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海洋研究開発機構 研究Discovery Saga
研究期間:2026年 に発表された研究一覧:39
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発表日:2026年6月3日 この記事は2026年6月17日号以降に掲載されます。
1
北海道大学水産学部附属練習船おしょろ丸が北極航海を実施
~多様な学部生・大学院生が乗船~
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発表日:2026年5月28日 この記事は2026年6月11日号以降に掲載されます。
2
日本近海における過去60年間の詳細な海況を再現
―海洋、気候、水産等幅広い分野への活用に期待―
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発表日:2026年5月27日 この記事は2026年6月10日号以降に掲載されます。
3
海洋生態系鉄循環における動物プランクトンの役割
この記事は2026年6月10日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月21日
4
東アジア・北西太平洋域で初白亜紀末の小惑星衝突を示す「K/Pg境界層」の一部を北海道で発見
約6600万年前の白亜紀末、メキシコ・ユカタン半島近傍に小惑星が衝突し、巨大津波、広域におよぶ森林火災、急激な寒冷化が発生し、多くの生物が絶滅しました。この時代の境界は「白亜紀/古第三紀境界(K/Pg境界注1 )」と呼ばれています。東アジア・北西太平洋域は、衝突地点から最も遠い地域の一つであり、地球規模で起こった環境変動の影響を検証するうえで極めて重要な地域です。東北大学高嶋礼誌教授、東京大学黒田潤一郎教授、海洋研究開発機構物質地球科学研究部門鈴木勝彦らの研究グループは、従来K/Pg境界層とされ...
キーワード:地球科学/海洋/環境変動/オスミウム同位体/安定同位体/火山灰/古地磁気/地磁気/中性子/同位体/白亜紀/北西太平洋/小惑星/同位体比/年代測定/惑星/西太平洋/レニウム/イリジウム/境界層/津波/放射性同位体/森林火災/生態系/オスミウム
他の関係分野:環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年5月18日
5
外来微生物の流入が変える北極海の物質循環
北極海は近年の温暖化によって海氷後退が進行しています。海氷の減少は太平洋側から北極海への海水の流入を強めるため、それに伴って北極海の外から多くの生物が流入していることが明らかになっています。これまで、こうした外から流入した生物が北極海の生物多様性に影響を及ぼし始めていることは示されてきましたが、物質循環への影響は明らかになっていませんでした。東京大学大気海洋研究所の塩崎拓平准教授、海海洋研究開発機構 地球環境部門 藤原周副主任研究員・渡邉英嗣主任研究員、生命地球科学研究部門 眞壁明子准研究副主任らによる研究グループは、海洋地球研究船「みらい」による北極海観測を通じて、海氷融解に伴い、...
キーワード:海氷/極地/地球科学/窒素循環/北極海/海洋/窒素固定/地球環境/ベーリング海/温暖化/生物多様性/微生物/物質循環
他の関係分野:環境学化学工学農学
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発表日:2026年5月15日
6
8,000m級AUV「うらしま8000」からの音響通信によるソーナー画像のリアルタイム伝送に成功
―その場の観測データに基づいた、潜航中の柔軟なシナリオ変更が可能に―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 河村 知彦、以下「JAMSTEC」という。)技術研究開発部門では、「うらしま8000」の開発を進めてきました。この「うらしま8000」には、JAMSTECが独自に開発した高速音響通信/通信測位統合装置※4 によるソーナー画像の伝送機能を搭載しています。2025年11月6日から11月26日に実施した試験航海(日本海溝水深約7,000mの海域)では、サイドスキャンソーナーにより、海底の掘削孔に設置された孔口装置(数mサイズの金属製の構造物)や掘削孔の孔口を...
キーワード:位置情報/人工知能(AI)/システム開発/海洋/IODP/プレート境界/海洋観測/巨大地震/深海掘削/地球深部/南海トラフ/日本海溝/データ解析/温度計測/人口減少/東北地方太平洋沖地震/電池/AUV/シナリオ/計測システム/大地震/津波/電磁波/風力発電/分解能/洋上風力発電/マッピング/東北地方/トレーニング
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学工学農学
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発表日:2026年5月12日
7
常温の水中で尿素とリン酸から高エネルギーリン酸化合物を生成
―生命の起源に迫る新しいリン酸化経路を提示―
東京科学大学(Science Tokyo) 物質理工学院 応用化学系の富澤錦大学院生(博士後期課程3年)、未来社会創成研究院 地球生命研究所(ELSI)の中村龍平教授(兼 理化学研究所 環境資源科学研究センター チームディレクター)らの研究チームは、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の北台紀夫主任研究員、田川翔大朗ポストドクトラル研究員との共同研究で、常温・中性付近の穏やかな水溶液中でも尿素※1 を活性化させれば、高エネルギーリン酸の生成と核酸前駆体の...
