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研究分野別サイレントキーワード
「質量分析」サイレントキーワードを含む研究
【環境学】環境解析学:金属元素質量分析を含む研究件
❏がん細胞やがん組織の中に存在する微量金属の網羅的定量とその医学的応用(15K15063)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】武井 佳史 愛知学院大学, 薬学部, 教授 (70362233)
【キーワード】癌転移 / 微量金属 / 質量分析 / 癌組織 / 脱タンパク質法 (他14件)
【概要】癌細胞や癌組織中の微量金属元素を網羅的に定量する系をICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析計)で立ち上げた。ICP-MS前に実施するトリクロル酢酸処理法(脱タンパク質法)も最適化した。確立した測定系により、スキルス胃癌の腹膜転移細胞株では、ルビジウム(原子番号37)含量が、その対応する親株に比して有意に高いことが分かった。ルビジウムの細胞内濃度は、カリウム濃度と類似していた。癌の腹膜転移とルビジウ...
❏金属元素同位体トレーサーを用いた化石燃料燃焼由来重金属の環境負荷量の定量的把握(26550020)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】谷水 雅治 関西学院大学, 理工学部, 教授 (20373459)
【キーワード】同位体 / 物質循環 / 環境動態 / 金属元素 / 質量分析 (他6件)
【概要】第一遷移金属元素及び軽金属元素において、確立した再現性の高い同位体分析法と迅速単離技術を主要な地質学的・環境学的試料に適用し、目的元素の天然での同位体比の変動幅を測定した。第一遷移金属元素のうち、ニッケルの同位体変動は銅や亜鉛に比べて小さく、また、ホウ素やリチウムには、大きな同位体比の変動幅が認められた。特にエアロゾル試料に含まれるこれらの元素は人為起源由来の割合が大きく、自然由来の試料の同位体比...
【環境学】環境解析学:地球科学質量分析を含む研究件
❏NanoSIMSを用いた超高解像度海洋古環境復元(24221002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】佐野 有司 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (50162524)
【キーワード】環境変動 / 古環境復元 / 海洋科学 / 地球化学 / 質量分析 (他8件)
【概要】サンゴや二枚貝などの海洋生物は、成長する際の周囲の水温や塩分などの環境情報を記録しながら炭酸塩を主成分とする骨格や殻を作る。従来の分析手法と比較して非常に高い空間分解能で固体試料が分析可能な二次元高分解能二次イオン質量分析法(NanoSIMS)を、生物起源炭酸カルシウム試料に応用する事で、飛躍的に高い時間解像度で過去の環境や生態的な情報を復元することに成功した。また生物起源炭酸カルシウムに安定同位...
❏海洋表層における生物ケイ酸の生産と溶解のバランス(17310005)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】武田 重信 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (20334328)
【キーワード】地球科学 / 海洋生態 / ケイ素 / 珪藻 / 安定同位体 (他11件)
【概要】ケイ素安定同位体を用いて海洋表層での珪藻類による生物ケイ酸(珪藻殻)の生産速度と珪藻殻からのケイ酸溶解速度を測定する手法を開発し、西部北太平洋亜寒帯域の表層における生物ケイ酸の生産と溶解のバランスについて研究を行った。 ケイ素安定同位体比の測定法として二重収束型誘導結合プラズマ質量分析計の適用について検討した結果、バックグラウンド補正を適切に行うことにより、従来用いられていた負イオン表面電離型質量...
【環境学】環境保全学:環境分析質量分析を含む研究件
❏高解像度炭酸塩分析による巨大噴火・物質循環・表層環境変動の時系列復元(17H00777)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】佐野 有司 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (50162524)
【キーワード】火山活動 / 炭酸塩 / 地球化学 / 質量分析 / 火山噴火 (他11件)
【概要】本研究は、古環境試料の年代測定と元素・同位体分析を組み合わせることで、過去の巨大噴火履歴の復元を目指した。U-Th放射非平衡年代測定法を駆使して、過去の大規模噴火時期の年代を持つ石筍試料を入手した。LIBS(レーザーを用いた元素分析装置)を導入し、過去の大規模噴火・火山活動の情報を記録していると考えられる石筍等の炭酸塩試料の分析手法を開発した。そして、微小領域を分析可能な他の装置と組み合わせて微量...
❏沿岸海洋堆積物における無機態窒素の非生物的有機化反応とその地球化学的意義(21651003)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】海洋科学 / 環境分析 / 窒素循環 / 核磁気共鳴 / 安定同位体 (他9件)
【概要】平成22年度は昨年度に引き続き、(1)同位体トーレーサー法・核磁気共鳴法による堆積物有機態窒素計測法の確立、(2)然堆積物中の有機態窒素の化学構造解析を実施した。(1)については昨年度から試みている超音波抽出を併用した反復温アルカリ抽出による分画精製法にさらに改良を加えると共に、脂質由来化合物に結合した窒素を抽出するために有機溶媒を用いた抽出法も合わせて実施した。 (2)については、別のプロジェク...
❏高感度LC-MS分析を実現する質量分析用ラベル化試薬の創製と応用展開(17350039)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】鈴木 孝治 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (80154540)
【キーワード】イオン化法 / 金属イオン分析 / 質量分析 / 質量分析プローブ / ラベル化試薬 (他13件)
【概要】本研究では、元来、最も高感度な分析の一つと位置付けられる質量分析(MS)の感度をさらに増大させると同時に、より確実な定量分析法とするため、LC-MS向きの最適なラベル化試薬を多数開発した。こようなラベル化試薬(MSプローブ)はすでにいくつかを開発していた。しかしながら、本来、MSプローブはもっとポテンシャルがあり、その応用展開はもっと広いはずべきものであり、基礎研究に戻り、さまざまな物質の質量分析...
【環境学】環境保全学:海洋科学質量分析を含む研究件
❏高解像度炭酸塩分析による巨大噴火・物質循環・表層環境変動の時系列復元(17H00777)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】佐野 有司 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (50162524)
【キーワード】火山活動 / 炭酸塩 / 地球化学 / 質量分析 / 火山噴火 (他11件)
【概要】本研究は、古環境試料の年代測定と元素・同位体分析を組み合わせることで、過去の巨大噴火履歴の復元を目指した。U-Th放射非平衡年代測定法を駆使して、過去の大規模噴火時期の年代を持つ石筍試料を入手した。LIBS(レーザーを用いた元素分析装置)を導入し、過去の大規模噴火・火山活動の情報を記録していると考えられる石筍等の炭酸塩試料の分析手法を開発した。そして、微小領域を分析可能な他の装置と組み合わせて微量...
❏NanoSIMSを用いた超高解像度海洋古環境復元(24221002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】佐野 有司 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (50162524)
【キーワード】環境変動 / 古環境復元 / 海洋科学 / 地球化学 / 質量分析 (他8件)
【概要】サンゴや二枚貝などの海洋生物は、成長する際の周囲の水温や塩分などの環境情報を記録しながら炭酸塩を主成分とする骨格や殻を作る。従来の分析手法と比較して非常に高い空間分解能で固体試料が分析可能な二次元高分解能二次イオン質量分析法(NanoSIMS)を、生物起源炭酸カルシウム試料に応用する事で、飛躍的に高い時間解像度で過去の環境や生態的な情報を復元することに成功した。また生物起源炭酸カルシウムに安定同位...
❏沿岸海洋堆積物における無機態窒素の非生物的有機化反応とその地球化学的意義(21651003)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】海洋科学 / 環境分析 / 窒素循環 / 核磁気共鳴 / 安定同位体 (他9件)
【概要】平成22年度は昨年度に引き続き、(1)同位体トーレーサー法・核磁気共鳴法による堆積物有機態窒素計測法の確立、(2)然堆積物中の有機態窒素の化学構造解析を実施した。(1)については昨年度から試みている超音波抽出を併用した反復温アルカリ抽出による分画精製法にさらに改良を加えると共に、脂質由来化合物に結合した窒素を抽出するために有機溶媒を用いた抽出法も合わせて実施した。 (2)については、別のプロジェク...
【数物系科学】物理学:光電子分光質量分析を含む研究件
❏気相および液体表面におけるクラスター内化学反応-反応の状態選択的解析(06453016)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】近藤 保 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (10011610)
【キーワード】アクリロニトリル クラスター / 重合反応 / 表面衝突 / くさび効果 / 金属クラスター (他22件)
【概要】本研究は、クラスターあるいはそのイオンが関与する反応過程の特徴を解明し、クラスター特有の反応を開発することを主な目的として行なわれた。まず、気相中に孤立したクラスター内における反応の特徴と、クラスターを構成する原子・分子の数(クラスターサイズ)によるその変化についての研究を行なった。アクリロニトリルクラスターの負イオン重合がその例である。また、クラスターの反応選択性がクラスターの全体振動励起によっ...
❏水素結合クラスターの電子構造(04453017)
【研究テーマ】構造化学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1992 - 1993
【研究代表者】茅 幸二 慶応義塾大学, 理工学部, 教授 (10004425)
【キーワード】分子クラスター / 水素結合クラスター / 液体ビーム / 負イオンクラスター / 光電子分光 (他12件)
【概要】本研究では、比較的大きなサイズの分子クラスター、特に水素結合クラスターを生成させ、その構造変化と電子状態について研究する事を目的としている。金属クラスターなどでは、電子状態がクラスターサイズに敏感である事から、大きなクラスターの研究がなされているが、分子クラスターでは異性体によって電子スペクトルが複雑化するため、大きなクラスターの研究は例が少ない。分子クラスターでも、サイズの大きな極限では規則性の...
【数物系科学】地球惑星科学:同位体顕微鏡質量分析を含む研究件
❏水素の高ダイナミックレンジ定量イメージング(20H01990)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】坂本 直哉 北海道大学, 創成研究機構, 助教 (30466429)
【キーワード】同位体顕微鏡 / 二次元イオン検出器 / 高ダイナミックレンジ / 水素 / 惑星 (他8件)
【概要】水素をイメージング可能な同位体顕微鏡の二次元イオン検出システムを高ダイナミックレンジ化する手法を開発し、固体物質表面の多量の水素と極微量な水素を同一視野において同時にイメージング可能とする。 本年度は、昨年度までに開発した選択的画素リセットを行うイメージングシステムを用いて、実際の隕石に含まれる難揮発性包有物を分析した。同一視野内の鉱物間で数桁の濃度分布が分かっているマグネシウムとアルミニウム同位...
❏ナノ領域の同位体分析を目指した質量分析法の開発(10354008)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】圦本 尚義 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (80191485)
【キーワード】同位体顕微鏡 / 同位体組織学 / イオン検出器 / 二次イオン質量分析法 / 同位体 (他16件)
【概要】最近の急速な分析法の進歩により,微小な鉱物間および鉱物内の地球科学的・年代学的情報を引き出すことが可能になりつつある。それにより太陽系形成や惑星形成初期の物質科学的な進化過程が明らかになりつつある。特に,固体地球試料のミクロンサイズの局所表面分析から精密同位体情報を引き出す分析法の実用化により,鉱物の形成・進化過程についての詳細な環境情報並びに時間情報が同時に得られるようになり,従来の地球科学観は...
【数物系科学】地球惑星科学:ハロゲン質量分析を含む研究件
❏微細包有物のマルチ揮発性元素トレーサー分析によるマントル内水循環の解明(国際共同研究強化)(15KK0150)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2019
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (90332593)
【キーワード】希ガス / ハロゲン / 水 / マントル / 沈み込み (他10件)
【概要】本研究は、地球表層を構成する海洋プレートがマントルへと沈み込んでいく際に、プレート中のどのような物質がマントルへと水やハロゲン・希ガスといった揮発性の高い物質を持ち込んでいるかを明らかにするために、火山活動によって地表にもたらされたマントル物質であるかんらん岩や、上昇するマグマ中で早期に晶出して深部のマグマの情報を残しているかんらん石の斑晶について、中性子照射と超高感度希ガス質量分析計を用いた希ガ...
❏微細包有物のマルチ揮発性元素トレーサー分析によるマントル内水循環の解明(26287139)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (90332593)
【キーワード】ハロゲン / 希ガス / 水 / 沈み込み / マントル (他8件)
【概要】原子炉を用いた中性子照射による同位体変換と、超高感度希ガス質量分析を組み合わせて、沈み込み帯のマントルかんらん岩、大陸下マントルかんらん岩、過去に沈み込んだスラブ物質、そしてダイヤモンドについて、希ガスとハロゲン及びその他の元素(Ca、K、Ba、U)の多元素同時分析を行った。その結果をもとに、沈み込む直前のプレートの屈曲に伴う、堆積物中間隙水のマントル最上部への侵入と蛇紋石形成が重要な役割を果たし...
❏ハロゲン・希ガス多元素同時測定によるマントルに沈み込んだ水の起源と輸送過程の解明(23340169)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (90332593)
【キーワード】ハロゲン / 希ガス / 沈み込み / スラブ流体 / 質量分析 (他11件)
【概要】中性子照射による核変換と超高感度希ガス質量分析技術を応用した、極微量ハロゲンと希ガスの多元素同時分析手法を開発し、沈み込み帯のマントルかんらん岩、過去に沈み込んだスラブ物質、そして変質した海洋地殻と堆積物を分析した。沈み込み帯のマントルかんらん岩捕獲岩には、四国・三波川帯のマントルかんらん岩や蛇紋岩と同様にヨウ素に富む、堆積物中の間隙水とよく似たハロゲンと希ガスが含まれていた。三波川帯のエクロジャ...
【数物系科学】地球惑星科学:スラブ流体質量分析を含む研究件
❏微細包有物のマルチ揮発性元素トレーサー分析によるマントル内水循環の解明(26287139)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (90332593)
【キーワード】ハロゲン / 希ガス / 水 / 沈み込み / マントル (他8件)
【概要】原子炉を用いた中性子照射による同位体変換と、超高感度希ガス質量分析を組み合わせて、沈み込み帯のマントルかんらん岩、大陸下マントルかんらん岩、過去に沈み込んだスラブ物質、そしてダイヤモンドについて、希ガスとハロゲン及びその他の元素(Ca、K、Ba、U)の多元素同時分析を行った。その結果をもとに、沈み込む直前のプレートの屈曲に伴う、堆積物中間隙水のマントル最上部への侵入と蛇紋石形成が重要な役割を果たし...
❏ハロゲン・希ガス多元素同時測定によるマントルに沈み込んだ水の起源と輸送過程の解明(23340169)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (90332593)
【キーワード】ハロゲン / 希ガス / 沈み込み / スラブ流体 / 質量分析 (他11件)
【概要】中性子照射による核変換と超高感度希ガス質量分析技術を応用した、極微量ハロゲンと希ガスの多元素同時分析手法を開発し、沈み込み帯のマントルかんらん岩、過去に沈み込んだスラブ物質、そして変質した海洋地殻と堆積物を分析した。沈み込み帯のマントルかんらん岩捕獲岩には、四国・三波川帯のマントルかんらん岩や蛇紋岩と同様にヨウ素に富む、堆積物中の間隙水とよく似たハロゲンと希ガスが含まれていた。三波川帯のエクロジャ...
【数物系科学】地球惑星科学:ヘリウム質量分析を含む研究件
❏超高精度ヘリウム同位体比分析による中性子寿命の決定と原子核・宇宙物理学への貢献(24654058)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (90332593)
【キーワード】ヘリウム / 同位体比 / 中性子 / 質量分析 / J-PARCパルス中性子源 (他9件)
【概要】本研究では、J-PARCパルス中性子源で進められている中性子寿命測定実験で、中性子数の決定に用いている検出器内のヘリウムガスの同位体比(3He/4He比)を精確に求めることで中性子寿命の高精度決定に貢献するために、希ガス質量分析計を改良し、0.1%以下の確度・精度で3He/4He比を決定可能にすることを目指した。3He/4He比の測定値の揺らぎの要因を洗い出し、分析磁場の安定化とイオン光学の最適化...
❏溶液試料直接導入型マルチガス誘導結合プラズマ源の開発と微量元素分析への応用(17350034)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】沖野 晃俊 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 准教授 (60262276)
【キーワード】誘導結合プラズマ / 大気圧プラズマ / マルチガスプラズマ / ヘリウム / アルゴン (他10件)
【概要】現在,微量元素分析用の励起源やイオン源として最も広く使用されているアルゴン誘導結合プラズマ(Inductively Coupled Plasma, ICP)を用いたICP発光分析法(ICP Atomic Emission Spectrometry, ICP-AES)およびICP質量分析法(ICP Mass Spectrometry, ICP-MS)はアルゴンプラズマしか使用できないため,(1)アル...
【数物系科学】地球惑星科学:マントル捕獲岩質量分析を含む研究件
❏破砕セルとGC-MSの併用によるマントル起源流体の炭素同位体組成の決定(14654096)
【研究テーマ】地球化学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】鍵 裕之 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (70233666)
【キーワード】流体包有物 / 炭素同位体比 / マントル / 質量分析 / マントル捕獲岩
【概要】これまでのところマントルの炭素同位体組成は一定と考えられているが、それを確かめなくてはいけない。炭素は地球表層からおそらくコアまで普遍的に分布する元素であるが、全地球の同位体分布を改めて見直したい、というのが本研究のねらいである。そのためには微少量のマントル流体を対象に、技術的な試行錯誤を繰り返しながら研究を進めることが本研究の目的である。昨年度は測定に用いる予定のマントル捕獲岩の採集を中国大陸に...
❏超高感度希ガス質量分析装置の製作によるマントル起源流体のレーザー希ガス局所分析(14703001)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (90332593)
【キーワード】質量分析 / 希ガス同位体 / 同位体地球化学 / イオン化 / マントル捕獲岩 (他6件)
【概要】今年度は、昨年度までに立ち上げた、四重極レンズイオン源を新たに搭載した超高感度希ガス質量分析計の実用化と、紫外レーザーアブレーション装置を用いた希ガス局所分析の試みを行った。四重極レンズイオン源は、レンズを使用しない場合に比べて最大5倍程度の感度の向上がみられたが、イオンビーム像が上手く結実しないことによる質量分解能の低下と、希ガス元素ごとで最適条件が異なるといった問題があることが明らかになった。...
【数物系科学】地球惑星科学:質量分析装置質量分析を含む研究件
❏無細胞タンパク質合成系とペプチドタグを利用したフォールディング進化系の確立(20K06519)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】丹羽 達也 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 助教 (50588530)
【キーワード】フォールディング / 質量分析装置 / 無細胞タンパク質合成系 / タンパク質フォールディング / 質量分析 (他6件)
【概要】前年度に引き続き、未だ予測することが難しいタンパク質フォールディングについての理解を深めるために、ペプチドタグとナノLC-タンデム質量分析装置を利用した試験管内でタンパク質フォールディングを進化させる実験系の構築を目指している。 前年度に見出したペプチドタグを元にして、1ないし2アミノ酸の点変異を加えることによりその種類を大きく増やすことに成功した。ごく一部、うまく測定できないタグが見受けられたが...
❏糖鎖プライマー法を基盤とするムコ多糖症診断プローブの創製(17K19208)
【研究テーマ】生体分子化学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】佐藤 智典 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (00162454)
【キーワード】糖鎖プライマー法 / ムコ多糖症 / グリコサミノグリカン / 質量分析装置 / 糖鎖ライブラリー (他13件)
【概要】ムコ多糖症(MPS)は先天性のライソゾーム病のひとつである。本課題では、MPSの早期診断を実現するために、新生児マススクリーニングで利用可能な診断プローブとなる糖鎖ライブラリーを作製した。 糖鎖ライブラリーの作製には、糖鎖生合成経路の前駆体である糖鎖プライマーXyl-Ser-C12を用いた。糖鎖プライマーを、正常ヒト皮膚繊維芽細胞等の細胞培養液中に添加し、得られた糖鎖ライブラリーの構造をLC-MS...
【数物系科学】地球惑星科学:質量分析法質量分析を含む研究件
❏金属クラスター表面に吸着した分子の解離吸着への活性化エネルギーの実測(19K05183)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】工藤 聡 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (00334475)
【キーワード】金属クラスター / 活性化エネルギー / 解離反応 / 赤外解離分光法 / 気相昇温脱離法 (他13件)
【概要】本研究では、気相分散した金属クラスター上での分子(一酸化窒素など)の解離反応の活性化エネルギーを測定するための装置の開発をおこなった。活性化エネルギーを求めるためには金属クラスターを加熱する必要がある。また、分子が解離したかを調べるためには、加熱したクラスターを冷却してプローブとなるアルゴン原子を付加する必要がある。これを実現するための装置を設計して既存の装置に組み込んだ。この装置を用いて金属クラ...
❏ナノ領域の同位体分析を目指した質量分析法の開発(10354008)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】圦本 尚義 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (80191485)
【キーワード】同位体顕微鏡 / 同位体組織学 / イオン検出器 / 二次イオン質量分析法 / 同位体 (他16件)
【概要】最近の急速な分析法の進歩により,微小な鉱物間および鉱物内の地球科学的・年代学的情報を引き出すことが可能になりつつある。それにより太陽系形成や惑星形成初期の物質科学的な進化過程が明らかになりつつある。特に,固体地球試料のミクロンサイズの局所表面分析から精密同位体情報を引き出す分析法の実用化により,鉱物の形成・進化過程についての詳細な環境情報並びに時間情報が同時に得られるようになり,従来の地球科学観は...
