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研究分野別サイレントキーワード
「行動学」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】情報学フロンティア:ネットワーク行動学を含む研究件
❏昆虫の摂食行動を調節する脳神経ペプチド連関図の作成とネットワーク評価系の基盤解析(15H04609)
【研究テーマ】昆虫科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永田 晋治 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (40345179)
【キーワード】昆虫 / 摂食行動 / ホルモン / ネットワーク / ペプチドホルモン (他8件)
【概要】生物の摂食行動は脳神経系から作られるホルモンにより制御されていることが知られている。ところが、「何を食べるか?」という問いには科学は答えを出していない。そこで、生物が何を食べるか?という本能行動を、昆虫を使って追究することにした。対象は、フタホシコオロギを使った。この種で、栄養分選好性行動の解析法のインフラを整えた。また、脳神経ホルモン類が摂食を制御し、脂肪組織などの末梢組織の代謝系がそれを修飾し...
❏インターネットの書き込みにおける人間集団行動の統計物理的考察(22656025)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】高安 美佐子 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 准教授 (20296776)
【キーワード】数理物理 / ネットワーク / 社会学 / 行動学
【概要】ブログやツイッターなどの公開されているインターネットの書き込み情報を自動的に収集蓄積した巨大なデータを、統計物理学的な視点に基づき科学的な分析をした。まず、日常的に一定の頻度で使われていると期待される単語に注目し、その基本的なゆらぎの特性を明らかにした。次に、流行語やニュース用語などに注目し、その上昇・下降が指数関数やベキ乗の関数形で記述できることを示した。 ...
【複合領域】健康・スポーツ科学:地域介入行動学を含む研究件
❏身体活動の地域介入研究-継続のための仕組みづくりとその実証研究-(17K01795)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小熊 祐子 慶應義塾大学, スポーツ医学研究センター(日吉), 准教授 (00255449)
【キーワード】グループ運動 / マルチレベル介入 / ソーシャルキャピタル / 身体活動促進 / コミュニティワイド介入 (他20件)
【概要】"プラス・テン(10分多くからだを動かす)”を主メッセージとして、多レベルの身体活動促進地域介入(community-wide intervention, CWI)を継続的に実施した。開始5年後に層化無作為抽出法により市民成人3000名に実施した調査で、2013年の介入前と比較し身体活動量の増加を認めた。 多レベル介入のうち2015年度に開始した自宅近隣で自主的に実施する運動グループ継続支...
❏身体活動推進のためのポピュレーション戦略:地域ランダム化試験およびその拡散研究(16H03249)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 健康づくり / ヘルスプロモーション / ポピュレーション戦略 (他15件)
【概要】身体活動不足をポピュレーションレベルで改善する方策として、ソーシャルマーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーンに着目し、その効果をクラスターランダム化試験で検討した。島根県雲南市の12地区をランダムに介入地区と対照地区に割付け、ランダム抽出した地域住民4414名の追跡調査を行った。その結果、主要評価項目である5年後の身体活動実施者割合の変化に群間差(4.6%, 95%CI:0.4-...
【複合領域】健康・スポーツ科学:ヘルスプロモーション行動学を含む研究件
❏身体活動の地域介入研究-継続のための仕組みづくりとその実証研究-(17K01795)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小熊 祐子 慶應義塾大学, スポーツ医学研究センター(日吉), 准教授 (00255449)
【キーワード】グループ運動 / マルチレベル介入 / ソーシャルキャピタル / 身体活動促進 / コミュニティワイド介入 (他20件)
【概要】"プラス・テン(10分多くからだを動かす)”を主メッセージとして、多レベルの身体活動促進地域介入(community-wide intervention, CWI)を継続的に実施した。開始5年後に層化無作為抽出法により市民成人3000名に実施した調査で、2013年の介入前と比較し身体活動量の増加を認めた。 多レベル介入のうち2015年度に開始した自宅近隣で自主的に実施する運動グループ継続支...
❏身体活動推進のためのポピュレーション戦略:地域ランダム化試験およびその拡散研究(16H03249)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 健康づくり / ヘルスプロモーション / ポピュレーション戦略 (他15件)
【概要】身体活動不足をポピュレーションレベルで改善する方策として、ソーシャルマーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーンに着目し、その効果をクラスターランダム化試験で検討した。島根県雲南市の12地区をランダムに介入地区と対照地区に割付け、ランダム抽出した地域住民4414名の追跡調査を行った。その結果、主要評価項目である5年後の身体活動実施者割合の変化に群間差(4.6%, 95%CI:0.4-...
【複合領域】健康・スポーツ科学:身体活動行動学を含む研究件
❏身体活動の地域介入研究-継続のための仕組みづくりとその実証研究-(17K01795)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小熊 祐子 慶應義塾大学, スポーツ医学研究センター(日吉), 准教授 (00255449)
【キーワード】グループ運動 / マルチレベル介入 / ソーシャルキャピタル / 身体活動促進 / コミュニティワイド介入 (他20件)
【概要】"プラス・テン(10分多くからだを動かす)”を主メッセージとして、多レベルの身体活動促進地域介入(community-wide intervention, CWI)を継続的に実施した。開始5年後に層化無作為抽出法により市民成人3000名に実施した調査で、2013年の介入前と比較し身体活動量の増加を認めた。 多レベル介入のうち2015年度に開始した自宅近隣で自主的に実施する運動グループ継続支...
❏身体活動推進のためのポピュレーション戦略:地域ランダム化試験およびその拡散研究(16H03249)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 健康づくり / ヘルスプロモーション / ポピュレーション戦略 (他15件)
【概要】身体活動不足をポピュレーションレベルで改善する方策として、ソーシャルマーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーンに着目し、その効果をクラスターランダム化試験で検討した。島根県雲南市の12地区をランダムに介入地区と対照地区に割付け、ランダム抽出した地域住民4414名の追跡調査を行った。その結果、主要評価項目である5年後の身体活動実施者割合の変化に群間差(4.6%, 95%CI:0.4-...
