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研究分野別サイレントキーワード
「ダイナミクス」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】情報学フロンティア:身体性ダイナミクスを含む研究件
❏新生児・乳児における感覚-運動ダイナミクスに見る発達の個人差(18K13104)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
【キーワード】発達 / 乳児 / 新生児 / シミュレーション / ダイナミクス (他12件)
【概要】本研究では、運動感覚計測技術の開発・解析手法の提案・発達個人差の理解を通した発達理論の検証を目標に、①新生児・乳児の詳細な関節運動計測、②個人差を反映する身体モデル作成、③乳児運動における運動出力/感覚入力の推定、④脳モデルを利用した運動感覚統合シミュレーションによる皮質上情報構造の変化の検証、⑤ニューラルネットワークを併用した感覚運動予測ベースの発達モデル提案を遂行した。 ...
❏カオス結合場としての身体性に基づくロボット行動行動創発の研究(14658099)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】國吉 康夫 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 助教授 (10333444)
【キーワード】ロボット / 身体性 / 創発 / 適応 / カオス (他12件)
【概要】本研究は,多自由度の身体を相互作用場とする大域カオス結合系を用い,秩序状態の発生・変化と身体・環境の状態との関連性を実験的に解明することで,行動の創発における身体性の情報論的意味を明らかにすることを目的とする. 上記の目的に向けて、今年度は以下の研究成果をあげた。 1.筋骨格系身体モデルと動作シミュレーション環境の構築・改良:筋肉モデルと骨格モデルを実装し、筋肉駆動関節モデル、および、多脚虫型モデ...
【情報学】情報学フロンティア:ネットワークダイナミクスを含む研究件
❏二元的ネットワーク構造の循環によるパフォーマンス・モデルの提唱と実証(19H01527)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】三橋 平 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90332551)
【キーワード】経営学 / 組織論 / 社会ネットワーク / 組織学習 / ネットワーク (他11件)
【概要】本研究では、弁証法的アプローチと呼ばれる研究アプローチを採用し、組織を2つのロジック・考え方という対立項から分析した。このアプローチによれば、2つのロジックは時間軸とともに行き来したり、ある時点では共存したり、もしくは一方が他方を凌駕しているなどの様々なパターンがあると考えられる。本研究は、このダイナミクスとプロセスを分析すると、組織が持つ本質的な特徴についての理解を深めることを目的としている。研...
❏ヒト脳の形態形成から行動生成に至る発達のダイナミクス(26220004)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (00272477)
【キーワード】生命情報 / ダイナミクス / 脳 / 発達 / 胚発生 (他15件)
【概要】ヒトの脳の形態形成から行動生成に至る初期発達のダイナミクスの解明を目指した。胚子・胎児標本のMR顕微鏡画像、CT画像、連続組織切片画像等から、脳の三次元情報を抽出し、形態形成の基本的な現象を明らかにした。新生児期のfNIRS計測で、血液酸素化動態と脳の自発活動の発達を鋭敏に示す指標を発見した。乳児期のfNIRSや脳波の計測より、睡眠覚醒によって変化する機能的ネットワークや感覚処理の基本性質を明らか...
❏複雑ネットワークの動的頑健性に関する数理的研究(24700222)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】田中 剛平 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 特任准教授 (90444075)
【キーワード】複雑ネットワーク / ロバスト性 / 振動子 / 相転移 / 分岐現象 (他14件)
【概要】電力網、インターネット、生体網、人の接触関係などは、複雑な構造をもつネットワークとみなすことができる。複雑ネットワークがネットワーク要素の故障に対してどの程度頑強であるかを調べることは、ネットワーク機能の破たんを回避するための予防策を考える上で重要である。本研究では、ネットワーク上の動的な振る舞いによって維持される機能に着目して、ネットワーク頑強性に関する理論的枠組みの発展および応用を行った。特に...
【数物系科学】物理学:超高速現象ダイナミクスを含む研究件
❏光による超伝導コヒーレンスの量子制御に関する研究(15H02102)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】島野 亮 東京大学, 低温センター, 教授 (40262042)
【キーワード】超伝導 / ヒッグスモード / 非平衡 / 超高速現象 / テラヘルツ (他17件)
【概要】本研究は光による超伝導マクロ波動関数の制御、超伝導コヒーレンスの制御を目的として、光パルスあるいはテラヘルツ(THz)波パルスによって励起された超伝導体の非平衡ダイナミクスを解明することを目指した。特に、秩序変数の振幅振動に相当するヒッグスモード、位相の振動に相当するジョセフソンプラズマといった集団励起に注目し、その実時間計測を通して、超伝導秩序変数のダイナミクスを調べた。ヒッグスモードと光との相...
❏固体表面における電子励起状態のダイナミクス(08404039)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】廣瀬 千秋 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (70016723)
【キーワード】SFG / SHG / 超高速現象 / 固体表面 / 励起状態 (他23件)
【概要】1. COが吸着したNi(111)及びNiO(111)表面の和周波分光による観察 CO/Ni(111),CO/NiO(111)/Ni(111)系を可視及び紫外光パルスで照射したときの過渡的なSFGスペクトルを観察し、前者では波長266nmのパルス光の照射、後者では266,532nmのパルス光の照射で、過渡的な振動バンドが出現することを見出した。我々は最初、光照射によって振動励起状態が高い効率で生成...
【数物系科学】物理学:ポンプ・プローブ法ダイナミクスを含む研究件
❏時間分解光電子顕微鏡による超高速磁気応答現象の観測(18101004)
【研究テーマ】ナノ構造科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】木下 豊彦 (財)高輝度光科学研究センター, 利用研究促進部門, 主席研究員 (60202040)
【キーワード】メゾスコピック物理 / 光電子顕微鏡 / 磁区 / ダイナミクス / ポンプ&プローブ法 (他12件)
【概要】磁気円2色性を利用した放射光光電子顕微鏡において実現していた磁気イメージング観察をさらに発展させ、ポンプ&プローブ観察手法と組み合わせ、磁気応答のサブナノ秒領域のダイナミクスの実空間観察に成功した。微小磁性ドットの磁場パルスに対する応答を観測し、さらに、ドットが近接して配置されている場合の相互作用に関しても観測に成功した。磁場パルスのみならず、電場パルス、光パルスなどの外場を与えたときの応...
❏ピコ秒時間分解X線回折による構造相転移のダイナミクス解析(13450265)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】近藤 建一 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 教授 (50111670)
【キーワード】時間分解X線回折 / フェムト秒レーザー / パルスX線 / ポンプ・プローブ法 / ダイナミクス (他13件)
【概要】本研究では、フェムト秒ハイパワーレーザーを用いたポンプ・プローブ型ピコ秒時間分解パルスX線回折法を幾つかの温度・圧力誘起相転移物質に応用し、その相転移過程の結晶ひずみ変化と結晶構造変化をピコ秒時間分解で追跡することにより、結晶構造相転移のダイナミクスに対して新しい知見を加え、相転移モデルの構築を試みることを目的として研究を行った。フェムト秒レーザー光を真空チャンバー内で銅円盤に集光してX線を発生さ...
【数物系科学】物理学:X線散乱ダイナミクスを含む研究件
❏高耐衝撃性とガラス転移ダイナミクスの精密設計を実現するポリロタキサンガラスの創成(16H06050)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサン / ガラス転移 / シクロデキストリン / 幾何学的拘束 / X線散乱 (他27件)
【概要】高分子と環状分子が幾何学的に拘束されたポリロタキサンのみからなる新規硬質材料「ポリロタキサンガラス」について、様々な誘導体からなる材料物性の系統的な研究を行った。その結果、1)環状成分の運動が凍結したガラス状態にも残っている主鎖高分子の大運動、2)力学的タフネスを生み出す主鎖高分子と環状成分の伸長誘起相分離、3)各成分間の幾何学的拘束によるガラス転移の大幅な遅延とその分子設計による制御、4)ガラス...
❏高干渉性X線を用いた蛋白質分子内部運動の時間相関測定(17654084)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】中迫 雅由 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30227764)
【キーワード】生体分子 / X線散乱 / 干渉性 / 中間散乱関数 / 放射光 (他6件)
【概要】本申請では、蛋白質の運動性を実時間計測できる新たな実験手法として高干渉性X線を利用したスペックルパターンの時分割測定による蛋白質内部運動の時間相関測定を試みた。実験では、まず、X線ミラーによってアンジュレーターから放射されるX線の高調波成分を除去し、モノクロメータで単色X線(波長1A)を得、チョッパーによってパルス状X線を作り時間分割測定に供した。さらに、単色化X線を10ミクロン程度のアパチャに通...
【数物系科学】物理学:複雑系ダイナミクスを含む研究件
❏ヒト脳の形態形成から行動生成に至る発達のダイナミクス(26220004)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (00272477)
【キーワード】生命情報 / ダイナミクス / 脳 / 発達 / 胚発生 (他15件)
【概要】ヒトの脳の形態形成から行動生成に至る初期発達のダイナミクスの解明を目指した。胚子・胎児標本のMR顕微鏡画像、CT画像、連続組織切片画像等から、脳の三次元情報を抽出し、形態形成の基本的な現象を明らかにした。新生児期のfNIRS計測で、血液酸素化動態と脳の自発活動の発達を鋭敏に示す指標を発見した。乳児期のfNIRSや脳波の計測より、睡眠覚醒によって変化する機能的ネットワークや感覚処理の基本性質を明らか...
❏レジリエンス・エンジニアリング理論の医療の質・安全における実用化に関する研究(26293157)
【研究テーマ】病院・医療管理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中島 和江 大阪大学, 医学部附属病院, 教授 (00324781)
【キーワード】レジリエンス・エンジニアリング / 医療の質・安全 / 複雑適応系 / 先行的マネジメント / 変動 (他25件)
【概要】医療安全への新しいアプローチであるレジリエンス・エンジニアリングは、チームや組織をシステムとしてとらえ、変動と制約のある環境下でシステムがレジリエンス(柔軟性、自律性、省エネ性)を発揮している機序を解明し、またそれをシステムに実装しようとするものである。 本理論に基づいた先行型安全マネジメントの実践には、システム内での変動を最小化するような安全対策、構成要素間やシステム間のつながりの同定と全体最適...
【数物系科学】物理学:ソリトンダイナミクスを含む研究件
❏磁性体模型における新規なトポロジカル励起と量子液体相(17K14352)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】赤城 裕 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (20739437)
【キーワード】トポロジカル励起 / ソリトン / ホモトピー論 / 磁性体 / 量子液晶 (他12件)
【概要】本研究では、ホモトピー論と場の理論だけでは予測ができない、格子上におけるトポロジカル励起やその微視的構造を、大規模な数値計算手法の開発と適用により明らかにした。具体的には、量子スピン液晶相における非可換なトポロジカル点欠陥のコア領域の拡大や、トポロジカル点欠陥のダイナミクスに由来した動的構造因子の非自明な構造の解明などである。また、量子液体相の典型であるトポロジカル絶縁体の概念を磁性体へと拡張する...
❏離散化による1次元体の非線形ダイナミクス解析(09750078)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】西成 活裕 山形大学, 工学部, 助教授 (40272083)
【キーワード】弾性論 / 非線形 / モデル / ソリトン / 大変形 (他8件)
【概要】前年度までの研究で得られた弾性体の離散モデルは、連続極限との対応を考えることにより3次元空間を自由に運動する場合の解析において非常に有用である事が示された。その離散モデルはコッセラー理論の離散化に相当したものになっている事が分かった。また、線形伝播の波動の群速度を調べた結果、ねじり波・たわみ波とも理論と一致し、曲げやねじりの機構についても良いモデルが出来た。 さらに数値計算する場合に置いてその新し...
