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研究分野別サイレントキーワード
「科学技術社会論(STS)」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】人間情報学:アート科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏新興科学技術と現代アートの相互関係に関する科学技術社会学的研究(21K00245)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】福島 真人 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (10202285)
【キーワード】現代アート / 科学技術社会学 / STS / artistic research / インフラストラクチャ (他9件)
【概要】本年度は研究の初年度でもあり、科学技術の諸相とアート表現活動が交錯するいくつかのフェーズ、すなわち実際の表現活動の核に関する部分と、それを維持、補修するようなインフラ的な活動の部分に分け、前半の実際の表現活動における科学技術の利用についての包括的マッピングをおこなった。その内容として ①商業的に活躍する若手画家の所属画廊とその傾向分析(例えば伝統絵画系か、テクノアート系か) ②教育現場におけるこう...
❏インフラストラクチャの審美的ダイナミズムに関する科学技術社会学的研究(18K00250)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】福島 真人 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (10202285)
【キーワード】インフラストラクチャ / 審美性 / 美学 / 科学技術社会学 / STS (他17件)
【概要】本研究は、現在活発に研究が進んでいるインフラストラクチャの社会学的な動態研究に欠落しているその審美的な側面のダイナミズムを科学技術社会学(STS)的視点からアプローチしたものである。インフラの不可視性(invisibility)は、通常それが安定運行することによる社会の無関心という意味で使われるが、目に見えるインフラは、景観という文脈で空間内での審美性という別の問題があり、それはその機能とは別のダ...
【情報学】情報学フロンティア:人工知能(AI)科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏AIとロボットの社会受容におけるテクノアニミズム概念の有効性の検討と国際比較(19H01228)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐倉 統 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00251752)
【キーワード】ロボット / 人工知能(AI) / アニミズム / 科学技術社会論 / 文化人類学 (他15件)
【概要】今年度の成果はおもに文献調査による理論的研究の進捗にあった。人とロボットを一枚の写真に収める際の構図の違いに注目した研究代表者の研究は、母子共同注視をもとにした共視論(北山修編『共視論』講談社、2005)を援用しつつ、対人関係に見られる社会的文化差が人=ロボット関係にも反映している可能性を実証的に示唆したものである。 このことは、人=ロボット関係に文化差が見られるのか見られないのかという一連の先行...
❏生物的進化システムとしてのインターネットサービスの分析(17H01821)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】池上 高志 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (10211715)
【キーワード】インターネット / ウェブサービス / 進化理論 / 自己組織的臨界状態 / Big Data (他25件)
【概要】ウェブサービスが臨界状態(一つの投稿が大きく波及するような)に向かって進化していることを示した。それと同時にユーザーグループが特徴的な集団構造をつくっていくように観測できた。タグをつけるサービスどうしを比較し、簡単な数理モデル(Yule-Simonモデル)とでは説明できない現象を見い出した。ウェブの「意味」の創出は、新しいタグの進化ではなく、タグどうしの組み合わせの進化にある。特に投稿間に親子関係...
❏シンギュラリティと人類の生存に関する総合的研究(16H03093)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】戸田山 和久 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (90217513)
【キーワード】シンギュラリティ / 幸福 / 知的システム / 価値 / 科学技術社会論 (他13件)
【概要】人類より知的な人工システムが技術的に可能になる日であるとされる「シンギュラリティ」を巡って、まずその技術予測としての妥当性を検討するとともに、そこで用いられている「人類よりも知的」等の諸概念の意味を検討し、整理した。 次いで、その基礎作業の上に、シンギュラリティがいかなるものであるにせよ、それに類するものが近未来に可能であるとの仮定の上で、予防的にシンギュラリティに人類はどのように対処すべきかを明...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:リスク論科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏リスク論を軸とした科学技術倫理の基礎研究(16300284)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】藏田 伸雄 北海道大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (50303714)
【キーワード】リスク論 / 技術者倫理 / 科学技術倫理 / 科学技術倫理教育 / リスクコミュニケーション (他8件)
【概要】本研究ではまず、科学技術に関するリスク-便益分析の方法について批判的に検討し、リスク論に社会的公平性を組み込む可能性について検討した。第二に、ナノテクノロジー、遺伝子組換え農作物等の科学技術倫理の諸問題をリスク評価とリスクコミュニケーションの観点から分析した。第三に、リスク論に関して理論的な研究を行った。さらにリスク論と民主主義的意思決定について検討した。第四に、技術者倫理教育の中にリスク評価の方...
❏遺伝子組み換え食品の安全性についてのSTS的・リスリ論的研究(12572037)
【研究テーマ】科学技術史(含科学社会学・科学技術基礎論)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】三浦 伸夫 神戸大学, 国際文化学部, 教授 (20219588)
【キーワード】GMO / STS / 市民科学 / バイオテクノロジー / 科学論 (他21件)
【概要】本研究計画はこの年度で最終年度を迎え、これまでの研究の現年までの集大成と総まとめ、そして各方面への成果の発表などをおこなった。 なかでも、以下の業績にもあるように、金森・小林らによる著書(『負の生命論』および『誰が科学技術について考えるのか』が刊行され、また今回の業績には含めなかったが、本研究グループのメンバーである中島秀人と金森修の共同編集にかかる『科学論の現在』(勁草書房、2002年)、また小...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:歴史学科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏望遠鏡と顕微鏡:イタリア・オランダ・イギリスとアカデミー(24300297)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】塚原 東吾 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (80266353)
【キーワード】科学史 / 科学機器 / 望遠鏡 / 顕微鏡 / 数学機器 (他21件)
【概要】本研究は科学機器の歴史について、主に望遠鏡と顕微鏡に光をあて、イタリア・オランダ・イギリスのケースに加え、フランスの事例の研究を行った。この研究では哲学機器とも呼ばれた数学機器や、望遠鏡と四分儀を組み合わせた測地機器、また物理教育に使われた一連の力学機器などを検討した その際、科学機器自体の歴史を基礎に、科学の組織化、いわゆるアカデミーなどの制度化についても検討を行った。科学機器の歴史を通じて、科...
❏日本植民地期の帝国大学の科学技術史的観点からの研究(17200049)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】塚原 東吾 神戸大学, 大学院国際文化学研究科, 教授 (80266353)
【キーワード】科学史 / 技術史 / 医学史 / 植民地研究 / 科学と帝国主義 (他14件)
【概要】本研究では、従来の研究では見落とされがちであった日本植民地期の帝国大学(旧京城帝国大学および旧台北帝国大学)の、理工学部および理農学部での研究を、科学史的(技術史・技術史を含む)な観点から検討したものである。本研究は、世界的にいわゆる「ポスト・コロニアル」という概念が問題化されている状況にこたえようとして日本科学技術史・医学史から、本格的に取り組まれたものであり、世界的に注目を受けている。 ...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:専門知科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏科学をめぐる専門的判断の不定性に関する実証的研究(16H01820)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】本堂 毅 東北大学, 理学研究科, 准教授 (60261575)
【キーワード】STS / 不定性 / 専門知 / 科学技術社会論(STS) / 現代の科学リテラシー (他8件)
【概要】現代社会は個人レベルでも社会のレベルでも,その意思決定に科学的知見が必要になる場合が少なくありません.しかし科学的知見には,それだけでは意思決定を決めることができない性質が,様々なレベルで存在します.それは旧来の科学的不確実性ばかりではなく,何が重要かという価値判断に関わる事柄もあり,社会的対立の原因ともなっています.私たちは,この不定性を前提とした社会的議論や意思決定のあり方について,新しい裁判...
❏科学の多様な不定性と意思決定:当事者性から考えるトランスサイエンス(25242020)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】本堂 毅 東北大学, 理学研究科, 准教授 (60261575)
【キーワード】STS / 科学教育 / 法学 / 科学哲学 / STS(科学技術社会論) (他9件)
【概要】科学技術の専門的知識には,程度の差はあれ,様々な不確実性が避けられない.また,社会の中で科学技術の知識を用いる際にどのような科学的知識が必要かは価値判断と不可欠であるため科学自体では定まらない.このような「科学的知識の不定性」を直視し,不定性の様々な性質を踏まえた上で,より的確な判断を私たちが主体的に下すための条件を考察し,科学的知識に伴う不定性の性質・類型を明らかにするとともに,その成果を書籍に...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:エネルギー技術科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏エネルギー技術の多元性と多義性を踏まえたガバナンス方法の研究(17H00828)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】丸山 康司 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (20316334)
【キーワード】再生可能エネルギー / ガバナンス / 環境社会学 / 環境倫理 / 持続可能性 (他11件)
【概要】エネルギー技術と社会の関係が多様な主体の福利に適う条件を明らかにするための調査研究を進め、論文ならびに研究報告合わせて30報の成果を発表した。実証研究班、社会理論班、社会実験班の研究グループを構成し、それぞれ以下のような実績があった。 (1)実証研究班:波及的影響も含めた広義の利害関係を調査し、主体と価値の関係性をアクターネットワークとして図式化した。事例研究では社会的受容性にも注目した調査を実施...