❏高齢者の身体活動・外出・社会参加に影響する環境要因に関する研究(20500604)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 講師 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 環境 / 高齢者 / 歩行 (他9件)
【概要】自宅近隣の環境が人々の身体活動、健康に影響を与える要因として注目されている。本研究では高齢者1921名(65-74歳)を対象に質問紙による横断調査を実施し、環境要因と身体活動・外出・社会参加との関連を検討した。その結果、歩行時間と環境要因(運動場所へのアクセス、社会的環境、景観など)との間に関連が認められた。関連のパターンは身体活動の種類、性別によっても特徴的であり、一般成人を対象としたこれまでの...
【複合領域】生活科学:ポピュレーションアプローチ行動学を含む研究件
❏身体活動の地域介入研究-継続のための仕組みづくりとその実証研究-(17K01795)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小熊 祐子 慶應義塾大学, スポーツ医学研究センター(日吉), 准教授 (00255449)
【キーワード】グループ運動 / マルチレベル介入 / ソーシャルキャピタル / 身体活動促進 / コミュニティワイド介入 (他20件)
【概要】"プラス・テン(10分多くからだを動かす)”を主メッセージとして、多レベルの身体活動促進地域介入(community-wide intervention, CWI)を継続的に実施した。開始5年後に層化無作為抽出法により市民成人3000名に実施した調査で、2013年の介入前と比較し身体活動量の増加を認めた。 多レベル介入のうち2015年度に開始した自宅近隣で自主的に実施する運動グループ継続支...
❏身体活動推進のためのポピュレーション戦略:地域ランダム化試験およびその拡散研究(16H03249)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 健康づくり / ヘルスプロモーション / ポピュレーション戦略 (他15件)
【概要】身体活動不足をポピュレーションレベルで改善する方策として、ソーシャルマーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーンに着目し、その効果をクラスターランダム化試験で検討した。島根県雲南市の12地区をランダムに介入地区と対照地区に割付け、ランダム抽出した地域住民4414名の追跡調査を行った。その結果、主要評価項目である5年後の身体活動実施者割合の変化に群間差(4.6%, 95%CI:0.4-...
【複合領域】子ども学:運動行動学を含む研究件
❏身体活動推進のためのポピュレーション戦略:地域ランダム化試験およびその拡散研究(16H03249)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 健康づくり / ヘルスプロモーション / ポピュレーション戦略 (他15件)
【概要】身体活動不足をポピュレーションレベルで改善する方策として、ソーシャルマーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーンに着目し、その効果をクラスターランダム化試験で検討した。島根県雲南市の12地区をランダムに介入地区と対照地区に割付け、ランダム抽出した地域住民4414名の追跡調査を行った。その結果、主要評価項目である5年後の身体活動実施者割合の変化に群間差(4.6%, 95%CI:0.4-...
❏高齢者の身体活動・外出・社会参加に影響する環境要因に関する研究(20500604)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 講師 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 環境 / 高齢者 / 歩行 (他9件)
【概要】自宅近隣の環境が人々の身体活動、健康に影響を与える要因として注目されている。本研究では高齢者1921名(65-74歳)を対象に質問紙による横断調査を実施し、環境要因と身体活動・外出・社会参加との関連を検討した。その結果、歩行時間と環境要因(運動場所へのアクセス、社会的環境、景観など)との間に関連が認められた。関連のパターンは身体活動の種類、性別によっても特徴的であり、一般成人を対象としたこれまでの...
【生物学】生物学:気質行動学を含む研究件
❏盲導犬の適性気質に関わるゲノムマーカーの探索(17K19317)
【研究テーマ】獣医学、畜産学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】武内 ゆかり 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (10240730)
【キーワード】行動学 / 気質 / 注意散漫 / SNP / GWAS (他9件)
【概要】本研究では,日本盲導犬協会に所属する763頭の盲導犬候補個体に対する訓練士による行動傾向評価データを用いて盲導犬適性気質を抽出した。 続いて,適性と有意に関わる「注意散漫」気質について,215個体の遺伝子型データをもとにゲノムワイド関連解析を実施した。その結果,「注意散漫」気質と有意に関連する一塩基多型が36番染色体のplakophilin4遺伝子上に存在することが明らかとなった。 ...
❏犬の気質に関する行動遺伝学的研究;攻撃性の細分類と遺伝的背景の解明(26292163)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】武内 ゆかり 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (10240730)
【キーワード】行動学 / 気質 / 攻撃性 / SNP / 犬 (他6件)
【概要】本研究では,攻撃性と気質評価に特化したアンケートを作成し,犬の飼い主よりチワワ372頭,トイプードル537頭の血液およびアンケートの回答を収集した。アンケート回答結果を検討した上で,特定の表現型についてゲノムワイド関連解析を実施したところ,攻撃性を気質やその動機づけによって細分類することで,従来得ることのできなかった関連性が示唆される遺伝子多型が検出され,犬の攻撃性に関わる感受性遺伝子多型の一部が...
【生物学】人類学:配偶者選択行動学を含む研究件
❏小型魚類の社会脳の脳機能地図の作製(26290003)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】竹内 秀明 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授 (00376534)
【キーワード】硬骨魚類 / 神経ペプチド / 社会行動 / ゲノム編集 / 配偶者選択 (他22件)
【概要】メダカの三者関係(オス、オス、メス)において、「オスがライバルオスよりもメスから近い位置を維持するように、ライバルオスとメスとの間に割り込む」という形で配偶者防衛を示すことを発見した。メダカ変異体を用いた行動実験の結果、バソトシンシステムが配偶者防衛においてライバルオスに勝つために必要であることを示した(PLoS Genetics 2015). さらに配偶者防衛行動は、ライバルオスの性行動を妨害す...
❏文化進化モデルを用いたヒトの非適応的行動に関する研究(18770217)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】井原 泰雄 東京大学, 大学院理学系研究科, 講師 (90376533)
【キーワード】文化進化 / 行動学 / 進化 / 人類学 / 名声 (他12件)
【概要】階層のある社会における文化伝達の過程を数理モデル化し、繁殖率や生存率を犠牲にして社会的地位の獲得に努める行動が、文化伝達によって普及するための条件を求めた。また、ヒトを含む動物における配偶・繁殖行動の進化と、個体の利得を犠牲にしてグループの利得を増大させる行動の進化について数理モデルを用いた研究を行った。さらに、ヒトの配偶者選択における社会学習の影響について検討するため、日本人の既婚・未婚カップル...
