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研究分野別サイレントキーワード
「台風」サイレントキーワードを含む研究
【複合領域】社会・安全システム科学:災害ハザード台風を含む研究件
❏メガストームに係る災害ハザードの近未来予測研究(20H00289)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】川村 隆一 九州大学, 理学研究院, 教授 (30303209)
【キーワード】災害ハザード / メガストーム / 近未来予測 / 台風 / 爆弾低気圧
【概要】(1)初期値化を施した将来予測データから日本付近の冬季気候について十年規模変化傾向の不確実性・予測可能性を評価するとともに、大規模アンサンブルデータを用いて過去の夏季気候について潜在的極端降水や背景場の十年規模変調と要因分析を実施した。 (2)近年の南岸低気圧の北進傾向に伴う北海道の暴風雪の頻発について、その傾向が持続している可能性を示した。また、極端現象による災害事例として2021年1月の豪雪に...
❏激甚化する台風・爆弾低気圧起源の災害ハザード予測研究(16H01846)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川村 隆一 九州大学, 理学研究院, 教授 (30303209)
【キーワード】気象災害 / 海象災害 / 台風 / 爆弾低気圧 / 災害ハザード
【概要】九州広域高密度風観測システム及び最新の数値予報技術(超高解像度数値モデル、アンサンブル予測、ダウンスケーリング、ラージ・エディ・シミュレーション(LES)を利用して、(1) 台風ならびに爆弾低気圧の発達に係る新しいフィードバック仮説の提唱及び検証、(2) 近年の北海道の暴風雪の要因である南岸低気圧の北進メカニズムの提示、(3) 爆弾低気圧発達予測バイアスの長期変化とその要因、(4) LESモデルに...
【環境学】環境保全学:爆弾低気圧台風を含む研究件
❏メガストームに係る災害ハザードの近未来予測研究(20H00289)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】川村 隆一 九州大学, 理学研究院, 教授 (30303209)
【キーワード】災害ハザード / メガストーム / 近未来予測 / 台風 / 爆弾低気圧
【概要】(1)初期値化を施した将来予測データから日本付近の冬季気候について十年規模変化傾向の不確実性・予測可能性を評価するとともに、大規模アンサンブルデータを用いて過去の夏季気候について潜在的極端降水や背景場の十年規模変調と要因分析を実施した。 (2)近年の南岸低気圧の北進傾向に伴う北海道の暴風雪の頻発について、その傾向が持続している可能性を示した。また、極端現象による災害事例として2021年1月の豪雪に...
❏激甚化する台風・爆弾低気圧起源の災害ハザード予測研究(16H01846)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】川村 隆一 九州大学, 理学研究院, 教授 (30303209)
【キーワード】気象災害 / 海象災害 / 台風 / 爆弾低気圧 / 災害ハザード
【概要】九州広域高密度風観測システム及び最新の数値予報技術(超高解像度数値モデル、アンサンブル予測、ダウンスケーリング、ラージ・エディ・シミュレーション(LES)を利用して、(1) 台風ならびに爆弾低気圧の発達に係る新しいフィードバック仮説の提唱及び検証、(2) 近年の北海道の暴風雪の要因である南岸低気圧の北進メカニズムの提示、(3) 爆弾低気圧発達予測バイアスの長期変化とその要因、(4) LESモデルに...
【数物系科学】地球惑星科学:海面水温台風を含む研究件
❏地球温暖化予測の高精度化に向けた海洋混合層モデルの開発(23654165)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】日比谷 紀之 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80192714)
【キーワード】海洋混合層モデル / 乱流クロージャーモデル / 乱流パラメタリゼーション / Large Eddy Simulation / 風応力 (他13件)
【概要】Large Eddy Simulationモデルを用いて海洋表層における乱流過程を数値的に再現し、その結果を現場観測と等価なものと見なすことで、従来の海洋混合層モデル (Mellor-Yamadaモデル) における乱流スキームを検証した。大気境界層における先行研究を参考に、モデル内の乱流長さスケールおよび安定関数の定式化を修正したところ、水温構造の再現性が著しく向上した。さらに、この改良されたモデ...
