事実は各研究分野でどのようにできるのか
―科学的対話が生まれる文脈が本となり刊行―
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
【Sagaキーワード】
この研究の主な対象者
企業・研究者の方
公開日
概要
異なる事実のとらえ方があるために、人はすれ違います。それは日常生活にとどまらず、異分野の研究者との交流でも起こります。こうした交流から、分断ではなく繋がるための連鎖を産むにはどうすればいいのでしょうか。小俣ラポー日登美 白眉センター/人文科学研究所特定准教授、松本透 同/理学研究科特定助教、包含 同/情報学研究科特定助教、佐藤駿 同/理学研究科特定助教らは、歴史学、動物行動学、生物進化学、惑星物質科学、情報科学(人工知能)などのさまざまな分野を越えて、本来、比較が困難な諸研究を互いに比較しました。その結果、各分野の中だけでは見えなかった数々の「問い」が生まれました。本研究による領域横断的な議論の過程は、客観的で科学的な「事実」が共有されなくなっている現在のポスト・トゥルース(ポスト真実)時代にこそ、対話の道筋の構築に寄与することが期待されます。
本研究成果は、2025年3月31日に、『「事実」の交差点─科学的対話が生まれる文脈を探して』として出版されました。
「今回、他分野の研究者との方法論的比較を経験し、自分の研究を他者の目から相対的に見直すという点で、たくさん勉強することになりました・・・その結果、専門分野内のルールを守れば自然にうまれると思っていた客観性が、実は絶対ではないと実感されるようになりました。本書を執筆しなければ、『事実』はあらゆる分野を一貫して普遍的なものだと思っていたかもしれません。」(佐藤駿)
詳しい研究内容について
事実は各研究分野でどのようにできるのか―科学的対話が生まれる文脈が本となり刊行―研究者情報
研究者名 小俣ラポー 日登美京都大学 教育研究活動データベース 研究者名 松本 透
京都大学 教育研究活動データベース 研究者名 包 含
京都大学 教育研究活動データベース 研究者名 佐藤 駿
京都大学 教育研究活動データベース
京都大学 研究