【数物系科学】地球惑星科学:古環境復元質量分析を含む研究件
❏炭酸塩試料を用いた長期間かつ高解像度の古環境復元(19KK0083)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】佐野 有司 高知大学, 海洋コア総合研究センター, 特任教授 (50162524)
【キーワード】古環境復元 / 炭酸塩 / 地球化学 / 質量分析 / 年代測定 (他8件)
【概要】本研究では,サンゴ骨格・鍾乳石・二枚貝など付加成長する炭酸塩試料について,高精度年代決定法と高解像度元素・同位体分析法を融合させることにより,過去の環境を長期間かつ高精度で復元することを目的とする.具体的には,炭酸塩試料のウラン-トリウム年代測定法の世界的権威である国立台湾大学のSHEN教授との共同研究を通じて,炭酸塩試料の年代を高精度で決定するとともに,二次イオン質量分析計(NanoSIMS)等...
❏NanoSIMSを用いた超高解像度海洋古環境復元(24221002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】佐野 有司 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (50162524)
【キーワード】環境変動 / 古環境復元 / 海洋科学 / 地球化学 / 質量分析 (他8件)
【概要】サンゴや二枚貝などの海洋生物は、成長する際の周囲の水温や塩分などの環境情報を記録しながら炭酸塩を主成分とする骨格や殻を作る。従来の分析手法と比較して非常に高い空間分解能で固体試料が分析可能な二次元高分解能二次イオン質量分析法(NanoSIMS)を、生物起源炭酸カルシウム試料に応用する事で、飛躍的に高い時間解像度で過去の環境や生態的な情報を復元することに成功した。また生物起源炭酸カルシウムに安定同位...
【数物系科学】地球惑星科学:希ガス同位体質量分析を含む研究件
❏マントル物質に含まれる流体の解析に基づくマントルウエッジにおける水の挙動の解明(17740355)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】角野 浩史 東大, 理学(系)研究科(研究院), 助手 (90332593)
【キーワード】希ガス同位体 / マントルウエッジ / 沈み込み / 質量分析
【概要】本年度の目標は、(1)希ガス質量分析計の高感度化と、(2)水を含むマントル物質の採取・分析試料の調整および放射化であった。幸い、名古屋大学の水上知之博士から、過去に水を含むマントル物質であった四国・東赤石カンラン岩体の試料を提供していただき、試料採取にかける時間と経費を節約できた。この試料には、マントルウエッジにおける水の痕跡である蛇紋石の他、カンラン岩体上昇時に形成された蛇紋石や、地表における風...
❏超高感度希ガス質量分析装置の製作によるマントル起源流体のレーザー希ガス局所分析(14703001)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (90332593)
【キーワード】質量分析 / 希ガス同位体 / 同位体地球化学 / イオン化 / マントル捕獲岩 (他6件)
【概要】今年度は、昨年度までに立ち上げた、四重極レンズイオン源を新たに搭載した超高感度希ガス質量分析計の実用化と、紫外レーザーアブレーション装置を用いた希ガス局所分析の試みを行った。四重極レンズイオン源は、レンズを使用しない場合に比べて最大5倍程度の感度の向上がみられたが、イオンビーム像が上手く結実しないことによる質量分解能の低下と、希ガス元素ごとで最適条件が異なるといった問題があることが明らかになった。...
❏微小領域希ガス同位体分析法の確立と惑星物質科学への応用(10740257)
【研究テーマ】地球化学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】三浦 弥生 東京大学, 地震研究所, 助手 (90282730)
【キーワード】希ガス同位体 / 質量分析 / 隕石 / 消滅核種 / レーザー照射
【概要】隕石および地球岩石中の希ガス分布の不均質性や特徴(存在場所等)を明らかにし、それらの形成状況や経てきた過程についての知見を得たいと考えている。そのための方法として、本研究では微小領域の希ガス同位体分析に着目し、微小域のガス抽出方法や分析法の確立を目的とした研究を進めた。本年度は、昨年度に引き続き微量分析に対応できるよう既存の希ガス用質量分析装置の調整を進めるとともに、試料からのガス抽出の方法として...
【数物系科学】地球惑星科学:局所分析質量分析を含む研究件
❏圧縮イオン源を用いた超高感度希ガス質量分析計の開発による新たな地球惑星科学の開拓(20K20529)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90332593)
【キーワード】質量分析 / イオン源 / 希ガス / 超高感度分析 / 局所分析 (他7件)
【概要】本研究の当初計画では、高速回転する磁気浮上型のローターにより希ガスをイオン源に集めてイオン化し、そのイオンのほぼ全てを質量分解能を損なうことなく検出器まで導く、ガス圧縮機構と四重極静電レンズを備えた画期的な電子イオン源を開発し、数百個程度の希ガス同位体を検出可能な、従来を遥かに超える高感度の希ガス同位体質量分析を実現することを目的としていた。 昨年度での検討により、希ガスの圧縮機構をイオン源に一体...
❏ナノ領域の同位体分析を目指した質量分析法の開発(10354008)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】圦本 尚義 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (80191485)
【キーワード】同位体顕微鏡 / 同位体組織学 / イオン検出器 / 二次イオン質量分析法 / 同位体 (他16件)
【概要】最近の急速な分析法の進歩により,微小な鉱物間および鉱物内の地球科学的・年代学的情報を引き出すことが可能になりつつある。それにより太陽系形成や惑星形成初期の物質科学的な進化過程が明らかになりつつある。特に,固体地球試料のミクロンサイズの局所表面分析から精密同位体情報を引き出す分析法の実用化により,鉱物の形成・進化過程についての詳細な環境情報並びに時間情報が同時に得られるようになり,従来の地球科学観は...
【数物系科学】地球惑星科学:炭酸塩質量分析を含む研究件
❏炭酸塩試料を用いた長期間かつ高解像度の古環境復元(19KK0083)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】佐野 有司 高知大学, 海洋コア総合研究センター, 特任教授 (50162524)
【キーワード】古環境復元 / 炭酸塩 / 地球化学 / 質量分析 / 年代測定 (他8件)
【概要】本研究では,サンゴ骨格・鍾乳石・二枚貝など付加成長する炭酸塩試料について,高精度年代決定法と高解像度元素・同位体分析法を融合させることにより,過去の環境を長期間かつ高精度で復元することを目的とする.具体的には,炭酸塩試料のウラン-トリウム年代測定法の世界的権威である国立台湾大学のSHEN教授との共同研究を通じて,炭酸塩試料の年代を高精度で決定するとともに,二次イオン質量分析計(NanoSIMS)等...
❏高解像度炭酸塩分析による巨大噴火・物質循環・表層環境変動の時系列復元(17H00777)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】佐野 有司 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (50162524)
【キーワード】火山活動 / 炭酸塩 / 地球化学 / 質量分析 / 火山噴火 (他11件)
【概要】本研究は、古環境試料の年代測定と元素・同位体分析を組み合わせることで、過去の巨大噴火履歴の復元を目指した。U-Th放射非平衡年代測定法を駆使して、過去の大規模噴火時期の年代を持つ石筍試料を入手した。LIBS(レーザーを用いた元素分析装置)を導入し、過去の大規模噴火・火山活動の情報を記録していると考えられる石筍等の炭酸塩試料の分析手法を開発した。そして、微小領域を分析可能な他の装置と組み合わせて微量...
【数物系科学】地球惑星科学:同位体質量分析を含む研究件
❏圧縮イオン源を用いた超高感度希ガス質量分析計の開発による新たな地球惑星科学の開拓(20K20529)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90332593)
【キーワード】質量分析 / イオン源 / 希ガス / 超高感度分析 / 局所分析 (他7件)
【概要】本研究の当初計画では、高速回転する磁気浮上型のローターにより希ガスをイオン源に集めてイオン化し、そのイオンのほぼ全てを質量分解能を損なうことなく検出器まで導く、ガス圧縮機構と四重極静電レンズを備えた画期的な電子イオン源を開発し、数百個程度の希ガス同位体を検出可能な、従来を遥かに超える高感度の希ガス同位体質量分析を実現することを目的としていた。 昨年度での検討により、希ガスの圧縮機構をイオン源に一体...
❏水素の高ダイナミックレンジ定量イメージング(20H01990)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】坂本 直哉 北海道大学, 創成研究機構, 助教 (30466429)
【キーワード】同位体顕微鏡 / 二次元イオン検出器 / 高ダイナミックレンジ / 水素 / 惑星 (他8件)
【概要】水素をイメージング可能な同位体顕微鏡の二次元イオン検出システムを高ダイナミックレンジ化する手法を開発し、固体物質表面の多量の水素と極微量な水素を同一視野において同時にイメージング可能とする。 本年度は、昨年度までに開発した選択的画素リセットを行うイメージングシステムを用いて、実際の隕石に含まれる難揮発性包有物を分析した。同一視野内の鉱物間で数桁の濃度分布が分かっているマグネシウムとアルミニウム同位...
❏微細包有物のマルチ揮発性元素トレーサー分析によるマントル内水循環の解明(国際共同研究強化)(15KK0150)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2019
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (90332593)
【キーワード】希ガス / ハロゲン / 水 / マントル / 沈み込み (他10件)
【概要】本研究は、地球表層を構成する海洋プレートがマントルへと沈み込んでいく際に、プレート中のどのような物質がマントルへと水やハロゲン・希ガスといった揮発性の高い物質を持ち込んでいるかを明らかにするために、火山活動によって地表にもたらされたマントル物質であるかんらん岩や、上昇するマグマ中で早期に晶出して深部のマグマの情報を残しているかんらん石の斑晶について、中性子照射と超高感度希ガス質量分析計を用いた希ガ...
【数物系科学】地球惑星科学:流体包有物質量分析を含む研究件
❏微細包有物のマルチ揮発性元素トレーサー分析によるマントル内水循環の解明(国際共同研究強化)(15KK0150)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2019
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (90332593)
【キーワード】希ガス / ハロゲン / 水 / マントル / 沈み込み (他10件)
【概要】本研究は、地球表層を構成する海洋プレートがマントルへと沈み込んでいく際に、プレート中のどのような物質がマントルへと水やハロゲン・希ガスといった揮発性の高い物質を持ち込んでいるかを明らかにするために、火山活動によって地表にもたらされたマントル物質であるかんらん岩や、上昇するマグマ中で早期に晶出して深部のマグマの情報を残しているかんらん石の斑晶について、中性子照射と超高感度希ガス質量分析計を用いた希ガ...
❏破砕セルとGC-MSの併用によるマントル起源流体の炭素同位体組成の決定(14654096)
【研究テーマ】地球化学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】鍵 裕之 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (70233666)
【キーワード】流体包有物 / 炭素同位体比 / マントル / 質量分析 / マントル捕獲岩
【概要】これまでのところマントルの炭素同位体組成は一定と考えられているが、それを確かめなくてはいけない。炭素は地球表層からおそらくコアまで普遍的に分布する元素であるが、全地球の同位体分布を改めて見直したい、というのが本研究のねらいである。そのためには微少量のマントル流体を対象に、技術的な試行錯誤を繰り返しながら研究を進めることが本研究の目的である。昨年度は測定に用いる予定のマントル捕獲岩の採集を中国大陸に...
【数物系科学】地球惑星科学:地球化学質量分析を含む研究件
❏炭酸塩試料を用いた長期間かつ高解像度の古環境復元(19KK0083)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】佐野 有司 高知大学, 海洋コア総合研究センター, 特任教授 (50162524)
【キーワード】古環境復元 / 炭酸塩 / 地球化学 / 質量分析 / 年代測定 (他8件)
【概要】本研究では,サンゴ骨格・鍾乳石・二枚貝など付加成長する炭酸塩試料について,高精度年代決定法と高解像度元素・同位体分析法を融合させることにより,過去の環境を長期間かつ高精度で復元することを目的とする.具体的には,炭酸塩試料のウラン-トリウム年代測定法の世界的権威である国立台湾大学のSHEN教授との共同研究を通じて,炭酸塩試料の年代を高精度で決定するとともに,二次イオン質量分析計(NanoSIMS)等...
❏高解像度炭酸塩分析による巨大噴火・物質循環・表層環境変動の時系列復元(17H00777)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】佐野 有司 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (50162524)
【キーワード】火山活動 / 炭酸塩 / 地球化学 / 質量分析 / 火山噴火 (他11件)
【概要】本研究は、古環境試料の年代測定と元素・同位体分析を組み合わせることで、過去の巨大噴火履歴の復元を目指した。U-Th放射非平衡年代測定法を駆使して、過去の大規模噴火時期の年代を持つ石筍試料を入手した。LIBS(レーザーを用いた元素分析装置)を導入し、過去の大規模噴火・火山活動の情報を記録していると考えられる石筍等の炭酸塩試料の分析手法を開発した。そして、微小領域を分析可能な他の装置と組み合わせて微量...
❏NanoSIMSを用いた超高解像度海洋古環境復元(24221002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】佐野 有司 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (50162524)
【キーワード】環境変動 / 古環境復元 / 海洋科学 / 地球化学 / 質量分析 (他8件)
【概要】サンゴや二枚貝などの海洋生物は、成長する際の周囲の水温や塩分などの環境情報を記録しながら炭酸塩を主成分とする骨格や殻を作る。従来の分析手法と比較して非常に高い空間分解能で固体試料が分析可能な二次元高分解能二次イオン質量分析法(NanoSIMS)を、生物起源炭酸カルシウム試料に応用する事で、飛躍的に高い時間解像度で過去の環境や生態的な情報を復元することに成功した。また生物起源炭酸カルシウムに安定同位...
【数物系科学】地球惑星科学:安定同位体質量分析を含む研究件
❏沿岸海洋堆積物における無機態窒素の非生物的有機化反応とその地球化学的意義(21651003)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】海洋科学 / 環境分析 / 窒素循環 / 核磁気共鳴 / 安定同位体 (他9件)
【概要】平成22年度は昨年度に引き続き、(1)同位体トーレーサー法・核磁気共鳴法による堆積物有機態窒素計測法の確立、(2)然堆積物中の有機態窒素の化学構造解析を実施した。(1)については昨年度から試みている超音波抽出を併用した反復温アルカリ抽出による分画精製法にさらに改良を加えると共に、脂質由来化合物に結合した窒素を抽出するために有機溶媒を用いた抽出法も合わせて実施した。 (2)については、別のプロジェク...
❏海洋表層における生物ケイ酸の生産と溶解のバランス(17310005)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】武田 重信 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (20334328)
【キーワード】地球科学 / 海洋生態 / ケイ素 / 珪藻 / 安定同位体 (他11件)
【概要】ケイ素安定同位体を用いて海洋表層での珪藻類による生物ケイ酸(珪藻殻)の生産速度と珪藻殻からのケイ酸溶解速度を測定する手法を開発し、西部北太平洋亜寒帯域の表層における生物ケイ酸の生産と溶解のバランスについて研究を行った。 ケイ素安定同位体比の測定法として二重収束型誘導結合プラズマ質量分析計の適用について検討した結果、バックグラウンド補正を適切に行うことにより、従来用いられていた負イオン表面電離型質量...
❏安定同位体の分離と応用(05353014)
【研究テーマ】エネルギー学一般・原子力学
【研究種目】総合研究(B)
【研究期間】1993
【研究代表者】藤井 靖彦 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (20016869)
【キーワード】同位体分離 / 同位体効果 / 安定同位体 / 質量分析 / NMR (他8件)
【概要】本年度、3回の研究集会を東工大原子炉研で開催し、安定同位体の分離技術や利用・応用分野等について、分担者や、関係者の協力を得て、次のような調査活動を行なった。 (1)同位体の物理化学に関する最近の研究動向調査: 同位体分離・分析技術の基礎となる、同位体の物理化学的特性、平衡・反応速度の同位体効果等の中で特に異常同位体効果に注目し調査した。 (2)同位体分離に関する最近の技術調査: 最近進歩が著しい、...
【数物系科学】地球惑星科学:沈み込み質量分析を含む研究件
❏微細包有物のマルチ揮発性元素トレーサー分析によるマントル内水循環の解明(国際共同研究強化)(15KK0150)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2019
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (90332593)
【キーワード】希ガス / ハロゲン / 水 / マントル / 沈み込み (他10件)
【概要】本研究は、地球表層を構成する海洋プレートがマントルへと沈み込んでいく際に、プレート中のどのような物質がマントルへと水やハロゲン・希ガスといった揮発性の高い物質を持ち込んでいるかを明らかにするために、火山活動によって地表にもたらされたマントル物質であるかんらん岩や、上昇するマグマ中で早期に晶出して深部のマグマの情報を残しているかんらん石の斑晶について、中性子照射と超高感度希ガス質量分析計を用いた希ガ...
❏微細包有物のマルチ揮発性元素トレーサー分析によるマントル内水循環の解明(26287139)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (90332593)
【キーワード】ハロゲン / 希ガス / 水 / 沈み込み / マントル (他8件)
【概要】原子炉を用いた中性子照射による同位体変換と、超高感度希ガス質量分析を組み合わせて、沈み込み帯のマントルかんらん岩、大陸下マントルかんらん岩、過去に沈み込んだスラブ物質、そしてダイヤモンドについて、希ガスとハロゲン及びその他の元素(Ca、K、Ba、U)の多元素同時分析を行った。その結果をもとに、沈み込む直前のプレートの屈曲に伴う、堆積物中間隙水のマントル最上部への侵入と蛇紋石形成が重要な役割を果たし...
❏ハロゲン・希ガス多元素同時測定によるマントルに沈み込んだ水の起源と輸送過程の解明(23340169)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (90332593)
【キーワード】ハロゲン / 希ガス / 沈み込み / スラブ流体 / 質量分析 (他11件)
【概要】中性子照射による核変換と超高感度希ガス質量分析技術を応用した、極微量ハロゲンと希ガスの多元素同時分析手法を開発し、沈み込み帯のマントルかんらん岩、過去に沈み込んだスラブ物質、そして変質した海洋地殻と堆積物を分析した。沈み込み帯のマントルかんらん岩捕獲岩には、四国・三波川帯のマントルかんらん岩や蛇紋岩と同様にヨウ素に富む、堆積物中の間隙水とよく似たハロゲンと希ガスが含まれていた。三波川帯のエクロジャ...
【数物系科学】地球惑星科学:希ガス質量分析を含む研究件
❏圧縮イオン源を用いた超高感度希ガス質量分析計の開発による新たな地球惑星科学の開拓(20K20529)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90332593)
【キーワード】質量分析 / イオン源 / 希ガス / 超高感度分析 / 局所分析 (他7件)
【概要】本研究の当初計画では、高速回転する磁気浮上型のローターにより希ガスをイオン源に集めてイオン化し、そのイオンのほぼ全てを質量分解能を損なうことなく検出器まで導く、ガス圧縮機構と四重極静電レンズを備えた画期的な電子イオン源を開発し、数百個程度の希ガス同位体を検出可能な、従来を遥かに超える高感度の希ガス同位体質量分析を実現することを目的としていた。 昨年度での検討により、希ガスの圧縮機構をイオン源に一体...
❏微細包有物のマルチ揮発性元素トレーサー分析によるマントル内水循環の解明(国際共同研究強化)(15KK0150)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2019
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (90332593)
【キーワード】希ガス / ハロゲン / 水 / マントル / 沈み込み (他10件)
【概要】本研究は、地球表層を構成する海洋プレートがマントルへと沈み込んでいく際に、プレート中のどのような物質がマントルへと水やハロゲン・希ガスといった揮発性の高い物質を持ち込んでいるかを明らかにするために、火山活動によって地表にもたらされたマントル物質であるかんらん岩や、上昇するマグマ中で早期に晶出して深部のマグマの情報を残しているかんらん石の斑晶について、中性子照射と超高感度希ガス質量分析計を用いた希ガ...
❏微細包有物のマルチ揮発性元素トレーサー分析によるマントル内水循環の解明(26287139)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (90332593)
【キーワード】ハロゲン / 希ガス / 水 / 沈み込み / マントル (他8件)
【概要】原子炉を用いた中性子照射による同位体変換と、超高感度希ガス質量分析を組み合わせて、沈み込み帯のマントルかんらん岩、大陸下マントルかんらん岩、過去に沈み込んだスラブ物質、そしてダイヤモンドについて、希ガスとハロゲン及びその他の元素(Ca、K、Ba、U)の多元素同時分析を行った。その結果をもとに、沈み込む直前のプレートの屈曲に伴う、堆積物中間隙水のマントル最上部への侵入と蛇紋石形成が重要な役割を果たし...
【数物系科学】地球惑星科学:ナノSIMS質量分析を含む研究件
❏炭酸塩試料を用いた長期間かつ高解像度の古環境復元(19KK0083)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】佐野 有司 高知大学, 海洋コア総合研究センター, 特任教授 (50162524)
【キーワード】古環境復元 / 炭酸塩 / 地球化学 / 質量分析 / 年代測定 (他8件)
【概要】本研究では,サンゴ骨格・鍾乳石・二枚貝など付加成長する炭酸塩試料について,高精度年代決定法と高解像度元素・同位体分析法を融合させることにより,過去の環境を長期間かつ高精度で復元することを目的とする.具体的には,炭酸塩試料のウラン-トリウム年代測定法の世界的権威である国立台湾大学のSHEN教授との共同研究を通じて,炭酸塩試料の年代を高精度で決定するとともに,二次イオン質量分析計(NanoSIMS)等...
❏NanoSIMSを用いた超高解像度海洋古環境復元(24221002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】佐野 有司 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (50162524)
【キーワード】環境変動 / 古環境復元 / 海洋科学 / 地球化学 / 質量分析 (他8件)
【概要】サンゴや二枚貝などの海洋生物は、成長する際の周囲の水温や塩分などの環境情報を記録しながら炭酸塩を主成分とする骨格や殻を作る。従来の分析手法と比較して非常に高い空間分解能で固体試料が分析可能な二次元高分解能二次イオン質量分析法(NanoSIMS)を、生物起源炭酸カルシウム試料に応用する事で、飛躍的に高い時間解像度で過去の環境や生態的な情報を復元することに成功した。また生物起源炭酸カルシウムに安定同位...