❏非線形システムの構造とダイナミックスに関する研究(59460111)
【研究テーマ】電子通信系統工学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1984 - 1986
【研究代表者】堀内 和夫 早稲田大, 理工学部, 教授 (90063403)
【キーワード】非線形システム / 構造 / ダイナミックス / 非決定性作用素 / 数値解析技法 (他8件)
【概要】1はしがき ソリトンやカオス等の新たな非線形現象の発見や、VLSI等の発展により、非線形システムの解析は益々重要性を加え、そのより精緻な新しい解析手法の開発が要望されている。本研究は、非線形システムの構造とダイナミックスに関し、本研究者等が開発した新しい解析手法によって徹底的な検討を加え、その基本的性質を明らかにして、具体的諸問題への応用の基礎を築くことを目的として、三年間に渡って遂行された。 2...
【数物系科学】物理学:反強磁性ダイナミクスを含む研究件
❏電子相関から創発するトポロジカル相のダイナミクス(22K03508)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】諏訪 秀麿 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (60735926)
【キーワード】トポロジー / 反強磁性 / スピン軌道結合 / 電子相関 / ダイナミクス
【概要】
❏スレーター・モットクロスオーバーで揺らぐ電荷・スピン・軌道の協調現象(19K14650)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】諏訪 秀麿 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (60735926)
【キーワード】励起子絶縁体 / 励起子 / 反強磁性 / イリジウム酸化物 / スピン軌道結合 (他15件)
【概要】本研究は、電子間相互作用が強い極限と弱い極限の間の中間領域(スレーターモットクロスオーバー)に位置し、電荷・スピン・軌道自由度が複雑に絡み合う5d軌道電子系の物性現象を解明した。特に2層系イリジウム酸化物で、三重項励起子が凝縮し反強磁性秩序が生じる物理的機構を明らかにした。実験家との共同研究を行い、本研究で導かれた理論が実験結果を包括的に説明することを示した。このように励起子が凝縮することで絶縁体...
【数物系科学】物理学:時間分解分光ダイナミクスを含む研究件
❏光誘起分子構造ダイナミックスの時間分解分光(09045038)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】高橋 博彰 早稲田大学, 理工学部, 教授 (40063622)
【キーワード】光励起分子 / ダイナミックス / 時間分解分光 / 分子構造 / ピコ秒時間分解分光 (他9件)
【概要】クロルプロマジンの光化学: フェノチアジン、クロルフェノチアジン、プロマジン、クロルプロマジン光化学において、クロル誘導体ではカチオンラジカルから560nmに吸収をもつ過渡分子種Xが、更にXから380nmに吸収をもつ過渡分子種Yが生成することを明らかにし、Xが主要な生理活性種である可能性を示した。 サリチルアニリドの光化学: 時間分解赤外吸収スペクトルにより、サリチルアニリドの光反応において、寿命...
❏固体表面における電子励起状態のダイナミクス(08404039)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】廣瀬 千秋 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (70016723)
【キーワード】SFG / SHG / 超高速現象 / 固体表面 / 励起状態 (他23件)
【概要】1. COが吸着したNi(111)及びNiO(111)表面の和周波分光による観察 CO/Ni(111),CO/NiO(111)/Ni(111)系を可視及び紫外光パルスで照射したときの過渡的なSFGスペクトルを観察し、前者では波長266nmのパルス光の照射、後者では266,532nmのパルス光の照射で、過渡的な振動バンドが出現することを見出した。我々は最初、光照射によって振動励起状態が高い効率で生成...
【数物系科学】物理学:磁性ダイナミクスを含む研究件
❏磁性体模型における新規なトポロジカル励起と量子液体相(17K14352)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】赤城 裕 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (20739437)
【キーワード】トポロジカル励起 / ソリトン / ホモトピー論 / 磁性体 / 量子液晶 (他12件)
【概要】本研究では、ホモトピー論と場の理論だけでは予測ができない、格子上におけるトポロジカル励起やその微視的構造を、大規模な数値計算手法の開発と適用により明らかにした。具体的には、量子スピン液晶相における非可換なトポロジカル点欠陥のコア領域の拡大や、トポロジカル点欠陥のダイナミクスに由来した動的構造因子の非自明な構造の解明などである。また、量子液体相の典型であるトポロジカル絶縁体の概念を磁性体へと拡張する...
❏キラル物質における対称性の破れと電磁応答(17H02923)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】岸根 順一郎 放送大学, 教養学部, 教授 (80290906)
【キーワード】カイラリティ / 電子 / スピン / 弾性 / 対称性 (他22件)
【概要】代表者は2005年頃よりカイラル結晶特有の磁性現象に取り組み、カイラル物質中で電子スピンのダイナミクスがカイラル環境下で示す非対称・非局所・非線形・非相反現象を明らかにしてきた。磁性研究は2016年頃までにほぼまとめ、光と弾性の研究に移った。2017年には、カイラル物質中を伝搬する電磁波が特有の保存量を運ぶことを示した。この保存量は電場と磁場の空間微分を含み、空間反転で符号を変える擬スカラー量であ...
❏フラストレート伝導系における新奇な量子輸送現象とダイナミクス(24340076)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】求 幸年 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40323274)
【キーワード】強相関系 / 磁性 / フラストレーション / 量子輸送 / トポロジー (他6件)
【概要】物性物理学における中心的な研究対象のひとつである、固体中を運動する伝導電子と局在スピンが相互作用する系において、格子構造のフラストレーションが引き起こす新奇な磁性と輸送特性、および動的性質を理論的に調べた。特に、非共線・非共面なスピンテクスチャをもつ磁気状態におけるトポロジカルな電子状態の発現と、それによる特異な表面状態やドメイン・渦といった局所的な量子欠陥が関与するダイナミクスを明らかにした。特...
【数物系科学】物理学:電子相関ダイナミクスを含む研究件
❏電子相関から創発するトポロジカル相のダイナミクス(22K03508)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】諏訪 秀麿 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (60735926)
【キーワード】トポロジー / 反強磁性 / スピン軌道結合 / 電子相関 / ダイナミクス
【概要】
❏スレーター・モットクロスオーバーで揺らぐ電荷・スピン・軌道の協調現象(19K14650)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】諏訪 秀麿 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (60735926)
【キーワード】励起子絶縁体 / 励起子 / 反強磁性 / イリジウム酸化物 / スピン軌道結合 (他15件)
【概要】本研究は、電子間相互作用が強い極限と弱い極限の間の中間領域(スレーターモットクロスオーバー)に位置し、電荷・スピン・軌道自由度が複雑に絡み合う5d軌道電子系の物性現象を解明した。特に2層系イリジウム酸化物で、三重項励起子が凝縮し反強磁性秩序が生じる物理的機構を明らかにした。実験家との共同研究を行い、本研究で導かれた理論が実験結果を包括的に説明することを示した。このように励起子が凝縮することで絶縁体...
【数物系科学】物理学:スピン軌道相互作用ダイナミクスを含む研究件
❏スレーター・モットクロスオーバーで揺らぐ電荷・スピン・軌道の協調現象(19K14650)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】諏訪 秀麿 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (60735926)
【キーワード】励起子絶縁体 / 励起子 / 反強磁性 / イリジウム酸化物 / スピン軌道結合 (他15件)
【概要】本研究は、電子間相互作用が強い極限と弱い極限の間の中間領域(スレーターモットクロスオーバー)に位置し、電荷・スピン・軌道自由度が複雑に絡み合う5d軌道電子系の物性現象を解明した。特に2層系イリジウム酸化物で、三重項励起子が凝縮し反強磁性秩序が生じる物理的機構を明らかにした。実験家との共同研究を行い、本研究で導かれた理論が実験結果を包括的に説明することを示した。このように励起子が凝縮することで絶縁体...
❏複合的因子を考慮した励起反応ダイナミクスの理論研究(26288001)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】武次 徹也 北海道大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (90280932)
【キーワード】光異性化反応 / 光励起緩和 / 励起ダイナミクス / スピン反転時間依存密度汎関数法 / スチルベン (他21件)
【概要】30原子サイズの実在分子の非断熱領域を含む励起反応ダイナミクスに対し、第一原理シミュレーションを行う理論手法としてスピン反転時間依存密度汎関数法に着目し、複数の電子状態から対象となる電子状態を追跡する手法を導入してダイナミクス計算を可能にした。最先端のレーザー分光実験研究と連携し、スチルベンおよびその誘導体の光異性化反応、さらに1,2-ブタジエンの光励起失活過程について反応機構とダイナミクスを解明...
【数物系科学】物理学:トポロジーダイナミクスを含む研究件
❏電子相関から創発するトポロジカル相のダイナミクス(22K03508)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】諏訪 秀麿 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (60735926)
【キーワード】トポロジー / 反強磁性 / スピン軌道結合 / 電子相関 / ダイナミクス
【概要】
❏次世代超高速デバイス実現に向けた新規ディラック原子層材料の開発(18H03874)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】松田 巌 東京大学, 物性研究所, 准教授 (00343103)
【キーワード】原子層 / ディラック電子 / ホウ素 / ダイナミクス / ボロフェン (他15件)
【概要】超高速デバイス実現に向けて、ホウ素の単原子シート「ボロフェン」とグラフェンの誘導体を中心に新たなディラック電子系原子層材料の開発を行なった。準結晶2層グラフェンについて光誘起で過渡的に起電力が発生することを観測し、層間の「ねじれ角」がキャリアダイナミクスに影響することが分かった。ボロフェンの水素化物「ボロファン(HB)」の多形体を研究し、トポロジカルの数理を元に5,7員環から構成されるものに大きな...
❏フラストレート伝導系における新奇な量子輸送現象とダイナミクス(24340076)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】求 幸年 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40323274)
【キーワード】強相関系 / 磁性 / フラストレーション / 量子輸送 / トポロジー (他6件)
【概要】物性物理学における中心的な研究対象のひとつである、固体中を運動する伝導電子と局在スピンが相互作用する系において、格子構造のフラストレーションが引き起こす新奇な磁性と輸送特性、および動的性質を理論的に調べた。特に、非共線・非共面なスピンテクスチャをもつ磁気状態におけるトポロジカルな電子状態の発現と、それによる特異な表面状態やドメイン・渦といった局所的な量子欠陥が関与するダイナミクスを明らかにした。特...
【数物系科学】物理学:非線形ダイナミクスを含む研究件
❏非線形放物型および楕円型方程式の定性理論の新展開(19204014)
【研究テーマ】大域解析学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】柳田 英二 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (80174548)
【キーワード】関数方程式の大域理論 / 非線形 / 拡散 / 放物型 / 楕円型 (他10件)
【概要】非線形放物型および非線形楕円型方程式の解の構造について定性的な研究を行った.主な研究成果は以下の通りである.まず,ある非線形放物型偏微分方程式おける移動特異点を持つ解の存在とその一意性について調べた.また,特異点の強さがある時刻で変性するような解が存在することを明らかにするとともに,特異点が移動しない場合に解の漸近挙動について調べ,特異定常解に収束するための条件について明らかにした.次に,走化性方...
❏浮遊液滴の非線形ダイナミクスに関する研究(18360083)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】阿部 豊 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (10241720)
【キーワード】非線形 / ダイナミクス / 超音波 / 静電浮遊 / 浮遊液滴 (他7件)
【概要】浮遊液滴の非線形ダイナミクスに関する実験と理論解析ならびに数値シミュレーションを行って、以下の事を明らかにした。 ・静電浮遊システムを用いて空間に浮遊させた浮遊液滴の界面変形や振動や回転の挙動を実験的に調べることによって得られた知見を用いて、これまで不可能であった10^<-1>から10^2[Pa・s]までの広範囲の粘性領域に適用する粘性係数測定方法を提案することができた。 ・液滴内部の...
