[Discovery Saga Top] [Saga Next] [無料公開版Discovery Saga] [Discovery Sagaプレミアムご案内] [早稲田大学研究Discovery Saga] [産学連携のご案内] [Saga Concept] [会社概要] [お問い合わせ]
キーワード  ATP が関係する  研究 Discovery Saga
研究分野別サイレントキーワード
「ATP」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】情報学フロンティア:基質ATPを含む研究件
❏分子シミュレーションで探るヘテロ2量体ABCトランスポーターの非対称ダイナミクス(15K00400)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】古田 忠臣 東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (10431834)
【キーワード】ABCトランスポーター / ATP / 基質 / 輸送 / 変異 (他11件)
【概要】ABCトランスポーターは、ATPのエネルギーを用いて膜を介して様々な基質を輸送する膜タンパク質の大きなスーパーファミリーを構成する。本研究では、分子シミュレーションを用いて、ATPや基質の結合により誘導されるABCトランスポーターTM287/288およびCFTRの非対称ダイナミクスの解析を行った。TM287/288において基質結合がアロステリックなドメイン間コミュニケーションを誘導することおよびC...
❏分子シミュレーションによるABCトランスポーターの「ジャンケン」メカニズムの解明(25870220)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】古田 忠臣 東京工業大学, 大学院生命理工学研究科, 助教 (10431834)
【キーワード】ABCトランスポーター / ATP / 基質 / 輸送 / カップリングヘリックス (他9件)
【概要】ATP-binding cassette (ABC)トランスポーターは、ATPの結合・加水分解・解離のエネルギーを用いて細胞膜を介して様々な基質を輸送する膜内在性タンパク質の大きなスーパーファミリーの一つである。本研究では、細菌のABCトランスポーターMsbA, TM287/288を対象としてカップリングヘリックス(CHs)の役割やATP結合の影響に着目した分子シミュレーションによる解析を行った。...
【環境学】環境解析学:生物効果ATPを含む研究件
❏放射光軟X線を用いたATP分子変異の誘発による生物効果の制御(24310074)
【研究テーマ】量子ビーム科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】藤井 健太郎 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 先端基礎研究センター, 研究副主幹 (00360404)
【キーワード】放射光 / 軟X線 / ATP / 生物効果 / 分子変化
【概要】リボ核酸の一種であるアデノシン三リン酸(ATP)は、生体エネルギー供与物質として様々な生化学反応へエネルギーを供与している。また同時に、遺伝情報の仲介物質であるメッセンジャーRNAを合成するための基質として、さらには細胞間情報伝達物質としても働く。本研究では、放射光軟X線により、ATPに生じた放射線障害が、ATPの持つ生物学作用にどのように関わっているかに注目して、その生物学的効果への寄与を解析す...
❏非DNAに対する放射線損傷に伴う生物影響の検討(24651057)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】藤井 健太郎 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 先端基礎研究センター, 研究副主幹 (00360404)
【キーワード】放射光 / 電離放射線 / 非DNA / ATP / 質量分析 (他10件)
【概要】リボ核酸の一種であるアデノシン三リン酸(ATP)は、生体エネルギー供与物質として様々な生化学反応へエネルギーを供与している。また同時に、遺伝情報の仲介物質であるメッセンジャーRNAを合成するための基質として、さらには細胞間情報伝達物質としても働く。本研究では、γ線やX線などの電離放射線により、ATPに生じた放射線障害が、ATPのもつ生物学的作用にどのようにかかわっているかに注目して、その生物学的効...
【数物系科学】地球惑星科学:軟X線ATPを含む研究件
❏放射光軟X線を用いたATP分子変異の誘発による生物効果の制御(24310074)
【研究テーマ】量子ビーム科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】藤井 健太郎 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 先端基礎研究センター, 研究副主幹 (00360404)
【キーワード】放射光 / 軟X線 / ATP / 生物効果 / 分子変化
【概要】リボ核酸の一種であるアデノシン三リン酸(ATP)は、生体エネルギー供与物質として様々な生化学反応へエネルギーを供与している。また同時に、遺伝情報の仲介物質であるメッセンジャーRNAを合成するための基質として、さらには細胞間情報伝達物質としても働く。本研究では、放射光軟X線により、ATPに生じた放射線障害が、ATPの持つ生物学作用にどのように関わっているかに注目して、その生物学的効果への寄与を解析す...
❏非DNAに対する放射線損傷に伴う生物影響の検討(24651057)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】藤井 健太郎 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 先端基礎研究センター, 研究副主幹 (00360404)
【キーワード】放射光 / 電離放射線 / 非DNA / ATP / 質量分析 (他10件)
【概要】リボ核酸の一種であるアデノシン三リン酸(ATP)は、生体エネルギー供与物質として様々な生化学反応へエネルギーを供与している。また同時に、遺伝情報の仲介物質であるメッセンジャーRNAを合成するための基質として、さらには細胞間情報伝達物質としても働く。本研究では、γ線やX線などの電離放射線により、ATPに生じた放射線障害が、ATPのもつ生物学的作用にどのようにかかわっているかに注目して、その生物学的効...
【数物系科学】地球惑星科学:放射光ATPを含む研究件
❏放射光軟X線を用いたATP分子変異の誘発による生物効果の制御(24310074)
【研究テーマ】量子ビーム科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】藤井 健太郎 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 先端基礎研究センター, 研究副主幹 (00360404)
【キーワード】放射光 / 軟X線 / ATP / 生物効果 / 分子変化
【概要】リボ核酸の一種であるアデノシン三リン酸(ATP)は、生体エネルギー供与物質として様々な生化学反応へエネルギーを供与している。また同時に、遺伝情報の仲介物質であるメッセンジャーRNAを合成するための基質として、さらには細胞間情報伝達物質としても働く。本研究では、放射光軟X線により、ATPに生じた放射線障害が、ATPの持つ生物学作用にどのように関わっているかに注目して、その生物学的効果への寄与を解析す...
❏非DNAに対する放射線損傷に伴う生物影響の検討(24651057)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】藤井 健太郎 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 先端基礎研究センター, 研究副主幹 (00360404)
【キーワード】放射光 / 電離放射線 / 非DNA / ATP / 質量分析 (他10件)
【概要】リボ核酸の一種であるアデノシン三リン酸(ATP)は、生体エネルギー供与物質として様々な生化学反応へエネルギーを供与している。また同時に、遺伝情報の仲介物質であるメッセンジャーRNAを合成するための基質として、さらには細胞間情報伝達物質としても働く。本研究では、γ線やX線などの電離放射線により、ATPに生じた放射線障害が、ATPのもつ生物学的作用にどのようにかかわっているかに注目して、その生物学的効...
【生物学】生物学:DnaAATPを含む研究件
❏染色体複製開始とその制御を行う、動的かつ複合的蛋白質高次装置の機能構造特性(16370081)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】片山 勉 九州大学, 薬学研究院, 教授 (70264059)
【キーワード】DNA複製 / DnaA / 細胞周期 / DNAポリメラーゼ / タンパク質複合体 (他14件)
【概要】DnaA蛋白質は複製起点と複製開始複合体を形成して2重鎖DNAの開裂という開始反応を遂行するほか、複製開始制御機構の標的因子ともなっている。本計画研究では、複製開始反応と開始制御反応の分子機構を、「DnaAが直接関わる、動的かっ複合的蛋白質相互作用として、特に蛋白質構造に基づいて理解する」ことを目指した。 1.全長DnaAの構造解析と複製開始複合体の構造解明 まず、超好熱菌DnaA蛋白質を精製して...
❏大腸菌のDNA複製開始タンパクDnaAの活性制御に関する研究(11480202)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】関水 和久 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 教授 (90126095)
【キーワード】大腸菌 / DNA複製開始 / DnaA / ATP / ATPase (他13件)
【概要】本研究は、大腸菌のDNA複製開始蛋白DnaAの活性制御機構を明らかにすることにより、DNA複製の制御機構を理解することを目的としたものである。すでに研究代表者らは、DnaA蛋白がATPに対して高い親和性を有すること、ATP結合型DnaA蛋白は、それ自身のATPase活性により、不活性なADP結合型となること、及び、複製酵素であるDNAポリメラーゼIIIホロ酵素がDnaA蛋白に結合したATPの加水分...
【生物学】生物学:DnaAタンパク質ATPを含む研究件
❏染色体複製開始とその制御を行う、動的かつ複合的蛋白質高次装置の機能構造特性(16370081)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】片山 勉 九州大学, 薬学研究院, 教授 (70264059)
【キーワード】DNA複製 / DnaA / 細胞周期 / DNAポリメラーゼ / タンパク質複合体 (他14件)
【概要】DnaA蛋白質は複製起点と複製開始複合体を形成して2重鎖DNAの開裂という開始反応を遂行するほか、複製開始制御機構の標的因子ともなっている。本計画研究では、複製開始反応と開始制御反応の分子機構を、「DnaAが直接関わる、動的かっ複合的蛋白質相互作用として、特に蛋白質構造に基づいて理解する」ことを目指した。 1.全長DnaAの構造解析と複製開始複合体の構造解明 まず、超好熱菌DnaA蛋白質を精製して...
❏DnaAドメインIVを用いた新規抗菌剤の探索開発プロセスの研究(13558090)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】片山 勉 九州大学, 大学院・薬学研究院, 教授 (70264059)
【キーワード】DNA複製 / 細胞周期 / DnaAタンパク質 / 大腸菌 / DNAポリメラーゼ (他13件)
【概要】多剤耐性菌の出現や、新興感染症が次々と発生するなど、新規抗菌剤への社会的需要は高い。DnaA蛋白質は細菌類に広く保存されており、染色体の複製に必須である。DnaA蛋白質(52kDa)のC末端10kDa断片に、この特異的DNA結合能が担われていて、ドメインIVと呼ばれる。DnaA機能阻害剤開発のため、本研究計画前半では、このドメインIV蛋白断片を用いて、活性スクリーニング系の開発、3次元構造解析をま...