【数物系科学】地球惑星科学:マントル質量分析を含む研究件
❏微細包有物のマルチ揮発性元素トレーサー分析によるマントル内水循環の解明(国際共同研究強化)(15KK0150)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2019
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (90332593)
【キーワード】希ガス / ハロゲン / 水 / マントル / 沈み込み (他10件)
【概要】本研究は、地球表層を構成する海洋プレートがマントルへと沈み込んでいく際に、プレート中のどのような物質がマントルへと水やハロゲン・希ガスといった揮発性の高い物質を持ち込んでいるかを明らかにするために、火山活動によって地表にもたらされたマントル物質であるかんらん岩や、上昇するマグマ中で早期に晶出して深部のマグマの情報を残しているかんらん石の斑晶について、中性子照射と超高感度希ガス質量分析計を用いた希ガ...
❏微細包有物のマルチ揮発性元素トレーサー分析によるマントル内水循環の解明(26287139)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (90332593)
【キーワード】ハロゲン / 希ガス / 水 / 沈み込み / マントル (他8件)
【概要】原子炉を用いた中性子照射による同位体変換と、超高感度希ガス質量分析を組み合わせて、沈み込み帯のマントルかんらん岩、大陸下マントルかんらん岩、過去に沈み込んだスラブ物質、そしてダイヤモンドについて、希ガスとハロゲン及びその他の元素(Ca、K、Ba、U)の多元素同時分析を行った。その結果をもとに、沈み込む直前のプレートの屈曲に伴う、堆積物中間隙水のマントル最上部への侵入と蛇紋石形成が重要な役割を果たし...
❏ハロゲン・希ガス多元素同時測定によるマントルに沈み込んだ水の起源と輸送過程の解明(23340169)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (90332593)
【キーワード】ハロゲン / 希ガス / 沈み込み / スラブ流体 / 質量分析 (他11件)
【概要】中性子照射による核変換と超高感度希ガス質量分析技術を応用した、極微量ハロゲンと希ガスの多元素同時分析手法を開発し、沈み込み帯のマントルかんらん岩、過去に沈み込んだスラブ物質、そして変質した海洋地殻と堆積物を分析した。沈み込み帯のマントルかんらん岩捕獲岩には、四国・三波川帯のマントルかんらん岩や蛇紋岩と同様にヨウ素に富む、堆積物中の間隙水とよく似たハロゲンと希ガスが含まれていた。三波川帯のエクロジャ...
【数物系科学】地球惑星科学:質量分析を含む研究件
❏微細包有物のマルチ揮発性元素トレーサー分析によるマントル内水循環の解明(国際共同研究強化)(15KK0150)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2019
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (90332593)
【キーワード】希ガス / ハロゲン / 水 / マントル / 沈み込み (他10件)
【概要】本研究は、地球表層を構成する海洋プレートがマントルへと沈み込んでいく際に、プレート中のどのような物質がマントルへと水やハロゲン・希ガスといった揮発性の高い物質を持ち込んでいるかを明らかにするために、火山活動によって地表にもたらされたマントル物質であるかんらん岩や、上昇するマグマ中で早期に晶出して深部のマグマの情報を残しているかんらん石の斑晶について、中性子照射と超高感度希ガス質量分析計を用いた希ガ...
❏微細包有物のマルチ揮発性元素トレーサー分析によるマントル内水循環の解明(26287139)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (90332593)
【キーワード】ハロゲン / 希ガス / 水 / 沈み込み / マントル (他8件)
【概要】原子炉を用いた中性子照射による同位体変換と、超高感度希ガス質量分析を組み合わせて、沈み込み帯のマントルかんらん岩、大陸下マントルかんらん岩、過去に沈み込んだスラブ物質、そしてダイヤモンドについて、希ガスとハロゲン及びその他の元素(Ca、K、Ba、U)の多元素同時分析を行った。その結果をもとに、沈み込む直前のプレートの屈曲に伴う、堆積物中間隙水のマントル最上部への侵入と蛇紋石形成が重要な役割を果たし...
❏ハロゲン・希ガス多元素同時測定によるマントルに沈み込んだ水の起源と輸送過程の解明(23340169)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (90332593)
【キーワード】ハロゲン / 希ガス / 沈み込み / スラブ流体 / 質量分析 (他11件)
【概要】中性子照射による核変換と超高感度希ガス質量分析技術を応用した、極微量ハロゲンと希ガスの多元素同時分析手法を開発し、沈み込み帯のマントルかんらん岩、過去に沈み込んだスラブ物質、そして変質した海洋地殻と堆積物を分析した。沈み込み帯のマントルかんらん岩捕獲岩には、四国・三波川帯のマントルかんらん岩や蛇紋岩と同様にヨウ素に富む、堆積物中の間隙水とよく似たハロゲンと希ガスが含まれていた。三波川帯のエクロジャ...
【数物系科学】天文学:同位体比質量分析を含む研究件
❏超高精度ヘリウム同位体比分析による中性子寿命の決定と原子核・宇宙物理学への貢献(24654058)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (90332593)
【キーワード】ヘリウム / 同位体比 / 中性子 / 質量分析 / J-PARCパルス中性子源 (他9件)
【概要】本研究では、J-PARCパルス中性子源で進められている中性子寿命測定実験で、中性子数の決定に用いている検出器内のヘリウムガスの同位体比(3He/4He比)を精確に求めることで中性子寿命の高精度決定に貢献するために、希ガス質量分析計を改良し、0.1%以下の確度・精度で3He/4He比を決定可能にすることを目指した。3He/4He比の測定値の揺らぎの要因を洗い出し、分析磁場の安定化とイオン光学の最適化...
❏レーザー共鳴イオン化法を用いた鉄核変換物質検出による超高感度中性子ドシメトリー(07458096)
【研究テーマ】エネルギー学一般・原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】井口 哲夫 名古屋大学, 工学部, 教授 (60134483)
【キーワード】中性子ドシメトリー / 共鳴イオン化 / レーザー分光 / レーザーアブレーション / 質量分析 (他18件)
【概要】本研究は、低レベル中性子照射環境における中性子ドシメトリーを、従来の誘導放射能測定に代わり超高感度に行う方法として、レーザー共鳴イオン化法(Resonance Ionization Spectroscopy : RIS)の適用性を検討したものである。特に、原子力施設の構造材でよく使われるSUS材等の元素を対象に、質量分析計と組み合わせて、高感度性とともに、高選択性、迅速性、同重体干渉回避等のRIS...
【数物系科学】天文学:隕石質量分析を含む研究件
❏微小領域希ガス同位体分析法の確立と惑星物質科学への応用(10740257)
【研究テーマ】地球化学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】三浦 弥生 東京大学, 地震研究所, 助手 (90282730)
【キーワード】希ガス同位体 / 質量分析 / 隕石 / 消滅核種 / レーザー照射
【概要】隕石および地球岩石中の希ガス分布の不均質性や特徴(存在場所等)を明らかにし、それらの形成状況や経てきた過程についての知見を得たいと考えている。そのための方法として、本研究では微小領域の希ガス同位体分析に着目し、微小域のガス抽出方法や分析法の確立を目的とした研究を進めた。本年度は、昨年度に引き続き微量分析に対応できるよう既存の希ガス用質量分析装置の調整を進めるとともに、試料からのガス抽出の方法として...
❏ナノ領域の同位体分析を目指した質量分析法の開発(10354008)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】圦本 尚義 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (80191485)
【キーワード】同位体顕微鏡 / 同位体組織学 / イオン検出器 / 二次イオン質量分析法 / 同位体 (他16件)
【概要】最近の急速な分析法の進歩により,微小な鉱物間および鉱物内の地球科学的・年代学的情報を引き出すことが可能になりつつある。それにより太陽系形成や惑星形成初期の物質科学的な進化過程が明らかになりつつある。特に,固体地球試料のミクロンサイズの局所表面分析から精密同位体情報を引き出す分析法の実用化により,鉱物の形成・進化過程についての詳細な環境情報並びに時間情報が同時に得られるようになり,従来の地球科学観は...
【化学】基礎化学:イオントラップ分光質量分析を含む研究件
❏冷却イオントラップ分光による天然変性タンパク質複合体へのボトムアップアプローチ(20K20446)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤井 正明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60181319)
【キーワード】天然変性タンパク質 / レーザー分光 / 赤外分光 / 冷却イオントラップ / 質量分析 (他8件)
【概要】1)YEMPS-ドーパおよびノルアドレナリン複合体のの冷却イオントラップ赤外分光 天然変性タンパク質であるα-シヌクレインのドーパミン結合部位にはドーパミン誘導体であるドーパやノルアドレナリンも結合することが分かっている。そこで,YEMPS配列の部分ペプチドAc-YEMPS-NHMe(以降YEMPS)とプロトン付加ドーパおよびプロトン付加ノルアドレナリンの複合体をエレクトロスプレーで気相中に取り出...
❏DESI・冷却イオン分光によるコンフォメーションイメージング法の確立(19K22163)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2023-03-31
【研究代表者】石内 俊一 東京工業大学, 理学院化学系, 教授 (40338257)
【キーワード】オンフォメーション解析 / 質量分析イメージング / DESI / イオントラップ分光 / 質量分析 (他8件)
【概要】1)質量分析装置の改造 昨年度納品が遅れていたRF電源が納入されたため,当該装置を用いてRFイオンガイドの改造を行った。その結果,予想された様なイオン損失の低下は見られなかった。再度,電極形状の変更やイオン軌道シミュレーションを行ったところ,イオントラップにイオンを導入するところで,イオンの収束が悪いことが分かり,種々の検討の結果,先が徐々に細くなるRFイオンガイドを用いてイオン軌道を強制的に収束...
【化学】基礎化学:冷却イオントラップ質量分析を含む研究件
❏冷却イオントラップ分光による天然変性タンパク質複合体へのボトムアップアプローチ(20K20446)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤井 正明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60181319)
【キーワード】天然変性タンパク質 / レーザー分光 / 赤外分光 / 冷却イオントラップ / 質量分析 (他8件)
【概要】1)YEMPS-ドーパおよびノルアドレナリン複合体のの冷却イオントラップ赤外分光 天然変性タンパク質であるα-シヌクレインのドーパミン結合部位にはドーパミン誘導体であるドーパやノルアドレナリンも結合することが分かっている。そこで,YEMPS配列の部分ペプチドAc-YEMPS-NHMe(以降YEMPS)とプロトン付加ドーパおよびプロトン付加ノルアドレナリンの複合体をエレクトロスプレーで気相中に取り出...
❏ESI冷却イオントラップ分光法によるアドレナリン受容体の分子認識機構の解明(20H00372)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】藤井 正明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60181319)
【キーワード】赤外分光 / 分子認識 / レーザー分光 / 受容体 / ペプチド (他9件)
【概要】1)アゴニスト等に対する受容体ポケットの分子認識検証 イソプレナリンのみならずβ2-アドレナリン受容体に認識されて動作させる分子(アゴニスト)が受容体ポケットであるSIVSFにどのように結合するのかを明らかにするために,アドレナリンが有するOH基を1個ずつ除いたシネフリン,フェニレフリン分子(アゴニスト)とSIVSFペプチド複合体をエレクトロスプレーで生成し,冷却イオントラップ内で紫外・赤外スペク...
【化学】基礎化学:衝突誘起解離質量分析を含む研究件
❏気相多元素クラスターの熱的条件下における反応性評価と反応機構の解明(17K14433)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 利明 東北大学, 理学研究科, JSPS特別研究員(PD) (80783373)
【キーワード】気相クラスター / 気相反応 / 反応機構 / 幾何構造 / 質量分析 (他14件)
【概要】金属や金属酸化物の気相クラスターを研究対象とし、熱的条件下における気体分子との反応について実験及び理論計算により研究した。真空装置内でレーザー蒸発法によりクラスターを生成し、反応セル内で気体分子と反応させた後、気相昇温脱離法やイオン移動度質量分析法を用いた測定を行った。これにより、特にクラスター上に付加した気体分子について、結合の強さ(エネルギー)や付加形態(幾何構造)についての情報が得られる。実...
❏気相および液体表面におけるクラスター内化学反応-反応の状態選択的解析(06453016)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】近藤 保 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (10011610)
【キーワード】アクリロニトリル クラスター / 重合反応 / 表面衝突 / くさび効果 / 金属クラスター (他22件)
【概要】本研究は、クラスターあるいはそのイオンが関与する反応過程の特徴を解明し、クラスター特有の反応を開発することを主な目的として行なわれた。まず、気相中に孤立したクラスター内における反応の特徴と、クラスターを構成する原子・分子の数(クラスターサイズ)によるその変化についての研究を行なった。アクリロニトリルクラスターの負イオン重合がその例である。また、クラスターの反応選択性がクラスターの全体振動励起によっ...
【化学】基礎化学:多元素質量分析を含む研究件
❏複数の元素からなる多元素クラスターの反応性および構成原理の解明と実用触媒への展開(25248004)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / 触媒 / 酸化還元反応 / 昇温脱離法 / 質量分析 (他13件)
【概要】本研究は、COやNOなどの小分子の酸化還元反応の触媒となる、多元素クラスターを設計することを目的とした。そのために、気相クラスター昇温脱離法を新たに開発した。クラスターを徐々に加熱することで、高温での酸化還元反応を調べた。またクラスターからの分子脱離温度を測定することで反応の活性化エネルギーを求めた。遷移金属酸化物クラスターについて、酸素分子脱離の活性化エネルギーを求め、量子化学計算の結果と比較し...
❏ナノ物質設計を目指した振動分光による分子活性化多元素クラスターの探索(22350004)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / 化学反応 / 触媒 / 酸化物 / 質量分析 (他17件)
【概要】金属クラスター、金属酸化物クラスターおよびそれらの複合体とN2O,COなどの小分子との反応性を、実験・理論の両面から明らかにした。中性のロジウムクラスターは、N2Oから酸素原子を受け取る酸素移行反応を示す。この反応は繰り返し進行し、その結果として複数の酸素原子が付加したロジウム酸化物クラスターが生成する。一方COがごく微量に存在する条件では、COがロジウム酸化物から酸素を奪う反応が進行するが、この...
【化学】基礎化学:光解離質量分析を含む研究件
❏飛行時間型質量分析装置を用いた原子クラスターの光解離分光(09450085)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】丸山 茂夫 東京大学, 工学部・附属総合試験所, 助教授 (90209700)
【キーワード】質量分析 / 原子クラスラー / 光解離 / 飛行時間型 / 原子クラスター
【概要】レーザー蒸発超音速膨張クラスター生成装置を改良し,FT-ICR(フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴)質量分析装置に直接導入することにより,大きなシリコンクラスター(具体的にはSi_<10>〜Si_<30>)を生成し,その質量分析を行った.さらに,エチレンおよび一酸化窒素との化学反応の実験を行い,クラスターサイズによって特異な反応レートを示すこと,エチレンは単純な吸着である...
❏気相および液体表面におけるクラスター内化学反応-反応の状態選択的解析(06453016)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】近藤 保 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (10011610)
【キーワード】アクリロニトリル クラスター / 重合反応 / 表面衝突 / くさび効果 / 金属クラスター (他22件)
【概要】本研究は、クラスターあるいはそのイオンが関与する反応過程の特徴を解明し、クラスター特有の反応を開発することを主な目的として行なわれた。まず、気相中に孤立したクラスター内における反応の特徴と、クラスターを構成する原子・分子の数(クラスターサイズ)によるその変化についての研究を行なった。アクリロニトリルクラスターの負イオン重合がその例である。また、クラスターの反応選択性がクラスターの全体振動励起によっ...
【化学】材料化学:赤外分光質量分析を含む研究件
❏小区分28010:ナノ構造化学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】金属クラスター
【研究期間】活性化エネルギー
【研究代表者】解離反応
【キーワード】赤外解離分光法
【概要】1)YEMPS-ドーパおよびノルアドレナリン複合体のの冷却イオントラップ赤外分光 天然変性タンパク質であるα-シヌクレインのドーパミン結合部位にはドーパミン誘導体であるドーパやノルアドレナリンも結合することが分かっている。そこで,YEMPS配列の部分ペプチドAc-YEMPS-NHMe(以降YEMPS)とプロトン付加ドーパおよびプロトン付加ノルアドレナリンの複合体をエレクトロスプレーで気相中に取り出...
❏ESI冷却イオントラップ分光法によるアドレナリン受容体の分子認識機構の解明(20H00372)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】藤井 正明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60181319)
【キーワード】赤外分光 / 分子認識 / レーザー分光 / 受容体 / ペプチド (他9件)
【概要】1)アゴニスト等に対する受容体ポケットの分子認識検証 イソプレナリンのみならずβ2-アドレナリン受容体に認識されて動作させる分子(アゴニスト)が受容体ポケットであるSIVSFにどのように結合するのかを明らかにするために,アドレナリンが有するOH基を1個ずつ除いたシネフリン,フェニレフリン分子(アゴニスト)とSIVSFペプチド複合体をエレクトロスプレーで生成し,冷却イオントラップ内で紫外・赤外スペク...
❏金属クラスター表面に吸着した分子の解離吸着への活性化エネルギーの実測(19K05183)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】工藤 聡 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (00334475)
【キーワード】金属クラスター / 活性化エネルギー / 解離反応 / 赤外解離分光法 / 気相昇温脱離法 (他13件)
【概要】本研究では、気相分散した金属クラスター上での分子(一酸化窒素など)の解離反応の活性化エネルギーを測定するための装置の開発をおこなった。活性化エネルギーを求めるためには金属クラスターを加熱する必要がある。また、分子が解離したかを調べるためには、加熱したクラスターを冷却してプローブとなるアルゴン原子を付加する必要がある。これを実現するための装置を設計して既存の装置に組み込んだ。この装置を用いて金属クラ...
【化学】材料化学:量子化学計算質量分析を含む研究件
❏冷却イオントラップ分光による天然変性タンパク質複合体へのボトムアップアプローチ(20K20446)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤井 正明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60181319)
【キーワード】天然変性タンパク質 / レーザー分光 / 赤外分光 / 冷却イオントラップ / 質量分析 (他8件)
【概要】1)YEMPS-ドーパおよびノルアドレナリン複合体のの冷却イオントラップ赤外分光 天然変性タンパク質であるα-シヌクレインのドーパミン結合部位にはドーパミン誘導体であるドーパやノルアドレナリンも結合することが分かっている。そこで,YEMPS配列の部分ペプチドAc-YEMPS-NHMe(以降YEMPS)とプロトン付加ドーパおよびプロトン付加ノルアドレナリンの複合体をエレクトロスプレーで気相中に取り出...
❏金属クラスター表面に吸着した分子の解離吸着への活性化エネルギーの実測(19K05183)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】工藤 聡 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (00334475)
【キーワード】金属クラスター / 活性化エネルギー / 解離反応 / 赤外解離分光法 / 気相昇温脱離法 (他13件)
【概要】本研究では、気相分散した金属クラスター上での分子(一酸化窒素など)の解離反応の活性化エネルギーを測定するための装置の開発をおこなった。活性化エネルギーを求めるためには金属クラスターを加熱する必要がある。また、分子が解離したかを調べるためには、加熱したクラスターを冷却してプローブとなるアルゴン原子を付加する必要がある。これを実現するための装置を設計して既存の装置に組み込んだ。この装置を用いて金属クラ...
【化学】複合化学:金属クラスター質量分析を含む研究件
❏金属クラスター表面に吸着した分子の解離吸着への活性化エネルギーの実測(19K05183)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】工藤 聡 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (00334475)
【キーワード】金属クラスター / 活性化エネルギー / 解離反応 / 赤外解離分光法 / 気相昇温脱離法 (他13件)
【概要】本研究では、気相分散した金属クラスター上での分子(一酸化窒素など)の解離反応の活性化エネルギーを測定するための装置の開発をおこなった。活性化エネルギーを求めるためには金属クラスターを加熱する必要がある。また、分子が解離したかを調べるためには、加熱したクラスターを冷却してプローブとなるアルゴン原子を付加する必要がある。これを実現するための装置を設計して既存の装置に組み込んだ。この装置を用いて金属クラ...
❏金属・酸化物複合クラスターの気相生成および小分子との反応の組成依存性(24550010)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮島 謙 東京大学, 総合文化研究科, 助教 (20365456)
【キーワード】クラスター / 昇温脱離 / 反応 / 脱離 / 質量分析 (他20件)
【概要】排ガス後処理触媒として有望な元素の組み合わせおよび組成を、気相の多元素クラスターの反応性を網羅的に調べることにより迅速に探索できるようにすることを目指した。銅およびセリウム酸化物クラスターの加熱による酸素脱離および一酸化窒素など小分子との反応について調べたところ、クラスターの酸素原子数の化学量論比からの変位が、加熱による酸素脱離の温度域および活性化エネルギー、そして小分子との反応性の有無と関連して...
❏気相および液体表面におけるクラスター内化学反応-反応の状態選択的解析(06453016)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】近藤 保 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (10011610)
【キーワード】アクリロニトリル クラスター / 重合反応 / 表面衝突 / くさび効果 / 金属クラスター (他22件)
【概要】本研究は、クラスターあるいはそのイオンが関与する反応過程の特徴を解明し、クラスター特有の反応を開発することを主な目的として行なわれた。まず、気相中に孤立したクラスター内における反応の特徴と、クラスターを構成する原子・分子の数(クラスターサイズ)によるその変化についての研究を行なった。アクリロニトリルクラスターの負イオン重合がその例である。また、クラスターの反応選択性がクラスターの全体振動励起によっ...
