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大阪公立大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:大阪公立大学における「獣医学」 に関係する研究一覧:25
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発表日:2026年4月15日
1
犬・猫の肺リンパ腫における特徴的なCT所見を明らかに
本研究グループは、犬や猫の肺リンパ腫におけるCT所見の特徴を明らかにするため、2015年から2024年の間に肺病変が疑われる犬や猫のCT画像を解析しました。その結果、肺リンパ腫は輪郭が明瞭で、造影剤によって均一に染まり、病変内部にエアブロンコグラムや明確な肺血管が描出される特徴を示すことが明らかになりました。本研究成果は、2026年4月7日に国際学術誌「Veterinary Medicine and Science」にオンライン掲載されました。発表のポイント肺リンパ腫症例(犬1例、猫2例)を解析した結果、リンパ腫の輪郭が明瞭で均一に造影され、明確なエアブ...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/リンパ腫/獣医学/computed tomography/合併症/肉腫/CT画像/B細胞/造影剤/化学療法/手術/非侵襲
他の関係分野:工学農学
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発表日:2026年4月13日
2
致死性脳炎を引き起こすボルナ病ウイルス1 型の基本構造を解明
核タンパク質とRNA の立体構造を初めて可視化
ボルナ病ウイルス1型(BoDV-1)は、ヒトや動物の命に関わる重い脳炎を引き起こすことがあるウイルスです。このウイルスは、エボラウイルスや麻疹ウイルス、狂犬病ウイルスなど、世界的に重要な感染症を引き起こすウイルスと同じ「モノネガウイルス目」と呼ばれるグループに属しています。こうしたウイルスでは、遺伝情報であるRNAと、それを包む核タンパク質が結合した複合体が、ウイルスが増殖するための鍵となっています。しかし、ボルナウイルス科では、この複合体がどのような形をしているのか、長年にわたって解明されていませんでした。今回、クライオ電子顕微鏡法を用いた構造解析により、BoDV-1の核タンパク質-...
キーワード:遺伝情報/持続可能/持続可能な開発/電子顕微鏡/電子顕微鏡法/獣医学/クライオ電子顕微鏡/麻疹ウイルス/歯学/RNA/立体構造/ウイルス/感染症
他の関係分野:生物学工学農学
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発表日:2026年3月9日
3
胃潰瘍・胃がんを引き起こす原因菌か
~ピロリ菌とは異なる新種細菌を特定~
オーストラリアの医師が、ピロリ菌陽性の日本人女性患者の胃がんが発生しやすくなっている組織から、ピロリ菌とは異なる細菌を2010年に分離し、その解明が望まれていました。本研究グループは、本菌がStreptococcus(ストレプトコッカス)属の新菌種であることを明らかにし、運動性が見られることからStreptococcus mobilis(ストレプトコッカス モビリス)と命名しました。本研究成果は、2026年1月12日に微生物分類学の分野で非常に権威のある国際学術誌「International Journal of Systematic ...
キーワード:塩基配列/系統樹/持続可能/持続可能な開発/ゲノム配列/獣医学/微生物/前がん病変/Helicobacter pylori/がん患者/ゲノム/胃がん/医師/感染症/細菌
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発表日:2026年3月3日
4
牛の健康状態を非接触で把握するAIシステムを開発
~牛のストレス軽減と畜産現場の効率化に期待~
本研究グループは、牛の健康状態を知るために重要なサインである『反芻※』を、サーモグラフィーカメラとAI(物体検出)を組み合わせることで、牛に触れることなく検出できるシステムを開発しました。本システムは、反芻直後に見られる『大きく深く息を吸う』という特有の呼吸パターンに着目し、この呼吸を検出することで反芻を判別します。本研究成果は、2026年2月6日に国際学術誌「BMC Veterinary Research」にオンライン掲載されました。発表のポイント牛に触れずに反芻を検出できる“非接触AIシステム”を開発。...