❏複製開始蛋白DnaAのATP結合阻害を指標とした新規細菌感染症治療薬の開発(12557210)
【研究テーマ】生物系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】関水 和久 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 教授 (90126095)
【キーワード】DnaA蛋白 / 黄色ブドウ球菌 / ATP結合 / 塩基性リン脂質 / 酸性リン脂質 (他15件)
【概要】黄色ブドウ球菌は、ヒトの日和見感染症の原因菌である。研究者代表者らは、黄色ブドウ球菌のDNA複製開始蛋白DnaAを標的とした抗菌剤開発を指向し、DnaA蛋白の生化学的解析に着手した。大腸菌DnaA蛋白の研究からDnaA蛋白のATP結合型は複製開始活性型で、ADP型は不活性型であることが分かっている。精製した黄色ブドウ球菌DnaA蛋白は、ATP、ADPに対しKd値としてそれぞれ1nM、5nMと高い親...
【生物学】生物学:DNAポリメラーゼATPを含む研究件
❏染色体複製開始とその制御を行う、動的かつ複合的蛋白質高次装置の機能構造特性(16370081)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】片山 勉 九州大学, 薬学研究院, 教授 (70264059)
【キーワード】DNA複製 / DnaA / 細胞周期 / DNAポリメラーゼ / タンパク質複合体 (他14件)
【概要】DnaA蛋白質は複製起点と複製開始複合体を形成して2重鎖DNAの開裂という開始反応を遂行するほか、複製開始制御機構の標的因子ともなっている。本計画研究では、複製開始反応と開始制御反応の分子機構を、「DnaAが直接関わる、動的かっ複合的蛋白質相互作用として、特に蛋白質構造に基づいて理解する」ことを目指した。 1.全長DnaAの構造解析と複製開始複合体の構造解明 まず、超好熱菌DnaA蛋白質を精製して...
❏DnaAドメインIVを用いた新規抗菌剤の探索開発プロセスの研究(13558090)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】片山 勉 九州大学, 大学院・薬学研究院, 教授 (70264059)
【キーワード】DNA複製 / 細胞周期 / DnaAタンパク質 / 大腸菌 / DNAポリメラーゼ (他13件)
【概要】多剤耐性菌の出現や、新興感染症が次々と発生するなど、新規抗菌剤への社会的需要は高い。DnaA蛋白質は細菌類に広く保存されており、染色体の複製に必須である。DnaA蛋白質(52kDa)のC末端10kDa断片に、この特異的DNA結合能が担われていて、ドメインIVと呼ばれる。DnaA機能阻害剤開発のため、本研究計画前半では、このドメインIV蛋白断片を用いて、活性スクリーニング系の開発、3次元構造解析をま...
❏大腸菌のDNA複製開始タンパクDnaAの活性制御に関する研究(11480202)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】関水 和久 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 教授 (90126095)
【キーワード】大腸菌 / DNA複製開始 / DnaA / ATP / ATPase (他13件)
【概要】本研究は、大腸菌のDNA複製開始蛋白DnaAの活性制御機構を明らかにすることにより、DNA複製の制御機構を理解することを目的としたものである。すでに研究代表者らは、DnaA蛋白がATPに対して高い親和性を有すること、ATP結合型DnaA蛋白は、それ自身のATPase活性により、不活性なADP結合型となること、及び、複製酵素であるDNAポリメラーゼIIIホロ酵素がDnaA蛋白に結合したATPの加水分...
【生物学】生物学:ATP合成ATPを含む研究件
❏V型分子モーターのメカニカルレギュレーション(18370055)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】横山 謙 東京工業大学, 資源化学研究所, 資源化学研究所特別研究員 (70271377)
【キーワード】分子モーター / ATP / V-ATPase / ATP合成
【概要】V-ATPaseは、ATPの合成・分解を触媒するV1モーター部分と、プロトン駆動力で回転力を発生させるVoモーター部分からなる。両モーター間の回転軸は繋がっており、回転力の伝達により両モーター間のエネルギー伝達が起こる。回転中の回転軸サブユニット間のずれ込みが起こると伝達効率が変化する。この様なずれ込みが起こるかを検証し、「メカニカルレギュレーション」の可能性を探るのが本研究の眼目である。試料の調...
❏ATP合成酵素(FoF1)の構造、回転、制御(18107004)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】吉田 賢右 京都産業大学, 総合生命科学部, 教授 (90049073)
【キーワード】ATP合成 / ATP合成酵素 / F_oF_1 / モータータンパク質 / 生体エネルギー (他18件)
【概要】ATP合成酵素のATP合成/分解の触媒活性は, F_1-ATPase部分にある。F_1-ATPaseではα3β3がリング状に配置され、その内部に棒状のγサブユニットが存在する。3つのβサブユニットそれぞれに触媒部位が存在し、そこでATP加水分解が進行すると、γサブユニットが回転する。そこで、1つのβサブユニットだけ活性を99%失う変異を導入して回転を観察した結果、以下のことが明らかになった。γサブ...
【工学】総合工学:せん断応力ATPを含む研究件
❏ミトコンドリアを介した内皮細胞の血流メカノセンシング(21H03791)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】山本 希美子 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (00323618)
【キーワード】血管内皮細胞 / せん断応力 / ミトコンドリア / ATP / メカノバイオロジー
【概要】本年度は研究計画に沿い、以下の項目について新たな結果を得た。 1) ミトコンドリアにおけるATP濃度変化のリアルタイム計測:ミトコンドリアを標識するATP感受性の蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)プローブを用いてミトコンドリアATPの濃度変化のリアルタイム計測を行った。アデノウイルスベクターを用いて培養ヒト肺動脈内皮細胞(HPAECs)に遺伝子を導入し、HPAECsのミトコンドリアにATPプロー...
❏血管内皮細胞における血流刺激のメカノトランスダクション機構の解明(22300150)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】山本 希美子 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00323618)
【キーワード】バイオメカニクス / shear stress / 血管内皮細胞 / 細胞膜 / カベオラ (他10件)
【概要】血管の内面を覆う内皮細胞は血液の流れに起因する力学的刺激であるshearstressを感知して応答し、血管の働きを調節している。本研究では、我々が独自に開発したイメージング法により、shearstressに対する内皮細胞応答である内因性ArPの放出が細胞膜カベオラから起こり、P2×4受容体を介してカルシウム・シグナリングを引き起こすことを明らかにした。更に、細胞膜カベオラはshearstressに...
❏血管細胞における力学応答の分子バイオメカニクス(21220011)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2009-05-11 - 2014-03-31
【研究代表者】安藤 譲二 獨協医科大学, 医学部, 教授 (20159528)
【キーワード】血管内皮細胞 / Shear stress / 血行力学因子 / メカノセンサー / カルシウム・シグナリング (他20件)
【概要】血管内皮細胞が血流に起因するshear stressを感知し、情報伝達する分子機構を解析した。内皮細胞にshear stressが作用すると即座に細胞膜カベオラの脂質の相状態が秩序液体相から無秩序液体相に変化し、膜流動性が上昇することを見出した。独自に開発した新規イメージング法によりshear stressによる膜の物理的性質の変化はATPの放出に繋がり、それがP2X4チャネルを活性化し、Ca2+...
【工学】総合工学:分子シミュレーションATPを含む研究件
❏分子シミュレーションで探るヘテロ2量体ABCトランスポーターの非対称ダイナミクス(15K00400)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】古田 忠臣 東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (10431834)
【キーワード】ABCトランスポーター / ATP / 基質 / 輸送 / 変異 (他11件)
【概要】ABCトランスポーターは、ATPのエネルギーを用いて膜を介して様々な基質を輸送する膜タンパク質の大きなスーパーファミリーを構成する。本研究では、分子シミュレーションを用いて、ATPや基質の結合により誘導されるABCトランスポーターTM287/288およびCFTRの非対称ダイナミクスの解析を行った。TM287/288において基質結合がアロステリックなドメイン間コミュニケーションを誘導することおよびC...
❏分子シミュレーションによるABCトランスポーターの「ジャンケン」メカニズムの解明(25870220)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】古田 忠臣 東京工業大学, 大学院生命理工学研究科, 助教 (10431834)
【キーワード】ABCトランスポーター / ATP / 基質 / 輸送 / カップリングヘリックス (他9件)
【概要】ATP-binding cassette (ABC)トランスポーターは、ATPの結合・加水分解・解離のエネルギーを用いて細胞膜を介して様々な基質を輸送する膜内在性タンパク質の大きなスーパーファミリーの一つである。本研究では、細菌のABCトランスポーターMsbA, TM287/288を対象としてカップリングヘリックス(CHs)の役割やATP結合の影響に着目した分子シミュレーションによる解析を行った。...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:プリノセプターATPを含む研究件
❏血管内皮細胞における血流刺激のメカノトランスダクション機構の解明(22300150)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】山本 希美子 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00323618)
【キーワード】バイオメカニクス / shear stress / 血管内皮細胞 / 細胞膜 / カベオラ (他10件)
【概要】血管の内面を覆う内皮細胞は血液の流れに起因する力学的刺激であるshearstressを感知して応答し、血管の働きを調節している。本研究では、我々が独自に開発したイメージング法により、shearstressに対する内皮細胞応答である内因性ArPの放出が細胞膜カベオラから起こり、P2×4受容体を介してカルシウム・シグナリングを引き起こすことを明らかにした。更に、細胞膜カベオラはshearstressに...
❏血管内皮細胞における血流センサー分子の探索と機能解析(13308052)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】安藤 譲二 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (20159528)
【キーワード】内皮細胞 / カルシウム / プリノセプター / 転写因子SP-1 / 剪断応力 (他12件)
【概要】培養血管内皮細胞に流れ刺激を作用させると、剪断応力の強さに依存した細胞外カルシウムの流入反応が起こる。この反応にATP作動性のカチオン・チャネルのP2X4が中心的な役割を果たしていた。このことからP2X4が血流センサーとして働き、その発現レベルが血管の血流に対する感度を調節している可能性が考えられた。そこで、内皮細胞のP2X4の発現に及ぼす、剪断応力)の影響について検討を加えた。人臍帯静脈内皮細胞...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:剪断応力ATPを含む研究件
❏血管内皮細胞のイオンチャネルを介した血流センシング機構(18200030)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】安藤 譲二 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (20159528)
【キーワード】カルシウムイオン / 剪断応力 / ATP受容体 / 細胞膜 / 遺伝子欠損マウス (他15件)
【概要】血流による血管の働きの調節は血管内皮細胞が血流に起因する力学的刺激である剪断応力を感知して応答する事に基づいている。我々は内皮細胞の剪断応力感知機構に細胞膜に分布するATP作動性イオンチャネルP2X4を介する細胞外カルシウムの流入反応が重要な役割を果たすことを明らかにしてきた。本研究により剪断応力の強さ依存性に放出されるATPがP2X4を活性化すること、剪断応力によるATP放出に細胞膜カベオラにあ...
