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研究分野別サイレントキーワード
「植物ウイルス」サイレントキーワードを含む研究
【生物学】基礎生物学:RNAサイレンシング植物ウイルスを含む研究件
❏ウイルスに対する植物免疫応答の分子基盤(17H03770)
【研究テーマ】植物保護科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】山次 康幸 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40345187)
【キーワード】レクチン抵抗性 / 劣性抵抗性 / 植物ウイルス / 植物免疫 / RNAサイレンシング
【概要】植物免疫研究は食料増産に向けた重要研究領域であり、最初期過程である植物による病原体認識については重点的に解明されているが、植物免疫応答が最終的にどのように病原体に作用して感染を抑制するかについてはほとんど解明されていない。本研究ではウイルスに対する主要な植物免疫応答として代表者らが見出したレクチン抵抗性を対象とし、高度に制御されたin vitro実験系を採り入れ、ウイルス感染阻害の作用点を明らかに...
❏植物ウイルスに対するRNAサイレンシングと自然免疫応答のクロストーク(24688005)
【研究テーマ】植物病理学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】山次 康幸 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (40345187)
【キーワード】植物・病原体相互作用 / RNAサイレンシング / 自然免疫応答 / 植物ウイルス / 抵抗性
【概要】植物はウイルスの感染に対して、RNAサイレンシングならびに自然免疫応答という2つの防御メカニズムを備えている。RNAサイレンシングを抑制するRNAサイレンシングサプレッサーTGBp1の機能解析を行い、二本鎖RNA合成に関与するシロイヌナズナタンパク質SGS3およびRDR6と相互作用し、細胞内で凝集・不活化させることを示した。また、植物ウイルスに対する自然免疫応答遺伝子JAX1の機能解析を行い、関与...
❏RNAレベルでの遺伝子発現制御からみた植物の体制維持の理解(20370019)
【研究テーマ】植物分子生物・生理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】渡邊 雄一郎 (渡辺 雄一郎) 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (60183125)
【キーワード】植物分子機能 / 発現制御 / small RNA / RNAサイレンシング / 植物ウイルス (他21件)
【概要】植物の発生、環境応答に大きな寄与が示されている小分子RNAの機能発現を、関与するタンパク質性因子に注目した形で発現部位、局在、相互作用、動きについての解析をおこなった。miRNA,siRNAさらに植物固有に見られるtasiRNAの生合成、機能発現部位についての基本情報を得ること、さらに今後につながる研究材料の構築をすることができた。細胞質に小分子RNAによる機能発現の場として、Processing...
【農学】生産環境農学:宿主タンパク質植物ウイルスを含む研究件
❏植物ウイルスのゲノム複製装置の分子解剖と無細胞ウイルス複製系の開発に関する研究(13854004)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2001 - 2005
【研究代表者】日比 忠明 玉川大学, 学術研究所, 教授 (50261954)
【キーワード】植物ウイルス / RNA複製 / DNA複製 / 宿主タンパク質 / TMV (他11件)
【概要】本研究では、無細胞ウイルス複製系の樹立を目指して、ウイルスゲノムの構造がそれぞれ互いに大きく異なる5種の植物ウイルスについて、それらのゲノム複製装置に関する分子解剖学的解析を行う。 1.TMVのゲノム複製装置の分子解剖:タバコモザイクウイルス(TMV)RNA複製酵素(RdRp)には、宿主植物のプロテインキナーゼ(NtPERK1),プロテインホスファターゼ2C(NtPP2C-2)、アルギニンデカルボ...
❏植物ウイルスRNA複製酵素の構造と機能の解析ならびにその抵抗性育種への応用(10356002)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】日比 忠明 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (50261954)
【キーワード】植物ウイルス / RNA複製酵素 / 宿主タンパク質 / TMV / CMV (他10件)
【概要】1.タバコモザイクウイルス(TMV)感染タバコ葉の抽出液から、TMV183Kタンパク質のRNAポリメレースドメインに対する抗体を用いたアフィニティークロマトグラフィーによって、特異的活性を有するTMV RNA複製酵素(ホロ酵素)を精製し、本酵素のアポ酵素は126Kタンパク質と183Kダンパク質とのヘテロダイマーであると推定した。一方、酵母two-hybrid法によりタバコから本酵素のヘリケースドメ...
