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研究分野別サイレントキーワード
「データ同化」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】計算基盤:数値気象モデルデータ同化を含む研究件
❏最先端のデータサイエンスで切り拓く「富岳」時代のリアルタイム豪雨・洪水予測(21H04571)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2025-03-31
【研究代表者】小槻 峻司 千葉大学, 環境リモートセンシング研究センター, 准教授 (90729229)
【キーワード】データ同化 / 機械学習 / 数値気象モデル / 豪雨予測 / データサイエンス
【概要】本研究の目的は、これまで独立して進んできた気象・水文モデル予測とデータ同化・機械学習を統合し、「富岳」時代の高精度・高頻度なリアルタイム豪雨・洪水予測を確立することである。2021年度は下記(a)-(d)の研究を推進した。 (a) 極端気象予測の改善: 雲微物理の不確定要素である雪氷種は、モデル予測の精度を左右する重要な要素であるが、現状では検証データが十分にない。2021年度には雪氷種画像を分類...
❏次世代の天気予報での雷予報を見据えた先駆的雷気象モデルの開発(20H04196)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】佐藤 陽祐 北海道大学, 理学研究院, 准教授 (10633505)
【キーワード】雲物理 / 雷放電 / 気象モデル / 雲微物理 / 雲微物理モデル (他10件)
【概要】令和3年度は、まず令和2年度までに成果をまとめて投稿した論文を、査読・改訂のプロセスを通して出版することに注力した。その結果、Honda et al. (2021, SOLA, doi:10.2151/sola.2021-018)、Honda et al. (2021, J. Gephys. Res., doi:10.1029/2021jd034611)、Kondo et al. (2021, S...
【情報学】計算基盤:不確実性評価データ同化を含む研究件
❏逐次・非逐次融合型データ同化手法の創出(20K21785)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / 4次元変分法 / マルコフ連鎖モンテカルロ法 / レプリカ交換モンテカルロ法 / 地震波伝播 (他9件)
【概要】理工学分野において、物理・化学等の理論に基づくモデルと観測・実験に基づくデータを比較することは、対象の理解を深め、かつその将来予測をする上で基本的なアプローチであるが、近年急速に進んでいる数値モデルの大規模化と観測データの大容量化に応じた比較手法の高度化が急務となっている。大規模モデルと大容量データをベイズ統計学に基づいて融合する計算技術であるデータ同化は、数値モデルからあらかじめ生成した複数のシ...
❏大自由度モデルに基づくデータ同化のための革新的4次元変分法の開発(17H01703)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / 4次元変分法 / 最適化 / 不確実性評価 / 地震 (他11件)
【概要】次世代型4次元変分法のプロトタイプ版を開発し、2次元空間内における地震波伝播シミュレーションコード等に実装した。双子実験によって地下構造に関する物性パラメータの最適値推定と不確実性評価が可能となることを示した。また、本手法を実装する新たな対象として、磁性体内における磁化パターンの時空間変化を記述する時間依存Ginzburg-Landau方程式の数値シミュレーションコードを新たに開発した。これらの成...
【情報学】計算基盤:4次元変分法データ同化を含む研究件
❏逐次・非逐次融合型データ同化手法の創出(20K21785)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / 4次元変分法 / マルコフ連鎖モンテカルロ法 / レプリカ交換モンテカルロ法 / 地震波伝播 (他9件)
【概要】理工学分野において、物理・化学等の理論に基づくモデルと観測・実験に基づくデータを比較することは、対象の理解を深め、かつその将来予測をする上で基本的なアプローチであるが、近年急速に進んでいる数値モデルの大規模化と観測データの大容量化に応じた比較手法の高度化が急務となっている。大規模モデルと大容量データをベイズ統計学に基づいて融合する計算技術であるデータ同化は、数値モデルからあらかじめ生成した複数のシ...
❏大自由度モデルに基づくデータ同化のための革新的4次元変分法の開発(17H01703)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / 4次元変分法 / 最適化 / 不確実性評価 / 地震 (他11件)
【概要】次世代型4次元変分法のプロトタイプ版を開発し、2次元空間内における地震波伝播シミュレーションコード等に実装した。双子実験によって地下構造に関する物性パラメータの最適値推定と不確実性評価が可能となることを示した。また、本手法を実装する新たな対象として、磁性体内における磁化パターンの時空間変化を記述する時間依存Ginzburg-Landau方程式の数値シミュレーションコードを新たに開発した。これらの成...
【情報学】計算基盤:レプリカ交換モンテカルロ法データ同化を含む研究件
❏逐次・非逐次融合型データ同化手法の創出(20K21785)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / 4次元変分法 / マルコフ連鎖モンテカルロ法 / レプリカ交換モンテカルロ法 / 地震波伝播 (他9件)
【概要】理工学分野において、物理・化学等の理論に基づくモデルと観測・実験に基づくデータを比較することは、対象の理解を深め、かつその将来予測をする上で基本的なアプローチであるが、近年急速に進んでいる数値モデルの大規模化と観測データの大容量化に応じた比較手法の高度化が急務となっている。大規模モデルと大容量データをベイズ統計学に基づいて融合する計算技術であるデータ同化は、数値モデルからあらかじめ生成した複数のシ...
❏固体地球科学に資する次世代型データ同化法の創出(26280006)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / 固体地球科学 / 逐次ベイズフィルタ / スパースモデリング / データ駆動型モデリング (他12件)
【概要】本研究課題では、固体地球科学に資する次世代型データ同化手法の創出という所期の目的を、大きく進歩させることができた。特に,大自由度モデルにも適用可能なデータ同化手法である4次元変分法の高度化や、レプリカ交換モンテカルロ法との融合によるモデル/データ両駆動型データ同化の地震観測網データへの応用研究を実施した。また、国内および海外における多数の学会において成果発表を行うとともに,国際誌に論文を出版した。...
【情報学】人間情報学:粒子フィルタデータ同化を含む研究件
❏逐次・非逐次融合型データ同化手法の創出(20K21785)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / 4次元変分法 / マルコフ連鎖モンテカルロ法 / レプリカ交換モンテカルロ法 / 地震波伝播 (他9件)
【概要】理工学分野において、物理・化学等の理論に基づくモデルと観測・実験に基づくデータを比較することは、対象の理解を深め、かつその将来予測をする上で基本的なアプローチであるが、近年急速に進んでいる数値モデルの大規模化と観測データの大容量化に応じた比較手法の高度化が急務となっている。大規模モデルと大容量データをベイズ統計学に基づいて融合する計算技術であるデータ同化は、数値モデルからあらかじめ生成した複数のシ...
❏クラウドコンピューティングを利用したデータ同化システムの開発(23700278)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / クラウドコンピューティング / 地震音波 / 南海トラフ地震 / 粒子フィルタ (他14件)
【概要】本研究では、ベイズ統計学の枠組みで数値シミュレーションモデルと観測データを融合するための計算基盤技術であるデータ同化を、クラウドコンピューティングを利用して実行するためのデータ同化システムを開発した。大地震に伴う地震音波伝播を題材に双子実験を実施したところ、各震源パラメータに関する周辺化事後分布は正しく真の値の周辺に分布し、かつ事後分布の最大値を与えるパラメータから再現された理論波形と擬似観測波形...
【情報学】人間情報学:予測データ同化を含む研究件
❏観測・数値モデル・データ同化を基盤とする、北極海氷況予報システムの開発(26249133)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山口 一 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (20166622)
【キーワード】北極海 / 海氷予測 / 現場観測 / 衛星リモートセンシング / 数値モデル (他11件)
【概要】屋外実験やサロマ湖、北極海・南極海での現地観測を行い、可搬型マイクロ波放射計を用いたマイクロ波帯の放射・散乱・反射特性を測定した。それにより、衛星リモートセンシングの海氷厚アルゴリズムを改良した。加えて、人工衛星搭載のマイクロ波放射計データを用いて毎日の正味海氷増加・減少面積のデータセットを作成し数値モデルの検証に用いるとともに、北極海における海氷変動メカニズムの解析を行った。 数値モデルに観測デ...
❏北極の温暖化増幅における季節サイクルと多圏相互作用の追究(24241009)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 地球温暖化 / 極温暖化増幅 / 予測可能性 / 異常気象 (他15件)
【概要】北極の温暖化増幅に関して、低気圧活動の役割に着目した観測的・数値的研究を実施した。(1)シベリア域の低気圧活動の変動は、水蒸気輸送過程を通じて水循環・河川流量の変動に影響を与えるとともに、夏季北極海上の海氷を減少させる特有の気圧配置を左右する要素であること、(2)冬季バレンツ海やベーリング海の低気圧活動の変化は、近年の北極温暖化および海氷減少に影響する一方で、中緯度での厳冬を引き起こし、その予測に...
【情報学】情報学フロンティア:逆強化学習データ同化を含む研究件
❏モデル予測政策決定のためのエージェントベース・データ同化モデル(17H02035)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】倉橋 節也 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 教授 (40431663)
【キーワード】社会システム / シミュレーション / 最適化 / エージェントモデル / 参加型エージェントモデル (他14件)
【概要】参加型シミュレーション研究を通して、人間の合理的な意思決定や習慣的な行動、予期せぬ判断など、さまざまは要因が社会システムモデルには重要であることが分析された。これらの研究が進んできた2020年初頭に、新型コロナウイルスが発生し、緊急事態宣言が発出される事態となった。この状況に対して、エージェントベース医療政策ゲーミング&シミュレーションをベースに、新型コロナウイルス感染症に対する感染症政策...
❏レジリエントな都市交通機能を実現する「認知,インフラ,制度」の相互改善型設計(16H02907)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】荒井 幸代 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (10372575)
【キーワード】逆強化学習 / 強化学習 / 多目的最適化 / 社会シミュレーション / 行動規範 (他27件)
【概要】本課題では,都市交通が頑健かつ柔軟に機能する状況を「レジリエンス」と定義し,これを実現する上で,情報インフラや人の状況判断,法制度の3つのソフトインフラの連携が必要との立場から研究を進めてきた.特に緊急時の二次被害減災は人の行動が鍵であるとし,人の挙動特性を考慮した都市交通システム設計法を提案した.災害における人の行動の規範は,過去の似た状況の記憶に影響を受けるため,正しい情報を直接提供するよりも...
【情報学】情報学フロンティア:強化学習データ同化を含む研究件
❏自動走行車両への介入挙動制御による交通流の最適化(19H02268)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】塩見 康博 立命館大学, 理工学部, 准教授 (40422993)
【キーワード】自動運転 / ミクロ交通流シミュレーション / 深層学習 / 強化学習 / 車線変更 (他16件)
【概要】本研究は,将来的なコネクティッド車両や自動走行車両(CA車両)の普及を想定し,交通管制側からCA車両の挙動を介入的に制御することで,渋滞発生の緩和,ショックウェーブの解消,それに伴う事故防止のための交通流マネジメント手法に関わる諸要素の理論構築を行う.とりわけ,従来の研究では考慮されていなかった車線変更を含むCA車両と一般車両の相互作用や,現実的なリアルタイムデータ取得環境を考慮した上で,ロバスト...
❏レジリエントな都市交通機能を実現する「認知,インフラ,制度」の相互改善型設計(16H02907)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】荒井 幸代 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (10372575)
【キーワード】逆強化学習 / 強化学習 / 多目的最適化 / 社会シミュレーション / 行動規範 (他27件)
【概要】本課題では,都市交通が頑健かつ柔軟に機能する状況を「レジリエンス」と定義し,これを実現する上で,情報インフラや人の状況判断,法制度の3つのソフトインフラの連携が必要との立場から研究を進めてきた.特に緊急時の二次被害減災は人の行動が鍵であるとし,人の挙動特性を考慮した都市交通システム設計法を提案した.災害における人の行動の規範は,過去の似た状況の記憶に影響を受けるため,正しい情報を直接提供するよりも...
【情報学】情報学フロンティア:最適化データ同化を含む研究件
❏モデル予測政策決定のためのエージェントベース・データ同化モデル(17H02035)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】倉橋 節也 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 教授 (40431663)
【キーワード】社会システム / シミュレーション / 最適化 / エージェントモデル / 参加型エージェントモデル (他14件)
【概要】参加型シミュレーション研究を通して、人間の合理的な意思決定や習慣的な行動、予期せぬ判断など、さまざまは要因が社会システムモデルには重要であることが分析された。これらの研究が進んできた2020年初頭に、新型コロナウイルスが発生し、緊急事態宣言が発出される事態となった。この状況に対して、エージェントベース医療政策ゲーミング&シミュレーションをベースに、新型コロナウイルス感染症に対する感染症政策...
