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研究分野別サイレントキーワード
「ゆらぎ」サイレントキーワードを含む研究
【数物系科学】物理学:量子液体ゆらぎを含む研究件
❏メゾスコピック系における非平衡スピン輸送の微視的理解とその制御(26220711)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】小林 研介 大阪大学, 理学研究科, 教授 (10302803)
【キーワード】メゾスコピック系 / スピントロニクス / 非平衡 / ゆらぎ / 近藤効果 (他14件)
【概要】微細加工技術を駆使して作製される微小な固体素子は、非平衡状態を定量的に観測・制御することのできる理想的な舞台の一つである。本研究では、精密な伝導度・ゆらぎ測定と種々の理論的アプローチを組み合わせることによって、固体中を電荷とスピンが輸送される微視的な過程を研究した。近藤効果・スピン流・熱流・ゆらぎの定理・端状態・超伝導接合などに対して本質的な新展開をもたらす多彩な成果を上げた。特に、非平衡状態にお...
❏乱れた超伝導体の極低温ボルテックス状態と量子ゆらぎ(15340115)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】大熊 哲 東京工業大学, 極低温物性研究センター, 助教授 (50194105)
【キーワード】第2種超伝導体 / 混合状態 / ボルテックスグラス / 量子ゆらぎ / ノイズ (他15件)
【概要】一様な構造と強い乱れをもつ厚い(100nm)アモルファスMo_xSi_<1-x>膜の極低温・高磁場域におけるボルテックス状態を調べた。絶対零度(T=0)近傍まで液体相(量子ボルテックス液体[QVL]相)が存在すること,QVL相に相当する高磁場中で温度を減少させると,ある温度T_Qで抵抗の温度依存性の曲率が上凸から下凸へ変化し,T=0に向かって抵抗が残るような振舞いをすることがわかった。...
【数物系科学】物理学:ボルテックスゆらぎを含む研究件
❏コルビノディスクにおける新奇な渦糸ダイナミクス(16654056)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】大熊 哲 東京工業大学, 極低温物性研究センター, 助教授 (50194105)
【キーワード】ボルテックス / フラックスフロー / コルビノディスク / プラスチックフロー / 第2種超伝導体 (他10件)
【概要】コルビノディスク(CD)形状のアモルファスMo_xSi_<1-x>膜を用い,(1)マイスナー相と(2)渦糸グラス相において,印加電流により回転駆動させた超伝導渦糸系のダイナミクスを調べた。 (1)矩形型試料に直流電流を流すと,マイスナー相で大きな広帯域電圧ノイズが現れる。これは自由な渦糸の生成と対消滅に伴う数ゆらぎによる。CD型試料では渦糸と反渦糸は互いに逆向きに回転し,衝突することに...
❏乱れた超伝導体の極低温ボルテックス状態と量子ゆらぎ(15340115)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】大熊 哲 東京工業大学, 極低温物性研究センター, 助教授 (50194105)
【キーワード】第2種超伝導体 / 混合状態 / ボルテックスグラス / 量子ゆらぎ / ノイズ (他15件)
【概要】一様な構造と強い乱れをもつ厚い(100nm)アモルファスMo_xSi_<1-x>膜の極低温・高磁場域におけるボルテックス状態を調べた。絶対零度(T=0)近傍まで液体相(量子ボルテックス液体[QVL]相)が存在すること,QVL相に相当する高磁場中で温度を減少させると,ある温度T_Qで抵抗の温度依存性の曲率が上凸から下凸へ変化し,T=0に向かって抵抗が残るような振舞いをすることがわかった。...
【数物系科学】物理学:第2種超伝導体ゆらぎを含む研究件
❏円盤及び円筒内に閉じ込められた渦糸系の示す新規物理現象(18654061)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006
【研究代表者】大熊 哲 東京工業大学, 極低温物性研究センター, 助教授 (50194105)
【キーワード】第2種超伝導体 / 渦糸状態 / ゆらぎ / ノイズ / 渦糸ダイナミクス (他8件)
【概要】コルビノディスク(CD)や円筒という特異な幾何学配置に閉じ込められた超伝導渦糸系の示す,駆動力増大に伴う動的状態変化と,これらの系を舞台にした新しい相転移・ゆらぎ現象の探索と解明を目的として研究を進めた。 (1)これまでにCD形状の厚いアモルファス(a-)Mo_xSi_<1-x>超伝導膜を用いて,半径方向に歪み力をかけて回転運動させた渦糸グラス系のダイナミクスを調べてきたが,(従来の予...
❏コルビノディスクにおける新奇な渦糸ダイナミクス(16654056)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】大熊 哲 東京工業大学, 極低温物性研究センター, 助教授 (50194105)
【キーワード】ボルテックス / フラックスフロー / コルビノディスク / プラスチックフロー / 第2種超伝導体 (他10件)
【概要】コルビノディスク(CD)形状のアモルファスMo_xSi_<1-x>膜を用い,(1)マイスナー相と(2)渦糸グラス相において,印加電流により回転駆動させた超伝導渦糸系のダイナミクスを調べた。 (1)矩形型試料に直流電流を流すと,マイスナー相で大きな広帯域電圧ノイズが現れる。これは自由な渦糸の生成と対消滅に伴う数ゆらぎによる。CD型試料では渦糸と反渦糸は互いに逆向きに回転し,衝突することに...
