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研究分野別サイレントキーワード
「ラット」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】人間情報学:温度感覚ラットを含む研究件
❏エストラジオール消退に伴う暑熱耐性低下メカニズムの探索(16K13055)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】行動性体温調節 / 尾隠し行動 / 卵巣摘出 / 温度感覚 / TRP (他21件)
【概要】研究は、①閉経後女性の耐暑能を明らかにするためのマウスモデルを作成し、②血中エストラジオール濃度の低下が、熱中症発生にかかわる複数の因子(自律性反応、行動性反応、温度感覚、暑熱にかかわる認知機能および行動)に、時間依存性に影響するか否かを検証した.マウスの暑熱逃避行動を評価するシステムを完成させ、同時に暑熱下での代謝量を評価した。エストラジオールは暑熱負荷時の代謝量低下に寄与しており、その低下は耐...
❏ラット陰嚢皮膚の温度受容能(63570080)
【研究テーマ】環境生理学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1988 - 1989
【研究代表者】彼末 一之 大阪大学, 医学部, 助教授 (50127213)
【キーワード】ラット / 温度感覚 / 陰嚢温 / オペラント条件付け
【概要】Hellon et al.)(1973)がラット脊髄、さらに上位の中枢神経内に陰嚢温度刺激に応答するニュ-ロンが多く存在することを見い出して以来、この系は温度感覚情報の求心路のモデルとして多くの解析がなされてきた。ところがこれらのニュ-ロン応答は覚醒に伴う非特異的な反応であることが最近明らかになった(Kanosue et al.,1984,1985)。そこで本研究では,実際にラットが陰嚢温度変化を...
【複合領域】健康・スポーツ科学:シナジーラットを含む研究件
❏運動スキルの発現と獲得における脊髄小脳ループの役割の解明(15K01498)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (90252725)
【キーワード】歩行 / 小脳 / 脊髄 / 適応 / 筋骨格モデル (他15件)
【概要】運動の生成における神経・筋系の冗長多自由度性の問題に対して、実際の運動においては複数の関節が時間的・空間的関係性を保ちながら動くというように、関節間の協調としての運動学シナジーを環境の変化に適応的に制御することにより運動スキルは達成される。本研究は、歩行運動の際の環境の変化に応じた新たなスキルの発現と獲得における脊髄小脳ループの役割について、ラットを用いた神経生理学的実験と、ラットにおける神経筋骨...
❏シナジーとリズムに基づく歩行の数理(15KT0015)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-07-10 - 2020-03-31
【研究代表者】青井 伸也 京都大学, 工学研究科, 准教授 (60432366)
【キーワード】シナジー / 運動制御 / 神経筋骨格モデル / ヒト / サル (他11件)
【概要】本研究では、生物の運動制御における冗長性を解決する戦略として広く示唆される低次元構造に着目して、ヒト・サル・ラット3種類の異なる生物を対象に、数理科学を中心とした神経生理学とバイオメカニクスとの連携から、歩行に寄与する神経・筋・骨格系の作動原理の数理的な解明を目指した。特に、ヒトの歩行と走行、サルの四足歩行と二足歩行など異なる歩容を形成する低次元構造の共通性と差異、環境変化や外乱に対する低次元構造...
【複合領域】健康・スポーツ科学:運動負荷ラットを含む研究件
❏各種運動強度における酸化ストレスの影響(08680114)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】平井 富弘 大阪大学, 健康体育部, 助教授 (70020104)
【キーワード】運動 / TBARS / 尿酸 / 過酸化脂質 / 肥満 (他9件)
【概要】運動により生体に過酸化が起こり悪影響を及ぼす。このような過酸化脂質の発生に対してビタミンC、Eや尿酸などが抗酸化剤としての効果を示す。そこで尿酸と過酸化脂質との関連を見るため、第1の研究は、高校生の肥満群と対照群に対し、短時間(8〜12分)で疲労困憊にいたらせる運動を自転車エルゴメータによって与え、運動前後の血清中の過酸化脂質と尿酸値について測定した。その結果、TBARS(TBA反応物質)値は運動...
❏慢性疲労の細胞性免疫機能への影響に関する研究(04454589)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】内山 巌雄 国立公衆衛生院, 労働衛生学部, 部長 (20151897)
【キーワード】慢性疲労 / 細胞性免疫能 / ラット / ヒト / ジョギング (他12件)
【概要】当該年度においては、平成4年度から行っている実験動物を用いた慢性疲労の基礎的研究を発展させ、自発的な運動負荷がかかった場合についても検討した。既に報告したように、慢性疲労のモデルとして強制運動等を行わせた場合には細胞性免疫能の低下が見られていたが、自発運動の場合にはコントロールよりも免疫能が改善される傾向を見い出した。また、毎月1回、6か月間におよぶ調査に協力を申し出た某体育大学の陸上競技部に所属...
【複合領域】健康・スポーツ科学:グリコーゲンラットを含む研究件
❏水素による酸化ストレスの軽減は持久的パフォーマンスを向上させるか(15K12674)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】村岡 功 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80112712)
【キーワード】水素 / 活性酸素種 / 持久性パフォーマンス / ラット / グリコーゲン含量 (他12件)
【概要】本研究の目的は、近年、新たな抗酸化物質として注目されている水素分子(水素)の健康・スポーツ科学分野への活用に向けた基礎的な知見を得ることであった。本研究の結果、運動時の酸化ストレスおよび持久的パフォーマンスに対する水素摂取の効果は認められなかった。しかし、水素が運動時の肝グリコーゲン含量の減少を有意に抑制することが示された。このことから、水素は抗酸化以外の生理的作用を介して運動時の肝グリコーゲン利...
❏長期の異なった食餌がグリコーゲンローディングに及ぼす影響(13680028)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】中谷 昭 奈良教育大学, 教育学部, 教授 (70116284)
【キーワード】グリコーゲン / 3-HAD活性 / 高脂肪食 / ラット / 中鎖脂肪酸 (他9件)
【概要】【目的】持久的運動選手の間では持久力を高めるため,あらかじめ筋グリコーゲンを高めておくグリコーゲンローディングという食事法が盛んに行なわれている.本研究では異なった脂肪酸組成からなる高脂肪食を長期に摂取した場合,グリコーゲンローディングにどのような影響を及ぼすかについて検討した.いずれの年度も実験動物としてWistar系雄ラットを用いた. 【平成13年度】初年度は動物性高脂肪食の影響について検討し...
【複合領域】健康・スポーツ科学:予測的姿勢制御ラットを含む研究件
❏フィードフォワード型姿勢制御における神経機構の解明(20K19592)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】鴻巣 暁 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (80838483)
【キーワード】予測的姿勢制御 / 大脳―小脳連関 / 運動学習 / シミュレーション / 大脳ー小脳連関 (他9件)
【概要】中枢神経系の情報処理は時間遅れやノイズを伴うため、日常動作やスポーツ動作の素早く円滑な実行には予測的な姿勢制御が不可欠である。脳疾患患者の運動分析等により予測的姿勢制御に関与する中枢神経領域が同定されつつあるが、詳細な神経機構は明らかにされていない。そこで、本研究ではラットにおける新規の姿勢制御課題を構築し、大脳―小脳連関の局所的破壊実験および神経活動記録により、予測的姿勢制御の情報伝達・変換機構...
❏予測的姿勢制御における大脳小脳連関の解明(18K10955)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90252725)
【キーワード】姿勢制御 / 予測 / 小脳 / ラット / 数理モデル (他10件)
【概要】身体運動の円滑な遂行においては姿勢の適切な制御が重要である。予測的姿勢制御は未知あるいは既知の時空間に働きかける最初の過程と言える。ラットを対象に姿勢への外乱に対する事前の随意動作あるいは先行刺激を課し、学習することによって外乱を予測できる条件付け学習課題を新たに構築し、小脳傷害の影響について調べた。また、ラットの姿勢制御系として内部モデルを用いたモデル予測制御を加え、構築した姿勢制御の学習モデル...
【複合領域】健康・スポーツ科学:大脳・小脳連関ラットを含む研究件
❏フィードフォワード型姿勢制御における神経機構の解明(20K19592)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】鴻巣 暁 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (80838483)
【キーワード】予測的姿勢制御 / 大脳―小脳連関 / 運動学習 / シミュレーション / 大脳ー小脳連関 (他9件)
【概要】中枢神経系の情報処理は時間遅れやノイズを伴うため、日常動作やスポーツ動作の素早く円滑な実行には予測的な姿勢制御が不可欠である。脳疾患患者の運動分析等により予測的姿勢制御に関与する中枢神経領域が同定されつつあるが、詳細な神経機構は明らかにされていない。そこで、本研究ではラットにおける新規の姿勢制御課題を構築し、大脳―小脳連関の局所的破壊実験および神経活動記録により、予測的姿勢制御の情報伝達・変換機構...
❏予測的姿勢制御における大脳小脳連関の解明(18K10955)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90252725)
【キーワード】姿勢制御 / 予測 / 小脳 / ラット / 数理モデル (他10件)
【概要】身体運動の円滑な遂行においては姿勢の適切な制御が重要である。予測的姿勢制御は未知あるいは既知の時空間に働きかける最初の過程と言える。ラットを対象に姿勢への外乱に対する事前の随意動作あるいは先行刺激を課し、学習することによって外乱を予測できる条件付け学習課題を新たに構築し、小脳傷害の影響について調べた。また、ラットの姿勢制御系として内部モデルを用いたモデル予測制御を加え、構築した姿勢制御の学習モデル...
【複合領域】生活科学:白血球系細胞ラットを含む研究件
❏ガーリックオイルの主要成分と生体防御系機能との関連(24500971)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】立屋敷 かおる 上越教育大学, その他部局等, 理事兼副学長 (20119324)
【キーワード】Diallyl disulfide / Garlic / B-lymphocytes / T-lymphocytes / Spleen (他16件)
【概要】Diallyl disulfide (DADS) is a major sulfur compound of garlic. However, it still remains unclear how DADS affects the distribution of white blood cell subsets. We studied the dose-dependent effects of...
❏亜鉛欠乏によるアドレナリン受容体・脱共役タンパク質遺伝子発現・免疫・ストレス応答(24300261)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】今泉 和彦 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (60145068)
【キーワード】亜鉛(Zn)欠乏 / インスリン様成長因子‐1(IGF-1) / IGF-1受容体 (IGF-1R) / アドレナリン受容体 (AR) / 褐色脂肪組織 (BAT) (他27件)
【概要】幼齢ラットの遅筋・ヒラメ(SOL)筋と速筋・長指伸(EDL)筋のインスリン様成長因子‐1受容体(IGF-1R)発現量に及ぼす亜鉛(Zn)欠乏の影響をしらべた。Zn欠乏4週間でEDL筋の相対重量は著明に低下し、SOL筋では変化しなかった。IGF-1RmRNA発現量はEDL筋でZn欠乏により1.3倍有意に増加したが、SOL筋では変化しなかった。IGF-1Rタンパク質発現量はSOL筋でZn欠乏後に2.1...
【複合領域】生活科学:栄養素代謝ラットを含む研究件
❏日本人のマグネシウム摂取状況を反映したラット肝臓内栄養素代謝に関する包括的解析(16K16275)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】石島 智子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任助教 (80568270)
【キーワード】軽度マグネシウム欠乏 / ラット / 肝臓 / 栄養素代謝 / トランスクリプトーム解析 (他8件)
【概要】マグネシウム(Mg)欠乏の度合いは、0.02%Mg食投与の方が0.04%Mg食投与よりも重度であるが、0.02%Mg食投与では血清Mg濃度以外の血清指標に有意な変化はみられなかった。 肝臓における発現変動遺伝子数は、0.02%Mg食投与の方が0.04%Mg食投与よりも多かった。発現変動を示した遺伝子には、脂質代謝、糖質代謝、免疫応答、細胞接着に関するものが両群に共通して多く含まれており、Mg欠乏が...
❏マグネシウム欠乏食短期投与ラット肝臓の栄養素代謝のトランスクリプトーム解析(24700820)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】石島 智子 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (80568270)
【キーワード】マグネシウム欠乏 / 短期投与 / ラット / 肝臓 / 栄養素代謝 (他7件)
【概要】生体内現象は遺伝子活動を反映する。マグネシウム(Mg)欠乏食投与2週間および3日間のラットの肝臓における発現変動遺伝子の網羅的な解析を行ったところ、肝臓におけるエネルギー代謝全体が変化することが示唆された。この変動は、4週間のMg欠乏食投与時と類似しており、4週間投与で観察された遺伝子発現変動は、既に3日間投与の段階で引き起こされていることが明らかになった。また2週間投与あるいは3日間投与では、幾...
【複合領域】生活科学:マグネシウム欠乏ラットを含む研究件
❏軽度マグネシウム欠乏食投与による骨代謝への影響とその機序の解明(20K02360)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】石島 智子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任助教 (80568270)
【キーワード】マグネシウム欠乏食 / 骨代謝 / 骨密度 / 骨代謝マーカー / ラット (他6件)
【概要】本研究では、現在の日本人の マグネシウム(Mg) 不足状態を反映するような軽度の Mg 欠乏食を投与したラットの骨代謝への影響とその機序について、生化学的解析、物理的解析、網羅的遺伝子発現解析を行い包括的に理解することを試みる。 飼料はAIN-93G飼料組成に基づき作製し、正常食のMg濃度0.05%を推奨量(充率100%)と仮定し、Mg欠乏食は、現在の日本人のMg摂取量の推奨量に対応する充足率約7...
❏マグネシウム欠乏食短期投与ラット肝臓の栄養素代謝のトランスクリプトーム解析(24700820)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】石島 智子 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (80568270)
【キーワード】マグネシウム欠乏 / 短期投与 / ラット / 肝臓 / 栄養素代謝 (他7件)
【概要】生体内現象は遺伝子活動を反映する。マグネシウム(Mg)欠乏食投与2週間および3日間のラットの肝臓における発現変動遺伝子の網羅的な解析を行ったところ、肝臓におけるエネルギー代謝全体が変化することが示唆された。この変動は、4週間のMg欠乏食投与時と類似しており、4週間投与で観察された遺伝子発現変動は、既に3日間投与の段階で引き起こされていることが明らかになった。また2週間投与あるいは3日間投与では、幾...
【複合領域】生活科学:マグネシウム欠乏食ラットを含む研究件
❏軽度マグネシウム欠乏食投与による骨代謝への影響とその機序の解明(20K02360)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】石島 智子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任助教 (80568270)
【キーワード】マグネシウム欠乏食 / 骨代謝 / 骨密度 / 骨代謝マーカー / ラット (他6件)
【概要】本研究では、現在の日本人の マグネシウム(Mg) 不足状態を反映するような軽度の Mg 欠乏食を投与したラットの骨代謝への影響とその機序について、生化学的解析、物理的解析、網羅的遺伝子発現解析を行い包括的に理解することを試みる。 飼料はAIN-93G飼料組成に基づき作製し、正常食のMg濃度0.05%を推奨量(充率100%)と仮定し、Mg欠乏食は、現在の日本人のMg摂取量の推奨量に対応する充足率約7...
❏日本人のマグネシウム摂取状況を反映したラット肝臓内栄養素代謝に関する包括的解析(16K16275)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】石島 智子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任助教 (80568270)
【キーワード】軽度マグネシウム欠乏 / ラット / 肝臓 / 栄養素代謝 / トランスクリプトーム解析 (他8件)
【概要】マグネシウム(Mg)欠乏の度合いは、0.02%Mg食投与の方が0.04%Mg食投与よりも重度であるが、0.02%Mg食投与では血清Mg濃度以外の血清指標に有意な変化はみられなかった。 肝臓における発現変動遺伝子数は、0.02%Mg食投与の方が0.04%Mg食投与よりも多かった。発現変動を示した遺伝子には、脂質代謝、糖質代謝、免疫応答、細胞接着に関するものが両群に共通して多く含まれており、Mg欠乏が...
【複合領域】生活科学:FGF21ラットを含む研究件
❏リン過剰摂取による脂質代謝の変動に関与する内在性因子とシグナル経路の解明(19H01605)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中井 雄治 弘前大学, 地域戦略研究所, 教授 (10321788)
【キーワード】高リン食 / DNAマイクロアレイ / ラット / 肝臓 / FGF21 (他7件)
【概要】本研究では、高リン刺激が生体の脂質代謝に影響を及ぼす機構を解明することを目的として、高リン食を単回投与したラット肝臓での遺伝子発現の変化をDNAマイクロアレイで解析した。その結果、FGF21を含む脂質代謝関連遺伝子が高リン食群で有意に発現上昇していた。同ラット血清中のFGF21タンパク質をELISA法で測定した結果、高リン食群で有意に高値を示した。一方、血中リン濃度上昇に早期に応答するPTHには有...
❏高リン食投与ラットモデルを用いた主要臓器におけるリン恒常性調節機構解明とその応用(23300273)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中井 雄治 東京大学, 農学生命科学研究科, 特任准教授(移行) (10321788)
【キーワード】高リン食 / DNAマイクロアレイ / ラット / 腎臓 / 肝臓 (他13件)
【概要】ラットを通常食(C群)および高リン食(HP群)で24日間飼育した後、腎臓・肝臓・白色脂肪組織(WAT)を摘出し、RNAを抽出してDNAマイクロアレイ解析を行なった。その結果、両群の遺伝子発現プロファイルは大きく異なり、腎臓ではHP群においてナトリウム依存性リン酸共輸送体であるNaPi-IIbが顕著に発現上昇していた。肝臓では、HP群において脂肪酸β酸化の亢進、アミノ酸異化の抑制が認められた。WAT...
【複合領域】生活科学:高リン食ラットを含む研究件
❏リン過剰摂取による脂質代謝の変動に関与する内在性因子とシグナル経路の解明(19H01605)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中井 雄治 弘前大学, 地域戦略研究所, 教授 (10321788)
【キーワード】高リン食 / DNAマイクロアレイ / ラット / 肝臓 / FGF21 (他7件)
【概要】本研究では、高リン刺激が生体の脂質代謝に影響を及ぼす機構を解明することを目的として、高リン食を単回投与したラット肝臓での遺伝子発現の変化をDNAマイクロアレイで解析した。その結果、FGF21を含む脂質代謝関連遺伝子が高リン食群で有意に発現上昇していた。同ラット血清中のFGF21タンパク質をELISA法で測定した結果、高リン食群で有意に高値を示した。一方、血中リン濃度上昇に早期に応答するPTHには有...
❏高リン食投与ラットモデルを用いた主要臓器におけるリン恒常性調節機構解明とその応用(23300273)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中井 雄治 東京大学, 農学生命科学研究科, 特任准教授(移行) (10321788)
【キーワード】高リン食 / DNAマイクロアレイ / ラット / 腎臓 / 肝臓 (他13件)
【概要】ラットを通常食(C群)および高リン食(HP群)で24日間飼育した後、腎臓・肝臓・白色脂肪組織(WAT)を摘出し、RNAを抽出してDNAマイクロアレイ解析を行なった。その結果、両群の遺伝子発現プロファイルは大きく異なり、腎臓ではHP群においてナトリウム依存性リン酸共輸送体であるNaPi-IIbが顕著に発現上昇していた。肝臓では、HP群において脂肪酸β酸化の亢進、アミノ酸異化の抑制が認められた。WAT...
【複合領域】子ども学:運動ラットを含む研究件
❏血圧調節ホルモンをモデルとした最適トレーニング頻度の解明(12480008)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】須田 和裕 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (70192135)
【キーワード】ラット / ANP / 腎臓 / 副腎 / 運動 (他24件)
【概要】運動中は血液循環が亢進するため、血圧は高くなる。これが限度を越すと心臓に過大な負担がかかったり、血管が破裂するであろう。しかし、実際にはこのようなことは簡単には起こらない。それは血管に作用する心房性ナトリウム利尿ホルモン(ANP)や、アンジオテンシンIIなどの血圧調節ホルモンが循環系を適切にコントロールしているからである。ところが、これらの血圧調節ホルモンの量が減少したり、これらのホルモンの情報を...
❏腫瘍細胞の進展にともなう非特異免疫の変化に及ぼす運動とストレスの影響(10670327)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】町田 和彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00111104)
【キーワード】免疫 / 癌 / ラット / ストレス / 運動 (他20件)
【概要】〔目的〕われわれは今までに各種ライフスタイルと生態防御機能との関係について動物実験、高齢者の健康管理、アンケート法による調査などにより多方面の研究を行ってきたが、その中でストレスの少ない適度な自由運動が非特異免疫能を中心とした生態防御機能の向上に大きな役割を果たしていることを見出して来た.そこで積み重ねられたいろいろな手法を用いてこれらのライフスタイルの癌細胞に与える影響を腫瘍の大きさと各種生態防...
❏各種運動強度における酸化ストレスの影響(08680114)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】平井 富弘 大阪大学, 健康体育部, 助教授 (70020104)
【キーワード】運動 / TBARS / 尿酸 / 過酸化脂質 / 肥満 (他9件)
【概要】運動により生体に過酸化が起こり悪影響を及ぼす。このような過酸化脂質の発生に対してビタミンC、Eや尿酸などが抗酸化剤としての効果を示す。そこで尿酸と過酸化脂質との関連を見るため、第1の研究は、高校生の肥満群と対照群に対し、短時間(8〜12分)で疲労困憊にいたらせる運動を自転車エルゴメータによって与え、運動前後の血清中の過酸化脂質と尿酸値について測定した。その結果、TBARS(TBA反応物質)値は運動...
【環境学】環境解析学:甲状腺ホルモンラットを含む研究件
❏甲状腺ホルモンシグナリングを用いた心不全治療の試み-胎児型遺伝子発現の転換(15590723)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】絹川 弘一郎 東京大学, 医学部附属病院, 助手 (00345216)
【キーワード】甲状腺ホルモン / 心筋細胞 / 心肥大 / p38 MAPキナーゼ / 甲状腺ホルモンレセプター (他10件)
【概要】主として、培養心筋細胞におけるアデノウィルスを用いたTRの過剰発現系において検討した。TRβ_1の過剰発現により心筋細胞の肥大は抑制されたが、p38MAPKのリン酸化抑制を伴っており、このp38のリン酸化抑制はTRβ_1とp38αの相互作用によることも観察された。しかし、TRβ_1の過剰発現はT_3に特徴的な成体型遺伝子発現すなわちαMHCやSERCAの増加、βMHCの減少を伴った。TRβ_1の過...
❏高等動物の神経発達に対する内分泌撹乱化学物質の影響に関する研究(14104020)
【研究テーマ】環境影響評価(含放射線生物学)
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2002 - 2006
【研究代表者】吉川 泰弘 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (80109975)
【キーワード】内分泌攪乱化学物質 / 神経発達 / 行動評価 / ラット / カニクイザル (他16件)
【概要】研究目的:内分泌撹乱化学物質の神経発達に対する影響の研究は比較的新しく、まだ遺伝子レベルや個体レベルの影響評価がランダムに報告されているに過ぎない。特にげっ歯類から霊長類にわたる一貫性のあるリスク評価研究はほとんど行われていない。本研究ではラット、サル類、チンパンジーの個体を用いて環境化学物質代謝のヒトへの外挿を行う。またラット胎児、げっ歯類・霊長類の神経培養、マウス・サル類のES細胞などを用いて...
【数物系科学】物理学:超微細構造ラットを含む研究件
❏消化管運動調節機構に与る非神経非筋細胞の細胞組織学的研究(10670514)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】小室 輝昌 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20037386)
【キーワード】カハールの介在細胞 / c-kit / 消化管 / 微細構造 / 免疫組織化学 (他22件)
【概要】本研究では、消化管筋層に存在するカハールの介在細胞(ICC)の刺激伝達装置としての機能を解析すると共に、各器官組織層に分布するICCの細胞組織学的分類整理を試み総括した。 *平成10年度には、ICCの標識としてc-kit receptor抗体、gap junctionの検出にはCx43の抗体を用いラット小腸の免疫組織化学的検索を行った。その結果、小腸輪層筋最内側の深部筋神経叢(DMP)に沿ってc-...
❏発育期における過度のトレーニングの危険性を考慮した運動処方プログラムの開発(09308002)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 副学長 (00162644)
【キーワード】運動処方 / 発育発達 / トレーニング / 骨 / 骨格筋 (他20件)
【概要】本研究では、来るべき高齢化社会を念頭に置いて「発育期における過度の運動トレーニング」が中高年以降の身体機能にいかに影響するかを知ることを目的として、運動生理学的見地から検討した。発育期における「過度のトレーニング」及び「種目限定・活動内容の限定」の影響が、スポーツ活動を行わなくなって以降の身体諸機能に及ぼす影響を呼吸循環系及び運動器系の生理機能を中心として検討することで得られた科学的データを基に、...
【生物学】生物学:筋前駆細胞ラットを含む研究件
❏間葉系前駆細胞の老化を基軸とした炎症性筋疾患の新規病態進行機序の解明(20H03161)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山内 啓太郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70272440)
【キーワード】細胞老化 / ラット / 筋ジストロフィー / 免疫回避 / 炎症 (他9件)
【概要】炎症性筋疾患であるヒトデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)の病態を反映するDMDラット骨格筋では細胞老化因子p16の発現を伴う間葉系前駆細胞の早期細胞老化が生じており、これが筋再生を抑制する可能性が示されている。そこで本年度はp16欠損ラットとDMDラットと交配させることでp16依存性の細胞老化を阻止した場合にDMDラットの表現型がどのように変化するかについて詳細に調べた。その結果、p16欠損...
❏比較動物学的見地からの筋発生学・筋再生学再構築への挑戦(19K22359)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】山内 啓太郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (70272440)
【キーワード】ラット / 筋発生 / 筋再生 / ゲノム編集 / MyoD (他12件)
【概要】MyoD欠損ラットおよびMyf-5欠損ラットの作成に成功した。両ラットともに出生後数時間以内に死亡するという共通した表現型を呈していた。さらにMyoDやMyf-5陽性細胞の追跡が可能なMyoD-GFPラットおよびMyf-5-mCherryラットをゲノム編集により作成した。これらの骨格筋から採取した細胞からFACSによりGFP、mCherry陽性細胞を分離できることが確認された。今回作成した各種遺伝...
【生物学】生物学:筋分化ラットを含む研究件
❏比較動物学的見地からの筋発生学・筋再生学再構築への挑戦(19K22359)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】山内 啓太郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (70272440)
【キーワード】ラット / 筋発生 / 筋再生 / ゲノム編集 / MyoD (他12件)
【概要】MyoD欠損ラットおよびMyf-5欠損ラットの作成に成功した。両ラットともに出生後数時間以内に死亡するという共通した表現型を呈していた。さらにMyoDやMyf-5陽性細胞の追跡が可能なMyoD-GFPラットおよびMyf-5-mCherryラットをゲノム編集により作成した。これらの骨格筋から採取した細胞からFACSによりGFP、mCherry陽性細胞を分離できることが確認された。今回作成した各種遺伝...
❏筋組織における間葉系前駆細胞のニッチ形成因子としての役割の解明(16H05041)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山内 啓太郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70272440)
【キーワード】間葉系前駆細胞 / 筋分化 / 脂肪細胞 / 線維芽細胞 / 筋衛星細胞 (他13件)
【概要】ある種の病態では骨格筋や心筋に線維化や脂肪化が生じることで筋の機能が大きく損なわれる。この線維化や脂肪化は間葉系前駆細胞を共通の起源にもつ線維芽細胞や脂肪細胞の増加によるものである。本研究では間葉系前駆細胞ならびにそれを共通の起源にもつ線維芽細胞や脂肪細胞を筋細胞周囲の環境形成因子と位置づけ、その分化制御に関わるCSPG4分子の機能を明らかにするとともに、老化間葉系前駆細胞が筋分化を抑制することや...
【生物学】生物学:シバヤギラットを含む研究件
❏フェロモンを担体とした嗅覚コミュニケーションシステムの解明(13306022)
【研究テーマ】応用動物科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】森 裕司 東大, 農学生命科学研究科, 教授 (40157871)
【キーワード】シバヤギ / 性フェロモン / 4エチル脂肪酸 / 光学異性体 / ラット (他15件)
【概要】雄ヤギフェロモン分子の単離・精製・同定 雄ヤギ被毛よりフェロモン活性物質の分離を試みるため、超臨界CO2クロマトグラフィーを用いて分取を行い、得られたフェロモン活性陽性分画についてガスクロマトグラフ質量分析計により分析を行った。その結果、以前より雄ヤギ特異臭の構成成分として報告されていた一連の4-エチル分枝脂肪酸およびそのエステル類が複数検出された。そのうち、4-エチルオクタン酸、4-エチルデカン...
❏視床下部走行ニューロンによる行動と代謝の協調的制御に関する研究(11306020)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】澤崎 徹 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (00012047)
【キーワード】視床下部腹内側核 / 走行運動 / 走行ニューロン / カイニン酸 / γ-アミノ酪酸 (他8件)
【概要】視床下部腹内側核(VMH)は摂食・性行動・攻撃・逃避など個体と種の維持に欠かせない本能行動の統御部位である.これら多様な行動の発現には、動機と関わらない次元で「走行運動」という共通な要素が存在しており、その制御機構の解明は、これら本能行動の一層の理解と、それらを制御する手段を開発してゆくためには欠かせない.我々はラットのVMHに、定型的な走行運動を誘起する走行ニューロンが存在することを発見した.さ...
