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研究分野別サイレントキーワード
「モニタリング」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】人間情報学:3Dモデルモニタリングを含む研究件
❏アンコール遺跡群における予防的保存に資する劣化・変形・環境観測システムの構築(16H05636)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川村 洋平 秋田大学, 国際資源学研究科, 教授 (40361323)
【キーワード】予防的保存 / 劣化・変形・環境観測システム / Wi-Fi アドホック / すれ違い通信 / 遺跡保全モニタリングシステム (他23件)
【概要】世界遺産(WHS)に登録される遺跡は顕著な普遍的価値の適切な保持、維持管理を必要としている。情報通信技術(ICT)を活用することで、長期的かつ持続的な遺跡のモニタリングを実現できる可能性がある。システム設計の具体例として、バイヨン寺院(アンコール・トム、カンボジア)を選定した。浮き彫りに対し、3次元モデルを準リアルタイムに再作成・アーカイブするための計測・データ回収・解析を行うシステムを統合的に開...
❏3次元ライダーによる農業水利施設の機能モニタリング(22580270)
【研究テーマ】農業土木学・農村計画学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】細井 文樹 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (80526468)
【キーワード】測地 / モニタリング / リモートセンシング / 情報工学 / 可搬型3次元ライダー (他12件)
【概要】本研究では、可搬型3次元ライダーを用い、ため池の3次元構造計測を行い、そのデータをもとにため池の3次元モデルを作成し、そのモデルがため池の現況構造把握に有効であることを明らかにした。得られた3次元モデルから、ため池の水位毎の貯水量推定を行い、正確な貯水量推定が可能であることを明らかにした。さらに、ため池がある郊外エリアでの無線機器による貯水量遠隔モニタリングの検証を行い、モニタリングのための基礎的...
【情報学】情報学フロンティア:ワイヤレスセンサーモニタリングを含む研究件
❏鉄道ネットワークを対象とした高密度センシング技術の開発とその地震災害制御への適用(19360201)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】清野 純史 京都大学, 工学研究科, 教授 (00161597)
【キーワード】地震工学 / 鉄道ネットワーク / センシング技術 / 地震災害制御 / 損傷同定 (他17件)
【概要】鉄道ネットワークを対象として,センシング技術を利用した災害発生時の迅速な機器制御により,被害を最小限に留めるような理論的な枠組みの構築と技術開発を行った.小型マイコンに加速度センサとワイヤレス伝送技術を実装し,これをセンサネットワークとして利用するためのハードおよびソフトの環境整備を行い,プロトタイプを作成した.さらにセンシングデータの大容量送受信が可能であるか等の検証を行うとともに,損傷判断や被...
❏重度の疲労損傷を受けた鋼橋の機能回復・機能向上を目的とする橋梁再生工学の確立(18106010)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】三木 千壽 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20016645)
【キーワード】鋼橋 / 疲労損傷 / 非破壊検査 / モニタリング / データベース (他15件)
【概要】重度の疲労損傷を受けた鋼橋に対する、点検、診断、措置からなる一連のリハビリテーション技術の確立を目的とし、高精度で定量的な超音波探傷システムの開発、損傷原因の同定法、古い鋼材の性能を評価法、構造的な補修補強方法、疲労強度改善方法などの要素技術を明らかにするとともに、補修補強事例のデータベースおよびコンサルテーションシステムをウェブ上に構築した。 ...
【情報学】情報学フロンティア:マルチメディアモニタリングを含む研究件
❏ブナ林内のサウンドスケープ記録に関する基礎的研究(11876005)
【研究テーマ】園芸・造園学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1999
【研究代表者】斎藤 馨 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (70215531)
【キーワード】ブナ林 / サウンドスケープ / モニタリング / マルチメディア / デジタル (他6件)
【概要】1.マルチチャンネル録音システムの構築 ブナ天然林の林床に設置するための可搬型の4チャンネルの音声と、映像を記録するシステムを構築した。音と映像を同期させるために、同じ記録媒体(テープなど)に4チャンネルの音と動画を同時に記録できるDV方式を採用した。 2.ブナ林サウンドスケープの記録 ブナ林内に、1.で構築したシステムを東京大学秩父演習林ブナ・イヌブナ天然林内に設置し、マルチチャンネル録音・録画...
❏景観の形成と構造に関する研究(04451132)
【研究テーマ】人文地理学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1992 - 1993
【研究代表者】金安 岩男 慶應義塾大学, 環境情報学部, 助教授 (30125520)
【キーワード】景観研究 / マルチメディア / 景観モニタリング / マインドスケープ / マルチメディア地誌 (他9件)
【概要】本年度は、2年間にわたる研究の最終年度に当たるので、これまでの研究成果をまとめ、報告書を作成した。次のような構成内容になっている。 1)研究全体のフレームワーク 2)景観の地域特性として、雪国景観の魅力評価について、資源・環境・景観の関連性から論じた。さらに、従来の地誌のあり方を再検討し、藤沢市を事例にしてある地誌表現を試み、マルチメディア地誌の可能性を探った。 3)心のなかの景観として、俳句と景...
【情報学】情報学フロンティア:インターネットモニタリングを含む研究件
❏インターネット森林観察サイトの拡充による自然学習授業案の開発(26282203)
【研究テーマ】子ども学(子ども環境学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】齋藤 馨 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (70215531)
【キーワード】森林 / 自然 / 観察 / フェノロジー / インターネット (他17件)
【概要】インターネット森林観察サイトに新たに北海道の原生林(富良野市)とオオミズナギドリ営巣地無人島の船越大島(岩手県山田町)を加えた。いずれも現地到達が困難な原生自然地である。これらを含む8サイトを用いて、竜王小学校(山梨県甲斐市立)児童を対象に、東京大学富士癒やしの森サイトでの現地体験学習を含む自然環境学習授業「森から見える」を2ヶ年に渡り実施した。その結果、児童は現地観察経験をもとに、遠隔の森林との...
❏フェイルセーフ設計を用いた高齢者の日常生活モニタリングシステム(22510185)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】加藤 麻樹 長野県短期大学, 生活科学科, 准教授 (00312166)
【キーワード】高齢者 / モニタリング / フェイルセーフ / 加速度 / 建具 (他11件)
【概要】高齢者世帯の生活を見守る住居構造として,建具や家具に取り付けたセンサーが動きを検知して,日常生活が営まれていることをデータとして測定,記録することで,正常な日常生活を定量的に評価できた.正常な値を検出できない状態を突発的な不在や事故として推定できるため,フェイルセーフ設計が可能となることが実験により示された.これをインターネット経由でモニターすることで遠隔から高齢者を見守ることができる. ...
❏衛星データによる準リアルタイム活火山熱観測システムの開発(13640418)
【研究テーマ】固体地球物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】金子 隆之 東京大学, 地震研究所, 助手 (90221887)
【キーワード】火山 / ウェッブ / 熱解析 / リアルタイムモニタリング / インターネット (他9件)
【概要】本研究では,気象衛星ノアの夜間赤外画像を使い,各火山からのデータを,日単位で自動処理し,熱異常の時間変化を、Webにアップロードするシステムを開発した.平成13年度の研究で,ノアAVHRRを利用した準リアルタイム火山熱観測システムのプロトタイプを完成することができ,国内10活火山(有珠山,北海道駒ケ岳,安達太良山,浅間山,伊豆大島,三宅島,阿蘇山,桜島,薩摩硫黄島,諏訪瀬島)の試験モニタリングを開...
【情報学】情報学フロンティア:機械学習モニタリングを含む研究件
❏自律排水処理:オンサイト排水処理プラントの監視と制御(20F20763)
【研究テーマ】
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2020-11-13 - 2023-03-31
【研究代表者】國吉 康夫 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (10333444)
【キーワード】wastewater treatment / soft sensors / monitoring / control / hybrid modelling (他9件)
【概要】1. Ryuichi Watanabe (PhD student at the University of Kyoto) and I could collect sensor data with unmaintained pH and dissolved oxygen sensors. The setup is a lab-scale wastewater treatment plant fed ...
❏火山噴火推移予測のための数理統計学的手法による噴出物データの解析研究(17H02063)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】嶋野 岳人 常葉大学, 大学院・環境防災研究科, 教授 (70396894)
【キーワード】火山噴出物 / 機械学習 / モニタリング / 火山 / 噴火 (他12件)
【概要】本研究では,火山噴出物の化学組成や形状,色調などのデータを大量取得し,その統計解析から,従来,熟達者が行ってきた分類,特徴抽出,異常判定などを誰でも可能にすることを目指した.特に,多変量解析では,火山岩の成因に基づく分類,噴出物の形態や色に基づく噴火様式判別を実現した.一方,従来の岩石学的分析手法は時間と労力を要し,統計学的に十分なデータ獲得が難しかった.本課題では,既存の手法に併せて,分光測色法...
【複合領域】人間医工学:検査・診断システムモニタリングを含む研究件
❏体外受精卵の成長をモニタリングするリング型マルチ卵重計の創製(18H03547)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】曾根 逸人 群馬大学, 大学院理工学府, 教授 (80344927)
【キーワード】カンチレバ-半導体複合型バイオセンサ / 検査・診断システム / 医用システム / 電子デバイス・機器 / モニタリング
【概要】本研究では、受精卵から胚になるまでの成長を非侵襲かつ高精度に定量評価するための、受精卵を固定できるリング型センサを作製して、受精卵の質量と排出されるイオン検出による呼吸活性のマルチモニタリングの実現を目的とした。重ねフォトリソグラフィによるリング型センサの作製、センサ変位と表面電位の同時検出システムの構築を行い、マウス受精卵の質量と呼吸活性の同時測定を実施した。また、沈降測定法によるマウス受精卵質...
❏体外受精卵のクオリティーを選別するマルチ卵重計の創製(26282143)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】曾根 逸人 群馬大学, 大学院理工学府, 教授 (80344927)
【キーワード】カンチレバ-半導体複合型バイオセンサ / 受精卵質量測定 / ピエゾ抵抗カンチレバ / Siナノワイヤバイオセンサ / 検査・診断システム (他8件)
【概要】本研究では、体外受精卵の非侵襲な精密診断法の開発を目指して、受精卵の重量と呼吸活性の連続測定が可能な、ピエゾ抵抗カンチレバに半導体センサを搭載したマルチ卵重計の創製を目的とした。受精卵を搭載可能にするため集束イオンビーム加工によってホルダ型ピエゾ抵抗カンチレバを作製し、カンチレバの共振周波数検出法および変位検出法を用いて、マウス受精卵およびウニ卵子の質量を測定することに成功した。また、受精卵質量を...
【複合領域】人間医工学:カンチレバー半導体複合型バイオセンサーモニタリングを含む研究件
❏体外受精卵の成長をモニタリングするリング型マルチ卵重計の創製(18H03547)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】曾根 逸人 群馬大学, 大学院理工学府, 教授 (80344927)
【キーワード】カンチレバ-半導体複合型バイオセンサ / 検査・診断システム / 医用システム / 電子デバイス・機器 / モニタリング
【概要】本研究では、受精卵から胚になるまでの成長を非侵襲かつ高精度に定量評価するための、受精卵を固定できるリング型センサを作製して、受精卵の質量と排出されるイオン検出による呼吸活性のマルチモニタリングの実現を目的とした。重ねフォトリソグラフィによるリング型センサの作製、センサ変位と表面電位の同時検出システムの構築を行い、マウス受精卵の質量と呼吸活性の同時測定を実施した。また、沈降測定法によるマウス受精卵質...
❏体外受精卵のクオリティーを選別するマルチ卵重計の創製(26282143)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】曾根 逸人 群馬大学, 大学院理工学府, 教授 (80344927)
【キーワード】カンチレバ-半導体複合型バイオセンサ / 受精卵質量測定 / ピエゾ抵抗カンチレバ / Siナノワイヤバイオセンサ / 検査・診断システム (他8件)
【概要】本研究では、体外受精卵の非侵襲な精密診断法の開発を目指して、受精卵の重量と呼吸活性の連続測定が可能な、ピエゾ抵抗カンチレバに半導体センサを搭載したマルチ卵重計の創製を目的とした。受精卵を搭載可能にするため集束イオンビーム加工によってホルダ型ピエゾ抵抗カンチレバを作製し、カンチレバの共振周波数検出法および変位検出法を用いて、マウス受精卵およびウニ卵子の質量を測定することに成功した。また、受精卵質量を...
【複合領域】文化財科学・博物館学:浮き彫りモニタリングを含む研究件
❏アンコール遺跡群における石材劣化の新展開とその集学的研究(17H01628)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】松井 敏也 筑波大学, 芸術系, 教授 (60306074)
【キーワード】保存科学 / 浮き彫り / バイヨン寺院 / 環境評価 / 微生物評価 (他11件)
【概要】5月に全体会議を実施し、研究体制の確認を行った。海外調査は4月、7月、12月、1月に実施した。各領域について次のような調査・研究を行った。 1.保存状態調査研究:本研究の主要対象遺跡であるバイヨン寺院は近年の観光客増加の影響で緊急処置が必要な状況にあるため、現地遺跡管理機構のアプサラ機構およびユネスコと今後の対策方針に関して意見交換を行った。また危険箇所記録調査を行った。 2.劣化メカニズム調査研...
❏アンコール遺跡群における予防的保存に資する劣化・変形・環境観測システムの構築(16H05636)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川村 洋平 秋田大学, 国際資源学研究科, 教授 (40361323)
【キーワード】予防的保存 / 劣化・変形・環境観測システム / Wi-Fi アドホック / すれ違い通信 / 遺跡保全モニタリングシステム (他23件)
【概要】世界遺産(WHS)に登録される遺跡は顕著な普遍的価値の適切な保持、維持管理を必要としている。情報通信技術(ICT)を活用することで、長期的かつ持続的な遺跡のモニタリングを実現できる可能性がある。システム設計の具体例として、バイヨン寺院(アンコール・トム、カンボジア)を選定した。浮き彫りに対し、3次元モデルを準リアルタイムに再作成・アーカイブするための計測・データ回収・解析を行うシステムを統合的に開...
【複合領域】文化財科学・博物館学:地理情報システム(GIS)モニタリングを含む研究件
❏森林の三次元計測と林分成長予測システムの統合による地域資源シミュレーションの構築(24780142)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中島 徹 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (10598775)
【キーワード】シミュレーション / 資源予測 / 林業収益 / 労働量 / 素材生産 (他26件)
【概要】本研究は、リモートセンシング等から得られた森林の現況をもとに、成長モデルを組み合わせることによって、長期的な資源シミュレーションを行うことを可能とした。その結果、多様な森林管理に応じた労働量、材積、林業収益などを試算することが可能となった。また、これらのシミュレーションが地域の森林管理に応用できる可能性についても検討した。 ...
❏構造物の劣化を決定論的に据えた積雪寒冷地における道路維持管理システムの構築(14208038)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】加賀屋 誠一 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70091436)
【キーワード】凍結防止剤 / 構造物のモニタリング / コンクリート構造物 / 鋼構造物 / 路面管理 (他28件)
【概要】本研究では、凍結防止剤が交通機能に与える影響と凍結防止剤が構造物の劣化に与える影響について分析を行った。両者の維持管理システムの高度化を目指した。最初に、道路交通システムを支えている道路維持管理について検討した。冬期における道路状況を時空間的に把握できるWebデータベースを開発した。さらに、利用者の交通機関分担を考慮した凍結防止剤の最適散布量について検討した。効率的な路面管理や冬期における交通行動...
【複合領域】子ども学:モニタリングシステムモニタリングを含む研究件
❏アンコール遺跡群における予防的保存に資する劣化・変形・環境観測システムの構築(16H05636)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川村 洋平 秋田大学, 国際資源学研究科, 教授 (40361323)
【キーワード】予防的保存 / 劣化・変形・環境観測システム / Wi-Fi アドホック / すれ違い通信 / 遺跡保全モニタリングシステム (他23件)
【概要】世界遺産(WHS)に登録される遺跡は顕著な普遍的価値の適切な保持、維持管理を必要としている。情報通信技術(ICT)を活用することで、長期的かつ持続的な遺跡のモニタリングを実現できる可能性がある。システム設計の具体例として、バイヨン寺院(アンコール・トム、カンボジア)を選定した。浮き彫りに対し、3次元モデルを準リアルタイムに再作成・アーカイブするための計測・データ回収・解析を行うシステムを統合的に開...
❏気候変動に起因するベトナム沿岸災害適応策のための統合型モニタリングシステム(23254004)
【研究テーマ】地盤工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】安原 一哉 茨城大学, 地球変動適応科学研究機関, 産学官研究員 (20069826)
【キーワード】気候変動 / 適応策 / 海岸地形変化 / 堤防変状 / モニタリング (他21件)
【概要】気候変動に起因する災害に対する適応策を構築していくための隘路は基本的な科学的データとモニタリングシステムの不足にあると考えられる。この困難さを克服するために、本研究では、気候変動に対して最も脆弱な地域の一つである、ベトナム国の紅河河口デルタ(ハイハウ海岸)における防御策の提案をするために、ICTを駆使して、海岸波浪特性、地形変化及び地盤工学的特性を含むモニタリングシステムと解析システムを確立するこ...
【複合領域】一般理論:日本語教育モニタリングを含む研究件
❏協働的な学習環境におけるモニタリングと日本語読解学習に関する研究(24720230)
【研究テーマ】日本語教育
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐藤 礼子 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (30432298)
【キーワード】読解 / メタ認知 / モニタリング / 他者への説明 / 授業 (他12件)
【概要】文章理解におけるモニタリングの働きを促す学習方法として「他者への説明」がある。本研究では,説明構築プロセスを他の学習者と協働で行うことにより,内容理解の深化とモニタリング技能の意識化を目指した。実践では,1)作文を読みその内容をグループでポスター化する活動と2)ペアで文章をレジュメ形式にまとめる活動を行った。活動中には「思考をまとめる形式の提示」「説明の評価基準の意識化」「協働的学習環境の設定」が...
❏モニタリングを促すための他者への説明活動を取り入れた読解学習プログラムの開発(21720185)
【研究テーマ】日本語教育
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】佐藤 礼子 東京工業大学, 留学生センター, 客員准教授 (30432298)
【キーワード】読解 / 教授法 / 協働学習 / 自己モニタリング / 日本語教育 (他7件)
【概要】本研究では,上級と中級レベルの日本語学習者を対象に,読解におけるモニタリングの働きを促すため,「他者への説明」を取り入れた読解学習を実践した。文章内容に関する質問作成活動、及び、他の学習者と話し合いながら文章内容を資料としてまとめ、それを発表する「説明活動」を行った。実践の結果,学習者間の説明活動のみでは学習者によって理解度の向上の度合いが異なったが,説明活動に文章構造を意識化するフィードバックを...
【環境学】環境保全学:環境質定量化・予測モニタリングを含む研究件
❏都市沿岸域における雨天時越流水に起因する糞便汚染の評価手法の開発(16H01788)
【研究テーマ】環境モデリング・保全修復技術
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】古米 弘明 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (40173546)
【キーワード】環境質定量化・予測 / 雨天時汚濁 / 流動水質モデル / 合流式下水道 / 糞便指標微生物モニタリング (他13件)
【概要】隅田川上流部から台場周辺海域において降雨後経日的に水質調査を実施した結果、合流式下水道雨天時越流水に伴う糞便汚染状況を把握した。微生物指標類の時空間分布は、潮汐に伴う混合希釈、さらには塩分や日射による死滅や分解の影響を受けること、指標細菌と易分解性の医薬品類の間には高い相関があること、細菌類間の相関は非常に高い一方でF-特異と体表面の大腸菌ファージ間の相関は低いことなどが明らかになった。また、類型...
❏内湾における無酸素水塊規模の将来動向予測と縮小へのシナリオ分析(25289152)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐々木 淳 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (50292884)
【キーワード】水工学 / 海岸工学 / 貧酸素水塊 / 閉鎖性水域 / 環境再生 (他19件)
【概要】内湾環境過程の長期予測を志向した水底質統合モデルを構築し,100年オーダーの積分計算に適用し,無酸素水塊と有機物含有量分布の形成メカニズムについて考察した.東京湾の底質中有機物含有量は総量規制等の施策にもかかわらず上昇していることが指摘されているが,湾奥中央への長期的な集積作用がその一因と示唆され,必ずしも,湾全体の有機汚濁の進行を反映したものではないと理解された.本モデルを用いることで,環境再生...
❏ハノイ市及びフエ市における水アクセスと関連づけた健康関連微生物汚染の浸水時調査(23404016)
【研究テーマ】土木環境システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】古米 弘明 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40173546)
【キーワード】環境室定量化・予測 / 水質汚濁・土壌汚染防止・浄化 / 土木環境システム / モニタリング / リモートセンシング (他11件)
【概要】フエ旧市街地を対象として、水位および電気伝導度のセンサによる雨季のモニタリングと採水・水質調査を実施して、浸水状況や微生物汚染状況の実態把握を行った。また、現地踏査による標高データの取得、排水路の接続状況の精査、衛星画像を活用した不浸透面の設定を通じて、都市浸水解析モデルを高度化した。そのモデルを利用して、過去の浸水実績図を再現できること、浸水しやすい地区の特定が可能であると判断される結果を得た。...
【環境学】環境保全学:火山噴火モニタリングを含む研究件
❏気体水銀を用いた水蒸気噴火発生場の温度モニタリング(18H01290)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】寺田 暁彦 東京工業大学, 理学院, 准教授 (00374215)
【キーワード】火山 / 水蒸気噴火 / 気体単体水銀 / 側噴火 / 草津白根山 (他17件)
【概要】予測が困難とされる水蒸気噴火について,その前兆活動を捉えるために火山表面から揮発している気体水銀に注目した.水銀放出率は,地下熱水の温度変化に反応してへ変化するが,地表面付近の環境要因の影響を強く受けるという欠点があった.草津白根火山における連続観測の結果,見かけ上の水銀放出変化の中から,火山活動に起因する変動を抽出することが可能となった.本知見を用いて草津白根山における多点観測を実施した結果,火...
