アミノ酸の放射性炭素年代による堆積物年代測定法の確立
【研究分野】地球宇宙化学
【研究キーワード】
放射性炭素年代 / アミノ酸 / 放射性炭素 / 堆積物
【研究成果の概要】
堆積物中に含まれるアミノ酸の放射性炭素年代を用いた年代測定法を構築するため,高速液体クロマトグラフィーによる分離と分取コレクターを用いたアミノ酸の単離が最も適切であることを明らかにした。さらに,単離されたアミノ酸に含まれる汚染物質を取り除き精製するために再結晶化法が有効であることを明らかにした。また,100 μgC以下での微量放射性炭素年代測定技術を確立した。これらの新規技術開発をもとに,年代既知の各種天然物中からアミノ酸を単離・精製し,その放射性炭素年代を測定した。測定結果は,予測された年代と極めて良い一致を示し,この方法論が天然物の年代測定に応用できることを示した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
米田 穣 | 東京大学 | 総合研究博物館 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
横山 祐典 | 東京大学 | 大気海洋研究所 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】43,420千円 (直接経費: 33,400千円、間接経費: 10,020千円)