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研究分野別サイレントキーワード
「液晶」サイレントキーワードを含む研究
【数物系科学】数学:モース流液晶を含む研究件
❏変分問題と非線形の世界・液晶解析を主題として(07354001)
【研究テーマ】解析学
【研究種目】総合研究(B)
【研究期間】1995
【研究代表者】菊地 紀夫 慶応義塾大学, 理工学部, 教授 (80090041)
【キーワード】液晶 / 超伝導 / 非線形波動 / 多変数変分問題 / 特異点解析 (他8件)
【概要】物質科学に深くかかわる多変数変分問題の一般臨界点解析することを目標にして,液晶の数理・数値解析を主題として取り上げました。特に焦点を明確にするために,代表者の提案した離散流を通してのmorse流の構成及びそれによる臨界点への接近を数理,数値の両面から試み,幾つかの成果が得られました。この方法は初期関数から始めて変分汎関数を導入し,その最小化関数を求めることを逐次行うことに特徴があり,この構成法を追...
❏変分問題と大域解析学(06640268)
【研究テーマ】解析学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994
【研究代表者】菊池 紀夫 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (80090041)
【キーワード】変分問題 / 大域解析学 / モ-ス流 / 正則性 / 調和写像 (他8件)
【概要】研究代表者を中心にして、調和写像型変分問題のモ-ス流の構成問題を扱った。構成法を構築することが当研究の目的の一つであったが、モ-ス流が線形熱型方程式系で規定される場合に、モ-ス流の構成及びその正則性について成果が得られた。ソポレフ空間上で、初期写像から始めて、変分汎関数列を帰納的に導入、それらに汎数関数の最小化写像を用いて離散モ-ス流を構成し、その極限としてモ-ス流をとらえるという方法への一つの道...
【数物系科学】数学:変分問題液晶を含む研究件
❏液晶の数理モデルに現われる変分問題の研究(09874025)
【研究テーマ】解析学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】神保 秀一 北海道大学, 大学院理学研究科, 助教授 (80201565)
【キーワード】ソレノイダルベクトル場 / スペクトル / 最小解の安定性 / 振動問題 / 連立形微分作用素 (他8件)
【概要】(1)液晶,弾性体,電磁場の現象のモデル方程式に現われる振動問題における連立形微分作用素の自己共役性を与える関数空間及び境界条件を研究した。とくにソレノイダルベクトル場の空間に適切な境界条件を与えた。 (2)(1)の振動問題のスペクトの特徴付けを研究し領域摂動を特殊な(物理的に実際的な)場合について研究した。 (3)液晶やパターン形成の変分問題における局所最小解の安定性解析を行い,特殊な場合で進展...
❏変分問題と大域解析学(06640268)
【研究テーマ】解析学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994
【研究代表者】菊池 紀夫 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (80090041)
【キーワード】変分問題 / 大域解析学 / モ-ス流 / 正則性 / 調和写像 (他8件)
【概要】研究代表者を中心にして、調和写像型変分問題のモ-ス流の構成問題を扱った。構成法を構築することが当研究の目的の一つであったが、モ-ス流が線形熱型方程式系で規定される場合に、モ-ス流の構成及びその正則性について成果が得られた。ソポレフ空間上で、初期写像から始めて、変分汎関数列を帰納的に導入、それらに汎数関数の最小化写像を用いて離散モ-ス流を構成し、その極限としてモ-ス流をとらえるという方法への一つの道...
【数物系科学】物理学:周期構造体液晶を含む研究件
❏光応答性液晶高分子微粒子を利用した新規フォトニック結晶の創製(17750175)
【研究テーマ】機能材料・デバイス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】宍戸 厚 東京工業大学, 資源化学研究所, 講師 (40334536)
【キーワード】高分子 / 微粒子 / フォトニック結晶 / 液晶 / アゾベンゼン (他11件)
【概要】光の波長程度の周期的な屈折率変化を有する周期構造体はフォトニック結晶構造とも呼ばれ,特定の光を透過・反射する特異な光学的性質を示す。この周期構造体に光応答性を付与できれば広い応用が可能になるため,微粒子の空隙や微粒子を鋳型にした逆オパール構造の隙間に色素や液晶を充填した光応答性周期構造体が報告されている。しかしながら,これらの充填系では周期的な屈折率変化が小さいため,大きな光応答性は得られていない...
❏光応答性二次元周期構造体の創製と光スイッチングデバイスへの応用(14740376)
【研究テーマ】機能・物性・材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】宍戸 厚 東京工業大学, 資源化学研究所, 助手 (40334536)
【キーワード】フォトニクス / 周期構造体 / フォトニック結晶 / 表面レリーフ / 偏光 (他12件)
【概要】近年,飛躍的に増大する情報量を高速に処理できる次世代技術として光で光を処理するフォトニクスが注目されている。フォトニクスでは,光を流す(導波),分ける(分波),合わせる(合波)切り替える(スィッチング)といったさまざまな機能を有する素子を小型かつ安価に作製し,それらを巧みに組み上げる必要がある。空間的な屈折率分布を制御することで,導波,分波,合波が,時間的に屈折率を変化すればスイッチングが可能とな...
【数物系科学】物理学:臨界現象液晶を含む研究件
❏液晶乱流が拓くマクロ非平衡系の実験統計力学(25707033)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】竹内 一将 東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (50622304)
【キーワード】統計物理学 / 非平衡・非線形物理学 / 数理物理学 / 臨界現象 / 液晶 (他10件)
【概要】本研究では、電気的に駆動した液晶の乱流状態を用いて、吸収状態転移と呼ばれる種類の相転移現象や界面成長現象における新たな普遍的物理法則の探求を行った。吸収状態転移については、符号反転対称性のもとでの臨界現象を測定するために最適な実験系を同定し、その実現に向けた諸測定を行った。界面成長現象については、(1)円から外向きに成長する界面、(2)円から内向きに成長する界面、(3)成長速度の異なる2領域中を成...
❏光制御・検出による局所分子配向緩和スペクトロスコピー(09450035)
【研究テーマ】応用物理学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】酒井 啓司 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (00215584)
【キーワード】分子配向 / 液晶 / 液晶等方相 / 配向緩和現象 / 光カー効果 (他11件)
【概要】近年、新しい機能性材料として注目を集めている液晶やゲル、生体系などいわゆる複雑流体は、その分子自体あるいは分子集合体が配向やコンフォメーション等の大きな内部自由度を有している点に特徴がある。これらの中でも、その影響がより強く端的にマクロなスケールの物性変化として現れるのは分子配向である。本研究は光を用いて分子の配向を人為的に制御し、その応答特性から分子配尚のメカニズムを調べる光制御局所分子配向緩和...
❏弾性定数から見たネマチック-スメクチック相転移の前駆現象(60540199)
【研究テーマ】固体物性
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1985 - 1986
【研究代表者】竹添 秀男 東京工大, 工学部, 助手 (10108194)
【キーワード】液晶 / ツイスト弾性定数 / 強制レーリー散乱法 / フレデリックス転移 / 前駆現象 (他7件)
【概要】液晶の弾性定数は通常液晶セルの配向方向に対し垂直方向に電場や磁場を印加し、配向の変化が起こり始める(フレデリックス転移)臨界場を測定することによって決定される。ところがツイスト弾性定数【K_(22)】に関しては、スプレー、ベンド変形に対する弾性定数【K_(11)】,【K_(33)】の測定に用いられる通常の方法が使えない。本研究の第一の目的は強制レーリー散乱法による【K_(22)】の測定システムを完...
【数物系科学】物理学:ホログラフィー液晶を含む研究件
❏光応答性二次元周期構造体の創製と光スイッチングデバイスへの応用(14740376)
【研究テーマ】機能・物性・材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】宍戸 厚 東京工業大学, 資源化学研究所, 助手 (40334536)
【キーワード】フォトニクス / 周期構造体 / フォトニック結晶 / 表面レリーフ / 偏光 (他12件)
【概要】近年,飛躍的に増大する情報量を高速に処理できる次世代技術として光で光を処理するフォトニクスが注目されている。フォトニクスでは,光を流す(導波),分ける(分波),合わせる(合波)切り替える(スィッチング)といったさまざまな機能を有する素子を小型かつ安価に作製し,それらを巧みに組み上げる必要がある。空間的な屈折率分布を制御することで,導波,分波,合波が,時間的に屈折率を変化すればスイッチングが可能とな...
❏次世代情報技術に対応する大容量・超高速アクセス液晶メモリー(13305063)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】ホログラム / 液晶 / アゾベンゼン / 光記録 / 光スイッチング (他14件)
【概要】ホログラムは光の干渉によって形成される回折格子中に光信号の強度情報と位相情報を同時に合わせもつため,画像情報の高密度多重記録・再生が可能である。これまでにホログラム記録材料として,有機色素/ポリメチルメタクリレートという原始的な有機材料や無機のフォトリフラクティブ材料が用いられているが,記録情報の書き換えや薄膜化が困難なことや,書込速度・アクセス速度の点で実用材料には到っていない。高速アクセスが可...
❏三次元分子マニピュレーションを基盤とする液晶配向技術(12555242)
【研究テーマ】工業物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】液晶 / 三次元配向変化 / 光 / ポリイミド配向膜 / アゾベンゼン (他15件)
【概要】光を照射することで低分子ネマチック液晶の配向を制御できる光応答性液晶配向膜では,従来のラビング液晶配向技術で問題となっていた屑・ダストを発生することなく,微小領域の液晶配向を選択的かつ任意に制御できることから注目を集めている。本研究では,光照射によって液晶の配向を制御する液晶デバイス用光配向膜を開発し,新規ラビングレス液晶配向制御技術を確立することを目的とした。これまでの結果から,種々のポリイミド...
【数物系科学】物理学:スケーリング則液晶を含む研究件
❏非平衡界面ゆらぎの大偏差計測に向けた重点サンプリング法の実験実装と実現(20H01826)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】竹内 一将 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (50622304)
【キーワード】非平衡界面ゆらぎ / スケーリング則 / 大偏差 / 液晶 / KPZ普遍クラス (他7件)
【概要】本研究では、稀にしか起こらない大きなゆらぎ(大偏差)の統計法則の理解を目指し、厳密解研究が進むKardar-Parisi-Zhang (KPZ) 普遍クラスの非平衡界面を対象にして、大偏差の実験計測を試みることを主たる目的とする。 本年度の主たる目的は、KPZ大偏差を調べるためのアルゴリズム開発であった。先行研究で開発された大偏差計測手法である重点サンプリング法の一種を、界面の局所高さの大偏差が計...
❏液晶乱流が拓くマクロ非平衡系の実験統計力学(25707033)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】竹内 一将 東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (50622304)
【キーワード】統計物理学 / 非平衡・非線形物理学 / 数理物理学 / 臨界現象 / 液晶 (他10件)
【概要】本研究では、電気的に駆動した液晶の乱流状態を用いて、吸収状態転移と呼ばれる種類の相転移現象や界面成長現象における新たな普遍的物理法則の探求を行った。吸収状態転移については、符号反転対称性のもとでの臨界現象を測定するために最適な実験系を同定し、その実現に向けた諸測定を行った。界面成長現象については、(1)円から外向きに成長する界面、(2)円から内向きに成長する界面、(3)成長速度の異なる2領域中を成...
【数物系科学】地球惑星科学:異方性液晶を含む研究件
❏イオン性液体の液晶化・配向制御による高機能イオン輸送材料の開発(17350065)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】イオン性液体 / 液晶 / 超分子 / 自己組織化 / ナノ相分離 (他11件)
【概要】高機能材料の構築において、分子の自己組織化プロセスの活用が注目を集めている。中でも、分子が動的な秩序構造を自発的に形成する液晶は、イオンや電子を異方的に輸送する場として極めて有用である。本研究では、イオン液体などのイオン性分子の液晶化と配向制御による高機能イオン輸送材料の構築を目的とした。イミダゾリウム型イオン液体のカラムナー液晶化と高分子フィルム化、スピロピラン誘導体のカラムナー液晶化により、新...
❏イオン性液体の組織化による異方的イオン・物質輸送材料の構築(15350077)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】イオン性液体 / 液晶 / 超分子 / 自己組織化 / ナノ相分離 (他9件)
【概要】分子の自己組織化を利用して、階層的な秩序構造を有する高機能性材料を構築していくことは、21世紀の重要な研究課題の一つである。特に、電子・イオン伝導性を有する有機材料は分子デバイス・情報材料・エネルギー材料への展開が期待されている。この中で、我々は、高イオン伝導性を示す有機溶融塩であるイオン性液体に着目した。本研究では、イオン性液体の構成部位となっているイミダゾリウム塩を液晶の自己組織化能を利用して...
❏光化学反応に基づく分子長変化により異方的に運動する高分子液晶ゲルの開発(14655355)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】フォトニクス / エラストマー / アゾベンゼン / 光屈曲 / 偏光 (他12件)
【概要】代表的なフォトクロミック色素であるアゾベンゼンは異性化により分子長を変化できる。このためアゾベンゼンの分子長変化というミクロな効果を利用して,ゲルの変形というマクロな形状変化を誘起できる可能性がある。これまでに申請者らは,高分子アゾベンゼン液晶の光駆動に関する一連の研究を行い,高分子液晶が光に対して鋭敏にかつ高速(応答時間,100ns)に応答することを明らかにした。これらの結果から,高分子アゾベン...
【数物系科学】地球惑星科学:相転移液晶を含む研究件
❏60°ベント角の屈曲分子によるバナナ液晶形成と強誘電応答ディスプレイの開発(26410086)
【研究テーマ】機能物性化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】姜 聲敏 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (00523664)
【キーワード】液晶 / 新規相構造 / 強誘電性 / ディスプレイ / 相構造 (他10件)
【概要】種々の新規バナナ型液晶分子をデザイン・合成し目的とする電場応答特性を有する液晶相を発見した。これらの応答性と約60°の屈曲角を持つ屈曲分子の配向制御との組み合わせで、面内で高速スイッチングが可能なディスプレイが期待できる。 キュービック、カラムナー、バナナ液晶相を同時に有し、バナナ相のみならずカラムナー相においても強誘電応答が見られた。さらなる分子構造の最適化を行えば、キュービック相の電場応答も期...
❏液晶乱流が拓くマクロ非平衡系の実験統計力学(25707033)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】竹内 一将 東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (50622304)
【キーワード】統計物理学 / 非平衡・非線形物理学 / 数理物理学 / 臨界現象 / 液晶 (他10件)
【概要】本研究では、電気的に駆動した液晶の乱流状態を用いて、吸収状態転移と呼ばれる種類の相転移現象や界面成長現象における新たな普遍的物理法則の探求を行った。吸収状態転移については、符号反転対称性のもとでの臨界現象を測定するために最適な実験系を同定し、その実現に向けた諸測定を行った。界面成長現象については、(1)円から外向きに成長する界面、(2)円から内向きに成長する界面、(3)成長速度の異なる2領域中を成...
❏光制御・検出による局所分子配向緩和スペクトロスコピー(09450035)
【研究テーマ】応用物理学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】酒井 啓司 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (00215584)
【キーワード】分子配向 / 液晶 / 液晶等方相 / 配向緩和現象 / 光カー効果 (他11件)
【概要】近年、新しい機能性材料として注目を集めている液晶やゲル、生体系などいわゆる複雑流体は、その分子自体あるいは分子集合体が配向やコンフォメーション等の大きな内部自由度を有している点に特徴がある。これらの中でも、その影響がより強く端的にマクロなスケールの物性変化として現れるのは分子配向である。本研究は光を用いて分子の配向を人為的に制御し、その応答特性から分子配尚のメカニズムを調べる光制御局所分子配向緩和...
【数物系科学】天文学:偏光液晶を含む研究件
❏光応答性二次元周期構造体の創製と光スイッチングデバイスへの応用(14740376)
【研究テーマ】機能・物性・材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】宍戸 厚 東京工業大学, 資源化学研究所, 助手 (40334536)
【キーワード】フォトニクス / 周期構造体 / フォトニック結晶 / 表面レリーフ / 偏光 (他12件)
【概要】近年,飛躍的に増大する情報量を高速に処理できる次世代技術として光で光を処理するフォトニクスが注目されている。フォトニクスでは,光を流す(導波),分ける(分波),合わせる(合波)切り替える(スィッチング)といったさまざまな機能を有する素子を小型かつ安価に作製し,それらを巧みに組み上げる必要がある。空間的な屈折率分布を制御することで,導波,分波,合波が,時間的に屈折率を変化すればスイッチングが可能とな...
❏光化学反応に基づく分子長変化により異方的に運動する高分子液晶ゲルの開発(14655355)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】フォトニクス / エラストマー / アゾベンゼン / 光屈曲 / 偏光 (他12件)
【概要】代表的なフォトクロミック色素であるアゾベンゼンは異性化により分子長を変化できる。このためアゾベンゼンの分子長変化というミクロな効果を利用して,ゲルの変形というマクロな形状変化を誘起できる可能性がある。これまでに申請者らは,高分子アゾベンゼン液晶の光駆動に関する一連の研究を行い,高分子液晶が光に対して鋭敏にかつ高速(応答時間,100ns)に応答することを明らかにした。これらの結果から,高分子アゾベン...
❏近接場偏光分光法の開発とナノ磁気光学への応用(13740174)
【研究テーマ】固体物性Ⅰ(光物性・半導体・誘電体)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】斎木 敏治 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (70261196)
【キーワード】近接場光学顕微鏡 / プローブ / FDTD法 / 偏光 / 磁気光学効果 (他10件)
【概要】光ファイバをテーパー化し、遮光金属膜を塗布した後、先端に微小開口を作製することにより、NSOMプローブを準備した。開口を通して反射光をできる限り効率よく集光する必要があるため、テーパー構造の設計をFDTD法計算機シミュレーションによっておこない、2〜3倍の感度向上を確認した。設計された構造を化学エッチングによって実現し、金コートの後、開口を試料への押し付け法によって作製した。 13年度の予備実験の...
【数物系科学】天文学:超伝導液晶を含む研究件
❏変分問題と非線形の世界・液晶解析を主題として(07354001)
【研究テーマ】解析学
【研究種目】総合研究(B)
【研究期間】1995
【研究代表者】菊地 紀夫 慶応義塾大学, 理工学部, 教授 (80090041)
【キーワード】液晶 / 超伝導 / 非線形波動 / 多変数変分問題 / 特異点解析 (他8件)
【概要】物質科学に深くかかわる多変数変分問題の一般臨界点解析することを目標にして,液晶の数理・数値解析を主題として取り上げました。特に焦点を明確にするために,代表者の提案した離散流を通してのmorse流の構成及びそれによる臨界点への接近を数理,数値の両面から試み,幾つかの成果が得られました。この方法は初期関数から始めて変分汎関数を導入し,その最小化関数を求めることを逐次行うことに特徴があり,この構成法を追...