❏電磁誘導および全磁力モニタリングによる水蒸気爆発場監視システムの開発(22310109)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】小川 康雄 東京工業大学, 火山流体研究センター, 教授 (10334525)
【キーワード】火山噴火 / 電磁気モニタリング / 水蒸気爆発 / 電磁誘導 / 全磁力 (他8件)
【概要】電磁誘導を用いた比抵抗構造モニタリングと全磁力モニタリングによる地下温度監視によって、水蒸気爆発場を監視するシステムの開発を行った。電磁誘導については、半径30mの送信及び受信ループを同一地点に配置する方式で観測点直下の比抵抗構造を精密に計測するハードウエアの開発を行った。全磁力については、草津白根火山湯釜火口周辺に4点配置して、火山体が時間とともに磁化を強めること、すなわち火山体が冷却しているこ...
【数物系科学】地球惑星科学:水蒸気爆発モニタリングを含む研究件
❏気体水銀を用いた水蒸気噴火発生場の温度モニタリング(18H01290)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】寺田 暁彦 東京工業大学, 理学院, 准教授 (00374215)
【キーワード】火山 / 水蒸気噴火 / 気体単体水銀 / 側噴火 / 草津白根山 (他17件)
【概要】予測が困難とされる水蒸気噴火について,その前兆活動を捉えるために火山表面から揮発している気体水銀に注目した.水銀放出率は,地下熱水の温度変化に反応してへ変化するが,地表面付近の環境要因の影響を強く受けるという欠点があった.草津白根火山における連続観測の結果,見かけ上の水銀放出変化の中から,火山活動に起因する変動を抽出することが可能となった.本知見を用いて草津白根山における多点観測を実施した結果,火...
❏電磁誘導および全磁力モニタリングによる水蒸気爆発場監視システムの開発(22310109)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】小川 康雄 東京工業大学, 火山流体研究センター, 教授 (10334525)
【キーワード】火山噴火 / 電磁気モニタリング / 水蒸気爆発 / 電磁誘導 / 全磁力 (他8件)
【概要】電磁誘導を用いた比抵抗構造モニタリングと全磁力モニタリングによる地下温度監視によって、水蒸気爆発場を監視するシステムの開発を行った。電磁誘導については、半径30mの送信及び受信ループを同一地点に配置する方式で観測点直下の比抵抗構造を精密に計測するハードウエアの開発を行った。全磁力については、草津白根火山湯釜火口周辺に4点配置して、火山体が時間とともに磁化を強めること、すなわち火山体が冷却しているこ...
【数物系科学】地球惑星科学:火山モニタリングを含む研究件
❏気体水銀を用いた水蒸気噴火発生場の温度モニタリング(18H01290)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】寺田 暁彦 東京工業大学, 理学院, 准教授 (00374215)
【キーワード】火山 / 水蒸気噴火 / 気体単体水銀 / 側噴火 / 草津白根山 (他17件)
【概要】予測が困難とされる水蒸気噴火について,その前兆活動を捉えるために火山表面から揮発している気体水銀に注目した.水銀放出率は,地下熱水の温度変化に反応してへ変化するが,地表面付近の環境要因の影響を強く受けるという欠点があった.草津白根火山における連続観測の結果,見かけ上の水銀放出変化の中から,火山活動に起因する変動を抽出することが可能となった.本知見を用いて草津白根山における多点観測を実施した結果,火...
❏火山噴火推移予測のための数理統計学的手法による噴出物データの解析研究(17H02063)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】嶋野 岳人 常葉大学, 大学院・環境防災研究科, 教授 (70396894)
【キーワード】火山噴出物 / 機械学習 / モニタリング / 火山 / 噴火 (他12件)
【概要】本研究では,火山噴出物の化学組成や形状,色調などのデータを大量取得し,その統計解析から,従来,熟達者が行ってきた分類,特徴抽出,異常判定などを誰でも可能にすることを目指した.特に,多変量解析では,火山岩の成因に基づく分類,噴出物の形態や色に基づく噴火様式判別を実現した.一方,従来の岩石学的分析手法は時間と労力を要し,統計学的に十分なデータ獲得が難しかった.本課題では,既存の手法に併せて,分光測色法...
❏衛星データによる準リアルタイム活火山熱観測システムの開発(13640418)
【研究テーマ】固体地球物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】金子 隆之 東京大学, 地震研究所, 助手 (90221887)
【キーワード】火山 / ウェッブ / 熱解析 / リアルタイムモニタリング / インターネット (他9件)
【概要】本研究では,気象衛星ノアの夜間赤外画像を使い,各火山からのデータを,日単位で自動処理し,熱異常の時間変化を、Webにアップロードするシステムを開発した.平成13年度の研究で,ノアAVHRRを利用した準リアルタイム火山熱観測システムのプロトタイプを完成することができ,国内10活火山(有珠山,北海道駒ケ岳,安達太良山,浅間山,伊豆大島,三宅島,阿蘇山,桜島,薩摩硫黄島,諏訪瀬島)の試験モニタリングを開...
【数物系科学】地球惑星科学:地震モニタリングを含む研究件
❏東北の鉄道高架橋付属物の安全性評価を目的とした動的解析とそのモニタリング(26820182)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】水谷 司 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (10636632)
【キーワード】電車線柱 / 新幹線高架橋 / 地震 / 損傷 / 動的非線形解析 (他14件)
【概要】本研究では,3.11の地震で被害のあった新幹線高架橋上のPC製電車線柱の耐震性能を精度よく評価するため,電車線・電線,調整桁などまで考慮した高架橋・電車線柱の三次元連成系骨組みモデルを構築し,地震応答解析により各構造要素間の連成の影響や動的特性を明らかにした.その上で,既存のPC製電車線柱の大規模地震対策として,現行対策である高靭性化補強および鋼管ビームによる門型化,今回新たに提案したTMDによる...
❏地震と降雨による複合斜面災害の危険度判定と早期警報技術の適用に関する海外調査研究(25303015)
【研究テーマ】地盤工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】内村 太郎 埼玉大学, 理工学研究科, 准教授 (60292885)
【キーワード】斜面災害 / 地震 / 降雨 / 現地調査 / モニタリング (他8件)
【概要】中国、台湾、日本で、強い地震によって損傷を受けた自然斜面が、その後の豪雨をきっかけに崩壊する「地震と降雨の複合的な作用」による斜面災害を対象として調査研究を行った。(1)地震で強震を受けた山岳地域の斜面で、踏査、機器を使った調査と観測、現地実験を行い、斜面の不安定化の実態とメカニズムを把握し、危険な斜面の抽出の方法や災害を軽減する方法を提案した。(2)低コストで簡易な斜面表層の変状の観測装置を用い...
❏小型ロボットによる建物構造性能評価と避難誘導(22310103)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】三田 彰 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (60327674)
【キーワード】センサ / モニタリング / ロボット / 構造性能 / 避難 (他8件)
【概要】高精度な加速度センサを搭載したセンサエージェントロボットを開発し、そのロボットを使った精度の高い建物構造性能評価手法を多数提案した。また、ロボットを使った効果的な避難誘導手法について評価して確認した。 ...
【数物系科学】地球惑星科学:気候変動モニタリングを含む研究件
❏気候変動に起因するベトナム沿岸災害適応策のための統合型モニタリングシステム(23254004)
【研究テーマ】地盤工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】安原 一哉 茨城大学, 地球変動適応科学研究機関, 産学官研究員 (20069826)
【キーワード】気候変動 / 適応策 / 海岸地形変化 / 堤防変状 / モニタリング (他21件)
【概要】気候変動に起因する災害に対する適応策を構築していくための隘路は基本的な科学的データとモニタリングシステムの不足にあると考えられる。この困難さを克服するために、本研究では、気候変動に対して最も脆弱な地域の一つである、ベトナム国の紅河河口デルタ(ハイハウ海岸)における防御策の提案をするために、ICTを駆使して、海岸波浪特性、地形変化及び地盤工学的特性を含むモニタリングシステムと解析システムを確立するこ...
❏気候変動影響評価のための森林生態系動態モニタリングおよびモデルの構築(17380096)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】大槻 恭一 九州大学, 大学院・農学研究院, 教授 (80183763)
【キーワード】気候変動 / 森林生態系 / 森林動態 / 水循環 / 物質循環 (他8件)
【概要】気候の異なる4つの大学演習林(九州大学:北海道,宮崎,福岡;宮崎大学:田野)で気象,水・炭素・窒素循環,樹木等の動態をモニタリングし,この観測結果に基づいて森林動態モデルと水・物質循環モデルを構築し,これを統合化して気候変動の影響評価・予測が可能なプロセスベースドモデルを構築することを目的とした.森林動態においては,長期生態研究に資する7つの森林動態モニタリングプロットを(北海道,2;宮崎,3;福...
【工学】機械工学:電気抵抗変化モニタリングを含む研究件
❏Tri-Functional自己センシングCFRP構造キャパシタの開発研究(15K05673)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】轟 章 東京工業大学, 工学院, 教授 (50211397)
【キーワード】複合材料 / 構造キャパシタ / 3Dプリンタ / 自己センシング / CFRP (他16件)
【概要】高価な炭素繊維強化複合材料を一般構造に適用するため,構造以外の蓄電機能を持たせる構造キャパシタを開発する.本研究ではサンドイッチ構造のコア部分にキャパシタを内蔵するサンドイッチ構造キャパシタを提案した.フォームコアでは電解液の漏洩が発生するため,3Dプリンタで作成したスナップイン構造を用いることにした.スナップイン構造のコア内部に防水処理をしたキャパシタを設置することで蓄電機能目標を達成した.3点...
❏電気インピーダンス変化を用いた複合材料の履歴記憶型モニタリングシステム(15560062)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】轟 章 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (50211397)
【キーワード】複合材料 / 炭素繊維 / はく離 / モニタリング / 電気抵抗 (他13件)
【概要】炭素繊維などの導電性繊維で強化された複合材料(CFRP)において,成形時の硬化度や成形不良,使用時のひずみや負荷履歴,点検時の破壊・損傷などのモニタリングは,成形コスト削減,使用時の健全性保証,点検コスト・時間の削減に直結するため重要な技術であり,個々にセンシング技術が発達してきている.例えば,熱硬化性樹脂の硬化度は成形時に市販の誘電率センサーを使用することでモニタリングが可能であり,また負荷時の...
【工学】建築学:炭素繊維モニタリングを含む研究件
❏Tri-Functional自己センシングCFRP構造キャパシタの開発研究(15K05673)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】轟 章 東京工業大学, 工学院, 教授 (50211397)
【キーワード】複合材料 / 構造キャパシタ / 3Dプリンタ / 自己センシング / CFRP (他16件)
【概要】高価な炭素繊維強化複合材料を一般構造に適用するため,構造以外の蓄電機能を持たせる構造キャパシタを開発する.本研究ではサンドイッチ構造のコア部分にキャパシタを内蔵するサンドイッチ構造キャパシタを提案した.フォームコアでは電解液の漏洩が発生するため,3Dプリンタで作成したスナップイン構造を用いることにした.スナップイン構造のコア内部に防水処理をしたキャパシタを設置することで蓄電機能目標を達成した.3点...
❏電気インピーダンス変化を用いた複合材料の履歴記憶型モニタリングシステム(15560062)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】轟 章 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (50211397)
【キーワード】複合材料 / 炭素繊維 / はく離 / モニタリング / 電気抵抗 (他13件)
【概要】炭素繊維などの導電性繊維で強化された複合材料(CFRP)において,成形時の硬化度や成形不良,使用時のひずみや負荷履歴,点検時の破壊・損傷などのモニタリングは,成形コスト削減,使用時の健全性保証,点検コスト・時間の削減に直結するため重要な技術であり,個々にセンシング技術が発達してきている.例えば,熱硬化性樹脂の硬化度は成形時に市販の誘電率センサーを使用することでモニタリングが可能であり,また負荷時の...
【工学】建築学:世界遺産モニタリングを含む研究件
❏表層凍結斜面崩壊メカニズムの地盤工学的解析に基づく東欧校倉木造教会堂保存の研究(19KK0111)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】上北 恭史 筑波大学, 芸術系, 教授 (00232736)
【キーワード】木造教会堂 / 校倉造 / ウクライナ / ポテリッチ / 地盤調査 (他14件)
【概要】本研究はウクライナの校倉造木造教会堂保存のために、1)凍土地盤による斜面崩壊のメカニズムの解明、2)校倉造木造建造物の劣化メカニズムの解明、および3)凍土による斜面崩壊への対策と校倉造木造教会堂への修理方針の検討、を行うため、本年度はまずポテリッチにある聖神降臨聖堂敷地へのボーリングによる地盤調査を行う予定であった。しかしながらコロナ感染症対策のために外国調査を行うことができず、ボーリング調査をウ...
❏アンコール遺跡群における予防的保存に資する劣化・変形・環境観測システムの構築(16H05636)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川村 洋平 秋田大学, 国際資源学研究科, 教授 (40361323)
【キーワード】予防的保存 / 劣化・変形・環境観測システム / Wi-Fi アドホック / すれ違い通信 / 遺跡保全モニタリングシステム (他23件)
【概要】世界遺産(WHS)に登録される遺跡は顕著な普遍的価値の適切な保持、維持管理を必要としている。情報通信技術(ICT)を活用することで、長期的かつ持続的な遺跡のモニタリングを実現できる可能性がある。システム設計の具体例として、バイヨン寺院(アンコール・トム、カンボジア)を選定した。浮き彫りに対し、3次元モデルを準リアルタイムに再作成・アーカイブするための計測・データ回収・解析を行うシステムを統合的に開...
【工学】土木工学:腐食防食モニタリングを含む研究件
❏界面反応のその場電気化学イメージングプレートの開発と金属材料余寿命予測への応用(25289235)
【研究テーマ】複合材料・表界面工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】伏見 公志 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20271645)
【キーワード】材料加工・処理 / ヘテロ反応 / 可視化 / 耐久性 / 環境劣化 (他8件)
【概要】直径10μmの微小ディスク金電極を間隔100μm、16×16chの格子状に配列した微小電極配列構造体の作製に成功した。特注作製した64chマルチポテンショスタットを用いて個々の微小電極単独の電極特性を実測したところ、±25%のバラ付きはあるものの全電極は微小電極としての振る舞いを示した。また、8×8ch電極集合体の電極特性を実測したところ、個々の微小電極上に形成する拡散層の干渉挙動が見られ、有限要...
❏羽田D滑走路防食管理のための数値解析援用防食モニタリング技術の開発(22560477)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】天谷 賢治 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (70251642)
【キーワード】維持管理工学 / 腐食数値解析 / モニタリング / 逆問題 / 腐食防食 (他8件)
【概要】本研究では上記の要請に答え問題点を克服するために羽田D滑走路に代表される巨大海洋構造物の数値解析援用防食モニタリング技術を開発した。観測方程式は,海洋構造物の形状を考慮した有限要素法計算により構成される.本推定問題は悪条件であるため,ベイズ推定のアプローチを導入する.本手法の有効性を示すために,実構造物において検証実験を実施した.この手法は,簡易な測定により,海洋鋼構造鵜物の防食状態を推定すること...
【工学】土木工学:超音波探傷モニタリングを含む研究件
❏接触型SH波線集束探触子によるき裂寸法測定の高精度化(19560076)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】井上 裕嗣 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (90193606)
【キーワード】非破壊検査 / 超音波探傷 / TOFD 法 / SH 波 / 探触子 (他11件)
【概要】本研究では, 通常の縦波に代えてSH波を利用したTOFD法によるき裂寸法測定の実現を目的として, SH波線集束探触子を開発した.探触子を試作してTOFD法に適用した結果, 直接到達波およびき裂先端回折波が確認され,TOFD法に適用可能であることを確認した.なお,探触子の感度が低く, 縦波線集束探触子と比較してき裂寸法測定の高精度化には至らなかったため, 改善策として放物線型のSH波線集束探触子を考...
❏重度の疲労損傷を受けた鋼橋の機能回復・機能向上を目的とする橋梁再生工学の確立(18106010)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】三木 千壽 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20016645)
【キーワード】鋼橋 / 疲労損傷 / 非破壊検査 / モニタリング / データベース (他15件)
【概要】重度の疲労損傷を受けた鋼橋に対する、点検、診断、措置からなる一連のリハビリテーション技術の確立を目的とし、高精度で定量的な超音波探傷システムの開発、損傷原因の同定法、古い鋼材の性能を評価法、構造的な補修補強方法、疲労強度改善方法などの要素技術を明らかにするとともに、補修補強事例のデータベースおよびコンサルテーションシステムをウェブ上に構築した。 ...
【工学】土木工学:新幹線高架橋モニタリングを含む研究件
❏東北の鉄道高架橋付属物の安全性評価を目的とした動的解析とそのモニタリング(26820182)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】水谷 司 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (10636632)
【キーワード】電車線柱 / 新幹線高架橋 / 地震 / 損傷 / 動的非線形解析 (他14件)
【概要】本研究では,3.11の地震で被害のあった新幹線高架橋上のPC製電車線柱の耐震性能を精度よく評価するため,電車線・電線,調整桁などまで考慮した高架橋・電車線柱の三次元連成系骨組みモデルを構築し,地震応答解析により各構造要素間の連成の影響や動的特性を明らかにした.その上で,既存のPC製電車線柱の大規模地震対策として,現行対策である高靭性化補強および鋼管ビームによる門型化,今回新たに提案したTMDによる...
❏地震のリスクマネジメントのための事前対応・事後対応に向けた構造モニタリングの展開(25249062)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】藤野 陽三 横浜国立大学, 先端科学高等研究院, 教授 (20111560)
【キーワード】モニタリング / 構造同定 / 損傷同定 / 非線形応答解析 / 橋梁 (他14件)
【概要】本研究は地震などのモニタリングを活用して,われわれの設計のみならず地震後の災害対応等に役立てようとするものです.横浜ベイブリッジの2011年3月11日の大地震の記録の解析や高速鉄道の高架橋の振動測定などを行い,有用な結果を得ると共にモニタリングデータからの被害判定をリアルタイムに行う手法の研究も行いました. ...
【工学】土木工学:モニタリング技術モニタリングを含む研究件
❏アンコール遺跡群における石材劣化の新展開とその集学的研究(17H01628)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】松井 敏也 筑波大学, 芸術系, 教授 (60306074)
【キーワード】保存科学 / 浮き彫り / バイヨン寺院 / 環境評価 / 微生物評価 (他11件)
【概要】5月に全体会議を実施し、研究体制の確認を行った。海外調査は4月、7月、12月、1月に実施した。各領域について次のような調査・研究を行った。 1.保存状態調査研究:本研究の主要対象遺跡であるバイヨン寺院は近年の観光客増加の影響で緊急処置が必要な状況にあるため、現地遺跡管理機構のアプサラ機構およびユネスコと今後の対策方針に関して意見交換を行った。また危険箇所記録調査を行った。 2.劣化メカニズム調査研...
❏マイクロ放電加工における3次元振動付加ならびに加工状態のモニタリングに関する研究(19560123)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】三井 公之 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (90219668)
【キーワード】マイクロ放電加工 / 振動付加 / 加工状態のモニタリング / モニタリング / 放電加工パルス (他10件)
【概要】安定な状態にてマイクロ放電加工を行うためには, 切りくずの排出を的確に行い, 短絡を防止することが必要である. このため, 本研究では加工中に工具電極を圧電素子により振動させることにより, 短絡を防止し, 加工時間の飛躍的な短縮を達成した. また, 放電パルス数カウントによる新しいモニタリング手法を開発し, 放電パルス数と全放電加工エネルギーが金属除去量ならびに工具電極消耗量と良い相関を示すことを...
【工学】土木工学:橋梁振動モニタリングを含む研究件
❏振動特性を考慮した三次元点群データによる橋梁変位計測システムの開発(21K14228)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】阿久津 絢子 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 助教 (10894496)
【キーワード】橋梁振動 / 動的挙動 / 変位 / 動画分析 / 三次元点群データ (他8件)
【概要】本研究は,三次元点群データを用い,橋梁支承部等の変位取得を行う計測システムの構築を目指している.特に振動による誤差を低減するため,振動特性を考慮した三次元点群データによる橋梁変位計測システムの開発を目的としている. 本年度は振動誤差を低減方法に活用するため,動画から橋梁の振動を取得する方法について検討を行った.点群データの取得には,多くの地点から撮影した画像を組み合わせるが,まずは固定点から汎用デ...
❏同期計測された車両群を利用した沿線橋梁の固有振動数一括抽出手法の構築(25630193)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】長山 智則 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80451798)
【キーワード】橋梁固有振動数 / 同期計測 / 車両 / 加速度 / GPS (他12件)
【概要】橋梁など構造物の挙動や性能を適切に把握することは,設計や管理において考慮すべき不確定性を低減し,効率的な建設・維持管理によるコスト削減や安全性向上をもたらすと期待される.構造物の現状を設計時の想定と比較したり,経年変化を把握したりする指標としては,固有振動数が多く利用されてきた.しかし,橋梁は極めて多数で,それらの動特性把握には手間と時間を要し,データの把握・蓄積には至っていない.本研究では,複数...
【工学】土木工学:高架橋モニタリングを含む研究件
❏地震のリスクマネジメントのための事前対応・事後対応に向けた構造モニタリングの展開(25249062)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】藤野 陽三 横浜国立大学, 先端科学高等研究院, 教授 (20111560)
【キーワード】モニタリング / 構造同定 / 損傷同定 / 非線形応答解析 / 橋梁 (他14件)
【概要】本研究は地震などのモニタリングを活用して,われわれの設計のみならず地震後の災害対応等に役立てようとするものです.横浜ベイブリッジの2011年3月11日の大地震の記録の解析や高速鉄道の高架橋の振動測定などを行い,有用な結果を得ると共にモニタリングデータからの被害判定をリアルタイムに行う手法の研究も行いました. ...
❏鉄道ネットワークを対象とした高密度センシング技術の開発とその地震災害制御への適用(19360201)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】清野 純史 京都大学, 工学研究科, 教授 (00161597)
【キーワード】地震工学 / 鉄道ネットワーク / センシング技術 / 地震災害制御 / 損傷同定 (他17件)
【概要】鉄道ネットワークを対象として,センシング技術を利用した災害発生時の迅速な機器制御により,被害を最小限に留めるような理論的な枠組みの構築と技術開発を行った.小型マイコンに加速度センサとワイヤレス伝送技術を実装し,これをセンサネットワークとして利用するためのハードおよびソフトの環境整備を行い,プロトタイプを作成した.さらにセンシングデータの大容量送受信が可能であるか等の検証を行うとともに,損傷判断や被...