キーワード:硝酸イオン/海洋/高エネルギー/水溶液/生命の起源/脱水反応/化学進化/アンモニア/前駆体/水環境/銅イオン/二酸化炭素/生体内/リン酸/再生産/微生物/アデノシン/組織化/ELSI/ATP/RNA/アミノ酸/ヌクレオシド/核酸塩基/酸化反応/生体分子
他の関係分野:環境学数物系科学化学工学総合生物農学
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発表日:2026年5月12日
8
能登半島沖で津波の原因となる大規模構造を発見
――令和6年能登半島地震(M7.6)の痕跡の可能性――
東京大学大気海洋研究所の朴進午准教授、海洋研究開発機構 地震火山研究部門の今井健太郎グルプリーダー、藤江剛センター長らの研究グループは、令和6年能登半島地震(M7.6)の発生域において、2024年3月に、学術研究船「白鳳丸」による緊急調査を実施し、高分解能の地震波探査※1 を行い、地震発生域の海底下に複数の断層や地層の変形が集中する「大規模変形帯」が広く分布していることを発見しました。さらに、この構造を取り入れた津波伝播シミュレーションにより、地震発生域に広く分布する大規模変形帯が津波発生に深く関与した可...
キーワード:活断層/海洋/火山観測/地殻構造/地震波/大規模構造/シミュレーション/弾性波/津波/分解能/高分解能
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学
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発表日:2026年5月11日
9
酸素極小層から深海まで続くマンガン酸化の実態を解明
―セリウム同位体が明らかにする海洋中の新しい物質循環モデル―
東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻のLi Wenshuai博士研究員(研究当時、現中国地質大学(武漢)教授)、海洋研究開発機構 物質地球科学研究部門の中田亮一主任研究員、柏原輝彦主任研究員らの研究グループは、北西太平洋において海水およびマンガンクラスト※1 中のセリウム(Ce)安定同位体比δ142Ce※2 の鉛直分布※...
キーワード:酸素濃度/地球科学/安定同位体比/海洋/マンガン酸化物/安定同位体/希土類元素/酸化還元状態/地球化学/同位体/北西太平洋/同位体比/惑星/惑星科学/西太平洋/マンガン/希土類/海底鉱物資源/海洋環境/酸化還元/酸化物/トレーサ/物質循環
他の関係分野:環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年4月23日
10
日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)の過去約60年間の変化を明らかに
―近年JPCZに伴う降雪量が増加―
気象庁気象研究所及び海洋研究開発機構の研究チームは、2010年以降、日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)※1 の発生数が増加しており、発生位置は1960年代に比べて北偏していたことを明らかにしました。また、JPCZに伴う降雪は北陸の内陸部や山岳域で増加、沿岸部で減少しており、この降雪分布の変化は地球温暖化の影響を受けている可能性があることがわかりました。冬季、日本海に発生するJPCZは、北陸地方や近畿地方北部、山陰地方の平野部に短時間の大雪を...
キーワード:データ統合/季節変化/海洋/地球温暖化/適応策/スケーリング/気候モデル/気候変動/気象学/水蒸気/朝鮮半島/地球温暖化対策/温暖化/将来予測
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年4月23日
11
【北極域研究】長期データが解き明かす北極圏の環境変化 永久凍土融解により河川水の風化由来イオン濃度が上昇
北極圏は世界で最も温暖化が著しい地域です。温暖化に伴う永久凍土の融解は、これまで凍結していた土壌鉱物類の露出を招き、化学的風化作用を促進します。その結果、新たに溶け出した風化由来イオン(Ca2+、Mg2+、SO42-)が河川へと流出します。本研究では、北東シベリアのコリマ川(流域面積は日本の国土の約1.7倍)において、1980年から2022年までの長期的な水質傾向とその変動メカニズムについて解析しました。 この川では過去43年間で風化由来イオンの濃度が有意に上昇していました。さらに、これらの濃度上...
キーワード:環境変化/極域/北極海/化学物質/海洋/異常気象/モニタリング/シベリア/土壌/温暖化/物質循環/Ca2+
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学
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発表日:2026年4月21日
12
温泉から自己複製する未知の環状RNAを発見
筑波大学生命環境系 浦山俊一教授と海洋研究開発機構生命地球科学研究部門 布浦拓郎上席研究員等の研究チームは、高温の温泉環境から、自己複製する未知の環状RNA※1 を発見しました。生物の多くはDNAを遺伝情報として持ちますが、RNAを遺伝情報として自己複製する因子も知られており、ウイルスやウイロイド(ウイルスよりも小さい感染性RNA分子)などがその例です。これらは生命の起源や進化を考える上でも重要な存在とされていますが、どのような環境にどのような種類の自己複製RNAが存在するのか、その全体像はよく...
