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九州大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:九州大学における「受容体」 に関係する研究一覧:22
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発表日:2026年6月30日
1
自閉スペクトラム症に関わる脳内免疫細胞を発見
ASDモデルマウスでγδT細胞が脳に集まり、社会性行動の異常に関わることを解明 生体防御医学研究所 伊藤美菜子 准教授
 従来、自閉スペクトラム症(ASD)は、主に神経細胞や神経回路の異常によって起こる神経発達障害と考えられてきました。一方で近年、妊娠中の感染症や炎症など、免疫系の変化が脳の発達や行動に影響する可能性が注目されています。しかし、遺伝的要因によるASDにおいて、免疫細胞がどのように脳へ作用し、社会性行動の異常に関わるのかは十分に分かっていませんでした。 今回、研究グループは、ASDに関連する染色体異常を再現したモデルマウスにおいて、発達期の脳に特定の免疫細胞が集まり、社会性行動の異常を促す新たな仕組みを明らかにしました。 九州大学生体防御医学研究所の伊藤美菜子准教授、高山夏海大学...
キーワード:神経系/性行動/持続可能/持続可能な開発/神経発達/社会性行動/診断法/感染防御/免疫系/γδT細胞/インターロイキン/マウスモデル/炎症反応/染色体/生体防御/T細胞受容体/モデルマウス/T細胞/グリア/ケモカイン/マウス/ミクログリア/自閉症/受容体/神経回路/神経細胞/免疫細胞/サイトカイン/感染症/抗体/自閉スペクトラム症/染色体異常/妊娠/発達障害
他の関係分野:生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年6月26日
2
“島流し”にあったノコギリクワガタは、なぜ巨大な武器を手放したのか
ゲノム解析で解き明かす、遺伝子の流動とオスの大アゴ進化の関係 比較社会文化研究院 荒谷邦雄 主幹教授
 名古屋大学大学院理学研究科の岸野 紘大 博士後期課程学生、岡田 泰和 教授、東京都立大、九州大学大学院比較社会文化研究院の荒谷 邦雄 主幹教授の研究グループは、伊豆諸島に生息するノコギリクワガタ類を対象として、集団間の遺伝子の流れ(遺伝子流動)の歴史が、オスの“武器”である大アゴの進化とどのように関連するのかを、全ゲノム解析と遺伝子機能解析を組み合わせて明らかにしました。 日本全国に広く分布するノコギリクワガタは、大型の個体は湾曲した大きな大アゴを持ちますが、海洋島群である伊豆諸島の南端、八丈島に生息するハチジョウノコギリクワガタは大アゴが小型化し、湾曲はほとんど見られません。伊豆...
キーワード:海洋/性選択/持続可能/持続可能な開発/ゲノム配列/遺伝子流動/遺伝的変異/インスリン受容体/機能解析/遺伝子機能解析/ゲノム解析/成長因子/インスリン/受容体/ゲノム/遺伝子/全ゲノム解析
他の関係分野:環境学生物学工学農学
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発表日:2026年6月23日
3
メラトニン受容体MT1が複数の細胞内シグナルを使い分けるしくみを解明
睡眠・概日リズムに関わる受容体の新たなシグナル伝達機構 農学研究院 池上啓介 准教授
 杏林大学(東京都三鷹市 学長:渡邊 卓)医学部、九州大学(福岡県福岡市 総長:石橋 達朗)大学院農学研究院、東京大学(東京都文京区 総長:藤井輝夫)大学院理学系研究科などからなる研究グループが、メラトニン受容体(注1)MT1が複数の細胞内シグナルを使い分けるしくみを解明しました。 Gタンパク質共役受容体(GPCR)は、細胞外の情報を細胞内へ伝える重要な分子群であり、現在約30%の医薬品の標的になっています。GPCRは細胞内のGタンパク質と結合することでシグナルを伝えますが、同じ受容体であっても、結合するGタンパク質の種類によって異なる細胞応答を引き起こします。...
