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研究分野別サイレントキーワード
「多国籍」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】情報学フロンティア:中東多国籍を含む研究件
❏現代中東・アジア諸国の体制維持における軍の役割(24241080)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】酒井 啓子 千葉大学, 法政経学部, 教授 (40401442)
【キーワード】地域間比較研究 / 比較政治 / 軍 / 市民社会 / 紛争 (他18件)
【概要】2011年以降のアラブ諸国や東南アジアなどでの大規模路上抗議運動の発生において、軍の関与の有無が政権交代の成否を左右する事例が続いた結果、現在途上国の政軍関係について、新たな分析視点の導入必要性が指摘されている。本研究期間中、中東、東南アジア、南アジア、南東欧諸国の事例を分析した結果、軍、政治権力、市民社会の三要素のそれぞれの相互関係のあり様が軍の政治関与パターンに影響を与えることが分かった。各分...
❏アラブ世界におけるネットワーク型社会システムの維持メカニズム(15251011)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】堀内 正樹 成蹊大学, 文学部, 教授 (10209281)
【キーワード】アラブ / 中東 / ネットワーク / 文化人類学 / 民族誌 (他7件)
【概要】本研究は、アラブ世界の様々な分野の人間関係の現状を分析することによって、社会全体を貫くネットワーク・システムの維持メカニズムを実証的に検証することを目的とした。その際、政治的・経済的・社会的・文化的環境、およびネットワークの内的意味世界の解明を分析の2本の柱とした。 まず、ほとんどの調査地域においてこの十年ほどのあいだに急激な社会変化が生じていることが確認できた。政治・経済状況の悪化や社会格差の拡...
【情報学】情報学フロンティア:比較文学多国籍を含む研究件
❏文学と法のグラマトロジー:日本語文学と法・制度の境界横断を中心に(18H00659)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】SEN RAJLAKHI (センラージ・ラキ) 同志社大学, 研究開発推進機構, 嘱託研究員 (20795611)
【キーワード】文学と法 / 日本語文学 / 翻訳翻案 / 法と文学 / LGBTQ (他20件)
【概要】2020年から2021年は、コロナ渦の中資料調査に制限があったものの法学者を中心に研究集会と国内外で成果発表を行った。研究分担者全員を集め台湾や日本のジェンダー・LGBTQ法・制度を中心に議論及び考察を深めた。「文学と法におけるLGBTQ」というシンポジウムを開催し、小説家・翻訳者の李琴峰氏を演説していただき、台湾や、日本、韓国の文学に描かれる法制度について集中的に議論を行った。この研究会を通して...
❏恋愛・結婚をめぐる異文化交流・翻訳の諸問題(20520321)
【研究テーマ】各国文学・文学論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】今野 喜和人 静岡大学, 人文学部, 教授 (70195915)
【キーワード】比較文学 / 比較文化 / 翻訳 / 多国籍
【概要】異文化間に生じる「恋愛」「結婚」を扱った世界各国の近現代文学、および「恋愛」「結婚」を語る諸言語テクストの影響関係や翻訳において発生する文化衝突と誤解を多角的に分析し、現代におけるナショナリティ・文化・エスニックグループ、ジェンダー・世代・ミリュー等々の間の政治的・社会的支配/被支配の構造と歴史観を分析・検証することで、「異文化理解」にまつわる諸問題を明らかにした。 ...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:哲学多国籍を含む研究件
❏プラトン正義論の解釈と受容に関する欧文包括研究(23320069)
【研究テーマ】ヨーロッパ文学(英文学を除く)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】納富 信留 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (50294848)
【キーワード】正義論 / プラトン / 国家 / 西洋古典 / 自由 (他23件)
【概要】古代ギリシアにおける「正義」の理念を、プラトンの正義論に焦点を当てて西洋古典学、古代哲学の分野から総合的に検討した。研究メンバーは国内外での多くの学会で発表し、欧文と日本語で多数の論文、研究書の公刊を行った。とりわけ2012年8月にイギリス・オクスフォード大学で同大学の研究者と共同開催した国際学会「自由と国家:プラトンと古典の伝統」、及び、2014年4月に慶應義塾大学日吉キャンパスで開催した国際学...
❏多極化する現象学の新世代拠点形成と連動した間文化現象学の研究(20320007)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】谷 徹 立命館大学, 文学部, 教授 (40188371)
【キーワード】現象学 / 間文化性 / 言語 / 遭遇 / 共存 (他22件)
【概要】諸文化は、研究者自身が自文化に属するかぎり、外部から客観的に捉えられない。だが、自文化自体が純粋でなく異文化とのハイブリッドであり、両者の間が問題になる。この間で自文化が異文化に開き/閉じることで、間自体が脈動・開閉する。この運動を、新世代の研究者の拠点を形成しつつ、言語離合(遭遇)共存精神時間の5側面から現象学的に問い、文化が間文化的に文化する条件を解明した。 ...
【複合領域】デザイン学:フランス多国籍を含む研究件
❏舞踏研究の国際的再検証と基盤構築(23520181)
【研究テーマ】芸術学・芸術史・芸術一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】小菅 隼人 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (40248993)
【キーワード】舞踏 / パーフォーマンス / 東北 / 現代芸術 / 土方巽 (他17件)
【概要】研究期間を通じて「舞踏研究の国際的再検証と基盤構築」を推進するべく,海外の現状についての情報収集を積極的に行い,日本における舞踏の展開について国内外の学会や研究集会で情報発信を行った.これによって,ヨーロッパ,アメリカ,アジアにおいて,舞踏の発生から今日に至るまでの過程が発信されると共に,舞踏研究の国際基盤の必要性についての認識が共有された.また,単に舞踏が日本発の前衛パーフォーマンスとして認知さ...