❏移動体と連携した自律分散型センシングによる交通基盤施設のリアルタイム危機制御(18206049)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】藤野 陽三 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (20111560)
【キーワード】モニタリング / 損傷同定 / 地震 / リアルタイム危機制御 / センシング (他11件)
【概要】まず,移動体(列車,自動車)によるセンシング手法の確立に向けた研究を行った.計測システムはMEMS加速度計,位置を知るための小型GPS,小型ノートブックPCから構成し,車両,自動車に設置してフィールドで測定を行った.線路や路面の状態と加速度(鉛直)応答との関係を調査し,その再現性,速度依存性,車両依存性などを調べた.再現性は,極めて高いことが確認された.車両依存性については,同一路面(軌道)上での...
【工学】土木工学:車両応答モニタリングを含む研究件
❏同期計測された車両群を利用した沿線橋梁の固有振動数一括抽出手法の構築(25630193)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】長山 智則 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80451798)
【キーワード】橋梁固有振動数 / 同期計測 / 車両 / 加速度 / GPS (他12件)
【概要】橋梁など構造物の挙動や性能を適切に把握することは,設計や管理において考慮すべき不確定性を低減し,効率的な建設・維持管理によるコスト削減や安全性向上をもたらすと期待される.構造物の現状を設計時の想定と比較したり,経年変化を把握したりする指標としては,固有振動数が多く利用されてきた.しかし,橋梁は極めて多数で,それらの動特性把握には手間と時間を要し,データの把握・蓄積には至っていない.本研究では,複数...
❏高密度振動モニタリングによる社会基盤施設の極限性能評価法(20226011)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】藤野 陽三 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (20111560)
【キーワード】維持管理工学 / モニタリング / 振動 / 状態把握 / 地震応答 (他8件)
【概要】本研究は、社会基盤施設に関わる災害事故の未然防止、保全の効率化のためには振動モニタリング法が有効であることを,いくつかの実構造物におけるモニタリングデータの分析例から具体的に明らかにした.また,「想定外」事態の未然検出に対しても、その有効性を示すとともに,社会基盤施設の終局性能の推定の立場からモニタリングデータからのモデル化を具体的な例を通じて示した.なお,ワイヤレスセンサーによるマルチホップデー...
【工学】土木工学:海岸工学モニタリングを含む研究件
❏内湾における無酸素水塊規模の将来動向予測と縮小へのシナリオ分析(25289152)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐々木 淳 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (50292884)
【キーワード】水工学 / 海岸工学 / 貧酸素水塊 / 閉鎖性水域 / 環境再生 (他19件)
【概要】内湾環境過程の長期予測を志向した水底質統合モデルを構築し,100年オーダーの積分計算に適用し,無酸素水塊と有機物含有量分布の形成メカニズムについて考察した.東京湾の底質中有機物含有量は総量規制等の施策にもかかわらず上昇していることが指摘されているが,湾奥中央への長期的な集積作用がその一因と示唆され,必ずしも,湾全体の有機汚濁の進行を反映したものではないと理解された.本モデルを用いることで,環境再生...
❏浚渫窪地の環境影響の解明と新しい環境マネジメント手法の提案(19360220)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】佐々木 淳 横浜国立大学, 工学研究院, 教授 (50292884)
【キーワード】海岸工学 / 沿岸環境 / 内湾 / 数値モデル / 現地観測 (他18件)
【概要】東京湾をはじめとする内湾に存在する浚渫窪地では,無酸素水塊や硫化物の発生による無生物海底の出現や,この水塊の湧昇に伴う干潟や浅場への悪影響が懸念されている.本研究では浚渫窪地の硫化物動態等に関する現地観測を実施し,これらの現象を精密に再現可能な数値モデルを開発し,浚渫窪地が周辺環境に与える影響を評価すると同時に,沖合水の導水等による浚渫窪地の環境改善方策について検討し,有効と考えられるマネジメント...
【工学】土木工学:硫化物モニタリングを含む研究件
❏内湾における無酸素水塊規模の将来動向予測と縮小へのシナリオ分析(25289152)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐々木 淳 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (50292884)
【キーワード】水工学 / 海岸工学 / 貧酸素水塊 / 閉鎖性水域 / 環境再生 (他19件)
【概要】内湾環境過程の長期予測を志向した水底質統合モデルを構築し,100年オーダーの積分計算に適用し,無酸素水塊と有機物含有量分布の形成メカニズムについて考察した.東京湾の底質中有機物含有量は総量規制等の施策にもかかわらず上昇していることが指摘されているが,湾奥中央への長期的な集積作用がその一因と示唆され,必ずしも,湾全体の有機汚濁の進行を反映したものではないと理解された.本モデルを用いることで,環境再生...
❏浚渫窪地の環境影響の解明と新しい環境マネジメント手法の提案(19360220)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】佐々木 淳 横浜国立大学, 工学研究院, 教授 (50292884)
【キーワード】海岸工学 / 沿岸環境 / 内湾 / 数値モデル / 現地観測 (他18件)
【概要】東京湾をはじめとする内湾に存在する浚渫窪地では,無酸素水塊や硫化物の発生による無生物海底の出現や,この水塊の湧昇に伴う干潟や浅場への悪影響が懸念されている.本研究では浚渫窪地の硫化物動態等に関する現地観測を実施し,これらの現象を精密に再現可能な数値モデルを開発し,浚渫窪地が周辺環境に与える影響を評価すると同時に,沖合水の導水等による浚渫窪地の環境改善方策について検討し,有効と考えられるマネジメント...
【工学】土木工学:環境予測モニタリングを含む研究件
❏浚渫窪地の環境影響の解明と新しい環境マネジメント手法の提案(19360220)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】佐々木 淳 横浜国立大学, 工学研究院, 教授 (50292884)
【キーワード】海岸工学 / 沿岸環境 / 内湾 / 数値モデル / 現地観測 (他18件)
【概要】東京湾をはじめとする内湾に存在する浚渫窪地では,無酸素水塊や硫化物の発生による無生物海底の出現や,この水塊の湧昇に伴う干潟や浅場への悪影響が懸念されている.本研究では浚渫窪地の硫化物動態等に関する現地観測を実施し,これらの現象を精密に再現可能な数値モデルを開発し,浚渫窪地が周辺環境に与える影響を評価すると同時に,沖合水の導水等による浚渫窪地の環境改善方策について検討し,有効と考えられるマネジメント...
❏観測手法の高度化と衛星画像に基づく内湾物質循環過程の精密再現モデルの開発研究(13750484)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】佐々木 淳 横浜国立大学, 大学院・工学研究院, 助教授 (50292884)
【キーワード】東京湾 / 自動昇降式観測システム / 水質モニタリング / 数値モデル / 富栄養現象 (他10件)
【概要】東京湾をはじめとする富栄養化した内湾においては貧酸素水による底生生物のへい死や青潮等が問題となって久しい.貧酸素対策としては従来から流入負荷の削減,覆砂等が主に数値モデルを用いて検討されてきたが,それらの中には相反する結論が導かれている等,手法そのものの信頼性に大きな疑問が残されている.その最も大きな要因は有機物動態に関する連続的な観測情報が不足していることが挙げられる.そこで有機物生産の動態の詳...
【工学】土木工学:無酸素水塊モニタリングを含む研究件
❏内湾における無酸素水塊規模の将来動向予測と縮小へのシナリオ分析(25289152)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐々木 淳 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (50292884)
【キーワード】水工学 / 海岸工学 / 貧酸素水塊 / 閉鎖性水域 / 環境再生 (他19件)
【概要】内湾環境過程の長期予測を志向した水底質統合モデルを構築し,100年オーダーの積分計算に適用し,無酸素水塊と有機物含有量分布の形成メカニズムについて考察した.東京湾の底質中有機物含有量は総量規制等の施策にもかかわらず上昇していることが指摘されているが,湾奥中央への長期的な集積作用がその一因と示唆され,必ずしも,湾全体の有機汚濁の進行を反映したものではないと理解された.本モデルを用いることで,環境再生...
❏浚渫窪地の環境影響の解明と新しい環境マネジメント手法の提案(19360220)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】佐々木 淳 横浜国立大学, 工学研究院, 教授 (50292884)
【キーワード】海岸工学 / 沿岸環境 / 内湾 / 数値モデル / 現地観測 (他18件)
【概要】東京湾をはじめとする内湾に存在する浚渫窪地では,無酸素水塊や硫化物の発生による無生物海底の出現や,この水塊の湧昇に伴う干潟や浅場への悪影響が懸念されている.本研究では浚渫窪地の硫化物動態等に関する現地観測を実施し,これらの現象を精密に再現可能な数値モデルを開発し,浚渫窪地が周辺環境に与える影響を評価すると同時に,沖合水の導水等による浚渫窪地の環境改善方策について検討し,有効と考えられるマネジメント...
【工学】土木工学:水工学モニタリングを含む研究件
❏内湾における無酸素水塊規模の将来動向予測と縮小へのシナリオ分析(25289152)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐々木 淳 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (50292884)
【キーワード】水工学 / 海岸工学 / 貧酸素水塊 / 閉鎖性水域 / 環境再生 (他19件)
【概要】内湾環境過程の長期予測を志向した水底質統合モデルを構築し,100年オーダーの積分計算に適用し,無酸素水塊と有機物含有量分布の形成メカニズムについて考察した.東京湾の底質中有機物含有量は総量規制等の施策にもかかわらず上昇していることが指摘されているが,湾奥中央への長期的な集積作用がその一因と示唆され,必ずしも,湾全体の有機汚濁の進行を反映したものではないと理解された.本モデルを用いることで,環境再生...
❏浚渫窪地の環境影響の解明と新しい環境マネジメント手法の提案(19360220)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】佐々木 淳 横浜国立大学, 工学研究院, 教授 (50292884)
【キーワード】海岸工学 / 沿岸環境 / 内湾 / 数値モデル / 現地観測 (他18件)
【概要】東京湾をはじめとする内湾に存在する浚渫窪地では,無酸素水塊や硫化物の発生による無生物海底の出現や,この水塊の湧昇に伴う干潟や浅場への悪影響が懸念されている.本研究では浚渫窪地の硫化物動態等に関する現地観測を実施し,これらの現象を精密に再現可能な数値モデルを開発し,浚渫窪地が周辺環境に与える影響を評価すると同時に,沖合水の導水等による浚渫窪地の環境改善方策について検討し,有効と考えられるマネジメント...
【工学】土木工学:水工水理学モニタリングを含む研究件
❏分光光度計測に基づく河川水中の有機物と栄養塩の総合モニタリング手法の開発(17K06571)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】木内 豪 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (00355835)
【キーワード】紫外可視分光光度計 / 河川水質 / 栄養塩 / 有機物 / 浮遊物質 (他11件)
【概要】河川等における有機物や栄養塩等の水質計測・モニタリングには定期的採水に基づく室内分析や現場設置型の自動分析装置が用いられているが、前者は多大な労力を要するにもかかわらず現象の動的変動特性が十分に把握できず、また、後者は装置の設置・維持に多大な費用がかかるため多項目の総合的計測が困難である。本研究では、小型化が進み現場利用も可能な分光測定装置を活用して、高時間解像度で精度よく河川水中の有機物、リン、...
❏内湾における無酸素水塊規模の将来動向予測と縮小へのシナリオ分析(25289152)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐々木 淳 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (50292884)
【キーワード】水工学 / 海岸工学 / 貧酸素水塊 / 閉鎖性水域 / 環境再生 (他19件)
【概要】内湾環境過程の長期予測を志向した水底質統合モデルを構築し,100年オーダーの積分計算に適用し,無酸素水塊と有機物含有量分布の形成メカニズムについて考察した.東京湾の底質中有機物含有量は総量規制等の施策にもかかわらず上昇していることが指摘されているが,湾奥中央への長期的な集積作用がその一因と示唆され,必ずしも,湾全体の有機汚濁の進行を反映したものではないと理解された.本モデルを用いることで,環境再生...
❏浚渫窪地の環境影響の解明と新しい環境マネジメント手法の提案(19360220)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】佐々木 淳 横浜国立大学, 工学研究院, 教授 (50292884)
【キーワード】海岸工学 / 沿岸環境 / 内湾 / 数値モデル / 現地観測 (他18件)
【概要】東京湾をはじめとする内湾に存在する浚渫窪地では,無酸素水塊や硫化物の発生による無生物海底の出現や,この水塊の湧昇に伴う干潟や浅場への悪影響が懸念されている.本研究では浚渫窪地の硫化物動態等に関する現地観測を実施し,これらの現象を精密に再現可能な数値モデルを開発し,浚渫窪地が周辺環境に与える影響を評価すると同時に,沖合水の導水等による浚渫窪地の環境改善方策について検討し,有効と考えられるマネジメント...
【工学】土木工学:自動昇降式観測システムモニタリングを含む研究件
❏微細気泡を用いた内湾貧酸素水の改善とその効果の長期的予測に関する研究(14102026)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2002 - 2006
【研究代表者】磯部 雅彦 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (20114374)
【キーワード】微細気泡 / 貧酸素水 / 東京湾 / 水質・生態系 / 環境復元 (他14件)
【概要】東京湾をはじめとする内湾では、夏場に恒常的に現れる貧酸素水により、底生生物のへい死をはじめとする生態系の劣化を引き起こしている。本研究では内湾において最も深刻な問題である貧酸素水に着目し、実現可能性のある改善技術に関する基礎的検討とその効果の長期的予測を通して、貧酸素水改善に向けた戦略を提示することを目指している。本年度は微細気泡発生装置をより使いやすくするためにソーラーパネル等を用いた汎用システ...
❏観測手法の高度化と衛星画像に基づく内湾物質循環過程の精密再現モデルの開発研究(13750484)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】佐々木 淳 横浜国立大学, 大学院・工学研究院, 助教授 (50292884)
【キーワード】東京湾 / 自動昇降式観測システム / 水質モニタリング / 数値モデル / 富栄養現象 (他10件)
【概要】東京湾をはじめとする富栄養化した内湾においては貧酸素水による底生生物のへい死や青潮等が問題となって久しい.貧酸素対策としては従来から流入負荷の削減,覆砂等が主に数値モデルを用いて検討されてきたが,それらの中には相反する結論が導かれている等,手法そのものの信頼性に大きな疑問が残されている.その最も大きな要因は有機物動態に関する連続的な観測情報が不足していることが挙げられる.そこで有機物生産の動態の詳...
【工学】土木工学:加速度センサーモニタリングを含む研究件
❏気候変動に起因するベトナム沿岸災害適応策のための統合型モニタリングシステム(23254004)
【研究テーマ】地盤工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】安原 一哉 茨城大学, 地球変動適応科学研究機関, 産学官研究員 (20069826)
【キーワード】気候変動 / 適応策 / 海岸地形変化 / 堤防変状 / モニタリング (他21件)
【概要】気候変動に起因する災害に対する適応策を構築していくための隘路は基本的な科学的データとモニタリングシステムの不足にあると考えられる。この困難さを克服するために、本研究では、気候変動に対して最も脆弱な地域の一つである、ベトナム国の紅河河口デルタ(ハイハウ海岸)における防御策の提案をするために、ICTを駆使して、海岸波浪特性、地形変化及び地盤工学的特性を含むモニタリングシステムと解析システムを確立するこ...
❏鉄道ネットワークを対象とした高密度センシング技術の開発とその地震災害制御への適用(19360201)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】清野 純史 京都大学, 工学研究科, 教授 (00161597)
【キーワード】地震工学 / 鉄道ネットワーク / センシング技術 / 地震災害制御 / 損傷同定 (他17件)
【概要】鉄道ネットワークを対象として,センシング技術を利用した災害発生時の迅速な機器制御により,被害を最小限に留めるような理論的な枠組みの構築と技術開発を行った.小型マイコンに加速度センサとワイヤレス伝送技術を実装し,これをセンサネットワークとして利用するためのハードおよびソフトの環境整備を行い,プロトタイプを作成した.さらにセンシングデータの大容量送受信が可能であるか等の検証を行うとともに,損傷判断や被...
【工学】土木工学:土木環境システムモニタリングを含む研究件
❏都市沿岸域における雨天時越流水に起因する糞便汚染の評価手法の開発(16H01788)
【研究テーマ】環境モデリング・保全修復技術
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】古米 弘明 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (40173546)
【キーワード】環境質定量化・予測 / 雨天時汚濁 / 流動水質モデル / 合流式下水道 / 糞便指標微生物モニタリング (他13件)
【概要】隅田川上流部から台場周辺海域において降雨後経日的に水質調査を実施した結果、合流式下水道雨天時越流水に伴う糞便汚染状況を把握した。微生物指標類の時空間分布は、潮汐に伴う混合希釈、さらには塩分や日射による死滅や分解の影響を受けること、指標細菌と易分解性の医薬品類の間には高い相関があること、細菌類間の相関は非常に高い一方でF-特異と体表面の大腸菌ファージ間の相関は低いことなどが明らかになった。また、類型...
❏ハノイ市及びフエ市における水アクセスと関連づけた健康関連微生物汚染の浸水時調査(23404016)
【研究テーマ】土木環境システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】古米 弘明 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40173546)
【キーワード】環境室定量化・予測 / 水質汚濁・土壌汚染防止・浄化 / 土木環境システム / モニタリング / リモートセンシング (他11件)
【概要】フエ旧市街地を対象として、水位および電気伝導度のセンサによる雨季のモニタリングと採水・水質調査を実施して、浸水状況や微生物汚染状況の実態把握を行った。また、現地踏査による標高データの取得、排水路の接続状況の精査、衛星画像を活用した不浸透面の設定を通じて、都市浸水解析モデルを高度化した。そのモデルを利用して、過去の浸水実績図を再現できること、浸水しやすい地区の特定が可能であると判断される結果を得た。...
【工学】土木工学:東京湾モニタリングを含む研究件
❏内湾における無酸素水塊規模の将来動向予測と縮小へのシナリオ分析(25289152)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐々木 淳 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (50292884)
【キーワード】水工学 / 海岸工学 / 貧酸素水塊 / 閉鎖性水域 / 環境再生 (他19件)
【概要】内湾環境過程の長期予測を志向した水底質統合モデルを構築し,100年オーダーの積分計算に適用し,無酸素水塊と有機物含有量分布の形成メカニズムについて考察した.東京湾の底質中有機物含有量は総量規制等の施策にもかかわらず上昇していることが指摘されているが,湾奥中央への長期的な集積作用がその一因と示唆され,必ずしも,湾全体の有機汚濁の進行を反映したものではないと理解された.本モデルを用いることで,環境再生...
❏浚渫窪地の環境影響の解明と新しい環境マネジメント手法の提案(19360220)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】佐々木 淳 横浜国立大学, 工学研究院, 教授 (50292884)
【キーワード】海岸工学 / 沿岸環境 / 内湾 / 数値モデル / 現地観測 (他18件)
【概要】東京湾をはじめとする内湾に存在する浚渫窪地では,無酸素水塊や硫化物の発生による無生物海底の出現や,この水塊の湧昇に伴う干潟や浅場への悪影響が懸念されている.本研究では浚渫窪地の硫化物動態等に関する現地観測を実施し,これらの現象を精密に再現可能な数値モデルを開発し,浚渫窪地が周辺環境に与える影響を評価すると同時に,沖合水の導水等による浚渫窪地の環境改善方策について検討し,有効と考えられるマネジメント...
❏微細気泡を用いた内湾貧酸素水の改善とその効果の長期的予測に関する研究(14102026)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2002 - 2006
【研究代表者】磯部 雅彦 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (20114374)
【キーワード】微細気泡 / 貧酸素水 / 東京湾 / 水質・生態系 / 環境復元 (他14件)
【概要】東京湾をはじめとする内湾では、夏場に恒常的に現れる貧酸素水により、底生生物のへい死をはじめとする生態系の劣化を引き起こしている。本研究では内湾において最も深刻な問題である貧酸素水に着目し、実現可能性のある改善技術に関する基礎的検討とその効果の長期的予測を通して、貧酸素水改善に向けた戦略を提示することを目指している。本年度は微細気泡発生装置をより使いやすくするためにソーラーパネル等を用いた汎用システ...
【工学】土木工学:空間情報モニタリングを含む研究件
❏気候変動に起因するベトナム沿岸災害適応策のための統合型モニタリングシステム(23254004)
【研究テーマ】地盤工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】安原 一哉 茨城大学, 地球変動適応科学研究機関, 産学官研究員 (20069826)
【キーワード】気候変動 / 適応策 / 海岸地形変化 / 堤防変状 / モニタリング (他21件)
【概要】気候変動に起因する災害に対する適応策を構築していくための隘路は基本的な科学的データとモニタリングシステムの不足にあると考えられる。この困難さを克服するために、本研究では、気候変動に対して最も脆弱な地域の一つである、ベトナム国の紅河河口デルタ(ハイハウ海岸)における防御策の提案をするために、ICTを駆使して、海岸波浪特性、地形変化及び地盤工学的特性を含むモニタリングシステムと解析システムを確立するこ...
❏構造物の劣化を決定論的に据えた積雪寒冷地における道路維持管理システムの構築(14208038)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】加賀屋 誠一 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70091436)
【キーワード】凍結防止剤 / 構造物のモニタリング / コンクリート構造物 / 鋼構造物 / 路面管理 (他28件)
【概要】本研究では、凍結防止剤が交通機能に与える影響と凍結防止剤が構造物の劣化に与える影響について分析を行った。両者の維持管理システムの高度化を目指した。最初に、道路交通システムを支えている道路維持管理について検討した。冬期における道路状況を時空間的に把握できるWebデータベースを開発した。さらに、利用者の交通機関分担を考慮した凍結防止剤の最適散布量について検討した。効率的な路面管理や冬期における交通行動...
【工学】土木工学:水環境モニタリングを含む研究件
❏湿原湖沼水環境モニタリングのためのスカウト機能を備えたロボットボートの開発(24580378)
【研究テーマ】農業情報工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】海津 裕 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (70313070)
【キーワード】ロボットボート / 自律航行 / 水質マッピング / 省力化 / GPS (他14件)
【概要】湖沼のソナーによる深度計測や、水質の計測を効率的に行うため、自律航行可能な電動ロボットエアボートの開発を行った。動力としてブラシレスモータを用いることで、エンジンと比較して、軽量化や排気のクリーン化、騒音及び振動の低減、プロペラ回転数制御の容易化などが実現された。プロペラの回転数に対するボートの速度と消費電力を計測し、最大航行時間及び最大航行距離の推定を行った。基礎性能試験として、定点停留制御や直...
