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研究分野:数物系科学 に関係する研究一覧:26件
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発表日:2026年5月7日
1
新規固体触媒で実現する革新的なCFRPリサイクル技術
― 低温・短時間で高品質炭素繊維を回収、持続可能な資源循環と高機能材料創製に貢献 ―
名古屋工業大学生命・応用化学類の白井孝教授、辛韵子特任准教授、後藤舞氏(研究当時:工学部生命・応用化学科)らの研究グループは、固体触媒を用いた炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の新規低温リサイクル技術を開発しました(図1)。本研究では、独自に開発した活性水酸アパタイトと多結晶白金ナノ粒子(*4)を固体触媒として用いることで、エポキシ樹脂のみを選択的に分解し、炭素繊維にダメージを与えることなく高品質で回収する技術開発に成功しました。本手法は、400℃以下・20分以内という低温・短時間条件下で進行し、有機溶媒を一切使用しない環境調和型プロセスである点に特徴があります。また、二段階の熱...
キーワード:再資源化/多結晶/環境調和/金ナノ粒子/グリーンケミストリー/樹脂/固体触媒/水酸アパタイト/アパタイト/持続可能/炭素繊維/エポキシ樹脂/リン酸カルシウム/材料設計/電池/燃料電池/CFRP/イオン交換/ナノメートル/ナノ粒子/プラスチック/マイクロ/マイクロ波/リサイクル/環境負荷/航空機/資源循環/自動車/繊維強化プラスチック/耐食性/炭素繊維強化プラスチック/熱分解/比表面積/複合材/複合材料/人工骨/機能材料/機能性/リン酸/結晶構造/マイクロ波加熱/スポーツ/カルシウム/クロマトグラフィー/抗菌剤/高速液体クロマトグラフィー
他の関係分野:環境学化学総合理工工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年4月16日
2
バイオマス原料から超耐熱性の生分解性ポリエステルの合成に成功
― DXを推進するモバイル端末機器のプリント基板などへの応用に期待 ―
名古屋工業大学工学専攻の横井佑音氏(博士前期課程1年)と生命・応用化学類の高須昭則教授は、バイオマス原料であるマンノースの脱水反応で得られるイソマンニドを出発原料に、ガラス転移点(Tg)(*2)176℃を有するポリエステルの合成に成功しました(図1)。本合成手法は、ヒドロキシル基とアルキン化合物のヒドロキシル―インクリック反応を活用しており、室温で3時間で合成できます(図2)。通常、ポリ乳酸を代表とする生分解性ポリエステルはTgが70℃程度であり、その使用範囲は大きく制限されてきました。近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)やモバイル端末の普及に伴い、電子機器用途に...
キーワード:アンテナ/モバイル/マイクロプラスチック/過冷却液体/ガラス転移/脱水反応/エステル/クリック反応/ポリエステル/酵素分解/高分子/生分解性プラスチック/耐熱性/立体選択的/樹脂/過冷却/生分解/顕微分光/超高速分光/非晶質/有機材料/活性汚泥/じん性/環境負荷低減/プラスチック/マイクロ/環境負荷/結晶化/自動車/生分解性/バイオマス/リパーゼ/アルコール/不均一性/アルキン/スマートフォン
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発表日:2026年4月14日
3
1粒子ごとの超高速分光で、光捕集アンテナの"見えない違い"を可視化
〜 不均一性で分解する新しい過渡吸収顕微分光法を開発 〜
光合成生物は太陽光を効率良く集めるために、ナノメートルサイズの分子システムを構築しています。そこでは多数の色素分子が協調して光を集め、すばやくエネルギーを運んでいます。この"光吸収"と"エネルギー輸送"を担うのが光捕集アンテナであり、複数の色素分子が精微に配列されることで機能を発現します。しかし、全く同じ分子集合体からできている光捕集アンテナでも、粒子ごとの構造は完全には同じではなく、それぞれで少しずつ異なります。さらに、熱的なゆらぎや環境の変化に伴い、構造は時間的にも変動しています。こうした違いは、光吸収後にフェムト秒からピコ秒の時間スケールで生じる超高速励起ダイナミクスに影響しますが、従...