【生物学】人類学:進化行動学を含む研究件
❏階層間相互作用概念による新たな総合(15H04425)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 進化 / 行動 / 昆虫 / 植物 (他11件)
【概要】この研究では生物学的階層毎に分化した生態学を統合すべく階層間相互作用という観点を導入する。とくに血縁選択や性選択などの種内競争と、種間競争や擬態などの群集力学の関係に注目し理論実証両面で研究した。攻撃、協力、監視、分散行動、配偶行動などの生活史の全てにおいて、種内力学と群集力学の相互作用の存在が示唆された。個体形質の進化が種構成などの群集構造を変え、さらに群集構造の変化が構成種の形質進化の淘汰圧に...
❏食性の進化(19770210)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】松尾 隆嗣 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 助教 (70301223)
【キーワード】機能進化 / 進化 / 行動 / 生態 / 遺伝 (他10件)
【概要】セイシェルショウジョウバエの食性決定にかかわる遺伝子として、匂い物質結合蛋白質をコードする二つの遺伝子Obp57d及びObp57eを同定した。これらの遺伝子をノックアウトしたキイロショウジョウバエは産卵場所選択における嗜好性が変化していた。Obp57dとObp57eはキイロショウジョウバエ種群において遺伝子重複により生じ、機能分化していることが示唆された。 ...
❏文化進化モデルを用いたヒトの非適応的行動に関する研究(18770217)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】井原 泰雄 東京大学, 大学院理学系研究科, 講師 (90376533)
【キーワード】文化進化 / 行動学 / 進化 / 人類学 / 名声 (他12件)
【概要】階層のある社会における文化伝達の過程を数理モデル化し、繁殖率や生存率を犠牲にして社会的地位の獲得に努める行動が、文化伝達によって普及するための条件を求めた。また、ヒトを含む動物における配偶・繁殖行動の進化と、個体の利得を犠牲にしてグループの利得を増大させる行動の進化について数理モデルを用いた研究を行った。さらに、ヒトの配偶者選択における社会学習の影響について検討するため、日本人の既婚・未婚カップル...
【生物学】人類学:攻撃性行動学を含む研究件
❏犬の気質に関する行動遺伝学的研究;攻撃性の細分類と遺伝的背景の解明(26292163)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】武内 ゆかり 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (10240730)
【キーワード】行動学 / 気質 / 攻撃性 / SNP / 犬 (他6件)
【概要】本研究では,攻撃性と気質評価に特化したアンケートを作成し,犬の飼い主よりチワワ372頭,トイプードル537頭の血液およびアンケートの回答を収集した。アンケート回答結果を検討した上で,特定の表現型についてゲノムワイド関連解析を実施したところ,攻撃性を気質やその動機づけによって細分類することで,従来得ることのできなかった関連性が示唆される遺伝子多型が検出され,犬の攻撃性に関わる感受性遺伝子多型の一部が...
❏魚類の攻撃性を支配する脳内因子の同定(24658168)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大久保 範聡 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (10370131)
【キーワード】水産学 / 行動学 / 生理学 / 神経科学 / 魚類 (他8件)
【概要】魚類を含む脊椎動物の攻撃性を高める主因子は男性ホルモンであることが知られている。本研究ではメダカをモデル魚として用いて、男性ホルモンによる攻撃行動の誘導に関わる脳内メカニズムを明らかにすることを試みた。解析の結果、精巣由来の男性ホルモンが視床下部でオス特異的にバソトシン遺伝子の発現を誘導すること、その際、男性ホルモンは直接的にバソトシン遺伝子の転写を活性化し得ること、また、バソトシンは攻撃行動を促...
【農学】動物生命科学:行動学を含む研究件
❏盲導犬の適性気質に関わるゲノムマーカーの探索(17K19317)
【研究テーマ】獣医学、畜産学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】武内 ゆかり 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (10240730)
【キーワード】行動学 / 気質 / 注意散漫 / SNP / GWAS (他9件)
【概要】本研究では,日本盲導犬協会に所属する763頭の盲導犬候補個体に対する訓練士による行動傾向評価データを用いて盲導犬適性気質を抽出した。 続いて,適性と有意に関わる「注意散漫」気質について,215個体の遺伝子型データをもとにゲノムワイド関連解析を実施した。その結果,「注意散漫」気質と有意に関連する一塩基多型が36番染色体のplakophilin4遺伝子上に存在することが明らかとなった。 ...
❏犬の気質に関する行動遺伝学的研究;攻撃性の細分類と遺伝的背景の解明(26292163)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】武内 ゆかり 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (10240730)
【キーワード】行動学 / 気質 / 攻撃性 / SNP / 犬 (他6件)
【概要】本研究では,攻撃性と気質評価に特化したアンケートを作成し,犬の飼い主よりチワワ372頭,トイプードル537頭の血液およびアンケートの回答を収集した。アンケート回答結果を検討した上で,特定の表現型についてゲノムワイド関連解析を実施したところ,攻撃性を気質やその動機づけによって細分類することで,従来得ることのできなかった関連性が示唆される遺伝子多型が検出され,犬の攻撃性に関わる感受性遺伝子多型の一部が...
【農学】森林圏科学:昆虫行動学を含む研究件
❏昆虫の摂食行動を調節する脳神経ペプチド連関図の作成とネットワーク評価系の基盤解析(15H04609)
【研究テーマ】昆虫科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永田 晋治 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (40345179)
【キーワード】昆虫 / 摂食行動 / ホルモン / ネットワーク / ペプチドホルモン (他8件)
【概要】生物の摂食行動は脳神経系から作られるホルモンにより制御されていることが知られている。ところが、「何を食べるか?」という問いには科学は答えを出していない。そこで、生物が何を食べるか?という本能行動を、昆虫を使って追究することにした。対象は、フタホシコオロギを使った。この種で、栄養分選好性行動の解析法のインフラを整えた。また、脳神経ホルモン類が摂食を制御し、脂肪組織などの末梢組織の代謝系がそれを修飾し...
❏階層間相互作用概念による新たな総合(15H04425)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 進化 / 行動 / 昆虫 / 植物 (他11件)
【概要】この研究では生物学的階層毎に分化した生態学を統合すべく階層間相互作用という観点を導入する。とくに血縁選択や性選択などの種内競争と、種間競争や擬態などの群集力学の関係に注目し理論実証両面で研究した。攻撃、協力、監視、分散行動、配偶行動などの生活史の全てにおいて、種内力学と群集力学の相互作用の存在が示唆された。個体形質の進化が種構成などの群集構造を変え、さらに群集構造の変化が構成種の形質進化の淘汰圧に...