❏熱帯低気圧のライフサイクルに伴う不確定性に関する研究(20540434)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】榎本 剛 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球シミュレータセンター, チームリーダー (10358765)
【キーワード】熱帯低気圧 / 台風 / 竜巻 / 海面水温偏差 / 大気大循環モデル (他16件)
【概要】熱帯低気圧の不確定性に関し、アンサンブル解析スプレッドの大きな領域が数日後の台風発生の予兆を示すことを明らかにした。次に、100 km程度の解像度でも、台風中心付近の観測データを有効に取り込む手法を開発した。また、海面水温偏差の有無が台風の再現性に与える影響についてアンサンブル予測実験を行い、台風に伴う対流性降水を再現するためには、高解像度海面水温データセットが重要であること明らかにした。 ...
【数物系科学】地球惑星科学:竜巻台風を含む研究件
❏竜巻等突風現象を生ずる低気圧の内部構造と力学(24244074)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】新野 宏 東京大学, 大気海洋研究所, 客員教授 (90272525)
【キーワード】竜巻 / スーパーセル / 温帯低気圧 / 熱帯低気圧 / 積乱雲 (他14件)
【概要】竜巻を生ずる温帯低気圧や熱帯低気圧の構造と環境場を解明すると共に、熱帯低気圧に伴う竜巻の可能性の評価には環境場の空気の連行を考慮した対流有効位置エネルギーが有効であることを見出した。また、稠密な地上観測網やドップラーレーダー観測網等のデータの同化により、竜巻を生ずるスーパーセルの下層メソサイクロン(LMC)の位置の予測の改善が可能であり、竜巻の強度はLMCの鉛直渦度や下層の相対湿度と相関が良いこと...
❏熱帯低気圧のライフサイクルに伴う不確定性に関する研究(20540434)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】榎本 剛 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球シミュレータセンター, チームリーダー (10358765)
【キーワード】熱帯低気圧 / 台風 / 竜巻 / 海面水温偏差 / 大気大循環モデル (他16件)
【概要】熱帯低気圧の不確定性に関し、アンサンブル解析スプレッドの大きな領域が数日後の台風発生の予兆を示すことを明らかにした。次に、100 km程度の解像度でも、台風中心付近の観測データを有効に取り込む手法を開発した。また、海面水温偏差の有無が台風の再現性に与える影響についてアンサンブル予測実験を行い、台風に伴う対流性降水を再現するためには、高解像度海面水温データセットが重要であること明らかにした。 ...
【数物系科学】地球惑星科学:突風台風を含む研究件
❏竜巻等突風現象を生ずる低気圧の内部構造と力学(24244074)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】新野 宏 東京大学, 大気海洋研究所, 客員教授 (90272525)
【キーワード】竜巻 / スーパーセル / 温帯低気圧 / 熱帯低気圧 / 積乱雲 (他14件)
【概要】竜巻を生ずる温帯低気圧や熱帯低気圧の構造と環境場を解明すると共に、熱帯低気圧に伴う竜巻の可能性の評価には環境場の空気の連行を考慮した対流有効位置エネルギーが有効であることを見出した。また、稠密な地上観測網やドップラーレーダー観測網等のデータの同化により、竜巻を生ずるスーパーセルの下層メソサイクロン(LMC)の位置の予測の改善が可能であり、竜巻の強度はLMCの鉛直渦度や下層の相対湿度と相関が良いこと...
❏メソ気象モデル・マイクロLESモデルの融合解析による強風の実勢推定と被災機構解明(17360266)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】田村 哲郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (90251660)
【キーワード】Large eddy simulation / メソ気象モデル / 融合解析 / 被災機構 / 強風予測 (他10件)
【概要】日本近海の海水温の上昇に伴い、勢力の衰えない台風が我が国に数多く来襲している。その際、極端に高風速の風が生じ、比較的新しく耐風設計された建築物でさえ、屋根破損などを被っている。建築物が実際に存在する人間の生活圏の高さ100m程度までの範囲での強風の実勢がわかっていないことが原因である。本研究では、メソ気象モデルとマイクロLES モデルを、両者の特長を活かしながら融合し、地表近傍での強風に対して変動...