❏多元的環境正義を踏まえたエネルギー技術のガバナンス(26282064)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】丸山 康司 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (20316334)
【キーワード】エネルギー技術 / ガバナンス / 再生可能エネルギー / 環境社会学 / 科学技術社会論 (他13件)
【概要】エネルギー技術と社会の関係について事例調査と理論的整理を行い、多様な主体の福利に適う技術とするための条件を明らかにした上で適切なガバナンスを実現する社会実験を行った。 その結果(1)技術がもたらす広義の利害関係を明らかにし、(2)世代間と世代内で発生する法的・倫理的・社会的課題を図式化した。(3)そこで必要とされる分配的正義や手続き的正義を具体化するため社会実験を試行し、政策としての有効性を確認し...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:環境正義科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏エネルギー技術の多元性と多義性を踏まえたガバナンス方法の研究(17H00828)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】丸山 康司 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (20316334)
【キーワード】再生可能エネルギー / ガバナンス / 環境社会学 / 環境倫理 / 持続可能性 (他11件)
【概要】エネルギー技術と社会の関係が多様な主体の福利に適う条件を明らかにするための調査研究を進め、論文ならびに研究報告合わせて30報の成果を発表した。実証研究班、社会理論班、社会実験班の研究グループを構成し、それぞれ以下のような実績があった。 (1)実証研究班:波及的影響も含めた広義の利害関係を調査し、主体と価値の関係性をアクターネットワークとして図式化した。事例研究では社会的受容性にも注目した調査を実施...
❏多元的環境正義を踏まえたエネルギー技術のガバナンス(26282064)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】丸山 康司 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (20316334)
【キーワード】エネルギー技術 / ガバナンス / 再生可能エネルギー / 環境社会学 / 科学技術社会論 (他13件)
【概要】エネルギー技術と社会の関係について事例調査と理論的整理を行い、多様な主体の福利に適う技術とするための条件を明らかにした上で適切なガバナンスを実現する社会実験を行った。 その結果(1)技術がもたらす広義の利害関係を明らかにし、(2)世代間と世代内で発生する法的・倫理的・社会的課題を図式化した。(3)そこで必要とされる分配的正義や手続き的正義を具体化するため社会実験を試行し、政策としての有効性を確認し...
❏環境倫理学の哲学的再検討に関する総合的研究-人間と自然の関係性に関する基本的枠組の構築(08301001)
【研究テーマ】哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】鬼頭 秀一 東京農工大学, 農学部, 教授 (40169892)
【キーワード】環境哲学 / 環境倫理学 / 人間と自然の関係性 / 環境正義 / 環境の豊かさ (他23件)
【概要】本研究は、学際的な分野の研究者による相互討論による理論的深化を大きな目的としてきた。そのため、研究メンバーのみによる研究会以外に、さまざまな外部の専門家を招いての公開研究会を6回開催して議論を深めた。 初年度は、環境哲学の大きな枠組みがいかにして構築可能かという総括的な議論から出発、2年度はその環境哲学が、ディープ・エコロジーなど、既存の環境哲学の理論とどのような関係を持ちうるのかといった、先行研...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:環境倫理学科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏エネルギー技術の多元性と多義性を踏まえたガバナンス方法の研究(17H00828)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】丸山 康司 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (20316334)
【キーワード】再生可能エネルギー / ガバナンス / 環境社会学 / 環境倫理 / 持続可能性 (他11件)
【概要】エネルギー技術と社会の関係が多様な主体の福利に適う条件を明らかにするための調査研究を進め、論文ならびに研究報告合わせて30報の成果を発表した。実証研究班、社会理論班、社会実験班の研究グループを構成し、それぞれ以下のような実績があった。 (1)実証研究班:波及的影響も含めた広義の利害関係を調査し、主体と価値の関係性をアクターネットワークとして図式化した。事例研究では社会的受容性にも注目した調査を実施...
❏環境倫理学の哲学的再検討に関する総合的研究-人間と自然の関係性に関する基本的枠組の構築(08301001)
【研究テーマ】哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】鬼頭 秀一 東京農工大学, 農学部, 教授 (40169892)
【キーワード】環境哲学 / 環境倫理学 / 人間と自然の関係性 / 環境正義 / 環境の豊かさ (他23件)
【概要】本研究は、学際的な分野の研究者による相互討論による理論的深化を大きな目的としてきた。そのため、研究メンバーのみによる研究会以外に、さまざまな外部の専門家を招いての公開研究会を6回開催して議論を深めた。 初年度は、環境哲学の大きな枠組みがいかにして構築可能かという総括的な議論から出発、2年度はその環境哲学が、ディープ・エコロジーなど、既存の環境哲学の理論とどのような関係を持ちうるのかといった、先行研...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:科学コミュニケーション科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏宇宙についての疑問における研究者と市民の差異に関する国際比較研究(23650560)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】戸田山 和久 名古屋大学, 情報科学研究科, 教授 (90217513)
【キーワード】科学技術社会論 / 市民の科学理解 / 科学リテラシー / 科学コミュニケーション / 天文学
【概要】専門家が人々に知ってもらいたいと考える謎と、市民が専門家に教えてもらいたいと考えている謎とは、しばしば構造的にズレている可能性がある。本研究では、まったく予備知識を前提せずに、市民に「あなたが宇宙について知りたい謎を教えてください」とアンケート調査を行った結果(日本、スペイン、イタリア)を元にして、専門家を困惑させたり、解答不可能とみなされる素人の問いはいかなる特質をもっているかを調べた。並行して...
❏科学画像の適切な使用に向けての基礎的・総合的研究(23300317)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】戸田山 和久 名古屋大学, 情報科学研究科, 教授 (90217513)
【キーワード】科学技術社会論 / 科学哲学 / 科学画像 / scientific visualization / 科学コミュニケーション (他13件)
【概要】本研究で我々は次を明らかにした。 ①科学内部での科学画像の使用実態・効用・限界。その成果を、科学哲学の伝統的問題である科学的実在論に適用した。②科学コミュニケーション場面での画像の使用について、その実態と問題点。とくに、科学コミュニケーションの場として美術館が果たしうる潜在的意義。③画像のよりよい使用のための心理的・認識論的条件。とくに、インフルエンザ感染時に細胞内でどのような遺伝子が活性化するか...
❏科学者の社会的責任の現代的課題:科学コミュニケーションの接点の課題から(22500959)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】藤垣 裕子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50222261)
【キーワード】科学技術社会論(STS) / 科学者の社会的責任 / 不確実性 / リスク / コミュニケーション (他9件)
【概要】本研究課題の目的は、科学者の社会的責任の現代的課題について、責任論と科学コミュニケーション論の接点にあたる課題を中心に、事例分析をもとに分析をすすめることである。科学者の社会的責任の現代的課題は、(1)科学者共同体内部を律する責任(ResponsibleConductofResearch)、(2)製造物責任(ResponsibleProducts)、(3)市民の問いかけへの呼応責任(Respons...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:科学と帝国主義科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏日本植民地期の帝国大学の科学技術史的観点からの研究(17200049)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】塚原 東吾 神戸大学, 大学院国際文化学研究科, 教授 (80266353)
【キーワード】科学史 / 技術史 / 医学史 / 植民地研究 / 科学と帝国主義 (他14件)
【概要】本研究では、従来の研究では見落とされがちであった日本植民地期の帝国大学(旧京城帝国大学および旧台北帝国大学)の、理工学部および理農学部での研究を、科学史的(技術史・技術史を含む)な観点から検討したものである。本研究は、世界的にいわゆる「ポスト・コロニアル」という概念が問題化されている状況にこたえようとして日本科学技術史・医学史から、本格的に取り組まれたものであり、世界的に注目を受けている。 ...
❏帝国大学の科学技術史的研究のための国際ネットワーク構築への企画(16630014)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004
【研究代表者】塚原 東吾 神戸大学, 国際文化学部, 助教授 (80266353)
【キーワード】科学技術史 / 東アジアSTS / 科学技術と政治 / 植民地的近代化論 / STS (他8件)
【概要】本研究では、日本植民地期における「帝国大学」とそれに準ずる高等教育機関を、科学技術史の観点から本格的に研究するにはどのような企画が適切であり、研究遂行のために、どのような計画が有効であるかを、研究の対象となる機関や地域の側面から、そして研究の対象となる学問領域(ディシプリン)の面から、検討し、総合的な企画を立てることに努力した。 具体的には、現在、申請中の「日本楠民地期の帝国大学の科学技術史的観点...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:科学技術ガバナンス科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏世界のトップに躍り出たカナダの脳神経倫理学を通して科学技術ガバナンスを考察する(25560126)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐倉 統 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (00251752)
【キーワード】脳神経倫理 / 科学技術社会論 / 科学技術ガバナンス / 科学技術コミュニケーション / 比較研究 (他8件)
【概要】カナダでなぜ脳神経倫理学が急速に発展し、世界トップの地位を占めるに至ったのか、その理由を解明するのが目的である。おもにカナダでの聴き取り調査と文献調査により、経緯と背景を分析した。その結果明らかになった原因は2つある。第一は、科学研究助成の制度と組織のあり方で、カナダ連邦政府が担当する医学・生命科学の研究助成組織は、専門領域の動向に精通している専門家の意向や展望が反映されやすい仕組みとなっていた。...