❏取引の一時性・季節性そして空間性がもたらす貨幣間の補完性についての国際共同研究(22330102)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】黒田 明伸 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (70186542)
【キーワード】貨幣 / 補完性 / 国際共同研究 / 季節性 / 現地通貨 (他25件)
【概要】貨幣間の補完性に関し、高等師範学院(パリ)、東京大学、イェール大学、パリ財経学院にて各年度国際会議を開催。匿名性と指名性、現地通貨と地域間決済手段の二つの軸から貨幣制度の個性をとらえることができるとの黒田明伸の問題提起に関わり、虚構貨幣、暫時的通貨、個人信用の通貨化、有利子紙幣、無通貨交換など古今東西の事例を挙げながら議論がなされた。貨幣制度は社会関係と相互規定的な関係にあるということがこれらの議...
【複合領域】一般理論:国際研究交流多国籍を含む研究件
❏スカラー曲率とアインシュタイン計量の幾何解析・大域幾何(24340008)
【研究テーマ】幾何学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】芥川 一雄 東京工業大学, 理学院, 教授 (80192920)
【キーワード】微分幾何 / 幾何解析 / スカラー曲率 / アインシュタイン計量 / 山辺不変量 (他8件)
【概要】非常に一般的な特異集合を許容する多様体上で,スカラー曲率に関する山辺の問題においてAubinの不等式の一般化を確立し,それがstrictな不等式のとき特異山辺計量の存在定理を得た. さらに等号が成立するときに,解が存在しないような例を構成した.またエッジコーン・アインシュタイン計量と呼ばれる特異アインシュタイン計量に対して,リッチ曲率をコントロールした滑らかな計量族による近似を示した.応用として,...
❏中国計画経済期(1949-78年)の政府―企業間関係に関する事例比較研究(23730321)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】加島 潤 横浜国立大学, 国際社会科学研究院, 准教授 (50463899)
【キーワード】経済史 / 東洋史 / 中国経済 / 国際研究交流 / 多国籍 (他6件)
【概要】本研究は、中国の計画経済期(1949-78年)において主要な経済主体であった公的企業と地方政府の関係に注目し、異なる地域および行政レベル(例:省・直轄市級と県級)の個別事例を挙げて比較分析を試みたものである。本研究の分析を通じて、地方政府―企業間関係の一般的傾向と地域・行政レベルの相違にもとづく多様性、および両者の関係の鍵となる地方レベルでの資金分配制度の実態解明を進めることができた。 ...
【複合領域】一般理論:民主化多国籍を含む研究件
❏現代中東・アジア諸国の体制維持における軍の役割(24241080)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】酒井 啓子 千葉大学, 法政経学部, 教授 (40401442)
【キーワード】地域間比較研究 / 比較政治 / 軍 / 市民社会 / 紛争 (他18件)
【概要】2011年以降のアラブ諸国や東南アジアなどでの大規模路上抗議運動の発生において、軍の関与の有無が政権交代の成否を左右する事例が続いた結果、現在途上国の政軍関係について、新たな分析視点の導入必要性が指摘されている。本研究期間中、中東、東南アジア、南アジア、南東欧諸国の事例を分析した結果、軍、政治権力、市民社会の三要素のそれぞれの相互関係のあり様が軍の政治関与パターンに影響を与えることが分かった。各分...
❏グローバル化時代における南北アメリカの国家・市民社会・社会運動(22401009)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】鈴木 茂 東京外国語大学, 大学院・総合国際学研究院, 教授 (10162950)
【キーワード】グローバル化 / 市民社会 / 社会運動 / 多文化主義 / アフリカ系人 (他17件)
【概要】本研究では、先住民とアフリカ系人の市民権拡大を求める運動と国家による社会的包摂政策、とりわけ多文化主義政策の調査・分析を通じて、ラテンアメリカ諸国を中心とした南北アメリカにおける国家と市民社会の関係の現状を析出した。その成果の一端は、ペルーとメキシコにおいて現地の研究者とともに国際セミナーを開催して議論したほか、国内学会での個別報告や学会誌での論文発表を行い、最終年度に成果報告書を作成した。 ...
【環境学】環境保全学:アジア多国籍を含む研究件
❏環境法の参加原則に係る評価指標の検討-環境民主主義の確立に向けた国際連携構築(26220501)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】伊達 規子 (大久保規子 / 伊達 規子(大久保規子)) 大阪大学, 法学研究科, 教授 (00261826)
【キーワード】環境法 / 行政法 / 環境民主主義 / 市民参加 / 環境公益訴訟 (他16件)
【概要】本研究では,環境分野の市民参加の促進・改善を図るため,世界約20カ国の専門家の協力のもと,参加原則に関する国際的基準の内容・運用状況に関する分析を行い,その成果を踏まえて,参加制度の法的評価指標を作成した。この指標をもとにアジア7カ国の制度について比較した結果,アジアと他地域(欧州,南米)との違い,アジア各国に固有の特徴や課題が浮き彫りとなり,参加が有効に機能するための諸条件が明確化された。 ...
