ沖およびマゼラン海峡にて計4点、H16年2月に南東インド洋海嶺、ケルゲレン海台にてそれぞれ1点ず...

【環境学】環境解析学：風成塵／堆積物を含む研究件

【研究代表者】原田尚美独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究センター, サブリーダー (70344281)

【キーワード】古海洋環境復元 / 海底堆積物 / バイオマーカー / 南北両半球 / 国際研究者交流 (他17件)

【概要】・初年度は、既に採取された堆積物を用いて、北半球高緯度域のおおまかな解析として北西部北太平洋亜寒帯域の過去40万年分の浮遊性有孔虫殻中の酸素同位体比、水温指標性化合物のアルケノンの分析結果を得た。・H15年度は、観測中心の活動を行った。海洋研究船「みらい」BEAGLE2003航海に参加し、10月にチリ沖およびマゼラン海峡にて計4点、H16年2月に南東インド洋海嶺、ケルゲレン海台にてそれぞれ1点ず...

【環境学】環境解析学：福島第一原発／堆積物を含む研究件

【概要】福島第一原発事故で放出され首都圏に沈着した放射性セシウムは東京湾に流入、蓄積していた。東京湾堆積物中の放射性セシウムの分布を解析し、首都圏における放射性セシウム汚染の動態を解明した。本研究では、東京湾の堆積物と水の放射性セシウム濃度の時空間分布を2011年8月から2016年7月までモニタリング調査した。東京湾に流入した放射性セシウムの大部分は首都圏北東部の高濃度汚染地帯が起源であり、そこから流出し...

【環境学】環境解析学：珪藻／堆積物を含む研究件

【概要】福島第一原発事故で放出され首都圏に沈着した放射性セシウムは東京湾に流入、蓄積していた。東京湾堆積物中の放射性セシウムの分布を解析し、首都圏における放射性セシウム汚染の動態を解明した。本研究では、東京湾の堆積物と水の放射性セシウム濃度の時空間分布を2011年8月から2016年7月までモニタリング調査した。東京湾に流入した放射性セシウムの大部分は首都圏北東部の高濃度汚染地帯が起源であり、そこから流出し...

【環境学】環境解析学：二酸化炭素分圧／堆積物を含む研究件

【研究代表者】原田尚美独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究センター, サブリーダー (70344281)

【キーワード】古海洋環境復元 / 海底堆積物 / バイオマーカー / 南北両半球 / 国際研究者交流 (他17件)

【概要】・初年度は、既に採取された堆積物を用いて、北半球高緯度域のおおまかな解析として北西部北太平洋亜寒帯域の過去40万年分の浮遊性有孔虫殻中の酸素同位体比、水温指標性化合物のアルケノンの分析結果を得た。・H15年度は、観測中心の活動を行った。海洋研究船「みらい」BEAGLE2003航海に参加し、10月にチリ沖およびマゼラン海峡にて計4点、H16年2月に南東インド洋海嶺、ケルゲレン海台にてそれぞれ1点ず...

【環境学】環境解析学：窒素循環／堆積物を含む研究件

【概要】平成22年度は昨年度に引き続き、(1)同位体トーレーサー法・核磁気共鳴法による堆積物有機態窒素計測法の確立、(2)然堆積物中の有機態窒素の化学構造解析を実施した。(1)については昨年度から試みている超音波抽出を併用した反復温アルカリ抽出による分画精製法にさらに改良を加えると共に、脂質由来化合物に結合した窒素を抽出するために有機溶媒を用いた抽出法も合わせて実施した。 (2)については、別のプロジェク...

【概要】海洋沿岸堆積物における微生物学的窒素循環過程を定量的に解析するための同位体トレーサー実験技術の考案・改良・検討を行なった。本研究期間中には珊瑚礁礁池の炭酸塩堆積物中の微生物群集をモデルとして、特に窒素循環における有機化/無機化のプロセスの特定と定量化のための実験技術の検討を進めた。 1.珊瑚礁堆積物は底生微細珪藻類と従属栄養性細菌の活性が共存し、ともに窒素有機化過程に深く関与しているため、細菌類に...

【環境学】環境解析学：歴史トレンド／堆積物を含む研究件

【概要】福島第一原発事故で放出され首都圏に沈着した放射性セシウムは東京湾に流入、蓄積していた。東京湾堆積物中の放射性セシウムの分布を解析し、首都圏における放射性セシウム汚染の動態を解明した。本研究では、東京湾の堆積物と水の放射性セシウム濃度の時空間分布を2011年8月から2016年7月までモニタリング調査した。東京湾に流入した放射性セシウムの大部分は首都圏北東部の高濃度汚染地帯が起源であり、そこから流出し...

【環境学】環境解析学：雪氷コア／堆積物を含む研究件

❏湖年縞堆積物および雪氷コアを用いたアジアダスト輸送の季節性と沈積フラックスの解明(26281019)

【研究代表者】長島佳菜国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究開発センター, 技術研究員 (90426289)

【キーワード】ダスト / 10年規模気候変動 / 高時間解像度 / 湖年縞堆積物 / 雪氷コア (他8件)

【概要】水月湖の年縞堆積物とカナダで採取された雪氷コアを用いて、アジアダストの沈積量を過去100年間にわたって復元した。更に、全球エアロゾル気候モデルSPRINTERSを用いた数値実験結果との比較を行った。その結果（1）水月湖におけるダスト沈積フラックスは過去100年の間に徐々に減少する傾向を示す、（2）アリューシャン低気圧が弱く偏西風が高緯度側で強くなる1950年代～1970年代半ばにかけて、水月湖への...

【環境学】環境解析学：糞粒／堆積物を含む研究件

【概要】メタン生成細菌の膜脂質は特異的なエーテル型脂質で構成されているので、その測定により海洋堆積物におけるバイオマスの推定とメタン生成活性の測定を行った。東京湾、相模湾、駿河湾およびその沖合い海域や硫酸還元菌の活性を油壺湾において堆積物試料を採取した。油壺湾、東京湾、駿河湾奥のような富栄養海域の堆積物における間隙水中のメタン量は1g当たり0.12-93nmolであり、メタン生成細菌の脂質量は17-152...

【環境学】環境解析学：環境放射能汚染／堆積物を含む研究件

【概要】福島第一原発事故で放出され首都圏に沈着した放射性セシウムは東京湾に流入、蓄積していた。東京湾堆積物中の放射性セシウムの分布を解析し、首都圏における放射性セシウム汚染の動態を解明した。本研究では、東京湾の堆積物と水の放射性セシウム濃度の時空間分布を2011年8月から2016年7月までモニタリング調査した。東京湾に流入した放射性セシウムの大部分は首都圏北東部の高濃度汚染地帯が起源であり、そこから流出し...

【環境学】環境解析学：ガスクロマトグラフ質量分析／堆積物を含む研究件

【概要】海洋沿岸堆積物における微生物学的窒素循環過程を定量的に解析するための同位体トレーサー実験技術の考案・改良・検討を行なった。本研究期間中には珊瑚礁礁池の炭酸塩堆積物中の微生物群集をモデルとして、特に窒素循環における有機化/無機化のプロセスの特定と定量化のための実験技術の検討を進めた。 1.珊瑚礁堆積物は底生微細珪藻類と従属栄養性細菌の活性が共存し、ともに窒素有機化過程に深く関与しているため、細菌類に...

【環境学】環境解析学：古海洋環境復元／堆積物を含む研究件

【研究代表者】原田尚美独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究センター, サブリーダー (70344281)

【キーワード】古海洋環境復元 / 海底堆積物 / バイオマーカー / 南北両半球 / 国際研究者交流 (他17件)

【概要】・初年度は、既に採取された堆積物を用いて、北半球高緯度域のおおまかな解析として北西部北太平洋亜寒帯域の過去40万年分の浮遊性有孔虫殻中の酸素同位体比、水温指標性化合物のアルケノンの分析結果を得た。・H15年度は、観測中心の活動を行った。海洋研究船「みらい」BEAGLE2003航海に参加し、10月にチリ沖およびマゼラン海峡にて計4点、H16年2月に南東インド洋海嶺、ケルゲレン海台にてそれぞれ1点ず...

【環境学】環境解析学：放射化分析法／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は、過去に発生した貧酸素水塊の履歴が直下の堆積物に記録されているものと捉え、堆積物を鉛直方向に化学分析することで、過去の貧酸素水塊の履歴を明らかにすることを目的とする。強い貧酸素水塊が観測される千葉県幕張沖を調査海域とし、浚渫窪地および平場において堆積物を採取した。堆積年代別に得られた試料について、メスバウアー分光法、Ｘ線吸収微細構造法を用いて非破壊状態分析を行った結果、浚渫窪地内が特異的な...

【環境学】環境解析学：陰イオン交換樹脂／堆積物を含む研究件

【概要】誘導結合プラズマ質量分析法を用いた海水中の微量パラジウムの分析法の開発を行った。陰イオン交換樹脂カラム濃縮法について、操作ブランク値を低下させ、回収率を向上させることに成功した。沿岸海水に適用できるパラジウムの分析法をほぼ確立することができた。一方、様々な沿岸域において海水中の白金濃度を測定した。東北沿岸域や有明海などでは、底層水中に高濃度の白金が存在することが明らかとなった。これらの白金は沿岸堆...

【環境学】環境解析学：宇宙線イベント／堆積物を含む研究件

【キーワード】宇宙線生成核種 / 太陽活動 / 地磁気変動 / 宇宙線イベント / 古環境アーカイブ (他8件)

【概要】南極ドームふじアイスコアを利用して、酸素同位体ステージ6の百年解像度ベリリウム10分析を行った。また、同コアの数値年代を主にガス分析に基づいて向上させるとともに、ガス分析融解水のベリリウム10分析を継続した。さらに、南極大陸でのベリリウム10の時空間分布を正確に把握するために、第63次南極地域観測隊に同行者（大谷　昂）を派遣し、表層積雪の採取を行った。これらに加えて、太平洋とインド洋の海底堆積物を...

【環境学】環境解析学：湖年縞堆積物／堆積物を含む研究件

❏湖年縞堆積物および雪氷コアを用いたアジアダスト輸送の季節性と沈積フラックスの解明(26281019)

【研究代表者】長島佳菜国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究開発センター, 技術研究員 (90426289)

【キーワード】ダスト / 10年規模気候変動 / 高時間解像度 / 湖年縞堆積物 / 雪氷コア (他8件)

【概要】水月湖の年縞堆積物とカナダで採取された雪氷コアを用いて、アジアダストの沈積量を過去100年間にわたって復元した。更に、全球エアロゾル気候モデルSPRINTERSを用いた数値実験結果との比較を行った。その結果（1）水月湖におけるダスト沈積フラックスは過去100年の間に徐々に減少する傾向を示す、（2）アリューシャン低気圧が弱く偏西風が高緯度側で強くなる1950年代～1970年代半ばにかけて、水月湖への...

【環境学】環境解析学：低酸素化／堆積物を含む研究件

【概要】本年度の実施内容は、(1)間隙水の化学分析に基づくマンガン拡散フラックスの推定、(2)堆積速度の計測、(3)微小電極実験系の発展、の三点であった。間隙水の分析から、(1) 全ての調査地点で堆積物－湖水境界から深度2cm以内にMn濃度のピークがあること、(2) ピーク深度は季節変化するが、湖底1mのDOとの対応は不明瞭であること、(3) 計算した拡散溶出フラックスは通年高値であること、が明らかにな...

【環境学】環境解析学：底質／堆積物を含む研究件

【概要】福島第一原発事故で放出され首都圏に沈着した放射性セシウムは東京湾に流入、蓄積していた。東京湾堆積物中の放射性セシウムの分布を解析し、首都圏における放射性セシウム汚染の動態を解明した。本研究では、東京湾の堆積物と水の放射性セシウム濃度の時空間分布を2011年8月から2016年7月までモニタリング調査した。東京湾に流入した放射性セシウムの大部分は首都圏北東部の高濃度汚染地帯が起源であり、そこから流出し...

【環境学】環境解析学：底生藻類／堆積物を含む研究件

【概要】海洋沿岸堆積物における微生物学的窒素循環過程を定量的に解析するための同位体トレーサー実験技術の考案・改良・検討を行なった。本研究期間中には珊瑚礁礁池の炭酸塩堆積物中の微生物群集をモデルとして、特に窒素循環における有機化/無機化のプロセスの特定と定量化のための実験技術の検討を進めた。 1.珊瑚礁堆積物は底生微細珪藻類と従属栄養性細菌の活性が共存し、ともに窒素有機化過程に深く関与しているため、細菌類に...

【環境学】環境解析学：越境汚染／堆積物を含む研究件

【概要】福島第一原発事故で放出され首都圏に沈着した放射性セシウムは東京湾に流入、蓄積していた。東京湾堆積物中の放射性セシウムの分布を解析し、首都圏における放射性セシウム汚染の動態を解明した。本研究では、東京湾の堆積物と水の放射性セシウム濃度の時空間分布を2011年8月から2016年7月までモニタリング調査した。東京湾に流入した放射性セシウムの大部分は首都圏北東部の高濃度汚染地帯が起源であり、そこから流出し...

【環境学】環境解析学：沿岸海洋／堆積物を含む研究件

【概要】平成22年度は昨年度に引き続き、(1)同位体トーレーサー法・核磁気共鳴法による堆積物有機態窒素計測法の確立、(2)然堆積物中の有機態窒素の化学構造解析を実施した。(1)については昨年度から試みている超音波抽出を併用した反復温アルカリ抽出による分画精製法にさらに改良を加えると共に、脂質由来化合物に結合した窒素を抽出するために有機溶媒を用いた抽出法も合わせて実施した。 (2)については、別のプロジェク...

【環境学】環境解析学：沿岸堆積物／堆積物を含む研究件

【概要】誘導結合プラズマ質量分析法を用いた海水中の微量パラジウムの分析法の開発を行った。陰イオン交換樹脂カラム濃縮法について、操作ブランク値を低下させ、回収率を向上させることに成功した。沿岸海水に適用できるパラジウムの分析法をほぼ確立することができた。一方、様々な沿岸域において海水中の白金濃度を測定した。東北沿岸域や有明海などでは、底層水中に高濃度の白金が存在することが明らかとなった。これらの白金は沿岸堆...

【環境学】環境解析学：汚染源／堆積物を含む研究件

【概要】福島第一原発事故で放出され首都圏に沈着した放射性セシウムは東京湾に流入、蓄積していた。東京湾堆積物中の放射性セシウムの分布を解析し、首都圏における放射性セシウム汚染の動態を解明した。本研究では、東京湾の堆積物と水の放射性セシウム濃度の時空間分布を2011年8月から2016年7月までモニタリング調査した。東京湾に流入した放射性セシウムの大部分は首都圏北東部の高濃度汚染地帯が起源であり、そこから流出し...

【環境学】環境解析学：汚染履歴／堆積物を含む研究件

【概要】福島第一原発事故で放出され首都圏に沈着した放射性セシウムは東京湾に流入、蓄積していた。東京湾堆積物中の放射性セシウムの分布を解析し、首都圏における放射性セシウム汚染の動態を解明した。本研究では、東京湾の堆積物と水の放射性セシウム濃度の時空間分布を2011年8月から2016年7月までモニタリング調査した。東京湾に流入した放射性セシウムの大部分は首都圏北東部の高濃度汚染地帯が起源であり、そこから流出し...

【環境学】環境解析学：人為起源／堆積物を含む研究件

【概要】誘導結合プラズマ質量分析法を用いた海水中の微量パラジウムの分析法の開発を行った。陰イオン交換樹脂カラム濃縮法について、操作ブランク値を低下させ、回収率を向上させることに成功した。沿岸海水に適用できるパラジウムの分析法をほぼ確立することができた。一方、様々な沿岸域において海水中の白金濃度を測定した。東北沿岸域や有明海などでは、底層水中に高濃度の白金が存在することが明らかとなった。これらの白金は沿岸堆...

【環境学】環境解析学：球状炭化粒子／堆積物を含む研究件

【概要】福島第一原発事故で放出され首都圏に沈着した放射性セシウムは東京湾に流入、蓄積していた。東京湾堆積物中の放射性セシウムの分布を解析し、首都圏における放射性セシウム汚染の動態を解明した。本研究では、東京湾の堆積物と水の放射性セシウム濃度の時空間分布を2011年8月から2016年7月までモニタリング調査した。東京湾に流入した放射性セシウムの大部分は首都圏北東部の高濃度汚染地帯が起源であり、そこから流出し...

【環境学】環境解析学：堆積物生産／堆積物を含む研究件

【概要】完新世の地球環境変動に伴って生物源砕屑粒子から構成されるサンゴ礁堆積物の生産量が変化した可能性を探るために，久米島ハテノハマ周辺海域を例に地形学・堆積学・生態学・生理学の研究成果を融合させたサンゴ礁堆積物生産量変動モデルを確立することを目的とした。研究成果を統合すると，現在の州島堆積物の主要構成粒子である有孔虫砂（星砂）は約1500～2000年前に北側の離水サンゴ礁で形成され，潮流や波浪により徐々...

【環境学】環境解析学：堆積物生産量／堆積物を含む研究件

【概要】完新世の地球環境変動に伴って生物源砕屑粒子から構成されるサンゴ礁堆積物の生産量が変化した可能性を探るために，久米島ハテノハマ周辺海域を例に地形学・堆積学・生態学・生理学の研究成果を融合させたサンゴ礁堆積物生産量変動モデルを確立することを目的とした。研究成果を統合すると，現在の州島堆積物の主要構成粒子である有孔虫砂（星砂）は約1500～2000年前に北側の離水サンゴ礁で形成され，潮流や波浪により徐々...

【環境学】環境解析学：メスバウアー分光法／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は、過去に発生した貧酸素水塊の履歴が直下の堆積物に記録されているものと捉え、堆積物を鉛直方向に化学分析することで、過去の貧酸素水塊の履歴を明らかにすることを目的とする。強い貧酸素水塊が観測される千葉県幕張沖を調査海域とし、浚渫窪地および平場において堆積物を採取した。堆積年代別に得られた試料について、メスバウアー分光法、Ｘ線吸収微細構造法を用いて非破壊状態分析を行った結果、浚渫窪地内が特異的な...

【環境学】環境解析学：非破壊状態分析／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は、過去に発生した貧酸素水塊の履歴が直下の堆積物に記録されているものと捉え、堆積物を鉛直方向に化学分析することで、過去の貧酸素水塊の履歴を明らかにすることを目的とする。強い貧酸素水塊が観測される千葉県幕張沖を調査海域とし、浚渫窪地および平場において堆積物を採取した。堆積年代別に得られた試料について、メスバウアー分光法、Ｘ線吸収微細構造法を用いて非破壊状態分析を行った結果、浚渫窪地内が特異的な...

【環境学】環境解析学：有機態窒素／堆積物を含む研究件

【概要】平成22年度は昨年度に引き続き、(1)同位体トーレーサー法・核磁気共鳴法による堆積物有機態窒素計測法の確立、(2)然堆積物中の有機態窒素の化学構造解析を実施した。(1)については昨年度から試みている超音波抽出を併用した反復温アルカリ抽出による分画精製法にさらに改良を加えると共に、脂質由来化合物に結合した窒素を抽出するために有機溶媒を用いた抽出法も合わせて実施した。 (2)については、別のプロジェク...

【環境学】環境解析学：X線吸収微細構造法／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は、過去に発生した貧酸素水塊の履歴が直下の堆積物に記録されているものと捉え、堆積物を鉛直方向に化学分析することで、過去の貧酸素水塊の履歴を明らかにすることを目的とする。強い貧酸素水塊が観測される千葉県幕張沖を調査海域とし、浚渫窪地および平場において堆積物を採取した。堆積年代別に得られた試料について、メスバウアー分光法、Ｘ線吸収微細構造法を用いて非破壊状態分析を行った結果、浚渫窪地内が特異的な...

【環境学】環境解析学：河口域／堆積物を含む研究件

【概要】誘導結合プラズマ質量分析法を用いた海水中の微量パラジウムの分析法の開発を行った。陰イオン交換樹脂カラム濃縮法について、操作ブランク値を低下させ、回収率を向上させることに成功した。沿岸海水に適用できるパラジウムの分析法をほぼ確立することができた。一方、様々な沿岸域において海水中の白金濃度を測定した。東北沿岸域や有明海などでは、底層水中に高濃度の白金が存在することが明らかとなった。これらの白金は沿岸堆...

【概要】福島第一原発事故で放出され首都圏に沈着した放射性セシウムは東京湾に流入、蓄積していた。東京湾堆積物中の放射性セシウムの分布を解析し、首都圏における放射性セシウム汚染の動態を解明した。本研究では、東京湾の堆積物と水の放射性セシウム濃度の時空間分布を2011年8月から2016年7月までモニタリング調査した。東京湾に流入した放射性セシウムの大部分は首都圏北東部の高濃度汚染地帯が起源であり、そこから流出し...

【環境学】環境解析学：溶存有機態窒素／堆積物を含む研究件

【概要】海洋沿岸堆積物における微生物学的窒素循環過程を定量的に解析するための同位体トレーサー実験技術の考案・改良・検討を行なった。本研究期間中には珊瑚礁礁池の炭酸塩堆積物中の微生物群集をモデルとして、特に窒素循環における有機化/無機化のプロセスの特定と定量化のための実験技術の検討を進めた。 1.珊瑚礁堆積物は底生微細珪藻類と従属栄養性細菌の活性が共存し、ともに窒素有機化過程に深く関与しているため、細菌類に...

【環境学】環境解析学：アイスコア／堆積物を含む研究件

【キーワード】宇宙線生成核種 / 太陽活動 / 地磁気変動 / 宇宙線イベント / 古環境アーカイブ (他8件)

【概要】南極ドームふじアイスコアを利用して、酸素同位体ステージ6の百年解像度ベリリウム10分析を行った。また、同コアの数値年代を主にガス分析に基づいて向上させるとともに、ガス分析融解水のベリリウム10分析を継続した。さらに、南極大陸でのベリリウム10の時空間分布を正確に把握するために、第63次南極地域観測隊に同行者（大谷　昂）を派遣し、表層積雪の採取を行った。これらに加えて、太平洋とインド洋の海底堆積物を...

【概要】南極ドームふじアイスコアを対象に，ベリリウム10を高時間分解能で分析することで，宇宙線層序標準曲線の一部を詳細化した．また単年宇宙線イベントとの対比や天文年代の見直しにより，標準曲線の年代モデルを向上させた．さらに西太平洋赤道域の堆積物に対してベリリウム同位体分析を行い，宇宙線層序編年に基づく年代を挿入することで，17～20万年前の地磁気極小期における宇宙線強度変動の詳細を解明した．アイスコアと堆...

【環境学】環境解析学：高時間解像度／堆積物を含む研究件

❏湖年縞堆積物および雪氷コアを用いたアジアダスト輸送の季節性と沈積フラックスの解明(26281019)

【研究代表者】長島佳菜国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究開発センター, 技術研究員 (90426289)

【キーワード】ダスト / 10年規模気候変動 / 高時間解像度 / 湖年縞堆積物 / 雪氷コア (他8件)

【概要】水月湖の年縞堆積物とカナダで採取された雪氷コアを用いて、アジアダストの沈積量を過去100年間にわたって復元した。更に、全球エアロゾル気候モデルSPRINTERSを用いた数値実験結果との比較を行った。その結果（1）水月湖におけるダスト沈積フラックスは過去100年の間に徐々に減少する傾向を示す、（2）アリューシャン低気圧が弱く偏西風が高緯度側で強くなる1950年代～1970年代半ばにかけて、水月湖への...

【環境学】環境解析学：サンゴ州島／堆積物を含む研究件

【概要】完新世の地球環境変動に伴って生物源砕屑粒子から構成されるサンゴ礁堆積物の生産量が変化した可能性を探るために，久米島ハテノハマ周辺海域を例に地形学・堆積学・生態学・生理学の研究成果を融合させたサンゴ礁堆積物生産量変動モデルを確立することを目的とした。研究成果を統合すると，現在の州島堆積物の主要構成粒子である有孔虫砂（星砂）は約1500～2000年前に北側の離水サンゴ礁で形成され，潮流や波浪により徐々...

【環境学】環境解析学：サンゴ礁州島／堆積物を含む研究件

【概要】完新世の地球環境変動に伴って生物源砕屑粒子から構成されるサンゴ礁堆積物の生産量が変化した可能性を探るために，久米島ハテノハマ周辺海域を例に地形学・堆積学・生態学・生理学の研究成果を融合させたサンゴ礁堆積物生産量変動モデルを確立することを目的とした。研究成果を統合すると，現在の州島堆積物の主要構成粒子である有孔虫砂（星砂）は約1500～2000年前に北側の離水サンゴ礁で形成され，潮流や波浪により徐々...

【環境学】環境解析学：環境汚染／堆積物を含む研究件

【概要】福島第一原発事故で放出され首都圏に沈着した放射性セシウムは東京湾に流入、蓄積していた。東京湾堆積物中の放射性セシウムの分布を解析し、首都圏における放射性セシウム汚染の動態を解明した。本研究では、東京湾の堆積物と水の放射性セシウム濃度の時空間分布を2011年8月から2016年7月までモニタリング調査した。東京湾に流入した放射性セシウムの大部分は首都圏北東部の高濃度汚染地帯が起源であり、そこから流出し...

【環境学】環境解析学：公立学校／堆積物を含む研究件

【概要】東京電力福島第一原子力発電所事故により環境中に飛散した放射性物質が、沈着後にどのようにふるまうのか、特に放射性セシウムの易動性に着目した研究を行った。雨水によって濃縮・拡散を繰り返す放射性セシウムの易動性を、測定法を確立した上で、原子力発電所周辺から東京都内の公立学校のグラウンドなどで測定し動態を明らかにした。また食品中の放射性セシウムについても、既存のデータと実測値を比較し、将来の動態予測を行っ...