❏脳神経科学と社会の相互作用--事例研究と枠組み構築--(21300321)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】佐倉 統 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (00251752)
【キーワード】脳神経倫理 / 科学コミュニケーション / 科学技術ガバナンス / 科学技術社会論 / 参加型研究 (他15件)
【概要】脳神経科学と社会の関係について、日本の社会状況により適した枠組みを考察した。日本の科学技術ガバナンスの現状を批判的に総括し、3.11以後に顕在化した諸問題への考察を、脳神経科学の事例と比較しつつ考察を深めた。 ...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:科学技術コミュニケーション科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏世界のトップに躍り出たカナダの脳神経倫理学を通して科学技術ガバナンスを考察する(25560126)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐倉 統 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (00251752)
【キーワード】脳神経倫理 / 科学技術社会論 / 科学技術ガバナンス / 科学技術コミュニケーション / 比較研究 (他8件)
【概要】カナダでなぜ脳神経倫理学が急速に発展し、世界トップの地位を占めるに至ったのか、その理由を解明するのが目的である。おもにカナダでの聴き取り調査と文献調査により、経緯と背景を分析した。その結果明らかになった原因は2つある。第一は、科学研究助成の制度と組織のあり方で、カナダ連邦政府が担当する医学・生命科学の研究助成組織は、専門領域の動向に精通している専門家の意向や展望が反映されやすい仕組みとなっていた。...
❏脳神経科学と社会の相互作用--事例研究と枠組み構築--(21300321)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】佐倉 統 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (00251752)
【キーワード】脳神経倫理 / 科学コミュニケーション / 科学技術ガバナンス / 科学技術社会論 / 参加型研究 (他15件)
【概要】脳神経科学と社会の関係について、日本の社会状況により適した枠組みを考察した。日本の科学技術ガバナンスの現状を批判的に総括し、3.11以後に顕在化した諸問題への考察を、脳神経科学の事例と比較しつつ考察を深めた。 ...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:科学技術社会学科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏新興科学技術と現代アートの相互関係に関する科学技術社会学的研究(21K00245)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】福島 真人 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (10202285)
【キーワード】現代アート / 科学技術社会学 / STS / artistic research / インフラストラクチャ (他9件)
【概要】本年度は研究の初年度でもあり、科学技術の諸相とアート表現活動が交錯するいくつかのフェーズ、すなわち実際の表現活動の核に関する部分と、それを維持、補修するようなインフラ的な活動の部分に分け、前半の実際の表現活動における科学技術の利用についての包括的マッピングをおこなった。その内容として ①商業的に活躍する若手画家の所属画廊とその傾向分析(例えば伝統絵画系か、テクノアート系か) ②教育現場におけるこう...
❏インフラストラクチャの審美的ダイナミズムに関する科学技術社会学的研究(18K00250)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】福島 真人 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (10202285)
【キーワード】インフラストラクチャ / 審美性 / 美学 / 科学技術社会学 / STS (他17件)
【概要】本研究は、現在活発に研究が進んでいるインフラストラクチャの社会学的な動態研究に欠落しているその審美的な側面のダイナミズムを科学技術社会学(STS)的視点からアプローチしたものである。インフラの不可視性(invisibility)は、通常それが安定運行することによる社会の無関心という意味で使われるが、目に見えるインフラは、景観という文脈で空間内での審美性という別の問題があり、それはその機能とは別のダ...
❏再生医療分野における産業化と技術移転に関する研究(22800021)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】見上 公一 総合研究大学院大学, 学融合推進センター, 助教 (60589836)
【キーワード】再生医療 / 産業化 / 技術移転 / 産学官連携 / 社会構造 (他10件)
【概要】21世紀に入り日本だけでなく先端諸国が特に力を入れている先端医療技術の一つである再生医療分野について産業化と技術移転に関する現状と課題についてインタビュー調査を行い、科学社会学の視点から考察を行った。日本では基礎研究としての幹細胞研究で目覚ましい成果を上げているのに対し、臨床応用研究や産業化のプロセスはなかなか進まないという現状があり、これについては産学官といわれるような学術界・産業界・行政の距離...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:科学技術政策科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏世界のトップに躍り出たカナダの脳神経倫理学を通して科学技術ガバナンスを考察する(25560126)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐倉 統 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (00251752)
【キーワード】脳神経倫理 / 科学技術社会論 / 科学技術ガバナンス / 科学技術コミュニケーション / 比較研究 (他8件)
【概要】カナダでなぜ脳神経倫理学が急速に発展し、世界トップの地位を占めるに至ったのか、その理由を解明するのが目的である。おもにカナダでの聴き取り調査と文献調査により、経緯と背景を分析した。その結果明らかになった原因は2つある。第一は、科学研究助成の制度と組織のあり方で、カナダ連邦政府が担当する医学・生命科学の研究助成組織は、専門領域の動向に精通している専門家の意向や展望が反映されやすい仕組みとなっていた。...
❏ポストゲノム研究における政策-科学共同体の相互形成過程に関する科学社会学的研究(23501199)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】福島 真人 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (10202285)
【キーワード】科学技術社会論 / 科学社会学 / 科学人類学 / 科学技術政策 / 生命科学 (他15件)
【概要】本研究は、「タンパク3000」プロジェクト(2012-2017)を中心として、ポストゲノム時代の政策の形成と、その実施のあり方を科学社会学・人類学の観点から実証的に明らかにした.このプロジェクトは、タンパク質の基本構造を国際的な協働により解明しようとしたものであったが、その数値目標の達成にもかかわらず、計画終了後に多くの批判、論争を生んだ. 本研究では、こうした論争の背景に、タンパク質構造研究をめ...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:科学技術倫理科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏科学者の社会的責任の現代的課題:科学コミュニケーションの接点の課題から(22500959)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】藤垣 裕子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50222261)
【キーワード】科学技術社会論(STS) / 科学者の社会的責任 / 不確実性 / リスク / コミュニケーション (他9件)
【概要】本研究課題の目的は、科学者の社会的責任の現代的課題について、責任論と科学コミュニケーション論の接点にあたる課題を中心に、事例分析をもとに分析をすすめることである。科学者の社会的責任の現代的課題は、(1)科学者共同体内部を律する責任(ResponsibleConductofResearch)、(2)製造物責任(ResponsibleProducts)、(3)市民の問いかけへの呼応責任(Respons...
❏科学者の社会的責任論の系譜(18500757)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】藤垣 裕子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (50222261)
【キーワード】科学技術社会論(STS) / 科学者の社会的責任 / 説明責任 / 社会的リテラシー / 科学技術社会論 (他11件)
【概要】科学者の社会的責任の内実は時代とともに変容してきた。現代の責任論は、原爆を作った物理学者の責任論にとどまらず、生命科学、食品安全にかかわる諸科学、環境科学など範囲も多様化している。本研究では、まず専門主義の源泉について考え、次に現在科学と社会との間でおこっている公共的課題の特徴を整理した。さらに、責任概念と倫理との差を検討した。責任(responsibility)とは、他者と対峙したときのresp...
❏リスク論を軸とした科学技術倫理の基礎研究(16300284)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】藏田 伸雄 北海道大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (50303714)
【キーワード】リスク論 / 技術者倫理 / 科学技術倫理 / 科学技術倫理教育 / リスクコミュニケーション (他8件)
【概要】本研究ではまず、科学技術に関するリスク-便益分析の方法について批判的に検討し、リスク論に社会的公平性を組み込む可能性について検討した。第二に、ナノテクノロジー、遺伝子組換え農作物等の科学技術倫理の諸問題をリスク評価とリスクコミュニケーションの観点から分析した。第三に、リスク論に関して理論的な研究を行った。さらにリスク論と民主主義的意思決定について検討した。第四に、技術者倫理教育の中にリスク評価の方...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:予防原則科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏リスク論を軸とした科学技術倫理の基礎研究(16300284)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】藏田 伸雄 北海道大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (50303714)
【キーワード】リスク論 / 技術者倫理 / 科学技術倫理 / 科学技術倫理教育 / リスクコミュニケーション (他8件)
【概要】本研究ではまず、科学技術に関するリスク-便益分析の方法について批判的に検討し、リスク論に社会的公平性を組み込む可能性について検討した。第二に、ナノテクノロジー、遺伝子組換え農作物等の科学技術倫理の諸問題をリスク評価とリスクコミュニケーションの観点から分析した。第三に、リスク論に関して理論的な研究を行った。さらにリスク論と民主主義的意思決定について検討した。第四に、技術者倫理教育の中にリスク評価の方...