❏現代中東・アジア諸国の体制維持における軍の役割(24241080)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】酒井 啓子 千葉大学, 法政経学部, 教授 (40401442)
【キーワード】地域間比較研究 / 比較政治 / 軍 / 市民社会 / 紛争 (他18件)
【概要】2011年以降のアラブ諸国や東南アジアなどでの大規模路上抗議運動の発生において、軍の関与の有無が政権交代の成否を左右する事例が続いた結果、現在途上国の政軍関係について、新たな分析視点の導入必要性が指摘されている。本研究期間中、中東、東南アジア、南アジア、南東欧諸国の事例を分析した結果、軍、政治権力、市民社会の三要素のそれぞれの相互関係のあり様が軍の政治関与パターンに影響を与えることが分かった。各分...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流多国籍を含む研究件
❏文学と法のグラマトロジー:日本語文学と法・制度の境界横断を中心に(18H00659)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】SEN RAJLAKHI (センラージ・ラキ) 同志社大学, 研究開発推進機構, 嘱託研究員 (20795611)
【キーワード】文学と法 / 日本語文学 / 翻訳翻案 / 法と文学 / LGBTQ (他20件)
【概要】2020年から2021年は、コロナ渦の中資料調査に制限があったものの法学者を中心に研究集会と国内外で成果発表を行った。研究分担者全員を集め台湾や日本のジェンダー・LGBTQ法・制度を中心に議論及び考察を深めた。「文学と法におけるLGBTQ」というシンポジウムを開催し、小説家・翻訳者の李琴峰氏を演説していただき、台湾や、日本、韓国の文学に描かれる法制度について集中的に議論を行った。この研究会を通して...
❏無限型リーマン面とその変形空間の新たな展望(26610014)
【研究テーマ】幾何学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】志賀 啓成 東京工業大学, 理学院, 教授 (10154189)
【キーワード】関数論 / トポロジー / Hyperbolic geometry / Teichmuller space / Riemann surface (他8件)
【概要】Riemann面の変形理論では擬等角写像が重要な役割を果たして来た。本研究ではRiemann面自体の解析的幾何的な普遍量を捉える新たな研究の方向性を志向し、無限型Riemann面の変形を用いて、Sullivan-Thurstonによる擬等角運動の定理の反例を構成した。 また、Riemann面上の正則運動がリーマン球面の正則運動に拡張できるための必要十分条件をmonodromyで与えた。 さらに、R...
❏環境法の参加原則に係る評価指標の検討-環境民主主義の確立に向けた国際連携構築(26220501)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】伊達 規子 (大久保規子 / 伊達 規子(大久保規子)) 大阪大学, 法学研究科, 教授 (00261826)
【キーワード】環境法 / 行政法 / 環境民主主義 / 市民参加 / 環境公益訴訟 (他16件)
【概要】本研究では,環境分野の市民参加の促進・改善を図るため,世界約20カ国の専門家の協力のもと,参加原則に関する国際的基準の内容・運用状況に関する分析を行い,その成果を踏まえて,参加制度の法的評価指標を作成した。この指標をもとにアジア7カ国の制度について比較した結果,アジアと他地域(欧州,南米)との違い,アジア各国に固有の特徴や課題が浮き彫りとなり,参加が有効に機能するための諸条件が明確化された。 ...
【数物系科学】天文学:国際情報交換多国籍を含む研究件
❏文学と法のグラマトロジー:日本語文学と法・制度の境界横断を中心に(18H00659)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】SEN RAJLAKHI (センラージ・ラキ) 同志社大学, 研究開発推進機構, 嘱託研究員 (20795611)
【キーワード】文学と法 / 日本語文学 / 翻訳翻案 / 法と文学 / LGBTQ (他20件)
【概要】2020年から2021年は、コロナ渦の中資料調査に制限があったものの法学者を中心に研究集会と国内外で成果発表を行った。研究分担者全員を集め台湾や日本のジェンダー・LGBTQ法・制度を中心に議論及び考察を深めた。「文学と法におけるLGBTQ」というシンポジウムを開催し、小説家・翻訳者の李琴峰氏を演説していただき、台湾や、日本、韓国の文学に描かれる法制度について集中的に議論を行った。この研究会を通して...
❏無限型リーマン面とその変形空間の新たな展望(26610014)
【研究テーマ】幾何学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】志賀 啓成 東京工業大学, 理学院, 教授 (10154189)
【キーワード】関数論 / トポロジー / Hyperbolic geometry / Teichmuller space / Riemann surface (他8件)
【概要】Riemann面の変形理論では擬等角写像が重要な役割を果たして来た。本研究ではRiemann面自体の解析的幾何的な普遍量を捉える新たな研究の方向性を志向し、無限型Riemann面の変形を用いて、Sullivan-Thurstonによる擬等角運動の定理の反例を構成した。 また、Riemann面上の正則運動がリーマン球面の正則運動に拡張できるための必要十分条件をmonodromyで与えた。 さらに、R...
❏ポスト・セキュラー状況における宗教研究(26284011)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】鶴岡 賀雄 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (60180056)
【キーワード】宗教学 / 世俗 / 宗教 / 世俗化 / 公共 (他11件)
【概要】「無宗教」を自認する者が多い現代日本で、公共の場に進出する宗教の報道が増えている。被災地支援活動を行う宗教者や、政権の支持基盤とされる右翼的宗教団体に関するものが目立つ。こういった現象は、欧米では「ポスト・セキュラー」と総称される。その意味するところは、一つは、世俗化が終焉し、その逆転が起きているということ。もう一つは、近代的な宗教/世俗の二分法を相対化した上での“宗教”研究を構築する試みが必要と...