キーワード:アンテナ/地球温暖化/パルス/太陽/分子集合体/光合成/光生物/太陽光/パルスレーザー/回折限界/エネルギー移動/顕微分光/光吸収/光励起/超高速分光/ダイナミクス/ナノメートル/ピコ秒/フェムト秒/フッ素/レーザー/励起子/分子システム/温暖化/SPECT/ゆらぎ/不均一性/共焦点顕微鏡/分子集合
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発表日:2026年4月8日
4
地球温暖化ガスを資源に変える
― HFCを高密度フッ素材料に変換する新技術 ―
高密度フッ素化アルコールとは、アルコールのα炭素上に高度にフッ素化されたアルキル基を有する化合物群であり、MRIの造影剤や不斉合成反応に使用するキラルリガンド(*1)などへの応用が期待されています。名古屋工業大学の岩﨑皓斗氏(共同ナノメディシン科学専攻3年)、服部雅史氏(同2年)と柴田哲男客員教授(生命・応用化学類)らの研究グループは、地球温暖化係数の高いハイドロフルオロカーボン(HFCs)から、高密度フッ素化アルコールの一種であるビス(ペルフルオロアルキル)カルビノールを合成する新手法を開発しました。本手法では、エアコンや冷蔵庫の冷媒として用いられるHFC-125(ペンタフルオロエタン、C...
キーワード:温室効果ガス/地球温暖化/水分子/対称性/非対称性/温室効果/エナンチオマー/キラル/反応場/不斉合成/有機合成化学/材料科学/樹脂/持続可能/環境負荷低減/カーボン/フッ素/環境負荷/廃棄物/温暖化/ナノメディシン/脳科学/アルコール/MRI/リガンド/合成化学/造影剤/配位子/分子変換/有機合成
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発表日:2026年4月3日
5
光で細胞内に水素イオンを送り込む仕組みを解明
~水分子の「リレー」が支える水素イオン移動と脳科学応用への期待~
名古屋工業大学工学専攻の伊藤侑真氏(博士後期課程1年)、生命・応用化学類の錦野達郎助教、神取秀樹特別教授、古谷祐詞准教授らは、欧州分子生物学研究所(EMBL)のKirill Kovalev博士との国際共同研究により、光を利用して細胞内に水素イオンを取り込む微生物ロドプシンの一種である「ゼノロドプシン」がはたらく仕組みを明らかにしました。通常、細菌は水素イオンを細胞外へ排出して、水素イオン濃度勾配を形成し、エネルギーを生み出しますが、ゼノロドプシンは逆に細胞内へ取り込む珍しい性質を持っています。本研究では、低温赤外分光法を用いて、タンパク質内部で水分子が鎖のようにつながり、「水素結合リレー」を...
キーワード:循環型社会/時間分解/水分子/赤外分光/細胞内小器官/時間分解能/赤外分光法/結合状態/選択性/イオン輸送/フッ素/分解能/オプトジェネティクス/微生物/SPECT/脳神経科学/脳科学/電気刺激/分子機構/光遺伝学/ロドプシン/神経科学/神経細胞/ツール開発/遺伝学/細菌/神経疾患/分子生物学
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発表日:2026年3月25日
6
次世代半導体エレクトロニクス共創研究センターを新設
~2センターを統合し、研究から社会実装・人材育成までを一体的に推進~
名古屋工業大学は、次世代半導体の研究から社会実装、人材育成までを一体的に推進するため、2026年4月1日に「次世代半導体エレクトロニクス共創研究センター」を新設します。本センターは、「極微デバイス次世代材料研究センター」と「窒化物半導体マルチビジネス創生センター」を統合して設立するもので、両センターが培ってきた研究実績と産学連携の知見を生かし、研究体制を一層強化します。体制は、「次世代材料・デバイス研究グループ」「システム開発・ビジネス共創グループ」「教育・人材育成グループ」の3グループで構成し、ワイドギャップ半導体や量子半導体などの先端材料研究を進めるとともに、企業との共同研究や...
キーワード:スマートグリッド/システム開発/産学官連携/産学連携/温室効果ガス/温室効果/ワイドギャップ半導体/GaN/光通信/窒化ガリウム/窒化物半導体/半導体材料/技術移転/持続可能/環境負荷低減/窒化物/アルミニウム/環境負荷/自動車/窒化アルミニウム/電気自動車/半導体
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発表日:2026年3月6日
7
固定化処理プラントで回収SF6ガスから高純度蛍石生成に成功
― 年間2トン処理・温室効果ガス削減を実現し実用化へ ―
住友電設株式会社(取締役社長:谷 信)と名古屋工業大学電気・機械工学類の安井晋示教授は共同で、名古屋工業大学内に回収SF6ガスから蛍石を生成する固定化処理を行うミニプラントを構築し、実験と検証を重ねてきました。その成果をもとに、高圧電力設備や特別高圧電力設備の電力遮断器内に使用される絶縁ガスであるSF6ガス及び不要となった回収SF6ガスを処理する大型プラントの設計・製作を行いました。現在も実用化に向けた研究を継続しています。今回の実験では、回収SF6ガスと水素ガスを混合させたガスを1,000~1...