❏遺伝子組み換え食品の安全性についてのSTS的・リスリ論的研究(12572037)
【研究テーマ】科学技術史(含科学社会学・科学技術基礎論)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】三浦 伸夫 神戸大学, 国際文化学部, 教授 (20219588)
【キーワード】GMO / STS / 市民科学 / バイオテクノロジー / 科学論 (他21件)
【概要】本研究計画はこの年度で最終年度を迎え、これまでの研究の現年までの集大成と総まとめ、そして各方面への成果の発表などをおこなった。 なかでも、以下の業績にもあるように、金森・小林らによる著書(『負の生命論』および『誰が科学技術について考えるのか』が刊行され、また今回の業績には含めなかったが、本研究グループのメンバーである中島秀人と金森修の共同編集にかかる『科学論の現在』(勁草書房、2002年)、また小...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:科学社会学科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏インフラストラクチャの審美的ダイナミズムに関する科学技術社会学的研究(18K00250)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】福島 真人 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (10202285)
【キーワード】インフラストラクチャ / 審美性 / 美学 / 科学技術社会学 / STS (他17件)
【概要】本研究は、現在活発に研究が進んでいるインフラストラクチャの社会学的な動態研究に欠落しているその審美的な側面のダイナミズムを科学技術社会学(STS)的視点からアプローチしたものである。インフラの不可視性(invisibility)は、通常それが安定運行することによる社会の無関心という意味で使われるが、目に見えるインフラは、景観という文脈で空間内での審美性という別の問題があり、それはその機能とは別のダ...
❏ビックデータ型バイロジーの生成とその影響についての科学社会学的研究(26350359)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】福島 真人 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (10202285)
【キーワード】科学社会学 / バイオ社会学 / 科学技術社会論 / 科学人類学 / 医療人類学 (他11件)
【概要】本研究は、近年のライフサイエンスにおける、ビッグデータ化の諸影響を分析した.主要な論点として、①そうした分野における、期待のダイナミズム ②知識インフラという性格が生み出す、価値振動という問題、③領域専門性/社会的注目度の違いによる対応の差、である。という座標軸が作り出す、異なる四象限における、その状態の差異である.こうした要素が生命科学とデータサイエンスの間の軋轢の原因となっている。 ...
❏ポストゲノム研究における政策-科学共同体の相互形成過程に関する科学社会学的研究(23501199)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】福島 真人 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (10202285)
【キーワード】科学技術社会論 / 科学社会学 / 科学人類学 / 科学技術政策 / 生命科学 (他15件)
【概要】本研究は、「タンパク3000」プロジェクト(2012-2017)を中心として、ポストゲノム時代の政策の形成と、その実施のあり方を科学社会学・人類学の観点から実証的に明らかにした.このプロジェクトは、タンパク質の基本構造を国際的な協働により解明しようとしたものであったが、その数値目標の達成にもかかわらず、計画終了後に多くの批判、論争を生んだ. 本研究では、こうした論争の背景に、タンパク質構造研究をめ...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:科学者の社会的責任科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏科学者の社会的責任の現代的課題:科学コミュニケーションの接点の課題から(22500959)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】藤垣 裕子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50222261)
【キーワード】科学技術社会論(STS) / 科学者の社会的責任 / 不確実性 / リスク / コミュニケーション (他9件)
【概要】本研究課題の目的は、科学者の社会的責任の現代的課題について、責任論と科学コミュニケーション論の接点にあたる課題を中心に、事例分析をもとに分析をすすめることである。科学者の社会的責任の現代的課題は、(1)科学者共同体内部を律する責任(ResponsibleConductofResearch)、(2)製造物責任(ResponsibleProducts)、(3)市民の問いかけへの呼応責任(Respons...
❏科学者の社会的責任論の系譜(18500757)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】藤垣 裕子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (50222261)
【キーワード】科学技術社会論(STS) / 科学者の社会的責任 / 説明責任 / 社会的リテラシー / 科学技術社会論 (他11件)
【概要】科学者の社会的責任の内実は時代とともに変容してきた。現代の責任論は、原爆を作った物理学者の責任論にとどまらず、生命科学、食品安全にかかわる諸科学、環境科学など範囲も多様化している。本研究では、まず専門主義の源泉について考え、次に現在科学と社会との間でおこっている公共的課題の特徴を整理した。さらに、責任概念と倫理との差を検討した。責任(responsibility)とは、他者と対峙したときのresp...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:科学人類学科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏ビックデータ型バイロジーの生成とその影響についての科学社会学的研究(26350359)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】福島 真人 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (10202285)
【キーワード】科学社会学 / バイオ社会学 / 科学技術社会論 / 科学人類学 / 医療人類学 (他11件)
【概要】本研究は、近年のライフサイエンスにおける、ビッグデータ化の諸影響を分析した.主要な論点として、①そうした分野における、期待のダイナミズム ②知識インフラという性格が生み出す、価値振動という問題、③領域専門性/社会的注目度の違いによる対応の差、である。という座標軸が作り出す、異なる四象限における、その状態の差異である.こうした要素が生命科学とデータサイエンスの間の軋轢の原因となっている。 ...
❏ポストゲノム研究における政策-科学共同体の相互形成過程に関する科学社会学的研究(23501199)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】福島 真人 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (10202285)
【キーワード】科学技術社会論 / 科学社会学 / 科学人類学 / 科学技術政策 / 生命科学 (他15件)
【概要】本研究は、「タンパク3000」プロジェクト(2012-2017)を中心として、ポストゲノム時代の政策の形成と、その実施のあり方を科学社会学・人類学の観点から実証的に明らかにした.このプロジェクトは、タンパク質の基本構造を国際的な協働により解明しようとしたものであったが、その数値目標の達成にもかかわらず、計画終了後に多くの批判、論争を生んだ. 本研究では、こうした論争の背景に、タンパク質構造研究をめ...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:科学哲学科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏シンギュラリティと人類の生存に関する総合的研究(16H03093)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】戸田山 和久 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (90217513)
【キーワード】シンギュラリティ / 幸福 / 知的システム / 価値 / 科学技術社会論 (他13件)
【概要】人類より知的な人工システムが技術的に可能になる日であるとされる「シンギュラリティ」を巡って、まずその技術予測としての妥当性を検討するとともに、そこで用いられている「人類よりも知的」等の諸概念の意味を検討し、整理した。 次いで、その基礎作業の上に、シンギュラリティがいかなるものであるにせよ、それに類するものが近未来に可能であるとの仮定の上で、予防的にシンギュラリティに人類はどのように対処すべきかを明...
❏科学の多様な不定性と意思決定:当事者性から考えるトランスサイエンス(25242020)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】本堂 毅 東北大学, 理学研究科, 准教授 (60261575)
【キーワード】STS / 科学教育 / 法学 / 科学哲学 / STS(科学技術社会論) (他9件)
【概要】科学技術の専門的知識には,程度の差はあれ,様々な不確実性が避けられない.また,社会の中で科学技術の知識を用いる際にどのような科学的知識が必要かは価値判断と不可欠であるため科学自体では定まらない.このような「科学的知識の不定性」を直視し,不定性の様々な性質を踏まえた上で,より的確な判断を私たちが主体的に下すための条件を考察し,科学的知識に伴う不定性の性質・類型を明らかにするとともに,その成果を書籍に...
❏科学画像の適切な使用に向けての基礎的・総合的研究(23300317)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】戸田山 和久 名古屋大学, 情報科学研究科, 教授 (90217513)
【キーワード】科学技術社会論 / 科学哲学 / 科学画像 / scientific visualization / 科学コミュニケーション (他13件)
【概要】本研究で我々は次を明らかにした。 ①科学内部での科学画像の使用実態・効用・限界。その成果を、科学哲学の伝統的問題である科学的実在論に適用した。②科学コミュニケーション場面での画像の使用について、その実態と問題点。とくに、科学コミュニケーションの場として美術館が果たしうる潜在的意義。③画像のよりよい使用のための心理的・認識論的条件。とくに、インフルエンザ感染時に細胞内でどのような遺伝子が活性化するか...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:社会的受容性科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏エネルギー技術の多元性と多義性を踏まえたガバナンス方法の研究(17H00828)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】丸山 康司 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (20316334)
【キーワード】再生可能エネルギー / ガバナンス / 環境社会学 / 環境倫理 / 持続可能性 (他11件)
【概要】エネルギー技術と社会の関係が多様な主体の福利に適う条件を明らかにするための調査研究を進め、論文ならびに研究報告合わせて30報の成果を発表した。実証研究班、社会理論班、社会実験班の研究グループを構成し、それぞれ以下のような実績があった。 (1)実証研究班:波及的影響も含めた広義の利害関係を調査し、主体と価値の関係性をアクターネットワークとして図式化した。事例研究では社会的受容性にも注目した調査を実施...
❏アクターネットワーク理論による構築的テクノロジーアセスメントの自動走行車への適用(16K12802)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】杉原 桂太 南山大学, 理工学部, 講師 (40410758)
【キーワード】構築的テクノロジー・アセスメント / 同心円的シナリオ / 社会的受容性 / 自動走行車 / 自動走行車の社会的受容性 (他8件)
【概要】社会的に望ましい自動走行技術の未来像について,構築的テクノロジー・アセスメントの手法を用いたワークショップを行い,自動走行車の社会的受容性について議論を行った.この中から,この技術の社会的な受容性について検討するために必要な論点が明らかになり,さらに,こうした議論においては同技術を含む社会全体への留意が必要であることが示唆された. ...
