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「数理工学」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】計算基盤:構造保存解法数理工学を含む研究件
❏モデル縮減に基づく新世代高速構造保存数値計算法の創出(17H02826)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】松尾 宇泰 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (90293670)
【キーワード】数値解析 / 構造保存解法 / モデル縮減 / 数値計算 / 応用数学 (他6件)
【概要】本研究課題では,モデル縮減技法を採り入れた新しい構造保存解法の創出を目指した.その結果,シンプレクティックモデル縮減の有効性の検証,それを散逸系に拡張した新しい構造保存モデル縮減法の開発など,目指したとおりの構造保存的モデル縮減手法が得られた.またその過程でポアソン括弧・南部括弧に基づく新しい構造保存解法の開発,動的モード分解など新しいモデル縮減技法に関する理論解析など,いくつかの基礎的知見も得ら...
❏数理構造の抽出と保存を中心とした次世代エレクトロニクス材料設計基盤の創出(16KT0016)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】松尾 宇泰 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (90293670)
【キーワード】数値解析 / 計算科学 / 量子ダイナミクス / 有機エレクトロニクス / 構造保存解法 (他10件)
【概要】本研究では複雑化・巨大化し従来の設計プロセスでは限界に達しつつある次世代エレクトロニクス材料の新設計基盤の創出を目指して,数理構造の一貫性に基づく物理・数理モデル・数値計算の一体化した計算体系を探究した.その結果,構造保存的モデル縮減法の新規開発・検証,量子ダイナミクス計算のための高速な反復法の開発など,重要な要素技術開発を行ったあと,総合応用技術としてエネルギー保存型並列解法による量子ダイナミク...
【情報学】人間情報学:情報基礎数理工学を含む研究件
❏組合せ最適化理論を用いたネットワーク解析手法の設計(17K00028)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】垣村 尚徳 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30508180)
【キーワード】組合せ最適化 / アルゴリズム / ストリーミングアルゴリズム / 劣モジュラ関数 / マトロイド (他12件)
【概要】本年度は,昨年度に引き続き,大規模なネットワークを解析するための基本的な問題のひとつである,制約付き劣モジュラ関数最大化問題を扱い,この問題に対するストリーミングアルゴリズムの計算複雑度の解析に取り組んだ.昨年度に,制約付き劣モジュラ関数最大化問題に対する近似不可能性と空間複雑度との関係の解明に取り組み,入力データがストリームとして与えられメモリが制限されている状況において,0.585近似よりよい...
❏暗号アルゴリズムの実装攻撃に対する耐性評価に関する体系的研究(15300004)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】櫻井 幸一 九州大学, 大学院・システム情報科学研究院, 教授 (60264066)
【キーワード】暗号認証等 / アルゴリズム / 情報基礎 / 数理工学 / 情報システム (他17件)
【概要】(1)楕円曲線暗号において、個別に議論されてきたサイドチャネル攻撃およびその防御法を、攻撃者の能力に関する仮定を明らかにした上で、事前計算テーブルの有無に着目し体系的に類別した。この分類を基にして、サイドチャネル攻撃に対する防御法の構成に対して、メモリと速度の観点から統一的見通しを与えた。 次にサイドチャネル攻撃に対する、事前計算テーブルを用いる新たな防御法として、wNAF(Width-w Non...
【情報学】人間情報学:統計数学数理工学を含む研究件
❏活動電位形状に対する非線形ダイナミクス解析手法の構築(16K16138)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤原 寛太郎 東京大学, ニューロインテリジェンス国際研究機構, 特任准教授 (00557704)
【キーワード】非定常確率過程 / 統計量 / 数理工学 / 神経科学 / 生物物理 (他7件)
【概要】神経スパイク時系列に対する様々な統計解析手法の提案・検討を行った。その結果、これまでの統計解析手法では適用が難しいとされてきたような長時間相関を有する時系列データや、極めて定常な時系列データに対して我々の開発した統計解析手法が有効であることを示された。さらに、神経スパイク時系列の複雑性としてデータの周期性やカオス性などの様々な尺度から時系列を評価し、それらの尺度と神経数理モデルとの関係性を調査した...
❏量子力学的ラベリングにより拡張されたデータマイニング理論の創出(22300078)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】田中 和之 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (80217017)
【キーワード】数理工学 / 機械学習 / 統計数学 / 情報統計力学 / 確率的情報処理
【概要】量子力学的に拡張されたマルコフ確率場によるベイジアンネットワークシステムのデータマイニングへの応用のための理論体系の基盤の構築を行った.量子確率伝搬法の定式化を確立し,量子統計的学習理論に道を開くことに成功したことは特出すべき成果である.また,一次相転移を伴うシステムに対する統計的学習方式を拘束条件付きエントロピー最大化の視点から構築することに成功したことは想定されなかった成果である. ...
❏機械学習と最適化理論の横断的研究(20700251)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】金森 敬文 名古屋大学, 情報科学研究科, 准教授 (60334546)
【キーワード】統計的学習理論 / 機械学習 / 数理工学 / 統計数学
【概要】統計科学や計算機科学の境界領域である機械学習の分野では,大規模データに潜む確率的な構造を,精度よく推論するための方法が研究されている.一方最適化理論の分野では,コンピュータを高度に用いて,様々な意思決定に現れる数理的な問題を,効率的に計算するための方法が研究されている.本研究では,機械学習と最適化理論を包括する理論基盤を構築し,高度な推論・計算アルゴリズムを開発することを目的としている. ...
【情報学】情報学フロンティア:最適化数理工学を含む研究件
❏電気自動車による物流とエネルギーの統合管理システムの開発(26282084)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】森田 浩 大阪大学, 情報科学研究科, 教授 (60210176)
【キーワード】エネルギー効率化 / 数理工学 / システム工学 / 最適化
【概要】電気自動車の活用が見込まれる物流配送分野においても、その普及にあたっては必要電力の確保と電力の有効利用を実現させるには、電気料金の変動や供給電力の制限など新たな要因を考慮することが必要となる。本研究では、複数の電気自動車で宅配を行う場面を想定して、全体最適を実現する配送計画のための数理計画モデルを構築している。供給電力の価格が変動する状況においては、コストを抑えるために電気自動車の運用計画と電力の...
❏次世代エネルギーシステムの最適更新計画(24561062)
【研究テーマ】エネルギー学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】天野 嘉春 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60267474)
【キーワード】数理工学 / 再生可能エネルギー / コージェネレーション / optimization / renewal planning (他10件)
【概要】再生可能エネルギーの有効利用に資するとされる太陽電池―蓄電池系を含む各種建物用エネルギー供給システムの更新問題に対し、経済性や省エネルギー性の観点からより望ましい合理性に富む計画立案を行うための方法論を検討した。電力・冷暖房・給湯用エネルギー供給システムの更新計画問題に対して、最適化手法を導入することにより,数値分析的計画立案を行った。対象建物の季時ごとに変化するエネルギー需要量を年間に渡り推定し...
