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研究分野:化学 に関係する研究一覧:11件
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発表日:2026年1月22日
1
次世代半導体MoS2の革新的ウエハースケール成膜技術を開発
— 結晶成長の自己整合および自己停止メカニズムにより高移動度を達成 —
MOCVD法を用いて、サファイア基板上のMoS2結晶粒が自己整合して単結晶化する革新的な成長メカニズムを発見。独自のプリカーサ選択により、成膜反応が単層厚さで自動停止する新たな現象を見いだし、2インチサイズのウエハー全体にわたって均一で再現性の高い単層MoS2膜を実現。2つの成膜メカニズムの相乗効果により高い電子移動度を達成。量産化を見据えたウエハースケールで高品質な単層MoS2単結晶膜の形成という産業界からの要請に応えるとともに、次世代サブ1nmノード論理トランジスタ実現に向...
キーワード:高移動度/電子移動/トランジスタ/単結晶/移動度/結晶化/結晶成長/半導体
他の関係分野:工学
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発表日:2025年10月27日
2
無害な光を用いたイメージングによる細胞内DNA・RNAの同時検出
〜 細胞老化・損傷の超早期発見による疾病予防・治療に向けて 〜
従来の課題 細胞老化や細胞死に至る細胞のダメージを早期に発見することは、さまざまな病気の治療戦略開発の鍵となります。そのためには、発症から終末までの細胞の変化を観察する(細胞イメージング)ことが不可欠です。現行手法の多くが、可視光や紫外光などの細胞に有害な光を用いていること、複数の損傷状態を同時に検出する感度や能力に欠けることなどの問題を抱えています。このため、しばしば、疾病の発見が遅れたり、治療後の細胞運命の全体像が不完全になったり、治療効果に誤った結論が導かれたりします。それらの問題を解決するために、細胞に無害な赤外光〜近赤外...
キーワード:スループット/オープンアクセス/ワークフロー/テクトニクス/近赤外/高分子/細胞イメージング/生細胞/可視光/光励起/赤外光/損傷評価/モニタリング/ハイスループット/一細胞/細胞運命/細胞毒性/細胞老化/RNA/スクリーニング/プローブ/ラット/幹細胞/近赤外光/蛍光色素/細胞死/創薬/ストレス/早期発見/老化
他の関係分野:情報学数物系科学工学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年10月14日
3
イオンゲルとグラフェンで、機械学習の計算を劇的に省力化できるAIデバイスを実現
〜 エッジAI向け省エネ技術として期待 〜
従来の課題 近年、深層学習や生成AIに代表される機械学習の消費電力が指数関数的に増大しており、深刻な社会問題となっています。この解決に向けて低消費電力かつ高い計算性能を備えた人工知能(AI)デバイスの需要が高まっています。高効率な脳型情報処理であるリザバーコンピューティングを行うAIデバイス「物理リザバー」は、計算負荷(必要な積和演算の数)が小さく省電力であるため注目されていますが、ソフトウェア処理に比べて低い計算性能が課題でした。 成果のポイント 今回、NIMS、...
キーワード:コンピューティング/ベンチマーク/AI/ディープラーニング/機械学習/深層学習/人工知能(AI)/テクトニクス/ナノマテリアル/電子移動/有機分子/ニューロモルフィック/省エネ/グラフェン/ナノ構造/移動度/低消費電力/脳型情報処理/リザバーコンピューティング
他の関係分野:情報学数物系科学総合理工工学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年10月6日
4
スピンの集団運動で熱の流れを操る新しい手法を実証
〜 磁性体による革新的な熱輸送制御技術へ一歩前進 〜
従来の課題 熱伝導率は固体中で熱がどれだけ効率よく伝わるかを表す指標です。この熱の担い手(熱キャリア)は、金属では電子、半導体や絶縁体では格子振動の準粒子であるフォノンが主役とされています。現在の熱工学では、熱キャリアの輸送特性を解明・制御することで熱伝導率や界面の熱抵抗を制御する取り組みがあり、特にフォノンの輸送・散乱に着目した熱伝導制御はフォノンエンジニアリングと銘打たれて数十年にわたって盛んに研究されています。電子・フォノン以外の熱キャリアの寄与も存在しますが、ほとんどの物質ではその寄与は非常に小さく、観測できたとしても極低...
