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筑波大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:筑波大学における「遺伝子発現」 に関係する研究一覧:10
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発表日:2026年3月17日
1
JAXA-NASA共同低重力ミッションが解き明かす、生体応答における重力依存性
―将来の有人探査に向けた基盤データの構築―
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)の利用成果最大化に向けた日米協力枠組み(Japan-U.S. Open Platform Partnership Program: JP-US OP3)のもと、JAXAが開発した微小重力から1Gまでの人工重力環境下でマウスを飼育できる世界で唯一の装置(可変人工重力研究システム:MARS)を用い、ISS「きぼう」日本実験棟で低重力ミッションを米国航空宇宙局(NASA)と共同実施しました。 JAXA、筑波大学、東北大学、ハーバード大学などからなる国際研究チームは、「きぼう」に搭載されたMARSを用い、マウスを4...
キーワード:国際宇宙ステーション/微小重力/遺伝子改変/筋萎縮/筋電図/再生医学/マウス/遺伝子改変マウス/血液/トランスボーダー/バイオマーカー/遺伝子/遺伝子発現/低侵襲/網羅的解析
他の関係分野:数物系科学工学総合生物
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発表日:2026年2月27日
2
ウニ胚と幼生の発生過程を単一細胞レベルで追跡できるデータベースを公開
ウニ胚や幼生の神経細胞は、細胞数が少なく、神経分化の流れや分子制御を詳細に追跡することが容易ではありません。今回、バフンウニについて、発生段階ごとの単一細胞RNA-seqアトラス(細胞分布データ集)を構築し、誰もが手軽に1細胞レベルでの遺伝子発現を調べられる形で公開しました。 単一細胞RNAシーケンス(single-cell RNA-seq; scRNA-seq)は、個々の細胞がどの遺伝子を発現しているかを網羅的に解析できる強力な手法です。生物の発生過程では、同じ胚の中でも細胞が多様な運命へ分岐していきますが、scRNA-seqを用いると、細胞集団全体を平均した解析(バルクRNA-...
キーワード:遺伝情報/神経系/胚発生/持続可能/持続可能な開発/分子制御/一細胞/一細胞/細胞運命/受精/ゲノム編集/RNA/神経細胞/神経分化/薬理学/ゲノム/遺伝学/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:生物学工学総合生物
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発表日:2026年1月7日
3
食中毒の原因菌サルモネラの感染過程で酸性環境への適応と代謝の切り替えを連動させるRNA断片を発見
食中毒原因菌のサルモネラは、免疫細胞のマクロファージの内部でアルギニン脱炭酸酵素を発現して酸性環境に対応します。今回、この酵素遺伝子のmRNAの非翻訳領域から生成されたsmall RNAがサルモネラの代謝に関与する複数のmRNAと塩基対を形成し、その発現を制御することを発見しました。 生物の遺伝情報であるDNAの塩基配列はmRNAに転写され、その情報を基にタンパク質が翻訳される。1958年にクリックが提唱したこのセントラルグマにおいて、mRNAは単に遺伝情報の鋳型としてみなされてきました。しかしその後、mRNAが小さなRNA(small RNA)を生み出し、他のmRNAと塩基対を形...
キーワード:酸素濃度/遺伝情報/塩基配列/持続可能/持続可能な開発/機能性RNA/機能性/病原性/アルギニン/mRNA/解糖系/RNA/アミノ酸/サルモネラ/ファージ/マウス/マクロファージ/細菌感染/免疫細胞/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現/感染症/細菌
他の関係分野:環境学生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年9月14日
4
ストレスにさらされた昆虫個体の死に必要な遺伝子を発見
ストレスにさらされた昆虫の個体死を誘導するために必要な遺伝子およびシグナル経路を発見しました。許容範囲を超えるストレスにさらされるとこのシグナル経路が活性化し、神経細胞の死が促進されて最終的に昆虫を死に至らしめることが分かりました。 生物は、温度や紫外線、個体間相互作用などさまざまなストレスを受けながら生き延びています。許容範囲内のストレスであれば耐性を発揮することで生存できます。その一方で、許容レベルを超える過剰なストレス(致死ストレス)を受けた場合、個体は死に至りますが、そのようなストレス依存的な個体死の制御メカニズムは未解明のままでした。 本研究グループは、モデル...
キーワード:個体間相互作用/持続可能/紫外線/持続可能な開発/ダイナミクス/モデル生物/ショウジョウバエ/ストレス応答/タンパク質発現/細胞死/神経細胞/阻害剤/転写因子/ストレス/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:生物学工学総合生物
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発表日:2025年7月7日
5
濾胞性リンパ腫の微小環境における新たなT細胞を発見
発症率の高い血液がんである濾胞性リンパ腫において、新たな特徴を有するT細胞を複数同定しました。さらに、それらが腫瘍の進展を制御し、患者予後にも深く関与することが明らかとなりました。これにより、悪性リンパ腫の病態理解や臨床的マネジメントが向上することが期待されます。 濾胞性リンパ腫は発症率が高く、再発の多い悪性リンパ腫です。T細胞(リンパ球の一種)の病態への関与が示唆されていましたが、腫瘍性濾胞構造(がん細胞により形成された構造)に存在し、腫瘍細胞との関わりが深い濾胞T細胞の多様性や役割については明らかにされていませんでした。 本研究では、単一細胞レベルでの高解像度の遺伝...