❏多元的環境正義を踏まえたエネルギー技術のガバナンス(26282064)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】丸山 康司 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (20316334)
【キーワード】エネルギー技術 / ガバナンス / 再生可能エネルギー / 環境社会学 / 科学技術社会論 (他13件)
【概要】エネルギー技術と社会の関係について事例調査と理論的整理を行い、多様な主体の福利に適う技術とするための条件を明らかにした上で適切なガバナンスを実現する社会実験を行った。 その結果(1)技術がもたらす広義の利害関係を明らかにし、(2)世代間と世代内で発生する法的・倫理的・社会的課題を図式化した。(3)そこで必要とされる分配的正義や手続き的正義を具体化するため社会実験を試行し、政策としての有効性を確認し...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:社会的責任科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏科学者の社会的責任の現代的課題:科学コミュニケーションの接点の課題から(22500959)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】藤垣 裕子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50222261)
【キーワード】科学技術社会論(STS) / 科学者の社会的責任 / 不確実性 / リスク / コミュニケーション (他9件)
【概要】本研究課題の目的は、科学者の社会的責任の現代的課題について、責任論と科学コミュニケーション論の接点にあたる課題を中心に、事例分析をもとに分析をすすめることである。科学者の社会的責任の現代的課題は、(1)科学者共同体内部を律する責任(ResponsibleConductofResearch)、(2)製造物責任(ResponsibleProducts)、(3)市民の問いかけへの呼応責任(Respons...
❏科学者の社会的責任論の系譜(18500757)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】藤垣 裕子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (50222261)
【キーワード】科学技術社会論(STS) / 科学者の社会的責任 / 説明責任 / 社会的リテラシー / 科学技術社会論 (他11件)
【概要】科学者の社会的責任の内実は時代とともに変容してきた。現代の責任論は、原爆を作った物理学者の責任論にとどまらず、生命科学、食品安全にかかわる諸科学、環境科学など範囲も多様化している。本研究では、まず専門主義の源泉について考え、次に現在科学と社会との間でおこっている公共的課題の特徴を整理した。さらに、責任概念と倫理との差を検討した。責任(responsibility)とは、他者と対峙したときのresp...
【複合領域】文化財科学・博物館学:科学リテラシー科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏若年層を対象としたゲノム編集技術の食品応用に関する科学リテラシーと対話の研究(21K18492)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】中西 もも 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (40869450)
【キーワード】ゲノム編集 / 食品 / 科学リテラシー / 対話 / 科学教育 (他6件)
【概要】(1)ゲノム編集技術と食品応用に関する教材の作成、(2)アクティブラーニングを含む講義の実施、(3)webアンケート調査 のそれぞれについて準備を進行した。 (1)について、全体の構成およびコンテンツを検討した。構成としては、ゲノム編集技術の内容/農畜産物における育種とゲノム編集技術の応用/食と農業がかかえる社会・環境課題 の3部に分け、文系理系を問わず高校生が興味を持ちやすく理解しやすい内容を目...
❏宇宙についての疑問における研究者と市民の差異に関する国際比較研究(23650560)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】戸田山 和久 名古屋大学, 情報科学研究科, 教授 (90217513)
【キーワード】科学技術社会論 / 市民の科学理解 / 科学リテラシー / 科学コミュニケーション / 天文学
【概要】専門家が人々に知ってもらいたいと考える謎と、市民が専門家に教えてもらいたいと考えている謎とは、しばしば構造的にズレている可能性がある。本研究では、まったく予備知識を前提せずに、市民に「あなたが宇宙について知りたい謎を教えてください」とアンケート調査を行った結果(日本、スペイン、イタリア)を元にして、専門家を困惑させたり、解答不可能とみなされる素人の問いはいかなる特質をもっているかを調べた。並行して...
❏科学画像の適切な使用に向けての基礎的・総合的研究(23300317)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】戸田山 和久 名古屋大学, 情報科学研究科, 教授 (90217513)
【キーワード】科学技術社会論 / 科学哲学 / 科学画像 / scientific visualization / 科学コミュニケーション (他13件)
【概要】本研究で我々は次を明らかにした。 ①科学内部での科学画像の使用実態・効用・限界。その成果を、科学哲学の伝統的問題である科学的実在論に適用した。②科学コミュニケーション場面での画像の使用について、その実態と問題点。とくに、科学コミュニケーションの場として美術館が果たしうる潜在的意義。③画像のよりよい使用のための心理的・認識論的条件。とくに、インフルエンザ感染時に細胞内でどのような遺伝子が活性化するか...
【複合領域】生活科学:リスクコミュニケーション科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏脳神経科学と社会の相互作用--事例研究と枠組み構築--(21300321)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】佐倉 統 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (00251752)
【キーワード】脳神経倫理 / 科学コミュニケーション / 科学技術ガバナンス / 科学技術社会論 / 参加型研究 (他15件)
【概要】脳神経科学と社会の関係について、日本の社会状況により適した枠組みを考察した。日本の科学技術ガバナンスの現状を批判的に総括し、3.11以後に顕在化した諸問題への考察を、脳神経科学の事例と比較しつつ考察を深めた。 ...
❏リスク論を軸とした科学技術倫理の基礎研究(16300284)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】藏田 伸雄 北海道大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (50303714)
【キーワード】リスク論 / 技術者倫理 / 科学技術倫理 / 科学技術倫理教育 / リスクコミュニケーション (他8件)
【概要】本研究ではまず、科学技術に関するリスク-便益分析の方法について批判的に検討し、リスク論に社会的公平性を組み込む可能性について検討した。第二に、ナノテクノロジー、遺伝子組換え農作物等の科学技術倫理の諸問題をリスク評価とリスクコミュニケーションの観点から分析した。第三に、リスク論に関して理論的な研究を行った。さらにリスク論と民主主義的意思決定について検討した。第四に、技術者倫理教育の中にリスク評価の方...
【複合領域】生活科学:科学教育科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏若年層を対象としたゲノム編集技術の食品応用に関する科学リテラシーと対話の研究(21K18492)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】中西 もも 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (40869450)
【キーワード】ゲノム編集 / 食品 / 科学リテラシー / 対話 / 科学教育 (他6件)
【概要】(1)ゲノム編集技術と食品応用に関する教材の作成、(2)アクティブラーニングを含む講義の実施、(3)webアンケート調査 のそれぞれについて準備を進行した。 (1)について、全体の構成およびコンテンツを検討した。構成としては、ゲノム編集技術の内容/農畜産物における育種とゲノム編集技術の応用/食と農業がかかえる社会・環境課題 の3部に分け、文系理系を問わず高校生が興味を持ちやすく理解しやすい内容を目...
❏科学の多様な不定性と意思決定:当事者性から考えるトランスサイエンス(25242020)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】本堂 毅 東北大学, 理学研究科, 准教授 (60261575)
【キーワード】STS / 科学教育 / 法学 / 科学哲学 / STS(科学技術社会論) (他9件)
【概要】科学技術の専門的知識には,程度の差はあれ,様々な不確実性が避けられない.また,社会の中で科学技術の知識を用いる際にどのような科学的知識が必要かは価値判断と不可欠であるため科学自体では定まらない.このような「科学的知識の不定性」を直視し,不定性の様々な性質を踏まえた上で,より的確な判断を私たちが主体的に下すための条件を考察し,科学的知識に伴う不定性の性質・類型を明らかにするとともに,その成果を書籍に...
❏ポピュラー文化媒体から形成される市民の科学イメージの調査研究(20650151)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】戸田山 和久 名古屋大学, 情報科学研究科, 教授 (90217513)
【キーワード】科学イメージ / 科学コミュニケーション / 科学教育 / 科学技術社会論 / 科学リテラシー (他8件)
【概要】市民の科学リテラシー向上、研究者・市民間の科学コミュニケーションの質向上を目指す様々な取り組みの改善に資するため、市民が主としてポピュラー文化媒体(TV番組、映画、広告、雑誌・新聞等)を通じて形成している科学および科学者についての先行的イメージを、多様な比較軸を設定することによって多角的に調査・分析するという研究目的に即して以下を実施した。 これまでに英語圏の文化研究で行われてきたpopular ...
【複合領域】一般理論:環境倫理科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏エネルギー技術の多元性と多義性を踏まえたガバナンス方法の研究(17H00828)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】丸山 康司 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (20316334)
【キーワード】再生可能エネルギー / ガバナンス / 環境社会学 / 環境倫理 / 持続可能性 (他11件)
【概要】エネルギー技術と社会の関係が多様な主体の福利に適う条件を明らかにするための調査研究を進め、論文ならびに研究報告合わせて30報の成果を発表した。実証研究班、社会理論班、社会実験班の研究グループを構成し、それぞれ以下のような実績があった。 (1)実証研究班:波及的影響も含めた広義の利害関係を調査し、主体と価値の関係性をアクターネットワークとして図式化した。事例研究では社会的受容性にも注目した調査を実施...