❏血管内皮細胞における血流センサー分子の探索と機能解析(13308052)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】安藤 譲二 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (20159528)
【キーワード】内皮細胞 / カルシウム / プリノセプター / 転写因子SP-1 / 剪断応力 (他12件)
【概要】培養血管内皮細胞に流れ刺激を作用させると、剪断応力の強さに依存した細胞外カルシウムの流入反応が起こる。この反応にATP作動性のカチオン・チャネルのP2X4が中心的な役割を果たしていた。このことからP2X4が血流センサーとして働き、その発現レベルが血管の血流に対する感度を調節している可能性が考えられた。そこで、内皮細胞のP2X4の発現に及ぼす、剪断応力)の影響について検討を加えた。人臍帯静脈内皮細胞...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:血行力学因子ATPを含む研究件
❏血管細胞における力学応答の分子バイオメカニクス(21220011)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2009-05-11 - 2014-03-31
【研究代表者】安藤 譲二 獨協医科大学, 医学部, 教授 (20159528)
【キーワード】血管内皮細胞 / Shear stress / 血行力学因子 / メカノセンサー / カルシウム・シグナリング (他20件)
【概要】血管内皮細胞が血流に起因するshear stressを感知し、情報伝達する分子機構を解析した。内皮細胞にshear stressが作用すると即座に細胞膜カベオラの脂質の相状態が秩序液体相から無秩序液体相に変化し、膜流動性が上昇することを見出した。独自に開発した新規イメージング法によりshear stressによる膜の物理的性質の変化はATPの放出に繋がり、それがP2X4チャネルを活性化し、Ca2+...
❏血管内皮細胞における血流センサー分子の探索と機能解析(13308052)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】安藤 譲二 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (20159528)
【キーワード】内皮細胞 / カルシウム / プリノセプター / 転写因子SP-1 / 剪断応力 (他12件)
【概要】培養血管内皮細胞に流れ刺激を作用させると、剪断応力の強さに依存した細胞外カルシウムの流入反応が起こる。この反応にATP作動性のカチオン・チャネルのP2X4が中心的な役割を果たしていた。このことからP2X4が血流センサーとして働き、その発現レベルが血管の血流に対する感度を調節している可能性が考えられた。そこで、内皮細胞のP2X4の発現に及ぼす、剪断応力)の影響について検討を加えた。人臍帯静脈内皮細胞...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:メカノトランスダクションATPを含む研究件
❏血流刺激に反応する血管内皮ミトコンドリアのバイオエナジェティクス(19K22952)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】山本 希美子 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (00323618)
【キーワード】血管内皮細胞 / ATP / ミトコンドリア / 流れせん断応力 / メカノトランスダクション
【概要】細胞や組織が力学刺激を感知して反応することはその機能や生存に極めて重要であるが、その仕組みは十分解明されていない。本研究では血管内皮細胞が血流に起因する流れ剪断応力の情報を伝達する分子機構をミトコンドリアをに焦点を当てた新しい視点から解析した。ミトコンドリア標的型のATPセンサーを発現した血管内皮細胞に剪断応力を負荷すると、ATPが産生した。ミトコンドリアの酸化的リン酸化を阻害すると、剪断応力依存...
❏血管細胞における力学応答の分子バイオメカニクス(21220011)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2009-05-11 - 2014-03-31
【研究代表者】安藤 譲二 獨協医科大学, 医学部, 教授 (20159528)
【キーワード】血管内皮細胞 / Shear stress / 血行力学因子 / メカノセンサー / カルシウム・シグナリング (他20件)
【概要】血管内皮細胞が血流に起因するshear stressを感知し、情報伝達する分子機構を解析した。内皮細胞にshear stressが作用すると即座に細胞膜カベオラの脂質の相状態が秩序液体相から無秩序液体相に変化し、膜流動性が上昇することを見出した。独自に開発した新規イメージング法によりshear stressによる膜の物理的性質の変化はATPの放出に繋がり、それがP2X4チャネルを活性化し、Ca2+...
【総合生物】神経科学:シナプス小胞ATPを含む研究件
❏ニューロンの軸索におけるオルガネラ間接触によるATP動態制御機構の解明(20K15894)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】壷井 將史 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (20847123)
【キーワード】プレシナプス / ミトコンドリア / 小胞体 / カルシウム / 小胞体ーミトコンドリア接触 (他7件)
【概要】神経活動時の高いエネルギー需要に応えるため、プレシナプスにおいてミトコンドリアによるATP産生は厳密に制御されると考えられるが、そのメカニズムは良く分かっていない。本研究では、ミトコンドリアと小胞体の物理的接触 (Mitochondria-Endoplasmic Reticulum Contact Site; MERCS) がミトコンドリアによるATP産生を制御する可能性を検証した。その結果、ME...
❏シナプス伝達におけるグルタミン酸充填量制御メカニズムの構造生物学的解明とその応用(25253008)
【研究テーマ】生物系薬学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】森山 芳則 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (10150658)
【キーワード】生化学 / トランスポーター / グルタミン酸 / ATP / シナプス小胞 (他8件)
【概要】"【1】Cl-とケトン体結合部位の同定:VGLUTについて、次の2つを実施した。(1)3D構造上、Arg184の近傍に位置する10箇所のアミノ酸残基のアラニン置換体と、ループ領域内の10箇所のアラニン置換体を調製した。これまでに、グルタミン酸輸送におけるCl-とケトン体・グリオキシル酸による影響を半数のVGLUT変異体で測定した。(2)調製した高純度VGLUT2タンパク質とHPLCならびに...
【総合生物】神経科学:カルシウムイオンATPを含む研究件
❏血管内皮細胞のイオンチャネルを介した血流センシング機構(18200030)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】安藤 譲二 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (20159528)
【キーワード】カルシウムイオン / 剪断応力 / ATP受容体 / 細胞膜 / 遺伝子欠損マウス (他15件)
【概要】血流による血管の働きの調節は血管内皮細胞が血流に起因する力学的刺激である剪断応力を感知して応答する事に基づいている。我々は内皮細胞の剪断応力感知機構に細胞膜に分布するATP作動性イオンチャネルP2X4を介する細胞外カルシウムの流入反応が重要な役割を果たすことを明らかにしてきた。本研究により剪断応力の強さ依存性に放出されるATPがP2X4を活性化すること、剪断応力によるATP放出に細胞膜カベオラにあ...
❏細胞内Ca^<2+>濃度の上昇が死後の魚類筋肉における生化学的変化に及ぼす影響(08760197)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】潮 秀樹 東京水産大学, 水産学部, 助教授 (50251682)
【キーワード】筋小胞体 / 骨格筋 / カルシウムイオン / コイ / ATP (他6件)
【概要】脊椎動物の細胞内では,能動輸送などによってCa^<2+>は10^<-7>M程度と非常に低い濃度に抑えられている.細胞外からの刺激が細胞膜に存在するタンパク質などの高分子に到達すると,何らかの経路を経て細胞内のCa^<2+>濃度が上昇して種々の生体反応が引き起こされる.このように,Ca^<2+>は細胞におけるセカンドメッセンジャーとして注目されている....
❏魚の品質保持に及ぼすn-6系不飽和脂肪酸投与の影響(06454102)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】小泉 千秋 東京水産大学, 水産学部, 教授 (80017045)
【キーワード】骨格筋 / カルシウムイオン / n-6系脂肪酸 / ニジマス / 筋小胞体 (他11件)
【概要】ニジマスにn-3あるいはn-6系脂肪酸に富む飼料を与え,筋細胞内のCa^<2+>濃度を支配する筋小胞体の能力を制御し,致死後の魚体を安静化することによって,魚肉の鮮度などの品質の改善を計ることを目的として研究を行った.以下はその成果の概要である. 1.1カ月間の試験飼育の後,筋肉の脂肪酸組成を調べたところ,中性脂質およびホスファチジルコリン(PC)画分の脂肪酸組成は飼料脂質の脂肪酸組成...
【農学】生産環境農学:筋小胞体ATPを含む研究件
❏細胞内Ca^<2+>濃度の上昇が死後の魚類筋肉における生化学的変化に及ぼす影響(08760197)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】潮 秀樹 東京水産大学, 水産学部, 助教授 (50251682)
【キーワード】筋小胞体 / 骨格筋 / カルシウムイオン / コイ / ATP (他6件)
【概要】脊椎動物の細胞内では,能動輸送などによってCa^<2+>は10^<-7>M程度と非常に低い濃度に抑えられている.細胞外からの刺激が細胞膜に存在するタンパク質などの高分子に到達すると,何らかの経路を経て細胞内のCa^<2+>濃度が上昇して種々の生体反応が引き起こされる.このように,Ca^<2+>は細胞におけるセカンドメッセンジャーとして注目されている....
❏魚の品質保持に及ぼすn-6系不飽和脂肪酸投与の影響(06454102)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】小泉 千秋 東京水産大学, 水産学部, 教授 (80017045)
【キーワード】骨格筋 / カルシウムイオン / n-6系脂肪酸 / ニジマス / 筋小胞体 (他11件)
【概要】ニジマスにn-3あるいはn-6系脂肪酸に富む飼料を与え,筋細胞内のCa^<2+>濃度を支配する筋小胞体の能力を制御し,致死後の魚体を安静化することによって,魚肉の鮮度などの品質の改善を計ることを目的として研究を行った.以下はその成果の概要である. 1.1カ月間の試験飼育の後,筋肉の脂肪酸組成を調べたところ,中性脂質およびホスファチジルコリン(PC)画分の脂肪酸組成は飼料脂質の脂肪酸組成...