キーワード:物体検出/人工知能(AI)/赤外線/持続可能/持続可能な開発/赤外線カメラ/センサー/非接触/獣医学/動物福祉/サーモグラフィ/ストレス
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発表日:2026年2月16日
5
弱酸性次亜塩素酸の空間噴霧、ラットによる90日間の長期曝露で安全性を確認。大腸菌への高い除菌効果と物理学的検証も同時に実証
国立大学法人秋田大学、大阪公立大学、および株式会社Local Power(秋田県)の研究グループは、弱酸性次亜塩素酸(製品名:iPOSH)を用いた空間噴霧について、モデル微生物である大腸菌への殺菌効果と、ラットを用いた長期吸入における生体への安全性を検証しました。その結果、噴霧による殺菌効果が確認されるとともに、高濃度条件下(250ppm)での90日間の長期曝露試験において、生体への有害な影響が認められないことを明らかにしました。本研究成果は、2026年1月31日に米国の科学誌「PLOS One」に掲載されました。<研究者のコメント>...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/安全性評価/実験動物/獣医学/哺乳動物/微生物/病原体/SARS-CoV-2/大腸/ラット/大腸菌/感染症
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発表日:2025年12月23日
6
新興人獣共通感染症菌E. albertiiに関する総説論文を発表
新興人獣共通感染症菌Escherichia albertii(以下、E. albertii)は、1991年に下痢を発症したバングラデシュの9歳の女児から見つかり、最初に発見したAlbert博士の功績を称え、E. albertiiと名付けられました。発見から長い間、細菌の性質と保持している病原因子が似ていることから、腸管病原性大腸菌やO157に代表される腸管出血性大腸菌として誤同定されていました。E. albertiiの特異的な検出法や分離法が確立されていなかったことも誤同定の原因であると考えられます。近年、日本でも...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/人獣共通感染症/獣医学/病原性/大腸/大腸菌/遺伝学/疫学/感染症/公衆衛生/細菌
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発表日:2025年12月4日
7
肝疾患の早期発見を目指して 新しいバイオマーカー候補の有効性を検証
肝臓において、アルコール摂取過多やウイルス感染などによる損傷が長く続くと、肝星細胞※4がコラーゲン線維を作り、修復しようとします。この肝臓の線維化が進行すると肝機能が低下する肝硬変になります。また、肝線維化は肝がんの最大の危険因子であるといわれているため、早期診断法の開発が望まれています。大阪公立大学大学院獣医学研究科の松原 三佐子准教授、安井 豊研究員(研究当時)、医学研究科の榎本 大准教授、河田 則文特任教授らの研究グループは、ヒト肝星細胞を用いて血しょう中に存在するFBLN5というタンパク質を検証したところ、FBLN5の量は肝線維化...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/診断法/獣医学/ビタミン/肝線維化/肝がん/肝硬変/肝疾患/早期診断/アルコール/エラスチン/コラーゲン/ビタミンA/血液/ウイルス/バイオマーカー/危険因子/線維化/早期発見
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発表日:2025年11月27日
8
AIでウシの体外受精の効率化へ
-卵子の個性に合わせた培養法で胚の発生率向上-
ウシの体外受精は、畜産業の生産性向上に欠かせない重要な技術です。しかし従来の受精方法は、卵子の成熟スピード(NMS)に個体差があるにもかかわらず、すべての卵子を同じ時間で一律に培養していました。そのため、成熟が遅い卵子は十分に準備が整わないまま受精することになり、胚の発生率が低下する可能性がありました。大阪公立大学大学院獣医学研究科の古山 敬祐准教授とHO, Chia-Tang博士(研究当時、大学院生)らの研究グループは、AIによるNMS予測モデルを活用し、黒毛和種牛の卵子を成熟が速い群と遅い群に分類。培養時間を変えて比較した結果、成熟が遅い群では、一般的な培養時間より4時間長く培...
