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研究分野:工学 に関係する研究一覧:42件
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発表日:2026年3月28日
1
血漿p-tau217は脳アミロイド蓄積に対して脳脊髄液バイオマーカーと同等の検出精度を示す
-多施設共同前向き臨床試験で実証-
新潟大学医歯学総合病院 石黒 敬信 講師、同大学脳研究所 池内 健 教授らの研究グループは、東京都健康長寿医療センター、東京科学大学、九段坂病院、東京医科大学、昭和医科大学、国立病院機構西新潟中央病院、国立精神・神経医療研究センター神経研究所、東京大学、富士レビオ株式会社との多施設共同前向き共同研究を実施し、アルツハイマー病(AD)に対する血液バイオマーカー注1p-tau217(血漿注2中217位リン酸化タウ蛋白注3)が、すでに臨床応用されている脳脊髄液バイオマーカーと同等の精度で脳内アミロイドβ(Aβ)を検出できることを明...
キーワード:解析学/パルス/イムノアッセイ/アミロイドβ/リン酸/機能解析/神経内科学/遺伝子機能解析/病理/臨床応用/認知機能障害/認知障害/分子標的/歯学/アミロイド/アルツハイマー病/スクリーニング/血液/脳脊髄液/臨床試験/バイオマーカー/遺伝子/軽度認知障害/健康長寿/抗体/低侵襲/認知機能/認知症/分子標的治療/臨床研究
他の関係分野:数物系科学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年3月24日
2
捕食性原生生物が土壌微生物群集を制御する普遍的な仕組みを初めて実証
―原生生物の「捕食」を活かした環境調和型・次世代農業へ―
捕食性原生生物(捕食者)が、土壌微生物群集の組成を左右する普遍的な要因であることを世界で初めて実証。捕食者は優占細菌を選択的に捕食し、多様な細菌が共存しやすい群集を形成。さらに、種ごとに異なる方向へ群集を誘導することを解明。この仕組みを活用することで、施肥・農薬を抑えつつ、養分循環の効率化や病原菌の抑制などを実現する新たな土壌管理技術が期待される。国際農研、本学、名古屋大学の共同研究グループは、微生物を食べるアメーバなどの単細胞生物(捕食性原生生物、以下「捕食者」)による捕食が、土壌中の微生物群集の組成を左右する普遍的な要因の一つであることを世界で初めて...
キーワード:オープンアクセス/環境リスク/炭素循環/微生物群集/環境調和/生物群集/ボトムアップ/持続可能/地球環境/マイクロ/環境負荷/生産性/病原菌/原生生物/生態系/生物間相互作用/土壌/土壌微生物/微生物/ウイルス/マイクロバイオーム/レジリエント/環境因子/細菌/真菌
他の関係分野:情報学環境学化学生物学農学医歯薬学
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発表日:2026年3月17日
3
天の川銀河辺境の星のゆりかごで宇宙の物質進化を探る
-銀河の都会と田舎では分子の豊富さが異なる?-
天の川銀河の外縁部で新たなホットコアを発見太陽系周辺とは異なる環境を持つ天の川銀河の外縁部は、星の誕生現場における物質進化に対する環境効果を理解する上で重要今回の成果は、天の川銀河外縁部における宇宙線の弱さが、同領域のホットコアにおける二酸化硫黄や一部の複雑な有機分子注4の少なさに寄与する可能性を示唆用語説明アルマ望遠鏡アルマ望遠鏡(正式には、アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計、Atacama Large Millimeter/submillimeter Array、ALMA)は、南米チリ共和国北部に...
キーワード:アンテナ/ミリ波/二酸化硫黄/干渉計/サブミリ波/ミリ波・サブミリ波/宇宙線/銀河/銀河系/銀河中心/太陽/太陽系/天文学/電波望遠鏡/望遠鏡/惑星/有機分子/分解能/メタノール
他の関係分野:情報学環境学数物系科学総合理工農学
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発表日:2026年2月25日
4
海から川へ
―ゴカイの“滝登り”〜河川淡水域に進出した新種「カワスナゴカイ」を発見〜
佐渡島(新潟県佐渡市)の河川淡水域に生息する新種のゴカイを発見した。ゴカイの仲間は一般的に海に生息するため、淡水域から見つかるのは非常に珍しい。本種は海洋生物がどのように淡水環境へと進出するのかを解明するための重要な手がかりとなる。名古屋大学大学院理学研究科附属臨海実験所の下岡 敏士 博士前期課程学生と自見 直人 講師は、長野大学、龍谷大学、本学、海洋研究開発機構(JAMSTEC)との共同研究で新種のゴカイを佐渡島の河川淡水域で発見し、「カワスナゴカイ」と命名しました。ゴカイの仲間においては淡水に進出したグループは限られており、特に今回発...
キーワード:海洋/浸透圧/系統樹/水環境/海洋生物
他の関係分野:環境学生物学農学
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発表日:2026年2月24日
5
光干渉断層撮影による口腔がんのがん細胞浸潤を可視化
-口腔がん3Dモデルにおけるがん細胞浸潤の非侵襲的・定量的評価の解析ツールとして期待-
口腔がん3Dインビトロモデルにおいて、口腔扁平上皮がんの浸潤を可視化することができる光干渉断層撮影(OCT)と深層学習を組み合わせた手法の有効性を検証しました。高解像度なOCTイメージングにより、モデル内の組織構築としてがん細胞領域、浸潤がん細胞領域、間質層の3つの明確な領域を明瞭に可視化できることが明らかになりました。本手法により、撮像した2次元のOCT画像から3次元画像を構築することで、定量的かつ経時的ながん細胞浸潤のモニタリングが可能となり、得られたがん細胞浸潤の指標とするパラメーターは口腔がん3Dモデルの組織形態計測データと高い相関を示しました。OCT...