【農学】生産環境農学:輸送ATPを含む研究件
❏分子シミュレーションで探るヘテロ2量体ABCトランスポーターの非対称ダイナミクス(15K00400)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】古田 忠臣 東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (10431834)
【キーワード】ABCトランスポーター / ATP / 基質 / 輸送 / 変異 (他11件)
【概要】ABCトランスポーターは、ATPのエネルギーを用いて膜を介して様々な基質を輸送する膜タンパク質の大きなスーパーファミリーを構成する。本研究では、分子シミュレーションを用いて、ATPや基質の結合により誘導されるABCトランスポーターTM287/288およびCFTRの非対称ダイナミクスの解析を行った。TM287/288において基質結合がアロステリックなドメイン間コミュニケーションを誘導することおよびC...
❏分子シミュレーションによるABCトランスポーターの「ジャンケン」メカニズムの解明(25870220)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】古田 忠臣 東京工業大学, 大学院生命理工学研究科, 助教 (10431834)
【キーワード】ABCトランスポーター / ATP / 基質 / 輸送 / カップリングヘリックス (他9件)
【概要】ATP-binding cassette (ABC)トランスポーターは、ATPの結合・加水分解・解離のエネルギーを用いて細胞膜を介して様々な基質を輸送する膜内在性タンパク質の大きなスーパーファミリーの一つである。本研究では、細菌のABCトランスポーターMsbA, TM287/288を対象としてカップリングヘリックス(CHs)の役割やATP結合の影響に着目した分子シミュレーションによる解析を行った。...
【医歯薬学】基礎医学:シャペロニンATPを含む研究件
❏分子シャペロンを利用した次世代ナノデバイスの創製(14550818)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】金原 数 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (30282578)
【キーワード】シャペロニン / ヒスチジン / 銅イオン / 酸化 / ナノクラスター (他6件)
【概要】シャペロニンGroELのサブユニットにヒスチジン六量体を導入した変異体を調製した。導入位置は、内部空孔に位置するC末端とし、ヒスチジン六量体が空孔内に集中することで、金属イオンを空孔内部に集積化することを期待した。 調製した変異体(His-GroEL)がHis-tag精製用カラムにほとんど吸着されなかったことから、ヒスチジン六量体が外部に露出しているのではなく、空孔内に格納されていることが強く示唆...
❏シャペロニンの機能発現の分子メカニズム(10480177)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】桑島 邦博 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (70091444)
【キーワード】分子シャペロン / シャペロン / GroEL / ES / タンパク質フォールディング (他14件)
【概要】本研究は、大腸菌のシャペロニン/ESの機能発現の分子メカニズムを明らかとすることを目的とした。そのため、αラクトアルブミン(αLA)、スタフィロコッカル・ヌクレアーゼ(SNase)、グリーン蛍光タンパク質(GFP)などの物理的性質の大きく異なる球状タンパク質の中間体とシャペロニンとの相互作用を研究するとともに、シャペロニンの機能発現にとって不可欠なヌクレオチド、ATP,ADP,ATP類似物(ATP...
【医歯薬学】基礎医学:ATP合成酵素ATPを含む研究件
❏血管内皮細胞のイオンチャネルを介した血流センシング機構(18200030)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】安藤 譲二 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (20159528)
【キーワード】カルシウムイオン / 剪断応力 / ATP受容体 / 細胞膜 / 遺伝子欠損マウス (他15件)
【概要】血流による血管の働きの調節は血管内皮細胞が血流に起因する力学的刺激である剪断応力を感知して応答する事に基づいている。我々は内皮細胞の剪断応力感知機構に細胞膜に分布するATP作動性イオンチャネルP2X4を介する細胞外カルシウムの流入反応が重要な役割を果たすことを明らかにしてきた。本研究により剪断応力の強さ依存性に放出されるATPがP2X4を活性化すること、剪断応力によるATP放出に細胞膜カベオラにあ...
❏ATP合成酵素(FoF1)の構造、回転、制御(18107004)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】吉田 賢右 京都産業大学, 総合生命科学部, 教授 (90049073)
【キーワード】ATP合成 / ATP合成酵素 / F_oF_1 / モータータンパク質 / 生体エネルギー (他18件)
【概要】ATP合成酵素のATP合成/分解の触媒活性は, F_1-ATPase部分にある。F_1-ATPaseではα3β3がリング状に配置され、その内部に棒状のγサブユニットが存在する。3つのβサブユニットそれぞれに触媒部位が存在し、そこでATP加水分解が進行すると、γサブユニットが回転する。そこで、1つのβサブユニットだけ活性を99%失う変異を導入して回転を観察した結果、以下のことが明らかになった。γサブ...
【医歯薬学】基礎医学:分子モーターATPを含む研究件
❏V型分子モーターのメカニカルレギュレーション(18370055)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】横山 謙 東京工業大学, 資源化学研究所, 資源化学研究所特別研究員 (70271377)
【キーワード】分子モーター / ATP / V-ATPase / ATP合成
【概要】V-ATPaseは、ATPの合成・分解を触媒するV1モーター部分と、プロトン駆動力で回転力を発生させるVoモーター部分からなる。両モーター間の回転軸は繋がっており、回転力の伝達により両モーター間のエネルギー伝達が起こる。回転中の回転軸サブユニット間のずれ込みが起こると伝達効率が変化する。この様なずれ込みが起こるかを検証し、「メカニカルレギュレーション」の可能性を探るのが本研究の眼目である。試料の調...
❏ATP合成酵素(FoF1)の構造、回転、制御(18107004)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】吉田 賢右 京都産業大学, 総合生命科学部, 教授 (90049073)
【キーワード】ATP合成 / ATP合成酵素 / F_oF_1 / モータータンパク質 / 生体エネルギー (他18件)
【概要】ATP合成酵素のATP合成/分解の触媒活性は, F_1-ATPase部分にある。F_1-ATPaseではα3β3がリング状に配置され、その内部に棒状のγサブユニットが存在する。3つのβサブユニットそれぞれに触媒部位が存在し、そこでATP加水分解が進行すると、γサブユニットが回転する。そこで、1つのβサブユニットだけ活性を99%失う変異を導入して回転を観察した結果、以下のことが明らかになった。γサブ...
【医歯薬学】基礎医学:構造・機能相関ATPを含む研究件
❏分子シミュレーションで探るヘテロ2量体ABCトランスポーターの非対称ダイナミクス(15K00400)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】古田 忠臣 東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (10431834)
【キーワード】ABCトランスポーター / ATP / 基質 / 輸送 / 変異 (他11件)
【概要】ABCトランスポーターは、ATPのエネルギーを用いて膜を介して様々な基質を輸送する膜タンパク質の大きなスーパーファミリーを構成する。本研究では、分子シミュレーションを用いて、ATPや基質の結合により誘導されるABCトランスポーターTM287/288およびCFTRの非対称ダイナミクスの解析を行った。TM287/288において基質結合がアロステリックなドメイン間コミュニケーションを誘導することおよびC...
❏分子シミュレーションによるABCトランスポーターの「ジャンケン」メカニズムの解明(25870220)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】古田 忠臣 東京工業大学, 大学院生命理工学研究科, 助教 (10431834)
【キーワード】ABCトランスポーター / ATP / 基質 / 輸送 / カップリングヘリックス (他9件)
【概要】ATP-binding cassette (ABC)トランスポーターは、ATPの結合・加水分解・解離のエネルギーを用いて細胞膜を介して様々な基質を輸送する膜内在性タンパク質の大きなスーパーファミリーの一つである。本研究では、細菌のABCトランスポーターMsbA, TM287/288を対象としてカップリングヘリックス(CHs)の役割やATP結合の影響に着目した分子シミュレーションによる解析を行った。...
【医歯薬学】内科系臨床医学:細胞膜ATPを含む研究件
❏血管内皮細胞における血流刺激のメカノトランスダクション機構の解明(22300150)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】山本 希美子 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00323618)
【キーワード】バイオメカニクス / shear stress / 血管内皮細胞 / 細胞膜 / カベオラ (他10件)
【概要】血管の内面を覆う内皮細胞は血液の流れに起因する力学的刺激であるshearstressを感知して応答し、血管の働きを調節している。本研究では、我々が独自に開発したイメージング法により、shearstressに対する内皮細胞応答である内因性ArPの放出が細胞膜カベオラから起こり、P2×4受容体を介してカルシウム・シグナリングを引き起こすことを明らかにした。更に、細胞膜カベオラはshearstressに...
❏血管細胞における力学応答の分子バイオメカニクス(21220011)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2009-05-11 - 2014-03-31
【研究代表者】安藤 譲二 獨協医科大学, 医学部, 教授 (20159528)
【キーワード】血管内皮細胞 / Shear stress / 血行力学因子 / メカノセンサー / カルシウム・シグナリング (他20件)
【概要】血管内皮細胞が血流に起因するshear stressを感知し、情報伝達する分子機構を解析した。内皮細胞にshear stressが作用すると即座に細胞膜カベオラの脂質の相状態が秩序液体相から無秩序液体相に変化し、膜流動性が上昇することを見出した。独自に開発した新規イメージング法によりshear stressによる膜の物理的性質の変化はATPの放出に繋がり、それがP2X4チャネルを活性化し、Ca2+...
❏血管内皮細胞のイオンチャネルを介した血流センシング機構(18200030)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】安藤 譲二 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (20159528)
【キーワード】カルシウムイオン / 剪断応力 / ATP受容体 / 細胞膜 / 遺伝子欠損マウス (他15件)
【概要】血流による血管の働きの調節は血管内皮細胞が血流に起因する力学的刺激である剪断応力を感知して応答する事に基づいている。我々は内皮細胞の剪断応力感知機構に細胞膜に分布するATP作動性イオンチャネルP2X4を介する細胞外カルシウムの流入反応が重要な役割を果たすことを明らかにしてきた。本研究により剪断応力の強さ依存性に放出されるATPがP2X4を活性化すること、剪断応力によるATP放出に細胞膜カベオラにあ...