【農学】水圏応用科学:生態学行動学を含む研究件
❏階層間相互作用概念による新たな総合(15H04425)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 進化 / 行動 / 昆虫 / 植物 (他11件)
【概要】この研究では生物学的階層毎に分化した生態学を統合すべく階層間相互作用という観点を導入する。とくに血縁選択や性選択などの種内競争と、種間競争や擬態などの群集力学の関係に注目し理論実証両面で研究した。攻撃、協力、監視、分散行動、配偶行動などの生活史の全てにおいて、種内力学と群集力学の相互作用の存在が示唆された。個体形質の進化が種構成などの群集構造を変え、さらに群集構造の変化が構成種の形質進化の淘汰圧に...
❏小型魚類の社会脳の脳機能地図の作製(26290003)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】竹内 秀明 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授 (00376534)
【キーワード】硬骨魚類 / 神経ペプチド / 社会行動 / ゲノム編集 / 配偶者選択 (他22件)
【概要】メダカの三者関係(オス、オス、メス)において、「オスがライバルオスよりもメスから近い位置を維持するように、ライバルオスとメスとの間に割り込む」という形で配偶者防衛を示すことを発見した。メダカ変異体を用いた行動実験の結果、バソトシンシステムが配偶者防衛においてライバルオスに勝つために必要であることを示した(PLoS Genetics 2015). さらに配偶者防衛行動は、ライバルオスの性行動を妨害す...
❏食性の進化(19770210)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】松尾 隆嗣 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 助教 (70301223)
【キーワード】機能進化 / 進化 / 行動 / 生態 / 遺伝 (他10件)
【概要】セイシェルショウジョウバエの食性決定にかかわる遺伝子として、匂い物質結合蛋白質をコードする二つの遺伝子Obp57d及びObp57eを同定した。これらの遺伝子をノックアウトしたキイロショウジョウバエは産卵場所選択における嗜好性が変化していた。Obp57dとObp57eはキイロショウジョウバエ種群において遺伝子重複により生じ、機能分化していることが示唆された。 ...
【農学】水圏応用科学:海洋生態行動学を含む研究件
❏外洋性アホウドリ類の混獲軽減を目的としたGPS及び映像を使った行動研究(18651111)
【研究テーマ】資源保全学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】綿貫 豊 北海道大学, 大学院・水産科学研究院, 准教授 (40192819)
【キーワード】行動学 / 海洋生態 / 生物保全 / 先端デバイス
【概要】18-19年度に収集した、小笠原で繁殖するクロアシアホウドリと亜南極クローゼ諸島で繁殖するワタリアホウドリのGPSトラッキングデータをつかってかれらの索餌行動を詳細に解析した。その結果は次の二つに要約される。 1. 地域限定的餌探索 : 小笠原聟島で、育雛中のクロアシアホウドリは聟島から2日以内のトリップで、最大400kmほどまで採食に出かけていた。1秒ごとにデータが取得できた3個体の軌跡のまがり...
❏加速度のマイクロ計測による潜水性海鳥の最適採食行動の研究(17370007)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】綿貫 豊 北海道大学, 大学院・水産科学研究院, 准教授 (40192819)
【キーワード】行動学 / 海洋生態 / 生態学 / 先端機能デバイス / 環境変動
【概要】海鳥はクジラやアザラシにくらべ体重補正するとはるかに長く深く潜水する。その生理的メカニズムの解明のため室内実験がくりかえされてきた。潜水中は酸素供給が制約されるため最適採食行動の理論的研究テーマとしても注目されている。しかしながら、潜水中のエネルギーコストと餌獲得の測定が困難なため実証研究は不十分であった。本研究は野外の海鳥の潜水行動と餌捕獲を詳細に測定して、変化する海洋環境中での最適潜水戦略を分...
【農学】水圏応用科学:魚類行動学を含む研究件
❏階層間相互作用概念による新たな総合(15H04425)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 進化 / 行動 / 昆虫 / 植物 (他11件)
【概要】この研究では生物学的階層毎に分化した生態学を統合すべく階層間相互作用という観点を導入する。とくに血縁選択や性選択などの種内競争と、種間競争や擬態などの群集力学の関係に注目し理論実証両面で研究した。攻撃、協力、監視、分散行動、配偶行動などの生活史の全てにおいて、種内力学と群集力学の相互作用の存在が示唆された。個体形質の進化が種構成などの群集構造を変え、さらに群集構造の変化が構成種の形質進化の淘汰圧に...
❏魚類の攻撃性を支配する脳内因子の同定(24658168)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大久保 範聡 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (10370131)
【キーワード】水産学 / 行動学 / 生理学 / 神経科学 / 魚類 (他8件)
【概要】魚類を含む脊椎動物の攻撃性を高める主因子は男性ホルモンであることが知られている。本研究ではメダカをモデル魚として用いて、男性ホルモンによる攻撃行動の誘導に関わる脳内メカニズムを明らかにすることを試みた。解析の結果、精巣由来の男性ホルモンが視床下部でオス特異的にバソトシン遺伝子の発現を誘導すること、その際、男性ホルモンは直接的にバソトシン遺伝子の転写を活性化し得ること、また、バソトシンは攻撃行動を促...
【農学】水圏応用科学:水産学行動学を含む研究件
❏魚類の攻撃性を支配する脳内因子の同定(24658168)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大久保 範聡 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (10370131)
【キーワード】水産学 / 行動学 / 生理学 / 神経科学 / 魚類 (他8件)
【概要】魚類を含む脊椎動物の攻撃性を高める主因子は男性ホルモンであることが知られている。本研究ではメダカをモデル魚として用いて、男性ホルモンによる攻撃行動の誘導に関わる脳内メカニズムを明らかにすることを試みた。解析の結果、精巣由来の男性ホルモンが視床下部でオス特異的にバソトシン遺伝子の発現を誘導すること、その際、男性ホルモンは直接的にバソトシン遺伝子の転写を活性化し得ること、また、バソトシンは攻撃行動を促...