キーワード:3Dモデル/ニューラルネットワーク/機械学習/深層学習/がん研究/定量的評価/近赤外/赤外光/ニューラルネット/モニタリング/微細構造/細胞モデル/抵抗性/層構造/生体組織/コラーゲンゲル/治療抵抗性/浸潤/組織構築/微小環境/病理/病理学/口腔がん/歯学/腫瘍微小環境/線維芽細胞/組織再生/扁平上皮がん/in vitro/がん細胞/コラーゲン/ファージ/マクロファージ/間質細胞/近赤外光/細胞外マトリックス/細胞培養/上皮細胞/神経回路/立体構造/医師/非侵襲
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学農学医歯薬学
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発表日:2026年2月14日
6
血液バイオマーカー"p-tau217"は脳内病理を高精度に検出し、アルツハイマー病の発症を予測する
-臨床実装に向けた基盤を構築-
新潟大学脳研究所遺伝子機能解析学分野の春日健作 助教(研究当時、現・国立長寿医療研究センター 研究所 診断イノベーション研究部長)、菊地正隆 特任准教授、池内健 教授らの研究グループは、富士レビオ株式会社、多施設共同研究J-ADNI注1、国立精神・神経医療研究センター神経研究所、東京大学との共同研究を実施し、アルツハイマー病(AD)に対する血液バイオマーカー注2"p-tau217"(血漿注3中217位リン酸化タウ蛋白注4)が、脳内アミロイドβ(Aβ)蓄積を高精度に検出し、AD発症予測に有用であ...
キーワード:解析学/パルス/診断薬/イムノアッセイ/アミロイドβ/リン酸/機能解析/神経内科学/脳画像/遺伝子機能解析/早期診断/病理/臨床応用/Body mass index (BMI)/医療経済/認知機能障害/認知障害/分子標的/予後予測/アミロイド/アルツハイマー病/血液/腎機能/脳脊髄液/コホート/コレステロール/バイオマーカー/遺伝学/遺伝子/軽度認知障害/抗体/低侵襲/認知機能/認知症/分子標的治療
他の関係分野:数物系科学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年2月10日
7
ひと剖検脳の三次元イメージングにより脳アミロイド血管症における血管アミロイド沈着の空間的分布を解明
新潟大学医歯学総合病院脳神経内科の林秀樹助教、同大学脳研究所脳疾患標本資源解析学分野の齋藤理恵助教、同研究所病理学分野の柿田明美教授らの研究グループは、同研究所システム脳病態学分野の田井中一貴教授と共同で、脳アミロイド血管症(CAA)患者脳におけるアミロイドβ(Aβ)沈着の三次元的進展様式を明らかにし、その成果を米国科学雑誌 Science Advances に発表しました。 本研究では、CAA患者剖検脳に高度組織透明化技術と光シート顕微鏡を組み合わせた三次元(3D)イメージング解析を適用し、Aβ沈着が脳表動脈から深部血管へと解剖学的に連続して進展することを、ひとの脳で...
キーワード:空間分布/解析学/内部構造/3Dイメージング/アミロイドβ/老人斑/機能解析/神経内科学/平滑筋/遺伝子機能解析/血管平滑筋/治療標的/病理/病理学/認知機能障害/脳血管疾患/解剖学/歯学/アクチン/アミロイド/アルツハイマー病/蛍光標識/神経細胞/脳疾患/脳脊髄液/遺伝子/加齢/高齢者/神経疾患/認知機能
他の関係分野:環境学数物系科学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年2月10日
8
ピロリ菌除菌前の便中抗原量から除菌中/後の皮疹リスクを予測できる可能性
-皮膚科×消化器内科での安全なマネジメントに貢献-
ピロリ菌除菌により生じる皮疹は薬剤アレルギーではなく、ピロリ菌成分に対する免疫応答(T細胞応答)によって引き起こる可能性を改めて示しました。除菌前便中抗原のスコアが高い患者で、皮疹発症リスクが高い可能性を示しました。ピロリ菌除菌前の皮疹発症リスクを推定する検査は、ピロリ菌感染診断と同時に行うことが可能です。本研究成果は、皮疹リスクの説明や、皮膚科と消化器内科の連携による安全な経過観察に役立つことが期待されます。研究内容の詳細...
キーワード:マネジメント/細胞応答/寿命/歯学/Helicobacter pylori/T細胞/抗原/免疫応答/アレルギー/健康寿命
他の関係分野:農学医歯薬学
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発表日:2026年1月27日
9
コムギの収量を下げる有害変異の除去を目指して
〜日本品種農林61号など世界10品種ゲノムDNA解析〜
日本を代表する普通系コムギ品種である農林61号など世界の10品種のゲノムDNAを解析し、有害突然変異への選択を検出した根で発現し生育環境拡大に関連する遺伝子群の有害突然変異に、強い純化選択が見られたDNA情報を活用した新たな育種技術として、今回検出したような有害突然変異の除去による収量増加が期待される図1 解析に用いた世界のコムギ10品種。国際10+コムギゲノムプロジェクトなどによ...
キーワード:情報基盤/突然変異/ゲノムDNA/自然選択/大規模解析/アミノ酸/ゲノムプロジェクト/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:情報学環境学化学生物学医歯薬学
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発表日:2026年1月22日
10
AIが7,000万年前の新種の頭足類化石を発見!
~生命進化史解読を加速させるデジタル技術~
北海道大学大学院理学研究院の伊庭靖弘准教授、同大学大学院理学院修士課程の杉浦寛大氏、同大学大学院理学研究院の池上 森学術研究員、高輝度光科学研究センターの竹田裕介研究員、ルール大学のヨーク・ムッターローゼ教授、モルゲンロット株式会社のメフメト・オグズ・デリン氏、同社の原田隆宏氏、大阪公立大学大学院理学研究科の久保田彩講師、中央大学の西田治文名誉教授、新潟大学脳研究所の田井中一貴教授、アメリカ自然史博物館のニール・ランドマン教授の研究グループは、未知のオブジェクトを検出可能なゼロショット学習AIを用いて、あらゆる化石を自動かつデジタルに発掘する手法を開発しました。さらに本手法によっ...