❏変分問題と大域解析学(06640268)
【研究テーマ】解析学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994
【研究代表者】菊池 紀夫 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (80090041)
【キーワード】変分問題 / 大域解析学 / モ-ス流 / 正則性 / 調和写像 (他8件)
【概要】研究代表者を中心にして、調和写像型変分問題のモ-ス流の構成問題を扱った。構成法を構築することが当研究の目的の一つであったが、モ-ス流が線形熱型方程式系で規定される場合に、モ-ス流の構成及びその正則性について成果が得られた。ソポレフ空間上で、初期写像から始めて、変分汎関数列を帰納的に導入、それらに汎数関数の最小化写像を用いて離散モ-ス流を構成し、その極限としてモ-ス流をとらえるという方法への一つの道...
【化学】材料化学:偶奇効果液晶を含む研究件
❏屈曲型分子が作る液晶の新しい科学と機能(16105003)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2004 - 2008
【研究代表者】竹添 秀男 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (10108194)
【キーワード】屈曲型液晶 / 極性 / キラリティ / 非線形光学効果 / X線構造解析 (他21件)
【概要】屈曲型分子が形成するスメクチック液晶(屈曲型液晶)は屈曲型分子のパッキングによる層内分極の発生と分子が層法線からかたむくことによるキラリティの発生という観点から多くの研究者の注目を集めている. 本研究ではこれらに注目し、屈曲型液晶の科学と機能を研究し、これらの分野、特に極性、キラリティ、非線形光学、層構造解析、新規ディスプレイ応用、で多くの成果を得た. ...
❏高分子効果により発現する新規強誘電スメクチック液晶に関する研究(06651042)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994
【研究代表者】渡辺 順次 東京工業大学, 工学部, 教授 (90111666)
【キーワード】液晶 / スメクチック液晶 / 強誘電相 / 偶奇効果 / 主鎖型液晶高分子 (他6件)
【概要】二種のアルキル基曲鎖をエーテル、エーテル結合基でビフェニルメソゲン基と連結した以下の主鎖型高分子を合成し、そのサーモトロピック・スメクチック液晶特性を調べ、以下のことを明らかにした。 (1)エーテル結合で導入されたアルキル鎖の炭素数mとエステル結合で導入されたアルキル鎖の炭素数nの相方に、あまり差がない場合は、両屈曲鎖は相互に混合した単一層構造のスメクチック相を形成する。この場合、m,n共に偶数、...
【化学】材料化学:スメクチック液晶液晶を含む研究件
❏バナナ型メソゲン基の主鎖型液晶高分子-形が誘起する強誘電性とキラリティ(15350130)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】渡辺 順次 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (90111666)
【キーワード】バナナ型液晶 / 強誘電特性 / キラリティ / キラルコンフォメーション / 散逸構造 (他18件)
【概要】液晶を形成する分子は一軸異方性の棒状形態を持つ。我々はこの一般的な常識にとらわれず、分子がベント形態(バナナ形状)を持っていても、液晶を形成することを明らかにした。このバナナ形状は大いに液晶の概念を変えるとともに、構造の対称性を低下させ、従来には見られないあるいは創成が難しいとされた液晶構造を簡単に設計できるようになり、"バナナ液晶ゾーン"と呼ばれる液晶研究の新しい分野が開拓されて...
❏キュービック液晶相の分子凝集構造の解明とその制御(14550846)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】沓水 祥一 岐阜大学, 工学部, 助教授 (80214964)
【キーワード】液晶 / キュービック液晶 / スメクチック液晶 / 電場誘起相転移 / 粘弾性挙動 (他7件)
【概要】層状の1次元的な秩序相、スメクチックC(SmC)相から3次元的に等方的なキュービック(Cub)相への相転移のメカニズムおよびCub相の分子凝集構造の解明と相転移の制御を目的に検討を行った。2つの同族列、4'-n-alkoxy-3'-nitrobiphnyl-4-carboxylic acids(ANBC-n)と1,2-bis(n-alkoxybenzoyl)hydrazines(B...
❏排除体積効果に基づく棒状高分子の逐次液晶相転移に関する実験的考察(13450389)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】渡辺 順次 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (90111666)
【キーワード】液晶 / 逐次相転移 / 棒状高分子 / コレステリック液晶 / スメクチック液晶 (他12件)
【概要】生体系ではネマチック配向相(より具体的にはコレステリック相)に由来するものよりもはるかに精緻な構造を持つ組織体が存在し、より高次な秩序を持つ構造に自発的に発展するための更なる相転移の解明が必要となってきている。近年この疑問に答えるべく、単純な棒状高分子の系で、単に斥力すなわち排除体積効果だけでネマチック相からスメクチック相、さらにはカラムナー柱状相が出現し、段階的な構造発生があることが理論的に示唆...
【化学】材料化学:繊維状ウイルス液晶を含む研究件
❏繊維状ウイルスからなる液晶性分離膜の構築と特性評価(17K05987)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】澤田 敏樹 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (20581078)
【キーワード】分離膜 / 繊維状ウイルス / 液晶 / 界面重合 / 遺伝子工学 (他11件)
【概要】様々な分子を自在に分離・濃縮できる分離膜の創製を目指した。ヘキサンに溶解させた酸クロリド溶液をウイルス水溶液に重層し、界面重合によりその集合構造を固定化して不溶化させ、膜を構築した。分離特性を評価した結果、その分画分子量はファージ濃度や他の反応条件で制御することができ、自在な分離特性をもつ膜をファージから構築できた。さらに、ネオジムイオンに結合するペプチドを導入したファージを用いて膜を構築した結果...
❏繊維状ウイルスを含む液晶性ハイドロゲルの調製と薬物徐放制御(15K17906)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】澤田 敏樹 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (20581078)
【キーワード】ハイドロゲル / 繊維状ウイルス / 液晶 / 抗体 / 分子徐放 (他11件)
【概要】様々な特性をもつ薬物の徐放を制御するためのハイドロゲル構築を目指し、繊維状ウイルスを含むハイドロゲルを構築した。物理架橋する生体高分子であるゼラチンと繊維状ウイルスを混合してハイドロゲル形成させた。遺伝子工学して抗体タンパク質に結合するよう機能改変された繊維状ウイルスを用い、ハイドロゲルを調製して抗体タンパク質の放出を検討した。その結果、遺伝子工学により繊維状ウイルス表層に導入した抗体タンパク質に...
【化学】材料化学:ポリペプチド液晶を含む研究件
❏排除体積効果に基づく棒状高分子の逐次液晶相転移に関する実験的考察(13450389)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】渡辺 順次 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (90111666)
【キーワード】液晶 / 逐次相転移 / 棒状高分子 / コレステリック液晶 / スメクチック液晶 (他12件)
【概要】生体系ではネマチック配向相(より具体的にはコレステリック相)に由来するものよりもはるかに精緻な構造を持つ組織体が存在し、より高次な秩序を持つ構造に自発的に発展するための更なる相転移の解明が必要となってきている。近年この疑問に答えるべく、単純な棒状高分子の系で、単に斥力すなわち排除体積効果だけでネマチック相からスメクチック相、さらにはカラムナー柱状相が出現し、段階的な構造発生があることが理論的に示唆...
❏他核種NMRによる溶液および液晶状態におけるいくつかのポリペプチドのコンホメ-ション解析の高度化(62470091)
【研究テーマ】高分子物性・高分子材料
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1987 - 1989
【研究代表者】安藤 勲 東京工業大学, 工学部, 教授 (20016637)
【キーワード】ポリペプチド / ペプチド / 生体機能関連化合物 / コンホメ-ション / NMR (他16件)
【概要】本研究は、溶液及び液晶状態におけるポリペプチド、ペプチド及び生体機能関連モデル化合物のコンホメ-ションの解析を高精度に行う方法の確立及びその応用を行うことを目的としている。固体高分解能^<13>C及び^<15>NNMRの測定により得られた固体^<13>C及び^<15>NNMR化学シフトがポリペプチド、ペプチド及び生体関連機能関連モデル化合物の溶液又は...
【化学】材料化学:水素結合型液晶液晶を含む研究件
❏機能性高分子修飾表面による高速応答液晶デバイスの開発(07555675)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1995
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (70214377)
【キーワード】液晶 / ネマチック ディスプレイ / 水素結合 / 機能性高分子 / 電場応答 (他7件)
【概要】市販の液晶ディスプレイは,ラビングという操作を加えたポリイミド薄膜により液晶分子配向を制御する。しかしながら,このシステムは次世代ディスプレイに要求される応答速度を十分に満たしておらず,新しい液晶表示システムの開発が望まれる。本研究では,新しい液晶分子配向制御膜としてポリ-γ-ベンジル-L-グルタメート(PBLG)を選び,水素結合型液晶との組み合わせにより,応答性に優れた液晶表示システムを構築する...
❏分子間力により高次構造を制御した液晶性ポリマーアロイの構築(05855146)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1993
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (70214377)
【キーワード】液晶 / 水素結合型液晶 / 水素結合 / 高分子液晶 / ネットワーク (他7件)
【概要】本研究においては、水素結合相互作用を中心とした分子間力により分子を集合させ構造制御を行なうことにより、以下に示すような成果を得た。 1.液晶性ポリマーネットワークの構築 側鎖にスペーサーを介して安息香酸ユニットを有するポリアクリレートと、4,4'-ビピリジンや1,2-ビスピリジルエチレンなどの二官能性水素結合性分子から、カルボキシル基とピリジル基が等モルとなるようコンプレックスを作製した。...
【化学】材料化学:逐次相転移液晶を含む研究件
❏加熱延伸で誘起される逐次液晶相転移を活用したポリイミド膜の配向制御法確立(21K05195)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】石毛 亮平 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (20625264)
【キーワード】全芳香族ポリイミド / 加熱延伸 / 液晶 / 逐次相転移 / 放射光X線散乱法 (他10件)
【概要】含フッ素ポリイミドであるPMDA-TFDBの前駆体であるポリアミド酸(PAA)を定荷重下で延伸しつつ,イミド化温度まで加熱することで高配向のPMDA-TFDB配向フィルム試料が得られることを見出している.この加熱延伸過程においてin-situの広角X線散乱(WAXS)測定を実施したところ,イミド化に先駆けてPAAが配向してネマチック相(N相)が発現し,このN相がスメクチック相(Sm相)へと変化する...
❏排除体積効果に基づく棒状高分子の逐次液晶相転移に関する実験的考察(13450389)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】渡辺 順次 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (90111666)
【キーワード】液晶 / 逐次相転移 / 棒状高分子 / コレステリック液晶 / スメクチック液晶 (他12件)
【概要】生体系ではネマチック配向相(より具体的にはコレステリック相)に由来するものよりもはるかに精緻な構造を持つ組織体が存在し、より高次な秩序を持つ構造に自発的に発展するための更なる相転移の解明が必要となってきている。近年この疑問に答えるべく、単純な棒状高分子の系で、単に斥力すなわち排除体積効果だけでネマチック相からスメクチック相、さらにはカラムナー柱状相が出現し、段階的な構造発生があることが理論的に示唆...
【化学】材料化学:ブルー相液晶を含む研究件
❏ブルー相構造を有する機能性高分子材料の開発(18K05230)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】坂本 健 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (50626223)
【キーワード】液晶 / 高分子 / 自己組織化 / ブルー相 / 高分子膜 (他8件)
【概要】本研究では、キラル構造を有する液晶のなかでも特に強いらせん誘起力によって形成するブルー相と呼ばれる特異な液晶構造を有する機能性高分子の開発を目的とした。まず、安定的にネマチック液晶を形成する重合性液晶を新たに開発した。これにキラル剤を複合化した上で温度を精密に制御することによりにブルー相を発現させ、光重合することによりブルー相の構造を固定化・高分子化した。また水素結合性の超分子液晶系へと展開し、安...
❏超分子液晶のナノ構造を活用する高分子分離膜の開発(26810112)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】坂本 健 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (50626223)
【キーワード】液晶高分子 / ブルー相 / キラル液晶 / 自己集合 / 液晶 (他10件)
【概要】液晶の自己組織化ナノ構造を活用した規則構造を有する高分子材料は様々な機能性材料となることが期待される。本研究では、ブルー相構造規則構造を形成する液晶高分子および超分子液晶を開発した。新規に開発した重合性ネマチック液晶および超分子ネマチック液晶にキラル剤を添加することにより、ブルー相を発現させた。さらに重合性のブルー相について光重合を行うことにより、安定なブルー相構造を有する高分子膜を作製した。得ら...
【化学】材料化学:配向秩序液晶を含む研究件
❏加熱延伸で誘起される逐次液晶相転移を活用したポリイミド膜の配向制御法確立(21K05195)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】石毛 亮平 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (20625264)
【キーワード】全芳香族ポリイミド / 加熱延伸 / 液晶 / 逐次相転移 / 放射光X線散乱法 (他10件)
【概要】含フッ素ポリイミドであるPMDA-TFDBの前駆体であるポリアミド酸(PAA)を定荷重下で延伸しつつ,イミド化温度まで加熱することで高配向のPMDA-TFDB配向フィルム試料が得られることを見出している.この加熱延伸過程においてin-situの広角X線散乱(WAXS)測定を実施したところ,イミド化に先駆けてPAAが配向してネマチック相(N相)が発現し,このN相がスメクチック相(Sm相)へと変化する...
❏分子配向・凝集状態に着目した有機分子半導体材料の電荷輸送の物理モデルの構築と評価(17760249)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】大野 玲 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 研究員 (70397058)
【キーワード】有磯半導体 / 液晶 / 電荷輸送 / ホッピング伝導 / ポーラロン (他16件)
【概要】最終年度においては、配向性のある分子凝集体の電荷輸送について、電荷輸送材料の材料評価の確立を目指した。近年の材料合成の進歩より、0.1〜1cm^2/Vに達する高速駆動する非結晶性の有機半導体が合成されてきたが、その電子伝導機構はモデルが既知のアモルファス有機半導体とは、異なるホッピング伝導機構であることが、本研究によって明らかになってきた。アモルファス有機半導体材料では、エネルギーのディスオーダー...
【化学】材料化学:電場応答液晶を含む研究件
❏反射色の自在制御が可能な電場応答性ソフトマテリアルの開発(16K14062)
【研究テーマ】有機・ハイブリッド材料
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊藤 喜光 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (00531071)
【キーワード】コレステリック液晶 / キラルドーパント / 反射型ディスプレイ / 電子ペーパー / 構造色 (他8件)
【概要】液晶ディスプレイはバックライトを必要とすることから消費電力が高いことで知られている。一方環境光を反射することで発色する反射型ディスプレイはバックライトを必要としないことからディスプレイデバイスの省電力化に貢献すると考えられている。そのようなディスプレイデバイスに用いる材料としてコレステリック液晶が知られている。本研究では、コレステリック液晶が示す反射色を電気的に変化させることができる新しい添加剤(...
❏機能性高分子修飾表面による高速応答液晶デバイスの開発(07555675)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1995
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (70214377)
【キーワード】液晶 / ネマチック ディスプレイ / 水素結合 / 機能性高分子 / 電場応答 (他7件)
【概要】市販の液晶ディスプレイは,ラビングという操作を加えたポリイミド薄膜により液晶分子配向を制御する。しかしながら,このシステムは次世代ディスプレイに要求される応答速度を十分に満たしておらず,新しい液晶表示システムの開発が望まれる。本研究では,新しい液晶分子配向制御膜としてポリ-γ-ベンジル-L-グルタメート(PBLG)を選び,水素結合型液晶との組み合わせにより,応答性に優れた液晶表示システムを構築する...
【化学】材料化学:コレステリック液晶液晶を含む研究件
❏反射色の自在制御が可能な電場応答性ソフトマテリアルの開発(16K14062)
【研究テーマ】有機・ハイブリッド材料
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊藤 喜光 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (00531071)
【キーワード】コレステリック液晶 / キラルドーパント / 反射型ディスプレイ / 電子ペーパー / 構造色 (他8件)
【概要】液晶ディスプレイはバックライトを必要とすることから消費電力が高いことで知られている。一方環境光を反射することで発色する反射型ディスプレイはバックライトを必要としないことからディスプレイデバイスの省電力化に貢献すると考えられている。そのようなディスプレイデバイスに用いる材料としてコレステリック液晶が知られている。本研究では、コレステリック液晶が示す反射色を電気的に変化させることができる新しい添加剤(...
❏排除体積効果に基づく棒状高分子の逐次液晶相転移に関する実験的考察(13450389)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】渡辺 順次 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (90111666)
【キーワード】液晶 / 逐次相転移 / 棒状高分子 / コレステリック液晶 / スメクチック液晶 (他12件)
【概要】生体系ではネマチック配向相(より具体的にはコレステリック相)に由来するものよりもはるかに精緻な構造を持つ組織体が存在し、より高次な秩序を持つ構造に自発的に発展するための更なる相転移の解明が必要となってきている。近年この疑問に答えるべく、単純な棒状高分子の系で、単に斥力すなわち排除体積効果だけでネマチック相からスメクチック相、さらにはカラムナー柱状相が出現し、段階的な構造発生があることが理論的に示唆...
【化学】複合化学:複屈折液晶を含む研究件
❏大きな複屈折を有する液晶高分子の合成と光学材料への応用(26288058)
【研究テーマ】高分子化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小西 玄一 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (20324246)
【キーワード】高複屈折性液晶 / 液晶 / パイ電子系 / 高複屈折液晶 / 構造有機化学 (他14件)
【概要】原子屈折の高いアルキルスルファニル基をもつメソゲンの液晶性の発現に成功した。さらに液晶温度範囲の拡大を行った。分子構造の対称性を下げるにより、融点の低下と液晶相温度範囲拡大し、さらにはネマチック相も形成されやすくした。片方末端にメチルチオ基(SMe)、反対側のパラ位にイソチオシアネート(NCS)、シアノ基 (CN)を導入した2つの非対称性分子と両末端にSMeを有する対称系分子を合成し、0.7を超え...
❏巨大屈折率変化型高分子液晶を基盤とする超薄型高性能ホログラム材料の創製(16105004)
【研究テーマ】機能材料・デバイス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2004 - 2008
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】ホログラム / 高分子 / 液晶 / アゾベンゼン / 屈折率 (他8件)
【概要】高複屈折液晶高分子の大きな屈折率変化を利用することにより, 記録書き換え可能・高速応答・高回折効率・高光感度を実現する新規高性能ホログラム材料の開発を行った.さらに, 架橋を施した架橋液晶高分子においては, 分子形状変化を巨視的な運動へ増幅できることを明らかにした. ...
❏次世代情報技術に対応する大容量・超高速アクセス液晶メモリー(13305063)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】ホログラム / 液晶 / アゾベンゼン / 光記録 / 光スイッチング (他14件)
【概要】ホログラムは光の干渉によって形成される回折格子中に光信号の強度情報と位相情報を同時に合わせもつため,画像情報の高密度多重記録・再生が可能である。これまでにホログラム記録材料として,有機色素/ポリメチルメタクリレートという原始的な有機材料や無機のフォトリフラクティブ材料が用いられているが,記録情報の書き換えや薄膜化が困難なことや,書込速度・アクセス速度の点で実用材料には到っていない。高速アクセスが可...