❏乱れた超伝導体の極低温ボルテックス状態と量子ゆらぎ(15340115)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】大熊 哲 東京工業大学, 極低温物性研究センター, 助教授 (50194105)
【キーワード】第2種超伝導体 / 混合状態 / ボルテックスグラス / 量子ゆらぎ / ノイズ (他15件)
【概要】一様な構造と強い乱れをもつ厚い(100nm)アモルファスMo_xSi_<1-x>膜の極低温・高磁場域におけるボルテックス状態を調べた。絶対零度(T=0)近傍まで液体相(量子ボルテックス液体[QVL]相)が存在すること,QVL相に相当する高磁場中で温度を減少させると,ある温度T_Qで抵抗の温度依存性の曲率が上凸から下凸へ変化し,T=0に向かって抵抗が残るような振舞いをすることがわかった。...
【数物系科学】物理学:擬ギャップゆらぎを含む研究件
❏トラップされたフェルミガスの BCS-BEC クロスオーバー領域における超流動揺らぎ(22540412)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】大橋 洋士 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (60272134)
【キーワード】BCS-BEC / クロスオーバー / トラップポテンシャル / フェルミ原子ガス / 擬ギャップ (他12件)
【概要】トラップポテンシャル中のフェルミ原子気体の BCS-BEC クロスオーバーを理論的に研究、空間的非一様性により、超流動秩序パラメータが発達したガス中心部の周囲に擬ギャップが支配的な領域が存在、その外側に自由フェルミ気体的な領域が取り囲むという殻構造が出現することを明らかにした。この構造を加味することで、光電子分光スペクトル、局所圧力の実験結果を定量的レベルで説明できることを示した。また、温度、相互...
❏精密ブロードバンドスペクトロスコピーによる量子臨界性の探索と制御(17340102)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】前田 京剛 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (70183605)
【キーワード】TH zスペクトロスコピー / 複素電気伝導度 / マイクロ波電気伝導度 / 擬ギャップ / 超伝導揺らぎ (他17件)
【概要】(1)マイクロ波ブロードバンド法による超伝導ゆらぎの研究:銅酸化物高温超伝導体に注目し,ホールドープ系La_<2-x>Sr_xCuO_4(LSCO),電子ドープ系La_<2-x>Ce_xCuO_4(LCCO)超伝導体薄膜試料でマイクロ波伝導度ゆらぎの測定・解析をキャリア濃度の関数として行った(含磁場効果)。ホールドープ系ではキャリヤドーピングを増やすと,超伝導揺らぎは2DX...
【数物系科学】物理学:アモルファス膜ゆらぎを含む研究件
❏円盤及び円筒内に閉じ込められた渦糸系の示す新規物理現象(18654061)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006
【研究代表者】大熊 哲 東京工業大学, 極低温物性研究センター, 助教授 (50194105)
【キーワード】第2種超伝導体 / 渦糸状態 / ゆらぎ / ノイズ / 渦糸ダイナミクス (他8件)
【概要】コルビノディスク(CD)や円筒という特異な幾何学配置に閉じ込められた超伝導渦糸系の示す,駆動力増大に伴う動的状態変化と,これらの系を舞台にした新しい相転移・ゆらぎ現象の探索と解明を目的として研究を進めた。 (1)これまでにCD形状の厚いアモルファス(a-)Mo_xSi_<1-x>超伝導膜を用いて,半径方向に歪み力をかけて回転運動させた渦糸グラス系のダイナミクスを調べてきたが,(従来の予...
❏コルビノディスクにおける新奇な渦糸ダイナミクス(16654056)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】大熊 哲 東京工業大学, 極低温物性研究センター, 助教授 (50194105)
【キーワード】ボルテックス / フラックスフロー / コルビノディスク / プラスチックフロー / 第2種超伝導体 (他10件)
【概要】コルビノディスク(CD)形状のアモルファスMo_xSi_<1-x>膜を用い,(1)マイスナー相と(2)渦糸グラス相において,印加電流により回転駆動させた超伝導渦糸系のダイナミクスを調べた。 (1)矩形型試料に直流電流を流すと,マイスナー相で大きな広帯域電圧ノイズが現れる。これは自由な渦糸の生成と対消滅に伴う数ゆらぎによる。CD型試料では渦糸と反渦糸は互いに逆向きに回転し,衝突することに...
❏乱れた超伝導体の極低温ボルテックス状態と量子ゆらぎ(15340115)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】大熊 哲 東京工業大学, 極低温物性研究センター, 助教授 (50194105)
【キーワード】第2種超伝導体 / 混合状態 / ボルテックスグラス / 量子ゆらぎ / ノイズ (他15件)
【概要】一様な構造と強い乱れをもつ厚い(100nm)アモルファスMo_xSi_<1-x>膜の極低温・高磁場域におけるボルテックス状態を調べた。絶対零度(T=0)近傍まで液体相(量子ボルテックス液体[QVL]相)が存在すること,QVL相に相当する高磁場中で温度を減少させると,ある温度T_Qで抵抗の温度依存性の曲率が上凸から下凸へ変化し,T=0に向かって抵抗が残るような振舞いをすることがわかった。...
【数物系科学】物理学:スピングラスゆらぎを含む研究件
❏生体に学ぶゆらぎエレクトロニクス(24226014)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】田畑 仁 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (00263319)
【キーワード】ゆらぎ / スピングラス / 散逸 / ニューロモルフィック / ブレインモルフィック (他17件)
【概要】スピングラス物性を示すガーネット型酸化鉄薄膜を、原子スケールでランダムネスとフラストレーション制御することで初めて合成した。この材料を用いた光誘起(書き込み)スピン記憶において、適応学習に代表される短期記憶増強、シナプス機能を確認した。さらに生体ゆらぎ機能を組み込んだチップを設計・試作し、ノイズによる信号増強効果を検証することに成功した。 ...
