【研究分野】次世代の農資源利用

【研究領域課題番号】19KT0008 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

バイオマス / シナリオ分析 / エネルギー事業 / プランニング / シミュレーション / 木質バイオマス / エネルギー / シナリオ / 事業プランニング / ビジョン / SDGs / エネルギーシステム / 地域性

【研究成果の概要】

本研究では、持続可能な木質バイオマスエネルギー事業のプランニングに注目し、その支援手法を提案することを目的とした。本研究では、木質バイオマスエネルギー事業のプランニングに必要な知識やノウハウを体系化するために、文献調査と事業者インタビューを通した事例調査を実施し、その結果に基づいて合計32項目からなるプランニング項目リストを作成した。プランニング項目リストの入力結果を用いて、複数の事業シナリオを作成・評価するプロセスを開発した。徳島県神山町の熱供給事業を題材とした事例分析の結果、提案手法の有効性を検証した。

【研究の社会的意義】

本研究の学術的な特色のひとつは、文献調査および事例調査に基づいて、木質バイオマスエネルギー事業のプランニングに必要な知識・ノウハウをプランニング項目リストとして体系化した点にある。さらに、プランニング項目リストの入力結果に基づく事業シナリオの作成・評価を通して、様々な事業案の検討を可能とした。この研究成果は、従来は熟練プランナーのみが有していたプランニングのスキルを社会に広く普及させるために役立つものであり、結果として、持続可能な木質バイオマスエネルギー事業の普及に役立つものと考える。

【研究種目】基盤研究(B)

【研究期間】2019-07-17 - 2022-03-31

【配分額】18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)

【研究分野】環境政策・環境社会システム

【研究領域課題番号】18F18780 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

Energy / Partnership / Governance / National Development / Planning / Goal-setting / SDGs / Low-Carbon / Sustainable / Transformation / 2030 Agenda

【研究成果の概要】

Ahead of the World Urban Forum in Abu Dhabi (Feb 8-13 2020), the fellow published one Policy Brief that addresses the opportunities and constraints regarding the localization of the SDGs in the Arab World. This policy brief considers the progress of 2030 Agenda localization across cities in the Arab world, looking at implementation and non-state actors' role while considering regional and national networks of governance. It provided recommendations for policymakers and stakeholders to coherently address complex and interconnected challenges in cities and develop an enabling environment for engaging actors at all levels.
Given the difficulty to conduct fieldwork due to the Covid-19 coronavirus pandemic, the fellow started a desk review research, with a colleague, to examine the national development planning after the SDGs and its Implications of global goals-setting towards national policymaking processes. After presenting a paper in the first SDG Research Symposium in Utrecht (virtually) (June 11-13 2020), the article was submitted to the Journal of World Development (still under review). This paper seeks to understand how the nationalization of the SDGs exercises affects national development planning.
Finally, the fellow worked on a peer-reviewed book chapter from his doctoral research, where he examined the impact of energy infrastructure, nuclear power plants, and sustainable development challenges at the local level in Japan. The fellow’s contribution will be published in a book by Routledge on the socio-politics of local places in Japan in the summer of 2021.

【研究種目】特別研究員奨励費

【研究期間】2018-10-12 - 2021-03-31

【配分額】2,300千円 (直接経費: 2,300千円)

【研究分野】教科教育学

【研究領域課題番号】26245082 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

教育課程基準 / 教材開発 / 東南アジア教育大臣機構 / APEC / 未来予測 / 数学 / 統計 / 持続可能な開発 / エネルギー / SDGｓ / 授業研究 / 教育課程 / クロスボーダー / STEM / 人材開発 / 温暖化 / 数学教育 / 問題解決 / 持続発展 / 因果性 / 蓋然性 / クロスボーダー教育 / シナリオ / 数学的モデル化 / 数学的活動 / 国際研究者交流

【研究成果の概要】

国連は持続発展目標SDGsを新課題として設定し、ASEAN経済共同体は教育優先7課題を策定し第1次5か年教育改革を開始した。未来構築力のあるこどもを育てる教材開発を推進することが本研究の目的である。鬩ぎ合う社会は、未智変数、潜在する関係の操作対象化と蓋然的な推論に長けた未来予測者によって発展し得る。その未来シナリオ作りには、数学的方法、統計的方法が必須である。そのために、因果性に基づく関数的な未来予測、蓋然的推論に基づく未来予測に係る教材開発を推進し、その教材を開発するために、各国と授業研究を展開した。APEC会議を通して、本研究の成果を広く敷衍した。

【研究種目】基盤研究(A)

【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31

【配分額】40,430千円 (直接経費: 31,100千円、間接経費: 9,330千円)