【環境学】環境解析学：人工河川／堆積物を含む研究件

【概要】東京電力福島第一原子力発電所事故により環境中に飛散した放射性物質が、沈着後にどのようにふるまうのか、特に放射性セシウムの易動性に着目した研究を行った。雨水によって濃縮・拡散を繰り返す放射性セシウムの易動性を、測定法を確立した上で、原子力発電所周辺から東京都内の公立学校のグラウンドなどで測定し動態を明らかにした。また食品中の放射性セシウムについても、既存のデータと実測値を比較し、将来の動態予測を行っ...

【環境学】環境創成学：メコン川／堆積物を含む研究件

【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)

【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...

【環境学】環境創成学：人間活動／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...

【環境学】環境創成学：琵琶湖／堆積物を含む研究件

【概要】今回の研究で氷期の湖水面高度上昇期と急激な寒冷化事件であるハインリッヒイベント期とが対応していることが明らかになった。そのメカニズムとして、氷期の中でも急激な寒冷期には日本海を渡る冬季季節風が強化され、日本海から大量の水蒸気が運ばれ、それによって日本列島日本海側そして琵琶湖流域の降雪量が増加し、その結果琵琶湖の水収支がプラスに転じ、湖水面が上昇したと考えた。琵琶湖高島沖コアには琵琶湖周辺域の古気候...

【概要】本年度の実施内容は、(1)間隙水の化学分析に基づくマンガン拡散フラックスの推定、(2)堆積速度の計測、(3)微小電極実験系の発展、の三点であった。間隙水の分析から、(1) 全ての調査地点で堆積物－湖水境界から深度2cm以内にMn濃度のピークがあること、(2) ピーク深度は季節変化するが、湖底1mのDOとの対応は不明瞭であること、(3) 計算した拡散溶出フラックスは通年高値であること、が明らかにな...

【概要】本研究の目的は、湖底堆積物に記録された気候変動の歴史を読み出し、変動メカニズムを解明しようというものである。対象域を滋賀県琵琶湖に設定し、湖中央部で採取されたボーリング試料中の生物源シリカ濃度・全有機炭素濃度の分析結果から湖内一次生産の変遷を復元した。また、湖岸域で実施した音波探査記録とボーリング試料の含砂率変遷を基に湖水面高度変遷史復元を試みた。その結果、一次生産の時系列変遷からこれまで注目され...

【環境学】環境保全学：貧酸素水塊／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は、過去に発生した貧酸素水塊の履歴が直下の堆積物に記録されているものと捉え、堆積物を鉛直方向に化学分析することで、過去の貧酸素水塊の履歴を明らかにすることを目的とする。強い貧酸素水塊が観測される千葉県幕張沖を調査海域とし、浚渫窪地および平場において堆積物を採取した。堆積年代別に得られた試料について、メスバウアー分光法、Ｘ線吸収微細構造法を用いて非破壊状態分析を行った結果、浚渫窪地内が特異的な...

【環境学】環境保全学：海洋／堆積物を含む研究件

【概要】海洋沿岸堆積物における微生物学的窒素循環過程を定量的に解析するための同位体トレーサー実験技術の考案・改良・検討を行なった。本研究期間中には珊瑚礁礁池の炭酸塩堆積物中の微生物群集をモデルとして、特に窒素循環における有機化/無機化のプロセスの特定と定量化のための実験技術の検討を進めた。 1.珊瑚礁堆積物は底生微細珪藻類と従属栄養性細菌の活性が共存し、ともに窒素有機化過程に深く関与しているため、細菌類に...

【概要】メタン生成細菌の膜脂質は特異的なエーテル型脂質で構成されているので、その測定により海洋堆積物におけるバイオマスの推定とメタン生成活性の測定を行った。東京湾、相模湾、駿河湾およびその沖合い海域や硫酸還元菌の活性を油壺湾において堆積物試料を採取した。油壺湾、東京湾、駿河湾奥のような富栄養海域の堆積物における間隙水中のメタン量は1g当たり0.12-93nmolであり、メタン生成細菌の脂質量は17-152...

【環境学】環境保全学：浚渫窪地／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は、過去に発生した貧酸素水塊の履歴が直下の堆積物に記録されているものと捉え、堆積物を鉛直方向に化学分析することで、過去の貧酸素水塊の履歴を明らかにすることを目的とする。強い貧酸素水塊が観測される千葉県幕張沖を調査海域とし、浚渫窪地および平場において堆積物を採取した。堆積年代別に得られた試料について、メスバウアー分光法、Ｘ線吸収微細構造法を用いて非破壊状態分析を行った結果、浚渫窪地内が特異的な...

【環境学】環境保全学：環境分析／堆積物を含む研究件

【概要】誘導結合プラズマ質量分析法を用いた海水中の微量パラジウムの分析法の開発を行った。陰イオン交換樹脂カラム濃縮法について、操作ブランク値を低下させ、回収率を向上させることに成功した。沿岸海水に適用できるパラジウムの分析法をほぼ確立することができた。一方、様々な沿岸域において海水中の白金濃度を測定した。東北沿岸域や有明海などでは、底層水中に高濃度の白金が存在することが明らかとなった。これらの白金は沿岸堆...

【概要】平成22年度は昨年度に引き続き、(1)同位体トーレーサー法・核磁気共鳴法による堆積物有機態窒素計測法の確立、(2)然堆積物中の有機態窒素の化学構造解析を実施した。(1)については昨年度から試みている超音波抽出を併用した反復温アルカリ抽出による分画精製法にさらに改良を加えると共に、脂質由来化合物に結合した窒素を抽出するために有機溶媒を用いた抽出法も合わせて実施した。 (2)については、別のプロジェク...

【環境学】環境保全学：湖沼／堆積物を含む研究件

【概要】今回の研究で氷期の湖水面高度上昇期と急激な寒冷化事件であるハインリッヒイベント期とが対応していることが明らかになった。そのメカニズムとして、氷期の中でも急激な寒冷期には日本海を渡る冬季季節風が強化され、日本海から大量の水蒸気が運ばれ、それによって日本列島日本海側そして琵琶湖流域の降雪量が増加し、その結果琵琶湖の水収支がプラスに転じ、湖水面が上昇したと考えた。琵琶湖高島沖コアには琵琶湖周辺域の古気候...

【概要】本研究の目的は、湖底堆積物に記録された気候変動の歴史を読み出し、変動メカニズムを解明しようというものである。対象域を滋賀県琵琶湖に設定し、湖中央部で採取されたボーリング試料中の生物源シリカ濃度・全有機炭素濃度の分析結果から湖内一次生産の変遷を復元した。また、湖岸域で実施した音波探査記録とボーリング試料の含砂率変遷を基に湖水面高度変遷史復元を試みた。その結果、一次生産の時系列変遷からこれまで注目され...

【環境学】環境保全学：環境動態／堆積物を含む研究件

【概要】福島第一原発事故で放出され首都圏に沈着した放射性セシウムは東京湾に流入、蓄積していた。東京湾堆積物中の放射性セシウムの分布を解析し、首都圏における放射性セシウム汚染の動態を解明した。本研究では、東京湾の堆積物と水の放射性セシウム濃度の時空間分布を2011年8月から2016年7月までモニタリング調査した。東京湾に流入した放射性セシウムの大部分は首都圏北東部の高濃度汚染地帯が起源であり、そこから流出し...

【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)

【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...

【環境学】環境保全学：食物連鎖／堆積物を含む研究件

【概要】福島第一原発事故で放出され首都圏に沈着した放射性セシウムは東京湾に流入、蓄積していた。東京湾堆積物中の放射性セシウムの分布を解析し、首都圏における放射性セシウム汚染の動態を解明した。本研究では、東京湾の堆積物と水の放射性セシウム濃度の時空間分布を2011年8月から2016年7月までモニタリング調査した。東京湾に流入した放射性セシウムの大部分は首都圏北東部の高濃度汚染地帯が起源であり、そこから流出し...

【環境学】環境保全学：海洋科学／堆積物を含む研究件

【概要】誘導結合プラズマ質量分析法を用いた海水中の微量パラジウムの分析法の開発を行った。陰イオン交換樹脂カラム濃縮法について、操作ブランク値を低下させ、回収率を向上させることに成功した。沿岸海水に適用できるパラジウムの分析法をほぼ確立することができた。一方、様々な沿岸域において海水中の白金濃度を測定した。東北沿岸域や有明海などでは、底層水中に高濃度の白金が存在することが明らかとなった。これらの白金は沿岸堆...

【概要】平成22年度は昨年度に引き続き、(1)同位体トーレーサー法・核磁気共鳴法による堆積物有機態窒素計測法の確立、(2)然堆積物中の有機態窒素の化学構造解析を実施した。(1)については昨年度から試みている超音波抽出を併用した反復温アルカリ抽出による分画精製法にさらに改良を加えると共に、脂質由来化合物に結合した窒素を抽出するために有機溶媒を用いた抽出法も合わせて実施した。 (2)については、別のプロジェク...

【環境学】環境保全学：浅水理論／堆積物を含む研究件

【概要】粉体の流れの物理量により表される無次元数を用いた摩擦則を導入し，浅水流近似のもとで濃密な火砕流のモデル化を行った．改良した火砕流数値モデルを天然の実例へ適用した結果，従来のモデルでは難しかった堆積物分布や形状を再現することができるようになった．火砕流堆積物の形成過程の理解だけでなく，噴火発生時の火砕流挙動の即時予測やハザード評価の際にも，適切な粉体摩擦則を導入した数値モデルを用いることが重要である...

【環境学】環境保全学：噴出物／堆積物を含む研究件

【概要】本研究では水蒸気爆発の機構とそれを駆動する火山システムの解明を目的としている。主に仏領グアドループ島La Soufriere火山を対象とした噴火堆積物調査、試料採取、化学分析、年代測定を行うことが本質的に重要となるが、依然としてコロナ禍のためにフランスへの渡航が困難な状況にあったため、2021年度までに予定していた仏研究者との共同での調査や対面での研究打ち合わせは、仏研究者の意見も考慮して実施を見...

【環境学】環境保全学：環境変動／堆積物を含む研究件

【概要】完新世の地球環境変動に伴って生物源砕屑粒子から構成されるサンゴ礁堆積物の生産量が変化した可能性を探るために，久米島ハテノハマ周辺海域を例に地形学・堆積学・生態学・生理学の研究成果を融合させたサンゴ礁堆積物生産量変動モデルを確立することを目的とした。研究成果を統合すると，現在の州島堆積物の主要構成粒子である有孔虫砂（星砂）は約1500～2000年前に北側の離水サンゴ礁で形成され，潮流や波浪により徐々...

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)

【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...

【環境学】環境保全学：摩擦則／堆積物を含む研究件

【概要】粉体の流れの物理量により表される無次元数を用いた摩擦則を導入し，浅水流近似のもとで濃密な火砕流のモデル化を行った．改良した火砕流数値モデルを天然の実例へ適用した結果，従来のモデルでは難しかった堆積物分布や形状を再現することができるようになった．火砕流堆積物の形成過程の理解だけでなく，噴火発生時の火砕流挙動の即時予測やハザード評価の際にも，適切な粉体摩擦則を導入した数値モデルを用いることが重要である...

【環境学】環境保全学：火山噴火／堆積物を含む研究件

【概要】大規模火砕流の挙動を表現するための二次元数値モデルの改良を行った。流走過程におけるマニング型摩擦則と減速・停止過程におけるクーロン型摩擦則の役割および導入の効果について明らかにした。火砕流堆積物の温度、層厚、ガス量等の条件に依存した、堆積物の冷却・溶結モデルを改良し、火砕流の溶結構造の形成過程と、噴火推移の時間スケール推定に応用した。代表的な大規模火砕流および中小規模火砕流について、観察記録や堆積...

【概要】粉体の流れの物理量により表される無次元数を用いた摩擦則を導入し，浅水流近似のもとで濃密な火砕流のモデル化を行った．改良した火砕流数値モデルを天然の実例へ適用した結果，従来のモデルでは難しかった堆積物分布や形状を再現することができるようになった．火砕流堆積物の形成過程の理解だけでなく，噴火発生時の火砕流挙動の即時予測やハザード評価の際にも，適切な粉体摩擦則を導入した数値モデルを用いることが重要である...

【数物系科学】地球惑星科学：放射能汚染／堆積物を含む研究件

【概要】福島第一原発事故で放出され首都圏に沈着した放射性セシウムは東京湾に流入、蓄積していた。東京湾堆積物中の放射性セシウムの分布を解析し、首都圏における放射性セシウム汚染の動態を解明した。本研究では、東京湾の堆積物と水の放射性セシウム濃度の時空間分布を2011年8月から2016年7月までモニタリング調査した。東京湾に流入した放射性セシウムの大部分は首都圏北東部の高濃度汚染地帯が起源であり、そこから流出し...

【数物系科学】地球惑星科学：気候／堆積物を含む研究件

【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)

【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...

【数物系科学】地球惑星科学：海水凖変動／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦独立行政法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 主任研究員 (90356725)

【キーワード】地磁気エクスカーション / 海水準変動 / メルトウォーターパルス1A / コアーマントル境界 / 慣性モーメント (他11件)

【概要】本研究に先立って,我々は九州西方海域から1万4千年前の急激な地球磁場変動の記録を得た。1万4千年前の氷河期から温暖期への移行期に起こったとされる急激な海水準上昇で地球の慣性モーメントが変化し,地球の回転速度が変化したことで地球磁場変動が起こったと仮説を立て,証拠固めを目指して研究を行った。九州西方海域で採取した4本の柱状堆積物試料のうち1本で1万2千年前の地球磁場の方位と強度の異常が確認されたが,...

【数物系科学】地球惑星科学：海底ケーブル／堆積物を含む研究件

【概要】本研究では海底下空間を極めて高い分解能で可視化し、堆積層内の微小な埋没物を確実に検出し、その位置情報や分布、状態を計測するための新しいソーナーシステムを開発した。本ソーナーシステムを用いることにより、これまでは把握が困難であった海底下に内在する底生生物（二枚貝など）の調査や障害物検知、埋設ケーブルの保守点検などを効率的に実施できるようになる。将来的には、海底下の水産資源のデータベース化や海底下の障...

【数物系科学】地球惑星科学：地球磁場逆転／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 上級主任研究員 (90356725)

【キーワード】走査型SQUID顕微鏡 / 磁気イメージング / 岩石磁気 / 古地磁気層序 / 地球磁場逆転 (他19件)

【概要】本研究では、高感度・高分解能磁気顕微鏡の開発を行い、地球や惑星の過去の磁場に関する研究を推進した。開発した磁気顕微鏡は液体ヘリウムで冷却して使用するが、分解能100μm程度で磁気画像が得られる。北西太平洋の海底から得られた鉄マンガンクラストについて、磁気顕微鏡を用いて過去の地球磁場逆転の復元を行い、標準地球磁場逆転年代軸との比較によって形成年代の推定に成功した。また、鉄マンガンクラストに含まれる磁...

【数物系科学】地球惑星科学：地磁気エクスカーション／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦独立行政法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 主任研究員 (90356725)

【キーワード】地磁気エクスカーション / 海水準変動 / メルトウォーターパルス1A / コアーマントル境界 / 慣性モーメント (他11件)

【概要】本研究に先立って,我々は九州西方海域から1万4千年前の急激な地球磁場変動の記録を得た。1万4千年前の氷河期から温暖期への移行期に起こったとされる急激な海水準上昇で地球の慣性モーメントが変化し,地球の回転速度が変化したことで地球磁場変動が起こったと仮説を立て,証拠固めを目指して研究を行った。九州西方海域で採取した4本の柱状堆積物試料のうち1本で1万2千年前の地球磁場の方位と強度の異常が確認されたが,...

【数物系科学】地球惑星科学：惑星古磁場／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 上級主任研究員 (90356725)

【キーワード】走査型SQUID顕微鏡 / 磁気イメージング / 岩石磁気 / 古地磁気層序 / 地球磁場逆転 (他19件)

【概要】本研究では、高感度・高分解能磁気顕微鏡の開発を行い、地球や惑星の過去の磁場に関する研究を推進した。開発した磁気顕微鏡は液体ヘリウムで冷却して使用するが、分解能100μm程度で磁気画像が得られる。北西太平洋の海底から得られた鉄マンガンクラストについて、磁気顕微鏡を用いて過去の地球磁場逆転の復元を行い、標準地球磁場逆転年代軸との比較によって形成年代の推定に成功した。また、鉄マンガンクラストに含まれる磁...

【数物系科学】地球惑星科学：慣性モーメント／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦独立行政法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 主任研究員 (90356725)

【キーワード】地磁気エクスカーション / 海水準変動 / メルトウォーターパルス1A / コアーマントル境界 / 慣性モーメント (他11件)

【概要】本研究に先立って,我々は九州西方海域から1万4千年前の急激な地球磁場変動の記録を得た。1万4千年前の氷河期から温暖期への移行期に起こったとされる急激な海水準上昇で地球の慣性モーメントが変化し,地球の回転速度が変化したことで地球磁場変動が起こったと仮説を立て,証拠固めを目指して研究を行った。九州西方海域で採取した4本の柱状堆積物試料のうち1本で1万2千年前の地球磁場の方位と強度の異常が確認されたが,...

【数物系科学】地球惑星科学：岩石薄片試料／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 上級主任研究員 (90356725)

【キーワード】走査型SQUID顕微鏡 / 磁気イメージング / 岩石磁気 / 古地磁気層序 / 地球磁場逆転 (他19件)

【概要】本研究では、高感度・高分解能磁気顕微鏡の開発を行い、地球や惑星の過去の磁場に関する研究を推進した。開発した磁気顕微鏡は液体ヘリウムで冷却して使用するが、分解能100μm程度で磁気画像が得られる。北西太平洋の海底から得られた鉄マンガンクラストについて、磁気顕微鏡を用いて過去の地球磁場逆転の復元を行い、標準地球磁場逆転年代軸との比較によって形成年代の推定に成功した。また、鉄マンガンクラストに含まれる磁...

【数物系科学】地球惑星科学：走査型SQUID顕微鏡／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 上級主任研究員 (90356725)

【キーワード】走査型SQUID顕微鏡 / 磁気イメージング / 岩石磁気 / 古地磁気層序 / 地球磁場逆転 (他19件)

【概要】本研究では、高感度・高分解能磁気顕微鏡の開発を行い、地球や惑星の過去の磁場に関する研究を推進した。開発した磁気顕微鏡は液体ヘリウムで冷却して使用するが、分解能100μm程度で磁気画像が得られる。北西太平洋の海底から得られた鉄マンガンクラストについて、磁気顕微鏡を用いて過去の地球磁場逆転の復元を行い、標準地球磁場逆転年代軸との比較によって形成年代の推定に成功した。また、鉄マンガンクラストに含まれる磁...

【数物系科学】地球惑星科学：摩擦／堆積物を含む研究件

【概要】大規模火砕流の挙動を表現するための二次元数値モデルの改良を行った。流走過程におけるマニング型摩擦則と減速・停止過程におけるクーロン型摩擦則の役割および導入の効果について明らかにした。火砕流堆積物の温度、層厚、ガス量等の条件に依存した、堆積物の冷却・溶結モデルを改良し、火砕流の溶結構造の形成過程と、噴火推移の時間スケール推定に応用した。代表的な大規模火砕流および中小規模火砕流について、観察記録や堆積...

【概要】粉体の流れの物理量により表される無次元数を用いた摩擦則を導入し，浅水流近似のもとで濃密な火砕流のモデル化を行った．改良した火砕流数値モデルを天然の実例へ適用した結果，従来のモデルでは難しかった堆積物分布や形状を再現することができるようになった．火砕流堆積物の形成過程の理解だけでなく，噴火発生時の火砕流挙動の即時予測やハザード評価の際にも，適切な粉体摩擦則を導入した数値モデルを用いることが重要である...

【数物系科学】地球惑星科学：鉄マンガンクラスト／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 上級主任研究員 (90356725)

【キーワード】走査型SQUID顕微鏡 / 磁気イメージング / 岩石磁気 / 古地磁気層序 / 地球磁場逆転 (他19件)

【概要】本研究では、高感度・高分解能磁気顕微鏡の開発を行い、地球や惑星の過去の磁場に関する研究を推進した。開発した磁気顕微鏡は液体ヘリウムで冷却して使用するが、分解能100μm程度で磁気画像が得られる。北西太平洋の海底から得られた鉄マンガンクラストについて、磁気顕微鏡を用いて過去の地球磁場逆転の復元を行い、標準地球磁場逆転年代軸との比較によって形成年代の推定に成功した。また、鉄マンガンクラストに含まれる磁...

【数物系科学】地球惑星科学：SQUID顕微鏡／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 上級主任研究員 (90356725)

【キーワード】走査型SQUID顕微鏡 / 磁気イメージング / 岩石磁気 / 古地磁気層序 / 地球磁場逆転 (他19件)

【概要】本研究では、高感度・高分解能磁気顕微鏡の開発を行い、地球や惑星の過去の磁場に関する研究を推進した。開発した磁気顕微鏡は液体ヘリウムで冷却して使用するが、分解能100μm程度で磁気画像が得られる。北西太平洋の海底から得られた鉄マンガンクラストについて、磁気顕微鏡を用いて過去の地球磁場逆転の復元を行い、標準地球磁場逆転年代軸との比較によって形成年代の推定に成功した。また、鉄マンガンクラストに含まれる磁...

【数物系科学】地球惑星科学：SQUID素子／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 上級主任研究員 (90356725)

【キーワード】走査型SQUID顕微鏡 / 磁気イメージング / 岩石磁気 / 古地磁気層序 / 地球磁場逆転 (他19件)

【概要】本研究では、高感度・高分解能磁気顕微鏡の開発を行い、地球や惑星の過去の磁場に関する研究を推進した。開発した磁気顕微鏡は液体ヘリウムで冷却して使用するが、分解能100μm程度で磁気画像が得られる。北西太平洋の海底から得られた鉄マンガンクラストについて、磁気顕微鏡を用いて過去の地球磁場逆転の復元を行い、標準地球磁場逆転年代軸との比較によって形成年代の推定に成功した。また、鉄マンガンクラストに含まれる磁...

【数物系科学】地球惑星科学：磁気シールド／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 上級主任研究員 (90356725)

【キーワード】走査型SQUID顕微鏡 / 磁気イメージング / 岩石磁気 / 古地磁気層序 / 地球磁場逆転 (他19件)

【概要】本研究では、高感度・高分解能磁気顕微鏡の開発を行い、地球や惑星の過去の磁場に関する研究を推進した。開発した磁気顕微鏡は液体ヘリウムで冷却して使用するが、分解能100μm程度で磁気画像が得られる。北西太平洋の海底から得られた鉄マンガンクラストについて、磁気顕微鏡を用いて過去の地球磁場逆転の復元を行い、標準地球磁場逆転年代軸との比較によって形成年代の推定に成功した。また、鉄マンガンクラストに含まれる磁...

【数物系科学】地球惑星科学：磁気マッピング／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 上級主任研究員 (90356725)

【キーワード】走査型SQUID顕微鏡 / 磁気イメージング / 岩石磁気 / 古地磁気層序 / 地球磁場逆転 (他19件)

【概要】本研究では、高感度・高分解能磁気顕微鏡の開発を行い、地球や惑星の過去の磁場に関する研究を推進した。開発した磁気顕微鏡は液体ヘリウムで冷却して使用するが、分解能100μm程度で磁気画像が得られる。北西太平洋の海底から得られた鉄マンガンクラストについて、磁気顕微鏡を用いて過去の地球磁場逆転の復元を行い、標準地球磁場逆転年代軸との比較によって形成年代の推定に成功した。また、鉄マンガンクラストに含まれる磁...

【数物系科学】地球惑星科学：自然残留磁化／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦独立行政法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 主任研究員 (90356725)

【キーワード】地磁気エクスカーション / 海水準変動 / メルトウォーターパルス1A / コアーマントル境界 / 慣性モーメント (他11件)

【概要】本研究に先立って,我々は九州西方海域から1万4千年前の急激な地球磁場変動の記録を得た。1万4千年前の氷河期から温暖期への移行期に起こったとされる急激な海水準上昇で地球の慣性モーメントが変化し,地球の回転速度が変化したことで地球磁場変動が起こったと仮説を立て,証拠固めを目指して研究を行った。九州西方海域で採取した4本の柱状堆積物試料のうち1本で1万2千年前の地球磁場の方位と強度の異常が確認されたが,...

【数物系科学】地球惑星科学：コアーマントル境界／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦独立行政法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 主任研究員 (90356725)

【キーワード】地磁気エクスカーション / 海水準変動 / メルトウォーターパルス1A / コアーマントル境界 / 慣性モーメント (他11件)

【概要】本研究に先立って,我々は九州西方海域から1万4千年前の急激な地球磁場変動の記録を得た。1万4千年前の氷河期から温暖期への移行期に起こったとされる急激な海水準上昇で地球の慣性モーメントが変化し,地球の回転速度が変化したことで地球磁場変動が起こったと仮説を立て,証拠固めを目指して研究を行った。九州西方海域で採取した4本の柱状堆積物試料のうち1本で1万2千年前の地球磁場の方位と強度の異常が確認されたが,...

【数物系科学】地球惑星科学：メルトウオーターパルス1A ／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦独立行政法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 主任研究員 (90356725)

【キーワード】地磁気エクスカーション / 海水準変動 / メルトウォーターパルス1A / コアーマントル境界 / 慣性モーメント (他11件)

【概要】本研究に先立って,我々は九州西方海域から1万4千年前の急激な地球磁場変動の記録を得た。1万4千年前の氷河期から温暖期への移行期に起こったとされる急激な海水準上昇で地球の慣性モーメントが変化し,地球の回転速度が変化したことで地球磁場変動が起こったと仮説を立て,証拠固めを目指して研究を行った。九州西方海域で採取した4本の柱状堆積物試料のうち1本で1万2千年前の地球磁場の方位と強度の異常が確認されたが,...