❏効率的に対称錐計画法を利用するためのモデリングツールの開発(22710136)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中田 和秀 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (00312984)
【キーワード】最適化 / オペレーションズ・リサーチ / 数理計画法 / モデリング / OR (他7件)
【概要】対称錐計画法を利用して現実問題を解くため、典型的な現実問題を効率良く解くためのモデル化とアルゴリズムの開発を行なった。また、金融数値計算と数式処理を統合したモデリングツールを開発した。開発したQuantOnlineは、インターネットを利用した簡単なモデリングによりオンラインで計算できる。さらに、条件数に関する制約を含んだ行列近似問題などを効率良く解くアルゴリズムの開発に成功した。 ...
【情報学】情報学フロンティア:ソフトコンピューティング数理工学を含む研究件
❏人口・産業集積の時空間ビッグデータにみられる相転移挙動の計算科学的研究(16H02872)
【研究テーマ】ソフトコンピューティング
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】大西 立顕 立教大学, 人工知能科学研究科, 教授 (10376387)
【キーワード】人口集積 / 産業集積 / 都市のスケーリング則 / 二次元コルモゴロフ・スミルノフ検定 / 地理空間情報 (他25件)
【概要】都市における人口と施設数の間には非自明なスケーリング関係が存在し,業種を特徴づけるスケーリング指数が存在することを確認した.空間分布の同一性に着目することで,現実に即した空間的な集積度合いの指標を開発した.人口や施設数の時系列を解析し,連続する2時点間の成長率には正の相関があり,連続増加(減少)すると翌年も増加(減少)しやすい傾向を明らかにした.人口と施設数の間の厳密な関係性を散布図から特徴づける...
❏シナプス前制御に基づく神経情報処理の数理モデル化とその工学応用(20246026)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008-04-08 - 2013-03-31
【研究代表者】合原 一幸 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (40167218)
【キーワード】数理工学 / モデル化 / 脳・神経 / 生体生命情報学 / ソフトコンピューティング
【概要】本研究は、「シナプス前制御」に着目して数理モデル化を行ない、シナプス前制御に基づく神経情報処理機構を解明することを目的とした。まず、シナプス前興奮性抑制シナプスによるDale則の破れを考慮したニューラルネットワークモデルを提案した。また、シナプス前部および後部の特性に基づくと考えられている短期可塑性について、モデリング検討を踏まえて皮質・脊髄間伝達への関わりについての仮説を提案した。さらに、注意や...
【情報学】情報学フロンティア:アルゴリズム数理工学を含む研究件
❏組合せ最適化理論を用いたネットワーク解析手法の設計(17K00028)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】垣村 尚徳 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30508180)
【キーワード】組合せ最適化 / アルゴリズム / ストリーミングアルゴリズム / 劣モジュラ関数 / マトロイド (他12件)
【概要】本年度は,昨年度に引き続き,大規模なネットワークを解析するための基本的な問題のひとつである,制約付き劣モジュラ関数最大化問題を扱い,この問題に対するストリーミングアルゴリズムの計算複雑度の解析に取り組んだ.昨年度に,制約付き劣モジュラ関数最大化問題に対する近似不可能性と空間複雑度との関係の解明に取り組み,入力データがストリームとして与えられメモリが制限されている状況において,0.585近似よりよい...
❏O(1億)コア環境におけるスケーラブルな数値計算ソフトウェアの理論と応用(15H02709)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】今村 俊幸 国立研究開発法人理化学研究所, 計算科学研究機構, チームリーダー (60361838)
【キーワード】高性能計算 / 非同期 / 省通信・省同期 / メニイコア / 自動チューニング (他21件)
【概要】本研究は、数万から数億のコアプロセッサが搭載される計算システム環境下において、過去に蓄積された高性能な数値計算サービスを新しい数学原理に基づき実現することを目的にし、「異粒度数値カーネル構築」と共に「非同期的な数値計算アルゴリズム」の2大テーマのもと、1)非同期的数値計算アルゴリズムに関する理論と実用レベルにある省通信・省同期アルゴリズムについて研究しCAHTRやFDTD向けの手法を提案した。更に...
❏確率微分方程式の高次近似理論とそのファイナンスへの応用(22540115)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 弱近似 / シミュレーション / 数理ファイナンス / 金融派生商品 (他11件)
【概要】確率微分方程式(以下SDE)の高次弱近似を実現するアルゴリズムと理論に関するものである. 以下の5点の成果を得た. [1]バリア型の金融派生商品への楠岡近似アルゴリズムの拡張. [2]我々の楠岡近似のアルゴリズムの計算機プログラムライブラリの完成. [3]SDEの7次の弱近似(通常の意味では3次)を実現する新しい近似アルゴリズムの発見. [4]ファイナンスに於いて重要であるHeston Model...
【情報学】情報学フロンティア:暗号数理工学を含む研究件
❏非線形的アプローチによる大規模システムの制御とセキュアネットワークへの応用(19360176)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】佐藤 仁樹 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (30360001)
【キーワード】数理科学 / セキュア・ネットワーク / 暗号 / 認証 / 機械学習 (他10件)
【概要】本研究では、多変量解析、フーリエ解析、強化学習などの数理科学的な手法を用いた大規模非線形システムの制御方式、セキュアな通信方式、および盗聴を防ぐためのペアリング暗号方式を提案した。また、これらの提案手法を、セキュアネットワークに関する課題に適用した。その結果、従来は不可能だった角度から、様々な通信ネットワークの安全性を検証し、通信ネットワークのセキュリティを向上させることができた。 ...
❏暗号アルゴリズムの実装攻撃に対する耐性評価に関する体系的研究(15300004)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】櫻井 幸一 九州大学, 大学院・システム情報科学研究院, 教授 (60264066)
【キーワード】暗号認証等 / アルゴリズム / 情報基礎 / 数理工学 / 情報システム (他17件)
【概要】(1)楕円曲線暗号において、個別に議論されてきたサイドチャネル攻撃およびその防御法を、攻撃者の能力に関する仮定を明らかにした上で、事前計算テーブルの有無に着目し体系的に類別した。この分類を基にして、サイドチャネル攻撃に対する防御法の構成に対して、メモリと速度の観点から統一的見通しを与えた。 次にサイドチャネル攻撃に対する、事前計算テーブルを用いる新たな防御法として、wNAF(Width-w Non...
【情報学】情報学フロンティア:情報システム数理工学を含む研究件
❏電磁場の空間勾配計測によるRFIDタグの定位法(17760334)
【研究テーマ】計測工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】奈良 高明 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 講師 (80353423)
【キーワード】計測工学 / 数理工学 / 情報システム / 情報通信工学 / 電子デバイス・機器 (他12件)
【概要】近年,ユビキタスコンピューティング環境の普及につれ,様々な物体にRFIDタグが貼り付けられている.現在のところ,RFIDタグのついた物体の定位には別途位置センサが必要である.しかしながら,RFIDタグとの交信に用いる電磁場そのものを適切に計測・処理し,タグ位置を電磁場源の位置として推定することができれば,ロケーションアウェアネスを有するアプリケーションの実現が容易となる. 本研究では,135kHz...