【生物学】生物学:貨幣多国籍を含む研究件
❏取引の一時性・季節性そして空間性がもたらす貨幣間の補完性についての国際共同研究(22330102)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】黒田 明伸 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (70186542)
【キーワード】貨幣 / 補完性 / 国際共同研究 / 季節性 / 現地通貨 (他25件)
【概要】貨幣間の補完性に関し、高等師範学院(パリ)、東京大学、イェール大学、パリ財経学院にて各年度国際会議を開催。匿名性と指名性、現地通貨と地域間決済手段の二つの軸から貨幣制度の個性をとらえることができるとの黒田明伸の問題提起に関わり、虚構貨幣、暫時的通貨、個人信用の通貨化、有利子紙幣、無通貨交換など古今東西の事例を挙げながら議論がなされた。貨幣制度は社会関係と相互規定的な関係にあるということがこれらの議...
❏日本における近代通貨システムへの移行の世界史的意義:「決済」の視点から(20330075)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】加藤 慶一郎 流通科学大学, 商学部, 教授 (60267862)
【キーワード】経済史 / 金融論 / 決済 / 通貨 / 比較史 (他21件)
【概要】方法論については、類似点に注目する比較史の方向性を見出すにいたった。これはより柔軟な時代・空間認識をもって、類似点に注目して様々な事例を選択し、比較するものである。本研究でも「貨幣の重層性」、「貨幣の多様性」、「支払手段と価値尺度の分離」といった視点から、さまざまな時代・地域の事例を検討できた。実証研究については、近世近代移行期の日本社会においては、通貨不足により重層性・多様性が増す中で建値通貨と...
【工学】建築学:イギリス多国籍を含む研究件
❏高次元データに関するポートフォリオ最適化問題(24730193)
【研究テーマ】経済統計学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】白石 博 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (90454024)
【キーワード】最適ポートフォリオ / 統計的推定 / 漸近理論 / 高次元データ / 縮小推定量 (他13件)
【概要】本研究では、投資資産が膨大となるような高次元設定の下で(1)『分散共分散行列の逆行列に対する漸近不偏な推定量を用いた最適ポートフォリオ推定量』および(2)『ポートフォリオ比率に対する縮小推定量を用いた最適ポートフォリオ推定量』の2つの推定量を提案した。まず、これらの推定量の理論的、数値的正当性を確認すると同時に、日本の株価データ(200銘柄)を用いて既存のポートフォリオとのパフォーマンスを(シャー...
❏舞踏研究の国際的再検証と基盤構築(23520181)
【研究テーマ】芸術学・芸術史・芸術一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】小菅 隼人 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (40248993)
【キーワード】舞踏 / パーフォーマンス / 東北 / 現代芸術 / 土方巽 (他17件)
【概要】研究期間を通じて「舞踏研究の国際的再検証と基盤構築」を推進するべく,海外の現状についての情報収集を積極的に行い,日本における舞踏の展開について国内外の学会や研究集会で情報発信を行った.これによって,ヨーロッパ,アメリカ,アジアにおいて,舞踏の発生から今日に至るまでの過程が発信されると共に,舞踏研究の国際基盤の必要性についての認識が共有された.また,単に舞踏が日本発の前衛パーフォーマンスとして認知さ...
❏プラトン正義論の解釈と受容に関する欧文包括研究(23320069)
【研究テーマ】ヨーロッパ文学(英文学を除く)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】納富 信留 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (50294848)
【キーワード】正義論 / プラトン / 国家 / 西洋古典 / 自由 (他23件)
【概要】古代ギリシアにおける「正義」の理念を、プラトンの正義論に焦点を当てて西洋古典学、古代哲学の分野から総合的に検討した。研究メンバーは国内外での多くの学会で発表し、欧文と日本語で多数の論文、研究書の公刊を行った。とりわけ2012年8月にイギリス・オクスフォード大学で同大学の研究者と共同開催した国際学会「自由と国家:プラトンと古典の伝統」、及び、2014年4月に慶應義塾大学日吉キャンパスで開催した国際学...
【工学】建築学:EU(欧州連合)多国籍を含む研究件
❏ヨーロッパ地域における人権(基本権)規範のハーモナイゼーションとその限界(20243005)
【研究テーマ】国際法学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】小畑 郁 名古屋大学, 法学研究科, 教授 (40194617)
【キーワード】国際人権法 / EU法 / ヨーロッパ人権条約 / 国内法のハーモナイゼーション / 国際的人権保障 (他18件)
【概要】ヨーロッパにおける人権規範のハーモナイゼーションは、ヨーロッパ・レヴェルおよび各国レヴェルの関係規範・判断審級の重層的構造を保持しながら進展している。一方で、前者が各国の単純な上級審となって一元化することもなく、他方で、各「層」が完全に自律的に活動するのでもない構造が維持されている。このような重層的構造は、グローバル化とそれにともなう多文化社会化に柔軟に対処できるという機能を有しており、それを維持...
❏変容するEUの対外政策基盤とその対日政策をめぐる総合的研究(18252004)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】森井 裕一 (2008-2009) 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (00284935)
【キーワード】国際研究者交流 / 多国籍 / EU / 日本 / 対外関係 (他11件)
【概要】欧州連合(EU)の対外政策基盤の変容を分析し、EUの対日政策への含意と、日EU関係の変容について明らかにした。とりわけ2009年12月に発効したリスボン条約によるEUの機構・制度改革の政治的含意について、法的基盤、EU内政治過程の変容、構成国とEUの関係、拡大の影響などの点から分析し、同時に日本EU関係の政治的、経済的な諸相について総合的に明らかにした。 ...
