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研究分野別サイレントキーワード
「都市計画」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】情報学フロンティア:最適化都市計画を含む研究件
❏レジリエントな都市交通機能を実現する「認知,インフラ,制度」の相互改善型設計(16H02907)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】荒井 幸代 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (10372575)
【キーワード】逆強化学習 / 強化学習 / 多目的最適化 / 社会シミュレーション / 行動規範 (他27件)
【概要】本課題では,都市交通が頑健かつ柔軟に機能する状況を「レジリエンス」と定義し,これを実現する上で,情報インフラや人の状況判断,法制度の3つのソフトインフラの連携が必要との立場から研究を進めてきた.特に緊急時の二次被害減災は人の行動が鍵であるとし,人の挙動特性を考慮した都市交通システム設計法を提案した.災害における人の行動の規範は,過去の似た状況の記憶に影響を受けるため,正しい情報を直接提供するよりも...
❏時空間領域における最適化手法の開発と都市・地域分析への応用(22710139)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】田中 健一 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教 (90408724)
【キーワード】最適化 / 数理計画 / 時空間領域 / 施設配置問題 / 都市計画 (他11件)
【概要】施設配置問題は,都市における様々な施設を対象空間にどのように配置すれば利用者や施設経営者にとって望ましいかを追求する問題であり,これまでに様々な研究がなされてきた.本研究では,施設配置問題に時間軸を導入し,時空間的な人の流れを所与とし,施設の配置の決定と同時に望ましいサービス提供時間帯も決定する新しいモデルを開発した.また,基本モデルのいくつかの拡張モデルを考案した.さらに,首都圏鉄道網を対象とし...
❏縮小時代における公共施設整備見直し政策の理論化(22310088)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】大澤 義明 筑波大学, システム情報系, 教授 (50183760)
【キーワード】施設配置 / 公共事業見直し / 相関係数 / 時間地図 / 都市インフラ (他19件)
【概要】縮小時代やインフラ老朽化に直面し,道路,交通標識,信号機,図書館,ガソリンスタンド,防災拠点などの施設の整備の見直しが必要となってきた.廃止手続きとして計算負担が軽く現実の政策実施の近似となるけちけち算法の効率性が高いことを証明した.現実データへの適用により,平均距離最小化問題の最適値とカバー率最大化問題の最適値との相関が高いこと,パレート最適配置が狭いことを地理空間を通して確認できた.全体の効率...
【情報学】情報学フロンティア:マルチエージェント都市計画を含む研究件
❏レジリエントな都市交通機能を実現する「認知,インフラ,制度」の相互改善型設計(16H02907)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】荒井 幸代 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (10372575)
【キーワード】逆強化学習 / 強化学習 / 多目的最適化 / 社会シミュレーション / 行動規範 (他27件)
【概要】本課題では,都市交通が頑健かつ柔軟に機能する状況を「レジリエンス」と定義し,これを実現する上で,情報インフラや人の状況判断,法制度の3つのソフトインフラの連携が必要との立場から研究を進めてきた.特に緊急時の二次被害減災は人の行動が鍵であるとし,人の挙動特性を考慮した都市交通システム設計法を提案した.災害における人の行動の規範は,過去の似た状況の記憶に影響を受けるため,正しい情報を直接提供するよりも...
❏属性を付与された要素から成るネットワークモデルに関する研究(20560564)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】藤井 明 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (20126155)
【キーワード】建築論 / グラフ理論 / マルチエージェント / 重みづけ / エッジ (他9件)
【概要】グラフ理論はノードとエッジの位相的な関係性に基づく数学理論であるが、これを現実の事象に適用しようとすると極度な抽象化に伴い欠落する重要な情報が多く、実態を再現するには情報不足となり、実効的な成果が得られない場合が多い。本研究は、グラフのノードやエッジにさまざまな属性を付与することにより、現実により即した状況を設定したネットワークベースのシミュレーションモデルを構築し、それを都市・建築のさまざまな事...
【複合領域】社会・安全システム科学:オペレーションズ・リサーチ(OR)都市計画を含む研究件
❏公共施設の統廃合において公平性の高いアクセスを実現する数理モデルの開発とその応用(20H02389)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】古田 壮宏 奈良教育大学, 教育連携講座, 教授 (60453825)
【キーワード】オペレーションズ・リサーチ / 都市計画 / 公共施設・サービス / 数理最適化 / 施設配置 (他9件)
【概要】本研究課題では、将来の需要の変化を踏まえて、公共施設へのアクセシビリティという観点から、公平性を長期的に維持できる統廃合計画立案のための数理モデルを開発することである。これを実現するために、研究2年目である本年度は、昨年度までに行ってきた公共施設の統廃合に関する現状調査、施設配置に関する研究および公平性の指標に関する研究を継続・発展させつつ進めた。具体的には、まず、昨年度の調査から、学校や病院、買...
❏都市内の災害時の流動に関する総合的研究―効率性と頑健性を備えた都市実現に向けて―(24241054)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鈴木 敦夫 南山大学, 理工学部, 教授 (70162922)
【キーワード】都市のオペレーションズ・リサーチ / 防災 / 都市計画 / 交通 / GIS (他13件)
【概要】都市内の災害時の人の流動に関する総合的な研究として,本研究ではテーマを3つ設定した.1)交通ネットワークシステムの頑健性と効率性の評価:道路,鉄道,航空網それぞれについて,GISデータ,時刻表,交通量データを用いて頑健性と効率性の評価を行った.2)緊急時の都市内・都市間流動に関するモデル:過大な交通量が流れているときの鉄道の遅延を記述する数理モデルを開発した.また,都市内で早急な避難が必要なほどの...
❏都市内・都市間交通網と公共施設配置に関する数理的ならびに実証的研究(17201037)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】伏見 正則 南山大学, 数理情報学部, 教授 (70008639)
【キーワード】都市計画 / 交通工学 / 施設配置 / オペレーションズ・リサーチ / モデル化 (他8件)
【概要】1.ネットワーク構造を有するシステムの安定性,頑健性,信頼性等の定量的評価のための基礎理論の構築・手法の開発を行い,その応用として,東京都の水道網,マニラ市の道路交通網,等について数値計算を行った. 2.都市の道路網において,交通規制や事故,工事,震災などにより一部分が通行不可能となった場合に全体が受ける影響の評価や,救急車の最短経路を求めるシステムの構築などを行った. 3.首都圏に直下型地震が発...
【複合領域】社会・安全システム科学:施設配置問題都市計画を含む研究件
❏公共施設の統廃合において公平性の高いアクセスを実現する数理モデルの開発とその応用(20H02389)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】古田 壮宏 奈良教育大学, 教育連携講座, 教授 (60453825)
【キーワード】オペレーションズ・リサーチ / 都市計画 / 公共施設・サービス / 数理最適化 / 施設配置 (他9件)
【概要】本研究課題では、将来の需要の変化を踏まえて、公共施設へのアクセシビリティという観点から、公平性を長期的に維持できる統廃合計画立案のための数理モデルを開発することである。これを実現するために、研究2年目である本年度は、昨年度までに行ってきた公共施設の統廃合に関する現状調査、施設配置に関する研究および公平性の指標に関する研究を継続・発展させつつ進めた。具体的には、まず、昨年度の調査から、学校や病院、買...
❏時空間領域における最適化手法の開発と都市・地域分析への応用(22710139)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】田中 健一 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教 (90408724)
【キーワード】最適化 / 数理計画 / 時空間領域 / 施設配置問題 / 都市計画 (他11件)
【概要】施設配置問題は,都市における様々な施設を対象空間にどのように配置すれば利用者や施設経営者にとって望ましいかを追求する問題であり,これまでに様々な研究がなされてきた.本研究では,施設配置問題に時間軸を導入し,時空間的な人の流れを所与とし,施設の配置の決定と同時に望ましいサービス提供時間帯も決定する新しいモデルを開発した.また,基本モデルのいくつかの拡張モデルを考案した.さらに,首都圏鉄道網を対象とし...
❏時間軸を考慮した最適配置問題に関する理論的ならびに実証的研究(20710121)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】田中 健一 電気通信大学, 電気通信学部, 助教 (90408724)
【キーワード】施設配置問題 / 都市計画 / 最適化 / 数理計画 / 時間軸 (他8件)
【概要】空間的な意思決定モデルである施設配置問題に時間軸を導入し,施設サービスを利用可能な人数が最大になるような,立地場所とサービス開始時刻を同時に決定する新しいモデルを構成した.サービス利用可能者数を,就業後の帰宅途中に一定時間施設に立ち寄ってサービスを受け,かつ決められた時刻までに帰宅可能な人数と定義した.さらに,首都圏鉄道網の実流動データを用いた分析を行った. ...
【複合領域】社会・安全システム科学:交通都市計画を含む研究件
❏都市内の災害時の流動に関する総合的研究―効率性と頑健性を備えた都市実現に向けて―(24241054)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鈴木 敦夫 南山大学, 理工学部, 教授 (70162922)
【キーワード】都市のオペレーションズ・リサーチ / 防災 / 都市計画 / 交通 / GIS (他13件)
【概要】都市内の災害時の人の流動に関する総合的な研究として,本研究ではテーマを3つ設定した.1)交通ネットワークシステムの頑健性と効率性の評価:道路,鉄道,航空網それぞれについて,GISデータ,時刻表,交通量データを用いて頑健性と効率性の評価を行った.2)緊急時の都市内・都市間流動に関するモデル:過大な交通量が流れているときの鉄道の遅延を記述する数理モデルを開発した.また,都市内で早急な避難が必要なほどの...
❏都市内・都市間交通網と公共施設配置に関する数理的ならびに実証的研究(17201037)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】伏見 正則 南山大学, 数理情報学部, 教授 (70008639)
【キーワード】都市計画 / 交通工学 / 施設配置 / オペレーションズ・リサーチ / モデル化 (他8件)
【概要】1.ネットワーク構造を有するシステムの安定性,頑健性,信頼性等の定量的評価のための基礎理論の構築・手法の開発を行い,その応用として,東京都の水道網,マニラ市の道路交通網,等について数値計算を行った. 2.都市の道路網において,交通規制や事故,工事,震災などにより一部分が通行不可能となった場合に全体が受ける影響の評価や,救急車の最短経路を求めるシステムの構築などを行った. 3.首都圏に直下型地震が発...
【複合領域】社会・安全システム科学:公共サービス都市計画を含む研究件
❏公共施設の統廃合において公平性の高いアクセスを実現する数理モデルの開発とその応用(20H02389)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】古田 壮宏 奈良教育大学, 教育連携講座, 教授 (60453825)
【キーワード】オペレーションズ・リサーチ / 都市計画 / 公共施設・サービス / 数理最適化 / 施設配置 (他9件)
【概要】本研究課題では、将来の需要の変化を踏まえて、公共施設へのアクセシビリティという観点から、公平性を長期的に維持できる統廃合計画立案のための数理モデルを開発することである。これを実現するために、研究2年目である本年度は、昨年度までに行ってきた公共施設の統廃合に関する現状調査、施設配置に関する研究および公平性の指標に関する研究を継続・発展させつつ進めた。具体的には、まず、昨年度の調査から、学校や病院、買...
❏機能的圏域の重層化による縮退地方自治体マネジメントの適正化(17K18919)
【研究テーマ】建築学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】浅見 泰司 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (10192949)
【キーワード】自治体連携 / 公共支出 / 効率的人口規模 / 自治体経営 / 消防 (他26件)
【概要】自治体連携は効率的な公共サービスの提供を促進する可能性がある。厚生費および消防費については、自治体連携の支出比率を上げると、調査対象の両方のサービスで公共支出が減少すること、自治体連携の限界効果は自治体の人口の大きさによって異なることがわかった。また、廃棄物処理については、自治体連携に加わることでサービス提供の品質の監視費用がかかるが、費用はサービス人口が大きいほど人口当たりの費用は低減すること、...
【複合領域】社会・安全システム科学:数理計画都市計画を含む研究件
❏時空間領域における最適化手法の開発と都市・地域分析への応用(22710139)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】田中 健一 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教 (90408724)
【キーワード】最適化 / 数理計画 / 時空間領域 / 施設配置問題 / 都市計画 (他11件)
【概要】施設配置問題は,都市における様々な施設を対象空間にどのように配置すれば利用者や施設経営者にとって望ましいかを追求する問題であり,これまでに様々な研究がなされてきた.本研究では,施設配置問題に時間軸を導入し,時空間的な人の流れを所与とし,施設の配置の決定と同時に望ましいサービス提供時間帯も決定する新しいモデルを開発した.また,基本モデルのいくつかの拡張モデルを考案した.さらに,首都圏鉄道網を対象とし...
❏時間軸を考慮した最適配置問題に関する理論的ならびに実証的研究(20710121)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】田中 健一 電気通信大学, 電気通信学部, 助教 (90408724)
【キーワード】施設配置問題 / 都市計画 / 最適化 / 数理計画 / 時間軸 (他8件)
【概要】空間的な意思決定モデルである施設配置問題に時間軸を導入し,施設サービスを利用可能な人数が最大になるような,立地場所とサービス開始時刻を同時に決定する新しいモデルを構成した.サービス利用可能者数を,就業後の帰宅途中に一定時間施設に立ち寄ってサービスを受け,かつ決められた時刻までに帰宅可能な人数と定義した.さらに,首都圏鉄道網の実流動データを用いた分析を行った. ...
【複合領域】社会・安全システム科学:数理最適化都市計画を含む研究件
❏公共施設の統廃合において公平性の高いアクセスを実現する数理モデルの開発とその応用(20H02389)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】古田 壮宏 奈良教育大学, 教育連携講座, 教授 (60453825)
【キーワード】オペレーションズ・リサーチ / 都市計画 / 公共施設・サービス / 数理最適化 / 施設配置 (他9件)
【概要】本研究課題では、将来の需要の変化を踏まえて、公共施設へのアクセシビリティという観点から、公平性を長期的に維持できる統廃合計画立案のための数理モデルを開発することである。これを実現するために、研究2年目である本年度は、昨年度までに行ってきた公共施設の統廃合に関する現状調査、施設配置に関する研究および公平性の指標に関する研究を継続・発展させつつ進めた。具体的には、まず、昨年度の調査から、学校や病院、買...
❏時空間領域における最適化手法の開発と都市・地域分析への応用(22710139)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】田中 健一 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教 (90408724)
【キーワード】最適化 / 数理計画 / 時空間領域 / 施設配置問題 / 都市計画 (他11件)
【概要】施設配置問題は,都市における様々な施設を対象空間にどのように配置すれば利用者や施設経営者にとって望ましいかを追求する問題であり,これまでに様々な研究がなされてきた.本研究では,施設配置問題に時間軸を導入し,時空間的な人の流れを所与とし,施設の配置の決定と同時に望ましいサービス提供時間帯も決定する新しいモデルを開発した.また,基本モデルのいくつかの拡張モデルを考案した.さらに,首都圏鉄道網を対象とし...
【複合領域】健康・スポーツ科学:レジリエンス都市計画を含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏社会基盤計画の遂行におけるレジリエンス能力の解明(16H04431)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岩倉 成志 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (20223373)
【キーワード】レジリエンス / 人材育成 / 土木技術者 / 社会基盤計画 / オーラルヒストリー (他14件)
【概要】わが国は財政制約から新規のインフラ投資が困難な状況の中で,従来に増して複雑で対応が難しい社会基盤計画の時代を迎えている.プロジェクトの減少や長期化が起きており,若手技術者のプロジェクト実現経験の減少は,大きな負のスパイラルを描いて,技術力を低下させていく可能性が高い.困難な状況に上手に適応し,それを遂行するレジリエンス能力を備えた若手人材を多く輩出することが重要かつ必須と考える.本稿では困難なプロ...
【複合領域】文化財科学・博物館学:地理情報システム(GIS)都市計画を含む研究件
❏空間情報を内包した戦略的な都市インフラマネジメント基盤の体系化(16K14352)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】関本 義秀 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (60356087)
【キーワード】都市計画 / 土木計画 / 空間情報 / 将来シミュレーション / 可視化 (他10件)
【概要】近年,コンパクトシティ等,自らの都市インフラや人口分布を総合的に設計し,攻めに転じられる戦略が喫緊である.その一方で技術的には,近年の様々なデータを用いて市民が地域課題の解決に協力す流れも出てきているものの簡単ではない. そこで本研究では,申請者が開発したWebベースの都市計画シミュレーションツール"MyCityForecast"を拡張し,オープンベースのデータと自治体が内々に保有...
❏都市内の災害時の流動に関する総合的研究―効率性と頑健性を備えた都市実現に向けて―(24241054)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鈴木 敦夫 南山大学, 理工学部, 教授 (70162922)
【キーワード】都市のオペレーションズ・リサーチ / 防災 / 都市計画 / 交通 / GIS (他13件)
【概要】都市内の災害時の人の流動に関する総合的な研究として,本研究ではテーマを3つ設定した.1)交通ネットワークシステムの頑健性と効率性の評価:道路,鉄道,航空網それぞれについて,GISデータ,時刻表,交通量データを用いて頑健性と効率性の評価を行った.2)緊急時の都市内・都市間流動に関するモデル:過大な交通量が流れているときの鉄道の遅延を記述する数理モデルを開発した.また,都市内で早急な避難が必要なほどの...
❏土地利用と「水みち」に着目した田園都市空間の分析・計画・デザイン手法の創出(19656149)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】清水 裕之 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (30187463)
【キーワード】土地利用 / 水みち / 田園都市 / 都市計画 / 森林計画 (他10件)
【概要】1)グリーンインフラストラクチャー(GI)の土地戦略の検討 これまでの研究成果を踏まえてGIを用いた「土地利用と水みちに着目した田園都市空間の分析・計画・デザイン手法の創出」の一連の研究を通した「雨水流出に着目する新たな都市計画デザインの可能性」を報告書の形式でとりまとめた。特に、雨水流出が土地利用に大きく影響されることから、これからの総合的な土地利用管理に地下浸透や地表流出め地域マネジメントが必...
【複合領域】子ども学:環境教育都市計画を含む研究件
❏新教育運動期における自然保護運動の昂揚と環境教育の起源に関する比較史的研究(20K02529)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】宮本 健市郎 関西学院大学, 教育学部, 教授 (50229887)
【キーワード】新教育 / 自然保護 / 環境教育 / 自然学習 / 初等理科教育 (他9件)
【概要】アメリカ、ドイツ、イギリスの19世紀末から20世紀前半にかけての自然保護運動の展開を、4人の担当者がそれぞれたしかめた。アメリカについては、ソーローやエマソンの超絶主義の思想が、自然への畏敬や自然を愛する心情を育てることを含んでいた。その影響を強く受けて、コーネル大学のベイリやコムストックが中心となって、自然学習や初等理科の授業を開発していた。彼らは、自然をよく観察することと同時に、自然への畏敬の...
❏都市と農業の共生空間の形成に関する計画論的研究(10556048)
【研究テーマ】農業土木学・農村計画学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】冨田 正彦 宇都宮大学, 農学部, 教授 (60074051)
【キーワード】都市と農業との共生 / 都市農業 / 定住社会 / 資源循環システム / 環境創造 (他14件)
【概要】都市と農業との共生関係を各専門分野(農業土木学、建築・地域計画学、緑地学、農業経済学)から、人間環境の現状のボトムアップ、望ましい人間像ならびに21世紀の人間環境の具備すべき条件の両側面において追求し、それら議論を踏まえた共生空間の構造に関する試論および共生空間形成に向けた計画論の展開を図った。 人間環境の現状からは都市農業の意義の再検討、農家・農村社会の構造変化を踏まえた計画条件の整理、都市・農...
【複合領域】一般理論:カバナンス都市計画を含む研究件
❏ネットワーク社会における都市空間のガバナンス――新たな実定法パラダイムの構築(21243007)
【研究テーマ】民事法学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】吉田 克己 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (20013021)
【キーワード】都市法 / ネットワーク社会 / 人口減少社会 / ガバナンス / 都市計画 (他11件)
【概要】現代社会は、政策と法の形成において多元的主体の水平的調整が重要な意味を持つネットワーク社会と特徴づけることができる。ネットワーク社会における都市空間のガバナンスは、主体の多元性を前提としつつ、公私協働を可能にするものとして構想される必要がある。本研究は、このような認識を明らかにするとともに、それを踏まえた新たな実定法パラダイム構築の基本的方向を提示した。日本の現代社会はまた、経済成長と都市人口急増...
❏都市再生政策の国際比較研究(12450250)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】早田 宰 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (80264597)
【キーワード】都市再生 / Urban Regeneration / Housing Policy / 都市更新 / ガバナンス (他22件)
【概要】2000年代世界で主要な潮流となっている都市再生政策の国際比較をおこなった。調査対象国は、イギリス:ロンドン(早田宰・内田勝一)、フランス:パリ(寺尾仁・久塚純一)、ドイツ:ベルリン・ハンブルク(卯月盛夫・秋山靖浩・平山洋介)、スウェーデン:ストックホルム(麦倉哲)、アメリカ:ニューヨーク他(平山洋介・佐藤滋・内田勝一)を分担した。 全体として、(1)縮小都市化・低需要にともなう郊外減退地区問題(...