❏トラフグのフグ毒センシングに関する行動・分子生物学的研究(24380109)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】阪倉 良孝 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(水産), 教授 (20325682)
【キーワード】水産学 / 行動学 / 生理活性 / 脳・神経 / 遺伝子 (他6件)
【概要】フグに対するフグ毒の生態学的意義の解明の一環として,トラフグ稚魚のフグ毒の知覚・摂取と脳内作用を詳細に調べた。まず,Y字迷路水槽内でフグ毒に対する行動を調べ,毒の取り込みを免疫組織化学により調べた結果,トラフグ稚魚はフグ毒を嗅覚で感知して摂取し,取り込んだフグ毒が肝臓,皮膚,および脳と感覚器(眼,嗅覚器)に速やかに移行されることを明らかにした。フグ毒を感知した個体の脳内遺伝子発現を次世代シーケンサ...
【医歯薬学】内科系臨床医学:行動行動学を含む研究件
❏階層間相互作用概念による新たな総合(15H04425)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 進化 / 行動 / 昆虫 / 植物 (他11件)
【概要】この研究では生物学的階層毎に分化した生態学を統合すべく階層間相互作用という観点を導入する。とくに血縁選択や性選択などの種内競争と、種間競争や擬態などの群集力学の関係に注目し理論実証両面で研究した。攻撃、協力、監視、分散行動、配偶行動などの生活史の全てにおいて、種内力学と群集力学の相互作用の存在が示唆された。個体形質の進化が種構成などの群集構造を変え、さらに群集構造の変化が構成種の形質進化の淘汰圧に...
❏タンパク質の超高感度定量法の開発とその定量から理解する動物行動の変容(21657022)
【研究テーマ】動物生理・行動
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】伊藤 悦朗 徳島文理大学, 香川薬学部, 教授 (80203131)
【キーワード】行動 / タンパク質 / ELISA / チオNADサイクリング法 / CREB (他11件)
【概要】モノアラガイでの味覚嫌悪学習のキー・ニューロン内でのCREB1タンパク質の定量を試みるのが本研究の目的である。まずはその検出方法であるが、当該のタンパク質の抗体を用いたELISA法に、チオNAD酵素サイクリング法を組み合わせたものを適用し、極微量のタンパク質でも定量できるようにその測定方法の開発に努めた。サイクリング法での脱水素酵素として3α-hydroxysteroid dehydrogenas...
❏食性の進化(19770210)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】松尾 隆嗣 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 助教 (70301223)
【キーワード】機能進化 / 進化 / 行動 / 生態 / 遺伝 (他10件)
【概要】セイシェルショウジョウバエの食性決定にかかわる遺伝子として、匂い物質結合蛋白質をコードする二つの遺伝子Obp57d及びObp57eを同定した。これらの遺伝子をノックアウトしたキイロショウジョウバエは産卵場所選択における嗜好性が変化していた。Obp57dとObp57eはキイロショウジョウバエ種群において遺伝子重複により生じ、機能分化していることが示唆された。 ...
【医歯薬学】社会医学:扁桃体行動学を含む研究件
❏情動を制御する嗅覚コミュニケーションの全容解明(15H05635)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】清川 泰志 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70554484)
【キーワード】警報フェロモン / 安寧フェロモン / 社会的緩衝 / 揮発性分子 / 鋤鼻系 (他18件)
【概要】本研究助成により、ストレスを受けていないラットから放出され、受容個体のストレスを緩和する安寧フェロモンの放出部位を特定し、その候補分子を4つにまで絞り込むことができた。 またこの安寧フェロモンと、これとは逆の作用を持つ警報フェロモンの脳内作用メカニズムに関しても検討した。その結果、安寧フェロモンは前嗅核後部を活性化し、その活性化が外側扁桃体核間細胞塊を介して扁桃体外側核を抑制することで、受容個体の...
❏情動の分子基盤とその高次脳機能と精神神経疾患における役割の解明(18100003)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】真鍋 俊也 東京大学, 医科学研究所, 教授 (70251212)
【キーワード】情動 / NMDA受容体 / 精神神経疾患 / 遺伝子改変マウス / 扁桃体 (他21件)
【概要】情動の分子基盤を明らかにするために、おもに遺伝子改変マウスを用いて機能解析を進めた。扁桃体や海馬に発現するグルタミン酸受容体の一種であるNMDA受容体や生理活性物質である神経ペプチド、アセチルコリン、コルチコトロピン放出因子などのシナプス伝達や可塑性あるいは高次脳機能における役割を明らかにした。また、新たなタイプのシナプス可塑性を発見した。さらに、歯状回におけるシナプス可塑性の抑制性調節の詳細な機...
【医歯薬学】社会医学:ホルモン行動学を含む研究件
❏昆虫の摂食行動を調節する脳神経ペプチド連関図の作成とネットワーク評価系の基盤解析(15H04609)
【研究テーマ】昆虫科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永田 晋治 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (40345179)
【キーワード】昆虫 / 摂食行動 / ホルモン / ネットワーク / ペプチドホルモン (他8件)
【概要】生物の摂食行動は脳神経系から作られるホルモンにより制御されていることが知られている。ところが、「何を食べるか?」という問いには科学は答えを出していない。そこで、生物が何を食べるか?という本能行動を、昆虫を使って追究することにした。対象は、フタホシコオロギを使った。この種で、栄養分選好性行動の解析法のインフラを整えた。また、脳神経ホルモン類が摂食を制御し、脂肪組織などの末梢組織の代謝系がそれを修飾し...
❏小型魚類の社会脳の脳機能地図の作製(26290003)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】竹内 秀明 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授 (00376534)
【キーワード】硬骨魚類 / 神経ペプチド / 社会行動 / ゲノム編集 / 配偶者選択 (他22件)
【概要】メダカの三者関係(オス、オス、メス)において、「オスがライバルオスよりもメスから近い位置を維持するように、ライバルオスとメスとの間に割り込む」という形で配偶者防衛を示すことを発見した。メダカ変異体を用いた行動実験の結果、バソトシンシステムが配偶者防衛においてライバルオスに勝つために必要であることを示した(PLoS Genetics 2015). さらに配偶者防衛行動は、ライバルオスの性行動を妨害す...