キーワード:最適化/人工知能(AI)/減数分裂/持続可能/持続可能な開発/生産性/ウシ/獣医学/子宮/受精/受精卵/体外受精/着床/卵子/胚盤胞/予測モデル/in vitro/遺伝子/遺伝子発現
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発表日:2025年11月19日
9
犬の肝がん原因遺伝子を発見! 新たな治療法確立に期待
犬とヒトでは塊状肝細胞癌(HCC)の発症の仕組みや予後が異なるため、犬HCCにおける遺伝子異常はヒトとは違う可能性があります。ヒトHCCでは、さまざまな遺伝子や免疫細胞が発癌や予後に影響を及ぼしていることが報告されていますが、犬HCCについてはまだ明らかになっていません。大阪公立大学大学院獣医学研究科の田中 利幸准教授らの研究グループは、14頭の犬HCCと4頭の犬正常肝(NL)のRNAシーケンスを実施したところ、NLに比べてHCCでは119種類の遺伝子で発現量が低下、141種類の遺伝子で発現量が上昇していることが分かりました。特に発現量が上昇した遺伝子PRC1...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/獣医学/Cdc2/遺伝子異常/肝がん/免疫抑制/NGS/次世代シーケンサー/RNA/T細胞/肝細胞/制御性T細胞/免疫応答/免疫細胞/遺伝子
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発表日:2025年11月8日
10
「世界で最も影響力のある科学者トップ2%」に本学から54名の研究者がランクイン
スタンフォード大学とエルゼビア社による「標準化された引用指標に基づく科学者データベース(Science-wide author databases of standardized citation indicators)」が2025年9月19日に発表され、科学分野で影響度の高い科学者として、本学からは「生涯」(career-long)区分で44名、「単年」(single recent year)区分で37名が選出されました。そのうち、生涯・単年度ともに選出された研究者は27名です。上記現職の研究者以外にも、「生涯」区分で60名、「単年」区分で16名の名誉教授・退職教員等が選出されまし...
キーワード:情報学/光合成/人工光合成/持続可能/持続可能な開発/獣医学/標準化
他の関係分野:情報学生物学工学農学
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発表日:2025年10月1日
11
イヌiPS細胞の臨床応用に向けて
異種由来成分を使用せずイヌiPS細胞の培養に成功
近年、猫や犬に対する高度医療の発展を背景に、イヌiPS細胞を活用した新たな治療法の開発や、遺伝性疾患をはじめとする病態の解明への期待が高まっています。iPS細胞の培養には、細胞が培養皿の底面で接着および増殖するための足場となる培養基質が必要です。現在、イヌiPS細胞の培養基質には、主にヒト由来の組換えタンパク質が使用されています。しかし、イヌにとっては異種成分であり、免疫拒絶や安全性の懸念から、臨床応用には適していないという課題があります。大阪公立大学大学院獣医学研究科の志々田 康平大学院生(博士課程3年)、生田 悠衣氏(当時:大阪府立大学生命環境科学域6年)、鳩谷 晋吾教授らの研究...
キーワード:遺伝性疾患/持続可能/持続可能な開発/変異体/獣医学/iPS細胞/多分化能/臨床応用/大腸/in vitro/幹細胞/再生医療/大腸菌/遺伝子
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発表日:2025年9月25日
12
イヌiPS細胞の新たな培地を開発
-心筋細胞へ安定して分化させることが可能に-
iPS細胞は、再生医療や創薬研究で広く利用されています。近年ではイヌiPS細胞も作製され、動物医療やヒトの遺伝病研究への応用が期待されています。しかし、イヌiPS細胞を多様な細胞へ分化させるには効率が低く、細胞株ごとに分化能力にばらつきが見られる点が大きな課題となっています。特に現在の培養条件では、iPS細胞の性質が均一でなく、安定して機能的な細胞を得ることが困難でした。大阪公立大学大学院獣医学研究科の鳩谷 晋吾教授、木村 和人研究員(兼カリフォルニア大学デービス校獣医学部研究員)、大阪大学ヒューマン・メタバース疾患研究拠点の西村 俊哉特任講師(常勤)らの国際共同研究グループは、従...