キーワード:地球科学/海洋/微生物群集/生命の起源/遺伝情報/塩基配列/生物群集/高温環境/極限環境/RNA複製/食品産業/微生物/自己複製/RNA/高次構造/ウイルス/ゲノム
他の関係分野:環境学数物系科学生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年4月18日
13
海洋が大気中のCO2を吸収・固定する能力を解明
~深海へ沈む「マリンスノー」の特性と季節変動がカギ~
名古屋大学宇宙地球環境研究所の三野 義尚 助教らの研究グループは、海洋研究開発機構との共同研究により、海の中に沈む粒子の窒素同位体比※1 から海洋の基礎生産力※2 の時間変化を復元し、それを用いて生産された有機炭素がどの程度深海に運ばれるか(隔離効率)の季節変動を明らかにしました。海洋は大気中の二酸化炭素を吸収し、その一部を深海へ運ぶことで気候を安定化させていますが、その効率がどのように季節的に変化するのか...
キーワード:フラックス/海洋/食物連鎖/季節変動/同位体/北太平洋/化学組成/太陽/同位体比/光合成/太陽光/地球環境/シリカ/トラップ/栄養塩/炭酸カルシウム/二酸化炭素/二酸化炭素/有機物/生態系/プランクトン/植物プランクトン/カルシウム/凝集体
他の関係分野:環境学数物系科学生物学総合理工工学農学
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発表日:2026年4月18日
14
0.1mmの雪粒子成長の取り扱いでスーパー台風の強さが変わる
―スーパー台風の予測改善に向けた発達メカニズムの実証―
東京大学大学院理学系研究科/大気海洋研究所の韮澤雄太郎大学院生と、海洋研究開発機構環境変動予測研究センターの清木達也主任研究員らによる研究グループは、雲粒子の衝突成長モデリングを高精度化することで、台風最発達期における中心気圧が統計的有意に低下し、スーパー台風注1 の数値シミュレーション結果が現実に近づいたことを示しました。2021年から2023年の間に北西太平洋で発生した5つのスーパー台風を対象に調べた結果、個々の事例ではばらつきがあるものの、まとめて見ると中心気圧が低下する傾向がはっきりと確...
キーワード:海洋/環境変動/モンスーン/因果関係/気候モデル/数値モデリング/地球観測/北西太平洋/数値シミュレーション/西太平洋/熱収支/シミュレーション/シミュレータ/モデリング
他の関係分野:環境学数物系科学生物学工学
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発表日:2026年4月18日
15
海底通信ケーブルを使ってトカラ群発地震活動の把握に成功
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 河村 知彦、以下「JAMSTEC」という。)地震火山研究部門の荒木 英一郎上席研究員らは、NTTアクセスサービスシステム研究所と共同で、2025年6月から群発地震活動が活発化したトカラ列島域に敷設されている海底通信光ファイバケーブルを用いてDAS(分布型音響センシング)等の光ファイバセンシング観測を2025年9月から2026年1月にかけて実施し、活発な地震活動が継続していることなどを明らかにしました。本成果は、米国カリフォルニア州パサデナで開催される米国地震学会SSA 2026 Annual Meetingにおいて4月18日(日本時間)に発...
キーワード:サービスシステム/海洋/火山活動/海底ケーブル/地震学/地震活動/熱水活動/観測装置/光通信/ケーブル/センシング/モニタリング/地震観測/津波
他の関係分野:情報学環境学数物系科学工学
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発表日:2026年4月10日
16
沈み込み帯誕生時の地殻形成プロセスを示す岩石・地球物理学的証拠を発見
―海底下の「2つの地殻」を可視化―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 河村 知彦、以下「JAMSTEC」という。)地震火山研究部門の赤松 祐哉研究員、道林 克禎客員研究員、国立極地研究所/総合研究大学院大学の藤井 昌和助教らの研究チームは、国立研究開発法人産業技術総合研究所、大阪公立大学、京都大学、名古屋大学、神戸大学と共同で、沈み込み帯誕生直後の前弧※3 地殻が、複数の異なる火山活動によって形成されたことを示す岩石物理・地球物理学的証拠を初めて示しました。沈み込み帯の誕生は、地球のプレートテクトニクスの始まりに関わる重...
キーワード:先端技術/極域/極地/海洋/海洋科学/環境変動/地下構造/数理科学/物質科学/IODP/テクトニクス/プレートテクトニクス/マグマ/マントル/火山活動/火山岩/海洋地殻/玄武岩/太平洋プレート/堆積物/大陸地殻/地球化学/地球深部/地球内部/地球内部構造/地質学/地震活動/地震波/地震波速度/地震波速度構造/沈み込み/沈み込み帯/内部構造/日本列島/化学組成/ケイ素/深海底/地球環境/マグネシウム/物理探査/地球環境変動
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学生物学工学農学
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発表日:2026年4月9日
17
国際宇宙探査機群を用いて太陽放射線が太陽系を伝播する過程を解明
―宇宙天気予測の高度化へ前進―
図左:現象当時の両探査機(1,3番)の位置。太陽(図中心)を北から見ている。右上:ステレオの位置での太陽放射線の観測と数値シミュレーション。右下:データ同化で推定された平均自由行程の時系列。用語解説※1データ同化実際の観測データを用いて数値シミュレーションを修正することで、より正確な予測やパラメータ推定を行う技術。※2太陽風太陽から秒速数百Kmの速さで噴き出している、電荷を帯びた粒子の流れ。※3宇宙天気太陽活動に起因して地球周辺の宇宙環境が変動...
