❏オンデマンド膵臓刺激による2型糖尿病のデジタルコントロールの数理(19K12198)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】安東 弘泰 東北大学, 材料科学高等研究所, 教授 (20553770)
【キーワード】数理モデル / 膵ベータ細胞 / シミュレーション / カオス制御 / 膵β細胞 (他9件)
【概要】本研究では, 2型糖尿病患者の膵臓内の膵β細胞を物理的に刺激することにより、そのインスリン分泌機能を調整するための数理的アプローチを検討する。特に、機能不全となった細胞の数理モデル化や膵臓刺激設計法の開発を目的とする。本年度は、膵β細胞単一細胞の数理モデル解析を非線形ダイナミクス制御の観点から進めた。具体的には、膵β細胞の数理モデルとしてChayモデルとRizモデルに対してフィードバック制御システ...
❏数理的アプローチによる劇場コミュニケーションの統合的理解(18KT0076)
【研究テーマ】オラリティと社会
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-07-18 - 2021-03-31
【研究代表者】野村 亮太 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (70546415)
【キーワード】感情 / 同期 / 瞬目 / 非線形時系列解析 / リカレンスプロット (他20件)
【概要】本研究の目的は、劇場で行われるコミュニケーションを数理的な観点から統合的に理解することである。そのために、劇場をヒトの集合行動の場として捉え、コミュニケーションが時間発展する際のメカニズムについて検討を行った。そのためにまず、観客の瞬目開始時刻点過程の時系列データから、表現の訴求力を再構成する数理的な手法を開発した。また、異なるバックグラウンドを有する観客に高い時間的精度で感情反応を引き起こすとい...
❏培養神経回路と人工神経回路の身体化によるホメオダイナミクスの研究(24300080)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】池上 高志 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (10211715)
【キーワード】自律ロボット / 培養神経回路 / 学習 / 可塑性 / スパイクニューロン (他16件)
【概要】ロボットと神経回路の間のフィードバックループ系を設計する。培養された神経回路、あるいは、人工神経回路を使ってロボットの運動行為を制御し、ロボットがセンサーを通じて得た環境からの情報を神経回路にフィードバックする。この刺激と行動のくりかえしの閉回路の動作を調べて、1)神経回路の成長を情報のネットワークの変遷で特徴つけ、2)閉鎖回路をつくることで、ネットワークはある構造をつくることと、3)そのパターン...