【生物学】生物学:間葉系前駆細胞ラットを含む研究件
❏間葉系前駆細胞の老化を基軸とした炎症性筋疾患の新規病態進行機序の解明(20H03161)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山内 啓太郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70272440)
【キーワード】細胞老化 / ラット / 筋ジストロフィー / 免疫回避 / 炎症 (他9件)
【概要】炎症性筋疾患であるヒトデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)の病態を反映するDMDラット骨格筋では細胞老化因子p16の発現を伴う間葉系前駆細胞の早期細胞老化が生じており、これが筋再生を抑制する可能性が示されている。そこで本年度はp16欠損ラットとDMDラットと交配させることでp16依存性の細胞老化を阻止した場合にDMDラットの表現型がどのように変化するかについて詳細に調べた。その結果、p16欠損...
❏筋組織における間葉系前駆細胞のニッチ形成因子としての役割の解明(16H05041)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山内 啓太郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70272440)
【キーワード】間葉系前駆細胞 / 筋分化 / 脂肪細胞 / 線維芽細胞 / 筋衛星細胞 (他13件)
【概要】ある種の病態では骨格筋や心筋に線維化や脂肪化が生じることで筋の機能が大きく損なわれる。この線維化や脂肪化は間葉系前駆細胞を共通の起源にもつ線維芽細胞や脂肪細胞の増加によるものである。本研究では間葉系前駆細胞ならびにそれを共通の起源にもつ線維芽細胞や脂肪細胞を筋細胞周囲の環境形成因子と位置づけ、その分化制御に関わるCSPG4分子の機能を明らかにするとともに、老化間葉系前駆細胞が筋分化を抑制することや...
【生物学】生物学:ロードーシス抑制機構ラットを含む研究件
❏中隔と背側縫線核におけるロードシス抑制機構の解明(09680802)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (10053357)
【キーワード】ロードーシス抑制機構 / 中隔 / 背側縫線核 / 性分化 / エストロゲン (他10件)
【概要】ラットの中隔外側部には雌特有の性行動パターンであるロードーシスと勧誘行動に対する抑制力が存在する.一方,中脳の背側縫線核のセロトニン神経がやはり雌性行動に対し抑制力を持つ。雄ラットは大量のエストロゲンを投与されても雌の性行動の発現は弱いが、その原因はこの二つの抑制力が強いためと考えられる。本研究では抑制機構に対して神経内分泌学的解析を行い次のような結果を得た。 (1)雌雌ラットの背側縫線核の前腹側...
❏性行動神経制御機構における性分化機序の解明(61540546)
【研究テーマ】動物形態・分類学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1986
【研究代表者】山内 兄人 順天堂大, 医学部, 助手 (10053357)
【キーワード】性行動 / 脳の性分化 / ロード-シス抑制機構 / 中隔 / アンドロゲナイズ (他6件)
【概要】雌ラットでは視床下部の腹内側核に雌型性行動(ロード-シス)促進機構が発達しており、視束前野より上位の中枢に抑制機構が発達している。雄ラットの脳にも雌性行動にたいする同様の促進、抑制機構が存在しているが、抑制力が強いためロード-シスを示さないと考えられる。この強い抑制力は新生時期の精巣ホルモン(アンドロゲン)により形成される可能性がある。今年度の研究目的は新生期のアンドロゲン濃度の変化が抑制力をどの...
【生物学】生物学:脳の性分化ラットを含む研究件
❏性行動と母性行動の神経制御と性分化(14540618)
【研究テーマ】生物形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学学術院・人間科学部, 教授 (10053357)
【キーワード】ロードーシス / 性分化 / 中隔 / エストロゲンβ受容体 / セロトニン (他21件)
【概要】1.ロードーシス抑制力をもつ外側中隔の解析 雌雄ラット中脳中心灰白質(MCG)に逆行性神経トレーサーを(フルオロゴールド、FG)注入し、FG,エストロゲンα受容体とβ受容体の染色をおこなった結果、(1)外側中隔(LS)のFG陽性細胞数は雌のほうが雄より多いこと、(2)LSにはβ受容体含有細胞のほうがα受容体含有細胞より多いこと、また、その数はエストロゲンに影響を受けないこと、(3)LSのMCGに投...
❏性行動神経制御機構における性分化機序の解明(61540546)
【研究テーマ】動物形態・分類学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1986
【研究代表者】山内 兄人 順天堂大, 医学部, 助手 (10053357)
【キーワード】性行動 / 脳の性分化 / ロード-シス抑制機構 / 中隔 / アンドロゲナイズ (他6件)
【概要】雌ラットでは視床下部の腹内側核に雌型性行動(ロード-シス)促進機構が発達しており、視束前野より上位の中枢に抑制機構が発達している。雄ラットの脳にも雌性行動にたいする同様の促進、抑制機構が存在しているが、抑制力が強いためロード-シスを示さないと考えられる。この強い抑制力は新生時期の精巣ホルモン(アンドロゲン)により形成される可能性がある。今年度の研究目的は新生期のアンドロゲン濃度の変化が抑制力をどの...
【生物学】生物学:マウントラットを含む研究件
❏性行動制御機構における縫線核の機能解析(05640756)
【研究テーマ】生物形態・構造
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (10053357)
【キーワード】性行動 / 背側縫線核 / 正中縫線核 / セロトニンニューロン / 抑制機構 (他18件)
【概要】本研究では雄ラットと雌ラットの中脳背側縫線核と正中縫線核が雌型性行動(ロードーシス)と雄型性行動(マウント-挿入-射精-勃起)発現にどのような働きをもつか調べた。。 その結果、雄ラットの背側縫線核を破壊するとロードーシスをするようになることから、背側縫線核に強い抑制力が存在することが示された。また、セロトニン合成阻害剤投与や神経線維持切断実験により背側縫線核の前・腹側部から前脳に行くセロトニンニュ...
❏下位脳幹における雌雄ラット性行動制御機構の解析(63540600)
【研究テーマ】動物形態・分類学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1988 - 1990
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学部, 助教授 (10053357)
【キーワード】性行動 / ロ-ド-シス / マウント / 雄雌ラット / 縫線核 (他15件)
【概要】雌雄ラットの性行動は中枢神経系により制御されており、性ホルモンは中枢神経系の制御機構に直接作用することで性行動の発現を可能にしている。中枢神経系における制御機構は前脳を中心に解析が進んでいるが下位脳幹である中脳、橋、延髄では不明の部分が多い。本実験は延髄の縫線核に焦点をんでいるが下位脳幹である中乳、橋、延髄ではまだまだ不明な部分が多い。本実験延髄の縫線核に焦点を宛て、破壊すると雌雄の性行動がどの様...
【生物学】基礎生物学:ロードーシスラットを含む研究件
❏植物含有エストロゲン作用物質の生殖機能発達への影響(17570052)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (10053357)
【キーワード】植物エストロゲン / 性分化 / ロードーシス / 性周期 / 母性行動 (他12件)
【概要】本研究では植物エストロゲン(クメステロール、ゲニステイン、レスベラトロール)のラット脳機能の性分化、成熟雌ラットの性行動や母性行動に対する影響を調べた。 1.脳機能の雄性化に対する植物エストロゲン投与効果 (1)クメステロール(CM)投与効果:出生5日目の雌ラットに3mgCMを皮下投与すると1mgエストラディオール(E2)投与群と同様に膣開口が早まり、性周期は消失し、卵巣は小さく、黄体がなく、ロー...
❏性行動と母性行動の神経制御と性分化(14540618)
【研究テーマ】生物形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学学術院・人間科学部, 教授 (10053357)
【キーワード】ロードーシス / 性分化 / 中隔 / エストロゲンβ受容体 / セロトニン (他21件)
【概要】1.ロードーシス抑制力をもつ外側中隔の解析 雌雄ラット中脳中心灰白質(MCG)に逆行性神経トレーサーを(フルオロゴールド、FG)注入し、FG,エストロゲンα受容体とβ受容体の染色をおこなった結果、(1)外側中隔(LS)のFG陽性細胞数は雌のほうが雄より多いこと、(2)LSにはβ受容体含有細胞のほうがα受容体含有細胞より多いこと、また、その数はエストロゲンに影響を受けないこと、(3)LSのMCGに投...
❏中隔と背側縫線核におけるロードシス抑制機構の解明(09680802)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (10053357)
【キーワード】ロードーシス抑制機構 / 中隔 / 背側縫線核 / 性分化 / エストロゲン (他10件)
【概要】ラットの中隔外側部には雌特有の性行動パターンであるロードーシスと勧誘行動に対する抑制力が存在する.一方,中脳の背側縫線核のセロトニン神経がやはり雌性行動に対し抑制力を持つ。雄ラットは大量のエストロゲンを投与されても雌の性行動の発現は弱いが、その原因はこの二つの抑制力が強いためと考えられる。本研究では抑制機構に対して神経内分泌学的解析を行い次のような結果を得た。 (1)雌雌ラットの背側縫線核の前腹側...
【生物学】基礎生物学:ゲニステインラットを含む研究件
❏植物含有エストロゲン作用物質の生殖機能発達への影響(17570052)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (10053357)
【キーワード】植物エストロゲン / 性分化 / ロードーシス / 性周期 / 母性行動 (他12件)
【概要】本研究では植物エストロゲン(クメステロール、ゲニステイン、レスベラトロール)のラット脳機能の性分化、成熟雌ラットの性行動や母性行動に対する影響を調べた。 1.脳機能の雄性化に対する植物エストロゲン投与効果 (1)クメステロール(CM)投与効果:出生5日目の雌ラットに3mgCMを皮下投与すると1mgエストラディオール(E2)投与群と同様に膣開口が早まり、性周期は消失し、卵巣は小さく、黄体がなく、ロー...
❏性行動と母性行動の神経制御と性分化(14540618)
【研究テーマ】生物形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学学術院・人間科学部, 教授 (10053357)
【キーワード】ロードーシス / 性分化 / 中隔 / エストロゲンβ受容体 / セロトニン (他21件)
【概要】1.ロードーシス抑制力をもつ外側中隔の解析 雌雄ラット中脳中心灰白質(MCG)に逆行性神経トレーサーを(フルオロゴールド、FG)注入し、FG,エストロゲンα受容体とβ受容体の染色をおこなった結果、(1)外側中隔(LS)のFG陽性細胞数は雌のほうが雄より多いこと、(2)LSにはβ受容体含有細胞のほうがα受容体含有細胞より多いこと、また、その数はエストロゲンに影響を受けないこと、(3)LSのMCGに投...
【生物学】基礎生物学:フェロモンラットを含む研究件
❏社会性の基盤となる情動制御メカニズムの解明(20H03160)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】清川 泰志 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70554484)
【キーワード】フェロモン / 不安 / 安寧 / ラット / 野生ネズミ (他11件)
【概要】本年度に得られた主要な成果は以下の通りである 警報フェロモンに関する研究 警報フェロモンのリガンドである4-メチルペンタナールとヘキサナールはそれぞれ鋤鼻系と主嗅覚系で需要されるため、これらの情報が「統合センター」にて統合された後に、分界条床核へと伝達されていくことが想定されている。この統合センターを同定するために検討を進めたところ、ある領域が有力候補として挙げられた。またその他にも、鋤鼻系と主嗅...
❏フェロモンを担体とした嗅覚コミュニケーションシステムの解明(13306022)
【研究テーマ】応用動物科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】森 裕司 東大, 農学生命科学研究科, 教授 (40157871)
【キーワード】シバヤギ / 性フェロモン / 4エチル脂肪酸 / 光学異性体 / ラット (他15件)
【概要】雄ヤギフェロモン分子の単離・精製・同定 雄ヤギ被毛よりフェロモン活性物質の分離を試みるため、超臨界CO2クロマトグラフィーを用いて分取を行い、得られたフェロモン活性陽性分画についてガスクロマトグラフ質量分析計により分析を行った。その結果、以前より雄ヤギ特異臭の構成成分として報告されていた一連の4-エチル分枝脂肪酸およびそのエステル類が複数検出された。そのうち、4-エチルオクタン酸、4-エチルデカン...
【生物学】基礎生物学:性行動ラットを含む研究件
❏性行動と母性行動の神経制御と性分化(14540618)
【研究テーマ】生物形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学学術院・人間科学部, 教授 (10053357)
【キーワード】ロードーシス / 性分化 / 中隔 / エストロゲンβ受容体 / セロトニン (他21件)
【概要】1.ロードーシス抑制力をもつ外側中隔の解析 雌雄ラット中脳中心灰白質(MCG)に逆行性神経トレーサーを(フルオロゴールド、FG)注入し、FG,エストロゲンα受容体とβ受容体の染色をおこなった結果、(1)外側中隔(LS)のFG陽性細胞数は雌のほうが雄より多いこと、(2)LSにはβ受容体含有細胞のほうがα受容体含有細胞より多いこと、また、その数はエストロゲンに影響を受けないこと、(3)LSのMCGに投...
❏性行動制御機構における縫線核の機能解析(05640756)
【研究テーマ】生物形態・構造
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (10053357)
【キーワード】性行動 / 背側縫線核 / 正中縫線核 / セロトニンニューロン / 抑制機構 (他18件)
【概要】本研究では雄ラットと雌ラットの中脳背側縫線核と正中縫線核が雌型性行動(ロードーシス)と雄型性行動(マウント-挿入-射精-勃起)発現にどのような働きをもつか調べた。。 その結果、雄ラットの背側縫線核を破壊するとロードーシスをするようになることから、背側縫線核に強い抑制力が存在することが示された。また、セロトニン合成阻害剤投与や神経線維持切断実験により背側縫線核の前・腹側部から前脳に行くセロトニンニュ...
❏下位脳幹における雌雄ラット性行動制御機構の解析(63540600)
【研究テーマ】動物形態・分類学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1988 - 1990
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学部, 助教授 (10053357)
【キーワード】性行動 / ロ-ド-シス / マウント / 雄雌ラット / 縫線核 (他15件)
【概要】雌雄ラットの性行動は中枢神経系により制御されており、性ホルモンは中枢神経系の制御機構に直接作用することで性行動の発現を可能にしている。中枢神経系における制御機構は前脳を中心に解析が進んでいるが下位脳幹である中脳、橋、延髄では不明の部分が多い。本実験は延髄の縫線核に焦点をんでいるが下位脳幹である中乳、橋、延髄ではまだまだ不明な部分が多い。本実験延髄の縫線核に焦点を宛て、破壊すると雌雄の性行動がどの様...
【工学】プロセス・化学工学:中隔ラットを含む研究件
❏性行動と母性行動の神経制御と性分化(14540618)
【研究テーマ】生物形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学学術院・人間科学部, 教授 (10053357)
【キーワード】ロードーシス / 性分化 / 中隔 / エストロゲンβ受容体 / セロトニン (他21件)
【概要】1.ロードーシス抑制力をもつ外側中隔の解析 雌雄ラット中脳中心灰白質(MCG)に逆行性神経トレーサーを(フルオロゴールド、FG)注入し、FG,エストロゲンα受容体とβ受容体の染色をおこなった結果、(1)外側中隔(LS)のFG陽性細胞数は雌のほうが雄より多いこと、(2)LSにはβ受容体含有細胞のほうがα受容体含有細胞より多いこと、また、その数はエストロゲンに影響を受けないこと、(3)LSのMCGに投...
❏中隔と背側縫線核におけるロードシス抑制機構の解明(09680802)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (10053357)
【キーワード】ロードーシス抑制機構 / 中隔 / 背側縫線核 / 性分化 / エストロゲン (他10件)
【概要】ラットの中隔外側部には雌特有の性行動パターンであるロードーシスと勧誘行動に対する抑制力が存在する.一方,中脳の背側縫線核のセロトニン神経がやはり雌性行動に対し抑制力を持つ。雄ラットは大量のエストロゲンを投与されても雌の性行動の発現は弱いが、その原因はこの二つの抑制力が強いためと考えられる。本研究では抑制機構に対して神経内分泌学的解析を行い次のような結果を得た。 (1)雌雌ラットの背側縫線核の前腹側...
❏性行動制御機構における縫線核の機能解析(05640756)
【研究テーマ】生物形態・構造
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (10053357)
【キーワード】性行動 / 背側縫線核 / 正中縫線核 / セロトニンニューロン / 抑制機構 (他18件)
【概要】本研究では雄ラットと雌ラットの中脳背側縫線核と正中縫線核が雌型性行動(ロードーシス)と雄型性行動(マウント-挿入-射精-勃起)発現にどのような働きをもつか調べた。。 その結果、雄ラットの背側縫線核を破壊するとロードーシスをするようになることから、背側縫線核に強い抑制力が存在することが示された。また、セロトニン合成阻害剤投与や神経線維持切断実験により背側縫線核の前・腹側部から前脳に行くセロトニンニュ...
【工学】プロセス・化学工学:セロトニン神経ラットを含む研究件
❏性行動と母性行動の神経制御と性分化(14540618)
【研究テーマ】生物形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学学術院・人間科学部, 教授 (10053357)
【キーワード】ロードーシス / 性分化 / 中隔 / エストロゲンβ受容体 / セロトニン (他21件)
【概要】1.ロードーシス抑制力をもつ外側中隔の解析 雌雄ラット中脳中心灰白質(MCG)に逆行性神経トレーサーを(フルオロゴールド、FG)注入し、FG,エストロゲンα受容体とβ受容体の染色をおこなった結果、(1)外側中隔(LS)のFG陽性細胞数は雌のほうが雄より多いこと、(2)LSにはβ受容体含有細胞のほうがα受容体含有細胞より多いこと、また、その数はエストロゲンに影響を受けないこと、(3)LSのMCGに投...
❏中隔と背側縫線核におけるロードシス抑制機構の解明(09680802)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (10053357)
【キーワード】ロードーシス抑制機構 / 中隔 / 背側縫線核 / 性分化 / エストロゲン (他10件)
【概要】ラットの中隔外側部には雌特有の性行動パターンであるロードーシスと勧誘行動に対する抑制力が存在する.一方,中脳の背側縫線核のセロトニン神経がやはり雌性行動に対し抑制力を持つ。雄ラットは大量のエストロゲンを投与されても雌の性行動の発現は弱いが、その原因はこの二つの抑制力が強いためと考えられる。本研究では抑制機構に対して神経内分泌学的解析を行い次のような結果を得た。 (1)雌雌ラットの背側縫線核の前腹側...
【工学】プロセス・化学工学:背側縫線核ラットを含む研究件
❏中隔と背側縫線核におけるロードシス抑制機構の解明(09680802)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (10053357)
【キーワード】ロードーシス抑制機構 / 中隔 / 背側縫線核 / 性分化 / エストロゲン (他10件)
【概要】ラットの中隔外側部には雌特有の性行動パターンであるロードーシスと勧誘行動に対する抑制力が存在する.一方,中脳の背側縫線核のセロトニン神経がやはり雌性行動に対し抑制力を持つ。雄ラットは大量のエストロゲンを投与されても雌の性行動の発現は弱いが、その原因はこの二つの抑制力が強いためと考えられる。本研究では抑制機構に対して神経内分泌学的解析を行い次のような結果を得た。 (1)雌雌ラットの背側縫線核の前腹側...
❏性行動制御機構における縫線核の機能解析(05640756)
【研究テーマ】生物形態・構造
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (10053357)
【キーワード】性行動 / 背側縫線核 / 正中縫線核 / セロトニンニューロン / 抑制機構 (他18件)
【概要】本研究では雄ラットと雌ラットの中脳背側縫線核と正中縫線核が雌型性行動(ロードーシス)と雄型性行動(マウント-挿入-射精-勃起)発現にどのような働きをもつか調べた。。 その結果、雄ラットの背側縫線核を破壊するとロードーシスをするようになることから、背側縫線核に強い抑制力が存在することが示された。また、セロトニン合成阻害剤投与や神経線維持切断実験により背側縫線核の前・腹側部から前脳に行くセロトニンニュ...
【工学】プロセス・化学工学:母性行動ラットを含む研究件
❏植物含有エストロゲン作用物質の生殖機能発達への影響(17570052)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (10053357)
【キーワード】植物エストロゲン / 性分化 / ロードーシス / 性周期 / 母性行動 (他12件)
【概要】本研究では植物エストロゲン(クメステロール、ゲニステイン、レスベラトロール)のラット脳機能の性分化、成熟雌ラットの性行動や母性行動に対する影響を調べた。 1.脳機能の雄性化に対する植物エストロゲン投与効果 (1)クメステロール(CM)投与効果:出生5日目の雌ラットに3mgCMを皮下投与すると1mgエストラディオール(E2)投与群と同様に膣開口が早まり、性周期は消失し、卵巣は小さく、黄体がなく、ロー...
❏性行動と母性行動の神経制御と性分化(14540618)
【研究テーマ】生物形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学学術院・人間科学部, 教授 (10053357)
【キーワード】ロードーシス / 性分化 / 中隔 / エストロゲンβ受容体 / セロトニン (他21件)
【概要】1.ロードーシス抑制力をもつ外側中隔の解析 雌雄ラット中脳中心灰白質(MCG)に逆行性神経トレーサーを(フルオロゴールド、FG)注入し、FG,エストロゲンα受容体とβ受容体の染色をおこなった結果、(1)外側中隔(LS)のFG陽性細胞数は雌のほうが雄より多いこと、(2)LSにはβ受容体含有細胞のほうがα受容体含有細胞より多いこと、また、その数はエストロゲンに影響を受けないこと、(3)LSのMCGに投...
【工学】土木工学:選択行動ラットを含む研究件
❏選択行動における随伴性の動的な変容過程の研究(10610083)
【研究テーマ】実験系心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】坂上 貴之 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (90146720)
【キーワード】予測ゲーム課題 / 試間間隔 / 混合方略 / 並立VI VIスケジュール / 変化抵抗 (他15件)
【概要】選択行動の動的変容過程を見るのに適したゲーム事態での行動研究を進めるために、1.その方法論的・理論的位置づけ、2.ゲーム事態での行動の制御変数の同定、の2つを基本的なテーマに据えた。1については予測ゲーム課題(PGT)を考案し、この課題が様々な学習実験の手続き、例えば並立連鎖強化スケジュールや分化的結果を含む遅延見本合わせをその手続きの一部に含むことを示した。また行動分析で提案されてきた数理モデル...
❏並立連鎖強化スケジュール下のラットの選択行動に及ぼすリスク経験の違いの効果(06610086)
【研究テーマ】実験系心理学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】坂上 貴之 慶應義塾大学, 文学部, 助教授 (90146720)
【キーワード】不確実性 / 選択行動 / 並立連鎖スケジュール / 繰り返しギャンブル / リスク (他7件)
【概要】雄ウィスター系ラット6個体を、2レバ-のオペラント箱で、離散試行型並立連鎖スケジュールにさらした。初環で定比率(FR)強化スケジュールの比率1を行い、終環のFR25を満たした後の結果が異なる2つの選択肢間で選択する。2つの選択肢のうちリスク選択肢では確率0.5(別の個体では0.1、以下同)でペレット10個か確率0.5(0.9)でブラックアウト(BO)10秒、リスクレス選択肢では確率0.9でペレット...
❏行動的随伴性の基礎研究ーその微視的過程と巨視的過程(01450018)
【研究テーマ】心理学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1989 - 1990
【研究代表者】佐藤 方哉 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (10051278)
【キーワード】強化随伴性 / 選択行動 / 弾力性 / 加齢 / 行動経済学 (他9件)
【概要】1.論理的に考えうる行動随伴性には、(1)行動Bに随伴して正の強化子Rが提示される、(2)Bに随伴して負のRが除去される、(3)Bに随伴して正のRの除去を回避する、(4)Bに随伴して負のRの提示を回避する、(5)Bに随伴して正のRが除去される、(6)Bに随伴して負のRが提示される、(7)Bに随伴して予定された正のRの提示が解消される、(8)Bに随伴して予定された負のRの除去が解消される、の8種類が...
【工学】総合工学:微細構造ラットを含む研究件
❏消化管運動調節機構に与る非神経非筋細胞の細胞組織学的研究(10670514)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】小室 輝昌 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20037386)
【キーワード】カハールの介在細胞 / c-kit / 消化管 / 微細構造 / 免疫組織化学 (他22件)
【概要】本研究では、消化管筋層に存在するカハールの介在細胞(ICC)の刺激伝達装置としての機能を解析すると共に、各器官組織層に分布するICCの細胞組織学的分類整理を試み総括した。 *平成10年度には、ICCの標識としてc-kit receptor抗体、gap junctionの検出にはCx43の抗体を用いラット小腸の免疫組織化学的検索を行った。その結果、小腸輪層筋最内側の深部筋神経叢(DMP)に沿ってc-...
❏消化管運動ペースメーカーの細胞組織学的研究(07670625)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】小室 輝昌 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20037386)
【キーワード】腸 / ペースメーカー / カハールの介在細胞 / c-kit / 筋層間神経叢 (他17件)
【概要】本研究では、消化管運動ペースメーカー機構に関して、細胞組織学的に検索した。 *平成7年度には、ペースメーカーとして提唱されているカハールの介在細胞(Interstitial CelIs of Cajal;ICC)の細胞学的性格を明らかにするため、古典的染色法との共通性を持つヨウ化アエン-オスミウム酸法(ZIO)を用い、観察をおこなった。(1)その結果、モルモット小腸筋層間神経叢の部位には、神経線維...
【工学】総合工学:ロボットラットを含む研究件
❏歩行における高度踏破性及び頑健性を実現するための筋骨格・神経機構の構成論的解明(23360111)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】青井 伸也 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (60432366)
【キーワード】歩行 / 踏破性・頑健性 / 筋骨格・神経機構 / ヒト / サル (他10件)
【概要】脳・身体・環境の相互作用から生み出される歩行の高度踏破性及び頑健性を実現するための筋骨格・神経機構の解明を目指し,ヒト・サル・ラットを対象に,計測データから運動機能を明らかにする解析的研究と,神経筋骨格モデルやロボットを用いて機能的役割を明らかにする構成論的研究を行った.その結果,ヒト運動解析では,位相応答曲線を同定して位相調整機構を明らかにし,サル運動解析では,4足・2足歩行での一次・補足運動野...
❏精神疾患研究のためのロボットを用いた疾患モデル実験系の開発(21760207)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】石井 裕之 早稲田大学, 理工学術院, 講師 (10398927)
【キーワード】ロボット / 動物実験 / 精神疾患 / ラット / アニマロイド
【概要】本研究では,小型移動ロボットを用いてラットにストレスを暴露することで,新たな精神疾患モデル動物を作成することを目的としている.まず,ラットと同等の大きさと運動性能を有する小型移動ロボットを開発した.そのロボットを用いてラットに対してストレス暴露を行ったところ,ストレスを暴露されたラットは,活動性が有意に低下することが確認された.これを新たな精神疾患モデル動物として提案する. ...
【工学】総合工学:姿勢制御ラットを含む研究件
❏直立・歩行の予測制御を構成する神経基盤の構成論的理解(21K03932)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】舩戸 徹郎 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (40512869)
【キーワード】姿勢制御 / 予期的姿勢調節 / 小脳 / 学習 / モデル予測制御 (他9件)
【概要】ヒトや動物は直立や歩行中に将来の自己の状態を予測して動作を生成する。予測動作の生成には自己の身体内部モデルに基づく予測が必要である。内部モデルは自身の運動状態を表すモデルであり、生物はこのモデルを学習的に獲得する。本研究では、このような姿勢制御・運動制御における予測制御系の原理解明を目指して、予測制御系および内部モデルの学習系のモデル構築と動物の神経系における予測制御機構の原理に迫る研究を行ってい...
❏予測的姿勢制御における大脳小脳連関の解明(18K10955)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90252725)
【キーワード】姿勢制御 / 予測 / 小脳 / ラット / 数理モデル (他10件)
【概要】身体運動の円滑な遂行においては姿勢の適切な制御が重要である。予測的姿勢制御は未知あるいは既知の時空間に働きかける最初の過程と言える。ラットを対象に姿勢への外乱に対する事前の随意動作あるいは先行刺激を課し、学習することによって外乱を予測できる条件付け学習課題を新たに構築し、小脳傷害の影響について調べた。また、ラットの姿勢制御系として内部モデルを用いたモデル予測制御を加え、構築した姿勢制御の学習モデル...
【工学】総合工学:モデル予測制御ラットを含む研究件
❏直立・歩行の予測制御を構成する神経基盤の構成論的理解(21K03932)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】舩戸 徹郎 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (40512869)
【キーワード】姿勢制御 / 予期的姿勢調節 / 小脳 / 学習 / モデル予測制御 (他9件)
【概要】ヒトや動物は直立や歩行中に将来の自己の状態を予測して動作を生成する。予測動作の生成には自己の身体内部モデルに基づく予測が必要である。内部モデルは自身の運動状態を表すモデルであり、生物はこのモデルを学習的に獲得する。本研究では、このような姿勢制御・運動制御における予測制御系の原理解明を目指して、予測制御系および内部モデルの学習系のモデル構築と動物の神経系における予測制御機構の原理に迫る研究を行ってい...
❏予測的姿勢制御における大脳小脳連関の解明(18K10955)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90252725)
【キーワード】姿勢制御 / 予測 / 小脳 / ラット / 数理モデル (他10件)
【概要】身体運動の円滑な遂行においては姿勢の適切な制御が重要である。予測的姿勢制御は未知あるいは既知の時空間に働きかける最初の過程と言える。ラットを対象に姿勢への外乱に対する事前の随意動作あるいは先行刺激を課し、学習することによって外乱を予測できる条件付け学習課題を新たに構築し、小脳傷害の影響について調べた。また、ラットの姿勢制御系として内部モデルを用いたモデル予測制御を加え、構築した姿勢制御の学習モデル...