キーワード:温室効果ガス/温室効果/樹脂/イオン結晶/半導体材料/カーボンニュートラル/フッ化カルシウム/カーボン/コーティング/フッ素/炭酸カルシウム/半導体/ナトリウム/光制御/水素ガス/分子機構/光遺伝学/カルシウム/ツール開発/遺伝学
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発表日:2026年2月26日
8
次世代光遺伝学を支える光駆動ナトリウムポンプの分子機構を解明
~脳神経研究に貢献する光制御ツール開発へ前進~
名古屋工業大学生命・応用化学類の古谷祐詞准教授らは、細胞内イオン環境に左右されにくい新たな神経抑制法として期待される光駆動ナトリウムポンプ「KR2」について、時間分解赤外分光法を用いて光反応に伴う分子の動きを振動として捉え、Na+輸送の分子構造変化を解明しました。光駆動ナトリウムポンプ「KR2」は、2013年に神取秀樹教授(現 特別教授)を中心とする研究グループが海洋性細菌から世界で初めて発見した、光を受けて細胞外へNa+をくみ出すタンパク質です。しかし、その詳細な分子機構は未解明でした。今回の研究では、Na...
キーワード:オープンアクセス/海洋/時間分解/分子構造/赤外分光/光反応/時間分解能/赤外分光法/選択性/カリウム/分解能/オプトジェネティクス/変異体/微生物/赤痢アメーバ/ナトリウム/光制御/電気刺激/分子機構/光遺伝学/ロドプシン/構造変化/神経細胞/創薬/脳機能/ツール開発/遺伝学/細菌/神経疾患/分子生物学
他の関係分野:情報学環境学化学総合理工工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年2月12日
9
接着する際に「界面に集まるアミン」の謎を解明
~強い接着のカギは酸塩基相互作用にあった~
千葉大学大学院工学研究院の宮前孝行教授と大学院融合理工学府博士前期課程2年の小堀薫平氏、名古屋工業大学物理工学類の尾形修司教授、神戸製鋼所の山本慎太郎氏、高橋佑輔博士らの研究チームは、アルミニウムと樹脂の接着性を改善する機能膜として用いられるシランカップリング剤による表面処理について、新たな接着の仕組みを明らかにしました。研究ではシランカップリング剤で処理した材料表面に存在する水酸基と、エポキシ接着剤に含まれるアミン系硬化剤との間に働く「酸と塩基の相互作用」注1)が、接着性を高める重要な要因であることを、明らかにしました。さらに、シランカップリング剤に含まれる...
キーワード:スーパーコンピュータ/情報基盤/スペクトル/ルイス酸/樹脂/アミン/アルミニウム/シミュレーション/航空機/自動車/第一原理/第一原理計算/表面処理/プロトン/カップリング/光遺伝学/遺伝学/細菌
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発表日:2026年2月3日
10
細菌の光情報伝達のトリガーを解明!
― 医療応用につながる光遺伝学ツールの開発へ前進 ―
名古屋工業大学工学専攻創造工学プログラムの坂本達哉氏(博士前期課程2年)、生命・応用化学類の錦野達郎助教、古谷祐詞准教授らの研究グループは、光感受性細菌の光センシングにおいて、最初の情報伝達に関わるセンサリーロドプシンIIの光誘起構造変化を、高感度赤外分光法により解明しました。センサリーロドプシンIIは、青色光を受容し、情報伝達タンパク質HtrIIを介して、細菌のべん毛の回転方向を制御します。光感受性細菌にとって不要かつ危険な青色光から逃避する、負の走光性に関わる光センサーです。HtrIIは、化学物質に対する誘因・忌避を示す走化性の受容体との類似性があり、べん毛の回転方向制御...