❏生体ゆらぎに学ぶ確率共鳴現象を利用した情報処理素子の創製(23656209)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】田畑 仁 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00263319)
【キーワード】ゆらぎ / リラクサー / スピングラス / 情報処理 / メモリデバイス (他8件)
【概要】生体ゆらぎを模倣するため、スピンゆらぎを利用する「スピングラス材料」に関する開発をおこなった。まず室温スピンゆらぎ材料の開発として、室温でスピングラス(クラスターグラス)を示すスピネル型フェライト材料を活用して、その"スピンゆらぎ"を利用した、生体ゆらぎの模倣を試みた。次に磁性素子としてハードディスク等に用いられているトンネル磁気抵抗素子をモデルとして、磁性/絶縁体/スピングラス材...
❏生体ゆらぎを模倣するリラクサー・スピングラス材料創製と情報処理デバイス研究(21656158)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】田畑 仁 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00263319)
【キーワード】ゆらぎ / リラクサー / スピングラス / 情報処理 / メモリデバイス (他11件)
【概要】表面プラズモンは、高感度なバイオセンシングに効果的な光学現象として知られており、表面プラズモン励起には、通常レーザーやランプ等の外部光源が必須である。極微表面での双極子ゆらぎとしてとらえて、"Lab on tip"で動作する表面センシング発光デバイスの創製に向けて、金属と酸化物半導体のハイブリッド構造の形成、及びその物理的性質の解明を目指した研究を実施した。更に、非調和の分子振動と...
【数物系科学】物理学:フラックスフローゆらぎを含む研究件
❏コルビノディスクにおける新奇な渦糸ダイナミクス(16654056)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】大熊 哲 東京工業大学, 極低温物性研究センター, 助教授 (50194105)
【キーワード】ボルテックス / フラックスフロー / コルビノディスク / プラスチックフロー / 第2種超伝導体 (他10件)
【概要】コルビノディスク(CD)形状のアモルファスMo_xSi_<1-x>膜を用い,(1)マイスナー相と(2)渦糸グラス相において,印加電流により回転駆動させた超伝導渦糸系のダイナミクスを調べた。 (1)矩形型試料に直流電流を流すと,マイスナー相で大きな広帯域電圧ノイズが現れる。これは自由な渦糸の生成と対消滅に伴う数ゆらぎによる。CD型試料では渦糸と反渦糸は互いに逆向きに回転し,衝突することに...
❏乱れた超伝導体の極低温ボルテックス状態と量子ゆらぎ(15340115)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】大熊 哲 東京工業大学, 極低温物性研究センター, 助教授 (50194105)
【キーワード】第2種超伝導体 / 混合状態 / ボルテックスグラス / 量子ゆらぎ / ノイズ (他15件)
【概要】一様な構造と強い乱れをもつ厚い(100nm)アモルファスMo_xSi_<1-x>膜の極低温・高磁場域におけるボルテックス状態を調べた。絶対零度(T=0)近傍まで液体相(量子ボルテックス液体[QVL]相)が存在すること,QVL相に相当する高磁場中で温度を減少させると,ある温度T_Qで抵抗の温度依存性の曲率が上凸から下凸へ変化し,T=0に向かって抵抗が残るような振舞いをすることがわかった。...
【数物系科学】物理学:光誘起相転移ゆらぎを含む研究件
❏強相関電子系における軌道/電荷揺らぎと新奇物性(19H01853)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】勝藤 拓郎 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00272386)
【キーワード】軌道自由度 / 揺らぎ / 核生成-核成長 / 一軸歪 / 光誘起現象 (他9件)
【概要】遷移金属酸化物におけるd電子の軌道自由度の空間的・時間的な揺らぎによる新奇物性について実験的な研究を行った。その結果、軌道秩序を示すV酸化物において、核生成-核成長プロセスに従う相転移ダイナミクスを見出した他、一軸歪下での光学測定によって、軌道自由度の共役な外場である歪によって軌道相関を制御できることを明らかにした。さらにパルス光照射による軌道秩序の融解において、特徴的な選択則を見出した。 ...
❏多成分流体における非平衡ゆらぎ(10045025)
【研究テーマ】物性一般(含基礎論)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】腰原 伸也 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (10192056)
【キーワード】非平衡 / 非線形 / ゆらぎ / 相変化 / 相制御 (他18件)
【概要】エネルギーや物質が持続的に注入、除去されている非平衡系においては、系固有の非線形性との結合によって、様々な巨視的かつ動的な現象が発生する。これはナノ・ミクロスケールで発生したゆらぎが、マクロスケールなものへと成長した結果である。本研究は、光、熱、圧力、物質注入によって生ずる非平衡状態に焦点を絞り、その動的過程の追跡、解析を理論的、実験的に行うことを目的とした。本年度得られた成果は以下の通りである。...
【数物系科学】物理学:非平衡ゆらぎを含む研究件
❏細胞内一分子揺動計測による非平衡温度の計測(17K19511)
【研究テーマ】生体の構造と機能およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】岡田 康志 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (50272430)
【キーワード】軸索輸送 / 細胞内混雑 / キネシン / ゆらぎ / 拡散 (他10件)
【概要】従来のin vitroでの力学的特性からは細胞内の小胞の運動特性が説明できない。細胞内で輸送される小胞に働く力を計測する手法の開発した結果、細胞内を輸送される小胞には、in vitroの約1000倍もの粘性抵抗を受けていることが示された。しかし、小胞輸送の速度は、細胞内の方が、1000倍もの負荷を受けながら、むしろ速く、ときには4倍以上の速度に達する。細胞内の混雑環境がstaticな混雑環境ではな...