キーワード:画像データ/3Dモデル/視認性/物体検出/人工知能(AI)/海洋/頭足類/白亜紀/デジタル化/ボトルネック/モデル化/生物多様性
他の関係分野:情報学環境学数物系科学農学
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発表日:2026年1月14日
11
ミトコンドリア分裂を促進する新しい因子を発見
ミトコンドリアは分裂と融合を繰り返すことで機能を維持しています。そのため、ミトコンドリア分裂の仕組みを理解することは、医学・生命科学の観点から非常に重要です。これまで、ミトコンドリア分裂にはミトコンドリアの内側から作用する因子「マイトフィッシン(※1)Atg44」が必須であることが知られていました。しかし、Atg44だけで分裂が成立するのか、あるいは外側から作用する因子が存在するのかは明らかになっていませんでした。本研究では、Atg44と類似した機能を持ち、ミトコンドリアの外側から分裂を促進する新たな因子として「マイトフィッシン2(Mfi2)」を発...
キーワード:品質管理/Atg/加水分解/水分解/膜構造/脂質膜/哺乳類/ミトコンドリア分裂/微生物/ダイナミン/マイトファジー/歯学/病態解明/ミトコンドリア/遺伝子/脂質
他の関係分野:複合領域生物学農学医歯薬学
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発表日:2025年12月16日
12
船舶レーダーはコウモリの飛翔をどこまで探知できるのか?
-風力発電所建設時の環境アセスメント調査の効率化に期待-
コウモリの飛翔を効率的に捉えるためのレーダー設置方法を示した。船舶レーダーでコウモリを検出可能な観測距離を明らかにした。船舶レーダーは、コウモリの広域モニタリングに有用な調査ツールとなり得る。用語説明ヒナコウモリ:日本では、北海道・本州・四国・九州に広く分布する。鉄道高架など人工構造物にも棲んでおり、季節的に長距離を移動することが示唆されている。国内の風力発電所におけるコウモリの死亡事故では、本種の報告が多い。研究内容の詳細...
キーワード:アセスメント/コウモリ/モニタリング/環境アセスメント/風力発電
他の関係分野:複合領域環境学
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発表日:2025年11月18日
13
ドーパミンD2受容体のD2 short型サブタイプ発現量の上昇は、アルコール報酬や依存性行動を増強させる
テキサス大学タイラー校のYanyan Wang准教授、Mohd Tayyab博士、Anetta Ninan博士、新潟大学脳研究所動物資源開発研究分野の笹岡俊邦教授、齊藤奈英技術職員(当時)、モデル動物開発分野の阿部学准教授、新潟大学の﨑村建司名誉教授らのグループは、ドーパミンD2受容体(D2R)を介したシグナル伝達に着目し、アルコールへの反応における役割を調べました。 D2Rは、メッセンジャーRNA(mRNA)の選択的スプライシングにより、D2ロング型(D2L)とD2ショート型(D2S)の2つのアイソフォームが生成されます。D2LとD2Sの発現量の違いがアルコール使用傷害に影響を与...
キーワード:行動実験/動機づけ/性行動/運動制御/資源開発/シナプス/チロシン水酸化酵素/神経活動/線条体/薬物依存/酸化酵素/リン酸/嗜好性/免疫系/アイソフォーム/グリア細胞/ニューロン/個別化治療/細胞内シグナル/治療標的/神経機能/選択的スプライシング/mRNA/アルコール/ドーパミン/可塑性/神経可塑性/神経伝達物質/RNA/カンナビノイド/グリア/シナプス可塑性/スプライシング/マウス/モデル動物/受容体/神経回路/神経細胞/遺伝子/遺伝子発現/生理学
他の関係分野:情報学複合領域生物学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年11月10日
14
誘電体メタ表面を用いた新規高圧物性計測技術を開発
~惑星科学への応用が期待されるナノ光学計測~
高圧物性計測技術の開発は惑星科学や物性物理学などの分野で重要です。これまでに、表面プラズモン共鳴により色づく金ナノ粒子の色の変化からアンビルセル内の物質の屈折率変化を計測する方法が、簡便で高感度な手法として提案されてきました。しかしながら、金ナノ粒子は柔らかいため、ある一定の圧力以上では大きく変形し、予期しない色の変化が起きてしまうという課題がありました。東北大学多元物質科学研究所の新家寛正助教と北海道大学低温科学研究所の木村勇気教授、鳥取大学工学部機械物理系学科の灘浩樹教授、東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻/附属先進科学研究機構の羽馬哲也准教授、本学大学院自然科学...
キーワード:物質科学/物性物理/高圧実験/高圧物性/惑星/惑星科学/金ナノ粒子/表面プラズモン共鳴/プラズモン/表面プラズモン/誘電体/メタマテリアル/計測技術/光照射/金属ナノ粒子/ナノ構造/ナノ粒子/屈折率/光学計測/微細加工/微細加工技術
他の関係分野:数物系科学化学総合理工総合生物
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発表日:2025年11月8日
15
極低温でも高効率に放熱する「メタマテリアルラジエータ」を開発
-宇宙機の熱設計に新たな指針-
極低温の遠赤外域(50–150 µm)で高い放射率を持つメタマテリアルラジエータを開発した等価LCモデル(注4)とFDTD法(注5)に基づく設計最適化と、試作・分光測定により実証した50–100 Kで従来黒色塗料(Z306)を上回る放射率を確認し、宇宙機の熱設計に新指針を提示した用語説明メタマテリアル(Metamaterial):自然界には存在しない構造をナノ〜マイクロメートルスケールで人工的に作り出し、光や熱などの電磁波を自在に制御できる新しい材料。金属と誘電体を周期的に配置することで、特定の波長域で吸収や反...
キーワード:最適化/離散化/赤外線/キャパシタ/誘電体/分光測定/メタマテリアル/ナノ構造/マイクロ/極低温/電磁波/熱工学/微細構造
他の関係分野:情報学数物系科学
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発表日:2025年10月15日
16
水と空気から生成した消毒液を用いて歯周病の原因細菌を殺菌し毒素類も無効化
-本学大学院生らが報告-
空気中の酸素を濃縮し発生させたオゾンガスを,ナノ技術を用いて水中に超微粒子として分散させることで,歯周病の原因細菌に対して殺菌作用を発揮するオゾンナノ水を生成した。原材料が水と空気のみであり,使用後のオゾンは空気中で分解されて酸素に戻るため,オゾンナノ水は安全・安心・安価な消毒液としての将来性を有する。オゾンナノ水は歯周病原細菌を殺菌しただけでなく,その細菌が産生する複数種の毒素,それら毒素類を内包する細菌のベシクル(=マイクロカプセル)も分解した。歯科診療や介護施設などにおいて,診療器具や歯ブラシなどを安全・安心・安価に消毒する方法として,オゾンナノ水の実用...