【環境学】環境保全学:合意形成都市計画を含む研究件
❏ドイツ・スイスの都市計画に関する住民投票後の合意形成プロセス(15K11975)
【研究テーマ】公共政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】卯月 盛夫 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (30578472)
【キーワード】ドイツ / 都市計画 / 住民参加 / 住民投票 / 承認定足数(得票率) (他16件)
【概要】スイスとドイツの都市計画に関する住民投票について研究を行った。住民投票に関して長い歴史をもつスイスでは、行政計画の内容や予算規模によって住民投票があらかじめ義務づけられている。一方ドイツでは、住民が行政計画に疑問を持った場合に、住民の署名によって住民投票が可能となる。住民投票の結果は、投票者の過半数を得ることと同時に、承認定足数(得票率)を満たすことが必須である。承認定足数の率は市町村によって異な...
❏社会基盤整備を活用した協調社会の促進とコミュニティ再生(24560648)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】青木 俊明 東北大学, 国際文化研究科, 准教授 (60302072)
【キーワード】協力行動 / コミュニティ問題 / ソーシャル・キャピタル / 公正 / 都市計画 (他11件)
【概要】本研究では、地域社会や自分が所属する組織に対する協力行動が発生するメカニズムを、“公正な意思決定過程”に着目して検討した。心理実験の結果、“道徳意識”に着目することによって、協力行動に関する統合理論が構築可能であることが示唆された。さらに、東日本大震災の被災者を対象とした質問紙調査も行った。その結果、危機的状況が協力行動を促すことや、公正な地域運営がコミュニティへの協力的態度の形成を促すことが確認...
❏環境アセスメントと都市計画の連携基盤形成に関する研究(15631002)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003
【研究代表者】小泉 秀樹 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (30256664)
【キーワード】環境アセスメント / 都市計画 / 意思決定 / 合意形成
【概要】研究は3段階に分けて行った。 <第一段階>既存研究及び先進事例に関するレビュー: これまでの環境アセスメントと都市計画の中間領域研究に位置する成果について、批判的に整理を行い、研究上の課題を確認した。 <第二段階>国内・海外の特徴的事例に関するプレスタディ:実務家へのインタビューを通じて 第一段階で仮説的に抽出された研究課題を手がかりに、国内外の特徴的事例の運用実態などにつ...
【環境学】環境保全学:アジア都市計画を含む研究件
❏気候変動下のアジア大都市における貧困地域の脆弱性マネジメントに関する研究(23404020)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】城所 哲夫 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00282674)
【キーワード】インフォーマル市街地 / 都市計画 / 気候変動 / 脆弱性 / アジア (他14件)
【概要】アジア諸国では大都市圏地域への急速な人口の集中が続いており、気候変動下でますます災害時危険性の高まっている地域でのインフォーマル市街地が急速に拡大している。本研究では、気候変動下の都市貧困地域における脆弱性の観点からみた課題の分析、コミュニティ事例調査を通じての参加型プロセスおける脆弱性改善の評価、コミュニティの有する様々な資源を柔軟に組み合わせることにより脆弱性を漸進的に軽減していく(脆弱性マネ...
❏アジア5カ国を対象としたインフォーマル市街地のフォーマル化プロセスに関する研究(20404015)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】城所 哲夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (00282674)
【キーワード】都市計画 / インフォーマル市街地 / アジア / 貧困緩和 / 都市化
【概要】本研究はアジア諸都市を対象とし、インフォーマルな市街化プロセスを解明し、そのフォーマル化事業のあり方を示すことを目的として比較研究を行った。結論として、インフォーマルな市街化のフォーマル化のための制度的改善のためには、ローカルなレベルでの関係主体間の社会的関係性の深化のもとでの社会的意思決定システムの構築、すなわちローカル・ガバナンスの構築が同時に進めるようにデザインされていることが肝要であること...
❏アジア圏における大学と都市・地域による計画連携手法の構築に関する研究(19560621)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 地域連携 / キャンパス計画 / 都市計画 (他14件)
【概要】本研究は、大学キャンパス計画および都市計画の連携の実態とアジア圏の大学と都市・地域との連携のあり方を明らかにするためにアジア、欧州の大学キャンパス計画関連資料の収集と分析、キャンパス計画関係者および自治体へのヒアリング調査を実施し、これにより、キャンパス計画の内容、計画体制、計画プロセスを把握するとともに大学と都市・地域との計画連携の実態を把握し、アジア圏の大学における大学と都市・地域との連携のあ...
【環境学】環境保全学:自然災害都市計画を含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏レジリエントな都市交通機能を実現する「認知,インフラ,制度」の相互改善型設計(16H02907)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】荒井 幸代 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (10372575)
【キーワード】逆強化学習 / 強化学習 / 多目的最適化 / 社会シミュレーション / 行動規範 (他27件)
【概要】本課題では,都市交通が頑健かつ柔軟に機能する状況を「レジリエンス」と定義し,これを実現する上で,情報インフラや人の状況判断,法制度の3つのソフトインフラの連携が必要との立場から研究を進めてきた.特に緊急時の二次被害減災は人の行動が鍵であるとし,人の挙動特性を考慮した都市交通システム設計法を提案した.災害における人の行動の規範は,過去の似た状況の記憶に影響を受けるため,正しい情報を直接提供するよりも...
【数物系科学】数学:ドイツ都市計画を含む研究件
❏ドイツ・スイスの都市計画に関する住民投票後の合意形成プロセス(15K11975)
【研究テーマ】公共政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】卯月 盛夫 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (30578472)
【キーワード】ドイツ / 都市計画 / 住民参加 / 住民投票 / 承認定足数(得票率) (他16件)
【概要】スイスとドイツの都市計画に関する住民投票について研究を行った。住民投票に関して長い歴史をもつスイスでは、行政計画の内容や予算規模によって住民投票があらかじめ義務づけられている。一方ドイツでは、住民が行政計画に疑問を持った場合に、住民の署名によって住民投票が可能となる。住民投票の結果は、投票者の過半数を得ることと同時に、承認定足数(得票率)を満たすことが必須である。承認定足数の率は市町村によって異な...
❏都市再生政策の国際比較研究(12450250)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】早田 宰 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (80264597)
【キーワード】都市再生 / Urban Regeneration / Housing Policy / 都市更新 / ガバナンス (他22件)
【概要】2000年代世界で主要な潮流となっている都市再生政策の国際比較をおこなった。調査対象国は、イギリス:ロンドン(早田宰・内田勝一)、フランス:パリ(寺尾仁・久塚純一)、ドイツ:ベルリン・ハンブルク(卯月盛夫・秋山靖浩・平山洋介)、スウェーデン:ストックホルム(麦倉哲)、アメリカ:ニューヨーク他(平山洋介・佐藤滋・内田勝一)を分担した。 全体として、(1)縮小都市化・低需要にともなう郊外減退地区問題(...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流都市計画を含む研究件
❏歴史認識の変容と文化遺産・景観の思想に関する比較研究(23242045)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】立石 博高 東京外国語大学, その他部局等, 学長 (00137027)
【キーワード】文化遺産 / 文化的景観 / ナショナリズム / 記憶の政治 / 比較史 (他18件)
【概要】本研究は、文化遺産・文化的景観をめぐる思想が、19世紀という歴史主義の時代のヨーロッパの文化イデオロギーに立脚したものとして考え、その歴史的生成と発展を捉えることによって、文化遺産概念を批判的に再検討した。文化遺産政策は、過去を空間のなかに表現し、可視化するものであり、こうした制度的な実践は、その空間を体験する人々の歴史意識とは相互に条件付け合っている。 本研究は、近代の学知の制度化、国民主義の発...
❏「都市計画遺産」の概念構築と実態把握(23360270)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中島 直人 慶應義塾大学, 環境情報学部, 准教授 (30345079)
【キーワード】都市計画 / 遺産 / 保全活用 / 都市計画史 / アーカイブ (他14件)
【概要】本研究では、1919年の都市計画法制定以降、現在までに都市計画法制度によって生み出されてきた都市空間のうち、保全・継承すべきものを「都市計画遺産」という新たな概念で整理し、全国各地での事例調査と東日本大震災被災地である三陸沿岸都市での調査に基づき、その実態を把握した。加えて、イギリス、アメリカ、オーストラリアの都市計画学会による「都市計画遺産」関連の取り組みの整理、アメリカ、中国の都市計画史研究者...
❏ネットワーク社会における都市空間のガバナンス――新たな実定法パラダイムの構築(21243007)
【研究テーマ】民事法学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】吉田 克己 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (20013021)
【キーワード】都市法 / ネットワーク社会 / 人口減少社会 / ガバナンス / 都市計画 (他11件)
【概要】現代社会は、政策と法の形成において多元的主体の水平的調整が重要な意味を持つネットワーク社会と特徴づけることができる。ネットワーク社会における都市空間のガバナンスは、主体の多元性を前提としつつ、公私協働を可能にするものとして構想される必要がある。本研究は、このような認識を明らかにするとともに、それを踏まえた新たな実定法パラダイム構築の基本的方向を提示した。日本の現代社会はまた、経済成長と都市人口急増...
【数物系科学】地球惑星科学:気候変動都市計画を含む研究件
❏植民地期東南アジアにおける気候変動と社会変容―人文歴史気象学の創成(19H01322)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】太田 淳 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (50634375)
【キーワード】東南アジア / 植民地 / 気候 / 農業 / 治水 (他18件)
【概要】2020年度は海外調査に出ることができずデータの収集に大きな困難があったが、分担者は過去に集めたデータを分析するなどしてそれぞれ研究を進展させた。財城はジャワの日降水量データを分析して、1901-1916年における降雨パターンの季節的特徴を解析した。特に少雨年であった1905年において、既存の全球グリッドデータを使用して事例解析を行うとともに、同データの信頼性を検討した。赤坂は、マニラの気象観測資...
❏気候変動下のアジア大都市における貧困地域の脆弱性マネジメントに関する研究(23404020)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】城所 哲夫 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00282674)
【キーワード】インフォーマル市街地 / 都市計画 / 気候変動 / 脆弱性 / アジア (他14件)
【概要】アジア諸国では大都市圏地域への急速な人口の集中が続いており、気候変動下でますます災害時危険性の高まっている地域でのインフォーマル市街地が急速に拡大している。本研究では、気候変動下の都市貧困地域における脆弱性の観点からみた課題の分析、コミュニティ事例調査を通じての参加型プロセスおける脆弱性改善の評価、コミュニティの有する様々な資源を柔軟に組み合わせることにより脆弱性を漸進的に軽減していく(脆弱性マネ...
【工学】建築学:貧困緩和都市計画を含む研究件
❏気候変動下のアジア大都市における貧困地域の脆弱性マネジメントに関する研究(23404020)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】城所 哲夫 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00282674)
【キーワード】インフォーマル市街地 / 都市計画 / 気候変動 / 脆弱性 / アジア (他14件)
【概要】アジア諸国では大都市圏地域への急速な人口の集中が続いており、気候変動下でますます災害時危険性の高まっている地域でのインフォーマル市街地が急速に拡大している。本研究では、気候変動下の都市貧困地域における脆弱性の観点からみた課題の分析、コミュニティ事例調査を通じての参加型プロセスおける脆弱性改善の評価、コミュニティの有する様々な資源を柔軟に組み合わせることにより脆弱性を漸進的に軽減していく(脆弱性マネ...
❏アジア5カ国を対象としたインフォーマル市街地のフォーマル化プロセスに関する研究(20404015)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】城所 哲夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (00282674)
【キーワード】都市計画 / インフォーマル市街地 / アジア / 貧困緩和 / 都市化
【概要】本研究はアジア諸都市を対象とし、インフォーマルな市街化プロセスを解明し、そのフォーマル化事業のあり方を示すことを目的として比較研究を行った。結論として、インフォーマルな市街化のフォーマル化のための制度的改善のためには、ローカルなレベルでの関係主体間の社会的関係性の深化のもとでの社会的意思決定システムの構築、すなわちローカル・ガバナンスの構築が同時に進めるようにデザインされていることが肝要であること...
【工学】建築学:空き家都市計画を含む研究件
❏機能的圏域の重層化による縮退地方自治体マネジメントの適正化(17K18919)
【研究テーマ】建築学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】浅見 泰司 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (10192949)
【キーワード】自治体連携 / 公共支出 / 効率的人口規模 / 自治体経営 / 消防 (他26件)
【概要】自治体連携は効率的な公共サービスの提供を促進する可能性がある。厚生費および消防費については、自治体連携の支出比率を上げると、調査対象の両方のサービスで公共支出が減少すること、自治体連携の限界効果は自治体の人口の大きさによって異なることがわかった。また、廃棄物処理については、自治体連携に加わることでサービス提供の品質の監視費用がかかるが、費用はサービス人口が大きいほど人口当たりの費用は低減すること、...
❏中心市街地の新たな役割に着目した10万人都市の復興・再生プロセスの確立(25420628)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】真野 洋介 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70329134)
【キーワード】都市計画 / 震災復興 / 市街地整備 / 住環境 / 地方創生 (他9件)
【概要】本研究では、人口10万人の地方都市の復興・再生プロセスにおいて、中心市街地の新たな役割というテーマを設定し、都市変容過程と中心市街地の社会的資源を分析し、地域再生のプロセスとマネジメント手法についての考察を行った。 その結果、都市の復興・再生プロセスに関して、2011年以降活発化した、個人や小規模な活動主体による事業や拠点の展開を把握し、中心市街地の役割を再定義した。また、市民主導の活動や事業と、...
【工学】建築学:地域再生都市計画を含む研究件
❏被災者の主体性と専門家の関与に着目した東日本大震災の復興事業のプロセスの検証(17H03367)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山本 俊哉 明治大学, 理工学部, 専任教授 (50409497)
【キーワード】被災者 / 仮設住宅 / 震災復興 / 南海トラフ巨大地震 / 土地区画整理事業 (他34件)
【概要】本研究は、事業が大規模化・長期化した陸前高田市の復興プロセスを計画策定期・事業導入期・事業見直し期・事業推進期の4期に分けて、行政・住民双方の取組みと専門家の関与、事業の進捗に伴う被災者の意識と行動の変容を明らかにした。その上で、他市町村と比較した陸前高田市の復興事業の進め方の特異性とその要因、地区レベルの計画・事業に関わるまちづくり専門家の果たすべき役割を明らかにし、それをもとに、南海トラフ巨大...
❏密集市街地における市民セクター主導による持続可能な地域再生手法に関する研究(22760452)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】真野 洋介 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 准教授 (70329134)
【キーワード】都市・地域計画 / 住環境整備 / 都市計画 / 市街地整備 / 震災復興 (他8件)
【概要】本研究では、首都圏と地方都市の3つの地域を対象に、市街地の変容と近年の市民、行政、民間セクターの取り組みを調査し、地域再生のプロセスについての分析と考察を行った。その結果、密集市街地の地域再生に関して、中心にある市街地の役割と、そこから派生するまちづくりのプロセスを再定義することができた。また、市街地に蓄積された社会的資源が、新たな活動展開や活動拠点の生成を支えていることが明らかになった。 ...
【工学】建築学:住宅政策都市計画を含む研究件
❏1950年代西ドイツにおけるキリスト教民主同盟の社会政策-その理念と社会像(17K13557)
【研究テーマ】ヨーロッパ史・アメリカ史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】芦部 彰 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 講師 (00772667)
【キーワード】西洋史 / 西ドイツ / 家族政策 / 住宅政策 / 都市計画 (他11件)
【概要】本研究は、1950年代のキリスト教民主同盟(CDU)の住宅政策と家族政策に大きな影響をあたえたカトリシズムの社会像の特徴を、それぞれの政策領域での対抗構想と比較することで明確にすることを目的とする。その結果、第一に、家族を国家介入から保護されるべき領域とみなす家族像が重要な役割を果たしていることが明らかになった。第二に、こうしたカトリシズムの社会像は、世紀転換期に思想的ルーツがあり、世紀転換期から...
❏都市再生政策の国際比較研究(12450250)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】早田 宰 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (80264597)
【キーワード】都市再生 / Urban Regeneration / Housing Policy / 都市更新 / ガバナンス (他22件)
【概要】2000年代世界で主要な潮流となっている都市再生政策の国際比較をおこなった。調査対象国は、イギリス:ロンドン(早田宰・内田勝一)、フランス:パリ(寺尾仁・久塚純一)、ドイツ:ベルリン・ハンブルク(卯月盛夫・秋山靖浩・平山洋介)、スウェーデン:ストックホルム(麦倉哲)、アメリカ:ニューヨーク他(平山洋介・佐藤滋・内田勝一)を分担した。 全体として、(1)縮小都市化・低需要にともなう郊外減退地区問題(...
❏現代都市開発法制と都市居住環境の形成・整備に関する比較・総合的研究(62301063)
【研究テーマ】民事法学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1987 - 1988
【研究代表者】原田 純孝 東京大学, 社会科学研究所, 助教授 (50013016)
【キーワード】都市法 / 現代土地法制 / 都市計画 / 都市整備 / 都市再開発 (他8件)
【概要】1.本研究の目的は、わが国と欧米諸国(独・仏・英・米)における近時の都市開発(再開発)政策とその法制度の動向を、《住民にとっての住宅と居住・生活環境の改善・整備》という観点から比較・総合的に考察することにより、わが国で推進されている都市開発の動向に内在する問題点を析出しその克服の方策を探ることにある。そのために本研究は、(1)個々の制度・政策の単純な横並びの比較ではなく、各国の法制度の全体的構造と...
【工学】建築学:積雪シミュレーション都市計画を含む研究件
❏積雪シミュレーションを用いた雪処理エネルギー低減へ向けた都市デザイン技術の開発(19360266)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】瀬戸口 剛 北海道大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (20226674)
【キーワード】都市計画 / 都市デザイン / 積雪寒冷都市 / 風洞実験 / 環境都市 (他16件)
【概要】積雪寒冷都市では、冬季における除雪エネルギーを低減し、快適な都市空間の創造は大きな課題である。本研究では北海道内都市を対象に、都心部の公共空間での堆雪量と除雪エネルギーを低減させる都市デザイン手法、およびプロセスを開発した。都心部でも高層ではなく中層を主体とした街区空間をデザインが望ましい。さらに、堆雪量と除雪エネルギーの低減には、風雪シミュレーションを並行させた都市デザインプロセスが重要である。...
❏積雪シミュレーションを用いた北方圏の都市デザイン支援技術の開発(16360298)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】瀬戸口 剛 北海道大学, 大学院工学研究科, 助教授 (20226674)
【キーワード】北方圏都市 / 都市デザイン / 都市計画 / 積雪シュミレーション / 風洞実験 (他18件)
【概要】わが国における都市デザインの目標像は地域によってあまり変わらない。しかし本来、都市デザインの目標像は地域の風土や気候を反映して導き出されるべきである。特に北海道の気候は、雪や寒さの点で日本の他の地域と比べて著しく厳しい環境にあり、都市デザインにおいても、雪や寒さの影響が十分考慮されるべきである。 本研究は、北海道内における都市の都心部を対象に、都市空間の積雪シミュレーションを行い、北方圏における都...
【工学】建築学:景観アセスメント都市計画を含む研究件
❏景観法下の景観計画立案時の計画論的研究(18360284)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】西村 幸夫 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (20159081)
【キーワード】都市計画 / 景観法 / 景観計画 / 眺望景観 / 文化的景観 (他10件)
【概要】景観計画の立案にあたって具体的な景観構成要素の抽出の場面、それらをひとつの計画として構成していく場面にわけて方法論を整理した。前者においては、対象地区成立の歴史的経緯や地形的特色、文化的背景等を網羅的に採り上げ、その計画論的評価を行う手法を提起した。後者においては、既往の都市計画との関係を整理する計画手法、文化的景観等の文化財指定との関係を整理する計画手法、景観計画区域と計画地区の選択のあり方、眺...
❏公共事業コントロール法と土地利用規制の連携(16203002)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】金井 利之 (2006) 東京大学, 大学院法学政治学研究科, 教授 (40214423)
【キーワード】公共事業 / 土地利用規制 / 都市計画 / 環境影響評価 / 条例制定権 (他23件)
【概要】公共事業コントロール法の重要論点については,(1)公益確定手続に関して、政策評価,公共事業再評価,パブリック・インボルヴメントについて,国内の現地鯛査を踏まえた研究を進めた。(2)環境配慮に関して,環境影響評価,戦略的環境アセスメント,景観アセスメント,米国の湿地保誕法制に関する調査を行い,その公共事業策定手続への統合の可能性を検討した。(3)公共工事施行過程に関して,受注者選定手続・契約形態・支...
