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研究分野:医歯薬学 に関係する研究一覧:68件
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発表日:2026年5月28日 この記事は2026年6月11日号以降に掲載されます。
1
糖尿病患者に多いデュピュイトラン拘縮の新たな線維化メカニズムを解明
S100A4-TLR4-TGF-β経路を標的とした治療開発に期待
この記事は2026年6月11日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月27日 この記事は2026年6月10日号以降に掲載されます。
2
免疫制御タンパク質の多量化機構を解明
タンパク質が集まることがシグナルとなる
この記事は2026年6月10日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月27日 この記事は2026年6月10日号以降に掲載されます。
3
日本人の僧帽弁輪石灰化に伴う僧帽弁狭窄症の長期予後を解明
5年生存率57%、非心臓死が主要因であることを多施設共同研究で初めて明らかに
この記事は2026年6月10日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月25日 この記事は2026年6月8日号以降に掲載されます。
4
酵母はなぜ自ら作ったエタノールで死なないのか?
特定の膜脂質がエタノール耐性獲得のカギであることを解明
この記事は2026年6月8日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年4月30日
5
メタノールを効率よくエネルギー変換する酵素の立体構造を解明
カーボンニュートラル社会の実現に向けて、メタノールの効率的な資源化が注目されています。本研究では、より効率的なメタノール利用の鍵を探るため、メタノールで成長する酵母Ogataea methanolica注1) におけるアルコールオキシダーゼ(AOD)注2)という酵素に着目し、その構造と機能の違いをクライオ電子顕微鏡注3)を用いて明らかにしました。AODには複数の種類があり、細胞のエネルギー代謝の出発点となる、メタノールをホルムアルデヒドへと変換する反応においては、それぞれ異なる働きをすることで円滑なメタノール代...
キーワード:物質科学/放射光/高分子/電子伝達/カーボンニュートラル/ホルムアルデヒド/カーボン/結晶化/電子顕微鏡/エネルギー変換/メタノール/酵素活性/アルデヒド/微生物/クライオ電子顕微鏡/アルコール/分子機構/アミノ酸/エネルギー代謝/生体高分子/立体構造
他の関係分野:数物系科学化学生物学工学農学
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発表日:2026年4月23日
6
馬の呼吸器感染症から新種の細菌を発見
岐阜大学出身研究者の名を冠した「Prevotella mikamonis」を提唱
岐阜大学 糖鎖生命コア研究所 糖鎖分子科学研究センター(兼 高等研究院 微生物遺伝資源保存センター)の林 将大准教授らの研究グループは、JRA競走馬総合研究所、帝塚山大学、国立健康危機管理研究機構 国立感染症研究所および高知大学との共同研究で、日本国内における馬の臨床検体から分離された未知の偏性嫌気性細菌(*1)について詳細な解析を行い、細菌種「Prevotella mikamonis (プレボテラ・ミカモニス)」を新たに発見しました。 本研究では、日本国内において馬の呼吸器感染症検体から分離された嫌気性グラム陰性桿菌5株について、形態や生化学...
キーワード:危機管理/TOF/塩基配列/質量分析/分解能/微生物学/RNAポリメラーゼ/rRNA/ゲノム配列/16S rRNA/土壌/遺伝資源/微生物/遺伝子解析/ゲノム解析/臨床検査/脂肪酸/ゲノム/遺伝子/医師/感染症/細菌/全ゲノム解析
他の関係分野:複合領域数物系科学生物学総合理工工学農学
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発表日:2026年4月20日
7
高血糖時に膵β細胞を増やす分子スイッチを発見
糖尿病で失われる膵β細胞量回復へつながる新たな治療標的 ダイアベティス(糖尿病)の発症予防や進行抑制には、インスリンを分泌する膵β細胞の量を維持・回復することが重要です。しかし、成人では膵β細胞の再生能力は限られており、その増殖を制御する分子機構の全容は未だ明らかではありません。 今回、岐阜大学、関西電力医学研究所、藤田医科大学、京都大学の共同研究グループは、グルコースに応答して活性化する転写因子 ChREBP(Carbohydrate Responsive Element Binding Protein)*1 に着目しました。膵β細胞特異的...
キーワード:グルコース/抵抗性/脂肪酸合成/β細胞/遺伝子発現解析/脂肪組織/治療標的/発現解析/膵臓/解糖系/高脂肪食/代謝産物/分子機構/RNA/インスリン/マウス/細胞増殖/脂肪酸/転写因子/インスリン抵抗性/ストレス/遺伝子/遺伝子発現/脂質/脂質代謝/糖代謝/糖尿病/妊娠
他の関係分野:生物学農学
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発表日:2026年4月14日
8
日本における自己免疫性小脳失調症の全国実態調査を実施
早期治療が症状改善につながる可能性を示唆 北海道大学大学院医学研究院の藤井信太朗特任助教、矢口裕章准教授、工藤彰彦特任助教、矢部一郎教授らの研究グループは、福井県立大学の米田誠教授、新潟大学の田中惠子非常勤講師、岐阜大学大学院医学系研究科の木村暁夫准教授と下畑享良教授、国立精神・神経医療研究センター病院の髙橋祐二特命副院長と国立精神・神経医療研究センター水澤英洋理事長特任補佐・名誉理事長との共同研究において、Japan Consortium of autoimmune cerebellar ataxia (JAC-ACA) groupとして自己免疫性小脳失調症*1...
キーワード:人工知能(AI)/運動失調/小脳/神経内科学/早期診断/歯学/免疫治療/モデル動物/自己免疫/免疫学/疫学/看護/看護学/抗体
他の関係分野:情報学総合生物
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発表日:2026年4月6日
9
ストレスで排便が起こる脳回路を解明
視床下部から大腸へ至る経路がストレス性の排便を起こすことを発見
岐阜大学大学院共同獣医学研究科の志水 泰武 教授、湯木 夏扶 大学院生(日本学術振興会特別研究員 DC1)らの研究グループは、心理的ストレスによって排便が促進される仕組みについて、ストレス中枢から大腸を結ぶ神経伝達路が重要な役割を果たすことを発見しました。 これまで、ストレスが排便異常を引き起こすことは知られていましたが、脳のストレス信号がどの経路を通って大腸に伝わるのかは十分に分かっていませんでした。本研究では、ラットを使った実験によって、ストレス中枢として知られる視床下部室傍核(PVH)や視床下部背内側核(DMH)※1と呼ばれる脳領域から、脳の排便制御領域で...
キーワード:ストレス反応/神経系/自律神経系/機能性/自律神経機能/獣医学/消化管/視床/視床下部/神経機能/内視鏡/末梢神経/過敏性腸症候群/交感神経/体温調節/大腸/脳腸相関/副交感神経/病態解明/ストレス応答/セロトニン/ラット/神経回路/神経細胞/内分泌/脳機能/ストレス/遺伝子/自律神経/心理的ストレス
他の関係分野:生物学工学農学
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発表日:2026年3月28日
10
協調運動の発達にはアミノ酸シグナルが重要!
「運動ニューロン疾患に対する新規治療法の確立」へ
岐阜薬科大学薬理学研究室の貞盛耕生 大学院生/SPRINGスカラシップ研究学生、岐阜薬科大学薬理学研究室・岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科・岐阜大学高等研究院One Medicineトランスレーショナルリサーチセンター(COMIT)の檜井栄一教授、名古屋大学大学院医学系研究科神経内科学の勝野雅央教授らの研究グループは、金沢医科大学の石垣靖人教授らとの共同研究により、アミノ酸シグナルが"新生児期の協調運動の発達"に重要な役割を担っていることを発見しました。 栄養素の一つであるアミノ酸は、タンパク質合成の材料としての受動的な働きだけではなく、シグナル伝達分子として能動的に働いています...
キーワード:タンパク質合成/神経系/接合部/神経筋接合部/診断法/細胞膜/新規治療法/神経内科学/ニューロン/中枢神経/運動機能/協調運動/骨格筋/中枢神経系/日常生活/認知機能障害/モデルマウス/アミノ酸/マウス/運動ニューロン/自閉症/神経細胞/創薬/薬理学/トランスレーショナルリサーチ/遺伝子/医療情報/新生児/神経疾患/認知機能
他の関係分野:生物学工学総合生物
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発表日:2026年3月26日
11
メダカの排卵のタイミングは環境で変わる
実験室と野外の比較で見えた繁殖リズム
本学教育学部の古屋 康則教授は大阪公立大学大学院理学研究科の研究チームと共同で、実験室環境と屋外に水槽を設置した野外に近い環境におけるメダカの排卵のタイミングを比較し、各環境において4日間で144匹のメスを調べた結果、野外に近い環境のメダカは、実験室より約3.5時間早く排卵していることが分かりました。 本研究成果は、2026年3月4日に総合科学の国際学術誌「Royal Society Open Science」にオンライン掲載されました。...
キーワード:TEMPO/排卵/卵巣/イミン
他の関係分野:農学
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発表日:2026年3月17日
12
量子超核偏極(DNP)MRIを用いた心不全の早期診断法
心不全の早期治療介入として期待
東海国立大学機構 岐阜大学大学院医学系研究科 放射線医学分野の松尾政之教授、Abdelazim Elhelaly講師、同大医学研究科腫瘍病理学分野の原明教授、富田弘之准教授(COMIT、創発研究者)、市橋昂樹大学院生、同大医学研究科薬理病態学分野の兵藤文紀教授(COMIT、創発研究者)らの研究グループは、量子超核偏極MRI(in vivo DNP-MRI※1)を用い、ドキソルビシン※2投与心不全モデルマウスにおいて、心不全の原因の一つとされる活性酸素(ROS)※3に伴うレドックス状態の変化を、心機能低下や組織変化が現れる前の"超早期"の検出に成功しました。本成果は、心不全の早期発見や早期治...