❏大自由度モデルに基づくデータ同化のための革新的4次元変分法の開発(17H01703)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / 4次元変分法 / 最適化 / 不確実性評価 / 地震 (他11件)
【概要】次世代型4次元変分法のプロトタイプ版を開発し、2次元空間内における地震波伝播シミュレーションコード等に実装した。双子実験によって地下構造に関する物性パラメータの最適値推定と不確実性評価が可能となることを示した。また、本手法を実装する新たな対象として、磁性体内における磁化パターンの時空間変化を記述する時間依存Ginzburg-Landau方程式の数値シミュレーションコードを新たに開発した。これらの成...
❏レジリエントな都市交通機能を実現する「認知,インフラ,制度」の相互改善型設計(16H02907)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】荒井 幸代 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (10372575)
【キーワード】逆強化学習 / 強化学習 / 多目的最適化 / 社会シミュレーション / 行動規範 (他27件)
【概要】本課題では,都市交通が頑健かつ柔軟に機能する状況を「レジリエンス」と定義し,これを実現する上で,情報インフラや人の状況判断,法制度の3つのソフトインフラの連携が必要との立場から研究を進めてきた.特に緊急時の二次被害減災は人の行動が鍵であるとし,人の挙動特性を考慮した都市交通システム設計法を提案した.災害における人の行動の規範は,過去の似た状況の記憶に影響を受けるため,正しい情報を直接提供するよりも...
【情報学】情報学フロンティア:ベイズ統計データ同化を含む研究件
❏固体地球科学に資する次世代型データ同化法の創出(26280006)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / 固体地球科学 / 逐次ベイズフィルタ / スパースモデリング / データ駆動型モデリング (他12件)
【概要】本研究課題では、固体地球科学に資する次世代型データ同化手法の創出という所期の目的を、大きく進歩させることができた。特に,大自由度モデルにも適用可能なデータ同化手法である4次元変分法の高度化や、レプリカ交換モンテカルロ法との融合によるモデル/データ両駆動型データ同化の地震観測網データへの応用研究を実施した。また、国内および海外における多数の学会において成果発表を行うとともに,国際誌に論文を出版した。...
❏クラウドコンピューティングを利用したデータ同化システムの開発(23700278)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / クラウドコンピューティング / 地震音波 / 南海トラフ地震 / 粒子フィルタ (他14件)
【概要】本研究では、ベイズ統計学の枠組みで数値シミュレーションモデルと観測データを融合するための計算基盤技術であるデータ同化を、クラウドコンピューティングを利用して実行するためのデータ同化システムを開発した。大地震に伴う地震音波伝播を題材に双子実験を実施したところ、各震源パラメータに関する周辺化事後分布は正しく真の値の周辺に分布し、かつ事後分布の最大値を与えるパラメータから再現された理論波形と擬似観測波形...
【情報学】情報学フロンティア:多目的最適化データ同化を含む研究件
❏未知解探索のための大規模最適化基盤の構築(17K00335)
【研究テーマ】ソフトコンピューティング
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小野 功 東京工業大学, 情報理工学院, 准教授 (00304551)
【キーワード】進化計算 / ブラックボックス最適化 / 大域的多峰性 / 関数最適化 / 組合せ最適化 (他16件)
【概要】本研究では,大域的多峰性,変数間依存性,悪スケール性,非明示制約などの困難な性質を有するブラックボックス関数最適化問題において,既存手法よりも効率よく良質な解の発見を可能にする新たな探索手法を提案し,複数のベンチマーク問題および実問題において,提案手法が既存手法よりも優れた探索性能を示すことを確認した.さらに,大規模巡回セールスマン問題(TSP)のための最適化手法,時系列データモデリングのための微...
❏レジリエントな都市交通機能を実現する「認知,インフラ,制度」の相互改善型設計(16H02907)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】荒井 幸代 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (10372575)
【キーワード】逆強化学習 / 強化学習 / 多目的最適化 / 社会シミュレーション / 行動規範 (他27件)
【概要】本課題では,都市交通が頑健かつ柔軟に機能する状況を「レジリエンス」と定義し,これを実現する上で,情報インフラや人の状況判断,法制度の3つのソフトインフラの連携が必要との立場から研究を進めてきた.特に緊急時の二次被害減災は人の行動が鍵であるとし,人の挙動特性を考慮した都市交通システム設計法を提案した.災害における人の行動の規範は,過去の似た状況の記憶に影響を受けるため,正しい情報を直接提供するよりも...
【情報学】情報学フロンティア:ビッグ・データデータ同化を含む研究件
❏「観測ビッグデータ同化」による大地震時のリアルタイム避難者分布推定技術の開発(19K04946)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】沖 拓弥 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40712766)
【キーワード】避難行動 / 物的被害 / グラフニューラルネットワーク / データ同化 / シミュレーション (他12件)
【概要】2020年度には,Gretel [Cordonnier et al. 2019]と呼ばれるグラフニューラルネットワーク(GNN)モデルと,データ同化手法の一つであるパーティクルフィルタを統合した,データ駆動型の新たな避難者分布予測モデルを提案した。 2021年度は,上述の避難者分布予測モデルを改良するとともに,擬似的な観測避難者分布の生成に用いていているエージェントベースシミュレーションの結果と比...
❏データ同化による交通現象の解析と交通調査・マネジメン トへの展開(25289161)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】佐々木 邦明 山梨大学, 総合研究部, 教授 (30242837)
【キーワード】データ同化 / ビッグデータ / 状態空間モデル / 交通・行動シミュレーション / アクティビティモデル (他13件)
【概要】計算機能力の進展に伴うシミュレーションの発達と合わせて,交通状態に関する様々な観測データが得られるようになってきた.両者にはいずれも長所と短所があり,これらを融合することで,より精度の高い予測や,観測が不可能な領域の交通状態の推計が可能になると考えられる. 本研究では,様々な観測データとして既存のPTだけでなく,携帯電話の基地局データ,プローブカーデータ,スマートフォンデータ,ETCなど様々なデー...
【情報学】情報学フロンティア:機械学習データ同化を含む研究件
❏小区分22020:構造工学および地震工学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】軌道評価
【研究期間】データ同化
【研究代表者】機械学習
【キーワード】携帯情報端末
【概要】本研究の目的は、これまで独立して進んできた気象・水文モデル予測とデータ同化・機械学習を統合し、「富岳」時代の高精度・高頻度なリアルタイム豪雨・洪水予測を確立することである。2021年度は下記(a)-(d)の研究を推進した。 (a) 極端気象予測の改善: 雲微物理の不確定要素である雪氷種は、モデル予測の精度を左右する重要な要素であるが、現状では検証データが十分にない。2021年度には雪氷種画像を分類...
❏「観測ビッグデータ同化」による大地震時のリアルタイム避難者分布推定技術の開発(19K04946)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】沖 拓弥 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40712766)
【キーワード】避難行動 / 物的被害 / グラフニューラルネットワーク / データ同化 / シミュレーション (他12件)
【概要】2020年度には,Gretel [Cordonnier et al. 2019]と呼ばれるグラフニューラルネットワーク(GNN)モデルと,データ同化手法の一つであるパーティクルフィルタを統合した,データ駆動型の新たな避難者分布予測モデルを提案した。 2021年度は,上述の避難者分布予測モデルを改良するとともに,擬似的な観測避難者分布の生成に用いていているエージェントベースシミュレーションの結果と比...
❏営業車両応答のデータ同化と機械学習による軌道評価システムの実証研究(19K04570)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】蘇 迪 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (40535796)
【キーワード】軌道評価 / データ同化 / 機械学習 / 携帯情報端末 / 車両応答 (他8件)
【概要】軌道の変状による事故の防止のために異常の早期発見が重要であるが,通常の年1回実施の軌道検測は頻度が低く,軌道劣化の進行を適切に把握できないことが指摘されている.本研究では,近年急速に普及した安価な携帯情報端末により観測した,営業車両の車体の振動応答から軌道状態を推定し,簡便かつ高頻度な常時モニタリングシステムの構築を目指す.研究の方法としては,軌道変状が長短波長成分を分類され,データ同化手法と機械...
【情報学】情報学フロンティア:深層学習データ同化を含む研究件
❏大規模データ同化に基づく乾燥亀裂の素過程の理解と解明(19K14671)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】伊藤 伸一 東京大学, 地震研究所, 助教 (10756331)
【キーワード】破壊 / 乾燥亀裂 / 不均一性 / フェーズフィールドモデル / データ同化 (他7件)
【概要】本研究は水と粉体の混合ペーストの乾燥破壊現象において、亀裂の進展に影響する物性値空間不均一性を計測データと数値モデルの比較により定量的に評価するための基盤技術の開発を目的としている。本年度は乾燥破壊実験を昨年度に引き続き継続して実施した。年度途中に利用している実験施設の移動に伴い実験装置を解体する必要が出たため、実験装置の見直しを行ない効率的に実験を行なえるよう装置の整備を実施した。また、本年度か...
❏自動走行車両への介入挙動制御による交通流の最適化(19H02268)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】塩見 康博 立命館大学, 理工学部, 准教授 (40422993)
【キーワード】自動運転 / ミクロ交通流シミュレーション / 深層学習 / 強化学習 / 車線変更 (他16件)
【概要】本研究は,将来的なコネクティッド車両や自動走行車両(CA車両)の普及を想定し,交通管制側からCA車両の挙動を介入的に制御することで,渋滞発生の緩和,ショックウェーブの解消,それに伴う事故防止のための交通流マネジメント手法に関わる諸要素の理論構築を行う.とりわけ,従来の研究では考慮されていなかった車線変更を含むCA車両と一般車両の相互作用や,現実的なリアルタイムデータ取得環境を考慮した上で,ロバスト...
【情報学】情報学フロンティア:マルコフ連鎖モンテカルロ法データ同化を含む研究件
❏逐次・非逐次融合型データ同化手法の創出(20K21785)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / 4次元変分法 / マルコフ連鎖モンテカルロ法 / レプリカ交換モンテカルロ法 / 地震波伝播 (他9件)
【概要】理工学分野において、物理・化学等の理論に基づくモデルと観測・実験に基づくデータを比較することは、対象の理解を深め、かつその将来予測をする上で基本的なアプローチであるが、近年急速に進んでいる数値モデルの大規模化と観測データの大容量化に応じた比較手法の高度化が急務となっている。大規模モデルと大容量データをベイズ統計学に基づいて融合する計算技術であるデータ同化は、数値モデルからあらかじめ生成した複数のシ...
❏大自由度モデルに基づくデータ同化のための革新的4次元変分法の開発(17H01703)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / 4次元変分法 / 最適化 / 不確実性評価 / 地震 (他11件)
【概要】次世代型4次元変分法のプロトタイプ版を開発し、2次元空間内における地震波伝播シミュレーションコード等に実装した。双子実験によって地下構造に関する物性パラメータの最適値推定と不確実性評価が可能となることを示した。また、本手法を実装する新たな対象として、磁性体内における磁化パターンの時空間変化を記述する時間依存Ginzburg-Landau方程式の数値シミュレーションコードを新たに開発した。これらの成...
❏固体地球科学に資する次世代型データ同化法の創出(26280006)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / 固体地球科学 / 逐次ベイズフィルタ / スパースモデリング / データ駆動型モデリング (他12件)
【概要】本研究課題では、固体地球科学に資する次世代型データ同化手法の創出という所期の目的を、大きく進歩させることができた。特に,大自由度モデルにも適用可能なデータ同化手法である4次元変分法の高度化や、レプリカ交換モンテカルロ法との融合によるモデル/データ両駆動型データ同化の地震観測網データへの応用研究を実施した。また、国内および海外における多数の学会において成果発表を行うとともに,国際誌に論文を出版した。...
【環境学】環境解析学:海氷データ同化を含む研究件
❏観測・数値モデル・データ同化を基盤とする、北極海氷況予報システムの開発(26249133)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山口 一 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (20166622)
【キーワード】北極海 / 海氷予測 / 現場観測 / 衛星リモートセンシング / 数値モデル (他11件)
【概要】屋外実験やサロマ湖、北極海・南極海での現地観測を行い、可搬型マイクロ波放射計を用いたマイクロ波帯の放射・散乱・反射特性を測定した。それにより、衛星リモートセンシングの海氷厚アルゴリズムを改良した。加えて、人工衛星搭載のマイクロ波放射計データを用いて毎日の正味海氷増加・減少面積のデータセットを作成し数値モデルの検証に用いるとともに、北極海における海氷変動メカニズムの解析を行った。 数値モデルに観測デ...