❏資源循環型農場を対象とした土-水-植物分野の連携による環境保全型圃場管理法の創出(16580201)
【研究テーマ】農業土木学・農村計画学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】堤 聰 北里大学, 獣医畜産学部, 教授 (40092275)
【キーワード】物質循環 / 水環境 / モニタリング / 草地 / リモートセンシング (他10件)
【概要】近年,農業においては安全・安心な食料生産と自然環境との調和,資源のリサイクルが求められている。その中で循環型畜産においては,家畜の他に土と水と植物(飼料作物)ならびにそれらの管理作業との連携した形での評価手法が課題である。そこで,本研究では,土環境,水環境,植物環境,生物生産情報それぞれについて検討と評価を行い,環境保全型の圃場管理方法ならびに指標の提案を行うことを目的としている。 最終年度は,調...
【工学】土木工学:鋼橋モニタリングを含む研究件
❏苛酷な疲労環境下にある鋼道路橋のモニタリングを活用した統合管理システム(25249063)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】三木 千壽 東京都市大学, 総合研究所, 教授 (20016645)
【キーワード】鋼橋 / 疲労 / モニタリング / センサ / 診断 (他6件)
【概要】鋼道路橋の疲労安全性について,最新のセンシングおよびモニタリング技術を点検と診断に統合した維持管理システムを構築することを目的としている.主な項目は次の4つである.(1)疲労損傷の点検と評価のための情報プラットフォームの構築では,疲労損傷データベースの開発および点検者養成のためのソフト開発である.(2)モニタリングとそこで必要なセンサ類の開発では,十分な精度を確保することのできる加速度センサの主に...
❏重度の疲労損傷を受けた鋼橋の機能回復・機能向上を目的とする橋梁再生工学の確立(18106010)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】三木 千壽 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20016645)
【キーワード】鋼橋 / 疲労損傷 / 非破壊検査 / モニタリング / データベース (他15件)
【概要】重度の疲労損傷を受けた鋼橋に対する、点検、診断、措置からなる一連のリハビリテーション技術の確立を目的とし、高精度で定量的な超音波探傷システムの開発、損傷原因の同定法、古い鋼材の性能を評価法、構造的な補修補強方法、疲労強度改善方法などの要素技術を明らかにするとともに、補修補強事例のデータベースおよびコンサルテーションシステムをウェブ上に構築した。 ...
❏構造物の劣化を決定論的に据えた積雪寒冷地における道路維持管理システムの構築(14208038)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】加賀屋 誠一 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70091436)
【キーワード】凍結防止剤 / 構造物のモニタリング / コンクリート構造物 / 鋼構造物 / 路面管理 (他28件)
【概要】本研究では、凍結防止剤が交通機能に与える影響と凍結防止剤が構造物の劣化に与える影響について分析を行った。両者の維持管理システムの高度化を目指した。最初に、道路交通システムを支えている道路維持管理について検討した。冬期における道路状況を時空間的に把握できるWebデータベースを開発した。さらに、利用者の交通機関分担を考慮した凍結防止剤の最適散布量について検討した。効率的な路面管理や冬期における交通行動...
【工学】土木工学:劣化診断モニタリングを含む研究件
❏アンコール遺跡群における予防的保存に資する劣化・変形・環境観測システムの構築(16H05636)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川村 洋平 秋田大学, 国際資源学研究科, 教授 (40361323)
【キーワード】予防的保存 / 劣化・変形・環境観測システム / Wi-Fi アドホック / すれ違い通信 / 遺跡保全モニタリングシステム (他23件)
【概要】世界遺産(WHS)に登録される遺跡は顕著な普遍的価値の適切な保持、維持管理を必要としている。情報通信技術(ICT)を活用することで、長期的かつ持続的な遺跡のモニタリングを実現できる可能性がある。システム設計の具体例として、バイヨン寺院(アンコール・トム、カンボジア)を選定した。浮き彫りに対し、3次元モデルを準リアルタイムに再作成・アーカイブするための計測・データ回収・解析を行うシステムを統合的に開...
❏環境シミュレーションに基づくコンクリート構造物の高機能補修システムの開発(15206051)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】魚本 健人 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (80114396)
【キーワード】維持管理 / 非破壊検査 / 環境条件 / 劣化診断 / モータリング (他8件)
【概要】本研究では,特に,構造物の劣化および再劣化に多大な影響を及ぼす環境作用を定量的に評価することで境界条件を明確とし,この結果に基づいたコンクリート構造物の補修システムを開発することを目的としている。さらに,再劣化のメカニズムを明らかとすることにより,構造物の部材,部位に応じた補修工法,補修範囲の選定が適切に実施することが可能となる高機能なシステムを開発した。 (1)環境条件のモデル化 環境条件のシミ...
【工学】土木工学:中性化モニタリングを含む研究件
❏コンクリート構造材料の中性化をモニタリングするための光ファイバーセンサの検討(15656104)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】久保内 昌敏 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (00186446)
【キーワード】コンクリート / 中性化 / モニタリング / 光ファイバー / pH (他7件)
【概要】コンクリート構造物を非破壊でその内部の中性化についてモニタリングするための手法を,光ファイバーで内部のpH変化を検知するという概念で行うことを目的とし,昨年度はフェノールフタレインを添加したPVA/四ホウ酸Naゲルを作製し,センシングモジュール部へこのゲルを詰め込むことで検討を行い,基本的な性能はほぼ達成されるものの,モルタル内でゲルが乾燥したため,ゲルの安定性を検討する必要を指摘した.そこで,本...
❏各種社会基盤構造物の維持管理システムに関する研究(14205064)
【研究テーマ】土木材料・力学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】町田 篤彦 埼玉大学, 工学部, 教授 (50008869)
【キーワード】維持管理システム / 拡散係数 / 電気泳動法 / 塩害 / 中性化 (他15件)
【概要】構造物の維持管理システム構築に必要な要素技術の向上を目指す研究を行うとともに、この成果を構造の維持管理システムに関する既往の成果に組み込むことにより、より高度な維持管理システムの構築を図った。要素技術に関する成果は、以下のようである。 (1)コンクリート中における非定常状態の塩化物イオン濃度分布に大きな影響を与える要因を明瞭にするとともに、塩化物イオンの拡散に及ぼすひび割れの影響を定式化した。 (...
【工学】土木工学:補修・補強モニタリングを含む研究件
❏環境シミュレーションに基づくコンクリート構造物の高機能補修システムの開発(15206051)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】魚本 健人 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (80114396)
【キーワード】維持管理 / 非破壊検査 / 環境条件 / 劣化診断 / モータリング (他8件)
【概要】本研究では,特に,構造物の劣化および再劣化に多大な影響を及ぼす環境作用を定量的に評価することで境界条件を明確とし,この結果に基づいたコンクリート構造物の補修システムを開発することを目的としている。さらに,再劣化のメカニズムを明らかとすることにより,構造物の部材,部位に応じた補修工法,補修範囲の選定が適切に実施することが可能となる高機能なシステムを開発した。 (1)環境条件のモデル化 環境条件のシミ...
❏各種社会基盤構造物の維持管理システムに関する研究(14205064)
【研究テーマ】土木材料・力学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】町田 篤彦 埼玉大学, 工学部, 教授 (50008869)
【キーワード】維持管理システム / 拡散係数 / 電気泳動法 / 塩害 / 中性化 (他15件)
【概要】構造物の維持管理システム構築に必要な要素技術の向上を目指す研究を行うとともに、この成果を構造の維持管理システムに関する既往の成果に組み込むことにより、より高度な維持管理システムの構築を図った。要素技術に関する成果は、以下のようである。 (1)コンクリート中における非定常状態の塩化物イオン濃度分布に大きな影響を与える要因を明瞭にするとともに、塩化物イオンの拡散に及ぼすひび割れの影響を定式化した。 (...
【工学】土木工学:鉄筋コンクリートモニタリングを含む研究件
❏RC造建築物の室内乾燥による力学特性変化の実証(19H00791)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】勅使川原 正臣 中部大学, 工学部, 教授 (50344007)
【キーワード】鉄筋コンクリート / 乾燥 / 力学特性 / 経年変化 / 静的載荷実験 (他14件)
【概要】乾燥の有無をパラメータとした静的載荷実験に用いる大規模骨組み試験体のうち,本年度は,1年目に実施した非乾燥試験体の実験結果の分析を行うとともに,2年目に製作した乾燥試験体(4年目に載荷予定)の状態変化計測を継続した。 1.非乾燥試験体の静的載荷実験結果の分析 1年目に実施した非乾燥試験体の載荷実験の分析では,得られた実験結果の中でも特に耐震性能評価において重要な水平力―水平変形関係(初期剛性および...
❏普及型地震計による構造物の耐震性能検証手法に関する研究(12308018)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】壁谷澤 寿海 (壁谷沢 寿海) 東京大学, 地震研究所, 教授 (00134479)
【キーワード】鉄筋コンクリート / 建築構造物 / 耐震設計 / 地震計 / 地震観測 (他9件)
【概要】本研究課題の目的は,地震防災システムおよび地震後の応急復旧システムの一環として、建築構造物の上下に設置された普及型地震計による計測情報を利用して構造物の耐震性能を評価するための基礎技術を開発することである。その中心技術は安価な地震計により構造物の応答変形を計測(モニタリング)することであり,これは加速度データを積分することにより得られる.しかし,通常の加速度データを単に積分するだけでは変位は得られ...
【工学】土木工学:塩化物イオンモニタリングを含む研究件
❏構造物の劣化を決定論的に据えた積雪寒冷地における道路維持管理システムの構築(14208038)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】加賀屋 誠一 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70091436)
【キーワード】凍結防止剤 / 構造物のモニタリング / コンクリート構造物 / 鋼構造物 / 路面管理 (他28件)
【概要】本研究では、凍結防止剤が交通機能に与える影響と凍結防止剤が構造物の劣化に与える影響について分析を行った。両者の維持管理システムの高度化を目指した。最初に、道路交通システムを支えている道路維持管理について検討した。冬期における道路状況を時空間的に把握できるWebデータベースを開発した。さらに、利用者の交通機関分担を考慮した凍結防止剤の最適散布量について検討した。効率的な路面管理や冬期における交通行動...
❏各種社会基盤構造物の維持管理システムに関する研究(14205064)
【研究テーマ】土木材料・力学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】町田 篤彦 埼玉大学, 工学部, 教授 (50008869)
【キーワード】維持管理システム / 拡散係数 / 電気泳動法 / 塩害 / 中性化 (他15件)
【概要】構造物の維持管理システム構築に必要な要素技術の向上を目指す研究を行うとともに、この成果を構造の維持管理システムに関する既往の成果に組み込むことにより、より高度な維持管理システムの構築を図った。要素技術に関する成果は、以下のようである。 (1)コンクリート中における非定常状態の塩化物イオン濃度分布に大きな影響を与える要因を明瞭にするとともに、塩化物イオンの拡散に及ぼすひび割れの影響を定式化した。 (...
【工学】土木工学:耐震性能モニタリングを含む研究件
❏RC造建築物の室内乾燥による力学特性変化の実証(19H00791)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】勅使川原 正臣 中部大学, 工学部, 教授 (50344007)
【キーワード】鉄筋コンクリート / 乾燥 / 力学特性 / 経年変化 / 静的載荷実験 (他14件)
【概要】乾燥の有無をパラメータとした静的載荷実験に用いる大規模骨組み試験体のうち,本年度は,1年目に実施した非乾燥試験体の実験結果の分析を行うとともに,2年目に製作した乾燥試験体(4年目に載荷予定)の状態変化計測を継続した。 1.非乾燥試験体の静的載荷実験結果の分析 1年目に実施した非乾燥試験体の載荷実験の分析では,得られた実験結果の中でも特に耐震性能評価において重要な水平力―水平変形関係(初期剛性および...
❏東北の鉄道高架橋付属物の安全性評価を目的とした動的解析とそのモニタリング(26820182)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】水谷 司 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (10636632)
【キーワード】電車線柱 / 新幹線高架橋 / 地震 / 損傷 / 動的非線形解析 (他14件)
【概要】本研究では,3.11の地震で被害のあった新幹線高架橋上のPC製電車線柱の耐震性能を精度よく評価するため,電車線・電線,調整桁などまで考慮した高架橋・電車線柱の三次元連成系骨組みモデルを構築し,地震応答解析により各構造要素間の連成の影響や動的特性を明らかにした.その上で,既存のPC製電車線柱の大規模地震対策として,現行対策である高靭性化補強および鋼管ビームによる門型化,今回新たに提案したTMDによる...
【工学】土木工学:コンクリートモニタリングを含む研究件
❏RC造建築物の室内乾燥による力学特性変化の実証(19H00791)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】勅使川原 正臣 中部大学, 工学部, 教授 (50344007)
【キーワード】鉄筋コンクリート / 乾燥 / 力学特性 / 経年変化 / 静的載荷実験 (他14件)
【概要】乾燥の有無をパラメータとした静的載荷実験に用いる大規模骨組み試験体のうち,本年度は,1年目に実施した非乾燥試験体の実験結果の分析を行うとともに,2年目に製作した乾燥試験体(4年目に載荷予定)の状態変化計測を継続した。 1.非乾燥試験体の静的載荷実験結果の分析 1年目に実施した非乾燥試験体の載荷実験の分析では,得られた実験結果の中でも特に耐震性能評価において重要な水平力―水平変形関係(初期剛性および...
❏コンクリートの長期耐久性評価と暴露環境モニタリングシステムの構築(18206047)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】久田 真 東北大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (80238295)
【キーワード】耐久性 / コンクリート / モニタリング / 気象環境 / 圧縮強度 (他10件)
【概要】本研究課題では,コンクリート構造物の長期的な耐久性評価をなし得る暴露環境モニタリングシステムの構築を目指し,コンクリート構造物の近傍で気象情報観測が可能な装置により,コンクリートの耐久性に密接に関連する気象情報を取得して,各地域間で相互比較が可能なデータを整備することを第1の目的とした. なお,使用材料,配合,形状等を全て統一した共通コンクリート試験体による暴露実験は,2003年度より実施を開始し...
❏コンクリート構造材料の中性化をモニタリングするための光ファイバーセンサの検討(15656104)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】久保内 昌敏 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (00186446)
【キーワード】コンクリート / 中性化 / モニタリング / 光ファイバー / pH (他7件)
【概要】コンクリート構造物を非破壊でその内部の中性化についてモニタリングするための手法を,光ファイバーで内部のpH変化を検知するという概念で行うことを目的とし,昨年度はフェノールフタレインを添加したPVA/四ホウ酸Naゲルを作製し,センシングモジュール部へこのゲルを詰め込むことで検討を行い,基本的な性能はほぼ達成されるものの,モルタル内でゲルが乾燥したため,ゲルの安定性を検討する必要を指摘した.そこで,本...
【工学】構造・機能材料:電気抵抗モニタリングを含む研究件
❏Tri-Functional自己センシングCFRP構造キャパシタの開発研究(15K05673)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】轟 章 東京工業大学, 工学院, 教授 (50211397)
【キーワード】複合材料 / 構造キャパシタ / 3Dプリンタ / 自己センシング / CFRP (他16件)
【概要】高価な炭素繊維強化複合材料を一般構造に適用するため,構造以外の蓄電機能を持たせる構造キャパシタを開発する.本研究ではサンドイッチ構造のコア部分にキャパシタを内蔵するサンドイッチ構造キャパシタを提案した.フォームコアでは電解液の漏洩が発生するため,3Dプリンタで作成したスナップイン構造を用いることにした.スナップイン構造のコア内部に防水処理をしたキャパシタを設置することで蓄電機能目標を達成した.3点...
❏ジュール発熱の熱変形を利用した自己損傷検知複合材料構造(21560079)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】轟 章 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (50211397)
【キーワード】破壊 / 複合材料 / CFRP / 層間はく離 / 電気抵抗 (他12件)
【概要】炭素繊維強化プラスチック積層板の強化繊維の炭素繊維をそのままセンサとして用いる自己損傷検知手法に熱変形の前後で電気抵抗を測定して差異を統計的に判定する手法を提案している.ジュール発熱を利用し,冷却過程でブロックごとの電気抵抗を測定し,電気抵抗変化の統計的関係の変化から,周囲との差異を検出する.この手法を衝撃荷重後の損傷,初期欠陥に適用し,実験的に検証した.また,電極損傷時にも有効に損傷の有無を検知...
❏電気インピーダンス変化を用いた複合材料の履歴記憶型モニタリングシステム(15560062)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】轟 章 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (50211397)
【キーワード】複合材料 / 炭素繊維 / はく離 / モニタリング / 電気抵抗 (他13件)
【概要】炭素繊維などの導電性繊維で強化された複合材料(CFRP)において,成形時の硬化度や成形不良,使用時のひずみや負荷履歴,点検時の破壊・損傷などのモニタリングは,成形コスト削減,使用時の健全性保証,点検コスト・時間の削減に直結するため重要な技術であり,個々にセンシング技術が発達してきている.例えば,熱硬化性樹脂の硬化度は成形時に市販の誘電率センサーを使用することでモニタリングが可能であり,また負荷時の...
【工学】総合工学:耐久性モニタリングを含む研究件
❏界面反応のその場電気化学イメージングプレートの開発と金属材料余寿命予測への応用(25289235)
【研究テーマ】複合材料・表界面工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】伏見 公志 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20271645)
【キーワード】材料加工・処理 / ヘテロ反応 / 可視化 / 耐久性 / 環境劣化 (他8件)
【概要】直径10μmの微小ディスク金電極を間隔100μm、16×16chの格子状に配列した微小電極配列構造体の作製に成功した。特注作製した64chマルチポテンショスタットを用いて個々の微小電極単独の電極特性を実測したところ、±25%のバラ付きはあるものの全電極は微小電極としての振る舞いを示した。また、8×8ch電極集合体の電極特性を実測したところ、個々の微小電極上に形成する拡散層の干渉挙動が見られ、有限要...
❏コンクリートの長期耐久性評価と暴露環境モニタリングシステムの構築(18206047)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】久田 真 東北大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (80238295)
【キーワード】耐久性 / コンクリート / モニタリング / 気象環境 / 圧縮強度 (他10件)
【概要】本研究課題では,コンクリート構造物の長期的な耐久性評価をなし得る暴露環境モニタリングシステムの構築を目指し,コンクリート構造物の近傍で気象情報観測が可能な装置により,コンクリートの耐久性に密接に関連する気象情報を取得して,各地域間で相互比較が可能なデータを整備することを第1の目的とした. なお,使用材料,配合,形状等を全て統一した共通コンクリート試験体による暴露実験は,2003年度より実施を開始し...
【工学】総合工学:マイクロ流体モニタリングを含む研究件
❏フォトニック結晶マイクロゲルによる微小空間領域の物理化学量可視化(15K13327)
【研究テーマ】ナノマイクロシステム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】尾上 弘晃 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30548681)
【キーワード】フォトニック結晶ゲル / 刺激応答性ゲル / マイクロ流体デバイス / ケミカルセンサ / MEMS (他10件)
【概要】温度応答特性をもつNIPAMハイドロゲルにシリカコロイドを分散させてフォトニック結晶ゲルを調整し,それをマイクロ流体デバイスを利用してゲルマイクロアレイを作製することで,微小領域からの物理量および化学量を計測可能なセンサの開発を行った.これらのマイクロスケールにパターニングされたゲルは,シリカ粒子によるコロイド結晶を内部に有しているため可視光領域の構造色を呈している.これにより,化学物質の濃度を可...
❏触媒相状態検知素子をもつ三相分離型フローリアクターシステムの設計(22560756)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】松本 秀行 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (90313345)
【キーワード】プロセスシステム設計 / 化学工学 / モニタリング / 触媒・化学プロセス / 相間移動触媒 (他7件)
【概要】本研究では、液体触媒相の状態変化を推定しうる液-液-液三相分離型フローリアクターシステムを構成する触媒相の混合・分離システム、反応溶液供給システムと触媒相状態モニタリングシステムの設計手法を検討した。その結果、コンパクトな環境調和型プロセスを実現するために、マイクロミキサを用いた流体操作、交流電界操作、旋回流操作のシステム化の有用性と問題を明らかにした。さらに、触媒相状態のモニタリングについて、圧...
【工学】総合工学:維持管理工学モニタリングを含む研究件
❏位相空間での軌跡形状変化に着目した構造物の特性変化・異常検知手法の構築(16K06460)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】佐々木 栄一 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40311659)
【キーワード】構造モニタリング / 特性分析 / 維持管理工学 / モニタリング
【概要】本研究では,構造物のモニタリングにより得られる時系列データから,構造物の構造的な特性変化を捉える手法を構築することを目的として,時系列データから形成される位相空間上での軌跡形状の変化に着目した,新しいモニタリングデータ分析手法を提案したものである.本研究では当該手法を,構造物の地震時シミュレーション解析結果や実大実験データ,実橋梁での長期モニタリングデータへ適用し,その適用性を確認している.本手法...
❏同期計測された車両群を利用した沿線橋梁の固有振動数一括抽出手法の構築(25630193)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】長山 智則 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80451798)
【キーワード】橋梁固有振動数 / 同期計測 / 車両 / 加速度 / GPS (他12件)
【概要】橋梁など構造物の挙動や性能を適切に把握することは,設計や管理において考慮すべき不確定性を低減し,効率的な建設・維持管理によるコスト削減や安全性向上をもたらすと期待される.構造物の現状を設計時の想定と比較したり,経年変化を把握したりする指標としては,固有振動数が多く利用されてきた.しかし,橋梁は極めて多数で,それらの動特性把握には手間と時間を要し,データの把握・蓄積には至っていない.本研究では,複数...
❏非線形性発現に着目した構造物の損傷検知手法の構築(24560577)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】佐々木 栄一 東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (40311659)
【キーワード】維持管理 / モニタリング / 異常検知 / 非線形性
【概要】本研究では,構造物のモニタリングにより得られる時系列データから,構造物の応答特性,構造物の非線形性の発現を検出し,どの部位に不具合,損傷が生じたのかを発生した時間とともに検出する手法を構築するため,入力と出力との間の関係に含まれる非線形性の変化を迅速に分析・評価できる,画期的で実用的な,新しいデータ分析手法およびDamage Indexを提案するとともに,その適用性について,地震応答シミュレーショ...