❏離散化による1次元体の非線形ダイナミクス解析(09750078)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】西成 活裕 山形大学, 工学部, 助教授 (40272083)
【キーワード】弾性論 / 非線形 / モデル / ソリトン / 大変形 (他8件)
【概要】前年度までの研究で得られた弾性体の離散モデルは、連続極限との対応を考えることにより3次元空間を自由に運動する場合の解析において非常に有用である事が示された。その離散モデルはコッセラー理論の離散化に相当したものになっている事が分かった。また、線形伝播の波動の群速度を調べた結果、ねじり波・たわみ波とも理論と一致し、曲げやねじりの機構についても良いモデルが出来た。 さらに数値計算する場合に置いてその新し...
【数物系科学】地球惑星科学:X線回折ダイナミクスを含む研究件
❏その場構造解析とダイナミクス制御で実現する硬質ポリロタキサン材料の機能創成(20H02794)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサンガラス / 放射光X線ナノビーム / バルジ試験 / 構造物性相関 / 接着 (他21件)
【概要】ポリロタキサンガラスを気体分離膜として用いるために、適切なアシル置換基を環状成分に導入したポリロタキサンの溶媒キャストによって、厚み10μm程度の薄膜化に成功した。そこで、環状成分と軸高分子の比(包接率)が異なる種々のアシル化ポリロタキサンを合成し、気体分離性能と薄膜の力学物性を評価した。包接率が下がり軸高分子の割合が大きくなるにつれて、窒素に対するCO2の透過性が上昇し、30倍程度の高い選択性を...
❏高耐衝撃性とガラス転移ダイナミクスの精密設計を実現するポリロタキサンガラスの創成(16H06050)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサン / ガラス転移 / シクロデキストリン / 幾何学的拘束 / X線散乱 (他27件)
【概要】高分子と環状分子が幾何学的に拘束されたポリロタキサンのみからなる新規硬質材料「ポリロタキサンガラス」について、様々な誘導体からなる材料物性の系統的な研究を行った。その結果、1)環状成分の運動が凍結したガラス状態にも残っている主鎖高分子の大運動、2)力学的タフネスを生み出す主鎖高分子と環状成分の伸長誘起相分離、3)各成分間の幾何学的拘束によるガラス転移の大幅な遅延とその分子設計による制御、4)ガラス...
❏X線を用いるエアロゾル液滴のミクロ構造解析装置の開発とその応用(26288073)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山口 敏男 福岡大学, 理学部, 教授 (70158111)
【キーワード】エアロゾル / 溶液構造 / X線回折 / レーザー捕捉法 / 水和イオン (他18件)
【概要】レーザー光(532 nm)を対物レンズの焦点位置で空中静止させた数十ミクロンサイズのエアロゾル液滴に、シンクロトロン放射光を照射するX線回折装置を開発した。X線回折実験から得られた一次元の構造因子を用いて二体ポテンシャルを修正するEPSR(Empirical Potential Structure Refinement)モデリングにより、硫酸アンモニウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、硝酸マグ...
【数物系科学】地球惑星科学:放射光X線ダイナミクスを含む研究件
❏その場構造解析とダイナミクス制御で実現する硬質ポリロタキサン材料の機能創成(20H02794)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサンガラス / 放射光X線ナノビーム / バルジ試験 / 構造物性相関 / 接着 (他21件)
【概要】ポリロタキサンガラスを気体分離膜として用いるために、適切なアシル置換基を環状成分に導入したポリロタキサンの溶媒キャストによって、厚み10μm程度の薄膜化に成功した。そこで、環状成分と軸高分子の比(包接率)が異なる種々のアシル化ポリロタキサンを合成し、気体分離性能と薄膜の力学物性を評価した。包接率が下がり軸高分子の割合が大きくなるにつれて、窒素に対するCO2の透過性が上昇し、30倍程度の高い選択性を...
❏高耐衝撃性とガラス転移ダイナミクスの精密設計を実現するポリロタキサンガラスの創成(16H06050)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサン / ガラス転移 / シクロデキストリン / 幾何学的拘束 / X線散乱 (他27件)
【概要】高分子と環状分子が幾何学的に拘束されたポリロタキサンのみからなる新規硬質材料「ポリロタキサンガラス」について、様々な誘導体からなる材料物性の系統的な研究を行った。その結果、1)環状成分の運動が凍結したガラス状態にも残っている主鎖高分子の大運動、2)力学的タフネスを生み出す主鎖高分子と環状成分の伸長誘起相分離、3)各成分間の幾何学的拘束によるガラス転移の大幅な遅延とその分子設計による制御、4)ガラス...
【数物系科学】地球惑星科学:ガラス転移ダイナミクスを含む研究件
❏高耐衝撃性とガラス転移ダイナミクスの精密設計を実現するポリロタキサンガラスの創成(16H06050)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサン / ガラス転移 / シクロデキストリン / 幾何学的拘束 / X線散乱 (他27件)
【概要】高分子と環状分子が幾何学的に拘束されたポリロタキサンのみからなる新規硬質材料「ポリロタキサンガラス」について、様々な誘導体からなる材料物性の系統的な研究を行った。その結果、1)環状成分の運動が凍結したガラス状態にも残っている主鎖高分子の大運動、2)力学的タフネスを生み出す主鎖高分子と環状成分の伸長誘起相分離、3)各成分間の幾何学的拘束によるガラス転移の大幅な遅延とその分子設計による制御、4)ガラス...
❏液体の階層的自己組織化とダイナミクス(21224011)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2009-05-11 - 2014-03-31
【研究代表者】田中 肇 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (60159019)
【キーワード】液体 / 時空階層性 / 水の熱力学異常 / ガラス転移 / 液体・液体転移 (他9件)
【概要】液体状態は物質の基本状態の一つであるが、その基礎的理解は気体・固体に比べ大きく遅れてきた。我々は、液体の本性に関わる基本現象として液体・液体転移、ガラス転移、結晶化、水の特異性、非線形流動などに注目して研究を行った。その結果、これらすべての現象において液体の内包する時空階層性が大きな役割を果たすことが明らかとなった。これにより、従来の液体状態についての「乱雑かつ等方的な流体」という常識的描像によっ...
【数物系科学】地球惑星科学:カオスダイナミクスを含む研究件
❏カオス結合場としての身体性に基づくロボット行動行動創発の研究(14658099)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】國吉 康夫 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 助教授 (10333444)
【キーワード】ロボット / 身体性 / 創発 / 適応 / カオス (他12件)
【概要】本研究は,多自由度の身体を相互作用場とする大域カオス結合系を用い,秩序状態の発生・変化と身体・環境の状態との関連性を実験的に解明することで,行動の創発における身体性の情報論的意味を明らかにすることを目的とする. 上記の目的に向けて、今年度は以下の研究成果をあげた。 1.筋骨格系身体モデルと動作シミュレーション環境の構築・改良:筋肉モデルと骨格モデルを実装し、筋肉駆動関節モデル、および、多脚虫型モデ...
❏非線形システムの構造とダイナミックスに関する研究(59460111)
【研究テーマ】電子通信系統工学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1984 - 1986
【研究代表者】堀内 和夫 早稲田大, 理工学部, 教授 (90063403)
【キーワード】非線形システム / 構造 / ダイナミックス / 非決定性作用素 / 数値解析技法 (他8件)
【概要】1はしがき ソリトンやカオス等の新たな非線形現象の発見や、VLSI等の発展により、非線形システムの解析は益々重要性を加え、そのより精緻な新しい解析手法の開発が要望されている。本研究は、非線形システムの構造とダイナミックスに関し、本研究者等が開発した新しい解析手法によって徹底的な検討を加え、その基本的性質を明らかにして、具体的諸問題への応用の基礎を築くことを目的として、三年間に渡って遂行された。 2...
【数物系科学】地球惑星科学:放射光ダイナミクスを含む研究件
❏高耐衝撃性とガラス転移ダイナミクスの精密設計を実現するポリロタキサンガラスの創成(16H06050)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサン / ガラス転移 / シクロデキストリン / 幾何学的拘束 / X線散乱 (他27件)
【概要】高分子と環状分子が幾何学的に拘束されたポリロタキサンのみからなる新規硬質材料「ポリロタキサンガラス」について、様々な誘導体からなる材料物性の系統的な研究を行った。その結果、1)環状成分の運動が凍結したガラス状態にも残っている主鎖高分子の大運動、2)力学的タフネスを生み出す主鎖高分子と環状成分の伸長誘起相分離、3)各成分間の幾何学的拘束によるガラス転移の大幅な遅延とその分子設計による制御、4)ガラス...
❏時間分解光電子顕微鏡による超高速磁気応答現象の観測(18101004)
【研究テーマ】ナノ構造科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】木下 豊彦 (財)高輝度光科学研究センター, 利用研究促進部門, 主席研究員 (60202040)
【キーワード】メゾスコピック物理 / 光電子顕微鏡 / 磁区 / ダイナミクス / ポンプ&プローブ法 (他12件)
【概要】磁気円2色性を利用した放射光光電子顕微鏡において実現していた磁気イメージング観察をさらに発展させ、ポンプ&プローブ観察手法と組み合わせ、磁気応答のサブナノ秒領域のダイナミクスの実空間観察に成功した。微小磁性ドットの磁場パルスに対する応答を観測し、さらに、ドットが近接して配置されている場合の相互作用に関しても観測に成功した。磁場パルスのみならず、電場パルス、光パルスなどの外場を与えたときの応...
❏高干渉性X線を用いた蛋白質分子内部運動の時間相関測定(17654084)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】中迫 雅由 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30227764)
【キーワード】生体分子 / X線散乱 / 干渉性 / 中間散乱関数 / 放射光 (他6件)
【概要】本申請では、蛋白質の運動性を実時間計測できる新たな実験手法として高干渉性X線を利用したスペックルパターンの時分割測定による蛋白質内部運動の時間相関測定を試みた。実験では、まず、X線ミラーによってアンジュレーターから放射されるX線の高調波成分を除去し、モノクロメータで単色X線(波長1A)を得、チョッパーによってパルス状X線を作り時間分割測定に供した。さらに、単色化X線を10ミクロン程度のアパチャに通...
【数物系科学】地球惑星科学:相転移ダイナミクスを含む研究件
❏複雑ネットワークの動的頑健性に関する数理的研究(24700222)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】田中 剛平 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 特任准教授 (90444075)
【キーワード】複雑ネットワーク / ロバスト性 / 振動子 / 相転移 / 分岐現象 (他14件)
【概要】電力網、インターネット、生体網、人の接触関係などは、複雑な構造をもつネットワークとみなすことができる。複雑ネットワークがネットワーク要素の故障に対してどの程度頑強であるかを調べることは、ネットワーク機能の破たんを回避するための予防策を考える上で重要である。本研究では、ネットワーク上の動的な振る舞いによって維持される機能に着目して、ネットワーク頑強性に関する理論的枠組みの発展および応用を行った。特に...
❏長距離相互作用するスピン系の相転移とダイナミクスに関する研究(20540364)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】藤堂 眞治 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (10291337)
【キーワード】長距離相互作用 / モンテカルロ法 / 詳細釣り合い条件 / 量子モンテカルロ法 / エンタングルメントエントロピー (他13件)
【概要】長距離相互系では、スピン間の相互作用の数がスピン数の二乗に比例して増加するため、シミュレーションはこれまで大変困難であった。我々は一般の長距離相互作用系に対するオーダーNモンテカルロ法を開発した。また、モンテカルロ法における棄却率を最小化する一般的な手法を開発した。さらに、スピンアイスの低温状態やスピンパイエルス系における量子フォノンの効果を明らかにし、エンタングルメントエントロピーや局所Z_2ベ...