キーワード:先端技術/オーストリア/フラックス/極域/地球科学/影響評価/海洋/高エネルギー/高エネルギー粒子/数理科学/地球磁気圏/陽子/パラメータ推定/磁気圏/地球磁場/データ解析/宇宙科学/衛星/磁場/質量放出/数値シミュレーション/太陽/太陽活動/太陽系/太陽風/地球環境/シミュレーション/データ同化/航空機/深宇宙探査/人工衛星/放射線
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学
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発表日:2026年4月3日
18
小惑星ベヌー試料から核酸塩基と高濃度の尿素を検出
~小惑星環境での化学プロセスの絞り込みに成功~
北海道大学低温科学研究所、海洋研究開発機構、九州大学、東北大学が参画する国際研究グループは、アメリカNASA主導の小惑星探査計画「OSIRIS-REx」で炭素質B型小惑星(101955)ベヌー(Bennu)から持ち帰られた粒子から、地球生命に必須の核酸塩基全5種を含む、合計38種の窒素複素環化合物※1、及び高濃度の尿素※2 の検出に成功しました。小惑星サンプルリターン計画「OSIRIS-REx」では、炭素質...
キーワード:海洋/化学進化/小惑星/惑星/惑星探査/アンモニア/環状化合物/複素環化合物/グルコース/アミン/有機物/代謝産物/RNA/アミノ酸/核酸塩基/遺伝子
他の関係分野:環境学数物系科学化学生物学工学
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発表日:2026年4月1日
19
カニ殻副産物を利用して海洋生分解性プラスチックの寿命を調節することに成功
~プラスチック表面の微生物群を変化させ、海水中での分解速度を制御~
群馬大学大学院食健康科学研究科・大学院理工学府・食健康科学教育研究センター(GUCFW)と海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究グループは、水産加工で生じるカニ殻副産物を活用することで、海洋生分解性プラスチックであるポリ(3-ヒドロキシブタン酸ーcoー3-ヒドロキシ吉草酸)(PHBV)の海水中での分解速度を調節できることを明らかにしました。海洋プラスチックごみ問題は世界的な課題であり、その対策の一つとして、海洋環境中で微生物により分解される海洋生分解性プラスチックが注目されています。一方で、材料によっては、海中で十分に分解しないものもあれば、逆に分解が速すぎるため、使用中に必要な耐...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/微生物群集/フィルム/生分解性プラスチック/生物群集/アルカン/生分解/プラスチック/海洋環境/耐久性/生分解性/ポリヒドロキシアルカン酸/バイオマス/キチン/微生物/寿命
他の関係分野:複合領域環境学化学生物学工学農学
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発表日:2026年3月30日
20
鬼界カルデラ直下に大規模マグマだまりの存在を発見
~巨大噴火後の火山下に新しいマグマが再注入~
神戸大学大学院理学研究科の長屋 暁大氏(研究当時:博士課程前期課程)、島 伸和教授らと、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の藤江 剛センター長らの研究グループは、7300年前に巨大噴火である鬼界アカホヤ噴火を引き起こした鬼界カルデラ火山の地下構造を調査し、カルデラ直下の深さ2.5〜6 kmに「部分溶融した大規模マグマだまり」が存在していることを発見しました。研究グループのこれまでの調査により、現在のマグマは当時とは組成が異なることが分かっており、新たなマグマが鬼界アカホヤ噴火のマグマだまりと同じ場所に再び注入されていることが示唆されました。巨大噴火の後、再び巨大噴火に至るまでの過程に関する知見...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/地下構造/マグマ/部分溶融
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学
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発表日:2026年3月26日
21
アミノ酸からシアン化水素を生成
―メタンに依存しない生命起源のシナリオを提示―
東京科学大学、理化学研究所、海洋研究開発機構の共同研究チームは、アミノ酸からシアン化水素(HCN)を水中で直接つくる反応を見いだしました。1953年のユーリー・ミラー実験※1 は、メタンを含む大気に雷を模した放電を行うことでHCNが生じ、そこからアミノ酸や核酸※2 の材料となる分子ができる可能性を示し、生命起源研究の出発点となりました。しかし最近の研究では、初期地球の大気にはメタンが微量だった可能性が指摘されていま...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/水溶液/初期地球/化学進化/アンモニア/遺伝情報/マンガン/シナリオ/メタン/RNA/アミノ酸
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学生物学工学
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発表日:2026年3月17日
22
小惑星リュウグウ試料から5種すべての核酸塩基を発見
~炭素質小惑星にはDNA/RNAの素材が普遍的に存在~
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)海洋機能利用部門 生物地球化学センターの古賀 俊貴 ポストドクトラル研究員および高野 淑識 センター長・上席研究員/慶應義塾大学先端生命科学研究所(所長 荒川 和晴)・ 特任准教授、北海道大学低温科学研究所(所長 渡部 直樹)の大場 康弘 准教授、九州大学(総長 石橋 達朗)大学院理学研究院の奈良岡 浩 教授、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(代表取締役 大畑 恭宏)の共同研究グループは、小惑星リュウグウ試料中の核酸塩基について、高精度な解析評価を行いました。小惑星リュウグウ試料を...
