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京都大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:京都大学における「量子コンピュータ」 に関係する研究一覧:8
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発表日:2025年12月26日
1
人工次元における「トポロジカル原子レーザー」を実現
―冷却原子系で「利得」を作り、励起状態への凝縮に成功―
高橋義朗 理学研究科教授、田家慎太郎 同助教、高須洋介 同准教授、津野琢士 同修士課程学生(研究当時)らの研究グループは、小澤知己 東北大学教授と共同で、極低温のルビジウム原子を用いた実験により、「トポロジカル原子レーザー」の発振に世界で初めて成功しました。 本研究では、光(レーザー)の分野で発展してきた「非エルミート量子力学(利得と損失を伴う物理学)」を原子の世界に拡張するため、原子の内部状態を人工的な空間次元(人工次元)と見なす手法を用いました。さらに、通常は原子を冷却するために用いる「蒸発冷却」のプロセスを通して、特定の高エネルギー状態(トポロジカル端状態)にある原子を集中的に増...
キーワード:高エネルギー/量子コンピュータ/量子シミュレーション/量子情報/量子情報処理/冷却原子/冷却原子系/ノイズ/ルビジウム/励起状態/トポロジカル/シミュレーション/スピン/センサー/レーザー/極低温/量子力学
他の関係分野:数物系科学化学総合理工工学
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発表日:2025年11月15日
2
熱力学第3法則を拡張する新たな普遍原理を発見
―「時間・コスト・エラー」間に成立する限界の解明―
Vu Tan Van(ヴー・タンバン)基礎物理学研究所准教授、齊藤圭司 理学研究科教授らの研究グループは、冷却や情報消去など、あらゆる熱力学的な操作において、「所要時間」「熱力学的なコスト」「エラー(誤差)」の間に成り立つ根本的なトレードオフ関係式を発見しました。この成果は、長年にわたり主張が曖昧であった「絶対零度には到達不可能」とする熱力学第3法則が、なぜ、どのように不可能なのかを定量的に示すものであり、第3法則を「時間・コスト・エラー」の観点から一般化・更新するものです。さらに今回の発見は、熱力学第3法則を、従来の冷却過程を超えて、コピー過程を始めとする様々な物理過程に適用可能な一般的な法...
キーワード:非平衡/非平衡熱力学/量子コンピュータ/トレードオフ/熱力学/ダイナミクス/ナノマシン
他の関係分野:数物系科学生物学工学
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発表日:2025年9月16日
3
多数の光子の“もつれ”を一括で測定する新技術を開発
—量子コンピュータやネットワークの効率化に期待—
電子や光子などの個々の量子状態を制御することで、飛躍的な計算能力を実現する量子コンピュータや、盗聴不可能な暗号を実現する量子暗号、さらに、従来の計測技術の限界を超える量子センシングなど、「量子技術」の研究が精力的に進められています。その中でも、光子は、長距離伝送が可能で、また室温でも量子状態が保存されるため、有力な担体です。特に、多数の光子が複雑に重ね合わさった「量子もつれ」状態は重要ですが、状態推定に一般的に用いられる方法では、光子の数に対して指数関数的に多くの回数の測定が必要となり、問題となっていました。今回、電子工学専攻の朴 渠培(パク コベ)博士課程学生(研究当時)、岡本亮 ...
キーワード:量子コンピュータ/量子テレポーテーション/量子もつれ/量子暗号/量子センシング/計測技術/状態推定/センシング/実証実験
他の関係分野:数物系科学総合理工工学
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発表日:2025年9月4日
4
磁束量子を半整数へ切替えるトポロジカル超伝導体
―新たな量子コンピュータデバイスへの道―
本研究成果は、米国科学誌「Science Advances」に2025年9月4日(木)午前3時(日本時間)に公開されました。  京都大学化学研究所 小野輝男 教授は、大阪大学大学院理学研究科物理学専攻 新見康洋 教授らの研究グループ、同研究科宇宙地球科学専攻 青山和司 助教、同大学大学院基礎工学研究科物質創成専攻 水島健 准教授、東邦大学理学部物理学科 大江純一郎 教授、中国復旦大学 Xiaofeng Ji...