❏北極の温暖化増幅における季節サイクルと多圏相互作用の追究(24241009)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 地球温暖化 / 極温暖化増幅 / 予測可能性 / 異常気象 (他15件)
【概要】北極の温暖化増幅に関して、低気圧活動の役割に着目した観測的・数値的研究を実施した。(1)シベリア域の低気圧活動の変動は、水蒸気輸送過程を通じて水循環・河川流量の変動に影響を与えるとともに、夏季北極海上の海氷を減少させる特有の気圧配置を左右する要素であること、(2)冬季バレンツ海やベーリング海の低気圧活動の変化は、近年の北極温暖化および海氷減少に影響する一方で、中緯度での厳冬を引き起こし、その予測に...
❏人工衛星観測データを用いた実験的海氷変動予測システムの開発(22740319)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】小守 信正 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球シミュレータセンター, チームリーダー (80359223)
【キーワード】海洋物理・陸水学 / 極地 / 人工衛星 / 地球変動予測 / 海氷 (他8件)
【概要】アンサンブル大気再解析データを外力とした多メンバーの海洋海氷結合シミュレーションを実施し、アンサンブルスプレッド(メンバー間のばらつき具合)の季節変動が海氷密接度と海氷厚では大きく異なることを見出した。また、全球を対象とした大気海洋海氷結合モデルに大気観測データを同化するシステムを開発し、同化結果には海氷を介した大気と海洋の相互作用の影響が見られることを示した。 ...
【環境学】環境解析学:北極海データ同化を含む研究件
❏観測・数値モデル・データ同化を基盤とする、北極海氷況予報システムの開発(26249133)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山口 一 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (20166622)
【キーワード】北極海 / 海氷予測 / 現場観測 / 衛星リモートセンシング / 数値モデル (他11件)
【概要】屋外実験やサロマ湖、北極海・南極海での現地観測を行い、可搬型マイクロ波放射計を用いたマイクロ波帯の放射・散乱・反射特性を測定した。それにより、衛星リモートセンシングの海氷厚アルゴリズムを改良した。加えて、人工衛星搭載のマイクロ波放射計データを用いて毎日の正味海氷増加・減少面積のデータセットを作成し数値モデルの検証に用いるとともに、北極海における海氷変動メカニズムの解析を行った。 数値モデルに観測デ...
❏北極の温暖化増幅における季節サイクルと多圏相互作用の追究(24241009)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 地球温暖化 / 極温暖化増幅 / 予測可能性 / 異常気象 (他15件)
【概要】北極の温暖化増幅に関して、低気圧活動の役割に着目した観測的・数値的研究を実施した。(1)シベリア域の低気圧活動の変動は、水蒸気輸送過程を通じて水循環・河川流量の変動に影響を与えるとともに、夏季北極海上の海氷を減少させる特有の気圧配置を左右する要素であること、(2)冬季バレンツ海やベーリング海の低気圧活動の変化は、近年の北極温暖化および海氷減少に影響する一方で、中緯度での厳冬を引き起こし、その予測に...
【環境学】環境保全学:海洋科学データ同化を含む研究件
❏海洋波における波群形成過程と船体応答の解明(16H02429)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】早稲田 卓爾 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (30376488)
【キーワード】海難事故 / 非線形波動・フリーク波 / ステレオカメラ波高計測 / 船体強度 / 弾性模型船 (他12件)
【概要】外洋で突発的に発生するフリーク波を伴う波群の幾何学的な特徴を現場観測と数値シミュレーションにより明らかにし、制御された水槽実験により船体応答の詳細を検討した。そして、新たにステレオカメラによる計測とデータ同化による広域波面計測手法、縦曲げ及びねじり振動の計測を可能とする模型船製作手法を開発した。実海域における波群の形成過程に資するデータベースを構築するとともに、変調波列における波形及び波群の時空間...
❏海洋予測データの工学的利用と診断的データ同化手法の開発(19656230)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】早稲田 卓爾 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 准教授 (30376488)
【キーワード】海上安全 / 海洋科学 / 海洋利用 / 自然現象観測・予測 / 地理情報システム(GIS) (他12件)
【概要】国際プロジェクトGODAE(Global Ocean Data Assimilation Experiment)に関連した全球海洋予測データを工学的利用という見地から評価を行い、統合データベースを構築した。 おもに、海流、波浪、気象データの収集を行い、地理情報システム(GIS)の一種である、簡便なユーザーインターフェース(Live Access ServerやD-Chart)や、各種データサーバー...
【環境学】環境保全学:水同位体比データ同化を含む研究件
❏水蒸気の起源解析モデルを用いた梅雨期豪雨災害の規模推定に関する研究(15K16310)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】田上 雅浩 東京大学, 生産技術研究所, 特任研究員 (20735550)
【キーワード】日本 / 同位体領域気候モデル / 起源解析 / 降水の安定同位体比 / 水蒸気起源 (他7件)
【概要】本研究課題では、同位体領域気候モデルを用いて、日本域における降水や水蒸気の起源を推定した。モデルと観測値とを比較したところ、モデルは日本における降水の同位体比の季節変動と空間分布を良く再現しており、現実に近い大気水循環場を再現していることが示唆された。夏において解析したところ、水蒸気d-excessは梅雨前線の進行に伴う大気安定度の指標となる可能性が見出された。冬については、日本海側における降水の...
❏水同位体比データ同化システムを用いた大気・陸面水循環過程の詳細解明(26289160)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】芳村 圭 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (50376638)
【キーワード】水同位体比 / 気候プロキシ / 千年再解析 / 蒸発散フラックス / データ同化 (他17件)
【概要】水田に、本研究で開発した水蒸気安定同位体比連続計測システムおよび自動降水サンプラーを導入し、水蒸気や降水、水田湛水等の同位体比の高頻度連続観測を3年間にわたって行った。その結果に基づき、蒸発散・蒸散・蒸発の同位体比をそれぞれ求め、水田上での蒸散寄与率を導いたところ、葉面積指数と蒸散寄与率に良い相関があることを発見した。これまでの研究報告では、20%から90%と非常に大きな不確実性を示していた、全球...
【数物系科学】物理学:ギシツブルグ・ランダウ方程式データ同化を含む研究件
❏逐次・非逐次融合型データ同化手法の創出(20K21785)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / 4次元変分法 / マルコフ連鎖モンテカルロ法 / レプリカ交換モンテカルロ法 / 地震波伝播 (他9件)
【概要】理工学分野において、物理・化学等の理論に基づくモデルと観測・実験に基づくデータを比較することは、対象の理解を深め、かつその将来予測をする上で基本的なアプローチであるが、近年急速に進んでいる数値モデルの大規模化と観測データの大容量化に応じた比較手法の高度化が急務となっている。大規模モデルと大容量データをベイズ統計学に基づいて融合する計算技術であるデータ同化は、数値モデルからあらかじめ生成した複数のシ...
❏大自由度モデルに基づくデータ同化のための革新的4次元変分法の開発(17H01703)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / 4次元変分法 / 最適化 / 不確実性評価 / 地震 (他11件)
【概要】次世代型4次元変分法のプロトタイプ版を開発し、2次元空間内における地震波伝播シミュレーションコード等に実装した。双子実験によって地下構造に関する物性パラメータの最適値推定と不確実性評価が可能となることを示した。また、本手法を実装する新たな対象として、磁性体内における磁化パターンの時空間変化を記述する時間依存Ginzburg-Landau方程式の数値シミュレーションコードを新たに開発した。これらの成...
【数物系科学】地球惑星科学:アンサンブルデータ同化を含む研究件
❏アンサンブルデータ同化を利用した大気海洋結合モードの抽出とその短期予測への応用(17K05663)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小守 信正 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 付加価値情報創生部門(アプリケーションラボ), 臨時研究補助員 (80359223)
【キーワード】海洋物理・陸水学 / 気象学 / 大気海洋相互作用 / データ同化 / 季節変動予測 (他6件)
【概要】短期変動予測への応用に資するため、全球大気海洋結合モデル CFES へ海面水温の観測データのみを簡便な手法(ナッジ法)を用いて同化する試験的な季節予測システムについて、使用するスーパーコンピュータの更新に合わせて移植・修正作業を行った。更新に伴いいくつかの重要な機能が廃止されたこともあり、大気側・海洋側ともにかなり大掛かりな修正が必要となったため、想定よりも作業に時間を要したが、最終的には前年度ま...
❏古天気情報データ同化システムの構築(15K13566)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】芳村 圭 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (50376638)
【キーワード】古天気 / データ同化 / 大気再解析 / 古気候 / 社会変動 (他11件)
【概要】既存の水同位体情報データ同化システムをベースに、古日記に記載された情報の利用を念頭に置いた「古天気情報データ同化システム」を構築した。日本域の18地点で天気情報が観測されたとするデータ同化実験を行い、真値の雲量、表面気圧、気温、風速、水蒸気量、降水量などにどの程度近づくのかを調べた。その結果、ほぼすべての変数に、現実的な観測データ分布を想定した日本のほぼ全域で「良い」観測インパクトが生じていること...
【数物系科学】地球惑星科学:大気海洋相互作用データ同化を含む研究件
❏アンサンブルデータ同化を利用した大気海洋結合モードの抽出とその短期予測への応用(17K05663)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小守 信正 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 付加価値情報創生部門(アプリケーションラボ), 臨時研究補助員 (80359223)
【キーワード】海洋物理・陸水学 / 気象学 / 大気海洋相互作用 / データ同化 / 季節変動予測 (他6件)
【概要】短期変動予測への応用に資するため、全球大気海洋結合モデル CFES へ海面水温の観測データのみを簡便な手法(ナッジ法)を用いて同化する試験的な季節予測システムについて、使用するスーパーコンピュータの更新に合わせて移植・修正作業を行った。更新に伴いいくつかの重要な機能が廃止されたこともあり、大気側・海洋側ともにかなり大掛かりな修正が必要となったため、想定よりも作業に時間を要したが、最終的には前年度ま...
❏大気海洋結合データ同化システムを用いた大気と海洋表層の共変動過程の解明(25400474)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】小守 信正 国立研究開発法人海洋研究開発機構, アプリケーションラボ, 主任技術研究員 (80359223)
【キーワード】海洋物理・陸水学 / 気象学 / 大気海洋相互作用 / データ同化
【概要】アンサンブル手法を用いて全球大気海洋結合モデルに大気観測データを同化するシステムを構築し,2ヶ月間の実験的な再解析を実施した.海面水温と降水のラグ相関関係など,大気海洋相互作用の影響をより適切に反映できるようになっただけでなく,大気大循環モデルに基づいたシステムには見られなかった熱帯太平洋における海盆規模の相関構造が見出された. また,アンサンブル平均およびスプレッドの時間発展に関する基礎的な方程...
【数物系科学】地球惑星科学:パラメタリゼーションデータ同化を含む研究件
❏階層的数値モデルによる金星大気重力波の励起、伝播、散逸過程の解明(19H01971)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】杉本 憲彦 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 教授 (10402538)
【キーワード】大気重力波 / 金星 / パラメタリゼーション / データ同化 / 観測システムシミュレーション実験
【概要】大気重力波は、運動量やエネルギーを輸送、再分配し、惑星大気において重要な働きを担う。本課題では、階層的な数値モデルを用いて、金星大気の重力波の諸過程を包括的に解明することが目標である。2020年度は、金星探査機「あかつき」および「Venus Express」の電波掩蔽観測で明らかにされた雲層下部の温度構造が、金星大気大循環モデルで整合的に再現されていたため、この成因の解析を中心に行った。また、雲層...
❏熱帯低気圧のライフサイクルに伴う不確定性に関する研究(20540434)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】榎本 剛 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球シミュレータセンター, チームリーダー (10358765)
【キーワード】熱帯低気圧 / 台風 / 竜巻 / 海面水温偏差 / 大気大循環モデル (他16件)
【概要】熱帯低気圧の不確定性に関し、アンサンブル解析スプレッドの大きな領域が数日後の台風発生の予兆を示すことを明らかにした。次に、100 km程度の解像度でも、台風中心付近の観測データを有効に取り込む手法を開発した。また、海面水温偏差の有無が台風の再現性に与える影響についてアンサンブル予測実験を行い、台風に伴う対流性降水を再現するためには、高解像度海面水温データセットが重要であること明らかにした。 ...
【数物系科学】地球惑星科学:断層滑りデータ同化を含む研究件
❏測地データと物理モデルを融合した断層摩擦特性の推定手法の構築(18K03776)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】福田 淳一 東京大学, 地震研究所, 助教 (70569714)
【キーワード】パラメータ推定 / 事後確率分布 / 余効変動 / 余効すべり / 粘弾性緩和 (他12件)
【概要】本研究課題では、余効変動の物理モデルのパラメータの事後確率分布を測地データに基づいて推定する手法を構築してきた。2020年度までに構築した手法は、パラメータ空間が比較的低次元の場合には有効であることが示された。しかし、パラメータ空間が高次元の場合、多数回のフォワード計算を行うことが必要となるため、計算コストが高くなるという問題点がある。多くの未知パラメータを含むより現実的なモデルのパラメータ推定を...