キーワード:オープンアクセス/化学物質/スペクトル/赤外線/赤外分光/吸収スペクトル/光受容/光受容タンパク質/青色光/赤外分光法/貴金属/光センシング/センサー/センシング/光センサー/微粒子/ホウ素/SPECT/光制御/光遺伝学/ラジカル/ロドプシン/構造変化/受容体/生体分子/膜タンパク質/遺伝学/細菌
他の関係分野:情報学環境学化学生物学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2026年1月9日
11
光とホウ素ラジカルで環境にやさしい新手法を開発
~切りにくい「炭素-シアノ結合」を室温下で開裂~
名古屋工業大学生命・応用化学類の安川直樹助教、中村修一教授、工学専攻生命・物質化学プログラムの岡田和佳氏(博士前期課程1年)、小幡航希氏(研究当時:博士前期課程)、工学専攻の吉田悠人氏(博士後期課程1年)、生命・応用化学類の高田主岳教授らの研究グループは、従来過酷な条件を必要としていた「脂肪族ニトリル化合物の脱シアノ化反応」の開発に成功し、これまでにない画期的な新規合成戦略・ホウ素ラジカルの活用法を提案しました。シアノ基(-CN)は強力な電子求引性を有するため、隣接炭素での脱プロトン化を伴う官能基化が容易です。従って、隣接炭素上の官能基化により炭素骨格を化学修飾した後、不要となった...
キーワード:光エネルギー/太陽/芳香環/触媒反応/電子移動/太陽光/酸化還元電位/遷移金属/可視光/活性種/発光ダイオード(LED)/光触媒/フッ素/環境負荷/酸化還元/水素化/ホウ素/炭化水素/プロトン/レドックス/ラジカル/官能基/有機合成
他の関係分野:環境学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年12月13日
12
二次元半導体ナノネットワーク構造の合成法開発に成功
~次世代の水素発生触媒の応用に期待~
学術研究院環境生命自然科学学域の鈴木弘朗研究准教授と名古屋工業大学物理工学類の平田海斗助教、名古屋大学大学院工学研究科・金沢大学ナノ生命科学研究所(WPI-NanoLSI)の高橋康史教授、名古屋大学大学院工学研究科の徳永智春准教授、慶応義塾大学理工学部物理学科の藤井瞬助教、福岡工業大学の三澤賢明准教授の研究グループは、原子レベルに薄い半導体材料(遷移金属ダイカルコゲナイド、TMDC:Transition Metal Dichalcogenide)と成長基板との間に形成されるナノスケール空間を用いて、TMDCのデンドライトと呼ばれるナノスケールのネットワーク構造の合成とその水素発生(HER:H...
キーワード:ビスマス/二次元物質/負熱膨張/反応場/カルコゲナイド/原子層/原子層物質/電気分解/ACT/貴金属/遷移金属/遷移金属ダイカルコゲナイド/層状物質/電子デバイス/半導体材料/STEM/水素発生/単結晶/光学特性/ナノスケール/ネットワーク構造/電気化学/熱膨張/半導体/光学顕微鏡/アミノ酸/官能基/非天然アミノ酸/不斉触媒
他の関係分野:化学総合理工工学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年11月30日
13
複数元素置換で鉄酸ビスマスに新しい機能を付与
―コンデンサと磁石の性質に加え、室温での負熱膨張を発現―
東京科学大学(Science Tokyo) 物質理工学院 材料系の畑山華野大学院生、三宅潤大学院生、総合研究院の東正樹教授、西久保匠特定助教(兼 神奈川県立産業技術総合研究所 常勤研究員)、重松圭助教、東京科学大学(Science Tokyo)物質理工学院 材料系の小野大樹大学院生(研究当時)、塩野裕介大学院生、若崎翔吾大学院生、総合研究院のLee Koomok(イ・クモク)日本学術振興会外国人特別研究員、Hena Das(ヘナ・ダス)特任准教授(兼 神奈川県立産業技術総合研究所 常勤研究員)、山本隆文特定教授(兼 京都大学大学院理学研究科教授)、名古屋工業大学の尾上智子派遣職員、物理工学類...