【化学】複合化学:反応質量分析を含む研究件
❏複数の元素からなる多元素クラスターの反応性および構成原理の解明と実用触媒への展開(25248004)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / 触媒 / 酸化還元反応 / 昇温脱離法 / 質量分析 (他13件)
【概要】本研究は、COやNOなどの小分子の酸化還元反応の触媒となる、多元素クラスターを設計することを目的とした。そのために、気相クラスター昇温脱離法を新たに開発した。クラスターを徐々に加熱することで、高温での酸化還元反応を調べた。またクラスターからの分子脱離温度を測定することで反応の活性化エネルギーを求めた。遷移金属酸化物クラスターについて、酸素分子脱離の活性化エネルギーを求め、量子化学計算の結果と比較し...
❏金属・酸化物複合クラスターの気相生成および小分子との反応の組成依存性(24550010)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮島 謙 東京大学, 総合文化研究科, 助教 (20365456)
【キーワード】クラスター / 昇温脱離 / 反応 / 脱離 / 質量分析 (他20件)
【概要】排ガス後処理触媒として有望な元素の組み合わせおよび組成を、気相の多元素クラスターの反応性を網羅的に調べることにより迅速に探索できるようにすることを目指した。銅およびセリウム酸化物クラスターの加熱による酸素脱離および一酸化窒素など小分子との反応について調べたところ、クラスターの酸素原子数の化学量論比からの変位が、加熱による酸素脱離の温度域および活性化エネルギー、そして小分子との反応性の有無と関連して...
【化学】複合化学:反応性質量分析を含む研究件
❏気相多元素クラスターの熱的条件下における反応性評価と反応機構の解明(17K14433)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 利明 東北大学, 理学研究科, JSPS特別研究員(PD) (80783373)
【キーワード】気相クラスター / 気相反応 / 反応機構 / 幾何構造 / 質量分析 (他14件)
【概要】金属や金属酸化物の気相クラスターを研究対象とし、熱的条件下における気体分子との反応について実験及び理論計算により研究した。真空装置内でレーザー蒸発法によりクラスターを生成し、反応セル内で気体分子と反応させた後、気相昇温脱離法やイオン移動度質量分析法を用いた測定を行った。これにより、特にクラスター上に付加した気体分子について、結合の強さ(エネルギー)や付加形態(幾何構造)についての情報が得られる。実...
❏金属・酸化物複合クラスターの気相生成および小分子との反応の組成依存性(24550010)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮島 謙 東京大学, 総合文化研究科, 助教 (20365456)
【キーワード】クラスター / 昇温脱離 / 反応 / 脱離 / 質量分析 (他20件)
【概要】排ガス後処理触媒として有望な元素の組み合わせおよび組成を、気相の多元素クラスターの反応性を網羅的に調べることにより迅速に探索できるようにすることを目指した。銅およびセリウム酸化物クラスターの加熱による酸素脱離および一酸化窒素など小分子との反応について調べたところ、クラスターの酸素原子数の化学量論比からの変位が、加熱による酸素脱離の温度域および活性化エネルギー、そして小分子との反応性の有無と関連して...
❏ナノ物質設計を目指した振動分光による分子活性化多元素クラスターの探索(22350004)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / 化学反応 / 触媒 / 酸化物 / 質量分析 (他17件)
【概要】金属クラスター、金属酸化物クラスターおよびそれらの複合体とN2O,COなどの小分子との反応性を、実験・理論の両面から明らかにした。中性のロジウムクラスターは、N2Oから酸素原子を受け取る酸素移行反応を示す。この反応は繰り返し進行し、その結果として複数の酸素原子が付加したロジウム酸化物クラスターが生成する。一方COがごく微量に存在する条件では、COがロジウム酸化物から酸素を奪う反応が進行するが、この...
【化学】複合化学:物理化学質量分析を含む研究件
❏熱的条件下での気相クラスター反応の時間制御による速度論的・熱力学的研究(21K14583)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】永田 利明 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (80783373)
【キーワード】物理化学 / クラスター / 気相反応 / 質量分析
【概要】気相クラスターを加熱した際の熱反応について、クラスターと周囲の分子の衝突頻度が十分高い熱的条件を保ちながら反応時間を制御する手法を開発することで、これまでより詳しく熱力学・速度論解析を行うことを目指して研究を進めている。時間制御を行うことで期待されることの1つとして、反応の過程を詳しく追跡できるようになると思われることから、そのような研究の対象となる反応系の候補として、多段階に及ぶ熱反応を想定し、...
❏気相多元素クラスターの熱的条件下における反応性評価と反応機構の解明(17K14433)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 利明 東北大学, 理学研究科, JSPS特別研究員(PD) (80783373)
【キーワード】気相クラスター / 気相反応 / 反応機構 / 幾何構造 / 質量分析 (他14件)
【概要】金属や金属酸化物の気相クラスターを研究対象とし、熱的条件下における気体分子との反応について実験及び理論計算により研究した。真空装置内でレーザー蒸発法によりクラスターを生成し、反応セル内で気体分子と反応させた後、気相昇温脱離法やイオン移動度質量分析法を用いた測定を行った。これにより、特にクラスター上に付加した気体分子について、結合の強さ(エネルギー)や付加形態(幾何構造)についての情報が得られる。実...
【化学】複合化学:反応機構質量分析を含む研究件
❏気相多元素クラスターの熱的条件下における反応性評価と反応機構の解明(17K14433)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 利明 東北大学, 理学研究科, JSPS特別研究員(PD) (80783373)
【キーワード】気相クラスター / 気相反応 / 反応機構 / 幾何構造 / 質量分析 (他14件)
【概要】金属や金属酸化物の気相クラスターを研究対象とし、熱的条件下における気体分子との反応について実験及び理論計算により研究した。真空装置内でレーザー蒸発法によりクラスターを生成し、反応セル内で気体分子と反応させた後、気相昇温脱離法やイオン移動度質量分析法を用いた測定を行った。これにより、特にクラスター上に付加した気体分子について、結合の強さ(エネルギー)や付加形態(幾何構造)についての情報が得られる。実...
❏温度を規定した気相クラスターイオン単一異性体の化学反応の解明(23655003)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】美齊津 文典 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (20219611)
【キーワード】クラスター / イオン移動度 / 異性体 / 質量分析 / 飛行時間型質量分析計 (他8件)
【概要】本研究では、イオン移動度分析法において温度が規定可能であるという利点を利用して、炭素・ケイ素クラスターに対して各異性体の解離反応やイオン分子反応の反応速度論的な議論を確立することに成功した。その結果、分離された異性体ごとの解離反応の違いを見出し、酸化・重水素化反応速度定数を決定することができた。また、遷移金属酸化物クラスターの構造異性体を分離し、サイズ変化に伴う構造変化について検討した。 ...
❏窒素原子の化学反応性とその反応生成物(62470003)
【研究テーマ】物理化学一般
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1987 - 1989
【研究代表者】綱島 滋 東京工業大学, 理学部, 教授 (20016108)
【キーワード】位相差法 / 窒素原子の反応 / 質量分析 / 反応機構 / 放電流通法 (他6件)
【概要】1.既存の質量分析器を本研究の目的に沿うように改造を行ってきたが、使用した質量分析器が古いものであったため、予想以上のトラブルに出会いその解決に多大の時間を必要とした。窒素のマイクロ波放電によって生成する窒素原子と、アセトンの光分解により生成させたメチルラジカルとの反応の研究を行ったが生成物の信号強度が弱く定量的なデ-タが得られなかった。同様な実験をジエチルケトン、またはジプロピルケトンの光分解に...
【総合理工】物質変換:赤外分光法質量分析を含む研究件
❏小区分32010:基礎物理化学関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】イオンチャネル
【研究期間】ペプチド
【研究代表者】質量分析
【キーワード】レーザー分光法
【概要】本研究では、気相分散した金属クラスター上での分子(一酸化窒素など)の解離反応の活性化エネルギーを測定するための装置の開発をおこなった。活性化エネルギーを求めるためには金属クラスターを加熱する必要がある。また、分子が解離したかを調べるためには、加熱したクラスターを冷却してプローブとなるアルゴン原子を付加する必要がある。これを実現するための装置を設計して既存の装置に組み込んだ。この装置を用いて金属クラ...
❏バリノマイシンのカリウムイオン選択性の水和効果の解明(19K23624)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-08-30 - 2022-03-31
【研究代表者】平田 圭祐 東京工業大学, 理学院, 助教 (80845777)
【キーワード】イオン選択性 / バリノマイシン / 赤外分光法 / 冷却イオントラップ分光法 / 気相分光法 (他9件)
【概要】本研究では、バリノマイシンのカリウムイオン選択性の起源を明らかにするために、バリノマイシンー金属錯体とその水和クラスターの構造を気相赤外分光法により調べた。その結果、親和性が高いカリウムとの錯体では対称性の高いコンフォメーションが水和されても維持されるのに対して、親和性の低いナトリウムでは水分子が一つ付加しただけで対称性が崩れ構造が歪むことがわかった。このことから、バリノマイシンのみならず、他のイ...
❏冷却イオン分光によるイオンチャンネルのイオン選択性に対する水和効果の解明(18H01938)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】石内 俊一 東京工業大学, 理学院化学系, 教授 (40338257)
【キーワード】イオンチャネル / ペプチド / 質量分析 / レーザー分光法 / 赤外分光法 (他10件)
【概要】イオンチャネルのイオン選択性に対する水和効果を分子レベルで解明するために,イオン選択部位である選択フィルターの部分ペプチドの種々の金属イオン錯体の水和クラスターを真空中に生成し,極低温下で赤外スペクトルを測定することで,それらの構造が水和によってどの様に変化するかを調べた。これまで,単純にイオンが選択フィルターに結合するのと水和されているのでどちらが安定かという視点でイオン選択性と水和の関係が述べ...
【工学】プロセス・化学工学:昇温脱離質量分析を含む研究件
❏気相多元素クラスターの熱的条件下における反応性評価と反応機構の解明(17K14433)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 利明 東北大学, 理学研究科, JSPS特別研究員(PD) (80783373)
【キーワード】気相クラスター / 気相反応 / 反応機構 / 幾何構造 / 質量分析 (他14件)
【概要】金属や金属酸化物の気相クラスターを研究対象とし、熱的条件下における気体分子との反応について実験及び理論計算により研究した。真空装置内でレーザー蒸発法によりクラスターを生成し、反応セル内で気体分子と反応させた後、気相昇温脱離法やイオン移動度質量分析法を用いた測定を行った。これにより、特にクラスター上に付加した気体分子について、結合の強さ(エネルギー)や付加形態(幾何構造)についての情報が得られる。実...
❏金属・酸化物複合クラスターの気相生成および小分子との反応の組成依存性(24550010)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮島 謙 東京大学, 総合文化研究科, 助教 (20365456)
【キーワード】クラスター / 昇温脱離 / 反応 / 脱離 / 質量分析 (他20件)
【概要】排ガス後処理触媒として有望な元素の組み合わせおよび組成を、気相の多元素クラスターの反応性を網羅的に調べることにより迅速に探索できるようにすることを目指した。銅およびセリウム酸化物クラスターの加熱による酸素脱離および一酸化窒素など小分子との反応について調べたところ、クラスターの酸素原子数の化学量論比からの変位が、加熱による酸素脱離の温度域および活性化エネルギー、そして小分子との反応性の有無と関連して...
【工学】プロセス・化学工学:気相反応質量分析を含む研究件
❏熱的条件下での気相クラスター反応の時間制御による速度論的・熱力学的研究(21K14583)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】永田 利明 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (80783373)
【キーワード】物理化学 / クラスター / 気相反応 / 質量分析
【概要】気相クラスターを加熱した際の熱反応について、クラスターと周囲の分子の衝突頻度が十分高い熱的条件を保ちながら反応時間を制御する手法を開発することで、これまでより詳しく熱力学・速度論解析を行うことを目指して研究を進めている。時間制御を行うことで期待されることの1つとして、反応の過程を詳しく追跡できるようになると思われることから、そのような研究の対象となる反応系の候補として、多段階に及ぶ熱反応を想定し、...
❏気相多元素クラスターの熱的条件下における反応性評価と反応機構の解明(17K14433)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 利明 東北大学, 理学研究科, JSPS特別研究員(PD) (80783373)
【キーワード】気相クラスター / 気相反応 / 反応機構 / 幾何構造 / 質量分析 (他14件)
【概要】金属や金属酸化物の気相クラスターを研究対象とし、熱的条件下における気体分子との反応について実験及び理論計算により研究した。真空装置内でレーザー蒸発法によりクラスターを生成し、反応セル内で気体分子と反応させた後、気相昇温脱離法やイオン移動度質量分析法を用いた測定を行った。これにより、特にクラスター上に付加した気体分子について、結合の強さ(エネルギー)や付加形態(幾何構造)についての情報が得られる。実...
【工学】プロセス・化学工学:マンガン質量分析を含む研究件
❏金属・酸化物複合クラスターの気相生成および小分子との反応の組成依存性(24550010)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮島 謙 東京大学, 総合文化研究科, 助教 (20365456)
【キーワード】クラスター / 昇温脱離 / 反応 / 脱離 / 質量分析 (他20件)
【概要】排ガス後処理触媒として有望な元素の組み合わせおよび組成を、気相の多元素クラスターの反応性を網羅的に調べることにより迅速に探索できるようにすることを目指した。銅およびセリウム酸化物クラスターの加熱による酸素脱離および一酸化窒素など小分子との反応について調べたところ、クラスターの酸素原子数の化学量論比からの変位が、加熱による酸素脱離の温度域および活性化エネルギー、そして小分子との反応性の有無と関連して...
❏レーザー共鳴イオン化法を用いた鉄核変換物質検出による超高感度中性子ドシメトリー(07458096)
【研究テーマ】エネルギー学一般・原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】井口 哲夫 名古屋大学, 工学部, 教授 (60134483)
【キーワード】中性子ドシメトリー / 共鳴イオン化 / レーザー分光 / レーザーアブレーション / 質量分析 (他18件)
【概要】本研究は、低レベル中性子照射環境における中性子ドシメトリーを、従来の誘導放射能測定に代わり超高感度に行う方法として、レーザー共鳴イオン化法(Resonance Ionization Spectroscopy : RIS)の適用性を検討したものである。特に、原子力施設の構造材でよく使われるSUS材等の元素を対象に、質量分析計と組み合わせて、高感度性とともに、高選択性、迅速性、同重体干渉回避等のRIS...
【工学】土木工学:化学反応質量分析を含む研究件
❏気相多元素クラスターの熱的条件下における反応性評価と反応機構の解明(17K14433)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 利明 東北大学, 理学研究科, JSPS特別研究員(PD) (80783373)
【キーワード】気相クラスター / 気相反応 / 反応機構 / 幾何構造 / 質量分析 (他14件)
【概要】金属や金属酸化物の気相クラスターを研究対象とし、熱的条件下における気体分子との反応について実験及び理論計算により研究した。真空装置内でレーザー蒸発法によりクラスターを生成し、反応セル内で気体分子と反応させた後、気相昇温脱離法やイオン移動度質量分析法を用いた測定を行った。これにより、特にクラスター上に付加した気体分子について、結合の強さ(エネルギー)や付加形態(幾何構造)についての情報が得られる。実...
❏温度を規定した気相クラスターイオン単一異性体の化学反応の解明(23655003)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】美齊津 文典 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (20219611)
【キーワード】クラスター / イオン移動度 / 異性体 / 質量分析 / 飛行時間型質量分析計 (他8件)
【概要】本研究では、イオン移動度分析法において温度が規定可能であるという利点を利用して、炭素・ケイ素クラスターに対して各異性体の解離反応やイオン分子反応の反応速度論的な議論を確立することに成功した。その結果、分離された異性体ごとの解離反応の違いを見出し、酸化・重水素化反応速度定数を決定することができた。また、遷移金属酸化物クラスターの構造異性体を分離し、サイズ変化に伴う構造変化について検討した。 ...
❏ナノ物質設計を目指した振動分光による分子活性化多元素クラスターの探索(22350004)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / 化学反応 / 触媒 / 酸化物 / 質量分析 (他17件)
【概要】金属クラスター、金属酸化物クラスターおよびそれらの複合体とN2O,COなどの小分子との反応性を、実験・理論の両面から明らかにした。中性のロジウムクラスターは、N2Oから酸素原子を受け取る酸素移行反応を示す。この反応は繰り返し進行し、その結果として複数の酸素原子が付加したロジウム酸化物クラスターが生成する。一方COがごく微量に存在する条件では、COがロジウム酸化物から酸素を奪う反応が進行するが、この...
【工学】土木工学:還元質量分析を含む研究件
❏複数の元素からなる多元素クラスターの反応性および構成原理の解明と実用触媒への展開(25248004)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / 触媒 / 酸化還元反応 / 昇温脱離法 / 質量分析 (他13件)
【概要】本研究は、COやNOなどの小分子の酸化還元反応の触媒となる、多元素クラスターを設計することを目的とした。そのために、気相クラスター昇温脱離法を新たに開発した。クラスターを徐々に加熱することで、高温での酸化還元反応を調べた。またクラスターからの分子脱離温度を測定することで反応の活性化エネルギーを求めた。遷移金属酸化物クラスターについて、酸素分子脱離の活性化エネルギーを求め、量子化学計算の結果と比較し...
❏ナノ物質設計を目指した振動分光による分子活性化多元素クラスターの探索(22350004)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / 化学反応 / 触媒 / 酸化物 / 質量分析 (他17件)
【概要】金属クラスター、金属酸化物クラスターおよびそれらの複合体とN2O,COなどの小分子との反応性を、実験・理論の両面から明らかにした。中性のロジウムクラスターは、N2Oから酸素原子を受け取る酸素移行反応を示す。この反応は繰り返し進行し、その結果として複数の酸素原子が付加したロジウム酸化物クラスターが生成する。一方COがごく微量に存在する条件では、COがロジウム酸化物から酸素を奪う反応が進行するが、この...
【工学】構造・機能材料:活性化エネルギー質量分析を含む研究件
❏金属クラスター表面に吸着した分子の解離吸着への活性化エネルギーの実測(19K05183)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】工藤 聡 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (00334475)
【キーワード】金属クラスター / 活性化エネルギー / 解離反応 / 赤外解離分光法 / 気相昇温脱離法 (他13件)
【概要】本研究では、気相分散した金属クラスター上での分子(一酸化窒素など)の解離反応の活性化エネルギーを測定するための装置の開発をおこなった。活性化エネルギーを求めるためには金属クラスターを加熱する必要がある。また、分子が解離したかを調べるためには、加熱したクラスターを冷却してプローブとなるアルゴン原子を付加する必要がある。これを実現するための装置を設計して既存の装置に組み込んだ。この装置を用いて金属クラ...
❏金属・酸化物複合クラスターの気相生成および小分子との反応の組成依存性(24550010)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮島 謙 東京大学, 総合文化研究科, 助教 (20365456)
【キーワード】クラスター / 昇温脱離 / 反応 / 脱離 / 質量分析 (他20件)
【概要】排ガス後処理触媒として有望な元素の組み合わせおよび組成を、気相の多元素クラスターの反応性を網羅的に調べることにより迅速に探索できるようにすることを目指した。銅およびセリウム酸化物クラスターの加熱による酸素脱離および一酸化窒素など小分子との反応について調べたところ、クラスターの酸素原子数の化学量論比からの変位が、加熱による酸素脱離の温度域および活性化エネルギー、そして小分子との反応性の有無と関連して...
【工学】総合工学:同位体効果質量分析を含む研究件
❏親銅元素の安定同位体比を用いる島弧下物質循環の研究(18654097)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】野津 憲治 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (80101103)
【キーワード】銅同位体比(65Cu / 63Cu) / 安定同位体化 / 質量分析 / LA-MC-ICP-MS (他16件)
【概要】本研究では、従来高精度の同位体比が測定できなかったCuについて、新しい分析方法を改善して0.01‰のオーダーの極めてわずかな同位体比変動が検出できるようにし、その同位体比変動から島弧下での物質循環を明らかにしようとした。火山岩試料は、HF-HC104-HN03で分解した溶液から陰イオン交換法を組み合わせてCuを分離し、MC-ICP-MSでCuの同位体比を精密に測定する方法を確立した。火山岩中に含ま...
❏酸化還元反応における同位体効果(07808054)
【研究テーマ】エネルギー学一般・原子力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】藤井 靖彦 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (20016869)
【キーワード】アマルガム / アルカリ金属元素 / アルカリ土類元素 / 電解 / 同位体効果 (他10件)
【概要】本研究は酸化還元過程の電子状態の同位体効果が化学交換の同位体効果に反映するか否かという問題に対し、実験的アプローチを取ったものであり、その方法として、軽い元素から重い元素まで同じような化学反応系で考えられる、アマルガムに注目した。 アマルガムの同位体効果はリチウムで詳しく観測されているが、その他の元素では信頼できるデータが殆ど無い。本研究ではアルカリ金属、アルカリ土類元素イオンから、カリウム、マグ...