❏多元的環境正義を踏まえたエネルギー技術のガバナンス(26282064)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】丸山 康司 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (20316334)
【キーワード】エネルギー技術 / ガバナンス / 再生可能エネルギー / 環境社会学 / 科学技術社会論 (他13件)
【概要】エネルギー技術と社会の関係について事例調査と理論的整理を行い、多様な主体の福利に適う技術とするための条件を明らかにした上で適切なガバナンスを実現する社会実験を行った。 その結果(1)技術がもたらす広義の利害関係を明らかにし、(2)世代間と世代内で発生する法的・倫理的・社会的課題を図式化した。(3)そこで必要とされる分配的正義や手続き的正義を具体化するため社会実験を試行し、政策としての有効性を確認し...
❏環境倫理学の哲学的再検討に関する総合的研究-人間と自然の関係性に関する基本的枠組の構築(08301001)
【研究テーマ】哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】鬼頭 秀一 東京農工大学, 農学部, 教授 (40169892)
【キーワード】環境哲学 / 環境倫理学 / 人間と自然の関係性 / 環境正義 / 環境の豊かさ (他23件)
【概要】本研究は、学際的な分野の研究者による相互討論による理論的深化を大きな目的としてきた。そのため、研究メンバーのみによる研究会以外に、さまざまな外部の専門家を招いての公開研究会を6回開催して議論を深めた。 初年度は、環境哲学の大きな枠組みがいかにして構築可能かという総括的な議論から出発、2年度はその環境哲学が、ディープ・エコロジーなど、既存の環境哲学の理論とどのような関係を持ちうるのかといった、先行研...
【複合領域】一般理論:カバナンス科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏エネルギー技術の多元性と多義性を踏まえたガバナンス方法の研究(17H00828)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】丸山 康司 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (20316334)
【キーワード】再生可能エネルギー / ガバナンス / 環境社会学 / 環境倫理 / 持続可能性 (他11件)
【概要】エネルギー技術と社会の関係が多様な主体の福利に適う条件を明らかにするための調査研究を進め、論文ならびに研究報告合わせて30報の成果を発表した。実証研究班、社会理論班、社会実験班の研究グループを構成し、それぞれ以下のような実績があった。 (1)実証研究班:波及的影響も含めた広義の利害関係を調査し、主体と価値の関係性をアクターネットワークとして図式化した。事例研究では社会的受容性にも注目した調査を実施...
❏多元的環境正義を踏まえたエネルギー技術のガバナンス(26282064)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】丸山 康司 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (20316334)
【キーワード】エネルギー技術 / ガバナンス / 再生可能エネルギー / 環境社会学 / 科学技術社会論 (他13件)
【概要】エネルギー技術と社会の関係について事例調査と理論的整理を行い、多様な主体の福利に適う技術とするための条件を明らかにした上で適切なガバナンスを実現する社会実験を行った。 その結果(1)技術がもたらす広義の利害関係を明らかにし、(2)世代間と世代内で発生する法的・倫理的・社会的課題を図式化した。(3)そこで必要とされる分配的正義や手続き的正義を具体化するため社会実験を試行し、政策としての有効性を確認し...
【複合領域】一般理論:科学技術史科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏「日本的なるもの」はどのように語られてきたか?──分野横断的比較と俯瞰的分析(19K21604)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】佐倉 統 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00251752)
【キーワード】文化史 / 科学技術史 / 民俗学 / 建築史 / 音楽史 (他14件)
【概要】科学技術、音楽、民俗学、建築、文学、美術などの諸領域で、「日本的」というイメージが明治期以降どのように使われてきたかを横断比較した。各分野に共通の傾向として、外国からの新しい文化潮流が流入してきたときにそれへの反応として「日本的なるもの」への関心が高まり、さまざまな定義が創造されていくという現象が見られた。また、近年ではむしろ日本国内では「日本的なるもの」についての関心が薄れているのに対し、諸外国...
❏デュアルユース概念の科学技術社会論的検討(16K01157)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-10-21 - 2020-03-31
【研究代表者】川本 思心 北海道大学, 理学研究院, 准教授 (90593046)
【キーワード】デュアルユース / 軍事研究 / 科学技術の両義性 / 専門家の社会的責任 / 科学技術技術史 (他15件)
【概要】文献・インタビュー・質問紙調査等によって、日本におけるデュアルユース概念の特徴は以下のように概括された。1)用途両義性と軍民両用性の連続性がない。2)軍民両用研究ではなく軍事研究に着目している。3)資金出資組織によって軍事研究か否かを判断する「入口議論」に傾いている。4)「両義性がある」ことが、軍民両用研究を肯定(追認)する根拠にも、否定する論拠にもなっている。5)核兵器や化学兵器、バイオテロとい...
❏望遠鏡と顕微鏡:イタリア・オランダ・イギリスとアカデミー(24300297)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】塚原 東吾 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (80266353)
【キーワード】科学史 / 科学機器 / 望遠鏡 / 顕微鏡 / 数学機器 (他21件)
【概要】本研究は科学機器の歴史について、主に望遠鏡と顕微鏡に光をあて、イタリア・オランダ・イギリスのケースに加え、フランスの事例の研究を行った。この研究では哲学機器とも呼ばれた数学機器や、望遠鏡と四分儀を組み合わせた測地機器、また物理教育に使われた一連の力学機器などを検討した その際、科学機器自体の歴史を基礎に、科学の組織化、いわゆるアカデミーなどの制度化についても検討を行った。科学機器の歴史を通じて、科...
【環境学】環境解析学:環境社会学科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏エネルギー技術の多元性と多義性を踏まえたガバナンス方法の研究(17H00828)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】丸山 康司 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (20316334)
【キーワード】再生可能エネルギー / ガバナンス / 環境社会学 / 環境倫理 / 持続可能性 (他11件)
【概要】エネルギー技術と社会の関係が多様な主体の福利に適う条件を明らかにするための調査研究を進め、論文ならびに研究報告合わせて30報の成果を発表した。実証研究班、社会理論班、社会実験班の研究グループを構成し、それぞれ以下のような実績があった。 (1)実証研究班:波及的影響も含めた広義の利害関係を調査し、主体と価値の関係性をアクターネットワークとして図式化した。事例研究では社会的受容性にも注目した調査を実施...
❏多元的環境正義を踏まえたエネルギー技術のガバナンス(26282064)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】丸山 康司 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (20316334)
【キーワード】エネルギー技術 / ガバナンス / 再生可能エネルギー / 環境社会学 / 科学技術社会論 (他13件)
【概要】エネルギー技術と社会の関係について事例調査と理論的整理を行い、多様な主体の福利に適う技術とするための条件を明らかにした上で適切なガバナンスを実現する社会実験を行った。 その結果(1)技術がもたらす広義の利害関係を明らかにし、(2)世代間と世代内で発生する法的・倫理的・社会的課題を図式化した。(3)そこで必要とされる分配的正義や手続き的正義を具体化するため社会実験を試行し、政策としての有効性を確認し...
【環境学】環境保全学:再生可能エネルギー科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏エネルギー技術の多元性と多義性を踏まえたガバナンス方法の研究(17H00828)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】丸山 康司 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (20316334)
【キーワード】再生可能エネルギー / ガバナンス / 環境社会学 / 環境倫理 / 持続可能性 (他11件)
【概要】エネルギー技術と社会の関係が多様な主体の福利に適う条件を明らかにするための調査研究を進め、論文ならびに研究報告合わせて30報の成果を発表した。実証研究班、社会理論班、社会実験班の研究グループを構成し、それぞれ以下のような実績があった。 (1)実証研究班:波及的影響も含めた広義の利害関係を調査し、主体と価値の関係性をアクターネットワークとして図式化した。事例研究では社会的受容性にも注目した調査を実施...
❏多元的環境正義を踏まえたエネルギー技術のガバナンス(26282064)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】丸山 康司 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (20316334)
【キーワード】エネルギー技術 / ガバナンス / 再生可能エネルギー / 環境社会学 / 科学技術社会論 (他13件)
【概要】エネルギー技術と社会の関係について事例調査と理論的整理を行い、多様な主体の福利に適う技術とするための条件を明らかにした上で適切なガバナンスを実現する社会実験を行った。 その結果(1)技術がもたらす広義の利害関係を明らかにし、(2)世代間と世代内で発生する法的・倫理的・社会的課題を図式化した。(3)そこで必要とされる分配的正義や手続き的正義を具体化するため社会実験を試行し、政策としての有効性を確認し...
【数物系科学】地球惑星科学:アメリカ科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏ポストゲノム研究における政策-科学共同体の相互形成過程に関する科学社会学的研究(23501199)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】福島 真人 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (10202285)
【キーワード】科学技術社会論 / 科学社会学 / 科学人類学 / 科学技術政策 / 生命科学 (他15件)
【概要】本研究は、「タンパク3000」プロジェクト(2012-2017)を中心として、ポストゲノム時代の政策の形成と、その実施のあり方を科学社会学・人類学の観点から実証的に明らかにした.このプロジェクトは、タンパク質の基本構造を国際的な協働により解明しようとしたものであったが、その数値目標の達成にもかかわらず、計画終了後に多くの批判、論争を生んだ. 本研究では、こうした論争の背景に、タンパク質構造研究をめ...