❏GPSのデータ同化手法の開発とプレート境界の摩擦特性の推定(22740290)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】福田 淳一 東京大学, 地震研究所, 助教 (70569714)
【キーワード】データ同化 / GPS / 断層すべり / 摩擦法則 / 摩擦パラメータ (他13件)
【概要】プレート境界におけるすべり時空間変化を支配する摩擦特性を推定するために、GPS観測データから摩擦法則のパラメータ(摩擦パラメータ)を推定するデータ同化手法の開発を行った。この手法を2011年東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)の余効すべりに適用し、余効すべり発生領域の摩擦特性の推定を行った。その結果、従来は一定であると考えられてきた摩擦パラメータは、高速のすべり速度に対してすべりの安定性が減少するよ...
【数物系科学】地球惑星科学:フェーズフィールドモデルデータ同化を含む研究件
❏逐次・非逐次融合型データ同化手法の創出(20K21785)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / 4次元変分法 / マルコフ連鎖モンテカルロ法 / レプリカ交換モンテカルロ法 / 地震波伝播 (他9件)
【概要】理工学分野において、物理・化学等の理論に基づくモデルと観測・実験に基づくデータを比較することは、対象の理解を深め、かつその将来予測をする上で基本的なアプローチであるが、近年急速に進んでいる数値モデルの大規模化と観測データの大容量化に応じた比較手法の高度化が急務となっている。大規模モデルと大容量データをベイズ統計学に基づいて融合する計算技術であるデータ同化は、数値モデルからあらかじめ生成した複数のシ...
❏大規模データ同化に基づく乾燥亀裂の素過程の理解と解明(19K14671)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】伊藤 伸一 東京大学, 地震研究所, 助教 (10756331)
【キーワード】破壊 / 乾燥亀裂 / 不均一性 / フェーズフィールドモデル / データ同化 (他7件)
【概要】本研究は水と粉体の混合ペーストの乾燥破壊現象において、亀裂の進展に影響する物性値空間不均一性を計測データと数値モデルの比較により定量的に評価するための基盤技術の開発を目的としている。本年度は乾燥破壊実験を昨年度に引き続き継続して実施した。年度途中に利用している実験施設の移動に伴い実験装置を解体する必要が出たため、実験装置の見直しを行ない効率的に実験を行なえるよう装置の整備を実施した。また、本年度か...
【数物系科学】地球惑星科学:地震波伝播データ同化を含む研究件
❏逐次・非逐次融合型データ同化手法の創出(20K21785)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / 4次元変分法 / マルコフ連鎖モンテカルロ法 / レプリカ交換モンテカルロ法 / 地震波伝播 (他9件)
【概要】理工学分野において、物理・化学等の理論に基づくモデルと観測・実験に基づくデータを比較することは、対象の理解を深め、かつその将来予測をする上で基本的なアプローチであるが、近年急速に進んでいる数値モデルの大規模化と観測データの大容量化に応じた比較手法の高度化が急務となっている。大規模モデルと大容量データをベイズ統計学に基づいて融合する計算技術であるデータ同化は、数値モデルからあらかじめ生成した複数のシ...
❏地震観測データ同化に基づく巨大地震の長周期地震動リアルタイム予測(20H02409)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】古村 孝志 東京大学, 地震研究所, 教授 (80241404)
【キーワード】データ同化 / 長周期地震動 / 災害軽減 / 地震波伝播 / 即時予測 (他7件)
【概要】データ同化に基づく大地震の長周期地震動の即時予測に向け、事前に計算した地震波伝播の理論解(同化地点から観測点までの地震波伝達関数;グリーン関数)を用いて、予測地点の地震波を瞬時に評価する、新たなデータ同化・予測手法を開発した。グリーン関数を用いた予測は、津波のデータ同化・予測の目的にWang et al. (2017)が開発し、インド洋や米国西海岸での津波予測の数値実験より有効性が示されている(W...
【数物系科学】地球惑星科学:摩擦データ同化を含む研究件
❏大自由度モデルに基づくデータ同化のための革新的4次元変分法の開発(17H01703)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / 4次元変分法 / 最適化 / 不確実性評価 / 地震 (他11件)
【概要】次世代型4次元変分法のプロトタイプ版を開発し、2次元空間内における地震波伝播シミュレーションコード等に実装した。双子実験によって地下構造に関する物性パラメータの最適値推定と不確実性評価が可能となることを示した。また、本手法を実装する新たな対象として、磁性体内における磁化パターンの時空間変化を記述する時間依存Ginzburg-Landau方程式の数値シミュレーションコードを新たに開発した。これらの成...
❏GPSのデータ同化手法の開発とプレート境界の摩擦特性の推定(22740290)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】福田 淳一 東京大学, 地震研究所, 助教 (70569714)
【キーワード】データ同化 / GPS / 断層すべり / 摩擦法則 / 摩擦パラメータ (他13件)
【概要】プレート境界におけるすべり時空間変化を支配する摩擦特性を推定するために、GPS観測データから摩擦法則のパラメータ(摩擦パラメータ)を推定するデータ同化手法の開発を行った。この手法を2011年東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)の余効すべりに適用し、余効すべり発生領域の摩擦特性の推定を行った。その結果、従来は一定であると考えられてきた摩擦パラメータは、高速のすべり速度に対してすべりの安定性が減少するよ...
❏室内実験を用いたデータ同化手法の開発-地震発生予測を目指して-(20840048)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】安藤 亮輔 独立行政法人産業技術総合研究所, 活断層・地震研究センター, 研究員 (10455256)
【キーワード】地震現象 / 地震災害・予測 / テクトニクス / データ同化 / 地震 (他12件)
【概要】本研究では,物理モデルを用いた地震発生の予測を目指して,室内実験系での模擬地震を用いて,データ同化手法を開発している.データ同化とは,断層の固着滑りを表現する物理モデルを構築し,観測データによりモデルの未知パラメタを推定し,将来予測をするといった手法である.そのために,本研究期間内においては,実験装置の立ち上げとデータ取得,物理モデルのシミュレーションのための数値計算コードの開発を行った.また,そ...
【数物系科学】地球惑星科学:気象学データ同化を含む研究件
❏アンサンブルデータ同化を利用した大気海洋結合モードの抽出とその短期予測への応用(17K05663)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小守 信正 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 付加価値情報創生部門(アプリケーションラボ), 臨時研究補助員 (80359223)
【キーワード】海洋物理・陸水学 / 気象学 / 大気海洋相互作用 / データ同化 / 季節変動予測 (他6件)
【概要】短期変動予測への応用に資するため、全球大気海洋結合モデル CFES へ海面水温の観測データのみを簡便な手法(ナッジ法)を用いて同化する試験的な季節予測システムについて、使用するスーパーコンピュータの更新に合わせて移植・修正作業を行った。更新に伴いいくつかの重要な機能が廃止されたこともあり、大気側・海洋側ともにかなり大掛かりな修正が必要となったため、想定よりも作業に時間を要したが、最終的には前年度ま...
❏大気海洋結合データ同化システムを用いた大気と海洋表層の共変動過程の解明(25400474)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】小守 信正 国立研究開発法人海洋研究開発機構, アプリケーションラボ, 主任技術研究員 (80359223)
【キーワード】海洋物理・陸水学 / 気象学 / 大気海洋相互作用 / データ同化
【概要】アンサンブル手法を用いて全球大気海洋結合モデルに大気観測データを同化するシステムを構築し,2ヶ月間の実験的な再解析を実施した.海面水温と降水のラグ相関関係など,大気海洋相互作用の影響をより適切に反映できるようになっただけでなく,大気大循環モデルに基づいたシステムには見られなかった熱帯太平洋における海盆規模の相関構造が見出された. また,アンサンブル平均およびスプレッドの時間発展に関する基礎的な方程...
【数物系科学】地球惑星科学:パラメータ推定データ同化を含む研究件
❏測地データと物理モデルを融合した断層摩擦特性の推定手法の構築(18K03776)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】福田 淳一 東京大学, 地震研究所, 助教 (70569714)
【キーワード】パラメータ推定 / 事後確率分布 / 余効変動 / 余効すべり / 粘弾性緩和 (他12件)
【概要】本研究課題では、余効変動の物理モデルのパラメータの事後確率分布を測地データに基づいて推定する手法を構築してきた。2020年度までに構築した手法は、パラメータ空間が比較的低次元の場合には有効であることが示された。しかし、パラメータ空間が高次元の場合、多数回のフォワード計算を行うことが必要となるため、計算コストが高くなるという問題点がある。多くの未知パラメータを含むより現実的なモデルのパラメータ推定を...
❏モデル予測政策決定のためのエージェントベース・データ同化モデル(17H02035)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】倉橋 節也 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 教授 (40431663)
【キーワード】社会システム / シミュレーション / 最適化 / エージェントモデル / 参加型エージェントモデル (他14件)
【概要】参加型シミュレーション研究を通して、人間の合理的な意思決定や習慣的な行動、予期せぬ判断など、さまざまは要因が社会システムモデルには重要であることが分析された。これらの研究が進んできた2020年初頭に、新型コロナウイルスが発生し、緊急事態宣言が発出される事態となった。この状況に対して、エージェントベース医療政策ゲーミング&シミュレーションをベースに、新型コロナウイルス感染症に対する感染症政策...
【数物系科学】地球惑星科学:金星大気データ同化を含む研究件
❏金星大気の衛星間電波掩蔽観測計画に向けた観測システムシミュレーション実験(20K04064)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤澤 由貴子 慶應義塾大学, 自然科学研究教育センター(日吉), 研究員 (00868185)
【キーワード】衛星間電波掩蔽観測 / 観測システムシミュレーション実験 / データ同化 / 金星大気 / 大気大循環モデル (他6件)
【概要】金星探査機「あかつき」の観測により、2015年12月以来、紫外イメージャ(UVI)の画像の雲追跡から得られる水平風速、中間赤外カメラ(LIR)の画像から導出された温度の水平分布、電波掩蔽観測から得られる温度の鉛直分布等の金星大気データが蓄積されてきている。本研究では、複数の小型衛星を用いた衛星間電波掩蔽観測観測や様々な波長帯のカメラ衛星観測を想定して、あかつきの観測上の制約を取り払い、観測範囲(昼...
❏あかつきデータ同化による金星大気循環の研究(19H00720)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】林 祥介 神戸大学, 理学研究科, 教授 (20180979)
【キーワード】金星気象学 / 金星大気大循環 / 金星探査機「あかつき」 / 金星大気大循環モデルAFES-Venus / 雲追跡風ベクトル (他10件)
【概要】本研究のコアである、地球シミュレータ上で最適化された大気大循環モデルAFESを核とした金星大気大循環モデルAFES-Venusの開発と数値実験ならびにそれを用いたデータ同化試行を進めた。特に、金星大気データ同化システム(ALEDAS-V)の実装検証としては、欧州の探査機 Venus Express から得られていた風速データを同化し金星大気熱潮汐波の位相修正への効果を吟味し、大気大循環に大きな影響...
【数物系科学】地球惑星科学:観測データ同化を含む研究件
❏観測・数値モデル・データ同化を基盤とする、北極海氷況予報システムの開発(26249133)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山口 一 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (20166622)
【キーワード】北極海 / 海氷予測 / 現場観測 / 衛星リモートセンシング / 数値モデル (他11件)
【概要】屋外実験やサロマ湖、北極海・南極海での現地観測を行い、可搬型マイクロ波放射計を用いたマイクロ波帯の放射・散乱・反射特性を測定した。それにより、衛星リモートセンシングの海氷厚アルゴリズムを改良した。加えて、人工衛星搭載のマイクロ波放射計データを用いて毎日の正味海氷増加・減少面積のデータセットを作成し数値モデルの検証に用いるとともに、北極海における海氷変動メカニズムの解析を行った。 数値モデルに観測デ...
❏北極の温暖化増幅における季節サイクルと多圏相互作用の追究(24241009)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 地球温暖化 / 極温暖化増幅 / 予測可能性 / 異常気象 (他15件)
【概要】北極の温暖化増幅に関して、低気圧活動の役割に着目した観測的・数値的研究を実施した。(1)シベリア域の低気圧活動の変動は、水蒸気輸送過程を通じて水循環・河川流量の変動に影響を与えるとともに、夏季北極海上の海氷を減少させる特有の気圧配置を左右する要素であること、(2)冬季バレンツ海やベーリング海の低気圧活動の変化は、近年の北極温暖化および海氷減少に影響する一方で、中緯度での厳冬を引き起こし、その予測に...