❏暗号アルゴリズムの実装攻撃に対する耐性評価に関する体系的研究(15300004)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】櫻井 幸一 九州大学, 大学院・システム情報科学研究院, 教授 (60264066)
【キーワード】暗号認証等 / アルゴリズム / 情報基礎 / 数理工学 / 情報システム (他17件)
【概要】(1)楕円曲線暗号において、個別に議論されてきたサイドチャネル攻撃およびその防御法を、攻撃者の能力に関する仮定を明らかにした上で、事前計算テーブルの有無に着目し体系的に類別した。この分類を基にして、サイドチャネル攻撃に対する防御法の構成に対して、メモリと速度の観点から統一的見通しを与えた。 次にサイドチャネル攻撃に対する、事前計算テーブルを用いる新たな防御法として、wNAF(Width-w Non...
【情報学】情報学フロンティア:機械学習数理工学を含む研究件
❏栄養状態を反映する発現バイオマーカーの体系的作出と利用(16H06171)
【研究テーマ】植物分子・生理科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】永野 惇 龍谷大学, 農学部, 講師 (00619877)
【キーワード】トランスクリプトーム / 栄養 / リン / 発現マーカー / 統計モデリング (他10件)
【概要】植物体内の窒素やリンなどの栄養成分量を知ることは様々な局面で重要である。本研究では、遺伝子発現量からこれらの成分量を推定するマーカーの開発を行った。まず、多数のトランスクリプトームデータを効率的に取得するために、低コスト多検体RNA-Seqのシステムを改良した。さらに、さまざまな栄養状態、温度、光、体内時計時刻の条件で取得したサンプルのトランスクリプトームデータとリン量などの形質データを取得し、そ...
❏量子力学的ラベリングにより拡張されたデータマイニング理論の創出(22300078)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】田中 和之 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (80217017)
【キーワード】数理工学 / 機械学習 / 統計数学 / 情報統計力学 / 確率的情報処理
【概要】量子力学的に拡張されたマルコフ確率場によるベイジアンネットワークシステムのデータマイニングへの応用のための理論体系の基盤の構築を行った.量子確率伝搬法の定式化を確立し,量子統計的学習理論に道を開くことに成功したことは特出すべき成果である.また,一次相転移を伴うシステムに対する統計的学習方式を拘束条件付きエントロピー最大化の視点から構築することに成功したことは想定されなかった成果である. ...
❏機械学習と最適化理論の横断的研究(20700251)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】金森 敬文 名古屋大学, 情報科学研究科, 准教授 (60334546)
【キーワード】統計的学習理論 / 機械学習 / 数理工学 / 統計数学
【概要】統計科学や計算機科学の境界領域である機械学習の分野では,大規模データに潜む確率的な構造を,精度よく推論するための方法が研究されている.一方最適化理論の分野では,コンピュータを高度に用いて,様々な意思決定に現れる数理的な問題を,効率的に計算するための方法が研究されている.本研究では,機械学習と最適化理論を包括する理論基盤を構築し,高度な推論・計算アルゴリズムを開発することを目的としている. ...
【情報学】情報学フロンティア:ハイパフォーマンス・コンピューティング数理工学を含む研究件
❏人口・産業集積の時空間ビッグデータにみられる相転移挙動の計算科学的研究(16H02872)
【研究テーマ】ソフトコンピューティング
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】大西 立顕 立教大学, 人工知能科学研究科, 教授 (10376387)
【キーワード】人口集積 / 産業集積 / 都市のスケーリング則 / 二次元コルモゴロフ・スミルノフ検定 / 地理空間情報 (他25件)
【概要】都市における人口と施設数の間には非自明なスケーリング関係が存在し,業種を特徴づけるスケーリング指数が存在することを確認した.空間分布の同一性に着目することで,現実に即した空間的な集積度合いの指標を開発した.人口や施設数の時系列を解析し,連続する2時点間の成長率には正の相関があり,連続増加(減少)すると翌年も増加(減少)しやすい傾向を明らかにした.人口と施設数の間の厳密な関係性を散布図から特徴づける...
❏O(1億)コア環境におけるスケーラブルな数値計算ソフトウェアの理論と応用(15H02709)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】今村 俊幸 国立研究開発法人理化学研究所, 計算科学研究機構, チームリーダー (60361838)
【キーワード】高性能計算 / 非同期 / 省通信・省同期 / メニイコア / 自動チューニング (他21件)
【概要】本研究は、数万から数億のコアプロセッサが搭載される計算システム環境下において、過去に蓄積された高性能な数値計算サービスを新しい数学原理に基づき実現することを目的にし、「異粒度数値カーネル構築」と共に「非同期的な数値計算アルゴリズム」の2大テーマのもと、1)非同期的数値計算アルゴリズムに関する理論と実用レベルにある省通信・省同期アルゴリズムについて研究しCAHTRやFDTD向けの手法を提案した。更に...
【複合領域】社会・安全システム科学:金融工学数理工学を含む研究件
❏効率的な計算ファイナンス技術の開発とその適用(21710157)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】今井 潤一 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (10293078)
【キーワード】ファイナンス / 準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 金融工学 / 数理工学 (他6件)
【概要】本研究においては,ブラウン運動ベースの実質次元減少法の考え方を拡張し,広く一般的な確率過程においても適用できるgeneralized linear transformation(GLT)の手法を確立した.具体的には,無限分解可能分布の確率密度関数を利用した方法,同分布の級数表現を利用した方法,逆レヴィ測度法を用いたもの,特性関数をDFTによって変換する方法を提案した. ...
❏ファイナンスにおける効率的な数値解析手法の開発とその実現(18710126)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】今井 潤一 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (10293078)
【キーワード】ファイナンス / 準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 数理工学 / 金融工学
【概要】本研究では,準モンテカルロ法の計算精度を高める分散減少法としてLinearTransformation method(LT法)を提案し,それらがオプション評価のみならず金融工学の諸問題に適用できることを示した.また,Generalized Linear Transformation method(GLT法)を提案し,従来のガウス過程ベースの確率過程のみならず,より一般のLevy processの場...
❏金融工学におけるシミュレーション技法の開発とその適用(15710117)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】今井 潤一 東北大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (10293078)
【キーワード】準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 数理工学 / 金融工学 / シミュレーション (他8件)
【概要】本年度の研究計画の中であげた研究論文"A General Dimension Reduction Technique for Derivative Pricing"は,査読の結果を受けて改訂中である.改訂にあたっては,LT法のアルゴリズムの効率化に伴い,最初に採用していたアルゴリズムと比較して計算時間が半分以下となり,その効果を考慮すると劇的な改善となった.論文改訂にあたっては,こ...
【複合領域】社会・安全システム科学:ファイナンス数理工学を含む研究件
❏効率的な計算ファイナンス技術の開発とその適用(21710157)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】今井 潤一 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (10293078)
【キーワード】ファイナンス / 準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 金融工学 / 数理工学 (他6件)
【概要】本研究においては,ブラウン運動ベースの実質次元減少法の考え方を拡張し,広く一般的な確率過程においても適用できるgeneralized linear transformation(GLT)の手法を確立した.具体的には,無限分解可能分布の確率密度関数を利用した方法,同分布の級数表現を利用した方法,逆レヴィ測度法を用いたもの,特性関数をDFTによって変換する方法を提案した. ...