キーワード:位置情報/毒性評価/磁気共鳴/水分子/筋細胞/核スピン/電子線/スピン/水素原子/電子顕微鏡/光学顕微鏡/生体内/診断法/形態変化/磁気共鳴画像/心不全 Heart Failure/新規治療法/ROS/レドックス/冠動脈/心筋/心筋細胞/早期診断/病理/病理学/心機能/心臓/モデルマウス/解剖学/MRI/ドキソルビシン/プローブ/マウス/ミトコンドリア/活性酸素/造影剤/副作用/バイオマーカー/抗がん剤/高齢化/早期発見/放射線
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学生物学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2026年3月17日
13
加齢による肝機能低下の新たな仕組みを解明
NMNが肝臓の修復細胞の老化を抑えることを発見
岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科の遠藤 智史 准教授らの研究グループは、岐阜薬科大学の五十里 彰 教授・吉野 雄太 講師・坂 智文 大学院生(日本学術振興会 特別研究員DC1)、名古屋市立大学の中川 秀彦 教授・川口 充康 准教授、アピ株式会社との共同研究で、肝臓の修復に不可欠な「肝星細胞」※1の機能維持におけるβ-ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)※2の有効性を明らかにしました。 肝星細胞が老化すると、正常な修復機能が失われるだけでなく、炎症因子の放出や過剰な脂質蓄積を引き起こし、肝線維化や肝がんへと進行するリスクが高まります。...
キーワード:アミド/アルデヒド/ビタミン/肝線維化/DNA修復/NMN/SIRT1/エイジング/肝がん/肝再生/細胞毒性/細胞老化/エネルギー代謝/ビタミンA/創薬/代謝酵素/サーチュイン/ストレス/遺伝子/医療情報/加齢/酸化ストレス/脂質/脂質代謝/線維化/老化
他の関係分野:化学農学
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発表日:2026年3月3日
14
糖鎖合成酵素B4GALNT3のレクチンドメインを発見
LDN糖鎖合成の新しい調節の仕組み
岐阜大学糖鎖生命コア研究所の木塚 康彦教授、所 裕子研究支援員らの研究グループは、産業技術総合研究所、ミシシッピ大学、千葉大学との共同研究で、骨の形成やホルモンの血中濃度調節などに関わる糖鎖を作る酵素B4GALNT3の新たな反応調節の仕組みを解明しました。 タンパク質に付く糖鎖1)には膨大な種類が存在し、これら糖鎖は様々な生命現象や疾患において重要な役割を担っています。これら糖鎖は、細胞の中で様々な糖転移酵素2)(糖鎖合成酵素)の働きによって作られます。これまで、約180種類のヒトの糖転移酵素はほとんど全てが同定されましたが、これら酵素の働...
キーワード:グルコース/ゴルジ体/デンプン/糖転移酵素/ホルモン/レクチン/抗体/脂質
他の関係分野:生物学農学
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発表日:2026年2月27日
15
量子センシング技術を活用した生体内における複数のアミノペプチダーゼ活性の同時検出
東京大学大学院工学系研究科の谷田部 浩行 助教、齋藤 雄太朗 助教、山東 信介 教授、量子科学技術研究開発機構(QST)の齋藤 圭太 主任技術員、小池 歩 研究員、高草木 洋一 グループリーダー、岐阜大学のAbdelazim Elsayed Elhelaly特任講師、兵藤 文紀 教授、松尾 政之 教授、大阪大学量子情報・量子生命研究センターの水上 渉 教授、東京大学先端科学技術研究センターの菅谷 麻希 博士研究員、大澤 毅 准教授、米国国立衛生研究所の山本 和俊 上級研究員、Murali Cherukuri Krishna主任研究員らの研究グループは、生体内で同時に複数の酵素活性を計測可能な超...
キーワード:最適化/高磁場/磁気共鳴/量子化/量子情報/安定同位体/同位体/スペクトル/磁場/分子構造/量子化学/量子化学計算/核スピン/量子センシング/計測技術/スピン/センシング/マイクロ/マイクロ波/極低温/周波数/ガラス状態/生体内/分子プローブ/酵素活性/酵素反応/寿命/代謝産物/モデルマウス/画像診断/MRI/アンジオテンシン/プローブ/マウス/ラジカル/核磁気共鳴/核磁気共鳴法/血管新生/分子設計/抗がん剤/非侵襲
他の関係分野:情報学数物系科学化学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2026年2月25日
16
妊娠に必須であるマクロファージを同定
制御性T細胞(Treg)の集積を導く免疫寛容機構を解明
岐阜大学応用生物科学部獣医外科学・One Medicineトランスレーショナルリサーチセンターの宮脇 慎吾 准教授、名古屋大学大学院医学系研究科人間拡張・手の外科学の大木 拓究人 特任助教、平田 仁 特任教授、公益財団法人実中研の末松 誠 所長らの研究グループは、Tregを子宮内膜へ集積させるCD169(*1)陽性マクロファージ(*2)を新たに発見し、妊孕性に必須であることを明らかにしました。妊娠の成立には、受精卵が子宮内膜に受け入れられる過程である「着床」が不可欠です。子宮内膜は着床の際に、本来であれば排除され得る「異物」である受精卵を受け入れるた...
キーワード:人間拡張/因果関係/マイクロ/生体内/実験動物/病原体/炎症反応/子宮/子宮内膜/治療標的/受精/受精卵/着床/動物モデル/免疫染色/胎児/RNA/T細胞/ケモカイン/シグナル分子/ファージ/マウス/マクロファージ/細胞死/自己免疫/自己免疫疾患/制御性T細胞/免疫学/免疫寛容/免疫細胞/トランスレーショナルリサーチ/遺伝子/遺伝子発現/疫学/妊娠
他の関係分野:情報学数物系科学工学総合生物
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発表日:2026年2月24日
17
前がん病変の遺伝子発現が肝発がんのリスクを予測
理化学研究所(理研)生命医科学研究センター細胞機能変換技術研究チームの秦咸陽上級研究員、鈴木治和チームディレクター、千葉県がんセンター研究所の筆宝義隆研究所長、同進化腫瘍学研究室の末永雄介室長、岐阜大学大学院医学研究科消化器内科学の清水雅仁教授、同腫瘍病理学の富田弘之准教授、同大学医学部附属病院第一内科の白上洋平講師、東京慈恵会医科大学臨床検査医学講座の古谷裕准教授らの共同研究グループは、MYCNタンパク質[1](以下、MYCN)が肝発がん(原発性肝がん)を促進する機能を証明し、肝発がんリスクを予測するためのMYCN遺伝子[1]発現...
キーワード:位置情報/機械学習/肝発がん/がん遺伝子/ニッチ/肝がん/腫瘍学/前がん病変/微小環境/病理/病理学/日常生活/臨床検査/モデルマウス/発がん/がん幹細胞/トランスクリプトーム/マウス/幹細胞/腫瘍形成/転写因子/がん患者/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:情報学
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発表日:2026年2月17日
18
ダイアベティス(糖尿病)治療薬DPP-4阻害薬の"真の主役"はGIPだった!?
肥満マウスで明らかになった新たな作用メカニズム
DPP-4阻害薬*1は、食事をとったときに腸から分泌される「インクレチン*2」と呼ばれるホルモンの働きを高め、血糖値を下げる効果のある薬であり、 ダイアベティス(糖尿病)の治療では広く使用されています。インクレチンには GIP(Glucose-dependent insulinotropic polypeptide)と GLP-1(Glucagon-like peptide-1)の2種類がありますが、これまでは主にGLP-1に注目した研究が行われてきました。そのため、DPP-4阻害薬の効果において、GIPがどのような役割を果たしているのかは十分に分か...
キーワード:β細胞/インスリン分泌/肥満症/ホルモン/高脂肪食/性ホルモン/アンドロゲン/インスリン/マウス/受容体/糖尿病
他の関係分野:
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発表日:2026年2月14日
19
難治性乳がんの治療を目指す新たな候補化合物を創出
男性ホルモン合成酵素を強力に阻害する「WH23」を創製
岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科の遠藤 智史 准教授、工藤 優大 博士研究員(日本学術振興会 特別研究員PD)らの研究グループは、岐阜薬科大学の五十里 彰 教授・吉野 雄太 講師・宮本 悠凛 学部生、坂 智文 大学院生(日本学術振興会 特別研究員DC1)、富山大学の豊岡 尚樹 教授・岡田 卓哉 准教授、北里大学の田中 信忠 教授、キングファイサル大学のMahmoud Kandeel 教授との共同研究で、トリプルネガティブ乳がん(TNBC)の中でも治療が困難とされるルミナル・アンドロゲン受容体(LAR)陽性サブタイプに対する新規治療薬候補化合物WH23を開発しました。 本研究は、乳...