❏メゾスコピック系における非平衡スピン輸送の微視的理解とその制御(26220711)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】小林 研介 大阪大学, 理学研究科, 教授 (10302803)
【キーワード】メゾスコピック系 / スピントロニクス / 非平衡 / ゆらぎ / 近藤効果 (他14件)
【概要】微細加工技術を駆使して作製される微小な固体素子は、非平衡状態を定量的に観測・制御することのできる理想的な舞台の一つである。本研究では、精密な伝導度・ゆらぎ測定と種々の理論的アプローチを組み合わせることによって、固体中を電荷とスピンが輸送される微視的な過程を研究した。近藤効果・スピン流・熱流・ゆらぎの定理・端状態・超伝導接合などに対して本質的な新展開をもたらす多彩な成果を上げた。特に、非平衡状態にお...
❏有限温度の非平衡場の理論における物理量の第一原理からの解析(20540279)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】青木 健一郎 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (00251603)
【キーワード】有限温度 / 非平衡 / 場の理論 / 揺らぎ / 第一原理 (他9件)
【概要】本研究においては,有限温度の非平衡状況における系の物理的な振る舞いを第一原理より理論的に解析しました.特に,物理量に系の大きさへの依存性がある物理系から依存性が無い系へと連続的な変化を分析しました.また,三井隆久氏とともに様々な物体の表面やガスの有限温度の揺らぎを原子レベルで実験的に測定し,その理解を理論的にも検証しました.これらの測定は我々の新たな測定法の開発を経て初めて可能になったものです....
【数物系科学】物理学:揺らぎゆらぎを含む研究件
❏液体の統計力学理論を応用したフラグメントベースドッキング法の開発(21K12106)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】杉田 昌岳 東京工業大学, 情報理工学院, 研究員 (30737523)
【キーワード】分子間相互作用 / ゆらぎ / アンサンブルドッキング / 創薬 / 3D-RISM (他8件)
【概要】本研究では溶媒和の効果を正確に取り入れた上でリガンド分子の結合部位や結合親和性を予測可能なドッキング法を開発する事を目的している。そのために、1)蛋白質周囲におけるリガンド分子の複数のフラグメントの分布に基づく結合親和性の予測法および、2)蛋白質分子のゆらぎを考慮したアンサンブルドッキング法の開発を試みている。2021年度ではアンサンブルドッキングに基づいて、複数のスナップショットに対するリガンド...
❏強相関電子系における軌道/電荷揺らぎと新奇物性(19H01853)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】勝藤 拓郎 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00272386)
【キーワード】軌道自由度 / 揺らぎ / 核生成-核成長 / 一軸歪 / 光誘起現象 (他9件)
【概要】遷移金属酸化物におけるd電子の軌道自由度の空間的・時間的な揺らぎによる新奇物性について実験的な研究を行った。その結果、軌道秩序を示すV酸化物において、核生成-核成長プロセスに従う相転移ダイナミクスを見出した他、一軸歪下での光学測定によって、軌道自由度の共役な外場である歪によって軌道相関を制御できることを明らかにした。さらにパルス光照射による軌道秩序の融解において、特徴的な選択則を見出した。 ...
❏細胞内一分子揺動計測による非平衡温度の計測(17K19511)
【研究テーマ】生体の構造と機能およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】岡田 康志 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (50272430)
【キーワード】軸索輸送 / 細胞内混雑 / キネシン / ゆらぎ / 拡散 (他10件)
【概要】従来のin vitroでの力学的特性からは細胞内の小胞の運動特性が説明できない。細胞内で輸送される小胞に働く力を計測する手法の開発した結果、細胞内を輸送される小胞には、in vitroの約1000倍もの粘性抵抗を受けていることが示された。しかし、小胞輸送の速度は、細胞内の方が、1000倍もの負荷を受けながら、むしろ速く、ときには4倍以上の速度に達する。細胞内の混雑環境がstaticな混雑環境ではな...
【数物系科学】地球惑星科学:ノイズゆらぎを含む研究件
❏円盤及び円筒内に閉じ込められた渦糸系の示す新規物理現象(18654061)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006
【研究代表者】大熊 哲 東京工業大学, 極低温物性研究センター, 助教授 (50194105)
【キーワード】第2種超伝導体 / 渦糸状態 / ゆらぎ / ノイズ / 渦糸ダイナミクス (他8件)
【概要】コルビノディスク(CD)や円筒という特異な幾何学配置に閉じ込められた超伝導渦糸系の示す,駆動力増大に伴う動的状態変化と,これらの系を舞台にした新しい相転移・ゆらぎ現象の探索と解明を目的として研究を進めた。 (1)これまでにCD形状の厚いアモルファス(a-)Mo_xSi_<1-x>超伝導膜を用いて,半径方向に歪み力をかけて回転運動させた渦糸グラス系のダイナミクスを調べてきたが,(従来の予...
❏コルビノディスクにおける新奇な渦糸ダイナミクス(16654056)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】大熊 哲 東京工業大学, 極低温物性研究センター, 助教授 (50194105)
【キーワード】ボルテックス / フラックスフロー / コルビノディスク / プラスチックフロー / 第2種超伝導体 (他10件)
【概要】コルビノディスク(CD)形状のアモルファスMo_xSi_<1-x>膜を用い,(1)マイスナー相と(2)渦糸グラス相において,印加電流により回転駆動させた超伝導渦糸系のダイナミクスを調べた。 (1)矩形型試料に直流電流を流すと,マイスナー相で大きな広帯域電圧ノイズが現れる。これは自由な渦糸の生成と対消滅に伴う数ゆらぎによる。CD型試料では渦糸と反渦糸は互いに逆向きに回転し,衝突することに...