キーワード:品質評価/技術戦略/生物地球化学/分析技術/海洋/海洋科学/物質科学/イオン化/リュウグウ/質量分析法/初期地球/地球化学/衛星/化学進化/小惑星/太陽/太陽系/惑星/隕石/アンモニア/キャピラリー電気泳動/遺伝情報/分子進化/質量分析/有機分子/生成機構/アミン/電気泳動/エタノール/はやぶさ2/室内実験/分解能/有機物/リン酸/ビタミン/高分解能/アデノシン/ATP/HPLC/RNA/アミノ酸/クロマトグラフィー/核酸塩基/高速液体クロマトグラフィー/重合反応/メタボローム/標準化
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学化学生物学総合理工工学農学
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発表日:2026年3月13日
23
東京農工大学連合農学研究科に『微細構造分析学』を開講
~陸域と海域の学問分野をつなぐ人材育成を目指して~
国立大学法人東京農工大学大学院連合農学研究科と国立研究開発法人海洋研究開発機構 (以下、JAMSTEC) は、「ブルートランスフォーメーション (BX)」と「グリーントランスフォーメーション (GX)」の統合・融合による「東京農工大学BX・GX国際教育研究拠点」の取組みを通じて、2025年10月6日に、東京農工大学大学院連合農学研究科とJAMSTECとの連携大学院を設置する覚書を締結し、東京農工大学大学院連合農学研究科に「微細構造分析学」を開講しました。これにより、JAMSTECから大学院連携教員が着任することで、微細構造分析学の研究教育が大きく充実することになり、大学院生が東京農工...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/電子顕微鏡/微細構造
他の関係分野:複合領域環境学工学
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発表日:2026年3月10日
24
日本の豊かな深海生物多様性が明らかに
―JAMSTECとOcean Censusの共同航海・ワークショップの成果―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和裕幸、以下「JAMSTEC」という。)はNippon Foundation-Nekton Ocean Census(英国、ディレクター Oliver Steeds、以下Ocean Census)と共同で、2025年6月4日から6月23日にかけて、深海潜水調査船支援母船「よこすか」および有人潜水調査船「しんかい6500」を用い、海洋生物多様性のベースラインデータを構築することを目的とした深海調査を実施しました。巨大地震が発生する可能性が高まっていると考えられている南海トラフと、未踏の海山が残されている伊豆-小笠原諸島海域の七曜海山列の海底に生息する...
キーワード:ワークショップ/技術戦略/海洋/海洋科学/プレート境界/ホットスポット/メタン湧水/巨大地震/地質学/南海トラフ/軟体動物/冷湧水/太陽/ヒトデ/光合成/深海底/生物群集/棘皮動物/太陽光/ハイドレート/マニピュレータ/メタン/メタンハイドレート/海洋環境/海洋探査/海洋保全/資源開発/大地震/南海トラフ地震/風力発電/有機物/洋上風力発電/海洋生物/生態系/甲殻類/節足動物/絶滅危惧種/生物多様性/二枚貝/微生物/ラット
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学総合理工工学農学
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発表日:2026年3月4日
25
GOSAT-GWデータ検証のためNASAと共同観測を実施します
―大都市東京の温室効果ガス排出源を上空から観測―
国立研究開発法人国立環境研究所、環境省、国立研究開発法人海洋研究開発機構およびアメリカ航空宇宙局(NASA)の研究チームは、2025年6月29日に打ち上げられた温室効果ガス・水循環観測技術衛星「いぶき GW」(GOSAT-GW)データの検証のため、上空と地上両方から日本の温室効果ガス排出源を観測する「Tokyo-Field Campaign(TOKYO-FC)」を行います。このTOKYO-FCでは、観測装置を搭載したアメリカと日本の2機の航空機が富士山静岡空港を拠点とし、日本の都市の上空を共に飛行観測します。TOKYO-FCで得られた観測データは、日本各地の地上観測データとともに、GOSAT-...
キーワード:技術戦略/温室効果ガス/海洋/海洋科学/温室効果/衛星/観測装置/航空機/水循環
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学
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発表日:2026年2月24日
26
岩石と水の反応で生まれる水素の秘密に迫る
〜岩石を詳細解析、地下の水素資源探索の手がかりにも~
地球を構成する岩石が水と反応して水素を生み出す現象は、生命のエネルギー源や天然資源を生むプロセスとして注目されています。これまで蛇紋岩化反応※1 等で水素が生成されること自体は知られていましたが、水素発生の鍵を握る鉄の分布や化学状態が、反応の進行にともなってどのように変化するのかこれまで十分に分かっておらず、天然水素の生成プロセスの理解を難しくしていました。高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所、東北大学、国士舘大学、国立極地研究所/総合研究大学院大学、海洋研究開発機構の共同研究グループ...