【工学】総合工学:有機物モニタリングを含む研究件
❏分光光度計測に基づく河川水中の有機物と栄養塩の総合モニタリング手法の開発(17K06571)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】木内 豪 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (00355835)
【キーワード】紫外可視分光光度計 / 河川水質 / 栄養塩 / 有機物 / 浮遊物質 (他11件)
【概要】河川等における有機物や栄養塩等の水質計測・モニタリングには定期的採水に基づく室内分析や現場設置型の自動分析装置が用いられているが、前者は多大な労力を要するにもかかわらず現象の動的変動特性が十分に把握できず、また、後者は装置の設置・維持に多大な費用がかかるため多項目の総合的計測が困難である。本研究では、小型化が進み現場利用も可能な分光測定装置を活用して、高時間解像度で精度よく河川水中の有機物、リン、...
❏内湾における無酸素水塊規模の将来動向予測と縮小へのシナリオ分析(25289152)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐々木 淳 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (50292884)
【キーワード】水工学 / 海岸工学 / 貧酸素水塊 / 閉鎖性水域 / 環境再生 (他19件)
【概要】内湾環境過程の長期予測を志向した水底質統合モデルを構築し,100年オーダーの積分計算に適用し,無酸素水塊と有機物含有量分布の形成メカニズムについて考察した.東京湾の底質中有機物含有量は総量規制等の施策にもかかわらず上昇していることが指摘されているが,湾奥中央への長期的な集積作用がその一因と示唆され,必ずしも,湾全体の有機汚濁の進行を反映したものではないと理解された.本モデルを用いることで,環境再生...
❏観測手法の高度化と衛星画像に基づく内湾物質循環過程の精密再現モデルの開発研究(13750484)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】佐々木 淳 横浜国立大学, 大学院・工学研究院, 助教授 (50292884)
【キーワード】東京湾 / 自動昇降式観測システム / 水質モニタリング / 数値モデル / 富栄養現象 (他10件)
【概要】東京湾をはじめとする富栄養化した内湾においては貧酸素水による底生生物のへい死や青潮等が問題となって久しい.貧酸素対策としては従来から流入負荷の削減,覆砂等が主に数値モデルを用いて検討されてきたが,それらの中には相反する結論が導かれている等,手法そのものの信頼性に大きな疑問が残されている.その最も大きな要因は有機物動態に関する連続的な観測情報が不足していることが挙げられる.そこで有機物生産の動態の詳...
【工学】総合工学:MEMSモニタリングを含む研究件
❏フォトニック結晶マイクロゲルによる微小空間領域の物理化学量可視化(15K13327)
【研究テーマ】ナノマイクロシステム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】尾上 弘晃 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30548681)
【キーワード】フォトニック結晶ゲル / 刺激応答性ゲル / マイクロ流体デバイス / ケミカルセンサ / MEMS (他10件)
【概要】温度応答特性をもつNIPAMハイドロゲルにシリカコロイドを分散させてフォトニック結晶ゲルを調整し,それをマイクロ流体デバイスを利用してゲルマイクロアレイを作製することで,微小領域からの物理量および化学量を計測可能なセンサの開発を行った.これらのマイクロスケールにパターニングされたゲルは,シリカ粒子によるコロイド結晶を内部に有しているため可視光領域の構造色を呈している.これにより,化学物質の濃度を可...
❏鉄道ネットワークを対象とした高密度センシング技術の開発とその地震災害制御への適用(19360201)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】清野 純史 京都大学, 工学研究科, 教授 (00161597)
【キーワード】地震工学 / 鉄道ネットワーク / センシング技術 / 地震災害制御 / 損傷同定 (他17件)
【概要】鉄道ネットワークを対象として,センシング技術を利用した災害発生時の迅速な機器制御により,被害を最小限に留めるような理論的な枠組みの構築と技術開発を行った.小型マイコンに加速度センサとワイヤレス伝送技術を実装し,これをセンサネットワークとして利用するためのハードおよびソフトの環境整備を行い,プロトタイプを作成した.さらにセンシングデータの大容量送受信が可能であるか等の検証を行うとともに,損傷判断や被...
【工学】総合工学:疲労損傷モニタリングを含む研究件
❏苛酷な疲労環境下にある鋼道路橋のモニタリングを活用した統合管理システム(25249063)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】三木 千壽 東京都市大学, 総合研究所, 教授 (20016645)
【キーワード】鋼橋 / 疲労 / モニタリング / センサ / 診断 (他6件)
【概要】鋼道路橋の疲労安全性について,最新のセンシングおよびモニタリング技術を点検と診断に統合した維持管理システムを構築することを目的としている.主な項目は次の4つである.(1)疲労損傷の点検と評価のための情報プラットフォームの構築では,疲労損傷データベースの開発および点検者養成のためのソフト開発である.(2)モニタリングとそこで必要なセンサ類の開発では,十分な精度を確保することのできる加速度センサの主に...
❏重度の疲労損傷を受けた鋼橋の機能回復・機能向上を目的とする橋梁再生工学の確立(18106010)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】三木 千壽 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20016645)
【キーワード】鋼橋 / 疲労損傷 / 非破壊検査 / モニタリング / データベース (他15件)
【概要】重度の疲労損傷を受けた鋼橋に対する、点検、診断、措置からなる一連のリハビリテーション技術の確立を目的とし、高精度で定量的な超音波探傷システムの開発、損傷原因の同定法、古い鋼材の性能を評価法、構造的な補修補強方法、疲労強度改善方法などの要素技術を明らかにするとともに、補修補強事例のデータベースおよびコンサルテーションシステムをウェブ上に構築した。 ...
【工学】総合工学:電子デバイス・機器モニタリングを含む研究件
❏体外受精卵の成長をモニタリングするリング型マルチ卵重計の創製(18H03547)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】曾根 逸人 群馬大学, 大学院理工学府, 教授 (80344927)
【キーワード】カンチレバ-半導体複合型バイオセンサ / 検査・診断システム / 医用システム / 電子デバイス・機器 / モニタリング
【概要】本研究では、受精卵から胚になるまでの成長を非侵襲かつ高精度に定量評価するための、受精卵を固定できるリング型センサを作製して、受精卵の質量と排出されるイオン検出による呼吸活性のマルチモニタリングの実現を目的とした。重ねフォトリソグラフィによるリング型センサの作製、センサ変位と表面電位の同時検出システムの構築を行い、マウス受精卵の質量と呼吸活性の同時測定を実施した。また、沈降測定法によるマウス受精卵質...
❏体外受精卵のクオリティーを選別するマルチ卵重計の創製(26282143)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】曾根 逸人 群馬大学, 大学院理工学府, 教授 (80344927)
【キーワード】カンチレバ-半導体複合型バイオセンサ / 受精卵質量測定 / ピエゾ抵抗カンチレバ / Siナノワイヤバイオセンサ / 検査・診断システム (他8件)
【概要】本研究では、体外受精卵の非侵襲な精密診断法の開発を目指して、受精卵の重量と呼吸活性の連続測定が可能な、ピエゾ抵抗カンチレバに半導体センサを搭載したマルチ卵重計の創製を目的とした。受精卵を搭載可能にするため集束イオンビーム加工によってホルダ型ピエゾ抵抗カンチレバを作製し、カンチレバの共振周波数検出法および変位検出法を用いて、マウス受精卵およびウニ卵子の質量を測定することに成功した。また、受精卵質量を...
【工学】総合工学:非破壊検査モニタリングを含む研究件
❏接触型SH波線集束探触子によるき裂寸法測定の高精度化(19560076)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】井上 裕嗣 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (90193606)
【キーワード】非破壊検査 / 超音波探傷 / TOFD 法 / SH 波 / 探触子 (他11件)
【概要】本研究では, 通常の縦波に代えてSH波を利用したTOFD法によるき裂寸法測定の実現を目的として, SH波線集束探触子を開発した.探触子を試作してTOFD法に適用した結果, 直接到達波およびき裂先端回折波が確認され,TOFD法に適用可能であることを確認した.なお,探触子の感度が低く, 縦波線集束探触子と比較してき裂寸法測定の高精度化には至らなかったため, 改善策として放物線型のSH波線集束探触子を考...
❏重度の疲労損傷を受けた鋼橋の機能回復・機能向上を目的とする橋梁再生工学の確立(18106010)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】三木 千壽 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20016645)
【キーワード】鋼橋 / 疲労損傷 / 非破壊検査 / モニタリング / データベース (他15件)
【概要】重度の疲労損傷を受けた鋼橋に対する、点検、診断、措置からなる一連のリハビリテーション技術の確立を目的とし、高精度で定量的な超音波探傷システムの開発、損傷原因の同定法、古い鋼材の性能を評価法、構造的な補修補強方法、疲労強度改善方法などの要素技術を明らかにするとともに、補修補強事例のデータベースおよびコンサルテーションシステムをウェブ上に構築した。 ...
❏環境シミュレーションに基づくコンクリート構造物の高機能補修システムの開発(15206051)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】魚本 健人 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (80114396)
【キーワード】維持管理 / 非破壊検査 / 環境条件 / 劣化診断 / モータリング (他8件)
【概要】本研究では,特に,構造物の劣化および再劣化に多大な影響を及ぼす環境作用を定量的に評価することで境界条件を明確とし,この結果に基づいたコンクリート構造物の補修システムを開発することを目的としている。さらに,再劣化のメカニズムを明らかとすることにより,構造物の部材,部位に応じた補修工法,補修範囲の選定が適切に実施することが可能となる高機能なシステムを開発した。 (1)環境条件のモデル化 環境条件のシミ...
【工学】総合工学:リモートセンシングモニタリングを含む研究件
❏マルチセンサを用いた天然林の持続的管理のためのモニタリング手法の開発(16H04946)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】平田 泰雅 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 研究ディレクター (50353826)
【キーワード】天然林 / UAV / 航空機レーザスキャナ / 資源量 / 健全性 (他10件)
【概要】本研究は、UAV搭載センサを用いて単木樹冠の形状や反射スペクトル特性から樹種分布や樹木の健全性をモニタリングする手法を開発するとともに、これらがデジタル空中写真、航空機レーザスキャナデータからどの程度把握できるかを明らかにし、これらのデータを用いて天然林の有用樹種や林相および資源量を高精度で広域把握する手法を開発した。その結果、マルチスペクトルや熱赤外のセンシングによって有用樹種の判別が可能になり...
❏森林の三次元計測と林分成長予測システムの統合による地域資源シミュレーションの構築(24780142)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中島 徹 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (10598775)
【キーワード】シミュレーション / 資源予測 / 林業収益 / 労働量 / 素材生産 (他26件)
【概要】本研究は、リモートセンシング等から得られた森林の現況をもとに、成長モデルを組み合わせることによって、長期的な資源シミュレーションを行うことを可能とした。その結果、多様な森林管理に応じた労働量、材積、林業収益などを試算することが可能となった。また、これらのシミュレーションが地域の森林管理に応用できる可能性についても検討した。 ...
❏ハノイ市及びフエ市における水アクセスと関連づけた健康関連微生物汚染の浸水時調査(23404016)
【研究テーマ】土木環境システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】古米 弘明 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40173546)
【キーワード】環境室定量化・予測 / 水質汚濁・土壌汚染防止・浄化 / 土木環境システム / モニタリング / リモートセンシング (他11件)
【概要】フエ旧市街地を対象として、水位および電気伝導度のセンサによる雨季のモニタリングと採水・水質調査を実施して、浸水状況や微生物汚染状況の実態把握を行った。また、現地踏査による標高データの取得、排水路の接続状況の精査、衛星画像を活用した不浸透面の設定を通じて、都市浸水解析モデルを高度化した。そのモデルを利用して、過去の浸水実績図を再現できること、浸水しやすい地区の特定が可能であると判断される結果を得た。...
【工学】総合工学:複合材料モニタリングを含む研究件
❏複合材構造の高精度成形のための樹脂固化前変形その場計測とモデル化(20H02345)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】水口 周 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70512359)
【キーワード】複合材料 / 成形 / 積層 / 硬化 / モニタリング
【概要】自動積層装置でプリプレグを積層する過程の挙動評価を行った。積層過程でのプリプレグの変形・ひずみ応答を評価可能なように積層装置の改造とチューニングを実施した。また光ファイバセンサを一体化させたプリプレグを用いることで、フィード、プリテンション、コンパクションローラでの圧着、脱型の全積層過程においてプリプレグに発生するひずみ変動をリアルタイムで取得した。積層品質を高めるためのプリテンションが、積層後に...
❏Tri-Functional自己センシングCFRP構造キャパシタの開発研究(15K05673)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】轟 章 東京工業大学, 工学院, 教授 (50211397)
【キーワード】複合材料 / 構造キャパシタ / 3Dプリンタ / 自己センシング / CFRP (他16件)
【概要】高価な炭素繊維強化複合材料を一般構造に適用するため,構造以外の蓄電機能を持たせる構造キャパシタを開発する.本研究ではサンドイッチ構造のコア部分にキャパシタを内蔵するサンドイッチ構造キャパシタを提案した.フォームコアでは電解液の漏洩が発生するため,3Dプリンタで作成したスナップイン構造を用いることにした.スナップイン構造のコア内部に防水処理をしたキャパシタを設置することで蓄電機能目標を達成した.3点...
❏光ファイバライフサイクルモニタリング援用革新複合材構造の知的ものづくり科学の構築(26220912)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】武田 展雄 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 客員連携研究員 (10171646)
【キーワード】複合材料 / CFRP / 光ファイバセンサ / 成形プロセス / モニタリング (他9件)
【概要】光ファイバ温度・ひずみ同時計測技術を、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の新規成形プロセスに適用可能なレベルまで向上させ、CFRPの成形、加工、組立、運用に渡るライフサイクルモニタリング技術として提案し、CFRPの品質保証・保守技術としての有用性を実証した。まず、埋め込み光ファイバ援用CFRP成形中その場物性評価基盤技術を構築し、従来では不可能であった成形途中の物性値の時間的変化を測定し、実用的...
【工学】総合工学:複合材料・物性モニタリングを含む研究件
❏損傷検知・修復システムと急速補修法の融合技術による超軽量複合材航空機構造の実現(25709082)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】水口 周 東京大学, 新領域創成科学研究科, 特任准教授 (70512359)
【キーワード】複合材料 / 損傷許容設計 / 損傷検知 / 損傷修復 / 損傷許容性 (他18件)
【概要】本研究課題では耐損傷性の問題から十分な軽量化にいたっていない複合材航空機構造を対象に、大幅な重量低減を目標とした検討を行った。具体的にはこれまで構築してきた階層型光ファイバ損傷検知システムを損傷検知・修復ハイブリッドシステムに発展させるとともに、独自の急速補修技術と融合させて構造に適用することで、設計許容ひずみレベルを向上させることを試みた。損傷検知・補修融合技術を適用することで初めて可能になる軽...
❏複合材構造の損傷許容設計実現のための光ファイバセンサ監視システム(18106014)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】武田 展雄 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (10171646)
【キーワード】航空宇宙工学 / 複合材料・物性 / 光ファイバセンサ / モニタリング / 複合材料 (他8件)
【概要】本研究では、航空宇宙機複合材構造の損傷許容設計実現のための光ファイバセンサ監視システムを実用化するための基礎・基盤研究として、まず土台となる「損傷プロセスの観察と定式化」を進めた。また、「弾性波計測による監視システム」、「分布ひずみ計測による監視システム」両者の適用化に取り組むとともに、両者の特性を組み合わせることで、より信頼性と診断精度の高い監視システムを構築した。 ...
【工学】総合工学:ウェーブレット解析モニタリングを含む研究件
❏地震のリスクマネジメントのための事前対応・事後対応に向けた構造モニタリングの展開(25249062)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】藤野 陽三 横浜国立大学, 先端科学高等研究院, 教授 (20111560)
【キーワード】モニタリング / 構造同定 / 損傷同定 / 非線形応答解析 / 橋梁 (他14件)
【概要】本研究は地震などのモニタリングを活用して,われわれの設計のみならず地震後の災害対応等に役立てようとするものです.横浜ベイブリッジの2011年3月11日の大地震の記録の解析や高速鉄道の高架橋の振動測定などを行い,有用な結果を得ると共にモニタリングデータからの被害判定をリアルタイムに行う手法の研究も行いました. ...
❏セルフ・メンテナンス・システムの研究(08875050)
【研究テーマ】機械力学・制御
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】須田 義大 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (80183052)
【キーワード】セルフメンテナンス / 波状摩耗 / ころがり接触 / 機械振動 / ウェーブレット解析 (他6件)
【概要】通常の運動を伴う機械システムでは、振動現象や摩擦、摩耗現象によって機械システムの劣化が生じる。そのため、定期的な保守点検作業、すなわちメンテナンス作業を絶えず行い、機械の運転状態を正常な状態に保つことが重要になる。機械の劣化によるシステムの異常が破局を導くような場合では、運転状況を継続的に監視(モニタリング)することも必要である。本研究の目的は、このような手間とコストのかかるモニタリングとメンテナ...
【工学】総合工学:センサーモニタリングを含む研究件
❏マルチセンサを用いた天然林の持続的管理のためのモニタリング手法の開発(16H04946)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】平田 泰雅 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 研究ディレクター (50353826)
【キーワード】天然林 / UAV / 航空機レーザスキャナ / 資源量 / 健全性 (他10件)
【概要】本研究は、UAV搭載センサを用いて単木樹冠の形状や反射スペクトル特性から樹種分布や樹木の健全性をモニタリングする手法を開発するとともに、これらがデジタル空中写真、航空機レーザスキャナデータからどの程度把握できるかを明らかにし、これらのデータを用いて天然林の有用樹種や林相および資源量を高精度で広域把握する手法を開発した。その結果、マルチスペクトルや熱赤外のセンシングによって有用樹種の判別が可能になり...
❏フレキシブル電子デバイスを用いた新しい組織血流モニタリングシステムの開発(16K15745)
【研究テーマ】形成外科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】富岡 容子 (桂木容子) 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20610372)
【キーワード】血流評価 / モニタリング / ウェアラブルデバイス / 血流障害 / フレキシブル (他15件)
【概要】これまでの遊離組織移植術後の血流評価は、数時間毎の診察やピンプリック所見に頼っていたが、本研究において、柔らかいフィルム状の基材の上に微小なセンサーを多数実装する技術を活用することで組織全体を昼夜継続して血流測定できるシステムを世界で初めて実現した。 測定データから血流異常の判定を下すアルゴリズムを作成し、動物モデルでその検出率を裏付けたのち、機器の改良と検証を重ねて臨床試験につなげた。 ...
❏苛酷な疲労環境下にある鋼道路橋のモニタリングを活用した統合管理システム(25249063)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】三木 千壽 東京都市大学, 総合研究所, 教授 (20016645)
【キーワード】鋼橋 / 疲労 / モニタリング / センサ / 診断 (他6件)
【概要】鋼道路橋の疲労安全性について,最新のセンシングおよびモニタリング技術を点検と診断に統合した維持管理システムを構築することを目的としている.主な項目は次の4つである.(1)疲労損傷の点検と評価のための情報プラットフォームの構築では,疲労損傷データベースの開発および点検者養成のためのソフト開発である.(2)モニタリングとそこで必要なセンサ類の開発では,十分な精度を確保することのできる加速度センサの主に...
【工学】総合工学:pHモニタリングを含む研究件
❏浚渫窪地の環境影響の解明と新しい環境マネジメント手法の提案(19360220)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】佐々木 淳 横浜国立大学, 工学研究院, 教授 (50292884)
【キーワード】海岸工学 / 沿岸環境 / 内湾 / 数値モデル / 現地観測 (他18件)
【概要】東京湾をはじめとする内湾に存在する浚渫窪地では,無酸素水塊や硫化物の発生による無生物海底の出現や,この水塊の湧昇に伴う干潟や浅場への悪影響が懸念されている.本研究では浚渫窪地の硫化物動態等に関する現地観測を実施し,これらの現象を精密に再現可能な数値モデルを開発し,浚渫窪地が周辺環境に与える影響を評価すると同時に,沖合水の導水等による浚渫窪地の環境改善方策について検討し,有効と考えられるマネジメント...
❏コンクリート構造材料の中性化をモニタリングするための光ファイバーセンサの検討(15656104)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】久保内 昌敏 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (00186446)
【キーワード】コンクリート / 中性化 / モニタリング / 光ファイバー / pH (他7件)
【概要】コンクリート構造物を非破壊でその内部の中性化についてモニタリングするための手法を,光ファイバーで内部のpH変化を検知するという概念で行うことを目的とし,昨年度はフェノールフタレインを添加したPVA/四ホウ酸Naゲルを作製し,センシングモジュール部へこのゲルを詰め込むことで検討を行い,基本的な性能はほぼ達成されるものの,モルタル内でゲルが乾燥したため,ゲルの安定性を検討する必要を指摘した.そこで,本...
【工学】総合工学:CFRPモニタリングを含む研究件
❏Tri-Functional自己センシングCFRP構造キャパシタの開発研究(15K05673)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】轟 章 東京工業大学, 工学院, 教授 (50211397)
【キーワード】複合材料 / 構造キャパシタ / 3Dプリンタ / 自己センシング / CFRP (他16件)
【概要】高価な炭素繊維強化複合材料を一般構造に適用するため,構造以外の蓄電機能を持たせる構造キャパシタを開発する.本研究ではサンドイッチ構造のコア部分にキャパシタを内蔵するサンドイッチ構造キャパシタを提案した.フォームコアでは電解液の漏洩が発生するため,3Dプリンタで作成したスナップイン構造を用いることにした.スナップイン構造のコア内部に防水処理をしたキャパシタを設置することで蓄電機能目標を達成した.3点...