【化学】複合化学:フィルム液晶を含む研究件
❏光重合誘起分子配向現象を基盤としたマイクロアクチュエータアレイの創製(22H02128)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】宍戸 厚 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (40334536)
【キーワード】液晶 / 分子配向 / フィルム / アクチュエータ / 光重合
【概要】
❏分子配向構造の精密設計に基づく多彩な白色偏光発光材料の創製(19K21131)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】久野 恭平 立命館大学, 生命科学部, 助教 (30822845)
【キーワード】発光 / フィルム / 分子配向 / 偏光発光 / 光学素子 (他6件)
【概要】小型かつ高機能な次世代光機能素子の発展に資する材料として,単一薄膜でありながら,光渦や円偏光といった多様な偏光モードで発光する材料の開発が盛んに行われている。分子が凝集した状態であるフィルムなどにおいて,高い発光強度を示す凝集誘起発光材料の開発は成熟しつつあるが,自在な偏光モードの実現と両立することは容易ではない。そこで,分子配向に基づく偏光モード制御に着目した。本研究では,分子構造設計により優れ...
❏光駆動型液晶高分子ホログラムの創製(22550109)
【研究テーマ】高分子化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】宍戸 厚 東京工業大学, 資源化学研究所, 准教授 (40334536)
【キーワード】機能性高分子 / 高分子 / ホログラム / 光 / 液晶 (他8件)
【概要】本課題では,光応答性分子を組み込んだ液晶高分子周期構造体を作製し,光駆動型ホログラムの創製を行った。光応答性液晶高分子の周期構造体に紫外・可視光を照射し,ナノ周期構造の可逆的な変形を誘起する新しい作動原理を用いることにより,ナノ光アクチュエーターや光スイッチを実現すると同時に,未知な点が多い高分子の微小変形現象を容易に解析する新手法を提供することを目的とした。架橋液晶高分子フィルムが屈曲するプロセ...
【化学】複合化学:スメクチック液晶を含む研究件
❏強誘電性液晶混合系における長周期構造と無閾反強誘電状態の解明(19K05247)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】石川 謙 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (10176159)
【キーワード】強誘電性液晶 / 非線形光学 / 誘電率 / フラストレーション / 液晶 (他8件)
【概要】前年に引き続き、MC452-MC881混合系液晶試料について、反強誘電相を示す混合割合のもの(S1)、無閾反強誘電層を示す混合割合のもの(S2)、強誘電性を示す混合割合のもの(S3)を調合して、電場により強誘電相に転移する前後での誘電特性の変化を1~10000 Hzの周波数範囲で測定した。 その結果、強電場印加前の基底状態においてはS1とS2は反強誘電的な誘電応答を示し、S3は強誘電的な応答を示す...
❏生体分子誘導体の動的自己組織化による刺激・環境応答性分子集合体の構築(12650864)
【研究テーマ】高分子合成
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】水素結合 / 液晶 / 葉酸 / 自己組織化 / ディスコチック相 (他11件)
【概要】生体分子の水素結合性は,分子組織体の形成において良いモデルとなる.生体分子である葉酸はビタミンの一種であり,そのアルカリ金属塩は,プテリン環部位が水中で水素結合を介してテトラマーを形成し,リオトロピック液晶性を示す.本研究では,このような葉酸の自己組織性に注目し,新規水素結合性超分子液晶の開発を行った.まず,葉酸にサーモトロピック液晶性を付与することを目的とし,グルタミン酸部位に3,4-ジアルキル...
【化学】複合化学:スメクチック相液晶を含む研究件
❏排除体積効果に基づく棒状高分子の逐次液晶相転移に関する実験的考察(13450389)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】渡辺 順次 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (90111666)
【キーワード】液晶 / 逐次相転移 / 棒状高分子 / コレステリック液晶 / スメクチック液晶 (他12件)
【概要】生体系ではネマチック配向相(より具体的にはコレステリック相)に由来するものよりもはるかに精緻な構造を持つ組織体が存在し、より高次な秩序を持つ構造に自発的に発展するための更なる相転移の解明が必要となってきている。近年この疑問に答えるべく、単純な棒状高分子の系で、単に斥力すなわち排除体積効果だけでネマチック相からスメクチック相、さらにはカラムナー柱状相が出現し、段階的な構造発生があることが理論的に示唆...
❏生体分子誘導体の動的自己組織化による刺激・環境応答性分子集合体の構築(12650864)
【研究テーマ】高分子合成
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】水素結合 / 液晶 / 葉酸 / 自己組織化 / ディスコチック相 (他11件)
【概要】生体分子の水素結合性は,分子組織体の形成において良いモデルとなる.生体分子である葉酸はビタミンの一種であり,そのアルカリ金属塩は,プテリン環部位が水中で水素結合を介してテトラマーを形成し,リオトロピック液晶性を示す.本研究では,このような葉酸の自己組織性に注目し,新規水素結合性超分子液晶の開発を行った.まず,葉酸にサーモトロピック液晶性を付与することを目的とし,グルタミン酸部位に3,4-ジアルキル...
【化学】複合化学:分子配向液晶を含む研究件
❏光重合誘起分子配向現象を基盤としたマイクロアクチュエータアレイの創製(22H02128)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】宍戸 厚 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (40334536)
【キーワード】液晶 / 分子配向 / フィルム / アクチュエータ / 光重合
【概要】
❏分子配向構造の精密設計に基づく多彩な白色偏光発光材料の創製(19K21131)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】久野 恭平 立命館大学, 生命科学部, 助教 (30822845)
【キーワード】発光 / フィルム / 分子配向 / 偏光発光 / 光学素子 (他6件)
【概要】小型かつ高機能な次世代光機能素子の発展に資する材料として,単一薄膜でありながら,光渦や円偏光といった多様な偏光モードで発光する材料の開発が盛んに行われている。分子が凝集した状態であるフィルムなどにおいて,高い発光強度を示す凝集誘起発光材料の開発は成熟しつつあるが,自在な偏光モードの実現と両立することは容易ではない。そこで,分子配向に基づく偏光モード制御に着目した。本研究では,分子構造設計により優れ...
❏超音波による液晶配向制御と高速マイクロ光デバイスへの応用(16K14204)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小山 大介 同志社大学, 理工学部, 教授 (50401518)
【キーワード】超音波 / 液晶 / レンズ / 光デバイス / 分子配向 (他9件)
【概要】本研究では超音波による液晶配向制御技術について検討した.液晶と超音波振動子を組み合わせたデバイスを作製し,超音波が液晶配向に与える影響を実験的に評価した.デバイスへの入力電気信号によって液晶配向変化を時間的・空間的に制御することに成功した.また本手法を利用した可変焦点レンズを開発した.レンズ内の液晶分子配向は入力電気信号によって制御可能であり,機械的可動部を持たない薄型の可変焦点レンズの開発に成功...
【化学】複合化学:全芳香族ポリイミド液晶を含む研究件
❏加熱延伸で誘起される逐次液晶相転移を活用したポリイミド膜の配向制御法確立(21K05195)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】石毛 亮平 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (20625264)
【キーワード】全芳香族ポリイミド / 加熱延伸 / 液晶 / 逐次相転移 / 放射光X線散乱法 (他10件)
【概要】含フッ素ポリイミドであるPMDA-TFDBの前駆体であるポリアミド酸(PAA)を定荷重下で延伸しつつ,イミド化温度まで加熱することで高配向のPMDA-TFDB配向フィルム試料が得られることを見出している.この加熱延伸過程においてin-situの広角X線散乱(WAXS)測定を実施したところ,イミド化に先駆けてPAAが配向してネマチック相(N相)が発現し,このN相がスメクチック相(Sm相)へと変化する...
❏芳香族ポリアミドのN-アルキル化によるらせん構造の形成とらせんセンスの誘起(19550202)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】川内 進 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (80204676)
【キーワード】全芳香族ポリアミド / らせん / 分子不斉 / 液晶 / 量子化学計算 (他9件)
【概要】密度汎関数法計算による研究の結果、N-アルキル芳香族体のシス体がトランス体より安定になるのは、N-アルキル化による不安定化がトランス体の方が大きくなるためであることが分かった.また、N-アルキル化芳香族ジアミド、トリアミド化合物のほとんどが、分子不斉を示す可能性が高いことが明らかとなった.高分子オリゴマーでは2つの異なるらせん構造がほぼ等エネルギーで存在する可能性が示された. ...
【化学】複合化学:機能性高分子液晶を含む研究件
❏液晶の自己組織化構造と界面相互作用を活用する高分子/無機融合材料の構築(15H02179)
【研究テーマ】高分子化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (70214377)
【キーワード】ハイブリッド材料 / 自己組織化 / バイオミネラリゼーション / 結晶成長 / コロイド粒子 (他16件)
【概要】水溶性高分子によって安定化した無機結晶のアモルファス前駆体の結晶化を、高分子基板で制御することにより、形状や配向を制御したヒドロキシアパタイトや酸化亜鉛の薄膜結晶を作製する手法を開発した。また、アモルファス無機粒子を異方的なコロイド結晶へと制御して変化させることにより、世界初となる炭酸カルシウムやヒドロキシアパタイトの液晶化にも成功した。さらに高分子ゲルと無機結晶を精密に複合化することにより、透明...
❏光駆動型液晶高分子ホログラムの創製(22550109)
【研究テーマ】高分子化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】宍戸 厚 東京工業大学, 資源化学研究所, 准教授 (40334536)
【キーワード】機能性高分子 / 高分子 / ホログラム / 光 / 液晶 (他8件)
【概要】本課題では,光応答性分子を組み込んだ液晶高分子周期構造体を作製し,光駆動型ホログラムの創製を行った。光応答性液晶高分子の周期構造体に紫外・可視光を照射し,ナノ周期構造の可逆的な変形を誘起する新しい作動原理を用いることにより,ナノ光アクチュエーターや光スイッチを実現すると同時に,未知な点が多い高分子の微小変形現象を容易に解析する新手法を提供することを目的とした。架橋液晶高分子フィルムが屈曲するプロセ...
❏機能性高分子修飾表面による高速応答液晶デバイスの開発(07555675)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1995
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (70214377)
【キーワード】液晶 / ネマチック ディスプレイ / 水素結合 / 機能性高分子 / 電場応答 (他7件)
【概要】市販の液晶ディスプレイは,ラビングという操作を加えたポリイミド薄膜により液晶分子配向を制御する。しかしながら,このシステムは次世代ディスプレイに要求される応答速度を十分に満たしておらず,新しい液晶表示システムの開発が望まれる。本研究では,新しい液晶分子配向制御膜としてポリ-γ-ベンジル-L-グルタメート(PBLG)を選び,水素結合型液晶との組み合わせにより,応答性に優れた液晶表示システムを構築する...
【化学】複合化学:液晶高分子液晶を含む研究件
❏ブルー相構造を有する機能性高分子材料の開発(18K05230)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】坂本 健 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (50626223)
【キーワード】液晶 / 高分子 / 自己組織化 / ブルー相 / 高分子膜 (他8件)
【概要】本研究では、キラル構造を有する液晶のなかでも特に強いらせん誘起力によって形成するブルー相と呼ばれる特異な液晶構造を有する機能性高分子の開発を目的とした。まず、安定的にネマチック液晶を形成する重合性液晶を新たに開発した。これにキラル剤を複合化した上で温度を精密に制御することによりにブルー相を発現させ、光重合することによりブルー相の構造を固定化・高分子化した。また水素結合性の超分子液晶系へと展開し、安...
❏液晶の自己組織化構造と界面相互作用を活用する高分子/無機融合材料の構築(15H02179)
【研究テーマ】高分子化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (70214377)
【キーワード】ハイブリッド材料 / 自己組織化 / バイオミネラリゼーション / 結晶成長 / コロイド粒子 (他16件)
【概要】水溶性高分子によって安定化した無機結晶のアモルファス前駆体の結晶化を、高分子基板で制御することにより、形状や配向を制御したヒドロキシアパタイトや酸化亜鉛の薄膜結晶を作製する手法を開発した。また、アモルファス無機粒子を異方的なコロイド結晶へと制御して変化させることにより、世界初となる炭酸カルシウムやヒドロキシアパタイトの液晶化にも成功した。さらに高分子ゲルと無機結晶を精密に複合化することにより、透明...
❏大きな複屈折を有する液晶高分子の合成と光学材料への応用(26288058)
【研究テーマ】高分子化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小西 玄一 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (20324246)
【キーワード】高複屈折性液晶 / 液晶 / パイ電子系 / 高複屈折液晶 / 構造有機化学 (他14件)
【概要】原子屈折の高いアルキルスルファニル基をもつメソゲンの液晶性の発現に成功した。さらに液晶温度範囲の拡大を行った。分子構造の対称性を下げるにより、融点の低下と液晶相温度範囲拡大し、さらにはネマチック相も形成されやすくした。片方末端にメチルチオ基(SMe)、反対側のパラ位にイソチオシアネート(NCS)、シアノ基 (CN)を導入した2つの非対称性分子と両末端にSMeを有する対称系分子を合成し、0.7を超え...
【化学】複合化学:光重合液晶を含む研究件
❏光重合誘起分子配向現象を基盤としたマイクロアクチュエータアレイの創製(22H02128)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】宍戸 厚 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (40334536)
【キーワード】液晶 / 分子配向 / フィルム / アクチュエータ / 光重合
【概要】
❏干渉光重合を利用した液晶高分子の特異的配向プロセス(18655075)
【研究テーマ】機能材料・デバイス
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】干渉光 / 光重合 / 液晶 / 配向 / フォトマスク (他6件)
【概要】最近,液晶モノマーを干渉光により重合することにより,干渉パターンに応じて複雑な分子配向が誘起されることを偶然見いだした。本研究では,この現象を解き明かし,分子配向を複雑かつ高度に制御した液晶高分子フィルムを作製する。近年開発が著しく今後益々の発展が見込まれる,液晶ディスプレイの基幹材料である位相差板・視野角増大フィルムや,DVDなどの光情報記録デバイスに用いられる光ピックアップへの展開の可能性を探...
❏光応答性二次元周期構造体の創製と光スイッチングデバイスへの応用(14740376)
【研究テーマ】機能・物性・材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】宍戸 厚 東京工業大学, 資源化学研究所, 助手 (40334536)
【キーワード】フォトニクス / 周期構造体 / フォトニック結晶 / 表面レリーフ / 偏光 (他12件)
【概要】近年,飛躍的に増大する情報量を高速に処理できる次世代技術として光で光を処理するフォトニクスが注目されている。フォトニクスでは,光を流す(導波),分ける(分波),合わせる(合波)切り替える(スィッチング)といったさまざまな機能を有する素子を小型かつ安価に作製し,それらを巧みに組み上げる必要がある。空間的な屈折率分布を制御することで,導波,分波,合波が,時間的に屈折率を変化すればスイッチングが可能とな...
【化学】複合化学:イオン性液体液晶を含む研究件
❏イオン性液体の液晶化・配向制御による高機能イオン輸送材料の開発(17350065)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】イオン性液体 / 液晶 / 超分子 / 自己組織化 / ナノ相分離 (他11件)
【概要】高機能材料の構築において、分子の自己組織化プロセスの活用が注目を集めている。中でも、分子が動的な秩序構造を自発的に形成する液晶は、イオンや電子を異方的に輸送する場として極めて有用である。本研究では、イオン液体などのイオン性分子の液晶化と配向制御による高機能イオン輸送材料の構築を目的とした。イミダゾリウム型イオン液体のカラムナー液晶化と高分子フィルム化、スピロピラン誘導体のカラムナー液晶化により、新...
❏イオン性液体の組織化による異方的イオン・物質輸送材料の構築(15350077)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】イオン性液体 / 液晶 / 超分子 / 自己組織化 / ナノ相分離 (他9件)
【概要】分子の自己組織化を利用して、階層的な秩序構造を有する高機能性材料を構築していくことは、21世紀の重要な研究課題の一つである。特に、電子・イオン伝導性を有する有機材料は分子デバイス・情報材料・エネルギー材料への展開が期待されている。この中で、我々は、高イオン伝導性を示す有機溶融塩であるイオン性液体に着目した。本研究では、イオン性液体の構成部位となっているイミダゾリウム塩を液晶の自己組織化能を利用して...
【化学】複合化学:キラリティー液晶を含む研究件
❏屈曲型分子が作る液晶の新しい科学と機能(16105003)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2004 - 2008
【研究代表者】竹添 秀男 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (10108194)
【キーワード】屈曲型液晶 / 極性 / キラリティ / 非線形光学効果 / X線構造解析 (他21件)
【概要】屈曲型分子が形成するスメクチック液晶(屈曲型液晶)は屈曲型分子のパッキングによる層内分極の発生と分子が層法線からかたむくことによるキラリティの発生という観点から多くの研究者の注目を集めている. 本研究ではこれらに注目し、屈曲型液晶の科学と機能を研究し、これらの分野、特に極性、キラリティ、非線形光学、層構造解析、新規ディスプレイ応用、で多くの成果を得た. ...
❏バナナ型メソゲン基の主鎖型液晶高分子-形が誘起する強誘電性とキラリティ(15350130)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】渡辺 順次 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (90111666)
【キーワード】バナナ型液晶 / 強誘電特性 / キラリティ / キラルコンフォメーション / 散逸構造 (他18件)
【概要】液晶を形成する分子は一軸異方性の棒状形態を持つ。我々はこの一般的な常識にとらわれず、分子がベント形態(バナナ形状)を持っていても、液晶を形成することを明らかにした。このバナナ形状は大いに液晶の概念を変えるとともに、構造の対称性を低下させ、従来には見られないあるいは創成が難しいとされた液晶構造を簡単に設計できるようになり、"バナナ液晶ゾーン"と呼ばれる液晶研究の新しい分野が開拓されて...
❏流動場における自発的な光学分割に関する研究(11874095)
【研究テーマ】機能・物性・材料
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】竹添 秀男 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (10108194)
【キーワード】光学分割 / 液晶 / キラリティ / バナナ型液晶 / 偏光赤外吸収 (他6件)
【概要】本年度はアキラルバナナ型分子における選択的キラリティの発生について主に研究を行った。 バナナ型分子はその長軸を層法線方向から傾けることによって系にキラリティを発生させる。すでにNMR測定から分子は非対称にねじれた構造をとっていることが予想されている。このことを確認するために、偏光赤外吸収スペクトルを測定した。その結果分子の主たる双極子の起源である2つのカルボニル基の吸収は分子長軸に対して垂直方向に...
