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豊橋技術科学大学 研究シーズDiscovery Saga
研究分野:総合生物 に関係する研究一覧:13
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情報学 情報学複合領域 複合領域環境学 環境学数物系科学 数物系科学化学 化学生物学 生物学総合理工 総合理工工学 工学農学 農学医歯薬学 医歯薬学
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発表日:2026年4月13日
1
後ろにいる人の表情はより強く見える?
~顔の空間位置で表情の見え方が変わる~
豊橋技術科学大学情報・知能工学系認知神経工学研究室と視覚認知情報学研究室の共同研究チーム(代表者:田村秀希助教)は、観察者の背後に位置する顔の表情がどのように知覚されるのかを心理物理学的に調査しました。ヘッドマウントディスプレイを装着した参加者が、VR空間内で正面または背後に呈示される顔の3Dモデルを観察し、その表情を二択で判断する実験を行いました。刺激の表情は無表情から怒り顔まで連続的に変化し、参加者はその顔が無表情か怒り顔かを判断しました。怒り顔に加えて、幸せ顔や恐怖顔も含めた4つの実験の結果、観察者の背後にある顔は、前方にある場合と比べて表情がより強く知覚される傾向(背後の表情増強バイア...
キーワード:3Dモデル/心理物理学/情報学/ディスプレイ/神経工学/表情認知
他の関係分野:情報学化学医歯薬学
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発表日:2026年1月27日
2
自律移動型ロボットの予測できない動きはヒトの不快感を高める
~ロボットへの「慣れ」を生理指標計測から推定~
豊橋技術科学大学情報・知能工学系視覚認知情報学研究室と認知神経工学研究室の研究チームは、VR空間上でヒトと自律移動型ロボットがすれ違う場面において、ロボットの動きがヒトの感情にどのような影響を与えるかを調査しました。その結果、ロボットが単調に直進する場合では、最初は参加者の覚醒度と皮膚コンダクタンス反応が高まり、その後に試行を繰り返すと徐々にそれらが元の度合いに戻る(その状況に慣れる)ことが確認されました。一方で、ロボットが一時停止と再発進をするという、動きが不確実で予測可能性が低い場合、参加者の覚醒度および皮膚コンダクタンス反応が上昇した後、試行を繰り返しても低下せず慣れが生じにくいこと,お...
キーワード:情報学/予測可能性/ロボット/神経工学
他の関係分野:情報学数物系科学工学
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発表日:2025年12月8日
3
顔色変化は表情判断にどのような影響を与えるか?
~終端色の優位性~
豊橋技術科学大学 情報・知能工学系 視覚認知情報学研究室と認知神経工学研究室の研究チームは、ヒトが他者の顔を見た時にその顔色の連続的な変化が、表情判断にどのように影響するかを調査しました。その結果、顔色変化の過程よりも最後に見た顔色が表情判断に影響すること(終端色の優位性)を明らかにしました。これまで、顔色の赤みが怒りの印象を強めることが知られていましたが、時間的に変化する顔色が表情認知にどのような影響を及ぼすかはわかっていませんでした。本研究により、顔色が時間的に変化するかどうかにかかわらず、最終的に赤みが強い顔ほどより怒りとして知覚されやすいことが明らかになりました。この研究の成果は、20...
キーワード:情報学/神経工学/表情認知
他の関係分野:情報学医歯薬学
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発表日:2025年11月30日
4
無意識下における錯視的な明るさ
~連続フラッシュ抑制下でのグレア錯視の効果~
豊橋技術科学大学 情報・知能工学系 認知神経工学研究室と視覚認知情報学研究室の研究チームは、グレア錯視という現象を利用し、錯視的な明るさが無意識のうちに処理されていることを明らかにしました。ヒトの無意識下に刺激を呈示する連続フラッシュ抑制 (CFS) という特殊な手法を用いて検証した結果、錯視的な明るさは無意識下の刺激が見えるようになるまでの時間を早めませんでした。しかし、参加者は刺激が見えていない状態でも明るさを正確に識別できました。これは、私たちの無意識下の視覚処理が、実際の光の強さを処理する段階と、背景や文脈を解釈する高次な段階の二段階で構成されることを示唆しています。この研究の結果は、...
キーワード:情報学/神経工学
他の関係分野:情報学
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発表日:2025年11月13日
5
ヒトから運搬ロボットへ快適に荷物を渡すには?