【工学】建築学:景観法都市計画を含む研究件
❏ユネスコ「歴史的都市景観に関する勧告」後の都市経営戦略確立に関する研究(16H02382)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】西村 幸夫 國學院大學, 研究開発推進機構, 教授 (20159081)
【キーワード】歴史的都市景観 / 文化的景観 / 文化財保存活用地域計画 / 歴史まちづくり / 景観法 (他10件)
【概要】本研究は、2011 年11 月にユネスコ総会において採択された「歴史的都市景観に関する勧告」後の日本の歴史的都市景観整備について研究を進めた結果、歴史まちづくり法のもとでの施策と連携しつつ、面的な都市景観の歴史的価値を明らかにする調査を地域計画の下で実施し、重点地域として計画の中に位置づけると同時に、歴史まちづくり計画を策定し、規制誘導施策を予算措置を伴いながら策定することをプロセスとして推奨する...
❏景観法下の景観計画立案時の計画論的研究(18360284)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】西村 幸夫 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (20159081)
【キーワード】都市計画 / 景観法 / 景観計画 / 眺望景観 / 文化的景観 (他10件)
【概要】景観計画の立案にあたって具体的な景観構成要素の抽出の場面、それらをひとつの計画として構成していく場面にわけて方法論を整理した。前者においては、対象地区成立の歴史的経緯や地形的特色、文化的背景等を網羅的に採り上げ、その計画論的評価を行う手法を提起した。後者においては、既往の都市計画との関係を整理する計画手法、文化的景観等の文化財指定との関係を整理する計画手法、景観計画区域と計画地区の選択のあり方、眺...
【工学】建築学:地方創生都市計画を含む研究件
❏場所の形成と地域の多層構造に着目した、空間再編と地域創造圏の動的生成プロセス(18K04504)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】真野 洋介 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70329134)
【キーワード】歴史的市街地 / 空間変容 / ライフシフト / 地方創生 / 震災復興 (他12件)
【概要】今年度は、昨年度のコロナ禍の影響により、空間再編と地域創造圏の動的生成プロセスの解明に関する研究協力者とのディスカッションが十分実施できなかったことを受けて、状況の打開に向けた以下の2つのアプローチから、重点的な調査・分析と考察を進めた。 第一のアプローチとして、本研究の核となる対象地域である宮城県石巻市、富山県高岡市、広島県尾道市において、コロナ禍以降の空間と場所の変容に関する調査を実施し、その...
❏中心市街地の新たな役割に着目した10万人都市の復興・再生プロセスの確立(25420628)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】真野 洋介 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70329134)
【キーワード】都市計画 / 震災復興 / 市街地整備 / 住環境 / 地方創生 (他9件)
【概要】本研究では、人口10万人の地方都市の復興・再生プロセスにおいて、中心市街地の新たな役割というテーマを設定し、都市変容過程と中心市街地の社会的資源を分析し、地域再生のプロセスとマネジメント手法についての考察を行った。 その結果、都市の復興・再生プロセスに関して、2011年以降活発化した、個人や小規模な活動主体による事業や拠点の展開を把握し、中心市街地の役割を再定義した。また、市民主導の活動や事業と、...
【工学】建築学:再開発都市計画を含む研究件
❏積雪シミュレーションを用いた北方圏の都市デザイン支援技術の開発(16360298)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】瀬戸口 剛 北海道大学, 大学院工学研究科, 助教授 (20226674)
【キーワード】北方圏都市 / 都市デザイン / 都市計画 / 積雪シュミレーション / 風洞実験 (他18件)
【概要】わが国における都市デザインの目標像は地域によってあまり変わらない。しかし本来、都市デザインの目標像は地域の風土や気候を反映して導き出されるべきである。特に北海道の気候は、雪や寒さの点で日本の他の地域と比べて著しく厳しい環境にあり、都市デザインにおいても、雪や寒さの影響が十分考慮されるべきである。 本研究は、北海道内における都市の都心部を対象に、都市空間の積雪シミュレーションを行い、北方圏における都...
❏集合住宅地の再開発における緑の環境ストック保全モデルの構築(11660023)
【研究テーマ】園芸・造園学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】宮城 俊作 千葉大学, 園芸学部, 助教授 (60209872)
【キーワード】集合住宅 / オープンスペース / 建て替え / ランドスケープデザイン / 住宅都市整備公団 (他11件)
【概要】本研究では、1960年代から大都市圏における住宅の大量供給を目的として公的機関によって開発された大規摸な集合住宅地において、30年余の時間をかけて育成管理された緑の環境ストックを、建て替え事業のプロセスにおいてどのように保全するかについて、そのモデルを構築するための基礎的条件と課題を明らかにすることを目的として実施したものである。 1.1960年代に建設された首都圏の集合住宅地において、緑の環境ス...
【工学】建築学:インフォーマル市街地都市計画を含む研究件
❏気候変動下のアジア大都市における貧困地域の脆弱性マネジメントに関する研究(23404020)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】城所 哲夫 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00282674)
【キーワード】インフォーマル市街地 / 都市計画 / 気候変動 / 脆弱性 / アジア (他14件)
【概要】アジア諸国では大都市圏地域への急速な人口の集中が続いており、気候変動下でますます災害時危険性の高まっている地域でのインフォーマル市街地が急速に拡大している。本研究では、気候変動下の都市貧困地域における脆弱性の観点からみた課題の分析、コミュニティ事例調査を通じての参加型プロセスおける脆弱性改善の評価、コミュニティの有する様々な資源を柔軟に組み合わせることにより脆弱性を漸進的に軽減していく(脆弱性マネ...
❏アフリカ各地域の都市形成過程とインフォーマル市街地に対する政策的対応(22656130)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】城所 哲夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (00282674)
【キーワード】都市計画 / アフリカ / インフォーマル市街地
【概要】本研究は、植民都市化過程の異なる西・東・南アフリカ各地域において、各都市の形成過程を明らかにし、インフォーマル市街地に対する政策的対応を検討することにある。本研究を通じた最も興味深い示唆として、フォーマリティとインフォーマリティ、すなわち、近代的制度と慣習的制度、との関係性への視座であり、アフリカ都市は、フォーマル・グローバルを強調した成長論でもなく、インフォーマル・ローカルを強調した「反成長論」...
❏アジア5カ国を対象としたインフォーマル市街地のフォーマル化プロセスに関する研究(20404015)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】城所 哲夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (00282674)
【キーワード】都市計画 / インフォーマル市街地 / アジア / 貧困緩和 / 都市化
【概要】本研究はアジア諸都市を対象とし、インフォーマルな市街化プロセスを解明し、そのフォーマル化事業のあり方を示すことを目的として比較研究を行った。結論として、インフォーマルな市街化のフォーマル化のための制度的改善のためには、ローカルなレベルでの関係主体間の社会的関係性の深化のもとでの社会的意思決定システムの構築、すなわちローカル・ガバナンスの構築が同時に進めるようにデザインされていることが肝要であること...
【工学】建築学:中心市街地都市計画を含む研究件
❏「ストリート」の管理と利活用を通じた公共空間の公共性と地域ガバナンスの段階的発展(26249085)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】出口 敦 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (70222148)
【キーワード】都市・地域計画 / エリアマネジメント / 街路 / 歩行者専用化 / 中心市街地 (他12件)
【概要】地域の特徴を色濃く映し出す公共空間であるストリートの管理や利活用を地域社会に委ねていく問題は、公共空間のあり方や地域ガバナンスにも深く関わる課題であるが、未だ明確な解法はない。 そこで本研究は、戦後のストリートの利活用とマネジメントの変遷の整理と類型化、関連法制度の変遷の整理といった時系列アプローチと、国内外都市のストリート利活用の先駆的事例や社会実験の調査分析を通じて実態と課題を明らかにした個別...
❏中心市街地の新たな役割に着目した10万人都市の復興・再生プロセスの確立(25420628)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】真野 洋介 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70329134)
【キーワード】都市計画 / 震災復興 / 市街地整備 / 住環境 / 地方創生 (他9件)
【概要】本研究では、人口10万人の地方都市の復興・再生プロセスにおいて、中心市街地の新たな役割というテーマを設定し、都市変容過程と中心市街地の社会的資源を分析し、地域再生のプロセスとマネジメント手法についての考察を行った。 その結果、都市の復興・再生プロセスに関して、2011年以降活発化した、個人や小規模な活動主体による事業や拠点の展開を把握し、中心市街地の役割を再定義した。また、市民主導の活動や事業と、...
❏高層マンション問題を通じて考察する「現代日本の理想の都市像」に関する実証的研究(18760469)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】瀬田 史彦 大阪市立大学, 大学院・創造都市研究科, 准教授 (50302790)
【キーワード】都市計画 / 景観 / マンション / 都市像 / 中心市街地 (他7件)
【概要】現代日本の都市像について、特徴的な歴史・文化的景観、象徴的な建築物や眺望といった地域に特有で個別の理想の都市景観、また景観の個別要素としての高さ(の上限)などを除くと、「現代日本の理想の都市像」と一般化できる都市像は特定できない。また理想の都市像の認識が明示的な形で人々に意識されるのは、高層マンションや橋梁の建設などによって、それが変化するような問題が生じはじめてからであることの方が圧倒的に多い。...
【工学】建築学:文化的景観都市計画を含む研究件
❏ユネスコ「歴史的都市景観に関する勧告」後の都市経営戦略確立に関する研究(16H02382)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】西村 幸夫 國學院大學, 研究開発推進機構, 教授 (20159081)
【キーワード】歴史的都市景観 / 文化的景観 / 文化財保存活用地域計画 / 歴史まちづくり / 景観法 (他10件)
【概要】本研究は、2011 年11 月にユネスコ総会において採択された「歴史的都市景観に関する勧告」後の日本の歴史的都市景観整備について研究を進めた結果、歴史まちづくり法のもとでの施策と連携しつつ、面的な都市景観の歴史的価値を明らかにする調査を地域計画の下で実施し、重点地域として計画の中に位置づけると同時に、歴史まちづくり計画を策定し、規制誘導施策を予算措置を伴いながら策定することをプロセスとして推奨する...
❏歴史認識の変容と文化遺産・景観の思想に関する比較研究(23242045)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】立石 博高 東京外国語大学, その他部局等, 学長 (00137027)
【キーワード】文化遺産 / 文化的景観 / ナショナリズム / 記憶の政治 / 比較史 (他18件)
【概要】本研究は、文化遺産・文化的景観をめぐる思想が、19世紀という歴史主義の時代のヨーロッパの文化イデオロギーに立脚したものとして考え、その歴史的生成と発展を捉えることによって、文化遺産概念を批判的に再検討した。文化遺産政策は、過去を空間のなかに表現し、可視化するものであり、こうした制度的な実践は、その空間を体験する人々の歴史意識とは相互に条件付け合っている。 本研究は、近代の学知の制度化、国民主義の発...
❏景観法下の景観計画立案時の計画論的研究(18360284)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】西村 幸夫 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (20159081)
【キーワード】都市計画 / 景観法 / 景観計画 / 眺望景観 / 文化的景観 (他10件)
【概要】景観計画の立案にあたって具体的な景観構成要素の抽出の場面、それらをひとつの計画として構成していく場面にわけて方法論を整理した。前者においては、対象地区成立の歴史的経緯や地形的特色、文化的背景等を網羅的に採り上げ、その計画論的評価を行う手法を提起した。後者においては、既往の都市計画との関係を整理する計画手法、文化的景観等の文化財指定との関係を整理する計画手法、景観計画区域と計画地区の選択のあり方、眺...
【工学】建築学:建築計画都市計画を含む研究件
❏属性を付与された要素から成るネットワークモデルに関する研究(20560564)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】藤井 明 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (20126155)
【キーワード】建築論 / グラフ理論 / マルチエージェント / 重みづけ / エッジ (他9件)
【概要】グラフ理論はノードとエッジの位相的な関係性に基づく数学理論であるが、これを現実の事象に適用しようとすると極度な抽象化に伴い欠落する重要な情報が多く、実態を再現するには情報不足となり、実効的な成果が得られない場合が多い。本研究は、グラフのノードやエッジにさまざまな属性を付与することにより、現実により即した状況を設定したネットワークベースのシミュレーションモデルを構築し、それを都市・建築のさまざまな事...
❏少子化対策のための保育施設の整備計画手法に関する研究(12750541)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】岸本 達也 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (30302532)
【キーワード】保育所 / 少子化 / 建築計画 / 都市計画 / 地域計画
【概要】本研究は、千葉市域をモデルケースとして、保育施設利用者のニーズとその空間的分布、保育施設の配置、サービスの種類等について検討し、今後の保育施設整備計画のあり方について有効な知見を獲得することを目的とする。地域的な違いを考慮した保育環境の計画手法の検討することから、保育環境の現状を、「地域、保育施設、利用者」という3つのレベルから調査した。 (1)保育施設の利用者分布の調査分析 (2)保育施設の仕様...
【工学】建築学:市街地整備都市計画を含む研究件
❏場所の形成と地域の多層構造に着目した、空間再編と地域創造圏の動的生成プロセス(18K04504)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】真野 洋介 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70329134)
【キーワード】歴史的市街地 / 空間変容 / ライフシフト / 地方創生 / 震災復興 (他12件)
【概要】今年度は、昨年度のコロナ禍の影響により、空間再編と地域創造圏の動的生成プロセスの解明に関する研究協力者とのディスカッションが十分実施できなかったことを受けて、状況の打開に向けた以下の2つのアプローチから、重点的な調査・分析と考察を進めた。 第一のアプローチとして、本研究の核となる対象地域である宮城県石巻市、富山県高岡市、広島県尾道市において、コロナ禍以降の空間と場所の変容に関する調査を実施し、その...
❏中心市街地の新たな役割に着目した10万人都市の復興・再生プロセスの確立(25420628)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】真野 洋介 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70329134)
【キーワード】都市計画 / 震災復興 / 市街地整備 / 住環境 / 地方創生 (他9件)
【概要】本研究では、人口10万人の地方都市の復興・再生プロセスにおいて、中心市街地の新たな役割というテーマを設定し、都市変容過程と中心市街地の社会的資源を分析し、地域再生のプロセスとマネジメント手法についての考察を行った。 その結果、都市の復興・再生プロセスに関して、2011年以降活発化した、個人や小規模な活動主体による事業や拠点の展開を把握し、中心市街地の役割を再定義した。また、市民主導の活動や事業と、...
❏密集市街地における市民セクター主導による持続可能な地域再生手法に関する研究(22760452)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】真野 洋介 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 准教授 (70329134)
【キーワード】都市・地域計画 / 住環境整備 / 都市計画 / 市街地整備 / 震災復興 (他8件)
【概要】本研究では、首都圏と地方都市の3つの地域を対象に、市街地の変容と近年の市民、行政、民間セクターの取り組みを調査し、地域再生のプロセスについての分析と考察を行った。その結果、密集市街地の地域再生に関して、中心にある市街地の役割と、そこから派生するまちづくりのプロセスを再定義することができた。また、市街地に蓄積された社会的資源が、新たな活動展開や活動拠点の生成を支えていることが明らかになった。 ...
【工学】建築学:施設配置都市計画を含む研究件
❏公共施設の統廃合において公平性の高いアクセスを実現する数理モデルの開発とその応用(20H02389)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】古田 壮宏 奈良教育大学, 教育連携講座, 教授 (60453825)
【キーワード】オペレーションズ・リサーチ / 都市計画 / 公共施設・サービス / 数理最適化 / 施設配置 (他9件)
【概要】本研究課題では、将来の需要の変化を踏まえて、公共施設へのアクセシビリティという観点から、公平性を長期的に維持できる統廃合計画立案のための数理モデルを開発することである。これを実現するために、研究2年目である本年度は、昨年度までに行ってきた公共施設の統廃合に関する現状調査、施設配置に関する研究および公平性の指標に関する研究を継続・発展させつつ進めた。具体的には、まず、昨年度の調査から、学校や病院、買...
❏縮小時代における公共施設整備見直し政策の理論化(22310088)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】大澤 義明 筑波大学, システム情報系, 教授 (50183760)
【キーワード】施設配置 / 公共事業見直し / 相関係数 / 時間地図 / 都市インフラ (他19件)
【概要】縮小時代やインフラ老朽化に直面し,道路,交通標識,信号機,図書館,ガソリンスタンド,防災拠点などの施設の整備の見直しが必要となってきた.廃止手続きとして計算負担が軽く現実の政策実施の近似となるけちけち算法の効率性が高いことを証明した.現実データへの適用により,平均距離最小化問題の最適値とカバー率最大化問題の最適値との相関が高いこと,パレート最適配置が狭いことを地理空間を通して確認できた.全体の効率...
❏都市内・都市間交通網と公共施設配置に関する数理的ならびに実証的研究(17201037)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】伏見 正則 南山大学, 数理情報学部, 教授 (70008639)
【キーワード】都市計画 / 交通工学 / 施設配置 / オペレーションズ・リサーチ / モデル化 (他8件)
【概要】1.ネットワーク構造を有するシステムの安定性,頑健性,信頼性等の定量的評価のための基礎理論の構築・手法の開発を行い,その応用として,東京都の水道網,マニラ市の道路交通網,等について数値計算を行った. 2.都市の道路網において,交通規制や事故,工事,震災などにより一部分が通行不可能となった場合に全体が受ける影響の評価や,救急車の最短経路を求めるシステムの構築などを行った. 3.首都圏に直下型地震が発...
【工学】建築学:デザインガイドライン都市計画を含む研究件
❏防犯環境設計を応用した健康まちづくりの計画手法の開発(19KK0374)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
【研究期間】2019 - 2022
【研究代表者】樋野 公宏 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (30391600)
【キーワード】都市計画 / 健康の環境要因 / デザインガイド / ウォーカビリティ / 高齢社会 (他6件)
【概要】2020年度は海外共同研究者とともに、豪州の防犯環境設計の実践状況について、自治体、警察へのインタビュー調査、および事例調査を行う計画であった。シドニー大学で1年間研究する予定だったが、COVID-19の蔓延による渡航制限により実現しなかった。代わりに、英国、スペイン等の研究者と共同で、子どものActive school travel (AST:徒歩や自転車による登下校) の実態把握のためのオンラ...
❏景観基本法の提言にかかる研究(12450241)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】北沢 猛 (2001-2002) 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (00292889)
【キーワード】都市計画 / 風景計画 / 景観規制 / 眺望 / デザイン・ガイドライン (他7件)
【概要】「景観基本法の提言」に関して、研究を集約して以下の11の提言にまとめた。 1.風景基本法(仮称)を制定し、国と地方公共団体の責務を明らかにする 2.法定の風景基本計画づくりを風景基本法の中で規定する 3.電線の地中化や屋外広告物規制など、新しい風景づくりへと法の対象を拡大する 4.「風景の保全と創造」を建築基準法や都市計画法など、既存の建設関連法規の目的の中へ加える 5.建設関連法規の記述において...
【工学】建築学:震災復興都市計画を含む研究件
❏場所の形成と地域の多層構造に着目した、空間再編と地域創造圏の動的生成プロセス(18K04504)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】真野 洋介 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70329134)
【キーワード】歴史的市街地 / 空間変容 / ライフシフト / 地方創生 / 震災復興 (他12件)
【概要】今年度は、昨年度のコロナ禍の影響により、空間再編と地域創造圏の動的生成プロセスの解明に関する研究協力者とのディスカッションが十分実施できなかったことを受けて、状況の打開に向けた以下の2つのアプローチから、重点的な調査・分析と考察を進めた。 第一のアプローチとして、本研究の核となる対象地域である宮城県石巻市、富山県高岡市、広島県尾道市において、コロナ禍以降の空間と場所の変容に関する調査を実施し、その...
❏被災者の主体性と専門家の関与に着目した東日本大震災の復興事業のプロセスの検証(17H03367)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山本 俊哉 明治大学, 理工学部, 専任教授 (50409497)
【キーワード】被災者 / 仮設住宅 / 震災復興 / 南海トラフ巨大地震 / 土地区画整理事業 (他34件)
【概要】本研究は、事業が大規模化・長期化した陸前高田市の復興プロセスを計画策定期・事業導入期・事業見直し期・事業推進期の4期に分けて、行政・住民双方の取組みと専門家の関与、事業の進捗に伴う被災者の意識と行動の変容を明らかにした。その上で、他市町村と比較した陸前高田市の復興事業の進め方の特異性とその要因、地区レベルの計画・事業に関わるまちづくり専門家の果たすべき役割を明らかにし、それをもとに、南海トラフ巨大...
❏中心市街地の新たな役割に着目した10万人都市の復興・再生プロセスの確立(25420628)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】真野 洋介 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70329134)
【キーワード】都市計画 / 震災復興 / 市街地整備 / 住環境 / 地方創生 (他9件)
【概要】本研究では、人口10万人の地方都市の復興・再生プロセスにおいて、中心市街地の新たな役割というテーマを設定し、都市変容過程と中心市街地の社会的資源を分析し、地域再生のプロセスとマネジメント手法についての考察を行った。 その結果、都市の復興・再生プロセスに関して、2011年以降活発化した、個人や小規模な活動主体による事業や拠点の展開を把握し、中心市街地の役割を再定義した。また、市民主導の活動や事業と、...