❏安定同位体の分離と応用(05353014)
【研究テーマ】エネルギー学一般・原子力学
【研究種目】総合研究(B)
【研究期間】1993
【研究代表者】藤井 靖彦 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (20016869)
【キーワード】同位体分離 / 同位体効果 / 安定同位体 / 質量分析 / NMR (他8件)
【概要】本年度、3回の研究集会を東工大原子炉研で開催し、安定同位体の分離技術や利用・応用分野等について、分担者や、関係者の協力を得て、次のような調査活動を行なった。 (1)同位体の物理化学に関する最近の研究動向調査: 同位体分離・分析技術の基礎となる、同位体の物理化学的特性、平衡・反応速度の同位体効果等の中で特に異常同位体効果に注目し調査した。 (2)同位体分離に関する最近の技術調査: 最近進歩が著しい、...
【工学】総合工学:同位体分離質量分析を含む研究件
❏イオン交換クロマトグラフィーによるN-15濃縮法の研究(07558280)
【研究テーマ】エネルギー学一般・原始力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】藤井 靖彦 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (20016869)
【キーワード】イオン交換樹脂 / クロマトグラフィー / 同位体 / N-15 / 同位体分離 (他8件)
【概要】本研究では高速炉燃料として極めて優れた性質を持つチッ化物燃料に不可欠な窒素同位体N-15の濃縮法について、特にイオン交換樹脂を用いたN-15分離濃縮法の検討を行ない、次の結果を得た。 1.多孔質スルフォン酸型強酸性陽イオン交換樹脂(TITEC-H1)を合成した。架橋度:30%、粒径:200〜400メッシュであった。 2.この樹脂を用いてイオン交換樹脂充填塔を作り、アンモニア吸着帯をアルカリ溶液で展...
❏安定同位体の分離と応用(05353014)
【研究テーマ】エネルギー学一般・原子力学
【研究種目】総合研究(B)
【研究期間】1993
【研究代表者】藤井 靖彦 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (20016869)
【キーワード】同位体分離 / 同位体効果 / 安定同位体 / 質量分析 / NMR (他8件)
【概要】本年度、3回の研究集会を東工大原子炉研で開催し、安定同位体の分離技術や利用・応用分野等について、分担者や、関係者の協力を得て、次のような調査活動を行なった。 (1)同位体の物理化学に関する最近の研究動向調査: 同位体分離・分析技術の基礎となる、同位体の物理化学的特性、平衡・反応速度の同位体効果等の中で特に異常同位体効果に注目し調査した。 (2)同位体分離に関する最近の技術調査: 最近進歩が著しい、...
❏化学交換ウラン濃縮法の異常同位体効果の研究(02453155)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1990 - 1991
【研究代表者】藤井 靖彦 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (20016869)
【キーワード】ウラン / クロマトグラフィ- / イオン交換 / 同位体効果 / 質量分析 (他8件)
【概要】昨年度の研究結果に基づき、本年度の主要な研究タ-ゲットを次のように設定した。 1.ガドリニウムのイオン交換クロマトグラフィ-を行い、同位体分離係数を実測する。 2.高速陰イオン交換樹脂を充填した、分離装置を使用してUー232,Uー233の濃縮挙動を解析し、他のウラン同位体と比較する。 3.100℃以上での化学交換ウラン濃縮実験を行い、同位体分離係数の温度依存性を検討する。 本年の研究結果は上記番号...
【工学】総合工学:中性子照射質量分析を含む研究件
❏微細包有物のマルチ揮発性元素トレーサー分析によるマントル内水循環の解明(26287139)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (90332593)
【キーワード】ハロゲン / 希ガス / 水 / 沈み込み / マントル (他8件)
【概要】原子炉を用いた中性子照射による同位体変換と、超高感度希ガス質量分析を組み合わせて、沈み込み帯のマントルかんらん岩、大陸下マントルかんらん岩、過去に沈み込んだスラブ物質、そしてダイヤモンドについて、希ガスとハロゲン及びその他の元素(Ca、K、Ba、U)の多元素同時分析を行った。その結果をもとに、沈み込む直前のプレートの屈曲に伴う、堆積物中間隙水のマントル最上部への侵入と蛇紋石形成が重要な役割を果たし...
❏ハロゲン・希ガス多元素同時測定によるマントルに沈み込んだ水の起源と輸送過程の解明(23340169)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (90332593)
【キーワード】ハロゲン / 希ガス / 沈み込み / スラブ流体 / 質量分析 (他11件)
【概要】中性子照射による核変換と超高感度希ガス質量分析技術を応用した、極微量ハロゲンと希ガスの多元素同時分析手法を開発し、沈み込み帯のマントルかんらん岩、過去に沈み込んだスラブ物質、そして変質した海洋地殻と堆積物を分析した。沈み込み帯のマントルかんらん岩捕獲岩には、四国・三波川帯のマントルかんらん岩や蛇紋岩と同様にヨウ素に富む、堆積物中の間隙水とよく似たハロゲンと希ガスが含まれていた。三波川帯のエクロジャ...
❏質量分析ナノーディラトメトリによる中性子照射欠陥の回復及び生成ガスの放出挙動(23360424)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】矢野 豊彦 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (80158039)
【キーワード】中性子照射欠陥 / セラミックス / 熱膨張計 / 回復過程 / 核変換ガス (他15件)
【概要】核融合炉や核分裂炉においては、各種セラミックスが使用されている。セラミックスの中性子照射損傷はその結晶構造特性に著しく影響されることが分かってきたが、その本質である生成欠陥の特定、それらの回復機構は必ずしも明らかではなく、セラミックスの中性子照射損傷の統一的な解釈は得られていない。さらに、核変換で生成するヘリウムが、はじき出しによる格子欠陥と相互作用をして複雑な挙動を示すと想定される。本研究では、...
【工学】総合工学:ウラン濃縮質量分析を含む研究件
❏安定同位体の分離と応用(05353014)
【研究テーマ】エネルギー学一般・原子力学
【研究種目】総合研究(B)
【研究期間】1993
【研究代表者】藤井 靖彦 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (20016869)
【キーワード】同位体分離 / 同位体効果 / 安定同位体 / 質量分析 / NMR (他8件)
【概要】本年度、3回の研究集会を東工大原子炉研で開催し、安定同位体の分離技術や利用・応用分野等について、分担者や、関係者の協力を得て、次のような調査活動を行なった。 (1)同位体の物理化学に関する最近の研究動向調査: 同位体分離・分析技術の基礎となる、同位体の物理化学的特性、平衡・反応速度の同位体効果等の中で特に異常同位体効果に注目し調査した。 (2)同位体分離に関する最近の技術調査: 最近進歩が著しい、...
❏化学交換ウラン濃縮法の異常同位体効果の研究(02453155)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1990 - 1991
【研究代表者】藤井 靖彦 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (20016869)
【キーワード】ウラン / クロマトグラフィ- / イオン交換 / 同位体効果 / 質量分析 (他8件)
【概要】昨年度の研究結果に基づき、本年度の主要な研究タ-ゲットを次のように設定した。 1.ガドリニウムのイオン交換クロマトグラフィ-を行い、同位体分離係数を実測する。 2.高速陰イオン交換樹脂を充填した、分離装置を使用してUー232,Uー233の濃縮挙動を解析し、他のウラン同位体と比較する。 3.100℃以上での化学交換ウラン濃縮実験を行い、同位体分離係数の温度依存性を検討する。 本年の研究結果は上記番号...
【工学】総合工学:酸化質量分析を含む研究件
❏乳癌特異的ストレスシグナルとしてのDJ-1の構造解析(17K08708)
【研究テーマ】人体病理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】岩屋 啓一 公益財団法人佐々木研究所, 附属研究所, 研究員(移行) (50312012)
【キーワード】DJ-1 / 構造解析 / オミックス / ペプチドマップ / 酸化 (他18件)
【概要】mRNA dj-1の発現亢進は、乳癌を含む癌に共通する現象であった。DJ-1蛋白質の発現様式は予後因子であり、薬剤感受性を予測する。予後を正確に予測するには、病理組織標本の質を維持する病理作業工程の厳密な管理が重要である。本研究期間は、日本におけるゲノム研究・医療の大変革期にあたり、up to dateに対応する研究・医療体制の社会的要求が生じた。DJ-1の臨床研究、そしてゲノム医療を推進するため...
❏複数の元素からなる多元素クラスターの反応性および構成原理の解明と実用触媒への展開(25248004)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / 触媒 / 酸化還元反応 / 昇温脱離法 / 質量分析 (他13件)
【概要】本研究は、COやNOなどの小分子の酸化還元反応の触媒となる、多元素クラスターを設計することを目的とした。そのために、気相クラスター昇温脱離法を新たに開発した。クラスターを徐々に加熱することで、高温での酸化還元反応を調べた。またクラスターからの分子脱離温度を測定することで反応の活性化エネルギーを求めた。遷移金属酸化物クラスターについて、酸素分子脱離の活性化エネルギーを求め、量子化学計算の結果と比較し...
【工学】総合工学:酸化物質量分析を含む研究件
❏複数の元素からなる多元素クラスターの反応性および構成原理の解明と実用触媒への展開(25248004)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / 触媒 / 酸化還元反応 / 昇温脱離法 / 質量分析 (他13件)
【概要】本研究は、COやNOなどの小分子の酸化還元反応の触媒となる、多元素クラスターを設計することを目的とした。そのために、気相クラスター昇温脱離法を新たに開発した。クラスターを徐々に加熱することで、高温での酸化還元反応を調べた。またクラスターからの分子脱離温度を測定することで反応の活性化エネルギーを求めた。遷移金属酸化物クラスターについて、酸素分子脱離の活性化エネルギーを求め、量子化学計算の結果と比較し...
❏金属・酸化物複合クラスターの気相生成および小分子との反応の組成依存性(24550010)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮島 謙 東京大学, 総合文化研究科, 助教 (20365456)
【キーワード】クラスター / 昇温脱離 / 反応 / 脱離 / 質量分析 (他20件)
【概要】排ガス後処理触媒として有望な元素の組み合わせおよび組成を、気相の多元素クラスターの反応性を網羅的に調べることにより迅速に探索できるようにすることを目指した。銅およびセリウム酸化物クラスターの加熱による酸素脱離および一酸化窒素など小分子との反応について調べたところ、クラスターの酸素原子数の化学量論比からの変位が、加熱による酸素脱離の温度域および活性化エネルギー、そして小分子との反応性の有無と関連して...
❏ナノ物質設計を目指した振動分光による分子活性化多元素クラスターの探索(22350004)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / 化学反応 / 触媒 / 酸化物 / 質量分析 (他17件)
【概要】金属クラスター、金属酸化物クラスターおよびそれらの複合体とN2O,COなどの小分子との反応性を、実験・理論の両面から明らかにした。中性のロジウムクラスターは、N2Oから酸素原子を受け取る酸素移行反応を示す。この反応は繰り返し進行し、その結果として複数の酸素原子が付加したロジウム酸化物クラスターが生成する。一方COがごく微量に存在する条件では、COがロジウム酸化物から酸素を奪う反応が進行するが、この...
【工学】総合工学:脱離質量分析を含む研究件
❏金属・酸化物複合クラスターの気相生成および小分子との反応の組成依存性(24550010)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮島 謙 東京大学, 総合文化研究科, 助教 (20365456)
【キーワード】クラスター / 昇温脱離 / 反応 / 脱離 / 質量分析 (他20件)
【概要】排ガス後処理触媒として有望な元素の組み合わせおよび組成を、気相の多元素クラスターの反応性を網羅的に調べることにより迅速に探索できるようにすることを目指した。銅およびセリウム酸化物クラスターの加熱による酸素脱離および一酸化窒素など小分子との反応について調べたところ、クラスターの酸素原子数の化学量論比からの変位が、加熱による酸素脱離の温度域および活性化エネルギー、そして小分子との反応性の有無と関連して...
❏表面ナノ加工基板を用いた表面支援レーザー脱離イオン化質量分析システム(21310072)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】米澤 徹 北海道大学, 大学院・工学研究院, 教授 (90284538)
【キーワード】質量分析 / MALDI / SALDI / ナノ構造 / ナノ粒子 (他24件)
【概要】低分子の解析に最適なナノ基板を用いる表面支援LDI(SALDI)システムの開拓を行った。合金からのDealloy法によって、電気化学的エッチングによりナノポーラス白金基板の作製を行い、成功した。また、合金組成の違いによって、ナノポーラス構造が大きく変化していることを見出した。この基板をSALDIに用いたが、有機化合物の脱離・イオン化は熱拡散により困難であった。それに対し、半導体微粒子の集積法による...
【工学】総合工学:クラスター質量分析を含む研究件
❏熱的条件下での気相クラスター反応の時間制御による速度論的・熱力学的研究(21K14583)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】永田 利明 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (80783373)
【キーワード】物理化学 / クラスター / 気相反応 / 質量分析
【概要】気相クラスターを加熱した際の熱反応について、クラスターと周囲の分子の衝突頻度が十分高い熱的条件を保ちながら反応時間を制御する手法を開発することで、これまでより詳しく熱力学・速度論解析を行うことを目指して研究を進めている。時間制御を行うことで期待されることの1つとして、反応の過程を詳しく追跡できるようになると思われることから、そのような研究の対象となる反応系の候補として、多段階に及ぶ熱反応を想定し、...
❏金属クラスター表面に吸着した分子の解離吸着への活性化エネルギーの実測(19K05183)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】工藤 聡 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (00334475)
【キーワード】金属クラスター / 活性化エネルギー / 解離反応 / 赤外解離分光法 / 気相昇温脱離法 (他13件)
【概要】本研究では、気相分散した金属クラスター上での分子(一酸化窒素など)の解離反応の活性化エネルギーを測定するための装置の開発をおこなった。活性化エネルギーを求めるためには金属クラスターを加熱する必要がある。また、分子が解離したかを調べるためには、加熱したクラスターを冷却してプローブとなるアルゴン原子を付加する必要がある。これを実現するための装置を設計して既存の装置に組み込んだ。この装置を用いて金属クラ...
❏気相多元素クラスターの熱的条件下における反応性評価と反応機構の解明(17K14433)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 利明 東北大学, 理学研究科, JSPS特別研究員(PD) (80783373)
【キーワード】気相クラスター / 気相反応 / 反応機構 / 幾何構造 / 質量分析 (他14件)
【概要】金属や金属酸化物の気相クラスターを研究対象とし、熱的条件下における気体分子との反応について実験及び理論計算により研究した。真空装置内でレーザー蒸発法によりクラスターを生成し、反応セル内で気体分子と反応させた後、気相昇温脱離法やイオン移動度質量分析法を用いた測定を行った。これにより、特にクラスター上に付加した気体分子について、結合の強さ(エネルギー)や付加形態(幾何構造)についての情報が得られる。実...
【工学】総合工学:吸着質量分析を含む研究件
❏複数の元素からなる多元素クラスターの反応性および構成原理の解明と実用触媒への展開(25248004)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / 触媒 / 酸化還元反応 / 昇温脱離法 / 質量分析 (他13件)
【概要】本研究は、COやNOなどの小分子の酸化還元反応の触媒となる、多元素クラスターを設計することを目的とした。そのために、気相クラスター昇温脱離法を新たに開発した。クラスターを徐々に加熱することで、高温での酸化還元反応を調べた。またクラスターからの分子脱離温度を測定することで反応の活性化エネルギーを求めた。遷移金属酸化物クラスターについて、酸素分子脱離の活性化エネルギーを求め、量子化学計算の結果と比較し...
❏化学イオン化質量分析法による硝酸測定器の開発(09358012)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】近藤 豊 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授 (20110752)
【キーワード】硝酸 / 窒素酸化物 / 吸着 / 二酸化窒素 / 質量分析 (他8件)
【概要】質量分析測定で硝酸を高精度で計測するためには、硝酸の信頼性のある校正方法を確立する必要がある。このためにパーミエーションチューブから40Cの一定温度下で硝酸蒸気を発生させ、一定の希釈率で純空気と混合し、,既存の総窒素酸化物測定装置に導入し硝酸濃度を測定した。またパーミエーションチューブの重量変化から硝酸の発生量を推定した所、総窒素酸化物測定装置で測定した値と10%の差で一致した。次に質量分析計に試...
【工学】総合工学:ナノ粒子質量分析を含む研究件
❏質量分析用高性能標識試薬の開発と生体分子の高感度分析(24590047)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三田 智文 東京大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (30187306)
【キーワード】標識試薬 / 質量分析 / クロマトグラフィー / 生体分子 / 新生児マススクリーニング (他9件)
【概要】近年、高速液体クロマトグラフィー(LC)とタンデム型質量分析計(MS/MS)を組み合わせたLC/MS/MS が広く用いられている。そこで、LC/MS/MS における検出感度および選択性の向上を目的として、LC/MS/MS用の標識試薬を作製することを目的として研究を行った。また、作製した標識試薬を用いて疾患のマーカーとなる生体分子の高感度な分析法を開発した。本研究で開発した分析法は、先天性代謝異常症...
❏表面ナノ加工基板を用いた表面支援レーザー脱離イオン化質量分析システム(21310072)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】米澤 徹 北海道大学, 大学院・工学研究院, 教授 (90284538)
【キーワード】質量分析 / MALDI / SALDI / ナノ構造 / ナノ粒子 (他24件)
【概要】低分子の解析に最適なナノ基板を用いる表面支援LDI(SALDI)システムの開拓を行った。合金からのDealloy法によって、電気化学的エッチングによりナノポーラス白金基板の作製を行い、成功した。また、合金組成の違いによって、ナノポーラス構造が大きく変化していることを見出した。この基板をSALDIに用いたが、有機化合物の脱離・イオン化は熱拡散により困難であった。それに対し、半導体微粒子の集積法による...
【工学】総合工学:レーザー質量分析を含む研究件
❏表面ナノ加工基板を用いた表面支援レーザー脱離イオン化質量分析システム(21310072)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】米澤 徹 北海道大学, 大学院・工学研究院, 教授 (90284538)
【キーワード】質量分析 / MALDI / SALDI / ナノ構造 / ナノ粒子 (他24件)
【概要】低分子の解析に最適なナノ基板を用いる表面支援LDI(SALDI)システムの開拓を行った。合金からのDealloy法によって、電気化学的エッチングによりナノポーラス白金基板の作製を行い、成功した。また、合金組成の違いによって、ナノポーラス構造が大きく変化していることを見出した。この基板をSALDIに用いたが、有機化合物の脱離・イオン化は熱拡散により困難であった。それに対し、半導体微粒子の集積法による...
❏イオンサイクロトロン共鳴質量分析装置の開発(07555068)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】丸山 茂夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (90209700)
【キーワード】質量分析 / イオンサイクロトロン共鳴 / クラスター / レーザー / 超伝導磁石
【概要】相変化を伴う伝熱現象や薄膜生成過程のミクロな理解に欠かせない原子・分子クラスターの基本的性質について調べるため,フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴(FT-ICR)質量分析装置を試作した.この装置の評価を兼ねて,アーク放電法で生成したフラーレンの質量分析を行った.具体的には,ICRセルの近傍においたフラーレン混合物の試料にNd : YAGレーザー(2倍波)を集光して,蒸発とイオン化とを行って,IC...
【工学】総合工学:レーザー分光質量分析を含む研究件
❏小区分32010:基礎物理化学関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】イオンチャネル
【研究期間】ペプチド
【研究代表者】質量分析
【キーワード】レーザー分光法
【概要】1)YEMPS-ドーパおよびノルアドレナリン複合体のの冷却イオントラップ赤外分光 天然変性タンパク質であるα-シヌクレインのドーパミン結合部位にはドーパミン誘導体であるドーパやノルアドレナリンも結合することが分かっている。そこで,YEMPS配列の部分ペプチドAc-YEMPS-NHMe(以降YEMPS)とプロトン付加ドーパおよびプロトン付加ノルアドレナリンの複合体をエレクトロスプレーで気相中に取り出...
❏ESI冷却イオントラップ分光法によるアドレナリン受容体の分子認識機構の解明(20H00372)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】藤井 正明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60181319)
【キーワード】赤外分光 / 分子認識 / レーザー分光 / 受容体 / ペプチド (他9件)
【概要】1)アゴニスト等に対する受容体ポケットの分子認識検証 イソプレナリンのみならずβ2-アドレナリン受容体に認識されて動作させる分子(アゴニスト)が受容体ポケットであるSIVSFにどのように結合するのかを明らかにするために,アドレナリンが有するOH基を1個ずつ除いたシネフリン,フェニレフリン分子(アゴニスト)とSIVSFペプチド複合体をエレクトロスプレーで生成し,冷却イオントラップ内で紫外・赤外スペク...
❏冷却イオン分光によるイオンチャンネルのイオン選択性に対する水和効果の解明(18H01938)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】石内 俊一 東京工業大学, 理学院化学系, 教授 (40338257)
【キーワード】イオンチャネル / ペプチド / 質量分析 / レーザー分光法 / 赤外分光法 (他10件)
【概要】イオンチャネルのイオン選択性に対する水和効果を分子レベルで解明するために,イオン選択部位である選択フィルターの部分ペプチドの種々の金属イオン錯体の水和クラスターを真空中に生成し,極低温下で赤外スペクトルを測定することで,それらの構造が水和によってどの様に変化するかを調べた。これまで,単純にイオンが選択フィルターに結合するのと水和されているのでどちらが安定かという視点でイオン選択性と水和の関係が述べ...
