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研究分野:医歯薬学 に関係する研究一覧:85件
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発表日:2026年5月28日 この記事は2026年6月11日号以降に掲載されます。
1
日本近海における過去60年間の詳細な海況を再現
―海洋、気候、水産等幅広い分野への活用に期待―
この記事は2026年6月11日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月27日 この記事は2026年6月10日号以降に掲載されます。
2
海洋生態系鉄循環における動物プランクトンの役割
この記事は2026年6月10日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月21日
3
東アジア・北西太平洋域で初白亜紀末の小惑星衝突を示す「K/Pg境界層」の一部を北海道で発見
約6600万年前の白亜紀末、メキシコ・ユカタン半島近傍に小惑星が衝突し、巨大津波、広域におよぶ森林火災、急激な寒冷化が発生し、多くの生物が絶滅しました。この時代の境界は「白亜紀/古第三紀境界(K/Pg境界注1 )」と呼ばれています。東アジア・北西太平洋域は、衝突地点から最も遠い地域の一つであり、地球規模で起こった環境変動の影響を検証するうえで極めて重要な地域です。東北大学高嶋礼誌教授、東京大学黒田潤一郎教授、海洋研究開発機構物質地球科学研究部門鈴木勝彦らの研究グループは、従来K/Pg境界層とされ...
キーワード:地球科学/海洋/環境変動/オスミウム同位体/安定同位体/火山灰/古地磁気/地磁気/中性子/同位体/白亜紀/北西太平洋/小惑星/同位体比/年代測定/惑星/西太平洋/レニウム/イリジウム/境界層/津波/放射性同位体/森林火災/生態系/オスミウム
他の関係分野:環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年5月15日
4
8,000m級AUV「うらしま8000」からの音響通信によるソーナー画像のリアルタイム伝送に成功
―その場の観測データに基づいた、潜航中の柔軟なシナリオ変更が可能に―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 河村 知彦、以下「JAMSTEC」という。)技術研究開発部門では、「うらしま8000」の開発を進めてきました。この「うらしま8000」には、JAMSTECが独自に開発した高速音響通信/通信測位統合装置※4 によるソーナー画像の伝送機能を搭載しています。2025年11月6日から11月26日に実施した試験航海(日本海溝水深約7,000mの海域)では、サイドスキャンソーナーにより、海底の掘削孔に設置された孔口装置(数mサイズの金属製の構造物)や掘削孔の孔口を...
キーワード:位置情報/人工知能(AI)/システム開発/海洋/IODP/プレート境界/海洋観測/巨大地震/深海掘削/地球深部/南海トラフ/日本海溝/データ解析/温度計測/人口減少/東北地方太平洋沖地震/電池/AUV/シナリオ/計測システム/大地震/津波/電磁波/風力発電/分解能/洋上風力発電/マッピング/東北地方/トレーニング
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学工学農学
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発表日:2026年5月12日
5
常温の水中で尿素とリン酸から高エネルギーリン酸化合物を生成
―生命の起源に迫る新しいリン酸化経路を提示―
東京科学大学(Science Tokyo) 物質理工学院 応用化学系の富澤錦大学院生(博士後期課程3年)、未来社会創成研究院 地球生命研究所(ELSI)の中村龍平教授(兼 理化学研究所 環境資源科学研究センター チームディレクター)らの研究チームは、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の北台紀夫主任研究員、田川翔大朗ポストドクトラル研究員との共同研究で、常温・中性付近の穏やかな水溶液中でも尿素※1 を活性化させれば、高エネルギーリン酸の生成と核酸前駆体の...
キーワード:硝酸イオン/海洋/高エネルギー/水溶液/生命の起源/脱水反応/化学進化/アンモニア/前駆体/水環境/銅イオン/二酸化炭素/生体内/リン酸/再生産/微生物/アデノシン/組織化/ELSI/ATP/RNA/アミノ酸/ヌクレオシド/核酸塩基/酸化反応/生体分子
他の関係分野:環境学数物系科学化学工学総合生物農学
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発表日:2026年5月12日
6
能登半島沖で津波の原因となる大規模構造を発見
――令和6年能登半島地震(M7.6)の痕跡の可能性――
東京大学大気海洋研究所の朴進午准教授、海洋研究開発機構 地震火山研究部門の今井健太郎グルプリーダー、藤江剛センター長らの研究グループは、令和6年能登半島地震(M7.6)の発生域において、2024年3月に、学術研究船「白鳳丸」による緊急調査を実施し、高分解能の地震波探査※1 を行い、地震発生域の海底下に複数の断層や地層の変形が集中する「大規模変形帯」が広く分布していることを発見しました。さらに、この構造を取り入れた津波伝播シミュレーションにより、地震発生域に広く分布する大規模変形帯が津波発生に深く関与した可...
キーワード:活断層/海洋/火山観測/地殻構造/地震波/大規模構造/シミュレーション/弾性波/津波/分解能/高分解能
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学
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発表日:2026年4月23日
7
日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)の過去約60年間の変化を明らかに
―近年JPCZに伴う降雪量が増加―
気象庁気象研究所及び海洋研究開発機構の研究チームは、2010年以降、日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)※1 の発生数が増加しており、発生位置は1960年代に比べて北偏していたことを明らかにしました。また、JPCZに伴う降雪は北陸の内陸部や山岳域で増加、沿岸部で減少しており、この降雪分布の変化は地球温暖化の影響を受けている可能性があることがわかりました。冬季、日本海に発生するJPCZは、北陸地方や近畿地方北部、山陰地方の平野部に短時間の大雪を...
キーワード:データ統合/季節変化/海洋/地球温暖化/適応策/スケーリング/気候モデル/気候変動/気象学/水蒸気/朝鮮半島/地球温暖化対策/温暖化/将来予測
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年4月23日
8
【北極域研究】長期データが解き明かす北極圏の環境変化 永久凍土融解により河川水の風化由来イオン濃度が上昇
北極圏は世界で最も温暖化が著しい地域です。温暖化に伴う永久凍土の融解は、これまで凍結していた土壌鉱物類の露出を招き、化学的風化作用を促進します。その結果、新たに溶け出した風化由来イオン(Ca2+、Mg2+、SO42-)が河川へと流出します。本研究では、北東シベリアのコリマ川(流域面積は日本の国土の約1.7倍)において、1980年から2022年までの長期的な水質傾向とその変動メカニズムについて解析しました。 この川では過去43年間で風化由来イオンの濃度が有意に上昇していました。さらに、これらの濃度上...
キーワード:環境変化/極域/北極海/化学物質/海洋/異常気象/モニタリング/シベリア/土壌/温暖化/物質循環/Ca2+
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学
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発表日:2026年4月21日
9
温泉から自己複製する未知の環状RNAを発見
筑波大学生命環境系 浦山俊一教授と海洋研究開発機構生命地球科学研究部門 布浦拓郎上席研究員等の研究チームは、高温の温泉環境から、自己複製する未知の環状RNA※1 を発見しました。生物の多くはDNAを遺伝情報として持ちますが、RNAを遺伝情報として自己複製する因子も知られており、ウイルスやウイロイド(ウイルスよりも小さい感染性RNA分子)などがその例です。これらは生命の起源や進化を考える上でも重要な存在とされていますが、どのような環境にどのような種類の自己複製RNAが存在するのか、その全体像はよく...
キーワード:地球科学/海洋/微生物群集/生命の起源/遺伝情報/塩基配列/生物群集/高温環境/極限環境/RNA複製/食品産業/微生物/自己複製/RNA/高次構造/ウイルス/ゲノム
他の関係分野:環境学数物系科学生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年4月18日
10
海洋が大気中のCO2を吸収・固定する能力を解明
~深海へ沈む「マリンスノー」の特性と季節変動がカギ~
名古屋大学宇宙地球環境研究所の三野 義尚 助教らの研究グループは、海洋研究開発機構との共同研究により、海の中に沈む粒子の窒素同位体比※1 から海洋の基礎生産力※2 の時間変化を復元し、それを用いて生産された有機炭素がどの程度深海に運ばれるか(隔離効率)の季節変動を明らかにしました。海洋は大気中の二酸化炭素を吸収し、その一部を深海へ運ぶことで気候を安定化させていますが、その効率がどのように季節的に変化するのか...
キーワード:フラックス/海洋/食物連鎖/季節変動/同位体/北太平洋/化学組成/太陽/同位体比/光合成/太陽光/地球環境/シリカ/トラップ/栄養塩/炭酸カルシウム/二酸化炭素/二酸化炭素/有機物/生態系/プランクトン/植物プランクトン/カルシウム/凝集体
他の関係分野:環境学数物系科学生物学総合理工工学農学
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発表日:2026年4月9日
11
国際宇宙探査機群を用いて太陽放射線が太陽系を伝播する過程を解明
―宇宙天気予測の高度化へ前進―
図左:現象当時の両探査機(1,3番)の位置。太陽(図中心)を北から見ている。右上:ステレオの位置での太陽放射線の観測と数値シミュレーション。右下:データ同化で推定された平均自由行程の時系列。用語解説※1データ同化実際の観測データを用いて数値シミュレーションを修正することで、より正確な予測やパラメータ推定を行う技術。※2太陽風太陽から秒速数百Kmの速さで噴き出している、電荷を帯びた粒子の流れ。※3宇宙天気太陽活動に起因して地球周辺の宇宙環境が変動...
キーワード:先端技術/オーストリア/フラックス/極域/地球科学/影響評価/海洋/高エネルギー/高エネルギー粒子/数理科学/地球磁気圏/陽子/パラメータ推定/磁気圏/地球磁場/データ解析/宇宙科学/衛星/磁場/質量放出/数値シミュレーション/太陽/太陽活動/太陽系/太陽風/地球環境/シミュレーション/データ同化/航空機/深宇宙探査/人工衛星/放射線
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学
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発表日:2026年4月3日
12
小惑星ベヌー試料から核酸塩基と高濃度の尿素を検出
~小惑星環境での化学プロセスの絞り込みに成功~
北海道大学低温科学研究所、海洋研究開発機構、九州大学、東北大学が参画する国際研究グループは、アメリカNASA主導の小惑星探査計画「OSIRIS-REx」で炭素質B型小惑星(101955)ベヌー(Bennu)から持ち帰られた粒子から、地球生命に必須の核酸塩基全5種を含む、合計38種の窒素複素環化合物※1、及び高濃度の尿素※2 の検出に成功しました。小惑星サンプルリターン計画「OSIRIS-REx」では、炭素質...