【工学】建築学:公法学多国籍を含む研究件
❏環境法の参加原則に係る評価指標の検討-環境民主主義の確立に向けた国際連携構築(26220501)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】伊達 規子 (大久保規子 / 伊達 規子(大久保規子)) 大阪大学, 法学研究科, 教授 (00261826)
【キーワード】環境法 / 行政法 / 環境民主主義 / 市民参加 / 環境公益訴訟 (他16件)
【概要】本研究では,環境分野の市民参加の促進・改善を図るため,世界約20カ国の専門家の協力のもと,参加原則に関する国際的基準の内容・運用状況に関する分析を行い,その成果を踏まえて,参加制度の法的評価指標を作成した。この指標をもとにアジア7カ国の制度について比較した結果,アジアと他地域(欧州,南米)との違い,アジア各国に固有の特徴や課題が浮き彫りとなり,参加が有効に機能するための諸条件が明確化された。 ...
❏ヨーロッパ地域における人権(基本権)規範のハーモナイゼーションとその限界(20243005)
【研究テーマ】国際法学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】小畑 郁 名古屋大学, 法学研究科, 教授 (40194617)
【キーワード】国際人権法 / EU法 / ヨーロッパ人権条約 / 国内法のハーモナイゼーション / 国際的人権保障 (他18件)
【概要】ヨーロッパにおける人権規範のハーモナイゼーションは、ヨーロッパ・レヴェルおよび各国レヴェルの関係規範・判断審級の重層的構造を保持しながら進展している。一方で、前者が各国の単純な上級審となって一元化することもなく、他方で、各「層」が完全に自律的に活動するのでもない構造が維持されている。このような重層的構造は、グローバル化とそれにともなう多文化社会化に柔軟に対処できるという機能を有しており、それを維持...
【工学】総合工学:ロシア多国籍を含む研究件
❏東中欧・ロシアにおける歴史と記憶の政治とその紛争(25284149)
【研究テーマ】ヨーロッパ史・アメリカ史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】橋本 伸也 関西学院大学, 文学部, 教授 (30212137)
【キーワード】ロシア / 東中欧 / 歴史認識 / 記憶 / 第二次世界大戦 (他16件)
【概要】東中欧諸国・ロシアで深刻の度を増している第二次世界大戦と社会主義時代の歴史と記憶をめぐる政治化と紛争化について、現地調査や国際研究集会の開催などを通じて、実相解明を進めた。 6回の国内研究会の開催、個別研究論文の執筆に加えて、2014年度にはエストニアのタリン大学で夏季ワークショップを開催して成果をproceedingsとして公開するとともに、2015年には関西学院大学で国際会議を開催して、東アジ...
❏近代黒海国際関係史の基礎的研究(23520794)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2016-03-31
【研究代表者】黛 秋津 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (00451980)
【キーワード】黒海 / ロシア / オスマン帝国 / 国際関係史 / 東洋史 (他11件)
【概要】日本における近代黒海地域史研究の確立を目的とし、本研究は18・19世紀における黒海地域の国際化の過程を、オスマン、ロシア、西欧の三つのそれぞれの一次史料に基づき検討した。特に、ワラキアとモルドヴァをめぐる国際関係を従来のバルカン史ではなく黒海地域史の枠組みの中でとらえ直し、さらに18世紀のオスマン政府によるクリム・ハーン国支配を考察した。その結果、黒海周辺のオスマン帝国の付庸国支配の変容が、黒海の...
【工学】総合工学:文化人類学多国籍を含む研究件
❏近現代スーフィズム・聖者信仰複合の動態研究(23310186)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】赤堀 雅幸 上智大学, 総合グローバル学部, 教授 (20270530)
【キーワード】国際研究者交流、フランス / 東洋史 / 文化人類学 / イスラーム / スーフィズム (他12件)
【概要】スーフィズムや聖者信仰は、厳格な一神教と思われがちなイスラームの包括的な性質を捉えるのに格好の主題である。本研究は、思想研究、人類学、歴史学の各分野の研究を総合し、スーフィズム・聖者信仰複合と名付けるところの総体を捉える理論的視座の確立を目的とする。とくに、政治的なイスラーム主義に目を奪われがちな近現代イスラーム理解を相対化するためにも、本研究では19世紀以降のスーフィズムと聖者信仰の展開に力点を...
❏アラブ世界におけるネットワーク型社会システムの維持メカニズム(15251011)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】堀内 正樹 成蹊大学, 文学部, 教授 (10209281)
【キーワード】アラブ / 中東 / ネットワーク / 文化人類学 / 民族誌 (他7件)
【概要】本研究は、アラブ世界の様々な分野の人間関係の現状を分析することによって、社会全体を貫くネットワーク・システムの維持メカニズムを実証的に検証することを目的とした。その際、政治的・経済的・社会的・文化的環境、およびネットワークの内的意味世界の解明を分析の2本の柱とした。 まず、ほとんどの調査地域においてこの十年ほどのあいだに急激な社会変化が生じていることが確認できた。政治・経済状況の悪化や社会格差の拡...
【総合生物】神経科学:言語多国籍を含む研究件
❏多極化する現象学の新世代拠点形成と連動した間文化現象学の研究(20320007)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】谷 徹 立命館大学, 文学部, 教授 (40188371)
【キーワード】現象学 / 間文化性 / 言語 / 遭遇 / 共存 (他22件)
【概要】諸文化は、研究者自身が自文化に属するかぎり、外部から客観的に捉えられない。だが、自文化自体が純粋でなく異文化とのハイブリッドであり、両者の間が問題になる。この間で自文化が異文化に開き/閉じることで、間自体が脈動・開閉する。この運動を、新世代の研究者の拠点を形成しつつ、言語離合(遭遇)共存精神時間の5側面から現象学的に問い、文化が間文化的に文化する条件を解明した。 ...
