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研究分野:総合理工 に関係する研究一覧:21件
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発表日:2026年4月23日
1
最長3.5ナノメートルの長距離分子ワイヤを介した一重項分裂の観測に成功
-次世代太陽光発電や量子情報デバイスの革新に繋がるマルチエキシトン制御の新指針-
慶應義塾大学理工学部の羽曾部卓教授、酒井隼人専任講師、同大学大学院理工学研究科修士課程(研究当時)の鈴木悠大君、神戸大学ライフ光学イノベーション研究センターの小堀康博教授、婦木正明特命助教、およびタンペレ大学のNikolai V. Tkachenko教授らの国際共同研究グループは、ペンタセンをポリイン(炭素の単結合と三重結合が交互に並んだ分子鎖)で連結した一連の二量体を合成し、最長3.5ナノメートルという極めて長い距離間での「一重項分裂(Singlet Fission: SF」を観測することに成功しました。これは、これまで報告された一重項分裂の中で最長のスピン伝搬距離に相当します。さら...
キーワード:光エネルギー/量子情報/太陽/二量体/光エネルギー変換/太陽光/分子ワイヤ/エキシトン/ペンタセン/太陽光発電/太陽電池/電池/スピン/ナノメートル/励起子/エネルギー変換/構造変化
他の関係分野:環境学数物系科学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年4月6日
2
原子層二次元材料の波長変換を音響波で高速制御することに成功
-原子レベルの薄さと微小なひずみを活用したナノ光デバイスの実現へ前進-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の山本拓海(修士課程2年、研究当時)、神澤英寿(修士課程2年)、同大学理工学部物理学科の藤井瞬専任講師および東京科学大学理学院物理学系の蒲江准教授らの共同研究グループは、原子3つ分の厚さしかない原子層二次元材料に音響波によるわずかなひずみを与えることで、波長変換の効率が高速かつ大きく変化することを明らかにしました。本研究では、原子層二次元材料である単層遷移金属ダイカルコゲナイド上に音響波の一種である表面弾性波を誘起することで、第二高調波の発生効率を226 MHzという非常に高い速度で、最大約19%変調することを確認しました。これまで原子層物質の非線形光学応...
キーワード:非線形/非線形光学応答/二次元材料/カルコゲナイド/原子層/原子層物質/表面弾性波/遷移金属/ナノフォトニクス/フォトニクス/光デバイス/高調波/遷移金属ダイカルコゲナイド/単一光子/波長変換/非線形光学/センサー/ひずみ/弾性波
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2026年4月6日
3
脂質を包括的に可視化する新たな空間解析手法の開発
-多層的な質量分析イメージングで脂質の空間制御の解明に貢献-
理化学研究所(理研)生命医科学研究センターメタボローム研究チームの内野春希特別研究員、津川裕司客員研究員、有田誠チームディレクター(慶應義塾大学薬学部・薬学研究科教授)の研究チームは、生体組織内の脂質分子を包括的かつ詳細に可視化する質量分析イメージング(MSI)の新手法「SMASH imaging(Serial MAldi-ms Strategy for High-resolution imaging)」を開発しました。本研究成果は、脂質イメージングの網羅性と構造解析の正確性を向上させ、脂質分布の空間地図(リピドームアトラス)の構築を通じて、脂質が関与する加齢・発生・神経疾患・がんなど...
キーワード:プロファイル/空間解析/分析技術/質量分析/レーザー照射/モビリティ/レーザー/生体組織/MSI/マウス/質量分析イメージング/メタボローム/加齢/脂質/神経疾患
他の関係分野:情報学複合領域環境学工学医歯薬学
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発表日:2026年4月1日
4
原子層二次元材料の波長変換を音響波で高速制御することに成功
-原子レベルの薄さと微小なひずみを活用したナノ光デバイスの実現へ前進-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の山本拓海(修士課程2年、研究当時)、神澤英寿(修士課程2年)、同大学理工学部物理学科の藤井瞬専任講師および東京科学大学理学院物理学系の蒲江准教授らの共同研究グループは、原子3つ分の厚さしかない原子層二次元材料に音響波によるわずかなひずみを与えることで、波長変換の効率が高速かつ大きく変化することを明らかにしました。本研究では、原子層二次元材料である単層遷移金属ダイカルコゲナイド上に音響波の一種である表面弾性波を誘起することで、第二高調波の発生効率を226 MHzという非常に高い速度で、最大約19%変調することを確認しました。これまで原子層物質...