キーワード:アンドロゲン受容体/ホルモン/性ホルモン/PI3K/AKT/アポトーシス/アンドロゲン/がん細胞/細胞死/受容体/阻害剤/創薬/創薬化学/代謝酵素/医療情報/個別化医療/乳がん/薬剤耐性
他の関係分野:
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発表日:2026年2月12日
20
早朝食欲促進による高齢フレイル改善法を発見
漢方薬による高齢マウスの活動開始期の摂食促進と心身機能回復
岐阜大学大学院医学系研究科 糖尿病・内分泌代謝内科学 招へい教授/関西電力医学研究所 統合生理学研究センター長の矢田俊彦らの研究グループは、マウス実験により高齢者の食欲不振とフレイルの改善につながる方法を発見しました。 高齢者が身体的、精神的、社会的に能力を失っていく「フレイル」は、現代の高齢化社会において深刻な課題です。フレイルと老化に対する対策は強く求められているものの、現時点では確立されていません。フレイルを有する高齢者は、しばしば食欲減退と栄養不足が見られるため、摂食行動への効果的な介入が必要です。本研究は、漢方薬で知られる「人参養栄湯※1」が、投与タイ...
キーワード:高齢化社会/食行動/摂食行動/イミン/マウス/漢方薬/内分泌/ストレス/フレイル/高齢化/高齢者/生理学/糖尿病/認知機能/老化
他の関係分野:複合領域農学
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発表日:2026年2月9日
21
卵巣癌の急速な腹膜播種形成のメカニズムを発見!
名古屋大学大学院医学系研究科産婦人科学の宇野枢かなめ 客員研究者(元:大学院生/名古屋大学・ルンド大学国際連携総合医学専攻Joint-Degree Program、現:ルンド大学post-doctoral fellow)、同大学医学部附属病院産科婦人科の吉原 雅人 病院講師、同大学大学院医学系研究科産婦人科学の梶山 広明 教授、腫瘍病理学の榎本 篤 教授、岐阜大学大学院医学系研究科腫瘍病理学の富田 弘之 准教授らの研究グループは、ルンド大学Division of Translational Cancer Research、トヨタ記念病院との共同研究で...
キーワード:構造形成/一細胞/抵抗性/マウスモデル/遺伝子解析/浸潤/増殖因子/病理/病理学/腹膜播種/卵管/卵巣/TGF-β/TGF-β1/悪性腫瘍/間葉系細胞/RNA/スフェロイド/マウス/上皮細胞/遺伝学/遺伝子/遺伝子発現/早期発見
他の関係分野:化学総合生物農学
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発表日:2026年2月4日
22
低分子コアセルベートの内部構造を分子レベルで解明
岐阜大学高等研究院 東 小百合特任助教、自然科学技術研究科修士課程2年生の藤本 竜太郎さん、工学部化学・生命工学科 池田 将教授らの研究グループは、低分子化合物からなる新たな刺激応答性コアセルベート注1を開発し、同大学糖鎖生命コア研究所 (iGCORE) の廣澤 幸一朗特任助教、鈴木 健一教授、名古屋大学大学院 情報学研究科 金丸 恒大博士、吉田 紀生教授と共同で、1分子イメージング技術および分子動力学シミュレーションを駆使し、コアセルベート形成分子の僅かな化学構造の違いが構造体表層と内部の不均一性を生むことを分子レベルで解明しました。 本成果は、低分子化合物を...
キーワード:情報学/分子動力学シミュレーション/相分離/内部構造/高分子/高分子化学/材料科学/シミュレーション/動力学/分子動力学/人工細胞/生体機能材料/生体内/機能材料/ストレス顆粒/不均一性/一分子イメージング/刺激応答性/低分子化合物/分子イメージング/分子設計/ストレス
他の関係分野:情報学数物系科学化学工学総合生物農学
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発表日:2026年2月4日
23
指定難病「副腎白質ジストロフィー」診断の鍵となるマーカー分子の産生酵素を発見
映画『ロレンツォのオイル/命の詩』のテーマとなった病気としても知られる、副腎白質ジストロフィー※1(日本の指定難病20)※2は、生まれつきの遺伝子の異常によって起こります。この病気の患者では、脳に炎症が起きて神経の働きが障害されたり、副腎※3と呼ばれる臓器の機能が低下したりします。現在、有効な治療法として知られているのは造血幹細胞移植※4です。しかし、この方法を用いても一度失われた脳の機能を元どおりに回復させることは難しく、脳の機能が失われてしまう前に、できるだけ早い段階で治療を始めることが非常に重要です。...
キーワード:分子動力学シミュレーション/ホスファチジルコリン/材料科学/シミュレーション/動力学/分子動力学/副腎/副腎白質ジストロフィー/幹細胞移植/早期診断/ホルモン/医療費/細胞移植/造血幹細胞/スクリーニング/ストレス応答/幹細胞/血液/構造変化/脂肪酸/腎臓/免疫細胞/ゲノム/ストレス/遺伝子/血圧/新生児/造血/造血幹細胞移植/難病
他の関係分野:数物系科学生物学工学
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発表日:2026年2月2日
24
炎症やCOPDなどに関わる糖鎖の新たな制御機構
〜糖鎖合成酵素FUT8の分泌の仕組みを解明〜
岐阜大学糖鎖生命コア研究所の木塚 康彦教授、連合農学研究科博士課程修了生の富田 晟太さん(現:名古屋市立大学薬学研究科特任助教)らの研究グループは、名古屋大学のRebeca Kawahara特任准教授らとの共同研究で、炎症や慢性閉塞性肺疾患(COPD)に関わる糖鎖を作る酵素FUT8の新たな制御の仕組みを解明しました。 タンパク質に付く糖鎖1)には膨大な種類が存在し、これら糖鎖は様々な生命現象や疾患において重要な役割を担っています。これら糖鎖は、細胞の中で様々な糖転移酵素2)(糖鎖合成酵素)の働きによって作られます。これまで、約180種類のヒ...
キーワード:グルコース/ゴルジ体/デンプン/糖転移酵素/肺気腫/慢性閉塞性肺疾患(COPD)/病態解明/プロテアーゼ/脂質
他の関係分野:生物学農学
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発表日:2026年1月30日
25
ダイアベティス(糖尿病)に伴う筋肉の衰えを防ぐ仕組みを解明
筋肉を守る「糖を感知する仕組み」に着目した新たなモデルマウス
岐阜大学大学院医学系研究科 糖尿病・内分泌代謝内科学の今泉俊則大学院生、恒川新教授、藤田医科大学医学部 臨床栄養学の飯塚勝美教授および京都大学大学院医学研究科 糖尿病・内分泌・栄養内科学の矢部大介教授らの研究グループは、ダイアベティス(糖尿病)をもつ人で起こりやすい「サルコペニア(筋肉量の減少、筋力や身体機能の低下する疾患)」に着目し、その病態解明を目的とした研究を実施しました。 サルコペニアは、転倒や寝たきり、要介護状態につながりやすく、特にダイアベティスをもつ高齢者では大きな健康課題です。これまで、ダイアベティスによるサルコペニアは、主に「インスリン不足」や「高血糖」が原因と考え...
キーワード:脂肪酸合成/内分泌学/脂肪組織/解糖系/筋萎縮/筋肉/寿命/身体機能/要介護/モデルマウス/病態解明/インスリン/マウス/脂肪酸/転写因子/内分泌/遺伝子/高齢者/糖尿病
他の関係分野:
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発表日:2026年1月30日
26
再侵入を許さない!沖縄県久米島におけるアリモドキゾウムシの迅速な根絶事例
岐阜大学応用生物科学部の日室千尋 准教授、沖縄県病害虫防除技術センターの清水優子主任研究員(当時)らの研究グループは、2012年に世界で初めて不妊虫放飼法によって根絶されたアリモドキゾウムシ(注2:写真)が、2021年に沖縄県久米島へ再侵入した事例について報告しました。本研究では、検出から再根絶に至るプロセスを詳述するとともに、迅速な初動防除が防疫上極めて有効であることを科学的に明らかにしたものです。 本研究成果は、日本時間2026年1月29日にApplied Entomology and Zoology誌のオンライン版で発表されました。...
キーワード:外来種/南西諸島/有害物質/環境負荷/サツマイモ/放射線
他の関係分野:環境学工学農学
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発表日:2026年1月29日
27
ダイアベティス(糖尿病)をもつ高齢者におけるSGLT2阻害薬の有効性と安全性
十分なたんぱく質摂取と筋肉トレーニングで筋肉量を維持しながら安全に血糖改善
ダイアベティス(糖尿病)をもつ高齢者では、血糖値の管理だけでなく、加齢に伴って起こりやすい「サルコペニア*1(筋肉量の減少や筋力・身体機能の低下)」を防ぐことが重要です。近年、日本でも使用が広がっているSGLT2阻害薬*2には優れた血糖改善・減量効果がある一方、筋肉の減少を助長するのではないかという懸念が指摘されてきました。そこで、岐阜大学、関西電力医学研究所、久留米大学、京都大学などの研究グループ(BALLAST Study Group)は、サルコペニア予防に有効とされるたんぱく質摂取と筋力トレーニング(レジスタンス運動)を実践している2型のダイア...
キーワード:筋力トレーニング/ロイシン/たんぱく/SGLT2/合併症/トレーニング/運動療法/筋肉/骨格筋/骨折/心臓/身体機能/アミノ酸/腎臓/副作用/加齢/感染症/高齢者/糖尿病
他の関係分野:複合領域生物学総合生物
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発表日:2026年1月14日
28
血液のがん・白血病の新しい治療標的を同定!