【化学】複合化学:ディスプレイ液晶を含む研究件
❏屈曲型液晶を用いた高速応答強誘電ディスプレイの開発(17K05831)
【研究テーマ】機能物性化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】姜 聲敏 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (00523664)
【キーワード】液晶 / 反強誘電性 / ディスプレイ / 強誘電性
【概要】本研究年度は約45°の大きな分子チルト角を有するキラルスメクチックCA相(アンチクリニックアンチフェロエレクトリック相)の分子設計を重点的に行い、その中でも二量体液晶性化合物の開発を行った。 二量体分子はキラル性を発現させるため不斉炭素を導入する必要があり、本年度の分子設計では、メトキシー基とメチル基の2種類のキラル基を導入した。 さらに、分子両末端の柔軟鎖には様々な長さを有する分子設計を行った。...
❏60°ベント角の屈曲分子によるバナナ液晶形成と強誘電応答ディスプレイの開発(26410086)
【研究テーマ】機能物性化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】姜 聲敏 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (00523664)
【キーワード】液晶 / 新規相構造 / 強誘電性 / ディスプレイ / 相構造 (他10件)
【概要】種々の新規バナナ型液晶分子をデザイン・合成し目的とする電場応答特性を有する液晶相を発見した。これらの応答性と約60°の屈曲角を持つ屈曲分子の配向制御との組み合わせで、面内で高速スイッチングが可能なディスプレイが期待できる。 キュービック、カラムナー、バナナ液晶相を同時に有し、バナナ相のみならずカラムナー相においても強誘電応答が見られた。さらなる分子構造の最適化を行えば、キュービック相の電場応答も期...
【化学】複合化学:ゲル液晶を含む研究件
❏セルロースナノフィブリルの自己配列材料(23688020)
【研究テーマ】木質科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】齋藤 継之 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (90533993)
【キーワード】セルロース / 自己組織化 / 液晶 / エアロゲル / 透明 (他10件)
【概要】水中分散したセルロースミクロフィブリルは,自己配列して液晶性を示す。我々は、この液晶性ミクロフィブリル分散液に、希酸を滴下するという簡便な処理で、ミクロフィブリルの自己組織化配列を固定化するプロセスを確立した。その結果、濃度0.1%(水分99.9%)でも自立する超高弾性率ヒドロゲルや、透明で強靭なエアロゲルを調製することに成功した。特にエアロゲルは、極めて低い熱伝導率を示し、高性能な新規断熱材とし...
❏光化学反応に基づく分子長変化により異方的に運動する高分子液晶ゲルの開発(14655355)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】フォトニクス / エラストマー / アゾベンゼン / 光屈曲 / 偏光 (他12件)
【概要】代表的なフォトクロミック色素であるアゾベンゼンは異性化により分子長を変化できる。このためアゾベンゼンの分子長変化というミクロな効果を利用して,ゲルの変形というマクロな形状変化を誘起できる可能性がある。これまでに申請者らは,高分子アゾベンゼン液晶の光駆動に関する一連の研究を行い,高分子液晶が光に対して鋭敏にかつ高速(応答時間,100ns)に応答することを明らかにした。これらの結果から,高分子アゾベン...
【化学】複合化学:高分子液晶を含む研究件
❏発光団凝集体の秩序構造制御による高効率白色発光材料の創製(18K05265)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】堤 治 立命館大学, 生命科学部, 教授 (00313370)
【キーワード】発光 / 液晶 / 凝集誘起発光 / 金錯体 / 結晶 (他6件)
【概要】液晶の秩序と無秩序の調和をとるために,発光性高分子液晶やフルカラー発光を示すディスコチック液晶性金錯体などを合成し,発光特性と秩序度・凝集構造の相関を考察した。さらに,液晶の特徴である配向性を利用した偏光白色発光材料への展開やキラル液晶の屈折率周期構造を利用した波長可変レーザー発振材料への展開も行った。本研究では,発光性高分子液晶が固体状態で白色発光を示すこと,および,磨砕などの力学刺激により発光...
❏ブルー相構造を有する機能性高分子材料の開発(18K05230)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】坂本 健 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (50626223)
【キーワード】液晶 / 高分子 / 自己組織化 / ブルー相 / 高分子膜 (他8件)
【概要】本研究では、キラル構造を有する液晶のなかでも特に強いらせん誘起力によって形成するブルー相と呼ばれる特異な液晶構造を有する機能性高分子の開発を目的とした。まず、安定的にネマチック液晶を形成する重合性液晶を新たに開発した。これにキラル剤を複合化した上で温度を精密に制御することによりにブルー相を発現させ、光重合することによりブルー相の構造を固定化・高分子化した。また水素結合性の超分子液晶系へと展開し、安...
❏大きな複屈折を有する液晶高分子の合成と光学材料への応用(26288058)
【研究テーマ】高分子化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小西 玄一 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (20324246)
【キーワード】高複屈折性液晶 / 液晶 / パイ電子系 / 高複屈折液晶 / 構造有機化学 (他14件)
【概要】原子屈折の高いアルキルスルファニル基をもつメソゲンの液晶性の発現に成功した。さらに液晶温度範囲の拡大を行った。分子構造の対称性を下げるにより、融点の低下と液晶相温度範囲拡大し、さらにはネマチック相も形成されやすくした。片方末端にメチルチオ基(SMe)、反対側のパラ位にイソチオシアネート(NCS)、シアノ基 (CN)を導入した2つの非対称性分子と両末端にSMeを有する対称系分子を合成し、0.7を超え...
【化学】複合化学:イオン液体液晶を含む研究件
❏ナノ秩序構造を有する液晶を活用する高機能イオン輸送材料の開発(19205017)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】液晶 / 結晶 / 自己組織化 / ナノ相分離 / イオン液体 (他10件)
【概要】液体のような流動性と結晶のような秩序構造を兼ね備えた液晶の特徴をうまく活用することにより、リチウムイオン電池の電解質としての応用が期待されるイオンを高効率で輸送する新しいナノ材料を開発した。分子の形と分子間相互作用をデザインし、有機化学合成を駆使することで、一次元から三次元のナノイオンチャンネル構造を形成する機能性液晶材料を創製した。 ...
❏イオン性液体の液晶化・配向制御による高機能イオン輸送材料の開発(17350065)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】イオン性液体 / 液晶 / 超分子 / 自己組織化 / ナノ相分離 (他11件)
【概要】高機能材料の構築において、分子の自己組織化プロセスの活用が注目を集めている。中でも、分子が動的な秩序構造を自発的に形成する液晶は、イオンや電子を異方的に輸送する場として極めて有用である。本研究では、イオン液体などのイオン性分子の液晶化と配向制御による高機能イオン輸送材料の構築を目的とした。イミダゾリウム型イオン液体のカラムナー液晶化と高分子フィルム化、スピロピラン誘導体のカラムナー液晶化により、新...
【化学】複合化学:超分子化学液晶を含む研究件
❏電子機能を有する液晶/分子集合ナノファイバー複合体の構築(23245030)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70214377)
【キーワード】構造・機能材料 / 液晶 / 自己組織化 / 超分子化学 / ナノ材料 (他7件)
【概要】本研究プロジェクトでは、新しい電荷輸送性液晶物理ゲルの開発に焦点をあて、次に示す電子活性自己組織化材料を構築した:(1)スルホニル基の双極子相互作用による一次元組織化を活用した電場配向性カラムナー液晶の開発、X字分子構造を有するピレンオリゴチオフェン共役カラムナー液晶/水素結合性自己組織化ファイバーからなるホール伝導性液晶物理ゲルの創製およびメカノクロミック発光材料の構築、(3)磁性およびレドック...
❏イオン性液体の液晶化・配向制御による高機能イオン輸送材料の開発(17350065)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】イオン性液体 / 液晶 / 超分子 / 自己組織化 / ナノ相分離 (他11件)
【概要】高機能材料の構築において、分子の自己組織化プロセスの活用が注目を集めている。中でも、分子が動的な秩序構造を自発的に形成する液晶は、イオンや電子を異方的に輸送する場として極めて有用である。本研究では、イオン液体などのイオン性分子の液晶化と配向制御による高機能イオン輸送材料の構築を目的とした。イミダゾリウム型イオン液体のカラムナー液晶化と高分子フィルム化、スピロピラン誘導体のカラムナー液晶化により、新...
【化学】複合化学:発光液晶を含む研究件
❏分子配向構造の精密設計に基づく多彩な白色偏光発光材料の創製(19K21131)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】久野 恭平 立命館大学, 生命科学部, 助教 (30822845)
【キーワード】発光 / フィルム / 分子配向 / 偏光発光 / 光学素子 (他6件)
【概要】小型かつ高機能な次世代光機能素子の発展に資する材料として,単一薄膜でありながら,光渦や円偏光といった多様な偏光モードで発光する材料の開発が盛んに行われている。分子が凝集した状態であるフィルムなどにおいて,高い発光強度を示す凝集誘起発光材料の開発は成熟しつつあるが,自在な偏光モードの実現と両立することは容易ではない。そこで,分子配向に基づく偏光モード制御に着目した。本研究では,分子構造設計により優れ...
❏発光団凝集体の秩序構造制御による高効率白色発光材料の創製(18K05265)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】堤 治 立命館大学, 生命科学部, 教授 (00313370)
【キーワード】発光 / 液晶 / 凝集誘起発光 / 金錯体 / 結晶 (他6件)
【概要】液晶の秩序と無秩序の調和をとるために,発光性高分子液晶やフルカラー発光を示すディスコチック液晶性金錯体などを合成し,発光特性と秩序度・凝集構造の相関を考察した。さらに,液晶の特徴である配向性を利用した偏光白色発光材料への展開やキラル液晶の屈折率周期構造を利用した波長可変レーザー発振材料への展開も行った。本研究では,発光性高分子液晶が固体状態で白色発光を示すこと,および,磨砕などの力学刺激により発光...
【化学】複合化学:自己集合液晶を含む研究件
❏超分子液晶のナノ構造を活用する高分子分離膜の開発(26810112)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】坂本 健 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (50626223)
【キーワード】液晶高分子 / ブルー相 / キラル液晶 / 自己集合 / 液晶 (他10件)
【概要】液晶の自己組織化ナノ構造を活用した規則構造を有する高分子材料は様々な機能性材料となることが期待される。本研究では、ブルー相構造規則構造を形成する液晶高分子および超分子液晶を開発した。新規に開発した重合性ネマチック液晶および超分子ネマチック液晶にキラル剤を添加することにより、ブルー相を発現させた。さらに重合性のブルー相について光重合を行うことにより、安定なブルー相構造を有する高分子膜を作製した。得ら...
❏前例なき三次元構造形態を有するディスコティック液晶の相挙動の徹底解明(24655118)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】福島 孝典 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (70281970)
【キーワード】液晶 / キュービック相 / トリフェニレン / イミダゾリウムイオン / 自己集合
【概要】代表的なディスク状液晶メソゲンであるトリフェニレンコアに、イミダゾリウムイオンを末端に有するアルキル側鎖を導入した誘導体が、双連続キュービック相を発現するという新現象の発見に基づき、本研究では、このキュービック相の構造解明に挑戦した。シンプルな構造ながらメソゲンとしてこれまで検討例がなかったトリフェニレンヘキサカルボン酸エステルをデザインし、その類縁体の検討からモノドメイン性が高いキュービック液晶...
❏生体分子誘導体の動的自己組織化による刺激・環境応答性分子集合体の構築(12650864)
【研究テーマ】高分子合成
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】水素結合 / 液晶 / 葉酸 / 自己組織化 / ディスコチック相 (他11件)
【概要】生体分子の水素結合性は,分子組織体の形成において良いモデルとなる.生体分子である葉酸はビタミンの一種であり,そのアルカリ金属塩は,プテリン環部位が水中で水素結合を介してテトラマーを形成し,リオトロピック液晶性を示す.本研究では,このような葉酸の自己組織性に注目し,新規水素結合性超分子液晶の開発を行った.まず,葉酸にサーモトロピック液晶性を付与することを目的とし,グルタミン酸部位に3,4-ジアルキル...
【生物学】基礎生物学:液晶を含む研究件
❏光駆動型液晶高分子ホログラムの創製(22550109)
【研究テーマ】高分子化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】宍戸 厚 東京工業大学, 資源化学研究所, 准教授 (40334536)
【キーワード】機能性高分子 / 高分子 / ホログラム / 光 / 液晶 (他8件)
【概要】本課題では,光応答性分子を組み込んだ液晶高分子周期構造体を作製し,光駆動型ホログラムの創製を行った。光応答性液晶高分子の周期構造体に紫外・可視光を照射し,ナノ周期構造の可逆的な変形を誘起する新しい作動原理を用いることにより,ナノ光アクチュエーターや光スイッチを実現すると同時に,未知な点が多い高分子の微小変形現象を容易に解析する新手法を提供することを目的とした。架橋液晶高分子フィルムが屈曲するプロセ...
❏異種界面接合を基盤とする高分子光運動材料の構築(21225006)
【研究テーマ】高分子化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2009 - 2013
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】架橋液晶高分子 / 光運動 / 光 / 液晶 / 高分子
【概要】本研究課題では,液晶の分子構造,相状態,分子配向や高分子の架橋密度など種々の項目を検討し最適化するとともに,電子線架橋,光架橋,精密重合などの手法を駆使し様々な基材フィルムとの強固な異種界面接合を形成することにより,高性能光運動材料の構築を目的としている。 本年度は,高性能高分子光運動材料の構築において必要不可欠である駆動原理探求を目的として,種々の架橋液晶高分子を合成するとともに,分光法および力...
❏三次元分子マニピュレーションを基盤とする液晶配向技術(12555242)
【研究テーマ】工業物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】液晶 / 三次元配向変化 / 光 / ポリイミド配向膜 / アゾベンゼン (他15件)
【概要】光を照射することで低分子ネマチック液晶の配向を制御できる光応答性液晶配向膜では,従来のラビング液晶配向技術で問題となっていた屑・ダストを発生することなく,微小領域の液晶配向を選択的かつ任意に制御できることから注目を集めている。本研究では,光照射によって液晶の配向を制御する液晶デバイス用光配向膜を開発し,新規ラビングレス液晶配向制御技術を確立することを目的とした。これまでの結果から,種々のポリイミド...
【総合理工】応用物理学:スペクトロスコピー液晶を含む研究件
❏光制御・検出による局所分子配向緩和スペクトロスコピー(09450035)
【研究テーマ】応用物理学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】酒井 啓司 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (00215584)
【キーワード】分子配向 / 液晶 / 液晶等方相 / 配向緩和現象 / 光カー効果 (他11件)
【概要】近年、新しい機能性材料として注目を集めている液晶やゲル、生体系などいわゆる複雑流体は、その分子自体あるいは分子集合体が配向やコンフォメーション等の大きな内部自由度を有している点に特徴がある。これらの中でも、その影響がより強く端的にマクロなスケールの物性変化として現れるのは分子配向である。本研究は光を用いて分子の配向を人為的に制御し、その応答特性から分子配尚のメカニズムを調べる光制御局所分子配向緩和...
❏ナノメトリック有機分子膜の線形および非線形誘電分極率評価装置の開発(09555095)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】岩本 光正 東京工業大学, 工学部, 教授 (40143664)
【キーワード】変位電流 / SHG / 誘電現象 / 非線型誘電物性 / 有機単分子膜 (他18件)
【概要】ほぼ当初の計画を達成できたと考えている。具体的な研究成果を要約すると以下のようになる。 (1)単分子膜の線形誘電率評価システムの開発、分子膜の構造変化と線形誘電率の評価 (1)分子として生体膜関連のりん脂質分子、剛直性の分子として液晶関連のシアノビフェニール系の分子に着目し、水面上で形成される単分子膜の圧力刺激に対する変位電流を計測した。結果を踏まえて、分子膜モデル(ハードコアモデル)を用いて変位...
【総合理工】応用物理学:光カー効果液晶を含む研究件
❏分子振動励起・回転誘起の素過程を探る結合モード光散乱スペクトロスコピーの構築(14102013)
【研究テーマ】応用物理学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2002 - 2006
【研究代表者】高木 堅志郎 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (90013218)
【キーワード】分子緩和現象 / フォノンスペクトロスコピー / 高分解能光散乱 / 液晶相転移 / 並進・回転結合 (他17件)
【概要】本研究の目標は、新開発の光ビート分光振動緩和スペクトロスコピーと相関光誘起カー効果スペクトロスコピーとを柱とする独創的解析スキームを確立して、振動・回転励起の分子ダイナミクスを可視化し、解明する新しい研究分野を構築することであった。 最初の研究成果として、我々は流動場-配向結合緩和スペクトロスコピー法の開発に成功した。実験に用いた装置は自らが独自に開発・改良を行ったもので、従来は測定困難だった条件...
❏光制御・検出による局所分子配向緩和スペクトロスコピー(09450035)
【研究テーマ】応用物理学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】酒井 啓司 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (00215584)
【キーワード】分子配向 / 液晶 / 液晶等方相 / 配向緩和現象 / 光カー効果 (他11件)
【概要】近年、新しい機能性材料として注目を集めている液晶やゲル、生体系などいわゆる複雑流体は、その分子自体あるいは分子集合体が配向やコンフォメーション等の大きな内部自由度を有している点に特徴がある。これらの中でも、その影響がより強く端的にマクロなスケールの物性変化として現れるのは分子配向である。本研究は光を用いて分子の配向を人為的に制御し、その応答特性から分子配尚のメカニズムを調べる光制御局所分子配向緩和...
【総合理工】応用物理学:反強誘電性液晶を含む研究件
❏屈曲型液晶を用いた高速応答強誘電ディスプレイの開発(17K05831)
【研究テーマ】機能物性化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】姜 聲敏 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (00523664)
【キーワード】液晶 / 反強誘電性 / ディスプレイ / 強誘電性
【概要】本研究年度は約45°の大きな分子チルト角を有するキラルスメクチックCA相(アンチクリニックアンチフェロエレクトリック相)の分子設計を重点的に行い、その中でも二量体液晶性化合物の開発を行った。 二量体分子はキラル性を発現させるため不斉炭素を導入する必要があり、本年度の分子設計では、メトキシー基とメチル基の2種類のキラル基を導入した。 さらに、分子両末端の柔軟鎖には様々な長さを有する分子設計を行った。...
❏屈曲型分子が作る液晶の新しい科学と機能(16105003)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2004 - 2008
【研究代表者】竹添 秀男 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (10108194)
【キーワード】屈曲型液晶 / 極性 / キラリティ / 非線形光学効果 / X線構造解析 (他21件)
【概要】屈曲型分子が形成するスメクチック液晶(屈曲型液晶)は屈曲型分子のパッキングによる層内分極の発生と分子が層法線からかたむくことによるキラリティの発生という観点から多くの研究者の注目を集めている. 本研究ではこれらに注目し、屈曲型液晶の科学と機能を研究し、これらの分野、特に極性、キラリティ、非線形光学、層構造解析、新規ディスプレイ応用、で多くの成果を得た. ...