キーワード:非線形/非線形光学応答/二次元材料/カルコゲナイド/原子層/原子層物質/表面弾性波/遷移金属/ナノフォトニクス/フォトニクス/光デバイス/高調波/遷移金属ダイカルコゲナイド/単一光子/波長変換/非線形光学/センサー/ひずみ/弾性波
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2026年3月28日
5
脂質を包括的に可視化する新たな空間解析手法の開発
-多層的な質量分析イメージングで脂質の空間制御の解明に貢献-
理化学研究所(理研)生命医科学研究センターメタボローム研究チームの内野春希特別研究員、津川裕司客員研究員、有田誠チームディレクター(慶應義塾大学薬学部・薬学研究科教授)の研究チームは、生体組織内の脂質分子を包括的かつ詳細に可視化する質量分析イメージング(MSI)の新手法「SMASH imaging(Serial MAldi-ms Strategy for High-resolution imaging)」を開発しました。本研究成果は、脂質イメージングの網羅性と構造解析の正確性を向上させ、脂質分布の空間地図(リピドームアトラス)の構築を通じて、脂質が関与する加齢・発生・神経...
キーワード:プロファイル/空間解析/分析技術/質量分析/レーザー照射/モビリティ/レーザー/生体組織/MSI/マウス/質量分析イメージング/メタボローム/加齢/脂質/神経疾患
他の関係分野:情報学複合領域環境学工学医歯薬学
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発表日:2026年1月7日
6
二次元半導体の成長過程のリアルタイム観測に成功
-次世代半導体材料の高品質化に期待-
二次元半導体材料の遷移金属ダイカルコゲナイド(TMDC:Transition Metal Dichalcogenide)の結晶成長過程をリアルタイムで観測することに成功しました。二枚の基板の積層により構築したマイクロリアクタの閉じ込め空間におけるTMDC結晶の気相-液相-固相(VLS:Vapor-Liquid-Solid)成長において、さまざまな成長モードを明らかにしました。この研究により次世代半導体材料の高品質化と電子デバイス応用につながることが期待されます。岡山大学大学院環境生命自然科学研究科博士前期課程2年の千田祐太朗大学院生と学術研究院環境生命...
キーワード:二次元物質/閉じ込め/カルコゲナイド/遷移金属/フレキシブル/遷移金属ダイカルコゲナイド/電子デバイス/半導体材料/光学特性/フレキシブルデバイス/マイクロ/結晶成長/構造制御/集積回路/半導体
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2025年12月13日
7
二次元半導体ナノネットワーク構造の合成法開発に成功
-次世代の水素発生触媒の応用に期待-
研究グループ独自のユニークな手法により、半導体材料の遷移金属ダイカルコゲナイド(TMDC)のデンドライトと呼ばれるナノスケールのネットワーク構造の合成に成功しました。単層TMDCと成長基板の界面を化学反応場とするナノリアクタを用いることで、ナノスケールのデンドライト構造の合成に成功しました。この手法の開発により、従来の貴金属フリーの水素発生触媒の発展に大きく寄与します。学術研究院環境生命自然科学学域の鈴木弘朗研究准教授と名古屋工業大学物理工学類の平田海斗助教、名古屋大学大学院工学研究科・金沢大学ナノ生命科学研究所(WPI-NanoLSI)の高橋康史教授...