【数物系科学】地球惑星科学:気候台風を含む研究件
❏植民地期東南アジアにおける気候変動と社会変容―人文歴史気象学の創成(19H01322)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】太田 淳 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (50634375)
【キーワード】東南アジア / 植民地 / 気候 / 農業 / 治水 (他18件)
【概要】2020年度は海外調査に出ることができずデータの収集に大きな困難があったが、分担者は過去に集めたデータを分析するなどしてそれぞれ研究を進展させた。財城はジャワの日降水量データを分析して、1901-1916年における降雨パターンの季節的特徴を解析した。特に少雨年であった1905年において、既存の全球グリッドデータを使用して事例解析を行うとともに、同データの信頼性を検討した。赤坂は、マニラの気象観測資...
❏亜熱帯・中高緯度の気温構造の季節的遷移が大気循環・降水帯の形成と変動に果たす役割(25287120)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】中村 尚 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (10251406)
【キーワード】気候 / ジェット気流 / 梅雨前線 / 秋雨前線 / 冬季モンスーン (他8件)
【概要】冬季東アジアモンスーンを変動させる気圧の南北振動「西太平洋パターン」が特徴的な気温異常を持ち,西風ジェット気流に伴う南北気温差,並びにアジア大陸と太平洋との東西気温差を調整して自身の気温異常を効率的に維持できることを解明した.また,関東沖の東流する黒潮続流の変動に伴う水温変動が海上風の分布や冬季の雲・降水帯を変動させる傾向を発見した.さらに,南半球では暖流と寒流の境界である水温前線に沿って,移動性...
【数物系科学】地球惑星科学:潮汐台風を含む研究件
❏日本南岸流速極値推定のための高解像度海洋ダウンスケーリング(18K13933)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】小平 翼 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 助教 (60795459)
【キーワード】海洋ダウンスケーリング / 黒潮 / 潮流 / 伊豆諸島 / スペクトルナッジング (他16件)
【概要】日本南岸域には黒潮、潮流、台風等による吹送流といった海洋に強い流れを引き起こす因子が複数存在する。海洋再生可能エネルギーや海洋資源の利用を行うにあたり、このような強い流れを精度良く把握することは重要である。そこで、本研究では既存の海洋情報からさらに詳細な情報を得ることのできる力学的ダウンスケーリングに関して日本南岸域特に潮流が強いことで知られる伊豆諸島地域を対象としてその有用性を検証し、課題を抽出...
❏低頻度巨大高潮によるメコンデルタ都市の激甚水災害リスクの研究(26702009)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高木 泰士 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40619847)
【キーワード】開発途上国 / 台風 / 高潮 / メコンデルタ / 洪水 (他18件)
【概要】メコンデルタの都市は極めて低平な土地に発展しており,台風の発生は稀であるが,これまで想定されていない規模の高潮・洪水が発生した場合,人命や経済活動に多大な影響を及ぼす大災害が発生する可能性がある。本研究では,メコンデルタに適用可能な海洋・河川統合高潮モデルの開発を行い,海面上昇や地盤沈下の影響も反映して将来の洪水予測を行った。また,住民インタビューで台風の意識や知識について調査を行い,カントー市な...
【数物系科学】地球惑星科学:予測可能性台風を含む研究件
❏台風強度に関わる外的要因の診断のための数値的研究(25400461)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】沢田 雅洋 気象庁気象研究所, 台風研究部, 研究官 (90466524)
【キーワード】台風 / 防災 / 予測可能性 / 数値予報 / 最適化
【概要】台風強度に対する環境場の要因を診断するため、簡易軸対称台風強度予報モデルCHIPSを用いて、約2800事例の台風強度予報実験を行った。環境場は気象庁全球モデルGSMの予報値から作成した。同事例において、統計モデルおよびGSMによる予報値と比較すると、CHIPSの誤差が最も小さく、中心気圧の変化傾向を最もよく捉えていた。つまり、環境要因で台風強度変化を説明できることを示唆する。また感度実験を通して、...