キーワード:タンパク質複合体/視交叉上核/持続可能/持続可能な開発/シミュレーション/電子顕微鏡/分解能/細胞応答/クライオ電子顕微鏡/高分解能/細胞膜/細胞内シグナル/ホルモン/GPCR/Gタンパク質/シグナル伝達機構/ヘリックス/マウス/リガンド/受容体/創薬/立体構造/メラトニン/概日リズム/睡眠
他の関係分野:生物学工学農学
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発表日:2026年6月5日
4
ヒト細胞表面受容体CCR5の機能を調節する硫酸化修飾の仕組みを解明
農学研究院 角田 佳充 教授/寺本 岳大 助教
 ヒト細胞表面受容体CCR5は、免疫応答に関わるケモカイン受容体であると同時に、HIVが細胞へ侵入する際に利用する重要な共受容体としても知られています。CCR5のN末端領域には複数のチロシン残基が存在し、これらが硫酸化されることで、ケモカインやウイルスタンパク質との相互作用が調節されます。しかし、CCR5の各チロシン残基がどのように硫酸化酵素に認識されるのか、その詳細な分子機構は十分に分かっていませんでした。 九州大学大学院農学研究院の角田 佳充 教授、西本 悦子 准教授、寺本 岳大 助教、大学院生物資源環境科学府の田中 槙之助 氏、豊田 滉太 氏、浅野 陽来 氏(当時)らの研究グル...
キーワード:物理化学/X線結晶構造解析/ゴルジ体/結晶構造解析/持続可能/持続可能な開発/X線結晶構造/酸化酵素/結晶構造/構造機能解析/生物資源/機能解析/細胞膜/炎症反応/生物物理/分子機構/HIV/ケモカイン/受容体/分子認識/翻訳後修飾/膜タンパク質/免疫応答/立体構造/ウイルス
他の関係分野:化学生物学工学農学
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発表日:2026年5月27日
5
種内ゲノム比較解析に向けた日本で飼育しているハダカデバネズミのゲノム解読
医学研究院 三浦恭子 教授
 広島大学大学院統合生命科学研究科の栂浩平研究員と坊農秀雅教授、九州大学大学院医学研究院の岡香織助教、三浦恭子教授(研究当時の所属:熊本大学大学院生命科学研究部)、東京科学大学の田中裕之助教、伊藤武彦教授、国立遺伝学研究所の豊田敦特任教授らは、日本で飼育されているハダカデバネズミ (Heterocephalus glaber)のゲノム解読に成功しました。 一般に、ゲノム情報は一種につき一つの配列が代表配列(リファレンスゲノム)として決定されます。しかし、ハダカデバネズミでは、種内の遺伝的な違いが大きいことが指摘されており、従来のリファレンスゲノムではこの多様性を十分に捉えきれない可能...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/トンネル/哺乳類/ゲノム配列/表現型解析/ゲノム情報/神経伝達物質/受容体/低酸素/ゲノム/遺伝学/遺伝子/健康長寿/老化
他の関係分野:工学農学
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発表日:2026年4月30日
6
小胞体における亜鉛とレドックスのクロストークを発見
亜鉛の制御破綻による疾患発症機構の理解に新たな視点 生体防御医学研究所 稲葉謙次主幹教授/天貝佑太助教
 亜鉛は必須微量元素の一つで、様々なタンパク質と結合・解離し多様な生命現象を支えています。そのため、亜鉛の不足や過剰は免疫機能、創傷治癒、味覚嗅覚障害といった病態を引き起こします。細胞膜や細胞内小器官(オルガネラ)の膜上で亜鉛トランスポータータンパク質が生体膜を隔てた亜鉛輸送を行うことで、細胞内の亜鉛濃度調節がなされています。ヒトには10種類のZnT、14種類のZIP亜鉛トランスポーター遺伝子がそれぞれ発見されており、それらの欠損が遺伝性疾患と関連することが多く報告されています。しかしながら、亜鉛イオン濃度制御の破綻が細胞機能の破綻につながる詳細な分子機構はほとんど未解明でした。 九...