【工学】建築学:都市政策都市計画を含む研究件
❏低炭素・コベネフィットアプローチによるデリーの都市計画戦略の開発(11F01804)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】蟹江 憲史 東京工業大学, 大学院社会理工学研究科, 准教授 (90326463)
【キーワード】様式選択 / 都市形態 / 密集地帯 / 多変量解析 / エネルギー消費 (他12件)
【概要】本研究の目的はインド都市部のエネルギー消費動向を分析し、エネルギー消費を減らすための提言を行うことである。多変量解析を用い、98に渡るインドの都市で代表的世帯調査を行うことにより、都市形態が交通量や様式選択にいかに影響を与えるかを分析してきたこれまでの研究成果に対し、本年度はワークショップや国際会議等でのアウトプットと学者間のネットワーク構築、フィードバック入手により、更に研究精度を高めることに注...
❏アジア圏における大学と都市・地域による計画連携手法の構築に関する研究(19560621)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 地域連携 / キャンパス計画 / 都市計画 (他14件)
【概要】本研究は、大学キャンパス計画および都市計画の連携の実態とアジア圏の大学と都市・地域との連携のあり方を明らかにするためにアジア、欧州の大学キャンパス計画関連資料の収集と分析、キャンパス計画関係者および自治体へのヒアリング調査を実施し、これにより、キャンパス計画の内容、計画体制、計画プロセスを把握するとともに大学と都市・地域との計画連携の実態を把握し、アジア圏の大学における大学と都市・地域との連携のあ...
❏地域博物館のグローバル連携が創り出す歴史教育事業の可能性:移民社会を発信源として(14201024)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】東 自由里 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (80269795)
【キーワード】ミュージアム / 復興 / 都市計画 / 記憶 / 歴史 (他24件)
【概要】当該研究プロジェクトは、最終年度のため、研究代表者及び分担者はそれぞれ次の研究プロジェクトを視野にいれて研究活動を行った。研究代表の東は2005年5月にゲルニカ平和ミュージアム(スペイン)で開催された国際平和ミュージアム学会と国際博物館協会(ユネスコ本部、ICOM)の分科委員会である「公共に対する犯罪犠牲者追憶のための記念博物館国際委員会」(ICMEMO)との共催で行われた国際会議で発表する。ゲル...
【工学】建築学:用途混在都市計画を含む研究件
❏機能的圏域の重層化による縮退地方自治体マネジメントの適正化(17K18919)
【研究テーマ】建築学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】浅見 泰司 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (10192949)
【キーワード】自治体連携 / 公共支出 / 効率的人口規模 / 自治体経営 / 消防 (他26件)
【概要】自治体連携は効率的な公共サービスの提供を促進する可能性がある。厚生費および消防費については、自治体連携の支出比率を上げると、調査対象の両方のサービスで公共支出が減少すること、自治体連携の限界効果は自治体の人口の大きさによって異なることがわかった。また、廃棄物処理については、自治体連携に加わることでサービス提供の品質の監視費用がかかるが、費用はサービス人口が大きいほど人口当たりの費用は低減すること、...
❏縮小社会における都市計画:コンパクト化を目指した用途混在と性能規定の可能性(15H04093)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】石川 徹 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (70436583)
【キーワード】都市計画 / 都市・地域計画 / 都市居住論 / 縮小社会 / 用途混在 (他8件)
【概要】本研究は、居住者によって主観的に評価される居住環境に焦点を当て、計画的な用途混合および性能規制に対する居住者の意識について実証的に調査・分析を行った。具体的には、(1)用途・形態規制などの規制手法に対する居住者の認識・評価および(2)各用途に対する評価とそれらの用途が住宅地に混在することに対する心理的許容度を明らかにし、(3)性能規定という考え方がさまざまな居住環境や価値観をもつ居住者に受け入れら...
【工学】土木工学:道路都市計画を含む研究件
❏「ストリート」の管理と利活用を通じた公共空間の公共性と地域ガバナンスの段階的発展(26249085)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】出口 敦 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (70222148)
【キーワード】都市・地域計画 / エリアマネジメント / 街路 / 歩行者専用化 / 中心市街地 (他12件)
【概要】地域の特徴を色濃く映し出す公共空間であるストリートの管理や利活用を地域社会に委ねていく問題は、公共空間のあり方や地域ガバナンスにも深く関わる課題であるが、未だ明確な解法はない。 そこで本研究は、戦後のストリートの利活用とマネジメントの変遷の整理と類型化、関連法制度の変遷の整理といった時系列アプローチと、国内外都市のストリート利活用の先駆的事例や社会実験の調査分析を通じて実態と課題を明らかにした個別...
❏縮小時代における公共施設整備見直し政策の理論化(22310088)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】大澤 義明 筑波大学, システム情報系, 教授 (50183760)
【キーワード】施設配置 / 公共事業見直し / 相関係数 / 時間地図 / 都市インフラ (他19件)
【概要】縮小時代やインフラ老朽化に直面し,道路,交通標識,信号機,図書館,ガソリンスタンド,防災拠点などの施設の整備の見直しが必要となってきた.廃止手続きとして計算負担が軽く現実の政策実施の近似となるけちけち算法の効率性が高いことを証明した.現実データへの適用により,平均距離最小化問題の最適値とカバー率最大化問題の最適値との相関が高いこと,パレート最適配置が狭いことを地理空間を通して確認できた.全体の効率...
❏アジア型メインストリートの構成と屋台・露店の再評価(18404015)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】出口 敦 九州大学, 大学院・人間環境学研究院都市・建築学部門, 教授 (70222148)
【キーワード】都市計画 / アジア / 道路 / 公共空間 / 仮設 (他19件)
【概要】ソウル、釜山、上海、香港、ジョグジャカルタ、マラッカ、バンコク、福岡等のアジアの都市での現地調査を通じ、欧米都市とは異なる近代化の過程を経て形成されたアジア型メインストリートの空間構成上の特性と都市の活性化や賑わい創出に供する仮設的要素の役割を整理すると共に、屋台・露店等の仮設的な要素で賑わいを創出しているメインストリートにおける仮設要素の役割や公共空間の利用と管理運営上の課題を明らかにした。 ...
【工学】土木工学:住環境都市計画を含む研究件
❏中心市街地の新たな役割に着目した10万人都市の復興・再生プロセスの確立(25420628)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】真野 洋介 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70329134)
【キーワード】都市計画 / 震災復興 / 市街地整備 / 住環境 / 地方創生 (他9件)
【概要】本研究では、人口10万人の地方都市の復興・再生プロセスにおいて、中心市街地の新たな役割というテーマを設定し、都市変容過程と中心市街地の社会的資源を分析し、地域再生のプロセスとマネジメント手法についての考察を行った。 その結果、都市の復興・再生プロセスに関して、2011年以降活発化した、個人や小規模な活動主体による事業や拠点の展開を把握し、中心市街地の役割を再定義した。また、市民主導の活動や事業と、...
❏ジャワ島中部地震被災地における居住地環境の復興に関する総合的研究(19206065)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】重村 力 神戸大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30116214)
【キーワード】復興 / 地震 / 減災 / 住環境 / 農村計画 (他8件)
【概要】1被災前後の環境、被災・復興の諸過程図化、集落環境の物的復興と社会変化・支援制度の解析。2住宅被害(人的被害)の実態解明と建築及び環境との関連の解明。3最激甚被災地域における地盤条件の解明。4枠組み壁組積造(Confined Masonry)の工法的妥当性の検討。5伝統的木構造であり歴史的建造物であり、軸組的に脆弱なPendopo の形態を損ねない制震技術の開発。6竹造建築の可能性を追求しその実験...
❏条件不利地域における、地域特性に応じた木造住宅密集市街地の再生手法に関する研究(18760454)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】真野 洋介 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 准教授 (70329134)
【キーワード】都市計画 / 市街地 / 住環境 / まちづくり / 地域資源
【概要】本研究は、豪雪地、斜面地、小規模宅地が脆弱な都市基盤上に密集する大都市周縁地域等、持続的な居住環境の向上を目指す際、条件の不利な地域に立地する木造住宅密集市街地の実態を把握し、地域特性に応じた再生手法を確立することを目的としている。 本年度は、昨年度の研究対象として取り上げた都市の中から、広島県尾道市中心市街地北部の斜面市街地エリア、長野県飯山市飯山駅周辺市街地エリアの2地域を選定し、まず住環境再...
【工学】土木工学:地域都市計画都市計画を含む研究件
❏子育て世帯の多様なライフルタイル実現のための都市のバリアと心のバリアの緩和策(16H04425)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大森 宣暁 宇都宮大学, 地域デザイン科学部, 教授 (80323442)
【キーワード】子育て / バリアフリー / 活動・交通行動分析 / 都市計画 / 交通計画 (他6件)
【概要】本研究は、子育て世帯が多様なライフスタイルを選択できるために、日常生活を制限する「都市のバリア」と「心のバリア」に着目し、子育てに対する人々の心のバリアの緩和の重要性と有効性を検証した。具体的には、子育て世帯の日常生活における多様なバリアの再整理と共に、具体的な都市における子育て世帯の外出行動・意識の分析を行った上で、情報提供・教育による子ども連れ移動環境改善効果の検証、Web上で共働き子育て世帯...
❏子育てしやすい働き方の探求と実現のための施策の立案および評価に関する研究(24360205)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】大森 宣暁 宇都宮大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80323442)
【キーワード】子育て / 活動・交通行動分析 / Web-GIS / 都市計画 / 交通計画 (他8件)
【概要】本研究は、交通システム、活動機会、世帯の活動スケジュールの制約条件に着目したアクティビティ・アプローチに基づき、乳幼児を子育て中の世帯が多様なライフスタイルを選択できるために、いかに柔軟な働き方が可能かどうかを検討することを目的とした。子育て世帯の日常生活を制約するバリアの整理を行った上で、子育て夫婦双方の活動スケジュールを考慮し生活の質に関する指標を出力できるWeb-GISベースの活動交通シミュ...
【工学】土木工学:住民参加都市計画を含む研究件
❏ドイツ・スイスの都市計画に関する住民投票後の合意形成プロセス(15K11975)
【研究テーマ】公共政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】卯月 盛夫 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (30578472)
【キーワード】ドイツ / 都市計画 / 住民参加 / 住民投票 / 承認定足数(得票率) (他16件)
【概要】スイスとドイツの都市計画に関する住民投票について研究を行った。住民投票に関して長い歴史をもつスイスでは、行政計画の内容や予算規模によって住民投票があらかじめ義務づけられている。一方ドイツでは、住民が行政計画に疑問を持った場合に、住民の署名によって住民投票が可能となる。住民投票の結果は、投票者の過半数を得ることと同時に、承認定足数(得票率)を満たすことが必須である。承認定足数の率は市町村によって異な...
❏気候変動下のアジア大都市における貧困地域の脆弱性マネジメントに関する研究(23404020)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】城所 哲夫 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00282674)
【キーワード】インフォーマル市街地 / 都市計画 / 気候変動 / 脆弱性 / アジア (他14件)
【概要】アジア諸国では大都市圏地域への急速な人口の集中が続いており、気候変動下でますます災害時危険性の高まっている地域でのインフォーマル市街地が急速に拡大している。本研究では、気候変動下の都市貧困地域における脆弱性の観点からみた課題の分析、コミュニティ事例調査を通じての参加型プロセスおける脆弱性改善の評価、コミュニティの有する様々な資源を柔軟に組み合わせることにより脆弱性を漸進的に軽減していく(脆弱性マネ...
❏多主体連携による地域まちづくりのための社会実験手法と支援システムの開発(18206064)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】佐藤 滋 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60139516)
【キーワード】都市計画 / まちづくり / 都市計画・建築計画 / データベース / GIS (他7件)
【概要】本研究の成果は主に次の二点である。1)まちづくりを考えるためのワークショップや社会実験と支援データベースの運動 2)まちづくり支援データベースの完成 1)はまちづくりの協議のプロセスをシナリオ化することで擬似的に体験し、データを蓄積するための社会実験や、ワークショップのコンテンツを蓄積することでまちづくりの支援管理システムとしてのデータベースの活用を行った。2)については、まちづくりアイディアやデ...
【工学】土木工学:復興都市計画を含む研究件
❏社会基盤整備を活用した協調社会の促進とコミュニティ再生(24560648)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】青木 俊明 東北大学, 国際文化研究科, 准教授 (60302072)
【キーワード】協力行動 / コミュニティ問題 / ソーシャル・キャピタル / 公正 / 都市計画 (他11件)
【概要】本研究では、地域社会や自分が所属する組織に対する協力行動が発生するメカニズムを、“公正な意思決定過程”に着目して検討した。心理実験の結果、“道徳意識”に着目することによって、協力行動に関する統合理論が構築可能であることが示唆された。さらに、東日本大震災の被災者を対象とした質問紙調査も行った。その結果、危機的状況が協力行動を促すことや、公正な地域運営がコミュニティへの協力的態度の形成を促すことが確認...
❏ジャワ島中部地震被災地における居住地環境の復興に関する総合的研究(19206065)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】重村 力 神戸大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30116214)
【キーワード】復興 / 地震 / 減災 / 住環境 / 農村計画 (他8件)
【概要】1被災前後の環境、被災・復興の諸過程図化、集落環境の物的復興と社会変化・支援制度の解析。2住宅被害(人的被害)の実態解明と建築及び環境との関連の解明。3最激甚被災地域における地盤条件の解明。4枠組み壁組積造(Confined Masonry)の工法的妥当性の検討。5伝統的木構造であり歴史的建造物であり、軸組的に脆弱なPendopo の形態を損ねない制震技術の開発。6竹造建築の可能性を追求しその実験...
❏地域博物館のグローバル連携が創り出す歴史教育事業の可能性:移民社会を発信源として(14201024)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】東 自由里 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (80269795)
【キーワード】ミュージアム / 復興 / 都市計画 / 記憶 / 歴史 (他24件)
【概要】当該研究プロジェクトは、最終年度のため、研究代表者及び分担者はそれぞれ次の研究プロジェクトを視野にいれて研究活動を行った。研究代表の東は2005年5月にゲルニカ平和ミュージアム(スペイン)で開催された国際平和ミュージアム学会と国際博物館協会(ユネスコ本部、ICOM)の分科委員会である「公共に対する犯罪犠牲者追憶のための記念博物館国際委員会」(ICMEMO)との共催で行われた国際会議で発表する。ゲル...
【工学】土木工学:街路都市計画を含む研究件
❏「ストリート」の管理と利活用を通じた公共空間の公共性と地域ガバナンスの段階的発展(26249085)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】出口 敦 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (70222148)
【キーワード】都市・地域計画 / エリアマネジメント / 街路 / 歩行者専用化 / 中心市街地 (他12件)
【概要】地域の特徴を色濃く映し出す公共空間であるストリートの管理や利活用を地域社会に委ねていく問題は、公共空間のあり方や地域ガバナンスにも深く関わる課題であるが、未だ明確な解法はない。 そこで本研究は、戦後のストリートの利活用とマネジメントの変遷の整理と類型化、関連法制度の変遷の整理といった時系列アプローチと、国内外都市のストリート利活用の先駆的事例や社会実験の調査分析を通じて実態と課題を明らかにした個別...
❏アジア型メインストリートの構成と屋台・露店の再評価(18404015)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】出口 敦 九州大学, 大学院・人間環境学研究院都市・建築学部門, 教授 (70222148)
【キーワード】都市計画 / アジア / 道路 / 公共空間 / 仮設 (他19件)
【概要】ソウル、釜山、上海、香港、ジョグジャカルタ、マラッカ、バンコク、福岡等のアジアの都市での現地調査を通じ、欧米都市とは異なる近代化の過程を経て形成されたアジア型メインストリートの空間構成上の特性と都市の活性化や賑わい創出に供する仮設的要素の役割を整理すると共に、屋台・露店等の仮設的な要素で賑わいを創出しているメインストリートにおける仮設要素の役割や公共空間の利用と管理運営上の課題を明らかにした。 ...
【工学】土木工学:景観都市計画を含む研究件
❏インフラストラクチャの審美的ダイナミズムに関する科学技術社会学的研究(18K00250)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】福島 真人 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (10202285)
【キーワード】インフラストラクチャ / 審美性 / 美学 / 科学技術社会学 / STS (他17件)
【概要】本研究は、現在活発に研究が進んでいるインフラストラクチャの社会学的な動態研究に欠落しているその審美的な側面のダイナミズムを科学技術社会学(STS)的視点からアプローチしたものである。インフラの不可視性(invisibility)は、通常それが安定運行することによる社会の無関心という意味で使われるが、目に見えるインフラは、景観という文脈で空間内での審美性という別の問題があり、それはその機能とは別のダ...
❏戦略的地域景観まちづくりの理論化と実践手法の開発(15H04062)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 葉 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00220351)
【キーワード】景観 / まちづくり / 地域計画 / 景観資源 / 景観まちづくり (他12件)
【概要】本研究課題では、建築物等の色彩や緑のコントロールによる景観形成だけではなく、地域の環境、生計、主体(人とコミュニティ)を包括的にとらえ、変化しつつも持続する地域社会・環境を形成する方策として、景観まちづくりを位置づけている。こうした広義の地域景観まちづくりの実践に役立つ、地域景観の価値や資源の抽出手法、具体の空間デザインの進め方について、各地での実践を通して取り組んだ。また「見た目」を超えた景観の...
❏歴史認識の変容と文化遺産・景観の思想に関する比較研究(23242045)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】立石 博高 東京外国語大学, その他部局等, 学長 (00137027)
【キーワード】文化遺産 / 文化的景観 / ナショナリズム / 記憶の政治 / 比較史 (他18件)
【概要】本研究は、文化遺産・文化的景観をめぐる思想が、19世紀という歴史主義の時代のヨーロッパの文化イデオロギーに立脚したものとして考え、その歴史的生成と発展を捉えることによって、文化遺産概念を批判的に再検討した。文化遺産政策は、過去を空間のなかに表現し、可視化するものであり、こうした制度的な実践は、その空間を体験する人々の歴史意識とは相互に条件付け合っている。 本研究は、近代の学知の制度化、国民主義の発...
【工学】土木工学:景観計画都市計画を含む研究件
❏戦略的地域景観まちづくりの理論化と実践手法の開発(15H04062)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 葉 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00220351)
【キーワード】景観 / まちづくり / 地域計画 / 景観資源 / 景観まちづくり (他12件)
【概要】本研究課題では、建築物等の色彩や緑のコントロールによる景観形成だけではなく、地域の環境、生計、主体(人とコミュニティ)を包括的にとらえ、変化しつつも持続する地域社会・環境を形成する方策として、景観まちづくりを位置づけている。こうした広義の地域景観まちづくりの実践に役立つ、地域景観の価値や資源の抽出手法、具体の空間デザインの進め方について、各地での実践を通して取り組んだ。また「見た目」を超えた景観の...
❏景観法下の景観計画立案時の計画論的研究(18360284)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】西村 幸夫 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (20159081)
【キーワード】都市計画 / 景観法 / 景観計画 / 眺望景観 / 文化的景観 (他10件)
【概要】景観計画の立案にあたって具体的な景観構成要素の抽出の場面、それらをひとつの計画として構成していく場面にわけて方法論を整理した。前者においては、対象地区成立の歴史的経緯や地形的特色、文化的背景等を網羅的に採り上げ、その計画論的評価を行う手法を提起した。後者においては、既往の都市計画との関係を整理する計画手法、文化的景観等の文化財指定との関係を整理する計画手法、景観計画区域と計画地区の選択のあり方、眺...
【工学】土木工学:景観資源都市計画を含む研究件
❏戦略的地域景観まちづくりの理論化と実践手法の開発(15H04062)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 葉 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00220351)
【キーワード】景観 / まちづくり / 地域計画 / 景観資源 / 景観まちづくり (他12件)
【概要】本研究課題では、建築物等の色彩や緑のコントロールによる景観形成だけではなく、地域の環境、生計、主体(人とコミュニティ)を包括的にとらえ、変化しつつも持続する地域社会・環境を形成する方策として、景観まちづくりを位置づけている。こうした広義の地域景観まちづくりの実践に役立つ、地域景観の価値や資源の抽出手法、具体の空間デザインの進め方について、各地での実践を通して取り組んだ。また「見た目」を超えた景観の...
❏景観法下の景観計画立案時の計画論的研究(18360284)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】西村 幸夫 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (20159081)
【キーワード】都市計画 / 景観法 / 景観計画 / 眺望景観 / 文化的景観 (他10件)
【概要】景観計画の立案にあたって具体的な景観構成要素の抽出の場面、それらをひとつの計画として構成していく場面にわけて方法論を整理した。前者においては、対象地区成立の歴史的経緯や地形的特色、文化的背景等を網羅的に採り上げ、その計画論的評価を行う手法を提起した。後者においては、既往の都市計画との関係を整理する計画手法、文化的景観等の文化財指定との関係を整理する計画手法、景観計画区域と計画地区の選択のあり方、眺...
【工学】土木工学:地方都市都市計画を含む研究件
❏立地適正化計画導入に伴う地方都市の政策課題に関する地理学的研究(20K01165)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】箸本 健二 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (10269607)
【キーワード】立地適正化計画 / 地方都市 / 都市計画 / 郊外開発 / 空き不動産
【概要】本年度(2021年度)は、現地調査を通じて、地方都市における立地適正化導入における具体的課題を収集し、調査対象地域を絞り込むための現地調査を実施する予定であった。しかし、新型コロナ感染症の影響により年度内に予定していた現地調査の大半は次年度への繰り越しを余儀なくされた。このため、準備作業として主要な研究テーマに沿った文献収集とその検討を進めたが、その過程で次のような点が明らかとなった。 ①コンパク...