❏熱帯低気圧のライフサイクルに伴う不確定性に関する研究(20540434)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】榎本 剛 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球シミュレータセンター, チームリーダー (10358765)
【キーワード】熱帯低気圧 / 台風 / 竜巻 / 海面水温偏差 / 大気大循環モデル (他16件)
【概要】熱帯低気圧の不確定性に関し、アンサンブル解析スプレッドの大きな領域が数日後の台風発生の予兆を示すことを明らかにした。次に、100 km程度の解像度でも、台風中心付近の観測データを有効に取り込む手法を開発した。また、海面水温偏差の有無が台風の再現性に与える影響についてアンサンブル予測実験を行い、台風に伴う対流性降水を再現するためには、高解像度海面水温データセットが重要であること明らかにした。 ...
【数物系科学】地球惑星科学:気候変動台風を含む研究件
❏植民地期東南アジアにおける気候変動と社会変容―人文歴史気象学の創成(19H01322)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】太田 淳 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (50634375)
【キーワード】東南アジア / 植民地 / 気候 / 農業 / 治水 (他18件)
【概要】2020年度は海外調査に出ることができずデータの収集に大きな困難があったが、分担者は過去に集めたデータを分析するなどしてそれぞれ研究を進展させた。財城はジャワの日降水量データを分析して、1901-1916年における降雨パターンの季節的特徴を解析した。特に少雨年であった1905年において、既存の全球グリッドデータを使用して事例解析を行うとともに、同データの信頼性を検討した。赤坂は、マニラの気象観測資...
❏強風下における砕波気液界面を通しての運動量およびスカラの輸送機構の実験的解明(25249013)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小森 悟 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60127082)
【キーワード】流体工学 / 輸送現象論 / 台風 / 気候変動 / 海洋工学
【概要】風波水槽実験により,高風速下においては気液界面を通しての熱および物質の輸送の風速依存性は通常の風速域と異なり,それらの輸送量が急増することを明らかにした.また、通常の風速域において,物質移動に及ぼす吹送距離の影響が小さいことを明らかにした.さらに,これらの運動量,熱,物質輸送実験を通して提案した運動量・熱輸送モデルを用いて,台風直下における運動量および熱の輸送量の推定を行い,これらの運動量・熱輸送...
【数物系科学】天文学:熱帯低気圧台風を含む研究件
❏台風の強度・構造に対するエアロゾルの影響(19K21053)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】宮本 佳明 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 講師 (90612185)
【キーワード】台風 / 熱帯低気圧 / エアロゾル
【概要】台風は中心付近で雲が形成されることで駆動する。そのため台風の強度や構造は雲の構造に依存する。雲粒が形成するためには凝結核(エアロゾル)が必須であり、その数濃度が変わると雲の構造が変わることが分かっている。本研究は、台風の強度・構造に対するエアロゾルの数の影響を明らかにする。そこで、流れ場とエアロゾル・雲過程を解く精緻な気象モデルを用いて、エアロゾルの数濃度を系統的に変えた実験を行なった。その結果、...
❏台風の発達・維持に関する新たなフィードバック仮説の構築と検証(15K13569)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】川村 隆一 九州大学, 理学研究院, 教授 (30303209)
【キーワード】台風 / 熱帯低気圧 / モンスーン / 水蒸気輸送 / 水蒸気コンベアベルト
【概要】巨視的描像の観点から台風の新しい概念モデルを構築するために、典型事例に注目して、台風強度と水蒸気コンベアベルト(MCB)の正のフィードバック過程(TC-MCBフィードバック)を調査した。高解像度の雲解像モデル等を用いて海面水温(SST)感度実験を実施し、ラグランジュ的診断手法等から潜熱解放に係る湿潤空気塊がどのようにMCBを経由して台風の内部コア領域に流入するのかを評価し、フィードバックが効率的に...