キーワード:免疫機能/物質科学/微量元素/構造形成/スルフィド/遺伝性疾患/細胞内小器官/オルガネラ/クロストーク/ジスルフィド結合/レドックス制御/持続可能/持続可能な開発/金属イオン/酸化還元/生体内/システイン/酸化酵素/生合成/嗅覚障害/細胞膜/EGF受容体/レドックス/細胞毒性/生体防御/分子機構/アミノ酸/細胞死/細胞増殖/酸化反応/受容体/小胞体/小胞体ストレス/生体膜/膜タンパク質/立体構造/ストレス/遺伝子/創傷治癒
他の関係分野:複合領域数物系科学化学生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年4月27日
7
高齢者の高血圧治療薬選択が死亡・心疾患のリスクに関連
医療ビッグデータの分析から明らかに 医学研究院 福田 治久 准教授
 野間久史 統計数理研究所/総合研究大学院大学教授、福田治久 九州大学大学院医学研究院准教授、砂田寛司 鳥取大学医学部附属病院講師らの研究グループは、75歳以上の後期高齢者における高血圧治療薬の選択が、その後の死亡や心疾患などの予後に与える影響について分析を行いました。500万人以上の大規模医療データベース(LIFE Study※1)をもとに、最新のデータサイエンスの方法である標的試験模倣※2(target trial emulation)を用いて、アンジオテンシン受容体拮抗薬※3とカルシウム拮抗薬※4の比較分析を行いました。その結果、アンジオテンシン受容体拮抗薬を用いたグループは、死亡リス...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/比較分析/比較研究/アンジオテンシンII/ホルモン/筋肉/心臓/アンジオテンシン/カルシウム/血液/受容体/腎臓/臨床試験/血圧/高血圧/高齢者
他の関係分野:工学農学
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発表日:2026年4月7日
8
生殖細胞とがん細胞は同じ動きで血管外へ脱出する
〜がん転移の理解を深め、転移を抑える新たな治療戦略に期待〜 理学研究院 齋藤 大介 教授
がんによる死亡の大きな原因の一つは、がん細胞が血管を通って体の別の臓器へ広がる「血行性転移(以降、転移)(※3)」です。がん細胞が血管の外へ抜け出す「血管外遊出(※4)」は転移成立において重要な段階ですが、その細胞レベルの仕組みは十分に解明されていませんでした。一方、発生過程では血管内を移動する鳥類のPGCも、最終的に血管の外に遊出して生殖腺へ到達します。PGCとがん細胞はいずれも血管外へ遊出する能力を持ちますが、この過程の細胞運動の仕組みがどこまで共通しているのかは明らかではありませんでした。九州大学大学院理学研究院の齋藤大介教授、森田瑞基(システム生命科学府博士課程5...
キーワード:生殖/持続可能/持続可能な開発/カルシウムイオン/血流/リン酸/Ca2+/始原生殖細胞/生殖細胞/IP3受容体/カルシウムシグナル/細胞膜/細胞運動/細胞内シグナル/カルシウム/がん細胞/がん転移/シグナル分子/細胞移動/細胞骨格/細胞内カルシウム/受容体/小胞体/免疫細胞
他の関係分野:生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年1月30日
9
抗体全体のかたちと機能の鍵となるヒンジ領域
-免疫反応をピンポイントで制御する抗体医薬の設計に期待- 薬学研究院 カアベイロ ホセ 教授
東京科学大学(Science Tokyo) 物質理工学院 材料系の小関悠希大学院生(博士後期課程1年)と同 総合研究院 フロンティア材料研究所の谷中冴子准教授、九州大学 大学院薬学研究院のカアベイロ・ホセ教授、大阪大学 大学院工学研究科の内山進教授、山口祐希助教、自然科学研究機構の加藤晃一教授、村田和義特任教授、名古屋大学 大学院理学研究科/自然科学研究機構 生命創成探究センターの内橋貴之教授らの研究チームは、免疫を担う重要なタンパク質であるIgG1抗体(用語1)において、ヒンジ領域(用語2)が、抗体の柔軟性を生み出すだけでなく、機能制御に深く関わる重要な構造であることを明らかにしました。...
キーワード:磁気共鳴/持続可能/持続可能な開発/機能制御/アミノ酸/プロリン/核磁気共鳴/核磁気共鳴法/血液/抗原/抗体医薬/受容体/免疫応答/免疫細胞/ウイルス/抗体/細菌
他の関係分野:数物系科学工学総合生物
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発表日:2026年1月21日
10
糖–脂質の“つなぎ目”が免疫を左右する
–内在性糖脂質の連結部をわずかに変えた“擬糖脂質”開発によって、免疫応答の違いを発見– 薬学研究院 平井 剛 教授
本研究の概要図天然に存在する糖鎖・複合糖質は酸素原子(O-グリコシド結合)で連結されています。これを炭素原子(C-グリコシド結合)に変えた炭素連結型アナログは、天然型糖鎖・複合糖質の構造を模倣しつつ、糖加水分解酵素により分解されない...