【数物系科学】地球惑星科学:予測可能性データ同化を含む研究件
❏北極の温暖化増幅における季節サイクルと多圏相互作用の追究(24241009)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】猪上 淳 国立極地研究所, 国際北極環境研究センター, 准教授 (00421884)
【キーワード】北極海 / 地球温暖化 / 極温暖化増幅 / 予測可能性 / 異常気象 (他15件)
【概要】北極の温暖化増幅に関して、低気圧活動の役割に着目した観測的・数値的研究を実施した。(1)シベリア域の低気圧活動の変動は、水蒸気輸送過程を通じて水循環・河川流量の変動に影響を与えるとともに、夏季北極海上の海氷を減少させる特有の気圧配置を左右する要素であること、(2)冬季バレンツ海やベーリング海の低気圧活動の変化は、近年の北極温暖化および海氷減少に影響する一方で、中緯度での厳冬を引き起こし、その予測に...
❏熱帯低気圧のライフサイクルに伴う不確定性に関する研究(20540434)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】榎本 剛 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球シミュレータセンター, チームリーダー (10358765)
【キーワード】熱帯低気圧 / 台風 / 竜巻 / 海面水温偏差 / 大気大循環モデル (他16件)
【概要】熱帯低気圧の不確定性に関し、アンサンブル解析スプレッドの大きな領域が数日後の台風発生の予兆を示すことを明らかにした。次に、100 km程度の解像度でも、台風中心付近の観測データを有効に取り込む手法を開発した。また、海面水温偏差の有無が台風の再現性に与える影響についてアンサンブル予測実験を行い、台風に伴う対流性降水を再現するためには、高解像度海面水温データセットが重要であること明らかにした。 ...
【数物系科学】地球惑星科学:地震データ同化を含む研究件
❏地震観測データ同化に基づく巨大地震の長周期地震動リアルタイム予測(20H02409)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】古村 孝志 東京大学, 地震研究所, 教授 (80241404)
【キーワード】データ同化 / 長周期地震動 / 災害軽減 / 地震波伝播 / 即時予測 (他7件)
【概要】データ同化に基づく大地震の長周期地震動の即時予測に向け、事前に計算した地震波伝播の理論解(同化地点から観測点までの地震波伝達関数;グリーン関数)を用いて、予測地点の地震波を瞬時に評価する、新たなデータ同化・予測手法を開発した。グリーン関数を用いた予測は、津波のデータ同化・予測の目的にWang et al. (2017)が開発し、インド洋や米国西海岸での津波予測の数値実験より有効性が示されている(W...
❏大自由度モデルに基づくデータ同化のための革新的4次元変分法の開発(17H01703)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / 4次元変分法 / 最適化 / 不確実性評価 / 地震 (他11件)
【概要】次世代型4次元変分法のプロトタイプ版を開発し、2次元空間内における地震波伝播シミュレーションコード等に実装した。双子実験によって地下構造に関する物性パラメータの最適値推定と不確実性評価が可能となることを示した。また、本手法を実装する新たな対象として、磁性体内における磁化パターンの時空間変化を記述する時間依存Ginzburg-Landau方程式の数値シミュレーションコードを新たに開発した。これらの成...
❏固体地球科学に資する次世代型データ同化法の創出(26280006)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / 固体地球科学 / 逐次ベイズフィルタ / スパースモデリング / データ駆動型モデリング (他12件)
【概要】本研究課題では、固体地球科学に資する次世代型データ同化手法の創出という所期の目的を、大きく進歩させることができた。特に,大自由度モデルにも適用可能なデータ同化手法である4次元変分法の高度化や、レプリカ交換モンテカルロ法との融合によるモデル/データ両駆動型データ同化の地震観測網データへの応用研究を実施した。また、国内および海外における多数の学会において成果発表を行うとともに,国際誌に論文を出版した。...
【数物系科学】地球惑星科学:プレート境界データ同化を含む研究件
❏固体地球科学に資する次世代型データ同化法の創出(26280006)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / 固体地球科学 / 逐次ベイズフィルタ / スパースモデリング / データ駆動型モデリング (他12件)
【概要】本研究課題では、固体地球科学に資する次世代型データ同化手法の創出という所期の目的を、大きく進歩させることができた。特に,大自由度モデルにも適用可能なデータ同化手法である4次元変分法の高度化や、レプリカ交換モンテカルロ法との融合によるモデル/データ両駆動型データ同化の地震観測網データへの応用研究を実施した。また、国内および海外における多数の学会において成果発表を行うとともに,国際誌に論文を出版した。...
❏GPSのデータ同化手法の開発とプレート境界の摩擦特性の推定(22740290)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】福田 淳一 東京大学, 地震研究所, 助教 (70569714)
【キーワード】データ同化 / GPS / 断層すべり / 摩擦法則 / 摩擦パラメータ (他13件)
【概要】プレート境界におけるすべり時空間変化を支配する摩擦特性を推定するために、GPS観測データから摩擦法則のパラメータ(摩擦パラメータ)を推定するデータ同化手法の開発を行った。この手法を2011年東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)の余効すべりに適用し、余効すべり発生領域の摩擦特性の推定を行った。その結果、従来は一定であると考えられてきた摩擦パラメータは、高速のすべり速度に対してすべりの安定性が減少するよ...
【数物系科学】地球惑星科学:古気候データ同化を含む研究件
❏水同位体地球システムモデルの構築及び日欧相互比較実験(19F19024)
【研究テーマ】
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2019-10-11 - 2022-03-31
【研究代表者】芳村 圭 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (50376638)
【キーワード】Water isotopes / GCM / paleoclimate / MIROC / inter-comparison (他6件)
【概要】During the remaining 5 months of the JSPS project, the isotope-enable oceanic simulation with COCO for pre-industrial conditions (more than 3000 model years long) was performed successfully. The resul...
❏古天気情報データ同化システムの構築(15K13566)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】芳村 圭 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (50376638)
【キーワード】古天気 / データ同化 / 大気再解析 / 古気候 / 社会変動 (他11件)
【概要】既存の水同位体情報データ同化システムをベースに、古日記に記載された情報の利用を念頭に置いた「古天気情報データ同化システム」を構築した。日本域の18地点で天気情報が観測されたとするデータ同化実験を行い、真値の雲量、表面気圧、気温、風速、水蒸気量、降水量などにどの程度近づくのかを調べた。その結果、ほぼすべての変数に、現実的な観測データ分布を想定した日本のほぼ全域で「良い」観測インパクトが生じていること...
❏気候プロキシの包括的理解に向けた同位体大気海洋結合モデル構築(23686071)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】芳村 圭 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (50376638)
【キーワード】水安定同位体比 / 結合大循環モデル / 気候プロキシ / データ同化 / 古気候 (他9件)
【概要】同位体大気海洋結合モデルを構築した。衛星観測による水蒸気同位体比データをモデル結果と比較し、鉛直構造や水平輸送過程との関連を調べた。その結果、雲粒や雨滴からの再蒸発過程に伴う同位体交換が特に西部太平洋及び海洋大陸における対流圏中層の水蒸気同位体比に影響していることを見出した。また、同位体海洋モデルによって表現される海水同位体比とサンゴ同位体比と比較する手法を確立し、簡素な鉛直一次元モデルであっても...
【数物系科学】地球惑星科学:余効滑りデータ同化を含む研究件
❏測地データと物理モデルを融合した断層摩擦特性の推定手法の構築(18K03776)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】福田 淳一 東京大学, 地震研究所, 助教 (70569714)
【キーワード】パラメータ推定 / 事後確率分布 / 余効変動 / 余効すべり / 粘弾性緩和 (他12件)
【概要】本研究課題では、余効変動の物理モデルのパラメータの事後確率分布を測地データに基づいて推定する手法を構築してきた。2020年度までに構築した手法は、パラメータ空間が比較的低次元の場合には有効であることが示された。しかし、パラメータ空間が高次元の場合、多数回のフォワード計算を行うことが必要となるため、計算コストが高くなるという問題点がある。多くの未知パラメータを含むより現実的なモデルのパラメータ推定を...
❏GPSのデータ同化手法の開発とプレート境界の摩擦特性の推定(22740290)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】福田 淳一 東京大学, 地震研究所, 助教 (70569714)
【キーワード】データ同化 / GPS / 断層すべり / 摩擦法則 / 摩擦パラメータ (他13件)
【概要】プレート境界におけるすべり時空間変化を支配する摩擦特性を推定するために、GPS観測データから摩擦法則のパラメータ(摩擦パラメータ)を推定するデータ同化手法の開発を行った。この手法を2011年東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)の余効すべりに適用し、余効すべり発生領域の摩擦特性の推定を行った。その結果、従来は一定であると考えられてきた摩擦パラメータは、高速のすべり速度に対してすべりの安定性が減少するよ...
【数物系科学】天文学:大気大循環モデルデータ同化を含む研究件
❏金星大気の衛星間電波掩蔽観測計画に向けた観測システムシミュレーション実験(20K04064)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤澤 由貴子 慶應義塾大学, 自然科学研究教育センター(日吉), 研究員 (00868185)
【キーワード】衛星間電波掩蔽観測 / 観測システムシミュレーション実験 / データ同化 / 金星大気 / 大気大循環モデル (他6件)
【概要】金星探査機「あかつき」の観測により、2015年12月以来、紫外イメージャ(UVI)の画像の雲追跡から得られる水平風速、中間赤外カメラ(LIR)の画像から導出された温度の水平分布、電波掩蔽観測から得られる温度の鉛直分布等の金星大気データが蓄積されてきている。本研究では、複数の小型衛星を用いた衛星間電波掩蔽観測観測や様々な波長帯のカメラ衛星観測を想定して、あかつきの観測上の制約を取り払い、観測範囲(昼...
❏水同位体比データ同化システムを用いた大気・陸面水循環過程の詳細解明(26289160)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】芳村 圭 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (50376638)
【キーワード】水同位体比 / 気候プロキシ / 千年再解析 / 蒸発散フラックス / データ同化 (他17件)
【概要】水田に、本研究で開発した水蒸気安定同位体比連続計測システムおよび自動降水サンプラーを導入し、水蒸気や降水、水田湛水等の同位体比の高頻度連続観測を3年間にわたって行った。その結果に基づき、蒸発散・蒸散・蒸発の同位体比をそれぞれ求め、水田上での蒸散寄与率を導いたところ、葉面積指数と蒸散寄与率に良い相関があることを発見した。これまでの研究報告では、20%から90%と非常に大きな不確実性を示していた、全球...
❏熱帯低気圧のライフサイクルに伴う不確定性に関する研究(20540434)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】榎本 剛 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球シミュレータセンター, チームリーダー (10358765)
【キーワード】熱帯低気圧 / 台風 / 竜巻 / 海面水温偏差 / 大気大循環モデル (他16件)
【概要】熱帯低気圧の不確定性に関し、アンサンブル解析スプレッドの大きな領域が数日後の台風発生の予兆を示すことを明らかにした。次に、100 km程度の解像度でも、台風中心付近の観測データを有効に取り込む手法を開発した。また、海面水温偏差の有無が台風の再現性に与える影響についてアンサンブル予測実験を行い、台風に伴う対流性降水を再現するためには、高解像度海面水温データセットが重要であること明らかにした。 ...
【工学】土木工学:地球水循環データ同化を含む研究件
❏水同位体比データ同化システムを用いた大気・陸面水循環過程の詳細解明(国際共同研究強化)(15KK0199)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2018
【研究代表者】芳村 圭 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (50376638)
【キーワード】水安定同位体 / 蒸発散 / 植物活動 / 水蒸気同位体比 / 成分分離 (他9件)
【概要】延べ半年間米国サンディエゴ州立大学(SDSU)及びスクリプス海洋学研究所(SIO)に滞在し、水蒸気同位体比データを世界中から収集するほか、様々な手法で推計された蒸散割合についての論文をコンパイルした結果を用いて、全球陸域の蒸発散量に対する植生からの蒸散量の寄与について、より正確な値を推計した。さらに、同位体大気大循環モデルIsoGSMと局所アンサンブル変換カルマンフィルタLETKFを用いて、欧州の...
❏水同位体比データ同化システムを用いた大気・陸面水循環過程の詳細解明(26289160)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】芳村 圭 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (50376638)
【キーワード】水同位体比 / 気候プロキシ / 千年再解析 / 蒸発散フラックス / データ同化 (他17件)
【概要】水田に、本研究で開発した水蒸気安定同位体比連続計測システムおよび自動降水サンプラーを導入し、水蒸気や降水、水田湛水等の同位体比の高頻度連続観測を3年間にわたって行った。その結果に基づき、蒸発散・蒸散・蒸発の同位体比をそれぞれ求め、水田上での蒸散寄与率を導いたところ、葉面積指数と蒸散寄与率に良い相関があることを発見した。これまでの研究報告では、20%から90%と非常に大きな不確実性を示していた、全球...