キーワード:自律システム/産学連携/ビスマス/磁気構造/電気分極/負熱膨張/誘電性/磁場/強誘電性/接合界面/イリジウム/前駆体/フェライト/ペロブスカイト/メモリ/強磁性/非晶質/ベンゼン/膨張材/スピン/フッ素/金属酸化物/酸化物/低消費電力/熱膨張/半導体/機能性/結晶構造/カルシウム/ルテニウム
他の関係分野:情報学複合領域総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年11月27日
14
「PFASフリー」次世代フッ素分子を創る新技術
― ベンゼン環を自在に組み替える高効率骨格編集反応 ―
名古屋工業大学の Chavakula Nagababu博士(研究当時:生命・応用化学類・研究員)、村松拓哉氏(生命・応用化学科・研究生)、Muhamad Zulfaqar Bacho氏(共同ナノメディシン科学専攻3年)、Wu Shiwei氏(工学専攻生命・物質化学プログラム2年)、落合世舟氏(同プログラム2年)、および柴田哲男教授(生命・応用化学類)らの研究グループは、スペイン・バレンシア大学の Jorge Escorihuela教授と共同で、PFAS(*1)に依存しない次世代フッ素官能基「超原子価硫黄フッ化物(ペンタフルオロスルファニル(SF₅)およびテトラフルオロスルファニル(SF₄)」...
キーワード:LAN/無線LAN/化学物質/テラヘルツ/環境調和/分子構造/芳香族/超原子/アルキル化/カップリング反応/芳香族化合物/有機分子/材料科学/テラヘルツ波/可視光/持続可能/ベンゼン/フッ素/界面活性剤/機能性材料/機能性/フェノール/OECD/ナノメディシン/経済政策/カップリング/発がん/スルホン酸/官能基/超原子価/分子設計/有機合成/誘導体
他の関係分野:情報学環境学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年11月23日
15
「テラヘルツ波による超大容量無線LAN」 の実現に必要な要素技術・統合技術を開発
~Beyond5G時代の新たな無線システムの構築~
テーマテラヘルツ波による超大容量無線LAN伝送技術の研究開発実施時期令和4年9月から令和8年3月まで課題ア:MIMO対応多素子アンテナモジュ...
キーワード:LAN/MIMO/電気通信/アンテナ/無線LAN/プロトコル/モジュール化/電波伝搬/情報通信/ワークショップ/テラヘルツ/ミセル/CMOS/テラヘルツ波/シリコン/ダイナミクス/周波数/集積回路
他の関係分野:情報学複合領域化学工学
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発表日:2025年11月8日
16
光で見る!一軸伸長流動するミセル構造のダイナミクス
― 全視野伸長レオ・オプティクス計測への挑戦 ―
液体の中には、流れると形を変える「複雑流体」と呼ばれるものがあります。こうした流体の性質を理解するには、流れの中で分子がどのように配向し、それがどんな応力を生み出しているのかを同時に調べることが重要です。界面活性剤水溶液は、濃度や塩の種類によってひも状やネットワーク状のミセル構造をつくり、その構造の違いが粘り気(レオロジー特性)を大きく変えます。これまでミセルの構造変化は主に「せん断流れ」の中で研究されてきましたが、「一軸伸長流動」のように流れが引き伸ばされる場では、空間的に流れが不均一になり、観察が難しいことが課題でした。また、流れによる光学的な変化(複屈折)と応...
キーワード:品質評価/最適化/水溶液/複雑流体/フィルム/ミセル/生分解性プラスチック/複屈折/樹脂/生分解/レンズ/せん断/計測技術/ダイナミクス/プラスチック/リサイクル/レオロジー/界面活性剤/屈折率/非接触/生分解性/評価法/血液/構造変化/スマートフォン
他の関係分野:情報学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年10月30日
17
κ オピオイド受容体バイアスドシグナリングに関与する 分子スイッチを同定
―複数の最先端技術を統合し、創薬戦略に資する構造情報を獲得―
本研究では、κオピオイド受容体(KOR)のバイアスドシグナリング機構を分子レベルで詳細に理解することを目的とし、構造生物学・分光学・薬理学・計算科学を融合した多角的解析を行いました。具体的には、クライオ電子顕微鏡単粒子解析(Cryo-EM SPA)により2種類の作動薬(ナルフラフィン、U-50,488H)結合型KOR-Giタンパク質複合体の高解像度構造を決定し、結合様式の違いを明らかにしました。さらに、全反射赤外分光法(ATR-FTIR)を用いて薬剤結合に伴う動的構造変化を検出し、薬理学的解析によりシグナル選択性に関与する4つのアミノ酸残基(K227、Y312、C286、H291)を同定しま...
キーワード:先端技術/環境変化/分子動力学シミュレーション/分光学/重水素/赤外分光/アミド/エステル/タンパク質複合体/電子線/赤外分光法/エバネッセント波/赤外光/選択性/分子振動/二次構造/3次元構造/シミュレーション/マルチスケール/極低温/水素化/電子顕微鏡/動力学/分子動力学/クライオ電子顕微鏡/シグナリング/アミノ酸/リガンド/構造生物学/構造変化/受容体/創薬/動的構造/副作用/薬理学/睡眠
他の関係分野:複合領域化学生物学総合理工工学医歯薬学
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発表日:2025年10月26日
18
2種類の触媒でアミドとエステルの位置選択的な重水素化を達成!