❏多民族国家マレーシアの地方都市における「文化生態」に関する総合的研究(07041024)
【研究テーマ】人文地理学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】永田 淳嗣 (1997) 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (30218002)
【キーワード】マレーシア / 文化生態 / 地方都市 / 多民族国家 / 都市化 (他15件)
【概要】多民族国家マレーシアは、マレー文化をその基底に持ちつつも、中国人をはじめ、インド人、ジャワ人など文化的・社会的背景の異なる様々な民族集団を受容してきた。これらの民族集団は、植民地期から近代国民国家形成へと至る全過程を通じて、地域行政や経済・文化活動などの中核的場所として、数多くの都市・町を発達させてきた。本研究では、マレーシア社会の形成過程における地方都市の役割を重視し、諸集団がこの特定の地理的空...
【工学】土木工学:インフラストラクチャー都市計画を含む研究件
❏インフラストラクチャの審美的ダイナミズムに関する科学技術社会学的研究(18K00250)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】福島 真人 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (10202285)
【キーワード】インフラストラクチャ / 審美性 / 美学 / 科学技術社会学 / STS (他17件)
【概要】本研究は、現在活発に研究が進んでいるインフラストラクチャの社会学的な動態研究に欠落しているその審美的な側面のダイナミズムを科学技術社会学(STS)的視点からアプローチしたものである。インフラの不可視性(invisibility)は、通常それが安定運行することによる社会の無関心という意味で使われるが、目に見えるインフラは、景観という文脈で空間内での審美性という別の問題があり、それはその機能とは別のダ...
❏成熟社会インフラとしての環状構造コンパクトシティの再評価(21360293)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】出口 敦 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (70222148)
【キーワード】都市・地域計画 / コンパクトシティ / 都市計画 / 都市構造 / 都心 (他12件)
【概要】本研究は、都心核を対象に、近代化以前に都心を形成してきた環状構造の殻に着目し、現地調査や文献調査等により歴史的変遷と時代背景との関係から環状構造の変遷を分析し、類型別に環状構造の特徴を明らかにした。また、国内外の都市の事例調査により、環状構造の歴史的な意義や市街地形成上の役割を整理すると共に、環状構造の移動利便性の検証を通じ、高齢化等の成熟社会に向けた環状構造の優位性や役割を明らかにした。 ...
【工学】土木工学:路線的商業地域都市計画を含む研究件
❏人口減少下におけるコンパクトシティ実現のための都市計画史研究(26820213)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】真田 純子 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (60452653)
【キーワード】都市計画 / コンパクトシティ / 路線的商業地域 / 都市の大きさ / 都市計画理念 (他8件)
【概要】人口減少社会において重要となったコンパクトシティは、さまざまな要素を含んでおり複雑化している。そのような状況の中、各都市は自らの都市の将来像を描き、実現していく必要がある。かつ法制度は、人口減少化における制度に適合したものになる必要がある。そのため本研究は1)法定都市計画の起源となる考え方、2)戦前期における災害危険度を考慮した都市計画、3)都市の理想像を描く視点の変化、4)都市の発展を前提とした...
❏新しいコンパクトシティ概念の提案に向けた都市計画制度の通史的研究(23760489)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】真田 純子 徳島大学, ソシオテクノサイエンス研究部, 助教 (60452653)
【キーワード】コンパクトシティ / 都市計画 / 緑地 / 路線的商業地域 / グリーンベルト (他8件)
【概要】コンパクトシティの重要性が議論されているが、それが実現されつつあるとは言い難い実態を踏まえ、日本の都市づくりを振り返り、下記の点を明らかにした。 戦前都市計画では、ほとんどの都市において新規に街路沿いの商業地を計画していたこと。戦前の都市計画家等は、市街地の面積的拡大はあまり問題視していなかったこと。戦後の都市計画では都市の大きさを制限するための緑地が、次第に「都市計画」の分野から外れていったこと...
【工学】土木工学:活動・交通行動分析都市計画を含む研究件
❏子育て世帯の多様なライフルタイル実現のための都市のバリアと心のバリアの緩和策(16H04425)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大森 宣暁 宇都宮大学, 地域デザイン科学部, 教授 (80323442)
【キーワード】子育て / バリアフリー / 活動・交通行動分析 / 都市計画 / 交通計画 (他6件)
【概要】本研究は、子育て世帯が多様なライフスタイルを選択できるために、日常生活を制限する「都市のバリア」と「心のバリア」に着目し、子育てに対する人々の心のバリアの緩和の重要性と有効性を検証した。具体的には、子育て世帯の日常生活における多様なバリアの再整理と共に、具体的な都市における子育て世帯の外出行動・意識の分析を行った上で、情報提供・教育による子ども連れ移動環境改善効果の検証、Web上で共働き子育て世帯...
❏子育てしやすい働き方の探求と実現のための施策の立案および評価に関する研究(24360205)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】大森 宣暁 宇都宮大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80323442)
【キーワード】子育て / 活動・交通行動分析 / Web-GIS / 都市計画 / 交通計画 (他8件)
【概要】本研究は、交通システム、活動機会、世帯の活動スケジュールの制約条件に着目したアクティビティ・アプローチに基づき、乳幼児を子育て中の世帯が多様なライフスタイルを選択できるために、いかに柔軟な働き方が可能かどうかを検討することを目的とした。子育て世帯の日常生活を制約するバリアの整理を行った上で、子育て夫婦双方の活動スケジュールを考慮し生活の質に関する指標を出力できるWeb-GISベースの活動交通シミュ...
【工学】土木工学:交通工学都市計画を含む研究件
❏高齢・単身世帯化する地域の移動需要変化とモビリティに関する研究(26520106)
【研究テーマ】ネオ・ジェロントロジー
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-07-18 - 2017-03-31
【研究代表者】堀尾 容康 東京工業大学, 大学マネジメントセンター, 教授 (70727403)
【キーワード】モビリティ / 高齢化社会 / 単身世帯 / 買物弱者 / 医療難民 (他17件)
【概要】急速な高齢化と過疎化・単身世帯化が進む地域社会において、「買物弱者」「医療難民」等の移動問題が顕在化し、新たな生活移動手段の確保が課題となってきている。本研究では、「老い」によって世帯構成や地域人口構造が変化することに着目し、移動需要の変化と多様化を通じ、モビリティ手段への影響を3つの地域コミュニティの分析調査を通じて明らかにした。これにより、将来のモビリティ計画検討における重要項目を明確化すると...
❏都市内・都市間交通網と公共施設配置に関する数理的ならびに実証的研究(17201037)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】伏見 正則 南山大学, 数理情報学部, 教授 (70008639)
【キーワード】都市計画 / 交通工学 / 施設配置 / オペレーションズ・リサーチ / モデル化 (他8件)
【概要】1.ネットワーク構造を有するシステムの安定性,頑健性,信頼性等の定量的評価のための基礎理論の構築・手法の開発を行い,その応用として,東京都の水道網,マニラ市の道路交通網,等について数値計算を行った. 2.都市の道路網において,交通規制や事故,工事,震災などにより一部分が通行不可能となった場合に全体が受ける影響の評価や,救急車の最短経路を求めるシステムの構築などを行った. 3.首都圏に直下型地震が発...
【工学】土木工学:まちづくり都市計画を含む研究件
❏農と都市のレイヤー構造にもとづく動態的な都市・地域計画手法に関する研究(19H02984)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】横張 真 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (60302379)
【キーワード】ランドスケープ計画 / 都市計画 / 土地利用計画 / 都市農村計画 / 都市農業 (他6件)
【概要】・2020年度に実施したCOVID-19パンデミック下の都市の緑地・農地の利用と健康福祉に関するアンケート調査結果をまとめ、国際誌に投稿した。また、2020年からの変化を把握するため、前年度のアンケート調査を踏まえた縦断調査を実施した。 ・東京都西部の都市農地が比較的多く存在する国分寺市、小平市を軸にして、都市農業固有に見られる「庭先直売」に着目し、その流通形態や利用実態について、詳細な調査を実施...
❏場所の形成と地域の多層構造に着目した、空間再編と地域創造圏の動的生成プロセス(18K04504)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】真野 洋介 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70329134)
【キーワード】歴史的市街地 / 空間変容 / ライフシフト / 地方創生 / 震災復興 (他12件)
【概要】今年度は、昨年度のコロナ禍の影響により、空間再編と地域創造圏の動的生成プロセスの解明に関する研究協力者とのディスカッションが十分実施できなかったことを受けて、状況の打開に向けた以下の2つのアプローチから、重点的な調査・分析と考察を進めた。 第一のアプローチとして、本研究の核となる対象地域である宮城県石巻市、富山県高岡市、広島県尾道市において、コロナ禍以降の空間と場所の変容に関する調査を実施し、その...
❏オンラインゲームによる文化財再生と引きこもりの子どもの学習保障・就労支援(17K18613)
【研究テーマ】教育学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】田口 純子 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 助教 (50759488)
【キーワード】まちづくり / 情報デザイン / ゲーム / 不登校 / 学習支援 (他15件)
【概要】ゲームに打ち込む子どもや若者の関心を高い意欲とスキルとして活用し、実社会と結びついた学びに転換する。本研究では、オンラインものづくりゲームのMinecraftを用いて地域のシンボルとなる建物や街並みを再現・復元するプロジェクト型学習(PBL)を開発した。自治体、教育機関、企業、地域住民等がまちづくりプログラムに対して持つ関心を発見し、産学民官の主体同士が実社会で協働できるプログラムを2地域で実施し...
【工学】土木工学:田園都市都市計画を含む研究件
❏新しいコンパクトシティ概念の提案に向けた都市計画制度の通史的研究(23760489)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】真田 純子 徳島大学, ソシオテクノサイエンス研究部, 助教 (60452653)
【キーワード】コンパクトシティ / 都市計画 / 緑地 / 路線的商業地域 / グリーンベルト (他8件)
【概要】コンパクトシティの重要性が議論されているが、それが実現されつつあるとは言い難い実態を踏まえ、日本の都市づくりを振り返り、下記の点を明らかにした。 戦前都市計画では、ほとんどの都市において新規に街路沿いの商業地を計画していたこと。戦前の都市計画家等は、市街地の面積的拡大はあまり問題視していなかったこと。戦後の都市計画では都市の大きさを制限するための緑地が、次第に「都市計画」の分野から外れていったこと...
❏土地利用と「水みち」に着目した田園都市空間の分析・計画・デザイン手法の創出(19656149)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】清水 裕之 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (30187463)
【キーワード】土地利用 / 水みち / 田園都市 / 都市計画 / 森林計画 (他10件)
【概要】1)グリーンインフラストラクチャー(GI)の土地戦略の検討 これまでの研究成果を踏まえてGIを用いた「土地利用と水みちに着目した田園都市空間の分析・計画・デザイン手法の創出」の一連の研究を通した「雨水流出に着目する新たな都市計画デザインの可能性」を報告書の形式でとりまとめた。特に、雨水流出が土地利用に大きく影響されることから、これからの総合的な土地利用管理に地下浸透や地表流出め地域マネジメントが必...
【工学】土木工学:都市・地域計画都市計画を含む研究件
❏縮小社会における都市計画:コンパクト化を目指した用途混在と性能規定の可能性(15H04093)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】石川 徹 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (70436583)
【キーワード】都市計画 / 都市・地域計画 / 都市居住論 / 縮小社会 / 用途混在 (他8件)
【概要】本研究は、居住者によって主観的に評価される居住環境に焦点を当て、計画的な用途混合および性能規制に対する居住者の意識について実証的に調査・分析を行った。具体的には、(1)用途・形態規制などの規制手法に対する居住者の認識・評価および(2)各用途に対する評価とそれらの用途が住宅地に混在することに対する心理的許容度を明らかにし、(3)性能規定という考え方がさまざまな居住環境や価値観をもつ居住者に受け入れら...
❏「ストリート」の管理と利活用を通じた公共空間の公共性と地域ガバナンスの段階的発展(26249085)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】出口 敦 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (70222148)
【キーワード】都市・地域計画 / エリアマネジメント / 街路 / 歩行者専用化 / 中心市街地 (他12件)
【概要】地域の特徴を色濃く映し出す公共空間であるストリートの管理や利活用を地域社会に委ねていく問題は、公共空間のあり方や地域ガバナンスにも深く関わる課題であるが、未だ明確な解法はない。 そこで本研究は、戦後のストリートの利活用とマネジメントの変遷の整理と類型化、関連法制度の変遷の整理といった時系列アプローチと、国内外都市のストリート利活用の先駆的事例や社会実験の調査分析を通じて実態と課題を明らかにした個別...
❏密集市街地における市民セクター主導による持続可能な地域再生手法に関する研究(22760452)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】真野 洋介 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 准教授 (70329134)
【キーワード】都市・地域計画 / 住環境整備 / 都市計画 / 市街地整備 / 震災復興 (他8件)
【概要】本研究では、首都圏と地方都市の3つの地域を対象に、市街地の変容と近年の市民、行政、民間セクターの取り組みを調査し、地域再生のプロセスについての分析と考察を行った。その結果、密集市街地の地域再生に関して、中心にある市街地の役割と、そこから派生するまちづくりのプロセスを再定義することができた。また、市街地に蓄積された社会的資源が、新たな活動展開や活動拠点の生成を支えていることが明らかになった。 ...
【工学】土木工学:都市デザイン都市計画を含む研究件
❏積雪シミュレーションを用いた雪処理エネルギー低減へ向けた都市デザイン技術の開発(19360266)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】瀬戸口 剛 北海道大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (20226674)
【キーワード】都市計画 / 都市デザイン / 積雪寒冷都市 / 風洞実験 / 環境都市 (他16件)
【概要】積雪寒冷都市では、冬季における除雪エネルギーを低減し、快適な都市空間の創造は大きな課題である。本研究では北海道内都市を対象に、都心部の公共空間での堆雪量と除雪エネルギーを低減させる都市デザイン手法、およびプロセスを開発した。都心部でも高層ではなく中層を主体とした街区空間をデザインが望ましい。さらに、堆雪量と除雪エネルギーの低減には、風雪シミュレーションを並行させた都市デザインプロセスが重要である。...
❏積雪シミュレーションを用いた北方圏の都市デザイン支援技術の開発(16360298)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】瀬戸口 剛 北海道大学, 大学院工学研究科, 助教授 (20226674)
【キーワード】北方圏都市 / 都市デザイン / 都市計画 / 積雪シュミレーション / 風洞実験 (他18件)
【概要】わが国における都市デザインの目標像は地域によってあまり変わらない。しかし本来、都市デザインの目標像は地域の風土や気候を反映して導き出されるべきである。特に北海道の気候は、雪や寒さの点で日本の他の地域と比べて著しく厳しい環境にあり、都市デザインにおいても、雪や寒さの影響が十分考慮されるべきである。 本研究は、北海道内における都市の都心部を対象に、都市空間の積雪シミュレーションを行い、北方圏における都...
【工学】土木工学:都市化都市計画を含む研究件
❏気候変動下のアジア大都市における貧困地域の脆弱性マネジメントに関する研究(23404020)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】城所 哲夫 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00282674)
【キーワード】インフォーマル市街地 / 都市計画 / 気候変動 / 脆弱性 / アジア (他14件)
【概要】アジア諸国では大都市圏地域への急速な人口の集中が続いており、気候変動下でますます災害時危険性の高まっている地域でのインフォーマル市街地が急速に拡大している。本研究では、気候変動下の都市貧困地域における脆弱性の観点からみた課題の分析、コミュニティ事例調査を通じての参加型プロセスおける脆弱性改善の評価、コミュニティの有する様々な資源を柔軟に組み合わせることにより脆弱性を漸進的に軽減していく(脆弱性マネ...
❏アジア5カ国を対象としたインフォーマル市街地のフォーマル化プロセスに関する研究(20404015)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】城所 哲夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (00282674)
【キーワード】都市計画 / インフォーマル市街地 / アジア / 貧困緩和 / 都市化
【概要】本研究はアジア諸都市を対象とし、インフォーマルな市街化プロセスを解明し、そのフォーマル化事業のあり方を示すことを目的として比較研究を行った。結論として、インフォーマルな市街化のフォーマル化のための制度的改善のためには、ローカルなレベルでの関係主体間の社会的関係性の深化のもとでの社会的意思決定システムの構築、すなわちローカル・ガバナンスの構築が同時に進めるようにデザインされていることが肝要であること...
❏多民族国家マレーシアの地方都市における「文化生態」に関する総合的研究(07041024)
【研究テーマ】人文地理学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】永田 淳嗣 (1997) 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (30218002)
【キーワード】マレーシア / 文化生態 / 地方都市 / 多民族国家 / 都市化 (他15件)
【概要】多民族国家マレーシアは、マレー文化をその基底に持ちつつも、中国人をはじめ、インド人、ジャワ人など文化的・社会的背景の異なる様々な民族集団を受容してきた。これらの民族集団は、植民地期から近代国民国家形成へと至る全過程を通じて、地域行政や経済・文化活動などの中核的場所として、数多くの都市・町を発達させてきた。本研究では、マレーシア社会の形成過程における地方都市の役割を重視し、諸集団がこの特定の地理的空...
【工学】土木工学:都市環境都市計画を含む研究件
❏積雪シミュレーションを用いた雪処理エネルギー低減へ向けた都市デザイン技術の開発(19360266)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】瀬戸口 剛 北海道大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (20226674)
【キーワード】都市計画 / 都市デザイン / 積雪寒冷都市 / 風洞実験 / 環境都市 (他16件)
【概要】積雪寒冷都市では、冬季における除雪エネルギーを低減し、快適な都市空間の創造は大きな課題である。本研究では北海道内都市を対象に、都心部の公共空間での堆雪量と除雪エネルギーを低減させる都市デザイン手法、およびプロセスを開発した。都心部でも高層ではなく中層を主体とした街区空間をデザインが望ましい。さらに、堆雪量と除雪エネルギーの低減には、風雪シミュレーションを並行させた都市デザインプロセスが重要である。...
❏積雪シミュレーションを用いた北方圏の都市デザイン支援技術の開発(16360298)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】瀬戸口 剛 北海道大学, 大学院工学研究科, 助教授 (20226674)
【キーワード】北方圏都市 / 都市デザイン / 都市計画 / 積雪シュミレーション / 風洞実験 (他18件)
【概要】わが国における都市デザインの目標像は地域によってあまり変わらない。しかし本来、都市デザインの目標像は地域の風土や気候を反映して導き出されるべきである。特に北海道の気候は、雪や寒さの点で日本の他の地域と比べて著しく厳しい環境にあり、都市デザインにおいても、雪や寒さの影響が十分考慮されるべきである。 本研究は、北海道内における都市の都心部を対象に、都市空間の積雪シミュレーションを行い、北方圏における都...
❏都市環境計画のための原単位樹木モデル作成に関する研究(09875133)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】尾島 俊雄 早稲田大学, 理工学部, 教授 (20063670)
【キーワード】都市環境 / 緑化 / 樹木 / 都市計画 / 緑地
【概要】本年度は、昨年度に引き続いて樹木の主に環境物理的効果に関する既往文献調査を進めると共に、これらの知見を踏まえ、1)都市に現存する樹木を従来研究を参考に類型化して、2)市街地に樹木を導入する際の事前・事後評価のための計測・評価手法を検討した。 都市に現存する樹木の類型化は、既往文献を参考にして樹種の他に樹冠幅、樹高等の樹木の形状により類型化を行った。また類型化した樹木を定量的に計測する事前評価手法と...
【工学】土木工学:都市空間都市計画を含む研究件
❏ネットワーク社会における都市空間のガバナンス――新たな実定法パラダイムの構築(21243007)
【研究テーマ】民事法学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】吉田 克己 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (20013021)
【キーワード】都市法 / ネットワーク社会 / 人口減少社会 / ガバナンス / 都市計画 (他11件)
【概要】現代社会は、政策と法の形成において多元的主体の水平的調整が重要な意味を持つネットワーク社会と特徴づけることができる。ネットワーク社会における都市空間のガバナンスは、主体の多元性を前提としつつ、公私協働を可能にするものとして構想される必要がある。本研究は、このような認識を明らかにするとともに、それを踏まえた新たな実定法パラダイム構築の基本的方向を提示した。日本の現代社会はまた、経済成長と都市人口急増...
❏景観法下の景観計画立案時の計画論的研究(18360284)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】西村 幸夫 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (20159081)
【キーワード】都市計画 / 景観法 / 景観計画 / 眺望景観 / 文化的景観 (他10件)
【概要】景観計画の立案にあたって具体的な景観構成要素の抽出の場面、それらをひとつの計画として構成していく場面にわけて方法論を整理した。前者においては、対象地区成立の歴史的経緯や地形的特色、文化的背景等を網羅的に採り上げ、その計画論的評価を行う手法を提起した。後者においては、既往の都市計画との関係を整理する計画手法、文化的景観等の文化財指定との関係を整理する計画手法、景観計画区域と計画地区の選択のあり方、眺...