キーワード:筋細胞/持続可能/持続可能な開発/獣医学/differentiation/iPS細胞/細胞株/心筋/心筋細胞/臨床応用/遺伝病/再生医療/創薬/遺伝子/遺伝子発現
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発表日:2025年9月8日
13
肝障害を引き起こすアルデヒドが次々と生じる現象のメカニズムを解明
飲酒によるアルコールは肝臓において有害なアセトアルデヒドへと分解された後、アルデヒド脱水素酵素2(ALDH2)によって解毒されます。しかし、日本人の約4割がALDH2の機能が低下する遺伝子変異(ALDH2*2)をもっており、少量の飲酒でも顔が赤くなるなどアセトアルデヒドを解毒する機能が正常に働かず、過度の飲酒によりがんの発症リスクが高くなることが知られています。大阪公立大学大学院獣医学研究科の高見 優生大学院生(博士課程3年)、中村 純博士(客員研究員)、井澤 武史准教授らの研究グループは、ヒトのALDH2*2を再現したマウスの体内にアリルアルコ...
キーワード:健康増進/化学物質/アリルアルコール/クロストーク/脱水素/持続可能/健康リスク/持続可能な開発/獣医学/アルデヒド/アセトアルデヒド/タバコ/アルコール/代謝産物/グルタチオン/マウス/活性酸素/活性酸素種/肝障害/血液/抗酸化/抗酸化作用/細胞死/ストレス/遺伝子/遺伝子変異/抗がん剤/酸化ストレス/脂質
他の関係分野:複合領域環境学化学生物学工学農学
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発表日:2025年8月20日
14
動物福祉と遺伝資源保全に貢献
卵子回収が困難なラットでも回収が可能に
哺乳動物は、ホルモン投与による「過剰排卵誘起法」により、通常の2~3倍の数の卵子を一度に排卵させることができます。この技術は、使用動物数を削減しながら、次世代の大量生産、卵子や受精卵による遺伝資源保存、効率的なモデル動物作製などに広く活用されています。しかし、一部の動物種や系統ではホルモン投与に対する反応が低く、十分な卵子を得ることができないことが課題となっていました。大阪公立大学大学院獣医学研究科の金子 武人教授と中川 優貴研究員の研究グループは、過剰排卵誘起法に低い反応を示す代表的なラット系統であるBrown-Norway(BN)ラットにおいて、排卵誘導のタイミングを見直すこと...
キーワード:先端技術/受精能/持続可能/持続可能な開発/哺乳類/獣医学/動物福祉/哺乳動物/絶滅危惧種/遺伝資源/血清/受精/受精卵/排卵/不妊症/卵子/卵巣/ホルモン/イミン/モデル動物/ラット/創薬
他の関係分野:複合領域生物学工学農学
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発表日:2025年8月2日
15
腸内細菌間のコミュニケーションの一部が明らかに
~腸内環境を整える腸活のヒントとなる可能性~
腸内細菌は、私たちの健康にとって非常に重要な存在です。腸内細菌が構成する腸内細菌叢のバランスが乱れると、便秘や下痢、肌荒れ、慢性的な身体の不調など、さまざまな悪影響を及ぼすことが近年明らかになってきました。しかし、どのような分子メカニズムによって、腸内細菌叢のバランスが維持されているのかについては未だ十分に解明されていません。大阪公立大学大学院獣医学研究科の細見 晃司准教授、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所医薬基盤研究所の國澤 純副所長らの共同研究グループは、株式会社はくばくの協力の下、いわゆる「悪玉菌」と呼ばれるフソバクテリウム バリウム(Fusobacteri...