【農学】生産環境農学:細胞間移行植物ウイルスを含む研究件
❏ウイルス細胞移行にかかわる複合体VMCの分子解析(16380032)
【研究テーマ】植物病理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】渡辺 雄一郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60183125)
【キーワード】植物ウイルス / タバコモザイクウイルス / 細胞間移行 / GFP / リアルタイム (他9件)
【概要】私は、1980年代半ばからタバコモザイクウイルス(TMV)をもちいた研究を始め、移行タンパク質(MP)の機能解析等を手がけてきた。2000年以降、緑色蛍光タンパク質をもちいて、実際にこのウイルスが植物体で隣の細胞へと移行する様子をとらえる事にチャレンジした。2004年、当研究室において、TMVが最初の感染細胞から隣の細胞へとまさに移行する瞬間をとらえる事に成功した。本基盤研究の支援をうけて、平成1...
❏原形質連絡においてウイルスの細胞間転移を促進する30Kタンパク質のリン酸化の解析(04680260)
【研究テーマ】分子遺伝学・分子生理学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1992 - 1993
【研究代表者】渡辺 雄一郎 帝京大学, 理工学部, 助教授 (60183125)
【キーワード】タバコモザイクウイルス / 植物ウイルス / リン酸化 / 細胞間移行 / 原形質連絡 (他7件)
【概要】本研究でタバコモザイクウイルス(TMV)を材料にしてウイルスと植物の相互作用を原形質連絡との関連で解析を行っている。TMVに限らず植物ウイルスが細胞間の移行をする場は原形質連絡である。そして細胞間移行する過程にはこのウイルスがコードする30kD蛋白質が機能している。実際、30kD蛋白質は原形質連絡に局在すること、その前に細胞質で合成されて細胞質で形成する構造を免疫電子顕微鏡観察によって明らかとした...
【農学】生産環境農学:CMV植物ウイルスを含む研究件
❏植物ウイルスRNA複製酵素の構造と機能の解析ならびにその抵抗性育種への応用(10356002)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】日比 忠明 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (50261954)
【キーワード】植物ウイルス / RNA複製酵素 / 宿主タンパク質 / TMV / CMV (他10件)
【概要】1.タバコモザイクウイルス(TMV)感染タバコ葉の抽出液から、TMV183Kタンパク質のRNAポリメレースドメインに対する抗体を用いたアフィニティークロマトグラフィーによって、特異的活性を有するTMV RNA複製酵素(ホロ酵素)を精製し、本酵素のアポ酵素は126Kタンパク質と183Kダンパク質とのヘテロダイマーであると推定した。一方、酵母two-hybrid法によりタバコから本酵素のヘリケースドメ...
❏植物ウイルスの病原性の分子機構(08306003)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】古澤 巌 京都大学, 農学研究科, 教授 (10026594)
【キーワード】CaMV / TMV / CMV / PVX / ToMV (他16件)
【概要】植物ウイルスのゲノム複製に関していろいろなウイルスを用いて総合的に研究を行った。Cauliflower mosaic virus(CaMV)の遺伝子産物を経時的に調べ、それぞれの遺伝子が別個に発現制御されていることが分かった。また、遺伝子産物のあるものはモノシストロニックmRNAから、また、あるものはポリシストロニックなmRNAから合成されていることが示唆され、ウイルスの複製の過程でCaMV特有の...
【農学】生産環境農学:タバコモザイクウイルス植物ウイルスを含む研究件
❏ウイルス細胞移行にかかわる複合体VMCの分子解析(16380032)
【研究テーマ】植物病理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】渡辺 雄一郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60183125)
【キーワード】植物ウイルス / タバコモザイクウイルス / 細胞間移行 / GFP / リアルタイム (他9件)
【概要】私は、1980年代半ばからタバコモザイクウイルス(TMV)をもちいた研究を始め、移行タンパク質(MP)の機能解析等を手がけてきた。2000年以降、緑色蛍光タンパク質をもちいて、実際にこのウイルスが植物体で隣の細胞へと移行する様子をとらえる事にチャレンジした。2004年、当研究室において、TMVが最初の感染細胞から隣の細胞へとまさに移行する瞬間をとらえる事に成功した。本基盤研究の支援をうけて、平成1...
❏原形質連絡においてウイルスの細胞間転移を促進する30Kタンパク質のリン酸化の解析(04680260)
【研究テーマ】分子遺伝学・分子生理学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1992 - 1993
【研究代表者】渡辺 雄一郎 帝京大学, 理工学部, 助教授 (60183125)
【キーワード】タバコモザイクウイルス / 植物ウイルス / リン酸化 / 細胞間移行 / 原形質連絡 (他7件)
【概要】本研究でタバコモザイクウイルス(TMV)を材料にしてウイルスと植物の相互作用を原形質連絡との関連で解析を行っている。TMVに限らず植物ウイルスが細胞間の移行をする場は原形質連絡である。そして細胞間移行する過程にはこのウイルスがコードする30kD蛋白質が機能している。実際、30kD蛋白質は原形質連絡に局在すること、その前に細胞質で合成されて細胞質で形成する構造を免疫電子顕微鏡観察によって明らかとした...