❏バナナ型メソゲン基の主鎖型液晶高分子-形が誘起する強誘電性とキラリティ(15350130)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】渡辺 順次 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (90111666)
【キーワード】バナナ型液晶 / 強誘電特性 / キラリティ / キラルコンフォメーション / 散逸構造 (他18件)
【概要】液晶を形成する分子は一軸異方性の棒状形態を持つ。我々はこの一般的な常識にとらわれず、分子がベント形態(バナナ形状)を持っていても、液晶を形成することを明らかにした。このバナナ形状は大いに液晶の概念を変えるとともに、構造の対称性を低下させ、従来には見られないあるいは創成が難しいとされた液晶構造を簡単に設計できるようになり、"バナナ液晶ゾーン"と呼ばれる液晶研究の新しい分野が開拓されて...
【総合理工】応用物理学:ナノ相分離液晶を含む研究件
❏ナノ秩序構造を有する液晶を活用する高機能イオン輸送材料の開発(19205017)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】液晶 / 結晶 / 自己組織化 / ナノ相分離 / イオン液体 (他10件)
【概要】液体のような流動性と結晶のような秩序構造を兼ね備えた液晶の特徴をうまく活用することにより、リチウムイオン電池の電解質としての応用が期待されるイオンを高効率で輸送する新しいナノ材料を開発した。分子の形と分子間相互作用をデザインし、有機化学合成を駆使することで、一次元から三次元のナノイオンチャンネル構造を形成する機能性液晶材料を創製した。 ...
❏イオン性液体の液晶化・配向制御による高機能イオン輸送材料の開発(17350065)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】イオン性液体 / 液晶 / 超分子 / 自己組織化 / ナノ相分離 (他11件)
【概要】高機能材料の構築において、分子の自己組織化プロセスの活用が注目を集めている。中でも、分子が動的な秩序構造を自発的に形成する液晶は、イオンや電子を異方的に輸送する場として極めて有用である。本研究では、イオン液体などのイオン性分子の液晶化と配向制御による高機能イオン輸送材料の構築を目的とした。イミダゾリウム型イオン液体のカラムナー液晶化と高分子フィルム化、スピロピラン誘導体のカラムナー液晶化により、新...
❏イオン性液体の組織化による異方的イオン・物質輸送材料の構築(15350077)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】イオン性液体 / 液晶 / 超分子 / 自己組織化 / ナノ相分離 (他9件)
【概要】分子の自己組織化を利用して、階層的な秩序構造を有する高機能性材料を構築していくことは、21世紀の重要な研究課題の一つである。特に、電子・イオン伝導性を有する有機材料は分子デバイス・情報材料・エネルギー材料への展開が期待されている。この中で、我々は、高イオン伝導性を示す有機溶融塩であるイオン性液体に着目した。本研究では、イオン性液体の構成部位となっているイミダゾリウム塩を液晶の自己組織化能を利用して...
【総合理工】応用物理学:強誘電性液晶を含む研究件
❏強誘電性液晶混合系における長周期構造と無閾反強誘電状態の解明(19K05247)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】石川 謙 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (10176159)
【キーワード】強誘電性液晶 / 非線形光学 / 誘電率 / フラストレーション / 液晶 (他8件)
【概要】前年に引き続き、MC452-MC881混合系液晶試料について、反強誘電相を示す混合割合のもの(S1)、無閾反強誘電層を示す混合割合のもの(S2)、強誘電性を示す混合割合のもの(S3)を調合して、電場により強誘電相に転移する前後での誘電特性の変化を1~10000 Hzの周波数範囲で測定した。 その結果、強電場印加前の基底状態においてはS1とS2は反強誘電的な誘電応答を示し、S3は強誘電的な応答を示す...
❏屈曲型液晶を用いた高速応答強誘電ディスプレイの開発(17K05831)
【研究テーマ】機能物性化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】姜 聲敏 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (00523664)
【キーワード】液晶 / 反強誘電性 / ディスプレイ / 強誘電性
【概要】本研究年度は約45°の大きな分子チルト角を有するキラルスメクチックCA相(アンチクリニックアンチフェロエレクトリック相)の分子設計を重点的に行い、その中でも二量体液晶性化合物の開発を行った。 二量体分子はキラル性を発現させるため不斉炭素を導入する必要があり、本年度の分子設計では、メトキシー基とメチル基の2種類のキラル基を導入した。 さらに、分子両末端の柔軟鎖には様々な長さを有する分子設計を行った。...
❏60°ベント角の屈曲分子によるバナナ液晶形成と強誘電応答ディスプレイの開発(26410086)
【研究テーマ】機能物性化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】姜 聲敏 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (00523664)
【キーワード】液晶 / 新規相構造 / 強誘電性 / ディスプレイ / 相構造 (他10件)
【概要】種々の新規バナナ型液晶分子をデザイン・合成し目的とする電場応答特性を有する液晶相を発見した。これらの応答性と約60°の屈曲角を持つ屈曲分子の配向制御との組み合わせで、面内で高速スイッチングが可能なディスプレイが期待できる。 キュービック、カラムナー、バナナ液晶相を同時に有し、バナナ相のみならずカラムナー相においても強誘電応答が見られた。さらなる分子構造の最適化を行えば、キュービック相の電場応答も期...
【総合理工】応用物理学:バナナ型液晶液晶を含む研究件
❏バナナ型メソゲン基の主鎖型液晶高分子-形が誘起する強誘電性とキラリティ(15350130)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】渡辺 順次 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (90111666)
【キーワード】バナナ型液晶 / 強誘電特性 / キラリティ / キラルコンフォメーション / 散逸構造 (他18件)
【概要】液晶を形成する分子は一軸異方性の棒状形態を持つ。我々はこの一般的な常識にとらわれず、分子がベント形態(バナナ形状)を持っていても、液晶を形成することを明らかにした。このバナナ形状は大いに液晶の概念を変えるとともに、構造の対称性を低下させ、従来には見られないあるいは創成が難しいとされた液晶構造を簡単に設計できるようになり、"バナナ液晶ゾーン"と呼ばれる液晶研究の新しい分野が開拓されて...
❏流動場における自発的な光学分割に関する研究(11874095)
【研究テーマ】機能・物性・材料
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】竹添 秀男 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (10108194)
【キーワード】光学分割 / 液晶 / キラリティ / バナナ型液晶 / 偏光赤外吸収 (他6件)
【概要】本年度はアキラルバナナ型分子における選択的キラリティの発生について主に研究を行った。 バナナ型分子はその長軸を層法線方向から傾けることによって系にキラリティを発生させる。すでにNMR測定から分子は非対称にねじれた構造をとっていることが予想されている。このことを確認するために、偏光赤外吸収スペクトルを測定した。その結果分子の主たる双極子の起源である2つのカルボニル基の吸収は分子長軸に対して垂直方向に...
【工学】機械工学:ソフトマテリアル液晶を含む研究件
❏繊維状ウイルスからなる液晶性分離膜の構築と特性評価(17K05987)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】澤田 敏樹 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (20581078)
【キーワード】分離膜 / 繊維状ウイルス / 液晶 / 界面重合 / 遺伝子工学 (他11件)
【概要】様々な分子を自在に分離・濃縮できる分離膜の創製を目指した。ヘキサンに溶解させた酸クロリド溶液をウイルス水溶液に重層し、界面重合によりその集合構造を固定化して不溶化させ、膜を構築した。分離特性を評価した結果、その分画分子量はファージ濃度や他の反応条件で制御することができ、自在な分離特性をもつ膜をファージから構築できた。さらに、ネオジムイオンに結合するペプチドを導入したファージを用いて膜を構築した結果...
❏繊維状ウイルスを含む液晶性ハイドロゲルの調製と薬物徐放制御(15K17906)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】澤田 敏樹 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (20581078)
【キーワード】ハイドロゲル / 繊維状ウイルス / 液晶 / 抗体 / 分子徐放 (他11件)
【概要】様々な特性をもつ薬物の徐放を制御するためのハイドロゲル構築を目指し、繊維状ウイルスを含むハイドロゲルを構築した。物理架橋する生体高分子であるゼラチンと繊維状ウイルスを混合してハイドロゲル形成させた。遺伝子工学して抗体タンパク質に結合するよう機能改変された繊維状ウイルスを用い、ハイドロゲルを調製して抗体タンパク質の放出を検討した。その結果、遺伝子工学により繊維状ウイルス表層に導入した抗体タンパク質に...
【工学】機械工学:音響放射力液晶を含む研究件
❏超音波による液晶配向制御と高速マイクロ光デバイスへの応用(16K14204)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小山 大介 同志社大学, 理工学部, 教授 (50401518)
【キーワード】超音波 / 液晶 / レンズ / 光デバイス / 分子配向 (他9件)
【概要】本研究では超音波による液晶配向制御技術について検討した.液晶と超音波振動子を組み合わせたデバイスを作製し,超音波が液晶配向に与える影響を実験的に評価した.デバイスへの入力電気信号によって液晶配向変化を時間的・空間的に制御することに成功した.また本手法を利用した可変焦点レンズを開発した.レンズ内の液晶分子配向は入力電気信号によって制御可能であり,機械的可動部を持たない薄型の可変焦点レンズの開発に成功...
❏水晶体型超音波式高速応答レンズの開発とマイクロ光デバイスへの応用(25420227)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小山 大介 同志社大学, 理工学部, 准教授 (50401518)
【キーワード】超音波 / 光学レンズ / 音響放射力 / 液晶 / 光デバイス (他10件)
【概要】本研究では,超音波の放射力を利用した高速応答レンズと,それを応用したマイクロ光デバイスの開発を行った.提案するレンズは,人間の眼の水晶体の様にレンズ自身の形状が変化して焦点位置を変化可能な可変焦点レンズである.高速で伝搬する超音波の放射力を利用し,従来技術である機械式と比較して1桁程度速い応答速度が期待できる. また本技術を応用したマイクロレンズアレイ,光スキャナなどのマイクロ光デバイスの開発を行...
【工学】電気電子工学:フォトクロミズム液晶を含む研究件
❏光化学反応に基づく分子長変化により異方的に運動する高分子液晶ゲルの開発(14655355)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】フォトニクス / エラストマー / アゾベンゼン / 光屈曲 / 偏光 (他12件)
【概要】代表的なフォトクロミック色素であるアゾベンゼンは異性化により分子長を変化できる。このためアゾベンゼンの分子長変化というミクロな効果を利用して,ゲルの変形というマクロな形状変化を誘起できる可能性がある。これまでに申請者らは,高分子アゾベンゼン液晶の光駆動に関する一連の研究を行い,高分子液晶が光に対して鋭敏にかつ高速(応答時間,100ns)に応答することを明らかにした。これらの結果から,高分子アゾベン...
❏次世代情報技術に対応する大容量・超高速アクセス液晶メモリー(13305063)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】ホログラム / 液晶 / アゾベンゼン / 光記録 / 光スイッチング (他14件)
【概要】ホログラムは光の干渉によって形成される回折格子中に光信号の強度情報と位相情報を同時に合わせもつため,画像情報の高密度多重記録・再生が可能である。これまでにホログラム記録材料として,有機色素/ポリメチルメタクリレートという原始的な有機材料や無機のフォトリフラクティブ材料が用いられているが,記録情報の書き換えや薄膜化が困難なことや,書込速度・アクセス速度の点で実用材料には到っていない。高速アクセスが可...
【工学】電気電子工学:光記録液晶を含む研究件
❏巨大屈折率変化型高分子液晶を基盤とする超薄型高性能ホログラム材料の創製(16105004)
【研究テーマ】機能材料・デバイス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2004 - 2008
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】ホログラム / 高分子 / 液晶 / アゾベンゼン / 屈折率 (他8件)
【概要】高複屈折液晶高分子の大きな屈折率変化を利用することにより, 記録書き換え可能・高速応答・高回折効率・高光感度を実現する新規高性能ホログラム材料の開発を行った.さらに, 架橋を施した架橋液晶高分子においては, 分子形状変化を巨視的な運動へ増幅できることを明らかにした. ...
❏次世代情報技術に対応する大容量・超高速アクセス液晶メモリー(13305063)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】ホログラム / 液晶 / アゾベンゼン / 光記録 / 光スイッチング (他14件)
【概要】ホログラムは光の干渉によって形成される回折格子中に光信号の強度情報と位相情報を同時に合わせもつため,画像情報の高密度多重記録・再生が可能である。これまでにホログラム記録材料として,有機色素/ポリメチルメタクリレートという原始的な有機材料や無機のフォトリフラクティブ材料が用いられているが,記録情報の書き換えや薄膜化が困難なことや,書込速度・アクセス速度の点で実用材料には到っていない。高速アクセスが可...
【工学】電気電子工学:フォトニクス液晶を含む研究件
❏光応答性二次元周期構造体の創製と光スイッチングデバイスへの応用(14740376)
【研究テーマ】機能・物性・材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】宍戸 厚 東京工業大学, 資源化学研究所, 助手 (40334536)
【キーワード】フォトニクス / 周期構造体 / フォトニック結晶 / 表面レリーフ / 偏光 (他12件)
【概要】近年,飛躍的に増大する情報量を高速に処理できる次世代技術として光で光を処理するフォトニクスが注目されている。フォトニクスでは,光を流す(導波),分ける(分波),合わせる(合波)切り替える(スィッチング)といったさまざまな機能を有する素子を小型かつ安価に作製し,それらを巧みに組み上げる必要がある。空間的な屈折率分布を制御することで,導波,分波,合波が,時間的に屈折率を変化すればスイッチングが可能とな...
❏光化学反応に基づく分子長変化により異方的に運動する高分子液晶ゲルの開発(14655355)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】フォトニクス / エラストマー / アゾベンゼン / 光屈曲 / 偏光 (他12件)
【概要】代表的なフォトクロミック色素であるアゾベンゼンは異性化により分子長を変化できる。このためアゾベンゼンの分子長変化というミクロな効果を利用して,ゲルの変形というマクロな形状変化を誘起できる可能性がある。これまでに申請者らは,高分子アゾベンゼン液晶の光駆動に関する一連の研究を行い,高分子液晶が光に対して鋭敏にかつ高速(応答時間,100ns)に応答することを明らかにした。これらの結果から,高分子アゾベン...
❏三次元分子マニピュレーションを基盤とする液晶配向技術(12555242)
【研究テーマ】工業物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】液晶 / 三次元配向変化 / 光 / ポリイミド配向膜 / アゾベンゼン (他15件)
【概要】光を照射することで低分子ネマチック液晶の配向を制御できる光応答性液晶配向膜では,従来のラビング液晶配向技術で問題となっていた屑・ダストを発生することなく,微小領域の液晶配向を選択的かつ任意に制御できることから注目を集めている。本研究では,光照射によって液晶の配向を制御する液晶デバイス用光配向膜を開発し,新規ラビングレス液晶配向制御技術を確立することを目的とした。これまでの結果から,種々のポリイミド...
【工学】電気電子工学:変位電流液晶を含む研究件
❏ナノメトリック有機分子膜の線形および非線形誘電分極率評価装置の開発(09555095)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】岩本 光正 東京工業大学, 工学部, 教授 (40143664)
【キーワード】変位電流 / SHG / 誘電現象 / 非線型誘電物性 / 有機単分子膜 (他18件)
【概要】ほぼ当初の計画を達成できたと考えている。具体的な研究成果を要約すると以下のようになる。 (1)単分子膜の線形誘電率評価システムの開発、分子膜の構造変化と線形誘電率の評価 (1)分子として生体膜関連のりん脂質分子、剛直性の分子として液晶関連のシアノビフェニール系の分子に着目し、水面上で形成される単分子膜の圧力刺激に対する変位電流を計測した。結果を踏まえて、分子膜モデル(ハードコアモデル)を用いて変位...
❏単分子膜の変位電流計測システムの開発と光・変位電流変換型分子膜記録素子の試作(04555067)
【研究テーマ】電子材料工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】岩本 光正 東京工業大学, 工学部, 助教授 (40143664)
【キーワード】変位電流 / ラングミュア膜 / LB / 光異性化 / 相転移 (他13件)
【概要】有機分子の持つ電子的および光学的機能を、分子レベルで引き出すことを可能にするための技術を、分子膜の極限の厚さを持つ単分子膜において実現することは、分子電子素子実現に向けた基盤技術の一つとして重要である。誘電体の分極という重要な基本概念を基礎とすれば、単分子膜に外部刺激(圧力、光、熱など)を与えた時、分子膜内で分子が動的に挙動する過程(双極子の回転など)を変位電流として検出可能とするためのシステムの...
【工学】電気電子工学:有機単分子膜液晶を含む研究件
❏ナノメトリック有機分子膜の線形および非線形誘電分極率評価装置の開発(09555095)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】岩本 光正 東京工業大学, 工学部, 教授 (40143664)
【キーワード】変位電流 / SHG / 誘電現象 / 非線型誘電物性 / 有機単分子膜 (他18件)
【概要】ほぼ当初の計画を達成できたと考えている。具体的な研究成果を要約すると以下のようになる。 (1)単分子膜の線形誘電率評価システムの開発、分子膜の構造変化と線形誘電率の評価 (1)分子として生体膜関連のりん脂質分子、剛直性の分子として液晶関連のシアノビフェニール系の分子に着目し、水面上で形成される単分子膜の圧力刺激に対する変位電流を計測した。結果を踏まえて、分子膜モデル(ハードコアモデル)を用いて変位...
❏単分子膜の変位電流計測システムの開発と光・変位電流変換型分子膜記録素子の試作(04555067)
【研究テーマ】電子材料工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】岩本 光正 東京工業大学, 工学部, 助教授 (40143664)
【キーワード】変位電流 / ラングミュア膜 / LB / 光異性化 / 相転移 (他13件)
【概要】有機分子の持つ電子的および光学的機能を、分子レベルで引き出すことを可能にするための技術を、分子膜の極限の厚さを持つ単分子膜において実現することは、分子電子素子実現に向けた基盤技術の一つとして重要である。誘電体の分極という重要な基本概念を基礎とすれば、単分子膜に外部刺激(圧力、光、熱など)を与えた時、分子膜内で分子が動的に挙動する過程(双極子の回転など)を変位電流として検出可能とするためのシステムの...
【工学】電気電子工学:強誘電性液晶液晶を含む研究件
❏強誘電性液晶混合系における長周期構造と無閾反強誘電状態の解明(19K05247)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】石川 謙 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (10176159)
【キーワード】強誘電性液晶 / 非線形光学 / 誘電率 / フラストレーション / 液晶 (他8件)
【概要】前年に引き続き、MC452-MC881混合系液晶試料について、反強誘電相を示す混合割合のもの(S1)、無閾反強誘電層を示す混合割合のもの(S2)、強誘電性を示す混合割合のもの(S3)を調合して、電場により強誘電相に転移する前後での誘電特性の変化を1~10000 Hzの周波数範囲で測定した。 その結果、強電場印加前の基底状態においてはS1とS2は反強誘電的な誘電応答を示し、S3は強誘電的な応答を示す...
