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研究分野別サイレントキーワード
「環境適応」サイレントキーワードを含む研究
【数物系科学】地球惑星科学:日本列島環境適応を含む研究件
❏日本列島における現生人類移住初期の環境適応史研究(21H00608)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】森先 一貴 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (90549700)
【キーワード】現生人類 / 環境適応 / 高精度編年 / 後期旧石器時代初頭 / 日本列島
【概要】
❏東北アジアにおける温帯性新石器文化の北方拡大と適応の限界(18H00739)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】福田 正宏 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (20431877)
【キーワード】新石器/縄文時代 / ロシア極東 / 北海道 / 環境適応 (他8件)
【概要】本研究では、日露両国での新石器/縄文時代遺跡群の共同調査を通じて、環日本海北部(スレドネアムールスカヤ低地帯-アムール下流域-サハリンー北海道)の北緯45~50度地帯における新石器時代の文化交流や適応戦略を包括的に解明した。サハリン南部の新石器時代前期、ユダヤ自治州西部の新石器時代中期・晩期、北海道北部の縄文中期~晩期に関する新事実が、遺跡発掘調査によって明らかにされた。また、東西及び南北方向で遠...
【生物学】基礎生物学:尿素環境適応を含む研究件
❏川を遡上するオオメジロザメの広塩性に関する生理生態学的研究(17H03868)
【研究テーマ】水圏生命科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (40222244)
【キーワード】オオメジロザメ / 広塩性 / 軟骨魚類 / 腎ネフロン / 尿素 (他10件)
【概要】オオメジロザメは世界の熱帯・亜熱帯の沿岸域に広く生息し、サメ類の中でほぼ唯一、淡水環境にも順応可能な広塩性種である。オオメジロザメは淡水環境でも体内の浸透圧を約600 mOsmに維持すること、腎ネフロンの遠位尿細管後部と集合細管に発現するNa-Cl共輸送体がNaClと尿素の再吸収能力を向上させ、オオメジロザメの広塩性に寄与することが本研究の飼育実験により明らかとなった。また、西表島浦内川での調査に...
❏ゾウギンザメの体液調節軟骨魚類研究の新規モデルの創生(21570061)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 尿素 / ゾウギンザメ / 腎臓 / 初期発生 (他16件)
【概要】本研究は、ゲノムプロジェクトによる分子基盤を利用でき、繁殖期の成魚と受精卵を使用できるゾウギンザメを用いることで、軟骨魚類の適応生理学、繁殖生理学、発生学研究を推進するものである。腎臓での尿素保持機構については、分子マッピングによりネフロンでの尿素再吸収の分子モデルを提唱した。加えて、発生過程での体液調節、ホルモンによる制御など、軟骨魚類のホメオスタシス維持機構の理解を大きく進めた。 ...
❏サメのユニークな尿素保持機構:腎臓単離ネフロンの分子解剖による新展開(19570055)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 腎臓 / 尿素 / 再吸収 / ゾウギンザメ (他11件)
【概要】軟骨魚類が海に生きるために、体内に尿素を蓄積することは必要不可欠で、複雑な構造を持つ腎臓での尿素再吸収がそのことを可能にしている。ゾウギンザメで新規尿素輸送体を複数同定し、飼育下のドチザメでは尿素輸送体が環境浸透圧の変化によって細胞膜への集積が可逆的に制御されることを見出した。進行中の広塩性アカエイや培養系での解析とあわせ、軟骨魚類の腎機能、脊椎動物での腎機能の進化の解明に大きく貢献した。 ...
【生物学】基礎生物学:ゾウギンザメ環境適応を含む研究件
❏ゾウギンザメの体液調節軟骨魚類研究の新規モデルの創生(21570061)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 尿素 / ゾウギンザメ / 腎臓 / 初期発生 (他16件)
【概要】本研究は、ゲノムプロジェクトによる分子基盤を利用でき、繁殖期の成魚と受精卵を使用できるゾウギンザメを用いることで、軟骨魚類の適応生理学、繁殖生理学、発生学研究を推進するものである。腎臓での尿素保持機構については、分子マッピングによりネフロンでの尿素再吸収の分子モデルを提唱した。加えて、発生過程での体液調節、ホルモンによる制御など、軟骨魚類のホメオスタシス維持機構の理解を大きく進めた。 ...
❏サメのユニークな尿素保持機構:腎臓単離ネフロンの分子解剖による新展開(19570055)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 腎臓 / 尿素 / 再吸収 / ゾウギンザメ (他11件)
【概要】軟骨魚類が海に生きるために、体内に尿素を蓄積することは必要不可欠で、複雑な構造を持つ腎臓での尿素再吸収がそのことを可能にしている。ゾウギンザメで新規尿素輸送体を複数同定し、飼育下のドチザメでは尿素輸送体が環境浸透圧の変化によって細胞膜への集積が可逆的に制御されることを見出した。進行中の広塩性アカエイや培養系での解析とあわせ、軟骨魚類の腎機能、脊椎動物での腎機能の進化の解明に大きく貢献した。 ...
【生物学】基礎生物学:脳下垂体環境適応を含む研究件
❏プロラクチン研究の新展開:その起源と多機能化をもたらした要因の解明(16K14766)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】プロラクチン / 軟骨魚類 / 両生類 / 脳下垂体 / 環境適応 (他10件)
【概要】本研究は、水電解質代謝や生殖活動を含めて300以上もの生物学的機能が知られる多機能ホルモン、プロラクチン (PRL) の起源と進化を理解することを目的としている。軟骨魚類においてすでにPRLとその受容体が存在することを明らかにし、その作用が脳下垂体における傍分泌作用であることも見出した。また、両生類のウシガエルでは、魚類PRLのオルソログであるPRL1Bが幼生期に、四肢動物PRLのオルソログである...
❏両生類の低温環境に対する適応の内分泌的調節機構(16K07420)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岡田 令子 静岡大学, 理学部, 講師 (50386554)
【キーワード】両生類 / 視床下部 / 下垂体 / 凍結耐性 / アルギニンヴァソトシン (他11件)
【概要】下垂体ホルモン分泌調節に関わる視床下部因子の入れ替わりが、変温動物から恒温動物への進化に関連していると想定し研究を行った。哺乳類と異なり、両生類ではCRF、AVT及びTRHがそれぞれTSH、ACTH及びPRLの分泌調節に携ること、両生類でも低温下でTRHの分泌が上昇することを考え合わせ、両生類の調節様式が低温適応に適したものであると結論した。一方、凍結耐性のあるニホンアマガエルは凍結刺激がグルコー...