キーワード:海洋/化学進化/小惑星/惑星/惑星探査/アンモニア/環状化合物/複素環化合物/グルコース/アミン/有機物/代謝産物/RNA/アミノ酸/核酸塩基/遺伝子
他の関係分野:環境学数物系科学化学生物学工学
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発表日:2026年4月1日
13
カニ殻副産物を利用して海洋生分解性プラスチックの寿命を調節することに成功
~プラスチック表面の微生物群を変化させ、海水中での分解速度を制御~
群馬大学大学院食健康科学研究科・大学院理工学府・食健康科学教育研究センター(GUCFW)と海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究グループは、水産加工で生じるカニ殻副産物を活用することで、海洋生分解性プラスチックであるポリ(3-ヒドロキシブタン酸ーcoー3-ヒドロキシ吉草酸)(PHBV)の海水中での分解速度を調節できることを明らかにしました。海洋プラスチックごみ問題は世界的な課題であり、その対策の一つとして、海洋環境中で微生物により分解される海洋生分解性プラスチックが注目されています。一方で、材料によっては、海中で十分に分解しないものもあれば、逆に分解が速すぎるため、使用中に必要な耐...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/微生物群集/フィルム/生分解性プラスチック/生物群集/アルカン/生分解/プラスチック/海洋環境/耐久性/生分解性/ポリヒドロキシアルカン酸/バイオマス/キチン/微生物/寿命
他の関係分野:複合領域環境学化学生物学工学農学
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発表日:2026年3月26日
14
アミノ酸からシアン化水素を生成
―メタンに依存しない生命起源のシナリオを提示―
東京科学大学、理化学研究所、海洋研究開発機構の共同研究チームは、アミノ酸からシアン化水素(HCN)を水中で直接つくる反応を見いだしました。1953年のユーリー・ミラー実験※1 は、メタンを含む大気に雷を模した放電を行うことでHCNが生じ、そこからアミノ酸や核酸※2 の材料となる分子ができる可能性を示し、生命起源研究の出発点となりました。しかし最近の研究では、初期地球の大気にはメタンが微量だった可能性が指摘されていま...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/水溶液/初期地球/化学進化/アンモニア/遺伝情報/マンガン/シナリオ/メタン/RNA/アミノ酸
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学生物学工学
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発表日:2026年3月17日
15
小惑星リュウグウ試料から5種すべての核酸塩基を発見
~炭素質小惑星にはDNA/RNAの素材が普遍的に存在~
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)海洋機能利用部門 生物地球化学センターの古賀 俊貴 ポストドクトラル研究員および高野 淑識 センター長・上席研究員/慶應義塾大学先端生命科学研究所(所長 荒川 和晴)・ 特任准教授、北海道大学低温科学研究所(所長 渡部 直樹)の大場 康弘 准教授、九州大学(総長 石橋 達朗)大学院理学研究院の奈良岡 浩 教授、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(代表取締役 大畑 恭宏)の共同研究グループは、小惑星リュウグウ試料中の核酸塩基について、高精度な解析評価を行いました。小惑星リュウグウ試料を...
キーワード:品質評価/技術戦略/生物地球化学/分析技術/海洋/海洋科学/物質科学/イオン化/リュウグウ/質量分析法/初期地球/地球化学/衛星/化学進化/小惑星/太陽/太陽系/惑星/隕石/アンモニア/キャピラリー電気泳動/遺伝情報/分子進化/質量分析/有機分子/生成機構/アミン/電気泳動/エタノール/はやぶさ2/室内実験/分解能/有機物/リン酸/ビタミン/高分解能/アデノシン/ATP/HPLC/RNA/アミノ酸/クロマトグラフィー/核酸塩基/高速液体クロマトグラフィー/重合反応/メタボローム/標準化
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学化学生物学総合理工工学農学
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発表日:2026年3月10日
16
日本の豊かな深海生物多様性が明らかに
―JAMSTECとOcean Censusの共同航海・ワークショップの成果―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和裕幸、以下「JAMSTEC」という。)はNippon Foundation-Nekton Ocean Census(英国、ディレクター Oliver Steeds、以下Ocean Census)と共同で、2025年6月4日から6月23日にかけて、深海潜水調査船支援母船「よこすか」および有人潜水調査船「しんかい6500」を用い、海洋生物多様性のベースラインデータを構築することを目的とした深海調査を実施しました。巨大地震が発生する可能性が高まっていると考えられている南海トラフと、未踏の海山が残されている伊豆-小笠原諸島海域の七曜海山列の海底に生息する...
キーワード:ワークショップ/技術戦略/海洋/海洋科学/プレート境界/ホットスポット/メタン湧水/巨大地震/地質学/南海トラフ/軟体動物/冷湧水/太陽/ヒトデ/光合成/深海底/生物群集/棘皮動物/太陽光/ハイドレート/マニピュレータ/メタン/メタンハイドレート/海洋環境/海洋探査/海洋保全/資源開発/大地震/南海トラフ地震/風力発電/有機物/洋上風力発電/海洋生物/生態系/甲殻類/節足動物/絶滅危惧種/生物多様性/二枚貝/微生物/ラット
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学総合理工工学農学
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発表日:2026年2月18日
17
遠くアラスカ・カナダの陸地からやってきた胞子が北極海上で雲の種として働く?
―電子顕微鏡によるエアロゾル粒子の詳細解析から―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和裕幸、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門の木名瀬健特任准研究員らは、国立極地研究所の當房豊准教授及び気象庁気象研究所の足立光司主任研究官と共同で、陸域生態系に由来する胞子が北極海上まで輸送され、気候変動に強く関係する氷晶核として働くことを明らかにしました(図1)。また、海上での輸送中に海塩粒子と混合することで、胞子の氷晶を作る能力(氷核活性※6...
キーワード:滞在時間/技術戦略/海氷/極域/極地/北極海/陸域生態系/影響評価/海洋/海洋科学/環境変動/混合状態/気候変動/化学組成/太陽/生殖/太陽光/過冷却/走査型電子顕微鏡/反射率/地球環境/シミュレータ/結晶化/数値モデル/電子顕微鏡/微粒子/有機物/光学顕微鏡/ベーリング海/表面構造/生態系/土壌/温暖化/生殖細胞
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2026年2月18日
18
大規模環境DNA調査から沿岸魚分布を決める要因を探る
―魚類相を形成する複雑な海流の働きが明らかに―
近年、人間活動や気候変動による魚類の分布の変化が報告されており、その現状把握や予測には分布に影響する要因を解明することが不可欠です。東北大学・海洋研究開発機構 変動海洋エコシステム高等研究所(WPI-AIMEC)の長田穣准教授らの共同研究グループは、日本全国528地点に及ぶ大規模な環境DNA調査を実施し、沿岸魚1,220種(現在論文で報告されている種の約44%)を検出しました。さらに、これらの魚類の分布を解析したところ、魚類の輸送・移動の制限・生息環境の提供といった様々な海流の働きが多くの魚類の分布に影響していることが明らかになりました。この成果は、日本の沿岸魚類の生物多様性に関する...
キーワード:技術戦略/人間活動/海洋/海洋科学/気候変動/生態系/海洋生態/海洋生態系/環境DNA/生物多様性/将来予測
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学農学
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発表日:2026年2月18日
19
四半世紀の観測でわかった冷たい北の海の変化
―カムチャツカ半島沖の海の酸性化や生物生産の推移―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門むつ研究所 海峡・沿岸環境変動研究グループの脇田 昌英 副主任研究員らの研究グループは、北太平洋西部亜寒帯域のカムチャツカ半島沖に位置する定点K2(北緯47度、東経160度)において、1999~2023年の25年間にわたって、海洋地球研究船「みらい」などで得られた生物地球化学観測データを解析しました。その結果、本海域では海洋酸性化が着実に進行していることに加え、生物生産の長期的な変化が明らかにされました。衛星および船舶観測データから、定点K2での海面水温は、年0.056℃の割合で上昇し...
キーワード:環境変化/技術戦略/フラックス/海洋酸性化/極域/生物地球化学/長期変動/定量的評価/分析技術/人間活動/影響評価/海洋/海洋科学/環境変動/地球温暖化/エルニーニョ/カルサイト/ブルーム/海面水温/海洋観測/気候変動/季節変動/深層水/地球化学/放射光/北太平洋/データ解析/衛星/衛星観測/太陽/ケイ素/クロロフィル/ホウ酸/光合成/生物群集/光環境/太陽光/経年変化/沿岸環境/地球環境/X線CT/ナノメートル/マイクロ/栄養塩/海洋環境/数値モデル/生産性/炭酸カルシウム/電解質/二酸化炭素/二酸化炭素/有機物/カルシウムイオン/リン酸/生態系/群集構造/アラゴナイト/プランクトン/衛星データ/温暖化/海洋生態/海洋生態系/植物プランクトン/生物生産/石灰化/カルシウム
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学生物学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2026年2月12日
20
黒スケ・白スケだけじゃない! 8地点のスケーリーフットで解き明かす、深海熱水域をつなぐ「海流」と隔てる「断層」
―集団ゲノム解析によるインド洋熱水域群集の分散史解明と保全優先域への示唆―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)超先鋭研究開発部門超先鋭研究開発プログラムのChong CHEN主任研究員、高井 研プログラム長を含む国際共同研究グループはインド洋の深海熱水噴出域に生息する鱗を持つ巻貝「スケーリーフット」を対象に、8つの熱水域間の遺伝的連結性を、現在から過去にさかのぼって再構築しました。スケーリーフットは食道腺の細胞内に化学合成細菌を共生させて栄養を得て、さらにはその硫黄代謝物を鱗に排出して解毒する唯一無二の生存戦略を持つ生物として知られています(...
キーワード:主成分分析/技術戦略/突然変異/自然保護/影響評価/海洋/海洋科学/環境影響/環境影響評価/深海環境/生態系保全/トランスフォーム断層/プレート境界/海洋物理/海洋物理学/地球内部/中央海嶺/熱水活動/背弧海盆/太陽/個体群/光合成/種分化/深海底/生存戦略/生物地理/太陽光/高速道路/シミュレーション/海底鉱物資源/資源開発/熱水鉱床/物理モデル/海洋生物/生態系/遺伝子流動/絶滅危惧種/遺伝的多様性/集団構造/生物多様性/粒子追跡/遺伝子解析/水素ガス/ゲノム解析/代謝物/硫化水素/ゲノム/遺伝学/遺伝子/一塩基多型/細菌
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学生物学総合理工工学農学
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発表日:2026年2月6日
21
青森県東方沖の地震に伴う調査航海の実施について(速報)
国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下「JAMSTEC」)及び国立大学法人東北大学(以下「東北大学」)は、令和8年2月3日付プレスリリース「青森県東方沖の地震に伴う調査航海の実施について」でお知らせしたように、令和8年2月4日より東北海洋生態系調査研究船「新青丸」による調査航海を行っていましたが、調査海域周辺に海上暴風警報が発令されたため、安全確保が困難と判断し、本調査航海を中止とし、JAMSTEC横須賀本部に帰港いたします。代替となる調査航海の実施は現時点では未定です。(参考)青森県東方沖の地震に伴う調査航海の実施について...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/生態系/海洋生態/海洋生態系/調査研究
他の関係分野:複合領域環境学農学
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発表日:2026年2月3日
22
青森県東方沖の地震に伴う調査航海の実施について
国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下「JAMSTEC」)及び国立大学法人東北大学(以下「東北大学」)は、令和7年12月8日に発生した青森県東方沖の地震(マグニチュード7.5)を踏まえ、令和8年2月4日よりJAMSTECが所有する東北海洋生態系調査研究船「新青丸」(写真1)を用いた調査航海を行いますのでお知らせいたします。今回の地震は日本海溝・千島海溝において巨大地震が想定されている領域内で発生しました。これを受け、令和7年12月9日午前2時には「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が初めて発表されました。また、地震調査...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/GNSS/プレート境界/巨大地震/地殻変動/日本海溝/余効変動/衛星/モニタリング/大地震/津波/生態系/海洋生態/海洋生態系/調査研究
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学
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発表日:2026年2月3日
23
南鳥島EEZ海域でのレアアース泥採鉱システム接続試験の状況について(速報)
南鳥島周辺海域におけるレアアース泥採鉱システム接続試験について、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の地球深部探査船「ちきゅう」が1月17日(土)に現場海域に到着しました。その後、1月30日(金)より最初のレアアース泥回収作業を開始し、2月1日(日)未明に最初のレアアース泥が船上に揚泥されたことを確認しました。現在、継続して回収作業を実施しており、本日までに同作業が終了する予定です。 なお、清水港には2月15日(日)に帰港する見込みです。お問い合わせ先国立研究開発法人海洋研究開発機構(報道担当)海洋科学技術戦略部 報道室...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/地球深部/レアアース/ラット
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発表日:2026年1月23日
24
サンゴに取り込まれたマイクロプラスチックの可視化手法を確立
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸)海洋生物環境影響研究センターの髙橋 朋子研究員らは、英国サウサンプトン大学と共同で、サンゴの体内に取り込まれたマイクロプラスチックを、取り込まれたそのままの状態で迅速に可視化することに成功しました。サンゴは、“年輪”のような成長層を伴い骨格を成長させます。そのため、マイクロプラスチックが骨格に取り込まれていると、その位置からいつごろ取り込まれたかが推定でき、汚染の変遷をたどることができます。実験室では、色をつけるなど特徴のあるプラスチックを用いることで実験ができますが、環境中に流出しているプラスチックは必ずしも特徴があるとは限らず、分析に...