【数物系科学】地球惑星科学：XYZステージ／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 上級主任研究員 (90356725)

【キーワード】走査型SQUID顕微鏡 / 磁気イメージング / 岩石磁気 / 古地磁気層序 / 地球磁場逆転 (他19件)

【概要】本研究では、高感度・高分解能磁気顕微鏡の開発を行い、地球や惑星の過去の磁場に関する研究を推進した。開発した磁気顕微鏡は液体ヘリウムで冷却して使用するが、分解能100μm程度で磁気画像が得られる。北西太平洋の海底から得られた鉄マンガンクラストについて、磁気顕微鏡を用いて過去の地球磁場逆転の復元を行い、標準地球磁場逆転年代軸との比較によって形成年代の推定に成功した。また、鉄マンガンクラストに含まれる磁...

【数物系科学】地球惑星科学：単離・精製／堆積物を含む研究件

【研究代表者】大河内直彦独立行政法人海洋研究開発機構, 海洋・極限環境生物圏領域, プログラムディレクター (00281832)

【キーワード】西南極氷床 / 完新世 / 放射性炭素年代 / バイオマーカー / 水素同位体比 (他10件)

【概要】南極ロス海の堆積物中に含まれるC_<14>, C_<16>, C_<18>脂肪酸を単離・精製し,その放射性炭素年代を測定した。その結果は,ロス海に張り出す西南極氷床の氷縁が過去5000年間に大きく後退したことを示した。このことは,西南極氷床が完新世に大きく融解してきたことを示唆し,北半球氷床と南半球氷床の融解に大きなタイムラグが存在することを明らかにした。 ...

【数物系科学】地球惑星科学：硫酸還元菌／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は、過去に発生した貧酸素水塊の履歴が直下の堆積物に記録されているものと捉え、堆積物を鉛直方向に化学分析することで、過去の貧酸素水塊の履歴を明らかにすることを目的とする。強い貧酸素水塊が観測される千葉県幕張沖を調査海域とし、浚渫窪地および平場において堆積物を採取した。堆積年代別に得られた試料について、メスバウアー分光法、Ｘ線吸収微細構造法を用いて非破壊状態分析を行った結果、浚渫窪地内が特異的な...

【数物系科学】地球惑星科学：海流／堆積物を含む研究件

【概要】TEX86の分析により，南大洋ウィルクスランド沖では水温は12,000年前から3000年前にかけて低下し，その後，上昇したことが示された．他方，北極チュクチ海では水温は9000年前以降，上昇した．両地域とも顕著な1000年スケール水温変動を示した．チュクチ海コアのクローライト／イライト比から，ベーリング海峡通過流が1000年スケール変動を示し，中期完新世で強かったことが示された．また，石英／長石比...

【数物系科学】地球惑星科学：南極ロス海／堆積物を含む研究件

【研究代表者】大河内直彦独立行政法人海洋研究開発機構, 海洋・極限環境生物圏領域, プログラムディレクター (00281832)

【キーワード】西南極氷床 / 完新世 / 放射性炭素年代 / バイオマーカー / 水素同位体比 (他10件)

【概要】南極ロス海の堆積物中に含まれるC_<14>, C_<16>, C_<18>脂肪酸を単離・精製し,その放射性炭素年代を測定した。その結果は,ロス海に張り出す西南極氷床の氷縁が過去5000年間に大きく後退したことを示した。このことは,西南極氷床が完新世に大きく融解してきたことを示唆し,北半球氷床と南半球氷床の融解に大きなタイムラグが存在することを明らかにした。 ...

【数物系科学】地球惑星科学：西南極氷床／堆積物を含む研究件

【研究代表者】大河内直彦独立行政法人海洋研究開発機構, 海洋・極限環境生物圏領域, プログラムディレクター (00281832)

【キーワード】西南極氷床 / 完新世 / 放射性炭素年代 / バイオマーカー / 水素同位体比 (他10件)

【概要】南極ロス海の堆積物中に含まれるC_<14>, C_<16>, C_<18>脂肪酸を単離・精製し,その放射性炭素年代を測定した。その結果は,ロス海に張り出す西南極氷床の氷縁が過去5000年間に大きく後退したことを示した。このことは,西南極氷床が完新世に大きく融解してきたことを示唆し,北半球氷床と南半球氷床の融解に大きなタイムラグが存在することを明らかにした。 ...

【数物系科学】地球惑星科学：ロス海／堆積物を含む研究件

【研究代表者】大河内直彦独立行政法人海洋研究開発機構, 海洋・極限環境生物圏領域, プログラムディレクター (00281832)

【キーワード】西南極氷床 / 完新世 / 放射性炭素年代 / バイオマーカー / 水素同位体比 (他10件)

【概要】南極ロス海の堆積物中に含まれるC_<14>, C_<16>, C_<18>脂肪酸を単離・精製し,その放射性炭素年代を測定した。その結果は,ロス海に張り出す西南極氷床の氷縁が過去5000年間に大きく後退したことを示した。このことは,西南極氷床が完新世に大きく融解してきたことを示唆し,北半球氷床と南半球氷床の融解に大きなタイムラグが存在することを明らかにした。 ...

【数物系科学】地球惑星科学：続成作用／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦独立行政法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 主任研究員 (90356725)

【キーワード】地磁気エクスカーション / 海水準変動 / メルトウォーターパルス1A / コアーマントル境界 / 慣性モーメント (他11件)

【概要】本研究に先立って,我々は九州西方海域から1万4千年前の急激な地球磁場変動の記録を得た。1万4千年前の氷河期から温暖期への移行期に起こったとされる急激な海水準上昇で地球の慣性モーメントが変化し,地球の回転速度が変化したことで地球磁場変動が起こったと仮説を立て,証拠固めを目指して研究を行った。九州西方海域で採取した4本の柱状堆積物試料のうち1本で1万2千年前の地球磁場の方位と強度の異常が確認されたが,...

【数物系科学】地球惑星科学：TEX86 ／堆積物を含む研究件

【概要】TEX86の分析により，南大洋ウィルクスランド沖では水温は12,000年前から3000年前にかけて低下し，その後，上昇したことが示された．他方，北極チュクチ海では水温は9000年前以降，上昇した．両地域とも顕著な1000年スケール水温変動を示した．チュクチ海コアのクローライト／イライト比から，ベーリング海峡通過流が1000年スケール変動を示し，中期完新世で強かったことが示された．また，石英／長石比...

【数物系科学】地球惑星科学：水素同位体比／堆積物を含む研究件

【研究代表者】大河内直彦独立行政法人海洋研究開発機構, 海洋・極限環境生物圏領域, プログラムディレクター (00281832)

【キーワード】西南極氷床 / 完新世 / 放射性炭素年代 / バイオマーカー / 水素同位体比 (他10件)

【概要】南極ロス海の堆積物中に含まれるC_<14>, C_<16>, C_<18>脂肪酸を単離・精製し,その放射性炭素年代を測定した。その結果は,ロス海に張り出す西南極氷床の氷縁が過去5000年間に大きく後退したことを示した。このことは,西南極氷床が完新世に大きく融解してきたことを示唆し,北半球氷床と南半球氷床の融解に大きなタイムラグが存在することを明らかにした。 ...

【数物系科学】地球惑星科学：LA-ICP-MS ／堆積物を含む研究件

❏堆積・続成過程における微量元素の化学状態決定と化学的挙動の解明:古環境指標の確立(20540475)

【概要】堆積岩の地球化学的特徴は、地球表層環境の変遷を記録している。本研究では、希土類元素(REE)をはじめとする微量元素について、堆積物への取込みメカニズムと堆積後の反応を原子・分子のミクロな観点から解明した。海洋性堆積物において、堆積時にマンガン酸化物相に取り込まれたREEは続成作用によりリン酸塩相に移動するものの、堆積物全体としてのREEパターンはほぼ変化していないことを初めて明らかにした。この結果...

【数物系科学】地球惑星科学：海水／堆積物を含む研究件

【概要】誘導結合プラズマ質量分析法を用いた海水中の微量パラジウムの分析法の開発を行った。陰イオン交換樹脂カラム濃縮法について、操作ブランク値を低下させ、回収率を向上させることに成功した。沿岸海水に適用できるパラジウムの分析法をほぼ確立することができた。一方、様々な沿岸域において海水中の白金濃度を測定した。東北沿岸域や有明海などでは、底層水中に高濃度の白金が存在することが明らかとなった。これらの白金は沿岸堆...

【キーワード】白金族元素 / Re-Os同位体系 / 化学状態 / 地殻物質循環 / 鉄隕石 (他18件)

【概要】白金(Pt)やオスミウム(Os)など白金族元素やレニウム(Re)の、濃度ならびに化学状態の研究、および白金族元素に関連するRe-Os同位体系の研究により、地球表層の物質循環と地球表層環境の変遷を明確にすることが、本研究の大きな目的である。 1.地殻物質のRe-Os同位体系データ Re-Os同位体系の研究により、中国タクラマカン砂漠の風成堆積物の主要な供給源が、周辺部の氷河堆積物、河川堆積物、チベッ...

【数物系科学】地球惑星科学：リン酸塩相／堆積物を含む研究件

❏堆積・続成過程における微量元素の化学状態決定と化学的挙動の解明:古環境指標の確立(20540475)

【概要】堆積岩の地球化学的特徴は、地球表層環境の変遷を記録している。本研究では、希土類元素(REE)をはじめとする微量元素について、堆積物への取込みメカニズムと堆積後の反応を原子・分子のミクロな観点から解明した。海洋性堆積物において、堆積時にマンガン酸化物相に取り込まれたREEは続成作用によりリン酸塩相に移動するものの、堆積物全体としてのREEパターンはほぼ変化していないことを初めて明らかにした。この結果...

【数物系科学】地球惑星科学：Mn酸化物相／堆積物を含む研究件

❏堆積・続成過程における微量元素の化学状態決定と化学的挙動の解明:古環境指標の確立(20540475)

【概要】堆積岩の地球化学的特徴は、地球表層環境の変遷を記録している。本研究では、希土類元素(REE)をはじめとする微量元素について、堆積物への取込みメカニズムと堆積後の反応を原子・分子のミクロな観点から解明した。海洋性堆積物において、堆積時にマンガン酸化物相に取り込まれたREEは続成作用によりリン酸塩相に移動するものの、堆積物全体としてのREEパターンはほぼ変化していないことを初めて明らかにした。この結果...

【数物系科学】地球惑星科学：地殻物質／堆積物を含む研究件

【キーワード】白金族元素 / Re-Os同位体系 / 化学状態 / 地殻物質循環 / 鉄隕石 (他18件)

【概要】白金(Pt)やオスミウム(Os)など白金族元素やレニウム(Re)の、濃度ならびに化学状態の研究、および白金族元素に関連するRe-Os同位体系の研究により、地球表層の物質循環と地球表層環境の変遷を明確にすることが、本研究の大きな目的である。 1.地殻物質のRe-Os同位体系データ Re-Os同位体系の研究により、中国タクラマカン砂漠の風成堆積物の主要な供給源が、周辺部の氷河堆積物、河川堆積物、チベッ...

【数物系科学】地球惑星科学：地殻物質循環／堆積物を含む研究件

【キーワード】白金族元素 / Re-Os同位体系 / 化学状態 / 地殻物質循環 / 鉄隕石 (他18件)

【概要】白金(Pt)やオスミウム(Os)など白金族元素やレニウム(Re)の、濃度ならびに化学状態の研究、および白金族元素に関連するRe-Os同位体系の研究により、地球表層の物質循環と地球表層環境の変遷を明確にすることが、本研究の大きな目的である。 1.地殻物質のRe-Os同位体系データ Re-Os同位体系の研究により、中国タクラマカン砂漠の風成堆積物の主要な供給源が、周辺部の氷河堆積物、河川堆積物、チベッ...

【数物系科学】地球惑星科学：南太平洋／堆積物を含む研究件

【研究代表者】原田尚美独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究センター, サブリーダー (70344281)

【キーワード】古海洋環境復元 / 海底堆積物 / バイオマーカー / 南北両半球 / 国際研究者交流 (他17件)

【概要】・初年度は、既に採取された堆積物を用いて、北半球高緯度域のおおまかな解析として北西部北太平洋亜寒帯域の過去40万年分の浮遊性有孔虫殻中の酸素同位体比、水温指標性化合物のアルケノンの分析結果を得た。・H15年度は、観測中心の活動を行った。海洋研究船「みらい」BEAGLE2003航海に参加し、10月にチリ沖およびマゼラン海峡にて計4点、H16年2月に南東インド洋海嶺、ケルゲレン海台にてそれぞれ1点ず...

【数物系科学】地球惑星科学：南北両大陸／堆積物を含む研究件

【研究代表者】原田尚美独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究センター, サブリーダー (70344281)

【キーワード】古海洋環境復元 / 海底堆積物 / バイオマーカー / 南北両半球 / 国際研究者交流 (他17件)

【概要】・初年度は、既に採取された堆積物を用いて、北半球高緯度域のおおまかな解析として北西部北太平洋亜寒帯域の過去40万年分の浮遊性有孔虫殻中の酸素同位体比、水温指標性化合物のアルケノンの分析結果を得た。・H15年度は、観測中心の活動を行った。海洋研究船「みらい」BEAGLE2003航海に参加し、10月にチリ沖およびマゼラン海峡にて計4点、H16年2月に南東インド洋海嶺、ケルゲレン海台にてそれぞれ1点ず...

【数物系科学】地球惑星科学：南北両半球／堆積物を含む研究件

【研究代表者】原田尚美独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究センター, サブリーダー (70344281)

【キーワード】古海洋環境復元 / 海底堆積物 / バイオマーカー / 南北両半球 / 国際研究者交流 (他17件)

【概要】・初年度は、既に採取された堆積物を用いて、北半球高緯度域のおおまかな解析として北西部北太平洋亜寒帯域の過去40万年分の浮遊性有孔虫殻中の酸素同位体比、水温指標性化合物のアルケノンの分析結果を得た。・H15年度は、観測中心の活動を行った。海洋研究船「みらい」BEAGLE2003航海に参加し、10月にチリ沖およびマゼラン海峡にて計4点、H16年2月に南東インド洋海嶺、ケルゲレン海台にてそれぞれ1点ず...

【数物系科学】地球惑星科学：Os同位体比／堆積物を含む研究件

【キーワード】白金族元素 / Re-Os同位体系 / 化学状態 / 地殻物質循環 / 鉄隕石 (他18件)

【概要】白金(Pt)やオスミウム(Os)など白金族元素やレニウム(Re)の、濃度ならびに化学状態の研究、および白金族元素に関連するRe-Os同位体系の研究により、地球表層の物質循環と地球表層環境の変遷を明確にすることが、本研究の大きな目的である。 1.地殻物質のRe-Os同位体系データ Re-Os同位体系の研究により、中国タクラマカン砂漠の風成堆積物の主要な供給源が、周辺部の氷河堆積物、河川堆積物、チベッ...

【数物系科学】地球惑星科学：中層水循環／堆積物を含む研究件

【研究代表者】原田尚美独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究センター, サブリーダー (70344281)

【キーワード】古海洋環境復元 / 海底堆積物 / バイオマーカー / 南北両半球 / 国際研究者交流 (他17件)

【概要】・初年度は、既に採取された堆積物を用いて、北半球高緯度域のおおまかな解析として北西部北太平洋亜寒帯域の過去40万年分の浮遊性有孔虫殻中の酸素同位体比、水温指標性化合物のアルケノンの分析結果を得た。・H15年度は、観測中心の活動を行った。海洋研究船「みらい」BEAGLE2003航海に参加し、10月にチリ沖およびマゼラン海峡にて計4点、H16年2月に南東インド洋海嶺、ケルゲレン海台にてそれぞれ1点ず...

【数物系科学】地球惑星科学：環境変遷／堆積物を含む研究件

【概要】福島第一原発事故で放出され首都圏に沈着した放射性セシウムは東京湾に流入、蓄積していた。東京湾堆積物中の放射性セシウムの分布を解析し、首都圏における放射性セシウム汚染の動態を解明した。本研究では、東京湾の堆積物と水の放射性セシウム濃度の時空間分布を2011年8月から2016年7月までモニタリング調査した。東京湾に流入した放射性セシウムの大部分は首都圏北東部の高濃度汚染地帯が起源であり、そこから流出し...

【キーワード】白金族元素 / Re-Os同位体系 / 化学状態 / 地殻物質循環 / 鉄隕石 (他18件)

【概要】白金(Pt)やオスミウム(Os)など白金族元素やレニウム(Re)の、濃度ならびに化学状態の研究、および白金族元素に関連するRe-Os同位体系の研究により、地球表層の物質循環と地球表層環境の変遷を明確にすることが、本研究の大きな目的である。 1.地殻物質のRe-Os同位体系データ Re-Os同位体系の研究により、中国タクラマカン砂漠の風成堆積物の主要な供給源が、周辺部の氷河堆積物、河川堆積物、チベッ...

【数物系科学】地球惑星科学：原油／堆積物を含む研究件

❏堆積・続成過程における微量元素の化学状態決定と化学的挙動の解明:古環境指標の確立(20540475)

【概要】堆積岩の地球化学的特徴は、地球表層環境の変遷を記録している。本研究では、希土類元素(REE)をはじめとする微量元素について、堆積物への取込みメカニズムと堆積後の反応を原子・分子のミクロな観点から解明した。海洋性堆積物において、堆積時にマンガン酸化物相に取り込まれたREEは続成作用によりリン酸塩相に移動するものの、堆積物全体としてのREEパターンはほぼ変化していないことを初めて明らかにした。この結果...

【数物系科学】地球惑星科学：ペルム紀-三畳紀境界／堆積物を含む研究件

【キーワード】白金族元素 / Re-Os同位体系 / 化学状態 / 地殻物質循環 / 鉄隕石 (他18件)

【概要】白金(Pt)やオスミウム(Os)など白金族元素やレニウム(Re)の、濃度ならびに化学状態の研究、および白金族元素に関連するRe-Os同位体系の研究により、地球表層の物質循環と地球表層環境の変遷を明確にすることが、本研究の大きな目的である。 1.地殻物質のRe-Os同位体系データ Re-Os同位体系の研究により、中国タクラマカン砂漠の風成堆積物の主要な供給源が、周辺部の氷河堆積物、河川堆積物、チベッ...

【数物系科学】地球惑星科学：Re-Os同位体系／堆積物を含む研究件

【キーワード】白金族元素 / Re-Os同位体系 / 化学状態 / 地殻物質循環 / 鉄隕石 (他18件)

【概要】白金(Pt)やオスミウム(Os)など白金族元素やレニウム(Re)の、濃度ならびに化学状態の研究、および白金族元素に関連するRe-Os同位体系の研究により、地球表層の物質循環と地球表層環境の変遷を明確にすることが、本研究の大きな目的である。 1.地殻物質のRe-Os同位体系データ Re-Os同位体系の研究により、中国タクラマカン砂漠の風成堆積物の主要な供給源が、周辺部の氷河堆積物、河川堆積物、チベッ...

【数物系科学】地球惑星科学：古環境指標／堆積物を含む研究件

❏堆積・続成過程における微量元素の化学状態決定と化学的挙動の解明:古環境指標の確立(20540475)

【概要】堆積岩の地球化学的特徴は、地球表層環境の変遷を記録している。本研究では、希土類元素(REE)をはじめとする微量元素について、堆積物への取込みメカニズムと堆積後の反応を原子・分子のミクロな観点から解明した。海洋性堆積物において、堆積時にマンガン酸化物相に取り込まれたREEは続成作用によりリン酸塩相に移動するものの、堆積物全体としてのREEパターンはほぼ変化していないことを初めて明らかにした。この結果...

【数物系科学】地球惑星科学：基礎生産量／堆積物を含む研究件

【研究代表者】原田尚美独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究センター, サブリーダー (70344281)

【キーワード】古海洋環境復元 / 海底堆積物 / バイオマーカー / 南北両半球 / 国際研究者交流 (他17件)

【概要】・初年度は、既に採取された堆積物を用いて、北半球高緯度域のおおまかな解析として北西部北太平洋亜寒帯域の過去40万年分の浮遊性有孔虫殻中の酸素同位体比、水温指標性化合物のアルケノンの分析結果を得た。・H15年度は、観測中心の活動を行った。海洋研究船「みらい」BEAGLE2003航海に参加し、10月にチリ沖およびマゼラン海峡にて計4点、H16年2月に南東インド洋海嶺、ケルゲレン海台にてそれぞれ1点ず...

【数物系科学】地球惑星科学：白金鉱石／堆積物を含む研究件

【キーワード】白金族元素 / Re-Os同位体系 / 化学状態 / 地殻物質循環 / 鉄隕石 (他18件)

【概要】白金(Pt)やオスミウム(Os)など白金族元素やレニウム(Re)の、濃度ならびに化学状態の研究、および白金族元素に関連するRe-Os同位体系の研究により、地球表層の物質循環と地球表層環境の変遷を明確にすることが、本研究の大きな目的である。 1.地殻物質のRe-Os同位体系データ Re-Os同位体系の研究により、中国タクラマカン砂漠の風成堆積物の主要な供給源が、周辺部の氷河堆積物、河川堆積物、チベッ...

【数物系科学】地球惑星科学：続成過程／堆積物を含む研究件

❏堆積・続成過程における微量元素の化学状態決定と化学的挙動の解明:古環境指標の確立(20540475)

【概要】堆積岩の地球化学的特徴は、地球表層環境の変遷を記録している。本研究では、希土類元素(REE)をはじめとする微量元素について、堆積物への取込みメカニズムと堆積後の反応を原子・分子のミクロな観点から解明した。海洋性堆積物において、堆積時にマンガン酸化物相に取り込まれたREEは続成作用によりリン酸塩相に移動するものの、堆積物全体としてのREEパターンはほぼ変化していないことを初めて明らかにした。この結果...

【数物系科学】地球惑星科学：深海底堆積物／堆積物を含む研究件

❏堆積・続成過程における微量元素の化学状態決定と化学的挙動の解明:古環境指標の確立(20540475)

【概要】堆積岩の地球化学的特徴は、地球表層環境の変遷を記録している。本研究では、希土類元素(REE)をはじめとする微量元素について、堆積物への取込みメカニズムと堆積後の反応を原子・分子のミクロな観点から解明した。海洋性堆積物において、堆積時にマンガン酸化物相に取り込まれたREEは続成作用によりリン酸塩相に移動するものの、堆積物全体としてのREEパターンはほぼ変化していないことを初めて明らかにした。この結果...

【数物系科学】地球惑星科学：鉄隕石／堆積物を含む研究件

【キーワード】白金族元素 / Re-Os同位体系 / 化学状態 / 地殻物質循環 / 鉄隕石 (他18件)

【概要】白金(Pt)やオスミウム(Os)など白金族元素やレニウム(Re)の、濃度ならびに化学状態の研究、および白金族元素に関連するRe-Os同位体系の研究により、地球表層の物質循環と地球表層環境の変遷を明確にすることが、本研究の大きな目的である。 1.地殻物質のRe-Os同位体系データ Re-Os同位体系の研究により、中国タクラマカン砂漠の風成堆積物の主要な供給源が、周辺部の氷河堆積物、河川堆積物、チベッ...

【数物系科学】地球惑星科学：マルチトレーサ／堆積物を含む研究件

【キーワード】白金族元素 / Re-Os同位体系 / 化学状態 / 地殻物質循環 / 鉄隕石 (他18件)

【概要】白金(Pt)やオスミウム(Os)など白金族元素やレニウム(Re)の、濃度ならびに化学状態の研究、および白金族元素に関連するRe-Os同位体系の研究により、地球表層の物質循環と地球表層環境の変遷を明確にすることが、本研究の大きな目的である。 1.地殻物質のRe-Os同位体系データ Re-Os同位体系の研究により、中国タクラマカン砂漠の風成堆積物の主要な供給源が、周辺部の氷河堆積物、河川堆積物、チベッ...

【数物系科学】地球惑星科学：マンガン酸化物／堆積物を含む研究件

❏堆積・続成過程における微量元素の化学状態決定と化学的挙動の解明:古環境指標の確立(20540475)

【概要】堆積岩の地球化学的特徴は、地球表層環境の変遷を記録している。本研究では、希土類元素(REE)をはじめとする微量元素について、堆積物への取込みメカニズムと堆積後の反応を原子・分子のミクロな観点から解明した。海洋性堆積物において、堆積時にマンガン酸化物相に取り込まれたREEは続成作用によりリン酸塩相に移動するものの、堆積物全体としてのREEパターンはほぼ変化していないことを初めて明らかにした。この結果...

【数物系科学】地球惑星科学：堆積・続成過程／堆積物を含む研究件

❏堆積・続成過程における微量元素の化学状態決定と化学的挙動の解明:古環境指標の確立(20540475)

【概要】堆積岩の地球化学的特徴は、地球表層環境の変遷を記録している。本研究では、希土類元素(REE)をはじめとする微量元素について、堆積物への取込みメカニズムと堆積後の反応を原子・分子のミクロな観点から解明した。海洋性堆積物において、堆積時にマンガン酸化物相に取り込まれたREEは続成作用によりリン酸塩相に移動するものの、堆積物全体としてのREEパターンはほぼ変化していないことを初めて明らかにした。この結果...

【数物系科学】地球惑星科学：化学状態／堆積物を含む研究件

❏堆積・続成過程における微量元素の化学状態決定と化学的挙動の解明:古環境指標の確立(20540475)

【概要】堆積岩の地球化学的特徴は、地球表層環境の変遷を記録している。本研究では、希土類元素(REE)をはじめとする微量元素について、堆積物への取込みメカニズムと堆積後の反応を原子・分子のミクロな観点から解明した。海洋性堆積物において、堆積時にマンガン酸化物相に取り込まれたREEは続成作用によりリン酸塩相に移動するものの、堆積物全体としてのREEパターンはほぼ変化していないことを初めて明らかにした。この結果...