キーワード:免疫機能/量子化/量子化学/量子化学計算/カップリング反応/ニッケル触媒/酸化還元反応/立体選択的/加水分解/水分解/選択性/持続可能/還元反応/持続可能な開発/酸化還元/生物活性/複合糖質/立体化学/加水分解酵素/微生物/C型レクチン/自然免疫受容体/糖脂質/セラミド/機能解析/カップリング/免疫治療/レクチン/自然免疫/受容体/樹状細胞/創薬/糖タンパク質/免疫応答/免疫細胞/立体選択性/コレステロール/脂質
他の関係分野:複合領域数物系科学化学工学総合生物農学
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発表日:2025年12月13日
11
銅を“鉱石レベル”まで高濃縮する新規微生物を発見
-鉄酸化細菌による銅の濃縮機構を解明し、バイオマイニングへ期待- 理学研究院 濱村 奈津子 教授
愛媛大学大学院農学研究科 光延聖 教授、谷本和也 大学院生は、理化学研究所 加藤真悟 上級研究員、日本原子力研究開発機構 徳永紘平 研究員、九州大学大学院理学研究院 濱村奈津子 教授との共同研究によって、銅を“鉱石レベル”まで濃縮固定できる新規鉄酸化細菌を初めて純粋分離(用語解説3)し、その強力な鉄酸化作用が銅の高濃縮を引き起こす仕組みを明らかにしました。本成果は、微生物を利用した有価金属回収(バイオマイニング)や環境浄化技術の開発に繋がる重要な結果です。なお、本成果は、2025年11月30日付で米国Wiley社から刊行された国際科学誌『Environmental Microbio...
キーワード:環境浄化/重金属/バクテリア/堆積物/電子供与体/カーボンニュートラル/持続可能/ボトルネック/酸化鉄/持続可能な開発/電気伝導/カーボン/電気伝導性/原子力/酸化物/電子顕微鏡/二酸化炭素/熱伝導/有機物/土壌/微生物/ゲノム解析/受容体/ウイルス/ゲノム/遺伝子/細菌
他の関係分野:環境学数物系科学化学工学農学
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発表日:2025年8月7日
12
ウイルスは細胞同士の「会話」を乗っ取り感染を広げる
~インフルエンザの新たな感染メカニズムを発見、治療薬開発に期待~
最初に感染した細胞を起点に周囲の細胞にメッセージ(ADP)が送られ、細胞内カルシウムイオン(Ca2+)濃度が上昇する。それに伴い、周囲の細胞で感染が活発に起こる。北海道大学大学院医学研究院の藤岡容一朗准教授、小澤史弥氏、大場雄介教授...
キーワード:ゲーム/学際研究/持続可能/持続可能な開発/病原微生物/カルシウムイオン/微生物学/リン酸/微生物/Ca2+/細胞内カルシウムイオン/ウイルス学/細胞膜/アデノシン/ATP/インフルエンザ/インフルエンザウイルス/カルシウム/細胞生物学/細胞内カルシウム/受容体/創薬/ウイルス/ワクチン/生理学
他の関係分野:情報学環境学工学総合生物農学
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発表日:2025年5月29日
13
“難培養”微生物を育てる鍵はオーダーメイド!
鉄酸化菌の高効率培養に成功、環境浄化へ期待 理学研究院 濱村 奈津子 教授
愛媛大学大学院農学研究科 光延聖教授、同じく農学研究科の内島智貴大学院生(研究当時)は、理化学研究所 加藤真悟上級研究員、広島大学 白石史人教授、日本原子力研究開発機構 徳永絋平研究員、九州大学 濱村奈津子教授、東京海洋大学 牧田寛子准教授らとの共同研究によって、これまで純粋培養が非常に難しかった鉄酸化細菌の培養効率を大幅に向上する方法を確立しました。鉄をエネルギー源として生きる「鉄酸化細菌」(用語解説1)は、地下水や温泉、湿地など(図3)自然界のさまざまな場所に広く分布し、鉄の酸化反応を通じて地球規模の鉄循環に寄与しています。さらに、彼らが作り出す鉄酸化物(図1)は、ヒ素や銅など...