❏光ファイバライフサイクルモニタリング援用革新複合材構造の知的ものづくり科学の構築(26220912)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】武田 展雄 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 客員連携研究員 (10171646)
【キーワード】複合材料 / CFRP / 光ファイバセンサ / 成形プロセス / モニタリング (他9件)
【概要】光ファイバ温度・ひずみ同時計測技術を、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の新規成形プロセスに適用可能なレベルまで向上させ、CFRPの成形、加工、組立、運用に渡るライフサイクルモニタリング技術として提案し、CFRPの品質保証・保守技術としての有用性を実証した。まず、埋め込み光ファイバ援用CFRP成形中その場物性評価基盤技術を構築し、従来では不可能であった成形途中の物性値の時間的変化を測定し、実用的...
❏ジュール発熱の熱変形を利用した自己損傷検知複合材料構造(21560079)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】轟 章 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (50211397)
【キーワード】破壊 / 複合材料 / CFRP / 層間はく離 / 電気抵抗 (他12件)
【概要】炭素繊維強化プラスチック積層板の強化繊維の炭素繊維をそのままセンサとして用いる自己損傷検知手法に熱変形の前後で電気抵抗を測定して差異を統計的に判定する手法を提案している.ジュール発熱を利用し,冷却過程でブロックごとの電気抵抗を測定し,電気抵抗変化の統計的関係の変化から,周囲との差異を検出する.この手法を衝撃荷重後の損傷,初期欠陥に適用し,実験的に検証した.また,電極損傷時にも有効に損傷の有無を検知...
【工学】総合工学:破壊モニタリングを含む研究件
❏Tri-Functional自己センシングCFRP構造キャパシタの開発研究(15K05673)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】轟 章 東京工業大学, 工学院, 教授 (50211397)
【キーワード】複合材料 / 構造キャパシタ / 3Dプリンタ / 自己センシング / CFRP (他16件)
【概要】高価な炭素繊維強化複合材料を一般構造に適用するため,構造以外の蓄電機能を持たせる構造キャパシタを開発する.本研究ではサンドイッチ構造のコア部分にキャパシタを内蔵するサンドイッチ構造キャパシタを提案した.フォームコアでは電解液の漏洩が発生するため,3Dプリンタで作成したスナップイン構造を用いることにした.スナップイン構造のコア内部に防水処理をしたキャパシタを設置することで蓄電機能目標を達成した.3点...
❏ジュール発熱の熱変形を利用した自己損傷検知複合材料構造(21560079)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】轟 章 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (50211397)
【キーワード】破壊 / 複合材料 / CFRP / 層間はく離 / 電気抵抗 (他12件)
【概要】炭素繊維強化プラスチック積層板の強化繊維の炭素繊維をそのままセンサとして用いる自己損傷検知手法に熱変形の前後で電気抵抗を測定して差異を統計的に判定する手法を提案している.ジュール発熱を利用し,冷却過程でブロックごとの電気抵抗を測定し,電気抵抗変化の統計的関係の変化から,周囲との差異を検出する.この手法を衝撃荷重後の損傷,初期欠陥に適用し,実験的に検証した.また,電極損傷時にも有効に損傷の有無を検知...
【工学】総合工学:補修モニタリングを含む研究件
❏損傷検知・修復システムと急速補修法の融合技術による超軽量複合材航空機構造の実現(25709082)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】水口 周 東京大学, 新領域創成科学研究科, 特任准教授 (70512359)
【キーワード】複合材料 / 損傷許容設計 / 損傷検知 / 損傷修復 / 損傷許容性 (他18件)
【概要】本研究課題では耐損傷性の問題から十分な軽量化にいたっていない複合材航空機構造を対象に、大幅な重量低減を目標とした検討を行った。具体的にはこれまで構築してきた階層型光ファイバ損傷検知システムを損傷検知・修復ハイブリッドシステムに発展させるとともに、独自の急速補修技術と融合させて構造に適用することで、設計許容ひずみレベルを向上させることを試みた。損傷検知・補修融合技術を適用することで初めて可能になる軽...
❏環境シミュレーションに基づくコンクリート構造物の高機能補修システムの開発(15206051)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】魚本 健人 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (80114396)
【キーワード】維持管理 / 非破壊検査 / 環境条件 / 劣化診断 / モータリング (他8件)
【概要】本研究では,特に,構造物の劣化および再劣化に多大な影響を及ぼす環境作用を定量的に評価することで境界条件を明確とし,この結果に基づいたコンクリート構造物の補修システムを開発することを目的としている。さらに,再劣化のメカニズムを明らかとすることにより,構造物の部材,部位に応じた補修工法,補修範囲の選定が適切に実施することが可能となる高機能なシステムを開発した。 (1)環境条件のモデル化 環境条件のシミ...
【工学】総合工学:機械材料・材料力学モニタリングを含む研究件
❏超合金組織の形態変化を応用したタービン翼稼働力学場の検出と寿命延伸技術への展開(19860036)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】阪口 基己 長岡技術科学大学, 工学部・機械系, 助教 (60452083)
【キーワード】Ni基超合金 / 自己組織化 / モニタリング / 寿命延伸 / 残留応力 (他7件)
【概要】本研究では、優れた高温強度を持つ単結晶Ni基超合金の組織形態変化現象に焦点を当て、その現象を意図的に発現させる実験を様々な条件下で行うとともに、発現した組織変化を数的表示するための評価法の開発、現象を支配する駆動力とメカニズムの解明を通し、形態変化現象を積極的に利用した「ガスタービン高温部材の寿命延伸技術」の根幹を担う基礎的事象を学術的に明らかにした. ...
❏接触型SH波線集束探触子によるき裂寸法測定の高精度化(19560076)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】井上 裕嗣 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (90193606)
【キーワード】非破壊検査 / 超音波探傷 / TOFD 法 / SH 波 / 探触子 (他11件)
【概要】本研究では, 通常の縦波に代えてSH波を利用したTOFD法によるき裂寸法測定の実現を目的として, SH波線集束探触子を開発した.探触子を試作してTOFD法に適用した結果, 直接到達波およびき裂先端回折波が確認され,TOFD法に適用可能であることを確認した.なお,探触子の感度が低く, 縦波線集束探触子と比較してき裂寸法測定の高精度化には至らなかったため, 改善策として放物線型のSH波線集束探触子を考...
【工学】総合工学:損傷モニタリングを含む研究件
❏東北の鉄道高架橋付属物の安全性評価を目的とした動的解析とそのモニタリング(26820182)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】水谷 司 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (10636632)
【キーワード】電車線柱 / 新幹線高架橋 / 地震 / 損傷 / 動的非線形解析 (他14件)
【概要】本研究では,3.11の地震で被害のあった新幹線高架橋上のPC製電車線柱の耐震性能を精度よく評価するため,電車線・電線,調整桁などまで考慮した高架橋・電車線柱の三次元連成系骨組みモデルを構築し,地震応答解析により各構造要素間の連成の影響や動的特性を明らかにした.その上で,既存のPC製電車線柱の大規模地震対策として,現行対策である高靭性化補強および鋼管ビームによる門型化,今回新たに提案したTMDによる...
❏ジュール発熱の熱変形を利用した自己損傷検知複合材料構造(21560079)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】轟 章 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (50211397)
【キーワード】破壊 / 複合材料 / CFRP / 層間はく離 / 電気抵抗 (他12件)
【概要】炭素繊維強化プラスチック積層板の強化繊維の炭素繊維をそのままセンサとして用いる自己損傷検知手法に熱変形の前後で電気抵抗を測定して差異を統計的に判定する手法を提案している.ジュール発熱を利用し,冷却過程でブロックごとの電気抵抗を測定し,電気抵抗変化の統計的関係の変化から,周囲との差異を検出する.この手法を衝撃荷重後の損傷,初期欠陥に適用し,実験的に検証した.また,電極損傷時にも有効に損傷の有無を検知...
【工学】総合工学:損傷許容設計モニタリングを含む研究件
❏損傷検知・修復システムと急速補修法の融合技術による超軽量複合材航空機構造の実現(25709082)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】水口 周 東京大学, 新領域創成科学研究科, 特任准教授 (70512359)
【キーワード】複合材料 / 損傷許容設計 / 損傷検知 / 損傷修復 / 損傷許容性 (他18件)
【概要】本研究課題では耐損傷性の問題から十分な軽量化にいたっていない複合材航空機構造を対象に、大幅な重量低減を目標とした検討を行った。具体的にはこれまで構築してきた階層型光ファイバ損傷検知システムを損傷検知・修復ハイブリッドシステムに発展させるとともに、独自の急速補修技術と融合させて構造に適用することで、設計許容ひずみレベルを向上させることを試みた。損傷検知・補修融合技術を適用することで初めて可能になる軽...
❏複合材構造の損傷許容設計実現のための光ファイバセンサ監視システム(18106014)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】武田 展雄 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (10171646)
【キーワード】航空宇宙工学 / 複合材料・物性 / 光ファイバセンサ / モニタリング / 複合材料 (他8件)
【概要】本研究では、航空宇宙機複合材構造の損傷許容設計実現のための光ファイバセンサ監視システムを実用化するための基礎・基盤研究として、まず土台となる「損傷プロセスの観察と定式化」を進めた。また、「弾性波計測による監視システム」、「分布ひずみ計測による監視システム」両者の適用化に取り組むとともに、両者の特性を組み合わせることで、より信頼性と診断精度の高い監視システムを構築した。 ...
【工学】総合工学:損傷検知モニタリングを含む研究件
❏損傷検知・修復システムと急速補修法の融合技術による超軽量複合材航空機構造の実現(25709082)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】水口 周 東京大学, 新領域創成科学研究科, 特任准教授 (70512359)
【キーワード】複合材料 / 損傷許容設計 / 損傷検知 / 損傷修復 / 損傷許容性 (他18件)
【概要】本研究課題では耐損傷性の問題から十分な軽量化にいたっていない複合材航空機構造を対象に、大幅な重量低減を目標とした検討を行った。具体的にはこれまで構築してきた階層型光ファイバ損傷検知システムを損傷検知・修復ハイブリッドシステムに発展させるとともに、独自の急速補修技術と融合させて構造に適用することで、設計許容ひずみレベルを向上させることを試みた。損傷検知・補修融合技術を適用することで初めて可能になる軽...
❏ジュール発熱の熱変形を利用した自己損傷検知複合材料構造(21560079)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】轟 章 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (50211397)
【キーワード】破壊 / 複合材料 / CFRP / 層間はく離 / 電気抵抗 (他12件)
【概要】炭素繊維強化プラスチック積層板の強化繊維の炭素繊維をそのままセンサとして用いる自己損傷検知手法に熱変形の前後で電気抵抗を測定して差異を統計的に判定する手法を提案している.ジュール発熱を利用し,冷却過程でブロックごとの電気抵抗を測定し,電気抵抗変化の統計的関係の変化から,周囲との差異を検出する.この手法を衝撃荷重後の損傷,初期欠陥に適用し,実験的に検証した.また,電極損傷時にも有効に損傷の有無を検知...
❏高密度振動モニタリングによる社会基盤施設の極限性能評価法(20226011)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】藤野 陽三 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (20111560)
【キーワード】維持管理工学 / モニタリング / 振動 / 状態把握 / 地震応答 (他8件)
【概要】本研究は、社会基盤施設に関わる災害事故の未然防止、保全の効率化のためには振動モニタリング法が有効であることを,いくつかの実構造物におけるモニタリングデータの分析例から具体的に明らかにした.また,「想定外」事態の未然検出に対しても、その有効性を示すとともに,社会基盤施設の終局性能の推定の立場からモニタリングデータからのモデル化を具体的な例を通じて示した.なお,ワイヤレスセンサーによるマルチホップデー...
【工学】総合工学:損傷同定モニタリングを含む研究件
❏地震のリスクマネジメントのための事前対応・事後対応に向けた構造モニタリングの展開(25249062)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】藤野 陽三 横浜国立大学, 先端科学高等研究院, 教授 (20111560)
【キーワード】モニタリング / 構造同定 / 損傷同定 / 非線形応答解析 / 橋梁 (他14件)
【概要】本研究は地震などのモニタリングを活用して,われわれの設計のみならず地震後の災害対応等に役立てようとするものです.横浜ベイブリッジの2011年3月11日の大地震の記録の解析や高速鉄道の高架橋の振動測定などを行い,有用な結果を得ると共にモニタリングデータからの被害判定をリアルタイムに行う手法の研究も行いました. ...
❏鉄道ネットワークを対象とした高密度センシング技術の開発とその地震災害制御への適用(19360201)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】清野 純史 京都大学, 工学研究科, 教授 (00161597)
【キーワード】地震工学 / 鉄道ネットワーク / センシング技術 / 地震災害制御 / 損傷同定 (他17件)
【概要】鉄道ネットワークを対象として,センシング技術を利用した災害発生時の迅速な機器制御により,被害を最小限に留めるような理論的な枠組みの構築と技術開発を行った.小型マイコンに加速度センサとワイヤレス伝送技術を実装し,これをセンサネットワークとして利用するためのハードおよびソフトの環境整備を行い,プロトタイプを作成した.さらにセンシングデータの大容量送受信が可能であるか等の検証を行うとともに,損傷判断や被...
❏移動体と連携した自律分散型センシングによる交通基盤施設のリアルタイム危機制御(18206049)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】藤野 陽三 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (20111560)
【キーワード】モニタリング / 損傷同定 / 地震 / リアルタイム危機制御 / センシング (他11件)
【概要】まず,移動体(列車,自動車)によるセンシング手法の確立に向けた研究を行った.計測システムはMEMS加速度計,位置を知るための小型GPS,小型ノートブックPCから構成し,車両,自動車に設置してフィールドで測定を行った.線路や路面の状態と加速度(鉛直)応答との関係を調査し,その再現性,速度依存性,車両依存性などを調べた.再現性は,極めて高いことが確認された.車両依存性については,同一路面(軌道)上での...
【工学】総合工学:光ファイバーモニタリングを含む研究件
❏損傷検知・修復システムと急速補修法の融合技術による超軽量複合材航空機構造の実現(25709082)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】水口 周 東京大学, 新領域創成科学研究科, 特任准教授 (70512359)
【キーワード】複合材料 / 損傷許容設計 / 損傷検知 / 損傷修復 / 損傷許容性 (他18件)
【概要】本研究課題では耐損傷性の問題から十分な軽量化にいたっていない複合材航空機構造を対象に、大幅な重量低減を目標とした検討を行った。具体的にはこれまで構築してきた階層型光ファイバ損傷検知システムを損傷検知・修復ハイブリッドシステムに発展させるとともに、独自の急速補修技術と融合させて構造に適用することで、設計許容ひずみレベルを向上させることを試みた。損傷検知・補修融合技術を適用することで初めて可能になる軽...
❏コンクリート構造材料の中性化をモニタリングするための光ファイバーセンサの検討(15656104)
【研究テーマ】土木材料・施工・建設マネジメント
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】久保内 昌敏 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (00186446)
【キーワード】コンクリート / 中性化 / モニタリング / 光ファイバー / pH (他7件)
【概要】コンクリート構造物を非破壊でその内部の中性化についてモニタリングするための手法を,光ファイバーで内部のpH変化を検知するという概念で行うことを目的とし,昨年度はフェノールフタレインを添加したPVA/四ホウ酸Naゲルを作製し,センシングモジュール部へこのゲルを詰め込むことで検討を行い,基本的な性能はほぼ達成されるものの,モルタル内でゲルが乾燥したため,ゲルの安定性を検討する必要を指摘した.そこで,本...
❏光ファイバーを用いた耐食性FRP機器におけるモニタリング機能の発現に関する研究(09750822)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】久保内 昌敏 東京工業大学, 工学部, 助教授 (00186446)
【キーワード】光ファイバ / FRP / 赤外分光分析 / モニタリング / スマートマテリアル (他9件)
【概要】繊維強化複合材料の内部に例えば光ファイバーなどを用いて、材料の応力状態や温度等の情報を取り出せるようにしようとする「スマートマテリアル」の研究が広く精力的に行われている。本研究はこの一つとして、化学プラントに用いられる装置材料としての耐食FRPに光ファイバーを埋め込んで、FRPの化学変化をモニタリングする方法の確立を目的とした。 昨年度は、光ファイバーと赤外分光分析装置(FT-IR)とを組み合わせ...
【工学】総合工学:光ファイバーセンサーモニタリングを含む研究件
❏光ファイバライフサイクルモニタリング援用革新複合材構造の知的ものづくり科学の構築(26220912)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】武田 展雄 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 客員連携研究員 (10171646)
【キーワード】複合材料 / CFRP / 光ファイバセンサ / 成形プロセス / モニタリング (他9件)
【概要】光ファイバ温度・ひずみ同時計測技術を、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の新規成形プロセスに適用可能なレベルまで向上させ、CFRPの成形、加工、組立、運用に渡るライフサイクルモニタリング技術として提案し、CFRPの品質保証・保守技術としての有用性を実証した。まず、埋め込み光ファイバ援用CFRP成形中その場物性評価基盤技術を構築し、従来では不可能であった成形途中の物性値の時間的変化を測定し、実用的...
❏複合材構造の損傷許容設計実現のための光ファイバセンサ監視システム(18106014)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】武田 展雄 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (10171646)
【キーワード】航空宇宙工学 / 複合材料・物性 / 光ファイバセンサ / モニタリング / 複合材料 (他8件)
【概要】本研究では、航空宇宙機複合材構造の損傷許容設計実現のための光ファイバセンサ監視システムを実用化するための基礎・基盤研究として、まず土台となる「損傷プロセスの観察と定式化」を進めた。また、「弾性波計測による監視システム」、「分布ひずみ計測による監視システム」両者の適用化に取り組むとともに、両者の特性を組み合わせることで、より信頼性と診断精度の高い監視システムを構築した。 ...
【工学】総合工学:疲労モニタリングを含む研究件
❏苛酷な疲労環境下にある鋼道路橋のモニタリングを活用した統合管理システム(25249063)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】三木 千壽 東京都市大学, 総合研究所, 教授 (20016645)
【キーワード】鋼橋 / 疲労 / モニタリング / センサ / 診断 (他6件)
【概要】鋼道路橋の疲労安全性について,最新のセンシングおよびモニタリング技術を点検と診断に統合した維持管理システムを構築することを目的としている.主な項目は次の4つである.(1)疲労損傷の点検と評価のための情報プラットフォームの構築では,疲労損傷データベースの開発および点検者養成のためのソフト開発である.(2)モニタリングとそこで必要なセンサ類の開発では,十分な精度を確保することのできる加速度センサの主に...
❏重度の疲労損傷を受けた鋼橋の機能回復・機能向上を目的とする橋梁再生工学の確立(18106010)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】三木 千壽 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20016645)
【キーワード】鋼橋 / 疲労損傷 / 非破壊検査 / モニタリング / データベース (他15件)
【概要】重度の疲労損傷を受けた鋼橋に対する、点検、診断、措置からなる一連のリハビリテーション技術の確立を目的とし、高精度で定量的な超音波探傷システムの開発、損傷原因の同定法、古い鋼材の性能を評価法、構造的な補修補強方法、疲労強度改善方法などの要素技術を明らかにするとともに、補修補強事例のデータベースおよびコンサルテーションシステムをウェブ上に構築した。 ...
【工学】総合工学:逆解析モニタリングを含む研究件
❏地震のリスクマネジメントのための事前対応・事後対応に向けた構造モニタリングの展開(25249062)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】藤野 陽三 横浜国立大学, 先端科学高等研究院, 教授 (20111560)
【キーワード】モニタリング / 構造同定 / 損傷同定 / 非線形応答解析 / 橋梁 (他14件)
【概要】本研究は地震などのモニタリングを活用して,われわれの設計のみならず地震後の災害対応等に役立てようとするものです.横浜ベイブリッジの2011年3月11日の大地震の記録の解析や高速鉄道の高架橋の振動測定などを行い,有用な結果を得ると共にモニタリングデータからの被害判定をリアルタイムに行う手法の研究も行いました. ...
❏GPSネットワークデータの逆解析に基づく地殻変動モニタの開発(13308020)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】堀 宗朗 東京大学, 地震研究所, 教授 (00219205)
【キーワード】GPS / 逆解析 / 地域応力場 / 地域歪場 / 地域弾性係数 (他15件)
【概要】本研究の目的は地殻変動モニタの開発である.このモニタは,PSネットワーク電子基準点を含む地域に対し,計測されたデータから歪場の増分を計算し,釣り合い式を満たすよう,地域弾性係数とそれに伴う応力場の増分を推定するものである.応力場の推定を行う逆解析理論は全く新しい理論であり,それに基づく大規模数値解析手法を構築し,地殻変動モニタをコード化している.地殻変動モニタの妥当性は数値実験によって検証されてい...
【工学】総合工学:自己修復モニタリングを含む研究件
❏損傷検知・修復システムと急速補修法の融合技術による超軽量複合材航空機構造の実現(25709082)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】水口 周 東京大学, 新領域創成科学研究科, 特任准教授 (70512359)
【キーワード】複合材料 / 損傷許容設計 / 損傷検知 / 損傷修復 / 損傷許容性 (他18件)
【概要】本研究課題では耐損傷性の問題から十分な軽量化にいたっていない複合材航空機構造を対象に、大幅な重量低減を目標とした検討を行った。具体的にはこれまで構築してきた階層型光ファイバ損傷検知システムを損傷検知・修復ハイブリッドシステムに発展させるとともに、独自の急速補修技術と融合させて構造に適用することで、設計許容ひずみレベルを向上させることを試みた。損傷検知・補修融合技術を適用することで初めて可能になる軽...
❏自己診断・修復材料と制御機構を用いた損傷制御構造の機能創生(17360262)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】金子 佳生 東北大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (60312617)
【キーワード】自己診断 / 自己修復 / 損傷制御 / 高性能合金 / モニタリング (他8件)
【概要】従来の建築システムに組み込みやすく、視覚的損傷検知が可能であり、エネルギ吸収能力が設計可能な繊維補強材料を用いた損傷検知・ダンパ機構を持つ多段階破壊機構を有するエネルギ吸収壁、並びに損傷進展に伴う靭性向上と最大ひずみ記憶性を有し、自己治癒力と損傷検知機能を持つ高性能合金TRIP鋼を用いた損傷検知・修復機構を組み合せた自律的な多段階制御機構の構築と、ヘルスモニタリングシステムにより確実に制御する構造...