【工学】土木工学:気候プロキシデータ同化を含む研究件
❏水同位体比データ同化システムを用いた大気・陸面水循環過程の詳細解明(国際共同研究強化)(15KK0199)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2018
【研究代表者】芳村 圭 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (50376638)
【キーワード】水安定同位体 / 蒸発散 / 植物活動 / 水蒸気同位体比 / 成分分離 (他9件)
【概要】延べ半年間米国サンディエゴ州立大学(SDSU)及びスクリプス海洋学研究所(SIO)に滞在し、水蒸気同位体比データを世界中から収集するほか、様々な手法で推計された蒸散割合についての論文をコンパイルした結果を用いて、全球陸域の蒸発散量に対する植生からの蒸散量の寄与について、より正確な値を推計した。さらに、同位体大気大循環モデルIsoGSMと局所アンサンブル変換カルマンフィルタLETKFを用いて、欧州の...
❏水同位体比データ同化システムを用いた大気・陸面水循環過程の詳細解明(26289160)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】芳村 圭 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (50376638)
【キーワード】水同位体比 / 気候プロキシ / 千年再解析 / 蒸発散フラックス / データ同化 (他17件)
【概要】水田に、本研究で開発した水蒸気安定同位体比連続計測システムおよび自動降水サンプラーを導入し、水蒸気や降水、水田湛水等の同位体比の高頻度連続観測を3年間にわたって行った。その結果に基づき、蒸発散・蒸散・蒸発の同位体比をそれぞれ求め、水田上での蒸散寄与率を導いたところ、葉面積指数と蒸散寄与率に良い相関があることを発見した。これまでの研究報告では、20%から90%と非常に大きな不確実性を示していた、全球...
❏気候プロキシの包括的理解に向けた同位体大気海洋結合モデル構築(23686071)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】芳村 圭 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (50376638)
【キーワード】水安定同位体比 / 結合大循環モデル / 気候プロキシ / データ同化 / 古気候 (他9件)
【概要】同位体大気海洋結合モデルを構築した。衛星観測による水蒸気同位体比データをモデル結果と比較し、鉛直構造や水平輸送過程との関連を調べた。その結果、雲粒や雨滴からの再蒸発過程に伴う同位体交換が特に西部太平洋及び海洋大陸における対流圏中層の水蒸気同位体比に影響していることを見出した。また、同位体海洋モデルによって表現される海水同位体比とサンゴ同位体比と比較する手法を確立し、簡素な鉛直一次元モデルであっても...
【工学】土木工学:水安定同位体データ同化を含む研究件
❏水同位体比データ同化システムを用いた大気・陸面水循環過程の詳細解明(国際共同研究強化)(15KK0199)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2018
【研究代表者】芳村 圭 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (50376638)
【キーワード】水安定同位体 / 蒸発散 / 植物活動 / 水蒸気同位体比 / 成分分離 (他9件)
【概要】延べ半年間米国サンディエゴ州立大学(SDSU)及びスクリプス海洋学研究所(SIO)に滞在し、水蒸気同位体比データを世界中から収集するほか、様々な手法で推計された蒸散割合についての論文をコンパイルした結果を用いて、全球陸域の蒸発散量に対する植生からの蒸散量の寄与について、より正確な値を推計した。さらに、同位体大気大循環モデルIsoGSMと局所アンサンブル変換カルマンフィルタLETKFを用いて、欧州の...
❏水同位体比データ同化システムを用いた大気・陸面水循環過程の詳細解明(26289160)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】芳村 圭 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (50376638)
【キーワード】水同位体比 / 気候プロキシ / 千年再解析 / 蒸発散フラックス / データ同化 (他17件)
【概要】水田に、本研究で開発した水蒸気安定同位体比連続計測システムおよび自動降水サンプラーを導入し、水蒸気や降水、水田湛水等の同位体比の高頻度連続観測を3年間にわたって行った。その結果に基づき、蒸発散・蒸散・蒸発の同位体比をそれぞれ求め、水田上での蒸散寄与率を導いたところ、葉面積指数と蒸散寄与率に良い相関があることを発見した。これまでの研究報告では、20%から90%と非常に大きな不確実性を示していた、全球...
【工学】土木工学:水安定同位体比データ同化を含む研究件
❏水同位体比データ同化システムを用いた大気・陸面水循環過程の詳細解明(26289160)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】芳村 圭 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (50376638)
【キーワード】水同位体比 / 気候プロキシ / 千年再解析 / 蒸発散フラックス / データ同化 (他17件)
【概要】水田に、本研究で開発した水蒸気安定同位体比連続計測システムおよび自動降水サンプラーを導入し、水蒸気や降水、水田湛水等の同位体比の高頻度連続観測を3年間にわたって行った。その結果に基づき、蒸発散・蒸散・蒸発の同位体比をそれぞれ求め、水田上での蒸散寄与率を導いたところ、葉面積指数と蒸散寄与率に良い相関があることを発見した。これまでの研究報告では、20%から90%と非常に大きな不確実性を示していた、全球...
❏気候プロキシの包括的理解に向けた同位体大気海洋結合モデル構築(23686071)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】芳村 圭 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (50376638)
【キーワード】水安定同位体比 / 結合大循環モデル / 気候プロキシ / データ同化 / 古気候 (他9件)
【概要】同位体大気海洋結合モデルを構築した。衛星観測による水蒸気同位体比データをモデル結果と比較し、鉛直構造や水平輸送過程との関連を調べた。その結果、雲粒や雨滴からの再蒸発過程に伴う同位体交換が特に西部太平洋及び海洋大陸における対流圏中層の水蒸気同位体比に影響していることを見出した。また、同位体海洋モデルによって表現される海水同位体比とサンゴ同位体比と比較する手法を確立し、簡素な鉛直一次元モデルであっても...
【工学】土木工学:成分分離データ同化を含む研究件
❏水同位体比データ同化システムを用いた大気・陸面水循環過程の詳細解明(国際共同研究強化)(15KK0199)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2018
【研究代表者】芳村 圭 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (50376638)
【キーワード】水安定同位体 / 蒸発散 / 植物活動 / 水蒸気同位体比 / 成分分離 (他9件)
【概要】延べ半年間米国サンディエゴ州立大学(SDSU)及びスクリプス海洋学研究所(SIO)に滞在し、水蒸気同位体比データを世界中から収集するほか、様々な手法で推計された蒸散割合についての論文をコンパイルした結果を用いて、全球陸域の蒸発散量に対する植生からの蒸散量の寄与について、より正確な値を推計した。さらに、同位体大気大循環モデルIsoGSMと局所アンサンブル変換カルマンフィルタLETKFを用いて、欧州の...
❏水同位体比データ同化システムを用いた大気・陸面水循環過程の詳細解明(26289160)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】芳村 圭 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (50376638)
【キーワード】水同位体比 / 気候プロキシ / 千年再解析 / 蒸発散フラックス / データ同化 (他17件)
【概要】水田に、本研究で開発した水蒸気安定同位体比連続計測システムおよび自動降水サンプラーを導入し、水蒸気や降水、水田湛水等の同位体比の高頻度連続観測を3年間にわたって行った。その結果に基づき、蒸発散・蒸散・蒸発の同位体比をそれぞれ求め、水田上での蒸散寄与率を導いたところ、葉面積指数と蒸散寄与率に良い相関があることを発見した。これまでの研究報告では、20%から90%と非常に大きな不確実性を示していた、全球...
【工学】土木工学:交通シミュレーションデータ同化を含む研究件
❏網羅的シミュレーションと機械学習を用いた精度の高い短期交通需要予測手法の開発(20H02280)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐々木 邦明 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30242837)
【キーワード】交通シミュレーション / 行動シミュレーション / データ同化 / 災害 / 異常検出 (他7件)
【概要】本研究は,気象・地震等の災害を対象として,行動シミュレーションを実行し,実際の人流等の観測データに融合することで,災害時の現況を再現し,さらにそれを用いて精度の高い予測を行うことが目標である.また,そのシミュレーション結果を用いて,機械学習等によって災害の状態を逆に推定することである.今年度は行動再現シミュレーションと観測データ,交通ネットワークと観測データの活用可能性についての検討を行うことが目...
❏車両の異質性を考慮した交通流の時空間ダイナミクスの理論構築と実証分析(16K18164)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】瀬尾 亨 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (90774779)
【キーワード】交通工学 / 土木計画学 / 交通流理論 / データ同化 / 交通シミュレーション (他14件)
【概要】本研究の目的は,車両の異質性が道路交通流全体の時空間ダイナミクスに及ぼす影響の理論構築と実証である.その達成のため,最新技術を活用したデータ収集の活用を念頭に置き,交通流理論に関する先行研究の調査と体系化,車両の異質性を考慮した交通流の理論モデルの定式化と解析,交通状態・モデルパラメータ推定法の開発と検証を行った.主要な成果として,車両軌跡データに基づき車両の異質性を考慮した流率密度関係を推定する...
❏データ同化による交通現象の解析と交通調査・マネジメン トへの展開(25289161)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】佐々木 邦明 山梨大学, 総合研究部, 教授 (30242837)
【キーワード】データ同化 / ビッグデータ / 状態空間モデル / 交通・行動シミュレーション / アクティビティモデル (他13件)
【概要】計算機能力の進展に伴うシミュレーションの発達と合わせて,交通状態に関する様々な観測データが得られるようになってきた.両者にはいずれも長所と短所があり,これらを融合することで,より精度の高い予測や,観測が不可能な領域の交通状態の推計が可能になると考えられる. 本研究では,様々な観測データとして既存のPTだけでなく,携帯電話の基地局データ,プローブカーデータ,スマートフォンデータ,ETCなど様々なデー...
【工学】土木工学:交通工学データ同化を含む研究件
❏車両の異質性を考慮した交通流の時空間ダイナミクスの理論構築と実証分析(16K18164)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】瀬尾 亨 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (90774779)
【キーワード】交通工学 / 土木計画学 / 交通流理論 / データ同化 / 交通シミュレーション (他14件)
【概要】本研究の目的は,車両の異質性が道路交通流全体の時空間ダイナミクスに及ぼす影響の理論構築と実証である.その達成のため,最新技術を活用したデータ収集の活用を念頭に置き,交通流理論に関する先行研究の調査と体系化,車両の異質性を考慮した交通流の理論モデルの定式化と解析,交通状態・モデルパラメータ推定法の開発と検証を行った.主要な成果として,車両軌跡データに基づき車両の異質性を考慮した流率密度関係を推定する...
❏データ同化とシミュレーションによる交通状態のリアルタイム推定(25630214)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】朝倉 康夫 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (80144319)
【キーワード】交通工学 / 交通流 / 交通状態推定 / データ同化
【概要】近年,データベース技術の発展により,トラフィックカウンターなどによる交通流の観測データを長期間に渡って蓄積することが容易になり,膨大な過去の観測データの活用が可能となっている.本研究では,過去の大量の観測データを活用した統計的な推定手法と,確率的なシミュレーション手法を用いることにより,確率的な交通状態の推定手法を構築することを目的としている.このことにより,交通流理論に整合的な統計的処理を大量の...
【工学】土木工学:交通状態推定データ同化を含む研究件
❏車両の異質性を考慮した交通流の時空間ダイナミクスの理論構築と実証分析(16K18164)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】瀬尾 亨 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (90774779)
【キーワード】交通工学 / 土木計画学 / 交通流理論 / データ同化 / 交通シミュレーション (他14件)
【概要】本研究の目的は,車両の異質性が道路交通流全体の時空間ダイナミクスに及ぼす影響の理論構築と実証である.その達成のため,最新技術を活用したデータ収集の活用を念頭に置き,交通流理論に関する先行研究の調査と体系化,車両の異質性を考慮した交通流の理論モデルの定式化と解析,交通状態・モデルパラメータ推定法の開発と検証を行った.主要な成果として,車両軌跡データに基づき車両の異質性を考慮した流率密度関係を推定する...
❏データ同化とシミュレーションによる交通状態のリアルタイム推定(25630214)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】朝倉 康夫 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (80144319)
【キーワード】交通工学 / 交通流 / 交通状態推定 / データ同化
【概要】近年,データベース技術の発展により,トラフィックカウンターなどによる交通流の観測データを長期間に渡って蓄積することが容易になり,膨大な過去の観測データの活用が可能となっている.本研究では,過去の大量の観測データを活用した統計的な推定手法と,確率的なシミュレーション手法を用いることにより,確率的な交通状態の推定手法を構築することを目的としている.このことにより,交通流理論に整合的な統計的処理を大量の...
