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研究分野別サイレントキーワード
「イオン液体」サイレントキーワードを含む研究
【数物系科学】物理学:光電子分光イオン液体を含む研究件
❏電解液/電極界面の電気二重層構造の電位応答ヒステリシスの要因解明とモデル構築(19K05539)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】岩橋 崇 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (30402423)
【キーワード】電気化学界面 / ヒステリシス / 電気二重層 / イオン液体 / 二次電池 (他17件)
【概要】電解液/電極界面は電気化学反応場として機能する根源的なナノ領域であり、当該界面に形成される電気二重層(EDL)は系の電気化学特性を支配する。近年、既存モデルで説明できないEDL構造の電位応答ヒステリシスが確認された。ゆえに、EDL構造の精確な理解には当該ヒステリシス要因の究明が求められる。 本研究は非線形振動分光とEDLモデル解析を併用してイオン脱離の活性化エネルギーを定量化し、ヒステリシスが主に...
❏電解液/電極界面構造の電位応答ヒステリシスのメカニズム解明(15H06200)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2015-08-28 - 2016-03-31
【研究代表者】岩橋 崇 東京工業大学, 理工学研究科, 助教 (30402423)
【キーワード】表面・界面物性 / 電気化学 / 電気二重層 / 電子構造 / ヒステリシス (他8件)
【概要】電解液/電極界面は電気化学反応場を構築する重要なナノ領域であり、近年既存モデルで説明できないイオン吸着・脱離挙動の電位応答ヒステリシスが注目を集めている。本研究はイオン液体を電解液に用いて電気化学測定・赤外-可視和周波振動分光(IV-SFG)・光電子分光を相補的に活用し、ヒステリシス挙動とイオン-電極間相互作用の相関を解明することでヒステリシスを説明する新規概念モデル構築を目指す。27年度は下記に...
【数物系科学】物理学:強相関電子系イオン液体を含む研究件
❏イオン液体合成法による新しい超伝導体・フラストレート磁性体の開発(16K13831)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】廣井 善二 東京大学, 物性研究所, 教授 (30192719)
【キーワード】物質開発 / 超伝導 / 磁気フラストレーション / イオン液体合成 / 水熱合成 (他13件)
【概要】強相関電子系における物質探索にブレークスルーを目指して,イオン液体合成法や水熱合成法により新しい超伝導体やフラストレート磁性体の合成を行った.超伝導が報告されているがその詳細は全く分かっていないTe4[BixCl4]を合成してその物性を評価したが、超伝導性の確認には至らなかった。一方、水熱合成法を駆使して、新しいカゴメ格子反強磁性体CdCu3(OH)6(NO3)2・H2O (CdK)の単結晶育成に...
❏イオン液体ゲートによる新しい電界効果デバイスの創製(25708039)
【研究テーマ】デバイス関連化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】上野 和紀 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (10396509)
【キーワード】電気二重層トランジスタ / モットトランジスタ / イオン液体 / 強相関電子系 / 遷移金属酸化物 (他10件)
【概要】イオン液体ゲートを用いた電気二重層トランジスタを強相関電子系 SrVO3 の極薄膜に組み合わせ、金属絶縁体転移の制御を行った。 SrVO3 はバルク単結晶では良好な金属だが、10 原子層厚さ以下の極薄膜にすることで次元性が減少し、バンド幅減少による金属絶縁体転移を起こした。この状態は電子相関により絶縁体となるモット絶縁体だと考えられる。われわれはSrVO3 極薄膜でゲート印加とともに絶縁体から金属...
【数物系科学】天文学:超伝導イオン液体を含む研究件
❏電気化学界面を用いた強い電場下での新物質合成(21H01038)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】上野 和紀 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (10396509)
【キーワード】新物質合成 / 超伝導 / 電気化学界面 / イオン液体 / 薄膜
【概要】本研究は新物質合成の新しい手法としての電解液と固体の電気化学界面に着目し、その場での新物質や新物性を開発しようとするものである。そのために、(1)計算科学の手法をもちいた物質の安定性のエネルギー的な評価、および電気化学界面の分子動力学法による安定性の評価(2)元素単体でできた二次元物質を用いた高性能なトランジスタの実現、(3)超伝導体を中心とする遷移金属化合物薄膜研究を行ってきた。 (1)の計算に...
❏イオン液体合成法による新しい超伝導体・フラストレート磁性体の開発(16K13831)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】廣井 善二 東京大学, 物性研究所, 教授 (30192719)
【キーワード】物質開発 / 超伝導 / 磁気フラストレーション / イオン液体合成 / 水熱合成 (他13件)
【概要】強相関電子系における物質探索にブレークスルーを目指して,イオン液体合成法や水熱合成法により新しい超伝導体やフラストレート磁性体の合成を行った.超伝導が報告されているがその詳細は全く分かっていないTe4[BixCl4]を合成してその物性を評価したが、超伝導性の確認には至らなかった。一方、水熱合成法を駆使して、新しいカゴメ格子反強磁性体CdCu3(OH)6(NO3)2・H2O (CdK)の単結晶育成に...
❏電界誘起による酸化物単結晶材料での新規超伝導の発現(21686002)
【研究テーマ】応用物性・結晶工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】上野 和紀 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (10396509)
【キーワード】超伝導 / 電界効果トランジスタ / 酸化物エレクトロニクス / イオン液体
【概要】酸化物半導体KTaO_3は不純物元素の固溶限が小さく、化学的なキャリアドーピングが難しい材料である。我々はKTaO_3単結晶に電気二重層トランジスタを作成し、高濃度のキャリアドーピングと超伝導の発現を試みた。イオン液体を用いたデバイス構造の開発により化学的手法の10倍を超える高濃度のキャリアを誘起した。その結果、低温まで金属伝導を示すとともに極低温45mK以下でゼロ抵抗状態となる超伝導を発現した。...
【化学】基礎化学:メデイエーターイオン液体を含む研究件
❏フッ化物塩イオン液体およびそのポリマー誘導体を用いる環境調和型選択的電解フッ素化(20350071)
【研究テーマ】環境関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】渕上 壽雄 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (10016701)
【キーワード】イオン液体 / 選択的電解フッ素化 / 脱硫フッ素化 / キサントゲン酸エステル / 間接電解 (他18件)
【概要】イオン液体は不揮発性、難燃性かつ良好な導電性を有し、しかもリサイクル可能なことから究極の非水系電解液とみなすことができる。従って、イオン液体を電解溶媒兼支持電解質として用いれば環境調和型の有機電解合成が可能になるはずである。そこで、本研究では支持塩が回収再利用可能な新規電解フッ素化システムの構築やフッ化水素塩イオン液体を反応溶媒兼支持電解質とする完全無溶媒系新規電解フッ素化プロセスの開発を行い、所...
❏無溶媒系を指向するイオン性液体中での環境調和型有機電解合成(16550090)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】淵上 寿雄 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (10016701)
【キーワード】イオン性液体 / フッ化物塩 / 電解フッ素化 / 光触媒的分解 / コバルト錯体メデイエーター (他21件)
【概要】イオンのみから成るイオン性液体を溶媒兼支持塩とする無溶媒系を指向した環境調和型有機電解合成の開発を行った。その結果、下記の成果を得た。 1)フェニルチオ基を有するフタリド、エチレンカーボナート、グルコピラノシッドの電解フッ素化および脱硫フッ素化:遊離アミンを含むEt_3N-3HFイオン液体が脱硫を伴わずにフッ素かが進行するのに対し、遊離アミンを含まないEt_4N-4HFイオン液体では専ら脱硫フッ素...
【化学】複合化学:イオンゲルイオン液体を含む研究件
❏多分岐高分子を利用する高強度イオンゲルの開発・制御と環境調和型材料への展開研究(25248027)
【研究テーマ】高分子化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】柴山 充弘 東京大学, 物性研究所, 教授 (00175390)
【キーワード】イオンゲル / イオン液体 / テトラペグゲル / 小角中性子散乱 / 二酸化炭素分離 (他12件)
【概要】プロトン性ILを緩衝剤とする非プロトン性IL中でのゲル化機構の研究をおこない、プロトン性ILを用いた高分子反応における反応速度制御法を確立した。この方法を、イオン液体中において反応末端の異なる二種の4分岐ポリエチレングリコール(Tetra-PEG)の反応に応用することで、耐熱性・力学強度に優れた高強度テトラペグイオンゲルを開発することに成功した。次に、高強度テトラペグイオンゲル薄膜を調製し、そのガ...
❏イオン液体の化学(14604017)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002
【研究代表者】濱口 宏夫 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (00092297)
【キーワード】イオン液体 / イオン性液体 / 常温溶融塩 / イオンゲル
【概要】研究実施計画に従い、物理化学、合成化学・生命化学、電気化学・材料化学の各班の研究会を以下のように開催した。合成化学・生命化学班、平成14年11月6日(水)、東工大大岡山キャンパス百年記念館。物理化学班、11月12日(火)、東京大学理学部化学科講堂。電気化学・材料化学班、11月21日(木)、慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎。また、研究代表者の濱口は、平成14年10月10日から16日まで英国に出張し、...
【化学】複合化学:液晶イオン液体を含む研究件
❏ナノ秩序構造を有する液晶を活用する高機能イオン輸送材料の開発(19205017)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】液晶 / 結晶 / 自己組織化 / ナノ相分離 / イオン液体 (他10件)
【概要】液体のような流動性と結晶のような秩序構造を兼ね備えた液晶の特徴をうまく活用することにより、リチウムイオン電池の電解質としての応用が期待されるイオンを高効率で輸送する新しいナノ材料を開発した。分子の形と分子間相互作用をデザインし、有機化学合成を駆使することで、一次元から三次元のナノイオンチャンネル構造を形成する機能性液晶材料を創製した。 ...