【生物学】基礎生物学:プロラクチン環境適応を含む研究件
❏プロラクチン研究の新展開:その起源と多機能化をもたらした要因の解明(16K14766)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】プロラクチン / 軟骨魚類 / 両生類 / 脳下垂体 / 環境適応 (他10件)
【概要】本研究は、水電解質代謝や生殖活動を含めて300以上もの生物学的機能が知られる多機能ホルモン、プロラクチン (PRL) の起源と進化を理解することを目的としている。軟骨魚類においてすでにPRLとその受容体が存在することを明らかにし、その作用が脳下垂体における傍分泌作用であることも見出した。また、両生類のウシガエルでは、魚類PRLのオルソログであるPRL1Bが幼生期に、四肢動物PRLのオルソログである...
❏両生類の低温環境に対する適応の内分泌的調節機構(16K07420)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岡田 令子 静岡大学, 理学部, 講師 (50386554)
【キーワード】両生類 / 視床下部 / 下垂体 / 凍結耐性 / アルギニンヴァソトシン (他11件)
【概要】下垂体ホルモン分泌調節に関わる視床下部因子の入れ替わりが、変温動物から恒温動物への進化に関連していると想定し研究を行った。哺乳類と異なり、両生類ではCRF、AVT及びTRHがそれぞれTSH、ACTH及びPRLの分泌調節に携ること、両生類でも低温下でTRHの分泌が上昇することを考え合わせ、両生類の調節様式が低温適応に適したものであると結論した。一方、凍結耐性のあるニホンアマガエルは凍結刺激がグルコー...
【生物学】基礎生物学:ホルモン受容体環境適応を含む研究件
❏ゾウギンザメの体液調節軟骨魚類研究の新規モデルの創生(21570061)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 尿素 / ゾウギンザメ / 腎臓 / 初期発生 (他16件)
【概要】本研究は、ゲノムプロジェクトによる分子基盤を利用でき、繁殖期の成魚と受精卵を使用できるゾウギンザメを用いることで、軟骨魚類の適応生理学、繁殖生理学、発生学研究を推進するものである。腎臓での尿素保持機構については、分子マッピングによりネフロンでの尿素再吸収の分子モデルを提唱した。加えて、発生過程での体液調節、ホルモンによる制御など、軟骨魚類のホメオスタシス維持機構の理解を大きく進めた。 ...
❏昆虫特異な適応戦略システムの分子機構に関する企画調査(15638001)
【研究テーマ】応用昆虫学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003
【研究代表者】藤原 晴彦 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40183933)
【キーワード】昆虫 / 適応戦略 / 環境適応 / ホルモン受容体 / エクダイソン (他8件)
【概要】陸上において圧倒的多数の種と個体数をしめる昆虫の特質は、多様で適応的な生存戦略をそのライフサイクルに組み入れたことにある。環境変化の激しい陸上に生息する昆虫は、環境情報に対する適応戦略として、脱皮・変態・休眠などの形式を自在に変更し、大きな成功を収めた。このような昆虫に特有、もしくは典型的にみられる適応的な現象は、生態学、動物行動学、昆虫生理・内分泌学、生化学、分子生物学など広範囲にわたる研究者の...
【生物学】基礎生物学:体液調節環境適応を含む研究件
❏プロラクチン研究の新展開:その起源と多機能化をもたらした要因の解明(16K14766)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】プロラクチン / 軟骨魚類 / 両生類 / 脳下垂体 / 環境適応 (他10件)
【概要】本研究は、水電解質代謝や生殖活動を含めて300以上もの生物学的機能が知られる多機能ホルモン、プロラクチン (PRL) の起源と進化を理解することを目的としている。軟骨魚類においてすでにPRLとその受容体が存在することを明らかにし、その作用が脳下垂体における傍分泌作用であることも見出した。また、両生類のウシガエルでは、魚類PRLのオルソログであるPRL1Bが幼生期に、四肢動物PRLのオルソログである...
❏ゾウギンザメの体液調節軟骨魚類研究の新規モデルの創生(21570061)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 尿素 / ゾウギンザメ / 腎臓 / 初期発生 (他16件)
【概要】本研究は、ゲノムプロジェクトによる分子基盤を利用でき、繁殖期の成魚と受精卵を使用できるゾウギンザメを用いることで、軟骨魚類の適応生理学、繁殖生理学、発生学研究を推進するものである。腎臓での尿素保持機構については、分子マッピングによりネフロンでの尿素再吸収の分子モデルを提唱した。加えて、発生過程での体液調節、ホルモンによる制御など、軟骨魚類のホメオスタシス維持機構の理解を大きく進めた。 ...
❏サメのユニークな尿素保持機構:腎臓単離ネフロンの分子解剖による新展開(19570055)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 腎臓 / 尿素 / 再吸収 / ゾウギンザメ (他11件)
【概要】軟骨魚類が海に生きるために、体内に尿素を蓄積することは必要不可欠で、複雑な構造を持つ腎臓での尿素再吸収がそのことを可能にしている。ゾウギンザメで新規尿素輸送体を複数同定し、飼育下のドチザメでは尿素輸送体が環境浸透圧の変化によって細胞膜への集積が可逆的に制御されることを見出した。進行中の広塩性アカエイや培養系での解析とあわせ、軟骨魚類の腎機能、脊椎動物での腎機能の進化の解明に大きく貢献した。 ...
【生物学】基礎生物学:輸送体分子環境適応を含む研究件
❏ゾウギンザメの体液調節軟骨魚類研究の新規モデルの創生(21570061)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 尿素 / ゾウギンザメ / 腎臓 / 初期発生 (他16件)
【概要】本研究は、ゲノムプロジェクトによる分子基盤を利用でき、繁殖期の成魚と受精卵を使用できるゾウギンザメを用いることで、軟骨魚類の適応生理学、繁殖生理学、発生学研究を推進するものである。腎臓での尿素保持機構については、分子マッピングによりネフロンでの尿素再吸収の分子モデルを提唱した。加えて、発生過程での体液調節、ホルモンによる制御など、軟骨魚類のホメオスタシス維持機構の理解を大きく進めた。 ...
❏サメのユニークな尿素保持機構:腎臓単離ネフロンの分子解剖による新展開(19570055)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 腎臓 / 尿素 / 再吸収 / ゾウギンザメ (他11件)
【概要】軟骨魚類が海に生きるために、体内に尿素を蓄積することは必要不可欠で、複雑な構造を持つ腎臓での尿素再吸収がそのことを可能にしている。ゾウギンザメで新規尿素輸送体を複数同定し、飼育下のドチザメでは尿素輸送体が環境浸透圧の変化によって細胞膜への集積が可逆的に制御されることを見出した。進行中の広塩性アカエイや培養系での解析とあわせ、軟骨魚類の腎機能、脊椎動物での腎機能の進化の解明に大きく貢献した。 ...