~ヒトはロボットに近づいてきてほしい~
豊橋技術科学大学情報・知能工学系認知神経工学研究室と視覚認知情報学研究室の研究チームは、将来のスマートシティにおける物流を想定し、ヒトが荷物を持って歩きながら自律移動型運搬ロボットへ荷物を渡すときの、ヒトの行動と快適さを調査しました。その結果、ロボットが近くまで来るとヒトは快適に感じやすく、遠いと不快に感じやすいことがわかりました。特に荷物が重いときにその傾向がより強く表れました。一方で、ロボットが近くまで接近するとヒトの歩行速度は低下し、一時的に動きを止めて躊躇する行動も見られました。これらの結果から、ヒトはロボットを「手伝ってくれる存在」として受け止める場合があり、適切な接近距離や動作設計...
キーワード:スマートシティ/情報学/ロボット/神経工学
他の関係分野:情報学工学
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発表日:2025年10月14日
6
表情認知は自身の行動によっても変化する
~他者へ近づく・遠ざかることで他者の表情の見え方が変わる~
豊橋技術科学大学情報・知能工学系認知神経工学研究室と視覚認知情報学研究室の研究チームは、VR(仮想現実)空間内での観察者の対人行動が、他者への表情認知に影響を与えることを明らかにしました。特に、観察者自らが相手から距離をとる行動(回避)をとった場合、相手の表情をより「怒っている」と認知することが分かりました。この研究成果は、コミュニケーションにおける無意識のバイアスを理解する上で重要な知見となります。本研究の成果は、2025年7月31日に『International Journal of Affective Engineering』誌のオンライン版で公開されました。プレスリリース資料...
キーワード:情報学/神経工学/表情認知/コミュニケーション
他の関係分野:情報学医歯薬学
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発表日:2025年9月18日
7
6万個微小穴の並列デバイスで毎分300万個の細胞に分子送達、AI画像解析で単一細胞評価を同時実現
豊橋技術科学大学とインド工科大学マドラス校の共同研究チームは、直径8-15 µm(8 µm時に最大約62,000孔)、深さ約20 µmの垂直スルーホールを持つマイクロ流体デバイスを開発しました。最大毎分300万個の細胞処理能力(細胞濃度2×10⁶ cells/mL、流量1.5 mL/min条件下)を実現し、深層学習(Mask R‑CNN)による自動画像解析と組み合わせることで、細胞内送達と評価を同時に高速化するプラットフォームを実現しています。多様な細胞に分子を素早く細胞内まで届け、その結果を数千単位の細胞で即座に数値化できます。プレスリリース資料...
キーワード:動画像/深層学習/人工知能(AI)/マイクロ/マイクロ流体/一細胞/マイクロ流体デバイス/ラット
他の関係分野:情報学工学医歯薬学
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発表日:2025年8月28日
8
世界初、脳の細胞「外」カルシウム動態を"非標識"で可視化することに成功 新型CMOSカルシウムイメージセンサ誕生
山梨大学医学部薬理学講座 小泉修一教授及びパラジュリ ビージェイ特任助教と、豊橋技術科学大学次世代半導体・センサ科学研究所 澤田和明教授と土井英生特任助教の研究チームは、「CMOSカルシウムイメージセンサ」という新しいイメージングデバイスを開発し、非標識で、神経細胞やグリア細胞の活動に伴って生じる細胞外カルシウム(Ca2+o)のダイナミックな変化を可視化することに成功しました。カルシウムイオン(Ca2+)は、神経伝達物質やホルモンの放出、筋肉の収縮、遺伝子発現等、細胞の機能制御で不可欠な役割を担っています。これらCa...
キーワード:イオノフォア/CMOS/酸化膜/選択性/光プローブ/集積回路/半導体/機能制御/カルシウムイオン/可視化技術/NMDA/Ca2+/NMDA受容体/グリア細胞/脳科学/ホルモン/筋肉/神経伝達物質/カルシウム/グリア/プローブ/蛍光プローブ/受容体/神経細胞/脳疾患/薬理学/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月3日
9
実際より"明るく見える錯視"に敏感
〜統合失調症の人の視覚の特徴を発見〜
豊橋技術科学大学大学院工学研究科情報・知能工学系認知神経工学研究室と名古屋大学大学院医学系研究科総合保健学専攻星野研究室の研究グループは、統合失調症のある人は、一般の人と比べて「グレア錯視(glare illusion)」という錯視をより知覚しやすいことを明らかにしました。グレア錯視とは、周囲の明るさのグラデーションによって、中央の領域が実際よりも明るく見える錯視現象です。今回の発見は、統合失調症の人がどのように視覚情報を処理しているかを理解するための、一つの手がかりとなると考えられます。この研究の結果は、2025年5月19日付でSchizophrenia Research...