【医歯薬学】内科系臨床医学:急性腎不全ATPを含む研究件
❏代謝産物を介した多細胞間ネットワークの統合的解析による臓器機能in toto把握(17H06270)
【研究テーマ】内科学一般およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】伊藤 裕 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40252457)
【キーワード】代謝産物 / 液性因子 / 細胞間送達 / 質量分析イメージング / 腸内細菌叢 (他22件)
【概要】本研究では個別の臓器, 細胞, 分子にとらわれず、代謝産物の細胞間送達による臓器機能の維持と、その破綻に伴う非感染性疾患の発症・進展について検討した。新しい解析手法である質量分析イメージジング法やメタボロームを駆使して、これまで把握が困難であった低分子代謝産物の、臓器機能制御における意義を明らかにした。非感染性疾患の発症に妊娠時の成育環境や、母体腸内細菌叢由来の代謝産物が影響を与えることを見出した...
❏質量分析イメージングによる腎代謝小分子の可視化と虚血腎の病態解明(16K15471)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】伊藤 裕 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40252457)
【キーワード】質量分析イメージング / アデノシン / ATP / 腎臓 / 代謝産物可視化 (他7件)
【概要】腎臓は生体の水分・電解質の恒常性維持に重要な役割を果たす。アデノシンは腎機能と腎血流の重要な規定因子として知られているが、アデノシンの腎臓における分布は知られていない。MALDI-IMSは、臓器内の小分子を可視化する新しい手法である。本研究では、MALDI-IMSを用いて、腎臓内の代謝小分子の可視化を試みた。腎臓における多くの代謝小分子は、MALDI-IMSにて半定量的に可視化が可能であった。アデ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:カルシウム・シグナリングATPを含む研究件
❏血管内皮細胞における血流刺激のメカノトランスダクション機構の解明(22300150)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】山本 希美子 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00323618)
【キーワード】バイオメカニクス / shear stress / 血管内皮細胞 / 細胞膜 / カベオラ (他10件)
【概要】血管の内面を覆う内皮細胞は血液の流れに起因する力学的刺激であるshearstressを感知して応答し、血管の働きを調節している。本研究では、我々が独自に開発したイメージング法により、shearstressに対する内皮細胞応答である内因性ArPの放出が細胞膜カベオラから起こり、P2×4受容体を介してカルシウム・シグナリングを引き起こすことを明らかにした。更に、細胞膜カベオラはshearstressに...
❏血管細胞における力学応答の分子バイオメカニクス(21220011)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2009-05-11 - 2014-03-31
【研究代表者】安藤 譲二 獨協医科大学, 医学部, 教授 (20159528)
【キーワード】血管内皮細胞 / Shear stress / 血行力学因子 / メカノセンサー / カルシウム・シグナリング (他20件)
【概要】血管内皮細胞が血流に起因するshear stressを感知し、情報伝達する分子機構を解析した。内皮細胞にshear stressが作用すると即座に細胞膜カベオラの脂質の相状態が秩序液体相から無秩序液体相に変化し、膜流動性が上昇することを見出した。独自に開発した新規イメージング法によりshear stressによる膜の物理的性質の変化はATPの放出に繋がり、それがP2X4チャネルを活性化し、Ca2+...
【医歯薬学】社会医学:骨格筋ATPを含む研究件
❏細胞内Ca^<2+>濃度の上昇が死後の魚類筋肉における生化学的変化に及ぼす影響(08760197)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】潮 秀樹 東京水産大学, 水産学部, 助教授 (50251682)
【キーワード】筋小胞体 / 骨格筋 / カルシウムイオン / コイ / ATP (他6件)
【概要】脊椎動物の細胞内では,能動輸送などによってCa^<2+>は10^<-7>M程度と非常に低い濃度に抑えられている.細胞外からの刺激が細胞膜に存在するタンパク質などの高分子に到達すると,何らかの経路を経て細胞内のCa^<2+>濃度が上昇して種々の生体反応が引き起こされる.このように,Ca^<2+>は細胞におけるセカンドメッセンジャーとして注目されている....
❏魚の品質保持に及ぼすn-6系不飽和脂肪酸投与の影響(06454102)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】小泉 千秋 東京水産大学, 水産学部, 教授 (80017045)
【キーワード】骨格筋 / カルシウムイオン / n-6系脂肪酸 / ニジマス / 筋小胞体 (他11件)
【概要】ニジマスにn-3あるいはn-6系脂肪酸に富む飼料を与え,筋細胞内のCa^<2+>濃度を支配する筋小胞体の能力を制御し,致死後の魚体を安静化することによって,魚肉の鮮度などの品質の改善を計ることを目的として研究を行った.以下はその成果の概要である. 1.1カ月間の試験飼育の後,筋肉の脂肪酸組成を調べたところ,中性脂質およびホスファチジルコリン(PC)画分の脂肪酸組成は飼料脂質の脂肪酸組成...
【医歯薬学】薬学:リン脂質ATPを含む研究件
❏大腸菌のDNA複製開始タンパクDnaAの活性制御に関する研究(11480202)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】関水 和久 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 教授 (90126095)
【キーワード】大腸菌 / DNA複製開始 / DnaA / ATP / ATPase (他13件)
【概要】本研究は、大腸菌のDNA複製開始蛋白DnaAの活性制御機構を明らかにすることにより、DNA複製の制御機構を理解することを目的としたものである。すでに研究代表者らは、DnaA蛋白がATPに対して高い親和性を有すること、ATP結合型DnaA蛋白は、それ自身のATPase活性により、不活性なADP結合型となること、及び、複製酵素であるDNAポリメラーゼIIIホロ酵素がDnaA蛋白に結合したATPの加水分...
❏魚の品質保持に及ぼすn-6系不飽和脂肪酸投与の影響(06454102)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】小泉 千秋 東京水産大学, 水産学部, 教授 (80017045)
【キーワード】骨格筋 / カルシウムイオン / n-6系脂肪酸 / ニジマス / 筋小胞体 (他11件)
【概要】ニジマスにn-3あるいはn-6系脂肪酸に富む飼料を与え,筋細胞内のCa^<2+>濃度を支配する筋小胞体の能力を制御し,致死後の魚体を安静化することによって,魚肉の鮮度などの品質の改善を計ることを目的として研究を行った.以下はその成果の概要である. 1.1カ月間の試験飼育の後,筋肉の脂肪酸組成を調べたところ,中性脂質およびホスファチジルコリン(PC)画分の脂肪酸組成は飼料脂質の脂肪酸組成...
【医歯薬学】薬学:細胞周期ATPを含む研究件
❏染色体複製開始とその制御を行う、動的かつ複合的蛋白質高次装置の機能構造特性(16370081)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】片山 勉 九州大学, 薬学研究院, 教授 (70264059)
【キーワード】DNA複製 / DnaA / 細胞周期 / DNAポリメラーゼ / タンパク質複合体 (他14件)
【概要】DnaA蛋白質は複製起点と複製開始複合体を形成して2重鎖DNAの開裂という開始反応を遂行するほか、複製開始制御機構の標的因子ともなっている。本計画研究では、複製開始反応と開始制御反応の分子機構を、「DnaAが直接関わる、動的かっ複合的蛋白質相互作用として、特に蛋白質構造に基づいて理解する」ことを目指した。 1.全長DnaAの構造解析と複製開始複合体の構造解明 まず、超好熱菌DnaA蛋白質を精製して...
❏DnaAドメインIVを用いた新規抗菌剤の探索開発プロセスの研究(13558090)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】片山 勉 九州大学, 大学院・薬学研究院, 教授 (70264059)
【キーワード】DNA複製 / 細胞周期 / DnaAタンパク質 / 大腸菌 / DNAポリメラーゼ (他13件)
【概要】多剤耐性菌の出現や、新興感染症が次々と発生するなど、新規抗菌剤への社会的需要は高い。DnaA蛋白質は細菌類に広く保存されており、染色体の複製に必須である。DnaA蛋白質(52kDa)のC末端10kDa断片に、この特異的DNA結合能が担われていて、ドメインIVと呼ばれる。DnaA機能阻害剤開発のため、本研究計画前半では、このドメインIV蛋白断片を用いて、活性スクリーニング系の開発、3次元構造解析をま...
【医歯薬学】薬学:血管ATPを含む研究件
❏血管内皮細胞のイオンチャネルを介した血流センシング機構(18200030)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】安藤 譲二 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (20159528)
【キーワード】カルシウムイオン / 剪断応力 / ATP受容体 / 細胞膜 / 遺伝子欠損マウス (他15件)
【概要】血流による血管の働きの調節は血管内皮細胞が血流に起因する力学的刺激である剪断応力を感知して応答する事に基づいている。我々は内皮細胞の剪断応力感知機構に細胞膜に分布するATP作動性イオンチャネルP2X4を介する細胞外カルシウムの流入反応が重要な役割を果たすことを明らかにしてきた。本研究により剪断応力の強さ依存性に放出されるATPがP2X4を活性化すること、剪断応力によるATP放出に細胞膜カベオラにあ...
❏血管内皮細胞における血流センサー分子の探索と機能解析(13308052)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】安藤 譲二 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (20159528)
【キーワード】内皮細胞 / カルシウム / プリノセプター / 転写因子SP-1 / 剪断応力 (他12件)
【概要】培養血管内皮細胞に流れ刺激を作用させると、剪断応力の強さに依存した細胞外カルシウムの流入反応が起こる。この反応にATP作動性のカチオン・チャネルのP2X4が中心的な役割を果たしていた。このことからP2X4が血流センサーとして働き、その発現レベルが血管の血流に対する感度を調節している可能性が考えられた。そこで、内皮細胞のP2X4の発現に及ぼす、剪断応力)の影響について検討を加えた。人臍帯静脈内皮細胞...