キーワード:二次元物質/反応場/カルコゲナイド/原子層/原子層物質/貴金属/遷移金属/遷移金属ダイカルコゲナイド/電子デバイス/半導体材料/水素発生/光学特性/ナノスケール/ネットワーク構造/電気化学/半導体
他の関係分野:数物系科学化学工学
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発表日:2025年12月3日
8
水に強くリサイクルできるRAMOF電極を実証
-水系デバイスの材料としての幅広い展開に期待-
酸性水溶液中でも高い耐久性をもち、材料全体で蓄電できる金属有機構造体(RAMOF: Redox-Active Metal-Organic Framework)を電極材料として初めて実証しました。RAMOFは、電極材料として使用後に、炭酸塩水溶液に入れることで原料へと分解され、再合成することで温和にリサイクルできることを実証しました。水系デバイスの材料としてのRAMOFの幅広い機能開拓が期待されます。RAMOFは、金属と有機分子が配位結合によって連続的につながった無数の空孔をもち、材料内に酸化還元して蓄電できる部位をもつ多孔質材料であり、電池の電極材料へ...
キーワード:水溶液/物質科学/炭酸塩/キノン/配位結合/有機分子/材料科学/金属有機構造体/電解液/電池/カーボン/リサイクル/酸化還元/多孔質/多孔質材料/耐久性/二次電池
他の関係分野:数物系科学化学工学
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発表日:2025年10月26日
9
圧力で光励起状態分子の分裂を操る!柔らかな分子で拓く次世代エネルギー変換材料
-静水圧によって一重項分裂を自在に制御するソフトマテリアルの新設計指針を提案-
① 1つの光励起子を2つの励起子に増やす「シングレット・フィッション(SF)」を、静水圧(圧力) によって加速・減速できる分子を開発。② 分子をつなぐ柔軟なリンカー構造が圧力応答性の鍵であり、励起状態の反応速度を能動的に切り替えることに成功。③ 圧力で光反応を制御する“ソフトマテリアル設計”の新指針を提示し、光エネルギー変換や光治療への応用に道を拓いた。太陽光や可視光エネルギーを効率的に利用するための鍵となる現象として、「シングレット・フィッション(Singlet Fission, SF)」が注目されています。SFとは、光によって生成された一重項励起子...
キーワード:光エネルギー/静水圧/太陽/励起状態/二量体/光エネルギー変換/光反応/太陽光/ソフトマテリアル/アルカン/ペンタセン/可視光/光励起/分光測定/反応速度/ダイナミクス/励起子/エネルギー変換/寿命/光線力学療法
他の関係分野:環境学数物系科学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年9月27日
10
特殊なダイヤモンドの針を開発し超高速で変化する電場の局所計測に成功
NV中心と呼ばれる格子欠陥を導入したダイヤモンドを原子スケールの空間分解能を持つ原子間力顕微鏡(AFM)の探針(プローブ)に用い、二次元層状物質の表面近傍の電場をフェムト秒(1000兆分の1秒)・ナノメートル(10億分の1メートル)の時空間分解能で計測することに成功しました。ダイヤモンドの結晶中に不純物として窒素(Nitrogen)が存在すると、すぐ隣に炭素原子の抜け穴(空孔:Vacancy)ができることがあります。これをNitrogen-Vacancy(NV)中心と言います。そして、NV中心を導入したダイヤモンドに電界を加えると、その屈折率が変化するようになります。これ...
キーワード:セレン/パルス/時間分解/磁場/原子層/時間分解能/タングステン/層状物質/AFM/スピン/センシング/ナノメートル/フェムト秒/フェムト秒レーザー/レーザー/格子欠陥/屈折率/原子間力顕微鏡/分解能/空間分解能/プローブ
他の関係分野:環境学数物系科学工学医歯薬学
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発表日:2025年9月21日
11
ハーフメタル材料の磁化歳差運動を電界で変調
-スピン波を情報担体とする新型デバイスの実現に道-
高性能スピントロニクス材料として有名な強磁性ホイスラー合金の一種であるCo2FeSiと表面弾性波材料として有名な圧電体ニオブ酸リチウム(LiNbO3)からなるエピタキシャルCo2FeSi/LiNbO3界面マルチフェロイク構造を実現。スピン波の長距離伝播が示唆される低磁気摩擦特性(低ダンピング定数)領域で磁化ダイナミクス(磁化の歳差運動)の電界変調に成功。表面弾性波を利用したスピン波の生成技術と本研究技術を融合することで、全電界制御型マグノニクスデバイスの実現につながる成果。大阪大学大学院基礎工学研究科の山田晋也准教授、宇佐見喬政助教(研究当時)(現:先...