【農学】生産環境農学:PVX植物ウイルスを含む研究件
❏植物ウイルスのゲノム複製装置の分子解剖と無細胞ウイルス複製系の開発に関する研究(13854004)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2001 - 2005
【研究代表者】日比 忠明 玉川大学, 学術研究所, 教授 (50261954)
【キーワード】植物ウイルス / RNA複製 / DNA複製 / 宿主タンパク質 / TMV (他11件)
【概要】本研究では、無細胞ウイルス複製系の樹立を目指して、ウイルスゲノムの構造がそれぞれ互いに大きく異なる5種の植物ウイルスについて、それらのゲノム複製装置に関する分子解剖学的解析を行う。 1.TMVのゲノム複製装置の分子解剖:タバコモザイクウイルス(TMV)RNA複製酵素(RdRp)には、宿主植物のプロテインキナーゼ(NtPERK1),プロテインホスファターゼ2C(NtPP2C-2)、アルギニンデカルボ...
❏植物ウイルスの病原性の分子機構(08306003)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】古澤 巌 京都大学, 農学研究科, 教授 (10026594)
【キーワード】CaMV / TMV / CMV / PVX / ToMV (他16件)
【概要】植物ウイルスのゲノム複製に関していろいろなウイルスを用いて総合的に研究を行った。Cauliflower mosaic virus(CaMV)の遺伝子産物を経時的に調べ、それぞれの遺伝子が別個に発現制御されていることが分かった。また、遺伝子産物のあるものはモノシストロニックmRNAから、また、あるものはポリシストロニックなmRNAから合成されていることが示唆され、ウイルスの複製の過程でCaMV特有の...
【農学】生産環境農学:RNA複製酵素植物ウイルスを含む研究件
❏植物ウイルスRNA複製酵素の構造と機能の解析ならびにその抵抗性育種への応用(10356002)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】日比 忠明 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (50261954)
【キーワード】植物ウイルス / RNA複製酵素 / 宿主タンパク質 / TMV / CMV (他10件)
【概要】1.タバコモザイクウイルス(TMV)感染タバコ葉の抽出液から、TMV183Kタンパク質のRNAポリメレースドメインに対する抗体を用いたアフィニティークロマトグラフィーによって、特異的活性を有するTMV RNA複製酵素(ホロ酵素)を精製し、本酵素のアポ酵素は126Kタンパク質と183Kダンパク質とのヘテロダイマーであると推定した。一方、酵母two-hybrid法によりタバコから本酵素のヘリケースドメ...
❏植物ウイルスの病原性の分子機構(08306003)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】古澤 巌 京都大学, 農学研究科, 教授 (10026594)
【キーワード】CaMV / TMV / CMV / PVX / ToMV (他16件)
【概要】植物ウイルスのゲノム複製に関していろいろなウイルスを用いて総合的に研究を行った。Cauliflower mosaic virus(CaMV)の遺伝子産物を経時的に調べ、それぞれの遺伝子が別個に発現制御されていることが分かった。また、遺伝子産物のあるものはモノシストロニックmRNAから、また、あるものはポリシストロニックなmRNAから合成されていることが示唆され、ウイルスの複製の過程でCaMV特有の...
【農学】生産環境農学:SBWMV植物ウイルスを含む研究件
❏植物ウイルスのゲノム複製装置の分子解剖と無細胞ウイルス複製系の開発に関する研究(13854004)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2001 - 2005
【研究代表者】日比 忠明 玉川大学, 学術研究所, 教授 (50261954)
【キーワード】植物ウイルス / RNA複製 / DNA複製 / 宿主タンパク質 / TMV (他11件)
【概要】本研究では、無細胞ウイルス複製系の樹立を目指して、ウイルスゲノムの構造がそれぞれ互いに大きく異なる5種の植物ウイルスについて、それらのゲノム複製装置に関する分子解剖学的解析を行う。 1.TMVのゲノム複製装置の分子解剖:タバコモザイクウイルス(TMV)RNA複製酵素(RdRp)には、宿主植物のプロテインキナーゼ(NtPERK1),プロテインホスファターゼ2C(NtPP2C-2)、アルギニンデカルボ...