【医歯薬学】薬学:カルシウムATPを含む研究件
❏ニューロンの軸索におけるオルガネラ間接触によるATP動態制御機構の解明(20K15894)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】壷井 將史 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (20847123)
【キーワード】プレシナプス / ミトコンドリア / 小胞体 / カルシウム / 小胞体ーミトコンドリア接触 (他7件)
【概要】神経活動時の高いエネルギー需要に応えるため、プレシナプスにおいてミトコンドリアによるATP産生は厳密に制御されると考えられるが、そのメカニズムは良く分かっていない。本研究では、ミトコンドリアと小胞体の物理的接触 (Mitochondria-Endoplasmic Reticulum Contact Site; MERCS) がミトコンドリアによるATP産生を制御する可能性を検証した。その結果、ME...
❏血管内皮細胞における血流センサー分子の探索と機能解析(13308052)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】安藤 譲二 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (20159528)
【キーワード】内皮細胞 / カルシウム / プリノセプター / 転写因子SP-1 / 剪断応力 (他12件)
【概要】培養血管内皮細胞に流れ刺激を作用させると、剪断応力の強さに依存した細胞外カルシウムの流入反応が起こる。この反応にATP作動性のカチオン・チャネルのP2X4が中心的な役割を果たしていた。このことからP2X4が血流センサーとして働き、その発現レベルが血管の血流に対する感度を調節している可能性が考えられた。そこで、内皮細胞のP2X4の発現に及ぼす、剪断応力)の影響について検討を加えた。人臍帯静脈内皮細胞...
【医歯薬学】薬学:DNA複製ATPを含む研究件
❏染色体複製開始とその制御を行う、動的かつ複合的蛋白質高次装置の機能構造特性(16370081)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】片山 勉 九州大学, 薬学研究院, 教授 (70264059)
【キーワード】DNA複製 / DnaA / 細胞周期 / DNAポリメラーゼ / タンパク質複合体 (他14件)
【概要】DnaA蛋白質は複製起点と複製開始複合体を形成して2重鎖DNAの開裂という開始反応を遂行するほか、複製開始制御機構の標的因子ともなっている。本計画研究では、複製開始反応と開始制御反応の分子機構を、「DnaAが直接関わる、動的かっ複合的蛋白質相互作用として、特に蛋白質構造に基づいて理解する」ことを目指した。 1.全長DnaAの構造解析と複製開始複合体の構造解明 まず、超好熱菌DnaA蛋白質を精製して...
❏DnaAドメインIVを用いた新規抗菌剤の探索開発プロセスの研究(13558090)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】片山 勉 九州大学, 大学院・薬学研究院, 教授 (70264059)
【キーワード】DNA複製 / 細胞周期 / DnaAタンパク質 / 大腸菌 / DNAポリメラーゼ (他13件)
【概要】多剤耐性菌の出現や、新興感染症が次々と発生するなど、新規抗菌剤への社会的需要は高い。DnaA蛋白質は細菌類に広く保存されており、染色体の複製に必須である。DnaA蛋白質(52kDa)のC末端10kDa断片に、この特異的DNA結合能が担われていて、ドメインIVと呼ばれる。DnaA機能阻害剤開発のため、本研究計画前半では、このドメインIV蛋白断片を用いて、活性スクリーニング系の開発、3次元構造解析をま...
❏複製開始蛋白DnaAのATP結合阻害を指標とした新規細菌感染症治療薬の開発(12557210)
【研究テーマ】生物系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】関水 和久 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 教授 (90126095)
【キーワード】DnaA蛋白 / 黄色ブドウ球菌 / ATP結合 / 塩基性リン脂質 / 酸性リン脂質 (他15件)
【概要】黄色ブドウ球菌は、ヒトの日和見感染症の原因菌である。研究者代表者らは、黄色ブドウ球菌のDNA複製開始蛋白DnaAを標的とした抗菌剤開発を指向し、DnaA蛋白の生化学的解析に着手した。大腸菌DnaA蛋白の研究からDnaA蛋白のATP結合型は複製開始活性型で、ADP型は不活性型であることが分かっている。精製した黄色ブドウ球菌DnaA蛋白は、ATP、ADPに対しKd値としてそれぞれ1nM、5nMと高い親...
【医歯薬学】薬学:ES細胞ATPを含む研究件
❏血管細胞における力学応答の分子バイオメカニクス(21220011)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2009-05-11 - 2014-03-31
【研究代表者】安藤 譲二 獨協医科大学, 医学部, 教授 (20159528)
【キーワード】血管内皮細胞 / Shear stress / 血行力学因子 / メカノセンサー / カルシウム・シグナリング (他20件)
【概要】血管内皮細胞が血流に起因するshear stressを感知し、情報伝達する分子機構を解析した。内皮細胞にshear stressが作用すると即座に細胞膜カベオラの脂質の相状態が秩序液体相から無秩序液体相に変化し、膜流動性が上昇することを見出した。独自に開発した新規イメージング法によりshear stressによる膜の物理的性質の変化はATPの放出に繋がり、それがP2X4チャネルを活性化し、Ca2+...
❏シャペロニンの機能発現の分子メカニズム(10480177)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】桑島 邦博 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (70091444)
【キーワード】分子シャペロン / シャペロン / GroEL / ES / タンパク質フォールディング (他14件)
【概要】本研究は、大腸菌のシャペロニン/ESの機能発現の分子メカニズムを明らかとすることを目的とした。そのため、αラクトアルブミン(αLA)、スタフィロコッカル・ヌクレアーゼ(SNase)、グリーン蛍光タンパク質(GFP)などの物理的性質の大きく異なる球状タンパク質の中間体とシャペロニンとの相互作用を研究するとともに、シャペロニンの機能発現にとって不可欠なヌクレオチド、ATP,ADP,ATP類似物(ATP...
【医歯薬学】薬学:グルタミン酸ATPを含む研究件
❏シナプス伝達におけるグルタミン酸充填量制御メカニズムの構造生物学的解明とその応用(25253008)
【研究テーマ】生物系薬学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】森山 芳則 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (10150658)
【キーワード】生化学 / トランスポーター / グルタミン酸 / ATP / シナプス小胞 (他8件)
【概要】"【1】Cl-とケトン体結合部位の同定:VGLUTについて、次の2つを実施した。(1)3D構造上、Arg184の近傍に位置する10箇所のアミノ酸残基のアラニン置換体と、ループ領域内の10箇所のアラニン置換体を調製した。これまでに、グルタミン酸輸送におけるCl-とケトン体・グリオキシル酸による影響を半数のVGLUT変異体で測定した。(2)調製した高純度VGLUT2タンパク質とHPLCならびに...
❏興奮性および抑制性アストロサイトの局在と産生機序解明(23300136)
【研究テーマ】神経化学・神経薬理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】池中 一裕 生理学研究所, 分子生理研究系, 教授 (00144527)
【キーワード】ATP / グルタミン酸 / イメージング / アストロサイト / 神経科学 (他7件)
【概要】我々のATPイメージングが海馬などのスライスでも可能であるかどうか検討した結果、海馬スライスのみならず、大脳皮質でもATP放出を観察することができた。この放出は領域特異的であり、アストロサイトがATPを放出し神経回路を制御していることを示唆した。また、チャンネルや開口放出の阻害剤を用いた薬理学実験の結果、どの薬剤を用いても放出イベント数は減少しなかったことから、この放出は薬理学的に多様なものである...
❏脊髄においてグルタミン酸作動性神経伝達の異常を惹起する因子の探索(23590113)
【研究テーマ】生物系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】鈴木 岳之 慶應義塾大学, 薬学部, 准教授 (90187740)
【キーワード】薬理学 / グルタミン酸 / 情報伝達 / 神経変性疾患 / 興奮毒性 (他10件)
【概要】神経炎症を惹起する細胞として、ミクログリアに焦点を当てた。In vitro条件下でミクログリアを活性化処理し、そこから放出される内因性因子を解析した。その結果、活性化ミクログリアよりグルタミン酸が放出され、神経毒性を示すことを明らかにし、この過程にATPが関与することも示した。このグルタミン酸の放出作用はグルタミン酸トランスポーター機能変動を介する作用であることを明らかにした。 また、疾病治療にリ...
【医歯薬学】薬学:ミトコンドリアATPを含む研究件
❏中区分90:人間医工学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】血管内皮細胞
【研究期間】ATP
【研究代表者】ミトコンドリア
【キーワード】流れせん断応力
【概要】本年度は研究計画に沿い、以下の項目について新たな結果を得た。 1) ミトコンドリアにおけるATP濃度変化のリアルタイム計測:ミトコンドリアを標識するATP感受性の蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)プローブを用いてミトコンドリアATPの濃度変化のリアルタイム計測を行った。アデノウイルスベクターを用いて培養ヒト肺動脈内皮細胞(HPAECs)に遺伝子を導入し、HPAECsのミトコンドリアにATPプロー...
❏ニューロンの軸索におけるオルガネラ間接触によるATP動態制御機構の解明(20K15894)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】壷井 將史 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (20847123)
【キーワード】プレシナプス / ミトコンドリア / 小胞体 / カルシウム / 小胞体ーミトコンドリア接触 (他7件)
【概要】神経活動時の高いエネルギー需要に応えるため、プレシナプスにおいてミトコンドリアによるATP産生は厳密に制御されると考えられるが、そのメカニズムは良く分かっていない。本研究では、ミトコンドリアと小胞体の物理的接触 (Mitochondria-Endoplasmic Reticulum Contact Site; MERCS) がミトコンドリアによるATP産生を制御する可能性を検証した。その結果、ME...
❏血流刺激に反応する血管内皮ミトコンドリアのバイオエナジェティクス(19K22952)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】山本 希美子 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (00323618)
【キーワード】血管内皮細胞 / ATP / ミトコンドリア / 流れせん断応力 / メカノトランスダクション
【概要】細胞や組織が力学刺激を感知して反応することはその機能や生存に極めて重要であるが、その仕組みは十分解明されていない。本研究では血管内皮細胞が血流に起因する流れ剪断応力の情報を伝達する分子機構をミトコンドリアをに焦点を当てた新しい視点から解析した。ミトコンドリア標的型のATPセンサーを発現した血管内皮細胞に剪断応力を負荷すると、ATPが産生した。ミトコンドリアの酸化的リン酸化を阻害すると、剪断応力依存...