キーワード:酸素濃度/海洋/環境浄化/重金属/バクテリア/堆積物/地球化学/化学組成/電子供与体/酸化還元反応/持続可能/メディエーション/還元反応/酸化鉄/持続可能な開発/水環境/バイオレメディエーション/栄養塩/環境負荷/原子力/酸化還元/酸化物/二酸化炭素/有機物/難培養/土壌/微生物/遺伝子解析/細胞増殖/酸化反応/受容体/遺伝子/細菌
他の関係分野:環境学数物系科学化学工学農学
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発表日:2025年5月16日
14
治療を逃れる白血病幹細胞の「隠れ家」とは?
~白血病再発の原因となる白血病幹細胞の潜伏場所と生存戦略の解明~

医学研究院

新井 文用 教授

本研究の概要:骨内膜ニッチと血管性ニッチは白血病幹細胞 (LSC) に対してそれぞれ異なる役割を担...
キーワード:免疫機能/クロストーク/生存戦略/持続可能/持続可能な開発/リン酸/抵抗性/細胞間接着/細胞膜/白血病幹細胞/ニッチ/マウスモデル/炎症反応/治療抵抗性/微小環境/微小残存病変/生理機能/TGF-β/TGF-β1/がん化/間葉系幹細胞/骨髄/前駆細胞/アポトーシス/オステオポンチン/がん幹細胞/キナーゼ/マウス/リガンド/幹細胞/急性骨髄性白血病/骨芽細胞/細胞移動/細胞外マトリックス/細胞周期/細胞接着/受容体/接着分子/白血病/免疫応答/サイトカイン/化学療法/線維化/創傷治癒/造血
他の関係分野:複合領域生物学工学農学
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発表日:2025年4月22日
15
高速原子間力顕微鏡が明かすエストロゲン受容体のDNA認識メカニズム
-癌の新たな治療標的となる転写過程の動態観察に成功- 理学研究院 松島 綾美 教授
九州大学大学院理学研究院の松島綾美教授らの研究グループは、金沢大学大学院新学術創成研究科ナノ生命科学専攻/ナノ精密医学・理工学卓越大学院プログラム履修生の西出梧朗さん(博士後期課程3年、研究当時)、同大学ナノ生命科学研究所(WPI-NanoLSI)/新学術創成研究機構のリチャード・ウォング教授らとの共同研究により、ERαがDNA上のエストロゲン応答配列(以下、ERE)にどのように結合するかを、高速原子間力顕微鏡(HS-AFM)を用いてリアルタイムに可視化することに成功しました。女性ホルモンであるエストロゲンは、女性の月経周期や妊娠の維持、乳腺や子宮の発達などに関与するステロイドホル...
キーワード:DNA結合/二量体/ホルモン受容体/持続可能/持続可能な開発/AFM/ナノメートル/原子間力顕微鏡/高速原子間力顕微鏡/子宮/治療標的/卵巣/ホルモン/性ホルモン/エンハンサー/エストロゲン/エストロゲン受容体/ステロイド/ステロイドホルモン/リガンド/核内受容体/構造変化/受容体/生体分子/創薬/転写因子/転写制御/培養細胞/遺伝子/妊娠
他の関係分野:複合領域化学生物学工学
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発表日:2025年4月21日
16
老化・自己免疫疾患で蓄積する病原性B細胞の誘導の仕組みが明らかに!