キーワード:アンテナ/モノのインターネット(IoT)/人工知能(AI)/学際研究/マグノン/磁場/マグノニクス/磁性体/表面弾性波/スピン波/ダンピング/強磁性/エピタキシャル/ニオブ/ハーフメタル/ホイスラー合金/圧電体/コバルト/スピン/スピントロニクス/ダイナミクス/ニオブ酸リチウム/リチウム/弾性波/低消費電力/二酸化炭素/半導体/摩擦特性
他の関係分野:情報学環境学数物系科学工学
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発表日:2025年9月8日
12
医薬品など極性分子の構造解析を可能にする新たな結晶スポンジを開発
-親水的な細孔環境で配位結合と水素結合を組み合わせた効率的な分子補捉を実現-
結晶スポンジ分析法において医薬品として有用な求核性化合物の構造解析は、金属イオンと強く相互作用する性質上困難であった親水的な細孔空間を有し、配位結合と水素結合を組み合わせて効率的な分子捕捉を実現する金属有機構造体(MOF)を開発。求核性化合物の構造決定に成功創薬や天然物化学における高汎用性で迅速・高精度な構造決定に期待東京科学大学(Science Tokyo) 理学院 化学系の中川智暉大学院生(修士課程)、和田雄貴助教(東京科学大発ベンチャー テクモフ株式会社 ディレクター)、ユーソフ・パベル特任准教授、河野正規教授(テクモフ株式会社 CSO)および慶...
キーワード:オープンアクセス/分子構造/配位結合/金属有機構造体/マイクロ/金属イオン/多孔質/多孔質材料/天然物化学/構造決定/医薬品開発/創薬/代謝物/薬物代謝
他の関係分野:情報学化学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年9月1日
13
音波が「軌道流」を生み出す2つの新現象を観測
-次世代の電子技術を拓く新たな原理を実証-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の谷口真理(博士2年・助教(有期))と慶應義塾基礎科学・基礎工学インスティテュート(KiPAS)および同大学理工学部の安藤和也教授(KiPAS主任研究員)らは、結晶中を伝わる音波(表面弾性波)によって「軌道流」を生成する2つの新現象「音響軌道ホール効果」と「音響軌道ポンピング」の観測に初めて成功しました。電子は電荷・スピン・軌道という3つの基本的性質をもち、電荷とスピンの流れはそれぞれ「電流」と「スピン流」と呼ばれています。近年は、スピン流に基づく「スピントロニクス」が電子技術に新たな展開を生み出してきました。さらに最近は、電流・スピン流に対...
キーワード:結晶格子/ホール効果/表面弾性波/スピン流/スピン/スピントロニクス/弾性波
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2025年8月24日
14
空飛ぶホプフィオンの3次元周期構造を発見
-高密度・超安定な情報の担い手-
伝搬する光ビーム中にトポロジカル構造であるホプフィオンを生成する手法を開発。偏光と空間モードが制御された2色の光を重ね合わせて、時間変化する偏光の時空構造にホプフィオンの周期構造を形成。次世代の情報通信技術や計測技術における情報の担い手として期待。東京科学大学(Science Tokyo) 総合研究院の林文博(リン ウェンボ)助教、東京大学 先端科学技術研究センターの岩本敏教授、慶應義塾大学理工学部の太田泰友准教授、シンガポール南洋理工大学(Nanyang Technological University, Singapore)の申艺杰(シン イージェ...