キーワード:環境変化/技術戦略/マイクロプラスチック/影響評価/海洋/海洋科学/環境影響/コヒーレント/ラマン散乱/ラマン分光分析/赤外分光/ラマン/赤外分光法/ポリエチレン/光吸収/赤外光/分子振動/空間情報/地球環境/FT-IR/フーリエ変換/プラスチック/マイクロ/レーザー/海洋環境/分解能/分光分析/エチレン/海洋生物/生態系/サンゴ礁/海洋生態/海洋生態系/空間分解能/ラマン分光/ラマン分光法/ストレス
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学総合理工工学農学
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発表日:2025年12月24日
25
北限域のニホンウナギ、生息の鍵は「夏の水温」
~北海道南部105河川の調査から見えたウナギの分布を決める流域特性~
北海道大学、東京大学、海洋研究開発機構による研究グループは、北限域のニホンウナギ(Anguilla japonica)がどのような河川にいるのかを明らかにしました。北海道南部105河川で黄ウナギ※1 (以下、「ウナギ」)の生息状況を調査し、52河川で計222個体を確認しました(図)。調査の結果、ウナギが多く確認される川がある一方で、まったく確認されない川もあること、さらにこれらの生息状況が地域的なまとまりをもって現れることが分か...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/農地/土地利用/ウナギ/ニホンウナギ/成長期
他の関係分野:複合領域環境学農学
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発表日:2025年12月24日
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南鳥島EEZ海域でのレアアース泥採鉱システム接続試験の実施について
内閣府・戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の14課題の一つである「海洋安全保障プラットフォームの構築」(プログラムディレクター 石井正一、以下「SIP海洋」)では、海底鉱物資源として注目されるレアアース泥(ハイテク製品に欠かせないレアアースを高濃度に含む堆積物)の探査、採鉱、製錬等の実証に取り組んでいる。日本の最東端に位置する南鳥島周辺の排他的経済水域(EEZ)の海底下にはレアアース元素の含有量が特に高いレアアース泥が存在している(図1)。今般、SIP海洋では、令和8年1月11日から2月14日の予定で南...
キーワード:サプライチェーン/先端技術/技術戦略/海洋/海洋科学/環境モニタリング/海底堆積物/堆積物/地球深部/観測装置/光合成/モニタリング/レアアース/遠隔操作/海底鉱物資源/海洋環境/資源開発/天然ガス/水循環/環境DNA/ラット/調査研究
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2025年12月23日
27
湖底に眠る宿場町を地球科学的手法で3D復元
―1888年磐梯山噴火で沈んだ「桧原宿」を科学が甦らせる―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)高知コア研究所の谷川 亘研究員らの研究チームは、福島県耶麻郡北塩原村の桧原湖に沈む自然災害遺跡である旧桧原宿跡(会津・米沢街道の宿場町)の湖底地形を、高分解能マルチビーム音響測深機を用いて詳細に計測し、水没した町並みを3次元的に復元することに成功しました。本研究は、明治21年の磐梯山噴火で形成された桧原湖の湖底に残る町の構造を、非破壊的な地球科学的手法で明らかにした初の事例です。本研究はJSPS科研費22H00028と京都大学防災研究所共同研究 2021K-07 の助成を受けたものです。...
キーワード:3次元復元/技術戦略/地球科学/火山災害/海洋/海洋科学/湖沼/自然災害/江戸時代/堆積物/地質学/南海トラフ/発掘調査/防災計画/南海トラフ地震/分解能/土地利用計画/農地/水資源/土石流/土地利用/灌漑/層構造/高分解能
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発表日:2025年12月20日
28
ミトコンドリアゲノム解析で発見された“隠れた種多様性”
―小笠原諸島のリクヒモムシ、広域分布種とは異なる系統を確認―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長:大和裕幸、以下「JAMSTEC」)地球環境部門 海洋生物環境影響研究センターの波々伯部夏美研究員、昭和医科大学 富士山麓自然・生物研究所の蛭田眞平准教授、東京大学大学院理学系研究科の澤田直人特任研究員、北海道大学大学院 理学研究院の柁原宏教授らの研究チームは、国内に分布するリクヒモムシの正体を明らかにするために形態比較とミトコンドリアゲノムに基づく分子系統解析※4 を行いました。これまで小笠原諸島のリクヒモムシは、パラオからの...
キーワード:フィールド調査/技術戦略/自然保護/海洋/海洋科学/環境影響/生態系保全/南西諸島/気候変動/パラオ/系統樹/個体群/種多様性/分子系統解析/分子系統学/脊椎動物/分子系統/地球環境/モニタリング/ミトコンドリアゲノム/rRNA/ゲノム配列/海洋生物/生態系/系統解析/節足動物/無脊椎動物/生態学/生物多様性/次世代シークエンサー/ゲノム解析/脊椎/ミトコンドリア/ゲノム/遺伝子
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発表日:2025年12月16日
29
原始地球を模擬した実験でRNAを構築する一連の化学反応を実現
―ホウ酸と脱水リン酸が豊富な海岸で原始RNAが誕生か―
RNAはDNAを基にタンパク質を作り出す際に遺伝情報を伝える分子ですが、最初の生命ではDNAとタンパク質の両方の役割を果たし生命誕生に不可欠な分子であったと考えられています。しかし、RNAの材料分子からRNAを構築する化学反応がどこでどのように起こったのかは明らかになっていませんでした。東北大学大学院理学研究科の平川祐太 大学院生(研究当時、現・海洋研究開発機構ポストドクトラル研究員)、米国応用分子財団のSteven A. Benner博士、東北大学大学院理学研究科の古川善博 准教授らは、RNAの構成要素であるリボースと核酸塩基をホウ酸、アミドリン酸、火山ガラスの存在下で反応させると...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/化学進化/アミド/オリゴヌクレオチド/ホウ酸/遺伝情報/リン酸/RNA/核酸塩基
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発表日:2025年12月13日
30
2024年能登半島地震の約3時間後より発生した南海トラフのスロー地震活動を分布型音響センシング(DAS)によって観測
巨大地震が発生する南海トラフの沈み込み帯では、通常の地震のほかに、スロー地震※1 通常の地震よりもゆっくりとした断層すべり現象が起こっています。スロー地震は、巨大地震との関連も示唆されている現象で、その活動の実態や発生メカニズムを明らかにすることは重要です。スロー地震は、離れたところで発生した大地震による応力変化の影響を受けて活発化することが知られており、このような誘発現象の知見は、スロー地震の発生メカニズムを考えるうえで鍵となる示唆を与えます。南海トラフに面した室戸岬の沖合では、海底ケーブルに...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/スロースリップ/フィリピン海/フィリピン海プレート/海底ケーブル/海底地震観測/海底地震計/巨大地震/地震活動/地震計/沈み込み/沈み込み帯/低周波地震/南海トラフ/ファイバー/ケーブル/スロー地震/センシング/モニタリング/レーザー/光ファイバー/大地震/地震観測/ユーラシア/フィリピン
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発表日:2025年12月13日
31
地球深部探査船「ちきゅう」による国際海洋科学掘削計画(IODP³)第503次研究航海「日本海溝プレート境界浅部すべりの履歴」の終了について
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸)は、地球深部探査船「ちきゅう」※1 による国際海洋科学掘削計画(IODP³: International Ocean Drilling Programme)※2 の航海として実施していた、IODP³第503次研究航海「日本海溝プレート境界浅部すべり...
キーワード:フレームワーク/技術戦略/海洋/海洋科学/環境変動/IODP/プレート境界/巨大地震/堆積物/地球深部/地球内部/地球内部構造/内部構造/日本海溝/深海底/地球環境/間隙水/大地震/地球環境変動/物質循環/ラット
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発表日:2025年12月3日
32
小惑星べヌーの砂に生命を構成する「糖」が存在
−アミノ酸、核酸塩基に並ぶ主要な生命材料分子を検出−
小惑星のカケラである隕石からは、生命の材料分子であるアミノ酸、核酸塩基、糖が検出されています。このことから、隕石によって宇宙から地球にもたらされた分子が、生命の材料として使われたという仮説が提案されています。日米の小惑星サンプルリターン計画「はやぶさ2」と「OSIRIS-REx(オサイリスレックス)※1」では、地球物質の混入がない小惑星試料から、核酸(DNAとRNA)の構成分子である核酸塩基とリン酸、タンパク質の構成分子であるアミノ酸の存在を明らかにし、隕石による生命材料分子の供給を裏付けました。しかし、...
キーワード:技術戦略/生物地球化学/海洋/海洋科学/地球化学/地質学/化学進化/小惑星/惑星/惑星科学/隕石/グルコース/はやぶさ2/リン酸/SPECT/RNA/アミノ酸/核酸塩基
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発表日:2025年11月27日
33
極小微生物のタンパク質生産装置は常識外れの組立て方
―リボソーム生合成の進化的多様性を解明―
理化学研究所(理研)開拓研究所の鈴木志野主任研究員、網藏和晃研究員、理研生命機能科学研究センターの清水義宏チームディレクター、海洋研究開発機構超先鋭研究開発部門の石井俊一主任研究員(理研開拓研究所客員研究員)の共同研究グループは、極小細胞群として知られるCPRバクテリアにおいて、細胞内でタンパク質合成を担うリボソームの「組み立て(生合成)」に必須とされてきた複数の遺伝子が、多様な組み合わせで欠失し得ることを、3万種以上の高品質ゲノム情報の解析から発見しました。共同研究グループは、新たに構築したCPRバクテリアの完全長ゲノムのデータを含む高品質なゲノム情報から、リボソーム生合成過程の多...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/バクテリア/タンパク質合成/共進化/リボソーム/機能性/生合成/微生物/ゲノム情報/ゲノム/遺伝子/細菌
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発表日:2025年11月25日
34
地球深部探査船「ちきゅう」による国際海洋科学掘削計画(IODP³)第502次研究航海「東北沖プチスポット探査」の終了について
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸)は、地球深部探査船「ちきゅう」※1 による国際海洋科学掘削計画(IODP³: International Ocean Drilling Programme)※2 の航海として実施していた、IODP³第502次研究航海「東北沖プチスポット探査(T-Peti...
キーワード:フレームワーク/技術戦略/海洋/海洋科学/環境変動/TPC/IODP/火山活動/太平洋プレート/堆積物/地球深部/地球内部/地球内部構造/沈み込み/沈み込み帯/内部構造/日本海溝/深海底/地球環境/地球環境変動/物質循環/ラット
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2025年11月1日
35
深海インスパイアード化学が切り拓くナノ乳化の新時代
―MAGIQ法でエステル油をナノ乳化、化粧品への応用に道―
深海の極限環境に学んだ新技術が、植物由来界面活性剤を活かしたナノ乳化という新たな選択肢を提示し、化粧品素材の製剤化に革新をもたらします。国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)海洋機能利用部門 生命理工学センターの出口 茂センター長は、ポーラ化成工業株式会社(代表取締役社長 片桐 崇行)、国立大学法人京都大学(総長 湊 長博)大学院工学研究科の古賀 毅 教授と共同で、深海熱水噴出孔に着想を得たナノ乳化技術「MAGIQ(Monodisperse nanodroplet generation in quenched hydrothermal solu...