❏乱れた超伝導体の極低温ボルテックス状態と量子ゆらぎ(15340115)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】大熊 哲 東京工業大学, 極低温物性研究センター, 助教授 (50194105)
【キーワード】第2種超伝導体 / 混合状態 / ボルテックスグラス / 量子ゆらぎ / ノイズ (他15件)
【概要】一様な構造と強い乱れをもつ厚い(100nm)アモルファスMo_xSi_<1-x>膜の極低温・高磁場域におけるボルテックス状態を調べた。絶対零度(T=0)近傍まで液体相(量子ボルテックス液体[QVL]相)が存在すること,QVL相に相当する高磁場中で温度を減少させると,ある温度T_Qで抵抗の温度依存性の曲率が上凸から下凸へ変化し,T=0に向かって抵抗が残るような振舞いをすることがわかった。...
【数物系科学】地球惑星科学:相転移ゆらぎを含む研究件
❏エントロピー誘起相互作用による自己組織化ソフトマテリアルの創製(20K05623)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】浅井 誠 慶應義塾大学, グローバルリサーチインスティテュート(三田), 特任教授 (80609941)
【キーワード】コロイド / ナノ粒子 / 高分子 / 自己組織化 / 分子動力学 (他10件)
【概要】フォトニック結晶の分野では、自発的に形成される様々な結晶構造を実現するためのフレームを開発することが中心的な課題の1つとなっている。特に簡単な方法として、コロイド結晶を用いる方法があるが、コロイド結晶のバリエーションは限られており、その構造は壊れやすい。そこで、本研究では強靭な結晶構造を形成する可能性を持つPGNPに着目する。具体的には、本研究では高分子グラフトナノ粒子(PGNP)の多形構造を予測...
❏多成分流体における非平衡ゆらぎ(10045025)
【研究テーマ】物性一般(含基礎論)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】腰原 伸也 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (10192056)
【キーワード】非平衡 / 非線形 / ゆらぎ / 相変化 / 相制御 (他18件)
【概要】エネルギーや物質が持続的に注入、除去されている非平衡系においては、系固有の非線形性との結合によって、様々な巨視的かつ動的な現象が発生する。これはナノ・ミクロスケールで発生したゆらぎが、マクロスケールなものへと成長した結果である。本研究は、光、熱、圧力、物質注入によって生ずる非平衡状態に焦点を絞り、その動的過程の追跡、解析を理論的、実験的に行うことを目的とした。本年度得られた成果は以下の通りである。...
【生物学】生物学:キネシンゆらぎを含む研究件
❏細胞内一分子揺動計測による非平衡温度の計測(17K19511)
【研究テーマ】生体の構造と機能およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】岡田 康志 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (50272430)
【キーワード】軸索輸送 / 細胞内混雑 / キネシン / ゆらぎ / 拡散 (他10件)
【概要】従来のin vitroでの力学的特性からは細胞内の小胞の運動特性が説明できない。細胞内で輸送される小胞に働く力を計測する手法の開発した結果、細胞内を輸送される小胞には、in vitroの約1000倍もの粘性抵抗を受けていることが示された。しかし、小胞輸送の速度は、細胞内の方が、1000倍もの負荷を受けながら、むしろ速く、ときには4倍以上の速度に達する。細胞内の混雑環境がstaticな混雑環境ではな...
❏キネシンは、なぜ40種以上もあるのか?(16H05119)
【研究テーマ】解剖学一般(含組織学・発生学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岡田 康志 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (50272430)
【キーワード】軸索輸送 / 分子進化 / キネシン / ゆらぎ / 分子モーター
【概要】細胞内物質輸送を担う主要な分子モーターはキネシンと細胞質ダイニンである。キネシンは、ヒトのゲノム上に40個以上の遺伝子が存在し、ほとんどは微小管のプラス端方向へと運動し、遠心性の輸送を担う。一方、細胞質での求心性の輸送を担うダイニンは1個しかない。何故ダイニンは1個で十分なのに、キネシンは40個以上も必要なのだろうか? 本研究の結果、キネシン頭部は、生理機能に応じて運動特性が分子進化により変化して...
【生物学】人類学:進化ゆらぎを含む研究件
❏変異に対して頑強なゲノムの進化的構築(15KT0078)
【研究テーマ】構成的システム生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-07-10 - 2019-03-31
【研究代表者】津留 三良 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 特任助教 (80594506)
【キーワード】ゲノム / 変異 / 遺伝子 / 遺伝子発現 / ゆらぎ (他10件)
【概要】本研究では、高頻度に変異が生じる条件で大腸菌を長期間培養し、蓄積したゲノム変異を解析した。得られた数千個の変異を解析した結果、ストレス応答に関わる遺伝子群に変異が集中しやすいことが分かった。また、増殖低下の要因は、有害変異の蓄積だけではなく、変異率増加そのものに起因することを突き止めた。さらに、変異は任意の塩基配列に完全にランダムに生じるのではなく、数塩基で構成される特定の塩基配列のモチーフに生じ...
❏細胞の可塑性とロバストネスの状態論(15H05746)
【研究テーマ】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】金子 邦彦 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30177513)
【キーワード】生命現象の物理 / 進化 / マクロ状態論 / 1細胞計測 / ゆらぎ
【概要】理論、進化シミュレーション、および大腸菌の適応、進化実験により、細胞のみたすべき、揺らぎと応答の普遍法則を求め、定量的な生命状態論の構築を行った。具体的に、細胞の成長揺らぎと増殖の関係、増殖と死の間の法則、頑健性の帰着としての表現型の低次元拘束、適応と進化における表現型の比例変化法則などを明らかにし、さらに大腸菌の抗生物質耐性の適応、進化実験においても検証した。また機能と情報の分離に関する分子生物...