【キーワード】白金族元素 / Re-Os同位体系 / 化学状態 / 地殻物質循環 / 鉄隕石 (他18件)

【概要】白金(Pt)やオスミウム(Os)など白金族元素やレニウム(Re)の、濃度ならびに化学状態の研究、および白金族元素に関連するRe-Os同位体系の研究により、地球表層の物質循環と地球表層環境の変遷を明確にすることが、本研究の大きな目的である。 1.地殻物質のRe-Os同位体系データ Re-Os同位体系の研究により、中国タクラマカン砂漠の風成堆積物の主要な供給源が、周辺部の氷河堆積物、河川堆積物、チベッ...

【数物系科学】地球惑星科学：化学状態決定／堆積物を含む研究件

❏堆積・続成過程における微量元素の化学状態決定と化学的挙動の解明:古環境指標の確立(20540475)

【概要】堆積岩の地球化学的特徴は、地球表層環境の変遷を記録している。本研究では、希土類元素(REE)をはじめとする微量元素について、堆積物への取込みメカニズムと堆積後の反応を原子・分子のミクロな観点から解明した。海洋性堆積物において、堆積時にマンガン酸化物相に取り込まれたREEは続成作用によりリン酸塩相に移動するものの、堆積物全体としてのREEパターンはほぼ変化していないことを初めて明らかにした。この結果...

【数物系科学】地球惑星科学：有孔虫化石／堆積物を含む研究件

【研究代表者】原田尚美独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究センター, サブリーダー (70344281)

【キーワード】古海洋環境復元 / 海底堆積物 / バイオマーカー / 南北両半球 / 国際研究者交流 (他17件)

【概要】・初年度は、既に採取された堆積物を用いて、北半球高緯度域のおおまかな解析として北西部北太平洋亜寒帯域の過去40万年分の浮遊性有孔虫殻中の酸素同位体比、水温指標性化合物のアルケノンの分析結果を得た。・H15年度は、観測中心の活動を行った。海洋研究船「みらい」BEAGLE2003航海に参加し、10月にチリ沖およびマゼラン海峡にて計4点、H16年2月に南東インド洋海嶺、ケルゲレン海台にてそれぞれ1点ず...

【数物系科学】地球惑星科学：XANES法／堆積物を含む研究件

❏堆積・続成過程における微量元素の化学状態決定と化学的挙動の解明:古環境指標の確立(20540475)

【概要】堆積岩の地球化学的特徴は、地球表層環境の変遷を記録している。本研究では、希土類元素(REE)をはじめとする微量元素について、堆積物への取込みメカニズムと堆積後の反応を原子・分子のミクロな観点から解明した。海洋性堆積物において、堆積時にマンガン酸化物相に取り込まれたREEは続成作用によりリン酸塩相に移動するものの、堆積物全体としてのREEパターンはほぼ変化していないことを初めて明らかにした。この結果...

【数物系科学】地球惑星科学：石英／堆積物を含む研究件

【概要】ガンマ線照射によって生成する信号には、熱的に不安定な成分が含まれる可能性があり、これを除去して安定な成分のみを用いて総被曝線量を求め、年代測定を行うことが適切である。日本のテフラ２試料とブリスベン川河川堆積物の石英について、観測されるＡｌ中心、Ｔｉ－Ｌｉ中心の熱安定性を、naturalと照射した試料について比較し、年代測定プロトコルの開発のための基礎実験を行った。加熱実験の結果と別の手法で推定され...

【数物系科学】地球惑星科学：噴火／堆積物を含む研究件

【概要】大規模火砕流の挙動を表現するための二次元数値モデルの改良を行った。流走過程におけるマニング型摩擦則と減速・停止過程におけるクーロン型摩擦則の役割および導入の効果について明らかにした。火砕流堆積物の温度、層厚、ガス量等の条件に依存した、堆積物の冷却・溶結モデルを改良し、火砕流の溶結構造の形成過程と、噴火推移の時間スケール推定に応用した。代表的な大規模火砕流および中小規模火砕流について、観察記録や堆積...

【数物系科学】地球惑星科学：常磁性格子欠陥／堆積物を含む研究件

【概要】ガンマ線照射によって生成する信号には、熱的に不安定な成分が含まれる可能性があり、これを除去して安定な成分のみを用いて総被曝線量を求め、年代測定を行うことが適切である。日本のテフラ２試料とブリスベン川河川堆積物の石英について、観測されるＡｌ中心、Ｔｉ－Ｌｉ中心の熱安定性を、naturalと照射した試料について比較し、年代測定プロトコルの開発のための基礎実験を行った。加熱実験の結果と別の手法で推定され...

【数物系科学】地球惑星科学：岩石磁気／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 上級主任研究員 (90356725)

【キーワード】走査型SQUID顕微鏡 / 磁気イメージング / 岩石磁気 / 古地磁気層序 / 地球磁場逆転 (他19件)

【概要】本研究では、高感度・高分解能磁気顕微鏡の開発を行い、地球や惑星の過去の磁場に関する研究を推進した。開発した磁気顕微鏡は液体ヘリウムで冷却して使用するが、分解能100μm程度で磁気画像が得られる。北西太平洋の海底から得られた鉄マンガンクラストについて、磁気顕微鏡を用いて過去の地球磁場逆転の復元を行い、標準地球磁場逆転年代軸との比較によって形成年代の推定に成功した。また、鉄マンガンクラストに含まれる磁...

【数物系科学】地球惑星科学：ESR年代測定／堆積物を含む研究件

【概要】ガンマ線照射によって生成する信号には、熱的に不安定な成分が含まれる可能性があり、これを除去して安定な成分のみを用いて総被曝線量を求め、年代測定を行うことが適切である。日本のテフラ２試料とブリスベン川河川堆積物の石英について、観測されるＡｌ中心、Ｔｉ－Ｌｉ中心の熱安定性を、naturalと照射した試料について比較し、年代測定プロトコルの開発のための基礎実験を行った。加熱実験の結果と別の手法で推定され...

【数物系科学】地球惑星科学：自然放射線／堆積物を含む研究件

【概要】ガンマ線照射によって生成する信号には、熱的に不安定な成分が含まれる可能性があり、これを除去して安定な成分のみを用いて総被曝線量を求め、年代測定を行うことが適切である。日本のテフラ２試料とブリスベン川河川堆積物の石英について、観測されるＡｌ中心、Ｔｉ－Ｌｉ中心の熱安定性を、naturalと照射した試料について比較し、年代測定プロトコルの開発のための基礎実験を行った。加熱実験の結果と別の手法で推定され...

【数物系科学】地球惑星科学：白金族元素／堆積物を含む研究件

【概要】誘導結合プラズマ質量分析法を用いた海水中の微量パラジウムの分析法の開発を行った。陰イオン交換樹脂カラム濃縮法について、操作ブランク値を低下させ、回収率を向上させることに成功した。沿岸海水に適用できるパラジウムの分析法をほぼ確立することができた。一方、様々な沿岸域において海水中の白金濃度を測定した。東北沿岸域や有明海などでは、底層水中に高濃度の白金が存在することが明らかとなった。これらの白金は沿岸堆...

【キーワード】白金族元素 / Re-Os同位体系 / 化学状態 / 地殻物質循環 / 鉄隕石 (他18件)

【概要】白金(Pt)やオスミウム(Os)など白金族元素やレニウム(Re)の、濃度ならびに化学状態の研究、および白金族元素に関連するRe-Os同位体系の研究により、地球表層の物質循環と地球表層環境の変遷を明確にすることが、本研究の大きな目的である。 1.地殻物質のRe-Os同位体系データ Re-Os同位体系の研究により、中国タクラマカン砂漠の風成堆積物の主要な供給源が、周辺部の氷河堆積物、河川堆積物、チベッ...

【数物系科学】地球惑星科学：海洋堆積物／堆積物を含む研究件

【概要】分子地球化学の重要な役割の１つに、元素の性質や化学反応特性に基づいて、化学種が変化する反応に着目することで新しい同位体ツールを開発することがある。これまで、ルビジウムイオン（Rb）や他のアルカリ金属イオンは反応性が非常に低いと認識されており、水－岩石相互作用におけるRbの同位体分別に関する研究は殆ど行われていない。しかし、層状珪酸塩との相互作用を考えると、アルカリ金属の反応性は低いとは言えない。 ...

【数物系科学】地球惑星科学：ルビジウム／堆積物を含む研究件

【概要】分子地球化学の重要な役割の１つに、元素の性質や化学反応特性に基づいて、化学種が変化する反応に着目することで新しい同位体ツールを開発することがある。これまで、ルビジウムイオン（Rb）や他のアルカリ金属イオンは反応性が非常に低いと認識されており、水－岩石相互作用におけるRbの同位体分別に関する研究は殆ど行われていない。しかし、層状珪酸塩との相互作用を考えると、アルカリ金属の反応性は低いとは言えない。 ...

【数物系科学】地球惑星科学：地磁気変動／堆積物を含む研究件

【キーワード】宇宙線生成核種 / 太陽活動 / 地磁気変動 / 宇宙線イベント / 古環境アーカイブ (他8件)

【概要】南極ドームふじアイスコアを利用して、酸素同位体ステージ6の百年解像度ベリリウム10分析を行った。また、同コアの数値年代を主にガス分析に基づいて向上させるとともに、ガス分析融解水のベリリウム10分析を継続した。さらに、南極大陸でのベリリウム10の時空間分布を正確に把握するために、第63次南極地域観測隊に同行者（大谷　昂）を派遣し、表層積雪の採取を行った。これらに加えて、太平洋とインド洋の海底堆積物を...

【数物系科学】地球惑星科学：分子地球化学／堆積物を含む研究件

【概要】分子地球化学の重要な役割の１つに、元素の性質や化学反応特性に基づいて、化学種が変化する反応に着目することで新しい同位体ツールを開発することがある。これまで、ルビジウムイオン（Rb）や他のアルカリ金属イオンは反応性が非常に低いと認識されており、水－岩石相互作用におけるRbの同位体分別に関する研究は殆ど行われていない。しかし、層状珪酸塩との相互作用を考えると、アルカリ金属の反応性は低いとは言えない。 ...

【数物系科学】地球惑星科学：熱水系／堆積物を含む研究件

【概要】本研究では水蒸気爆発の機構とそれを駆動する火山システムの解明を目的としている。主に仏領グアドループ島La Soufriere火山を対象とした噴火堆積物調査、試料採取、化学分析、年代測定を行うことが本質的に重要となるが、依然としてコロナ禍のためにフランスへの渡航が困難な状況にあったため、2021年度までに予定していた仏研究者との共同での調査や対面での研究打ち合わせは、仏研究者の意見も考慮して実施を見...

【数物系科学】地球惑星科学：噴火履歴／堆積物を含む研究件

【概要】本研究では水蒸気爆発の機構とそれを駆動する火山システムの解明を目的としている。主に仏領グアドループ島La Soufriere火山を対象とした噴火堆積物調査、試料採取、化学分析、年代測定を行うことが本質的に重要となるが、依然としてコロナ禍のためにフランスへの渡航が困難な状況にあったため、2021年度までに予定していた仏研究者との共同での調査や対面での研究打ち合わせは、仏研究者の意見も考慮して実施を見...

【数物系科学】地球惑星科学：粉体／堆積物を含む研究件

【概要】大規模火砕流の挙動を表現するための二次元数値モデルの改良を行った。流走過程におけるマニング型摩擦則と減速・停止過程におけるクーロン型摩擦則の役割および導入の効果について明らかにした。火砕流堆積物の温度、層厚、ガス量等の条件に依存した、堆積物の冷却・溶結モデルを改良し、火砕流の溶結構造の形成過程と、噴火推移の時間スケール推定に応用した。代表的な大規模火砕流および中小規模火砕流について、観察記録や堆積...

【数物系科学】地球惑星科学：年代決定／堆積物を含む研究件

【キーワード】宇宙線生成核種 / 太陽活動 / 地磁気変動 / 宇宙線イベント / 古環境アーカイブ (他8件)

【概要】南極ドームふじアイスコアを利用して、酸素同位体ステージ6の百年解像度ベリリウム10分析を行った。また、同コアの数値年代を主にガス分析に基づいて向上させるとともに、ガス分析融解水のベリリウム10分析を継続した。さらに、南極大陸でのベリリウム10の時空間分布を正確に把握するために、第63次南極地域観測隊に同行者（大谷　昂）を派遣し、表層積雪の採取を行った。これらに加えて、太平洋とインド洋の海底堆積物を...

【数物系科学】地球惑星科学：残留磁化／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 上級主任研究員 (90356725)

【キーワード】走査型SQUID顕微鏡 / 磁気イメージング / 岩石磁気 / 古地磁気層序 / 地球磁場逆転 (他19件)

【概要】本研究では、高感度・高分解能磁気顕微鏡の開発を行い、地球や惑星の過去の磁場に関する研究を推進した。開発した磁気顕微鏡は液体ヘリウムで冷却して使用するが、分解能100μm程度で磁気画像が得られる。北西太平洋の海底から得られた鉄マンガンクラストについて、磁気顕微鏡を用いて過去の地球磁場逆転の復元を行い、標準地球磁場逆転年代軸との比較によって形成年代の推定に成功した。また、鉄マンガンクラストに含まれる磁...

【数物系科学】地球惑星科学：層状珪酸塩／堆積物を含む研究件

【概要】分子地球化学の重要な役割の１つに、元素の性質や化学反応特性に基づいて、化学種が変化する反応に着目することで新しい同位体ツールを開発することがある。これまで、ルビジウムイオン（Rb）や他のアルカリ金属イオンは反応性が非常に低いと認識されており、水－岩石相互作用におけるRbの同位体分別に関する研究は殆ど行われていない。しかし、層状珪酸塩との相互作用を考えると、アルカリ金属の反応性は低いとは言えない。 ...

【数物系科学】地球惑星科学：古環境アーカイブ／堆積物を含む研究件

【キーワード】宇宙線生成核種 / 太陽活動 / 地磁気変動 / 宇宙線イベント / 古環境アーカイブ (他8件)

【概要】南極ドームふじアイスコアを利用して、酸素同位体ステージ6の百年解像度ベリリウム10分析を行った。また、同コアの数値年代を主にガス分析に基づいて向上させるとともに、ガス分析融解水のベリリウム10分析を継続した。さらに、南極大陸でのベリリウム10の時空間分布を正確に把握するために、第63次南極地域観測隊に同行者（大谷　昂）を派遣し、表層積雪の採取を行った。これらに加えて、太平洋とインド洋の海底堆積物を...

【数物系科学】地球惑星科学：古環境復元／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は、有機炭素/全窒素比(C/N比)、不飽和長鎖アルケノン、炭素・窒素安定同位体組成、リグニンフェノールなどの化学成分をプロキシ(Proxy、代替指標)として、中国北西部砂漠域の塩湖堆積物を対象とし、完新世中期以降の年代を中心として、古気候変動の復元を目的とした。このため中国西部砂漠域新疆ウィーグル自治区ウルムチ市南方のボステン湖(41°56.176'N,86°48.055'E...

【数物系科学】地球惑星科学：雲母／堆積物を含む研究件

【概要】分子地球化学の重要な役割の１つに、元素の性質や化学反応特性に基づいて、化学種が変化する反応に着目することで新しい同位体ツールを開発することがある。これまで、ルビジウムイオン（Rb）や他のアルカリ金属イオンは反応性が非常に低いと認識されており、水－岩石相互作用におけるRbの同位体分別に関する研究は殆ど行われていない。しかし、層状珪酸塩との相互作用を考えると、アルカリ金属の反応性は低いとは言えない。 ...

【数物系科学】地球惑星科学：EXAFS ／堆積物を含む研究件

【概要】分子地球化学の重要な役割の１つに、元素の性質や化学反応特性に基づいて、化学種が変化する反応に着目することで新しい同位体ツールを開発することがある。これまで、ルビジウムイオン（Rb）や他のアルカリ金属イオンは反応性が非常に低いと認識されており、水－岩石相互作用におけるRbの同位体分別に関する研究は殆ど行われていない。しかし、層状珪酸塩との相互作用を考えると、アルカリ金属の反応性は低いとは言えない。 ...

【キーワード】白金族元素 / Re-Os同位体系 / 化学状態 / 地殻物質循環 / 鉄隕石 (他18件)

【概要】白金(Pt)やオスミウム(Os)など白金族元素やレニウム(Re)の、濃度ならびに化学状態の研究、および白金族元素に関連するRe-Os同位体系の研究により、地球表層の物質循環と地球表層環境の変遷を明確にすることが、本研究の大きな目的である。 1.地殻物質のRe-Os同位体系データ Re-Os同位体系の研究により、中国タクラマカン砂漠の風成堆積物の主要な供給源が、周辺部の氷河堆積物、河川堆積物、チベッ...

【数物系科学】地球惑星科学：マグマ供給系／堆積物を含む研究件

【概要】本研究では水蒸気爆発の機構とそれを駆動する火山システムの解明を目的としている。主に仏領グアドループ島La Soufriere火山を対象とした噴火堆積物調査、試料採取、化学分析、年代測定を行うことが本質的に重要となるが、依然としてコロナ禍のためにフランスへの渡航が困難な状況にあったため、2021年度までに予定していた仏研究者との共同での調査や対面での研究打ち合わせは、仏研究者の意見も考慮して実施を見...

【数物系科学】地球惑星科学：電子スピン共鳴／堆積物を含む研究件

【概要】ガンマ線照射によって生成する信号には、熱的に不安定な成分が含まれる可能性があり、これを除去して安定な成分のみを用いて総被曝線量を求め、年代測定を行うことが適切である。日本のテフラ２試料とブリスベン川河川堆積物の石英について、観測されるＡｌ中心、Ｔｉ－Ｌｉ中心の熱安定性を、naturalと照射した試料について比較し、年代測定プロトコルの開発のための基礎実験を行った。加熱実験の結果と別の手法で推定され...

【数物系科学】地球惑星科学：水蒸気爆発／堆積物を含む研究件

【概要】本研究では水蒸気爆発の機構とそれを駆動する火山システムの解明を目的としている。主に仏領グアドループ島La Soufriere火山を対象とした噴火堆積物調査、試料採取、化学分析、年代測定を行うことが本質的に重要となるが、依然としてコロナ禍のためにフランスへの渡航が困難な状況にあったため、2021年度までに予定していた仏研究者との共同での調査や対面での研究打ち合わせは、仏研究者の意見も考慮して実施を見...

【数物系科学】地球惑星科学：XAFS ／堆積物を含む研究件

【概要】分子地球化学の重要な役割の１つに、元素の性質や化学反応特性に基づいて、化学種が変化する反応に着目することで新しい同位体ツールを開発することがある。これまで、ルビジウムイオン（Rb）や他のアルカリ金属イオンは反応性が非常に低いと認識されており、水－岩石相互作用におけるRbの同位体分別に関する研究は殆ど行われていない。しかし、層状珪酸塩との相互作用を考えると、アルカリ金属の反応性は低いとは言えない。 ...

【キーワード】白金族元素 / Re-Os同位体系 / 化学状態 / 地殻物質循環 / 鉄隕石 (他18件)

【概要】白金(Pt)やオスミウム(Os)など白金族元素やレニウム(Re)の、濃度ならびに化学状態の研究、および白金族元素に関連するRe-Os同位体系の研究により、地球表層の物質循環と地球表層環境の変遷を明確にすることが、本研究の大きな目的である。 1.地殻物質のRe-Os同位体系データ Re-Os同位体系の研究により、中国タクラマカン砂漠の風成堆積物の主要な供給源が、周辺部の氷河堆積物、河川堆積物、チベッ...

【数物系科学】地球惑星科学：ICP質量分析／堆積物を含む研究件

【概要】誘導結合プラズマ質量分析法を用いた海水中の微量パラジウムの分析法の開発を行った。陰イオン交換樹脂カラム濃縮法について、操作ブランク値を低下させ、回収率を向上させることに成功した。沿岸海水に適用できるパラジウムの分析法をほぼ確立することができた。一方、様々な沿岸域において海水中の白金濃度を測定した。東北沿岸域や有明海などでは、底層水中に高濃度の白金が存在することが明らかとなった。これらの白金は沿岸堆...

【数物系科学】地球惑星科学：鉱物／堆積物を含む研究件

【概要】TEX86の分析により，南大洋ウィルクスランド沖では水温は12,000年前から3000年前にかけて低下し，その後，上昇したことが示された．他方，北極チュクチ海では水温は9000年前以降，上昇した．両地域とも顕著な1000年スケール水温変動を示した．チュクチ海コアのクローライト／イライト比から，ベーリング海峡通過流が1000年スケール変動を示し，中期完新世で強かったことが示された．また，石英／長石比...

【数物系科学】地球惑星科学：火山／堆積物を含む研究件

【概要】大規模火砕流の挙動を表現するための二次元数値モデルの改良を行った。流走過程におけるマニング型摩擦則と減速・停止過程におけるクーロン型摩擦則の役割および導入の効果について明らかにした。火砕流堆積物の温度、層厚、ガス量等の条件に依存した、堆積物の冷却・溶結モデルを改良し、火砕流の溶結構造の形成過程と、噴火推移の時間スケール推定に応用した。代表的な大規模火砕流および中小規模火砕流について、観察記録や堆積...

【数物系科学】地球惑星科学：同位体／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【数物系科学】地球惑星科学：炭酸塩堆積物／堆積物を含む研究件

【概要】海洋沿岸堆積物における微生物学的窒素循環過程を定量的に解析するための同位体トレーサー実験技術の考案・改良・検討を行なった。本研究期間中には珊瑚礁礁池の炭酸塩堆積物中の微生物群集をモデルとして、特に窒素循環における有機化/無機化のプロセスの特定と定量化のための実験技術の検討を進めた。 1.珊瑚礁堆積物は底生微細珪藻類と従属栄養性細菌の活性が共存し、ともに窒素有機化過程に深く関与しているため、細菌類に...

【数物系科学】地球惑星科学：海水のOs同位体／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【数物系科学】地球惑星科学：海水準変動／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦独立行政法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 主任研究員 (90356725)

【キーワード】地磁気エクスカーション / 海水準変動 / メルトウォーターパルス1A / コアーマントル境界 / 慣性モーメント (他11件)

【概要】本研究に先立って,我々は九州西方海域から1万4千年前の急激な地球磁場変動の記録を得た。1万4千年前の氷河期から温暖期への移行期に起こったとされる急激な海水準上昇で地球の慣性モーメントが変化し,地球の回転速度が変化したことで地球磁場変動が起こったと仮説を立て,証拠固めを目指して研究を行った。九州西方海域で採取した4本の柱状堆積物試料のうち1本で1万2千年前の地球磁場の方位と強度の異常が確認されたが,...

【数物系科学】地球惑星科学：海底堆積物／堆積物を含む研究件

【研究代表者】原田尚美独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究センター, サブリーダー (70344281)

【キーワード】古海洋環境復元 / 海底堆積物 / バイオマーカー / 南北両半球 / 国際研究者交流 (他17件)

【概要】・初年度は、既に採取された堆積物を用いて、北半球高緯度域のおおまかな解析として北西部北太平洋亜寒帯域の過去40万年分の浮遊性有孔虫殻中の酸素同位体比、水温指標性化合物のアルケノンの分析結果を得た。・H15年度は、観測中心の活動を行った。海洋研究船「みらい」BEAGLE2003航海に参加し、10月にチリ沖およびマゼラン海峡にて計4点、H16年2月に南東インド洋海嶺、ケルゲレン海台にてそれぞれ1点ず...

【概要】深海底におけるガンマ線計測は,潜水艇を用いてこれまでに多数のデータが得られており,地質学的背景との関係が議論されている.しかし,船体に搭載された機器による計測のため,比較的短時間の測定に限られ,また潜水艇自体による海底の擾乱作用の影響も考慮しなくてはならない.本研究で作製したGRAMSはバッテリー稼働する自己記録式のガンマ線計測装置で,相模湾における作動試験の後,東海沖から熊野沖の活断層周辺におけ...

【数物系科学】地球惑星科学：付加プリズム／堆積物を含む研究件

【概要】深海底におけるガンマ線計測は,潜水艇を用いてこれまでに多数のデータが得られており,地質学的背景との関係が議論されている.しかし,船体に搭載された機器による計測のため,比較的短時間の測定に限られ,また潜水艇自体による海底の擾乱作用の影響も考慮しなくてはならない.本研究で作製したGRAMSはバッテリー稼働する自己記録式のガンマ線計測装置で,相模湾における作動試験の後,東海沖から熊野沖の活断層周辺におけ...

【数物系科学】地球惑星科学：断層岩／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 上級主任研究員 (90356725)

【キーワード】走査型SQUID顕微鏡 / 磁気イメージング / 岩石磁気 / 古地磁気層序 / 地球磁場逆転 (他19件)

【概要】本研究では、高感度・高分解能磁気顕微鏡の開発を行い、地球や惑星の過去の磁場に関する研究を推進した。開発した磁気顕微鏡は液体ヘリウムで冷却して使用するが、分解能100μm程度で磁気画像が得られる。北西太平洋の海底から得られた鉄マンガンクラストについて、磁気顕微鏡を用いて過去の地球磁場逆転の復元を行い、標準地球磁場逆転年代軸との比較によって形成年代の推定に成功した。また、鉄マンガンクラストに含まれる磁...

【数物系科学】地球惑星科学：海洋環境変動／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【数物系科学】地球惑星科学：生物源シリカ／堆積物を含む研究件

【概要】本研究の目的は、湖底堆積物に記録された気候変動の歴史を読み出し、変動メカニズムを解明しようというものである。対象域を滋賀県琵琶湖に設定し、湖中央部で採取されたボーリング試料中の生物源シリカ濃度・全有機炭素濃度の分析結果から湖内一次生産の変遷を復元した。また、湖岸域で実施した音波探査記録とボーリング試料の含砂率変遷を基に湖水面高度変遷史復元を試みた。その結果、一次生産の時系列変遷からこれまで注目され...