【工学】総合工学:構造ヘルスモニタリングモニタリングを含む研究件
❏小型ロボットによる建物構造性能評価と避難誘導(22310103)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】三田 彰 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (60327674)
【キーワード】センサ / モニタリング / ロボット / 構造性能 / 避難 (他8件)
【概要】高精度な加速度センサを搭載したセンサエージェントロボットを開発し、そのロボットを使った精度の高い建物構造性能評価手法を多数提案した。また、ロボットを使った効果的な避難誘導手法について評価して確認した。 ...
❏変位計測に基づく健全度診断システムの構築と実建物の加振実験による検証(21360271)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】西谷 章 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (70156074)
【キーワード】構造ヘルスモニタリング / 層間変形 / 層間変位計 / 健全度診断 / 診断アルゴリズム (他18件)
【概要】本研究は,新たな概念による層間変位計測センサーの使用を前提とした、健全度診断システムの構築を目指すものである。開発したセンサー、構築した診断システムの有効性確認さらなる改良を目的として、実建物加振実験を実施し検証を行った。 ...
❏複合材構造の損傷許容設計実現のための光ファイバセンサ監視システム(18106014)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】武田 展雄 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (10171646)
【キーワード】航空宇宙工学 / 複合材料・物性 / 光ファイバセンサ / モニタリング / 複合材料 (他8件)
【概要】本研究では、航空宇宙機複合材構造の損傷許容設計実現のための光ファイバセンサ監視システムを実用化するための基礎・基盤研究として、まず土台となる「損傷プロセスの観察と定式化」を進めた。また、「弾性波計測による監視システム」、「分布ひずみ計測による監視システム」両者の適用化に取り組むとともに、両者の特性を組み合わせることで、より信頼性と診断精度の高い監視システムを構築した。 ...
【工学】総合工学:硬化モニタリングを含む研究件
❏複合材構造の高精度成形のための樹脂固化前変形その場計測とモデル化(20H02345)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】水口 周 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70512359)
【キーワード】複合材料 / 成形 / 積層 / 硬化 / モニタリング
【概要】自動積層装置でプリプレグを積層する過程の挙動評価を行った。積層過程でのプリプレグの変形・ひずみ応答を評価可能なように積層装置の改造とチューニングを実施した。また光ファイバセンサを一体化させたプリプレグを用いることで、フィード、プリテンション、コンパクションローラでの圧着、脱型の全積層過程においてプリプレグに発生するひずみ変動をリアルタイムで取得した。積層品質を高めるためのプリテンションが、積層後に...
❏光ファイバライフサイクルモニタリング援用革新複合材構造の知的ものづくり科学の構築(26220912)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】武田 展雄 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 客員連携研究員 (10171646)
【キーワード】複合材料 / CFRP / 光ファイバセンサ / 成形プロセス / モニタリング (他9件)
【概要】光ファイバ温度・ひずみ同時計測技術を、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の新規成形プロセスに適用可能なレベルまで向上させ、CFRPの成形、加工、組立、運用に渡るライフサイクルモニタリング技術として提案し、CFRPの品質保証・保守技術としての有用性を実証した。まず、埋め込み光ファイバ援用CFRP成形中その場物性評価基盤技術を構築し、従来では不可能であった成形途中の物性値の時間的変化を測定し、実用的...
❏電気インピーダンス変化を用いた複合材料の履歴記憶型モニタリングシステム(15560062)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】轟 章 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (50211397)
【キーワード】複合材料 / 炭素繊維 / はく離 / モニタリング / 電気抵抗 (他13件)
【概要】炭素繊維などの導電性繊維で強化された複合材料(CFRP)において,成形時の硬化度や成形不良,使用時のひずみや負荷履歴,点検時の破壊・損傷などのモニタリングは,成形コスト削減,使用時の健全性保証,点検コスト・時間の削減に直結するため重要な技術であり,個々にセンシング技術が発達してきている.例えば,熱硬化性樹脂の硬化度は成形時に市販の誘電率センサーを使用することでモニタリングが可能であり,また負荷時の...
【工学】総合工学:航空宇宙工学モニタリングを含む研究件
❏損傷検知・修復システムと急速補修法の融合技術による超軽量複合材航空機構造の実現(25709082)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】水口 周 東京大学, 新領域創成科学研究科, 特任准教授 (70512359)
【キーワード】複合材料 / 損傷許容設計 / 損傷検知 / 損傷修復 / 損傷許容性 (他18件)
【概要】本研究課題では耐損傷性の問題から十分な軽量化にいたっていない複合材航空機構造を対象に、大幅な重量低減を目標とした検討を行った。具体的にはこれまで構築してきた階層型光ファイバ損傷検知システムを損傷検知・修復ハイブリッドシステムに発展させるとともに、独自の急速補修技術と融合させて構造に適用することで、設計許容ひずみレベルを向上させることを試みた。損傷検知・補修融合技術を適用することで初めて可能になる軽...
❏複合材構造の損傷許容設計実現のための光ファイバセンサ監視システム(18106014)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】武田 展雄 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (10171646)
【キーワード】航空宇宙工学 / 複合材料・物性 / 光ファイバセンサ / モニタリング / 複合材料 (他8件)
【概要】本研究では、航空宇宙機複合材構造の損傷許容設計実現のための光ファイバセンサ監視システムを実用化するための基礎・基盤研究として、まず土台となる「損傷プロセスの観察と定式化」を進めた。また、「弾性波計測による監視システム」、「分布ひずみ計測による監視システム」両者の適用化に取り組むとともに、両者の特性を組み合わせることで、より信頼性と診断精度の高い監視システムを構築した。 ...
【工学】総合工学:加速度モニタリングを含む研究件
❏海洋高次捕食者のエネルギー収支を指標とした環境アセスメント手法の開発(17H00776)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】佐藤 克文 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (50300695)
【キーワード】バイオロギング / 魚類 / 爬虫類 / 鳥類 / 哺乳類 (他12件)
【概要】バイオロギングとその他の手法を組み合わせ、哺乳類・鳥類・爬虫類・魚類を対象とした研究を行った。基礎代謝の高い哺乳類と鳥類は、移動や採餌に要するエネルギーコストを減らす様々な工夫を行っていた。一方で、北太平洋のアカウミガメが地中海の個体群よりも高い基礎代謝を有し、冬場も活発に移動しながら採餌する様子が見られたり、ジンベイザメが体サイズが大きいことによる巨大恒温性のおかげで、採餌目的に深い深度へ潜水す...
❏同期計測された車両群を利用した沿線橋梁の固有振動数一括抽出手法の構築(25630193)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】長山 智則 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80451798)
【キーワード】橋梁固有振動数 / 同期計測 / 車両 / 加速度 / GPS (他12件)
【概要】橋梁など構造物の挙動や性能を適切に把握することは,設計や管理において考慮すべき不確定性を低減し,効率的な建設・維持管理によるコスト削減や安全性向上をもたらすと期待される.構造物の現状を設計時の想定と比較したり,経年変化を把握したりする指標としては,固有振動数が多く利用されてきた.しかし,橋梁は極めて多数で,それらの動特性把握には手間と時間を要し,データの把握・蓄積には至っていない.本研究では,複数...
❏フェイルセーフ設計を用いた高齢者の日常生活モニタリングシステム(22510185)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】加藤 麻樹 長野県短期大学, 生活科学科, 准教授 (00312166)
【キーワード】高齢者 / モニタリング / フェイルセーフ / 加速度 / 建具 (他11件)
【概要】高齢者世帯の生活を見守る住居構造として,建具や家具に取り付けたセンサーが動きを検知して,日常生活が営まれていることをデータとして測定,記録することで,正常な日常生活を定量的に評価できた.正常な値を検出できない状態を突発的な不在や事故として推定できるため,フェイルセーフ設計が可能となることが実験により示された.これをインターネット経由でモニターすることで遠隔から高齢者を見守ることができる. ...
【工学】総合工学:数値モデルモニタリングを含む研究件
❏内湾における無酸素水塊規模の将来動向予測と縮小へのシナリオ分析(25289152)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐々木 淳 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (50292884)
【キーワード】水工学 / 海岸工学 / 貧酸素水塊 / 閉鎖性水域 / 環境再生 (他19件)
【概要】内湾環境過程の長期予測を志向した水底質統合モデルを構築し,100年オーダーの積分計算に適用し,無酸素水塊と有機物含有量分布の形成メカニズムについて考察した.東京湾の底質中有機物含有量は総量規制等の施策にもかかわらず上昇していることが指摘されているが,湾奥中央への長期的な集積作用がその一因と示唆され,必ずしも,湾全体の有機汚濁の進行を反映したものではないと理解された.本モデルを用いることで,環境再生...
❏浚渫窪地の環境影響の解明と新しい環境マネジメント手法の提案(19360220)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】佐々木 淳 横浜国立大学, 工学研究院, 教授 (50292884)
【キーワード】海岸工学 / 沿岸環境 / 内湾 / 数値モデル / 現地観測 (他18件)
【概要】東京湾をはじめとする内湾に存在する浚渫窪地では,無酸素水塊や硫化物の発生による無生物海底の出現や,この水塊の湧昇に伴う干潟や浅場への悪影響が懸念されている.本研究では浚渫窪地の硫化物動態等に関する現地観測を実施し,これらの現象を精密に再現可能な数値モデルを開発し,浚渫窪地が周辺環境に与える影響を評価すると同時に,沖合水の導水等による浚渫窪地の環境改善方策について検討し,有効と考えられるマネジメント...
❏観測手法の高度化と衛星画像に基づく内湾物質循環過程の精密再現モデルの開発研究(13750484)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】佐々木 淳 横浜国立大学, 大学院・工学研究院, 助教授 (50292884)
【キーワード】東京湾 / 自動昇降式観測システム / 水質モニタリング / 数値モデル / 富栄養現象 (他10件)
【概要】東京湾をはじめとする富栄養化した内湾においては貧酸素水による底生生物のへい死や青潮等が問題となって久しい.貧酸素対策としては従来から流入負荷の削減,覆砂等が主に数値モデルを用いて検討されてきたが,それらの中には相反する結論が導かれている等,手法そのものの信頼性に大きな疑問が残されている.その最も大きな要因は有機物動態に関する連続的な観測情報が不足していることが挙げられる.そこで有機物生産の動態の詳...
【工学】総合工学:数値解析モニタリングを含む研究件
❏RC造建築物の室内乾燥による力学特性変化の実証(19H00791)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】勅使川原 正臣 中部大学, 工学部, 教授 (50344007)
【キーワード】鉄筋コンクリート / 乾燥 / 力学特性 / 経年変化 / 静的載荷実験 (他14件)
【概要】乾燥の有無をパラメータとした静的載荷実験に用いる大規模骨組み試験体のうち,本年度は,1年目に実施した非乾燥試験体の実験結果の分析を行うとともに,2年目に製作した乾燥試験体(4年目に載荷予定)の状態変化計測を継続した。 1.非乾燥試験体の静的載荷実験結果の分析 1年目に実施した非乾燥試験体の載荷実験の分析では,得られた実験結果の中でも特に耐震性能評価において重要な水平力―水平変形関係(初期剛性および...
❏気候変動に起因するベトナム沿岸災害適応策のための統合型モニタリングシステム(23254004)
【研究テーマ】地盤工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】安原 一哉 茨城大学, 地球変動適応科学研究機関, 産学官研究員 (20069826)
【キーワード】気候変動 / 適応策 / 海岸地形変化 / 堤防変状 / モニタリング (他21件)
【概要】気候変動に起因する災害に対する適応策を構築していくための隘路は基本的な科学的データとモニタリングシステムの不足にあると考えられる。この困難さを克服するために、本研究では、気候変動に対して最も脆弱な地域の一つである、ベトナム国の紅河河口デルタ(ハイハウ海岸)における防御策の提案をするために、ICTを駆使して、海岸波浪特性、地形変化及び地盤工学的特性を含むモニタリングシステムと解析システムを確立するこ...
❏羽田D滑走路防食管理のための数値解析援用防食モニタリング技術の開発(22560477)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】天谷 賢治 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (70251642)
【キーワード】維持管理工学 / 腐食数値解析 / モニタリング / 逆問題 / 腐食防食 (他8件)
【概要】本研究では上記の要請に答え問題点を克服するために羽田D滑走路に代表される巨大海洋構造物の数値解析援用防食モニタリング技術を開発した。観測方程式は,海洋構造物の形状を考慮した有限要素法計算により構成される.本推定問題は悪条件であるため,ベイズ推定のアプローチを導入する.本手法の有効性を示すために,実構造物において検証実験を実施した.この手法は,簡易な測定により,海洋鋼構造鵜物の防食状態を推定すること...
【工学】総合工学:成形モニタリングを含む研究件
❏複合材構造の高精度成形のための樹脂固化前変形その場計測とモデル化(20H02345)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】水口 周 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70512359)
【キーワード】複合材料 / 成形 / 積層 / 硬化 / モニタリング
【概要】自動積層装置でプリプレグを積層する過程の挙動評価を行った。積層過程でのプリプレグの変形・ひずみ応答を評価可能なように積層装置の改造とチューニングを実施した。また光ファイバセンサを一体化させたプリプレグを用いることで、フィード、プリテンション、コンパクションローラでの圧着、脱型の全積層過程においてプリプレグに発生するひずみ変動をリアルタイムで取得した。積層品質を高めるためのプリテンションが、積層後に...
❏光ファイバライフサイクルモニタリング援用革新複合材構造の知的ものづくり科学の構築(26220912)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】武田 展雄 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 客員連携研究員 (10171646)
【キーワード】複合材料 / CFRP / 光ファイバセンサ / 成形プロセス / モニタリング (他9件)
【概要】光ファイバ温度・ひずみ同時計測技術を、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の新規成形プロセスに適用可能なレベルまで向上させ、CFRPの成形、加工、組立、運用に渡るライフサイクルモニタリング技術として提案し、CFRPの品質保証・保守技術としての有用性を実証した。まず、埋め込み光ファイバ援用CFRP成形中その場物性評価基盤技術を構築し、従来では不可能であった成形途中の物性値の時間的変化を測定し、実用的...
【工学】総合工学:モデルモニタリングを含む研究件
❏気候変動影響評価のための森林生態系動態モニタリングおよびモデルの構築(17380096)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】大槻 恭一 九州大学, 大学院・農学研究院, 教授 (80183763)
【キーワード】気候変動 / 森林生態系 / 森林動態 / 水循環 / 物質循環 (他8件)
【概要】気候の異なる4つの大学演習林(九州大学:北海道,宮崎,福岡;宮崎大学:田野)で気象,水・炭素・窒素循環,樹木等の動態をモニタリングし,この観測結果に基づいて森林動態モデルと水・物質循環モデルを構築し,これを統合化して気候変動の影響評価・予測が可能なプロセスベースドモデルを構築することを目的とした.森林動態においては,長期生態研究に資する7つの森林動態モニタリングプロットを(北海道,2;宮崎,3;福...
❏小型水田ライシメータを用いた迅速農薬動態解析システムの開発(17651006)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】渡邊 裕純 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究院, 講師 (80323757)
【キーワード】水田 / 農薬 / ライシメータ / モニタリング / 動態解析 (他11件)
【概要】本研究の目的は、小型水田ライシメータと水田農薬動態予測モデルを併用して迅速に農薬動態の解析またはそのパラメータを設定する農薬動態迅速解析システムの構築である。 平成19年度は本学農場水田での2003年度の圃場実験の結果の再現を目的に、止水管理シナリオと常時灌水を行なうかけ流しシナリオの2つのモデルシナリオによるモニタリング試験を行った。1シナリオに3基のライシメータを用い、農薬散布(シメトリン、ベ...
【工学】総合工学:栄養塩モニタリングを含む研究件
❏分光光度計測に基づく河川水中の有機物と栄養塩の総合モニタリング手法の開発(17K06571)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】木内 豪 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (00355835)
【キーワード】紫外可視分光光度計 / 河川水質 / 栄養塩 / 有機物 / 浮遊物質 (他11件)
【概要】河川等における有機物や栄養塩等の水質計測・モニタリングには定期的採水に基づく室内分析や現場設置型の自動分析装置が用いられているが、前者は多大な労力を要するにもかかわらず現象の動的変動特性が十分に把握できず、また、後者は装置の設置・維持に多大な費用がかかるため多項目の総合的計測が困難である。本研究では、小型化が進み現場利用も可能な分光測定装置を活用して、高時間解像度で精度よく河川水中の有機物、リン、...
❏瀬戸内海における環境の長期変動の監視と将来予測に関する研究(12308027)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】武岡 英隆 愛媛大学, 沿岸環境科学研究センター, 教授 (90116947)
【キーワード】瀬戸内海 / 長期変動 / 栄養塩 / 海洋汚染 / 海洋生態系 (他7件)
【概要】本研究では、佐田岬先端に設置した栄養塩自動監視システムを用いて、栄養塩等の水質連続自動モニタリングを行うとともに、過去の水質データや堆積物による周辺海域の環境の長期変動の解析や、現状の生態系の構造の分析等を行った。その結果、瀬戸内海の栄養塩環境について主に以下のことを明らかにした。 (1)瀬戸内海の窒素、リンは、6割以上が太平洋起源である。太平洋からの栄養塩の流入は、豊後水道の場合、南部の陸棚斜面...
❏自動鉛直栄養塩モニタリング装置の試作に関する研究(07558192)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】小池 勲夫 東京大学, 海洋研究所, 教授 (30107453)
【キーワード】栄養塩 / 硝酸イオン / リン酸イオン / 自動比色分析 / モニタリング (他12件)
【概要】本研究は海洋での生物生産や生物関連元素の循環に重要な役割を果たしている栄養塩類の長期間におけるモニタリングシステムの開発を目指したものである。従来の栄養塩類の測定は、試水を採水し船上あるいは陸上の実験室で自動比色分析装置を主に用いて測定されていた。我々が開発を試みたのは水深100mまでの耐圧性を持ち現場係留型の栄養塩測定装置で、今回は表層での生物生産に特に注目したため、硝酸イオンの分析を主体とし、...
【農学】社会経済農学:全地球測位システム(GPS)モニタリングを含む研究件
❏同期計測された車両群を利用した沿線橋梁の固有振動数一括抽出手法の構築(25630193)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】長山 智則 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80451798)
【キーワード】橋梁固有振動数 / 同期計測 / 車両 / 加速度 / GPS (他12件)
【概要】橋梁など構造物の挙動や性能を適切に把握することは,設計や管理において考慮すべき不確定性を低減し,効率的な建設・維持管理によるコスト削減や安全性向上をもたらすと期待される.構造物の現状を設計時の想定と比較したり,経年変化を把握したりする指標としては,固有振動数が多く利用されてきた.しかし,橋梁は極めて多数で,それらの動特性把握には手間と時間を要し,データの把握・蓄積には至っていない.本研究では,複数...
❏湿原湖沼水環境モニタリングのためのスカウト機能を備えたロボットボートの開発(24580378)
【研究テーマ】農業情報工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】海津 裕 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (70313070)
【キーワード】ロボットボート / 自律航行 / 水質マッピング / 省力化 / GPS (他14件)
【概要】湖沼のソナーによる深度計測や、水質の計測を効率的に行うため、自律航行可能な電動ロボットエアボートの開発を行った。動力としてブラシレスモータを用いることで、エンジンと比較して、軽量化や排気のクリーン化、騒音及び振動の低減、プロペラ回転数制御の容易化などが実現された。プロペラの回転数に対するボートの速度と消費電力を計測し、最大航行時間及び最大航行距離の推定を行った。基礎性能試験として、定点停留制御や直...
❏3次元ライダーによる農業水利施設の機能モニタリング(22580270)
【研究テーマ】農業土木学・農村計画学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】細井 文樹 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (80526468)
【キーワード】測地 / モニタリング / リモートセンシング / 情報工学 / 可搬型3次元ライダー (他12件)
【概要】本研究では、可搬型3次元ライダーを用い、ため池の3次元構造計測を行い、そのデータをもとにため池の3次元モデルを作成し、そのモデルがため池の現況構造把握に有効であることを明らかにした。得られた3次元モデルから、ため池の水位毎の貯水量推定を行い、正確な貯水量推定が可能であることを明らかにした。さらに、ため池がある郊外エリアでの無線機器による貯水量遠隔モニタリングの検証を行い、モニタリングのための基礎的...
【農学】社会経済農学:水質汚濁モニタリングを含む研究件
❏都市沿岸域における雨天時越流水に起因する糞便汚染の評価手法の開発(16H01788)
【研究テーマ】環境モデリング・保全修復技術
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】古米 弘明 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (40173546)
【キーワード】環境質定量化・予測 / 雨天時汚濁 / 流動水質モデル / 合流式下水道 / 糞便指標微生物モニタリング (他13件)
【概要】隅田川上流部から台場周辺海域において降雨後経日的に水質調査を実施した結果、合流式下水道雨天時越流水に伴う糞便汚染状況を把握した。微生物指標類の時空間分布は、潮汐に伴う混合希釈、さらには塩分や日射による死滅や分解の影響を受けること、指標細菌と易分解性の医薬品類の間には高い相関があること、細菌類間の相関は非常に高い一方でF-特異と体表面の大腸菌ファージ間の相関は低いことなどが明らかになった。また、類型...
❏内湾における無酸素水塊規模の将来動向予測と縮小へのシナリオ分析(25289152)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐々木 淳 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (50292884)
【キーワード】水工学 / 海岸工学 / 貧酸素水塊 / 閉鎖性水域 / 環境再生 (他19件)
【概要】内湾環境過程の長期予測を志向した水底質統合モデルを構築し,100年オーダーの積分計算に適用し,無酸素水塊と有機物含有量分布の形成メカニズムについて考察した.東京湾の底質中有機物含有量は総量規制等の施策にもかかわらず上昇していることが指摘されているが,湾奥中央への長期的な集積作用がその一因と示唆され,必ずしも,湾全体の有機汚濁の進行を反映したものではないと理解された.本モデルを用いることで,環境再生...
【農学】森林圏科学:長期モニタリングモニタリングを含む研究件
❏病虫害による大量枯死が森林生態系のCO2放出におよぼす影響の解明(17H03823)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】深澤 遊 東北大学, 農学研究科, 助教 (30594808)
【キーワード】コナラ / ナラ枯れ / 枯死木 / 分解 / 菌類 (他14件)
【概要】本邦においてブナ化樹木の大量枯死をもたらしている「ブナ化樹木萎凋病」(通称「ナラ枯れ」)がコナラ枯死木の菌類群集と分解過程に与える影響を明らかにするために、全国7カ所の森林にコナラの丸太を設置してモニタリングを行った。丸太設置時の丸太内部の菌類群集をITS領域のメンタバーコーディングにより調べたところ、ナラ枯れの起こっている森林では菌類の種多様性と気温や降水量に関係性は見られなかったが、ナラ枯れの...