キーワード:最適化/空間分布/持続可能/マネジメント/空間情報/持続可能な開発/一細胞/リンパ腫/生態系/悪性リンパ腫/遺伝子発現解析/発現解析/微小環境/リンパ球/T細胞/がん細胞/血液/細胞分化/分化誘導/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:情報学環境学工学総合生物農学
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発表日:2025年6月25日
6
自動実験ロボットの液体操作速度が酵母細胞に及ぼす影響を評価
生命科学分野ではロボットを用いた実験の自動化が進んでいます。本研究では、ロボットが液体を扱う際の流速が酵母細胞の生育と遺伝子発現に及ぼす影響を調べ、液体操作速度の違いは細胞に有意な影響を与えないことを見いだしました。このことは、より効率的な実験の自動化につながると期待されます。 細胞を扱う生命科学研究において、ロボットによる実験の自動化が進んでいます。しかしながら、例えば、液体を吸ったり吐いたりする際の流速(ピペッティング速度)など、ロボットの実験操作パラメーターの設定が、細胞に対してどのような影響を与えるかはよく分かっていませんでした。そこで本研究では、自動分注ロボットを用いて、...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/ロボット/自動化/RNA/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:工学
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発表日:2025年6月23日
7
左右の腎臓が互いに機能のバランスを調節するメカニズムを解明
左右の腎臓のうち片側だけに障害を誘導することのできる独自のマウスモデルを開発しました。これを用いて「左右の腎臓が機能的・構造的なバランスを保とうとする現象(腎カウンターバランス)」の分子メカニズムを初めて明らかにしました。 腎臓は左右一対の臓器であり、一方の腎機能が低下すると、他方が代償的に働きを高めることが知られており、このような左右間の動的なバランス調節は、「腎カウンターバランス」と呼ばれています。しかしながら、そのメカニズムは長年不明でした。 本研究では、マウスの糸球体足細胞(腎臓の糸球体表面の上皮細胞)に選択的な障害を与え、片側の腎臓のみに足細胞障害を誘導する2...
キーワード:複雑系/持続可能/持続可能な開発/ダイナミクス/血流/アンジオテンシンII/マウスモデル/糸球体/ホルモン/解剖学/アンジオテンシン/マウス/血液/上皮細胞/腎機能/腎臓/遺伝子/遺伝子発現/血圧
他の関係分野:数物系科学工学総合生物
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発表日:2025年5月20日
8
血管内皮細胞異常とマクロファージ集積が大動脈解離発症を引き起こす
家族性大動脈解離の症例において同定された新規遺伝子変異を導入した自然発症型大動脈解離マウスモデルを確立し、これを用いて、大動脈解離が発症するメカニズムを調べました。その結果、血管内皮細胞の異常とマクロファージ(免疫細胞)の集積が大動脈解離の発症を促進することを見いだしました。 大動脈解離は、大動脈の壁が突然裂けて血管が破綻するため、速やかな治療が必要となる重大な疾患です。特にマルファン症候群などの遺伝性結合組織疾患を持つ患者では、比較的若年で発症しやすく、予防や治療法の確立が求められています。しかし、発症の分子メカニズムは、いまだ十分に解明されていません。 本研究では、...
キーワード:塩基配列/結合組織/持続可能/持続可能な開発/ダイナミクス/マウスモデル/遺伝子発現解析/血管内皮/新規遺伝子/浸潤/大動脈解離/発現解析/大動脈/白血球/分子機構/ファージ/マウス/マクロファージ/血管内皮細胞/抗炎症/内皮細胞/免疫細胞/薬理学/遺伝子/遺伝子発現/遺伝子変異
他の関係分野:生物学工学
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発表日:2025年4月9日
9
貝殻をつくる細胞の発生運命は自律的に定まることを解明
 軟体動物の貝殻をつくる細胞の発生運命(将来どのような組織になるか)について、緻密な割球単離培養の技術と遺伝子発現解析により検証しました。その結果、巻貝の貝殻をつくる細胞の発生運命は、これまで考えられていたような他の細胞系列からの誘導によらずに定まることが分かりました。  軟体動物では、アサリのような二枚貝やカタツムリのような巻貝のよう...
キーワード:産学連携/軟体動物/カタツムリ/胚発生/持続可能/持続可能な開発/一細胞/アサリ/二枚貝/遺伝子発現解析/受精/受精卵/内胚葉/発現解析/トランスクリプトーム/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:複合領域数物系科学生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年3月11日
10
カシューナッツ副産物の脂質代謝調節作用を発見
カシューナッツの副産物である果肉と殻から抽出された成分に、脂質蓄積や脂肪新生を抑制する作用があることを見いだしました。また、この効果は、脂肪細胞の分化に関わる転写因子の下方制御によることが示唆されました。  肥満はさまざまな代謝性疾患の主要な危険因子であり、多くの場合、異所性脂肪蓄積(本来は蓄積しない臓器への脂肪蓄積)、炎症、インスリン抵抗性につながる白色脂肪組織(余分なエネルギーを脂肪として蓄積する細胞)の機能不全と過剰な脂肪形成をもたらします。一方、カシューナッツの世界的な生産量と消費量は年々増加し、廃棄される副産物(果肉や殻など)の有効活用が課題...
キーワード:産学連携/持続可能/持続可能な開発/機能性/抵抗性/脂肪細胞分化/合併症/脂肪組織/動物モデル/脂肪細胞/インスリン/細胞分化/転写因子/インスリン抵抗性/遺伝子/遺伝子発現/危険因子/脂質/脂質代謝
他の関係分野:複合領域工学農学