【生物学】基礎生物学:軟骨魚類環境適応を含む研究件
❏川を遡上するオオメジロザメの広塩性に関する生理生態学的研究(17H03868)
【研究テーマ】水圏生命科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (40222244)
【キーワード】オオメジロザメ / 広塩性 / 軟骨魚類 / 腎ネフロン / 尿素 (他10件)
【概要】オオメジロザメは世界の熱帯・亜熱帯の沿岸域に広く生息し、サメ類の中でほぼ唯一、淡水環境にも順応可能な広塩性種である。オオメジロザメは淡水環境でも体内の浸透圧を約600 mOsmに維持すること、腎ネフロンの遠位尿細管後部と集合細管に発現するNa-Cl共輸送体がNaClと尿素の再吸収能力を向上させ、オオメジロザメの広塩性に寄与することが本研究の飼育実験により明らかとなった。また、西表島浦内川での調査に...
❏プロラクチン研究の新展開:その起源と多機能化をもたらした要因の解明(16K14766)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】プロラクチン / 軟骨魚類 / 両生類 / 脳下垂体 / 環境適応 (他10件)
【概要】本研究は、水電解質代謝や生殖活動を含めて300以上もの生物学的機能が知られる多機能ホルモン、プロラクチン (PRL) の起源と進化を理解することを目的としている。軟骨魚類においてすでにPRLとその受容体が存在することを明らかにし、その作用が脳下垂体における傍分泌作用であることも見出した。また、両生類のウシガエルでは、魚類PRLのオルソログであるPRL1Bが幼生期に、四肢動物PRLのオルソログである...
❏ゾウギンザメの体液調節軟骨魚類研究の新規モデルの創生(21570061)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 尿素 / ゾウギンザメ / 腎臓 / 初期発生 (他16件)
【概要】本研究は、ゲノムプロジェクトによる分子基盤を利用でき、繁殖期の成魚と受精卵を使用できるゾウギンザメを用いることで、軟骨魚類の適応生理学、繁殖生理学、発生学研究を推進するものである。腎臓での尿素保持機構については、分子マッピングによりネフロンでの尿素再吸収の分子モデルを提唱した。加えて、発生過程での体液調節、ホルモンによる制御など、軟骨魚類のホメオスタシス維持機構の理解を大きく進めた。 ...
【生物学】基礎生物学:雪ストレス環境適応を含む研究件
❏環境適応における形態の役割-雪圧に対する常緑低木の場合(06640824)
【研究テーマ】生態
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】伊野 良夫 早稲田大学, 教育学部, 教授 (30063697)
【キーワード】可塑性 / 環境適応 / 光合成 / 常緑低木 / 糖含有率 (他6件)
【概要】日本海側の最大積雪1.5m以上の地域にはヒメアオキ、ユキツバキ、エゾユズリハなお、太平洋側に近縁種をもつ常縁低木がブナ林床などに分布している。これらは多雪環境に適応して太平洋側の近縁種より小型、ほふく型になったと考えられている。平成3年度〜4年度の一般研究(C)「多雪環境に生育する常緑低木の生理生態学」において、それらの光合成活性と生育環境を近縁種アオキ、ヤブツバキと比較し、機能面から環境適応を考...
❏多雪環境に生育する常緑低木の生理生態学-少雪地域の近縁種との比較(04640614)
【研究テーマ】生態学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1992 - 1993
【研究代表者】伊野 良夫 早稲田大学, 教育学部, 教授 (30063697)
【キーワード】環境適応 / 常緑低木 / 日本海型気候 / ヒメアオキ / 雪 (他10件)
【概要】日本海側の最深積雪1.5m以上の地域にはヒメアオキ、ユキツバキ、エゾユズリハなど、太平洋側に近縁種をもつ常緑低木が分布している。これらは多雪環境に適応して小型、ほふく型になったものと考えられている。ヒメアオキとユキツバキをそれぞれの近縁種であるアオキ、ヤブツバキと生理生態学的に比較することによって、その分布について考察した。 (1)ヒメアオキは谷川岳の上越側土樽の固体群を対象とした。アオキは東大千...
【生物学】基礎生物学:常緑低木環境適応を含む研究件
❏環境適応における形態の役割-雪圧に対する常緑低木の場合(06640824)
【研究テーマ】生態
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】伊野 良夫 早稲田大学, 教育学部, 教授 (30063697)
【キーワード】可塑性 / 環境適応 / 光合成 / 常緑低木 / 糖含有率 (他6件)
【概要】日本海側の最大積雪1.5m以上の地域にはヒメアオキ、ユキツバキ、エゾユズリハなお、太平洋側に近縁種をもつ常縁低木がブナ林床などに分布している。これらは多雪環境に適応して太平洋側の近縁種より小型、ほふく型になったと考えられている。平成3年度〜4年度の一般研究(C)「多雪環境に生育する常緑低木の生理生態学」において、それらの光合成活性と生育環境を近縁種アオキ、ヤブツバキと比較し、機能面から環境適応を考...
❏多雪環境に生育する常緑低木の生理生態学-少雪地域の近縁種との比較(04640614)
【研究テーマ】生態学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1992 - 1993
【研究代表者】伊野 良夫 早稲田大学, 教育学部, 教授 (30063697)
【キーワード】環境適応 / 常緑低木 / 日本海型気候 / ヒメアオキ / 雪 (他10件)
【概要】日本海側の最深積雪1.5m以上の地域にはヒメアオキ、ユキツバキ、エゾユズリハなど、太平洋側に近縁種をもつ常緑低木が分布している。これらは多雪環境に適応して小型、ほふく型になったものと考えられている。ヒメアオキとユキツバキをそれぞれの近縁種であるアオキ、ヤブツバキと生理生態学的に比較することによって、その分布について考察した。 (1)ヒメアオキは谷川岳の上越側土樽の固体群を対象とした。アオキは東大千...
【生物学】基礎生物学:両生類環境適応を含む研究件
❏プロラクチン研究の新展開:その起源と多機能化をもたらした要因の解明(16K14766)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】プロラクチン / 軟骨魚類 / 両生類 / 脳下垂体 / 環境適応 (他10件)
【概要】本研究は、水電解質代謝や生殖活動を含めて300以上もの生物学的機能が知られる多機能ホルモン、プロラクチン (PRL) の起源と進化を理解することを目的としている。軟骨魚類においてすでにPRLとその受容体が存在することを明らかにし、その作用が脳下垂体における傍分泌作用であることも見出した。また、両生類のウシガエルでは、魚類PRLのオルソログであるPRL1Bが幼生期に、四肢動物PRLのオルソログである...