キーワード:オープンアクセス/技術戦略/海洋/海洋科学/深海環境/臨界点/高温高圧/環境調和/自己組織/エステル/ポリエステル/高分子/耐熱性/物理化学/エマルション/ケミカルリサイクル/加水分解/水分解/カーボンニュートラル/ボトムアップ/持続可能/高温環境/水環境/カーボン/シミュレーション/ナノサイズ/ナノメートル/ナノ材料/プラスチック/リサイクル/界面活性剤/資源開発/資源循環/超臨界/超臨界水/熱分解/極限環境/機能性/技術革新/セルラーゼ/有機酸/炭化水素/微生物/組織化
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発表日:2025年10月30日
36
地球深部探査船「ちきゅう」による国際海洋科学掘削計画(IODP³)第502E次研究航海「日本海溝JTRACK観測孔への再訪:長期温度モニタリングシステムの回収と再設置」の終了について
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸)は、地球深部探査船「ちきゅう」※1 による国際海洋科学掘削計画(IODP³: International Ocean Drilling Programme)※2 の最初の航海として実施していた、IODP³第502E次研究航海「日本海溝...
キーワード:フレームワーク/モニタリングシステム/技術戦略/海洋/海洋科学/環境変動/IODP/巨大地震/地球深部/地球内部/地球内部構造/地震活動/内部構造/日本海溝/深海底/温度計測/地球環境/東北地方太平洋沖地震/センサー/モニタリング/計測システム/大地震/津波/地球環境変動/東北地方/ラット
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2025年10月20日
37
地球深部探査船「ちきゅう」による国際海洋科学掘削計画(IODP³)
第502E/502/503次研究航海の実施について
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸)は、国際海洋科学掘削計画(IODP³: International Ocean Drilling Programme)※1 の一環として、地球深部探査船「ちきゅう」※2 による以下の3つの航海を実施します。・第502E次研究航海「日本海溝JT...
キーワード:フレームワーク/モニタリングシステム/技術戦略/オーストリア/地球科学/海洋/海洋科学/環境変動/情報発信/TPC/IODP/プレート境界/マグマ/火山活動/火山岩/巨大地震/太平洋プレート/堆積物/地球深部/地球内部/地球内部構造/地震活動/沈み込み/沈み込み帯/内部構造/日本海溝/深海底/温度計測/地球環境/東北地方太平洋沖地震/センサー/モニタリング/計測システム/大地震/津波/地球環境変動/東北地方/物質循環/ラット
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2025年10月20日
38
海洋研究開発機構(JAMSTEC)と欧州海洋研究掘削コンソーシアム(ECORD)による国際海洋科学掘削計画(IODP3)の覚書締結及びIODP3-NSF第501次研究航海の終了について
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸)は、2025年4月より開始した国際海洋科学掘削計画(IODP3: International Ocean Drilling Programme)(※1) への参加について、欧州海洋研究掘削コンソーシアム(ECORD: European Consortium for Ocean Research Drilling)(※2)との覚書を締結しました。本覚書には、地球深部探査船「ちき...
キーワード:フレームワーク/技術戦略/地球科学/海洋/海洋科学/環境変動/IODP/海水準変動/気候変動/古生物学/深海掘削/地球深部/地球内部/地球内部構造/地質学/内部構造/データ解析/化学組成/深海底/地球環境/センサー/栄養塩/透水性/地球環境変動/微生物/ラット
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2025年10月1日
39
糸魚川―静岡構造線の深部から水素依存型の地下生命圏を発見
〜 プレート境界の水素で探る水・岩石・微生物生態系の相互作用 〜
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸)海洋機能利用部門 生物地球化学センターの高野 淑識 センター長と国立大学法人東京大学(総長 藤井 輝夫)大学院理学系研究科地球惑星科学専攻の西村 大樹 研究生(当時:現在、理化学研究所)および同専攻の高橋 嘉夫 教授、国立大学法人信州大学(学長 中村 宗一郎)理学部の浦井 暖史 助教は、国立大学法人東京大学 大気海洋研究所の横山 祐典 教授らと共同で、長野県諏訪盆地から地下水試料を取得し、地球化学及び微生物学的な分析から、地下微生物生態系の組成と分布、そして地下10 – 1,000 mまでに拡がる地下深部の物質循環を明らかにしました。...
キーワード:技術戦略/生物地球化学/安定同位体比/温室効果ガス/海洋/海洋科学/湖沼/微生物群集/バクテリア/プレート境界/ホットスポット/安定同位体/温室効果/炭素同位体/炭素同位体比/地球システム/地球化学/地質学/中央構造線/同位体/微量元素/宇宙線/同位体比/放射性炭素/惑星/惑星科学/物理化学/アーキア/生物群集/微生物群集構造/メタン/化学分析/同位体分析/熱分解/放射性核種/有機物/微生物学/ユーラシア/生態系/トレーサ/群集構造/水循環/土壌/微生物生態/安定同位体比分析/微生物/物質循環/ゲノム情報/水素ガス/蛍光顕微鏡/酸化反応/ゲノム/細菌
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発表日:2025年9月25日
40
「最も深い海洋科学掘削:Deepest scientific ocean drilling」ギネス世界記録™認定について
「ちきゅう」で達成した総ドリルパイプ長7,906mが、「最も深い海洋科学掘削」としてギネス世界記録™(以下、ギネス世界記録)に認定されました。
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸)(以下、「海洋研究開発機構」)は地球深部探査船「ちきゅう」を用いた国際深海科学掘削計画(IODP: International Ocean Discovery Program)※1 のIODP第405次研究航海「日本海溝巨大地震・津波発生過程の時空間変化の追跡(JTRACK: Tracking Tsunamigenic Slip Across the Japan Trench)」...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/環境変動/IODP/マントル/巨大地震/地球深部/地球内部/地球内部構造/内部構造/日本海溝/深海底/地球環境/センサー/大地震/津波/地球環境変動/ラット
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2025年9月21日
41
南海トラフ地震発生帯における微小な海底沈降の検出
-将来的なリアルタイム地殻変動観測データの取得へ向けて-
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)海域地震火山部門の町田副主任研究員らは、南海トラフ地震発生帯に設置されたDONET海底水圧計の現場校正作業を繰り返し行い、これまで大きな課題であった海底水圧計のセンサドリフトを推定しました。その結果、津波・地震を監視するためのDONET水圧計の長期水圧計記録からセンサドリフト成分を除去し、南海トラフ地震発生帯における年間1.5〜2.5cm程度の海底面の沈降を明らかにしました。本研究は、大規模なプレート境界地震が発生する地域で、海洋プレートの沈み込みに伴い陸側プレートの海底面が時間とともに沈降する現...
キーワード:地震津波/防災対策/技術戦略/海洋/海洋科学/南海トラフ巨大地震/GNSS/フィリピン海/フィリピン海プレート/プレート境界/海底観測/巨大地震/広帯域/広帯域地震計/地殻変動/地震学/地震計/地震発生帯/沈み込み/低周波地震/南海トラフ/力計測/ひずみ/リスク評価/レーザー/数値モデル/大地震/地震動/津波/南海トラフ地震/トレーサ/フィリピン/カップリング
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発表日:2025年9月18日
42
未来の海では貝が育たない?
―酸性化が進んだ"海の脅威"を数値化し、貝類幼生への影響を予測―
地球温暖化と並行して進行する「海洋酸性化」は、海の生態系に深刻な影響を及ぼすことが懸念されています。海洋酸性化は海水のpHの低下だけでなく、「アラゴナイト飽和度(Ωaragonaite [オメガ])※3、※4)」の低下を引き起こします。アラゴナイトは炭酸カルシウムの結晶のひとつで、「アラゴナイト飽和度」の値が1以上の時はアラゴナイトが過飽和の状態、1未満の時は未飽和の状態を示し、生物がアラゴナイトの殻や骨格をどのく...
キーワード:環境変化/季節変化/技術戦略/海洋酸性化/分析技術/影響評価/海洋/海洋科学/環境影響/食物連鎖/生態系保全/地球温暖化/カルサイト/海洋観測/個体群/初期発生/走査型電子顕微鏡/形態解析/水環境/地球環境/X線CT/ナノメートル/マイクロ/モニタリング/海洋環境/海洋保全/炭酸カルシウム/電子ビーム/電子顕微鏡/二酸化炭素/二酸化炭素/カルシウムイオン/光学顕微鏡/SEM/キチン合成酵素/結晶構造/表面構造/海洋生物/生態系/アラゴナイト/キチン/プランクトン/温暖化/海洋生態/海洋生態系/生物資源/動物プランクトン/二枚貝/Ca2+/in situハイブリダイゼーション/遺伝子発現解析/受精/受精卵/発現解析/将来予測/骨密度/石灰化/カルシウム/ハイブリダイゼーション/構造変化/遺伝子/遺伝子発現/感染症/食生活
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発表日:2025年9月11日
43
気候変動下で利根川からサケが消えたのはなぜか?
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)付加価値情報創生部門アプリケーションラボのYu-Lin Chang (ユリン チャン)副主任研究員は、水産研究・教育機構水産資源研究所の本多 健太郎グループ長、東京大学大気海洋研究所の森田 健太郎教授とともに海洋の再解析データと20年間(2001~2020年)に及ぶサケ稚魚に見立てた粒子の追跡シミュレーションを行うことによって、利根川サケの近年の個体数減少の要因を調べました。シミュレーションの結果、遊泳戦略の違いや致死水温の限界値の追加に関わらず、近年の個体数減少を再現するシナリオは存在しませんで...
キーワード:相関係数/技術戦略/海洋/海洋科学/気候変動/黒潮続流/北太平洋/数値シミュレーション/個体群/シナリオ/シミュレーション/シミュレータ/沿岸域/海洋生物/水資源/サケ/プランクトン/親潮/動物プランクトン/粒子追跡/標準化
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発表日:2025年9月11日
44
小惑星リュウグウの岩石は氷を十億年も持っていた!
――地球の材料天体に従来見積もりの2〜3倍の水があった可能性――
東京大学、海洋研究開発機構、量子科学技術研究開発機構、東京科学大学、国立極地研究所、北海道大学による研究グループは、炭素質小惑星が10億年以上も氷を保持していた証拠を、リュウグウ岩石試料に発見しました。炭素質小惑星は、45.6億年前に太陽系の外側で氷、有機物、鉱物の塵が集積することで誕生し、その一部が後に太陽系の内側に移動して地球に水や炭素などの揮発性物質をもたらしたと考えられています。これまでの研究により、炭素質小惑星の誕生から数百万年の間に、氷が溶けてできた水が岩石と反応し、含水鉱物※1 が...
キーワード:技術戦略/極地/海洋/海洋科学/陽子/リュウグウ/安定同位体/含水鉱物/中性子/天体衝突/同位体/小惑星/太陽/太陽系/惑星/はやぶさ2/有機物/放射性同位体/結晶構造/放射線
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発表日:2025年9月10日
45
深海へのCO2輸送の陰の立役者「フェオダリア」の炭素輸送量を世界で初めて定量化
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和裕幸、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門 海洋生物環境影響研究センター 海洋プラスチック動態研究グループの池上隆仁副主任研究員らは、超高感度の微量元素分析技術を用いることで、これまで測定が困難であった1㎜未満のフェオダリア(単細胞動物プランクトンの1グループ)の炭素がどの程度深海に運ばれているのかを世界で初めて定量的に明らかにしました。(図1)。大気中のCO2の一部は、海洋表層に生息する植物プランクトンの光合成により有...