【工学】総合工学:シミュレーションラットを含む研究件
❏フィードフォワード型姿勢制御における神経機構の解明(20K19592)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】鴻巣 暁 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (80838483)
【キーワード】予測的姿勢制御 / 大脳―小脳連関 / 運動学習 / シミュレーション / 大脳ー小脳連関 (他9件)
【概要】中枢神経系の情報処理は時間遅れやノイズを伴うため、日常動作やスポーツ動作の素早く円滑な実行には予測的な姿勢制御が不可欠である。脳疾患患者の運動分析等により予測的姿勢制御に関与する中枢神経領域が同定されつつあるが、詳細な神経機構は明らかにされていない。そこで、本研究ではラットにおける新規の姿勢制御課題を構築し、大脳―小脳連関の局所的破壊実験および神経活動記録により、予測的姿勢制御の情報伝達・変換機構...
❏歩行における高度踏破性及び頑健性を実現するための筋骨格・神経機構の構成論的解明(23360111)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】青井 伸也 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (60432366)
【キーワード】歩行 / 踏破性・頑健性 / 筋骨格・神経機構 / ヒト / サル (他10件)
【概要】脳・身体・環境の相互作用から生み出される歩行の高度踏破性及び頑健性を実現するための筋骨格・神経機構の解明を目指し,ヒト・サル・ラットを対象に,計測データから運動機能を明らかにする解析的研究と,神経筋骨格モデルやロボットを用いて機能的役割を明らかにする構成論的研究を行った.その結果,ヒト運動解析では,位相応答曲線を同定して位相調整機構を明らかにし,サル運動解析では,4足・2足歩行での一次・補足運動野...
【総合生物】神経科学:生後発達ラットを含む研究件
❏領野間情報伝達を担う投射先選択的な神経細胞間の同期発火(17K14942)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】石川 理子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (60547991)
【キーワード】視覚野 / 神経回路 / 同期発火 / 可塑性 / 発達 (他15件)
【概要】生後発達期の脳は周囲の環境からの感覚入力パターンに応じて大きく脳内ネットワークを柔軟に変化させる。本研究成果は、大脳皮質一次視覚野には、異なる柔軟性を持つ神経ネットワークが存在することを示した。大脳皮質において、浅層と深層の神経細胞間の同期発火の形成に必要な視覚環境が異なった。浅層(2-4層)では、類似した視覚反応性をもつ神経細胞間で同期的な神経活動が生じ、この同期発火は視覚環境に依存し形成された...
❏視覚野における微小神経回路網の機能的役割の解明(15K18351)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】石川 理子 生理学研究所, 基盤神経科学研究領域, 助教 (60547991)
【キーワード】神経回路 / 一次視覚野 / 発達 / 同期発火 / 可塑性 (他11件)
【概要】脳は神経細胞がシナプス結合した神経回路網により情報を処理する。大脳皮質一次視覚野2/3層には、相互に密に結合したクラスター性の高い神経回路網が埋め込まれていることが知られている。本研究では、この微小神経回路網が視覚情報処理において担う機能的役割について検討し、視覚特徴選択的な同期発火の基盤となることを明らかにした。 ...
【総合生物】神経科学:同期活動ラットを含む研究件
❏領野間情報伝達を担う投射先選択的な神経細胞間の同期発火(17K14942)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】石川 理子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (60547991)
【キーワード】視覚野 / 神経回路 / 同期発火 / 可塑性 / 発達 (他15件)
【概要】生後発達期の脳は周囲の環境からの感覚入力パターンに応じて大きく脳内ネットワークを柔軟に変化させる。本研究成果は、大脳皮質一次視覚野には、異なる柔軟性を持つ神経ネットワークが存在することを示した。大脳皮質において、浅層と深層の神経細胞間の同期発火の形成に必要な視覚環境が異なった。浅層(2-4層)では、類似した視覚反応性をもつ神経細胞間で同期的な神経活動が生じ、この同期発火は視覚環境に依存し形成された...
❏視覚野における微小神経回路網の機能的役割の解明(15K18351)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】石川 理子 生理学研究所, 基盤神経科学研究領域, 助教 (60547991)
【キーワード】神経回路 / 一次視覚野 / 発達 / 同期発火 / 可塑性 (他11件)
【概要】脳は神経細胞がシナプス結合した神経回路網により情報を処理する。大脳皮質一次視覚野2/3層には、相互に密に結合したクラスター性の高い神経回路網が埋め込まれていることが知られている。本研究では、この微小神経回路網が視覚情報処理において担う機能的役割について検討し、視覚特徴選択的な同期発火の基盤となることを明らかにした。 ...
【総合生物】神経科学:同期発火ラットを含む研究件
❏領野間情報伝達を担う投射先選択的な神経細胞間の同期発火(17K14942)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】石川 理子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (60547991)
【キーワード】視覚野 / 神経回路 / 同期発火 / 可塑性 / 発達 (他15件)
【概要】生後発達期の脳は周囲の環境からの感覚入力パターンに応じて大きく脳内ネットワークを柔軟に変化させる。本研究成果は、大脳皮質一次視覚野には、異なる柔軟性を持つ神経ネットワークが存在することを示した。大脳皮質において、浅層と深層の神経細胞間の同期発火の形成に必要な視覚環境が異なった。浅層(2-4層)では、類似した視覚反応性をもつ神経細胞間で同期的な神経活動が生じ、この同期発火は視覚環境に依存し形成された...
❏視覚野における微小神経回路網の機能的役割の解明(15K18351)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】石川 理子 生理学研究所, 基盤神経科学研究領域, 助教 (60547991)
【キーワード】神経回路 / 一次視覚野 / 発達 / 同期発火 / 可塑性 (他11件)
【概要】脳は神経細胞がシナプス結合した神経回路網により情報を処理する。大脳皮質一次視覚野2/3層には、相互に密に結合したクラスター性の高い神経回路網が埋め込まれていることが知られている。本研究では、この微小神経回路網が視覚情報処理において担う機能的役割について検討し、視覚特徴選択的な同期発火の基盤となることを明らかにした。 ...
【総合生物】神経科学:生体内ラットを含む研究件
❏睡眠-覚醒を制御する皮質下神経核が大脳皮質微小回路へ及ぼす作用の解明(19700306)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】高田 則雄 独立行政法人理化学研究所, 平瀬研究ユニット, 研究員 (50415212)
【キーワード】in vivo / イメージング / 大脳皮質 / アセチルコリン / カルシウム (他12件)
【概要】マイネルト基底核などの皮質下神経核は大脳皮質へ作用して、睡眠-覚醒を制御する。従来の研究の観測対象は大脳皮質の脳波や血流、アセチルコリン放出量であった。そのため、マイネルト基底核が大脳皮質のグリア細胞へ与える作用はほとんど知られていない。本研究はin vivo2光子顕微鏡を用いることで、生きた動物個体の大脳皮質に存在する神経細胞のみならずグリア細胞の活動も計測した。その結果、マイネルト基底核の活動...
❏生体内ラジカル反応解析のための機能性デンドリマーの開発とその応用(09480249)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】尾形 健明 山形大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (50091830)
【キーワード】デンドリマー / スピンプローブ / 生物ラジカル / ESR / in vivo (他11件)
【概要】生体の生理的・病的現象に関係する生物ラジカルの生体内反応を解析するためのin vivo計測法の一つとして,電子スピン共鳴(ESR)法が注目されている。しかし,ESR法を適用するためには,体外から機能性スピンプローブ剤を投与して,その挙動を追跡する必要がある。一方,デンドリマーは,分岐が規則的に連続し規制された構造を有した三次元状巨大分子である。デンドリマーは,その中心や最外殻への官能基の導入が容易...
【総合生物】神経科学:小脳ラットを含む研究件
❏中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2020
【研究種目】歩行
【研究期間】肢間協調
【研究代表者】運動学シナジー
【キーワード】左右分離型ベルトトレッドミル
【概要】本研究では、左右分離型ベルトトレッドミルにおける歩行運動の適応において、小脳皮質プルキンエ細胞への下オリーブ核-登上線維系による誤差信号の時空間的な情報表現について、統計的機械学習技術を適用し、運動学的データにおける潜在的な説明変数を抽出し、被説明変数としての登上線維系がプルキンエ細胞に伝送する信号の活動パターンとの関係性について定量的に明らかにすることを目標としている。 新たに開発したマウス用の...
❏直立・歩行の予測制御を構成する神経基盤の構成論的理解(21K03932)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】舩戸 徹郎 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (40512869)
【キーワード】姿勢制御 / 予期的姿勢調節 / 小脳 / 学習 / モデル予測制御 (他9件)
【概要】ヒトや動物は直立や歩行中に将来の自己の状態を予測して動作を生成する。予測動作の生成には自己の身体内部モデルに基づく予測が必要である。内部モデルは自身の運動状態を表すモデルであり、生物はこのモデルを学習的に獲得する。本研究では、このような姿勢制御・運動制御における予測制御系の原理解明を目指して、予測制御系および内部モデルの学習系のモデル構築と動物の神経系における予測制御機構の原理に迫る研究を行ってい...
❏適応的歩行の基盤としての脊髄―小脳回路の解明:実験と計算論的モデリングによる研究(20KK0226)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2020-10-27 - 2023-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90252725)
【キーワード】歩行 / 肢間協調 / 運動学シナジー / 左右分離型ベルトトレッドミル / マウス (他10件)
【概要】本研究は、Drexel大学との国際共同研究として、歩行運動における肢運動の協調とその適応的制御に関わる脊髄小脳ループの働きについて、ラット及びマウスを対象に、運動学的解析、電気生理学的解析、光遺伝学を適用した小脳プルキンエ細胞におけるシナプス可塑性の発現阻害操作などの実験研究と、神経筋骨格モデルを用いた動力学シミュレーションによる構成論的研究を組み合わせて解明することを目的としている。 ラット用左...
【総合生物】神経科学:一次視覚野ラットを含む研究件
❏領野間情報伝達を担う投射先選択的な神経細胞間の同期発火(17K14942)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】石川 理子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (60547991)
【キーワード】視覚野 / 神経回路 / 同期発火 / 可塑性 / 発達 (他15件)
【概要】生後発達期の脳は周囲の環境からの感覚入力パターンに応じて大きく脳内ネットワークを柔軟に変化させる。本研究成果は、大脳皮質一次視覚野には、異なる柔軟性を持つ神経ネットワークが存在することを示した。大脳皮質において、浅層と深層の神経細胞間の同期発火の形成に必要な視覚環境が異なった。浅層(2-4層)では、類似した視覚反応性をもつ神経細胞間で同期的な神経活動が生じ、この同期発火は視覚環境に依存し形成された...
❏視覚野における微小神経回路網の機能的役割の解明(15K18351)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】石川 理子 生理学研究所, 基盤神経科学研究領域, 助教 (60547991)
【キーワード】神経回路 / 一次視覚野 / 発達 / 同期発火 / 可塑性 (他11件)
【概要】脳は神経細胞がシナプス結合した神経回路網により情報を処理する。大脳皮質一次視覚野2/3層には、相互に密に結合したクラスター性の高い神経回路網が埋め込まれていることが知られている。本研究では、この微小神経回路網が視覚情報処理において担う機能的役割について検討し、視覚特徴選択的な同期発火の基盤となることを明らかにした。 ...
【総合生物】実験動物学:筋ジストロフィーラットを含む研究件
❏間葉系前駆細胞の老化を基軸とした炎症性筋疾患の新規病態進行機序の解明(20H03161)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山内 啓太郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70272440)
【キーワード】細胞老化 / ラット / 筋ジストロフィー / 免疫回避 / 炎症 (他9件)
【概要】炎症性筋疾患であるヒトデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)の病態を反映するDMDラット骨格筋では細胞老化因子p16の発現を伴う間葉系前駆細胞の早期細胞老化が生じており、これが筋再生を抑制する可能性が示されている。そこで本年度はp16欠損ラットとDMDラットと交配させることでp16依存性の細胞老化を阻止した場合にDMDラットの表現型がどのように変化するかについて詳細に調べた。その結果、p16欠損...
❏筋組織における間葉系前駆細胞のニッチ形成因子としての役割の解明(16H05041)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山内 啓太郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70272440)
【キーワード】間葉系前駆細胞 / 筋分化 / 脂肪細胞 / 線維芽細胞 / 筋衛星細胞 (他13件)
【概要】ある種の病態では骨格筋や心筋に線維化や脂肪化が生じることで筋の機能が大きく損なわれる。この線維化や脂肪化は間葉系前駆細胞を共通の起源にもつ線維芽細胞や脂肪細胞の増加によるものである。本研究では間葉系前駆細胞ならびにそれを共通の起源にもつ線維芽細胞や脂肪細胞を筋細胞周囲の環境形成因子と位置づけ、その分化制御に関わるCSPG4分子の機能を明らかにするとともに、老化間葉系前駆細胞が筋分化を抑制することや...
【総合生物】実験動物学:実験動物ラットを含む研究件
❏実験動物の運動主体感を計測する(19K21825)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】関 和彦 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所 モデル動物開発研究部, 部長 (00226630)
【キーワード】身体意識 / 運動主体感 / 実験動物 / 時間知覚 / 遠心性コピー (他10件)
【概要】実験動物の運動主体感の客観的な評価方法の確立のため、ラット、マーモセットの末梢感覚神経にカフ電極を、四肢筋にワイヤー電極を、大脳皮質にECoG電極を慢性的に留置した。それぞれの活動を無線で記録し、さらにカフ電極へ無線で刺激することにより、ECoG電極から誘発電位を記録することが可能になった。今後は、動物行動中の感覚誘発電位の振幅変化、さらにclosed-loop刺激によってもSEP記録の振幅が変化...
❏実験動物の腸内フローラにおけるBacteroides菌種の生理・生態系的研究(04454576)
【研究テーマ】実験動物学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】伊藤 喜久治 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (50100045)
【キーワード】実験動物 / Bacteroides / 腸内フローラ / マウス / ラット (他6件)
【概要】マウス、ラット、ウサギ、モルモットの盲腸内容物より分離した108.0株のBacteroidaceaeを生物・生化学症状により菌種の同定を行った。その結果、マウスではuntypable-1が全ての個体で出現し、NCの一個体を除いて最優勢に出現した。CF♯1でB.vulgatusが全ての個体で出現し、NCでは"fragilis"グループとothersはまったく検出されなっかたがunty...
【農学】動物生命科学:ウサギラットを含む研究件
❏実験動物の腸内フローラにおけるBacteroides菌種の生理・生態系的研究(04454576)
【研究テーマ】実験動物学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】伊藤 喜久治 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (50100045)
【キーワード】実験動物 / Bacteroides / 腸内フローラ / マウス / ラット (他6件)
【概要】マウス、ラット、ウサギ、モルモットの盲腸内容物より分離した108.0株のBacteroidaceaeを生物・生化学症状により菌種の同定を行った。その結果、マウスではuntypable-1が全ての個体で出現し、NCの一個体を除いて最優勢に出現した。CF♯1でB.vulgatusが全ての個体で出現し、NCでは"fragilis"グループとothersはまったく検出されなっかたがunty...
❏分泌顆粒膜蛋白質の合成、細胞内輸送の検索(01570018)
【研究テーマ】解剖学一般
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1989 - 1990
【研究代表者】山下 修二 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (90050666)
【キーワード】分泌顆粒膜共通抗原 / モノクロナ-ル抗体 / 免疫組織化学 / 分泌顆粒膜のリサイクリング / 免疫電顕 (他8件)
【概要】分泌蛋白の合成,細胞内移動については従来多くの研究がなされ,ほぼ解明されたと考えられる。しかし分泌果粒膜蛋白の合成,細胞内輸送,他の細胞内膜系との関係は明らかではない。以下のことを明らかにすることを目的とし研究を行った。1)分泌顆粒膜に対するモノクロナ-ル抗体を作製し、すべての分泌顆粒膜に共通する抗原が存在することを証明する。2)分泌顆粒膜に共通する抗原の細胞内局在を免疫電顕で明らかにする。3)同...
【農学】動物生命科学:消化管ラットを含む研究件
❏消化管運動調節機構に与る非神経非筋細胞の細胞組織学的研究(10670514)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】小室 輝昌 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20037386)
【キーワード】カハールの介在細胞 / c-kit / 消化管 / 微細構造 / 免疫組織化学 (他22件)
【概要】本研究では、消化管筋層に存在するカハールの介在細胞(ICC)の刺激伝達装置としての機能を解析すると共に、各器官組織層に分布するICCの細胞組織学的分類整理を試み総括した。 *平成10年度には、ICCの標識としてc-kit receptor抗体、gap junctionの検出にはCx43の抗体を用いラット小腸の免疫組織化学的検索を行った。その結果、小腸輪層筋最内側の深部筋神経叢(DMP)に沿ってc-...
❏消化管運動ペースメーカーの細胞組織学的研究(07670625)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】小室 輝昌 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20037386)
【キーワード】腸 / ペースメーカー / カハールの介在細胞 / c-kit / 筋層間神経叢 (他17件)
【概要】本研究では、消化管運動ペースメーカー機構に関して、細胞組織学的に検索した。 *平成7年度には、ペースメーカーとして提唱されているカハールの介在細胞(Interstitial CelIs of Cajal;ICC)の細胞学的性格を明らかにするため、古典的染色法との共通性を持つヨウ化アエン-オスミウム酸法(ZIO)を用い、観察をおこなった。(1)その結果、モルモット小腸筋層間神経叢の部位には、神経線維...
【農学】動物生命科学:グルタチオンS-トランスフェラーゼラットを含む研究件
❏動物におけるアフラトキシン解毒機構の研究(14360185)
【研究テーマ】応用獣医学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】熊谷 進 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60109965)
【キーワード】アフラトキシン / グルタチオンSトランスフェラーゼ / マストミス / ハムスター / マウス (他9件)
【概要】マストミス、ラット、マウス、ハムスターの肝臓その他臓器のサイトゾル分画におけるアフラトキシンB1(AFB1)のグルタチオン抱合化酵素(グルタチオンSトランスフェラーゼ(GST))活性を、AFB1-エポキシドを基質として還元型グルタチオン(GSH)とのin vitro反応で生成されるAFB1-エポキシド-GSH (AFB1-GSH)を測定することによって究明した。AFB1-GSAの分析はHPLC(ア...
❏モノクローナル抗体による酵素の免疫組織化学的研究、特に胎児性偏倚を示す酵素について(61480093)
【研究テーマ】解剖学一般
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1986 - 1988
【研究代表者】安田 健次郎 慶鷹義塾大学, 医学部, 教授 (90050327)
【キーワード】モノクローナル抗体 / グルタチオンSトランスフェラーゼ / ガンマグルタシルトランスペプチダーゼ / 免疫組織化学 / ガンマグルタミルトランスペプチダーゼ (他6件)
【概要】酵素の胎児性偏倚現象は、酵素の産生機転、生理的機能、酵素蛋白合成の遺伝的支配の研究上、興味深い現象である。本研究においてはグルタテオンの分解、転位に関与する酵素であるγ-GTP,GST-π、GST-εの3種の移転酵素の成体および胎児期における発現過程の検索をモノクローナル抗体を用いて免疫組織化学を行い、これらの酵素の局在を光学顕微鏡レベルおよび電子顕微鏡レベルで明らかにする。 1.抗原としての酵素...
【農学】水圏応用科学:空間認知ラットを含む研究件
❏海馬における時間・空間情報統合の比較心理学的研究(16203038)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】渡辺 茂 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30051907)
【キーワード】海馬 / 空間認知 / 時間認知 / 比較認知 / 神経心理学 (他7件)
【概要】魚類による研究:キンギョを用いてモリス型迷路に機能的に類似した課題を訓練し、腹内側大脳が空間記憶に関係し、したがって哺乳類海馬の機能的相当部位であることがわかった。 鳥類による研究:ハトとキンカチョウを用いて、神経毒、高周波、吸引、の損傷を比較し、どの場合も海馬損傷による空間記憶障害を見たが、WGTA様の課題においては、海馬損傷は強い障害をもたらさなかった。カケスの空間学習も検討したが、海馬損傷研...
❏海馬認知機能の比較心理学的研究(13301005)
【研究テーマ】実験系心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】渡辺 茂 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30051907)
【キーワード】海馬 / 空間認知 / 記憶 / 学習 / キンカチョウ (他10件)
【概要】本研究は海馬認知機能を比較心理学的に解明することを目的として出発したものである。そのため、魚類、鳥類ラット、サル、ヒトの各研究チームを構成し、相互に連携をとりつつ研究を行った。魚類についてはモリス型迷路に相当するものを考案し、大脳背内側部に海馬と機能的に対応する部位を同定することができた。また、鳥類では海馬損傷が条件性弁別を阻害しないことを明らかにした。さらに、神軽毒による海馬内側部、海馬傍部、海...
【農学】水圏応用科学:性分化ラットを含む研究件
❏植物含有エストロゲン作用物質の生殖機能発達への影響(17570052)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (10053357)
【キーワード】植物エストロゲン / 性分化 / ロードーシス / 性周期 / 母性行動 (他12件)
【概要】本研究では植物エストロゲン(クメステロール、ゲニステイン、レスベラトロール)のラット脳機能の性分化、成熟雌ラットの性行動や母性行動に対する影響を調べた。 1.脳機能の雄性化に対する植物エストロゲン投与効果 (1)クメステロール(CM)投与効果:出生5日目の雌ラットに3mgCMを皮下投与すると1mgエストラディオール(E2)投与群と同様に膣開口が早まり、性周期は消失し、卵巣は小さく、黄体がなく、ロー...
❏性行動と母性行動の神経制御と性分化(14540618)
【研究テーマ】生物形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学学術院・人間科学部, 教授 (10053357)
【キーワード】ロードーシス / 性分化 / 中隔 / エストロゲンβ受容体 / セロトニン (他21件)
【概要】1.ロードーシス抑制力をもつ外側中隔の解析 雌雄ラット中脳中心灰白質(MCG)に逆行性神経トレーサーを(フルオロゴールド、FG)注入し、FG,エストロゲンα受容体とβ受容体の染色をおこなった結果、(1)外側中隔(LS)のFG陽性細胞数は雌のほうが雄より多いこと、(2)LSにはβ受容体含有細胞のほうがα受容体含有細胞より多いこと、また、その数はエストロゲンに影響を受けないこと、(3)LSのMCGに投...
❏中隔と背側縫線核におけるロードシス抑制機構の解明(09680802)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (10053357)
【キーワード】ロードーシス抑制機構 / 中隔 / 背側縫線核 / 性分化 / エストロゲン (他10件)
【概要】ラットの中隔外側部には雌特有の性行動パターンであるロードーシスと勧誘行動に対する抑制力が存在する.一方,中脳の背側縫線核のセロトニン神経がやはり雌性行動に対し抑制力を持つ。雄ラットは大量のエストロゲンを投与されても雌の性行動の発現は弱いが、その原因はこの二つの抑制力が強いためと考えられる。本研究では抑制機構に対して神経内分泌学的解析を行い次のような結果を得た。 (1)雌雌ラットの背側縫線核の前腹側...
【医歯薬学】基礎医学:リンパラットを含む研究件
❏腸内細菌由来エクソソームの同定と潰瘍性大腸炎の発症機序の解明(21K06761)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】上田 祐司 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (10364556)
【キーワード】潰瘍性大腸炎 / エクソソーム / 細胞外小胞 / 腸内細菌 / リンパ (他8件)
【概要】潰瘍性大腸炎(UC)の根本的な原因は未だ不明である。近年、腸内細菌成分の大腸組織への侵入がUC発症に関与すると考えられているが、その実態は生体内で証明されていない。これまでの研究背景から、粘膜バリア機能が低下したUC潜在期の大腸は腸内細菌が産生するエクソソーム(BEx)の侵入部位になり、BExはリンパ行性に所属リンパ節へ伝達されるという仮説を立てた。本研究ではUCモデルラットの腸リンパよりBExを...
❏小腸特異的エクソソームの同定と新たな腸免疫制御の解明(18K06838)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】上田 祐司 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (10364556)
【キーワード】exosome / extracellular vesicles / lymph / miRNA / proteome (他17件)
【概要】臓器の排導リンパに着目して小腸特異的エクソソームの単離、同定と機能の解析を行なった。まず、ラット胸管カニュレーションとアフィニティ精製法を用いることで、リンパ中に恒常的なエクソソームの実在を示した。次に、腸間膜根リンパ節切除術を応用して実験群と対照群のエクソソームを網羅的に比較解析することで、小腸特異的エクソソームにおける核酸およびタンパク質の同定を行なった。その結果、約10個のmiRNA、3個の...
【医歯薬学】基礎医学:interstitial cells of Cajalラットを含む研究件
❏消化管運動調節機構に与る非神経非筋細胞の細胞組織学的研究(10670514)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】小室 輝昌 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20037386)
【キーワード】カハールの介在細胞 / c-kit / 消化管 / 微細構造 / 免疫組織化学 (他22件)
【概要】本研究では、消化管筋層に存在するカハールの介在細胞(ICC)の刺激伝達装置としての機能を解析すると共に、各器官組織層に分布するICCの細胞組織学的分類整理を試み総括した。 *平成10年度には、ICCの標識としてc-kit receptor抗体、gap junctionの検出にはCx43の抗体を用いラット小腸の免疫組織化学的検索を行った。その結果、小腸輪層筋最内側の深部筋神経叢(DMP)に沿ってc-...
❏消化管運動ペースメーカーの細胞組織学的研究(07670625)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】小室 輝昌 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20037386)
【キーワード】腸 / ペースメーカー / カハールの介在細胞 / c-kit / 筋層間神経叢 (他17件)
【概要】本研究では、消化管運動ペースメーカー機構に関して、細胞組織学的に検索した。 *平成7年度には、ペースメーカーとして提唱されているカハールの介在細胞(Interstitial CelIs of Cajal;ICC)の細胞学的性格を明らかにするため、古典的染色法との共通性を持つヨウ化アエン-オスミウム酸法(ZIO)を用い、観察をおこなった。(1)その結果、モルモット小腸筋層間神経叢の部位には、神経線維...
【医歯薬学】基礎医学:カハール介在細胞ラットを含む研究件
❏消化管運動調節機構に与る非神経非筋細胞の細胞組織学的研究(10670514)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】小室 輝昌 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20037386)
【キーワード】カハールの介在細胞 / c-kit / 消化管 / 微細構造 / 免疫組織化学 (他22件)
【概要】本研究では、消化管筋層に存在するカハールの介在細胞(ICC)の刺激伝達装置としての機能を解析すると共に、各器官組織層に分布するICCの細胞組織学的分類整理を試み総括した。 *平成10年度には、ICCの標識としてc-kit receptor抗体、gap junctionの検出にはCx43の抗体を用いラット小腸の免疫組織化学的検索を行った。その結果、小腸輪層筋最内側の深部筋神経叢(DMP)に沿ってc-...
❏消化管運動ペースメーカーの細胞組織学的研究(07670625)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】小室 輝昌 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20037386)
【キーワード】腸 / ペースメーカー / カハールの介在細胞 / c-kit / 筋層間神経叢 (他17件)
【概要】本研究では、消化管運動ペースメーカー機構に関して、細胞組織学的に検索した。 *平成7年度には、ペースメーカーとして提唱されているカハールの介在細胞(Interstitial CelIs of Cajal;ICC)の細胞学的性格を明らかにするため、古典的染色法との共通性を持つヨウ化アエン-オスミウム酸法(ZIO)を用い、観察をおこなった。(1)その結果、モルモット小腸筋層間神経叢の部位には、神経線維...
【医歯薬学】内科系臨床医学:平滑筋ラットを含む研究件
❏消化管運動調節機構に与る非神経非筋細胞の細胞組織学的研究(10670514)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】小室 輝昌 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20037386)
【キーワード】カハールの介在細胞 / c-kit / 消化管 / 微細構造 / 免疫組織化学 (他22件)
【概要】本研究では、消化管筋層に存在するカハールの介在細胞(ICC)の刺激伝達装置としての機能を解析すると共に、各器官組織層に分布するICCの細胞組織学的分類整理を試み総括した。 *平成10年度には、ICCの標識としてc-kit receptor抗体、gap junctionの検出にはCx43の抗体を用いラット小腸の免疫組織化学的検索を行った。その結果、小腸輪層筋最内側の深部筋神経叢(DMP)に沿ってc-...
❏消化管運動ペースメーカーの細胞組織学的研究(07670625)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】小室 輝昌 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20037386)
【キーワード】腸 / ペースメーカー / カハールの介在細胞 / c-kit / 筋層間神経叢 (他17件)
【概要】本研究では、消化管運動ペースメーカー機構に関して、細胞組織学的に検索した。 *平成7年度には、ペースメーカーとして提唱されているカハールの介在細胞(Interstitial CelIs of Cajal;ICC)の細胞学的性格を明らかにするため、古典的染色法との共通性を持つヨウ化アエン-オスミウム酸法(ZIO)を用い、観察をおこなった。(1)その結果、モルモット小腸筋層間神経叢の部位には、神経線維...
【医歯薬学】内科系臨床医学:シナブス伝達ラットを含む研究件
❏高次脳機能における成体ニューロン新生の役割に関する研究(16650066)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】真鍋 俊也 東京大学, 医科学研究所, 教授 (70251212)
【キーワード】ラット / 長期増強 / 海馬 / 記憶 / 神経新生 (他9件)
【概要】1.転写因子であるPax6のヘテロ接合体変異ラットの海馬スライス標本を用いて電気生理学的解析を行った。Pax6変異ラットでは海馬歯状回での成体ニューロン新生が減少していることがすでに明らかになっているため、野生型と変異型ラットより得られたスライス標本において、歯状回での長期増強(LTP)に異常がみられるかどうかを検討したが、GABA_A受容体を部分的にブロックした条件下での高頻度刺激によるLTPの...