「ニッチ標的型抗がん剤の創製」へ
岐阜薬科大学薬理学研究室の吉本誠 大学院生/SPRINGスカラシップ研究学生/米国コロンビア大学客員研究員、岐阜薬科大学薬理学研究室・岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科・岐阜大学高等研究院One Medicineトランスレーショナルリサーチセンター(COMIT)の檜井栄一教授らの研究グループは、米国コロンビア大学のStavroula Kousteni教授、岐阜大学の犬房春彦教授、金沢大学の平尾敦教授との共同研究により、白血病の進展を制御するシグナルを発見しました。 急性骨髄性白血病(AML)は、がん化したAML細胞が異常に増える"血液のがん"です。AML細胞は、私たち...
キーワード:タンパク質複合体/遺伝情報/インフォマティクス/遺伝子改変/遺伝子工学/ニッチ/遺伝子改変動物/血管内皮/治療標的/微小環境/がん化/骨髄/がん細胞/モデル動物/急性骨髄性白血病/血液/血管内皮細胞/骨芽細胞/創薬/内皮細胞/白血病/薬理学/トランスレーショナルリサーチ/遺伝子/医療情報/抗がん剤
他の関係分野:生物学総合生物
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発表日:2026年1月9日
29
脳の糖鎖が伸びる仕組みを解明
〜脱髄に関わる糖鎖合成酵素GnT-IXの新たな機能〜
岐阜大学糖鎖生命コア研究所の木塚 康彦教授、自然科学技術研究科修士課程2年生の伊藤 智哉さんらの研究グループは、ミシシッピ大学、大阪大学、東京都健康長寿医療センター研究所との共同研究で、脳においてO-マンノース(Man)型糖鎖と呼ばれる糖鎖が伸びる仕組みを解明しました。 タンパク質に付く糖鎖1)には膨大な種類が存在しており、その形はタンパク質によって異なります。これら糖鎖は、細胞の中で多くの糖鎖合成酵素2)の働きによって作られ、様々な疾患との関わりが報告されています。一方、糖鎖合成酵素の働きや糖鎖の作られ方を制御する仕組みについては不明な点...
キーワード:グルコース/ゴルジ体/神経系/絶縁体/筋ジストロフィー/biosynthesis/デンプン/髄鞘/糖転移酵素/病態解明/アミノ酸/マウス/神経細胞/神経変性/神経変性疾患/健康長寿/脂質/脳腫瘍
他の関係分野:生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年12月24日
30
幅広い年代で血糖値が改善!新しい糖尿病治療薬「イメグリミン」の有効性を実臨床データで確認
メトホルミンとの安全な併用用量を提案
岐阜大学大学院医学系研究科 糖尿病・内分泌代謝内科学の藤澤太郎大学院生、加藤丈博准教授、恒川新教授、中部国際医療センターの髙見和久糖尿病センター長、京都大学大学院医学研究科 糖尿病・内分泌・栄養内科の矢部大介教授らの研究グループは、新規糖尿病治療薬イメグリミンの実臨床における効果と安全性を検証しました。 イメグリミン*1は、インスリンの働きを助けるとともに、細胞内のミトコンドリア*2の働きを整えることで血糖値を下げることが期待される新しいタイプの薬です。しかし、発売から日が浅く、特に高齢者での実臨床データは不足していました。 本研...
キーワード:マネジメント/β細胞/膵臓/筋肉/インスリン/ミトコンドリア/内分泌/2型糖尿病/高齢者/脂質/糖尿病
他の関係分野:工学
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発表日:2025年12月22日
31
クラウドファンディング「AI教材で、小児看護の『コミュニケーションの壁』を乗り越えたい!」が第1目標を達成、ネクストゴールへ挑戦します
10月29日(水)から開始した、岐阜大学医学部看護学科 前田 由紀 准教授によるクラウドファンディングプロジェクト「AI教材で、小児看護の『コミュニケーションの壁』を乗り越えたい!」について、70名を超える方々からのご支援により、第一目標の100万円を達成することができました。 募集終了日の2025年12月25日(木)までの期間は、子どもとのコミュニケーションの練習機会をさらに広げるために、第二目標を120万円に設定、現在開発中の教材にアバター2例を追加するネクストゴールへ挑戦します。アバターを増やすことで、より多様なケースを学べる環境を整え、子どもと関わる専門職の育成を加速させます...
キーワード:アバター/インターネット/クラウド/人工知能(AI)/資金調達/コミュニケーション/看護/看護学/看護師/小児/小児看護/訪問看護
他の関係分野:情報学工学
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発表日:2025年12月6日
32
FLP-MOF触媒の機構解明により設計を高速化
CO₂資源化や水素キャリア開発に向けて
横浜市立大学大学院生命ナノシステム科学研究科 立川仁典教授、岐阜大学工学部 化学・生命工学科 宇田川太郎准教授らの研究グループは、タイのSilpakorn UniversityのNuttapon Yodsin博士、King Mongkut's Institute of Technology LadkrabangのRathawat Daengngern准教授、Ubon Ratchathani UniversityのSiriporn Jungsutthiwong 教授らとの国際共同研究により、Frustrated Lewis Pair(FLP)*1を組み込んだMetal-Or...
キーワード:スループット/原子核/同位体/ルイス酸/錯形成/水素化反応/反応機構/ハイスループットスクリーニング/有機分子/ヒドリド/DFT/キャリア/活性化エネルギー/水素化/水素原子/多孔質/同位体効果/二酸化炭素/比表面積/量子効果/量子力学/ハイスループット/スクリーニング/官能基/分子変換
他の関係分野:情報学数物系科学化学生物学総合理工工学総合生物
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発表日:2025年12月1日
33
In vivo細胞外表面ビオチン標識技術を開発
細胞外にTurboIDを発現するラットの作出に成功
岐阜大学 工学部 自然科学技術研究科修士1年の井藤 茶羅さん、中村 克行 助教、上田 浩 教授、纐纈 守 教授、高等研究院 One Medicineトランスレーショナルリサーチセンター (COMIT)の村田 知弥 特任准教授、東京大学大学院農学生命科学研究科 獣医生理学教室の山内 啓太郎 教授、NOMON株式会社(現NOMON & Co株式会社)の狩野 理延 博士、中島 良太 博士、山名 慶 博士らの研究グループは、特定の細胞の細胞膜外側に存在するタンパク質を特定することを目的に、ビオチンリガーゼTurboID注1)を細胞外に発現させ、細胞表面をビオチン標識するラットを開...
キーワード:生体内/loxp/Cre/loxPシステム/ビタミン/ノックイン/ビオチン/遺伝子工学/細胞膜/CRISPR/大腸/マウス/ラット/細胞療法/創薬/大腸菌/膜タンパク質/免疫細胞/トランスレーショナルリサーチ/遺伝子/遺伝子発現/生理学
他の関係分野:総合生物農学
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発表日:2025年11月15日
34
オオヒラタザトウムシが3種に分けられることを発見
岐阜大学大学院連合農学研究科博士課程3年の加藤貴範さん、応用生物科学部の土田浩治教授および岡本朋子准教授の研究グループは、日本の森林に生息するオオヒラタザトウムシ(Leiobunum japanense 以下、本種)を対象に、ミトコンドリアDNA(mtDNA)および核遺伝子座のSNPを用いて、遺伝的多様性や進化の過程を調べました。 その結果、これまで形態に基づき東日本と西日本の2亜種に分けられてきた本種が、遺伝的には「東日本系統」・「西日本系統」・「九州系統」の3つの系統に明瞭に分かれることが判明しました...
キーワード:ミトコンドリアDNA/遺伝構造/遺伝的多様性/集団構造/ハプロタイプ/mtDNA/SNP/ミトコンドリア/ゲノム/遺伝子
他の関係分野:生物学農学
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発表日:2025年11月13日
35
脳室を守る"糖のバリア"が老化や出血で壊れる仕組みを解明
岐阜大学大学院医学系研究科脳神経外科学分野の飯田知宏医師、出雲剛教授、腫瘍病理学分野の富田弘之准教授、救急・災害医学分野の岡田英志教授らのグループは、脳の空間(脳室)の壁である上衣細胞1)を覆う「グリコカリックス(Gcx)2)」という糖でできたバリアが、加齢や脳の出血によって壊れてしまうことを新たに発見しました。このバリアの崩壊は、病気の原因の一つである可能性や、新たな治療法を開発する上での重要なヒントになることを示唆しています。 脳室上衣細胞の頂端面を覆うGcxは、糖鎖に富む構造であり、脳脊髄液(CSF)の循環や脳内老廃物の排出、脳内恒常...