【工学】土木工学:同位体大循環モデルデータ同化を含む研究件
❏近代化以前の気候天候変動の復元に向けた革新的データ同化手法の構築(18H03794)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】芳村 圭 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (50376638)
【キーワード】ミレニアム大気再解析 / データ同化 / 同位体大循環モデル / 歴史天候データ / 同位体プロキシ (他6件)
【概要】地表気温や降水量、海面水温等の年平均値を拘束する同位体プロキシデータ同化と、風速・気温・水蒸気量といった主要な大気要素の3次元状態を拘束する古天気データ同化のそれぞれについて、手法を確立し、同位体プロキシデータ同化手法を用いた研究では、850年から2000年までの地表面の気温と降水量の世界的な分布の年変動の推計が可能となり、古天気データ同化手法を用いた研究では、ガウス変換による同化による状態変数の...
❏水同位体比データ同化システムを用いた大気・陸面水循環過程の詳細解明(国際共同研究強化)(15KK0199)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2018
【研究代表者】芳村 圭 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (50376638)
【キーワード】水安定同位体 / 蒸発散 / 植物活動 / 水蒸気同位体比 / 成分分離 (他9件)
【概要】延べ半年間米国サンディエゴ州立大学(SDSU)及びスクリプス海洋学研究所(SIO)に滞在し、水蒸気同位体比データを世界中から収集するほか、様々な手法で推計された蒸散割合についての論文をコンパイルした結果を用いて、全球陸域の蒸発散量に対する植生からの蒸散量の寄与について、より正確な値を推計した。さらに、同位体大気大循環モデルIsoGSMと局所アンサンブル変換カルマンフィルタLETKFを用いて、欧州の...
【工学】土木工学:マイクロ波リモートセンシングデータ同化を含む研究件
❏衛星マイクロ波リモートセンシングによる水循環極端事象の監視と予測(18H03800)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】小池 俊雄 国立研究開発法人土木研究所, 土木研究所(水災害・リスクマネジメント国際センター), センター長 (30178173)
【キーワード】マイクロ波放射計 / データ同化 / 豪雨 / 渇水 / 水災害 (他11件)
【概要】衛星マイクロ波放射計データを用いた2つの結合データ同化手法を開発、高度化した。一つは、大気と陸面を結合したメソスケール数値気象モデルを組み合わせて豪雨予測の精度向上を目指す大気-陸面結合データ同化手法(CALDAS)である。他方は、陸面水エネルギー収支と植生成長を組み合せた陸面モデルとを組み合わせて、農作支援を目指す陸面-植生結合衛星データ同化手法(CLVDAS)である。後者については、さらに衛星...
❏超高解像度陸面データ同化システムの開発(17K18352)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】澤田 洋平 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (30784475)
【キーワード】陸域モデル / データ同化 / マイクロ波衛星観測 / 陸面モデリング / マイクロ波リモートセンシング (他6件)
【概要】陸域の水・生態系・エネルギーの精緻なシミュレーションは、水文気象災害予測等の観点から重要である。正確なシミュレーションのためには、現地観測・人工衛星観測等を陸域モデルに統合する陸域データ同化技術の高度化が必要だ。本研究では、従来より100倍程度水平分解能の高い、「超高解像度陸面データ同化システム」の構築を行った。陸域モデルの高解像度化・精緻化がデータ同化の効率性に与える影響を調べたり、機械学習を用...
【工学】総合工学:南海トラフ地震データ同化を含む研究件
❏地震観測データ同化に基づく巨大地震の長周期地震動リアルタイム予測(20H02409)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】古村 孝志 東京大学, 地震研究所, 教授 (80241404)
【キーワード】データ同化 / 長周期地震動 / 災害軽減 / 地震波伝播 / 即時予測 (他7件)
【概要】データ同化に基づく大地震の長周期地震動の即時予測に向け、事前に計算した地震波伝播の理論解(同化地点から観測点までの地震波伝達関数;グリーン関数)を用いて、予測地点の地震波を瞬時に評価する、新たなデータ同化・予測手法を開発した。グリーン関数を用いた予測は、津波のデータ同化・予測の目的にWang et al. (2017)が開発し、インド洋や米国西海岸での津波予測の数値実験より有効性が示されている(W...
❏クラウドコンピューティングを利用したデータ同化システムの開発(23700278)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / クラウドコンピューティング / 地震音波 / 南海トラフ地震 / 粒子フィルタ (他14件)
【概要】本研究では、ベイズ統計学の枠組みで数値シミュレーションモデルと観測データを融合するための計算基盤技術であるデータ同化を、クラウドコンピューティングを利用して実行するためのデータ同化システムを開発した。大地震に伴う地震音波伝播を題材に双子実験を実施したところ、各震源パラメータに関する周辺化事後分布は正しく真の値の周辺に分布し、かつ事後分布の最大値を与えるパラメータから再現された理論波形と擬似観測波形...
【工学】総合工学:スパースモデリングデータ同化を含む研究件
❏データ駆動型アプローチによる二相組織の疲労予測(17K14832)
【研究テーマ】構造・機能材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】白岩 隆行 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (10711153)
【キーワード】疲労 / 機械学習 / スパースモデリング / データ同化 / 結晶塑性 (他10件)
【概要】金属材料の力学的特性を予測するためには、一般に材料・加工条件から微細組織を予測するためのモデルと、組織から特性を予測するためのモデルが必要である。従来の特性予測モデルでは、第二相の体積分率や母相と第二相の強度比といったマクロな組織因子が使用されてきたが、疲労の問題では局所的な変形挙動が重要である。そこで本研究では、空間相関関数を用いて二相組織の局所的な空間配置を定量的に取り扱った。この手法は三相以...
❏固体地球科学に資する次世代型データ同化法の創出(26280006)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長尾 大道 東京大学, 地震研究所, 准教授 (80435833)
【キーワード】データ同化 / 固体地球科学 / 逐次ベイズフィルタ / スパースモデリング / データ駆動型モデリング (他12件)
【概要】本研究課題では、固体地球科学に資する次世代型データ同化手法の創出という所期の目的を、大きく進歩させることができた。特に,大自由度モデルにも適用可能なデータ同化手法である4次元変分法の高度化や、レプリカ交換モンテカルロ法との融合によるモデル/データ両駆動型データ同化の地震観測網データへの応用研究を実施した。また、国内および海外における多数の学会において成果発表を行うとともに,国際誌に論文を出版した。...
【工学】総合工学:交通流データ同化を含む研究件
❏自動走行車両への介入挙動制御による交通流の最適化(19H02268)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】塩見 康博 立命館大学, 理工学部, 准教授 (40422993)
【キーワード】自動運転 / ミクロ交通流シミュレーション / 深層学習 / 強化学習 / 車線変更 (他16件)
【概要】本研究は,将来的なコネクティッド車両や自動走行車両(CA車両)の普及を想定し,交通管制側からCA車両の挙動を介入的に制御することで,渋滞発生の緩和,ショックウェーブの解消,それに伴う事故防止のための交通流マネジメント手法に関わる諸要素の理論構築を行う.とりわけ,従来の研究では考慮されていなかった車線変更を含むCA車両と一般車両の相互作用や,現実的なリアルタイムデータ取得環境を考慮した上で,ロバスト...
❏データ同化とシミュレーションによる交通状態のリアルタイム推定(25630214)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】朝倉 康夫 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (80144319)
【キーワード】交通工学 / 交通流 / 交通状態推定 / データ同化
【概要】近年,データベース技術の発展により,トラフィックカウンターなどによる交通流の観測データを長期間に渡って蓄積することが容易になり,膨大な過去の観測データの活用が可能となっている.本研究では,過去の大量の観測データを活用した統計的な推定手法と,確率的なシミュレーション手法を用いることにより,確率的な交通状態の推定手法を構築することを目的としている.このことにより,交通流理論に整合的な統計的処理を大量の...
【工学】総合工学:不確定性データ同化を含む研究件
❏大型高精度宇宙スマート構造システム設計のための計算機および試験検証の融合(26249131)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小木曽 望 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70295715)
【キーワード】航空宇宙工学 / スマート構造システム / 不確定性伝播モデル / ロバスト最適設計 / 高精度画像計測 (他12件)
【概要】本研究では,次世代の宇宙ミッションに求められる宇宙構造システムとして,環境の変化に応じて形状を変化させることができる「宇宙スマート構造システム」に着目した.そして,このシステムを実現するために不可欠な「計算機検証と試験検証とを融合した設計検証法」を確立することを目的とした.計算機検証では不確定性のある環境下での性能評価法の確立を,試験検証法では主に熱変形やその不確定性に着目した試験検証法の確立をめ...
❏熱帯低気圧のライフサイクルに伴う不確定性に関する研究(20540434)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】榎本 剛 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球シミュレータセンター, チームリーダー (10358765)
【キーワード】熱帯低気圧 / 台風 / 竜巻 / 海面水温偏差 / 大気大循環モデル (他16件)
【概要】熱帯低気圧の不確定性に関し、アンサンブル解析スプレッドの大きな領域が数日後の台風発生の予兆を示すことを明らかにした。次に、100 km程度の解像度でも、台風中心付近の観測データを有効に取り込む手法を開発した。また、海面水温偏差の有無が台風の再現性に与える影響についてアンサンブル予測実験を行い、台風に伴う対流性降水を再現するためには、高解像度海面水温データセットが重要であること明らかにした。 ...
【工学】総合工学:海上安全データ同化を含む研究件
❏海洋波における波群形成過程と船体応答の解明(16H02429)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】早稲田 卓爾 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (30376488)
【キーワード】海難事故 / 非線形波動・フリーク波 / ステレオカメラ波高計測 / 船体強度 / 弾性模型船 (他12件)
【概要】外洋で突発的に発生するフリーク波を伴う波群の幾何学的な特徴を現場観測と数値シミュレーションにより明らかにし、制御された水槽実験により船体応答の詳細を検討した。そして、新たにステレオカメラによる計測とデータ同化による広域波面計測手法、縦曲げ及びねじり振動の計測を可能とする模型船製作手法を開発した。実海域における波群の形成過程に資するデータベースを構築するとともに、変調波列における波形及び波群の時空間...
❏海洋予測データの工学的利用と診断的データ同化手法の開発(19656230)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】早稲田 卓爾 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 准教授 (30376488)
【キーワード】海上安全 / 海洋科学 / 海洋利用 / 自然現象観測・予測 / 地理情報システム(GIS) (他12件)
【概要】国際プロジェクトGODAE(Global Ocean Data Assimilation Experiment)に関連した全球海洋予測データを工学的利用という見地から評価を行い、統合データベースを構築した。 おもに、海流、波浪、気象データの収集を行い、地理情報システム(GIS)の一種である、簡便なユーザーインターフェース(Live Access ServerやD-Chart)や、各種データサーバー...
【工学】総合工学:アンサンブルカルマンフィルタデータ同化を含む研究件
❏気候プロキシの包括的理解に向けた同位体大気海洋結合モデル構築(23686071)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】芳村 圭 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (50376638)
【キーワード】水安定同位体比 / 結合大循環モデル / 気候プロキシ / データ同化 / 古気候 (他9件)
【概要】同位体大気海洋結合モデルを構築した。衛星観測による水蒸気同位体比データをモデル結果と比較し、鉛直構造や水平輸送過程との関連を調べた。その結果、雲粒や雨滴からの再蒸発過程に伴う同位体交換が特に西部太平洋及び海洋大陸における対流圏中層の水蒸気同位体比に影響していることを見出した。また、同位体海洋モデルによって表現される海水同位体比とサンゴ同位体比と比較する手法を確立し、簡素な鉛直一次元モデルであっても...
❏海洋予測データの工学的利用と診断的データ同化手法の開発(19656230)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】早稲田 卓爾 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 准教授 (30376488)
【キーワード】海上安全 / 海洋科学 / 海洋利用 / 自然現象観測・予測 / 地理情報システム(GIS) (他12件)
【概要】国際プロジェクトGODAE(Global Ocean Data Assimilation Experiment)に関連した全球海洋予測データを工学的利用という見地から評価を行い、統合データベースを構築した。 おもに、海流、波浪、気象データの収集を行い、地理情報システム(GIS)の一種である、簡便なユーザーインターフェース(Live Access ServerやD-Chart)や、各種データサーバー...
【工学】総合工学:破壊データ同化を含む研究件
❏破壊過程と流体輸送-データ同化・可視化によるアプローチ(22K03542)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】伊藤 伸一 東京大学, 地震研究所, 助教 (10756331)
【キーワード】破壊 / 輸送 / データ同化 / 可視化
【概要】
❏大規模データ同化に基づく乾燥亀裂の素過程の理解と解明(19K14671)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】伊藤 伸一 東京大学, 地震研究所, 助教 (10756331)
【キーワード】破壊 / 乾燥亀裂 / 不均一性 / フェーズフィールドモデル / データ同化 (他7件)
【概要】本研究は水と粉体の混合ペーストの乾燥破壊現象において、亀裂の進展に影響する物性値空間不均一性を計測データと数値モデルの比較により定量的に評価するための基盤技術の開発を目的としている。本年度は乾燥破壊実験を昨年度に引き続き継続して実施した。年度途中に利用している実験施設の移動に伴い実験装置を解体する必要が出たため、実験装置の見直しを行ない効率的に実験を行なえるよう装置の整備を実施した。また、本年度か...