❏竜巻等突風現象を生ずる低気圧の内部構造と力学(24244074)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】新野 宏 東京大学, 大気海洋研究所, 客員教授 (90272525)
【キーワード】竜巻 / スーパーセル / 温帯低気圧 / 熱帯低気圧 / 積乱雲 (他14件)
【概要】竜巻を生ずる温帯低気圧や熱帯低気圧の構造と環境場を解明すると共に、熱帯低気圧に伴う竜巻の可能性の評価には環境場の空気の連行を考慮した対流有効位置エネルギーが有効であることを見出した。また、稠密な地上観測網やドップラーレーダー観測網等のデータの同化により、竜巻を生ずるスーパーセルの下層メソサイクロン(LMC)の位置の予測の改善が可能であり、竜巻の強度はLMCの鉛直渦度や下層の相対湿度と相関が良いこと...
【数物系科学】天文学:巨礫台風を含む研究件
❏巨礫分布特性にもとづく1万年スケールのスーパー台風評価についての国際共同研究(20KK0095)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2020-10-27 - 2025-03-31
【研究代表者】森 信人 京都大学, 防災研究所, 教授 (90371476)
【キーワード】巨礫 / 沿岸災害 / 波浪 / 台風
【概要】本研究では,過去数百~数千年間に海中から移動し,陸域に打ち上げられた巨礫の移動限界とその分布について,北西太平洋を対象に国際共同調査・モデル開発を実施する.このため,近年および記録のない過去イベントで発生した巨礫の大きさ,物性,年代および沿岸地形について計測し,巨礫群の詳細な特性を把握する.第2に,巨礫の分布特性を説明可能な巨礫移動モデルを国際共同開発する.第3に,近年移動した巨礫の調査結果を元に...
❏亜熱帯・中緯度帯における台風・津波による巨礫分布の歴史的評価(15H05220)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】森 信人 京都大学, 防災研究所, 准教授 (90371476)
【キーワード】自然現象観測・予測 / 台風 / 津波 / 巨礫 / 波浪 (他7件)
【概要】地震津波の発生海域は,熱帯~中緯度帯に存在する場合,熱帯低気圧の発生・発達域と重なる.巨礫の移動には津波と台風による高波の2つの自然現象が密接に関連していることが示唆されている. 本研究では,海中から移動し陸域に打ち上げられた巨礫の分布について,環太平洋およびカリブ海を中心に台風による巨礫の移動限界と分布位置の評価を行うものである.該当地域に現存する巨礫の大きさ,位置,物性および沿岸地形について広...
【工学】土木工学:複雑地形台風を含む研究件
❏山岳地帯における土木構造物の耐風安全性向上のための新しい強風予測システムの構築(13555125)
【研究テーマ】構造工学・地震工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】石原 孟 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (20323511)
【キーワード】台風シミュレーション / 天気図 / 台風データベース / 台風の確率モデル / 台風モデル (他15件)
【概要】本研究では,まず台風の性質を表す基本パラメータ(台風の移動方向,移動速度,中心気圧の低下量,最大旋衡風速半径,年平均上陸数など)に関する新しいデータベースを構築し,日本における台風の確率モデルを作成した。具体的には,まず台風気圧場同定の際には天気図の等圧線情報と気圧の地上観測データとを融合利用する手法を開発し,気圧場同定の成功率を従来の13%から66%へ向上させた。これにより,日本を含む極東アジア...
❏台風通過時の都市地域における建築構造物の強風危険度に関する即時対応型予測解析(08875102)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1996
【研究代表者】田村 哲郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 助教授 (90251660)
【キーワード】台風 / 都市強風災害 / リアルタイム予測 / 自動強風観測 / 強風危険度 (他8件)
【概要】巨大台風が都市地域に直撃することが予想される場合、時々刻々と示される台風の通路や爆風域の円から、我々がいる場合でこれから起こるであろう強風の具体的な状況はスケールが違い過ぎてなかなか捉えることはできない。しかし地形の微妙な変化の影響も含めて都市内外部での強風のレベルを迅速に予測できたとするならば、建築物などの構造的被害を最小に食い止めたり、あるいは住民に非難勧告を早期に出すなど防災上の急務の対策を...