【工学】総合工学:窒素酸化物質量分析を含む研究件
❏ナノ物質設計を目指した振動分光による分子活性化多元素クラスターの探索(22350004)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / 化学反応 / 触媒 / 酸化物 / 質量分析 (他17件)
【概要】金属クラスター、金属酸化物クラスターおよびそれらの複合体とN2O,COなどの小分子との反応性を、実験・理論の両面から明らかにした。中性のロジウムクラスターは、N2Oから酸素原子を受け取る酸素移行反応を示す。この反応は繰り返し進行し、その結果として複数の酸素原子が付加したロジウム酸化物クラスターが生成する。一方COがごく微量に存在する条件では、COがロジウム酸化物から酸素を奪う反応が進行するが、この...
❏化学イオン化質量分析法による硝酸測定器の開発(09358012)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】近藤 豊 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授 (20110752)
【キーワード】硝酸 / 窒素酸化物 / 吸着 / 二酸化窒素 / 質量分析 (他8件)
【概要】質量分析測定で硝酸を高精度で計測するためには、硝酸の信頼性のある校正方法を確立する必要がある。このためにパーミエーションチューブから40Cの一定温度下で硝酸蒸気を発生させ、一定の希釈率で純空気と混合し、,既存の総窒素酸化物測定装置に導入し硝酸濃度を測定した。またパーミエーションチューブの重量変化から硝酸の発生量を推定した所、総窒素酸化物測定装置で測定した値と10%の差で一致した。次に質量分析計に試...
【総合生物】生体分子化学:糖鎖プライマー質量分析を含む研究件
❏糖鎖プライマー法を基盤とするムコ多糖症診断プローブの創製(17K19208)
【研究テーマ】生体分子化学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】佐藤 智典 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (00162454)
【キーワード】糖鎖プライマー法 / ムコ多糖症 / グリコサミノグリカン / 質量分析装置 / 糖鎖ライブラリー (他13件)
【概要】ムコ多糖症(MPS)は先天性のライソゾーム病のひとつである。本課題では、MPSの早期診断を実現するために、新生児マススクリーニングで利用可能な診断プローブとなる糖鎖ライブラリーを作製した。 糖鎖ライブラリーの作製には、糖鎖生合成経路の前駆体である糖鎖プライマーXyl-Ser-C12を用いた。糖鎖プライマーを、正常ヒト皮膚繊維芽細胞等の細胞培養液中に添加し、得られた糖鎖ライブラリーの構造をLC-MS...
❏がん転移の分子機構の解析を目指した糖鎖プライマー法による比較グライコミクス(22651083)
【研究テーマ】生物分子科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】佐藤 智典 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00162454)
【キーワード】ケミカルバイオロジー / 糖鎖 / 糖鎖プライマー / がん細胞 / がんの転移性 (他8件)
【概要】肺腺がん細胞や骨肉腫細胞において、転移性の異なる細胞株で発現している糖鎖を糖鎖プライマーにより解析した。硫酸化糖鎖やグリコサミノグリカン鎖などの発現が細胞間で異なっていることが見いだされ、当該の糖鎖合成遺伝子をノックダウンすることで細胞の運動性を抑制することが可能であった。これにより、糖鎖プライマー法による比較グライコミクスにより、癌転移に関わる糖鎖解析が可能であり、転移抑制方法の創出に寄与できる...
【農学】水圏応用科学:物質循環質量分析を含む研究件
❏微細包有物のマルチ揮発性元素トレーサー分析によるマントル内水循環の解明(国際共同研究強化)(15KK0150)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2016 - 2019
【研究代表者】角野 浩史 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (90332593)
【キーワード】希ガス / ハロゲン / 水 / マントル / 沈み込み (他10件)
【概要】本研究は、地球表層を構成する海洋プレートがマントルへと沈み込んでいく際に、プレート中のどのような物質がマントルへと水やハロゲン・希ガスといった揮発性の高い物質を持ち込んでいるかを明らかにするために、火山活動によって地表にもたらされたマントル物質であるかんらん岩や、上昇するマグマ中で早期に晶出して深部のマグマの情報を残しているかんらん石の斑晶について、中性子照射と超高感度希ガス質量分析計を用いた希ガ...
❏金属元素同位体トレーサーを用いた化石燃料燃焼由来重金属の環境負荷量の定量的把握(26550020)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】谷水 雅治 関西学院大学, 理工学部, 教授 (20373459)
【キーワード】同位体 / 物質循環 / 環境動態 / 金属元素 / 質量分析 (他6件)
【概要】第一遷移金属元素及び軽金属元素において、確立した再現性の高い同位体分析法と迅速単離技術を主要な地質学的・環境学的試料に適用し、目的元素の天然での同位体比の変動幅を測定した。第一遷移金属元素のうち、ニッケルの同位体変動は銅や亜鉛に比べて小さく、また、ホウ素やリチウムには、大きな同位体比の変動幅が認められた。特にエアロゾル試料に含まれるこれらの元素は人為起源由来の割合が大きく、自然由来の試料の同位体比...
❏親銅元素の安定同位体比を用いる島弧下物質循環の研究(18654097)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】野津 憲治 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (80101103)
【キーワード】銅同位体比(65Cu / 63Cu) / 安定同位体化 / 質量分析 / LA-MC-ICP-MS (他16件)
【概要】本研究では、従来高精度の同位体比が測定できなかったCuについて、新しい分析方法を改善して0.01‰のオーダーの極めてわずかな同位体比変動が検出できるようにし、その同位体比変動から島弧下での物質循環を明らかにしようとした。火山岩試料は、HF-HC104-HN03で分解した溶液から陰イオン交換法を組み合わせてCuを分離し、MC-ICP-MSでCuの同位体比を精密に測定する方法を確立した。火山岩中に含ま...
【医歯薬学】基礎医学:アミノ酸配列質量分析を含む研究件
❏質量分析による化石タンパク質の一次構造解析(23654177)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】遠藤 一佳 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80251411)
【キーワード】化石タンパク質 / 分子化石 / 腕足動物 / 分子古生物学 / 分子進化学 (他17件)
【概要】化石タンパク質のアミノ酸配列を決定する前段階として、現世腕足動物の殻体プロテオーム解析と外套膜トランスクリプトーム解析をLaqueus rubellusとCoptothyris grayiの2種について行った。その結果、74種の殻体タンパク質を同定し、これまでに他の動物門で知られる殻体タンパク質と相同ではない新規タンパク質が大部分を占めることを解明した。一方、約39万年前のL. rubellus、...
❏蛋白質間相互作用を利用した細胞内シグナル伝達分子の同定法の開発(11557015)
【研究テーマ】病態医化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】宮園 浩平 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (90209908)
【キーワード】TGF-β / シグナル伝達 / 蛋白質間相互作用 / マススペクトロメトリー / Smad (他10件)
【概要】蛋白質-蛋白質間の相互作用による細胞内シグナル伝達機構を明らかにするためにSmadに結合する蛋白質をマススペクトロメトリーで同定することを目的として実験を行った。Smad1〜8にFla-tagをつけたコントラクトを作り哺乳類細胞にトランスフェクションした。ついでアガロースピーズに結合した蛋白質をFlag抗体を用いて免疫沈降し、共沈する蛋白質を銀染色したSDS-PAGEから切りだし、トリプシン処理し...
【医歯薬学】外科系臨床医学:タンパク質リン酸化質量分析を含む研究件
❏変異マウスを用いた脳発達のリン酸化プロテオーム解析(18500305)
【研究テーマ】神経化学・神経薬理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】大島 登志男 独立行政法人理化学研究所, 発生神経生物研究チーム, 客員研究員 (20311334)
【キーワード】タンパク質リン酸化 / プロテオーム解析 / 2次元電気泳動 / 質量分析 / 変異マウス (他9件)
【概要】本課題は、脳の発生発達に重要な役割を荷なうと考えられる、タンパク質のリン酸化に着目し、脳の発生発達の機序を解明するものである。脳形成の障害された変異マウスと野生型の脳のタンパク質リン酸化を比較することで、変異マウスにみられる脳の形成異常とタンパク質リン酸化の異常の関連を調べる事で、新たな切り口で、脳の発生発達の機構の解明を目指した。 H18度は、脳発達障害の変異マウスである、Cdk5欠損マウスの胎...
❏精子膜全タンパク質のレクチンを併用したプロテオーム解析と精子機能との関連(15591777)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】久慈 直昭 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (80169987)
【キーワード】ヒト / 精子 / プロテオーム / タンパク質リン酸化 / 凍結保存 (他8件)
【概要】本研究ではヒト精子に発現する全タンパクのプロファイリングに加え、レクチンを用いた糖タンパクの解析、凍結保存の影響、不妊との関連、そして精子機能とリン酸化の関連を検討した。ヒト、およびマウス精子膜抽出タンパクよりヒトでは560個、マウスでは318個の独立したスポットを認め、各々118個、94個についてタンパク質の同定が可能であった。マウスとヒト精子両方ともに確認されたタンパクは、すでにプロテオーム解...
【医歯薬学】外科系臨床医学:クロマチン質量分析を含む研究件
❏試験管内染色体複製系を用いたDNA維持メチル化制御の分子基盤の解明(16H04818)
【研究テーマ】遺伝・染色体動態
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】西山 敦哉 東京大学, 医科学研究所, 准教授 (50378840)
【キーワード】DNAメチル化 / DNA複製 / ユビキチン / DNMT1 / UHRF1 (他15件)
【概要】DNAのメチル化は、細胞の特性を規定する「細胞記憶」として働く化学修飾であり、細胞の分化やがん化の抑制に重要な役割を果たす。DNAメチル化酵素1 (DNMT1)は、染色体複製に伴い、娘DNAへのDNAメチル化パターンの正確な継承を保証するDNAメチル化酵素である。DNMT1のDNAメチル化部位への集積にはE3ユビキチンリガーゼUHRF1の機能が必須であるが、その分子機構は未だ明らかでない。本研究に...
❏炎症性刺激によるクロマチン構造の動的制御メカニズムの解析(26250041)
【研究テーマ】システムゲノム科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】和田 洋一郎 東京大学, アイソトープ総合センター, 教授 (10322033)
【キーワード】転写 / RNAポリメレースII / 炎症 / 内皮細胞 / ゲノム解析技術 (他7件)
【概要】動脈硬化は、虚血性心疾患や脳血管障害を引き起こす重大な病態であり、新たな治療薬開発には、初期病変形成に関与する遺伝子の持続的な発現メカニズムの解明が必要である。特に細胞接着因子の誘導・発現を解析するため、内皮細胞を炎症性メディエーターで刺激したところ、複数の遺伝子群を同時に転写する転写複合体の存在が示唆された。本研究では、(1)クロマチン相互作用解析に相互作用変動領域の同定(2)相互作用点に結合す...
【医歯薬学】社会医学:ひと質量分析を含む研究件
❏受精時における卵の精子運動活性化・誘引機構の多様性と普遍性の解明(18570080)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】森澤 正昭 山形大学, 理学部, 教授 (40013594)
【キーワード】精子活性化 / 精子走化性 / ヒト / 両生類 / ナマコ (他15件)
【概要】ヒト卵胞液中にある精子活性化物質のHPLC等での精製を鋭意進めたが、その構造決定には至らなかった。ヒト精液の射出時におけるsemenogelin/Zn結合体の精子運動活性化および雌性生殖道での役割についての研究を学術論文として国際誌Human Reproductionに投稿した。イモリ精子活性化物質の精製・分子構造の決定、精子活性化における細胞内情報伝達の検討を行い、さらにイモリ由来物質が国内での...
❏精子膜全タンパク質のレクチンを併用したプロテオーム解析と精子機能との関連(15591777)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】久慈 直昭 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (80169987)
【キーワード】ヒト / 精子 / プロテオーム / タンパク質リン酸化 / 凍結保存 (他8件)
【概要】本研究ではヒト精子に発現する全タンパクのプロファイリングに加え、レクチンを用いた糖タンパクの解析、凍結保存の影響、不妊との関連、そして精子機能とリン酸化の関連を検討した。ヒト、およびマウス精子膜抽出タンパクよりヒトでは560個、マウスでは318個の独立したスポットを認め、各々118個、94個についてタンパク質の同定が可能であった。マウスとヒト精子両方ともに確認されたタンパクは、すでにプロテオーム解...
【医歯薬学】薬学:質量分析を含む研究件
❏分子レベル有機錯体解析に基づく流域での溶存鉄の起源・輸送機構解明(19H02271)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】藤井 学 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (30598503)
【キーワード】溶存鉄 / 沿岸域 / 腐植物質 / 森は海の恋人 / 自然有機物 (他16件)
【概要】研究初年度では、野外調査で採取した水・土壌試料から固相抽出操作により有機物質を抽出・精製し、FT-ICR MSにより高精度質量分析を行った。研究二年目では、数万のピークを含む各試料の自然有機物由来質量データを対象に、高い精度で分子組成を決定するため、計算アルゴリズムの改良を行った。具体的には、海洋科学分野等でこれまで開発されてきた有機分子フラグメントライブラリとの比較を中心とするアルゴリズムから、...
❏レーザー共鳴イオン化法を用いた鉄核変換物質検出による超高感度中性子ドシメトリー(07458096)
【研究テーマ】エネルギー学一般・原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】井口 哲夫 名古屋大学, 工学部, 教授 (60134483)
【キーワード】中性子ドシメトリー / 共鳴イオン化 / レーザー分光 / レーザーアブレーション / 質量分析 (他18件)
【概要】本研究は、低レベル中性子照射環境における中性子ドシメトリーを、従来の誘導放射能測定に代わり超高感度に行う方法として、レーザー共鳴イオン化法(Resonance Ionization Spectroscopy : RIS)の適用性を検討したものである。特に、原子力施設の構造材でよく使われるSUS材等の元素を対象に、質量分析計と組み合わせて、高感度性とともに、高選択性、迅速性、同重体干渉回避等のRIS...
【医歯薬学】薬学:リピドミクス質量分析を含む研究件
❏同重体タグを利用したリピドミクスー大規模検体に対応できる分析技術の構築(21K06853)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】徳岡 涼美 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任講師 (60511376)
【キーワード】リピドミクス / 質量分析 / 脂質 / 多検体
【概要】同重体タグを活用した測定系は、血中脂質ターゲット成分としてリン脂質のホスファチジルエタノールアミン(PE)、ホスファチジルセリン(PS)及び遊離脂肪酸については既に確立させていた。さらに構造上同重体タグを付加させることが可能と想定できる血中脂質成分に付いて誘導体化方法及び測定系について検討し、本手法での測定ターゲット成分を増加させた。特に近年腸内細菌叢との関連や核内受容体を介した生理活性について注...
❏LC/MS/MSを用いた次世代メタボロミクス研究のための基盤技術開発(15K01812)
【研究テーマ】生物分子化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】津川 裕司 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 研究員 (30647235)
【キーワード】質量分析 / インフォマティクス / 化合物同定 / ケムインフォマティクス / バイオインフォマティクス (他13件)
【概要】近年,遺伝子・タンパク質から生成される代謝産物(メタボローム)が生体の恒常性維持に深く関わっていることを強く示唆する報告が相次いでおり,質量分析を用いたノンターゲットメタボローム解析の重要性が高まってきた.しかしながら,質量分析より得られる複雑なビッグデータを解析するための手法,および得られる質量スペクトル情報を紐解き化合物構造を推定する手法が開発されてこなかったため,得られる代謝物情報が極端に少...
【医歯薬学】薬学:りん酸化質量分析を含む研究件
❏新規ATPアナログによるリン酸化経路選択問題へのアプローチ(18K14683)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】大出 晃士 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (40612122)
【キーワード】質量分析 / リン酸化 / 天然変性領域 / ASキナーゼ
【概要】本研究は、キナーゼ特異的に進行する多重リン酸化サイトの相互依存性を系統的に解析する実験系を構築することを目的としている。技術的には、ASキナーゼを用いた新規ATPアナログの機能評価には至らず、課題が残った。一方、CaMKIIについては、新しい多重リン酸化サイトやその機能評価を行い、これまでよく理解されていた時間スケールよりも、より長い時間スケールで活性促進・抑制の双方に制御されている可能性を提示す...
❏Cry1タンパク質のリン酸化依存的分解を介した、細胞シグナルの統合と概日時計調律(25830146)
【研究テーマ】システムゲノム科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大出 晃士 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40612122)
【キーワード】概日時計 / 質量分析 / リン酸化 / Cry1 / FAD
【概要】哺乳類概日時計を制御する中心的因子の一つであるCRY1について、網羅的に同定したリン酸化サイト変異体の解析を行い、CRY1のタンパク質安定性と概日時計周期長には相関があること、この関係は人工的にCRY1のタンパク質分解を誘導しても再現されることを示した。 興味深いことに、一連の変異体シリーズの中には、タンパク質安定性との相関を外れて、顕著に周期長を制御させるものが複数含まれており、それらの変異サイ...
❏若年性パーキンソン病原因タンパク質の構造と生理作用(11770336)
【研究テーマ】神経内科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】川村 猛 慶應義塾大学, 医学部, 助手 (70306835)
【キーワード】パーキンソン病 / Parkin / リン酸化 / 質量分析
【概要】常染色体劣性遺伝形式の家族性パーキンソン病(AR-JP)の原因遺伝子であるParkinの機能の解明のために大腸菌を用いてHis-tagを融合させたヒトParkinタンパクを発現・精製し、これがin vitroでリン酸化されることを発見した。これはParkinタンパクのリン酸化予測部位が変異した患者が確認されていることから興味深い結果である。また昨年Parkinタンパクがユビキチンリガーゼ活性をもつ...
【医歯薬学】薬学:代謝質量分析を含む研究件
❏糖尿病性腎症の局所インビボメタボロミクス解析及び代謝変容をターゲットとした治療(16K07203)
【研究テーマ】ゲノム生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】久保 亜紀子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (50455573)
【キーワード】イメージング質量分析 / メタボロミクス / 代謝 / 糖尿病性腎症 / メタボローム (他7件)
【概要】この研究の目的は糖尿病性腎症の発症過程を組織レベルでのエネルギー代謝の面から評価し、代謝介入による治療法を見いだすことにある。我々はマウスモデルを用いて、キャピラリー電気泳動質量分析による定量とイメージング質量分析を組み合わせた方法でエネルギー代謝を可視化する方法を確立し、モデル動物と正常動物の比較を行った。この方法で部位別のエネルギー代謝を比較したところ、エネルギー代謝が分解方向にシフトしている...
❏Imaging Mass-spectrometryの癌領域での臨床応用へ向けて(15K14398)
【研究テーマ】腫瘍診断学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】安田 浩之 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (70365261)
【キーワード】癌 / 血管新生阻害薬 / 代謝 / Mass-spectrometry / 肺癌 (他7件)
【概要】癌患者の予後は依然不良で、その改善のためには多方面から癌医療を改善する必要がある。Imaging Mass-spectrometry (MS)は、組織切片内の各局在部位(ピクセル)での標的分子を質量分析器を用いて網羅的に定量し、それを「可視化」することができる最新の工学的technologyです。本研究の中で我々は、血管新生阻害薬が癌細胞にどのような影響を与えるかを明らかにしました。Imaging...
【医歯薬学】薬学:LC質量分析を含む研究件
❏LC/MS/MS用高性能標識試薬の開発と生体分子の高感度分析への応用(19590036)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】三田 智文 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 准教授 (30187306)
【キーワード】分析化学 / 標識試薬 / クロマトグラフィー / 質量分析 / LC (他8件)
【概要】近年、高速液体クロマトグラフィー(LC)とタンデム型質量分析器(MS/MS)を組み合わせたLC/MS/MS法が広く用いられている。本研究では、LC/MS/MS法における検出感度および選択性の向上を目的とした標識試薬を合成した。また、合成した標識試薬を用いて疾患のマーカーとなる生体分子の高感度な分析法を開発した。本研究で開発した分析法は、新生児のマススクリーニング法として海外で用いられている。 ...
❏微量生体成分分析用超高感度マイクロチップ液体クロマトグラフィーの開発(17590030)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】三田 智文 東京大学, 大学院薬学系研究科, 助教授 (30187306)
【キーワード】クロマトグラフィー / マイクロチップ / 蛍光 / 質量分析 / 標識試薬 (他8件)
【概要】近年、分析化学におけるダウンサイズ化として、半導体微細加工技術を利用したマイクロ化学分析システムが注目されている。本研究では、微量生体成分の高感度分離検出系を組み込んだ液体クロマトグラフィー(LC)のマイクロチップ集積化を目的とした。最初に、高感度検出を目指して、ベンゾフラザン骨格を有する水溶性の蛍光標識試薬を開発した。水溶性の試薬はマイクロチップ上での分離において問題となる基板への吸着を防ぐこと...
【医歯薬学】薬学:LC-MS/MS質量分析を含む研究件
❏LC/MS/MSを用いた次世代メタボロミクス研究のための基盤技術開発(15K01812)
【研究テーマ】生物分子化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】津川 裕司 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 研究員 (30647235)
【キーワード】質量分析 / インフォマティクス / 化合物同定 / ケムインフォマティクス / バイオインフォマティクス (他13件)
【概要】近年,遺伝子・タンパク質から生成される代謝産物(メタボローム)が生体の恒常性維持に深く関わっていることを強く示唆する報告が相次いでおり,質量分析を用いたノンターゲットメタボローム解析の重要性が高まってきた.しかしながら,質量分析より得られる複雑なビッグデータを解析するための手法,および得られる質量スペクトル情報を紐解き化合物構造を推定する手法が開発されてこなかったため,得られる代謝物情報が極端に少...