キーワード:環境変化/技術戦略/珪藻/分析技術/海洋/海洋科学/環境影響/食物連鎖/炭素収支/バクテリア/季節変動/元素分析/微量元素/微量元素分析/北太平洋/数値シミュレーション/ケイ素/光合成/深海底/地球環境/シミュレーション/トラップ/プラスチック/生態系モデル/炭酸カルシウム/二酸化炭素/微量分析/有機物/海洋生物/生態系/CO2濃度/プランクトン/海洋生態/海洋生態系/植物プランクトン/動物プランクトン/カルシウム/凝集体
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発表日:2025年9月7日
46
海洋細菌の新たな光エネルギー獲得戦略
――ロドプシンの集光アンテナと光サイクル加速色素の発見――
東京大学、理化学研究所、海洋研究開発機構、変動海洋エコシステム高等研究所による研究グループは、生産開発科学研究所、東京農業大学と共同で微生物型ロドプシン※1 の新たな光利用効率化システムを報告しました。近年、植物などの光合成生物とは異なり、ロドプシンという光受容タンパク質を用いて光エネルギーを化学エネルギーに変換する微生物が数多く存在することが分かってきました。本研究グループは、海洋に最も多く存在し、光によって水素イオン(H+)を輸送するロドプシン(プロテオロドプシン)が、...
キーワード:アンテナ/技術戦略/光エネルギー/海洋/海洋科学/レチナール/光合成/光受容/光受容タンパク質/環境適応/光環境/光センシング/塩化物イオン/イオン輸送/センシング/古細菌/海洋細菌/カロテノイド/微生物/ロドプシン/構造変化/立体構造/ウイルス/遺伝子/細菌
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発表日:2025年8月24日
47
海氷融解時期の違いが植物プランクトンに影響を及ぼす
~秋季太平洋側北極海の海氷変動がマイクロプランクトン群集を変えることを解明~
北海道大学大学院水産科学院修士課程の角谷皓平氏 (研究当時)、同修士課程の住吉 大氏、同大学大学院水産科学研究院の松野孝平助教、国立極地研究所の佐藤和敏助教、海洋研究開発機構の村田昌彦上席研究員(シニア)、西野茂人主任研究員らの研究グループは、秋季太平洋側北極海における海氷変動がマイクロプランクトン(20-200 µmの植物プランクトンと小型動物プランクトンの総称)の中でも特に植物プランクトン種組成に影響を与えることを解明しました。太平洋側北極海では、ここ数十年で急速な海氷減少が確認されています。しかしながら、この海氷減少がマイクロプランクトン群集に及ぼす影響については、十分な知見が...
キーワード:技術戦略/海氷/極地/珪藻/北極海/海洋/海洋科学/マイクロ/海洋環境/生態系/プランクトン/海洋生態/海洋生態系/植物プランクトン/動物プランクトン/将来予測
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発表日:2025年8月21日
48
北極海で起こる温暖化と海洋酸性化が生態系のバランスに強く影響
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門 地球表層システム研究センターの杉江恒二 副主任研究員、University of StrathclydeのBingzhang Chen上級講師、JAMSTEC地球環境部門 北極環境変動総合研究センターの西野茂人 主任研究員および北海道大学大学院水産科学研究院の平譯亨 准教授(当時、現:情報システム研究機構 国立極地研究所教授)との共同研究により、環境変化に対する北極海のプランクトン群集の影響を調べました。2017年の海洋地球研究船「みらい」および2018年の北海道大学練習船「おしょろ...
キーワード:情報システム/環境変化/技術戦略/海氷/海洋酸性化/極域/極地/北極海/影響評価/海洋/海洋科学/環境影響/環境影響評価/環境変動/地球温暖化/複雑系/海面水温/地球環境/シミュレーション/室内実験/二酸化炭素/二酸化炭素/高CO2/生態系/CO2濃度/プランクトン/温暖化/海洋生態/海洋生態系/植物プランクトン/動物プランクトン/環境要因/将来予測/細胞分裂
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発表日:2025年8月9日
49
物理法則を学習したAIにより南海トラフ域の複雑地下構造を反映した震源位置推定を手軽に
―震源位置推定ツール「HypoNet Nankai」の開発と公開―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)海域地震火山部門の縣亮一郎研究員らは、地震波到達に関する物理法則と複雑な地下構造を学習したAIを活用し、南海トラフ域向けの手軽で正確度の高い震源位置推定ツール「HypoNet Nankai」を開発・公開しました。南海トラフ域の地震研究において、正確な震源位置の把握は地震現象の理解と地震活動推移の予測の鍵となります。従来、複雑な三次元地下構造を考慮した正確な震源位置の把握には多大な労力と計算コストが必要なために容易に扱うことが困難で、現在でも多くの研究者は手軽に扱える単純化された地下構造に基づく推定...
キーワード:AI/スーパーコンピュータ/位置推定/計算モデル/深層学習/人工知能(AI)/学習プロセス/技術戦略/海洋/海洋科学/地下構造/波動方程式/プレート境界/巨大地震/地震学/地震活動/地震計/地震現象/地震波/地震波速度/地震波伝播/地震発生帯/沈み込み/沈み込み帯/南海トラフ/データ解析/構造モデル/シミュレータ/スロー地震/ハザード/大地震/南海トラフ地震/物理モデル/コミュニティ
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発表日:2025年8月4日
50
南海トラフ地震発生帯に沈み込む基盤の“でこぼこ”
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)海域地震火山部門 地震発生帯研究センター プレート構造研究グループの白石和也主任研究員らは、これまでに実施した地殻構造調査に基づき、南海トラフに沈み込む海洋プレートの上面(ここでは、堆積層または付加体とそれらの基盤をなす海洋地殻との境界)の詳細な起伏形状を、南海トラフの全域にわたって明らかにしました。調査では、海底下の地層境界等から反射してきた波を重ね合わせて反射面の位置や形状を推定する反射法地震探査を実施しました。稠密に配置された調査測線に沿って、反射法地震探査によって得られる海底下の地質構造断...
キーワード:防災対策/技術戦略/海洋/海洋科学/地下構造/フィリピン海/フィリピン海プレート/因果関係/火成活動/海底観測/海洋地殻/巨大地震/数値モデリング/堆積物/地殻構造/地殻変動/地質学/地震活動/地震波/地震波速度/地震発生帯/沈み込み/沈み込み帯/低周波地震/南海トラフ/付加体/パラオ/ストリーマ/ケーブル/スロー地震/モデリング/モデル化/モニタリング/水理学/大地震/津波/南海トラフ地震/反射法地震探査/フィリピン/調査研究
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学工学
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発表日:2025年7月31日
51
小惑星リュウグウから太陽系最古の岩石を発見
~リュウグウは太陽系遠方で形成された特異な天体であることを示唆~
北海道大学大学院理学研究院の川﨑教行准教授、同大学大学院理学院修士課程の宮本悠史氏、同大学総合イノベーション創発機構の坂本直哉准教授、海洋研究開発機構の荒川創太研究員らの研究グループは、宇宙航空研究開発機構の小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から採取したサンプル中から、約45億6,730万年前に形成した太陽系最古の岩石を発見しました。これまでの「はやぶさ2」の初期分析により、現在の「リュウグウ」の主要構成物質は低温(約40℃)の水溶液との反応で生成した鉱物であり、約45億6,200万年前に形成されたことが分かっていました。しかし、こうした鉱物はあくまで水溶液との反応によ...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/水溶液/リュウグウ/同位体/小惑星/星形成/太陽/太陽系/年代測定/惑星/惑星形成/惑星探査/隕石/質量分析/アルミニウム/はやぶさ2/質量分析計/電子顕微鏡/放射性同位体/カルシウム
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学総合理工工学農学
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発表日:2025年7月31日
52
次世代型ポリ乳酸「LAHB」が “深海” で分解開始することを確認
~「海プラごみ問題」解決の切り札~
信州大学アクア・リジェネレーション機構の田口精一教授・高相昊助教、海洋研究開発機構(JAMSTEC)石井俊一主任研究員、群馬大学大学院食健康科学研究科の粕谷健一教授・鈴木美和講師らの共同研究グループは、独自に開発したプラスチック、次世代型ポリ乳酸「LAHB」が深海にて分解を開始することを確認しました。さらに、最新のオミクス解析※ により、その分解メカニズムを分子レベルで明らかにしました。本成果は、海洋に流出したプラスチックの長期残存を低減する新たな手段となる可能性を示します。...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/プラスチック/オミクス/オミクス解析/RNA/代謝物/遺伝子
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発表日:2025年7月31日
53
海洋の窒素循環を解明する新たな研究
~アナモックスの酸素同位体分別測定に初めて成功~
北海道大学大学院工学研究院の岡部 聡教授、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の小林香苗特任研究員らの研究グループは、嫌気性アンモニア酸化(アナモックス※1)反応における酸素同位体分別(18ε)※2 を求めることに世界で初めて成功しました。海洋の窒素循環は、地球環境の維持に不可欠なサイクルであり、その仕組みを正確に理解す...
キーワード:技術戦略/窒素循環/海洋/海洋科学/気候変動/酸素同位体/酸素同位体比/同位体/同位体分別/同位体比/アンモニア/地球環境/反応速度/動力学/生態系/微生物/細菌
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学工学農学
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発表日:2025年7月31日
54
標的細胞を見分ける“スマートカプセル”:無細胞で抗体を固定化したリポソーム開発
―薬剤送達や遺伝子治療への応用が期待される細胞を使わないプラットフォーム―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸)超先鋭研究開発部門の車 兪澈 主任研究員らのグループは、ジーンフロンティア株式会社、東京科学大学 総合研究院 細胞制御工学研究センター 丹羽 達也 助教と共同で、試験管内で合成した抗体タンパク質を脂質修飾し、脂質ナノカプセル(リポソーム)の表面に固定化する技術を開発しました(図1)。この方法は培養細胞などを使用しないため、これまでの技術では通常数週間から数ヶ月間かかっていた工程をわずか2日間で完了することができます。また抗体だけではなく、原理上全ての水溶性タンパク質をリポ...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/アミド/機能性分子/タンパク質合成/遺伝情報/材料科学/タンパク質デザイン/キャリア/電気泳動/センサー/ナノサイズ/バイオセンサー/制御工学/膜構造/タンパク質合成系/無細胞タンパク質合成系/ナノカプセル/機能性/脂質膜/アミノ酸配列/アルギニン/mRNA/大腸/HER2/siRNA/アミノ酸/がん細胞/がん治療/スクリーニング/バイオ医薬品/プロテアーゼ/ラット/リン脂質/遺伝子治療/抗原/合成生物学/細胞培養/創薬/大腸菌/培養細胞/ワクチン/遺伝子/遺伝子発現/抗がん剤/抗体/脂質/乳がん
他の関係分野:複合領域環境学化学生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年7月31日
55
黄砂は水溶性有機エアロゾルの重要な化学反応器であることが新たな研究で判明
・エイジング※1 により黄砂に付着した水溶液は有機エアロゾルの隠れた生成要因であることが判明した。・黄砂が、日本周辺地域において年間で二次有機エアロゾルの2~3割程度、液相化学反応器として働く可能性が示された。黄砂のような大気中に浮遊する小さな粒子(エアロゾル)は健康被害をもたらし、気候変動の一因ともなっています。さらに主にサブミクロン粒子に含まれる一部の水溶性有機物質は、鉄と錯体を形成し、より安定な「溶存鉄」を、海洋の植物プランクトンにとって必要な栄養素として供給する...