❏ATRラマン分光法による強誘電性液晶の電界スイッチングの界面制御機構に関する研究(05554021)
【研究テーマ】機能・物性・材料
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993
【研究代表者】伊藤 紘一 早稲田大学, 理工学部, 教授 (40008503)
【キーワード】ATRラマン分光法 / 液晶 / 強誘電性液晶 / 電界スイッチング / 界面制御 (他6件)
【概要】ATRラマン分光法による液晶セルの電界スイッチング機構を明らかにするために以下の研究を行った。 ATRラマン測定用液晶セルの作製 高屈折率ガラス(LaSF-08,n=1.89)の円筒プリズムの底面にIn_2O_3をスパッター蒸着して導電性透明電極となし4-ヘプチル-4′-ビフェニル(6CB)の液晶セルを作製した。表面配向処理はSiOの斜方蒸着法(蒸着角度60度)により行い、電界印加時のダイレクター...
❏分子間力により高次構造を制御した液晶性ポリマーアロイの構築(05855146)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1993
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (70214377)
【キーワード】液晶 / 水素結合型液晶 / 水素結合 / 高分子液晶 / ネットワーク (他7件)
【概要】本研究においては、水素結合相互作用を中心とした分子間力により分子を集合させ構造制御を行なうことにより、以下に示すような成果を得た。 1.液晶性ポリマーネットワークの構築 側鎖にスペーサーを介して安息香酸ユニットを有するポリアクリレートと、4,4'-ビピリジンや1,2-ビスピリジルエチレンなどの二官能性水素結合性分子から、カルボキシル基とピリジル基が等モルとなるようコンプレックスを作製した。...
【工学】電気電子工学:回折格子液晶を含む研究件
❏次世代情報技術に対応する大容量・超高速アクセス液晶メモリー(13305063)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】ホログラム / 液晶 / アゾベンゼン / 光記録 / 光スイッチング (他14件)
【概要】ホログラムは光の干渉によって形成される回折格子中に光信号の強度情報と位相情報を同時に合わせもつため,画像情報の高密度多重記録・再生が可能である。これまでにホログラム記録材料として,有機色素/ポリメチルメタクリレートという原始的な有機材料や無機のフォトリフラクティブ材料が用いられているが,記録情報の書き換えや薄膜化が困難なことや,書込速度・アクセス速度の点で実用材料には到っていない。高速アクセスが可...
❏三次元分子マニピュレーションを基盤とする液晶配向技術(12555242)
【研究テーマ】工業物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】液晶 / 三次元配向変化 / 光 / ポリイミド配向膜 / アゾベンゼン (他15件)
【概要】光を照射することで低分子ネマチック液晶の配向を制御できる光応答性液晶配向膜では,従来のラビング液晶配向技術で問題となっていた屑・ダストを発生することなく,微小領域の液晶配向を選択的かつ任意に制御できることから注目を集めている。本研究では,光照射によって液晶の配向を制御する液晶デバイス用光配向膜を開発し,新規ラビングレス液晶配向制御技術を確立することを目的とした。これまでの結果から,種々のポリイミド...
【工学】電気電子工学:ホログラム液晶を含む研究件
❏光駆動型液晶高分子ホログラムの創製(22550109)
【研究テーマ】高分子化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】宍戸 厚 東京工業大学, 資源化学研究所, 准教授 (40334536)
【キーワード】機能性高分子 / 高分子 / ホログラム / 光 / 液晶 (他8件)
【概要】本課題では,光応答性分子を組み込んだ液晶高分子周期構造体を作製し,光駆動型ホログラムの創製を行った。光応答性液晶高分子の周期構造体に紫外・可視光を照射し,ナノ周期構造の可逆的な変形を誘起する新しい作動原理を用いることにより,ナノ光アクチュエーターや光スイッチを実現すると同時に,未知な点が多い高分子の微小変形現象を容易に解析する新手法を提供することを目的とした。架橋液晶高分子フィルムが屈曲するプロセ...
❏巨大屈折率変化型高分子液晶を基盤とする超薄型高性能ホログラム材料の創製(16105004)
【研究テーマ】機能材料・デバイス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2004 - 2008
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】ホログラム / 高分子 / 液晶 / アゾベンゼン / 屈折率 (他8件)
【概要】高複屈折液晶高分子の大きな屈折率変化を利用することにより, 記録書き換え可能・高速応答・高回折効率・高光感度を実現する新規高性能ホログラム材料の開発を行った.さらに, 架橋を施した架橋液晶高分子においては, 分子形状変化を巨視的な運動へ増幅できることを明らかにした. ...
❏次世代情報技術に対応する大容量・超高速アクセス液晶メモリー(13305063)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】ホログラム / 液晶 / アゾベンゼン / 光記録 / 光スイッチング (他14件)
【概要】ホログラムは光の干渉によって形成される回折格子中に光信号の強度情報と位相情報を同時に合わせもつため,画像情報の高密度多重記録・再生が可能である。これまでにホログラム記録材料として,有機色素/ポリメチルメタクリレートという原始的な有機材料や無機のフォトリフラクティブ材料が用いられているが,記録情報の書き換えや薄膜化が困難なことや,書込速度・アクセス速度の点で実用材料には到っていない。高速アクセスが可...
【工学】電気電子工学:光スイッチング液晶を含む研究件
❏光応答性二次元周期構造体の創製と光スイッチングデバイスへの応用(14740376)
【研究テーマ】機能・物性・材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】宍戸 厚 東京工業大学, 資源化学研究所, 助手 (40334536)
【キーワード】フォトニクス / 周期構造体 / フォトニック結晶 / 表面レリーフ / 偏光 (他12件)
【概要】近年,飛躍的に増大する情報量を高速に処理できる次世代技術として光で光を処理するフォトニクスが注目されている。フォトニクスでは,光を流す(導波),分ける(分波),合わせる(合波)切り替える(スィッチング)といったさまざまな機能を有する素子を小型かつ安価に作製し,それらを巧みに組み上げる必要がある。空間的な屈折率分布を制御することで,導波,分波,合波が,時間的に屈折率を変化すればスイッチングが可能とな...
❏次世代情報技術に対応する大容量・超高速アクセス液晶メモリー(13305063)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】ホログラム / 液晶 / アゾベンゼン / 光記録 / 光スイッチング (他14件)
【概要】ホログラムは光の干渉によって形成される回折格子中に光信号の強度情報と位相情報を同時に合わせもつため,画像情報の高密度多重記録・再生が可能である。これまでにホログラム記録材料として,有機色素/ポリメチルメタクリレートという原始的な有機材料や無機のフォトリフラクティブ材料が用いられているが,記録情報の書き換えや薄膜化が困難なことや,書込速度・アクセス速度の点で実用材料には到っていない。高速アクセスが可...
【工学】電気電子工学:光デバイス液晶を含む研究件
❏超音波による液晶配向制御と高速マイクロ光デバイスへの応用(16K14204)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小山 大介 同志社大学, 理工学部, 教授 (50401518)
【キーワード】超音波 / 液晶 / レンズ / 光デバイス / 分子配向 (他9件)
【概要】本研究では超音波による液晶配向制御技術について検討した.液晶と超音波振動子を組み合わせたデバイスを作製し,超音波が液晶配向に与える影響を実験的に評価した.デバイスへの入力電気信号によって液晶配向変化を時間的・空間的に制御することに成功した.また本手法を利用した可変焦点レンズを開発した.レンズ内の液晶分子配向は入力電気信号によって制御可能であり,機械的可動部を持たない薄型の可変焦点レンズの開発に成功...
❏水晶体型超音波式高速応答レンズの開発とマイクロ光デバイスへの応用(25420227)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小山 大介 同志社大学, 理工学部, 准教授 (50401518)
【キーワード】超音波 / 光学レンズ / 音響放射力 / 液晶 / 光デバイス (他10件)
【概要】本研究では,超音波の放射力を利用した高速応答レンズと,それを応用したマイクロ光デバイスの開発を行った.提案するレンズは,人間の眼の水晶体の様にレンズ自身の形状が変化して焦点位置を変化可能な可変焦点レンズである.高速で伝搬する超音波の放射力を利用し,従来技術である機械式と比較して1桁程度速い応答速度が期待できる. また本技術を応用したマイクロレンズアレイ,光スキャナなどのマイクロ光デバイスの開発を行...
❏空間閉じこめによる新規液晶構造発現と高速表示デバイスの作製(23310072)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】石川 謙 東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (10176159)
【キーワード】液晶 / 自発的ナノ構造 / 空間閉じ込め / ナノ構造液晶 / 自発的構造形成 (他11件)
【概要】液晶は流動性があり方向秩序のない液体と、周期的な構造を持つ結晶の中間に存在する両者の特徴を兼ね備えた状態である。液晶ディスプレイに用いられているネマチック液晶以外に、多くの液晶が存在し、それらの中には、ミクロン以下の周期構造を持つナノ周期構造液晶と呼べる一群が存在する。ナノ周期構造液晶はネマチック液晶とは異なる電場応答し、高性能ディスプレイへの応用が期待できるが、そのままでディスプレイを作ることが...
【工学】電気電子工学:非線形光学液晶を含む研究件
❏強誘電性液晶混合系における長周期構造と無閾反強誘電状態の解明(19K05247)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】石川 謙 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (10176159)
【キーワード】強誘電性液晶 / 非線形光学 / 誘電率 / フラストレーション / 液晶 (他8件)
【概要】前年に引き続き、MC452-MC881混合系液晶試料について、反強誘電相を示す混合割合のもの(S1)、無閾反強誘電層を示す混合割合のもの(S2)、強誘電性を示す混合割合のもの(S3)を調合して、電場により強誘電相に転移する前後での誘電特性の変化を1~10000 Hzの周波数範囲で測定した。 その結果、強電場印加前の基底状態においてはS1とS2は反強誘電的な誘電応答を示し、S3は強誘電的な応答を示す...
❏屈曲型分子が作る液晶の新しい科学と機能(16105003)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2004 - 2008
【研究代表者】竹添 秀男 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (10108194)
【キーワード】屈曲型液晶 / 極性 / キラリティ / 非線形光学効果 / X線構造解析 (他21件)
【概要】屈曲型分子が形成するスメクチック液晶(屈曲型液晶)は屈曲型分子のパッキングによる層内分極の発生と分子が層法線からかたむくことによるキラリティの発生という観点から多くの研究者の注目を集めている. 本研究ではこれらに注目し、屈曲型液晶の科学と機能を研究し、これらの分野、特に極性、キラリティ、非線形光学、層構造解析、新規ディスプレイ応用、で多くの成果を得た. ...
【工学】電気電子工学:カー効果液晶を含む研究件
❏屈曲型分子が作る液晶の新しい科学と機能(16105003)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2004 - 2008
【研究代表者】竹添 秀男 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (10108194)
【キーワード】屈曲型液晶 / 極性 / キラリティ / 非線形光学効果 / X線構造解析 (他21件)
【概要】屈曲型分子が形成するスメクチック液晶(屈曲型液晶)は屈曲型分子のパッキングによる層内分極の発生と分子が層法線からかたむくことによるキラリティの発生という観点から多くの研究者の注目を集めている. 本研究ではこれらに注目し、屈曲型液晶の科学と機能を研究し、これらの分野、特に極性、キラリティ、非線形光学、層構造解析、新規ディスプレイ応用、で多くの成果を得た. ...
❏近接場偏光分光法の開発とナノ磁気光学への応用(13740174)
【研究テーマ】固体物性Ⅰ(光物性・半導体・誘電体)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】斎木 敏治 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (70261196)
【キーワード】近接場光学顕微鏡 / プローブ / FDTD法 / 偏光 / 磁気光学効果 (他10件)
【概要】光ファイバをテーパー化し、遮光金属膜を塗布した後、先端に微小開口を作製することにより、NSOMプローブを準備した。開口を通して反射光をできる限り効率よく集光する必要があるため、テーパー構造の設計をFDTD法計算機シミュレーションによっておこない、2〜3倍の感度向上を確認した。設計された構造を化学エッチングによって実現し、金コートの後、開口を試料への押し付け法によって作製した。 13年度の予備実験の...
【工学】電気電子工学:誘電率液晶を含む研究件
❏強誘電性液晶混合系における長周期構造と無閾反強誘電状態の解明(19K05247)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】石川 謙 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (10176159)
【キーワード】強誘電性液晶 / 非線形光学 / 誘電率 / フラストレーション / 液晶 (他8件)
【概要】前年に引き続き、MC452-MC881混合系液晶試料について、反強誘電相を示す混合割合のもの(S1)、無閾反強誘電層を示す混合割合のもの(S2)、強誘電性を示す混合割合のもの(S3)を調合して、電場により強誘電相に転移する前後での誘電特性の変化を1~10000 Hzの周波数範囲で測定した。 その結果、強電場印加前の基底状態においてはS1とS2は反強誘電的な誘電応答を示し、S3は強誘電的な応答を示す...
❏ナノメトリック有機分子膜の線形および非線形誘電分極率評価装置の開発(09555095)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】岩本 光正 東京工業大学, 工学部, 教授 (40143664)
【キーワード】変位電流 / SHG / 誘電現象 / 非線型誘電物性 / 有機単分子膜 (他18件)
【概要】ほぼ当初の計画を達成できたと考えている。具体的な研究成果を要約すると以下のようになる。 (1)単分子膜の線形誘電率評価システムの開発、分子膜の構造変化と線形誘電率の評価 (1)分子として生体膜関連のりん脂質分子、剛直性の分子として液晶関連のシアノビフェニール系の分子に着目し、水面上で形成される単分子膜の圧力刺激に対する変位電流を計測した。結果を踏まえて、分子膜モデル(ハードコアモデル)を用いて変位...
【工学】土木工学:物質輸送液晶を含む研究件
❏イオン性液体の液晶化・配向制御による高機能イオン輸送材料の開発(17350065)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】イオン性液体 / 液晶 / 超分子 / 自己組織化 / ナノ相分離 (他11件)
【概要】高機能材料の構築において、分子の自己組織化プロセスの活用が注目を集めている。中でも、分子が動的な秩序構造を自発的に形成する液晶は、イオンや電子を異方的に輸送する場として極めて有用である。本研究では、イオン液体などのイオン性分子の液晶化と配向制御による高機能イオン輸送材料の構築を目的とした。イミダゾリウム型イオン液体のカラムナー液晶化と高分子フィルム化、スピロピラン誘導体のカラムナー液晶化により、新...
❏イオン性液体の組織化による異方的イオン・物質輸送材料の構築(15350077)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】イオン性液体 / 液晶 / 超分子 / 自己組織化 / ナノ相分離 (他9件)
【概要】分子の自己組織化を利用して、階層的な秩序構造を有する高機能性材料を構築していくことは、21世紀の重要な研究課題の一つである。特に、電子・イオン伝導性を有する有機材料は分子デバイス・情報材料・エネルギー材料への展開が期待されている。この中で、我々は、高イオン伝導性を示す有機溶融塩であるイオン性液体に着目した。本研究では、イオン性液体の構成部位となっているイミダゾリウム塩を液晶の自己組織化能を利用して...
【工学】土木工学:電荷輸送液晶を含む研究件
❏液晶性物質を用いたウエットプロセスによる有機多結晶薄膜トランジスタの研究(18850008)
【研究テーマ】機能材料・デバイス
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】飯野 裕明 東京工業大学, 大学院・理工研究科, 助教 (50432000)
【キーワード】液晶 / 多結晶 / 有機トランジスタ / 過渡光電流測定 / 電荷輸送 (他8件)
【概要】平成19年度は(1)加熱スピンコートによる多結晶薄膜作製の詳細な検討(2)平成18年度に検討した棒状液晶系(チオフェン系)、円盤状液晶(フタロシアニン系)の多結晶薄膜を用いた有機トランジスタの作製および評価(3)新規な液晶材料(チオフェン、ペリレン系)の多結晶薄膜の電荷輸送評価および有機トランジスタの作製および評価を行った。 (1)液晶相を示す温度における加熱スピンコートを行った際のみ、均一な薄膜...
❏分子配向・凝集状態に着目した有機分子半導体材料の電荷輸送の物理モデルの構築と評価(17760249)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】大野 玲 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 研究員 (70397058)
【キーワード】有磯半導体 / 液晶 / 電荷輸送 / ホッピング伝導 / ポーラロン (他16件)
【概要】最終年度においては、配向性のある分子凝集体の電荷輸送について、電荷輸送材料の材料評価の確立を目指した。近年の材料合成の進歩より、0.1〜1cm^2/Vに達する高速駆動する非結晶性の有機半導体が合成されてきたが、その電子伝導機構はモデルが既知のアモルファス有機半導体とは、異なるホッピング伝導機構であることが、本研究によって明らかになってきた。アモルファス有機半導体材料では、エネルギーのディスオーダー...
【工学】構造・機能材料:イオン輸送液晶を含む研究件
❏ナノ秩序構造を有する液晶を活用する高機能イオン輸送材料の開発(19205017)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】液晶 / 結晶 / 自己組織化 / ナノ相分離 / イオン液体 (他10件)
【概要】液体のような流動性と結晶のような秩序構造を兼ね備えた液晶の特徴をうまく活用することにより、リチウムイオン電池の電解質としての応用が期待されるイオンを高効率で輸送する新しいナノ材料を開発した。分子の形と分子間相互作用をデザインし、有機化学合成を駆使することで、一次元から三次元のナノイオンチャンネル構造を形成する機能性液晶材料を創製した。 ...
❏イオン性液体の液晶化・配向制御による高機能イオン輸送材料の開発(17350065)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】イオン性液体 / 液晶 / 超分子 / 自己組織化 / ナノ相分離 (他11件)
【概要】高機能材料の構築において、分子の自己組織化プロセスの活用が注目を集めている。中でも、分子が動的な秩序構造を自発的に形成する液晶は、イオンや電子を異方的に輸送する場として極めて有用である。本研究では、イオン液体などのイオン性分子の液晶化と配向制御による高機能イオン輸送材料の構築を目的とした。イミダゾリウム型イオン液体のカラムナー液晶化と高分子フィルム化、スピロピラン誘導体のカラムナー液晶化により、新...
❏イオン性液体の組織化による異方的イオン・物質輸送材料の構築(15350077)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】イオン性液体 / 液晶 / 超分子 / 自己組織化 / ナノ相分離 (他9件)
【概要】分子の自己組織化を利用して、階層的な秩序構造を有する高機能性材料を構築していくことは、21世紀の重要な研究課題の一つである。特に、電子・イオン伝導性を有する有機材料は分子デバイス・情報材料・エネルギー材料への展開が期待されている。この中で、我々は、高イオン伝導性を示す有機溶融塩であるイオン性液体に着目した。本研究では、イオン性液体の構成部位となっているイミダゾリウム塩を液晶の自己組織化能を利用して...