キーワード:システム構築/質量分析装置/質量分析/持続可能/持続可能な開発/マイクロ/電子顕微鏡/獣医学/微生物/大腸/腸内環境/次世代シーケンサー/ケトン/ケトン体/創薬/コミュニケーション/マイクロバイオーム/細菌/細菌叢/腸内細菌/腸内細菌叢
他の関係分野:複合領域数物系科学総合理工工学農学
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発表日:2025年7月29日
16
身体検査や血液検査で犬の呼吸器疾患を予測する方法を提案
犬の呼吸器疾患は緊急性が高く、状態に応じた適切な対応のために、迅速で正確な重症度評価が不可欠です。ヒトの呼吸器疾患においては、呼吸機能評価だけでなく身体検査や血液検査を行うことで、重症度評価の精度を高めています。しかし、獣医療域では呼吸機能評価以外の検査を用いた重症度評価の報告は少なく、その有用性は不明です。大阪公立大学大学院獣医学研究科の三木 無量大学院生(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科獣医学専攻4年)、田中 利幸准教授らの研究グループは、2016年4月から2019年3月に、京都夜間動物救急センターに呼吸器疾患で来院した犬の133症例を対象に、一般的な身体検査や血液検査を統...
キーワード:心拍数/持続可能/持続可能な開発/統計解析/獣医学/救急医療/白血球/血液/医師
他の関係分野:複合領域工学農学
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発表日:2025年7月15日
17
ニホンライチョウを脅かす寄生虫の“生存戦略”を解明
~寒冷地に生きる絶滅危惧種の保全に貢献する新たな知見~
アイメリア原虫は、主に鳥類や草食動物の消化管に寄生し、下痢や痩せ衰えた状態を引き起こします。宿主の消化管内で増殖した後、糞便中へ排出され、体外で感染力を持つようになりますが、低温や凍結には弱く、氷点下では死滅することが知られています。大阪公立大学大学院獣医学研究科の松林 誠教授、政兼 菜実氏(当時 大阪府立大学生命環境学域6年)らの研究グループはこれまでに、ニホンライチョウが高確率で2種のアイメリア原虫に感染していること、またニホンライチョウが好む高山植物に駆虫効果があることを明らかにしてきました。しかし、冬季に氷点下となる日本アルプスにおいて、ニホンライチョウの感染が続く理由は未だ...
キーワード:生存戦略/持続可能/持続可能な開発/獣医学/消化管/生態系/絶滅危惧種/寄生虫/病原体/医師
他の関係分野:生物学工学農学
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発表日:2025年6月12日
18
iPS細胞を用いた再現性の高いイヌ間葉系幹細胞作製法を確立
~ヒト技術を応用、獣医再生医療の発展へ~
免疫調整や抗炎症作用を持つ間葉系幹細胞(MSC)※は、ヒトだけでなく獣医療にも応用されていますが、増殖能力や品質の安定性に課題があります。このため、均質なMSCを安定的に供給する手段として、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用いたMSCの作製法が注目されています。しかし、ヒトにおいては研究が進む一方、イヌにおける研究例は限られています。大阪公立大学大学院獣医学研究科の鳩谷 晋吾教授、塚本 雅也講師、川端 千晶氏(当時 大阪府立大学生命環境科学域6年)らは、これまでに4種類の体細胞からイヌiPS細胞の作製に成功しています。本研究では、日本大学 生物資源科学部 獣医...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/獣医学/生物資源/differentiation/iPS細胞/間葉系幹細胞/骨髄/軟骨/幹細胞/抗炎症/抗炎症作用/再生医療/多能性幹細胞/難病
他の関係分野:工学農学
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発表日:2025年5月21日
19
イヌのがんに抗CTLA-4抗体治療が有効であることを初めて報告
~イヌのがんへの免疫療法の適用拡大に期待~
北海道大学大学院獣医学研究院の前川 直也特任助教及び今内 覚教授、大阪公立大学大学院工学研究科の中西 猛准教授及び立花 太郎教授、東北大学大学院医学系研究科の加藤 幸成教授らの研究グループは、免疫チェックポイント分子(免疫抑制分子)の一つであるCTLA-4を阻害する抗体薬を開発し、北海道大学動物医療センターにおける臨床研究を行い、進行したイヌの悪性腫瘍に対して抗腫瘍効果が得られることを世界で初めて報告しました。イヌのがん(悪性腫瘍)は外科切除、放射線療法、化学療法(抗がん剤治療)によって治療されることが一般的ですが、これらの治療では完治に至らないケースも多く、免疫療法などの新しい治...