❏植物ウイルスRNA複製酵素の構造と機能の解析ならびにその抵抗性育種への応用(10356002)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】日比 忠明 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (50261954)
【キーワード】植物ウイルス / RNA複製酵素 / 宿主タンパク質 / TMV / CMV (他10件)
【概要】1.タバコモザイクウイルス(TMV)感染タバコ葉の抽出液から、TMV183Kタンパク質のRNAポリメレースドメインに対する抗体を用いたアフィニティークロマトグラフィーによって、特異的活性を有するTMV RNA複製酵素(ホロ酵素)を精製し、本酵素のアポ酵素は126Kタンパク質と183Kダンパク質とのヘテロダイマーであると推定した。一方、酵母two-hybrid法によりタバコから本酵素のヘリケースドメ...
【農学】生産環境農学:抵抗性遺伝子植物ウイルスを含む研究件
❏遺伝子情報を利用した次世代有用園芸作物開発スキームの確立(16K14848)
【研究テーマ】園芸科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山次 康幸 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40345187)
【キーワード】植物ウイルス / 抵抗性 / 園芸作物 / トマト / 抵抗性遺伝子 (他6件)
【概要】次世代育種技術を利用し、有用園芸作物を開発するためには、膨大な植物遺伝子機能情報をもとに、作物やその近縁種から有用遺伝子を同定する技術が求められるが、その効率的特定スキームは確立されていない。本研究ではモデル植物で得られた植物ウイルス抵抗性遺伝子の機能情報をもとに、作物種から植物ウイルスに対する抵抗性遺伝子を同定し、次世代育種技術を利用したウイルス抵抗性作物開発に向けた基盤知見を得た。この一連の研...
❏ナノ病原体の統合生物学 -宿主細胞内絶対寄生の複合生命体としての理解に向けて-(25221201)
【研究テーマ】植物保護科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2013-05-31 - 2018-03-31
【研究代表者】難波 成任 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任教授 (50189221)
【キーワード】ナノ病原体 / ファイトプラズマ / 植物ウイルス / 抵抗性遺伝子 / 阻害剤 (他8件)
【概要】本研究ではファイトプラズマと植物ウイルスをナノ病原体と総称し、主要な4つの研究テーマを通じてナノ病原体に関する研究を推進した。「抵抗性遺伝子・感受性遺伝子の同定と機能解析」において新規抵抗性遺伝子の同定と機能解明を果たした。「治療薬剤のスクリーニング」では阻害剤スクリーニング系を確立し、阻害剤を発見した。「病原性誘導メカニズムの解明」では新規病原性遺伝子の同定と機能解明を行った。「ナノ病原体の逆遺...
【農学】生産環境農学:キュウリモザイクウイルス植物ウイルスを含む研究件
❏植物ウイルスのモレキュラータクソノミーシステムの確立のための基盤的研究(05304013)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】難波 成任 東京大学, 農学部, 助教授 (50189221)
【キーワード】プラス鎖1本鎖RNAゲノム / モレキュラータクソノミーシステム / 分子分類 / Gpple stem grooving virus / Potato virus T (他14件)
【概要】プラス鎖の1本鎖RNAゲノムの長形ウイルスには棒状、ひも状の2種類があり、さらに理化学的性状、生物学的性状の違いにより、棒状ウイルスにはtobravirus、furovirus、tobamovirus group等が、ひも状ウイルスにはcarlavirus、potexvirus、capilovirus、potyvirus、closterovirus group等がある。後者のひも状ウイルスのうち、...
❏トランスジェニック植物のウイルス病に対する広域・抵抗性の発現機構に関する研究(04806007)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】難波 成任 東京大学, 農学部, 助教授 (50189221)
【キーワード】広域抵抗性 / N.benthamiana / N.tabacum / CP / トランスジェニック植物 (他20件)
【概要】近年の遺伝子工学的技術の急速な発展により、植物に各種の有用遺伝子を導入し、様々な形・色・香りを発現させ、品質を向上させることが可能となってきた。そして、今日最も実用的な研究の進んでいるものは植物ウイルス病抵抗性のトランスジェニック植物である。我々は外被タンパク質を導入したトランスジェニック植物が多くの異なった種類のウイルスに対して抵抗性を示す、いわゆる広域抵抗性を示すことを見いだした。即ち、CP発...