❏フェムト秒時間分解X線回折による相転移ダイナミクス(18340083)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】中村 一隆 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 准教授 (20302979)
【キーワード】フォノン物性 / コヒーレントフォノン / フェムト秒レーザー / フェムト秒時間分解X線回折 / 時間分解X線回折 (他9件)
【概要】超短パルスレーザー光を固体表面に照射することで、固体構成原子を揃って運動させることができる。このとき、光パルスを2度照射することで、原子振動の振幅の大きさを制御することができた。特に半導体単結晶(CdTe)を用いた実験では、フェムト秒の時間分解能を持ったX線回折測定を実現し、サブピコ秒(1ピコ秒は1兆分の1秒)で振動する原子振動を直性計測し、その原子変位の大きさ求めることに成功した。 ...
【数物系科学】地球惑星科学:粘弾性緩和ダイナミクスを含む研究件
❏その場構造解析とダイナミクス制御で実現する硬質ポリロタキサン材料の機能創成(20H02794)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサンガラス / 放射光X線ナノビーム / バルジ試験 / 構造物性相関 / 接着 (他21件)
【概要】ポリロタキサンガラスを気体分離膜として用いるために、適切なアシル置換基を環状成分に導入したポリロタキサンの溶媒キャストによって、厚み10μm程度の薄膜化に成功した。そこで、環状成分と軸高分子の比(包接率)が異なる種々のアシル化ポリロタキサンを合成し、気体分離性能と薄膜の力学物性を評価した。包接率が下がり軸高分子の割合が大きくなるにつれて、窒素に対するCO2の透過性が上昇し、30倍程度の高い選択性を...
❏シリコーン骨格ポリロタキサンにより環動性を有する有機-無機ハイブリッド材料の創製(22750099)
【研究テーマ】高分子化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 特任助教 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサン / 環動性 / 有機・無機複合材料 / ミセル / 環動ゲル (他16件)
【概要】有機成分と無機成分の相対的位置変化が可能な革新的な有機-無機ハイブリッド材料の創成を目指し、前駆体であるポリロタキサン溶液の構造解析を行い、一分子内での各成分の分布を明らかにした。この凝集形成に及ぼす末端封鎖基の効果を調べるため、ポリロタキサンの新規合成法を開発した。合成法開発の結果得られた新規ポリロタキサンを架橋した環動材料の粘弾性測定より、各成分の相対位置変化に相当するダイナミクスを初めて捉え...
【化学】材料化学:薄膜化ダイナミクスを含む研究件
❏その場構造解析とダイナミクス制御で実現する硬質ポリロタキサン材料の機能創成(20H02794)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサンガラス / 放射光X線ナノビーム / バルジ試験 / 構造物性相関 / 接着 (他21件)
【概要】ポリロタキサンガラスを気体分離膜として用いるために、適切なアシル置換基を環状成分に導入したポリロタキサンの溶媒キャストによって、厚み10μm程度の薄膜化に成功した。そこで、環状成分と軸高分子の比(包接率)が異なる種々のアシル化ポリロタキサンを合成し、気体分離性能と薄膜の力学物性を評価した。包接率が下がり軸高分子の割合が大きくなるにつれて、窒素に対するCO2の透過性が上昇し、30倍程度の高い選択性を...
❏高耐衝撃性とガラス転移ダイナミクスの精密設計を実現するポリロタキサンガラスの創成(16H06050)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサン / ガラス転移 / シクロデキストリン / 幾何学的拘束 / X線散乱 (他27件)
【概要】高分子と環状分子が幾何学的に拘束されたポリロタキサンのみからなる新規硬質材料「ポリロタキサンガラス」について、様々な誘導体からなる材料物性の系統的な研究を行った。その結果、1)環状成分の運動が凍結したガラス状態にも残っている主鎖高分子の大運動、2)力学的タフネスを生み出す主鎖高分子と環状成分の伸長誘起相分離、3)各成分間の幾何学的拘束によるガラス転移の大幅な遅延とその分子設計による制御、4)ガラス...
【化学】材料化学:ポリロタキサンガラスダイナミクスを含む研究件
❏その場構造解析とダイナミクス制御で実現する硬質ポリロタキサン材料の機能創成(20H02794)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサンガラス / 放射光X線ナノビーム / バルジ試験 / 構造物性相関 / 接着 (他21件)
【概要】ポリロタキサンガラスを気体分離膜として用いるために、適切なアシル置換基を環状成分に導入したポリロタキサンの溶媒キャストによって、厚み10μm程度の薄膜化に成功した。そこで、環状成分と軸高分子の比(包接率)が異なる種々のアシル化ポリロタキサンを合成し、気体分離性能と薄膜の力学物性を評価した。包接率が下がり軸高分子の割合が大きくなるにつれて、窒素に対するCO2の透過性が上昇し、30倍程度の高い選択性を...
❏高耐衝撃性とガラス転移ダイナミクスの精密設計を実現するポリロタキサンガラスの創成(16H06050)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサン / ガラス転移 / シクロデキストリン / 幾何学的拘束 / X線散乱 (他27件)
【概要】高分子と環状分子が幾何学的に拘束されたポリロタキサンのみからなる新規硬質材料「ポリロタキサンガラス」について、様々な誘導体からなる材料物性の系統的な研究を行った。その結果、1)環状成分の運動が凍結したガラス状態にも残っている主鎖高分子の大運動、2)力学的タフネスを生み出す主鎖高分子と環状成分の伸長誘起相分離、3)各成分間の幾何学的拘束によるガラス転移の大幅な遅延とその分子設計による制御、4)ガラス...
【化学】複合化学:シクロデキストリンダイナミクスを含む研究件
❏その場構造解析とダイナミクス制御で実現する硬質ポリロタキサン材料の機能創成(20H02794)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサンガラス / 放射光X線ナノビーム / バルジ試験 / 構造物性相関 / 接着 (他21件)
【概要】ポリロタキサンガラスを気体分離膜として用いるために、適切なアシル置換基を環状成分に導入したポリロタキサンの溶媒キャストによって、厚み10μm程度の薄膜化に成功した。そこで、環状成分と軸高分子の比(包接率)が異なる種々のアシル化ポリロタキサンを合成し、気体分離性能と薄膜の力学物性を評価した。包接率が下がり軸高分子の割合が大きくなるにつれて、窒素に対するCO2の透過性が上昇し、30倍程度の高い選択性を...
❏高耐衝撃性とガラス転移ダイナミクスの精密設計を実現するポリロタキサンガラスの創成(16H06050)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサン / ガラス転移 / シクロデキストリン / 幾何学的拘束 / X線散乱 (他27件)
【概要】高分子と環状分子が幾何学的に拘束されたポリロタキサンのみからなる新規硬質材料「ポリロタキサンガラス」について、様々な誘導体からなる材料物性の系統的な研究を行った。その結果、1)環状成分の運動が凍結したガラス状態にも残っている主鎖高分子の大運動、2)力学的タフネスを生み出す主鎖高分子と環状成分の伸長誘起相分離、3)各成分間の幾何学的拘束によるガラス転移の大幅な遅延とその分子設計による制御、4)ガラス...
【化学】複合化学:高速AFMダイナミクスを含む研究件
❏Encapsulation of alpha-synuclein oligomers into a protein cage to elucidate the dynamic behavior.(19K15695)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】Maity Basudev 東京工業大学, 生命理工学院, 特任助教 (60815421)
【キーワード】Ferritin / Amyloid beta oligomer / High-speed AFM / Ferritin cage / Alpha-synuclein oligomer (他8件)
【概要】フェリチンケージのC末端でアミロイドベータ(1-42)やα-シヌクレイン(61-95)などのアミロイド形成ペプチドを融合させ、正確な数の外来ペプチドをインビボでケージにカプセル化しました。 分析アッセイにより、ケージ内にベータシート構造が存在することが確認されました。 HS-AFMを使用して、フェリチンを分解することにより、カプセル化されたペプチドオリゴマーを視覚化しました。 アミロイドコアは、時...
❏高速バイオAFMが拓く新構造生物学(24227005)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】安藤 敏夫 金沢大学, バイオAFM先端研究センター, 特任教授 (50184320)
【キーワード】走査プローブ顕微鏡 / 1分子計測・操作 / バイオイメージング / タンパク質 / 細胞 (他19件)
【概要】三つの課題に取り組んだ。課題1では、既に確立した高速AFMを利用して多様な蛋白質系で起こる動的プロセスを観察し、機能メカニズムに迫るとともに、従来技術では困難な天然変性蛋白質の構造解析が高速AFMで可能であることを実証した。課題2では、振動を起こさずに広域を高速走査する技術やイメージング中に試料を操作可能なインターラクティブ高速AFMを開発し、その有効性を実証した。また、カンチレバー走査方式の高速...
【総合理工】応用物理学:ボリロタキサンダイナミクスを含む研究件
❏その場構造解析とダイナミクス制御で実現する硬質ポリロタキサン材料の機能創成(20H02794)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサンガラス / 放射光X線ナノビーム / バルジ試験 / 構造物性相関 / 接着 (他21件)
【概要】ポリロタキサンガラスを気体分離膜として用いるために、適切なアシル置換基を環状成分に導入したポリロタキサンの溶媒キャストによって、厚み10μm程度の薄膜化に成功した。そこで、環状成分と軸高分子の比(包接率)が異なる種々のアシル化ポリロタキサンを合成し、気体分離性能と薄膜の力学物性を評価した。包接率が下がり軸高分子の割合が大きくなるにつれて、窒素に対するCO2の透過性が上昇し、30倍程度の高い選択性を...
❏高耐衝撃性とガラス転移ダイナミクスの精密設計を実現するポリロタキサンガラスの創成(16H06050)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサン / ガラス転移 / シクロデキストリン / 幾何学的拘束 / X線散乱 (他27件)
【概要】高分子と環状分子が幾何学的に拘束されたポリロタキサンのみからなる新規硬質材料「ポリロタキサンガラス」について、様々な誘導体からなる材料物性の系統的な研究を行った。その結果、1)環状成分の運動が凍結したガラス状態にも残っている主鎖高分子の大運動、2)力学的タフネスを生み出す主鎖高分子と環状成分の伸長誘起相分離、3)各成分間の幾何学的拘束によるガラス転移の大幅な遅延とその分子設計による制御、4)ガラス...
❏シリコーン骨格ポリロタキサンにより環動性を有する有機-無機ハイブリッド材料の創製(22750099)
【研究テーマ】高分子化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 特任助教 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサン / 環動性 / 有機・無機複合材料 / ミセル / 環動ゲル (他16件)
【概要】有機成分と無機成分の相対的位置変化が可能な革新的な有機-無機ハイブリッド材料の創成を目指し、前駆体であるポリロタキサン溶液の構造解析を行い、一分子内での各成分の分布を明らかにした。この凝集形成に及ぼす末端封鎖基の効果を調べるため、ポリロタキサンの新規合成法を開発した。合成法開発の結果得られた新規ポリロタキサンを架橋した環動材料の粘弾性測定より、各成分の相対位置変化に相当するダイナミクスを初めて捉え...
【総合理工】応用物理学:スピン軌道結合ダイナミクスを含む研究件
❏電子相関から創発するトポロジカル相のダイナミクス(22K03508)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】諏訪 秀麿 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (60735926)
【キーワード】トポロジー / 反強磁性 / スピン軌道結合 / 電子相関 / ダイナミクス
【概要】
❏スレーター・モットクロスオーバーで揺らぐ電荷・スピン・軌道の協調現象(19K14650)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】諏訪 秀麿 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (60735926)
【キーワード】励起子絶縁体 / 励起子 / 反強磁性 / イリジウム酸化物 / スピン軌道結合 (他15件)
【概要】本研究は、電子間相互作用が強い極限と弱い極限の間の中間領域(スレーターモットクロスオーバー)に位置し、電荷・スピン・軌道自由度が複雑に絡み合う5d軌道電子系の物性現象を解明した。特に2層系イリジウム酸化物で、三重項励起子が凝縮し反強磁性秩序が生じる物理的機構を明らかにした。実験家との共同研究を行い、本研究で導かれた理論が実験結果を包括的に説明することを示した。このように励起子が凝縮することで絶縁体...