キーワード:スーパーコンピュータ/不確実性/技術戦略/化学物質/海洋/海洋科学/適応策/富栄養化/水溶液/気候変動/大気化学/化学組成/地球環境/カーボン/シミュレーション/シミュレータ/資源開発/数値モデル/有機物/プランクトン/植物プランクトン/物質循環/エイジング/将来予測/大気汚染
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学工学農学
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発表日:2025年7月31日
56
分子で動く超小型コンピュータを実現:人工細胞膜上のナノポア統合型DNA演算デバイス
国立大学法人東京農工大学大学院工学研究院生命機能科学部門の川野竜司教授と同大学院工学府大学院生の滝口創太郎(研究当時・卓越大学院生)、鈴木春音(研究当時)、大原正行(研究当時)、同大学院GIR研究院の竹内七海特任助教、国立研究開発法人海洋研究開発機構超先鋭研究開発部門の小宮健副主任研究員らのグループは、DNAの配列依存的な分子挙動を利用した単一分子DNAコンピューティングとナノポア※1 技術を組み合わせ、脂質二分子膜中に埋め込まれた単一分子論理演算装置(single-molecule logic unit...
キーワード:コンピューティング/技術戦略/海洋/海洋科学/二分子膜/脂質二分子膜/単一分子/ナノメートル/DNAコンピューティング/人工細胞/細胞膜/イオンチャネル/膜タンパク質/脂質
他の関係分野:情報学複合領域環境学総合理工工学総合生物
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発表日:2025年7月31日
57
Ocean Census、JAMSTECと日本で初の共同深海探査を開始
Nippon Foundation-Nekton Ocean Census(英国、ディレクターOliver Steeds、以下Ocean Census)は、2025年6月より海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市、理事長 大和裕幸、以下JAMSTEC)と連携し、有人潜水調査船「しんかい6500」を用いて、日本の深海に広がる未知の生態系を対象とした20日間にわたる深海探査を実施します。本探査は、JAMSTECの深海潜水調査船支援母船「よこすか」に乗船し、日本の排他的経済水域(EEZ)内に位置する南海トラフや七曜海山列など、生物多様性に富む深海域を調査対象とし、この海域における海洋生物多様性...
キーワード:オープンサイエンス/ソーシャルネットワークサービス(SNS)/先端技術/ワークショップ/技術戦略/海洋/海洋科学/情報発信/火山活動/南海トラフ/地球環境/メタン/海洋資源/海洋保全/食料安全保障/海洋生物/生態系/生物多様性/ラット/調査研究
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学工学農学
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発表日:2025年7月31日
58
日本に流れ込む大気の川の早期予測可能性を発見
―熱帯変動の予測性能が鍵―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)アプリケーションラボの馬場 雄也 主任研究員は、季節予測モデルSINTEX-F2を用いて、日本に豪雨をもたらす原因となっている大気の川(日本の上空に流れ込む豊富な水蒸気の流れ)が早期に予測可能か、その季節予測可能性についてJAMSTECが所有するスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」を用いて検証を行いました。検証の結果、最大で7ヶ月以上前に大気の川が日本へ流れ込む季節的な頻度を予測可能であることを明らかにしました。さらに、大気の川の振る舞いは日本の南東に位置する太平洋高気圧と、東南アジアで発生す...
キーワード:回帰分析/相関係数/スーパーコンピュータ/技術戦略/海洋/海洋科学/アノマリー/普遍性/エルニーニョ/カオス/テレコネクション/海面水温/気候変動/水蒸気/大気海洋相互作用/北西太平洋/予測可能性/データ解析/西太平洋/シミュレータ/データ同化/数値モデル/大気現象/フィリピン/スキル/予測モデル
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2025年7月31日
59
海洋水柱におけるマイクロプラスチックの全球分布を解明
10年分データ解析から見えてきた蓄積場
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門 海洋生物環境影響研究センター 海洋プラスチック動態研究グループのShiye Zhao(シィエ ジャオ)副主任研究員は、同グループの中嶋亮太グループリーダーや世界10の大学や研究機関から集った12人の研究者とともに、海面下の水柱におけるMPsの分布パターンを地球規模の視点から明らかにしました。本成果は、「Nature」に5月1日付け(日本時間)で掲載されました。論文情報タイトルThe Distribution of Subsurface Microplastics in ...
キーワード:プロファイル/不確実性/技術戦略/珪藻/生物地球化学/人間活動/マイクロプラスチック/化学物質/海洋/海洋科学/環境影響/食物連鎖/有害化学物質/回帰モデル/拡散過程/閉じ込め/堆積物/地球化学/北太平洋/データ解析/生分解/地球環境/シリカ/トラップ/プラスチック/マイクロ/モニタリング/沿岸域/炭酸カルシウム/二酸化炭素/海洋生物/生態系/海洋微生物/プランクトン/海洋生態/海洋生態系/植物プランクトン/生態学/生物生産/微生物/物質循環/カルシウム/標準化
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学工学農学
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発表日:2025年7月31日
60
深海の謎を解き明かす革新的な手法の開発
深海頭足類の多様性評価に新たな扉
神戸大学大学院人間発達環境学研究科の邬倩倩(う せいせい)学術研究員と源利文教授を中心に、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)、千葉県立中央博物館、京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所、大阪市立自然史博物館、一般財団法人沖縄美ら島財団の共同研究グループは、頭足類(主にイカやタコの仲間からなる生物群)のDNAを深海の水から検出する革新的な手法を開発しました。本研究では「環境DNAメタバーコーディング分析法※1」を活用し、水中に放出された生物由来の微量なDNA「環境DN...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/頭足類/遺伝子増幅/脊椎動物/超並列/イオウ/環境保全/生態系/無脊椎動物/環境DNA/シークエンス/脊椎/PCR/遺伝子
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学総合生物農学
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発表日:2025年7月31日
61
海底地形周辺でピンポイントに起こる栄養の湧き出しが広域の生物生産を支える
―津軽海峡尻屋崎沖の事例―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和裕幸、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門むつ研究所の金子 仁研究員らは、国立研究開発法人水産研究・教育機構の奥西 武グループ長、田中 雄大主任研究員(現所属:長崎大学)ほかと共同で、津軽海峡東部、尻屋崎沖の海底地形を津軽暖流が乗り越える際に生じる強い乱流鉛直混合が、より深い層から栄養塩を光の当たる表層付近に輸送すること、そしてこの栄養塩に富んだ混合水が太平洋側に流れ出し、夏季から秋季にかけて同海域で形成される直径100km スケールの「津軽ジャイアー」の中に広がることで、この渦内の植物プランクトン生産を支えているというしくみを明らかにし...
キーワード:アンテナ/技術戦略/フラックス/極域/海洋/海洋科学/環境モニタリング/鉛直混合/季節変動/乱流混合/衛星/衛星観測/観測装置/クロロフィル/光合成/地球環境/シミュレータ/データ同化/モニタリング/栄養塩/海洋環境/拡散係数/人工衛星/数値モデル/生態系/プランクトン/海洋生態/海洋生態系/漁業/植物プランクトン/水産学/生物生産/物質循環/粒子追跡/将来予測/調査研究
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2025年7月31日
62
世界で初めて非直鎖状マグネトソームを有する新奇淡水性磁性球菌FCR-1株の分離・培養に成功
超先鋭研究開発部門 超先鋭研究開発プログラムの野牧秀隆上席研究員、島村繁 准研究員らの研究グループが東京都小笠原村父島の島内にある連珠ダムの堆積物よりから非直鎖状マグネトソームを有する新奇淡水性磁性球菌FCR-1株を見出し、世界で初めて培養に成功しました。また、非直鎖状マグネトソームを有する磁性細菌の培養も本研究が世界初となりました。詳細は東洋大学のサイトをご覧ください。国立研究開発...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/堆積物/細菌
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学
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発表日:2025年7月31日
63
沖合深海底の海洋保護区から15種の新種を発見
―環境省委託事業「沖合海底自然環境保全地域調査概要」―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門の藤原義弘上席研究員らは、2020年に指定された沖合の海洋保護区(沖合海底自然環境保全地域※1)において生物多様性に関する大規模なモニタリング調査を実施し、これまでに15種の新種動物を報告しました。また同調査中に発見した巨大なツノサンゴ類の年齢推定を行い、7000歳を超える長命な生物である可能性があることを明らかにしたほか、2千メートルを超える深海域のトップ・プレデターとして知られるヨコヅナイワシの新たな生...
キーワード:技術戦略/人間活動/生物多様性条約/海洋/海洋科学/環境影響/環境変動/生態系サービス/日本海溝/北西太平洋/北太平洋/観測装置/ヒトデ/硬骨魚類/深海底/生物群集/西太平洋/棘皮動物/地球環境/AUV/センサー/モニタリング/ロボット/沿岸域/海洋環境/マッピング/地球環境変動/環境保全/海洋生物/生態系/節足動物/環境DNA/生態学/生物多様性/遺伝子/環境因子/調査研究
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2025年7月31日
64
透明な紙コップ!?海にやさしい透明な板紙を開発
―深海プラスチック汚染の要因である包装容器の代替に期待―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)海洋機能利用部門の磯部 紀之 副主任研究員らの研究グループは、板紙を透明にすることに成功しました。この透明な板紙は、通常の板紙と同様に木の主成分であるセルロースを用いているため、環境にやさしい素材です。板のような平面状の素材だけでなく、コップやストローといった立体的な形状に成形することも可能です。また、製造時に発生する廃液が再利用できるため、外部に廃液を排出せずに透明な板紙を製造することができます。くわえて、透明な板紙から透明な板紙を製造するマテリアルリサイクルも可能です。さらに、大雨や嵐などによって意図せ...
キーワード:技術戦略/生物地球化学/海洋/海洋科学/自然災害/循環型社会/水溶液/地球化学/環境調和/フィルム/高分子/生分解性プラスチック/グルコース/光合成/深海底/材料科学/成形加工/生分解/持続可能/地球環境/透明性/評価手法/コーティング/プラスチック/ライフサイクル/リサイクル/リチウム/海洋環境/環境負荷/高効率化/高分子材料/資源循環/接触角/電子顕微鏡/電子顕微鏡観察/二酸化炭素/廃棄物/生分解性/セルラーゼ/セルロース/バイオマス/微生物/メタゲノム解析/ゲノム解析/メタゲノム/トランスクリプトーム/脂肪酸/低分子化合物/ゲノム/バイオフィルム
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学生物学工学農学
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発表日:2025年7月31日
65
一杯の水・一掴みの土から生態系の壊れにくさを診断しよう
~細菌群集が担う生態系レジリエンス診断評価技術の開発~
龍谷大学生物多様性科学研究センター 鄭琬萱博士・三木健教授・山中裕樹教授らの国際共同研究グループは、環境DNA分析※1 と生態系シミュレーション※2 を統合して「生態系の壊れにくさ=生態系レジリエンス」という新しい着眼点での診断・評価方法を開発しました。微生物は、地球上のありとあらゆる環境で生態系の土台となっており、特に細菌は地球上で植物を除いて最も生物量の大きなグループです。このような細菌の絶滅について、...
キーワード:タスク/情報学/レジリエンス/技術戦略/影響評価/河川生態系/海洋/海洋科学/環境影響/環境影響評価/生態系サービス/環境評価/地球環境/カーボン/シミュレーション/シミュレーションモデル/モニタリング/物質生産/環境保全/農地/生態系/きのこ/水循環/生態系機能/土壌/DNA分析/環境DNA/細菌群集/生物多様性/微生物/ゲノム情報/ゲノム/遺伝子/細菌/細菌叢
他の関係分野:情報学複合領域環境学工学総合生物農学
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発表日:2025年7月31日
66
沖縄・台湾付近で、夏に熱帯低気圧が増えるかを数ヶ月前から予測可能に!
―インド洋ダイポールモード現象の予測が鍵―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)付加価値情報創生部門アプリケーションラボの土井威志主任研究員らは、季節予測システム(SINTEX-F)で、沖縄・台湾付近で、夏に台風を含む熱帯低気圧が増えるのかを5月初旬時点から予測可能であることを示しました。日本や台湾などで自然災害として最も甚大な被害を及ぼす現象の一つが、台風を含む熱帯低気圧による激しい気象現象です。もし、夏に熱帯低気圧の活動が活発になるかを数ヶ月前から予測できれば、損害保険をはじめとするさまざまな産業の危機管理等に応用できます。従来は、北西太平洋の広い範囲で平均した熱帯低気圧...