❏大脳皮質抑制性神経結合の生理学的、形態学的解析(10780506)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】根東 覚 岡崎国立共同研究機構, 生理学研究所, 助手 (20301757)
【キーワード】ラット / 大脳皮質 / 抑制性シナプス電流 / GABA / 局所神経回路 (他14件)
【概要】大脳皮質の投射ニューロンが電気生理学的にある程度一様な細胞集団だと考えられているのに対して、GABA作働性の介在細胞は、活性物質の発現パターン・樹状/軸索突起の形態・電気生理学的性質・薬物に対する反応性・シナプス伝達の周波数特性などから、非常に多数のサブタイプからなっていると考えられている。 大脳皮質の重要な入力は、他の皮質と視床からの興奮性投射である。この他に、大脳基底部からのアセチルコリン、青...
【医歯薬学】内科系臨床医学:行動ラットを含む研究件
❏エストラジオール消退に伴う暑熱耐性低下メカニズムの探索(16K13055)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】行動性体温調節 / 尾隠し行動 / 卵巣摘出 / 温度感覚 / TRP (他21件)
【概要】研究は、①閉経後女性の耐暑能を明らかにするためのマウスモデルを作成し、②血中エストラジオール濃度の低下が、熱中症発生にかかわる複数の因子(自律性反応、行動性反応、温度感覚、暑熱にかかわる認知機能および行動)に、時間依存性に影響するか否かを検証した.マウスの暑熱逃避行動を評価するシステムを完成させ、同時に暑熱下での代謝量を評価した。エストラジオールは暑熱負荷時の代謝量低下に寄与しており、その低下は耐...
❏脳発達臨界期における修飾物質と環境による回路形成および行動の制御(14580733)
【研究テーマ】神経解剖学・神経病理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】上田 秀一 獨協医科大学, 医学部, 教授 (60150570)
【キーワード】小頭症ラット / 行動 / 学習障害 / セロトニン / BrdU (他18件)
【概要】1.脳障害モデルラットの、回路形成の変化 妊娠ラットにMAMを腹腔投与し作製した小頭症ラットを早期脳障害モデルとして解析した。神経病理的には大脳皮質および海馬に異所性脳組織が存在していた。BrdUによる神経細胞の新生時期の解析および、各種神経伝達物質の免疫組織化学の解析から、この異所性脳組織は、大脳皮質の成分が移動障害を起こし発生したことが明らかとなった。また神経化学的解析から小頭症ラット脳では、...
❏高等動物の神経発達に対する内分泌撹乱化学物質の影響に関する研究(14104020)
【研究テーマ】環境影響評価(含放射線生物学)
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2002 - 2006
【研究代表者】吉川 泰弘 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (80109975)
【キーワード】内分泌攪乱化学物質 / 神経発達 / 行動評価 / ラット / カニクイザル (他16件)
【概要】研究目的:内分泌撹乱化学物質の神経発達に対する影響の研究は比較的新しく、まだ遺伝子レベルや個体レベルの影響評価がランダムに報告されているに過ぎない。特にげっ歯類から霊長類にわたる一貫性のあるリスク評価研究はほとんど行われていない。本研究ではラット、サル類、チンパンジーの個体を用いて環境化学物質代謝のヒトへの外挿を行う。またラット胎児、げっ歯類・霊長類の神経培養、マウス・サル類のES細胞などを用いて...
【医歯薬学】内科系臨床医学:テストステロンラットを含む研究件
❏内分泌かく乱物質リスク評価のための精巣In vitro assay系の確立(13460130)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】林 良博 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (90092303)
【キーワード】精細胞 / エストロジェン / ビスフェノールA / セルトリ細胞初代培養系 / 末分化生殖腺器官培養系 (他11件)
【概要】精細胞の基礎的データの収集を目的として、ヒミズおよびコウモリのステージ表の作成を行い、またレクチン染色性の相違を確認した。同時にシグナル伝達因子であるSmadの精巣における分布を観察した結果、Smad2,Smad3 mRNAは精祖細胞および精母細胞に検出された。次にエストロジェンの精巣における役割を検討するため、生後10週齢の雄ラットにエストロジェンを投与し、1日後に精巣内のテストステロンおよびス...
❏下位脳幹における雌雄ラット性行動制御機構の解析(63540600)
【研究テーマ】動物形態・分類学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1988 - 1990
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学部, 助教授 (10053357)
【キーワード】性行動 / ロ-ド-シス / マウント / 雄雌ラット / 縫線核 (他15件)
【概要】雌雄ラットの性行動は中枢神経系により制御されており、性ホルモンは中枢神経系の制御機構に直接作用することで性行動の発現を可能にしている。中枢神経系における制御機構は前脳を中心に解析が進んでいるが下位脳幹である中脳、橋、延髄では不明の部分が多い。本実験は延髄の縫線核に焦点をんでいるが下位脳幹である中乳、橋、延髄ではまだまだ不明な部分が多い。本実験延髄の縫線核に焦点を宛て、破壊すると雌雄の性行動がどの様...
【医歯薬学】内科系臨床医学:心肥大ラットを含む研究件
❏甲状腺ホルモンシグナリングを用いた心不全治療の試み-胎児型遺伝子発現の転換(15590723)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】絹川 弘一郎 東京大学, 医学部附属病院, 助手 (00345216)
【キーワード】甲状腺ホルモン / 心筋細胞 / 心肥大 / p38 MAPキナーゼ / 甲状腺ホルモンレセプター (他10件)
【概要】主として、培養心筋細胞におけるアデノウィルスを用いたTRの過剰発現系において検討した。TRβ_1の過剰発現により心筋細胞の肥大は抑制されたが、p38MAPKのリン酸化抑制を伴っており、このp38のリン酸化抑制はTRβ_1とp38αの相互作用によることも観察された。しかし、TRβ_1の過剰発現はT_3に特徴的な成体型遺伝子発現すなわちαMHCやSERCAの増加、βMHCの減少を伴った。TRβ_1の過...
❏発育期における過度のトレーニングの危険性を考慮した運動処方プログラムの開発(09308002)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 副学長 (00162644)
【キーワード】運動処方 / 発育発達 / トレーニング / 骨 / 骨格筋 (他20件)
【概要】本研究では、来るべき高齢化社会を念頭に置いて「発育期における過度の運動トレーニング」が中高年以降の身体機能にいかに影響するかを知ることを目的として、運動生理学的見地から検討した。発育期における「過度のトレーニング」及び「種目限定・活動内容の限定」の影響が、スポーツ活動を行わなくなって以降の身体諸機能に及ぼす影響を呼吸循環系及び運動器系の生理機能を中心として検討することで得られた科学的データを基に、...
❏心・血管系における負荷に対する応答機構-分子生物学的アプローチによる解析(03454247)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1991 - 1992
【研究代表者】矢崎 義雄 東京大学, 医学部(病), 教授 (20101090)
【キーワード】細胞内シグナル伝達系 / 心筋細胞 / 機械的ストレス / フォスファチジルイノシトール代謝 / 平滑筋細胞 (他15件)
【概要】循環器系において、血行動態という負荷による心・血管系の変化を、器官のレベルばかりでなく、細胞・分子レベルでとらえることは、心肥大、心不全および血管攣縮、動脈硬化症などの循環器疾患の発症機構を解明する上できわめて重要な課題である。特に物理的な刺激が細胞内の応答機構に生化学的なシグナルとなって伝達され、代謝を調節する機序は、生体が外界からの刺激を受けて反応する現象を生化学的に解明するモデルになるものと...
【医歯薬学】内科系臨床医学:視床下部ラットを含む研究件
❏エストラジオール消退に伴う暑熱耐性低下メカニズムの探索(16K13055)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】行動性体温調節 / 尾隠し行動 / 卵巣摘出 / 温度感覚 / TRP (他21件)
【概要】研究は、①閉経後女性の耐暑能を明らかにするためのマウスモデルを作成し、②血中エストラジオール濃度の低下が、熱中症発生にかかわる複数の因子(自律性反応、行動性反応、温度感覚、暑熱にかかわる認知機能および行動)に、時間依存性に影響するか否かを検証した.マウスの暑熱逃避行動を評価するシステムを完成させ、同時に暑熱下での代謝量を評価した。エストラジオールは暑熱負荷時の代謝量低下に寄与しており、その低下は耐...
❏視束前野から体温調節効果器への遠心性経路の全容解明(12307001)
【研究テーマ】環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】彼末 一之 大阪大学, 医学部, 教授 (50127213)
【キーワード】体温調節 / 遠心路 / 効果器 / 視床下部 / ラット (他6件)
【概要】体温のホメオスタシス調節は神経系で行われているにも関わらず、それに関する理解は断片的なものに限られている.その大きな原因は体温調節の神経回路がほとんど明らかになっていないことである.とくに体温調節における温度感受部位、また求心路、遠心路の接点として重要な視束前野からの遠心性神経回路については情報が全く欠如していた.本研究の目的はラットの自律性体温調節効果器へのPOからの遠心性経路を完全に確定するこ...
❏大脳辺縁系-視床下部系における情動・記憶・免疫機能の行動・細胞・分子生物学的研究(08408036)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】小野 武年 富山医科薬科大学, 医学部, 教授 (50019577)
【キーワード】大脳辺縁系 / 視床下部 / 情動 / 記憶 / 免疫応答 (他14件)
【概要】I. 空間・場所情報の統合機構 ラットに脳内自己刺激を報酬として,i)ランダムな歩行移動(RRPST),およびii)場所認知に基づく2つの場所間の往復移動(PLT)を行なわせ,海馬体ニューロン活動と歩行移動中の物理的因子(移動スピード,移動方向,および移動回転角度)との相関を解析した。その結果,PLT課題ではRRPST課題と比較して,すべての物理的因子に対する海馬体ニューロンの応答選択性が増加し,...
【医歯薬学】外科系臨床医学:大腸発がんラットを含む研究件
❏βカテニン遺伝子変異ラット大腸粘膜細胞巣の腫瘍顕在化に関する分子病理学的研究(13670208)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】吉見 直己 琉球大学, 医学部, 教授 (30166996)
【キーワード】ラット / 大腸発癌 / βカテニン / がん化学予防 / 大腸がん前癌病変 (他7件)
【概要】β-カテニン蓄積変異巣(BCAC)は、ラット大腸発癌モデルを用いた化学予防物質の検索において有用なバイオマーカーであるが、BCACの検出は組織標本作製を要するため、煩雑である。今回、これらの問題点を解消すべく、腫瘍性病変でのムチン、ムコ蛋白質の変化に注目して、High-iron diamine alcian blue (HID+AB) pH2.5染色およびAB pH1.0単独染色を用いて検討した。...
❏ラット炎症性大腸発癌モデルのβカテニン遺伝子変異とその病理組織学的形態への影響(11670210)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】吉見 直己 岐阜大学, 医学部, 助教授 (30166996)
【キーワード】化学大腸発癌 / β-カテニン / 前癌病変 / ラット / 遺伝子変異 (他7件)
【概要】本研究ではアゾキシメタンで誘発したラット大腸発癌モデルにおいて、大腸粘膜に生ずる変異陰窩巣(aberrant crypt foci;ACF)を指標とする5〜20週間の短期および中期実験を行い、従来型のACFを検出するとともに、新規にβカテニン遺伝子変異を有する病巣について詳細な検討を行った。すなわち、ラット大腸粘膜はホルマリン固定後、メチレンブルー染色し、ACF総形成数を測定するとともに、パラフイ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:細胞外小胞ラットを含む研究件
❏腸内細菌由来エクソソームの同定と潰瘍性大腸炎の発症機序の解明(21K06761)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】上田 祐司 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (10364556)
【キーワード】潰瘍性大腸炎 / エクソソーム / 細胞外小胞 / 腸内細菌 / リンパ (他8件)
【概要】潰瘍性大腸炎(UC)の根本的な原因は未だ不明である。近年、腸内細菌成分の大腸組織への侵入がUC発症に関与すると考えられているが、その実態は生体内で証明されていない。これまでの研究背景から、粘膜バリア機能が低下したUC潜在期の大腸は腸内細菌が産生するエクソソーム(BEx)の侵入部位になり、BExはリンパ行性に所属リンパ節へ伝達されるという仮説を立てた。本研究ではUCモデルラットの腸リンパよりBExを...
❏小腸特異的エクソソームの同定と新たな腸免疫制御の解明(18K06838)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】上田 祐司 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (10364556)
【キーワード】exosome / extracellular vesicles / lymph / miRNA / proteome (他17件)
【概要】臓器の排導リンパに着目して小腸特異的エクソソームの単離、同定と機能の解析を行なった。まず、ラット胸管カニュレーションとアフィニティ精製法を用いることで、リンパ中に恒常的なエクソソームの実在を示した。次に、腸間膜根リンパ節切除術を応用して実験群と対照群のエクソソームを網羅的に比較解析することで、小腸特異的エクソソームにおける核酸およびタンパク質の同定を行なった。その結果、約10個のmiRNA、3個の...
【医歯薬学】外科系臨床医学:サルラットを含む研究件
❏実験動物の運動主体感を計測する(19K21825)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】関 和彦 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所 モデル動物開発研究部, 部長 (00226630)
【キーワード】身体意識 / 運動主体感 / 実験動物 / 時間知覚 / 遠心性コピー (他10件)
【概要】実験動物の運動主体感の客観的な評価方法の確立のため、ラット、マーモセットの末梢感覚神経にカフ電極を、四肢筋にワイヤー電極を、大脳皮質にECoG電極を慢性的に留置した。それぞれの活動を無線で記録し、さらにカフ電極へ無線で刺激することにより、ECoG電極から誘発電位を記録することが可能になった。今後は、動物行動中の感覚誘発電位の振幅変化、さらにclosed-loop刺激によってもSEP記録の振幅が変化...
❏シナジーとリズムに基づく歩行の数理(15KT0015)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-07-10 - 2020-03-31
【研究代表者】青井 伸也 京都大学, 工学研究科, 准教授 (60432366)
【キーワード】シナジー / 運動制御 / 神経筋骨格モデル / ヒト / サル (他11件)
【概要】本研究では、生物の運動制御における冗長性を解決する戦略として広く示唆される低次元構造に着目して、ヒト・サル・ラット3種類の異なる生物を対象に、数理科学を中心とした神経生理学とバイオメカニクスとの連携から、歩行に寄与する神経・筋・骨格系の作動原理の数理的な解明を目指した。特に、ヒトの歩行と走行、サルの四足歩行と二足歩行など異なる歩容を形成する低次元構造の共通性と差異、環境変化や外乱に対する低次元構造...
❏歩行における高度踏破性及び頑健性を実現するための筋骨格・神経機構の構成論的解明(23360111)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】青井 伸也 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (60432366)
【キーワード】歩行 / 踏破性・頑健性 / 筋骨格・神経機構 / ヒト / サル (他10件)
【概要】脳・身体・環境の相互作用から生み出される歩行の高度踏破性及び頑健性を実現するための筋骨格・神経機構の解明を目指し,ヒト・サル・ラットを対象に,計測データから運動機能を明らかにする解析的研究と,神経筋骨格モデルやロボットを用いて機能的役割を明らかにする構成論的研究を行った.その結果,ヒト運動解析では,位相応答曲線を同定して位相調整機構を明らかにし,サル運動解析では,4足・2足歩行での一次・補足運動野...
【医歯薬学】外科系臨床医学:脳虚血ラットを含む研究件
❏脳虚血における転写因子HIF-1の発現解析と治療への応用(14570617)
【研究テーマ】神経内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】野川 茂 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (50208310)
【キーワード】HIF-1 / iNOS / 脳虚血 / ラット / EMSA (他6件)
【概要】目的:脳虚血ではプロモーター領域にHIF(hypoxia inducible factor)-1のコンセンサス・エレメントであるHRE(hypoxia-responsive enhancer)を有するiNOSが発現することが知られている.そこでHIF-1のHREへの結合能が,虚血後iNOS発現部位で亢進するか否かを検討した. 材料および方法:ラット2時間中大脳動脈閉塞モデルを用い,虚血脳から核蛋白...
❏2コイルシステムを用いた脳血流MRI画像(11470189)
【研究テーマ】放射線科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】阿部 修 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (50302716)
【キーワード】磁気共鳴画像 / 脳血流量 / 動脈血スピンラベリング / 脳虚血 / ラット (他19件)
【概要】本研究では、脳内に流入する動脈血液中のプロトンに、頚部において磁気的なしるし付けをして、そのしるし付けによる脳内の信号変化から血流量を求める手法(arterial spin labeling : ASL)の中でも、信号雑音比の良好な連続波(continuous-ASL)を利用し、さらに頸部のtransmitter coilと頭部のdetection coilの2つのコイルシステムを用いることにより...
❏脳虚血後早期のMRIによる遅発性神経細胞死の予測に関する研究(09771032)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】斉藤 延人 東京大学, 医学部・附属病院, 助手 (60262002)
【キーワード】脳虚血 / 神経細胞死 / MRI / ラット
【概要】MRI撮影条件については正常ラットを用いて予備実験を行った。遠隔部よりガス麻酔薬の吸入および人工呼吸ができるシステムを作成した。Varian7.05Tの動物実験用MRIを用いてspin echo法で脳のT1強調画像、T2強調画像、diffusion強調画像、erfusion imageを撮影した。また、apparent dirrusion coefficientを算出し、そのmappingを行った...
【医歯薬学】外科系臨床医学:カイニン酸ラットを含む研究件
❏難治性てんかん治療を目的とした頭蓋内植え込み型大脳冷却装置の開発(15591527)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】藤井 正美 山口大学, 医学部附属病院, 助教授 (90181320)
【キーワード】てんかん放電 / てんかん手術 / ペルチエ素子 / 大脳局所冷却 / 脳波 (他10件)
【概要】はじめに:難治性てんかんに対し外科治療が行われているが、手術により神経脱落症状の出現が予想される場合、手術が困難なことも少なくない。そこで近年切除手術以外の治療法が模索されている。そのひとつとして、2001年Yangらが、熱電素子を用いた大脳冷却法によるてんかん放電の抑制効果を報告して以来、脳冷却法が治療法として注目を集めている。そこで我々も熱電素子を用いた局所大脳冷却装置を作成し、実用化に向けて...
❏視床下部走行ニューロンによる行動と代謝の協調的制御に関する研究(11306020)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】澤崎 徹 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (00012047)
【キーワード】視床下部腹内側核 / 走行運動 / 走行ニューロン / カイニン酸 / γ-アミノ酪酸 (他8件)
【概要】視床下部腹内側核(VMH)は摂食・性行動・攻撃・逃避など個体と種の維持に欠かせない本能行動の統御部位である.これら多様な行動の発現には、動機と関わらない次元で「走行運動」という共通な要素が存在しており、その制御機構の解明は、これら本能行動の一層の理解と、それらを制御する手段を開発してゆくためには欠かせない.我々はラットのVMHに、定型的な走行運動を誘起する走行ニューロンが存在することを発見した.さ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:記憶ラットを含む研究件
❏高次脳機能における成体ニューロン新生の役割に関する研究(16650066)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】真鍋 俊也 東京大学, 医科学研究所, 教授 (70251212)
【キーワード】ラット / 長期増強 / 海馬 / 記憶 / 神経新生 (他9件)
【概要】1.転写因子であるPax6のヘテロ接合体変異ラットの海馬スライス標本を用いて電気生理学的解析を行った。Pax6変異ラットでは海馬歯状回での成体ニューロン新生が減少していることがすでに明らかになっているため、野生型と変異型ラットより得られたスライス標本において、歯状回での長期増強(LTP)に異常がみられるかどうかを検討したが、GABA_A受容体を部分的にブロックした条件下での高頻度刺激によるLTPの...
❏海馬認知機能の比較心理学的研究(13301005)
【研究テーマ】実験系心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】渡辺 茂 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30051907)
【キーワード】海馬 / 空間認知 / 記憶 / 学習 / キンカチョウ (他10件)
【概要】本研究は海馬認知機能を比較心理学的に解明することを目的として出発したものである。そのため、魚類、鳥類ラット、サル、ヒトの各研究チームを構成し、相互に連携をとりつつ研究を行った。魚類についてはモリス型迷路に相当するものを考案し、大脳背内側部に海馬と機能的に対応する部位を同定することができた。また、鳥類では海馬損傷が条件性弁別を阻害しないことを明らかにした。さらに、神軽毒による海馬内側部、海馬傍部、海...
❏大脳辺縁系-視床下部系における情動・記憶・免疫機能の行動・細胞・分子生物学的研究(08408036)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】小野 武年 富山医科薬科大学, 医学部, 教授 (50019577)
【キーワード】大脳辺縁系 / 視床下部 / 情動 / 記憶 / 免疫応答 (他14件)
【概要】I. 空間・場所情報の統合機構 ラットに脳内自己刺激を報酬として,i)ランダムな歩行移動(RRPST),およびii)場所認知に基づく2つの場所間の往復移動(PLT)を行なわせ,海馬体ニューロン活動と歩行移動中の物理的因子(移動スピード,移動方向,および移動回転角度)との相関を解析した。その結果,PLT課題ではRRPST課題と比較して,すべての物理的因子に対する海馬体ニューロンの応答選択性が増加し,...
【医歯薬学】外科系臨床医学:LY-80ラットを含む研究件
❏人工酸素運搬体投与による固形癌の酸素代謝変化に関する検討(15390422)
【研究テーマ】胸部外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】小林 紘一 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (80051704)
【キーワード】腫瘍酸素化 / 腫瘍潅流 / 人工酸素運搬体 / 放射線照射 / ラット (他9件)
【概要】ラットの左側腎臓にラットLY-80腫瘍の移植を行った。左側腎は腎動静脈ともに右側に比べ距離が長いため左側腎を選択した。腎被膜下へLY-80腫瘍片の挿入を行ったが、動物別に腫瘍間の発育のばらつきを減らすため、出血を減らす必要があった。本実験では腎血管へのカテーテル挿入や腫瘍組織酸素分圧測定のためには開腹が必要である。この開腹の時期を予測できるためには、腫瘍の発育がある程度一定で予測可能であることが望...
❏人工酸素運搬体を用いた腫瘍組織酸素化による化学・放射線療法増強効果に関する研究(13470244)
【研究テーマ】外科学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】小林 紘一 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (80051704)
【キーワード】ラット / 腫瘍 / LY-80 / 人工酸素運搬体 / 抗癌剤 (他11件)
【概要】rHSA-FecycP動注による腫瘍組織の酸素化・腫瘍組織内酸素分圧はrHSA-FecycP投与群では動脈注入投与開始後約5分よりrHSA群に比べ上昇がみられ、これは約15分間継続した。このデータに基づき照射のタイミングを判断した。我々の照射装置では20Gyの照射に少なくとも15分を要するため、照射と投与を同時に開始することとした。 rHSA-FecycPと抗癌剤の併用療法:腫瘍径が約10mmに達...
【医歯薬学】外科系臨床医学:人工酸素運搬体ラットを含む研究件
❏人工酸素運搬体投与による固形癌の酸素代謝変化に関する検討(15390422)
【研究テーマ】胸部外科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】小林 紘一 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (80051704)
【キーワード】腫瘍酸素化 / 腫瘍潅流 / 人工酸素運搬体 / 放射線照射 / ラット (他9件)
【概要】ラットの左側腎臓にラットLY-80腫瘍の移植を行った。左側腎は腎動静脈ともに右側に比べ距離が長いため左側腎を選択した。腎被膜下へLY-80腫瘍片の挿入を行ったが、動物別に腫瘍間の発育のばらつきを減らすため、出血を減らす必要があった。本実験では腎血管へのカテーテル挿入や腫瘍組織酸素分圧測定のためには開腹が必要である。この開腹の時期を予測できるためには、腫瘍の発育がある程度一定で予測可能であることが望...
❏人工酸素運搬体を用いた腫瘍組織酸素化による化学・放射線療法増強効果に関する研究(13470244)
【研究テーマ】外科学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】小林 紘一 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (80051704)
【キーワード】ラット / 腫瘍 / LY-80 / 人工酸素運搬体 / 抗癌剤 (他11件)
【概要】rHSA-FecycP動注による腫瘍組織の酸素化・腫瘍組織内酸素分圧はrHSA-FecycP投与群では動脈注入投与開始後約5分よりrHSA群に比べ上昇がみられ、これは約15分間継続した。このデータに基づき照射のタイミングを判断した。我々の照射装置では20Gyの照射に少なくとも15分を要するため、照射と投与を同時に開始することとした。 rHSA-FecycPと抗癌剤の併用療法:腫瘍径が約10mmに達...
【医歯薬学】外科系臨床医学:c-Kitラットを含む研究件
❏消化管運動調節機構に与る非神経非筋細胞の細胞組織学的研究(10670514)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】小室 輝昌 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20037386)
【キーワード】カハールの介在細胞 / c-kit / 消化管 / 微細構造 / 免疫組織化学 (他22件)
【概要】本研究では、消化管筋層に存在するカハールの介在細胞(ICC)の刺激伝達装置としての機能を解析すると共に、各器官組織層に分布するICCの細胞組織学的分類整理を試み総括した。 *平成10年度には、ICCの標識としてc-kit receptor抗体、gap junctionの検出にはCx43の抗体を用いラット小腸の免疫組織化学的検索を行った。その結果、小腸輪層筋最内側の深部筋神経叢(DMP)に沿ってc-...
❏消化管運動ペースメーカーの細胞組織学的研究(07670625)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】小室 輝昌 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20037386)
【キーワード】腸 / ペースメーカー / カハールの介在細胞 / c-kit / 筋層間神経叢 (他17件)
【概要】本研究では、消化管運動ペースメーカー機構に関して、細胞組織学的に検索した。 *平成7年度には、ペースメーカーとして提唱されているカハールの介在細胞(Interstitial CelIs of Cajal;ICC)の細胞学的性格を明らかにするため、古典的染色法との共通性を持つヨウ化アエン-オスミウム酸法(ZIO)を用い、観察をおこなった。(1)その結果、モルモット小腸筋層間神経叢の部位には、神経線維...
【医歯薬学】外科系臨床医学:緑色蛍光タンパク質(GFP)ラットを含む研究件
❏比較動物学的見地からの筋発生学・筋再生学再構築への挑戦(19K22359)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】山内 啓太郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (70272440)
【キーワード】ラット / 筋発生 / 筋再生 / ゲノム編集 / MyoD (他12件)
【概要】MyoD欠損ラットおよびMyf-5欠損ラットの作成に成功した。両ラットともに出生後数時間以内に死亡するという共通した表現型を呈していた。さらにMyoDやMyf-5陽性細胞の追跡が可能なMyoD-GFPラットおよびMyf-5-mCherryラットをゲノム編集により作成した。これらの骨格筋から採取した細胞からFACSによりGFP、mCherry陽性細胞を分離できることが確認された。今回作成した各種遺伝...
❏異種胚を用いた着床に関する分子生物学的研究(14380383)
【研究テーマ】実験動物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】岡部 勝 大阪大学, 遺伝情報実験センター, 教授 (30089875)
【キーワード】グリーンマウス / グリーンラット / レッドマウス / 着床 / キメラ (他18件)
【概要】異種胚生着の目標の一つは、臓器移植などに使用できるような臓器を異種の動物に作らせることである。そのために必要なことは、目的の臓器を欠損した動物と、その臓器以外が欠損するような動物を組み合わせることにある。異種キメラにおいて片方の胚に由来を限定する方法について検討を行った。 即ち、ジフテリアトキシンをLoxP配列で挟んでおき、Creリコンビナーゼが働いたときにだけ毒素遺伝子が転写されるようにしくんだ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:前がん病変ラットを含む研究件
❏βカテニン遺伝子変異ラット大腸粘膜細胞巣の腫瘍顕在化に関する分子病理学的研究(13670208)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】吉見 直己 琉球大学, 医学部, 教授 (30166996)
【キーワード】ラット / 大腸発癌 / βカテニン / がん化学予防 / 大腸がん前癌病変 (他7件)
【概要】β-カテニン蓄積変異巣(BCAC)は、ラット大腸発癌モデルを用いた化学予防物質の検索において有用なバイオマーカーであるが、BCACの検出は組織標本作製を要するため、煩雑である。今回、これらの問題点を解消すべく、腫瘍性病変でのムチン、ムコ蛋白質の変化に注目して、High-iron diamine alcian blue (HID+AB) pH2.5染色およびAB pH1.0単独染色を用いて検討した。...
❏ラット炎症性大腸発癌モデルのβカテニン遺伝子変異とその病理組織学的形態への影響(11670210)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】吉見 直己 岐阜大学, 医学部, 助教授 (30166996)
【キーワード】化学大腸発癌 / β-カテニン / 前癌病変 / ラット / 遺伝子変異 (他7件)
【概要】本研究ではアゾキシメタンで誘発したラット大腸発癌モデルにおいて、大腸粘膜に生ずる変異陰窩巣(aberrant crypt foci;ACF)を指標とする5〜20週間の短期および中期実験を行い、従来型のACFを検出するとともに、新規にβカテニン遺伝子変異を有する病巣について詳細な検討を行った。すなわち、ラット大腸粘膜はホルマリン固定後、メチレンブルー染色し、ACF総形成数を測定するとともに、パラフイ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:心筋ラットを含む研究件
❏筋組織における間葉系前駆細胞のニッチ形成因子としての役割の解明(16H05041)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山内 啓太郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70272440)
【キーワード】間葉系前駆細胞 / 筋分化 / 脂肪細胞 / 線維芽細胞 / 筋衛星細胞 (他13件)
【概要】ある種の病態では骨格筋や心筋に線維化や脂肪化が生じることで筋の機能が大きく損なわれる。この線維化や脂肪化は間葉系前駆細胞を共通の起源にもつ線維芽細胞や脂肪細胞の増加によるものである。本研究では間葉系前駆細胞ならびにそれを共通の起源にもつ線維芽細胞や脂肪細胞を筋細胞周囲の環境形成因子と位置づけ、その分化制御に関わるCSPG4分子の機能を明らかにするとともに、老化間葉系前駆細胞が筋分化を抑制することや...