キーワード:機械学習/マグノン/集団運動/準粒子/鉄合金/放射光/輸送特性/高分子/強磁性金属/磁性体/フォノンエンジニアリング/熱物性/キャリア/フォノン/界面熱抵抗/強磁性/絶縁体/無機材料/原子配列/熱伝導度/コバルト/スピン/スピントロニクス/極低温/結晶粒界/熱工学/熱伝導/熱伝導率/熱輸送/半導体/極限環境
他の関係分野:情報学数物系科学総合理工工学総合生物
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発表日:2025年9月25日
5
AI時代を支える新磁性体、二酸化ルテニウム薄膜の「交代磁性」を実証
〜 AI・データセンター向け高速・高密度メモリ開発に期待 〜
従来の課題 二酸化ルテニウム(RuO2)は、「第三の磁性」である交代磁性を示す有力候補として注目されてきました。従来の強磁性体は外部磁場で容易に書き込める一方、漏れ磁場による記録エラーが高密度化の壁でした。反強磁性体は漏れ磁場などの外乱に強いものの、スピン(原子レベルのN極-S極)が打ち消し合うため電気的な読み出しが難しいという課題があります。そこで、外乱に強く、しかも電気的に読み取り—将来的には書き換えまで狙える—という“いいとこ取り”の磁性体が求められてきま...
キーワード:電気通信/最適化/人工知能(AI)/磁気秩序/磁気抵抗/反強磁性/反強磁性体/放射光/スペクトル/磁場/配向制御/磁性体/メモリ/メモリ素子/強磁性/省エネ/強磁性体/磁性材料/電気抵抗/電子状態/スピン/スピントロニクス/金属材料/省エネルギー/第一原理/第一原理計算/半導体/SPECT/ルテニウム
他の関係分野:情報学数物系科学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年9月21日
6
有機半導体によるUHF帯整流ダイオードの開発
〜 GHz駆動を可能にする有機エレクトロニクスの新展開 〜
東京大学、物質・材料研究機構(NIMS)、岡山大学、ジョージア工科大学、コロラド大学ボルダー校からなる国際共同研究グループは、有機半導体を用いた整流ダイオードにおいて、920 MHzの交流電力を直流電力に実用的な効率(約5%)で変換することに、世界で初めて成功しました。この周波数はUHF帯に分類され、IoT向けの無線通信への応用が期待されています。優れた整流ダイオードの実現には、錯体カチオン単分子層と電子を局所的に導入する新手法が鍵となりました。本研究は、インク状の材料から低コストな印刷プロセスによって作製できる有機エレクトロニクス素子が、GHz領域でも動作可能...
キーワード:無線通信/モノのインターネット(IoT)/仕事関数/水溶液/テクトニクス/有機エレクトロニクス/有機半導体/正極材料/リチウムイオン電池/熱電素子/微細化/エネルギー効率/ドーピング/電池/リチウム/周波数/半導体/超分子/カチオン
他の関係分野:情報学数物系科学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年9月11日
7
AI嗅覚センサのニオイ識別過程の可視化に成功
〜 ニオイ分子ごとに最適な感応材料の開発指針を提供 〜
従来の課題 嗅覚は、食の安全、環境モニタリング、医療診断、快適な生活空間の創出など、私たちの暮らしに欠かせない役割を担っています。このように重要な人間の嗅覚を、人工的に再現する人工嗅覚技術(嗅覚センサ)は、複数の化学センサでニオイ分子を検出し、AI(人工知能)がそれを分類・識別する技術です。しかし現在の人工嗅覚は、化学センサの感度や識別精度に限界があり、実用化は十分に進んでいません。この課題を解決するには、人工嗅覚を支える化学センサをさらに高性能化する必要があります。その中心となるのが、ニオイ分子をとらえる「感応材料」の開発です。...
キーワード:データ駆動/AI/アルゴリズム/モノのインターネット(IoT)/機械学習/人工知能(AI)/環境モニタリング/芳香環/芳香族/高分子/芳香族分子/デジタル化/センサー/モニタリング/肺がん/標準化
他の関係分野:情報学環境学工学医歯薬学
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発表日:2025年9月4日
8
電力ロスを大幅に低減!革新的な鉄系磁性材料を開発
〜 新たな組織と磁化制御技術で実現 次世代トランス・EV部品への応用に期待 〜
従来の課題 AI向けデータセンターや電気自動車などの電力利用が急速に拡大する中、電力の高効率利用が重要な課題となっています。その要となるパワーエレクトロニクス技術では、電力を変換・供給するトランスやインダクタなどに使われる軟磁性材料の性能が効率化の鍵を握ります。軟磁性材料は、外部磁界に対してすばやく反応する磁化応答性に優れ、電力ロスを抑えられる金属材料ですが、パワーエレクトロニクス技術の高周波化に伴い、軟磁性材料で発生するエネルギーロスの増大が深刻な問題となっていました。 成果のポイント...
