❏相関のある待ち行列の漸近解析とネットワークの性能評価への応用(22510142)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】三好 直人 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (20263121)
【キーワード】OR / 確率モデル / 待ち行列 / ネットワーク / 応用確率論 (他17件)
【概要】本研究では,点の間隔に相関のある1次元定常点過程に対する疑似再生方程式を導入し,それに対する極限定理を導きました.また,ネットワークの性能評価への応用のために,空間マーク付き点過程によって構成されるランダム・グラフの次数分布を漸近的に評価したり,セルラネットワークの空間点過程モデルを考え,被覆確率の漸近的な性質を調べたりしました. ...
❏入力に強い相関のある待ち行列過程の動的解析と最近の通信トラヒック技術への応用(15710112)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】三好 直人 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (20263121)
【キーワード】確率モデル / 確率過程における相関性 / 漸近解析 / 待ち行列 / インターネット (他13件)
【概要】本研究の目的は,入力に相関性を有する待ち行列モデル,また,さらに一般的な確率ネットワークに対して,定常性を仮定しない解析,あるいは動的なふるまいの解析を行ない,インターネット等に見られる様々な新しい特性の評価に応用することです.この目的の遂行のため,また関連する課題として,今年度に行なった研究は以下の通りです. 1.入力に相関を許す離散時間型の単一サーバ待ち行列モデルに対して,待合室の容量が異なる...
❏情報ネットワークのスケジューリングのためのm-バランス列とその拡張に関する研究(13780358)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】三好 直人 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 講師 (20263121)
【キーワード】バランスの良い文字列 / m-バランス列 / ビリヤード列 / ネットワーク・スケジューリング / 情報ネットワーク (他11件)
【概要】本研究の課題は,複数種類の文字を並べて無限に長い文字列を構成する際に,各文字に対して列の中で現れる割合(出現率)が与えられているときに,それを満足しながら如何にバランス良く(なるべく均等に)文字を並べるかという問題への取り組み,ならびにその情報ネットワーク等のスケジューリングや制御への応用についてです.この課題の遂行,およびこれに関連するテーマとして,今年度は以下の研究を行いました. これまでに研...