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大阪公立大学 研究Discovery Saga
2025年3月31日

外国語授業において、グループの雰囲気が学習意欲に影響すると示唆

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
情報学複合領域工学医歯薬学
【持続可能な開発目標(SDGs)】
【Sagaキーワード】
グループワーク/プロジェクト型学習/動機づけ/PBL/持続可能/持続可能な開発/スキル

2025年3月31日
  • 現代システム科学研究科
  • プレスリリース
  • 発表のポイント

    ◇英語授業におけるグループワーク環境が、動機づけに及ぼす影響を調査。
    ◇グループの規模は動機づけに影響しないが、グループワーク環境は動機づけを高める上で重要な役割を果たす。

    発表概要

    さまざまな課題を通じてスキルを向上させるプロジェクト型学習(PBL)は、外国語の授業などへも導入が進んでいます。PBLではグループワークが活発に行われますが、グループの結束性や積極性などの環境や規模が、学習意欲を高めること(動機づけ)にどのような影響があるのかは十分に検討されていません。また、学習者の語学力の違いなどの個人差要因により動機づけに差があることは分かっていますが、語学力が十分でない場合にグループワーク環境がどのような影響を与えるのかは明らかになっていません。
    大阪公立大学大学院現代システム科学研究科の田中 美津子准教授は、PBLを取り入れた英語授業を受講した大学生154人を対象に、グループワーク環境が学生の動機づけに及ぼす影響を検証。その結果、グループの規模による影響は見られませんでしたが、グループワーク環境の違いによって有意な差がありました。また、グループワーク環境が良好であれば、個人差要因のレベルに関係なく、動機づけが高くなる傾向があることも判明しました。本研究結果は、教育実践において重要な示唆を与えると考えられます。
    本研究成果は2025年2月15日に国際学会誌「System」にオンライン公開されました。
    <田中 美津子准教授のコメント>
    学習においては、個人の力だけでなく社会とのつながりや環境も重要な役割を果たします。今回の研究では、PBLにおけるグループワーク環境の役割を明らかにしました。今後も、より良い協働学習のあり方を追求していきたいと考えています。

    掲載誌情報

    【発表雑誌】System
    【論 文 名】Impact of group work environment and size on L2 motivation in project-based learning
    【著者】Mitsuko Tanaka
    【掲載URL】https://doi.org/10.1016/j.system.2025.103621

    資金情報

    本研究は、JSPS科研費(JP17K02993)の助成を受けたものです。
    研究内容に関する問い合わせ先

    大阪公立大学大学院現代システム科学研究科・国際基幹教育研究院
    准教授 田中 美津子(たなか みつこ)
    TEL:072-254-9718
    E-mail:mtanaka[at]omu.ac.jp

    ※[at]を@に変更してください。
    報道に関する問い合わせ先

    大阪公立大学 広報課
    担当:谷
    TEL:06-6967-1834
    E-mail:koho-list[at]ml.omu.ac.jp

    ※[at]を@に変更してください。

    プレスリリース全文(PDF文書:375.7KB)
    該当するSDGs