【工学】土木工学:洪水台風を含む研究件
❏低頻度巨大高潮によるメコンデルタ都市の激甚水災害リスクの研究(26702009)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高木 泰士 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40619847)
【キーワード】開発途上国 / 台風 / 高潮 / メコンデルタ / 洪水 (他18件)
【概要】メコンデルタの都市は極めて低平な土地に発展しており,台風の発生は稀であるが,これまで想定されていない規模の高潮・洪水が発生した場合,人命や経済活動に多大な影響を及ぼす大災害が発生する可能性がある。本研究では,メコンデルタに適用可能な海洋・河川統合高潮モデルの開発を行い,海面上昇や地盤沈下の影響も反映して将来の洪水予測を行った。また,住民インタビューで台風の意識や知識について調査を行い,カントー市な...
❏カイトフォトと可搬型Xバンドレーダーを用いた河口物理環境の機動的モニタリング(24656293)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】佐藤 愼司 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90170753)
【キーワード】流砂系環境 / 漂砂 / 流砂 / 河口部の地形変化 / 波・流れと土砂移動 (他14件)
【概要】環境劣化が深刻化している河口域において、空中撮影可視画像とXバンドレーダ画像に基づき、地形変化や流体運動の物理環境を機動的に監視するシステムを構築した。空中からの画像撮影に関しては、当初はカイトフォトの利用を計画していたが、無人ヘリコプター(UAV)の活用が飛躍的に進み、安価に効率的な写真を撮影できる環境となったことから、UAVを活用した。これを常時監視体制としてのXバンドレーダと組み合わせ、イベ...
【工学】総合工学:Large eddy simulation台風を含む研究件
❏地球温暖化予測の高精度化に向けた海洋混合層モデルの開発(23654165)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】日比谷 紀之 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80192714)
【キーワード】海洋混合層モデル / 乱流クロージャーモデル / 乱流パラメタリゼーション / Large Eddy Simulation / 風応力 (他13件)
【概要】Large Eddy Simulationモデルを用いて海洋表層における乱流過程を数値的に再現し、その結果を現場観測と等価なものと見なすことで、従来の海洋混合層モデル (Mellor-Yamadaモデル) における乱流スキームを検証した。大気境界層における先行研究を参考に、モデル内の乱流長さスケールおよび安定関数の定式化を修正したところ、水温構造の再現性が著しく向上した。さらに、この改良されたモデ...
❏メソ気象モデル・マイクロLESモデルの融合解析による強風の実勢推定と被災機構解明(17360266)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】田村 哲郎 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (90251660)
【キーワード】Large eddy simulation / メソ気象モデル / 融合解析 / 被災機構 / 強風予測 (他10件)
【概要】日本近海の海水温の上昇に伴い、勢力の衰えない台風が我が国に数多く来襲している。その際、極端に高風速の風が生じ、比較的新しく耐風設計された建築物でさえ、屋根破損などを被っている。建築物が実際に存在する人間の生活圏の高さ100m程度までの範囲での強風の実勢がわかっていないことが原因である。本研究では、メソ気象モデルとマイクロLES モデルを、両者の特長を活かしながら融合し、地表近傍での強風に対して変動...
【工学】総合工学:海洋工学台風を含む研究件
❏日本周辺海域の極値波浪特性の解明(15K18290)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】和田 良太 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 助教 (20724420)
【キーワード】極値統計 / 有義波高 / 台風 / 空間統計 / 海洋工学 (他11件)
【概要】本研究では、合理的な極値統計手法および不確実性の定量化手法を構築した。また推定精度を高めるために空間統計を利用した極値推定手法も新たに提案した。これら提案手法を用いて台風に支配される日本周辺海域の極値波浪推定を行った。台風下の波浪データはデータ量が少なく、また一般的に精度も低い。そこで独自の極値波浪データについて、他のモデルや観測との比較を通して台風下の再現精度について考察した。これらを踏まえて極...