キーワード:人工知能(AI)/物質科学/高周波/高移動度/強相関/磁区構造/トランジスタ/電力変換/カーボンニュートラル/省エネ/アモルファス/磁性材料/カーボン/スピン/スピントロニクス/パワーエレクトロニクス/プロトタイプ/移動度/金属材料/構造制御/自動車/組織制御/電気自動車
他の関係分野:情報学数物系科学総合理工工学
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発表日:2025年8月26日
9
電子顕微鏡と機械学習で2次元原子層材料の微細構造を高精度に解析
〜 単層MoS2膜のツイストと極性をナノレベルで丸ごと可視化 〜
従来の課題 二硫化モリブデン(MoS2)は数原子層からなる新素材で優れた半導体特性を持ち、次世代電子デバイスの材料として世界的に注目されています。その材料の性能は、ナノメートルレベルで微小に回転(ツイスト)した領域の有無や極性(原子配列の方向)などの微細構造に左右されます。従来技術ではその微細構造を高精度かつ広範囲に評価することが難しく、理想的な材料設計や製造工程の調整が手探り状態でした。今後の革新的な材料開発やデバイス応用を加速させるためには、こうしたツイストや極性をナノレベルで解析できる新しい分析技術が不...
キーワード:アルゴリズム/位置情報/機械学習/最適化/分析技術/高エネルギー/物質科学/データ解析/モリブデン/二次元材料/ナノ物質/原子層/材料科学/新物質/電子デバイス/二硫化モリブデン/半導体デバイス/STEM/エピタキシャル/原子配列/材料設計/電池/ナノメートル/リチウム/電子顕微鏡/電子顕微鏡法/透過電子顕微鏡/半導体/微細構造/複合材/複合材料/分解能/インフォマティクス/寿命/予測モデル
他の関係分野:情報学環境学数物系科学総合理工工学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
10
トンネル磁気抵抗(TMR)に対する新理論を提案
〜 TMR比向上の鍵「TMR振動」の解明に前進 〜
従来の課題 TMR効果は、磁性層/絶縁層/磁性層という薄膜素子において、左右の磁性層の磁化の向きが平行な場合と反平行な場合とで、素子の電気抵抗が異なる現象です。磁気センサーや磁気メモリなど応用範囲の拡大に向けて、電気抵抗の変化率(TMR比)のさらなる向上が求められています。NIMSは近年、TMR比の世界最高記録を更新し、「TMR比が絶縁層の膜厚に応じて振動する現象(TMR振動現象)」の解明がTMR比をさらに高めるための鍵であることを示しました。しかし、TMR振動現象は、過去に多くの研究がなされたにもかかわらず、その起源が20年以上...
キーワード:磁気抵抗/エントロピー/テクトニクス/波動関数/量子ビット/磁性体/メモリ/界面構造/磁性材料/電気抵抗/電子構造/スピン/スピントロニクス/センサー/トンネル/トンネル効果/酸化物/膜構造/振動現象
他の関係分野:数物系科学総合理工工学総合生物
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発表日:2025年7月31日
11
グリーン水素製造の新たな鍵:電極触媒の真価を見える化する新手法
〜 局所酸性度が性能に影響、新規触媒材料の開発加速に期待 〜
NIMSは、電極界面における局所的な酸性度(pH)変化を高精度で観測し、その変化が電極触媒活性(特に酸素発生反応)に及ぼす影響を正確に評価する計測手法を提示しました。これにより、異なる酸性度条件下で得られた触媒活性データを統一的な基準で比較でき、水電解装置の効率化や二酸化炭素(CO2)排出削減を通じて持続可能なエネルギー社会の実現に貢献することが期待されます。再生可能エネルギー由来の電力で水を分解して得られる「グリーン水素」は、CO2を出発物質とする化学工...
キーワード:化学物質/再生可能エネルギー/イリジウム酸化物/白金族元素/アンモニア/触媒反応/反応場/電極界面/電極触媒/イリジウム/酸素発生反応/アンモニア合成/持続可能/評価手法/界面反応/CO2還元/環境材料/酸化物/水素製造/電気化学/二酸化炭素/二酸化炭素/エネルギー変換/メタノール
他の関係分野:環境学数物系科学総合理工工学農学
物質・材料研究機構 研究シーズ