❏ファイナンスにおける効率的な数値解析手法の開発とその実現(18710126)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】今井 潤一 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (10293078)
【キーワード】ファイナンス / 準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 数理工学 / 金融工学
【概要】本研究では,準モンテカルロ法の計算精度を高める分散減少法としてLinearTransformation method(LT法)を提案し,それらがオプション評価のみならず金融工学の諸問題に適用できることを示した.また,Generalized Linear Transformation method(GLT法)を提案し,従来のガウス過程ベースの確率過程のみならず,より一般のLevy processの場...
【複合領域】社会・安全システム科学:準モンテカルロ法数理工学を含む研究件
❏効率的な計算ファイナンス技術の開発とその適用(21710157)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】今井 潤一 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (10293078)
【キーワード】ファイナンス / 準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 金融工学 / 数理工学 (他6件)
【概要】本研究においては,ブラウン運動ベースの実質次元減少法の考え方を拡張し,広く一般的な確率過程においても適用できるgeneralized linear transformation(GLT)の手法を確立した.具体的には,無限分解可能分布の確率密度関数を利用した方法,同分布の級数表現を利用した方法,逆レヴィ測度法を用いたもの,特性関数をDFTによって変換する方法を提案した. ...
❏ファイナンスにおける効率的な数値解析手法の開発とその実現(18710126)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】今井 潤一 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (10293078)
【キーワード】ファイナンス / 準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 数理工学 / 金融工学
【概要】本研究では,準モンテカルロ法の計算精度を高める分散減少法としてLinearTransformation method(LT法)を提案し,それらがオプション評価のみならず金融工学の諸問題に適用できることを示した.また,Generalized Linear Transformation method(GLT法)を提案し,従来のガウス過程ベースの確率過程のみならず,より一般のLevy processの場...
❏金融工学におけるシミュレーション技法の開発とその適用(15710117)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】今井 潤一 東北大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (10293078)
【キーワード】準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 数理工学 / 金融工学 / シミュレーション (他8件)
【概要】本年度の研究計画の中であげた研究論文"A General Dimension Reduction Technique for Derivative Pricing"は,査読の結果を受けて改訂中である.改訂にあたっては,LT法のアルゴリズムの効率化に伴い,最初に採用していたアルゴリズムと比較して計算時間が半分以下となり,その効果を考慮すると劇的な改善となった.論文改訂にあたっては,こ...
【複合領域】社会・安全システム科学:オペレーションズ・リサーチ(OR)数理工学を含む研究件
❏効率的に対称錐計画法を利用するためのモデリングツールの開発(22710136)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中田 和秀 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (00312984)
【キーワード】最適化 / オペレーションズ・リサーチ / 数理計画法 / モデリング / OR (他7件)
【概要】対称錐計画法を利用して現実問題を解くため、典型的な現実問題を効率良く解くためのモデル化とアルゴリズムの開発を行なった。また、金融数値計算と数式処理を統合したモデリングツールを開発した。開発したQuantOnlineは、インターネットを利用した簡単なモデリングによりオンラインで計算できる。さらに、条件数に関する制約を含んだ行列近似問題などを効率良く解くアルゴリズムの開発に成功した。 ...
❏スポーツスケジューリング(18651076)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】松井 知己 中央大学, 理工学部, 教授 (30270888)
【キーワード】アルゴリズム / スポーツマネジメント / スケジューリング / 半正定値計画 / 数理工学 (他6件)
【概要】1.一様な巡回トーナメント問題に関する近似法 本拠地間の距離が一様な巡回トーナメント問題に対し、移動距離(回数)最小化問題に対するトーナメントスケジュールの作成法を、平成18年度国際会議の論文特集号(Lecture Notes in Computer Science)に本年投稿し、採択された。本手法は,カークマンスケジュールと呼ばれる特殊なスケジュールを改変することで,2重総当たり戦の移動回数最小...
【数物系科学】数学:デリバティブ数理工学を含む研究件
❏楠岡近似に依る拡散過程の数値計算の新しいアルゴリズムとファイナンスへの応用(18540113)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院・イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率論 / 数理工学 / アルゴリズム / 数理ファイナンス / デリバティブ (他7件)
【概要】(1)楠岡近似の原理に従って確率微分方程式で記述される拡散過程の高次弱近似を可能とする、頑健で汎用的な数値計算アルゴリズムを発見・構成した。(2)数理ファイナンスへの応用によりその有用性:(a)計算の劇的な高速化(b)頑健な離散化の実現(c)汎用性、を検証した。(3)そのアルゴリズムが広く社会に受け入れられるように計算機プログラムを開発した。 ...
❏金融工学におけるシミュレーション技法の開発とその適用(15710117)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】今井 潤一 東北大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (10293078)
【キーワード】準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 数理工学 / 金融工学 / シミュレーション (他8件)
【概要】本年度の研究計画の中であげた研究論文"A General Dimension Reduction Technique for Derivative Pricing"は,査読の結果を受けて改訂中である.改訂にあたっては,LT法のアルゴリズムの効率化に伴い,最初に採用していたアルゴリズムと比較して計算時間が半分以下となり,その効果を考慮すると劇的な改善となった.論文改訂にあたっては,こ...
【数物系科学】数学:マトロイド数理工学を含む研究件
❏組合せ最適化理論を用いたネットワーク解析手法の設計(17K00028)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】垣村 尚徳 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30508180)
【キーワード】組合せ最適化 / アルゴリズム / ストリーミングアルゴリズム / 劣モジュラ関数 / マトロイド (他12件)
【概要】本年度は,昨年度に引き続き,大規模なネットワークを解析するための基本的な問題のひとつである,制約付き劣モジュラ関数最大化問題を扱い,この問題に対するストリーミングアルゴリズムの計算複雑度の解析に取り組んだ.昨年度に,制約付き劣モジュラ関数最大化問題に対する近似不可能性と空間複雑度との関係の解明に取り組み,入力データがストリームとして与えられメモリが制限されている状況において,0.585近似よりよい...
❏離散凸パラダイムによる最適化統一理論(21360045)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】室田 一雄 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 教授 (50134466)
【キーワード】離散最適化 / 凸関数 / 双対性 / 劣モジュラ関数 / マトロイド (他8件)
【概要】工学や社会科学の諸分野における最適化の理論と応用を「離散凸パラダイム」に よって統合する研究を行った.離散凸解析の理論と応用を, 連続・離散軸,凸・非凸軸,分野横断軸,の3つの観点から整理することによって,個々の数 理的技法や応用諸問題の相互関係を明確にし,数理の深化,応用の開拓,ソフト ウェアの整備の3つの観点から研究を行い,新たな展開を達成した.とくに,数理の深化については,L凸関数最小化アル...
【数物系科学】数学:数理ファイナンス数理工学を含む研究件
❏確率微分方程式の高次近似理論とそのファイナンスへの応用(22540115)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 弱近似 / シミュレーション / 数理ファイナンス / 金融派生商品 (他11件)
【概要】確率微分方程式(以下SDE)の高次弱近似を実現するアルゴリズムと理論に関するものである. 以下の5点の成果を得た. [1]バリア型の金融派生商品への楠岡近似アルゴリズムの拡張. [2]我々の楠岡近似のアルゴリズムの計算機プログラムライブラリの完成. [3]SDEの7次の弱近似(通常の意味では3次)を実現する新しい近似アルゴリズムの発見. [4]ファイナンスに於いて重要であるHeston Model...