キーワード:技術戦略/極地/海洋/海洋科学/水素生成/高エネルギー/IODP/XAFS/マントル/下部地殻/加速器/海洋地殻/高温高圧/上部マントル/スペクトル/ケイ素/吸収スペクトル/X線吸収微細構造/水素発生/微細構造解析/マグネシウム/微細構造
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学工学
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発表日:2026年2月19日
27
日本の天候を揺さぶる熱帯の巨大雲群マッデン・ジュリアン振動の移動を左右する鍵を解明
数週間先の天候予測の精度向上に資する着眼点を提示
熱帯域には、東西数千kmにも及ぶ巨大な積乱雲群がインド洋から太平洋に移動するマッデン・ジュリアン振動(MJO)※1 という顕著な気象現象があります。MJOは世界各地に異常天候を導くテレコネクション※2 の源であり、その移動がいつどのように起きるかの解明は、熱帯気象学の最重要課題の1つでした。東北大学大学院理学研究科の髙須賀大輔助教(研究開始当時:JA...
キーワード:人工知能(AI)/不確実性/技術戦略/海洋/海洋科学/テレコネクション/気象学/大気循環/シナリオ/シミュレーション/東北地方
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学工学農学
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発表日:2026年2月18日
28
遠くアラスカ・カナダの陸地からやってきた胞子が北極海上で雲の種として働く?
―電子顕微鏡によるエアロゾル粒子の詳細解析から―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和裕幸、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門の木名瀬健特任准研究員らは、国立極地研究所の當房豊准教授及び気象庁気象研究所の足立光司主任研究官と共同で、陸域生態系に由来する胞子が北極海上まで輸送され、気候変動に強く関係する氷晶核として働くことを明らかにしました(図1)。また、海上での輸送中に海塩粒子と混合することで、胞子の氷晶を作る能力(氷核活性※6...
キーワード:滞在時間/技術戦略/海氷/極域/極地/北極海/陸域生態系/影響評価/海洋/海洋科学/環境変動/混合状態/気候変動/化学組成/太陽/生殖/太陽光/過冷却/走査型電子顕微鏡/反射率/地球環境/シミュレータ/結晶化/数値モデル/電子顕微鏡/微粒子/有機物/光学顕微鏡/ベーリング海/表面構造/生態系/土壌/温暖化/生殖細胞
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2026年2月18日
29
大規模環境DNA調査から沿岸魚分布を決める要因を探る
―魚類相を形成する複雑な海流の働きが明らかに―
近年、人間活動や気候変動による魚類の分布の変化が報告されており、その現状把握や予測には分布に影響する要因を解明することが不可欠です。東北大学・海洋研究開発機構 変動海洋エコシステム高等研究所(WPI-AIMEC)の長田穣准教授らの共同研究グループは、日本全国528地点に及ぶ大規模な環境DNA調査を実施し、沿岸魚1,220種(現在論文で報告されている種の約44%)を検出しました。さらに、これらの魚類の分布を解析したところ、魚類の輸送・移動の制限・生息環境の提供といった様々な海流の働きが多くの魚類の分布に影響していることが明らかになりました。この成果は、日本の沿岸魚類の生物多様性に関する...
キーワード:技術戦略/人間活動/海洋/海洋科学/気候変動/生態系/海洋生態/海洋生態系/環境DNA/生物多様性/将来予測
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発表日:2026年2月18日
30
千島海溝沿いでの「ひずみ」蓄積を海底観測で確認
北海道沖17世紀以来の超巨大地震の再来が切迫している可能性
過去の津波堆積物の研究から、千島海溝南西部(北海道太平洋沖)では、約400年に一度、海溝軸まで断層破壊が及ぶ超巨大地震が発生してきた可能性が示されていました。しかし、陸域の測地観測網(GNSS)では海溝から遠すぎるため、海溝付近のプレート境界が現在どのような状態にあるのかを正確に把握することは困難でした。東北大学災害科学国際研究所、東北大学理学研究科、北海道大学、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の共同研究チームは、2019年から5年間にわたり、根室沖の海底3地点でGNSS測位と音響測距技術を組み合わせた海底地殻変動観測(GNSS-A観測)を実施しました。その結果、海溝付近のプレート...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/津波堆積物/GNSS/プレート境界/海底観測/巨大地震/太平洋プレート/堆積物/地殻変動/地震活動/ひずみ/大地震/津波
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発表日:2026年2月18日
31
四半世紀の観測でわかった冷たい北の海の変化
―カムチャツカ半島沖の海の酸性化や生物生産の推移―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門むつ研究所 海峡・沿岸環境変動研究グループの脇田 昌英 副主任研究員らの研究グループは、北太平洋西部亜寒帯域のカムチャツカ半島沖に位置する定点K2(北緯47度、東経160度)において、1999~2023年の25年間にわたって、海洋地球研究船「みらい」などで得られた生物地球化学観測データを解析しました。その結果、本海域では海洋酸性化が着実に進行していることに加え、生物生産の長期的な変化が明らかにされました。衛星および船舶観測データから、定点K2での海面水温は、年0.056℃の割合で上昇し...