❏地域博物館のグローバル連携が創り出す歴史教育事業の可能性:移民社会を発信源として(14201024)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】東 自由里 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (80269795)
【キーワード】ミュージアム / 復興 / 都市計画 / 記憶 / 歴史 (他24件)
【概要】当該研究プロジェクトは、最終年度のため、研究代表者及び分担者はそれぞれ次の研究プロジェクトを視野にいれて研究活動を行った。研究代表の東は2005年5月にゲルニカ平和ミュージアム(スペイン)で開催された国際平和ミュージアム学会と国際博物館協会(ユネスコ本部、ICOM)の分科委員会である「公共に対する犯罪犠牲者追憶のための記念博物館国際委員会」(ICMEMO)との共催で行われた国際会議で発表する。ゲル...
【工学】土木工学:都市計画・建築計画都市計画を含む研究件
❏オンラインゲームによる文化財再生と引きこもりの子どもの学習保障・就労支援(17K18613)
【研究テーマ】教育学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】田口 純子 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 助教 (50759488)
【キーワード】まちづくり / 情報デザイン / ゲーム / 不登校 / 学習支援 (他15件)
【概要】ゲームに打ち込む子どもや若者の関心を高い意欲とスキルとして活用し、実社会と結びついた学びに転換する。本研究では、オンラインものづくりゲームのMinecraftを用いて地域のシンボルとなる建物や街並みを再現・復元するプロジェクト型学習(PBL)を開発した。自治体、教育機関、企業、地域住民等がまちづくりプログラムに対して持つ関心を発見し、産学民官の主体同士が実社会で協働できるプログラムを2地域で実施し...
❏時空間領域における最適化手法の開発と都市・地域分析への応用(22710139)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】田中 健一 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教 (90408724)
【キーワード】最適化 / 数理計画 / 時空間領域 / 施設配置問題 / 都市計画 (他11件)
【概要】施設配置問題は,都市における様々な施設を対象空間にどのように配置すれば利用者や施設経営者にとって望ましいかを追求する問題であり,これまでに様々な研究がなされてきた.本研究では,施設配置問題に時間軸を導入し,時空間的な人の流れを所与とし,施設の配置の決定と同時に望ましいサービス提供時間帯も決定する新しいモデルを開発した.また,基本モデルのいくつかの拡張モデルを考案した.さらに,首都圏鉄道網を対象とし...
❏密集市街地における市民セクター主導による持続可能な地域再生手法に関する研究(22760452)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】真野 洋介 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 准教授 (70329134)
【キーワード】都市・地域計画 / 住環境整備 / 都市計画 / 市街地整備 / 震災復興 (他8件)
【概要】本研究では、首都圏と地方都市の3つの地域を対象に、市街地の変容と近年の市民、行政、民間セクターの取り組みを調査し、地域再生のプロセスについての分析と考察を行った。その結果、密集市街地の地域再生に関して、中心にある市街地の役割と、そこから派生するまちづくりのプロセスを再定義することができた。また、市街地に蓄積された社会的資源が、新たな活動展開や活動拠点の生成を支えていることが明らかになった。 ...
【工学】土木工学:都市再生都市計画を含む研究件
❏場所の形成と地域の多層構造に着目した、空間再編と地域創造圏の動的生成プロセス(18K04504)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】真野 洋介 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70329134)
【キーワード】歴史的市街地 / 空間変容 / ライフシフト / 地方創生 / 震災復興 (他12件)
【概要】今年度は、昨年度のコロナ禍の影響により、空間再編と地域創造圏の動的生成プロセスの解明に関する研究協力者とのディスカッションが十分実施できなかったことを受けて、状況の打開に向けた以下の2つのアプローチから、重点的な調査・分析と考察を進めた。 第一のアプローチとして、本研究の核となる対象地域である宮城県石巻市、富山県高岡市、広島県尾道市において、コロナ禍以降の空間と場所の変容に関する調査を実施し、その...
❏「ストリート」の管理と利活用を通じた公共空間の公共性と地域ガバナンスの段階的発展(26249085)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】出口 敦 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (70222148)
【キーワード】都市・地域計画 / エリアマネジメント / 街路 / 歩行者専用化 / 中心市街地 (他12件)
【概要】地域の特徴を色濃く映し出す公共空間であるストリートの管理や利活用を地域社会に委ねていく問題は、公共空間のあり方や地域ガバナンスにも深く関わる課題であるが、未だ明確な解法はない。 そこで本研究は、戦後のストリートの利活用とマネジメントの変遷の整理と類型化、関連法制度の変遷の整理といった時系列アプローチと、国内外都市のストリート利活用の先駆的事例や社会実験の調査分析を通じて実態と課題を明らかにした個別...
❏中心市街地の新たな役割に着目した10万人都市の復興・再生プロセスの確立(25420628)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】真野 洋介 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (70329134)
【キーワード】都市計画 / 震災復興 / 市街地整備 / 住環境 / 地方創生 (他9件)
【概要】本研究では、人口10万人の地方都市の復興・再生プロセスにおいて、中心市街地の新たな役割というテーマを設定し、都市変容過程と中心市街地の社会的資源を分析し、地域再生のプロセスとマネジメント手法についての考察を行った。 その結果、都市の復興・再生プロセスに関して、2011年以降活発化した、個人や小規模な活動主体による事業や拠点の展開を把握し、中心市街地の役割を再定義した。また、市民主導の活動や事業と、...
【工学】土木工学:都市整備都市計画を含む研究件
❏都市再建プランと時代背景に関する日英比較研究(16360307)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】安田 孝 摂南大学, 工学部, 教授 (60029220)
【キーワード】都市計画 / 再建プラン / 都市整備 / 日英比較 / 時代背景 (他8件)
【概要】平成16年度の比較研究準備作業、同17年度のバーミンガム研究会(英文報告書刊行)につづき、平成18年度は岡山の戦災復興都市計画について補足調査を実施し、第12回の国際都市計画史学会(インドのニューデリーで12月に開催された)で報告するとともに、ラッチェンズの都市計画について現地概要調査を実施した。 また、イギリスの都市再建については主としてロンドンやエジンバラの再建プランについて全体的な検討をおこ...
❏現代都市開発法制と都市居住環境の形成・整備に関する比較・総合的研究(62301063)
【研究テーマ】民事法学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1987 - 1988
【研究代表者】原田 純孝 東京大学, 社会科学研究所, 助教授 (50013016)
【キーワード】都市法 / 現代土地法制 / 都市計画 / 都市整備 / 都市再開発 (他8件)
【概要】1.本研究の目的は、わが国と欧米諸国(独・仏・英・米)における近時の都市開発(再開発)政策とその法制度の動向を、《住民にとっての住宅と居住・生活環境の改善・整備》という観点から比較・総合的に考察することにより、わが国で推進されている都市開発の動向に内在する問題点を析出しその克服の方策を探ることにある。そのために本研究は、(1)個々の制度・政策の単純な横並びの比較ではなく、各国の法制度の全体的構造と...
【工学】土木工学:土木計画都市計画を含む研究件
❏社会基盤計画の遂行におけるレジリエンス能力の解明(16H04431)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岩倉 成志 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (20223373)
【キーワード】レジリエンス / 人材育成 / 土木技術者 / 社会基盤計画 / オーラルヒストリー (他14件)
【概要】わが国は財政制約から新規のインフラ投資が困難な状況の中で,従来に増して複雑で対応が難しい社会基盤計画の時代を迎えている.プロジェクトの減少や長期化が起きており,若手技術者のプロジェクト実現経験の減少は,大きな負のスパイラルを描いて,技術力を低下させていく可能性が高い.困難な状況に上手に適応し,それを遂行するレジリエンス能力を備えた若手人材を多く輩出することが重要かつ必須と考える.本稿では困難なプロ...
❏空間情報を内包した戦略的な都市インフラマネジメント基盤の体系化(16K14352)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】関本 義秀 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (60356087)
【キーワード】都市計画 / 土木計画 / 空間情報 / 将来シミュレーション / 可視化 (他10件)
【概要】近年,コンパクトシティ等,自らの都市インフラや人口分布を総合的に設計し,攻めに転じられる戦略が喫緊である.その一方で技術的には,近年の様々なデータを用いて市民が地域課題の解決に協力す流れも出てきているものの簡単ではない. そこで本研究では,申請者が開発したWebベースの都市計画シミュレーションツール"MyCityForecast"を拡張し,オープンベースのデータと自治体が内々に保有...
【工学】土木工学:コンパクトシティ都市計画を含む研究件
❏次世代都市におけるフィジカル空間とサイバー空間の連携に関する研究(21K04293)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】森本 章倫 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30239686)
【キーワード】スマートシティ / コンパクトシティ / サイバー空間 / フィジカル空間 / デジタルツインシティ (他7件)
【概要】情報通信技術ICTの活用は様々な分野で生活や交通環境の改善に貢献する一方で、実際の都市構造や交通に影響を与え、フィジカル空間自体の変化を余儀なくされる。今後のスマートシティの進展が、これまで我が国が目指してきたコンパクト+ネットワークの都市構造に対して、どのような影響を及ぼすか不明瞭である。そのため、超スマート社会を具現化したまちづくりを行う上で、情報を扱うサイバー空間と実空間を有するフィジカル空...
❏空間情報を内包した戦略的な都市インフラマネジメント基盤の体系化(16K14352)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】関本 義秀 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (60356087)
【キーワード】都市計画 / 土木計画 / 空間情報 / 将来シミュレーション / 可視化 (他10件)
【概要】近年,コンパクトシティ等,自らの都市インフラや人口分布を総合的に設計し,攻めに転じられる戦略が喫緊である.その一方で技術的には,近年の様々なデータを用いて市民が地域課題の解決に協力す流れも出てきているものの簡単ではない. そこで本研究では,申請者が開発したWebベースの都市計画シミュレーションツール"MyCityForecast"を拡張し,オープンベースのデータと自治体が内々に保有...
❏モデル分析と実証分析による九州の理想的なエネルギー・社会経済・都市戦略の導出(15K06686)
【研究テーマ】エネルギー学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】竹下 貴之 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(環境), 准教授 (70344075)
【キーワード】エネルギーシステム / 社会経済戦略 / 都市戦略 / 気候変動緩和 / 再生可能エネルギー (他19件)
【概要】本研究では、九州における理想的なエネルギー・経済戦略と都市戦略の導出を試みた。 2050年までを対象とする九州のエネルギー需給・経済モデルの試作版を構築し、危険な気候変動を回避する制約の下で本モデルを計算することにより、九州の理想的なエネルギー戦略、危険な気候変動の回避が九州経済に与える影響、同制約下での九州の経済成長の具体像を導出した。 九州の理想的な都市戦略に関しては、都市スケールでは環境計画...
【工学】土木工学:用途地域都市計画を含む研究件
❏人口減少下におけるコンパクトシティ実現のための都市計画史研究(26820213)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】真田 純子 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (60452653)
【キーワード】都市計画 / コンパクトシティ / 路線的商業地域 / 都市の大きさ / 都市計画理念 (他8件)
【概要】人口減少社会において重要となったコンパクトシティは、さまざまな要素を含んでおり複雑化している。そのような状況の中、各都市は自らの都市の将来像を描き、実現していく必要がある。かつ法制度は、人口減少化における制度に適合したものになる必要がある。そのため本研究は1)法定都市計画の起源となる考え方、2)戦前期における災害危険度を考慮した都市計画、3)都市の理想像を描く視点の変化、4)都市の発展を前提とした...
❏新しいコンパクトシティ概念の提案に向けた都市計画制度の通史的研究(23760489)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】真田 純子 徳島大学, ソシオテクノサイエンス研究部, 助教 (60452653)
【キーワード】コンパクトシティ / 都市計画 / 緑地 / 路線的商業地域 / グリーンベルト (他8件)
【概要】コンパクトシティの重要性が議論されているが、それが実現されつつあるとは言い難い実態を踏まえ、日本の都市づくりを振り返り、下記の点を明らかにした。 戦前都市計画では、ほとんどの都市において新規に街路沿いの商業地を計画していたこと。戦前の都市計画家等は、市街地の面積的拡大はあまり問題視していなかったこと。戦後の都市計画では都市の大きさを制限するための緑地が、次第に「都市計画」の分野から外れていったこと...
【工学】土木工学:交通計画都市計画を含む研究件
❏社会基盤計画の遂行におけるレジリエンス能力の解明(16H04431)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岩倉 成志 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (20223373)
【キーワード】レジリエンス / 人材育成 / 土木技術者 / 社会基盤計画 / オーラルヒストリー (他14件)
【概要】わが国は財政制約から新規のインフラ投資が困難な状況の中で,従来に増して複雑で対応が難しい社会基盤計画の時代を迎えている.プロジェクトの減少や長期化が起きており,若手技術者のプロジェクト実現経験の減少は,大きな負のスパイラルを描いて,技術力を低下させていく可能性が高い.困難な状況に上手に適応し,それを遂行するレジリエンス能力を備えた若手人材を多く輩出することが重要かつ必須と考える.本稿では困難なプロ...
❏子育て世帯の多様なライフルタイル実現のための都市のバリアと心のバリアの緩和策(16H04425)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大森 宣暁 宇都宮大学, 地域デザイン科学部, 教授 (80323442)
【キーワード】子育て / バリアフリー / 活動・交通行動分析 / 都市計画 / 交通計画 (他6件)
【概要】本研究は、子育て世帯が多様なライフスタイルを選択できるために、日常生活を制限する「都市のバリア」と「心のバリア」に着目し、子育てに対する人々の心のバリアの緩和の重要性と有効性を検証した。具体的には、子育て世帯の日常生活における多様なバリアの再整理と共に、具体的な都市における子育て世帯の外出行動・意識の分析を行った上で、情報提供・教育による子ども連れ移動環境改善効果の検証、Web上で共働き子育て世帯...
❏子育てしやすい働き方の探求と実現のための施策の立案および評価に関する研究(24360205)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】大森 宣暁 宇都宮大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80323442)
【キーワード】子育て / 活動・交通行動分析 / Web-GIS / 都市計画 / 交通計画 (他8件)
【概要】本研究は、交通システム、活動機会、世帯の活動スケジュールの制約条件に着目したアクティビティ・アプローチに基づき、乳幼児を子育て中の世帯が多様なライフスタイルを選択できるために、いかに柔軟な働き方が可能かどうかを検討することを目的とした。子育て世帯の日常生活を制約するバリアの整理を行った上で、子育て夫婦双方の活動スケジュールを考慮し生活の質に関する指標を出力できるWeb-GISベースの活動交通シミュ...
【工学】土木工学:地域計画都市計画を含む研究件
❏戦略的地域景観まちづくりの理論化と実践手法の開発(15H04062)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 葉 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00220351)
【キーワード】景観 / まちづくり / 地域計画 / 景観資源 / 景観まちづくり (他12件)
【概要】本研究課題では、建築物等の色彩や緑のコントロールによる景観形成だけではなく、地域の環境、生計、主体(人とコミュニティ)を包括的にとらえ、変化しつつも持続する地域社会・環境を形成する方策として、景観まちづくりを位置づけている。こうした広義の地域景観まちづくりの実践に役立つ、地域景観の価値や資源の抽出手法、具体の空間デザインの進め方について、各地での実践を通して取り組んだ。また「見た目」を超えた景観の...
❏社会基盤整備を活用した協調社会の促進とコミュニティ再生(24560648)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】青木 俊明 東北大学, 国際文化研究科, 准教授 (60302072)
【キーワード】協力行動 / コミュニティ問題 / ソーシャル・キャピタル / 公正 / 都市計画 (他11件)
【概要】本研究では、地域社会や自分が所属する組織に対する協力行動が発生するメカニズムを、“公正な意思決定過程”に着目して検討した。心理実験の結果、“道徳意識”に着目することによって、協力行動に関する統合理論が構築可能であることが示唆された。さらに、東日本大震災の被災者を対象とした質問紙調査も行った。その結果、危機的状況が協力行動を促すことや、公正な地域運営がコミュニティへの協力的態度の形成を促すことが確認...
❏少子化対策のための保育施設の整備計画手法に関する研究(12750541)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】岸本 達也 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (30302532)
【キーワード】保育所 / 少子化 / 建築計画 / 都市計画 / 地域計画
【概要】本研究は、千葉市域をモデルケースとして、保育施設利用者のニーズとその空間的分布、保育施設の配置、サービスの種類等について検討し、今後の保育施設整備計画のあり方について有効な知見を獲得することを目的とする。地域的な違いを考慮した保育環境の計画手法の検討することから、保育環境の現状を、「地域、保育施設、利用者」という3つのレベルから調査した。 (1)保育施設の利用者分布の調査分析 (2)保育施設の仕様...
【工学】土木工学:都市開発都市計画を含む研究件
❏近代東アジアにおける都市基盤及び住宅地の形成と再編に関する実証的研究(19H02335)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】奥冨 利幸 近畿大学, 建築学部, 教授 (70342467)
【キーワード】東アジア / 租界都市 / 華僑住宅地 / 住宅地 / 都市開発 (他12件)
【概要】本年度は、コロナ禍の影響により、調査対象地を変更しながら研究を遂行した。まず、東アジア全体の住宅地を俯瞰的な視点から検証を可能とするために東アジア住宅年表を作成して、日本、中国、台湾、香港の比較検証を行った。次に、満洲における田園都市論の受容過程のうち、ロシアによる大連の都市計画として、1920 年-1930 年代大連田園住宅地を対象にして、田園都市論の計画、特に、満鉄社員の「大連共栄住宅組合」住...
❏ドイツ・スイスの都市計画に関する住民投票後の合意形成プロセス(15K11975)
【研究テーマ】公共政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】卯月 盛夫 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (30578472)
【キーワード】ドイツ / 都市計画 / 住民参加 / 住民投票 / 承認定足数(得票率) (他16件)
【概要】スイスとドイツの都市計画に関する住民投票について研究を行った。住民投票に関して長い歴史をもつスイスでは、行政計画の内容や予算規模によって住民投票があらかじめ義務づけられている。一方ドイツでは、住民が行政計画に疑問を持った場合に、住民の署名によって住民投票が可能となる。住民投票の結果は、投票者の過半数を得ることと同時に、承認定足数(得票率)を満たすことが必須である。承認定足数の率は市町村によって異な...
❏多民族国家マレーシアの地方都市における「文化生態」に関する総合的研究(07041024)
【研究テーマ】人文地理学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】永田 淳嗣 (1997) 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (30218002)
【キーワード】マレーシア / 文化生態 / 地方都市 / 多民族国家 / 都市化 (他15件)
【概要】多民族国家マレーシアは、マレー文化をその基底に持ちつつも、中国人をはじめ、インド人、ジャワ人など文化的・社会的背景の異なる様々な民族集団を受容してきた。これらの民族集団は、植民地期から近代国民国家形成へと至る全過程を通じて、地域行政や経済・文化活動などの中核的場所として、数多くの都市・町を発達させてきた。本研究では、マレーシア社会の形成過程における地方都市の役割を重視し、諸集団がこの特定の地理的空...
【工学】土木工学:市民参加都市計画を含む研究件
❏地域博物館のグローバル連携が創り出す歴史教育事業の可能性:移民社会を発信源として(14201024)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】東 自由里 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (80269795)
【キーワード】ミュージアム / 復興 / 都市計画 / 記憶 / 歴史 (他24件)
【概要】当該研究プロジェクトは、最終年度のため、研究代表者及び分担者はそれぞれ次の研究プロジェクトを視野にいれて研究活動を行った。研究代表の東は2005年5月にゲルニカ平和ミュージアム(スペイン)で開催された国際平和ミュージアム学会と国際博物館協会(ユネスコ本部、ICOM)の分科委員会である「公共に対する犯罪犠牲者追憶のための記念博物館国際委員会」(ICMEMO)との共催で行われた国際会議で発表する。ゲル...
❏開発途上国都市の住環境改善のための参加型都市計画制度に関する研究-タイ、フィリピン、ベトナムを対象とする国際比較研究(12572024)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】城所 哲夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (00282674)
【キーワード】開発途上国 / 都市計画 / 住環境 / エンパワーメント / 住民参加 (他10件)
【概要】各対象国(タイ=バンコク、ベトナム=ホーチミン、フィリピン=マニラ)において都市計画制度を整理し、その住環境改善の観点からみた課題を分析すると同時に、先進的な住環境改善事例についてケーススタディを実施した。低所得者居住地域における住民主導型の環境改善のための参加型計画制度のあり方について提言をまとめた。これらの事例から、大きな潮流として、確実に、政府主導型から住民主導型へのシフトが起こっており、そ...