❏楠岡近似に依る拡散過程の数値計算の新しいアルゴリズムとファイナンスへの応用(18540113)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院・イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率論 / 数理工学 / アルゴリズム / 数理ファイナンス / デリバティブ (他7件)
【概要】(1)楠岡近似の原理に従って確率微分方程式で記述される拡散過程の高次弱近似を可能とする、頑健で汎用的な数値計算アルゴリズムを発見・構成した。(2)数理ファイナンスへの応用によりその有用性:(a)計算の劇的な高速化(b)頑健な離散化の実現(c)汎用性、を検証した。(3)そのアルゴリズムが広く社会に受け入れられるように計算機プログラムを開発した。 ...
【数物系科学】物理学:確率論数理工学を含む研究件
❏確率微分方程式の高次近似理論とそのファイナンスへの応用(22540115)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 弱近似 / シミュレーション / 数理ファイナンス / 金融派生商品 (他11件)
【概要】確率微分方程式(以下SDE)の高次弱近似を実現するアルゴリズムと理論に関するものである. 以下の5点の成果を得た. [1]バリア型の金融派生商品への楠岡近似アルゴリズムの拡張. [2]我々の楠岡近似のアルゴリズムの計算機プログラムライブラリの完成. [3]SDEの7次の弱近似(通常の意味では3次)を実現する新しい近似アルゴリズムの発見. [4]ファイナンスに於いて重要であるHeston Model...
❏楠岡近似に依る拡散過程の数値計算の新しいアルゴリズムとファイナンスへの応用(18540113)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院・イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率論 / 数理工学 / アルゴリズム / 数理ファイナンス / デリバティブ (他7件)
【概要】(1)楠岡近似の原理に従って確率微分方程式で記述される拡散過程の高次弱近似を可能とする、頑健で汎用的な数値計算アルゴリズムを発見・構成した。(2)数理ファイナンスへの応用によりその有用性:(a)計算の劇的な高速化(b)頑健な離散化の実現(c)汎用性、を検証した。(3)そのアルゴリズムが広く社会に受け入れられるように計算機プログラムを開発した。 ...
❏統計モデルの識別可能性に関する基礎研究(17500179)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】宮川 雅巳 東京工業大学, 大学院社会理工学研究科, 教授 (90157595)
【キーワード】確率論 / 数理工学 / 統計数学 / 品質管理システム / モデル化
【概要】平成17年度から18年度にかけての研究期商において,以下の研究成果を得た. 1)因果ダイアグラムに関する識別可能性に関する研究 因果ダイアグラムを識別するための外的操作の効率的適用基準について研究し,因果ダイアグラムを復元させるのに十今な外的操作変数集合の選択基準を与えた.また,矢線への介入効果という新しい概念を定式化し,この識別可能条件を求めた. 2)従属な競合リスクでの識別可能条件に関する研究...
【数物系科学】物理学:確率微分方程式数理工学を含む研究件
❏確率微分方程式の高次近似理論とそのファイナンスへの応用(22540115)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 弱近似 / シミュレーション / 数理ファイナンス / 金融派生商品 (他11件)
【概要】確率微分方程式(以下SDE)の高次弱近似を実現するアルゴリズムと理論に関するものである. 以下の5点の成果を得た. [1]バリア型の金融派生商品への楠岡近似アルゴリズムの拡張. [2]我々の楠岡近似のアルゴリズムの計算機プログラムライブラリの完成. [3]SDEの7次の弱近似(通常の意味では3次)を実現する新しい近似アルゴリズムの発見. [4]ファイナンスに於いて重要であるHeston Model...
❏楠岡近似に依る拡散過程の数値計算の新しいアルゴリズムとファイナンスへの応用(18540113)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院・イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率論 / 数理工学 / アルゴリズム / 数理ファイナンス / デリバティブ (他7件)
【概要】(1)楠岡近似の原理に従って確率微分方程式で記述される拡散過程の高次弱近似を可能とする、頑健で汎用的な数値計算アルゴリズムを発見・構成した。(2)数理ファイナンスへの応用によりその有用性:(a)計算の劇的な高速化(b)頑健な離散化の実現(c)汎用性、を検証した。(3)そのアルゴリズムが広く社会に受け入れられるように計算機プログラムを開発した。 ...
【数物系科学】物理学:数理科学数理工学を含む研究件
❏非カオス的なストレンジアトラクターを活用したレザバー計算機の理論と実装(16KT0019)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2020-03-31
【研究代表者】青柳 富誌生 京都大学, 情報学研究科, 教授 (90252486)
【キーワード】レザバー計算 / カオス / 非線形力学系 / レザバー計算機 / ニューラルネットワーク (他12件)
【概要】本研究では、大自由度非線形力学系を計算資源として活用するため、適切な指導原理に基づいてより良いレザバー計算機を構築すること、また,逆に力学系自体を計算資源という新たな側面で特徴付け、力学系の基礎的研究に新たな指標を提供することを目的としている。最初に、非カオス的なストレンジアトラクターを示す力学系をレザバーとして活用する可能性を検討し,適切なタスクの設定なども含めての研究を行った。最終的に、力学系...
❏非線形的アプローチによる大規模システムの制御とセキュアネットワークへの応用(19360176)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】佐藤 仁樹 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (30360001)
【キーワード】数理科学 / セキュア・ネットワーク / 暗号 / 認証 / 機械学習 (他10件)
【概要】本研究では、多変量解析、フーリエ解析、強化学習などの数理科学的な手法を用いた大規模非線形システムの制御方式、セキュアな通信方式、および盗聴を防ぐためのペアリング暗号方式を提案した。また、これらの提案手法を、セキュアネットワークに関する課題に適用した。その結果、従来は不可能だった角度から、様々な通信ネットワークの安全性を検証し、通信ネットワークのセキュリティを向上させることができた。 ...
【数物系科学】地球惑星科学:逆問題数理工学を含む研究件
❏ソース推定逆問題の直接代数解法と応用(21760311)
【研究テーマ】計測工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】奈良 高明 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 准教授 (80353423)
【キーワード】センシング情報処理 / 逆問題 / スマートセンサ / 数理工学 / 非破壊検査 (他8件)
【概要】人間の頭部表面で観測した磁場から脳内の電流源を推定する逆問題に対し,電流源を囲まない開曲面上におかれたセンサで計測したデータから,電流源の位置を直接,反復計算なく推定する手法を提案し,実際の脳磁場データで検証した.また配管に磁場を加え,配管表面の腐食傷などを検出する非破壊検査逆問題において,従来のように多数のセンサをアレイ状に並べることなく,磁場のフーリエ係数と呼ばれる2つの量を測るだけで傷の位置...
❏電磁場の空間勾配計測によるRFIDタグの定位法(17760334)
【研究テーマ】計測工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】奈良 高明 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 講師 (80353423)
【キーワード】計測工学 / 数理工学 / 情報システム / 情報通信工学 / 電子デバイス・機器 (他12件)
【概要】近年,ユビキタスコンピューティング環境の普及につれ,様々な物体にRFIDタグが貼り付けられている.現在のところ,RFIDタグのついた物体の定位には別途位置センサが必要である.しかしながら,RFIDタグとの交信に用いる電磁場そのものを適切に計測・処理し,タグ位置を電磁場源の位置として推定することができれば,ロケーションアウェアネスを有するアプリケーションの実現が容易となる. 本研究では,135kHz...