キーワード:イオン輸送/電解質/電子顕微鏡/電子顕微鏡法/シアル酸/一細胞/輸送体/形態変化/イオン輸送体/糖脂質/脳損傷/プロテオグリカン/細胞間相互作用/脳神経外科/病理/病理学/モデルマウス/RNA/アクアポリン/アルツハイマー病/マウス/レクチン/神経変性/糖タンパク質/脳脊髄液/免疫寛容/免疫細胞/遺伝子/医師/加齢/脂質/睡眠/老化
他の関係分野:工学総合生物農学
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発表日:2025年11月1日
36
糖鎖合成酵素がタンパク質を選ぶ仕組みを解明
〜がん関連糖鎖の制御への応用に道〜
岐阜大学糖鎖生命コア研究所の木塚 康彦教授、連合農学研究科博士課程3年の大須賀 玲奈さんらの研究グループは、大阪大学、広島大学、熊本大学、藤田医科大学との共同研究で、がん関連糖鎖を作る酵素GnT-Vが、生体内で糖鎖を付けるタンパク質を選ぶ仕組みを解明しました。 タンパク質に付く糖鎖1)には膨大な種類が存在しており、その形はタンパク質によって異なります。これら糖鎖は、細胞の中で様々な糖鎖合成酵素の働きによって作られ、多くの重要な役割を担っています。また、これら酵素の働きが異常となって特定の糖鎖が増減すると、様々な疾患を引き起こすことも報告されています。一方で、個々...
キーワード:悪性化/グルコース/ゴルジ体/生体内/デンプン/尿細管/糖転移酵素/病態解明/マウス/自己免疫/自己免疫疾患/腎臓/立体構造/脂質
他の関係分野:生物学総合生物農学
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発表日:2025年10月29日
37
クラウドファンディング「AI教材で、小児看護の『コミュニケーションの壁』を乗り越えたい!」を開始します
岐阜大学医学部看護学科の 前田 由紀 准教授が、小児看護の現場における「子どもや家族との関係づくりの難しさ」を解消するため、AIを活用した小児看護コミュニケーション教材の開発を目指すクラウドファンディングプロジェクト「AI教材で、小児看護の『コミュニケーションの壁』を乗り越えたい!」を開始します。 本プロジェクトでは、第一目標を100万円とし、2025年10月29日(水)から2025年12月25日(木)まで寄附を募ります。 詳細は以下のプロジェクトページをご覧ください。クラウドファンディング概要 前田先生は、これまで約20年間、病院や訪問看護ステーショ...
キーワード:アバター/インターネット/クラウド/人工知能(AI)/資金調達/コミュニケーション/看護/看護学/看護師/小児/小児看護/訪問看護
他の関係分野:情報学工学
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発表日:2025年10月27日
38
無害な光を用いたイメージングによる細胞内DNA・RNAの同時検出
細胞老化・損傷の超早期発見による疾病予防・治療に向けて
細胞老化や細胞死に至る細胞のダメージを早期に発見することは、さまざまな病気の治療戦略開発の鍵となります。そのためには、発症から終末までの細胞の変化を観察する(細胞イメージング)ことが不可欠です。現行手法の多くが、可視光や紫外光などの細胞に有害な光を用いていること、複数の損傷状態を同時に検出する感度や能力に欠けることなどの問題を抱えています。このため、しばしば、疾病の発見が遅れたり、治療後の細胞運命の全体像が不完全になったり、治療効果に誤った結論が導かれたりします。それらの問題を解決するために、細胞に無害な赤外光~近赤外光励起を用いて、細胞状態を完全に把握する汎用的かつ高感度なイメージング方法の...
キーワード:スループット/オープンアクセス/ワークフロー/近赤外/細胞イメージング/生細胞/有機分子/可視光/光吸収/光励起/赤外光/ベンゼン/損傷評価/ハイスループット/一細胞/細胞運命/細胞毒性/細胞老化/RNA/スクリーニング/プローブ/近赤外光/蛍光色素/細胞死/生体分子/創薬/早期発見/老化
他の関係分野:情報学数物系科学化学総合理工工学総合生物
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発表日:2025年10月21日
39
生物種固有の糖鎖を作る酵素遺伝子を同定
~糖鎖の枝分かれを作るMGAT4ファミリーの遺伝子進化の解析~
岐阜大学糖鎖生命コア研究所の木塚 康彦 教授、自然科学技術研究科の森後 碧玲さん(2025年9月修了)らの研究グループは、リール大学などとの共同研究で、生物種に固有の糖鎖を作る酵素遺伝子を同定しました。 タンパク質に付く糖鎖1)には膨大な種類があり、細胞の中で多くの糖鎖合成酵素により作られます。それぞれの糖鎖の量はこれら酵素の働きにより制御され、それが疾患により異常となることや、生物種によって異なることが報告されていますが、それらの仕組みはまだ十分にはわかっていません。 特に、主要な糖鎖の一つであるN型糖鎖2)には、種によって異な...
キーワード:グルコース/デンプン/酵素活性/ニワトリ/アミノ酸/遺伝子/脂質/糖尿病
他の関係分野:生物学農学
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発表日:2025年10月13日
40
細胞内の脂質代謝を可視化する蛍光プローブを開発
脂肪滴の動態解析により疾患理解、診断・治療法開発に貢献
名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)・学際統合物質科学研究機構(IRCCS)の山口 茂弘 教授、岐阜大学糖鎖生命コア研究所(iGCORE)の多喜 正泰 教授らの研究グループは、脂肪滴注1)に特異的に局在する環境応答型蛍光プローブを開発し、脂質の加水分解の進行度を蛍光寿命の違いとして可視化する新たな解析技術を確立しました。 脂質代謝異常は、がん、糖尿病、肥満、動脈硬化など多様な疾患と密接に関連しています。脂質を蓄積する脂肪滴は、脂質代謝の中核を担う細胞内小器官(オルガネラ)であり、その動態を明らかにすることは疾患の理解に...
キーワード:蛍光寿命/物質科学/エステル/細胞内小器官/オルガネラ/加水分解/水分解/単分子膜/光プローブ/オートファゴソーム/マッピング/加水分解酵素/環境応答/リパーゼ/脂質代謝異常/光イメージング/ホルモン/肝臓がん/寿命/動態解析/不均一性/オートファジー/がん細胞/プローブ/リソソーム/リン脂質/蛍光イメージング/蛍光プローブ/脂肪酸/コレステロール/脂質/脂質代謝/糖尿病/動脈硬化
他の関係分野:数物系科学化学生物学工学農学
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発表日:2025年10月5日
41
クラウドファンディング 『甲状腺腫瘍の悪性を予測するAIシステムで、地域間の医療格差をなくしたい!』が第1目標を達成、ネクストゴールへ挑戦します
9月2日(火)から開始した、岐阜大学医学部附属病院 糖尿病・内分泌代謝内科 髙橋 佳大 臨床講師によるクラウドファンディングプロジェクト『甲状腺腫瘍の悪性を予測するAIシステムで、地域間の医療格差をなくしたい!』について、48名を超える方々からのご支援により、第1目標の150万円を達成することができました。ご協力いただいた方々に深く感謝申し上げます。 募集終了日の2025年10月30日(木)までの期間は、現在開発中の試作品の製品化に向けて、AIモデルの改良(他施設共同研究で得られた教師画像を用いたシステムのチューンナップ)を進めるために、第2目標を200万円に設定し、ネクストゴールへ...
キーワード:インターネット/クラウド/人工知能(AI)/資金調達/支援システム/超音波/悪性度/甲状腺/悪性腫瘍/画像診断/内分泌/超音波画像/糖尿病
他の関係分野:情報学工学
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発表日:2025年10月2日
42
直接的アジドメチル化法を開発
反応剤リレーにより多様なアジド化合物の合成がより簡便かつ高効率に
岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科の澤畑凌雅大学院生と、工学部の喜多村徳昭准教授(同研究科、高等研究院 One Medicineトランスレーショナルリサーチセンター(COMIT)、人工知能研究推進センター兼任)による研究グループは、N-アジドメチルジスルホンイミドを用いたチオールの硫黄原子への直接的なアジドメチル化反応(S-アジドメチル化反応)の開発に成功しました。 当研究グループは、先行研究において、類例のない窒素原子上での直接的なアジドメチル化反応(N-アジドメチル化反応)を開発しました。本反応によりN-ア...
キーワード:AI/ベンゼン/チオール/メチル化/官能基/創薬/有機合成/誘導体/トランスレーショナルリサーチ/医療情報
他の関係分野:情報学工学
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発表日:2025年9月27日
43
工学部 橋本 慧 助教の研究課題が、科学技術振興機構(JST)の「戦略的創造研究推進事業(さきがけ)」に採択されました
工学部 橋本 慧 助教の研究開発課題「力学刺激によって性質を変える深共晶溶媒ゲルの創成」が、2025年度戦略的創造研究推進事業(さきがけ)「ゆらぎの理解と制御による材料革新」研究領域の新規採択課題14件のうちの1件に選ばれました。今後3年半の間、研究プロジェクトが実施されます。戦略的創造研究推進事業(さきがけ)は、国の科学技術政策や社会的・経済的ニーズを踏まえ、国が定めた戦略目標の達成に向けた独創的・挑戦的かつ国際的に高水準の発展が見込まれる先駆的な目的基礎研究を推進します。科学技術イノベーションの源泉となる成果を世界に先駆けて創出することを目的とするネットワーク型研究(個人型)です...