❏西欧中世における言語哲学の展開と諸学における意義(17202001)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】清水 哲郎 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 特任教授 (70117711)
【キーワード】言語哲学 / 中世論理学 / 中世哲学 / 哲学史 / 普遍論争 (他17件)
【概要】西欧中世における言語哲学の展開と、その神学、存在論、情念論等にとっての意義について検討した。その結果、当時の論理学の言語理解から出発しつつ、神の超越性の理解によって越える思索のあり方や、12世紀の普遍論争は従来思われていたよりもさらにアベラルドゥスを中心としたものであったとの仮説、13世紀存在論・知識論を分析的手法により理解することにより、言語論的側面に光があてられたことなど、多くの成果を得ること...
【農学】農業工学:市民社会多国籍を含む研究件
❏現代中東・アジア諸国の体制維持における軍の役割(24241080)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】酒井 啓子 千葉大学, 法政経学部, 教授 (40401442)
【キーワード】地域間比較研究 / 比較政治 / 軍 / 市民社会 / 紛争 (他18件)
【概要】2011年以降のアラブ諸国や東南アジアなどでの大規模路上抗議運動の発生において、軍の関与の有無が政権交代の成否を左右する事例が続いた結果、現在途上国の政軍関係について、新たな分析視点の導入必要性が指摘されている。本研究期間中、中東、東南アジア、南アジア、南東欧諸国の事例を分析した結果、軍、政治権力、市民社会の三要素のそれぞれの相互関係のあり様が軍の政治関与パターンに影響を与えることが分かった。各分...
❏グローバル化時代における南北アメリカの国家・市民社会・社会運動(22401009)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】鈴木 茂 東京外国語大学, 大学院・総合国際学研究院, 教授 (10162950)
【キーワード】グローバル化 / 市民社会 / 社会運動 / 多文化主義 / アフリカ系人 (他17件)
【概要】本研究では、先住民とアフリカ系人の市民権拡大を求める運動と国家による社会的包摂政策、とりわけ多文化主義政策の調査・分析を通じて、ラテンアメリカ諸国を中心とした南北アメリカにおける国家と市民社会の関係の現状を析出した。その成果の一端は、ペルーとメキシコにおいて現地の研究者とともに国際セミナーを開催して議論したほか、国内学会での個別報告や学会誌での論文発表を行い、最終年度に成果報告書を作成した。 ...
【農学】農芸化学:東洋史多国籍を含む研究件
❏近現代スーフィズム・聖者信仰複合の動態研究(23310186)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】赤堀 雅幸 上智大学, 総合グローバル学部, 教授 (20270530)
【キーワード】国際研究者交流、フランス / 東洋史 / 文化人類学 / イスラーム / スーフィズム (他12件)
【概要】スーフィズムや聖者信仰は、厳格な一神教と思われがちなイスラームの包括的な性質を捉えるのに格好の主題である。本研究は、思想研究、人類学、歴史学の各分野の研究を総合し、スーフィズム・聖者信仰複合と名付けるところの総体を捉える理論的視座の確立を目的とする。とくに、政治的なイスラーム主義に目を奪われがちな近現代イスラーム理解を相対化するためにも、本研究では19世紀以降のスーフィズムと聖者信仰の展開に力点を...
❏近代黒海国際関係史の基礎的研究(23520794)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2016-03-31
【研究代表者】黛 秋津 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (00451980)
【キーワード】黒海 / ロシア / オスマン帝国 / 国際関係史 / 東洋史 (他11件)
【概要】日本における近代黒海地域史研究の確立を目的とし、本研究は18・19世紀における黒海地域の国際化の過程を、オスマン、ロシア、西欧の三つのそれぞれの一次史料に基づき検討した。特に、ワラキアとモルドヴァをめぐる国際関係を従来のバルカン史ではなく黒海地域史の枠組みの中でとらえ直し、さらに18世紀のオスマン政府によるクリム・ハーン国支配を考察した。その結果、黒海周辺のオスマン帝国の付庸国支配の変容が、黒海の...
❏中国計画経済期(1949-78年)の政府―企業間関係に関する事例比較研究(23730321)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】加島 潤 横浜国立大学, 国際社会科学研究院, 准教授 (50463899)
【キーワード】経済史 / 東洋史 / 中国経済 / 国際研究交流 / 多国籍 (他6件)
【概要】本研究は、中国の計画経済期(1949-78年)において主要な経済主体であった公的企業と地方政府の関係に注目し、異なる地域および行政レベル(例:省・直轄市級と県級)の個別事例を挙げて比較分析を試みたものである。本研究の分析を通じて、地方政府―企業間関係の一般的傾向と地域・行政レベルの相違にもとづく多様性、および両者の関係の鍵となる地方レベルでの資金分配制度の実態解明を進めることができた。 ...
【農学】境界農学:言語学多国籍を含む研究件
❏南アジア・東南アジア地域少数民族言語の語彙・文法調査(17251004)
【研究テーマ】言語学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】BHASKARARAO Peri 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (00272617)
【キーワード】言語学 / 南アジア / 東南アジア / 語彙 / 文法 (他7件)
【概要】インドおよび東南アジア大陸部で話される下記の少数民族言語についての研究を行った. ドラヴィダ系 南インドのトダ語・バダガ語,北インドのクルフ語・マルト語,ガダバ語など. オーストロアジア系 東北インドのカシ語・北インドのムンダ諸語,タイ東北部のクーイ語など. チベット=ビルマ系 ミャンマー北部のロンウォー語・ラチッ語など. 研究のテーマは,次の3つに大別することができる. (A)少数民族語の音韻・...