❏イオン性液体の液晶化・配向制御による高機能イオン輸送材料の開発(17350065)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】イオン性液体 / 液晶 / 超分子 / 自己組織化 / ナノ相分離 (他11件)
【概要】高機能材料の構築において、分子の自己組織化プロセスの活用が注目を集めている。中でも、分子が動的な秩序構造を自発的に形成する液晶は、イオンや電子を異方的に輸送する場として極めて有用である。本研究では、イオン液体などのイオン性分子の液晶化と配向制御による高機能イオン輸送材料の構築を目的とした。イミダゾリウム型イオン液体のカラムナー液晶化と高分子フィルム化、スピロピラン誘導体のカラムナー液晶化により、新...
【化学】複合化学:イオン性液体イオン液体を含む研究件
❏イオン液体ゲルと布状電極を用いたウェアラブル無線筋電計測システム(15K16034)
【研究テーマ】知覚情報処理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】高松 誠一 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (20635320)
【キーワード】導電性ポリマー / ウェアラブル / イオン性液体 / 筋電 / イオン液体 (他7件)
【概要】筋肉の動きをイオン性液体ゲルと導電性ポリマーをコーティングした布状電極を用いたウェアラブル電極により計測を行った。布へ印刷方法として、シリコーンゴムを用いてネガパターンを形成後に、その内側に導電性ポリマー、イオン液体性ゲル等を形成する方法を開発した。この方法で試作した電極の特徴として、医療用のものに比べインピーダンスが低く、1カ月以上乾燥しないため24時間以上の長時間の使用が可能であることが分かっ...
❏イオン性液体の液晶化・配向制御による高機能イオン輸送材料の開発(17350065)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】イオン性液体 / 液晶 / 超分子 / 自己組織化 / ナノ相分離 (他11件)
【概要】高機能材料の構築において、分子の自己組織化プロセスの活用が注目を集めている。中でも、分子が動的な秩序構造を自発的に形成する液晶は、イオンや電子を異方的に輸送する場として極めて有用である。本研究では、イオン液体などのイオン性分子の液晶化と配向制御による高機能イオン輸送材料の構築を目的とした。イミダゾリウム型イオン液体のカラムナー液晶化と高分子フィルム化、スピロピラン誘導体のカラムナー液晶化により、新...
❏無溶媒系を指向するイオン性液体中での環境調和型有機電解合成(16550090)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】淵上 寿雄 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (10016701)
【キーワード】イオン性液体 / フッ化物塩 / 電解フッ素化 / 光触媒的分解 / コバルト錯体メデイエーター (他21件)
【概要】イオンのみから成るイオン性液体を溶媒兼支持塩とする無溶媒系を指向した環境調和型有機電解合成の開発を行った。その結果、下記の成果を得た。 1)フェニルチオ基を有するフタリド、エチレンカーボナート、グルコピラノシッドの電解フッ素化および脱硫フッ素化:遊離アミンを含むEt_3N-3HFイオン液体が脱硫を伴わずにフッ素かが進行するのに対し、遊離アミンを含まないEt_4N-4HFイオン液体では専ら脱硫フッ素...
【化学】複合化学:有機半導体イオン液体を含む研究件
❏電気二重層有機FETのチャネル領域の直接高分解能観察(26410092)
【研究テーマ】機能物性化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】横田 泰之 国立研究開発法人理化学研究所, Kim表面界面科学研究室, 研究員 (00455370)
【キーワード】電気二重層トランジスタ / 原子間力顕微鏡 / イオン液体 / 有機半導体 / 古典分子動力学計算 (他7件)
【概要】イオン液体を用いた電気二重層ゲート型有機電界効果トランジスタ(EDL-FET)は、動作電圧の大幅な低下やキャリア密度の増加等で注目を集めているが、系が複雑なため界面構造に関する情報を得ることが難しい。本研究では、EDL-FET動作下におけるチャネル領域の直接観察と微細加工に挑戦するための5電極AFMの開発を行った。これによりEDL-FET性能が劣化する際に有機半導体表面のステップ密度が著しく増加す...
❏イオン液体による有機結晶の溶解・析出プロセスの分子論的解明(26620008)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】福井 賢一 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (60262143)
【キーワード】イオン液体 / 溶解・析出プロセス / 有機半導体 / 界面制御 / 電界効果トランジスタ (他7件)
【概要】本研究において,イオン液体によって促進される加工によって,分子層1層の垂直分解能,数ナノメートルの水平分解能をもつ有機半導体平坦界面の任意形状加工を実現した。さらに特筆すべき成果として,イオン液体を用いた電気二重層電界効果トランジスタにおいて,ホールが注入される電位印加状態において,構造欠陥を起点としてイオン液体中へルブレンの溶出が促進されることにより構造欠陥が除かれ,キャリア輸送に理想的な界面が...
【化学】複合化学:脱硫フッ素化イオン液体を含む研究件
❏フッ化物塩イオン液体およびそのポリマー誘導体を用いる環境調和型選択的電解フッ素化(20350071)
【研究テーマ】環境関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】渕上 壽雄 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (10016701)
【キーワード】イオン液体 / 選択的電解フッ素化 / 脱硫フッ素化 / キサントゲン酸エステル / 間接電解 (他18件)
【概要】イオン液体は不揮発性、難燃性かつ良好な導電性を有し、しかもリサイクル可能なことから究極の非水系電解液とみなすことができる。従って、イオン液体を電解溶媒兼支持電解質として用いれば環境調和型の有機電解合成が可能になるはずである。そこで、本研究では支持塩が回収再利用可能な新規電解フッ素化システムの構築やフッ化水素塩イオン液体を反応溶媒兼支持電解質とする完全無溶媒系新規電解フッ素化プロセスの開発を行い、所...
❏無溶媒系を指向するイオン性液体中での環境調和型有機電解合成(16550090)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】淵上 寿雄 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (10016701)
【キーワード】イオン性液体 / フッ化物塩 / 電解フッ素化 / 光触媒的分解 / コバルト錯体メデイエーター (他21件)
【概要】イオンのみから成るイオン性液体を溶媒兼支持塩とする無溶媒系を指向した環境調和型有機電解合成の開発を行った。その結果、下記の成果を得た。 1)フェニルチオ基を有するフタリド、エチレンカーボナート、グルコピラノシッドの電解フッ素化および脱硫フッ素化:遊離アミンを含むEt_3N-3HFイオン液体が脱硫を伴わずにフッ素かが進行するのに対し、遊離アミンを含まないEt_4N-4HFイオン液体では専ら脱硫フッ素...
【化学】複合化学:ゲルイオン液体を含む研究件
❏無機ナノファイバーを利用した電解質ゲルの創製と界面機能の開拓(18H01730)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】松本 英俊 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (40345393)
【キーワード】ナノファイバー / 電解質 / ゲル / 表面修飾 / イオン液体 (他9件)
【概要】本研究では、表面にシラノール基を有し、比較的アスペクト比の大きなシリカナノファイバーを利用することによって、水系および有機系電解液から安定なシート状の電解質ゲルを作製することができた。種々の電解液から作製したナノファイバー複合ゲルは室温で最大0.01 S/cmオーダーのイオン伝導度を示し、電気二重層キャパシタ、燃料電池、金属負極電池、増感型熱利用電池などさまざまな電気化学デバイスの電解質膜として安...
❏ソフトマテリアルの自律性を支配するイオン液体の役割(15H05758)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】渡邉 正義 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (60158657)
【キーワード】イオン液体 / ゲル / ソフトマテリアル / 自律性 / 自己集合 (他12件)
【概要】高分子ゲル・コロイドなどのソフトマテリアルは、その構成成分のほとんどが液体である。このことが物質内の大きな内部自由度を生み、外部刺激の微細な変化に応答して的確に機能するスマートマテリアルとしての期待も大きい。本研究では、これらソフトマテリアルの自律性は液体の構造形成性にその根源があるとの視点から、液体としてイオン液体を選択し、自律性に及ぼす液体の構造形成性・階層性の影響を明らかにすることを目的とし...
【化学】複合化学:溶媒和イオン液体を含む研究件
❏ソフトマテリアルの自律性を支配するイオン液体の役割(15H05758)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】渡邉 正義 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (60158657)
【キーワード】イオン液体 / ゲル / ソフトマテリアル / 自律性 / 自己集合 (他12件)
【概要】高分子ゲル・コロイドなどのソフトマテリアルは、その構成成分のほとんどが液体である。このことが物質内の大きな内部自由度を生み、外部刺激の微細な変化に応答して的確に機能するスマートマテリアルとしての期待も大きい。本研究では、これらソフトマテリアルの自律性は液体の構造形成性にその根源があるとの視点から、液体としてイオン液体を選択し、自律性に及ぼす液体の構造形成性・階層性の影響を明らかにすることを目的とし...
❏多分岐高分子を利用する高強度イオンゲルの開発・制御と環境調和型材料への展開研究(25248027)
【研究テーマ】高分子化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】柴山 充弘 東京大学, 物性研究所, 教授 (00175390)
【キーワード】イオンゲル / イオン液体 / テトラペグゲル / 小角中性子散乱 / 二酸化炭素分離 (他12件)
【概要】プロトン性ILを緩衝剤とする非プロトン性IL中でのゲル化機構の研究をおこない、プロトン性ILを用いた高分子反応における反応速度制御法を確立した。この方法を、イオン液体中において反応末端の異なる二種の4分岐ポリエチレングリコール(Tetra-PEG)の反応に応用することで、耐熱性・力学強度に優れた高強度テトラペグイオンゲルを開発することに成功した。次に、高強度テトラペグイオンゲル薄膜を調製し、そのガ...