キーワード:樹脂/コンポジット/マルチスケール/航空機/自動車/複合材/複合材料/力学刺激/ゆらぎ
他の関係分野:工学
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発表日:2025年9月21日
44
GLP-1受容体作動薬の治療効果と"食行動のクセ"
- 個別化治療への第一歩 -
岐阜大学大学院医学系研究科 糖尿病・内分泌代謝内科学の小出祐也大学院生、加藤丈博准教授、恒川新教授、京都大学医学部附属病院 糖尿病・内分泌・栄養内科の矢部大介教授および岐阜大学医学部附属病院、松波総合病院、岐阜市民病院、岐阜県総合医療センターの4つの医療機関のメンバーで構成されるG-DIET研究チームは、近年2型糖尿病や肥満症の治療薬として注目されているGLP-1受容体作動薬について、その血糖値や体重に対する効果に個人差がある点に着目し、GLP-1受容体作動薬治療を開始する2型糖尿病をもつ人を対象とした前向き観察研究を実施しました。 GLP-1受容体作動薬による治療を1年間継続した結...
キーワード:食行動/摂食行動/β細胞/腎臓病/肥満症/個別化治療/心筋/健康管理/心筋梗塞/インスリン/受容体/腎臓/内分泌/脳梗塞/2型糖尿病/糖尿病
他の関係分野:複合領域農学
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発表日:2025年9月7日
45
AIが解き明かす水稲の収量変動の秘密
-半世紀に渡る長期連用試験からの新知見-
岐阜大学応用生物科学部 山口友亮助教、京都大学大学院農学研究科 桂圭佑教授らの研究グループは、フィリピンで1962年から続く世界最長の長期連用栽培試験注1)のデータに人工知能(AI)を適用し、水稲収量を持続させる要因を明らかにしました。1968年から2017年までの50年間、150作に渡る連続栽培データを解析した結果、窒素施肥管理や日射量が収量維持の鍵となる一方、その効果は作期ごとに大きく異なることが示されました。乾季作では生殖成長期・登熟期の夜温、前期雨季作では栄養成長期の気温、後期雨季作では病害リスクや同一品種の連続作付けがそれぞれ収量変動に大きく寄与していました。さ...
キーワード:AI/人工知能(AI)/気候変動/生殖/食料安全保障/水稲/灌漑/フィリピン/成長期
他の関係分野:情報学数物系科学生物学農学
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発表日:2025年9月2日
46
クラウドファンディング 『甲状腺腫瘍の悪性を予測するAIシステムで、地域間の医療格差をなくしたい!』を開始します
岐阜大学医学部附属病院 糖尿病・内分泌代謝内科の 髙橋 佳大 臨床講師は、甲状腺腫瘍の診断精度を高め、全国どこでも質の高い医療を受けられる社会の実現を目指し、クラウドファンディングサービス「academist」にて、岐阜大学公式クラウドファンディングのプロジェクト「甲状腺腫瘍の悪性を予測するAIシステムで、地域間の医療格差をなくしたい!」を開始しました。 150万円を第一目標に、2025年9月2日(火)から2025年10月30日(木)まで寄附を募ります。 髙橋先生は、甲状腺腫瘍の画像診断とAIを用いた悪性度予測の研究を行っています。これまでに、超音波画像と臨床情報を組み合わ...
キーワード:インターネット/クラウド/人工知能(AI)/資金調達/支援システム/超音波/悪性度/甲状腺/悪性腫瘍/画像診断/内分泌/超音波画像/糖尿病
他の関係分野:情報学工学
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発表日:2025年8月27日
47
脳発達に不可欠な受容体分子の新たな役割を発見
岐阜大学 応用生物科学部の橋本美涼助教、中川寅教授(高等研究院One Medicineトランスレーショナルリサーチセンター (COMIT)兼任)らの研究グループは、(プロ)レニン受容体[(P)RR注1]の脳組織発達への関わりを解明しました。 ヒトにおいて、(P)RRの遺伝子変異は神経変性やパーキンソニズムの病態を示すことが知られています。本研究では脳全体で(P)RRを欠損したモデルマウスを用いて、脳の発生過程における(P)RRの機能を詳細に追跡し、その重要性を明らかにしました。 本研究は、脳発生におけるタンパク質の品質管理(プロテオスタシス注...
キーワード:品質管理/神経系/前駆体/ダイナミクス/神経発達/脳発生/脳発達/機能解析/細胞膜/グリア細胞/マウスモデル/自己複製/中枢神経/血圧調節/胎児/中枢神経系/モデルマウス/病態解明/オートファジー/グリア/マウス/ミクログリア/リガンド/リソソーム/幹細胞/再生医療/細胞死/受容体/神経幹細胞/神経細胞/神経変性/神経変性疾患/脳機能/トランスレーショナルリサーチ/遺伝子/遺伝子変異/血圧/発達障害/老化
他の関係分野:複合領域生物学工学総合生物
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発表日:2025年8月26日
48
細胞内において自己・非自己の境界線を決定する分子パターンの発見
自己由来成分の病原体含有液胞をセルオートノマス免疫系が捕捉するメカニズムの解明
東京薬科大学・生命科学部・感染制御学研究室の新崎恒平教授らのグループは、大阪大学微生物病研究所・山本雅裕教授と笹井美和准教授、岐阜大学大学院医学系研究科・永井宏樹教授と久堀智子准教授、京都大学大学院医学研究科・中川一路教授と野澤孝志准教授らのグループとの共同研究により、感染宿主の自己成分である細胞膜によって覆われたレジオネラ含有液胞膜が細胞内において非自己としてセルオートノマス免疫系に捕捉される仕組みを解明しました。本研究の成果は、セルオートノマス免疫系が自己成分を「非自己」として識別できる分子機構の一端を明らかにしたとともに、この仕組みの解析はセルオートノマス免疫系に由来する自己免疫疾患発症...
キーワード:フィルム/GTPase/レジオネラ/変異体/原生生物/微生物/病原体/免疫系/細胞膜/インターフェロン/分子機構/マウス/リン脂質/自己免疫/自己免疫疾患/バイオフィルム/細菌/脂質
他の関係分野:化学生物学工学農学
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発表日:2025年8月20日
49
脳の働きを支えるタンパク質のつながりを可視化
USP46-miniTurboノックインマウスで新たな知見
岐阜大学 高等研究院 One Medicineトランスレーショナルリサーチセンター (COMIT) 村田知弥 特任准教授らの研究グループは、多様な脳機能制御に関与する脱ユビキチン化酵素USP46の機能解明を目的として、ビオチンリガーゼminiTurbo注1を内在性Usp46遺伝子座にノックインしたマウスモデルを開発しました。このマウスに対しビオチン高含有餌を与えることで、成体および発達期の脳において、非侵襲的にUSP46近接タンパク質のビオチン標識(BioID注2)が可能であることがわかりました。また、成体マウス由来ビオチン化タンパ...
キーワード:脱ユビキチン化酵素/タンパク質間相互作用/神経系/質量分析/機能制御/神経発達/酸化酵素/リン酸/キチン/ノックイン/ノックインマウス/ビオチン/統合失調症/マウスモデル/中枢神経/ドーパミン/大腸/中枢神経系/脱リン酸化/マウス/ユビキチン/ユビキチン化/リン酸化酵素/リン脂質/神経科学/相互作用解析/大腸菌/脳機能/発現制御/発現調節/トランスレーショナルリサーチ/遺伝子/脂質/精神疾患/非侵襲
他の関係分野:生物学総合理工総合生物農学
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発表日:2025年8月9日
50
スフィンゴ脂質が「曲がる」と細胞はどうなる?
~出芽酵母のスフィンゴ脂質を「シス二重結合含有型」へほぼ完全置換~
岐阜大学応用生物科学部応用生命化学科の谷 元洋教授らの研究グループは、分子遺伝学的手法を用いて、出芽酵母注1の生体膜を構成するスフィンゴ脂質注2の基本骨格構造 (スフィンゴイド塩基)を、植物に存在するシス二重結合含有型の(8Z)-4-ヒドロキシ-8-スフィンゲニン (t18:1(8Z))にほぼ完全に置き換えることに世界で初めて成功しました。 通常、細胞膜を構成するスフィンゴ脂質の疎水性部分の大部分は、直鎖状の炭化水素から成り、このような構造的特徴は細胞膜の秩序形成、機能維持に重要であると考えられてきました...
キーワード:出芽酵母/マイクロ/膜構造/モデル生物/発酵/炭化水素/脂質ラフト/膜脂質/細胞膜/分子遺伝学/ラット/生体膜/膜タンパク質/遺伝学/脂質
他の関係分野:生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年8月6日
51
がん幹細胞の"ゲートキーパー"を発見!
ー「骨のがん・骨肉腫の根治」へ ー
岐阜薬科大学薬理学研究室の徳村和也大学院生・日本学術振興会特別研究員(研究当時)、岐阜薬科大学薬理学研究室・岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科・岐阜大学高等研究院One Medicineトランスレーショナルリサーチセンター(COMIT)の檜井栄一教授らの研究グループは、山梨大学医学部附属病院の市川二郎特任准教授との共同研究により、骨肉腫の"がん幹細胞"の幹細胞性や腫瘍形成能を制御する因子・シグナルを発見しました。 骨肉腫は、骨にできる悪性腫瘍の中で最も発生頻度が高い腫瘍(がん)です。骨肉腫の治療における問題点の一つに"がん幹細胞"の存在が挙げられます。"がん幹細...