【工学】土木工学:公共事業都市計画を含む研究件
❏ドイツ・スイスの都市計画に関する住民投票後の合意形成プロセス(15K11975)
【研究テーマ】公共政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】卯月 盛夫 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (30578472)
【キーワード】ドイツ / 都市計画 / 住民参加 / 住民投票 / 承認定足数(得票率) (他16件)
【概要】スイスとドイツの都市計画に関する住民投票について研究を行った。住民投票に関して長い歴史をもつスイスでは、行政計画の内容や予算規模によって住民投票があらかじめ義務づけられている。一方ドイツでは、住民が行政計画に疑問を持った場合に、住民の署名によって住民投票が可能となる。住民投票の結果は、投票者の過半数を得ることと同時に、承認定足数(得票率)を満たすことが必須である。承認定足数の率は市町村によって異な...
❏公共事業コントロール法と土地利用規制の連携(16203002)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】金井 利之 (2006) 東京大学, 大学院法学政治学研究科, 教授 (40214423)
【キーワード】公共事業 / 土地利用規制 / 都市計画 / 環境影響評価 / 条例制定権 (他23件)
【概要】公共事業コントロール法の重要論点については,(1)公益確定手続に関して、政策評価,公共事業再評価,パブリック・インボルヴメントについて,国内の現地鯛査を踏まえた研究を進めた。(2)環境配慮に関して,環境影響評価,戦略的環境アセスメント,景観アセスメント,米国の湿地保誕法制に関する調査を行い,その公共事業策定手続への統合の可能性を検討した。(3)公共工事施行過程に関して,受注者選定手続・契約形態・支...
【工学】総合工学:エネルギーモデル都市計画を含む研究件
❏モデル分析と実証分析による九州の理想的なエネルギー・社会経済・都市戦略の導出(15K06686)
【研究テーマ】エネルギー学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】竹下 貴之 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(環境), 准教授 (70344075)
【キーワード】エネルギーシステム / 社会経済戦略 / 都市戦略 / 気候変動緩和 / 再生可能エネルギー (他19件)
【概要】本研究では、九州における理想的なエネルギー・経済戦略と都市戦略の導出を試みた。 2050年までを対象とする九州のエネルギー需給・経済モデルの試作版を構築し、危険な気候変動を回避する制約の下で本モデルを計算することにより、九州の理想的なエネルギー戦略、危険な気候変動の回避が九州経済に与える影響、同制約下での九州の経済成長の具体像を導出した。 九州の理想的な都市戦略に関しては、都市スケールでは環境計画...
❏低炭素・コベネフィットアプローチによるデリーの都市計画戦略の開発(11F01804)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】蟹江 憲史 東京工業大学, 大学院社会理工学研究科, 准教授 (90326463)
【キーワード】様式選択 / 都市形態 / 密集地帯 / 多変量解析 / エネルギー消費 (他12件)
【概要】本研究の目的はインド都市部のエネルギー消費動向を分析し、エネルギー消費を減らすための提言を行うことである。多変量解析を用い、98に渡るインドの都市で代表的世帯調査を行うことにより、都市形態が交通量や様式選択にいかに影響を与えるかを分析してきたこれまでの研究成果に対し、本年度はワークショップや国際会議等でのアウトプットと学者間のネットワーク構築、フィードバック入手により、更に研究精度を高めることに注...
【工学】総合工学:都市構造都市計画を含む研究件
❏成熟社会インフラとしての環状構造コンパクトシティの再評価(21360293)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】出口 敦 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (70222148)
【キーワード】都市・地域計画 / コンパクトシティ / 都市計画 / 都市構造 / 都心 (他12件)
【概要】本研究は、都心核を対象に、近代化以前に都心を形成してきた環状構造の殻に着目し、現地調査や文献調査等により歴史的変遷と時代背景との関係から環状構造の変遷を分析し、類型別に環状構造の特徴を明らかにした。また、国内外の都市の事例調査により、環状構造の歴史的な意義や市街地形成上の役割を整理すると共に、環状構造の移動利便性の検証を通じ、高齢化等の成熟社会に向けた環状構造の優位性や役割を明らかにした。 ...
❏都市再生政策の国際比較研究(12450250)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】早田 宰 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (80264597)
【キーワード】都市再生 / Urban Regeneration / Housing Policy / 都市更新 / ガバナンス (他22件)
【概要】2000年代世界で主要な潮流となっている都市再生政策の国際比較をおこなった。調査対象国は、イギリス:ロンドン(早田宰・内田勝一)、フランス:パリ(寺尾仁・久塚純一)、ドイツ:ベルリン・ハンブルク(卯月盛夫・秋山靖浩・平山洋介)、スウェーデン:ストックホルム(麦倉哲)、アメリカ:ニューヨーク他(平山洋介・佐藤滋・内田勝一)を分担した。 全体として、(1)縮小都市化・低需要にともなう郊外減退地区問題(...
【工学】総合工学:エリアマネジメント都市計画を含む研究件
❏「ストリート」の管理と利活用を通じた公共空間の公共性と地域ガバナンスの段階的発展(26249085)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】出口 敦 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (70222148)
【キーワード】都市・地域計画 / エリアマネジメント / 街路 / 歩行者専用化 / 中心市街地 (他12件)
【概要】地域の特徴を色濃く映し出す公共空間であるストリートの管理や利活用を地域社会に委ねていく問題は、公共空間のあり方や地域ガバナンスにも深く関わる課題であるが、未だ明確な解法はない。 そこで本研究は、戦後のストリートの利活用とマネジメントの変遷の整理と類型化、関連法制度の変遷の整理といった時系列アプローチと、国内外都市のストリート利活用の先駆的事例や社会実験の調査分析を通じて実態と課題を明らかにした個別...
❏アジア圏における大学と都市・地域による計画連携手法の構築に関する研究(19560621)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 地域連携 / キャンパス計画 / 都市計画 (他14件)
【概要】本研究は、大学キャンパス計画および都市計画の連携の実態とアジア圏の大学と都市・地域との連携のあり方を明らかにするためにアジア、欧州の大学キャンパス計画関連資料の収集と分析、キャンパス計画関係者および自治体へのヒアリング調査を実施し、これにより、キャンパス計画の内容、計画体制、計画プロセスを把握するとともに大学と都市・地域との計画連携の実態を把握し、アジア圏の大学における大学と都市・地域との連携のあ...
【工学】総合工学:防災都市計画を含む研究件
❏被災者の主体性と専門家の関与に着目した東日本大震災の復興事業のプロセスの検証(17H03367)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山本 俊哉 明治大学, 理工学部, 専任教授 (50409497)
【キーワード】被災者 / 仮設住宅 / 震災復興 / 南海トラフ巨大地震 / 土地区画整理事業 (他34件)
【概要】本研究は、事業が大規模化・長期化した陸前高田市の復興プロセスを計画策定期・事業導入期・事業見直し期・事業推進期の4期に分けて、行政・住民双方の取組みと専門家の関与、事業の進捗に伴う被災者の意識と行動の変容を明らかにした。その上で、他市町村と比較した陸前高田市の復興事業の進め方の特異性とその要因、地区レベルの計画・事業に関わるまちづくり専門家の果たすべき役割を明らかにし、それをもとに、南海トラフ巨大...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏都市内の災害時の流動に関する総合的研究―効率性と頑健性を備えた都市実現に向けて―(24241054)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鈴木 敦夫 南山大学, 理工学部, 教授 (70162922)
【キーワード】都市のオペレーションズ・リサーチ / 防災 / 都市計画 / 交通 / GIS (他13件)
【概要】都市内の災害時の人の流動に関する総合的な研究として,本研究ではテーマを3つ設定した.1)交通ネットワークシステムの頑健性と効率性の評価:道路,鉄道,航空網それぞれについて,GISデータ,時刻表,交通量データを用いて頑健性と効率性の評価を行った.2)緊急時の都市内・都市間流動に関するモデル:過大な交通量が流れているときの鉄道の遅延を記述する数理モデルを開発した.また,都市内で早急な避難が必要なほどの...
【工学】総合工学:シミュレーション都市計画を含む研究件
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏都市内の災害時の流動に関する総合的研究―効率性と頑健性を備えた都市実現に向けて―(24241054)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鈴木 敦夫 南山大学, 理工学部, 教授 (70162922)
【キーワード】都市のオペレーションズ・リサーチ / 防災 / 都市計画 / 交通 / GIS (他13件)
【概要】都市内の災害時の人の流動に関する総合的な研究として,本研究ではテーマを3つ設定した.1)交通ネットワークシステムの頑健性と効率性の評価:道路,鉄道,航空網それぞれについて,GISデータ,時刻表,交通量データを用いて頑健性と効率性の評価を行った.2)緊急時の都市内・都市間流動に関するモデル:過大な交通量が流れているときの鉄道の遅延を記述する数理モデルを開発した.また,都市内で早急な避難が必要なほどの...
【工学】総合工学:風洞実験都市計画を含む研究件
❏積雪シミュレーションを用いた雪処理エネルギー低減へ向けた都市デザイン技術の開発(19360266)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】瀬戸口 剛 北海道大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (20226674)
【キーワード】都市計画 / 都市デザイン / 積雪寒冷都市 / 風洞実験 / 環境都市 (他16件)
【概要】積雪寒冷都市では、冬季における除雪エネルギーを低減し、快適な都市空間の創造は大きな課題である。本研究では北海道内都市を対象に、都心部の公共空間での堆雪量と除雪エネルギーを低減させる都市デザイン手法、およびプロセスを開発した。都心部でも高層ではなく中層を主体とした街区空間をデザインが望ましい。さらに、堆雪量と除雪エネルギーの低減には、風雪シミュレーションを並行させた都市デザインプロセスが重要である。...
❏積雪シミュレーションを用いた北方圏の都市デザイン支援技術の開発(16360298)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】瀬戸口 剛 北海道大学, 大学院工学研究科, 助教授 (20226674)
【キーワード】北方圏都市 / 都市デザイン / 都市計画 / 積雪シュミレーション / 風洞実験 (他18件)
【概要】わが国における都市デザインの目標像は地域によってあまり変わらない。しかし本来、都市デザインの目標像は地域の風土や気候を反映して導き出されるべきである。特に北海道の気候は、雪や寒さの点で日本の他の地域と比べて著しく厳しい環境にあり、都市デザインにおいても、雪や寒さの影響が十分考慮されるべきである。 本研究は、北海道内における都市の都心部を対象に、都市空間の積雪シミュレーションを行い、北方圏における都...
【工学】総合工学:エネルギー都市計画を含む研究件
❏高齢・単身世帯化する地域の移動需要変化とモビリティに関する研究(26520106)
【研究テーマ】ネオ・ジェロントロジー
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-07-18 - 2017-03-31
【研究代表者】堀尾 容康 東京工業大学, 大学マネジメントセンター, 教授 (70727403)
【キーワード】モビリティ / 高齢化社会 / 単身世帯 / 買物弱者 / 医療難民 (他17件)
【概要】急速な高齢化と過疎化・単身世帯化が進む地域社会において、「買物弱者」「医療難民」等の移動問題が顕在化し、新たな生活移動手段の確保が課題となってきている。本研究では、「老い」によって世帯構成や地域人口構造が変化することに着目し、移動需要の変化と多様化を通じ、モビリティ手段への影響を3つの地域コミュニティの分析調査を通じて明らかにした。これにより、将来のモビリティ計画検討における重要項目を明確化すると...
❏低炭素・コベネフィットアプローチによるデリーの都市計画戦略の開発(11F01804)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】蟹江 憲史 東京工業大学, 大学院社会理工学研究科, 准教授 (90326463)
【キーワード】様式選択 / 都市形態 / 密集地帯 / 多変量解析 / エネルギー消費 (他12件)
【概要】本研究の目的はインド都市部のエネルギー消費動向を分析し、エネルギー消費を減らすための提言を行うことである。多変量解析を用い、98に渡るインドの都市で代表的世帯調査を行うことにより、都市形態が交通量や様式選択にいかに影響を与えるかを分析してきたこれまでの研究成果に対し、本年度はワークショップや国際会議等でのアウトプットと学者間のネットワーク構築、フィードバック入手により、更に研究精度を高めることに注...
【工学】総合工学:環境アセスメント都市計画を含む研究件
❏環境アセスメントと都市計画の連携基盤形成に関する研究(15631002)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003
【研究代表者】小泉 秀樹 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (30256664)
【キーワード】環境アセスメント / 都市計画 / 意思決定 / 合意形成
【概要】研究は3段階に分けて行った。 <第一段階>既存研究及び先進事例に関するレビュー: これまでの環境アセスメントと都市計画の中間領域研究に位置する成果について、批判的に整理を行い、研究上の課題を確認した。 <第二段階>国内・海外の特徴的事例に関するプレスタディ:実務家へのインタビューを通じて 第一段階で仮説的に抽出された研究課題を手がかりに、国内外の特徴的事例の運用実態などにつ...
❏日本とオランダの空間整序(国土計画・都市計画)行政の比較分析(10720049)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】金井 利之 東京都立大学, 法学部・政治学科, 助教授 (40214423)
【キーワード】空間整序 / 都市計画 / 国土計画 / オランダ / 国土復興 (他15件)
【概要】第1に、日蘭両国の空間整序(ruimtelijke ordening)が、先進諸国の中でも例外的に全国土をカヴァーするのは、両国の空間(国土)が狭隘であるという与件とともに、ドイツの影響(Raumordnung)を受ける一般的知的環境、第二次大戦による国土破壊・国土復興の必要、植民地の喪失による国内解決重視、などが指摘できる。第2に、他方で、戦後復興がオランダでは住宅不足として顕在化したため、住宅...
【農学】農芸化学:緑地都市計画を含む研究件
❏新しいコンパクトシティ概念の提案に向けた都市計画制度の通史的研究(23760489)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】真田 純子 徳島大学, ソシオテクノサイエンス研究部, 助教 (60452653)
【キーワード】コンパクトシティ / 都市計画 / 緑地 / 路線的商業地域 / グリーンベルト (他8件)
【概要】コンパクトシティの重要性が議論されているが、それが実現されつつあるとは言い難い実態を踏まえ、日本の都市づくりを振り返り、下記の点を明らかにした。 戦前都市計画では、ほとんどの都市において新規に街路沿いの商業地を計画していたこと。戦前の都市計画家等は、市街地の面積的拡大はあまり問題視していなかったこと。戦後の都市計画では都市の大きさを制限するための緑地が、次第に「都市計画」の分野から外れていったこと...
❏都市環境計画のための原単位樹木モデル作成に関する研究(09875133)
【研究テーマ】建築環境・設備
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】尾島 俊雄 早稲田大学, 理工学部, 教授 (20063670)
【キーワード】都市環境 / 緑化 / 樹木 / 都市計画 / 緑地
【概要】本年度は、昨年度に引き続いて樹木の主に環境物理的効果に関する既往文献調査を進めると共に、これらの知見を踏まえ、1)都市に現存する樹木を従来研究を参考に類型化して、2)市街地に樹木を導入する際の事前・事後評価のための計測・評価手法を検討した。 都市に現存する樹木の類型化は、既往文献を参考にして樹種の他に樹冠幅、樹高等の樹木の形状により類型化を行った。また類型化した樹木を定量的に計測する事前評価手法と...
❏都市周辺地域の土地利用と緑地整備システムの手法に関する研究(02404011)
【研究テーマ】園芸・造園学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1990 - 1992
【研究代表者】油井 正昭 千葉大学, 園芸学部, 助教授 (80009331)
【キーワード】都市周辺地域 / 土地利用 / 緑地 / 野外レクリエーション施設 / 田園景観 (他11件)
【概要】都市周辺地域は、都市の発展で次第に緑のオープンスペースが減少し都市的土地利用の混在化による環境悪化、景観の混乱が生じている。そこで本研究は、都市周辺地域の土地利用の整序化の一環として、土地利用と緑地整備に関わるシステムを研究した。 マクロな視点では、東京、パリ、ロンドンという大都市圏における緑地の分布構造の特徴を明らかにした。また、大都市周辺地域での土地利用の整序化を図る上でのルーラルランドスケー...
【農学】境界農学:土地利用計画都市計画を含む研究件
❏農と都市のレイヤー構造にもとづく動態的な都市・地域計画手法に関する研究(19H02984)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】横張 真 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (60302379)
【キーワード】ランドスケープ計画 / 都市計画 / 土地利用計画 / 都市農村計画 / 都市農業 (他6件)
【概要】・2020年度に実施したCOVID-19パンデミック下の都市の緑地・農地の利用と健康福祉に関するアンケート調査結果をまとめ、国際誌に投稿した。また、2020年からの変化を把握するため、前年度のアンケート調査を踏まえた縦断調査を実施した。 ・東京都西部の都市農地が比較的多く存在する国分寺市、小平市を軸にして、都市農業固有に見られる「庭先直売」に着目し、その流通形態や利用実態について、詳細な調査を実施...
❏土地利用調整型まちづくり条例の開発協議過程の実態分析等を通じた実効性の評価(13650666)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】大方 潤一郎 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (60152055)
【キーワード】まちづくり条例 / 土地利用コントロール / 土地利用計画 / 開発コントロール / 地区計画 (他8件)
【概要】本研究では、「土地利用調整型まちづくり条例」として、真鶴町、穂高町、掛川市、神戸市、篠山市、湯布院町の6事例を取り上げ、これに既成市街地地区改善型街づくり条例の典型として世田谷区の事例を比較参照事例として加え、条例適用対象外小規模開発の実態を含む開発実態調査と、7自治体条例運用担当者の事例比較研究会を通じて、「土地利用調整型まちづくり条例」の実効性と制度設計・運用上の課題を分析し、以下の知見を得る...
【農学】社会経済農学:農村計画都市計画を含む研究件
❏持続的農村地域開発のための新たなパラダイム構築(23380138)
【研究テーマ】地域環境工学・計画学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】有田 博之 新潟大学, 自然科学系, フェロー (40313506)
【キーワード】農村計画 / パラダイムシフト / 持続的開発 / 国土利用 / 歴史的変遷 (他17件)
【概要】農村では過疎化が極限に達し、地域社会は崩壊の危機に瀕している。農村計画行政は第二次戦後のパラダイムを未だ引き継いでおり、新たな事態に手を拱いているが、本研究ではこれを解決する持続的な農村開発のパラダイム構築を目的とした 本研究では、①土地利用、②経済開発、③社会開発、④環境開発の分野に区分し、それぞれの歴史、開発理論と施策について検討し、総括を試みた。結果、環境開発・社会開発の分野において新たなパ...
❏ジャワ島中部地震被災地における居住地環境の復興に関する総合的研究(19206065)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】重村 力 神戸大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30116214)
【キーワード】復興 / 地震 / 減災 / 住環境 / 農村計画 (他8件)
【概要】1被災前後の環境、被災・復興の諸過程図化、集落環境の物的復興と社会変化・支援制度の解析。2住宅被害(人的被害)の実態解明と建築及び環境との関連の解明。3最激甚被災地域における地盤条件の解明。4枠組み壁組積造(Confined Masonry)の工法的妥当性の検討。5伝統的木構造であり歴史的建造物であり、軸組的に脆弱なPendopo の形態を損ねない制震技術の開発。6竹造建築の可能性を追求しその実験...
❏都市と農業の共生空間の形成に関する計画論的研究(10556048)
【研究テーマ】農業土木学・農村計画学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】冨田 正彦 宇都宮大学, 農学部, 教授 (60074051)
【キーワード】都市と農業との共生 / 都市農業 / 定住社会 / 資源循環システム / 環境創造 (他14件)
【概要】都市と農業との共生関係を各専門分野(農業土木学、建築・地域計画学、緑地学、農業経済学)から、人間環境の現状のボトムアップ、望ましい人間像ならびに21世紀の人間環境の具備すべき条件の両側面において追求し、それら議論を踏まえた共生空間の構造に関する試論および共生空間形成に向けた計画論の展開を図った。 人間環境の現状からは都市農業の意義の再検討、農家・農村社会の構造変化を踏まえた計画条件の整理、都市・農...
【農学】社会経済農学:都市農業都市計画を含む研究件
❏農と都市のレイヤー構造にもとづく動態的な都市・地域計画手法に関する研究(19H02984)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】横張 真 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (60302379)
【キーワード】ランドスケープ計画 / 都市計画 / 土地利用計画 / 都市農村計画 / 都市農業 (他6件)
【概要】・2020年度に実施したCOVID-19パンデミック下の都市の緑地・農地の利用と健康福祉に関するアンケート調査結果をまとめ、国際誌に投稿した。また、2020年からの変化を把握するため、前年度のアンケート調査を踏まえた縦断調査を実施した。 ・東京都西部の都市農地が比較的多く存在する国分寺市、小平市を軸にして、都市農業固有に見られる「庭先直売」に着目し、その流通形態や利用実態について、詳細な調査を実施...
❏都市と農業の共生空間の形成に関する計画論的研究(10556048)
【研究テーマ】農業土木学・農村計画学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】冨田 正彦 宇都宮大学, 農学部, 教授 (60074051)
【キーワード】都市と農業との共生 / 都市農業 / 定住社会 / 資源循環システム / 環境創造 (他14件)
【概要】都市と農業との共生関係を各専門分野(農業土木学、建築・地域計画学、緑地学、農業経済学)から、人間環境の現状のボトムアップ、望ましい人間像ならびに21世紀の人間環境の具備すべき条件の両側面において追求し、それら議論を踏まえた共生空間の構造に関する試論および共生空間形成に向けた計画論の展開を図った。 人間環境の現状からは都市農業の意義の再検討、農家・農村社会の構造変化を踏まえた計画条件の整理、都市・農...