❏工学と関連する非適切問題の数値解析に関する総合的研究(07309021)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】磯 祐介 (1996-1997) 京都大学, 大学院・情報学研究科, 教授 (70203065)
【キーワード】数値解析 / 非適切問題 / 逆問題 / 解の一意性 / 解の安定性 (他17件)
【概要】逆問題を中心とする非適切問題についての研究を行った。ここで言う非適切問題は、Hadamardの意味でのIll-posed Problemsであり、微分方程式で記述されたモデルを考えた場合特に、与えられたデータから解への対応が不連続であるか弱い意味での連続性しか示されないものを意味する。これは数値解析の立場に立てば、対象とする問題に対する数値シミュレーションにおいて安定な数値解の構成が困難であり、ひ...
【数物系科学】天文学:数値計算数理工学を含む研究件
❏モデル縮減に基づく新世代高速構造保存数値計算法の創出(17H02826)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】松尾 宇泰 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (90293670)
【キーワード】数値解析 / 構造保存解法 / モデル縮減 / 数値計算 / 応用数学 (他6件)
【概要】本研究課題では,モデル縮減技法を採り入れた新しい構造保存解法の創出を目指した.その結果,シンプレクティックモデル縮減の有効性の検証,それを散逸系に拡張した新しい構造保存モデル縮減法の開発など,目指したとおりの構造保存的モデル縮減手法が得られた.またその過程でポアソン括弧・南部括弧に基づく新しい構造保存解法の開発,動的モード分解など新しいモデル縮減技法に関する理論解析など,いくつかの基礎的知見も得ら...
❏数理構造の抽出と保存を中心とした次世代エレクトロニクス材料設計基盤の創出(16KT0016)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】松尾 宇泰 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (90293670)
【キーワード】数値解析 / 計算科学 / 量子ダイナミクス / 有機エレクトロニクス / 構造保存解法 (他10件)
【概要】本研究では複雑化・巨大化し従来の設計プロセスでは限界に達しつつある次世代エレクトロニクス材料の新設計基盤の創出を目指して,数理構造の一貫性に基づく物理・数理モデル・数値計算の一体化した計算体系を探究した.その結果,構造保存的モデル縮減法の新規開発・検証,量子ダイナミクス計算のための高速な反復法の開発など,重要な要素技術開発を行ったあと,総合応用技術としてエネルギー保存型並列解法による量子ダイナミク...
❏確率微分方程式の高次近似理論とそのファイナンスへの応用(22540115)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 弱近似 / シミュレーション / 数理ファイナンス / 金融派生商品 (他11件)
【概要】確率微分方程式(以下SDE)の高次弱近似を実現するアルゴリズムと理論に関するものである. 以下の5点の成果を得た. [1]バリア型の金融派生商品への楠岡近似アルゴリズムの拡張. [2]我々の楠岡近似のアルゴリズムの計算機プログラムライブラリの完成. [3]SDEの7次の弱近似(通常の意味では3次)を実現する新しい近似アルゴリズムの発見. [4]ファイナンスに於いて重要であるHeston Model...
【工学】総合工学:計測工学数理工学を含む研究件
❏ソース推定逆問題の直接代数解法と応用(21760311)
【研究テーマ】計測工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】奈良 高明 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 准教授 (80353423)
【キーワード】センシング情報処理 / 逆問題 / スマートセンサ / 数理工学 / 非破壊検査 (他8件)
【概要】人間の頭部表面で観測した磁場から脳内の電流源を推定する逆問題に対し,電流源を囲まない開曲面上におかれたセンサで計測したデータから,電流源の位置を直接,反復計算なく推定する手法を提案し,実際の脳磁場データで検証した.また配管に磁場を加え,配管表面の腐食傷などを検出する非破壊検査逆問題において,従来のように多数のセンサをアレイ状に並べることなく,磁場のフーリエ係数と呼ばれる2つの量を測るだけで傷の位置...
❏電磁場の空間勾配計測によるRFIDタグの定位法(17760334)
【研究テーマ】計測工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】奈良 高明 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 講師 (80353423)
【キーワード】計測工学 / 数理工学 / 情報システム / 情報通信工学 / 電子デバイス・機器 (他12件)
【概要】近年,ユビキタスコンピューティング環境の普及につれ,様々な物体にRFIDタグが貼り付けられている.現在のところ,RFIDタグのついた物体の定位には別途位置センサが必要である.しかしながら,RFIDタグとの交信に用いる電磁場そのものを適切に計測・処理し,タグ位置を電磁場源の位置として推定することができれば,ロケーションアウェアネスを有するアプリケーションの実現が容易となる. 本研究では,135kHz...
【工学】総合工学:劣モジュラ関数数理工学を含む研究件
❏組合せ最適化理論を用いたネットワーク解析手法の設計(17K00028)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】垣村 尚徳 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30508180)
【キーワード】組合せ最適化 / アルゴリズム / ストリーミングアルゴリズム / 劣モジュラ関数 / マトロイド (他12件)
【概要】本年度は,昨年度に引き続き,大規模なネットワークを解析するための基本的な問題のひとつである,制約付き劣モジュラ関数最大化問題を扱い,この問題に対するストリーミングアルゴリズムの計算複雑度の解析に取り組んだ.昨年度に,制約付き劣モジュラ関数最大化問題に対する近似不可能性と空間複雑度との関係の解明に取り組み,入力データがストリームとして与えられメモリが制限されている状況において,0.585近似よりよい...
❏離散凸パラダイムによる最適化統一理論(21360045)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】室田 一雄 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 教授 (50134466)
【キーワード】離散最適化 / 凸関数 / 双対性 / 劣モジュラ関数 / マトロイド (他8件)
【概要】工学や社会科学の諸分野における最適化の理論と応用を「離散凸パラダイム」に よって統合する研究を行った.離散凸解析の理論と応用を, 連続・離散軸,凸・非凸軸,分野横断軸,の3つの観点から整理することによって,個々の数 理的技法や応用諸問題の相互関係を明確にし,数理の深化,応用の開拓,ソフト ウェアの整備の3つの観点から研究を行い,新たな展開を達成した.とくに,数理の深化については,L凸関数最小化アル...
【工学】総合工学:シミュレーション工学数理工学を含む研究件
❏効率的な計算ファイナンス技術の開発とその適用(21710157)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】今井 潤一 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (10293078)
【キーワード】ファイナンス / 準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 金融工学 / 数理工学 (他6件)
【概要】本研究においては,ブラウン運動ベースの実質次元減少法の考え方を拡張し,広く一般的な確率過程においても適用できるgeneralized linear transformation(GLT)の手法を確立した.具体的には,無限分解可能分布の確率密度関数を利用した方法,同分布の級数表現を利用した方法,逆レヴィ測度法を用いたもの,特性関数をDFTによって変換する方法を提案した. ...