❏両生類の低温環境に対する適応の内分泌的調節機構(16K07420)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岡田 令子 静岡大学, 理学部, 講師 (50386554)
【キーワード】両生類 / 視床下部 / 下垂体 / 凍結耐性 / アルギニンヴァソトシン (他11件)
【概要】下垂体ホルモン分泌調節に関わる視床下部因子の入れ替わりが、変温動物から恒温動物への進化に関連していると想定し研究を行った。哺乳類と異なり、両生類ではCRF、AVT及びTRHがそれぞれTSH、ACTH及びPRLの分泌調節に携ること、両生類でも低温下でTRHの分泌が上昇することを考え合わせ、両生類の調節様式が低温適応に適したものであると結論した。一方、凍結耐性のあるニホンアマガエルは凍結刺激がグルコー...
【生物学】人類学:生理人類学環境適応を含む研究件
❏現代人の生理機能とゲノム解析から探る寒冷適応能と免疫機能の共進化(17H01453)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】綿貫 茂喜 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (00158677)
【キーワード】生理的多型 / 遺伝的多型 / 遺伝子発現 / メチル化 / 環境適応 (他10件)
【概要】本研究は寒冷適応能と免疫機能の関連、現代人の体温調節等の生理反応と種々の免疫反応、及びゲノム・エピゲノム解析から明らかにすることを目的とした。寒冷環境の1つである高地環境において、低酸素状態と炎症反応は関連があることが知られているが、低圧低酸素曝露によってどのような免疫反応の変化が生じるのかについては十分に明らかでない。そこで、低圧低酸素時の血液成分と免疫系指標の曝露前後の変化を検討した。その結果...
❏日本人の寒冷適応能を構成する遺伝的要因と生理的要因の検証(26251050)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】綿貫 茂喜 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (00158677)
【キーワード】生理的多型 / 遺伝的多型 / 体温調節 / 寒冷適応 / 遺伝子 (他12件)
【概要】本課題は現代日本人の寒冷適応能について、特に産熱機能の生理的多型と遺伝的要因の関連を明らかにすることを目的とし、ヒトの寒冷曝露時の産熱反応と産熱に関与する脱共役タンパク質1(UCP1)遺伝子多型との関連を検証した。その結果、UCP1遺伝子の一塩基多型であるrs1800592と産熱反応に有意な関連があり、加えて最も産熱すると考えられるハプロタイプは高緯度地域、低気温地域で多かった。以上から、日本人の...
【生物学】人類学:生理的多型環境適応を含む研究件
❏現代人の生理機能とゲノム解析から探る寒冷適応能と免疫機能の共進化(17H01453)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】綿貫 茂喜 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (00158677)
【キーワード】生理的多型 / 遺伝的多型 / 遺伝子発現 / メチル化 / 環境適応 (他10件)
【概要】本研究は寒冷適応能と免疫機能の関連、現代人の体温調節等の生理反応と種々の免疫反応、及びゲノム・エピゲノム解析から明らかにすることを目的とした。寒冷環境の1つである高地環境において、低酸素状態と炎症反応は関連があることが知られているが、低圧低酸素曝露によってどのような免疫反応の変化が生じるのかについては十分に明らかでない。そこで、低圧低酸素時の血液成分と免疫系指標の曝露前後の変化を検討した。その結果...
❏日本人の寒冷適応能を構成する遺伝的要因と生理的要因の検証(26251050)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】綿貫 茂喜 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (00158677)
【キーワード】生理的多型 / 遺伝的多型 / 体温調節 / 寒冷適応 / 遺伝子 (他12件)
【概要】本課題は現代日本人の寒冷適応能について、特に産熱機能の生理的多型と遺伝的要因の関連を明らかにすることを目的とし、ヒトの寒冷曝露時の産熱反応と産熱に関与する脱共役タンパク質1(UCP1)遺伝子多型との関連を検証した。その結果、UCP1遺伝子の一塩基多型であるrs1800592と産熱反応に有意な関連があり、加えて最も産熱すると考えられるハプロタイプは高緯度地域、低気温地域で多かった。以上から、日本人の...
【生物学】人類学:生理的多型性環境適応を含む研究件
❏現代人の生理機能とゲノム解析から探る寒冷適応能と免疫機能の共進化(17H01453)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】綿貫 茂喜 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (00158677)
【キーワード】生理的多型 / 遺伝的多型 / 遺伝子発現 / メチル化 / 環境適応 (他10件)
【概要】本研究は寒冷適応能と免疫機能の関連、現代人の体温調節等の生理反応と種々の免疫反応、及びゲノム・エピゲノム解析から明らかにすることを目的とした。寒冷環境の1つである高地環境において、低酸素状態と炎症反応は関連があることが知られているが、低圧低酸素曝露によってどのような免疫反応の変化が生じるのかについては十分に明らかでない。そこで、低圧低酸素時の血液成分と免疫系指標の曝露前後の変化を検討した。その結果...
❏ゲノム情報・生理的多型性・行動からみた光環境における遺伝的及び可塑的適応性の評価(25251046)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】安河内 朗 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (20136568)
【キーワード】光環境 / 生理的多型性 / クロノタイプ / サーカディアンリズム / メラトニン分泌量 (他14件)
【概要】光刺激が及ぼす生体への非視覚的影響と朝型・夜型の行動類型を対象に遺伝的要因の影響を検討した。その結果、内因性の概日リズム周期が長いものほど夜型の傾向にあり、彼らの朝の光刺激によるリズム位相の前進の程度が大きく、夜の光刺激による位相の後退は小さかった。これは概日リズム周期の個人差に関係なく、朝の光によってリズム周期は一定に保持されやすいことを示唆した。また遺伝要因との関係では、夜の光曝露直後のメラト...
【生物学】人類学:遺伝的多型環境適応を含む研究件
❏現代人の生理機能とゲノム解析から探る寒冷適応能と免疫機能の共進化(17H01453)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】綿貫 茂喜 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (00158677)
【キーワード】生理的多型 / 遺伝的多型 / 遺伝子発現 / メチル化 / 環境適応 (他10件)
【概要】本研究は寒冷適応能と免疫機能の関連、現代人の体温調節等の生理反応と種々の免疫反応、及びゲノム・エピゲノム解析から明らかにすることを目的とした。寒冷環境の1つである高地環境において、低酸素状態と炎症反応は関連があることが知られているが、低圧低酸素曝露によってどのような免疫反応の変化が生じるのかについては十分に明らかでない。そこで、低圧低酸素時の血液成分と免疫系指標の曝露前後の変化を検討した。その結果...