❏発育期における過度のトレーニングの危険性を考慮した運動処方プログラムの開発(09308002)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 副学長 (00162644)
【キーワード】運動処方 / 発育発達 / トレーニング / 骨 / 骨格筋 (他20件)
【概要】本研究では、来るべき高齢化社会を念頭に置いて「発育期における過度の運動トレーニング」が中高年以降の身体機能にいかに影響するかを知ることを目的として、運動生理学的見地から検討した。発育期における「過度のトレーニング」及び「種目限定・活動内容の限定」の影響が、スポーツ活動を行わなくなって以降の身体諸機能に及ぼす影響を呼吸循環系及び運動器系の生理機能を中心として検討することで得られた科学的データを基に、...
【医歯薬学】外科系臨床医学:心筋細胞ラットを含む研究件
❏甲状腺ホルモンシグナリングを用いた心不全治療の試み-胎児型遺伝子発現の転換(15590723)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】絹川 弘一郎 東京大学, 医学部附属病院, 助手 (00345216)
【キーワード】甲状腺ホルモン / 心筋細胞 / 心肥大 / p38 MAPキナーゼ / 甲状腺ホルモンレセプター (他10件)
【概要】主として、培養心筋細胞におけるアデノウィルスを用いたTRの過剰発現系において検討した。TRβ_1の過剰発現により心筋細胞の肥大は抑制されたが、p38MAPKのリン酸化抑制を伴っており、このp38のリン酸化抑制はTRβ_1とp38αの相互作用によることも観察された。しかし、TRβ_1の過剰発現はT_3に特徴的な成体型遺伝子発現すなわちαMHCやSERCAの増加、βMHCの減少を伴った。TRβ_1の過...
❏心・血管系における負荷に対する応答機構-分子生物学的アプローチによる解析(03454247)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1991 - 1992
【研究代表者】矢崎 義雄 東京大学, 医学部(病), 教授 (20101090)
【キーワード】細胞内シグナル伝達系 / 心筋細胞 / 機械的ストレス / フォスファチジルイノシトール代謝 / 平滑筋細胞 (他15件)
【概要】循環器系において、血行動態という負荷による心・血管系の変化を、器官のレベルばかりでなく、細胞・分子レベルでとらえることは、心肥大、心不全および血管攣縮、動脈硬化症などの循環器疾患の発症機構を解明する上できわめて重要な課題である。特に物理的な刺激が細胞内の応答機構に生化学的なシグナルとなって伝達され、代謝を調節する機序は、生体が外界からの刺激を受けて反応する現象を生化学的に解明するモデルになるものと...
【医歯薬学】外科系臨床医学:免疫染色ラットを含む研究件
❏消化管運動調節機構に与る非神経非筋細胞の細胞組織学的研究(10670514)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】小室 輝昌 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20037386)
【キーワード】カハールの介在細胞 / c-kit / 消化管 / 微細構造 / 免疫組織化学 (他22件)
【概要】本研究では、消化管筋層に存在するカハールの介在細胞(ICC)の刺激伝達装置としての機能を解析すると共に、各器官組織層に分布するICCの細胞組織学的分類整理を試み総括した。 *平成10年度には、ICCの標識としてc-kit receptor抗体、gap junctionの検出にはCx43の抗体を用いラット小腸の免疫組織化学的検索を行った。その結果、小腸輪層筋最内側の深部筋神経叢(DMP)に沿ってc-...
❏消化管運動ペースメーカーの細胞組織学的研究(07670625)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】小室 輝昌 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20037386)
【キーワード】腸 / ペースメーカー / カハールの介在細胞 / c-kit / 筋層間神経叢 (他17件)
【概要】本研究では、消化管運動ペースメーカー機構に関して、細胞組織学的に検索した。 *平成7年度には、ペースメーカーとして提唱されているカハールの介在細胞(Interstitial CelIs of Cajal;ICC)の細胞学的性格を明らかにするため、古典的染色法との共通性を持つヨウ化アエン-オスミウム酸法(ZIO)を用い、観察をおこなった。(1)その結果、モルモット小腸筋層間神経叢の部位には、神経線維...
【医歯薬学】外科系臨床医学:着床ラットを含む研究件
❏マウス<->ラットキメラにおける「自己」解析(24240066)
【研究テーマ】実験動物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】岡部 勝 大阪大学, 微生物病研究所, 特任研究員(常勤) (30089875)
【キーワード】免疫 / マウス・ラットキメラ / 自己・非自己 / マウス / ラット (他9件)
【概要】母体-胎児相互認識における自己非自己の検討を行った。妊娠は同種であれば非自己でも受け入れるが、異種の場合はどのような自己非自己認識があるのかについて、免疫機能をほとんど持たない重篤な免疫不全マウスの子宮にラット胚の移植を試みたが、ラット胚が野生型マウスに比してより長く育つようなことはなかった。そこでマウス←ラット異種キメラを母体としたりマウスの2細胞期胚をテトラプロイドにすることにより胎盤がマウス...
❏異種胚を用いた着床に関する分子生物学的研究(14380383)
【研究テーマ】実験動物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】岡部 勝 大阪大学, 遺伝情報実験センター, 教授 (30089875)
【キーワード】グリーンマウス / グリーンラット / レッドマウス / 着床 / キメラ (他18件)
【概要】異種胚生着の目標の一つは、臓器移植などに使用できるような臓器を異種の動物に作らせることである。そのために必要なことは、目的の臓器を欠損した動物と、その臓器以外が欠損するような動物を組み合わせることにある。異種キメラにおいて片方の胚に由来を限定する方法について検討を行った。 即ち、ジフテリアトキシンをLoxP配列で挟んでおき、Creリコンビナーゼが働いたときにだけ毒素遺伝子が転写されるようにしくんだ...
【医歯薬学】社会医学:中鎖脂肪酸ラットを含む研究件
❏廃用性筋萎縮を最小限にとどめる新たな栄養学的手法の開発 -機能性脂質に着目して-(15K01615)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】寺田 新 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (00460048)
【キーワード】中鎖脂肪酸 / 短鎖脂肪酸 / 廃用性筋萎縮 / ユビキチンリガーゼ / ラット (他10件)
【概要】怪我や故障などによる身体活動量の低下にともない骨格筋は萎縮する。スポーツ選手にとってこのような廃用性筋萎縮は、現場復帰の遅れやパフォーマンスの低下につながるため、最小限にとどめることが重要となる。本研究では、特徴的な機能を有する「機能性脂質」を活用した新たな廃用性筋萎縮の予防法の開発を目指した。その結果、通常の脂肪酸よりも炭素数が少ない中鎖脂肪酸と呼ばれる機能性脂質の摂取により、筋タンパク質の分解...
❏長期の異なった食餌がグリコーゲンローディングに及ぼす影響(13680028)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】中谷 昭 奈良教育大学, 教育学部, 教授 (70116284)
【キーワード】グリコーゲン / 3-HAD活性 / 高脂肪食 / ラット / 中鎖脂肪酸 (他9件)
【概要】【目的】持久的運動選手の間では持久力を高めるため,あらかじめ筋グリコーゲンを高めておくグリコーゲンローディングという食事法が盛んに行なわれている.本研究では異なった脂肪酸組成からなる高脂肪食を長期に摂取した場合,グリコーゲンローディングにどのような影響を及ぼすかについて検討した.いずれの年度も実験動物としてWistar系雄ラットを用いた. 【平成13年度】初年度は動物性高脂肪食の影響について検討し...
【医歯薬学】社会医学:ラットを含む研究件
❏小腸特異的エクソソームの同定と新たな腸免疫制御の解明(18K06838)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】上田 祐司 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (10364556)
【キーワード】exosome / extracellular vesicles / lymph / miRNA / proteome (他17件)
【概要】臓器の排導リンパに着目して小腸特異的エクソソームの単離、同定と機能の解析を行なった。まず、ラット胸管カニュレーションとアフィニティ精製法を用いることで、リンパ中に恒常的なエクソソームの実在を示した。次に、腸間膜根リンパ節切除術を応用して実験群と対照群のエクソソームを網羅的に比較解析することで、小腸特異的エクソソームにおける核酸およびタンパク質の同定を行なった。その結果、約10個のmiRNA、3個の...
❏消化管運動調節機構に与る非神経非筋細胞の細胞組織学的研究(10670514)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】小室 輝昌 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20037386)
【キーワード】カハールの介在細胞 / c-kit / 消化管 / 微細構造 / 免疫組織化学 (他22件)
【概要】本研究では、消化管筋層に存在するカハールの介在細胞(ICC)の刺激伝達装置としての機能を解析すると共に、各器官組織層に分布するICCの細胞組織学的分類整理を試み総括した。 *平成10年度には、ICCの標識としてc-kit receptor抗体、gap junctionの検出にはCx43の抗体を用いラット小腸の免疫組織化学的検索を行った。その結果、小腸輪層筋最内側の深部筋神経叢(DMP)に沿ってc-...
❏消化管運動ペースメーカーの細胞組織学的研究(07670625)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】小室 輝昌 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20037386)
【キーワード】腸 / ペースメーカー / カハールの介在細胞 / c-kit / 筋層間神経叢 (他17件)
【概要】本研究では、消化管運動ペースメーカー機構に関して、細胞組織学的に検索した。 *平成7年度には、ペースメーカーとして提唱されているカハールの介在細胞(Interstitial CelIs of Cajal;ICC)の細胞学的性格を明らかにするため、古典的染色法との共通性を持つヨウ化アエン-オスミウム酸法(ZIO)を用い、観察をおこなった。(1)その結果、モルモット小腸筋層間神経叢の部位には、神経線維...
【医歯薬学】社会医学:扁桃体ラットを含む研究件
❏高次脳機能における成体ニューロン新生の役割に関する研究(16650066)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】真鍋 俊也 東京大学, 医科学研究所, 教授 (70251212)
【キーワード】ラット / 長期増強 / 海馬 / 記憶 / 神経新生 (他9件)
【概要】1.転写因子であるPax6のヘテロ接合体変異ラットの海馬スライス標本を用いて電気生理学的解析を行った。Pax6変異ラットでは海馬歯状回での成体ニューロン新生が減少していることがすでに明らかになっているため、野生型と変異型ラットより得られたスライス標本において、歯状回での長期増強(LTP)に異常がみられるかどうかを検討したが、GABA_A受容体を部分的にブロックした条件下での高頻度刺激によるLTPの...
❏大脳辺縁系-視床下部系における情動・記憶・免疫機能の行動・細胞・分子生物学的研究(08408036)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】小野 武年 富山医科薬科大学, 医学部, 教授 (50019577)
【キーワード】大脳辺縁系 / 視床下部 / 情動 / 記憶 / 免疫応答 (他14件)
【概要】I. 空間・場所情報の統合機構 ラットに脳内自己刺激を報酬として,i)ランダムな歩行移動(RRPST),およびii)場所認知に基づく2つの場所間の往復移動(PLT)を行なわせ,海馬体ニューロン活動と歩行移動中の物理的因子(移動スピード,移動方向,および移動回転角度)との相関を解析した。その結果,PLT課題ではRRPST課題と比較して,すべての物理的因子に対する海馬体ニューロンの応答選択性が増加し,...
【医歯薬学】社会医学:持久的トレーニングラットを含む研究件
❏長期間の身体運動トレーニングに対する消化・吸収系機能の適応過程の解明(19K11516)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】寺田 新 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (00460048)
【キーワード】消化・吸収系機能 / 持久的トレーニング / 超高糖質食 / 胃排出速度 / ラット (他10件)
【概要】食事によって摂取した栄養素は、胃や小腸で消化・吸収され、体内の様々な臓器へと届けられる。したがって、食事による効果は、この消化・吸収系能力の影響を強く受けることになる。これまで、消化・吸収系機能が長期間の身体運動トレーニングによってどのような影響を受けるのかということに関しては、ほとんど明らかとなっていなかった。昨年度までの研究において、長期間の身体運動トレーニングにより膵臓における消化酵素および...
❏長期の異なった食餌がグリコーゲンローディングに及ぼす影響(13680028)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】中谷 昭 奈良教育大学, 教育学部, 教授 (70116284)
【キーワード】グリコーゲン / 3-HAD活性 / 高脂肪食 / ラット / 中鎖脂肪酸 (他9件)
【概要】【目的】持久的運動選手の間では持久力を高めるため,あらかじめ筋グリコーゲンを高めておくグリコーゲンローディングという食事法が盛んに行なわれている.本研究では異なった脂肪酸組成からなる高脂肪食を長期に摂取した場合,グリコーゲンローディングにどのような影響を及ぼすかについて検討した.いずれの年度も実験動物としてWistar系雄ラットを用いた. 【平成13年度】初年度は動物性高脂肪食の影響について検討し...
【医歯薬学】社会医学:トレーニングラットを含む研究件
❏長期間の身体運動トレーニングに対する消化・吸収系機能の適応過程の解明(19K11516)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】寺田 新 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (00460048)
【キーワード】消化・吸収系機能 / 持久的トレーニング / 超高糖質食 / 胃排出速度 / ラット (他10件)
【概要】食事によって摂取した栄養素は、胃や小腸で消化・吸収され、体内の様々な臓器へと届けられる。したがって、食事による効果は、この消化・吸収系能力の影響を強く受けることになる。これまで、消化・吸収系機能が長期間の身体運動トレーニングによってどのような影響を受けるのかということに関しては、ほとんど明らかとなっていなかった。昨年度までの研究において、長期間の身体運動トレーニングにより膵臓における消化酵素および...
❏発育期における過度のトレーニングの危険性を考慮した運動処方プログラムの開発(09308002)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 副学長 (00162644)
【キーワード】運動処方 / 発育発達 / トレーニング / 骨 / 骨格筋 (他20件)
【概要】本研究では、来るべき高齢化社会を念頭に置いて「発育期における過度の運動トレーニング」が中高年以降の身体機能にいかに影響するかを知ることを目的として、運動生理学的見地から検討した。発育期における「過度のトレーニング」及び「種目限定・活動内容の限定」の影響が、スポーツ活動を行わなくなって以降の身体諸機能に及ぼす影響を呼吸循環系及び運動器系の生理機能を中心として検討することで得られた科学的データを基に、...
【医歯薬学】社会医学:体温調節ラットを含む研究件
❏エストラジオール消退に伴う暑熱耐性低下メカニズムの探索(16K13055)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】行動性体温調節 / 尾隠し行動 / 卵巣摘出 / 温度感覚 / TRP (他21件)
【概要】研究は、①閉経後女性の耐暑能を明らかにするためのマウスモデルを作成し、②血中エストラジオール濃度の低下が、熱中症発生にかかわる複数の因子(自律性反応、行動性反応、温度感覚、暑熱にかかわる認知機能および行動)に、時間依存性に影響するか否かを検証した.マウスの暑熱逃避行動を評価するシステムを完成させ、同時に暑熱下での代謝量を評価した。エストラジオールは暑熱負荷時の代謝量低下に寄与しており、その低下は耐...
❏視束前野から体温調節効果器への遠心性経路の全容解明(12307001)
【研究テーマ】環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】彼末 一之 大阪大学, 医学部, 教授 (50127213)
【キーワード】体温調節 / 遠心路 / 効果器 / 視床下部 / ラット (他6件)
【概要】体温のホメオスタシス調節は神経系で行われているにも関わらず、それに関する理解は断片的なものに限られている.その大きな原因は体温調節の神経回路がほとんど明らかになっていないことである.とくに体温調節における温度感受部位、また求心路、遠心路の接点として重要な視束前野からの遠心性神経回路については情報が全く欠如していた.本研究の目的はラットの自律性体温調節効果器へのPOからの遠心性経路を完全に確定するこ...
【医歯薬学】社会医学:ひとラットを含む研究件
❏シナジーとリズムに基づく歩行の数理(15KT0015)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-07-10 - 2020-03-31
【研究代表者】青井 伸也 京都大学, 工学研究科, 准教授 (60432366)
【キーワード】シナジー / 運動制御 / 神経筋骨格モデル / ヒト / サル (他11件)
【概要】本研究では、生物の運動制御における冗長性を解決する戦略として広く示唆される低次元構造に着目して、ヒト・サル・ラット3種類の異なる生物を対象に、数理科学を中心とした神経生理学とバイオメカニクスとの連携から、歩行に寄与する神経・筋・骨格系の作動原理の数理的な解明を目指した。特に、ヒトの歩行と走行、サルの四足歩行と二足歩行など異なる歩容を形成する低次元構造の共通性と差異、環境変化や外乱に対する低次元構造...
❏歩行における高度踏破性及び頑健性を実現するための筋骨格・神経機構の構成論的解明(23360111)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】青井 伸也 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (60432366)
【キーワード】歩行 / 踏破性・頑健性 / 筋骨格・神経機構 / ヒト / サル (他10件)
【概要】脳・身体・環境の相互作用から生み出される歩行の高度踏破性及び頑健性を実現するための筋骨格・神経機構の解明を目指し,ヒト・サル・ラットを対象に,計測データから運動機能を明らかにする解析的研究と,神経筋骨格モデルやロボットを用いて機能的役割を明らかにする構成論的研究を行った.その結果,ヒト運動解析では,位相応答曲線を同定して位相調整機構を明らかにし,サル運動解析では,4足・2足歩行での一次・補足運動野...
❏生体内水分子の拡散に基づいた生体組織微小構造および細胞膜機能の可視化に関する研究(20790884)
【研究テーマ】放射線科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】今江 禄一 東京大学, 医学部・附属病院, 診療放射線技師 (80420222)
【キーワード】MRI / 拡散 / 生体内水分子 / 細胞膜機能 / 可視化 (他10件)
【概要】本研究では磁気共鳴画像装置より非侵襲的に得られる生体内水分子の拡散情報を用いて,生体内水分子の細胞膜透過率ならびに細胞内拡散係数を推定する方法を提案し,健常ヒトおよび脳梗塞ラットの脳皮質の細胞膜透過率を推定した.推定された細胞膜透過率は健常ヒトでは76±9μm/sec,脳梗塞ラットの梗塞部では58μm/secであり,細胞膜透過率は梗塞部で低下する傾向があった.これは脳梗塞による損傷が細胞膜機能の低...
【医歯薬学】社会医学:骨格筋ラットを含む研究件
❏比較動物学的見地からの筋発生学・筋再生学再構築への挑戦(19K22359)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】山内 啓太郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (70272440)
【キーワード】ラット / 筋発生 / 筋再生 / ゲノム編集 / MyoD (他12件)
【概要】MyoD欠損ラットおよびMyf-5欠損ラットの作成に成功した。両ラットともに出生後数時間以内に死亡するという共通した表現型を呈していた。さらにMyoDやMyf-5陽性細胞の追跡が可能なMyoD-GFPラットおよびMyf-5-mCherryラットをゲノム編集により作成した。これらの骨格筋から採取した細胞からFACSによりGFP、mCherry陽性細胞を分離できることが確認された。今回作成した各種遺伝...
❏筋組織における間葉系前駆細胞のニッチ形成因子としての役割の解明(16H05041)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山内 啓太郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70272440)
【キーワード】間葉系前駆細胞 / 筋分化 / 脂肪細胞 / 線維芽細胞 / 筋衛星細胞 (他13件)
【概要】ある種の病態では骨格筋や心筋に線維化や脂肪化が生じることで筋の機能が大きく損なわれる。この線維化や脂肪化は間葉系前駆細胞を共通の起源にもつ線維芽細胞や脂肪細胞の増加によるものである。本研究では間葉系前駆細胞ならびにそれを共通の起源にもつ線維芽細胞や脂肪細胞を筋細胞周囲の環境形成因子と位置づけ、その分化制御に関わるCSPG4分子の機能を明らかにするとともに、老化間葉系前駆細胞が筋分化を抑制することや...
❏廃用性筋萎縮を最小限にとどめる新たな栄養学的手法の開発 -機能性脂質に着目して-(15K01615)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】寺田 新 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (00460048)
【キーワード】中鎖脂肪酸 / 短鎖脂肪酸 / 廃用性筋萎縮 / ユビキチンリガーゼ / ラット (他10件)
【概要】怪我や故障などによる身体活動量の低下にともない骨格筋は萎縮する。スポーツ選手にとってこのような廃用性筋萎縮は、現場復帰の遅れやパフォーマンスの低下につながるため、最小限にとどめることが重要となる。本研究では、特徴的な機能を有する「機能性脂質」を活用した新たな廃用性筋萎縮の予防法の開発を目指した。その結果、通常の脂肪酸よりも炭素数が少ない中鎖脂肪酸と呼ばれる機能性脂質の摂取により、筋タンパク質の分解...
【医歯薬学】社会医学:歩行ラットを含む研究件
❏中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2020
【研究種目】歩行
【研究期間】肢間協調
【研究代表者】運動学シナジー
【キーワード】左右分離型ベルトトレッドミル
【概要】本研究では、左右分離型ベルトトレッドミルにおける歩行運動の適応において、小脳皮質プルキンエ細胞への下オリーブ核-登上線維系による誤差信号の時空間的な情報表現について、統計的機械学習技術を適用し、運動学的データにおける潜在的な説明変数を抽出し、被説明変数としての登上線維系がプルキンエ細胞に伝送する信号の活動パターンとの関係性について定量的に明らかにすることを目標としている。 新たに開発したマウス用の...
❏直立・歩行の予測制御を構成する神経基盤の構成論的理解(21K03932)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】舩戸 徹郎 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (40512869)
【キーワード】姿勢制御 / 予期的姿勢調節 / 小脳 / 学習 / モデル予測制御 (他9件)
【概要】ヒトや動物は直立や歩行中に将来の自己の状態を予測して動作を生成する。予測動作の生成には自己の身体内部モデルに基づく予測が必要である。内部モデルは自身の運動状態を表すモデルであり、生物はこのモデルを学習的に獲得する。本研究では、このような姿勢制御・運動制御における予測制御系の原理解明を目指して、予測制御系および内部モデルの学習系のモデル構築と動物の神経系における予測制御機構の原理に迫る研究を行ってい...
❏適応的歩行の基盤としての脊髄―小脳回路の解明:実験と計算論的モデリングによる研究(20KK0226)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2020-10-27 - 2023-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90252725)
【キーワード】歩行 / 肢間協調 / 運動学シナジー / 左右分離型ベルトトレッドミル / マウス (他10件)
【概要】本研究は、Drexel大学との国際共同研究として、歩行運動における肢運動の協調とその適応的制御に関わる脊髄小脳ループの働きについて、ラット及びマウスを対象に、運動学的解析、電気生理学的解析、光遺伝学を適用した小脳プルキンエ細胞におけるシナプス可塑性の発現阻害操作などの実験研究と、神経筋骨格モデルを用いた動力学シミュレーションによる構成論的研究を組み合わせて解明することを目的としている。 ラット用左...
【医歯薬学】社会医学:肢間協調ラットを含む研究件
❏運動の学習に伴う脳内誤差信号の情報表現の変容とそれを基盤とした学習指導方法の開発(21H03339)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90252725)
【キーワード】歩行 / スプリットベルトトレッドミル / 適応 / 運動学習 / 小脳 (他11件)
【概要】本研究では、左右分離型ベルトトレッドミルにおける歩行運動の適応において、小脳皮質プルキンエ細胞への下オリーブ核-登上線維系による誤差信号の時空間的な情報表現について、統計的機械学習技術を適用し、運動学的データにおける潜在的な説明変数を抽出し、被説明変数としての登上線維系がプルキンエ細胞に伝送する信号の活動パターンとの関係性について定量的に明らかにすることを目標としている。 新たに開発したマウス用の...
❏適応的歩行の基盤としての脊髄―小脳回路の解明:実験と計算論的モデリングによる研究(20KK0226)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2020-10-27 - 2023-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90252725)
【キーワード】歩行 / 肢間協調 / 運動学シナジー / 左右分離型ベルトトレッドミル / マウス (他10件)
【概要】本研究は、Drexel大学との国際共同研究として、歩行運動における肢運動の協調とその適応的制御に関わる脊髄小脳ループの働きについて、ラット及びマウスを対象に、運動学的解析、電気生理学的解析、光遺伝学を適用した小脳プルキンエ細胞におけるシナプス可塑性の発現阻害操作などの実験研究と、神経筋骨格モデルを用いた動力学シミュレーションによる構成論的研究を組み合わせて解明することを目的としている。 ラット用左...
【医歯薬学】社会医学:運動学習ラットを含む研究件
❏運動の学習に伴う脳内誤差信号の情報表現の変容とそれを基盤とした学習指導方法の開発(21H03339)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90252725)
【キーワード】歩行 / スプリットベルトトレッドミル / 適応 / 運動学習 / 小脳 (他11件)
【概要】本研究では、左右分離型ベルトトレッドミルにおける歩行運動の適応において、小脳皮質プルキンエ細胞への下オリーブ核-登上線維系による誤差信号の時空間的な情報表現について、統計的機械学習技術を適用し、運動学的データにおける潜在的な説明変数を抽出し、被説明変数としての登上線維系がプルキンエ細胞に伝送する信号の活動パターンとの関係性について定量的に明らかにすることを目標としている。 新たに開発したマウス用の...
❏フィードフォワード型姿勢制御における神経機構の解明(20K19592)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】鴻巣 暁 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (80838483)
【キーワード】予測的姿勢制御 / 大脳―小脳連関 / 運動学習 / シミュレーション / 大脳ー小脳連関 (他9件)
【概要】中枢神経系の情報処理は時間遅れやノイズを伴うため、日常動作やスポーツ動作の素早く円滑な実行には予測的な姿勢制御が不可欠である。脳疾患患者の運動分析等により予測的姿勢制御に関与する中枢神経領域が同定されつつあるが、詳細な神経機構は明らかにされていない。そこで、本研究ではラットにおける新規の姿勢制御課題を構築し、大脳―小脳連関の局所的破壊実験および神経活動記録により、予測的姿勢制御の情報伝達・変換機構...
【医歯薬学】社会医学:神経筋骨格モデルラットを含む研究件
❏適応的歩行の基盤としての脊髄―小脳回路の解明:実験と計算論的モデリングによる研究(20KK0226)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2020-10-27 - 2023-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90252725)
【キーワード】歩行 / 肢間協調 / 運動学シナジー / 左右分離型ベルトトレッドミル / マウス (他10件)
【概要】本研究は、Drexel大学との国際共同研究として、歩行運動における肢運動の協調とその適応的制御に関わる脊髄小脳ループの働きについて、ラット及びマウスを対象に、運動学的解析、電気生理学的解析、光遺伝学を適用した小脳プルキンエ細胞におけるシナプス可塑性の発現阻害操作などの実験研究と、神経筋骨格モデルを用いた動力学シミュレーションによる構成論的研究を組み合わせて解明することを目的としている。 ラット用左...
❏運動スキルの発現と獲得における脊髄小脳ループの役割の解明(15K01498)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (90252725)
【キーワード】歩行 / 小脳 / 脊髄 / 適応 / 筋骨格モデル (他15件)
【概要】運動の生成における神経・筋系の冗長多自由度性の問題に対して、実際の運動においては複数の関節が時間的・空間的関係性を保ちながら動くというように、関節間の協調としての運動学シナジーを環境の変化に適応的に制御することにより運動スキルは達成される。本研究は、歩行運動の際の環境の変化に応じた新たなスキルの発現と獲得における脊髄小脳ループの役割について、ラットを用いた神経生理学的実験と、ラットにおける神経筋骨...
❏シナジーとリズムに基づく歩行の数理(15KT0015)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-07-10 - 2020-03-31
【研究代表者】青井 伸也 京都大学, 工学研究科, 准教授 (60432366)
【キーワード】シナジー / 運動制御 / 神経筋骨格モデル / ヒト / サル (他11件)
【概要】本研究では、生物の運動制御における冗長性を解決する戦略として広く示唆される低次元構造に着目して、ヒト・サル・ラット3種類の異なる生物を対象に、数理科学を中心とした神経生理学とバイオメカニクスとの連携から、歩行に寄与する神経・筋・骨格系の作動原理の数理的な解明を目指した。特に、ヒトの歩行と走行、サルの四足歩行と二足歩行など異なる歩容を形成する低次元構造の共通性と差異、環境変化や外乱に対する低次元構造...
【医歯薬学】社会医学:可塑性ラットを含む研究件
❏領野間情報伝達を担う投射先選択的な神経細胞間の同期発火(17K14942)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】石川 理子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (60547991)
【キーワード】視覚野 / 神経回路 / 同期発火 / 可塑性 / 発達 (他15件)
【概要】生後発達期の脳は周囲の環境からの感覚入力パターンに応じて大きく脳内ネットワークを柔軟に変化させる。本研究成果は、大脳皮質一次視覚野には、異なる柔軟性を持つ神経ネットワークが存在することを示した。大脳皮質において、浅層と深層の神経細胞間の同期発火の形成に必要な視覚環境が異なった。浅層(2-4層)では、類似した視覚反応性をもつ神経細胞間で同期的な神経活動が生じ、この同期発火は視覚環境に依存し形成された...
❏視覚野における微小神経回路網の機能的役割の解明(15K18351)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】石川 理子 生理学研究所, 基盤神経科学研究領域, 助教 (60547991)
【キーワード】神経回路 / 一次視覚野 / 発達 / 同期発火 / 可塑性 (他11件)
【概要】脳は神経細胞がシナプス結合した神経回路網により情報を処理する。大脳皮質一次視覚野2/3層には、相互に密に結合したクラスター性の高い神経回路網が埋め込まれていることが知られている。本研究では、この微小神経回路網が視覚情報処理において担う機能的役割について検討し、視覚特徴選択的な同期発火の基盤となることを明らかにした。 ...