【工学】電気電子工学:生体ゆらぎゆらぎを含む研究件
❏生物ゆらぎ模倣超低消費電力デバイス創製(17H01261)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田畑 仁 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (00263319)
【キーワード】ゆらぎ / ブレインモルフィック / ニューロモルフィック / 脳型模倣 / 先端機能デバイス (他8件)
【概要】熱ゆらぎの効率利用と信号増幅を試みた。優れた確率共鳴素子(超電力素子)の実現には、環境に存在する熱を如何に効率よく利用出来るかが鍵であった。生体ゆらぎ機能を模倣したスピングラス材料(ガーネット型酸化鉄の鉄イオンを、非磁性元素であるSiやGeおよび磁気異方性の大きなCoにより置換)を用いたスピンポンピング、マグノニクス素子、スピン波デバイスなどの実用化デバイスの設計を実施した。その結果、室温を超える...
❏生理調節システムにおける「ノイズ」の機能的役割(11694135)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】山本 義春 東京大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (60251427)
【キーワード】ゆらぎ / 生体調節 / 血圧反射 / 心拍変動 / 確率共振 (他11件)
【概要】数多くの生理学的信号に存在するとされる(有色)ノイズについては、その機能的役割がほとんど知られていない。本研究では、生理学的時系列データにみられるノイズが生体・生理調節システムに与える機能的役割を、ヒトの自律神経系および感覚,運動神経系調節との関連から明らかにし、同時にそのメカニズムについて理論的な考察を加えることを目的とした。 以下が本年度の実績である。 1.ヒトの頚動脈洞に存在する動脈血圧受容...
【工学】電気電子工学:生体模倣ゆらぎを含む研究件
❏生物ゆらぎ模倣超低消費電力デバイス創製(17H01261)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田畑 仁 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (00263319)
【キーワード】ゆらぎ / ブレインモルフィック / ニューロモルフィック / 脳型模倣 / 先端機能デバイス (他8件)
【概要】熱ゆらぎの効率利用と信号増幅を試みた。優れた確率共鳴素子(超電力素子)の実現には、環境に存在する熱を如何に効率よく利用出来るかが鍵であった。生体ゆらぎ機能を模倣したスピングラス材料(ガーネット型酸化鉄の鉄イオンを、非磁性元素であるSiやGeおよび磁気異方性の大きなCoにより置換)を用いたスピンポンピング、マグノニクス素子、スピン波デバイスなどの実用化デバイスの設計を実施した。その結果、室温を超える...
❏生体に学ぶゆらぎエレクトロニクス(24226014)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】田畑 仁 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (00263319)
【キーワード】ゆらぎ / スピングラス / 散逸 / ニューロモルフィック / ブレインモルフィック (他17件)
【概要】スピングラス物性を示すガーネット型酸化鉄薄膜を、原子スケールでランダムネスとフラストレーション制御することで初めて合成した。この材料を用いた光誘起(書き込み)スピン記憶において、適応学習に代表される短期記憶増強、シナプス機能を確認した。さらに生体ゆらぎ機能を組み込んだチップを設計・試作し、ノイズによる信号増強効果を検証することに成功した。 ...
【工学】電気電子工学:リラクサーゆらぎを含む研究件
❏生体ゆらぎに学ぶ確率共鳴現象を利用した情報処理素子の創製(23656209)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】田畑 仁 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00263319)
【キーワード】ゆらぎ / リラクサー / スピングラス / 情報処理 / メモリデバイス (他8件)
【概要】生体ゆらぎを模倣するため、スピンゆらぎを利用する「スピングラス材料」に関する開発をおこなった。まず室温スピンゆらぎ材料の開発として、室温でスピングラス(クラスターグラス)を示すスピネル型フェライト材料を活用して、その"スピンゆらぎ"を利用した、生体ゆらぎの模倣を試みた。次に磁性素子としてハードディスク等に用いられているトンネル磁気抵抗素子をモデルとして、磁性/絶縁体/スピングラス材...
❏生体ゆらぎを模倣するリラクサー・スピングラス材料創製と情報処理デバイス研究(21656158)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】田畑 仁 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00263319)
【キーワード】ゆらぎ / リラクサー / スピングラス / 情報処理 / メモリデバイス (他11件)
【概要】表面プラズモンは、高感度なバイオセンシングに効果的な光学現象として知られており、表面プラズモン励起には、通常レーザーやランプ等の外部光源が必須である。極微表面での双極子ゆらぎとしてとらえて、"Lab on tip"で動作する表面センシング発光デバイスの創製に向けて、金属と酸化物半導体のハイブリッド構造の形成、及びその物理的性質の解明を目指した研究を実施した。更に、非調和の分子振動と...
【工学】電気電子工学:ブレインモルフィックゆらぎを含む研究件
❏生物ゆらぎ模倣超低消費電力デバイス創製(17H01261)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田畑 仁 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (00263319)
【キーワード】ゆらぎ / ブレインモルフィック / ニューロモルフィック / 脳型模倣 / 先端機能デバイス (他8件)
【概要】熱ゆらぎの効率利用と信号増幅を試みた。優れた確率共鳴素子(超電力素子)の実現には、環境に存在する熱を如何に効率よく利用出来るかが鍵であった。生体ゆらぎ機能を模倣したスピングラス材料(ガーネット型酸化鉄の鉄イオンを、非磁性元素であるSiやGeおよび磁気異方性の大きなCoにより置換)を用いたスピンポンピング、マグノニクス素子、スピン波デバイスなどの実用化デバイスの設計を実施した。その結果、室温を超える...
❏生体に学ぶゆらぎエレクトロニクス(24226014)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】田畑 仁 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (00263319)
【キーワード】ゆらぎ / スピングラス / 散逸 / ニューロモルフィック / ブレインモルフィック (他17件)
【概要】スピングラス物性を示すガーネット型酸化鉄薄膜を、原子スケールでランダムネスとフラストレーション制御することで初めて合成した。この材料を用いた光誘起(書き込み)スピン記憶において、適応学習に代表される短期記憶増強、シナプス機能を確認した。さらに生体ゆらぎ機能を組み込んだチップを設計・試作し、ノイズによる信号増強効果を検証することに成功した。 ...