❏スラヴ世界における文化の越境と交錯(15310171)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】諌早 勇一 (諫早 勇一) 同志社大学, 言語文化教育研究センター, 教授 (80011378)
【キーワード】スラヴ世界 / 汎スラヴ主義 / スラヴ語 / 亡命文化 / ロシア映画 (他17件)
【概要】1)ロシアと汎スラヴ主義 a)スラヴ民族は、しばしば互いの協力と連帯を求める「スラヴ主義」を唱えてきた。 b)「スラヴ主義」には親ロシア的な汎スラヴ主義と反ロシア的な複スラヴ主義がある。 c)汎スラヴ主義は正教徒の擁護を唱え、ロシアを中心とする拡張主義的傾向が強い。ドストエフスキイはその代表的論客である。 d)複スラヴ主義は多くの場合、反ロシア的か反カトリック的だった。チェコスロヴァキアとユーゴス...
【農学】社会経済農学:移民多国籍を含む研究件
❏移民とその故郷:非同化適応戦略とトランスナショナリズム表象(24310178)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】高橋 均 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (50154844)
【キーワード】移民 / トランスナショナリズム / 統合 / ソーシャル・フィールド / 排外主義 (他13件)
【概要】移民がホスト国に定着後も、故郷の家族や地域社会とのトランスナショナルな絆を断たずに維持する傾向は、1990年代後半に生じた国際音声通話の極端な低廉化により新しい局面に入った。移民の家族や近隣はトランスナショナルなソーシャル・フィールドとして、送出国と受入国のますます広い範囲の地域社会の非エリート同士を日常的に結びつけるようになり、移民が故郷の家族や地域社会に及ぼす影響は経済・行政面にとどまらず、個...
❏イベリア半島におけるヒトの移動と地域の形成-その歴史的分析(13410114)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】中塚 次郎 フェリス女学院大学, 国際交流学部, 教授 (80172344)
【キーワード】移民 / 地域 / 文化変容 / 近代史 / 現代史 (他6件)
【概要】地域の形成にはたんに経済的要因や地理的要因だけではなく、その地域に流入してきた人間集団の存在や、そこから出ていった移民たちの意識などが重要な役割を果たしている。たとえば、EU内を移動しそこを生活空間とする一方で、EU外の集団との差異を経験することで、人々はEUをひとつの「地域」と認識する、といった具合にである。このことは、国家内の「地域」にもあてはまる。本研究は、こうした観点を生かしながち、イベリ...
【農学】社会経済農学:グローバル化多国籍を含む研究件
❏移民とその故郷:非同化適応戦略とトランスナショナリズム表象(24310178)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】高橋 均 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (50154844)
【キーワード】移民 / トランスナショナリズム / 統合 / ソーシャル・フィールド / 排外主義 (他13件)
【概要】移民がホスト国に定着後も、故郷の家族や地域社会とのトランスナショナルな絆を断たずに維持する傾向は、1990年代後半に生じた国際音声通話の極端な低廉化により新しい局面に入った。移民の家族や近隣はトランスナショナルなソーシャル・フィールドとして、送出国と受入国のますます広い範囲の地域社会の非エリート同士を日常的に結びつけるようになり、移民が故郷の家族や地域社会に及ぼす影響は経済・行政面にとどまらず、個...
❏グローバル化時代における南北アメリカの国家・市民社会・社会運動(22401009)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】鈴木 茂 東京外国語大学, 大学院・総合国際学研究院, 教授 (10162950)
【キーワード】グローバル化 / 市民社会 / 社会運動 / 多文化主義 / アフリカ系人 (他17件)
【概要】本研究では、先住民とアフリカ系人の市民権拡大を求める運動と国家による社会的包摂政策、とりわけ多文化主義政策の調査・分析を通じて、ラテンアメリカ諸国を中心とした南北アメリカにおける国家と市民社会の関係の現状を析出した。その成果の一端は、ペルーとメキシコにおいて現地の研究者とともに国際セミナーを開催して議論したほか、国内学会での個別報告や学会誌での論文発表を行い、最終年度に成果報告書を作成した。 ...
【医歯薬学】社会医学:西洋史多国籍を含む研究件
❏近代黒海国際関係史の基礎的研究(23520794)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2016-03-31
【研究代表者】黛 秋津 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (00451980)
【キーワード】黒海 / ロシア / オスマン帝国 / 国際関係史 / 東洋史 (他11件)
【概要】日本における近代黒海地域史研究の確立を目的とし、本研究は18・19世紀における黒海地域の国際化の過程を、オスマン、ロシア、西欧の三つのそれぞれの一次史料に基づき検討した。特に、ワラキアとモルドヴァをめぐる国際関係を従来のバルカン史ではなく黒海地域史の枠組みの中でとらえ直し、さらに18世紀のオスマン政府によるクリム・ハーン国支配を考察した。その結果、黒海周辺のオスマン帝国の付庸国支配の変容が、黒海の...