❏時空間的脳神経活動パターンの翻訳手法の開発とそれを用いた脳神経系の帰納的研究(16686014)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】高橋 宏知 東京大学, 先端化学技術研究センター, 講師 (90361518)
【キーワード】脳 / 神経 / ブレイン・コンピュータ・インターフェース / 聴覚 / ニューラルネットワーク (他13件)
【概要】本研究の目的は,第一に,大脳皮質の時空間的な神経活動に含まれる情報を翻訳する手法を開発することである.すなわち,多点計測した神経信号から,既知の情報を抽出できるシステム伝達関数の推定手法を提供する.第二に,このような神経活動の翻訳が,脳神経系をダイナミックなシステムとして捉える研究手法として有効であることを実証する. 時空間的な神経活動から神経情報処理機構を考察するために,ニューラルネットワークを...
【医歯薬学】社会医学:情動ラットを含む研究件
❏社会性の基盤となる情動制御メカニズムの解明(20H03160)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】清川 泰志 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70554484)
【キーワード】フェロモン / 不安 / 安寧 / ラット / 野生ネズミ (他11件)
【概要】本年度に得られた主要な成果は以下の通りである 警報フェロモンに関する研究 警報フェロモンのリガンドである4-メチルペンタナールとヘキサナールはそれぞれ鋤鼻系と主嗅覚系で需要されるため、これらの情報が「統合センター」にて統合された後に、分界条床核へと伝達されていくことが想定されている。この統合センターを同定するために検討を進めたところ、ある領域が有力候補として挙げられた。またその他にも、鋤鼻系と主嗅...
❏大脳辺縁系-視床下部系における情動・記憶・免疫機能の行動・細胞・分子生物学的研究(08408036)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】小野 武年 富山医科薬科大学, 医学部, 教授 (50019577)
【キーワード】大脳辺縁系 / 視床下部 / 情動 / 記憶 / 免疫応答 (他14件)
【概要】I. 空間・場所情報の統合機構 ラットに脳内自己刺激を報酬として,i)ランダムな歩行移動(RRPST),およびii)場所認知に基づく2つの場所間の往復移動(PLT)を行なわせ,海馬体ニューロン活動と歩行移動中の物理的因子(移動スピード,移動方向,および移動回転角度)との相関を解析した。その結果,PLT課題ではRRPST課題と比較して,すべての物理的因子に対する海馬体ニューロンの応答選択性が増加し,...
【医歯薬学】社会医学:生体防御機能ラットを含む研究件
❏亜鉛欠乏によるアドレナリン受容体・脱共役タンパク質遺伝子発現・免疫・ストレス応答(24300261)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】今泉 和彦 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (60145068)
【キーワード】亜鉛(Zn)欠乏 / インスリン様成長因子‐1(IGF-1) / IGF-1受容体 (IGF-1R) / アドレナリン受容体 (AR) / 褐色脂肪組織 (BAT) (他27件)
【概要】幼齢ラットの遅筋・ヒラメ(SOL)筋と速筋・長指伸(EDL)筋のインスリン様成長因子‐1受容体(IGF-1R)発現量に及ぼす亜鉛(Zn)欠乏の影響をしらべた。Zn欠乏4週間でEDL筋の相対重量は著明に低下し、SOL筋では変化しなかった。IGF-1RmRNA発現量はEDL筋でZn欠乏により1.3倍有意に増加したが、SOL筋では変化しなかった。IGF-1Rタンパク質発現量はSOL筋でZn欠乏後に2.1...
❏腫瘍細胞の進展にともなう非特異免疫の変化に及ぼす運動とストレスの影響(10670327)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】町田 和彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00111104)
【キーワード】免疫 / 癌 / ラット / ストレス / 運動 (他20件)
【概要】〔目的〕われわれは今までに各種ライフスタイルと生態防御機能との関係について動物実験、高齢者の健康管理、アンケート法による調査などにより多方面の研究を行ってきたが、その中でストレスの少ない適度な自由運動が非特異免疫能を中心とした生態防御機能の向上に大きな役割を果たしていることを見出して来た.そこで積み重ねられたいろいろな手法を用いてこれらのライフスタイルの癌細胞に与える影響を腫瘍の大きさと各種生態防...
【医歯薬学】社会医学:臨床検査ラットを含む研究件
❏腫瘍細胞の進展にともなう非特異免疫の変化に及ぼす運動とストレスの影響(10670327)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】町田 和彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00111104)
【キーワード】免疫 / 癌 / ラット / ストレス / 運動 (他20件)
【概要】〔目的〕われわれは今までに各種ライフスタイルと生態防御機能との関係について動物実験、高齢者の健康管理、アンケート法による調査などにより多方面の研究を行ってきたが、その中でストレスの少ない適度な自由運動が非特異免疫能を中心とした生態防御機能の向上に大きな役割を果たしていることを見出して来た.そこで積み重ねられたいろいろな手法を用いてこれらのライフスタイルの癌細胞に与える影響を腫瘍の大きさと各種生態防...
❏非特異免疫能に及ぼす各種ストレスの影響(08670405)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】町田 和彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00111104)
【キーワード】拘束ストレス / 電撃ストレス / 心理ストレス / 非特異免疫 / 好中球 (他12件)
【概要】ストレスと免疫系との関係に関するほとんどの文献はリンパ球との関係についての研究で、初期感染防御において重要な働きを行なっている好中球機能については貧食あるいは殺菌能の単独の影響以外あまり重視されてこなかった。感染症の場合は抗原である病原微生物がそれに対応する抗体との反応-すなわちリンパ球を中心とする特異免疫反応が重要であったが、発癌や心臓病をはじめとする成人病の場合には貧食細胞の放出する活性酸素産...
【医歯薬学】社会医学:肺胞マクロファージラットを含む研究件
❏非特異免疫能に及ぼす各種ストレスの影響(08670405)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】町田 和彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00111104)
【キーワード】拘束ストレス / 電撃ストレス / 心理ストレス / 非特異免疫 / 好中球 (他12件)
【概要】ストレスと免疫系との関係に関するほとんどの文献はリンパ球との関係についての研究で、初期感染防御において重要な働きを行なっている好中球機能については貧食あるいは殺菌能の単独の影響以外あまり重視されてこなかった。感染症の場合は抗原である病原微生物がそれに対応する抗体との反応-すなわちリンパ球を中心とする特異免疫反応が重要であったが、発癌や心臓病をはじめとする成人病の場合には貧食細胞の放出する活性酸素産...
❏慢性疲労の細胞性免疫機能への影響に関する研究(04454589)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】内山 巌雄 国立公衆衛生院, 労働衛生学部, 部長 (20151897)
【キーワード】慢性疲労 / 細胞性免疫能 / ラット / ヒト / ジョギング (他12件)
【概要】当該年度においては、平成4年度から行っている実験動物を用いた慢性疲労の基礎的研究を発展させ、自発的な運動負荷がかかった場合についても検討した。既に報告したように、慢性疲労のモデルとして強制運動等を行わせた場合には細胞性免疫能の低下が見られていたが、自発運動の場合にはコントロールよりも免疫能が改善される傾向を見い出した。また、毎月1回、6か月間におよぶ調査に協力を申し出た某体育大学の陸上競技部に所属...
【医歯薬学】社会医学:トレッドミルラットを含む研究件
❏血圧調節ホルモンをモデルとした最適トレーニング頻度の解明(12480008)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】須田 和裕 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (70192135)
【キーワード】ラット / ANP / 腎臓 / 副腎 / 運動 (他24件)
【概要】運動中は血液循環が亢進するため、血圧は高くなる。これが限度を越すと心臓に過大な負担がかかったり、血管が破裂するであろう。しかし、実際にはこのようなことは簡単には起こらない。それは血管に作用する心房性ナトリウム利尿ホルモン(ANP)や、アンジオテンシンIIなどの血圧調節ホルモンが循環系を適切にコントロールしているからである。ところが、これらの血圧調節ホルモンの量が減少したり、これらのホルモンの情報を...
❏特異的及び非特異的免疫機能に及ぼすラットの自発運動の影響に関する研究(05670328)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】町田 和彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00111104)
【キーワード】自発運動 / ラット / 感染実験 / 好中球機能 / 生理機能 (他9件)
【概要】本研究は2つの実験からなる。当初は平成5年度の実験として非投与実験によりフローサイトメトリィー法による貧食・殺菌能試験をも含む非投与実験による自由運動群と非運動群の特異および非特異免疫実験を考えたがフローサイトメトリーによる貧食・殺菌能試験が今迄に発表された方法ではうまくいかないことがわかり、その測定手技の開発から始めなくてはならず実験が大幅に遅れた。そのためフローサイトメトリーを用いない平成6年...
【医歯薬学】社会医学:非特異免疫ラットを含む研究件
❏腫瘍細胞の進展にともなう非特異免疫の変化に及ぼす運動とストレスの影響(10670327)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】町田 和彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00111104)
【キーワード】免疫 / 癌 / ラット / ストレス / 運動 (他20件)
【概要】〔目的〕われわれは今までに各種ライフスタイルと生態防御機能との関係について動物実験、高齢者の健康管理、アンケート法による調査などにより多方面の研究を行ってきたが、その中でストレスの少ない適度な自由運動が非特異免疫能を中心とした生態防御機能の向上に大きな役割を果たしていることを見出して来た.そこで積み重ねられたいろいろな手法を用いてこれらのライフスタイルの癌細胞に与える影響を腫瘍の大きさと各種生態防...
❏非特異免疫能に及ぼす各種ストレスの影響(08670405)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】町田 和彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00111104)
【キーワード】拘束ストレス / 電撃ストレス / 心理ストレス / 非特異免疫 / 好中球 (他12件)
【概要】ストレスと免疫系との関係に関するほとんどの文献はリンパ球との関係についての研究で、初期感染防御において重要な働きを行なっている好中球機能については貧食あるいは殺菌能の単独の影響以外あまり重視されてこなかった。感染症の場合は抗原である病原微生物がそれに対応する抗体との反応-すなわちリンパ球を中心とする特異免疫反応が重要であったが、発癌や心臓病をはじめとする成人病の場合には貧食細胞の放出する活性酸素産...
【医歯薬学】歯学:トランスくリプトーム解析ラットを含む研究件
❏日本人のマグネシウム摂取状況を反映したラット肝臓内栄養素代謝に関する包括的解析(16K16275)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】石島 智子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任助教 (80568270)
【キーワード】軽度マグネシウム欠乏 / ラット / 肝臓 / 栄養素代謝 / トランスクリプトーム解析 (他8件)
【概要】マグネシウム(Mg)欠乏の度合いは、0.02%Mg食投与の方が0.04%Mg食投与よりも重度であるが、0.02%Mg食投与では血清Mg濃度以外の血清指標に有意な変化はみられなかった。 肝臓における発現変動遺伝子数は、0.02%Mg食投与の方が0.04%Mg食投与よりも多かった。発現変動を示した遺伝子には、脂質代謝、糖質代謝、免疫応答、細胞接着に関するものが両群に共通して多く含まれており、Mg欠乏が...
❏マグネシウム欠乏食短期投与ラット肝臓の栄養素代謝のトランスクリプトーム解析(24700820)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】石島 智子 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (80568270)
【キーワード】マグネシウム欠乏 / 短期投与 / ラット / 肝臓 / 栄養素代謝 (他7件)
【概要】生体内現象は遺伝子活動を反映する。マグネシウム(Mg)欠乏食投与2週間および3日間のラットの肝臓における発現変動遺伝子の網羅的な解析を行ったところ、肝臓におけるエネルギー代謝全体が変化することが示唆された。この変動は、4週間のMg欠乏食投与時と類似しており、4週間投与で観察された遺伝子発現変動は、既に3日間投与の段階で引き起こされていることが明らかになった。また2週間投与あるいは3日間投与では、幾...
【医歯薬学】歯学:βカテニンラットを含む研究件
❏βカテニン遺伝子変異ラット大腸粘膜細胞巣の腫瘍顕在化に関する分子病理学的研究(13670208)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】吉見 直己 琉球大学, 医学部, 教授 (30166996)
【キーワード】ラット / 大腸発癌 / βカテニン / がん化学予防 / 大腸がん前癌病変 (他7件)
【概要】β-カテニン蓄積変異巣(BCAC)は、ラット大腸発癌モデルを用いた化学予防物質の検索において有用なバイオマーカーであるが、BCACの検出は組織標本作製を要するため、煩雑である。今回、これらの問題点を解消すべく、腫瘍性病変でのムチン、ムコ蛋白質の変化に注目して、High-iron diamine alcian blue (HID+AB) pH2.5染色およびAB pH1.0単独染色を用いて検討した。...
❏ラット炎症性大腸発癌モデルのβカテニン遺伝子変異とその病理組織学的形態への影響(11670210)
【研究テーマ】実験病理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】吉見 直己 岐阜大学, 医学部, 助教授 (30166996)
【キーワード】化学大腸発癌 / β-カテニン / 前癌病変 / ラット / 遺伝子変異 (他7件)
【概要】本研究ではアゾキシメタンで誘発したラット大腸発癌モデルにおいて、大腸粘膜に生ずる変異陰窩巣(aberrant crypt foci;ACF)を指標とする5〜20週間の短期および中期実験を行い、従来型のACFを検出するとともに、新規にβカテニン遺伝子変異を有する病巣について詳細な検討を行った。すなわち、ラット大腸粘膜はホルマリン固定後、メチレンブルー染色し、ACF総形成数を測定するとともに、パラフイ...
【医歯薬学】歯学:筋衛星細胞ラットを含む研究件
❏間葉系前駆細胞の老化を基軸とした炎症性筋疾患の新規病態進行機序の解明(20H03161)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山内 啓太郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70272440)
【キーワード】細胞老化 / ラット / 筋ジストロフィー / 免疫回避 / 炎症 (他9件)
【概要】炎症性筋疾患であるヒトデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)の病態を反映するDMDラット骨格筋では細胞老化因子p16の発現を伴う間葉系前駆細胞の早期細胞老化が生じており、これが筋再生を抑制する可能性が示されている。そこで本年度はp16欠損ラットとDMDラットと交配させることでp16依存性の細胞老化を阻止した場合にDMDラットの表現型がどのように変化するかについて詳細に調べた。その結果、p16欠損...
❏筋組織における間葉系前駆細胞のニッチ形成因子としての役割の解明(16H05041)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山内 啓太郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70272440)
【キーワード】間葉系前駆細胞 / 筋分化 / 脂肪細胞 / 線維芽細胞 / 筋衛星細胞 (他13件)
【概要】ある種の病態では骨格筋や心筋に線維化や脂肪化が生じることで筋の機能が大きく損なわれる。この線維化や脂肪化は間葉系前駆細胞を共通の起源にもつ線維芽細胞や脂肪細胞の増加によるものである。本研究では間葉系前駆細胞ならびにそれを共通の起源にもつ線維芽細胞や脂肪細胞を筋細胞周囲の環境形成因子と位置づけ、その分化制御に関わるCSPG4分子の機能を明らかにするとともに、老化間葉系前駆細胞が筋分化を抑制することや...
【医歯薬学】歯学:筋再生ラットを含む研究件
❏間葉系前駆細胞の老化を基軸とした炎症性筋疾患の新規病態進行機序の解明(20H03161)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山内 啓太郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70272440)
【キーワード】細胞老化 / ラット / 筋ジストロフィー / 免疫回避 / 炎症 (他9件)
【概要】炎症性筋疾患であるヒトデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)の病態を反映するDMDラット骨格筋では細胞老化因子p16の発現を伴う間葉系前駆細胞の早期細胞老化が生じており、これが筋再生を抑制する可能性が示されている。そこで本年度はp16欠損ラットとDMDラットと交配させることでp16依存性の細胞老化を阻止した場合にDMDラットの表現型がどのように変化するかについて詳細に調べた。その結果、p16欠損...
❏比較動物学的見地からの筋発生学・筋再生学再構築への挑戦(19K22359)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】山内 啓太郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (70272440)
【キーワード】ラット / 筋発生 / 筋再生 / ゲノム編集 / MyoD (他12件)
【概要】MyoD欠損ラットおよびMyf-5欠損ラットの作成に成功した。両ラットともに出生後数時間以内に死亡するという共通した表現型を呈していた。さらにMyoDやMyf-5陽性細胞の追跡が可能なMyoD-GFPラットおよびMyf-5-mCherryラットをゲノム編集により作成した。これらの骨格筋から採取した細胞からFACSによりGFP、mCherry陽性細胞を分離できることが確認された。今回作成した各種遺伝...
【医歯薬学】歯学:ビスフェノールAラットを含む研究件
❏ストレスモデル動物を用いた発達期海馬障害の病態解明(15591211)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】綱島 浩一 東京大学, 医学部附属病院, 助教授 (30197743)
【キーワード】海馬 / ストレス / ビスフェノールA / エストロゲン受容体 / 母仔分離ストレス (他9件)
【概要】本年度は昨年度の研究結果を踏まえて、1)ビスフェノールA(BPA)の胎児期および授乳期投与におけるストレス感受性への影響、2)母仔分離ストレスがその後のストレス感受性に影響する機序、に関しての実験を行った。1)について、本年度はエストロゲン受容体のアンタゴニストであるICI182780を出生後から3週齢まで投与し、成体後の行動学的・組織学的変化を調べた。その結果、昨年度報告したBPA投与群で見られ...
❏高等動物の神経発達に対する内分泌撹乱化学物質の影響に関する研究(14104020)
【研究テーマ】環境影響評価(含放射線生物学)
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2002 - 2006
【研究代表者】吉川 泰弘 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (80109975)
【キーワード】内分泌攪乱化学物質 / 神経発達 / 行動評価 / ラット / カニクイザル (他16件)
【概要】研究目的:内分泌撹乱化学物質の神経発達に対する影響の研究は比較的新しく、まだ遺伝子レベルや個体レベルの影響評価がランダムに報告されているに過ぎない。特にげっ歯類から霊長類にわたる一貫性のあるリスク評価研究はほとんど行われていない。本研究ではラット、サル類、チンパンジーの個体を用いて環境化学物質代謝のヒトへの外挿を行う。またラット胎児、げっ歯類・霊長類の神経培養、マウス・サル類のES細胞などを用いて...
❏内分泌かく乱物質リスク評価のための精巣In vitro assay系の確立(13460130)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】林 良博 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (90092303)
【キーワード】精細胞 / エストロジェン / ビスフェノールA / セルトリ細胞初代培養系 / 末分化生殖腺器官培養系 (他11件)
【概要】精細胞の基礎的データの収集を目的として、ヒミズおよびコウモリのステージ表の作成を行い、またレクチン染色性の相違を確認した。同時にシグナル伝達因子であるSmadの精巣における分布を観察した結果、Smad2,Smad3 mRNAは精祖細胞および精母細胞に検出された。次にエストロジェンの精巣における役割を検討するため、生後10週齢の雄ラットにエストロジェンを投与し、1日後に精巣内のテストステロンおよびス...
【医歯薬学】薬学:樹状細胞ラットを含む研究件
❏腸内細菌由来エクソソームの同定と潰瘍性大腸炎の発症機序の解明(21K06761)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】上田 祐司 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (10364556)
【キーワード】潰瘍性大腸炎 / エクソソーム / 細胞外小胞 / 腸内細菌 / リンパ (他8件)
【概要】潰瘍性大腸炎(UC)の根本的な原因は未だ不明である。近年、腸内細菌成分の大腸組織への侵入がUC発症に関与すると考えられているが、その実態は生体内で証明されていない。これまでの研究背景から、粘膜バリア機能が低下したUC潜在期の大腸は腸内細菌が産生するエクソソーム(BEx)の侵入部位になり、BExはリンパ行性に所属リンパ節へ伝達されるという仮説を立てた。本研究ではUCモデルラットの腸リンパよりBExを...
❏小腸特異的エクソソームの同定と新たな腸免疫制御の解明(18K06838)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】上田 祐司 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (10364556)
【キーワード】exosome / extracellular vesicles / lymph / miRNA / proteome (他17件)
【概要】臓器の排導リンパに着目して小腸特異的エクソソームの単離、同定と機能の解析を行なった。まず、ラット胸管カニュレーションとアフィニティ精製法を用いることで、リンパ中に恒常的なエクソソームの実在を示した。次に、腸間膜根リンパ節切除術を応用して実験群と対照群のエクソソームを網羅的に比較解析することで、小腸特異的エクソソームにおける核酸およびタンパク質の同定を行なった。その結果、約10個のmiRNA、3個の...
❏Dendritic cell除去による同種血管の生着率向上に関する実験的検討(11671306)
【研究テーマ】胸部外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】竹内 恵理保 (竹内 惠理保) 東京大学, 医学部・附属病院, 助手 (70312311)
【キーワード】樹状細胞 / 凍結保存 / 同種移植 / 血管移植 / ラット (他7件)
【概要】10〜12週齢の近交系ラット(LewisおよびBrown Norway)を実験動物として用いた。新鮮大動脈グラフトは、摘出・洗浄後、腎動脈下に同所性に移植した。凍結保存グラフトは、摘出・洗浄後、プログラム冷却・1週間保存し、移植した。移植前の新鮮グラフトの観察では、Dendritic cellは外膜側にわずかに陽性、クラスI抗原が弱陽性であった。凍結保存グラフトでは、クラスI抗原が弱陽性で、走査電...
【医歯薬学】薬学:脊髄ラットを含む研究件
❏適応的歩行の基盤としての脊髄―小脳回路の解明:実験と計算論的モデリングによる研究(20KK0226)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2020-10-27 - 2023-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90252725)
【キーワード】歩行 / 肢間協調 / 運動学シナジー / 左右分離型ベルトトレッドミル / マウス (他10件)
【概要】本研究は、Drexel大学との国際共同研究として、歩行運動における肢運動の協調とその適応的制御に関わる脊髄小脳ループの働きについて、ラット及びマウスを対象に、運動学的解析、電気生理学的解析、光遺伝学を適用した小脳プルキンエ細胞におけるシナプス可塑性の発現阻害操作などの実験研究と、神経筋骨格モデルを用いた動力学シミュレーションによる構成論的研究を組み合わせて解明することを目的としている。 ラット用左...
❏運動スキルの発現と獲得における脊髄小脳ループの役割の解明(15K01498)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (90252725)
【キーワード】歩行 / 小脳 / 脊髄 / 適応 / 筋骨格モデル (他15件)
【概要】運動の生成における神経・筋系の冗長多自由度性の問題に対して、実際の運動においては複数の関節が時間的・空間的関係性を保ちながら動くというように、関節間の協調としての運動学シナジーを環境の変化に適応的に制御することにより運動スキルは達成される。本研究は、歩行運動の際の環境の変化に応じた新たなスキルの発現と獲得における脊髄小脳ループの役割について、ラットを用いた神経生理学的実験と、ラットにおける神経筋骨...
【医歯薬学】薬学:長期増強ラットを含む研究件
❏高次脳機能における成体ニューロン新生の役割に関する研究(16650066)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】真鍋 俊也 東京大学, 医科学研究所, 教授 (70251212)
【キーワード】ラット / 長期増強 / 海馬 / 記憶 / 神経新生 (他9件)
【概要】1.転写因子であるPax6のヘテロ接合体変異ラットの海馬スライス標本を用いて電気生理学的解析を行った。Pax6変異ラットでは海馬歯状回での成体ニューロン新生が減少していることがすでに明らかになっているため、野生型と変異型ラットより得られたスライス標本において、歯状回での長期増強(LTP)に異常がみられるかどうかを検討したが、GABA_A受容体を部分的にブロックした条件下での高頻度刺激によるLTPの...
❏大脳皮質視覚野における長期増強のシナプス前機構の解析(11878167)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1999
【研究代表者】小松 由紀夫 名古屋大学, 環境医学研究所, 教授 (90135343)
【キーワード】抑制性シナプス / 可塑性 / 長期増強 / 視覚野 / GABA (他8件)
【概要】発達期の大脳皮質視覚野では興奮性シナプスだけでなく抑制性シナプスにも長期増強が生じる。両長期増強の誘発にシナプス後細胞におけるCa^<2+>濃度の上昇が必要であることはすでに確立されている。興奮性シナプスの長期増強の発現部位は不明であるが、抑制性シナプスの長期増強はシナプス前側に発現することを示唆する結果を得ている。本研究では、薬理学的に興奮性シナプス伝達を遮断したラット視覚野切片標本...
【医歯薬学】薬学:カルシウムラットを含む研究件
❏睡眠-覚醒を制御する皮質下神経核が大脳皮質微小回路へ及ぼす作用の解明(19700306)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】高田 則雄 独立行政法人理化学研究所, 平瀬研究ユニット, 研究員 (50415212)
【キーワード】in vivo / イメージング / 大脳皮質 / アセチルコリン / カルシウム (他12件)
【概要】マイネルト基底核などの皮質下神経核は大脳皮質へ作用して、睡眠-覚醒を制御する。従来の研究の観測対象は大脳皮質の脳波や血流、アセチルコリン放出量であった。そのため、マイネルト基底核が大脳皮質のグリア細胞へ与える作用はほとんど知られていない。本研究はin vivo2光子顕微鏡を用いることで、生きた動物個体の大脳皮質に存在する神経細胞のみならずグリア細胞の活動も計測した。その結果、マイネルト基底核の活動...
❏筋萎縮とタンパク質分解系との連係-カルシウムシグナル伝達系とカテプシン群の関与-(11480009)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】今泉 和彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (60145068)
【キーワード】ラット / 筋萎縮 / カテプシン群活性 / 筋内カルノシン / 筋内アンセリン量 (他18件)
【概要】【目的】骨格筋の萎縮に伴ってlysosome由来のcathepsin群活性と遊離dipeptideレベルが如何に変動するかを明確にすること。【方法】約6週齢雄性ラットを身体(whole body suspension : WBS)法により10日間連続して後肢筋をhypokinesia(筋の力学的負荷の低下)/hypodynamia(筋活動の低下)[H/H]の状態に保持した(WBS群)。対照(CON...
【医歯薬学】薬学:マウスラットを含む研究件
❏運動の学習に伴う脳内誤差信号の情報表現の変容とそれを基盤とした学習指導方法の開発(21H03339)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90252725)
【キーワード】歩行 / スプリットベルトトレッドミル / 適応 / 運動学習 / 小脳 (他11件)
【概要】本研究では、左右分離型ベルトトレッドミルにおける歩行運動の適応において、小脳皮質プルキンエ細胞への下オリーブ核-登上線維系による誤差信号の時空間的な情報表現について、統計的機械学習技術を適用し、運動学的データにおける潜在的な説明変数を抽出し、被説明変数としての登上線維系がプルキンエ細胞に伝送する信号の活動パターンとの関係性について定量的に明らかにすることを目標としている。 新たに開発したマウス用の...
❏適応的歩行の基盤としての脊髄―小脳回路の解明:実験と計算論的モデリングによる研究(20KK0226)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2020-10-27 - 2023-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90252725)
【キーワード】歩行 / 肢間協調 / 運動学シナジー / 左右分離型ベルトトレッドミル / マウス (他10件)
【概要】本研究は、Drexel大学との国際共同研究として、歩行運動における肢運動の協調とその適応的制御に関わる脊髄小脳ループの働きについて、ラット及びマウスを対象に、運動学的解析、電気生理学的解析、光遺伝学を適用した小脳プルキンエ細胞におけるシナプス可塑性の発現阻害操作などの実験研究と、神経筋骨格モデルを用いた動力学シミュレーションによる構成論的研究を組み合わせて解明することを目的としている。 ラット用左...
❏エストラジオール消退に伴う暑熱耐性低下メカニズムの探索(16K13055)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】行動性体温調節 / 尾隠し行動 / 卵巣摘出 / 温度感覚 / TRP (他21件)
【概要】研究は、①閉経後女性の耐暑能を明らかにするためのマウスモデルを作成し、②血中エストラジオール濃度の低下が、熱中症発生にかかわる複数の因子(自律性反応、行動性反応、温度感覚、暑熱にかかわる認知機能および行動)に、時間依存性に影響するか否かを検証した.マウスの暑熱逃避行動を評価するシステムを完成させ、同時に暑熱下での代謝量を評価した。エストラジオールは暑熱負荷時の代謝量低下に寄与しており、その低下は耐...
【医歯薬学】薬学:神経回路ラットを含む研究件
❏領野間情報伝達を担う投射先選択的な神経細胞間の同期発火(17K14942)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】石川 理子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (60547991)
【キーワード】視覚野 / 神経回路 / 同期発火 / 可塑性 / 発達 (他15件)
【概要】生後発達期の脳は周囲の環境からの感覚入力パターンに応じて大きく脳内ネットワークを柔軟に変化させる。本研究成果は、大脳皮質一次視覚野には、異なる柔軟性を持つ神経ネットワークが存在することを示した。大脳皮質において、浅層と深層の神経細胞間の同期発火の形成に必要な視覚環境が異なった。浅層(2-4層)では、類似した視覚反応性をもつ神経細胞間で同期的な神経活動が生じ、この同期発火は視覚環境に依存し形成された...
❏視覚野における微小神経回路網の機能的役割の解明(15K18351)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】石川 理子 生理学研究所, 基盤神経科学研究領域, 助教 (60547991)
【キーワード】神経回路 / 一次視覚野 / 発達 / 同期発火 / 可塑性 (他11件)
【概要】脳は神経細胞がシナプス結合した神経回路網により情報を処理する。大脳皮質一次視覚野2/3層には、相互に密に結合したクラスター性の高い神経回路網が埋め込まれていることが知られている。本研究では、この微小神経回路網が視覚情報処理において担う機能的役割について検討し、視覚特徴選択的な同期発火の基盤となることを明らかにした。 ...
