❏鋳型非依存性RNA合成酵素の分子機構、進化の分子的基盤研究(17687010)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】富田 耕造 産業技術総合研究所, 生物機能工学研究部門, 研究グループ長 (00345274)
【キーワード】RNA / 構造解析 / 反応機構 / 鋳型非依存的 / 複合体 (他10件)
【概要】鋳型非依存的RNA合成酵素であるCCA付加酵素は核酸性の鋳型を用いることなく,定まった配列を定まったRNAプライマーに付加/合成するという点で非常にユニークな酵素である。我々は,昨年度,古細菌由来のCCA付加酵素がCCA配列を合成する過程,すなはち,合成開始,伸長,終結にいたるすべての状態のスナップショットのX線結晶構造解析,生化学的解析を行ない,世界に先駆けてCCA付加酵素によるCCA付加反応の...
❏酸化物クラスターの特長を生かした新規な液相選択酸化反応系の開発(11450303)
【研究テーマ】触媒・化学プロセス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】水野 哲孝 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (50181904)
【キーワード】選択酸化 / 炭化水素 / 液相 / ケイタングステン酸 / 鉄 (他12件)
【概要】1.過酸化水素を酸化剤とする水溶液中での低級アルカンの選択的酸化反応 これまでの研究で、有機溶媒中の反応はすべてテトラブチルアンモニウムを対カチオンとして用いた。水溶液中での反応は、水溶性のカリウム塩を用いた。まず、メタン選択酸化反応生成物量の時間依存性を検討した。生成物として、メタノール、ギ酸、ギ酸メチル、二酸化炭素が観測された。選択酸化反応による主生成物はギ酸メチルであった。このように純粋な水...