【医歯薬学】社会医学:情動行動学を含む研究件
❏情動を制御する嗅覚コミュニケーションの全容解明(15H05635)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】清川 泰志 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70554484)
【キーワード】警報フェロモン / 安寧フェロモン / 社会的緩衝 / 揮発性分子 / 鋤鼻系 (他18件)
【概要】本研究助成により、ストレスを受けていないラットから放出され、受容個体のストレスを緩和する安寧フェロモンの放出部位を特定し、その候補分子を4つにまで絞り込むことができた。 またこの安寧フェロモンと、これとは逆の作用を持つ警報フェロモンの脳内作用メカニズムに関しても検討した。その結果、安寧フェロモンは前嗅核後部を活性化し、その活性化が外側扁桃体核間細胞塊を介して扁桃体外側核を抑制することで、受容個体の...
❏情動の分子基盤とその高次脳機能と精神神経疾患における役割の解明(18100003)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】真鍋 俊也 東京大学, 医科学研究所, 教授 (70251212)
【キーワード】情動 / NMDA受容体 / 精神神経疾患 / 遺伝子改変マウス / 扁桃体 (他21件)
【概要】情動の分子基盤を明らかにするために、おもに遺伝子改変マウスを用いて機能解析を進めた。扁桃体や海馬に発現するグルタミン酸受容体の一種であるNMDA受容体や生理活性物質である神経ペプチド、アセチルコリン、コルチコトロピン放出因子などのシナプス伝達や可塑性あるいは高次脳機能における役割を明らかにした。また、新たなタイプのシナプス可塑性を発見した。さらに、歯状回におけるシナプス可塑性の抑制性調節の詳細な機...
【医歯薬学】社会医学:SNP行動学を含む研究件
❏盲導犬の適性気質に関わるゲノムマーカーの探索(17K19317)
【研究テーマ】獣医学、畜産学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】武内 ゆかり 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (10240730)
【キーワード】行動学 / 気質 / 注意散漫 / SNP / GWAS (他9件)
【概要】本研究では,日本盲導犬協会に所属する763頭の盲導犬候補個体に対する訓練士による行動傾向評価データを用いて盲導犬適性気質を抽出した。 続いて,適性と有意に関わる「注意散漫」気質について,215個体の遺伝子型データをもとにゲノムワイド関連解析を実施した。その結果,「注意散漫」気質と有意に関連する一塩基多型が36番染色体のplakophilin4遺伝子上に存在することが明らかとなった。 ...
❏犬の気質に関する行動遺伝学的研究;攻撃性の細分類と遺伝的背景の解明(26292163)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】武内 ゆかり 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (10240730)
【キーワード】行動学 / 気質 / 攻撃性 / SNP / 犬 (他6件)
【概要】本研究では,攻撃性と気質評価に特化したアンケートを作成し,犬の飼い主よりチワワ372頭,トイプードル537頭の血液およびアンケートの回答を収集した。アンケート回答結果を検討した上で,特定の表現型についてゲノムワイド関連解析を実施したところ,攻撃性を気質やその動機づけによって細分類することで,従来得ることのできなかった関連性が示唆される遺伝子多型が検出され,犬の攻撃性に関わる感受性遺伝子多型の一部が...
【医歯薬学】薬学:神経科学行動学を含む研究件
❏情動を制御する嗅覚コミュニケーションの全容解明(15H05635)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】清川 泰志 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70554484)
【キーワード】警報フェロモン / 安寧フェロモン / 社会的緩衝 / 揮発性分子 / 鋤鼻系 (他18件)
【概要】本研究助成により、ストレスを受けていないラットから放出され、受容個体のストレスを緩和する安寧フェロモンの放出部位を特定し、その候補分子を4つにまで絞り込むことができた。 またこの安寧フェロモンと、これとは逆の作用を持つ警報フェロモンの脳内作用メカニズムに関しても検討した。その結果、安寧フェロモンは前嗅核後部を活性化し、その活性化が外側扁桃体核間細胞塊を介して扁桃体外側核を抑制することで、受容個体の...
❏組織レベルの固定化の意義の再検証~古い記憶制御に対する海馬の役割の解析~(26640014)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】喜田 聡 東京農業大学, 応用生物科学部, 教授 (80301547)
【キーワード】脳・神経 / 神経科学 / 記憶制御 / 海馬 / 記憶固定化 (他10件)
【概要】記憶固定化の意義として、「組織レベルの固定化 = 海馬非依存的記憶への変化」と考えられている。本課題では、我々が開発した恐怖条件付け文脈課題をベースにした解析系を用いて、他グループの知見を再現しつつ、「古い記憶」の性状を解析し、「組織レベルの固定化」の意義を再考し、「古い記憶」制御に対する海馬の役割を再検証した。その結果、古い恐怖記憶を長く想起させると海馬が活性化され、より正確な記憶が想起され、海...
❏小型魚類の社会脳の脳機能地図の作製(26290003)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】竹内 秀明 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授 (00376534)
【キーワード】硬骨魚類 / 神経ペプチド / 社会行動 / ゲノム編集 / 配偶者選択 (他22件)
【概要】メダカの三者関係(オス、オス、メス)において、「オスがライバルオスよりもメスから近い位置を維持するように、ライバルオスとメスとの間に割り込む」という形で配偶者防衛を示すことを発見した。メダカ変異体を用いた行動実験の結果、バソトシンシステムが配偶者防衛においてライバルオスに勝つために必要であることを示した(PLoS Genetics 2015). さらに配偶者防衛行動は、ライバルオスの性行動を妨害す...
【医歯薬学】看護学:海馬行動学を含む研究件
❏組織レベルの固定化の意義の再検証~古い記憶制御に対する海馬の役割の解析~(26640014)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】喜田 聡 東京農業大学, 応用生物科学部, 教授 (80301547)
【キーワード】脳・神経 / 神経科学 / 記憶制御 / 海馬 / 記憶固定化 (他10件)
【概要】記憶固定化の意義として、「組織レベルの固定化 = 海馬非依存的記憶への変化」と考えられている。本課題では、我々が開発した恐怖条件付け文脈課題をベースにした解析系を用いて、他グループの知見を再現しつつ、「古い記憶」の性状を解析し、「組織レベルの固定化」の意義を再考し、「古い記憶」制御に対する海馬の役割を再検証した。その結果、古い恐怖記憶を長く想起させると海馬が活性化され、より正確な記憶が想起され、海...