【工学】電気電子工学:ニューロモルフィックゆらぎを含む研究件
❏生物ゆらぎ模倣超低消費電力デバイス創製(17H01261)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田畑 仁 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (00263319)
【キーワード】ゆらぎ / ブレインモルフィック / ニューロモルフィック / 脳型模倣 / 先端機能デバイス (他8件)
【概要】熱ゆらぎの効率利用と信号増幅を試みた。優れた確率共鳴素子(超電力素子)の実現には、環境に存在する熱を如何に効率よく利用出来るかが鍵であった。生体ゆらぎ機能を模倣したスピングラス材料(ガーネット型酸化鉄の鉄イオンを、非磁性元素であるSiやGeおよび磁気異方性の大きなCoにより置換)を用いたスピンポンピング、マグノニクス素子、スピン波デバイスなどの実用化デバイスの設計を実施した。その結果、室温を超える...
❏生体に学ぶゆらぎエレクトロニクス(24226014)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】田畑 仁 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (00263319)
【キーワード】ゆらぎ / スピングラス / 散逸 / ニューロモルフィック / ブレインモルフィック (他17件)
【概要】スピングラス物性を示すガーネット型酸化鉄薄膜を、原子スケールでランダムネスとフラストレーション制御することで初めて合成した。この材料を用いた光誘起(書き込み)スピン記憶において、適応学習に代表される短期記憶増強、シナプス機能を確認した。さらに生体ゆらぎ機能を組み込んだチップを設計・試作し、ノイズによる信号増強効果を検証することに成功した。 ...
【工学】電気電子工学:メモリデバイスゆらぎを含む研究件
❏生体ゆらぎに学ぶ確率共鳴現象を利用した情報処理素子の創製(23656209)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】田畑 仁 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00263319)
【キーワード】ゆらぎ / リラクサー / スピングラス / 情報処理 / メモリデバイス (他8件)
【概要】生体ゆらぎを模倣するため、スピンゆらぎを利用する「スピングラス材料」に関する開発をおこなった。まず室温スピンゆらぎ材料の開発として、室温でスピングラス(クラスターグラス)を示すスピネル型フェライト材料を活用して、その"スピンゆらぎ"を利用した、生体ゆらぎの模倣を試みた。次に磁性素子としてハードディスク等に用いられているトンネル磁気抵抗素子をモデルとして、磁性/絶縁体/スピングラス材...
❏生体ゆらぎを模倣するリラクサー・スピングラス材料創製と情報処理デバイス研究(21656158)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】田畑 仁 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00263319)
【キーワード】ゆらぎ / リラクサー / スピングラス / 情報処理 / メモリデバイス (他11件)
【概要】表面プラズモンは、高感度なバイオセンシングに効果的な光学現象として知られており、表面プラズモン励起には、通常レーザーやランプ等の外部光源が必須である。極微表面での双極子ゆらぎとしてとらえて、"Lab on tip"で動作する表面センシング発光デバイスの創製に向けて、金属と酸化物半導体のハイブリッド構造の形成、及びその物理的性質の解明を目指した研究を実施した。更に、非調和の分子振動と...
【工学】総合工学:スピントロニクスゆらぎを含む研究件
❏メゾスコピック系における非平衡スピン輸送の微視的理解とその制御(26220711)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】小林 研介 大阪大学, 理学研究科, 教授 (10302803)
【キーワード】メゾスコピック系 / スピントロニクス / 非平衡 / ゆらぎ / 近藤効果 (他14件)
【概要】微細加工技術を駆使して作製される微小な固体素子は、非平衡状態を定量的に観測・制御することのできる理想的な舞台の一つである。本研究では、精密な伝導度・ゆらぎ測定と種々の理論的アプローチを組み合わせることによって、固体中を電荷とスピンが輸送される微視的な過程を研究した。近藤効果・スピン流・熱流・ゆらぎの定理・端状態・超伝導接合などに対して本質的な新展開をもたらす多彩な成果を上げた。特に、非平衡状態にお...
❏生体ゆらぎを模倣するリラクサー・スピングラス材料創製と情報処理デバイス研究(21656158)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】田畑 仁 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00263319)
【キーワード】ゆらぎ / リラクサー / スピングラス / 情報処理 / メモリデバイス (他11件)
【概要】表面プラズモンは、高感度なバイオセンシングに効果的な光学現象として知られており、表面プラズモン励起には、通常レーザーやランプ等の外部光源が必須である。極微表面での双極子ゆらぎとしてとらえて、"Lab on tip"で動作する表面センシング発光デバイスの創製に向けて、金属と酸化物半導体のハイブリッド構造の形成、及びその物理的性質の解明を目指した研究を実施した。更に、非調和の分子振動と...
【医歯薬学】社会医学:軸索輸送ゆらぎを含む研究件
❏細胞内一分子揺動計測による非平衡温度の計測(17K19511)
【研究テーマ】生体の構造と機能およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】岡田 康志 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (50272430)
【キーワード】軸索輸送 / 細胞内混雑 / キネシン / ゆらぎ / 拡散 (他10件)
【概要】従来のin vitroでの力学的特性からは細胞内の小胞の運動特性が説明できない。細胞内で輸送される小胞に働く力を計測する手法の開発した結果、細胞内を輸送される小胞には、in vitroの約1000倍もの粘性抵抗を受けていることが示された。しかし、小胞輸送の速度は、細胞内の方が、1000倍もの負荷を受けながら、むしろ速く、ときには4倍以上の速度に達する。細胞内の混雑環境がstaticな混雑環境ではな...