❏等角写像使用による多重連結領域非線形現象解析(20540108)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】持丸 義弘 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (90092577)
【キーワード】数理物理 / 数理工学 / シミュレーション工学 / 流体工学
【概要】スペクトル差分法で使用される等角写像の拡張と適用性を検討した.写像の単葉性をパラメータを有する関数族について検討したほか,多重連結性の条件を明示的に導入し,境界形状が指定されても等角写像関数は一意に定まらないために多重連結領域に対する具体的な写像関数例を示した. ...
❏ファイナンスにおける効率的な数値解析手法の開発とその実現(18710126)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】今井 潤一 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (10293078)
【キーワード】ファイナンス / 準モンテカルロ法 / シミュレーション工学 / 数理工学 / 金融工学
【概要】本研究では,準モンテカルロ法の計算精度を高める分散減少法としてLinearTransformation method(LT法)を提案し,それらがオプション評価のみならず金融工学の諸問題に適用できることを示した.また,Generalized Linear Transformation method(GLT法)を提案し,従来のガウス過程ベースの確率過程のみならず,より一般のLevy processの場...
【工学】総合工学:モデル化数理工学を含む研究件
❏退出順序・サービス順序に着目した群集運動の研究(15K17583)
【研究テーマ】数学基礎・応用数学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】柳澤 大地 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (70611292)
【キーワード】数理工学 / モデル化 / 順序 / 群集運動 / 退出 (他6件)
【概要】本研究では、歩行速度の速い人と遅い人、居室から出る人と残る人、出口の位置を知っている人と知らない人、近い出口と遠い出口、サービスの早い窓口と遅い窓口など、群集運動において複数種類の人や出口、窓口を考えた。そして、人の並び方や出口の選択、サービス順序の違いが、総避難時間や平均待ち時間などのシステム全体のパフォーマンスにどのような影響を与えるか実際の人による実験で調べ、実験結果を再現できるようなシミュ...
❏効率的に対称錐計画法を利用するためのモデリングツールの開発(22710136)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中田 和秀 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (00312984)
【キーワード】最適化 / オペレーションズ・リサーチ / 数理計画法 / モデリング / OR (他7件)
【概要】対称錐計画法を利用して現実問題を解くため、典型的な現実問題を効率良く解くためのモデル化とアルゴリズムの開発を行なった。また、金融数値計算と数式処理を統合したモデリングツールを開発した。開発したQuantOnlineは、インターネットを利用した簡単なモデリングによりオンラインで計算できる。さらに、条件数に関する制約を含んだ行列近似問題などを効率良く解くアルゴリズムの開発に成功した。 ...
❏シナプス前制御に基づく神経情報処理の数理モデル化とその工学応用(20246026)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008-04-08 - 2013-03-31
【研究代表者】合原 一幸 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (40167218)
【キーワード】数理工学 / モデル化 / 脳・神経 / 生体生命情報学 / ソフトコンピューティング
【概要】本研究は、「シナプス前制御」に着目して数理モデル化を行ない、シナプス前制御に基づく神経情報処理機構を解明することを目的とした。まず、シナプス前興奮性抑制シナプスによるDale則の破れを考慮したニューラルネットワークモデルを提案した。また、シナプス前部および後部の特性に基づくと考えられている短期可塑性について、モデリング検討を踏まえて皮質・脊髄間伝達への関わりについての仮説を提案した。さらに、注意や...
【工学】総合工学:数値解析数理工学を含む研究件
❏モデル縮減に基づく新世代高速構造保存数値計算法の創出(17H02826)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】松尾 宇泰 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (90293670)
【キーワード】数値解析 / 構造保存解法 / モデル縮減 / 数値計算 / 応用数学 (他6件)
【概要】本研究課題では,モデル縮減技法を採り入れた新しい構造保存解法の創出を目指した.その結果,シンプレクティックモデル縮減の有効性の検証,それを散逸系に拡張した新しい構造保存モデル縮減法の開発など,目指したとおりの構造保存的モデル縮減手法が得られた.またその過程でポアソン括弧・南部括弧に基づく新しい構造保存解法の開発,動的モード分解など新しいモデル縮減技法に関する理論解析など,いくつかの基礎的知見も得ら...
❏数理構造の抽出と保存を中心とした次世代エレクトロニクス材料設計基盤の創出(16KT0016)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】松尾 宇泰 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (90293670)
【キーワード】数値解析 / 計算科学 / 量子ダイナミクス / 有機エレクトロニクス / 構造保存解法 (他10件)
【概要】本研究では複雑化・巨大化し従来の設計プロセスでは限界に達しつつある次世代エレクトロニクス材料の新設計基盤の創出を目指して,数理構造の一貫性に基づく物理・数理モデル・数値計算の一体化した計算体系を探究した.その結果,構造保存的モデル縮減法の新規開発・検証,量子ダイナミクス計算のための高速な反復法の開発など,重要な要素技術開発を行ったあと,総合応用技術としてエネルギー保存型並列解法による量子ダイナミク...
❏複雑領域上における構造保存数値解法に関する研究(20760052)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】松尾 宇泰 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 准教授 (90293670)
【キーワード】数理工学 / 数値解析 / シミュレーション / 保存・散逸スキーム / 微分方程式 (他7件)
【概要】本研究は,国産の数値手法である「離散変分法」を有限要素法に拡張することを目的としていたが,その中で以下の知見を得た. まず,本研究において空間1次元の場合にH^1の枠組みで有限要素法版離散変分法が構成可能であること,およびいくつかの代表的な偏微分方程式(非局所作用素を含む方程式を含む)に対して適用し,実際に保存則を保つ数値計算が可能であることを示した.またこの枠組みが空間2,3次元の場合にも基本的...
【工学】総合工学:制御工学数理工学を含む研究件
❏相対次数構造に着目した劣駆動システムの解析と制御(22360169)
【研究テーマ】制御工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】三平 満司 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (00196338)
【キーワード】制御理論 / 機械力学・制御 / 制御工学 / 数理工学 / 劣駆動システム (他13件)
【概要】本応募研究課題では、従来研究で得られた非線形システムに対する理論を発展させることで、非駆動自由度を持つ劣駆動系の運動解析と運動を生成する制御系の設計を行うことを目的としている。劣駆動系として特徴的な運動の制御問題を(1)発散する素早い動きの生成(2)リミットサイクルの生成(3)可制御性構造が変化するシステムの効率的な制御という3つに分類・整理した。その結果、(1)と(2)の運動は相対次数構造による...
❏非線形的アプローチによる大規模システムの制御とセキュアネットワークへの応用(19360176)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】佐藤 仁樹 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (30360001)
【キーワード】数理科学 / セキュア・ネットワーク / 暗号 / 認証 / 機械学習 (他10件)
【概要】本研究では、多変量解析、フーリエ解析、強化学習などの数理科学的な手法を用いた大規模非線形システムの制御方式、セキュアな通信方式、および盗聴を防ぐためのペアリング暗号方式を提案した。また、これらの提案手法を、セキュアネットワークに関する課題に適用した。その結果、従来は不可能だった角度から、様々な通信ネットワークの安全性を検証し、通信ネットワークのセキュリティを向上させることができた。 ...