【工学】総合工学:レンズアレイ液晶を含む研究件
❏超音波による液晶配向制御と高速マイクロ光デバイスへの応用(16K14204)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小山 大介 同志社大学, 理工学部, 教授 (50401518)
【キーワード】超音波 / 液晶 / レンズ / 光デバイス / 分子配向 (他9件)
【概要】本研究では超音波による液晶配向制御技術について検討した.液晶と超音波振動子を組み合わせたデバイスを作製し,超音波が液晶配向に与える影響を実験的に評価した.デバイスへの入力電気信号によって液晶配向変化を時間的・空間的に制御することに成功した.また本手法を利用した可変焦点レンズを開発した.レンズ内の液晶分子配向は入力電気信号によって制御可能であり,機械的可動部を持たない薄型の可変焦点レンズの開発に成功...
❏水晶体型超音波式高速応答レンズの開発とマイクロ光デバイスへの応用(25420227)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小山 大介 同志社大学, 理工学部, 准教授 (50401518)
【キーワード】超音波 / 光学レンズ / 音響放射力 / 液晶 / 光デバイス (他10件)
【概要】本研究では,超音波の放射力を利用した高速応答レンズと,それを応用したマイクロ光デバイスの開発を行った.提案するレンズは,人間の眼の水晶体の様にレンズ自身の形状が変化して焦点位置を変化可能な可変焦点レンズである.高速で伝搬する超音波の放射力を利用し,従来技術である機械式と比較して1桁程度速い応答速度が期待できる. また本技術を応用したマイクロレンズアレイ,光スキャナなどのマイクロ光デバイスの開発を行...
【工学】総合工学:フォトニツク結晶液晶を含む研究件
❏光応答性液晶高分子微粒子を利用した新規フォトニック結晶の創製(17750175)
【研究テーマ】機能材料・デバイス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】宍戸 厚 東京工業大学, 資源化学研究所, 講師 (40334536)
【キーワード】高分子 / 微粒子 / フォトニック結晶 / 液晶 / アゾベンゼン (他11件)
【概要】光の波長程度の周期的な屈折率変化を有する周期構造体はフォトニック結晶構造とも呼ばれ,特定の光を透過・反射する特異な光学的性質を示す。この周期構造体に光応答性を付与できれば広い応用が可能になるため,微粒子の空隙や微粒子を鋳型にした逆オパール構造の隙間に色素や液晶を充填した光応答性周期構造体が報告されている。しかしながら,これらの充填系では周期的な屈折率変化が小さいため,大きな光応答性は得られていない...
❏光応答性二次元周期構造体の創製と光スイッチングデバイスへの応用(14740376)
【研究テーマ】機能・物性・材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】宍戸 厚 東京工業大学, 資源化学研究所, 助手 (40334536)
【キーワード】フォトニクス / 周期構造体 / フォトニック結晶 / 表面レリーフ / 偏光 (他12件)
【概要】近年,飛躍的に増大する情報量を高速に処理できる次世代技術として光で光を処理するフォトニクスが注目されている。フォトニクスでは,光を流す(導波),分ける(分波),合わせる(合波)切り替える(スィッチング)といったさまざまな機能を有する素子を小型かつ安価に作製し,それらを巧みに組み上げる必要がある。空間的な屈折率分布を制御することで,導波,分波,合波が,時間的に屈折率を変化すればスイッチングが可能とな...
【工学】総合工学:ナノ構造液晶を含む研究件
❏空間閉じこめによる新規液晶構造発現と高速表示デバイスの作製(23310072)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】石川 謙 東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (10176159)
【キーワード】液晶 / 自発的ナノ構造 / 空間閉じ込め / ナノ構造液晶 / 自発的構造形成 (他11件)
【概要】液晶は流動性があり方向秩序のない液体と、周期的な構造を持つ結晶の中間に存在する両者の特徴を兼ね備えた状態である。液晶ディスプレイに用いられているネマチック液晶以外に、多くの液晶が存在し、それらの中には、ミクロン以下の周期構造を持つナノ周期構造液晶と呼べる一群が存在する。ナノ周期構造液晶はネマチック液晶とは異なる電場応答し、高性能ディスプレイへの応用が期待できるが、そのままでディスプレイを作ることが...
❏ナノ秩序構造を有する液晶を活用する高機能イオン輸送材料の開発(19205017)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】液晶 / 結晶 / 自己組織化 / ナノ相分離 / イオン液体 (他10件)
【概要】液体のような流動性と結晶のような秩序構造を兼ね備えた液晶の特徴をうまく活用することにより、リチウムイオン電池の電解質としての応用が期待されるイオンを高効率で輸送する新しいナノ材料を開発した。分子の形と分子間相互作用をデザインし、有機化学合成を駆使することで、一次元から三次元のナノイオンチャンネル構造を形成する機能性液晶材料を創製した。 ...
❏イオン性液体の液晶化・配向制御による高機能イオン輸送材料の開発(17350065)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】イオン性液体 / 液晶 / 超分子 / 自己組織化 / ナノ相分離 (他11件)
【概要】高機能材料の構築において、分子の自己組織化プロセスの活用が注目を集めている。中でも、分子が動的な秩序構造を自発的に形成する液晶は、イオンや電子を異方的に輸送する場として極めて有用である。本研究では、イオン液体などのイオン性分子の液晶化と配向制御による高機能イオン輸送材料の構築を目的とした。イミダゾリウム型イオン液体のカラムナー液晶化と高分子フィルム化、スピロピラン誘導体のカラムナー液晶化により、新...
【工学】総合工学:溶融塩液晶を含む研究件
❏複雑液体における協力現象-ミクロからメゾへの系統的アプローチ-(06352036)
【研究テーマ】物性一般(含基礎論)
【研究種目】総合研究(B)
【研究期間】1994
【研究代表者】米沢 富美子 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (10027344)
【キーワード】複雑液体 / 高分子 / 液体金属 / 溶融塩 / 液晶 (他8件)
【概要】平成7年度に発足する重点領域研究「複雑液体における協力現象--ミクロからメゾへの系統的アプローチ--(複雑液体の物理)」を円滑に開始するために、平成6年夏に実施グループメンバーを中心として研究会を行い、平成7年1月には全体研究会を行った。複雑液体として対象とする、構成要素である分子の形状が複雑な液体、超臨界点で粒子密度に大きなゆらぎがある液体、異方的相互作用をもつ液体、粒子密度が高い液体などの、液...
❏液体の熱伝導率の光学的非定常測定法の研究(59460092)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1984 - 1986
【研究代表者】長島 昭 慶応大, 理工学部, 教授 (80051514)
【キーワード】温度伝導率 / 熱伝導率 / 強制レイリー散乱法 / 非接触測定法 / 液晶 (他6件)
【概要】本研究で得られた成果の概要を各年度ごとにまとめると以下のようになる。 〔昭和59年度〕 1.強制レイリー散乱法による液体の温度伝導率測定装置を製作し、その機能と測定原理の確認を行なった。 2.各種の測定誤差要因(試料層厚さ,容器壁厚さ,染料濃度)の実験的検討を、従来のデータの良くそろっているトルエンを用いて行なった。 〔昭和60年度〕 1.測定装置の精度の向上および適用範囲の拡大を目指して次のよう...
【工学】総合工学:界面液晶を含む研究件
❏非平衡界面ゆらぎの大偏差計測に向けた重点サンプリング法の実験実装と実現(20H01826)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】竹内 一将 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (50622304)
【キーワード】非平衡界面ゆらぎ / スケーリング則 / 大偏差 / 液晶 / KPZ普遍クラス (他7件)
【概要】本研究では、稀にしか起こらない大きなゆらぎ(大偏差)の統計法則の理解を目指し、厳密解研究が進むKardar-Parisi-Zhang (KPZ) 普遍クラスの非平衡界面を対象にして、大偏差の実験計測を試みることを主たる目的とする。 本年度の主たる目的は、KPZ大偏差を調べるためのアルゴリズム開発であった。先行研究で開発された大偏差計測手法である重点サンプリング法の一種を、界面の局所高さの大偏差が計...
❏全反射矯制レーリー散乱装置の試作と液晶基板界面近傍での分子拡散の研究(04555013)
【研究テーマ】物理計測・光学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1992 - 1993
【研究代表者】竹添 秀男 東京工業大学, 工学部, 教授 (10108194)
【キーワード】全反射 / 強制レーリー散乱 / 界面 / 液晶 / 拡散 (他9件)
【概要】(A) SmC,SmCA相における拡散過程 1)透過FRS法により反強誘電性液晶の拡散挙動を測定した。SmC-SmCA移転点において層内、層間方向ともに拡散定数は不連続に減少し、分子が一層ごとに逆向きに傾く反強誘電的分子配列と、傾く方向が同じ強誘電的分子配列との違いが、拡散過程に反映されることを確認した。 2)SmC相への相転移においては層内、層間ともに拡散定数が不連続に増加した。このことから相転...
【工学】総合工学:高分子材料液晶を含む研究件
❏ブルー相構造を有する機能性高分子材料の開発(18K05230)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】坂本 健 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (50626223)
【キーワード】液晶 / 高分子 / 自己組織化 / ブルー相 / 高分子膜 (他8件)
【概要】本研究では、キラル構造を有する液晶のなかでも特に強いらせん誘起力によって形成するブルー相と呼ばれる特異な液晶構造を有する機能性高分子の開発を目的とした。まず、安定的にネマチック液晶を形成する重合性液晶を新たに開発した。これにキラル剤を複合化した上で温度を精密に制御することによりにブルー相を発現させ、光重合することによりブルー相の構造を固定化・高分子化した。また水素結合性の超分子液晶系へと展開し、安...
❏シングルドメインソフトマターが拓く新構造と物性に関する研究(17H01034)
【研究テーマ】ナノ構造化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】福島 孝典 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (70281970)
【キーワード】分子自己集合 / シングルドメイン / ソフトマター / 液晶 / 高分子材料 (他10件)
【概要】分子凝縮相に関する既存概念では説明できない性質を示す構造、相挙動、および分子集団運動を示す、複数の新たなソフトマターを発見した。特に、加熱溶融して冷却するだけで、液滴のような形状でありながら単結晶様構造を形成し、見かけ上三次元構造規則性を保持したまま流動するキラル分子集合体を見いだし、さらに分子のキラリティーと集団運動の相関に関する新知見も得た。分子自己集合場の開発においては、音波浮遊装置を開発し...
❏超分子液晶のナノ構造を活用する高分子分離膜の開発(26810112)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】坂本 健 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (50626223)
【キーワード】液晶高分子 / ブルー相 / キラル液晶 / 自己集合 / 液晶 (他10件)
【概要】液晶の自己組織化ナノ構造を活用した規則構造を有する高分子材料は様々な機能性材料となることが期待される。本研究では、ブルー相構造規則構造を形成する液晶高分子および超分子液晶を開発した。新規に開発した重合性ネマチック液晶および超分子ネマチック液晶にキラル剤を添加することにより、ブルー相を発現させた。さらに重合性のブルー相について光重合を行うことにより、安定なブルー相構造を有する高分子膜を作製した。得ら...
【工学】総合工学:屈折率液晶を含む研究件
❏大きな複屈折を有する液晶高分子の合成と光学材料への応用(26288058)
【研究テーマ】高分子化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小西 玄一 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (20324246)
【キーワード】高複屈折性液晶 / 液晶 / パイ電子系 / 高複屈折液晶 / 構造有機化学 (他14件)
【概要】原子屈折の高いアルキルスルファニル基をもつメソゲンの液晶性の発現に成功した。さらに液晶温度範囲の拡大を行った。分子構造の対称性を下げるにより、融点の低下と液晶相温度範囲拡大し、さらにはネマチック相も形成されやすくした。片方末端にメチルチオ基(SMe)、反対側のパラ位にイソチオシアネート(NCS)、シアノ基 (CN)を導入した2つの非対称性分子と両末端にSMeを有する対称系分子を合成し、0.7を超え...
❏光応答性液晶高分子微粒子を利用した新規フォトニック結晶の創製(17750175)
【研究テーマ】機能材料・デバイス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】宍戸 厚 東京工業大学, 資源化学研究所, 講師 (40334536)
【キーワード】高分子 / 微粒子 / フォトニック結晶 / 液晶 / アゾベンゼン (他11件)
【概要】光の波長程度の周期的な屈折率変化を有する周期構造体はフォトニック結晶構造とも呼ばれ,特定の光を透過・反射する特異な光学的性質を示す。この周期構造体に光応答性を付与できれば広い応用が可能になるため,微粒子の空隙や微粒子を鋳型にした逆オパール構造の隙間に色素や液晶を充填した光応答性周期構造体が報告されている。しかしながら,これらの充填系では周期的な屈折率変化が小さいため,大きな光応答性は得られていない...
❏巨大屈折率変化型高分子液晶を基盤とする超薄型高性能ホログラム材料の創製(16105004)
【研究テーマ】機能材料・デバイス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2004 - 2008
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】ホログラム / 高分子 / 液晶 / アゾベンゼン / 屈折率 (他8件)
【概要】高複屈折液晶高分子の大きな屈折率変化を利用することにより, 記録書き換え可能・高速応答・高回折効率・高光感度を実現する新規高性能ホログラム材料の開発を行った.さらに, 架橋を施した架橋液晶高分子においては, 分子形状変化を巨視的な運動へ増幅できることを明らかにした. ...
【工学】総合工学:結晶液晶を含む研究件
❏発光団凝集体の秩序構造制御による高効率白色発光材料の創製(18K05265)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】堤 治 立命館大学, 生命科学部, 教授 (00313370)
【キーワード】発光 / 液晶 / 凝集誘起発光 / 金錯体 / 結晶 (他6件)
【概要】液晶の秩序と無秩序の調和をとるために,発光性高分子液晶やフルカラー発光を示すディスコチック液晶性金錯体などを合成し,発光特性と秩序度・凝集構造の相関を考察した。さらに,液晶の特徴である配向性を利用した偏光白色発光材料への展開やキラル液晶の屈折率周期構造を利用した波長可変レーザー発振材料への展開も行った。本研究では,発光性高分子液晶が固体状態で白色発光を示すこと,および,磨砕などの力学刺激により発光...
❏ナノ秩序構造を有する液晶を活用する高機能イオン輸送材料の開発(19205017)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】液晶 / 結晶 / 自己組織化 / ナノ相分離 / イオン液体 (他10件)
【概要】液体のような流動性と結晶のような秩序構造を兼ね備えた液晶の特徴をうまく活用することにより、リチウムイオン電池の電解質としての応用が期待されるイオンを高効率で輸送する新しいナノ材料を開発した。分子の形と分子間相互作用をデザインし、有機化学合成を駆使することで、一次元から三次元のナノイオンチャンネル構造を形成する機能性液晶材料を創製した。 ...
【工学】総合工学:超音波液晶を含む研究件
❏超音波による液晶配向制御と高速マイクロ光デバイスへの応用(16K14204)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小山 大介 同志社大学, 理工学部, 教授 (50401518)
【キーワード】超音波 / 液晶 / レンズ / 光デバイス / 分子配向 (他9件)
【概要】本研究では超音波による液晶配向制御技術について検討した.液晶と超音波振動子を組み合わせたデバイスを作製し,超音波が液晶配向に与える影響を実験的に評価した.デバイスへの入力電気信号によって液晶配向変化を時間的・空間的に制御することに成功した.また本手法を利用した可変焦点レンズを開発した.レンズ内の液晶分子配向は入力電気信号によって制御可能であり,機械的可動部を持たない薄型の可変焦点レンズの開発に成功...
❏水晶体型超音波式高速応答レンズの開発とマイクロ光デバイスへの応用(25420227)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小山 大介 同志社大学, 理工学部, 准教授 (50401518)
【キーワード】超音波 / 光学レンズ / 音響放射力 / 液晶 / 光デバイス (他10件)
【概要】本研究では,超音波の放射力を利用した高速応答レンズと,それを応用したマイクロ光デバイスの開発を行った.提案するレンズは,人間の眼の水晶体の様にレンズ自身の形状が変化して焦点位置を変化可能な可変焦点レンズである.高速で伝搬する超音波の放射力を利用し,従来技術である機械式と比較して1桁程度速い応答速度が期待できる. また本技術を応用したマイクロレンズアレイ,光スキャナなどのマイクロ光デバイスの開発を行...
【工学】総合工学:複合材料液晶を含む研究件
❏液晶の自己組織化構造と界面相互作用を活用する高分子/無機融合材料の構築(15H02179)
【研究テーマ】高分子化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (70214377)
【キーワード】ハイブリッド材料 / 自己組織化 / バイオミネラリゼーション / 結晶成長 / コロイド粒子 (他16件)
【概要】水溶性高分子によって安定化した無機結晶のアモルファス前駆体の結晶化を、高分子基板で制御することにより、形状や配向を制御したヒドロキシアパタイトや酸化亜鉛の薄膜結晶を作製する手法を開発した。また、アモルファス無機粒子を異方的なコロイド結晶へと制御して変化させることにより、世界初となる炭酸カルシウムやヒドロキシアパタイトの液晶化にも成功した。さらに高分子ゲルと無機結晶を精密に複合化することにより、透明...
❏超分子液晶のナノ構造を活用する高分子分離膜の開発(26810112)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】坂本 健 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (50626223)
【キーワード】液晶高分子 / ブルー相 / キラル液晶 / 自己集合 / 液晶 (他10件)
【概要】液晶の自己組織化ナノ構造を活用した規則構造を有する高分子材料は様々な機能性材料となることが期待される。本研究では、ブルー相構造規則構造を形成する液晶高分子および超分子液晶を開発した。新規に開発した重合性ネマチック液晶および超分子ネマチック液晶にキラル剤を添加することにより、ブルー相を発現させた。さらに重合性のブルー相について光重合を行うことにより、安定なブルー相構造を有する高分子膜を作製した。得ら...
【総合生物】生体分子化学:X線構造解析液晶を含む研究件
❏シングルドメインソフトマターが拓く新構造と物性に関する研究(17H01034)
【研究テーマ】ナノ構造化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】福島 孝典 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (70281970)
【キーワード】分子自己集合 / シングルドメイン / ソフトマター / 液晶 / 高分子材料 (他10件)
【概要】分子凝縮相に関する既存概念では説明できない性質を示す構造、相挙動、および分子集団運動を示す、複数の新たなソフトマターを発見した。特に、加熱溶融して冷却するだけで、液滴のような形状でありながら単結晶様構造を形成し、見かけ上三次元構造規則性を保持したまま流動するキラル分子集合体を見いだし、さらに分子のキラリティーと集団運動の相関に関する新知見も得た。分子自己集合場の開発においては、音波浮遊装置を開発し...
❏屈曲型分子が作る液晶の新しい科学と機能(16105003)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2004 - 2008
【研究代表者】竹添 秀男 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (10108194)
【キーワード】屈曲型液晶 / 極性 / キラリティ / 非線形光学効果 / X線構造解析 (他21件)
【概要】屈曲型分子が形成するスメクチック液晶(屈曲型液晶)は屈曲型分子のパッキングによる層内分極の発生と分子が層法線からかたむくことによるキラリティの発生という観点から多くの研究者の注目を集めている. 本研究ではこれらに注目し、屈曲型液晶の科学と機能を研究し、これらの分野、特に極性、キラリティ、非線形光学、層構造解析、新規ディスプレイ応用、で多くの成果を得た. ...