【数物系科学】地球惑星科学：国際研究者交流／堆積物を含む研究件

【概要】南極ドームふじアイスコアを対象に，ベリリウム10を高時間分解能で分析することで，宇宙線層序標準曲線の一部を詳細化した．また単年宇宙線イベントとの対比や天文年代の見直しにより，標準曲線の年代モデルを向上させた．さらに西太平洋赤道域の堆積物に対してベリリウム同位体分析を行い，宇宙線層序編年に基づく年代を挿入することで，17～20万年前の地磁気極小期における宇宙線強度変動の詳細を解明した．アイスコアと堆...

【研究代表者】原田尚美独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究センター, サブリーダー (70344281)

【キーワード】古海洋環境復元 / 海底堆積物 / バイオマーカー / 南北両半球 / 国際研究者交流 (他17件)

【概要】・初年度は、既に採取された堆積物を用いて、北半球高緯度域のおおまかな解析として北西部北太平洋亜寒帯域の過去40万年分の浮遊性有孔虫殻中の酸素同位体比、水温指標性化合物のアルケノンの分析結果を得た。・H15年度は、観測中心の活動を行った。海洋研究船「みらい」BEAGLE2003航海に参加し、10月にチリ沖およびマゼラン海峡にて計4点、H16年2月に南東インド洋海嶺、ケルゲレン海台にてそれぞれ1点ず...

【数物系科学】地球惑星科学：地球化学／堆積物を含む研究件

❏湖年縞堆積物および雪氷コアを用いたアジアダスト輸送の季節性と沈積フラックスの解明(26281019)

【研究代表者】長島佳菜国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究開発センター, 技術研究員 (90426289)

【キーワード】ダスト / 10年規模気候変動 / 高時間解像度 / 湖年縞堆積物 / 雪氷コア (他8件)

【概要】水月湖の年縞堆積物とカナダで採取された雪氷コアを用いて、アジアダストの沈積量を過去100年間にわたって復元した。更に、全球エアロゾル気候モデルSPRINTERSを用いた数値実験結果との比較を行った。その結果（1）水月湖におけるダスト沈積フラックスは過去100年の間に徐々に減少する傾向を示す、（2）アリューシャン低気圧が弱く偏西風が高緯度側で強くなる1950年代～1970年代半ばにかけて、水月湖への...

【概要】南極ドームふじアイスコアを対象に，ベリリウム10を高時間分解能で分析することで，宇宙線層序標準曲線の一部を詳細化した．また単年宇宙線イベントとの対比や天文年代の見直しにより，標準曲線の年代モデルを向上させた．さらに西太平洋赤道域の堆積物に対してベリリウム同位体分析を行い，宇宙線層序編年に基づく年代を挿入することで，17～20万年前の地磁気極小期における宇宙線強度変動の詳細を解明した．アイスコアと堆...

【概要】年縞堆積物中のベリリウム10を分析し, 同一の堆積物から得られた既存の炭素14記録や, 本研究にて新たに分析されたアイスコアのベリリウム10記録と比較することで, 最終退氷期の太陽活動変動曲線を抽出することに成功した.その結果, 太陽活動は退氷期の古気候変動を支配するものではないが, 気候変動イベントのトリガーには成り得ることが分かった.また, 古木から単年分解能で効率的に炭素14 を分析する手法...

【数物系科学】地球惑星科学：南海トラフ／堆積物を含む研究件

【概要】深海底におけるガンマ線計測は,潜水艇を用いてこれまでに多数のデータが得られており,地質学的背景との関係が議論されている.しかし,船体に搭載された機器による計測のため,比較的短時間の測定に限られ,また潜水艇自体による海底の擾乱作用の影響も考慮しなくてはならない.本研究で作製したGRAMSはバッテリー稼働する自己記録式のガンマ線計測装置で,相模湾における作動試験の後,東海沖から熊野沖の活断層周辺におけ...

【数物系科学】地球惑星科学：地球史／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【数物系科学】地球惑星科学：南極／堆積物を含む研究件

【概要】TEX86の分析により，南大洋ウィルクスランド沖では水温は12,000年前から3000年前にかけて低下し，その後，上昇したことが示された．他方，北極チュクチ海では水温は9000年前以降，上昇した．両地域とも顕著な1000年スケール水温変動を示した．チュクチ海コアのクローライト／イライト比から，ベーリング海峡通過流が1000年スケール変動を示し，中期完新世で強かったことが示された．また，石英／長石比...

【数物系科学】地球惑星科学：地球表層環境／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【数物系科学】地球惑星科学：地質学／堆積物を含む研究件

【概要】南極ドームふじアイスコアを対象に，ベリリウム10を高時間分解能で分析することで，宇宙線層序標準曲線の一部を詳細化した．また単年宇宙線イベントとの対比や天文年代の見直しにより，標準曲線の年代モデルを向上させた．さらに西太平洋赤道域の堆積物に対してベリリウム同位体分析を行い，宇宙線層序編年に基づく年代を挿入することで，17～20万年前の地磁気極小期における宇宙線強度変動の詳細を解明した．アイスコアと堆...

【概要】年縞堆積物中のベリリウム10を分析し, 同一の堆積物から得られた既存の炭素14記録や, 本研究にて新たに分析されたアイスコアのベリリウム10記録と比較することで, 最終退氷期の太陽活動変動曲線を抽出することに成功した.その結果, 太陽活動は退氷期の古気候変動を支配するものではないが, 気候変動イベントのトリガーには成り得ることが分かった.また, 古木から単年分解能で効率的に炭素14 を分析する手法...

【研究代表者】井内美郎早稲田大学, 人間科学学術院人間科学部・人間環境科学科, 教授 (00294786)

【概要】琵琶湖で採取された高島沖ボーリングコア試料の分析結果を用いて過去40万年間の気候変動を定量的に議論するために、琵琶湖内の4カ所において表層部の柱状試料を採取し、各種分析結果と気象観測データとの相関を検討した。各試料について、鉛-210の深度毎の濃度分布を測定し堆積速度を求め、彦根測候所の各種気象データと深度軸を年代に変換させた各種分析値との相関を求めた。また、4地点の総計結果を同一時間軸に直した...

【数物系科学】地球惑星科学：地質境界／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【数物系科学】地球惑星科学：ストロンチウム同位体／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【数物系科学】地球惑星科学：冷湧水／堆積物を含む研究件

【概要】深海底におけるガンマ線計測は,潜水艇を用いてこれまでに多数のデータが得られており,地質学的背景との関係が議論されている.しかし,船体に搭載された機器による計測のため,比較的短時間の測定に限られ,また潜水艇自体による海底の擾乱作用の影響も考慮しなくてはならない.本研究で作製したGRAMSはバッテリー稼働する自己記録式のガンマ線計測装置で,相模湾における作動試験の後,東海沖から熊野沖の活断層周辺におけ...

【数物系科学】地球惑星科学：安定同位体／堆積物を含む研究件

【概要】平成22年度は昨年度に引き続き、(1)同位体トーレーサー法・核磁気共鳴法による堆積物有機態窒素計測法の確立、(2)然堆積物中の有機態窒素の化学構造解析を実施した。(1)については昨年度から試みている超音波抽出を併用した反復温アルカリ抽出による分画精製法にさらに改良を加えると共に、脂質由来化合物に結合した窒素を抽出するために有機溶媒を用いた抽出法も合わせて実施した。 (2)については、別のプロジェク...

【数物系科学】地球惑星科学：ウラン系列／堆積物を含む研究件

【概要】深海底におけるガンマ線計測は,潜水艇を用いてこれまでに多数のデータが得られており,地質学的背景との関係が議論されている.しかし,船体に搭載された機器による計測のため,比較的短時間の測定に限られ,また潜水艇自体による海底の擾乱作用の影響も考慮しなくてはならない.本研究で作製したGRAMSはバッテリー稼働する自己記録式のガンマ線計測装置で,相模湾における作動試験の後,東海沖から熊野沖の活断層周辺におけ...

【数物系科学】地球惑星科学：年代／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【数物系科学】地球惑星科学：年代学／堆積物を含む研究件

【概要】南極ドームふじアイスコアを対象に，ベリリウム10を高時間分解能で分析することで，宇宙線層序標準曲線の一部を詳細化した．また単年宇宙線イベントとの対比や天文年代の見直しにより，標準曲線の年代モデルを向上させた．さらに西太平洋赤道域の堆積物に対してベリリウム同位体分析を行い，宇宙線層序編年に基づく年代を挿入することで，17～20万年前の地磁気極小期における宇宙線強度変動の詳細を解明した．アイスコアと堆...

【数物系科学】地球惑星科学：隕石衝突／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【数物系科学】地球惑星科学：山体崩壊／堆積物を含む研究件

【概要】本研究では水蒸気爆発の機構とそれを駆動する火山システムの解明を目的としている。主に仏領グアドループ島La Soufriere火山を対象とした噴火堆積物調査、試料採取、化学分析、年代測定を行うことが本質的に重要となるが、依然としてコロナ禍のためにフランスへの渡航が困難な状況にあったため、2021年度までに予定していた仏研究者との共同での調査や対面での研究打ち合わせは、仏研究者の意見も考慮して実施を見...

【数物系科学】地球惑星科学：環境変動モデリング／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【数物系科学】地球惑星科学：オスミウム同位体／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【数物系科学】地球惑星科学：チャート／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

❏堆積・続成過程における微量元素の化学状態決定と化学的挙動の解明:古環境指標の確立(20540475)

【概要】堆積岩の地球化学的特徴は、地球表層環境の変遷を記録している。本研究では、希土類元素(REE)をはじめとする微量元素について、堆積物への取込みメカニズムと堆積後の反応を原子・分子のミクロな観点から解明した。海洋性堆積物において、堆積時にマンガン酸化物相に取り込まれたREEは続成作用によりリン酸塩相に移動するものの、堆積物全体としてのREEパターンはほぼ変化していないことを初めて明らかにした。この結果...

【キーワード】白金族元素 / Re-Os同位体系 / 化学状態 / 地殻物質循環 / 鉄隕石 (他18件)

【概要】白金(Pt)やオスミウム(Os)など白金族元素やレニウム(Re)の、濃度ならびに化学状態の研究、および白金族元素に関連するRe-Os同位体系の研究により、地球表層の物質循環と地球表層環境の変遷を明確にすることが、本研究の大きな目的である。 1.地殻物質のRe-Os同位体系データ Re-Os同位体系の研究により、中国タクラマカン砂漠の風成堆積物の主要な供給源が、周辺部の氷河堆積物、河川堆積物、チベッ...

【数物系科学】地球惑星科学：層序／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【数物系科学】地球惑星科学：層序学／堆積物を含む研究件

【概要】南極ドームふじアイスコアを対象に，ベリリウム10を高時間分解能で分析することで，宇宙線層序標準曲線の一部を詳細化した．また単年宇宙線イベントとの対比や天文年代の見直しにより，標準曲線の年代モデルを向上させた．さらに西太平洋赤道域の堆積物に対してベリリウム同位体分析を行い，宇宙線層序編年に基づく年代を挿入することで，17～20万年前の地磁気極小期における宇宙線強度変動の詳細を解明した．アイスコアと堆...

【数物系科学】地球惑星科学：層序年代／堆積物を含む研究件

【概要】南極ドームふじアイスコアを対象に，ベリリウム10を高時間分解能で分析することで，宇宙線層序標準曲線の一部を詳細化した．また単年宇宙線イベントとの対比や天文年代の見直しにより，標準曲線の年代モデルを向上させた．さらに西太平洋赤道域の堆積物に対してベリリウム同位体分析を行い，宇宙線層序編年に基づく年代を挿入することで，17～20万年前の地磁気極小期における宇宙線強度変動の詳細を解明した．アイスコアと堆...

【数物系科学】地球惑星科学：層序編年／堆積物を含む研究件

【概要】南極ドームふじアイスコアを対象に，ベリリウム10を高時間分解能で分析することで，宇宙線層序標準曲線の一部を詳細化した．また単年宇宙線イベントとの対比や天文年代の見直しにより，標準曲線の年代モデルを向上させた．さらに西太平洋赤道域の堆積物に対してベリリウム同位体分析を行い，宇宙線層序編年に基づく年代を挿入することで，17～20万年前の地磁気極小期における宇宙線強度変動の詳細を解明した．アイスコアと堆...

【数物系科学】地球惑星科学：古海洋／堆積物を含む研究件

【概要】TEX86の分析により，南大洋ウィルクスランド沖では水温は12,000年前から3000年前にかけて低下し，その後，上昇したことが示された．他方，北極チュクチ海では水温は9000年前以降，上昇した．両地域とも顕著な1000年スケール水温変動を示した．チュクチ海コアのクローライト／イライト比から，ベーリング海峡通過流が1000年スケール変動を示し，中期完新世で強かったことが示された．また，石英／長石比...

【数物系科学】地球惑星科学：古環境／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

❏堆積・続成過程における微量元素の化学状態決定と化学的挙動の解明:古環境指標の確立(20540475)

【概要】堆積岩の地球化学的特徴は、地球表層環境の変遷を記録している。本研究では、希土類元素(REE)をはじめとする微量元素について、堆積物への取込みメカニズムと堆積後の反応を原子・分子のミクロな観点から解明した。海洋性堆積物において、堆積時にマンガン酸化物相に取り込まれたREEは続成作用によりリン酸塩相に移動するものの、堆積物全体としてのREEパターンはほぼ変化していないことを初めて明らかにした。この結果...

【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)

【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...

【数物系科学】地球惑星科学：古気候／堆積物を含む研究件

【概要】TEX86の分析により，南大洋ウィルクスランド沖では水温は12,000年前から3000年前にかけて低下し，その後，上昇したことが示された．他方，北極チュクチ海では水温は9000年前以降，上昇した．両地域とも顕著な1000年スケール水温変動を示した．チュクチ海コアのクローライト／イライト比から，ベーリング海峡通過流が1000年スケール変動を示し，中期完新世で強かったことが示された．また，石英／長石比...

【研究代表者】井内美郎早稲田大学, 人間科学学術院人間科学部・人間環境科学科, 教授 (00294786)

【概要】琵琶湖で採取された高島沖ボーリングコア試料の分析結果を用いて過去40万年間の気候変動を定量的に議論するために、琵琶湖内の4カ所において表層部の柱状試料を採取し、各種分析結果と気象観測データとの相関を検討した。各試料について、鉛-210の深度毎の濃度分布を測定し堆積速度を求め、彦根測候所の各種気象データと深度軸を年代に変換させた各種分析値との相関を求めた。また、4地点の総計結果を同一時間軸に直した...

【数物系科学】地球惑星科学：ガスハイドレート／堆積物を含む研究件

【概要】今年度は、模擬堆積物およびハイドレートのX線による観察に向けて、観察システムの検討を行った。昨年度の研究において、X線の透過性が高く、かつ、構造強度の高い炭素材を用いたセルを設計・製作した。本セルを用いて模擬堆積物中のハイドレートの観察を行うためには、X線CT装置に設置した状態で、セルの圧力・温度をハイドレート安定条件内に保持し続ける必要がある。そこで、X線CT装置に干渉しない、本セルのサイズに対...

【数物系科学】地球惑星科学：古水温／堆積物を含む研究件

【研究代表者】原田尚美独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究センター, サブリーダー (70344281)

【キーワード】古海洋環境復元 / 海底堆積物 / バイオマーカー / 南北両半球 / 国際研究者交流 (他17件)

【概要】・初年度は、既に採取された堆積物を用いて、北半球高緯度域のおおまかな解析として北西部北太平洋亜寒帯域の過去40万年分の浮遊性有孔虫殻中の酸素同位体比、水温指標性化合物のアルケノンの分析結果を得た。・H15年度は、観測中心の活動を行った。海洋研究船「みらい」BEAGLE2003航海に参加し、10月にチリ沖およびマゼラン海峡にて計4点、H16年2月に南東インド洋海嶺、ケルゲレン海台にてそれぞれ1点ず...

【数物系科学】地球惑星科学：古地磁気／堆積物を含む研究件

【概要】南極ドームふじアイスコアを対象に，ベリリウム10を高時間分解能で分析することで，宇宙線層序標準曲線の一部を詳細化した．また単年宇宙線イベントとの対比や天文年代の見直しにより，標準曲線の年代モデルを向上させた．さらに西太平洋赤道域の堆積物に対してベリリウム同位体分析を行い，宇宙線層序編年に基づく年代を挿入することで，17～20万年前の地磁気極小期における宇宙線強度変動の詳細を解明した．アイスコアと堆...

【研究代表者】小田啓邦独立行政法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 主任研究員 (90356725)

【キーワード】地磁気エクスカーション / 海水準変動 / メルトウォーターパルス1A / コアーマントル境界 / 慣性モーメント (他11件)

【概要】本研究に先立って,我々は九州西方海域から1万4千年前の急激な地球磁場変動の記録を得た。1万4千年前の氷河期から温暖期への移行期に起こったとされる急激な海水準上昇で地球の慣性モーメントが変化し,地球の回転速度が変化したことで地球磁場変動が起こったと仮説を立て,証拠固めを目指して研究を行った。九州西方海域で採取した4本の柱状堆積物試料のうち1本で1万2千年前の地球磁場の方位と強度の異常が確認されたが,...

【研究代表者】原田尚美独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究センター, サブリーダー (70344281)

【キーワード】古海洋環境復元 / 海底堆積物 / バイオマーカー / 南北両半球 / 国際研究者交流 (他17件)

【概要】・初年度は、既に採取された堆積物を用いて、北半球高緯度域のおおまかな解析として北西部北太平洋亜寒帯域の過去40万年分の浮遊性有孔虫殻中の酸素同位体比、水温指標性化合物のアルケノンの分析結果を得た。・H15年度は、観測中心の活動を行った。海洋研究船「みらい」BEAGLE2003航海に参加し、10月にチリ沖およびマゼラン海峡にて計4点、H16年2月に南東インド洋海嶺、ケルゲレン海台にてそれぞれ1点ず...

【数物系科学】地球惑星科学：古地磁気学／堆積物を含む研究件

【概要】南極ドームふじアイスコアを対象に，ベリリウム10を高時間分解能で分析することで，宇宙線層序標準曲線の一部を詳細化した．また単年宇宙線イベントとの対比や天文年代の見直しにより，標準曲線の年代モデルを向上させた．さらに西太平洋赤道域の堆積物に対してベリリウム同位体分析を行い，宇宙線層序編年に基づく年代を挿入することで，17～20万年前の地磁気極小期における宇宙線強度変動の詳細を解明した．アイスコアと堆...

【研究代表者】小田啓邦国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 上級主任研究員 (90356725)

【キーワード】走査型SQUID顕微鏡 / 磁気イメージング / 岩石磁気 / 古地磁気層序 / 地球磁場逆転 (他19件)

【概要】本研究では、高感度・高分解能磁気顕微鏡の開発を行い、地球や惑星の過去の磁場に関する研究を推進した。開発した磁気顕微鏡は液体ヘリウムで冷却して使用するが、分解能100μm程度で磁気画像が得られる。北西太平洋の海底から得られた鉄マンガンクラストについて、磁気顕微鏡を用いて過去の地球磁場逆転の復元を行い、標準地球磁場逆転年代軸との比較によって形成年代の推定に成功した。また、鉄マンガンクラストに含まれる磁...

【数物系科学】地球惑星科学：古木年輪／堆積物を含む研究件

【概要】年縞堆積物中のベリリウム10を分析し, 同一の堆積物から得られた既存の炭素14記録や, 本研究にて新たに分析されたアイスコアのベリリウム10記録と比較することで, 最終退氷期の太陽活動変動曲線を抽出することに成功した.その結果, 太陽活動は退氷期の古気候変動を支配するものではないが, 気候変動イベントのトリガーには成り得ることが分かった.また, 古木から単年分解能で効率的に炭素14 を分析する手法...

【数物系科学】地球惑星科学：放散虫／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【数物系科学】地球惑星科学：放射年代／堆積物を含む研究件

【概要】南極ドームふじアイスコアを対象に，ベリリウム10を高時間分解能で分析することで，宇宙線層序標準曲線の一部を詳細化した．また単年宇宙線イベントとの対比や天文年代の見直しにより，標準曲線の年代モデルを向上させた．さらに西太平洋赤道域の堆積物に対してベリリウム同位体分析を行い，宇宙線層序編年に基づく年代を挿入することで，17～20万年前の地磁気極小期における宇宙線強度変動の詳細を解明した．アイスコアと堆...

【数物系科学】地球惑星科学：宇宙線生成核種／堆積物を含む研究件

【キーワード】宇宙線生成核種 / 太陽活動 / 地磁気変動 / 宇宙線イベント / 古環境アーカイブ (他8件)

【概要】南極ドームふじアイスコアを利用して、酸素同位体ステージ6の百年解像度ベリリウム10分析を行った。また、同コアの数値年代を主にガス分析に基づいて向上させるとともに、ガス分析融解水のベリリウム10分析を継続した。さらに、南極大陸でのベリリウム10の時空間分布を正確に把握するために、第63次南極地域観測隊に同行者（大谷　昂）を派遣し、表層積雪の採取を行った。これらに加えて、太平洋とインド洋の海底堆積物を...

【概要】南極ドームふじアイスコアを対象に，ベリリウム10を高時間分解能で分析することで，宇宙線層序標準曲線の一部を詳細化した．また単年宇宙線イベントとの対比や天文年代の見直しにより，標準曲線の年代モデルを向上させた．さらに西太平洋赤道域の堆積物に対してベリリウム同位体分析を行い，宇宙線層序編年に基づく年代を挿入することで，17～20万年前の地磁気極小期における宇宙線強度変動の詳細を解明した．アイスコアと堆...

【数物系科学】地球惑星科学：宇宙船／堆積物を含む研究件

【概要】年縞堆積物中のベリリウム10を分析し, 同一の堆積物から得られた既存の炭素14記録や, 本研究にて新たに分析されたアイスコアのベリリウム10記録と比較することで, 最終退氷期の太陽活動変動曲線を抽出することに成功した.その結果, 太陽活動は退氷期の古気候変動を支配するものではないが, 気候変動イベントのトリガーには成り得ることが分かった.また, 古木から単年分解能で効率的に炭素14 を分析する手法...

【数物系科学】地球惑星科学：希土類元素／堆積物を含む研究件

❏堆積・続成過程における微量元素の化学状態決定と化学的挙動の解明:古環境指標の確立(20540475)

【概要】堆積岩の地球化学的特徴は、地球表層環境の変遷を記録している。本研究では、希土類元素(REE)をはじめとする微量元素について、堆積物への取込みメカニズムと堆積後の反応を原子・分子のミクロな観点から解明した。海洋性堆積物において、堆積時にマンガン酸化物相に取り込まれたREEは続成作用によりリン酸塩相に移動するものの、堆積物全体としてのREEパターンはほぼ変化していないことを初めて明らかにした。この結果...

【数物系科学】地球惑星科学：気候変動／堆積物を含む研究件

【概要】今回の研究で氷期の湖水面高度上昇期と急激な寒冷化事件であるハインリッヒイベント期とが対応していることが明らかになった。そのメカニズムとして、氷期の中でも急激な寒冷期には日本海を渡る冬季季節風が強化され、日本海から大量の水蒸気が運ばれ、それによって日本列島日本海側そして琵琶湖流域の降雪量が増加し、その結果琵琶湖の水収支がプラスに転じ、湖水面が上昇したと考えた。琵琶湖高島沖コアには琵琶湖周辺域の古気候...

❏湖年縞堆積物および雪氷コアを用いたアジアダスト輸送の季節性と沈積フラックスの解明(26281019)

【研究代表者】長島佳菜国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究開発センター, 技術研究員 (90426289)

【キーワード】ダスト / 10年規模気候変動 / 高時間解像度 / 湖年縞堆積物 / 雪氷コア (他8件)

【概要】水月湖の年縞堆積物とカナダで採取された雪氷コアを用いて、アジアダストの沈積量を過去100年間にわたって復元した。更に、全球エアロゾル気候モデルSPRINTERSを用いた数値実験結果との比較を行った。その結果（1）水月湖におけるダスト沈積フラックスは過去100年の間に徐々に減少する傾向を示す、（2）アリューシャン低気圧が弱く偏西風が高緯度側で強くなる1950年代～1970年代半ばにかけて、水月湖への...

【概要】TEX86の分析により，南大洋ウィルクスランド沖では水温は12,000年前から3000年前にかけて低下し，その後，上昇したことが示された．他方，北極チュクチ海では水温は9000年前以降，上昇した．両地域とも顕著な1000年スケール水温変動を示した．チュクチ海コアのクローライト／イライト比から，ベーリング海峡通過流が1000年スケール変動を示し，中期完新世で強かったことが示された．また，石英／長石比...

【数物系科学】地球惑星科学：気象観測データ／堆積物を含む研究件

【研究代表者】井内美郎早稲田大学, 人間科学学術院人間科学部・人間環境科学科, 教授 (00294786)

【概要】琵琶湖で採取された高島沖ボーリングコア試料の分析結果を用いて過去40万年間の気候変動を定量的に議論するために、琵琶湖内の4カ所において表層部の柱状試料を採取し、各種分析結果と気象観測データとの相関を検討した。各試料について、鉛-210の深度毎の濃度分布を測定し堆積速度を求め、彦根測候所の各種気象データと深度軸を年代に変換させた各種分析値との相関を求めた。また、4地点の総計結果を同一時間軸に直した...