❏キネシンは、なぜ40種以上もあるのか?(16H05119)
【研究テーマ】解剖学一般(含組織学・発生学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岡田 康志 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (50272430)
【キーワード】軸索輸送 / 分子進化 / キネシン / ゆらぎ / 分子モーター
【概要】細胞内物質輸送を担う主要な分子モーターはキネシンと細胞質ダイニンである。キネシンは、ヒトのゲノム上に40個以上の遺伝子が存在し、ほとんどは微小管のプラス端方向へと運動し、遠心性の輸送を担う。一方、細胞質での求心性の輸送を担うダイニンは1個しかない。何故ダイニンは1個で十分なのに、キネシンは40個以上も必要なのだろうか? 本研究の結果、キネシン頭部は、生理機能に応じて運動特性が分子進化により変化して...
【医歯薬学】薬学:マウスゆらぎを含む研究件
❏視床網様核の新規振動活動が感覚刺激時の神経応答ゆらぎに及ぼす因果的役割の解明(19K06944)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高田 則雄 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (50415212)
【キーワード】視床網様核 / 光ファイバー測光装置 / カルシウム / ヒゲ刺激 / マウス (他10件)
【概要】脳神経細胞の活動応答は、同一の感覚刺激に対しても試行毎にゆらぐ。このゆらぎは情報処理の効率を低下させる「ノイズ」だと想定されている。本研究では、マウスのヒゲ刺激に対して大脳皮質神経細胞が示す応答振幅のゆらぎが「ノイズ」ではなく、申請者が発見した視床網様核(TRN)の新規集団振動活動によって能動的に生み出されている可能性を検証した。申請者は「光ファイバー蛍光測定装置」を開発し、Ca2+感受性蛍光蛋白...
❏発生頑強性を規定する細胞死シグナルの解明(23229002)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三浦 正幸 東京大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (50202338)
【キーワード】カスパーゼ / 細胞死 / エピジェネティクス / 神経発生 / 代謝 (他13件)
【概要】ショウジョウバエの神経発生では、細胞死による神経前駆体細胞(SOP)の選択が、SOPが生まれる最初期からおこっていた。SOP数の制御に関してカスパーゼ活性は非アポトーシス機能として関わっているが、カスパーゼ阻害によるSOP数増加の表現型には、ヒストンメチル化酵素eggless/SETDB1が関わっていた。成虫原基組織再生の安定性には、組織傷害に応答した脂肪体でのメチオニン代謝が関わることが明らかに...
【医歯薬学】薬学:ショウジョウバエゆらぎを含む研究件
❏発生頑強性を規定する細胞死シグナルの解明(23229002)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三浦 正幸 東京大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (50202338)
【キーワード】カスパーゼ / 細胞死 / エピジェネティクス / 神経発生 / 代謝 (他13件)
【概要】ショウジョウバエの神経発生では、細胞死による神経前駆体細胞(SOP)の選択が、SOPが生まれる最初期からおこっていた。SOP数の制御に関してカスパーゼ活性は非アポトーシス機能として関わっているが、カスパーゼ阻害によるSOP数増加の表現型には、ヒストンメチル化酵素eggless/SETDB1が関わっていた。成虫原基組織再生の安定性には、組織傷害に応答した脂肪体でのメチオニン代謝が関わることが明らかに...
❏ゆらぐ環境からの情報の抽出と行動選択機構(21500310)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】森本 高子 東京薬科大学, 生命科学部, 准教授 (10311648)
【キーワード】行動神経科学 / ゆらぎ / ショウジョウバエ / 視覚 / 視運動反応 (他9件)
【概要】我々が環境から受ける情報は、明確であることは稀であり、多くの場合複数の刺激情報が同時に存在し、さらに、あいまいでゆらいでいる。生物が、このようなゆらぐ環境から、有益な情報を抽出し適切な行動を選択する神経機構の解明に取り組んだ。単純な神経系を持つショウジョウバエを用い、成虫の視覚系において、ノイズを含んだ動き刺激に対する行動から、神経システムのノイズ頑強性を示した。さらに、ノイズ頑強性における中枢神...
【医歯薬学】看護学:情報処理ゆらぎを含む研究件
❏生体ゆらぎに学ぶ確率共鳴現象を利用した情報処理素子の創製(23656209)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】田畑 仁 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00263319)
【キーワード】ゆらぎ / リラクサー / スピングラス / 情報処理 / メモリデバイス (他8件)
【概要】生体ゆらぎを模倣するため、スピンゆらぎを利用する「スピングラス材料」に関する開発をおこなった。まず室温スピンゆらぎ材料の開発として、室温でスピングラス(クラスターグラス)を示すスピネル型フェライト材料を活用して、その"スピンゆらぎ"を利用した、生体ゆらぎの模倣を試みた。次に磁性素子としてハードディスク等に用いられているトンネル磁気抵抗素子をモデルとして、磁性/絶縁体/スピングラス材...
❏生体ゆらぎを模倣するリラクサー・スピングラス材料創製と情報処理デバイス研究(21656158)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】田畑 仁 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00263319)
【キーワード】ゆらぎ / リラクサー / スピングラス / 情報処理 / メモリデバイス (他11件)
【概要】表面プラズモンは、高感度なバイオセンシングに効果的な光学現象として知られており、表面プラズモン励起には、通常レーザーやランプ等の外部光源が必須である。極微表面での双極子ゆらぎとしてとらえて、"Lab on tip"で動作する表面センシング発光デバイスの創製に向けて、金属と酸化物半導体のハイブリッド構造の形成、及びその物理的性質の解明を目指した研究を実施した。更に、非調和の分子振動と...