~難病「全身性エリテマトーデス」などの自己免疫疾患治療に新たな道を拓く発見~ 生体防御医学研究所 馬場 義裕 教授
老化や自己免疫疾患において病気を悪化させる特殊なB細胞であるABCsがどのように発生し、維持されるかは明らかになっておらず、その詳しい仕組みの解明が求められていました。今回、ABCsが慢性的に自己抗原(自分の体の成分)にさらされた「アナジーB細胞」から分化してできることを世界で初めて発見しました。また、その形成と維持には、抗原認識受容体であるBCR (B細胞受容体)を介した持続的な刺激が不可欠であることを明らかにしました。九州大学生体防御医学研究所の馬場義裕教授、今林慶祐大学院生らの研究グループは、老齢マウスおよび自己免疫疾患モデルマウスを用いた研究により、ABCsが自己...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/病原性/抗原提示/全身性エリテマトーデス/differentiation/TLR/チロシンキナーゼ/関節/リンパ球/心臓/生体防御/TLR7/Toll様受容体/モデルマウス/自己抗原/自己抗体/B細胞/T細胞/キナーゼ/マウス/リウマチ/炎症性サイトカイン/関節リウマチ/抗原/自己免疫/自己免疫疾患/疾患モデルマウス/受容体/腎臓/転写因子/副作用/脾臓/サイトカイン/遺伝子/抗体/疾患モデル/難病/老化
他の関係分野:工学農学
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発表日:2025年4月14日
17
原発性サルコペニアと末期腎不全に関連する筋萎縮の比較解析
~マルチオミクス解析による新たな知見~ 九州大学病院 瀬戸山 大樹 助教
加齢に伴う「原発性サルコペニア」と「末期腎不全に関連する筋萎縮」は、それぞれ異なる病態でありながら、どちらも骨格筋量と筋力の低下を引き起こします。本研究では、これらの筋萎縮に関わる分子レベルの違いを明らかにするため、メタボロミクス(代謝物解析)およびプロテオミクス(タンパク質解析)を統合したマルチオミクス解析を実施しました。特定された代謝物やタンパク質は、新たなバイオマーカーとして活用できる可能性があり、早期診断や進行予測の精度向上が期待されます。また、個々の患者の代謝特性に基づいた栄養介入や薬物治療が可能になれば、より効果的な筋萎縮の予防および治療戦略の構築に貢献することが期待されます。...
キーワード:アミン/持続可能/持続可能な開発/オミクス/オミクス解析/マルチオミクス/マルチオミクス解析/神経栄養因子/腎不全/早期診断/筋萎縮/骨格筋/カテコールアミン/プロテオミクス/受容体/代謝物/バイオマーカー/メタボロミクス/リスク因子/加齢
他の関係分野:工学
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発表日:2025年4月1日
18
テストステロンがアルツハイマー型認知症のリスクを低減
~性差が認知症リスクを決める?テストステロンとオートファジーの関係を解明~
アルツハイマー型認知症 (AD) には明確な性差が存在し、患者の約3分の2が女性であることが知られています。この発症率の性差には何らかの生物学的な要因が関与していると考えられますが、詳細なメカニズムは十分に解明されていません。AD患者の脳では、アミロイドβ(Aβ)とよばれるタンパク質が適切に処理されずに蓄積し、病態の進行に寄与していると考えられています。ミクログリアは、脳内の免疫細胞として異常タンパク質 (Aβなど) を貪食し、除去する働きがあります。その除去機構のひとつであるオートファジー(※1)が低下すると、ADの病態が悪化する可能性があります。本研究では、ミクログリアにおいて...
キーワード:産学連携/細胞内小器官/持続可能/持続可能な開発/アミロイドβ/テストステロン/ホルモン/性ホルモン/歯学/アミロイド/オートファジー/グリア/ミクログリア/受容体/免疫細胞/認知症
他の関係分野:複合領域生物学工学総合生物
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発表日:2025年3月14日
19
甘い味がする新規の香気成分の発見と甘さを感じる仕組みの解明
甘味を持つ物質は一般に砂糖のように水に溶けやすいと考えられていますが、植物には甘味を示す低分子の疎水性成分(香気成分など)があることが知られていました。しかし、これらの成分は甘い香りと混同されやすく、実際にどのように甘味を感じるかについては十分に解明されていませんでした。今回、農研機構は、未知の甘味をもたらす香気成分を探索し、リンゴなどの果物や野菜に含まれるトランス-2-ヘキセナール2)が甘味を持つことを発見しました。さらに、九州大学、東京歯科大学短期大学、筑波大学、大阪大学蛋白質研究所(研究当時、岡山大学)と共同して、トランス-2-ヘキセナールと既知の甘味を...
キーワード:産学連携/持続可能/持続可能な開発/センサー/システイン/嗜好性/味蕾/細胞膜/歯学/マウス/受容体
他の関係分野:複合領域工学農学
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発表日:2025年3月11日
20
CAR-T細胞療法の神経毒性を予測する新規バイオマーカーを発見!