【数物系科学】地球惑星科学：マグマ／堆積物を含む研究件

【概要】本研究では水蒸気爆発の機構とそれを駆動する火山システムの解明を目的としている。主に仏領グアドループ島La Soufriere火山を対象とした噴火堆積物調査、試料採取、化学分析、年代測定を行うことが本質的に重要となるが、依然としてコロナ禍のためにフランスへの渡航が困難な状況にあったため、2021年度までに予定していた仏研究者との共同での調査や対面での研究打ち合わせは、仏研究者の意見も考慮して実施を見...

【数物系科学】地球惑星科学：堆積岩／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【数物系科学】地球惑星科学：野尻湖／堆積物を含む研究件

【概要】本研究の目的は、湖底堆積物に記録された気候変動の歴史を読み出し、変動メカニズムを解明しようというものである。対象域を滋賀県琵琶湖に設定し、湖中央部で採取されたボーリング試料中の生物源シリカ濃度・全有機炭素濃度の分析結果から湖内一次生産の変遷を復元した。また、湖岸域で実施した音波探査記録とボーリング試料の含砂率変遷を基に湖水面高度変遷史復元を試みた。その結果、一次生産の時系列変遷からこれまで注目され...

【数物系科学】地球惑星科学：音波探査／堆積物を含む研究件

【概要】今回の研究で氷期の湖水面高度上昇期と急激な寒冷化事件であるハインリッヒイベント期とが対応していることが明らかになった。そのメカニズムとして、氷期の中でも急激な寒冷期には日本海を渡る冬季季節風が強化され、日本海から大量の水蒸気が運ばれ、それによって日本列島日本海側そして琵琶湖流域の降雪量が増加し、その結果琵琶湖の水収支がプラスに転じ、湖水面が上昇したと考えた。琵琶湖高島沖コアには琵琶湖周辺域の古気候...

【概要】本研究の目的は、湖底堆積物に記録された気候変動の歴史を読み出し、変動メカニズムを解明しようというものである。対象域を滋賀県琵琶湖に設定し、湖中央部で採取されたボーリング試料中の生物源シリカ濃度・全有機炭素濃度の分析結果から湖内一次生産の変遷を復元した。また、湖岸域で実施した音波探査記録とボーリング試料の含砂率変遷を基に湖水面高度変遷史復元を試みた。その結果、一次生産の時系列変遷からこれまで注目され...

【数物系科学】地球惑星科学：水温／堆積物を含む研究件

【概要】TEX86の分析により，南大洋ウィルクスランド沖では水温は12,000年前から3000年前にかけて低下し，その後，上昇したことが示された．他方，北極チュクチ海では水温は9000年前以降，上昇した．両地域とも顕著な1000年スケール水温変動を示した．チュクチ海コアのクローライト／イライト比から，ベーリング海峡通過流が1000年スケール変動を示し，中期完新世で強かったことが示された．また，石英／長石比...

【数物系科学】地球惑星科学：化石年代／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【数物系科学】地球惑星科学：微化石年代／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【数物系科学】地球惑星科学：有孔虫／堆積物を含む研究件

【概要】完新世の地球環境変動に伴って生物源砕屑粒子から構成されるサンゴ礁堆積物の生産量が変化した可能性を探るために，久米島ハテノハマ周辺海域を例に地形学・堆積学・生態学・生理学の研究成果を融合させたサンゴ礁堆積物生産量変動モデルを確立することを目的とした。研究成果を統合すると，現在の州島堆積物の主要構成粒子である有孔虫砂（星砂）は約1500～2000年前に北側の離水サンゴ礁で形成され，潮流や波浪により徐々...

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【数物系科学】地球惑星科学：大規模火成活動／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【数物系科学】地球惑星科学：大規模環境変動／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【数物系科学】地球惑星科学：東海沖／堆積物を含む研究件

【概要】深海底におけるガンマ線計測は,潜水艇を用いてこれまでに多数のデータが得られており,地質学的背景との関係が議論されている.しかし,船体に搭載された機器による計測のため,比較的短時間の測定に限られ,また潜水艇自体による海底の擾乱作用の影響も考慮しなくてはならない.本研究で作製したGRAMSはバッテリー稼働する自己記録式のガンマ線計測装置で,相模湾における作動試験の後,東海沖から熊野沖の活断層周辺におけ...

【数物系科学】地球惑星科学：モンスーン／堆積物を含む研究件

❏淡水湖年縞堆積物を用いた完新世の気候変動と陸域環境応答の高分解能解析(22H00560)

【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31

【研究代表者】勝田長貴岐阜大学, 教育学部, 准教授 (70377985)

【キーワード】モンスーン / 堆積物 / 完新世

【概要】

【数物系科学】地球惑星科学：微量元素／堆積物を含む研究件

❏堆積・続成過程における微量元素の化学状態決定と化学的挙動の解明:古環境指標の確立(20540475)

【概要】堆積岩の地球化学的特徴は、地球表層環境の変遷を記録している。本研究では、希土類元素(REE)をはじめとする微量元素について、堆積物への取込みメカニズムと堆積後の反応を原子・分子のミクロな観点から解明した。海洋性堆積物において、堆積時にマンガン酸化物相に取り込まれたREEは続成作用によりリン酸塩相に移動するものの、堆積物全体としてのREEパターンはほぼ変化していないことを初めて明らかにした。この結果...

【数物系科学】地球惑星科学：バクテリア／堆積物を含む研究件

❏堆積・続成過程における微量元素の化学状態決定と化学的挙動の解明:古環境指標の確立(20540475)

【概要】堆積岩の地球化学的特徴は、地球表層環境の変遷を記録している。本研究では、希土類元素(REE)をはじめとする微量元素について、堆積物への取込みメカニズムと堆積後の反応を原子・分子のミクロな観点から解明した。海洋性堆積物において、堆積時にマンガン酸化物相に取り込まれたREEは続成作用によりリン酸塩相に移動するものの、堆積物全体としてのREEパターンはほぼ変化していないことを初めて明らかにした。この結果...

【概要】海洋沿岸堆積物における微生物学的窒素循環過程を定量的に解析するための同位体トレーサー実験技術の考案・改良・検討を行なった。本研究期間中には珊瑚礁礁池の炭酸塩堆積物中の微生物群集をモデルとして、特に窒素循環における有機化/無機化のプロセスの特定と定量化のための実験技術の検討を進めた。 1.珊瑚礁堆積物は底生微細珪藻類と従属栄養性細菌の活性が共存し、ともに窒素有機化過程に深く関与しているため、細菌類に...

【数物系科学】地球惑星科学：γ線測定／堆積物を含む研究件

【概要】深海底におけるガンマ線計測は,潜水艇を用いてこれまでに多数のデータが得られており,地質学的背景との関係が議論されている.しかし,船体に搭載された機器による計測のため,比較的短時間の測定に限られ,また潜水艇自体による海底の擾乱作用の影響も考慮しなくてはならない.本研究で作製したGRAMSはバッテリー稼働する自己記録式のガンマ線計測装置で,相模湾における作動試験の後,東海沖から熊野沖の活断層周辺におけ...

【数物系科学】地球惑星科学：大量絶滅／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【数物系科学】地球惑星科学：表層環境／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【数物系科学】地球惑星科学：第四紀学／堆積物を含む研究件

【概要】年縞堆積物中のベリリウム10を分析し, 同一の堆積物から得られた既存の炭素14記録や, 本研究にて新たに分析されたアイスコアのベリリウム10記録と比較することで, 最終退氷期の太陽活動変動曲線を抽出することに成功した.その結果, 太陽活動は退氷期の古気候変動を支配するものではないが, 気候変動イベントのトリガーには成り得ることが分かった.また, 古木から単年分解能で効率的に炭素14 を分析する手法...

【研究代表者】井内美郎早稲田大学, 人間科学学術院人間科学部・人間環境科学科, 教授 (00294786)

【概要】琵琶湖で採取された高島沖ボーリングコア試料の分析結果を用いて過去40万年間の気候変動を定量的に議論するために、琵琶湖内の4カ所において表層部の柱状試料を採取し、各種分析結果と気象観測データとの相関を検討した。各試料について、鉛-210の深度毎の濃度分布を測定し堆積速度を求め、彦根測候所の各種気象データと深度軸を年代に変換させた各種分析値との相関を求めた。また、4地点の総計結果を同一時間軸に直した...

【数物系科学】地球惑星科学：アジアモンスーン／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...

【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)

【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...

【数物系科学】天文学：同位体比／堆積物を含む研究件

【概要】分子地球化学の重要な役割の１つに、元素の性質や化学反応特性に基づいて、化学種が変化する反応に着目することで新しい同位体ツールを開発することがある。これまで、ルビジウムイオン（Rb）や他のアルカリ金属イオンは反応性が非常に低いと認識されており、水－岩石相互作用におけるRbの同位体分別に関する研究は殆ど行われていない。しかし、層状珪酸塩との相互作用を考えると、アルカリ金属の反応性は低いとは言えない。 ...

【数物系科学】天文学：年代測定／堆積物を含む研究件

【概要】ガンマ線照射によって生成する信号には、熱的に不安定な成分が含まれる可能性があり、これを除去して安定な成分のみを用いて総被曝線量を求め、年代測定を行うことが適切である。日本のテフラ２試料とブリスベン川河川堆積物の石英について、観測されるＡｌ中心、Ｔｉ－Ｌｉ中心の熱安定性を、naturalと照射した試料について比較し、年代測定プロトコルの開発のための基礎実験を行った。加熱実験の結果と別の手法で推定され...

【数物系科学】天文学：隕石／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 上級主任研究員 (90356725)

【キーワード】走査型SQUID顕微鏡 / 磁気イメージング / 岩石磁気 / 古地磁気層序 / 地球磁場逆転 (他19件)

【概要】本研究では、高感度・高分解能磁気顕微鏡の開発を行い、地球や惑星の過去の磁場に関する研究を推進した。開発した磁気顕微鏡は液体ヘリウムで冷却して使用するが、分解能100μm程度で磁気画像が得られる。北西太平洋の海底から得られた鉄マンガンクラストについて、磁気顕微鏡を用いて過去の地球磁場逆転の復元を行い、標準地球磁場逆転年代軸との比較によって形成年代の推定に成功した。また、鉄マンガンクラストに含まれる磁...

【数物系科学】天文学：ダスト／堆積物を含む研究件

❏湖年縞堆積物および雪氷コアを用いたアジアダスト輸送の季節性と沈積フラックスの解明(26281019)

【研究代表者】長島佳菜国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究開発センター, 技術研究員 (90426289)

【キーワード】ダスト / 10年規模気候変動 / 高時間解像度 / 湖年縞堆積物 / 雪氷コア (他8件)

【概要】水月湖の年縞堆積物とカナダで採取された雪氷コアを用いて、アジアダストの沈積量を過去100年間にわたって復元した。更に、全球エアロゾル気候モデルSPRINTERSを用いた数値実験結果との比較を行った。その結果（1）水月湖におけるダスト沈積フラックスは過去100年の間に徐々に減少する傾向を示す、（2）アリューシャン低気圧が弱く偏西風が高緯度側で強くなる1950年代～1970年代半ばにかけて、水月湖への...

【数物系科学】天文学：放射性炭素／堆積物を含む研究件

❏アミノ酸の放射性炭素年代による堆積物年代測定法の確立(25247092)

【研究代表者】大河内直彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 生物地球化学研究分野, 分野長 (00281832)

【キーワード】放射性炭素年代 / アミノ酸 / 放射性炭素 / 堆積物

【概要】堆積物中に含まれるアミノ酸の放射性炭素年代を用いた年代測定法を構築するため，高速液体クロマトグラフィーによる分離と分取コレクターを用いたアミノ酸の単離が最も適切であることを明らかにした。さらに，単離されたアミノ酸に含まれる汚染物質を取り除き精製するために再結晶化法が有効であることを明らかにした。また，100 μgC以下での微量放射性炭素年代測定技術を確立した。これらの新規技術開発をもとに，年代既知...

【数物系科学】天文学：放射性炭素年代／堆積物を含む研究件

【概要】完新世の地球環境変動に伴って生物源砕屑粒子から構成されるサンゴ礁堆積物の生産量が変化した可能性を探るために，久米島ハテノハマ周辺海域を例に地形学・堆積学・生態学・生理学の研究成果を融合させたサンゴ礁堆積物生産量変動モデルを確立することを目的とした。研究成果を統合すると，現在の州島堆積物の主要構成粒子である有孔虫砂（星砂）は約1500～2000年前に北側の離水サンゴ礁で形成され，潮流や波浪により徐々...

❏アミノ酸の放射性炭素年代による堆積物年代測定法の確立(25247092)

【研究代表者】大河内直彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 生物地球化学研究分野, 分野長 (00281832)

【キーワード】放射性炭素年代 / アミノ酸 / 放射性炭素 / 堆積物

【概要】堆積物中に含まれるアミノ酸の放射性炭素年代を用いた年代測定法を構築するため，高速液体クロマトグラフィーによる分離と分取コレクターを用いたアミノ酸の単離が最も適切であることを明らかにした。さらに，単離されたアミノ酸に含まれる汚染物質を取り除き精製するために再結晶化法が有効であることを明らかにした。また，100 μgC以下での微量放射性炭素年代測定技術を確立した。これらの新規技術開発をもとに，年代既知...

【研究代表者】大河内直彦独立行政法人海洋研究開発機構, 海洋・極限環境生物圏領域, プログラムディレクター (00281832)

【キーワード】西南極氷床 / 完新世 / 放射性炭素年代 / バイオマーカー / 水素同位体比 (他10件)

【概要】南極ロス海の堆積物中に含まれるC_<14>, C_<16>, C_<18>脂肪酸を単離・精製し,その放射性炭素年代を測定した。その結果は,ロス海に張り出す西南極氷床の氷縁が過去5000年間に大きく後退したことを示した。このことは,西南極氷床が完新世に大きく融解してきたことを示唆し,北半球氷床と南半球氷床の融解に大きなタイムラグが存在することを明らかにした。 ...

【数物系科学】天文学：宇宙線／堆積物を含む研究件

【概要】南極ドームふじアイスコアを対象に，ベリリウム10を高時間分解能で分析することで，宇宙線層序標準曲線の一部を詳細化した．また単年宇宙線イベントとの対比や天文年代の見直しにより，標準曲線の年代モデルを向上させた．さらに西太平洋赤道域の堆積物に対してベリリウム同位体分析を行い，宇宙線層序編年に基づく年代を挿入することで，17～20万年前の地磁気極小期における宇宙線強度変動の詳細を解明した．アイスコアと堆...

【概要】年縞堆積物中のベリリウム10を分析し, 同一の堆積物から得られた既存の炭素14記録や, 本研究にて新たに分析されたアイスコアのベリリウム10記録と比較することで, 最終退氷期の太陽活動変動曲線を抽出することに成功した.その結果, 太陽活動は退氷期の古気候変動を支配するものではないが, 気候変動イベントのトリガーには成り得ることが分かった.また, 古木から単年分解能で効率的に炭素14 を分析する手法...

【数物系科学】天文学：太陽活動／堆積物を含む研究件

【キーワード】宇宙線生成核種 / 太陽活動 / 地磁気変動 / 宇宙線イベント / 古環境アーカイブ (他8件)

【概要】南極ドームふじアイスコアを利用して、酸素同位体ステージ6の百年解像度ベリリウム10分析を行った。また、同コアの数値年代を主にガス分析に基づいて向上させるとともに、ガス分析融解水のベリリウム10分析を継続した。さらに、南極大陸でのベリリウム10の時空間分布を正確に把握するために、第63次南極地域観測隊に同行者（大谷　昂）を派遣し、表層積雪の採取を行った。これらに加えて、太平洋とインド洋の海底堆積物を...

【概要】南極ドームふじアイスコアを対象に，ベリリウム10を高時間分解能で分析することで，宇宙線層序標準曲線の一部を詳細化した．また単年宇宙線イベントとの対比や天文年代の見直しにより，標準曲線の年代モデルを向上させた．さらに西太平洋赤道域の堆積物に対してベリリウム同位体分析を行い，宇宙線層序編年に基づく年代を挿入することで，17～20万年前の地磁気極小期における宇宙線強度変動の詳細を解明した．アイスコアと堆...

【数物系科学】天文学：太陽物理学／堆積物を含む研究件

【概要】年縞堆積物中のベリリウム10を分析し, 同一の堆積物から得られた既存の炭素14記録や, 本研究にて新たに分析されたアイスコアのベリリウム10記録と比較することで, 最終退氷期の太陽活動変動曲線を抽出することに成功した.その結果, 太陽活動は退氷期の古気候変動を支配するものではないが, 気候変動イベントのトリガーには成り得ることが分かった.また, 古木から単年分解能で効率的に炭素14 を分析する手法...

【数物系科学】天文学：X線／堆積物を含む研究件

【概要】今年度は、模擬堆積物およびハイドレートのX線による観察に向けて、観察システムの検討を行った。昨年度の研究において、X線の透過性が高く、かつ、構造強度の高い炭素材を用いたセルを設計・製作した。本セルを用いて模擬堆積物中のハイドレートの観察を行うためには、X線CT装置に設置した状態で、セルの圧力・温度をハイドレート安定条件内に保持し続ける必要がある。そこで、X線CT装置に干渉しない、本セルのサイズに対...

【数物系科学】天文学：γ線／堆積物を含む研究件

【概要】深海底におけるガンマ線計測は,潜水艇を用いてこれまでに多数のデータが得られており,地質学的背景との関係が議論されている.しかし,船体に搭載された機器による計測のため,比較的短時間の測定に限られ,また潜水艇自体による海底の擾乱作用の影響も考慮しなくてはならない.本研究で作製したGRAMSはバッテリー稼働する自己記録式のガンマ線計測装置で,相模湾における作動試験の後,東海沖から熊野沖の活断層周辺におけ...

【数物系科学】天文学：氷床コア／堆積物を含む研究件

【概要】年縞堆積物中のベリリウム10を分析し, 同一の堆積物から得られた既存の炭素14記録や, 本研究にて新たに分析されたアイスコアのベリリウム10記録と比較することで, 最終退氷期の太陽活動変動曲線を抽出することに成功した.その結果, 太陽活動は退氷期の古気候変動を支配するものではないが, 気候変動イベントのトリガーには成り得ることが分かった.また, 古木から単年分解能で効率的に炭素14 を分析する手法...

【化学】複合化学：粒子／堆積物を含む研究件

【概要】大規模火砕流の挙動を表現するための二次元数値モデルの改良を行った。流走過程におけるマニング型摩擦則と減速・停止過程におけるクーロン型摩擦則の役割および導入の効果について明らかにした。火砕流堆積物の温度、層厚、ガス量等の条件に依存した、堆積物の冷却・溶結モデルを改良し、火砕流の溶結構造の形成過程と、噴火推移の時間スケール推定に応用した。代表的な大規模火砕流および中小規模火砕流について、観察記録や堆積...

【生物学】基礎生物学：底生動物／堆積物を含む研究件

【概要】本研究の目的は、先行研究で開発を進めてきた堆積層内精密探査用ソーナーシステムを実海域に展開し、得られるデータを社会において利活用するための課題を洗い出し、またそれら課題を解決するためにシステムを高度化・最適化することである。特に、微小な対象物や観測環境に合わせた音波の送信方式、ソーナーシステムを搭載するプラットフォームの選定、運用方法、データ解析手法については知見が乏しく、実際の観測現場に合わせた...

【生物学】人類学：古地磁気層序／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 上級主任研究員 (90356725)

【キーワード】走査型SQUID顕微鏡 / 磁気イメージング / 岩石磁気 / 古地磁気層序 / 地球磁場逆転 (他19件)

【概要】本研究では、高感度・高分解能磁気顕微鏡の開発を行い、地球や惑星の過去の磁場に関する研究を推進した。開発した磁気顕微鏡は液体ヘリウムで冷却して使用するが、分解能100μm程度で磁気画像が得られる。北西太平洋の海底から得られた鉄マンガンクラストについて、磁気顕微鏡を用いて過去の地球磁場逆転の復元を行い、標準地球磁場逆転年代軸との比較によって形成年代の推定に成功した。また、鉄マンガンクラストに含まれる磁...

【生物学】人類学：進化／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【生物学】人類学：人類／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...

【生物学】人類学：化石／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【総合理工】エネルギー学：セミクラスレート／堆積物を含む研究件

【概要】今年度は、模擬堆積物およびハイドレートのX線による観察に向けて、観察システムの検討を行った。昨年度の研究において、X線の透過性が高く、かつ、構造強度の高い炭素材を用いたセルを設計・製作した。本セルを用いて模擬堆積物中のハイドレートの観察を行うためには、X線CT装置に設置した状態で、セルの圧力・温度をハイドレート安定条件内に保持し続ける必要がある。そこで、X線CT装置に干渉しない、本セルのサイズに対...

【総合理工】エネルギー学：モホロジー／堆積物を含む研究件

【概要】今年度は、模擬堆積物およびハイドレートのX線による観察に向けて、観察システムの検討を行った。昨年度の研究において、X線の透過性が高く、かつ、構造強度の高い炭素材を用いたセルを設計・製作した。本セルを用いて模擬堆積物中のハイドレートの観察を行うためには、X線CT装置に設置した状態で、セルの圧力・温度をハイドレート安定条件内に保持し続ける必要がある。そこで、X線CT装置に干渉しない、本セルのサイズに対...

【総合理工】応用物理学：質量分析／堆積物を含む研究件

【概要】平成22年度は昨年度に引き続き、(1)同位体トーレーサー法・核磁気共鳴法による堆積物有機態窒素計測法の確立、(2)然堆積物中の有機態窒素の化学構造解析を実施した。(1)については昨年度から試みている超音波抽出を併用した反復温アルカリ抽出による分画精製法にさらに改良を加えると共に、脂質由来化合物に結合した窒素を抽出するために有機溶媒を用いた抽出法も合わせて実施した。 (2)については、別のプロジェク...

【総合理工】応用物理学：磁気イメージング／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 上級主任研究員 (90356725)

【キーワード】走査型SQUID顕微鏡 / 磁気イメージング / 岩石磁気 / 古地磁気層序 / 地球磁場逆転 (他19件)

【概要】本研究では、高感度・高分解能磁気顕微鏡の開発を行い、地球や惑星の過去の磁場に関する研究を推進した。開発した磁気顕微鏡は液体ヘリウムで冷却して使用するが、分解能100μm程度で磁気画像が得られる。北西太平洋の海底から得られた鉄マンガンクラストについて、磁気顕微鏡を用いて過去の地球磁場逆転の復元を行い、標準地球磁場逆転年代軸との比較によって形成年代の推定に成功した。また、鉄マンガンクラストに含まれる磁...

【工学】プロセス・化学工学：白金／堆積物を含む研究件

【概要】誘導結合プラズマ質量分析法を用いた海水中の微量パラジウムの分析法の開発を行った。陰イオン交換樹脂カラム濃縮法について、操作ブランク値を低下させ、回収率を向上させることに成功した。沿岸海水に適用できるパラジウムの分析法をほぼ確立することができた。一方、様々な沿岸域において海水中の白金濃度を測定した。東北沿岸域や有明海などでは、底層水中に高濃度の白金が存在することが明らかとなった。これらの白金は沿岸堆...

【工学】プロセス・化学工学：マンガン／堆積物を含む研究件

【概要】本年度の実施内容は、(1)間隙水の化学分析に基づくマンガン拡散フラックスの推定、(2)堆積速度の計測、(3)微小電極実験系の発展、の三点であった。間隙水の分析から、(1) 全ての調査地点で堆積物－湖水境界から深度2cm以内にMn濃度のピークがあること、(2) ピーク深度は季節変化するが、湖底1mのDOとの対応は不明瞭であること、(3) 計算した拡散溶出フラックスは通年高値であること、が明らかにな...

【工学】プロセス・化学工学：XANES ／堆積物を含む研究件

【キーワード】白金族元素 / Re-Os同位体系 / 化学状態 / 地殻物質循環 / 鉄隕石 (他18件)

【概要】白金(Pt)やオスミウム(Os)など白金族元素やレニウム(Re)の、濃度ならびに化学状態の研究、および白金族元素に関連するRe-Os同位体系の研究により、地球表層の物質循環と地球表層環境の変遷を明確にすることが、本研究の大きな目的である。 1.地殻物質のRe-Os同位体系データ Re-Os同位体系の研究により、中国タクラマカン砂漠の風成堆積物の主要な供給源が、周辺部の氷河堆積物、河川堆積物、チベッ...

【工学】建築学：都城／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はカンボジアとその周辺のプレアンコール期(5～9世紀頃)の都城域を対象とし、自然科学・地形学分野から王都の立地条件を明らかにすることを目的としてすすめた。対象地域の空中写真やリモートセンシングデータを利用しつつ、フィールドワークによる地表調査と土地利用調査、堆積物のサンプリングと分析・年代測定、トレンチ調査などの考古学的手法による調査をおこなった。その結果、カンボジア中部のサンボープレイク...

【工学】建築学：社会変動／堆積物を含む研究件

【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)

【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...

【工学】建築学：経年変化／堆積物を含む研究件

【概要】東京電力福島第一原子力発電所事故により環境中に飛散した放射性物質が、沈着後にどのようにふるまうのか、特に放射性セシウムの易動性に着目した研究を行った。雨水によって濃縮・拡散を繰り返す放射性セシウムの易動性を、測定法を確立した上で、原子力発電所周辺から東京都内の公立学校のグラウンドなどで測定し動態を明らかにした。また食品中の放射性セシウムについても、既存のデータと実測値を比較し、将来の動態予測を行っ...

【工学】建築学：遺跡／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...

【工学】建築学：考古学／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はカンボジアとその周辺のプレアンコール期(5～9世紀頃)の都城域を対象とし、自然科学・地形学分野から王都の立地条件を明らかにすることを目的としてすすめた。対象地域の空中写真やリモートセンシングデータを利用しつつ、フィールドワークによる地表調査と土地利用調査、堆積物のサンプリングと分析・年代測定、トレンチ調査などの考古学的手法による調査をおこなった。その結果、カンボジア中部のサンボープレイク...