【農学】生産環境農学:TMV植物ウイルスを含む研究件
❏植物ウイルスのゲノム複製装置の分子解剖と無細胞ウイルス複製系の開発に関する研究(13854004)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2001 - 2005
【研究代表者】日比 忠明 玉川大学, 学術研究所, 教授 (50261954)
【キーワード】植物ウイルス / RNA複製 / DNA複製 / 宿主タンパク質 / TMV (他11件)
【概要】本研究では、無細胞ウイルス複製系の樹立を目指して、ウイルスゲノムの構造がそれぞれ互いに大きく異なる5種の植物ウイルスについて、それらのゲノム複製装置に関する分子解剖学的解析を行う。 1.TMVのゲノム複製装置の分子解剖:タバコモザイクウイルス(TMV)RNA複製酵素(RdRp)には、宿主植物のプロテインキナーゼ(NtPERK1),プロテインホスファターゼ2C(NtPP2C-2)、アルギニンデカルボ...
❏植物ウイルスRNA複製酵素の構造と機能の解析ならびにその抵抗性育種への応用(10356002)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】日比 忠明 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (50261954)
【キーワード】植物ウイルス / RNA複製酵素 / 宿主タンパク質 / TMV / CMV (他10件)
【概要】1.タバコモザイクウイルス(TMV)感染タバコ葉の抽出液から、TMV183Kタンパク質のRNAポリメレースドメインに対する抗体を用いたアフィニティークロマトグラフィーによって、特異的活性を有するTMV RNA複製酵素(ホロ酵素)を精製し、本酵素のアポ酵素は126Kタンパク質と183Kダンパク質とのヘテロダイマーであると推定した。一方、酵母two-hybrid法によりタバコから本酵素のヘリケースドメ...
❏植物ウイルスの病原性の分子機構(08306003)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】古澤 巌 京都大学, 農学研究科, 教授 (10026594)
【キーワード】CaMV / TMV / CMV / PVX / ToMV (他16件)
【概要】植物ウイルスのゲノム複製に関していろいろなウイルスを用いて総合的に研究を行った。Cauliflower mosaic virus(CaMV)の遺伝子産物を経時的に調べ、それぞれの遺伝子が別個に発現制御されていることが分かった。また、遺伝子産物のあるものはモノシストロニックmRNAから、また、あるものはポリシストロニックなmRNAから合成されていることが示唆され、ウイルスの複製の過程でCaMV特有の...
【農学】生産環境農学:ファイロジェン植物ウイルスを含む研究件
❏革新的遺伝子操作技術を利用した植物ウイルス宿主特異性の分子解体(21H04722)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2025-03-31
【研究代表者】山次 康幸 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40345187)
【キーワード】植物ウイルス / ファイトプラズマ / 宿主特異性 / ファイロジェン
【概要】本研究では植物病原細菌ファイトプラズマのエフェクター機能の解明と、それを利用した革新的遺伝子操作技術の開発ならびに近年蓄積される植物ゲノム情報などを駆使して、植物ウイルスの宿主特異性メカニズムを感受性、抵抗性の両面から分子レベルで解体し、宿主特異性の全容解明を目指す。令和3年度は以下の研究を実施した。 1.ファイトプラズマの花葉化エフェクターファイロジェンの機能解析 ファイロジェンは植物の花を葉に...
❏ナノ病原体の統合生物学 -宿主細胞内絶対寄生の複合生命体としての理解に向けて-(25221201)
【研究テーマ】植物保護科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2013-05-31 - 2018-03-31
【研究代表者】難波 成任 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任教授 (50189221)
【キーワード】ナノ病原体 / ファイトプラズマ / 植物ウイルス / 抵抗性遺伝子 / 阻害剤 (他8件)
【概要】本研究ではファイトプラズマと植物ウイルスをナノ病原体と総称し、主要な4つの研究テーマを通じてナノ病原体に関する研究を推進した。「抵抗性遺伝子・感受性遺伝子の同定と機能解析」において新規抵抗性遺伝子の同定と機能解明を果たした。「治療薬剤のスクリーニング」では阻害剤スクリーニング系を確立し、阻害剤を発見した。「病原性誘導メカニズムの解明」では新規病原性遺伝子の同定と機能解明を行った。「ナノ病原体の逆遺...
【農学】生産環境農学:植物免疫植物ウイルスを含む研究件
❏ウイルスに対する植物免疫応答の分子基盤(17H03770)
【研究テーマ】植物保護科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】山次 康幸 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40345187)
【キーワード】レクチン抵抗性 / 劣性抵抗性 / 植物ウイルス / 植物免疫 / RNAサイレンシング
【概要】植物免疫研究は食料増産に向けた重要研究領域であり、最初期過程である植物による病原体認識については重点的に解明されているが、植物免疫応答が最終的にどのように病原体に作用して感染を抑制するかについてはほとんど解明されていない。本研究ではウイルスに対する主要な植物免疫応答として代表者らが見出したレクチン抵抗性を対象とし、高度に制御されたin vitro実験系を採り入れ、ウイルス感染阻害の作用点を明らかに...