キーワード:ベシクル/安全・安心/マイクロカプセル/オゾン/マイクロ/超微粒子/微粒子/微生物/歯学/歯周病/異分野融合/医師/感染症/細菌
他の関係分野:農学医歯薬学
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発表日:2025年9月7日
17
小さな魚から自閉症研究に新展開
-自閉症モデルの社会性障害に「環境」が影響-
新潟大学脳研究所脳病態解析分野のDougnon Godfried助教、松井秀彰教授らの研究グループは、環境が遺伝的素因をもつゼブラフィッシュの自閉症様行動に影響を及ぼすことを発見しました。 本研究グループは安全性や不安の感じ方を調整することで、ube3a変異ゼブラフィッシュに見られる社会的行動の欠如が改善できる可能性を示しました。本研究成果は、自閉症スペクトラム障害(ASD)に対する新しい支援戦略として、環境を工夫することに着目できることを示唆しています。研究のポイント環境がASDの社会的行動に影響する。...
キーワード:視覚情報/視覚情報処理/遺伝性疾患/行動特性/社会的相互作用/環境情報/動特性/神経活動/神経発達/マッピング/キチン/環境要因/自閉症スペクトラム/C-Fos/ニューロン/点変異/RNA/タンパク質分解/ハイブリダイゼーション/ユビキチン/自閉症/転写制御/網膜/コミュニケーション/ストレス/遺伝子/自閉症スペクトラム障害/発達障害
他の関係分野:情報学生物学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年8月27日
18
河川の乱流制御を可能とする新発見
-水害の大幅な削減につながる河道や都市排水施設の設計が可能に-
滑らかな急斜面を流下するシートフローにおいて、流れの加速により乱れの成長が抑制され、秩序的な流速構造(擬似層流)が形成されることを実験的に確認しました。形成された擬似層流は、完全に乱流とされる高レイノルズ数条件下でも平均水深の50倍以上という長距離にわたって持続し、層流と乱流の二分法的理解に対して新たな知見を与えます。擬似層流の安定性とその形成条件に関する実測データは、堤防越流など実流場における流体設計の新たな可能性を示し、摩擦損失の設計変数化や河川・都市排水設計の自由度向上につながると期待されます。用語説明1)乱流(らんりゅう)...
キーワード:せん断/秩序構造/せん断応力
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発表日:2025年8月27日
19
生きたまま頭蓋骨を透明にする「シースルー法」を開発
-頭蓋骨を残したまま、簡便・非侵襲・高精度に脳内をライブイメージングできるようになった!-
新潟大学脳研究所システム脳病態学分野の劉歆儀助教と田井中一貴教授、同研究所細胞病態学分野の内ヶ島基政准教授と三國貴康教授、ならびに理化学研究所脳神経科学研究センターの村山正宜チームディレクターらによる共同研究グループは、生きている動物の頭蓋骨を観察するときだけ高度に透明化して脳内を非侵襲的に観察するための頭蓋骨透明化技術「シースルー法」を開発しました。従来は、頭蓋骨を除去してガラスを埋め込むことで脳内の観察が行われてきましたが、この方法は脳に物理的なダメージを与えるリスクが高く、高度な手術技術も必要でした。本研究で開発されたシースルー法により、観察したいタイミングで、誰でも簡単に...
キーワード:データ統合/ネットワーク解析/光散乱/生体適合性/マイクロ/大脳/生体組織/脳神経科学/発生生物学/炎症反応/神経ネットワーク/頭蓋骨/イミン/スクリーニング/マウス/モデル動物/ライブイメージング/ラット/神経科学/神経細胞/脳機能/脳脊髄液/脂質/手術/非侵襲
他の関係分野:情報学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年8月24日
20
アジア地域初!陸域生態系によるCO2吸収動態を明らかにする大規模基盤データセット「JapanFlux2024」を構築
森林や水田、湖沼などの陸域生態系が、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスをどの程度吸収・放出しているかを把握することは、地球温暖化対策に必要不可欠です。欧米諸国では、各地の観測拠点で得られたデータに基づき、陸域生態系のCO2吸収量の長期的な変化を記録したオープンデータセットの整備が進んでいる一方、アジア地域では包括的なデータセットは整備されていませんでした。大阪公立大学大学院農学研究科の植山雅仁准教授、髙尾勇太大学院生(博士前期課程2年)と、千葉大学の市井和仁教授、国立極地研究所の矢吹裕伯特任教授、東京大学の日浦勉教授、熊谷朝臣教授、...
キーワード:オープンデータ/季節変化/極地/陸域生態系/温室効果ガス/湖沼/地球温暖化/温室効果/気候変動/経年変動/衛星/衛星観測/地球温暖化対策/二酸化炭素/二酸化炭素/水田/生態系/温暖化/予測モデル
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学農学医歯薬学
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発表日:2025年8月20日
21
高効率・高安定性を有する光透過性メソポーラス酸化タングステン薄膜の開発に成功
-太陽光水分解によるグリーン水素製造へ大きく前進-
高効率な光電気化学(PEC)酸素発生のための、光透過性の優れたメソポーラス酸化タングステン(WO3)光酸素発生アノードを開発しました。本WO3光酸素発生アノードは優れた安定性と高いファラデー効率4)を実現しました。タンデム型PEC水分解デバイスに向けて、光透過性に優れたWO3光酸素発生アノードの合成戦略を確立しました。用語説明グリーン水素製造二酸化炭素を排出しない水素製造光酸素発生アノード光照射により...
キーワード:太陽/太陽光/光電気化学/カソード/タングステン/メソポーラス/電気化学反応/水分解/カーボンニュートラル/持続可能/光照射/水素発生/カーボン/水素製造/電気化学/二酸化炭素/半導体
他の関係分野:数物系科学総合理工
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発表日:2025年7月29日
22
天の川銀河の辺境で星誕生の息吹を発見
- これまで謎に包まれていた天の川銀河における星形成の普遍性に迫る -
世界で初めて、私たちの住む天の川銀河の外縁部において産まれたばかりの星に伴う分子ガス放出現象を発見。太陽系周辺とは異なる環境を持つ天の川銀河の外縁部は、天の川銀河全体の星形成プロセスの普遍性を理解する上で重要。今回の成果は、星形成過程が天の川銀河の外縁部においても太陽系周辺と変わらない可能性を示唆。用語説明アルマ望遠鏡アルマ望遠鏡(正式には、アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計、Atacama Large Millimeter/submillimeter Array、ALMA)は、南米チリ共和国北部にあるアタカマ砂漠の標...