キーワード:電子伝達/リン酸/抵抗性/治療抵抗性/肉腫/解糖系/悪性腫瘍/エネルギー代謝/がん幹細胞/がん細胞/幹細胞/腫瘍形成/阻害剤/創薬/電子伝達系/薬理学/トランスレーショナルリサーチ/医療情報/抗がん剤/放射線
他の関係分野:生物学農学
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発表日:2025年8月2日
52
タンニンのタンパク質凝集メカニズムの解明に成功
タンパク質の凝集の関与する生命現象や生理活性分子の活性メカニズムの解明に期待
岐阜大学応用生物科学部山内恒生准教授らの研究グループは複数分子同時分子動力学シミュレーションによりタンニンのタンパク質凝集過程の再現に成功しました。 天然由来の生物活性分子の中には、タンパク質の特定の位置に結合することで活性を制御する化合物と、タンパク質の様々な場所に結合し凝集を生じることにより活性を示す化合物が存在します。特定の位置に結合する化合物はすでに、結合箇所を明らかにする方法により、相互作用の分子メカニズムが解明されてきました。一方で、凝集を生じることで活性を示す化合物とタンパク質の相互作用は、複雑で、分子レベルでどのように相互作用しているかを明らかにすることができませんでし...
キーワード:強い相互作用/磁気共鳴/分子動力学シミュレーション/磁場/カテキン/タンパク質凝集/グルコース/加水分解/水分解/3次元構造/シミュレーション/動力学/分子動力学/生物活性/ドッキング/ポリフェノール/フェノール/MDシミュレーション/コラーゲン/タンパク質相互作用/核磁気共鳴/生理活性/低分子化合物
他の関係分野:数物系科学化学生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年7月3日
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生体分子モーターによって駆動されるアクティブポリマーが作り出す自発的なスパイラル運動の仕組みを解明
岐阜大学工学部の新田高洋教授、工学研究科のDouglas Kagoiya Ng'ang'aさんの研究グループは、コロンビア大学(アメリカ)のHenry Hess教授、デダン・キマティ工科大学(ケニア)のSamuel Macharia Kang'iri講師との共同研究で、生体分子モーターによって駆動されるアクティブポリマーが作り出す自発的なスパイラル運動の仕組みを解明しました。 アクティブポリマーは、通常の高分子(ポリマー)には見られない生き物のような振る舞いを示します。特に、アクティブポリマーの先端をピン止めすると自ら回転運動する渦巻き状の構造(スパイラル)を形成します。本研究は...
キーワード:構造形成/高分子/生体分子モーター/物質輸送/ポリマー/マイクロ/マイクロロボット/モーター/ロボット/分子モーター/力学的性質/生体分子
他の関係分野:化学工学
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発表日:2025年7月3日
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腸アルカリ性ホスファターゼはコレステロール低減化ペンタペプチド(IIAEK)の受容体であり、マウスのコレステロール恒常性を制御する
腸アルカリ性ホスファターゼは酵素の機能だけではなく、受容体として機能する
食物タンパク質は、腸でアミノ酸またはペプチドとして吸収されます。ジペプチドまたはトリペプチドは、腸ペプチドトランスポーター1(PepT1)を介して吸収されます。しかし、テトラペプチドよりも大きなオリゴペプチドの腸管における吸収担体あるいは分子標的3)は未だ不明であり、現在のタンパク質ペプチド栄養学における大きな謎となっています。本研究は、オリゴペプチドIIAEKを用いて、腸アルカリ性ホスファターゼ(IAP)のコレステロール代謝制御における未解明の機能を探ることを目的としました。通常の野生型マウスでは、IIAEK摂取によるコレステロール代謝改善作用が観察されます。しかし、IAP欠損マウス(Akp...
キーワード:生体内/酸化酵素/リン酸/ホスファターゼ/血清/分子標的/脱リン酸化/アミノ酸/カドヘリン/マウス/リン酸化酵素/酸化反応/受容体/糖タンパク質/コレステロール
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発表日:2025年6月17日
55
産卵場に集結したアユの生涯履歴の解読に成功
生まれた時期でその後の運命が変わる!? 長良川研究
漁業・釣りの対象として、また翌年の野生アユ集団にとって極めて重要なアユ産卵親魚(落ちアユ)。この親魚たちは、秋の産卵期になると下流の産卵場を目指して、広い流域のどこからともなく川を下って集まってきます。古来より知られたこのアユの習性。しかし、彼らが流域のどこで成長し、どこからやってきたのか、これまで誰も知ることはできませんでした。 このたび、岐阜大学環境社会共生体研究センターの永山滋也しげや特任助教(2025年4月より長野大学共創情報科学部設置準備室 准教授)と原田守啓もりひろセンター長は、富山大...
キーワード:河川環境/気候変動/同位体/同位体比/漁業/資源管理/成長期/イミン
他の関係分野:複合領域数物系科学農学
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発表日:2025年6月17日
56
稲妻の衝突が作り出す放射線バースト
ー金沢での多波長観測で発生メカニズムに迫るー
岐阜大学工学部のウ・ティン准教授、大阪大学大学院工学研究科の和田有希講師、近畿大学理工学部の森本健志教授らの研究グループは、石川県金沢市で冬に発生する雷の放射線・電波・可視光を用いた多波長観測※1を実施し、雷雲から下降する稲妻と地上から上昇する稲妻が衝突する際に「地球ガンマ線フラッシュ」と呼ばれる雷放電と同期した放射線バーストが発生することを世界で初めて明らかにしました。 近年の研究により、雷放電や雷雲から放射線が発せられていることが明らかになっています。地球ガンマ線フラッシュは、雷放電に同期して数十マイクロ秒という極めて短時間の放射線を発生させる現象です。雷放...
キーワード:オープンアクセス/加速器/ブラックホール/衛星/天文学/可視光/マイクロ/人工衛星/電磁波/放射線
他の関係分野:情報学数物系科学工学
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発表日:2025年6月17日
57
大学生のメンタルヘルスを分析
~自殺既遂と自殺念慮には異なる傾向が~
岐阜大学保健管理センターの堀田 亮 准教授らの研究グループは、大学生を対象にメンタルヘルスに関する調査を実施し、強い自殺念慮を抱くのは男子学生よりも女子学生に多いことを明らかにしました。また、自殺念慮の強い学生ほど、抑うつや不安、学業ストレスなどメンタルヘルス全般に不調をきたしていること、高学年の方が、強い自殺念慮を抱く学生の割合が大きいことも明らかにしました。本研究の知見は、高等教育機関において、どのような対象、時期に自殺予防対策を実施することが効果的であるかについて示唆を与えるものです。 本研究成果は、現地時間2025年5月5日にCogent Psychology誌のオンライン版...
キーワード:精神症状/自殺予防/うつ/ストレス/メンタルヘルス/抑うつ
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発表日:2025年6月17日
58
アキレス腱断裂:生理的な腱再生をもたらすシグナルを同定
PI3K-Aktシグナルは腱細胞と腱滑膜細胞の細胞増殖能、細胞遊走能、幹細胞性を制御して生理的腱再生をもたらす
岐阜大学 整形外科の後藤篤史(現 山内ホスピタル)、河村真吾特任講師、秋山治彦教授らの研究グループは、東京大学 分子病理学分野 山田泰広教授、東京大学医科学研究所 システム疾患モデル研究センター 小沢学准教授、田口純平特任助教、愛媛大学 プロテオサイエンスセンター 今井祐記教授、東京科学大学 システム発生・再生医学分野 淺原弘嗣教授、松島隆英助教、東京科学大学 生体材料工学研究所 岸田晶夫教授、東洋大学 生命科学部生体医工学科 木村剛教授との共同研究で、腱の再生に関わる重要なシグナル伝達経路であるPI3K-Aktシグナルを発見しました。 腱は再生能力が低いため、成人・高齢者の腱損傷後...
キーワード:分子制御/医工学/生体医工学/新規治療法/滑膜/細胞遊走/病理/病理学/外傷/PI3K/再生医学/次世代シーケンサー/RNA/マウス/モデル動物/ラット/幹細胞/細胞増殖/遺伝子/遺伝子発現/加齢/高齢者/疾患モデル/小児/生体材料
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発表日:2025年6月17日
59
がん細胞由来細胞外小胞の標的細胞表面への結合機構を分子レベルで解明
岐阜大学糖鎖生命コア研究所教授鈴木健一(国立がん研究センター研究所先端バイオイメージング研究分野分野長併任)、岐阜大学連合農学研究科博士課程大学院生磯貝樹らの研究グループは、岐阜大学糖鎖生命コア研究所教授安藤弘宗、同助教河村奈緒子、中部大学生命健康科学部教授古川鋼一との共同研究で、がん細胞が分泌した細胞外小胞注1が正常な細胞と結合する分子機構を明らかにしました。 近年、細胞間の情報伝達の担い手として、細胞外小胞が注目されています。特に、がん細胞が分泌した細胞外小胞が、がん化していない他臓器の細胞に取り込まれると、その近傍にがん細胞が転移しやすい環境が形成されると...