❏ウイルス細胞移行にかかわる複合体VMCの分子解析(16380032)
【研究テーマ】植物病理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】渡辺 雄一郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60183125)
【キーワード】植物ウイルス / タバコモザイクウイルス / 細胞間移行 / GFP / リアルタイム (他9件)
【概要】私は、1980年代半ばからタバコモザイクウイルス(TMV)をもちいた研究を始め、移行タンパク質(MP)の機能解析等を手がけてきた。2000年以降、緑色蛍光タンパク質をもちいて、実際にこのウイルスが植物体で隣の細胞へと移行する様子をとらえる事にチャレンジした。2004年、当研究室において、TMVが最初の感染細胞から隣の細胞へとまさに移行する瞬間をとらえる事に成功した。本基盤研究の支援をうけて、平成1...
【農学】境界農学:ファイトプラズマ植物ウイルスを含む研究件
❏革新的遺伝子操作技術を利用した植物ウイルス宿主特異性の分子解体(21H04722)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2025-03-31
【研究代表者】山次 康幸 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40345187)
【キーワード】植物ウイルス / ファイトプラズマ / 宿主特異性 / ファイロジェン
【概要】本研究では植物病原細菌ファイトプラズマのエフェクター機能の解明と、それを利用した革新的遺伝子操作技術の開発ならびに近年蓄積される植物ゲノム情報などを駆使して、植物ウイルスの宿主特異性メカニズムを感受性、抵抗性の両面から分子レベルで解体し、宿主特異性の全容解明を目指す。令和3年度は以下の研究を実施した。 1.ファイトプラズマの花葉化エフェクターファイロジェンの機能解析 ファイロジェンは植物の花を葉に...
❏ナノ病原体の統合生物学 -宿主細胞内絶対寄生の複合生命体としての理解に向けて-(25221201)
【研究テーマ】植物保護科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2013-05-31 - 2018-03-31
【研究代表者】難波 成任 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任教授 (50189221)
【キーワード】ナノ病原体 / ファイトプラズマ / 植物ウイルス / 抵抗性遺伝子 / 阻害剤 (他8件)
【概要】本研究ではファイトプラズマと植物ウイルスをナノ病原体と総称し、主要な4つの研究テーマを通じてナノ病原体に関する研究を推進した。「抵抗性遺伝子・感受性遺伝子の同定と機能解析」において新規抵抗性遺伝子の同定と機能解明を果たした。「治療薬剤のスクリーニング」では阻害剤スクリーニング系を確立し、阻害剤を発見した。「病原性誘導メカニズムの解明」では新規病原性遺伝子の同定と機能解明を行った。「ナノ病原体の逆遺...
【農学】動物生命科学:宿主因子植物ウイルスを含む研究件
❏植物ウイルスのゲノム複製装置の分子解剖と無細胞ウイルス複製系の開発に関する研究(13854004)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2001 - 2005
【研究代表者】日比 忠明 玉川大学, 学術研究所, 教授 (50261954)
【キーワード】植物ウイルス / RNA複製 / DNA複製 / 宿主タンパク質 / TMV (他11件)
【概要】本研究では、無細胞ウイルス複製系の樹立を目指して、ウイルスゲノムの構造がそれぞれ互いに大きく異なる5種の植物ウイルスについて、それらのゲノム複製装置に関する分子解剖学的解析を行う。 1.TMVのゲノム複製装置の分子解剖:タバコモザイクウイルス(TMV)RNA複製酵素(RdRp)には、宿主植物のプロテインキナーゼ(NtPERK1),プロテインホスファターゼ2C(NtPP2C-2)、アルギニンデカルボ...
❏植物ウイルスRNA複製酵素の構造と機能の解析ならびにその抵抗性育種への応用(10356002)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】日比 忠明 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (50261954)
【キーワード】植物ウイルス / RNA複製酵素 / 宿主タンパク質 / TMV / CMV (他10件)
【概要】1.タバコモザイクウイルス(TMV)感染タバコ葉の抽出液から、TMV183Kタンパク質のRNAポリメレースドメインに対する抗体を用いたアフィニティークロマトグラフィーによって、特異的活性を有するTMV RNA複製酵素(ホロ酵素)を精製し、本酵素のアポ酵素は126Kタンパク質と183Kダンパク質とのヘテロダイマーであると推定した。一方、酵母two-hybrid法によりタバコから本酵素のヘリケースドメ...
