|
検索したキーワードがページ内でハイライトします。
| RESET |
研究キーワード:京都大学における「大地震」 に関係する研究一覧:7件
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年4月24日
1
断層破壊は突然止まる
―停止波の系統的出現を観測・解明―
金子善宏 理学研究科教授とJesse Kearse 同研究員(現:ニュージーランド・ビクトリア大学ウェリントン校(Victoria University of Wellington)研究員)らの研究グループは、大地震の断層のずれ(破壊)が「だんだん弱まって止まる」のではなく、「突然止まる」ことを示す観測結果を明らかにしました。地震の大きさは、断層のずれがどこで止まるかによって決まりますが、その止まり方はこれまでよく分かっていませんでした。 本研究では、世界で起きた内陸の大きな地震12例について、断層の近くで観測された地面の動きを詳しく調べました。その結果、断層の端に近い場所では、地面が...
キーワード:耐震設計/シミュレーション/大地震
他の関係分野:工学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年1月19日
2
木造住宅の耐震性評価ソフト機能強化版を公開
―耐震性能の新しい評価指標―
中川貴文 生存圏研究所准教授は、木造住宅の地震時の損傷状況や倒壊過程をシミュレートするプログラム「ウォールスタット(wallstat)」の機能強化版をフリーソフトとしてホームページで公開しました。ウォールスタットは、パソコン上で建物を3次元的にモデル化し、過去に起きた地震や想定される極大地震など様々な地震動を与え、木造住宅の耐震性能を動画で確認(見える化)することができます。住宅設計者などに累計5万回以上ダウンロードされています。建物が倒壊するまで計算できるのがこのソフトの特徴です。 これまで、数多くの実大振動台実験との比較検証を踏まえ、独自のシミュレーション理論の開発と精度向上を重ね...
キーワード:巨大地震/木造住宅/耐震性/耐震性能/シミュレーション/モデル化/構造設計/振動台実験/大地震/地震動
他の関係分野:数物系科学工学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年12月10日
3
なぜM9級カムチャツカ巨大地震は73年で繰り返し発生したのか
1952年にマグニチュード(M)9級の超巨大地震が起きたロシア・カムチャツカ半島沖で、2025年7月、M8.8〜8.9の超巨大地震が発生しました。この地震は、1952年に起きたM9級巨大地震とほぼ同じ場所を再び破壊したにもかかわらず、その発生間隔はわずか73年と異例の短さであり、地震学の常識を大きく揺るがすものでした。 深畑幸俊 防災研究所教授、八木勇治 筑波大学教授、髙川智博 海上・港湾・航空技術研究所港湾空港技術研究所グループ長、遠田晋次 東北大学教授らからなる研究チームは、筑波大学が独自に開発した「Potency Density Tensor Inversion(PDTI)」と...
キーワード:プレート境界/巨大地震/地震学/沈み込み/沈み込み帯/南海トラフ/ひずみ/大地震/予測モデル
他の関係分野:数物系科学工学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年11月8日
4
AIが大型岩石実験で起こる人工地震の発生を予測
〜断層のわずかな動きから発生予測へ〜
近年、人工知能(AI)の一分野である機械学習を活用し、岩石摩擦実験で発生する「人工地震(ラボ地震)」の発生を予測する研究が注目されています。これまでの研究では主に数センチメートル規模の小型実験で行われてきましたが、実際の地震に近いメートルスケールの大型実験では、時間や空間のスケールが大きく異なるため、予測の有効性は明らかではありませんでした。 乘杉玲壽 理学研究科修士課程学生、金子善宏 同准教授、ベルトラン・ルエレドゥ 防災研究所助教の研究グループは、AIを用いて、メートルスケールの大型岩石摩擦実験で発生した人工地震データを解析しました。その結果、本震の数十秒から数ミリ秒前に、多数の...
キーワード:AI/機械学習/人工知能(AI)/数値シミュレーション/シミュレーション/大地震
他の関係分野:情報学数物系科学工学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月21日
5
リアルタイムかつ高解像度な電離圏の3次元可視化
―将来の宇宙天気予報・短期地震予知の実現に寄与する可能性―
梅野健 情報学研究科教授、米山慧 同修士課程学生(現:株式会社フレクト社員)らの研究グループは、リアルタイム、かつ経度緯度方向で0.25度の高解像度をもつ電離圏の可視化(3次元電離圏トモグラフィ)を実現するアルゴリズムを発見し、そのアルゴリズムを用いて中規模移動性電離圏擾乱(MSTID:Medium Scale Traveling Ionospheric Disturbances)などの詳細な3次元構造を明らかにしました。この結果は、今後、現在の天気予報と同様に数時間後の電離圏を本3次元データと物理モデルから予報する宇宙天気予報実現の道筋をつけるものであり、更には大地震発生前に観測されたと報告...
キーワード:アルゴリズム/情報学/太陽フレア/GNSS/トモグラフィー/日本列島/太陽/3次元構造/大地震/地震予知/物理モデル
他の関係分野:情報学数物系科学工学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年5月27日
6
ミャンマー大地震はブーメランのような逆破壊伝播や超せん断破壊を含む複数のサブイベントで構成される特異な地震だった
2025年3月28日、ミャンマー中部マンダレーにおいてモーメントマグニチュード(Mw)7.7の大地震(2025年ミャンマー地震、以下「ミャンマー大地震」)が発生し、地震による強い揺れによりミャンマーおよび周辺国に多くの被害をもたらしました。 ボグダン・エネスク 理学研究科准教授、八木勇治 筑波大学教授らの研究グループは、この大地震の震源過程を、破壊の進行方向や断層形状を仮定せず柔軟に解析する新手法(ポテンシー密度テンソルインバージョン法)で解析し、断層に沿って南北の2方向へ行ったり来たりする非対称で高速な破壊成長様式を有する極めて複雑な震源過程を明らかにしました。本研究が示した複雑な...
キーワード:インバージョン/震源過程/せん断/せん断破壊/大地震/地震動
他の関係分野:数物系科学工学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年5月2日
7
なぜ大地震発生直前に電離層が降下するのか?
―鍵となるのは電離層降下の時定数の見積もり―
梅野健 情報学研究科教授、水野彰 同研究員、高明慧 同技術補佐員らの研究グループは、大地震発生直前に起こる電離層降下のメカニズムを解明しました。今まで、大地震発生直前に電離層の降下が観測されましたが、その電離層降下の物理メカニズムは不明でした。 本研究グループは、高温高圧下の地殻の破砕層にある超臨界水中で発生する超微粒子により地表が正極性に帯電し、この破砕層の帯電により地表と電離層間に電界が発生し、その電界により電離層下部の電子が降下することによって電離層を引き下げ、さらに生成された電場を緩和するため電離層の低下速度が減速する物理モデルを構築しました。その物理モデルから予測される時定...
キーワード:情報学/南海トラフ巨大地震/巨大地震/高温高圧/電離層/東北沖地震/南海トラフ/大地震/超微粒子/超臨界/超臨界水/微粒子/物理モデル
他の関係分野:情報学環境学数物系科学工学
京都大学 研究シーズ