~九州大学病院の質量分析プラットフォームによる革新的解析~
 CAR-T細胞療法は、遺伝子改変されたT細胞を用いてがん細胞を攻撃する革新的な免疫療法であり、特にB細胞性非ホジキンリンパ腫などの悪性腫瘍に対して高い治療効果を示します。しかし、副作用としてサイトカイン放出症候群(CRS,※3)やICANSが発生することが知られており、特にICANSはCAR-T細胞療法を使用した患者の約64%に見られ、生命を脅かす重大なリスクとなっています。そのため、ICANSの早期予測と対策が急務とされていますが、信頼性の高いバイオマーカーの確立や発症メカニズムの解明は十分に進んでいません。本研究では、九州大学病院検査部が保有す...
キーワード:最適化/情報学/産学連携/神経系/質量分析/持続可能/持続可能な開発/リスク評価/遺伝子改変/キメラ/リンパ腫/抗原受容体/CAR-T細胞療法/炎症反応/早期診断/免疫抑制/筋肉/臨床検査/悪性腫瘍/免疫療法/B細胞/T細胞/がん細胞/ステロイド/ラット/リウマチ/血液/抗原/細胞療法/自己免疫/自己免疫疾患/受容体/副作用/免疫細胞/コホート/サイトカイン/バイオマーカー/遺伝子/血圧/個別化医療/非侵襲
他の関係分野:情報学複合領域生物学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2025年3月5日
21
ポリエチレングリコールに対する抗体産生のメカニズムを解明
~抗体を産生させないポリマーの設計指針を得ることに成功~
ポリエチレングリコール(PEG)は、長年、抗体を産生しないポリマーと認識されてきた。血中のタンパク質と相互作用しにくい性質を利用して、医薬品の安定性を高める目的で使用され、ヒトに投与されてきた。しかし、近年、ヒトの体内でPEGに対する抗体が生成し、PEG化医薬品の活性が損なわれていることが分かってきた。真に抗体を産生させないポリマーの開発が求められているが、これを設計する指針がない状況である。九州大学大学院工学研究院、同大学大学院農学研究院、北海道大学大学院薬学研究院、東京科学大学生命理工学院からなる研究グループは、抗体を産生させないポリマーの設計指針を得ることを目的として、免疫系...
キーワード:産学連携/高分子/前駆体/ポリエチレン/トンネル/ポリマー/化学工学/ポリエチレングリコール(PEG)/エチレン/免疫系/B細胞/官能基/血液/受容体/抗体
他の関係分野:複合領域化学工学総合生物農学
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発表日:2025年2月22日
22
神経脊髄炎スペクトラム障害に関わる遺伝子変異を発見
-生殖細胞系列変異と体細胞変異の双方が発症に関与-
大阪大学大学院医学系研究科の矢田知大さん (研究当時:遺伝統計学/神経内科学 博士課程、現:神経内科学 招へい教員)、佐藤豪さん(遺伝統計学/消化器外科学 博士課程)、小河浩太郎 助教、奥野龍禎 准教授、望月秀樹 教授(神経内科学)、岡田随象 教授(遺伝統計学/東京大学大学院医学系研究科 遺伝情報学 教授/理化学研究所生命医科学研究センター システム遺伝学チーム チームリーダー)、九州大学大学院医学研究院の磯部紀子 教授(神経内科学)らのグループは、日本人集団のNMOSD発症に関連する生殖細胞系列変異と体細胞変異、及びこれらの変異が遺伝子発現量に変化を及ぼす細胞種を、GWASメタ解析...
キーワード:情報学/産学連携/クローン/遺伝情報/神経系/生殖/持続可能/持続可能な開発/統計解析/生物活性/生体内/遺伝統計学/生殖細胞/増殖抑制/免疫系/21番染色体/SPECT/ゲノムワイド/ゲノム情報/抗原提示/神経内科学/インターフェロン/バイオバンク/血清/細胞増殖抑制/治療標的/受精/染色体/体細胞変異/中枢神経/ゲノムワイド関連解析/リンパ球/中枢神経系/ヘルパーT細胞/自己抗体/多発性硬化症/病態解明/RNA/T細胞/アクアポリン/アストロサイト/ケモカイン/リガンド/血液/抗原/抗原提示細胞/細胞増殖/自己免疫/自己免疫疾患/受容体/神経細胞/創薬/免疫応答/免疫細胞/GWAS/ウイルス/ゲノム/サイトカイン/ワクチン/遺伝学/遺伝子/遺伝子発現/遺伝子変異/加齢/個別化医療/抗体/新型コロナウイルス感染症/染色体異常
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