❏統計力学と量子化学を組み合わせた溶媒和理論によるイオン液体中の化学反応の理論研究(24750015)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】横川 大輔 名古屋大学, 理学研究科(WPI), 准教授 (90624239)
【キーワード】イオン液体 / 水和反応 / グルコース / 量子化学計算 / RISM法 (他11件)
【概要】本研究課題では、イオン液体中での化学反応の理論的解明を目指し、積分方程式理論と量子化学計算を組み合わせた理論の開発を行った(RISM-SCF-SEDD法)。本手法を用いて、イオン液体中におけるセロビオースからグルコース、グルコースから5-ヒドロキシメチルフルフラールへの加水分解反応の研究を行った。両方の反応において、溶質分子のプロトン化が重要であることがわかった。さらに、今回検討したイオン液体に含...
【化学】複合化学:和周波発生振動分光イオン液体を含む研究件
❏電解液/電極界面の電気二重層構造の電位応答ヒステリシスの要因解明とモデル構築(19K05539)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】岩橋 崇 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (30402423)
【キーワード】電気化学界面 / ヒステリシス / 電気二重層 / イオン液体 / 二次電池 (他17件)
【概要】電解液/電極界面は電気化学反応場として機能する根源的なナノ領域であり、当該界面に形成される電気二重層(EDL)は系の電気化学特性を支配する。近年、既存モデルで説明できないEDL構造の電位応答ヒステリシスが確認された。ゆえに、EDL構造の精確な理解には当該ヒステリシス要因の究明が求められる。 本研究は非線形振動分光とEDLモデル解析を併用してイオン脱離の活性化エネルギーを定量化し、ヒステリシスが主に...
❏電極界面の新規in situ分光計測法によるLiイオン電池の負極SEIの挙動解明(16K21030)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岩橋 崇 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (30402423)
【キーワード】電気化学 / 電気二重層 / 電極界面 / 和周波発生振動分光 / SFG (他15件)
【概要】生活に欠かせない蓄電デバイスを扱う電気化学の分野で、電解液/電極界面は電気化学反応場となる根源的なナノ領域であり、その複雑な微視的挙動の理解は当該分野の基礎・応用に跨る基本的な要請の一つである。本研究では表面・界面敏感な振動分光である赤外-可視和周波発生振動分光(SFG)を用いて電解液/電極界面構造の直接計測手法を確立し、これをLiイオン電池系を含む様々な展開することで(1)Li塩添加によるイオン...
【化学】複合化学:ブロック共重合体イオン液体を含む研究件
❏ソフトマテリアルの自律性を支配するイオン液体の役割(15H05758)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】渡邉 正義 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (60158657)
【キーワード】イオン液体 / ゲル / ソフトマテリアル / 自律性 / 自己集合 (他12件)
【概要】高分子ゲル・コロイドなどのソフトマテリアルは、その構成成分のほとんどが液体である。このことが物質内の大きな内部自由度を生み、外部刺激の微細な変化に応答して的確に機能するスマートマテリアルとしての期待も大きい。本研究では、これらソフトマテリアルの自律性は液体の構造形成性にその根源があるとの視点から、液体としてイオン液体を選択し、自律性に及ぼす液体の構造形成性・階層性の影響を明らかにすることを目的とし...
❏ラジカル/イオン含有ブロック共重合体の自己組織化と有機デバイスへの展開(23550139)
【研究テーマ】高分子化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】須賀 健雄 早稲田大学, 高等研究所, 助教 (10409659)
【キーワード】ミクロ相分離 / ブロック共重合体 / ラジカル / イオン液体 / 精密重合 (他11件)
【概要】有機ラジカルの迅速かつ安定な「電荷授受」能と、イオン液体の「電荷補償」能に着眼し、(a)精密重合によるブロック共重合体の合成、および(b)イオン液体をキャリアとした機能分子の自己集積化、の2つの手法でミクロ相分離した高分子薄膜に機能部位を精密に配置、組み込むことに成功した。特にミクロ相分離構造(モルフォロジー、配向性)、ラジカル/イオン部位の配置とメモリ特性(一回or繰り返し書込み可)との相関を明...
【化学】複合化学:SFGイオン液体を含む研究件
❏電解液/電極界面の電気二重層構造の電位応答ヒステリシスの要因解明とモデル構築(19K05539)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】岩橋 崇 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (30402423)
【キーワード】電気化学界面 / ヒステリシス / 電気二重層 / イオン液体 / 二次電池 (他17件)
【概要】電解液/電極界面は電気化学反応場として機能する根源的なナノ領域であり、当該界面に形成される電気二重層(EDL)は系の電気化学特性を支配する。近年、既存モデルで説明できないEDL構造の電位応答ヒステリシスが確認された。ゆえに、EDL構造の精確な理解には当該ヒステリシス要因の究明が求められる。 本研究は非線形振動分光とEDLモデル解析を併用してイオン脱離の活性化エネルギーを定量化し、ヒステリシスが主に...
❏電極界面の新規in situ分光計測法によるLiイオン電池の負極SEIの挙動解明(16K21030)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岩橋 崇 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (30402423)
【キーワード】電気化学 / 電気二重層 / 電極界面 / 和周波発生振動分光 / SFG (他15件)
【概要】生活に欠かせない蓄電デバイスを扱う電気化学の分野で、電解液/電極界面は電気化学反応場となる根源的なナノ領域であり、その複雑な微視的挙動の理解は当該分野の基礎・応用に跨る基本的な要請の一つである。本研究では表面・界面敏感な振動分光である赤外-可視和周波発生振動分光(SFG)を用いて電解液/電極界面構造の直接計測手法を確立し、これをLiイオン電池系を含む様々な展開することで(1)Li塩添加によるイオン...
【化学】複合化学:in situ計測イオン液体を含む研究件
❏電解液/電極界面の電気二重層構造の電位応答ヒステリシスの要因解明とモデル構築(19K05539)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】岩橋 崇 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (30402423)
【キーワード】電気化学界面 / ヒステリシス / 電気二重層 / イオン液体 / 二次電池 (他17件)
【概要】電解液/電極界面は電気化学反応場として機能する根源的なナノ領域であり、当該界面に形成される電気二重層(EDL)は系の電気化学特性を支配する。近年、既存モデルで説明できないEDL構造の電位応答ヒステリシスが確認された。ゆえに、EDL構造の精確な理解には当該ヒステリシス要因の究明が求められる。 本研究は非線形振動分光とEDLモデル解析を併用してイオン脱離の活性化エネルギーを定量化し、ヒステリシスが主に...
❏電極界面の新規in situ分光計測法によるLiイオン電池の負極SEIの挙動解明(16K21030)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岩橋 崇 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (30402423)
【キーワード】電気化学 / 電気二重層 / 電極界面 / 和周波発生振動分光 / SFG (他15件)
【概要】生活に欠かせない蓄電デバイスを扱う電気化学の分野で、電解液/電極界面は電気化学反応場となる根源的なナノ領域であり、その複雑な微視的挙動の理解は当該分野の基礎・応用に跨る基本的な要請の一つである。本研究では表面・界面敏感な振動分光である赤外-可視和周波発生振動分光(SFG)を用いて電解液/電極界面構造の直接計測手法を確立し、これをLiイオン電池系を含む様々な展開することで(1)Li塩添加によるイオン...
【総合理工】応用物理学:電気二重層トランジスタイオン液体を含む研究件
❏電気二重層トランジスタを用いた新しいコンセプトの熱電変換素子の作製(20K05342)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤井 武則 東京大学, 低温科学研究センター, 助教 (80361666)
【キーワード】トランスバース型熱電素子 / 電気二重層トランジスタ / カーボンナノチューブ / 熱電変換素子 / ambipolarトランジスタ (他8件)
【概要】本研究の目的は、電気二重層トランジスタ(EDLT)の手法を用いて、新しいコンセプトの熱電変換素子を作製することである。 トランスバース型熱電変換素子は、p型とn型の熱電材料を直列に接合し、接合部にヒートガイドを付けることで縦方向の温度差を横方向に変換する構造となっており、薄膜や、素子の微細加工に適している。単層カーボンナノチューブ(SWCNT)は、100nm程度のシートなので、このような素子構造で...
❏電気二重層有機FETのチャネル領域の直接高分解能観察(26410092)
【研究テーマ】機能物性化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】横田 泰之 国立研究開発法人理化学研究所, Kim表面界面科学研究室, 研究員 (00455370)
【キーワード】電気二重層トランジスタ / 原子間力顕微鏡 / イオン液体 / 有機半導体 / 古典分子動力学計算 (他7件)
【概要】イオン液体を用いた電気二重層ゲート型有機電界効果トランジスタ(EDL-FET)は、動作電圧の大幅な低下やキャリア密度の増加等で注目を集めているが、系が複雑なため界面構造に関する情報を得ることが難しい。本研究では、EDL-FET動作下におけるチャネル領域の直接観察と微細加工に挑戦するための5電極AFMの開発を行った。これによりEDL-FET性能が劣化する際に有機半導体表面のステップ密度が著しく増加す...