~創薬研究やマテリアル分野への応用に期待~
重水素は、「重水素化医薬品」をはじめ、創薬研究や有機合成化学などの分野で近年注目を集めています。これに伴い、さまざまな化合物に対して、直接的かつ位置選択的に重水素を導入する技術の開発が強く求められています。アミドやエステルは、天然物や医薬品に加え、ペプチドやポリマーといった高分子材料にも広く存在する基本的な構造単位です。しかし、これらのカルボニル化合物に含まれる水素原子は酸性度が極めて低いため、従来は重水素を導入する際に多量の試薬を用いた事前活性化工程が必要でした。本研究では、これらの課題を解決するため、ルイス酸(※2)の一種であるTIPSOTfと塩基(※3)の一種であるDABCO...
キーワード:原子核/陽子/安定同位体/中性子/同位体/付加体/重水素/分子構造/アミド/エステル/ルイス酸/機能性分子/高分子/触媒反応/有機合成化学/材料科学/カルボニル化/フッ素/ポリマー/界面活性剤/機能性材料/高分子材料/水素化/水素原子/機能性/プロトン/官能基/合成化学/創薬/分子設計/有機合成
他の関係分野:化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年10月26日
19
PFASに該当しないフッ素官能基の提案と合成
― 環境にやさしい農薬・界面活性剤への道を拓く ―
名古屋工業大学の岩﨑皓斗氏(共同ナノメディシン科学専攻2年)、Debarshi Saha氏(生命・応用化学類・研究員(当時))、柴田哲男教授(生命・応用化学類)の研究グループは、環境への影響が懸念されるPFAS(ペルフルオロアルキルおよびポリフルオロアルキル物質)(*1)に代わる新しいフッ素官能基「ジフルオロアセチルスルホキシミン」の合成に成功しました。この化合物はフッ素を含むにもかかわらず、OECD(経済協力開発機構)(*2)の定義するPFASには該当しない構造を有しており、環境安全性の面で優れています。さらに、従来広く用いられているトリフルオロアセチル型(-CF3)とは異...
キーワード:化学物質/地球温暖化/重水素/アミド/アルキル化/イオン液体/エステル/共重合/耐熱性/材料科学/樹脂/アミン/バイオデバイス/持続可能/健康リスク/カーボン/オゾン/コーティング/フッ素/ポリマー/リスク評価/界面活性剤/開発途上国/環境負荷/機能性材料/水素化/水素原子/半導体/エチレン/機能性/環境保全/経済成長/生態系/土壌/有機酸/温暖化/OECD/ナノメディシン/発がん/オレフィン/スルホン酸/官能基/創薬/膜タンパク質
他の関係分野:環境学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年10月23日
20
水和イオン液体"で膜タンパク質の構造と機能を長期安定化 ―創薬・バイオデバイス開発に新たな道を切り拓く革新技術を発表
東京薬科大学薬学部の藤田恭子講師、名古屋工業大学生命・応用化学類の古谷祐詞准教授、大阪大学大学院工学研究科の溝端栄一講師らの共同研究チームは、膜タンパク質を「水和イオン液体(Hydrated Ionic Liquids)」に直接溶解させ、これまで困難とされてきた構造保持と機能維持を両立させる新技術の開発に成功しました。膜タンパク質は、約6割の医薬品のターゲットとなる重要分子ですが、その不安定性が研究開発の大きな障壁となってきました。本技術は、創薬や次世代バイオセンサー開発を大きく前進させる可能性を秘めています。本研究成果は、国際学術誌『International Journal o...
キーワード:誤り訂正/誤り訂正符号/ゲーム/衛星/イオン液体/バイオデバイス/光通信/熱安定性/センサー/バイオセンサー/プロトン/細胞膜/ゆらぎ/創薬/膜タンパク質
他の関係分野:情報学化学工学医歯薬学
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発表日:2025年10月23日
21
地上-衛星間光通信における大気ゆらぎの影響を克服する次世代誤り訂正符号の伝送に世界で初めて成功
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT(エヌアイシーティー)、理事長: 徳田 英幸)と国立大学法人名古屋工業大学(名工大、学長: 小畑 誠)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で、大気ゆらぎ*1の地上-衛星間光通信への影響を克服するための次世代誤り訂正符号*2の実証実験に世界で初めて成功しました。地上-衛星間光通信回線において大気ゆらぎがフェージング*1を引き起こし、誤りデータを連続して発生させていることが明らかに...