❏室内実験を用いたデータ同化手法の開発-地震発生予測を目指して-(20840048)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】安藤 亮輔 独立行政法人産業技術総合研究所, 活断層・地震研究センター, 研究員 (10455256)
【キーワード】地震現象 / 地震災害・予測 / テクトニクス / データ同化 / 地震 (他12件)
【概要】本研究では,物理モデルを用いた地震発生の予測を目指して,室内実験系での模擬地震を用いて,データ同化手法を開発している.データ同化とは,断層の固着滑りを表現する物理モデルを構築し,観測データによりモデルの未知パラメタを推定し,将来予測をするといった手法である.そのために,本研究期間内においては,実験装置の立ち上げとデータ取得,物理モデルのシミュレーションのための数値計算コードの開発を行った.また,そ...
【工学】総合工学:マイクロ波放射計データ同化を含む研究件
❏衛星マイクロ波リモートセンシングによる水循環極端事象の監視と予測(18H03800)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】小池 俊雄 国立研究開発法人土木研究所, 土木研究所(水災害・リスクマネジメント国際センター), センター長 (30178173)
【キーワード】マイクロ波放射計 / データ同化 / 豪雨 / 渇水 / 水災害 (他11件)
【概要】衛星マイクロ波放射計データを用いた2つの結合データ同化手法を開発、高度化した。一つは、大気と陸面を結合したメソスケール数値気象モデルを組み合わせて豪雨予測の精度向上を目指す大気-陸面結合データ同化手法(CALDAS)である。他方は、陸面水エネルギー収支と植生成長を組み合せた陸面モデルとを組み合わせて、農作支援を目指す陸面-植生結合衛星データ同化手法(CLVDAS)である。後者については、さらに衛星...
❏観測・数値モデル・データ同化を基盤とする、北極海氷況予報システムの開発(26249133)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山口 一 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (20166622)
【キーワード】北極海 / 海氷予測 / 現場観測 / 衛星リモートセンシング / 数値モデル (他11件)
【概要】屋外実験やサロマ湖、北極海・南極海での現地観測を行い、可搬型マイクロ波放射計を用いたマイクロ波帯の放射・散乱・反射特性を測定した。それにより、衛星リモートセンシングの海氷厚アルゴリズムを改良した。加えて、人工衛星搭載のマイクロ波放射計データを用いて毎日の正味海氷増加・減少面積のデータセットを作成し数値モデルの検証に用いるとともに、北極海における海氷変動メカニズムの解析を行った。 数値モデルに観測デ...
【工学】総合工学:数値モデルデータ同化を含む研究件
❏データ同化による火山噴火推移予測に関する理論的研究(21K03697)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】小屋口 剛博 東京大学, 地震研究所, 教授 (80178384)
【キーワード】火山噴火 / 推移予測 / データ同化 / 逆解析理論 / 数値モデル
【概要】火山噴火の時間発展は複雑かつ多様であり,推移予測が難しい.火山学においては,この難題に対して,野外観測で火山現象をモニタリングすることによって予測精度の向上を図ってきた.その結果,地殻変動や火山噴煙の連続観測によって,噴火中のマグマ溜りの圧力やマグマ噴出率について時系列データを得ることができるようになってきた.一方で,火山噴火を支配する物理過程についても,近年,理論モデルの研究が進んできた.このよ...
❏観測・数値モデル・データ同化を基盤とする、北極海氷況予報システムの開発(26249133)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山口 一 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (20166622)
【キーワード】北極海 / 海氷予測 / 現場観測 / 衛星リモートセンシング / 数値モデル (他11件)
【概要】屋外実験やサロマ湖、北極海・南極海での現地観測を行い、可搬型マイクロ波放射計を用いたマイクロ波帯の放射・散乱・反射特性を測定した。それにより、衛星リモートセンシングの海氷厚アルゴリズムを改良した。加えて、人工衛星搭載のマイクロ波放射計データを用いて毎日の正味海氷増加・減少面積のデータセットを作成し数値モデルの検証に用いるとともに、北極海における海氷変動メカニズムの解析を行った。 数値モデルに観測デ...
【工学】総合工学:シミュレーションデータ同化を含む研究件
❏「観測ビッグデータ同化」による大地震時のリアルタイム避難者分布推定技術の開発(19K04946)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】沖 拓弥 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40712766)
【キーワード】避難行動 / 物的被害 / グラフニューラルネットワーク / データ同化 / シミュレーション (他12件)
【概要】2020年度には,Gretel [Cordonnier et al. 2019]と呼ばれるグラフニューラルネットワーク(GNN)モデルと,データ同化手法の一つであるパーティクルフィルタを統合した,データ駆動型の新たな避難者分布予測モデルを提案した。 2021年度は,上述の避難者分布予測モデルを改良するとともに,擬似的な観測避難者分布の生成に用いていているエージェントベースシミュレーションの結果と比...
❏自動走行車両への介入挙動制御による交通流の最適化(19H02268)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】塩見 康博 立命館大学, 理工学部, 准教授 (40422993)
【キーワード】自動運転 / ミクロ交通流シミュレーション / 深層学習 / 強化学習 / 車線変更 (他16件)
【概要】本研究は,将来的なコネクティッド車両や自動走行車両(CA車両)の普及を想定し,交通管制側からCA車両の挙動を介入的に制御することで,渋滞発生の緩和,ショックウェーブの解消,それに伴う事故防止のための交通流マネジメント手法に関わる諸要素の理論構築を行う.とりわけ,従来の研究では考慮されていなかった車線変更を含むCA車両と一般車両の相互作用や,現実的なリアルタイムデータ取得環境を考慮した上で,ロバスト...
❏モデル予測政策決定のためのエージェントベース・データ同化モデル(17H02035)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】倉橋 節也 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 教授 (40431663)
【キーワード】社会システム / シミュレーション / 最適化 / エージェントモデル / 参加型エージェントモデル (他14件)
【概要】参加型シミュレーション研究を通して、人間の合理的な意思決定や習慣的な行動、予期せぬ判断など、さまざまは要因が社会システムモデルには重要であることが分析された。これらの研究が進んできた2020年初頭に、新型コロナウイルスが発生し、緊急事態宣言が発出される事態となった。この状況に対して、エージェントベース医療政策ゲーミング&シミュレーションをベースに、新型コロナウイルス感染症に対する感染症政策...
【農学】森林圏科学:自然現象観測・予測データ同化を含む研究件
❏海洋波における波群形成過程と船体応答の解明(16H02429)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】早稲田 卓爾 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (30376488)
【キーワード】海難事故 / 非線形波動・フリーク波 / ステレオカメラ波高計測 / 船体強度 / 弾性模型船 (他12件)
【概要】外洋で突発的に発生するフリーク波を伴う波群の幾何学的な特徴を現場観測と数値シミュレーションにより明らかにし、制御された水槽実験により船体応答の詳細を検討した。そして、新たにステレオカメラによる計測とデータ同化による広域波面計測手法、縦曲げ及びねじり振動の計測を可能とする模型船製作手法を開発した。実海域における波群の形成過程に資するデータベースを構築するとともに、変調波列における波形及び波群の時空間...
❏海洋予測データの工学的利用と診断的データ同化手法の開発(19656230)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】早稲田 卓爾 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 准教授 (30376488)
【キーワード】海上安全 / 海洋科学 / 海洋利用 / 自然現象観測・予測 / 地理情報システム(GIS) (他12件)
【概要】国際プロジェクトGODAE(Global Ocean Data Assimilation Experiment)に関連した全球海洋予測データを工学的利用という見地から評価を行い、統合データベースを構築した。 おもに、海流、波浪、気象データの収集を行い、地理情報システム(GIS)の一種である、簡便なユーザーインターフェース(Live Access ServerやD-Chart)や、各種データサーバー...
【農学】水圏応用科学:海洋物理・陸水学データ同化を含む研究件
❏アンサンブルデータ同化を利用した大気海洋結合モードの抽出とその短期予測への応用(17K05663)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小守 信正 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 付加価値情報創生部門(アプリケーションラボ), 臨時研究補助員 (80359223)
【キーワード】海洋物理・陸水学 / 気象学 / 大気海洋相互作用 / データ同化 / 季節変動予測 (他6件)
【概要】短期変動予測への応用に資するため、全球大気海洋結合モデル CFES へ海面水温の観測データのみを簡便な手法(ナッジ法)を用いて同化する試験的な季節予測システムについて、使用するスーパーコンピュータの更新に合わせて移植・修正作業を行った。更新に伴いいくつかの重要な機能が廃止されたこともあり、大気側・海洋側ともにかなり大掛かりな修正が必要となったため、想定よりも作業に時間を要したが、最終的には前年度ま...
❏大気海洋結合データ同化システムを用いた大気と海洋表層の共変動過程の解明(25400474)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】小守 信正 国立研究開発法人海洋研究開発機構, アプリケーションラボ, 主任技術研究員 (80359223)
【キーワード】海洋物理・陸水学 / 気象学 / 大気海洋相互作用 / データ同化
【概要】アンサンブル手法を用いて全球大気海洋結合モデルに大気観測データを同化するシステムを構築し,2ヶ月間の実験的な再解析を実施した.海面水温と降水のラグ相関関係など,大気海洋相互作用の影響をより適切に反映できるようになっただけでなく,大気大循環モデルに基づいたシステムには見られなかった熱帯太平洋における海盆規模の相関構造が見出された. また,アンサンブル平均およびスプレッドの時間発展に関する基礎的な方程...
❏人工衛星観測データを用いた実験的海氷変動予測システムの開発(22740319)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】小守 信正 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球シミュレータセンター, チームリーダー (80359223)
【キーワード】海洋物理・陸水学 / 極地 / 人工衛星 / 地球変動予測 / 海氷 (他8件)
【概要】アンサンブル大気再解析データを外力とした多メンバーの海洋海氷結合シミュレーションを実施し、アンサンブルスプレッド(メンバー間のばらつき具合)の季節変動が海氷密接度と海氷厚では大きく異なることを見出した。また、全球を対象とした大気海洋海氷結合モデルに大気観測データを同化するシステムを開発し、同化結果には海氷を介した大気と海洋の相互作用の影響が見られることを示した。 ...
【農学】水圏応用科学:観測システムシミュレーション実験データ同化を含む研究件
❏小区分24010:航空宇宙工学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】ドップラー風ライダー
【研究期間】衛星
【研究代表者】数値予報
【キーワード】データ同化
【概要】金星探査機「あかつき」の観測により、2015年12月以来、紫外イメージャ(UVI)の画像の雲追跡から得られる水平風速、中間赤外カメラ(LIR)の画像から導出された温度の水平分布、電波掩蔽観測から得られる温度の鉛直分布等の金星大気データが蓄積されてきている。本研究では、複数の小型衛星を用いた衛星間電波掩蔽観測観測や様々な波長帯のカメラ衛星観測を想定して、あかつきの観測上の制約を取り払い、観測範囲(昼...
❏階層的数値モデルによる金星大気重力波の励起、伝播、散逸過程の解明(19H01971)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】杉本 憲彦 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 教授 (10402538)
【キーワード】大気重力波 / 金星 / パラメタリゼーション / データ同化 / 観測システムシミュレーション実験
【概要】大気重力波は、運動量やエネルギーを輸送、再分配し、惑星大気において重要な働きを担う。本課題では、階層的な数値モデルを用いて、金星大気の重力波の諸過程を包括的に解明することが目標である。2020年度は、金星探査機「あかつき」および「Venus Express」の電波掩蔽観測で明らかにされた雲層下部の温度構造が、金星大気大循環モデルで整合的に再現されていたため、この成因の解析を中心に行った。また、雲層...
❏衛星搭載風ライダーによる風高度分布観測の空間分解能最適化に関する研究(19K04849)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】石井 昌憲 東京都立大学, システムデザイン研究科, 教授 (70359107)
【キーワード】ドップラー風ライダー / 衛星 / 数値予報 / データ同化 / ライダーシミュレータ (他11件)
【概要】最終年度は、前年度実施したライダーシミュレーションの動作確認試験を踏まえ、ライダーシミュレーション実験を実施するにあたっての課題を見直した。課題を修正した後、空間分解能を向上した疑似真値場(2018年1月、8月)を用いて、高度分解能を変えたライダーシミュレーションや異なるレーザシステム(1.5ーμmと2-μm)によるライダーシミュレーションを実施した。ライダーシミュレーションで得られた結果を用いて...