【医歯薬学】薬学:大腸菌ATPを含む研究件
❏エネルギー蓄積型persisterの形成機構の解明および根絶技術の開発(19K07565)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】常田 聡 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30281645)
【キーワード】persister / エネルギー代謝 / ATP / 乳酸デヒドロゲナーゼ / SOS応答 (他13件)
【概要】細菌集団の一部でpersisterと呼ばれる休眠状態の細菌が存在しており、抗菌薬から生き残ることが知られている。本研究では、大腸菌をモデル細菌株として用い、ldhA発現を起点としたエネルギー蓄積型persisterの形成メカニズムを明らかにすることを目的とした。ldhAを過剰発現させた結果、SOS応答の制御遺伝子recAの発現量が有意に増加すること、および抗菌薬処理後のヒドロキシラジカルの産生量が...
❏染色体複製開始とその制御を行う、動的かつ複合的蛋白質高次装置の機能構造特性(16370081)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】片山 勉 九州大学, 薬学研究院, 教授 (70264059)
【キーワード】DNA複製 / DnaA / 細胞周期 / DNAポリメラーゼ / タンパク質複合体 (他14件)
【概要】DnaA蛋白質は複製起点と複製開始複合体を形成して2重鎖DNAの開裂という開始反応を遂行するほか、複製開始制御機構の標的因子ともなっている。本計画研究では、複製開始反応と開始制御反応の分子機構を、「DnaAが直接関わる、動的かっ複合的蛋白質相互作用として、特に蛋白質構造に基づいて理解する」ことを目指した。 1.全長DnaAの構造解析と複製開始複合体の構造解明 まず、超好熱菌DnaA蛋白質を精製して...
❏DnaAドメインIVを用いた新規抗菌剤の探索開発プロセスの研究(13558090)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】片山 勉 九州大学, 大学院・薬学研究院, 教授 (70264059)
【キーワード】DNA複製 / 細胞周期 / DnaAタンパク質 / 大腸菌 / DNAポリメラーゼ (他13件)
【概要】多剤耐性菌の出現や、新興感染症が次々と発生するなど、新規抗菌剤への社会的需要は高い。DnaA蛋白質は細菌類に広く保存されており、染色体の複製に必須である。DnaA蛋白質(52kDa)のC末端10kDa断片に、この特異的DNA結合能が担われていて、ドメインIVと呼ばれる。DnaA機能阻害剤開発のため、本研究計画前半では、このドメインIV蛋白断片を用いて、活性スクリーニング系の開発、3次元構造解析をま...
【医歯薬学】薬学:質量分析イメージングATPを含む研究件
❏代謝産物を介した多細胞間ネットワークの統合的解析による臓器機能in toto把握(17H06270)
【研究テーマ】内科学一般およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】伊藤 裕 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40252457)
【キーワード】代謝産物 / 液性因子 / 細胞間送達 / 質量分析イメージング / 腸内細菌叢 (他22件)
【概要】本研究では個別の臓器, 細胞, 分子にとらわれず、代謝産物の細胞間送達による臓器機能の維持と、その破綻に伴う非感染性疾患の発症・進展について検討した。新しい解析手法である質量分析イメージジング法やメタボロームを駆使して、これまで把握が困難であった低分子代謝産物の、臓器機能制御における意義を明らかにした。非感染性疾患の発症に妊娠時の成育環境や、母体腸内細菌叢由来の代謝産物が影響を与えることを見出した...
❏質量分析イメージングによる腎代謝小分子の可視化と虚血腎の病態解明(16K15471)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】伊藤 裕 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40252457)
【キーワード】質量分析イメージング / アデノシン / ATP / 腎臓 / 代謝産物可視化 (他7件)
【概要】腎臓は生体の水分・電解質の恒常性維持に重要な役割を果たす。アデノシンは腎機能と腎血流の重要な規定因子として知られているが、アデノシンの腎臓における分布は知られていない。MALDI-IMSは、臓器内の小分子を可視化する新しい手法である。本研究では、MALDI-IMSを用いて、腎臓内の代謝小分子の可視化を試みた。腎臓における多くの代謝小分子は、MALDI-IMSにて半定量的に可視化が可能であった。アデ...
【医歯薬学】薬学:アストロサイトATPを含む研究件
❏アストロサイトにおける情報伝達物質放出制御機構の解析(24790207)
【研究テーマ】生理学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】坪井 貴司 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (80415231)
【キーワード】開口放出 / アストロサイト / 細胞内小器官 / イメージング / ATP
【概要】アストロサイトは、細胞内カルシウム濃度の上昇によってグリア情報伝達物質を放出する。様々なグリア情報伝達物質の中でもATPの放出量の低下は、適切な神経活動の抑制機能の低下を引き起こし、神経細胞の過剰な興奮を引き起こす。そこで本研究では、細胞内カルシウム濃度上昇依存的に起こるアストロサイトからのATP放出機構を明らかにすることを目的とした。解析の結果、アストロサイト内のリソソームやシナプス様小胞、そし...
❏興奮性および抑制性アストロサイトの局在と産生機序解明(23300136)
【研究テーマ】神経化学・神経薬理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】池中 一裕 生理学研究所, 分子生理研究系, 教授 (00144527)
【キーワード】ATP / グルタミン酸 / イメージング / アストロサイト / 神経科学 (他7件)
【概要】我々のATPイメージングが海馬などのスライスでも可能であるかどうか検討した結果、海馬スライスのみならず、大脳皮質でもATP放出を観察することができた。この放出は領域特異的であり、アストロサイトがATPを放出し神経回路を制御していることを示唆した。また、チャンネルや開口放出の阻害剤を用いた薬理学実験の結果、どの薬剤を用いても放出イベント数は減少しなかったことから、この放出は薬理学的に多様なものである...
【医歯薬学】薬学:内皮細胞ATPを含む研究件
❏血管内皮細胞のイオンチャネルを介した血流センシング機構(18200030)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】安藤 譲二 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (20159528)
【キーワード】カルシウムイオン / 剪断応力 / ATP受容体 / 細胞膜 / 遺伝子欠損マウス (他15件)
【概要】血流による血管の働きの調節は血管内皮細胞が血流に起因する力学的刺激である剪断応力を感知して応答する事に基づいている。我々は内皮細胞の剪断応力感知機構に細胞膜に分布するATP作動性イオンチャネルP2X4を介する細胞外カルシウムの流入反応が重要な役割を果たすことを明らかにしてきた。本研究により剪断応力の強さ依存性に放出されるATPがP2X4を活性化すること、剪断応力によるATP放出に細胞膜カベオラにあ...
❏血管内皮細胞における血流センサー分子の探索と機能解析(13308052)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】安藤 譲二 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (20159528)
【キーワード】内皮細胞 / カルシウム / プリノセプター / 転写因子SP-1 / 剪断応力 (他12件)
【概要】培養血管内皮細胞に流れ刺激を作用させると、剪断応力の強さに依存した細胞外カルシウムの流入反応が起こる。この反応にATP作動性のカチオン・チャネルのP2X4が中心的な役割を果たしていた。このことからP2X4が血流センサーとして働き、その発現レベルが血管の血流に対する感度を調節している可能性が考えられた。そこで、内皮細胞のP2X4の発現に及ぼす、剪断応力)の影響について検討を加えた。人臍帯静脈内皮細胞...
【医歯薬学】薬学:イオンチャネルATPを含む研究件
❏血管内皮細胞における血流刺激のメカノトランスダクション機構の解明(22300150)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】山本 希美子 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00323618)
【キーワード】バイオメカニクス / shear stress / 血管内皮細胞 / 細胞膜 / カベオラ (他10件)
【概要】血管の内面を覆う内皮細胞は血液の流れに起因する力学的刺激であるshearstressを感知して応答し、血管の働きを調節している。本研究では、我々が独自に開発したイメージング法により、shearstressに対する内皮細胞応答である内因性ArPの放出が細胞膜カベオラから起こり、P2×4受容体を介してカルシウム・シグナリングを引き起こすことを明らかにした。更に、細胞膜カベオラはshearstressに...
❏血管細胞における力学応答の分子バイオメカニクス(21220011)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2009-05-11 - 2014-03-31
【研究代表者】安藤 譲二 獨協医科大学, 医学部, 教授 (20159528)
【キーワード】血管内皮細胞 / Shear stress / 血行力学因子 / メカノセンサー / カルシウム・シグナリング (他20件)
【概要】血管内皮細胞が血流に起因するshear stressを感知し、情報伝達する分子機構を解析した。内皮細胞にshear stressが作用すると即座に細胞膜カベオラの脂質の相状態が秩序液体相から無秩序液体相に変化し、膜流動性が上昇することを見出した。独自に開発した新規イメージング法によりshear stressによる膜の物理的性質の変化はATPの放出に繋がり、それがP2X4チャネルを活性化し、Ca2+...
【医歯薬学】薬学:ABCトランスポーターATPを含む研究件
❏分子シミュレーションで探るヘテロ2量体ABCトランスポーターの非対称ダイナミクス(15K00400)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】古田 忠臣 東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (10431834)
【キーワード】ABCトランスポーター / ATP / 基質 / 輸送 / 変異 (他11件)
【概要】ABCトランスポーターは、ATPのエネルギーを用いて膜を介して様々な基質を輸送する膜タンパク質の大きなスーパーファミリーを構成する。本研究では、分子シミュレーションを用いて、ATPや基質の結合により誘導されるABCトランスポーターTM287/288およびCFTRの非対称ダイナミクスの解析を行った。TM287/288において基質結合がアロステリックなドメイン間コミュニケーションを誘導することおよびC...
❏分子シミュレーションによるABCトランスポーターの「ジャンケン」メカニズムの解明(25870220)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】古田 忠臣 東京工業大学, 大学院生命理工学研究科, 助教 (10431834)
【キーワード】ABCトランスポーター / ATP / 基質 / 輸送 / カップリングヘリックス (他9件)
【概要】ATP-binding cassette (ABC)トランスポーターは、ATPの結合・加水分解・解離のエネルギーを用いて細胞膜を介して様々な基質を輸送する膜内在性タンパク質の大きなスーパーファミリーの一つである。本研究では、細菌のABCトランスポーターMsbA, TM287/288を対象としてカップリングヘリックス(CHs)の役割やATP結合の影響に着目した分子シミュレーションによる解析を行った。...