【工学】プロセス・化学工学:プロセス強化ダイナミクスを含む研究件
❏プロセス強化技術のためのダイナミカルネットワーク方法論の構築(20246115)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大村 直人 神戸大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50223954)
【キーワード】プロセス強化 / ネットワーク / ダイナミクス / マルチスケール / モデリング (他9件)
【概要】本研究は、プロセスのもつ機能要素のダイナミカルなネットワーク性に着目したプロセス強化の方法論を構築することを目的とした。ダイナミカルネットワークによる設計論とモデリング、個別プロセスのダイナミカルネットワークの解明の二つの部門に分けて、解析と設計の二つの観点から研究を遂行した。その結果、プロセスを機能ネットワークモデルで表現し、ネットワーク上のハブ要素を強化することで、プロセスの飛躍的向上が期待で...
❏現象論的ダイナミクスに基づく反応・分離プロセス強化手法の開発(17206079)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】黒田 千秋 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (80114867)
【キーワード】反応・分離工学 / モデル化 / マイクロ・ナノデバイス / ダイナミクス / プロセス強化 (他7件)
【概要】本研究では、(A)マイクロ場を活用した革新的装置、(B)多様なエネルギー場の有効な利用技術、(C)物質変換の新しい精密操作法に関する現象論的考察を通して、精密場を活用したプロセスシステムにおける個々の反応系、分離系およびユーティリティー系のモデリング手法とシミュレーション手法を検討し、プロセス強化を目指した装置・操作設計に利用できる構成論的設計手法を構築することを研究目的とした。 3年間の研究期間...
【工学】総合工学:フェムト秒レーザーダイナミクスを含む研究件
❏フェムト秒時間分解X線回折による相転移ダイナミクス(18340083)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】中村 一隆 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 准教授 (20302979)
【キーワード】フォノン物性 / コヒーレントフォノン / フェムト秒レーザー / フェムト秒時間分解X線回折 / 時間分解X線回折 (他9件)
【概要】超短パルスレーザー光を固体表面に照射することで、固体構成原子を揃って運動させることができる。このとき、光パルスを2度照射することで、原子振動の振幅の大きさを制御することができた。特に半導体単結晶(CdTe)を用いた実験では、フェムト秒の時間分解能を持ったX線回折測定を実現し、サブピコ秒(1ピコ秒は1兆分の1秒)で振動する原子振動を直性計測し、その原子変位の大きさ求めることに成功した。 ...
❏ピコ秒時間分解X線回折による構造相転移のダイナミクス解析(13450265)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】近藤 建一 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 教授 (50111670)
【キーワード】時間分解X線回折 / フェムト秒レーザー / パルスX線 / ポンプ・プローブ法 / ダイナミクス (他13件)
【概要】本研究では、フェムト秒ハイパワーレーザーを用いたポンプ・プローブ型ピコ秒時間分解パルスX線回折法を幾つかの温度・圧力誘起相転移物質に応用し、その相転移過程の結晶ひずみ変化と結晶構造変化をピコ秒時間分解で追跡することにより、結晶構造相転移のダイナミクスに対して新しい知見を加え、相転移モデルの構築を試みることを目的として研究を行った。フェムト秒レーザー光を真空チャンバー内で銅円盤に集光してX線を発生さ...
【工学】総合工学:シリコンダイナミクスを含む研究件
❏化学修飾半導体表面-集合有機分子系の界面構造と電荷移動ダイナミクス(22360017)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】吉信 淳 東京大学, 物性研究所, 教授 (50202403)
【キーワード】有機分子 / 表面界面 / 半導体 / 光電子分光 / 電荷移動 (他14件)
【概要】本研究では,ナノスケールで制御された新奇な集合有機分子-シリコン半導体基板ハイブリッド系デバイスの探索を目的として,化学的に修飾されたシリコン半導体表面に有機単分子層および有機多層膜を構築し,その界面構造と電子状態を,放射光分光,走査トンネル顕微鏡,透過赤外吸収分光,光電子分光,4探針表面電気伝導測定で研究した ...
❏ピコ秒時間分解X線回折による構造相転移のダイナミクス解析(13450265)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】近藤 建一 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 教授 (50111670)
【キーワード】時間分解X線回折 / フェムト秒レーザー / パルスX線 / ポンプ・プローブ法 / ダイナミクス (他13件)
【概要】本研究では、フェムト秒ハイパワーレーザーを用いたポンプ・プローブ型ピコ秒時間分解パルスX線回折法を幾つかの温度・圧力誘起相転移物質に応用し、その相転移過程の結晶ひずみ変化と結晶構造変化をピコ秒時間分解で追跡することにより、結晶構造相転移のダイナミクスに対して新しい知見を加え、相転移モデルの構築を試みることを目的として研究を行った。フェムト秒レーザー光を真空チャンバー内で銅円盤に集光してX線を発生さ...
【工学】総合工学:励起子ダイナミクスを含む研究件
❏スレーター・モットクロスオーバーで揺らぐ電荷・スピン・軌道の協調現象(19K14650)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】諏訪 秀麿 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (60735926)
【キーワード】励起子絶縁体 / 励起子 / 反強磁性 / イリジウム酸化物 / スピン軌道結合 (他15件)
【概要】本研究は、電子間相互作用が強い極限と弱い極限の間の中間領域(スレーターモットクロスオーバー)に位置し、電荷・スピン・軌道自由度が複雑に絡み合う5d軌道電子系の物性現象を解明した。特に2層系イリジウム酸化物で、三重項励起子が凝縮し反強磁性秩序が生じる物理的機構を明らかにした。実験家との共同研究を行い、本研究で導かれた理論が実験結果を包括的に説明することを示した。このように励起子が凝縮することで絶縁体...
❏半導体単一量子ドット中の光学遷移のコヒーレント操作(12440084)
【研究テーマ】固体物性Ⅰ(光物性・半導体・誘電体)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】南 不二雄 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (30200083)
【キーワード】半導体量子ドット / 励起子 / コーヒーレント制御 / 顕微分光 / フェムト秒光パルス (他10件)
【概要】半導体量子ドット中の電子、励起子準位の幅は非常に狭く、吸収、発光スペクトル線の幅は極端は極端に狭い。しかし、試料作成時に導入されるドットサイズの不均一性に起因する不均一広がりのために、個々のドットの準位の鋭さは隠され、通常の吸収、発光スペクトルは幅広いものとなっている。この不均一広がりによる困難を乗り越えて、量子ドット中の光学遷移を自由に操作するために、本研究では(a)極めて精密(<1fs)...
【工学】総合工学:分子動力学法ダイナミクスを含む研究件
❏溶液中の水素イオンの動力学計算手法の開発と生体分子への応用(17K15101)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】渡邉 宙志 慶應義塾大学, 理工学研究科(矢上), 特任講師 (20767199)
【キーワード】水素イオン / 分子シミュレーション / 凝縮系 / 量子化学 / ダイナミクス (他11件)
【概要】我々は溶媒の量子化学効果を取り込む手法を検証・改良する過程において、全てのハイブリッドモデルシミュレーションが影響をうけるアーティファクトを発見した。このアーティファクトは今まで議論されたことはなかったが、水素イオンのダイナミクスを再現する上でそれを補正することが非常に重要になる。そこで当初の予定を変更し、このアーティファクトの詳細な分析と補正法の提唱を行いその有効性を示すことに成功した。 さらに...
❏共有結合性を有する不規則凝縮系の原子ダイナミクスへの超高圧環境の影響(23340106)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】下條 冬樹 熊本大学, 自然科学研究科, 教授 (60253027)
【キーワード】液体 / 構造不規則系 / 高圧環境 / 共有結合 / ダイナミクス (他8件)
【概要】第一原理分子動力学法による理論計算と中性子・X線非弾性散乱等の実験的手法を駆使して、液体シリカを代表とする共有結合性を有する種々の二元、三元系液体における原子の拡散挙動のミクロな機構とその圧力依存性を解明した。局所構造や結合状態の時間変化を解析し、各圧力での拡散機構を明らかにすると共に、液体を構成する元素の拡散挙動が互いにどの程度異なるのか(動的非対称性)という観点からそれぞれの液体における原子ダ...
【工学】総合工学:時間分解X線回折ダイナミクスを含む研究件
❏フェムト秒時間分解X線回折による相転移ダイナミクス(18340083)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】中村 一隆 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 准教授 (20302979)
【キーワード】フォノン物性 / コヒーレントフォノン / フェムト秒レーザー / フェムト秒時間分解X線回折 / 時間分解X線回折 (他9件)
【概要】超短パルスレーザー光を固体表面に照射することで、固体構成原子を揃って運動させることができる。このとき、光パルスを2度照射することで、原子振動の振幅の大きさを制御することができた。特に半導体単結晶(CdTe)を用いた実験では、フェムト秒の時間分解能を持ったX線回折測定を実現し、サブピコ秒(1ピコ秒は1兆分の1秒)で振動する原子振動を直性計測し、その原子変位の大きさ求めることに成功した。 ...
❏ピコ秒時間分解X線回折による構造相転移のダイナミクス解析(13450265)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】近藤 建一 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 教授 (50111670)
【キーワード】時間分解X線回折 / フェムト秒レーザー / パルスX線 / ポンプ・プローブ法 / ダイナミクス (他13件)
【概要】本研究では、フェムト秒ハイパワーレーザーを用いたポンプ・プローブ型ピコ秒時間分解パルスX線回折法を幾つかの温度・圧力誘起相転移物質に応用し、その相転移過程の結晶ひずみ変化と結晶構造変化をピコ秒時間分解で追跡することにより、結晶構造相転移のダイナミクスに対して新しい知見を加え、相転移モデルの構築を試みることを目的として研究を行った。フェムト秒レーザー光を真空チャンバー内で銅円盤に集光してX線を発生さ...
【工学】総合工学:表面ダイナミクスを含む研究件
❏次世代超高速デバイス実現に向けた新規ディラック原子層材料の開発(18H03874)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】松田 巌 東京大学, 物性研究所, 准教授 (00343103)
【キーワード】原子層 / ディラック電子 / ホウ素 / ダイナミクス / ボロフェン (他15件)
【概要】超高速デバイス実現に向けて、ホウ素の単原子シート「ボロフェン」とグラフェンの誘導体を中心に新たなディラック電子系原子層材料の開発を行なった。準結晶2層グラフェンについて光誘起で過渡的に起電力が発生することを観測し、層間の「ねじれ角」がキャリアダイナミクスに影響することが分かった。ボロフェンの水素化物「ボロファン(HB)」の多形体を研究し、トポロジカルの数理を元に5,7員環から構成されるものに大きな...
❏化学修飾半導体表面-集合有機分子系の界面構造と電荷移動ダイナミクス(22360017)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】吉信 淳 東京大学, 物性研究所, 教授 (50202403)
【キーワード】有機分子 / 表面界面 / 半導体 / 光電子分光 / 電荷移動 (他14件)
【概要】本研究では,ナノスケールで制御された新奇な集合有機分子-シリコン半導体基板ハイブリッド系デバイスの探索を目的として,化学的に修飾されたシリコン半導体表面に有機単分子層および有機多層膜を構築し,その界面構造と電子状態を,放射光分光,走査トンネル顕微鏡,透過赤外吸収分光,光電子分光,4探針表面電気伝導測定で研究した ...