❏日本人の寒冷適応能を構成する遺伝的要因と生理的要因の検証(26251050)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】綿貫 茂喜 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (00158677)
【キーワード】生理的多型 / 遺伝的多型 / 体温調節 / 寒冷適応 / 遺伝子 (他12件)
【概要】本課題は現代日本人の寒冷適応能について、特に産熱機能の生理的多型と遺伝的要因の関連を明らかにすることを目的とし、ヒトの寒冷曝露時の産熱反応と産熱に関与する脱共役タンパク質1(UCP1)遺伝子多型との関連を検証した。その結果、UCP1遺伝子の一塩基多型であるrs1800592と産熱反応に有意な関連があり、加えて最も産熱すると考えられるハプロタイプは高緯度地域、低気温地域で多かった。以上から、日本人の...
❏生活習慣病遺伝子を指標としたアジア地域での農耕・遊牧への遺伝的適応の実証研究(23687036)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中山 一大 自治医科大学, 医学部, 講師 (90433581)
【キーワード】ゲノム多様性 / 生活習慣病 / SNP / モンゴル人 / 適応 (他19件)
【概要】遊牧民族であるモンゴル人と、農耕を中心的な生業としてきた日本人では、肥満などの生活習慣病への感受性に大きな差を示す。このような差は、両集団が異なる生業に遺伝的に適応してきたことに部分的に由来すると考え、ゲノム人類学・遺伝疫学的解析を展開した。その結果、モンゴル人と日本人などの農耕民族の間で、アルコール代謝、脂肪酸代謝、糖新生・解糖などに関与する遺伝子群や、脂肪蓄積に関連する遺伝子セットが大きな遺伝...
【生物学】人類学:農耕環境適応を含む研究件
❏人類学へのエピジェネティクスの展開:ヒトの遺伝形質の更なる理解を目指して(15K14612)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中山 一大 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (90433581)
【キーワード】エピジェネティクス / 環境適応 / ヒト / 遊牧 / 農耕 (他10件)
【概要】遊牧民族と農耕民族の間での生活環境の相違が、エピジェネティクス情報および表現型の多様性に及ぼす影響を全ゲノムレベルで評価するべく、遊牧民族であるモンゴル人24名と、農耕民族であるタイ人24名の末梢血DNAのゲノムワイドメチル化レベルを定量し、集団間でメチル化レベルが大きくことなるCpG配列の同定を試みた。その結果、遊牧集団と農耕集団では、AMP活性型プロテインキナーゼ経路、ペルオキシゾーム増殖剤応...
❏生活習慣病遺伝子を指標としたアジア地域での農耕・遊牧への遺伝的適応の実証研究(23687036)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中山 一大 自治医科大学, 医学部, 講師 (90433581)
【キーワード】ゲノム多様性 / 生活習慣病 / SNP / モンゴル人 / 適応 (他19件)
【概要】遊牧民族であるモンゴル人と、農耕を中心的な生業としてきた日本人では、肥満などの生活習慣病への感受性に大きな差を示す。このような差は、両集団が異なる生業に遺伝的に適応してきたことに部分的に由来すると考え、ゲノム人類学・遺伝疫学的解析を展開した。その結果、モンゴル人と日本人などの農耕民族の間で、アルコール代謝、脂肪酸代謝、糖新生・解糖などに関与する遺伝子群や、脂肪蓄積に関連する遺伝子セットが大きな遺伝...
【生物学】人類学:新石器時代環境適応を含む研究件
❏東北アジアにおける温帯性新石器文化の北方拡大と適応の限界(18H00739)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】福田 正宏 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (20431877)
【キーワード】新石器/縄文時代 / ロシア極東 / 北海道 / 環境適応 (他8件)
【概要】本研究では、日露両国での新石器/縄文時代遺跡群の共同調査を通じて、環日本海北部(スレドネアムールスカヤ低地帯-アムール下流域-サハリンー北海道)の北緯45~50度地帯における新石器時代の文化交流や適応戦略を包括的に解明した。サハリン南部の新石器時代前期、ユダヤ自治州西部の新石器時代中期・晩期、北海道北部の縄文中期~晩期に関する新事実が、遺跡発掘調査によって明らかにされた。また、東西及び南北方向で遠...
❏日本列島北辺域における新石器/縄文化のプロセスに関する考古学的研究(25704014)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】福田 正宏 九州大学, 人文科学研究院, 助教 (20431877)
【キーワード】考古学 / 新石器時代 / 縄文時代 / 国際情報交換 / 日本:ロシア (他6件)
【概要】縄文時代早期の北海道に分布した石刃鏃文化は、大陸起源の文化だと指摘されてきた。しかし、道東におけるこの文化の遺跡群には、本州以南と同じく、完新世初頭の全体的な温暖化傾向にある気候環境に適応した集落構造があった。これは、温帯性の生活システムを選択した縄文集団が占地したことを示す。急激で短期的な8.2ka寒冷化イベントに対するリスク回避のため、亜寒帯性環境に適した技術がサハリンから導入された。気候回復...
【生物学】人類学:進化環境適応を含む研究件
❏プロラクチン研究の新展開:その起源と多機能化をもたらした要因の解明(16K14766)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】プロラクチン / 軟骨魚類 / 両生類 / 脳下垂体 / 環境適応 (他10件)
【概要】本研究は、水電解質代謝や生殖活動を含めて300以上もの生物学的機能が知られる多機能ホルモン、プロラクチン (PRL) の起源と進化を理解することを目的としている。軟骨魚類においてすでにPRLとその受容体が存在することを明らかにし、その作用が脳下垂体における傍分泌作用であることも見出した。また、両生類のウシガエルでは、魚類PRLのオルソログであるPRL1Bが幼生期に、四肢動物PRLのオルソログである...
❏生活習慣病遺伝子を指標としたアジア地域での農耕・遊牧への遺伝的適応の実証研究(23687036)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中山 一大 自治医科大学, 医学部, 講師 (90433581)
【キーワード】ゲノム多様性 / 生活習慣病 / SNP / モンゴル人 / 適応 (他19件)
【概要】遊牧民族であるモンゴル人と、農耕を中心的な生業としてきた日本人では、肥満などの生活習慣病への感受性に大きな差を示す。このような差は、両集団が異なる生業に遺伝的に適応してきたことに部分的に由来すると考え、ゲノム人類学・遺伝疫学的解析を展開した。その結果、モンゴル人と日本人などの農耕民族の間で、アルコール代謝、脂肪酸代謝、糖新生・解糖などに関与する遺伝子群や、脂肪蓄積に関連する遺伝子セットが大きな遺伝...