キーワード:無線通信/情報通信/トポロジカル/光通信/計測技術/3次元構造/周波数/電磁波/情報通信技術
他の関係分野:情報学複合領域工学農学
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発表日:2025年7月30日
15
キラル分子を用いた磁気ナノデバイスにおいて室温磁気抵抗効果を観測
-キラル誘起スピン選択性(CISS)効果に関して新たな知見-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の松坂美月(博士2年生、日本学術振興会特別研究員DC1)、鹿嶋倖太郎(修士2年生)、寺井航紀(修士1年生)、上田拓海(修士2年生)、宮本龍之介(同大学院修了生)、同大学理工学部の物理情報工学科・海住英生教授、化学科・山本崇史准教授らは、東北大学多元物質科学研究所の芥川智行教授らと共同で、キラル分子を用いた磁気ナノデバイスにおいて室温での磁気抵抗(MR)効果の観測に初めて成功しました。近年、キラル分子におけるキラル誘起スピン選択性(CISS)効果が大きな注目を集めています。CISS効果に関して、磁性探針を用いた導電性原子間力顕微鏡による研究は...
キーワード:磁気抵抗/物質科学/キラル/磁気抵抗効果/磁性体/ナノデバイス/磁性薄膜/選択性/スピン/マイクロ/原子間力顕微鏡/導電性
他の関係分野:数物系科学化学工学
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発表日:2025年7月3日
16
妊娠につながるマウスの精子形成ステージを自動判定するAI開発に成功
-不妊症の原因となる精子形成の質の評価に貢献-
慶應義塾大学理工学部生命情報学科の徳岡雄大研究員と森倉峻特任助教、舟橋啓教授、東京医科歯科大学(現、東京科学大学)実験動物センターの遠藤墾助教(現、東京大学大学院農学生命科学研究科助教)、大阪大学微生物病研究所の平舘裕希特任助教(当時)と伊川正人教授らのグループは、深層学習を用いて、組織染色されたマウス精細管の明視野顕微鏡画像から12段階の精細管ステージを高精度に同定するアルゴリズムの開発に成功しました。さらにステージ予測の分類精度は、±1ステージの予測誤差を許容した場合98.33%と非常に高い性能を示すことを明らかにしました。本手法は、精細管ステージを自動的かつ定量的に評価する新たな基盤技術...
キーワード:予測誤差/アルゴリズム/情報学/深層学習/人工知能(AI)/生殖/生命情報/生殖補助医療/実験動物/微生物/精子形成/不妊症/マウス/精子/妊娠
他の関係分野:情報学生物学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年6月24日
17
プラズモン現象の最小単位を金ナノクラスター21原子と解明
-次世代の太陽電池・高速通信を支えるプラズモニック光回路への応用に期待-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の時田実和(修士2年)、井上朋也助教(有期)(研究当時)、同大学理工学部化学科の中嶋敦教授らの研究グループは、金(Au)原子の数を1個単位で精密に制御した金ナノクラスターを用い、蒸着した固体表面に光照射することによる光電子放出過程を詳細に解析することで、局在表面プラズモン共鳴(LSPR)の発現に必要な最小単位が21原子であることを明らかにしました。プラズモン現象は、金属の中の自由電子が光などの電磁場によって励起されて電子集団として振動する現象を指します。LSPRは、太陽電池や光センシング、ナノ光回路といったフォトニックデバイスの性能向上に貢...
キーワード:光電子分光/イオン源/磁場/太陽/光電子分光法/ナノクラスター/局在表面プラズモン共鳴/金属クラスター/光応答/表面プラズモン共鳴/電子分光/固体表面/ナノデバイス/プラズモニクス/プラズモン/光センシング/光回路/表面プラズモン/光照射/光電変換/太陽電池/電子構造/電池/センシング
他の関係分野:数物系科学化学生物学工学
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発表日:2025年6月9日
18
ツインビーム光源による新たな非線形ラマン分光法の開発
-低コスト・小型な高分解能ラマン計測装置へ-
京都大学大学院工学研究科 衞藤雄二郎 准教授(研究当時、現:京都大学大学院理学研究科)、慶應義塾大学医学部 塗谷睦生 准教授、慶應義塾大学理工学部生命情報学科 加納英明 教授らの研究グループは、従来は複数の高価なフェムト秒の超短パルス光源が必要だったスペクトルフォーカシングによる非線形ラマン分光を、ナノ秒励起のツインビーム光源1台で実現することに成功しました。本成果は、実用化が進む量子光源技術を用いた新たな計測手法を提示し、低コストでコンパクト、かつ高性能な次世代の分子構造解析装置への応用展開が期待されます。本研究成果は、2025年6月6日に国際学術誌「Physical ...