【工学】総合工学:シミュレーション数理工学を含む研究件
❏数理構造の抽出と保存を中心とした次世代エレクトロニクス材料設計基盤の創出(16KT0016)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】松尾 宇泰 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (90293670)
【キーワード】数値解析 / 計算科学 / 量子ダイナミクス / 有機エレクトロニクス / 構造保存解法 (他10件)
【概要】本研究では複雑化・巨大化し従来の設計プロセスでは限界に達しつつある次世代エレクトロニクス材料の新設計基盤の創出を目指して,数理構造の一貫性に基づく物理・数理モデル・数値計算の一体化した計算体系を探究した.その結果,構造保存的モデル縮減法の新規開発・検証,量子ダイナミクス計算のための高速な反復法の開発など,重要な要素技術開発を行ったあと,総合応用技術としてエネルギー保存型並列解法による量子ダイナミク...
❏確率微分方程式の高次近似理論とそのファイナンスへの応用(22540115)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 弱近似 / シミュレーション / 数理ファイナンス / 金融派生商品 (他11件)
【概要】確率微分方程式(以下SDE)の高次弱近似を実現するアルゴリズムと理論に関するものである. 以下の5点の成果を得た. [1]バリア型の金融派生商品への楠岡近似アルゴリズムの拡張. [2]我々の楠岡近似のアルゴリズムの計算機プログラムライブラリの完成. [3]SDEの7次の弱近似(通常の意味では3次)を実現する新しい近似アルゴリズムの発見. [4]ファイナンスに於いて重要であるHeston Model...
❏複雑領域上における構造保存数値解法に関する研究(20760052)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】松尾 宇泰 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 准教授 (90293670)
【キーワード】数理工学 / 数値解析 / シミュレーション / 保存・散逸スキーム / 微分方程式 (他7件)
【概要】本研究は,国産の数値手法である「離散変分法」を有限要素法に拡張することを目的としていたが,その中で以下の知見を得た. まず,本研究において空間1次元の場合にH^1の枠組みで有限要素法版離散変分法が構成可能であること,およびいくつかの代表的な偏微分方程式(非局所作用素を含む方程式を含む)に対して適用し,実際に保存則を保つ数値計算が可能であることを示した.またこの枠組みが空間2,3次元の場合にも基本的...
【医歯薬学】社会医学:生体生命情報学数理工学を含む研究件
❏発生系譜のインフォマティクス技術の構築と、胚の生きの良さの定量化への応用(16H06155)
【研究テーマ】システムゲノム科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小林 徹也 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (90513359)
【キーワード】着床前胚 / 4Dイメージング / 力学モデル / 系譜解析 / トラッキング (他21件)
【概要】本研究では、哺乳類着床前胚の発生系譜を定量的に解析する手法の構築を目指し、画像解析技術・統計解析技術・シミュレーション技術の構築を行った。 画像解析では、胚内の細胞を同定する手法を改良し、最終的にはそこから得られたデータを用いた深層画像解析法の提案を行った。系譜統計解析では、細胞の分裂待ち時間などから細胞の潜在情報を推定する手法を提案した。そして、胚内の細胞における力学的相互作用と発生プロセスの再...
❏シナプス前制御に基づく神経情報処理の数理モデル化とその工学応用(20246026)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008-04-08 - 2013-03-31
【研究代表者】合原 一幸 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (40167218)
【キーワード】数理工学 / モデル化 / 脳・神経 / 生体生命情報学 / ソフトコンピューティング
【概要】本研究は、「シナプス前制御」に着目して数理モデル化を行ない、シナプス前制御に基づく神経情報処理機構を解明することを目的とした。まず、シナプス前興奮性抑制シナプスによるDale則の破れを考慮したニューラルネットワークモデルを提案した。また、シナプス前部および後部の特性に基づくと考えられている短期可塑性について、モデリング検討を踏まえて皮質・脊髄間伝達への関わりについての仮説を提案した。さらに、注意や...
【医歯薬学】社会医学:生物物理数理工学を含む研究件
❏発生系譜のインフォマティクス技術の構築と、胚の生きの良さの定量化への応用(16H06155)
【研究テーマ】システムゲノム科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小林 徹也 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (90513359)
【キーワード】着床前胚 / 4Dイメージング / 力学モデル / 系譜解析 / トラッキング (他21件)
【概要】本研究では、哺乳類着床前胚の発生系譜を定量的に解析する手法の構築を目指し、画像解析技術・統計解析技術・シミュレーション技術の構築を行った。 画像解析では、胚内の細胞を同定する手法を改良し、最終的にはそこから得られたデータを用いた深層画像解析法の提案を行った。系譜統計解析では、細胞の分裂待ち時間などから細胞の潜在情報を推定する手法を提案した。そして、胚内の細胞における力学的相互作用と発生プロセスの再...
❏活動電位形状に対する非線形ダイナミクス解析手法の構築(16K16138)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤原 寛太郎 東京大学, ニューロインテリジェンス国際研究機構, 特任准教授 (00557704)
【キーワード】非定常確率過程 / 統計量 / 数理工学 / 神経科学 / 生物物理 (他7件)
【概要】神経スパイク時系列に対する様々な統計解析手法の提案・検討を行った。その結果、これまでの統計解析手法では適用が難しいとされてきたような長時間相関を有する時系列データや、極めて定常な時系列データに対して我々の開発した統計解析手法が有効であることを示された。さらに、神経スパイク時系列の複雑性としてデータの周期性やカオス性などの様々な尺度から時系列を評価し、それらの尺度と神経数理モデルとの関係性を調査した...
【医歯薬学】薬学:神経科学数理工学を含む研究件
❏非カオス的なストレンジアトラクターを活用したレザバー計算機の理論と実装(16KT0019)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2020-03-31
【研究代表者】青柳 富誌生 京都大学, 情報学研究科, 教授 (90252486)
【キーワード】レザバー計算 / カオス / 非線形力学系 / レザバー計算機 / ニューラルネットワーク (他12件)
【概要】本研究では、大自由度非線形力学系を計算資源として活用するため、適切な指導原理に基づいてより良いレザバー計算機を構築すること、また,逆に力学系自体を計算資源という新たな側面で特徴付け、力学系の基礎的研究に新たな指標を提供することを目的としている。最初に、非カオス的なストレンジアトラクターを示す力学系をレザバーとして活用する可能性を検討し,適切なタスクの設定なども含めての研究を行った。最終的に、力学系...
❏活動電位形状に対する非線形ダイナミクス解析手法の構築(16K16138)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤原 寛太郎 東京大学, ニューロインテリジェンス国際研究機構, 特任准教授 (00557704)
【キーワード】非定常確率過程 / 統計量 / 数理工学 / 神経科学 / 生物物理 (他7件)
【概要】神経スパイク時系列に対する様々な統計解析手法の提案・検討を行った。その結果、これまでの統計解析手法では適用が難しいとされてきたような長時間相関を有する時系列データや、極めて定常な時系列データに対して我々の開発した統計解析手法が有効であることを示された。さらに、神経スパイク時系列の複雑性としてデータの周期性やカオス性などの様々な尺度から時系列を評価し、それらの尺度と神経数理モデルとの関係性を調査した...