❏温帯への分布拡大に伴うアカショウジョウバエ適応進化の実験室内再現(23370096)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】田村 浩一郎 首都大学東京, 理工学研究科, 教授 (00254144)
【キーワード】ゲノム / 遺伝子 / 進化 / 環境適応 / トランスクリプトーム (他13件)
【概要】本研究は、近年、分布を熱帯から温帯に急速に広げたアカショウジョウバエについて、低温環境への進化的適応の分子機構を明らかにすることを目的とした。温帯産と熱帯産の系統の間で低温耐性を比較したところ、平均して温帯産の低温耐性は熱帯産よりも高く、その大きな要因として低温順化の効果が高いことが分かった。そこで、アカショウジョウバエで低温順化によって発現量が変化する遺伝子を調べ、その発現量の変化をキイロショウ...
【生物学】人類学:人類学環境適応を含む研究件
❏人類学へのエピジェネティクスの展開:ヒトの遺伝形質の更なる理解を目指して(15K14612)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中山 一大 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (90433581)
【キーワード】エピジェネティクス / 環境適応 / ヒト / 遊牧 / 農耕 (他10件)
【概要】遊牧民族と農耕民族の間での生活環境の相違が、エピジェネティクス情報および表現型の多様性に及ぼす影響を全ゲノムレベルで評価するべく、遊牧民族であるモンゴル人24名と、農耕民族であるタイ人24名の末梢血DNAのゲノムワイドメチル化レベルを定量し、集団間でメチル化レベルが大きくことなるCpG配列の同定を試みた。その結果、遊牧集団と農耕集団では、AMP活性型プロテインキナーゼ経路、ペルオキシゾーム増殖剤応...
❏日本人の寒冷適応能を構成する遺伝的要因と生理的要因の検証(26251050)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】綿貫 茂喜 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (00158677)
【キーワード】生理的多型 / 遺伝的多型 / 体温調節 / 寒冷適応 / 遺伝子 (他12件)
【概要】本課題は現代日本人の寒冷適応能について、特に産熱機能の生理的多型と遺伝的要因の関連を明らかにすることを目的とし、ヒトの寒冷曝露時の産熱反応と産熱に関与する脱共役タンパク質1(UCP1)遺伝子多型との関連を検証した。その結果、UCP1遺伝子の一塩基多型であるrs1800592と産熱反応に有意な関連があり、加えて最も産熱すると考えられるハプロタイプは高緯度地域、低気温地域で多かった。以上から、日本人の...
【生物学】人類学:遊牧環境適応を含む研究件
❏人類学へのエピジェネティクスの展開:ヒトの遺伝形質の更なる理解を目指して(15K14612)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中山 一大 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (90433581)
【キーワード】エピジェネティクス / 環境適応 / ヒト / 遊牧 / 農耕 (他10件)
【概要】遊牧民族と農耕民族の間での生活環境の相違が、エピジェネティクス情報および表現型の多様性に及ぼす影響を全ゲノムレベルで評価するべく、遊牧民族であるモンゴル人24名と、農耕民族であるタイ人24名の末梢血DNAのゲノムワイドメチル化レベルを定量し、集団間でメチル化レベルが大きくことなるCpG配列の同定を試みた。その結果、遊牧集団と農耕集団では、AMP活性型プロテインキナーゼ経路、ペルオキシゾーム増殖剤応...
❏生活習慣病遺伝子を指標としたアジア地域での農耕・遊牧への遺伝的適応の実証研究(23687036)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中山 一大 自治医科大学, 医学部, 講師 (90433581)
【キーワード】ゲノム多様性 / 生活習慣病 / SNP / モンゴル人 / 適応 (他19件)
【概要】遊牧民族であるモンゴル人と、農耕を中心的な生業としてきた日本人では、肥満などの生活習慣病への感受性に大きな差を示す。このような差は、両集団が異なる生業に遺伝的に適応してきたことに部分的に由来すると考え、ゲノム人類学・遺伝疫学的解析を展開した。その結果、モンゴル人と日本人などの農耕民族の間で、アルコール代謝、脂肪酸代謝、糖新生・解糖などに関与する遺伝子群や、脂肪蓄積に関連する遺伝子セットが大きな遺伝...
【生物学】人類学:モンゴル人環境適応を含む研究件
❏人類学へのエピジェネティクスの展開:ヒトの遺伝形質の更なる理解を目指して(15K14612)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中山 一大 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (90433581)
【キーワード】エピジェネティクス / 環境適応 / ヒト / 遊牧 / 農耕 (他10件)
【概要】遊牧民族と農耕民族の間での生活環境の相違が、エピジェネティクス情報および表現型の多様性に及ぼす影響を全ゲノムレベルで評価するべく、遊牧民族であるモンゴル人24名と、農耕民族であるタイ人24名の末梢血DNAのゲノムワイドメチル化レベルを定量し、集団間でメチル化レベルが大きくことなるCpG配列の同定を試みた。その結果、遊牧集団と農耕集団では、AMP活性型プロテインキナーゼ経路、ペルオキシゾーム増殖剤応...
❏生活習慣病遺伝子を指標としたアジア地域での農耕・遊牧への遺伝的適応の実証研究(23687036)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中山 一大 自治医科大学, 医学部, 講師 (90433581)
【キーワード】ゲノム多様性 / 生活習慣病 / SNP / モンゴル人 / 適応 (他19件)
【概要】遊牧民族であるモンゴル人と、農耕を中心的な生業としてきた日本人では、肥満などの生活習慣病への感受性に大きな差を示す。このような差は、両集団が異なる生業に遺伝的に適応してきたことに部分的に由来すると考え、ゲノム人類学・遺伝疫学的解析を展開した。その結果、モンゴル人と日本人などの農耕民族の間で、アルコール代謝、脂肪酸代謝、糖新生・解糖などに関与する遺伝子群や、脂肪蓄積に関連する遺伝子セットが大きな遺伝...
【農学】水圏応用科学:遺伝的多様性環境適応を含む研究件
❏遺伝資源から有用遺伝変異を高効率に発見するための新しい方法論の開発(16H04858)
【研究テーマ】遺伝育種科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岩田 洋佳 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (00355489)
【キーワード】遺伝資源 / ゲノミック予測 / ゲノムワイドアソシエーション研究 / リモートセンシング / 環境適応 (他9件)
【概要】世界には1750以上のジーンバンクがあり,740万アクセッションが現地外保存されている。しかし,育種に利用されているものはこのうち1%以下であると言われている。本研究では、遺伝資源について収集が進むゲノムワイドマーカー情報をもとに、有用な遺伝変異を効率的に発見するための手法を開発した。ゲノミック予測とベイズ最適化を組み合わせることで、多数の系統の中から優良な系統を効率的に発見できることが分かった。...