❏イオン液体ゲートによる新しい電界効果デバイスの創製(25708039)
【研究テーマ】デバイス関連化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】上野 和紀 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (10396509)
【キーワード】電気二重層トランジスタ / モットトランジスタ / イオン液体 / 強相関電子系 / 遷移金属酸化物 (他10件)
【概要】イオン液体ゲートを用いた電気二重層トランジスタを強相関電子系 SrVO3 の極薄膜に組み合わせ、金属絶縁体転移の制御を行った。 SrVO3 はバルク単結晶では良好な金属だが、10 原子層厚さ以下の極薄膜にすることで次元性が減少し、バンド幅減少による金属絶縁体転移を起こした。この状態は電子相関により絶縁体となるモット絶縁体だと考えられる。われわれはSrVO3 極薄膜でゲート印加とともに絶縁体から金属...
【総合理工】応用物理学:ナノ相分離イオン液体を含む研究件
❏ナノ秩序構造を有する液晶を活用する高機能イオン輸送材料の開発(19205017)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】液晶 / 結晶 / 自己組織化 / ナノ相分離 / イオン液体 (他10件)
【概要】液体のような流動性と結晶のような秩序構造を兼ね備えた液晶の特徴をうまく活用することにより、リチウムイオン電池の電解質としての応用が期待されるイオンを高効率で輸送する新しいナノ材料を開発した。分子の形と分子間相互作用をデザインし、有機化学合成を駆使することで、一次元から三次元のナノイオンチャンネル構造を形成する機能性液晶材料を創製した。 ...
❏イオン性液体の液晶化・配向制御による高機能イオン輸送材料の開発(17350065)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】イオン性液体 / 液晶 / 超分子 / 自己組織化 / ナノ相分離 (他11件)
【概要】高機能材料の構築において、分子の自己組織化プロセスの活用が注目を集めている。中でも、分子が動的な秩序構造を自発的に形成する液晶は、イオンや電子を異方的に輸送する場として極めて有用である。本研究では、イオン液体などのイオン性分子の液晶化と配向制御による高機能イオン輸送材料の構築を目的とした。イミダゾリウム型イオン液体のカラムナー液晶化と高分子フィルム化、スピロピラン誘導体のカラムナー液晶化により、新...
【総合理工】応用物理学:電極界面イオン液体を含む研究件
❏電解液/電極界面の電気二重層構造の電位応答ヒステリシスの要因解明とモデル構築(19K05539)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】岩橋 崇 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (30402423)
【キーワード】電気化学界面 / ヒステリシス / 電気二重層 / イオン液体 / 二次電池 (他17件)
【概要】電解液/電極界面は電気化学反応場として機能する根源的なナノ領域であり、当該界面に形成される電気二重層(EDL)は系の電気化学特性を支配する。近年、既存モデルで説明できないEDL構造の電位応答ヒステリシスが確認された。ゆえに、EDL構造の精確な理解には当該ヒステリシス要因の究明が求められる。 本研究は非線形振動分光とEDLモデル解析を併用してイオン脱離の活性化エネルギーを定量化し、ヒステリシスが主に...
❏電極界面の新規in situ分光計測法によるLiイオン電池の負極SEIの挙動解明(16K21030)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岩橋 崇 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (30402423)
【キーワード】電気化学 / 電気二重層 / 電極界面 / 和周波発生振動分光 / SFG (他15件)
【概要】生活に欠かせない蓄電デバイスを扱う電気化学の分野で、電解液/電極界面は電気化学反応場となる根源的なナノ領域であり、その複雑な微視的挙動の理解は当該分野の基礎・応用に跨る基本的な要請の一つである。本研究では表面・界面敏感な振動分光である赤外-可視和周波発生振動分光(SFG)を用いて電解液/電極界面構造の直接計測手法を確立し、これをLiイオン電池系を含む様々な展開することで(1)Li塩添加によるイオン...
【総合理工】環境化学:グリーンケミストリーイオン液体を含む研究件
❏フッ化物塩イオン液体およびそのポリマー誘導体を用いる環境調和型選択的電解フッ素化(20350071)
【研究テーマ】環境関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】渕上 壽雄 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (10016701)
【キーワード】イオン液体 / 選択的電解フッ素化 / 脱硫フッ素化 / キサントゲン酸エステル / 間接電解 (他18件)
【概要】イオン液体は不揮発性、難燃性かつ良好な導電性を有し、しかもリサイクル可能なことから究極の非水系電解液とみなすことができる。従って、イオン液体を電解溶媒兼支持電解質として用いれば環境調和型の有機電解合成が可能になるはずである。そこで、本研究では支持塩が回収再利用可能な新規電解フッ素化システムの構築やフッ化水素塩イオン液体を反応溶媒兼支持電解質とする完全無溶媒系新規電解フッ素化プロセスの開発を行い、所...
❏無溶媒系を指向するイオン性液体中での環境調和型有機電解合成(16550090)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】淵上 寿雄 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (10016701)
【キーワード】イオン性液体 / フッ化物塩 / 電解フッ素化 / 光触媒的分解 / コバルト錯体メデイエーター (他21件)
【概要】イオンのみから成るイオン性液体を溶媒兼支持塩とする無溶媒系を指向した環境調和型有機電解合成の開発を行った。その結果、下記の成果を得た。 1)フェニルチオ基を有するフタリド、エチレンカーボナート、グルコピラノシッドの電解フッ素化および脱硫フッ素化:遊離アミンを含むEt_3N-3HFイオン液体が脱硫を伴わずにフッ素かが進行するのに対し、遊離アミンを含まないEt_4N-4HFイオン液体では専ら脱硫フッ素...
【総合理工】環境化学:電極触媒イオン液体を含む研究件
❏電解析出法による金属ナノ触媒電極の創製(19206079)
【研究テーマ】材料加工・処理
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】大坂 武男 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (80152099)
【キーワード】電解析出法 / 金属ナノ微粒子 / 電極触媒 / 酸素還元 / ナノサイエンス (他13件)
【概要】本研究は、金属ナノ微粒子の"extra-ordinary electrocatalysis"の本質を解明する糸口として、ナノメートルからミクロンオーダーの金属微粒子の作製を可能にする電解析出法を用いて金属ナノ微粒子を作製し、(i)多結晶面からなる金属微粒子の各結晶面の表面積比の電気化学的評価法及び(ii)任意の単結晶面からなる金属ナノ微粒子の電析法を確立し、次に(iii)電極触媒能...
❏無溶媒系を指向するイオン性液体中での環境調和型有機電解合成(16550090)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】淵上 寿雄 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (10016701)
【キーワード】イオン性液体 / フッ化物塩 / 電解フッ素化 / 光触媒的分解 / コバルト錯体メデイエーター (他21件)
【概要】イオンのみから成るイオン性液体を溶媒兼支持塩とする無溶媒系を指向した環境調和型有機電解合成の開発を行った。その結果、下記の成果を得た。 1)フェニルチオ基を有するフタリド、エチレンカーボナート、グルコピラノシッドの電解フッ素化および脱硫フッ素化:遊離アミンを含むEt_3N-3HFイオン液体が脱硫を伴わずにフッ素かが進行するのに対し、遊離アミンを含まないEt_4N-4HFイオン液体では専ら脱硫フッ素...
【工学】機械工学:分子間エネルギー移動イオン液体を含む研究件
❏分子間エネルギー移動の効率支配機構の解明に基づく高効率光アップコンバーターの創出(26709010)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】村上 陽一 東京工業大学, 工学院, 准教授 (80526442)
【キーワード】光アップコンバージョン / 光エネルギー有効利用 / 分子間エネルギー移動 / イオン液体 / 分子回転運動 (他16件)
【概要】太陽光のエネルギーを用いて発電を行う太陽電池や,光合成等の物質変換を行う光触媒等では,各材料に固有な「しきい値波長」より長波長側の部分は未利用であり,エネルギーの損失となっている.これは,材料のバンドギャップエネルギーより低エネルギーの光子群が材料に吸収されないためである.もしこのような未利用な光子群を,変換に利用可能なより高いエネルギーをもつ光子群に変換できれば,この問題を回避できる.このような...
❏太陽光エネルギーの利用効率向上を実現する新規な光アップコンバーターの創製(23686035)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】村上 陽一 東京工業大学, グローバルエッジ研究院, テニュア・トラック助教 (80526442)
【キーワード】太陽光エネルギー利用高効率化 / 未利用エネルギー利用 / 光子エネルギー変換 / イオン液体 / 分子間エネルギー移動 (他18件)
【概要】太陽光を太陽電池・水分解光触媒・人工光合成系により電力・水素・炭化水素に変換する際,系に特有な閾値エネルギーより低エネルギーの光子(閾値波長より長波長の光)は利用されず,エネルギー損失となって変換効率を制限する要因となっている.この捨てられている未利用エネルギーを利用可能にするのが光アップコンバージョン(UC)である.本研究ではエネルギー輸送分子の運動媒体にイオン液体を使用し先行研究の問題を解決し...
【工学】機械工学:三重項-三重項消滅イオン液体を含む研究件
❏分子間エネルギー移動の効率支配機構の解明に基づく高効率光アップコンバーターの創出(26709010)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】村上 陽一 東京工業大学, 工学院, 准教授 (80526442)
【キーワード】光アップコンバージョン / 光エネルギー有効利用 / 分子間エネルギー移動 / イオン液体 / 分子回転運動 (他16件)
【概要】太陽光のエネルギーを用いて発電を行う太陽電池や,光合成等の物質変換を行う光触媒等では,各材料に固有な「しきい値波長」より長波長側の部分は未利用であり,エネルギーの損失となっている.これは,材料のバンドギャップエネルギーより低エネルギーの光子群が材料に吸収されないためである.もしこのような未利用な光子群を,変換に利用可能なより高いエネルギーをもつ光子群に変換できれば,この問題を回避できる.このような...