キーワード:アンテナ/ミリ波/普遍性/干渉計/サブミリ波/ミリ波・サブミリ波/銀河/銀河系/銀河中心/原始星/星形成/太陽/太陽系/電波望遠鏡/望遠鏡/分解能
他の関係分野:情報学数物系科学
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発表日:2025年7月17日
23
通常化学療法が無効な脳幹部神経膠腫において放射線化学療法が著効し聴力が改善する症例を確認
-治療感受性を遺伝子変異より予測-
新潟大学脳研究所脳神経外科学分野の岡田拓也医員、大石誠教授、同研究所腫瘍病態学分野の棗田学准教授らの研究グループは、同研究所病理学分野の柿田明美教授、清水宏准教授、同大学医学部耳鼻咽喉科学分野の堀井新教授らとの共同研究で、通常化学療法が無効で極めて予後不良である脳幹部神経膠腫(生命を維持する中枢である脳幹部にできる小児に多い神経膠腫)に対して、放射線化学療法により腫瘍の縮小とともに、症状であった聴力低下を改善させることに成功しました。小児に発生する脳幹部神経膠腫の多くはヒストンH3K27M遺伝子変異を有し、通常テモゾロミド(※1)が無効であることが知られていますが、本症例は成人例...
キーワード:磁気共鳴/アルキル化/スペクトロスコピー/ヒストン/脱水素/大脳/クエン酸/抵抗性/神経膠腫/脳神経外科/病理/病理学/放射線治療/膠芽腫/MRS/歯学/MRI/スクリーニング/代謝物/遺伝子/遺伝子変異/化学療法/小児/放射線
他の関係分野:数物系科学化学総合理工総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年7月7日
24
胚盤胞補完法を用いてマウス体内で受精可能なラット精子を作製することに成功
-遺伝子改変ラット作製がより低コストに、より容易に-
新潟大学脳研究所モデル動物開発分野の夏目里恵 技術専門職員、同大学大学院自然科学研究科大学院生の村田康輔(研究当時)並びに同研究所動物資源開発分野の竹鶴裕亮 特任助教(現・東京大学医科学研究所実験動物研究施設先進動物ゲノム研究分野・特任研究員)は、新潟大学の﨑村建司 名誉教授、同大学脳研究所モデル動物開発分野の阿部学 准教授らと共に、胚盤胞補完法を用いることにより、マウスの体内でラット胚性幹細胞(ES細胞)由来の受精能を有した精子を作製することに成功しました。この方法により、複雑な遺伝子改変ラット作製の効率化がはかれるだけでなく、希少動物の増殖や生殖医療への応用などの可能...
キーワード:移植医療/生殖系列/相同組み換え/受精能/生殖/資源開発/組み換え/遺伝子改変/実験動物/キメラ/遺伝子組み換え/生殖細胞/iPS細胞/高次脳機能/子宮/受精/生殖医療/精巣/着床/卵子/胚盤胞/病態解明/胚性幹細胞/ES細胞/キメラマウス/マウス/モデル動物/ラット/幹細胞/精子/多能性幹細胞/脳機能/ゲノム/遺伝子/生理学
他の関係分野:複合領域生物学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年7月7日
25
リサイクル異常症という新たな疾患発症メカニズムー様々な合併症を伴う原因不明の小児難病の病態を解明ー
Ritscher-Schinzel症候群という小児希少難病の新規原因遺伝子を複数同定Ritscher-Schinzel症候群の発症メカニズムとしてエンドソームのリサイクル機能異常を同定リサイクル異常による様々な膜タンパク質の発現低下が合併症発症に関与していることを同定用語説明エンドソーム:細胞膜が陥入することで形成される小胞で、細胞外からの栄養物質の取り込みや、細胞膜蛋白のリサイクルなどの役割を担っています。エンドソームのリサイクル機能により、取り込まれた細胞膜蛋白の一部は再び細胞膜へと戻され、これによって細胞膜の恒常...
キーワード:エンドソーム/エジプト/リサイクル/ゲノム編集技術/細胞膜/合併症/ゲノム解析/ゲノム編集/歯学/モデル動物/膜タンパク質/ゲノム/遺伝子/小児/新生児/難病
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発表日:2025年6月19日
26
アルツハイマー病のポリジェニックリスク28カ国の大規模多施設共同研究で証明
新潟大学脳研究所遺伝子機能解析学分野の菊地正隆特任准教授と池内健教授らの研究グループは、フランスInstitut Pasteur de LilleのJean-Charles Lambert教授らとともに、アルツハイマー病の遺伝的リスクの影響を28カ国で検証しました。その結果、個々人の遺伝的リスクを数値化したポリジェニックリスクスコア(PRS、注1)は多くの国を通してアルツハイマー病の発症リスクと関連していることが明らかになりました。 近年、個人が有する疾患の遺伝的リスクを数値化したPRSが注目され、疾患の早期診断への応用などが期待されています。アルツハイマー病とPRSの...
キーワード:メタアナリシス/解析学/統計解析/ゲノムワイド/ゲノム情報/機能解析/遺伝子機能解析/早期診断/ゲノムワイド関連解析/アルツハイマー病/ゲノム/バイオマーカー/遺伝子/加齢/危険因子/個別化医療/高齢者/認知機能/認知症
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発表日:2025年6月18日
27
最も硬い物質「ダイヤモンド」が極低温で軟らかくなる
~鍵を握るのは電子!〜
北海道大学大学院理学研究院の柳澤達也教授を中心とし、ドレスデン強磁場研究所・ドレスデン工科大学(ドイツ)、京都大学、本学が協働した国際研究グループは、人工ダイヤモンドが極低温で軟らかくなる新現象を発見しました。この結果は、ダイヤモンド内に未知の量子状態が存在することを示唆しており、量子センサや量子計算といった次世代技術への応用が期待されます。ダイヤモンドはその美しさだけでなく、硬度や熱伝導率の高さなどの物理的性質から多方面で応用されています。中でも欠陥や不純物の少ない人工ダイヤモンドは、宝飾用用途や機械分野への応用だけでなく、量子情報分野のデバイス基板として期待されており、特に...