キーワード:仮想空間/相関係数/AI/インターネット/スーパーコンピュータ/人工知能(AI)/危機管理/不確実性/技術戦略/海氷/海洋/海洋科学/自然災害/地球温暖化/熱容量/エルニーニョ/ノイズ/海面水温/海洋観測/気候モデル/気候変動/北西太平洋/衛星/西太平洋/東アフリカ/シミュレーション/シミュレータ/デジタルツイン/実証実験/人工衛星/大規模シミュレーション/防災・減災/バイオロギング/温暖化/スキル
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2025年7月31日
67
偏西風強化が東南極氷床への海洋熱輸送の増加をもたらす
~地球温暖化が南極氷床の融解を促進するメカニズム~
国立大学法人東京海洋大学学術研究院の溝端 浩平 准教授、国立極地研究所、海洋研究開発機構、北海道大学低温科学研究所らの研究グループは、温暖化に伴う偏西風の強化によって、東南極沿岸域に点在する時計回りの海洋循環と氷床への熱輸送が強化されることを明らかにしました。従来から、南極氷床の損失は海面水位上昇をもたらす主要因の一つとして挙げられており、特に外洋からの暖かい海水の流入による融解が注目されていました。そのため、進行する地球温暖化に対する南極氷床の応答の理解が望まれていました。本研究グループは、独自に開発した衛星海面力学高度データと気象再解析データを用いて、東南極沿岸域には暖...
キーワード:技術戦略/極地/海洋/海洋科学/地球温暖化/南極氷床/衛星/海洋循環/沿岸域/統計解析/特異値分解/熱輸送/温暖化/将来予測
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学
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発表日:2025年7月31日
68
ファージと細菌の感染・防御の関係性をエピゲノムレベルで解明
高知大学 医学部外科学講座の高橋 迪子 特任助教および海洋研究開発機構海洋機能利用部門の平岡 聡史 研究員らによる研究グループは、細菌が持つファージ防御機構(制限修飾系)を乗り越えたファージが、感染指向性やDNAメチル化※1 パターンを変化させる現象の詳細を明らかにしました。制限修飾系は多くの細菌が保有している、外来DNAの侵入を防ぐ機構の一つです。本研究グループは、ピロリ菌感染性のファージを用いて感染履歴の異なる複数のファージ株を作出し、それらの...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/塩基配列/ゲノム情報/生理機能/DNAメチル化/DNA複製/ファージ/メチル化/抗生物質/発現制御/ウイルス/ゲノム/遺伝子/細菌
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発表日:2025年7月31日
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土星衛星エンセラダスの海は生命にとって金属不足?
―地球外の海について生命必須の微量金属の挙動を推定―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)超先鋭研究開発部門の丹秀也 Young Research Fellow、渋谷岳造主任研究員らは、東京科学大学地球生命研究所 関根康人教授との共同研究により、土星衛星エンセラダスの地下海では、生命にとって重要な金属元素が不足している可能性を明らかにしました。土星衛星エンセラダスは内部に液体の地下海をもち、生命存在可能な条件を満たす天体として注目を集めています。本研究では、エンセラダスの地下海での化学反応を再現した実験と計算により、生命に必要な微量の金属元素の挙動を調べました。その結果、生命に必要な成...
キーワード:技術戦略/金属元素/海洋/海洋科学/水溶液/マントル/炭素質コンドライト/熱水活動/硫化鉱物/衛星/太陽/太陽系/隕石/モリブデン/適応進化/水環境/コバルト/メタン/二酸化炭素/有機物/古細菌/微生物/微量金属/細菌
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学生物学工学農学
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発表日:2025年7月31日
70
可視光(緑)×非可視光(紫外)レーザーを適用する革新的海底可視化技術を実証
― 高性能海中レーザースキャナーによる光学海底探査の新展開 ―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和裕幸、以下「JAMSTEC」)技術開発部の石橋正二郎主任研究員らは、三菱電機ディフェンス&スペーステクノロジーズ株式会社、浜松ホトニクス株式会社と共同で、可視光(緑|波長532nm)レーザーおよび非可視光(紫外|波長355nm)レーザーをそれぞれ適用する高性能海中レーザースキャナーの深海用実証機2機(Greenレーザー実証機|UVレーザー実証機)を開発しました。各実証機を海中探査機に搭載した深海試験において、従来技術を大きく上回る革新的な性能が実証されました。Greenレーザー実証機では、深海域の海底に対するレーザー測距レンジとして60...
キーワード:SLAM/3Dデータ/最適化/技術戦略/海洋/海洋科学/光検出器/光電子増倍管/特異点/検出器/可視光/AUV/マイクロ/レーザー/レーザースキャナー/レーザー計測/遠隔操作/軽量化/自動化/長寿命化/底生生物/電磁波/同時計測/分解能/可視化技術/マッピング/寿命/ラット
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学工学総合生物農学
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発表日:2025年7月31日
71
運命に抗い生きる原生生物:アセトスポラはDNA上の負の突然変異をRNA編集の活用によって克服していた
国立研究開発法人 海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門 海洋生物環境影響研究センター 深海生物多様性研究グループの矢吹 彬憲 主任研究員は、東北大学大学院農学研究科 藤井 千早 大学院生(当時)、農業・食品産業技術総合研究機構 矢﨑 裕規 研究員、愛媛大学 大林 由美子 講師、福井県立大学 高尾 祥丈 准教授らと共同で、難培養性原生生物・アセトスポラの培養株化に成功しました。培養株を用いた分子生物学的な研究から、アセトスポラはミトコンドリアDNA上に生じた突然変異をRNAとして転写した後に修正し遺伝子としての機能を維持していることを発見し報告しま...
キーワード:技術戦略/突然変異/影響評価/海洋/海洋科学/環境影響/イノシン/タンパク質合成/tRNA/コドン/塩基配列/生存戦略/分子系統解析/分子系統学/葉緑体/ミトコンドリアDNA/脊椎動物/分子系統/分子進化/生活様式/沿岸環境/紫外線/地球環境/マイクロ/大規模解析/電子顕微鏡/リボソーム/ミトコンドリアゲノム/rRNA/ゲノム配列/難培養/食品産業/海洋生物/原生生物/生態系/きのこ/マツタケ/系統解析/担子菌/土壌/無脊椎動物/プランクトン/マガキ/渦鞭毛藻/海洋生態/海洋生態系/環境DNA/寄生虫/植物プランクトン/生合成/生態学/生物資源/生物多様性/二枚貝/微生物/アミノ酸配列/シークエンス/RNA編集/ゲノム情報/遺伝子工学/アデノシン/遺伝子解析/卵巣/mRNA/ゲノム解析/脊椎/RNA/アミノ酸/ヌクレオシド/ミトコンドリア/蛍光色素/細胞死/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:複合領域環境学生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年7月31日
72
巨大火山噴火が促す酸化的世界の幕開け
―太古代末期の「酸素のゆらぎ」の要因を解明―
東京大学大学院理学系研究科の渡辺泰士客員共同研究員および田近英一教授、東京科学大学理学院の尾﨑和海准教授、海洋研究開発機構の原田真理子副主任研究員、筑波大学生命環境系の松本廣直助教らによる研究グループは、太古代※1 末期に発生した「酸素のゆらぎ※2」を引き起こした要因を明らかにしました。本研究では大気中酸素濃度が低かった太古代の大気および海水中の物質の輸送や化学反応を取り扱うことができる数理モデルを開発し、...
キーワード:技術戦略/酸素濃度/温室効果ガス/セレン/火山噴火/海洋/海洋科学/ジルコン/マグマ/マントル/因果関係/温室効果/火山ガス/火成活動/花崗岩/海洋地殻/原生代/玄武岩/洪水玄武岩/太古代/堆積物/大陸地殻/地球化学/地質学/沈み込み/沈み込み帯/白亜紀/モリブデン/レニウム/地球環境/シミュレーション/二酸化炭素/海洋生物/ゆらぎ
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発表日:2025年7月31日
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海洋汚染対策の新技術:半自動でマイクロプラスチックを素早く分析できる革新的システム
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門 海洋生物環境影響研究センター 海洋プラスチック動態研究グループの中嶋亮太グループリーダーは、サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループの技術者らと共同で、MPsを迅速・効率的に分析する新たな半自動MPs分析装置「MARS」を開発しました(図1)。この装置は、500 µm以上のMPsを対象に、反射型フーリエ変換赤外分光法(反射型FTIR)...
キーワード:画像処理/技術戦略/海洋汚染/マイクロプラスチック/海洋/海洋科学/環境影響/食物連鎖/データ収集/反射スペクトル/CCD/CCDカメラ/スペクトル/赤外スペクトル/赤外線/赤外分光/赤外分光法/赤外光/非破壊分析/分子振動/持続可能/紫外線/地球環境/フーリエ変換/プラスチック/マイクロ/モーター/モニタリング/自動化/環境保全/技術革新/海洋生物/生態系/プランクトン/SPECT
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学化学総合理工工学農学
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発表日:2025年7月31日
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海岸漂着ごみによる汚染状況を定量化する画像解析AIをWebサービス化
―国内外における協調的なモニタリングに向けて―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)付加価値情報創生部門地球情報科学技術センターデータサイエンス研究グループの杉山大祐准研究主幹、松岡大祐上席研究員、鹿児島大学大学院理工学研究科の加古真一郎教授らは、海岸漂着ごみの定量化を行う画像解析AIを実装したシステムを開発し、Webサービスとして公開しました。このサービスは、スマートフォンやドローン等を用いて海岸で撮影された写真を解析し、ごみの量や種類を自動的に認識・数値化することが可能です。誰でも簡単な操作でごみ問題の現状を「見える化」できるため、国や自治体における現状把握や環境政策の立案、企業におけ...
キーワード:スケーラビリティ/Webサービス/人工知能(AI)/先端技術/技術戦略/海洋/海洋科学/環境政策/データ収集/観測手法/持続可能/市民参加/センシング/プラスチック/モニタリング/リモートセンシング/海洋環境/環境問題/環境保全/生態系/ドローン/海洋生態/海洋生態系/マウス/スマートフォン/標準化
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発表日:2025年7月31日
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還元力最強「補酵素F420」の電極反応を実現
電気の力で補酵素F420の酸化体・還元体相互変換が可能な反応系の構築に成功
用語解説※1補酵素酵素の働きを助ける低分子の有機化合物の総称です。酵素反応の補助、エネルギー変換、酸化還元反応などの役割を担います。電子運搬体の多くは補酵素として機能しています。※2メタン生成古細菌メタン菌、メタン生成アーキアともいう。細胞内に核をもたない原核生物の仲間で、生物学的にはバクテリア(細菌)ではなくアーキア(古細菌)に分類され、酸素がない嫌気環境下で有機物分解の最終過程を担う。メタン生成古細菌が利用できる基質(餌)は主に水素+二酸化炭素や酢酸、メタノールなどのメチル化合物に限られている。※3...
キーワード:技術戦略/有機物分解/海洋/海洋科学/バクテリア/電子供与体/酸化還元反応/立体選択的/アーキア/電気化学反応/選択性/還元反応/電極反応/メタン/環境負荷/酸化還元/天然ガス/電気化学/二酸化炭素/有機物/生体内/エネルギー変換/メタノール/メタン菌/古細菌/微生物/酵素反応/メチル化/受容体/細菌
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発表日:2025年7月31日
76
海氷崩壊時の海氷変形を追跡:ズレ(せん断)を中心とする海氷動態と先端的海氷モデル構築への道筋
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門の木村仁副主任研究員らは、東京大学の研究チームと共同で、2020年と2022年の3月から7月にかけて、北極海ボーフォート海域で実施した漂流ブイ観測から得た海氷の位置データを解析し、海氷変形パターンを明らかにしました。本研究では、ヘリコプターとスノーモービルを使い海氷上に全地球測位システム(GPS)を高密度(約200 m 間隔)に設置し、衛星通信を用いて30分ごとの海氷の動きを追跡しました(図1)。さらにWebcam(SideKi...