❏太陽光エネルギーの利用効率向上を実現する新規な光アップコンバーターの創製(23686035)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】村上 陽一 東京工業大学, グローバルエッジ研究院, テニュア・トラック助教 (80526442)
【キーワード】太陽光エネルギー利用高効率化 / 未利用エネルギー利用 / 光子エネルギー変換 / イオン液体 / 分子間エネルギー移動 (他18件)
【概要】太陽光を太陽電池・水分解光触媒・人工光合成系により電力・水素・炭化水素に変換する際,系に特有な閾値エネルギーより低エネルギーの光子(閾値波長より長波長の光)は利用されず,エネルギー損失となって変換効率を制限する要因となっている.この捨てられている未利用エネルギーを利用可能にするのが光アップコンバージョン(UC)である.本研究ではエネルギー輸送分子の運動媒体にイオン液体を使用し先行研究の問題を解決し...
【工学】機械工学:光アップコンバージョンイオン液体を含む研究件
❏分子間エネルギー移動の効率支配機構の解明に基づく高効率光アップコンバーターの創出(26709010)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】村上 陽一 東京工業大学, 工学院, 准教授 (80526442)
【キーワード】光アップコンバージョン / 光エネルギー有効利用 / 分子間エネルギー移動 / イオン液体 / 分子回転運動 (他16件)
【概要】太陽光のエネルギーを用いて発電を行う太陽電池や,光合成等の物質変換を行う光触媒等では,各材料に固有な「しきい値波長」より長波長側の部分は未利用であり,エネルギーの損失となっている.これは,材料のバンドギャップエネルギーより低エネルギーの光子群が材料に吸収されないためである.もしこのような未利用な光子群を,変換に利用可能なより高いエネルギーをもつ光子群に変換できれば,この問題を回避できる.このような...
❏分子ダイナミクス研究に基づくイオン液体中における光アップコンバージョン機構の解明(14F04365)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2014-04-25 - 2016-03-31
【研究代表者】村上 陽一 東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (80526442)
【キーワード】光アップコンバージョン / 太陽光有効利用 / 分子ダイナミクス / イオン液体 / マイクロ熱工学
【概要】本研究は,様々な太陽光エネルギー変換において現在未利用となっている光スペクトル部分を利用可能にする光アップコンバージョン(UC)に関する.本研究はUC効率の支配メカニズムの解明を目的とし,その検証にイオン液体試料中における有機分子の回転ダイナミクスの研究が必要となっている.本研究課題は,当該実験手法の専門家である研究分担者と連携して進めるものである.分担者の母国における就職の急遽決定に伴い,本研究...
❏太陽光エネルギーの利用効率向上を実現する新規な光アップコンバーターの創製(23686035)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】村上 陽一 東京工業大学, グローバルエッジ研究院, テニュア・トラック助教 (80526442)
【キーワード】太陽光エネルギー利用高効率化 / 未利用エネルギー利用 / 光子エネルギー変換 / イオン液体 / 分子間エネルギー移動 (他18件)
【概要】太陽光を太陽電池・水分解光触媒・人工光合成系により電力・水素・炭化水素に変換する際,系に特有な閾値エネルギーより低エネルギーの光子(閾値波長より長波長の光)は利用されず,エネルギー損失となって変換効率を制限する要因となっている.この捨てられている未利用エネルギーを利用可能にするのが光アップコンバージョン(UC)である.本研究ではエネルギー輸送分子の運動媒体にイオン液体を使用し先行研究の問題を解決し...
【工学】機械工学:マイクロ熱工学イオン液体を含む研究件
❏分子間エネルギー移動の効率支配機構の解明に基づく高効率光アップコンバーターの創出(26709010)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】村上 陽一 東京工業大学, 工学院, 准教授 (80526442)
【キーワード】光アップコンバージョン / 光エネルギー有効利用 / 分子間エネルギー移動 / イオン液体 / 分子回転運動 (他16件)
【概要】太陽光のエネルギーを用いて発電を行う太陽電池や,光合成等の物質変換を行う光触媒等では,各材料に固有な「しきい値波長」より長波長側の部分は未利用であり,エネルギーの損失となっている.これは,材料のバンドギャップエネルギーより低エネルギーの光子群が材料に吸収されないためである.もしこのような未利用な光子群を,変換に利用可能なより高いエネルギーをもつ光子群に変換できれば,この問題を回避できる.このような...
❏分子ダイナミクス研究に基づくイオン液体中における光アップコンバージョン機構の解明(14F04365)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2014-04-25 - 2016-03-31
【研究代表者】村上 陽一 東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (80526442)
【キーワード】光アップコンバージョン / 太陽光有効利用 / 分子ダイナミクス / イオン液体 / マイクロ熱工学
【概要】本研究は,様々な太陽光エネルギー変換において現在未利用となっている光スペクトル部分を利用可能にする光アップコンバージョン(UC)に関する.本研究はUC効率の支配メカニズムの解明を目的とし,その検証にイオン液体試料中における有機分子の回転ダイナミクスの研究が必要となっている.本研究課題は,当該実験手法の専門家である研究分担者と連携して進めるものである.分担者の母国における就職の急遽決定に伴い,本研究...
【工学】プロセス・化学工学:除湿イオン液体を含む研究件
❏新規ナノ粒子支持型イオン液体膜による各種蒸気・ガス分離プロセスの開発(15K06538)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (50151494)
【キーワード】膜分離 / 蒸気透過 / イオン液体 / CO2 / 除湿 (他9件)
【概要】本研究では液体膜によるガス・蒸気透過分離法に着目し,分離性能評価,応用開発をおこなった。液体膜成分には不揮発性のイオン液体などを使用した。この液体膜分離装置の空気中のCO2分離(CO2濃縮空気の供給),空気の除湿,空気中のVOC分離の各応用について研究開発を実施した。CO2分離については促進輸送効果を持たせるため,アミン成分をイオン液体に混合して液体膜とした。特に空気中のCO2を回収し,CO2濃縮...
❏イオン液体の液体膜による空気中の水蒸気・二酸化炭素・VOC蒸気分離法の開発(24560918)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (50151494)
【キーワード】membrane separation / ionic liquid / vapor permeation / permeability / 液体膜 (他11件)
【概要】新規素材であるイオン液体を用いてガス・蒸気分離用の液体膜を作成し,平膜形式の分離膜モジュールにより液体膜の分離性能を実験的に示した。イオン液体は揮発しないので従来にない耐久性のある液体膜を構成でき,液体膜による分離プロセスの実用化に近づける。イオン液体による液体膜モジュールにより,空気中の微量成分(水蒸気,二酸化炭素,VOC蒸気)の膜分離装置を開発た。各種イオン液体のこれら蒸気・ガス透過係数を測定...
【工学】プロセス・化学工学:蒸気透過イオン液体を含む研究件
❏新規ナノ粒子支持型イオン液体膜による各種蒸気・ガス分離プロセスの開発(15K06538)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (50151494)
【キーワード】膜分離 / 蒸気透過 / イオン液体 / CO2 / 除湿 (他9件)
【概要】本研究では液体膜によるガス・蒸気透過分離法に着目し,分離性能評価,応用開発をおこなった。液体膜成分には不揮発性のイオン液体などを使用した。この液体膜分離装置の空気中のCO2分離(CO2濃縮空気の供給),空気の除湿,空気中のVOC分離の各応用について研究開発を実施した。CO2分離については促進輸送効果を持たせるため,アミン成分をイオン液体に混合して液体膜とした。特に空気中のCO2を回収し,CO2濃縮...
❏イオン液体の液体膜による空気中の水蒸気・二酸化炭素・VOC蒸気分離法の開発(24560918)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (50151494)
【キーワード】membrane separation / ionic liquid / vapor permeation / permeability / 液体膜 (他11件)
【概要】新規素材であるイオン液体を用いてガス・蒸気分離用の液体膜を作成し,平膜形式の分離膜モジュールにより液体膜の分離性能を実験的に示した。イオン液体は揮発しないので従来にない耐久性のある液体膜を構成でき,液体膜による分離プロセスの実用化に近づける。イオン液体による液体膜モジュールにより,空気中の微量成分(水蒸気,二酸化炭素,VOC蒸気)の膜分離装置を開発た。各種イオン液体のこれら蒸気・ガス透過係数を測定...
【工学】プロセス・化学工学:液体膜イオン液体を含む研究件
❏新規ナノ粒子支持型イオン液体膜による各種蒸気・ガス分離プロセスの開発(15K06538)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (50151494)
【キーワード】膜分離 / 蒸気透過 / イオン液体 / CO2 / 除湿 (他9件)
【概要】本研究では液体膜によるガス・蒸気透過分離法に着目し,分離性能評価,応用開発をおこなった。液体膜成分には不揮発性のイオン液体などを使用した。この液体膜分離装置の空気中のCO2分離(CO2濃縮空気の供給),空気の除湿,空気中のVOC分離の各応用について研究開発を実施した。CO2分離については促進輸送効果を持たせるため,アミン成分をイオン液体に混合して液体膜とした。特に空気中のCO2を回収し,CO2濃縮...
❏イオン液体の液体膜による空気中の水蒸気・二酸化炭素・VOC蒸気分離法の開発(24560918)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (50151494)
【キーワード】membrane separation / ionic liquid / vapor permeation / permeability / 液体膜 (他11件)
【概要】新規素材であるイオン液体を用いてガス・蒸気分離用の液体膜を作成し,平膜形式の分離膜モジュールにより液体膜の分離性能を実験的に示した。イオン液体は揮発しないので従来にない耐久性のある液体膜を構成でき,液体膜による分離プロセスの実用化に近づける。イオン液体による液体膜モジュールにより,空気中の微量成分(水蒸気,二酸化炭素,VOC蒸気)の膜分離装置を開発た。各種イオン液体のこれら蒸気・ガス透過係数を測定...