キーワード:オープンアクセス/量子計算/強磁場/精密測定/対称性/量子コンピュータ/量子情報/量子情報処理/中性子/電子スピン共鳴/磁場/弾性率/電子線/弾性定数/単結晶/スピン/センシング/格子欠陥/極低温/超音波/熱伝導/熱伝導率/ホウ素/結晶構造
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発表日:2025年6月14日
28
ルイ・パスツールもきっと驚く!?左右を選別するナノ光ピンセットによるキラル結晶化制御の可能性を示唆
キラリティという、右手と左手の関係のように鏡合わせの構造同士が異なる性質は、自然界に普遍的に存在し、生命の起源、創薬やスピントロニクス注4)とも関わる重要な性質です。東北大学多元物質科学研究所の新家寛正助教と中川勝教授らの研究グループはこれまでに、円偏光注5)照射によりMie共鳴注6)の励振された誘電体メタ表面上で水溶液からのキラル結晶化注7)を誘起すると、円偏光のみの場合よりも結晶の利き手が大きく偏る現象を発見していました(文末の過去のプレスリリース参照)。今回、研究グループ...
キーワード:水溶液/対称性/物質科学/核形成/生命の起源/磁場/直線偏光/キラル/らせん構造/円偏光/表面プラズモン共鳴/対称性の破れ/ナノ結晶/ナノ構造体/プラズモン/金属ナノ構造/表面プラズモン/誘電体/光照射/光学特性/スピン/スピントロニクス/ナノ構造/ナノ粒子/屈折率/結晶化/微細加工/光ピンセット/微細加工技術/近接場/結晶構造/創薬/細菌
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発表日:2025年6月12日
29
分子内のすばやい動きで高いエネルギー光へ変換
量子センシングの医療応用にも期待
持続可能社会の実現に向け、これまで利用されてこなかったエネルギー源を有効活用することが重要。光アップコンバージョンと呼ばれる長波長光を短波長光に変換する現象を活用し、超高効率光エネルギー変換システムの実現が期待される。光アップコンバージョンの光エネルギー変換効率は改良されてきているが、この反応のメカニズムが十分に理解されておらず、材料開発のボトルネックとなっていた。今回、アントラセン三つをホウ素で架橋させた分子内において生成する三重項励起子※1,2によるアップコンバージョン発光と電子スピンのホッピング運動の両者を観測した。この中間体が分子内部におい...
キーワード:情報学/光エネルギー/持続可能社会/原子核/近赤外/アントラセン/光エネルギー変換/有機分子/量子センシング/赤外光/波長変換/分子振動/持続可能/ボトルネック/スピン/センシング/励起子/エネルギー変換/ホウ素/アップコンバージョン/がん治療/近赤外光
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発表日:2025年6月11日
30
AI予測されたタンパク質の立体構造モデルに基づくゲノムからの探索法によって、テルペンの環状骨格や構造の多様性を拡大できることを証明
AI予測されたタンパク質の立体構造モデルを基にしたゲノムからの探索法で見つかった新型テルペン合成酵素の生成物の構造を決定しました。生物から未だに見出されていない新しい環状骨格や構造をもつテルペンを発見しました。新しい環状骨格や構造をもつテルペン類注1)を大量発掘するためのブレイクスルーとなることが期待されます。【用語解説】注1)テルペン類炭素数5個のイソプレン単位から構成される天然有機化合物群の総称。微生物、植物、昆虫、動物など様々な生物種が生産する。テルペノイド、イソプレノイドとも呼ばれる。メン...
キーワード:人工知能(AI)/構造モデル/酸化物/イソプレノイド/テルペン/カロテノイド/微生物/タキソール/テルペノイド/抗酸化/抗酸化物質/生体膜/天然有機化合物/立体構造/ゲノム/抗がん剤
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発表日:2025年6月11日
31
系統的に新規なβ-1,2-グルカナーゼ群の発見
~酵素の構造解析・機能解析から解明された分子進化の手がかり~
東京理科大学 創域理工学部 生命生物科学科の中島 将博准教授、同大学大学院 創域理工学研究科 生命生物科学専攻の元内 省博士(日本学術振興会特別研究員PD)、産業技術総合研究所 人工知能研究センターの小林 海渡研究員、本学 農学部 農学科の中井 博之准教授の共同研究グループは、糖質加水分解酵素(Glycoside Hydrolase; GH)に関して、β-1,2-グルカンを分解してβ-1,2-グルコオリゴ糖を生成するGHファミリー(GH144、GH162)に属する酵素(β-1,2-グルカナーゼ, SGL)(図1)を基にしたアミノ酸配列の網羅的な相同性検索により、機能未知で系統的に新規な4つの...
キーワード:AI/速度論/オリゴ糖/反応機構/浸透圧/グルコース/系統樹/植物病原菌/分子進化/加水分解/水分解/反応速度/ポリマー/反応速度論/病原菌/糸状菌/加水分解酵素/系統解析/土壌/浸透圧調節/アミノ酸配列/免疫系/機能解析/酵素反応/アミノ酸/立体構造/PRO/細菌/生理学
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発表日:2025年6月3日
32
日本人を含む東アジア人に特有なAPOEレアミスセンスバリアントがアルツハイマー病の発症リスクを低下させる可能性を発見
新潟大学脳研究所 遺伝子機能解析学分野の宮下哲典博士(准教授)、池内健博士(教授)らの研究グループは、国内の複数の医療・研究機関と共同で、日本人を対象として、認知症等のゲノム解析を展開しています。この度、アルツハイマー病※(AD)の発症リスクを低下させる可能性のある稀なアミノ酸置換を伴う遺伝子変異(レアミスセンスバリアント※:RMV)を、アポリポタンパクE遺伝子(APOE※)に見出しました。APOEはADのみならず、パーキンソン病や血管性認知症などの神経疾患、長寿、感染症、脂質異常...