【工学】土木工学：浮遊砂／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【工学】土木工学：内湾／堆積物を含む研究件

【概要】誘導結合プラズマ質量分析法を用いた海水中の微量パラジウムの分析法の開発を行った。陰イオン交換樹脂カラム濃縮法について、操作ブランク値を低下させ、回収率を向上させることに成功した。沿岸海水に適用できるパラジウムの分析法をほぼ確立することができた。一方、様々な沿岸域において海水中の白金濃度を測定した。東北沿岸域や有明海などでは、底層水中に高濃度の白金が存在することが明らかとなった。これらの白金は沿岸堆...

【工学】土木工学：地球環境／堆積物を含む研究件

【研究代表者】井内美郎早稲田大学, 人間科学学術院人間科学部・人間環境科学科, 教授 (00294786)

【概要】琵琶湖で採取された高島沖ボーリングコア試料の分析結果を用いて過去40万年間の気候変動を定量的に議論するために、琵琶湖内の4カ所において表層部の柱状試料を採取し、各種分析結果と気象観測データとの相関を検討した。各試料について、鉛-210の深度毎の濃度分布を測定し堆積速度を求め、彦根測候所の各種気象データと深度軸を年代に変換させた各種分析値との相関を求めた。また、4地点の総計結果を同一時間軸に直した...

【工学】土木工学：環境復元／堆積物を含む研究件

【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)

【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...

【工学】土木工学：堆積過程／堆積物を含む研究件

❏堆積・続成過程における微量元素の化学状態決定と化学的挙動の解明:古環境指標の確立(20540475)

【概要】堆積岩の地球化学的特徴は、地球表層環境の変遷を記録している。本研究では、希土類元素(REE)をはじめとする微量元素について、堆積物への取込みメカニズムと堆積後の反応を原子・分子のミクロな観点から解明した。海洋性堆積物において、堆積時にマンガン酸化物相に取り込まれたREEは続成作用によりリン酸塩相に移動するものの、堆積物全体としてのREEパターンはほぼ変化していないことを初めて明らかにした。この結果...

【工学】土木工学：現地調査／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...

【工学】土木工学：浸食／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【工学】土木工学：降雨／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【工学】土木工学：病原微生物／堆積物を含む研究件

【キーワード】合流式下水道越流水 / 堆積物 / 病原微生物 / ウイルス / 分布型モデル (他12件)

【概要】合流式下水道雨天時越流水に起因する未規制リスク因子として、微量化学物質や病原微生物に着目し、晴天時における負荷変動を調査するとともに、それらが合流管路内の堆積物中にどの程度存在し、雨天時にどのような流出挙動を示すのかを定量的に評価した。まず、晴天時下水中の一般水質項目、懸濁物の粒度分布、キノンプロファイル、ウイルスを含めた病原微生物、抗生物質の24時間採水調査を実施した。生活パターンに応じた水質...

【工学】土木工学：リアルタイムコントロール／堆積物を含む研究件

【キーワード】合流式下水道越流水 / 堆積物 / 病原微生物 / ウイルス / 分布型モデル (他12件)

【概要】合流式下水道雨天時越流水に起因する未規制リスク因子として、微量化学物質や病原微生物に着目し、晴天時における負荷変動を調査するとともに、それらが合流管路内の堆積物中にどの程度存在し、雨天時にどのような流出挙動を示すのかを定量的に評価した。まず、晴天時下水中の一般水質項目、懸濁物の粒度分布、キノンプロファイル、ウイルスを含めた病原微生物、抗生物質の24時間採水調査を実施した。生活パターンに応じた水質...

【工学】土木工学：合流式下水道越流水／堆積物を含む研究件

【キーワード】合流式下水道越流水 / 堆積物 / 病原微生物 / ウイルス / 分布型モデル (他12件)

【概要】合流式下水道雨天時越流水に起因する未規制リスク因子として、微量化学物質や病原微生物に着目し、晴天時における負荷変動を調査するとともに、それらが合流管路内の堆積物中にどの程度存在し、雨天時にどのような流出挙動を示すのかを定量的に評価した。まず、晴天時下水中の一般水質項目、懸濁物の粒度分布、キノンプロファイル、ウイルスを含めた病原微生物、抗生物質の24時間採水調査を実施した。生活パターンに応じた水質...

【工学】土木工学：分布型モデル／堆積物を含む研究件

【キーワード】合流式下水道越流水 / 堆積物 / 病原微生物 / ウイルス / 分布型モデル (他12件)

【概要】合流式下水道雨天時越流水に起因する未規制リスク因子として、微量化学物質や病原微生物に着目し、晴天時における負荷変動を調査するとともに、それらが合流管路内の堆積物中にどの程度存在し、雨天時にどのような流出挙動を示すのかを定量的に評価した。まず、晴天時下水中の一般水質項目、懸濁物の粒度分布、キノンプロファイル、ウイルスを含めた病原微生物、抗生物質の24時間採水調査を実施した。生活パターンに応じた水質...

【工学】土木工学：雨天時汚濁流出解析／堆積物を含む研究件

【キーワード】合流式下水道越流水 / 堆積物 / 病原微生物 / ウイルス / 分布型モデル (他12件)

【概要】合流式下水道雨天時越流水に起因する未規制リスク因子として、微量化学物質や病原微生物に着目し、晴天時における負荷変動を調査するとともに、それらが合流管路内の堆積物中にどの程度存在し、雨天時にどのような流出挙動を示すのかを定量的に評価した。まず、晴天時下水中の一般水質項目、懸濁物の粒度分布、キノンプロファイル、ウイルスを含めた病原微生物、抗生物質の24時間採水調査を実施した。生活パターンに応じた水質...

【工学】土木工学：キノンプロファイル／堆積物を含む研究件

【キーワード】合流式下水道越流水 / 堆積物 / 病原微生物 / ウイルス / 分布型モデル (他12件)

【概要】合流式下水道雨天時越流水に起因する未規制リスク因子として、微量化学物質や病原微生物に着目し、晴天時における負荷変動を調査するとともに、それらが合流管路内の堆積物中にどの程度存在し、雨天時にどのような流出挙動を示すのかを定量的に評価した。まず、晴天時下水中の一般水質項目、懸濁物の粒度分布、キノンプロファイル、ウイルスを含めた病原微生物、抗生物質の24時間採水調査を実施した。生活パターンに応じた水質...

【工学】土木工学：模擬降雨／堆積物を含む研究件

【キーワード】合流式下水道越流水 / 堆積物 / 病原微生物 / ウイルス / 分布型モデル (他12件)

【概要】合流式下水道雨天時越流水に起因する未規制リスク因子として、微量化学物質や病原微生物に着目し、晴天時における負荷変動を調査するとともに、それらが合流管路内の堆積物中にどの程度存在し、雨天時にどのような流出挙動を示すのかを定量的に評価した。まず、晴天時下水中の一般水質項目、懸濁物の粒度分布、キノンプロファイル、ウイルスを含めた病原微生物、抗生物質の24時間採水調査を実施した。生活パターンに応じた水質...

【工学】土木工学：東京湾／堆積物を含む研究件

【概要】福島第一原発事故で放出され首都圏に沈着した放射性セシウムは東京湾に流入、蓄積していた。東京湾堆積物中の放射性セシウムの分布を解析し、首都圏における放射性セシウム汚染の動態を解明した。本研究では、東京湾の堆積物と水の放射性セシウム濃度の時空間分布を2011年8月から2016年7月までモニタリング調査した。東京湾に流入した放射性セシウムの大部分は首都圏北東部の高濃度汚染地帯が起源であり、そこから流出し...

【概要】本研究は、過去に発生した貧酸素水塊の履歴が直下の堆積物に記録されているものと捉え、堆積物を鉛直方向に化学分析することで、過去の貧酸素水塊の履歴を明らかにすることを目的とする。強い貧酸素水塊が観測される千葉県幕張沖を調査海域とし、浚渫窪地および平場において堆積物を採取した。堆積年代別に得られた試料について、メスバウアー分光法、Ｘ線吸収微細構造法を用いて非破壊状態分析を行った結果、浚渫窪地内が特異的な...

【工学】土木工学：火砕流／堆積物を含む研究件

【概要】大規模火砕流の挙動を表現するための二次元数値モデルの改良を行った。流走過程におけるマニング型摩擦則と減速・停止過程におけるクーロン型摩擦則の役割および導入の効果について明らかにした。火砕流堆積物の温度、層厚、ガス量等の条件に依存した、堆積物の冷却・溶結モデルを改良し、火砕流の溶結構造の形成過程と、噴火推移の時間スケール推定に応用した。代表的な大規模火砕流および中小規模火砕流について、観察記録や堆積...

【概要】粉体の流れの物理量により表される無次元数を用いた摩擦則を導入し，浅水流近似のもとで濃密な火砕流のモデル化を行った．改良した火砕流数値モデルを天然の実例へ適用した結果，従来のモデルでは難しかった堆積物分布や形状を再現することができるようになった．火砕流堆積物の形成過程の理解だけでなく，噴火発生時の火砕流挙動の即時予測やハザード評価の際にも，適切な粉体摩擦則を導入した数値モデルを用いることが重要である...

【工学】土木工学：道路／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【工学】土木工学：洪水／堆積物を含む研究件

【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)

【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...

【工学】総合工学：同位体分析／堆積物を含む研究件

【概要】分子地球化学の重要な役割の１つに、元素の性質や化学反応特性に基づいて、化学種が変化する反応に着目することで新しい同位体ツールを開発することがある。これまで、ルビジウムイオン（Rb）や他のアルカリ金属イオンは反応性が非常に低いと認識されており、水－岩石相互作用におけるRbの同位体分別に関する研究は殆ど行われていない。しかし、層状珪酸塩との相互作用を考えると、アルカリ金属の反応性は低いとは言えない。 ...

【工学】総合工学：腐植物質／堆積物を含む研究件

❏堆積・続成過程における微量元素の化学状態決定と化学的挙動の解明:古環境指標の確立(20540475)

【概要】堆積岩の地球化学的特徴は、地球表層環境の変遷を記録している。本研究では、希土類元素(REE)をはじめとする微量元素について、堆積物への取込みメカニズムと堆積後の反応を原子・分子のミクロな観点から解明した。海洋性堆積物において、堆積時にマンガン酸化物相に取り込まれたREEは続成作用によりリン酸塩相に移動するものの、堆積物全体としてのREEパターンはほぼ変化していないことを初めて明らかにした。この結果...

【工学】総合工学：浸透率／堆積物を含む研究件

【概要】今年度は、模擬堆積物およびハイドレートのX線による観察に向けて、観察システムの検討を行った。昨年度の研究において、X線の透過性が高く、かつ、構造強度の高い炭素材を用いたセルを設計・製作した。本セルを用いて模擬堆積物中のハイドレートの観察を行うためには、X線CT装置に設置した状態で、セルの圧力・温度をハイドレート安定条件内に保持し続ける必要がある。そこで、X線CT装置に干渉しない、本セルのサイズに対...

【工学】総合工学：マングローブ／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...

【概要】本研究は沖積低地における地形環境の変化と微地形形成との関係を明らかにすることを目的とし,対象地域の微地形・堆積物の特性について詳細な検討を行った.また,低地の微地形と自然災害との関係をより具体的に解明するため,2004年12月26日に発生した津波災害との関係についても検討した. 海津は,濃尾平野や矢作川沖積低地においてボーリング調査を実施し,完新世後期における土砂堆積域の変遷について低地の地形・地...

【工学】総合工学：酸化還元／堆積物を含む研究件

【概要】本年度の実施内容は、(1)間隙水の化学分析に基づくマンガン拡散フラックスの推定、(2)堆積速度の計測、(3)微小電極実験系の発展、の三点であった。間隙水の分析から、(1) 全ての調査地点で堆積物－湖水境界から深度2cm以内にMn濃度のピークがあること、(2) ピーク深度は季節変化するが、湖底1mのDOとの対応は不明瞭であること、(3) 計算した拡散溶出フラックスは通年高値であること、が明らかにな...

【工学】総合工学：河川／堆積物を含む研究件

【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)

【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...

【工学】総合工学：ひ素／堆積物を含む研究件

【概要】本年度の実施内容は、(1)間隙水の化学分析に基づくマンガン拡散フラックスの推定、(2)堆積速度の計測、(3)微小電極実験系の発展、の三点であった。間隙水の分析から、(1) 全ての調査地点で堆積物－湖水境界から深度2cm以内にMn濃度のピークがあること、(2) ピーク深度は季節変化するが、湖底1mのDOとの対応は不明瞭であること、(3) 計算した拡散溶出フラックスは通年高値であること、が明らかにな...

【工学】総合工学：粘土鉱物／堆積物を含む研究件

【概要】分子地球化学の重要な役割の１つに、元素の性質や化学反応特性に基づいて、化学種が変化する反応に着目することで新しい同位体ツールを開発することがある。これまで、ルビジウムイオン（Rb）や他のアルカリ金属イオンは反応性が非常に低いと認識されており、水－岩石相互作用におけるRbの同位体分別に関する研究は殆ど行われていない。しかし、層状珪酸塩との相互作用を考えると、アルカリ金属の反応性は低いとは言えない。 ...

【工学】総合工学：ハイドレート／堆積物を含む研究件

【概要】今年度は、模擬堆積物およびハイドレートのX線による観察に向けて、観察システムの検討を行った。昨年度の研究において、X線の透過性が高く、かつ、構造強度の高い炭素材を用いたセルを設計・製作した。本セルを用いて模擬堆積物中のハイドレートの観察を行うためには、X線CT装置に設置した状態で、セルの圧力・温度をハイドレート安定条件内に保持し続ける必要がある。そこで、X線CT装置に干渉しない、本セルのサイズに対...

【工学】総合工学：地滑り／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【工学】総合工学：沿岸域／堆積物を含む研究件

【概要】誘導結合プラズマ質量分析法を用いた海水中の微量パラジウムの分析法の開発を行った。陰イオン交換樹脂カラム濃縮法について、操作ブランク値を低下させ、回収率を向上させることに成功した。沿岸海水に適用できるパラジウムの分析法をほぼ確立することができた。一方、様々な沿岸域において海水中の白金濃度を測定した。東北沿岸域や有明海などでは、底層水中に高濃度の白金が存在することが明らかとなった。これらの白金は沿岸堆...

【工学】総合工学：海洋音響工学／堆積物を含む研究件

【概要】本研究では海底下空間を極めて高い分解能で可視化し、堆積層内の微小な埋没物を確実に検出し、その位置情報や分布、状態を計測するための新しいソーナーシステムを開発した。本ソーナーシステムを用いることにより、これまでは把握が困難であった海底下に内在する底生生物（二枚貝など）の調査や障害物検知、埋設ケーブルの保守点検などを効率的に実施できるようになる。将来的には、海底下の水産資源のデータベース化や海底下の障...

【工学】総合工学：リモートセンシング／堆積物を含む研究件

【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)

【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...

【工学】総合工学：海洋工学／堆積物を含む研究件

【概要】本研究では海底下空間を極めて高い分解能で可視化し、堆積層内の微小な埋没物を確実に検出し、その位置情報や分布、状態を計測するための新しいソーナーシステムを開発した。本ソーナーシステムを用いることにより、これまでは把握が困難であった海底下に内在する底生生物（二枚貝など）の調査や障害物検知、埋設ケーブルの保守点検などを効率的に実施できるようになる。将来的には、海底下の水産資源のデータベース化や海底下の障...

【工学】総合工学：ウェーブレット縮退／堆積物を含む研究件

【概要】本研究では海底下空間を極めて高い分解能で可視化し、堆積層内の微小な埋没物を確実に検出し、その位置情報や分布、状態を計測するための新しいソーナーシステムを開発した。本ソーナーシステムを用いることにより、これまでは把握が困難であった海底下に内在する底生生物（二枚貝など）の調査や障害物検知、埋設ケーブルの保守点検などを効率的に実施できるようになる。将来的には、海底下の水産資源のデータベース化や海底下の障...

【工学】総合工学：粉体流／堆積物を含む研究件

【概要】粉体の流れの物理量により表される無次元数を用いた摩擦則を導入し，浅水流近似のもとで濃密な火砕流のモデル化を行った．改良した火砕流数値モデルを天然の実例へ適用した結果，従来のモデルでは難しかった堆積物分布や形状を再現することができるようになった．火砕流堆積物の形成過程の理解だけでなく，噴火発生時の火砕流挙動の即時予測やハザード評価の際にも，適切な粉体摩擦則を導入した数値モデルを用いることが重要である...

【工学】総合工学：ソーナーシステム／堆積物を含む研究件

【概要】本研究では海底下空間を極めて高い分解能で可視化し、堆積層内の微小な埋没物を確実に検出し、その位置情報や分布、状態を計測するための新しいソーナーシステムを開発した。本ソーナーシステムを用いることにより、これまでは把握が困難であった海底下に内在する底生生物（二枚貝など）の調査や障害物検知、埋設ケーブルの保守点検などを効率的に実施できるようになる。将来的には、海底下の水産資源のデータベース化や海底下の障...

【工学】総合工学：底生生物／堆積物を含む研究件

【概要】本研究の目的は、先行研究で開発を進めてきた堆積層内精密探査用ソーナーシステムを実海域に展開し、得られるデータを社会において利活用するための課題を洗い出し、またそれら課題を解決するためにシステムを高度化・最適化することである。特に、微小な対象物や観測環境に合わせた音波の送信方式、ソーナーシステムを搭載するプラットフォームの選定、運用方法、データ解析手法については知見が乏しく、実際の観測現場に合わせた...

【概要】本研究では海底下空間を極めて高い分解能で可視化し、堆積層内の微小な埋没物を確実に検出し、その位置情報や分布、状態を計測するための新しいソーナーシステムを開発した。本ソーナーシステムを用いることにより、これまでは把握が困難であった海底下に内在する底生生物（二枚貝など）の調査や障害物検知、埋設ケーブルの保守点検などを効率的に実施できるようになる。将来的には、海底下の水産資源のデータベース化や海底下の障...

【工学】総合工学：埋没物／堆積物を含む研究件

【概要】本研究の目的は、先行研究で開発を進めてきた堆積層内精密探査用ソーナーシステムを実海域に展開し、得られるデータを社会において利活用するための課題を洗い出し、またそれら課題を解決するためにシステムを高度化・最適化することである。特に、微小な対象物や観測環境に合わせた音波の送信方式、ソーナーシステムを搭載するプラットフォームの選定、運用方法、データ解析手法については知見が乏しく、実際の観測現場に合わせた...

【概要】本研究では海底下空間を極めて高い分解能で可視化し、堆積層内の微小な埋没物を確実に検出し、その位置情報や分布、状態を計測するための新しいソーナーシステムを開発した。本ソーナーシステムを用いることにより、これまでは把握が困難であった海底下に内在する底生生物（二枚貝など）の調査や障害物検知、埋設ケーブルの保守点検などを効率的に実施できるようになる。将来的には、海底下の水産資源のデータベース化や海底下の障...

【工学】総合工学：堆積物探査ソーナー／堆積物を含む研究件

【概要】本研究では海底下空間を極めて高い分解能で可視化し、堆積層内の微小な埋没物を確実に検出し、その位置情報や分布、状態を計測するための新しいソーナーシステムを開発した。本ソーナーシステムを用いることにより、これまでは把握が困難であった海底下に内在する底生生物（二枚貝など）の調査や障害物検知、埋設ケーブルの保守点検などを効率的に実施できるようになる。将来的には、海底下の水産資源のデータベース化や海底下の障...

【工学】総合工学：メタン／堆積物を含む研究件

【概要】メタン生成細菌の膜脂質は特異的なエーテル型脂質で構成されているので、その測定により海洋堆積物におけるバイオマスの推定とメタン生成活性の測定を行った。東京湾、相模湾、駿河湾およびその沖合い海域や硫酸還元菌の活性を油壺湾において堆積物試料を採取した。油壺湾、東京湾、駿河湾奥のような富栄養海域の堆積物における間隙水中のメタン量は1g当たり0.12-93nmolであり、メタン生成細菌の脂質量は17-152...

【工学】総合工学：水中音響／堆積物を含む研究件

【概要】本研究では海底下空間を極めて高い分解能で可視化し、堆積層内の微小な埋没物を確実に検出し、その位置情報や分布、状態を計測するための新しいソーナーシステムを開発した。本ソーナーシステムを用いることにより、これまでは把握が困難であった海底下に内在する底生生物（二枚貝など）の調査や障害物検知、埋設ケーブルの保守点検などを効率的に実施できるようになる。将来的には、海底下の水産資源のデータベース化や海底下の障...

【工学】総合工学：サンプリング／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...

【工学】総合工学：海洋環境／堆積物を含む研究件

❏堆積・続成過程における微量元素の化学状態決定と化学的挙動の解明:古環境指標の確立(20540475)

【概要】堆積岩の地球化学的特徴は、地球表層環境の変遷を記録している。本研究では、希土類元素(REE)をはじめとする微量元素について、堆積物への取込みメカニズムと堆積後の反応を原子・分子のミクロな観点から解明した。海洋性堆積物において、堆積時にマンガン酸化物相に取り込まれたREEは続成作用によりリン酸塩相に移動するものの、堆積物全体としてのREEパターンはほぼ変化していないことを初めて明らかにした。この結果...

【キーワード】白金族元素 / Re-Os同位体系 / 化学状態 / 地殻物質循環 / 鉄隕石 (他18件)

【概要】白金(Pt)やオスミウム(Os)など白金族元素やレニウム(Re)の、濃度ならびに化学状態の研究、および白金族元素に関連するRe-Os同位体系の研究により、地球表層の物質循環と地球表層環境の変遷を明確にすることが、本研究の大きな目的である。 1.地殻物質のRe-Os同位体系データ Re-Os同位体系の研究により、中国タクラマカン砂漠の風成堆積物の主要な供給源が、周辺部の氷河堆積物、河川堆積物、チベッ...

【工学】総合工学：AUV ／堆積物を含む研究件

【概要】本研究の目的は、先行研究で開発を進めてきた堆積層内精密探査用ソーナーシステムを実海域に展開し、得られるデータを社会において利活用するための課題を洗い出し、またそれら課題を解決するためにシステムを高度化・最適化することである。特に、微小な対象物や観測環境に合わせた音波の送信方式、ソーナーシステムを搭載するプラットフォームの選定、運用方法、データ解析手法については知見が乏しく、実際の観測現場に合わせた...

【工学】総合工学：津波／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は沖積低地における地形環境の変化と微地形形成との関係を明らかにすることを目的とし,対象地域の微地形・堆積物の特性について詳細な検討を行った.また,低地の微地形と自然災害との関係をより具体的に解明するため,2004年12月26日に発生した津波災害との関係についても検討した. 海津は,濃尾平野や矢作川沖積低地においてボーリング調査を実施し,完新世後期における土砂堆積域の変遷について低地の地形・地...

【工学】総合工学：メタンハイドレート／堆積物を含む研究件

【概要】今年度は、模擬堆積物およびハイドレートのX線による観察に向けて、観察システムの検討を行った。昨年度の研究において、X線の透過性が高く、かつ、構造強度の高い炭素材を用いたセルを設計・製作した。本セルを用いて模擬堆積物中のハイドレートの観察を行うためには、X線CT装置に設置した状態で、セルの圧力・温度をハイドレート安定条件内に保持し続ける必要がある。そこで、X線CT装置に干渉しない、本セルのサイズに対...

【農学】農業工学：流域水文学／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【農学】農業工学：流出量／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【農学】農業工学：道路侵食／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【農学】農業工学：浮遊土砂／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【農学】農業工学：林道／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【農学】農業工学：渓流／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【農学】農業工学：掃流土砂運搬／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【農学】農業工学：送流土砂／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【農学】農業工学：森林管理計画／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【農学】農業工学：水みち(流出経路) ／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【農学】農業工学：斜面流路のリンケージ／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【農学】農芸化学：窒素代謝／堆積物を含む研究件

【概要】海洋沿岸堆積物における微生物学的窒素循環過程を定量的に解析するための同位体トレーサー実験技術の考案・改良・検討を行なった。本研究期間中には珊瑚礁礁池の炭酸塩堆積物中の微生物群集をモデルとして、特に窒素循環における有機化/無機化のプロセスの特定と定量化のための実験技術の検討を進めた。 1.珊瑚礁堆積物は底生微細珪藻類と従属栄養性細菌の活性が共存し、ともに窒素有機化過程に深く関与しているため、細菌類に...

【農学】生産環境農学：硫酸還元細菌／堆積物を含む研究件

【概要】メタン生成細菌の膜脂質は特異的なエーテル型脂質で構成されているので、その測定により海洋堆積物におけるバイオマスの推定とメタン生成活性の測定を行った。東京湾、相模湾、駿河湾およびその沖合い海域や硫酸還元菌の活性を油壺湾において堆積物試料を採取した。油壺湾、東京湾、駿河湾奥のような富栄養海域の堆積物における間隙水中のメタン量は1g当たり0.12-93nmolであり、メタン生成細菌の脂質量は17-152...

【農学】生産環境農学：エーテル型脂質／堆積物を含む研究件

【概要】メタン生成細菌の膜脂質は特異的なエーテル型脂質で構成されているので、その測定により海洋堆積物におけるバイオマスの推定とメタン生成活性の測定を行った。東京湾、相模湾、駿河湾およびその沖合い海域や硫酸還元菌の活性を油壺湾において堆積物試料を採取した。油壺湾、東京湾、駿河湾奥のような富栄養海域の堆積物における間隙水中のメタン量は1g当たり0.12-93nmolであり、メタン生成細菌の脂質量は17-152...