キーワード:シナジー/持続可能/持続可能な開発/獣医学/PD-1/PD-L1/抗腫瘍免疫/放射線療法/免疫抑制/悪性腫瘍/免疫療法/T細胞/がん治療/抗腫瘍効果/腫瘍免疫/受容体/阻害剤/免疫チェックポイント/免疫細胞/ワクチン/化学療法/抗がん剤/抗体/放射線/臨床研究
他の関係分野:複合領域工学農学
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発表日:2025年5月12日
20
さまざまな難治性脳神経疾患治療を1つの「くすり」で
脳神経細胞死を防ぐ革新的な低分子医薬品の開発に成功
難治性脳神経疾患の中でも、脳卒中(脳梗塞)は世界の死因第2位で、全世界の死亡者数の11.6%を占めています。治療ではまず、脳の血流を再開するために血栓溶解剤(t-PA※1)を用いますが、日本では脳卒中を発症後、4時間30分以内の患者への投与が推奨されているなど、その使用には多くの制限があります。血栓溶解剤が使えない場合、長時間の虚血状態により脳がダメージを受け、脳神経系の細胞死が起きます。脳神経の細胞死は半身麻痺などの重篤な後遺症に繋がるため、脳神経系を保護する治療薬の開発が求められています。大阪公立大学大学院獣医学研究科の中嶋 秀満准教...
キーワード:最適化/神経系/脱水素/持続可能/持続可能な開発/血流/機能性/リン酸/獣医学/アルデヒド/血栓/橋渡し研究/解糖系/モデルマウス/マウス/虚血/細胞死/神経細胞/神経細胞死/阻害剤/創薬/脳梗塞/副作用/健康長寿/神経疾患/認知症/脳神経疾患/脳卒中
他の関係分野:情報学生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年4月30日
21
好酸球が原因の猫の腸炎における特徴的なCT所見が明らかに
好酸球性腸炎(EE)は、好酸球という免疫細胞が腸に浸潤して起こる病気で、猫の場合は好酸球浸潤の原因が特定されない場合に診断され、超音波検査で腸管壁の肥厚(特に筋層肥厚)が見られることが特徴です。猫では同じく好酸球を原因とする疾患で、消化管に良性のしこり(腫瘤)ができる消化管好酸球性硬化性線維増殖症(GESF)も報告されていますが、その原因は明らかになっていません。CTは病変の部位や形態、局所浸潤の有無を客観的に評価できる検査で、腸疾患の診断にも使用されていますが、猫のEEにおける特徴的なCT所見に関する報告は存在していません。また、過去にはGESFの猫でも腸管壁の肥厚が起こることが...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/超音波/リンパ腫/獣医学/消化管/層構造/好酸球/浸潤/CT画像/腸炎/免疫細胞/超音波検査
他の関係分野:工学農学
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発表日:2025年4月16日
22
細菌の進化と遺伝子変異を短期間で可視化する技術を開発
~細菌感染症・薬剤耐性の克服に有用なツールとして期待~
札幌医科大学大学院医学研究科博士課程の上村 幸二郎氏、同大学医学部の山本 聡講師、小笠原 徳子准教授、髙橋 聡教授、千葉 弘文教授、横田 伸一教授、東邦大学医学部の青木 弘太郎助教、大阪公立大学大学院生活科学研究科の和田 崇之教授、北海道大学大学院獣医学研究院/同One Healthリサーチセンターの佐藤 豊孝准教授らの研究グループは、細菌を短期間(20日以内)で急速に適応進化させ、進化の過程で出現した数多くの遺伝子変異の中から、病原性や薬剤耐性に関与する遺伝子変異を網羅的に抽出・推定する手法「RIBEA(Rapid andIntegratedBac...