キーワード:解析学/リスク評価/分子制御/遺伝的多様性/遺伝統計学/ゲノムワイド/ハプロタイプ/機能解析/神経内科学/連鎖不平衡/遺伝子機能解析/染色体/病理/病理学/ゲノムワイド関連解析/ゲノム解析/認知機能障害/アミノ酸置換/アミノ酸/アミロイド/アルツハイマー病/パーキンソン病/抗体医薬/神経変性/神経変性疾患/脳疾患/副作用/ゲノム/コホート/コレステロール/遺伝学/遺伝子/遺伝子変異/加齢/感染症/健康長寿/個別化医療/抗体/高齢者/脂質/脂質異常症/小児/神経疾患/認知機能/認知症/予防医学
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発表日:2025年5月29日
33
“知られざる変異株”を下水から検出!疫学調査では捉えきれないウイルス変異株の出現と変遷を明らかに
金沢大学理工研究域地球社会基盤学系の本多了教授、本学大学院自然科学研究科電気情報工学専攻の阿部貴志教授、情報・システム研究機構国立遺伝学研究所の有田正規教授、同機構データサイエンス共同利用基盤施設の馬場知哉特任准教授、株式会社AdvanSentinel、ヴェオリア・ジェネッツ株式会社、株式会社クボタによる合同研究グループは、新型コロナウイルスの下水ゲノム疫学(※1)調査において、地域特有の変異株亜系統(サブバリアント)(※2)の出現と変遷を明らかにすることに成功しました。本研究では、石川県小松市と静岡県浜松市の下水中に含まれる新型コロナ...
キーワード:コドン/社会基盤/変異株/微生物/SARS-CoV-2/ゲノム変異/新型コロナウイルス/ウイルス/ゲノム/ゲノム疫学/遺伝学/遺伝子/遺伝子変異/疫学/疫学調査/感染症/公衆衛生
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発表日:2025年5月22日
34
口腔細菌叢の乱れは腸内細菌叢の乱れー歯周病に罹患すると腸内細菌叢が乱れて全身に悪影響の恐れ
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理化学研究所(理研)生命医科学研究センター粘膜システム研究チームの山崎和久客員主管研究員(本学名誉教授)、宮内栄治客員研究員(群馬大学生体調節研究所粘膜エコシステム制御分野准教授)、大野博司チームディレクターらの国際共同研究グループは、歯周病[1]以外に全身的な疾患のない患者と歯周病を含む全身的な疾患のない健康な対象者の唾液、ならびにふん便中の細菌叢(そう)を網羅的に解析し、歯周病患者では唾液中の細菌叢だけでなく腸内細菌叢にも乱れが生じていることを突き止めました。また、歯周病を治療することで唾液中の細菌叢だけでなく、腸内細菌叢も変化することを明らかにしました。...
キーワード:人工知能(AI)/システム制御/dysbiosis/外傷/歯学/歯周病/細菌/細菌叢/唾液/腸内細菌/腸内細菌叢
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発表日:2025年5月13日
35
土壌微生物バイオマスの新たな測定法を約40年ぶりに提案
風乾土水抽出法による微生物バイオマス測定を国内各地の森林および草地土壌で検証風乾土WEOC量と従来法による微生物バイオマスの間には非常強い直線関係土壌理化学性に対する挙動も風乾土WEOCと微生物バイオマスで同一風乾土水抽出法により従来法を使用できないような環境でも土壌微生物バイオマスの測定が可能になる【用語解説】土壌の全有機炭素量土壌に存在する有機炭素の量は植物体存在量の3~4倍、大気存在量の2~3倍に達しており、陸域で最大の炭素プールとなっています。土壌理化学性土壌の...
キーワード:安定同位体比/安定同位体/火山灰/電気伝導度/同位体/同位体比/地球環境/電気伝導/原子力/二酸化炭素/二酸化炭素/有機物/土壌学/バイオマス/土壌/土壌微生物/微生物
他の関係分野:環境学数物系科学農学
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発表日:2025年4月8日
36
複数分子からなる人工的な環状積層構造において電荷やエネルギーが周回する特異な現象を証明
自然界では、光合成を行う植物中において色素分子が環状に並んだ集合体をアンテナとして、光エネルギーを効率的に集めて利用しています。このような環状に並んだユニットの間を電荷やエネルギーが周回する現象はトロイダル共役と呼ばれ、これまで人工的な物質では1つの分子内の現象としてのみ知られていました。大阪公立大学大学院理学研究科の酒巻 大輔准教授、藤原秀紀教授、工学研究科の松井康哲准教授、池田浩教授、本学共用設備基盤センターの古川貢准教授、京都大学大学院工学研究科の清水大貴助教らの研究グループは、平面構造を持つ人工色素分子であるフタロシアニンの周りに、電子を受け渡しやすいユニット(電子ドナ...
キーワード:アンテナ/情報学/産学連携/光エネルギー/X線結晶構造解析/結晶構造解析/光合成/フタロシアニン/積層構造/X線結晶構造/結晶構造/層構造
他の関係分野:情報学複合領域環境学生物学農学医歯薬学
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発表日:2025年3月28日
37
リボソーム二量体化の新機構を解明
-リボソーム機能制御機構研究の新展開-
真核生物や真正細菌では、ストレス環境下でリボソームが二量体化し、タンパク質合成を停止することが知られていたが、古細菌でそのような仕組みがあるかどうかわかっていなかった。古細菌のリボソームの二量体化機構をはじめて明らかにした。本研究で明らかになったリボソーム二量体化機構は、これまで知られていた機構とは全く異なる新しいタイプのものであった。本研究は、リボソームの機能制御機構のみならず、生物の環境適応機構を理解するための重要な手がかりを提供するものである。【用語解説】古細菌...
