近現代インドにおける食文化とアイデンティティに関する複合的研究
【研究分野】地域研究
【研究キーワード】
インド / 食文化 / アイデンティティ / 近現代 / ネーション / 都市 / 国際研究者交流
【研究成果の概要】
本研究は、近現代インドにおける食文化をめぐる諸変化が、地域、宗教、カースト、ジェンダー、階級などにもとづくアイデンティティや、インドというネーション概念の構築・再構築過程とどのように関わりあっているのかを、文献資料や現地調査をもとに、具体的な事例に焦点を当てながら明らかにした。本研究の成果は国内外の学会で報告され、これらを契機として、日本・インド両国の研究者により、南アジアにおける食と身体をめぐる認識を検討するための新たな共同研究が発足した。また、論文集をとりまとめる作業が現在進行している。この他、インドの食文化史に関する連載を一般誌に寄稿するなど、広範な読者に向けた成果の発信も行っている。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
山根 聡 | 大阪大学 | 大学院言語文化研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
篠田 隆 | 大東文化大学 | 国際関係学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
長谷川 まゆ帆 | 東京大学 | 大学院総合文化研究科 | 教授 |
浜井 祐三子 | 北海道大学 | 大学院国際広報メディア・観光学院 | 准教授 |
加納 和雄 | 高野山大学 | 文学部 | 准教授 |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【配分額】8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)