❏固体表面における電子励起状態のダイナミクス(08404039)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】廣瀬 千秋 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (70016723)
【キーワード】SFG / SHG / 超高速現象 / 固体表面 / 励起状態 (他23件)
【概要】1. COが吸着したNi(111)及びNiO(111)表面の和周波分光による観察 CO/Ni(111),CO/NiO(111)/Ni(111)系を可視及び紫外光パルスで照射したときの過渡的なSFGスペクトルを観察し、前者では波長266nmのパルス光の照射、後者では266,532nmのパルス光の照射で、過渡的な振動バンドが出現することを見出した。我々は最初、光照射によって振動励起状態が高い効率で生成...
【工学】総合工学:界面ダイナミクスを含む研究件
❏その場構造解析とダイナミクス制御で実現する硬質ポリロタキサン材料の機能創成(20H02794)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサンガラス / 放射光X線ナノビーム / バルジ試験 / 構造物性相関 / 接着 (他21件)
【概要】ポリロタキサンガラスを気体分離膜として用いるために、適切なアシル置換基を環状成分に導入したポリロタキサンの溶媒キャストによって、厚み10μm程度の薄膜化に成功した。そこで、環状成分と軸高分子の比(包接率)が異なる種々のアシル化ポリロタキサンを合成し、気体分離性能と薄膜の力学物性を評価した。包接率が下がり軸高分子の割合が大きくなるにつれて、窒素に対するCO2の透過性が上昇し、30倍程度の高い選択性を...
❏化学修飾半導体表面-集合有機分子系の界面構造と電荷移動ダイナミクス(22360017)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】吉信 淳 東京大学, 物性研究所, 教授 (50202403)
【キーワード】有機分子 / 表面界面 / 半導体 / 光電子分光 / 電荷移動 (他14件)
【概要】本研究では,ナノスケールで制御された新奇な集合有機分子-シリコン半導体基板ハイブリッド系デバイスの探索を目的として,化学的に修飾されたシリコン半導体表面に有機単分子層および有機多層膜を構築し,その界面構造と電子状態を,放射光分光,走査トンネル顕微鏡,透過赤外吸収分光,光電子分光,4探針表面電気伝導測定で研究した ...
【工学】総合工学:液体ダイナミクスを含む研究件
❏共有結合性を有する不規則凝縮系の原子ダイナミクスへの超高圧環境の影響(23340106)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】下條 冬樹 熊本大学, 自然科学研究科, 教授 (60253027)
【キーワード】液体 / 構造不規則系 / 高圧環境 / 共有結合 / ダイナミクス (他8件)
【概要】第一原理分子動力学法による理論計算と中性子・X線非弾性散乱等の実験的手法を駆使して、液体シリカを代表とする共有結合性を有する種々の二元、三元系液体における原子の拡散挙動のミクロな機構とその圧力依存性を解明した。局所構造や結合状態の時間変化を解析し、各圧力での拡散機構を明らかにすると共に、液体を構成する元素の拡散挙動が互いにどの程度異なるのか(動的非対称性)という観点からそれぞれの液体における原子ダ...
❏液体の階層的自己組織化とダイナミクス(21224011)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2009-05-11 - 2014-03-31
【研究代表者】田中 肇 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (60159019)
【キーワード】液体 / 時空階層性 / 水の熱力学異常 / ガラス転移 / 液体・液体転移 (他9件)
【概要】液体状態は物質の基本状態の一つであるが、その基礎的理解は気体・固体に比べ大きく遅れてきた。我々は、液体の本性に関わる基本現象として液体・液体転移、ガラス転移、結晶化、水の特異性、非線形流動などに注目して研究を行った。その結果、これらすべての現象において液体の内包する時空階層性が大きな役割を果たすことが明らかとなった。これにより、従来の液体状態についての「乱雑かつ等方的な流体」という常識的描像によっ...
【工学】総合工学:制御ダイナミクスを含む研究件
❏モデルベースト制御における機械学習とダイナミクスの融合に向けての基礎研究(18K04211)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】足立 修一 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (40222624)
【キーワード】制御 / システム同定 / 機械学習 / 自動車 / 非線形システム (他13件)
【概要】ロバスト制御やモデル予測制御などのようなモデルに基づく制御(Model-Based Control: MBD)やカルマンフィルタのようなモデルに基づく状態推定を行うためには,対象の高精度な数学モデルが必要になる。本研究では,データに基づく機械学習とダイナミクスを考慮した制御理論を融合することにより,新たなモデリングの方法論の構築を目指した。具体的に,自動車用エンジンや電気自動車用リチウム二次電池な...
❏ナノモーションメカニズムのダイナミクスと制御に関する研究(10305013)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】下河辺 明 東京工業大学, 精密工学研究所, 教授 (40016796)
【キーワード】ナノモーション / ダイナミクス / 冗長メカニズム / 制御 / 電磁アクチュエータ (他10件)
【概要】ナノメートルの精度・分解能で,ミリメートル以上の空間をカバーする機構を実現するため,本年度は,以下の研究を行った. (1)NMMのダイナミクス ボールガイドなど,鋼球を用いた位置決め機構の停止時のナノモーションメカニズムを検討した.具体的には,接触部を鋼球のみに限定するため,V字溝に鋼球を挟んだ上下のレールのうち,上部を板ばねで固定,下部を空気静圧ガイドによって支持し,空気静圧ガイドをリニアモータ...
【工学】総合工学:経営学ダイナミクスを含む研究件
❏過去の組織変革の経験が今後の組織変革に与える影響の理論的・実証的解明(20K13600)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小沢 和彦 横浜市立大学, 国際商学部, 准教授 (30754428)
【キーワード】組織変革 / 戦略的転換 / 組織ルーティン / 組織学習 / ダイナミクス (他7件)
【概要】2021年度には、国際学術雑誌に1本の論文が受理され、国内学会での発表も行った。また研究補助者の協力を得ることで、データセットの構築及び整備についても順調に進んでいる。 学会発表(日本経営学会関東部会シンポジウム)では、過去の組織変革(organizational change)や戦略的転換(strategic change)に関する経験が今後の組織活動に与える影響について検討した。組織変革は多様...
❏二元的ネットワーク構造の循環によるパフォーマンス・モデルの提唱と実証(19H01527)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】三橋 平 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90332551)
【キーワード】経営学 / 組織論 / 社会ネットワーク / 組織学習 / ネットワーク (他11件)
【概要】本研究では、弁証法的アプローチと呼ばれる研究アプローチを採用し、組織を2つのロジック・考え方という対立項から分析した。このアプローチによれば、2つのロジックは時間軸とともに行き来したり、ある時点では共存したり、もしくは一方が他方を凌駕しているなどの様々なパターンがあると考えられる。本研究は、このダイナミクスとプロセスを分析すると、組織が持つ本質的な特徴についての理解を深めることを目的としている。研...
【工学】総合工学:並列計算ダイナミクスを含む研究件
❏多スレーター行列式を用いた次世代理論に基づく原子核ダイナミクスの超並列計算(19K14704)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】関澤 一之 東京工業大学, 理学院, 准教授 (00820854)
【キーワード】原子核物理学 / 量子多体問題 / 重イオン反応 / 深部非弾性散乱 / ダイナミクス (他12件)
【概要】量子多体問題の研究は,新奇な物質・デバイスを探求する物質科学から,生体物質の機構解明を目指す生命科学,そして,元素の起源に関わる天体現象を含む天体核物理学の根幹をも成す,極めて普遍的かつ重要な基礎科学的研究である.本研究課題では,時間に依存する量子多体問題,特に原子核ダイナミクスの,より現実的な記述を与える新しい理論的枠組みを構築し,最新のスーパーコンピュータを駆使した超並列計算により,原子核の励...
❏長距離相互作用するスピン系の相転移とダイナミクスに関する研究(20540364)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】藤堂 眞治 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (10291337)
【キーワード】長距離相互作用 / モンテカルロ法 / 詳細釣り合い条件 / 量子モンテカルロ法 / エンタングルメントエントロピー (他13件)
【概要】長距離相互系では、スピン間の相互作用の数がスピン数の二乗に比例して増加するため、シミュレーションはこれまで大変困難であった。我々は一般の長距離相互作用系に対するオーダーNモンテカルロ法を開発した。また、モンテカルロ法における棄却率を最小化する一般的な手法を開発した。さらに、スピンアイスの低温状態やスピンパイエルス系における量子フォノンの効果を明らかにし、エンタングルメントエントロピーや局所Z_2ベ...
【工学】総合工学:非線形システムダイナミクスを含む研究件
❏モデルベースト制御における機械学習とダイナミクスの融合に向けての基礎研究(18K04211)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】足立 修一 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (40222624)
【キーワード】制御 / システム同定 / 機械学習 / 自動車 / 非線形システム (他13件)
【概要】ロバスト制御やモデル予測制御などのようなモデルに基づく制御(Model-Based Control: MBD)やカルマンフィルタのようなモデルに基づく状態推定を行うためには,対象の高精度な数学モデルが必要になる。本研究では,データに基づく機械学習とダイナミクスを考慮した制御理論を融合することにより,新たなモデリングの方法論の構築を目指した。具体的に,自動車用エンジンや電気自動車用リチウム二次電池な...
❏非線形システムの構造とダイナミックスに関する研究(59460111)
【研究テーマ】電子通信系統工学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1984 - 1986
【研究代表者】堀内 和夫 早稲田大, 理工学部, 教授 (90063403)
【キーワード】非線形システム / 構造 / ダイナミックス / 非決定性作用素 / 数値解析技法 (他8件)
【概要】1はしがき ソリトンやカオス等の新たな非線形現象の発見や、VLSI等の発展により、非線形システムの解析は益々重要性を加え、そのより精緻な新しい解析手法の開発が要望されている。本研究は、非線形システムの構造とダイナミックスに関し、本研究者等が開発した新しい解析手法によって徹底的な検討を加え、その基本的性質を明らかにして、具体的諸問題への応用の基礎を築くことを目的として、三年間に渡って遂行された。 2...
【工学】総合工学:構造解析ダイナミクスを含む研究件
❏高耐衝撃性とガラス転移ダイナミクスの精密設計を実現するポリロタキサンガラスの創成(16H06050)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサン / ガラス転移 / シクロデキストリン / 幾何学的拘束 / X線散乱 (他27件)
【概要】高分子と環状分子が幾何学的に拘束されたポリロタキサンのみからなる新規硬質材料「ポリロタキサンガラス」について、様々な誘導体からなる材料物性の系統的な研究を行った。その結果、1)環状成分の運動が凍結したガラス状態にも残っている主鎖高分子の大運動、2)力学的タフネスを生み出す主鎖高分子と環状成分の伸長誘起相分離、3)各成分間の幾何学的拘束によるガラス転移の大幅な遅延とその分子設計による制御、4)ガラス...
❏鋳型非依存性RNA合成酵素の分子機構、進化の分子的基盤研究(17687010)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】富田 耕造 産業技術総合研究所, 生物機能工学研究部門, 研究グループ長 (00345274)
【キーワード】RNA / 構造解析 / 反応機構 / 鋳型非依存的 / 複合体 (他10件)
【概要】鋳型非依存的RNA合成酵素であるCCA付加酵素は核酸性の鋳型を用いることなく,定まった配列を定まったRNAプライマーに付加/合成するという点で非常にユニークな酵素である。我々は,昨年度,古細菌由来のCCA付加酵素がCCA配列を合成する過程,すなはち,合成開始,伸長,終結にいたるすべての状態のスナップショットのX線結晶構造解析,生化学的解析を行ない,世界に先駆けてCCA付加酵素によるCCA付加反応の...