キーワード:量子計算/地球科学/スピン軌道相互作用/トポロジカル超伝導/ビスマス/磁束量子/準粒子/超伝導ギャップ/超伝導体/量子コンピュータ/量子情報/ノイズ/異方性/磁場/超伝導/酸化マグネシウム/量子ビット/トポロジカル/強磁性金属/磁性体/強磁性/半金属/強磁性体/スピン/スピントロニクス/マグネシウム
他の関係分野:情報学環境学数物系科学総合理工工学
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発表日:2025年8月20日
5
単一スズ欠陥中心を内包する極微ナノダイヤモンドの開発に成功
―光子を用いた量子コンピュータや量子ネットワークの実現に期待―
従来のコンピュータでは時間がかかりすぎて解けない問題を解けると期待される光量子コンピュータや、量子力学の原理を用いることで物理的に安全性が保証される量子暗号通信の実現には、量子力学的な相関(量子もつれ)を持つ光子を発生させる光源や、量子もつれを利用して光子の量子状態を遠隔地に転送する量子中継器などの開発が重要です。近年、これらを実現する発光体として、光の波長(色)がそろった単色性が高い光子を生成し、かつ、量子状態を保存するメモリとして利用可能な、ダイヤモンド中の単一スズ(Sn)欠陥(Vacancy)中心(SnV 中心)が注目されています。しかし、これまで単一 SnV 中心の形成はバルク(塊状)...
キーワード:超微細構造/量子コンピュータ/量子もつれ/量子暗号/ノイズ/量子センシング/メモリ/単一光子/単一光子源/センシング/ナノメートル/熱処理/微細構造/量子力学
他の関係分野:数物系科学総合理工工学
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発表日:2025年8月7日
6
異方的量子スピンジグザグ鎖モデルの予測を実験的に実証
―新たな物質機能性の実現が期待―
堀文哉 理学研究科博士課程学生(現:東北大学助教)、松平広康 同博士課程学生、北川俊作 同准教授、石田憲二 同教授、鈴木大斗 広島大学博士課程学生、鬼丸孝博 同教授の研究グループは、近年提案された異方的量子スピンジグザグ鎖モデルの予測を実験的に実証しました。 固体物理の分野では、通常の磁性体では見られない秩序状態や準粒子の研究が注目されています。以前、同研究のグループは希土類のイッテルビウム(Yb)原子がジグザグ鎖を形成する磁性半導体YbCuS2において、格子間隔と非整合な周期をもつ磁気秩序(非整合磁気秩序)と電気的中性な準粒子を発見しました。この現象を説明する...
キーワード:磁気秩序/準粒子/多極子/多極子秩序/量子コンピュータ/量子スピン/磁性体/磁性半導体/希土類/スピン/スピントロニクス/半導体/機能性/妥当性
他の関係分野:数物系科学総合理工工学農学
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発表日:2025年7月29日
7
構造常識を覆すトポケミカル反応の発見
―カゴメ格子をもつ新しい二次元量子物質の創製に成功―
酸化物の性質は、金属の価数や空間配列によって大きく左右されます。中でも、結晶骨格を保ちながら特定の原子だけを選択的に出し入れする「トポケミカル反応」は、物性を制御できる手法として広く用いられてきました。しかし、従来は金属サイトの数や配置を保つ「1:1対応」が前提とされ、骨格自体の再構成は不可能と考えられてきました。 物質エネルギー化学専攻の樋口涼也 修士課程学生、石田耕大 博士課程学生(研究当時)、高津浩 准教授、陰山洋 教授らの研究グループは、京都大学理学研究科、ボルドー大学、ファインセラミックスセンター、東北大学、桂林理工大学との共同研究により、「1:1対応」を破る新しいトポケミカル反応を...
キーワード:カゴメ格子/量子コンピュータ/タンタル/アンモニア/モリブデン/電子デバイス/省エネ/酸化物/省エネルギー/構造変換/機能材料
他の関係分野:数物系科学化学工学総合生物農学
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発表日:2025年3月12日
8
ペンバ効果の統一理論を構築
―熱的緩和現象の新たな理論枠組み―
Vu Tan Van 基礎物理学研究所准教授、早川尚男 同教授らの研究グループは、熱的緩和過程におけるペンバ効果を統一的かつ厳密に定量化する新たな理論枠組みを構築しました。ペンバ効果とは、通常の直感に反して、高温の物質が低温の物質よりも速く冷却される現象です。従来の研究では、特定の距離測定法を用いてその有無を判定していましたが、測定法の選択によって結果が変わるという根本的な課題がありました。本研究では、この問題を解決するために、「熱的マジョライゼーション」という数学的手法を導入し、異なる距離測定法に依存しない統一的な理論枠組みを開発しました。この新しい理論により、ペンバ効果の評価が特定の測定法...
キーワード:産学連携/統一理論/熱機関/非平衡/非平衡物理/非平衡物理学/量子コンピュータ/緩和現象/体系化
他の関係分野:複合領域数物系科学工学