❏生活習慣病遺伝子を指標としたアジア地域での農耕・遊牧への遺伝的適応の実証研究(23687036)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中山 一大 自治医科大学, 医学部, 講師 (90433581)
【キーワード】ゲノム多様性 / 生活習慣病 / SNP / モンゴル人 / 適応 (他19件)
【概要】遊牧民族であるモンゴル人と、農耕を中心的な生業としてきた日本人では、肥満などの生活習慣病への感受性に大きな差を示す。このような差は、両集団が異なる生業に遺伝的に適応してきたことに部分的に由来すると考え、ゲノム人類学・遺伝疫学的解析を展開した。その結果、モンゴル人と日本人などの農耕民族の間で、アルコール代謝、脂肪酸代謝、糖新生・解糖などに関与する遺伝子群や、脂肪蓄積に関連する遺伝子セットが大きな遺伝...
【農学】水圏応用科学:オオメジロザメ環境適応を含む研究件
❏川を遡上するオオメジロザメの広塩性に関する生理生態学的研究(17H03868)
【研究テーマ】水圏生命科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (40222244)
【キーワード】オオメジロザメ / 広塩性 / 軟骨魚類 / 腎ネフロン / 尿素 (他10件)
【概要】オオメジロザメは世界の熱帯・亜熱帯の沿岸域に広く生息し、サメ類の中でほぼ唯一、淡水環境にも順応可能な広塩性種である。オオメジロザメは淡水環境でも体内の浸透圧を約600 mOsmに維持すること、腎ネフロンの遠位尿細管後部と集合細管に発現するNa-Cl共輸送体がNaClと尿素の再吸収能力を向上させ、オオメジロザメの広塩性に寄与することが本研究の飼育実験により明らかとなった。また、西表島浦内川での調査に...
❏アフリカ南東部における淡水産板鰓類の系統進化・環境適応および保護に関する研究(12375005)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】田中 彰 東海大学, 海洋学部, 教授 (90138636)
【キーワード】淡水産板鰓類 / オオメジロザメ / ノコギリエイ / マダガスカル / ザンベジ川 (他19件)
【概要】アフリカ南東部のザンベジ川やリンポポ川からは古くからオオメジロザメやノコギリエイの出現が知られていたが、海水に適応しているそれらの板鰓類がなぜ淡水域に進入し、そこで生活しているのかは不明であった。これまで出現の報告がなされていたザンベジ川、リンポポ川、セントルシア湖ではそれらの板鰓類の採集はできず、現地の漁師の話から量的に非常に少なくなっていることが示唆された。特にリンポポ川、セントルシア湖では近...
【農学】水圏応用科学:浸透圧調節環境適応を含む研究件
❏脊椎動物における尿素を利用する浸透圧調節の普遍性と多様性(22570062)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】内山 実 富山大学, 大学院・理工学研究部(理学), 教授 (50095072)
【キーワード】比較内分泌 / 浸透圧調節 / 環境適応 / 尿素合成 / 尿素輸送体 (他11件)
【概要】脊椎動物の体液恒常性(体液量と体液の濃度の維持)は、動的な生理現象である。水陸両棲魚ヨダレカケと汽水棲カニクイガエルは、それぞれ特異的な環境に適応している。水電解質ホルモン濃度を含む体液成分変動、尿素合成酵素と尿素輸送体遺伝子発現について、環境変化による変化を解析した。陸上および海水環境への曝露後、両種の浸透圧調節には尿素代謝が重要であること、さらに尿素合成、窒素排出の関連遺伝子群を解析した。カニ...
❏海洋環境への適応をつかさどる遺伝子の探索:浸透圧調節ホルモン遺伝子(16207004)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】竹井 祥郎 東京大学, 海洋研究所, 教授 (10129249)
【キーワード】ナトリウム利尿ペプチド / アドレノメデュリン / アンジオテンシン / グアニリン / 体液調節 (他20件)
【概要】海は概して生物にとって棲みよい環境であるが、海水の高い浸透圧はそこに生息する魚類に脱水という試練を与える。海水中における体液調節にはホルモンが重要な役割を果たしていると考えられるが、陸上動物におけるバソプレシン・バソトシンのようなきわめて重要なホルモンはまだ見つかっていない。私たちはバイオインフォーマティクスの第一人者である医科学研究所の宮野教授のグループと共に、フグやメダカなど真骨類のデータベー...
【医歯薬学】社会医学:体温調節環境適応を含む研究件
❏日本人の寒冷適応能を構成する遺伝的要因と生理的要因の検証(26251050)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】綿貫 茂喜 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (00158677)
【キーワード】生理的多型 / 遺伝的多型 / 体温調節 / 寒冷適応 / 遺伝子 (他12件)
【概要】本課題は現代日本人の寒冷適応能について、特に産熱機能の生理的多型と遺伝的要因の関連を明らかにすることを目的とし、ヒトの寒冷曝露時の産熱反応と産熱に関与する脱共役タンパク質1(UCP1)遺伝子多型との関連を検証した。その結果、UCP1遺伝子の一塩基多型であるrs1800592と産熱反応に有意な関連があり、加えて最も産熱すると考えられるハプロタイプは高緯度地域、低気温地域で多かった。以上から、日本人の...
❏環境適応反応の調和と干渉:快適環境創造への生理学的アプローチ(10897003)
【研究テーマ】環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998
【研究代表者】清原 壽一 京都工芸繊維大学, 繊維学部, 教授 (50071874)
【キーワード】体温調節 / 皮膚血流 / 発汗 / 循環調節 / 環境適応 (他6件)
【概要】1)清原は本会の目的と今後のスケジュールを説明した後、免疫組織化学的手法により明らかにした体温調節中枢神経回路網について解説した。2)小林は中枢神経系と後根神経節にあるサーモスタット細胞のイオン機構を電気生理学的に調べ、その特性を明らかにした。3)紫藤は暑熱馴化による体温調節機能の変化に関する新しい知見を述べ、暑熱暴露時間帯に愛する時間記憶がいかにされているか、体温調節機能の変化がどのように誘導さ...
【医歯薬学】薬学:腎臓環境適応を含む研究件
❏ゾウギンザメの体液調節軟骨魚類研究の新規モデルの創生(21570061)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 尿素 / ゾウギンザメ / 腎臓 / 初期発生 (他16件)
【概要】本研究は、ゲノムプロジェクトによる分子基盤を利用でき、繁殖期の成魚と受精卵を使用できるゾウギンザメを用いることで、軟骨魚類の適応生理学、繁殖生理学、発生学研究を推進するものである。腎臓での尿素保持機構については、分子マッピングによりネフロンでの尿素再吸収の分子モデルを提唱した。加えて、発生過程での体液調節、ホルモンによる制御など、軟骨魚類のホメオスタシス維持機構の理解を大きく進めた。 ...