【農学】森林圏科学:セルロース液晶を含む研究件
❏セルロースナノフィブリルの自己配列材料(23688020)
【研究テーマ】木質科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】齋藤 継之 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (90533993)
【キーワード】セルロース / 自己組織化 / 液晶 / エアロゲル / 透明 (他10件)
【概要】水中分散したセルロースミクロフィブリルは,自己配列して液晶性を示す。我々は、この液晶性ミクロフィブリル分散液に、希酸を滴下するという簡便な処理で、ミクロフィブリルの自己組織化配列を固定化するプロセスを確立した。その結果、濃度0.1%(水分99.9%)でも自立する超高弾性率ヒドロゲルや、透明で強靭なエアロゲルを調製することに成功した。特にエアロゲルは、極めて低い熱伝導率を示し、高性能な新規断熱材とし...
❏新規熱可塑性セルロースエステル誘導体類の調製(15658052)
【研究テーマ】林産科学・木質工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】磯貝 明 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (40191879)
【キーワード】セルロース / エステル / 誘導体 / ケテンダイマー / ベータケトエステル (他12件)
【概要】微結晶セルロース粉末(重合度250)を塩化リチウム/1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノンに溶解させ、溶解均一状態を維持しながら種々のアルキルケテンダイマーあるいはアルケニルケテンダイマーを塩基触媒としてセルロースに反応させ、得られたセルロース誘導体の化学構造、収率、溶液物性、熱的性質、固体構造解析等を進めた。その結果、以下の結果が得られた。 (1)常温で液体状態であるオレイン酸ケテンダイマーを反...
【医歯薬学】内科系臨床医学:遺伝子工学液晶を含む研究件
❏繊維状ウイルスからなる液晶性分離膜の構築と特性評価(17K05987)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】澤田 敏樹 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (20581078)
【キーワード】分離膜 / 繊維状ウイルス / 液晶 / 界面重合 / 遺伝子工学 (他11件)
【概要】様々な分子を自在に分離・濃縮できる分離膜の創製を目指した。ヘキサンに溶解させた酸クロリド溶液をウイルス水溶液に重層し、界面重合によりその集合構造を固定化して不溶化させ、膜を構築した。分離特性を評価した結果、その分画分子量はファージ濃度や他の反応条件で制御することができ、自在な分離特性をもつ膜をファージから構築できた。さらに、ネオジムイオンに結合するペプチドを導入したファージを用いて膜を構築した結果...
❏繊維状ウイルスを含む液晶性ハイドロゲルの調製と薬物徐放制御(15K17906)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】澤田 敏樹 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (20581078)
【キーワード】ハイドロゲル / 繊維状ウイルス / 液晶 / 抗体 / 分子徐放 (他11件)
【概要】様々な特性をもつ薬物の徐放を制御するためのハイドロゲル構築を目指し、繊維状ウイルスを含むハイドロゲルを構築した。物理架橋する生体高分子であるゼラチンと繊維状ウイルスを混合してハイドロゲル形成させた。遺伝子工学して抗体タンパク質に結合するよう機能改変された繊維状ウイルスを用い、ハイドロゲルを調製して抗体タンパク質の放出を検討した。その結果、遺伝子工学により繊維状ウイルス表層に導入した抗体タンパク質に...
【医歯薬学】外科系臨床医学:超分子液晶を含む研究件
❏ブルー相構造を有する機能性高分子材料の開発(18K05230)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】坂本 健 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (50626223)
【キーワード】液晶 / 高分子 / 自己組織化 / ブルー相 / 高分子膜 (他8件)
【概要】本研究では、キラル構造を有する液晶のなかでも特に強いらせん誘起力によって形成するブルー相と呼ばれる特異な液晶構造を有する機能性高分子の開発を目的とした。まず、安定的にネマチック液晶を形成する重合性液晶を新たに開発した。これにキラル剤を複合化した上で温度を精密に制御することによりにブルー相を発現させ、光重合することによりブルー相の構造を固定化・高分子化した。また水素結合性の超分子液晶系へと展開し、安...
❏イオン性液体の液晶化・配向制御による高機能イオン輸送材料の開発(17350065)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】イオン性液体 / 液晶 / 超分子 / 自己組織化 / ナノ相分離 (他11件)
【概要】高機能材料の構築において、分子の自己組織化プロセスの活用が注目を集めている。中でも、分子が動的な秩序構造を自発的に形成する液晶は、イオンや電子を異方的に輸送する場として極めて有用である。本研究では、イオン液体などのイオン性分子の液晶化と配向制御による高機能イオン輸送材料の構築を目的とした。イミダゾリウム型イオン液体のカラムナー液晶化と高分子フィルム化、スピロピラン誘導体のカラムナー液晶化により、新...
❏イオン性液体の組織化による異方的イオン・物質輸送材料の構築(15350077)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】イオン性液体 / 液晶 / 超分子 / 自己組織化 / ナノ相分離 (他9件)
【概要】分子の自己組織化を利用して、階層的な秩序構造を有する高機能性材料を構築していくことは、21世紀の重要な研究課題の一つである。特に、電子・イオン伝導性を有する有機材料は分子デバイス・情報材料・エネルギー材料への展開が期待されている。この中で、我々は、高イオン伝導性を示す有機溶融塩であるイオン性液体に着目した。本研究では、イオン性液体の構成部位となっているイミダゾリウム塩を液晶の自己組織化能を利用して...
【医歯薬学】薬学:アゾベンゼン液晶を含む研究件
❏光駆動型液晶高分子ホログラムの創製(22550109)
【研究テーマ】高分子化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】宍戸 厚 東京工業大学, 資源化学研究所, 准教授 (40334536)
【キーワード】機能性高分子 / 高分子 / ホログラム / 光 / 液晶 (他8件)
【概要】本課題では,光応答性分子を組み込んだ液晶高分子周期構造体を作製し,光駆動型ホログラムの創製を行った。光応答性液晶高分子の周期構造体に紫外・可視光を照射し,ナノ周期構造の可逆的な変形を誘起する新しい作動原理を用いることにより,ナノ光アクチュエーターや光スイッチを実現すると同時に,未知な点が多い高分子の微小変形現象を容易に解析する新手法を提供することを目的とした。架橋液晶高分子フィルムが屈曲するプロセ...
❏光応答性液晶高分子微粒子を利用した新規フォトニック結晶の創製(17750175)
【研究テーマ】機能材料・デバイス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】宍戸 厚 東京工業大学, 資源化学研究所, 講師 (40334536)
【キーワード】高分子 / 微粒子 / フォトニック結晶 / 液晶 / アゾベンゼン (他11件)
【概要】光の波長程度の周期的な屈折率変化を有する周期構造体はフォトニック結晶構造とも呼ばれ,特定の光を透過・反射する特異な光学的性質を示す。この周期構造体に光応答性を付与できれば広い応用が可能になるため,微粒子の空隙や微粒子を鋳型にした逆オパール構造の隙間に色素や液晶を充填した光応答性周期構造体が報告されている。しかしながら,これらの充填系では周期的な屈折率変化が小さいため,大きな光応答性は得られていない...
❏巨大屈折率変化型高分子液晶を基盤とする超薄型高性能ホログラム材料の創製(16105004)
【研究テーマ】機能材料・デバイス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2004 - 2008
【研究代表者】池田 富樹 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (40143656)
【キーワード】ホログラム / 高分子 / 液晶 / アゾベンゼン / 屈折率 (他8件)
【概要】高複屈折液晶高分子の大きな屈折率変化を利用することにより, 記録書き換え可能・高速応答・高回折効率・高光感度を実現する新規高性能ホログラム材料の開発を行った.さらに, 架橋を施した架橋液晶高分子においては, 分子形状変化を巨視的な運動へ増幅できることを明らかにした. ...
【医歯薬学】薬学:自己組織化液晶を含む研究件
❏ブルー相構造を有する機能性高分子材料の開発(18K05230)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】坂本 健 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (50626223)
【キーワード】液晶 / 高分子 / 自己組織化 / ブルー相 / 高分子膜 (他8件)
【概要】本研究では、キラル構造を有する液晶のなかでも特に強いらせん誘起力によって形成するブルー相と呼ばれる特異な液晶構造を有する機能性高分子の開発を目的とした。まず、安定的にネマチック液晶を形成する重合性液晶を新たに開発した。これにキラル剤を複合化した上で温度を精密に制御することによりにブルー相を発現させ、光重合することによりブルー相の構造を固定化・高分子化した。また水素結合性の超分子液晶系へと展開し、安...
❏シングルドメインソフトマターが拓く新構造と物性に関する研究(17H01034)
【研究テーマ】ナノ構造化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】福島 孝典 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (70281970)
【キーワード】分子自己集合 / シングルドメイン / ソフトマター / 液晶 / 高分子材料 (他10件)
【概要】分子凝縮相に関する既存概念では説明できない性質を示す構造、相挙動、および分子集団運動を示す、複数の新たなソフトマターを発見した。特に、加熱溶融して冷却するだけで、液滴のような形状でありながら単結晶様構造を形成し、見かけ上三次元構造規則性を保持したまま流動するキラル分子集合体を見いだし、さらに分子のキラリティーと集団運動の相関に関する新知見も得た。分子自己集合場の開発においては、音波浮遊装置を開発し...
❏液晶の自己組織化構造と界面相互作用を活用する高分子/無機融合材料の構築(15H02179)
【研究テーマ】高分子化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (70214377)
【キーワード】ハイブリッド材料 / 自己組織化 / バイオミネラリゼーション / 結晶成長 / コロイド粒子 (他16件)
【概要】水溶性高分子によって安定化した無機結晶のアモルファス前駆体の結晶化を、高分子基板で制御することにより、形状や配向を制御したヒドロキシアパタイトや酸化亜鉛の薄膜結晶を作製する手法を開発した。また、アモルファス無機粒子を異方的なコロイド結晶へと制御して変化させることにより、世界初となる炭酸カルシウムやヒドロキシアパタイトの液晶化にも成功した。さらに高分子ゲルと無機結晶を精密に複合化することにより、透明...
【医歯薬学】薬学:生体高分子液晶を含む研究件
❏繊維状ウイルスからなる液晶性分離膜の構築と特性評価(17K05987)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】澤田 敏樹 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (20581078)
【キーワード】分離膜 / 繊維状ウイルス / 液晶 / 界面重合 / 遺伝子工学 (他11件)
【概要】様々な分子を自在に分離・濃縮できる分離膜の創製を目指した。ヘキサンに溶解させた酸クロリド溶液をウイルス水溶液に重層し、界面重合によりその集合構造を固定化して不溶化させ、膜を構築した。分離特性を評価した結果、その分画分子量はファージ濃度や他の反応条件で制御することができ、自在な分離特性をもつ膜をファージから構築できた。さらに、ネオジムイオンに結合するペプチドを導入したファージを用いて膜を構築した結果...
❏繊維状ウイルスを含む液晶性ハイドロゲルの調製と薬物徐放制御(15K17906)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】澤田 敏樹 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (20581078)
【キーワード】ハイドロゲル / 繊維状ウイルス / 液晶 / 抗体 / 分子徐放 (他11件)
【概要】様々な特性をもつ薬物の徐放を制御するためのハイドロゲル構築を目指し、繊維状ウイルスを含むハイドロゲルを構築した。物理架橋する生体高分子であるゼラチンと繊維状ウイルスを混合してハイドロゲル形成させた。遺伝子工学して抗体タンパク質に結合するよう機能改変された繊維状ウイルスを用い、ハイドロゲルを調製して抗体タンパク質の放出を検討した。その結果、遺伝子工学により繊維状ウイルス表層に導入した抗体タンパク質に...
【医歯薬学】薬学:分子認識液晶を含む研究件
❏繊維状ウイルスを含む液晶性ハイドロゲルの調製と薬物徐放制御(15K17906)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】澤田 敏樹 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (20581078)
【キーワード】ハイドロゲル / 繊維状ウイルス / 液晶 / 抗体 / 分子徐放 (他11件)
【概要】様々な特性をもつ薬物の徐放を制御するためのハイドロゲル構築を目指し、繊維状ウイルスを含むハイドロゲルを構築した。物理架橋する生体高分子であるゼラチンと繊維状ウイルスを混合してハイドロゲル形成させた。遺伝子工学して抗体タンパク質に結合するよう機能改変された繊維状ウイルスを用い、ハイドロゲルを調製して抗体タンパク質の放出を検討した。その結果、遺伝子工学により繊維状ウイルス表層に導入した抗体タンパク質に...
❏ナノ秩序構造を有する液晶を活用する高機能イオン輸送材料の開発(19205017)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】液晶 / 結晶 / 自己組織化 / ナノ相分離 / イオン液体 (他10件)
【概要】液体のような流動性と結晶のような秩序構造を兼ね備えた液晶の特徴をうまく活用することにより、リチウムイオン電池の電解質としての応用が期待されるイオンを高効率で輸送する新しいナノ材料を開発した。分子の形と分子間相互作用をデザインし、有機化学合成を駆使することで、一次元から三次元のナノイオンチャンネル構造を形成する機能性液晶材料を創製した。 ...
【医歯薬学】薬学:水素結合液晶を含む研究件
❏生体分子誘導体の動的自己組織化による刺激・環境応答性分子集合体の構築(12650864)
【研究テーマ】高分子合成
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
【キーワード】水素結合 / 液晶 / 葉酸 / 自己組織化 / ディスコチック相 (他11件)
【概要】生体分子の水素結合性は,分子組織体の形成において良いモデルとなる.生体分子である葉酸はビタミンの一種であり,そのアルカリ金属塩は,プテリン環部位が水中で水素結合を介してテトラマーを形成し,リオトロピック液晶性を示す.本研究では,このような葉酸の自己組織性に注目し,新規水素結合性超分子液晶の開発を行った.まず,葉酸にサーモトロピック液晶性を付与することを目的とし,グルタミン酸部位に3,4-ジアルキル...
❏光機能性基を有する環状両親媒性化合物による固体表面膜の形成(08740539)
【研究テーマ】機能・物性・材料
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】林 ゆう子 東京工業大学, 資源化学研究所, 教務職員 (30218599)
【キーワード】カリックス[4]レゾレシンアレン / 環状両親媒性化合物 / 吸着単分子膜 / 水素結合 / ケイ皮酸アミド (他8件)
【概要】カリックス[4]レゾレシンアレン(CRA)誘導体は、分子の片側に親水基を8つ、他方に疎水基を4つ有して両親媒性を示すため、その溶液中に石英基板を浸漬するだけで、親水基側を基板に向けて強固に吸着することがわかっている。この吸着は、石英基板のシラノール基とCRAの親水基との水素結合を介したものであり、CRAが吸着した基板をアルコールに浸すと、水素結合を切断されて一部のCRAは脱着する。本研究では、アル...
❏機能性高分子修飾表面による高速応答液晶デバイスの開発(07555675)
【研究テーマ】高分子構造物性(含繊維)
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1995
【研究代表者】加藤 隆史 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (70214377)
【キーワード】液晶 / ネマチック ディスプレイ / 水素結合 / 機能性高分子 / 電場応答 (他7件)
【概要】市販の液晶ディスプレイは,ラビングという操作を加えたポリイミド薄膜により液晶分子配向を制御する。しかしながら,このシステムは次世代ディスプレイに要求される応答速度を十分に満たしておらず,新しい液晶表示システムの開発が望まれる。本研究では,新しい液晶分子配向制御膜としてポリ-γ-ベンジル-L-グルタメート(PBLG)を選び,水素結合型液晶との組み合わせにより,応答性に優れた液晶表示システムを構築する...
【医歯薬学】薬学:バイオテクノロジー液晶を含む研究件
❏繊維状ウイルスからなる液晶性分離膜の構築と特性評価(17K05987)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】澤田 敏樹 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (20581078)
【キーワード】分離膜 / 繊維状ウイルス / 液晶 / 界面重合 / 遺伝子工学 (他11件)
【概要】様々な分子を自在に分離・濃縮できる分離膜の創製を目指した。ヘキサンに溶解させた酸クロリド溶液をウイルス水溶液に重層し、界面重合によりその集合構造を固定化して不溶化させ、膜を構築した。分離特性を評価した結果、その分画分子量はファージ濃度や他の反応条件で制御することができ、自在な分離特性をもつ膜をファージから構築できた。さらに、ネオジムイオンに結合するペプチドを導入したファージを用いて膜を構築した結果...
❏繊維状ウイルスを含む液晶性ハイドロゲルの調製と薬物徐放制御(15K17906)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】澤田 敏樹 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (20581078)
【キーワード】ハイドロゲル / 繊維状ウイルス / 液晶 / 抗体 / 分子徐放 (他11件)
【概要】様々な特性をもつ薬物の徐放を制御するためのハイドロゲル構築を目指し、繊維状ウイルスを含むハイドロゲルを構築した。物理架橋する生体高分子であるゼラチンと繊維状ウイルスを混合してハイドロゲル形成させた。遺伝子工学して抗体タンパク質に結合するよう機能改変された繊維状ウイルスを用い、ハイドロゲルを調製して抗体タンパク質の放出を検討した。その結果、遺伝子工学により繊維状ウイルス表層に導入した抗体タンパク質に...
【医歯薬学】看護学:ウイルス液晶を含む研究件
❏繊維状ウイルスからなる液晶性分離膜の構築と特性評価(17K05987)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】澤田 敏樹 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (20581078)
【キーワード】分離膜 / 繊維状ウイルス / 液晶 / 界面重合 / 遺伝子工学 (他11件)
【概要】様々な分子を自在に分離・濃縮できる分離膜の創製を目指した。ヘキサンに溶解させた酸クロリド溶液をウイルス水溶液に重層し、界面重合によりその集合構造を固定化して不溶化させ、膜を構築した。分離特性を評価した結果、その分画分子量はファージ濃度や他の反応条件で制御することができ、自在な分離特性をもつ膜をファージから構築できた。さらに、ネオジムイオンに結合するペプチドを導入したファージを用いて膜を構築した結果...
❏繊維状ウイルスを含む液晶性ハイドロゲルの調製と薬物徐放制御(15K17906)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】澤田 敏樹 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (20581078)
【キーワード】ハイドロゲル / 繊維状ウイルス / 液晶 / 抗体 / 分子徐放 (他11件)
【概要】様々な特性をもつ薬物の徐放を制御するためのハイドロゲル構築を目指し、繊維状ウイルスを含むハイドロゲルを構築した。物理架橋する生体高分子であるゼラチンと繊維状ウイルスを混合してハイドロゲル形成させた。遺伝子工学して抗体タンパク質に結合するよう機能改変された繊維状ウイルスを用い、ハイドロゲルを調製して抗体タンパク質の放出を検討した。その結果、遺伝子工学により繊維状ウイルス表層に導入した抗体タンパク質に...