❏植物ウイルスの病原性の分子機構(08306003)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】古澤 巌 京都大学, 農学研究科, 教授 (10026594)
【キーワード】CaMV / TMV / CMV / PVX / ToMV (他16件)
【概要】植物ウイルスのゲノム複製に関していろいろなウイルスを用いて総合的に研究を行った。Cauliflower mosaic virus(CaMV)の遺伝子産物を経時的に調べ、それぞれの遺伝子が別個に発現制御されていることが分かった。また、遺伝子産物のあるものはモノシストロニックmRNAから、また、あるものはポリシストロニックなmRNAから合成されていることが示唆され、ウイルスの複製の過程でCaMV特有の...
【農学】森林圏科学:病原性植物ウイルスを含む研究件
❏弱毒ウイルスの遺伝子解析,転写系による遺伝子保存,および弱毒化と検定法の確立(09556009)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】夏秋 知英 宇都宮大学, 農学部, 教授 (10134264)
【キーワード】植物ウイルス / 弱毒ウイルス / 遺伝子解析 / 干渉効果 / 病原性
【概要】本研究は,遺伝子工学的手法を用いて現在までに作成された弱毒ウイルスの遺伝子解析と弱毒化をもたらす塩基配列部位の決定,転写系による弱毒ウイルスの遺伝子保存と安定供給の確立,転写系を応用した人工的弱毒ウイルスの作成と強毒ウイルスに対する干渉効果の検定,および旧来の方法による弱毒ウイルスの作成を行うなかでウイルスの迅速弱毒化と早期検定法の確立を目標として実施された。その結果, 1)キュウリモザイクウイル...
❏植物ウイルスの病原性の分子機構(08306003)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】古澤 巌 京都大学, 農学研究科, 教授 (10026594)
【キーワード】CaMV / TMV / CMV / PVX / ToMV (他16件)
【概要】植物ウイルスのゲノム複製に関していろいろなウイルスを用いて総合的に研究を行った。Cauliflower mosaic virus(CaMV)の遺伝子産物を経時的に調べ、それぞれの遺伝子が別個に発現制御されていることが分かった。また、遺伝子産物のあるものはモノシストロニックmRNAから、また、あるものはポリシストロニックなmRNAから合成されていることが示唆され、ウイルスの複製の過程でCaMV特有の...
【農学】森林圏科学:抵抗性植物ウイルスを含む研究件
❏遺伝子情報を利用した次世代有用園芸作物開発スキームの確立(16K14848)
【研究テーマ】園芸科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山次 康幸 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40345187)
【キーワード】植物ウイルス / 抵抗性 / 園芸作物 / トマト / 抵抗性遺伝子 (他6件)
【概要】次世代育種技術を利用し、有用園芸作物を開発するためには、膨大な植物遺伝子機能情報をもとに、作物やその近縁種から有用遺伝子を同定する技術が求められるが、その効率的特定スキームは確立されていない。本研究ではモデル植物で得られた植物ウイルス抵抗性遺伝子の機能情報をもとに、作物種から植物ウイルスに対する抵抗性遺伝子を同定し、次世代育種技術を利用したウイルス抵抗性作物開発に向けた基盤知見を得た。この一連の研...
❏植物ウイルスに対するRNAサイレンシングと自然免疫応答のクロストーク(24688005)
【研究テーマ】植物病理学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】山次 康幸 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (40345187)
【キーワード】植物・病原体相互作用 / RNAサイレンシング / 自然免疫応答 / 植物ウイルス / 抵抗性
【概要】植物はウイルスの感染に対して、RNAサイレンシングならびに自然免疫応答という2つの防御メカニズムを備えている。RNAサイレンシングを抑制するRNAサイレンシングサプレッサーTGBp1の機能解析を行い、二本鎖RNA合成に関与するシロイヌナズナタンパク質SGS3およびRDR6と相互作用し、細胞内で凝集・不活化させることを示した。また、植物ウイルスに対する自然免疫応答遺伝子JAX1の機能解析を行い、関与...
❏トランスジェニック植物のウイルス病に対する広域・抵抗性の発現機構に関する研究(04806007)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】難波 成任 東京大学, 農学部, 助教授 (50189221)
【キーワード】広域抵抗性 / N.benthamiana / N.tabacum / CP / トランスジェニック植物 (他20件)
【概要】近年の遺伝子工学的技術の急速な発展により、植物に各種の有用遺伝子を導入し、様々な形・色・香りを発現させ、品質を向上させることが可能となってきた。そして、今日最も実用的な研究の進んでいるものは植物ウイルス病抵抗性のトランスジェニック植物である。我々は外被タンパク質を導入したトランスジェニック植物が多くの異なった種類のウイルスに対して抵抗性を示す、いわゆる広域抵抗性を示すことを見いだした。即ち、CP発...