❏日本における近代通貨システムへの移行の世界史的意義:「決済」の視点から(20330075)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】加藤 慶一郎 流通科学大学, 商学部, 教授 (60267862)
【キーワード】経済史 / 金融論 / 決済 / 通貨 / 比較史 (他21件)
【概要】方法論については、類似点に注目する比較史の方向性を見出すにいたった。これはより柔軟な時代・空間認識をもって、類似点に注目して様々な事例を選択し、比較するものである。本研究でも「貨幣の重層性」、「貨幣の多様性」、「支払手段と価値尺度の分離」といった視点から、さまざまな時代・地域の事例を検討できた。実証研究については、近世近代移行期の日本社会においては、通貨不足により重層性・多様性が増す中で建値通貨と...
【医歯薬学】社会医学:社会学多国籍を含む研究件
❏価値体系の国際比較(アジア価値観調査)(13410067)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】キサラ ロバート (KISALA Robert) 南山大学, 人文学部, 教授 (80278308)
【キーワード】国際研究者交流 / アジア価値観 / 社会学 / 価値観 / 宗教意識 (他11件)
【概要】昨今「アジア的価値観」に対する関心はますますふくらみつつある。政治、経済、社会科学などの分野がそういった価値へと当然のように言及し依拠する一方、「アジア的価値」なるものに関し、包括的な調査研究が実際に行われたことは一度もなかった。こうした状況に鑑み、南山宗教文化研究所では、1996年以来、「ヨーロッパ価値観調査」グループの協力を得、ヨーロッパでこの20年ほどの間に3回実施された調査と同等の研究を遂...
❏アフォーダンス概念の拡張によるグローバルでローカルな環境のデザイン(12610199)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】小川 葉子 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (70286649)
【キーワード】コミュニケーション・ストラテジー / 都市社会基盤における環境リスク / グローバライゼーション / 社会的弱者のアフォーダンス / 持続可能な開発 (他27件)
【概要】1.「アフォーダンス」概念を社会的に拡張するとともに,「持続可能性」概念との接点を探ることにより,グローバルでローカルな環境のデザインを可能にするコミュニケーションの諸要件を検討してきた。 2.理論的な探求と同時に学生たちの知識創造プロプロジェクトの運営を両輪として研究をすすめてきた結果,多文化・多共生をこえたグローバルとローカルが相互作用するようなリフレクシヴなデザイン実践をうみだすには以下の3...
【医歯薬学】看護学:国際共同研究多国籍を含む研究件
❏東中欧・ロシアにおける歴史と記憶の政治とその紛争(25284149)
【研究テーマ】ヨーロッパ史・アメリカ史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】橋本 伸也 関西学院大学, 文学部, 教授 (30212137)
【キーワード】ロシア / 東中欧 / 歴史認識 / 記憶 / 第二次世界大戦 (他16件)
【概要】東中欧諸国・ロシアで深刻の度を増している第二次世界大戦と社会主義時代の歴史と記憶をめぐる政治化と紛争化について、現地調査や国際研究集会の開催などを通じて、実相解明を進めた。 6回の国内研究会の開催、個別研究論文の執筆に加えて、2014年度にはエストニアのタリン大学で夏季ワークショップを開催して成果をproceedingsとして公開するとともに、2015年には関西学院大学で国際会議を開催して、東アジ...
❏取引の一時性・季節性そして空間性がもたらす貨幣間の補完性についての国際共同研究(22330102)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】黒田 明伸 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (70186542)
【キーワード】貨幣 / 補完性 / 国際共同研究 / 季節性 / 現地通貨 (他25件)
【概要】貨幣間の補完性に関し、高等師範学院(パリ)、東京大学、イェール大学、パリ財経学院にて各年度国際会議を開催。匿名性と指名性、現地通貨と地域間決済手段の二つの軸から貨幣制度の個性をとらえることができるとの黒田明伸の問題提起に関わり、虚構貨幣、暫時的通貨、個人信用の通貨化、有利子紙幣、無通貨交換など古今東西の事例を挙げながら議論がなされた。貨幣制度は社会関係と相互規定的な関係にあるということがこれらの議...
【医歯薬学】看護学:紛争多国籍を含む研究件
❏東中欧・ロシアにおける歴史と記憶の政治とその紛争(25284149)
【研究テーマ】ヨーロッパ史・アメリカ史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】橋本 伸也 関西学院大学, 文学部, 教授 (30212137)
【キーワード】ロシア / 東中欧 / 歴史認識 / 記憶 / 第二次世界大戦 (他16件)
【概要】東中欧諸国・ロシアで深刻の度を増している第二次世界大戦と社会主義時代の歴史と記憶をめぐる政治化と紛争化について、現地調査や国際研究集会の開催などを通じて、実相解明を進めた。 6回の国内研究会の開催、個別研究論文の執筆に加えて、2014年度にはエストニアのタリン大学で夏季ワークショップを開催して成果をproceedingsとして公開するとともに、2015年には関西学院大学で国際会議を開催して、東アジ...
❏現代中東・アジア諸国の体制維持における軍の役割(24241080)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】酒井 啓子 千葉大学, 法政経学部, 教授 (40401442)
【キーワード】地域間比較研究 / 比較政治 / 軍 / 市民社会 / 紛争 (他18件)
【概要】2011年以降のアラブ諸国や東南アジアなどでの大規模路上抗議運動の発生において、軍の関与の有無が政権交代の成否を左右する事例が続いた結果、現在途上国の政軍関係について、新たな分析視点の導入必要性が指摘されている。本研究期間中、中東、東南アジア、南アジア、南東欧諸国の事例を分析した結果、軍、政治権力、市民社会の三要素のそれぞれの相互関係のあり様が軍の政治関与パターンに影響を与えることが分かった。各分...