❏再生医療分野における産業化と技術移転に関する研究(22800021)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】見上 公一 総合研究大学院大学, 学融合推進センター, 助教 (60589836)
【キーワード】再生医療 / 産業化 / 技術移転 / 産学官連携 / 社会構造 (他10件)
【概要】21世紀に入り日本だけでなく先端諸国が特に力を入れている先端医療技術の一つである再生医療分野について産業化と技術移転に関する現状と課題についてインタビュー調査を行い、科学社会学の視点から考察を行った。日本では基礎研究としての幹細胞研究で目覚ましい成果を上げているのに対し、臨床応用研究や産業化のプロセスはなかなか進まないという現状があり、これについては産学官といわれるような学術界・産業界・行政の距離...
【数物系科学】天文学:国際情報交換科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏再生医療分野における産業化と技術移転に関する研究(22800021)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】見上 公一 総合研究大学院大学, 学融合推進センター, 助教 (60589836)
【キーワード】再生医療 / 産業化 / 技術移転 / 産学官連携 / 社会構造 (他10件)
【概要】21世紀に入り日本だけでなく先端諸国が特に力を入れている先端医療技術の一つである再生医療分野について産業化と技術移転に関する現状と課題についてインタビュー調査を行い、科学社会学の視点から考察を行った。日本では基礎研究としての幹細胞研究で目覚ましい成果を上げているのに対し、臨床応用研究や産業化のプロセスはなかなか進まないという現状があり、これについては産学官といわれるような学術界・産業界・行政の距離...
❏脳神経科学と社会の相互作用--事例研究と枠組み構築--(21300321)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】佐倉 統 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (00251752)
【キーワード】脳神経倫理 / 科学コミュニケーション / 科学技術ガバナンス / 科学技術社会論 / 参加型研究 (他15件)
【概要】脳神経科学と社会の関係について、日本の社会状況により適した枠組みを考察した。日本の科学技術ガバナンスの現状を批判的に総括し、3.11以後に顕在化した諸問題への考察を、脳神経科学の事例と比較しつつ考察を深めた。 ...
【総合理工】応用物理学:走査型トンネル顕微鏡(STM)科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏BEEM/STMによる磁性体/半導体ナノ構造におけるスピン依存現象の観測と制御(18360021)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】吉野 淳二 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (90158486)
【キーワード】スピンエレクトロニクス / スピン依存トンネル現象 / STM / STS / ハーフメタル (他8件)
【概要】磁性体/半導体のナノ構造の性能改善を目指して, BEEM/STM技術を用いてそのスピン依存トンネル現象を観測から界面のスピン状態に関する知見を得ること, さらに新しいハーフメタル型磁性体を用いたナノ構造の構築を目指して研究を行った. その結果, 特にGaAs(001)c(4x4)構造が, 2種の構造を有するとの認識に立ち, ハーフメタル型の電子構造を有するという理論予測のあるため新しい磁性材料とし...
❏TEM-STM法による金ナノアイランド/MOX触媒活性量子効果観察(16201020)
【研究テーマ】ナノ構造科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】高柳 邦夫 東京工業大学, 大学院理工学研究科, 教授 (80016162)
【キーワード】超微粒子 / その場観察TEM / 触媒 / 高分解能TEM / 金 (他13件)
【概要】本研究では、ルチル(TiO_2)基板に付着させた金ナノ粒子にっいて顕微鏡観察を行い、従来の学説を検討した結果、大きな進展があった。TiO_2試料の作製方法の違いによって触媒の活性が異なることはすでに知られていたが、TiO_2試料を酸素あるいは水素雰囲気中で前処理加熱や後処理加熱に依存して、付着する金ナノ粒子の形状やTiO_2表面が大きく異なることが明らかとなった。具体的観察結果を述べると、1)酸素...
❏STMによる準結晶の原子構造と電子状態に関する研究(14550649)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】枝川 圭一 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (20223654)
【キーワード】準結晶 / 正10角形準結晶 / 走査トンネル顕微鏡 / トンネル分光 / フェイゾン歪 (他11件)
【概要】本研究では、STM法およびSTS法を用いて準結晶の原子構造および電子状態を調べることを目的に以下の実験を行った。試料はチョコラルスキー法により作製したAl-Ni-Co系正10角形準結晶の単結晶を用い、超高真空(〜2.3×10^<-8>Pa)中でSTM観察およびトンネル分光測定を行った。STM観察では、i)原子配列の準周期秩序の完全性が高いこと、ii)2種類の準周期面が10_5らせん対称...
【工学】建築学:技術移転科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏医療技術の普及と「通訳者」としての専門家の役割:ガスリー検査法を事例として(17H06577)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2017-08-25 - 2019-03-31
【研究代表者】見上 公一 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任講師 (60589836)
【キーワード】フェニルケトン尿症 / ロバート・ガスリー / 科学技術社会論(STS) / 専門家の社会的役割 / 新生児マススクリーニング (他7件)
【概要】本研究は、1960年代に米国で開発されたガスリー法と呼ばれる先天性代謝疾患の検査技術が日本で普及した事例について分析し、新たに開発された医療技術が異なる社会的文脈において普及する過程を科学社会学の視点から理解することを目指している。1年目は国内におけるフェニルケトン尿症(PKU)という疾患やガスリー法に関する学術文献や関連する資料の収集を行った。国内の資料に関しては所属する大学で使用可能なデータベ...
❏再生医療分野における産業化と技術移転に関する研究(22800021)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】見上 公一 総合研究大学院大学, 学融合推進センター, 助教 (60589836)
【キーワード】再生医療 / 産業化 / 技術移転 / 産学官連携 / 社会構造 (他10件)
【概要】21世紀に入り日本だけでなく先端諸国が特に力を入れている先端医療技術の一つである再生医療分野について産業化と技術移転に関する現状と課題についてインタビュー調査を行い、科学社会学の視点から考察を行った。日本では基礎研究としての幹細胞研究で目覚ましい成果を上げているのに対し、臨床応用研究や産業化のプロセスはなかなか進まないという現状があり、これについては産学官といわれるような学術界・産業界・行政の距離...
【工学】建築学:美術史科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏「日本的なるもの」はどのように語られてきたか?──分野横断的比較と俯瞰的分析(19K21604)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】佐倉 統 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00251752)
【キーワード】文化史 / 科学技術史 / 民俗学 / 建築史 / 音楽史 (他14件)
【概要】科学技術、音楽、民俗学、建築、文学、美術などの諸領域で、「日本的」というイメージが明治期以降どのように使われてきたかを横断比較した。各分野に共通の傾向として、外国からの新しい文化潮流が流入してきたときにそれへの反応として「日本的なるもの」への関心が高まり、さまざまな定義が創造されていくという現象が見られた。また、近年ではむしろ日本国内では「日本的なるもの」についての関心が薄れているのに対し、諸外国...
❏インフラストラクチャの審美的ダイナミズムに関する科学技術社会学的研究(18K00250)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】福島 真人 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (10202285)
【キーワード】インフラストラクチャ / 審美性 / 美学 / 科学技術社会学 / STS (他17件)
【概要】本研究は、現在活発に研究が進んでいるインフラストラクチャの社会学的な動態研究に欠落しているその審美的な側面のダイナミズムを科学技術社会学(STS)的視点からアプローチしたものである。インフラの不可視性(invisibility)は、通常それが安定運行することによる社会の無関心という意味で使われるが、目に見えるインフラは、景観という文脈で空間内での審美性という別の問題があり、それはその機能とは別のダ...
【工学】土木工学:インフラストラクチャー科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏新興科学技術と現代アートの相互関係に関する科学技術社会学的研究(21K00245)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】福島 真人 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (10202285)
【キーワード】現代アート / 科学技術社会学 / STS / artistic research / インフラストラクチャ (他9件)
【概要】本年度は研究の初年度でもあり、科学技術の諸相とアート表現活動が交錯するいくつかのフェーズ、すなわち実際の表現活動の核に関する部分と、それを維持、補修するようなインフラ的な活動の部分に分け、前半の実際の表現活動における科学技術の利用についての包括的マッピングをおこなった。その内容として ①商業的に活躍する若手画家の所属画廊とその傾向分析(例えば伝統絵画系か、テクノアート系か) ②教育現場におけるこう...
❏インフラストラクチャの審美的ダイナミズムに関する科学技術社会学的研究(18K00250)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】福島 真人 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (10202285)
【キーワード】インフラストラクチャ / 審美性 / 美学 / 科学技術社会学 / STS (他17件)
【概要】本研究は、現在活発に研究が進んでいるインフラストラクチャの社会学的な動態研究に欠落しているその審美的な側面のダイナミズムを科学技術社会学(STS)的視点からアプローチしたものである。インフラの不可視性(invisibility)は、通常それが安定運行することによる社会の無関心という意味で使われるが、目に見えるインフラは、景観という文脈で空間内での審美性という別の問題があり、それはその機能とは別のダ...