【医歯薬学】薬学:血管内皮細胞ATPを含む研究件
❏ミトコンドリアを介した内皮細胞の血流メカノセンシング(21H03791)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】山本 希美子 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (00323618)
【キーワード】血管内皮細胞 / せん断応力 / ミトコンドリア / ATP / メカノバイオロジー
【概要】本年度は研究計画に沿い、以下の項目について新たな結果を得た。 1) ミトコンドリアにおけるATP濃度変化のリアルタイム計測:ミトコンドリアを標識するATP感受性の蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)プローブを用いてミトコンドリアATPの濃度変化のリアルタイム計測を行った。アデノウイルスベクターを用いて培養ヒト肺動脈内皮細胞(HPAECs)に遺伝子を導入し、HPAECsのミトコンドリアにATPプロー...
❏血流刺激に反応する血管内皮ミトコンドリアのバイオエナジェティクス(19K22952)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】山本 希美子 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (00323618)
【キーワード】血管内皮細胞 / ATP / ミトコンドリア / 流れせん断応力 / メカノトランスダクション
【概要】細胞や組織が力学刺激を感知して反応することはその機能や生存に極めて重要であるが、その仕組みは十分解明されていない。本研究では血管内皮細胞が血流に起因する流れ剪断応力の情報を伝達する分子機構をミトコンドリアをに焦点を当てた新しい視点から解析した。ミトコンドリア標的型のATPセンサーを発現した血管内皮細胞に剪断応力を負荷すると、ATPが産生した。ミトコンドリアの酸化的リン酸化を阻害すると、剪断応力依存...
❏血管内皮細胞における血流刺激のメカノトランスダクション機構の解明(22300150)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】山本 希美子 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00323618)
【キーワード】バイオメカニクス / shear stress / 血管内皮細胞 / 細胞膜 / カベオラ (他10件)
【概要】血管の内面を覆う内皮細胞は血液の流れに起因する力学的刺激であるshearstressを感知して応答し、血管の働きを調節している。本研究では、我々が独自に開発したイメージング法により、shearstressに対する内皮細胞応答である内因性ArPの放出が細胞膜カベオラから起こり、P2×4受容体を介してカルシウム・シグナリングを引き起こすことを明らかにした。更に、細胞膜カベオラはshearstressに...
【医歯薬学】薬学:腎臓ATPを含む研究件
❏代謝産物を介した多細胞間ネットワークの統合的解析による臓器機能in toto把握(17H06270)
【研究テーマ】内科学一般およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】伊藤 裕 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40252457)
【キーワード】代謝産物 / 液性因子 / 細胞間送達 / 質量分析イメージング / 腸内細菌叢 (他22件)
【概要】本研究では個別の臓器, 細胞, 分子にとらわれず、代謝産物の細胞間送達による臓器機能の維持と、その破綻に伴う非感染性疾患の発症・進展について検討した。新しい解析手法である質量分析イメージジング法やメタボロームを駆使して、これまで把握が困難であった低分子代謝産物の、臓器機能制御における意義を明らかにした。非感染性疾患の発症に妊娠時の成育環境や、母体腸内細菌叢由来の代謝産物が影響を与えることを見出した...
❏質量分析イメージングによる腎代謝小分子の可視化と虚血腎の病態解明(16K15471)
【研究テーマ】腎臓内科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】伊藤 裕 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40252457)
【キーワード】質量分析イメージング / アデノシン / ATP / 腎臓 / 代謝産物可視化 (他7件)
【概要】腎臓は生体の水分・電解質の恒常性維持に重要な役割を果たす。アデノシンは腎機能と腎血流の重要な規定因子として知られているが、アデノシンの腎臓における分布は知られていない。MALDI-IMSは、臓器内の小分子を可視化する新しい手法である。本研究では、MALDI-IMSを用いて、腎臓内の代謝小分子の可視化を試みた。腎臓における多くの代謝小分子は、MALDI-IMSにて半定量的に可視化が可能であった。アデ...
【医歯薬学】薬学:抗菌剤ATPを含む研究件
❏染色体複製開始とその制御を行う、動的かつ複合的蛋白質高次装置の機能構造特性(16370081)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】片山 勉 九州大学, 薬学研究院, 教授 (70264059)
【キーワード】DNA複製 / DnaA / 細胞周期 / DNAポリメラーゼ / タンパク質複合体 (他14件)
【概要】DnaA蛋白質は複製起点と複製開始複合体を形成して2重鎖DNAの開裂という開始反応を遂行するほか、複製開始制御機構の標的因子ともなっている。本計画研究では、複製開始反応と開始制御反応の分子機構を、「DnaAが直接関わる、動的かっ複合的蛋白質相互作用として、特に蛋白質構造に基づいて理解する」ことを目指した。 1.全長DnaAの構造解析と複製開始複合体の構造解明 まず、超好熱菌DnaA蛋白質を精製して...
❏DnaAドメインIVを用いた新規抗菌剤の探索開発プロセスの研究(13558090)
【研究テーマ】分子生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】片山 勉 九州大学, 大学院・薬学研究院, 教授 (70264059)
【キーワード】DNA複製 / 細胞周期 / DnaAタンパク質 / 大腸菌 / DNAポリメラーゼ (他13件)
【概要】多剤耐性菌の出現や、新興感染症が次々と発生するなど、新規抗菌剤への社会的需要は高い。DnaA蛋白質は細菌類に広く保存されており、染色体の複製に必須である。DnaA蛋白質(52kDa)のC末端10kDa断片に、この特異的DNA結合能が担われていて、ドメインIVと呼ばれる。DnaA機能阻害剤開発のため、本研究計画前半では、このドメインIV蛋白断片を用いて、活性スクリーニング系の開発、3次元構造解析をま...
❏複製開始蛋白DnaAのATP結合阻害を指標とした新規細菌感染症治療薬の開発(12557210)
【研究テーマ】生物系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】関水 和久 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 教授 (90126095)
【キーワード】DnaA蛋白 / 黄色ブドウ球菌 / ATP結合 / 塩基性リン脂質 / 酸性リン脂質 (他15件)
【概要】黄色ブドウ球菌は、ヒトの日和見感染症の原因菌である。研究者代表者らは、黄色ブドウ球菌のDNA複製開始蛋白DnaAを標的とした抗菌剤開発を指向し、DnaA蛋白の生化学的解析に着手した。大腸菌DnaA蛋白の研究からDnaA蛋白のATP結合型は複製開始活性型で、ADP型は不活性型であることが分かっている。精製した黄色ブドウ球菌DnaA蛋白は、ATP、ADPに対しKd値としてそれぞれ1nM、5nMと高い親...
【医歯薬学】薬学:薬理学ATPを含む研究件
❏興奮性および抑制性アストロサイトの局在と産生機序解明(23300136)
【研究テーマ】神経化学・神経薬理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】池中 一裕 生理学研究所, 分子生理研究系, 教授 (00144527)
【キーワード】ATP / グルタミン酸 / イメージング / アストロサイト / 神経科学 (他7件)
【概要】我々のATPイメージングが海馬などのスライスでも可能であるかどうか検討した結果、海馬スライスのみならず、大脳皮質でもATP放出を観察することができた。この放出は領域特異的であり、アストロサイトがATPを放出し神経回路を制御していることを示唆した。また、チャンネルや開口放出の阻害剤を用いた薬理学実験の結果、どの薬剤を用いても放出イベント数は減少しなかったことから、この放出は薬理学的に多様なものである...
❏脊髄においてグルタミン酸作動性神経伝達の異常を惹起する因子の探索(23590113)
【研究テーマ】生物系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】鈴木 岳之 慶應義塾大学, 薬学部, 准教授 (90187740)
【キーワード】薬理学 / グルタミン酸 / 情報伝達 / 神経変性疾患 / 興奮毒性 (他10件)
【概要】神経炎症を惹起する細胞として、ミクログリアに焦点を当てた。In vitro条件下でミクログリアを活性化処理し、そこから放出される内因性因子を解析した。その結果、活性化ミクログリアよりグルタミン酸が放出され、神経毒性を示すことを明らかにし、この過程にATPが関与することも示した。このグルタミン酸の放出作用はグルタミン酸トランスポーター機能変動を介する作用であることを明らかにした。 また、疾病治療にリ...
【医歯薬学】看護学:イメージンクATPを含む研究件
❏アストロサイトにおける情報伝達物質放出制御機構の解析(24790207)
【研究テーマ】生理学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】坪井 貴司 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (80415231)
【キーワード】開口放出 / アストロサイト / 細胞内小器官 / イメージング / ATP
【概要】アストロサイトは、細胞内カルシウム濃度の上昇によってグリア情報伝達物質を放出する。様々なグリア情報伝達物質の中でもATPの放出量の低下は、適切な神経活動の抑制機能の低下を引き起こし、神経細胞の過剰な興奮を引き起こす。そこで本研究では、細胞内カルシウム濃度上昇依存的に起こるアストロサイトからのATP放出機構を明らかにすることを目的とした。解析の結果、アストロサイト内のリソソームやシナプス様小胞、そし...
❏興奮性および抑制性アストロサイトの局在と産生機序解明(23300136)
【研究テーマ】神経化学・神経薬理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】池中 一裕 生理学研究所, 分子生理研究系, 教授 (00144527)
【キーワード】ATP / グルタミン酸 / イメージング / アストロサイト / 神経科学 (他7件)
【概要】我々のATPイメージングが海馬などのスライスでも可能であるかどうか検討した結果、海馬スライスのみならず、大脳皮質でもATP放出を観察することができた。この放出は領域特異的であり、アストロサイトがATPを放出し神経回路を制御していることを示唆した。また、チャンネルや開口放出の阻害剤を用いた薬理学実験の結果、どの薬剤を用いても放出イベント数は減少しなかったことから、この放出は薬理学的に多様なものである...