キーワード:情報学/パルス/非線形/スペクトル/分子構造/生命情報/ラマン/超短パルス/光源技術/フェムト秒/分解能/高分解能/ラマン分光/ラマン分光法
他の関係分野:情報学数物系科学化学生物学工学医歯薬学
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発表日:2025年5月7日
19
量子力学の限界に迫る量子測定アルゴリズムを開発
-誤り耐性量子計算の実用化を加速-
慶應義塾大学大学院理工学研究科の和田凱渡大学院生(後期博士課程2年)、同大学理工学部物理情報工学科の山本直樹教授、東京大学素粒子物理国際研究センターの吉岡信行准教授らの共同研究グループは、量子コンピュータ上で実現される状態に対し、多数の物理量を効率的かつ高精度に測定する適応型量子アルゴリズムを開発しました。本手法は、理論上の最適精度である「ハイゼンベルグ限界」を達成すると同時に、計算時間や必要とされる量子ビット数に関して、大幅な改善を達成しました。本研究成果は、量子情報処理の実用化に向けた大きな一歩であり、誤り耐性量子計算の科学応用における礎となり、次世代量子アルゴリズムの基盤技術として、産業...
キーワード:量子アルゴリズム/アルゴリズム/量子計算/量子コンピュータ/量子情報/量子情報処理/量子測定/素粒子/素粒子物理/量子ビット/量子力学
他の関係分野:情報学数物系科学工学
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発表日:2025年4月2日
20
ガラス器具から漏出する亜鉛が受精卵の発生を阻害することを発見
-さらに安全で効果的な体外受精法の開発に寄与-
近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)遺伝子工学科教授 山縣一夫と、扶桑薬品工業株式会社(大阪府大阪市)上席研究員 八尾竜馬、奈良県立医科大学医学部(奈良県橿原市)教授 栗本一基、慶應義塾大学理工学部(神奈川県横浜市)教授 舟橋啓、医療法人浅田レディースクリニック(愛知県名古屋市)研究員 野老美紀子、東京農工大学大学院グローバルイノベーション研究院(東京都府中市)教授 杉村智史、京都大学(京都府京都市)教授 山本拓也の研究グループは、生殖補助医療や畜産、基礎研究分野で受精卵の操作や培養に用いられるガラス器具から受精卵(胚)の発生を妨げる毒物が漏出することを見出しました。また、その毒物が亜鉛で...
キーワード:産学連携/生殖/生殖補助医療/ウシ/遺伝子工学/受精/受精卵/体外受精/マウス/遺伝子
他の関係分野:複合領域生物学農学医歯薬学
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発表日:2025年3月24日
21
量子カーネルを活用した高精度な異常検知技術を実現
-少量データでの量子機械学習の有効性を実証し、製造DXを推進-
慶應義塾大学(所在地:東京都港区、塾長:伊藤公平)と、TOPPANホールディングス(本社:東京都文京区、代表取締役社長CEO:麿 秀晴)は、少量データでの農産物の品質検査における量子機械学習の有効性を実証し、従来の古典的機械学習手法と比較して検出精度が向上することを示しました。本研究成果は、2025年3月21日(日本時間)量子技術の国際科学ジャーナル「EPJ Quantum Technology」に掲載されました。本研究のポイント少量データでの高精度な異常検知を実現: 少量のトレーニングデータ(学習用:正常24件、異常24件)を用いて、高い識別能力を持つ学習モデルを構築...
キーワード:機械学習/情報学/産学連携/量子コンピュータ/量子ビット/シミュレータ/異常検知/トレーニング
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学工学医歯薬学
慶應義塾大学 研究シーズ