❏情動の分子基盤とその高次脳機能と精神神経疾患における役割の解明(18100003)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】真鍋 俊也 東京大学, 医科学研究所, 教授 (70251212)
【キーワード】情動 / NMDA受容体 / 精神神経疾患 / 遺伝子改変マウス / 扁桃体 (他21件)
【概要】情動の分子基盤を明らかにするために、おもに遺伝子改変マウスを用いて機能解析を進めた。扁桃体や海馬に発現するグルタミン酸受容体の一種であるNMDA受容体や生理活性物質である神経ペプチド、アセチルコリン、コルチコトロピン放出因子などのシナプス伝達や可塑性あるいは高次脳機能における役割を明らかにした。また、新たなタイプのシナプス可塑性を発見した。さらに、歯状回におけるシナプス可塑性の抑制性調節の詳細な機...
【医歯薬学】看護学:生理学行動学を含む研究件
❏魚類の攻撃性を支配する脳内因子の同定(24658168)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大久保 範聡 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (10370131)
【キーワード】水産学 / 行動学 / 生理学 / 神経科学 / 魚類 (他8件)
【概要】魚類を含む脊椎動物の攻撃性を高める主因子は男性ホルモンであることが知られている。本研究ではメダカをモデル魚として用いて、男性ホルモンによる攻撃行動の誘導に関わる脳内メカニズムを明らかにすることを試みた。解析の結果、精巣由来の男性ホルモンが視床下部でオス特異的にバソトシン遺伝子の発現を誘導すること、その際、男性ホルモンは直接的にバソトシン遺伝子の転写を活性化し得ること、また、バソトシンは攻撃行動を促...
❏情動の分子基盤とその高次脳機能と精神神経疾患における役割の解明(18100003)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】真鍋 俊也 東京大学, 医科学研究所, 教授 (70251212)
【キーワード】情動 / NMDA受容体 / 精神神経疾患 / 遺伝子改変マウス / 扁桃体 (他21件)
【概要】情動の分子基盤を明らかにするために、おもに遺伝子改変マウスを用いて機能解析を進めた。扁桃体や海馬に発現するグルタミン酸受容体の一種であるNMDA受容体や生理活性物質である神経ペプチド、アセチルコリン、コルチコトロピン放出因子などのシナプス伝達や可塑性あるいは高次脳機能における役割を明らかにした。また、新たなタイプのシナプス可塑性を発見した。さらに、歯状回におけるシナプス可塑性の抑制性調節の詳細な機...
【医歯薬学】看護学:脳・神経行動学を含む研究件
❏組織レベルの固定化の意義の再検証~古い記憶制御に対する海馬の役割の解析~(26640014)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】喜田 聡 東京農業大学, 応用生物科学部, 教授 (80301547)
【キーワード】脳・神経 / 神経科学 / 記憶制御 / 海馬 / 記憶固定化 (他10件)
【概要】記憶固定化の意義として、「組織レベルの固定化 = 海馬非依存的記憶への変化」と考えられている。本課題では、我々が開発した恐怖条件付け文脈課題をベースにした解析系を用いて、他グループの知見を再現しつつ、「古い記憶」の性状を解析し、「組織レベルの固定化」の意義を再考し、「古い記憶」制御に対する海馬の役割を再検証した。その結果、古い恐怖記憶を長く想起させると海馬が活性化され、より正確な記憶が想起され、海...
❏小型魚類の社会脳の脳機能地図の作製(26290003)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】竹内 秀明 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授 (00376534)
【キーワード】硬骨魚類 / 神経ペプチド / 社会行動 / ゲノム編集 / 配偶者選択 (他22件)
【概要】メダカの三者関係(オス、オス、メス)において、「オスがライバルオスよりもメスから近い位置を維持するように、ライバルオスとメスとの間に割り込む」という形で配偶者防衛を示すことを発見した。メダカ変異体を用いた行動実験の結果、バソトシンシステムが配偶者防衛においてライバルオスに勝つために必要であることを示した(PLoS Genetics 2015). さらに配偶者防衛行動は、ライバルオスの性行動を妨害す...
❏トラフグのフグ毒センシングに関する行動・分子生物学的研究(24380109)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】阪倉 良孝 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(水産), 教授 (20325682)
【キーワード】水産学 / 行動学 / 生理活性 / 脳・神経 / 遺伝子 (他6件)
【概要】フグに対するフグ毒の生態学的意義の解明の一環として,トラフグ稚魚のフグ毒の知覚・摂取と脳内作用を詳細に調べた。まず,Y字迷路水槽内でフグ毒に対する行動を調べ,毒の取り込みを免疫組織化学により調べた結果,トラフグ稚魚はフグ毒を嗅覚で感知して摂取し,取り込んだフグ毒が肝臓,皮膚,および脳と感覚器(眼,嗅覚器)に速やかに移行されることを明らかにした。フグ毒を感知した個体の脳内遺伝子発現を次世代シーケンサ...
【医歯薬学】看護学:遺伝子行動学を含む研究件
❏小型魚類の社会脳の脳機能地図の作製(26290003)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】竹内 秀明 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授 (00376534)
【キーワード】硬骨魚類 / 神経ペプチド / 社会行動 / ゲノム編集 / 配偶者選択 (他22件)
【概要】メダカの三者関係(オス、オス、メス)において、「オスがライバルオスよりもメスから近い位置を維持するように、ライバルオスとメスとの間に割り込む」という形で配偶者防衛を示すことを発見した。メダカ変異体を用いた行動実験の結果、バソトシンシステムが配偶者防衛においてライバルオスに勝つために必要であることを示した(PLoS Genetics 2015). さらに配偶者防衛行動は、ライバルオスの性行動を妨害す...
❏トラフグのフグ毒センシングに関する行動・分子生物学的研究(24380109)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】阪倉 良孝 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(水産), 教授 (20325682)
【キーワード】水産学 / 行動学 / 生理活性 / 脳・神経 / 遺伝子 (他6件)
【概要】フグに対するフグ毒の生態学的意義の解明の一環として,トラフグ稚魚のフグ毒の知覚・摂取と脳内作用を詳細に調べた。まず,Y字迷路水槽内でフグ毒に対する行動を調べ,毒の取り込みを免疫組織化学により調べた結果,トラフグ稚魚はフグ毒を嗅覚で感知して摂取し,取り込んだフグ毒が肝臓,皮膚,および脳と感覚器(眼,嗅覚器)に速やかに移行されることを明らかにした。フグ毒を感知した個体の脳内遺伝子発現を次世代シーケンサ...