❏大脳皮質抑制性神経結合の生理学的、形態学的解析(10780506)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】根東 覚 岡崎国立共同研究機構, 生理学研究所, 助手 (20301757)
【キーワード】ラット / 大脳皮質 / 抑制性シナプス電流 / GABA / 局所神経回路 (他14件)
【概要】大脳皮質の投射ニューロンが電気生理学的にある程度一様な細胞集団だと考えられているのに対して、GABA作働性の介在細胞は、活性物質の発現パターン・樹状/軸索突起の形態・電気生理学的性質・薬物に対する反応性・シナプス伝達の周波数特性などから、非常に多数のサブタイプからなっていると考えられている。 大脳皮質の重要な入力は、他の皮質と視床からの興奮性投射である。この他に、大脳基底部からのアセチルコリン、青...
【医歯薬学】薬学:GABAラットを含む研究件
❏大脳皮質視覚野における長期増強のシナプス前機構の解析(11878167)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1999
【研究代表者】小松 由紀夫 名古屋大学, 環境医学研究所, 教授 (90135343)
【キーワード】抑制性シナプス / 可塑性 / 長期増強 / 視覚野 / GABA (他8件)
【概要】発達期の大脳皮質視覚野では興奮性シナプスだけでなく抑制性シナプスにも長期増強が生じる。両長期増強の誘発にシナプス後細胞におけるCa^<2+>濃度の上昇が必要であることはすでに確立されている。興奮性シナプスの長期増強の発現部位は不明であるが、抑制性シナプスの長期増強はシナプス前側に発現することを示唆する結果を得ている。本研究では、薬理学的に興奮性シナプス伝達を遮断したラット視覚野切片標本...
❏大脳皮質抑制性神経結合の生理学的、形態学的解析(10780506)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】根東 覚 岡崎国立共同研究機構, 生理学研究所, 助手 (20301757)
【キーワード】ラット / 大脳皮質 / 抑制性シナプス電流 / GABA / 局所神経回路 (他14件)
【概要】大脳皮質の投射ニューロンが電気生理学的にある程度一様な細胞集団だと考えられているのに対して、GABA作働性の介在細胞は、活性物質の発現パターン・樹状/軸索突起の形態・電気生理学的性質・薬物に対する反応性・シナプス伝達の周波数特性などから、非常に多数のサブタイプからなっていると考えられている。 大脳皮質の重要な入力は、他の皮質と視床からの興奮性投射である。この他に、大脳基底部からのアセチルコリン、青...
【医歯薬学】薬学:再生ラットを含む研究件
❏大脳白質障害に対する再生医療実現のための基盤研究(16K10710)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今井 英明 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70359587)
【キーワード】再生医療 / 大脳白質障害 / 骨髄由来間葉系幹細胞 / 加工幹細胞SB623 / 二重盲検比較対照第II相試験 (他31件)
【概要】(A)細胞(細胞医薬品)移植と(B)ドラッグデリバリーシステム(DDS) によるmRNA遺伝子治療を、動物実験モデルで検証した。(A)SB623細胞は、ヒト骨髄由来である加工幹細胞である (サンバイオ社)。事情により、用いることができず、動物研究は断念したが、SB623細胞による外傷性脳損傷に起因する慢性運動障害患者に対する二重盲検比較対照第II相試験に、施設責任者として参加した。運動機能の改善に...
❏プロラクチン遺伝子導入ラットを用いた外分泌腺組織再生の検討(12470386)
【研究テーマ】形態系基礎歯科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】斎藤 一郎 徳島大学, 歯学部, 助教授 (60147634)
【キーワード】プロラクチン / トランスジェニック / 再生 / 外分泌腺 / ラット (他9件)
【概要】プロラクチンは下垂体前葉から産生されるホルモンで、妊娠時に増加し、乳汁の分泌促進や乳腺の発達を促すことが知られていることから、涙腺・唾液組織に与える影響を検討する目的で、プロラクチンの組織特異的な遺伝子発現が可能なプロモーターを用いトランスジェニック・ラットを作成し以下の結果得た。 1.parotid ssecretory protein(PSP)のpromoterであるLamaを用いることにより...
【医歯薬学】薬学:幹細胞ラットを含む研究件
❏異種胚を用いた着床に関する分子生物学的研究(14380383)
【研究テーマ】実験動物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】岡部 勝 大阪大学, 遺伝情報実験センター, 教授 (30089875)
【キーワード】グリーンマウス / グリーンラット / レッドマウス / 着床 / キメラ (他18件)
【概要】異種胚生着の目標の一つは、臓器移植などに使用できるような臓器を異種の動物に作らせることである。そのために必要なことは、目的の臓器を欠損した動物と、その臓器以外が欠損するような動物を組み合わせることにある。異種キメラにおいて片方の胚に由来を限定する方法について検討を行った。 即ち、ジフテリアトキシンをLoxP配列で挟んでおき、Creリコンビナーゼが働いたときにだけ毒素遺伝子が転写されるようにしくんだ...
❏ハイドロキシアパタイト上での骨髄幹細胞培養による骨再生および脊椎固定術への応用(14571403)
【研究テーマ】整形外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】松本 守雄 慶應義塾大学, 医学部, 専任講師 (40209656)
【キーワード】ハイドロキシアパタイト / 脊椎固定術 / 幹細胞 / 骨再生 / rhBMP-2 (他10件)
【概要】平成14年でのMC3-T3細胞、骨髄細胞を用いたin vitro実験の結果、ハイドロキシアパタイトファイバーシート(HAシート)は、気孔率、気孔径の調節が自在にでき、細胞の三次元培養が可能であると同時に、その高い生体親和性から、蛋白の担体としても利用可能と考えられる.平成14年度に作製した、ラット脊椎固定術モデルを用いて、平成15年度は、(1)recombinant human bone morp...
【医歯薬学】薬学:MRIラットを含む研究件
❏生体内水分子の拡散に基づいた生体組織微小構造および細胞膜機能の可視化に関する研究(20790884)
【研究テーマ】放射線科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】今江 禄一 東京大学, 医学部・附属病院, 診療放射線技師 (80420222)
【キーワード】MRI / 拡散 / 生体内水分子 / 細胞膜機能 / 可視化 (他10件)
【概要】本研究では磁気共鳴画像装置より非侵襲的に得られる生体内水分子の拡散情報を用いて,生体内水分子の細胞膜透過率ならびに細胞内拡散係数を推定する方法を提案し,健常ヒトおよび脳梗塞ラットの脳皮質の細胞膜透過率を推定した.推定された細胞膜透過率は健常ヒトでは76±9μm/sec,脳梗塞ラットの梗塞部では58μm/secであり,細胞膜透過率は梗塞部で低下する傾向があった.これは脳梗塞による損傷が細胞膜機能の低...
❏脳虚血後早期のMRIによる遅発性神経細胞死の予測に関する研究(09771032)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】斉藤 延人 東京大学, 医学部・附属病院, 助手 (60262002)
【キーワード】脳虚血 / 神経細胞死 / MRI / ラット
【概要】MRI撮影条件については正常ラットを用いて予備実験を行った。遠隔部よりガス麻酔薬の吸入および人工呼吸ができるシステムを作成した。Varian7.05Tの動物実験用MRIを用いてspin echo法で脳のT1強調画像、T2強調画像、diffusion強調画像、erfusion imageを撮影した。また、apparent dirrusion coefficientを算出し、そのmappingを行った...
【医歯薬学】薬学:免疫ラットを含む研究件
❏マウス<->ラットキメラにおける「自己」解析(24240066)
【研究テーマ】実験動物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】岡部 勝 大阪大学, 微生物病研究所, 特任研究員(常勤) (30089875)
【キーワード】免疫 / マウス・ラットキメラ / 自己・非自己 / マウス / ラット (他9件)
【概要】母体-胎児相互認識における自己非自己の検討を行った。妊娠は同種であれば非自己でも受け入れるが、異種の場合はどのような自己非自己認識があるのかについて、免疫機能をほとんど持たない重篤な免疫不全マウスの子宮にラット胚の移植を試みたが、ラット胚が野生型マウスに比してより長く育つようなことはなかった。そこでマウス←ラット異種キメラを母体としたりマウスの2細胞期胚をテトラプロイドにすることにより胎盤がマウス...
❏腫瘍細胞の進展にともなう非特異免疫の変化に及ぼす運動とストレスの影響(10670327)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】町田 和彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00111104)
【キーワード】免疫 / 癌 / ラット / ストレス / 運動 (他20件)
【概要】〔目的〕われわれは今までに各種ライフスタイルと生態防御機能との関係について動物実験、高齢者の健康管理、アンケート法による調査などにより多方面の研究を行ってきたが、その中でストレスの少ない適度な自由運動が非特異免疫能を中心とした生態防御機能の向上に大きな役割を果たしていることを見出して来た.そこで積み重ねられたいろいろな手法を用いてこれらのライフスタイルの癌細胞に与える影響を腫瘍の大きさと各種生態防...
❏特異的及び非特異的免疫機能に及ぼすラットの自発運動の影響に関する研究(05670328)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】町田 和彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00111104)
【キーワード】自発運動 / ラット / 感染実験 / 好中球機能 / 生理機能 (他9件)
【概要】本研究は2つの実験からなる。当初は平成5年度の実験として非投与実験によりフローサイトメトリィー法による貧食・殺菌能試験をも含む非投与実験による自由運動群と非運動群の特異および非特異免疫実験を考えたがフローサイトメトリーによる貧食・殺菌能試験が今迄に発表された方法ではうまくいかないことがわかり、その測定手技の開発から始めなくてはならず実験が大幅に遅れた。そのためフローサイトメトリーを用いない平成6年...
【医歯薬学】薬学:アセチルコリンラットを含む研究件
❏睡眠-覚醒を制御する皮質下神経核が大脳皮質微小回路へ及ぼす作用の解明(19700306)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】高田 則雄 独立行政法人理化学研究所, 平瀬研究ユニット, 研究員 (50415212)
【キーワード】in vivo / イメージング / 大脳皮質 / アセチルコリン / カルシウム (他12件)
【概要】マイネルト基底核などの皮質下神経核は大脳皮質へ作用して、睡眠-覚醒を制御する。従来の研究の観測対象は大脳皮質の脳波や血流、アセチルコリン放出量であった。そのため、マイネルト基底核が大脳皮質のグリア細胞へ与える作用はほとんど知られていない。本研究はin vivo2光子顕微鏡を用いることで、生きた動物個体の大脳皮質に存在する神経細胞のみならずグリア細胞の活動も計測した。その結果、マイネルト基底核の活動...
❏大脳皮質抑制性神経結合の生理学的、形態学的解析(10780506)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】根東 覚 岡崎国立共同研究機構, 生理学研究所, 助手 (20301757)
【キーワード】ラット / 大脳皮質 / 抑制性シナプス電流 / GABA / 局所神経回路 (他14件)
【概要】大脳皮質の投射ニューロンが電気生理学的にある程度一様な細胞集団だと考えられているのに対して、GABA作働性の介在細胞は、活性物質の発現パターン・樹状/軸索突起の形態・電気生理学的性質・薬物に対する反応性・シナプス伝達の周波数特性などから、非常に多数のサブタイプからなっていると考えられている。 大脳皮質の重要な入力は、他の皮質と視床からの興奮性投射である。この他に、大脳基底部からのアセチルコリン、青...
【医歯薬学】薬学:活性酸素ラットを含む研究件
❏腫瘍細胞の進展にともなう非特異免疫の変化に及ぼす運動とストレスの影響(10670327)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】町田 和彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00111104)
【キーワード】免疫 / 癌 / ラット / ストレス / 運動 (他20件)
【概要】〔目的〕われわれは今までに各種ライフスタイルと生態防御機能との関係について動物実験、高齢者の健康管理、アンケート法による調査などにより多方面の研究を行ってきたが、その中でストレスの少ない適度な自由運動が非特異免疫能を中心とした生態防御機能の向上に大きな役割を果たしていることを見出して来た.そこで積み重ねられたいろいろな手法を用いてこれらのライフスタイルの癌細胞に与える影響を腫瘍の大きさと各種生態防...
❏非特異免疫能に及ぼす各種ストレスの影響(08670405)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】町田 和彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00111104)
【キーワード】拘束ストレス / 電撃ストレス / 心理ストレス / 非特異免疫 / 好中球 (他12件)
【概要】ストレスと免疫系との関係に関するほとんどの文献はリンパ球との関係についての研究で、初期感染防御において重要な働きを行なっている好中球機能については貧食あるいは殺菌能の単独の影響以外あまり重視されてこなかった。感染症の場合は抗原である病原微生物がそれに対応する抗体との反応-すなわちリンパ球を中心とする特異免疫反応が重要であったが、発癌や心臓病をはじめとする成人病の場合には貧食細胞の放出する活性酸素産...
【医歯薬学】薬学:小腸ラットを含む研究件
❏消化管運動調節機構に与る非神経非筋細胞の細胞組織学的研究(10670514)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】小室 輝昌 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20037386)
【キーワード】カハールの介在細胞 / c-kit / 消化管 / 微細構造 / 免疫組織化学 (他22件)
【概要】本研究では、消化管筋層に存在するカハールの介在細胞(ICC)の刺激伝達装置としての機能を解析すると共に、各器官組織層に分布するICCの細胞組織学的分類整理を試み総括した。 *平成10年度には、ICCの標識としてc-kit receptor抗体、gap junctionの検出にはCx43の抗体を用いラット小腸の免疫組織化学的検索を行った。その結果、小腸輪層筋最内側の深部筋神経叢(DMP)に沿ってc-...
❏消化管運動ペースメーカーの細胞組織学的研究(07670625)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】小室 輝昌 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20037386)
【キーワード】腸 / ペースメーカー / カハールの介在細胞 / c-kit / 筋層間神経叢 (他17件)
【概要】本研究では、消化管運動ペースメーカー機構に関して、細胞組織学的に検索した。 *平成7年度には、ペースメーカーとして提唱されているカハールの介在細胞(Interstitial CelIs of Cajal;ICC)の細胞学的性格を明らかにするため、古典的染色法との共通性を持つヨウ化アエン-オスミウム酸法(ZIO)を用い、観察をおこなった。(1)その結果、モルモット小腸筋層間神経叢の部位には、神経線維...
【医歯薬学】薬学:エストロゲンラットを含む研究件
❏エストラジオール消退に伴う暑熱耐性低下メカニズムの探索(16K13055)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】行動性体温調節 / 尾隠し行動 / 卵巣摘出 / 温度感覚 / TRP (他21件)
【概要】研究は、①閉経後女性の耐暑能を明らかにするためのマウスモデルを作成し、②血中エストラジオール濃度の低下が、熱中症発生にかかわる複数の因子(自律性反応、行動性反応、温度感覚、暑熱にかかわる認知機能および行動)に、時間依存性に影響するか否かを検証した.マウスの暑熱逃避行動を評価するシステムを完成させ、同時に暑熱下での代謝量を評価した。エストラジオールは暑熱負荷時の代謝量低下に寄与しており、その低下は耐...
❏性行動と母性行動の神経制御と性分化(14540618)
【研究テーマ】生物形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学学術院・人間科学部, 教授 (10053357)
【キーワード】ロードーシス / 性分化 / 中隔 / エストロゲンβ受容体 / セロトニン (他21件)
【概要】1.ロードーシス抑制力をもつ外側中隔の解析 雌雄ラット中脳中心灰白質(MCG)に逆行性神経トレーサーを(フルオロゴールド、FG)注入し、FG,エストロゲンα受容体とβ受容体の染色をおこなった結果、(1)外側中隔(LS)のFG陽性細胞数は雌のほうが雄より多いこと、(2)LSにはβ受容体含有細胞のほうがα受容体含有細胞より多いこと、また、その数はエストロゲンに影響を受けないこと、(3)LSのMCGに投...
❏中隔と背側縫線核におけるロードシス抑制機構の解明(09680802)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (10053357)
【キーワード】ロードーシス抑制機構 / 中隔 / 背側縫線核 / 性分化 / エストロゲン (他10件)
【概要】ラットの中隔外側部には雌特有の性行動パターンであるロードーシスと勧誘行動に対する抑制力が存在する.一方,中脳の背側縫線核のセロトニン神経がやはり雌性行動に対し抑制力を持つ。雄ラットは大量のエストロゲンを投与されても雌の性行動の発現は弱いが、その原因はこの二つの抑制力が強いためと考えられる。本研究では抑制機構に対して神経内分泌学的解析を行い次のような結果を得た。 (1)雌雌ラットの背側縫線核の前腹側...
【医歯薬学】薬学:セロトニンラットを含む研究件
❏脳発達臨界期における修飾物質と環境による回路形成および行動の制御(14580733)
【研究テーマ】神経解剖学・神経病理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】上田 秀一 獨協医科大学, 医学部, 教授 (60150570)
【キーワード】小頭症ラット / 行動 / 学習障害 / セロトニン / BrdU (他18件)
【概要】1.脳障害モデルラットの、回路形成の変化 妊娠ラットにMAMを腹腔投与し作製した小頭症ラットを早期脳障害モデルとして解析した。神経病理的には大脳皮質および海馬に異所性脳組織が存在していた。BrdUによる神経細胞の新生時期の解析および、各種神経伝達物質の免疫組織化学の解析から、この異所性脳組織は、大脳皮質の成分が移動障害を起こし発生したことが明らかとなった。また神経化学的解析から小頭症ラット脳では、...
❏性行動と母性行動の神経制御と性分化(14540618)
【研究テーマ】生物形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】山内 兄人 早稲田大学, 人間科学学術院・人間科学部, 教授 (10053357)
【キーワード】ロードーシス / 性分化 / 中隔 / エストロゲンβ受容体 / セロトニン (他21件)
【概要】1.ロードーシス抑制力をもつ外側中隔の解析 雌雄ラット中脳中心灰白質(MCG)に逆行性神経トレーサーを(フルオロゴールド、FG)注入し、FG,エストロゲンα受容体とβ受容体の染色をおこなった結果、(1)外側中隔(LS)のFG陽性細胞数は雌のほうが雄より多いこと、(2)LSにはβ受容体含有細胞のほうがα受容体含有細胞より多いこと、また、その数はエストロゲンに影響を受けないこと、(3)LSのMCGに投...
❏抗うつ薬により惹起される悪性症候群の発現と体内動態との関係解明(09672320)
【研究テーマ】応用薬理学・医療系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】大谷 壽一 東京大学, 医学部・附属病院, 助手 (70262029)
【キーワード】悪性症候群 / 抗うつ薬 / クロミプラミン / ベラトリン / 発熱 (他9件)
【概要】高熱、筋硬直、発汗、意識障害などを呈する極めて重篤な副作用である悪性症候群は、抗うつ薬によっても惹起されることが、近年報告されている。本研究では、悪性症候群に特徴的症状である発熱反応に着目し、セロトニン(5-HT)再取込み阻害能が異なる抗うつ薬を悪性症候群のモデル動物に投与して発熱を惹起させ、抗うつ薬の体内動態、脳内5-HTとレベルおよび体温上昇との関係を解明することを目的としている。 平成9年度...
【医歯薬学】薬学:エネルギー代謝ラットを含む研究件
❏マグネシウム欠乏食短期投与ラット肝臓の栄養素代謝のトランスクリプトーム解析(24700820)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】石島 智子 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (80568270)
【キーワード】マグネシウム欠乏 / 短期投与 / ラット / 肝臓 / 栄養素代謝 (他7件)
【概要】生体内現象は遺伝子活動を反映する。マグネシウム(Mg)欠乏食投与2週間および3日間のラットの肝臓における発現変動遺伝子の網羅的な解析を行ったところ、肝臓におけるエネルギー代謝全体が変化することが示唆された。この変動は、4週間のMg欠乏食投与時と類似しており、4週間投与で観察された遺伝子発現変動は、既に3日間投与の段階で引き起こされていることが明らかになった。また2週間投与あるいは3日間投与では、幾...
❏高リン食投与ラットモデルを用いた主要臓器におけるリン恒常性調節機構解明とその応用(23300273)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中井 雄治 東京大学, 農学生命科学研究科, 特任准教授(移行) (10321788)
【キーワード】高リン食 / DNAマイクロアレイ / ラット / 腎臓 / 肝臓 (他13件)
【概要】ラットを通常食(C群)および高リン食(HP群)で24日間飼育した後、腎臓・肝臓・白色脂肪組織(WAT)を摘出し、RNAを抽出してDNAマイクロアレイ解析を行なった。その結果、両群の遺伝子発現プロファイルは大きく異なり、腎臓ではHP群においてナトリウム依存性リン酸共輸送体であるNaPi-IIbが顕著に発現上昇していた。肝臓では、HP群において脂肪酸β酸化の亢進、アミノ酸異化の抑制が認められた。WAT...
【医歯薬学】薬学:脳梗塞ラットを含む研究件
❏予測的姿勢制御における大脳小脳連関の解明(18K10955)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90252725)
【キーワード】姿勢制御 / 予測 / 小脳 / ラット / 数理モデル (他10件)
【概要】身体運動の円滑な遂行においては姿勢の適切な制御が重要である。予測的姿勢制御は未知あるいは既知の時空間に働きかける最初の過程と言える。ラットを対象に姿勢への外乱に対する事前の随意動作あるいは先行刺激を課し、学習することによって外乱を予測できる条件付け学習課題を新たに構築し、小脳傷害の影響について調べた。また、ラットの姿勢制御系として内部モデルを用いたモデル予測制御を加え、構築した姿勢制御の学習モデル...
❏大脳白質障害に対する再生医療実現のための基盤研究(16K10710)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今井 英明 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70359587)
【キーワード】再生医療 / 大脳白質障害 / 骨髄由来間葉系幹細胞 / 加工幹細胞SB623 / 二重盲検比較対照第II相試験 (他31件)
【概要】(A)細胞(細胞医薬品)移植と(B)ドラッグデリバリーシステム(DDS) によるmRNA遺伝子治療を、動物実験モデルで検証した。(A)SB623細胞は、ヒト骨髄由来である加工幹細胞である (サンバイオ社)。事情により、用いることができず、動物研究は断念したが、SB623細胞による外傷性脳損傷に起因する慢性運動障害患者に対する二重盲検比較対照第II相試験に、施設責任者として参加した。運動機能の改善に...
❏運動スキルの発現と獲得における脊髄小脳ループの役割の解明(15K01498)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (90252725)
【キーワード】歩行 / 小脳 / 脊髄 / 適応 / 筋骨格モデル (他15件)
【概要】運動の生成における神経・筋系の冗長多自由度性の問題に対して、実際の運動においては複数の関節が時間的・空間的関係性を保ちながら動くというように、関節間の協調としての運動学シナジーを環境の変化に適応的に制御することにより運動スキルは達成される。本研究は、歩行運動の際の環境の変化に応じた新たなスキルの発現と獲得における脊髄小脳ループの役割について、ラットを用いた神経生理学的実験と、ラットにおける神経筋骨...
【医歯薬学】薬学:肝臓ラットを含む研究件
❏リン過剰摂取による脂質代謝の変動に関与する内在性因子とシグナル経路の解明(19H01605)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中井 雄治 弘前大学, 地域戦略研究所, 教授 (10321788)
【キーワード】高リン食 / DNAマイクロアレイ / ラット / 肝臓 / FGF21 (他7件)
【概要】本研究では、高リン刺激が生体の脂質代謝に影響を及ぼす機構を解明することを目的として、高リン食を単回投与したラット肝臓での遺伝子発現の変化をDNAマイクロアレイで解析した。その結果、FGF21を含む脂質代謝関連遺伝子が高リン食群で有意に発現上昇していた。同ラット血清中のFGF21タンパク質をELISA法で測定した結果、高リン食群で有意に高値を示した。一方、血中リン濃度上昇に早期に応答するPTHには有...
❏日本人のマグネシウム摂取状況を反映したラット肝臓内栄養素代謝に関する包括的解析(16K16275)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】石島 智子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任助教 (80568270)
【キーワード】軽度マグネシウム欠乏 / ラット / 肝臓 / 栄養素代謝 / トランスクリプトーム解析 (他8件)
【概要】マグネシウム(Mg)欠乏の度合いは、0.02%Mg食投与の方が0.04%Mg食投与よりも重度であるが、0.02%Mg食投与では血清Mg濃度以外の血清指標に有意な変化はみられなかった。 肝臓における発現変動遺伝子数は、0.02%Mg食投与の方が0.04%Mg食投与よりも多かった。発現変動を示した遺伝子には、脂質代謝、糖質代謝、免疫応答、細胞接着に関するものが両群に共通して多く含まれており、Mg欠乏が...
❏マグネシウム欠乏食短期投与ラット肝臓の栄養素代謝のトランスクリプトーム解析(24700820)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】石島 智子 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (80568270)
【キーワード】マグネシウム欠乏 / 短期投与 / ラット / 肝臓 / 栄養素代謝 (他7件)
【概要】生体内現象は遺伝子活動を反映する。マグネシウム(Mg)欠乏食投与2週間および3日間のラットの肝臓における発現変動遺伝子の網羅的な解析を行ったところ、肝臓におけるエネルギー代謝全体が変化することが示唆された。この変動は、4週間のMg欠乏食投与時と類似しており、4週間投与で観察された遺伝子発現変動は、既に3日間投与の段階で引き起こされていることが明らかになった。また2週間投与あるいは3日間投与では、幾...
【医歯薬学】薬学:DNAマイクロアレイラットを含む研究件
❏リン過剰摂取による脂質代謝の変動に関与する内在性因子とシグナル経路の解明(19H01605)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中井 雄治 弘前大学, 地域戦略研究所, 教授 (10321788)
【キーワード】高リン食 / DNAマイクロアレイ / ラット / 肝臓 / FGF21 (他7件)
【概要】本研究では、高リン刺激が生体の脂質代謝に影響を及ぼす機構を解明することを目的として、高リン食を単回投与したラット肝臓での遺伝子発現の変化をDNAマイクロアレイで解析した。その結果、FGF21を含む脂質代謝関連遺伝子が高リン食群で有意に発現上昇していた。同ラット血清中のFGF21タンパク質をELISA法で測定した結果、高リン食群で有意に高値を示した。一方、血中リン濃度上昇に早期に応答するPTHには有...
❏日本人のマグネシウム摂取状況を反映したラット肝臓内栄養素代謝に関する包括的解析(16K16275)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】石島 智子 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任助教 (80568270)
【キーワード】軽度マグネシウム欠乏 / ラット / 肝臓 / 栄養素代謝 / トランスクリプトーム解析 (他8件)
【概要】マグネシウム(Mg)欠乏の度合いは、0.02%Mg食投与の方が0.04%Mg食投与よりも重度であるが、0.02%Mg食投与では血清Mg濃度以外の血清指標に有意な変化はみられなかった。 肝臓における発現変動遺伝子数は、0.02%Mg食投与の方が0.04%Mg食投与よりも多かった。発現変動を示した遺伝子には、脂質代謝、糖質代謝、免疫応答、細胞接着に関するものが両群に共通して多く含まれており、Mg欠乏が...
❏高リン食投与ラットモデルを用いた主要臓器におけるリン恒常性調節機構解明とその応用(23300273)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中井 雄治 東京大学, 農学生命科学研究科, 特任准教授(移行) (10321788)
【キーワード】高リン食 / DNAマイクロアレイ / ラット / 腎臓 / 肝臓 (他13件)
【概要】ラットを通常食(C群)および高リン食(HP群)で24日間飼育した後、腎臓・肝臓・白色脂肪組織(WAT)を摘出し、RNAを抽出してDNAマイクロアレイ解析を行なった。その結果、両群の遺伝子発現プロファイルは大きく異なり、腎臓ではHP群においてナトリウム依存性リン酸共輸送体であるNaPi-IIbが顕著に発現上昇していた。肝臓では、HP群において脂肪酸β酸化の亢進、アミノ酸異化の抑制が認められた。WAT...
【医歯薬学】薬学:視覚野ラットを含む研究件
❏領野間情報伝達を担う投射先選択的な神経細胞間の同期発火(17K14942)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】石川 理子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (60547991)
【キーワード】視覚野 / 神経回路 / 同期発火 / 可塑性 / 発達 (他15件)
【概要】生後発達期の脳は周囲の環境からの感覚入力パターンに応じて大きく脳内ネットワークを柔軟に変化させる。本研究成果は、大脳皮質一次視覚野には、異なる柔軟性を持つ神経ネットワークが存在することを示した。大脳皮質において、浅層と深層の神経細胞間の同期発火の形成に必要な視覚環境が異なった。浅層(2-4層)では、類似した視覚反応性をもつ神経細胞間で同期的な神経活動が生じ、この同期発火は視覚環境に依存し形成された...
❏視覚野における微小神経回路網の機能的役割の解明(15K18351)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】石川 理子 生理学研究所, 基盤神経科学研究領域, 助教 (60547991)
【キーワード】神経回路 / 一次視覚野 / 発達 / 同期発火 / 可塑性 (他11件)
【概要】脳は神経細胞がシナプス結合した神経回路網により情報を処理する。大脳皮質一次視覚野2/3層には、相互に密に結合したクラスター性の高い神経回路網が埋め込まれていることが知られている。本研究では、この微小神経回路網が視覚情報処理において担う機能的役割について検討し、視覚特徴選択的な同期発火の基盤となることを明らかにした。 ...