キーワード:二量体/タンパク質合成/環境適応/電子顕微鏡/機能制御/極限環境/リボソーム/古細菌/クライオ電子顕微鏡/分子機構/生体分子/ストレス/細菌
他の関係分野:化学生物学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年3月27日
38
オマーンオフィオライトの独立成分分析から推定した上部マントルの改変プロセスーマントル構成岩への独立成分分析(ICA)の適用
オマーンオフィオライトに露出する最上部マントル(深さ7〜15km相当)の物質・化学的な多様性を生み出す独立なプロセスの数理的な抽出と解釈を行いました。独立成分分析(ICA)という数理手法を用いた結果、4つの独立した地球化学成分で、マントルかんらん岩の組成変動を説明できることが分かりました。4つの独立成分は、鉱物の量比、鉱物・岩石の組成、空間分布などの地質情報と統合することで、3つのマントルプロセス(拡大海嶺での無水溶融、沈み込みに伴う含水溶融と岩石流体反応)及び、蛇紋岩化作用に対応することが明らかになりました。【用語解説】...
キーワード:多変量解析/独立成分分析/最適化/情報学/産学連携/空間分布/海洋/かんらん岩/テクトニクス/プレートテクトニクス/プレート境界/マグマ/マントル/海洋地殻/上部マントル/脱水反応/地球化学/沈み込み/沈み込み帯/微量元素/部分溶融/化学組成/融点/スピネル/マグネシウム/結晶化
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学
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発表日:2025年3月24日
39
厚生労働省指定難病・血管炎による 脊椎肥厚性硬膜炎の新たな病態を発見
-治療法に道-
脊髄を覆う硬膜に炎症が起こる脊椎肥厚性硬膜炎は、厚生労働省指定難病・血管炎の原因自己抗体「抗好中球細胞質抗体(ANCA)」、中でも好中球の細胞質に含まれる酵素タンパク質であるミエロペルオキシダーゼ(MPO)に対する自己抗体(MPO-ANCA)を高い確率で持つ。脊椎肥厚性硬膜炎は、脳を覆う硬膜に炎症が起こる頭蓋肥厚性硬膜炎と比較し、ANCA関連血管炎の疾患活動(バーミンガム血管炎活動スコア「神経系」(注4))が高い。肥厚した脊椎硬膜は、本来の硬膜の外と内に、肉芽腫性炎症巣と筋線維芽細胞(注5)を大量に含む2層を形成することで、計3層構造を構築する...
キーワード:免疫機能/産学連携/神経系/モデリング/ペルオキシダーゼ/生体内/実験動物/層構造/リンパ管/筋線維芽細胞/好酸球/糸球体腎炎/神経内科学/腎炎/血管障害/糸球体/組織修復/頭蓋骨/病理/病理学/免疫抑制/毛細血管/筋線維/脊椎/リモデリング/骨髄/歯学/自己抗体/線維芽細胞/B細胞/アクチン/ファージ/マウス/マクロファージ/血液/好中球/細胞外マトリックス/自己免疫/腎臓/脳脊髄液/免疫細胞/タイトジャンクション/抗体/線維化/創傷治癒/難病
他の関係分野:複合領域生物学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年3月19日
40
HTRA1関連脳小血管病における新たな頭部MRI所見として「Chocolate Chip Sign」を同定
新潟大学脳研究所脳神経内科学分野の安藤昭一朗助教、小野寺理教授らの研究グループは、HTRA1注1関連脳小血管病(HTRA1-related Cerebral Small Vessel Disease: HRSVD)の診断に有用な、新しい頭部MRI所見である「Chocolate Chip Sign」を見出し、その研究成果が2025年2月26日に米国神経学会発行の学術誌「Neurology® Genetics」にオンライン掲載されました。この所見は、Susceptibility-Weighted Imaging(SWI)注2...
キーワード:産学連携/解析学/高磁場/磁化率/磁場/政策研究/酵素活性/さんご/神経内科学/病理/病理学/脊椎/認知機能障害/病態解明/MRI/タンパク質分解/脳機能/バイオマーカー/遺伝子/遺伝子変異/加齢/神経疾患/認知機能/脳神経疾患/脳卒中
他の関係分野:複合領域数物系科学農学医歯薬学
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発表日:2025年2月27日
41
謎の天体で作られる銀河の雪
-有機分子生成の新たなる現場か-
宇宙で氷が生成される現場は、複雑な有機分子が生成される場でもあり、生命の材料となりうる物質の宇宙における起源を探るうえで重要である。今回、日本初の単独赤外線天文衛星「あかり」により発見された謎の氷天体をアルマ望遠鏡が観測し、付随する分子ガスの性質を明らかにした。明らかになった氷天体の性質は、これまでに氷の存在が知られているどの天体の特徴でも説明ができず、新たなタイプの氷・有機分子生成の場である可能性を示唆した。【用語解説】アルマ望遠鏡アルマ望遠鏡(正式には、アタカマ大型ミリ波サブミリ...
キーワード:アンテナ/ミリ波/twitter/情報学/産学連携/干渉計/サブミリ波/ミリ波・サブミリ波/衛星/化学組成/銀河/赤外線/天文学/電波望遠鏡/望遠鏡/有機分子/分解能
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学総合理工
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発表日:2025年2月25日
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ペリスタルティックポンプを用いたシミュレーションで解明!アミロイド線維が作られるメカニズム
-アミロイドーシス発症の仕組みに迫る新技術-
大阪大学大学院工学研究科の後藤祐児特任研究員、太田朝貴さん(博士後期課程)、荻博次教授、本学大学院医歯学総合研究科の山本卓教授らの研究グループは、チューブをローラーでしごいて送液するポンプ(ペリスタルティックポンプ)が引き起こす「せん断ストレス」が原因でアミロイド線維という物質ができることを発見しました。アルツハイマー病、パーキンソン病、透析アミロイドーシスなどのアミロイドーシスは、それぞれの特定の原因タンパク質が、何らかの刺激を受けて、物質の結晶に類似した構造のアミロイド線維を形成することにより発症します。高齢化に伴って頻発するアミロイドーシスの発症化機構の解明や、アミロイド...
キーワード:twitter/情報学/産学連携/光検出器/検出器/タンパク質凝集/タンパク質凝集体/過冷却/せん断/シミュレーション/シリコン/結晶化/生体内/歯学/アミロイド/アルツハイマー病/パーキンソン病/凝集体/蛍光顕微鏡/血液/ストレス/高齢化/糖尿病/難病
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学生物学総合生物医歯薬学
新潟大学 研究シーズ