【工学】総合工学:モデリングダイナミクスを含む研究件
❏プロセス強化技術のためのダイナミカルネットワーク方法論の構築(20246115)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大村 直人 神戸大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50223954)
【キーワード】プロセス強化 / ネットワーク / ダイナミクス / マルチスケール / モデリング (他9件)
【概要】本研究は、プロセスのもつ機能要素のダイナミカルなネットワーク性に着目したプロセス強化の方法論を構築することを目的とした。ダイナミカルネットワークによる設計論とモデリング、個別プロセスのダイナミカルネットワークの解明の二つの部門に分けて、解析と設計の二つの観点から研究を遂行した。その結果、プロセスを機能ネットワークモデルで表現し、ネットワーク上のハブ要素を強化することで、プロセスの飛躍的向上が期待で...
❏非線形システムの構造とダイナミックスに関する研究(59460111)
【研究テーマ】電子通信系統工学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1984 - 1986
【研究代表者】堀内 和夫 早稲田大, 理工学部, 教授 (90063403)
【キーワード】非線形システム / 構造 / ダイナミックス / 非決定性作用素 / 数値解析技法 (他8件)
【概要】1はしがき ソリトンやカオス等の新たな非線形現象の発見や、VLSI等の発展により、非線形システムの解析は益々重要性を加え、そのより精緻な新しい解析手法の開発が要望されている。本研究は、非線形システムの構造とダイナミックスに関し、本研究者等が開発した新しい解析手法によって徹底的な検討を加え、その基本的性質を明らかにして、具体的諸問題への応用の基礎を築くことを目的として、三年間に渡って遂行された。 2...
【工学】総合工学:シミュレーションダイナミクスを含む研究件
❏新生児・乳児における感覚-運動ダイナミクスに見る発達の個人差(18K13104)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
【キーワード】発達 / 乳児 / 新生児 / シミュレーション / ダイナミクス (他12件)
【概要】本研究では、運動感覚計測技術の開発・解析手法の提案・発達個人差の理解を通した発達理論の検証を目標に、①新生児・乳児の詳細な関節運動計測、②個人差を反映する身体モデル作成、③乳児運動における運動出力/感覚入力の推定、④脳モデルを利用した運動感覚統合シミュレーションによる皮質上情報構造の変化の検証、⑤ニューラルネットワークを併用した感覚運動予測ベースの発達モデル提案を遂行した。 ...
❏位相幾何と超離散の融合によるシングルセルの遺伝子転写運動の解明(15K00397)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大田 佳宏 東京大学, 大学院数理科学研究科, 特任教授 (80436592)
【キーワード】位相幾何学 / 超離散系 / 遺伝子 / 転写 / 時空間 (他8件)
【概要】細胞実験データを再現する数理モデルを構築し、細胞実験では不可能な条件における転写現象の予測を可能とする研究を行った。本研究では、このような予測シミュレーションを位相幾何学を用いることでさらに進め、様々な疾患細胞の遺伝子発現のみならず、より深く転写機構の変化にまで迫った疾患の根本的な原因究明を行った。 さらに、これまでの細胞集団の平均的な解析だけではなく、1細胞レベルでの転写の計算機シミュレーション...
❏災害時における人間の動作を精密に考慮可能な集団避難行動シミュレーションの開発(24510234)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】柿崎 隆夫 日本大学, 工学部, 教授 (10586556)
【キーワード】シミュレーション / デジタルヒューマン / キネマティクス / 集団避難 / 航空機事故 (他19件)
【概要】大規模災害を想定した集団避難シミュレーションの開発およびそれを実験検証した.まず複数の避難者モデルによる引率や搬送などの特殊形態を発現する動作モデルを構築した.ついでこれらを担架や背負いなど主要な搬送モデルへと拡張し,階段登坂を含むシミュレーション手法を開発した.さらにこれを緊急車両等の移動オブジェクトとの安全な連携を考慮した避難モデルへと発展させ,空港における避難シミュレーションとして統合した....
【総合生物】生体分子化学:1分子計測(SDM)ダイナミクスを含む研究件
❏RNAダイナミクスの学理構築とRNA標的薬剤アッセイ系の構築(21H02059)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】1分子計測 / RNA / 1分子計測 / ダイナミクス / 過渡構造
【概要】2021年度は、RNA構造転移の測定法の1つとして、三重項-三重項エネルギー移動を利用した、RNA構造転移の測定法の開発に取り組んだ。一重項-一重項エネルギー移動であるFRETでは、一般にエネルギードナー、アクセプター間の距離が50Å程度以上変化する大きな構造転移の観測に優れている。これに対し、三重項-三重項エネルギー移動では、ドナー、アクセプター間の衝突が必要であるため、ドナー、アクセプターが衝...
❏高速バイオAFMが拓く新構造生物学(24227005)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】安藤 敏夫 金沢大学, バイオAFM先端研究センター, 特任教授 (50184320)
【キーワード】走査プローブ顕微鏡 / 1分子計測・操作 / バイオイメージング / タンパク質 / 細胞 (他19件)
【概要】三つの課題に取り組んだ。課題1では、既に確立した高速AFMを利用して多様な蛋白質系で起こる動的プロセスを観察し、機能メカニズムに迫るとともに、従来技術では困難な天然変性蛋白質の構造解析が高速AFMで可能であることを実証した。課題2では、振動を起こさずに広域を高速走査する技術やイメージング中に試料を操作可能なインターラクティブ高速AFMを開発し、その有効性を実証した。また、カンチレバー走査方式の高速...
【医歯薬学】社会医学:生物物理ダイナミクスを含む研究件
❏溶液中の水素イオンの動力学計算手法の開発と生体分子への応用(17K15101)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】渡邉 宙志 慶應義塾大学, 理工学研究科(矢上), 特任講師 (20767199)
【キーワード】水素イオン / 分子シミュレーション / 凝縮系 / 量子化学 / ダイナミクス (他11件)
【概要】我々は溶媒の量子化学効果を取り込む手法を検証・改良する過程において、全てのハイブリッドモデルシミュレーションが影響をうけるアーティファクトを発見した。このアーティファクトは今まで議論されたことはなかったが、水素イオンのダイナミクスを再現する上でそれを補正することが非常に重要になる。そこで当初の予定を変更し、このアーティファクトの詳細な分析と補正法の提唱を行いその有効性を示すことに成功した。 さらに...
❏高速バイオAFMが拓く新構造生物学(24227005)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】安藤 敏夫 金沢大学, バイオAFM先端研究センター, 特任教授 (50184320)
【キーワード】走査プローブ顕微鏡 / 1分子計測・操作 / バイオイメージング / タンパク質 / 細胞 (他19件)
【概要】三つの課題に取り組んだ。課題1では、既に確立した高速AFMを利用して多様な蛋白質系で起こる動的プロセスを観察し、機能メカニズムに迫るとともに、従来技術では困難な天然変性蛋白質の構造解析が高速AFMで可能であることを実証した。課題2では、振動を起こさずに広域を高速走査する技術やイメージング中に試料を操作可能なインターラクティブ高速AFMを開発し、その有効性を実証した。また、カンチレバー走査方式の高速...
【医歯薬学】社会医学:創発ダイナミクスを含む研究件
❏レジリエンス・エンジニアリング理論の医療の質・安全における実用化に関する研究(26293157)
【研究テーマ】病院・医療管理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中島 和江 大阪大学, 医学部附属病院, 教授 (00324781)
【キーワード】レジリエンス・エンジニアリング / 医療の質・安全 / 複雑適応系 / 先行的マネジメント / 変動 (他25件)
【概要】医療安全への新しいアプローチであるレジリエンス・エンジニアリングは、チームや組織をシステムとしてとらえ、変動と制約のある環境下でシステムがレジリエンス(柔軟性、自律性、省エネ性)を発揮している機序を解明し、またそれをシステムに実装しようとするものである。 本理論に基づいた先行型安全マネジメントの実践には、システム内での変動を最小化するような安全対策、構成要素間やシステム間のつながりの同定と全体最適...
❏カオス結合場としての身体性に基づくロボット行動行動創発の研究(14658099)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】國吉 康夫 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 助教授 (10333444)
【キーワード】ロボット / 身体性 / 創発 / 適応 / カオス (他12件)
【概要】本研究は,多自由度の身体を相互作用場とする大域カオス結合系を用い,秩序状態の発生・変化と身体・環境の状態との関連性を実験的に解明することで,行動の創発における身体性の情報論的意味を明らかにすることを目的とする. 上記の目的に向けて、今年度は以下の研究成果をあげた。 1.筋骨格系身体モデルと動作シミュレーション環境の構築・改良:筋肉モデルと骨格モデルを実装し、筋肉駆動関節モデル、および、多脚虫型モデ...
【医歯薬学】薬学:プロトン移動ダイナミクスを含む研究件
❏溶液中の水素イオンの動力学計算手法の開発と生体分子への応用(17K15101)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】渡邉 宙志 慶應義塾大学, 理工学研究科(矢上), 特任講師 (20767199)
【キーワード】水素イオン / 分子シミュレーション / 凝縮系 / 量子化学 / ダイナミクス (他11件)
【概要】我々は溶媒の量子化学効果を取り込む手法を検証・改良する過程において、全てのハイブリッドモデルシミュレーションが影響をうけるアーティファクトを発見した。このアーティファクトは今まで議論されたことはなかったが、水素イオンのダイナミクスを再現する上でそれを補正することが非常に重要になる。そこで当初の予定を変更し、このアーティファクトの詳細な分析と補正法の提唱を行いその有効性を示すことに成功した。 さらに...
❏固体分子のダイナミックスと構造一物性の相関(07304074)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】大橋 裕二 東京工業大学, 理学部, 教授 (40016118)
【キーワード】固体分子運動 / ダイナミックス / 相転移 / プロトン移動 / アモルファス相 (他12件)
【概要】本研究では、以下の7つの課題を各研究者が相互に有機的に連携を保ちながらさらに研究を進めた。(1)固体分子のプロトン移動 稲辺は有機結晶中の水素結合のプロトンが移動することによるπ電子系の電荷移動相互作用に与える影響を検討した。池田は中性子散乱を使ってKH_2PO_4や氷の結晶中のプロトンの移動を理論と実験で検討した。大橋はコバルト錯体結晶に光を照射したときの重水素と水素の置換反応を中性子回折で直接...
【医歯薬学】薬学:自己組織化ダイナミクスを含む研究件
❏シリコーン骨格ポリロタキサンにより環動性を有する有機-無機ハイブリッド材料の創製(22750099)
【研究テーマ】高分子化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 特任助教 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサン / 環動性 / 有機・無機複合材料 / ミセル / 環動ゲル (他16件)
【概要】有機成分と無機成分の相対的位置変化が可能な革新的な有機-無機ハイブリッド材料の創成を目指し、前駆体であるポリロタキサン溶液の構造解析を行い、一分子内での各成分の分布を明らかにした。この凝集形成に及ぼす末端封鎖基の効果を調べるため、ポリロタキサンの新規合成法を開発した。合成法開発の結果得られた新規ポリロタキサンを架橋した環動材料の粘弾性測定より、各成分の相対位置変化に相当するダイナミクスを初めて捉え...
❏液体の階層的自己組織化とダイナミクス(21224011)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2009-05-11 - 2014-03-31
【研究代表者】田中 肇 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (60159019)
【キーワード】液体 / 時空階層性 / 水の熱力学異常 / ガラス転移 / 液体・液体転移 (他9件)
【概要】液体状態は物質の基本状態の一つであるが、その基礎的理解は気体・固体に比べ大きく遅れてきた。我々は、液体の本性に関わる基本現象として液体・液体転移、ガラス転移、結晶化、水の特異性、非線形流動などに注目して研究を行った。その結果、これらすべての現象において液体の内包する時空階層性が大きな役割を果たすことが明らかとなった。これにより、従来の液体状態についての「乱雑かつ等方的な流体」という常識的描像によっ...