❏質量分析用高性能標識試薬の開発と生体分子の高感度分析(24590047)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三田 智文 東京大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (30187306)
【キーワード】標識試薬 / 質量分析 / クロマトグラフィー / 生体分子 / 新生児マススクリーニング (他9件)
【概要】近年、高速液体クロマトグラフィー(LC)とタンデム型質量分析計(MS/MS)を組み合わせたLC/MS/MS が広く用いられている。そこで、LC/MS/MS における検出感度および選択性の向上を目的として、LC/MS/MS用の標識試薬を作製することを目的として研究を行った。また、作製した標識試薬を用いて疾患のマーカーとなる生体分子の高感度な分析法を開発した。本研究で開発した分析法は、先天性代謝異常症...
❏LC/MS/MS用高性能標識試薬の開発と生体分子の高感度分析(21590039)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】三田 智文 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 准教授 (30187306)
【キーワード】分析化学 / 標識試薬 / クロマトグラフィー / 質量分析 / LC(他9件)
【概要】近年、高速液体クロマトグラフィー(LC)とタンデム型質量分析計(MS/MS)を組み合わせたLC/MS/MS法が広く用いられている。本研究では、LC/MS/MS法における検出感度および選択性の向上を目的として標識試薬を合成した。また、合成した標識試薬を用いて疾患のマーカーとなる生体分子の高感度な分析法を開発した。本研究で開発した分析法は、先天性代謝異常のスクリーニング法として有用であった。 ...
【医歯薬学】薬学:MS質量分析を含む研究件
❏LC/MS/MS用高性能標識試薬の開発と生体分子の高感度分析への応用(19590036)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】三田 智文 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 准教授 (30187306)
【キーワード】分析化学 / 標識試薬 / クロマトグラフィー / 質量分析 / LC (他8件)
【概要】近年、高速液体クロマトグラフィー(LC)とタンデム型質量分析器(MS/MS)を組み合わせたLC/MS/MS法が広く用いられている。本研究では、LC/MS/MS法における検出感度および選択性の向上を目的とした標識試薬を合成した。また、合成した標識試薬を用いて疾患のマーカーとなる生体分子の高感度な分析法を開発した。本研究で開発した分析法は、新生児のマススクリーニング法として海外で用いられている。 ...
❏微量生体成分分析用超高感度マイクロチップ液体クロマトグラフィーの開発(17590030)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】三田 智文 東京大学, 大学院薬学系研究科, 助教授 (30187306)
【キーワード】クロマトグラフィー / マイクロチップ / 蛍光 / 質量分析 / 標識試薬 (他8件)
【概要】近年、分析化学におけるダウンサイズ化として、半導体微細加工技術を利用したマイクロ化学分析システムが注目されている。本研究では、微量生体成分の高感度分離検出系を組み込んだ液体クロマトグラフィー(LC)のマイクロチップ集積化を目的とした。最初に、高感度検出を目指して、ベンゾフラザン骨格を有する水溶性の蛍光標識試薬を開発した。水溶性の試薬はマイクロチップ上での分離において問題となる基板への吸着を防ぐこと...
【医歯薬学】薬学:核磁気共鳴(NMR)質量分析を含む研究件
❏脳領域依存的なアミロイドベータ蛋白質蓄積の分子機構解明(22300118)
【研究テーマ】神経解剖学・神経病理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】柳澤 勝彦 独立行政法人国立長寿医療研究センター, 研究所, 副所長 (10230260)
【キーワード】神経変性疾患 / 蛋白質 / 痴呆 / 糖鎖 / アルツハイマー病 (他10件)
【概要】脳内の領域特異的なアミロイドベータ蛋白質(Ass)蓄積は当該領域の神経細胞膜を形成する脂質分子の構成に依存することが、剖検脳より調製した神経細胞膜の再構成実験により示された。一方、神経細胞膜上にあってAss重合を誘導するガングリオシドとAssとの分子レベルでの相互作用について、ガングリオシドを組み込んだ小型の人工的脂質膜での蛋白質と糖脂質の結合特異性に関する体系的なNMR計測が実施可能であることが...
❏沿岸海洋堆積物における無機態窒素の非生物的有機化反応とその地球化学的意義(21651003)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】海洋科学 / 環境分析 / 窒素循環 / 核磁気共鳴 / 安定同位体 (他9件)
【概要】平成22年度は昨年度に引き続き、(1)同位体トーレーサー法・核磁気共鳴法による堆積物有機態窒素計測法の確立、(2)然堆積物中の有機態窒素の化学構造解析を実施した。(1)については昨年度から試みている超音波抽出を併用した反復温アルカリ抽出による分画精製法にさらに改良を加えると共に、脂質由来化合物に結合した窒素を抽出するために有機溶媒を用いた抽出法も合わせて実施した。 (2)については、別のプロジェク...
❏安定同位体の分離と応用(05353014)
【研究テーマ】エネルギー学一般・原子力学
【研究種目】総合研究(B)
【研究期間】1993
【研究代表者】藤井 靖彦 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (20016869)
【キーワード】同位体分離 / 同位体効果 / 安定同位体 / 質量分析 / NMR (他8件)
【概要】本年度、3回の研究集会を東工大原子炉研で開催し、安定同位体の分離技術や利用・応用分野等について、分担者や、関係者の協力を得て、次のような調査活動を行なった。 (1)同位体の物理化学に関する最近の研究動向調査: 同位体分離・分析技術の基礎となる、同位体の物理化学的特性、平衡・反応速度の同位体効果等の中で特に異常同位体効果に注目し調査した。 (2)同位体分離に関する最近の技術調査: 最近進歩が著しい、...
【医歯薬学】薬学:分析化学質量分析を含む研究件
❏LC/MS/MS用高性能標識試薬の開発と生体分子の高感度分析(21590039)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】三田 智文 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 准教授 (30187306)
【キーワード】分析化学 / 標識試薬 / クロマトグラフィー / 質量分析 / LC(他9件)
【概要】近年、高速液体クロマトグラフィー(LC)とタンデム型質量分析計(MS/MS)を組み合わせたLC/MS/MS法が広く用いられている。本研究では、LC/MS/MS法における検出感度および選択性の向上を目的として標識試薬を合成した。また、合成した標識試薬を用いて疾患のマーカーとなる生体分子の高感度な分析法を開発した。本研究で開発した分析法は、先天性代謝異常のスクリーニング法として有用であった。 ...
❏LC/MS/MS用高性能標識試薬の開発と生体分子の高感度分析への応用(19590036)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】三田 智文 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 准教授 (30187306)
【キーワード】分析化学 / 標識試薬 / クロマトグラフィー / 質量分析 / LC (他8件)
【概要】近年、高速液体クロマトグラフィー(LC)とタンデム型質量分析器(MS/MS)を組み合わせたLC/MS/MS法が広く用いられている。本研究では、LC/MS/MS法における検出感度および選択性の向上を目的とした標識試薬を合成した。また、合成した標識試薬を用いて疾患のマーカーとなる生体分子の高感度な分析法を開発した。本研究で開発した分析法は、新生児のマススクリーニング法として海外で用いられている。 ...
【医歯薬学】薬学:新生児マススクリーニング質量分析を含む研究件
❏糖鎖プライマー法を基盤とするムコ多糖症診断プローブの創製(17K19208)
【研究テーマ】生体分子化学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】佐藤 智典 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (00162454)
【キーワード】糖鎖プライマー法 / ムコ多糖症 / グリコサミノグリカン / 質量分析装置 / 糖鎖ライブラリー (他13件)
【概要】ムコ多糖症(MPS)は先天性のライソゾーム病のひとつである。本課題では、MPSの早期診断を実現するために、新生児マススクリーニングで利用可能な診断プローブとなる糖鎖ライブラリーを作製した。 糖鎖ライブラリーの作製には、糖鎖生合成経路の前駆体である糖鎖プライマーXyl-Ser-C12を用いた。糖鎖プライマーを、正常ヒト皮膚繊維芽細胞等の細胞培養液中に添加し、得られた糖鎖ライブラリーの構造をLC-MS...
❏質量分析用高性能標識試薬の開発と生体分子の高感度分析(24590047)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三田 智文 東京大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (30187306)
【キーワード】標識試薬 / 質量分析 / クロマトグラフィー / 生体分子 / 新生児マススクリーニング (他9件)
【概要】近年、高速液体クロマトグラフィー(LC)とタンデム型質量分析計(MS/MS)を組み合わせたLC/MS/MS が広く用いられている。そこで、LC/MS/MS における検出感度および選択性の向上を目的として、LC/MS/MS用の標識試薬を作製することを目的として研究を行った。また、作製した標識試薬を用いて疾患のマーカーとなる生体分子の高感度な分析法を開発した。本研究で開発した分析法は、先天性代謝異常症...
❏LC/MS/MS用高性能標識試薬の開発と生体分子の高感度分析(21590039)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】三田 智文 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 准教授 (30187306)
【キーワード】分析化学 / 標識試薬 / クロマトグラフィー / 質量分析 / LC(他9件)
【概要】近年、高速液体クロマトグラフィー(LC)とタンデム型質量分析計(MS/MS)を組み合わせたLC/MS/MS法が広く用いられている。本研究では、LC/MS/MS法における検出感度および選択性の向上を目的として標識試薬を合成した。また、合成した標識試薬を用いて疾患のマーカーとなる生体分子の高感度な分析法を開発した。本研究で開発した分析法は、先天性代謝異常のスクリーニング法として有用であった。 ...
【医歯薬学】薬学:クロマトグラフィー質量分析を含む研究件
❏質量分析用高性能標識試薬の開発と生体分子の高感度分析(24590047)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三田 智文 東京大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (30187306)
【キーワード】標識試薬 / 質量分析 / クロマトグラフィー / 生体分子 / 新生児マススクリーニング (他9件)
【概要】近年、高速液体クロマトグラフィー(LC)とタンデム型質量分析計(MS/MS)を組み合わせたLC/MS/MS が広く用いられている。そこで、LC/MS/MS における検出感度および選択性の向上を目的として、LC/MS/MS用の標識試薬を作製することを目的として研究を行った。また、作製した標識試薬を用いて疾患のマーカーとなる生体分子の高感度な分析法を開発した。本研究で開発した分析法は、先天性代謝異常症...
❏LC/MS/MS用高性能標識試薬の開発と生体分子の高感度分析(21590039)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】三田 智文 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 准教授 (30187306)
【キーワード】分析化学 / 標識試薬 / クロマトグラフィー / 質量分析 / LC(他9件)
【概要】近年、高速液体クロマトグラフィー(LC)とタンデム型質量分析計(MS/MS)を組み合わせたLC/MS/MS法が広く用いられている。本研究では、LC/MS/MS法における検出感度および選択性の向上を目的として標識試薬を合成した。また、合成した標識試薬を用いて疾患のマーカーとなる生体分子の高感度な分析法を開発した。本研究で開発した分析法は、先天性代謝異常のスクリーニング法として有用であった。 ...
❏LC/MS/MS用高性能標識試薬の開発と生体分子の高感度分析への応用(19590036)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】三田 智文 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 准教授 (30187306)
【キーワード】分析化学 / 標識試薬 / クロマトグラフィー / 質量分析 / LC (他8件)
【概要】近年、高速液体クロマトグラフィー(LC)とタンデム型質量分析器(MS/MS)を組み合わせたLC/MS/MS法が広く用いられている。本研究では、LC/MS/MS法における検出感度および選択性の向上を目的とした標識試薬を合成した。また、合成した標識試薬を用いて疾患のマーカーとなる生体分子の高感度な分析法を開発した。本研究で開発した分析法は、新生児のマススクリーニング法として海外で用いられている。 ...
【医歯薬学】薬学:標識試薬質量分析を含む研究件
❏質量分析用高性能標識試薬の開発と生体分子の高感度分析(24590047)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三田 智文 東京大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (30187306)
【キーワード】標識試薬 / 質量分析 / クロマトグラフィー / 生体分子 / 新生児マススクリーニング (他9件)
【概要】近年、高速液体クロマトグラフィー(LC)とタンデム型質量分析計(MS/MS)を組み合わせたLC/MS/MS が広く用いられている。そこで、LC/MS/MS における検出感度および選択性の向上を目的として、LC/MS/MS用の標識試薬を作製することを目的として研究を行った。また、作製した標識試薬を用いて疾患のマーカーとなる生体分子の高感度な分析法を開発した。本研究で開発した分析法は、先天性代謝異常症...
❏LC/MS/MS用高性能標識試薬の開発と生体分子の高感度分析(21590039)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】三田 智文 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 准教授 (30187306)
【キーワード】分析化学 / 標識試薬 / クロマトグラフィー / 質量分析 / LC(他9件)
【概要】近年、高速液体クロマトグラフィー(LC)とタンデム型質量分析計(MS/MS)を組み合わせたLC/MS/MS法が広く用いられている。本研究では、LC/MS/MS法における検出感度および選択性の向上を目的として標識試薬を合成した。また、合成した標識試薬を用いて疾患のマーカーとなる生体分子の高感度な分析法を開発した。本研究で開発した分析法は、先天性代謝異常のスクリーニング法として有用であった。 ...
❏LC/MS/MS用高性能標識試薬の開発と生体分子の高感度分析への応用(19590036)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】三田 智文 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 准教授 (30187306)
【キーワード】分析化学 / 標識試薬 / クロマトグラフィー / 質量分析 / LC (他8件)
【概要】近年、高速液体クロマトグラフィー(LC)とタンデム型質量分析器(MS/MS)を組み合わせたLC/MS/MS法が広く用いられている。本研究では、LC/MS/MS法における検出感度および選択性の向上を目的とした標識試薬を合成した。また、合成した標識試薬を用いて疾患のマーカーとなる生体分子の高感度な分析法を開発した。本研究で開発した分析法は、新生児のマススクリーニング法として海外で用いられている。 ...
【医歯薬学】薬学:触媒質量分析を含む研究件
❏複数の元素からなる多元素クラスターの反応性および構成原理の解明と実用触媒への展開(25248004)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / 触媒 / 酸化還元反応 / 昇温脱離法 / 質量分析 (他13件)
【概要】本研究は、COやNOなどの小分子の酸化還元反応の触媒となる、多元素クラスターを設計することを目的とした。そのために、気相クラスター昇温脱離法を新たに開発した。クラスターを徐々に加熱することで、高温での酸化還元反応を調べた。またクラスターからの分子脱離温度を測定することで反応の活性化エネルギーを求めた。遷移金属酸化物クラスターについて、酸素分子脱離の活性化エネルギーを求め、量子化学計算の結果と比較し...
❏ナノ物質設計を目指した振動分光による分子活性化多元素クラスターの探索(22350004)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / 化学反応 / 触媒 / 酸化物 / 質量分析 (他17件)
【概要】金属クラスター、金属酸化物クラスターおよびそれらの複合体とN2O,COなどの小分子との反応性を、実験・理論の両面から明らかにした。中性のロジウムクラスターは、N2Oから酸素原子を受け取る酸素移行反応を示す。この反応は繰り返し進行し、その結果として複数の酸素原子が付加したロジウム酸化物クラスターが生成する。一方COがごく微量に存在する条件では、COがロジウム酸化物から酸素を奪う反応が進行するが、この...
【医歯薬学】薬学:生体分子質量分析を含む研究件
❏抗体凝集体による免疫原性関連シグナル誘導の物理化学解析と数理モデル構築(17H03975)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】内山 進 大阪大学, 工学研究科, 教授 (90335381)
【キーワード】バイオ医薬 / 抗体医薬 / 安定性 / 凝集 / タンパク質 (他22件)
【概要】本研究によりバイオ医薬品で発生するタンパク質凝集体の定量的解析手法が確立し、凝集の原因となるストレスの特定に成功し、さらに凝集体の免疫原性との関連性について解明することができた。とくに、プレフィルドシリンジに塗布されたシリコンオイルとタンパク質が複合体となった際の免疫原性への影響は顕著であり、製剤における容器設計の重要性がより明確となった。また、従来から提唱されてきた、コロイド安定性と構造安定性に...
❏質量分析用高性能標識試薬の開発と生体分子の高感度分析(24590047)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三田 智文 東京大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (30187306)
【キーワード】標識試薬 / 質量分析 / クロマトグラフィー / 生体分子 / 新生児マススクリーニング (他9件)
【概要】近年、高速液体クロマトグラフィー(LC)とタンデム型質量分析計(MS/MS)を組み合わせたLC/MS/MS が広く用いられている。そこで、LC/MS/MS における検出感度および選択性の向上を目的として、LC/MS/MS用の標識試薬を作製することを目的として研究を行った。また、作製した標識試薬を用いて疾患のマーカーとなる生体分子の高感度な分析法を開発した。本研究で開発した分析法は、先天性代謝異常症...
❏LC/MS/MS用高性能標識試薬の開発と生体分子の高感度分析(21590039)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】三田 智文 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 准教授 (30187306)
【キーワード】分析化学 / 標識試薬 / クロマトグラフィー / 質量分析 / LC(他9件)
【概要】近年、高速液体クロマトグラフィー(LC)とタンデム型質量分析計(MS/MS)を組み合わせたLC/MS/MS法が広く用いられている。本研究では、LC/MS/MS法における検出感度および選択性の向上を目的として標識試薬を合成した。また、合成した標識試薬を用いて疾患のマーカーとなる生体分子の高感度な分析法を開発した。本研究で開発した分析法は、先天性代謝異常のスクリーニング法として有用であった。 ...
【医歯薬学】薬学:イオンチャネル質量分析を含む研究件
❏冷却イオン分光によるイオンチャンネルのイオン選択性に対する水和効果の解明(18H01938)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】石内 俊一 東京工業大学, 理学院化学系, 教授 (40338257)
【キーワード】イオンチャネル / ペプチド / 質量分析 / レーザー分光法 / 赤外分光法 (他10件)
【概要】イオンチャネルのイオン選択性に対する水和効果を分子レベルで解明するために,イオン選択部位である選択フィルターの部分ペプチドの種々の金属イオン錯体の水和クラスターを真空中に生成し,極低温下で赤外スペクトルを測定することで,それらの構造が水和によってどの様に変化するかを調べた。これまで,単純にイオンが選択フィルターに結合するのと水和されているのでどちらが安定かという視点でイオン選択性と水和の関係が述べ...
❏蝸牛上皮層イオン輸送分子の生理的役割に対する総合的解析(26870210)
【研究テーマ】薬理学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】緒方 元気 新潟大学, 研究推進機構, 助教 (80452829)
【キーワード】蝸牛 / 血管条 / 内リンパ液 / チャネル / トランスポータ (他10件)
【概要】内耳蝸牛を満たす「内リンパ液」は、常に+80 mVの高電位を示し、内リンパ液高電位が失われると難聴が惹起される。この高電位は、内・外2層の上皮層から成る「血管条」の電位とイオン濃度動態に依存する。本研究によって、血管条イオン動態に関連する、104個のイオン輸送分子を同定した。さらに、生理実験及び、コンピュータ・シミュレーション解析の結果より、この高電位維持には、外層のナトリウムイオン輸送機構が重要...
【医歯薬学】薬学:ブロテオーム質量分析を含む研究件
❏タンパク質量の均一化による微量タンパク質の網羅的解析(15K13750)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】松本 桂彦 国立研究開発法人理化学研究所, 生命システム研究センター, 特別研究員 (60632859)
【キーワード】プロテオーム / 質量分析 / プロテオミクス
【概要】細胞の機能を調節している転写因子などの重要なタンパク質のおおくは、細胞内で微量にしか発現していないことが多く、これらを質量分析によって検出することは困難であった。そこで、無細胞翻訳系を用いた簡便な同位体標識標準ペプチドと、静電相互作用、疎水性相互作用を用いたクロマトグラフィーによる多次元の分離により、標的タンパク質フラグメントの純度を高めることで、微量タンパク質の高感度な絶対定量法であるMS-QB...
❏加齢に伴い変動するアミロイド凝集体の網羅的プロテオーム解析(23659150)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】樋口 京一 信州大学, 医学系研究科, 教授 (20173156)
【キーワード】加齢医学 / 老化 / アミロイド / 疾患モデル動物 / 質量分析 (他14件)
【概要】若齢から老齢に至るマウスからアミロイド線維/凝集体を分取し、網羅的プロテオーム解析を行った。 マウスを2ヶ月齡~28ヶ月齡で屠殺し、肝臓、脳、心臓及び筋肉を採取した。またマウスにアミロイド線維を投与しアミロイドーシスを誘発して4~10ヶ月後に臓器を採取した。これらの臓器よりアミロイド線維/凝集体を分取し、LC/MS/MSシステムで蛋白質の網羅的同定と定量を行った。 1. 老齢マウス脳で有意に増加す...
❏精子膜全タンパク質のレクチンを併用したプロテオーム解析と精子機能との関連(15591777)
【研究テーマ】産婦人科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】久慈 直昭 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (80169987)
【キーワード】ヒト / 精子 / プロテオーム / タンパク質リン酸化 / 凍結保存 (他8件)
【概要】本研究ではヒト精子に発現する全タンパクのプロファイリングに加え、レクチンを用いた糖タンパクの解析、凍結保存の影響、不妊との関連、そして精子機能とリン酸化の関連を検討した。ヒト、およびマウス精子膜抽出タンパクよりヒトでは560個、マウスでは318個の独立したスポットを認め、各々118個、94個についてタンパク質の同定が可能であった。マウスとヒト精子両方ともに確認されたタンパクは、すでにプロテオーム解...