キーワード:がん研究/ダイマー/蛍光観察/超解像/分解能/光学顕微鏡/形態変化/ガングリオシド/糖脂質/細胞膜/ラミニン/血管内皮/細胞外小胞/テトラスパニン/分子機構/がん化/インテグリン/がん細胞/コラーゲン/バイオイメージング/血管新生/血管内皮細胞/細胞外マトリックス/細胞骨格/内皮細胞/miRNA/脂質
他の関係分野:複合領域数物系科学工学総合生物農学
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発表日:2025年6月17日
60
細菌が環境中の鉄の存在を「知る」しくみを解明
岐阜大学大学院医学系研究科の横山達彦助教、久堀智子准教授、永井宏樹教授と京都大学医生物学研究所の秋山芳展教授らの研究グループは、奈良先端科学技術大学院大学と理化学研究所との共同研究で、細菌が環境の鉄イオンを感知する分子メカニズムを解明しました。本研究成果は、現地時間2025年4月17日にProceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America (PNAS)誌のオンライン版で発表されました。 生命は、生存に不可欠な元素である鉄を取り込むために、巧妙なシステムを進化させてきました。効率的...
キーワード:モーター/機能制御/分子モーター/生体分子/膜タンパク質/遺伝子/細菌
他の関係分野:工学総合生物
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発表日:2025年3月28日
61
牛リンパ腫発症予測診断技術RAISINGの精度の高さを証明
~国内初の14研究機関による多施設検証試験を実施~
岐阜大学応用生物科学部共同獣医学科 猪島康雄教授、北海道大学大学院獣医学研究院 今内 覚教授、岡川朋弘特任助教、国立感染症研究所 斎藤益満主任研究官、株式会社ファスマック 松平崇弘氏らの研究グループは、牛のリンパ腫の発症予測診断技術RAISING*1を改良し、国内の14研究機関における多施設検証試験により本診断技術の精度の高さを証明しました。 牛伝染性リンパ腫ウイルス(bovine leukemia virus:BLV)は日本中の農場で蔓延しており、BLVの感染を原因とする牛伝染性リンパ腫(enzootic bovine leukosis:EBL)の発生が急増し...
キーワード:品質管理/がん検診/DNAポリメラーゼ/クローン/リスク評価/性能評価/診断法/リンパ腫/獣医学/B細胞/ウイルス/ゲノム/感染症
他の関係分野:複合領域生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年3月24日
62
層厚を制御した人工強磁性細線の作製に成功
―人工強磁性細線を利用した大容量メモリや磁気センサ開発へ道筋―
岐阜大学 大学院自然科学技術研究科の修士課程1年の川名梨央さん、修士課程修了生(令和5年度)大口奈都子さん、工学部 山田啓介 准教授、吉田道之 助教、杉浦隆 教授、嶋睦宏 教授と名古屋大学、早稲田大学、京都大学の研究グループは、層厚を制御した多層構造をもつ人工強磁性細線[1]の作製を二浴電析(電気めっき)法[2]と細孔ナノテンプレートを用いて成功しました。層厚は数100nmから最小で約3.5nmの多層構造を有する人工強磁性細線が作製できました。さらに研究グループでは、1本の人工強磁性細線の磁気抵抗を測定し、人工強磁性細線の層厚が薄くなるほど、磁気抵抗...
キーワード:産学連携/磁気抵抗/強磁性金属/原子層/電気めっき/テンプレート/めっき/メモリ/強磁性/人工格子/多層膜/電解質/層構造
他の関係分野:複合領域数物系科学総合理工工学
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発表日:2025年3月18日
63
-iCreマウスの開発 -「新しいマウスモデルで脳と体の研究を加速」-
岐阜大学 高等研究院One Medicineトランスレーショナルリサーチセンター (COMIT) 村田知弥 特任准教授、応用生物科学部 橋本美涼 助教らの研究グループは筑波大学との共同研究で、成熟神経マーカーであるRbfox3遺伝子座に改良型DNA組換え酵素Cre(iCre)をノックインした新規マウスモデルを開発しました。さらにCreによる遺伝子組換えを蛍光により可視化できるマウスを用いた解析により、Rbfox3-iCreマウス中枢神経系および末梢組織における遺伝子組み換えの場を明らかにしました。 本研究成果は、日本時間2025年2月13日にFASE...
キーワード:産学連携/神経系/組み換え/遺伝子組み換え/Cre/ノックイン/ノックインマウス/グリア細胞/マウスモデル/精巣/中枢神経/心臓/中枢神経系/グリア/マウス/神経科学/神経細胞/トランスレーショナルリサーチ/遺伝子
他の関係分野:複合領域生物学総合生物農学
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発表日:2025年3月13日
64
細胞外小胞の標的細胞への取り込み機構を解明
~細胞外小胞動態メカニズムに基づく新たな治療戦略への貢献に期待~
岐阜大学糖鎖生命コア研究所教授/国立がん研究センター研究所先端バイオイメージング研究分野分野長鈴木健一、岐阜大学糖鎖生命コア研究所研究員廣澤幸一朗らの研究グループは、東北大学、東京大学との共同研究で、新しい超解像顕微鏡観察法を開発し、細胞外小胞が標的細胞に取り込まれる機構を解明しました。 近年、細胞間の情報伝達の担い手として、細胞外小胞が注目されています。しかし、標的細胞に取り込まれる機構はよく分かっていませんでした。また、細胞外小胞には様々なサブタイプがあると示唆されているため、その各々の挙動を観察する必要がありました。そこで本研究では、細胞外小胞を1粒子ずつ観察しつつ、標的細胞の...
キーワード:がん研究/産学連携/超解像/微粒子/カベオラ/超解像顕微鏡/細胞膜/細胞外小胞/エンドサイトーシス/カルシウム/バイオイメージング/レクチン/細胞内カルシウム
他の関係分野:複合領域工学総合生物
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発表日:2025年3月12日
65
狂犬病ウイルスの弱点を発見:RNA合成酵素の新規機能部位を発見
未だ存在しない狂犬病治療薬開発への足がかりに
岐阜大学応用生物科学部共同獣医学科の伊藤直人教授らの研究グループは、北海道大学大学ワクチン研究開発拠点の澤洋文教授、同大学人獣共通感染症国際共同研究所の佐々木道仁准教授、および五十嵐学准教授との共同研究で、狂犬病ウイルスLタンパク質1)のC末端領域の新たな役割を明らかにしました。 狂犬病ウイルス2) のLタンパク質は、Pタンパク質3)と結合することでRNA合成酵素として機能し、ウイルス増殖の中心的な役割を担います(図1)。したがって、Lタンパク質とPタンパク質の結合(L-P結合)を阻害することは、未だ存在しない狂犬病治...
キーワード:産学連携/人獣共通感染症/機能性/微生物学/獣医学/哺乳動物/微生物/RNA合成/免疫系/mRNA/RNA/自然免疫/ウイルス/ゲノム/ワクチン/遺伝子/感染症
他の関係分野:複合領域総合生物農学
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発表日:2025年3月11日
66
噴霧式抗菌技術の機能向上を確認
‐国際標準の高感度を逆手に技術化‐
抗菌性については、国際標準でISO22916(抗菌加工を施した製品の抗菌性試験方法)が定められていますが、標準手法は、操作が複雑で、かつ抗菌性の効果が低い場合であっても有効と判断されます。感度の高い評価方法といえます。これに対し、岩橋名誉教授は、より簡便な操作で、抗菌性が高い場合にのみ有効と判断できる感度の悪い評価手法を開発していました(右図)。例えばISO22916で有効とされる酸化チタンは、当該評価法では、抗菌性を示すことができません...
キーワード:産学連携/銀イオン/コロナ禍/評価手法/チタン/酸化チタン/エタノール/微生物/抗菌性/評価法/抗菌剤/ウイルス/公衆衛生
他の関係分野:複合領域工学農学
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発表日:2025年3月5日
67
病原細菌のレジオネラが宿主分解機構を回避する仕組みを解明
~レジオネラ含有液胞からRab5を排除するメカニズムの発見~
岐阜大学・永井宏樹教授と久堀智子准教授らのグループは、東京薬科大学・生命科学部・感染制御学研究室の新崎恒平教授らのグループとの共同研究により、病原細菌であるレジオネラが宿主細胞の分解機構を回避する仕組みを解明しました。本研究の成果は、宿主細胞内におけるレジオネラの生存戦略の一旦を明らかにしたとともに、この仕組みの抑制を基盤としたレジオネラ感染における新規治療法の確立に繋げられることが期待されます。 本成果は米国Rockefeller University Pressが刊行する科学誌「Journal of Cell Biology」に掲載されました。...
キーワード:産学連携/生存戦略/レジオネラ/キチン/Rab/病原体/新規治療法/アミノ酸/ユビキチン/ユビキチン化/トランスレーショナルリサーチ/細菌
他の関係分野:複合領域生物学工学農学
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発表日:2025年2月26日
68
抗転移薬の開発―短鎖合成RNAは新しいタイプのがん転移抑制剤となりうる
がんの転移は、原発がんが転移前に遠隔の臓器に転移しやすい土壌(転移前ソイル)を作る。転移前ソイルには細胞外メッセンジャーRNA (mRNA)が存在し、抗転移細胞を活性化する。合成した短い修飾mRNAを体外から投与し、抗転移細胞を活性化して、マウスモデルにおける転移を抑制した。がん患者の抗転移細胞を、合成修飾mRNAで活性化し、ヒト癌細胞転移を抑制した。...
キーワード:産学連携/土壌/マウスモデル/細胞傷害性T細胞(CTL)/mRNA/発がん/NK細胞/RNA/T細胞/がん細胞/がん転移/マウス/受容体/副作用/免疫細胞/がん患者/サイトカイン
他の関係分野:複合領域農学
岐阜大学 研究シーズ