❏強風下における砕波気液界面を通しての運動量およびスカラの輸送機構の実験的解明(25249013)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小森 悟 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60127082)
【キーワード】流体工学 / 輸送現象論 / 台風 / 気候変動 / 海洋工学
【概要】風波水槽実験により,高風速下においては気液界面を通しての熱および物質の輸送の風速依存性は通常の風速域と異なり,それらの輸送量が急増することを明らかにした.また、通常の風速域において,物質移動に及ぼす吹送距離の影響が小さいことを明らかにした.さらに,これらの運動量,熱,物質輸送実験を通して提案した運動量・熱輸送モデルを用いて,台風直下における運動量および熱の輸送量の推定を行い,これらの運動量・熱輸送...
【工学】総合工学:防災台風を含む研究件
❏亜熱帯・中緯度帯における台風・津波による巨礫分布の歴史的評価(15H05220)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】森 信人 京都大学, 防災研究所, 准教授 (90371476)
【キーワード】自然現象観測・予測 / 台風 / 津波 / 巨礫 / 波浪 (他7件)
【概要】地震津波の発生海域は,熱帯~中緯度帯に存在する場合,熱帯低気圧の発生・発達域と重なる.巨礫の移動には津波と台風による高波の2つの自然現象が密接に関連していることが示唆されている. 本研究では,海中から移動し陸域に打ち上げられた巨礫の分布について,環太平洋およびカリブ海を中心に台風による巨礫の移動限界と分布位置の評価を行うものである.該当地域に現存する巨礫の大きさ,位置,物性および沿岸地形について広...
❏マス・ソーシャルメディアとビッグデータによる災害情報インテグレート手法の研究(26870471)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】渡邉 英徳 首都大学東京, システムデザイン学部, 准教授 (00514085)
【キーワード】台風 / 災害 / ソーシャルメディア / マッシュアップ / リアルタイム (他13件)
【概要】開発したシステムによって,災害の進捗状況をリアルタイムで可視化・アーカイブ化することができ,その結果は事後の報道内容とよく一致していた.成果物は多数のユーザに活用され,公開直後の3日間で30万ページビューを超えるアクセスがあった.加えて,その後に発生した多様な災害に対応するアップデートを施した結果,災害発生タイミングに合わせてアクセス数が増加し,これまでに60万ページビューを超えるアクセスがあり,...
❏台風強度に関わる外的要因の診断のための数値的研究(25400461)
【研究テーマ】気象・海洋物理・陸水学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】沢田 雅洋 気象庁気象研究所, 台風研究部, 研究官 (90466524)
【キーワード】台風 / 防災 / 予測可能性 / 数値予報 / 最適化
【概要】台風強度に対する環境場の要因を診断するため、簡易軸対称台風強度予報モデルCHIPSを用いて、約2800事例の台風強度予報実験を行った。環境場は気象庁全球モデルGSMの予報値から作成した。同事例において、統計モデルおよびGSMによる予報値と比較すると、CHIPSの誤差が最も小さく、中心気圧の変化傾向を最もよく捉えていた。つまり、環境要因で台風強度変化を説明できることを示唆する。また感度実験を通して、...
【工学】総合工学:数値解析台風を含む研究件
❏低頻度巨大高潮によるメコンデルタ都市の激甚水災害リスクの研究(26702009)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高木 泰士 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40619847)
【キーワード】開発途上国 / 台風 / 高潮 / メコンデルタ / 洪水 (他18件)
【概要】メコンデルタの都市は極めて低平な土地に発展しており,台風の発生は稀であるが,これまで想定されていない規模の高潮・洪水が発生した場合,人命や経済活動に多大な影響を及ぼす大災害が発生する可能性がある。本研究では,メコンデルタに適用可能な海洋・河川統合高潮モデルの開発を行い,海面上昇や地盤沈下の影響も反映して将来の洪水予測を行った。また,住民インタビューで台風の意識や知識について調査を行い,カントー市な...