【工学】プロセス・化学工学:電気化学界面イオン液体を含む研究件
❏電気化学界面を用いた強い電場下での新物質合成(21H01038)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】上野 和紀 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (10396509)
【キーワード】新物質合成 / 超伝導 / 電気化学界面 / イオン液体 / 薄膜
【概要】本研究は新物質合成の新しい手法としての電解液と固体の電気化学界面に着目し、その場での新物質や新物性を開発しようとするものである。そのために、(1)計算科学の手法をもちいた物質の安定性のエネルギー的な評価、および電気化学界面の分子動力学法による安定性の評価(2)元素単体でできた二次元物質を用いた高性能なトランジスタの実現、(3)超伝導体を中心とする遷移金属化合物薄膜研究を行ってきた。 (1)の計算に...
❏電解液/電極界面の電気二重層構造の電位応答ヒステリシスの要因解明とモデル構築(19K05539)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】岩橋 崇 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (30402423)
【キーワード】電気化学界面 / ヒステリシス / 電気二重層 / イオン液体 / 二次電池 (他17件)
【概要】電解液/電極界面は電気化学反応場として機能する根源的なナノ領域であり、当該界面に形成される電気二重層(EDL)は系の電気化学特性を支配する。近年、既存モデルで説明できないEDL構造の電位応答ヒステリシスが確認された。ゆえに、EDL構造の精確な理解には当該ヒステリシス要因の究明が求められる。 本研究は非線形振動分光とEDLモデル解析を併用してイオン脱離の活性化エネルギーを定量化し、ヒステリシスが主に...
【工学】電気電子工学:スピン三重項イオン液体を含む研究件
❏分子間エネルギー移動の効率支配機構の解明に基づく高効率光アップコンバーターの創出(26709010)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】村上 陽一 東京工業大学, 工学院, 准教授 (80526442)
【キーワード】光アップコンバージョン / 光エネルギー有効利用 / 分子間エネルギー移動 / イオン液体 / 分子回転運動 (他16件)
【概要】太陽光のエネルギーを用いて発電を行う太陽電池や,光合成等の物質変換を行う光触媒等では,各材料に固有な「しきい値波長」より長波長側の部分は未利用であり,エネルギーの損失となっている.これは,材料のバンドギャップエネルギーより低エネルギーの光子群が材料に吸収されないためである.もしこのような未利用な光子群を,変換に利用可能なより高いエネルギーをもつ光子群に変換できれば,この問題を回避できる.このような...
❏太陽光エネルギーの利用効率向上を実現する新規な光アップコンバーターの創製(23686035)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】村上 陽一 東京工業大学, グローバルエッジ研究院, テニュア・トラック助教 (80526442)
【キーワード】太陽光エネルギー利用高効率化 / 未利用エネルギー利用 / 光子エネルギー変換 / イオン液体 / 分子間エネルギー移動 (他18件)
【概要】太陽光を太陽電池・水分解光触媒・人工光合成系により電力・水素・炭化水素に変換する際,系に特有な閾値エネルギーより低エネルギーの光子(閾値波長より長波長の光)は利用されず,エネルギー損失となって変換効率を制限する要因となっている.この捨てられている未利用エネルギーを利用可能にするのが光アップコンバージョン(UC)である.本研究ではエネルギー輸送分子の運動媒体にイオン液体を使用し先行研究の問題を解決し...
【工学】電気電子工学:電界効果トランジスタイオン液体を含む研究件
❏イオン液体による有機結晶の溶解・析出プロセスの分子論的解明(26620008)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】福井 賢一 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (60262143)
【キーワード】イオン液体 / 溶解・析出プロセス / 有機半導体 / 界面制御 / 電界効果トランジスタ (他7件)
【概要】本研究において,イオン液体によって促進される加工によって,分子層1層の垂直分解能,数ナノメートルの水平分解能をもつ有機半導体平坦界面の任意形状加工を実現した。さらに特筆すべき成果として,イオン液体を用いた電気二重層電界効果トランジスタにおいて,ホールが注入される電位印加状態において,構造欠陥を起点としてイオン液体中へルブレンの溶出が促進されることにより構造欠陥が除かれ,キャリア輸送に理想的な界面が...
❏イオン液体ゲートによる新しい電界効果デバイスの創製(25708039)
【研究テーマ】デバイス関連化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】上野 和紀 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (10396509)
【キーワード】電気二重層トランジスタ / モットトランジスタ / イオン液体 / 強相関電子系 / 遷移金属酸化物 (他10件)
【概要】イオン液体ゲートを用いた電気二重層トランジスタを強相関電子系 SrVO3 の極薄膜に組み合わせ、金属絶縁体転移の制御を行った。 SrVO3 はバルク単結晶では良好な金属だが、10 原子層厚さ以下の極薄膜にすることで次元性が減少し、バンド幅減少による金属絶縁体転移を起こした。この状態は電子相関により絶縁体となるモット絶縁体だと考えられる。われわれはSrVO3 極薄膜でゲート印加とともに絶縁体から金属...
❏電界誘起による酸化物単結晶材料での新規超伝導の発現(21686002)
【研究テーマ】応用物性・結晶工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】上野 和紀 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (10396509)
【キーワード】超伝導 / 電界効果トランジスタ / 酸化物エレクトロニクス / イオン液体
【概要】酸化物半導体KTaO_3は不純物元素の固溶限が小さく、化学的なキャリアドーピングが難しい材料である。我々はKTaO_3単結晶に電気二重層トランジスタを作成し、高濃度のキャリアドーピングと超伝導の発現を試みた。イオン液体を用いたデバイス構造の開発により化学的手法の10倍を超える高濃度のキャリアを誘起した。その結果、低温まで金属伝導を示すとともに極低温45mK以下でゼロ抵抗状態となる超伝導を発現した。...
【工学】電気電子工学:電気二重層イオン液体を含む研究件
❏電解液/電極界面の電気二重層構造の電位応答ヒステリシスの要因解明とモデル構築(19K05539)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】岩橋 崇 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (30402423)
【キーワード】電気化学界面 / ヒステリシス / 電気二重層 / イオン液体 / 二次電池 (他17件)
【概要】電解液/電極界面は電気化学反応場として機能する根源的なナノ領域であり、当該界面に形成される電気二重層(EDL)は系の電気化学特性を支配する。近年、既存モデルで説明できないEDL構造の電位応答ヒステリシスが確認された。ゆえに、EDL構造の精確な理解には当該ヒステリシス要因の究明が求められる。 本研究は非線形振動分光とEDLモデル解析を併用してイオン脱離の活性化エネルギーを定量化し、ヒステリシスが主に...
❏電極界面の新規in situ分光計測法によるLiイオン電池の負極SEIの挙動解明(16K21030)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岩橋 崇 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (30402423)
【キーワード】電気化学 / 電気二重層 / 電極界面 / 和周波発生振動分光 / SFG (他15件)
【概要】生活に欠かせない蓄電デバイスを扱う電気化学の分野で、電解液/電極界面は電気化学反応場となる根源的なナノ領域であり、その複雑な微視的挙動の理解は当該分野の基礎・応用に跨る基本的な要請の一つである。本研究では表面・界面敏感な振動分光である赤外-可視和周波発生振動分光(SFG)を用いて電解液/電極界面構造の直接計測手法を確立し、これをLiイオン電池系を含む様々な展開することで(1)Li塩添加によるイオン...
❏電解液/電極界面構造の電位応答ヒステリシスのメカニズム解明(15H06200)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2015-08-28 - 2016-03-31
【研究代表者】岩橋 崇 東京工業大学, 理工学研究科, 助教 (30402423)
【キーワード】表面・界面物性 / 電気化学 / 電気二重層 / 電子構造 / ヒステリシス (他8件)
【概要】電解液/電極界面は電気化学反応場を構築する重要なナノ領域であり、近年既存モデルで説明できないイオン吸着・脱離挙動の電位応答ヒステリシスが注目を集めている。本研究はイオン液体を電解液に用いて電気化学測定・赤外-可視和周波振動分光(IV-SFG)・光電子分光を相補的に活用し、ヒステリシス挙動とイオン-電極間相互作用の相関を解明することでヒステリシスを説明する新規概念モデル構築を目指す。27年度は下記に...
【工学】土木工学:膜分離イオン液体を含む研究件
❏新規ナノ粒子支持型イオン液体膜による各種蒸気・ガス分離プロセスの開発(15K06538)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (50151494)
【キーワード】膜分離 / 蒸気透過 / イオン液体 / CO2 / 除湿 (他9件)
【概要】本研究では液体膜によるガス・蒸気透過分離法に着目し,分離性能評価,応用開発をおこなった。液体膜成分には不揮発性のイオン液体などを使用した。この液体膜分離装置の空気中のCO2分離(CO2濃縮空気の供給),空気の除湿,空気中のVOC分離の各応用について研究開発を実施した。CO2分離については促進輸送効果を持たせるため,アミン成分をイオン液体に混合して液体膜とした。特に空気中のCO2を回収し,CO2濃縮...