❏大脳皮質視覚野における長期増強のシナプス前機構の解析(11878167)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1999
【研究代表者】小松 由紀夫 名古屋大学, 環境医学研究所, 教授 (90135343)
【キーワード】抑制性シナプス / 可塑性 / 長期増強 / 視覚野 / GABA (他8件)
【概要】発達期の大脳皮質視覚野では興奮性シナプスだけでなく抑制性シナプスにも長期増強が生じる。両長期増強の誘発にシナプス後細胞におけるCa^<2+>濃度の上昇が必要であることはすでに確立されている。興奮性シナプスの長期増強の発現部位は不明であるが、抑制性シナプスの長期増強はシナプス前側に発現することを示唆する結果を得ている。本研究では、薬理学的に興奮性シナプス伝達を遮断したラット視覚野切片標本...
【医歯薬学】薬学:神経細胞ラットを含む研究件
❏高等動物の神経発達に対する内分泌撹乱化学物質の影響に関する研究(14104020)
【研究テーマ】環境影響評価(含放射線生物学)
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2002 - 2006
【研究代表者】吉川 泰弘 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (80109975)
【キーワード】内分泌攪乱化学物質 / 神経発達 / 行動評価 / ラット / カニクイザル (他16件)
【概要】研究目的:内分泌撹乱化学物質の神経発達に対する影響の研究は比較的新しく、まだ遺伝子レベルや個体レベルの影響評価がランダムに報告されているに過ぎない。特にげっ歯類から霊長類にわたる一貫性のあるリスク評価研究はほとんど行われていない。本研究ではラット、サル類、チンパンジーの個体を用いて環境化学物質代謝のヒトへの外挿を行う。またラット胎児、げっ歯類・霊長類の神経培養、マウス・サル類のES細胞などを用いて...
❏大脳皮質抑制性神経結合の生理学的、形態学的解析(10780506)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】根東 覚 岡崎国立共同研究機構, 生理学研究所, 助手 (20301757)
【キーワード】ラット / 大脳皮質 / 抑制性シナプス電流 / GABA / 局所神経回路 (他14件)
【概要】大脳皮質の投射ニューロンが電気生理学的にある程度一様な細胞集団だと考えられているのに対して、GABA作働性の介在細胞は、活性物質の発現パターン・樹状/軸索突起の形態・電気生理学的性質・薬物に対する反応性・シナプス伝達の周波数特性などから、非常に多数のサブタイプからなっていると考えられている。 大脳皮質の重要な入力は、他の皮質と視床からの興奮性投射である。この他に、大脳基底部からのアセチルコリン、青...
【医歯薬学】薬学:炎症ラットを含む研究件
❏間葉系前駆細胞の老化を基軸とした炎症性筋疾患の新規病態進行機序の解明(20H03161)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山内 啓太郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (70272440)
【キーワード】細胞老化 / ラット / 筋ジストロフィー / 免疫回避 / 炎症 (他9件)
【概要】炎症性筋疾患であるヒトデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)の病態を反映するDMDラット骨格筋では細胞老化因子p16の発現を伴う間葉系前駆細胞の早期細胞老化が生じており、これが筋再生を抑制する可能性が示されている。そこで本年度はp16欠損ラットとDMDラットと交配させることでp16依存性の細胞老化を阻止した場合にDMDラットの表現型がどのように変化するかについて詳細に調べた。その結果、p16欠損...
❏高リン食投与ラットモデルを用いた主要臓器におけるリン恒常性調節機構解明とその応用(23300273)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中井 雄治 東京大学, 農学生命科学研究科, 特任准教授(移行) (10321788)
【キーワード】高リン食 / DNAマイクロアレイ / ラット / 腎臓 / 肝臓 (他13件)
【概要】ラットを通常食(C群)および高リン食(HP群)で24日間飼育した後、腎臓・肝臓・白色脂肪組織(WAT)を摘出し、RNAを抽出してDNAマイクロアレイ解析を行なった。その結果、両群の遺伝子発現プロファイルは大きく異なり、腎臓ではHP群においてナトリウム依存性リン酸共輸送体であるNaPi-IIbが顕著に発現上昇していた。肝臓では、HP群において脂肪酸β酸化の亢進、アミノ酸異化の抑制が認められた。WAT...
【医歯薬学】薬学:転写因子ラットを含む研究件
❏新分野「食のエピジェノミクス」創生の基礎研究(16658055)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40211164)
【キーワード】アミノ酸 / エピジェネティクス / ヒストン / クロマチン / 転写因子 (他11件)
【概要】本年度は、食餌成分のうちアミノ酸に注目し、アミノ酸の利用性によるエピジェネティクスレベルでの変化を検出できるか否かを解析した。特にアミノ酸に欠乏に鋭敏に応答する遺伝子であるIGFBP-1遺伝子に着目し、これらの遺伝子部位におけるヒストンのアセチル化およびメチル化の変動を免疫クロマチン沈降法(ChIP法)で検出した。HepG2細胞をロイシン欠乏培地(-Leu)で12時間処理し、同遺伝子を含む領域約3...
❏脳虚血における転写因子HIF-1の発現解析と治療への応用(14570617)
【研究テーマ】神経内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】野川 茂 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (50208310)
【キーワード】HIF-1 / iNOS / 脳虚血 / ラット / EMSA (他6件)
【概要】目的:脳虚血ではプロモーター領域にHIF(hypoxia inducible factor)-1のコンセンサス・エレメントであるHRE(hypoxia-responsive enhancer)を有するiNOSが発現することが知られている.そこでHIF-1のHREへの結合能が,虚血後iNOS発現部位で亢進するか否かを検討した. 材料および方法:ラット2時間中大脳動脈閉塞モデルを用い,虚血脳から核蛋白...
【医歯薬学】薬学:腎臓ラットを含む研究件
❏高リン食投与ラットモデルを用いた主要臓器におけるリン恒常性調節機構解明とその応用(23300273)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中井 雄治 東京大学, 農学生命科学研究科, 特任准教授(移行) (10321788)
【キーワード】高リン食 / DNAマイクロアレイ / ラット / 腎臓 / 肝臓 (他13件)
【概要】ラットを通常食(C群)および高リン食(HP群)で24日間飼育した後、腎臓・肝臓・白色脂肪組織(WAT)を摘出し、RNAを抽出してDNAマイクロアレイ解析を行なった。その結果、両群の遺伝子発現プロファイルは大きく異なり、腎臓ではHP群においてナトリウム依存性リン酸共輸送体であるNaPi-IIbが顕著に発現上昇していた。肝臓では、HP群において脂肪酸β酸化の亢進、アミノ酸異化の抑制が認められた。WAT...
❏血圧調節ホルモンをモデルとした最適トレーニング頻度の解明(12480008)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】須田 和裕 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (70192135)
【キーワード】ラット / ANP / 腎臓 / 副腎 / 運動 (他24件)
【概要】運動中は血液循環が亢進するため、血圧は高くなる。これが限度を越すと心臓に過大な負担がかかったり、血管が破裂するであろう。しかし、実際にはこのようなことは簡単には起こらない。それは血管に作用する心房性ナトリウム利尿ホルモン(ANP)や、アンジオテンシンIIなどの血圧調節ホルモンが循環系を適切にコントロールしているからである。ところが、これらの血圧調節ホルモンの量が減少したり、これらのホルモンの情報を...
【医歯薬学】薬学:大脳皮質ラットを含む研究件
❏睡眠-覚醒を制御する皮質下神経核が大脳皮質微小回路へ及ぼす作用の解明(19700306)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】高田 則雄 独立行政法人理化学研究所, 平瀬研究ユニット, 研究員 (50415212)
【キーワード】in vivo / イメージング / 大脳皮質 / アセチルコリン / カルシウム (他12件)
【概要】マイネルト基底核などの皮質下神経核は大脳皮質へ作用して、睡眠-覚醒を制御する。従来の研究の観測対象は大脳皮質の脳波や血流、アセチルコリン放出量であった。そのため、マイネルト基底核が大脳皮質のグリア細胞へ与える作用はほとんど知られていない。本研究はin vivo2光子顕微鏡を用いることで、生きた動物個体の大脳皮質に存在する神経細胞のみならずグリア細胞の活動も計測した。その結果、マイネルト基底核の活動...
❏大脳皮質抑制性神経結合の生理学的、形態学的解析(10780506)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】根東 覚 岡崎国立共同研究機構, 生理学研究所, 助手 (20301757)
【キーワード】ラット / 大脳皮質 / 抑制性シナプス電流 / GABA / 局所神経回路 (他14件)
【概要】大脳皮質の投射ニューロンが電気生理学的にある程度一様な細胞集団だと考えられているのに対して、GABA作働性の介在細胞は、活性物質の発現パターン・樹状/軸索突起の形態・電気生理学的性質・薬物に対する反応性・シナプス伝達の周波数特性などから、非常に多数のサブタイプからなっていると考えられている。 大脳皮質の重要な入力は、他の皮質と視床からの興奮性投射である。この他に、大脳基底部からのアセチルコリン、青...
【医歯薬学】看護学:動物実験ラットを含む研究件
❏精神疾患研究のためのロボットを用いた疾患モデル実験系の開発(21760207)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】石井 裕之 早稲田大学, 理工学術院, 講師 (10398927)
【キーワード】ロボット / 動物実験 / 精神疾患 / ラット / アニマロイド
【概要】本研究では,小型移動ロボットを用いてラットにストレスを暴露することで,新たな精神疾患モデル動物を作成することを目的としている.まず,ラットと同等の大きさと運動性能を有する小型移動ロボットを開発した.そのロボットを用いてラットに対してストレス暴露を行ったところ,ストレスを暴露されたラットは,活動性が有意に低下することが確認された.これを新たな精神疾患モデル動物として提案する. ...
❏2コイルシステムを用いた脳血流MRI画像(11470189)
【研究テーマ】放射線科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】阿部 修 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (50302716)
【キーワード】磁気共鳴画像 / 脳血流量 / 動脈血スピンラベリング / 脳虚血 / ラット (他19件)
【概要】本研究では、脳内に流入する動脈血液中のプロトンに、頚部において磁気的なしるし付けをして、そのしるし付けによる脳内の信号変化から血流量を求める手法(arterial spin labeling : ASL)の中でも、信号雑音比の良好な連続波(continuous-ASL)を利用し、さらに頸部のtransmitter coilと頭部のdetection coilの2つのコイルシステムを用いることにより...
【医歯薬学】看護学:免疫組織化学ラットを含む研究件
❏小腸特異的エクソソームの同定と新たな腸免疫制御の解明(18K06838)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】上田 祐司 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (10364556)
【キーワード】exosome / extracellular vesicles / lymph / miRNA / proteome (他17件)
【概要】臓器の排導リンパに着目して小腸特異的エクソソームの単離、同定と機能の解析を行なった。まず、ラット胸管カニュレーションとアフィニティ精製法を用いることで、リンパ中に恒常的なエクソソームの実在を示した。次に、腸間膜根リンパ節切除術を応用して実験群と対照群のエクソソームを網羅的に比較解析することで、小腸特異的エクソソームにおける核酸およびタンパク質の同定を行なった。その結果、約10個のmiRNA、3個の...
❏消化管運動調節機構に与る非神経非筋細胞の細胞組織学的研究(10670514)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】小室 輝昌 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20037386)
【キーワード】カハールの介在細胞 / c-kit / 消化管 / 微細構造 / 免疫組織化学 (他22件)
【概要】本研究では、消化管筋層に存在するカハールの介在細胞(ICC)の刺激伝達装置としての機能を解析すると共に、各器官組織層に分布するICCの細胞組織学的分類整理を試み総括した。 *平成10年度には、ICCの標識としてc-kit receptor抗体、gap junctionの検出にはCx43の抗体を用いラット小腸の免疫組織化学的検索を行った。その結果、小腸輪層筋最内側の深部筋神経叢(DMP)に沿ってc-...
❏消化管運動ペースメーカーの細胞組織学的研究(07670625)
【研究テーマ】消化器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】小室 輝昌 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20037386)
【キーワード】腸 / ペースメーカー / カハールの介在細胞 / c-kit / 筋層間神経叢 (他17件)
【概要】本研究では、消化管運動ペースメーカー機構に関して、細胞組織学的に検索した。 *平成7年度には、ペースメーカーとして提唱されているカハールの介在細胞(Interstitial CelIs of Cajal;ICC)の細胞学的性格を明らかにするため、古典的染色法との共通性を持つヨウ化アエン-オスミウム酸法(ZIO)を用い、観察をおこなった。(1)その結果、モルモット小腸筋層間神経叢の部位には、神経線維...
【医歯薬学】看護学:海馬ラットを含む研究件
❏高次脳機能における成体ニューロン新生の役割に関する研究(16650066)
【研究テーマ】神経科学一般
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】真鍋 俊也 東京大学, 医科学研究所, 教授 (70251212)
【キーワード】ラット / 長期増強 / 海馬 / 記憶 / 神経新生 (他9件)
【概要】1.転写因子であるPax6のヘテロ接合体変異ラットの海馬スライス標本を用いて電気生理学的解析を行った。Pax6変異ラットでは海馬歯状回での成体ニューロン新生が減少していることがすでに明らかになっているため、野生型と変異型ラットより得られたスライス標本において、歯状回での長期増強(LTP)に異常がみられるかどうかを検討したが、GABA_A受容体を部分的にブロックした条件下での高頻度刺激によるLTPの...
❏海馬における時間・空間情報統合の比較心理学的研究(16203038)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】渡辺 茂 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30051907)
【キーワード】海馬 / 空間認知 / 時間認知 / 比較認知 / 神経心理学 (他7件)
【概要】魚類による研究:キンギョを用いてモリス型迷路に機能的に類似した課題を訓練し、腹内側大脳が空間記憶に関係し、したがって哺乳類海馬の機能的相当部位であることがわかった。 鳥類による研究:ハトとキンカチョウを用いて、神経毒、高周波、吸引、の損傷を比較し、どの場合も海馬損傷による空間記憶障害を見たが、WGTA様の課題においては、海馬損傷は強い障害をもたらさなかった。カケスの空間学習も検討したが、海馬損傷研...
❏ストレスモデル動物を用いた発達期海馬障害の病態解明(15591211)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】綱島 浩一 東京大学, 医学部附属病院, 助教授 (30197743)
【キーワード】海馬 / ストレス / ビスフェノールA / エストロゲン受容体 / 母仔分離ストレス (他9件)
【概要】本年度は昨年度の研究結果を踏まえて、1)ビスフェノールA(BPA)の胎児期および授乳期投与におけるストレス感受性への影響、2)母仔分離ストレスがその後のストレス感受性に影響する機序、に関しての実験を行った。1)について、本年度はエストロゲン受容体のアンタゴニストであるICI182780を出生後から3週齢まで投与し、成体後の行動学的・組織学的変化を調べた。その結果、昨年度報告したBPA投与群で見られ...
【医歯薬学】看護学:エクソソームラットを含む研究件
❏腸内細菌由来エクソソームの同定と潰瘍性大腸炎の発症機序の解明(21K06761)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】上田 祐司 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (10364556)
【キーワード】潰瘍性大腸炎 / エクソソーム / 細胞外小胞 / 腸内細菌 / リンパ (他8件)
【概要】潰瘍性大腸炎(UC)の根本的な原因は未だ不明である。近年、腸内細菌成分の大腸組織への侵入がUC発症に関与すると考えられているが、その実態は生体内で証明されていない。これまでの研究背景から、粘膜バリア機能が低下したUC潜在期の大腸は腸内細菌が産生するエクソソーム(BEx)の侵入部位になり、BExはリンパ行性に所属リンパ節へ伝達されるという仮説を立てた。本研究ではUCモデルラットの腸リンパよりBExを...
❏小腸特異的エクソソームの同定と新たな腸免疫制御の解明(18K06838)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】上田 祐司 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (10364556)
【キーワード】exosome / extracellular vesicles / lymph / miRNA / proteome (他17件)
【概要】臓器の排導リンパに着目して小腸特異的エクソソームの単離、同定と機能の解析を行なった。まず、ラット胸管カニュレーションとアフィニティ精製法を用いることで、リンパ中に恒常的なエクソソームの実在を示した。次に、腸間膜根リンパ節切除術を応用して実験群と対照群のエクソソームを網羅的に比較解析することで、小腸特異的エクソソームにおける核酸およびタンパク質の同定を行なった。その結果、約10個のmiRNA、3個の...
❏大脳白質障害に対する再生医療実現のための基盤研究(16K10710)
【研究テーマ】脳神経外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今井 英明 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70359587)
【キーワード】再生医療 / 大脳白質障害 / 骨髄由来間葉系幹細胞 / 加工幹細胞SB623 / 二重盲検比較対照第II相試験 (他31件)
【概要】(A)細胞(細胞医薬品)移植と(B)ドラッグデリバリーシステム(DDS) によるmRNA遺伝子治療を、動物実験モデルで検証した。(A)SB623細胞は、ヒト骨髄由来である加工幹細胞である (サンバイオ社)。事情により、用いることができず、動物研究は断念したが、SB623細胞による外傷性脳損傷に起因する慢性運動障害患者に対する二重盲検比較対照第II相試験に、施設責任者として参加した。運動機能の改善に...
【医歯薬学】看護学:発達ラットを含む研究件
❏領野間情報伝達を担う投射先選択的な神経細胞間の同期発火(17K14942)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】石川 理子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (60547991)
【キーワード】視覚野 / 神経回路 / 同期発火 / 可塑性 / 発達 (他15件)
【概要】生後発達期の脳は周囲の環境からの感覚入力パターンに応じて大きく脳内ネットワークを柔軟に変化させる。本研究成果は、大脳皮質一次視覚野には、異なる柔軟性を持つ神経ネットワークが存在することを示した。大脳皮質において、浅層と深層の神経細胞間の同期発火の形成に必要な視覚環境が異なった。浅層(2-4層)では、類似した視覚反応性をもつ神経細胞間で同期的な神経活動が生じ、この同期発火は視覚環境に依存し形成された...
❏視覚野における微小神経回路網の機能的役割の解明(15K18351)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】石川 理子 生理学研究所, 基盤神経科学研究領域, 助教 (60547991)
【キーワード】神経回路 / 一次視覚野 / 発達 / 同期発火 / 可塑性 (他11件)
【概要】脳は神経細胞がシナプス結合した神経回路網により情報を処理する。大脳皮質一次視覚野2/3層には、相互に密に結合したクラスター性の高い神経回路網が埋め込まれていることが知られている。本研究では、この微小神経回路網が視覚情報処理において担う機能的役割について検討し、視覚特徴選択的な同期発火の基盤となることを明らかにした。 ...
❏大脳皮質視覚野における長期増強のシナプス前機構の解析(11878167)
【研究テーマ】神経・筋肉生理学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1999
【研究代表者】小松 由紀夫 名古屋大学, 環境医学研究所, 教授 (90135343)
【キーワード】抑制性シナプス / 可塑性 / 長期増強 / 視覚野 / GABA (他8件)
【概要】発達期の大脳皮質視覚野では興奮性シナプスだけでなく抑制性シナプスにも長期増強が生じる。両長期増強の誘発にシナプス後細胞におけるCa^<2+>濃度の上昇が必要であることはすでに確立されている。興奮性シナプスの長期増強の発現部位は不明であるが、抑制性シナプスの長期増強はシナプス前側に発現することを示唆する結果を得ている。本研究では、薬理学的に興奮性シナプス伝達を遮断したラット視覚野切片標本...
【医歯薬学】看護学:ストレスラットを含む研究件
❏ストレスモデル動物を用いた発達期海馬障害の病態解明(15591211)
【研究テーマ】精神神経科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】綱島 浩一 東京大学, 医学部附属病院, 助教授 (30197743)
【キーワード】海馬 / ストレス / ビスフェノールA / エストロゲン受容体 / 母仔分離ストレス (他9件)
【概要】本年度は昨年度の研究結果を踏まえて、1)ビスフェノールA(BPA)の胎児期および授乳期投与におけるストレス感受性への影響、2)母仔分離ストレスがその後のストレス感受性に影響する機序、に関しての実験を行った。1)について、本年度はエストロゲン受容体のアンタゴニストであるICI182780を出生後から3週齢まで投与し、成体後の行動学的・組織学的変化を調べた。その結果、昨年度報告したBPA投与群で見られ...
❏腫瘍細胞の進展にともなう非特異免疫の変化に及ぼす運動とストレスの影響(10670327)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】町田 和彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00111104)
【キーワード】免疫 / 癌 / ラット / ストレス / 運動 (他20件)
【概要】〔目的〕われわれは今までに各種ライフスタイルと生態防御機能との関係について動物実験、高齢者の健康管理、アンケート法による調査などにより多方面の研究を行ってきたが、その中でストレスの少ない適度な自由運動が非特異免疫能を中心とした生態防御機能の向上に大きな役割を果たしていることを見出して来た.そこで積み重ねられたいろいろな手法を用いてこれらのライフスタイルの癌細胞に与える影響を腫瘍の大きさと各種生態防...
【医歯薬学】看護学:遺伝子発現ラットを含む研究件
❏高リン食投与ラットモデルを用いた主要臓器におけるリン恒常性調節機構解明とその応用(23300273)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中井 雄治 東京大学, 農学生命科学研究科, 特任准教授(移行) (10321788)
【キーワード】高リン食 / DNAマイクロアレイ / ラット / 腎臓 / 肝臓 (他13件)
【概要】ラットを通常食(C群)および高リン食(HP群)で24日間飼育した後、腎臓・肝臓・白色脂肪組織(WAT)を摘出し、RNAを抽出してDNAマイクロアレイ解析を行なった。その結果、両群の遺伝子発現プロファイルは大きく異なり、腎臓ではHP群においてナトリウム依存性リン酸共輸送体であるNaPi-IIbが顕著に発現上昇していた。肝臓では、HP群において脂肪酸β酸化の亢進、アミノ酸異化の抑制が認められた。WAT...
❏甲状腺ホルモンシグナリングを用いた心不全治療の試み-胎児型遺伝子発現の転換(15590723)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】絹川 弘一郎 東京大学, 医学部附属病院, 助手 (00345216)
【キーワード】甲状腺ホルモン / 心筋細胞 / 心肥大 / p38 MAPキナーゼ / 甲状腺ホルモンレセプター (他10件)
【概要】主として、培養心筋細胞におけるアデノウィルスを用いたTRの過剰発現系において検討した。TRβ_1の過剰発現により心筋細胞の肥大は抑制されたが、p38MAPKのリン酸化抑制を伴っており、このp38のリン酸化抑制はTRβ_1とp38αの相互作用によることも観察された。しかし、TRβ_1の過剰発現はT_3に特徴的な成体型遺伝子発現すなわちαMHCやSERCAの増加、βMHCの減少を伴った。TRβ_1の過...
【医歯薬学】看護学:学習ラットを含む研究件
❏直立・歩行の予測制御を構成する神経基盤の構成論的理解(21K03932)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】舩戸 徹郎 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (40512869)
【キーワード】姿勢制御 / 予期的姿勢調節 / 小脳 / 学習 / モデル予測制御 (他9件)
【概要】ヒトや動物は直立や歩行中に将来の自己の状態を予測して動作を生成する。予測動作の生成には自己の身体内部モデルに基づく予測が必要である。内部モデルは自身の運動状態を表すモデルであり、生物はこのモデルを学習的に獲得する。本研究では、このような姿勢制御・運動制御における予測制御系の原理解明を目指して、予測制御系および内部モデルの学習系のモデル構築と動物の神経系における予測制御機構の原理に迫る研究を行ってい...
❏予測的姿勢制御における大脳小脳連関の解明(18K10955)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90252725)
【キーワード】姿勢制御 / 予測 / 小脳 / ラット / 数理モデル (他10件)
【概要】身体運動の円滑な遂行においては姿勢の適切な制御が重要である。予測的姿勢制御は未知あるいは既知の時空間に働きかける最初の過程と言える。ラットを対象に姿勢への外乱に対する事前の随意動作あるいは先行刺激を課し、学習することによって外乱を予測できる条件付け学習課題を新たに構築し、小脳傷害の影響について調べた。また、ラットの姿勢制御系として内部モデルを用いたモデル予測制御を加え、構築した姿勢制御の学習モデル...
❏海馬認知機能の比較心理学的研究(13301005)
【研究テーマ】実験系心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】渡辺 茂 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30051907)
【キーワード】海馬 / 空間認知 / 記憶 / 学習 / キンカチョウ (他10件)
【概要】本研究は海馬認知機能を比較心理学的に解明することを目的として出発したものである。そのため、魚類、鳥類ラット、サル、ヒトの各研究チームを構成し、相互に連携をとりつつ研究を行った。魚類についてはモリス型迷路に相当するものを考案し、大脳背内側部に海馬と機能的に対応する部位を同定することができた。また、鳥類では海馬損傷が条件性弁別を阻害しないことを明らかにした。さらに、神軽毒による海馬内側部、海馬傍部、海...
【医歯薬学】看護学:妊娠ラットを含む研究件
❏異種胚を用いた着床に関する分子生物学的研究(14380383)
【研究テーマ】実験動物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】岡部 勝 大阪大学, 遺伝情報実験センター, 教授 (30089875)
【キーワード】グリーンマウス / グリーンラット / レッドマウス / 着床 / キメラ (他18件)
【概要】異種胚生着の目標の一つは、臓器移植などに使用できるような臓器を異種の動物に作らせることである。そのために必要なことは、目的の臓器を欠損した動物と、その臓器以外が欠損するような動物を組み合わせることにある。異種キメラにおいて片方の胚に由来を限定する方法について検討を行った。 即ち、ジフテリアトキシンをLoxP配列で挟んでおき、Creリコンビナーゼが働いたときにだけ毒素遺伝子が転写されるようにしくんだ...
❏高等動物の神経発達に対する内分泌撹乱化学物質の影響に関する研究(14104020)
【研究テーマ】環境影響評価(含放射線生物学)
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2002 - 2006
【研究代表者】吉川 泰弘 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (80109975)
【キーワード】内分泌攪乱化学物質 / 神経発達 / 行動評価 / ラット / カニクイザル (他16件)
【概要】研究目的:内分泌撹乱化学物質の神経発達に対する影響の研究は比較的新しく、まだ遺伝子レベルや個体レベルの影響評価がランダムに報告されているに過ぎない。特にげっ歯類から霊長類にわたる一貫性のあるリスク評価研究はほとんど行われていない。本研究ではラット、サル類、チンパンジーの個体を用いて環境化学物質代謝のヒトへの外挿を行う。またラット胎児、げっ歯類・霊長類の神経培養、マウス・サル類のES細胞などを用いて...
【医歯薬学】看護学:脂質代謝ラットを含む研究件
❏リン過剰摂取による脂質代謝の変動に関与する内在性因子とシグナル経路の解明(19H01605)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中井 雄治 弘前大学, 地域戦略研究所, 教授 (10321788)
【キーワード】高リン食 / DNAマイクロアレイ / ラット / 肝臓 / FGF21 (他7件)
【概要】本研究では、高リン刺激が生体の脂質代謝に影響を及ぼす機構を解明することを目的として、高リン食を単回投与したラット肝臓での遺伝子発現の変化をDNAマイクロアレイで解析した。その結果、FGF21を含む脂質代謝関連遺伝子が高リン食群で有意に発現上昇していた。同ラット血清中のFGF21タンパク質をELISA法で測定した結果、高リン食群で有意に高値を示した。一方、血中リン濃度上昇に早期に応答するPTHには有...
❏高リン食投与ラットモデルを用いた主要臓器におけるリン恒常性調節機構解明とその応用(23300273)
【研究テーマ】食生活学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中井 雄治 東京大学, 農学生命科学研究科, 特任准教授(移行) (10321788)
【キーワード】高リン食 / DNAマイクロアレイ / ラット / 腎臓 / 肝臓 (他13件)
【概要】ラットを通常食(C群)および高リン食(HP群)で24日間飼育した後、腎臓・肝臓・白色脂肪組織(WAT)を摘出し、RNAを抽出してDNAマイクロアレイ解析を行なった。その結果、両群の遺伝子発現プロファイルは大きく異なり、腎臓ではHP群においてナトリウム依存性リン酸共輸送体であるNaPi-IIbが顕著に発現上昇していた。肝臓では、HP群において脂肪酸β酸化の亢進、アミノ酸異化の抑制が認められた。WAT...
【医歯薬学】看護学:適応ラットを含む研究件
❏運動の学習に伴う脳内誤差信号の情報表現の変容とそれを基盤とした学習指導方法の開発(21H03339)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90252725)
【キーワード】歩行 / スプリットベルトトレッドミル / 適応 / 運動学習 / 小脳 (他11件)
【概要】本研究では、左右分離型ベルトトレッドミルにおける歩行運動の適応において、小脳皮質プルキンエ細胞への下オリーブ核-登上線維系による誤差信号の時空間的な情報表現について、統計的機械学習技術を適用し、運動学的データにおける潜在的な説明変数を抽出し、被説明変数としての登上線維系がプルキンエ細胞に伝送する信号の活動パターンとの関係性について定量的に明らかにすることを目標としている。 新たに開発したマウス用の...
❏運動スキルの発現と獲得における脊髄小脳ループの役割の解明(15K01498)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】柳原 大 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (90252725)
【キーワード】歩行 / 小脳 / 脊髄 / 適応 / 筋骨格モデル (他15件)
【概要】運動の生成における神経・筋系の冗長多自由度性の問題に対して、実際の運動においては複数の関節が時間的・空間的関係性を保ちながら動くというように、関節間の協調としての運動学シナジーを環境の変化に適応的に制御することにより運動スキルは達成される。本研究は、歩行運動の際の環境の変化に応じた新たなスキルの発現と獲得における脊髄小脳ループの役割について、ラットを用いた神経生理学的実験と、ラットにおける神経筋骨...