キーワード:衛星通信/位置情報/GPSデータ/技術戦略/海氷/極域/北極海/海洋/海洋科学/環境変動/海洋観測/気候モデル/気候変動/データ解析/衛星/時間変動/せん断/地球環境/せん断応力/衛星画像/温暖化/妥当性/予測モデル/ストレス
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発表日:2025年7月31日
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生態系の複雑さを測る指標「iTP」琵琶湖流域でダイナミックな変動を捉える!
海洋研究開発機構の石川尚人主任研究員と神戸大学内海域環境教育研究センターの奥田昇教授らのグループは、総合地球環境学研究所による共同研究プロジェクトにおいて、生物間の複雑な捕食・被食関係を簡便に示すことができる「統合的栄養位置(iTP)」を推定する手法を河川生態系に適用し、琵琶湖流域の多地点観測調査により、iTPがダイナミックに変動することを明らかにしました。植物が生産した有機物は食物網を通じて高次捕食者まで転送されますが、iTPは、生物に含まれるアミノ酸の窒素同位体比を分析することで、そこに至る平均的な捕食・被食回数を知ることができ、生態ピラミッドの形状を表す指標として生態系の構造と...
キーワード:環境教育/技術戦略/安定同位体比/河川生態系/海洋/海洋科学/安定同位体/同位体/同位体比/脊椎動物/地球環境/有機物/生態系/無脊椎動物/食物網/生物多様性/脊椎/アミノ酸/グルタミン酸
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発表日:2025年7月31日
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メタン生成アーキアに寄生するバクテリア
未知バクテリアの巨大系統群「CPR」に属する超微小バクテリアの培養に成功
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門 微生物生態工学研究グループ、黒田恭平 主任研究員、中島芽梨 技術研修員、成廣隆 研究グループ長らと、国立研究開発法人海洋研究開発機構のMasaru K. Nobu(延優)主任研究員は、北海道大学、東北大学と共同で、メタン生成アーキアに寄生する超微小バクテリアの培養に成功し、新属新種として記載しました。共同研究グループは、廃水処理システムの研究において中心的な役割を担う微生物(メタン生成アーキア)に寄生してその生理活性を低下させるバクテリアを、世界に先駆けて発見しており、今回その培養に成功しました。本研究は、約40億年前に進化...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/バクテリア/アーキア/水処理/メタン/廃水処理/微生物生態/生態学/微生物/膜脂質/細胞膜/生理活性/遺伝子/脂質
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発表日:2025年7月31日
79
デリー首都圏の深刻な大気汚染、インド北西部の稲わら焼きの寄与は従来の推定より小さい
~30地点での独自観測データの詳細な分析から判明~
デリー首都圏では、 毎年10月から11月にかけてたびたび警戒レベルの大気汚染が起きており、大気汚染が人間の健康と社会経済環境に及ぼす悪影響は、何十年にもわたり大きな懸念事項となっています。デリー首都圏でPM2.5※1 の高濃度イベントが急速に形成されて持続する要因には多くの仮説があり、インド北西部のパンジャーブ州とハリヤーナー州の農業残渣焼却が大きく寄与しているという説もそのひとつです。デリー首都圏での大気汚染の形成メカニズムは、今日にいたるまでメディアの報道や研究出版物などで議論が続いているにも関わらず...
キーワード:技術戦略/PM2.5/海洋/海洋科学/学際研究/粒子状物質/衛星/観測装置/持続可能/地球環境/シミュレーション/微粒子/農地/大気汚染/公衆衛生/行動変容
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発表日:2025年7月31日
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北極海の海氷融解遅延が動物プランクトンを減少させる
~温暖化シナリオ実験により、海氷変動が動物プランクトン群集を変えることを解明~
北海道大学大学院水産科学院修士課程1年の日比野湧也氏、同大学院水産科学研究院の松野孝平助教、山口 篤准教授、海洋研究開発機構の藤原 周副主任研究員、伊東素代副主任研究員らの研究グループは、海氷融解が著しく遅かった2021年の太平洋側北極海で、動物プランクトンが大幅に減少していることを明らかにしました。プランクトンは、寿命が短く、水中を漂うため、海氷衰退のような気候変動の影響を受けやすい生物です。太平洋側北極海では、2020年冬にボーフォート高気圧が消滅したことで、時計回りのボーフォート循環が逆転しました。それまでは温暖化に伴い、年々、海氷衰退が進行していましたが、その循環逆転により2...
キーワード:技術戦略/海氷/北極海/海洋/海洋科学/地球温暖化/気候変動/衛星/衛星観測/シナリオ/海洋環境/生態系/プランクトン/温暖化/海洋生態/海洋生態系/動物プランクトン/寿命/将来予測
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発表日:2025年7月31日
81
小惑星ベヌーにアミノ酸など多くの生体関連分子が存在!
~DNA/RNAに必須の5種類の核酸塩基も全て検出~
北海道大学低温科学研究所の大場康弘准教授、海洋研究開発機構の高野淑識上席研究員(慶應義塾大学先端生命科学研究所特任准教授/同大学院政策・メディア研究科特任准教授)及び古賀俊貴ポストドクトラル研究員、東北大学大学院理学研究科の古川善博准教授、九州大学大学院理学研究院の奈良岡浩教授らが所属する国際研究グループ(OSIRIS-REx sample analysis team)は、アメリカNASA主導の小惑星探査計画「OSIRIS-REx」で炭素質B型小惑星(101955)ベヌー(Bennu)から持ち帰られた粒子から、アミノ酸や核酸塩基、カルボン酸、アミンなど、様々な有機化合物の検出に成功しました。...
キーワード:メディア研究/技術戦略/分析技術/海洋/海洋科学/リュウグウ/生命の起源/宇宙科学/衛星/化学進化/小惑星/惑星/惑星科学/惑星探査/隕石/アンモニア/環状化合物/複素環化合物/質量分析/有機分子/アミン/カルボン酸/はやぶさ2/質量分析計/分解能/有機物/光学顕微鏡/SPECT/高分解能/RNA/アミノ酸/核酸塩基/水中反応/遺伝子
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発表日:2025年7月31日
82
地下微生物はメタノールで飲みニケーション!?
〜天然ガス成因のカギとなるメタノールを介した微生物共生を発見〜
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)超先鋭研究開発部門超先鋭研究開発プログラムのMasaru K. Nobu (延 優) 主任研究員、国立研究開発法人産業技術総合研究所(理事長 石村 和彦、以下「産総研」という。)生物プロセス研究部門の加藤 創一郎上級主任研究員、五十嵐 健輔主任研究員、地圏資源環境研究部門の眞弓 大介主任研究員らの研究グループは、暗黒の地下生態系に潜む微生物のメタノールを介した共生が、新たな天然ガス生成経路を支えていることを発見しました。天然ガスの主成分であるメタンは、酢酸利用アーキアや水素利用アーキアにより酢酸や...
キーワード:技術戦略/相互依存/温室効果ガス/海洋/海洋科学/バクテリア/安定同位体/温室効果/地球化学/地球深部/同位体/アーキア/生成機構/ホルムアルデヒド/省エネ/水処理/都市環境/エタノール/メタン/天然ガス/二酸化炭素/二酸化炭素/廃水処理/有機物/極限環境/生物活性/ヒドロゲナーゼ/メタノール/古細菌/発酵/微生物学/水田/農地/クエン酸/生態系/トレーサ/リグニン/アルデヒド/生合成/微生物/ゲノム情報/遺伝子発現解析/発現解析/網羅的遺伝子発現解析/アルコール/ゲノム解析/メタゲノム/生理機能/妥当性/代謝産物/バイオテクノロジー/メチル化/共培養/酸化反応/代謝物/ゲノム/コミュニケーション/遺伝子/遺伝子発現/細菌/放射線
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発表日:2025年7月31日
83
原生生物細胞内に蓄積された多量のリン
―無酸素環境での代謝と海洋リン循環への貢献―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)超先鋭研究開発部門の石谷佳之特任研究員、岡田賢研究員、ジュリアン リシル JSPS特別研究員(当時)、野牧秀隆上席研究員らは、ハンブルク大学のNicolaas Glock研究員らとともに、海洋に数多く生息する有孔虫が、細胞の中に高濃度のリンを蓄積していることを発見しました。これまでに、有孔虫が細胞内にリンを高濃度で蓄積することはGlock博士がペルー沖の有孔虫の分析から2020年に報告していましたが(文献1)、本研究では、相模湾を含む世界各...
キーワード:技術戦略/窒素循環/人間活動/海洋/海洋科学/富栄養化/高エネルギー/バクテリア/元素分析/堆積物/細胞内小器官/深海底/生存戦略/酸素分子/水処理/マグネシウム/マングローブ/化学分析/海洋環境/炭酸カルシウム/電子顕微鏡/透過電子顕微鏡/二酸化炭素/生体内/SEM/マッピング/リン酸/原生生物/プランクトン/植物プランクトン/赤潮/物質循環/遺伝子解析/筋肉/ATP/RNA/アミノ酸/カルシウム/リン脂質/生体膜/遺伝子/脂質
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発表日:2025年7月31日
84
過去20年にわたる全大気再解析データの作成に成功
―宇宙の下端までカバーする世界初の大気再解析データ「JAWARA」を公開―
東京大学大学院理学系研究科の佐藤薫教授と、小新大特任研究員(研究当時 現:米国大気科学研究所に日本学術振興会海外特別研究員として滞在)、海洋研究開発機構の渡辺真吾上席研究員ほかによる研究グループは、地上から宇宙の下端にあたる高度110kmまでをカバーする全大気を対象とする長期再解析データの作成に成功しました。この研究では、ハイトップ大気大循環モデルを基盤とした新たな高速データ同化システムを構築し、スパースな衛星観測データを同化することで、地上から110kmまでの全大気の再解析データを作成しました。高度50~110kmに位置する中間圏・下部熱圏は、観測や大気モデル適用が難しく、「研究困...
キーワード:技術戦略/極域/対流圏/海洋/海洋科学/学際研究/気候変動/成層圏/大気重力波/大気大循環/宇宙科学/衛星/衛星観測/重力波/大気大循環モデル/シミュレーション/データ同化/階層構造/大気現象/層構造
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発表日:2025年7月31日
85
過去30年間でシラスウナギの加入先が北上
―数値シミュレーションとフィールド調査によるアプローチ―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)付加価値情報創生部門アプリケーションラボのYu-Lin Chang副主任研究員は、東京大学、北海道大学と共同で、北海道へのニホンウナギの長期的な加入動向をフィールド調査と数値シミュレーションにより明らかにしました。2020年に北海道胆振地方の河川でニホンウナギの加入動向を調査した結果から本種の稚魚であるシラスウナギが初めて確認され、北限記録が数百キロメートル北上していることが明らかになりました。この調査を踏まえ、本研究では、2021年4月から7月にかけて同河川で定期的な野外調査を実施し、...
キーワード:情報学/フィールド調査/技術戦略/空間分布/自然保護/海洋/海洋科学/黒潮続流/数値シミュレーション/シナリオ/シミュレーション/海洋環境/絶滅危惧種/ウナギ/ニホンウナギ/親潮/粒子追跡/成長期/標準化
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学工学農学
海洋研究開発機構 研究シーズ