❏イオン液体の液体膜による空気中の水蒸気・二酸化炭素・VOC蒸気分離法の開発(24560918)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (50151494)
【キーワード】membrane separation / ionic liquid / vapor permeation / permeability / 液体膜 (他11件)
【概要】新規素材であるイオン液体を用いてガス・蒸気分離用の液体膜を作成し,平膜形式の分離膜モジュールにより液体膜の分離性能を実験的に示した。イオン液体は揮発しないので従来にない耐久性のある液体膜を構成でき,液体膜による分離プロセスの実用化に近づける。イオン液体による液体膜モジュールにより,空気中の微量成分(水蒸気,二酸化炭素,VOC蒸気)の膜分離装置を開発た。各種イオン液体のこれら蒸気・ガス透過係数を測定...
【工学】構造・機能材料:イオン輸送イオン液体を含む研究件
❏ナノ秩序構造を有する液晶を活用する高機能イオン輸送材料の開発(19205017)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】液晶 / 結晶 / 自己組織化 / ナノ相分離 / イオン液体 (他10件)
【概要】液体のような流動性と結晶のような秩序構造を兼ね備えた液晶の特徴をうまく活用することにより、リチウムイオン電池の電解質としての応用が期待されるイオンを高効率で輸送する新しいナノ材料を開発した。分子の形と分子間相互作用をデザインし、有機化学合成を駆使することで、一次元から三次元のナノイオンチャンネル構造を形成する機能性液晶材料を創製した。 ...
❏イオン性液体の液晶化・配向制御による高機能イオン輸送材料の開発(17350065)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】イオン性液体 / 液晶 / 超分子 / 自己組織化 / ナノ相分離 (他11件)
【概要】高機能材料の構築において、分子の自己組織化プロセスの活用が注目を集めている。中でも、分子が動的な秩序構造を自発的に形成する液晶は、イオンや電子を異方的に輸送する場として極めて有用である。本研究では、イオン液体などのイオン性分子の液晶化と配向制御による高機能イオン輸送材料の構築を目的とした。イミダゾリウム型イオン液体のカラムナー液晶化と高分子フィルム化、スピロピラン誘導体のカラムナー液晶化により、新...
【工学】移動現象および単位操作:ヒステリシスイオン液体を含む研究件
❏電解液/電極界面の電気二重層構造の電位応答ヒステリシスの要因解明とモデル構築(19K05539)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】岩橋 崇 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (30402423)
【キーワード】電気化学界面 / ヒステリシス / 電気二重層 / イオン液体 / 二次電池 (他17件)
【概要】電解液/電極界面は電気化学反応場として機能する根源的なナノ領域であり、当該界面に形成される電気二重層(EDL)は系の電気化学特性を支配する。近年、既存モデルで説明できないEDL構造の電位応答ヒステリシスが確認された。ゆえに、EDL構造の精確な理解には当該ヒステリシス要因の究明が求められる。 本研究は非線形振動分光とEDLモデル解析を併用してイオン脱離の活性化エネルギーを定量化し、ヒステリシスが主に...
❏電極界面の新規in situ分光計測法によるLiイオン電池の負極SEIの挙動解明(16K21030)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岩橋 崇 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (30402423)
【キーワード】電気化学 / 電気二重層 / 電極界面 / 和周波発生振動分光 / SFG (他15件)
【概要】生活に欠かせない蓄電デバイスを扱う電気化学の分野で、電解液/電極界面は電気化学反応場となる根源的なナノ領域であり、その複雑な微視的挙動の理解は当該分野の基礎・応用に跨る基本的な要請の一つである。本研究では表面・界面敏感な振動分光である赤外-可視和周波発生振動分光(SFG)を用いて電解液/電極界面構造の直接計測手法を確立し、これをLiイオン電池系を含む様々な展開することで(1)Li塩添加によるイオン...
❏電解液/電極界面構造の電位応答ヒステリシスのメカニズム解明(15H06200)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2015-08-28 - 2016-03-31
【研究代表者】岩橋 崇 東京工業大学, 理工学研究科, 助教 (30402423)
【キーワード】表面・界面物性 / 電気化学 / 電気二重層 / 電子構造 / ヒステリシス (他8件)
【概要】電解液/電極界面は電気化学反応場を構築する重要なナノ領域であり、近年既存モデルで説明できないイオン吸着・脱離挙動の電位応答ヒステリシスが注目を集めている。本研究はイオン液体を電解液に用いて電気化学測定・赤外-可視和周波振動分光(IV-SFG)・光電子分光を相補的に活用し、ヒステリシス挙動とイオン-電極間相互作用の相関を解明することでヒステリシスを説明する新規概念モデル構築を目指す。27年度は下記に...
【工学】移動現象および単位操作:ガス分離イオン液体を含む研究件
❏新規ナノ粒子支持型イオン液体膜による各種蒸気・ガス分離プロセスの開発(15K06538)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (50151494)
【キーワード】膜分離 / 蒸気透過 / イオン液体 / CO2 / 除湿 (他9件)
【概要】本研究では液体膜によるガス・蒸気透過分離法に着目し,分離性能評価,応用開発をおこなった。液体膜成分には不揮発性のイオン液体などを使用した。この液体膜分離装置の空気中のCO2分離(CO2濃縮空気の供給),空気の除湿,空気中のVOC分離の各応用について研究開発を実施した。CO2分離については促進輸送効果を持たせるため,アミン成分をイオン液体に混合して液体膜とした。特に空気中のCO2を回収し,CO2濃縮...
❏イオン液体の液体膜による空気中の水蒸気・二酸化炭素・VOC蒸気分離法の開発(24560918)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (50151494)
【キーワード】membrane separation / ionic liquid / vapor permeation / permeability / 液体膜 (他11件)
【概要】新規素材であるイオン液体を用いてガス・蒸気分離用の液体膜を作成し,平膜形式の分離膜モジュールにより液体膜の分離性能を実験的に示した。イオン液体は揮発しないので従来にない耐久性のある液体膜を構成でき,液体膜による分離プロセスの実用化に近づける。イオン液体による液体膜モジュールにより,空気中の微量成分(水蒸気,二酸化炭素,VOC蒸気)の膜分離装置を開発た。各種イオン液体のこれら蒸気・ガス透過係数を測定...
【工学】総合工学:ウラン汚染物イオン液体を含む研究件
❏熱応答性イオン液体の相分離性発現因子の解明とそのウラン廃棄物処理への適用研究(24360390)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】原田 雅幸 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教 (60133120)
【キーワード】イオン液体 / 熱応答性 / 相分離 / ベタイン / ウラニルイオン (他8件)
【概要】熱応答性イオン液体である [Hbet][Tf2N](Hbet: 1-carboxy-N,N,N-trimethylmethanaminium hydroxide, Tf2N: bis(trifluoromethylsulfonyl)imide)の相分離発現因子に関して、分光学的知見等から、Hbetの脱プロトン化による溶解ではなく、水素結合ネットワークの形成による水とイオン液体の混和によることを明ら...
❏コリンを基礎としたイオン液体を用いたウラン廃棄物からのウラン電解回収法の研究(19560838)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】池田 泰久 東京工業大学, 原子炉工学・研究所, 准教授 (40323836)
【キーワード】ウラン廃棄物 / イオン液体 / 塩化コリン / 溶解 / 電気化学 (他11件)
【概要】ウランで汚染された廃棄物からウラン回収する方法として、塩化コリンをベースとしたイオン液体を媒体とした電解析出法の開発の基礎として、塩化ウラニルの本イオン液体中での化学形態及び電気化学的反応について研究した。その結果、ウランは[UO_2Cl_4]^<2->として存在し、それが電解還元されUO2として析出することがわかった。それゆえ、ウランを電解析出することで回収しうる見通しが得られた。...
【工学】総合工学:電気化学イオン液体を含む研究件
❏単結晶ジルコニアナノシートを利用した微小固体酸化物形燃料電池の開発(21K14402)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山田 哲也 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 助教 (50823142)
【キーワード】固体酸化物形燃料電池 / ナノシート / イオン液体 / ジルコニア / MEMS (他6件)
【概要】持続的な発展を実現するために環境に優しい次世代エネルギーが必要である。この次世代エネルギーに必要な要素は、1. 高いエネルギー変換効率、2. 高いエネルギー密度と出力密度、3. エネルギー燃料の種類の制約が少ないことである。現在の固体酸化物形燃料電池の課題の一つは電解質の薄膜化にあり、これが実現できれば動作温度の低温化、耐久性の向上、高効率化と高出力化、そして小型・軽量化が可能となると考えられる。...
❏電解液/電極界面の電気二重層構造の電位応答ヒステリシスの要因解明とモデル構築(19K05539)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】岩橋 崇 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (30402423)
【キーワード】電気化学界面 / ヒステリシス / 電気二重層 / イオン液体 / 二次電池 (他17件)
【概要】電解液/電極界面は電気化学反応場として機能する根源的なナノ領域であり、当該界面に形成される電気二重層(EDL)は系の電気化学特性を支配する。近年、既存モデルで説明できないEDL構造の電位応答ヒステリシスが確認された。ゆえに、EDL構造の精確な理解には当該ヒステリシス要因の究明が求められる。 本研究は非線形振動分光とEDLモデル解析を併用してイオン脱離の活性化エネルギーを定量化し、ヒステリシスが主に...
❏電極界面の新規in situ分光計測法によるLiイオン電池の負極SEIの挙動解明(16K21030)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岩橋 崇 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (30402423)
【キーワード】電気化学 / 電気二重層 / 電極界面 / 和周波発生振動分光 / SFG (他15件)
【概要】生活に欠かせない蓄電デバイスを扱う電気化学の分野で、電解液/電極界面は電気化学反応場となる根源的なナノ領域であり、その複雑な微視的挙動の理解は当該分野の基礎・応用に跨る基本的な要請の一つである。本研究では表面・界面敏感な振動分光である赤外-可視和周波発生振動分光(SFG)を用いて電解液/電極界面構造の直接計測手法を確立し、これをLiイオン電池系を含む様々な展開することで(1)Li塩添加によるイオン...