【農学】生産環境農学：拮抗／堆積物を含む研究件

【概要】メタン生成細菌の膜脂質は特異的なエーテル型脂質で構成されているので、その測定により海洋堆積物におけるバイオマスの推定とメタン生成活性の測定を行った。東京湾、相模湾、駿河湾およびその沖合い海域や硫酸還元菌の活性を油壺湾において堆積物試料を採取した。油壺湾、東京湾、駿河湾奥のような富栄養海域の堆積物における間隙水中のメタン量は1g当たり0.12-93nmolであり、メタン生成細菌の脂質量は17-152...

【農学】生産環境農学：腸内／堆積物を含む研究件

【概要】メタン生成細菌の膜脂質は特異的なエーテル型脂質で構成されているので、その測定により海洋堆積物におけるバイオマスの推定とメタン生成活性の測定を行った。東京湾、相模湾、駿河湾およびその沖合い海域や硫酸還元菌の活性を油壺湾において堆積物試料を採取した。油壺湾、東京湾、駿河湾奥のような富栄養海域の堆積物における間隙水中のメタン量は1g当たり0.12-93nmolであり、メタン生成細菌の脂質量は17-152...

【農学】生産環境農学：オキアミ／堆積物を含む研究件

【概要】メタン生成細菌の膜脂質は特異的なエーテル型脂質で構成されているので、その測定により海洋堆積物におけるバイオマスの推定とメタン生成活性の測定を行った。東京湾、相模湾、駿河湾およびその沖合い海域や硫酸還元菌の活性を油壺湾において堆積物試料を採取した。油壺湾、東京湾、駿河湾奥のような富栄養海域の堆積物における間隙水中のメタン量は1g当たり0.12-93nmolであり、メタン生成細菌の脂質量は17-152...

【農学】生産環境農学：fecal pellet ／堆積物を含む研究件

【概要】メタン生成細菌の膜脂質は特異的なエーテル型脂質で構成されているので、その測定により海洋堆積物におけるバイオマスの推定とメタン生成活性の測定を行った。東京湾、相模湾、駿河湾およびその沖合い海域や硫酸還元菌の活性を油壺湾において堆積物試料を採取した。油壺湾、東京湾、駿河湾奥のような富栄養海域の堆積物における間隙水中のメタン量は1g当たり0.12-93nmolであり、メタン生成細菌の脂質量は17-152...

【農学】生産環境農学：メタン生成細菌／堆積物を含む研究件

【概要】メタン生成細菌の膜脂質は特異的なエーテル型脂質で構成されているので、その測定により海洋堆積物におけるバイオマスの推定とメタン生成活性の測定を行った。東京湾、相模湾、駿河湾およびその沖合い海域や硫酸還元菌の活性を油壺湾において堆積物試料を採取した。油壺湾、東京湾、駿河湾奥のような富栄養海域の堆積物における間隙水中のメタン量は1g当たり0.12-93nmolであり、メタン生成細菌の脂質量は17-152...

【農学】生産環境農学：地球環境変動／堆積物を含む研究件

【研究代表者】小田啓邦国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 上級主任研究員 (90356725)

【キーワード】走査型SQUID顕微鏡 / 磁気イメージング / 岩石磁気 / 古地磁気層序 / 地球磁場逆転 (他19件)

【概要】本研究では、高感度・高分解能磁気顕微鏡の開発を行い、地球や惑星の過去の磁場に関する研究を推進した。開発した磁気顕微鏡は液体ヘリウムで冷却して使用するが、分解能100μm程度で磁気画像が得られる。北西太平洋の海底から得られた鉄マンガンクラストについて、磁気顕微鏡を用いて過去の地球磁場逆転の復元を行い、標準地球磁場逆転年代軸との比較によって形成年代の推定に成功した。また、鉄マンガンクラストに含まれる磁...

【農学】生産環境農学：福島第一原発事故／堆積物を含む研究件

【概要】福島第一原発事故で放出され首都圏に沈着した放射性セシウムは東京湾に流入、蓄積していた。東京湾堆積物中の放射性セシウムの分布を解析し、首都圏における放射性セシウム汚染の動態を解明した。本研究では、東京湾の堆積物と水の放射性セシウム濃度の時空間分布を2011年8月から2016年7月までモニタリング調査した。東京湾に流入した放射性セシウムの大部分は首都圏北東部の高濃度汚染地帯が起源であり、そこから流出し...

【農学】境界農学：放射化分析／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は、過去に発生した貧酸素水塊の履歴が直下の堆積物に記録されているものと捉え、堆積物を鉛直方向に化学分析することで、過去の貧酸素水塊の履歴を明らかにすることを目的とする。強い貧酸素水塊が観測される千葉県幕張沖を調査海域とし、浚渫窪地および平場において堆積物を採取した。堆積年代別に得られた試料について、メスバウアー分光法、Ｘ線吸収微細構造法を用いて非破壊状態分析を行った結果、浚渫窪地内が特異的な...

【農学】境界農学：森林伐採／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【農学】境界農学：水文地形学／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【農学】社会経済農学：インド／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...

【農学】社会経済農学：水質／堆積物を含む研究件

【概要】本年度の実施内容は、(1)間隙水の化学分析に基づくマンガン拡散フラックスの推定、(2)堆積速度の計測、(3)微小電極実験系の発展、の三点であった。間隙水の分析から、(1) 全ての調査地点で堆積物－湖水境界から深度2cm以内にMn濃度のピークがあること、(2) ピーク深度は季節変化するが、湖底1mのDOとの対応は不明瞭であること、(3) 計算した拡散溶出フラックスは通年高値であること、が明らかにな...

【農学】森林圏科学：立地環境／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はカンボジアとその周辺のプレアンコール期(5～9世紀頃)の都城域を対象とし、自然科学・地形学分野から王都の立地条件を明らかにすることを目的としてすすめた。対象地域の空中写真やリモートセンシングデータを利用しつつ、フィールドワークによる地表調査と土地利用調査、堆積物のサンプリングと分析・年代測定、トレンチ調査などの考古学的手法による調査をおこなった。その結果、カンボジア中部のサンボープレイク...

【農学】森林圏科学：森林管理／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【農学】森林圏科学：衛星画像／堆積物を含む研究件

【概要】本研究はインド東海岸ゴダバリ・クリシュナデルタとその間に位置するコレル湖を対象とし、完新世における地形形成史の解明と、人類の活動と地形環境変化の関係を明らかにする目的で、ボーリング試料や衛星画像の分析、現地調査による試料採取と遺跡調査等を行った。その結果、ゴダバリ・クリシュナデルタおよびコレル湖の完新世における形成史が明らかとなり、遺跡調査と試料の年代より紀元前後の環境について考察した。期間中の...

【農学】森林圏科学：トレーサ／堆積物を含む研究件

【概要】海洋沿岸堆積物における微生物学的窒素循環過程を定量的に解析するための同位体トレーサー実験技術の考案・改良・検討を行なった。本研究期間中には珊瑚礁礁池の炭酸塩堆積物中の微生物群集をモデルとして、特に窒素循環における有機化/無機化のプロセスの特定と定量化のための実験技術の検討を進めた。 1.珊瑚礁堆積物は底生微細珪藻類と従属栄養性細菌の活性が共存し、ともに窒素有機化過程に深く関与しているため、細菌類に...

【農学】森林圏科学：水収支／堆積物を含む研究件

【概要】今回の研究で氷期の湖水面高度上昇期と急激な寒冷化事件であるハインリッヒイベント期とが対応していることが明らかになった。そのメカニズムとして、氷期の中でも急激な寒冷期には日本海を渡る冬季季節風が強化され、日本海から大量の水蒸気が運ばれ、それによって日本列島日本海側そして琵琶湖流域の降雪量が増加し、その結果琵琶湖の水収支がプラスに転じ、湖水面が上昇したと考えた。琵琶湖高島沖コアには琵琶湖周辺域の古気候...

【概要】本研究の目的は、湖底堆積物に記録された気候変動の歴史を読み出し、変動メカニズムを解明しようというものである。対象域を滋賀県琵琶湖に設定し、湖中央部で採取されたボーリング試料中の生物源シリカ濃度・全有機炭素濃度の分析結果から湖内一次生産の変遷を復元した。また、湖岸域で実施した音波探査記録とボーリング試料の含砂率変遷を基に湖水面高度変遷史復元を試みた。その結果、一次生産の時系列変遷からこれまで注目され...

【農学】森林圏科学：花粉分析／堆積物を含む研究件

【概要】本研究は、有機炭素/全窒素比(C/N比)、不飽和長鎖アルケノン、炭素・窒素安定同位体組成、リグニンフェノールなどの化学成分をプロキシ(Proxy、代替指標)として、中国北西部砂漠域の塩湖堆積物を対象とし、完新世中期以降の年代を中心として、古気候変動の復元を目的とした。このため中国西部砂漠域新疆ウィーグル自治区ウルムチ市南方のボステン湖(41°56.176'N,86°48.055'E...

【農学】森林圏科学：放射性セシウム／堆積物を含む研究件

【概要】東京電力福島第一原子力発電所事故により環境中に飛散した放射性物質が、沈着後にどのようにふるまうのか、特に放射性セシウムの易動性に着目した研究を行った。雨水によって濃縮・拡散を繰り返す放射性セシウムの易動性を、測定法を確立した上で、原子力発電所周辺から東京都内の公立学校のグラウンドなどで測定し動態を明らかにした。また食品中の放射性セシウムについても、既存のデータと実測値を比較し、将来の動態予測を行っ...

【概要】福島第一原発事故で放出され首都圏に沈着した放射性セシウムは東京湾に流入、蓄積していた。東京湾堆積物中の放射性セシウムの分布を解析し、首都圏における放射性セシウム汚染の動態を解明した。本研究では、東京湾の堆積物と水の放射性セシウム濃度の時空間分布を2011年8月から2016年7月までモニタリング調査した。東京湾に流入した放射性セシウムの大部分は首都圏北東部の高濃度汚染地帯が起源であり、そこから流出し...

【概要】本研究は、過去に発生した貧酸素水塊の履歴が直下の堆積物に記録されているものと捉え、堆積物を鉛直方向に化学分析することで、過去の貧酸素水塊の履歴を明らかにすることを目的とする。強い貧酸素水塊が観測される千葉県幕張沖を調査海域とし、浚渫窪地および平場において堆積物を採取した。堆積年代別に得られた試料について、メスバウアー分光法、Ｘ線吸収微細構造法を用いて非破壊状態分析を行った結果、浚渫窪地内が特異的な...

【農学】森林圏科学：土石流／堆積物を含む研究件

【研究代表者】SIDLE Roy C. (SIDLE Roy Carl) 京都大学, 防災研究所, 教授 (30359781)

【概要】本課題の一連の調査・研究では、幅広い関係を持った水文地形学的な話題を網羅できたと思う。日本では和歌山/奈良南部と三重の宮川流域で、また同様に東南アジアではBukit TarekとAmphoe Mae Taeng流域で、管理された森林に覆われた流域における土砂供給と運搬との間の連係を解明した。特に急傾斜な対象流域、例えば、地すべりプロセスがその斜面を支配しているような場合、土砂堆積物は地すべりの初...

【農学】水圏応用科学：物質循環／堆積物を含む研究件

【概要】福島第一原発事故で放出され首都圏に沈着した放射性セシウムは東京湾に流入、蓄積していた。東京湾堆積物中の放射性セシウムの分布を解析し、首都圏における放射性セシウム汚染の動態を解明した。本研究では、東京湾の堆積物と水の放射性セシウム濃度の時空間分布を2011年8月から2016年7月までモニタリング調査した。東京湾に流入した放射性セシウムの大部分は首都圏北東部の高濃度汚染地帯が起源であり、そこから流出し...

【概要】海洋沿岸堆積物における微生物学的窒素循環過程を定量的に解析するための同位体トレーサー実験技術の考案・改良・検討を行なった。本研究期間中には珊瑚礁礁池の炭酸塩堆積物中の微生物群集をモデルとして、特に窒素循環における有機化/無機化のプロセスの特定と定量化のための実験技術の検討を進めた。 1.珊瑚礁堆積物は底生微細珪藻類と従属栄養性細菌の活性が共存し、ともに窒素有機化過程に深く関与しているため、細菌類に...

【農学】水圏応用科学：メコンデルタ／堆積物を含む研究件

【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)

【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...

【概要】本研究は沖積低地における地形環境の変化と微地形形成との関係を明らかにすることを目的とし,対象地域の微地形・堆積物の特性について詳細な検討を行った.また,低地の微地形と自然災害との関係をより具体的に解明するため,2004年12月26日に発生した津波災害との関係についても検討した. 海津は,濃尾平野や矢作川沖積低地においてボーリング調査を実施し,完新世後期における土砂堆積域の変遷について低地の地形・地...

【農学】水圏応用科学：水産資源／堆積物を含む研究件

【概要】本研究では海底下空間を極めて高い分解能で可視化し、堆積層内の微小な埋没物を確実に検出し、その位置情報や分布、状態を計測するための新しいソーナーシステムを開発した。本ソーナーシステムを用いることにより、これまでは把握が困難であった海底下に内在する底生生物（二枚貝など）の調査や障害物検知、埋設ケーブルの保守点検などを効率的に実施できるようになる。将来的には、海底下の水産資源のデータベース化や海底下の障...

【農学】水圏応用科学：動物プランクトン／堆積物を含む研究件

【概要】メタン生成細菌の膜脂質は特異的なエーテル型脂質で構成されているので、その測定により海洋堆積物におけるバイオマスの推定とメタン生成活性の測定を行った。東京湾、相模湾、駿河湾およびその沖合い海域や硫酸還元菌の活性を油壺湾において堆積物試料を採取した。油壺湾、東京湾、駿河湾奥のような富栄養海域の堆積物における間隙水中のメタン量は1g当たり0.12-93nmolであり、メタン生成細菌の脂質量は17-152...

【農学】水圏応用科学：二枚貝／堆積物を含む研究件

【概要】本研究では海底下空間を極めて高い分解能で可視化し、堆積層内の微小な埋没物を確実に検出し、その位置情報や分布、状態を計測するための新しいソーナーシステムを開発した。本ソーナーシステムを用いることにより、これまでは把握が困難であった海底下に内在する底生生物（二枚貝など）の調査や障害物検知、埋設ケーブルの保守点検などを効率的に実施できるようになる。将来的には、海底下の水産資源のデータベース化や海底下の障...

【農学】水圏応用科学：サンゴ礁／堆積物を含む研究件

【概要】完新世の地球環境変動に伴って生物源砕屑粒子から構成されるサンゴ礁堆積物の生産量が変化した可能性を探るために，久米島ハテノハマ周辺海域を例に地形学・堆積学・生態学・生理学の研究成果を融合させたサンゴ礁堆積物生産量変動モデルを確立することを目的とした。研究成果を統合すると，現在の州島堆積物の主要構成粒子である有孔虫砂（星砂）は約1500～2000年前に北側の離水サンゴ礁で形成され，潮流や波浪により徐々...

【概要】海洋沿岸堆積物における微生物学的窒素循環過程を定量的に解析するための同位体トレーサー実験技術の考案・改良・検討を行なった。本研究期間中には珊瑚礁礁池の炭酸塩堆積物中の微生物群集をモデルとして、特に窒素循環における有機化/無機化のプロセスの特定と定量化のための実験技術の検討を進めた。 1.珊瑚礁堆積物は底生微細珪藻類と従属栄養性細菌の活性が共存し、ともに窒素有機化過程に深く関与しているため、細菌類に...

【農学】水圏応用科学：北極／堆積物を含む研究件

【概要】TEX86の分析により，南大洋ウィルクスランド沖では水温は12,000年前から3000年前にかけて低下し，その後，上昇したことが示された．他方，北極チュクチ海では水温は9000年前以降，上昇した．両地域とも顕著な1000年スケール水温変動を示した．チュクチ海コアのクローライト／イライト比から，ベーリング海峡通過流が1000年スケール変動を示し，中期完新世で強かったことが示された．また，石英／長石比...

【医歯薬学】基礎医学：膜脂質／堆積物を含む研究件

【概要】メタン生成細菌の膜脂質は特異的なエーテル型脂質で構成されているので、その測定により海洋堆積物におけるバイオマスの推定とメタン生成活性の測定を行った。東京湾、相模湾、駿河湾およびその沖合い海域や硫酸還元菌の活性を油壺湾において堆積物試料を採取した。油壺湾、東京湾、駿河湾奥のような富栄養海域の堆積物における間隙水中のメタン量は1g当たり0.12-93nmolであり、メタン生成細菌の脂質量は17-152...

【医歯薬学】内科系臨床医学：代謝解析／堆積物を含む研究件

【概要】海洋沿岸堆積物における微生物学的窒素循環過程を定量的に解析するための同位体トレーサー実験技術の考案・改良・検討を行なった。本研究期間中には珊瑚礁礁池の炭酸塩堆積物中の微生物群集をモデルとして、特に窒素循環における有機化/無機化のプロセスの特定と定量化のための実験技術の検討を進めた。 1.珊瑚礁堆積物は底生微細珪藻類と従属栄養性細菌の活性が共存し、ともに窒素有機化過程に深く関与しているため、細菌類に...

【医歯薬学】社会医学：動態解析／堆積物を含む研究件

【概要】福島第一原発事故で放出され首都圏に沈着した放射性セシウムは東京湾に流入、蓄積していた。東京湾堆積物中の放射性セシウムの分布を解析し、首都圏における放射性セシウム汚染の動態を解明した。本研究では、東京湾の堆積物と水の放射性セシウム濃度の時空間分布を2011年8月から2016年7月までモニタリング調査した。東京湾に流入した放射性セシウムの大部分は首都圏北東部の高濃度汚染地帯が起源であり、そこから流出し...

【医歯薬学】歯学：CT ／堆積物を含む研究件

【概要】今年度は、模擬堆積物およびハイドレートのX線による観察に向けて、観察システムの検討を行った。昨年度の研究において、X線の透過性が高く、かつ、構造強度の高い炭素材を用いたセルを設計・製作した。本セルを用いて模擬堆積物中のハイドレートの観察を行うためには、X線CT装置に設置した状態で、セルの圧力・温度をハイドレート安定条件内に保持し続ける必要がある。そこで、X線CT装置に干渉しない、本セルのサイズに対...

【医歯薬学】薬学：オスミウム／堆積物を含む研究件

【研究代表者】鈴木勝彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海底資源研究開発センター, 研究開発センター長代理 (70251329)

【キーワード】堆積物 / オスミウム同位体 / 地球表層環境 / 大規模火成活動 / 隕石衝突 (他28件)

【概要】本研究成果により，(1)顕生代の保存状態のよい堆積岩試料の化石による詳細な解析が進み，年代制約が大きく進展した。例えば，国内で新たなジュラ紀-白亜紀境界層の発見に至るなどの成果が得られた。(2)チャート層を1枚ずつ同位体分析することが可能になり，高年代解像度で変動を追うことが可能となった。その成果の1つとして，後期三畳紀の堆積岩のストロンチウム，オスミウム同位体の上昇から，パレオテチス海の収縮に伴...

【医歯薬学】薬学：パラジウム／堆積物を含む研究件

【概要】誘導結合プラズマ質量分析法を用いた海水中の微量パラジウムの分析法の開発を行った。陰イオン交換樹脂カラム濃縮法について、操作ブランク値を低下させ、回収率を向上させることに成功した。沿岸海水に適用できるパラジウムの分析法をほぼ確立することができた。一方、様々な沿岸域において海水中の白金濃度を測定した。東北沿岸域や有明海などでは、底層水中に高濃度の白金が存在することが明らかとなった。これらの白金は沿岸堆...

【医歯薬学】薬学：医薬品／堆積物を含む研究件

【キーワード】合流式下水道越流水 / 堆積物 / 病原微生物 / ウイルス / 分布型モデル (他12件)

【概要】合流式下水道雨天時越流水に起因する未規制リスク因子として、微量化学物質や病原微生物に着目し、晴天時における負荷変動を調査するとともに、それらが合流管路内の堆積物中にどの程度存在し、雨天時にどのような流出挙動を示すのかを定量的に評価した。まず、晴天時下水中の一般水質項目、懸濁物の粒度分布、キノンプロファイル、ウイルスを含めた病原微生物、抗生物質の24時間採水調査を実施した。生活パターンに応じた水質...

【医歯薬学】薬学：核磁気共鳴(NMR) ／堆積物を含む研究件

【概要】平成22年度は昨年度に引き続き、(1)同位体トーレーサー法・核磁気共鳴法による堆積物有機態窒素計測法の確立、(2)然堆積物中の有機態窒素の化学構造解析を実施した。(1)については昨年度から試みている超音波抽出を併用した反復温アルカリ抽出による分画精製法にさらに改良を加えると共に、脂質由来化合物に結合した窒素を抽出するために有機溶媒を用いた抽出法も合わせて実施した。 (2)については、別のプロジェク...

【医歯薬学】薬学：脂肪酸／堆積物を含む研究件

【研究代表者】大河内直彦独立行政法人海洋研究開発機構, 海洋・極限環境生物圏領域, プログラムディレクター (00281832)

【キーワード】西南極氷床 / 完新世 / 放射性炭素年代 / バイオマーカー / 水素同位体比 (他10件)

【概要】南極ロス海の堆積物中に含まれるC_<14>, C_<16>, C_<18>脂肪酸を単離・精製し,その放射性炭素年代を測定した。その結果は,ロス海に張り出す西南極氷床の氷縁が過去5000年間に大きく後退したことを示した。このことは,西南極氷床が完新世に大きく融解してきたことを示唆し,北半球氷床と南半球氷床の融解に大きなタイムラグが存在することを明らかにした。 ...

【医歯薬学】薬学：アミノ酸／堆積物を含む研究件

❏アミノ酸の放射性炭素年代による堆積物年代測定法の確立(25247092)

【研究代表者】大河内直彦国立研究開発法人海洋研究開発機構, 生物地球化学研究分野, 分野長 (00281832)

【キーワード】放射性炭素年代 / アミノ酸 / 放射性炭素 / 堆積物

【概要】堆積物中に含まれるアミノ酸の放射性炭素年代を用いた年代測定法を構築するため，高速液体クロマトグラフィーによる分離と分取コレクターを用いたアミノ酸の単離が最も適切であることを明らかにした。さらに，単離されたアミノ酸に含まれる汚染物質を取り除き精製するために再結晶化法が有効であることを明らかにした。また，100 μgC以下での微量放射性炭素年代測定技術を確立した。これらの新規技術開発をもとに，年代既知...

【医歯薬学】薬学：PCR ／堆積物を含む研究件

【キーワード】合流式下水道越流水 / 堆積物 / 病原微生物 / ウイルス / 分布型モデル (他12件)

【概要】合流式下水道雨天時越流水に起因する未規制リスク因子として、微量化学物質や病原微生物に着目し、晴天時における負荷変動を調査するとともに、それらが合流管路内の堆積物中にどの程度存在し、雨天時にどのような流出挙動を示すのかを定量的に評価した。まず、晴天時下水中の一般水質項目、懸濁物の粒度分布、キノンプロファイル、ウイルスを含めた病原微生物、抗生物質の24時間採水調査を実施した。生活パターンに応じた水質...

【医歯薬学】薬学：抗生物質／堆積物を含む研究件

【キーワード】合流式下水道越流水 / 堆積物 / 病原微生物 / ウイルス / 分布型モデル (他12件)

【概要】合流式下水道雨天時越流水に起因する未規制リスク因子として、微量化学物質や病原微生物に着目し、晴天時における負荷変動を調査するとともに、それらが合流管路内の堆積物中にどの程度存在し、雨天時にどのような流出挙動を示すのかを定量的に評価した。まず、晴天時下水中の一般水質項目、懸濁物の粒度分布、キノンプロファイル、ウイルスを含めた病原微生物、抗生物質の24時間採水調査を実施した。生活パターンに応じた水質...

【医歯薬学】看護学：ウイルス／堆積物を含む研究件

【キーワード】合流式下水道越流水 / 堆積物 / 病原微生物 / ウイルス / 分布型モデル (他12件)

【概要】合流式下水道雨天時越流水に起因する未規制リスク因子として、微量化学物質や病原微生物に着目し、晴天時における負荷変動を調査するとともに、それらが合流管路内の堆積物中にどの程度存在し、雨天時にどのような流出挙動を示すのかを定量的に評価した。まず、晴天時下水中の一般水質項目、懸濁物の粒度分布、キノンプロファイル、ウイルスを含めた病原微生物、抗生物質の24時間採水調査を実施した。生活パターンに応じた水質...

【医歯薬学】看護学：バイオマーカー／堆積物を含む研究件

【研究代表者】大河内直彦独立行政法人海洋研究開発機構, 海洋・極限環境生物圏領域, プログラムディレクター (00281832)

【キーワード】西南極氷床 / 完新世 / 放射性炭素年代 / バイオマーカー / 水素同位体比 (他10件)

【概要】南極ロス海の堆積物中に含まれるC_<14>, C_<16>, C_<18>脂肪酸を単離・精製し,その放射性炭素年代を測定した。その結果は,ロス海に張り出す西南極氷床の氷縁が過去5000年間に大きく後退したことを示した。このことは,西南極氷床が完新世に大きく融解してきたことを示唆し,北半球氷床と南半球氷床の融解に大きなタイムラグが存在することを明らかにした。 ...

【研究代表者】原田尚美独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究センター, サブリーダー (70344281)

【キーワード】古海洋環境復元 / 海底堆積物 / バイオマーカー / 南北両半球 / 国際研究者交流 (他17件)

【概要】・初年度は、既に採取された堆積物を用いて、北半球高緯度域のおおまかな解析として北西部北太平洋亜寒帯域の過去40万年分の浮遊性有孔虫殻中の酸素同位体比、水温指標性化合物のアルケノンの分析結果を得た。・H15年度は、観測中心の活動を行った。海洋研究船「みらい」BEAGLE2003航海に参加し、10月にチリ沖およびマゼラン海峡にて計4点、H16年2月に南東インド洋海嶺、ケルゲレン海台にてそれぞれ1点ず...

【医歯薬学】看護学：ラオス／堆積物を含む研究件