キーワード:環境変化/技術戦略/フラックス/海洋酸性化/極域/生物地球化学/長期変動/定量的評価/分析技術/人間活動/影響評価/海洋/海洋科学/環境変動/地球温暖化/エルニーニョ/カルサイト/ブルーム/海面水温/海洋観測/気候変動/季節変動/深層水/地球化学/放射光/北太平洋/データ解析/衛星/衛星観測/太陽/ケイ素/クロロフィル/ホウ酸/光合成/生物群集/光環境/太陽光/経年変化/沿岸環境/地球環境/X線CT/ナノメートル/マイクロ/栄養塩/海洋環境/数値モデル/生産性/炭酸カルシウム/電解質/二酸化炭素/二酸化炭素/有機物/カルシウムイオン/リン酸/生態系/群集構造/アラゴナイト/プランクトン/衛星データ/温暖化/海洋生態/海洋生態系/植物プランクトン/生物生産/石灰化/カルシウム
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発表日:2026年2月16日
32
太平洋側北極海における海氷下への海洋熱輸送が20年間で1.5倍に増加
~急激な海氷減少の鍵となる暖水流入量の増加~
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門 北極環境変動総合研究センター 北極海洋環境研究グループの伊東 素代副主任研究員は、カナダ海洋科学研究所と連携して、太平洋側北極海のカナダ海盆(アラスカ、カナダ沖)に流れ込む太平洋起源水の海洋熱輸送が、約20年間で1.5倍に増加したことを明らかにしました。1990年代以降、地球温暖化の影響で北極海の海氷は減っており、チュクチ海やカナダ海盆を含む太平洋側北極海は、特に海氷減少が著しい場所です(図2)。バロー岬沖 (バロー...
キーワード:環境変化/技術戦略/海氷/極域/長期変動/北極海/海洋/海洋科学/環境変動/地球温暖化/ホットスポット/海面水温/北太平洋/衛星/地球環境/センサー/フィードバック/マイクロ/マイクロ波/モニタリング/海洋環境/人工衛星/熱輸送/ベーリング海/生態系/プランクトン/温暖化/海洋生態/海洋生態系/漁業/植物プランクトン
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発表日:2026年2月14日
33
日本近海の海面水温が、遠く離れた貿易風を変える
~中緯度域と低緯度域を双方向に繋ぐ大気海洋相互作用の理解へ期待~
これまで、熱帯域における大気海洋結合変動現象※1 が中緯度域を含めた両半球の世界各地に遠隔影響をもたらすことはよく知られていた一方で、中緯度域から低緯度域へ向けた「逆向き」の遠隔影響については十分に理解されていませんでした。北海道大学と海洋研究開発機構の研究グループは、日本近海の中緯度に位置する黒潮続流※2 域の高い海面水温が、北太平洋亜熱帯域における貿易風に対して低緯度向きの遠隔影響を与えることを明らかに...
キーワード:技術戦略/海氷/影響評価/海洋/海洋科学/エルニーニョ/海面水温/気候変動/黒潮続流/数値実験/大気海洋相互作用/大気循環/大気大循環/北太平洋/大気大循環モデル/数値モデル
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学
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発表日:2026年2月12日
34
黒スケ・白スケだけじゃない! 8地点のスケーリーフットで解き明かす、深海熱水域をつなぐ「海流」と隔てる「断層」
―集団ゲノム解析によるインド洋熱水域群集の分散史解明と保全優先域への示唆―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)超先鋭研究開発部門超先鋭研究開発プログラムのChong CHEN主任研究員、高井 研プログラム長を含む国際共同研究グループはインド洋の深海熱水噴出域に生息する鱗を持つ巻貝「スケーリーフット」を対象に、8つの熱水域間の遺伝的連結性を、現在から過去にさかのぼって再構築しました。スケーリーフットは食道腺の細胞内に化学合成細菌を共生させて栄養を得て、さらにはその硫黄代謝物を鱗に排出して解毒する唯一無二の生存戦略を持つ生物として知られています(...