❏環境変化と流域の水循環・物質循環応答に関する広域研究(11356005)
【研究テーマ】林学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】笹 賀一郎 北海道大学, 北方生物園フィールド科学センター, 教授 (70125318)
【キーワード】大学演習材 / 流域観測 / 水循環 / 物質循環 / 長期モニタリング (他11件)
【概要】本研究の主な成果は、以下のようである。 1.全国大学演習林の約40観測流域において酸性降下物の状況や林内雨・樹幹流・土壌水・渓流水などのモニタリングを継続し、共通した基礎的データの蓄積をすすめた。これらのデータの蓄積により、流域スケールでの水分動態や物質動態の把握および渓流水質の形成機構や森林影響の定量的解析と広域比較をおこなうための情報が拡大した。 2.流域における水分動態や酸性降下物動態のモニ...
【農学】森林圏科学:森林モニタリングを含む研究件
❏インターネット森林観察サイトの拡充による自然学習授業案の開発(26282203)
【研究テーマ】子ども学(子ども環境学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】齋藤 馨 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (70215531)
【キーワード】森林 / 自然 / 観察 / フェノロジー / インターネット (他17件)
【概要】インターネット森林観察サイトに新たに北海道の原生林(富良野市)とオオミズナギドリ営巣地無人島の船越大島(岩手県山田町)を加えた。いずれも現地到達が困難な原生自然地である。これらを含む8サイトを用いて、竜王小学校(山梨県甲斐市立)児童を対象に、東京大学富士癒やしの森サイトでの現地体験学習を含む自然環境学習授業「森から見える」を2ヶ年に渡り実施した。その結果、児童は現地観察経験をもとに、遠隔の森林との...
❏ブナ林内のサウンドスケープ記録に関する基礎的研究(11876005)
【研究テーマ】園芸・造園学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1999
【研究代表者】斎藤 馨 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (70215531)
【キーワード】ブナ林 / サウンドスケープ / モニタリング / マルチメディア / デジタル (他6件)
【概要】1.マルチチャンネル録音システムの構築 ブナ天然林の林床に設置するための可搬型の4チャンネルの音声と、映像を記録するシステムを構築した。音と映像を同期させるために、同じ記録媒体(テープなど)に4チャンネルの音と動画を同時に記録できるDV方式を採用した。 2.ブナ林サウンドスケープの記録 ブナ林内に、1.で構築したシステムを東京大学秩父演習林ブナ・イヌブナ天然林内に設置し、マルチチャンネル録音・録画...
【農学】森林圏科学:森林管理モニタリングを含む研究件
❏森林の三次元計測と林分成長予測システムの統合による地域資源シミュレーションの構築(24780142)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中島 徹 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (10598775)
【キーワード】シミュレーション / 資源予測 / 林業収益 / 労働量 / 素材生産 (他26件)
【概要】本研究は、リモートセンシング等から得られた森林の現況をもとに、成長モデルを組み合わせることによって、長期的な資源シミュレーションを行うことを可能とした。その結果、多様な森林管理に応じた労働量、材積、林業収益などを試算することが可能となった。また、これらのシミュレーションが地域の森林管理に応用できる可能性についても検討した。 ...
❏天然林の寿命分布の推定(21780142)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】廣嶋 卓也 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 講師 (40302591)
【キーワード】森林管理 / 政策 / 林学 / 確率論 / 自然現象観測・予測 (他7件)
【概要】本研究では,房総半島南東部にある東京大学千葉演習林における110年生二次林を対象に,488本の立木の樹齢構成を明らかにするとともに,それら樹齢データを利用して寿命分布を推定し,伐採可能木を予測した。計測に使用した機械はリンテック社製レジストグラフである。解析の結果,進界後の樹齢分布は全立木でみると若齢木の豊富な指数型であったが,樹種別にみると指数型と単峰型に分かれた。また全立木の樹齢の平均は31年...
【農学】森林圏科学:UAVモニタリングを含む研究件
❏UAVを用いた漂砂系スケールにおける海岸地形・底質粒径マッピング技術の革新(17K18898)
【研究テーマ】土木工学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 愼司 高知工科大学, システム工学群, 教授 (90170753)
【キーワード】海岸環境 / UAVによるモニタリング / 海浜地形 / 漂砂 / 海浜過程 (他11件)
【概要】地形環境が激しく変動する沿岸域と海浜部の地形に焦点をあて、UAVを用いて低コストで広域(~数キロ)の地形環境をマッピングする技術を開発した。現状の海岸地形マッピングでは、地形測量には音響測深技術、底質調査にはサンプリングによるふるい分け調査が用いられており、それぞれ多大な労力と特殊な装置が必要なため、限られた領域で一年に一度程度の頻度でしかデータが取得されない状況にある。本研究では、(1) 海底地...
❏マルチセンサを用いた天然林の持続的管理のためのモニタリング手法の開発(16H04946)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】平田 泰雅 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 研究ディレクター (50353826)
【キーワード】天然林 / UAV / 航空機レーザスキャナ / 資源量 / 健全性 (他10件)
【概要】本研究は、UAV搭載センサを用いて単木樹冠の形状や反射スペクトル特性から樹種分布や樹木の健全性をモニタリングする手法を開発するとともに、これらがデジタル空中写真、航空機レーザスキャナデータからどの程度把握できるかを明らかにし、これらのデータを用いて天然林の有用樹種や林相および資源量を高精度で広域把握する手法を開発した。その結果、マルチスペクトルや熱赤外のセンシングによって有用樹種の判別が可能になり...
【農学】森林圏科学:自然現象観測・予測モニタリングを含む研究件
❏火山噴火推移予測のための数理統計学的手法による噴出物データの解析研究(17H02063)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】嶋野 岳人 常葉大学, 大学院・環境防災研究科, 教授 (70396894)
【キーワード】火山噴出物 / 機械学習 / モニタリング / 火山 / 噴火 (他12件)
【概要】本研究では,火山噴出物の化学組成や形状,色調などのデータを大量取得し,その統計解析から,従来,熟達者が行ってきた分類,特徴抽出,異常判定などを誰でも可能にすることを目指した.特に,多変量解析では,火山岩の成因に基づく分類,噴出物の形態や色に基づく噴火様式判別を実現した.一方,従来の岩石学的分析手法は時間と労力を要し,統計学的に十分なデータ獲得が難しかった.本課題では,既存の手法に併せて,分光測色法...
❏天然林の寿命分布の推定(21780142)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】廣嶋 卓也 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 講師 (40302591)
【キーワード】森林管理 / 政策 / 林学 / 確率論 / 自然現象観測・予測 (他7件)
【概要】本研究では,房総半島南東部にある東京大学千葉演習林における110年生二次林を対象に,488本の立木の樹齢構成を明らかにするとともに,それら樹齢データを利用して寿命分布を推定し,伐採可能木を予測した。計測に使用した機械はリンテック社製レジストグラフである。解析の結果,進界後の樹齢分布は全立木でみると若齢木の豊富な指数型であったが,樹種別にみると指数型と単峰型に分かれた。また全立木の樹齢の平均は31年...
【農学】森林圏科学:水循環モニタリングを含む研究件
❏気候変動影響評価のための森林生態系動態モニタリングおよびモデルの構築(17380096)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】大槻 恭一 九州大学, 大学院・農学研究院, 教授 (80183763)
【キーワード】気候変動 / 森林生態系 / 森林動態 / 水循環 / 物質循環 (他8件)
【概要】気候の異なる4つの大学演習林(九州大学:北海道,宮崎,福岡;宮崎大学:田野)で気象,水・炭素・窒素循環,樹木等の動態をモニタリングし,この観測結果に基づいて森林動態モデルと水・物質循環モデルを構築し,これを統合化して気候変動の影響評価・予測が可能なプロセスベースドモデルを構築することを目的とした.森林動態においては,長期生態研究に資する7つの森林動態モニタリングプロットを(北海道,2;宮崎,3;福...
❏環境変化と流域の水循環・物質循環応答に関する広域研究(11356005)
【研究テーマ】林学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】笹 賀一郎 北海道大学, 北方生物園フィールド科学センター, 教授 (70125318)
【キーワード】大学演習材 / 流域観測 / 水循環 / 物質循環 / 長期モニタリング (他11件)
【概要】本研究の主な成果は、以下のようである。 1.全国大学演習林の約40観測流域において酸性降下物の状況や林内雨・樹幹流・土壌水・渓流水などのモニタリングを継続し、共通した基礎的データの蓄積をすすめた。これらのデータの蓄積により、流域スケールでの水分動態や物質動態の把握および渓流水質の形成機構や森林影響の定量的解析と広域比較をおこなうための情報が拡大した。 2.流域における水分動態や酸性降下物動態のモニ...
【農学】水圏応用科学:物質循環モニタリングを含む研究件
❏気候変動影響評価のための森林生態系動態モニタリングおよびモデルの構築(17380096)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】大槻 恭一 九州大学, 大学院・農学研究院, 教授 (80183763)
【キーワード】気候変動 / 森林生態系 / 森林動態 / 水循環 / 物質循環 (他8件)
【概要】気候の異なる4つの大学演習林(九州大学:北海道,宮崎,福岡;宮崎大学:田野)で気象,水・炭素・窒素循環,樹木等の動態をモニタリングし,この観測結果に基づいて森林動態モデルと水・物質循環モデルを構築し,これを統合化して気候変動の影響評価・予測が可能なプロセスベースドモデルを構築することを目的とした.森林動態においては,長期生態研究に資する7つの森林動態モニタリングプロットを(北海道,2;宮崎,3;福...
❏資源循環型農場を対象とした土-水-植物分野の連携による環境保全型圃場管理法の創出(16580201)
【研究テーマ】農業土木学・農村計画学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】堤 聰 北里大学, 獣医畜産学部, 教授 (40092275)
【キーワード】物質循環 / 水環境 / モニタリング / 草地 / リモートセンシング (他10件)
【概要】近年,農業においては安全・安心な食料生産と自然環境との調和,資源のリサイクルが求められている。その中で循環型畜産においては,家畜の他に土と水と植物(飼料作物)ならびにそれらの管理作業との連携した形での評価手法が課題である。そこで,本研究では,土環境,水環境,植物環境,生物生産情報それぞれについて検討と評価を行い,環境保全型の圃場管理方法ならびに指標の提案を行うことを目的としている。 最終年度は,調...
❏環境変化と流域の水循環・物質循環応答に関する広域研究(11356005)
【研究テーマ】林学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】笹 賀一郎 北海道大学, 北方生物園フィールド科学センター, 教授 (70125318)
【キーワード】大学演習材 / 流域観測 / 水循環 / 物質循環 / 長期モニタリング (他11件)
【概要】本研究の主な成果は、以下のようである。 1.全国大学演習林の約40観測流域において酸性降下物の状況や林内雨・樹幹流・土壌水・渓流水などのモニタリングを継続し、共通した基礎的データの蓄積をすすめた。これらのデータの蓄積により、流域スケールでの水分動態や物質動態の把握および渓流水質の形成機構や森林影響の定量的解析と広域比較をおこなうための情報が拡大した。 2.流域における水分動態や酸性降下物動態のモニ...
【医歯薬学】内科系臨床医学:消滅γ線モニタリングを含む研究件
❏放射線治療中の患者体内の線量投与領域の可視化に関する研究開発(21K07685)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】花田 剛士 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30571054)
【キーワード】放射線治療 / 陽電子生成 / 消滅γ線 / モニタリング
【概要】本研究では,患者体内の線量投与領域を治療ビーム照射中にリアルタイムでモニタリングして可視化する評価機構の基盤を研究開発し,次世代型治療支援システムの技術・機器の基盤構築を目指している. 当該年度は,モンテカルロシミュレーションによる放射線輸送計算を展開するため,既存の計算環境を拡張した.具体的には,Geant4ツールキットを使用して放射線治療装置であるリニアックの簡易的なヘッド構造を設計した.モン...
❏光子線治療ビーム照射時に対する体内線量投与領域のモニタリング計測の革新的技術開発(17K16484)
【研究テーマ】放射線科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】花田 剛士 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30571054)
【キーワード】放射線治療 / 放射線計測 / 消滅γ線 / 陽電子生成 / モニタリング (他7件)
【概要】高エネルギーX線による治療ビーム照射中で発生する陽電子が起因の消滅γ線放出作用を利用し、患者体内の線量投与領域情報を非侵襲で取得可能な、リアルタイムによるモニタリング計測の技術を構築することを目的とした。製作した計測装置による単一検出器の実測定では、治療ビーム照射中の大局的な信号の計測には成功したが、治療ビーム照射中の空間では大量のバックグランドが発生しコンタミネーションとして同時に計測されている...
【医歯薬学】内科系臨床医学:陽電子生成モニタリングを含む研究件
❏放射線治療中の患者体内の線量投与領域の可視化に関する研究開発(21K07685)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】花田 剛士 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30571054)
【キーワード】放射線治療 / 陽電子生成 / 消滅γ線 / モニタリング
【概要】本研究では,患者体内の線量投与領域を治療ビーム照射中にリアルタイムでモニタリングして可視化する評価機構の基盤を研究開発し,次世代型治療支援システムの技術・機器の基盤構築を目指している. 当該年度は,モンテカルロシミュレーションによる放射線輸送計算を展開するため,既存の計算環境を拡張した.具体的には,Geant4ツールキットを使用して放射線治療装置であるリニアックの簡易的なヘッド構造を設計した.モン...
❏光子線治療ビーム照射時に対する体内線量投与領域のモニタリング計測の革新的技術開発(17K16484)
【研究テーマ】放射線科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】花田 剛士 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30571054)
【キーワード】放射線治療 / 放射線計測 / 消滅γ線 / 陽電子生成 / モニタリング (他7件)
【概要】高エネルギーX線による治療ビーム照射中で発生する陽電子が起因の消滅γ線放出作用を利用し、患者体内の線量投与領域情報を非侵襲で取得可能な、リアルタイムによるモニタリング計測の技術を構築することを目的とした。製作した計測装置による単一検出器の実測定では、治療ビーム照射中の大局的な信号の計測には成功したが、治療ビーム照射中の空間では大量のバックグランドが発生しコンタミネーションとして同時に計測されている...
【医歯薬学】外科系臨床医学:放射線治療モニタリングを含む研究件
❏放射線治療中の患者体内の線量投与領域の可視化に関する研究開発(21K07685)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】花田 剛士 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30571054)
【キーワード】放射線治療 / 陽電子生成 / 消滅γ線 / モニタリング
【概要】本研究では,患者体内の線量投与領域を治療ビーム照射中にリアルタイムでモニタリングして可視化する評価機構の基盤を研究開発し,次世代型治療支援システムの技術・機器の基盤構築を目指している. 当該年度は,モンテカルロシミュレーションによる放射線輸送計算を展開するため,既存の計算環境を拡張した.具体的には,Geant4ツールキットを使用して放射線治療装置であるリニアックの簡易的なヘッド構造を設計した.モン...
❏光子線治療ビーム照射時に対する体内線量投与領域のモニタリング計測の革新的技術開発(17K16484)
【研究テーマ】放射線科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】花田 剛士 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30571054)
【キーワード】放射線治療 / 放射線計測 / 消滅γ線 / 陽電子生成 / モニタリング (他7件)
【概要】高エネルギーX線による治療ビーム照射中で発生する陽電子が起因の消滅γ線放出作用を利用し、患者体内の線量投与領域情報を非侵襲で取得可能な、リアルタイムによるモニタリング計測の技術を構築することを目的とした。製作した計測装置による単一検出器の実測定では、治療ビーム照射中の大局的な信号の計測には成功したが、治療ビーム照射中の空間では大量のバックグランドが発生しコンタミネーションとして同時に計測されている...
【医歯薬学】歯学:医用システムモニタリングを含む研究件
❏体外受精卵の成長をモニタリングするリング型マルチ卵重計の創製(18H03547)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】曾根 逸人 群馬大学, 大学院理工学府, 教授 (80344927)
【キーワード】カンチレバ-半導体複合型バイオセンサ / 検査・診断システム / 医用システム / 電子デバイス・機器 / モニタリング
【概要】本研究では、受精卵から胚になるまでの成長を非侵襲かつ高精度に定量評価するための、受精卵を固定できるリング型センサを作製して、受精卵の質量と排出されるイオン検出による呼吸活性のマルチモニタリングの実現を目的とした。重ねフォトリソグラフィによるリング型センサの作製、センサ変位と表面電位の同時検出システムの構築を行い、マウス受精卵の質量と呼吸活性の同時測定を実施した。また、沈降測定法によるマウス受精卵質...
❏体外受精卵のクオリティーを選別するマルチ卵重計の創製(26282143)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】曾根 逸人 群馬大学, 大学院理工学府, 教授 (80344927)
【キーワード】カンチレバ-半導体複合型バイオセンサ / 受精卵質量測定 / ピエゾ抵抗カンチレバ / Siナノワイヤバイオセンサ / 検査・診断システム (他8件)
【概要】本研究では、体外受精卵の非侵襲な精密診断法の開発を目指して、受精卵の重量と呼吸活性の連続測定が可能な、ピエゾ抵抗カンチレバに半導体センサを搭載したマルチ卵重計の創製を目的とした。受精卵を搭載可能にするため集束イオンビーム加工によってホルダ型ピエゾ抵抗カンチレバを作製し、カンチレバの共振周波数検出法および変位検出法を用いて、マウス受精卵およびウニ卵子の質量を測定することに成功した。また、受精卵質量を...
【医歯薬学】看護学:データベースモニタリングを含む研究件
❏重度の疲労損傷を受けた鋼橋の機能回復・機能向上を目的とする橋梁再生工学の確立(18106010)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】三木 千壽 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20016645)
【キーワード】鋼橋 / 疲労損傷 / 非破壊検査 / モニタリング / データベース (他15件)
【概要】重度の疲労損傷を受けた鋼橋に対する、点検、診断、措置からなる一連のリハビリテーション技術の確立を目的とし、高精度で定量的な超音波探傷システムの開発、損傷原因の同定法、古い鋼材の性能を評価法、構造的な補修補強方法、疲労強度改善方法などの要素技術を明らかにするとともに、補修補強事例のデータベースおよびコンサルテーションシステムをウェブ上に構築した。 ...
❏環境変化と流域の水循環・物質循環応答に関する広域研究(11356005)
【研究テーマ】林学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】笹 賀一郎 北海道大学, 北方生物園フィールド科学センター, 教授 (70125318)
【キーワード】大学演習材 / 流域観測 / 水循環 / 物質循環 / 長期モニタリング (他11件)
【概要】本研究の主な成果は、以下のようである。 1.全国大学演習林の約40観測流域において酸性降下物の状況や林内雨・樹幹流・土壌水・渓流水などのモニタリングを継続し、共通した基礎的データの蓄積をすすめた。これらのデータの蓄積により、流域スケールでの水分動態や物質動態の把握および渓流水質の形成機構や森林影響の定量的解析と広域比較をおこなうための情報が拡大した。 2.流域における水分動態や酸性降下物動態のモニ...
【医歯薬学】看護学:高齢者モニタリングを含む研究件
❏高齢者のための在宅継続転倒予防プログラムと検知・支援モニタリング方法の開発と評価(15H05100)
【研究テーマ】高齢看護学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】梶井 文子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (40349171)
【キーワード】老年看護学 / 転倒予防 / 高齢者 / 地域 / スマートフォン (他19件)
【概要】65歳以上の高齢者の転倒・つまずきを検知するスマートフォンのアプリケーション開発と転倒予防講座に参加した後に、そのアプリケーションを搭載したスマートフォンを日中装着し、転倒やつまずき等の発症と予防行動の検証を行った。 「転倒・つまずく動作」を感知するアプリケーションを装備したスマートフォンを用いた介入群21名、装着しない対照群38名に、「転倒予防講座」を実施し、講座初回時、12週後、24週後に転倒...
❏フェイルセーフ設計を用いた高齢者の日常生活モニタリングシステム(22510185)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】加藤 麻樹 長野県短期大学, 生活科学科, 准教授 (00312166)
【キーワード】高齢者 / モニタリング / フェイルセーフ / 加速度 / 建具 (他11件)
【概要】高齢者世帯の生活を見守る住居構造として,建具や家具に取り付けたセンサーが動きを検知して,日常生活が営まれていることをデータとして測定,記録することで,正常な日常生活を定量的に評価できた.正常な値を検出できない状態を突発的な不在や事故として推定できるため,フェイルセーフ設計が可能となることが実験により示された.これをインターネット経由でモニターすることで遠隔から高齢者を見守ることができる. ...
【医歯薬学】看護学:意思決定モニタリングを含む研究件
❏認知的コントロールとモニタリング機能に関する統合的理解(16H03750)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川口 潤 追手門学院大学, 心理学部, 教授 (70152931)
【キーワード】認知コントロール / 記憶抑制 / エピソード記憶 / メタ記憶 / 計算モデル (他16件)
【概要】本研究は,人が自分自身の心をどのようにコントロールしているのかを,認知研究の知見,研究手法を援用し,解明しようとするものであった。特に,コントロール機能の代表的な現象としてエピソード記憶の抑制に焦点を当てて進め,記憶の抑制の基礎メカニズム,個人差,未来の出来事の展望,モニタリング等について検討を行った。具体的には,検索誘導性忘却や意図的に忘れるThink/No-Think(TNT)課題などを用い,...
❏森林の三次元計測と林分成長予測システムの統合による地域資源シミュレーションの構築(24780142)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中島 徹 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (10598775)
【キーワード】シミュレーション / 資源予測 / 林業収益 / 労働量 / 素材生産 (他26件)
【概要】本研究は、リモートセンシング等から得られた森林の現況をもとに、成長モデルを組み合わせることによって、長期的な資源シミュレーションを行うことを可能とした。その結果、多様な森林管理に応じた労働量、材積、林業収益などを試算することが可能となった。また、これらのシミュレーションが地域の森林管理に応用できる可能性についても検討した。 ...