キーワード:LDPC符号/スループット/フェージング/移動通信/誤り訂正/通信品質/連接符号/誤り訂正符号/情報量/アルゴリズム/電波伝搬/符号化/並列処理/情報通信/衛星/イオン液体/樹脂/ハイブリッド材料/バイオデバイス/光通信/フッ素/屈折率/実証実験/周波数/ゆらぎ/創薬/膜タンパク質
他の関係分野:情報学複合領域化学工学医歯薬学
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発表日:2025年10月2日
22
代替フロンの完全ケミカルリサイクル技術
― 蛍石に依存しない次世代フッ素化合物製造法 ―
有機フッ素化合物は、冷媒、医薬品、農薬、液晶材料、テフロン製品など幅広い分野で利用され、私たちの暮らしを豊かに支えています。しかし、その製造には蛍石(*1)を原料とするフッ化水素(HF)が不可欠であり、採掘に伴うエネルギー消費や二酸化炭素の排出、そして将来的な蛍石資源枯渇が国際的な課題となっています。このため、既存フッ素資源を循環利用する「ケミカルリサイクル技術」(*2)の開発が強く望まれています。名古屋工業大学の岩﨑皓斗氏(共同ナノメディシン科学専攻2年)、趙正宇助教(生命・応用化学類)、南谷俊介氏(生命・応用化学科4年)、柴田哲男教授(生命・応用化学類)らの研究グループは、代替...
キーワード:消費行動/環境汚染/リユース/再資源化/循環型社会/気候変動/液晶/材料科学/アミン/ケミカルリサイクル/省資源/エネルギー消費/持続可能/フッ化カルシウム/持続可能な開発/カーボン/オゾン/カリウム/フッ素/ライフサイクル/リサイクル/環境問題/二酸化炭素/廃棄物/温暖化/ナノメディシン/カルシウム
他の関係分野:情報学環境学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年9月24日
23
フッ素化合物を持続可能な資源へ
― C-F結合を切断し、スチレンを二官能基化する新技術 ―
炭素―フッ素(C-F)結合は、炭素がつくる化学結合の中で最も強固であり、有機フッ素化合物はその高い安定性を活かして、現代社会の幅広い分野で利用されています。しかし、この安定性は同時に「分解されにくい」という特徴をもち、環境問題の一因ともなっています。とりわけPFAS(*1)は、その代表例として広く知られています。名古屋工業大学の趙正宇助教(生命・応用化学類)、周軍特任助教(研究当時:生命・応用化学類)、落合世舟氏(工学専攻生命・物質化学プログラム2年)、井川創太氏(研究当時:工学専攻生命・応用化学系プログラム2年)、柴田哲男教授(生命・応用化学類)らの研究グループは、有機フッ...
キーワード:ハロゲン/芳香族/エラストマー/ケイ素/アミド/カップリング反応/クロスカップリング反応/スチレン/ホスフィン/機能性分子/触媒反応/遷移金属触媒/天然物合成/反応機構/芳香族炭化水素/有機ケイ素化合物/結合活性化/材料科学/アミン/カルボニル化/カルボン酸/メカノケミカル/遷移金属/可視光/活性種/金属触媒/選択性/持続可能/電子状態/フッ素/プラスチック/環境負荷/環境問題/機能性材料/構造設計/資源循環/持続可能性/生物活性/機能材料/ペプチド合成/ホウ素/機能性/アルケン/炭化水素/OECD/ナトリウム/反応時間/カップリング/クロスカップリング/ケトン/スクリーニング/ラット/医薬品合成/化学選択性/官能基/創薬/配位子/分子変換/有機合成/誘導体
他の関係分野:化学総合理工工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年9月24日
24
可視光で切り開く新しいホウ素化学
~アミンボラン錯体の合成とクロスカップリング反応への応用による持続可能な有機合成技術の開拓~
名古屋工業大学生命・応用化学類の安川直樹助教、中村修一教授らの研究グループは、アーヘン工科大学のDaniele Leonori教授と共同で、これまで過酷な反応条件を要していた「ポリフルオロアレーン類のC-F結合ホウ素化反応」と比較的困難であった「ポリフルオロアリールホウ素化合物の鈴木・宮浦クロスカップリング反応」の開発に成功し、画期的な新規合成戦略を提案しました。炭素-炭素(C-C)結合は、天然物や医薬品などの機能性材料を構築する上で最も基本的な結合であり、その効率的な合成法の開発は有機合成化学の基盤技術です。特に、パラジウム触媒を用いて有機ハロゲン化合物と有機ホウ素化合物を結合さ...