【農学】森林圏科学:土地利用都市計画を含む研究件
❏土地利用と「水みち」に着目した田園都市空間の分析・計画・デザイン手法の創出(19656149)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】清水 裕之 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (30187463)
【キーワード】土地利用 / 水みち / 田園都市 / 都市計画 / 森林計画 (他10件)
【概要】1)グリーンインフラストラクチャー(GI)の土地戦略の検討 これまでの研究成果を踏まえてGIを用いた「土地利用と水みちに着目した田園都市空間の分析・計画・デザイン手法の創出」の一連の研究を通した「雨水流出に着目する新たな都市計画デザインの可能性」を報告書の形式でとりまとめた。特に、雨水流出が土地利用に大きく影響されることから、これからの総合的な土地利用管理に地下浸透や地表流出め地域マネジメントが必...
❏多民族国家マレーシアの地方都市における「文化生態」に関する総合的研究(07041024)
【研究テーマ】人文地理学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】永田 淳嗣 (1997) 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (30218002)
【キーワード】マレーシア / 文化生態 / 地方都市 / 多民族国家 / 都市化 (他15件)
【概要】多民族国家マレーシアは、マレー文化をその基底に持ちつつも、中国人をはじめ、インド人、ジャワ人など文化的・社会的背景の異なる様々な民族集団を受容してきた。これらの民族集団は、植民地期から近代国民国家形成へと至る全過程を通じて、地域行政や経済・文化活動などの中核的場所として、数多くの都市・町を発達させてきた。本研究では、マレーシア社会の形成過程における地方都市の役割を重視し、諸集団がこの特定の地理的空...
❏都市周辺地域の土地利用と緑地整備システムの手法に関する研究(02404011)
【研究テーマ】園芸・造園学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1990 - 1992
【研究代表者】油井 正昭 千葉大学, 園芸学部, 助教授 (80009331)
【キーワード】都市周辺地域 / 土地利用 / 緑地 / 野外レクリエーション施設 / 田園景観 (他11件)
【概要】都市周辺地域は、都市の発展で次第に緑のオープンスペースが減少し都市的土地利用の混在化による環境悪化、景観の混乱が生じている。そこで本研究は、都市周辺地域の土地利用の整序化の一環として、土地利用と緑地整備に関わるシステムを研究した。 マクロな視点では、東京、パリ、ロンドンという大都市圏における緑地の分布構造の特徴を明らかにした。また、大都市周辺地域での土地利用の整序化を図る上でのルーラルランドスケー...
【農学】水圏応用科学:市場都市計画を含む研究件
❏インフラストラクチャの審美的ダイナミズムに関する科学技術社会学的研究(18K00250)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】福島 真人 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (10202285)
【キーワード】インフラストラクチャ / 審美性 / 美学 / 科学技術社会学 / STS (他17件)
【概要】本研究は、現在活発に研究が進んでいるインフラストラクチャの社会学的な動態研究に欠落しているその審美的な側面のダイナミズムを科学技術社会学(STS)的視点からアプローチしたものである。インフラの不可視性(invisibility)は、通常それが安定運行することによる社会の無関心という意味で使われるが、目に見えるインフラは、景観という文脈で空間内での審美性という別の問題があり、それはその機能とは別のダ...
❏アジア型メインストリートの構成と屋台・露店の再評価(18404015)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】出口 敦 九州大学, 大学院・人間環境学研究院都市・建築学部門, 教授 (70222148)
【キーワード】都市計画 / アジア / 道路 / 公共空間 / 仮設 (他19件)
【概要】ソウル、釜山、上海、香港、ジョグジャカルタ、マラッカ、バンコク、福岡等のアジアの都市での現地調査を通じ、欧米都市とは異なる近代化の過程を経て形成されたアジア型メインストリートの空間構成上の特性と都市の活性化や賑わい創出に供する仮設的要素の役割を整理すると共に、屋台・露店等の仮設的な要素で賑わいを創出しているメインストリートにおける仮設要素の役割や公共空間の利用と管理運営上の課題を明らかにした。 ...
【医歯薬学】境界医学:自治体都市計画を含む研究件
❏機能的圏域の重層化による縮退地方自治体マネジメントの適正化(17K18919)
【研究テーマ】建築学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】浅見 泰司 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (10192949)
【キーワード】自治体連携 / 公共支出 / 効率的人口規模 / 自治体経営 / 消防 (他26件)
【概要】自治体連携は効率的な公共サービスの提供を促進する可能性がある。厚生費および消防費については、自治体連携の支出比率を上げると、調査対象の両方のサービスで公共支出が減少すること、自治体連携の限界効果は自治体の人口の大きさによって異なることがわかった。また、廃棄物処理については、自治体連携に加わることでサービス提供の品質の監視費用がかかるが、費用はサービス人口が大きいほど人口当たりの費用は低減すること、...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏日本とオランダの空間整序(国土計画・都市計画)行政の比較分析(10720049)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】金井 利之 東京都立大学, 法学部・政治学科, 助教授 (40214423)
【キーワード】空間整序 / 都市計画 / 国土計画 / オランダ / 国土復興 (他15件)
【概要】第1に、日蘭両国の空間整序(ruimtelijke ordening)が、先進諸国の中でも例外的に全国土をカヴァーするのは、両国の空間(国土)が狭隘であるという与件とともに、ドイツの影響(Raumordnung)を受ける一般的知的環境、第二次大戦による国土破壊・国土復興の必要、植民地の喪失による国内解決重視、などが指摘できる。第2に、他方で、戦後復興がオランダでは住宅不足として顕在化したため、住宅...
【医歯薬学】社会医学:西洋史都市計画を含む研究件
❏1950年代西ドイツにおけるキリスト教民主同盟の社会政策-その理念と社会像(17K13557)
【研究テーマ】ヨーロッパ史・アメリカ史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】芦部 彰 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 講師 (00772667)
【キーワード】西洋史 / 西ドイツ / 家族政策 / 住宅政策 / 都市計画 (他11件)
【概要】本研究は、1950年代のキリスト教民主同盟(CDU)の住宅政策と家族政策に大きな影響をあたえたカトリシズムの社会像の特徴を、それぞれの政策領域での対抗構想と比較することで明確にすることを目的とする。その結果、第一に、家族を国家介入から保護されるべき領域とみなす家族像が重要な役割を果たしていることが明らかになった。第二に、こうしたカトリシズムの社会像は、世紀転換期に思想的ルーツがあり、世紀転換期から...
❏歴史認識の変容と文化遺産・景観の思想に関する比較研究(23242045)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】立石 博高 東京外国語大学, その他部局等, 学長 (00137027)
【キーワード】文化遺産 / 文化的景観 / ナショナリズム / 記憶の政治 / 比較史 (他18件)
【概要】本研究は、文化遺産・文化的景観をめぐる思想が、19世紀という歴史主義の時代のヨーロッパの文化イデオロギーに立脚したものとして考え、その歴史的生成と発展を捉えることによって、文化遺産概念を批判的に再検討した。文化遺産政策は、過去を空間のなかに表現し、可視化するものであり、こうした制度的な実践は、その空間を体験する人々の歴史意識とは相互に条件付け合っている。 本研究は、近代の学知の制度化、国民主義の発...
【医歯薬学】社会医学:都市都市計画を含む研究件
❏植民地期東南アジアにおける気候変動と社会変容―人文歴史気象学の創成(19H01322)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】太田 淳 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (50634375)
【キーワード】東南アジア / 植民地 / 気候 / 農業 / 治水 (他18件)
【概要】2020年度は海外調査に出ることができずデータの収集に大きな困難があったが、分担者は過去に集めたデータを分析するなどしてそれぞれ研究を進展させた。財城はジャワの日降水量データを分析して、1901-1916年における降雨パターンの季節的特徴を解析した。特に少雨年であった1905年において、既存の全球グリッドデータを使用して事例解析を行うとともに、同データの信頼性を検討した。赤坂は、マニラの気象観測資...
❏アジア圏における大学と都市・地域による計画連携手法の構築に関する研究(19560621)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 地域連携 / キャンパス計画 / 都市計画 (他14件)
【概要】本研究は、大学キャンパス計画および都市計画の連携の実態とアジア圏の大学と都市・地域との連携のあり方を明らかにするためにアジア、欧州の大学キャンパス計画関連資料の収集と分析、キャンパス計画関係者および自治体へのヒアリング調査を実施し、これにより、キャンパス計画の内容、計画体制、計画プロセスを把握するとともに大学と都市・地域との計画連携の実態を把握し、アジア圏の大学における大学と都市・地域との連携のあ...
❏都市内・都市間交通網と公共施設配置に関する数理的ならびに実証的研究(17201037)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】伏見 正則 南山大学, 数理情報学部, 教授 (70008639)
【キーワード】都市計画 / 交通工学 / 施設配置 / オペレーションズ・リサーチ / モデル化 (他8件)
【概要】1.ネットワーク構造を有するシステムの安定性,頑健性,信頼性等の定量的評価のための基礎理論の構築・手法の開発を行い,その応用として,東京都の水道網,マニラ市の道路交通網,等について数値計算を行った. 2.都市の道路網において,交通規制や事故,工事,震災などにより一部分が通行不可能となった場合に全体が受ける影響の評価や,救急車の最短経路を求めるシステムの構築などを行った. 3.首都圏に直下型地震が発...
【医歯薬学】薬学:再生都市計画を含む研究件
❏アジア圏における大学と都市・地域による計画連携手法の構築に関する研究(19560621)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 地域連携 / キャンパス計画 / 都市計画 (他14件)
【概要】本研究は、大学キャンパス計画および都市計画の連携の実態とアジア圏の大学と都市・地域との連携のあり方を明らかにするためにアジア、欧州の大学キャンパス計画関連資料の収集と分析、キャンパス計画関係者および自治体へのヒアリング調査を実施し、これにより、キャンパス計画の内容、計画体制、計画プロセスを把握するとともに大学と都市・地域との計画連携の実態を把握し、アジア圏の大学における大学と都市・地域との連携のあ...
❏地域博物館のグローバル連携が創り出す歴史教育事業の可能性:移民社会を発信源として(14201024)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】東 自由里 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (80269795)
【キーワード】ミュージアム / 復興 / 都市計画 / 記憶 / 歴史 (他24件)
【概要】当該研究プロジェクトは、最終年度のため、研究代表者及び分担者はそれぞれ次の研究プロジェクトを視野にいれて研究活動を行った。研究代表の東は2005年5月にゲルニカ平和ミュージアム(スペイン)で開催された国際平和ミュージアム学会と国際博物館協会(ユネスコ本部、ICOM)の分科委員会である「公共に対する犯罪犠牲者追憶のための記念博物館国際委員会」(ICMEMO)との共催で行われた国際会議で発表する。ゲル...
【医歯薬学】看護学:連携都市計画を含む研究件
❏機能的圏域の重層化による縮退地方自治体マネジメントの適正化(17K18919)
【研究テーマ】建築学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】浅見 泰司 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (10192949)
【キーワード】自治体連携 / 公共支出 / 効率的人口規模 / 自治体経営 / 消防 (他26件)
【概要】自治体連携は効率的な公共サービスの提供を促進する可能性がある。厚生費および消防費については、自治体連携の支出比率を上げると、調査対象の両方のサービスで公共支出が減少すること、自治体連携の限界効果は自治体の人口の大きさによって異なることがわかった。また、廃棄物処理については、自治体連携に加わることでサービス提供の品質の監視費用がかかるが、費用はサービス人口が大きいほど人口当たりの費用は低減すること、...
❏海岸観光地の地震津波発生時における対観光者リスクマネジメントに関する研究(16K02080)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】海津 ゆりえ 文教大学, 国際学部, 教授 (20453441)
【キーワード】自然災害 / 観光地 / レジリエンス / 湘南 / 避難 (他27件)
【概要】近いうちに巨大地震が発生することが予測される太平洋沿岸における一大観光地である湘南は、地震津波の発生に対して安心を提供できるのかという疑問から、湘南エリアにある自治体へのヒアリング 、鎌倉を中心とする歴史研究、避難シミュレーション、海辺の観光者へのインタビュー調査などから現状と課題を把握した。政策上では防災と観光が分断し、広域連携は遅れ、観光者意識は高くなく、避難ビルの課題は多いこと等を把握した。...
❏アジア圏における大学と都市・地域による計画連携手法の構築に関する研究(19560621)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 地域連携 / キャンパス計画 / 都市計画 (他14件)
【概要】本研究は、大学キャンパス計画および都市計画の連携の実態とアジア圏の大学と都市・地域との連携のあり方を明らかにするためにアジア、欧州の大学キャンパス計画関連資料の収集と分析、キャンパス計画関係者および自治体へのヒアリング調査を実施し、これにより、キャンパス計画の内容、計画体制、計画プロセスを把握するとともに大学と都市・地域との計画連携の実態を把握し、アジア圏の大学における大学と都市・地域との連携のあ...
【医歯薬学】看護学:国際比較都市計画を含む研究件
❏防犯環境設計を応用した健康まちづくりの計画手法の開発(19KK0374)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
【研究期間】2019 - 2022
【研究代表者】樋野 公宏 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (30391600)
【キーワード】都市計画 / 健康の環境要因 / デザインガイド / ウォーカビリティ / 高齢社会 (他6件)
【概要】2020年度は海外共同研究者とともに、豪州の防犯環境設計の実践状況について、自治体、警察へのインタビュー調査、および事例調査を行う計画であった。シドニー大学で1年間研究する予定だったが、COVID-19の蔓延による渡航制限により実現しなかった。代わりに、英国、スペイン等の研究者と共同で、子どものActive school travel (AST:徒歩や自転車による登下校) の実態把握のためのオンラ...
❏多主体参加型都市計画の成立条件に関する国際比較研究(17601001)
【研究テーマ】都市
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】小泉 秀樹 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (30256664)
【キーワード】多主体 / 参加 / 意思決定 / 都市計画 / 国際比較
【概要】収集(追加調査含む)した事例を対象として、多主体参加型の計画策定手法について、以下の視点より、日英米の社会条件を考慮しつつ国際比較研究をおこない、日本において多主体が参加する都市計画が成立するための条件を明らかにした。 ・意思決定制度 フォーラム、アリーナ、コートの各段階において、日本の都市計画、まちづくり制度においては、多主体が参加し、協働することを補償する制度規定は、極めて不十分であることが、...
❏都市再生政策の国際比較研究(12450250)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】早田 宰 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (80264597)
【キーワード】都市再生 / Urban Regeneration / Housing Policy / 都市更新 / ガバナンス (他22件)
【概要】2000年代世界で主要な潮流となっている都市再生政策の国際比較をおこなった。調査対象国は、イギリス:ロンドン(早田宰・内田勝一)、フランス:パリ(寺尾仁・久塚純一)、ドイツ:ベルリン・ハンブルク(卯月盛夫・秋山靖浩・平山洋介)、スウェーデン:ストックホルム(麦倉哲)、アメリカ:ニューヨーク他(平山洋介・佐藤滋・内田勝一)を分担した。 全体として、(1)縮小都市化・低需要にともなう郊外減退地区問題(...
【医歯薬学】看護学:子育て都市計画を含む研究件
❏子育て世帯の多様なライフルタイル実現のための都市のバリアと心のバリアの緩和策(16H04425)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大森 宣暁 宇都宮大学, 地域デザイン科学部, 教授 (80323442)
【キーワード】子育て / バリアフリー / 活動・交通行動分析 / 都市計画 / 交通計画 (他6件)
【概要】本研究は、子育て世帯が多様なライフスタイルを選択できるために、日常生活を制限する「都市のバリア」と「心のバリア」に着目し、子育てに対する人々の心のバリアの緩和の重要性と有効性を検証した。具体的には、子育て世帯の日常生活における多様なバリアの再整理と共に、具体的な都市における子育て世帯の外出行動・意識の分析を行った上で、情報提供・教育による子ども連れ移動環境改善効果の検証、Web上で共働き子育て世帯...
❏子育てしやすい働き方の探求と実現のための施策の立案および評価に関する研究(24360205)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】大森 宣暁 宇都宮大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80323442)
【キーワード】子育て / 活動・交通行動分析 / Web-GIS / 都市計画 / 交通計画 (他8件)
【概要】本研究は、交通システム、活動機会、世帯の活動スケジュールの制約条件に着目したアクティビティ・アプローチに基づき、乳幼児を子育て中の世帯が多様なライフスタイルを選択できるために、いかに柔軟な働き方が可能かどうかを検討することを目的とした。子育て世帯の日常生活を制約するバリアの整理を行った上で、子育て夫婦双方の活動スケジュールを考慮し生活の質に関する指標を出力できるWeb-GISベースの活動交通シミュ...
【医歯薬学】看護学:意思決定都市計画を含む研究件
❏多主体参加型都市計画の成立条件に関する国際比較研究(17601001)
【研究テーマ】都市
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】小泉 秀樹 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (30256664)
【キーワード】多主体 / 参加 / 意思決定 / 都市計画 / 国際比較
【概要】収集(追加調査含む)した事例を対象として、多主体参加型の計画策定手法について、以下の視点より、日英米の社会条件を考慮しつつ国際比較研究をおこない、日本において多主体が参加する都市計画が成立するための条件を明らかにした。 ・意思決定制度 フォーラム、アリーナ、コートの各段階において、日本の都市計画、まちづくり制度においては、多主体が参加し、協働することを補償する制度規定は、極めて不十分であることが、...
❏公共事業コントロール法と土地利用規制の連携(16203002)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】金井 利之 (2006) 東京大学, 大学院法学政治学研究科, 教授 (40214423)
【キーワード】公共事業 / 土地利用規制 / 都市計画 / 環境影響評価 / 条例制定権 (他23件)
【概要】公共事業コントロール法の重要論点については,(1)公益確定手続に関して、政策評価,公共事業再評価,パブリック・インボルヴメントについて,国内の現地鯛査を踏まえた研究を進めた。(2)環境配慮に関して,環境影響評価,戦略的環境アセスメント,景観アセスメント,米国の湿地保誕法制に関する調査を行い,その公共事業策定手続への統合の可能性を検討した。(3)公共工事施行過程に関して,受注者選定手続・契約形態・支...
❏環境アセスメントと都市計画の連携基盤形成に関する研究(15631002)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003
【研究代表者】小泉 秀樹 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (30256664)
【キーワード】環境アセスメント / 都市計画 / 意思決定 / 合意形成
【概要】研究は3段階に分けて行った。 <第一段階>既存研究及び先進事例に関するレビュー: これまでの環境アセスメントと都市計画の中間領域研究に位置する成果について、批判的に整理を行い、研究上の課題を確認した。 <第二段階>国内・海外の特徴的事例に関するプレスタディ:実務家へのインタビューを通じて 第一段階で仮説的に抽出された研究課題を手がかりに、国内外の特徴的事例の運用実態などにつ...
【医歯薬学】看護学:環境都市計画を含む研究件
❏植民地期東南アジアにおける気候変動と社会変容―人文歴史気象学の創成(19H01322)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】太田 淳 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (50634375)
【キーワード】東南アジア / 植民地 / 気候 / 農業 / 治水 (他18件)
【概要】2020年度は海外調査に出ることができずデータの収集に大きな困難があったが、分担者は過去に集めたデータを分析するなどしてそれぞれ研究を進展させた。財城はジャワの日降水量データを分析して、1901-1916年における降雨パターンの季節的特徴を解析した。特に少雨年であった1905年において、既存の全球グリッドデータを使用して事例解析を行うとともに、同データの信頼性を検討した。赤坂は、マニラの気象観測資...
❏アジア圏における大学と都市・地域による計画連携手法の構築に関する研究(19560621)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鶴崎 直樹 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 准教授 (20264096)
【キーワード】大学 / 都市 / 地域連携 / キャンパス計画 / 都市計画 (他14件)
【概要】本研究は、大学キャンパス計画および都市計画の連携の実態とアジア圏の大学と都市・地域との連携のあり方を明らかにするためにアジア、欧州の大学キャンパス計画関連資料の収集と分析、キャンパス計画関係者および自治体へのヒアリング調査を実施し、これにより、キャンパス計画の内容、計画体制、計画プロセスを把握するとともに大学と都市・地域との計画連携の実態を把握し、アジア圏の大学における大学と都市・地域との連携のあ...
❏持続する地域の観点から見た広域計画のあり方に関する比較論的研究(12450239)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】大西 隆 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (80143824)
【キーワード】広域計画 / 都市計画 / 地域開発 / 環境 / 住民参加 (他7件)
【概要】計画調書、及び交付申請書による申請に基づいて、以下のことを行なった。 1.比較対象地域における調査:1〜2年目には、日本での文献による予備調査に続いて、各研究者が各対象国に出向き、持続する地域の観点から見た広域計画のあり方について調査した。3年目は、それらの調査を補う補足調査を行い、それらに基づき、後述するようなデータベースを完成させた。また研究分担者相互の情報交換を、直接の会合で数回、また随時電...