【工学】総合工学:ナノ構造イオン液体を含む研究件
❏ナノ秩序構造を有する液晶を活用する高機能イオン輸送材料の開発(19205017)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】液晶 / 結晶 / 自己組織化 / ナノ相分離 / イオン液体 (他10件)
【概要】液体のような流動性と結晶のような秩序構造を兼ね備えた液晶の特徴をうまく活用することにより、リチウムイオン電池の電解質としての応用が期待されるイオンを高効率で輸送する新しいナノ材料を開発した。分子の形と分子間相互作用をデザインし、有機化学合成を駆使することで、一次元から三次元のナノイオンチャンネル構造を形成する機能性液晶材料を創製した。 ...
❏イオン性液体の液晶化・配向制御による高機能イオン輸送材料の開発(17350065)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】イオン性液体 / 液晶 / 超分子 / 自己組織化 / ナノ相分離 (他11件)
【概要】高機能材料の構築において、分子の自己組織化プロセスの活用が注目を集めている。中でも、分子が動的な秩序構造を自発的に形成する液晶は、イオンや電子を異方的に輸送する場として極めて有用である。本研究では、イオン液体などのイオン性分子の液晶化と配向制御による高機能イオン輸送材料の構築を目的とした。イミダゾリウム型イオン液体のカラムナー液晶化と高分子フィルム化、スピロピラン誘導体のカラムナー液晶化により、新...
【工学】総合工学:表面・界面物性イオン液体を含む研究件
❏電極界面の新規in situ分光計測法によるLiイオン電池の負極SEIの挙動解明(16K21030)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岩橋 崇 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (30402423)
【キーワード】電気化学 / 電気二重層 / 電極界面 / 和周波発生振動分光 / SFG (他15件)
【概要】生活に欠かせない蓄電デバイスを扱う電気化学の分野で、電解液/電極界面は電気化学反応場となる根源的なナノ領域であり、その複雑な微視的挙動の理解は当該分野の基礎・応用に跨る基本的な要請の一つである。本研究では表面・界面敏感な振動分光である赤外-可視和周波発生振動分光(SFG)を用いて電解液/電極界面構造の直接計測手法を確立し、これをLiイオン電池系を含む様々な展開することで(1)Li塩添加によるイオン...
❏電解液/電極界面構造の電位応答ヒステリシスのメカニズム解明(15H06200)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2015-08-28 - 2016-03-31
【研究代表者】岩橋 崇 東京工業大学, 理工学研究科, 助教 (30402423)
【キーワード】表面・界面物性 / 電気化学 / 電気二重層 / 電子構造 / ヒステリシス (他8件)
【概要】電解液/電極界面は電気化学反応場を構築する重要なナノ領域であり、近年既存モデルで説明できないイオン吸着・脱離挙動の電位応答ヒステリシスが注目を集めている。本研究はイオン液体を電解液に用いて電気化学測定・赤外-可視和周波振動分光(IV-SFG)・光電子分光を相補的に活用し、ヒステリシス挙動とイオン-電極間相互作用の相関を解明することでヒステリシスを説明する新規概念モデル構築を目指す。27年度は下記に...
❏電気化学的界面の超強電界を用いた電子物性制御(21224009)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2009-05-11 - 2014-03-31
【研究代表者】岩佐 義宏 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20184864)
【キーワード】低温物性 / 超伝導材料・素子 / 表面・界面物性 / 電界効果トランジスタ / 自己組織化 (他12件)
【概要】電気化学的界面に発生する強電界を用いたトランジスタ(電気二重層トランジスタ)について、従来のバルクおよび薄膜材料を用いた方法に加え電子ビーム装置によるナノデバイス作製技術を完成させることによって、半導体、絶縁体、金属、トポロジカル絶縁体、モット絶縁体といった多様な物質に展開した。その結果、超伝導、強磁性、モット転移といったさまざまな電子相の電界制御に成功した。それら電界によって誘起された電子相の多...
【工学】総合工学:二酸化炭素イオン液体を含む研究件
❏新規ナノ粒子支持型イオン液体膜による各種蒸気・ガス分離プロセスの開発(15K06538)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (50151494)
【キーワード】膜分離 / 蒸気透過 / イオン液体 / CO2 / 除湿 (他9件)
【概要】本研究では液体膜によるガス・蒸気透過分離法に着目し,分離性能評価,応用開発をおこなった。液体膜成分には不揮発性のイオン液体などを使用した。この液体膜分離装置の空気中のCO2分離(CO2濃縮空気の供給),空気の除湿,空気中のVOC分離の各応用について研究開発を実施した。CO2分離については促進輸送効果を持たせるため,アミン成分をイオン液体に混合して液体膜とした。特に空気中のCO2を回収し,CO2濃縮...
❏イオン液体の液体膜による空気中の水蒸気・二酸化炭素・VOC蒸気分離法の開発(24560918)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (50151494)
【キーワード】membrane separation / ionic liquid / vapor permeation / permeability / 液体膜 (他11件)
【概要】新規素材であるイオン液体を用いてガス・蒸気分離用の液体膜を作成し,平膜形式の分離膜モジュールにより液体膜の分離性能を実験的に示した。イオン液体は揮発しないので従来にない耐久性のある液体膜を構成でき,液体膜による分離プロセスの実用化に近づける。イオン液体による液体膜モジュールにより,空気中の微量成分(水蒸気,二酸化炭素,VOC蒸気)の膜分離装置を開発た。各種イオン液体のこれら蒸気・ガス透過係数を測定...
【医歯薬学】薬学:自己組織化イオン液体を含む研究件
❏ソフトマテリアルの自律性を支配するイオン液体の役割(15H05758)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】渡邉 正義 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (60158657)
【キーワード】イオン液体 / ゲル / ソフトマテリアル / 自律性 / 自己集合 (他12件)
【概要】高分子ゲル・コロイドなどのソフトマテリアルは、その構成成分のほとんどが液体である。このことが物質内の大きな内部自由度を生み、外部刺激の微細な変化に応答して的確に機能するスマートマテリアルとしての期待も大きい。本研究では、これらソフトマテリアルの自律性は液体の構造形成性にその根源があるとの視点から、液体としてイオン液体を選択し、自律性に及ぼす液体の構造形成性・階層性の影響を明らかにすることを目的とし...
❏ラジカル/イオン含有ブロック共重合体の自己組織化と有機デバイスへの展開(23550139)
【研究テーマ】高分子化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】須賀 健雄 早稲田大学, 高等研究所, 助教 (10409659)
【キーワード】ミクロ相分離 / ブロック共重合体 / ラジカル / イオン液体 / 精密重合 (他11件)
【概要】有機ラジカルの迅速かつ安定な「電荷授受」能と、イオン液体の「電荷補償」能に着眼し、(a)精密重合によるブロック共重合体の合成、および(b)イオン液体をキャリアとした機能分子の自己集積化、の2つの手法でミクロ相分離した高分子薄膜に機能部位を精密に配置、組み込むことに成功した。特にミクロ相分離構造(モルフォロジー、配向性)、ラジカル/イオン部位の配置とメモリ特性(一回or繰り返し書込み可)との相関を明...
❏電気化学的界面の超強電界を用いた電子物性制御(21224009)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2009-05-11 - 2014-03-31
【研究代表者】岩佐 義宏 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20184864)
【キーワード】低温物性 / 超伝導材料・素子 / 表面・界面物性 / 電界効果トランジスタ / 自己組織化 (他12件)
【概要】電気化学的界面に発生する強電界を用いたトランジスタ(電気二重層トランジスタ)について、従来のバルクおよび薄膜材料を用いた方法に加え電子ビーム装置によるナノデバイス作製技術を完成させることによって、半導体、絶縁体、金属、トポロジカル絶縁体、モット絶縁体といった多様な物質に展開した。その結果、超伝導、強磁性、モット転移といったさまざまな電子相の電界制御に成功した。それら電界によって誘起された電子相の多...
【医歯薬学】薬学:分子認識イオン液体を含む研究件
❏ナノ秩序構造を有する液晶を活用する高機能イオン輸送材料の開発(19205017)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】液晶 / 結晶 / 自己組織化 / ナノ相分離 / イオン液体 (他10件)
【概要】液体のような流動性と結晶のような秩序構造を兼ね備えた液晶の特徴をうまく活用することにより、リチウムイオン電池の電解質としての応用が期待されるイオンを高効率で輸送する新しいナノ材料を開発した。分子の形と分子間相互作用をデザインし、有機化学合成を駆使することで、一次元から三次元のナノイオンチャンネル構造を形成する機能性液晶材料を創製した。 ...
❏モレキュラーインプリンティング不斉触媒の開発と分子認識機能の創出に関する研究(15206087)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】岩澤 康裕 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (40018015)
【キーワード】モレキュラーインプリンティング / 固定化金属錯体 / 形状選択性 / 不斉触媒 / 分子認識 (他17件)
【概要】本研究では、酸化物表面に固定化された新規活性構造の構築とともに、その表面におけるMolecular Imprintingを組み合わせ、固定化法による極限にまで高めた均質で高活性な表面構造の構築と、目的の形状を持つ配位子をテンプレートとするMolecular Imprinting法を融合させた新たな設計アプローチを確立した。また、これまで不均一系触媒が最も苦手としてきた不斉合成反応への展開を狙い、表...