キーワード:光エネルギー/ハロゲン/アリール化/カップリング反応/クロスカップリング反応/スチレン/高分子/遷移金属触媒/反応機構/有機ホウ素化合物/有機合成化学/有機金属/アミン/カルボン酸/遷移金属/前駆体/全固体電池/DFT/可視光/金属触媒/持続可能/光触媒/電池/フッ素/機能性材料/高分子材料/密度汎関数理論/ホウ素/機能性/レドックス/カップリング/クロスカップリング/パラジウム/パラジウム触媒/ラジカル/ラット/官能基/合成化学/創薬/分子設計/分子変換/有機合成
他の関係分野:環境学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年9月24日
25
塩化物電極のレドックス準位設計により 鉄系全固体電池で世界最高水準の性能を達成
~塩素を活用した新しい電極設計指針を提示~
名古屋工業大学生命・応用化学類の谷端直人助教らの研究グループは、次世代の高性能電池である全固体電池の開発に向け、従来主流の酸化物ではなく塩化物電極に焦点を当てました。塩化物は高電圧で作動できる利点がある一方、過充電によって塩素ガスが発生する(塩素脱離)という課題を抱えていました。本研究では、3d遷移金属塩化物の電子状態を整理し、作動電位と塩素脱離の関係を説明できる「レドックス準位モデル」を構築しました。さらに、鉄塩化物(Li₂FeCl₄)の一部の塩素を酸素に置換することで、レドックス準位をチューニングし、塩素脱離を抑えながら容量を増加させることに成功しました (図1)。その結...
キーワード:再生可能エネルギー/高エネルギー/アニオン/カップリング反応/クロスカップリング反応/酸化還元反応/アミン/リチウムイオン電池/遷移金属/全固体電池/可視光/高電圧/持続可能/還元反応/固体化学/固体電解質/電子状態/電池/リチウム/酸化還元/酸化物/自動車/電解質/電気自動車/ホウ素/レドックス/カップリング/クロスカップリング/有機合成/スマートフォン
他の関係分野:環境学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年3月17日
26
アセチルコリン受容体活性化の鍵を発見
~次世代薬剤設計の可能性を拡げるGPCRメカニズム解明の新たな一歩~
名古屋工業大学 大学院工学研究科工学専攻生命・応用化学系プログラムの杉浦勇也氏(研究当時)、生命・応用化学類の片山耕大准教授、神取秀樹特別教授、柴田哲男教授、住井裕司准教授、関西医科大学医学部医化学講座の清水(小林)拓也教授、寿野良二准教授、東北大学大学院薬学研究科の井上飛鳥教授、生田達也助教、京都大学大学院医学研究科の岩田想教授らのグループは、振動分光法(注5)を用いて、心拍数の調節に関与するムスカリン性アセチルコリン受容体(M2R)が内因性アゴニスト(注6...
キーワード:最適化/情報学/心拍数/産学官連携/産学連携/スペクトル解析/解析学/X線自由電子レーザー/時間分解/自由電子レーザー/水素結合ネットワーク/水分子/同位体/スペクトル/振動分光/赤外分光/結晶構造解析/時間分解能/中赤外/赤外分光法/原子分解能/赤外光/選択性/分子振動/シミュレーション/ダイナミクス/レーザー/振動モード/電子顕微鏡/動力学/分解能/分子動力学/組み換え/生体内/細胞応答/アゴニスト/結晶構造/構造決定/変異体/技術革新/MDシミュレーション/クライオ電子顕微鏡/機能解析/細胞膜/シグナリング/ホルモン/感覚器/心臓/神経伝達物質/GPCR/Gタンパク質/Gタンパク質共役型受容体/アセチルコリン/アミノ酸/アルツハイマー病/パーキンソン病/ヘリックス/リガンド/構造変化/受容体/神経変性/神経変性疾患/生体分子/創薬/動的構造/膜タンパク質/誘導体/立体構造/認知症
他の関係分野:情報学複合領域化学生物学総合理工工学総合生物農学医歯薬学
名古屋工業大学 研究シーズ