❏山岳地帯における土木構造物の耐風安全性向上のための新しい強風予測システムの構築(13555125)
【研究テーマ】構造工学・地震工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】石原 孟 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (20323511)
【キーワード】台風シミュレーション / 天気図 / 台風データベース / 台風の確率モデル / 台風モデル (他15件)
【概要】本研究では,まず台風の性質を表す基本パラメータ(台風の移動方向,移動速度,中心気圧の低下量,最大旋衡風速半径,年平均上陸数など)に関する新しいデータベースを構築し,日本における台風の確率モデルを作成した。具体的には,まず台風気圧場同定の際には天気図の等圧線情報と気圧の地上観測データとを融合利用する手法を開発し,気圧場同定の成功率を従来の13%から66%へ向上させた。これにより,日本を含む極東アジア...
【工学】総合工学:高潮台風を含む研究件
❏低頻度巨大高潮によるメコンデルタ都市の激甚水災害リスクの研究(26702009)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高木 泰士 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40619847)
【キーワード】開発途上国 / 台風 / 高潮 / メコンデルタ / 洪水 (他18件)
【概要】メコンデルタの都市は極めて低平な土地に発展しており,台風の発生は稀であるが,これまで想定されていない規模の高潮・洪水が発生した場合,人命や経済活動に多大な影響を及ぼす大災害が発生する可能性がある。本研究では,メコンデルタに適用可能な海洋・河川統合高潮モデルの開発を行い,海面上昇や地盤沈下の影響も反映して将来の洪水予測を行った。また,住民インタビューで台風の意識や知識について調査を行い,カントー市な...
❏カイトフォトと可搬型Xバンドレーダーを用いた河口物理環境の機動的モニタリング(24656293)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】佐藤 愼司 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90170753)
【キーワード】流砂系環境 / 漂砂 / 流砂 / 河口部の地形変化 / 波・流れと土砂移動 (他14件)
【概要】環境劣化が深刻化している河口域において、空中撮影可視画像とXバンドレーダ画像に基づき、地形変化や流体運動の物理環境を機動的に監視するシステムを構築した。空中からの画像撮影に関しては、当初はカイトフォトの利用を計画していたが、無人ヘリコプター(UAV)の活用が飛躍的に進み、安価に効率的な写真を撮影できる環境となったことから、UAVを活用した。これを常時監視体制としてのXバンドレーダと組み合わせ、イベ...
【工学】総合工学:波浪台風を含む研究件
❏巨礫分布特性にもとづく1万年スケールのスーパー台風評価についての国際共同研究(20KK0095)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2020-10-27 - 2025-03-31
【研究代表者】森 信人 京都大学, 防災研究所, 教授 (90371476)
【キーワード】巨礫 / 沿岸災害 / 波浪 / 台風
【概要】本研究では,過去数百~数千年間に海中から移動し,陸域に打ち上げられた巨礫の移動限界とその分布について,北西太平洋を対象に国際共同調査・モデル開発を実施する.このため,近年および記録のない過去イベントで発生した巨礫の大きさ,物性,年代および沿岸地形について計測し,巨礫群の詳細な特性を把握する.第2に,巨礫の分布特性を説明可能な巨礫移動モデルを国際共同開発する.第3に,近年移動した巨礫の調査結果を元に...
❏亜熱帯・中緯度帯における台風・津波による巨礫分布の歴史的評価(15H05220)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】森 信人 京都大学, 防災研究所, 准教授 (90371476)
【キーワード】自然現象観測・予測 / 台風 / 津波 / 巨礫 / 波浪 (他7件)
【概要】地震津波の発生海域は,熱帯~中緯度帯に存在する場合,熱帯低気圧の発生・発達域と重なる.巨礫の移動には津波と台風による高波の2つの自然現象が密接に関連していることが示唆されている. 本研究では,海中から移動し陸域に打ち上げられた巨礫の分布について,環太平洋およびカリブ海を中心に台風による巨礫の移動限界と分布位置の評価を行うものである.該当地域に現存する巨礫の大きさ,位置,物性および沿岸地形について広...