キーワード:適応進化/持続可能/持続可能な開発/リスク評価/血流/獣医学/病原性/細菌感染/遺伝子/遺伝子変異/感染症/細菌/薬剤耐性
他の関係分野:生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年3月27日
23
アライグマから検出したプロビデンシア属細菌から病原遺伝子を持つ菌種を新たに発見
地球温暖化により、野生動物が媒介主となる人獣共通感染症の拡大が世界中で懸念されています。プロビデンシア属細菌※1は、腸管出血性大腸菌のO157やサルモネラなどと同様に重篤な食中毒を引き起こす原因菌として注目されています。しかし、感染源や感染経路には不明な点も多く、その解明や予防法の確立が求められています。大阪公立大学大学院獣医学研究科/大阪国際感染症研究センターの山﨑 伸二教授、日根野谷 淳准教授、Okechukwu John Obi大学院生らの研究グループは、新興人獣共通感染症菌の媒介主となるアライグマがプロビデンシア属細菌も媒介する可...
キーワード:産学連携/地球温暖化/持続可能/持続可能な開発/人獣共通感染症/プラスミド/獣医学/温暖化/SPECT/染色体/大腸/サルモネラ/大腸菌/遺伝子/感染症/細菌/腸内細菌/薬剤耐性
他の関係分野:複合領域環境学工学総合生物農学
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発表日:2025年2月28日
24
犬の肝細胞癌における遺伝子発現量の変化を、CT画像から推測できる可能性を示唆
肝細胞癌(HCC)では、一つの腫瘍内で異なる組み合わせの遺伝子変異を持つ細胞集団が存在することが知られており、この現象は腫瘍内不均一性※と呼ばれています。そのため、病理検査を行っても腫瘍内全てのゲノム情報や病理組織学的特徴を把握することができません。ゲノム情報の違いによって予後や治療反応が異なりますが、腫瘍内不均一性を示すHCCでは腫瘍内のゲノム情報の把握が難しく、最適な治療薬を選択することや犬のHCCの予後を評価することは困難です。大阪公立大学大学院獣医学研究科の田中 利幸准教授らの研究グループは、犬のHCCの診断に用いるCT検査の際、造影剤注入後の早期段階...
キーワード:産学連携/持続可能/持続可能な開発/獣医学/抵抗性/ゲノム情報/computed tomography/悪性度/治療抵抗性/腫瘍内不均一性/病理/CT画像/不均一性/肝細胞/血管新生/造影剤/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現/遺伝子変異
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発表日:2025年2月26日
25
食中毒原因菌エシェリキア・アルバーティをより選択的に培養・検出可能な培地を開発
エシェリキア・アルバーティ(E. albertii)は成人の胃腸炎の原因となる食中毒病原体で、特に小児では重篤な症状を引き起こします。日本でもE. albertiiによる大規模な集団食中毒が発生していますが、腸管病原性大腸菌やO157に代表される腸管出血性大腸菌などと誤同定されてきました。原因菌の誤同定は感染経路の解明やさらなる拡大防止、症状への治療などに影響を与えるため、原因菌を迅速かつ正確に検出できる手法の開発が必要不可欠です。大阪公立大学大学院獣医学研究科/大阪国際感染症研究センターの山﨑 伸二教授らの研究グループはこれまで、E. ...
キーワード:産学連携/選択性/持続可能/持続可能な開発/獣医学/病原性/病原体/大腸/大腸菌/腸炎/感染症/小児
他の関係分野:複合領域工学農学