キーワード:視覚情報/神経工学/統合失調症
他の関係分野:情報学医歯薬学
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発表日:2025年6月20日
10
モデルシアノバクテリアにおける光合成アンテナ制御の仕組みを解明
-"不完全な制御"の発見とその生理的な意義-
シアノバクテリアSynechocystis sp. PCC 6803は初めて全ゲノムが解読された光合成生物であり、分子生物学研究において最も広く利用されています。全ゲノム情報から、Synechocystis sp. PCC 6803が光合成アンテナ複合体であるフィコビリソームを光の波長(光色)によって調節する可能性が示唆されていましたが、その実態は明らかでありませんでした。豊橋技術科学大学応用化学・生命工学専攻博士前期課程の久布白睦実氏(当時)、河合繁特任助教、浴俊彦教授、広瀬侑准教授らの研究グループは、Synechocystis sp. PCC 6803が青色から赤色光までの幅広い...
キーワード:アンテナ/バクテリア/シアノバクテリア/遠赤色光/光合成/環境適応/モデル生物/物質生産/ゲノム情報/ゲノム/分子生物学
他の関係分野:情報学数物系科学生物学医歯薬学
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発表日:2025年6月4日
11
ヒトと自律移動型ロボットの快適なすれ違い
~歩行時の腰の角度に着目した回避方向予測~
豊橋技術科学大学情報・知能工学系視覚認知情報学研究室と認知神経工学研究室の研究チームは、ヒトと自律移動型ロボットが正面からすれ違う場面において、ヒトが左右どちらに避ける傾向があるのかを調査しました。その結果、ヒトの回避方向が左右どちらかに偏る、といった特定の傾向は見られず、その回避方向には個人差があることがわかりました。そして、ヒト歩行中の腰の左右への角度に着目することで左右どちらに避けるかを予測しやすいことを発見しました。さらに、その腰の向きを検出して避ける機能をロボットに搭載し、ロボットの回避タイミングがすれ違い時の快適度に影響を与えるのかを調査しました。...
キーワード:情報学/ロボット/神経工学/イミン
他の関係分野:情報学工学医歯薬学
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発表日:2025年5月20日
12
脳神経活動から紐解く運動技能の習得速度
~運動開始直前の前頭野神経活動が運動学習習熟速度と関係~
豊橋技術科学大学 情報・知能工学系の上原 一将 准教授、情報・知能工学専攻博士前期課程の福田 裕也氏らの研究チームは、運動開始直前に前頭野正中部で観測される4-8Hzのシータ波(Frontal Midline Theta: FMT)のパワー変調が、運動技能の習得速度の個人差を説明する有力な神経指標である可能性を示しました。視覚と運動を統合する運動学習課題中の頭皮脳波を解析した結果、学習が早い被験者ほど、運動開始直前のFMTパワーが高値を示すことが分かりました。本研究成果は、将来的に、運動学習を必要とするリハビリテーションやスポーツトレーニング、楽器演奏技能向上などの身体教育分野におい...
キーワード:学習支援/神経活動/スポーツ/トレーニング/運動学習/リハビリ/リハビリテーション/脳波
他の関係分野:複合領域医歯薬学
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発表日:2025年5月14日
13
低粘度オイルで PDMS SlipChip を強化:安全な細胞研究と濃度勾配生成を可能に
豊橋技術科学大学の次世代半導体・センサ科学研究所 永井萌土教授、機械工学専攻 博士後期課程 Rafia Inaam氏らは、アルゼンチンのトランスレーショナル医学・生体医工学研究所(IMTIB)およびインド工科大学マドラス校と共同で、多機能マイクロ流体デバイス「PDMS SlipChip」の操作性と信頼性を向上しました。低粘度シリコーンオイルを使用し、PDMSの製造プロセスを調整し、SlipChipが細胞を用いた実験に対してより信頼性を高め、正確な濃度勾配の形成をより簡易にしました。この技術により、流路詰まりや細胞への毒性といった以前の問題が解決され、薬剤開発や高度な細胞研究を含む生物...
キーワード:PDMS/マイクロ/マイクロ流体/半導体/医工学/生体医工学/マイクロ流体デバイス
他の関係分野:工学医歯薬学