【医歯薬学】薬学:生体分子ダイナミクスを含む研究件
❏生体分子構造およびに生体分子間相互作用の安定化における水分子の役割の解明(26800227)
【研究テーマ】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】苙口 友隆 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (90589821)
【キーワード】生体分子 / 機能的構造揺らぎ / 水和構造 / 水素結合ネットワーク / 分子動力学シミュレーション (他9件)
【概要】本研究では、生命に不可欠な水が蛋白質の機能的運動にどのような役割を果たすかを明らかにするために、分子動力学(MD)シミュレーションと構造解析実験を組み合わせながら、酵素蛋白質グルタミン酸脱水素酵素(GDH)が基質を捉える運動と水和構造変化の相関を調べた。その結果、GDHの機能的運動がその表面での水分子の脱離・吸着で制御されていることを見出した。 さらに、X線結晶構造解析で観察された水和構造を原子レ...
❏高速バイオAFMが拓く新構造生物学(24227005)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】安藤 敏夫 金沢大学, バイオAFM先端研究センター, 特任教授 (50184320)
【キーワード】走査プローブ顕微鏡 / 1分子計測・操作 / バイオイメージング / タンパク質 / 細胞 (他19件)
【概要】三つの課題に取り組んだ。課題1では、既に確立した高速AFMを利用して多様な蛋白質系で起こる動的プロセスを観察し、機能メカニズムに迫るとともに、従来技術では困難な天然変性蛋白質の構造解析が高速AFMで可能であることを実証した。課題2では、振動を起こさずに広域を高速走査する技術やイメージング中に試料を操作可能なインターラクティブ高速AFMを開発し、その有効性を実証した。また、カンチレバー走査方式の高速...
❏高干渉性X線を用いた蛋白質分子内部運動の時間相関測定(17654084)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】中迫 雅由 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30227764)
【キーワード】生体分子 / X線散乱 / 干渉性 / 中間散乱関数 / 放射光 (他6件)
【概要】本申請では、蛋白質の運動性を実時間計測できる新たな実験手法として高干渉性X線を利用したスペックルパターンの時分割測定による蛋白質内部運動の時間相関測定を試みた。実験では、まず、X線ミラーによってアンジュレーターから放射されるX線の高調波成分を除去し、モノクロメータで単色X線(波長1A)を得、チョッパーによってパルス状X線を作り時間分割測定に供した。さらに、単色化X線を10ミクロン程度のアパチャに通...
【医歯薬学】薬学:RNAダイナミクスを含む研究件
❏RNAダイナミクスの学理構築とRNA標的薬剤アッセイ系の構築(21H02059)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】1分子計測 / RNA / 1分子計測 / ダイナミクス / 過渡構造
【概要】2021年度は、RNA構造転移の測定法の1つとして、三重項-三重項エネルギー移動を利用した、RNA構造転移の測定法の開発に取り組んだ。一重項-一重項エネルギー移動であるFRETでは、一般にエネルギードナー、アクセプター間の距離が50Å程度以上変化する大きな構造転移の観測に優れている。これに対し、三重項-三重項エネルギー移動では、ドナー、アクセプター間の衝突が必要であるため、ドナー、アクセプターが衝...
❏鋳型非依存性RNA合成酵素の分子機構、進化の分子的基盤研究(17687010)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】富田 耕造 産業技術総合研究所, 生物機能工学研究部門, 研究グループ長 (00345274)
【キーワード】RNA / 構造解析 / 反応機構 / 鋳型非依存的 / 複合体 (他10件)
【概要】鋳型非依存的RNA合成酵素であるCCA付加酵素は核酸性の鋳型を用いることなく,定まった配列を定まったRNAプライマーに付加/合成するという点で非常にユニークな酵素である。我々は,昨年度,古細菌由来のCCA付加酵素がCCA配列を合成する過程,すなはち,合成開始,伸長,終結にいたるすべての状態のスナップショットのX線結晶構造解析,生化学的解析を行ない,世界に先駆けてCCA付加酵素によるCCA付加反応の...
【医歯薬学】看護学:組織学習ダイナミクスを含む研究件
❏過去の組織変革の経験が今後の組織変革に与える影響の理論的・実証的解明(20K13600)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小沢 和彦 横浜市立大学, 国際商学部, 准教授 (30754428)
【キーワード】組織変革 / 戦略的転換 / 組織ルーティン / 組織学習 / ダイナミクス (他7件)
【概要】2021年度には、国際学術雑誌に1本の論文が受理され、国内学会での発表も行った。また研究補助者の協力を得ることで、データセットの構築及び整備についても順調に進んでいる。 学会発表(日本経営学会関東部会シンポジウム)では、過去の組織変革(organizational change)や戦略的転換(strategic change)に関する経験が今後の組織活動に与える影響について検討した。組織変革は多様...
❏二元的ネットワーク構造の循環によるパフォーマンス・モデルの提唱と実証(19H01527)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】三橋 平 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90332551)
【キーワード】経営学 / 組織論 / 社会ネットワーク / 組織学習 / ネットワーク (他11件)
【概要】本研究では、弁証法的アプローチと呼ばれる研究アプローチを採用し、組織を2つのロジック・考え方という対立項から分析した。このアプローチによれば、2つのロジックは時間軸とともに行き来したり、ある時点では共存したり、もしくは一方が他方を凌駕しているなどの様々なパターンがあると考えられる。本研究は、このダイナミクスとプロセスを分析すると、組織が持つ本質的な特徴についての理解を深めることを目的としている。研...
【医歯薬学】看護学:乳幼児ダイナミクスを含む研究件
❏新生児・乳児における感覚-運動ダイナミクスに見る発達の個人差(18K13104)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
【キーワード】発達 / 乳児 / 新生児 / シミュレーション / ダイナミクス (他12件)
【概要】本研究では、運動感覚計測技術の開発・解析手法の提案・発達個人差の理解を通した発達理論の検証を目標に、①新生児・乳児の詳細な関節運動計測、②個人差を反映する身体モデル作成、③乳児運動における運動出力/感覚入力の推定、④脳モデルを利用した運動感覚統合シミュレーションによる皮質上情報構造の変化の検証、⑤ニューラルネットワークを併用した感覚運動予測ベースの発達モデル提案を遂行した。 ...
❏ヒト脳の形態形成から行動生成に至る発達のダイナミクス(26220004)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (00272477)
【キーワード】生命情報 / ダイナミクス / 脳 / 発達 / 胚発生 (他15件)
【概要】ヒトの脳の形態形成から行動生成に至る初期発達のダイナミクスの解明を目指した。胚子・胎児標本のMR顕微鏡画像、CT画像、連続組織切片画像等から、脳の三次元情報を抽出し、形態形成の基本的な現象を明らかにした。新生児期のfNIRS計測で、血液酸素化動態と脳の自発活動の発達を鋭敏に示す指標を発見した。乳児期のfNIRSや脳波の計測より、睡眠覚醒によって変化する機能的ネットワークや感覚処理の基本性質を明らか...
【医歯薬学】看護学:発達ダイナミクスを含む研究件
❏新生児・乳児における感覚-運動ダイナミクスに見る発達の個人差(18K13104)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
【キーワード】発達 / 乳児 / 新生児 / シミュレーション / ダイナミクス (他12件)
【概要】本研究では、運動感覚計測技術の開発・解析手法の提案・発達個人差の理解を通した発達理論の検証を目標に、①新生児・乳児の詳細な関節運動計測、②個人差を反映する身体モデル作成、③乳児運動における運動出力/感覚入力の推定、④脳モデルを利用した運動感覚統合シミュレーションによる皮質上情報構造の変化の検証、⑤ニューラルネットワークを併用した感覚運動予測ベースの発達モデル提案を遂行した。 ...
❏ヒト脳の形態形成から行動生成に至る発達のダイナミクス(26220004)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (00272477)
【キーワード】生命情報 / ダイナミクス / 脳 / 発達 / 胚発生 (他15件)
【概要】ヒトの脳の形態形成から行動生成に至る初期発達のダイナミクスの解明を目指した。胚子・胎児標本のMR顕微鏡画像、CT画像、連続組織切片画像等から、脳の三次元情報を抽出し、形態形成の基本的な現象を明らかにした。新生児期のfNIRS計測で、血液酸素化動態と脳の自発活動の発達を鋭敏に示す指標を発見した。乳児期のfNIRSや脳波の計測より、睡眠覚醒によって変化する機能的ネットワークや感覚処理の基本性質を明らか...
【医歯薬学】看護学:新生児ダイナミクスを含む研究件
❏新生児・乳児における感覚-運動ダイナミクスに見る発達の個人差(18K13104)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
【キーワード】発達 / 乳児 / 新生児 / シミュレーション / ダイナミクス (他12件)
【概要】本研究では、運動感覚計測技術の開発・解析手法の提案・発達個人差の理解を通した発達理論の検証を目標に、①新生児・乳児の詳細な関節運動計測、②個人差を反映する身体モデル作成、③乳児運動における運動出力/感覚入力の推定、④脳モデルを利用した運動感覚統合シミュレーションによる皮質上情報構造の変化の検証、⑤ニューラルネットワークを併用した感覚運動予測ベースの発達モデル提案を遂行した。 ...
❏ヒト脳の形態形成から行動生成に至る発達のダイナミクス(26220004)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (00272477)
【キーワード】生命情報 / ダイナミクス / 脳 / 発達 / 胚発生 (他15件)
【概要】ヒトの脳の形態形成から行動生成に至る初期発達のダイナミクスの解明を目指した。胚子・胎児標本のMR顕微鏡画像、CT画像、連続組織切片画像等から、脳の三次元情報を抽出し、形態形成の基本的な現象を明らかにした。新生児期のfNIRS計測で、血液酸素化動態と脳の自発活動の発達を鋭敏に示す指標を発見した。乳児期のfNIRSや脳波の計測より、睡眠覚醒によって変化する機能的ネットワークや感覚処理の基本性質を明らか...
【医歯薬学】看護学:適応ダイナミクスを含む研究件
❏大腸菌細胞間相互作用をとおしてみた生命体情報ネットワーク(16650063)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】清水 浩 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (00226250)
【キーワード】大腸菌 / 生命体情報ネットワーク / 細胞間相互作用 / 適応 / フローサイトメトリー (他12件)
【概要】細胞内には遺伝子、タンパク質、代謝といった多階層のネットワークが存在し、それらの階層間の関係が複雑に絡み合っている。さらに環境と細胞間の相互作用を通じて、上位の階層である細胞集団においても細胞間の相互作用ネットワークが形成される。本研究では、生物ネットワークの解析を行うことにより、そこでの情報のやりとりを明らかにしていくことを目的とした。大腸菌としてグルタミン合成酵素遺伝子を欠損させた宿主にグルタ...
❏カオス結合場としての身体性に基づくロボット行動行動創発の研究(14658099)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】國吉 康夫 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 助教授 (10333444)
【キーワード】ロボット / 身体性 / 創発 / 適応 / カオス (他12件)
【概要】本研究は,多自由度の身体を相互作用場とする大域カオス結合系を用い,秩序状態の発生・変化と身体・環境の状態との関連性を実験的に解明することで,行動の創発における身体性の情報論的意味を明らかにすることを目的とする. 上記の目的に向けて、今年度は以下の研究成果をあげた。 1.筋骨格系身体モデルと動作シミュレーション環境の構築・改良:筋肉モデルと骨格モデルを実装し、筋肉駆動関節モデル、および、多脚虫型モデ...