【工学】総合工学:ロボット科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏AIとロボットの社会受容におけるテクノアニミズム概念の有効性の検討と国際比較(19H01228)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐倉 統 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00251752)
【キーワード】ロボット / 人工知能(AI) / アニミズム / 科学技術社会論 / 文化人類学 (他15件)
【概要】今年度の成果はおもに文献調査による理論的研究の進捗にあった。人とロボットを一枚の写真に収める際の構図の違いに注目した研究代表者の研究は、母子共同注視をもとにした共視論(北山修編『共視論』講談社、2005)を援用しつつ、対人関係に見られる社会的文化差が人=ロボット関係にも反映している可能性を実証的に示唆したものである。 このことは、人=ロボット関係に文化差が見られるのか見られないのかという一連の先行...
❏シンギュラリティと人類の生存に関する総合的研究(16H03093)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】戸田山 和久 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (90217513)
【キーワード】シンギュラリティ / 幸福 / 知的システム / 価値 / 科学技術社会論 (他13件)
【概要】人類より知的な人工システムが技術的に可能になる日であるとされる「シンギュラリティ」を巡って、まずその技術予測としての妥当性を検討するとともに、そこで用いられている「人類よりも知的」等の諸概念の意味を検討し、整理した。 次いで、その基礎作業の上に、シンギュラリティがいかなるものであるにせよ、それに類するものが近未来に可能であるとの仮定の上で、予防的にシンギュラリティに人類はどのように対処すべきかを明...
【農学】水圏応用科学:市場科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏新興科学技術と現代アートの相互関係に関する科学技術社会学的研究(21K00245)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】福島 真人 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (10202285)
【キーワード】現代アート / 科学技術社会学 / STS / artistic research / インフラストラクチャ (他9件)
【概要】本年度は研究の初年度でもあり、科学技術の諸相とアート表現活動が交錯するいくつかのフェーズ、すなわち実際の表現活動の核に関する部分と、それを維持、補修するようなインフラ的な活動の部分に分け、前半の実際の表現活動における科学技術の利用についての包括的マッピングをおこなった。その内容として ①商業的に活躍する若手画家の所属画廊とその傾向分析(例えば伝統絵画系か、テクノアート系か) ②教育現場におけるこう...
❏インフラストラクチャの審美的ダイナミズムに関する科学技術社会学的研究(18K00250)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】福島 真人 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (10202285)
【キーワード】インフラストラクチャ / 審美性 / 美学 / 科学技術社会学 / STS (他17件)
【概要】本研究は、現在活発に研究が進んでいるインフラストラクチャの社会学的な動態研究に欠落しているその審美的な側面のダイナミズムを科学技術社会学(STS)的視点からアプローチしたものである。インフラの不可視性(invisibility)は、通常それが安定運行することによる社会の無関心という意味で使われるが、目に見えるインフラは、景観という文脈で空間内での審美性という別の問題があり、それはその機能とは別のダ...
【農学】水圏応用科学:社会心理学科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏科学画像の適切な使用に向けての基礎的・総合的研究(23300317)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】戸田山 和久 名古屋大学, 情報科学研究科, 教授 (90217513)
【キーワード】科学技術社会論 / 科学哲学 / 科学画像 / scientific visualization / 科学コミュニケーション (他13件)
【概要】本研究で我々は次を明らかにした。 ①科学内部での科学画像の使用実態・効用・限界。その成果を、科学哲学の伝統的問題である科学的実在論に適用した。②科学コミュニケーション場面での画像の使用について、その実態と問題点。とくに、科学コミュニケーションの場として美術館が果たしうる潜在的意義。③画像のよりよい使用のための心理的・認識論的条件。とくに、インフルエンザ感染時に細胞内でどのような遺伝子が活性化するか...
❏ポピュラー文化媒体から形成される市民の科学イメージの調査研究(20650151)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】戸田山 和久 名古屋大学, 情報科学研究科, 教授 (90217513)
【キーワード】科学イメージ / 科学コミュニケーション / 科学教育 / 科学技術社会論 / 科学リテラシー (他8件)
【概要】市民の科学リテラシー向上、研究者・市民間の科学コミュニケーションの質向上を目指す様々な取り組みの改善に資するため、市民が主としてポピュラー文化媒体(TV番組、映画、広告、雑誌・新聞等)を通じて形成している科学および科学者についての先行的イメージを、多様な比較軸を設定することによって多角的に調査・分析するという研究目的に即して以下を実施した。 これまでに英語圏の文化研究で行われてきたpopular ...
【医歯薬学】社会医学:脳神経倫理科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏世界のトップに躍り出たカナダの脳神経倫理学を通して科学技術ガバナンスを考察する(25560126)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】佐倉 統 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (00251752)
【キーワード】脳神経倫理 / 科学技術社会論 / 科学技術ガバナンス / 科学技術コミュニケーション / 比較研究 (他8件)
【概要】カナダでなぜ脳神経倫理学が急速に発展し、世界トップの地位を占めるに至ったのか、その理由を解明するのが目的である。おもにカナダでの聴き取り調査と文献調査により、経緯と背景を分析した。その結果明らかになった原因は2つある。第一は、科学研究助成の制度と組織のあり方で、カナダ連邦政府が担当する医学・生命科学の研究助成組織は、専門領域の動向に精通している専門家の意向や展望が反映されやすい仕組みとなっていた。...
❏脳神経科学と社会の相互作用--事例研究と枠組み構築--(21300321)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】佐倉 統 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (00251752)
【キーワード】脳神経倫理 / 科学コミュニケーション / 科学技術ガバナンス / 科学技術社会論 / 参加型研究 (他15件)
【概要】脳神経科学と社会の関係について、日本の社会状況により適した枠組みを考察した。日本の科学技術ガバナンスの現状を批判的に総括し、3.11以後に顕在化した諸問題への考察を、脳神経科学の事例と比較しつつ考察を深めた。 ...
【医歯薬学】看護学:生命倫理学バイオエシックス)科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏生命科学・生命技術の進展に対応した理論と倫理と科学技術社会論の開発研究(15320008)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】小泉 義之 立命館大学, 大学院・先端総合学術研究科, 教授 (10225352)
【キーワード】哲学 / 科学技術社会論 / 生命理論 / 生態学 / 生命倫理学 (他10件)
【概要】2003年度 調査・インタビュー「日本における生命倫理学の成立と展開」(3月8日) 情報提供者:加藤尚武、飯田亘之、坂井昭宏 公開研究会(9月20日・21日) 報告:金森修×松原洋子、小泉義之、遠藤彰、松原洋子 公開研究会(3月19日・20日) 篠田真理子「天然記念物と模範村の顕彰--戦前期日本の自然保護と農村政策」 丸山康司「有害鳥獣問題における多元的自然の《公共性》」 郡司幸夫「観測由来のヘテ...
❏環境倫理学の哲学的再検討に関する総合的研究-人間と自然の関係性に関する基本的枠組の構築(08301001)
【研究テーマ】哲学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】鬼頭 秀一 東京農工大学, 農学部, 教授 (40169892)
【キーワード】環境哲学 / 環境倫理学 / 人間と自然の関係性 / 環境正義 / 環境の豊かさ (他23件)
【概要】本研究は、学際的な分野の研究者による相互討論による理論的深化を大きな目的としてきた。そのため、研究メンバーのみによる研究会以外に、さまざまな外部の専門家を招いての公開研究会を6回開催して議論を深めた。 初年度は、環境哲学の大きな枠組みがいかにして構築可能かという総括的な議論から出発、2年度はその環境哲学が、ディープ・エコロジーなど、既存の環境哲学の理論とどのような関係を持ちうるのかといった、先行研...
【医歯薬学】看護学:意思決定科学技術社会論(STS)を含む研究件
❏科学の多様な不定性と意思決定:当事者性から考えるトランスサイエンス(25242020)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】本堂 毅 東北大学, 理学研究科, 准教授 (60261575)
【キーワード】STS / 科学教育 / 法学 / 科学哲学 / STS(科学技術社会論) (他9件)
【概要】科学技術の専門的知識には,程度の差はあれ,様々な不確実性が避けられない.また,社会の中で科学技術の知識を用いる際にどのような科学的知識が必要かは価値判断と不可欠であるため科学自体では定まらない.このような「科学的知識の不定性」を直視し,不定性の様々な性質を踏まえた上で,より的確な判断を私たちが主体的に下すための条件を考察し,科学的知識に伴う不定性の性質・類型を明らかにするとともに,その成果を書籍に...
❏21世紀の科学技術社会に求められるライフスキルの研究(07308011)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】野上 智行 神戸大学, 発達科学部, 教授 (80127688)
【キーワード】ライフスキル / 科学技術 / 情報技術 / セルフエステ-ム / 意思決定 (他17件)
【概要】本研究は,次の課題に基づいて展開された。 「今後も発達するであろう科学技術社会は,私たちがこれまで気づかなかった“ライフスキル"を必要としているのではないか?それはどうやって育成されるか?」 この課題に対して,諸科学の専門家を通して検討した結果,次の諸点が明らかになった。 ・現代社会は,社会そのものが科学技術化し,一般的に情報技術社会として認識される。 ・私たちは,科学技術の産物を使いこな...