【医歯薬学】薬学:プロテオミクス質量分析を含む研究件
❏透明化生体組織3次元イメージング質量分析法の実現(16K14653)
【研究テーマ】システムゲノム科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大出 晃士 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (40612122)
【キーワード】プロテオミクス / 質量分析 / 組織透明化 / 蛋白質ネットワーク / 透明化組織イメージング
【概要】透明化組織の局所からプロテオミクス情報を取得する手法の開発を行った。この過程で、透明化手法であるCUBIC法で用いられる透明化試薬が、1) トリプシン消化反応を阻害すること、2)LC-MS装置の送液ラインに付着すること、3) ペプチド回収のための疎水性担体に対して、透明化試薬が強力に付着する問題が明らかとなった。そこで、精製タンパク質や培養細胞を用いた新規透明化試薬のスクリーニング系を立ち上げ、組...
❏タンパク質量の均一化による微量タンパク質の網羅的解析(15K13750)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】松本 桂彦 国立研究開発法人理化学研究所, 生命システム研究センター, 特別研究員 (60632859)
【キーワード】プロテオーム / 質量分析 / プロテオミクス
【概要】細胞の機能を調節している転写因子などの重要なタンパク質のおおくは、細胞内で微量にしか発現していないことが多く、これらを質量分析によって検出することは困難であった。そこで、無細胞翻訳系を用いた簡便な同位体標識標準ペプチドと、静電相互作用、疎水性相互作用を用いたクロマトグラフィーによる多次元の分離により、標的タンパク質フラグメントの純度を高めることで、微量タンパク質の高感度な絶対定量法であるMS-QB...
【医歯薬学】薬学:ぺプチド質量分析を含む研究件
❏ESI冷却イオントラップ分光法によるアドレナリン受容体の分子認識機構の解明(20H00372)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】藤井 正明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60181319)
【キーワード】赤外分光 / 分子認識 / レーザー分光 / 受容体 / ペプチド (他9件)
【概要】1)アゴニスト等に対する受容体ポケットの分子認識検証 イソプレナリンのみならずβ2-アドレナリン受容体に認識されて動作させる分子(アゴニスト)が受容体ポケットであるSIVSFにどのように結合するのかを明らかにするために,アドレナリンが有するOH基を1個ずつ除いたシネフリン,フェニレフリン分子(アゴニスト)とSIVSFペプチド複合体をエレクトロスプレーで生成し,冷却イオントラップ内で紫外・赤外スペク...
❏冷却イオン分光によるイオンチャンネルのイオン選択性に対する水和効果の解明(18H01938)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】石内 俊一 東京工業大学, 理学院化学系, 教授 (40338257)
【キーワード】イオンチャネル / ペプチド / 質量分析 / レーザー分光法 / 赤外分光法 (他10件)
【概要】イオンチャネルのイオン選択性に対する水和効果を分子レベルで解明するために,イオン選択部位である選択フィルターの部分ペプチドの種々の金属イオン錯体の水和クラスターを真空中に生成し,極低温下で赤外スペクトルを測定することで,それらの構造が水和によってどの様に変化するかを調べた。これまで,単純にイオンが選択フィルターに結合するのと水和されているのでどちらが安定かという視点でイオン選択性と水和の関係が述べ...
【医歯薬学】薬学:タンパク質質量分析を含む研究件
❏抗体凝集体による免疫原性関連シグナル誘導の物理化学解析と数理モデル構築(17H03975)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】内山 進 大阪大学, 工学研究科, 教授 (90335381)
【キーワード】バイオ医薬 / 抗体医薬 / 安定性 / 凝集 / タンパク質 (他22件)
【概要】本研究によりバイオ医薬品で発生するタンパク質凝集体の定量的解析手法が確立し、凝集の原因となるストレスの特定に成功し、さらに凝集体の免疫原性との関連性について解明することができた。とくに、プレフィルドシリンジに塗布されたシリコンオイルとタンパク質が複合体となった際の免疫原性への影響は顕著であり、製剤における容器設計の重要性がより明確となった。また、従来から提唱されてきた、コロイド安定性と構造安定性に...
❏加齢に伴い変動するアミロイド凝集体の網羅的プロテオーム解析(23659150)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】樋口 京一 信州大学, 医学系研究科, 教授 (20173156)
【キーワード】加齢医学 / 老化 / アミロイド / 疾患モデル動物 / 質量分析 (他14件)
【概要】若齢から老齢に至るマウスからアミロイド線維/凝集体を分取し、網羅的プロテオーム解析を行った。 マウスを2ヶ月齡~28ヶ月齡で屠殺し、肝臓、脳、心臓及び筋肉を採取した。またマウスにアミロイド線維を投与しアミロイドーシスを誘発して4~10ヶ月後に臓器を採取した。これらの臓器よりアミロイド線維/凝集体を分取し、LC/MS/MSシステムで蛋白質の網羅的同定と定量を行った。 1. 老齢マウス脳で有意に増加す...
❏脳領域依存的なアミロイドベータ蛋白質蓄積の分子機構解明(22300118)
【研究テーマ】神経解剖学・神経病理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】柳澤 勝彦 独立行政法人国立長寿医療研究センター, 研究所, 副所長 (10230260)
【キーワード】神経変性疾患 / 蛋白質 / 痴呆 / 糖鎖 / アルツハイマー病 (他10件)
【概要】脳内の領域特異的なアミロイドベータ蛋白質(Ass)蓄積は当該領域の神経細胞膜を形成する脂質分子の構成に依存することが、剖検脳より調製した神経細胞膜の再構成実験により示された。一方、神経細胞膜上にあってAss重合を誘導するガングリオシドとAssとの分子レベルでの相互作用について、ガングリオシドを組み込んだ小型の人工的脂質膜での蛋白質と糖脂質の結合特異性に関する体系的なNMR計測が実施可能であることが...
【医歯薬学】薬学:がん細胞質量分析を含む研究件
❏がん転移の分子機構の解析を目指した糖鎖プライマー法による比較グライコミクス(22651083)
【研究テーマ】生物分子科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】佐藤 智典 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00162454)
【キーワード】ケミカルバイオロジー / 糖鎖 / 糖鎖プライマー / がん細胞 / がんの転移性 (他8件)
【概要】肺腺がん細胞や骨肉腫細胞において、転移性の異なる細胞株で発現している糖鎖を糖鎖プライマーにより解析した。硫酸化糖鎖やグリコサミノグリカン鎖などの発現が細胞間で異なっていることが見いだされ、当該の糖鎖合成遺伝子をノックダウンすることで細胞の運動性を抑制することが可能であった。これにより、糖鎖プライマー法による比較グライコミクスにより、癌転移に関わる糖鎖解析が可能であり、転移抑制方法の創出に寄与できる...
❏糖鎖修飾によるがん転移制御機構の化学生物学的解析(18681035)
【研究テーマ】生物分子科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】清水 史郎 独立行政法人理化学研究所, 基幹研究所・長田抗生物質研究室, 専任研究員 (30312268)
【キーワード】生体高分子 / 化学生物学 / ヘパラナーゼ / ヘパラン硫酸 / がん細胞 (他11件)
【概要】がん細胞が転移能を獲得するためには様々な要因が知られており、なかでも細胞外マトリックス分解酵素とその調節分子の異状が、がん細胞の悪性度と相関していることが多数報告されている。本研究では、細胞外マトリックス構成成分の1つであるヘパラン硫酸を加水分解するヘパラナーゼと、マトリックスメタロプロテアーゼの調節因子である糖タンパク質RECKに着目して検討を行った。その結果、ヘパラナーゼはジスルフィド結合やC...
【医歯薬学】薬学:がん転移質量分析を含む研究件
❏がん細胞やがん組織の中に存在する微量金属の網羅的定量とその医学的応用(15K15063)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】武井 佳史 愛知学院大学, 薬学部, 教授 (70362233)
【キーワード】癌転移 / 微量金属 / 質量分析 / 癌組織 / 脱タンパク質法 (他14件)
【概要】癌細胞や癌組織中の微量金属元素を網羅的に定量する系をICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析計)で立ち上げた。ICP-MS前に実施するトリクロル酢酸処理法(脱タンパク質法)も最適化した。確立した測定系により、スキルス胃癌の腹膜転移細胞株では、ルビジウム(原子番号37)含量が、その対応する親株に比して有意に高いことが分かった。ルビジウムの細胞内濃度は、カリウム濃度と類似していた。癌の腹膜転移とルビジウ...
❏糖鎖修飾によるがん転移制御機構の化学生物学的解析(18681035)
【研究テーマ】生物分子科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】清水 史郎 独立行政法人理化学研究所, 基幹研究所・長田抗生物質研究室, 専任研究員 (30312268)
【キーワード】生体高分子 / 化学生物学 / ヘパラナーゼ / ヘパラン硫酸 / がん細胞 (他11件)
【概要】がん細胞が転移能を獲得するためには様々な要因が知られており、なかでも細胞外マトリックス分解酵素とその調節分子の異状が、がん細胞の悪性度と相関していることが多数報告されている。本研究では、細胞外マトリックス構成成分の1つであるヘパラン硫酸を加水分解するヘパラナーゼと、マトリックスメタロプロテアーゼの調節因子である糖タンパク質RECKに着目して検討を行った。その結果、ヘパラナーゼはジスルフィド結合やC...
【医歯薬学】薬学:炎症質量分析を含む研究件
❏炎症性刺激によるクロマチン構造の動的制御メカニズムの解析(26250041)
【研究テーマ】システムゲノム科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】和田 洋一郎 東京大学, アイソトープ総合センター, 教授 (10322033)
【キーワード】転写 / RNAポリメレースII / 炎症 / 内皮細胞 / ゲノム解析技術 (他7件)
【概要】動脈硬化は、虚血性心疾患や脳血管障害を引き起こす重大な病態であり、新たな治療薬開発には、初期病変形成に関与する遺伝子の持続的な発現メカニズムの解明が必要である。特に細胞接着因子の誘導・発現を解析するため、内皮細胞を炎症性メディエーターで刺激したところ、複数の遺伝子群を同時に転写する転写複合体の存在が示唆された。本研究では、(1)クロマチン相互作用解析に相互作用変動領域の同定(2)相互作用点に結合す...
❏マウス病態モデルにおける生体内脂質メディエーターの網羅的解析(20790248)
【研究テーマ】病態医化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】北 芳博 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (20401028)
【キーワード】代謝異常学 / 脂質メタボロミクス / 脂質メディエーター / 質量分析 / 炎症 (他7件)
【概要】研究代表者が確立したLC-ESI-MSによる高感度ハイスループット一斉定量法を用いて、炎症モデルを含む複数の実験動物モデルにおいて詳細な脂質メディエーター産生プロファイリングを行った。マウス多発性硬化症モデル、敗血症モデル等において、病態に特徴的な脂質メディエータープロファイルを抽出することに成功し、従来断片的に評価されてきた脂質メディエーターと疾患の関係を包括的に解析する新たな方法論を確立した。...
【医歯薬学】薬学:糖鎖質量分析を含む研究件
❏糖鎖プライマー法を基盤とするムコ多糖症診断プローブの創製(17K19208)
【研究テーマ】生体分子化学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】佐藤 智典 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (00162454)
【キーワード】糖鎖プライマー法 / ムコ多糖症 / グリコサミノグリカン / 質量分析装置 / 糖鎖ライブラリー (他13件)
【概要】ムコ多糖症(MPS)は先天性のライソゾーム病のひとつである。本課題では、MPSの早期診断を実現するために、新生児マススクリーニングで利用可能な診断プローブとなる糖鎖ライブラリーを作製した。 糖鎖ライブラリーの作製には、糖鎖生合成経路の前駆体である糖鎖プライマーXyl-Ser-C12を用いた。糖鎖プライマーを、正常ヒト皮膚繊維芽細胞等の細胞培養液中に添加し、得られた糖鎖ライブラリーの構造をLC-MS...
❏がん転移の分子機構の解析を目指した糖鎖プライマー法による比較グライコミクス(22651083)
【研究テーマ】生物分子科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】佐藤 智典 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00162454)
【キーワード】ケミカルバイオロジー / 糖鎖 / 糖鎖プライマー / がん細胞 / がんの転移性 (他8件)
【概要】肺腺がん細胞や骨肉腫細胞において、転移性の異なる細胞株で発現している糖鎖を糖鎖プライマーにより解析した。硫酸化糖鎖やグリコサミノグリカン鎖などの発現が細胞間で異なっていることが見いだされ、当該の糖鎖合成遺伝子をノックダウンすることで細胞の運動性を抑制することが可能であった。これにより、糖鎖プライマー法による比較グライコミクスにより、癌転移に関わる糖鎖解析が可能であり、転移抑制方法の創出に寄与できる...
❏脳領域依存的なアミロイドベータ蛋白質蓄積の分子機構解明(22300118)
【研究テーマ】神経解剖学・神経病理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】柳澤 勝彦 独立行政法人国立長寿医療研究センター, 研究所, 副所長 (10230260)
【キーワード】神経変性疾患 / 蛋白質 / 痴呆 / 糖鎖 / アルツハイマー病 (他10件)
【概要】脳内の領域特異的なアミロイドベータ蛋白質(Ass)蓄積は当該領域の神経細胞膜を形成する脂質分子の構成に依存することが、剖検脳より調製した神経細胞膜の再構成実験により示された。一方、神経細胞膜上にあってAss重合を誘導するガングリオシドとAssとの分子レベルでの相互作用について、ガングリオシドを組み込んだ小型の人工的脂質膜での蛋白質と糖脂質の結合特異性に関する体系的なNMR計測が実施可能であることが...
【医歯薬学】薬学:凝集体質量分析を含む研究件
❏抗体凝集体による免疫原性関連シグナル誘導の物理化学解析と数理モデル構築(17H03975)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】内山 進 大阪大学, 工学研究科, 教授 (90335381)
【キーワード】バイオ医薬 / 抗体医薬 / 安定性 / 凝集 / タンパク質 (他22件)
【概要】本研究によりバイオ医薬品で発生するタンパク質凝集体の定量的解析手法が確立し、凝集の原因となるストレスの特定に成功し、さらに凝集体の免疫原性との関連性について解明することができた。とくに、プレフィルドシリンジに塗布されたシリコンオイルとタンパク質が複合体となった際の免疫原性への影響は顕著であり、製剤における容器設計の重要性がより明確となった。また、従来から提唱されてきた、コロイド安定性と構造安定性に...
❏加齢に伴い変動するアミロイド凝集体の網羅的プロテオーム解析(23659150)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】樋口 京一 信州大学, 医学系研究科, 教授 (20173156)
【キーワード】加齢医学 / 老化 / アミロイド / 疾患モデル動物 / 質量分析 (他14件)
【概要】若齢から老齢に至るマウスからアミロイド線維/凝集体を分取し、網羅的プロテオーム解析を行った。 マウスを2ヶ月齡~28ヶ月齡で屠殺し、肝臓、脳、心臓及び筋肉を採取した。またマウスにアミロイド線維を投与しアミロイドーシスを誘発して4~10ヶ月後に臓器を採取した。これらの臓器よりアミロイド線維/凝集体を分取し、LC/MS/MSシステムで蛋白質の網羅的同定と定量を行った。 1. 老齢マウス脳で有意に増加す...
【医歯薬学】看護学:ブロテオーム解析質量分析を含む研究件
❏加齢に伴い変動するアミロイド凝集体の網羅的プロテオーム解析(23659150)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】樋口 京一 信州大学, 医学系研究科, 教授 (20173156)
【キーワード】加齢医学 / 老化 / アミロイド / 疾患モデル動物 / 質量分析 (他14件)
【概要】若齢から老齢に至るマウスからアミロイド線維/凝集体を分取し、網羅的プロテオーム解析を行った。 マウスを2ヶ月齡~28ヶ月齡で屠殺し、肝臓、脳、心臓及び筋肉を採取した。またマウスにアミロイド線維を投与しアミロイドーシスを誘発して4~10ヶ月後に臓器を採取した。これらの臓器よりアミロイド線維/凝集体を分取し、LC/MS/MSシステムで蛋白質の網羅的同定と定量を行った。 1. 老齢マウス脳で有意に増加す...
❏変異マウスを用いた脳発達のリン酸化プロテオーム解析(18500305)
【研究テーマ】神経化学・神経薬理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】大島 登志男 独立行政法人理化学研究所, 発生神経生物研究チーム, 客員研究員 (20311334)
【キーワード】タンパク質リン酸化 / プロテオーム解析 / 2次元電気泳動 / 質量分析 / 変異マウス (他9件)
【概要】本課題は、脳の発生発達に重要な役割を荷なうと考えられる、タンパク質のリン酸化に着目し、脳の発生発達の機序を解明するものである。脳形成の障害された変異マウスと野生型の脳のタンパク質リン酸化を比較することで、変異マウスにみられる脳の形成異常とタンパク質リン酸化の異常の関連を調べる事で、新たな切り口で、脳の発生発達の機構の解明を目指した。 H18度は、脳発達障害の変異マウスである、Cdk5欠損マウスの胎...
【医歯薬学】看護学:メタボロミクス質量分析を含む研究件
❏糖尿病性腎症の局所インビボメタボロミクス解析及び代謝変容をターゲットとした治療(16K07203)
【研究テーマ】ゲノム生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】久保 亜紀子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (50455573)
【キーワード】イメージング質量分析 / メタボロミクス / 代謝 / 糖尿病性腎症 / メタボローム (他7件)
【概要】この研究の目的は糖尿病性腎症の発症過程を組織レベルでのエネルギー代謝の面から評価し、代謝介入による治療法を見いだすことにある。我々はマウスモデルを用いて、キャピラリー電気泳動質量分析による定量とイメージング質量分析を組み合わせた方法でエネルギー代謝を可視化する方法を確立し、モデル動物と正常動物の比較を行った。この方法で部位別のエネルギー代謝を比較したところ、エネルギー代謝が分解方向にシフトしている...
❏LC/MS/MSを用いた次世代メタボロミクス研究のための基盤技術開発(15K01812)
【研究テーマ】生物分子化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】津川 裕司 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 研究員 (30647235)
【キーワード】質量分析 / インフォマティクス / 化合物同定 / ケムインフォマティクス / バイオインフォマティクス (他13件)
【概要】近年,遺伝子・タンパク質から生成される代謝産物(メタボローム)が生体の恒常性維持に深く関わっていることを強く示唆する報告が相次いでおり,質量分析を用いたノンターゲットメタボローム解析の重要性が高まってきた.しかしながら,質量分析より得られる複雑なビッグデータを解析するための手法,および得られる質量スペクトル情報を紐解き化合物構造を推定する手法が開発されてこなかったため,得られる代謝物情報が極端に少...
【医歯薬学】看護学:メタロミクス質量分析を含む研究件
❏がん細胞やがん組織の中に存在する微量金属の網羅的定量とその医学的応用(15K15063)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】武井 佳史 愛知学院大学, 薬学部, 教授 (70362233)
【キーワード】癌転移 / 微量金属 / 質量分析 / 癌組織 / 脱タンパク質法 (他14件)
【概要】癌細胞や癌組織中の微量金属元素を網羅的に定量する系をICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析計)で立ち上げた。ICP-MS前に実施するトリクロル酢酸処理法(脱タンパク質法)も最適化した。確立した測定系により、スキルス胃癌の腹膜転移細胞株では、ルビジウム(原子番号37)含量が、その対応する親株に比して有意に高いことが分かった。ルビジウムの細胞内濃度は、カリウム濃度と類似していた。癌の腹膜転移とルビジウ...
❏高感度LC-MS分析を実現する質量分析用ラベル化試薬の創製と応用展開(17350039)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】鈴木 孝治 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (80154540)
【キーワード】イオン化法 / 金属イオン分析 / 質量分析 / 質量分析プローブ / ラベル化試薬 (他13件)
【概要】本研究では、元来、最も高感度な分析の一つと位置付けられる質量分析(MS)の感度をさらに増大させると同時に、より確実な定量分析法とするため、LC-MS向きの最適なラベル化試薬を多数開発した。こようなラベル化試薬(MSプローブ)はすでにいくつかを開発していた。しかしながら、本来、MSプローブはもっとポテンシャルがあり、その応用展開はもっと広いはずべきものであり、基礎研究に戻り、さまざまな物質の質量分析...
【医歯薬学】看護学:シグナル伝達質量分析を含む研究件
❏抗体凝集体による免疫原性関連シグナル誘導の物理化学解析と数理モデル構築(17H03975)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】内山 進 大阪大学, 工学研究科, 教授 (90335381)
【キーワード】バイオ医薬 / 抗体医薬 / 安定性 / 凝集 / タンパク質 (他22件)
【概要】本研究によりバイオ医薬品で発生するタンパク質凝集体の定量的解析手法が確立し、凝集の原因となるストレスの特定に成功し、さらに凝集体の免疫原性との関連性について解明することができた。とくに、プレフィルドシリンジに塗布されたシリコンオイルとタンパク質が複合体となった際の免疫原性への影響は顕著であり、製剤における容器設計の重要性がより明確となった。また、従来から提唱されてきた、コロイド安定性と構造安定性に...
❏蛋白質間相互作用を利用した細胞内シグナル伝達分子の同定法の開発(11557015)
【研究テーマ】病態医化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】宮園 浩平 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (90209908)
【キーワード】TGF-β / シグナル伝達 / 蛋白質間相互作用 / マススペクトロメトリー / Smad (他10件)
【概要】蛋白質-蛋白質間の相互作用による細胞内シグナル伝達機構を明らかにするためにSmadに結合する蛋白質をマススペクトロメトリーで同定することを目的として実験を行った。Smad1〜8にFla-tagをつけたコントラクトを作り哺乳類細胞にトランスフェクションした。ついでアガロースピーズに結合した蛋白質をFlag抗体を用いて免疫沈降し、共沈する蛋白質を銀染色したSDS-PAGEから切りだし、トリプシン処理し...