❏サメのユニークな尿素保持機構:腎臓単離ネフロンの分子解剖による新展開(19570055)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】兵藤 晋 東京大学, 海洋研究所, 准教授 (40222244)
【キーワード】軟骨魚類 / 腎臓 / 尿素 / 再吸収 / ゾウギンザメ (他11件)
【概要】軟骨魚類が海に生きるために、体内に尿素を蓄積することは必要不可欠で、複雑な構造を持つ腎臓での尿素再吸収がそのことを可能にしている。ゾウギンザメで新規尿素輸送体を複数同定し、飼育下のドチザメでは尿素輸送体が環境浸透圧の変化によって細胞膜への集積が可逆的に制御されることを見出した。進行中の広塩性アカエイや培養系での解析とあわせ、軟骨魚類の腎機能、脊椎動物での腎機能の進化の解明に大きく貢献した。 ...
【医歯薬学】看護学:遺伝子多型(SNPs)環境適応を含む研究件
❏現代人の生理機能とゲノム解析から探る寒冷適応能と免疫機能の共進化(17H01453)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】綿貫 茂喜 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (00158677)
【キーワード】生理的多型 / 遺伝的多型 / 遺伝子発現 / メチル化 / 環境適応 (他10件)
【概要】本研究は寒冷適応能と免疫機能の関連、現代人の体温調節等の生理反応と種々の免疫反応、及びゲノム・エピゲノム解析から明らかにすることを目的とした。寒冷環境の1つである高地環境において、低酸素状態と炎症反応は関連があることが知られているが、低圧低酸素曝露によってどのような免疫反応の変化が生じるのかについては十分に明らかでない。そこで、低圧低酸素時の血液成分と免疫系指標の曝露前後の変化を検討した。その結果...
❏日本人の寒冷適応能を構成する遺伝的要因と生理的要因の検証(26251050)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】綿貫 茂喜 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (00158677)
【キーワード】生理的多型 / 遺伝的多型 / 体温調節 / 寒冷適応 / 遺伝子 (他12件)
【概要】本課題は現代日本人の寒冷適応能について、特に産熱機能の生理的多型と遺伝的要因の関連を明らかにすることを目的とし、ヒトの寒冷曝露時の産熱反応と産熱に関与する脱共役タンパク質1(UCP1)遺伝子多型との関連を検証した。その結果、UCP1遺伝子の一塩基多型であるrs1800592と産熱反応に有意な関連があり、加えて最も産熱すると考えられるハプロタイプは高緯度地域、低気温地域で多かった。以上から、日本人の...
【医歯薬学】看護学:遺伝子環境適応を含む研究件
❏日本人の寒冷適応能を構成する遺伝的要因と生理的要因の検証(26251050)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】綿貫 茂喜 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (00158677)
【キーワード】生理的多型 / 遺伝的多型 / 体温調節 / 寒冷適応 / 遺伝子 (他12件)
【概要】本課題は現代日本人の寒冷適応能について、特に産熱機能の生理的多型と遺伝的要因の関連を明らかにすることを目的とし、ヒトの寒冷曝露時の産熱反応と産熱に関与する脱共役タンパク質1(UCP1)遺伝子多型との関連を検証した。その結果、UCP1遺伝子の一塩基多型であるrs1800592と産熱反応に有意な関連があり、加えて最も産熱すると考えられるハプロタイプは高緯度地域、低気温地域で多かった。以上から、日本人の...
❏生活習慣病遺伝子を指標としたアジア地域での農耕・遊牧への遺伝的適応の実証研究(23687036)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中山 一大 自治医科大学, 医学部, 講師 (90433581)
【キーワード】ゲノム多様性 / 生活習慣病 / SNP / モンゴル人 / 適応 (他19件)
【概要】遊牧民族であるモンゴル人と、農耕を中心的な生業としてきた日本人では、肥満などの生活習慣病への感受性に大きな差を示す。このような差は、両集団が異なる生業に遺伝的に適応してきたことに部分的に由来すると考え、ゲノム人類学・遺伝疫学的解析を展開した。その結果、モンゴル人と日本人などの農耕民族の間で、アルコール代謝、脂肪酸代謝、糖新生・解糖などに関与する遺伝子群や、脂肪蓄積に関連する遺伝子セットが大きな遺伝...
❏温帯への分布拡大に伴うアカショウジョウバエ適応進化の実験室内再現(23370096)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】田村 浩一郎 首都大学東京, 理工学研究科, 教授 (00254144)
【キーワード】ゲノム / 遺伝子 / 進化 / 環境適応 / トランスクリプトーム (他13件)
【概要】本研究は、近年、分布を熱帯から温帯に急速に広げたアカショウジョウバエについて、低温環境への進化的適応の分子機構を明らかにすることを目的とした。温帯産と熱帯産の系統の間で低温耐性を比較したところ、平均して温帯産の低温耐性は熱帯産よりも高く、その大きな要因として低温順化の効果が高いことが分かった。そこで、アカショウジョウバエで低温順化によって発現量が変化する遺伝子を調べ、その発現量の変化をキイロショウ...
【医歯薬学】看護学:遺伝子発現環境適応を含む研究件
❏現代人の生理機能とゲノム解析から探る寒冷適応能と免疫機能の共進化(17H01453)
【研究テーマ】応用人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】綿貫 茂喜 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (00158677)
【キーワード】生理的多型 / 遺伝的多型 / 遺伝子発現 / メチル化 / 環境適応 (他10件)
【概要】本研究は寒冷適応能と免疫機能の関連、現代人の体温調節等の生理反応と種々の免疫反応、及びゲノム・エピゲノム解析から明らかにすることを目的とした。寒冷環境の1つである高地環境において、低酸素状態と炎症反応は関連があることが知られているが、低圧低酸素曝露によってどのような免疫反応の変化が生じるのかについては十分に明らかでない。そこで、低圧低酸素時の血液成分と免疫系指標の曝露前後の変化を検討した。その結果...
❏変動環境に適応する大腸菌の一細胞レベルの解析(24710228)
【研究テーマ】システムゲノム科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】津留 三良 大阪大学, 情報科学研究科, 助教 (80594506)
【キーワード】一細胞観察 / 遺伝子発現の確率性 / マイクロ流路 / 遺伝子発現ノイズ / 微細加工 (他8件)
【概要】本研究は、顕微鏡下でリアルタイムに観測可能で、培地交換が速い微細培養装置を開発することを目的としている。この装置は、細胞の流出を防ぐ小部屋と、培地成分濃度を様々な周波数で供給する発振流路から構成される。培地中の蛍光色素を指標に、小部屋の培地交換速度を計測した。その結果、当初目標の半分以下の10秒程度で培地交換が可能な微細培養装置を完成させた。蛍光タンパク質を合成する大腸菌をこの装置で培養・観察した...