❏情動の分子基盤とその高次脳機能と精神神経疾患における役割の解明(18100003)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】真鍋 俊也 東京大学, 医科学研究所, 教授 (70251212)
【キーワード】情動 / NMDA受容体 / 精神神経疾患 / 遺伝子改変マウス / 扁桃体 (他21件)
【概要】情動の分子基盤を明らかにするために、おもに遺伝子改変マウスを用いて機能解析を進めた。扁桃体や海馬に発現するグルタミン酸受容体の一種であるNMDA受容体や生理活性物質である神経ペプチド、アセチルコリン、コルチコトロピン放出因子などのシナプス伝達や可塑性あるいは高次脳機能における役割を明らかにした。また、新たなタイプのシナプス可塑性を発見した。さらに、歯状回におけるシナプス可塑性の抑制性調節の詳細な機...
【医歯薬学】看護学:ゲノム行動学を含む研究件
❏盲導犬の適性気質に関わるゲノムマーカーの探索(17K19317)
【研究テーマ】獣医学、畜産学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】武内 ゆかり 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (10240730)
【キーワード】行動学 / 気質 / 注意散漫 / SNP / GWAS (他9件)
【概要】本研究では,日本盲導犬協会に所属する763頭の盲導犬候補個体に対する訓練士による行動傾向評価データを用いて盲導犬適性気質を抽出した。 続いて,適性と有意に関わる「注意散漫」気質について,215個体の遺伝子型データをもとにゲノムワイド関連解析を実施した。その結果,「注意散漫」気質と有意に関連する一塩基多型が36番染色体のplakophilin4遺伝子上に存在することが明らかとなった。 ...
❏犬の気質に関する行動遺伝学的研究;攻撃性の細分類と遺伝的背景の解明(26292163)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】武内 ゆかり 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (10240730)
【キーワード】行動学 / 気質 / 攻撃性 / SNP / 犬 (他6件)
【概要】本研究では,攻撃性と気質評価に特化したアンケートを作成し,犬の飼い主よりチワワ372頭,トイプードル537頭の血液およびアンケートの回答を収集した。アンケート回答結果を検討した上で,特定の表現型についてゲノムワイド関連解析を実施したところ,攻撃性を気質やその動機づけによって細分類することで,従来得ることのできなかった関連性が示唆される遺伝子多型が検出され,犬の攻撃性に関わる感受性遺伝子多型の一部が...
【医歯薬学】看護学:社会医学行動学を含む研究件
❏身体活動の地域介入研究-継続のための仕組みづくりとその実証研究-(17K01795)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小熊 祐子 慶應義塾大学, スポーツ医学研究センター(日吉), 准教授 (00255449)
【キーワード】グループ運動 / マルチレベル介入 / ソーシャルキャピタル / 身体活動促進 / コミュニティワイド介入 (他20件)
【概要】"プラス・テン(10分多くからだを動かす)”を主メッセージとして、多レベルの身体活動促進地域介入(community-wide intervention, CWI)を継続的に実施した。開始5年後に層化無作為抽出法により市民成人3000名に実施した調査で、2013年の介入前と比較し身体活動量の増加を認めた。 多レベル介入のうち2015年度に開始した自宅近隣で自主的に実施する運動グループ継続支...
❏身体活動推進のためのポピュレーション戦略:地域ランダム化試験およびその拡散研究(16H03249)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 健康づくり / ヘルスプロモーション / ポピュレーション戦略 (他15件)
【概要】身体活動不足をポピュレーションレベルで改善する方策として、ソーシャルマーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーンに着目し、その効果をクラスターランダム化試験で検討した。島根県雲南市の12地区をランダムに介入地区と対照地区に割付け、ランダム抽出した地域住民4414名の追跡調査を行った。その結果、主要評価項目である5年後の身体活動実施者割合の変化に群間差(4.6%, 95%CI:0.4-...
❏開発途上国における住民の治療選択行動に関する実証分析-疫学経済学からのアプローチ(25305023)
【研究テーマ】衛生学・公衆衛生学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】塚原 高広 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (90328378)
【キーワード】経済政策 / 衛生 / 感染症 / 行動学 / 社会医学
【概要】パプアニューギニア村落部にて世帯調査を行い、医療サービス利用に影響を与える因子を混合ロジットモデル、マルチレベルロジットモデル、傾向スコアマッチングにて分析した。その結果、(1)小児の急性症状出現時には、重症度、咳の有無、医療施設までの歩行距離、受診にかかる総費用が関連していた。(2)三日熱マラリアの根治治療実施には医療施設までの交通距離のみが影響していた。(3)新マラリア診断治療ガイドラインの導...
【医歯薬学】看護学:環境行動学を含む研究件
❏階層間相互作用概念による新たな総合(15H04425)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 進化 / 行動 / 昆虫 / 植物 (他11件)
【概要】この研究では生物学的階層毎に分化した生態学を統合すべく階層間相互作用という観点を導入する。とくに血縁選択や性選択などの種内競争と、種間競争や擬態などの群集力学の関係に注目し理論実証両面で研究した。攻撃、協力、監視、分散行動、配偶行動などの生活史の全てにおいて、種内力学と群集力学の相互作用の存在が示唆された。個体形質の進化が種構成などの群集構造を変え、さらに群集構造の変化が構成種の形質進化の淘汰圧に...
❏高齢者の身体活動・外出・社会参加に影響する環境要因に関する研究(20500604)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 講師 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 環境 / 高齢者 / 歩行 (他9件)
【概要】自宅近隣の環境が人々の身体活動、健康に影響を与える要因として注目されている。本研究では高齢者1921名(65-74歳)を対象に質問紙による横断調査を実施し、環境要因と身体活動・外出・社会参加との関連を検討した。その結果、歩行時間と環境要因(運動場所へのアクセス、社会的環境、景観など)との間に関連が認められた。関連のパターンは身体活動の種類、性別によっても特徴的であり、一般成人を対象としたこれまでの...