【農学】水圏応用科学:宿主特異性植物ウイルスを含む研究件
❏革新的遺伝子操作技術を利用した植物ウイルス宿主特異性の分子解体(21H04722)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2025-03-31
【研究代表者】山次 康幸 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40345187)
【キーワード】植物ウイルス / ファイトプラズマ / 宿主特異性 / ファイロジェン
【概要】本研究では植物病原細菌ファイトプラズマのエフェクター機能の解明と、それを利用した革新的遺伝子操作技術の開発ならびに近年蓄積される植物ゲノム情報などを駆使して、植物ウイルスの宿主特異性メカニズムを感受性、抵抗性の両面から分子レベルで解体し、宿主特異性の全容解明を目指す。令和3年度は以下の研究を実施した。 1.ファイトプラズマの花葉化エフェクターファイロジェンの機能解析 ファイロジェンは植物の花を葉に...
❏植物ウイルスの病原性の分子機構(08306003)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】古澤 巌 京都大学, 農学研究科, 教授 (10026594)
【キーワード】CaMV / TMV / CMV / PVX / ToMV (他16件)
【概要】植物ウイルスのゲノム複製に関していろいろなウイルスを用いて総合的に研究を行った。Cauliflower mosaic virus(CaMV)の遺伝子産物を経時的に調べ、それぞれの遺伝子が別個に発現制御されていることが分かった。また、遺伝子産物のあるものはモノシストロニックmRNAから、また、あるものはポリシストロニックなmRNAから合成されていることが示唆され、ウイルスの複製の過程でCaMV特有の...
❏原形質連絡においてウイルスの細胞間転移を促進する30Kタンパク質のリン酸化の解析(04680260)
【研究テーマ】分子遺伝学・分子生理学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1992 - 1993
【研究代表者】渡辺 雄一郎 帝京大学, 理工学部, 助教授 (60183125)
【キーワード】タバコモザイクウイルス / 植物ウイルス / リン酸化 / 細胞間移行 / 原形質連絡 (他7件)
【概要】本研究でタバコモザイクウイルス(TMV)を材料にしてウイルスと植物の相互作用を原形質連絡との関連で解析を行っている。TMVに限らず植物ウイルスが細胞間の移行をする場は原形質連絡である。そして細胞間移行する過程にはこのウイルスがコードする30kD蛋白質が機能している。実際、30kD蛋白質は原形質連絡に局在すること、その前に細胞質で合成されて細胞質で形成する構造を免疫電子顕微鏡観察によって明らかとした...
【医歯薬学】外科系臨床医学:遺伝子解析植物ウイルスを含む研究件
❏弱毒ウイルスの遺伝子解析,転写系による遺伝子保存,および弱毒化と検定法の確立(09556009)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】夏秋 知英 宇都宮大学, 農学部, 教授 (10134264)
【キーワード】植物ウイルス / 弱毒ウイルス / 遺伝子解析 / 干渉効果 / 病原性
【概要】本研究は,遺伝子工学的手法を用いて現在までに作成された弱毒ウイルスの遺伝子解析と弱毒化をもたらす塩基配列部位の決定,転写系による弱毒ウイルスの遺伝子保存と安定供給の確立,転写系を応用した人工的弱毒ウイルスの作成と強毒ウイルスに対する干渉効果の検定,および旧来の方法による弱毒ウイルスの作成を行うなかでウイルスの迅速弱毒化と早期検定法の確立を目標として実施された。その結果, 1)キュウリモザイクウイル...
❏植物ウイルスのモレキュラータクソノミーシステムの確立のための基盤的研究(05304013)
【研究テーマ】植物保護
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】難波 成任 東京大学, 農学部, 助教授 (50189221)
【キーワード】プラス鎖1本鎖RNAゲノム / モレキュラータクソノミーシステム / 分子分類 / Gpple stem grooving virus / Potato virus T (他14件)
【概要】プラス鎖の1本鎖RNAゲノムの長形ウイルスには棒状、ひも状の2種類があり、さらに理化学的性状、生物学的性状の違いにより、棒状ウイルスにはtobravirus、furovirus、tobamovirus group等が、ひも状ウイルスにはcarlavirus、potexvirus、capilovirus、potyvirus、closterovirus group等がある。後者のひも状ウイルスのうち、...