キーワード:主成分分析/技術戦略/突然変異/自然保護/影響評価/海洋/海洋科学/環境影響/環境影響評価/深海環境/生態系保全/トランスフォーム断層/プレート境界/海洋物理/海洋物理学/地球内部/中央海嶺/熱水活動/背弧海盆/太陽/個体群/光合成/種分化/深海底/生存戦略/生物地理/太陽光/高速道路/シミュレーション/海底鉱物資源/資源開発/熱水鉱床/物理モデル/海洋生物/生態系/遺伝子流動/絶滅危惧種/遺伝的多様性/集団構造/生物多様性/粒子追跡/遺伝子解析/水素ガス/ゲノム解析/代謝物/硫化水素/ゲノム/遺伝学/遺伝子/一塩基多型/細菌
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発表日:2026年2月6日
35
青森県東方沖の地震に伴う調査航海の実施について(速報)
国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下「JAMSTEC」)及び国立大学法人東北大学(以下「東北大学」)は、令和8年2月3日付プレスリリース「青森県東方沖の地震に伴う調査航海の実施について」でお知らせしたように、令和8年2月4日より東北海洋生態系調査研究船「新青丸」による調査航海を行っていましたが、調査海域周辺に海上暴風警報が発令されたため、安全確保が困難と判断し、本調査航海を中止とし、JAMSTEC横須賀本部に帰港いたします。代替となる調査航海の実施は現時点では未定です。(参考)青森県東方沖の地震に伴う調査航海の実施について...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/生態系/海洋生態/海洋生態系/調査研究
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発表日:2026年2月6日
36
17世紀北海道超巨大地震の“再来”に備える手がかり
〜中小地震から見えた地下の応力〜
静岡県公立大学法人静岡県立大学グローバル地域センター自然災害研究部門(NaDiR) 楠城 一嘉 特任教授、国立研究開発法人海洋研究開発機構 海域地震火山部門・地震津波予測研究開発センター 堀 高峰 センター長(NaDiR客員教授)らの研究グループは、日本列島の太平洋側で起きるマグニチュード9(M9)クラスの超巨大地震が、「いつ起きてもおかしくない完全なランダム現象」ではなく、地下にたまる応力の状態に応じて、ある程度特徴的な間隔で繰り返している可能性を示しました。特に本研究では中小規模地震の統計解析により、●2011年M9東北地方太平洋沖地震の震源域では、いまも応...
キーワード:地震津波/技術戦略/空間分布/海洋/海洋科学/自然災害/巨大地震/地震活動/東北沖地震/日本列島/東北地方太平洋沖地震/大地震/津波/統計解析/東北地方
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発表日:2026年2月3日
37
青森県東方沖の地震に伴う調査航海の実施について
国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下「JAMSTEC」)及び国立大学法人東北大学(以下「東北大学」)は、令和7年12月8日に発生した青森県東方沖の地震(マグニチュード7.5)を踏まえ、令和8年2月4日よりJAMSTECが所有する東北海洋生態系調査研究船「新青丸」(写真1)を用いた調査航海を行いますのでお知らせいたします。今回の地震は日本海溝・千島海溝において巨大地震が想定されている領域内で発生しました。これを受け、令和7年12月9日午前2時には「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が初めて発表されました。また、地震調査...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/GNSS/プレート境界/巨大地震/地殻変動/日本海溝/余効変動/衛星/モニタリング/大地震/津波/生態系/海洋生態/海洋生態系/調査研究
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学
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発表日:2026年2月3日
38
南鳥島EEZ海域でのレアアース泥採鉱システム接続試験の状況について(速報)
南鳥島周辺海域におけるレアアース泥採鉱システム接続試験について、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の地球深部探査船「ちきゅう」が1月17日(土)に現場海域に到着しました。その後、1月30日(金)より最初のレアアース泥回収作業を開始し、2月1日(日)未明に最初のレアアース泥が船上に揚泥されたことを確認しました。現在、継続して回収作業を実施しており、本日までに同作業が終了する予定です。 なお、清水港には2月15日(日)に帰港する見込みです。お問い合わせ先国立研究開発法人海洋研究開発機構(報道担当)海洋科学技術戦略部 報道室...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/地球深部/レアアース/ラット
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学
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発表日:2026年1月23日
39
サンゴに取り込まれたマイクロプラスチックの可視化手法を確立
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸)海洋生物環境影響研究センターの髙橋 朋子研究員らは、英国サウサンプトン大学と共同で、サンゴの体内に取り込まれたマイクロプラスチックを、取り込まれたそのままの状態で迅速に可視化することに成功しました。サンゴは、“年輪”のような成長層を伴い骨格を成長させます。そのため、マイクロプラスチックが骨格に取り込まれていると、その位置からいつごろ取り込まれたかが推定でき、汚染の変遷をたどることができます。実験室では、色をつけるなど特徴のあるプラスチックを用いることで実験ができますが、環境中に流出しているプラスチックは必ずしも特徴があるとは限らず、分析に...
キーワード:環境変化/技術戦略/マイクロプラスチック/影響評価/海洋/海洋科学/環境影響/コヒーレント/ラマン散乱/ラマン分光分析/赤外分光/ラマン/赤外分光法/ポリエチレン/光吸収/赤外光/分子振動/空間情報/地球環境/FT-IR/フーリエ変換/プラスチック/マイクロ/レーザー/海洋環境/分解能/分光分析/エチレン/海洋生物/生態系/サンゴ礁/海洋生態/海洋生態系/空間分解能/ラマン分光/ラマン分光法/ストレス
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